パチ・スロキャラでエロパロat EROPARO
パチ・スロキャラでエロパロ - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
08/10/07 15:32:35 J207X40M


3:名無しさん@ピンキー
08/10/07 23:26:35 KimsjdeL
こっちに立ったか。これで気兼ねなく書ける

4:名無しさん@ピンキー
08/10/08 16:19:14 t0/DjhLG
>>3
おう、早くかけよ。
マジハロのアリスのパイズリを。

5:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:00:46 4EIu/kPI
パイズリなんて“書”いて面白いか・・・?
ぱっと見た目で分かるエロは絵に任せて
文章スレでは事に至るまでの経緯や心理描写で楽しませてほしいなあ。

6:名無しさん@ピンキー
08/10/11 01:20:44 OI70b57W
まさかパチキャラのエロパロスレがあろうとは



てか通常のパロスレもあるのか?

7: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 12:45:17 1VlzLHCg
保守がわりに、三年くらい前に『サキの一日』スレに書いた話しを投下。
エロ無しで操×サキなんで、苦手な片は、酉をNGで。

8: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 12:47:06 1VlzLHCg
   『サキの一日』 




そういえば、あたしは操の事をあんまり知らない。
どこに住んでるとか、何をやってるとか。
ただ、隣町出身で同じ年で後はよく知らない。
国立文系コースにいるという話は聞いていたので、多分そろそろ受験勉強なのに、そんな話も聞かない。
知ってるのは携帯電話の番号くらいだ。
でも、操も同じくらい自分のことをしらない、とそう思ってなんとなく溜め息をつく。
操と出会ったのは病院だ。暑い夏の日、妹の見舞いの帰り。喫煙所に座って、タバコを吸おうとしたら、火がなくて、隣でタバコを吸っていた人に火を借りた。それが操だった。


それから1ヶ月くらいたって、また喫煙所で操に会った。ふっと視線がかみ合って、軽く会釈する。
それからまた1ヶ月。もう一度、会った。
「よく…お会いしますね」
操から話しかけられた。
「ぁ、、ああ 」

「お見舞いかなにか?」

「ああ、妹の…ずっと入院してるんだ…あんたは?」

「…兄の、見舞いに」
交わした会話はそれだけ。そしてまた1ヶ月後、操に会った。
「おなか、空きませんか?」
また始めに話したのは操だった。
「え?」

「この近所においしい定食屋があるんです。どうです、一緒に」
そういえば、おなかが空いている。
立ち上がった操を見上げると彼女はふんわりと笑った。
「私は、操っていいます。青山、操。あなたは?」

「、、サキだ」
自分をレズだとか思ったことはない。普通に男と恋愛してきたし、セックスもしてきた。
で、なんでこういうことになってるのか、と言われると困る。
どうしてこんなことやってるんだ、言われてもそうなってしまったものは仕方がない。
自分は操のことを好きなのか、と考えてみて、でもよくわからない。
初めての夜、もちろん上手くなんかいかなくて、
でも、操の苦しそうな顔がとても綺麗で。じんわりと目元に涙をためた操が小さなかすれる声で自分を呼んで、それだけでぞくぞくと背筋になにか寒気みたいなのが走って、あっけなくそれは終わった。
服を着ながら、後悔しないの、と操に聞いたら操はゆっくりと首を振るから、どうしてこんなことになったのかなんて考える暇がなかった。


9: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 12:48:49 1VlzLHCg
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それからの二人は、きっと恋愛をしてた。
断定出来ないのは、それが長く続かなかったから。
でもはっきり言える。この一週間だけは『愛』や『恋』なんて単語を言葉に出しても、全然恥ずかしくなかったと。




―――――。




「ふぅぅぅっ……」
病院内の喫煙所。
有害毒素を体内に取り込み、薄曇った空気に変えて口から吐き出す。
長い目で見れば自殺行為と同じだ。
……けど、
「火……もらいますね?」
その時は感謝してた。
「ああ……」
私と操を繋ぎ合わせたのは、紛れも無く一本のタバコだったから。
「ん、んー。私には少し強いかな?」
私のタバコからの『火移し』で吸ったのは、私が初めて買ったヴァージニア。
「そうかい? あたいには調度良いけどねー」
操はケホケホと時々咳き込みながらも、フィルターギリギリまで吸い切った。
健気、だね。今度からは軽いヤツを買おうか?
「で、今日はどこに行くんだい?」
二人で病院に見舞いに来て、二人で並んでタバコを吸って、二人で遊びながら帰る。
馬鹿な親父の顔を見るよりも、よっぽど有意義な時間だった。
「うーん……そうですねぇ」
左手の人差し指を口元に当てて目を瞑(つむ)る。
操が考え事をしてる時のポーズだろう。
そんな何気ない一つ一つの仕草さえ、とても愛しく見えていた。
だから私は返答も聞かずに、
「操……」
唇を重ねた。
「えっ? んっ…………」
私が女として足りない部分は、全部操が持ってると思った。
だからこんなに惹かれる……
だからこんなに焦がれる……
「んっ、はぁ……ありがとうございます」
長い、接吻が終わった。
「はっ? 礼なんていらないよ」
操の紅潮した顔を眺めるだけで、あたいの体温も高まった気がする。
自分の事ながら、こりゃあ重傷だねぇ。
「えっとサキさん? アイス……食べに行きませんか? 駅前にね、移動販売のアイス屋さんが今日来るんです」
アイス、ねぇ。
「駄目……ですか?」
操の表情が一気に不安に満ちる。
少し応えに遅れただけで、声のトーンが一気に上下した。
それだけであたいは……
「いいよ。たまにゃ甘いモノでも食べに行こうさね」

「はいっ!」


詰まらない世の中からも救われた気がした。


10: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 12:50:20 1VlzLHCg
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二人で歩道を歩きながらアイスを食べた。

「へぇー、けっこう美味しいもんだね」
ソフトアイスを食べ終え、率直な感想を言ってのける。
「でしょ? 私のお気に入りなんだよー」
操も最後の一口を食べて、にっこりと微笑む。
「今が十二月でなきゃ、もっと美味く感じたかねぇ?」
街はクリスマスイルミネーションに彩られ、年に一度のメイクアップを遂げている。
「……すみません。寒かった……ですか?」
操はあたいの左腕に身を寄せて、微かな隙間も空けない様に両腕でしっかりと抱いて居る。
あたいの鼓動は操に聞こえて、操の鼓動はあたいに聞こえて。相乗効果で心拍数は更に上昇。顔は紅潮し、身も心も暖かく。
「これから、どうするんですか?」
操はあたいの上腕に頭を預けながら、ショッピングビルの液晶モニターで『2時30分』と言う時刻を確認して、信号待ちの次行動選択を促す。
「ん……操は行きたい所とか有るかい?」
二人で同色の黒いダウンジャケットを羽織り、病院を二人で出たのが1時半。そこからセンター街でウインドウショッピングをしてアイスを食べ、長い信号待ちの今に至る。
「私は……サキさんと離れなくて済む所だったら、本当にどこでも良いんです」
あたいの顔を上目で見つめ、離れたくないと願う操の顔は、焦がれる程に愛しく思えて……
「操と離れるなんて、考えもしなかったよ」
甘ったるい台詞を囁き、微笑んで操の瞳を見つめ返す。
「サキ……さん」
操は潤んだ瞳を静かに閉じて背伸びをし、
「操……」
あたいも僅かに顔を下げ、操の頬に右手を添える。

「好きだよ」

それに今まで言えなかった告白を加えて、

「「んっ……」」

再び唇を重ね合った。
温もった声さえも重なる、とても神聖で、禁忌とされる行為。
横を通り過ぎて行く視線を気にせず、気にならず、時間さえも止めて、二人だけの世界で愛を唄う。
「っ……はぁ………信号、また赤になりましたね」
惜しむ様に唇の重ねを解き、あたい達は揃って目立つ赤を見る。
「まっ、ゆっくり行こうさね。まだまだ今日は長いよ」
そしてあたい達は幸せな時を歩む……………………筈だった。


11: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 12:51:25 1VlzLHCg
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もう三日……
もう三日も、見舞いに行ってない。
別に……専属の看護婦が居るから行かなくても良いんだけど…………ってね。妹は、私が見舞いに来るのを楽しみにしてるって知っているのに……こんな最低な考えばかりが浮かぶ。
操の家族は退院した。
だから操は病院に来ない。
あたいが病院に来て居る間は、操と会えないんだ。

今は、その僅かな時間さえも惜しい。
だからもう三日……家にすら帰ってない。
友達の家に泊まると言って、もう三日だ。
学校へ行き、ツマらない授業を受けて、操と二人で昼ご飯を食べる。
コインランドリーで洗濯して、銭湯に二人で入って、ネットカフェで眠った。
あたいはそれで満ち足りてた。
二人合わせても所持金は2万円以下。二十日も保たない。
そんな事は二人とも分かってた。
操はあたいに「今までのサキさんで居て」と口癖の様に言うが、そんなのは到底無理な話し。
家族よりも側に居たい。
家族を捨てても操を側に置きたい。
たったそれだけの事に、あたいの思考回路は埋め尽くされた。
操もきっとそうだと……
あたいと同じ考えだと、ずっと信じていた。

だからあたいは…………


12: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 12:52:17 1VlzLHCg
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「ねぇ、操……」
学校の屋上。ベンチに二人並んで座り、授業時間が終わるのを待ってた。
「何ですか」
二人で手を繋ぎ、二人で缶コーヒーを飲み、二人で身を寄せ合って暖め合う。

「二人でさ……暮らさないかい?」
視線は冬空を見つめて口に出す。
「ふふっ。今も二人で暮らしてるじゃないですか?」
操は幾分驚いた顔で、あたいの横顔に視線を送った。
「あたい学校ヤメるよ。働くからさ……どっかに部屋でも借りようさね?」
あたいは依然と冬空を見つめ続け、頭で整理した言葉から吐き出して行く。
この時は操も同じだと、
操も私と同じ気持ちだと、
二人でなら何とかなると、
本気でそう思って居た。

でもそんなモノは、あたい一人だけの願望でしかなかった。


13: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 12:54:43 1VlzLHCg
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「ほら……あたいもさ、黙ってればイケてると思わないかい? 水商売でもやれば稼げると思うんだ」
そう……どんな仕事だって良い。この幸せを手放したく無いんだ。操には隣りで笑ってさえ居てもらえれば、それだけであたいは……
なのに、
「サキさん……ダメ、ですよ」
目を伏せて返して来た操のセリフは、明らかな拒絶だった。
「サキさん確かに綺麗ですけど、黙ってたら仕事にならないですよ。それに、未成年なのに水商売なんかしちゃダメです」
操は寄せていた体を離して立上がり、目前で微笑みながらあたいを見下ろす。
「何とかするよ! 言葉使いだって直してみせ……」

「ダメッ!! っ……ですよ。だってサキさん笑顔で言ってたじゃないですか!? 大切な妹が居る、大切な家族が居るって!! 嬉しそうに……そう話したじゃないですか?」
あたいの言葉を遮ったのは、初めて聞く操の大声。初めて見る操の悲しみ。どこで、間違ったんだ?
「あたいは……」
頬が冷たい。
そりゃそうだ。
空はこんなに明るいのに。
今年の初雪は降って来た。
あたいの身体に触れて体温を奪い、二人の関係さえも冷え切らせて行く様。
「操さえ居れば、他に何もイラナイんだ。だから……」
もう遅い。
もう手遅れだ。
家族と操を天秤に掛けても、取り繕い無くアンタが勝っちまってる。
だから……そんな泣きそうな顔をするんじゃないよ。
「サキさんの気持ちは良く分かりました。また明日ここに来てくれませんか? その時に『どちらにするか』答えます」
明日、何となく断られるのが分かる。
「ああ、それで良いよ」
話しは終わりと踏んで、すぐに操は一礼して帰って行った。
ヒラヒラと雪が舞う屋上。
三日振りに一人になる。
「ははっ、操もバカだねぇ。あたいが手放す筈ないのにさ」
耐えられない。
一人は耐えられない。
満たされたのは、操が初めてだった。
抱かれたのは初めてじゃないけど、愛されたのは初めてだったんだ。
「操、どうして……」
冷感の増す空を仰ぐ。
でも今は『それ』で良い。
あたいの『本気』を見たら操の考えも変わる筈さね。
「さぁて」
ベンチから起立してグッと伸びをし、落ち込んだ思考に喝を入れる。

「退学届って職員室で貰えるのかねぇ?」


14: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 12:59:35 1VlzLHCg
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操を初めて抱いた夜。愛された夜。後悔しないと言ってくれた。
家族意外であたいを必要としてくれた初めての人だから。
損得無しであたいの側に居てくれる初めての人だから。

そんな人と別れられるか?
「そんな事……」
出来るわけがない!
ならどうする?
「操と一緒に居たい……」
なら?
「どんな姑息な手だって使ってやるさね」

放課後。
約束の時間。
上るべき階段は全て越えた。
後は扉を開けるだけ。
屋上へ出るドアノブをひねるだけだ。
そうすれば操が居る。
「大丈夫、きっと上手く行く……」
あたいの『本気』を見れば、あたいの『左手に有るモノ』を見れば、きっと操はあたいの側に居てくれる。
この『退学届』を見れば、必ず罪悪感を持ってくれる………………ってね。
最低だね私は。とうとう落ちる所まで墜ちた。
「はっ、親父の様にはなりたくないって……思っていたんだけどねぇ」
クズの子は、所詮クズか。
「さて、と」
でもまぁ、操が側に居てくれるならクズも悪くない。
「気合い入れて行くかね!」
右手で軽く自身の頬を張り、流れてドアノブを握り掴む。

