戦隊シリーズ総合カップルスレ 8at EROPARO
戦隊シリーズ総合カップルスレ 8 - 暇つぶし2ch550:名無しさん@ピンキー
09/02/09 21:43:27 h/f+3cyd
そういやデカの時緑桃回の後閉鎖した青桃系サイトを何件か見たような…

551:名無しさん@ピンキー
09/02/09 21:58:13 P1w3Gpz/
ボウケン最終回後閉鎖した銀桃サイトも多かったな…

552:名無しさん@ピンキー
09/02/09 22:59:40 w3LAOaCA
銀桃は完全に鉄槌食らったからなあ
最終回よりもっと前に赤桃ありえない!と鼻息荒いサイトいくつか見て
かなり微妙な気持になったけど。銀好きさんは元気だったよね…
まあ黒桃と青黄が好きでしたが本編はそれはそれ。と割り切った

553:名無しさん@ピンキー
09/02/10 00:55:16 XnIpU4Fc
冒険青黄いまだに好きだし、まだ妄想できる(`・ω・´)シャキーン
なんだかんだで蒼太はいちばん菜月を一人の女性として扱ってると思うんだぜ

554:名無しさん@ピンキー
09/02/10 12:22:12 YIJ02kox
そうか…冒険は赤桃で皆が納得したと思い込んでたよ。
サイト閉めとか相当ショックだったんだね

真剣は赤が良さそうなので桃か黄と…と楽しみにしてる!

555:名無しさん@ピンキー
09/02/10 23:25:19 L2bvXAUj
冒険…
赤桃青桃銀桃全部書いてたサイトもあったけど閉鎖しちゃったよね。
自分は公式赤桃で満足してたし最終回当時お祭り気分だったけど
他カプが好きだった人はかなり辛かったんだろうなと思った…

真剣赤の立場がたまらないw
カクレンとかハリケンとか、和戦隊好きなのでwktk!

556:名無しさん@ピンキー
09/02/10 23:32:22 +fTFgvP1
っていうかまず
番組が終わった時点で閉鎖や更新停止するサイトが多いってことも
考えに入れておかないと公平じゃないと思うんだけど。

557:名無しさん@ピンキー
09/02/11 00:32:00 4VWmtoM9
この流れで、久々に冒険読みたくなって来た。
萌えメインは赤桃、サブが青黄だったが、当時は毎週本当に幸せだった。

>>555
自分も和戦隊大好きなので、真剣には本気でwktkが止まらない。
便乗して隠連や忍風も盛り上がってくれないかなーと期待していたりもするw
日曜日が楽しみだな!


558:名無しさん@ピンキー
09/02/11 01:32:02 W5Woozwf
>>556
もちろんそれはあるけれど、ボウケンのそれは明らかにブッツリ、という感じで異質だった。
「ショックで書けなくなりました、続きが思いつきません。楽しみにしていた皆さんごめんなさい」
みたいな感じで連載途中で閉鎖してしまったサイトさんもあったし。

559:名無しさん@ピンキー
09/02/11 05:07:53 MjBAu195
でもぶっちゃけ本編しっかりと見てたら伏線ひいてるから読めるよ。冒険赤桃は。魔法金青は読めなかった。あと刑事緑桃も。ま、読める読めない言ったら妄想CP成り立たないがな…

560:名無しさん@ピンキー
09/02/11 09:14:43 WfujOqfg
魔法金青は読めたけど冒険赤桃はあそこまでするとは読めなかった人が多いと思う

561:名無しさん@ピンキー
09/02/11 11:54:27 D5vvr3rg
でも爆竜黒黄ではそういう話は聞いたことないな。>サイト閉鎖
最初から黒マホロで鉄板だったので元から存在しなかったとも考えられるが。

562:名無しさん@ピンキー
09/02/11 12:04:50 Z3C0FIxQ
むしろ爆竜は、青黄の人が最終回での青と笑みポンとの関わりがあって、作品が
書けなくなった、という人がいた感じだった。

563:名無しさん@ピンキー
09/02/11 12:51:32 d9Dhe9/g
>>560
魔法の金青は、出会いから
「恋愛ネタがあるならこの2人と赤・山崎さんかな」
と漠然と思ってたが、まさか本編中に結婚まで行くとは
思わなかった…

恋愛とは違うのかも知れんが、魔法桃とアフロ君のやり取り
好きだったな

564:名無しさん@ピンキー
09/02/11 19:25:17 zUcpVHpL
>>559
冒険赤桃は逆に忠誠や信頼の描写がしっかりしてたのが裏目に出たと言うか
恋愛以上の関係を想像・期待してしまった層が多かった印象がある。
ラストの展開に「え?そっちに行っちゃうの?」みたいな。

565:名無しさん@ピンキー
09/02/11 20:06:44 kTXfSS6x
今日スカイシアター見てきた

挨拶の後、各人が客席に手を振ったりサービスしてる中
アニと早輝が並んで「スマイル満開、ゴーオンイエロー!」
ポーズを笑いながらふざけ半分でやっていた
このスレの金黄SSが脳内駆け巡って禿萌

そして踊りに入る前(だったかな)
一人、同上のポーズで左右にプリプリ腰振る走輔にもフイタw

566:名無しさん@ピンキー
09/02/11 22:17:59 IAEyf4m/
>>565
オオォォ…なんと美味しいレポをありがとう!目の前でされる衝撃ったら
半端無く凄いだろうな!

567:名無しさん@ピンキー
09/02/12 00:38:33 JN15R1aT
日曜のスカシアで
ダンスの前に一生懸命「キラキラ世界!」のポーズを練習してる走輔(と範人)にも
萌えたことを報告しておきます
G5プリンス回でもやってたし、余程銀の決めポーズがお気に入りなんだろう


568:名無しさん@ピンキー
09/02/13 22:32:10 maYZTXj9
1日早いけど、金黄のバレンタイン小ネタ投下します。
キス止まりでエロはありません。
一応タイトルは「アマイ衝撃」です。
苦手な方はマッハでスルーしてください。

569:アマイ衝撃1
09/02/13 22:34:45 maYZTXj9
須塔家のキッチンで、美羽と早輝が何やら楽しげに作成中。
何やら、ではなくバレンタインチョコなのはバレバレであるが。
素知らぬふりをしてリビングで哲学書を読みながら、
大翔は耳ダンボになっていた。
なんだかんだで、早輝と付き合いはじめて最初のバレンタインデーである。
期待するなという方が無理だろう。
そうこうしている間に、美羽が鼻歌を歌いながらキッチンから出て来た。
片手に紙袋を持って、2階へと上がっていく。
美羽が誰に作ったかも気になるが、あえて野暮は言わずにおくことにした。
今はとりあえず早輝だ。
大翔は、柱の影からそっとキッチンを覗き込んだ。
美羽同様、フンフンと鼻歌モード全開の早輝。
後ろ姿しか見えないが、どうやらラッピング中のようだ。
できたっ、とばかりにガッツポーズをしている早輝の前、
テーブルの上を見て、大翔は愕然とした。


570:アマイ衝撃2
09/02/13 22:36:10 maYZTXj9
そこにある箱は赤、青、緑に黒。
どう角度を変えて見ても、4つしかない。
カラーリングからしても、4つが誰宛てなのかは一目瞭然だ。
……じゃあ俺の分は?
大翔は、柱を抱いたまま上目使いで、早輝の背中に無言の問いかけをした。
が、早輝はどこ吹く風で、相変わらず鼻歌を歌いながら、
出来上がったチョコレートを紙袋に詰めている。
もうブレイク限界だ。
「さ~き~」
「きゃあっ!」
お化けも逃げ出しそうなおどろおどろしい雰囲気をまとって現れた大翔に、
早輝は文字通り飛び上がった。
ビックリさせないでと振り向いた早輝の頬に、一筋融けたチョコが付いている。
「大翔さん、どうしたの?」
「早輝、どうして箱が4つしかないんだ?」
俺の分は?とストレートに聞きたいのをグッと堪えて、大翔は尋ねた。
が、早輝にはやはり通じなかったようで、表情にクエスチョンマークが浮かんでいる。
こうなったら仕方がない。
「そこには、俺の分はないのか?」
「うん。ないよ!」
スマイル満開で即答。
あまりのショックに、一瞬目眩がした。
「そうか…ないのか……」
ガックリとうなだれる大翔の顔を、早輝が覗き込む。
こうなったらヤケだ。
早輝からのチョコがいただけないなら、この場で早輝を美味しくいただいてしまえばいい。
大翔は、ゆっくりと顔を近付けると、早輝の頬に付いたチョコをペロリと舐め取った。
ビクッと早輝が身をすくませるが、構わず深く口づける。
早輝の声が艶を帯びてくるまで、じっくりと甘い唇を味わった。
見上げる早輝の瞳が潤んでいる。
もう一度口づけようとしたとき。
「もうダメッ!」
渾身の力で押し退けられ、大翔は思わずよろめいた。
「こんなところでそんなことしちゃダメだし、今日はダメなの!」
そのままぐいぐいと背中を押され、大翔はキッチンから追い出されてしまった。
……早輝に拒絶された。
はっきり言って、人生最大のショックだ。
足が勝手に動いて、大翔はヨロヨロとキッチンから出て行く。
放心状態で自室へ戻っていく大翔を、
2階から降りてきた美羽が、不思議そうな表情で見送っていた。
「早輝、アニに何か言ったの?」
「大翔さんのチョコ、ここにはないよって」
勘のいい美羽はすぐにピンときた。
みんなにあげるものとは別に、早輝はちゃんと大翔用に
チョコレートケーキを用意しているのだが、早輝はそれを言わなかったのだ。
もちろん悪気はまったくない。
「アニ…同情するわ」
でも、明日になればちゃんと早輝の手作りケーキがもらえるんだから、
今日は黙っておこう。
それよりも、明日自分がどんな顔をしてチョコを渡すか。
それを考えることにしよう。

翌日、立ち直れないでいた大翔の元に
チョコレートケーキを持った早輝が現れて、無事誤解は解ける。
その後、ケーキより前に、大喜びの大翔により、
早輝は結局美味しくいただかれてしまうのだった。

<終わり>

571:568
09/02/13 22:38:05 maYZTXj9
以上です。お目汚し失礼しました。
ではマッハで逃げます。

572:名無しさん@ピンキー
09/02/13 23:09:41 bfA1+ytH
うぉぉGJ!!萌えました!!

落ち込んだり喜んだりしてるアニを想像してニヤニヤしてしまいました
兄妹のやり取りもいいですね。

可愛いバカップル金黄ありがとうございます!!

573:名無しさん@ピンキー
09/02/14 00:17:34 a7kSs8Lb
カワユス!!GJ!!!!

次は銀のチョコの行方を期待してますw
(自分は赤でも青でも、何だったら黒でもいける口です)

574:名無しさん@ピンキー
09/02/14 16:48:46 oKGVuBH3
今日のスカシアのアドリブ。うろ覚えでゴメン
「美羽、今日はチョコあげるのか?」
と聞くアニに、美羽が肯定したから、アニ動揺して変身ポーズ忘れるw
最後の挨拶も、
銀「アニはチョコ何個もらったの?」
金「俺はアドリブは苦手なんだ」
銀「アニ嫌い(笑)」
妹の言葉にG3プリンセス回同様いじいじするアニでした。
あとセリフかアドリブかわからないけどオカンが「早輝ちゃん、一緒にチョコレート作ろうっす」
と黄色をちゃん付けしていたのが意外だった。

575:名無しさん@ピンキー
09/02/14 22:52:35 iJugOCsm
ッスの使い方かなり間違ってるよね、オカンはw
トドロキに弟子入りして来い

576:名無しさん@ピンキー
09/02/15 02:03:11 JcAqf1xz
ギリギリ間に合ってませんが、冒険の黒黄でバレンタインネタです。
エロ無しなのに、ムダに長くてなってしまいました。すみません…。
タイトルは「BEAT SWEET」です。苦手な方はスルーでよろしくお願いします。

577:BEAT SWEET 1
09/02/15 02:06:12 JcAqf1xz
これは夢か、幻か―?

忙しい一日を終えて部屋に戻った真墨はうろたえていた。
薄暗い自室のベッドに腰掛ける下着姿の菜月。
何度瞬きをしても、目をこすっても消えることはない。

チョコみたいに自分を食べて欲しいなんて言う
あられもない菜月の姿を妄想したことがない・・・わけじゃない。
しかし、それはあくまで妄想であって、現実に起こりうることなんてないはずなのに。

改めて菜月の方に目を移す。

ベビードールって言うんだっけこういうの。
トレジャーハンター時代に菜月に付き合わされたランジェリーショップでの記憶が蘇る。
今にも外れそうな細い肩紐。
大きめのフリルがあしらわれた白い布地には、マシマロみたいに柔らかそうな胸が包まれている。
そして、胸元から太ももにかけてふわりと広がる布は、
薄く透ける素材で出来ていて、菜月の滑らかな肌を妖しく魅せている。
いつものツインテールには赤いリボンが結ばれていて、
菜月自身がラッピングされた甘いお菓子のような錯覚さえ抱く。


呆然としている真墨を菜月がまっすぐ見つめ返す。
そして、菜月はベッドから立ち上がって真墨の元に駆け寄ると、
思いきり抱きついて上目づかいで囁いた。

「ねえ・・・菜月のこと食べて。」


578:BEAT SWEET 2
09/02/15 02:09:14 JcAqf1xz
「なッ・・・何の冗談だよこれ!?」
「冗談なんかじゃないもん。」

吹っ飛びそうな理性をギリギリのところで繋ぎ止めながら、
真墨は菜月に必死に問いかける。
しかし、菜月はそれに答える代わりに、
ただ抱きしめる腕に力をこめるばかりで、真墨をますます困らせる。
柔らかな体の感触がまるで拷問のように感じられた。

「別にバレンタインだからって、こんな無理しなくてもな・・・」
「無理なんかしてない。」
「でも、何かお前らしくないっていうか・・・」
「じゃあ、どうしたらいいの?菜月、真墨にあげるものないんだよぉ。」

そう言うと、菜月は胸元に顔をぐりぐりと押しつけながら、
泣き出してしまった。
ちょっとズレた、でも、菜月なりの真剣な想い。
それを受け止めてやれなかったことに胸がチクリと痛む。
菜月の笑顔と涙には本当に、弱い。

