触手・怪物に犯されるSS 18匹目at EROPARO
触手・怪物に犯されるSS 18匹目 - 暇つぶし2ch100:アホなもん作ってみた
08/10/19 05:38:31 WA9pG5Og
URLリンク(www1.axfc.net) 触手×麻衣 
He_148661.jpg
DLキー mai

URLリンク(www1.axfc.net) 触手×春姫
He_148663.jpg
DLキー haruhi

101:名無しさん@ピンキー
08/10/19 08:02:04 ohFexot1
>>100
高速で保存したが、ここで良いのかえ?
しかし、画像が資料におかずに使えるから、陳謝陳謝

102:91
08/10/19 17:42:12 jRYSD94B
>>92 >>96 thanks
>>96を期待して待っているのは自分も同じなので、それまでの暇つぶしでもどうぞ。



彼らの生殖行為は、人間に対しては意味をなさない。
あまりにも種族の差が大きく、むしろその体液は人間にとっては受け入れやすいものではない。
ただし、次元の異なる世界には、彼らによって孕ませられたり、肉体に作用される場合もあることを注記しておく。
「はあぁぁぁ……ん、あぁぁぁ……ん、んぅっ……!?」
彼らの体液を人間が摂取すれば、酩酊したかのような状態に陥る。
ただし、彼らの酩酊の度合いは大きくなく、意識ははっきりとしており、その影響もほとんど自覚しない程度である。
「あっ!あっ、あっ、あうっ、ああっ!あっ!だ、めっ……そんなぁっ……!」
女は未だに天井から触手に吊り下げられ、幾重にも巻きついた触手に脚を開かされた格好のままだ。
太腿やふくらはぎ、腹部に巻きついている触手は、彼女を支えているだけでなく、彼女の体温を逃さないようにもしている。
そのように完全に固定されたまま、天井から伸びているモノが彼女を突いているのだから、彼女の体温は上がる一方だ。
「あああぁ……!あ、あ、あっ、あっ!あんっ!あぁんっ!」
抽送が速くなっていくとともに、彼女はつややかなロングヘアを振り乱した。
「ああぁ!あぁ!……イく!イくッ!イっくうぅぅぅ!!」
彼女の背中が反り返り、胸が突き出される。
脚も腕も拘束され、彼女の乳房だけしか絶頂を表現できないのだ。
そして、触手が蠢いている、薄暗い天井に対して叫ぶ。
「はぁ……はぁ……」
誰にも聞かれることがないという事実は、彼女の性を存分に引き出した。
おしとやかというよりは、どちらかといえば気の強そうな容姿をしている娘である。
ただ、恥じらいや拒絶自体は強く、イくという言葉も知ってはいるものの、必死で搾り出した言葉に違いなかった。
その証拠に、達してしまった今は、後悔するように目を閉じて首を振っている。
ただ、彼女が目を閉じているのは、彼女のなかに注ぎ込まれる体液のせいでもあった。
「あっ……あっ、やめて……やめてぇ……」
触手が彼女の中に入ったまま脈動する。射精しているのだ。
そして彼女は、触手に太腿を抱えられたままである。彼女は、自分の中に射精されている様子を見つづけなければならなかった。
「あぁぁ……」
彼らの射精は非常に量が多い。
一本の触手がコップ一杯ちかい白濁を放出してゆく。そしてそれは、膣内からゆっくりと排出されて、床を濡らすことになる。
ぴちゃ……ぴちゃ……
石畳の上に白い水溜りが出来上がった。

「あぁ……わたし、私……こんなこと……」
彼女がふたたびしゃくりあげる。
頬の上を涙粒が流れていく。
「う……ぅんん……」
そのとき、触手がふたたび彼女の乳房をからみとり、体温を取るときのように巻きついた。
全身を縛り上げられているような感覚。しかし、粘液がからみつき、ぬるぬると撫で、擦れ、快楽が伴う。
粘液に特別な作用はないが、やわらかいもので全身を塗りたくられることは、大抵の女性にとって愛撫の役割を果たすのだ。
「あぁぁ……ん……はあぁぁ……」
彼らの役割はただ女性を犯すわけではない。あくまで共生関係を築くことにある。


103:名無しさん@ピンキー
08/10/21 06:45:34 SnpToY5G
エロパロ保管庫更新まだかな……。

104:名無しさん@ピンキー
08/10/22 05:31:28 eM+Dn/1H
手乗り触手

105:名無しさん@ピンキー
08/10/22 19:22:55 3nngppAg
ハコ乗り触手

窓からにょろにょろと伸ばして通行人を……

って危ないかw

106:名無しさん@ピンキー
08/10/22 20:26:38 sWQ5ft5y
獣の列島・・・

107:名無しさん@ピンキー
08/10/24 21:59:16 3uYQais4
いやな…メインヒロインの最期だったね…

108:名無しさん@ピンキー
08/10/24 22:13:07 CxiWL9JU
モブキャラのエロシーンの方がエロかったね…

109:名無しさん@ピンキー
08/10/25 00:16:55 tPf8ITcP
モブのナースのお姉さんが最高でした…

110:名無しさん@ピンキー
08/10/25 04:16:44 GPKpQj7M
あの射精直前に一物がドクンと膨らんでワームが
ブルブルッって気持ち良さそうに震えるとこもな

111:名無しさん@ピンキー
08/10/25 04:35:18 7FLAjG90
2巻でエロが薄くなってたんで読むの止めたんだぜ

112:名無しさん@ピンキー
08/10/25 08:59:24 3XQt5sJR
3巻はちょっとまた持ち直したと思う

113:名無しさん@ピンキー
08/10/25 15:26:10 x1rzc584
>>112
でも一巻の妹陵辱が一番ヌケル。

114:名無しさん@ピンキー
08/10/25 17:13:13 sabiZxFL
4巻だけ未読な俺はリアル寸止め。
べ、別に悔しくなんかないんだからねっ!!

115:名無しさん@ピンキー
08/10/25 17:48:10 7FLAjG90
自衛隊員「スレがワーム達にに占領されました!」

116:名無しさん@ピンキー
08/10/25 20:29:32 H5JAQ+Ax
☆☆☆ピカッ!!☆☆☆


スレは消滅しますた

117:名無しさん@ピンキー
08/10/25 22:50:40 SkpfQCB+
>>102
乙!
淡々とした感じがイイな

118:名無しさん@ピンキー
08/10/26 04:24:59 bAhRp/2B
初体験のお相手は触手モンスター。
なんとか助かったけど後遺症で疼く体。
幼馴染と遂に迎えた初夜なのに、陵辱の記憶がフラッシュバック。

そんな素敵な作品どこかに転がってねえべか。

119:名無しさん@ピンキー
08/10/26 10:56:13 YiMv/8Al
>>118
エゴの神楽シリーズが辛うじてそんな感じ…かな?

120:名無しさん@ピンキー
08/10/29 15:11:47 JXNqW3sZ
触手って本体(コア)を潰さない限り無限再生や増殖を繰り返してってパターンがたまに居るよね
良くある淫獣タイプやその眷属みたいなパターンは倒されたらそれまでの使い捨て触手だけど

121:名無しさん@ピンキー
08/10/30 02:30:39 S2JCI0+a
コアを中心に数々の触手を組み換え、あらゆるおにゃのこ対応した最強のry

122:名無しさん@ピンキー
08/10/30 04:18:57 1wnLUyuo
まるで犬夜叉の奈落だな

123:意識侵食(改題希望) 五話 1/8
08/10/30 08:01:36 MgAsR4iz
おまたせしました。



†意識侵食 五話†

 ソフィア、あなたの聖剣「フルンティング」を見せて貰えないかしら? ……ありがと。
 やっぱり、「宝翔石[ほうしょうせき]」はついてないみたいね。
 ……って、もしかして知らないの?
 ―そう。まぁ、別にいいわ。
 宝翔石―略称して「宝石」ってのはね、「身翔器[しんしょうき]」に付けることでその力を最大限に引き出す―つまり、‘必翔技[ひっしょうぎ]’を行使できるのよ。
 「身器」単体でも十分強いんだけど、強い亜族を倒すならひちゅじゅ……ひ、ひつじゅひんってことなの。
 ……ちょっと、笑わないでよ。
 身器と宝石は二つで一つになってるから、決まった組み合わせ以外は……え?
 それが分かれば苦労しないわよ。とにかく、情報を集めたり、遺跡や坑道に潜るなりして探すしかないわ。
 まあ、ある程度の数、何処に在るかの目星はついてるけどね。
 でもね、ひとつ問題があるのよ。
 身器に宝石を取り付けるのは、鍛冶士じゃないと出来ないってこと。
 しかも、今それが可能なのは、この大陸に一人しかいないらしいのよね。
 ……うん、ほんと、探す物だらけ。大変かもね。
 ―「かもね」じゃない? んー、まあ確かに‘かも’は、普通の人なら言わないんだろうけど。
 あ、そういえばあなた、発ってからどのくらいになるの?
 ……え? まだそれしか経ってないの?
 ってことは、上位亜族はおろか、中位亜族にも遭ってない、と。
 私とは実戦経験が文字通り天地ほどの差があるってことね。
 ……まあ、経験だけ積んだところで、歯が立たないと意味ないんだけどね。身器を持たない私じゃあ、上位亜族を倒せないし。
 倒せなくても……と、これはまだ話してないわよね?
 私の過去を話した時に分かったかもしれないけど、私、亜人なの。
 なんで意識を保てるのか、ってのは、私も聞きたいわよ。聞きだした後、消すけどね。
 ……ま、それはそれとして。
 これからどうするかっていうと―

 ドオォォォン!

 響き渡る轟音が、ソフィア達の会話を途切らせた。
 大地震の如き衝撃に部屋内では物が落ち、ふたりが乗っている天蓋付きベッドを揺らした。
「っな!? なんですかっ!!」
 辺りをキョロキョロと見回しながら、ポニーテールをなびかせ少しうろたえつつ叫ぶソフィア。
 助かったことに、思ったほど焦ってはいないようだ。
「…………重量のある亜族が、この町に降り立ったということでしょうね。私達の出番よ」
 僅かに呆れた様子で言うセリカ。
 驚いたんだろうけど、ちょっと考えれば分かるでしょうに。
「上位亜族じゃなければいいんだけど……」

124:意識侵食 五話 2/8
08/10/30 08:02:23 MgAsR4iz

 ―☆―☆―☆―

 要塞都市ケインズウェルが衝撃に揺れる、少し前。
 ―門兵のふたりが殺され、或いは犯された後のこと。
「ふあぁぁぁ…………退屈だなぁ、フィオナ」
 ややつまらなそうに、しかし愉楽を感じさせる声色の主は、間違いなく年を食った者特有の重さがあった。
 つるりとした自身の頭を撫でながら、門兵の詰め所にいる唯一の話し相手―フィオナを、好色そうな目付きで眺めている。
「た……確かに退屈ですねぇ、ケヴィンさん」
 心なしか、いやいや返答に応じているようにも聞こえる少女の声は稚[いとけな]い。
 金色のセミロングヘアの前髪を両頬に垂らしたあどけない顔立ちは、整ってはいるものの非常に鋭い目付きが特徴的である。
 すっかり明け渡った頃合い。門兵の交代の時間だった。
 はやく戻ってこないかなぁ、レナさん達……
「ところで、フィオナは彼氏とうまくいってるんか? 色んな意味で」
 また、この人はこういうデリカシーの無い質問を……
 まだ成人を迎えてないフィオナに、下世話とも思える問いを発するスキンヘッドの男―ケヴィン。
 それも最後の一言が無ければまだ良いんだけど……と呆れたフィオナである。
「……いないのを知ってて聞いてるんですか?」
 少しばかり強い口調で返してやった。
 あんまり調子に乗らせると、勘違いしそうで困る。
「あら、そりゃ失敬。でも、もう十九だろう? 早く結婚して、子供を作ってもらわんと。この国の未来を憂いたく……」
 セクハラなのか、真剣に話しているのか、どうにも判断に困る。
 後者だとは思うのだが、実際問題フィオナ自身はまだ気が早い話だと考えているので、適当に聞き流すことにした。
「俺の娘もちょうどフィオナと同じ年頃でなあ。畑仕事や家事を一生懸命にやってくれるのは嬉しいんだが、彼氏が出来ない。
 俺としては早く所帯を持ってくれた方が助かるんだが、どうも本人にそのつもりが無いらしくてな。
 しかも俺が帰る頃、夜中には酒場に働きに出てるから顔合わせの機会も少ないときた。
 よっぽど働くのが好きなんだなと関心するべきなのかも分からんが、父親としては複雑な気持ちだぜ。
 普通、フィオナくらいの年頃になると、色々と持て余すものだろう? あいつは結構美人だし、言い寄ってくる男もいるはずだ。
 それをおくびにも出さずやってるんだからなあ。親としては文句なんて言えない。困ったもんさ」
 …………なんとなく、ケヴィンさんの娘さんの気持ちがわかるわ。
 たぶん、酒場に彼氏がいるんでしょうね……たぶん。
 会えない時は寂しいかもしれないけど、好きな人に会えるって気持ちがあるから頑張れるんだろうなぁ……羨ましい。
「俺は早く孫の顔が見たいぜ。あいつ結構大人しいから、デキるのは大分先になるだろうなあ」
 ……ケヴィンさんは全く気付いてないみたいだけど。
 普通、夜中に酒場で働くような娘に、男がいないほうがおかしいとか思わないのかしら?
 大人しいってのも、親の前だからこそよね。
 夜はきっと彼氏の上で……って何考えてんのよあたしも。
「……むう、もう頃合いだな。行くとするか」
「はい」
 壮年も峠の男に凛とした返事をし、少女は後に続いた。
 正門の前へと続く扉を開ける。
「交代だぞー……っ!!」
 ―文字通りの、奇襲。
 ケヴィンは、照らされると予想していた早朝の陽光ではなく、それを遮る何者かの影に覆われていた―一瞬だけ。
 宙から舞い降りた襲撃者が地面に降り立つ。

