パチ・スロキャラでエロパロat EROPARO
パチ・スロキャラでエロパロ - 暇つぶし2ch100:名無しさん@ピンキー
09/05/06 23:13:38 EoJ13qR5
ひとまず今日はここまで。続きは明日以降に書込みさせて頂きます。
題材がスカイラブばかりですいません・・・。

101:名無しさん@ピンキー
09/05/07 11:27:46 ypEqhZ33
よし、続き待ってるぜ!!

102:名無しさん@ピンキー
09/05/10 03:55:22 jC9XUyuA
URLリンク(2sen.dip.jp)
角煮版の神に捧ぐ
久々に勢いで書いた

暗い部屋で獣が折り重なるように蠢いていた
マロン「ふ…ふ…ぐ…ぅ」
その獣達はリズミカルに、そして歯車が回るように規則正しい動きを繰り返す
男「マロンちゃんおっぱいがちっちゃいねぇ…彼氏が出来たらいっぱい揉んでもらわなきゃねぇ」
そう言って小さな少女を後ろから抱き締める様に躯をまさぐる
小さな躯…暗やみに浮かび上がるような白い肌を無遠慮にいくつもの手が這う
マロン「ぶはぁ…い、痛い、おっぱい痛いぃ!」
僅かに膨らみかけた曲線とも言えないような平らな胸の突起を、執拗にこねくり回す
男「ほら、ちゃんとくわえてなきゃ」
別の男が不機嫌そうに頭をつかみ、ぐいと顔を引き寄せる
マロン「げほぉ…いゃら…もうやだ…ん゙」
喉元に異物が押し込まれ思わずえずく

女の躯と言うには未完成、いや…まだ女と呼ぶのも憚られるような幼すぎる身体
世間では特異な趣向…
しかし、その特異な嗜好の持ち主が集まっているのだから少なくとも、いやここの空間では正常なのだろう
目の前にあるその至高の躯を喰い尽くさんばかりに獣は群がっていた
男「あーキツイ、キツイまたきつくなったよマロンちゃん」
先程から無尽蔵に白濁した体液を流し込んでいる男が悲鳴を上げる
男「ほら、ちゃんとしなきゃやさしくしてあげないよ…ね?」
マロン「ィヤッ…ち、ちゃんとするから…」
つい先程まで力と恐怖で押さえ込まれていた記憶がよみがえる
(やだやだ、恐いのヤダ、痛いのやだ)
男「でも、もうヤなんでしょ舐めるの?」
マロン「な、舐めるから…ちゃんと舐める…から」
涙を流しながら、ぼやける視界に映る自分をを見下ろす男に必死に懇願する
生存本能からか、自分がどうすればこれ以上ひどい事をされないか、痛い事をされないかその幼い躯は分かっていた


103:名無しさん@ピンキー
09/05/10 03:56:37 jC9XUyuA
男「んーやっぱりおじさん達も動かないとダメかな?」
男「マロンちゃんも気持ち良くないよね?」
マロン「えッ!?ヤダ…?ヤダヤダッ!ダメッェェ」
男は一人ではない、マロンが精一杯開いた両脚の下にも抱き締めるようにしている男も後ろにいた
男「あー出そうだよマロンちゃん」
マロン「んーッ!お、お腹に…お腹の中に、やだ熱いのヤダ…またなんかッ!」
がっちりとマロンの下半身に2本の性器が杭のように打ち込まれていた物が急にドクンドクンと脈打つ
男「あーなんかすっごく出るわー」
男「ほらおっぱい大きくなるように今度は全部飲むんだよ」
マロン「ゔ…ご……ん、ゲホッ」
男「あーまたこぼした」
マロン「ゲホッゲホッ!」
男「ほら、ちゃんと飲まないとお家帰れないよ?」
男「だんだんお尻もヒクヒクしてきたね、いい子だね」
身動き一つ出来ないマロンにとっては快楽は等価ではない、苦痛でしかない男たちの動きはマロンの心を少しづつ壊していた
(やだ、ヤダ、ヤダッ!!ダメッもうやだ、ヤダッ!)

男「マロンもだいぶ濡れてきたしちょっと気持ち良くなろうか?」
先程までマロンが痛がるのもお構いなしに胸を揉んでいた男が下半身に手を伸ばす
真っすぐ切れ目の入った隙間に指を滑り込ませる
(え!?やだそこヤダ!)
先程マロンは躯にビリッっと痛みを刻み込まれ、その痛みに失禁までしていた
男「またおしっこ漏らしちゃうかな?」
逃げようとしても陰部に刺仕込まれている物で動けない
(やだ、また痛いのがくるッ…!)
その瞬間マロンの躯が跳ね上がる
マロン「んーッ!あ…が…あ゙あ゙ぁ…」
先程の痛みとは違うふわりと浮くような、全身を撫で上げられる様で芯を貫く快感が躯の中をはしった

男「うぅ…お…し、締まるッ」

104:名無しさん@ピンキー
09/05/10 04:12:45 jC9XUyuA
(な、何?い、今の…感じ!?)
初めての絶頂に躯と意識が追い付かない、ただ一瞬甘いような脳を痺れさせるような感覚だけが何度も繰り返される

男「あれ…もしかしてマロンちゃんイッちゃった?」
ビクンビクンと小さな躯を痙攣させるマロン…それと同時に果てる男たち
しかし、マロンには男たちの声は聞こえていなかった
尻の中で果てた男は、白目をむき口からだらしなく涎と精液を流しているマロンの重さを受けとめながら
ヒクヒクとするアナルの感触と堅くなった乳首をコリコリと弄んでいた
皆が果てた後も一人ニヤリと笑みを浮かべながら下からマロンを突き上げる
男「マロンちゃんもっと気持ちよくしてあげる」
そう言って腰でリズミカルに打ち付けると
マロン「ヒィア!?あーあーあ゙ー」
敏感な躯にさらに快感を送り込まれ、マロンは悲鳴を上げる
ゴリゴリと腹の裏を掻くようにマロンの中をかき回す男
マロン「だぁ゙、…ぁ…め、らめ、あーらめ、らめ、らめぇェぇェぇェ゙ェ゙ぇ゙!!」
マロンはまた押し寄せる快感の波に最後の力であらがうように性器を締め付け絶叫と共にまたに達した
(し、しんじゃう…)
ぎらついた目の男たちをよそにマロンはそのまま意識を失った
無理矢理開かれた快感の扉はもう閉じることは出来ない
快楽に目覚めた幼い躯はもはや無垢な少女では無くなっていた



両手で男根をしごきながら腰を振る少女に男たちは魅了されていた
まるで今日が世界の終わりといわんばかりに精液を絞りだす
マロン「くぅ…す、ごい太い…もっと、もっと…もっとしてぇ、もっと気持ち良くしてぇ!お兄ちゃんの言うこときくからッ!マロンを気持ちよくしてぇェ!」

また一人の少女が快楽の闇に沈んでいく…
隣では同じように犯されながら、褐色の肌をした金髪の少女がうわごとの様に何かをつぶやいていた…
その瞳には王女の輝きは無くなっていた

105:名無しさん@ピンキー
09/05/10 13:27:18 uUmG8Lue
GJ
褐色の肌をした金髪のデコ少女についてもっと詳しく!

106:名無しさん@ピンキー
09/05/14 00:51:32 jTeUZXvh
>>93
マダー?
また「続きが思いつかなくて放置しちゃいました」は無しで頼むよ?

107:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:47:07 rCvu1kpJ
>>99の続きです

「そっ、それじゃ、いっ、頂きます・・・!」アースは鼻息を荒げ彼女に近づいた。
「!!ちょ、ちょっと落ち着いて下さいアースさん!なんだかアースさんの顔が怖い・・・です」
「でっ、でももう俺我慢できないんだよ・・・」
「その大きくなっているのを鎮めたら落ち着きますよね・・・分かりました、私が鎮めてさしあげます」
「へっ?」
彼女がそういうと同時に、大きな胸を使ってアースのモノを挟み込んだ。

「うっ、うわーっやっ柔らけえ・・・!きっ、気持ちいいっ!」
「うふっどうですか?むにむにっ・・・と」
「はひーっ、おっぱいが俺のを優しく包み込んで・・・ああっ、俺どうにかなりそう・・・」
「それっ、それっ!どうですかアースさん、私の胸は気持ちイイですか??」
「いっ、いいよ凄く!とろけてしまいそうだ・・・」
「ふふっ、アースさんの、どんどん堅くなってますよ・・・さっきより凄く大きくなって・・・ほんと逞しいです・・・」
「ああーっ、たったまらん!体中の血が一ケ所に集まってもうはち切れそうだよ!」
「あん・・・胸の間がちょっとアツくなってきた・・・アースさんの凄く熱いです・・・」
「おっ俺も君の胸の温もりでアツくなってきてもう我慢できないよ!そっ、そろそろイキそうだ」
「えっもうイキそうなんですか!じゃあラストスパート!それっそれっ!むにっむにっ!」
「あああーったまらーん!もう俺、いっ、いくよっ!」
「はいっイッてくださーーい!あはあーん」

「イクーーーーーーーッ!」 ドピュ!ドピュ!ドピュッ!!

「キャッ!すっ、凄い勢い!何これっ!」
「やっ、やべっ止まらねえっ!うっ、はっ!」ドピュドピュ!ドピュッ!

アースの射精は絶え間なく続き、彼女の身体を、そして風呂場のあちこちに飛び散り、一面白濁まみれになった・・・。

続く

108:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:48:06 rCvu1kpJ
「アッ、アースさん・・・凄いっ・・・ビックリしちゃった私・・・」
「ハァ、ハァ、俺もビックリしちまった・・・こんなに出たの初めてだ・・・」

彼女の顔や髪にも精液が飛び散っており、彼女は呆然としていた。
「ごっ、ごめん顔や髪にも掛かってしまったみたいで・・・」
「うっ、ううんいいんですよ・・・でも、男の人の精液って、こんなに出るんですね・・・」
「い、いやっここまで出たのは初めてだよ。それだけ君のおっぱいが気持ちよかったって事かな・・・」
「そっ、そうなんですか・・・?何だか褒められちゃった!嬉しいな・・・」
「はぁ、はぁ、ほんと最高のおっぱいだよ・・・」
「うふふっ、アースさん、ありがとうございますっ!」

二人は落ち着きを取り戻し、一面飛び散った精液をシャワーで洗い流し始めた。
「ふふふっ、この白い液体ってなかなか流れないんですね」
「君の髪にもついてるから、俺が取ってあげるよ」
「ありがとうございます!アースさん。どうせだから、お互い洗いっこしましょうか!?」
「そうだね、お互い綺麗にしないとね」

アースと彼女はお互いの洗いっこが始まり、アースの手はおっぱいだけでなく彼女の大事なところにも手がすべっていった。
「あんん・・・アースさんのH!そこは・・・私弱いんです・・・」
「ごっ、ごめんちょっと手がすべって・・・でも、君のここ、少し濡れてるんじゃ・・・ない・・・かな?」
「ふううん、アースさんの意地悪ぅ。駄目ですよお・・・」
アースは調子に乗って少し激しく手を動かしてみた。
「あっ、ああんだめっ、アースさん、私もアースさんの身体を洗わせて下さいぃ・・・」
「俺の身体はもうさっき君が洗ってくれたから、今度は俺が君を綺麗にしてあげるよ・・・」
「わっ、分かりましたからちょっとその手を・・・あっ、ああんきっ、気持ちいいっ・・・」

続く

109:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:48:51 rCvu1kpJ
さらに手の動きが激しくなり、彼女は「・・・!」と少し身体をフラッとさせた。
「だっ、大丈夫っ!?ちょっと、やり過ぎた・・・かな・・・」
「はぁ、はぁ・・・アースさん、だっ、大丈夫ですよ・・・ちょっと、私もイッた・・・のかな・・・」
どうやら彼女は軽くイッたようで、身体の力が抜けてその場でしゃがみ込んでしまった。

「ごっ、ごめん、洗いっこはこのぐらいにして、ベッドに横になろうか?」
「はっ、はい・・・ちょっと立てないかもしれませんが・・・」
「大丈夫、俺に任せて!さあベッドに行こう!」
ひょい、とアースは彼女をお姫さまだっこし、持ち上げた。
「きゃっ!ア、アースさん、わ、私重いのに・・・だ、大丈夫ですか?」
「ああ平気さ、君ぐらいの重さのモノなら船内で運んでるしね」
「凄い・・・ほんとアースさん、男らしいですね・・・」

「へへっ、これくらいなら大丈夫さ。さあお嬢様、ベッドに着きましたよ」
彼女を優しく下ろし、ベッドに横にしてあげた。
「ふふふっアースさん、ありがとうございます」
「今日は君からありがとうと何度も言われてるけど、感謝したいのは俺のほうだよ。ほんと、ありがとう!」
「アースさん・・・。私・・・私・・・」
少し泣きそうな顔をしたので、アースは彼女に口づけした。

続く

110:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:49:33 rCvu1kpJ
「ん、んんっ・・・アース・・・さん・・・」
彼女もアースを受け入れ、しばらくの間口づけを続けた。
「今日はもう夜も遅いから、一緒に寝ようか・・・」
「はい・・・アースさん・・・」

彼女はアースに近づき、胸元に顔を沈めると同時にそのままスーッ、スーッと眠りについた。

「あっ、もう寝たんだ・・・へへっ、ほんと今日は気持ちよかったよ・・・ありがとう・・・」

アースは今日色々あったが、彼女のおかげで少し心を癒す事ができた。そしてそのままアースも眠りについた・・・。

翌朝・・・

「あっ、アースさん、起きましたぁ?」
「うーーん、あ、あれっここは?そして君は?」
「もうーっ、アースさん!私ですよ、昨日のこと、もう忘れたんですかぁ?」
「・・・えーっと・・・あっ!思い出した・・・。いやはや・・・ポリポリ」
「ふふふっ、アースさんの寝顔、凄く可愛かったですよ・・・」
「へへっ、照れるなあ・・・」
「じゃあ、朝ごはん用意してますから、食べていって下さいね」
アースはヘラヘラしながら「はーいっ」と答えキッチンに向かい二人で食事を取った。

続く

111:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:50:27 rCvu1kpJ
朝食後、アースは空賊団の元に行く時間が迫っていた。
「じゃ、じゃあそろそろ俺・・・」
「もっ、もう行かれるのですか?まだ、一緒に居たい・・・のに」
「ご、ごめん、空賊団の皆が待ってるんだ」
「・・・そうですよね・・・アースさんは隊長でしたもんね・・・行かなきゃ皆心配します・・・よね」
「ごめん・・・でも、昨日は本当にありがとう」
「また・・・来てくれます・・・よね・・・」
「あっ、ああ。きっと来る。君のことは決して忘れないよ・・・」
「ありがとうございます・・・私、待ってます・・・」
そう言うと彼女はアースの背中を抱きしめた。ぷにゅん・・・
「あっ・・・あの柔らかい感触がまた・・・いっ、いかんまた勃起してきた・・・!う、う、うわーーーっ!」
「きゃっ!ア、アースさん、あっ、朝からですかあ!?」
「うぉー行っくぜーーーーー!」
「いやぁーーーーん」
アースは今日も彼女のおっぱいのトリコに・・・

ところで飛行場では・・・
「おい!アースはどうした!」ラブが目をつり上げて団員に問いかけた。
「か、艦長!アース隊長がまだ来てません!どうしましょう」
「何っ!?・・・もっ、もうあんなヤツ知らん!放っておけ!」

このあと、遅れてやって来たアースは丸一日ラブにこっぴどく叱られたそうな・・・とほほ

FIN

112:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:51:02 rCvu1kpJ
てなことで遅くなりましたがスカイラブエロパロ終了です~。
今回はラブ2のフリーズ演出の続きを題材にし、アースさんと酒場のお姉さんを無理矢理くっつけてみました。
酒場のお姉さんは「もう一杯!」しか喋らないキャラでしたが、おっぱいを強調していたので、アースさんに捧げましたw
スカイラブばかり書いていますが、思いついたらまた他のキャラでも書いてみたいと思います。

113:名無しさん@ピンキー
09/05/17 07:50:24 vwGDSdMs
よかったよー。
次も待ってるぜ!