「菜月、どうした?菜月・・・。」

名前を呼びながら、なだめるように頭を何度も優しく撫でると、
幾分か落ち着いたのか菜月がやっと顔をあげた。
泣き腫らした目元に残る涙を指でそっとすくってやる。

「ちょっとここで待ってろ。」

それだけ告げると、真墨は自分の来ていたジャケットを菜月にかけて、
勢いよく部屋の外へと飛び出して行った。


579:BEAT SWEET 3
09/02/15 02:14:34 JcAqf1xz
「ほら、これ。」

温かく、甘い香りが立ち昇るココアを真墨は菜月に差し出した。
受け取った菜月は一口飲むとほっとしたように息を吐き出した。
湯気がゆらゆらと揺れる。

「少しは落ち着いたか?」

菜月はわずかに微笑みながら無言でうなずいた。
それを見て真墨もほっとしたように息を吐き出しながら、笑みをこぼした。

「あのさ・・・さっき、何であんなことしたんだ?」
「うんと・・・真墨にあげるチョコ本当にないから。」
「え!?マジかよ・・・」
「でもね、真墨に特別なの作ってあげたかったんだよ。
だから、何回も作り直して味見してたらチョコなくなっちゃった・・・ゴメン。」

結局、自分で食べたってことかよ。
何とも菜月らしい理由に思わず脱力して、ため息がこぼれた。

「それで、蒼太さんに相談したら、これ着て“菜月のこと食べて”って言えば、
真墨は喜ぶから大丈夫だよって言ったの。
でも、真墨全然喜ばなかったよね。明日、蒼太さんに文句言わなきゃ!」

大きなため息がまたこぼれてしまった。
とりあえず明日、蒼太を小一時間くらい問い詰める必要があると思った。
でも、特別なものを作ろうとしてくれた菜月の想いは純粋に嬉しい。


580:BEAT SWEET 4
09/02/15 02:25:34 JcAqf1xz
「なあ、菜月・・・別に俺は特別なものじゃなくてもいいんだよ。」

正面から菜月と向き合う。
大きな目をぱちりとさせて、菜月が真墨を見つめる。

「お前がくれるなら、何でも嬉しいんだよ。
ていうかさ、その・・・
こうやって隣にいてくれるだけで・・・充分・・俺は幸せだから。」

伝わってるか正直自信がない。それほどに歯切れの悪い告白。
だけど、少し遅れて「うん、菜月も。」と笑顔で答えてくれたことが嬉しかった。
それだけで最高のバレンタインの贈り物だと思う。

「でも、結局、真墨にもらってばっかりだね。
・・・あ、これ半分飲む?真墨が自分で淹れたのだけど。」

申し訳なさそうに笑う菜月がいじらしくて、可愛くて、
真墨の中にちょっとした悪戯心が沸き上がった。

「じゃあ、もらうか。」

そう言うと、真墨は菜月の唇に口づけた。
あっけにとられた菜月の口内に舌を差し入れ、
ぴちゃぴちゃと音を立てながらココアの味を、菜月自身を味わう。
舌の先から口全体に甘い味がほんのり広がって、
だんだんと体の芯が熱くなっていく。

「んむ・・・はぁっ・・真墨ぃ・・・・」

ココアに溶けたチョコレートよりもずっとずっと甘い声で名前を呼ばれて、
我慢できずに菜月を力任せに抱きしめると、真墨は消え入りそうな声で囁いた。

「やっぱ、菜月のこと食べたい・・・かも。」
「残しちゃやだからね。」

笑いながら今度は菜月が真墨の頬にキスを落とす。
お菓子を開けるときのような胸の高鳴りを感じながら、
真墨は柔らかなシーツの海に二人の体を沈めていった。


581:名無しさん@ピンキー
09/02/15 02:35:55 JcAqf1xz
以上です。

勢いで書いてしまったうえに携帯からの投下だったので、
色々とお見苦しい点があったかと思います。申し訳ありません。
読んで少しでも楽しんでくだされば幸いです。

それでは、今日からのシンケンに期待しつつ寝たいと思います。
長々と失礼いたしました!


582:名無しさん@ピンキー
09/02/15 04:54:07 Q7vpQiVb
いやいやゲロ甘ラブラブ話スキーの自分にはもう十分おなかイパーイですよ。
やっぱ冒険黒黄はいちゃいちゃ話が似合っていていいですなあ。

でもこれ、本当に携帯からなんですか?
文章は書き終えた後推敲必須の身には驚愕。


583:名無しさん@ピンキー
09/02/15 13:42:24 YRhe6kic
冒険黒黄GJ
やっぱこの2人は可愛いな
しかし蒼太さんは何教えてんだよww


シンケンはとりあえず黄色の赤に対する殿様呼びが可愛かった

584:名無しさん@ピンキー
09/02/15 17:23:18 wjEZUPl9
シンケンの赤黄と緑桃はありげな雰囲気でしたね

585:名無しさん@ピンキー
09/02/15 17:29:12 15KwwNs5
シンケン緑桃良いな。
年上のお姉さんと現代っ子萌。

所で今年から女子のスーツの縫製変わった?
去年まで気にならなかったのに、今年は前面のダーツ?の端が乳首立ってるみたいに見えるw

586:名無しさん@ピンキー
09/02/15 17:44:49 z7i9AZHN
なんとなく、シンケンの赤は女と付き合ってセクースまでいくにしても、
貞操云々について色々言いそうな感じがする

587:名無しさん@ピンキー
09/02/15 18:26:51 pQAPQtx/
シンケン緑桃はお姉さんと現代っ子だけど、役者さんが同学年だから余計に萌える。
でも今年は青桃、赤桃、赤黄、青黄、緑黄どれもおいしく頂けそうだ。

588:名無しさん@ピンキー
09/02/15 20:04:37 hUO4WNhJ
シンケン緑桃はクラスの不良と委員長みたいで和む
赤←黄←青とかもよさそうだww

589:名無しさん@ピンキー
09/02/15 23:24:27 YRhe6kic
>>588
腐的な意味じゃなく赤←青←黄(桃)もアリかと
青は忠誠心深そうな描写もあったから、女性陣がそれにやきもきすればいいw

590:名無しさん@ピンキー
09/02/15 23:48:54 olISXWqs
てか赤は殿だからおにゃのことセクース→お世継ぎの心配があるから
滅多な女性と滅多なことはできないんじゃなかろうか

591:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:01:31 nwUPzQYQ
>>590
思春期を迎えた辺りから、じいに言い聞かされてそうだな
もちろんコンドームの存在なんて知らないw

592:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:10:52 K0n2WjXg
わかった、殿たるもの心得として素股p(ry

自重します

593:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:16:28 Xrp5z6dJ
でもさ、桃だけなんで輿でいどうだったんだろう?
思わず、臣下のはずがどこぞの姫?とか思ったよ

まあ、深読みしずぎの"殿″と間違わせる為だけの演出だとは思うんだけどさ

594:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:27:40 8vi69ihd
>>593
あ~、自分も思った。
わざわざ黒子が駕籠でお迎えって、実はどこかの姫なのか、それとも
臣下でも身分が高いのかとか色々と深読みしちゃったよ。

595:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:32:52 dr6njobw
真剣、普通に面白かった。久々に現行作品にハマりそうで、この流れに萌えまくりだw
自分としては今の時点では赤桃が来そうだが、赤黄もかなり良さげだ。
作品のうpを待ちつつ、もう少ししたら何か書きたいなー。
早く個々のキャラ詳細&関わりが見たいものだ。

596:名無しさん@ピンキー
09/02/16 09:48:50 k5gC0tk0
>>592
なんとなく言おうとしていることが分かる“(ry”の使い方だなw


特撮板の某スレで、書道フォンで“馬”と書けば馬並になるんじゃ…
と書かれていて「それどんな筆プレイww」と思ってしまった
それと同時に黄の無邪気攻めという電波をも受信しました

597:名無しさん@ピンキー
09/02/16 19:57:24 1UDP0v4h
>>596
同じスレの住民だなw

筆プレイ・・・(;´Д`)ハァハァ 

598:名無しさん@ピンキー
09/02/16 22:45:46 mWoRdmW2
実は桃は身分が高い姫さまで赤の婚約者
桃はインパクトある出会い方した青に惚れるも
忠義のみで生きてる青は赤桃を心から応援
失意の桃を緑がツンデレ気味に慰める


ここまで妄想した

599:名無しさん@ピンキー
09/02/16 23:22:14 /dgmUQrg
ゴーオン同様、シンケンも緑黄に萌えそう
ボウケン黒黄と同じ雰囲気がするし

600:名無しさん@ピンキー
09/02/16 23:35:55 tb8w1Am1
青桃支援だが緑桃も…なかなか
黄→赤は初回から匂ってた。

601:名無しさん@ピンキー
09/02/16 23:41:25 kJoi/pgU
>>599とはいい酒が飲めそう。
ボウケン黒黄と同じ匂いがするシンケン緑黄に自分も萌えそう。
ゴーオンの緑黄も可愛くて好きだった。

602:名無しさん@ピンキー
09/02/17 00:25:02 YzCf1ZYe
ボウケン黒黄と同じ匂い分かる。

でもシンケン一話の時点では忠誠組青黄と
微妙組緑桃と別れていたからどうなるか分からん。
ボウケン黒桃も好きだったので緑桃でも美味しく頂ける

603:名無しさん@ピンキー
09/02/17 01:21:58 LL6EoY3m
黄も桃も凄い可愛いし美人だしで楽しい!

とりあえず、殿すごい!ってきゃっきゃする黄と、
緑に突っ込みつつ絡みたがる桃に凄い萌えた…

あと、黒子の中身が実はおにゃのこという展開マダー

604:名無しさん@ピンキー
09/02/17 03:31:31 hqrfWX2x
1話でまったく絡みの無い赤桃に今後進展ありそうと予想したんだが…外道と一人で戦ってたこととか幼少時の親父の死とかをじいから他メンが聞いて。

605:名無しさん@ピンキー
09/02/17 07:56:19 XhVFLUZv
>>593
青は舞台の楽屋口、黄の山、緑の自宅とそれぞれ迎えに行ったけど、皆すれ違ってるんだよきっと。w

606:名無しさん@ピンキー
09/02/17 08:35:27 ZHob+s65
緑黄に限らず、シンケンはボウケンにかなり似ている気がする

607:名無しさん@ピンキー
09/02/17 14:19:45 nKh/LERY
(火)と(土)の身長差に萌え。(水)もでかいからそっちでもいいかもw

608:名無しさん@ピンキー
09/02/18 19:44:17 NaiJaH0w
身長差で激しく萌えたのはデカだったなぁ。
青の桃アタマぽんぽんに悶えたぜ。

609:名無しさん@ピンキー
09/02/18 21:42:31 NYCVB7sk
最近ゲキ見てるんだけど、理央メレに萌え
なんですかあの臨獣トークでの距離の近さはww

身長差といえばジャンなつもだな
最終回のレツなつにも萌えたが

610:名無しさん@ピンキー
09/02/18 23:06:34 wSTb5FZm
身長差ではデカ緑桃かな。
放送当時はまさかくっつくとは思ってなかったが・・w


激の臨獣トークは異常だよねw
あのトーク見たさに全巻借りたよ。

611:名無しさん@ピンキー
09/02/19 13:02:19 g8cWon6e
空気読めなくてすみません。

エロなしですが 電磁赤×桃 を投下させてください
初めて書いたので、技術的に未熟です。お許しください。

612:再会1(電磁 赤×桃)
09/02/19 13:04:17 g8cWon6e
「健太に葉書が来てたわよ」
ある日、店の配達から帰ってくると おふくろが一枚の葉書を渡してくれた。

結婚しました 川崎省吾・恵(旧姓:高野)

ふたりの笑顔の写真と簡単な報告だけの葉書。
「うわ~、とうとう結婚したのか。」
省吾の幸せを自分の事のように喜ぶと同時に、恵との苦い思い出が甦る
(うぅ・・・恵ちゃん・・・)
俺のこと、「かっこいい」とか「最高!」とか言ってたくせに、俺じゃなくてバトルライザーのハナシだったんだよなぁ・・・うぅ・・・
「こうしちゃいらんねぇ。みんなに集合かけなきゃ。」
「お店が終わってからにしなさいよ。」

高校を卒業後、浪人したものの、現役で大学に合格した耕一郎と千里に勉強を教えてもらったおかげで、翌年には俺も大学生になった。
そして俺たちは今24歳になっていた。
一番先に社会人になったのは、短大に進学した みく。小さな会社でOLをしている。
千里は新聞記者。
瞬はIT関係の仕事をしている。家を出て都心のマンションで一人暮らしをしている。一度遊びに行ったことがあるけど、家賃いくらなんだ?
一番驚いたのは耕一郎。
弁護士になりたいと言っていたくせに、なんと、高校の先生になっちゃった。
堅物だからなぁ。生徒達も息苦しいだろうなぁ。大岩っちが担任でよかったよ。耕一郎のクラスになんかなりたくねぇや。
そして、俺は八百勝で働いている。
最初に連絡の取れたみくと手分けして、省吾たちの都合と、みんなの都合をあわせて2週間後の土曜日の夜にお祝いパーティーを開くことにした。


613:再会2(電磁 赤×桃)
09/02/19 13:05:19 g8cWon6e
5人が揃うのは成人式以来だ。
スーツにドレス・・・ったく、みんなキメちゃって。ま、俺もだけどさ。
でも1人だけいつもの格好の人がいて。
「あれ?裕作さんも来たんですか?」と瞬。
ニヤッと笑って裕作さんが俺の顔を見る。
「俺のこと『お兄さんって呼んでもいいですか~?』なんて言っていたのはどこの誰だっけ~?な~んで、お兄さんのこと呼んでくれなかったのかな~?」
「え?あ、だって、裕作さんはI・N・E・Tで省吾と一緒だから、もう、お祝いは済んだかな~って思って・・・・」
「省吾には会っているが、お前たちに会うのは6年ぶりだ!」
・・・確かに。
「裕作さん。今日は省吾と恵さんのお祝いです。せめてスーツで来るくらいの気は使ってください。」
・・・コレだもんな。耕一郎・・・ でもだからって白ネクタイはヤリすぎだろ、オマエ・・・

みんな社会人になったら、忙しいんだな。
瞬は、あちこちから仕事の以来が来るんだってさ。で、家に帰る暇がないから会社の近くで一人暮らしを始めたんだって。瞬はセンスいいからな。
千里は、事件があれば、すぐにカメラ片手に現場に行かなくてはならないので、休みはあってないようなものだって。
耕一郎は、社会の先生だって。サッカー部の顧問になって毎日熱血指導。休みは盆と正月だけなんて、耕一郎らしいといえば耕一郎らしい。

楽しい時間というものは過ぎていくのが早い。お開きの時間になった。
「2次会行こうぜー」
「わーい」
反応したのは、みくだけ。
「ごめん。・・・今夜はメグの実家に泊まることになっててさ・・・向こうの両親の手前、あんまり遅くなるわけにいかないんだ。」
「ごめんなさいね、健太さん。みんな、今日は私達のために集まってくれてありがとう。とっても楽しかった。」
「またな。」
俺たちは5人でふたりを見送った。
・・・ん?5人?
「あ~あ、裕作さん寝ちゃってるよ・・・ 裕作さんはウチに泊めるか。んじゃ、俺、帰るから。」
「ええっ?瞬、帰っちゃうのぉ?」
「だって裕作さんを放っておくわけにいかないだろ?俺はみんなと違って一人暮らしだから、裕作さんも気を使わないだろうしさ。」
「俺も・・・明日、部活の練習があるから・・・帰る・・・な。」
「ごめーん。ここんところ仕事続きであんまり寝てないの。この次はゆっくりね。」



