触手・怪物に犯されるSS 18匹目at EROPARO
触手・怪物に犯されるSS 18匹目 - 暇つぶし2ch619:3-170 ◆QC3LRmFAWo
09/01/06 12:06:24 jqjgjvNE
>>618
いや、>>599 見て思いついたので書いてみた

620:名無しさん@ピンキー
09/01/06 20:03:48 Xl2MAxO4
乙!新年一番乗りだな

621:コッペリアの兎
09/01/06 22:28:33 QiVDWpKN
>>605
必殺口裂け女

朝起きたら僕は女の子になっていました。
そ・・そんなバカな。、こんなマンガみたいな事が・・・しかも自分の身に起きるなんて。

『律!女の子になったって本当か?前から男にしては随分カワイイと思っていたが
女になったなら何の障害も無い。俺と結婚してくれ。』

春馬兄ちゃん!従兄弟同士で何を言ってるんだよ。
んぐう。
わーん、無理矢理キスするなんて、春馬兄ちゃん酷いよ。僕、初めてなんだからね。
もう怒ったからね、えい。ズゴーンンン

『ゲホフゥ・・相変わらず律の超能力は凄まじいな。。ゲホフゴボグワ』
ガシャーン!窓を破って妖魔登場。

妖魔『グハハハハハ!正義の味方兄弟の家はここか。。。若い男が2人と聞いてきたのに、何故女がいる』

わーん女じゃないもん。

妖魔『俺は若い男にしか興味は無い。女なんて醜い生き物はこうしてやる。てぃやりゅあああ』
ズコオオオンンンン
ぐふぅ。何で僕がこんな目に遇わなくちゃいけないんだよ。

『わあああ!律、助けてくれ』

あー、春馬兄ちゃんが触手に巻かれている。僕の唇を無理矢理奪った最低男を助けなくちゃいけない義理ないね。

妖魔『貴様、なかなか俺好みだぞ。こんな物脱がしてやるぜ』
ビリビリビリ

妖魔『貴様、いい体してやがるな。たまらないぜ』
春馬『律、元に戻してやるから助けてくれ』

えっ!本当?

622:名無しさん@ピンキー
09/01/06 23:43:44 m0YI9jFr
>>619
もし続きを書いてくださるのなら、悪堕ち分を加えて書いてくだしあ><

623:名無しさん@ピンキー
09/01/07 00:07:37 2RwL2/bY
7歳のはじめてのしょくしゅに期待!

その裏で母親が触手に調教されまくって色々大変なことになるわけですね。
そして悪堕ちして娘と対決

これなんてジブr

624:名無しさん@ピンキー
09/01/07 00:10:38 QNJu8sgN
>>621
gj! もっと濃密な描写希望。

625:名無しさん@ピンキー
09/01/07 00:24:39 5eg7yamE
>>621
ハードゲイ分が若干足りないな…
続編での補完希望

626:名無しさん@ピンキー
09/01/07 00:47:16 PBl9T2Rw
むしろ娘も触手に捕まって母と娘で堕ちていくのも悪くないと思った

627:名無しさん@ピンキー
09/01/07 05:32:32 KnH8T/KU
>>617
GJ!!
できたら続きを!
なんかこの痕都が魔法少女化して助けにいったはいいけど悪堕ちして・・・な予感
7年ぶりに男根ブチュブチュされる人妻
個人的にかなりツボだぉ

628:名無しさん@ピンキー
09/01/07 23:49:19 Btva/hdz
あのままでは娘が無垢すぎるが、母がまだ美味しい年齢を考えると悩ましい

629:名無しさん@ピンキー
09/01/08 16:58:07 QcFCwbhG
娘を成長させるかさせまいか。それが問題だ。
・・・まあ、ここは親子丼で妥協しry

630:名無しさん@ピンキー
09/01/08 17:58:41 8uKSdCUS
血が滲む努力と母親から受け継いだ才能で
敵の本拠地の最深部まではサクサクと勝ち進んでいたが

ブラック化した母親が立ち塞がったり動揺もあって敗北。
触手に二穴同時責めなど、未成熟で幼すぎる身体には強烈すぎる快感に潰れ溺れって感じなら、あるいは

631:名無しさん@ピンキー
09/01/08 18:13:20 8fyX3q2e
7歳だけどあと2年もすれば砲撃で話を聞かせる魔法少女になれるからな

632:名無しさん@ピンキー
09/01/09 06:05:21 gA34IoXV
じゃあ母親は2年間もグチョグチョされっぱなしで
触手の子供産みっぱなしか

633:名無しさん@ピンキー
09/01/09 10:56:30 17UTMYQL
数十人の「妹」たちの集中砲火によって敗れる娘
そして散々身体を指と舌でレズ責めをされた挙げ句に、生まれたばかりで
皺一つないぷるぷるゼリーのような艶々したまんま触手な「弟」の初めての相手にされてしまう。

634:名無しさん@ピンキー
09/01/09 10:59:24 EgDfVqeA
URLリンク(yaplog.jp)

新たな能力に目覚めた

635:名無しさん@ピンキー
09/01/09 23:20:21 CE+jsxf7
角川スニーカー文庫の1月の新刊の「ムゲンのセンカ」。
これに触手女が出てる。

 残念なことに百合っ気はない。

636:名無しさん@ピンキー
09/01/10 09:40:35 IjvVECdF
なんてこった。せっかくの触手娘なのに……。
やはり自分で妄想するしかないのか。
と、最近ますます男いらないと思い始めた私。
触手娘×触手娘こそ我が至高。

……なんかどんどん人の道を外しちゃってるぜ。

637:名無しさん@ピンキー
09/01/10 11:26:03 3OtHSd/M
無数に存在する様々な平行世界から敗北や屈する捕らわれる等。
各々が色々な理由で集められたヒロインたちの監獄があり

人間部門はまだ小学生の幼すぎる身体の少女から人妻戦士や騎士
魔族や神族では魔界の王女や天界を統べる女神から一般の天使やエルフ・人魚などのハーフに至るまでが

永遠に触手に蹂躙され慰み者と化してる。淫らな魔監獄に敗れたヒロインが連行された時から物語が始まる

って感じな夢を見た。ヒロインが連行されて以降は良く覚えて無い

638:名無しさん@ピンキー
09/01/10 14:53:06 ioX3DhHl
>>637
>ヒロインが連行されて以降は良く覚えて無い
そこからが肝心だろうw!

639:名無しさん@ピンキー
09/01/10 16:37:36 FuBUo2TU
>>637
何気にいいシチュエーションじゃないかそれ
その監獄のヒロイン陵辱風景を延々と描き続けるだけでも
触手的理想郷となるぞ。その世界。

640:名無しさん@ピンキー
09/01/10 20:19:08 mxz6VEpM
触手娘と言えば、昔、依姫というキャラを作ったことがある。
多種多様な触手を操り、女の子を犯す一触当千の触手娘だ。百合っ気もあるぞ。


自分の触手で犯す以外にも、例えば女子校のトイレとかに産卵し犯させる、ということができるのも、触手娘の醍醐味だな。

641:名無しさん@ピンキー
09/01/10 23:47:20 WeXN1iY4
本日の『世界一受けたい授業SP』に、蛇に体を這い回させる「蛇マッサージ」なるものが登場していたが、
思わずシチュを触手に置き換えてしまっていた(苦笑)

642:3-170 ◆QC3LRmFAWo
09/01/11 01:36:02 uNIsgYYm

「こどもは誰の子?あなたの子?」

「あなたぁ……お弁当忘れてるわよ」
桂子は机の上に置き忘れていたお弁当の包みを手に取り、玄関にいる夫へと声をかけた。
夫婦になって半年。
まだ初々しい夫婦の朝だった。
「あー、悪い悪い」
玄関で靴を履いていた夫は、罰の悪そうな笑みを浮かべて頭をかいた。
「もう、はい。お弁当」
桂子にお弁当を手渡され、夫はカバンに崩れないように詰め込むと桂子をそっと抱きしめた。
そして優しく唇を重ねる。
肩のあたりで整えられた黒髪を優しく何度か撫で、夫は体を離すともう一度そっと唇を重ねた。
「んっ、じゃいってくるね。
 今日も遅くなると思うけど」
笑顔で手を振りながら桂子に背を向け、玄関の扉を開ける。
そして振り返ることなくエレベーターへと向かい出勤していった。
そんな夫の後姿を、桂子はニコニコと手を振りながら、見えなくなるまで見送りつづける。

ガチャ

そんな桂子の背後で、ドアが開く音がした。
桂子はその音に、ドキッと驚き、そして股間がキュッと締まるのを感じる。
「おくさーん、おはようございます」
桂子の背後から声がかけられる。
「お……おはようございます」
桂子は振り返ることなく、背後の声に答えた。
「今日は私の番ですねぇ
 いやぁ、待ち焦がれちゃいましたよ」
背後の声は明るく言いながら、桂子の肩に手をおいた。

パフッ

桂子の肩にけむくじゃらの手がおかれていた。
けむくじゃらの手は、さわさわと桂子の顎をなでまわす。
「んんっ……」
桂子はその感触に頬を染め、またキュッと股間に痺れを感じる。
「さ、顔を見せてくださいよ」
桂子は頬を染めてゆっくりと振り返った。
そこには全身を白い毛で覆われた大男がいた。
猿型異性人の山田さん。
桂子の住むマンションの隣室の住人だった。
家賃3万円。
破格の値段のこのマンションの住人の大半は宇宙人だ。
このマンション唯一の地球人である桂子は、マンションの人気者だ。
最初に桂子を部屋に連れ込んだのは、302号室のナンパ好きのキツネ型異性人の岩手さんだった。
控えめな性格で、強く言われると断れない桂子の性格を利用して自分の部屋に連れ込むと、
そのウブな体を存分に楽しんだ。
新婚で性行為自体があまり経験のなかった桂子の体を、思う存分楽しんだ岩手さんは、
仲のいいイカ型異性人の前田さんに話してしまい、前田さんは「じゃ、俺も」といって桂子さんを連れ込んだ。
それが次から次へと続き、いつのまにやらマンション中の住人が桂子さんの取り合いをしている状態だった。
「いやぁ……桂子さん人気あるから中々まわってこないんですねぇ。
 はははは」
山田さんは頭をかきながら、桂子の肩をポンポンと叩く。

643:3-170 ◆QC3LRmFAWo
09/01/11 01:37:07 uNIsgYYm
桂子はその言葉を聞いて、思わず顔を両手で覆った。
「ささっ、部屋の方へ」
「あっ、まって……」
背後から両肩を掴まれ、桂子はおされるがままに山田さんの部屋に連れ込まれる。
うろたえる桂子をよそに、山田さんは後ろ手で鍵をしめ、部屋の奥へと背中を押していく。
部屋の居間には大きめの布団がすでにしかれており、すでに準備は万端だった。
「ささっ、服はぬぎぬぎ」
「あぁっ……そんな」
着ていたTシャツを脱がされ、プルンと大きな胸がこぼれ出る。
山田さんはあっさりと白い下着も剥ぎ取り、桂子を全裸にした。
「は、はずかしい……」
桂子は両手で胸と股間を隠し、もじもじと体を揺すらせる。
「なにいってるんですか、奥さん。
 奥さんはほんとかわいいなぁ……
 やっぱり奥さんより、桂子さんと呼んだほうがいいかな」
山田さんは毛に包まれた顔をにやつかせ、桂子の体を引き寄せた。
毛に覆われた胸板に抱かれ、桂子は獣型宇宙人独特の臭いに包まれた。
「はぅぅっ……」
その臭いに桂子は頭がクラクラし、無意識のうちに顔をおしつけていた。
(だめぇ……この臭い……)
全身の力が抜けていき、二人は倒れるようにベットに寝転んだ。
山田さんの体の下になった桂子は、陶酔するような表情で厚い胸板に顔をうずめている。
まるで巨大なぬいぐるみに顔をうずめているかのようだった。
「どうです、今日桂子さんと一緒できるというので念入りに洗ったんですよ。
 リンスも一本も使っちゃいましたよ。
 どうです? ツヤツヤでしょう?」
毛むくじゃらの顔に満面の笑みを浮かべて、山田さんは桂子に問いかけた。
「す、すごく気持ちいいです。
 ふさふさしてて……」
桂子はそっと胸板の毛を撫でながら、鼻を近づける。
濃い体臭に混じって、かすかに桂子の好きな香水の匂いがただよってきた。
「気づきましたか?
 岩手さんに聞いて桂子さんの好きな香水を少しつけてみたんですよ」
ボリボリと頭をかきながら照れる山田さんの姿に、桂子は少し頬を染めて顔を手で覆った。
そんな桂子の手を山田さんははがし取ると、その震える唇に自分の唇を重ね合わせる。
舌で閉じあわされた唇をこじあけ、中でヒクつく舌に絡め合わせた。
「んっ……んんっ、クチュ、はっ……んんっ!」
熱烈な口づけに、桂子は体が火照ってくるのを感じる。
いつしか答えるように桂子も舌を絡めあわせ、注がれる唾液を飲み干していた。
「ぷはっ、桂子さんのお口は最高だなぁ、ほんと。
 毎日でも吸わせてほしいくらいですよぉ」
山田さんは嬉しそうにギュッと両手で桂子を抱きしめる。
スリスリと頬擦りされ、桂子は敏感になった肌を刺激され目を細めた。
岩手さんになし崩し的にくどかれ抱かれた桂子は、完全に宇宙人にハマッていた。
常に優しく花のように扱われ、人間同士では味わえない快感を徹底的に教えられた体は、
理性を軽く吹き飛ばし、誘いを断れなくなっていた。
「はぁ……山田さん。
 ステキです、ココ」
桂子は山田さんの下半身で、すでにカチコチになっていた勃起を優しくこすりあげた。
「うおっほぉっ!」
変わった叫び声をあげながら、山田さんはビクッと体を震わせる。
桂子の手の中で、山田さんの勃起はさらに硬さを増していく。
その力強さに、桂子は自分の息が荒くなっていくのを感じていた。
山田さんは桂子の上に馬乗りになると、その勃起を見せ付けるように体を起こした。
全身毛むくじゃらの体の中心、股間には剛毛に覆われた太い勃起がそそり立っている。
その先端からは先走りの体液がにじみでて、剛毛をテカらせていた。
桂子は山田さんを挑発するように、豊かな胸を寄せて谷間を作る。

