10/03/15 22:50:36 XJ+6oJu6
30分後・・・・
「いやぁ、疲れたー」
汗だくになった深夏が帰ってきた。体からは
「おぉ、30分の旅立ちお疲れ。何してきたの?」
「え?バスケの助っ人だけど?」
「この短時間で助っ人!?」
「あぁ、私がもう相手が取り返せないほど点を取ってきたから!」
「たった30分で!?」
「まぁ、私が取った点数は80ぐらいしかないけどなー」
「何さらっとすごいこと言ってんの!?」
「アシストも入れると100は越えたな!」
「・・・・・それはもう相手はやる気無くすわ」
深夏・・・恐ろしい子・・・・
「そういや、鍵!雑務は終わったのか?」
「あー、あと少し残ってるぞ?すぐ終わるからちょい待ちー」
そういうと、深夏はズイッっと顔を寄せてきた。
「おい、待てよ。あと少しなら一緒にやろうぜ?」
「え・・・?あぁ・・・(やべぇ、なんで俺は深夏から顔をそらしてるんだ・・・ッ?)」
「何やればいい?」
深夏は身を乗り出して俺の机の上を覗いている。シャンプーのにおいと汗のにおいが混ざって艶めかしい感じがした。
「え・・・んじゃぁ、これを・・・」
差し出すときも深夏を見れていない・・・やばい、俺なんでこんな深夏意識しちゃってんの・・・ッ?
「よぅし、ちょっと待ちな!ちゃっちゃと終わらせてやるから!」
「あ・・・あぁ」
俺はいったいどうしてしまったのだろう・・・?