614:再会3(電磁 赤×桃)
09/02/19 13:05:59 g8cWon6e
耕一郎と千里、瞬と裕作さんがそれぞれタクシーに乗って帰っていった。
俺とみくだけが残った。
みくの顔を見る。
「行こ。ふたりで二次会。」
この笑顔。えへへ。変わんないな昔と。

さすが、みく。
オシャレなバーに案内してくれた。
さっきのパーティーの場所を見つけてきたのだって、みく。
「すっげー。オトナって感じの店だなぁ。」
「キョロキョロしないでよぉ。会社の先輩が教えてくれたんだ。」
「よく来るのか?こういう店。」
「ん~・・・ たまにね。」
大学時代に合コンした居酒屋しか知らない俺には、オトナの世界だ。
なんか、急にみくがオトナに見えてきた。
注文したピンク色のカクテルがみくによく似合う。
髪をいつも ふたつに結っていたみく。
今は 結わずにおろしている。
パーティーのために巻かれたのであろう毛先が妙に色気を感じさせた。
改めてよく見ると、上品なラベンダー色のドレスと、ドレスとおそろいのストール。そして、ストールからのぞく白い肌は、お酒のせいか、ほんのり赤く色づいている。
「何よぉ。じろじろ見て・・・」
「いや・・・みくも大人になったんだなあって。」
「あたりまえじゃない。変わんないのは健太だけだよ。」
「そ・・・そうか?」
一応、俺も男になったぞ。大学生の時に・・・もう別れてるけど・・・
みくは・・・?女になってるのか?相手は瞬か?
・・・聞けねぇよなぁ。瞬も何も言ってないし。
な・・・なんでこんなこと考えるかなぁ。

「千里にね・・・」急に淋しげな表情になるみく。グラスに目線を落としてる。
「耕一郎とはどうなの?って聞いたの。」
「・・・そしたら、あんまり会えなくなったって。」
「・・・まぁ、ふたりとも忙しいみたいだからな・・・」
「・・・大人になるって、淋しいね・・・」
・・・こんなみく、見たことあったかなぁ。
やべ。なんだよ、この気持ち。
やべ。みくがみくに見えない。
みくがオンナに見えてる・・・
やべ。ほんっとに やべぇ。


615:名無しさん@ピンキー
09/02/19 13:08:01 g8cWon6e
以上です。

ギンガVSシリーズで健太が浪人、千里が大学生ということはわかったのですが、
他の3人については よくわからなかったので、勝手に設定してしまいました。
その他、メガの5人の消息等ご存知の方がいたら 教えていただければと思います。

616:名無しさん@ピンキー
09/02/19 22:21:25 Pc3Q5zXv
せめてもうちょっと大人になってから来てくれ。

617:名無しさん@ピンキー
09/02/20 03:42:05 KNIlcW9a
>>611
キャラの描き方は悪くないと思うが、一瞬コピペミスかと思った位、さあこれからって時に豚切られた感。
起承転結で言うなら、承あたりまでしか読まずに終わった感じ。
エロ無しならエロ無しで、もう少し膨らませて対話を軸にしないと、赤桃SSだかオールキャラSSだか解らない。

618:>611-615
09/02/20 08:22:05 22QzNkB5
>>616さん、617さん

ご指摘ありがとうございます
勉強させてもらいます。

619:名無しさん@ピンキー
09/02/22 08:09:49 RrGSbAAa
真剣は黄色を中心に妄想していこうと心に決めた今日の回
かわゆすぐる

620:名無しさん@ピンキー
09/02/22 08:15:04 5i9TYFgt
ズレたらごめんなさい

  青
  ↓
桃⇔黄→赤
  ↑
  緑

こんな電波を受信した

621:名無しさん@ピンキー
09/02/22 08:19:21 RrGSbAAa
>>620
奇遇だな、同じ電波を受信したようだ。

622:名無しさん@ピンキー
09/02/22 10:39:53 Dg/Sy7+5
>>619
ナカーマ

623:名無しさん@ピンキー
09/02/22 11:42:16 z+nabTFT
>>619
桃→黄への無言ハグで萌え、緑と青の黄への好意的な反応に萌え(考え方は真逆だがw)、
ラストの赤「帰る」黄「はい!」の主従的関係にも萌えた

黄色可愛いよ黄色
残りの4人でよってたかって黄色を幸せにしてやって欲しいw

624:名無しさん@ピンキー
09/02/22 11:42:26 5i9TYFgt
殿微笑み→黄の頭ぽんぽんだったら多分萌え死んでた。

黄は素で
「茉子ちゃんも流ノ介も千明も好きやけど、やっぱり殿様が1番好きや」
とか言いそうなイマゲ。
いや、言ってほしい。
そして書いてて気付いたが、黄のSS書くとき京都弁で書かなきゃなんですね。

625:名無しさん@ピンキー
09/02/22 13:46:36 2957iJ0Y
やばい、殿様の許嫁登場話に今からwktkしている自分がいる……。
パニくるのは黄でも桃でもいいよー、どっちで想像しても楽しい。

626:名無しさん@ピンキー
09/02/22 15:34:55 Z5MjyaMU
もし桃と黄が同時に殿に恋したら、桃の方が勝てないタイプだろうなと思った。
黄、かなり可愛いな!あの純粋さ、妄想の余地ありまくりで堪らん。
久々に強気女性キャラ&秘密持ってそうな桃も気になる。更に非処女っぽい所がかなり(*´Д`)ハァハァ

627:真剣(殿黄)エロなし1
09/02/22 22:21:34 1lTAhLx9
ちょっと序盤なのでエロなししかかけなくてすみません。
投下いきます。


シンケンジャーとして殿様に仕えて一ヶ月が経った。

あいかわらず自分は他の3人の家臣に比べて満足に働けていないような。
そんな気がして、空いた時間は1人っきりで必死に稽古していた。

あの二回目の戦いの時、
殿様にランドスライサーが当たりそうになり迷惑をかけてしまった。
ふとしたとき思い出しては泣きそうになってしまう。
「うちは、ほんとに殿様のお役にたてるんやろか...」
とにかく、今は稽古を重ねて他の3人の家臣たちと同じくらいの力を
もつしかないんだ。そう思い直して一心に稽古した。

628:真剣(殿黄)エロなし2
09/02/22 22:23:40 1lTAhLx9
「雨が降りそうや。」
竹刀を振り下ろす手を止めて、空を見上げる。
見上げた視線の先に、まさに今思い浮かべていた人の顔があった。
「何をしている。」
「と、殿様っ?」
傘をもって立っている長身の青年。殿様と呼ばれ、ばつがわるそうに
「大声で...殿様はやめろ」と言った。
「す....すみません。びっくりして...。」
深々と頭を下げ、顔を見上げると殿様の髪が濡れていることに気付いた。
「あの...どこかへ行かれるんですか?雨、振ってきそうですから、
お供させてください。」
必死で自分を見上げながらそう訴えることはにつっけんどんに言葉を返す。
「雨はもう降っている。だから....お前を迎えにきた。」
「えっ?」
「心配するから、急にいなくなるな。」
(これは、私を家臣として認めてくれたということなのやろか。)
そう思うと嬉しくなってついにやけてしまう。



629:真剣(殿黄)エロなし3
09/02/22 22:25:04 1lTAhLx9
「何を笑っている。」
「いえ、あの....嬉しいんです。うち、殿様に心配されるなんて思ってもみなかったし。だから、あの、え~と、これからも一生懸命がんばります!」
素直な言葉をなげかけてくることはは、丈瑠にとっては戦いの日々の中でも
救いであった。
「....まずは俺に心配をかけないようになってくれ。」
「はい、すみません。殿様!」
ことはは先に歩き出した丈瑠のあとを弾むようについていく。
ことはを置いていかないように、少し速度を緩めながら歩く丈瑠。
雨はやんで、日が射して来た。
(相合い傘、したかったなあ。)
ことははそう思ってしまった自分に赤面して頭をふるふると振った。
(あかん、うちは家臣なんやから....)
そう思いつつも前を歩く殿様の背中に少しでも近づきたいことはなのだった。


以上、最初手元狂ってageちまってもうしわけございやせん。

630:名無しさん@ピンキー
09/02/22 22:36:56 2CRnJYMK
殿黄GJです!
ことはの純真さは頑なな殿の心も溶かすと思うんだ・・・
相合傘もいつかできるようになったら良いな!

631:名無しさん@ピンキー
09/02/22 23:37:24 JNT8yqKA
なんかキュンキュンした!ありがとう!!

632:名無しさん@ピンキー
09/02/23 00:40:25 lk1IGemd
OP見直してみて
刀越しに殿と他メンが向き合うシーン
ちょうど黄のところで刀がなくなってちゃんと視線が合うんだよなー
今日の放送で赤黄いいかもと思ったところだったから意味深に見える

633:名無しさん@ピンキー
09/02/23 04:03:46 8t5zrqiF
殿黄GJマジでGJ
すごく可愛いよ2人とも

>>632
それ思ったw
振り向いてからの時間が他のメンバーより長い気がする(完全に振り返るのって黄だけだよね)
今年は脚本家が脚本家だけにただでは終わらないと思うんだ

634:名無しさん@ピンキー
09/02/23 11:58:05 tcfZ7hjC
ま、メンバーで黄が最後だから長かっただけだろ。もし桃が最後なら桃が長かったかもしれないし。ただ赤と青緑黄は絡みあるが桃だけがほぼ無い。

635:名無しさん@ピンキー
09/02/24 00:32:24 7EaE/nmh
桃回に期待。
個人的には今回、赤黄と緑桃な感じがした。
「どっちの味方なんだよ!」と言った時、
味方になって欲しいのか?wと思ったw

636:名無しさん@ピンキー
09/02/24 00:46:37 8olR1+ep
殿桃はまだあまり絡んでないけど、だからこそ逆に後々
ドーンとでかいのが来る…かもしれないとちょっと期待している

637:名無しさん@ピンキー
09/02/24 12:38:34 5wptZ2Rb
>636
男女カプは1年通して作品を見ないとわからない所があるので、赤桃も今後何か
しらの絡みがあると思っているが。
まして『タイム』で終盤赤桃が盛り上がった先例もあるだけに、今は赤の器量を
見極め中の桃が、どう話が進むにつれて赤への思いを変化させていくか期待して
いる。
当面は赤←黄と緑黄に萌えているが。

638:名無しさん@ピンキー
09/02/24 15:55:54 Tk5xvGqr
しかし面白いほど青はカプ話の話題に上らないなw
キャラがキャラだけに仕方がないか

639:名無しさん@ピンキー
09/02/24 16:15:11 gx42XJoT
殿様大好きコンビ青黄に萌えてるのは自分だけでいい

640:名無しさん@ピンキー
09/02/25 00:31:24 K01mp4qt
青桃に萌えそうな自分は、今年も茨道まっしぐらなのか…

641:名無しさん@ピンキー
09/02/25 01:07:18 xoxmk+W7
>>640
青桃は、個人的に変身前よりも変身後に期待している。


642:名無しさん@ピンキー
09/02/25 02:31:32 Pwkrp9DD
てかまだ二話で茨も何もないよ。
桃メインの話が来たら、また変わるでしょ。
内部か外部かは解らないけど、(設定や年齢を考えると)恋愛話が来るなら黄より桃だろうしね

643:名無しさん@ピンキー
09/02/25 02:42:32 RPce1Ii1
青は伝統芸能の家柄だけに、むしろ殿より許嫁ネタがくると踏んでいるのだが…

644:名無しさん@ピンキー
09/02/25 11:34:36 tv1CkJk7
いや、志葉一族はもう殿しかいないのだから、
子孫を残す為にも結婚しなければいけないのは殿だろう。

645:名無しさん@ピンキー
09/02/25 12:32:26 X0LFX6HH
まぁハリケンの一鍬と七海やデカの緑桃みたいな、後半きっかけが生まれるタイプもあるしね
本編共々楽しみにするまでさ

646:名無しさん@ピンキー
09/02/26 13:39:23 I2SeX68W
真剣
中の人のブログを見てると
8話に何か爆弾ありそう・・・。
赤桃?赤黄?なのかは8話以降で決めるw

話は変わるけど
年末ゴーオン赤銀神SS投下してくれた人は
もう降臨してくれないんだろうか・・。
最終回が気に入らなかったせいか
赤銀萌え不足で再登場を期待している自分。

647:名無しさん@ピンキー
09/02/26 14:54:32 xK+GkwCr
あのゴーオン赤銀は神だったなー
話の転がし方もだけど、キャラクターの口調の再現率が半端なかった
その道の人がこっそり投下したのかと思ったくらいだ

648:名無しさん@ピンキー
09/02/26 18:02:41 HRkql5GE
>>646
あれが本当にアレだったら…大激震だなw

649:名無しさん@ピンキー
09/02/26 20:23:52 vneq0+2a
色々情報を集めてみると、これからの真剣は赤相手以外にも桃関連の爆弾がありそうだ。
えー、とりあえず青桃も赤桃も緑桃もおいしくいただけそうでなにより。
そして黄色は愛されキャラ。

650:名無しさん@ピンキー
09/02/26 21:07:13 9p1/cU2g
>>649
青と一緒に訓練に励んだり
それを見てた緑からおでんもらったり
桃に「まったくあんな奴のどこが…」とか言われながら頭なでられたり
でもやっぱり殿様に呼ばれるとついてっちゃう


これだけ考えてるととてつもないほのぼの戦隊

651:名無しさん@ピンキー
09/02/26 23:57:49 HRkql5GE
>>649
やあ、爆弾すぎて目玉飛び出たね。
桃受け派としてはもうたまらんね。

赤桃青桃緑桃黄桃、なんでもこい!w

652:名無しさん@ピンキー
09/02/28 05:04:21 s/fmTsJA
つーか、桃は抱き癖あるくさいw

653:名無しさん@ピンキー
09/02/28 22:34:27 CiJzxEth
>>652
桃はいつか爺に抱きついて
爺桃などに発展して欲しいw

654:名無しさん@ピンキー
09/03/01 09:34:30 PIPaqbS+
今日は緑黄萌えだった!