125:意識侵食 五話 3/8
08/10/30 08:03:22 MgAsR4iz
 亜人だ!
 それも、レナ。
 触手を振りかざして襲い掛かってくる元同僚の攻撃を、冷静にさばくケヴィン。
 数本の触手を斬られながらも向かってくる亜人に、ケヴィンも容赦ない斬撃を浴びせる。
 ザンッ!
 迎え撃つ形で横薙ぎの一閃を放ち、レナだった亜人の首が血弧を描いて吹っ飛んだ。
 情けはない。
 亜人となれば助かるすべはなく、女性に大して凶暴なのだ。男が殺らねば、誰が殺る―同僚といえど、亜人と化せば彼にとっては敵なのだ。
 そして、彼はすぐさま後ろに振り向いた。
 この周辺に亜族がいる―早急に伝えねばならない。
「おい、フィオナ! 亜族……がっ!」
 全くグズグズしやがって。まだ詰め所の中にい―あたりを最後に、ケヴィンの思考は途切れてしまっている。
 くぐもった呻きと共に、その場にくずおれる壮年兵。無数の触手が、ケヴィンの全身を貫いていたのだ。
 鉄製の鎧など、男に対して凶暴化する亜族の前では紙に等しい。
 ―と、正門側の詰め所の扉がガチャっと開かれた。
「すいませんっ。実は剣帯…………ひっ!!」
 少女は、用意しておいた言い訳を述べようといきおいよく出てきたのに、その相手である壮年の男は眼下にいた―死体となって。
 しかも、ややあって視線を眼前に移せば、青い人型の亜族に包囲されているではないか。
「…………っく…………うぅっ……」
 瞬時の状況判断力に優れたフィオナ。
 碧い眸から涙が伝う―が、彼女は泣きながらも行動を起こしている。
 そう、自ら装備や衣服を脱ぎ始めたのだ。
 既に門兵三人を手にかけた「視姦亜族」と呼称される彼らは、人族の男と‘抗してくる女’に絶大な戦闘力を発揮する。
 が、人族の女の自慰行為を見ると、自らの陰茎をしごきはじめ、達すると共に文字通り昇天してしまうのだ。
 とはいえ、屋外で自涜に及ぶなど、分かっていても羞恥心で中々出来ることではない筈だが……
「………………ケヴィン……さん…………」
 ―別に、あの人が特別好きだったわけじゃない。
 齢だって、自分の倍を遥かに凌駕するほど離れている。
 だが、今まで彼女はケヴィンに散々世話になり、そして迷惑をかけてもきたのだ。
 彼はそんなフィオナを、激励することはあっても叱声を飛ばすことは一度も無かった。
 「気にすんな」「大した事ねーよ」……そんな彼の言葉が、どれほどフィオナに影響をもたらしたか、彼自身は知っていたのだろうか?
 ……いま、フィオナは、胸に巻いた白いさらし布と、秘処を覆う白い下着のみの格好になっている。
「フシュウゥゥ…………」
 正門前に佇む金髪セミロングの少女を、五匹ほどで包囲している視姦亜族達は興奮気味だ。
 すでに全員手がモノを握っており、臨戦態勢は万全といったところか。
 フィオナは、完全に上気した幼さの残る顔を下に向け、ゆっくりと、双眸を閉ざした。
 ……おとうさん、おかあさん、フローラ…………それに、ケヴィンさん。こんなコトに及ぶ私を、どうかお赦しください……
 ―起立する少女の右手が胸に。左手が股間に。それぞれ伸ばされる。
 白い布越しに、自らの胸を、秘所を、優しく愛撫する。
「あっ……は…………っ」
 あどけない、それでいて色のある途息が洩れる。
 彼女も、覚えたての頃―十四歳の時は、親の目を盗んで週にニ度は自慰行為に耽っていたのだが。
 十八歳で剣士隊に入ってからは、忙しさで体力的にきつく、多くても月に一回が限度だった。

126:意識侵食 五話 4/8
08/10/30 08:04:19 MgAsR4iz
 今しているのも二ヶ月半振りであるが、性欲が薄くやや不感症気味の彼女は、視線を意識すると本来の乱れ方を露にすることなど出来ない。
 ―とはいえ、溜まっているのは事実だが。
「……ぁふっ、ン……あはっ、ぅっあ! ……あぁん!」
 自らの肢体を攻め立てる手の動きと途息、喘ぎが、徐々に激しくなってゆく。
 右手で胸の突起を弄り、左手で下の突起を擦る手つきは、ブランクを感じさせないほど手慣れたものがあった。
 視姦亜族達も、そんなフィオナを見て気分を昂ぶらせ、腰を振ってモノを擦っている。
 ―と、フィオナはふいに胸を覆っていたさらし布を捲り上げた。
 小さな胸があらわになるのもつかの間、少女自身の掌によって覆われ、歪んでしまう。
「あぁんっ! ……っふ、ぁ……はん! あン! ……んぁっ、あはぁっ、はぁぁあんっ!!!」
 そそられるような嬌声に混じり、彼女の陰部からくちゅくちゅと淫猥な水音が発されていた。
 いつのまにか下着に手を忍び込ませ、直接秘所を攻め立てていたのだ。
 白布の股間部は明瞭に染み出しており、透明の液体が内股を伝い流れ出ている。
「あンっっ!! やっ! あっ! はぁぁ…………いい……いいよぉ……っ!!!」
 もはや羞恥心も理性も忘却の彼方だ。
 陶酔しきった表情の彼女は、ただひたすらに快楽の頂を目指し、ぐしょ濡れの秘所を更に探り擦っている。
 その様子を眺めながら行為に興じる視姦亜族達も、上下に動く速さにスパートをかけていた。

 ―という状況だったので。
 フィオナが、視界の彼方の普天から、ゆっくり迫りくる巨大な‘それ’に気付かないのも、無理はなかった。

 ―☆ー☆ー☆―

 ズゥゥウウウンッッ!!!
 巨大な影は、何の予告も無く、天空より瞬時に降り立った。
 要塞都市ケインズウェルに。
 ‘それ’が着地したのは、町の中央の、十字路と呼称される所の中心部―噴水である。
 早朝とあってか、幸い噴水付近に人は無く、死者は出なかったが。
 しかし、‘それ’の巨躯に押しつぶされた噴水は、壊されたのだろうが、全く水が洩れ出る気配が無い。
「な、なんだっ?! どうした?!」
「……あれは……竜?」
 噴水より少し離れた場所にいた人々、または家から出てきた人々が、‘それ’を視認するなり驚嘆と恐怖がないまぜになった声を上げる。
 ―視姦亜族は、囮だったのだ。
 見張りである門兵に報告されないよう気を逸らし、自身は上空からゆっくりと都市の外壁を超え、内部から蹂躙する。
 それが、竜の外見と人の知性を併せ持つ‘それ’―上位亜族の考えだった。
 ふいに。
 上位亜族の背―鱗の部分が、八つに割れた。
 ぱっくりと開いた穴から、植物のような、気持ち悪く蠢く蔓[つる]が立ち昇ってくる。
「あ、あれ、は…………」
「に、逃げろっ!! みんな、にげろーー!!!」
 そこに居合わせた十数人の男女に関しては、もはや不運と言うほかない。
 飛矢よりも遥かに疾く襲来した蔓のごとき触手に、男は背を貫かれ絶命し、女は肢体を捕らえられる。

127:意識侵食 五話 5/8
08/10/30 08:05:02 MgAsR4iz
「があ゛っ……」
「やっ……きゃあああ!」
 四肢を拘束された八人の女性―または少女は、すぐに衣服を半脱ぎにさせられ、波打つように動く触手に肢体をもてあそばれる。
 ある者は、強気に抗するも最後には快楽に抗えずに墜ち。
 ある者は、攻め立てられる前に失神し、意識を失いながらイかされ。
 ある少女は、味わったことのない感覚を強引に呼び起こされ、頂に達したあと永遠に目覚めることはなく……

 ―☆―☆―☆―

「はぁ、はぁ、はぁ……」
 陽光のもと、二人の少女が、殺風景な石造りの家の間を全速で走っていた。
 向かう場所は、十字路の中央。
 まさか、こんなところにまで上位亜族がいるようになってしまったの? だとしたら、猶予はあまりにも……
 二つに結った髪を揺らしながら駆ける童顔の女性―セリカは、憂慮に身を震わせていた。
 あんまりうかうかしていると、ハスター打倒どころの話じゃないわ。
 火急に仲間と、「宝石」・「身器」を集めなければなんないわね……
 ポニーテールをなびかせながら疾駆する少女―ソフィアは、明瞭に物憂げな表情のセリカを見て、声をかけようか迷った。
 しかし、喋りかけることはなかった。
 十字路中心部に、もう寸前のところまできていたからである。
「!! あ、あれは!」
 ソフィアが叫ぶ。
 やっぱり、か―これは、セリカの心の中で呟く癖になっていた。
 彼女らの視界に最初に映りしは、人々を蹂躙する竜だった。
 既に剣士隊が抗戦にあたっているようだが、まるで歯が立っていない。
 男は竜―上位亜族の蔓に貫かれ命を散らし、女は亜人に殺されるか、犯されて亜人にされるかの二択だった。
「っ! この……」
「待ちなさい!」
 いきりたって突っ込もうとするソフィアを、セリカがいつになく強い声色で静止する。
「なんでそんなに落ち着いているんですかっ!」
「何言ってるの。考えも無く突っ込んだところで、今の私達じゃ上位亜族には敵わないわ」
 正論だった。
 むろん、それはソフィアも理解している。
 だからといって、このまま指をくわえて見ているだけというのは、ソフィアにとっては自分が犯される以上に嫌なことなのだ。
「っ……じゃあ、どうすれば……?」
 悔しさを堪えながらも、素直に訊いて来るソフィア。
 ……ふふっ、いい子ね。
 セリカは、ほんの少し悪戯っぽく微笑んだ。
「じゃあ、良く聞きなさいね……」

「はぁ、はぁ、はぁ……」
 肩と太腿を剥きだしにした白いレオタードに身を纏った少女・ソフィアは、薄暗い空間にある木造りの階段を駆け上っていた。
 石造りの物見櫓[やぐら]の内部である。
 セリカの提案はこうだ。

128:意識侵食 五話 6/8
08/10/30 08:06:29 MgAsR4iz
「いい?
 間単にいうなら、私が囮になって、あなたが‘あれ’にトドメを刺すのよ。
 上位亜族の皮膚は、「身器」じゃないと貫けないわ。
 まだ「必翔技[ひっしょうぎ]」は使えないけど、上位亜族なら、急所を貫けば倒せる筈よ。
 急所は……頭頂部にある一本角の上辺りね。
 あなたは櫓[やぐら]の頂上に辿り着いたら、聖剣をきらめかせて合図して。
 そうしたら私が突っ込んでくから。
 でね、あなたが‘あれ’に刃を立てるのは、私が捕まってからにしなさい。
 亜人には私の正体は割れてないけど、上位亜族にはお見通しだから。
 ……気にしないで。
 私はもう亜人。犯されても大丈夫なんだから。
 バレて殺されたら、だいじょばないけど……
 さ、行きなさい。
 この程度の相手が倒せないようじゃ、先が思いやられるわ……」
 本当に大丈夫なのかなあ……
 セリカの提案を聞いた後も、また今も、ソフィアは自問自答していた。
 彼女を疑いたくはない……いや、どちらかといえば疑っているのは自分自身だ。
 「薄霧の森」で、突如として力が抜けてしまい、亜人に墜ちそうになったことを引き摺っているのだ。
 ―これが、セリカの見落としだった。
 セリカは「フルンティング」の弱点を認識しているが、当然ソフィアもそれを知り得ているものだと思い込んでしまっている。
 ソフィアは分かっていない。太腿か肩を触れられると、一時間ほど完全に脱力してしまうことに。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 ようやく、櫓の頂上に辿り着いた。
 東陽が射し、四方の石柱に支えられた警鐘が、フィオナの頭上にあった。
 石柱の間から眺望できる、あまり良いとはいえない要塞都市の景色。
 見晴らしは良いものの、西側のみ、巨大な何かが遮っていて見えない。
 ―竜、いや、上位亜族だ。
 約五十歩ほどの距離に佇んでいる‘それ’は、自らの身体は全く動かさず、開いた背―鱗から出る植物触手に全てを委ねている。
 男は殺し、女は犯され、家々を次々破壊してゆく。
「セリカさんっ! 早く、早くしないと……あ!」
 いた!
 ここからは小指の先ほどの大きさにしか見えないが、上位亜族を遠巻きに眺めるセリカがいる。
 すぐさま、背の剣帯にある聖剣「フルンティング」を抜き放ち、石柱の間から突き出す。
 聖剣よ!
 念じると、太陽よりも鋭いクリアな青い光が、セリカをスポットライトのように映し出した。当然、上位亜族に及ぶところではない。
 二つに結った金髪を童顔に飾った美少女、いや、美女はソフィアに向けてウィンクした。ソフィアも少々ぎこちない微笑で返す。
 双方とも目が良いので、大きく離れているにも関わらず、相手の顔をしっかり視認可能なのだ。
 ダンッ! と、セリカが地を蹴った。
 疾い! 確実にソフィア以上の脚力を有している。
 まるで風を駆るかの如き疾走ぶりに、ソフィアも瞠目せざるをえない。
 チュニックとタイトミニという軽装を生かしているようにも思える。
 亜人を見向きもせず、また見向きもされず。一直線に上位亜族のもとを目指すセリカ。
 三十…………二十……十―

129:意識侵食 五話 7/8
08/10/30 08:07:41 MgAsR4iz
「……えぇっ?」
 頓狂した声を上げたのはソフィアだ。
 とどまるところを知らないセリカの疾駆速度は、上位亜族に‘ぶつかる’ことでようやく‘止まった’ようだ。
 ―都市中に、低く重い咆哮が鳴り伝った。
 なんと、セリカの双剣が、鱗の開かれた部分に突き立っていたのだ。
 瞬間。
 堰を切ったように、植物触手が粘液を撒き散らしながらどばっと飛び出し、セリカに殺到する。
 ソフィアの視界から、あっという間に姿を失してしまった。
 今しかない!
 セリカを案ずるならば、行動を起こすほかない。一瞬の迷いを振り切り、ソフィアは櫓[やぐら]から身を乗り出し。
「やぁああっっ!!!」
 ダンッ、と。白い身体が、眩しい陽を受け飛び立った。
 跳躍力は、人のものではない。むろん、聖剣の加護に因るものである。
 白刃を上段に掲げ、弧を描いて上位亜族の後頭部に接近していく。
 巨躯の竜は、セリカを犯すのに夢中になっている。服を剥がれ、蔓で肢体を弄ばれているにも関わらず、彼女の表情には余裕が感じられた。
 そんなセリカを見て、ソフィアも安寧を覚えた。
 ―が、それが仇になったのか。
 上位亜族の後頭部に着く寸前、ソフィアに触手が迫ってきたのだ。
「くっ……」
 両手で上段から聖剣を振り下ろし、払い、迎撃する。仕留めそこなった一本の蔓が、右足首に巻きつく。
 平衡を失いよろけながらも、右手に持った白刃を駆り、蔓を断つ。
 そのまま竜の頭頂部に降り立つと、やはり触手が殺到してきた。
 さばききれる量じゃない!
 思いながらも、冷静に全身を暴れさせ、その殆どを斬り払っていった
 と、斬り損ねた触手が左腕に巻きつき、肩に達した。
 ―その時だった。
「っ?! …………あっ……!!!」
 また、だ……
 何故か、ソフィアの全身から聖剣の加護が失われた。そればかりではなく、自身の力さえも脱してしまい、「フルンティング」を手放してしまう。
「なん……で……」
 視界が霞む。まるで、ソフィアの未来を表すかのように。
 無力となった少女を、触手はゆっくりと拘束し始めた。無理矢理に脚を広げさせられ、両手を頭の上で組まされる。
 ―次の瞬間。
 ソフィアの視界に映されたのは、触手ではない。人族の手そのものだった。異常にべとべとしていて、嫌悪感を呼び起こすには十分すぎるものだった。
「……ひっ! …………い……」
 もはや少女の頭の中は、恐怖で埋め尽くされてしまった。
 抵抗できずに責め続けられ、果ててしまうのは、死と同義なのだ。
 そんな彼女をなじるかの如く、手形の‘触手’がソフィアの肩に伸びる。
 首に巻きついた白いレオタードの布地を引き裂き、ずりおろす。
「……!!」

