【大場つぐみ】バクマン。でエロパロ【小畑健】at EROPARO
【大場つぐみ】バクマン。でエロパロ【小畑健】 - 暇つぶし2ch144:名無しさん@ピンキー
09/12/07 19:39:53 25aiEee0
中井が見てられんww

蒼樹さんが中井にレイプされてるやつお願いします^^

145:名無しさん@ピンキー
09/12/07 19:56:29 xJcEwoga
「ま~じ~ろ~~。…さっき、公園で、高木が……」
「ど、どうしたんだ!?」
「…なんか綺麗な人と抱き合ってキスしてた……」
「そ、そんなわけないって! シュージンが浮気なんてするはずないだろ?」
「そうだけど、見ちゃったんだもん……岩瀬さんとのこともあるし……」
「勘違いだって。シュージンに似てる人間なんていっぱいいるしさ。
 岩瀬とのことは誤解だし。だから心配するなよ」
「………あれは高木だったもん。うぅぅ……」
「きっと見間違いだから」
「……私も浮気してやる! 真城っ!」
「うわっ」

ってことで真城を襲う見吉。
襲っとるところを帰ってきた高木に見られて楽しい展開に。
少年誌やからやっぱり蒼樹さんと高木がくっついたりすることはないよなあ。


「はい、わかりました。一緒に連載を目指しましょう」

中井は蒼樹紅の申し出を受け、また絵を担当することにした。
二人の仕事は順調に進み、本誌の読み切りで良い結果を出したため、
担当から連載することになったと連絡を受けた。
それから三年後。
恋愛漫画にしてはありえないくらいの成績で単行本も売れ、当初の思惑通りにドラマ化が決定した。
その際に過激な描写を求められることになってしまう。
ここで止まることは出来ない、と考えた蒼樹は少年誌に載せられるギリギリの線まで危ない描写をした。
それを中井が絵にすることになるが、ムッツリの中井にとって都合の良いアイディアが浮かび、実行してみることにした。
「蒼樹さん、この絵なんですが、ちょっと僕には経験がないのでわかり辛くて」
「そ、そうですか。私も理解出来ていないのですが、山久さんがどうしても、と言うので」
「それはいけませんね。書いた本人がその行為をわかっていないなんて。
 蒼樹さん自身はお綺麗ですし、色々な恋愛の経験があると聞いていたのできっと経験があると思ったんですが…」
 どうしましょうか。僕もわからないので書けません。このままでは締め切りが過ぎてしまいます。
 ドラマ化と合わせた巻頭カラーが落ちてしまうなんて、プロとして失格……」
「そ、それは出来ません。なんとかして資料を集めて書いてください! キャラクターの顔は私が書いて身体は中井さんが書く。
 初めにそう決めたじゃありませんか!」
「そうですけど、わからないモノは書けませんよ。僕はアシスタント暦が長いですが、恋愛でここまで過激なのは書いた経験がありません。
 どうしようもないですよ」
「どうにかしてください! 私も協力しますから!」
「良かった。そう言ってもらえるなら書けるかもしれません。じゃあ行きましょう」
「えっ、どこへ行くのですか?」
「もちろん資料を集めにですよ」

ってことでいかがわしいホテルで蒼樹さんを縛って資料用の写真や動画を集めた中井先生。
それを知った高木がノンフィクションで小説を書き、空前の大ヒット。
漫画化、ドラマ化、映画化。
日本中に自身のしたことを知られた中井は周囲の人間からは白い目で見られ、加藤からも軽蔑され居場所を失った。
蒼樹紅は高木と一緒になり海外で暮らし、真城は自分の経験を生かし、亜豆との関係を漫画化。
純愛漫画を描きながら毎日仕事場で正式にアシスタントとなった見吉と関係を持つ。

146:名無しさん@ピンキー
09/12/07 20:14:04 xJcEwoga
加藤さんはエイジのアシスタントになって、大人の魅力でエイジをモノにする。
アシスタントと爛れた関係を望んだ福田は
「新人でも構わないから若いアシスタントを入れてくれ!」
と新人担当に要求。
前まで担当していた服部編集だと一蹴されるのをわかっての行動で、右も左もわからない新人を狙った福田。
担当が連れてきたのは二人。
一人は見るに耐えない容姿だったが、もう一人は美人だった。
で当たり前のように関係を持つ。
真城やエイジや福田のことを知ったラッコを描いているダメな人も真似しようと編集に申し出るが、諭される。
諦め切れなかったダメな人はコンパニオンを雇い、色んなことをし始めた。
仕事で来ているにも関わらず、当たり前のようにコンパニオンに嫌がられ、軽蔑の眼差しで見られる毎日。
それが漫画に影響し、社会に対しての不満が異性に対しての不満に摩り替わり、それに共感した男性が年齢を問わずジャンプを購入。
エイジを抜いてジャンプで一番の漫画家になった。

みたいな内容でぐちゃぐちゃになったりせんかなあ。

147:名無しさん@ピンキー
09/12/07 22:17:49 bY40a6rd
>>144
中井は一人暮らしだっけ?

あの 今から会えませんか?
直接 話がしたい
理由をつけて仕事抜け出しますので
(以下略)

と、あるところを

あの 今から会えませんか?
直接 話がしたい
あと少しでアシが終わりますので 家(うち)に来てくれませんか?
次の連載でダメなら 僕も蒼木さんも引導を渡されるでしょうから
勝負出来る作品かどうか じっくりと話を聞きたいので

と、自宅に呼び出して―

なら、充分レイプに持ち込めると思うがどうだろう。

148:名無しさん@ピンキー
09/12/07 22:18:57 bY40a6rd
蒼木じゃないや、蒼樹だった。
単語登録せんといかんな。

149:青葉の頃~舞台裏1
09/12/08 00:40:26 Xvgj2w0V
中井「この場で土下座したら考えてやるよ」
青樹「土下座!?」
中井「何だ・・嫌なのか?」
青樹「い、いえ・・でもここじゃ・・人がいっぱいいますし・・」
中井「僕は奈津美ちゃんとの破局を覚悟で君とつきあってやろうと
   してんだよ?なら君もそれだけの覚悟をみせるってのが筋ってもんじゃないのか?」
青樹「・・・・わ、わかりました」
客A「え、何?土下座?」
客B「えマジで?こういうのってあるんだ」
中井「おら、ちゃんと地面に頭こすりつけてお願いしろよ!」
青樹「くっ・・お願いします。どうか私とお付き合いしてください」
中井「そうだな~。う~~ん。う~~ん。ダメだな♪」
青樹「そ、そんな」
中井「考えてもやってもいいけどOKするとは言ってないし~」
青樹「うぐ・・あなた最低です」


150:青葉の頃~舞台裏2
09/12/08 00:42:11 Xvgj2w0V
読者A「最近の青葉の頃って作風変わってね?」
読者B「ああ。なんかドロドロしてきたっていうか・・」
読者C「しっかし今週の全校集会での土下座告白はねえよなあ~」
読者A「教え子に強要して振る体育教師のデブ、マジ鬼畜w」
読者B「案外作者の体験談だったりしてw」
読者C「ねえよwけど土下座した女、それでも体育教師のこと好きとか理解できんわ」


151:青葉の頃~舞台裏3
09/12/08 00:43:07 Xvgj2w0V
中井「ただいま~」
奈津美「おかえりなさ・・・!? どうしたんですか?その頬・・!?」
中井「はは・・・フってきちゃった♪」
奈津美「どうして!?中井さん青樹さんのことあんなに・・」
中井「気づいたのさ・・自分の本当の気持ちに・・。僕にとって一番大切な人、
   それは君だ!奈津美!毎朝、俺の朝飯作ってくれなくていい。
   一緒の墓入ってくれとは言わん。ただ・・ずっと、ずっと俺の隣で漫画を描いてくれないか!結婚しよう!」
奈津美「グスっ・・・・嬉しい。一生あなたのお側でベタ塗りします・・(感涙)」
高浜(頼むから仕事してくれ)

中井「なぁ~~んて♪なぁ~んて♪」
意気揚々と仕事場へ戻る中井であった



152:青葉の頃~舞台裏4
09/12/08 00:44:10 Xvgj2w0V
中井と奈津美が中井のボロアパートで同棲を始めてはや半年・・

奈津美「あんっ・・あぁんっ・・♪」
中井「う、出る!ふぅ~~ふぅ~~ちゃんとペンの汚れを綺麗にふき取るんだぞぉ~」
奈津美「ひゃい♪先生・・」
中井(この女にもそろそろ飽きてきたなぁ~。元々、貧乳は好みじゃないんだよな~。
   おっ!そういえば青樹紅、俺を平手打ちしやがった時おっぱいバインバイ~ンだったな♪
   ヒヒ、これは面白くなってきたぜぇ)


153:青葉の頃~舞台裏5
09/12/08 00:44:50 Xvgj2w0V
中井「ひひ♪おひさしぶりですねぇ~青樹センセ♪」
青樹「早く用件をおっしゃってください。私、あなたなんて顔もみたくないんです」
中井「おやおや。こりゃ随分と嫌われてしまいましたなぁ~
   でもぉ~、そんな大嫌いな僕ちゃんに紅ちゃんはどうして会いにきてくれたのかなぁ~?」
青樹「そ、それは・・・!」
中井「まあ、いいでしょ。用件というのは、青樹センセが連載中の『青葉の頃』、
   この僕に作画を任せていただきたいんですよ」
青樹「中井さんが作画を!?・・・・それはどういう風の吹き回しですか?」
中井「いやねぇ~。僕、今奈津美ちゃんと同棲してるんだけどぉ~」
青樹「ど、ど、ど、同棲!?なんていやらしい!!」
中井「でね、正直結婚とか考えちゃったりしてるんだけどぉ~アシの給料じゃ
   生活ヤバイのね。だから紅ちゃん僕ちんにお仕事頂戴♪」


154:青葉の頃~舞台裏6
09/12/08 00:45:27 Xvgj2w0V
青樹「お断りします!あなたと一緒に仕事なんて考えたくもありません」
中井「へぇ~、そういうこという?でもさぁ~今の青樹さんにそんなこと言ってられる余裕なんてあるのかなぁ~?」
青樹「どういうことですか?」
中井「『青葉の頃』最近調子悪いね。来期、やばいんじゃないの?」
青樹「・・・・」
中井「まあ、あの絵じゃなぁ~連載続く方が奇跡だよねぇ~?
   第一萌えねぇ~もん。せっかくの青樹さんの神ストーリー台無しにしてるもん。誰?あの下手な絵描いてるの?」
青樹「・・・私です」
中井「あ、そうだったの?ごめんね。悪気はなかったんだぁ~。
   ところで、絵もひどいんだけどさぁ~、売りだったストーリーも随分劣化してきてるよね~。もしかしてネタ切れ?」
青樹「うっ・・・」
中井「やぁ~っぱり。青樹さん恋愛経験なさそうだし♪」
青樹「そ、そんなことは・・・!」
中井「あんた処女だろーーがっ!!」
青樹「!?」
中井「処女風情が恋愛漫画描こうなんて100年早ぇんだよ!少年漫画ならいける思ったか!?童貞なめんなよこらぁ~!!」
客A「え何?あの人処女?」
客B「嘘?あんな綺麗なのに?こういうのってあるんだ」
青樹「かぁ~~~~」(赤面)
中井「ぐふ♪ジャンプで人気連載中の美人漫画家処女発覚、週刊誌に売ったら  良い金になりそうですなぁ~」
青樹「うぐ・・・あなた最低です」


155:名無しさん@ピンキー
09/12/08 19:16:04 7wvC6CWJ
>>154
リベンジ乙

156:名無しさん@ピンキー
09/12/09 23:50:56 gLJEID70
中井「ごほっごほっ、ぐはっ……(吐血)」
高浜「中井さん!」
中井「すまない、高浜先生」
高浜「僕、やっぱり蒼樹さんに本当のことを―」
中井「よしたまえ!」
高浜「でもっ……!」
中井「私の身体はもう駄目だ。こんないつ死ぬかわからない状態で連載など引き受けたら
   蒼樹さんに迷惑をかけてしまう。だがもし本当のことを話せばきっと仕事どころで
   はななくなってしまうだろう。ああ見えて蒼樹さんは優しい人だ。それは共に仕事
   をしてきた 私が一番良くわかっている」
高浜「僕は……悔しいです。中井さん一人が悪役になるなんて僕は、僕は……!」
中井「なぁに、構わんよ。蒼樹さんにはあまりに無礼なことをしてしまったが彼女
   ならきっとこれを乗り越えて羽ばたいていってくれる。蒼樹さんが私を踏み台
   にしてくれるのならこの空虚な36年間の人生にも意味が生まれるというものだ」
高浜「中井さん……いや、中井先生!僕は決して忘れません。あなたという漢の
   生き様を!」
中井「おいおい、漫画家が泣いてどうするんだ。君の仕事は読者を笑顔にすること
   だろう?さぁ、締切は待ってくれないぞ。原稿に取り掛かろう!」

157:156
09/12/10 00:02:08 gLJEID70
とうとう入院することになった中井。そこへ訪れたのは……

少年「なかいせんせー、凄く面白かったー!」
少女「次はいつー?」
中井「よーし、それじゃあ今度の注射で泣かなかったら新しいお話見せてあげる!」
少女「うん、頑張る!」
少年「えー、せんせー僕には?」
中井「君はにんじんを残さず食べたらだな!」
少年「うえー、でも僕も頑張るよ!」
中井「ははは、さあよい子はもうお休みの時間だよ」
少年・少女「はーい!おやすみ中井せんせー」
中井「さて、今度はどんな話を描こうか……あ、蒼樹先生!」
蒼樹「……」
中井「何故ここが!?……そうか、高浜先生か。全く、あれ程口止めして
   おいたのに」
蒼樹「中井さん……私、あなたのことを誤解していました」
中井「な、なな何のことかな?わ、私は君に最低なことをした男だ。君の
   前に顔を晒す資格など―」
蒼樹「もう止めて下さい!私、どうかしてたんです。中井さんが本気であ
   んなこと言う人じゃないってことわかってたはずなのに……」
中井「……今ね、合間を縫って小児病棟に入院している子供達に漫画を描いて
   あげてるんだ。こんなプロになり損ねた人間の漫画でも皆喜んで読んでく
   れている。お金でも地位でも名誉でもない、僕が漫画家になって手に入れ
   たかったものはこれなんだってようやく気付いたんだ」
蒼樹「中井さん……」

158:156
09/12/10 00:04:17 xaTAdt+J
蒼樹「私……これから毎日ここに来ます。あなたのお世話をしたいんです」
中井「馬鹿な!?君には仕事があるじゃないか!読者達のことはどうする
   んだ!わ、私だって楽しみにしてるのに……」
蒼樹「読んでて……下さったんですね」
中井「……あぁ、随分上手になったね。アンケートも出しているよ。だから
   私のことを思ってくれるなら、どうか仕事に集中して欲しい」
蒼樹「私、ここに毎日来て原稿書きます!」
中井「な、何を言っているのかね!」

