コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage11at EROPARO
コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage11 - 暇つぶし2ch350:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:39:19 Yr1XYGac
初投下。
一期のギアスを得る日の朝。
ナナリーが一年前暗殺された(実際は生きてる)。自殺しようとしたが咲世子とか会長に止められた。
という設定で。とりあえずルルーシュ×咲世子

351:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:39:50 Yr1XYGac
いつものように失ったものに手を延ばし続ける悪夢、浅いまどろみの中から、意識がゆっくりと浮かび上がる。
閉め切られたカーテンによって昇る日は減光される。夜にもたらされた肌寒さは背中にまだ重力が張り付くように留まっている。
自分の体温は、昔から他の人間よりも少し低い。
かつてはそれをただ一人愛し、守ろうとした妹の手に触れることで補っていた。


自分を母の様に抱きとめたまま眠る咲世子の剥き出しの胸から顔を離し、目を開く。
乱れたシーツと所々に染みついた精液が、昨夜の行為の名残を感じさせた。

352:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:41:06 Yr1XYGac
固く固く勃起していた。自分から腰が振れなくなるまで肉欲を吐き出して数時間しか経っていないと言うのに。

みっともないな、と自分を嗤う。
こんな所ばかりあの男に似ている。母を弱者と言い、子を見捨てた父の名に最も遠い男に。


日本人である咲世子、ブリタニア人である自分。
どちらも体型は細身で成人した彼女に比べ自分はまだ熟し切っていない。
それなのに、性器だけが日本人の成人男性以上の大きさを保っている。
これも血か。
何人もの后妃を孕ませ、子を成してきたあの男、ブリタニア皇帝とその国の。

353:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:42:12 Yr1XYGac
同級の友人よりも一回りは大きいだろう睾丸を包む陰嚢。
包皮が剥けきり、ここ一年で色のくすんだ、高くエラの張った亀頭。


咲世子の背に腕をまわすと彼女の内腿に先が触れ、雌をむさぼれと脳が囁いた。



肌に爪を立て、喉笛を傷つけないように甘噛みする。
「はっ」
と彼女の口から息を吐く音が響く。
目を覚ました咲世子はしばらく寝惚け呆けた後で、慈愛の笑みを浮かべた。


「好きに、お使いになって下さい。いつものように」


354:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:43:06 Yr1XYGac
性器の先と性器の入口を何度も何度も擦り合わせ乳房を少しだけ強く揉みしだく。
数分もすればカウパーがとろとろと蜜になり、咲世子もペニスを受け入れる準備が出来ていた。
「咲世子、さん……!」
「は、ぁい。我慢などなさらず、に」

私の中へ。という言葉と共に、
一気に、にゅる、のるんと音を感じる勢いで挿入し、子宮口に触れるほど繋がった。



腰をぱちゅぱちゅと愛液を溢れさせながら打ちつけると、
咲世子は脚を持ち上げて枝に蔓が巻きつく様にしっかりと絡める。
普段は主張の無い唇が濡れていることに欲情を誘われ息を吸い込んでから口をつけ、粘膜接触を求める。

355:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:43:42 Yr1XYGac
「ふ、ぅぅうぅ」
咲世子が必死で鼻で息をするのを無視。
舌を舌で追い、そのまま食べてしまおうかと思う。
噛み切ったとしても彼女ならば抵抗せず受け入れるのではないかというおかしな期待。

唾液の味がする。起きたばかりの、まだ酸味が強いそれは脳を直に揺さぶる、そんな妄想を抱かせる。

たっぷり数分そうした後で、舌を離し、口を離すと咲世子はそのまぐわいに溺れた、とけた表情で言葉を発した。

「ルルーシュ様の、べろちゅー、とても気持ち良かったです」

356:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:44:34 Yr1XYGac
十五分腰を振り続け、しかし咲世子が絶頂しない様に加減する。
「イカせて、下さい、ルルーシュ様ぁ……。私の、はしたない子宮に子種を注ぎ込んで下さい……!」
正常位に疲れたと、体力は相変わらずだと思いながら体勢を入れ替え、騎乗位で咲世子になすがままに犯される。


「もう」
出ますよと声を出すことさえ億劫で、言葉を諦める。
タイミングを合わせ咲世子の太腿を手で押さえつけ、一番深く繋がった所で射精する。


ぁぁぁぁぁああああ


と声にならない叫びをあげて自分の上で達した咲世子を見上げながら、
歯をくいしばって最後の一滴まで孕ませるかのように数秒にわたってびゅる、びゅると射精し続ける。

357:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:45:32 Yr1XYGac
絶頂を終え、しな垂れかかる身体を抱きとめ、口付けた後で涙が滲んだ。
目を咲世子が舐めとり、優しく抱き締める。
「おはようございます、ルルーシュ様」
「おはよう、咲世子さん」

今日も、妹が死んだ後の、価値の無い世界が始まる。

358:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:46:45 Yr1XYGac
この後、絶対遵守ギアスでハーレム作るか愛されギアスでハーレム作るか考え中。
とりあえず最初の犠牲者はヴィレッタさん予定。どうでしょう。

359:名無しさん@ピンキー
08/10/09 01:05:05 aAkCi5Mv
どっちにしろハーレムなのなw
退廃的な雰囲気が非常に好みなんだが、一点だけ残念なところが。
sageてくれ。

360:名無しさん@ピンキー
08/10/09 01:18:06 sSdck8M/
超GJ(メール欄にsageって書けばsageになる)
ナナリー死亡前提が新鮮だったw
さよこさん良いな・・・母性あふれるエロ最高
そういや一期のころはさよこさん呼びだったな
今は名前呼び捨て、しかも天然忍者呼ばわりしてるがww

次作品、正座して待ってる

361:名無しさん@ピンキー
08/10/09 01:20:08 Yr1XYGac
初めてでテンパったみたいでした。注意感謝。すんませんです。

ハーレムはやっぱり好きなんで。次があったら数日中に投下すると思います。
また読んでやって下さい。

362:名無しさん@ピンキー
08/10/09 08:20:12 dGZ8lvoR
とりあえずGJしとくけどさ。sageてくれ頼むから。

363:ルルーシュ・2000番台 ◆oa.d5kgsxk
08/10/09 09:02:44 xN0E0Esk
テンパるとルルーシュ、落ち込むと絶望先生となる2つの人格がある。

364:名無しさん@ピンキー
08/10/09 10:32:56 3516jKVb
ルルーシュハーレムならきっとジェレミアは「良き子の誕生をお待ちします!」と育てる気まんまんだろうな


365:名無しさん@ピンキー
08/10/09 12:28:48 qq6+ycoL
>>364
子供がオレンジ漬けに!

366:名無しさん@ピンキー
08/10/09 12:37:44 AMZbvKZ7
>364
多分ハーレムじゃなくてもルルーシュにある程度の身分があったら育てたがると思うぞ
乳母の男版みたいなの

367:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:50:27 Yr1XYGac
GJ貰えて嬉しかったので>>351>>357の続き投下します。今日はきちんとsageないと。
題はナイトメアオブルルーシュとかそんな感じ。

扇から寝取る方が良かったけど、状況が微妙になるのでこれで。
ルルーシュ×ヴィレッタ


368:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:51:49 Yr1XYGac
リヴァルに頼まれてチェスの代打ちに行った帰り、運悪くテロに巻き込まれた。
逃げ込んだゲットーの廃墟で自分を庇った謎の少女に力を与えられ、目撃者の自分を消そうとした軍人達を自害させた所で正気を取り戻した。



廃墟から出ようとすると一機のナイトメアフレームがやって来た。
力、あの子はギアスと言っていただろうか、を使ったが反応しない。
何か今までと違う感じが左目からする。恐らく相手と目を合わさなければいけないのだろう。
適当に嘘をつき身元確認の為だと機体から降ろさせた。

「俺に服従しろ」
こちらに向けていた銃を下ろし、パイロットは分かったと言って頷いた。


369:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:52:51 Yr1XYGac
パイロットは咲世子さんとそう変わらない年齢の女だった。
まず美女と言って良いだろう。長い髪の一部を後ろに纏め、目と鼻筋はきりっとしてそれぞれが均整の取れた配置。
気の強さを感じさせる顔とそれに加えてすらりと伸びた長身。


褐色の肌はどこか一般的なイメージにある白人とは違う異国情緒を醸し出し、その身体は平均よりも大きく熟した胸と、
軍人特有の鍛えられたスリムさを兼ね備え、男なら目を奪われずにはいられない魅力を持っている。

370:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:53:39 Yr1XYGac
二人でナイトメアに無理に乗り込み、動かさせる前に狭いコックピットに女の汗が混ざった匂いが漂い、鼻を突いた。
視線を女に向ければ軍の物とは思えない露出の多い服。
水着のような形の、いや、それ以上に胸の主張が強いボディスーツだ。
股のV字にカットされた部分に手で触れると、沸々と欲情が生まれる。


また勃起した。
体力は並み以下だと言うのに精力はふざけているほどにある。褐色の肌を白濁で染め上げたくなる衝動に襲われた。

―我慢する必要などない。好きにすればいい。力こそ全て。それが彼女の仕えている国の掲げる主義なのだから。

371:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:54:47 Yr1XYGac
制服のズボンが窮屈だ。まず女の肩と肘の半ばまで覆っている手袋を自ら外す。
女は何も抵抗しないが眉だけをひそめ、表情を若干変えた。
「何か文句でもあるのか?」
「いいや、私はお前に服従する。だが、そんな事をして一体何がしたいんだ?」

言う事は聞くが、性格は変わらないのだろうか。それならそれで良い。
意思のない人形を抱くよりも面白いだろう。

「お前が処理するんだよ、その口で俺の肉欲を」

372:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:56:03 Yr1XYGac
「なっ……!」
女は俺の言葉を理解し、顔をほとんど一瞬で赤くした。
肌の色に合った薄紫の紅に彩られた唇を僅かに震わせ少女の様に手で触れる。
だが、服従しろという命令には逆らえない。

その反応にとてつもないサディスティックな愉悦を感じ、俺は笑みを浮かべた。
丸っきり悪人の笑いだっただろう。天国という物があったとしてもそこにいるナナリーには見せられないな。

……ナナリーが生きていたらこんなことはしなかったのだろうか。
止めよう、妹の事を考えると萎える。彼女は穢れない存在でいなければならない。


そんなことを考えている内に女が身を上手く折り、ナイトメア操縦に必要なフットペダルの場所、
車で言うアクセルやブレーキのある空間に膝をつき、ズボンから抑えつけられたペニスをぎこちない所作で取り出し、
恐る恐るその先端に舌を這わせた。

373:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:58:42 Yr1XYGac
咲世子さんとのあらゆる行為を許された爛れた関係とは異なり、普通の女性にとって、男性器を口に含むなどという交わりは抵抗があるだろう。
ましてやそれが自らを律することを義務付けられた軍人であれば、プライドの高さもあり余計に。

「下手だな、そんなことではいつまで経っても満足出来ないぞ」

その言葉を聞き、女は若干恨めしげに上目遣いでこちらを見上げる。
一瞬躊躇した後、意を決して俺の亀頭を口の中に含む。

女の体温を性器で感じ、そして状況の特殊さから来る背徳感が性感を刺激する。


374:名無しさん@ピンキー
08/10/09 21:00:01 Yr1XYGac
「さっきよりはマシだな。だが、まだ足りないな。こうするんだよ」

そう言って、俺は女の頭を両手で押さえつけ何度か無理やり前後させる。
「うぷ、う、ぅぅぅううっ」

俗に言うイラマチオだ。喉を性器に見立て抽送を繰り返す。
ペニスの臭いはシャワーも朝浴びてきたし、普段から清潔にしているからそれほどきつくはないはずだ。
動きも実際それほど激しくはない。どちらかと言えばこの苦しみは精神的な物が大きいのだろう。
苦しむ顔は心を満たしてくれるが、射精感を促すには性器との交わりには及ばず微妙だった。

十秒ほどで頭を振らせるのを緩め、喉ではなく今度はゆっくりと女の口を蹂躙する。

375:名無しさん@ピンキー
08/10/09 21:01:18 Yr1XYGac
頬を何度も内側から削ぐ様に擦り、亀頭が奥歯に当たる感覚を楽しむ。
「少し歯を立てていいぞ。甘噛みする位の力加減でな」

身体の中で最も敏感な部分の一つである性器の先の快感は、ナナリー誘拐の実行犯を拷問した時、
爪を剥ぎその肉を錐で刺した時の痛みを思わせる。

女は先ほどのイラマチオで若干涙目になっていたが、ギアスの影響か、或いは漂う匂いと雰囲気にあてられたのか発情しているようにも見えた。

「淫乱な公僕だな、まるで餌にがっつく豚だ。っ、射精するぞ」

我慢しきれなくなった所で、一気に精を口の中に吐きだした。

376:名無しさん@ピンキー
08/10/09 21:02:18 Yr1XYGac
ペニスを抜きだし、口の中、舌の上に精液を乗せたまま吐くことも飲むことも許さない。
抗議する様に声にならない、ん、むむむという唸りを聞いて一言命じる。
「息を止めるな。鼻で空気を吸い込んでしっかりと味わえ」

子供が泣いた時、鼻をすする呼吸。ツンとした刺激を感じているのだろう。
女は目に涙を先ほどよりも溜めている。

「いいぞ。飲み下せ」

喉が動く様を見て、朝に咲世子にされたように目を舐めて涙を拭き取り、
頭をかつてナナリーにしてやったように撫でてやる。

377:名無しさん@ピンキー
08/10/09 21:03:22 Yr1XYGac
放心状態の女を見ると不覚にもどこか愛おしく感じてしまった。だが、今はこれ位で良い。とりあえず収まった。
ペニスをズボンにしまい、ナイトメアを発進させる準備に入る。

「……満足したのか?」
女は相変わらず顔を赤くしたままそう問いかけた。

そんな言葉を聞こえないかのように無視する。
「俺の名前はルルーシュ。ルルーシュ・ランぺルージ。いや、隠す必要もないか。
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。お前の仕えるべき国に捨てられた皇子だ。
お前の名は何と言う?」

378:名無しさん@ピンキー
08/10/09 21:04:18 Yr1XYGac
面喰った様に一瞬表情を強張らせ、少し時間を置いた後、思考を放棄したのか女は口を開いた。
「ヴィレッタ。ヴィレッタ・ヌウ、……です」