114:名無しさん@ピンキー
09/05/17 14:59:57 7W2EuOd7
GJです^p^
楽しませてもらいました

115:名無しさん@ピンキー
09/05/17 15:26:01 fIoCxnUl
次はラブ姉を睡眠中にあれこれだ


116:名無しさん@ピンキー
09/05/17 21:08:06 zLNFbn17
>>112
乙~。ヘタレのくせにモテモテだなww
思ったんだけど>>112はアース好き? アナザースレの話からひいきされてる気がする。
自分も好きなんで一向に構わんがw

117:名無しさん@ピンキー
09/05/17 22:34:11 HG5Eb0/r
112です。レスありがとうございます。

>>113
ありがとうございます。
次はどのキャラにするかは分かりませんが、お楽しみということで。
>>114
GJと言って頂けて光栄です。
次回作を作る時の力になりますね。
>>115
また新たなパターンですね・・・w
色々考えてみます。
>>116
はい、アースさん大好きですw
ヘタレっぷりが何だか自分とリンクしてるので・・・

スカイラブ以外にも、SNK機種には色々なキャラが存在するので
コラボでもしてみようか検討中です。組み合わせは無限大!w

118:名無しさん@ピンキー
09/05/20 02:56:00 9zg6JieT
今日夜にタイムリミットを投下します、たぶん

暇な人は支援よろしく


119:* イチゴ調教中 * ◆OSYhGye6hY
09/05/21 03:39:20 jfAfnMk0
ヤッとできた角煮の神に感謝しつつ投下15レス位

タイムリミットの本編前と言う勝手なストーリーなので細かい突っ込みは無し、セシリアメイン


1、タイムリミットSS・セシリアの最も長い一日

URLリンク(2sen.dip.jp)
「いやらしい躯しやがって…」
ジィィィ…
くっ…
「おっと動くんじゃない、約束どおり確かめないとなぁ…」
……
「ちゃんと裸できたんだな…剃ったのか?(ニヤニヤ)」
も、もういいでしょ!早く渡して頂戴!
「せっかくだから全部脱いでもらおうか」
えっ…!?

少し暖かく湿り気のある夜の潮風が躯をなでていく…
エージェント・セシリアに選択の自由はなかった



ー約10時間前ー

思いがけない知らせが休日のジェシカの元に届いた
それは一瞬夢とも現実ともつかないような内容だった
唯一の救いは知らせを聞く前に十分な睡眠が取れた事と、寝返りを打つ時に素肌とシーツの擦れる感触に悦に入りながら気持ち良く伸びが出来た事くらいである

(なんかこれが最後の朝の目覚めになるかもね…)
鏡に映るセシリアはすでにS級エージェントの顔になっていた

120:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:41:07 jfAfnMk0
とあるビルの一室、表向きは大企業長谷川コンツェルン所有の一つとされているが、都市防衛にあたるエージェント組織“Fortune”の本部でもある
その会長であり組織を束ねる長谷川邦光はセシリアに事件の詳細を話していた
同じチームの他の二人、ジェシカとサラはそこには居なかった、別件で調査していた組織が今回の事件と関わっていた為、そちらから敵を追跡しているようだ

事件とは極秘に管理していた新型攻撃用衛星の、地上サブ制御装置が何者かに襲撃され制御基盤が盗まれた
狙われた基盤はサブユニットのものであるが、これが敵の手に渡り解析されれば衛星の自体の制御が押さえられ、世界中が攻撃の危機に晒されてしまう可能性がある
そして問題はそれだけではなく、襲撃した敵の正体がまったく掴めないということだ…
事件の狙いや手際が迅速かつ正確なだけに小さな組織ではなく、かなり大きな組織が動いている事が推測できる
ただ表だって活動している反政府組織にはまったくその類の気配は無く、末端と思われる無名組織が各地で同時に動いているとの情報もあり詳細はまだ掴めないでいる
解らないというのは情報が無い場合と情報がありすぎて絞りきれない場合とがあるが、今回ははっきりどちらかとは言えなかった
制御基盤の行方の調査と、敵工作員の正体を探るための諜報活動とアジトの潜入、可能ならばそれの奪還
これが我々“Fortune”に課せられた任務だ…まさに砂漠で1粒のダイヤを見つけるような任務である

長谷川「が、その為にまずある男に接触してほしい…詳しいことはすべては資料に書いてあるとおりだ」
渡された資料に目を通すと思わず我が目を疑った
長谷川「時間が無いのだセシリア…まずその情報を元に皆と合流し該当する組織に潜入・調査して欲しい、我々には敵の確足る情報が今まるで無いのだ
…詳しくは言えないのだが、その男は確かな情報を持ち合わせていると我々は判断した」
私は思わず唇を噛んだ…しかし今はとにかく情報を手に入れることが最優先だ
URLリンク(2sen.dip.jp)
セシリア「私を選んだ理由とは?」
長谷川「適任…いや正直に言おう、"彼"からの指名だ」
セシリア「…わかりました」
私は覚悟を決めた、もともと拒否権はない我々が持ちかえるのは成功…只それ一つだ

資料にあるバックアップメンバーと関係情報を頭に叩き込み、有効なプランを練っていく…最低限のバックアップしか期待出来ないようだ
(今回は自分だけの単独任務、状況が状況だけに組織も余計な人員は割けないか…)
しかしセシリアにも数々の任務をこなしてきたと言う自負と実力がある
まず男に接触し敵組織の情報を入手、その後ジェシカ、サラと合流し組織アジトの調査と内偵、可能ならば制御基盤の奪還…
情報がまったく無い正体不明の敵と、どこにあるかも解らない敵のアジト…そしてその情報を握る男
銃口を向けられるにしてもせめて相手の事は知っておきたい、目に見えない悪意ほど回避するのが難しい物はない
目の前にあるのはそれの唯一の手掛かり…長い一日はまだ始まったばかりと言う訳だ

121:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:42:05 jfAfnMk0
セシリア「バックアップはあまり期待出来ないわね…簡単な男なら良いのに…」
資料に"Unknown"と書かれた男のデータをみて思わずそう呟いた
-なお情報受け渡しに際しては“Fortune”のエージェント・セシリアが単独ど行なう、バイクで指定の時間・場所は以下に記した通り…
なお相手の指示により武器の所持・衣服・下着類の着用は一切認めないとあり、いつもの支給された特殊ライダースーツを着用とも書かれている…
そして現地では男の指示に従うこと、そして情報の交換を行なう-と書かれていた

(余程臆病な男かふざけた男だな…要求は不明、何一つ所持を認めないとあるが情報を交換する気があるというのだろうか?まさに茶番だな…)
セシリアは一瞬頭をよぎった考えを振り払う、あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて思わず自嘲する
が、しかしその予感は正しかった…セシリアは今日、己が今まで経験した事の無い長い1日を経験する事となる

己の"運命"を呪うほどに…

そしてこの事件が発端となり、後にテロリストによる攻撃衛星の制圧という国家規模の大事件へと発展していく事となる…



122:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:42:54 jfAfnMk0
キィィィ…
ブレーキが軋む、サスペンションが緩やかに衝撃を吸収しタイヤが地面を噛むようにピタリと止まった
整備がよく行き届いた機体だと心の中で感心しながらメットを外した
へばりつく髪を頭を振り後ろへ流すとふわりと先ほど使ったシャンプーの香りがした
垂れ下がる前髪を指ですくと目の前の建築中の高層ビルを見上げる
セシリア「ビジネス街中心部から離れた郊外、テンプレのような“ひと気の無いところ”ね」

事前の調査では一時建設中断のビル、地形的に狙撃はされないが援護も期待できない
じんわりと脇の下に汗が滲むのを感じながら中へと足を踏み入れる
エージエントの第六感なのだろうか?ビルに漂う雰囲気に若干の気持ち悪さを感じた
それは決して吸水性の悪いライダースーツの所為でも、下着を付けていない所為でもない
任務の重圧を両肩に感じながら指定された場所を目指す
エレベーターの前まできたが果たして動くのだろうか?そんな疑問が浮かんだとき突如背後から声がした

「…振り向くなそのまま乗れ」
と同時に目の前で無音で開く扉、背中を押され中に二人で乗り込んだ
セシリア「…あなたがお相手の方かしら?(この私が気配を感じなかった!?)」
「うん…まぁ、ね」
なんとも拍子抜ける返事だった
男は幾つかボタンを押し、最後に指定階の27階のボタンを押した
扉が閉まりガクンと地面が下がる感覚
(地下!?資料には…)
表情を崩さないセシリアに男は軽口をたたく
「ちょっとは…驚いたかい?ふふっ」
そういうと男は歪めた口元を隠すように手持っていき背中を壁に預けた
笑いを堪えるように躯を震わせる男に、楽しそうねと返すセシリアだが、男は答えず目を瞑った、しゃべる気はないらしい

無言の時間がしばらく続いた
(どこまで下がるの?資料では岩盤の下は地下水路だったはず…)

「…ここは、ね、シェルターも…完備して…てね…だ…か…あ……な…ら」
男の声が聞こえづらくなった…と思った瞬間男の顔がグニャリと歪んだ
(な、しまっ…た、これはガス!?迂闊ッ!)
ガスを極力吸い込まないように口を押さえるがそこで意識が無くなった

123:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:44:10 jfAfnMk0
潮風が鼻を擽る…異物が入ったような刺激で気が付くと、目の前には夜の海が広がっていた
セシリア「…ッ!?(こ、ここは…?)」
どこかの部屋に居るようだ、広い部屋だ…窓から外が見えた、地面が近い、潮風、夜空が見える、椅子に座っていた…家具類は見当たらない
「…気が付いたかい?」
ハッとし声の方を睨み付けると、男はやれやれという仕草で壁に寄り掛かる
男は長身でセシリアより高いだろう、筋肉質ではないが隙がまるで無い
セシリアの中で一瞬さまざまな感情が渦巻くがそれを顔には出さない
(くっ…迂闊ッな、でも…)

「ま、時間はあるんだ…とりあえず…ちゃんと約束守ったかどうか確かめようか…?寝てる間に確かめても良かったんだけどね…」
セシリア「……ッ、わかったわ…」
おもむろに立ち上がると胸元のジッパーに手を掛けた
ジィィィ…
頭の中で為すべき事を反芻しながら、自信に満ちた表情で躊躇いなくヘソ下までライダースーツのジッパーをおろす
窮屈な胸元がはだけ暴れだすように双丘が顔を出す、外気に乳首が晒され、ジッパーのギザギザで乳首がこすれて乳首が少しづつ立っていくのを感じる
さすがに顔を赤らめるセシリアだが、少なからず自分の体付きには自信があった
セシリア「これで…いい?本当に何も持ってないわよ、ちゃんと言われたとおり…」
男がじっと身体を見つめている恥ずかしがる表情をしていると自分でも解る
(何か…躯があつい…?)URLリンク(2sen.dip.jp)
ふっと一瞬、頭がふわふわと何かぼやけるような感覚に襲われた
男が近づいてくるといきなりグッと胸を掴まれた

「いやらしい躯しやがって…」
右手で無遠慮に鷲掴みにするとコリコリと乳首を転がしながら、空いた方でジッパーを更に降ろした
ジィィィィ…
セシリア「くっ、痛ッ…ち、ちょっと(いきなりッ…)」
思わずピクっと背中が仰け反る
「おっと‥動くんじゃあない、約束どおりちゃんと何も着てないか確かめないとなぁ…」
セシリア「……ッ(や、やさしく扱いなさいよ)」URLリンク(2sen.dip.jp)
「ちゃーんと裸できたんだなぁ…ん?剃ったのか?(ニヤニヤ)つるつるだなぁ?」
男は割れ目をなぞるように隙間に指を差しこみ、撫でまわした
セシリア「そ、そんなのは関係…んッ、ないでしょ!も、もういいでしょ!は、早く渡して頂戴!(こ、こんなのってッ)」
自分で声が上づっているのが解る…完全に相手のペースに落ちていた
セシリア「んっ…はぁ(落ち着け…落ち着きなさいッ冷静な思考能力を取り戻すのよ)」


124:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:45:41 jfAfnMk0
「そうだな…せっかくだから全部脱いでもらおうか…」
セシリア「えっ…!?」

セシリアの思考回路が追い付かない…ひどく頭の回転が鈍くなっている、単純な条件反射でしか頭が反応していないみたいに
(まさかさっきのガス…?そうだわいくら何でもこの私が…)
少し暖かく湿り気のある潮風が露出された躯をなでていく
しかしエージェント・セシリアに他の選択肢はなかった…指令の為かそれともまだ気付いていない躯のそこの疼きの為か
まだセシリアはそれに気付いていなかった…

「聞こえな…かったかい?脱がして欲しいの?それとも…自分で脱ぐ?」
セシリア「…くっ自分で脱ぐわ(任務の為よこういうのは想定内よッ)」
男を睨み付けるセシリアだがここで拒んでも話しが先に進まない
肩、両腕とライダースーツから躯を抜き、腰に手をあてピッチリとした部分から張りつくようなスーツをはがし片足づつ抜くと解放感が躯を包んだ
傍らに脱いだスーツを置くと男を正面からキッと見据えた、セシリアの中に残る精一杯の虚勢だった 
URLリンク(2sen.dip.jp)