159:156
09/12/10 00:06:57 xaTAdt+J
蒼樹「亜城木先生だって病院で原稿を描いていました!私にだって出来ます!
   それに、それに……中井さんだって昔私のために冬の公園でずっと原稿
   を……」
中井「そ、それは」
蒼樹「私、本当はあの時凄く嬉しかったんです。あの原稿、今でも仕事場に飾って
   います。上手く絵が描けない時、くじけそうになった時あの絵を見て、中井
   さんはこんなに頑張ってたじゃないかって……だから私、何と言われてもや
   めません!ここに来て原稿を描きます!」
中井「……全く、頑固な所はちっとも変っていないな。だが、私は君のそういう所
   を見てこの人の為に命を懸けて絵を描こうと思ったんだ」
蒼樹「中井さんもお上手な所はちっとも変ってないんですね/////」

160:156
09/12/10 00:10:06 xaTAdt+J
ガラッ―

加藤「私もお手伝いしますわ、蒼樹先生!」
中井「加藤君!?君までどうして!高浜先生の仕事はどうしたんだ!」
加藤「高浜先生の原稿は徹夜して終わらせてきました。ご許可も頂いています
   中井さん、私もこれから毎日ここに通わせて頂きます」
中井「し、しかし……」
加藤「中井さん、私は蒼樹先生なら許せます。でも私は中井さん一筋なんです
   からね?」
蒼樹「中井さんの大きな身体には二人くらいがちょうどいいかもしれませんね」
中井「やれやれ……」

161:156
09/12/10 00:21:17 xaTAdt+J
少女「なかいせんせー……」
中井「やあ、どうしたんだい?今日はちょっと元気がないね」
少女「……私ね?今度手術を受けないといけないの。でも、上手く いくかどうか怖くて……」
中井「そうか……大丈夫!きっと上手くいく。ここのお医者様は優秀な人ばかりだ!
   よし、約束しよう、もし頑張って手術を受けて、それが上手くいったら真っ先
   に新作を持って行くよ。それも全編フルカラーだ!」
少女「わあっ、本当?」
中井「あぁ、約束だ!」
少女「わーい、私頑張る!」
医師「中井さんはご自身の容体も決して良くないのにいつもああして小児科病棟の子供達を
   励ましている……全く頭が下がる思いだ」
蒼樹・加藤「中井さん……」
少女「お姉ちゃん達だーれ?」
蒼樹「えっ……その、中井先生の奥さんよ」
中井「えっ」
少女「うわー!じゃあこっちのお姉ちゃんはー?」
加藤「私も中井さんの奥さん」
中井「おいおい」
少女「えーずるーい!私もなかいせんせーの奥さんになるー!」
中井「まいったなぁ」

162:156
09/12/10 00:29:05 xaTAdt+J
加藤「はいっ中井さん!リンゴ向けましたよー♪」
中井「加藤さん、色々してくれるのはとてもありがたいのだが君も高浜
   先生の所で仕事をしてきたばかりだろう。少しは休んでくれたまえ」
加藤「平気です!ここは病院、私が倒れても看て下さるお医者さんはたくさん
   います」
中井「そういう問題ではないだろう……」
加藤「それにここは産婦人科もありますしね?うふふ」
蒼樹「ちょっと中井さん、今のどういう意味!?」
中井「いや、それはあの」
蒼樹「ひどーい!私に内緒で抜け駆けするなんて!」
中井「ち、違うんだ!昨日急に加藤さんが乗っかてきて」
蒼樹「私にもしっかり種付けしてもらいますからね!」
中井「ちょっ、蒼樹先生こんなところで」
少女「あれー?なかいせんせーとお姉ちゃん達どうしてはだかなのー?」
中井「だー!不幸だー!!!」

私の受難の日々はもう少しだけ続くみたいだ。やれやれ……

ご愛読ありがとうございました!中井先生の次作にご期待下さい。

163:156
09/12/10 00:31:36 xaTAdt+J
エピローグ―

壮絶な闘病生活の末ついに中井は息を引き取った。
葬儀の席には雪の降りしきる中、中井を慕う中井組の面々が列をなした。

エイジ「中井さんの生き様、ズキューンでした!」
亜城木「中井さん、天国でおじさんと見守ってて下さい」
平丸「中井氏……ずるいじゃないか、一人だけ締切のない世界へ行くなんて。僕も、
   僕も連れてってくれよ!」
福田「ばっかやろー!一人で勝手に死んでんじゃねーよチキショー!!死んだら、
   死んだらもう描けねぇじゃねえか……」

少女「なかいせんせー、私せんせーのおかげで手術頑張れたよ?退院も出来たよ?
   今度漫画を教えてくれるって約束したのに……」
加藤「巧朗さんとうとう逝っちゃったね」
蒼樹「でも、巧朗さんの夢は潰えてはいない」

蒼樹・加藤・少女
「巧朗さんの意思は、私達のお腹の中に―」

今度こそ完!

164:名無しさん@ピンキー
09/12/11 21:39:38 KZ5nnrcv
URLリンク(img2.gelbooru.com)

165:名無しさん@ピンキー
09/12/12 01:35:40 G8hPx6Vt
来秋、NHK教育でアニメ化って……。

166:名無しさん@ピンキー
09/12/12 01:41:58 WFQfTu+y
NHK教育?
へぇ~
アニメ化おめでとう

167:名無しさん@ピンキー
09/12/12 04:53:53 JhEYKVoJ
教育!? あそこは教科書通りが超マニアックかどっちかな気がするが…
このマンガは大衆路線でどちらでもない気がするが。へー

168:名無しさん@ピンキー
09/12/12 14:18:04 0d9Mzb9d
>>163
少女ww

169:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:05:11 GaV/rvBD
アニメ化一年後か

170:名無しさん@ピンキー
09/12/13 15:59:40 tjgXPfqT
NHKなら、出版社や雑誌、作品の名前は伏せるだろうな。

171:名無しさん@ピンキー
09/12/13 19:58:29 wpMBm1aM
ぬらりもそうだが本誌で明かす前にメディアに流れちゃうな

172:名無しさん@ピンキー
09/12/15 16:38:38 SLzhn4PQ
蒼樹さんは百合もいけそうなくらい純情だなあ

173:名無しさん@ピンキー
09/12/15 22:02:52 XHfibZDG
見吉かわいいな…

174:名無しさん@ピンキー
09/12/20 01:12:17 GfEc3BOR
福田×蒼樹展開に期待

175:名無しさん@ピンキー
09/12/20 10:55:40 Jev4KhGN
89 :名無しかわいいよ名無し[sage]:2009/09/29(火) 21:54:34 ID:o7Q+8V7Q0
福田にパンティラ指導を受ける蒼樹てんてー
気が付いたらパンティラ脱がされててはめはめされちゃう紅てんてー

176:名無しさん@ピンキー
09/12/21 14:12:55 9FWHEJ5B
蒼樹さんに指導したい

177:名無しさん@ピンキー
09/12/22 00:13:54 Amn7ohed
福田に言葉責めされて屈辱に涙する蒼樹嬢が見たい

178:名無しさん@ピンキー
09/12/26 19:28:46 OE4YxFjA
ほしゅ

179:名無しさん@ピンキー
09/12/28 19:01:38 /rBnbUnF
てんてーw

180:名無しさん@ピンキー
09/12/31 10:54:29 U0rlwkAk
イェイ!!

181:名無しさん@ピンキー
10/01/08 14:42:15 HByc5Dlr
福田と蒼樹

唇を離すとたらり、細いあごに透明がしたたって消えた。
薄闇の中、いくらか頬を上気させた蒼樹嬢はは、は、と短く呼吸しながら俺をにらむ。
手馴れているんですね。不機嫌な顔がいう。
ワンピース越しやわい腰つかみ、太ももの上に座った身体を引き寄せた。
跨っていたせいで控えめにひらいていた足がAVみたい、ちょっと過激に開かれシーツに膝をつく。
前のめり、意外と大きな胸が胸板を掠めてすこし、興奮した。
下腹に目をやった蒼樹嬢がプイとそむける。
「…いやらしい」
「しょうがねえだろ、連載しながら女つかまえてるひまなんかねんだって、」
「…それなのに慣れてるんですか、そうですか」
「っいやその、それはまあ、なんだ、その」
たじろぐとキッと、蒼樹嬢の目がにらむ。そうして不意に伸びた両手が俺を、突き飛ばした。
ぼふ、背中から思い切りベッドに飛び込んで、痛みに顔しかめながら起き上がろうとすると蒼樹嬢が目で制した。
「え、あの、あお「福田さんいいです、もう黙っていてください」
言うなりするりと俺の上を下りた蒼樹嬢はベッドを下り、床にひざついて、それから俺のベルトに手を伸ばす。
いくらか盛り上がった股間なるべく見ないようにしているせいで、たどたどしい両手がバックルを外す動作はひどくつたない。
見かねた俺が手を伸ばそうとするとぴしゃりとたたかれる。もどかしい。

182:名無しさん@ピンキー
10/01/08 14:43:00 HByc5Dlr
数分かけて、蒼樹嬢はベルトを引き抜いた。
ジーンズのボタンを外して、とまどいがちに、細い指がファスナーをジッと下ろす。
あらわれたボクサーに蒼樹嬢が震えるのがわかった。
もういいと起き上がろうとする前に、蒼樹嬢は最後の勇気、パンツをぐっと、下げた。
…新しい生命体見るようにおののいた目が、暗闇に慣れた俺にはよく見えてしまうのが、いたたまれない。
いくらか勃っていたそれは人目にすこしばかり容量増して、よけいに。
情けないような、諦めたような気持ちになって俺は言った。
「蒼樹嬢、嫌になったら嫌って正直に、「わ、私がこ、これくらいで、動揺するとでも?」
強がった声。いやじっさい動揺してんじゃんと思っていればぐっと、思いきりよく蒼樹嬢が右手でつかんだ。
「っいだ、いだい、あおきじょっ、いた、い、から…!」
つかめばいいってもんじゃ、ねーの! おお、いたい、いたい。
蒼樹嬢は萎えた性器を握ったままおろおろと俺を見ているが、俺は走る痛みにうめくのにせいいっぱいで、答えてやることができない。
さいあくだ、負けず嫌いなのを忘れていた、じんわりと残る痛みの中思っていると不意に、蒼樹嬢の手が動いた。
ふっくらとやわらかい指先が先端をなぞり、ゆっくりと上下する。
え、と思っているうちに左手が添えられ、戸惑いがちに触れた。

183:名無しさん@ピンキー
10/01/08 14:43:26 HByc5Dlr
痛かったけど、俺は単純な男だから直接扱かれればすぐに、きもちよくなってしまうわけで。
みるみるうちにあふれ出した滴りに蒼樹嬢は最初触れないようにしていたようだったが、使った方が滑りがよくなると気づいたらしい、息を呑んで、じゅく、じゅく、と擦った。
どうせ慣れてないんだろうと、タカをくくっていたのにやればできるじゃないか、ちくしょう。
筋まで丁寧になぞり、調子に乗ったのかじょじょに手の動きを早めるのに、まずい、と思う。(俺は、早漏じゃ、ねえ…!)
いいかげんに止めなくては、身を起こそうとしたそのとき蒼樹嬢がふいに身を乗り出し、ぺろり、先端を舐めた。
それがまずかった。持ち主の都合も考えずどぷ、どぷり、飛び出た白は勢いよく蒼樹嬢の顔を叩き、どろりと落ちてタートルネックに染みる。
諦めわるくとぷ、とぷ、と最後まで放出して蒼樹嬢の手を汚してしまい、俺はぐたりとしながらなんとも、いたたまれない気持ちになった。
「…わりい、」
蒼樹嬢はなにもいわない。ただ呆然としているようだった。
細い眉も、赤い頬も、唇も、白濁まみれで美人一割減、やらしさ三割増。いたたまれない。
やらしい表情にまた勃ち上がってしまうのも、よけいに。
蒼樹嬢が人差し指で、一滴すくい、ぺろりと舐めた。眉をしかめる。
「こんなもので子どもができるなんて、なんだか不純なかんじがします」
「…何千年の人類の歴史に言ってやってくれ」

184:名無しさん@ピンキー
10/01/15 13:13:14 DBdwuQK6
わっふるわっふる

185:名無しさん@ピンキー
10/01/16 19:03:42 6mJGVdSg
gj
よくぞ書いてくれました!

186:名無しさん@ピンキー
10/01/19 00:59:52 AhfxS+3c
こういう展開もいいなGJ

187:名無しさん@ピンキー
10/01/26 12:25:04 +GBAB9Km
あッああん~
イクぅッ イクう
青木は黒いパンティを指で刺激していた
ヌルヌルとした愛液が染みとなり広がる

188:名無しさん@ピンキー
10/01/26 12:28:56 +GBAB9Km
はああん~気持ちイイ
さらに服の上から乳首をつまみ、刺激する。

189:名無しさん@ピンキー
10/01/26 12:41:00 NQhJO/7x
えっ

190:名無しさん@ピンキー
10/01/27 22:53:25 yaK+cwDP
福田に言葉責めされて感じまくる蒼樹嬢がみたい

191:名無しさん@ピンキー
10/02/03 07:35:47 kXsMmOGq


192:名無しさん@ピンキー
10/02/06 05:33:55 Cgvp0gAs
石沢のプランどおり従う蒼樹さんが見たい

193:名無しさん@ピンキー
10/02/06 08:10:50 zspoU/jK
うおっ、>>192で書いてみたけど、消えちまった。

194:名無しさん@ピンキー
10/02/06 15:40:16 VtpTisVF
>>190
言葉攻めもいいが、この二人は喧嘩しながらやってそうなイメージばかり浮かぶw

195:名無しさん@ピンキー
10/02/13 17:06:16 W18TZ9Sl
なんか燃える

196:名無しさん@ピンキー
10/02/22 00:36:48 zDK0cqO9


197:名無しさん@ピンキー
10/02/28 08:48:45 pLbsY5Ks
小畑さん絵柄変わったな

198:名無しさん@ピンキー
10/03/01 00:29:44 CG6D4beB
蒼樹さんはレイプにかぎる

199:名無しさん@ピンキー
10/03/03 17:56:22 YF0sTSs8
最近の変わり様見てるともう福田に処女奪われたんだろうな‥

200:名無しさん@ピンキー
10/03/04 14:45:28 uC1v0Qf9
それはない

201:名無しさん@ピンキー
10/03/08 01:24:53 32rrdBnR
せっかく結婚したんだし、そろそろシュージン×見吉で誰か書いてくれないかなあ

202:名無しさん@ピンキー
10/03/08 05:52:25 HW/sA882
原作、シュージン仕事で疲れまくっててEDになっちまうぞ。

203:名無しさん@ピンキー
10/03/15 05:32:07 v5s64erW
勃たないというのはどうだろうか?