「そうか、ヴィレッタ。お前は中々言うことを聞くいい子だな。慌てるな、また可愛がってやるから」

俺は彼女に微笑みかけた。かつてナナリーに目が見えなくてもそうしていたように。
笑顔を見て一瞬隙が出来たので、彼女の口に放った自分の精液を自分の身体に戻すように濃厚なキスをする。


ギアスの力だけではないのだろう。特異な状況で受け入れやすいこともある。
自分から腕を回し、ヴィレッタはこちらを強く抱きしめてきた。


ギアス。この力があればナナリーが死んだ元々の原因であるブリタニアへの復讐と、
そしてそれが例え慰みだとしても、僅かでも彼女の代わりになる存在を見つける役に立つだろう。
―失うものなど、もう何もない。この命ですら惜しくはない。
ヴィレッタとのキスを終え、これから自分がもたらす混沌へと思いを馳せた。

379:名無しさん@ピンキー
08/10/09 21:05:24 Yr1XYGac
投下終了。

ブリタニア軍の制服とかパイロットスーツのエロさは異常。
次はユーフェミア+コーネリア、或いは本編で可哀相だったモニカが書きたい。

380:名無しさん@ピンキー
08/10/09 21:33:57 RsbZ4ieB
乙オブ>>379

モニカとどう絡ませるのか気になるw

そういえば、1期のサウンドエピソード5で、会長とんでもない事言ってるのな。

381:名無しさん@ピンキー
08/10/09 21:56:12 abC3qI+K
>>379 GJ!!また今度でいいので、ルルーシュ×神楽耶を書いてくれるとうれしいです。

382:ルルーシュ ◆4BFiYFrvns
08/10/09 22:21:34 xN0E0Esk
人間用タイムスイッチ

今回は、糸色 望先生がドラえもん、ルルーシュがのび太として活躍します。

ルルーシュは見たいテレビ番組(家庭教師ヒットマンREBORN!)を見逃してしまい、
更に、カレンの家に遊びに行くのを忘れてしまい、更に、ナナリーに頼まれていた
限定発売のギアスの紋様のある切手を買うのを忘れてしまい、更に宿題をするのを
忘れてしまい、糸色先生にすがっていた。困り顔の糸色先生は「人間用タイムスイッチ」を
出した。「あと3分で21時になるから、その時間にルルーシュさんがマカレナダンスを踊る」と
吹き込んで、ルルーシュの腕にこれを付ける。すると、ルルーシュは時間通りにマカレナダンスを
踊ってしまう。タイムスイッチの便利さが分かったルルーシュは、明日の午後の予定を吹き込むのであった。

ルルーシュ「ん?何故俺は、無意識に机に向かって規格書を書いているんだ?ひょっとして、
タイムスイッチに午前と午後を間違えて吹き込んでしまったらしい・・・。絶望した!どうしましょう?」

3時・・・。ルルーシュ「ひょっとして、まさか、コンビニに行って、ガムを買うんだった!」
タイムスイッチの力で無理矢理コンビニまで行かされてガムを買い、カレンの家でじーっと5時近くまで
過ごすことになった。ルルーシュ「5時近くまでここでじーっと座っているのか?つらいなあ・・・。」

5時・・・。ルルーシュの自宅に帰ったものの、ルルーシュはテレビを付けて、映っていないテレビを
見ていることになる。実は、予定は午後5時に「コードギアス・反逆のルルーシュR4」を見る予定であったが、
午前と午後を間違えていたため、朝早くの映っていないテレビを見続ける羽目に・・・。
ザーーーーーーーーーーーー・・・ ルルーシュ「やっていないテレビを30分見るのはつらいなあ・・・・。」

ルルーシュ「5時30分から6時30分まで入浴・・・。うっ!?うわっ!?やめろ!すっかり冷めている!うっ!?
うわっ!?つ、冷たーい・・・。俺はこの水風呂に1時間も入っているの!?これでは拷問だ・・・。へっくしょん!!」
ルルーシュはタイムスイッチの力で無理矢理冷たい水風呂に入らされる羽目になってしまった。まさに拷問だ。
ルルーシュの顔はすっかり真っ青で、「絶望した!」の状態で、水風呂に入ったせいで風邪をひいてしまった。

糸色 望「ひょっとして、タイムスイッチに午前と午後を間違えて予定に入れてしまったんだ・・・。」
人間用タイムスイッチは、午前と午後を間違えると、上記のようにとんでもないことになります。

383:名無しさん@ピンキー
08/10/09 22:55:39 klxhOYiw
>>381
ずうずうしい…

384:名無しさん@ピンキー
08/10/09 23:02:06 OQV05zeN
ハーレムなんだから、いずれ書いてくれというのは特に図々しい願いでもなかろうにw

385:名無しさん@ピンキー
08/10/10 00:08:41 Q8kDhhQz
>>379
乙!!
ナナリーいないとルルーシュ暴走しすぎだろww
ハーレムシリーズ楽しみにしてる

386:名無しさん@ピンキー
08/10/10 01:20:04 wI+oc8Q6
>>382 自分のブログとかでやってください。面白くもエロくもないのはお呼びじゃありません。

387:名無しさん@ピンキー
08/10/10 08:14:40 WElK+pIY
は?テメエが消えろカス

388:名無しさん@ピンキー
08/10/10 09:04:41 Bk/jgwxB
>>387
いや、>>382って前からけったいなことを突発的に書き込む>>363
思うんだが…もしかしてご本人?

389:名無しさん@ピンキー
08/10/10 10:09:16 2fq9BX4X
前スレが埋まっててことになかなか気づけなかったよ。
はー…ラブラブなカレン関連が読みたい…

390:名無しさん@ピンキー
08/10/10 12:28:31 B/Uoo1aw
>>389カレン関連の…
親父ギャグとはおぬしやるな!

391:名無しさん@ピンキー
08/10/10 12:30:47 u+rRaM5n
カレンみたいなゴリラにラブラブとかきもい

392:名無しさん@ピンキー
08/10/10 12:37:06 Bk/jgwxB
>>391
嫉妬お疲れ様ですどブス様!

393:名無しさん@ピンキー
08/10/10 12:46:02 QpkaGCJ1
カレンが
ごついだと…



394:名無しさん@ピンキー
08/10/10 14:21:43 u+rRaM5n
かぐやと比べると浅黒いカレン

395:名無しさん@ピンキー
08/10/10 14:25:21 2fq9BX4X
ほんとに21歳以上?中学生かなんかなんじゃないかね。

別に相手が杉山とか名無し学生Aとかでもカレンが幸せそうならそれでかまわないのに。
藤千葉もいいなー。

396:名無しさん@ピンキー
08/10/10 15:31:20 G7ArS4T9
こうもあからさまなキャラアンチに反応すんなよ
阿呆が

397:名無しさん@ピンキー
08/10/10 15:36:05 H8miDQHO
カレンとルルーシュが生前にくっつくとしたら
やはりナナリー生存確認が取れてなきゃだめだと思うんだ。

あのキスシーンでルルがアレだったのは、ナナリーのいない世界で
もう誰にも心動かさず、自分の末路に突き進む覚悟を固めてたからだからねー。

398:名無しさん@ピンキー
08/10/10 15:38:53 H8miDQHO
あーでも 「ゼロレクイエム後になぜかルル生存ルート」 ならくっつくかな。

ただその場合、C.C.との争奪戦は必至と思われwww


399:名無しさん@ピンキー
08/10/10 15:57:24 4HcSHTCA
まあ、エロパロだから。
書き手次第でなんとでも。

400:名無しさん@ピンキー
08/10/10 16:27:20 u+rRaM5n
>>397
カレンとくっつくとかキモいしありえないから
カレンにはジノって新しい男がいるじゃんw

401:名無しさん@ピンキー
08/10/10 16:35:15 Bk/jgwxB
>>400
ド腐ス様嫉妬お疲れ様です!
でもルルーシュ様はド腐ス様のものにはならないと思います!

402:名無しさん@ピンキー
08/10/10 16:37:04 ceUVZyzY
どうしてスルーできないのかな?かな?

403:名無しさん@ピンキー
08/10/10 16:38:06 Bk/jgwxB
つーかこの口調疲れるな。飽きた。

404:名無しさん@ピンキー
08/10/10 16:50:57 G7ArS4T9
ID:Bk/jgwxBも荒らしと変わらんな

405:名無しさん@ピンキー
08/10/10 18:26:30 WDHVVsv7
ググレカス

406:名無しさん@ピンキー
08/10/10 18:33:39 Z0bYLedX
>>404 は?人を引き合いに出すなクソが

407:名無しさん@ピンキー
08/10/10 19:08:05 p+AYTGtQ
緊急浮上します

408:名無しさん@ピンキー
08/10/10 19:14:30 RIuUBVdk
ルルーシゅ

409:名無しさん@ピンキー
08/10/10 20:04:32 0lNWbBkj
マターリと行きましょう。神楽耶はもう少し後でカレンの次あたり。その前に天子様行こうか悩み中。
黒いけど鬼畜になりきれないヤンデレ系ルルーシュを楽しんで貰えたらイイナー。

夕方から暇だったので書けました。
>>379、誤字とかの確認もあるので21時頃続き投下始めます。

410:名無しさん@ピンキー
08/10/10 20:08:17 Nzi4L6kP
メジャーだろうがマイナーだろうが
男女カプで二人のキャラが合ってれば良い
マイナーはIFものとして読むし書く、その多様性が楽しい
FFのあのカプやあのカプみたいに荒れ要素があろうが
全てに於いて、一々干渉するようなゴミが悪い

411:名無しさん@ピンキー
08/10/10 20:59:37 0lNWbBkj
思ったより次回以降の為に前半の分量が長くなってしまった。
C.C.はマオイベントが終わってないのでまだエロなし。ルルーシュ×モニカ。


412:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:00:08 0lNWbBkj
ヴィレッタと共謀し、ギアスを有効に使って俺は虐殺の続くゲットーを抜けG1ベースに乗り込んだ。

クロヴィスを手駒に加える為だ。間接的とはいえ、俺の初めての友であるスザクを殺した罰。
奴は死にすら値しない。たとえ、かつて友好的でチェスなどで遊んだ腹違いの兄だったとしても。

この機を逃せば普段政庁にいる奴にギアスをかけるのは何らかの物的証拠が残る可能性もある。
ヴィレッタを使って俺が生きていると知らせても社交家として知られる奴の事だ、大事になるだろう。
一応、これまで世話になった恩もある。学園の人間に迷惑はかけたくない。


413:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:00:39 0lNWbBkj
あの少女の為に突発的に起こされた物であると推測出来る、
この戦場での普段の警備とは異なる隙を突くのがリスクはあってもベターだと判断した。

レジスタンスが幾らか抵抗しているようだが、正規軍には敵わないだろう。
あと数時間で掃討が終わると言う所で俺はG1ベースにいる人間をギアスによって自らの手に収め、見苦しい戦闘を止めさせた。


クロヴィスはボロ雑巾の様に、精々道具として散々使いまわしてやるとしよう。
ギアスを使った後、奴は皇族時代を思い出させる口調でとても俺に懐いてきた。
……役に立てば殺すのだけは勘弁してやろうか。


414:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:01:44 0lNWbBkj
俺はエリア11が中々上手く治まらないから責任を取るという理由でクロヴィスに総督位を返上させ、
ナナリーの暗殺を指示した人間がいるかどうかを探らせる為に奴を本国に向かわせた。

巧みな政治手腕と合理的な思考を持つシュナイゼルならば宰相としてクロヴィスの行動を咎めはしないだろう。

そして、俺は目的を果たすためにも次のエリア11総督にはコーネリアを迎えて欲しいとクロヴィスを通してシュナイゼルに告げた。

日本解放戦線を始めとしてテロリストが未だ猛威を振るうこの国に、
敵に対しては容赦の無い彼女はブリタニア人の支持を集めるのにも最適だろう。


415:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:02:19 0lNWbBkj
もちろん、政治的に考えれば日本人の待遇を改善して飼い殺しにしてしまうのが一番早いのだろうが、
その前にテロに屈しない姿勢を貫く必要性は捨てきれないし、国是にいきなり真っ向から反対すれば注目を集め過ぎてしまうのでそれは危険だ。


数日後学園を訪れた、俺にギアスを与えたC.C.と名乗る少女に矛盾を指摘され反論した。

……決して、自分の理想の国を作ろうなどと思っている訳じゃない。
むしろ俺は外道だ。コーネリアが総督になればユフィも付いてくると見越してのことなのだから。

世界は優しくなんかないということを誰よりも知っている俺が、そんなに甘いはずがないんだ。
そうだ、これはナナリーを失った俺を今まで支えてくれた咲世子さんへのせめてもの礼だ。


そう自分に言い聞かせるが、ナナリーが生きていたらこんな国を望んだだろうという夢想を、俺は止めることが出来なかった。

416:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:03:24 0lNWbBkj
おかしな女だ。願いを叶えろと言うのに、その内容を一向に告げようとしない。

「随分と爛れた生活を送っているんだな。咲世子にヴィレッタと飽きもせずに毎日毎日。
何日か見ていたがシャーリーやミレイとかいう女も頼めばヤらせてくれるだろう?」

その言葉に俺は思わず表情を歪めた。
ナナリーを失ってから、それまでずっと俺に注がれていた彼女達の好意が一時期さらに強くなり、
距離をどうにか取り直そうと考えたことがあったからだ。


「……シャーリーは凄く良い子なんだ。俺なんかには相応しくない。もっと幸せになるべき人間なんだよ。
会長はリヴァルの事があるからな。あいつには数少ない男の友人として幾分か救われてるんだ。
家のこともあるからこの先どうなるかは分からないが、せめて学生の間くらいはそっとしておきたいんだ」

417:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:04:23 0lNWbBkj
俺の返答を聞くと、C.C.はまるでそれが可笑しいとでも言うようにいやらしい笑みを浮かべた。
「じゃあ、私の事を抱かないのは? 自分で言うのも何だが、良い身体をしているだろう」

確かに彼女は美しく、またセックスアピールが強く魅力的でもあった。
神秘的な、普通の人間にはまずあり得ない長い緑髪。
ヴィレッタと同じ若干きつさを感じさせる目だが、顔立ちはどこか昔宮廷で見た人間の、
世間を知らない幼さも感じさせ、加えてアンバランスで倒錯的な身に着けられた拘束衣。
そして何より、服の上からでも形の良いと感じられる、胸が霞むほどの圧倒的存在感を持つ美しい尻。