「ほーきれいな躯だ…本当に…」
男の思いがけない言葉に一瞬驚く
セシリア「そう…ありがとう(な、何なのよ…ジロジロみないで…)」
URLリンク(2sen.dip.jp)
男の視線が躯を何度も走査するようにセシリアを眺めていた
「それにしても…ふっ濡れているじゃないか」
セシリア「なッ!(何よ…ッ!いきなり)」
視線で確認する為にも指で確認する訳もいかずセシリアは固まる、解ってはいたが努めて考えないようにしていた
男は脱ぎ捨てたライダースーツを掴むとジッパーの根元あたり、丁度…付け根が接していた部分に付いているものを指ですくい指を擦りあわせた
セシリア「ちょ、…ッ(いや、そんなの)」
男のそれが何を意味しているかは自分がよくわかっていた、恥ずかしさから体中が熱くなる

男は指に付いたぬるぬるとした粘液の匂いを嗅ぎながら、近づいてくる
「拭いてあげるよ、折角だから…よく見せて」
セシリア「…ッ!(こ、この男は私をどこまで辱める気だ!)」
「さぁ…はやく」
セシリア「…い…ゃ」
消え入るようなか細い声を思わず発してしまった
(何が目的だこの男は、ただ私を辱めたいのか?それとも…)


125:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:47:33 jfAfnMk0
男は心理操作と催眠に長けていた
エレベーターで使ったガスはただの睡眠ガスだったが寝ている間にパッチ薬で精神に作用する媚薬が投与されていた
「…情報料かな、それを君の躯で払って貰いたいだけさ…安心してくれ君に恨みやその類は全く無い、ただ…」
セシリア「ただ…なに?(何、なんなの?)」
「俺の機嫌だけは損ねない方がいい…君一人で済む事じゃあ無いだろ?まぁ…どっちでもいいんだけどね
いい忘れていたがここは一帯はセンサーに掛からないし、あのビルからの追跡も探査も不可能…信じるかは君の自由だけどね」
…覚悟を決めるしかないようだ、セシリアの躯から観念したように力が抜ける

(そう、目的は解ったわ…ただ私の躯を自由にしたいだけ、そうしばらく我慢していればいいだけ…それだけよ)

セシリア「…解ったわ」
(解っていればどうということもない、ただ恥辱に耐えれば…それだけで任務は完了する、他を生かす為の自己犠牲よ…)
心の中で自分に必死に言い聞かせる、冷静な自分でいられるために…エージエント・セシリアでいられるために


だがすでにそこにはエージエント・セシリアの姿はなかった…
媚薬と心理操作により冷静な判断力を奪われた只の年相応の女だった


椅子に軽く腰掛けると気持ち脚を開いた、男の視線がどこに向いているのか嫌なくらいよく解った
「それじゃぁよく見えないなぁ」
と、ぐいと片足を持ち上げられた
(な、何でこんな格好…恥ずかしい…)

思わず顔を背けるセシリアに男は持ち上げた脚の足首脚を掴み、さらに拡げるようにした
「指で開いて、よく見えるようにね」
矢継ぎ早に容赦無い言葉が続く
「ちゃんとこっち見て」
屈辱と恥辱、敗北、惨め、そんな言葉が頭に浮かぶ
意を決し男の顔をみた、表情は相変わらず笑みを浮かべ、視線は自分の陰部にむかっている
右手の中指と人差し指で恐る恐る拡げる
ヌルリとした感触に自分でも驚く

「なッ…(わ、わたし…こ、こんなに濡れてる…の?)」
男の表情がニヤリとし、顔を更に近付けてきた
「すべって拡げられないみたいだな…」
図星を付かれ恥ずかしさが頂点に達する


126:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:49:05 jfAfnMk0
セシリア「クッ…ぅ(どうしてこんな事を…)」

まだ誰にも見せた事無いどころか、自分でもよく視た事の無い処を初めて会った名前も知らぬ男に自らの指で拡げようとしている…
自分のぬるぬるとした粘液が指に絡み付いて滑るためなかなか拡げられない
セシリア「ん……(何でこんなに…)」
「右手の指だけじゃ無理のようだな…両手を使って拡げてみろ」
この指示に従う事がどれほどの恥辱なのか…

細長い指がセシリアの秘処を押し拡げた

くぱぁ…


閉じていた処に張り付いていた粘膜と粘液が伸ばされ拡げられていく
膣の内壁の空洞に反響する様な独特のいやらしい音を立てて、まだ未開の性器が外気にさらされた
セシリア「……(恥ずかしい…)」
恥ずかしさで涙が滲む
 URLリンク(2sen.dip.jp)

「……」
男は無言でセシリアの性器をじっと見つめていた、向けられる視線で何か熱を浴びせる様にチリチリと焦がされる感覚
アソコが熱い…恥ずかしさからか、ヒクヒクと襞が動き止めど無く溢れているのが自分でもわかる
「躯もそうだが…こっちも綺麗な色をしているな、珍しいくらいだ」
誉められているのだろうか?
「黒ずみもない…し、ビラビラもおとなしい…膜までついている…ほら閉じようとするな!」

セシリア「もう、ヤメテ…(お願い…)」
「もう少しだ…拡げていろ…ふむ、アヌスも綺麗な色をしている、ほう…剃っているわけではないのか…」
拡げている外周に僅かに生えている産毛に男は気付いた

「未使用な上にパイパンか…自分でもあまりイジッて無いようだし、クリトリスも小さい…」
自分の秘処を観察され事細かに説明される

「処女のエージエントか…君は完璧だな…理想的なものを持っているとはッ…」
男の称賛と全裸で両脚を開いて大事な処を自分で拡げているという状況に恥ずかしさで頭が沸騰しそうだった


127:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:51:07 jfAfnMk0
セシリア「ひゃあうッ!?(なに!?)」

突如躯に電気が走った
セシリアの男は濡れて愛液が溢れる、恐らく触れられていないだろうセシリアの膣口にベロリと舌を這わせた

グチュ…チュバ…ヂュルルルュ…リュッ…ヂュ…ピチャ

セシリア「アッ!あ゙あ゙…ち、ちょッ…あ…イヤッ、ダメッ…アッアッアッアア!」
初めて味わう快感で頭が痺れる、男の舌が入り口を掻き回す度に下から上へ電気が走る
快楽から逃げようと両脚を閉じようとしてもがっちりと押さえ付けられて動け無い
大事な処を自分で拡げながらツッパッる様に脚を開きながらかすれた悲鳴を上げる
透明な液体の他に濁った、より粘性のある体液が出てくるようになった時男は舐めるのを止めた

セシリア「はぁぁぁあ…あぁ…はぁはぁ、あー…あー」
両脚を開きいたまま足首の先をのばして、痙攣しながら口で懸命に呼吸するセシリアを見ると男は満足した様笑みを浮かべる
「舐められるのは初めてか?」
返事の無いセシリアのクリトリスを肉鞘の上からキュッと摘む

セシリア「ヒィゃッ!」
突然の刺激に一瞬頭がショートする
「聞かれたらちゃんと返事をするんだ…じゃないとまた…」
セシリア「あぁ…ご、ごめんなひゃあい…」
一時的に筋肉が硬直し呂律が回らなくなる
「よし良い子だ…初めてじゃあイケ無いか…(もう少しだなじっくりと調教して最高の雌にしてやろう)」
男は椅子にぐったりと恍惚の顔をしているセシリアを優しく抱え上げるとそっと隣のベッドに下ろした

火照った素肌にシーツの冷たい感触が気持ち良いい…その冷たさを求めセシリアがモゾリと寝返りを打つ
男は瞬時に服を脱ぎ、後ろから抱き抱えるようにセシリアと肌をピタリ付けると"アッ"と甘い声をあげピクンと反応する
「イッた後だから敏感になっているのかな…?大丈夫か?」
そう言いながら首筋にキスしながら、手に納まり切れない餅の様な弾力の乳房を丹念に丹念に揉みしだく
いつも以上に敏感になっているセシリアの躯は暴れるように仰け反る、セシリアはもう何も考えられなくなっていた

セシリア「あっーああっ…ダメダメ、今はダメぇ!」
快感から逃れようとするが、押さえ込まれている為ただビクビクッと反応を繰り返すだけだった


128:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:53:03 jfAfnMk0
どれほど時間が経っただろう

男はクリトリスを重点的に攻めた、何度も何度もクリトリスを舐める、吸ったり舌で擦ったり、セシリアが何度も気絶するまで舐め続けた
ここまできれいなものならば大抵の男は何時間でも舐め続けられるだろう
抵抗する力も気力無くなり快楽を刻み込まれたセシリアを仰向けに組み敷くと無防備な唇を奪った
まったく予期しなかった口付けに一瞬グッと口を堅く閉じるが、また胸を揉まれた瞬間に舌をねじ込まれた

セシリア「んッンンーッぷはぁ…」
唇と舌がザラリと擦れる感触に溺れそうになる
「可愛いなもう一回…」
わずかな力で抵抗してもまた同じように奪われてしまう

好きになっちゃいそうだ…可愛いな…いい匂いだ…きれいな躯だ…優しくするから…

囁く陳腐な甘い言葉にセシリアは徐々に洗脳されていく

(なんで…こんな…奴に…くやしい…でも…ッ)

女の本能と媚薬と催眠により無意識下に埋められた劣情にセシリアはもう逆らえなかった


元来エージエントは様々な状況に対応出来るように訓練されている
拷問や犯されたりするような場合でも強力なマインドコントロールで感覚や意識を鈍らせる事が出来る
しかしその暗示も知っていれば薬と催眠暗示で解く事も可能だ、この男にとっては簡単なことだった
セシリアのマインドコントロールは簡単に上書きされ記憶操作と催眠を新たに施されていた
セシリアには男が昔から恋い焦がれていたような存在に見えているだろう…


セシリアの男を見つめる瞳が変わっていた快楽に落ちた女の瞳だった

「入れるよ?」
コクンと頷くとセシリアは下から男の首に腕を回す
「あ…お願い…ゃ、ゃさしくして…」
男は返事の代わりに唇を重ねるとセシリアの方から舌を絡めた
セシリア「ん…んッ…はぁはぁ…いいよ…」
下からググッと押し拡げられるような圧力の後、ヌルリと何かがセシリアの中に入ってきた


129:名無しさん@ピンキー
09/05/21 03:59:44 jfAfnMk0
セシリア「あっ…くぅぅッ…っっッ」

自分の腹の中の形が変わるような感覚と共にヤスリで擦られるような痛みとジンジンとする甘い痺れが同時に襲ってきた
頭が真っ白になるような程の快感が一気に押し寄せてきた
そしてまるで挿入された男の一物の形を覚えるように膣全体が収縮する

セシリア「あッ…クッ…ん……ッ…ふぅ、はぁはぁ…な…に…いま…の?」
「初めてで初イキか…いい子だ…」
男はビクンビクンとまだ震える躯と膣の感触を楽しみつつ、セシリア頭を撫でながら何度もキスをした
恍惚とした表情のセシリアは幸せそうに目を閉じた…
恋人に抱かれているように…


強力なマインドコントロールはを外すにはいくつかあるが自己暗示や強力なショックを使用する方法がある


セシリアはベッドの上で執拗に胸を揉まれながら悶えていた…もう限界だった
(ダ、ダメ気持ち良くて頭がおかしくなっちゃう…胸がこんなに…感じるなんて)
「あ、そろそろ任務の途中報告でもしようか?」
そう言うと男は通信端末画面を見せる
「このファイルに君等が欲しがっているデータが入っているよ…」
それを受け取り本部に送信した、正直拍子抜けするような終わり方だった
セシリア「そう、これでお別れね」
立ち上がろうとした時…

「だと思うよね?だけどこれは時限式で消去されるファイルなんだ、だから見るにはもう一つのファイルが必要になる」
「このプログラムは芸術的な完成度でね、組んだ奴は死んじゃったから応用が利かないけど下手なプログラムを割り込ませれば消えちゃうよ?」
「つまりだもう一つのファイルが欲しければ暫らくまた相手をしなければいけないわけだ…君もまだ物足りなかっただろ?」
セシリア「クッ…卑怯な(なんて嫌な男ッ)」
その後、私は男の言ったことに愕然とした
「君は生け贄、情報の為に最初から売られたんだよ組織も了承済みだったんだよ、つまり差し出されたんだよ俺に…ね」
その瞬間何もかもが信じられなくなり何も考えられなくなった、裏…切られた?私が?男が何かを言っていた様だが私には何も聞こえなかった…
「さぁ続きだ…大丈夫約束はちゃんと守る男だよ…俺は」
そして男は私の脚をまた拡げた、私はただの脱け殻のようにベッドに横たわっていた

130:名無しさん@ピンキー
09/05/21 04:03:39 jfAfnMk0
セシリア「アアッッッ…き、気持ちいい!す、好き好きィィ」
男にぎゅっとしがみ付き果てるセシリア
「またイッた?」
息を整えると恥ずかしそうに頷くセシリアに優しくキスをすると男はまた腰を動かし始めた
セシリア「え?えっ、また!?ダメ、いまイッたばっか…だか…ら、あん!ダメェ」
言葉とは裏腹に男の腰に脚をまわし少しでも密着しようとまた抱きついた

任務の合間の休みに恋人と愛し合うセシリア、豊満な躯で十二分に快楽を享受し合うふたり

セシリア「も、もうこれ以上は…ら、らめぇぇぇぇっ!」
シーツを掴み躯を強ばらせ、絶頂に達したセシリアの表情は美しかった…せめて今だけは束の間の戦士の休息を…



なかなかいい眺めだな…
いい躯をしている
いいおもちゃを手に入れたな
「一応新しい切り札…なんでね、大切に扱いますよ暫らくはね」


男の一物を大事にしゃぶるセシリア
男は敵組織の幹部と話していた

「頑張ってくださいよ?これだけお膳立てしたんですから」
解っている…陽動、撒き餌に食い付いた後は時間の問題だ

それを聞くと男は通信を切り、モニターを切り変えた


131:名無しさん@ピンキー
09/05/21 04:15:59 jfAfnMk0
モニターには短髪の褐色の女が手足を縛られている姿が映っていた

「お友達も楽しそうだよセシリア」
サラ「や、やめて…またイッちゃう、イッちゃう…ッ!」
ジェシカ「またいくの?イッちゃうの?またおしっこいっぱい出しちゃう?」
サラ「イヤ…イヤ、出ちゃうまた出ちゃうぅぅ!」
プシャアァァァァ
ジェシカ「アハッまた出た…」
サラ「あ゙ーあ゙ー…出ちゃった…出ちゃったよぉぉ…」
ジェシカ「私…サラの弱いとこは何でも知ってるんだよ?ふふ」
仲間の嬌声を聞いてもまだセシリアは懸命に舐め続けていた