644:3-170 ◆QC3LRmFAWo
09/01/11 01:38:15 uNIsgYYm
モチのように弾力のある胸がキュッと寄せられ、山田さんの喉がゴクッと大きく上下した。
「来てください」
桂子は消え入りそうな声で、寄せたままの胸を上下に揺らす。
山田さんは慌てて勃起に手を添えると、深い胸の谷間に勃起を挟み込んだ。
「おほっ、うほおぉ」
吸い付くような肌の感触に包まれ、山田さんは奇声をあげる。
桂子は胸の間で動く熱い勃起を真剣に見つめ、寄せた胸でしごきあげた。
「あぁぁっ! たまりませんよ、桂子さん。
 あなたはほんとにステキだ! おほおぉっ!」
柔らかい胸の感触に山田さんは肩を震わせる。
無意識のうちにその腰は前後に動き、先走りの体液が桂子の首筋を濡らしていた。
その濃い臭いに、桂子は夢中で舌をのばし先端を舐めあげる。
「そ、そんな事まで、あほぉぉっ!」
いつしか胸奉仕は解かれ、桂子の口内に勃起は吸い付かれていた。
桂子は顔を振りながら、山田さんの勃起を先端から根本まで丁寧に含んでいく。
昨日蛇型異性人の楠さんに教えられた口奉仕の妙技を、桂子は早速実践していた。
「こ、こんな、すごすぎます! 桂子さん。
 あぁぁっ! この私がこ、こんなに早く……うわぁぁ!」
ガクガクと腰を震わせ、山田さんは桂子の頭に手をのせた。
股間の勃起は限界近くまで大きく膨らむと、桂子の口内に体液をほとばしらせる。
人間のよりも遥かに濃い体液を、桂子は目を細めて嚥下していく。
「んっ、んんっ! んんぅ~……んっ」
コップ1杯はありそうな体液を全て飲み干し、桂子はようやく勃起から口を離した。
そして山田さんに見せ付けるように口を大きくあけ、舌をつきだして口内を見せる。
一滴残らず体液を飲み干した事を伝えるように、楠さんに躾られていた。
「全部飲んでしまったのですか……私のものを……
 初めてですよ、同属でも出来なかったのに」
感動したのか、山田さんはギュッと桂子の体を抱きしめた。
褒められて桂子も嬉しくなり、呼応するように山田さんを抱きしめる。
「今度は私が桂子さんを気持ちよくしてあげますからね!」
桂子から体を離すと、山田さんは力強くそう宣言した。
そして桂子の体を布団に寝かせると、その横に横たわる。
毎日のようにマンションの住人に抱かれている体は、女の色気をただよわせていた。
その裸体に毛むくじゃらの手をのせ、上から下へゆっくりと撫で下ろしていく。
「んんっ……」
その微妙な快感に、桂子はビクッと頤をそらした。
手は桂子の股間で止まると、綺麗に整えられた秘毛を撫でまわす。
少し盛り上がった股間の土手を、二度三度と撫でられて桂子はかすかに声を漏らした。
焦らすように撫でまわす手は、ようやく股間の中へと潜り込んでいった。
桂子は少し脚を開き、待ち望んでいた手を迎え入れる。
桂子の股間はすでに出来上がっており、少し撫でただけで山田さんの手をぐっしょりと濡らしていた。
「すごいですね。
 以前よりも濡れやすくなったようですが」
「だって……前田さんが……」
「前田さんのいっぱいある手でいじられたせいですか?」
山田さんの問いにコクッと頷く桂子。

645:3-170 ◆QC3LRmFAWo
09/01/11 01:38:55 uNIsgYYm
きっと前田さんの複数ある触手で、めいいっぱい可愛がられたに違いない。
「前田さんは濡らすのが好きですからねぇ。
 じゃ私は趣向を変えますかね」
山田さんはそういうと体を起こし、桂子の下半身側へと移動する。
両手で桂子の脚を割り広げると、そそりたった勃起を秘唇へとおしつけた。
「ふふふ、いきますよ」
そそり立った勃起をゆっくりと上下させ、秘唇の入り口の襞を擦り上げていく。
勃起の表面の剛毛が桂子の襞を刺激し、桂子は体をのけぞらせた。
「あぁあっ! やっ! 毛、毛がぁぁぁ!
 あっ、あっ! やっ……こんな、ひんっ!」
リズムよく腰を振られ、桂子は布団をギュッと握りしめ可愛らしく声をあげる。
「いい声ですよ、桂子さん。
 ほしいですか? もう」
「ほしい、いれてぇ、はやくぅ」
ねだるように甘い声をあげる桂子。
その蕩けるような声に、山田さんは腰を止めると桂子の唇を奪った。
「んんっ……んちゅっ……んんっ、んん~~っ」
熱烈なキスを交わしながら、山田さんは勃起の位置を調整し、桂子の秘唇へと照準を定めた。
より深く舌を絡めながら、その太い勃起を桂子の胎内に埋めていく。
「んっ、んんんんっ~~~~~!」
間近で聞かされる嬌声に、山田さんは鼻息を荒くしながら深く深く腰を送り込んだ。
たっぷりの愛液が溢れ出る桂子の秘唇は、侵入してくる勃起を優しく包み込んでいく。
「奥まで入りましたよ。
 どうですか?」
唇を離し、顔を真っ赤にそめて荒い息を吐く桂子の頬を両手で挟み込む。
桂子は答えることもできず、その変わりに胎内をキュッと引き締めた。
「お昼からは大和田さんの予定ですからね。
 それまでたっぷりやりましょうね」
胎内に埋まった勃起をゆっくりと引き抜いていく。
 「あぁぁぁっ! 毛……毛がぁぁぁっ!」
胎内に埋まった勃起にびっしりと生えた剛毛が、桂子の胎内の隅々を刺激する。
押し込まれる時は毛の一本一本が襞を擦り、引き抜かれる時は毛先が襞をひっかきまわす。
人間同士では味わう事が出来ない感覚に、桂子は喉をそらせ腰を震わせた。
両手を山田さんの腰にまわし、より深くとねだるようにお尻を撫でまわす。
答えるように山田さんも腰を突き出し、桂子の子宮を押し上げた。
「ああぁぁっ! いひぃぃっ! きもちいぃぃっ!
 もっと、もっとぉぉぉっ! あんっ! あぁぁぁ!」
桂子がもっとも好きな体位の正常位で、山田さんは攻め立てる。
次に桂子を抱けるのは13日後の予定なのだ。
そして今日のお昼までは、あと3時間しか残されていない。
桂子の体を堪能するように、山田さんは桂子の腰を掴み胎内をかきまわす。
その体に自分を染み付けるように、忘れられないように胎内に刻み込んでいく。
「すごいぃぃっ!
 や、山田さんのぉぉっ! 奥までぇ!
 ああぁぁっ! ひっ、ひっかかってすごいのぉぉ!
 つきあげられてるぅぅ、あぁぁ、引きずりだされちゃぅぅぅ」
桂子の胎内が絶頂に向けて、締めつけを増していく。
くびれた腰が左右にうねり、甘ったるい声を漏らしながら艶やかな黒髪を振り乱す。
「ふあぁぁっ、素敵ぃぃっ、イイッ!
 あぁぁん、もっとはげしくぅ!」
マンションの住人に開発された肢体は、男の扇情を誘い、急速に昂ぶらせていく。

646:3-170 ◆QC3LRmFAWo
09/01/11 01:40:26 uNIsgYYm
「うぅぅっ、この私が……くっぅぅっ!」
絡みつくように勃起を締めあげ、生暖かく気持ちい感触が下半身を占有し、
山田さんは必死の形相で射精を少しでも遅らせようと、腰の動きを緩めようとする。
「だ、だめぇぇっ! うごかなきゃ!
 あぁぁぁっ! いひぃぃぃっ!」
しかしそんな山田さんの努力も、桂子の空腰の激しさの前には無力だった。
器用に絡めた脚を使い、迎え腰で山田さんの勃起を刺激する。
「あぁぁっ! 桂子さん、そ、そんなにうごいちゃ!
 うあわぁぁっ!」
昂ぶっていた体は止める事は出来ず、腰を震わせながら桂子の胎内に射精をはじめた。

ドプドプッ! ドプッ!

2度目とは思えないほど濃厚な体液が、桂子の子宮に注ぎ込まれていく。
「あぁぁっ! き、きたあぁぁぁっ!
 すごいぃぃぃ、あぁぁぁぁぁっ!」
人間のモノより少し高い温度の体液を注ぎ込まれ、桂子は胎内が焼かれてしまいそうな感覚に身を震わせる。
宇宙人の体液は、冷たいものから熱湯のようなものまで様々で、桂子がハマッてしまった要因の一つだった。
ギュッと両足を山田さんの腰に巻きつかせ、桂子は体毛に覆われた胸板に顔をうずめて絶頂の余韻に浸る。
「吸い取られるようでしたよ……桂子さん。
 ほんとにステキだ、あなたは……」
潤む瞳でみつめてくる桂子の頬を、優しく口づける。
胎内に埋まった勃起は萎える事無く、胎内でその存在を主張し続けている
「もっと……」
そう耳元で桂子に耳元で囁かれ、山田さんは桂子の体を持ち上げるように立ち上がる。
駅弁といわれる体位に持ち込み、しっかりと桂子のお尻を掴み上げた。
「私を忘れられなくしてあげますよ! 桂子さん!」
力強くそう宣言すると、山田さんは勢いよく桂子の体を揺らす。
「あっ! ふ、ふかいぃぃっ!
 いひぃぃっ! 山田さんのが奥までぇぇ! あ、あぁぁぁっ!
 らめ、つぶれちゃ、あぁぁ、奥突かれるのすきなのぉぉ!」
桂子の絶叫じみた嬌声を聞きながら、さらに激しく胎内を突き上げる山田さん。
ボタボタと股間からは、愛液と注ぎこんだ体液が逆流し零れ落ちていく。
ぬぶっ、ぬちゃ、ぬちゅっ! 水音が部屋内に響き渡り、二人の荒い呼吸音が重ね合わさる。
「あぅぅっ! ああぁぁっ!
 らめぇぇっ! もう、もうらめぇぇ!
 いいぃぃっ! 毛つきが凄いのぉ……あぁぁぁ!」
ビクッと体を奮わせ、絶頂に達した桂子は愛液をしぶかせる。
絶頂に震える肢体をさらに攻め立て、自分を桂子の体に刻み付けていく。
「でますよぉ! 膣に! 中にだしますからね!」
汗をはじかせながら、しがみついてくる桂子にそう宣言する山田さん。
「いいのぉ、きてぇ! 膣にぃぃっ!
 熱いのいっぱいそそいでぇ……ほしいぃぃ」
その声を聞き、山田さんはギュッとお尻を掴むと、胎内奥深くに勃起を密着させた。

647:3-170 ◆QC3LRmFAWo
09/01/11 01:41:51 uNIsgYYm
「くっ、うおぉぉぉっ!」
激しい咆哮と共に、3度目の射精が桂子の胎内に放たれる。
ドクッドクッと力強い脈動と共に、熱い体液が桂子の胎内にしみこんでいく。
「あぁぁぁぁ……ぁぁ……」
立て続けに膣内射精をきめられ、深い絶頂に桂子は意識を白濁とさせた。
それでも桂子は山田さんにしっかりとしがみつき、腰にまわした脚を離そうとはしない。
小刻みに震える体を抱きしめながら、山田さんは布団の側に置いておいた栄養ドリンクを拾い上げる。
通販で買った1本3000円の高級品。
それを一気に飲み干してしまうと、桂子をベットに押し倒した。
「まだまだ時間はありますよ!
 桂子さん!」
挑みかかるように組み伏せられ、桂子はまた甘い声をあげはじめた。

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ピンポーン

玄関のチャイムがなり、山田さんはゆっくりと立ち上がると玄関に向った。
ドアを開けると、そこには603号室の住人、犬型異星人の大和田さんが立っている。
「やぁ、山田さん。はっはっ
 準備いいかな? はっはっ」
お尻の尻尾を勢いよく左右に振りながら、大和田さんはすでに荒い息を吐いていた。
「うん、桂子さんも今出てくるよ」
山田さんが背後を振り返ると、衣服の乱れを整えた桂子さんが玄関まで来ていた。
少し俯いたその顔がとても色っぽく、先ほどまでの痴態を思い出させる。
「じゃ桂子さん、またね」
山田さんが手を振ると、桂子さんは頬を染めてそっと手を振り返す。
その仕草の可愛さに、大和田さんと山田さんは二人そろって頬を緩めた。
大和田さんは桂子さんの手を取ると、急くようにひっぱりながらエレベーターへと向う。
山田さんはその後姿を、見えなくなるまで家の扉の前で追っていた。

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648:3-170 ◆QC3LRmFAWo
09/01/11 01:43:08 uNIsgYYm

「ただいまー」
「あなた、お帰りなさい」
桂子は玄関に座り込み、くたびれた様子の夫に声をかけた。
「いやぁ、疲れたよ。
 ちょっと肩かして」
夫は手を伸ばし、側の桂子の肩に手をかけた。
そして靴の紐を両手ではずし、靴箱に直す。
手に持ったハンカチで額を拭きながら、肩を貸してくれた桂子の頬にくちづけた。
「お風呂にします?
 それともお食事ですか?」
「うーん、お風呂かな。
 桂子たまには一緒に入ろうか」
ネクタイをはずしながら、夫は桂子に笑いかけた。
「えぇ、入りましょう。
 でもその前に……報告する事があるの」
桂子は微笑みながら、そのお腹を押さえた。
「え? まさか……できたの?」
「えぇ……」
頬を染めてコクッと頷く桂子。
「ははは、や、やったぁ!
 よくやったよ、桂子。
 今日は最高の日だ!」
満面の笑みで服を脱ぎながら、居間へと移動する夫の背中を見ながら桂子はつぶやいた。
「ごめんなさいね、あなた」
ダレの子か分かるのはそれから数ヵ月後の事。
産婦人科で真っ青な顔で崩れ落ちる夫を横目に、大きくなったお腹を優しく撫でる桂子の姿があった。


おわり


序盤ちょい誤字が……
×異性人
○異星人

649:名無しさん@ピンキー
09/01/11 06:09:38 fuLBIxFn
>>637
それなんて二次キャラ牧場スレ・触手版?

650:名無しさん@ピンキー
09/01/11 10:44:44 nIk4i4u3
>>642
デスパイアだけど引越しの準備してくる

絶望した旦那と融合すればいいのか?

651:名無しさん@ピンキー
09/01/11 18:22:26 IjOqUyGi
夫ォーーーっ!!