こいつの尻はきっと未知の快感を俺に与えてくれるだろうということが容易く想像出来た。
迫られて思わず息を呑んで後ずさる。

418:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:04:54 0lNWbBkj
「共犯者、なんだろう。俺達は。相手に困っている訳じゃない。我慢するさ」
「ふふ、いい返事だ。お前はすぐ情に絆されそうだし、その選択が正しい。そうだな、愛なんて私には……」

C.C.は空気の様に硬さの抜けた微笑みを浮かべた後で、俺の唇を細い指でなぞり、どこか寂しげな声でそう答えた。


寝る場所にナナリーの部屋を使わせろと言うのは却下して、咲世子さんとセックスをしない夜は
同じベッドで寝ることになり童貞の如く湧き上がる性欲を必死になって抑えつけた。


目が覚めた時、彼女のその胸に優しく抱かれていた日、
寝言で    という名前を呟いた彼女を見てからはそんな情欲を我慢することが出来るようになった。
それからは軽口を叩き合う気の置けない仲になれたのは、……嬉しいことだったと正直に認めよう。

419:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:06:05 0lNWbBkj
そんな一週間が過ぎてクロヴィスが本国に向かい、エリア18平定の為、
少し総督任官が遅れるとの理由でコーネリアと副総督として彼女から指名されたユーフェミアが到着するまでのおよそ一月ほどの間、
ナイトオブラウンズの一人であるモニカ・クルシェフスキーが代理総督として着くことになった。

俺は学校を休学しギアスを使い政庁を既に手中に収めていたが、トップでは目立つと考えてジェレミアの副官としての地位で彼女を迎え入れた。


ちなみにギアスをかけた後、ジェレミアは俺の名前を聞いて泣いて喜んでいた。
何でも母上の亡くなったあの日、離宮の警備担当だったらしい。
……せめて、ナナリーが生きている内に俺の下へ来れば今とは違う未来もあったのだろうに。

悔やんでもどうしようもないことだと、口調は元の自然なままにさせたヴィレッタに抱きしめられた胸の柔かさが切なかった。

420:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:07:29 0lNWbBkj
帝国最強の兵の一人、ナイトオブラウンズ。その十二の数字は皇帝に認められたものだけに与えられる。
一般的に言えば戦闘能力の他に国への忠誠心、家格がその襲名基準と言われるが、
ナイトオブワンに一エリアが与えられることから政治に長けた者である場合も少なくない。

モニカは単独の戦闘能力で言えば他に比べそれほど高くないが、指揮能力や政治的判断力は年齢を考慮しなくてもかなりのものだ。
そして家の格は高く、人格も吸血鬼と呼ばれるルキアーノに比べて高潔で、ビスマルクに並ぶと称されるドロテアの覚えなども良い、信頼の篤い女だ。


「はじめまして、クルシェフスキー卿。長くない期間ですが、このエリアの事をお願いします」
俺は人好きのする笑顔を浮かべて紳士的な態度で彼女と握手をした。

421:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:08:26 0lNWbBkj
ギアスを用いて人を動かし、政務はかなり効率化されていたのでそれほど彼女の仕事は多くなかった。
何回かテロリストの鎮圧に向かったが、気にしていた奇跡の藤堂も現れず滞りなく仕事は進んだ。

二週間ほどが過ぎ、何気ない彼女の仕草から好意を感じ取ることが出来た俺は計画を実行に移すことに決めた。

ギアスを、というかC.C.をクロヴィスが研究していたのは個人のものだったが、他にも持っている人間がいることは簡単に予想出来る。
皇帝やラウンズは特に怪しいと踏んでいたので最初は注意して様子を見ていたのだ。

ギアスをかけずにモニカを落とすことはあの男から忠誠を誓う人間の一人を奪うことにもなる。
俺は穏やかな表情とは裏腹な邪悪さを心の中に抱いていた。


422:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:09:24 0lNWbBkj
「モニカ様。その、あなたが信頼出来ると思ったからこそ打ち明けたい事があるんです」
一日の仕事を終え、俺の入れたコーヒーと雑談を楽しんだ後、二人きりの部屋を出る前に思わせぶりな態度で彼女に話し始めた。

母を失って自分が八年前国に捨てられた皇子である事や、ナナリーを失った後、
ジェレミアに見出されその才を埋もれさせない為に働いている事。

「そんな、まさか……? でも確かに先のラウンズであったマリアンヌ様に良く似ている……」

思った通りの反応だった。母上の写真は数多く残っているし、髪や瞳の色から、特に学園で女装させられた時などはそっくりだと会長に言われたこともある。
皇子として育てられた普段の立ち居振る舞いからも彼女は俺の言葉を信じざるを得ないだろう。

423:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:10:16 0lNWbBkj
そして俺はつき慣れた嘘を続けた。
ジェレミアによって諭され、皇子に戻る様に言われた俺は、自分を捨てた国への恨みの為に皇帝を殺す機会だと言う主義者の言葉で決意を固めたと。


彼女の国に対する忠誠は家柄と教育によるものが大きく自分で選んだ物ではない。
エリート故の孤独からか今までこの様な話を親しい人間から聞いたことはなく、あからさまに動揺していた。


そこへ俺は畳み掛ける様に彼女の目を見据え、手を握り囁いた。

「でも、俺は貴女と共に過ごして決意が揺らいでしまった。
国の事を、民の事を第一に考える人間がブリタニアにも、恨み憎んでいる父の騎士にもいるのだと知った。
皇帝を殺せば混乱が起きる。貴女に迷惑はかけたくない……」

424:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:11:13 0lNWbBkj
最低だな、俺は。こんなことばかり上手くなる。
まだどこか純真な彼女はすでに手を振り払わない時点で俺の手中にあるようなものだった。


「ルルーシュ、様……?」

手から伝わる体温が上がっていくのを感じた。今彼女の心臓は、全身に血液を送りこんでいるのだろう。

「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの騎士になってくれないか。モニカ、君がいれば俺は」


固まって動けないままの彼女にキスをして、目を閉じて成すがままでいるのをいいことに、俺は彼女を優しくソファの上に押し倒した。


425:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:12:25 0lNWbBkj
彼女もある意味で幼い人間だった。良家で育ち、軍人としてのエリートコースを進んできたことで、
挫折を知らず世界に隠された悪意に触れることが少なかったのだろう。

一度揺らせば心理的な誘導は容易く、肉体的な快楽にも弱い。
そして、心を完全に折る為に先ほど飲み物に入れておいた利尿剤は想像以上の効果を上げた。


ヴィレッタに比べて小振りな胸を服の上から愛撫し、持て余した左手で彼女の豊かな金髪の二房とそれを留めるリボンに触れる。
彼女は髪をいじられるという行為に信じられないほど息を荒げ、閉じていた脚を力なくだらんとさせた。

パンツではなくスカートなので秘所に手を入れるのには手間取らない。
クリトリスに親指、人差し指、中指の三本で代わる代わる触れ、撫でまわした後で指を口に含み唾液をねっとりとつけ、
包皮を剥き、捏ね、弾いて執拗に攻めると、彼女は身体を震わせ異変に気付いて思わず声を上げた。

「だめですっ、出てしまいます……! これ以上はぁ、んン、」


一度身体を揺らし、彼女は首をイヤイヤと左右に振りながら耐えきれず勢いよく失禁した。

426:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:13:49 0lNWbBkj
尿意は止められずスカートに染みが急速に広がるのを見られ、モニカは顔を両手で覆い隠した。
きっと今までにない恥辱なのだろう。ひくっ、ひくぅと声を上げて泣いている。

ここまでくればもうひと押しだ。

俺は彼女のスカートを脱がし、下に着ていたものを強引に引き千切り露わになった尿道を丁寧に舐めまわす。

「るるーしゅ様、汚いです、おやめ下さい! そんな所、そんな」

そんなという言葉の続きを聞き流し、俺の頭を押しのけようとする手に抵抗し、ハの字に開いた脚をM字開脚に変え両手を回してがっちりとホールドする。
彼女の方が力が強くても、力学的に考えて体勢は俺が優位だ。それに放尿で力も抜けている。逃げることは出来ない。

上品な金の陰毛が俺の視界を塞ぐ。綿毛の様に柔らかいそれに顔を擦り付けるのは言いようもない愉悦。

処女なのだろう、むせかえる様な甘酸っぱい匂い、恥垢がこびりついた性器と、外気に初めて晒され敏感になったクリトリス、
そして独特の臭いが混ざったアンモニアの残る尿道をしばらく舌で味わい、彼女を抱きしめて耳元に「好きだ」と小声で嘘を告げ、
びくりと一度震えたのを感じてから期待に膨らみきったペニスを彼女の性器に挿入した。

427:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:15:15 0lNWbBkj
尿道に挿れようかとも考えたが、さすがにこれ以上は彼女の精神が持たないだろう。
ピストン運動は苦痛を感じさせない程度の勢いで行う。
破瓜の血が僅かに伝うのが見えたが先ほどのクリトリスへの刺激が強すぎたのか、こちらの痛みはあまり感じていないようだった。

彼女の尿を舐めた舌で、その味わいを残したまま再度キスをして味蕾で共有するためにアンモニアを含んだ唾液を返していく。
舌表面の僅かな抵抗とその裏側の少し強いざらざらが気持ち良い。

咲世子さんや快楽に溺れたヴィレッタと異なり自ら腰を振らないことも初心さを感じさせ新鮮だった。

428:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:16:03 0lNWbBkj
はっ、ふ、フはっ、ふあ、あっ、、!


二十分ほどそのまま溶けるような交わりを続け、彼女は手を彷徨わせソファの端を耐えるように掴んでようやく絶頂した。
しかも癖になったのか、俺の腹に放尿しながらだ。
尿が小さく山なりの軌道を描いて排泄され、腹に当たり飛沫になる音を聞いて、温かい感覚がへそから下に伝っていく。
俺は一層ペニスを固くして、気をやっている彼女の尿道に小指を入れ放尿の名残である雫をかきだす。
指を口に含み、彼女の口に入れ、そして断りなくピストンを強め、無防備な胎内を存分に味わってから無言のまま射精すると、彼女はぐにゃりとして俺に全てを委ねた。

そんな彼女の姿に勃起は収まらず、都合三度膣内に射精するまで俺は体力を回復させながらじっくりと彼女を味わった。

429:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:17:11 0lNWbBkj
行為の後、再びの騎士になるかという問いに
「イエス、ユアマジェスティ」
と返事をして俺に忠誠を誓ったのを見届けてから彼女にギアスをかけた。

その日、放尿を伴ったセックスと、そしてギアスをかけた後彼女に命じた髪とそれを留めているリボンによる俺の性器への奉仕、
いわゆる髪コキによって美しい金髪は白く染まり、ブリタニア最強の騎士の一人は、完全に俺のものになった。


真に仕えるべき主を手に入れて満足げに俺の腕の中で眠る彼女を見て、心が満たされるのを感じた。
そしてすぐにナナリーを失った心はまだ癒されるはずがないと思い直し、初恋の相手である義母妹とそれを溺愛する姉に望む次の行為を考えることにした。


間違っているのは俺だけじゃない。ナナリーを殺した世界だって。
だから、今はただ自由に心がなびくままに生きるとしよう―。

430:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:18:07 0lNWbBkj
投下完了。
ローマイヤの方がキャラも分かってて書きやすいと書き終わってから気づいてorz
皇子のルルーシュと皇族に敬意を持ったブリタニア人との絡みが書きたかった。
次回はユーフェミア&コーネリア。ただし、片方は本番なしでまだ見てるだけ予定。また見てギアス。

>>380
会長の身体で返すってやつ、美味しい設定。ルルーシュの反応がツボ。
具体的なシチュエーションはまだ考えてないけど会長は流れで言うとセシルの後ならいけます。

431:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:19:45 v5pSCYwm
>>GJ!
ひそかにセシルさんが楽しみです

432:名無しさん@ピンキー
08/10/10 22:07:25 Wvc6JZu8
乙!
次も楽しみにしてる

しかしルルーシュがレジスタンスを指揮してないってことは、カレンはジェレミアにやられてるんじゃないか

433:名無しさん@ピンキー
08/10/10 22:11:34 4TOmiNMn
受けよ!乙の嵐!!