「セシリアも…おしっこしようか?」
そう言いい、バスルームへ連れていくとセシリアは人形から恋人へと変わっていた
URLリンク(2sen.dip.jp)
バスタブに脚を拡げ腰掛けさせ羞恥心を煽るようにセシリアを促す
「自分でする?それとも漏らしちゃう?」
男は肩にセシリアの片足を掛け拡げ、指に唾を付けそれをクリトリスに何度も塗り付けていく
セシリア「くッ……んッ」
我慢するセシリアの表情は何とも言えなかった
セシリア「ふ…ん、…アッアッ、あっ…出る出ちゃうー」
URLリンク(2sen.dip.jp)
プシューアア…放物線を描きバスタブに溜まっていく、イク寸前に我慢できず漏らしてしまったセシリア
静かに尻を伝い落ちる雫を拭きとると嬉しそうな表情をした

イクけなかったセシリアはイカせて欲しいと男に目で訴えていた
「エッチな子はお仕置きだな…手ついて指で拡げろ、出来るだろ?」
そう言うと尿の匂いがするバスルームでセシリアは腰を突きだし指で拡げ、モノ欲しそうな顔を向けた

セシリアが任務を受けてから3日が経とうとしている
セシリアは命令一つで男の従順な人形となっていた、調教は進み命令が無くとも男を恋人だと思い込んでいる
“Fortune”は情報の対価としてセシリアを差し出した

この3日間は恋人と過ごしている1日だと思い込まされている、さらに任務も無かったと記憶を操作されている
何度も何日も犯され続けながら、記憶の中では同じ1日を繰り返す

今日もまたセシリアの長い1日は始ったばかりだ…



セシリアの手に入れた情報と男の暗躍により後日制御基盤を取り戻すことに成功するが、それはあくまで事件の序章でしかなかった…
そして彼女達の運命の歯車は回り始める…


タイムリミット本編へ続く

132:名無しさん@ピンキー
09/05/21 04:20:15 jfAfnMk0
おまけ

屈強な男たちが腰を全力で振っていた

絶え間なく喘ぎ声が続く


パンパンと尻に腰を打ち付ける音が響く

「この締まりのいいマ●コずるずるになるまで犯してやるぜ」


バーン!

そこへ女が3人乗り込んできた、皆が一斉に目を向ける
URLリンク(2sen.dip.jp)


「俺真ん中の巨乳もーらい!」
「じゃおれは褐色の後ろを」
「ロリメガネはお前にやるぜ」

おおおおぉぉッ!

おたけびを上げ3人に襲い掛かる男たち




フォルトゥナタイム突入!(意味不明)

133:* イチゴ調教中 * ◆OSYhGye6hY
09/05/21 04:28:36 jfAfnMk0
以上です
オリジナル設定、エロ以外の余計な描写やちょっとした時間軸の入れ替え
無駄なことがたくさん入りました
その割りにあんまりエロく無かったのは単に巨乳属性が無かったから…
ので趣味をふんだんに入れました
しかし神のおかげでセシリアは結構好きになった


エロ描写のみとか長いのはちょっととか、女視点とか三人称とか要望やらがあればお願いします

最後にコラ神に敬意を表します
あとだれか4万負けた俺に暖かい言葉を

134:名無しさん@ピンキー
09/05/21 16:40:53 XFgITtvH
すげーな
絵見ただけでこれだけ書ける情熱はすごい

135:名無しさん@ピンキー
09/05/21 19:27:45 3Ma48hSu
GJ
純粋に尊敬する!

136:名無しさん@ピンキー
09/05/23 00:02:57 4oqVQssW
褐色ショート派ですが十分楽しめました。
こういうキャラには堕ち系がやっぱ合うわぁ

137:名無しさん@ピンキー
09/05/23 17:44:19 JiJjIjNJ
今のところパチ系でスレがあるのって戦国乙女とここだけ?

138:名無しさん@ピンキー
09/05/23 18:46:25 MkD3qwIK
>>137
ツインエンジェルがある

139:名無しさん@ピンキー
09/05/26 23:36:00 jj0uwpNz
112です。次回作(SNKコラボを予定)は現在考え中です。
SNK機種に限定すると、これだけ女性キャラがいるんですが(抜けてたらスマソ)、
どのキャラを登場させれば良いと思いますか?

餓狼:不知火舞・アリス・ブルーマリー・リーシャンフェイ・リリィ
KOF:麻宮アテナ・レオナ・ユリサカザキ・ウィップ・四条雛子・クーラ・ダイアナ・リアンネヴィル
神たま:神野みこし・テンテン・雷華
サムスピ:チャムチャム・ビビ・リルリル・ポノポノ・ミュンミュン・ラアラ
シスクエ:シフォン・ステラ・ミモリ・エルザ
スカイラブ:ラブハート・シルビアローズ・モニカゴールド
クイージ:マフィン
MADG:ラビー・メヒョウ
どきどき赤ずきん:マリー・レイナ・エリカ
球児:七色萌・如月岬
花盛:桜姫・つぼみ
超父:本城ルリ・本城サチコ・マリ・フライクイーン
龍娘:ムイムイ・シャオ
メタスラ:エリカサモト・フィオジェルミ・相川留美

140:名無しさん@ピンキー
09/05/26 23:52:26 G8CG92pG
シフォン、ステラ、チャムチャム、マリ

それと、キングオブファイターズ
この台カナリ自分好み!私は女なんですが、ウェイプがかわいくて、ミナコのどすこーいも好きです
3時間程度しかうてないので馬鹿勝ちは無理だけど、負けない程度に遊べてます。


141:名無しさん@ピンキー
09/05/27 01:05:45 5zTPT8NL
>>140
ウィップとヒナコじゃないのか?
オレも女だけど、KOFはゲームとしてもスロットとしても大好きだ。
初代はRT引き戻し率低いイメージだけど、ネスツ編はRT中引き戻しが多いと感じたし、
演出が格好良いんだよな。K'演出とかなww

>>139がどんな規模のコラボを予定しているかは分からないが、

餓狼:舞、アリス。
KOF:レオナ、クーラ、ダイアナ。
シスク:シフォン、ステラ、ミモリ。
スカイラブ:ラブ、シルビア、モニカ。
ドキ赤:マリー。

オレはこんな感じで好きだな。
名前が無いキャラだとスカイラブの酒豪バトルのメイドとか、超父の紫髪の眼鏡の娘が好きだ。

後、失礼かもしれないが>>139は女?
小説の文体に女性っぽさが出てるからさ。
違ったらスマソ。

142:名無しさん@ピンキー
09/05/27 02:37:51 vXl0Avtw
俺の・・・
ちんこが・・・
真っ赤によォ~・・・
勃起してんだオラァ!!!

143:名無しさん@ピンキー
09/05/27 04:17:35 +PqiNBD3
>>142
k'自重wふいちまったじゃねーかw

144:名無しさん@ピンキー
09/05/27 05:38:22 J3MBgnTW
>>141
コラボ自体結構難しいですが、スロの演出等で色々と共通点を探してくっつけようと考えてます。
男×女だけでなく、女×女の絡みも・・・
(例)
アースさんとみこしちゃん(共通点:釣り)
アースさんとチャムチャムたち(共通点:魚)
ウィップとシルビアローズ(共通点:鞭)
K’とビビとラアラとモニカゴールド(共通点:褐色系)
(どうしてもスカイラブ関連になってしまうw)

まあ共通点にこだわらない内容でも思いついたら書いてみます。

ちなみに私は男です。どの辺りが女性っぽさが出てるんですか?

145:名無しさん@ピンキー
09/05/27 10:41:11 5zTPT8NL
>>144
男だったのかorz
本当にスマソ。
どの辺りって言われると困るが、文章の文体や話の運び方かな。
何となく感じた程度だから、気に障ったら悪い(´・ω・`)

オレもスカイラブが一番好きだから、スカイラブ関連大歓迎だぜww
個人的には、褐色系と鞭のが好みで見てみたい。

>>144みたいに文才があれば、オレもエロパロ書きたいんだがな。
ネタが監禁、陵辱、調教系と宜しくない系統の物しか浮かばないんだorz

ネオ・G・ファルコン(ややライクの意識あり)×ラブで、
最初は気丈なラブもファルコンの巧みな調教に堕ちていくな内容とかな。

俺的に、見るのは愛情含むエロスが好きで>>144の作品はキャラ同士の愛が存在するから
見ていてのめり込んじまうんだよな。
これからも楽しみにしてる。

>>143
オレも思わずふいたww
こういうネタ大好きだww

146:名無しさん@ピンキー
09/05/29 01:52:06 L78tTcNM
>>145は機種板のラブ2スレで間違いなく自分と会話しているなw

>>107-111に触発されて勝手にその後の話を書いてみた。
とは言ってもところどころそれ前提の文章があるだけで
大半はアースとラブの甘々話です。
酒場のお姉さんは出てこないのでそっちを期待した人にはすいませんw

147:名無しさん@ピンキー
09/05/29 01:53:18 L78tTcNM
衝撃の結婚式から一夜明けた、エリシオン艦内ブリッジ、朝。
「艦長、アース隊長が昨夜から戻ってないようです」
「全く、何やってるんだ、アースの奴は・・・」
 そうは言っても、結婚式で振られたというのに何事もなくいられるほうが普通ではない。
(いや、どう考えてもこれは艦長が悪いですよ・・・)
心の中でつぶやく団員に対し、
年長であるライコウのみが唯一、思ったことを口に出す。
「一人でヤケ酒してたところに酒場のかわいいお姉ちゃんに誘われて、
 ふらふらついていってるかもしれんの~?」
「なっ!? そんな、アースが浮気なんて・・・」
「いやいや、なにせずっと想いあってると信じきってた女に最悪の形で裏切られたんだからのー。
 そんな心の隙間に、美人で巨乳のねーちゃんが入り込んできたらついていきたくもなるってもんじゃ。
 そういえばワシの知り合いの婆さんが孫娘の婿を探しててのう。
 小僧に紹介して、心の傷を埋めてもらうっていうのもテだぞい」
「ちょっ!? ライコウ、そんなことしたら許さないからな!」
「・・・ラブや。お前さんは結婚式であんな事をしでかしたんじゃぞ?
 もし本当にそんな事があったとしても、浮気だなんて咎める権利は無いぞい。
 よーく、考えることじゃ」
「う・・・」
 さすがは年長の余裕といったところか、
からかっているように見えるが、反省させる意図もあるのだろう。
 珍しくたじろいでいるラブを見て、団員達も口々にラブを責めはじめた。
「そうだ、さすがにこれは姉御が悪いぜ」
「式であんなことするくらいなら、せめてその前に中止にした方がマシだったのに」
「アースさんが気の毒です」
 いつもは信頼されているラブだが、さすがに今回は団員達から総スカンを食らってしまった。
「あーもうっ、わかったから!
 今回の件についてはあとで改めて説明するから、とにかく今日もパトロール開始だ!」
「はーい、了解です艦長」

とは言ったものの、あんな大事件があった後。
団員達の間で私語が絶えないのもしかたがない。
(しっかし、なんでわざわざ式まで挙げて断るかなー)
(姉御とアースって幼馴染なんだろ?
 腐れ縁でずるずる来ちゃったけど実は好きじゃないのに気付いて
 すっぱり諦めさせるためにあえて皆が見てる前であんなことしたんだったりして)
(さすがにそんな酷いことはしないだろ。けど、もしそうだったら俺にもチャンスあるかな?)
(お前じゃ無理だって)
(でも、アースさんのどこがそんなにいいんだかなー。あれでいいなら俺でも良さそうなもんだけど)
(だよなー、ライコウさんに同意だよ)
(本当に浮気してるから帰ってこないんだったりして)
(えー、でもアース隊長がそんなにモテるとも思えないけどなー?
 それにあの人艦長にベタ惚れじゃん、
 振られたからって簡単に割り切って乗り換えられるとも思えないけど)
(いやいや、心が割り切れなくても、体だけなら男は簡単に浮気できるぞー?)
(そういやさ、前酒場で話してた時に、店員のかわいくて巨乳のねーちゃんが
「あの人はどなた?」ってアース隊長のこと聞いてきたんだよ。惚れてるんだったりして)
(あいつ単純だからなー、「実はずっと前から好きだったんです!」なんて言われたら
 本当にほいほいついていっちゃいそうだよね)
(それで姉ちゃんに迫られたら確実にヤっちゃうわー)
(でもなー、本当にアースのやつ可哀相だよなあ、
 俺だったら絶対立ち直れないわー)
(なー)

148:名無しさん@ピンキー
09/05/29 01:54:53 L78tTcNM
ラブはあえて聞こえないふりをしていたが、言葉の端々がちくちくと刺さる。
アースなら自分の信念をわかってくれるはず、
そう信じているからこそラブはあんな行動が出来たのだ。
けれど、もし、皆がしているような下世話な想像通りに、
ヤケになって、他の女に誘われるがままにどこかにいってしまったら・・・?
そして、もしも、そのまま帰ってこなかったら・・・?
今更不安になってくる。
わかってくれると思い込んでいるのは自分だけかもしれない。
(アースが帰ってきたら、ちゃんと説明して謝ろう・・・)

・・・と、思っていたはずなのだが。
「た、ただいま・・・」
 ぎこちなく帰ってきたアースを見るなり、
「こらっ、アース、何やってたんだ!」
 ついついいつもの調子で怒鳴りつけてしまう。
団員達の見ているブリッジでのラブは艦長モード。
カリカリお説教をしてしまったのであった・・・。
一方のアースはというと、いつもと変わらないラブの様子に安心したような、
あるいは、男としてなんとも思われていないからこそ、
何事もなかったように艦長としてのお説教が出来るのか、
複雑な心境で話を聞いていたのであった。


