09/03/25 20:59:02 HnAZxgO5
赤くなりながらも俺の言うとおりのポーズを取ってくれている。
形のいい臀部がつきだされる。こうして見ると本当に完璧なボディーペインティングの技術だ。
お尻の部分などは不自然になっても良さそうなのに、水着が喰い込んでるようにしか見えない。
長い髪の毛が綺麗にバラけて、うなじや背中をうまく隠しあるいは露出させ…髪の毛の手入れもしっかりしてるんだな……。
「うん…そう、そのまま………ちょっときついポーズだから、10分くらいずつで休憩取るから……」
無言で瞼を閉じる絵里を俺はスケッチし始める……。しかし、俺も真面目なもんだ。彼女の秘密を知り、今彼女がいるのに、真面目にデッサンするとは。
鉛筆を構えながら絵全体のバランスを取るために絵里を凝視し、観察する。つい息が荒くなりそうなのを我慢しつつ。
あれ……?彼女あんな所にホクロがあるのか………ちょうどボディペイントの塗装の薄くしてある所に、ホクロが見えた。
地肌と水着の境目なんてもんじゃない。彼女の背骨のラインに一つ、小さいホクロだが、はっきり確認できる。俺ってこんな視力良かったのか。
普段はきっと髪の毛で隠れているせいで、誰も気に留める事すら無い位置にある。
これが普通の水着だったら見えはしないのだから描く事は出来ない。もし、出来あがったデッサンを見せた時、このホクロが
描かれてたりすれば、絵里はどんな反応を示すんだろうな……ちょっと試してみたくなった。