……大丈夫だ。
言い聞かせる。

……きっと大丈夫。
何度も何度も。

……操があたいを好いていてくれるなら、きっと大丈夫だ。
軽い自己暗示の様に。

「待たせたね操ッ!!」
屋上への扉を開けるのと同時、あたいは自分が出来る最高の笑顔と共に、愛する彼女の名前を呼んだ。


15: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 13:05:00 1VlzLHCg
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ああ、
ああ……
嗚呼…………
あたいの笑顔は凍り付く。
「みさ、お?」
微かに降り積もり冷感の残る屋上。
操は確かにソコに居た。
「遅いですよサキさん」
でも、
「操、アイツがサキか?」
一人じゃなかった。
私と正反対、扉から真正面の最奥のベンチに二人は座っていた。
昨日、あたいと操が座っていた様に、ソイツと操は身を寄せ合って座ってた。
「操ッ! どう言う事だい!?」
アイツは見た事が有る。
クラスが違うから曖昧にしか分からないが、同学年の……『轟』とか言ったっけ?
クソッ! 触るなよ……汚い手で私の操に触るなッ!!
「どう言う事も何も、こう言う事ですよサキさん♪」
あたいは屋上入口の前から動かない。動けない。操の一言一言に体動を封殺されてた。操は……笑ってた。
「病院で私、兄が入院してるって言いましたけどアレ嘘です。彼をお見舞いしに行ってました。もう、付き合って一年になるんですよ」
何を。
「まっ、そう言う事だサキ。悪いが諦めてくれ」
何を、諦めるって言うんだいッ!!
強く目を瞑り、歯を食いしばり、拳を握る。
グシャリと、潰された『紙切れ』の音が鳴る。
「操……後悔しないんじゃなかったのかい?」
頭は悶える程に熱いのに、口から出て来る言葉は自分でも驚く程に冷めたものだった。
「あはっ、何か最近の男の人って、処女だと引くって言うじゃないですか? だから近くに居た人に上げちゃおうかなって思っただけですよ。そしたら何か情が沸(わ)いちゃって、今までダラダラ来たってだけです」
操はまだ笑ってる。
「それに私はレズじゃないですよ。ちゃんと男の人が好きなんです」
笑ってる。
そして笑いながら轟の顔を両手で挟んみ、勢いを付けてキスをした。
轟は……驚いてた。
「ははっ、そう言う事かい? 操、アンタの気持ちは良く分かったよ」
左手の紙切れを目の高さまで持って来て、半分からビリビリと破く。
重ねて、また半分から破く。
重ねる。破く。ビリビリ。
細かく、何度も、重ねて、破く。
あたいだって女が好きなんじゃない。アンタだから好きになった。
「じゃあ、さよならだね操」
終わりを告げ、粉々になった紙切れを冬空へ放り投げる。
一瞬で風がさらい、この街のどこかへと飛んで行った。
後はあたいが屋上から消えるだけ。
「待ってサキさん!!」
爪先を扉へと返した時に、操から声が掛かる。あたいが聞いた、二度目の大声。
操へと……向き直す。

「ゴメン、轟君……」

「ああっ、気にすんな」
短いやり取りの後に二人は腰を上げ、轟だけがあたいに近寄って来る。
いや、近寄って来るってよりも。
「ありがとなサキ」
擦れ違い様にボソリと呟いて、轟は屋上から出て行った。


16: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 13:06:30 1VlzLHCg
これで二人。
昨日と同じ。
一分間の静寂。
そして、それを壊すのは私。
「操……一つだけ約束してくれるかい?」
あたいは操を見詰めて言葉を掛け、
「内容にも、よりますよ」
操はあたいを見詰めて返答した。
「絶対に幸せになりな! 全力で幸せを掴む事……良いかい?」
結末の言葉を話し、あたいは再び目を瞑る。今度はゆっくりと、操の姿を瞳に焼き付けながらフェードアウトさせる。
「当たり前な事、言わないで下さい」
足跡が近付いて来る。きっと轟と同じに屋上を出て行くだろう。
だから、擦れ違う瞬間に最後の台詞を言ってやる。
「さよなら、サキさん」
隣りで操の声が聞こえたから、
「操……職業を選ぶ時に役者だけはヤメときな。アンタ、全く向いてないよ」
皮肉混じりにこう言ってやった。
「ありが、とう……サキさん」
このくらいは許される筈さね。
「んっ……」
左頬に暖かい感触。
操からの最後の……

「くッ、早く行っちまいな! 気が変わるだろッ!!」
一呼吸置き、
錆び付いた音を立てて、
扉が、
閉じる。
そっか……今まで開けっ放しだったんだ。
なら大丈夫だね。
校舎の中には一切聞こえない。
「えぐっ……」
だから、



「うわぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!」
思いっきり泣こう。


17: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 13:11:33 1VlzLHCg
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何時間そうしていたのかさえ忘れた。
唯々(ただただ)……
疲れた……
こんなに疲れたのは初めて。
こんなに泣き疲れたのは初めてだよ畜生!
「……ったく、これからどうするかねぇ」
屋上で一人泣き疲れた。
泣き過ぎて涙も涸れた。
一つ溜め息を吐いて空を仰ぐ。夜空に在る月は、あたいだけに光を降らせている様に優しい。
「取りあえず、家に帰ってみるかね?」
冗談にならない寒さになって来たから、いい加減にしないと風邪を引く。
「えぇと……」
手探りでドアノブを掴んで握り、校舎の中へ続く扉を開け、
「さよなら、操……」
誰も居ぬ屋上へと別れの言葉を残す。
そしてあたいは、帰路の道を歩む。
……階段を下る。
それにしても、やっぱり操は役者に向いてない。普通、一年も付き合ってる奴が名字で相手を呼ぶか? 呼ばないだろう。
それに轟にキスした時も、轟は驚いてた。それは「ここでするな」とか、そんな事ではなくて、『打ち合わせに無い事』をされて驚いてる感じだった。
……靴を履き替え、昇降口の鍵を内側から開ける。
それに本人は気付いてたか分からないけど、決め手は操の…………まぁ、操の強い意志だけは伝わって来た。どっちにしても、あたいは振られた訳だし。
……校門の柵を飛び越える。
あたいより、操の方が大人だったんだ。「水商売する」何て言ったけど、冷静になって考えれば分かる話しだ。
高校中退した小娘が、勢いだけで出来る仕事なんて有りはしないのに。
どーせ最後は、二人揃って睡眠薬心中さ。
……緑に変わった横断歩道を歩く。
操と居ても幸せにはなれなかった。
そう思おう。そう思わないと悲し過ぎるよ。
明日からは違う自分になろう。ずっと側に居てくれる人を見つけて幸せになる。止まっている時間を動かさないとね。
……残り百メートル弱の家路。
そこで異変に気付く。
「誰か、居る?」
家の表札の前に、誰か立っている。
知ってるさ。あたいが一番『ソイツ』の事を……
ソイツも気付き、あたいに駆け寄って来る。
「お帰りなさい、お姉ちゃん!!」
もう出ないと思ってたけど、涙は……まだ出るもんだね。
「カラダ、良くなったのかい?」
喉を絞り、潰れそうな声を出す。
「うんっ! だからね、お姉ちゃんに元気な姿を見せたくて待ってたんだぁー」
外は吐息が見える程寒いのに、あたいに姿を見せたいだけで待ってる。
「はっ、風邪引くよ。家に入んな」
あたいが外泊の電話を入れなかったから、今日は帰って来ると思ったのか?
こんな妹を放ってなんか置けない。
それを止めない親父も放って置けない。
身体の弱い母なんか尚更に放って置けない。
「お姉ちゃん……私、お姉ちゃんを大好きだから、急にいなくならないでね?」
まったく……思った矢先に心配されてたら世話ないね。
「はいはい。分かった分かった」
妹の華奢(きゃしゃ)な身体を、背中に右腕を回して抱き上げる。
しばらくは……家族を大切にしてみるさ。
「あれ、お姉ちゃん泣いてるの?」
無言のまま、あたいは空いてる左手で妹の頭を撫でる。
はっ、妹の顔を見て安心したのかね?
――涙が、止まらないや。
そしてそれは……
月明りの雨に濡れて、きっと輝いてる。


18: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 13:14:46 1VlzLHCg
NEXT

放課後の教室。二人だけの教室で、私はずっと泣いてた。

「あのな操。俺に『した』時から泣いてたから、たぶんサキには全部が演技だってバレてるぞ?」
私が座ってるのは、窓側の前から二番目の私の席。
そして前に座るのは、『クラスメイト』の轟君。私の演技の手伝いをしてくれた人。
「バレてても良いの。それぐらいでないと、サキさん引いてくれないから……」

轟君は目を閉じて唸り、理解出来ないって表情をしてた。
「俺には女同士……同性同士ってのは分からんがな。何でサキを好きになったんだ?」
サキさんを、好きになった理由……
「私のお兄ちゃんが、入院してたの知ってるでしょう?」
それは病院で。
「ああ……数日前に癌(がん)で亡くなったんだよな?」
去年、事故で両親が死んだ時に、二人で生きて行こうって誓ったのに。
「そっ、末期癌だったんだって。嫌になっちゃうよね? お兄ちゃんと私の二人しか家族が居ないのに、勝手にいなくなっちゃうんだもん……」
視線を窓越しにスライドさせて真紅に栄える夕日を覗く。
「んっ、それでね。その時に妹の見舞に来てるサキさんを見付けたの」
もう夕方。サキさんは、まだ屋上に居るのかな?
「サキさん……妹を、家族を、とても大事にしてた」
他人の私が妬けるくらいに毎日、まいにち、お見舞いに来てた。
「だからサキさんに好きになって貰えれば、私の事も大切にしてくれるかなって思ったの。それが切っ掛けかなぁ……」
お兄ちゃんが死んで一人になった私の事も、サキさんならって。
「そっか、お前も大変だな」
けど、上手くは行かなかった。私が子供に成り切れなかったから、二人の関係はそこで終わった。
でも……それで良い。
「私、頑張って轟君の事を好きになるから」

昨日の朝、ホームルームの前に轟君に告白された。
そして今日、その好意を利用した。
私も多分、轟君なら好きになれるから。
だから、協力してもらった。
「あ、ああ……昨日の答えか?」
帽子を深くかぶり直し、暗くなり掛けて僅かにしか見えないけど、轟君は赤くなってる。
ちょっとカワイイと思う。
だから……
「そう。だから轟君も私の事を……幸せにしてね♪」
もっと赤くしてやろう。


19: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 13:17:12 1VlzLHCg
エピローグ

数か月が経ち、私達は学年を一つ上げた。
そして今日は、
「はぁっ、はぁっ、やっぱり、サキさんには勝てませんね」
組対抗の運動会。
徒競走で私とサキさんは一緒に走った。
結果は、大差で負けたんだけど。

「……ったり前だろうさねっと!」
サキさんはゴールライン過ぎで私に並ぶと、不意に私の首に右腕を掛けて来た。
「操、幸せかい?」
私にしか聞こえぬ様、小さな声でしっかりと囁く。

…………考えるまでもない。
三度も深く呼吸して息を整え、
「はい!」
嘘も偽りも無い、私の本心で答える。
「そっか……なら良いんさね」
サキさんは瞼(まぶた)を閉じて小さく笑い、自分の組へと戻って行った。
二人で交わした、『絶対に幸せになる』って約束。今は二人を繋ぐ絆になってる。
太陽の祝福はとても暖かくて、凍っていたあの時を溶かし、ここまで導いてくれた。
「なぁ、何を話してたんだ?」
遠くで私とサキさんのやりとりを見ていたのか、心配そうな顔で彼が駆け寄って来る。
……やっぱりカワイイなぁ。




大丈夫。
あの契りは、これからもずっと守られる筈……




だって隣りには……
「えへっ、内緒だよーん」

太陽よりも暖かい、あなたがいるから。




   ~END~


20: ◆uC4PiS7dQ6
08/10/11 13:18:12 1VlzLHCg
以上、番町ネタでした。

21:名無しさん@ピンキー
08/10/12 00:07:31 fZEapCD1
これはサキ×操なんジャマイカ

22:名無しさん@ピンキー
08/10/12 23:55:39 wO9A2V1T
即死回避

23:名無しさん@ピンキー
08/10/13 09:27:52 A/qChghe
うわぁぁぁん!

24:名無しさん@ピンキー
08/10/14 13:41:14 pqjWjH+v


25:名無しさん@ピンキー
08/10/15 04:16:56 H3v/sX54
で?

26:名無しさん@ピンキー
08/10/15 22:57:58 kF8UIhrA
シフォンのどスケベ画像下さい

27:名無しさん@ピンキー
08/10/18 17:29:16 lSVXfmdQ
ふたなりシフォンが、ステラをレイプするのとか読みたい

28:名無しさん@ピンキー
08/10/19 03:59:48 pjVCgaXE
アロエまだー

29:名無しさん@ピンキー
08/10/20 01:13:01 gqDOV4pO
サムとマリンとワリンの3Pだろうか

30:名無しさん@ピンキー
08/10/22 00:26:13 p3q1faS8
そうはいかん! 地獄の~~

31:名無しさん@ピンキー
08/10/23 04:20:27 lpd/jHuO
低クオリティだお(^ω^)

32:名無しさん@ピンキー
08/11/22 21:46:18 KAqGxlET
夢夢ちゃんで書くからちょっと待っててくれ。

33:名無しさん@ピンキー
08/11/22 21:49:13 UjxTWjlV
ローズテイルはまだかな?

34:名無しさん@ピンキー
08/12/06 02:26:28 r1L5F/9i
戦国乙女によってたかっていたずらされるコタロー君を頼む

35:名無しさん@ピンキー
08/12/10 08:43:23 AI+9XdLe
>>34
戦国乙女は単独でスレ立ってるぞ。今二人の職人さんが連載中だ。

36:名無しさん@ピンキー
08/12/11 02:42:40 0WuZh5Sx
>>35
しらんかった。ありがとう。

37:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:12:20 ws/EOgOg
それに・・・信じられない事だがコタロウは女子だぞ

38:名無しさん@ピンキー
08/12/16 00:13:51 AwIA89xG
ばくばくバンクまだー?

39:名無しさん@ピンキー
08/12/16 20:02:52 +g4Y7Sjo
ぶっちぎりたーぼ!

40:名無しさん@ピンキー
08/12/23 19:40:06 anqfGAQV
メイドのナナちゃんがお化け植物に食われて消化される話きぼん

41:名無しさん@ピンキー
08/12/26 22:37:38 Dny4dvr+
今年最もエロかったキャラは誰よ

42:名無しさん@ピンキー
08/12/26 23:20:32 32ZplzBM
ランブルローズXXのビジかな?
アレはチンコ立つw
キャラだと一騎当千の関羽。

43:名無しさん@ピンキー
08/12/28 16:32:54 RTjaIBJB
戦国乙女の2。

44:名無しさん@ピンキー
08/12/28 18:45:19 AYlSfTpT
田村ゆかりさんや能登麻美子さんを起用していることで人気のパチスロ機「快盗天使ツインエンジェル」は今年O
VAがリリースされた。公式サイトでは開設1周年を記念して、2008年1月1日から「全新作ビジュアルノベルPCゲー
ム(Windows版)」を無料配布されるとのことだ。

「楽画喜堂」ではその中身が紹介されているが、かなりの力作となっているもよう。1.33GBもファイル容量があるようで、
確かに「超BIGなお年玉」といえそうだ。

URLリンク(twin-angel.com)


45:名無しさん@ピンキー
08/12/29 00:09:48 psi4IS3y
そういえばツインエンジェルのSSって見たことないな
やっぱ葵攻めか

46:名無しさん@ピンキー
08/12/29 18:17:59 w5NNz8ps
遥とさつきのニャンニャン話があったら向こう一年は戦える

47:名無しさん@ピンキー
08/12/30 16:53:48 ABMsBqB6
双葉ココアだけは許せん

48:名無しさん@ピンキー
09/01/09 23:21:20 1B32qC4/
カード精算機の中のmarsのお姉ちゃんがカワイイんだが設定とかあるんだろうか

49:名無しさん@ピンキー
09/01/25 16:54:19 5b8jCvJ+
ほしゅ

50:名無しさん@ピンキー
09/02/08 13:24:24 2RlrXc02
俺がリュウジだ、バカヤロウッ!!