204:名無しさん@ピンキー
10/03/15 19:14:26 vS1tTzv1
この漫画で一番成長したのは服部さんやな。
ってことでなんか書こかと思ったけど、想像できんわ。

205:名無しさん@ピンキー
10/03/16 03:35:56 eiUbAou2
>>204
岩瀬に迫られて…とかはどうだろうか?

206:名無しさん@ピンキー
10/03/16 15:42:50 rMijD37R
>>205
それはどうだろうか?

207:名無しさん@ピンキー
10/03/23 00:26:04 5dA80zvb
>>201
「卓球台あったから卓球やろうぜ」
「えー浴衣着崩れちゃうよ」
「気崩れるのがいいんだろ」
で、そのまま。

てか初夜だけどはじめってことは無くていいと思うけど
シュージンまじめなとこあるからなあ。

208:名無しさん@ピンキー
10/03/23 05:24:12 x28CwqrO
あの二人は新婚初夜が初体験同士だと思っている。

209:名無しさん@ピンキー
10/03/23 06:48:42 vgFXVt5J
高校生のとき、部屋で(”)•••

210:名無しさん@ピンキー
10/04/19 23:25:27 dBmRC5IC
小豆がはやみんで良かった

211:名無しさん@ピンキー
10/05/02 00:20:58 OJ0hFZE5
福青期待あげ

212:名無しさん@ピンキー
10/05/07 20:06:28 0AHCKQP7
蒼樹さんに痴漢したい

213:名無しさん@ピンキー
10/05/09 20:08:20 mAhAHASn
蒼樹さんが泣くようなのは困るな
しかしああまで中井をダメ人間にしなくてもいいのに。
現状だとこの組み合わせで和姦はけっこう無理があるのが惜しい

214:名無しさん@ピンキー
10/05/09 20:20:40 mAhAHASn
いっこ上のレスしか読んでなかったからだが自分のが少数派なのかもか

215:名無しさん@ピンキー
10/05/09 20:41:21 Ukrj8mgr
あー、中井さん死なないかな

216:名無しさん@ピンキー
10/05/10 10:12:26 VyA5nqBK
物語だから仕方ないけど中井さんがカムバックしたらさすがに出来すぎだから死ぬくらいがリアルでいいと思う

217:名無しさん@ピンキー
10/05/11 09:03:21 vsOIh0ut
単行本派なんだが、エイジと岩瀬さんがタッグ組むの想像したらすげえ萌えたんだけど。
漫画大好き天然系男と、漫画なんて……けど……なツンデレ隙なし女
問題はエロに発展しにくそうな点だ orz

218:名無しさん@ピンキー
10/05/31 17:06:44 9TCUQo2J
岩瀬服部はifできそう

219:名無しさん@ピンキー
10/06/11 18:46:00 yxP5Q1bF
蒼樹さん

220:名無しさん@ピンキー
10/06/24 22:41:34 Ya9WtOOj






221:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 07:47:51 8ZLVStM5
あげ

222:名無しさん@ピンキー
10/07/12 20:23:12 ZM8tLToR
岩瀬もうちょっと魅力的に描いてほしいな本編

223:名無しさん@ピンキー
10/07/17 02:27:39 1o86X0wV
同感っす
最近の岩瀬、ヒステリーおこした婆ぁみたいで…( ̄_ ̄|||)

224:名無しさん@ピンキー
10/07/17 06:24:16 2/v2OkA7
今日発売号で岩瀬がまさか彼のゲフンゲフン

225:名無しさん@ピンキー
10/07/27 01:06:35 MXxyew/2
新妻岩瀬はじまったな


…はじまったよな?

226:名無しさん@ピンキー
10/07/27 02:12:38 HgRj0W5W
むしろ始まって欲しい

227:名無しさん@ピンキー
10/07/27 03:23:40 oCpUPI2x
始まらなくてもここで誰かが始めちまえばいいんじゃね?

228:名無しさん@ピンキー
10/07/27 20:32:14 uK3UERo3
シュージン×岩瀬

だろ・・・。
三吉は正直あまり・・・

229:名無しさん@ピンキー
10/07/27 21:02:06 rp65MDmB
新岩支持

230:名無しさん@ピンキー
10/08/04 03:10:49 nhz/kGzz
新妻さんと通い妻さん…

231:名無しさん@ピンキー
10/08/05 20:14:44 wAGa0ZR/
誰がうまいことry

232:名無しさん@ピンキー
10/08/08 11:00:22 PfF+xfDf
三吉さんのおっぱい

233:名無しさん@ピンキー
10/08/10 07:35:25 sA2kEpy1
蒼樹さんと岩瀬の乳首をつねりたい

234:名無しさん@ピンキー
10/08/11 04:43:52 9Rb9yZ80
岩瀬の体を羽箒でコショコショしてみる新妻さん

235:名無しさん@ピンキー
10/08/26 23:59:34 qU0tjy3v
福蒼マダー?

236:名無しさん@ピンキー
10/08/28 04:52:39 1L+ENt/G
>>235
来週には落とすから待ってろ

237:名無しさん@ピンキー
10/08/29 10:22:25 IlmkLBtX
>>236
>>235じゃないが待ってる wktk

238:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:07:37 BEqZqrKg
 体をベッドに横たわらせ、意識を中空に飛ばしている一人の女性。
その柔らかそうな髪は汗にぬれ、頬に幾筋も張り付いている。
何も身に付けていない、その女性らしい丸みを帯びた肢体もまた同様に汗に濡れ、どんな聖人君子ですら理性を捨て、彼女を貪りたくなるほどに放たれている色香。
その豊かな乳房の頂上付近、色素の違うそこは唾液にまみれ、乳房自体にもいくつもの歯型が残され、彼女がどのように嬲られたかを教えていた。
後ろ手に縛られて、「ぁ…ぁぁ…もう……やめて…ください…許してください・・・」と陵辱者に舐めしゃぶられた泣き黒子に、ここに囚われてから何度目か分からない涙を伝わせる。

「へへ……協力してやるって言ってあげただろ?だからこれはそのためさ」

 自分の体の上に居る男を涙目で彼女、蒼樹紅は見上げる。彼女を自分の思うがままに陵辱する男の名は石沢という。
蒼樹の漫画に足りない要素である男の子が喜ぶ性的な描写、自分に足りないものを教えてもらえることができるかと、漫画家仲間である高木秋人に一度会う機会を作ってもらった。
だが、彼の下卑た物言いにどうしても湧き上がる嫌悪感に耐え切れず断ったはずだ、そして、求めていたことはあの人に、そう福田さんに…。
なのになんで自分はこんなことになっているんだろう……?
絶望に染まった蒼樹の体に伸ばされる手。
あおむけに転がる蒼樹の両足をぐいっと割り割いて人の字を作り出す。
こぽり、と陵辱の跡が垂れ零れた、その脚の間。
そして、人の形に固定すると同時に何本もの腕が蒼樹の体を這い始めた。

「あっ……うん……んんう……あ」

 左右に二本ずつ、併せて四本の手のひらが蒼樹の豊かな乳房に絡みつく、先端を摘み上げて乳輪に指が這わされると同時に絞るように乳房をきつく揉まれる。
無意識に体をくねらせて逃れようとするが男たちに押さえ込まれて逃げることもできずにいる。
そう、石沢だけではない、陵辱者が何人も居るのだ。
だが、その顔は暗闇の中ではっきりと見えない。

「あっ……あふ……」
「へへへ……ほれ」
「んうっ!?……あァッ!!?!?い、いやあっ!やめて!触らないで、くだ…さいっ!」

 下半身を弄んでいたグループの男の指が蒼樹の秘豆を摘み上げた。
 ビクンッ!と背を反らせて腰を浮かせる蒼樹、割り裂かれた脚の間に髪と同じく栗色の陰毛と濡れそぼった秘所をえぐる男の指先が晒される。
クリトリスに指をバイブのようにして揉み擦ると同時に肉壷にも何本も指を突き込まれて、
敏感なところを探すかのように肉壁の入り口のいたるところを思い思いに蠢き擦られる

「あ、ああああっ!アッ、だめだめだめぇぇぇ……っ」

 蒼樹の腰の動きが激しくなり大きく開いたむっちりとした太ももが痙攣を起こし始める


239:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:08:26 BEqZqrKg
「おっ!イクぜ!蒼樹先生イキそうだぜ!」
「よしっラストスパートだ」

 男たちの指の動きが加速し、より強くなっていく

「ひ、い、ぃぃぃッ!ひゃっ、んぐうぅぅぅ……ッ、~~~ッ!」

 下唇をかみ締めて必死に快感をこらえようとする蒼樹、だが、男たちの繰り出す快感は果てが無くて。
やがて、蒼樹の大股開きの股間から湧き出す愛液の水音が激しくなっていく。
頭を支点にブリッジをするかのように背を反らせたままつま先と尻たぶを震わせる

「ああぁー……っ、ハァッ、ハァ…ハァ……もう、やめて、やめてくださぃ……お願いします…お願い…お願いです…っ」

 だが、返答は……ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!

「は、あ、あ、あ、あああッ!お願いですぅぅ……もう、もうゆるしてくださ…ひぃぃぃぃっ」

 突き込まれた指が再び熱く敏感になっている肉壁をなぶりあげる感覚に再び腰が揺れる

「はぁあ…ッはァッ、はァッ、あ、あああ…ッ!ひっ広げないでぇぇぇ……っ!」

 突き込まれた五本の指が蒼樹の秘所をぐにぃっと拡張する

「おぉ~グチョグチョだぜ…」
「みろよこの顔、気持ちよくって私狂っちゃう!ってか?」
「ああぁ~…っ、もう、もういやああ……っ!!」

 口々に蒼樹を侮辱しながらひたすら陰部への愛撫を続けていると、一本の指が膣内のあるところを擦り上げた瞬間、

「ひ、ィィイイイイイッ ! 」

 ひときわ甲高く叫ぶと膣内にある三本の指を締め上げて絶頂に達する蒼樹、最も弱いところを直撃されてしまったのだ。
びくん、びくん、と攣ってしまうのではないかと思うほど強張った太ももが痙攣している。
男たちは蒼樹のもっとも弱い所を見つけだしたことにほくそ笑むと執拗にそこを責めた。

「ひ、い、や、いや、いやぁぁぁッ!も、もう、そこやめて下さいっ、ゆ、るして、くださいぃぃッ!ま、また…ぁぁっ!」

 いやらしい水音をたてながら蒼樹はイキ続けたが、ふと愛撫がやみ、蒼樹の両足を石沢がつかんで持ち上げ、
そのまま彼女の乳房に届かせるように体をくの字に折り曲げさせた。
俗に言う「まんぐりがえし」の体勢に捕らえたまま石沢は自身の砲筒を引きずり出す


240:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:08:48 BEqZqrKg
「さて……それじゃあ美人漫画家蒼樹紅のオマ○コをもう一度いただくとするか…そらっ!」

 凄まじい羞恥心を刻み付ける体位で秘所をさらけ出した蒼樹をズンッ!と剛直が刺し貫いた

「い、いやぁぁぁぁぁっ!」
 
 一気に亀頭が侵入して肉穴に埋没して中を満たす。
先端が子宮口にぶち当たり、その快感に蒼樹の脳内に電流が走ったように快感が走り、絶頂に引きずり上げる。
蒼樹のイキ面を見下ろしながら石沢は腰を振る。
ズコンッズコンッズコンッと子宮を潰すかのような打ち下ろしに何度も襲われる蒼樹の女としてもっとも大事な部位。

「あああっ!ひぃぃっ!いや、いや、いや、いやあああああああ!たすけ、たすけて…だれかっ!お父さんっ!お母さぁんっ!!」

 恥ずべき快感に身悶える蒼樹の口に生臭い男根が突き入れられる。
 
「んおっ!?」
「おぉ~いい感じだぜ~蒼樹先生のくちまんこはよぉ」
「んぶーっ!ンッ!ンンンーッ!」
 
 キツい精臭が口の中に広がり意識を現実に引き戻される

「ああ……いい、いいぜっ!イクぞッ!オラッ!オラッ!オラオラッ!」

 石沢と同様に彼女の頭に向けて腰を揺らして楽しむ男、蒼樹は喉奥に突き込まれるたびに苦しさにえづく。

「んぶぅ……んぐ……んぐ……ッ!?オグェッ!?んぇッ、ぐ…ッ、う゛っ、うっ、う、うええ…っ」

 食道までも進入して、引き戻しては再び突き入れる。何度も何度も……蒼樹はえづいた様に吐き気を催して、だらだらとペニスと唇の隙間から唾液を吹きこぼす

「へへ……蒼樹先生のケツの穴まで丸見えだぜ」
「後でたっぷりとかわいがってやらねえとな」
「んぐぅぅッ、うぐッ、ぐっ、ぐぅぅ……ッ」

 突き込まれる度に濁った声を吐く蒼樹には男たちのゲスな実況も耳に届かない。
やがて、カシャリという音が聞こえる、そんなことされるはずが無い、とその音をさぐった蒼樹は見た。
自分に向けて携帯を向けている男の姿を。
一人ではない、今自分を陵辱している者以外全てが自分にレンズを向けている。
携帯、デジカメ、HDDビデオ…。

「しっかり撮ってやれよぉ~、蒼樹先生の作品のためなんだからなぁ」

 石沢の声と同時に一斉に鳴り響くシャッター音、それと同時に蒼樹は絶望の悲鳴とここから救い出して欲しいと助けを求めた。
先ほど助けを懇願した父と母と、そしてもう一人の男の名を。



241:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:09:22 BEqZqrKg
 ガタンッ!!!