655:名無しさん@ピンキー
09/03/01 09:38:23 lG4lx7H+
ちょ、来週青桃が…!非常に楽しみです!
緑黄可愛かったね^^

656:名無しさん@ピンキー
09/03/01 10:13:11 1FYO9Q4t
ほんにどの組み合わせでも
美味しくいただけるな

これぞまさに
愛の食いしん坊戦隊や~~

657:名無しさん@ピンキー
09/03/01 10:30:09 VQdJlFrx
>>654
同じくノシ
黄に褒められて腕組まれて、緑ちょっと照れてたよねw可愛かった!
あと、黄が緑を追いかけて行った時、どんなやり取りがあったのか妄想が膨らむ。

658:名無しさん@ピンキー
09/03/01 19:40:34 GUsRpgBe
来週の青桃に期待!なんかあの2人だと夫婦漫才みたいになりそうw
あと今日の話見て緑黄メインも早くやってほしいって思った。

659:名無しさん@ピンキー
09/03/01 21:12:15 PtTgVkou
緑黄と青桃
( 火)<俺が余るだろ!


いや、赤が浮き気味になるのは戦隊の定番だとはわかってはいるんだけどさ。
シンケンのメイン脚本さんならなんかしでかしてくれるかなあとこっそり期待

660:名無しさん@ピンキー
09/03/01 22:13:02 1XLaI6yr
>>659
おでん合体w
カプ組み合わせ的にメガはその典型だったから気の毒だったな

そこで昨年同様追加メンバーとか(今回はそこまで増えないか)
最有力は許嫁ネタだが…これも1話限りの予感


661:名無しさん@ピンキー
09/03/01 23:20:11 yEZjY1kZ
1話限りだが救急の赤と見合い相手で萌えた者としては、真剣でも赤と許婚の
話がある事も期待。
許婚ネタは1話完結の話か劇場版で出そうな気もするが、実際はどうなるか…。

662:極光の臥所
09/03/02 00:31:33 +Nu3yIJy
小ネタ投下です。
それはカップルじゃなくてストーカーと被害者だろう、と言われそうですが
ファイブのバルガイヤー×メドーで。

663:極光の臥所
09/03/02 00:32:08 +Nu3yIJy
彼以外、誰も知らず誰も入れないその聖域。
幻にかしずく道化たちに次の託宣を与える以外の時間は、
次なる標的へと正確な航路を取れるだけの知覚を残して、
彼の心ははただいつも彼女の傍を離れることはせず、
また、できるはずもなかった。

彼自身の、文字通り身と心の奥深くに隠された彼女は、変わることない安らかな顔で永遠の眠りの中にいる。
命は無くとも、彼女は美しい。だけど、命があった時はこの比ではなかった。
水晶の柩に眠る彼女を今日も花で飾る。
今日滅ぼした星に咲いていた花。
彼女のために滅ぼした星の花は、彼女にとてもよく似合うと、彼は表情も無く微笑んだ。

部屋のどこからか、彼の一部である触手が這いだして、眠る彼女にそっと触れる。
決して傷つけないようにと、細心の注意を払いながら、何本もの彼の腕が彼女を絡めて抱く。
命のないその体も、彼女のために彼が作ったこの部屋の中では、生きていたころそのままの
柔らかさを保っていたが、体温だけはどうにもできなかった。それが、たまらなく悲しかった。
柔らかく冷たい体を抱き、開かぬ目と物言わぬ唇を飽くことなく見詰め、彼の先端でなぞる。

≪メドー≫

愛しいその名前、何度呼んだかわからないその言葉を想い呟くたび、彼の心は甘く疼き、そして痛んだ。

≪私のメドー≫

彼の姿を、その愛を恐れて死んだ少女の亡骸を抱きながら、彼はいつも応えのない問いを繰り返す。

664:極光の臥所
09/03/02 00:33:13 +Nu3yIJy
何故、死んだ? これほどお前を愛する私がいるのに、何故お前は死んでしまった?
泣くことができれば、彼は彼女を見るたび涙をこぼしていただろう。
誰よりも彼女の死を嘆きながら、何が彼女を殺したのかだけはわからずに。

透き通るような白い肌。緩やかに曲線を描く白金の髪。顔も肢体も全てが奇跡のように美しい。
何故異種族の女にこんなにも焦がれたのかと思うこともあったが、すぐに無意味だと悟った。
彼女は私のために生まれ、私は彼女のために生まれた。彼はすでにその考えに満足していた。

やがて、彼はいつもの答えに辿り着く。
銀河の星々を滅ぼし、やがて神になる。そしてその力で、彼女を蘇らせる。
ただそれだけのために彼は宇宙を駆け、血に飢え野心に猛る者どもを集め、数多の星を滅ぼしてきた。
その旅路には、ただの一瞬のためらいも悔いも無かった。
彼女以外の全てが彼にとっては無意味だった。
1000の星を滅ぼしてなお彼女を蘇らせられぬ時は、また1000の星をささげよう。
それでもまだ駄目なら、更に1000、1000、1000、1000…

≪銀河の全ての命を、お前のためにささげよう≫

彼女が蘇るなら。美しいまなざし、優しい頬笑み、あたたかなその体が、私のものになるのなら。
銀河ごとき、何度でも滅びればいい。

今度は失敗しない。
誰よりも彼女を愛している自分が、彼女を蘇らせるためにやってきたことを語れば、必ず彼女は私を愛してくれる。
今度こそ、私の愛を理解して私を受け入れてくれる。今度こそ、私達は永遠に愛し合える。

665:極光の臥所
09/03/02 00:33:58 +Nu3yIJy
それが彼の唯一無二の信仰であり、心のよすがであり、全ての銀河の命にとっての不幸だった。

銀河を思うさま蹂躙するこの巨大な生命体の目的が、ただ一人の少女を蘇らせることだとは誰も知らない。
白銀の伊達男も、黒き鎧の指揮官も、強敵を求める剣士も、頭脳を誇る科学者も、強欲な商人も。
誰もが彼のかぶる偽りの仮面に躍らされ、これからもこれまでも宇宙を駆けるのだ。
彼女と彼のために、その果てを知らずに星々の屍を積み上げて。

外部からもたらされるかすかな刺激が、彼女を抱きしめる彼の感覚を急速に醒めさせていく。
次の目標が迫ってきたのだ。しばし戻らねばならない。操舵に従って動く木偶の坊の機械に。
名残惜しさにもう一度彼女の頬を撫で、ほんの少し、閉じた唇の中に自らを入り込ませる。
冷たさが哀しかったが、それも彼女が蘇ったあかつきには、今度は永遠に失われるものだ。
そう思うと、冷えた感触さえかけがえのないものに思えた。

≪メドー…私の、私だけのメドー…≫

最後にそう呟いて、彼は彼女の体を柩に戻し、再びその空間を封印した。
そして、空に描く。
ただ一人愛した女の顔を。今もなお、彼の心と体の中に眠り続ける、ただ一人の永遠の恋人の似姿を。
まばゆい極光とともに、美しい女の顔が浮かぶ。
顔立ちそのものは彼女であったが、彼の心を映してか、美しさに酷薄と非情を交える氷の女帝と化した顔が。
彼の正体を知らずにその身を預けている者たちが、虚空に浮かぶ極光の悪魔にひざまずいた。

「銀河皇帝メドー様…!」

(終)

666:名無しさん@ピンキー
09/03/03 00:32:53 Bf5u4Yv8
保守

667:名無しさん@ピンキー
09/03/03 12:15:45 9PnfQfkY
真剣殿がうなされてるのを、黄の笛が癒す。
なんてエピソードがあったらいいのに。

668:名無しさん@ピンキー
09/03/03 13:48:43 Dak/LKzL
せっかく中の人に練習してもらってるんだから、
是非笛は活用してほしいよな。

今週は緑黄もよかったけど、
殿が技を見切った時に「さすがです!」と言って、ハシャいでる黄もよかった。

669:名無しさん@ピンキー
09/03/03 13:57:52 HyffjtoA
ああいう時にフォローに入るのは姉御肌の桃かと思ってたから、
黄色が追ってったのが意外でどきっとした。

670:名無しさん@ピンキー
09/03/03 19:12:34 JKyWqdPM
>>639
EDの予告入る前、二人のポーズに
思わず巻き戻しを繰り返してしまった自分も仲間だ

671:名無しさん@ピンキー
09/03/03 19:58:51 EGud4riO
今のところ緑→黄→赤で妄想…
来週青桃が来ると予想してるが

本編で何が来ても大丈夫なように柔軟に対応して行くつもりだけど
青桃緑黄でくっついて
赤だけ「俺余ってるだろ」だけは嫌だな

672:名無しさん@ピンキー
09/03/03 21:35:39 +6ktu+tf
>>671
赤だけが「俺余ってるだろ」戦隊はあんまり好きじゃないなあ
本来の視聴者(お子様)は気にしないだろうけど…

そういえば過去の戦隊で女性メンバーから片思いされまくりハーレム状態の赤がいるってやつもいないなあと今思い出した。赤に限らないけどね。

673:名無しさん@ピンキー
09/03/03 22:11:36 DXQQSck9
チームの和が大事な戦隊ものなのに一人だけ余って仲間外れ
みたいになるようなことは製作側も避けると思うけどなあ
今後殿に婚約者が現れたり、メンバーの誰かが一般人に
恋しちゃったりするかもしれないし

674:名無しさん@ピンキー
09/03/03 23:47:04 HyffjtoA
いやでも、今はあの赤の余ってるっぷりが美味しい気がする。


675:名無しさん@ピンキー
09/03/03 23:49:49 lmzjh960
古いが激走だと戦隊内での恋愛要素は薄かったが、敵方の女幹部といろいろあったな。
真剣殿と太夫で一回考えて、話次第ではアリかもしれないと思ってしまった。

676:名無しさん@ピンキー
09/03/04 00:35:56 qCOCmTL8
しかし真剣の今後のバレを見ると緑黄に期待せざるを得ない

「可哀想萌え」は桃→青だけでなく、緑→黄でも発動しそう。
緑は分かりやすいツンデレ男で冒険黒を思い出すわ

677:名無しさん@ピンキー
09/03/04 01:18:23 3jh/786o
バレ見る限り、赤が「俺、余ってるだろ」を地で行ってるんだがw
大丈夫なのかー!w

678:名無しさん@ピンキー
09/03/04 01:29:35 daCndfuK
>>675
太夫巡ってドウコクとのラスボス戦まで妄想した(ドウコクラスボスじゃないかもしれんけど)
私怨にもほどがあるww

679:名無しさん@ピンキー
09/03/04 08:07:36 eseTM/Hq
東A公式の写真見ただけでも、すでに「俺、余っている」状態だなw>殿
でも、立ち位置は黄と桃は逆なんだよね。



680:名無しさん@ピンキー
09/03/04 12:55:50 7F3Zyjpy
緑→黄→赤に、すごく萌える。赤が恋愛沙汰に鈍感だと面白い。でも最終的には殿黄がいいねえ。

681:名無しさん@ピンキー
09/03/06 11:05:29 GFYLMsMd
(今は赤の方に分があるが)侍としてだけでなく、黄を巡ってのライバルでもあるのか>緑
萌えるなあw


682:名無しさん@ピンキー
09/03/06 18:54:44 6ARzzjxk
年末ゴーオン赤銀神職人がシンケンSS書いてくれないかと期待。
あの職人さんの書くゴーオン金黄も好きだったから
シンケンの黄や桃ををどんな風に料理するのか読んでみたい…。

683:名無しさん@ピンキー
09/03/06 19:20:34 4Fa6RPHv
真剣黄が、殿と家臣という身分違いに思い悩んで、自分の恋心を必死に押し殺そうとしたりしたら目茶苦茶萌える。
そんな黄に気がついて、身分なんて関係ない!と心ならずも応援してしまう緑とか、ちょっと切ない感じでコレまた萌え。

684:名無しさん@ピンキー
09/03/06 21:36:11 N1rfVlwC
もし婚約者キャラなんかが出てきた暁にゃ
「良かったね。殿様」
って赤に向かって最上級の笑顔で祝福しながらも
(…あの人は殿様やもん。うちなんがが好きになったらあかん人なんや、殿様が幸せならうちはそれで幸せなんや…)

とか思いながら草場の陰でぐっと我慢の子の黄色を妄想しちまったW


デカ以来ここにきてみたがシンケンの赤黄はデカのボスとジャスミンの関係に似てるなあってなんか萌えちまった。

685:名無しさん@ピンキー
09/03/07 03:51:59 92HXTMfi
明日の青桃、楽しみで眠れんw

686:名無しさん@ピンキー
09/03/07 12:20:10 fbx2VHt2
>>683
流「ことは!だったら殿の夜伽だ!」
こ「よとぎ?」
茉「なに教えるのよ!」
千「いいかことは夜伽ってのはな(ゴニョゴニョ」
こ「!?(カァー」


こ「・・・うち頑張る!」

687:名無しさん@ピンキー
09/03/07 15:00:10 VfUnPqla
青桃楽しみだw

688:名無しさん@ピンキー
09/03/07 15:36:29 dfmFAAKx
>>686
GJw
ちょっとした一コマだけでも萌えるわ殿黄w


689:名無しさん@ピンキー
09/03/07 17:59:33 fLyx3ogQ
>>683
おでんやるよ つ=◎□◇△
その考えいいな。
非常に萌える!
切ない片思いは好物だw

690:名無しさん@ピンキー
09/03/08 00:50:33 E84NRV9z
殿朝起きる

全裸のことはが隣で寝てる

起こして説教(ちゃんとことはに自分の寝巻きを羽織らせる殿)

その後他三人も説教

殿「ちゃんと寝巻きを着させろ!」
千「そこかーい」

691:名無しさん@ピンキー
09/03/08 08:14:05 5VIT39ju
>>652が預言者だった件についてw

692:名無しさん@ピンキー
09/03/08 10:34:00 uMzFReyx
青桃最高だったな
毛布がハートの型になってるように見えて萌えた

693:名無しさん@ピンキー
09/03/08 11:04:13 DXngxa6k
青桃いいなw

694:名無しさん@ピンキー
09/03/08 13:26:27 UeyoK+CD
思った以上に青桃が良かった。
まぁまだ殿と桃の絡みが無いからCPに関しては
様子見かな

あと、黄がマコちゃん、流さんと呼ぶのに対して
緑だけチアキと呼び捨てなのも良かった。
今の所、殿黄が一番好きなんだけどね

695:名無しさん@ピンキー
09/03/08 14:29:47 nFFqFXuA
桃が想像以上に天然魔性でまいったぜ。
弱ってる時にあんなに優しくされたら、その気にならない方がおかしい!w

ことはも料理できなさそうだったが、
ことはがポイズンクッキングしたら殿と緑はどう対応してくれるんだろうかw

696:名無しさん@ピンキー
09/03/08 19:53:10 binN1FZA
そういえば、素振りする少年見て涙ぐむところでさりげなく青が自分のことを「俺」って言ってたな。
そりゃあの年頃で素で一人称「私」はないよな……
忠義馬鹿の中にちらっと見える普通の若者っぽさがツボに入ったw

697:名無しさん@ピンキー
09/03/08 22:42:53 F9gS51Ic
轟音銀に続き真剣桃もだめんず好きでワラタw
早くも青桃でまとまるのかと思いきやオチがあったとは

698:名無しさん@ピンキー
09/03/08 23:28:31 7Ku0RpUd
桃に抱きしめられる青が普通に羨ましかったw

699:名無しさん@ピンキー
09/03/09 00:00:23 NG5NCv7X

青桃も良いが緑桃も萌えるvv

700:名無しさん@ピンキー
09/03/09 00:09:35 ae8zKaPT
録画見て桃が可愛すぎたので飛んできた

701:名無しさん@ピンキー
09/03/09 00:10:00 1wMzMmAF
“流さん”って呼び方もいいよな~
ってことで自分は青黄に一票
まだ絡みらしい絡みなんてないけどね

702:名無しさん@ピンキー
09/03/09 00:12:04 k2ND/QzL
>>699
「姐さん」呼びに萌えた
緑と絡む回が早く見たいよ

703:名無しさん@ピンキー
09/03/09 00:27:26 TOT+JZpG

青と桃が寄り添って寝てるのが恋人にしか見えなかった
つか桃が青抱きしめてるとき青の頭に桃の胸当たってたよな?