130:意識侵食 五話 8/8
08/10/30 08:08:42 MgAsR4iz
 程よい大きさの双丘があらわになり、顔に朱を差して歯噛みするソフィア。
 ―と、いつの間にか‘触手’は二本に増えており、その片方が今度は下半身の方へと向かっていた。
 粘液のついた手が、二本指を立て、おもむろに股間部の布をなぞり始めた。
「あぅっ!! ……んっ……っ?!!」
 嬌声もそこそこに、ソフィアの表情は驚愕に満ちる。
 どういうわけか、股に食い込んだ白布の一部が、幻のように消え去ってしまったのだ。
 陰部がほぼ完全に見える状態になったのである。そして―
「っひゃ!! ……はっ、あぁっ! あん! あぁん!」
 稚い喘ぎ声の旋律が、すぐに奏でられてくる
 片方の手が乳首を摘み、片方の手が秘処の中を探り始める。
 ぐちゅぐちゅ響き渡る淫音とともに、愛液が垂れ出してきた。
「やぁっ!! ……んっ、くっ、ふっ……あぁぁあんっ!!! はあぁぁ…………」
 ずん、ずんと波打つような快楽がソフィアの肢体を駆け巡り、脳内はすでに頂を目指すようになってしまっていた。
 ―ずちゅ、と、手が突如抜かれた。真打登場である。
 代わりに出てきたのは、濃い緑の太い触手。
 だが、異様なまでの微震動を絶え間なく繰り返すものだった。
「ひぐっ! …………やっ……いや、ぁ―っっっ!!!!!」
 挿入の瞬間。
 ソフィアは電流を奔らされたかのように肢体を大きく仰け反らせ、声にならない悲鳴を発した。
 が、無情にも彼女に休む間も与えられず。間も無く、ピストン運動が行われた。
「ひぎっ!!! ……いっっ!! あ゛!! ひゃあぁぁあんっっ!!!」
 貫かれたかのような快楽。
 達しないのが不思議なくらいだった。
 ぐちゃぐちゃな恥部から愛液をほとばしらせ、愉悦と苦痛が混ざった表情は思い切り歪んでいる。
「あっ!! あっ!! あぁっ!! はぁぁぁあはっっ!!! んあぁ゛ぅっ!! 超えちゃっ……」
 限界点がどこかすら分からない。
 ―それが幸いしたのか。
 突如として、それは起こった。

 天上より、脳天を突き抜ける透き通った快音が鳴る。
 光だ。
 上位亜族とソフィアが蠢く遥か上空に、真っ白い光が集束している。
 全く眩しさを感じさせないその光源が。
 落ちた。
 命中した―上位亜族に。
 一瞬の硬直後、竜の巨躯は、光に包まれるように消失してしまった。
 その全てが、あまりにも短い出来事で。
 解放されて地に落ちるソフィアの身体が、何故かふわりと地面に着く。彼女は呆けていた。
 セリカは、未だに恍惚とした表情を張りつけたままだ。
 そんな状態なものだから、二人とも、一つの小さな影が歩み寄ってくるのに、全く気付かなかった― FIN



設定の誤謬がry

131:名無しさん@ピンキー
08/10/30 12:47:47 V1zbPcFC
お昼におったっちっまったぜ
いいよいいよー

132:名無しさん@ピンキー
08/10/30 15:27:56 PnQCCr20
イイヨイイヨー
しかしこんなけ堕とされても堕ちきらないのがヒロイン特権かw

133:3-170 ◆QC3LRmFAWo
08/10/31 20:57:04 ter9dBCy
おまたせしました
シロの続きです。
4年もまたせてすいません……
その後のお話なんですが、3本あって凄い量になってしまったのと
設定などを練り直したのと、「ちょっとエロうすくね?」ということで
以前の話も書き直したら200kbを超えてしまったので
ちょっとスペースを借りてきてそこに置く事にしました。
投下という形式をとれなくてほんと申し訳ない(´・ω・`)

URLリンク(3170ss.x.fc2.com)



134:名無しさん@ピンキー
08/11/01 01:36:52 pdzouulo
>>133
GJ!

135:名無しさん@ピンキー
08/11/01 12:48:36 dzWEAn+O
タクシーの怪物とシロって同一なんすか?

136:名無しさん@ピンキー
08/11/02 06:13:03 R+ZMUKPY
>タクシーの怪物とシロ
略してタシロ

137:名無しさん@ピンキー
08/11/02 10:49:36 IDZMyysT
なあぁぁんってこったぁ!!!!

138:名無しさん@ピンキー
08/11/02 14:57:27 Qxys5aSM
保管庫も掲示板で保管人サマに頼めば差し替えてもらえるぜ。
まぁ、人に手間かけるよかこっちの方が良いのかもしれんが。

139:名無しさん@ピンキー
08/11/03 15:41:56 pq5iQNnP
風邪ひいている内にもう最終日の午後。
せっかくの連休を結局保管庫で過ごした俺ローパー。

140:3-170 ◆QC3LRmFAWo
08/11/03 23:53:33 uIeL6AXx
>>135
一応同種別固体の設定
それ以外は特になにもきめてないです。

>>138
ちょっと量が多かったんで腰がひけてしまいました……

>>139
お大事に~

141:名無しさん@ピンキー
08/11/05 00:26:26 bg4CiVJ6
シロの同種別固体こええ

142:名無しさん@ピンキー
08/11/08 12:15:47 w/0RtzSA
サムスが犯られる良い同人ゲームないかな

143:名無しさん@ピンキー
08/11/08 17:24:31 mb8ntHBK
>>142
中身きめぇwwwww

144:名無しさん@ピンキー
08/11/08 19:30:55 RmY1fMQL
何を言う!サムスの中身はパイスー着た金髪ポニテ姉ちゃんだぞ

145:名無しさん@ピンキー
08/11/08 19:31:46 m7bGE3Hz
>>144
中身きめぇwwwていう漫画のネタがある

146:名無しさん@ピンキー
08/11/08 19:54:42 Kuo+NzD6
>>144
怪物視点から見ると無骨なパワードスーツが魅力的に見えて、
中の美女はぶよぶよした肉の塊にしか過ぎないという意味だよ

147:名無しさん@ピンキー
08/11/08 20:45:42 RmY1fMQL
>>145-146
ああ、そういうネタかww
野暮ったいこと言ってごめんよ

化け物から見ればパワードスーツの方が魅力的で
中身の美女はぶよぶよの肉の塊、か
人間と化け物の美的センスの差を感じたよ…w

148:名無しさん@ピンキー
08/11/08 23:50:23 +7fRfsX2
肉の塊には魅力を感じないニョロ


149:名無しさん@ピンキー
08/11/09 13:25:50 PJP5lvT+
パワードスーツの中身が美少女か美女だったら
人並み以上の知性があるモンスターだったらバイザーやヘッドパーツを砕いて素顔を見た時点で嫌な笑みを浮かべるよね
知性があれば人間のメスに取って殺される事よりも恐れている行為があるのは思い付くだろうし

150:名無しさん@ピンキー
08/11/09 13:39:04 QTLGDm3l
>>147
元ネタはこれ
URLリンク(pikaky2.hp.infoseek.co.jp)

151:名無しさん@ピンキー
08/11/09 22:05:59 41snBre3
バロスww うっかり和んだじゃないかww

152:名無しさん@ピンキー
08/11/11 00:50:08 7B56c3d6
なんだこりゃw

153:名無しさん@ピンキー
08/11/11 13:52:28 TNdLMeXf
>>152
新参は死ね

154:名無しさん@ピンキー
08/11/11 15:26:28 25d0aply
(;^ω^)

155:名無しさん@ピンキー
08/11/11 20:14:54 rfTprmGG
・・・

156:名無しさん@ピンキー
08/11/12 16:41:34 0eabZvLl
>>133
今更ながら乙

157:名無しさん@ピンキー
08/11/12 23:09:49 h3wsk2VL
何この過疎っぷり

158:名無しさん@ピンキー
08/11/13 06:51:48 hwii9Lhn
>>157が作品投下すれば帰ってくるよ


159:名無しさん@ピンキー
08/11/13 16:15:05 Ev+5RiEB
触手モノのエロパロが一番作りやすい時代設定って何だべ。
やっぱ中世ファンタジー?

160:名無しさん@ピンキー
08/11/13 21:35:58 i7T0ihte
現代は普通にムズい。
日常的に接してる世界だから、どこまで「変な世界」にするのか難しいし、即席で書きたい人はとりあえずコレを真似しとけばおkな鋳型的な作品もまだ無い。
中世ファンタジーや近未来はその点優しいべ。
とりあえず書きたかったからロードスとかサイレント・メビウスに寄せときました、ってな感じのエロパロはウエブ上にゴロゴロしてる。

161:名無しさん@ピンキー
08/11/14 00:39:45 899FkCGb
だがシンプルイズベスト
剣と魔法の世界で女冒険者が色々されるのは大好きだ

162:名無しさん@ピンキー
08/11/14 03:54:07 NTZsy0jd
こんなんだから、触手業界はいつまで経ってもマンネリから脱しきれないんだな。
王道は大事だが、それにばかり拘っていたら先に進まない。そろそろ触手も潮時だな……

163:名無しさん@ピンキー
08/11/14 05:30:16 kSaDqwy2
江戸時代触手(北斎絵・犬夜叉など)とか原始時代触手(例が思いつかないが)とかはどうだろう

164:名無しさん@ピンキー
08/11/14 06:56:06 HkywjD7n
退魔師が触手にヤられちゃう現代ものはけっこうないか?

165:名無しさん@ピンキー
08/11/14 14:22:55 kFucN9YR
確かに。ヒットはしてないが確実に続いてるジャンルだよな。
学校とか微妙に田舎だったりとか、割とローカルな舞台設定で使われてる。

166:名無しさん@ピンキー
08/11/14 15:26:33 s9m3e8fC
宇宙からの来訪者の触手ならどの時代でも使えるんじゃない?
戦国時代でも平安京でも。
未来編でもスペース触手として普通に使えるだろうし。

167:名無しさん@ピンキー
08/11/14 16:00:53 6X5JbcAl
>>166
>平安京
穴掘って埋められてしまうぞ。

168:名無しさん@ピンキー
08/11/14 17:04:11 eDCYbmR5
>>165
いや…むしろ都会の闇に潜みし淫魔って感じのヤツの方が多くね?

路地裏で一般人犯してるところをセーラー服とかライダースーツの退魔師が来て、まず一戦
そいで一旦は窮地に追い込まれるが、物陰の闇が凝縮されて触手化して退魔師に巻きつき逆転とか
都会の障気が凝り固まった触手の化け物ってのは割かしポピュラーなんじゃないの?
最近の魔法少女モノの定番として

169:名無しさん@ピンキー
08/11/14 17:25:46 lnsX9MsI
あと現代の環境問題やら核やらで突然変異を起こした生物
(植物・爬虫類・なめくじとかあのへんのが融合して云々とか)が
レンジャーや研究者をry っていうのもありかな

170:名無しさん@ピンキー
08/11/14 18:48:51 NTZsy0jd
そもそも退魔師とか魔法少女とか全く要らない。
触手業界は、いつまでキルタイムに依存し続けるのか。

171:名無しさん@ピンキー
08/11/14 19:29:48 LBcMudHY
もしくはウルトラマン80のマイナスエネルギーで発生した怪獣タイプもパターンとしては良さそうだよね

マイナスエネルギーだから発生した対象次第ではメチャクチャ強い触手が誕生も有り得るし

172:名無しさん@ピンキー
08/11/14 20:01:04 eDCYbmR5
>>170
頭固っ
おまえカレーに福神漬け付けないタイプ?


173:名無しさん@ピンキー
08/11/14 20:53:13 RPbC4Qdh
よく見ろ!それは福神漬けじゃなくて触手の卵だ!