番号的に、モニカはもっと本編で活躍しても良かったと思うんだ。

434:名無しさん@ピンキー
08/10/10 22:14:48 4HcSHTCA
おつです。
自暴自棄というかなんというか、ルルーシュがやさぐれてるほうがスムーズに支配が進むのは
本編通りですなw

435:名無しさん@ピンキー
08/10/10 22:20:59 iq1VCLz9
保管庫更新乙です

436:名無しさん@ピンキー
08/10/10 23:13:10 gJNdyJTx
管理人作業おそ9くね?モチベさがるわ。

437:名無しさん@ピンキー
08/10/10 23:15:21 ceUVZyzY
ボランティアでやってくれてるのになんてことを

438:名無しさん@ピンキー
08/10/10 23:18:27 WZCh/NvB
ここの管理人さんは普通の人なんだよね。ロス○○のキチガイ管理豚とは違うんだよ。

439:名無しさん@ピンキー
08/10/10 23:27:47 /+ASpx2g
このスレの職人さんの中で一番管理人さんが好きだ。

440:名無しさん@ピンキー
08/10/10 23:58:41 AD6SQJCV
>>438
ここの管理人さんを誉めるならともかく他のSSスレしかもしかも一番確執のある所を出してんじゃねぇよアホだろ

441:名無しさん@ピンキー
08/10/11 00:50:17 /7WyozRX
えーいちーw

442:名無しさん@ピンキー
08/10/11 00:50:50 /7WyozRX
ごめん誤爆

443:名無しさん@ピンキー
08/10/11 01:41:08 cYP0neen
奇天烈のことかー

444:名無しさん@ピンキー
08/10/11 10:17:19 927dbuNk
>>438
そいつも以前から何かあるごとに的外れなレス書き込む精神異常者。
スルーだ。

445:名無しさん@ピンキー
08/10/11 17:17:03 TGBQoTex
いちいちもめてんな・・・ここ・・・

446:名無しさん@ピンキー
08/10/11 17:21:20 927dbuNk
俺も人のこたぁ言えないけど、どうも多重書き込みするキチガイが出てから
明らかに雰囲気悪くなったな

447:名無しさん@ピンキー
08/10/11 18:19:13 RFNIyO73
>>446自覚があるなら黙ってろよ…お前もキチガイの同類だよ

448:名無しさん@ピンキー
08/10/11 18:35:00 YeKnx7/c
職人さっさと投下しろや

449:名無しさん@ピンキー
08/10/11 18:48:21 7uOLVCjb
ここは威勢がいいインターネットですね

450:名無しさん@ピンキー
08/10/11 20:06:14 r2RS/BsS
オレンジでも育てながらのんびり行きましょう。
昨日と同じルルーシュハーレムの話を21時になったら投下します。
休日はやっぱり時間に余裕があっていいな。

451:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:01:18 r2RS/BsS
中華での高笑いを素でする感じの魔王ルルーシュがいつか書きたい。
だんだん長くなっている……。気をつけなければ。

ではハーレム >>430の続き投下します。ルルーシュ×コーネリア、ユーフェミア

452:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:02:22 r2RS/BsS
ナイトオブトゥエルブ、モニカ・クルシェフスキーからエリア11の総督を引き継いだ私と、
ジェレミア・ゴッドバルトから副総督位を引き継いだ妹、ユーフェミアは就任の会見を終えた後、
政庁で思いも寄らぬ人物に会うことになった。


ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。
七年前の日本との戦争の際に妹であるナナリーと共に死亡したとされていた、かつて親交の深かった異母弟の一人だった。


一目見て私とユフィは彼がルルーシュその人であると確信した。
八年前本国から去る以前と変わらない色の、女性ならば誰もが羨む、上等な絹の様に細く柔らかな黒髪。
瞳に宿る光は世界をその目で見てきた事を示すかの如く底の知れぬ深さ、雪国を取り囲む静かな森を思わせる。
顔の造形はかつての名残を随所に残すものの、既に少年ではなく大人に変わりつつある美しい青年へと変貌していた。

453:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:03:03 r2RS/BsS
凡百ではない麗人。しかし、その本質は見た目の美しさではなくその身に纏う雰囲気、空気にあった。


言葉で表すことは難しいが、シュナイゼル兄上が中に無駄な物を何一つ持たない虚無の美しさを持っているとするのなら、
ルルーシュの美しさはありとあらゆる物を詰め込んでそれを全て溶かし込んだ混沌の美しさとでも言えばいいのか。


左眼に何気なく触れる手の動きだけで、幾人もの人を虜にするような色香。
再会に喜びの笑みを浮かべて、余計な装飾の付けられていない黒い服に包まれたその細い腕に抱かれた私とユフィは、
思わずきょうだいであることも忘れて顔を赤らめた。


454:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:03:42 r2RS/BsS
アッシュフォード家に匿われていたルルーシュは、ふとした事からクロヴィスとジェレミアに見つかり、
それ以来政庁に出入りしているらしい。

以前送られてきた情報よりも、思ったよりも遥かに仕事が楽に進むのは彼の才覚によるものなのだろう。

皇族に復帰するつもりはまだないらしいのだが、今まで苦労していたクロヴィスに本国に戻り向こうで出来る事をするように勧めたのも実はルルーシュだということだ。


ナナリーの事に触れると、彼は沈んだ面持ちで苦しげに一年前彼女が暗殺された事を私達に告げた。

私がユフィを溺愛しているのと同じ様に、いや、もしかしたらそれよりもずっと深い愛情を彼が妹に注いでいた事を知っている私達は、
そのルルーシュの妹を失った悲しみに同情を禁じ得なかった。


455:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:04:43 r2RS/BsS
エリアの治安を脅かすテロリスト達は資金源の一部を絶たれたり、
ルルーシュの起用したディートハルトという人物による巧みな報道を利用した情報戦により勢いを失っていた。


軍が動く回数は減ったが、それでも出動が無くなった訳ではない。
日本解放戦線の草壁という男とのそれなりに大きな戦いもあった。
私は今までの様にグロースターを駆り最前線に出ようとしたが、ルルーシュにその足を止められた。

「許して下さい、でもこれ以上、姉上やユフィの様な大切な人を失いたくないんです……」

456:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:05:32 r2RS/BsS
ルルーシュの手は弱弱しく私の皇族服を掴み、声は震えていた。
私がその手を振り払うことが出来ずにいると、私の騎士であるギルフォードが前線は任せ指揮に集中して欲しいと、
                       ・・・・・・・
私の主張を滅多に妨げない彼が私の為だけでなく、ルルーシュの為にそう告げた。
私がルルーシュの手をあやす様に握り返し、ユフィが涙を拭うと彼は幼い安堵した笑みを浮かべた。


その時、彼の心中を私達はまだ知るはずもなかった。


457:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:06:23 r2RS/BsS
そんな事があり、私は戦いに赴いたとしても前線には出ずにG1ベースから指揮を執るだけになった。
元々我が軍の兵は優秀で、ナイトメアや武装の質も良い。
モニカから指揮を学んだと言うルルーシュによる助言も、私が苦手とする絡め手への対応に役立った。
負ける可能性を生みだす状況、戦術や戦略を見極めればテロリストに勝利する余地はなかった。



クロヴィスは社交家でパーティーなどを度々開いていたらしいのだが、
ユフィはともかく私には長年の軍人としての気質があり、そう言ったものは苦手で、また必要性も感じられなかった。

だが、アッシュフォードでルルーシュは祭りは誰にでも必要なのだという事を学んだと、
その平和を維持する事を示す統治者としての器量を教え込まれ、私は主義を僅かに変えた。


458:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:07:33 r2RS/BsS
もちろん、意味が無ければ国民の血税を利用してそんなことはしないが、
経済界に影響をもたらす人間を多く集めるなど、ルルーシュの準備するそれは政治的な価値のある物で、
私も仕方ないなと笑って参加を承諾した。


ユフィが煌びやかなドレスを選び、私がもう少し目立たない物にしてくれと応え、
再度私の着る服を選びに行っている間、ルルーシュは私の髪をセットしてくれていた。

「凄く楽しそうでしたね、ユフィ」
「ふふ、昔、着せ替え人形の様にして遊んでいた事があったから、その時のお礼だとか言っていた。
少し前まではこんな穏やかな日々が来るとは思ってもみなかったな……」


459:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:08:43 r2RS/BsS
私は、確かにその時幸せだった。

しかし同時に、かつてマリアンヌ様の警護を外すように言われ、責任者であった私のせいでルルーシュの母を奪ってしまった事と、
もう少し早く彼らを見つければ、本来彼が私ではなく髪を整えているべきナナリーを救えたのではないかという罪の意識も感じていた。


そんな考えを見通す様に、ルルーシュは鏡の前に座る私を後ろから抱きすくめた。

「姉上のせいではありませんよ。きっと、これから今までの分も俺が幸せになればいいんです」

460:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:09:42 r2RS/BsS
そう囁くと、ルルーシュは私の頬に触れたのか触れていないのか分からないほど静かに口付けた。

鏡に映る私の姿は以前の気にしていたどこか張りつめた物ではなく、髪をすっきりと下ろし、
化粧を薄くしたひどく女性的な物だった。


立食会の間、表に出ないルルーシュの代わりに私をエスコートしていたギルフォードを横目で見て、
私は先ほどの感触を思い出し、隣に立つのが異母弟であればいいとすら思ってしまっていた。


そう、私はその時、血の繋がった異母弟に確かに恋に落ちていた―。


461:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:10:45 r2RS/BsS
堕ちたな、完全に。

コーネリアの以前とは異なるゆるんだ表情と雰囲気に確信した。
俺は今まで被り続けた心の仮面を抑えて、笑みを堪えるのに必死だった。

彼女達姉妹にだけはまだギアスをかけていない。
ギルフォードやダールトンなどは全て俺の手駒になっている事に彼女は気付いていない。


心と、そして幸運にも二人の身体も。条件は全てクリアされた。
俺は今まで待ち望んでいた日を今日だと改めて決めた。

462:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:11:27 r2RS/BsS
数時間が過ぎ、宴は終わる。

帰りの車の中で睡眠薬を入れた水を二人に渡し、心地よい振動の中で眠りに落とす。
運転手は命令通りに誰もいない夜のアッシュフォードのクラブハウス前へと彼女たちを運ぶ。

咲世子さんに頼んで用意し、あらかじめリムジンに積んでおいた車椅子に座らせ、
目的の部屋に自分の手で時間をかけて閉じ込める。

そして二人は目を覚ます。
さあ、宴の続き、狂宴を始めよう。

463:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:12:27 r2RS/BsS
「どういう事だ、ルルーシュ。これは」

目を覚ましたコーネリアは暫く状況が上手く飲み込めないようだったが、
手足を申し訳程度に布で縛られているのを見て俺にそう尋ねた。

いや、もう気付いているのだろう。この状況に。ただ認めたくないだけなのだ。俺に裏切られたという事実を。

「もうお分かりのはずだと思いますが。貴女達二人を抱くんです。これから」

コーネリアは眼差しをきつくして俺を睨んだ。そうだ、それでいい。絶望を味わうがいい。

464:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:13:06 r2RS/BsS
「逃げてもいいですよ。その程度の拘束なら簡単に逃げられるでしょう。
俺を殺したって良い。でもそうすれば貴女の騎士が貴女を殺し、そして命を顧みず本国を強襲する。
死ぬまで彼らは血と死を撒き散らすでしょう。
彼らが俺の言う事を必要以上に聞いているとは思いませんでしたか?
モニカから良く連絡が来るのも。俺は人間を支配する力を手に入れたんですよ」

思い当たることは幾らでもあるだろう。俺が政庁に自由に出入りしていたのも、本当ならおかしい。
誰一人本国にその生存を知らせないのだって。
心のどこかで引っかかる程度に今までそう言った場面を所々に用意していたのだ。


「何故、こんな事を」

ユーフェミアが小さな声でそう尋ねる。俺はベッドに座る二人を見下ろして言った。


465:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:14:00 r2RS/BsS
「俺がずっと黒い服を着ていたのは何故か分かりますか?
これは喪服なんですよ、ナナリーの死を悼む。俺はずっと彼女が死んでから黒い服だけを身に付けてきた」

黒い色は何にも染まることはない。俺はただナナリーの事だけを考えて生きていく為に、その覚悟としてこの服を着続けた。

笑う。嗤う。哂う。俺はモニカが来る前、ヴィレッタに俺を犯させた時と同じ妖艶な微笑みをして、二人を挑発する。

「貴女達には、俺の子を孕んで、そして産んでもらいます。
気づきましたか、ここはナナリーが使っていた部屋なんですよ。
ナナリーに一番近い血の俺と、同じ皇族である貴女達の血。
いつかきっと、彼女の様な子が生まれるでしょう」


466:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:14:46 r2RS/BsS
俺が何を言っているのか、二人は未だ理解出来ていないようだった。
ああ、ならば教えてやろう。今、目の前にある現実と、避けられない運命を。


俺は服を脱ぎ、ナナリーの使っていたクローゼットに丁寧に仕舞い、丸裸になる。
俺のペニスはおよそ一月ぶりの女にありつけると、既にそそり立っていた。

ほぼ直立に近い勃起だ。自分でも初めて見るほどに大きい。二十センチ近くあるだろう。
二人を妊娠させる為に溜めてきた精液は睾丸の中にパンパンに詰まっている。


ユフィはそれを見て茫然とし、コーネリアは目を背けて言い捨てた。

「ルルーシュ、お前は、お前は狂っている……!」


「ええ、そうでしょうね。自分でもそう思いますよ。でも、なら世界は狂っていないとでも?
母さんと俺達を見捨てたあの男がのさばり、ナナリーが死ぬのを許した世界が」


467:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:15:59 r2RS/BsS
「そこで見ていて下さい。妹が純潔を奪われ孕む様を。今日は二人とも妊娠し易い日ですからね。
大変でしたよ、食事を用意したり身体の管理をして生理の周期を整えるのは」

コーネリアを、プライドの高い彼女を屈服させるのには彼女自身ではなく大事な妹を犯すのが一番だろう。
俺はベッドにゆっくりと近づき、ユフィの服を脱がせようとした。
既に二人は追いつめられている。抵抗はしない。ただ口で何かを言うだけで精一杯だ。


そう、思っていた。それなのに。

「―分かりました。私がルルーシュの子を産みましょう」

彼女はそう言った。

468:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:16:52 r2RS/BsS
「辛かったでしょう、ルルーシュ。あなたの優しさは、嘘だけではないはずです。
私達に今まで向けてきたそれは、きっとナナリーが受けるべきものの代わりだったのでしょう。
ルルーシュの子なら、私は」


何だ、何を言っているんだ。
そんなはずはない。俺はナナリーの代わりを手に入れる為に外道に堕ちた男だ。
腹が立つ、違う、耳を傾ける必要なんてない。犯すのは既定事項なのだから。


「ルルーシュ。私のおにいさま。ナナリーと取り合った初恋の人。あなたともう一度会えて本当に良かった」


何故、彼女の手はこんなにも温かい。どうしてナナリーを思い出す。
あの子が死んだ時だって出なかった涙が、今になって出るのはどういうことなんだ。


469:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:17:49 r2RS/BsS
俺は泣いていた。物心ついてから、ずっと押し留めていた感情が一気に流れ出るようだった。
子供の様に、鼻を赤らめ、声にならない嗚咽を上げながらみっともなく泣いていた。

そして母にされた様にきつく抱きしめられた。
見上げるとそこには俺とナナリーとユフィが一緒に遊んでいるのを見守っていた時と同じ表情をしたコーネリアの姿があった。


「馬鹿だな、お前は……。こんな事をしなくたって、わざわざ悪ぶらなくたって良かったのに。
私が産んでやる。お前の子なら本望だ。愛してやる。だから、もう無理はしなくていいんだ」


もう、俺は自分でも何が正しいのか分からなかった。ただ感情のままに姉上の胸の中で声を上げた。

「どうしてッ、どうして今更。
八年前も、ナナリーが死んだ時も、本当に助けてほしい時は手を貸してくれなかったのに!
ナナリーじゃなくて、俺が死ぬべきだった!
なんでやさしくするんだ。俺にはそんな資格あるはずが無いのに」

470:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:18:51 r2RS/BsS
どれくらいそうしていただろうか。
涙と鼻水でぐっしょりと濡らした顔を、自由の戻った手で拭き取られ、ようやく正気に戻った。
二人がしょうがないな、という表情でこちらを見ていた。
きっと顔が赤くなっていただろう。でも、悪くない。そんな気分だった。