704:名無しさん@ピンキー
09/03/09 00:39:11 A+Yzw8Nz
>>703
当たってるよなぁどう見ても
青もだけど青の中の人はどんな気持ちだったんだろw
寄り添って寝てるところで、先に起きた青が桃にデレてる小芝居あったけどかなり萌えた

705:名無しさん@ピンキー
09/03/09 01:29:10 0lC92rNy
URLリンク(www.youtube.com)

706:名無しさん@ピンキー
09/03/09 01:36:00 1wMzMmAF
特撮板の黒子スレ見てたら黒黄なんていうトンデモ電波を受信してしまったorz

話さないながらも仲良くなった黄と黒子A
黄…1回でいいから顔はみれんくても声は聞いてみたいなぁ
黒…黄さんは毎日話しかけてくれるのに返事が出来ないなんてもどかしい!!
その後頭巾がめくりあがるイベントとかあればいいよ

今かなり萌えてるのにそれが他の人に伝わらなさそうで悔しい

707:名無しさん@ピンキー
09/03/09 11:28:17 yC4yimPw
俺は殿桃が来るのを信じてるよ

708:名無しさん@ピンキー
09/03/09 11:55:03 gDGfUa5b
>>707
中の人ブログとか公式ブログの写真見ると
8話に期待できそうですぜ


709:名無しさん@ピンキー
09/03/09 15:24:32 31b/CIbS
>>707
おぉ同士よ!自分も諦めず殿桃に期待しまくってる。
SS読みたい&書きたいよ。ヘタレだが。

710:名無しさん@ピンキー
09/03/09 15:52:20 TOT+JZpG

>>709

遠慮せずに書けば良いよ! 期待してる!

711:名無しさん@ピンキー
09/03/09 15:54:14 TOT+JZpG

>>709
遠慮せずに書けば良いよ!

712:名無しさん@ピンキー
09/03/09 16:10:19 xv2O8nPG
>>709
遠慮せずに(ry

713:名無しさん@ピンキー
09/03/10 09:45:04 TxvjJl6S
シンケンvsゴーオンスレにて

>vsでは弱った走輔を茉子が思わず抱きしめて、美羽と流ノ介が嫉妬するという展開を希望する。
思わず妄想してしまったw俺もvsこの展開キボン

714:名無しさん@ピンキー
09/03/10 15:49:42 hB3ageSg
殿早く桃を襲ってくれないかな?

715:名無しさん@ピンキー
09/03/10 17:10:01 rMX8gR/L

いやいや緑か青でも良いと思うぞ

716:名無しさん@ピンキー
09/03/10 19:50:10 lyyxfjpC
>>713
いいな。その妄想w
又は弱る流之介にマコとミウのダブルハグに
殿か緑と走輔がヤキモキでもよいんだが…


717:名無しさん@ピンキー
09/03/11 06:24:57 Fzhyqcmr
弱った流ノ介に茉子がハグ
それをみた走輔と美羽が顔を見合わせてドキッもありだと思います師匠

718:名無しさん@ピンキー
09/03/11 21:18:52 koPwqWDi
5話でも少し殿と桃の絡みがあるっぽいぞ。
殿と桃以外考えらんね~~~~~

誰かSSまだかい?

719:名無しさん@ピンキー
09/03/11 23:25:32 CGo1tGKd
桃はこの調子で全男メンとフラグ立てる気かもしれん
ボウケン黄みたいに

720:ガイアークジョーク艶笑蛮1/3
09/03/11 23:38:14 B8Mpy8Vt
シンケンネタじゃなくて面目ない。作ったはいいものの、年齢を選ぶ内容なんでここに置かせてほしい。
一から文章考えたわけじゃないただの改変なんで、ほんまもんの職人さんがくるまでの前座になれれば幸い。
ガイアークで艶笑小噺。

「さて、もうじきケガちゃんの誕生日ナリ。そして、毎度おなじみ、ふところ火の車ナリ。
 あまり予算がかからず、それでいてケガちゃんが大喜びするようなプレゼントは無いナリか」
「よし。匿名のラブレターを書いて送るゾヨ」

泥酔した三大臣が、調子に乗って猥談を始めた。
「セックスにはいろいろな体位があるナリ」
「奥が深いものゾヨ。よーし、順番に体位を挙げてくゾヨ」
「面白そうでおじゃるー!」
「まずは、正常位ナリ。次に…」
「ちょっと待ったでおじゃる。正常位とは…どういうものでおじゃるか?」
ヨゴキタ「!?」

ヨゴシュタインとキタネイダスが、害地目と害気目のどちらが男として強くたくましいかで言い争いになった。
「オイル一升瓶一気に空けて、蛮機獣と格闘し、女が嫌がっても力づくでヤるのが害地目の男ナリ」
頭にきたキタネイダスは、その場でオイル一升瓶を一息に空け、蛮機獣を探しに出て行ってしまった。
翌日、全身傷だらけになったキタネイダスが、ヘルガイユに戻ってきてこう叫んだ。
「さあ! 私と格闘する女ってのはどこにいるゾヨ!?」

721:ガイアークジョーク艶笑蛮2/3
09/03/11 23:42:31 B8Mpy8Vt
ある日、キタネイダスが害気目の蛮機獣たちに講義をしていた。
「体には、ビックリウム抜きでも興奮すると6倍の大きさになる部分がある。どこか分かるゾヨか?」
質問されたダウジングバンキ(注・害気目唯一の女性蛮機獣)は赤面し、そして泣きだした。
キタネイダスがその隣のレンズバンキを指すと、「瞳孔ですラッチ」と正解が出た。
キタネイダスは、ダウジングバンキにこう言った。
「お前には、みっつの忠告を与えておく。
 ひとつ、人の話は真面目にきくゾヨ。ふたつ、耳年増もほどほどにするゾヨ。
 みっつ、お前はそのうち、必ず深く失望するはずゾヨ」

次元破壊の旅に出た総裏大臣ヨゴシマクリタイン。さっそく部下達の様子を見て回ることにした。
兵舎の裏にあやしげなラクダが一頭つながれているのを見て、不審に思った総裏はキレイズキーに尋ねた。
「はっ! ムラムラして我慢できなくなったら、このラクダを使うであります!」
総裏はちょっと困惑したが、それで士気が保たれるならと見逃すことにした。
半月もすると総裏も我慢がならなくなり、キレイズキーにラクダを連れてくるよう命じ、
心ゆくまではげんで満足した。
その後、ラクダを連れ戻しにきたキレイズキーに、総裏は尋ねた。
「お前もこのラクダを使っているナリナ?」
「はっ、閣下! みな、女が欲しくなったらこれに乗って、街まで出向いているであります!」

次元破壊の旅に出た総裏大臣ヨゴシマクリタイン。さっそく部下達の様子を見て回ることにした。
「ここは、男の気晴らしにかけては最高であります!」
キレイズキーの言葉に、総裏は首をかしげた。
「しかし、ここには女の一人も見当たらないナリナ…」
「じきにお分かりになるであります」
その日の午後、100頭のラクダが囲いに集められると、興奮もあらわに50体のウガッツたちが我先に飛びかかっていった。
総裏は、大急ぎでその騒ぎに加わろうとしていたキレイズキーを捕まえて問いただした。
「事情はよくわかった! しかしなぜ、全員以上の数のラクダがいるのにお前たちは慌ててるナリナ!?」
「お言葉ですが、閣下! ぐずぐずしてたら好みのタイプを横取りされるであります!!」

722:ガイアークジョーク艶笑蛮3/3
09/03/11 23:45:33 B8Mpy8Vt
ある夜、酔ったケガレシアがヨゴシュタインの元を訪れ、豊かな裸身を惜しげもなくさらして迫った。
「わらわが女であることを、思い出させてほしいでおじゃる」
ヨゴシュタインはうなずき、猛々しいしぐさで自分のマントを取り去ると、床の上に投げ捨てた。
「それ、アイロンかけてたたんどいてナリ」

マシンワールドを叩き出された三大臣。
ヒューマンワールドの孤島に漂着した三人は、しばらくはこの状況を楽しんだものの、
数日もするとヨゴシュタインとキタネイダスはすっかりやつれはて、
ケガレシアの相手をすることに重荷を感じるようになってきた。
ある日、二人は沖合いで溺れている蛮機族を見つけて、これを助けた。
「これでケガちゃんを満足させる労力が、一人分浮くナリ!」「ゾヨ!」
助けられた蛮機族はピンクメッシュの髪を撫でつけ、二人をねちっこい目で見つめた。
「助けていただいて嬉しいわ。アタシは、ココロオトメデス」
そして、ヨゴシュタインとキタネイダスの労力は二倍になった。

マシンワールドを叩き出された三大臣。
まず、ヨゴシュタインとキタネイダスが、ヒューマンワールドの孤島に漂着した。
数時間で踏破できる小さな島には、ひとまずの食料があり、それに羊がいた。
何日かすると、男として耐えがたくなったヨゴシュタインは羊に襲いかかろうとし、
それをキタネイダスが必死になって止めた。
我に返ったヨゴシュタインは、バカな真似をしなくて済んだことを、友に深く感謝した。
それからも何度か血迷うことがあったが、そのたびにキタネイダスが彼を止めてくれた。
やがて数日後、二人に遅れてケガレシアもここに漂着した。
衰弱していたケガレシアを二人が介抱し、ようやく彼女は元気になった。
その夜、ケガレシアはつきそっていたヨゴシュタインに感謝を口にした。
「二人は命の恩人でおじゃる。お礼に、わらわでよければなんでもするでおじゃるよ」
「…本当に、なんでもしてくれるナリか?」
激しい期待を込めてヨゴシュタインがたずねると、ケガレシアは頬を染めてうなずいた。
「よし! では我が羊を襲うのを邪魔しないよう、キタさんを取り押さえてて欲しいナリ!!」

723:名無しさん@ピンキー
09/03/11 23:57:34 Io6mbBcg
職人さんリアルタイム遭遇!
ココロオトメデスの使い方が絶妙で声出してワロタwww
アホエロ話とガイアークは親和性がありすぎるwww
超GJ!


724:名無しさん@ピンキー
09/03/12 00:00:20 CGo1tGKd
違和感ゼロすぐるwww
職人のセンスにプロージット

725:名無しさん@ピンキー
09/03/12 02:52:29 twRekAM8
違和感なさすぎるw
敵幹部物でジャカンジャ暗黒七本槍の物希望

726:名無しさん@ピンキー
09/03/12 03:48:09 DZPfMhjW

夜中にこっそりと投下してみる
初SSだし、携帯からなんで改行等おかしかったらすまん


真剣 殿黄 エロなしです

727:(真剣 殿黄)月夜秘慕情 1
09/03/12 03:50:33 DZPfMhjW
静かな満月の夜。
部屋付きの黒子を下がらせ、独り丈瑠は床についた。
部屋の明かりを落とし、明日の鍛錬について考えながら目を閉じる。
が、廊下に人の気配を感じて丈瑠は警戒しつつ声を出す。

「…誰だ」

カタリ、と音がして襖越しに声がする。

「殿様…夜更けにすみません…うちです。ことはです」

意外な人物だったことに少し動揺する丈瑠だったが、そんなことは表に出さない。

「何だ?」

「うち…殿様に聞きたいことが…失礼してもええですか?」

728:(真剣 殿黄)月夜秘慕情 2
09/03/12 03:51:54 DZPfMhjW

襖越しに聞こえることはの声は、思いつめている様に聞こえた。
丈瑠はことはに入室を促す。
スッと静かに襖が開き、薄暗い部屋に月明かりが入る。
月明かりに照らされ、丈瑠の目に飛び込んできたのは長襦袢姿のことはだった。
丈瑠はその姿に言葉を失う。

「…失礼します…」

ことはは深々と礼をした後、面をあげてじっと丈瑠を見つめる。
暫くの沈黙。
それを破ったのは、我に返った丈瑠だった。

「お前、なんて格好しているんだ」

長襦袢は着物の形はとっていても、下着と同じような物。それ一枚で出歩くものではない。
下着姿の女が夜更けに自室に入ってきたら誰だって動揺する。

729:(真剣 殿黄)月夜秘慕情 3
09/03/12 03:52:56 DZPfMhjW

「うち…覚悟はできています。父から聞いてきましたから」

真剣な眼差しでことはが言った言葉は丈瑠が投げかけた質問の答えではなかった。
丈瑠の頭の中に疑問符が浮かぶ。

「…一体、何の話だ」

「うちみたいな…貧相な身体じゃあかんかも知れませんが、うちがんばりますから」

ことはは立ち上がり、丈瑠のそばに座り直す。
丈瑠の鼻孔を、風呂上がりの甘い香りが刺激する。
その香りにくらりと軽いめまいに似たモノを感じる丈瑠。
薄明かりの中、上気したことはの顔が近づいてくる。

「…殿様…」

730:(真剣 殿黄)月夜秘慕情 4
09/03/12 03:58:03 DZPfMhjW

「待て!」

丈瑠は、ことはの肩に両手を置いて距離を取る。頭を数回振って、めまいを振り払う。

「これは何の真似だ」

夜更けには声が高い気もしたが、丈瑠は続ける。

「…お前、何のつもりだと聞いているんだ」

ことはは驚いた顔の後、悲しそうな顔をして下を向く。
何事が起こっているのか、丈瑠は理解できていかなった。
暫くの沈黙の後、ぽつりぽつりとことはが話し出した。
父や母から聞いていたシンケンジャーの話。
志葉家に馳せ参じた後のこと。
代々、女が継ぐ場合は殿様の夜伽のお相手にもなること。
お声が掛かるのを待ったが、何もないので自分ではいけないのかと思ったこと。
語りながらだんだん涙声になっていくことは。
丈瑠は話を聞きながら頭を抱えていた。