652:名無しさん@ピンキー
09/01/11 19:44:06 lymmMnJs
昼ドラみたいな話だなぁ。

653:名無しさん@ピンキー
09/01/11 21:13:15 DLcuBtnd
最低の売女だな
気分悪くなった

654:名無しさん@ピンキー
09/01/11 22:03:42 yUfPO0o2
>>653そうですか。ネコ形異星人も欲しかったです。ウルタールから来たネコさんは人間の言葉を喋れるようなので。

ところで吸血鬼はスレ違いですか?
人里離れた山奥の共学の高校校。放課後その校舎の廊下を1人の少年が美術準備室に向かって足早に歩いていた。

『先輩(男)がしたい大事な話てなんだろう』
少年の口から独り言が漏れる。実のところ彼は憧れの先輩が数多い後輩の中から自分を指定して来た事が嬉しくて堪らないのだ。
美術準備室のドアの前で少年は呼吸を整える。その姿は彼の幼さの残った愛らしい容貌と相俟って好きな人を前にした乙女のようですらあった。

『有角先輩、話ってなんですか』

少年はドアの前で練習した通りの台詞を言う。
少年を言葉を聞いた有角先輩に眼鏡をかけた知的な顔を向けられると少年の陶磁器のような白い頬に赤みが指す。
有角先輩が優雅な動作で眼鏡を取ると、その奥から真っ赤な瞳が現れる。
その瞬間、少年の脳裏警報が鳴り響く。『危険だ。早く逃げろ』頭の中の警報は、そう告げるのに少年の身体は全く動かないどころか
この人に全てを捧げたいという願望すら芽生えていた。

655:コッペリアの兎
09/01/11 23:20:09 yUfPO0o2
少年に近付いた有角が少年の髪の毛を撫でると、ゾクリとした感覚が少年の背筋に疾り彼の口から甘い声が漏れる。

『お前の全てが欲しいんだ。俺とずっと一緒に暮らしてくれるか』

囁くような有角の言葉に少年は頷く

『先輩。。。僕でいいんですか。。。嬉しい』

嘘偽りの無い少年の本心。

『お前の血をくれるな』
『はい』

短く言葉を交わすと後は何も必要ないとばかりに有角は少年の首筋に長い犬歯を突き立てると、エロチックな音を立て血を吸いはじめる。

『ひゃあ、ああああああああ』

少年の身体に熱さと共に痺れるような快感がはしり少年の口から甘いボーイソプラノが漏れつづける。
慌てて両手で口を塞ぐが、有角は片手で少年の両手を拘束して引き剥がしてしまう。有角のもう一方の手が素早く動いたと思うと
少年の制服のブレザー、Yシャツ、ズボンが彼の身体の上を滑って床に落ちる。更に少年の下着が引き裂かれ
白い肌が露になり有角の手がその上を這い回り下に向かい遂に少年のそそり立つ性器を掴んだ時である。
人間を凌駕する有角の聴覚が空気を切り裂いて何かが飛来する音を捉えた。
人間には到底捕らえる事の出来ないスピードで身体を反らした有角の頬をナイフが切り裂く。身体を反らさなかったら頭部を直撃していただろう。
常識では有り得ない再生能力を持つ吸血鬼はナイフで切られた程度の傷は直ぐに治癒するはずだが
有角の頬の傷は煙を噴き上げ寧ろ開いて行く。呪文を刻まれた対吸血鬼用のアセイミナイフの特徴的な傷。
ナイフが飛んできた方向を見た有角の眼が準備室の入口に立つ学校の女子用制服のセーラー服の上に学校指定のセーターを着た少女を捉えた。

『組織の許可を得ない吸血行為は禁止されてる。ましてや、勝手に仲間を増やすなど粛清の対象になってもおかしくないわね。有角成海先輩』

感情が感じられない声で少女が言った。

656:名無しさん@ピンキー
09/01/12 00:40:53 fvOeX8NH
こっぺりあーのーうーさーぎっ♪

657:名無しさん@ピンキー
09/01/12 03:41:15 nbhEMhtD
吸血鬼がスレ違いかどうかはさておき、今後の展開次第だが
>女性が触手や怪物など、モンスターに犯されるSSのスレ
ということは忘れずに・・・

658:名無しさん@ピンキー
09/01/12 03:59:44 TtkhJY+S
つーか投下直後にぶつけるのはマナー違反ぞ。
・・・あんま話通じるタイプじゃなさそうだけど一応。

659:名無しさん@ピンキー
09/01/12 04:08:27 +TV7bPYa
BLは他でやってくれ…。

660:名無しさん@ピンキー
09/01/12 13:12:12 a9aqRHyw
貞淑な人妻の次がBitchな人妻とは
守備範囲がひろいな

661:名無しさん@ピンキー
09/01/12 13:13:16 Gh+Xjz6R
男装をした自称ボクは男の子だ!!な女の子が触手に陵辱される姿を想像する場合はかなり興奮する
そんな子ほど。どんなに外見や口調を男みたいな乱暴にしても成長すれば成長する程に女らしくなる自分の身体がコンプレックスだから

服とサラシを引き裂かれたらプルンッとか擬音が聞こえそうなくらいに大きい胸が姿を見せ
「見るな!見るな!」と号泣して泣き叫ぶ男装ヒロインとキシャァァァとか鳴きながら歓喜と喜びの喜びの舞をする触手

その後に、逆らえない女としての本能を突く完膚無きまでの徹底的な陵辱に、
ずっと築いてきた自分は男と言う自信もプライドも全てを粉々に砕かれ
ついには屈しボク・・いえ私は淫乱で淫らでイヤらしいメスです。だからもっと気持ち良くしてと自分は女と認め自ら触手を求めたり

662:名無しさん@ピンキー
09/01/12 13:22:17 onJGEDOU
たしかに俺は男だとか言ってる女の子が触手に無茶苦茶にされちゃうのはいいな
言葉責めも交えてマングリ返しにして自分のオマンコ見せつけながら犯しまくりたい
自分で書ければいいけどそういう子がそんな時どんな反応するのかが分からない
てかその前に前の続きすらまだ書けてない…
ごめんなさい

663:名無しさん@ピンキー
09/01/12 15:11:50 iWm8xuba
>>661-662
 あーそんな感じの話を考えた事があるわ俺。

 カルト教団で異界の神(タコだかイカだかみたいな水神)に
捧げる花嫁として養育されてた巫女と教団を潰した退魔師の間に
出来た娘が十七歳になった頃、教団の生き残りが再び神降臨の
儀式を執り行おうとして手当たり次第に少女を攫い始める。
 んで、幼い頃に両親を失い、教団の目から逃れる為に男として
暮らしていた娘が儀式を阻止しようと夜な夜な街を警邏していたら
密かに自分が好意を持ってた同級生の男に戦いの現場を目撃されて、
何やかんやで正体ばれて付き合い出して、めでたく結ばれた数日後に
覚悟を決めて敵の本陣に突入。
 敵本陣には、さらわれて来たけど花嫁の適性ナシってんで
神の眷属に嫁がされた少女達がアホみたいに怪物を産んでて、
そいつらに服を破かれたり口に突っ込まれたり体中ぶっかけ
られたりとにかく色々されつつ神降臨の儀式の阻止には成功
するんだけど、最後の最後で教祖が秘術でタコ怪人に変化して、
力を使い果たした娘に報復をしようと……

 ……みたいな話を考えたんだが、娘の容姿や言動が男前に
なり過ぎた(一人称「俺様ちゃん」でチビだけどスポーツ刈りで
プチマッチョで学ランがこの上なく似合う、みたいな)のと、
触手より恋人との触れ合いの方にウェイトが偏ってしまって
無駄に長ったらしい話になりそうだったのでお蔵入りにした。

664:名無しさん@ピンキー
09/01/12 15:28:12 TtkhJY+S
書け!書くんだジョー!!

665:名無しさん@ピンキー
09/01/12 16:05:11 lr6jK1Ee
>>663
今初めて俺は…お前を憎いと思った…


666:名無しさん@ピンキー
09/01/13 00:23:25 saKqlr+3
>>663
今からでも遅くない。
外見を線の細い美少年よりな中性風にして、一人称を「ボク」。
恋人はヤる直前に教団に惨殺されて、怒りのまま後先考えずにボクっ娘が特攻、
て筋書きに変えてうpるんだ!!

当然処女、巨乳、感度バツグンというテンプレで。ロリでもモチロン可だよ!!

667:名無しさん@ピンキー
09/01/13 07:27:00 W880raLh
むしろ元々女みたいな容姿の野郎を触手の体液とか肉体改造とか特殊能力の類
もしくは上にあるカルト集団が近辺の女全部捧げちゃって女日照りになったので怪しげな儀式か何かで性転換させて…
とかやれば究極のボクっ子が完成するんじゃないだろうか?
ってコレはジャンル違ってくるのかな

668:名無しさん@ピンキー
09/01/13 08:48:31 0L0PgTpV
何度か文章を書くことにはチャレンジしたんだが、想像力がありすぎて
出だしの5文字を書いた時点で射精してしまうんだよな

669:名無しさん@ピンキー
09/01/13 08:57:10 lbgjDTas
最初の5文字早すぎだろw
最初にプロット作って落ち着いた感じで書き始めるのオススメ。

670:名無しさん@ピンキー
09/01/13 09:12:18 kB8yUBSd
5文字書く→射精→エビオスむさぼり喰う→5文字書く
このサイクルを80回繰り返せば、
400字詰め原稿用紙にぎっしり書ける。
さらに、これを繰り返していけば、
赤い玉が出る頃には、SSが完成しているはずだ。
頑張れ、頑張るんだ>>668

671:663
09/01/13 17:19:49 lS2oFAk4
 くはっ、何か知らんがレスがついとる。

>>664-666
 いや、物心付いた頃より男装娘を愛好していた為か、それと
同じくらいマッチョキャラが好きだった為か、今ではボクっ娘
レベルの男らしさでは満足出来ない体になってしまったのよ。
 だから触手と絡ませようとしても、いやぁひぎぃならぬ
「でぇいやぁぁぁぁっ!」(←娘の雄叫び)
「ぴぎぃーっ!」(←怪物の断末魔)
 な感じになってしまって、どうしてもエロくならん。
 それでも何とかエロシーンをと必死に考えてたら、
「夜の路地裏で怪物に襲われてる女性を助け出す時に
一瞬の隙を突かれてズボンの裾からもぐりこまれて……」
 と持って行ったは良かったが、その後が
「怪物の弱点は人間の男性の体液とゆーお約束の展開で、
突入地点を間違って腸内でのたくりながら催淫性の毒を
吐き散らす怪物を殺す為、自分を追跡して来た同級生の
男を物陰に引きずり込み、無残にも童貞を奪ってしまう。
『う゛ぁあ~こん畜生ッ! 何でこんなにケツ穴が気持ち
良いんだ馬鹿野郎ォッ!』(←激しく騎乗)
『お前は何を口走っているんだぁぁぁっ!?』(←激しく悶絶)」
 ……と言う按配になってしまって、自分で自分のアホさ加減に
萎えてしまったのだよorz
 ちなみに恋人の設定は高校の空手部の副主将で身長190cm超で
性格が親分肌のマッチョ野郎だったりするのだが。
 と、言う訳で、おまいらの期待するような可憐なおじゃうさんを
堕とすような話は俺には書けんのだ。無駄に期待させてスマソ。

>>667
 俺はTSネタは嫌いじゃないが、今までの流れでは「元が男だから
NG」って判断になるんではなかろうかと。
 TSも触手もよそ様では余り歓迎されないジャンルだから、そう言う
属性が重なると何処に投下したものか悩ましい。

672:663
09/01/13 17:27:46 lS2oFAk4
 レスを書いていて思い出したんだが、その昔オフの友人と
「技術的にではなく物語的に最低な駄目SSって何だろう」
 と言う話をした時に自分は
「マニアックな属性を無闇に詰め込み過ぎて何処に投下しても
拒絶されるSS」
 と答え、例として即興でこんなプロットを組み立てた。

「非人道的な実験施設のモルモットとして日々薬物実験されていた
ショタ少年Aが薬物の影響で女性化し、更におぞましい実験を
されそうになった時に別の実験棟のモルモット達が凶暴化して脱走。
Aは混乱の隙を突いて脱走を試みるが、施設内はミュータント化
した動植物がひしめき合い、研究員や、まだ人間の容姿と理性を
残している若いモルモット達に襲い掛かっている。
 Aは満身創痍になりながらも逃亡を続けるが、後一歩の所で
何十人もの人間の顔を浮かび上がらせた醜悪な肉塊の触手に
捕まり、無残にも無数の触手で嬲られてしまう。
 そんな中、Aが苦痛と失血に霞む目を凝らしてよく見ると、
肉塊に浮かび上がる犠牲者の顔の中に、研究員の目を盗んで友誼を
結んでいた兄貴分の少年Bと妹分の少女Cが見える。
『一緒になろう。誰にも邪魔されないように』
 二人の優しい声を聞き、笑顔を見て心が折れたAは抵抗を
諦め、最後は安らかな気持ちで肉塊に吸収される」

「まずA少年でショタとTS。獲物は老若男女選り取り見取りで、
迎え撃つミュータントも触手、寄生、小動物、禽獣と各種取り揃え。
当世流行の戦うロリッ娘をやりつつも結局捕まっていやぁひぎぃ。
そこに友達の2人でヤオイとロリと純愛を補充し、堕ち和姦から
同化エンド。なお、この肉塊をキメラなどの獣系に変えると
獣姦後に咀嚼系の捕食になって尚ダークだな」
 と自分が締め括ると、ロリと純愛以外悉くアウトの友人は
たっぷり間を置いた後、「お前って最低だな」と言った。



 ……いや、妄想だけは出来るんだ。
 ただ、小説レベルに仕立てる事が出来ないだけなんだ。

673:名無しさん@ピンキー
09/01/13 23:41:22 KewZbSE0
君は間違いなくガチホモマッチョ触手に寄生されているぞ・・・w

674:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:01:21 RQ6W7CIT
>>672
さて、お前の書いたプロットが俺的に痛恨の一撃だった訳だが

675:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:02:38 xsc1g2Lg
色々手遅れくさいのがいいw

676:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:31:02 scuYZO3o
>>672
お前とはいい同志になれそうだ。

普段は隠しているだけでそれくらいの変態は大勢いるはずさ!

677:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:37:02 iDh7Xx1x
自演くさいのは気のせいか?

678:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:43:32 4f24DTJK
>>617の続きを勝手に書いちゃってもよかですか><
もし書いてるなら書きませんけど


679:3-170 ◆QC3LRmFAWo
09/01/14 00:58:46 9ofRTAEa
>>678

一応プロットは練ってますが、まとまってるとは言いがたい状況です。
長い奴を書く場合、私はラストから書くので時間がかかるかもしれません……

680:名無しさん@ピンキー
09/01/14 01:04:54 4f24DTJK
>>679
あ、プロットを練ってられるんであれば勝手に書かれれば迷惑ですよね
失礼しました

681:名無しさん@ピンキー
09/01/14 09:50:25 BqwsYkrL
>>680
産業or安価でアラスジを語った後にキャラ名をそっくり入れ替えて書けばよい

682:名無しさん@ピンキー
09/01/14 14:39:31 Qplbidd5
>>681
くっ、くやしいけど感じry

683:名無しさん@ピンキー
09/01/15 00:30:34 nier9f/E
ナツメの映画化はまだですか?

684:名無しさん@ピンキー
09/01/15 06:32:13 aPfn/cTA
ナツメグの映画化はまだですか?

685:名無しさん@ピンキー
09/01/15 14:43:53 WnbdHUef
ビリー兄貴も失禁モノのムキムキハリウッド女優がタンクトップ一丁で
Huuuum!Fuck the Despair!!とか絶叫しながらトンカチ振り回す人類バンザイ映画ですね。わかります。

686:名無しさん@ピンキー
09/01/15 23:06:15 5tzWwd7h
ある意味で触手陵辱の王道展開は
捕らわれ騎士や魔法使いに巫女などの多数の女性が生かさず殺さずでエネルギー搾取用のプラントにされて

吸収したエネルギーで急激に触手のパワーが増大しているとも知らずに
調査隊や討伐隊を派遣→触手の襲撃で壊滅→霊的な素質アリの女性を拉致しプラントにの繰り返しで地獄の連鎖に

687:名無しさん@ピンキー
09/01/15 23:38:30 PTpqhfss
戦略核落とせばいいんじゃね?