 大きな音がして自分の体が重力に従いずり落ちるのを感じる。
ビクッ!と咄嗟にそこにあったものを掴む、すると、体はそれに支えられてそれ以上重力の支配を受けることはなかった。
自分の体を支えたそれを見ると、椅子の肘掛だった。
見慣れたそれが自分を引き戻していく、そうだ、自分はこの部屋の掃除を終えて、少し疲れたので椅子に座って休んでいて……。

「……」
「……」

 ベッドに寝そべったまま、普段はお世辞にもいいとはいえないぎらぎらとした獣のような目つきの男と目が合う。
だけどその目つきは今は丸く見開かれている。

「……珍しいもんを見た」

 上半身だけ起こしてくっ、くっと肩を震わせて小さく笑う男の言葉にがたんと椅子を鳴らして立ち上がる蒼樹。
恥ずかしいところを見られた、その羞恥心で顔を赤くしながらも何も言葉が出てこない。
だが、その笑顔が先ほどまで自分を襲っていた悪夢のような陵辱が本当に悪夢だったということを思い知らせてくれた。
夢でよかった、と安堵すると同時に、笑い続ける目の前の青年、福田真太への小さな怒りがこみ上げてくる。
そうだ、あんな夢を見たのは……。

「……」
「?」

 くるりと福田に背を向けると、つかつかと足を進めると作業机の上に置かれた単行本を手に取る。
自分や、福田たちのものよりもずっと大判で、表紙には黄色い楕円の中に「成年コミック」と書かれたソレ。
可愛らしい女の子が足を崩して座り、下着が見えてしまっている表紙。
居眠りしてしまう前に、こんな風に書くと男の子は好きなのかな?と内容が気になったそれを手に取り、
ページを開き、何ページか読み進めた後顔を真っ赤にしてそれを元の位置に戻した。
漫画の中では表紙の女の子がドロドロになるまで汚されていた、そう、あの夢の中で受けていた陵辱と全く同じことを。
そんなものを見てしまったからだ、自分があんな夢を見たのは。


242:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:10:36 BEqZqrKg

「……あ、蒼樹嬢?そ、それはだな……」

 後姿では彼女がどのような表情をしているか分からない、だが、その背中から感じるのは怒り。
似つかわしくない漫画を掴んだ手が震えている。
福田が口を開いた瞬間、彼女の手はすっと横に移り、開かれた。
ガコン、という音と共にペン先を拭いたティッシュや菓子の空き袋などが入ったゴミ箱の中に落下するソレ。。

「あ、あのな。蒼樹嬢…」

 来るぞ、ぜったい来る。
自分に掛けられるであろう言葉に覚悟を決める。

「……最低です、福田さん。こんなものを読むなんて」
「ほら来た!あれはアシの安岡のだってーの!」
「た、たとえそうでも、こんなものがお仕事をする所にあるなんていけません!」
「男ばっかなんだから別にかまやしねーよ!俺のかーちゃんかよあんた!」

 数十秒間ぎゃいぎゃいと、これまで2人が行ってきた漫画談義とはかけ離れた全く実を結ばない平行線の言い合いは突如福田の呻きで遮られる。

「だからな、男の生理なんだから仕方が……ぐっ!?が、ぁ……っ」
「!?福田さんっ」

 ベッドの中で首筋を押さえて俯く福田に駆け寄る。

「あ、ああ。何でもねぇよ。ちょっと首がまだ突っ張ってた感じがあったからな…ったく、蒼樹嬢が生意気言うもんだからだぞ。こっちもついつい声荒げちまってしかたねぇ」
「……もうっ」

 痛みに耐えながらも軽口を叩く彼の顔に肩をすくめる。
そうだ、あんな夢を見せられたのはあの漫画を読んだからだけではない、きっとこの人にあんなに心配をかけさせられて、不安にさせされて、恐怖を味合わされたからだ。
  


243:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:11:18 BEqZqrKg
 何回電話しても返ってくる言葉は電波が無い、もしくは電源が入っていないという機械音声。
ネームを見てもらおうとFAXを送った後、いつものように彼に電話を入れる。
しかし何度試してもこの有様なのだ、夕方6時にFAXを送りますと事前にメールを送ってあるし、ぶっきらぼうに「了解」とだけ返信があったのに。
原稿が過激すぎて総ボツにでもなったのだろうか?さすがにそんな時にお願いするわけにはいかないか、と小さくため息をつく。

「久しぶりにお話できるかと思ったのにな……」

 という言葉が口を突いて出た瞬間赤面する。
何を考えたのだ自分は、あくまでパンチラのことで師事を仰いでいるだけだ、それなのにそんなことを考えるなんて何を考えているんだ自分は。
ふるふると頭を振って頭の中の言葉を吹き飛ばそうとしていると時計が目に止まる。
針は7時10分を刺していた。
こちらも8時からアシスタントたちと食事をする約束があるのだ、ふぅ…と再び小さくため息を突いた後、仕方なく部屋を出て地下鉄に向かい、てくてくと歩き出す。

 がたん、がたんと地下鉄に揺られながら二つほど駅を通り過ぎてから乗り継ぎ駅に着く。
食事を予約しているお店に向かう路線とは違う路線案内図の色が目に入り、思わず足が止まる。
その路線は福田の自宅兼職場へと向かう路線。
何を気にしているんだろう私は、と歩みを進めようとした携帯の震動音を感じる。
やっと繋がった、だけど今日は申し訳ないけどネームの指導を受けることは出来ないことを伝えなくてはいけないな、と携帯を手に取った。
しかし、そこにあるのは福田の名前ではなく、高木秋人の文字。

「……?」

 どうしたんだろう?と携帯を繋ぐ。
するとそこから聞こえてきたかなり荒い息を継ぎながらまくし立てられた言葉に一瞬頭が真っ白になる。
ぐるぐると頭の中を駆け巡る単語。

 ……バイク……ジコ……ケガ……

 秋人が何事か言っているのが聞こえるが頭に入ってこない。
ガクガクと足が震えるのが分かる、壁に寄り添っていないと立っていられない。

「蒼樹さん?…蒼樹さんっ!?」
「は…はいっ!!きゃっ」

 電話の向こう側の蒼樹の動揺を察知したのか秋人はひときわ声を大きく張って彼女の名を呼ぶ。
だが、その瞬間、急ぎなのか一人のスーツ姿の男の肩が蒼樹に当たる。
衝撃に蒼樹の手から零れ落ちた携帯は硬質なコンクリートに落下する。
カツーン!という音と共に地面に打ち付けられたソレを取り上げた。
だが、画面はお気に入りの壁紙ではなくテレビの深夜のジャミングのようにざわざわと蒼樹の心の内を映し出すかのように揺れるだけ。
一度電源を落とし、再度付けてみる。しかし映るのは同じ画面。
ディスプレイがおかしいだけであることを祈りながら、記憶している手順でリダイヤルを試し耳元に携帯をよせた。

「お願い…っ」

 祈るような思いで携帯を耳に押し付けるが、ツーーー…という音すらも聞こえない。

244:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:11:40 BEqZqrKg
「ど、どうしよう…どうしよう……福田さん……福田さん…っ」

 秋人からの電話の内容、それは福田がバイクで走行中に落車事故を起こしたという内容だった。
怪我を負い、病院に運ばれたということだったが……。

「どうしよう、病院の名前もまだ…」

 そう、気が動転しきってしまっていたためか彼が運ばれた病院の名前すら聞いていない。
そして今は携帯も壊れてしまい連絡を取ることも出来ない。
不安が心の中に広がる、病院に運ばれたということは酷い怪我なのだろうか?
いや、たとえ骨折だけで済んだとしてももし利き腕を骨折などしていたら連載はどうなるんだろうか?
違う、連載よりも彼のことを心配しないと。
 
 頭の中が全くまとまらない、だが、ある一言が蒼樹の頭の中に浮かんだ瞬間全てがそれだけに染まる。
福田先生がもし亡くなったら……という言葉。
瞬間、彼女の心の中が恐怖と不安の嵐が渦巻いた。
足がガクガクと揺れる、カタカタと肩を震わせる。

「ぁ……は、ぁ……っ」

 上手く呼吸が出来ない。
息を吸い込むだけでこんなに辛いなんて生まれて初めてだった。
福田の顔が頭の中に浮かぶ、金未来杯に応募するときの意見交換会で舌をべろんと出して自分を挑発してきたときの憎たらしい顔。
真城君が倒れたときの編集部への方針に不満を抱き、毅然と立ち向かったときの彼の顔。
「若葉の頃」の描き方について悩み、高木君たちの紹介で出会った石沢という人に困っていたときに現れたときの彼の顔。
アドバイスというよりも叱責に似た言葉の後に告げられた「いい子だ」というまるでお使いを無事に終えた子供に向けられたような言葉。
だけどその言葉を聴いた瞬間心に羽が生えたように軽くなった。
彼の声、彼の言葉が頭の中にどんどんと湧き上がる。
同時に涙がにじむ。

「福田……さん、福、田さ……んっ!」

 やがてにじんだ涙はぽろぽろと目からこぼれ落ちる。
それと共に蒼樹は足を向ける、先ほど見つめていた路線の方へ。
周囲が泣いている彼女に目を留めるが、それに構わず、あふれ出る涙を何度も拭いながら彼女は歩いた。
もしかしたら彼の職場にならアシスタントがいて、彼が今どこにいるかを知っていることを希望にして。

245:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:12:31 BEqZqrKg
「?よお。どうした?蒼樹嬢」
「……」

 能天気にかけられた言葉に彼女の時間は止まっていた。
福田の職場にたどり着き、どうか誰かいますように、と祈りながら押したインターホンの音に開かれたドアから出てきたのは、福田真太その人自身だった。
目をぱちくりさせる彼女の前で、福田は手に持っているインスタントのコーヒーをすこし流し込んだあと唇を開く。

「あー、そういや悪ぃな、ネーム送ってくれてあったけど。俺、昼にバイクで事故っちまって携帯もそんときにオシャカになっちま…」

 しかし、次の言葉をつむぐことはできなかった。

「っ……!!!!!!!!!!!!!!!」
 
 手に持ったカップを落とさないようにするだけで精一杯だった。
突然胸の中に入ってきた柔らかな感触と鼻腔をくすぐる彼女の香り。
やがて、胸の中で彼女の肩が震え出すのが分かった。
泣いている?何でだ?
理解できぬままそのまま固まる福田の手でゆっくりコーヒーが冷めていった。



「……減速しようとしてたところだからか運のいいことにどこも折れちゃいねーし、擦過傷いくつかあるがそれも大したこたねぇ。
 強いて言うなら首と肩が軽い鞭打ちになってるくらいだな、CTの結果も何も無かったしな。まあ、また2,3日後に再検査受けに行くけど」

 事故の様子を聞くと、誰かからの電話が来たからバイクを寄せて止めようとした瞬間、車のタイヤが跳ねた少し大きめな石が彼の頬を直撃した。
そして、運悪く雨上がりで濡れる道の白線にタイヤがすべり、バランスを崩したということだった。
だが不幸中の幸いというべきか、彼の倒れこんだ先に植込みがあり、衝撃を緩めた。
いくつかの擦り傷と無理な体勢をとったために首筋と左肩の筋をひねったようだったがそれそこまで酷くは無いようである。
自分の作業椅子に座り、傷口に湿潤パッドを貼られた腕を見せる福田の何も変わらない様子に安堵し、対面のアシスタントの席に座りながら胸をなでおろす蒼樹。
指摘されるまで気づかなかったが、蒼樹は携帯のアドレス帳の中の仕事関係の相手の情報を律儀に手帳に書き留めている。
手帳の中には高木や編集、そして、もちろん福田の職場の家電の中身もあったはずなのに。
その手帳の中身を見て律儀さをからかったこともある福田に言われるまで、そんなこと想いも寄らなかった。
「蒼樹嬢も案外あわてんぼなんだな」とカカカと笑う福田を無視して、加藤に今日は行けなくなったと伝え、高木に電話が途中で途切れてしまったことを謝ると。



246:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:13:19 BEqZqrKg

「……分かりました、今日は私が泊まらせていただきます」
「はあ!?」
「だって福田さんがもし…もし寝ている間に、お医者さんも気づかなかった脳内の出血がどんどん酷くなって、脳が圧迫されて…亡くなったりしたら」
「やめてくれ縁起でもねぇ!つーかそんなこと許すわけ無いだろうが!バカかあんた、バッカじゃねぇのか!またはアホか!」
「で、でもアシスタントの方も今日明日と親戚の方の3回忌でおられないのでしょう…?し、心配です!」
「だったら雄二郎にでも頼むっつーの!と、とにかくあんたは帰れ!
 携帯壊れたけど携帯番号教えてくれりゃ家電でネームの内容の修正は後でやってやるからよ!」
「!そうだ、せっかくですから直接教えていただけないでしょうか?」
「待てっつってんだろーがー!」

 結局、純粋な好意に抗え切れることなどできるはずもなく、福田は彼女を自宅に留め置いた。
何を言っても聞かないだろうという諦めもあったが、単独とはいえ、立ちゴケどころではないあれほどの落車をしたことは初めてだ。
心のどこかでは誰かに、いや、蒼樹に居て欲しかったのかもしれない、もっともすぐに必死で後者は否定する福田であったが。
そうして、「青葉の頃」のネームを2人で11時近くまで詰め、そして…。

「よっしゃ、だいたいこんなもんだろ」
「はいっ、ありがとうございます」
「……~~っ」
 
 自分の何気ない言葉に嬉しそうに笑顔を返す蒼樹、そのあまりにも可憐さに言葉を無くしあらぬ方向に顔を背ける。
頬が赤くなっているのではないかと思うほど熱を持っていた、心の中で小さく「くそ」と呟いた瞬間、福田にガクン、と疲れが襲った。

「……ちょっと横になる」
「えっ……大丈夫ですか?頭痛とかあるんでしょうか?」
「いや、何でもねぇよ。あ、でもまーたよくわからんシチュで下着シーンのネーム見せられたせいで頭痛くなったがな」

 カカカ、と笑う福田に赤くなって頬を膨らませる蒼樹。その少女のような反応に再びひとしきり笑う。

「ま、大丈夫さ、大丈夫」
「だといいんですけど……」

 事故を起こした場合、それがたとえ単独事故であったり、大きな怪我などは無くても、精神的な疲労とダメージが残る。
そのためか、福田はごろりと横になると、眠る気など全くなかったはずなのにすぐに寝息を立て始めていた。
初めて見る福田の寝顔、それは普段の彼からは想像出来ないほど幼くて可愛らしい寝顔。
もっと近くで見よう、とベッドの枕元にしゃがみこむ。

「くー……くー……」
「ふふっ、いつもこんな感じならいいのに」
「う、うぅ…?んー…」

 かけられた言葉に小さく呻くとごろりと寝返りを打つ。
本当に子供みたいだ、と小さくくすりと笑うと、ふと部屋の中に乱雑に重ねられた漫画がたくさん置かれている。

「……汚い」

 自分の作業部屋、そして以前訪問した真城と高木の部屋に比べるまでも無く汚い。
ぐっと眉間に皺を寄せて見回し、これでは作業効率がきっと悪い、どこに何があるのかなんて絶対分からない、と小さくため息をつく。
これは普段ネームを見てもらっているお礼なだけ、と心の中で宣言して部屋の掃除を始める蒼樹。
そうして部屋の掃除をしている最中に件の18禁コミックを見つけてしまったのだが…。

247:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:15:48 BEqZqrKg
 そんなわけで彼女は自分の部屋に居る、心配げに自分を見つめるその姿に胸の鼓動が早くなるのを実感する。

「……痛みます?」
「いや、もう痛みは引いた。まあ湿布貼っておきゃこれは治るだろ」
「全くもう……もう、バイクはやめましょうよ、危ないです」
「嫌だ!それはならんね、それは譲れん!俺の貴重なストレス発散手段の一つだからな!」
「で、でも……またこんなことになったりしたら…」
「……まあ、確かにな。落車しそうになる瞬間、色々頭んなかで駆け巡ったよ。
 マジかよ、これで死んだら俺もう漫画かけないのか?とか、まだ新妻師匠も超えられてないし、亜城木君と納得いく勝負もしてないのに、とかな。あと…」
「……?」