夜。
ラブはエアルを抱っこして語りかけていた。
あるいは、自分の気持ちを整理するための独り言かもしれない。
「ちゃんとアースに謝ろうと思ってたのに・・・ダメだね、私」
「キュゥ・・・」
 エアルも悲しそうに泣いた。ラブの心に同調しているのだろうか。
「でも、アースがこの艦に戻ってきてくれて、本当に安心したの。
 もし、皆が言うみたいに、アースが誰かとどっかいっちゃって、
 そのまま帰ってこなかったらって考えたら、すごく胸が苦しくて、悲しくて・・・。
 おかしいかな? 結婚式を台無しにしたのは自分なのに・・・」
 ラブは少し泣きそうになってしまったが、すぐに涙をぬぐった。
実際にはアースは戻ってきたのだ。心配する必要なんてない。
が、団員の言葉がどうも引っかかる。
アースが知らない女にほいほい誘われて、あまつさえあんな事やこんな事を・・・。
物心つく前からずっと一緒にいた自分と、通りすがりのかわいいねーちゃんが同価値なのか、
なんて考えると、ちょっとムカムカしてきた。
そんな事は無いだろう、と、思いはするのだが。
「知ってる? 私とアース、エアルが生まれるずっと前から、
 毎日一緒に遊んで、勉強して、たまにはケンカもしたけど、仲直りして、
 その度にもっと大好きになっていったんだよ」
(私が一番アースを好きだし、アースも一番私を好きなはずなんだから)
「エアル。今からでも、遅くないよね?」
「キュッキュー!」
 今度はエアルは元気よく鳴いた。
「ふふっ・・・お前も応援してくれてるのかな? ありがとう。
 私、アースのところに行ってくるよ」

149:名無しさん@ピンキー
09/05/29 01:55:27 L78tTcNM
一方のアースも、遅刻した分遅くまで任務をこなし、自室に戻ってきていた。
なんだかんだ言って、昔から住んでいる部屋は落ち着く。
もっとも、本来なら、昨夜からラブと二人で新しい部屋に移る予定だったのだが。
(とりあえず今日は戻ってきたけど・・・俺、ラブとギクシャクしたままここにいられるのかなあ)
(あの娘に紹介してもらって、酒場で働かせてもらうのもいいかもしれないな・・・)
どうしようか考えていると、扉をノックする音が聞こえた。
「アース、私」
「ラッ、ラブ!?!?」
 アースは即座に扉を開けた。
頭ではさっきまでこれからラブとどう付き合っていくべきか、なんて考えていたはずなのに
感情では諦めきれていないのだ。体は正直である。
「この前のこと、ちゃんと説明しようと思って・・・」
 そう言いながらラブは後ろ手に扉の鍵をかけるなり、思いっきりアースに抱きついてキスをしてきた。
(ちょちょちょちょっ!?)
何もこれが初めてではない・・・というか、恋人同士として、それなりにやることは何度もやってきた仲なのだ。
こういう時にはどうすればいいか、体が反応してラブをぎゅっと抱き締め返した。
軽い口付けはつかの間、ラブは舌を差し入れ、より濃密な行為を求めてきた。
(今日のラブは積極的だなあ・・・
でも、俺、皆が見ている前で盛大に振られたはずなのに。
わけわかんないよ)
お互いの息遣いや体温を感じ、段々と体に熱がこもってくる。
顔を離すと、ラブは開口一番にこう告げた。
「アース! 私、アースが嫌いになったからあんなことしたわけじゃないから・・・
 自分たちだけ幸せになるより、空の平和だとか、まだ他にやることの方が大事だと思ったから、
 でも、私、アースに酷いことしちゃったから、
 それで、その・・・こうすれば、アースが好きだって、信じてもらえるかな、って・・・」
 いつもの凛々しい姿とは全然違う、もじもじと顔を赤らめた可愛らしい仕草にじーんときて
アースはまた、彼女をぎゅっと抱き締めた。
「うん、信じるよ、ラブ」
(ああ、やっぱり、俺はラブが大好きなんだな)
「アース、ありがとう。
 ごめんね、何の相談も無しにあんなことしちゃって。
 でも、あなたならわかってくれる・・・よね?」
「うん、さすがにショックだったけどさ。でも、そのほうがラブらしいよ。
 俺が嫌われてたわけじゃなくて、本当に良かった」
 ほっとしてラブははにかんだ。
「それで、空が平和になったら、改めて、私と結婚して欲しい。
 だから、それまで、他の女の子と浮気なんてしないでね?」
 浮気という単語にアースはドキッっとしてしまう。
昨夜ふらふらと、酒場のお姉さんに誘われるままに家に泊まらせてもらい、
あんなことやこんなことをしてきたばかりなのだ。
「・・・アース?」
「え!? あ、うん、大丈夫、大丈夫だって! アハハ・・・」
 沈黙したアースにラブは不思議そうに呼びかけ、その声に反応してアースはあわてて返事をした。
(えっと、昨日のあれは・・・本番はやってないし! ノーカウント! ノーカウントってことで!!!)
「アース。今夜はずっと一緒にいるつもりで来たから、
 おわびの代わりに、今日は私が・・・いっぱい・・・して、あげるからね」
 顔を真っ赤にしてうつむいて、最後の方は消え入りそうな声でつぶやいた。
(か、カワイイ・・・)
愛する彼女にこんな事を言われて平静を保てる男はそういないだろう。
元々へたれなアース、
「じゃ、じゃあ、お願いしようかな?」
 なんて、間抜けな返事を返すのが精一杯だった。

150:名無しさん@ピンキー
09/05/29 01:57:28 L78tTcNM
ベッドに寝転がったアースの上に、ラブが跨る。
「いつもしてもらってばかりだったけど、今日は私からするから・・・
 何かして欲しいことがあったら言ってね?
 上手く出来るかわからないけど、頑張るから」
 そう言うと、ラブはおもむろに服を脱ぎ始めた。
恋愛には奥手なラブが、自ら馬乗りになって肌を晒していく、そのシチュエーションにアースは興奮させられた。
ラブの巨乳は下から見上げるといつも以上の大迫力だ。
「すげー、いい眺め・・・」
「もうっ、バカっ」
 ラブは恥ずかしさをごまかすかのようにプイッっと顔をそむけると、
さっそくアースの股間の大事な部分に手を伸ばした。
(もう硬くなってきてる・・・)
ぎこちない手つきでそれを取り出し、まじまじと見つめる。
今まで何度も愛し合ってきたが、こんなに間近で見たのは初めてだった。
(これを、今から、私が・・・。大好きなアースのためなんだから、頑張らなきゃ)
意を決してそれを胸に挟み、
「アース、好き・・・」
 つぶやいてキスをすると、またそれは硬さを増した。
恋人同士の愛の囁きは最高の媚薬だった。
「私、こんなことするの初めてでわからないから、どこがいいか言ってね?
 いっぱいアースを気持ちよくさせてあげたい」
 そして、ちろ、ちろ・・・と、不慣れながらも丁寧に舌を這わせ、
両側からは大きくて柔らかい胸で包み込む。
(アースの、どんどん熱くなって、硬くなってる。私で感じてくれてるんだ・・・)
「うあっ・・・すげー、キモチイイ・・・」
 今まで何度も手で揉んで、舌で吸い上げてきたラブの胸だったが、触れる場所が違うとまた違う感触だ。
ラブの大きくて柔らかい胸に挟まれるのはすごく心地が良い。
実のところ、昨晩どころか今朝も酒場のお姉さんにしてもらったばかりではあるのだが、
今晩は普段の姿もよく知っているラブが相手。
凛々しい艦長姿と夜のなまめかしさのギャップは、より一層感情を昂らせた。
(ラブのこんなエッチな表情知ってるの、俺だけなんだよな~)
なんて考えると、すごく優越感に浸ることが出来るのだった。
そのうえ舌の感触のくすぐったさは初めてのこと。
一番敏感な部分に絶え間なく刺激を受け続けて、すぐにでもどうにかなりそうだった。
「アース、イきそう?」
「うん、ラブがいっぱい頑張ってくれたから、長く持ちそうにないよ」
「ね、その・・・か、かけたい? 顔とか、胸とか・・・それとも、飲んで欲しい?
 男の人って、そういうの好きだって見たから・・・
 アースも、そういうことしたいの?」
 ラブは顔を真っ赤にして、けれど恥ずかしい台詞をちゃんと言い切った。
『おわび代わりに、いっぱいしてあげるから』
そう言ったのは紛れもない本心なのだ。
(うわー、ラブがこんな事言ってくれるなんて。俺、愛されてるんだなあ・・・感動)
「じゃ、じゃあ、飲んでもらおうかな・・・そろそろ、イクよ?」
 モノを口いっぱいに含んだラブは、返事が出来ない代わりに、こく、とうなずいて視線を寄越した。
その仕草もまた可愛くて、愛しく思えて、限界まで膨れあがっていたモノはすぐに達してしまった。
ドックン、ドックン・・・
小さなラブの口にはあふれそうなほどの大量の精液が発射される。
「んん、むぅ・・・」
 ラブはそれをこぼさないよう懸命にほおばり、少しずつ飲み干していった。
一生懸命なその表情は、男のささやかな征服欲も満たしてくれた。
(はーっ、あの娘には悪いけど、やっぱりラブが一番だなあ)
 満足感でいっぱいのアースに対して、ラブははぁはぁと、息遣いが荒くなっている。
心配してアースは声をかけた。
「ラブ、大丈夫? 無理なこと頼んじゃったかな」
「ううん、ちょっと苦しかったけど、大丈夫。今日は、私がしてあげるって決めたから。
 けど、こんなことするの、アースにだけだからね・・・。大好きだよ」
「うん、俺もラブが大好きだ」
 また、ぎゅっと抱き合って、二人はキスを交わした。
何度言われても、恋人からの愛の囁きは心地良いものだった。

151:名無しさん@ピンキー
09/05/29 02:00:45 L78tTcNM
二人はしばらく裸で抱き合っていちゃいちゃしていたが、
やがてアースはラブの体のあちこちをまさぐり始めた。
すべすべのお腹や太ももに手を這わせ、
胸やお尻をむにゅむにゅと揉むと、手のひらに合わせて形がかわる。
「やっ、くすぐったいよ」
 冗談めかして笑う様子は、裸にもかかわらず、なんだか可愛くて微笑ましかった。
「してもらうのもすごい気持ちイイけど、やっぱり、ラブにいっぱい触れたいな」
 ストレートに言われて、ラブは顔を赤くするが、
あんな酷いことをしたにもかかわらず、まだ自分を求めてくれる事に改めて安心もした。
「うん・・・アースの好きにしていいよ・・・」
 言葉に甘えて胸の谷間に顔をうずめると、とても柔らかくて気持ちがいい。
中央の突起を摘まむと、ラブの口からはぁ、と吐息がこぼれた。 
「ラブのエッチな声、聞きたいな。さっきはしてもらってばかりで聞けなかったら。
 気持ちいい?」
 言いながら、更に突起をこねくり回す。
「うん、気持ちいい・・・アース、もっと、して・・・」
 さすが今夜のラブはデレデレモード、素直に求めに応じて嬌声をあげた。
今度は女の子の一番大事な部分に手を伸ばすと、ラブの体がビクンと跳ねる。
「すげー、もうこんなに濡れてる」
「アースが大好きだから、こんなになっちゃうんだからぁ・・・」
 息を荒くし、目を潤ませて訴えかけるラブの姿に、アースは胸をきゅんとさせる。
(いつもの凛々しい姿もカッコいいけど、エッチなラブもホントに可愛いなあ・・・
俺のラブはいつだって最高だな)
もっとエッチで可愛い声を聞きたくて、
一番敏感な部分を重点的にいじくりまわすと、思惑通りに切なそうな吐息をあげてくれた。
「あっ、そこ、気持ちイイ、気持ちイイよぉ・・・」
「俺もラブが大好きだから・・・一緒に気持ちよくなりたい」
「うん、きてぇ・・・」
 そしてラブは自ら脚を開き、アースを受け入れる体勢を作った。
愛している相手だからこそ、恥ずかしい事でも自分から出来るのだ。

152:名無しさん@ピンキー
09/05/29 02:01:35 L78tTcNM
「いくよ?」
 声をかけると、アースは己の分身をラブの中に突き入れた。
そしてキスをして、胸を触って、抱き合って全身を密着させる。
舌を絡ませあい声は出せずとも、
互いの熱くなった身体で、行為に興奮していることを感じ合えた。
「ラブのなか、あったかくてすげー気持ちいい・・・」
「私も、アースのが、なかでおっきくなってるの・・・すごく感じる・・・」
 また軽くキスをすると、それを合図にアースは激しく腰を振り始めた。
「あっ、アースっ、気持ちイイ、気持ちイイ・・・
 好きっ、好きっ、好きっ! もっと、もっとぉ・・・!」
「ラブっ、ラブっ・・・! 好きだっ、好きだっ!」
 目をとろんとさせて、名前を呼んで、好きだと言って、
相手を欲し合う言葉をうわごとのように繰り返す。
今の二人にはお互いの事しか考えられなかった。
しばらくして、アースは限界が近いのを察すると、反射的にモノを中から抜いた。
間をおかず、白い飛沫がラブの身体に飛び散る。
ラブはそれを見て、なんだか呆然としていた。
「ゴ、ゴメン、汚れるの嫌だった?」
 アースはあわててフォローして、手近にあったタオルをつかんでラブの体を拭き始めたが、本人はそれを否定した。
「え? ううん、そうじゃなくて、その・・・中でアースの想いを感じたかったな・・・なんて」
 アースは予想外の台詞に嬉しくもあったが、それ以上に驚いて、考えながら答えた。
「そりゃあ、俺だってしてもいいならその方がイイけど・・・
 まずくない? 俺たち、結局結婚してないわけだし」
 瞬間的にはそこまで考えて行動したわけではないのだが、
冷静に考えても、ラブが皆が見守る前で、「誓いません!」と断言したのはつい昨日の昼間のことなのだ。
無事夫婦になっていれば何ら問題なかった行為だが、
実際には結婚が成立しなかった以上、もしもの場合は大きな問題になる。
「そうだよね、私のせいだもんね・・・本当にごめんね、変なこと言って。
 今日の私、アースもわけわかんないよね?
 けど、空の平和を守りたいのも、アースが好きなのも、どっちも本当の気持ちなの」
 しゅんとうなだれたラブを励まそうと、アースはわざと大げさに言った。
「うーん・・・とにかくさ、早いとこ悪さする空賊団の残党共をぶっとばそうぜ!
 そしたらラブも心置きなく俺と一緒になれるんだろ?
 空は平和になるし、俺たちも幸せだし、いいことずくめだ」
「うん、ありがとう、アース。
 私、まだまだピース空賊団のキャプテンとして頑張るからね!」