51:名無しさん@ピンキー
09/02/10 15:13:46 B96l41rM
キャップ!!

奥さん寝取っておきましたwww

52:CR春一番
09/02/11 22:45:04 wX7KNPI3
西陣のパチンコキャラで。エロ無しにつき興味ない人はスルー推奨。

花札の国のツンデレ美女の春華と、彼女を慕うヘタレ男の風雅。両名ともおそらく十代後半。
時短中、姿を消した春華を追って風雅が森を探し回る演出があります。
オフィシャル設定が↑これだけなので、このSS内では春華は裕福な商家の一人娘ということにしてあります。


〈森にて〉

「春華、どこに行ったんだ!」
日暮れの森の中を走りながら、風雅は必死に叫んでいた。
おりからの雨で視界は悪く、寒さと不安で彼の心は折れそうになってくる。
しかし風雅は歯を食いしばりながら走り、まだ屋敷に帰っていない春華を探し続けた。
怪我をして動けなくなっているのではないか、野犬にでも襲われてはいないだろうか。
頭の中に悪いイメージがどんどん膨らんできて、風雅の心には焦燥感だけが募っていた。

たどり着いた森の奥、狩人でさえも滅多に足を踏み入れない場所にある、小さな洞窟。
入り口に見慣れたかんざしが落ちているのを見つけ、風雅は駆け寄ってそれを拾い上げた。
間違いない、春華の物だ。
彼女はこの中にいるのだろうか、ならば探しに行かなければならない。
しかし、コウモリやムカデがいるかもしれない洞窟に一人で入るのは、彼には恐ろしく感じられた。
「(こ、怖くないっ怖くないっ)」
しばらく迷った後、風雅は強引に自らに言い聞かせ、洞窟へと足を踏み入れた。
歩を進めるうちに、背後の雨音が次第に小さくなっていき、代わりに洞窟のひんやりした空気が体にまとわりつく。
自分の足音に時折ビクリとしながら、風雅は一歩一歩洞窟の奥へと歩いていった。
臆病な彼には長い距離に感じられたが、実際はまだ少ししか来ていない。
洞窟は相変わらず狭く暗く、彼の侵入を阻むように奥へと続いていた。

森を走っていた時とは大違いに、恐る恐る歩いていた風雅の足がふと止まる。
あちらの岩陰で、白い影がちらりと動いたのが目にとまったのだ。
まさか幽霊……と怖気づく心を必死になだめ、風雅は懸命に目を凝らして影を注視する。
しかしまだ暗闇に慣れない目では、影の正体を掴むことはできなかった。
「は、春華……なの?」
彼は意を決し、暗闇に微かに浮かぶ白い人影に尋ねる。
もしも違ったら即座に逃げようと、その腰は完全に引けていた。

「風、雅……?」
白い人影が発した言葉を聞いて、風雅の心臓がどきりと跳ねる。
振り返った、見覚えのある衣を来た女性は、やはり春華だった。
「遅いわよ、来るの」
「……ごめん」
相変わらず高飛車な声で、春華が言う。
それに思わず謝った風雅だったが、次の瞬間にはハッとして顔を上げていた。
「もう!心配させないでよ、春華っ」
元はといえば、こんな雨の夜に春華が一人でいなくなったのがいけないのだから、自分が怒られる筋合いはない。
そう思った彼は、今日はいつもの僕じゃないぞとばかりに春華を少しだけ睨みつける。
心配が解消された後に来るのは、振り回されたことに対する微かな怒りだった。
「一人でこんな所まで来て、危ないじゃないか」
風雅は、日頃春華に従順なことも忘れ、声を荒げて文句を言った。
普段ならば、決して口にしない類の言葉だ。
「……うん」
「うんじゃないよ。春華の家の人が『春華様がまだお戻りではない』って言って、僕は心臓が止まるかと思ったのに」
こんな雨の中いなくなったなんて、心配だったから探しに来たというのに。
ありがとうという言葉を掛けてくれることもなく、さりとて冷たい態度を取るわけでもない春華が、風雅には不満だった。

53:名無しさん@ピンキー
09/02/11 22:45:48 wX7KNPI3
「無事だったんなら、いいよ。雨がやんだら帰ろう」
もうちょっと何か言ってやりたい気持ちはあるが、あんまり責めるのはよくないだろう。
だから、これ以上は言うまいと早々に決め、風雅はなるべく穏やかに言った。
「いや。帰りたくなんかないわ」
しかし、春華は風雅の精一杯の譲歩をあっけなくはねつける。
そしてそのまま洞窟の岩に腰を下ろし、ぷいとそっぽを向いてしまった。
「どうして?お腹空いてるんじゃないの?」
「お腹なんてどうだっていいわよ。帰りたくないの」
「なんで?皆が心配するじゃないか」
「いいのよ、いいんだったら!」
「春華……」
春華はワガママで気分屋ではあるが、進んで人に迷惑をかけることはしない。
なぜ今、彼女がこうも強情なのか、風雅には分からなかった。
「どうしたの?家の人に怒られたの?」
尋ねても、春華は顔をそらしたまま答えようとしない。
「ねえ春華、どうしたのさ」
しつこい男は嫌われると知りつつも、尚も風雅はその後姿に問うた。

「……今日、家に男の人が二人来たの」
長い沈黙の後、春華がぽつりと言う。
「山向こうの商人と、そこの三男だそうよ。色々手広くやっていて、上り調子の家なんですって」
突然、全く関係ない話題が持ち出され、風雅の頭に疑問符がいくつも浮かぶ。
「それが、どうしたの?」
「『わしがご当主と商談している間、ご子息に庭でも案内して差し上げなさい』ってお父様に言われたわ。
言われたとおり案内して、夕方二人は帰ったんだけど……」
「うん」
「その後で『あの男を、お前の婿にするつもりだ』って、お父様が……」
「ええっ!」
春華の言葉に、風雅は思わず腰を浮かせた。
「む、婿?」
「そうよ。うちに迎えて、家を継いでもらうんですって」
まるで他人事のように、春華が言葉を続ける。
「私より十五も年上で、でっぷり肥った人だったけど、商才はあるんですって。
『商いに熱中するあまり、婚期を少々逃してしまった』そうよ」
春華の言葉を聞いた風雅は、頭を棒か何かで殴られたようなショックに襲われた。
この花札の国で、女の適齢期は二十歳前後だが、名家の子女ならもっと早くに縁談が決まることも珍しくない。
春華は裕福な商家の一人娘で、入り婿をもらう必要がある以上、縁談を少しでも早く進める必要がある。
むしろ今まで、そういう話が一つもなかったことの方が不思議だったのだ。

「駄目だよ!そんな人と結婚なんかしちゃ」
春華の袖をつかみ、必死の形相で風雅が言う。
彼女がよくも知らない男の妻になると言ったことが、彼には堪らず恐ろしかった。
「私は一人っ子だもの。どっちにしろ、他所からお婿さんに来てもらわないといけないのよ」
「だって、春華はその人のこと、好きじゃないんだろう?」
「風雅」
春華が、真剣な顔で風雅を正面から見据える。
「好きとか嫌いじゃないの。家同士のことだから、私の気持ちなんか二の次なのよ」
言い切ってみたものの、春華の瞳が揺れているのが風雅には分かった。
いくらつれない態度を取られ続けていたとはいえ、ずっと一緒にいた彼が、春華の心模様に鈍感であるわけもない。
「嬉しいのなら、もっと晴れやかな顔をするはずじゃないか。そうじゃないってことは、その人がいやだってことなんでしょう?」
「え……」
「ねえ。僕にまで嘘をつかないでよ」
風雅に食い下がられ、春華は言葉に困って黙り込んだ。

54:CR春一番
09/02/11 22:46:43 wX7KNPI3
「(春華の中で今、建前と本音が戦っているんだ)」
春華が本心を言ってくれるのを待ち、風雅は彼女を見つめ続ける。
長くも短くも感じられる沈黙の後、ようやっと春華が口を開いた。
「……そうね。全く知らない人を『未来の夫』って言われても、困るわ」
「うん、そうだね。僕だって同じ立場だったら、きっとあっけにとられていたと思う」
やっと春華が話し出してくれたのが嬉しくて、風雅はさらに言葉を誘うように相槌を打った。
「すごく素敵な人なら、一目ぼれするかも知れなかったけど……」
「うん」
「全く心惹かれなかった。ただの、お父様のお仕事関係の人という感じだったし」
「そうなの?」
「ああいう引き合わされ方も、騙されたみたいで腑に落ちないわ。まるで政略結婚じゃないの」
春華の家系は、代々裕福な商家である。
彼女の両親も祖父母も、互いの家の思惑によって縁づけられた夫婦だ。
だから今回のことも、彼女の父親にとってみれば、当然のことをしたに過ぎない。
しかし春華には、今まで何も言わなかった父がそのように取り計らったことが、裏切られたように感じられるのであろう。
「お父様とお母様みたいな夫婦になんか、なりたくないわ。
いつもお互いを疑って、ちっとも心がつながっていなくて。そんなのいや」
「うん」
「お父様みたいに、よそに女を作る人なんかいやだわ。お母様みたいに、溜息ばかりの人生もいや」
「そうだね。元気のない春華なんて、僕だっていやだよ」
誰が何と言おうと、春華の魅力は天真爛漫で自分本位だということであると、風雅は確信している。
年の離れた夫に仕えるとか、家のためという名目で意に染まぬ結婚をするなどということは、およそ春華らしくはなかった。

「春華は、その人と結婚したくないんだね?」
「そうよ、あんな人と結婚するなんて絶対にいや!」
正直な気持を言って欲しいという、風雅の心が届いたのだろう。
春華はついに本心を叫び、、彼に抱きついて泣き始めた。
涙が落ち、風雅の衣をじっとりと濡らしてゆく。
お転婆な彼女の、普段は全く見せない女らしい姿に、風雅の胸がざわついてくる。
風雅とて、春華に結婚などして欲しくないのは同じだ。
よちよち歩きの頃から、彼はいつも彼女の背を追いかけ、春華待ってよと呼びかけていた。
それがもうできなくなるなどということは、風雅には想像するだに恐ろしかった。
春華は言いたいことを全部言っているように見せながらも、本当に言いたいことは心に留める傾向がある。
幼い頃からいつも一番近くにいた風雅には、それがよく分かっていた。
「あの人、とてもいやらしそうな目で私を見たわ。下から上まで、嘗め回すようにじろじろと」
身震いをしながら春華が言い、抱きつく腕に力を込める。
「あんな人と結婚なんかしたら、私の人生終ったも同然よ」
発育が良く魅力的な肢体を持つ春華を、男がそういう目で見てしまうのはある意味仕方がないこと。
しかし年頃の娘にしてみれば、そうあからさまなのは耐えられないというわけなのだろう。

風雅の手が、そっと春華の背を撫でる。
表向きは、泣く春華を落ち着かせるため。
しかし本当の目的は、好きな女性に抱きつかれて動揺しきっている、彼自身の心臓を静めるためだった。
「春華は、どんな人と結婚したいの?」
自分を懸命に抑えながら、なるべく落ち着いた声色を使って風雅が尋ねる。
春華の中から、昼間に会ったというその男のイメージを、消し去ってやりたいと思ったのだ。
「私のことを、すごくすごく好きな人がいい。私だけを一生愛してくれる人じゃなきゃ、絶対にいや」
「うん」
「どんなことがあっても、私だけを見てくれる人がいい。
それさえ叶えられるなら、顔がまずくても甲斐性が無くても全然構わないわ」
愛ではなく実利によって結ばれた両親を見て育ってきた反動か、春華は瞬時にそう答えた。
「春華のことを、ずーっと想ってくれる人がいいの?」
「ええ」
「(それなら、僕じゃないか)」
声に出さずに風雅は思った。
春華のことだけを見て、春華だけを追いかけて生きてきた自分が、幸せにしてやるべきじゃないのか。
ふと頭に浮かんだその考えは、瞬く間のうちに膨れあがり、彼の思考を支配した。

55:CR春一番
09/02/11 22:48:37 wX7KNPI3
「春華」
深呼吸を何度かして、風雅は気持ちを落ち着けてからおもむろに口を開く。
さっき彼女に抱きつかれた時よりも、彼の心臓はより早鐘を打っていた。
「僕が、春華をもらう。僕と結婚してよ」
「えっ?」
泣き濡れたままの顔を上げて、春華がぽかんと風雅を見つめる。
濡れた大きな瞳が、パチパチと大きくまばたきを繰り返した。
「ねえ、僕じゃだめ?春華は、僕が君の夫になるんじゃ不満なの?」
あっけに取られたまま返事をしない春華の姿に、風雅は焦りを覚えた。
もし断られたら……という不安に苛まれ、知らずのうちに早口になる。
「だって、そんな、風雅は……」
「僕は?」
「弟……みたいなものでしょう?」
確かにそうだ、と風雅は思う。
まるで姉を慕う弟のように、始終春華の後を追いかけては、邪険にされて泣いていた。
告白しようと決意したのに、もう少しのところで思いを伝えられなかったことなど、何度あるか彼自身にもわからない。
しかし、もうそんな子供だましの関係を続けているわけにはいかない。
春華を他の男に取られそうな今、頑張らなくていつ頑張るというのだという思いが、彼を雄弁にした。
「僕、大人になるよ。春華のお父さんに認めてもらえるように、きちんと商売を仕込んでもらう。
頑張って認めてもらえれば、春華をお嫁さんに下さいって、ちゃんと言うから」
「本当……なの?」
「うん、だから安心して。春華を山向こうの三男坊とは結婚させたりしない」
風雅が春華の正面に回り、その両腕を握って力強く言う。
今までにないその男らしい振る舞いに、春華の胸を甘酸っぱい感情が満たした。
「(何かしら、この気持ち)」
残念ながら、彼女がその感情が何であるかに気付くのは、もう少し先のことだ。

「でも、いいの?私を奥さんにするのよ?」
涙を拭って顔を上げた春華が、自信なさげに風雅に尋ねる。
風雅を邪険にし続けていたという自覚は、ちゃんと彼女にもあるのだ。
なのに今こうして、彼が自分のために頑張ると大見得を切ってくれたことが、春華には些か不思議であった。
「いいも悪いもないよ。だって僕は、春華のことがすっ……すっ……」
「何?」
「すっ……すっすっすすっ……すっすっ……す、好きなんだもの」
風雅のたどたどしい告白に、春華は驚いた後に頬を綻ばせた。
女々しくて頼りないばかりだったこの少年も、ここ一番ではちゃんと言いたいことが言えるのだ。
それにしても、結婚を申し込むより、好きだと言う方が難しいとは。
「(なんか、風雅らしいわね。ちょっと可愛いかも)」
さっきの甘酸っぱい感情がまた胸にこみ上げ、春華は知らずに微笑んでいた。
あの風雅にここまでさせたのだ、自分がもうこれ以上めそめそするわけにはいかない、と思いながら。