731:(真剣 殿黄)月夜秘慕情 5
09/03/12 04:00:21 DZPfMhjW

「…なんて時代錯誤な、俺がそんなことを望んでいると思っていたのか」

ため息混じりに吐き出した丈瑠の言葉に、ことははびくりと反応する。
顔を上げたことはの目から大粒の涙がこぼれ落ちる。

「泣くな…。そういうことはしなくていい」

躊躇いがちに丈瑠の指がことはの涙を拭う。

「お前だから嫌だという訳じゃない。そういうこと自体、しなくていいんだ」

ゆっくりとことはに言い聞かせるように、丈瑠は言葉を選びながら言う。

「忠義や主従などいいと言っただろう。俺はお前たちにそんなこと望んでいない」

まるで子どものようにこくりと頷くことは。
その表情は少し明るくなっていた。
丈瑠はこっそりと安堵の息を吐いた。
が、薄明かりに目が慣れて改めて見ることはの姿に丈瑠の心臓が跳ね上がる。
少しはだけた長襦袢、そこから覗く白い脚。
上気した頬、潤んだ瞳で丈瑠を見ている。
丈瑠は慌てて羽織りをことはの肩に掛けた。

732:(真剣 殿黄)月夜秘慕情 6
09/03/12 04:02:32 DZPfMhjW

「夜更けにそんな姿で男の部屋に来るものじゃない。好いた男にしてやれ」

早口でまくし立てる丈瑠を不思議そうに見上げることは。
丈瑠は振り切れそうになる理性をなんとか保ちながら立ち上がって襖を開ける。

「明日も早い。早く部屋に戻れ」

その言葉にことはは慌てて立ち上がる。
おやすみなさい、と挨拶することはを丈瑠は廊下へ追い出す。
丈瑠の態度にことはは怒らせたのかと不安になるが、
これ以上なにかしても失敗しそうな気がして襖ごしに謝罪すると自室へ歩き出した。
遠ざかる足音を聞きながら丈瑠はため息をはく。
まだ速く打ち続ける鼓動を落ち着かせようとするがうまくいかない。
明日の為に寝なくては、と床に入るがことはの残り香が鼻孔をくすぐる。
先程までの光景が頭の中で何度も繰り返して再生される。
月明かりの長襦袢。
ことはの涙。
白い脚。
ことはの息づかい。
あんなことなんだというんだ、大したことはない…、そう繰り返し思いながらも
頭の中のモヤモヤは晴れない。
その夜、丈瑠が眠りにつけることはなかった。




733:名無しさん@ピンキー
09/03/12 04:05:42 DZPfMhjW

終わりです


前で出ていた夜伽話でつい妄想が膨らんでしまいました

お目汚しですみませんでした

734:名無しさん@ピンキー
09/03/12 05:19:29 0f51A3OQ
>>733
こ、これは…!!
今まさに追い求めてた殿黄…!!
ありがとう、朝からGJ過ぎて言葉失いました
ことは純心で愛らしく、殿やさしくてニンマリです
つか殿の理性にもSGJw
出来れば、つづきを…!
ふたりがどんな気持ちの変化を辿るのか見てみたいですよ

長々と(そして自分も携帯から)失礼しました

735:名無しさん@ピンキー
09/03/12 14:57:35 XrGFZBS7
>>721
亀レスだけど。
ボウセキバンキ……

736:名無しさん@ピンキー
09/03/12 17:53:42 up3w3ed2
>>735
かっこ内に、「害気目唯一の女性蛮機獣」ってあるよ。ボウセキは、害地目。
あと、害水目のシャワーバンキのことも、たまに思い出してあげてください。

737:名無しさん@ピンキー
09/03/12 21:52:34 SyfQKU0u
>>733
GJ!
『思』のモヂカラを使われたような
まさに好みな殿黄でした!
ぜひぜひ続きも読ませて頂きたい。

738:709
09/03/12 23:53:41 00gL/ZWb
>>709です。
調子に乗って殿桃を書いてみたので投下させて下さい。
エロ無しヘタレですみません。

739:真剣殿桃「漆黒の瞳」
09/03/12 23:54:40 00gL/ZWb
分かっていた。戦わねばならないと。
だから苦しくなんてないし、悩んだりもしない。
けれど一つだけ、引っ掛かることがある。
「……。」
それは、払っても払っても頭に浮かんで来る幻。
消そうと努めればその分、意志とは正反対にくっきりとした輪郭で浮かび上がる、憎たらしい男の影。
「何だって言うのよ!」

彼は確かに強い。
誰よりも冷静に状況を察知して、乾いた声で事を命じる。
ショドウフォンが描く軌跡にすら、迷いはない。
冷酷なまでに真っ直ぐな眼差しで、ただひたすら敵に立ち向かい、勝利するのみ。

740:真剣殿桃「漆黒の瞳」
09/03/12 23:56:28 00gL/ZWb
殿。丈瑠。殿様。
仲間たちはそんな風に、それぞれに彼を呼ぶ。
けれどあたしはまだ、その名を口にする勇気すら持てないままだ。

顔を上げて見つける三日月は、闇の中のひとしずく。
そんな儚い光で照らさないで。そう願う。
こんなにも情けないあたしを、労るような優しさで包み込まないで―。

「何をしている」
「!!」
その時、突然背後からもたらされた声で、心臓が止まるかと思った。

振り返らなくても分かる。
ついこの間までは見も知らぬ他人だったのに、今は嫌でも分かってしまう。それが悔しい。
「なに、も」
自分の中に静けさを呼び戻す為の低音は、ひどくざらついて言葉にならなかった。


741:真剣殿桃「漆黒の瞳」
09/03/12 23:58:57 00gL/ZWb
どんな望みもありはしないのに、いつも無意識に探し続けている人。
捨てて来た夢のかけらに惹かれるより強く、求める答え。

流ノ介みたいに。千明みたいに。ことはみたいに。
あたしも自然に、彼と関わり合えればいいのに。

「…ッ!」
「何故泣く」
息を呑みながら発された声に、愕然とした。

知られてしまった。
抱えた想いに困惑しながら、堕ちて行く勇気を持てない臆病なあたしを、見つけられてしまった。

どんなに隠そうとしても、もう無理。
頬を伝う涙は熱くて、コントロールの利かなくなった自分自身を呪う。
「な、泣く訳ないでしょ!ウザいのよ、放っておいてよ!」
支離滅裂な言葉を吐き、自らの肩を抱きしめた。

742:真剣殿桃「漆黒の瞳」
09/03/13 00:02:19 L8zfwmE0
守らなきゃ。
これ以上進まないように。心が漏れ出してしまわないように。
この人を…困らせないように。

「お前、」
願望に反し、易々と正面に回り込んで来た彼は、指先で空中を探った。緩やかに自由に、恐ろしく慎重に。
やがて、ひと房掬い上げたあたしの髪に、唇を押し当てる所作のあまりの自然さに、目を見張る。
「ちょ、…!」
「怖いのか?」

伏せられた瞼。育ちの良さが窺える、綺麗な手。
引き締めた唇が触れている先は、あたしの一部。
勘違いしてしまう。
そんなことをする表情が、あまりにも愛しげに見えるから。

「…泣くな」
長い前髪の隙間から、いつも通り愛想のない眼光。
耳ではなく心で、恐ろしく速い自分の鼓動を聞いた途端、上手く息が出来なくなった。
「あ、の…」
呟きは闇に消え、僅かに伏せられた睫毛に漂う魔性。

743:真剣殿桃「漆黒の瞳」
09/03/13 00:03:24 L8zfwmE0
漆黒。そんな濃さを湛える彼の瞳の中に、あたしが映っている。
今、この瞬間。あたしだけを、映してくれている―。

「気が済んだら、戻って来い」
そう言い渡すなり、彼は振り切るように背を向け、歩き出した。
突如解けた緊張感に、再びぼんやりと月明かりを受けながら立ち尽くす。

「何だって、言うのよ…」

彼が口づけた髪に、そっと触れてみる。
その途端、指先がじんと熱く痛んだような気がして、あたしは強く目を閉じた。


<終>

744:名無しさん@ピンキー
09/03/13 00:12:22 mrjlkuWt
リアタイ遭遇ktkr!
超GJでした!

745:名無しさん@ピンキー
09/03/13 00:14:36 QOFpwRIy
ぐっじょぶー
どきどきしたぜ

746:名無しさん@ピンキー
09/03/13 00:27:33 242eKExO
殿黄も殿桃も乙!

747:名無しさん@ピンキー
09/03/13 01:21:30 eo3MOkeZ
失礼します
真剣青桃投下します

エロありなので苦手な方はタイトルNGでお願いします
タイトルは「隠せない思い」です

748:真剣青桃「隠せない思い」
09/03/13 01:22:57 eo3MOkeZ
戦いと稽古の一日が終わり、床につこうと部屋に戻ったら隣の布団には湯上がりと思われる茉子が寝間着姿で濡れた髪を拭いていた。


「………?」


おかしい。
私と同室なのは千明のはずだ。
もしや私はおかしくなって、いよいよ茉子の幻でも見ているのか。


ホームシックの一件以来、茉子に特別な感情を抱いていたのは否定出来ない。
だか茉子は単に『困ってる』私を助けただけ。それに外道衆を倒すまで侍として生きると心に決めたのだ。


もしかしたら、千明が茉子に見えているのかもしれない。…などと思って声をかけてみる。


「千明」
「………」
「おい、千明」
「………流之介、あたしが千明に見えるって言うの?」


ほ、本物の茉子…だったか。


「ま、茉子?」
「なによ」
「何故私の部屋に?」


しかも寝間着で。隣の布団で。
これはいけない。物凄くいけない気がするぞ。


「千明がどうしても夜通しことはに相談したい事があるって言うから、今夜だけ部屋変わったの」
それがどうかした?と言わんばかりに茉子は私を見つめる。


「だ、だめだ!絶対!!」
「何が?ことははずっと山に篭りっぱなしだったし千明は今友達とは会えないから、ちょっと心配だったんだよね。だから二人が仲良くなってよかったじゃない」
「しかし、だからと言って若い男女が夜を共にするなど…、破廉恥だ!」
「破廉恥って。ことはも千明もまだ子供だよ?」
「違う、千明達の事ではない。私達だ!」
「えぇ?」
私の言葉に、茉子はからかうように笑った。


茉子、お前はそのつもりはないかもしれない。
でも私は違う。ずっと押し殺してきた気持ちがある。


以前茉子と二人きりで、夜を明かした事はあった。だが今とあの時では何かが違うんだ。
しかし茉子はそんな私の気も知らず、悪戯そうに微笑んだ。

749:真剣青桃「隠せない思い」
09/03/13 01:25:24 eo3MOkeZ
「へ~…」
ニヤニヤと私を見つめながら、茉子がゆっくり近付いてきた。
「な、なんだ…?」
「流之介ってちょっと堅物かなって思ってたけど、そう言う事も考えてるんだぁ」

布団に膝をついたまま、私の側に手をついた茉子が耳元で囁く。
「意外かも」
「ま、茉子…」
耳にかかる吐息に、鼓動がいっきに跳ね上がる。
だめだ
だめだ
だめだ
頭の片隅で警報がなっている気がした。


「りゅうのすけ」
まるで私を嘲るように囁く茉子。
その手が私の肩にそっと触れた瞬間、はりつめていた何かが切れた。




「きゃっ…」
肩に置かれた手を取って、そのまま茉子を押し倒す。
茉子は驚いたように一瞬瞳を見開いたが、すぐに先程のように微笑んだ。

ああ、こんな表情を妖艶というのだろうか。
「茉子…!」
たまらずその唇に自分のそれを押し付ける。息を荒げる私とは反対に茉子は静かに目を閉じた。茉子の腕が私の首に絡められる。
こんな時、どのように振る舞えばいいのだろう。
今は侍として。そしてその前は歌舞伎の道をただひたすら進んできた私には、次はどうすればいいのか分からない。

「流之介…」
重ねるだけの口付けが終わった後、茉子がうっとりと呟いた。
至近距離で目と目が合い、動けずにいる私に今度は茉子から口付けをしてきた。

先程とは違い、茉子の舌が私の舌を絡めとる。
「んっ…?むっ…」
最初こそ驚いたが、私はその感覚に次第に酔っていった。慣れないながらも、懸命に茉子の舌を追う。
後はもうその感覚に身を任せるだけだった。
無我夢中で茉子の唇をむさぼりながら寝間着をはだけさせる。
湯上がりで薄く紅に染まった肌。甘い髪の香り。息継ぎの合間に漏れる溜め息のような声。

全てが初めてだったのに、まるで知っていたかのように私は自然と茉子の胸へと手をのばす。
「あっ…」
「…茉子」
心臓がうるさいくらいに脈打っていた。まるで初めて舞台に立った時のような緊張感と、押し寄せるような興奮。
「流之介…、これ以上はまずいって…」
茉子が吐息まじりにそう言った。
「すまない…でも、どうやって自分を押さえればいいのかが分からないんだ」
熱く、甘く、ひどく苦しい。この気持ちを恋と呼ぶのなら、恋とはなんと切ないものなんだ。
「助けてくれ、茉子…!」
私が叫ぶと、茉子は回した腕に力をこめて私の顔を自らの胸へとうずめさせる。
「もう…。だからあたし、そういうの弱いんだってば」
茉子は優しく私の髪を撫でながら、いいよ、助けてあげる。と囁いた。
「きて、流之介…」
言いながら、茉子が私の着ているものを脱がせていく。

750:真剣青桃「隠せない思い」
09/03/13 01:26:55 eo3MOkeZ
それに習って、私も茉子の寝間着を脱がせていく。
お互い生まれたままの姿になると、茉子は頬を染めて己の腕で胸を隠した。

「ねぇ、灯り…消して?」
ねだるような声。
言われるままに、私は部屋の灯りを消した。
再び茉子に向き直ると、茉子は私の手を取り自分の胸へと導く。

「流之介、いいよ。好きなようにして」
「すまない…茉子。ありがとう」
私は茉子に口付けを落とすと、そのまま胸を愛撫した。
全体を揉み、固くなった突起を指で摘み、とにかく思うままに茉子の体に触れた。
そのたびに耐えるような喘ぎ声が茉子の口から漏れる。