「ルルーシュ。いつまでもその格好でいると風邪を引くぞ」

姉上にそう言われて俺は自分が丸裸だという事に気づいた。
だけれども、一か月も禁欲していたのだ。我慢できず再び勃起したペニスが彼女の腹を突いていた。

471:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:20:01 r2RS/BsS
「今から、出来ませんか」
俺はそう口に出していた。先ほどまでの偽悪的な考えはなかったが、二人を孕ませたいというのは本当だ。

「……分かった。その変わり、ユフィはまだ子供を産むほど身体が出来切っていないから、せめて18になってからだ。子供を作るのなら今は私とにしてほしい」


その言葉を聞いて俺は姉上の腰と腹に勢いよく抱き付いて押し倒した。


472:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:20:49 r2RS/BsS
姉上は舌を絡ませるキスにすら驚いているようだった。
確かに男っ気の無い生活をしているのは近くにいたので知っていたが、ひょっとして。

「す、すまない。その、こういったことは経験がなくてな。
……初めてなんだ。出来たら優しくしてほしい」

ユフィはともかく姉上は27だ。
一度くらい経験があってもおかしくはないと思っていたが、まさか処女だったとは。
まあ、皇族である上にずっと軍務一筋だったからか。

こちらを不安げに見詰め、恥じらう姿がとても愛おしいものに思えた。


473:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:21:37 r2RS/BsS
気位の高い姉上は、性行為に対しては乙女の様だった。
だが、その身体は今まで抱いてきた女性の中でも群を抜いて熟れている。

胸という言葉よりもあえて母性を感じさせるおっぱいという表現が正しく感じるそれ。
元より細身に筋肉を少しつけた咲世子さんや、中肉寄りの身体を鍛えたヴィレッタやモニカと違い、
先ほどユフィにも触れたが家系的に肉が付きやすい体質なのだろう。
少し力を込めれば腹をつまむことが出来る。
尻もC.C.ほどの存在感というか色気はないが、間違いなく子供を産むには適した安産型というやつだろう。
何と言うか、一言で言ってしまえばむしゃぶりつきたい骨付き肉の様なとてもいやらしい身体をしている。


俺は加虐的な衝動に襲われ、あえてユフィにその場を去らないように告げた。


474:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:22:34 r2RS/BsS
「待て、何故ユフィを残す必要があるん、ふぁっ」

乳輪の大きな乳首も素晴らしいが、俺はあえて腋を責めることにした。
前線に出なくなった為、パイロットスーツを着る必要がなくなり、毛の処理をしていなかったのだ。
ブリタニア皇族は文化的に、露出の高いドレスなどを着なければ普段目の届かない所の処理よりも化粧に気を使う。
最近は少しずつ一般の感覚に近づいていると母上が言っていた気もするが、
毛を剃ると余計に濃くなると言われているからそのままの方がいいと考えるらしい。

来月のクロヴィスランドプール落成式の前で本当に良かった。

「ほらユフィ、嗅いでごらん。姉上の腋だ」


475:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:23:09 r2RS/BsS
ユフィも年頃の女の子だ。俺と姉上の絡む様子を息を呑んで見ていた。
「こら、駄目だ。調子に乗ると」
そんな少し怒ったような声に聞こえないふりをする。

「ごめんなさい、お姉様。私もいずれ同じ事をするのですし練習です」
ユフィはそうどこか悪戯するように言って服を脱ぐ。
俺が姉上をバンザイさせ上で両手を手早く縛り、二人でそれぞれの腋に視線を注いだ。

「どうだい、ユフィ。毛が凄いだろう。君はそれほどでもないのに。それにこの匂い」

そう言って俺は姉上の腋に鼻をつけ、わざとらしく音を立てすんすんと嗅いだ。


476:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:23:57 r2RS/BsS
「すえた様な匂いがしますね。とってもいやらしい、大人の香り」
妹と義母弟に腋を嗅がれる異常な状況。
しかし姉上は興奮にあてられたのか目を瞑って恥ずかしがるものの、本気で抵抗はしなかった。

「腋臭症、分かりやすく言えばワキガ。汗を多く流す人間に多いんだ。姉上は毎日トレーニングしてたから。
これはフェロモンの一種だって言う人もいる。俺は好きなんだけど、君は?」

そして俺は腋とその毛を舌で舐め、強く吸った。

「お姉様、以前は香水で誤魔化していたんですね。こんなに匂うなんて。んん、頭がクラクラして素晴らしいです」

熱におかされた様に、俺達二人は腋の味が舌に染み込み感じなくなるまで、糸が引くほどにしゃぶり尽くした。

477:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:24:40 r2RS/BsS
その後、時間をかけて俺は姉上のいやらしい身体をたっぷりと愛撫した。
そして股を開かせ、クンニリングスに移る。
下の毛は俺に抱かれるのをどこかで期待していたのかあらかじめ処理してあり、整っていたのが少し残念だったが気にしない。

しかし性器を舐められるとは思っていなかったのか、恥垢は残っている。
姉上の股に顔をうずめ、太ももで強く頭が締め付けられ圧迫された。

息が続く限りそのかすを口の中に集め、頭を離して傍らで自慰をしているユフィに口移す。

二人は目をとろんとさせ、姉上の性器は俺を迎え入れようと汁を溢れさせている。


478:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:25:11 r2RS/BsS
俺は今まで確かに数えるのが馬鹿馬鹿しくなるほど性行為に及んできたが、本気で子供を作る気はなく、
コンドームを使ったり、ピルを用いて避妊はしっかりとしてきた。

生まれの特殊さもあって、俺はそういった事に対して特に敏感になっていたからだ。
だけれども、今回は完全に子供を作る為のセックスだ。

何の気兼ねもなく膣内に射精する。姉上に俺の子供を産んでもらうために孕ませる。
一か月ほどの禁欲と重なり、さらに受け入れられたという精神的充足感から性的興奮は絶頂。
勃起したペニスは長大で、俺の物とは思えない力強さだ。


手を広げて俺を迎え入れる格好をする姉上の中に、じっくりと、少しずつ時間をかけてペニスを挿入した。


479:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:25:54 r2RS/BsS
破瓜の血を流さなかったのは長く激しい運動をしているからだろう。
処女だと言う事は性器の見た目と中の感覚で分かる。
この人を今から、いや、たった今俺は孕ませている最中なのだというあまりの興奮に声を出しそうになった。

「る、るるーしゅぅ、ルル、愛、してる、わたしはっ」

根元までは俺のペニスは入りきらなかったが、姉上はそれをなんとか全て受け入れようとしているように見えた。
そのいじらしさが堪らなくて、俺は膣を突く速度をより速めていく。

480:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:27:36 r2RS/BsS
姉上は口だけをぱくぱくとさせ息をして、俺に射精を促す。言葉が出なくても確かに通じた。
ついに待ちに待った瞬間が来たのだと思い、俺は傍らでクリトリスを弄るユフィにも聞こえるように叫んだ。

「姉上の中に、俺の子供を産んでもらう為にっ。
見ててくれ、ユフィ、子供を作る瞬間を、姉上に種を付ける、孕ませるぞ!」


射精の瞬間、亀頭はさらに膨らみ、今までにない俺のペニスの最大の大きさ、限界にまで達したことが感覚で分かった。


そして、三人が同時に絶頂し、俺だけが気を飛ばさない様に姉上の腰を強く掴んだまま、長い長い射精をした。

精液が出る音が比喩ではなく本当に聞こえるほどの勢い。
数えきれない精子が姉上の胎内を泳ぎ回り、卵子に向かうのが見えた気がした。


481:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:28:42 r2RS/BsS
普段の俺なら何度も行為に及ぶのが常だったが、今回は姉上の膣内への射精、一度きりだった。
身体はまだいけるのかも知れないが、精神的に満足したからだ。

甘いかもしれないがギアスはついに使わなかった。
これからも何度となく俺は二人と、そして他の女性とも交わるだろう。
俺は幸せになってもいいのだろうか、なることが出来るのだろうか。

ナナリーの事を考えると胸が痛かった。
忘れたくないのに、時が過ぎるほどに記憶はゆっくりと、しかし確実に摩耗して曖昧になっていく。
今までの環境から幸せな家庭に憧れる気持ちもあり、子供が欲しいという言葉に嘘はないが、
ユフィの言葉で俺は、ナナリーを忘れない、
その為だけに似た子が欲しいと言うのは酷く彼女を貶めることではないのかと、そう思うようになった。

俺はまだ答えに辿り着けていなかった。

そんな迷いの中に一人取り残された俺に約束された確実な未来は、
来年の今頃は少なくとも一つの命の親に、父になるということだった。


482:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:30:10 FBboSgWt
「姉上の中に、俺の子供を産んでもらう為にっ。
見ててくれ、ユフィ、子供を作る瞬間を、姉上に種を付ける、孕ませるぞ!」


射精の瞬間、亀頭はさらに膨らみ、今までにない俺のペニスの最大の大きさ、限界にまで達したことが感覚で分かった。


そして、三人が同時に絶頂し、俺だけが気を飛ばさない様に姉上の腰を強く掴んだまま、長い長い射精をした。

精液が出る音が比喩ではなく本当に聞こえるほどの勢い。
数えきれない精子が姉上の胎内を泳ぎ回り、卵子に向かうのが見えた気がした。

483:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:30:39 r2RS/BsS
投下完了。
ぬるいかなー。でもルルーシュだとこんなイメージ。
>>456の点は「ルルーシュの為に」にかかるはずでした。失敗したorz

次回は「カレン→神楽耶→天子」のカレン
  or「ニーナ+ユフィ」
  or「セシル→会長」のセシル。  どれか悩み中。千葉さんの尋問もいいかも。


484:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:31:11 hI+ueMJO
破瓜の血を流さなかったのは長く激しい運動をしているからだろう。
処女だと言う事は性器の見た目と中の感覚で分かる。
この人を今から、いや、たった今俺は孕ませている最中なのだというあまりの興奮に声を出しそうになった。

「る、るるーしゅぅ、ルル、愛、してる、わたしはっ」

根元までは俺のペニスは入りきらなかったが、姉上はそれをなんとか全て受け入れようとしているように見えた。
そのいじらしさが堪らなくて、俺は膣を突く速度をより速めていく。

485:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:35:12 Vi6OPEVX
>>483
乙!
リアルタイムは初めてだ

486:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:36:38 xTxPopuR
初めてリアルタイム遭遇した。乙!

情に絆されてこそルルーシュだw

個人的にはセシルさん希望。

487:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:37:06 /OIXsaKE
>>484 乙です。なんか重複してるけどなんで?

488:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:44:06 2r7gpT7I
>>484 gj

489:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:05:49 lv6SHLI8
悪逆皇帝ルルーシュ×ナナリー書いてる者です

最近基地外嵐湧いてない?
投下しても大丈夫?

490:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:11:01 CfDrqzG1
>>483
GJ!

>>489
全力で投下せよ!

491:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:11:05 Vi6OPEVX
大丈夫だと思う
ここ数日は投下されても沸かない

492:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:13:06 lv6SHLI8
おk
んじゃもう少ししたら投下する
区切りなおすわ

493:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:15:43 hrUXkmlJ
wktk!

>>483
乙GJ!孕ませエロス!

494:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:17:40 cYP0neen
>>483
GJ

ユフィはルルーシュを止める者か
ドラマティックな愛憎があて、それでもやっぱりエロい方向に行くのはたまんないです
>>489
全力で期待

495:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:53:27 lv6SHLI8
んでは投下開始

悪逆皇帝ルルーシュ×ナナリーで第3弾です
一応「Evil eyes」というタイトルついてます
前回まで単純なスペルミスしてることに気付かなかった俺は馬鹿だorz

496:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:54:43 lv6SHLI8
教会の聖堂の中は、ステンドグラスから差し込む日の光で、荘厳な雰囲気を醸し出していた。
神聖なその場所は、普段は誰かが足を踏み入れることは滅多に無い。
しかし今、淡い光のシャワーの中、男が一人立っていた。
白い長衣――神聖ブリタニア帝国・唯一皇帝の証を身に纏ったその男・・・。
第99代皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは人を待っていた。
そこに足音が響き、聖堂の扉が蝶番を軋ませる音をたてて開く。
聖堂を風を吹きぬけるのを感じた皇帝ルルーシュは、扉の方を振り向き、足を踏み入れた人物に話しかけた。

「・・・時間丁度だ。流石だな。――誰かに姿を見られることは無かっただろうな?」
「・・・僕がそんなヘマをする筈が無いだろう」
「どうだか。お前は天然だからな」

互いに皮肉気に顔を見合わせる。
まあ実際のところ、この男はそれ程天然という訳でも、抜けている訳でもない。
寧ろ、自らの甘さも矜持も擲って現実をひたすらに見据えようとする今の姿は、孤独な虎狼を思わせた。
聖堂の中をコツコツという靴音が響く。
大仰なパイロットスーツ兼騎士服を身に着けたその男、枢木スザクはルルーシュの横に並び立った。

「久しぶりだな。約1ヶ月ぶりか。・・・もう傷は大丈夫か」
「ああ、問題ない。カレンにやられてアルビオン本体は爆破されたけど、寸前で脱出ポッドは作動させられたし。
一応軽傷で済んだ」
「・・・俺の『呪い』のせいだな」
「そう・・・。君の『呪い』のお蔭でね」
二人の視線が交錯する。
――二人は元々幼馴染で、つい最近までは完全な敵対関係にあった者同士だ。
お互いに起こった幾多の事象によって、傷つけあいながら、今またこうして並び立つ――。
・・・彼らの心の中の葛藤は、彼ら以外に知る由も無い。

「・・・『僕』はもうこの世には居ない。皇帝ルルーシュの騎士、ナイトオブゼロ・枢木スザクは死んでしまった―」
「・・・しかしお前は今尚俺の前で、『枢木スザク』として存在している。本当に『枢木スザク』が消えるのはもう少し先だろう」
「・・・・・・・・・。・・・あれ程忌み嫌っていた仮面を、この僕が被ることになるとはね」
「――これはお前にしか頼めないことだ。
    ・・・・この俺の命を絶つ、ということも」

聖堂の中で、世界を変える同志達の会話は、密やかに続いた。


497:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:55:33 lv6SHLI8
『Evil Eyes Act. 3』