56:CR春一番
09/02/11 22:49:41 wX7KNPI3
「いいわ。あんたが本当に一人前のいい男になってくれたら、お婿さんにもらってあげる」
「春華っ。ほ、本当!?」
一転して有頂天になる彼を見ながら、今はまだ『ありがとう』と言うべきではないのかもしれない、と春華は思った。
「(だって、風雅は辛く当れば当るほど、私を慕ってくれるんだもの)」
今までがそうだったのだから、今回もきっとそうに違いない。
自分のために頑張ってくれると言う彼に感謝をしていても、春華はそれを口にするのを思い留まった。
「せいぜい頑張ってね。お父様には『今日の人は絶対いやだ』って言っておくから」
彼女の言葉に、風雅が大きく頷いて微笑む。
「そうだね。『あんまりいやだから、家出しちゃった』とでも言えば、きっと無理強いはしないと思うよ」
なるほど、それなら家人も自分の振る舞いを咎めないかもしれない。
この際、風雅のアイデアを頂くことにしようと、春華はちゃっかりと決めた。
「でも誤解しないでね。別に、あんたと結婚したいから今日の人を断るわけじゃ、ないんだからね」
「わ、分かってるよ春華……」
「冴えている」と褒めようとした言葉を飲み込み、春華はいつもの高飛車な口調で釘を刺す。
おどおどと口ごもった風雅を見て、彼女はふうっと溜息をついた。
「(先は長いわね、今のままじゃ、絶対お父様に認めてもらえないわ)」
早く風雅が男らしくなってくれるよう、自分も鍛えてやらねばならないという使命感が春華の胸に湧いた。
「ねえ、帰りに森で木の実を集めて帰りましょう。私が拾うから、あんた、木に登って落として頂戴」
「えっ、そんなの危ないよ。落ちてるのを拾うだけにしようよ……」
「だめよ。やるっていったらやるの」
「う、うん……」
「いいわね。じゃ、さっさと寝る!」
夜の森を帰るより、ここで朝になるのを待ってから帰った方がよさそうだ。
風雅を隣に座らせながら、春華はてきぱきと指示を出した。
それに従った風雅が、彼女にもたれかかられてうっすらと頬を染める。
「(そういえば、夫婦になったら、こいつとあんなこととかこんなこと、するのよね……)」
想像してみても、春華にはいまいちイメージが湧かなかった。
「(まあいいわ。どうせまだまだ先のことなんだし)」
考えるのを放棄し、春華はさっさと目を閉じる。
男らしい風雅など想像できないと思いつつも、彼女の頭の中では、彼と夫婦になることはすでに決定事項だった。



   以上です。ありがとうございました。

57:名無しさん@ピンキー
09/02/13 00:26:28 PXj0hJIv
うおー風雅君かわいすぎ!キュンときました
春一番全然知らんけど今度打ってみるよ!

58:名無しさん@ピンキー
09/02/14 21:33:47 M/LQ2558
おおっ、良い話しでした。

59:名無しさん@ピンキー
09/02/17 21:38:05 /JX4xXgC
春一番、演出がうっとおしくて正直好きじゃないけどツンデレはいいものだ
ぜひ初夜編もお願いします

60:名無しさん@ピンキー
09/02/22 18:37:41 lpYFD8uF
スカイラブ読みたい

61:名無しさん@ピンキー
09/03/01 01:28:04 F2Z4KqLd
よし、>>60がスカイラブを書くんだ。
なぜなら自分も読みたいからだ。

62:名無しさん@ピンキー
09/03/14 19:01:00 nreAvWWK
ミント「とっこ~♪♪」

ミント「赤だコノヤロ~♪」
ミント「青を狙うんだ♪」
ミント「黒だゴラァッ!!」


63:名無しさん@ピンキー
09/03/14 19:07:46 nreAvWWK
ミント「ブッちぎりだぜっ♪♪」

 リオ「そこの幼女、止まりなさい!!」

64:名無しさん@ピンキー
09/03/20 16:59:42 TdGiICbU
ミント「おまいらサイコ~だぜっ♪♪」


65:ほす
09/03/23 11:48:01 2u8vmQjl

ミント「リオパラ爆走紅蓮隊、総隊長ミント!! 夜露死……」
アリス「まてゴラァッ♪♪」



66:名無しさん@ピンキー
09/03/30 15:56:31 qLC2Flgy
60じゃないけどちょっと書いてみた。

「うん、いいよ・・・」アースとラブは飛行船の上で永遠の愛を誓いあった。

その後、ラブは目を閉じてアースの肩に寄り添いこう言った。
「アースって、やっぱ男なんだな・・・。肩がとてもがっちりしてて逞しいな・・・」
「そっ、そりゃあそうさ男だもの」
「私は実を言うと男に生まれたかったんだ・・・。父のライクのように力強く、そして勇敢に戦う男の戦士でありたかった。女性ということで非力な分、アース達に色々と苦労をかけてしまったのが申し訳なくて・・・」

アースはラブの少し弱い面を見たような気がして、あえてこう言った。
「でも、デビル空賊団は現に倒せたわけだし、ラブがキャプテンじゃなきゃ俺も頑張れなかった。俺とラブは幼馴染みだけど前からずっと惹かれていたんだ」
「えっ・・・。アース、前から・・って」
「今だから言うけど、ラブ、俺は君がキャプテンになる前からずっと君を見ていた。一人前の空賊団の戦士になっていつかは君と共にこの空を守りたかった」
「ア、アース・・・」
「まだ一人前の男じゃないかもしれないけど、空の平和と君を守るためにこれからも頑張るよ」
アースの言葉にラブの目からは涙がこぼれ、嬉しさのあまりグッとアースを抱きしめた。
「ありがとう・・・アース・・・あなたはもう一人前の戦士よ・・・」

2人はずっと抱き合ったまま、しばらくお互いの温もりを感じていたがラブがその沈黙を破った。
「下・・・行こうか。私の部屋へ」
「ラブの部屋?」
「うん・・・早く行こっ」
「あっ、ああ分かった」

続く

67:名無しさん@ピンキー
09/03/30 15:58:06 qLC2Flgy
飛行船の上からそのままラブの部屋へ向かい、お互いベッドに腰を落とした。
「ふふ・・・アース、女の子に抱きつかれたのって今日が初めて?」
「ちょ、何を言ってるんだよラブ!当たり前じゃないか!」
「(じゃあ、女性の体も今日が初めてってことね・・・)」

ラブは身につけていたブーツと帽子を脱ぎ、そしてスカーフを外し、少しアースに寄り添った。
「わ、わわわ」アースはラブが近づいてきて驚いて離れてしまった。
「ど、どうしたのアース、何で逃げるの」
「ち、違うよラブ。逃げたんじゃないよ。ちょっとびっくりして」
「びっくりしなくてもいいわよ、さあ・・・アースも服を脱いで・・・」

ラブは上着を脱ぎブラとスカートだけの姿になった。アースもドキドキしながらも服を脱ぎ、上半身裸の状態となった。

「へえーー、アースって結構筋肉あるのね・・・、あっ、ここ怪我してるじゃない」
ラブは背中に大きな傷があるのを見つけた。
「それはデビル空賊団との戦いの時にシルビアのムチなどの痕だな。今はどうってことないさ」
「ごめんねアース。私が非力な為に・・・」
「またそんなことを言う。大丈夫だって!」
「ありがとうアース、じゃあ、一緒に横になって」

アースとラブはベッドに横になり、共に見つめあった。
「今日という日は、これからアースと私が一緒に共に戦い、空の平和を守っていく記念の日。誓ってくれる?」
「ああ、誓うさ。ラブも誓って・・・くれるよね・・・」
ラブは手を挙げて「誓います・・・フフフ」

続く

68:名無しさん@ピンキー
09/03/30 16:00:35 qLC2Flgy
共に誓いますの手を取って、アースはラブにキスをする。
「ん、んんっ・・・」アースのキスは意外に濃厚だった。ラブは感激のあまりまた目に涙がこぼれる。

次にブラを取りにかかる。アースはラブの背中に腕を差し込み、指を動かして懸命に外そうと頑張る。
「ふふっくすぐったいよアース、でもアースの必死な顔ってこんな風なんだね」
「俺はいつでもこの顔さっ。今は少し緊張してるだけさっ」
「もう・・・意地っ張り屋なんだから・・・」

そして数秒後、ようやくブラのホックが外れ勢い良くブラを抜き取ったら、ラブのたわわなおっぱいがアースの前に現れた。
「きっ、綺麗だラブっ!」
「やだーっ、もっ、もうアースったらあ!」
ラブは即座に胸を隠し、顔を赤らめた。
「もっと見てみたい、ラブの胸・・・」
「み、見るだけでいいの、アース?」
「い、いや見るだけじゃダメだけど・・・」
「わ、わかったわ、さあ、よく見て・・・」ラブは隠していた手を大きく横に広げた。
ラブのおっぱいは非常に大きくもなく、小さくもなく、乳首は着ている服のようにピンク色に染まってピンと立っていた。
「はぁ、はぁ、凄く、綺麗だよ、ラブ・・・」
「アース、じっくり見すぎ・・・。凄く興奮しているみたい・・・」
と思ったのもつかの間、アースが一目散にそのおっぱいに顔を沈めた。

「いやーん、アースったらあ」
「はあ、はあ、凄く柔らかいよ、ラブのおっぱい・・・」
アースはむさぼりつくようにおっぱいを揉み、そして乳首を舐めにかかる。

「あっ・・・」ラブの口から吐息がこぼれた。
アースはラブが乳首に弱いのを知り、逆の乳首を舐めてみた。
「ん、ふう・・・ああん」さらにラブが感じて吐息をこぼす。
「気持ちいい、ラブ?」アースの問いかけにラブはうんうんと頷く。
「アースの力強さが伝わってくる感じだ・・・。もっと、もっと感じさせて」

続く

69:名無しさん@ピンキー
09/03/30 16:02:21 qLC2Flgy
そしてアースの手がスカートに伸び、ベルトを外しにかかる。しかし、うまくベルトが外れない。
「あ、あれっおかしいな」片手でかっこよく外そうと思ったが、緊張のせいか外れない。
「アース、慌てないで、ほら、こうよ・・・」ラブが手を取って自らベルトを外してくれた。
「面目ない・・・」ベルトの外れたスカートはラブの太ももを通過し、そのまま足首まで降りた。

薄地の白いパンティ1枚の姿になりラブは「恥ずかしい・・・」と漏らす。
「恥ずかしがることなんてないよ。凄く綺麗だ・・・」アースは恥ずかしさを無くす為に自分もズボンを脱いだ。
「ほら、俺も脱いだよ」

アースのモノはもう大きく天井を向き反り上がっていた。
「ア、アース、おっ、大っきい・・・!」
「ラブを見てこうなったんだぜ。さあ、ちょっと触ってみな」
ラブは恐る恐るアースのモノを掴んでみたが、あまりの固さにびっくりした。
「(凄い・・・私の両手で掴んでもまだそれより大きい・・・)」
「ふふっ、どうだい?ビックリした?」
「ビックリというか、アース、こんなに大きいとは思わなかったわ」
「ラブにお願いがあるんだけど・・・いい?」
「いっ、いいわよ」
「おっ、おっぱいでこいつをしごいてくれないか」
「ム、ムネでっ!?そ、それってパ、パイズリのこと・・・?」
「うっ、うん。ラブのおっぱいで俺の・・・い、嫌ならいいよ」
ラブはちょっと躊躇した。あまりの大きさにビックリしたのもあるがこの胸でこれを挟むのは・・・。
「ほんとにいいの・・・?こんな胸だけど・・・」
「うっ、うん!いいよ!」アースは凄く笑顔になった。

続く

70:名無しさん@ピンキー
09/03/30 16:12:21 qLC2Flgy
アースの大きなモノを懸命に挟み、上下に動かしてみた。
「どっ、どうアース。気持ちいい・・・?」
「うっ、うんいいよラブ!上下だけでなく、横にも動かしてみて・・・」
「わ、わかったわ、やってみる・・・」
「ラ、ラブっいいよ!そこっ!」アースは恍惚の顔をしてラブに訴えた。
「ハア、ハア・・・。つっ、次はちょっとくわえてみて」
「えええーーーっ!そ、それってフェ、フェラチオってことー!」
「ご、ごめん言い過ぎたっ!嘘、嘘だよラブっ!」

あの大きなモノをくわえるのは流石に躊躇ってしまったラブ。
「ご、ごめんアース。期待に添えなくて・・・」
「いっ、いいよラブ、俺が言い過ぎた。じゃあ、代わりにラブをもっと気持ちよくさせてあげるね」
アースはラブの最後の1枚の中に手を入れてきた。
「ああーーっ、ハアン」ラブはアースの指が自分の大事な部分に触れた時、物凄い声をあげてしまった。
「い、いやっ声が外に漏れちゃう・・・。ザックやライコウに聞こえちゃう・・・」
「だっ、大丈夫だってラブ。そらっ、もっと感じてくれよっ」アースは愛撫の手を止めない。
「いっ、いやん、あっ、あああ・・・」ラブはさらに声をあらげどんどん気持ちが高揚してきた。
「もう俺の指がラブのジュースでいっぱいだよ」
「ふっ、ふうんだめえアース、恥ずかしいよぉ・・・」
「さあこれも取ってしまおうか」アースはラブの最後の1枚を下ろし、共に生まれたままの状態になった。

続く

71:名無しさん@ピンキー
09/03/30 16:31:25 qLC2Flgy
ラブの頬は赤く染まり、もうアースを受け入れる状態になった。
「さあアース、来てっ・・・」
「う、うん、行くよ、ラブ・・・」
アースのモノがラブの大事なところを突こうとしたが、旨く収まらない。
「あ、あれ?おかしいなあ」
「アース、頑張って・・・!」ラブはアースを応援する。
「分かったここだな。行くよっ!」
アースの大きなものが一気にラブの大事な部分にゆっくりと入っていった。
「ああーーーーーん、来るーーーーっ」思わずラブが大きな声をあげた。
「流石にきついかな・・・ラブ、ちょっと痛いけど我慢してなっ」
アースの腰がゆっくりと前後に動き始めた。
「あっ、アースっ、いいっ、そこっ、だめっ、いやん!」
「どっ、どうだいラブ、俺のモノは」
「少し痛いけど、だんだんと良くなってきた感じ・・・。もっと、もっと来てっアース!」
「分かったよ、じゃあスピードアップするよラブっ!」
「あはあーーーーーん、いいっアース、もっとお!」
「ハア、ハア、まだまだ行くぜえラブ!」

