【お焚き上げ】投げSS供養スレ【墓場】at EROPARO
【お焚き上げ】投げSS供養スレ【墓場】 - 暇つぶし2ch450:怪盗×夏蜜柑1
11/02/18 21:50:34 +597GoQx
ジャンルスレでこのカプ読みたい的な米あったんで、意気揚々と
バレンタインネタを書いたのはいいけど、時期は過ぎまくってるし
キャラ壊し酷杉。よくよく考えたら需要無いな・・・と思ったので
こちらに投げ。



2月14日。その日は誰もが色めき立つバレンタインデー。
もちろん、写真館の中も例外ではなく、夏海が懸命にチョコを作っていた。
パットに並べられた、綺麗に彩られたチョコレート。
甘いチョコに込めるのは、愛情とほんの少しの………


『SpicyChocorate & Sweet Sweet SEX』


その日、夏海は朝から落ち着きがなかった。時計を見て、窓から外を覗き込み、玄関から外の様子を眺める。士とユウスケがそんな夏海の

様子を見て、士は呆れユウスケはなんとか落ち着かせようとしていた。
それは、自室にいてもそうで、何度も窓を開けて外を見ていた。
海東の姿を確認するために。

大樹さん、最近顔を出しませんけど、今日は来ますよね……?
チョコレート、凄く上手く出来たから、早く渡したいんです。

夏海はまた、時計とドアを交互に見た。
「そんなにそわそわして、誰を待っているのかな?」
「大樹さん!」
昼を過ぎた頃だろうか、夏海が一番声が聞こえ、部屋のドアが開いた。
「やあ、夏海」
笑顔で言う海東に、笑顔で返し歩み寄る夏海。
「お帰りなさい、大樹さん」
この家の人間じゃないのに夏海はいつも『お帰り』と迎えてくれる。
「ただいま、夏海」
それが凄く嬉しい。海東は、細い肩を抱いて軽くキスをした。

451:怪盗×夏蜜柑2
11/02/18 21:56:21 +597GoQx
「え?チョコレート?」
「はい。バレンタインデーですから」
ソファーに座り、夏海が入れてくれた珈琲を飲んでいた時、彼の隣に座り、そう言って少し恥ずかしげにリボンのついた箱を差し出す夏海

。海東はそれを受け取り、極上の笑顔を見せた。
「有難う、夏海。嬉しいな……開けても良い……?」
「はい、どうぞ」
「なんか……開けるの勿体ないな……」
なんて言いながら綺麗に包装されたそれを丁寧に開ける。
色んな形のチョコレートが、綺麗にトッピングされて並んでいた。
「これ、手作りかい?」
「はい」
「凄いね、美味しそう」
いただきます。と、一粒摘んで食べたのは、甘くて蕩けそうな生チョコ。
「どうですか……?」
「うん、美味しい。もしかして、色んな種類の作った?」
「はい」
「本当に凄いね」
また違うチョコを口に運ぶ。そのチョコはさっきのとは違い、ビターで少しスパイシー。
「これは、ブラックペッパー入り?」
「はい」
海東の問いに笑顔を見せる。
「へぇ……凄く美味しいよ」
「よかった。大樹さんがだーい好きだった士くんから貰ってた胡椒入り、ですよ」
「なつみ………」
笑顔のままなのに、棘のある言葉に海東は苦笑した。
「あのさ……士のことはもう……」
「大樹さん、士くんから胡椒貰ってた時、すっ……………ごく!嬉しそうでした」
「いや……それは……士に」
「騙された……なんて、嘘。士くんから貰ったのが嬉しかったんですよね、あれ」
「参ったな……ホントに、勘弁してくれないかな……」
ひょんなことから、以前、士に対して人には言えない想いを抱いていたことを知られてしまった。それからと言うもの、今だにこんな風に

嫌がらせ(?)を受けている。
「大樹さんはぁー、去年まではチョコあげる立場だったんですよねー……」
にっこりと、満面の笑顔を見せる夏海。
「違うから……」
「えっ?士くんから欲しかったんですか?」
「いや……そうじゃないんだけど……」
そんな言葉に頭を抱え込む。

あぁ~~~……なんでこんな話ししなきゃなんないんだぁ!
……いや、でも!!