174:名無しさん@ピンキー
08/11/14 21:52:11 cudOry3y
バイオやらのヒットのお陰で現代モノもようやくフォーマットが揃ってきた感がある。

175:名無しさん@ピンキー
08/11/14 21:53:50 cudOry3y
まあ、バトル無しで普通の姉ちゃんがひたすらズッコンバッコン
されちゃうのも一行に構わんのだが。
舞台設定が必要になるのって、そもそも連載前提だし。

176:名無しさん@ピンキー
08/11/14 22:35:55 NHrr5EeY
個人的には魔法少女より巻き込まれる一般人の女の子の方が燃える場合が多い
大抵途中で助けられちゃうかあっさりめの描写で終わって残念なわけだが

177:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:07:40 NTZsy0jd
福神漬?
付いていれば入れるが、無くても困らない程度には好きだな。

何が言いたいかというと、魔法少女も退魔の巫女も登場しない、一般人が触手に犯されるジャンルも、需要があるなら確立してほしい、という事。
キルタイム的フレーズは、もうお腹一杯。

178:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:36:56 pz3vDoeA
一般女性だけの本は見てみたい気もするが、1冊分かくのは大変だろうなぁw
短編集くらいなら可能性はあるかもしれんが……

179:名無しさん@ピンキー
08/11/15 04:59:00 i9oVgBsF
>一般女性だけ
101匹触手の同人誌であった気が…

>>167
ワロスw

180:名無しさん@ピンキー
08/11/15 07:15:43 ETaBlxFt
なんつーか兄貴に投下してほしくないのかここの連中は…

ナツメの続き読みたいっちゅーねん

181:名無しさん@ピンキー
08/11/15 11:44:33 lhygpA+k
ナツメは一般女性の凌辱シーン以外、全部読み飛ばしている。エンジェルが登場しない、エキストラだけってのもアリだな。
デスパイア生態報告書、っていう感じの。

182:名無しさん@ピンキー
08/11/15 12:08:06 ETaBlxFt
>>181
こういうのがいるから職人が減るわけだな
ヤル気失せるわ

183:名無しさん@ピンキー
08/11/15 13:11:35 0j05kTPv
>>181
ナツメ本人の本格的な陵辱シーンが読みたい俺に謝れ

184:名無しさん@ピンキー
08/11/15 15:03:25 v8IdZcGC
一般人だけなら物語としてのメリハリがつけにくいし。

185:名無しさん@ピンキー
08/11/15 15:28:27 roCy3bWD
触手が出る度にやられる不幸少女

186:名無しさん@ピンキー
08/11/15 17:39:53 qU98g6ZM
>>185
マ○トガインのヒロインかよw
つーか、それはすでに一般人違うw

187:名無しさん@ピンキー
08/11/15 17:57:55 PWiEJPOp
触手が一般人を陵辱なら病院とかを根城にするのが妥当だよね。
幼いロリっ子から熟れた熟女まで獲物はよりどりみどり。
場合によっては洗脳した医者を利用して母親(姉や妹)を呼び出し
姉妹丼や母娘丼も夢ではないし。

更には深夜の見回りの看護婦さんや当直の美人女医も触手で絡め取りグチョグチョにしたり。

あんな調子に乗ってヤリ過ぎると触手バスターや退魔士に見つかってしまうのが難点だけど

188:名無しさん@ピンキー
08/11/15 18:36:20 roCy3bWD
離島のリゾートに封印されていた触手が復活!!
修学旅行中のエスカレーター式女子高の小中高学生、OL、未亡人が陵辱されます

189:名無しさん@ピンキー
08/11/15 19:16:10 lhygpA+k
>>182
だが、個人がどんなシーンで抜くかは結局、個人の自由なわけで。
逆にエキストラでは抜けない、と主張する方もいるだろう。職人の減少云々とは無関係どころか、強引なこじつけだと思うが。

190:名無しさん@ピンキー
08/11/15 19:26:26 w1P545Qg
職人の減少というか、エロパロ板自体人が減ってる気がするぜ

191:名無しさん@ピンキー
08/11/15 19:31:45 u6DE4vHf
>>185
ペルテさんですね。

192:名無しさん@ピンキー
08/11/15 20:15:05 lhygpA+k
こういう時こそ、新人触手が重宝される時。
新たな職人が生まれるといいなぁ…私も何か書いてみようか。

193:名無しさん@ピンキー
08/11/15 20:24:30 mpOecIUB
>>192
そのやる気があれば立派な触人になれるね!

194:名無しさん@ピンキー
08/11/15 23:32:53 v8IdZcGC
流れが遅いからか荒らし、自演、煽りの全部やられると対応できんからな。
エロパロや半角二次元は結構なスレがそれで潰されてる感じだね。

195:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:48:03 ZjLhdAf1
最後の職人はかれこれ半月前だし、異種姦総合も知らぬ間に電脳空間の藻屑だし。
確かにちょっと木枯し吹いてるっぽい。

とりあえず、年頃の娘が三人いながら彼氏持ちゼロというデスパイア云々より
絶望的な作品の続きでお茶を濁して…駄目か?

196:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:48:36 ZjLhdAf1
~粉砕天使ナツメ 第六話 後編~

「マルー!どこにいるの、マルー!?」

床一面に広がる爛れた物体をクロイツァーで掻き分けながら、エミリアは友の名を呼んだ。
ほんの数分前までデスパイアという怪物だったそれは、まだ所々が余熱で赤く点滅し、ジュージューと脂の焦げる音を立てている。
足元から込み上げてくる熱気は、生き物の燃える匂い特有の不快さも相まって、坑道内をガス室同然に変えていた。

「んー…!んーんー…!!」

程なくして彼女は、真っ黒な丘の中腹から上がる呻きと、そこから前衛芸術のように突き出てもがく一本の白い腕を発見する。

「んー…――ぶはッ!!ふーーー…ゲホッ、ゲホッ…んだこりゃ畜生、くさッ!!」

力任せに引きずり出され、ようやく伯爵夫人の中から出てきたマルーシャは、新鮮な空気を目一杯吸い込もうとして…咳込んだ。

「大丈夫?」

「ああ、全然大丈――…ンげほッ、ごふっごほっ!……訂正、三割くらい大丈夫」

顔中に付いた煤を拭いながら、彼女は渋い顔で応える。
パッと見たところ、外傷らしい外傷は無さそうだ。意識もしっかりしている。
思っていたより元気そうな仲間の様子にエミリアはホッと胸を撫で下ろした。

「ナッちゃんたちは無事かい?」

「ええ、まあ」

エミリアは目線で後ろを指す。
操車場の出口にはナツメとハルカ、そしてローパーの群れに捕まっていた十数名の女性が、壁に背を預けて横になっていた。
少しでも新鮮な空気に当ててやろうというエミリアの配慮だ。

生死の境を彷徨っているような重篤者こそいなかったが…何を持って"無事"とするかは正直難しい。
ナツメ以外は全員、デスパイアによって徹底的に嬲り物にされ本当に酷い有様だった。
どれほど長く犯されていたのか、かなりやつれて衰弱している者も目に付く。
そして…大変残念な事に、ハルカも――…。

(…酷いな…)

彼女はただぼんやりと、潤んだ目線を遠くに投げ掛けている。
意識は辛うじて保っているようだが…完全に虚脱状態だ。
無理もない。凄惨な凌辱の記憶から、ようやく立ち直りかけていたところにこの仕打ちである。
姉のナツメが気を失っているのがせめてもの救いか。
彼女にこの事態を飲み込ませる言葉を、二人は持ち合わせていなかった。

「…救護が来るから、とりあえず行けるとこまで引き返しましょ」

「ん、ああ。そうだな」

彼女の判断は正し。まだ何が起こるとも限らない。
互いの意識をハルカから引き剥がすようにエミリアは手を差し出した。
彼女の腕を取り、マルーシャは立ち上がろうとする…が。

「ん…この野朗」

腰から下が、まだ伯爵夫人の死体に埋まったまま抜けないのだ。

197:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:49:28 ZjLhdAf1
「畜生め、そんなにアタシがお気に入りかよ。豚が」

「もうちょっと真面目に力入れられないの?」

「あー…いや、その。それがな…」

マルーシャはどこか決まりが悪そうに視線を泳がせる。

「その、なんつーか……。長いこと脚開かされてたから腰とか、な」

苦い表情でエミリアは固まった。
いささか察しの鈍い戦友にも窮状が伝わったようだ。

「くそッたれめ。思いっきし中出ししやがって…」

「わかった、わかったから。それ以上はいいわ」

仕方なく体重をグッと後方に傾け、エミリアは独力でマルーシャを肉塊から引きずり出そうとする。しかし。

「……んぐ!!」

「え、なに!?」

マルーシャが今度は明らかな苦悶の声を放つ。
慌てて手を離してやると、彼女はなにやらしきりにデスパイアの中に埋もれた下半身、特にお尻の方を気にしている様子だ。

「やっぱり痛むの?」

「あぁ…その。あんま言いたかないんだが。ローパーの餓鬼をケツに入れられてんだった。ちきしょう…」

「ガキって…え、子供!?お尻って、その、誰の?」

「……あたしの以外に誰か?」

数秒間、その場は沈黙に支配された。

「…病院に連絡、入れとくから。とりあえず出ましょ」

「ああ、頼む」

気まずい会話を打ち切り二人は脱出作業を再開する。
直腸に宿った幼体が暴れるのだろうか。力む度にマルーシャは脂汗を浮かべ辛そうな表情になる。
何とかしてやりたいのは山々だが、ここから抜け出さないことにはどうにも出来ない。

「くっそ。中でまだ脚とかに絡み付いてるっぽいなこりゃ」

「しょうがないわね。切って開くから、ちょっと待ってて」

エミリアがその手に光の矢を出現させ、マルーシャの下半身を取り込んでいるヒルバーツの肉を切開しようとしたその時だった。

198:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:50:22 ZjLhdAf1
「…――ん?」

焼け爛れた肉の中で、マルーシャは自分の足首が、かすかに引っ張られるのを感じ取った。
まさか、これは……。

「跳べ!エミィ!!」

マルーシャが叫ぶ。なぜ、とはエミリアは問い返さなかった。
まさに間一髪。コンマ数秒前まで彼女の立っていた場所を、ひび割れた巨大な触手が猛然と通り過ぎていった。
剥がれて飛び散る肉の破片から、マルーシャは自分の顔をなんとか庇う。

『ぬ、ぬぅぅう…がぁぁああ~~~~~~…!!』

地獄の亡者が群れて呻いているような戦慄すべき咆哮。
すんでのところで跳び上がり背後からの一撃をかわしたエミリアは、数メートル彼方に着地。
その手には既にクロイツァーが構えられている。マルーシャの一声がなければアウトだった。

「マルー!!」

「ちっ、こいつまだ…!」

最悪の予感は現実となって目の前に立ちはだかる。
凝固途中の溶岩を思わせる真っ黒な塊がズブズブと盛り上がっていく。
焼け付いた皮膚がペリペリと剥がれ落ち、タールのようになった血液がドロドロと流れ出し……それでも"それ"は生きていた。

『まだだァ……、むァだだぁぁあぁぁあぁあぁ~~~~~~!!』

なんという生命力だろうか。
もはや原形など何ひとつ留めていないその姿になってなお、巨大ローパー・ヒルバーツは生きている。

「畜生、ミディアムだったか!中まで火が通ってねぇ!!」

腰まで埋まっていたマルーシャの体が、ゆっくりと体内に沈み始める。
彼女を再び取り込もうというのだ。

「くそッ!生き意地汚ねぇぞ、てめえ!!三流のクセしていつまでも舞台のど真ん中陣取りやがって…!」

おそらくは魔法を放つ前に力を吸い取られていたのが原因だろう。
とどめを刺すには威力が足りなかったのだ。ユイの時といい、今回といい、失態連発である。
そんな事を考えている内にも、裸同然のマルーシャはヒルバーツの体に埋もれていく。

199:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:50:54 ZjLhdAf1
「エミィ、撃て!早く!!」

「で、でも――…」

エミリアの躊躇はもっともだ。
今撃てば、マルーシャにまで被害が及ぶのは免れない。しかし…。

「一発くらい当たってもいいっての!ここで逃がしてみろ、もっぺんやって勝てる保証はねぇんだぞ!!」

彼女の言う通り、そう二度も三度も勝たせて貰える相手は無い。
今回の勝利とて偶然拾ったようなものだし、こちらの手の内も明かしてしまった。
ローパーの繁殖力があれば、ヒルバーツ一党の再起にはさほど時間は要さない。
たくさんの罪もない女性達がまたその身を蹂躙され、弄ばれ、化物の子供を宿す事となるだろう。
何としてもそれは避けなければならない。
ならば今、取るべき選択肢はひとつ。

「――くッ!!」

連戦で磨り減った集中力をなんとか奮い立て、エミリアは弓を引き絞る。
魔力に輝くその矢先は、マルーシャのすぐ隣で激しく蠢く肉の盛り上がりに向けられた。
おそらくそこが再生の起点、つまりヒルバーツの核だろう。
ダメージで意識が混濁しているのか、デスパイアまだはそこを守ろうとしていない。
もう少し近づいて狙いたいところだが、迂闊に接近すればエミリアまで取り込まれてしまう。

(ギリギリだけど…やるしかない!)

マルーシャの命を託した一矢が、指先を離れようとした正にその時――。




『早まってくれるなよ。その女は我々の花嫁だ。疵をつけられては堪らん』

切迫した場にそぐわぬ、静かな男の声が響き渡った。

「んな…!?」

「だれ!?」

バサバサバサ…と、大きな翼で空気を打ち据える音が二人の問いに応えた。
エミリアと伯爵夫人のちょうど間、地面から突き出た配管の上に一羽の黒い鳥が降り立つ。

(カラ…ス?)

予期せぬ、と言うより予期できるはずもない乱入者の登場に、葬送天使は固まっていた。

(なに今の声?花嫁って?この鳥が…喋ったの?)

当然の疑問が彼女の頭をぐるぐると駆け巡る。
一方のマルーシャは…一体どうしたのだろう。
表情のない、心ここにあらずといった態で呆然とそれを見詰めている。

200:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:51:58 ZjLhdAf1
そしてヒルバーツは――。

『ぬ、ぐぬ、ぬうがぁあぁあぁぁぁあーーーーーーーー!!』

ヒルバーツは何かに恐れおののき、酷く取り乱して、そのカラスめがけ猛然と横薙ぎの触手を放つ。

「あっ」

エミリアの目の前で、カラスの上半身がそぎ飛ばされて消えた。
吹き飛んだ肉が壁に当たる"べちゃり"という響きが彼方から聞こえる。
どこに飛んで行ったのかはもう分からない。
その場に残された下半身だけが、何事も無かったかのように不気味に佇んでいる。

「……レブナン……」

マルーシャが半開きだった口でようやく聞き慣れぬフレーズを紡ぐ。
エミリアには、その単語が何を意味するのか分からなかった。

『久しいなトルスターヤ。何年ぶりか。互いに健在でなによりだ。嬉しいぞ』

マルーシャの一言に、先ほどの声が返ってくる。そして――。
ゴボ…ゴボゴボ…。
上半分が綺麗に無くなったカラスの半身、その断面から…真っ黒な風船のような物体が隆起し始めたのだ。

「な…なんなの、こいつ?」

もうクロイツァーの照準はヒルバーツに向けられていない。
気圧されたエミリアは無意識の内に後ずさっていた。
質量保存の法則なぞどこ吹く風で、まるで別の空間から転送されて来るかのように、謎の物体はみるみる内に膨れ上がっていく。
波打つ表面と内部に透けて見える気泡から、彼女はそれがタールのような濁った液状の物体である事を悟る。
だが、それだけではない。

「…うそ…」

中に、人が浮いている。
一人、二人、三人…。柔らかそうな細い肢体と胸の膨らみから、エミリアはそれが人間の女性であることを知る。
半分以上が溶かされ、彼女らの体を申し訳程度に包み込んでいるフリルが一杯の浮世離れしたコスチューム。
コスプレ染みたその衣装は、取り込まれている娘たちがエミリアたちの同業者である事を物語っていた。

「こいつ…デスパイア?」

パサリ、と。抜け殻と化した鳥の羽毛が禿げ落ちた。
カップから逆さにして抜いた真っ黒なゼラチン菓子。現れた物体を例えるなら、まさにそんな具合だ。
あまりの大きさに、宇宙が具現化して目の前に鎮座しているような、クレイジーな錯覚さえ覚える。