アースは今度はラブを四つん這いにし、後ろから突き上げた。
「いやーーーっはあーっ、こっ、これも感じるーっ、アース凄いーっ!」
ラブのおっぱいが前後に揺れ、それを手で掴みながらアースは腰を振り続ける。
「おっぱいもいいーっ、もっと強くーっ!」
パンパンとアースの腰とラブのお尻が当たり、その速度はどんどん増してゆく。
「はあ、はあ、さあそろそろ行くよラブ、どうだい!?」
「はあ、はあ、わ、私ももうイキそう・・・。アース、いっぱい頂戴ーっ!」

続く

72:名無しさん@ピンキー
09/03/30 16:53:23 qLC2Flgy
そしてアースは最後の力を振り絞り、ラブを抱き起こし全身を密着した状態で
「ラ、ラブっ、行くよーーーっ!」
「アースっ!行くーーーーーっ!」

ドックン ドックン ドックン・・・

アースの体内から精液がラブの膣内にほとばしる。
「ああっ、ああーーーーーんん」ラブは体に熱いものを感じ、そのままガクンとベッドに倒れ込んだ。
アースもその上からバタンとラブに添うように倒れ、二人ともハアハアと息を荒げて倒れた。

「ハア、ハア、ラ、ラブ、どうだった・・・?」
「ハア、ハア、アース、凄かった・・・」
ラブの大事なところから、白い液体がドロドロと出てきたことに気付き、ラブは手でその精液をすくった。
「アース、い、いっぱい出たね・・・。これって凄く不思議な匂い・・・」
ラブは手に取った精液を匂いつつ、少し舐めて「ふふ、ちょっと苦いね、これ」
「ラブ・・・俺もすごく良かった・・・。大満足だよ・・・」
二人は改めて濃厚なキスをした。しかし二人の汗やらなんやでベッドがビショビショになってしまった。
「ああ、これじゃあラブ今日眠れないね、シーツ替えなきゃ」とアースが言った。
「シ、シーツは後でいいわ・・・ねえアース、もっと汗をかきましょ・・・」
「え、えっ!?」
「さあ2回戦よっ!今度はちゃんとフェラしてあげるからねっ!」
「ちょ、ちょっと待ってよラブ!」といったもののアースはフェラという言葉だけでモノはまたそそり立って来た。
「あらら大丈夫じゃない!さあ頑張ってよアース!」

「とほほ・・・ラブ元気すぎるよ・・・俺、身体持つかなあ・・・」
そんなこんなで、この夜は数え切れないぐらい回数をこなしたそうな・・・。


ザック「なんだかラブの部屋が騒がしいのお、何をしてるんだ?」
ライコウ「ザックよ気にするでないぞ、ワシらも続けるぞよ・・・」

FIN

73:名無しさん@ピンキー
09/03/30 17:04:36 qLC2Flgy
とまあ簡単ではありますがスカイラブのエロパロでした。

個人的にエロパロというものを書いてみたかっただけで、>>60さん、>>61さんの期待に
応えれる内容ではなかったかもしれません。走り書きになった部分もあります。
(ちなみに、以前アナザーストーリーを書いた者です)

もうすぐ2が登場しますが、「誓います」の部分はパクリですw
また何か思いついたら書いてみます。

74:名無しさん@ピンキー
09/03/31 02:38:10 FX9SYxk1
>>61=アナザースレでちょこちょこ感想付けてた人です。
スレ放置状態で結局落ちちゃったから、もう興味無くなったのだとばっかり思ってたわ。
また書いてくれたのはすごい嬉しいけど、すまんがギャグにしか見えなかったw
自分の趣味ではラブ姉さんは受身の方が萌えるんだけど
人によってキャラの解釈もそれぞれだろうからね。

2でラブもアースも妙に大人っぽくなってるのは
絶対エッチするようになったからに違いないとばっかり思ってたのに、
「その後の進展は無い」って断言されちゃってるから
公式ではせいぜいちゅー止まりなんだろうなと思ってるw(´・ω・`)

75:名無しさん@ピンキー
09/03/31 09:16:22 Oizu0ZFf
>>72
ぐっじょ!!

しかしオチつけんなw

76:名無しさん@ピンキー
09/04/01 00:26:39 k9E/EKDq
>>74
あああの時は色々とお世話になりましたwあのスレでは結局思いつかなくて放置状態でした・・・。
エロはやっぱ難しいですわ。私の想像力も大したことないっす・・・。
2もあと1週間!早く打ちたいです!

>>75
ありがとう。
オチはいつもの2人ですw

77:名無しさん@ピンキー
09/04/01 00:41:39 FmP3+GpX
がんがれ!
今日ツインを初打ちして来たが、アレはヤバイ。
萌え台としての完成度が高過ぎて、金がいくら有っても足らんw


78:名無しさん@ピンキー
09/04/02 20:29:41 /5ZRJXxn
 南斗鳳凰拳の先代伝承者 オウガイに拾われたサウザーは
 オウガイに実の子のように育てられた!

79:名無しさん@ピンキー
09/04/02 20:31:18 /5ZRJXxn
 サウザーはどんな厳しい修行にも耐えた
 オウガイは厳しくも優しく少年サウザーの心にぬくもりを植えつけた!


80:名無しさん@ピンキー
09/04/02 20:31:54 /5ZRJXxn
 最後の試練として目隠しでの闘いを強いたオウガイ
 サウザーを待っていたのは余りに悲しい結末であった!


81:名無しさん@ピンキー
09/04/02 20:32:34 /5ZRJXxn
 こんなに悲しいのなら
 苦しいのなら愛などいらぬ!
 若きサウザーの悲しき叫び声がこだまする!

82:名無しさん@ピンキー
09/04/07 13:45:13 U7L7DKT/
ツインネタ書こうと思うが、それぞれの一人称二人称がわからん

83:名無しさん@ピンキー
09/04/07 14:40:42 tLOg9KtC
 南斗鳳凰拳の先代伝承者 オウガイに拾われたクルミは
 オウガイに実の子のように育てられた!


84:名無しさん@ピンキー
09/04/07 14:41:35 tLOg9KtC
 クルミはどんな厳しい修行にも耐えた
 オウガイは厳しくも優しく少女クルミの心にぬくもりを植えつけた!


85:名無しさん@ピンキー
09/04/07 14:42:05 tLOg9KtC
 最後の試練として目隠しでの闘いを強いたオウガイ
 クルミを待っていたのは余りに悲しい結末であった!


86:名無しさん@ピンキー
09/04/07 14:42:31 tLOg9KtC
 こんなに悲しいのなら
 苦しいのなら愛などいらぬ!
 若きクルミの悲しき叫び声がこだまする!


87:名無しさん@ピンキー
09/04/11 22:19:23 ninlK98z
のばらさんに超おしおきされたい

88: ◆UsjP9J/qHI
09/04/13 22:35:46 2gdh7v4+

 かすかに陽光が差しこむブルーの海の底、サンゴ礁のかたわらで、
サムのたくましい肉棒がマリンの小さな肉穴にうずまろうとしていた。
 サムはそのまぶしい笑顔を絶やさぬまま、鍛え上げられた厚い筋肉で
マリンを抱きしめ、愛撫し、男の強さを誇示する。
 水着をちぎられ、大きな手で荒々しく乳房をまさぐられるマリンが、
顔を紅くさせて女としての快楽に身をゆだねる。
 男を迎え入れるべく愛液をさかんに分泌させ、塩水と混じり合う。
 魚たちが見守るなか、サムが怒張したペニスをマリンに挿入した。
 ぬめりの足りないことによる痛みは、ほどなく快感へとかわる。
 マリンのそこは敏感すぎて、すぐにあふれそうになってしまう。
 サムの力強いピストンに、声を抑えることができなかった。
「下皿レバーを引いてください! 下皿レバーを引いてください!」
 それを合図に、サムがマリンの奥深くで精液を一気に放出させた。
 三度、四度、サムの肉棒がはちきれそうに脈動し、己の子種のすべてを、
強烈な快楽にのせてマリンの中へと送り込ませる。
 やがて、その動きが完了すると、サムは腰をひいてペニスを抜き出した。
 マリンの秘貝がパクパクとうごめいて、行為の再始動を予感させた。

89:名無しさん@ピンキー
09/04/14 11:09:43 Dd0VqPrf
wwww

90:名無しさん@ピンキー
09/04/17 01:43:29 pUm6d7Vg
ツインエンジェルお願いします

91:名無しさん@ピンキー
09/04/27 01:07:11 zLF3czEf
保守

92:名無しさん@ピンキー
09/04/29 21:18:13 fHp7BJIO
このスレはストックタイム中です

93:名無しさん@ピンキー
09/05/06 23:04:54 EoJ13qR5
スレ下がり気味なので、投稿します。題材は再びスカイラブです。
-----------------------------------------------------
「誓いません!」

この一言で教会の空気が一気に凍り付き、呆然とした参列客はぞろぞろと教会の外に去ってゆく。
神父は心配そうな表情で教会の中に残ったウェディングドレス姿のラブに語った。
「こんな事は1年に1回あるかどうかです。ラブ殿、本当にこれでよかったのですか?」

ラブは少しうつむいた表情で
「はい、神父様。私にはまだ空の平和を守る義務があります。彼には申し訳ないですが、これからもピース空賊団の仲間として一緒に闘っていくつもりです」
「そうですか・・・。また気持ちがお変わりになりましたらいつでもお越し下さい」
「はい、またその時はよろしくお願いします」

一方、今日の主役に成るはずだったアースが新婦のいない控え室でがっくりと腰を落としていた。
ピース空賊団の仲間たち、そしてシルビア、ガストン・・・。皆アースの気持ちが分かるだけに一言も語りかけることができなかった。

「チキショウ、なんでだよ、ラブ・・・。ようやくここまで来たという時に・・・」
少し涙声のアース、ウエディングスーツの裾が少し濡れていた。
「ウッキュ?」エアルだけはこの状況を把握できてないようである。

それから何分経っただろうか、静寂の中ライコウがしびれを切らせて言葉を放った。
「アースや、今日は帰ろう。お前さんが悲しいままではワシらも悲しくなってしまうぞい。なーに、女はラブだけじゃない、他にもいい女はいるはずじゃ」
「じいさん、ありがとう・・・。よく考えたら俺、まだラブにとって一人前の男じゃなかったということなんだろうな」
「アース!お前さんはまだ若いんだ、ほれ、元気を出しんしゃい!」
ザックが背中をポンと叩いてくれて、ちょっと勇気をもらったような気がした。
「おっさん・・・。うん、すまねえ、色々と心配をかけてしまって。さあ、今日は帰ろう」

続く

94:名無しさん@ピンキー
09/05/06 23:06:36 EoJ13qR5
アースが立ち上がり、そのままいつもの服装に着替えて仲間達と教会を後にした。

途中でピース空賊団の仲間は一旦別れを告げ、アースは独りで近くにある酒場に移動した。
普段あまり飲めないアースであったが、今日のこともあってか空いているジョッキが机の上に散乱していた。

「うーっ、ヒック、おっ、俺ってどうしてこんなにダメなんだろう・・・。でも、ラブの気持ちが理解できていなかった俺にも責任はあるよなあ・・・。ヒック、グスッ・・・」
酒を飲みながら少し涙を浮かべていたアース、そこに一人の女性が側に寄ってきた。

「空いているジョッキお下げしま・・・ア、アースさん、ちょっと飲み過ぎじゃないですか・・・?」
「君は・・・、ああ、店員さんか・・・おっ、俺の事は放っておいていいよ・・・ウィッ」
「あまり無理しすぎるとお身体に悪いですよ、もう閉店時間も近いですし、もうこの辺で・・・」
「うっ、うるさいなあ。まだ俺は飲むんだよっ、放っといてくれっ!」
アースがヤケになり、ちょっと手をあげた瞬間、腕が店員の胸に「ぷにゅん」と当たり、とっさに「キャッ!」と店員は少し頬を赤らめた。
「ごっ、ごめん!わざとじゃないんだよ、痛くなかった!?」
「えっ、ええ、大丈夫です」
「店員さんにあたるなんて、俺ってどうかしてるよね・・・ハハハ・・・とにかくゴメンなさい」
「何かイヤなことでもあったんですか?」
「べっ、別に何でもないよ、自分が悪いんだし」
「も、もしよければ私が話を聞きましょうか?」
「えっ?話を聞くって?」
「余計なお節介かもしれませんが、何かアースさんの力になれるかなと思って。あ、あの無理にとは言いませんので」
「・・・君には関係ない話かもしれないけど、それでもよければ構わないよ」
「はい、分かりました!じゃあ、そろそろ閉店時間なので、店の後片付けしたらすぐに行きますので、表で待っててもらえます?」
「ああ、夜風にでもあたって少し酔いを覚ましておくよ、じゃあお代はここに置いておくね」
「ハイ!ありがとうございます!じゃあちょっと待ってて下さい、アースさん!」

続く

95:名無しさん@ピンキー
09/05/06 23:07:59 EoJ13qR5
彼女のちょっとした笑顔や仕草が、今のアースにはとても癒されるものとなった。
「彼女、意外と可愛いな・・・。胸も結構あるし・・・。イカンイカン、まだ俺酔ってるな」

数分後、酒場の裏から店の片付けを終わらせた彼女が現れ、アースに話し掛けた。
「アースさんお待たせしました!酔いは覚めました?」
「ああ、大分落ち着いてきたよ。夜風が気持ちよか・・」と、彼女の姿を見てアースは吃驚した。
「ちょ、ちょっと君!そっ、その格好は!?」
「えっ?これが私の普段着なんですけど?何か変ですか?」
酒場の店員さん、なんと胸元がぱっかりと開いている白いシャツに、デニムのミニスカート姿でアースの前に現れた。
「いっ、いや変じゃないけど、ちょ、ちょっと目のやり場に困って・・・しまって・・・」
「あー、アースさんもしかして私をHな目で見てます?」
「いっ、いやっそんなことはないよ!店にいる時と全然雰囲気が違ってたから・・・」
「そうですかねえ?まっ、ここで話すのも何ですし、そろそろ行きましょう!」
店員さんはさっとアースの腕を取り、腕を組んで歩き出した。
「(わぁっ彼女のむっ、胸が直接俺の腕に、やっ、柔らけえ・・・。しかも何だかいい匂いがするし・・・やべっ、俺どうかしちまいそう・・・)」
「アースさん、どうかしたんですか?何だか顔が赤いですよ?」
「いやっ、何でもないよっ、俺、まだ酔いが残ってるだけだよ・・・ハハハ。そっ、それよりどこに向かってるの?」
「私の家です。そこなら、ゆっくりとお話できますよ?」
「きっ、君の家っ!?こっ、こんな夜更けにっ?親御さんとかいるんじゃないの?」
「大丈夫、一人暮らしですからいつでもOKですよ」