「茉子…もっと声を聴かせてくれ」
「やだ、恥ずかし…っあぅ…」
胸の突起を口に含むと、茉子の体が跳ねる。
ここが弱いのだろうか。
茉子の反応を試すように優しく、強く、軽く歯を立てたりしながら舐める。
「あぁ…っ、もう…バカ、そこ…ばっかりぃ…」
涙を溜めた瞳が、私を睨む。
「茉子っ…もう、限界だ…!」
「流之介…」
訴えると、茉子は私の欲望にそっと手を添えた。
「ぅあ…っ」
たまらず声をあげる。
触れられただけで達してしまいそうなほど、私のそれははりつめていた。
「流之介…、可哀想。こんなに我慢して…」
言いながら、茉子の繊細な指が私の欲望を優しく擦る。
「くぅ…、あぁっ」
「ねぇ、もう挿れて?」
「だ、駄目だ。女性は…慣らさないとっ…痛むんじゃないのか…?」
経験がないとは言え、一応の知識はあった。
茉子の言葉に私はなけなしの理性で反対する。

だが茉子は、暗闇の中で首を横に振った。
「いいの、大丈夫」
「しかし…っ」
「こんな辛そうな流之介見てられないよ、お願い…ね?」
「茉子…」
もう限界だった私は、言われるまま茉子の秘部に欲望を押し付ける。
そこは予想より潤っていた。胸への愛撫だけでここまで感じたのか。
熱に浮かれた頭の片隅で、意外に敏感なのだと思った。

ゆっくりと私自身が茉子の中に入っていく。
ろくに慣らしていないそこは、まるで私の侵入を拒むかのようにかたくなだ。
「あ…っ、やぁあ…」
「茉子…辛いなら…」
「ダメっ…やめないで…」
ポロポロと涙を溢しながら懇願されると、自分を抑えようがない。
一思いに腰を進めると、茉子が悲鳴にも近い声をあげた。

751:真剣青桃「隠せない思い」
09/03/13 01:28:31 eo3MOkeZ
「ああぁっ…」
「茉子、大丈夫か…?」
はぁはぁと荒い息を吐きながら、見つめあう。
「全部…入ったぞ」
「ほんと?」
「あぁ…動いて、いいか?」
「ん…どうぞ」

許可を得ると、私はゆっくり腰を動かし始めた。
「ふぁ…っ、あぁんっ」
動く度それに合わせて、茉子からあられもない声があがる。
ひとつになれたのだ。
それが実感出来た。

「あぁっ…流之介っ…流之介ぇ…」
不思議な気持ちだ。
心の中で荒ぶる何かが暴れ出しそうな程もどかしく、苦しい。もっともっとと、茉子を求めてやまない。
なのに結ばれた事に感動を覚え、目頭が熱くなる。

「ふふっ…なに、泣いてるっ…のよ」
喘ぎながら茉子が笑う。
「大丈夫っ…泣かないで、流之介…っ」
「違う、嬉しいんだ…」
「あんっ…、流之介…あたしっ、もぅ…ダメっ」
茉子の体がビクビクと震える。限界が近いのか。
「ああ、私もだ…っ」
頷いて動きを激しくすると、茉子はいやいやと首を振りながら快楽に溺れた。
「やあっ…ああぁっ、ふぁあああっ」
「うあっ…」
茉子が達した瞬間、私は何とか堪えて自身を茉子の中から抜いた。
私の放った白い飛沫が、茉子の腹や太股を汚す。

のろのろと茉子が起き上がり、優しく私の頬に触れた。
「流之介、大丈夫?」
己が汚した茉子の体を見つめ、今更罪悪感がこみあげる。
茉子の手を優しく払い、私は土下座した。
「茉子…!すまない、謝ってすむ問題ではないが…本当に申し訳ない」
「流之介、顔あげて」
「だが」
「いいよ、あたしも…今夜ちょっと期待してたから」
「えっ?」
茉子の言葉に顔をあげると、決まりが悪そうに視線を反らされた。
「だから…あたしも、わざと流之介を煽ったっていうか…」
「そ、それは、もしかして…」
私が震える声で尋ねると、茉子はああもうっ!とこちらを睨んだ。

「とにかくっ!また流之介が困ってたら、あたしがこうやって助けてあげるってこと!」
「い、いいのか?また?本当に?」
何度も確かめる私に、茉子はうんうんと頷く。
「茉子、大好きだ!愛してる!」
ぎゅっと抱き締めると、茉子が私の胸を押し返す。
「んっ?」
疑問に思い茉子の顔を覗くと、冷たい瞳で一言。
「愛してるとか、そういうのウザイ」
「そ、そんな…!」
やっぱり結局ウザがられるのか…!!



〈終〉

752:名無しさん@ピンキー
09/03/13 01:30:52 eo3MOkeZ
以上です
初めてのSSなのでお見苦しい点があるかもしれません
ご容赦下さいませ

お目汚し失礼しました

753:名無しさん@ピンキー
09/03/13 01:43:42 NfTI6fj9
も、萌え死ぬかと… !
なんという神々の連続投下、しかも全部違うカップルとは盆と正月とクリスマスが一気に来た気分だw

>>733
据え膳食わぬ殿カッコイイな
貧相気にしてることはハァハァ!

>>739
うおー殿桃待ってたから凄い嬉しい!!
ツン弱な桃→殿と不器用な殿の優しさが良かった!

>>747
シンケン初エロにリアルタイム遭遇できるなんて…GJGJGJGJ!
大人の女桃とヘタレ青の性格が凄く伝わってきたし本編に似てて、
初めてってのを疑ってしまう程よかた!
しかし緑は黄と何かあったんだろうか…
殿、余って(ry

754:名無しさん@ピンキー
09/03/13 01:53:21 cdegb5Fs
おおお、青桃来たぁ!しかもエロ!GJです

しかし夜通し相談とは…
緑黄編もよろしくお願いしたいっす

755:733
09/03/13 02:00:31 iIzP4gin

稚拙なSS読んで下さってありがとうございます
神の連続投下に涙目
真剣はどの組み合わせもおいしいな

>>738
殿桃GJです
萌えしぬかとおもた
殿様の不器用な優しさがイイ

>>752
青桃GJすぎる
キュンキュンしました
茉子が妖艶でハアハアした
是非に緑黄編も読んでみたい

756:名無しさん@ピンキー
09/03/13 19:14:22 sSZ7OH/S
>>747
GJ!結局ウザがられる流ノ介に泣けました。
作品は最高ですが、注意書きに一つ気になる所がありましたので、以下に。

> エロありなので苦手な方はタイトルNGでお願いします

ここは「エロパロ板」なので、この一文は無くても良かったと思います。
むしろ、エロなしのときにこそ必要かと。
(すみません。少し引っかかったもので。)

757:名無しさん@ピンキー
09/03/13 19:36:02 hRLV072h
なあ。一昨日~今日にかけて何があったんだ…?


神降臨ktkr!!マジでGJです!

758:1
09/03/14 23:59:58 xi09RmoG
そろそろ、次スレのことも考えた方がいいかも。
番組も変わったから、テンプレも変えたほうがいいよね?

759:名無しさん@ピンキー
09/03/15 00:47:21 7lMuBcWW

あー確かに…

760:名無しさん@ピンキー
09/03/15 08:00:18 cfeC72ea
今回は殿桃っぽいとこが有ったな
次回は緑黄か

761:名無しさん@ピンキー
09/03/15 08:42:44 zFW6yee7
桃だけが殿を理解しつつある
これはやっぱりフラグだよな。強がりな殿は桃の母性本能くすぐりまくりかな

762:名無しさん@ピンキー
09/03/15 08:44:12 jvy08kbS
ほんのり殿桃だったね。桃、やっぱり名前呼び派だったかー
来週の予告で妙にときめいた自分がいた。緑黄イイ!
そして赤←黄←緑な妄想してみたら、これがまた切なくてかなり萌えなんだぜ…

763:名無しさん@ピンキー
09/03/15 09:11:16 BPOhgoBV
今週は殿桃も殿黄もあったな!
殿が修行かも、と感覚的に殿のことを理解してる黄色と、
観察眼?で殿を良く見てる桃、どっちも良かった。
しかしことはのリクエストを良い笑顔で聞く青に青黄も想像してしまった…w

でも次回は緑黄!

764:シンケン緑黄 小ネタ
09/03/15 17:05:33 FBmzztK2
「ふあっ…んむッ…千明、熱い…。」
「ほら、ちゃんと味わって全部飲み込めよ。」
「んっ…んんっ……!」








「ぷはあ、おでん熱いけどやっぱりおいしいなあ。」
「コンビニのおでんそんなにうまい?」
「うん!前住んでたとこ田舎で、こういうの食べれへんかったから。」
「そっか…じゃあ、また買ってくるかな。」
「ほんま!?千明ありがとう!」
「お、おう。(ヤバい、かわいい…。)」



次回予告にwktkし過ぎてやった。
つまらない小ネタで正直スマンかった。
来週の二人の絡み次第だけど、何か書けたらいいな。

765:名無しさん@ピンキー
09/03/15 17:18:28 3WAd+sBM
桃は都合のいい女

766:真剣 赤←黄←緑
09/03/15 18:46:05 uBZOSoWk
「……うちって魅力無いんかな」
「は?」
隣に座っていたことはがいきなり小さな声で呟いた

*矢印は振り向かない*
思わずことはの方を向いたら練習してた文字がめちゃくちゃ曲がったけど、それどころじゃない
「お前いきなり何言ってんだ?」
「殿様は茉子ちゃんみたいな大人の女の人のがえぇんちゃうかな…」
俺の存在を忘れてるかのようにことはは喋る。
その目線の先には丈瑠と姉さんがいて、
まぁ…
お似合いと言えばお似合いに見えないでもないけど

「…丈瑠が好きなのか?」
「…そんなん、ちゃう」
じゃあなんだよさっきの切なそうな顔。
「殿様は殿様や。…うちなんか好きになったらあかんの」
そう言って丈瑠達から目を離して俺と目を合わせる。
いきなり合わさった瞳に慌てて俺は目を逸らして呟く
「…結局好きなんじゃんアイツが」
つまりそういう事だろ。
心なしか声が低くなる。
なんか、イライラする。
「………千明意地悪さんや」
ことはが頬を膨らまして俺の肩を叩く。
痛くない。
当たり前だけど痛くない。
「…事実やろ。事実」
イライラしてたくせに
ことはが俺の名前を呼んだらなんか嬉しくなって思わずことはの真似をした。そしたらことはがプッと笑った
「全然似とらんー!」
「うっせー!」
やっと笑ったことはの髪をぐしゃっと撫でるとことはは笑ってくれた
コイツが笑うと嬉しくなる。
もっと笑顔が見たいと思う。
「笑った顔が可愛い」なんてそういうのも魅力の一つだとしたら、
ことははどの女より魅力的だと思う。
だから、
「笑っとけよ」
「え?」
「お前の笑った顔好きだもん俺」
「本当?」
「お前の魅力その1。笑顔!」
「……っうん!」
はにかんだ笑顔を今は独り占め出来るなんて
幸せじゃないか
だから、
心の奥にある小さな気持ちに気付かないふりをしていよう
(好き、なんて言えるはずないじゃないか)
END
赤←黄←緑
緑黄をチラッと殿様が見てたら萌。
携帯からなんで上手く行かなかったらすみません!

767:名無しさん@ピンキー
09/03/15 20:21:58 zFW6yee7
まあ殿様なんだから
奥方様以外に側室が何人いようと許されるよな

768:名無しさん@ピンキー
09/03/15 21:11:22 CXBb+m8o
今日のシンケン今見た。
かるく殿茉子の空気あったなw
つーか、茉子は殿の素をなんとなく理解してそう。
あの後屋敷で寝込んでる殿を一人見舞に部屋にいってそうと妄想してしまったw寝顔だけひたすら見てる。

769:名無しさん@ピンキー
09/03/15 21:32:29 lVLjmsAr
おっ、緑黄が来てる。しかも2作もw
職人さん、お二方ともGJです

770:名無しさん@ピンキー
09/03/15 21:45:28 BPOhgoBV
緑黄GJ!
おでんエロいw
緑→黄→赤イイヨイイヨー!

本スレで言われているように、茉子には弱気センサーがあって、
殿の弱気に反応したに違いないw
そのうち殿もあの胸に捕獲されるの期待w


771:名無しさん@ピンキー
09/03/15 22:51:33 vg28cpT9
緑黄見てると、ボウケンの黒黄は被るのは俺だけじゃないはずだ。

772:名無しさん@ピンキー
09/03/15 23:03:32 h4OtM2PN
>>771
ノシ

ほややんとした黄に対して保護者気取りになればいいと思う>緑
ほっとけないっていう

773:名無しさん@ピンキー
09/03/15 23:08:40 9ljGK6Pk
緑黄GJ!


>>762
自分も切ない萌え人間なので、赤←黄←緑が堪らんですわ。
今日の放送を見ていたら、桃→赤←黄←緑…!とか思ってしまった。



更に青と黄は、兄と妹みたいな関係がいいなぁと。
超世話焼きで超シスコンな青兄w
来週の予告を見て、ことはの姉が実は殿の許嫁、ってのもアリかもしれんと思った。
どんだけ片思い&切ないシチュ好きなんだ自分www

774:名無しさん@ピンキー
09/03/15 23:54:32 BPOhgoBV
>>773
そこで
青→桃→赤←黄←緑ですよ!
これで誰も余らないから完璧だな!