452:怪盗×夏蜜柑4
11/02/18 22:00:38 +597GoQx
「……でもさ、いつも『気色悪い、死ね』って、突っ返されてたんだよ、僕」
「そうですか。やっぱり、士くんにあげてたんですね。いーつーも」
そんな答えに夏海は余計に口を尖らせた。
しまった、薮蛇だった。と、頭を掻いてもすでに手遅れ。

だけど、そんな可愛いヤキモチが、本当は嬉しかったりする。
ちゃんと、想われてるんだ……って実感できる。
とは言え、機嫌が悪いのはどうにかしないと………

「ね……もう士の事はいいだろ?夏海だけが好きだよ。僕のお宝なんだから」
毛先だけ巻いてある長い髪を撫でて、顔の輪郭を撫でる。しかし。
「そう言えば、私の機嫌がなおると思ったら大間違いです!」
「痛てっ!!」
ぷう、と、頬を膨らました夏海におもいっきり手を抓られてしまった。少し赤くなった手の甲を撫で摩る。
「夏海、僕の事、嫌いになったのかい……?」
海東の言葉にツーンとそっぽを向く夏海。
「本当に好きだよ?なーつーみー!」
ヤキモチだとわかっていても、帰ってきて早々こんなに邪険にされるとちょっと悲しくなる。
そんな不安げな表情をする海東をチラリと見て、夏海はくすくす笑った。
「……嫌いなら、チョコなんかあげません。義理チョコだって、誰にもあげてないんですから……」
「夏海………?」
「ごめんなさい。意地悪しちゃいました」
呆気に取られている海東に、ぺろっと舌を出して悪戯っぽく笑う夏海。安堵して微笑んだ海東は、細い身体を引き寄せて、背中から強く抱
きしめた。
「ああ、もう。びっくりしたよ……」
「でも、少し妬けちゃったのは本当です」
「ん……」
抱きしめたまま苦笑する。
「それに大樹さん、なかなか帰ってきてくれないから……意地悪したくなります」
「ごめんね、夏海。寂しかった?」
こくんと頷き海東の腕をぎゅっと握り締める夏海。そんな姿が可愛いと思った反面、いつも待たせている夏海に申し訳なくなった。
「本当にごめんね。それと、チョコ有難う。凄く嬉しかったよ」
「はい……」
「ね。チョコ、僕にしかあげてないって、本当?」
「本当ですよ」
「本当、凄く嬉しいよ………」
夏海の髪に頬を寄せるとほのかに甘い香りが鼻を擽る。
夏海から発せられる匂い、それが海東の情を大きく揺さ振った。

帰ってきていきなりだなんて、エッチな男だと思われるかもしれないけど。いいよね、久しぶりに逢ったんだから。


453:怪盗×夏蜜柑4
11/02/18 22:05:36 +597GoQx
「あのさ……チョコ、凄く美味しかったけど……こっちの方がもっと美味しそうなんだよね……」
つぅー……っと、豊かな胸のラインを指でなぞる。
「ぁあんっ……!!」
そして耳元にキスをすると、ぴくん、と身体が震え唇から漏れる甘い声。
海東に幾度となく愛される悦びを教えられた身体は、彼に触れられただけで、いとも簡単に火が着いてしまう。
「凄く美味しそう……食べても……良い……?」
情に濡れた熱い声で囁かれると、より一層身体が熱くなる。
恋人から抱かれるのを断る理由なんか何一つない。