続く

96:名無しさん@ピンキー
09/05/06 23:09:08 EoJ13qR5
この時、アースは色々と考えた。なぜ彼女が一人暮らしの家に俺を誘ってまで話をする必要があるのかを・・・それを問いただしてみた。

「あっ、あのさあ。確かに話を聞いてくれるとは言ったけど、君の家にいきなり俺を入れて大丈夫なの?一応、俺男だし・・・」
「実は・・・わ、私、ずっと前からアースさんの事が・・・好きだったんです・・・」

「ええーーーーーーーーっ!ちょ、ちょっと待ってよあwせdrftgyふじこ」

「あなたがピース空賊団にいるということは知っていて、空賊団の人たちの中で一人汗をかいて頑張っている姿を見て、ちょっとかっこいいな、って思ったんです」
「誰かなあ、と周りの空賊団の方に聞いたらアース隊長って聞いて、いつかお話したいなあ、って思ってたんです」
「そしたら前に空賊団のメンバーが店に来ていて、これはチャンスです!と思い多くの人の中から見つけたんですが、あなたの視線は一人の女性に向いてました。そう、空賊団のキャプテン、ラブハートさんです」
「その時私は感じました。あ、アースさんこの人が好きなんだな、って事を」
「しかも今日ラブさんと結婚式を挙げると聞いた時は、ああ、もうダメ、って諦めてました」
「でも、今日聞いた話で、挙式でラブさんがあなたとは一緒にならないって言ったそうですね・・・」

続く

97:名無しさん@ピンキー
09/05/06 23:10:27 EoJ13qR5
アースはびっくりした。なぜ酒場の店員さんにこの情報が漏れてるのか。

「いつの間にその話が君にまで・・・」
「酒場に挙式帰りの人たちが集まってきて、その話を耳にしたんです」
「かーっ!そうなんだ・・・皆ペラペラと喋りやがって・・・orz」
「ごめんなさい、アースさんの名前が出てたので、じっくり聞いてしまいました・・・」
「君が謝る必要なんてないよ。結局、俺がまだ男として認めてもらえなかっただけだ。ハハハ、俺ってダメ男なんだよな」
「そんなことはないです!アースさん、すごくかっこいいし、男らしいと思います!」
「ありがとう、何だか今日は君に助けられた。声を掛けてくれてくれなかったら今頃どうなってたか」
「アースさんが席で落ち込んでいる姿を見て、私がなんとかしたかったんです。今日は、私の家でゆっくりしてください・・・」

アースと酒場の彼女はそのまま彼女の自宅へと向かい、部屋に入ってみると少し暗めだったが、女の子らしく、綺麗にまとまっている。

「へえ、これが君の部屋なんだ。女の子らしいかわいい部屋だね」
「イヤッ、あまり見ないで下さい。恥ずかしいです・・・あっ、何か飲み物でもお出ししましょうか?」
「いいよ・・・何だか今日は色々と疲れてしまって、酒も入ってすぐにでも眠ってしまいそうだ・・・」
「あ、あのっ!寝る前にシャワーでも浴びませんか?」
「そっ、そうか。じゃあ俺が先に入っても構わない?」
「い、いいですよ。バスタオルとかはもう準備してますので・・・」
「ありがとう、すぐに上がるからね」

続く

98:名無しさん@ピンキー
09/05/06 23:11:33 EoJ13qR5
アースは裸になってシャワールームに入った。シャワーを浴びながら今日のことを振り返ってみた。

「ああ、今日は長い一日だった・・・。俺がダメ男っていうのもあるけど、挙式で誓いません!は普通無いよなあ・・・、ああ、これからどうやってラブと向き合えばいいんだよ・・・」
「アースさーん、シャワーの温度とかはいかがですかー?」
「あっ、ああちょうどいいよー。ありがとー」「ハーイ!」
「ああ、彼女いい子だよなあ。ラブとは正反対ですごくおっとりしてるし、しかも俺のことを好きって言ってくれるなんて・・・こんなヘタレでも見てくれる人がいるのは嬉しいなあ」

とアースがニヤニヤしながらシャワーを浴びていると、急にシャワールームの扉が開いた。

ガラガラ「失礼しまーす」
「ええっ!ちょ、ちょっと!あqwせdrftgyふじこ」
アースはいきなり入ってきた彼女にビックリし、すぐさま股間をタオルで隠した。彼女もバスタオル1枚の姿だった。

「ちょっと待って!なぜ君が入ってくるの!?」
「ア、アースさんのお背中を流したくて・・・今日色々とお疲れだったと思うので・・・」
「きっ、気持ちは嬉しいけど、いきなり入ってきて、しかも俺の背中を洗うって・・・」
「アースさんが私の家に来てくれたお礼です!こんなことしかできませんけど・・・」
「い、いや嬉しいんだけどね・・・(しかし、彼女色白でいいスタイルだよな・・・いっ、いかん俺の大事なところが・・・)」
「どうしたんですか?じゃあ、お背中流しますのでそこの椅子に座って下さい」
「は、はいぃ・・・」
アースは彼女の言われるがままに椅子に腰掛けた。彼女もスポンジを泡立ててアースの背中を洗い出した。

続く

99:名無しさん@ピンキー
09/05/06 23:12:24 EoJ13qR5
「アースさんってすごく背中が広いですね。ガッチリしてるし、ほんと男らしいです」
「いっ、いやいやそんなことはないよ。俺背が低いし、チビなだけさ」
「私、男の人の背中ってお父さんしか見たことないので・・・。あっ、ここ怪我してますよ。痛くないですか?」
「それはデビル空賊団やデーモン空賊団との闘いで受けたキズだ。空の平和を守る為なんだし、これぐらいの怪我は痛くもないよ」
「わーっかっこいい!ほんと、アースさんかっこいいです・・・。」

彼女はそう言うと、アースの背中に抱きついてきた。

「わっ!ちょ、ちょっとどうしたの!?」
「アースさんがみんなの為に闘ってると聞いて、ほんと頼もしい男の人って今思いました・・・」

彼女の大きな胸がアースの背中にむにゅんとくっつき、アースはドキドキしてもう気持ちを抑えられなくなってきた。

「くっ、くっついたら君に泡がついちゃうよ、ちょっと、離れて・・・」
「駄目です!今は、このままでいさせて下さい・・・」

すると足元には、彼女が付けていたバスタオルが床に落ちているのをアースは見つけた。てことは・・・
「(直に胸が俺の背中にっ・・・)だっ、だめだもう俺抑え切れないよ!」

アースの股間はもう爆発寸前、彼女の腕を振りほどき彼女の正面に立った。彼女は胸を手で隠している状態だった。

「きゃっ!ア、アース、さん・・・?」
「もっ、もう俺我慢できない。君のことが、凄く欲しくなってきた・・・」

アースの股間は怒張して上向きに反り返っていた。そして息を荒げたアースに彼女はこう言った。

「ア、アースさん、私のことを見てこうなったんですね。嬉しいです・・・いいですよ・・・」

続く

100:名無しさん@ピンキー
09/05/06 23:13:38 EoJ13qR5
ひとまず今日はここまで。続きは明日以降に書込みさせて頂きます。
題材がスカイラブばかりですいません・・・。

101:名無しさん@ピンキー
09/05/07 11:27:46 ypEqhZ33
よし、続き待ってるぜ!!

102:名無しさん@ピンキー
09/05/10 03:55:22 jC9XUyuA
URLリンク(2sen.dip.jp)
角煮版の神に捧ぐ
久々に勢いで書いた

暗い部屋で獣が折り重なるように蠢いていた
マロン「ふ…ふ…ぐ…ぅ」
その獣達はリズミカルに、そして歯車が回るように規則正しい動きを繰り返す
男「マロンちゃんおっぱいがちっちゃいねぇ…彼氏が出来たらいっぱい揉んでもらわなきゃねぇ」
そう言って小さな少女を後ろから抱き締める様に躯をまさぐる
小さな躯…暗やみに浮かび上がるような白い肌を無遠慮にいくつもの手が這う
マロン「ぶはぁ…い、痛い、おっぱい痛いぃ!」
僅かに膨らみかけた曲線とも言えないような平らな胸の突起を、執拗にこねくり回す
男「ほら、ちゃんとくわえてなきゃ」
別の男が不機嫌そうに頭をつかみ、ぐいと顔を引き寄せる
マロン「げほぉ…いゃら…もうやだ…ん゙」
喉元に異物が押し込まれ思わずえずく

女の躯と言うには未完成、いや…まだ女と呼ぶのも憚られるような幼すぎる身体
世間では特異な趣向…
しかし、その特異な嗜好の持ち主が集まっているのだから少なくとも、いやここの空間では正常なのだろう
目の前にあるその至高の躯を喰い尽くさんばかりに獣は群がっていた
男「あーキツイ、キツイまたきつくなったよマロンちゃん」
先程から無尽蔵に白濁した体液を流し込んでいる男が悲鳴を上げる
男「ほら、ちゃんとしなきゃやさしくしてあげないよ…ね?」
マロン「ィヤッ…ち、ちゃんとするから…」
つい先程まで力と恐怖で押さえ込まれていた記憶がよみがえる
(やだやだ、恐いのヤダ、痛いのやだ)
男「でも、もうヤなんでしょ舐めるの?」
マロン「な、舐めるから…ちゃんと舐める…から」
涙を流しながら、ぼやける視界に映る自分をを見下ろす男に必死に懇願する
生存本能からか、自分がどうすればこれ以上ひどい事をされないか、痛い事をされないかその幼い躯は分かっていた


103:名無しさん@ピンキー
09/05/10 03:56:37 jC9XUyuA
男「んーやっぱりおじさん達も動かないとダメかな?」
男「マロンちゃんも気持ち良くないよね?」
マロン「えッ!?ヤダ…?ヤダヤダッ!ダメッェェ」
男は一人ではない、マロンが精一杯開いた両脚の下にも抱き締めるようにしている男も後ろにいた
男「あー出そうだよマロンちゃん」
マロン「んーッ!お、お腹に…お腹の中に、やだ熱いのヤダ…またなんかッ!」
がっちりとマロンの下半身に2本の性器が杭のように打ち込まれていた物が急にドクンドクンと脈打つ
男「あーなんかすっごく出るわー」
男「ほらおっぱい大きくなるように今度は全部飲むんだよ」
マロン「ゔ…ご……ん、ゲホッ」
男「あーまたこぼした」
マロン「ゲホッゲホッ!」
男「ほら、ちゃんと飲まないとお家帰れないよ?」
男「だんだんお尻もヒクヒクしてきたね、いい子だね」
身動き一つ出来ないマロンにとっては快楽は等価ではない、苦痛でしかない男たちの動きはマロンの心を少しづつ壊していた
(やだ、ヤダ、ヤダッ!!ダメッもうやだ、ヤダッ!)

男「マロンもだいぶ濡れてきたしちょっと気持ち良くなろうか?」
先程までマロンが痛がるのもお構いなしに胸を揉んでいた男が下半身に手を伸ばす
真っすぐ切れ目の入った隙間に指を滑り込ませる
(え!?やだそこヤダ!)
先程マロンは躯にビリッっと痛みを刻み込まれ、その痛みに失禁までしていた
男「またおしっこ漏らしちゃうかな?」
逃げようとしても陰部に刺仕込まれている物で動けない
(やだ、また痛いのがくるッ…!)
その瞬間マロンの躯が跳ね上がる
マロン「んーッ!あ…が…あ゙あ゙ぁ…」
先程の痛みとは違うふわりと浮くような、全身を撫で上げられる様で芯を貫く快感が躯の中をはしった

男「うぅ…お…し、締まるッ」

104:名無しさん@ピンキー
09/05/10 04:12:45 jC9XUyuA
(な、何?い、今の…感じ!?)
初めての絶頂に躯と意識が追い付かない、ただ一瞬甘いような脳を痺れさせるような感覚だけが何度も繰り返される

男「あれ…もしかしてマロンちゃんイッちゃった?」
ビクンビクンと小さな躯を痙攣させるマロン…それと同時に果てる男たち
しかし、マロンには男たちの声は聞こえていなかった
尻の中で果てた男は、白目をむき口からだらしなく涎と精液を流しているマロンの重さを受けとめながら
ヒクヒクとするアナルの感触と堅くなった乳首をコリコリと弄んでいた
皆が果てた後も一人ニヤリと笑みを浮かべながら下からマロンを突き上げる
男「マロンちゃんもっと気持ちよくしてあげる」
そう言って腰でリズミカルに打ち付けると
マロン「ヒィア!?あーあーあ゙ー」
敏感な躯にさらに快感を送り込まれ、マロンは悲鳴を上げる
ゴリゴリと腹の裏を掻くようにマロンの中をかき回す男
マロン「だぁ゙、…ぁ…め、らめ、あーらめ、らめ、らめぇェぇェぇェ゙ェ゙ぇ゙!!」
マロンはまた押し寄せる快感の波に最後の力であらがうように性器を締め付け絶叫と共にまたに達した
(し、しんじゃう…)
ぎらついた目の男たちをよそにマロンはそのまま意識を失った
無理矢理開かれた快感の扉はもう閉じることは出来ない
快楽に目覚めた幼い躯はもはや無垢な少女では無くなっていた



両手で男根をしごきながら腰を振る少女に男たちは魅了されていた
まるで今日が世界の終わりといわんばかりに精液を絞りだす
マロン「くぅ…す、ごい太い…もっと、もっと…もっとしてぇ、もっと気持ち良くしてぇ!お兄ちゃんの言うこときくからッ!マロンを気持ちよくしてぇェ!」

また一人の少女が快楽の闇に沈んでいく…
隣では同じように犯されながら、褐色の肌をした金髪の少女がうわごとの様に何かをつぶやいていた…
その瞳には王女の輝きは無くなっていた

105:名無しさん@ピンキー
09/05/10 13:27:18 uUmG8Lue
GJ
褐色の肌をした金髪のデコ少女についてもっと詳しく!

106:名無しさん@ピンキー
09/05/14 00:51:32 jTeUZXvh
>>93
マダー?
また「続きが思いつかなくて放置しちゃいました」は無しで頼むよ?

107:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:47:07 rCvu1kpJ
>>99の続きです

「そっ、それじゃ、いっ、頂きます・・・!」アースは鼻息を荒げ彼女に近づいた。
「!!ちょ、ちょっと落ち着いて下さいアースさん!なんだかアースさんの顔が怖い・・・です」
「でっ、でももう俺我慢できないんだよ・・・」
「その大きくなっているのを鎮めたら落ち着きますよね・・・分かりました、私が鎮めてさしあげます」
「へっ?」
彼女がそういうと同時に、大きな胸を使ってアースのモノを挟み込んだ。

「うっ、うわーっやっ柔らけえ・・・!きっ、気持ちいいっ!」
「うふっどうですか?むにむにっ・・・と」
「はひーっ、おっぱいが俺のを優しく包み込んで・・・ああっ、俺どうにかなりそう・・・」
「それっ、それっ!どうですかアースさん、私の胸は気持ちイイですか??」
「いっ、いいよ凄く!とろけてしまいそうだ・・・」
「ふふっ、アースさんの、どんどん堅くなってますよ・・・さっきより凄く大きくなって・・・ほんと逞しいです・・・」
「ああーっ、たったまらん!体中の血が一ケ所に集まってもうはち切れそうだよ!」
「あん・・・胸の間がちょっとアツくなってきた・・・アースさんの凄く熱いです・・・」
「おっ俺も君の胸の温もりでアツくなってきてもう我慢できないよ!そっ、そろそろイキそうだ」
「えっもうイキそうなんですか!じゃあラストスパート!それっそれっ!むにっむにっ!」
「あああーったまらーん!もう俺、いっ、いくよっ!」
「はいっイッてくださーーい!あはあーん」

「イクーーーーーーーッ!」 ドピュ!ドピュ!ドピュッ!!

「キャッ!すっ、凄い勢い!何これっ!」
「やっ、やべっ止まらねえっ!うっ、はっ!」ドピュドピュ!ドピュッ!

アースの射精は絶え間なく続き、彼女の身体を、そして風呂場のあちこちに飛び散り、一面白濁まみれになった・・・。

続く

108:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:48:06 rCvu1kpJ
「アッ、アースさん・・・凄いっ・・・ビックリしちゃった私・・・」
「ハァ、ハァ、俺もビックリしちまった・・・こんなに出たの初めてだ・・・」

彼女の顔や髪にも精液が飛び散っており、彼女は呆然としていた。
「ごっ、ごめん顔や髪にも掛かってしまったみたいで・・・」
「うっ、ううんいいんですよ・・・でも、男の人の精液って、こんなに出るんですね・・・」
「い、いやっここまで出たのは初めてだよ。それだけ君のおっぱいが気持ちよかったって事かな・・・」
「そっ、そうなんですか・・・?何だか褒められちゃった!嬉しいな・・・」
「はぁ、はぁ、ほんと最高のおっぱいだよ・・・」
「うふふっ、アースさん、ありがとうございますっ!」

二人は落ち着きを取り戻し、一面飛び散った精液をシャワーで洗い流し始めた。
「ふふふっ、この白い液体ってなかなか流れないんですね」
「君の髪にもついてるから、俺が取ってあげるよ」
「ありがとうございます!アースさん。どうせだから、お互い洗いっこしましょうか!?」
「そうだね、お互い綺麗にしないとね」

アースと彼女はお互いの洗いっこが始まり、アースの手はおっぱいだけでなく彼女の大事なところにも手がすべっていった。
「あんん・・・アースさんのH!そこは・・・私弱いんです・・・」
「ごっ、ごめんちょっと手がすべって・・・でも、君のここ、少し濡れてるんじゃ・・・ない・・・かな?」
「ふううん、アースさんの意地悪ぅ。駄目ですよお・・・」
アースは調子に乗って少し激しく手を動かしてみた。
「あっ、ああんだめっ、アースさん、私もアースさんの身体を洗わせて下さいぃ・・・」
「俺の身体はもうさっき君が洗ってくれたから、今度は俺が君を綺麗にしてあげるよ・・・」
「わっ、分かりましたからちょっとその手を・・・あっ、ああんきっ、気持ちいいっ・・・」

続く

109:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:48:51 rCvu1kpJ
さらに手の動きが激しくなり、彼女は「・・・!」と少し身体をフラッとさせた。
「だっ、大丈夫っ!?ちょっと、やり過ぎた・・・かな・・・」
「はぁ、はぁ・・・アースさん、だっ、大丈夫ですよ・・・ちょっと、私もイッた・・・のかな・・・」
どうやら彼女は軽くイッたようで、身体の力が抜けてその場でしゃがみ込んでしまった。

「ごっ、ごめん、洗いっこはこのぐらいにして、ベッドに横になろうか?」
「はっ、はい・・・ちょっと立てないかもしれませんが・・・」
「大丈夫、俺に任せて!さあベッドに行こう!」
ひょい、とアースは彼女をお姫さまだっこし、持ち上げた。
「きゃっ!ア、アースさん、わ、私重いのに・・・だ、大丈夫ですか?」
「ああ平気さ、君ぐらいの重さのモノなら船内で運んでるしね」
「凄い・・・ほんとアースさん、男らしいですね・・・」

「へへっ、これくらいなら大丈夫さ。さあお嬢様、ベッドに着きましたよ」
彼女を優しく下ろし、ベッドに横にしてあげた。
「ふふふっアースさん、ありがとうございます」
「今日は君からありがとうと何度も言われてるけど、感謝したいのは俺のほうだよ。ほんと、ありがとう!」
「アースさん・・・。私・・・私・・・」
少し泣きそうな顔をしたので、アースは彼女に口づけした。

続く

110:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:49:33 rCvu1kpJ
「ん、んんっ・・・アース・・・さん・・・」
彼女もアースを受け入れ、しばらくの間口づけを続けた。
「今日はもう夜も遅いから、一緒に寝ようか・・・」
「はい・・・アースさん・・・」

彼女はアースに近づき、胸元に顔を沈めると同時にそのままスーッ、スーッと眠りについた。

「あっ、もう寝たんだ・・・へへっ、ほんと今日は気持ちよかったよ・・・ありがとう・・・」

アースは今日色々あったが、彼女のおかげで少し心を癒す事ができた。そしてそのままアースも眠りについた・・・。

翌朝・・・

「あっ、アースさん、起きましたぁ?」
「うーーん、あ、あれっここは?そして君は?」
「もうーっ、アースさん!私ですよ、昨日のこと、もう忘れたんですかぁ?」
「・・・えーっと・・・あっ!思い出した・・・。いやはや・・・ポリポリ」
「ふふふっ、アースさんの寝顔、凄く可愛かったですよ・・・」
「へへっ、照れるなあ・・・」
「じゃあ、朝ごはん用意してますから、食べていって下さいね」
アースはヘラヘラしながら「はーいっ」と答えキッチンに向かい二人で食事を取った。

続く

111:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:50:27 rCvu1kpJ
朝食後、アースは空賊団の元に行く時間が迫っていた。
「じゃ、じゃあそろそろ俺・・・」
「もっ、もう行かれるのですか?まだ、一緒に居たい・・・のに」
「ご、ごめん、空賊団の皆が待ってるんだ」
「・・・そうですよね・・・アースさんは隊長でしたもんね・・・行かなきゃ皆心配します・・・よね」
「ごめん・・・でも、昨日は本当にありがとう」
「また・・・来てくれます・・・よね・・・」
「あっ、ああ。きっと来る。君のことは決して忘れないよ・・・」
「ありがとうございます・・・私、待ってます・・・」
そう言うと彼女はアースの背中を抱きしめた。ぷにゅん・・・
「あっ・・・あの柔らかい感触がまた・・・いっ、いかんまた勃起してきた・・・!う、う、うわーーーっ!」
「きゃっ!ア、アースさん、あっ、朝からですかあ!?」
「うぉー行っくぜーーーーー!」
「いやぁーーーーん」
アースは今日も彼女のおっぱいのトリコに・・・

ところで飛行場では・・・
「おい!アースはどうした!」ラブが目をつり上げて団員に問いかけた。
「か、艦長!アース隊長がまだ来てません!どうしましょう」
「何っ!?・・・もっ、もうあんなヤツ知らん!放っておけ!」

このあと、遅れてやって来たアースは丸一日ラブにこっぴどく叱られたそうな・・・とほほ

FIN

112:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:51:02 rCvu1kpJ
てなことで遅くなりましたがスカイラブエロパロ終了です~。
今回はラブ2のフリーズ演出の続きを題材にし、アースさんと酒場のお姉さんを無理矢理くっつけてみました。
酒場のお姉さんは「もう一杯!」しか喋らないキャラでしたが、おっぱいを強調していたので、アースさんに捧げましたw
スカイラブばかり書いていますが、思いついたらまた他のキャラでも書いてみたいと思います。

113:名無しさん@ピンキー
09/05/17 07:50:24 vwGDSdMs
よかったよー。
次も待ってるぜ!

114:名無しさん@ピンキー
09/05/17 14:59:57 7W2EuOd7
GJです^p^
楽しませてもらいました

115:名無しさん@ピンキー
09/05/17 15:26:01 fIoCxnUl
次はラブ姉を睡眠中にあれこれだ


116:名無しさん@ピンキー
09/05/17 21:08:06 zLNFbn17
>>112
乙~。ヘタレのくせにモテモテだなww
思ったんだけど>>112はアース好き? アナザースレの話からひいきされてる気がする。
自分も好きなんで一向に構わんがw

117:名無しさん@ピンキー
09/05/17 22:34:11 HG5Eb0/r
112です。レスありがとうございます。

>>113
ありがとうございます。
次はどのキャラにするかは分かりませんが、お楽しみということで。
>>114
GJと言って頂けて光栄です。
次回作を作る時の力になりますね。
>>115
また新たなパターンですね・・・w
色々考えてみます。
>>116
はい、アースさん大好きですw
ヘタレっぷりが何だか自分とリンクしてるので・・・

スカイラブ以外にも、SNK機種には色々なキャラが存在するので
コラボでもしてみようか検討中です。組み合わせは無限大!w

118:名無しさん@ピンキー
09/05/20 02:56:00 9zg6JieT
今日夜にタイムリミットを投下します、たぶん

暇な人は支援よろしく


119:* イチゴ調教中 * ◆OSYhGye6hY
09/05/21 03:39:20 jfAfnMk0
ヤッとできた角煮の神に感謝しつつ投下15レス位

タイムリミットの本編前と言う勝手なストーリーなので細かい突っ込みは無し、セシリアメイン


1、タイムリミットSS・セシリアの最も長い一日

URLリンク(2sen.dip.jp)
「いやらしい躯しやがって…」
ジィィィ…
くっ…
「おっと動くんじゃない、約束どおり確かめないとなぁ…」
……
「ちゃんと裸できたんだな…剃ったのか?(ニヤニヤ)」
も、もういいでしょ!早く渡して頂戴!
「せっかくだから全部脱いでもらおうか」
えっ…!?

少し暖かく湿り気のある夜の潮風が躯をなでていく…
エージェント・セシリアに選択の自由はなかった



ー約10時間前ー

思いがけない知らせが休日のジェシカの元に届いた
それは一瞬夢とも現実ともつかないような内容だった
唯一の救いは知らせを聞く前に十分な睡眠が取れた事と、寝返りを打つ時に素肌とシーツの擦れる感触に悦に入りながら気持ち良く伸びが出来た事くらいである

(なんかこれが最後の朝の目覚めになるかもね…)
鏡に映るセシリアはすでにS級エージェントの顔になっていた

120:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:41:07 jfAfnMk0
とあるビルの一室、表向きは大企業長谷川コンツェルン所有の一つとされているが、都市防衛にあたるエージェント組織“Fortune”の本部でもある
その会長であり組織を束ねる長谷川邦光はセシリアに事件の詳細を話していた
同じチームの他の二人、ジェシカとサラはそこには居なかった、別件で調査していた組織が今回の事件と関わっていた為、そちらから敵を追跡しているようだ

事件とは極秘に管理していた新型攻撃用衛星の、地上サブ制御装置が何者かに襲撃され制御基盤が盗まれた
狙われた基盤はサブユニットのものであるが、これが敵の手に渡り解析されれば衛星の自体の制御が押さえられ、世界中が攻撃の危機に晒されてしまう可能性がある
そして問題はそれだけではなく、襲撃した敵の正体がまったく掴めないということだ…
事件の狙いや手際が迅速かつ正確なだけに小さな組織ではなく、かなり大きな組織が動いている事が推測できる
ただ表だって活動している反政府組織にはまったくその類の気配は無く、末端と思われる無名組織が各地で同時に動いているとの情報もあり詳細はまだ掴めないでいる
解らないというのは情報が無い場合と情報がありすぎて絞りきれない場合とがあるが、今回ははっきりどちらかとは言えなかった
制御基盤の行方の調査と、敵工作員の正体を探るための諜報活動とアジトの潜入、可能ならばそれの奪還
これが我々“Fortune”に課せられた任務だ…まさに砂漠で1粒のダイヤを見つけるような任務である

長谷川「が、その為にまずある男に接触してほしい…詳しいことはすべては資料に書いてあるとおりだ」
渡された資料に目を通すと思わず我が目を疑った
長谷川「時間が無いのだセシリア…まずその情報を元に皆と合流し該当する組織に潜入・調査して欲しい、我々には敵の確足る情報が今まるで無いのだ
…詳しくは言えないのだが、その男は確かな情報を持ち合わせていると我々は判断した」
私は思わず唇を噛んだ…しかし今はとにかく情報を手に入れることが最優先だ
URLリンク(2sen.dip.jp)
セシリア「私を選んだ理由とは?」
長谷川「適任…いや正直に言おう、"彼"からの指名だ」
セシリア「…わかりました」
私は覚悟を決めた、もともと拒否権はない我々が持ちかえるのは成功…只それ一つだ

資料にあるバックアップメンバーと関係情報を頭に叩き込み、有効なプランを練っていく…最低限のバックアップしか期待出来ないようだ
(今回は自分だけの単独任務、状況が状況だけに組織も余計な人員は割けないか…)
しかしセシリアにも数々の任務をこなしてきたと言う自負と実力がある
まず男に接触し敵組織の情報を入手、その後ジェシカ、サラと合流し組織アジトの調査と内偵、可能ならば制御基盤の奪還…
情報がまったく無い正体不明の敵と、どこにあるかも解らない敵のアジト…そしてその情報を握る男
銃口を向けられるにしてもせめて相手の事は知っておきたい、目に見えない悪意ほど回避するのが難しい物はない
目の前にあるのはそれの唯一の手掛かり…長い一日はまだ始まったばかりと言う訳だ

121:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:42:05 jfAfnMk0
セシリア「バックアップはあまり期待出来ないわね…簡単な男なら良いのに…」
資料に"Unknown"と書かれた男のデータをみて思わずそう呟いた
-なお情報受け渡しに際しては“Fortune”のエージェント・セシリアが単独ど行なう、バイクで指定の時間・場所は以下に記した通り…
なお相手の指示により武器の所持・衣服・下着類の着用は一切認めないとあり、いつもの支給された特殊ライダースーツを着用とも書かれている…
そして現地では男の指示に従うこと、そして情報の交換を行なう-と書かれていた