153:名無しさん@ピンキー
09/05/29 02:03:46 L78tTcNM
2回戦を終了し、再度二人はいちゃついていたが、ラブはふと思い出して疑問を投げかけた。
「ね、アース。昨日はどこに行ってたの?」
 質問した本人にとっては深い意図は無い質問だったのだが、
罪悪感のあるアースにとっては見透かされているようで。
「ゴメンラブっ!! 実は、昨日は酒場のお姉ちゃんに告白されて、家に泊まらせてもらって、
 それでその・・・エッチなことも、してもらったり・・・」
 知らぬが仏なんてことわざを思い浮かべる余裕もなく、青くなってつい白状してしまった。
「このっ・・・私というものがありながら!!! 何してたんだ、馬鹿! 馬鹿!! 馬鹿~っ!!!!」
 ラブは真っ赤になって、グーでアースの胸や頭をぽかぽか殴る。
「わーっ、ゴメン、ゴメンってば!! 絶対、絶対もうしないから! 許して~」
「何よ! 美人でスタイルが良ければ誰だっていいの!?
 今まで私と積み重ねてきた想い出なんて、どうでもよかったの・・・?」
 さっきまでの勢いはどこへやら、今度は泣き始めてしまった。 
「そんなことないって!
 俺、今日ラブと一緒にいて、やっぱりラブが大好きだって何度も何度も思ったんだぜ?
 そ、それに、昨日は本番まではしてないし!」
「本当?」
「本当だって!
 大体、ここで嘘つくなら、最初っから昨日は浮気しちゃいましたーなんて言わないし、
 俺、バカだから隠し事も得意じゃないし」
 ラブはうー、と複雑な表情をして、しばらく何かを考えていた。

154:名無しさん@ピンキー
09/05/29 02:08:30 L78tTcNM
「アース、ごめんね」
「?」
 なぜ浮気した側の自分が謝られているのか、アースは全く話が読めなかった。
「今朝、ライコウに叱られたの。
 もし、アースが他の女の子に誘われてどっか行っちゃってたとしても、
 結婚式を台無しにした私には、浮気だなんて怒る権利は無いんだって。
 だから、ごめんなさい。
 ついカッとなって叩いちゃったけど、アースはなんにも悪くないんだよね」
「ラブ・・・」
 元々冷静な判断力を持っているラブは、自分の非を客観的に判断し、素直に認めた。
「皆がひそひそ話してたんだ、
 アースが帰ってこないのは本当に浮気してるからじゃないかとか、
 私たち、幼馴染でずるずる来たけど、
 本当は好きじゃないのに気付いて、諦めさせるためにあんなことしたんじゃないか、とか。
 もちろん私はそんなこと思ってないよ?
 けど、まさかアースが本当に酒場のお姉ちゃんについていっちゃったなんて思わなかったけど」
「だからゴメンって。もう絶対にしません」
 アースはいつもより丁寧な言葉で、頭も下げて誠意を示した。
「ううん、謝らなくていいよ」
「でも、俺、ラブが好きなのに、他の女の子と・・・」
 言いかけるアースに、ラブは首を横に振って制する。
 “振られたんだから他の女の子と何しようが関係ない”なんて開き直ることも出来るだろうに、
それどころかなお謝ろうとするのは、彼なりの誠意であり優しさなのかもしれない。
「もしもこのままアースが帰ってこなかったらって考えたら、すごく胸が苦しかった。 
 しかも、本当にそんなことまであったんでしょう?
 だけど、それでもちゃんと私のところへ戻ってきてくれて、本当にありがとう。嬉しかった」
 そう言ってラブは微笑んだ。
「俺もさ、実を言うと、結婚式で振られたっていうのにラブと今までどおりに付き合っていく自信がなくて、
 その娘に酒場の仕事を紹介してもらって、艦を降りようかなんて考えてた。
 けど、ラブが来たら、頭より先に体が動いてた。
 さっきまで、どんな顔して会えばいいのかなんて考えてたのに。
 どれだけ頭で難しい事考えてても、本当はラブと一緒にいたいんだなあって」
 お互いに想いを伝え合って、二人は笑いあった。
物心つく前からずっと一緒にいて、結婚まで約束した仲なのだ。
結婚式が台無しになるなんて最大級のハプニングがあっても、
長年培ってきた想いまで簡単に消えるはずがなかった。
「結婚はまだしなくても、私はアースが大好きだからね。
 ちゃんと伝えたからね? 今度浮気したら許さないからね?」
 またすれ違いが起きないように念を押す。
「うん、絶対にしないから。約束するよ」
「それから、これからも、ピース空賊団の仲間としてよろしく頼むぞ?
 早いところ空を平和にしないと、いつまでたっても一緒になれないんだから」
「わかってるって。俺、隊長だもんな。
 もっと強くなって、悪いやつらをぶっ潰してやるぜ!」
「もう、アースったら・・・」
 そんなこんなでこの晩は、愛を確かめるべくもう一周こなしたのだった。
ラブがアースに、浮気相手の女の子と比べてどうだった、なんて言って困らせる場面も見受けられたそうである。


その後・・・
結婚が破談になったはずの二人が、何故以前にも増して仲睦まじくなっているのか。
一部では、マンネリ化した生活に刺激を与えるためのヤラセだったのではないか?
なんて噂まで飛び交ったそうである。

155:名無しさん@ピンキー
09/05/29 12:39:18 x75rY6I8
>>146
GJ!
ラブ姉さんの心理描写とか良いなww
最終的にラブラブなのが、かなり萌える。

もしかして、>>146はファルコンとライクの捏造話のカキコしてた人なのか?
そうだったら、恥かしさの余り軽く死ねる。

156:名無しさん@ピンキー
09/05/29 23:59:36 L78tTcNM
>>155
お察しの通りそのカキコも自分。
ジャンルは狭いので、こんなヲタクいネタを妄想する人なんて残念ながらごく限られてると思われ。
前、2のファルコン×ラブは近親要素も入ってますます好物とか書いてたのも>>155でしょw
しかしなぜ恥ずかしいのかわからん、
エロパロスレに来てる時点で自分もおまいも同類だと思うんだがw

157:名無しさん@ピンキー
09/05/30 00:52:25 rxtYpBEj
>>156
や、別にエロい妄想するキモヲタって事は開き直ってるから恥かしくないんだ。
ただ、言われるまで気が付かなかった自分の鈍感&無知さが恥かしいんだorz

近親相姦もオレのカキコだぞww
アースのチンコについてカキコしてスルーされたのもオレww

取り敢えず、地元が自殺の名所だからちょっと死んでくる!

158:名無しさん@ピンキー
09/06/01 01:06:17 iDpQkbdD
>>112です
>>146さん
遅レスですが超GJです!
まさか続きを書いてくれるとは・・・しかも中身がかなり濃いし・・・

これは次のSS、がんばって書かねば・・・(現在SNK機種コラボSSを書いてます)

159:名無しさん@ピンキー
09/06/03 01:31:13 Hi/DMIAB
>>158
>>107-111をきっかけに、アースが浮気したらその後どうなるかなーなんて妄想してたら
雑魚団員の勝手な噂話とか、やけに積極的なラブとか、
そもそも、振られたんだったらもう浮気じゃなくね? とか色々と妄想が膨らんでいきまして。
前提の浮気しちゃいましたネタなんて自分じゃ書かないだろうから
この機会に便乗させてもらいました。

本当はラブの負けず嫌いな部分を生かして
「通りすがりの知らない女なんかに負けないんだから!」
という感じでラブからアースにもっと色々させたかったんですが。
誰か書きませんかw

160:名無しさん@ピンキー
09/06/04 23:38:58 Lx/RsZig
>>112です。ようやく次の作品(機種コラボ)が書けましたので投下します。
気になる機種は・・・スカイラブ & チャムチャム のSNKコラボSSです!

「キャップ!燃料がもうねえぜー!」ザックが非常事態をラブに告げる。
「ぐっ・・・、仕方ない、撤退だ!」

ラブ率いるピース空賊団、長く続くデーモン空賊団との戦いですでにエリシオン号の燃料は底をつきかけている。
その時、艦内にガタン!!と轟音が鳴り響いた。
「おい!いったいどうしたんだ!」
同時にラブの声が艦内に響き渡る。
「艦長!燃料が切れてしまいもう飛行能力が限界です!このままでは墜落します!」
「何っ!?」

エリシオン号最大の危機。このままでは地上に激突しメンバー含め艦員の命も危うい状態に。
「ぐっ・・・このままでは・・・ん・・・?あそこにジャングルらしきものが見えるぞ、よし、あのジャングルの森に緊急着陸せよ!」
「艦長!この落下スピードでは機体が破損してしまい、最悪爆発の可能性もあります!」
「森の木々で少しは衝撃を和らげてくれるはずだ!私を信じろ!」
「りょ、了解しました。エリシオン号、ジャングルに緊急着陸します!」

突然のことでメンバー達にも緊張が走る。
「おいおい大丈夫かよ・・・」アースはラブを信じるも心底不安で一杯だった。
「キャ、キャップを信じるしかねーぜ」ザックも涙目だったがラブの言葉を信じた。
「ワシの生涯もここで終わりじゃな。神の御加護を・・・」ライコウはもう神に祈るしかなかった。
そしてエリシオン号がジャングルの森に近づき不時着陸しようとしたその時
「皆伏せろーーーーーーーーーーーー!」ラブの声が響き渡った瞬間!

ドガガガガガーーーーーーーーーン ガリガリガリガリガリ!!!バリバリバリバリ!!!!
「うわーーっ!」
「ギャーーーーッ!」
「ひょーーーーっ!」

艦員達の悲鳴が艦内に響く・・・・・・

続く

161:名無しさん@ピンキー
09/06/04 23:41:03 Lx/RsZig
それから何分経っただろうか。エリシオン号は森の中に不時着したものの、何とか爆発までには至らず、艦内の団員は四方八方に転がるも命までは何とか助かった模様。
「ふう・・・・何とか止まったな」
「真っ暗で何も見えないよ・・・」
「皆大丈夫か・・・?か、艦長は!?」
艦員たちは艦長の行方を捜しまわった。

そして皆の前に艦長が現れた。
「おい!皆大丈夫か!怪我は無いか!」
ラブは少しフラフラしながらも、艦員達の安全を確認するため歩き回っていた。
「艦長ー!」「艦長ー!」艦員達はラブの無事を見届けて安堵の表情になった。

「ラブ!大丈夫か!?」
その後まっ先にラブの元に駆け付けたのはアースだった。
「ア、アースか。ああ、大丈夫だ!アースも怪我は無いか?」
「ああ、何とかね。ザックやライコウもどうやら無事だったようだぜ」
「そうか・・・無事で何よりだ。しかし運良く森に吸収された形でうまく不時着できたな」
そこにドスドスと足音を立ててザックがやってきた。
「キャップ大丈夫だったか!良かった・・・機体がボロボロにやられたけど、突貫工事で治すから心配すんなよ!」
「ザックありがとう、お前がいてくれて本当に助かる」
「今さら何をいうんだい、エリシオン号はワシの最高傑作なんだぜ。任しておけ!」
「よし、ひとまず皆一旦外に出よう」

ラブたちが外に出ると、一面ジャングル地帯。

「皆に告ぐ!ジャングルには野生動物が多いからいつ襲われてもおかしくない!」
「エリシオン号の修復が終わるまで、各自気をつけるように!今日は皆ゆっくり休んでくれ!」
「りょ、了解!」
艦員達は少し震えながらも艦長の指示に従った。とりあえずこの日は皆エリシオン号の中で就寝を取ることに。

続く

162:名無しさん@ピンキー
09/06/04 23:42:33 Lx/RsZig
翌朝

「ふわあーっ、良く寝た・・・大分疲れていたからなあ・・・」アースは欠伸をして皆のところに歩いてきた。
「皆起きたか?さあ今日からエリシオン号の修復だぜ!アース、お前さんも手伝えよ!」
「えーっ俺も!?ちぇっ、分かったよ・・・」
アースはしぶしぶザックの指示に従った。
「アース、お前は修復ではなく偵察機に乗ってどこかに湖とかないか探してきてくれないか。まずは水分を確保しておきたい」ラブはアースに指示を与えた。
「えっ!分かったよ!それじゃ、行ってきまーす」
アースは乗り慣れた偵察機に乗り地上を飛び立った。

「やっぱ俺はこれに乗ってないと落ち着かないよ!う~ん一面緑だけど・・・湖ぐらいならどこかにあるだろうな」
辺りを何度か見渡していると、不時着した場所から数キロ離れたところに大きな湖らしきものを発見。
「あっ、あれ湖っぽいぞ!あったあった!」
アースは喜んでその場所に近づき、偵察機をジャングルに着陸させた。
「おおおっ結構大きい湖じゃん!しかも綺麗な水だし!・・・ちょっと待て、ラブからはとりあえず場所を探せと言う事だったから一旦報告しに戻るか」
アースは湖を発見したことで舞い上がっていたら、ガサガサという音がかすかに聞こえた。
「ん?今何かガサガサっていう音がしたけど・・・風かな?まあいいか。さーて戻るとするか」

アースが偵察機に戻ろうとしたその瞬間!

「それっ!皆行くニャーーーー!」
「うわっ!なっ何だ!?」
「ガオーーーーーーーーーーーー!」
草むらの影からいきなり何者かがアースに襲いかかってきた!