『ぬぁぁぁぁああっ!!ぐるなぁぁぁあッ、ぐるなぁぁぁあぁぁああーーーーーっ!!!』

自らと同じサイズにまで膨張した謎の物体を、半狂乱のままヒルバーツの触手がズブリと貫いた。
エミリアはあっと息を飲む。だが当の乱入者は微塵も動揺していない。

『脂身が…大人しくしていれば良いものを。その醜い手で我らの女を穢した代償、しかと払って貰うぞ』

低調な声がかすかに怒りの色を帯びた。
そして次の瞬間、レブナンと呼ばれたスライム状の物体が、自らを貫く触手を伝ってヒルバーツの巨体に襲い掛かっていったのだ。

『あが、あっ…あが…がぁぁああ!ごあ…あぁああッ!!』

伯爵夫人の巨体がみるみる内に黒で塗りつぶされていく。
焼け爛れた表皮は目にも止まらぬ速さで侵蝕され、融解し、どす黒く染まりながら捕食者の一部へと同化していった。

201:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:53:19 ZjLhdAf1
『やめ…ッ!やめろぉおぉぉおっ!!ん、んんんぐぅうぅ~~~~~…う……ぅ…』

伯爵夫人の呻きが徐々に小さくなる。それに併せて暗黒の流動体はゴボゴボと肥大していく。
白昼夢と言われた方がまだ納得できたかもしれない。
あれほど強大だったマザー・ローパーが、抵抗ひとつ出来ずに飲み込まれているのだ。

「ぐ…痛ッ!!」

ヒルバーツの拘束が緩んだのか。
危うく一緒に取り込まれかけたマルーシャが、コンクリートの上に裸のまま転がり出る。
エミリアはクロイツァーを構えたまま、目の前で繰り広げられる現実離れした光景に、息をすることも忘れただ見入っていた。



『期待はしていなかったが、やはり不味いな』

先程までの喧騒が嘘であったかのように静まり返った空洞。
二人の前に、もはや伯爵夫人の姿は無い。
あるのはローパーの親玉を吸収して倍の大きさに膨れ上がった黒い物体だ。

「…レブナン、てめえ生きてやがったのか」

マルーシャが、ありったけの敵意を込めて目の前の存在を睨みつける。
すると巨大なゲル状物体の中心部に男の顔が浮き出てきた。
オリエントの彫像のように精悍で、それでいて石膏像のように生気を感じさせない。
まさに作り物の顔、仮面だ。

「何しに来やがった」

『無論、生涯の伴侶を迎えに』

「ハッ」

マルーシャは吐き捨てるように応えた。

「ンなら無駄足だったな。見ての通りだ。あたしはもう何遍も他のデス公に抱かれてる。他を当たりな。自分専用の穴しか掘らない主義なんだろ」

『構わん。その体の初夜権を行使したのは私だ。貴様には、他の者と交わった不貞を精算する義務がある。我々の一部となってな』

レブナンの体内でゴボリと泡が立ち、取り込まれている三人のエンジェルがわずかに動いた。
彼女らの膣口はこちらに見せ付けるように押し広げられている。中にまでレブナンの体が入り込んでいるのだろう。
いったいどれほどの間ああしているのかは分からない。ただ、一日や二日では無さそうだった。
彼女らの表情にはもう、抵抗の意志というか精気のような物が微塵も感じられない。
もしかすると何週間か、何ヶ月か、或いはそれ以上か。あのエンジェル達はもう、助かる事を完全に諦めてしまっている。

「クソが…無理やりヤっといて亭主気取りかよ、変態めが」

自身の体を庇うように、両手で乳房と股を隠しながらマルーシャは後ずさった。
分かっている。勝ち目は無い。万全の状態だって一対一では敵わない。ましてやこの状態では。

『何を恐れる必要がある。分かるぞ、昂ぶっているのだろう?』

「………」

図星だった。ローパーの体液をふんだんに摂取させられたその体は、完全に欲望のタガが外れてしまっている。
肌を撫でる外気にさえ毛穴はざわめき立ち、胸は早鐘を打つ。頭もクラクラして実のところ立っているだけでも精一杯だ。

202:名無しさん@ピンキー
08/11/16 00:54:34 nIP8Mr+K
なんという救世主
支援って必要?

203:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:55:00 ZjLhdAf1
(畜生め、厄日だ。次から次に、変態どものオールスターゲームかよ)

背中に冷たい壁をひたりと感じた。もう後が無い。
かくなる上は、自分が囮になってエミリアにナツメ達だけでも運び出させ――。

ズボッ!!

『…む?』

「げッ!?」

ぬかに刃物を突き立てるような音がして、じりじりと距離を詰めてきたレブナンが止まる。
見れば彼の背面に、蒼白い輝きを放つ光の矢が一条、突き刺さっていた。

「逃げてマルー!早くっ!」

「ばっ…馬鹿よせエミィ!オマエが逃げろって!!」

レブナンに刺さった矢がズブズブと漆黒の体に沈み込み消えていく。
効いていない。いや、それどころか吸収されているのだ。

「…くっ!」

エミリアは諦めない。
か細い右手に無数の矢を剣山の如く出現させ、まとめて叩き込むべくクロイツァーにノッキングする。
だがしかし…!

『ほっほっほ、威勢の良い子兎がもう一匹おるようじゃの』

「な!?」

しゃがれた老人の笑い声と共に、レブナンの背中がドバっと爆ぜ、無数の触手となってエミリアに襲い掛かったのだ。

「あうッ!!」

避けるには距離がなさ過ぎた。
鳥モチのように粘つくゲル状の触手を真っ向から浴び、エミリアは受身を取る暇も与えられず瓦礫の上に転がった。

『ほほぅ。これはこれは、なかなか器量の良さそうな娘っ子じゃてな』

『これも貴様の仲間か、イグニートエンジェル?』

高粘度の物体で地べたに貼り付けられ、エミリアは呆気なく身動きを封じられてしまう。
引き剥がそうともがく彼女の目と鼻の先に、皺だらけの老人の顔がヌッと迫ってきた。
無論、その顔も真っ黒なスライム状の物体で形成されている。

(二匹?…いや違う。こいつら、集合体!?)

このデスパイアの使う"我々"という一人称の理由に一足後れでエミリアは気付いた。
何人ものエンジェルを体内に取り込んでいるのも、恐らく結合に必要なエネルギーを絶え間なく供給するため。いわばコア代わりだ。

204:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:56:19 ZjLhdAf1
『のう、ときに小娘よ。おぬしはまだ未通かの?』

「み、みつう?」

『ほっほっほ、処女かと訊いておるのじゃよ』

「――んな!?」

エミリアの声が裏返る。
そんな彼女の反応を老人の顔は好奇の視線で舐め回す。
品定めしているのだ、エミリアの体を。

「よせ、てめぇ!エミィは関係ねぇだろ!!」

反対側でマルーシャが怒鳴っている。
レブナンの巨体に遮られ、エミリアからはそちらの様子は窺えない。

『答えぬか。ならば仕方ないの。ワシがちょいと味見してやろうかい。カカカカ…ッ』

「なっ、やめ…!!」

古い喪服のような黒一色のロングスカートがガバッと豪快にまくられる。
雪化粧した木々の枝を思わせるすらりとした脚美線。その付け根にあたる二股を隠すのは紫陽花のような淡いパープルのショーツ。
誰もが目を奪われそうな完璧な均衡を誇るその空間に、タンカーから洩れた原油の如く黒々とした液体がネチっこく絡み付いていく。

『ほおぉ…。これはこれは、まっこと眼福よのお』

(だ、ダメ…っ、なんで!?全然動けない!!)

脂汗を浮かべ全身の力を総動員しても、デスパイアの拘束は綻びひとつ生じない。
柔らかな太腿を存分に揉みしだき、肌の下で反発する筋肉の張りを思うさまに堪能しながら、レブナンの体はエミリアの内股へと進む。
痛恨のミスだった。スライム系は通常の触手とは勝手が違う。大半の場合、一度でも捕まってしまえば即ゲームセットだ。
マルーシャを助けようとして迂闊に接近したのが仇になった。これではミイラ取りがミイラだ。

「……あッ!」

上品な花の刺繍がわずかに肌から浮いた。
ショーツの生地を軽く持ち上げて、レブナンが下着の中へと潜り込んで来たのだ。
激しい戦闘で蒸れ気味だったパンティの張り付く感じが消え、代わりにひやりとした冷たい感触が肉芽と秘唇を一緒くたになぞる。
食い縛られた歯が思わず緩み、熱っぽい一声が洩れてしまった。

『のほほほ、さてさてお楽しみの瞬間じゃの。狐が出るか狸が出るか、おぬしの穴倉はどちらかの?』

「ふ、ふざけな……あうっ!?」

鈍い痛みが抗議の声を中断させた。
ぐにゅりと、レブナンはエミリアの膣口を押し拡げる。

「や、やめ…っ!きゃあぁぁあ!!」

あれほどにまで動かなかった背筋が一気に反り返る。
温もった膣口とそこに入り込んで来た物体の体温差は、エミリアに悲鳴を上げさせるのに十分過ぎた。
エミリアに入り込んだ触手は自由自在に姿を変え、形を変え、閉じた蕾の中を何本もの小指でまさぐるように、膜の在り処を丹念に調べ上げていく。

「エミィ!畜生、レブナン!!大概にしやがれ、あたしが目的なんだろ!?だったら――……」

激昂して吠え掛かるマルーシャの声も半分くらいしか聞き取れない。
まだホンの入り口までしか挿入されていないというのに、それこそ絶頂の直後のような、下半身からごっそり力が抜けていくような疲労と倦怠感が襲ってくる。
駄目だ。このまま奥まで侵入を許せば、人形同然にされてしまう。

205:謀ったな@シャア!!
08/11/16 00:58:51 ZjLhdAf1
『ハン!なんじゃこの娘。期待ばかりさせおって、とうに他の者の手がついておるよ』

『ハッハァー!そいつァ残念だったなジジイ!くたびれ儲けの骨折り損ってヤツか、ああん?』

レブナンの背中にもうひとつの顔が浮かんだ。
しつけの悪い大型犬のような、粗野なオーラを溢れんばかりに湛えた若い男の顔だ。

『ま、天使サマならどの道ここで片付けとくに限るァな。取り込まねぇんなら、景気良く腹ン中から吹っ飛ばしちまえ!ドバーンってな、ドッバーーーン!!』

『そうするかの。口に合わぬ前菜じゃ、惜しくもあるまいて』

エミリアの顔から血の気が引く。

「なっ……――や、やああぁぁああ!!やめっ、やめ…ッ!!!」

大量のスライムが一気に押し寄せ、満杯になったショーツが耐え切れずギチギチ音を立てる。
殺す気だ。こんなにも簡単に呆気なく。
下腹部へと迫り来る死の感触に、エミリアは取り乱し、我を忘れて悲鳴を上げる。

「レブナンっ!!よせ!やめろぉーーーっ!!!」

マルーシャの声がどんどん遠のいていく気がした。
だが、そすらも既に別世界の出来事のようで、何と言っているのか判別する余裕はもう無い。
エミリアの腹を引き裂いてしまうであろう量の液体が、遂にその入口へ差し掛かり――。


『……………』


ぴたりと止まった。

『むゥ。この気配は…』

一体何を映しているのか、奈落の底のような瞳を細め、その顔に刻まれたシワを一層深くして老人は黙りこくる。

『おーい、どうしたジジイ?ボケちまったのかァ?それとも入れ歯が外れ――……』

『静かにせんかバカタレがっ!レブナンよ、これは…』

相方のマッチョを一喝すると、年老いた顔は思案深げにレブナン本体へ持ち掛ける。
一体何が起こったのか、動転しているエミリアには事態が飲み込めない。
撃鉄がカチリと鳴ったのに弾が出ない。そんな映画のワンシーンを思わせる、冷や汗物の沈黙が場を支配している。

『レブナンよ、どうやら来客のようじゃが?』

『そのようだな。しかしこの殺気、察するに原因はその娘か。困ったものだ』

レブナンの体に巣食う者同志がなにやら合議を始めている。
果たして彼らは思考も共有しているのだろうか。
会話の内容はえらく断片的で、エミリアには何のことやら見当も付かない。
ただひとつ確かなのは、連中とって何らかの不都合が生じ始めたか、あるいは既に生じているのか。

『ハッ!蛇だか蛙だか知らねぇが、遅かれ早かれぶつかる相手だろ?構わねえ、この場でブッ潰しちまえ!!』

『と、ケブロークは言うておるが?しかし、行きがけの駄賃ごときで手痛い目に遭うのは勘定が合わぬとゆうか、御免被りたいところじゃのう。はてさて』

強硬派と慎重派は真っ向から対立しながら、恐らくは本体であろう、レブナンと呼ばれる無表情な顔を揃って覗う。そして…。

206:謀ったな@シャア!!
08/11/16 01:00:55 ZjLhdAf1
『退く。今あの女と事を構えるのは下策だ』

トップの決断はにべも無い物だった。

『ケっ!んだよ面白くねえ…』

心底不満気に舌打ちし、三番目の顔が消え失せた。
やれやれ…といった仕草で首を振り、老人の顔も本体に沈んでいく。
後には仰向けで大の字のままスカートをまくられたエミリアだけが残されていた。

『日を改めて貴様を娶りに行く。それまでに尻の中の下等生物をひり出しておけ。花嫁衣裳の容易もな』

「うるせえ…。それ以上、その気取った口上垂れたらブチ殺すぞ」

マルーシャの悪態を歯牙にも掛けず、最後の顔が僅かに微笑み引っ込んだ。
レブナンの巨体は頭上に向かって大きく伸び、天井にできたひび割れの中へ吸い込まれるように消えて行く。
一体、あの化物は何に気付いたというのか。
ようやく心拍数も落ち着いてきたエミリアは、死んだように静まり返った舞台を見回す。

「…?」

ふと背後からの視線を感じてエミリアは振り向いた。
壁際にはナツメ達が相変わらず整列しているが、彼女らは皆気を失っている。

(…今のって…)

思い過ごしだろうか。
一瞬、この部屋の入口から誰かが覗いていたような気がしたのだが…。

「…立てるかエミィ」

背後からの呼びかけにハッと我に返る。

「出ようぜ。もう、一秒だってこんな場所には居たくねえ…」

同感だった。



差し込む西陽が廊下を金色に染め上げている。
日はもう短くなり始めているはずなのだが、五時を回った空にまだ夜の気配は訪れていない。
窓枠に肘を突き眼下のロータリーを見渡せば、緊急搬送の救急車が途切れる事無くやってきては再び現場へトンボ帰りしていく。
担架の上には顔の見えぬよう大きな毛布に包まれて運ばれて来る女性たち。
正面玄関は、確認のために駆けつけた被害者らの親族知人でごった返し、対応に当たる警官までもがそれに加わり、中々ひどい混乱状態だった。
天井二枚隔てたこの廊下にまで、下の騒ぎは聞こえている。
引っ切り無しのサイレンに耐えかねて、エミリアはピシャリと窓を閉じた。

