ハヤテのごとく!のエロパロ 24冊目at EROPARO
ハヤテのごとく!のエロパロ 24冊目 - 暇つぶし2ch206:名無しさん@ピンキー
08/09/21 09:08:30 zEHaQ2LQ
「性教育…ですか?」
 いきなりのマリアさんの依頼に、僕は思わずきき返せざるを得なかった。性教育というと
あれですか、〔男の子と女の子の体のヒミツ〕やら〔性はエッチなことではない〕等の比
較的教育的な本を思い浮かべるのですが、それですか?
「ええ、そうですよ。ハヤテ君にナギの性教育を頼みたいのです。承諾していただければ
 特別手当も支給できますよ♥」
 特別手当て。それはとても魅力的だけど、仕事の内容が判然としていて二つ返事で引き
うけるわけにはいかないなぁ。
「できればもう少し詳しく説明してもらえませんか?」
 僕がおずおずと言うと、エプロンドレスを纏った女性はニコリと微笑み、軽くうなずいた。
「はぁ…」
 思わず溜め息がこぼれた。自分の隣の枕をチラリと見、今日もそこにいない少女-主の
ことを想い思案する。
「幼いとはいえ、ナギももう立派な女性ですのに…こんなことで良いのでしょうか…はぁ」
 はやくも本日二度目の溜め息を吐き出し、カーテンを通して緑色に輝く朝日をぼんやり
見つめていると バンッ と勢いよくドアが開いた。
「おぉ、マリア!今日もいい天気だな! いやぁ爽快爽快。」
 早起きはいいことだワハハと華やぎ髪を梳かすナギを眇め、マリアは安堵とも不安とも
つかぬ心の揺れに苛まれる。本当にこのままで良いのか。生理がきて、恋愛にも性にも興
味が芽生えているであろう少女を使用人と、それも男と夜を共にさせて良いのだろうか。
その使用人はナギ自身の懇意で雇っている者であり、彼女は彼に告白されたと思っている。
ナギの思考回路からすると、将来を共にする男なのだから同衾くらい当たり前なのだろう。
が、そうは問屋が卸さない。もし半端な知識で事にでも及んだら…
「ん?どうした。何を小難しい顔をしてるんだ? ささ、朝食だぞ!はやく食堂に行こう!」
 パァっと笑いかけるナギをみると依然色気よりも食い気が勝っているようだが、それが
いつ反転するともわからない。悪く考えれば、男-ハヤテが襲わないとも限らないのだ。
もちろん彼のことは信頼しているのだが、人間の理性とは存外脆い。無防備なナギの姿を
みればついムラムラきてしまったとしてもおかしくない。ならば先手を打つしかない。す
なわち性の正しい知識を備えさせるのだ。正確な認識をもてばそうそう安易な行為にはう
つらないだろう。(口にはできませんが、これはハヤテ君自身の教育でもあるんですよね)
 つまりそういうことだ。



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