それに、意地悪しすぎちゃったから……

夏海は、コクンと頷いた。



「あっ……んっ……はぁ……ん………」
真っ白なシーツの上。一糸纏わずに横たわる夏海の白くしなやかな肌の上を、男の細い指と唇が滑る。甘い香りを放つ肌に唇を落とし強く
吸い付くと、赤い花が咲いた。
「夏海の身体、凄く甘いね……」
「あっ……んっ……!」
柔らかい胸を大きな手でやんわりと揉み、乳首を口に含む。それに吸い付き舌で転がすと、次第にピンと硬くなっていくのがわかる。
濡れた音を立てて唇を離すと、ぷるぷると揺れるピンク色の小さな果実。それは唾液で濡れて、とてつもなく淫靡に映った。
「甘いし……凄く熟れてる……本当に『夏メロン』だね……」
「その……呼び方……や……です」
「じゃ……『夏みかん』……?」
「それも………やです………」
「うん、僕も………」
コツン……と額を重ね、苦笑する。よりによって、士と同じ呼び方なんて。
絶っ……対に嫌だ!
「ちゃんと、名前………呼んで……?」
「ああ……」
夏海。と、呼ぶと嬉しそうに微笑むのが物凄く可愛い。
綺麗な髪を撫でて啄むようなキスを繰り返し、ふとサイドテーブルに視線を運んだ。そこには、夏海がくれたチョコレートの箱が置いてあ
る。何かを思った海東は、その箱を手に取った。
「ね、夏海。知ってるかい……?」
「………えっ………?」
「チョコってさ……媚薬なんだよ……?」
目を細めて微笑んで、チョコを一粒つまみ、「食べたら駄目だよ?」と、夏海にくわえさせた。
「だから……これで、夏海を蕩けさせてあげる」
チョコごと唇を吸い、溶かして甘い唇を舐めあげる。
すると、夏海の唇からくぐもった吐息が漏れた。
「んっ……ふっ……」
海東の温もりで、チョコが溶けて夏海の口の中に広がると、次第に頭がぽぉっとしてくる。それなのに、溶けたチョコを押し込まれて、そ
してまた、舌に絡み付いたチョコを舐め取られて……
まるで、自分も一緒に食べられているような感覚に陥ってしまい、いつも以上に感じているのが自分でもわかった。
「どう……ドキドキしてきた……?」
唇を離す時に、つたう糸まで琥珀色。
夏海は、はぁ……と、熱い息を吐き、コクンと頷いた。


454:怪盗×夏蜜柑5
11/02/18 22:08:08 +597GoQx
唇を離す時に、つたう糸まで琥珀色。
夏海は、はぁ……と、熱い息を吐き、コクンと頷いた。
初めて味わう、チョコレート味の甘いキス。甘い香りに包まれて、なんだか脳まで蕩けてしまいそう。
「だい……き……さ………もう……わたし………」
潤んだ瞳で切なく訴える夏海。
海東は下半身までその指を滑らせて、重なった花びらを指で開く。まだ、直接的な刺激を与えていないのに、夏海のそこはもうすでに蜜が
溢れ、しとどに濡れていた。
「凄いね……もう、濡れてる……」
ぐっしょり濡れたそこに指を滑らせた後、ゆっくりとナカに挿れるとビクンと揺れる細い身体。変わらず狭いそこは、海東の指を離すまい
と強く吸い付いてきた。
「僕の指、離さないよ……欲しい……?夏海」
その指を蠢かせてナカを刺激する。
「あぁんっ……ほしい……の……指じゃ…やなの……だいきさん……」
それじゃ足らないと、海東を求める夏海。
初めて肌を重ねた頃は、まだ全然慣れなくて、恥じらい、何も言えずにされるがままだったのに。
まるで男を知らなかった夏海を自分がここまでさせたのだ。
綺麗な、真っさらな夏海を自分の色に染めさせる。かなり古臭い表現だが、これ以上の悦びはない。