 言いかけた言葉を飲み込む。
いかん、自分は何を言おうとしていたのだ。
馬鹿らしい、こんなこと言ってどうなるんだと苦笑いを浮かべる。

「あと……、なんですか?」

 きょとんとしたまま尋ねられる言葉。
その優しい声に、自制するよりも早く心が反射した。

「蒼樹嬢とこうやって話す事もできなくなんだな、ってのが怖かった」
「……っ!!」
「……っ!!」

 同時に固まる。
何を言った、俺は。何を言っちまったんだ、俺は。
全身がぶわっと熱を持ち、顔が一気に赤く染まる。のどがカラカラに渇く。
視界のなかの蒼樹の表情もまた茹でられたかのように赤く染まっている。

「あ、あ、あのな!えーと、そ、そう!俺のアドバイス無いままだと「若葉の頃」の人気が落ちちまったらってことでだな!
 だから蒼樹嬢ともう話せなくなって、面倒見てやれなくなるってのは言いだしっぺの俺がやっちゃいけねーことだからな!」
「そ、そうですよね!色々と乱暴ですけど福田さんは世話好きな方ですから、漫画については責任感が強そうですから!」
「ああ、そうそう!そういうこと!」

 顔を赤く染めながら先ほどの福田の言葉の意味を分かっているのに別の方向に曲解しようとする二人。
今の福田組の仲間として、ともに競い合うライバルとして、その関係が心地よかった。
いつから彼を、彼女をそういう風に想い始めていたのかははっきりと思い出せない。
だから、これ以上進むことが怖い、互いにそう考えているのかもしれない、だけど……。
事実二人の頭の中は様々な想いが乱雑にからまりあい、言葉がまったく出てくる気配が無かった。
しばらくごまかしの作り笑いを浮かべた逡巡の後、福田は選んだ、自分の想いをごまかさずに進むことを。
心の中で抜け駆けはズルい、といった男や、かつて、そしていつか再び競い合えると信じている男にわびながら。

248:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:16:33 BEqZqrKg
「…………やっぱダメだ、ここまで言っておいてこんな風に中途半端ってのは一番嫌いだ」
「……?」
「俺は蒼樹嬢のことが好きだ、これはウソじゃねー。もちろん仲間だと思ってるしライバルだとも思ってる。どっちの気持ちも俺のもんだ」
「……」
「……」
「くすっ、ふふっ、ふふふっ!」

 しばらくの沈黙の後、花が咲いたように笑う蒼樹。
意を決して伝えたというのに、その反応に思わず拗ねたように口を尖らせる福田。

「あ゙?何で笑うんだよオイ」
「だって……こんな乱暴な告白、絶対漫画の中で使えないんですもの」
「はん、たいていこんなもんだってんだ。」
「でも……私も……怖かったです。福田さんとお話できなくなるのが。声が聞けなくなるのが…。」

 こてん、と福田にもたれかかる蒼樹。

「……っ」

 先ほどと同じく言葉を失う福田。

「ただ、私は福田さんとは違うんです……仲間、とか、ライバル、とか……それよりももっと、私の大切な人が居なくなってしまうんじゃないかっていうことが怖かったんです。
 ふふ……福田組失格ですか?……でも、でも…怖かったんですよ、本当に……」

 腕の中に入ってくる彼女の柔らかい体をぎゅ、と抱きしめる。
ああ、彼女はこんなに細くて、柔らかくて、あたたかいものだったのか、と奇妙な感動を抱く福田。

「蒼樹嬢…」
「私……私は……福田さんのことが…好」
「……」

 奪われる唇。

「っ……」

 好きだ、と答えることも許さないそのわがままさに少し腹が立つ。
だが、逃げることもせず、自分もまた彼の背中に腕を回して抱きしめ返す。
それがせめてもの返答だった。

「……ん」

 言葉で「好きだ」なんて言われたら絶対自分は彼女から離れられなくなる。
それが怖くて唇を唇で閉じた、言いっぱなしで卑怯だ、とか自分勝手すぎるとか怒ってるんだろうなぁと想いながらも彼女を抱き寄せる。
ただ、唇を重ねるだけのキス。
目を閉じ、眉を寄せて福田の唇を受けている彼女の表情を眺める、可愛らしい、あの蒼樹紅がこんな風に恥じらうのかと見入る。
きゅっと引き結んだ蒼樹の唇をそっと柔らかく包み込みながら、小さく震え続ける彼女の体を優しく抱き寄せると、彼女のほうも抱きついてくる、それが嬉しかった。
胸元に感じる柔らかな二つの塊に興奮がゾクゾク高まる。
そっと唇を離すと、ぷは、と大きく息を吸う蒼樹。
その様子を見ながら福田は自分の中の獣性が鎌首をもたげ始めるのを実感した。

249:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:17:10 BEqZqrKg
「……実際怪我はしちゃいねえ、なのになんでかな…」

 滾る。
どうしようもなく自分の中の男が目を覚ましている。
はぁ、はぁ、と荒い息を吐く彼女の潤んだ瞳が自分を見上げている、その瞳と目が合った瞬間、理性という鎖を解き放っていた。

「なんだろうな、やっぱり事故るとアドレナリンとかでも出てんのかな…何でかこうなっちまってんだよな…生殖本能ってヤツかな」
「え?……っ!」

 つぶやきながら伸ばされた手に、きょとんとしたままの彼女の肩に手が置かれた。
そして、そのまま、ころんとベッドに寝かせられる蒼樹の上に覆いかぶさる。
自分の顔の上に福田の顔があった。
ドキドキと自分の心音が聞こえる、浅く、早い呼吸が止まらない。
これから起こることに対する不安と期待が入り乱れて、小さく体をよじる。

「あ、あの……告白から急にこんなこと…って、その…漫画でもボツ出しされると思いますよ…?」
「いいんだよ、たまには現実のほうが漫画よりも突拍子の無いことがおきたほうが」
「ん……っ、ん……んぅぅ……んっ、んーーー!!」

 再び重ねられる唇。
だが、今度はその唇を割り裂き、舌が挿し込まれる。
突然のことに怯えたように震える蒼樹の舌を絡め取り、嘗め回す。
口をふさがれ、鼻で鳴くように空気を求める声を上げながら息苦しさに福田のシャツを握り締める蒼樹の指。
静かな部屋で互いの唾液を交換し合う音と、高揚していく2人の切なげな声だけが響く。

「ん……ふ…っ、んっ……んんぅ……く、ちゅ……ん……っ、っ!」

 上あごの裏を福田の滑る舌が走った瞬間、蒼樹の体にゾクゾクゾクっと快感が広がった。
ふっ、ふっと唇をふさがれて息苦しそうにあえぐ彼女の鼻息がこそばゆいが、それすらも福田にとっては興奮を高めていく。

「ふぁ……っ、ん、んちゅ、んふぁ……福田、さん……ちゅっ、んふぅっ、んくっ、はぁ、はぁ…」
「蒼樹嬢……」

 ぷつり、と銀糸をつむぎながら顔がやっと離れる。
はぁ、はぁ、と熱い息を吐く彼女の表情を見下ろし、福田は息を呑む。
潤んだ瞳、快感か、唇を奪われてろくに呼吸が出来なかった息苦しさかはわからないが赤く染まった頬、
だらしなく小さく開かれた唇からは互いの唾液の混合液でまみれ、頬には幾筋かの髪の毛が汗に張り付いている。
いつも澄ましたあの蒼樹がこんなにも扇情的な表情を見せるのか。
その彼女の唇が再び開かれる。


250:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:17:40 BEqZqrKg

「福田さ……っ」

 最後まで自分を呼ぶ名を言わせずに唇を再び奪い、貪る。

「ん、ん……ふっ、ぅ……んく、ちゅ、ちゅぱ……んー……ん……」
「……っ!」 

 送り込まれる舌にされるがままだった蒼樹の舌が、初めて福田の口腔内に差し込まれた。
遠慮がちに侵入してきたそれを迎えるようにちゅっと吸い上げる。
すると、おずおずと福田の口の中で蒼樹の存在が大きくなっていく。
やがて、自分がしたように彼女の舌が福田の中で蠢き始めた。
いやらしい動き、それを彼女が必死になって続けている、それだけで福田は下半身の自分自身が固く大きくなっていくのを実感していた。
しばらくすると再び福田が蒼樹に舌を送り込む。
どれほどそうしていたか分からない。

「ん……ふぁっ…」

 互いに互いの唇を貪りあっていた2人だが、ふと福田の掌がその大きな胸の膨らみに重ねられた。
ふにゅ……と福田の指の動きに合わせて柔らかく形を変えるそれ。
じんじんと乳房から快感が体中に広がっていく。

「く…ひゅん……福田、さん……」

 自分の胸に絡まる福田の両の手首を掴む、だが、それは決して引き剥がそうとするのでなく愛しげに絡み付いて。
必死に声を抑えないと、快感にはしたない声が漏れてしまいそうになる。
だが、福田の指が衣服越しにでも分かるそのふくらみの固くなった先端をくにりとこねた瞬間。

「あきゅっ!」

 素っ頓狂な声を上げてしまったことに真っ赤になりながらも、恥ずかしげに唇を噛みつつ、されるがままに福田の愛撫を受ける。

「蒼樹嬢……」
「あ、あの……今は…私の名前で……」
「……ああ、その…紅……でいいか?」
「ふふっ…違います、本名の……優梨子って呼んでください」
「……」

 そうか、自分はこんなことも知らなかったのか。
何が彼女のことが好きだ、自分は彼女の本当の名前も知らなかったってのに調子のいいもんだ、と自嘲する。
だけど、これからもっと知っていけばいい、彼女のことを。
そう願いながら福田は蒼樹の耳元に顔を寄せる。
そして、ぽそり、と彼女の本当の名を呼ぶ。

「~~……っ!!」

251:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:18:07 BEqZqrKg
 耳元で囁かれた彼の声、息がかかるほどの近さ、低くよく届く声。
ぞくぞくぞくぞくっとそれだけで優梨子の体に快感にも似た興奮が走る。
全身を甘い汗に濡らして喘ぐ成熟した肢体を、愛撫を続けながら存分に味わう福田。
しばらく自分が指を這わせるたびに鳴く彼女を楽しんだ後、福田は再び彼女の耳元に顔を近づけ、ある言葉が告げられた。
その言葉の意味するところを理解し、優梨子の顔が羞恥に染まる。
しばらく顔を福田から背けて守り続けた沈黙の後、こくり、と彼女は頷いた。


「う、うう……恥ずかしいです…っ」

 福田の視線から逃れるように顔を真っ赤にしてそむけて、腕で乳房と秘所を隠しながら衣服を何も付けていない優梨子の体がベッドに横たわる。
本来なら漫画におけるパンチラのように、ダイレクトなエロでなく、少し見えそうで見えない、と思ったら見えた!というように
隠されたところからさらけ出される性的な興奮が好きなので、愛撫をしながら彼女の衣服を脱がしていきたいが、
あいにく突然のことだったのでここに彼女の着替えなど無い。
後でコンビニに買いに行けばすむことなのだが、今は彼女が恥ずかしがる様を楽しみたかった、
そんな意地の悪い思いを隠して、下着が汚れるから、などといった適当な理由を付けて彼女にこの様をさらさせた。
優梨子はそんな福田の想いを知ってか知らずか、彼の企みどおり心臓が爆発しそうな羞恥に身悶えていた。

「綺麗だ」
「え……あっ、だめ、だめです…」

 恥ずべきところを隠している手に彼の手が重ねられる。
静止の懇願もすぐに無視されて、その手は彼女の手をそこから動かし。

「あ、ぁ……っ、だめっ、見ないで、見ないでください……っ」
「……あぁ」

 もともと色の白い彼女だった、だが、普段衣服に隠されたそこはもっと白く透き通っているようである。
そして、今は興奮に固くその存在を強調している色素の異なる桃色の先端と、彼女の柔らかい栗色の髪と同じ茂みが映えている。
妖艶さに思わず福田はため息をついていた、本当に綺麗だ、と息を呑む。
その乳房の先端を口に含む。

「ひ、ぃ、あっ……んく……ゃ、あ……」

 あたたかい福田の口の中で先端が転がされると、快感が首筋を駆け上り頭の中が白くなる。
もう一方の乳房にも手が覆いかぶさられて優しくもみ抱かれる。

「は、ぁぁ……あ、んっ……んっ!やっ、やぁ……そ、こばっかり、ひっ、ひんっ!や、です…んぅぅっ」
 
 指の間で先端を挟みこみ、指先がやわやわと乳肉をもむと同時にその固くなった乳首をひねり上げる。
くりくりと舌と指で敏感なところが刺激されるたびに「ひぃんっ」と啼き声を上げる様が可愛らしい。
シーツを強く握り、顔を思い切り背けて啼き声を上げるたびに顔を振る反応がたまらなく愛おしくて、福田はいじめ続ける。

252:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:18:34 BEqZqrKg
「やっ、やぁ……っ、いやですっ、はず、か、しぃっ……ふぁぁぁん……」
「可愛いな……本当に」
「そんなこと…いわないで、ください…っ」

 乳房の先端から舌先を下ろしていく、豊かな膨らみから、うっすらと骨の浮いた脇腹、なだらかな曲面を描くやわらかい腹へと下りていく。
くる、とへそのまわりをなでた瞬間、電気に打たれたような未知の快感に背を反らせる蒼樹。
そんなところも敏感な箇所だとは知らなかった、いや、彼の手に触れられているからだろうか、こんなに気持ちいいのは。
  
「ひ、きゃぁっ、ぁっ……んっ……あ、ああっ!!だ、ダメ、ダメ、ダメです…そんなところ…」

 やがて、最も恥ずべきところにたどり着く。
これまでの優しい快感とは全く異なる、凶悪なほどにしびれる快楽。
びくん、びくんと背を反らせて、指先はシーツをきつく握り締める。
搾り出すように告げられた拒絶の言葉、だが、その言葉の裏の想いが彼女の真の想いだと勝手に決め付けてソコを貪る。
わざとらしくじゅぱっと音を立てると、彼女の体が羞恥に強張るのが分かる。

「ひぃぃ……んっ!」

 彼女をもっと辱めたいという嗜虐心が浮かび上がる。

「や、ぁっ!そんな、変な、おと……っ、はずかしい……」

 割れ目に舌を這わせ、その上に頓挫する固くなったそこの包皮をめくり上げて、やさしく食む。

「……ひきっ!!! ァ ぁあ ……ッ ! ぁ、ぁ……」

 声が出ないほどの刺激、大きく目を見開き、口をぱくぱくと開くが言葉が搾り出せない。
顔の筋肉が全て解れてしまったかのごとく、だらしなく弛緩しきった顔を鏡で見せたら蒼樹は自分がこのような顔をしていることに自殺したくなるほどだろう。
涙を流し、口の端からは涎を垂れこぼして啼き悶える蒼樹の声が福田の部屋に響き続けた。


