08/10/11 19:44:22 QqQ1Fdv+
大友は軽くステップを踏み、舞子の間合いに飛び込むと「シュッ」という音を立て、
物凄い早いストレートを繰り出した。893の喧嘩で遣るような物ではなく、本格的な
ボクシングのパンチだ。確実に舞子の顔面を捉えた筈だった。
”!?”
ふいに舞子の姿が横にブレた。空しく空を切る拳
「ふふっ、良いパンチですわ・・・。でも、それではあたしに掠りもしませんわよ。」
莫迦にしたような笑みを浮かべる舞子に、さらに左フックが放たれた。
だが、またも空を切る。
<続く>