夏海は、僕だけの大事なお宝。
だから、なんでも君の望み通りにしてあげたい。

でも。

今日は、まだ駄目だよ夏海。

海東はその指を抜いて、纏わり付いた蜜を舐めあげた。
「まだ、だーめ」
「やらぁ……いじわるしないで………」
涙目でふるふると首を振り、愛願する様子すら愛らしく感じる。海東は、乱れた髪を撫でて、甘さの残る唇にキスをした。
「いじわるじゃないよ。今日はもっと夏海を悦くさせたいから……代わりに、コレ……挿れてあげる」
かりっ……と半分にして、口移しで食べさせながら、後半分は夏海の中心に添える。
それは、黒胡椒入りのとはまた違う、トリュフチョコレート。
「あっ……やっ……そんなの……だめ……きゃんっ……!」
指をクッ……と押し込めば、うねったそこは、抵抗なくチョコを受け入れてしまう。
「だ……いきさ……」
それとは対照的に、首を振る夏海。
「大丈夫だよ……夏海のナカ、凄く熱いから……全部溶けて来るよ……」
「やっ……そんなぁっ………」
自分のナカにチョコを入れられるなんて凄く恥ずかしい。だけど、それが余計に夏海の情を駆り立てていた。ますます身体が淫らに熱くな
ってきている。
「ほら、溶けてきた……」
とろり……と溢れでてくる琥珀色の蜜。海東はそれを指で掬い、夏海の唇に塗り付ける。
そして、舐め上げ、吸い付き、唇と蜜を充分味わった。
「どう?夏海味のチョコレート……美味しい?」
「わかん……な……い………」
「そう……?僕はすごく甘くて美味しいよ」
夏海の足を自分の肩にかけて、濡れた花びらに口付け甘い蜜を啜りたてる。厭らしい音を立てて舐め回し、ナカにも舌を指し入れた。


455:怪盗×夏蜜柑6
11/02/18 22:13:05 +597GoQx
「やっぱり……凄く甘い」
その上にある、一番敏感な小さい肉粒にも吸い付くと、細い身体は大きく背を反らす。
「きゃあっ!!あっ!!やん!!そこっ!!らめぇ!!」
より高くなる夏海の声を聞きながら、粒を舌で刺激する。そんな強い刺激に反応し、新たに溢れ出てくる蜜も舐め上げる。顔を上げると彼
の唇は蜜塗れになっていた。
「ヤバい……僕も……酔いそ……」
自分の唇についた蜜を舐め取り、綺麗な細い足の間に身体を割り入れる。そして、透明の汁で濡れた自分のそれを夏海にヒタリと添えた。
「挿れるよ……?」
言うなり、ぐちゅりと音を立てて硬いそれを挿入する。途端、夏海は悲鳴のような声を上げてくたりとした。
海東を包む肉壁は、奥へ奥へと誘うように強くうねっている。
「もしかして……イっちゃった……?」
尋ねると、耳まで真っ赤にして頷く夏海。
「らってぇ……だいきさんが……あんなこと……するからぁ……」
「可愛い……凄く、可愛いよ……夏海」
快楽の涙で潤んだ瞳で批難してくる夏海が物凄く愛しい。両手で頬を包みキスをして、ゆっくりと腰を動かした。
「あんっ……!!」
果てたばかりで敏感になっているナカを刺激されて、大きく背中がしなる。
「きゃ……ひぁっ……はぁん!!」
あまりに刺激が強すぎて、小さな悲鳴が上がる。
でも、止めたくない。止めて欲しくない。
「だぃ……き……さぁん……」
蕩けそうな表情で、自分の名前を呼ぶ夏海を愛おしく感じながら腰を押し付ける。
奥を突かれるたび夏海は、離れたくないとばかりにぎゅうぎゅうに締め付けた。
「あ、すごっ………も……イきそ………」
「わ……わたし……も……」
海東と一緒に、夏海も再び達しそうになっていた。海東は、とどめとばかりに更に激しく突き立てる。
「なっ……つ……み……っ!」
「あ、あんっ……!!あああっ!!」
高い嬌声が聞こえると同時に、奥まで突き立てるとそのまま動きを止めた。

どくっ……どくんっ……

夏海のナカで精を全部吐き出して、はあぁ……と、熱い息を吐く。
だけど、まだ全然足りない。もっと夏海が欲しい。
証拠に、夏海のナカで果てたのに、海東のそれはいまだ硬度を保ったままだった。
「まだ………いい……?」
「はい……」
このまま続けても良いのだけれど、海東は腰を引いてズルリと抜いた。一緒に溢れ出す白い欲。
「あんっ!!やあん……やめないで……もっとぉ……」
「違うよ、やめないから」
切ない声を出し、いやいやする夏海に宥めるようにキスをして、その身体を起こす。
今度は自分が寝そべり、夏海を腰の辺りで跨がせた。
「ほら……今度は夏海が挿れてごらん」
「はぃ…………」
いつもなら自分からなんて恥ずかしいと戸惑うのに、気持ちが高ぶっているからか、海東の言葉に素直に従う夏海。
逞しいそれを手に取り、自分の入口に添えてゆっくりと腰を落とした。
「あっ……んぁあっ……」
太いそれが夏海のナカを支配していく。白濁と愛液が潤滑油になり、難無く根本まで受け入れる事ができた。
はぁ……と、悩ましい吐息を漏らし海東を見つめる夏海。
「だいきさぁん…………これで………いぃ……ですか……?」
「うん。よく出来たね」
と、海東が優しく頭を撫でると、嬉しそうに微笑んだ。
「良いコには、御褒美」
そう言うと海東は、細い腰に手を添えて、下からズンズン突き上げた。
「きゃ……!ふぁっ……あっ……あんっ……」
突き上げと同じリズムで細い身体が跳ねて淫らに喘ぐ。その甘い声を聞きながら、夏海の痴態と膣内を堪能した。
「凄っ……いい眺め……」
上から眺めるのと下から見上げるのでは、また全然趣が違う。


456:怪盗×夏蜜柑7
11/02/18 22:14:53 +597GoQx
夏海を犯しているそれが、興奮でますます硬度が増していく。腰を振りながら、揺れる胸から腰までのラインを撫でると、「あんっ」と、

また愛らしい声が漏れた。
すると、また新しい欲も生まれてくる。
もっと、可愛い夏海が見たい。
「ね、夏海……夏海も、自分で……気持ちよくなるように動いてみてよ」
海東の言葉にこくんと頷き、ゆっくりと動きはじめる。拙い腰の動きだが、それでも海東を駆り立てるのには充分だった。
「ぁん……ふぁ……んぅうっ……」
自分のナカにある海東を感じながら、くぐもった吐息を漏らす夏海。腰を揺らすにつれて、次第に気持ち悦さが強くなってくる。もっと快

楽を得たくて、腰の動きは次第に大胆になっていった。
「んっ……そ……じょうず……」
その動きに合わせて海東が腰を突き上げてくる。すると、奥のほうまで貫かれて背中を反らした。その反動で、ぷるんと揺れる白い胸。
「きゃあぁんっ!だぃ……き……だいきさぁん!!あっ……あんっ!すごいのっ!もっと……もっとぉ!」
そんな夏海を熱い息を吐きながら眺める海東。彼もいつも以上に高ぶっていた。
あの夏海が自分の上で、甘い声を上げ淫らに腰を揺らしているのだ。もっと欲しいと愛願しながら。
これが興奮しない訳がない。
「夏海……なつみっ……!!」
目の前で、大きく揺れる豊かな胸を揉みしだき、乳首を親指で弄りながら、下から激しく突きまくる。
「ひぁあんっ!!だいきさんっ!!あ、あぁん!」
あっ、あっ、と、突き上げるタイミングと同じく上がる甲高い声。
もっと……もっと甘い声を聞きたい。夏海をもっと乱したい。
「きゃあっ!!」
海東はいきなり繋がったまま夏海の腰に腕を回して抱え上げる。対面座位になり、夏海の奥の方まで侵入した。
「ひぁっ……あっ……あんっ……やんっ……おくにあたるぅっ!!」
海東の首に細い腕を絡め、海東の膝の上で腰をくねらせる夏海。いつもの可憐な姿からは想像できないような、快楽を追い掛けることしか