「……………」

内股がズクリと痛む。鎮痛剤の効き目が現れるにはまだしばらく掛かりそうだ。
レブナンに掻き回された下腹部の鈍痛に、下の喧騒は正直こたえる。
しかしエミリアは移動しようと思わなかった。結局今はどこに行っても同じだろう。
どの廊下もスタッフがせわしなく行き交い、病室からは意識を取り戻した女性達の嗚咽や半狂乱の悲鳴が聞こえて来る。
結局、雛菊市中央病院は壊滅的な打撃を受け、デスパイアから助け出された被害者らは、隣接市を含む四ヶ所の病院に分けて搬送される事となった。
今いる国立大の附属病院もその内のひとつである。

207:謀ったな@シャア!!
08/11/16 01:01:36 ZjLhdAf1
「よ。たそがれモードかエミィ?悪いのが板に付いちまうぞ」

「あっ、マルー…」

不意に肩を叩かれ面を上げれば、そこには見知った顔がいた。マルーシャだ。
随分やつれているように見えるのは、斜陽の作るコントラストのせいだけではないだろう。

「治療、終わったの?」

「ん、まァ…。尻の中の奴は薬で殺してもらったから、後はそうだな…フツーに出るのを待つだけだ」

疲れた顔で自嘲気味に答えながら、マルーシャは缶コーヒーを一本差し出す。
蕎麦屋でジャムとジョルジを注文し、エミリアをずっこけさせるような紅茶党の彼女でも、流石に今はカフェインの力に頼りたいのか。
エミリアはそれ以上追求せず差し出された品を受け取った。
ちなみに薬の服用中はアルコールは厳禁。そこらへんマルーシャに目を光らせずに済むのはありがたい。
仕事の後の彼女の呑みっぷりは、いささか度を越しているからだ。

「………」

缶のタブを起こそうとしても指にもなかなか力が入らない。
相当消耗していた事を今になってようやく自覚させられる。

「で、ナッちゃんと妹の方は?」

五度目のアタックでようやく封を切ったエミリアは、黙って目の前の病室を指す。
マルーシャも静かに浅く頷いた。

「消耗してるけど、ナツメの方はほぼ無傷よ。ここに運ばれる途中で意識を取り戻したわ」

「そっか。まぁ、体を張った甲斐はあったと思っとくべきかね」

「それで……ハルカなんだけど…」

エミリアの声が小さくなる。
自分自身に発破をかけるように、彼女は一度、缶の中身をごくりと呑んだ。

「彼女、摂取した体液の量が多かったから。二度目だったせいもあって興奮状態が収まらなくって…」

口の中には広がる苦い味は正直良く分からない。
エミリアは"食べられればいい"というスタイルの人間だ。
後は時間との兼ね合いだけ。
実際、コーヒーにしたってレギュラーとインスタントの違いも分からないのだ。

「……………」

マルーシャは黙って目で続きを促す。

「とりあえず、さっき鎮静剤を打って、薬も中に入れたところ。今はナツメが付き添ってるわ」

「そうか…」

安堵とも同情とも取れぬ抑揚に欠いた調子でマルーシャは応答し、やや間を置いて軽い溜め息を付く。
とにかく精子殺しまで済んだのなら一段落だ。
ハルカ本人にとっての地獄はこれからなのかもしれないが、少なくとも今日できる事は全て終わった。

208:謀ったな@シャア!!
08/11/16 01:02:51 ZjLhdAf1
(となると、こっちの問題はむしろナッちゃんのダメージの方だな)

彼女は妹を守ることに失敗した。目の前に居たのに助けられなかった。
その事実をナツメはどう受け止めるのだろうか。
消化の仕方を誤れば、彼女の今後を大きく変えてしまう恐れがある。
この戦いで拾った勝ちなんてチャラになってしまうぐらい頭の痛い問題だ。

「…とりあえずナツメを呼ぶわ」

不意にエミリアは壁から背を剥がすと、思案に耽る相方に一言そう告げ、病室のドアに手を掛けた。
ハッとしたマルーシャは慌ててその手首を掴む。
放られた空缶が乾いた音を立てて廊下に転がった。

「呼ぶって、何するつもりだよエミィ?」

「今日のこと、あなたに謝らせるわ。あの子が独断で突っ走ったりしなければ、こんなに大勢があのデスパイアに連れて行かれる事も無かったし、マルーだって捕まったりしないで済んだのよ?その事を…」

「よせって、エミィ!」

ドアを開けかけたエミリアの腕を強引に引っ張り体ごとこちらに向かせる。
病室のナツメに聞こえぬよう若干トーンは落としていたが、マルーシャの荒い静止にエミリアは少々本気で驚いたようだ。
だが、すぐに険しい視線でこちらを睨み返してくる。こういう目は本当に姉とそっくりだ。
何かを言わんとするエミリアの先手を打って、マルーシャは彼女を諭す。

「先輩的な責任感じてるのは分かるけどよ、今はやめといてやれって」

「…見逃せって言うの?」

「そうは言ってない。ただ――」

ナツメの暴走を止められなかった自責の念と怒りが、真面目なエミリアを突き動かしているのだろう。
彼女の言っている事は道理だ。今回、こちらの被害を一番拡大した要因は他ならぬナツメである。
身内を助けるためにチームワークを乱し、相手に付け入る隙を与えた挙句、妹ともども仲良く敵の手に落ちてくれた。
本人だって分かっているはずだ。形だけでもいい。今後のためにも一度けじめをつけさせるべきである。
だが、それでも……。

「今は…ハルカの傍にいさせてやれ」

疲れ切った顔を和らげながら、マルーシャは静かにそう告げる。

「ナツメにはな、あたしらと違ってまだ帰る場所も守るものもある。あの子がこれから先どうなるのかはまだ分からない。でもな、とりあえず今はそれだけでも大切にさせてやって欲しいんだよ。
エミィ、あんただってそうだろう?あんないい子が、狼みたいに目ぇ吊り上げて、馬鹿みたく戦うだけの奴に変わっちまった姿なんて、見たかねぇだろ?な?」

「……………」

エミリアは反論しない。
言葉を探すように暫く視線を泳がせていたが、やがてそれを見つけられない自己を恥じるかのように目線を落とした。
彼女の手がノブから放れたのを見て、マルーシャは安堵の息と共にようやくその手首を開放した。

「随分優しくなったのねマルーも。なんだかお婆さんみたい」

「そう言うオマエも、ちったぁ話が通じるようになったじゃんか。安心したよ」

「フフ…。でも、馬鹿力は相変わらず」

マルーシャが笑う。赤くなった手首をさすりながら、エミリアも表情を崩す。
ついつい本気で掴んでしまった。さぞ痛かったろう。
まあ、コーヒー奢ってやったんだから、ここはひとつ、愛嬌ということで。

209:謀ったな@シャア!!
08/11/16 01:03:55 ZjLhdAf1


「ひとつだけ、訊いていい?」

先ほどのまでの定位置にツカツカと戻り、エミリアは再び壁に背を預ける。

「ん。ひとつとは限定しませんが何か?」

先ほどから転がっている空き缶を拾おうと屈んだままマルーシャは尋ね返す。
デスパイアに好き放題された下半身はまだ痛むらしく、その動作は機械油を切らしたクレーンのようにぎこちない。
彼女の頭が元に高さに戻るのを待ってエミリアは本題を持ち掛けることにした。

「伯爵夫人を吸収したあのデスパイア、あなたと面識があるみたいだけど…」

「ああ、あいつか」

嫌な物を思い出したようにマルーシャの眉が歪んで寄った。
そりゃやっぱ訊くわな、とその顔には書いてある。

「何があったのか教えて貰えるかしら?もちろん、差し障りの無い範囲でいいから」

エミリアは知っている。マルーシャは決して自分の過去を語ろうとはしない。
数えるのも面倒なほどの修羅場を、共にくぐり、切り抜けてきた仲であったが、エミリアは彼女の生まれも育ちも家族も未だかつて聞いた事が無いのだ。

「まぁ…差し障りつーほどの事も特に無いんだな…」

気は進まない。お互い相手の触れたがらぬ場所には極力関知しない主義だ。
だが今度ばかりは相手が相手だ。シャンシャンで素通りできる問題ではない。
それに、顔も知らない相手とはいえ、取り込まれていた他のエンジェル達もこのままにしては置けなだろう。
配慮の裏にも譲る気なしの構えでいるエミリアを見て、マルーシャは左手でポケットの中の小銭をジャラジャラ言わせながら、観念したように語り始める。

「あいつの名前はレブナン。"腐海のレブナン"って呼べば古いエンジェルにも通じる。見ての通りというか、まぁドロドロしてて形の無い奴だ」

なるほど。またよく言ったものだ、腐海とは
触れられただけで命を吸い取られていくようなあの感触。
そして"死"が流動しているようなあの姿に正にぴったりだった。

「元はそこそこ強いだけのありふれたデスパイアだったんだけどな。死に損ないが何匹も合流していく内にあんな姿になっちまった。
普段は他の動物の死骸に潜んでるモンだから、こっちのアンテナにも引っ掛からない」

「厄介ね」

端的な感想で実際その通りだ。
エミリアもあの化物が鳥の死骸から姿を現すまで、その接近を全く察知できなかった。
おまけに、そこそこ都会なこの街だって、小動物の死体ぐらい探せばいくらでも見つかるだろう。
他の生き物に潜られてしまえば、もうこちらからは探し当てる事はできない。

「でまぁ、その。なかなかグルメと言うかヒネリの利いたヘンタイでな、自分が初めてを頂戴した女しか喰わない主義らしい。ほんと」

性欲の権化とも言うべきデスパイア。その中には妙な性癖を持った者も少なくない。
もっとも、単純に生存という観点から見た場合、その手のこだわりは大きな足枷になる悪癖が大半だ。
中でもレブナンなる者のそれは、自分の首を一番絞める部類に入るのではないのか。
少なくともエミリアにはそう思えてならないのだが。

「昔の領主じゃあるまいし」

「ああ。そんでまぁ、あんましデカイ声で言えた話じゃないんだが、あたしの初体験がアイツとでな。お恥ずかしい事に、昔あたしは奴に取り込まれてたんだよ。ハハ…」

軽めの口調とは裏腹に、マルーシャの右手の中では、頑丈なはずのスチール缶がミシミシと悲鳴を上げていた。
おまけに風も無いのに髪が浮き始めている。これ以上気温を上げるのはどうか勘弁願いたいところだ。

210:謀ったな@シャア!!
08/11/16 01:04:40 ZjLhdAf1
「まぁ…核を失くしたデスパイアが何匹も寄り合い所帯になってる以上、強力な魔力の供給源が入り用になるのは当然の事ね」

税金で賄われているであろう冷房費に軽く同情しながら一歩離れ、エミリアはさり気無く話のレールを逸らそうと試みる。

「んで、そのアタシを助け出したのがエミィ、あんたの姉貴さ」

なるほど。確かにエミリアにとって初めて会ったときマルーシャのポジションは"姉の友人"だった。
少なくともマルーシャはそう名乗っていたが、妹のエミリアからしてみれば、師匠と弟子にも見えたし、仇敵同士のような空気を漂わせている日もあった気がする。
まあ傍目から見ても到底仲が良さそうには映らない、むしろ険悪な雰囲気の二人であったが、互いの実力だけはしっかり認めているように見えたものだ。
こうして聞いてみると"師匠と弟子"という当初の感想も、あながち間違いでもなかったらしい。

「あたしがイゾルデの金魚の糞やってたのはそういう経緯があったんだよ。そっから後はまぁ、あんたが知っての通りだな。他にもごちゃごちゃ知り合いができて今に至る、と」

そこまで言ってマルーシャは勢いを付け、右手の空き缶を放る。
放物線は三部屋分の廊下を軽々と跨いで、自販機の隣にあるダストボックスを見事にガコンと鳴らした。
…ただし、可燃ゴミの方を。

壁から離れて伸びをするマルーシャを見て、エミリアは短い昔語りが終わったのだと知る。
レブナンというデスパイアに関しては依然情報不足の感が拭えなかったが、そりゃマルーシャだって何もかも知っているわけじゃあない。
結局、自分といいマルーシャといい、それぞれ厄介な相手に付きまとわれている身だったらしい。
まったく、この世に他に女がいない訳でもあるまいに。お互い迷惑な話だ。

「それで、彼と結婚するつもりなの?」

「おいコラ」

「冗談よ」

「わーってら、んなこと」

ポケットから取り出した小銭をマルーシャは仏頂面で数えている。
百円玉は一枚だけで残りは全て外国の硬貨。
残念ながら二杯目のコーヒーにはありつけないようだ。

「…あのーすみません」

「ん?」

ふと、階段の踊り場から現れた女性職員が二人に声を掛ける。

「下で預かってるそちらの方のお荷物のことで、その…警察が人がちょっと」

「あ」

お荷物?
最初はピンと来なかったエミリアだが、隣で不味そうに顔を歪める金髪娘を見ていると、心当たりはすぐに浮かんできた。

「マルーあなたねぇ…。あんな馬鹿でかい鉄砲、受付に預けてきたの?」

「あーいやーその、だって診察室まで持ってけないっしょ?ケースにぶち込んであるからイケると思ったんだけどねえ…」

「いいから早く事情説明してきなさい!」

「へーへー……いてっ!サー、イエッサー!!」

背中をぴしゃりと平手で打たれマルーシャはすごすご階下へ向かって行く。
伯爵夫人の触手責めが相当応えているのか、その後姿は随分と小股で時間が掛かりそうだった。

211:謀ったな@シャア!!
08/11/16 01:05:26 ZjLhdAf1
結局廊下には先ほど同様エミリアだけがぽつんと残された。
肩の高さで切り揃えられたプラチナブロンドが斜陽を浴び金糸の如く輝いている。
する事がなくなると、廊下にこもった消毒薬の匂いが酷く気になりだす。

窓を開けようとサッシに手を掛けたところで、また一台の救急車が病院前に滑り込んで来るのが目に止まる。
担架の上の人物はタオルで顔を隠されていたが、布地の脇からは粘液でギトギトになった黒髪がべったりと垂れているのが見て取れる。
奥の方で苗床にされていた犠牲者なのだろうか。オレンジ色の救護タオルの上からでも判別できるぐらいそのお腹は膨れていた。
手術室は堕胎待ちで既に大渋滞だろう。

思えばエミリアも最初の頃は、救えなかったものをただ眺める事しかできない自分が、堪らなくもどかしかったものだ。
マルーシャやユイに止められた事も一度や二度ではなかった。
それを考えれば、ナツメが時折見せる気持ちも分からないでもない。

(…とりあえずは感謝ね。こうして三人とも、生きて帰ってこれたんだから)

溜め息混じりに表情を緩ませるエミリアの前で、病室のドアが静かに開いた。

212:謀ったな@シャア!!
08/11/16 01:13:48 ZjLhdAf1
支援㌧クス。以上にて〆なり。氏ぬほど長くなってしまったローパー編もひとまず終了。
ぶっちゃけ最後は全然エロくできなかったというか、まあ肩透かしといいますか。
書けば書くほど後悔が。

次回以降の話は単発のプロットだけ何話か考えてあるのだが、さてどういう順番にしたものか…。
とりあえず暫く居ないも同然だった人を出さねば。

なにはともあれ、毎度オサレなパンツを台無しにされるエミリアさんに合掌。
あと職人様カモォーーーーーン!!ヽ(`Д´)ノ

213:名無しさん@ピンキー
08/11/16 01:19:16 dmpG4vjO
初めてリアルタイムで読めたさ!超GJ!
次回も期待しています。


あぁ、デスパイアになりたいなぁ…(遠い目)
しかしデスパイアって街中や学校には出現するのに、トイレとか風呂とか、女性が無防備になる場所を完全にスルーしてるよな。
これも彼らなりの拘りなのかしら?

214:名無しさん@ピンキー
08/11/16 02:22:37 i7V93tqP
>>213
そういう場所はセキュリティ固いと推定

215:名無しさん@ピンキー
08/11/16 02:26:03 nIP8Mr+K
服を脱がせる楽しみが無くなるじゃないか

216:名無しさん@ピンキー
08/11/16 08:19:34 jTA6JGkz
>謀ったな@シャア!さん
GJ!
面白かったよ。
短編も期待してます

217:名無しさん@ピンキー
08/11/16 13:27:20 dmpG4vjO
>>215
服を脱がせる過程は、確かに重要。半脱ぎならなおいいよね。
服だけ溶かすスライムとか邪道だと思うわけで…

>>214
どんなセキュリティ?
デスパイアの侵入を探知すると警報が鳴るとか。
セ○ムの中の人も大変だな。

218:謀ったな@シャア!!
08/11/16 15:08:19 ZjLhdAf1
>>213
原作では、プールの更衣室でスライム無双!なシーンがガッツリあるんだけどね。
つまるところ当方が牛歩戦術ばりの進行速度しか出せないので、単にそういうシチュがまだ発生していないだけであり云々。

219:名無しさん@ピンキー
08/11/16 15:30:10 IzSbsd1p
スライムからの陵辱って普段はプチプチと潰せたり蒸発させたり可能な雑魚敵にヤラれるから

しいて例を挙げればドラクエで初めて出会ったスライムがマダンテを使えて一撃でゲームオーバーに追い込まれた的な衝撃的な状況だから

220:名無しさん@ピンキー
08/11/16 15:52:02 2zfZdqBt
片脚立ちになって水着を履いていたところへデスパイア急襲!
逃げよとしてすっ転んだところへに覆い被さってくる大量の触手!!
着の身着のままで逃げ惑う女性達も、あられもない姿のまま次々と捕獲され・・・。

うーん。なかなか夢のある場所じゃないか、プールの更衣室。

221:名無しさん@ピンキー
08/11/16 18:06:55 CiuQVHzG
まて
元々のスライムやブロブってのは凶悪なモンスターなんだぞ?
間違ってもザコじゃない
物理攻撃無効と不意打ちのコンボは凶悪だ

222:名無しさん@ピンキー
08/11/16 18:36:21 SsY3yH8r
ドラクエのスライムは雑魚だけどFFのゼリーとかはかなり厄介
覚えている魔法や武器によってはどうやっても撃退出来なかったり…

223:名無しさん@ピンキー
08/11/16 18:42:00 b5HYQEs6
え?ゼイラムの中の人?

224:名無しさん@ピンキー
08/11/16 19:33:54 IPF4byaU
>謀ったな@シャア!さん
GJです!
この先が超気になります

君達ファミコン版のDQ2のスライムは強いんだよ?
Lv1で3匹以上に囲まれた時の絶望といったら

225:名無しさん@ピンキー
08/11/16 20:21:37 dmpG4vjO
溶鉱炉に投げ捨てれば、蒸発するんじゃない?
某ターミネーターみたいに。

226:名無しさん@ピンキー
08/11/16 20:29:27 YELNNQ5R
テケリ・リ
 テケリ・リ

227:名無しさん@ピンキー
08/11/16 22:10:56 hpfGbCFx
 カザンの闘技場では最上級の対戦相手だったっけなぁショゴス。
資格と対策が無いと一撃死と言う凶悪さよ。

 スライムで思い出したが、昔見たB級映画で、産業廃棄物から
生まれたスライムが同化した人間に自分を健康食品として売らせて、
食った奴を次々と仲間にしていくって話があったなぁ。

 全てを飲み込み同化する凶悪なブロブも良いが、DQ式スライムが
寄って集って女武闘家や女魔法使いの服の中に潜り込んでぷにぷに
むにむに、と言うのも微笑ましくて良さそうだ。
 スライム達の方は攻撃してるつもりだけどダメージ通ってなくて、
くすぐったさに身悶えするFC版3の女勇者(父の跡を継ぐ為に
男として育てられた少女剣士と言う設定)なんてのも良さそうだ。



 スライムの攻撃!
女勇者「ひゃっ! ちょっ、どこに入っ……やぁんっ!」
男武闘家「な、何を女の子みたいな悲鳴上げてるんだよっ?」
女勇者「だ、だってこいつ、変なとこ入って……こっ、こらっ!
    やめろっ! くすぐったいだろっ!」
男魔法使い「服を脱いで剥がせば早かろう。ほれ、爺が手伝って
      やろうほどに」
女勇者「っ!? だっ、駄目だっ! 自分で何とかするから、
    爺さんは残りの奴を片付けて……」
男遊び人「あそびにんはおどりをおどった!」
女勇者「貴様は真面目に働けぇ~っ!」

228:名無しさん@ピンキー
08/11/16 22:45:00 KrYk0q39
重騎士な女将軍が入浴中にスライムが鎧に入り込んでそれを知らず鎧を着てずっとスライムのターン

あれは良い企画だったな……

229:名無しさん@ピンキー
08/11/17 00:15:19 1B2IpFTL
>>227
映画はたぶん「スタッフ」だと思う

230:名無しさん@ピンキー
08/11/17 01:19:58 DDvPbY4R
なんにせよスライムスキーが俺だけではない事が確認できて安心した

231:名無しさん@ピンキー
08/11/17 09:37:57 S0CoceVc
>>183
自分で書けよ厨卒

232:名無しさん@ピンキー
08/11/17 12:18:28 9mdvXFvq
>>231
わざわざ掘り返して言うなよリア厨


233:名無しさん@ピンキー
08/11/17 13:01:10 0fqh/PNy
喧嘩は止そうな。

234:名無しさん@ピンキー
08/11/17 17:24:03 cFAjJvTE
「俺らの相手は他にいる」だろ?
触手の同胞達!スライムの兄弟達よ!

獲物に何も与えるな!獲物から奪え!

全てを!

235:名無しさん@ピンキー
08/11/17 18:44:05 uYCbm6KI
三人の中で一番シロート臭いのにボインボイン・・・だが、それがいい>ナツメ

236:名無しさん@ピンキー
08/11/17 20:37:06 g7Z4A2J7
これからどういった風に調教されていくのか楽しみでなりませぬな>ナツメ

237:名無しさん@ピンキー
08/11/17 20:50:12 cnME3x9l
こんな感じの宇宙人に攻められる奴キボン
URLリンク(blog-imgs-27.fc2.com)
URLリンク(blog-imgs-27.fc2.com)
こういうのスゲーツボ

238:名無しさん@ピンキー
08/11/18 07:21:50 TP5m4yhe
>>234
でも殺すのはもったいないから、やめようぜ苗床にして生かそうぜ

239:名無しさん@ピンキー
08/11/18 11:00:23 RH0eg4Ll
触手の特技。勝ち気で強情な女だろうがゴリラみたいに筋肉ムキムキな女であろうが
最後には精液もっととか言いながら自分から腰を振り素直になって気持ち良いなる為なら機密情報でも何でも話してくれるほどに従順な僕にする

240:名無しさん@ピンキー
08/11/18 11:26:49 F1gb83Mx
テンタクルエクスタシー
かけるとイク

241:名無しさん@ピンキー
08/11/18 21:46:51 kGnvrsqs
>>237
スターオーシャンでこれとクリソツな敵に全滅した事があったなー。

242:名無しさん@ピンキー
08/11/19 08:26:39 B5iC7tAk
基本的にバッサバッサと倒される雑魚敵その1担当の触手的に
普通は幹部が奪う仕事であるヒロインの処女を奪うなんて大役を触手に任せるなんて事になったら、やっぱり緊張するのだろうか?

243:名無しさん@ピンキー
08/11/19 12:25:52 VOqk5/kg
>>242
まぁ緊張しすぎてアナルの処女奪うくらいの事はするな

244:名無しさん@ピンキー
08/11/19 12:36:23 6WaA+vFu
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
こんなところにも触手がっ

245:名無しさん@ピンキー
08/11/19 13:30:11 mc8bX6hG
>>243
そこ違うっ!! って怒鳴られてびくっとするんですね

触手に萌えさすなw

246:名無しさん@ピンキー
08/11/19 22:08:49 lVFs7PWO
にょろにょろ

247:名無しさん@ピンキー
08/11/19 22:24:03 wD7uW/pW
にょろにょろにょろーにょーろー
小娘をのーせーてー

248:名無しさん@ピンキー
08/11/19 23:54:22 FJSn64Xg
にょーろにょーろにょろ触手の子ー♪

ニョロ、二穴挿し、好きー!

249:名無しさん@ピンキー
08/11/20 05:37:48 sLe1n2tf
>>245
で、違うと言われて焦ってる間に出てしまうんだな

250:名無しさん@ピンキー
08/11/20 07:15:28 2mWEA1zl
>>249
しかし、まさか後ろの処女を先に奪われると思って無かったヒロインが
予想外の不意打ちに普段より感じてしまい結果オーライに

251:名無しさん@ピンキー
08/11/20 08:57:58 t4Xr3dRt
違う、そこじゃなくて…んっ…そう、前よ…
と何故か和姦展開に

252:名無しさん@ピンキー
08/11/20 09:13:03 cQTccha5
と見せかけて尿道にひぎぃ

253:名無しさん@ピンキー
08/11/20 09:36:35 cKv4W01Z
『ちょっと!?…ワザとやってるんじゃないの!?』

「え、ワザとってなんのこと?違った?じゃあコッチの穴?」

『ひぐぅっっ!!…だから…ソコは…おしりだってばぁ』

「ちゃんと言葉に出して示してくれなきゃ分かんないよー」

『それは、だからっ!…おまn…(ニョロニョロ)…あぁん!!』

「おま、何だって?僕は分からないよー ニヤニヤ」

『もぅ…はやくっ!…挿れてよぉ…』

254:名無しさん@ピンキー
08/11/20 11:34:46 F7K7We72
あれ……続きは?

255:小ネタ『ラブリーマヤ』
08/11/20 15:37:18 yAdIgoOu
 夜霧が揺れる夏の夜。今年9歳になる小学三年生の月影 摩耶(つきかげ まや)は、人生最大のピンチを迎えていた。
「もっ、ゃあぁっ……」
 全面がピンク色でグネグネと蠢く、まるで生物の体内で在るかのような肉壁の部屋。
 その中で、三代目触手ハンターのラブリーマヤは大きな瞳を虚ろにさせる。
 スクール水着を着たまま手足を触手に捕らえられ、空中で大の字に引っ張られて固定される。
「まさか、タコ男を倒したのがこんな子供だったなんてな……しかし、このヘビ男を狙おうとしたのが運の尽きよ! 奴は触手四天王の中でも一番の小物、そいつを倒したくらいで調子に乗らんでもらおう!」
 それを愉快そうに見上げるのは、全身を黒いライダースーツで覆う長髪の男性。触手ハンターと対立する触手四天王が一人、ヘビ男だ。
「あっ、あんたなんかマヤがやっつけてやるんだからっ!!」
 マヤは涙目で虚勢を張りながら、なんとか触手から逃げ出そうと華奢(きゃしゃ)な身をよじらせる。
「簡単に返り討ちにあっといて、まだそんな事をいってるのか? そんなガキにはお仕置きだな♪ 年齢一桁の小学生女子児童を、クリトリスだけでアクメらせてやるぞっ♪」
 
 ―パチンッ!!

 ヘビ男が右手の親指と中指を擦り合わせて音を鳴らすと、肉床から二本の細い触手が生え、マヤの股前へと近付く。
 そして一本の触手がクロッチ部分に引っ掛かって水着を横にズラすと、
「ふえっ!? なにす……んきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
 もう一本の触手が先端を針の様に尖らせて幼いクリトリスに突き刺さった。
 針からは白い液体が溢れ、クリトリスの中にゆっくりと注入していく。
「クリトリスを強制的に肥大化させ、感度を百倍にするミルクだ。すぐにおっきくなるぞ♪」
 十秒も数えて針が抜かれると、マヤのクリトリスは即座に拡大を開始する。
 肉付きが増し、皮から頭を出して剥け切り、5センチ、6センチと伸び続け、
「あっ、あっ、ふにゃあぁっ……ひっく、ひっく、うぅ……マヤのクリちゃん壊されちゃったよぉっ……うわぁぁん! もぅ学校に行けなくなっちゃうよぉっ!!」
 15センチ程で漸く成長を止めた。
 女ペニスとでも言うべき、有り得ないサイズのクリトリス。
「安心しろ。学校の代わりに、イイトコロにいっぱいイカせてやるぞ♪」

 ―パチンッ!!

 二度目の指が鳴る。今度は天井から、ペットボトル並の太さが有る色黒い触手が生えた。
 全身をテロテロにヌメらせ、悲痛の声で泣くラブリーマヤの目前まで伸びて来る。
「こんどは、ひっく、なによぉ……」

 ―パチンッ!!

 三度目。触手の先端へ横に切れ目が入る。深く、深く、切れ目が入って、
 ぐぱぁぁっ……
 先端部が、まるでワニの口の様に上下に割れた。
「凄くウネってるだろ? きんもちいいぞー♪」
 その中はミミズに似た細長い触ヒダが無数に絡まり合い、トロットロの唾液を纏わせて怪しく艶めいている。
「うそっ……やだぁっ! マヤしんじゃうよぉっ!! クリトリスでしんじゃうぅっ!!!」
 それを見てマヤは瞬時に悟り、ヘビ男の言葉を思い出して命乞う。『クリトリスの感度を百倍』。そんな状態で触手に襲われたら、それの事しか考えられないクリトリス馬鹿になるとわかっているのだ。

 ―パチンッ!!

 執行。触手は大きく口を広げたままクリトリスまで移動し、バクンッと一息で挟み込む。
「あっ、あっ、あっ……」
 触ヒダは次々と肥大化したクリトリスに巻き付き、コリコリの淫核を柔らかく締め上げてしまう。
 オシッコの穴はぷっくりと膨れて汁液を噴き出し、口から舌を垂らして白目を向き、小刻みに身体を痙攣させる。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」




 果たしてマヤはどうなってしまうのか!?


256:名無しさん@ピンキー
08/11/20 16:10:06 1ZDVTHX6
どうなるんだ!どうなるんだよ!続きうp!

257:名無しさん@ピンキー
08/11/20 17:29:12 4iVb+erP
続きはWEBで?

258:『ラブリーマヤ』
08/11/20 20:42:55 yAdIgoOu
2
 肥大化したクリトリスに絡み付く触ヒダの群。
 本来ならばペニスから精液を搾り取る為の脈動だが、咥え込んでいるソレは決して射精を行わない。
 そうすると触手は、自分の与える刺激が弱いと勘違いし、よりいっそう愛情たっぷりにクリトリスを扱き上げ、一生懸命にきゅっきゅと締め付けて射精させようと頑張るのだ。
「ふあっ、イッてりゅ……もっ、イッてりゅからぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!! マヤのっ、クリちゃんっ、しゅこしゅこ、にゅちゅにゅちゅ、しないでぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
 しかしマヤにしてみれば、これ以上の拷問は無い。
 精液を吐き出せば解放される気持ちの良いだけのヒダ穴、生きたオナホールに、ペニクリを柔肉の歯でモグモグと咀嚼され続ける。
 ぬちゅぬちゅぬちゅ、ずりゅずりゅずりゅずりゅ、ぢゅぷぢゅぷぢゅぷぢゅぷぢゅぷ……
 喉が涸れるまで喘いでイキまくり、イッてる最中も次のオーガズムが追い付いてイク。後から後から絶頂が追い付き、アクメの行列ができてしまう。
「おっと、まだくたばるなよ♪ チンポを挿れるまでは生きるんだよ、ホラッ!」

 ―パチンッ!

 左手の指を鳴らす。するとクリトリスを突き刺した、先端を尖らせた触手が、ピッタリと閉じた二枚貝をこじ開けて、幼いヴァギナの中に抵抗無く入り込んで行く。
 処女膜は破らないように隙間を通って、あっと言う間に子宮口へ到達。
 そして何の躊躇いも覚えず、先端の針を子宮口へ突き刺した。
 「へぎゃあっ!!?」
 幼いながらも女性の本能が、自らの一番大切な器官の危機を感じ取り、気絶しようとしていた意識を覚醒させる。
 しかしどうしようもない。子宮口は、すぼめた唇の様にめくれて開き、侵入する触手に赤ちゃんルームを見せ付けてしまう。
 「どうだ? これからずっと触手の子供を孕み続けるなら助けてやるぞ?」
 ヘビ男は図上に左手を掲げ、口元を吊り上げて笑いながらマヤの返事を待つ。
 触手の赤ちゃんを生む? マヤは朦朧とした頭で反芻させ、
「しねっ、へんたい……ぺっ」
 自分の正義を貫いた。語尾には唾を吐き掛け、ヘビの頬に当たって垂れ落ちる。
「そうか、触手の子供も産みたくないのか? なら、孕む為の部屋なんて要らないな? 一生孕めなくしてやるぞ♪」

 ―パチンッ!!

 触手が子宮内に這い上がり、更にその奥……卵管を通って卵巣にギュルギュルと巻き付く。
「へあっ? やっ……やだぁぁぁぁぁぁっ!! ひっく、ひくっ……マヤの、たまごっ、使い物にならなくしたらぁっ……ぜったいに許さないんだからぁっ!!!」
 マヤが泣きながら叫んでる間も、触手は先端の針を卵巣に当ててンツンとつっつく。
 犯されるだけなら受け入れていたが、なんだかんだ言ってもマヤは女のコ。赤ちゃんは産みたい。
「んっ……だって卵は二つ有るんだろ? だったら一つくらい針ブッ刺して、空気を抜いても良くないか?」
 ヘビ男は左手で掛けられた唾を拭き取り、非常にも再び指を構える。
 鳴らされた瞬間、針は卵巣を貫通して締め上げ、その役目を終わらせるだろう。
「おねがい、ぐすっ、しますっ……あかちゃん、うくっ、うんでもいいからぁっ……マヤのたまごしゃん、こわさないでよぉっ」
 貫いた筈の正義を呆気なく撤回し、マヤは必死に子宮乞いをする。
 触手ハンターの使命よりも、大好きな男の子との赤ちゃんを産む方が大切なのだ。
「ふぅん……そこまで言うならヤメてやろうかなっと、あっ、指が滑った♪」

 ―パチンッ!!

「いやぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」




 果たして、どうなってしまうのか!?


259:名無しさん@ピンキー
08/11/20 20:46:35 yAdIgoOu
スマン。思い付いて、なんとなく続きを書いてしまった。

小出し投下で悪いけど、次で終わりますんで、触手で目を広げて大目に見てください。


260:名無しさん@ピンキー
08/11/20 22:05:19 GodIgnMA
>>259
短いのに十分エロい
GJ!

261:名無しさん@ピンキー
08/11/20 22:08:51 IoEJTUxp
GJGJGJ!!
ロリと触手の組み合わせがこんなにくるなんて・・・!!

全裸で触手だしながらまってます

262:名無しさん@ピンキー
08/11/20 22:43:28 2mWEA1zl
ちょっとした思い付きを形にできるというのは、すごい事なんでむしろ誇っていい


263:名無しさん@ピンキー
08/11/20 23:06:54 6osnDo75
ディープな責めがたまりませんね

264:名無しさん@ピンキー
08/11/21 00:49:24 lf1LsLR4
年齢一桁の割にいちいち人体構造に詳しすぎるのにワロタw とてもいいよこれ

265:名無しさん@ピンキー
08/11/21 07:41:22 +BhP4r7X
>>264
調度このへんから性教育始まるから覚えたてなんだろうな

266:名無しさん@ピンキー
08/11/21 16:37:50 eseghLni
覚えたてホヤホヤの未熟な性の知識が仇となり
敵に捕らわれた際に触手モンスターに触手はチンチンじゃないから性行為にはならないから大丈夫と騙され
知らず知らずの間にセックス漬けにされ従順な僕に調教されてしまうロリッ子ヒロインを妄想してしまった

267:『ラブリーマヤ』
08/11/21 19:36:37 bGsX5yjN
3
 クリトリスを締め付けていた触手は惜しむように口を離し、卵巣を刺激していた触手もシュルシュルとヴァギナから抜け出す。
「へっ、えっ、えっ? なんで……たすけてくれたの? なんっ……ふあぁぁぁぁっ!?」
 まるで断末魔とも呼べる悲鳴を上げたマヤは、全く想像していなかった展開に困惑するばかり。
 急速に脱力して身体はユルみ、膀胱は安心して放尿を開始する。プシャァッと盛大に音を立て、あまりの勢いで尿道がガバガバに拡がってしまうと勘違いするほどのマヤスプリンクラー。
「あららっ……別に助けたわけじゃないぞ? 面倒臭いからトドメを刺そうと思っただけさ……コイツで、なっ♪」
 ヘビ男は、放尿を終えスッキリしたアヘ顔で舌を垂らすマヤを見上げながら、ライダースーツのジッパーを胸元から股下まで下げて行く。
 鍛えられた胸筋。割れた腹筋。そして、デロンと垂れ落ちて床に着くペニス。
 ソレに硬度は存在せず、全身を波打たせて赤黒くヌメりテカっている。股間から生えた大蛇……
 しかも際限無く伸び出し、マヤのアナルに先端をグリグリと押し付け、肛門のシワをゆっくりと丁寧にほぐす。
「お、お、お、お、ひあっ!? だめぇっ! ソコはっ、んあっ! おしりのっ、あななのぉっ!!」
 アナルを熱いヌメりでふにゃふにゃにフヤケさせられたら、野太い蛇ペニスを挿れられてバコバコにハメ殺されてしまう。
 そうは感じていても、肛門に力を入れて閉じさせていても、コリコリとシコる穴のヘリを何度もなぞられたら、自然と排泄孔はケツマンコへと呼び名を変える。
「だめえぇっ! とじろっ、とじろぉっ、とじてよおぉっ……おしりしゃん、かってにぃっ、はぁぁっ……ぱくぱく、ぱくぱく、ひらいちゃ、らめなのぉっ!」
 後ろのチンポ容れは本人の意志と無関係に口を開閉させ、ペニスを迎え入れて気持ち良くなる準備を整え始めた。
 エロティックにヒク付かせ、早くチンポ欲しいよとペニスをねだるイケナイ幼孔。大人ペニスを咥えまくる小学生女子児童の欲張りハメ穴。
「それじゃあ挿れるぞ? 身体の中、俺のチンポでいっぱいにしてやるからな♪」
 
 ―パチンッ!!

 細い二本の触手が、マヤの馴らされた尻穴を左右に押し拡げる。今はまだ可愛らしいピンク色。
「おねがい……んぐっ、たしゅけて、ください……おしりを、ひっく、ずぷずぷ、ずぷずぷ、されたらぁっ、マヤしんじゃうよぉ」
 蛇ペニスの先端は既にケツマンコの挿入口にメリ込み、強制的に内部を拡張して媚薬効果の有るヌメりを擦り付けていく。
 全長三メートルを越え、太さは大人の腕ほども有る触手四天王の人外ペニス。それを今から……
「よし、思いっ切りズボズボしてやるぞ♪ 俺がイクまでくたばるなよぉっ……フンッッ!!」

 ずぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶっ!!!

「ふぁっ!? くるひっ……ふぎゃあ"あ"ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
 マヤの瞳から色が消える。
 一息で突き挿れられた蛇ペニスは、老廃物を溶かしながら直腸のケツヒダを擦り上げ、固く閉ざす結腸をブチ破り、大腸も小腸も胃袋も跳ね回って暴れ、最後の食道を拡げて通過し……
「だめっ、でてきひゃっ、だっ……うぶっ!? かひゅぅぅぅっ!!?」
 ビチビチと粋の良いペニスが、マヤの唇の間から顔を出す。
 スクール水着の上からでもペニスのいびつな形が浮かぶ、貫通触手の内臓一本挿し。マヤは身体の中を『ズリ穴』にされたのだ。
「ほらっ、ケツ穴からブチブチ音が聞こえるだろ? お尻のスジが切れてる音だぞ♪ 残念だけど、この歳で垂れ流し人生確定だな♪」
 ずりゅずりゅずりゅずりゅずりゅぅぅぅぅっ!! ぢゅぶぢゅぶぢゅぶぢゅぶぢゅぶぅぅぅぅぅっ!!
 肛門から唇まで。内臓全てを蹂躙する、超絶ストロークと悶絶ピストン。肛門はめくれ、腸が外にはみ出して脱肛し、食道は完全に圧迫されて呼吸を止められる。


268:『ラブリーマヤ』 ◆uC4PiS7dQ6
08/11/21 19:38:46 bGsX5yjN
4
 その代わりに媚薬を塗り擦られた内臓は性感を無理矢理に高められ、マヤは痛みと苦しみでも極上のアクメを感じていた。
「あひゃっ♪ おっ、ひっ、んっ、ひっ、んっ、きも、ひっ、いいっ♪ もっ、マヤ、イッちゃう、よぉっ♪♪」
 マヤは再び白目を向き、楽しそうに身体を痙攣させるだけ。水着は妊婦のように膨れる腹部に堪えれず、所々にピリピリと裂け目が入り始める。
「おうっ、イカせてやる! 胃袋に全部出すからなっ!!」
 蛇の動きが一段と激しく内壁と摩擦。
 マヤホールの中を、盛大に水音を立てて輸送し始める。
 ずぶぶぶぶぶぶぶぶっ!!!
 ぢゅるるるるるるるっ!!!
 そしてフィナーレ。
「イクぞっ! ぜんぶ注ぎ込んでやるっ!! ぐっ……うおおぉぉおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!」

 びゅぐびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐっ!! どくんどくんどくん!! びゅるんびゅるん!! ドクドクドクドクドク……

 ペニスが根元からポンプの様に精液を押し上げ、1リットル以上の長い射精を、小学生の胃袋に残らず吐き出す。
「こんなにっ、おなかにいっぱい、はいらないよぉっ……」
 入り切らない精液は肛門から逆流してボトボトと流れ落ち、口元からも頬に垂れて汚している。
 マヤは数度だけ大きく身震いすると、糸が切れたかのように頭を前に倒して動かなくなった。


「おっ、ついに逝ったか? それじゃあトドメだ、タコ男の仇を取らせてもらうぞっ!」
 
 ―パチンッ!!

 ヘビ男は触手ハンターからペニスを引き抜くと、両手を翳(かざ)して指を鳴らす。
 すると手足を縛っていた触手達は一斉にマヤの身体を空高く、天井スレスレまで放り投げた。
「いくぞ触手ハンター!!」
 頭を下に落下するマヤ。それに合わせて、ヘビ男も柔らかな肉床を蹴り飛ばす。
「これぞ触手四天王の必殺技!」
 空中で肩がぶつかり合い、瞬間にヘビ男はマヤの足首を左右に広げて掴み、必殺技の体制を整えてでいた。
「触手バスタァァァァァァッ!!」
 二人分の体重を掛けられる急降下。数々の人間を葬って来た触手バスターがガッチリ決まる。
 このままマヤはやられてしまう……


 ……かに思われた! だがしかしっ!!

「火事場のクソ力ぁぁぁぁぁっ!!」
 マヤの鼓動は復活し、大きな瞳はパッチリと開かれる。
 触手ハンターラブリーマヤは、命の危機に陥って、初めて本当の力を発揮できるのだ!
「なんだとっ!?」
 ヘビ男の身体を巻き込み、上下を百八十度回転。二人の位置が真逆になる。
 そしてマヤの足は解放され、ヘビ男の足首が本領の力に掴まれて左右に広げてられた。



触手「にょろにょろー!(あーっ、アレは数字の9を6に返すが如くのリベンジバスターだっ!!?)」

マヤ「リベンジ! ラブリーマヤバスタァァァァァァッ!!」

 ―ドゴォォォォォォォォォン!!!

ヘビ男「ぐはぁっ!!?」

マヤ「おならのツッコミなんて、いらないんだからっ!!」

 こうして蛇男を倒したマヤ。次なる敵は触手四天王のバラ男だ!
 頑張れ、ラブリーマヤ!! 負けるな、触手ハンター!!



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