688:名無しさん@ピンキー
09/01/16 00:22:19 FirLsDCo
>>685
アメコミ風にするとなんでもシュールになる不思議

689:名無しさん@ピンキー
09/01/16 09:55:56 /AvfaWlL
戦力の小出しで各個撃破とかアホだろ

690:サキュ
09/01/16 19:33:02 RA8rU2y2
お久しぶりですサキュです
OL翔子編後編です
前編は>>444より

691:名無しさん@ピンキー
09/01/16 19:33:48 RA8rU2y2
翔子の体から力が抜けるが
女と触手が翔子を支えているので倒れる事も出来ない
「いや…んっ…あはぁっ…やめて…」
触手は翔子のクリトリスをひたすら責め続ける
触手がショーツ越しにくにゅくにゅと弄るのに合わせ翔子の口から声が漏れる
女は翔子のスーツの胸元をはだけさせ器用にブラを外し胸をしゃぶり始めた
翔子も学生の頃付き合っていた恋人と何回か経験があったが
女と触手の責めはそんな物とは比べ物にならないほどの快感を与えてきた
特にクリトリスの責めはぎりぎり痛くないくらいの強すぎる刺激
「いやぁあっ!…やめて…あたし…もう…あっ」
そんな異常な責めの中で翔子の体は凄まじい勢いで絶頂に向かっていく
翔子のショーツは翔子の愛液と触手の分泌液でその役割を果たしていない
「イキそうなんだね…いいよ、イッて…見ててあげる」
女がそういうとクリトリスを責めていた触手の先が開き
ショーツ越しにクリトリスをくわえ込んだ
触手の中は無数のイボイボがうごめいていてクリトリスを無茶苦茶に揉みこんでくる
「いやああああああああああああっ!!!」
その強すぎる快感に翔子はあっさりと絶頂を迎え体中をガクガクと震わせる

692:サキュ
09/01/16 19:36:47 RA8rU2y2
今までに感じた事のないような絶頂感に翔子は口から涎を垂らしビクビクとしばらく痙攣していた
「やっぱりかわいいね♪もっともっと気持ちよくしてあげる」
そんな翔子の様子を見ていた女は微笑みながらそう呟いた
女と触手は絶頂の余韻がさめず力の抜けた翔子のスーツを器用にぬがす
「これからが本番だからね」
裸にされた翔子の股間に向けて一本の触手が伸びていく
それは先ほどクリトリスを責めていた触手と違い太い
さらによく見ると先端の方には細い触手が無数についていてイソギンチャクのようだ
それを見た翔子は涙を流しながら声も出せずに首を横に振るが触手無情にも進んでいく
「もうここは別次元だからどれだけ大きな声を出してもだれもこないから…いっぱいいい声で泣いてね」
女がそういい終わるか終わらないかのタイミングで触手は一気に翔子の秘部に突き刺さった
「あああんっいや…はぁ…あはぁっんんっ!!」
同時に翔子を襲う凄まじい快感
触手は翔子の中を無茶苦茶に掻き回す
翔子の股間から泡だった愛液が絶えず溢れ足元は水たまりのようになっている

693:サキュ
09/01/16 19:38:47 RA8rU2y2
「いやあああああああああああああ」
あっけなく再び絶頂が訪れるが、触手は動きを止めない
翔子は我も忘れて喘ぎ続け何度も何度もイキ続ける
「あはははは、すごいでしょ翔子…気持ちいいでしょ?」
女は少し離れたところでその様子を眺めていた
翔子にはもうそんな女の声も届かず強すぎる快感に白目を向き喘ぎ続けていた
触手が翔子の股間を前後するたびに愛液が吹き出している
やがて先ほどの細い触手達が翔子の乳首やクリトリスにかじりついて
無数のイボイボが乳首やクリトリスを揉みこまれる
強すぎる快感に気絶する事もできず翔子は何回も、何十回もイカされ続ける…


数日後
一人の若い婦警がその道を歩いている
先日その付近で女性が行方不明になったためパトロールをしているのだ
「ここなんか気味悪いなぁ…」
そうぼやきながら少し早足で歩いていく
「あの、少し一緒に遊びませんか?」
突然後ろから声をかけられ婦警が驚き振り向くと
行方不明になったはずの翔子が立っていたのだ
「いっぱい気持ちいい事してあげるね♪」

694:サキュ
09/01/16 19:43:46 RA8rU2y2
どうも…サキュです
間が空いてしまいすみません
後半少し駆け足になってしまったかも…

それでもとりあえず前回のテニス部員よりかは成長できたかなと思っております
自分の妄想を文にするのは本当に難しいですね
なかなかいい言葉が浮かびません
よければ感想など頂ければありがたいです


ところで女子高生…OLと来たら次はなんだろう?

695:名無しさん@ピンキー
09/01/16 20:38:21 qhd8KBJ+
女医。

696:名無しさん@ピンキー
09/01/16 21:01:24 +vjmmAX2
女子高生の担任の女教師

697:名無しさん@ピンキー
09/01/17 04:35:59 ICOdX1/y
女教師・・・・結先生か

698:名無しさん@ピンキー
09/01/17 07:45:11 zEiLU9uV
子連れの人妻

699:名無しさん@ピンキー
09/01/17 11:03:55 VbWMBvgk
>>697
小萌先生に決まってんだろ

700:名無しさん@ピンキー
09/01/17 11:38:28 diTKNXTV
巫女さんとかナースも捨てがたい
巫女さんは清らかで清楚であり続けないとダメな分
ナースは連日連夜の夜勤とかで

それぞれが淫らに悶えてくれるから

701:名無しさん@ピンキー
09/01/17 13:08:11 Hy+bhOBv
婦警!婦警!!

702:1/2
09/01/17 18:16:59 7BpOj+a2
少し投下します


晩秋を過ぎた満月の夜。外の肌寒さとは対極にあたりの空気は不快な暑さと湿度でよどみ、
肌に絡みついてくるような粘着質の重さをはらんでいた。

開発が始まったばかりの新興住宅街の景色は、少し歩を伸ばせばたちまち人家が失せ、
あとは野山が広がるばかりの姿を見せる。そこにひっそりとたたずむ社があった。
冬でも葉の落ちぬ常緑樹の森に覆われ、周囲の世界から隔絶するかのように建てられた
本殿に参拝者は殆どおらず、ましてや日が落ちてしまえば人目などあるはずがなかった。
木々にさえぎられ満月の明かりさえ霞んでしまうのだ。

だが、虫の声も届かない本殿の静寂に僅かな息遣いが混る。
明かりさえつけぬ本殿の暗がりに目をこらす者がいれば、
一人の少女が身をかがめるようにうずくまっているのがかすかに見て取れただろう。
ブレザーにミニスカートの場違いな制服姿は隣町に新設された女子校のものであるとわかる。
彼女の名前は綾羅木沙耶香。
代々本殿を護ってきた一族の末代にして破魔の力をもつ巫女であるが、
半年前に出会った魔の眷属によって操を奪われ、今はその身の有様を闇へと堕していた。

703:2/2
09/01/17 18:18:07 7BpOj+a2
ブレザーを脱ぎ捨て汗でじっとりとはりついたブラウスの胸元をはだけると、
沙耶香は眼前につきけられた巨大な肉塊に唇を寄せた。
「ん、、ふぅ、、、」
脳髄にまで染みこんできそうな濃密な雄の臭気に思わず溜息が漏れた。
10代の初々しい唇に弄ばれた肉塊が先端を膨らませ、やがて縦に裂けると
その裂け目からドリロとした粘液を噴き上げたのだ。
「ぐ、、む、、んんぅ、、」
粘膜に染みるほどの臭気を放つそれを沙耶香は怯むことなく喉で受け止めた。
水あめの様に喉に絡む粘液を窒息寸前になりながら必死に腹に収める。
口の中一杯にまで膨らんだ肉塊に圧迫され、唇からは唾液交じりの粘液が泡となりあふれてくる。
それでも沙耶香は行為を継続した。飲み込まされる粘液の強烈な味と臭いが
彼女の体の中の女の部分をもっとも本質的な欲望で刺激し、理性の介入を許さないのだ。
不快で屈辱的な行為と頭ではわかっていても体の求めを抑えきれない。
「は、むぅ、んく、、むぅ、、」
やがて肉塊の膨張が限界に達し、その先端が一気に固さを増す。
危機を察した沙耶香の理性が身を起こそうとした寸前、
絹のような黒髪の流れる頭を巨大な手に抑え付けられる。

そして肉塊が暴発した。
一気に溢れ出した粘液が暴流となって殺到し、
巫女であった少女の理性と肉体を無限の白さで染めあげていく、、、
それは、彼女がまたひとつ闇へと堕ちた瞬間だった。

704:名無しさん@ピンキー
09/01/17 20:14:26 xd3ij1MS
続きを希望したいぞょ

705:名無しさん@ピンキー
09/01/18 07:47:23 Dd67PGCh
美人探偵とか弁護士も面白い気がする

かつて自身を完膚無きまでに陵辱し「人間のメスは穴に突っ込めば簡単に悶えるから玩具には最適」とか言われ飽きたからと簡単に捨てられると言う屈辱を受けた謎の存在を追う為に
強姦事件などを専門に扱う探偵(弁護士)となり復讐の機会を狙うが

復讐や憎しみの感情に任せ安易に深入りし首を突っ込んだ報いと追っていた巨悪が女性に迫り悪夢が再び

706:名無しさん@ピンキー
09/01/18 20:31:59 u3KUaZjb
おもしろいシチュいろいろ参考になります
特に女子高生の担任の先生は盲点だった…次はこれか
しぱぱぱぁと書きたいんだけどそんな文才がないのがなぁ…
やっぱりうまい人のSSを読みまくるのが上達への道ですかね?
でもうまい人の文章ほど読む→オッキ→抜く→頭真っ白
の流れで技をなかなか盗めない

707:名無しさん@ピンキー
09/01/19 09:32:35 lBc99/dg
>>685
 何か知らんが速水螺旋人の漫画で紹介されていたボードゲームを
思い出した。
 とある村に宇宙人の軍団がUFOでやって来て村の女性を
さらおうとし、気付いた村人が防衛する、と言う筋書きなんだけど、
村の女性には魅力度、宇宙人には理性度が設定されていて、
対抗判定に負けた宇宙人は任務を忘れて暴走してしまうので、
美人を集中して狙うか、暴走の危険が少ない幼女や老婆を
手当たり次第集めるかで戦略を立てる、みたいなゲームだった。
(魅力度の合計値が一定を超えたら宇宙人の勝利になる)
 んで、村一番の美人は一家揃って戦闘能力最強で、こいつに
感づかれたら最後消し炭と思え、みたいな設定だったかと。

708:名無しさん@ピンキー
09/01/20 06:11:05 455yA63z
>>707
kwsk

709:名無しさん@ピンキー
09/01/20 19:16:46 3+Q6KSrG
>>707
地球在住のサイヤ人孫家の人々か?

710:名無しさん@ピンキー
09/01/20 21:21:25 YPUdW6tG
老婆や幼女で暴走する変わり者もいるだろ普通は

711:名無しさん@ピンキー
09/01/20 23:20:25 zMA1z0kd
ああ、久々にスレを頭から読み返したら
いろんなものの続きが気になるぜw

712:名無しさん@ピンキー
09/01/21 02:29:08 dMbpKfVE
保管庫更新されてたね
お疲れ様です

713:707
09/01/21 16:29:30 dpSJlHsT
>>708
 いや、ルール自体は普通のウォーゲームで、フレーバーが
SFギャグってだけ。
 宇宙人はヘックスマップの端っこから進軍していって、
村人は最初自分の家にいるんだけど、宇宙人があんまり
暴走しまくったり捕獲に失敗したりすると、異変に気付いた
村人が教会に駆け込んで鐘を鳴らし、集まった村人達が
反撃に転じる……だったかな? 今ちょっと本が手元に
無いんで詳細が分からない。済まん。

>>710
 いや俺もこのスレ的には幼女の方がポイント高そうだと
思ったが、物がメリケン製だから仕方が無い。
 ちなみに俺は完熟未亡人の喪服包みorタンクトップ一丁の
筋肉娘で暴走する変わり者だが。

714:名無しさん@ピンキー
09/01/21 22:14:01 Q6NFHYJs
>>713
>>685みたいなのがご所望かね?

715:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:46:41 2BG6bl7W
間章なのに気がついたら35KBとかもうね。
ここに至って削る努力も半ば放棄気味。あー…。

716:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:48:43 2BG6bl7W
~粉砕天使ナツメ いんたーみっしょん~

グチュ…、グチュ…、グチュ…ヌプッ。

決して珍しい事ではない。
夢とは往々にして、見ている当人にも、それであることを自覚できるものだ。
そして、そこからどんなに逃れたいと願っても、夢はそれを聞き届けてくれない。
ことに悪夢は自らより目を逸らす者を決して許さず。
今ナツメが置かれている状況がまさにそうだ。

「やっ、やめ…ひぃぃぃぃぃいっ!!」
「いやぁぁぁぁあ――……あっ、あぐ!!!」

まるで体操競技のように両脚を開いたまま、女が二人宙吊りにされ泣き叫んでいる。
張り詰めた血管の浮き出る赤黒い触手は、細い腰を容赦なく締め上げ、硬く起立したその先端で、彼女らの決して人前には晒してはならぬ部位を無慈悲に貫いていた。
欲望の権化は両手の華では到底満足できぬのか、逃げ惑う人々の波から、己の眼鏡に適った女性を手当たり次第に引き抜き、まるでトロフィーか何かのように高々と掲げていく。
健康ブームの賜物とも言えるしなやかなボディラインを覆う衣服も、高級そうな革のベルトも、彼女らの身をデスパイアから守るには何の役目も果たさない。
死に物狂いに触手を振り解こうとする女のスカートの中へ、触手たちは先を争って潜り込み、身に着けていた下着を力任せに引きずり降ろした。
両足首に絡み付いた触手はぐんっと左右に開き、これから蹂躙するその秘部を、下界の住人に見せびらかすように拡げさせる。そして――。

「あっ、あっ、んはぁぁああーーーーー!!」
「ややっ、やめて!わたし駄目、そそそんなの駄――…いやぁぁああっ!!!」
「た、助けて!たっ、たす…きゃああああああ!!」

およそ前戯と呼べそうな行為など一切無しに、触手たちは自らの纏う粘液にモノを言わせ、その頭を秘裂に沈めていった。

「あ、あがぁ…っ!あ、ぐぅう……!!」
「いやあーーーーーっ!!!誰かァーーー、だっ出して!これ抜いてぇーーー!!」

背筋を反らしたまま白目を剥きビクビクと震える者。破瓜の痛みに耐えかね半狂乱になって喚き散らす者。
だが、無数の筋繊維が束となった触手の、万力のような拘束から逃れられる人間はいない。

充血するクレヴァスに大きな亀頭を潜り込ませながら、怪物の一物は陸揚げされた深海魚のようにのたうち回る。
その内部を送り込まれてくるのは、出来立ての粥のように熱い怪物の精液だ。
恋人の名を叫ぶ青年の目の前で、制服姿の少女がほんの一分前まで生娘だったその体に、白いタールを流し込まれる。
その隣に並んで吊るされる母子は、せめて娘だけでも助けて欲しいと哀願するが、二人の膣内は無残にも白濁液で満たされていく。

じゅぷ…じゅぷ…、ドクン、ドクンドクン………ぶしゅっ!

嬲られている女性達にはいずれも見覚えがあった。
そう。彼女らは昼間、ヒルバーツによって捕獲され、凌辱されてしまった人たちだ。
巨大ローパーの暴挙は止まる所を知らない。悲鳴と嬌声の輪舞は際限なくエスカレートしていく。

717:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:49:24 2BG6bl7W
(なんで私、こんな夢を…)

まるで己の無力さを、無様さを、襟首掴んで見せ付けてくるようなこの光景を前に、ナツメは自問した。
自分は現実だけで手一杯なのに、夢までもが真っ黒な絶壁になってナツメに襲い掛かってくる。
目を閉じても目蓋は透明で、耳を塞いでも悲鳴は手の平を通り抜け、どす黒い何かは容赦なく全身に絡み付いてくる。
いやだ。この場から逃げ出したい。逃がして欲しい。

『ふふふ…、無駄よ無駄。どんなに抗ったってもう、あなたはこの螺旋から逃げられやしないわ』

夢の中のヒルバーツがニカリと笑った。
顔が無いのに笑うというのも変な話だが、なぜだかナツメには目の前にいるデスパイアが、満面の笑みを浮かべているのが分かる。

『私ひとり倒しただけで、あなた達の運命が変わるハズもない。行き着くところはみぃんな同じ。あなたも、他の二人も、そしてこの子も……』

目の前に現れた雁字搦めの少女にナツメの表情は凍りつく。

「あ…あ、あ、あぁ!おねえ…ちゃん、あうッ!!お姉ちゃ……あぁぁあーーーーっ!!」

下半身の二つの穴で野太い触手を咥え込んだまま、その少女――ハルカは盛んに細い腰を前後させていた。
幼さの残る顔は涙と精液にまみれたまま高潮し、助けを求めるその声とは裏腹に、目尻と口元は幸福そうに緩んでいる。
忘れたくても忘れられないその表情。ヒルバーツの隠れ家に突入したナツメの目に飛び込んできた妹の顔だった。

「ふあ…あ、あぁーっ!!やめ…あうッ!なんで…っ、もう嫌!もう嫌ァ……!!」

相手が異形の怪物でなければ、一体どちらがどちらを犯しているのか、およそ判別できなかっただろう。
ハルカの秘部はそのぐらいあからさまに口を開き、まるでそこだけ飢えた別の生き物のように、積極的に侵入者を頬張っていた。
少女の体は持ち主の心など省みもせずに、デスパイアという人間より遥かに強大な存在の子種を進んで受け入れ、その母体になろうとしているのだ。

(いや…やめて、やめてッ!!)

ずっと一緒に生きてきた妹が、自分そっくりの顔立ちを、今まで見せた事も無い表情に歪ませながら、他の女たちと一緒になってデスパイアのされるがままになっている。
あの時、自分の理性を一瞬にして奪ってしまったこの光景。
瞳に映ってしまった現実を否定したくて、受け入れたくなくて、無我夢中で叫び、がむしゃらに突進し――その後は覚えていない。
気が付いたのは病院のベッドの上だった。

『アッハハハハハ、傑作だわ!半端な覚悟でこっち側に踏み込んできたお嬢ちゃんに、おあつらえ向きの大団円じゃない!アーッハッハッハッハッハッハーーーーー!!』

喘ぎ声の大合唱に被るヒルバーツの甲高い笑い声に、頭の芯がキリキリと痛む。

718:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:50:04 2BG6bl7W
(いやだ!やめて!!お願い、誰かここから出して!!!誰か……)

頭を膝で抱え込み、子供のようにうずくまっても、笑い声は四方八方から聞こえて来る。
目を背けたくて仕方ない地獄絵図は、焦点のない無数の像となってナツメを取り巻き、そのままグルグルと回転して、底の見えない大渦の中へと彼女をいざない――。


「ナツメ!」


その一言に、少女はハッとして顔を上げた。
自分の肩に置かれているのは細く白い女の手。
規則正しく座席の並ぶ縦長の空間には、アイドリンク中のエンジン音が響いている。
窓の外の暗がりに浮かぶ町並みは見覚えがあった。

「エミィ…ちゃん?」

ボヤけた視界の中で次第に像を結んでいく友人の顔。
ナツメはようやくここがバスの車内だという事に気づく。

「着いたわよ」
「え、あ…うん」

視界の一番奥からは若い運転手が不思議そうな表情でこちらを振り向いていた。
慌てて財布を捜そうとするが、咄嗟に出てこない。

「…これ」

その脇から回数券を一枚、エミリアは差し出した。



大型車特有の低い唸り声を上げながら、路線バスのテールランプは闇の中へと消えていく。
時刻は午後九時を少し回ったところ。帰宅ラッシュからそれほど外れている訳でもない平日の夜だが、道行く人影は皆無に等しかった。
無理もない。昼間あれだけ派手にデスパイアが暴れたとあっては。
バス通りから住宅街へ一歩入れば往来は更に減り、墓場のようなという比喩表現さえ、本当に例えなのか怪しくなってくる。
多くの家は雨戸が閉ざされ、カーテン越しに漏れてくる明かりも僅かだ。
遠くで吠える犬の声と、夏の虫の斉唱が、否応無くハッキリ聞こえる。

「…………」

エミリアがそれとなく後ろを覗ってみると、ナツメは電柱一本分くらい間隔を空け、俯いたまま付いて来ていた。
帰る方角は途中まで同じなのだから当然なのだが、しかし彼女はエミリアと肩を並べて歩こうとはしない。
病院を出てからこの方、ずっとこの調子である。

(…無理もないわね)

ナツメは完全に塞ぎ込んでいた。
ヒルバーツとの戦いで連発した失態。そしてハルカのこと。
今日という日がこの新米天使に与えたダメージは計り知れない。

719:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:50:31 2BG6bl7W
戦闘中のミスはもういい。
あの後、病室から出てきたナツメは、それこそ見ていて哀れになるぐらいに、必死にマルーシャに謝っていた。
マルーシャはマルーシャでそれを笑って許したのだから、エミリアがこれ以上どうこう言っても仕方の無い話だ。
変な理屈かもしれないが……新人のエンジェルをパーティーに迎える以上、この程度の被害は当然織り込み済みでないと、実際やっていけない。
大切なのは同じ失敗を繰り返させない事。それは今後の課題だ。

問題は妹の容態だろう。
命に別条は無い。敵が繁殖目的だったのも幸いした。
捕獲から救出までの時間が割合短かった事もあり、経口避妊薬もまず効くと思われる。
もう少し経過を観てみないと確実とは言えないが、それでも、長期間軟禁されていた被害者達は一人残らず妊娠させられていた事を考えれば、マシだと思っても良いだろう。

しかし、心のダメージの方はそうは行かない。
ショック状態を和らげるための鎮静剤が切れ、意識を取り戻した後も、ハルカはまるで蝋人形のようにベッドに鎮座したまま、殆ど受け答えもままならない状態がしばらく続いていた。
薬の効果が残っているというよりも、解離症状が深刻化してしまったのだろう。
乾いた唇を半開きにしたまま、虚ろな瞳で格子の取り付けられた窓を眺めているその姿は、暴走したユイに襲われ純血を奪われた時のエミリア自身と重なる。

来月に予定されていた一時退院は当然延期。
デスパイアに凌辱されてこのかた、ずっと続けてきたリハビリの成果は、嵐に晒された塵の山のように、全て吹き飛んでしまった。
廃人にならずに済んだだけでも良しとするべきなのだろうか。
姉の必死の問い掛けに反応したのは奇跡と言って良い。しかし……。

『おねえちゃん……。わたし、たすかったの?』

病室の中は酷く静かで、妹の手を握り締めるナツメの嗚咽が、空調設備の唸り声と一緒に響き渡っていた。
廊下に一歩繰り出せば、母や娘がデスパイアに犯された事を知り泣き崩れる家族や、化物の子供を妊娠している事実を告げられ半狂乱に陥った被害者の悲痛な叫びが飛び交っている。
そんな外界の喧騒から隔絶された一室で、壁の白さに吸い込まれてしまいそうな無表情のまま、ハルカは言った。

『もう…………たすけてくれなくて、よかったのに』

エミリアはこの先忘れる事無いだろう。
その一言を聞いた時の、妹以上に凍りついた、幽鬼のようなナツメの表情を。

『たすけてくれなくてよかったのに。だって――』

失敗だった。そこから先をナツメに聞かせてはいけなかった。
肩を掴んででも、病室から引きずり出すべきだった。
取り返しの付かない一言が、放たれる…その……前に………。

『わたしのこと、たすけようとしたから………パパもママも、死んじゃったんだよ?』



「あ――」

何かがナツメの前髪に触れた。
手の平をかざすよりも先に、生け垣がパラパラと音を立て始める。
海沿いの街に付き物の夜半雨だ。

「入りなさい」
「…エミィちゃん」

引き返してきたエミリアが、棒立ちのナツメに声を掛ける。
彼女の手にはチェックの折り畳み傘が握られていた。

「………………」

径の小さい傘の下で身を寄せ合いながら、二人は静かに夜の街を歩いていく。
湿った風が少し吹くたびに、生温かい雨が傘の中に吹き込み、少女達の体をより一層寄り添わせた。
二組の足音は雨音に混じり、死に絶えた世界をゆっくりと進んで行く。

720:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:51:19 2BG6bl7W
寄り添うエミリアに幾許か心をほだされたのか、それとも気まずい沈黙に耐えかねたのか。
二つ目の十字路に差し掛かったところで、呟くようにナツメの方が口を開いた。

「ねえ…」
「何?」
「エミィちゃんの家族って、今どうしてるの?」

返事は返って来なかった。
答えるべきか迷っているのか、あるいは脈絡の無い質問に怒っているのか。
変化の無いその横顔からは、いかなる思いが去来しているのか窺い知れない。

ごめんなさい。諦めてナツメがそう言いかけた時――。

「母さんはエンジェルだったわ。どこで生まれて、どこで育ったのかも分からない。ただ、父には日本から来たとだけ……」

以外な返事にナツメはハッと面を上げ隣の顔を覗き込む。
街灯の明かりを受け、その白さを際立たせたエミリアの表情は、とても同い年のものとは思えない。

「父と結婚し、姉さんと私を授かった後も、母さんは戦い続けていた。でも……長くは続かなかったわ」

さる強大なデスパイアとの決戦で、天使側の一翼を担った母は、その戦闘のさなか消息を絶った。
残された夫と娘二人は、生死も知れぬ家族の帰りを待ち続ける日々を送る。
父は次第に深酒を煽るようになり、幸せな結婚生活の中で下火になっていたアルコール依存症を徐々に再発させていき……。
結局、姉妹が親元を離れるのを期に、実家へと引き取られていった。
誕生日とクリスマスの年二回、黒い森の外れにある梨園から届く国際郵便だけが、目下の生存報告である。

「母さんがデスパイアと戦っていた事を、姉さんと私が知ったのは、行方不明になってからよ。パッと見、普通の共働き夫婦だったから。
本当の事を知ったのは、一年くらい経ってから。母さんの部屋で、ふたつの綺麗な石を見つけたとき。最初はタダの紫水晶かと思ったわ」

今度はナツメの黙る番だった。
ここまでの物を掘り起こす権利が、果たして自分にあったのだろうか。

だが――。

ナツメは知りたかった。
今こうして並び歩く少女が、一体何を思って、何を守ろうとして戦いに身を投じているのか。
そうしないと……そうでもしないと、このままでは自分はいずれ耐えられなくなる。
特別な力があるんだから弱い人たちを守るのは当然ですなんて、そんな子供染みた使命感では、凄惨な現実の前にいとも簡単に押し潰されてしまう。
いや、現に自分は今、押し潰されかかっている。

721:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:52:05 2BG6bl7W
「ある晩、一人の女の子が家を訪ねて来たわ。背は私達よりよっぽど低くて、それでも綺麗な長い金髪で。彼女は言ったわ。その石を渡して欲しいって。
でも、私たちはもうそれがタダの石ころではない事を知っていた。……そして、母さんの遺志を継ぐことも」

その娘は猛烈に反対したが、幼い姉妹の決意は固かった。
父が酔い潰れているのをいい事に、遂には客人を家から締め出そうとまでしだした二人に、とうとう彼女も根負けしたらしい。
少女は溜め息を付きながら、一枚の下手糞な地図を差し出した。
本当に戦う意志があるのなら、強くなりたいのなら、そこに記された教会を訪ねるといい。力になってくれる人がいる。クリスタルの使い方も分かるだろう、と。

「その子が――」
「ええ。多分、天使のオリジナルだわ。確証は無いけれどもね、そんな気がするの」

エミリアは伏せていた視線を上げ、雲の合間から微かに覗く月を見上げる。

「姉さんはすぐに強くなっていったわ。もう振り向きもせずに。私はその背中を追うのが精一杯で……きっと今もそうなのね。
こんなんじゃ母さんの代わりなんて務まらないって、がむしゃらに、酷いくらい戦い続けて。途中でマルーに出合ってなければ、きっと壊れてしまっていたわ」
「マルーシャさんが?」
「ええ。なんだかんだ言ってあの子は大人よ。ほんと、一体どんな生き方してきたのか知らないけど。彼女が姉さんから離れて私の隣に来たのも、今にしてみれば殆どお守り役みたいなモノだったのかもね」

銀髪の少女はそこまできて初めて、ふっと溜め息混じりに、けれど穏やかに口元を緩めた。

「天使の使命……ね。そんな物、本当は二の次。私に戦う理由があるとすれば、私を産み育ててくれた人の守りたかったものを、あんなバケモノたちの手で汚させたくないから。
そして、駄目なクセしてそんな大それた望みを持つ私を、支えてくれている人たちに報いたいからよ。……あなたが訊きたかったのは、そういう事でしょう?」

そして今度は………真っ直ぐにナツメを見詰めてくる。
狭い傘の下で目と目が合い、思わずナツメはドキリとしてしまう。そして…。

「――怖くなったの?」
「違うっ!ただ……、ただ………っ!!」

声は詰まり言葉にならない。ハルカの姿が頭をよぎる。
ようやくナツメ自身にも分かってきたのだ。

自分はただ、これ以上家族を失いたくなかっただけなのだ。
そして丁度そんな時に、妹を守っていけるだけの力と、両親を奪った相手に復讐するできる武器が、都合よく転がり込んできた。
ただ、それだけの事だったのだ。
そして、その力とやらが、自分で思っていたほどの物でなかったという事も。

「私、わたし…っ、このままじゃ本当に何もできない…!ハルカどころか…、自分のことさえ………!!」

いつの間にか涙が溢れてきていた。
肩を震わせながら懸命に嗚咽を噛み殺そうとする。だけど止まらない。
目と鼻の触れるような距離にあるエミリアの顔がボヤけてきた。
必死に抑えてきた何かが、とうとう決壊してしまったかのように、拭っても拭っても、涙は頬を伝い落ちる。

722:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:53:47 2BG6bl7W
「マルーが言ってたわ。あなたと私たちの違いは、守りたい人と帰るべき場所の有る無しだって。私はそれを否定するつもりはないし、あなたにハルカを切り捨てろなんて言わない。だから――」