頭にないと思わせるような卑猥で浅ましい姿。それがまた、海東を夢中にさせた。
「いやらしいね、……可愛いよ、夏海。もっと、いやらしくなって」
そう言い、そばにあるチョコに手を伸ばし、また一つ摘む。そして、それをくわえて夏海の口元に運んだ。
「なつみ……あーん」
夏海は、海東の言うままに口からチョコを受け取る。そのまま噛もうとすると、海東がそれを止めた。
「あ、噛まないで……それ、僕にも食べさせて………」
「はい………」
言われた通りに海東にチョコを口移す夏海。それを受け取り、そしてまた夏海に口移す。
トロリと溶け厭らしく舌に絡まりながら、何度も互いの口を行き来する、甘いチョコレート。
その時、唇から漏れた琥珀色がポタポタと、揺れる乳房に落ちた。
「チョココーティングされた夏メロン、美味しそう」
溶けきったチョコを飲み込み、突き上げながらチョコが付いた胸を撫で回す。そして、胸を持ち上げ、背中を屈めて舐め上げしゃぶりつい

た。
「ふぁあっ……あっ……やぁん……むね……やらぁ……!」
「やっぱり美味しぃ……」
夏海の快感に媚びた甘い声。唾液とチョコが混ざったそれで、ベタベタになった胸。充満する甘くて淫靡な香り。そして、最高に淫猥な夏

海。

ヤバい、これ、堪らない!!

457:怪盗×夏蜜柑8
11/02/18 22:16:21 +597GoQx
「ぁ……あっ……んっ……だい……き……さん……らめ……らめっ……!また……イくっ……イっちゃうのっ!!」
チョコに塗れた胸を海東に擦り付けながら、限界を訴える夏海。
「だい……き、さんの……ほしいの……!!はやく……あついのっ……あ、あんっ……」
「ああ、一緒にイこう!!」
強く夏海を抱きしめて、絶頂に向かい夏海を貫く。
「きゃっ!」
激しくガクガク揺さ振られて、夏海は小さく悲鳴を上げて、縋るようにしがみついた。
「あっ!あぁん!らめ!!らめぇ!!ひぁっ………きゃぁぁあっ!!」
夏海は悲鳴を上げて絶頂を迎える。そのきつい締め付けに、海東も再び夏海のナカで熱い欲を吐き出した。
「だい……き……さ……」
ドクドクと波打ち、注がれる白濁を受け止めながら、快楽のあまり繋がったまま意識を失った夏海。海東は力をなくした身体を優しく抱き

留めた。





そろそろ薄暗くなった頃、夏海の部屋のベッドの中、上半身を起こした海東の傍で夏海が眠っている。
チョコレートのおかげで夏海と甘いけど激しい一時を過ごすことができた。だけど、あれだけじゃまだ足らなくて、意識を取り戻した夏海

を幾度となく求めてしまった。
「流石に、やり過ぎたな……」
快楽と疲労に襲われて、深い眠りについてしまった夏海。激しい行為に乱れてしまった髪を手で梳いて掬い上げる。
すると、さらさらと海東の手から落ちていく黒い絹糸。
「可愛いな……本当に……」
何度も髪を弄びながら呟いて、ベッドの隅に置いていた箱を取り、まだ残っていた最後の一粒を口に運ぶ。
「ん……美味し……」
残っていたのは黒胡椒のアクセントが効いた、ビターチョコレート。色んな種類のチョコがあったが、これが一番美味しかった。
「本当に有難う、夏海」
そっと、額に口付ける。
その肌にいまだに残るチョコの甘い香り。それが鼻について、先までの行為を思い出した。
今日味わった夏海はいつもよりずっと甘くて美味しかった。まるで、口に入れると溶けてしまいそうな生チョコみたいに。

そうだな……チョコと違って夏海は、甘いほうが良い。

ほろ苦くてスパイシーなチョコレートと、蕩けそうなほど甘い夏海。そして、甘くて激しいセックス。
それはまるで本当の媚薬のようで、一度嵌まったら逃げられそうにない。
だけど、「それもいいかな……」なんて、海東は一人呟いた。

458:怪盗×夏蜜柑(おまけ)
11/02/18 22:17:37 +597GoQx
最初のセックスが終わった頃の、夏海の部屋の外では。


「あいつ……やったら甘ったらしいセックスしてんのな」
「夏海ちゃん……スゲー色っぽいのな………」
半ば呆れている士と、半ばにやけているユウスケ。
「でもさ、×××にチョコとか…………」
「マニアックだな」
「な!」
「あーいう、セックスに興味なさ気な顔してる奴ほどマニアックだったりするんだよな。だいたいわかる」
「そんなもんか?ま、士は間違いなくドSだよな?絶対」
「俺の話しはどうでも良いんだよ!」
ユウスケと士がそんな話しをしている時に、いきなりドアが開いた。
「なーにーを、話しているのかな?君達は」
「か…かかかっ……海東!!」
「よぉ」
当の海東が現れ慌てふためくユウスケと、ヌケヌケと手を挙げてみせる士。さっきから正反対で可笑しい。
「覗き見なんて、かなり悪趣味だね?寂しいねえ……チョコも貰えない奴は」
冷ややかな目で二人を見る海東。
「夏みかんのすっげー声が聞こえてきたから、ナニやってんのか気になっただけだ」
「ふーん………」
「てか、夏みかんの×××にチョコ挿れるとかマニアックだなお前」
「余計なお世話だよ」
「美味かったみたいだな、夏みかん味チョコレート」
にやにやしながらそう言う士。
「それは勿論。すっごく美味しかったよ。チョコも夏海もね」
海東はにっこりと、満面の笑みで答えると、チッ……と、士が舌打ちした。

その程度の冷やかしで、慌てたりなんかしないよ。僕は。

「あぁ、君達。僕達のセックスをおかずにするくらいなら許してあげるけど」
笑顔が消えて、二人を冷たく見据える。
「夏海に手をだしたら命はないからね」
低い声でそう言うと、バタンとドアを閉じた。
「怖っ……」
「馬鹿か、男付きの女なんか興味ねぇんだよ」
小さく呟くユウスケと、ふんっ……と、鼻で笑い言う士。やはり正反対。
そういえば……と、ユウスケが手を叩いた。
「海東って、あれだよな。前は士に纏わり付いてたよな……?」
「あぁ……ったく、鬱陶しかった」
「あ!もしかして士、海東から構ってもらえなくて寂しいんじゃないのか?」
「んなワケあるか!!気持ち悪い事言ってんじゃねーよ!!」
げしっ!!とユウスケの尻をおもいっきり蹴った。
「痛てっ!!痛ぇって!!」
何故かムキになって何度もユウスケを蹴る士。

一体何にムキになっているのやら……?

459:怪盗×夏蜜柑
11/02/18 22:22:02 +597GoQx
これでお終い。カウント間違えてすみません。
しかし、チョコレート渡してえちーするだけの話がどうしてこんなに長くなったのやら・・・
よし、おまいら成仏しろよ!なむなむ

460:名無しさん@ピンキー
11/02/19 21:37:52.30 aqmAp7KL
ナイス投げ!

461:名無しさん@ピンキー
11/02/20 15:06:06.96 hcdrkRDD
投げ乙


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