08/10/13 22:21:25 j6Zl0djP
< 前スレ サラセニアン続き>
それから数日後、久々の休みが取れた菜月は千鶴を遊園地に連れて行く事にした。
無邪気にはしゃぐ千鶴を見ながら、ますます暗い気持ちになるのだった。
本当に、彼女を蘇らせたのは正しい事だったのだろうか?
「どうしたの?」
千鶴が顔を覗き込むようにしながら尋ねた。
「いや・・・大丈夫。少し疲れたんだな・・・・。」
苦笑いを浮かべて見せた。
もう手遅れだ・・・・。もう何度も自問自答してきて、答えが出ている筈なのに・・・・。
<続く>