スザクとの会談の数時間前、ルルーシュは瑣末な出来事に少々頭を抱えていた。
玉座に座った自分の眼下で、初老の男が熱弁を振るっている。
「ですから陛下!どうか皇妃を娶ることをお考え下さい!!このブリタニアに栄光を!!
そして名君・ルルーシュ陛下の貴い血が永劫続くように!!」
「・・・・・・・・・・」

・・・ルルーシュが帝国臣民にかけたギアスは『我を認めよ』――つまり、彼を帝国の唯一皇帝と認め、
彼自身にのみ敬意を払い、付き従うようにするというものだった。
ルルーシュが下す命令は例え何があろうと遂行する人形――、それが現在のルルーシュの兵士である。
しかしそれは命令が下されている範疇であって、特に強制されていない部分は彼らは臣下として「適切と思われる」行動を起こす。
それが、今回の進言だった。
先帝からの古株だったこの大臣は、臣下として至極当然の忠誠心から、ルルーシュに妻を娶るように言ってきたのである。


(・・・あの男が108人も皇妃を迎えていたからといって、俺にも言ってくるか・・・)
ルルーシュは思いがけない『イレギュラー』に僅かに顔を曇らせた。
そもそも自分がこれから成すことは、自分の存在をこの世から消すことだ。
世界に未来は有っても、自分に未来が有ってはならない――。
・・・まして子を遺すなど。
「・・・大臣。お前の臣下としての言葉は有り難いが――」
「ハッ!勿体無きお言葉。ですが陛下であれば数多の女性が我先に妃の座を望むことでしょう。その暁には―」
「・・・お前はもう『余計なことは言うな』!!お前は、俺の言うことを淡々と実行すればそれで良い」
ルルーシュによる回数無制限の絶対遵守状態により、哀れなこの初老の男はまたも命令を下された。
「・・・イエス・ユア・マジェスティ」
大臣はそれだけを言うと、そのまま黙って謁見の間を去った。
この男もまた哀れだが、自分という存在が無くなることで、命令に付き従う存在は消失し、解放される・・・。
ルルーシュはそんな事を考えながら、玉座を離れた。



自身も謁見の間を出て、長い回廊を歩いていると、聞き覚えのある声に呼び止められた。
「・・・ルルーシュ様」
「・・・ジェレミアか。中華での戦線から帰還したか」
ギアスにより強制的に心を捻じ曲げられた者ばかりのこの宮中で、このジェレミア・ゴットバルトは数少ない、
本心からルルーシュに対する忠誠を誓う者である。
ジェレミアは公の場では「皇帝陛下」の呼称を使うが、こうして人が居ないところではただの忠臣として
「ルルーシュ様」と呼ぶ。
・・・しかし、そんな忠臣の様子は、いつもと少し異なっていた。

「・・・ナナリー様のことなのですが・・・」
ジェレミアは硬い面持ちで切り出した。


498:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:56:39 lv6SHLI8
広い回廊の中央で、主従が対峙する。

「・・・ルルーシュ様は、ナナリー様のことを如何様にお考えなのですか?」
「・・・・・・・・・」
「・・・先程、自分が不在の間に・・・、ルルーシュ様がどのようにお過ごしになっていたか・・・聞きました」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。
  ・・・・・・余りな・・・・・、余りななさりようでは有りませんか・・・・!!」
ジェレミアは沈痛な面持ちで訴えかけてくる。

――やはり知られたか・・・。
ジェレミアは囚われたナナリーの身を気遣って、こまめにナナリー付きの侍女と連絡を取っていたのだから当然ともいえる。
ギアスで従わせることが不可能なこの忠義の男は、元々は母・マリアンヌ皇妃に忠誠を誓っていた者だ。
そんな男が今、尊敬していた女性から生まれた息子と娘が不義の関係を結んだと知ってしまった・・・。
しかし・・・。

「・・・・・・・・・。・・・ジェレミア。お前は――」
「・・・私は、ルルーシュ様の忠実な僕です。貴方様のなさることに是非の判断を下せるような立場ではありません・・・。
  ・・・・・・・・・・しかし、それによってルルーシュ様、そしてナナリー様が辛い思いをなさるのであれば・・・」
それ以上は言葉にならないようだった。
ルルーシュはそんな忠臣の様子をジッと見つめる。
言われないでも分かっている――。妹と自分の関係は世間一般には到底認められるものなどでは無いということを。
無言を貫くルルーシュに、ジェレミアは「・・・差し出がましい口を利きました」と言うと、一礼してその場を辞した。
ルルーシュはジェレミアの後姿を暫く眺めると、反対方向に歩き出した。




*******************************************************

待ち合わせていたスザクと、聖堂で話し合う。
これから自分たちが行う世紀の自作自演、「ゼロレクイエム」を実行するためだ。

「・・・当日の警備状況については、俺から追って連絡する」
「分かった。・・・なあ、ルルーシュ」
「何だ」
「・・・ナナリーはちゃんと元気にしてるか?」
「・・・・・・・・」
「表向きは囚人という形だけど・・・、その日までは、君がナナリーの身を守らなければいけないんだからな。兄貴だろう?」

スザクの言葉に裏は無い。自分たち兄妹を昔から知っている幼馴染として出た言葉だろう。
しかしルルーシュはその言葉を聴いて、心の中で自嘲した。
――その『兄貴』が妹に対してどんなことをしてるか・・・。知ったらコイツはどんな顔をするだろう?
この、ナナリーにとってのもう一人の兄に等しいような男が。
ルルーシュは酷く凶暴な気持ちが湧き上がってくるのを自覚していた。
一方で、自分がいずれナナリーと『永久の別離』を迎えることを、改めて実感する。

「・・・ああ、分かってる。ナナリーは俺の『妹』だからな。・・・最後まで俺が傍に居るさ」

――今、自分はどんな顔をしているのか・・・。ルルーシュにははっきりとは分からなかった。

499:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:57:44 lv6SHLI8


ナナリーは一人、浴室のバスタブの中に居た。泡立てたスポンジで体を洗っている。
毎日、夕食後にこのように体を流すことは許可されていた。
世話役のメイドに助けてもらって、いつもの囚人部屋とは別の小規模な浴室に連れてきて貰い、バスタブの中に入れて貰う。
適度な温度に調節されたお湯を、自分でシャワーのコックを捻ることで、全身に浴びる。
立つことの出来ないナナリーは、バスタブの底にぺたりと座ったまま、泡が自分の体を流れていくのを眺めていた。
泡が流れると、自分の白い裸身が露わになる。隠しようにもない鬱血した痕が、全身に点々としているのが目に映った。
水分を含んだ洗い髪を全身に貼り付かせて、ナナリーは最後の仕上げに手を伸ばす。
いつもしていることながら、手が僅かに震えるのを感じつつ、ナナリーは自分の秘所に触れた。


兄・ルルーシュは行為が終わった後は、大抵は軽く後始末もしてくれる。
秘所を拭い、爪を短く切った男性らしい骨ばった指で、ナナリーの中から自分の放った精液を掻き出す。
しかしたまに処理が甘いときがあって、朝、目を覚ました後、身じろぎした拍子に奥からとろんと白濁が溢れ出すことがある。
そんな時、ナナリーは慌ててトイレまで這って行き、トイレットペーパーで拭うのだ。

・・・兄は行為の度に、必ず自分の体内に精液を出す。
息を詰めた兄がナナリーの体を捕らえて、熱を吐き出す様を、彼女は一番間近で見ている。
膣内射精がどんな事態を引き起こしかねないか、性の知識に乏しかったナナリーにも分かっていた。
ナナリーは、今なおぺたんと平らな自分の白い腹を見る。
(・・・このままでは、私はいつか――・・・)
兄妹として、最も有ってはならない可能性を脳裏に描いてしまう。それは、まだ幼いナナリーに酷い不安を抱かせた。
先週、遅れていた月のものが来たとき、ホッとした余り思わず泣いてしまったことを思い出す。


ナナリーは、いつも兄に愛される場所を丁寧に清め始めた。
水流を弱くしたシャワーを近づけ、自分で秘唇を開く。
ぬるま湯で濡らした後、ボディソープを塗した指でゆっくりと秘所を撫で回した。
指で傷付けないように、そっと花弁をなぞり、僅かな恥垢も綺麗に洗い流す。
陰核に指が触れると、思わず体がビクリと震える。
外部を粗方洗い終わったナナリーは、そのままゆっくりと自分の内部に中指を入れ始めた。
体内にもう兄の残滓は残っていない筈なのに、その指は何かを求めるように動き出す。
「・・・っふっ・・・。んん・・・っ」
浴室にナナリーの甘い声が響く。
自分で内壁を掻くその行為は、いつしか快楽を求めてゆっくりと抽挿を始めた。
(・・・こんな・・・っ、こんなこと・・・いけないのに・・・っ!!)
ルルーシュによって開拓された幼い体は、貪欲に悦楽を求めていく。
しかし、己の細い指ではどうにももどかしい。もっと中を満たしてくれる何かが欲しい――。
(・・・お兄様・・・、お兄様・・・っ!!)
見つけた自分の好いところを執拗に嬲ると、ナナリーは声にならない声を挙げて達した。
「・・・あふっ・・・。くんんっ・・・」
すん、と鼻を鳴らしてナナリーは自分の秘所から指を抜く。
全身を弛緩させて、バスタブに体をもたれさせた。


500:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:59:00 lv6SHLI8


『私がお兄様のお嫁さんになるのっ!』
『駄目よ、ナナリー。ルルーシュのお嫁さんになるのは私だから』
『ユフィ姉さまにもお兄様はあげないんだからっ』

――思えば何て遠いところに来てしまったんだろう。
あの頃無邪気に兄を取り合っていた一人はその兄によって殺され、もう一人は体だけの関係に耽溺している――。
もう居ない姉は、自分たちの関係を知ったら、どんな顔をするんだろう・・・。
(・・・ユフィ姉さま・・・)
ナナリーは、いつも笑顔で笑いかけてくれた優しい異母姉の顔を思い浮かべた。

何も分かってなかった幼い頃は、ただ純粋に兄の傍に居たいと思って、あんなことを言った。
成長した今では、そんなことがこの世では絶対に叶うことなど無い、とよく分かっている。
兄はブリタニアの現皇帝だ。
いずれ、父のように多くの妃を迎えて、数多くの子を遺すに違いない。
・・・いや、今ももう心を通わせた、誰か素敵な人が居るのかもしれない。
――こんな、体だけの玩具とは違って・・・。
(それでも・・・私は)

兄によって強制的に関係を結ばれてから、ナナリーは己の中の醜い独占欲に気付いた。
今まで何度も、兄だから、いずれ離れる存在だから、と言い聞かせてきた。
それなのに今、こんな関係になって、せめて自分を抱いているときだけは自分のことだけを考えて欲しいと思う自分が居る――。
何て滑稽なんだろう。兄はもう自分に対して愛情なんて向けてくれないのに。
(・・・・・・お兄様が居てくれたら、何も要らない・・・)








・・・気付いたら、心地よい疲労感に包まれ、僅かな時間だがとろとろと居眠りしていたようだ。
もたれさせていた体を起こしたナナリーは、辺りを見回した。
いつもだったらそろそろメイドが時間を見計らって迎えに来てくれる筈だ。
一人では移動も儘ならない事実を苦々しく思いながら、ナナリーはバスタブの底に座りなおした。
先程の自慰で泥濘んだ秘所をもう一度シャワーで洗い流す。

ふと、浴室の扉向こうの脱衣所で、コトリと音がした。
「カタリナさん?」
扉の向こうにメイドの名前を呼びかける。
扉が開く。


「・・・久しぶりに、一緒に風呂に入るか」

   ――入ってきた人物を見て、ナナリーは瞠目した。



501:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:59:49 nbA5HmtN
教会の聖堂の中は、ステンドグラスから差し込む日の光で、荘厳な雰囲気を醸し出していた。
神聖なその場所は、普段は誰かが足を踏み入れることは滅多に無い。
しかし今、淡い光のシャワーの中、男が一人立っていた。
白い長衣――神聖ブリタニア帝国・唯一皇帝の証を身に纏ったその男・・・。
第99代皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは人を待っていた。
そこに足音が響き、聖堂の扉が蝶番を軋ませる音をたてて開く。
聖堂を風を吹きぬけるのを感じた皇帝ルルーシュは、扉の方を振り向き、足を踏み入れた人物に話しかけた。

「・・・時間丁度だ。流石だな。――誰かに姿を見られることは無かっただろうな?」
「・・・僕がそんなヘマをする筈が無いだろう」
「どうだか。お前は天然だからな」

互いに皮肉気に顔を見合わせる。
まあ実際のところ、この男はそれ程天然という訳でも、抜けている訳でもない。
寧ろ、自らの甘さも矜持も擲って現実をひたすらに見据えようとする今の姿は、孤独な虎狼を思わせた。
聖堂の中をコツコツという靴音が響く。
大仰なパイロットスーツ兼騎士服を身に着けたその男、枢木スザクはルルーシュの横に並び立った。

「久しぶりだな。約1ヶ月ぶりか。・・・もう傷は大丈夫か」
「ああ、問題ない。カレンにやられてアルビオン本体は爆破されたけど、寸前で脱出ポッドは作動させられたし。
一応軽傷で済んだ」
「・・・俺の『呪い』のせいだな」
「そう・・・。君の『呪い』のお蔭でね」
二人の視線が交錯する。
――二人は元々幼馴染で、つい最近までは完全な敵対関係にあった者同士だ。
お互いに起こった幾多の事象によって、傷つけあいながら、今またこうして並び立つ――。
・・・彼らの心の中の葛藤は、彼ら以外に知る由も無い。

「・・・『僕』はもうこの世には居ない。皇帝ルルーシュの騎士、ナイトオブゼロ・枢木スザクは死んでしまった―」
「・・・しかしお前は今尚俺の前で、『枢木スザク』として存在している。本当に『枢木スザク』が消えるのはもう少し先だろう」
「・・・・・・・・・。・・・あれ程忌み嫌っていた仮面を、この僕が被ることになるとはね」
「――これはお前にしか頼めないことだ。
    ・・・・この俺の命を絶つ、ということも」

聖堂の中で、世界を変える同志達の会話は、密やかに続いた。

502:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:00:05 lv6SHLI8
兄・ルルーシュと一緒に入浴すること自体は、それほど珍しいことでは無かった。
枢木の家に居た頃は、使用人の世話を全部断って兄が全部ナナリーの世話をしてくれたし、
アッシュフォードに来てからも咲世子さんが来ない日は、兄がナナリーの入浴の補助をしていた。
しかし今は――。
ナナリーは、思わず浴室の暖色光の下にルルーシュの裸身を見る。
いつもは薄暗い囚人部屋で、月光に照らされてしか見ることが出来なかった体を。