温かくて少し固い何かがナツメの涙を拭った。そして……。

「あ…」

二人を包んでいた小さな傘が、できたての水溜りの中へ転がった。
だが、雨粒がナツメの頬に触れる事はなかった。
雨夜の匂いよりもずっと近に感じる香水の香り。そして服越しに感じる確かな鼓動と体温。

「――だから、何もかもを自分ひとりで背負い込まないで。あなたがこうして立っている限り、私も…ずっと…あなたの傍にいるんだから……」

エミリアはぎゅっとナツメを抱き締めるその腕に力を込めた。
まるで胸の内から搾り出したその言葉を、雲の彼方の何者かへ誓い立てるようにして。



「きゃぁぁぁぁぁあーーー!!」

金切り声と共に、一人の女が湿ったアスファルトの上に転がる。
バッグの中の口紅や財布がバラバラと辺りに散らばったが、彼女は自分の貴重品には一瞥もくれず起き上がり、その場から逃がれようとした。
だが…、踵の折れたハイヒールが舗装を踏み締めるよりも先に、女の体は宙に浮き、今度は倒れた方角と反対方向に突き飛ばされる。

「あうッ!」

背中一面に感じる硬く冷たい感触。それは高速道路の高架を支える橋脚だった。
半ば寄り掛かるようにして立ち上がったその瞬間、彼女の両足に鞭で打たれたような熱い痛みと衝撃が走る。

「ひ、ひぃぃぃぃいい!!」

足首を絡み付いていたのは小腸のような赤黒い物体。
そして…それの伸びて来る方角、柱の影から姿を現したのは、大人の背丈ほども有る鏡餅のような肉の塊であった。

「やあっ!こ、ここ来ないでえッ!!」

トーンの高い悲鳴と仄かに漂ってくる香水の匂いから、そのローパーは捕縛に成功したのが女である事を確信しほくそ笑む。
仕事帰りのOLと思しきスーツ姿の女性は、ウェーブのかかった黒髪を振り乱しながら、提げていたバックで両足首に絡みつく触手を何度も打ち据える。

「くあっ!?」

けれども、女は再び背中から橋脚に叩きつけられた。
負けじと抵抗を試みたときにはもう、彼女の両腕は頭上で組まされていた。

ズルリ…ズルリ……、ズルリ。

獲物を柱に縫い止めたローパーは、水死体を引きずるような音を立てつつ這い進んで来る。
怪物が近づくにつれ、汗と脂のムッとする臭いが彼女の鼻孔を突いた。

「や、やだ!たた助け――……ひい!!」

ぬちゅり、と。ローパーの土手っ腹から、銀光りする糸を引いた触手が三本、彼女めがけ伸びる。
その先端は、勃起して包皮のめくれ返った男性器そのもので……。

「いやぁぁあ!!やっ!やっ!嫌ぁぁぁあーーーーー!!」

両手両足を縛られたまま、祭壇の羊は無様にその身をくねらせる。
だが、脚を閉じて防ごうとしたその瞬間、三本の触手は迷う事無くスカートの中へと滑り込んで来たのだ。

723:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:55:19 2BG6bl7W
「はあッ!やだ、やだぁぁあ!!」

窮屈なタイトスカートの中で、こすれあう太腿と触手。
暴れ回る侵入者のお陰で、まるで股間に立派な一物がそそり立っているかのように、紺色のスカートは盛り上がっていた。

「あ…っ、痛っ!」

一本の触手がパンストの縁を探り当て、ベージュのショーツもろとも力任せに引きずり降ろした。
存分に蒸れた下腹へ、流れ込んでくる夜の冷気。
彼女の秘部を守っていた下着は、半分裏返しになりながら膝まで移動する。
強引な脱がし方のお陰で、太腿が摩擦で赤くなっていた。そして…。

「ひ…!!」

スカートの中で、残る二本の触手が、それぞれの収まる穴を補足した。
一本はその充血した亀頭で縦に裂けた唇をなぞり、もう一本は尻肉を左右に押しのけながら後ろの窄まりへ。

「やだ、やだ、やだやだやだやだやだッ!なんで、なんで私なのよーーーーっ!!」

彼女の叫びは高架の上を走る高速道路の騒音に飲まれ霧散する。
家まであと100メートルも無いところで、誰にも知られずひとり、こんな化物に暴行されるのか。
絶望に飲まれ涙を流し、下から突き上げて来るであろう挿入の衝撃に、歯を食い縛ったその瞬間――。

「まったく、これで5匹目よ。一体どんだけ討ち洩らしてるんだか」
「………っ!?」

怪物と獲物。果たしてどちらの驚きが大きかったかは分からない。
突然、背後から掛けられた嘆息に、ローパーは仰天して振り返ろうとした。そこへ……。

ヒュウ……。

真夏とは思えない一筋の冷たい風が疾る。
OLの目には、かすかな銀色の閃光が弧を描いて消えたようにも見えた。
時間が止まったかのような静寂。一秒が一時間にも思えた。そして……。

ブシュゥゥゥゥウーーーーー………どちゃ。

時が動き出した。
咲き誇る鮮血の花。肉塊の上半身が、まるで地滑りを起したように、斜めに切り取られ滑り落ちる。
凹凸ひとつ無い綺麗な切断面を夜風に晒し、切り株のような姿へと変わり果てたデスパイアの向こうに立っていたのは……。

「ま、要はあのメンツじゃこの程度って事よねぇ」

衣装。武器。頭髪。瞳。
真っ白な肌を除いて、その全てが黒一色で統一された、細身の少女だった。



頬についた返り血を真っ赤な舌で一舐めしながら、ユイは黒塗りのマシェットを背中の鞘に収めた。
足元で尚も鬱陶しくのた打ち回る触手を、ブーツの踵でグリっと踏みにじり黙らせる。

「ふう。食事中とはいえ、なんとまぁ…」

両手を腰に当て伸びを一回。
腰まである深いスリットの入った、アオザイの上衣のようなコスチュームが、しなやかな肉体の輪郭線を強調する。
エミリアから奪い取った愛用の衣装は、先のナツメとの戦闘で失っている。
つまり今のこの姿こそが、彼女本来の、正規の戦闘服であった。

724:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:55:58 2BG6bl7W
「この様子じゃあ、あと何匹逃げ回ってることやら。頭痛いわ、ホント」

彼女が仕留めて回っているのは、壊滅したヒルバーツの巣から逃がれたローパーである。
連中は構造が単純なだけに、受精卵の発生も早く、繁殖能力はえげつ無いほど高い。
現に大店から焼け出された今夜でも、こうして女を襲って回っているくらいだ。
再び勢い付かせたくなければ、散っている今の内に一匹残さず潰しておくに限る。
恐らく今夜はこの街に巣食う他のデスパイアも大忙しだろう。

しかし滑稽な話だ。これは本来、天使の業務のハズなのに…。

「あ……あの…!」
「ん?」

ボヤボヤしてはいられない。夜が明ければ奴らは地下に潜ってしまう。
手早く次の標的を探さねばと、一歩繰り出そうとしたその時、背後からお声が掛かった。

「あ、ありがとう……ございましたっ」

まだ恐怖が抜け切らぬのか、血の気の引いた顔の女が一人、震える瞳でこちらを見詰めていた。

「わたし、てっきりもうダメかと」
「……ふーん」

定型的な感謝の言葉を適当に聞き流しながら、ユイはその漆黒の瞳でOLの姿を舐め回すように凝視する。
女は慌てて、膝まで降ろされたパンストと下着を穿きなおそうと、中腰になった。
歳は少し行っているが、ほっそりとした脚美線はキメの細かい肌に覆われ、引き締まった腰と、スーツの上からなんとか分かる程度の胸の膨らみも、バランス良好といえる。

「…へぇ…」

喉に軽い渇きを覚えた。
なるほど。下級デスパイアにしては中々の上玉に目を付けたものだ。

「え……あ、ちょ…っ!あのっ!?」

ユイは無言で歩み寄ると、服装を整えていた女の右手首を掴み、乱暴に壁へ押さえ込んだ。
噂のエンジェルに助けられたとばかり思っていたOLは、戸惑いの色を隠せない。
その長い黒髪に鼻をうずめ、心地よい香りを堪能しながらユイは囁く。

「よかったわねアナタ。あんなバケモノ相手に腰振らずに済んで」
「あ……?は、ハイ…」
「じゃあ、そのお礼にちょっと私の相手してくれるくらい……当然オッケーよねぇ?」
「え?あい…相手?」
「別に特別な事はしなくていいのよ。そのまま綺麗な声で鳴いてくれさえすれば……」

一体何を求められているのか、皆目見当のつかないOLが少し慌て始めたその時、何か冷たいものが彼女の脚に触れた。
まだそれほど身の危険も感じず、ただ触れた物を確かめようと、女が視線を下ろしたその先には――。

「――――え?」

どす黒い無数の触手が、穿きかけのショーツとパンストを、グイグイと、再度引きずり降ろしていく最中であった。
そしてその触手は、自分に抱きついている少女のスカートの中から伸びてきている。

725:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:56:29 2BG6bl7W
「や、や、ちょ…ッ!な、なに!?あの、ちょっと!!」
「ふふふふ。大丈夫よ、殺したりはしないから」
「え、あっ、ひぃい!!い、いやぁぁぁぁあーーーーーーっ!!!」

熱っぽい息をうなじに吹きかけながら、ユイの舌が女の首筋を這う。
愚かな生贄が今更どれだけ足掻いたところで彼女の抱擁は解けない。
タイトスカートの縫い目を、ビチビチと縦に裂きながら、上級デスパイアの触手がOLの股間に雪崩れ込む。

「ひぁあッ!!やめて、やめてっ!やめ――……んきゃぁぁぁぁぁあーーーーー!!!」

まあ、自分一人がこうして少しサボったところで、どうせ他のデスパイアが首尾よくやってくれるだろう。
無断で国境を跨ぐ者のに厳しいのは、何も人間だけとは限らないのだ。

街角に淀む闇の底から、先ほどに倍する悲鳴が響き渡った。



「ん…、んふ…ぅ…」

悩ましげな呻きを洩らしながら、布団の中の塊がモゾリと蠢く。
少々手狭なマンションの一室は既に、ペンギンの飼育小屋もかくやという程、キンキンに冷やされていたが……。

――ピ。

短い電子音と共にタイマーのランプが灯り、エアコンの仕事はもう一時間延長された。

「くっそ…。鎮まんねー…」

モゾモゾと再び掛け布団が波打ち、やがて中から一枚の薄布が吐き出される。
しどしどに濡れたショーツは、重たそうな音を立てながら、ベッド脇の洗濯籠の中に落ち、既に脱ぎ捨てられていた先客達の上に折り重なった。
これで五着目である。

「あンのオカマローパーめ。人の体ヘンタイ仕様に改造しくさって…」

ベッドの中でペリペリと新品のショーツを開封しながら、マルーシャは既に鬼籍入りしている昼間の敵を呪う。
これだけガンガン冷やしているのに、彼女の寝床はまるでサウナのような有様だった。
動くたびに中から溢れてくる湿った熱気には、女の臭気がむせ返るほど充満している。

「…ちぇ。もう穿き替えても無駄だな、こりゃ」

左右の足首を通し、下着を太腿まで上げたところで、早くも内股が濡れてくるのが分かった。
たったこれっぽちの刺激でこの体たらくである。一体どれだけ強力な体液を注ぎ込んでくれたのやら。

726:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:57:04 2BG6bl7W
抑制効果のある飲み薬は、病院で既に処方して貰ってあるのだが…。
困った事に、尻に産み付けられたローパーの胎児を殺す薬を先に投与していた為、飲み合わせの関係で今しばらく服用できないのだ。
最低でも空けなければならない間隔は、まだ残すところ十時間強。
どう足掻いても今夜一晩は、この官能地獄の底でのた打ち回らなければならない。

「はぁ…ん。くっ。しっかし持つのか、こんなザマで…」

役目柄、デスパイア達のスペックには人並みならぬ知識を持っている彼女であるが、体液にここまで強烈な催淫作用を持っている個体は、そうお目にかかれない。
エンジェルであるマルーシャをしてこの状態なのだから、ハルカを初めヒルバーツにレイプされてしまった普通の女性達に至っては、今どれほどの惨状を呈している事やら。
一晩病院で過ごす選択肢もあったのだが、無理をしてでも帰って来て正解だったかもしれない。
先ほどトイレに流してやった幼体の死骸を思い浮かべ、あの無様な姿が僅かでも被害者の慰めとなるよう、改めて祈る。

「…んんっ!」

余計な事を考え気を抜いていたのが不味かった。
わずかな寝返りによって生じるシーツとの摩擦さえ、今の鋭敏化した肌は愛撫と受け取ってしまう。
思わずベットの上で跳びあがりそうになるほどの疼きが、爪先から脳天まで走り抜けた。

(……………駄目、か)

どうやら限界らしい。一度鎮めないと今夜は凌げそうにない。
正直、昔はこの手の行為には敵意にも似た嫌悪を抱いていたのだが……。
他の天使達が大抵、デスパイアに辛酸を舐めさせられたその晩、「充電」やら「愛の力の確認」と称してボーイフレンドの所へ転がり込んで行くの見ているにつれ、つまらぬ意地を張るのも馬鹿馬鹿しくなってしまった。
抵抗したってどうせ、次の日の洗い物が増えるだけだ。

(まぁ…その点他の連中に比べりゃ、エミィもナッちゃんも硬派だよなァ…)

枕元のスタンドを一番暗く灯し、何か使えそうなものを探す。
卑しくも天使の端くれ。デスパイアの魔の手から人類を守護する戦乙女である。
枕元に大人の玩具など置くワケにはいかない。
いっそ枕を挟んでしてしまおうかとも思ったが……。

(う……。畜生、使って下さいと言わんばかりの配置に…)

彼女の視線はベッドサイドに置かれた制汗剤に止まった。
腋などに使うローラータイプの奴だ。キャップの先端もそれに合わせて丸まっている。
形状、太さ、硬さ、ともにおあつらえ向きというか……。

「……………」

数秒の逡巡の後、マルーシャはその小さなビンに手を伸ばした。
体を横にして肘で掛け布団を持ち上げ、スタンドの灯かりを頼りに自分の秘部を直視する。
金色の茂みの奥にあるマルーシャのそこは、踏み潰された苺のように充血し、透明な粘液をシーツに滴らせていた。
ここまで来ると、自分の体の一部というよりも、むしろ小さなデスパイアが張り付いているかのような、いささかグロテスクな光景である。

727:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:57:58 2BG6bl7W
(ん……よいしょ…)

流石に直に触れる気にはなれない。ブレーキが壊れてしまう恐れもある。
芋虫のようにモゾモゾと動き、太腿半ばまで持ち上げていたショーツを一気に穿いてしまう。
乾いた股布は吸い付くように秘所へ張り付いた。

「んぁ…っ!」

魚のように跳ねそうになるのを何とか堪える。
すぐにジワリとした温かい感触が広がり、新品の下着が早くも駄目になってしまった事実を伝える。
こんな事なら生理用品をもっと買い込んでおくべきだった。

我慢したところで出口のないこの官能を終わらせるため、手早く始めてしまう事にする。
声を殺すためにシーツの端を噛みながら、マルーシャはしどしどに濡れた股布に、制汗剤の頭をあてがった。

「んくっ――!んぁ、あ……っ!」

ぬちゃりと湿った感触を伴って、地盤沈下に飲み込まれたかのように、器具の先端は沈んだ。
想像の遥か上を行く柔らかい手応えに、押し殺しているはずの声が漏れる。
マルーシャの秘部は飢えた鯉のようにその口を開け放ち、薄布越しの侵入者を咥え込もうとしていた。

「ぬ…う、うぅ……んっ!!」

そのままゆっくりと、手首のスナップに頼りながら、陰唇をグリグリ押し広げる。
太腿と太腿の間に位置する不自由な空間では、これが精一杯の努力だったが、それでも効果は絶大だった。
マグマのように溢れ出す快感に、くの字に曲げて布団の中に収納されていた両脚が、思わず突っ張ってしう。

(最悪……。ド変態になった気分)

デスパイアのそれに比べれば、到底及ばぬ稚拙なテクニックであったが、火のついてしまった今の体には、十分過ぎるものであった。
ベタベタになった股布と秘唇の隙間では、愛液の気泡が現れては潰れ、嫌な音を立てている。
シーツと布団の中からは、鼻が馬鹿になってしまいそうなほどの性臭が噴き出していたが、マルーシャはもうそこから顔を背けようとはしない。

「んぁあ…!ふ、ふぁッ!ん、ん、んくっ――!!」

噛み締めていたはずのシーツはいつの間にやら口から離れていた。
エアコンが小休止に入った室内には、聞くのも恥ずかしい嬌声が反響している。

(ちょっと……マズった…か?)

