08/10/15 16:27:51 BnVtOqQX
「うふふ、のべたく~ん。
今日は良い物を出してあげるよ」
この『うふふ』が濁ってどうしても『ぐふふ』と聞こえる女性は門 寅江。
青タイツに身を包んだ、頭がちょっとかわいそうな人だ。
今日も朝追い出したのに、大学から帰ってくると何故かいる。
そして今日も、結構ですと言う僕の言葉を無視してヴィトンのバッグを
ゴソゴソと漁り…取り出したのは何か液体の入った瓶だった。
「これはねすごいんだよこのくすりにきみのかみのけをいれるんだすると
これをのんだあいてのこうかんどはうなぎのぼりっかんたんにいっちゃうと
ほれぐすりなんだけどねこれをつかえばきみがあししげくかよってる
キャバクラのしずかちゃん(げんじな)もいちころだよっ」
目をかっと見開いて一気に喋り終えると、門さんは大きく深呼吸して息を整えた。
門さんは身長も高くモデル体型。顔立ちも整ってるのにどこでどう間違ったら
こんな完成品が出来てしまうのだろう。疑問だ。
そして何故僕のお気にのしずかちゃんの事をしってるのだろう。
彼女の顔を眺めていると何を勘違いしたのか、顔を赤らめモジモジしだした。
「そんな見られると恥ずかしいなぁ、うふふ(ぐふふ)」
なんだかいらっとしたので腹に一発良いのを入れ、気絶してるまに外に放り出した。
ここまで書いて思った。
これはない