比較的明るいこの浴室で、ナナリーは兄の筋肉に包まれた細身をじっと見ていた。
「・・・ナナリー?」
兄の声で我に返ったナナリーは、慌てて目を逸らす。途端に顔が真っ赤になる。
そんな妹の様子にルルーシュは、見えないところで口元に笑みを浮かべ、バスタブの中に入って来た。
狭いバスタブの中でルルーシュはナナリーを膝に抱えると、ナナリーに「・・・もう洗ったか?」と聞いてくる。
思わずナナリーがこくりと頷くと、ルルーシュは「そうか」とだけ言って、自分自身の体を洗い始めた。

暫く兄が体を洗う音だけが浴室に響く。
――こうしているとまるで昔みたい・・・。
背中越しに兄の温もりを感じたナナリーは、懐かしいあの頃を思った。
感傷に浸るナナリーを余所に、ルルーシュはシャワーに手を伸ばし、全身の泡を流す。
体を洗い終えたルルーシュは立ち上がると、バスタブの縁に腰掛けて、ナナリーにこう言ってきた。
「・・・お前を抱えていて洗えなかったからな。ナナリー・・・、ここ、洗ってくれるか?」
兄が指し示す場所を見たナナリーは、瞬時に頬を紅潮させた。



妹が真っ赤になりながら、ボディソープを手に取る様を観察する。
最初まだくたりとしていた自身は、ナナリーの視線を受けて半ば勃ち上がっていた。
ナナリーは躊躇しつつ、やんわりと自身に触れ始める。
(・・・もう何度も触れているだろうに・・・)
ルルーシュは妹の様子に呆れつつ、その初々しさに目を細めた。
妹の細い指がソープを泡立てて、自身に纏わり着いてくる。
飽くまで「洗う」という目的のままに、その動きは繊細だ。
幹全体を両手で優しく握りこみ、上下に擦り上げると、傘の張った亀頭部分を親指で撫で回す。
泡の溜まった陰毛の生え際にも手が向かったと思うと、小さな手がたぷんとした陰嚢に触れた。
「・・・くぅっ・・・!!」
堪らずルルーシュは声を上げる。ナナリーは一瞬びくりとしたが、直ぐにまた塊を撫で始めた。
ナナリーの手淫はお世辞にも上手いと言えるものではないが、それでも妹が触れていると思うだけで、
その拙い技巧にルルーシュは堪らず腰を揺らした。
たどたどしい動きに、段々と自身の先端に先走りが滲んでくる。
ルルーシュは自分の中で抑えきれない情欲が高まるのを感じていた。

 ――ナナリーは俺のものだ。誰に何を言われようと。・・・俺のこの命が尽きる日まで。



503:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:00:46 QKBMxkrs
ナナリーは一人、浴室のバスタブの中に居た。泡立てたスポンジで体を洗っている。
毎日、夕食後にこのように体を流すことは許可されていた。
世話役のメイドに助けてもらって、いつもの囚人部屋とは別の小規模な浴室に連れてきて貰い、バスタブの中に入れて貰う。
適度な温度に調節されたお湯を、自分でシャワーのコックを捻ることで、全身に浴びる。
立つことの出来ないナナリーは、バスタブの底にぺたりと座ったまま、泡が自分の体を流れていくのを眺めていた。
泡が流れると、自分の白い裸身が露わになる。隠しようにもない鬱血した痕が、全身に点々としているのが目に映った。
水分を含んだ洗い髪を全身に貼り付かせて、ナナリーは最後の仕上げに手を伸ばす。
いつもしていることながら、手が僅かに震えるのを感じつつ、ナナリーは自分の秘所に触れた。


兄・ルルーシュは行為が終わった後は、大抵は軽く後始末もしてくれる。
秘所を拭い、爪を短く切った男性らしい骨ばった指で、ナナリーの中から自分の放った精液を掻き出す。
しかしたまに処理が甘いときがあって、朝、目を覚ました後、身じろぎした拍子に奥からとろんと白濁が溢れ出すことがある。
そんな時、ナナリーは慌ててトイレまで這って行き、トイレットペーパーで拭うのだ。

・・・兄は行為の度に、必ず自分の体内に精液を出す。
息を詰めた兄がナナリーの体を捕らえて、熱を吐き出す様を、彼女は一番間近で見ている。
膣内射精がどんな事態を引き起こしかねないか、性の知識に乏しかったナナリーにも分かっていた。
ナナリーは、今なおぺたんと平らな自分の白い腹を見る。
(・・・このままでは、私はいつか――・・・)
兄妹として、最も有ってはならない可能性を脳裏に描いてしまう。それは、まだ幼いナナリーに酷い不安を抱かせた。
先週、遅れていた月のものが来たとき、ホッとした余り思わず泣いてしまったことを思い出す。


ナナリーは、いつも兄に愛される場所を丁寧に清め始めた。
水流を弱くしたシャワーを近づけ、自分で秘唇を開く。
ぬるま湯で濡らした後、ボディソープを塗した指でゆっくりと秘所を撫で回した。
指で傷付けないように、そっと花弁をなぞり、僅かな恥垢も綺麗に洗い流す。
陰核に指が触れると、思わず体がビクリと震える。
外部を粗方洗い終わったナナリーは、そのままゆっくりと自分の内部に中指を入れ始めた。
体内にもう兄の残滓は残っていない筈なのに、その指は何かを求めるように動き出す。
「・・・っふっ・・・。んん・・・っ」
浴室にナナリーの甘い声が響く。
自分で内壁を掻くその行為は、いつしか快楽を求めてゆっくりと抽挿を始めた。
(・・・こんな・・・っ、こんなこと・・・いけないのに・・・っ!!)
ルルーシュによって開拓された幼い体は、貪欲に悦楽を求めていく。
しかし、己の細い指ではどうにももどかしい。もっと中を満たしてくれる何かが欲しい――。
(・・・お兄様・・・、お兄様・・・っ!!)
見つけた自分の好いところを執拗に嬲ると、ナナリーは声にならない声を挙げて達した。
「・・・あふっ・・・。くんんっ・・・」
すん、と鼻を鳴らしてナナリーは自分の秘所から指を抜く。
全身を弛緩させて、バスタブに体をもたれさせた。

504:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:00:56 lv6SHLI8
不意に、ナナリーはその細い腕を掴まれた。
その強い力に、ナナリーは怯えて声を上げた。
「何?!何ですか?!!お兄様!!」
そのまま半ば投げ出される形でバスタブから洗い場に強制的に移動させられる。
思わずナナリーは尻餅をついた。
――怖い・・・。
兄の急な行動に恐怖を覚えて、ナナリーは浴室の白い大理石の床の上を這う。
本能的な恐怖から逃れようと、両腕を使って浴室を出るための扉まで這って行く。
ルルーシュはのたうつナナリーの様子を見て、陸に上がったばかりで歩けない人魚を連想した。

(早く・・・!早く逃げなくちゃ・・・!!)
ナナリーは目に涙を滲ませていた。
常なら付いている筈の手枷も足枷も、入浴中なら付いていない。
それでも、冷静に考えてみれば足の不自由な自分が逃げられる筈は無いのに、ナナリーは恐慌状態に陥っていた。
ルルーシュはそんな妹の様子を後目に、脚を掴んで自分の方へと引き寄せる。
怯えたナナリーは動く上半身だけを頼りに体をバタつかせた。
「やだっ!ヤだぁっ!!ユフィ姉さまっ!!スザクさん!!」
思わずナナリーは、自分の心の中で頼りにしていた人達の名前を呼んだ。
ルルーシュはその名前を聞いた途端、自分の中に心苦しさと、抑えがたい嫉妬を感じる。
床の上に押し倒した妹の両腕を一まとめにして押さえ、両足を大きく開く。
凶暴な感情を抑えられないままに、ルルーシュは妹の膣口に指を触れると、そのまま侵入を始めた。

ナナリーの中は急な侵入にも関わらず、温かく自分の指を迎え入れた。
ぬるついた其処は、ルルーシュの中指を捉えて放そうとしない。
・・・それもその筈、先程までナナリーはルルーシュを思って自分を慰めていたのだから。
「・・・っやっ・・・!!やぁっ・・・!!そ・・・そこ・・・」
ナナリーが甘い声を上げて応えてくる。
先程まで思い描いていた兄の指・・・。自分より太く節くれだったそれを、ナナリーの体は嬉々として受け入れてしまった。
これならば、と思ったルルーシュはそのまま立て続けに人差し指、薬指も挿入した。
ナナリーの小さな膣口は広げられ、今では三本の指が出入りしている。
にゅぷっ、にゅぷっ、と音を立てて愛液に塗れるそこを見つめる。
(・・・綺麗だ・・・)
自分だけを受け入れる其処は、酷く卑猥で美しい。ピンクの秘肉が溢れる蜜でテラテラと光っている。
腹の底から湧き上がってくる欲のままに、ルルーシュはぺロリと自分の唇を舐めた。


505:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:01:35 vBaS3qtQ
ナナリーは一人、浴室のバスタブの中に居た。泡立てたスポンジで体を洗っている。
毎日、夕食後にこのように体を流すことは許可されていた。
世話役のメイドに助けてもらって、いつもの囚人部屋とは別の小規模な浴室に連れてきて貰い、バスタブの中に入れて貰う。
適度な温度に調節されたお湯を、自分でシャワーのコックを捻ることで、全身に浴びる。
立つことの出来ないナナリーは、バスタブの底にぺたりと座ったまま、泡が自分の体を流れていくのを眺めていた。
泡が流れると、自分の白い裸身が露わになる。隠しようにもない鬱血した痕が、全身に点々としているのが目に映った。
水分を含んだ洗い髪を全身に貼り付かせて、ナナリーは最後の仕上げに手を伸ばす。
いつもしていることながら、手が僅かに震えるのを感じつつ、ナナリーは自分の秘所に触れた。


兄・ルルーシュは行為が終わった後は、大抵は軽く後始末もしてくれる。
秘所を拭い、爪を短く切った男性らしい骨ばった指で、ナナリーの中から自分の放った精液を掻き出す。
しかしたまに処理が甘いときがあって、朝、目を覚ました後、身じろぎした拍子に奥からとろんと白濁が溢れ出すことがある。
そんな時、ナナリーは慌ててトイレまで這って行き、トイレットペーパーで拭うのだ。

・・・兄は行為の度に、必ず自分の体内に精液を出す。
息を詰めた兄がナナリーの体を捕らえて、熱を吐き出す様を、彼女は一番間近で見ている。
膣内射精がどんな事態を引き起こしかねないか、性の知識に乏しかったナナリーにも分かっていた。
ナナリーは、今なおぺたんと平らな自分の白い腹を見る。
(・・・このままでは、私はいつか――・・・)
兄妹として、最も有ってはならない可能性を脳裏に描いてしまう。それは、まだ幼いナナリーに酷い不安を抱かせた。
先週、遅れていた月のものが来たとき、ホッとした余り思わず泣いてしまったことを思い出す。


ナナリーは、いつも兄に愛される場所を丁寧に清め始めた。
水流を弱くしたシャワーを近づけ、自分で秘唇を開く。
ぬるま湯で濡らした後、ボディソープを塗した指でゆっくりと秘所を撫で回した。
指で傷付けないように、そっと花弁をなぞり、僅かな恥垢も綺麗に洗い流す。
陰核に指が触れると、思わず体がビクリと震える。
外部を粗方洗い終わったナナリーは、そのままゆっくりと自分の内部に中指を入れ始めた。
体内にもう兄の残滓は残っていない筈なのに、その指は何かを求めるように動き出す。
「・・・っふっ・・・。んん・・・っ」
浴室にナナリーの甘い声が響く。
自分で内壁を掻くその行為は、いつしか快楽を求めてゆっくりと抽挿を始めた。
(・・・こんな・・・っ、こんなこと・・・いけないのに・・・っ!!)
ルルーシュによって開拓された幼い体は、貪欲に悦楽を求めていく。
しかし、己の細い指ではどうにももどかしい。もっと中を満たしてくれる何かが欲しい――。
(・・・お兄様・・・、お兄様・・・っ!!)
見つけた自分の好いところを執拗に嬲ると、ナナリーは声にならない声を挙げて達した。
「・・・あふっ・・・。くんんっ・・・」
すん、と鼻を鳴らしてナナリーは自分の秘所から指を抜く。
全身を弛緩させて、バスタブに体をもたれさせた。

506:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:01:46 lv6SHLI8
やがてひくひくと膣内が震えてきた。
「あっ・・・、んあっ、あぅっ・・・!」
抵抗する力を失って刺激を味わっている妹を見下ろし、ルルーシュは腕の拘束を弱めた。
長い指を潜らせ、ナナリーの特に感じる膣内のざらついた部分を重点的に責めると、堪らないというように指を締め付けてくる。
ルルーシュは指を秘所から抜くと、ナナリーが見ていることを承知の上で指に滴る愛液を舐め取った。
がくがくと体を震わせるナナリーを抱き起こすと、ルルーシュは先程のように妹の体を膝の上に抱えた。
二人の目の前には鏡が在る。
快楽で意識が朦朧としたナナリーは、兄が自分の腰を抱え上げているのが目に映った。
動かない足は力なく割り開かれ、奥の兄を受け入れる秘所までもが見える。
浴室の床の上に胡坐を掻いたルルーシュはナナリーの開いた太股を自分の脚の上に乗せて、
潤う膣口に己の陰茎を下からぴとりと押し付けた。
「・・・よく見てろ・・・」
情欲で低くなった兄の声が浴室に響く。
ナナリーは、目の前の鏡越しに、ルルーシュと自分の目が合うのを見た。
兄が鏡の向こうから、紫の瞳を光らせて自分のあられもない姿を見ている――。
ルルーシュもまた、ナナリーと自分の視線が間接的に合うのを見ていた。今まさに自分が犯そうとしている部分も。
(・・・ナナリー、お前の瞳は・・・)
二人はまるで、瞳で交わっているかのような感覚がしていた。
お互いにお互いが相手の瞳に囚われていることも分からずに。