誰かに聞かれていたら――。
そんな戸惑いが脳裏を過ぎったが、それも一瞬のこと。
どうせ両隣は揃って老夫婦。おまけに片っ方は食道ガンが見つかったとか何とかで、先週から入院して不在だ。
ここまで来てしまったら、もうどうと言う事もあるまい。なるようになれだ。

「う……あっ…ん!くぅ…ん、ん、んんーっ!ちく…しょ…。ちくしょう……」

口でこそ悪態をついていたが、その奥の喉は完全にカラカラだった。
少し体を伸ばせば飲みかけの麦茶に手が届くのだが、それっぽっちの手間もマルーシャは惜しまざるを得なかった。
足裏の耐え難いムズつきに指は張り詰め、頭の天辺では、髪の毛が全部抜け落ちてしまいそうなチリチリした熱さが頭皮を焦がしている。

「ん、んく…っ!は…ぁ、あうっ!!]

滝のような汗がパジャマを素肌に縫い止め、不快指数を跳ね上げる。
両手の平は、秘所をまさぐる制汗剤を滑り落としてしまいそうなほど濡れていたが、それでも動きを止めようとはしなかった。
無理な力が掛かり、指の筋が吊りそうになるが、マルーシャは行為を続ける。

728:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:58:55 2BG6bl7W
「ん、ん、あぁっ――!!」

キャップの丸みが肉芽を滑り、股布の中心部に深々と食い込んだその瞬間だった。
脳天から爪先まで。電気柵に絡め取られたような刺激が全身に走り、マルーシャの体を支える全筋肉が痙攣する。

「ん、ん、んん~~~~~~~~~……っ!!!」

咄嗟にガバリと布団を被る。正解だった。
夏用にしてはいささかぶ厚過ぎると思われたその寝具は、三軒先まで聞こえそうな絶頂の叫びを、辛うじてこの部屋だけで止めてくれた。

「ん、んぁ――…くっ。ハァ、ハァ、ハァ…」

ベッドの中はさながら異世界だった。自らの発した熱気と性臭、そして蒸れ。
バクバク踊る心臓の鼓動までそこに加わり、昼間に取り込まれたヒルバーツの体内とまるきり同じである。
マルーシャは跳ね除けるようにして布団から顔を出し、冷やされた空気を目一杯吸い込む。
軽い眩暈を覚え額に手を当ててみると、一足後れで遅れて吹き出てくる汗が手の甲にまとわり付いた。

(なんとか…。なんとか凌いだか…)

全身の力を抜き、戦闘直後のような荒い呼吸をなんとか整えながら、マルーシャは我が身を苛ませていた昂ぶりが引いて行くのを感じ取っていた。
悔しいが……一回達してしまえばだいぶ楽になる。

ベッドの中では生暖かいシーツを濡らす生暖かい感触がジワジワ広がっていた。
取り替えたばかりのショーツは迸る愛液を吸い尽くせず、ウエストの高さまで湿っている。
その正体は絶頂の際に自分が分泌した物に他ならない。

(うぅ…。なんつーみじめな…)

着替えたい。だが体が鉛のように重い。
仕方なく首だけを動かして時計を見ると、先ほど見たときから十分も経過していなかった。
手も洗いたいし、シャワーも浴びたい。しかし…。

(もう駄目。動けん)

ものの数分で、今日残っていた体力を残さず使い果たしてしまったようだ。
諦めてうつ伏せになり、枕に顔をうずめる。
時間が経つにつれ、びしょびしょになった下半身とシーツの不快感がハッキリしてきた。

寝よう。寝てしまうに限る。
さっさと寝入ってしまわないと、またぞろ媚薬の効果が首をもたげてこないとも限らない。
不幸中の幸いか、疲労は極限値に達している。

動き出したエアコンの音に耳を澄ましていると、石のように重たい目蓋が自然と降りてきた。

(明日は洗濯物地獄だな、こりゃ…)

729:謀ったな@シャア!!
09/01/22 16:59:25 2BG6bl7W


「あっ、あっ、あっ…あぁ!あひぃぃいッ!!」

二つの穴を突き上げる触手の動きから逃れようと、爪先立ちになったまま、彼女は獣のような呻きを上げる。
涙に潤むOLの視界では、自らの体を蹂躙している娘の旋毛がちょうど、真正面に揺れている。

スーツとブラウス、全てのボタンを乱暴に引き千切り、ブラジャーを鎖骨の位置まで捲り上げ……。
黒髪の少女は獲物の胸に顔をうずめたまま、その盛り上がりを舐め回し、甘噛みし、固くなった突端を真っ赤な舌の上で弄んでいた。

「おお、お、おねが…っ、お願い!も、もうっ!もうやめ――…んむう!!」

哀願の言葉も半ばで途切れる。
胸の谷間から顔を離した娘が、間髪いれずにOLの口を自身の唇で塞いだのだ。
金切り声が止み、粘膜同士のこすれあう湿った音が高架下に反響する。

「んむーーーーぅ!!んー、んー!んんーーーーーッ!!!」

しがみ付くユイのハグが万力のように強まり、背筋をギリギリと締め上げた。
口腔に封をされたまま必死に身を捩る哀れなOL。
彼女の苦悶の表情を間近で眺めながら、ユイはうっとりと目を細めていく。そして…。

「…むぐっ!?」

唐突に反復動作をやめた触手が、女の体内でビクビクと震える。
魔女の責め具はみるみる内に膨らみ、膣壁と括約筋を強引に押し広げた。
前後の穴を内側から拡張されるという未体験の鈍痛に、彼女の意識が飛びかけた正にその時――。

ドブッ!ブチュルルルルルルーーーーー……!!

「んぐッ!?むぐぅーーーーーーー!!!」

ゴボゴボゴボボボ………ドクッ、ドクッ、ドクン!!

「むーっ!!む、む、んぐ――かはっ!!」

触手が爆ぜた。
火で炙った水飴のような、高粘度の流動物が、前後の穴に注ぎ込まれる。
ようやく唇を解放され、酸素を目一杯取り込もうとする彼女の顔にも、同じ液体がベチャベチャとぶち当たった。
直腸の内容物はギュルギュル鳴りながら逆流し、彼女の下腹部はみるみる膨れ上がって、スカートのウエストがギチギチ食い込んだ。
それでもなお触手は体内で脈を打ち、溜まりに溜まった欲望の汚泥を、一滴残らず捻り出そうとする。

「――ふぅ…」

黒髪の少女が、まるで用を足した後のように、気持ち良さそうな息を吐き、体を震わせた。
ズボリという音と共に、局部に挿入されていた触手が引き抜かれ、女は膝から崩れ落ちる。
一拍間を置いて、彼女の下半身から白い粥のような物が、泡ぶくを立てつつ噴出した。
まるで自分の股から、薄いカーテンが伸びているかのようなその光景を、OLは虚ろな眼差しで見下ろし――。

「あ……ぁ…。なに……これ…、せー…えき…?」

ドチャリ、と白い沼の中へ沈んだ。
その水源は勿論、自身の陰部である。

「あ……うぁ…。早く…帰らなきゃ……。おうち、帰って……お風呂はいって、ごはん…たべ、て………」

730:謀ったな@シャア!!
09/01/22 17:00:34 2BG6bl7W


「ふん。なによこれ、とんだハズレじゃない。エロい身体しといて。表紙に騙されたってヤツ?」

獲物の唾液と混じり合ったツバをペッと吐き出しながら、ユイその麗貌を失望に歪め毒づいた。
残忍極まる暴行を受けた挙句、その身を酷評された当のOLは、精液の池に浮かんだまま白目を剥き、小刻みに痙攣しながらうわ言を発している。
己の犯し尽くした女に、手当てをする訳でもトドメを刺す訳でもなく、ユイは腰に手を当て背筋を伸ばす。そして…。

「――で、いつまでそこでそうしてるのかしら?」

さも自然な態で、堕天使は背後の暗がりに声を掛けた。

ヒタリ…、ヒタリ……。

果たしていつからそこにいたのだろう。
丁度街灯の陰に当たるその場所から、一匹の黒猫が音も無く進み出て来る。
その身体からは、微かにではあるが、腐臭が漂っており…。

「こんなシケた夜にまで、ワザワザ覗きに繰り出すなんて、あなたも難儀な趣味に走ったものね。レブナン」
『どの口で言う。昼間の盗み見、貴様の所業と見抜けぬ我々と思ってか。この蛇女め』
「ふふ。やっぱりね。バレてるバレてる」

そう。昼間、エミリアがレブナンに殺されかけた時、彼女を救ったあの殺気に満ちた視線。
その正体は他でもない、ここにいる辻堂ユイだった。
エミリアはどうやら気付かなかったようだが、流石と言うべきか、このデスパイアはその横槍の主を一発で看破したと見える。

『そんなにあの娘が大事か?我々と事を構えてまで生かして置きたい程に?』

黒猫…いや、レブナンの乗り移った黒猫の死骸は、眼球が転げ落ちそうなほどくわっと、その濁った瞳を見開いた。
だが、その怒りの矛先を向けられた当人は――。

「そうカッカしないしない。ホラあれ。あなたも食べてく?」

彼女はクイっと、すぐそこで倒れている犠牲者を指差す。

「味の方は最悪だけど、まあ見てくれは悪くなし。あ、でも人が箸付けたモノはあんた食べな――」
『…図に乗るな』

黒猫の背中が縦に裂け、無数の触手が飛び出す。
怒りのままに振るわれる凶暴な力は、避けようともしないユイを素通りし……。

「ぎゃ…っ!!」

虫の息で横たわっていたOLを、無残にも跳ね飛ばした。

「あらら、死んじゃった。いや、生きてる?…んー、微妙なトコね」

鉛弾を食らった獣のような悲鳴を上げつつ、細い身体は濡れた舗装の上を転がっていった。
激昂するレブナン。哀れな犠牲者。ユイはそのどちらをもせせら笑う。

『次は当てる』
「ふふふ。ガラにも無く怒り狂って。そんなにマルーを抱けなかったのが悔しい?」

レブナンの顔がヒクっと歪む。
赤信号などとっくに通り越しているのは明白だ。

731:謀ったな@シャア!!
09/01/22 17:01:24 2BG6bl7W
「でもね……。あなたも実際、危ないトコだったのよ?」

ここに来てようやく、ユイがザっと一歩踏み出す。
そしてその美しい顔は、積乱雲が立ち昇るようにして、俄かに嚇怒の色に染まり…。

「あそこでエミィをどうにかしてたら、私があなたをどうするとか。考えた事、ある?」

瞳孔は爬虫類じみた縦一直線に変貌し、血管の浮き出た両の手は、背中に収めた二振りの刃物へ即座に飛べる位置へ。
僅かに浮いた軸足の踵は、その間合いに入る全ての物を、切断という行為で歓迎する意思表示である。

二匹の魔物はそのまま身じろぎひとつせず、狂気の彼方に座った視線で相手の肺腑を穿ちながら、互いを牽制し合っていた。

「――でもね」

不意に、口を開いたのは蛇の方。

「これはチャンスでもあるワケよ」
『……………』
「あなたと私、望む物は似てこそいて互いに別々。決して利害はぶつからない…。違う?」

横一文字に結ばれていた唇の端がニンマリと緩む。

『同盟、とで言いたいのか?貴様と?』
「さァ。でも、どこかの大食らいと足並みを揃えるよりは、よっぽど現実的でしょう?そう思わない?」
『あの茨か。確かに、奴はこの街にいる全ての天使を側女にするつもりでいる』
「ついでに他の女の子もね」

レブナンの変化は覗えない。
彼にとって他の生き物の外観は、それこそ仮面のようなものだ。
それでもユイは、不適な笑み浮かべたまま、引こうとも押そうともしない。
やがて数十秒、たっぷり経過してところで――。

732:謀ったな@シャア!!
09/01/22 17:01:50 2BG6bl7W
『…貴様の欲する物はあの銀髪の天使だけか?』
「ええ。他に何も望まない。あなたの望みは…まあ、私の良く知ってる女ね」
『フン…』

それまでの緊張が嘘のように、レブナンはくるりと向き直り、自らが這い出てきた暗がりへと歩んで行く。

『時間を食ったな。近場にまだ幾らかばかり、ヒルバーツめの撒いた種がいるようだ』
「ふふ、ご苦労様、私も手伝おうか?」
『そう思うならば貴様は次に備えておけ。あれだけの疫病神が落ちたのだ。後釜を狙ってやって来る者は、恐らく一匹や二匹ではあるまい』
「んー。やっぱり年長者って頼りになるわ」
『心にも無い事を』

それだけ言い残すと、黒猫は闇の中へ溶け込むように、何処へとも無く消えていった。

「あー。ついでにその役者みたいな口調、直した方がいいわよ。ダサいから」

聞こえたかどうかは知らない。
臨戦態勢で凝った肩をほぐしながら踵を返し、レブナンの消えた方向と真逆へと、ユイは歩み始める。
まだ夜は長い。もう一仕事、こなしておくとするか。

「ん……あ………、がっ…」
「あら生きてたの。案外人間って頑丈ね」

強打された腹部を苦しそうに上下させながら、先ほどのOLが横たわっている。
半開きの股に剥き出しの乳房。真っ赤に腫れた女性器からは、膣内射精の証拠が今もどろどろ流れ出している。
ハンドバックから散らばった小銭が、ユイの爪先にコツンと触れた。
その少し先には、今や携帯電話に押しやられ絶滅危惧種と化した電話ボックスが。

「ま。救急車くらい呼んであげるとしますか」

錆び付いた十円硬貨を鼻歌交じりに一枚拾い上げる。

「うっかり子供できちゃったりしたら、エミィに言い訳できないし。うふ…ッ」

733:謀ったな@シャア!!
09/01/22 17:09:18 2BG6bl7W
以上、投下完了。
せっかく二人がいい雰囲気になったところへ、レズとオ○ヌーの波状攻撃で畳み掛ける先輩二名。まさに外道。
今年も良い触手年になりますように…、と三週間も経ってから今更祈ってみる。

734:名無しさん@ピンキー
09/01/22 17:56:57 yIwTp4u6
きたー!GJです

735:名無しさん@ピンキー
09/01/22 17:59:11 Q2PM1mUK
GJ!
相変わらずエロいwwwそして引きがうまい!
蛇と烏のタッグこえええええ!