(余程臆病な男かふざけた男だな…要求は不明、何一つ所持を認めないとあるが情報を交換する気があるというのだろうか?まさに茶番だな…)
セシリアは一瞬頭をよぎった考えを振り払う、あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて思わず自嘲する
が、しかしその予感は正しかった…セシリアは今日、己が今まで経験した事の無い長い1日を経験する事となる

己の"運命"を呪うほどに…

そしてこの事件が発端となり、後にテロリストによる攻撃衛星の制圧という国家規模の大事件へと発展していく事となる…



122:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:42:54 jfAfnMk0
キィィィ…
ブレーキが軋む、サスペンションが緩やかに衝撃を吸収しタイヤが地面を噛むようにピタリと止まった
整備がよく行き届いた機体だと心の中で感心しながらメットを外した
へばりつく髪を頭を振り後ろへ流すとふわりと先ほど使ったシャンプーの香りがした
垂れ下がる前髪を指ですくと目の前の建築中の高層ビルを見上げる
セシリア「ビジネス街中心部から離れた郊外、テンプレのような“ひと気の無いところ”ね」

事前の調査では一時建設中断のビル、地形的に狙撃はされないが援護も期待できない
じんわりと脇の下に汗が滲むのを感じながら中へと足を踏み入れる
エージエントの第六感なのだろうか?ビルに漂う雰囲気に若干の気持ち悪さを感じた
それは決して吸水性の悪いライダースーツの所為でも、下着を付けていない所為でもない
任務の重圧を両肩に感じながら指定された場所を目指す
エレベーターの前まできたが果たして動くのだろうか?そんな疑問が浮かんだとき突如背後から声がした

「…振り向くなそのまま乗れ」
と同時に目の前で無音で開く扉、背中を押され中に二人で乗り込んだ
セシリア「…あなたがお相手の方かしら?(この私が気配を感じなかった!?)」
「うん…まぁ、ね」
なんとも拍子抜ける返事だった
男は幾つかボタンを押し、最後に指定階の27階のボタンを押した
扉が閉まりガクンと地面が下がる感覚
(地下!?資料には…)
表情を崩さないセシリアに男は軽口をたたく
「ちょっとは…驚いたかい?ふふっ」
そういうと男は歪めた口元を隠すように手持っていき背中を壁に預けた
笑いを堪えるように躯を震わせる男に、楽しそうねと返すセシリアだが、男は答えず目を瞑った、しゃべる気はないらしい

無言の時間がしばらく続いた
(どこまで下がるの?資料では岩盤の下は地下水路だったはず…)

「…ここは、ね、シェルターも…完備して…てね…だ…か…あ……な…ら」
男の声が聞こえづらくなった…と思った瞬間男の顔がグニャリと歪んだ
(な、しまっ…た、これはガス!?迂闊ッ!)
ガスを極力吸い込まないように口を押さえるがそこで意識が無くなった

123:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:44:10 jfAfnMk0
潮風が鼻を擽る…異物が入ったような刺激で気が付くと、目の前には夜の海が広がっていた
セシリア「…ッ!?(こ、ここは…?)」
どこかの部屋に居るようだ、広い部屋だ…窓から外が見えた、地面が近い、潮風、夜空が見える、椅子に座っていた…家具類は見当たらない
「…気が付いたかい?」
ハッとし声の方を睨み付けると、男はやれやれという仕草で壁に寄り掛かる
男は長身でセシリアより高いだろう、筋肉質ではないが隙がまるで無い
セシリアの中で一瞬さまざまな感情が渦巻くがそれを顔には出さない
(くっ…迂闊ッな、でも…)

「ま、時間はあるんだ…とりあえず…ちゃんと約束守ったかどうか確かめようか…?寝てる間に確かめても良かったんだけどね…」
セシリア「……ッ、わかったわ…」
おもむろに立ち上がると胸元のジッパーに手を掛けた
ジィィィ…
頭の中で為すべき事を反芻しながら、自信に満ちた表情で躊躇いなくヘソ下までライダースーツのジッパーをおろす
窮屈な胸元がはだけ暴れだすように双丘が顔を出す、外気に乳首が晒され、ジッパーのギザギザで乳首がこすれて乳首が少しづつ立っていくのを感じる
さすがに顔を赤らめるセシリアだが、少なからず自分の体付きには自信があった
セシリア「これで…いい?本当に何も持ってないわよ、ちゃんと言われたとおり…」
男がじっと身体を見つめている恥ずかしがる表情をしていると自分でも解る
(何か…躯があつい…?)URLリンク(2sen.dip.jp)
ふっと一瞬、頭がふわふわと何かぼやけるような感覚に襲われた
男が近づいてくるといきなりグッと胸を掴まれた

「いやらしい躯しやがって…」
右手で無遠慮に鷲掴みにするとコリコリと乳首を転がしながら、空いた方でジッパーを更に降ろした
ジィィィィ…
セシリア「くっ、痛ッ…ち、ちょっと(いきなりッ…)」
思わずピクっと背中が仰け反る
「おっと‥動くんじゃあない、約束どおりちゃんと何も着てないか確かめないとなぁ…」
セシリア「……ッ(や、やさしく扱いなさいよ)」URLリンク(2sen.dip.jp)
「ちゃーんと裸できたんだなぁ…ん?剃ったのか?(ニヤニヤ)つるつるだなぁ?」
男は割れ目をなぞるように隙間に指を差しこみ、撫でまわした
セシリア「そ、そんなのは関係…んッ、ないでしょ!も、もういいでしょ!は、早く渡して頂戴!(こ、こんなのってッ)」
自分で声が上づっているのが解る…完全に相手のペースに落ちていた
セシリア「んっ…はぁ(落ち着け…落ち着きなさいッ冷静な思考能力を取り戻すのよ)」


124:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:45:41 jfAfnMk0
「そうだな…せっかくだから全部脱いでもらおうか…」
セシリア「えっ…!?」

セシリアの思考回路が追い付かない…ひどく頭の回転が鈍くなっている、単純な条件反射でしか頭が反応していないみたいに
(まさかさっきのガス…?そうだわいくら何でもこの私が…)
少し暖かく湿り気のある潮風が露出された躯をなでていく
しかしエージェント・セシリアに他の選択肢はなかった…指令の為かそれともまだ気付いていない躯のそこの疼きの為か
まだセシリアはそれに気付いていなかった…

「聞こえな…かったかい?脱がして欲しいの?それとも…自分で脱ぐ?」
セシリア「…くっ自分で脱ぐわ(任務の為よこういうのは想定内よッ)」
男を睨み付けるセシリアだがここで拒んでも話しが先に進まない
肩、両腕とライダースーツから躯を抜き、腰に手をあてピッチリとした部分から張りつくようなスーツをはがし片足づつ抜くと解放感が躯を包んだ
傍らに脱いだスーツを置くと男を正面からキッと見据えた、セシリアの中に残る精一杯の虚勢だった 
URLリンク(2sen.dip.jp)

「ほーきれいな躯だ…本当に…」
男の思いがけない言葉に一瞬驚く
セシリア「そう…ありがとう(な、何なのよ…ジロジロみないで…)」
URLリンク(2sen.dip.jp)
男の視線が躯を何度も走査するようにセシリアを眺めていた
「それにしても…ふっ濡れているじゃないか」
セシリア「なッ!(何よ…ッ!いきなり)」
視線で確認する為にも指で確認する訳もいかずセシリアは固まる、解ってはいたが努めて考えないようにしていた
男は脱ぎ捨てたライダースーツを掴むとジッパーの根元あたり、丁度…付け根が接していた部分に付いているものを指ですくい指を擦りあわせた
セシリア「ちょ、…ッ(いや、そんなの)」
男のそれが何を意味しているかは自分がよくわかっていた、恥ずかしさから体中が熱くなる

男は指に付いたぬるぬるとした粘液の匂いを嗅ぎながら、近づいてくる
「拭いてあげるよ、折角だから…よく見せて」
セシリア「…ッ!(こ、この男は私をどこまで辱める気だ!)」
「さぁ…はやく」
セシリア「…い…ゃ」
消え入るようなか細い声を思わず発してしまった
(何が目的だこの男は、ただ私を辱めたいのか?それとも…)


125:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:47:33 jfAfnMk0
男は心理操作と催眠に長けていた
エレベーターで使ったガスはただの睡眠ガスだったが寝ている間にパッチ薬で精神に作用する媚薬が投与されていた
「…情報料かな、それを君の躯で払って貰いたいだけさ…安心してくれ君に恨みやその類は全く無い、ただ…」
セシリア「ただ…なに?(何、なんなの?)」
「俺の機嫌だけは損ねない方がいい…君一人で済む事じゃあ無いだろ?まぁ…どっちでもいいんだけどね
いい忘れていたがここは一帯はセンサーに掛からないし、あのビルからの追跡も探査も不可能…信じるかは君の自由だけどね」
…覚悟を決めるしかないようだ、セシリアの躯から観念したように力が抜ける

(そう、目的は解ったわ…ただ私の躯を自由にしたいだけ、そうしばらく我慢していればいいだけ…それだけよ)

セシリア「…解ったわ」
(解っていればどうということもない、ただ恥辱に耐えれば…それだけで任務は完了する、他を生かす為の自己犠牲よ…)
心の中で自分に必死に言い聞かせる、冷静な自分でいられるために…エージエント・セシリアでいられるために


だがすでにそこにはエージエント・セシリアの姿はなかった…
媚薬と心理操作により冷静な判断力を奪われた只の年相応の女だった


椅子に軽く腰掛けると気持ち脚を開いた、男の視線がどこに向いているのか嫌なくらいよく解った
「それじゃぁよく見えないなぁ」
と、ぐいと片足を持ち上げられた
(な、何でこんな格好…恥ずかしい…)

思わず顔を背けるセシリアに男は持ち上げた脚の足首脚を掴み、さらに拡げるようにした
「指で開いて、よく見えるようにね」
矢継ぎ早に容赦無い言葉が続く
「ちゃんとこっち見て」
屈辱と恥辱、敗北、惨め、そんな言葉が頭に浮かぶ
意を決し男の顔をみた、表情は相変わらず笑みを浮かべ、視線は自分の陰部にむかっている
右手の中指と人差し指で恐る恐る拡げる
ヌルリとした感触に自分でも驚く

「なッ…(わ、わたし…こ、こんなに濡れてる…の?)」
男の表情がニヤリとし、顔を更に近付けてきた
「すべって拡げられないみたいだな…」
図星を付かれ恥ずかしさが頂点に達する


126:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:49:05 jfAfnMk0
セシリア「クッ…ぅ(どうしてこんな事を…)」

まだ誰にも見せた事無いどころか、自分でもよく視た事の無い処を初めて会った名前も知らぬ男に自らの指で拡げようとしている…
自分のぬるぬるとした粘液が指に絡み付いて滑るためなかなか拡げられない
セシリア「ん……(何でこんなに…)」
「右手の指だけじゃ無理のようだな…両手を使って拡げてみろ」
この指示に従う事がどれほどの恥辱なのか…

細長い指がセシリアの秘処を押し拡げた

くぱぁ…


閉じていた処に張り付いていた粘膜と粘液が伸ばされ拡げられていく
膣の内壁の空洞に反響する様な独特のいやらしい音を立てて、まだ未開の性器が外気にさらされた
セシリア「……(恥ずかしい…)」
恥ずかしさで涙が滲む
 URLリンク(2sen.dip.jp)

「……」
男は無言でセシリアの性器をじっと見つめていた、向けられる視線で何か熱を浴びせる様にチリチリと焦がされる感覚
アソコが熱い…恥ずかしさからか、ヒクヒクと襞が動き止めど無く溢れているのが自分でもわかる
「躯もそうだが…こっちも綺麗な色をしているな、珍しいくらいだ」
誉められているのだろうか?
「黒ずみもない…し、ビラビラもおとなしい…膜までついている…ほら閉じようとするな!」

セシリア「もう、ヤメテ…(お願い…)」
「もう少しだ…拡げていろ…ふむ、アヌスも綺麗な色をしている、ほう…剃っているわけではないのか…」
拡げている外周に僅かに生えている産毛に男は気付いた

「未使用な上にパイパンか…自分でもあまりイジッて無いようだし、クリトリスも小さい…」
自分の秘処を観察され事細かに説明される

「処女のエージエントか…君は完璧だな…理想的なものを持っているとはッ…」
男の称賛と全裸で両脚を開いて大事な処を自分で拡げているという状況に恥ずかしさで頭が沸騰しそうだった


127:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:51:07 jfAfnMk0
セシリア「ひゃあうッ!?(なに!?)」

突如躯に電気が走った
セシリアの男は濡れて愛液が溢れる、恐らく触れられていないだろうセシリアの膣口にベロリと舌を這わせた

グチュ…チュバ…ヂュルルルュ…リュッ…ヂュ…ピチャ

セシリア「アッ!あ゙あ゙…ち、ちょッ…あ…イヤッ、ダメッ…アッアッアッアア!」
初めて味わう快感で頭が痺れる、男の舌が入り口を掻き回す度に下から上へ電気が走る
快楽から逃げようと両脚を閉じようとしてもがっちりと押さえ付けられて動け無い
大事な処を自分で拡げながらツッパッる様に脚を開きながらかすれた悲鳴を上げる
透明な液体の他に濁った、より粘性のある体液が出てくるようになった時男は舐めるのを止めた

セシリア「はぁぁぁあ…あぁ…はぁはぁ、あー…あー」
両脚を開きいたまま足首の先をのばして、痙攣しながら口で懸命に呼吸するセシリアを見ると男は満足した様笑みを浮かべる
「舐められるのは初めてか?」
返事の無いセシリアのクリトリスを肉鞘の上からキュッと摘む

セシリア「ヒィゃッ!」
突然の刺激に一瞬頭がショートする
「聞かれたらちゃんと返事をするんだ…じゃないとまた…」
セシリア「あぁ…ご、ごめんなひゃあい…」
一時的に筋肉が硬直し呂律が回らなくなる
「よし良い子だ…初めてじゃあイケ無いか…(もう少しだなじっくりと調教して最高の雌にしてやろう)」
男は椅子にぐったりと恍惚の顔をしているセシリアを優しく抱え上げるとそっと隣のベッドに下ろした

火照った素肌にシーツの冷たい感触が気持ち良いい…その冷たさを求めセシリアがモゾリと寝返りを打つ
男は瞬時に服を脱ぎ、後ろから抱き抱えるようにセシリアと肌をピタリ付けると"アッ"と甘い声をあげピクンと反応する
「イッた後だから敏感になっているのかな…?大丈夫か?」
そう言いながら首筋にキスしながら、手に納まり切れない餅の様な弾力の乳房を丹念に丹念に揉みしだく
いつも以上に敏感になっているセシリアの躯は暴れるように仰け反る、セシリアはもう何も考えられなくなっていた

セシリア「あっーああっ…ダメダメ、今はダメぇ!」
快感から逃れようとするが、押さえ込まれている為ただビクビクッと反応を繰り返すだけだった



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