 どれほどそうしていただろう、やっと福田の顔が股間から離れる。
何度も軽い絶頂に上り詰めさせられて、弛緩しきった蒼樹は体をベッドに預けてはぁはぁと荒い息をついていた。
ベッドに自分の汗が染み込み背中が少し気持ち悪い、だが、そんなこと気にならないほどに蒼樹は快感に身を任せている。
蒼樹の姿を見下ろしながら、福田は今の彼女のこの痴態を自分が作り出したのだ、という征服欲に似たものを心の中に広がっているのを実感した。

「あ、ぁ……ぁ……」

 まともな言葉をつくりだすことも出来ぬまま、のろのろと彼に向かって手を伸ばす。
その手に福田は自分の指を絡めて、そのまま彼女に覆いかぶさると、三度耳元に顔を寄せる。

253:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:18:57 BEqZqrKg
「っ!!」
 
 そして、告げられた最後通告に、快感に白くなりかけていた蒼樹の頭が覚醒する。
しばらくの沈黙の後、彼女は告げた。
福田への想いを、そして彼の想いを受け入れたいという願いを。
その言葉と同時に福田は彼女を抱きしめた。

「ぁ……」

 くちゅ、と音を立ててキスをする蒼樹の秘所と福田の剛直。

「福、田さん……怖い…ですっ」
「……心配すんな、優しくするから」

 ぽんぽんと子供をあやすように繋いだ手とは逆の手で頭をなでると、安心したかのように目を閉じる彼女に向けて腰を突き出す。
ぐ、ぐぐ…っと蒼樹のなかで体積を増やしていく熱い男根。

「ひ、……ぃぃっ!」

 どうしても湧き上がる体を引き裂かれていくような痛みに悲鳴を上げた。
それをまぎらわすようにぎゅううう…っと福田の手を握り締めると、彼も握り返してくれる。

「つ……ぅっ!ん、ぐ……!!あ、あ、あああっ……くぅぅっ!!」
「ぐ……!」

 柔らかくあたたかい肉壷の締め付けに快感を刻み込まれ、ともすればそのまま流れ出してしまいそうな勢いをこらえる。
それでも奥に、奥に進んでいくと、これまでにない絶叫を上げて彼女の背中が弓なりに反り、その後小さな痙攣が続いた。
全身を貫き通されて硬直する彼女を気遣い、抱きしめた。

「あ、ああ……私に、わたしのなかに、福田さんが…福田さんがいっぱい……ああ……」
「大丈夫、か?」
「は、い……っ、大丈夫です」
「きつかったら、遠慮なく言えよ」
「はい……それよりも、その……嬉しいんです、福田さんとこうして…んっ、んん……」

 嬉しいなんていわれたら堪らなくなる、照れ隠しのように彼女の唇を奪う。
そのままゆっくりと彼の腰が動き出した。
ぬち、ぬ……ずちゅ、といやらしい水音が響き始める。

「ひぅん……っ、ふぁっ、あん、あぁん…っ、んみゅぅぅ……っ」
「はは、猫みたいな声だな…可愛い」
「ん、くー……バカに、しないでください…きゃんっ」

 互いの手を握りしめあいながら、体を重ねる。
ぎしぎしとベッドが軋み、ぬめった水音が響く。
あえぐ蒼樹の濡れた唇を奪い、その口内を貪りながら腰を振る。
男根の傘が肉ひだをめくり上げながら引き戻され、突き入れられると先端が弱いところをノックする。

254:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:19:28 BEqZqrKg
「んぷ、は、ぁぁっ!…福田さんっ、福田さんっ ……ぁぁあん……っ」
「……なあ」
「はっ、はぁっ……は、はい……?」

 突如かけられた冷静な声、それに喘ぎながらも答える蒼樹。
何か言いたげな福田の顔があった。

「な。なんでしょうか…
「名前で呼んでくれ、俺も」
「……っ」

 目を丸くして驚く蒼樹の顔を、くく、と笑いながらももう一度懇願する。
しばらく、ぅー、とか、ぁー、とかたじろいでいた彼女に向かい。

「俺も名前で呼んでくれ、優梨子」
「~~~っ!」

 呼ばれた本名に彼女もとうとう覚悟を決めた。

「し、…………真太さん」
「ははっ」

 まるで宝箱を開くかのように、大事に開かれた唇から消え入るような声で囁かれた自分の名。
それだけなのにすごく心が弾む、思わず笑い声が出ていた。
嬉しいなぁ、とつぶやくと腰の動きを再開する。

「ん、ああんっ!ふぁっ、あんっ、あん!ぁ……っ、ああっ、真太さんっ!真田さぁんっ!」

 心底うれしそうにつむがれる自分の名を呼ぶ彼女に福田の興奮が一気に高まる、
初めての彼女を気遣って、ゆっくりとした動きだった腰が加速する。
それにあわせて水音が変わり、蒼樹を襲う快感の種類が変わった。
優しい快感ではなく、身を焼くような快感。
キモチイイ、キモチイイ、頭の中がその言葉だけで埋まっていく。
広がっていく真っ白な快感のの閃光が増幅し、はじけそうになっていっている。

「んぁあああっ!…はぁぁっ!あっ、あっ!ああ!!はげし、はげしぃ…で、すっ、もっと、優し…ひっ、奥、奥っ!やああああっ、っ!?」

 ガクガクと彼の動きに合わせて震える体。
見下ろすと、彼の腰の動きに合わせてふるふると乳房が揺れているのが目に入る。
なんといやらしいんだろう、とまるで他人事のように一人ごちる彼女に凄まじい快感が襲った。
何が起きたか分からない、彼の先端が自分の中のあるところを擦った瞬間それが湧き上がったことだけが分かる。
しかも、その反応に味を占めたのか彼はそこばかりを狙ってくるのだ。

255:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:24:45 BEqZqrKg
「ひ、ああああっ!!や、やぁぁっ!そこ、そこだめ、だめです……っ、だめ、だめだめ、だめぇっ!」
「く…優梨、子っ……もう…っ!」
「は、は、あぁぁぁぁんっ!!」

 突き上げるたびに肉壷全体が自身の分身を優しく締め上げ、肉にもみくちゃにされる。
限界が近いことを察した福田は腰の動きをさらに加速させる。
 
「ぐ・・・…ぁあああ……っ、好きだっ、好きだ、優梨子……っ!!」
「あああああっ!あああーーーっ、わたし、も、私もですっ!私も大好きですぅうっ!ふあああぁあんっ!!」

 先端からほとばしる瞬間、腰を引き出す。
そして、汗にまみれた彼女の柔らかい腹部に爆ぜる精液。
自分の体に浴びせられる熱い液体を感じながら、彼女の中でも閃光がはじけると共に、全身に広がる快感に絶叫を上げる。
福田に向けて腰を突き出し、背を反らせて悶える

びゅくっ、びゅくんっ、 びゅくんっ びゅくんっ びゅくっ びゅく……

「あ、はぁぁ……っ、はぁぁ……はぁーっ…はぁーっ…」
「優梨子…っ」
「ぁ、ぁー……ん、んく、んちゅ……んん……」

 やがて、かくん、とベッドに体を預けて肩で息をする彼女の頬に口付ける福田。
その唇を追って、求めてきた彼女に再びディープキスを始める。
絶頂の快感にまどろむ彼女の唇を貪りながら、再度硬度を増し始めた下半身の素直さに苦笑しながら再び彼は動き始めた。
そして、再び部屋に彼女の啼き声が響き始めた……。

 たっぷりと彼女を貪り、彼女の首筋や乳房に自分の吸い痕を残し、満足げにぼうっとベッドの外を眺める。
まだ暗い外の様子を眺めながら口元に手を置く福田。
自分に体を寄せて、くーくーと寝息を立てる蒼樹の寝顔に「おいおい、事故ったから見守ってくれるんじゃなかったのかよ」とささやくと「んみゅ……」と鳴くのが可愛らしい。
その寝顔を見ながら、福田は考えていた。
スポーツ物の漫画で重要な、挫折や困難とそれを乗り越えての復活という燃え所、今後、淵切で描くつもりだったレース中の落車による怪我と復帰をどう描くか。
ライバルや仲間から発破をかけられて、というのを第一に考えていたはずなのに、今ではヒロインをどうそれに絡ませるかを考えている。

「ったく、俺はそんな甘いラブコメみてーな展開苦手だってのに……」

 そうつぶやきながら、彼女を起こさないように抱きしめて目を閉じた。

256:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:34:38 BEqZqrKg
とりあえず終わり終わり。
しまった…最初のほうに陵辱パートあること投下前に伝えればよかったなぁ
陵辱SS途中まで書いたが、蒼樹さん可愛そうになってきて筆置いたんだけどなんとなくもったいないから混ぜたが必要なかったかなー
嫌いな人も居るだろうに正直すまんかったです

257:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:49:52 OauR3VpM
す ば ら し く G J

258:名無しさん@ピンキー
10/09/04 10:27:14 UOpJrjRx
GJ!

259:名無しさん@ピンキー
10/09/04 21:35:39 kKz68X9x
ネ申!!
めっちゃ良かったです!!

260:名無しさん@ピンキー
10/09/07 16:35:33 Yjrn4uEn
まじGJ!
すばらしかったです

261:名無しさん@ピンキー
10/09/10 17:40:07 GLNB2o7V
いやーこれはいいものを読ませて頂いた

262:名無しさん@ピンキー
10/09/20 00:36:36 zsHctOXy
GJ!
福田×蒼樹嬢いいな!

263:名無しさん@ピンキー
10/09/24 12:11:26 O6HSiYLT
神乙
面白かった

264:名無しさん@ピンキー
10/09/29 03:55:12 Kf04On21
今週のみて姉×シュンという電波を受信してしまったのは俺だけでいい

265:名無しさん@ピンキー
10/10/02 05:48:01 dMrGcUin
アニメ今日からだな!

266:名無しさん@ピンキー
10/10/03 15:13:40 oM5tZxHk
作画はサイコーだった
のに何故人がいないw

267:名無しさん@ピンキー
10/10/07 17:29:11 NrO87ATr
それはまだ蒼樹さんが出てないから!

268:名無しさん@ピンキー
10/10/11 04:18:53 9pMJh7or
今さらだけど>>114より、亜豆×シュウジンを書いてみた。ビミョーだったらスマン↓

満月だった秋の夜、真城くんに会いたくて、でも会えないから高木くんに真城くんの話を聞かせてもらえないかと思って電話をすることにした。
甘えているのは分かってる。寂しいのはきっと私だけ、真城くんは今も二人の夢に向かってただ真っ直ぐに進んでいることも。
それでも何か真城くんを感じたい。

プルルル──
「─亜豆さん? 珍しいじゃんどうしたの?」
「高木くんこんな時間にごめんなさい。今、いいかな?」
「今ちょうど原稿終わってサイコーと別れたとこ。居たら代わってあげたのに惜しかったね」
高木くん、いきなり電話したのに優しい。流石真城くんの仕事のパートナーであり一番の親友。香耶も幸せだね。
「あの、いいの。今日は高木くんに用があったから。あと原稿お疲れ様、2人とも頑張ってるね」
「ありがとう。で、俺に用って?」
「あ、あのね……そう! 疲れてるときに申し訳ないけど今から少し会えないかな?」
「会えないって、俺と? 良いけど」
「私が谷草に行くから! 真城くんのことで高木くんに相談したいことがあるの」
「ふーん分かった。じゃあ一時間後に駅前の谷草第一公園で」
「ありがとう! 今すぐ出るから。あとこのこと香耶には言わないで。心配させたくない」
「うん? 分かった約束するよ」
電話を切ると、にやけた顔が戻らなくなってしまった。高木くんには申し訳ないけど、これで真城くんの話が聞ける。
どんなことでも聞いたこと全部全部覚えておこう。だけど、こんなワガママは今夜で最後にしなくちゃ。

269:名無しさん@ピンキー
10/10/11 04:22:55 9pMJh7or
>>268続き

親には香耶の家に行くと言って家を出た。
真夜中の外はすっかり秋めいて寒かったけど、気にせず走って駅に向かった。
さっき見た満月も、落ちてきた紅葉の葉っぱも一層に輝いて見えた。
真城くんを想うだけで私の世界はこんなにも輝いて見えるのかな。

「あっ亜豆」
「高木くん、待った?」
「今来たとこ。香耶ちゃんへの言い訳面倒だったから、帰らないでその辺で時間潰してた(笑)」
「何だか気を使わせちゃってごめんね」
「気にすんなよ。亜豆さんはサイコーの大切な人だし俺で良ければ何でも」
「ありがとう。あのね、真城くんの…ことなんだけど……話を聞かせてくれないかなって……ううっ」
「えっ亜豆?! もしかして泣いてる?」
「ごめ…んなさい。こんなこと急に言われても高木くんに迷惑だよね。今気付くなんて本当に私…馬鹿。ごめんなさい」
「な、どうしたんだよ。とにかく落ち着いてあそこのベンチにでも座ろう。俺、温かいもの買ってくるから」

その後高木くんは温かいミルクティーを私に手渡すと、隣に座って嫌な顔せず私の話を聞いてくれた。
ポツリポツリと落とした私の言葉は、この涙のようにどこかに流れて行ってしまえばいいのに。

「なるほど。俺には亜豆さんの気持ちが分かる! なんてこと言えないけど亜豆さんは寂しいんだよ。
女の子って男より心が繊細だし、男は女の子より図太いって言うか幼稚なんだよなやっぱ。
それにサイコーは寂しくても妄想でエロいことすりゃスッキリするもんなぁ(笑)、ってこれは流石にサイコーに悪いか」
「えっ? エッチなことって……真城くんが?」
「そりゃするでしょ。サイコーだって男だからね、はっはっは」
「私はしないのに。寂しくてもずっと我慢してるのに、真城くんだけずるいよ」
「ええ~? ……じゃあ亜豆も俺がサイコーだと思ってやればいいじゃん」
「そんなことできるわけない! …でもそうすれば寂しくないのかな。真城くんが居なくても真城くんを感じられるのかな?」
「亜豆さん何事も気の持ちようですよ? 俺で良ければ付き合う。ちょうど抜きたかったし」
「高木くん下品。真城くんは絶対そんなこと言わない。ちゃんと真城くんらしくしてくれるなら、お願いしようかな」
「いいの? あっ亜豆さん一応こういうの初めてじゃないよね? 流石にそれは悪いから」
「ふふっ、私そんなに純に見えるのかな?」
「仕事も仕事だったね。じゃあ遠慮なく」