775:名無しさん@ピンキー
09/03/15 23:59:29 cUToX9qZ
……となると

緑→黄→赤←桃←青

か?
どこより爛れた戦隊に……

776:名無しさん@ピンキー
09/03/16 00:23:31 +q1N/Y/U
スレの残り少ない時に申し訳ありません、真剣殿桃投下させてください。
今日のほのかなフラグが燃料になりました。
いきなりエロでストーリー性皆無ですが、お暇潰しになれば幸いです。

苦手な方は、真剣殿桃「光差す道へ」でNGお願いします。

777:真剣殿桃「光差す道へ」
09/03/16 00:26:16 +q1N/Y/U
月のない夜。暗い寝所に響き渡る、熱い呼吸と衣擦れの音。
「……ッ!」
繋がり合った下肢からもたらされる甘い刺激に、茉子は洩れそうになる声を必死で堪えていた。
男の腿の上に腰を下ろし、屹立を真上から包み込む。
溺れた者のように首を伸ばし、唇をきつく噛むと、瞳の端にうっすらと滲む涙。
律動は止むことなく、快感と苦しさの狭間で今にも意識が薄れそうだった。
「…ぁ、っ」
茉子の両腕は、首だけを抜き取った状態で裏返ったシャツによって、背中で固定されていた。
目の前の男に抱きつきたいのに、出来ないもどかしさ。
表情すら窺い知れないほどの暗闇の中で、唯一その存在を知らしめるのは、彼がくれる甘苦しい痺れだけ。
それが茉子を焦がし、より深い繋がりを求めさせた。

男は何も言わない。いつものことだ。
普段から自分のことを語らない彼は、こうして交わる時はより寡黙さを増す。
黙々と行為に耽る。が、時折何かに憑かれたように激しく茉子を求め、乱す動きの淫らさに、茉子は歓びを感じてしまう。
冷徹なまでに物静かな男が、恐らく唯一コントロール出来ない衝動。
それを余すことなくぶつけられることで、彼の人間としてのひとかけらを知るような錯覚を抱くのだ。

「はん…っ!」
僅かながら、高い嬌声が洩れた。
ふっくらと揺れる茉子の乳房の頂点を、男の舌が捕えたからだ。
桃色の乳輪のあたりにまで歯を立て、ざらついた裏側で転がしながら吸う。
ひんやりとした室温に晒されたそこに、口内のぬくもりは溶けそうなほど心地好かった。

すかさず下から抉るように突き上げられて、舌を噛みそうになってしまう。
「だ、だめ…」
腕が使えない為に、身体を引き剥がすこともままならない。嬲られるままに濡れる胸と秘部が、行き場のない水音を響かせた。

778:真剣殿桃「光差す道へ」
09/03/16 00:28:23 +q1N/Y/U
男の腕が、強く茉子の白い背中を引き寄せた。
一見華奢なのに、程良い筋肉をつけた厚い胸に頬を寄せる。
首筋に顔を埋めると、襟足から香るシャンプーの匂いに、この男も髪を洗ったりするのだと何故か可笑しくなって、茉子は忍び笑いを洩らした。
「ん、」
何故笑う。短いながらも怪訝な問いに、少し驚いた。聞こえていたなんて、と。
「何でもないわよ…」

茉子は自らの笑いを鎮めるように、男の耳朶を含んだ。
一瞬、ぴくんと彼の背が伸びる。その反応が可愛くて、縁を舐めながら奥へと舌を進める。
ぴちゅ、とわざと音を響かせて歯を立てると、男は逃れたそうに首を振った。
「や、めろ…」
「気持ちいい?」
あぁ、愛しい。このまま食べてしまいたくなる。

後方で腕を拘束され、せり出した状態の胸を、男の掌がめちゃくちゃに揉みしだく。
「も…、負けず嫌い!」
「お前に言われたくない」
男が胡坐を崩すと、途端に茉子の背が傾く。
布団に倒れ込むなり、ぎりぎりまで腰を引いて素早く腿を割り開き、ぐっと最奥まで腰を進めた。
もう痛みはない筈なのに、入口が疼くような感覚があった。
身体の下に敷いた腕が、布団に擦れて痛む。
「あ、んぁ!」
揺さぶられ、与えられる快感が、男と繋がっているという事実を知らしめる。茉子の心が波打ち、それは身体にフィードバックされる。


779:真剣殿桃「光差す道へ」
09/03/16 00:32:02 +q1N/Y/U
高さを増す蜜の音。挿されたままの男の芯が、硬さを増して行くのが分かった。
茉子は左肩を上げ、無理な体勢を承知で鼻先を擦りつける。自らの肌に舌を這わせ、軽く歯を立てるようにしながら、襲い来る快楽に耐えた。
「こ、声、出ちゃ…」
「人払いはしてある」
決して直接的な言葉は使わない、彼らしい許しに、茉子は何故か泣きそうになる。
「ふ…っ」
それを悟ったように、男の唇が瞼に落ちて来た。
こめかみに、目尻に、眉間に移動し、鼻の頭を挟んで止まる。まるで狙いすましたかのように。

「あっ、あぁ…」
片足を折り畳まれ、横向きにされた。入口が狭まって圧迫感が増したところに、一方的に腰を叩きつけられるのだからたまらない。
「ん、あっ、はぁぁんっ!」
自分のものとは信じられないほどに妖艶な声を、もう止めることなど出来なかった。
半身を捻って上向かされると、男が再び胸の先端を含む。
首筋に、顎に、頬に。決定的な場所を避けた口づけに、茉子は触れたい衝動を抑えられなくなった。
「…。」
呼んでもいいのだろうか、その名を。
熱に浮かされ、やっと忘れられていた彼の現実を、引き戻してしまったりはしないだろうか。

「た、」
静かに口にしかけると、刹那、男の呼吸が跳ね上がった。限界が近いのかも知れない。

抱きしめたい、出来ない。でも、それで良かったかも知れない。二度と離れないよう、溶けてしまいたいと望んでしまうから。
彼は自分のものにはならない。その事実を、今は知らないままでいたい。
茉子。たとえ名前を呼ばれることは叶わなくても、この人に快感を与えられている。
僅か一瞬の、幻に消えてしまうような時間でも。

あたしは今、物凄く…幸せ。


780:真剣殿桃「光差す道へ」
09/03/16 00:34:05 +q1N/Y/U
「―丈瑠」

吐息で名前を呼んで、暗闇に目を凝らし、揺れる影を見上げた。
と、覆い被さって来る身体の重み。
閉じ込められた肌に熱が篭り、丈瑠の汗が零れ落ちた。
「ん…!」
唇を塞がれる。初めは触れる程度だった重なりは、すぐにこれまでの物足りなさを埋めるような深い口づけに変わった。

―すき。
好き。好きよ、丈瑠。

言えない言葉を心の中で必死に叫ぶと、彼は茉子の手を握り締める。
無防備な舌先を絡め取られ、呼吸ごと奪われた。反射的に強張る身体が、抽挿を締めつけながら受け入れる。
「ッ!…も、う…!」
切ない声を上げる丈瑠。
壊れそうなほどに動きを速め、やがて茉子の奥へと欲望を放出した。

夜着に身を包んだ丈瑠は、しっとりした寝息を立て始めた。
茉子は起き上がり、昼間のままの服を整える。
早く自室に戻ろう。今夜は暇を出された黒子たちだって、この寝所を守るためにいつかは戻って来るに違いない。
一番の不審者が、既に入り込んでいると言うのに。自嘲すると、丈瑠が僅かに身動ぎした。
「……、」
別れの挨拶を囁きかけ、やめる。
代わりに彼の肩に毛布を掛け直して、茉子は静かに襖を開けた。


781:真剣殿桃「光差す道へ」
09/03/16 00:35:28 +q1N/Y/U
人の気配が消えたのを確かめて、丈瑠はゆるりと目を開けた。
重たい闇は飽くことなく室内を塗りつぶし、圧倒的な威圧感を以て彼に襲いかかる。
寝具の片側が、少しだけ広めに空いていた。
そこに寝ていた女のことを思い、胸が締めつけられるような苦しさを抱く。
手の甲で瞼を覆った。
置いて行かれた子供のように、孤独と不安に苛まれながら。

本当の気持ちを告げられない。
好きだと言われすらしないまま身体を重ね続ける現実に、自分の価値を問われるような気分。
何故俺は、こんなことをしているんだ。殊更に冷静さを取り戻すこんな瞬間を、丈瑠は厭う。

身体に残った気怠さだけが、濃密な時間の証。
誰かの代わりならば、それでもいい。
何も言わずに知らぬふりでいれば、ただひとときのまやかしでも、彼女を自分のものに出来る。
「―茉子」

傍らで、埋めきれずにいる空間に手を触れた。
彼女の優しい匂いも、甘い汗も、罪深い肢体も、そのぬくもりも。
「茉子…」
今は消え去り、もうここには何もない。

丈瑠は深呼吸をし、夜着の襟元を正した。
忘れなければ。
夜が明ければ、またいつも通りの自分にならなければいけないのだから。

「大丈夫、だ」
半ば無理やりに、痛む心を鎮めて、そして。
丈瑠はたった一人で、眠りという名の切ない闇に身を鎮めて行った。


<終>

782:真剣殿桃「光差す道へ」
09/03/16 00:37:33 +q1N/Y/U
以上です。
PCが規制に遭い、携帯から書き込んでいる為、改行等に不具合があったらすみません。
お目汚し失礼しました。

783:名無しさん@ピンキー
09/03/16 00:41:47 g8uA3Az/

ちょ…わ…!!

神が来て下さったよ
殿桃萌えるー!!

784:名無しさん@ピンキー
09/03/16 00:50:21 MmsJyY4T
>>782
GJ!GJ!
なんという切な萌え…!

この殿桃がいつか心まで結ばれる展開を
願わずにはいられない。

785:名無しさん@ピンキー
09/03/16 02:21:53 u/UbTfjf
GJ!!
ええのぉ~
俺は、どちらかといえば黄赤派だが、今回の桃を見るとヤッパリ桃赤も妄想してしまうよな
本編の今後でどんなカプになってくか、非常に楽しみだ

786:名無しさん@ピンキー
09/03/16 06:24:06 yg6RpO9o
保管庫って更新されてないのね…

787:名無しさん@ピンキー
09/03/16 07:26:51 ZcCl392v
出勤前で時間がないため自分で立てられないので警告だけ

490kb越えてるから新スレ立つまで書き込みは控えてくれ

788:名無しさん@ピンキー
09/03/16 18:27:05 RDf6Iqy6
新スレ

戦隊シリーズ総合カップルスレ9
スレリンク(eroparo板)

「幸せハイウェイまっしぐら」のまま立ててしまった、スマソ。

789:名無しさん@ピンキー
09/03/17 22:06:39 0s5O6J8R
序盤でここまで萌え萌えできるのって久しぶりだ埋め

790:名無しさん@ピンキー
09/03/17 22:31:39 66NVOvRV
母性本能攻撃する青とか
尽くしっぷりにほろっとくる緑とかいいなあ。
でもって、殿の笑顔にやられる桃黄なんかもいいなあ梅

791:名無しさん@ピンキー
09/03/18 00:40:19 WAomNxoT
投下します
エロもなにもありません、すみません
ただ埋めるだけのものとして大目に見てください。
タイトルNGワードでお願いします

792:真剣 「泰然狼狽」
09/03/18 00:42:08 WAomNxoT
 境内にて竹刀を振りおろす凛とした背中を見つけ、ことはは口元をほころばせた。
「さすが、殿さまや」
丈留が姿を消しているときは、稽古をしているに違いないと思った。
事実、丈留はそうしていた。
丈留の姿を見つけたことと、丈留が自分の予想通り稽古に励んでいたことがうれしくて、ことはは彼に駆け寄った。
そうしているうちに、丈留の腕が止まり、振り返る。
それですら、さすがやなぁと感心してしまうことはだ。
振り返ったのは、ことはの気配を察したに違いない。
「殿さまと一緒に遊園地に行きたいです!」
流之介に言われたままの言葉を、ことはは息を切らしながら一気に言った。
丈留の目が大きく見開かれたのち、眉が顰められていく。
「俺はいい。行きたければまた皆で行け」
「うちは殿さまとみんなと一緒に行きたいんです」
我知らずに知らずに哀願するような目で見つめていた。
丈留は口元を引き締め、振り切るようにことはから背を向けた。
「いきなりそんなことを言われても無理だ」
「殿さま・・・」
予想していた返事だったとはいえ、しょんぼりしてしまうことは。
ややあってから、そんなことはに丈留の背がぎこちなく答えた。
「あ・・・すなら、少しだけ時間を作ってやってもいいと、流之介に伝えておけ」
ことはの表情が明るくなり、ぺこりとおじぎをした。
「ありがとうございます、殿さま」


「私の申し入れではなびいて下さらないことが残念ではならないけれども、だ。頭脳プレー成功としよう、ことは、よくやった!」
満面の笑みの竜之介と手を握り合い、ことはは笑顔で答えた。
「よくわからんけど、流さんに褒められてうれしい」
そんな盛り上がりを冷めた目で千秋と茉子が眺めていた。
「また遊園地かよ~。洋服買いにいきてえ」
「ま、ことはが喜ぶならつきあってあげてもいいかなって感じ?」
茉子の目が優しくことはを見る。
「何考えてるかわからないアイツも、ことはには勝てないってことね」
結構、いいとこあるじゃない。
茉子はそう呟いて、読みかけていた雑誌に再び目を通しはじめた。

793:真剣 「泰然狼狽」
09/03/18 00:45:15 WAomNxoT
「なんのつもりだ、その腕は」
丈留が横にいる千秋を冷たく睨む。
千明が丈留の方に腕を回しているのだ。
「まずはご挨拶代わりに、アレだ。行こうぜ、殿」
くらりとめまいを感じた。
見上げるほどの高さから垂直に下りてくるアレにこれからのらなければならないのか。
乗りたくない。
絶叫マシンなどまともな人間の乗るものではない。
しかし、ここで乗らぬと断れば志葉家当主の・・・否、志葉丈留の沽券に関わる。
「殿、いざ参りましょう!」
流之介がニコニコと心から嬉しそうに声を張り上げる。
「いやぁ、絶叫マシンに殿とご一緒できるとはなんたる幸せ。
本日一日自由に遊べるというフリーパスをご用意しております、こちらが殿のパスにございますっ」
流之介の張り切り具合にますます丈留の口は閉ざされる。
浮かない顔をしているのが自分でもわかるが、仏頂面は日々常々しているはずだ、そうそう変わりあるまい・・・しかし、乗りたくない。
「うわぁ高いなぁ、怖そうやなぁ。はやく乗りたいですねぇ殿さま」
へ?
丈留は思わず耳を疑った。
このはは無邪気にはしゃいでフリーフォールを見上げている。
「乗りたいのか、お前」
「はい。高いところは大好きです」
心底嫌だが丈留は腹を決めた。
一度だけでも一緒に乗ってやればこいつらの気もすむことだろう。
「茉子?茉子は行かないのか?」
流之介が振り返ると、茉子は両手をかざしてやめておくと答えた。
「気分じゃないのよ」
「殿もご一緒してくださるのだから、ここはひとつ皆で同じ乗り物に乗ってだな、親睦というか一体感を・・・」
「う・ざ・い」
とっとと行けと茉子は手を振る。
「丈留、さっきから無口だな」
千明がいよいよがっしりと丈留の腕をつかむ。
「だからどうした」
「怖いのかな~なんて思ったりして」
こいつは、わざと挑発しているだけに過ぎない。軽口の延長だ。
本気で怖いと悟っているわけではないはずだ。
丈留は静かに答えた。
「そんなわけないだろう」
「だよな♪殿様がこんなの怖がってたら洒落にならねーもんな」
このバカタレの頭をシンケンマルで一刀両断にしてやりたいところを、丈留は無言でやり過ごす。
千明の反対側の腕をなぜか流之介に掴まれ、まるで連行されるような格好で歩き始める羽目になってしまった。
「腕を放せ、うっとおしい」
流之介はパッと手を離し、うれしさのあまり調子に乗ってしまいましたとその場で土下座の勢い。
なんだかなにもかもが面倒になってきたところで、視線を感じて丈留は茉子を見た。
茉子がこちらを見ていた。
「丈留、大丈夫なの?」
「何がだ」
「・・・まぁ、べつにいいけど」


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