08/10/11 01:37:40 dW2J9YxS
>>274
「って言う夢を見たのよ」
彼女は正面の少女、アリス・マーガトイドに机から身を乗り出して言った。
一方アリスは、幽香の方を見つめ直すと、ふぅーんといった表情でクッキーを摘んだ。
「ちょっと、聞いてるの?」
幽香はまるで、関心が無いと言う表情のアリスにカチン、ときて。
語尾も荒く椅子から完全に立ち上がりながら、アリスに向かって話した。
次の瞬間、アリスがするり、と立ち上がり幽香の目の前にまで顔を近づけた。
「な、なによぅ…」
「貴方がねぇ?」
そう言うと、アリスは幽香を後ろのベッドへ押し倒し、驚いた表情の幽香の手足を押さえつけた。
「じゃあ、今度は私で夢の続きが出来るかしら?」
「で、出来るわよ!」
そう幽香が叫ぶと、アリスは幽香の拘束を解き、立ち上がって両腕を持ち上げ。
何時でも来い、と言わんばかりの表情をした。
一方幽香は、突然拘束を解かれ戸惑ったものの、アリスの意図を汲むや否やアリスにタックルを仕掛けた。
然し、そのタックルは交わされ、腕を掴まれてまたベッドへ投げ返され、また同じように拘束されてしまった。
「貴方じゃ無理よ」
「い…い、痛い所突くわね…」
「じゃあ、今度は私の番ね」
次の瞬間、アリスは幽香に口付けをすると、幽香の口内を蹂躙し。
舌で歯をなぞり、二人の唾液を掻き混ぜ始めた。
舌と舌がぶつかる度に、幽香の体はびくんっ、と跳ね、アリスの欲望に火をつけ始めた。
そして、口を離し肩で息をする幽香を見下ろし、糸を引く涎を見ながら次の責め方を考えていた。
「はぁ…はぁ…」
「……」
そうだ、今日は道具無しでやろうかしら、そうアリスは思いつつ幽香の服を脱がせ始めた。
人を拘束するのに、道具は要らない、愛に溺れさせて依存させるだけで良い、彼女はその事を良く知っていた。
と此処でネタ晴らし、仕掛け人(アリス)の説明に、流石の幽香も之には苦笑い。