270:名無しさん@ピンキー
10/10/11 04:25:06 9pMJh7or
>>269続き

高木くんはメガネを外して、シャツのボタンを1つ緩めた。
そして、そのまま私の足を思い切り広げてきた。スカートだから見えちゃうし自然と足を閉じてしまう。

「亜豆さんの見たいのに。せっかく見れるのに何で隠しちゃうの?」
「いや……恥ずかしい。真城くんに見られたくないの、私のここ汚いから」
「きっと亜豆さんのなら綺麗だよ。ほら足を広げて」「ん、真城くん……私のここ見て……」
「うわぁ亜豆さん、何にもしてないのにパンツに染みができてる」
「真城くんのこと考えてたら溢れてきちゃったの。だからちゃんと責任とって下さい」
「じゃあ僕が舐めてあげるね」

高木くんは真城くんの演技をしてくれた。
全然似てないけど、目をつぶれば真城くんのことが浮かんできて、幸せだった。本物じゃない切なさが心の傷を引っ掻くように更に気持ちを増長させた。

「真城くん……パンツ、盗っちゃやだ」
「こうしないと触れないよ。亜豆さんの汁が光って見える。豆のところもいっぱい舐めてあげるね、なんて」
「あああー! 真城く…ん…やだぁ!!」
「亜豆さん外なんだからあんまり大声だしたらダメだって」
「だって、ひゃあっ…気持ちよくてっ」

ベンチの柱がきしむほどに強く握って、声を出さないように抑えていた。
高木くんは私の胸を弄りながら、下の方に顔を埋め舐めてくれた。
身体が震えるほどに気持ちよくて光惚に浸る瞬間。何も考えたくない。

「ああ…ん…真城くん。私出ちゃう出ちゃうよ! 真城くんの前で恥ずかしくて汚いもの出しちゃうっ……」
「亜豆のなら僕が全部受けとめるから良いよ。早く出して……」
「真城くん! そこ…指で…いいよぅ! んんんんん……!!」

ピチャピチャグチョグチョと音を立てながら、高木くんの前で、私イッちゃった。
腰が震えちゃって上下に動くのを高木くんは楽しそうに見ている。

271:名無しさん@ピンキー
10/10/11 04:26:29 9pMJh7or
>>270続き

「亜豆どう? 気持ちいいだけでいいなら、ここでやめとく?」
「そんな……。高木くんだって…抜きたいって」
「思えばなんか『真城』じゃ乗らないし。これ以上するなら俺がやらなきゃ。
でも亜豆さんに悪いしね。亜豆さんもこれからは家でこうしてオナニーすればいいってこと」
「なんでそんなこというの? 私もっと気持ちよくなりたい。もう何でもいいから最後までやろう? 高木くん……」

高木くんはニヤッと笑った。

「よし。亜豆さんから言ったんだから、後から色々言うなよ」
「当たり前だよ。早く高木くんのも出して」
「はいはい。香耶ちゃんよりせっかちだなぁ」
「高木くんの、おっきい。さすが男の子だね。可愛い」
「うっ…!突然噛みつくなよ。亜豆結構サド……うわぁああ」

ふふふ、高木くんって感じやすいんだ。少し噛んだところが赤くなってて可笑しい。いっぱいくわえて舐めてあげるね。

「ね。そろそろ、私の穴、ここ見えるでしょ。ここに早く突っ込んで……」
「たまんねぇな。こりゃサイコーに見せてやりたい淫乱ぶり」
「高木くん、まだですか? 遅いですよ」

高木くんに私の穴を指で目一杯広げて見せてあげる。香耶のことだからあんまりこういうことしてあげてないんだろうし。

「まだ入れてあーげない!」
「何で?」
「こうしてるとまた亜豆さんの汁がデロデロ出てくる。気持ちいいでしょ?」
「勿体ぶらなくていいから早く……ひゃうっ冷たい!」
「亜豆のグチョグチョの穴にミルクティーをかけちゃった。美味しい?」
「もうっ意地悪…なんだからあ…はああん、冷たい水が入ってくるの……アソコがヒクヒクして自然に…あひゃんっ」
「さて、色々やり返したし入れてやるかぁ。よいしょ。亜豆、大声出すなよ」

272:名無しさん@ピンキー
10/10/11 04:28:27 9pMJh7or
>>271続き

高木くんの大きなそれが私の熱く溶けそうな穴の中に入ってきた。高木くんが出したり入れたりしごく度に、目の前には極才色の景色が広がっていくようだった。

「あふっ……高木くんの……おっきくて、ん…あたしのアソコ裂けちゃうよぉっ!」
「何いってんの、亜豆がきつすぎんだよ? …ふぅ、まとわりついてくんのがたまんねぇな」
「だ、だめ…だめぇ…もう出してぇっ苦しいのぉっ」
「ん亜豆の中に出すまでは抜けないよ。うっそろそろ…ハァ…ハァ」
「高木くんも…イッちゃうの? …私ももう一緒にイクの…ああん…ああ、ああああああああ!! イクのっイッちゃううううう」
「亜豆……!!」

イク瞬間、高木くんは私のことを抱きしめてくれた。それが私の求めている温もりとは違っていても、満たされたことに変わりはなかった。

「亜豆さん……あのごめんなさい! 俺、墓に入るまでこのこと一生誰にも言わないから」
「ふふふ。私も言わないよ。でもなんで謝るの? 私のお願いしたことだよ」
「それでもサイコーより先に俺とやるなんて……」
「ううん気にしなくていい。だって全部私の気持ちの持ちようなんでしょ? 何をしても私は私だから。
ここに来るまでこんなことになるなんて夢にも思ってなかった。
でも今はこれで良かったっていうか、私はこうしたかったんだって確信してる。だからありがとう。
香耶と真城くんのためにもう二度としないけど」
「そっか。なら俺も報われる。亜豆、サイコーは亜豆のこと女としてもめちゃくちゃ愛してるから。それだけは分かるから……」
「うん。知ってる。じゃあ高木くん、またね」
「ああ、おやすみ」
「おやすみなさい」

私はスキップでもしたくなるような、軽快な心地で帰り道をゆっくり歩いて帰った。
満月はやや西に傾いて私を見守ってくれていた。心の中は真城くんへの愛でいっぱいに溢れていて、世界中の誰よりも幸せだったんだ。

おわり。

273:名無しさん@ピンキー
10/10/23 00:26:33 1WBAlAW5
乙!
2人の台詞がそれっぽくて凄い

274:名無しさん@ピンキー
10/10/24 21:19:23 qfw+iPJW
乙!よかった
ところで新岩はまだかの?

275:名無しさん@ピンキー
10/10/27 13:36:28 YwVSNUdj
アニメ面白いな

276:名無しさん@ピンキー
10/10/28 21:07:28 iiioUrXu
>>274
自分も見たいが、どうやったらそういう流れになるんだろう?あの二人
妄想したいのに全然思いつかない。

277:名無しさん@ピンキー
10/10/28 23:58:23 YF2X2b5m
まさにコレ!こういうの探してました。
URLリンク(www.pororichannel.com)

278:274
10/11/01 02:15:23 DXh2jnzp
>>726 捏造しか思い付かないな
口説きがコラボの件でなく本気だったとして、いつもの調子で迫ったら新妻案外簡単におちるんじゃないか?…ないか
それか連載が上手くいかず岩瀬がポロリしたときに新妻が慰めるとか
だめだ新岩好きなのに全くあの二人が把握できない

279:名無しさん@ピンキー
10/11/02 07:47:25 Zn5uVjvx
新妻の恋愛、女性に関する興味とか態度とかがあんまり描かれてないからなぁ。
他のキャラの恋愛観、女(男)性観は結構描かれてるのになぁ。

280:名無しさん@ピンキー
10/11/11 21:52:56 pIjNM8Tw
最高×見吉書いてください!

281:名無しさん@ピンキー
10/11/12 16:10:43 VwEAMeF6
やっぱり妄想でなら福田×蒼樹が萌えるわ

282:名無しさん@ピンキー
10/11/15 20:02:21 GZ0eKLO2
広島のロミオじゃなあ…。

283:名無しさん@ピンキー
10/11/16 12:26:33 LOdw0UF0
福田さん恋愛慣れしてそうだったがあの様子じゃ童貞っぽい

284:名無しさん@ピンキー
10/11/17 15:17:42 XbJSTyRM
中井、最高、エイジ、福田の童貞カルテット…

285:名無しさん@ピンキー
10/11/19 22:59:45 Q+t3KUwT
新妻と岩瀬で書き出したら、エロに至らず終わってしまった。
なんか服部さんが「咬み合わないと思う」と言ってたのを痛感した。
会話を成り立たせるのが難しすぎる。

286:名無しさん@ピンキー
10/11/20 18:43:03 e6Xq65gu
最高×見吉

287:名無しさん@ピンキー
10/11/20 21:31:51 1vvXgdE1
アニメ始まったのにド過疎だな

288:名無しさん@ピンキー
10/11/22 19:10:30 1NkFyXsI
「……秋人さん、最近帰ってこなかった……」
「……香耶ちゃん」
「…たしかに私も帰ってこなくていい! なんていったけど、本当に帰ってこなくなるなんて思わないじゃない……
「……ごめん、俺のせいで……」
「真城は関係ないから気にしないで」
「でも、元はといえば、俺が読み切りを一人で書くって言ったからだし」
「そうかもしれないけど……、でもそれとはやっぱり違うと思う……。秋人さんが家に帰ってこないのは私たちの問題だし…」
「……ごめん」


今週はエロい展開に持っていきやすそうな話ですなぁ
でも俺には才能がなかったみたいやわww
とりあえず書いてみようと思ったけど、先が見えなかった

289:名無しさん@ピンキー
10/11/23 02:04:19 /qAk3wgT
サイコーとカヤ頼む!

290:名無しさん@ピンキー
10/11/23 09:33:08 OmqTuyWz
>>288
そんなこと言わずに頼むよ


291:名無しさん@ピンキー
10/11/28 16:13:18 C7BgpAov
久しぶりやったから微妙かもしれんがとりあえず書いてみた。

真城と香耶で、なんやかんやあって、もうやっちゃった後
何回も続いたって設定でお願いします。
初めてするシーンは全くと言っていいほど会話が思いつきませんでした。




真城と香耶の関係はその後も続いた。
もともとはお互いの淋しさを紛らわせる行為だったが、今では誰もいないとすぐに身体を摺り寄せるようになった。
高木が帰ってこないのをいいことに仕事場で二人は逢瀬を繰り返す。

二人の関係を知らない高木は、次の連載会議に出す『恋太』に力を込めている。
高木の力を借りずに描いた読み切りはそれなりの反応だった。
一途で見ていて微笑ましくなる二人の純愛を描いた作品は恋を知らない少年の心をくすぐり、ニヤっとした笑いを生み出した。
期待していた女性層には大して受けが良くなかった。
だからそのまま続けても連載などできないという、当初目論んでいたものとは程遠い結果に終わった。
再び苦々しい思いを味わった真城だったが、香耶が気に掛け、励まされたことで元気を取り戻した。
そして微妙な距離はどちらからともなく縮まり、二人の身体はまた重なり合った。

「……ん…ぁっ………ぅ……あっ……」
仕事場に小さな声が響く。
耳を澄まさなければ聴こえないほどの嬌声。
誰もいない静かな密室の中で真城にだけ聴こえる。
いつも作業している椅子に腰掛けた真城の上に跨った香耶は味あうように優しく腰を動かした。
その度に身体全体で感じる相手の感触を楽しんでいる。

「香耶ちゃんって、こうするの好きだよな」
香耶の頬を撫でながら真城が言う。
婚約者の親友であり、自身の親友の妻である香耶と関係を持っていることに罪悪感はないわけではない。
成り行きから始まった関係だったが、高木と香耶の関係がまだ修復されないことで真城と二人になる機会が多かった香耶は真城を頼るようになっていった。
仕事から始まった擦れ違いを正そうとしない夫婦は、高木が白鳥の家に住んでいることで別居のような状態になり、お互いに干渉しあわなくなっていた。

「……ん? ふふふ」
真城の言葉を聞いて香耶が優しく笑う。
初めてあった高校の頃とは違う、大人の笑みを見せると、真城は少し紅くなる。

誤魔化すように真城が下から突き上げるように腰を動かすと、香耶の手に力が入った。
強く抱きつくように真城の背中に手を回し、ぐっと力を入れる。
突き上げられる度に漏れる切ない声は香耶の声とは思えない程に艶のある声だった。

「……ぁ、………っあ…………ん、……ぁぁあ……」
真城が下半身をさらけ出し、その上にミニスカートの香耶が乗っている。
下着は脱ぎ、無造作に床に落ちていた。
陰部からは愛液が溢れ出し、腰を動かす度にぬちょぬちょと淫靡な音が紡がれる。
真城は香耶のゆっくりとした腰の動きに合わせながら、香耶の服を脱がし始めた。
大き目のセーターを捲り上げようとすると香耶の大きな胸でつっかえる。
真城は片手でセーターを捲り上げたまま香耶の背中に手を回す。
手馴れているのか、クッと軽く力を入れると簡単に外れた。

「……あっ」
香耶は声を上げるが、構わなかった。
セーターとブラを一緒に脱がせ、香耶の上半身を裸にした。
大きく張りのある胸は若々しい弾力があるだけでなく、目でも楽しませてくれる。

「……何度見ても綺麗だな」
真城はツンと先まで硬くなった乳首を口に含んだ。

292:名無しさん@ピンキー
10/11/28 16:15:39 C7BgpAov
「ぁんっ……ん……んっ……んん……」
真城の下の動きに敏感に反応するように色気のある声を発する。
チロチロとくすぐったり、唇の先で挟んで吸い上げるのが好きなようで、そうすると香耶は胸を真城の顔に押し付けてくる。
続けていると香耶が今までより強く胸を押しつけるようにギュッと真城を抱き締める。
それと同時に蜜壷も収縮し、身体全体を使って真城を締め付けた。
しばらくの間そのままの状態で、真城は香耶の背中を優しく撫でている。
すると徐々に力が抜けていき香耶が軽くキスをした。

「……ふぅ、……ぃっちゃった……」
恥ずかしがりながら微笑し、また真城に口付けをした。
微妙に触れるかどうかの距離感で、鼻先や頬に穏やかなキスを何度も繰り返す。
くすぐったいが気持ちが良く、真城は女性らしい包容力に包まれている気分になった。
ふわふわとした感覚のままの香耶の柔和な笑みに心を囚われそうになる。

香耶はまたチュっと唇にキスをした。
「……なんだか、温かいよね、真城は」
視線を合わせながらどこか切ない表情で言う。
そしてまたキスを繰り返し、笑みを見せ、腰を小さく動かし始めた。
真城も香耶の乳首を弄り、感触を楽しんでいる。

「……ぁっ…ん……んっ…ぁっ……ん…………」
香耶はクリトリスを押し付けるように腰を動かしながら真城に抱きついた。
しかし、貪るように激しく動かすことはしない。
時間を掛けて楽しむセックスだった。

こうして時間を掛けて愛を育んだことのない香耶にとっては新鮮で心を満たしてくれる。
高木との行為はお互い初めて同士で余裕がなく、してもすぐに終わってしまうようなものだったから尚更だ。
偽りの愛を感じ、それを許し、受け入れ、乱れる。
夫婦仲が上手くいっていない香耶の隙間に入り込んだ真城は、すでに香耶にとって必要な人間になっていた。
香耶は新婚なのに不貞を犯した自分を包み込んで許してくれているように感じる。
真城は自分のことを必要としてくれている。
だからだろうか心は少しずつ真城に惹かれていた。

その後何度が達した香耶の中に真城が白い欲望を一杯に吐き出す。
初めてした時も中に出してしまっていたので、それからピルを飲むようにしていたから子供が出来る心配はしていなかった。
真城はふと思い出したように言う。

「俺と亜豆が結婚したら、亜豆を酔わせて三人でやろうか」
「ん、いいよ。楽しみにしてる」
「じゃ、早いとこアニメ化目指して頑張るよ」

そして二人は繋がったまま笑い合い、再びキスをした。


おわり

293:名無しさん@ピンキー
10/11/29 23:13:54 UKzI6EzU
おおサイコーとカヤちゃん!!!GJです!!

294:名無しさん@ピンキー
10/12/01 00:45:05 TeoV6RaE
最高×かやGJです


福田×蒼樹嬢で投下します漫画読んだら無性に書きたくなりまして
エロ無しで二人共話し方や性格が違っていたらスミマセン
嫌な方はスルーでお願いします

295:名無しさん@ピンキー
10/12/01 00:47:27 TeoV6RaE
「福田さん…読み切りの調子はどうですか?」
「…あー…ボチボチ…だな…」
「ボチボチ…ですか…ふふっ」
電話の向こうから蒼樹嬢の笑い声が聞こえてくる。俺は最近まで彼女のパンチラ指導をしていた為、たまに彼女から電話がくるのだ。
今回もそうだ。読み切りで皆が恋愛物を描く事が決まり、俺に何か聞きたい事があって電話をしてきたのだろう。
「蒼樹嬢こそどうなんだよ?恋愛物は得意分野だから結構進んでるんだろ?」
「はい…だいたいは出来ているのですが…」
「?」
受話器の向こうから「ふぅ…」と言うため息が聞こえる。なんだ?今度は何に悩んでいるんだ。
「どうしたんだよ?何か悩んでるんだろ?」
「…はい」
「なら言えよ…それで俺に電話してきたんだろ」
蒼樹嬢から電話がくる場合、下着の描き方や見せ方についての質問だ。まぁ、たまに違う内容でくる時もあるが
それは大抵が亜城木君の事だったりするのだが…。今回は前者で電話をくれたのだろう。
「…福田さんはデートってした事ありますか?」
「ブボッ!」
蒼樹嬢の突然の言葉に、俺は口に含んでいたコーヒーを吹き出す。
「ゴホッゴホッ…な…何を言い出すんだよ!!」
吐き出してしまったコーヒーをティッシュで拭きながら俺は動揺を押さえながら言い返した。

296:名無しさん@ピンキー
10/12/01 00:51:01 TeoV6RaE
「だ…大丈夫ですか!?」
ゴホゴホッと噎せている俺に蒼樹嬢が心配そうに声を上げる。
「大丈夫だ!!」
だからさっきの質問は何なんだよ。他人のデートの話を聞くなんて…アンタは中学生かよ。
「…スミマセン…その…男性視点での女の子とのデートはどんなのかな…と思いまして…」
まぁ簡単に言うと少年漫画に必要な、男性からの視点や感情が知りたかった言う事だった。
「で…何で俺に聞くんだよ?」
男性視点での恋愛やデートの事を聞くならバトル物メインで描いている俺よりも結婚した亜城木君の一人に聞くべきだ。
「福田組ですから…私も…」
蒼樹嬢の言葉に不思議と胸が温かくなった。最初の頃はあんなにツンツンしていた彼女が自分の口から「福田組ですから」と言ったのだ。
「こういうのは亜城木君のが詳しいんじゃないか?」
胸の温かさを隠すように呟く。実際、最初に付き合った彼女と結婚する位だ。彼女に良いアドバイスが出来るだろう。


297:名無しさん@ピンキー
10/12/01 00:54:44 TeoV6RaE
「スミマセン…私が福田さんにアドバイスして欲しかったんです…」
「…!?」
切なそうな声で言われ、不覚にも俺は顔を赤くしていた。角がとれてきた彼女は時折ドキッとさせる事を言う。
「…仕方ねぇな…この広島のロミオが色々アドバイスしてやるよ!!」
「本当ですか!?ありがとうございます!!」
嬉しそうな彼女の声に自然と自分も笑顔になっていた。最初の頃は蒼樹嬢の事を毛嫌いしていたのにな…。
人の気持ちっていうのは時と共に変化していくようだ。なんせ自分がそれを体現しちまってるからな。
「あ…あのそれでは一つお願いがあるんです」
「何だよ?俺に出来る事があるなら何でもしてやるよ」
「私とデートして下さい!」
「はぁ!?」
挑むような彼女の台詞に俺は素っ頓狂な声を上げていた。
「あ…あの…男性視点を学ぶ為にもデートして色々と教えて頂ければ…と…駄目ですか?」
しどろもどろになりつつ聞いてくる彼女に俺はOKしてしまっていた。その後デートの日にちと場所の事を話して電話を切った。
『広島のロミオ』なんて言うんじゃなかった。実際問題、漫画家を目指して絵ばかり描いていた俺は女と付き合った事もデートした事もなかったのだ。


だが、彼女に頼られる事を喜んでいる自分もいた。彼女も『福田組』の仲間であり、ライバルなのに。どうしたんだ俺は。
恋愛物を描く事になって、俺の頭まで恋愛厨にでもなっちまったのかよ。頭をワシャワシャ掻きながら俺は風呂場に向かった。


298:名無しさん@ピンキー
10/12/01 00:55:52 TeoV6RaE
以上です。短くてスミマセン。

299:名無しさん@ピンキー
10/12/02 10:58:43 mktaJyxA
GJ
蒼樹嬢かわいいな。
続き期待してます

300:名無しさん@ピンキー
10/12/03 21:15:01 J34OsNW/
福田×蒼樹嬢の続きです導入部が長くなってしまい今回もエロなしです
嫌な方はスルーでお願いします



あれから数日後、約束の日になった。結局、互いの原稿の締切もあり、早めに会う事にしたのだ。


「動物園…ねぇ…」
駐輪場にバイクを止めて、チケットを購入すると園内に目をやる。
正直意外だった…なにせ彼女は東大に通う程の高学歴のお嬢様だ。こういう場所で会うというのは想定外だった。
「蒼樹嬢も女の子だった…て事か」
園内に入り待ち合わせ場所に向かうと、そこにはすでに彼女が立っていた。柵の向こうの動物を見ていて、こちらには気がついていない。
「悪い!待たせちまったな」
蒼樹嬢に向けて声を掛けると、俺に気がついた彼女がこちらに振り向いた。
「福田さん!!」
「!?」
振り返るその姿があまりにも可愛く、正に少女漫画のヒロインのような笑顔だった。
「あ…悪いな少し遅れちまったか?」
「時間ピッタリですよ。こちらこそ…急に『デートして下さい』なんてワガママを言ってスミマセン」
園内の時計を見ながら謝る俺に、蒼樹嬢は首を振って答える。つーか、改めてデートって言われると緊張するんだが…。


301:名無しさん@ピンキー
10/12/03 21:18:45 J34OsNW/
「ま…まぁ動物園ってのは意外だったけどな…アンタなら美術館とか行きそうに見えるし」
「ふふ…そうですか?私…落ち込んだりするとよくここに来るんです」
そう言いながら、彼女は柔らかい笑顔でもう一度柵の方に目をやる。
「そういえば以前は偶然高木さんとここで会いました」
「高木って…亜城木君?」
チクッ
「はい…中井さんの件で落ち込んでいた時に…」
チクンッ
「その時、私涙が止まらなくて高木さんに抱きついてしまって…」
何で…
「そしたら高木さんの彼女さん…今は奥さんですね…ともお会いして…」
今…
「私と高木さんの事を誤解させてしまって…」
そんな事を言うんだ…。
「その時高木さんが香耶さんにプロ…」
「蒼樹嬢…亜城木君…いや高木君が好きなのか!?」
「ポーズを…って…え?」
俺の剣幕に蒼樹嬢が驚きの表情を見せる。いきなり声を荒げたんだ当然だ。だが我慢できなかった。
「蒼樹嬢…俺とデートしたいって言いながら高木君への恋愛相談をしろって言ってるのか?」
「福田さん…何を…」
俺はそのまま動物園の出口に向けて歩みを始める。
「福田さん!!」
俺の後を蒼樹嬢が追いかけてくるが、知らねぇ。何が「高木さん」だ…。亜城木君との恋愛話がしたかっただけなんじゃねーか。
「待って下さい!福田さん!!」
蒼樹嬢が俺の腕を掴み大声を出す。
「離せよ!高木君は結婚したのに未練があって俺に相談しに来たんだろ」
「ち…違います!」
「違わねーだろ!ここでそんな話するって事は!!」
「…!?」
再び強い剣幕で言う俺に蒼樹嬢は一瞬怯んだが、更にきつく腕を掴んでくる。
「離せよ」
「ちゃんと話しを聞いてくれるまで離しません」


302:名無しさん@ピンキー
10/12/03 21:23:26 J34OsNW/
「…福田さん…ヤキモチ…ですか?」
「!?」
図星だ…おずおずと呟く蒼樹嬢の言葉に俺は顔が赤くなるのが分かった。
「そうだよ!!ヤキモチだよ!!俺はアンタが好きだ!!だから他の男の話をされて腹が立ったんだよ」
蒼樹嬢の一言に俺は半ばやけっぱちで告白していた。
あぁ…もうこうなったらヤケだ!!福田組も蒼樹嬢の指導もどうにでもなれだ!!そう心の中で叫んでいた。

ギュッ

という音と共に柔らかな感触が胸に当たっていた。驚いて自分の胸に目をやると蒼樹嬢が俺に抱きついていた。
「な…なんで…」
抱きついてきた蒼樹嬢に動揺してしまう。そんな俺を見つめてくる蒼樹嬢。の視線が重なる。
「福田さんは大きな勘違いをしています!」
「俺が何を!?」
「少し黙っていて下さい!」
蒼樹嬢にピシャリと言われて、口を閉じる。彼女はたまに頑固だ。出会った当初の蒼樹嬢が脳裏に浮かんだ。
「確かに私は高木さんに惹かれていましたが今は純粋にお二人の幸せを願っています」
「…ああ」
真剣な目で話す彼女に頷く。するとフワッと笑顔になった。やべえ反則だ…。流石は少女漫画(自分の中でだが)のヒロインだ。
「福田さんは鈍感すぎます…私が勇気を出してデートに誘ったのに見当違いな事を言い出すし…」
「…」
無言で息を飲む…。つまりそれって…。
「私は福田さんが好きです」
その言葉にポカンと口を開けたまま蒼樹嬢を見る。落ち着いてきた顔色がまた真っ赤になるのがわかった。
彼女も顔が真っ赤だった。俺達は少しの間、無言だったが蒼樹嬢が抱きついてくる感触がこの告白を真実だと告げていた。
「俺も好きだ!!」
言い終わると蒼樹嬢を思い切り抱きしめる。彼女は一瞬驚いていたが、すぐに笑顔で俺の胸に顔をうずめてきた。



「…福田さん…」
「何だ?」
幸せを感じて蒼樹嬢を抱きしめていると、彼女がポツリと呟いた。
「恥ずかしいので動物園を出ませんか?」
周囲を見渡すと野次馬が俺達の様子を見ていた。俺達は恥ずかしさのあまり逃げるように動物園を去ったのだった。


303:名無しさん@ピンキー
10/12/03 21:29:25 J34OsNW/
以上です。スミマセン。

304:名無しさん@ピンキー
10/12/04 04:51:39 m3Z4RHz+
亜豆妹が最高寝取る話お願いします

305:名無しさん@ピンキー
10/12/04 20:37:08 Rv0nBGBQ
>>300
GJ!!!!
何て可愛いヤツらだ。
エロも期待してる

306:名無しさん@ピンキー
10/12/04 23:15:16 1QQOBmqI
>>300
GJ!!

307:名無しさん@ピンキー
10/12/08 18:24:23 VAxWkm8z
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしね!!!         <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´


308:名無しさん@ピンキー
10/12/09 23:15:50 MtCUtf7g
投下乙ー

平丸→青木って公式なのにここ以外でも全然見ないな
結構好きなんだけど

309:名無しさん@ピンキー
10/12/12 09:48:28 /GmY7uka
平丸→蒼樹は原作でもう満腹になってるからなあ

310:名無しさん@ピンキー
10/12/12 12:00:55 N3Sy31mC
そんなことないよ
その二人好きだから書いてるなら投下して欲しい

311:名無しさん@ピンキー
10/12/13 18:12:12 Yviu32Lh
シュージン「同人誌、書いてみるか?コミケで販売するんだ!」
サイコー「あぁ、いいよ!漫画家が同人誌を作るっていうのも珍しくないし。」
ファンサービスとかそういう面でいいんだろうなと勝手に考えていた。
数日後、シュージンがもってきたネームを見て鼻血出た!
サイコー「ちょ、ちょっとかけないよ!!!エロシーンあるじゃないかぁ!!!」
シュージン「そりゃそうさ!同人誌だし、こっちのほうが売れるだろう。」
サイコー「で、でも俺は結婚するまで童貞の約束したから・・・他人のエッチも見たことないし」
だがシュージンは見吉を読んできて目の前でヤリはじめた。
シュージン「チ○コが爆発する!見吉のマン○で! 爆マン!バクマン!」
だがサイコーが鼻血で原稿をだめにしてしまい発売できませんでした。終わり。
というプロットを書いて力尽きた。あぁ、くだらねえw

312:名無しさん@ピンキー
10/12/19 23:39:11 DGmRUsj9
嫌いじゃないw

313:名無しさん@ピンキー
10/12/20 17:41:05 0slu19ZK
お互い初体験同士の平丸×蒼樹を誰か頼みます

314:名無しさん@ピンキー
10/12/24 14:14:27 iaTfP7di
さて平丸×蒼樹が公式になったわけだが

315:名無しさん@ピンキー
10/12/24 23:59:44 3DQNu77U
「ふ…二人っきりでお風呂! ダメなら帰ります」

「こんな真剣な平丸なんは初めて」

316:名無しさん@ピンキー
10/12/26 21:57:27 8Bglg4Ps
>>315
ww


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