続く

163:名無しさん@ピンキー
09/06/04 23:45:04 Lx/RsZig
「うわっ!ちょ、ちょっ何だこの集団は!うわーーーーっ助けてーーー!」
「ニャーーーーン!ニャーーーン!」
アースは猫のような動物達に羽交い締めされ、身動きできない状態。
「ちょ、ちょっと待ってーーーー!俺が何をしたっていうんだよーーーー!」
アースが叫んだ瞬間、動物達はその手を止めた。

「アッ!これ違うニャン!間違えたニャン!」
「あれーっコロロじゃないよーチャムチャムー」
「何だよてっきり奴等だと思ったのに・・・」

「へっ・・・?ニャンって猫?しかもしゃべってる・・・?」
アースはなぜこの猫達が言葉を喋っているのか一瞬悩んでしまった。ひとまず手が止まったので思い切って聞いてみた。

「あっ・・・あのさあ、君たち・・・誰?」

「ご、ごめんなンだ、ごめんなンだ」緑色の髪の猫が頭を下げ、まるで人間が謝るような仕草をし始めた。
「てっきりコロロだと思ってたニャ、ほんとごめんなンだ」
「ま、まあ人違いだった、ってこと、かな・・・何か女の子・・・みたいだな」

「私からもすみません、すみません」今度は青色の髪の猫が謝り始めた。
「い、いやいいよ、分かってくれたんなら・・・」
アースは一瞬何事かと思ったが、人違いということで内心「助かった・・・」の安堵感で一杯になった。

続く

164:名無しさん@ピンキー
09/06/04 23:46:42 Lx/RsZig
「どなたかは存じませんが、ケガをさせてしまったので、おわびに私達が治してさしあげます」
青色の髪の猫がアースのケガを治そうとまずアースの手を取った。
「えっ?どうやって治すの?薬とかあるの?」
「こうやって治すんですよ」と青い髪の動物はいきなりアースの腕をペロンと舐め始めた。
「うっ、うわーーーーっ!」アースはいきなり舐められてビックリし、後ずさりした。
「ちょ、ちょっといきなり舐めるなんて・・・」
「あら?私達は怪我をしたら傷を舐めて治すのが普通なんですけど・・・?」
「いっ、いや猫なら確かにそうかもしれないけど、お、俺は人間だから」
「大丈夫ですよ!御心配なく!さあ、チャムチャムもビビも手伝って!」
「はいニャ!」「おう分かったぜ」
アースは三匹の猫達に囲まれ、顔、腕、身体、足などの傷を順々に舐められ始めた。

ペロッ、ペロッ、ペロン・・・
ペチャ、ペチャ・・・
ペロ、ペロ・・・

「・・・(おおっ何だか気持ちがいい・・)っていかんいかん!」アースはなぜか猫達の舌遣いに少し興奮してしまった。
「うーん所々に傷をつけちゃいましたねえ、あら、ここも・・・」青い髪の猫が今度はアースの下腹部を舐めに入った。
「(うへあああああ)そ、そこは俺弱い・・・」
アースはヘソの辺りを舐められて恍惚の表情。しかも少し勃起してきた模様。
「いっ、いかん俺のチ○コが・・・し、しかしこれだけ舐められると・・・」
青色の髪の猫が下腹部を舐めている時に、手がアースの下半身へふいに移動して、コン、と何か手に当たった。
「あれっ?この辺に堅い棒みたいなものがありますけど何ですか?」
「!!い、いや何でも無いよ・・・もっ、もう大丈夫、傷は良くなったからもう舐めるのを止めてもいいよ」
「えー他にも傷があるんですけど・・・」
「こっ、この位の傷なら大丈夫さ!と、とりあえず俺は行くところがあるから、ま、またね」
「あ、あのお名前は・・・?」
「お、俺はアース・ジャスティスさ」
「私はリルリルです、そして隣がチャムチャム、ビビです。今度ここに来る時があれば、また傷を舐めてあげますね」
「わ、わかった。じゃ、じゃあこれで・・・」アースはなぜかがっかりしながらも、股間を抑えたまま偵察機に乗りピース空賊団の元に戻った。

続く

165:名無しさん@ピンキー
09/06/04 23:48:18 Lx/RsZig
「遅いぞアース!どこまで行っていたんだ?」戻ると同時にラブの声が。それもそのはず、すでに日は落ち夜になろうという頃であった。
「ご、ごめんちょっと野生動物に襲われて・・・」
「な、何っ!で、大丈夫だったのか!?怪我はないのか!?」
「け、怪我は少しあるけど、ま、まあ何とか助かったよ・・・」
「よ、良かった・・・アースに何かあったら、私・・・」
「(ラブ、俺のことを心配してくれてるんだ・・・)ごめん、ラブに心配かけちまったな・・・」
「ううん、アースさえ生きていてくれたら私はいいの・・・(涙)」
「ラブ・・・」

アースはラブの涙を手ですくい、気持ちを落ち着かせたところで
「・・・あ、そうだ湖を見つけたんだ。少し離れた場所だけど、結構綺麗な湖だったぜ」
「そうか!じゃあ飲み水にもいけそうだな!明日にでも汲んできてくれるか?」
「分かったよ!・・・ククク」アースはなぜか湖にいくことが楽しみになっていた。

そして翌朝
「ザック、俺は湖に行って皆の飲み水を確保してくるから、引き続きエリシオン号の修復を頼むぜ」
「任せておけ!早く美味しい水をたらふく飲ませてくれよ!」
「ああ待っていろ、いっぱい持って帰るからな、さあ出発だあ!」
「何かアース元気だな・・・?そんなに湖に行くのが嬉しいのか・・・?」
ラブは少し怪しいアースが気になったが、とりあえずエリシオン号の修復をザックと共に進めた。

続く

166:名無しさん@ピンキー
09/06/04 23:50:03 Lx/RsZig
アースが偵察機に乗り数分後、目的の湖に到着した。
「さーて湖の水をこのタンクに入れて・・・」
アースは水を汲みながら周りをキョロキョロしていたが、昨日の猫達はいない様子だ。
「何だー、今日はあの猫達いないんだな。ちょっと残念・・・」
とその時森の中で青色の髪の猫が歩いているのを見つけた。
「あ、あの猫たしか昨日の・・・!おーい、リルリルー!」
リルリルはその声に反応し「あっ!アースさんじゃないですか!」と笑顔を見せてこちらに近づいてきた。
「今日も湖に来たんですね、傷は癒えましたか?」
「傷はもうすっかり治ったよ。今日はちょっと湖の水が欲しくて・・・。あれっ、側にいる赤毛の猫は・・・?」
「あっ、この子ミュンミュンって言って、今日は一緒に魚を取りに来たんですよ。ほら、ミュンミュン怖くないよ・・・」
「・・・」
「ど、どうもミュンミュンちゃん。俺、アースってんだ。よろしく」
「・・・」
「ど、どうしたの?」
「アースさん、この子ちょっと怖がりなんです」
「そ、そうなんだ。ごめんねミュンミュンちゃん、俺怖かったかな?」
ミュンミュンは少し首を横に振ってアースの問いに答えた。
「ん・・・何だか可愛いね」
(ポッ・・・)ミュンミュンは少し顔を赤らめた。
「あらあらミュンミュン恥ずかしがって・・・ふふ、じゃあ魚取りに行きましょう」
「魚取り・・・!!!ちょ、ちょっと待ってよ。俺も一緒についていっていい?」
「えっ・・・?いいです、けど・・・」
「実は俺は釣りの名人なんだ(自称だけどw)」
「つ、釣りって何ですか?」
「(あ、そうか猫が釣り自体知ってる訳ないか)えーっと、道具を使った魚取りのことさ」
「へーっそんな道具があるんですか。みんなにも教えてあげなきゃ!じゃあ、みんなを連れてきますので向こうの川で待ってて下さい!」
「わかった。じゃあ俺は道具を運んでくるね」

続く

167:名無しさん@ピンキー
09/06/04 23:52:12 Lx/RsZig
>>112です。
とりあえず今日はここまで。
思いっきりベタな展開ですが、何とかアースさんとチャムチャムたちをくっつけましたw
この後の展開は皆さんの御想像通りの展開になる、かも?

168:名無しさん@ピンキー
09/06/05 00:40:02 DVNHVph1
支援あげ

169:名無しさん@ピンキー
09/06/05 03:36:45 d+4LAiDe
支援上げ

170:名無しさん@ピンキー
09/06/05 08:27:11 TfvNc6MV
無理にエロ入れなくてもいいんじゃない?
いやさここエロパロスレなのはわかってるけど(´д`;)

171:名無しさん@ピンキー
09/06/06 23:26:38 OBy6mSoS
>>112です。続きを投下します。

アースは水汲みのことも忘れ、釣り道具を川に持っていった。
数分後、リルリルたちがやってきた。ポノポノも遅れてやってきた。

「アースさんお待たせです。みんなに「釣り」っていうものを見せてもらっていいですか?」
「よーし見ておけよ。しかし久々にこのウキを使うけど釣れてくれなきゃ困るから頼むぜタフマン!」
「アースの旦那!今日は川釣りですかい!大丈夫!任しておけって!」
「じゃあいくよー、釣りってこうやるんだよ」
アースはタフマンウキを付けた釣り竿をピンと投げる。猫達も見た事のない魚取りの方法に真剣なまなざしを送る。
チャムチャム「わー面白そうニャ!」
ビビ「そんな棒っきれで取れるのか?」
リルリル「わくわく、わくわく」
ポノポノ「じーーーーーっ」
ミュンミュン「・・・アースくん・・・」

するとタフマンウキがピクンと動き気合の一声「おい!アースの旦那!引いてるぜ!」
「よし来た!そりゃーっ!」
アースが竿を一気に引くと、大きな魚が空に舞い上がりそしてアースの足元にバタバタと威勢よく跳ねてきた。その光景を見た猫達は一斉に
「うわーーーーーーっ!凄ーーーーーいニャ!」
「どーだい!こうやって魚を取るんだぜ」
「わーい!ボクにもやらせてーー!」チャムチャムは好奇心旺盛でアースの元に駆け寄った。
「アースさん!凄いです凄いです!」リルリルの目はキラキラと輝きアースを見つめる。
「へーやるねえ、大したものだ」ビビは腕組みをしながらアースを見ている。
「・・・ふ~ん・・・」ポノポノはぼーっとしながらもアースの技に感心していた。
「あわぁ(ぽっ・・・)」ミュンミュンはアースの鮮やかな技に顔を赤らめた。

続く

172:名無しさん@ピンキー
09/06/06 23:27:55 OBy6mSoS
アースの周りに5匹の猫が集まり、釣り道具を興味津々に触ろうとしていた。
「こらこら、待って待って。・・・この猫達って言葉はしゃべれるし、服も着ているし何かコスプレした女の子、みたいだな。すごく柔らかいし・・・ヘヘ」
アースは彼女達の肌が身体に密着し、猫とはいえ先日のこともあり少し興奮してきた。
「ほんと肌触りも人間と同じだよなあ。うっチ○コ勃って来たwマジかよ猫相手に」
「あれーっ昨日の棒みたいなのがまたここにありますよー」リルリルが皆に堅い棒のことを告げると、アースはギクッとなり
「あっ駄目だって触っちゃ!」
「隠さないで下さいー」リルリルがアースの股の間にスルリと入って来た。
「リ、リルリル駄目だよーー!」
リルリルはそのままアースのズボンを取った。

ビヨヨヨーーーン 

・・・アースの股間はもうはち切れんばかりに元気に立ち上がっていた・・・

「はああ・・・見られちまった・・・」彼女達の視線が一気に股間のイチモツに。

「バッ、バナナンだ!」
「ええっバナナン!?」
「・・・!!!」

「バナナン」という言葉に咄嗟に反応したのは・・・何とミュンミュン。
「ミュンミュン、バナナン食べるーーー!」
「うわぁーーーーっ!」

ミュンミュンの手がアースの反り返ったイチモツを掴み、そして丹念に舐め始めた。

続く

173:名無しさん@ピンキー
09/06/06 23:29:10 OBy6mSoS
「う、うわっミュンミュンちゃん・・・そ、それ俺の・・・」
「ペロン、ペロン・・・ミュンミュン嬉しいーーー」
「うわーボクもボクもーーー」チャムチャムもバナナンと勘違いしアースのイチモツを掴み舐め始める。
「はあぁーーーーーーっ!」彼女達の柔らかい肉球がアースの性感体を刺激し、さらに興奮度が増してゆく。
「はむっ・・・」ミュンミュンが今度は先っぽをくわえた。歯を立てずに、はむはむと頬張るだけの動きにアースはもう絶頂寸前。
さらにチャムチャムのお尻が顔に密着し、大事なところも丸見え状態。「ノ、ノーパン・・・!!!」興奮度は最高潮。

そのときリルリルがちょっと身体をモジモジさせてきて「や、やだ。私オシッコ漏らしたのかしら・・・」股間からなぜか汁のようなものが垂れてきた。
「・・・リルリル・・・私もオシッコかな・・・」ポノポノがリルリルと同じように股間から汁が垂れてきているのに気付きモジモジしていた。
「ポノポノも?何かしらこの汁は・・・。少し身体も熱いし・・・」
「あーっ!あの舐めているの、パクパクも同じの持ってるぞ!バナナンじゃねえぞ!」ビビが大きな声で喋ると「えーっ、バナナンじゃない?じゃあ、これは何なンだ?」とチャムチャムがアースのイチモツを掴んだ状態で問いかける。

と、それと同時にアースは興奮が最高潮に達し、イチモツから白い液体を四方八方に飛び散らした!

ドピュッ!「う、うわぁ!なンだ?」
ドピュッ!「きゃあ!」
ドピュッ!「あわぁ・・・」

ドクン、ドクンとアースの腰の動きに合わせ白い液体は何度も空中へと舞い上がり、辺り一面が白色に包まれた。
「バナナン、しぼんじゃった・・・」ミュンミュンがそう言うと同時に、アースは下半身を出した状態でそのまま目を閉じて深い眠りについた・・・。

174:名無しさん@ピンキー
09/06/06 23:30:22 OBy6mSoS
数時間は経っただろうか、アースはようやく目を覚ました。すると周りにさっきいた猫達が心配そうな目でアースを見つめていた。

「あっ!起きたニャ!」
「よかった~」
「おう、大丈夫みたいだな」

「あ、あれっ?ここは?」
「ボクたちの家だよ。さっき川でアースくん眠ってしまったニャン」
「そ、そうか・・・俺イッてしまって・・・あれ?何か頭の部分が柔らかい・・・」
「アース、くん・・・エヘヘ」
アースは何とミュンミュンに膝枕されている状態だった。ミュンミュンの小さな手はアースの髪の毛を毛繕いしていた。
「ああ、ミュンミュンちゃんか、びっくりした」
「エヘヘ、ミュンミュン、綺麗にしてあげるね」
ちょっとぎこちない感じではあるが、アースにはそれがなぜか心地よかった。
「アースさん・・・。ミュンミュンたら、アースさんのことすごく気に入っちゃったみたいです・・。アースさんが寝ている間からずっと側を離れないし・・・ミュンミュンのこんなに嬉しそうな顔、久しぶりに見ました」横でリルリルが寝ている間の状況を説明した。
「そ、そうなんだ。ミュンミュンちゃん、さっきはゴメンね。びっくりさせてしまって」
「ううん・・・そんなことないよ・・・」ミュンミュンは笑顔で顔を横に振った。
「ハハ・・・ほんと可愛いなあ・・・」

続く

175:名無しさん@ピンキー
09/06/06 23:31:15 OBy6mSoS
「・・・アースさん、ちょっといいですか・・・見てほしいものが・・・あるんです」リルリルが少しうつろな目でアースに問いかけた。
「えっ何だい?」
「さあポノポノも・・・実は、さっきアースさんが川でバナナンを舐められてる姿を見てから、私達のここ、さっきからずっと濡れたままなんです・・・」
リルリルとポノポノがアースの顔の近くで、突然自分の服を上にたくし上げた。すると彼女達の股の間からツーッと透明の汁が滴っていた。
「ブッ!・・・ちょ!ちょっと待って!」アースは彼女達の大事な部分を間近で見せられてしまい、思わず吹いてしまった。

「さあ、もっとよく見て下さい・・・身体も何だか熱くて・・・何なんでしょう、このお汁・・・。あっ、オシッコじゃないですよ・・・」リルリルとポノポノは少し顔を赤くしながらも、アースに何事なのか教えてもらおうと必死だ。