「・・・んにゃっ・・・、・・・あぁっ・・・」
ルルーシュの陰茎が、にゅむむむ・・・、と音を立てて徐々にナナリーの内部に沈んでいく。
ナナリーの目には、完全に勃起して反り返った兄の裏筋までもが見えていた。
力をもったソレは最初よりも太く大きくなって、血管の浮き出る様も見える。
ゆっくりとした挿入により、兄が埋め込まれる程に少しずつ蜜が押し出されてくる様子までもが分かるようだ。
ルルーシュがナナリーの耳元で囁く。
「・・・ちゃんと見ていろ・・・。・・・誰がお前を抱いているか・・・」
亀頭部分が通り過ぎると、あとはスムーズだった。
ぬるる、とナナリーの狭い膣道をルルーシュの幹が征服していき、奥の奥まで潜っていく。
体重のかかった挿入はいつもより深い結合をもたらし、ナナリーがより感じる子宮口を強く圧迫した。
性交の前の前戯段階でギリギリまで高められていたナナリーは、その感覚に堪らず絶頂を迎えた。
「やひゃっ!!・・・んあぁぁぁっ!あっ、ぁああああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
ナナリーが小さな体をガクガクと震わせた。鏡には蕩けるような顔をした妹が映っている。
ルルーシュは達してきゅんきゅんと締め付ける内部に引き摺られないように、息を詰めて耐えた。
妹の柔らかな膣は滑らかに蠢き、気を抜くとすぐにでも持っていかれそうになる。
堪らず、妹の細く小さい体を背後から強く抱き締めた。

507:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:02:45 lv6SHLI8
ナナリーが少し落ち着くと、今度はルルーシュが下から突き上げてきた。
ぼう、としたナナリーの目にも、ルルーシュの動きに従って形を変える己の柔肉が見える。
――私はいつも、あんな風にお兄様を・・・。
浴室の淡い光の中で、いつもの快楽に加え、視覚的にも犯されているような気がしてくる。
時折兄と鏡の中で目が合うと、ぶるりと体が震える。
ルルーシュは右手でナナリーの腰を支え、左手で彼女の胸を嬲っていた。
桃色の尖りが色合いを強めて、突き上げに応じて弾む。
何もかもがお互いの目に曝される。
ナナリーは快感に崩れそうになる自分の体を、兄の腿に手を添えることで支えていた。

突如として、ルルーシュがナナリーの膣からぬるんっ、と陰茎を引き出した。
兄の紡ぐ悦楽に身を投じていたナナリーは、思わず直に背後を振り返る。
すると、兄はナナリーを引き寄せて、今度は向かい合って膝の上に抱えた。
ナナリーは戸惑う。・・・だって、小さい頃に抱っこしてもらったみたい・・・。
ルルーシュは再び妹の入り口に己を宛がった。
狙いを定める兄の獣のような眼差しと、今度は鏡越しではなく、直に目が合う。
濡れた前髪の間から覗くルルーシュの瞳は、瞬時にナナリーの心を支配した。
「・・・んあぁ・・・」
ナナリーの菫色の瞳が丸く開き、秘部が触れ合う感覚に声を上げる。
次の瞬間、ルルーシュはナナリーの肩を掴むと一気に奥まで引き摺り下ろした。
「やあぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!」
余りに強い衝撃に、ナナリーの目がちかちかとした。
ルルーシュはそのまま自分の快感を求めるように、ナナリーの内部を縦横無尽に暴れ回る。
何とか衝撃を和らげようと、ナナリーは自由な両手で兄の肩に手を添えて体を浮かせようと試みるが、
刺激に翻弄される体に力は入らなかった。


ルルーシュはぬめる内部を蹂躙する快感を味わっていた。
己の動きに馬鹿正直な程素直に反応する――。
妹は下半身を自分で動かせないが、それを補って余りあるように己を食んでくる。
以前より性行為に慣れたとは言え、未だに少女らしい潔癖な外見を持ったそこは、ルルーシュをきつく締めてくれた。
自分の体力を無視した激しい動きに、ルルーシュは徐々に息が上がってくる。
「・・・っふっ、・・・っはぁっ・・・!!」
自分の腰を擦り付け、妹の陰核も潰すように強く刺激する。
先に指で愛した、膣内のざらついた部分を亀頭で何度も突く。
すると、ナナリーはそれらの動き全てに応えるように愛らしい声を上げて縋り付いて来た。
お互いの肩に顔を乗せて、細い体を抱き締めあう。
密着した二人の体の間で、ナナリーの小さな胸がふにゃりと潰れた。
熱くなった体は同じ体温になったようで、二人に溶け合うような感覚をもたらした。
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、・・・
混ざり合った二人の体液が、ナナリーの尻とルルーシュの下腹部を濡らす。
ルルーシュは自分の限界が近いことを悟った。ナナリーの内部でビクビクと震えて出口を求めているようだ。
ふと、妹の顔を見てみると、小さい頃のように涙で顔をくしゃりと歪ませていた。
「・・・やらっ・・・、いやれすっ・・・!・・・なか・・・らめぇ・・・っ!!」
ナナリーは快楽に蕩けて舌が回らなくなっているようだった。
ルルーシュは妹の真っ赤な顔を見ると、改めてその小さな体を強く抱いて、細い腰を逃れられないように捕らえた。
ラストスパートとばかりに、短い間隔でナナリーの感じ易い場所を狙って突いてくる。
「あっ、あっ、んやぁっ!!・・・なかはっ・・・!!」
「・・・んっ、くぅっ・・・!ナナ、リー・・・!!!」
「・・・っやっ・・・・!はぁぁぁぁっっ・・・!」
高まる快感に最早何も考えられなくなり、二人は本能のままに抱き合う。
ナナリーがぷしゃあ、と潮を噴いて達するのと、ルルーシュが妹の内部に思いの丈を迸らせるのは、ほぼ同時だった。

508:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:02:55 vBaS3qtQ
不意に、ナナリーはその細い腕を掴まれた。
その強い力に、ナナリーは怯えて声を上げた。
「何?!何ですか?!!お兄様!!」
そのまま半ば投げ出される形でバスタブから洗い場に強制的に移動させられる。
思わずナナリーは尻餅をついた。
――怖い・・・。
兄の急な行動に恐怖を覚えて、ナナリーは浴室の白い大理石の床の上を這う。
本能的な恐怖から逃れようと、両腕を使って浴室を出るための扉まで這って行く。
ルルーシュはのたうつナナリーの様子を見て、陸に上がったばかりで歩けない人魚を連想した。

(早く・・・!早く逃げなくちゃ・・・!!)
ナナリーは目に涙を滲ませていた。
常なら付いている筈の手枷も足枷も、入浴中なら付いていない。
それでも、冷静に考えてみれば足の不自由な自分が逃げられる筈は無いのに、ナナリーは恐慌状態に陥っていた。
ルルーシュはそんな妹の様子を後目に、脚を掴んで自分の方へと引き寄せる。
怯えたナナリーは動く上半身だけを頼りに体をバタつかせた。
「やだっ!ヤだぁっ!!ユフィ姉さまっ!!スザクさん!!」
思わずナナリーは、自分の心の中で頼りにしていた人達の名前を呼んだ。
ルルーシュはその名前を聞いた途端、自分の中に心苦しさと、抑えがたい嫉妬を感じる。
床の上に押し倒した妹の両腕を一まとめにして押さえ、両足を大きく開く。
凶暴な感情を抑えられないままに、ルルーシュは妹の膣口に指を触れると、そのまま侵入を始めた。

ナナリーの中は急な侵入にも関わらず、温かく自分の指を迎え入れた。
ぬるついた其処は、ルルーシュの中指を捉えて放そうとしない。
・・・それもその筈、先程までナナリーはルルーシュを思って自分を慰めていたのだから。
「・・・っやっ・・・!!やぁっ・・・!!そ・・・そこ・・・」
ナナリーが甘い声を上げて応えてくる。
先程まで思い描いていた兄の指・・・。自分より太く節くれだったそれを、ナナリーの体は嬉々として受け入れてしまった。
これならば、と思ったルルーシュはそのまま立て続けに人差し指、薬指も挿入した。
ナナリーの小さな膣口は広げられ、今では三本の指が出入りしている。
にゅぷっ、にゅぷっ、と音を立てて愛液に塗れるそこを見つめる。
(・・・綺麗だ・・・)
自分だけを受け入れる其処は、酷く卑猥で美しい。ピンクの秘肉が溢れる蜜でテラテラと光っている。
腹の底から湧き上がってくる欲のままに、ルルーシュはぺロリと自分の唇を舐めた。

509:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:03:29 /W8Yh0zA
不意に、ナナリーはその細い腕を掴まれた。
その強い力に、ナナリーは怯えて声を上げた。
「何?!何ですか?!!お兄様!!」
そのまま半ば投げ出される形でバスタブから洗い場に強制的に移動させられる。
思わずナナリーは尻餅をついた。
――怖い・・・。
兄の急な行動に恐怖を覚えて、ナナリーは浴室の白い大理石の床の上を這う。
本能的な恐怖から逃れようと、両腕を使って浴室を出るための扉まで這って行く。
ルルーシュはのたうつナナリーの様子を見て、陸に上がったばかりで歩けない人魚を連想した。

(早く・・・!早く逃げなくちゃ・・・!!)
ナナリーは目に涙を滲ませていた。
常なら付いている筈の手枷も足枷も、入浴中なら付いていない。
それでも、冷静に考えてみれば足の不自由な自分が逃げられる筈は無いのに、ナナリーは恐慌状態に陥っていた。
ルルーシュはそんな妹の様子を後目に、脚を掴んで自分の方へと引き寄せる。
怯えたナナリーは動く上半身だけを頼りに体をバタつかせた。
「やだっ!ヤだぁっ!!ユフィ姉さまっ!!スザクさん!!」
思わずナナリーは、自分の心の中で頼りにしていた人達の名前を呼んだ。
ルルーシュはその名前を聞いた途端、自分の中に心苦しさと、抑えがたい嫉妬を感じる。
床の上に押し倒した妹の両腕を一まとめにして押さえ、両足を大きく開く。
凶暴な感情を抑えられないままに、ルルーシュは妹の膣口に指を触れると、そのまま侵入を始めた。

ナナリーの中は急な侵入にも関わらず、温かく自分の指を迎え入れた。
ぬるついた其処は、ルルーシュの中指を捉えて放そうとしない。
・・・それもその筈、先程までナナリーはルルーシュを思って自分を慰めていたのだから。
「・・・っやっ・・・!!やぁっ・・・!!そ・・・そこ・・・」
ナナリーが甘い声を上げて応えてくる。
先程まで思い描いていた兄の指・・・。自分より太く節くれだったそれを、ナナリーの体は嬉々として受け入れてしまった。
これならば、と思ったルルーシュはそのまま立て続けに人差し指、薬指も挿入した。
ナナリーの小さな膣口は広げられ、今では三本の指が出入りしている。
にゅぷっ、にゅぷっ、と音を立てて愛液に塗れるそこを見つめる。
(・・・綺麗だ・・・)
自分だけを受け入れる其処は、酷く卑猥で美しい。ピンクの秘肉が溢れる蜜でテラテラと光っている。
腹の底から湧き上がってくる欲のままに、ルルーシュはぺロリと自分の唇を舐めた。

510:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:03:48 lv6SHLI8




兄が浴室を去ったあと、ナナリーは床の上に崩れ落ちていた身を気怠げに起こした。
(・・・体・・・また、洗わないと・・・)
見ると、ナナリーの下半身は、兄と自分の体液に塗れていた。
細い脚の間に手を差し入れる。ぬちゃり・・・と音が響いて、白濁が付いてきた。
――結局、またお兄様は私の中に・・・。
溢れるそれで、腹が膨れるような気がした。
少し身を動かしただけでこぷりと中から漏れてくる。
その度に体がふる、と震える。
兄の熱が注がれることで生じる結果は避けたいが、一方でその熱で自分が例えようも無い充足感を得ているのも事実だった。



再びシャワーを浴びる。
細かいノズルから出る温い水流を感じながら、ナナリーは緩慢な動作で体を洗った。
――自分は囚人だ。いずれ処刑される運命の。だから・・・。
だから兄は後腐れなく自分を抱けるのだと気付いた。
例え孕んだとしても、いずれ来る処刑の日に、腹の中の子ともども始末してしまえば良い――。
ナナリーは暗澹たる思いのまま、ゆっくりと泡塗れの自分の体を流した。
排水溝に流れていく泡を見ながら、彼女は昔読んだ童話の絵本を思い出す。


   叶わぬ恋に身を焦がした人魚姫は、王子を殺すことが出来なかった。
   愛する人が他の女性と結ばれるのを見ながら、泡となって消えていった――


――お兄様に対する想いも何もかも、この泡のように消えてしまえたら良いのに・・・・。
ナナリーは、流れるシャワーに紛れて声も無く涙を流していた。



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511:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:04:55 lv6SHLI8
妹との逢瀬からプライベートルームの書斎に戻ったルルーシュは、大量の資料に目を向けていた。
資料には各国の経済状況、食料の備蓄、残存兵力などが記載されている。
自分が征服した世界の、今の状態を知るためだ。

ルルーシュ達が行おうとしている「ゼロレクイエム」は、ルルーシュが世界の憎悪を一身に集めて世界を破壊し、
その後自らが討たれることで世界を纏め、新たな世界を創造することだ。
しかしその過程で、完全に世界を破壊し尽くしてしまう訳にはいかない。
破壊の後の再生の力を残しておかねばならない――。
世界各国をブリタニアを筆頭に据えて絶妙なバランスを保ち、生かさず殺さずの状態にすることこそ肝要だった。
――まあそれでも存外、人というものは中々にしぶといものだが・・・。
ルルーシュはクスリと嘲笑った。

(・・・今のところはこれで大丈夫か・・・)
ルルーシュはジェレミアの用意した中華の資料を机に置くと、室内に備え付けられたソファーにどかりと腰を下ろした。
照明を落とした部屋の中、天井付近の虚空を見上げる。

――ナナリー・・・。
暗闇の中でも煌くような、妹の菫色の瞳を思い描く。
・・・妹がこちらに囚われてから、初めて部屋に会いに行った日――。
何も、あんな禁忌の関係を結ぶつもりは無かった。
それなのに、あの何もかも見透かすような瞳に見つめられると、落ち着いていられない。
八年ぶりに見た濁りの無い澄んだ瞳は、己の中の秘められた欲望も何もかも、
曝け出す力を持っているかのようだった。



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