736:名無しさん@ピンキー
09/01/22 18:46:46 0yQngPmN
待ってました!GJです

737:名無しさん@ピンキー
09/01/22 21:31:27 hJGiQwEM
GJ!こいつらに勝てる気がしねえw

738:名無しさん@ピンキー
09/01/22 23:37:05 7uH5K4lQ
兄貴の文は特徴があって一撃で分かるな。いや幸せだ。
今週ももう少し、この文章でまだまだ頑張れそうだ。

にしたって主人公なのに誰にも目をつけられてないナっちゃんカワイソス

739:名無しさん@ピンキー
09/01/23 00:35:40 /wLzaeVa
兄貴乙!!!

これでまだ出てきてないのはペルテちゃんだけか?

740:名無しさん@ピンキー
09/01/23 07:52:32 YrmvvqAI
>>738
茨なら…茨なら
なんとかしてくれる…

741:名無しさん@ピンキー
09/01/23 09:09:18 8TZWnSge
触手VS野生児少女。犯して屈服させるか食われ少女のご飯に成り下がるか

史上最大の対決が今、始まるなんて夢を見た

742:名無しさん@ピンキー
09/01/23 14:14:25 gpCXIb4m
ふと思ったんだが。
ナツメの登場人物名って元ネタとかあるの?

743:名無しさん@ピンキー
09/01/23 16:15:09 egxryFZH
相変わらずとんでもないレベルの文章だ……

744:名無しさん@ピンキー
09/01/23 17:06:43 ad9GXCh0
GGGGGJJJJJJ!!!!!!!!!

貴公の分は比喩表現が豊富で上手いからイメージしやすいな

745:名無しさん@ピンキー
09/01/23 18:56:25 jgg2Q574
>>742
たぶん神奈川の地名から取ってる。うp主は神奈川県人か?
舞台もなんか川崎か横浜へんっぽい。
横文字系のネーミングは戯曲や童話からかと。
エミーリアとかクロイツァとか、マルーシャとかブラチーノとか。あとグレーテル?

746:名無しさん@ピンキー
09/01/23 21:00:31 gpCXIb4m
マジでか!?鎌倉出身なのに気付かんかった!

747:名無しさん@ピンキー
09/01/23 23:20:42 z1bfe7Mv
待ってました!!!超乙!!!!

748:名無しさん@ピンキー
09/01/24 04:58:02 gEeiML2B
GJ!相変わらずエロいし何より面白いぜ

749:名無しさん@ピンキー
09/01/24 09:33:30 UiixQVO0
やべぇなぁ。俺も自分の途中までになってるSS取り組まなくちゃな。
GJ

750:名無しさん@ピンキー
09/01/24 13:05:50 4VgH3aFL
このスレ、レベル高すぎで恐縮ですが
勇気を出して投下

751:Girl soldier school
09/01/24 13:07:11 4VgH3aFL
ここは、女戦士養成学校。
世にはびこる淫獣を退治する為、少女達は明日の戦士を夢見て、剣術や格闘技、勉学に励む。

その夜、入門して一年のエレナは、最強の現役であり学校一の美人教師であるシンシアに連れられ、薄暗い地下へと入っていった。
今日から淫獣相手の実戦訓練が始まる。心して掛からねば。

地下の一室の扉が開かれ、蝋燭で明かりが灯される。
その中は、汗ばむほど蒸し暑い。
部屋の隅に、それが居た。
とぐろを巻いた大きな蛇のような生き物。
粘膜質の皮膚で覆われ、呪詛を思わせる不思議な模様をしている。

「淫蛇。蛇と軟体動物が融合した淫獣よ。他の淫獣同様、ただ性欲を満たす為だけにヒトの女を襲うの。いやらしいでしょう?
でも、たまに妊娠しちゃう事が有るから避妊薬飲んでね」
「これの相手をするんですか?」
「そうよ。さあ、防具を脱いで裸になりなさい」
「ええっ!?なんでですか?」
「これは淫獣が与える性的快楽に耐え抜く訓練よ。全身でその感触を味わいなさい。相手の攻撃や能力を身体で覚えてしまえば怖いものは無いわ」
「は…はい」

渋々と身に着けているものを脱いでゆく。初々しい白い肌が眩しい。
「あのー、これでいいですか?」
「パンツも脱ぎなさい!」

ギギギィィー、ガシャン!重い扉が閉まる。
シンシアはエレナを部屋に閉じ込め、鍵を掛けた。
(私でさえアレに絡まれたら、よがり狂っちゃうわ。あの娘は耐えられるかしら?うふふっ)

752:Girl soldier school
09/01/24 13:08:01 4VgH3aFL
両手で胸と股を押さえながら、恐る恐る近づく。
まるで巨大な内臓だ。
これと肌を合わさなければならない。でも、訓練だから仕方が無い。
(こんなのとするのが本当にいいのかな?)
つま先でつんつんと触れてみた。
(うわあっ、ぬるぬるぐにょぐにょして気持ち悪い!)
だが、いくら刺激してもピクリとも動かない。
(寝ているのかな?)
無防備に覗き込んだその時、淫蛇は頭をエレナに向けた。
「!?」

ブシューーーーーッ!!
突然、口から噴き出した液体がエレナに浴びせられた。
「きやあっ!」
もんどり打って尻餅をつく。
それは強力な媚薬。性欲が込み上げ、性感を極限まで高める。
じわじわと皮膚に染み込み、香気が精神を侵食してゆく。
(体が熱い。やだ、なんか変な気分になってきちゃった)

淫蛇はとぐろを解き、鎌首を持ち上げて攻撃態勢に入った。
粘液が糸を引きながら、どろどろと滴り落ちる。
エレナは思わず息を呑んだ。
蛇腹一面には、ヒダがビッシリと覆っているのだ。
その一枚一枚に意思が有るかの様に卑猥にうねる。
淫蛇は、今にもエレナに襲い掛からろうとしていた。

人と淫獣との交わり。それに勝る快楽は無いという。
胸がドキドキする。高まる欲望を抑えきれない。
まだ経験をした事が無い、性の営みへの好奇心が頂点に達した。
エレナは、立ち上がると淫蛇の前で腕と脚を大の字に広げた。
「好きにしていいよ」

753:Girl soldier school
09/01/24 13:08:38 4VgH3aFL
淫蛇が足首に絡み付く。
徐々に上へと昇り、太ももを巻き包む。
「くううっ!」
生暖かく、ねっとりと粘り付く得もいえない感触。
嫌悪感と内股に伝わるくすぐったさが、ない交ぜになって全身を襲う。
小さな尻を撫で回し、粘液を塗り付け汚してゆく。
「ふっ、ふうっ!」

股の間をくぐり、頭が顔を出す。
尻から前にかけての溝にぴったりと蛇腹を密着させ、舐め上げる様に腹へと這い上がる。
「うわああーー!!」
脳天からつま先までが痺れる様な快感に襲われた。 
淫蛇は彼女が達しないように寸前で愛撫を緩める。
焦らしているのだ。

エレナは両手を頭の後ろで組み、なされるがまま身を任せた。
淫蛇は、彼女の華奢な胴をひと巻き、ふた巻きし、胸を覆う。
乳首をさすり、まだ膨らみきっていない乳房をやんわりと揉みほぐす。
身体から力が抜け、ガックリと膝を落として仰向けに倒れ込む。
首から下は、肌が見えないほど淫蛇の太く長い胴に巻き包まれていた。
もう、逃れる事は出来ない。

淫蛇は、エレナの身体をギュッと締め付けた。
「くっ!」
相手を弱らせた後、じっくりと犯す為だ。
苦しい。でも、不思議な心地よさだ。もっと抱きしめてほしい。
「もっと…もっと強く締め付けて…そ、そうよ…ううっ!!」
息が詰まり、頭の中が真っ白になる。
エレナが堕ちそうになる寸前で、淫蛇は締め付けを緩めた。

754:Girl soldier school
09/01/24 13:10:01 4VgH3aFL
淫蛇は、エレナの両脚を押し広げると股の間に頭を近づけた。
ビクン!
朦朧としていた意識が、一気に覚める。
先端が二つに分かれた舌で、チョロ、チョロとヴァギナを舐め始めたのだ。
「ひゃあああっ!」
じわじわと愛液が滲み出る。それは淫蛇の大好物だ。
(恥ずかしい、でも…)
エレナは自らの意思で脚を広げ、腰を浮かしていた。

そして、淫蛇の本当の攻撃が始まった。
数百枚、いや、千枚以上は有ろう蛇腹の肉ヒダが一斉に波立つようにざわめき、股を、胸を、全身を擦り付ける。
グチャグチャという淫猥な音で更に心が高まる。
(凄い…気持ちいい…)
同時に淫蛇は胴をくねらせ、彼女の身体を揉みくちゃにした。
「はああっ!ああっ!ああっ!…イきそう!」
彼女が達しそうになった時、またしても攻撃が止んだ。
「やめないでよ!…もっとして!」

蛇腹の一部がぱっくり割れると、そこから器官が頭を出した。
最初は小さいと思ったが、見る見る太さと長さが増してゆく。
先端から白い液体を垂らしながら、入り口にあてがわれる。
「無理よ…そんな大きいの…うううううっ!!」
ジュブッ、ジュブッ。
奥までたどり着き、中をかき回す。
再び、全身への蛇腹のヒダ攻撃が始まる。
「ああっ!んんっ!ああっ!あああっ!ああああっ!!」
エレナはあらん限りの声で叫び、遂に絶頂に達した。
呆然と天井を見上げながら余韻に浸るのも束の間、再び淫蛇は彼女の身体を求めた。
「いやあああっ!」

改めて淫獣の恐ろしさを思い知った。
今日は、好きなだけ私を犯すがいい。
でも、いつか必ず戦士になって叩きのめす!

755:Girl soldier school
09/01/24 13:10:39 4VgH3aFL
次の日の朝、気が付くとベッドで寝かされていた。
傍らにはシンシアが見守っている。
「よくがんばったわ。今日は、しっかりお休みなさい。これから、あらゆる淫獣とこの訓練をしなければならないから」
「はい、がんばります!」


今日もまた、地下室から切ない喘ぎ声が聞こえる。
その裸の少女は触手に包まれていた。
「ああん…はぁ…きもちいいよぉ…」
快楽に身を委ね、幾度と無く繰り返す絶頂に悶える。
それは、少女達の激しくも甘美な戦いであった。

756:名無しさん@ピンキー
09/01/24 13:11:32 4VgH3aFL
以上、おそまつでした

757:名無しさん@ピンキー
09/01/24 13:29:42 RUpRDLxj
>>756
GJ!



でもその学校で上層部が人型淫獣とかに牛耳られてて、耐性訓練とかって名目で
ただ単に肉体を開発されてる苗床牧場とかじゃないよね?ね?

758:禁じられた遊び8
09/01/24 15:32:51 X2ZSAl6+
 おしゃべりはもう終わりと言わんばかりに、あたしの肩や首筋、耳たぶまでも、優しい愛撫で覆い尽くす。
くすぐったいのと恥ずかしいのと、脳みその奥を揺り動かされるような熱とが身体中を駆け巡り、
あたしは声を我慢するのが精一杯だ。
「百子、我慢しないで声を出して。変に力を入れないほうがいいわ」
「だ……だって、こんなの……。ざわっちのすぐそばで、オサ先輩にこんなことされて……」
 こんなことされて……感じているなんて。
 恥ずかしいけれど気持ちいい、ざわっちに悪いと思うけれど、もっともっとして欲しい、いろんな感情が
無秩序に入り乱れ、あたしはもう、考えることを放棄して目を閉じた。それを合図と受け取ったのか、
オサ先輩の手と唇による愛撫は、より一層、その激しさを増した。
「ね、百子、……キスしていい?」
 耳元で、オサ先輩が囁く。さっきからあたしの素肌の至るところに唇を這わせているくせに、
律儀に了解を求めるところがおかしくて、あたしはつい吹き出してしまった。
「もう、今さらなに言ってるんですかぁ」
「いいの? じゃあ遠慮無く」
 そっと触れ合う唇の感触は、想像の何百倍も柔らかで弾力があって、遠い世界に吸い込まれていくようだ。
そういえばこれは、あたしのファーストキスなんだなあと思い至るのだけれども、不思議と
後悔の念は湧かず、気づいたときには、あたしからもオサ先輩の唇を求めていた。
「……ん、は、んんっ……!」
 息をする暇も惜しいくらいに、吸い、舌を絡ませ、撫でる。鼻をこすり合わせ、噛み付くようなフェイントを見せ、
更にふたり求め合う。
「お、オサ先輩って、キス上手ですね……」
 余裕があると見せたいがために、オサ先輩の顔を見つめ、無理やり話しかけてみた。
内心は警戒水位ギリギリで、普通の声を出すのでさえやっとなのだけれど。
 そんなあたしに、普段の生真面目一本槍のオサ先輩からは想像もできない、照れたような子供の笑みを見せた。
「ありがとう。百子も上手よ」
 そう言って、攻撃範囲を広げていく。とりわけ、未発達は胸に対する攻めは執拗で、あたしの反応を楽しみながら、
貪るように攻め立てる。固くふくらんだ尖端を、指先で摘んだり歯を立ててみたり、かと思うと、
両手で揉みながら舌をまとわりつかせる。
「っ……、あ……んっ! せ、先輩、激しすぎます……っ!」
「日頃から元気有り余ってるんだから、これくらい大丈夫でしょ?」
「そ……それとこれとは……違いますってばっ。それに、んっ、……ざわっちと違って、あたしの胸なんて、
はぅっ、さ、さわってもつまんないでしょ?」
 一瞬オサ先輩は、不思議そうな顔であたしを見て、すぐに笑顔に戻る。
「なに言ってるのよ。保美は保美、百子は百子で、いいところは数え切れないくらいあるでしょう?」
 今度はあたしが照れる番だ。褒められたと素直に受け取ることができず、つい憎まれ口を利いてしまう。
「へー、オサ先輩って実は貧乳好きですか」
「そんなこと言ってていいわけ?」
 悪魔の笑みと共に、オサ先輩は素早くあたしの両足の間に移動したかと思うと、腰を持ち上げ、
足の付け根の中心部に顔を埋めた。
「ひゃっっっ! な、何するんですかっ!」
「保美の胸と比べられたくないんでしょ? ここなら、比べられても大丈夫なんじゃないかしら?」
「何ですか、そのめちゃくちゃな理屈は……!」
 あたしの抵抗など小指の先の足しにもならず、恥ずかしい部分を、オサ先輩は攻めていく。
「駄目です、そんなところ、あ、駄目っ……」


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