「うわぁ・・・彼女達のアソコスゲー濡れてる・・・ムワッとする匂いがたまんね・・・い、いかん、理性が・・・」
頭にはミュンミュンの膝枕、そしてリルリルとポノポノのアソコが目の前に。さっき出したばかりで萎えていたアースの分身に熱いものを感じてきた。
「うぉ・・・、俺のどんだけ元気なんだよ・・・だ、大丈夫さ・・・俺が、治して、あげるよ・・・」
アースは空いている両手を使って、彼女達の股の間に手を入れて、スジにそって指をなぞらせた。
「ニャアアアアアン・・・!!!」リルリルとポノポノはビクッとし、同時に喘ぎ声をあげた。
「ア、アースさん、何だか・・・気持ち・・・いいです・・・」
「ポ、ポノポノ・・・こんなの・・・初めて・・・」
「すげー、彼女達の汁がどんどん溢れてきやがる・・・」
リルリルとポノポノは足をガクガクさせながらも、アースの手の動きにどんどん顔が赤くなってゆく。

続く

176:名無しさん@ピンキー
09/06/06 23:32:08 OBy6mSoS
「けっ、何してんだよ、お前等・・・」ビビは先程から少し冷ややかな視線で見ていたが、少し落ち着かないので同じように股間を触ってみると「ええっお、俺も・・・?」ツーッと透明の汁が・・・。
「・・・!」ビビは驚いてもう一回確かめようと股間を触ったときに、ちょっと指先が突起のような部分に当たり、「ニャウン!!!」と今まで発した事のないような声をあげた。
「な、なんだ・・・?これ・・・き、気持ちいい・・・」ビビはその突起の部分をもっといじってみると、さらに身体が熱くなり自分でも信じられないぐらいの興奮が増してきた。
「ニャ、ニャ・・・た、たまんねー・・ぜ」ビビはペタンと座り込んで、自分のアソコをぐりぐりといじりながら顔を紅潮させていた。

「ムヒョー、ビビが股を広げて自慰してる・・・ま、まずい俺・・・」アースはこの光景にもう我慢できず、分身はさっきと同様に天を向いてガチガチになってきた。
それを見たチャムチャムとミュンミュンが「あー!バナナン復活だー!」「わーーーーいバナナンだーーー」
チャムチャムは咄嗟にそれを掴み、膝枕していたミュンミュンもバナナンに反応しすぐさまアースの分身にしがみついた。
「うわーーーっ、またかーーーー!」チャムチャムとミュンミュンはさっきと同じようにバナナンを舐め始めた。
すると自慰をしていたビビがやってきて「ア、アース、俺おかしくなってきた、舐めてくれたら治るかも・・・」とグチョグチョに濡れている股間をアースの顔に近付け、舐めてもらおうと懇願した。

もう凄い状況だった。アースの口はビビの股間を舐め「ペチャ、ペチャ・・・」両手はリルリルとポノポノのスジを愛撫し「グチュ、グチュ・・・」分身はチャムチャムとミュンミュンに舐められ「ペロン、ペロン・・・」。
アースと5匹の猫達・・・それはもう想像を絶するような光景であった。

「・・・こ、こんな一気に来られちゃ・・・、お、俺もう持たねえよ・・・」アースは限界が来ている事を察した。猫達も変わりばんこでアースへの愛撫を続け、アースはもう抑え切れない。

177:名無しさん@ピンキー
09/06/06 23:33:16 OBy6mSoS
「だ、だめだ俺またイキそう・・・!!!」
「ニャハーーーーーーーーン!!!」

ビューーーーーーーッ!ビューーーーーッ!精液が一直線にほとばしり、なんと家の天井まで真直ぐに飛んでいった!
猫達も「ニャーーーーーーン!」と身体を痙攣させ同時に昇天してしまった。
アースの射精はまだ続く「ぐっ!はっ!まだ出る・・・っ!」ドピュドピュ、ドピュッ・・・「うわ~、凄いンだ・・・」チャムチャムは驚きの表情。
ピュッ・・・ピュッ・・・流石に打止めの時がきたが、アースの周りはさっきの白い液体だらけ。「バナナン、またしぼんじゃったね・・・」ミュンミュンが言った。

「ハァ、ハァ、ア、アースさん、大丈夫です・・・か」リルリルも頬を赤らめ興奮状態だったがアースを心配する。
「はあ、はあ、今日2回目なのに、どこにこんなに溜まってたんだか・・・ちょ、ちょっと大丈夫じゃないかも・・・」
アースもさすがに大量の精液を2回も出したせいか、もう身体を起き上がらせることすら難しい状態に。

「そういえば、アースさん今日は湖に何しに来てたんですか?」リルリルがアースに問いかけた。
意識を無くしそうな状態だったが、そう言われた途端アースは思い出した。
「あああーーーーーーーっ!忘れてたーーーーーーーー!やべーーーーーっ!」

そう、今日アースは湖の水を汲みに来ただけなのだ。ザックやラブたちの飲み水を求めて。
そのあと、エリシオン号に戻ったアース。フラフラの状態でラブとザックからこっぴどく叱られたのは言うまでも無い。

FIN

178:名無しさん@ピンキー
09/06/06 23:43:01 OBy6mSoS
>>112です。
これにてスカイラブ&チャムチャムのコラボSSは終了です。
またアースか!とお叱りの声が飛んできそうですが・・・。アースさんの性欲はとどまるところを知りませんw
次回作のために、皆様の叱咤激励のレスお待ちしています。

179:名無しさん@ピンキー
09/06/07 00:09:06 2udB60ao
GJなンだ!!
チャムチャム愛が伝わってきました
あー久々に打ちたい、そして愛でたい

180:名無しさん@ピンキー
09/06/07 00:47:40 AO1SB0EV
GJ!面白かったよ

181:CR春一番
09/06/08 00:22:23 goM7WpJX
>>52-56の続きです。


消えた春華を追って森へ行き、洞窟で一夜を明かしてから。
風雅の行動は、彼を知る者なら誰もが驚くほど迅速なものだった。
まずは翌朝、森で拾った木の実を手土産にして春華を屋敷へ送っていく。
心配していた家の者に叱られる役は春華が一手に引き受けている間に、風雅はそっと人の輪を抜け出して春華の父の元に向かった。
「お願いします。僕に商売を仕込んでください」
いつもとはまるで別人のように熱心に頼み込む風雅に、春華の父親はいささか驚いた顔を見せた。
が、何かしら思うところがあったのか、しばしの後に彼は謹厳な面持ちで頷いた。
春華の父も、娘が自分の薦めた相手を気に入らなかったことには気付いていたらしい。
風雅は重ねて、明日には春華の家の使用人たちの大部屋へ住まわせてもらうことも決めて、屋敷をあとにした。
家に戻って荷物をまとめ、そして夕方には再び屋敷へと戻ってきたのである。
ぐずぐずしていては、春華が今にも他の男の嫁にもらわれていきそうな気がして。
いてもたってもいられず、風雅は毎日がむしゃらに働き、結果を出すべく頑張った。

そして、3年。
風雅は、周囲が驚くくらいに商才を発揮し、いまや春華の父の右腕となっていた。
まさかこれほどとは、周囲の者はおろか、きっと彼自身も想像していなかったに違いない。
無駄飯食らいの冴えない少年が、いまや大店に欠くべからざる貴重な人材となったのだ。
店に立つのみならず、仕入れや帳簿にも明るく、果ては新しい販路の開拓にも積極的に取り組む。
そのオールラウンダーぶりに、当初の彼に対し「まあやらせてみるか」程度に思っていた春華の父も喜んだ。
場さえ与えてやれば、今までが嘘のように輝ける。
短期間で彼がこれほどまでに力をつけたのは、隠れた商才のおかげもあったが、何よりも春華のためであることは言うを待たない。
「春華を僕の奥さんにするためなら、何にだって耐えられるよ」
折に触れて風雅が言う言葉は、春華の胸を熱くした。
まさかそこまで思っていてくれるとは、彼女自身全く考えていなかったから。
ふうんとか精々頑張ってとか、相変わらずそっけない風ではあったが、春華はどんどん風雅に惹かれていった。
そして二人が21歳を迎える年、春華の父はとうとう、風雅を婿養子に迎えたい旨を彼に告げた。
それを聞いた風雅は飛び上がらんばかりに喜び、昔の少年らしい表情になる。
春華も今度は父の勧めに素直に頷き、家出することもなかった。
大店の娘の婿になる者といえば、商家の次男坊がほとんど。
家も同程度の縁組が普通なせいもあり、二人の婚約は地域の耳目を集めた。
中には「成り上がり」などと口さがなく言う者もいたが、風雅は笑っていた。
「春華のお婿さんになることが僕の目的だからね、そう言われても仕方ないよ」
無事に婚約を済ませた日、風雅はまぶしいほどの笑顔を見せた。

半年の婚約期間は無事に過ぎ、いよいよ祝言の当日がやってきた。
慣れない紋付袴を着た風雅と、白無垢に身を包んだ春華、そして盛装した両家の親族。
地域の人々にも盛大に祝福され、二人は緊張した面持ちで祝言にのぞんだ。
その場にいる人々で花嫁の美しさを口にしない者はなく、それが風雅の自尊心をいたく満足させた。
花嫁衣裳に身を固め、晴れの日の化粧を施した春華はなるほど、ちょっと正視できないほどに美しかった。
本当に彼女が自分の妻になってくれるのかと、風雅は祝言の間中、何度も自分の頬をつまんだ。
神前で厳かに一通りの儀式をつつがなく済ませ、皆揃って春華の家の屋敷に帰ってくる。
大広間には客人が入りきれず、ふすまを取り払った別室や廊下にまで人が溢れて、大宴会が始まった。
主役たる二人が緊張に押し黙っているのに対し、気楽な参列者は飲めや歌えのどんちゃん騒ぎで盛り上がる。
しまいには長唄や腹踊りまでもが飛び出し、館の喧騒は続いた。

夜も更けてきた頃、花嫁の介添人に促された春華がそっと席を立つ。
その瞬間、列席者から次々に酌を受けてへろへろになっていた風雅の体がこわばった。
「(いよいよだ……)」
花嫁が先に宴席を退出するのは、初夜の準備を整えるため。
婚礼衣装を脱ぎ、身を清めて薄化粧をして夫の訪れを待つ。
貧富の差により違いはあるが、それがこの花札の国で連綿と続いてきた初夜の作法であった。
酒でぼんやりとしていた風雅の意識は一転して冴え渡り、心臓は早鐘を打ちはじめる。
あれほどやかましかった周囲の喧騒も、戸を隔てたように遠くに聞こえる。
時間が経つのがもどかしいような、逆に怖いような複雑な気分で彼は傍らの誰もいない空間を見た。


182:CR春一番
09/06/08 00:23:48 goM7WpJX
「(春華は、今頃……)」
湯を浴びているのだろうか、それとももう褥の設えられた部屋にいるのだろうか。
様々な想像がむくむくと湧き上がってきて、彼を気もそぞろにさせる。
この3年半、商売のことを学ぶためにひたすら自分に厳しく生きてきたとはいえ、風雅もまだ21歳の若者だ。
今日めでたく妻とした人のことを考えて、血を滾らせてしまうのは仕方がない。
幸い、袴をはきあぐらをかいている上に、目の前には膳がある。
多少‘元気’になったとしても、見咎められる心配はなかった。

半時ほどの後、婿側の介添人が風雅に近付く。
その瞬間、今まで思い思いに宴を楽しんでいた人々が、彼を一斉にはやし立てた。
エールから指笛、果ては下品な掛け声に至るまで、およそ思いつく限りの方法で。
年配の者は、頑張れよという親心から。
若者は、比類のないほど美しい花嫁との初夜を迎える風雅に対しての羨望と嫉妬から。
皆に口々に言われて頬を真っ赤に染め、風雅はつんのめりながら広間を出る。
背中にまだ止まぬ声援を浴びながら、彼はぎくしゃくと長い廊下を歩いた。
「(落ち着け、落ち着け俺)」
自らに言い聞かせても、一足ごとに胸は高鳴り、身体中を熱い血が駆け巡る。
長年待ち侘びたその時がすぐ目の前に迫っているのだから、落ち着けるはずもなかった。
浮き立った気持ちのまま何度も何度も体を洗い、ふやけるのではないかというほど湯をかぶり、ようやっと風呂から上がる。
湯殿を後にした風雅は、用意されていた新品の白小袖に着替えて廊下に出た。
夜風が、微かに湿り気を帯びた彼の首筋をついと撫でていく。
彼の足は、広間の喧騒もほとんど届かない屋敷の離れの方に向かっていた。
そこに、今日夫婦となった二人の新床がしつらえてあるのだ。
胸を高鳴らせながら歩く風雅は、一対の精緻な鳳凰の絵が描かれたふすまの前で立ち止まる。
「(この向こうに、春華が……)」
胸に手を当てて心臓をなだめ、それでも気もそぞろな動きで彼はふすまに手をかけた。

ふすまの向こう、ついたてで仕切られた奥の間に、小さな明かりが灯っている。
控えめに香が焚きしめられているその小さな空間に、春華はいた。
彼女は花嫁の装いを改め、風雅と同じに新品の長じゅばんを身にまとい、所在なげに壁を見つめて座っている。
昼間に高く結い上げられていた髪は、今は肩に下ろされ、黒い流れとなって彼女の背を艶やかに彩っていた。
「春華」
風雅の呼び掛けに、春華がゆっくりとこちらを向く。
「あ……」
いつもの快活な彼女らしくない、不安と動揺に彩られた小さな声。
その意味に、風雅はまた心臓をドキリとさせた。
「(緊張してるんだ、春華も)」
三年半の間、商売の勉強に打ち込むため、風雅は以前のように春華と野や森で遊ぶことはなくなっていた。
春華の父へ少しでも印象を良くするためにと、婚前に男女の仲になることも我慢して。
頬への軽い口づけ程度にとどめていた触れ合いが、今日やっとこれから前進することになる。
「(大丈夫、かな……)」
年の近い者に閨でのイロハを教わったとはいえ、実践するとなると不安が募る。
しかし、せっかくここまできたのだからと、風雅は自らに活を入れた。
「は、は春華っ。つっ、疲れてない?」
さりげなく尋ねるはずが、予想以上に上ずった声が出て、風雅は今にも倒れそうになる。
彼の問いに対し、春華は少し迷ってからこくりと頷いた。
「あ……。え、と……」
次に言うべき言葉が見つからず、風雅は口を開けたまま固まる。
調子っ外れの自分の声を笑うでもなく、緊張気味に座っている春華は、彼の知っている春華ではなかった。
「(どうしよう、どうすればいいんだよ!)」
焦れば焦るほどますます頭の中が真っ白になり、風雅は酸欠の魚のように口をパクパクとさせるばかりだった。



次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch