狂乱家族日記でエロパロ 弐さつめat EROPARO
狂乱家族日記でエロパロ 弐さつめ - 暇つぶし2ch390:夫婦いちゃいちゃえろなし【2/2】
08/11/22 20:13:14 GFx34AZE
「凶華…」
 ネコミミにも一切触れず、吐息のみが凶華を愛撫する。
「愛してます」
 自ら求めた言葉の筈なのに甘い凶器となって凶華を蹂躙していく。
「凰火、…もぅ」
 顔を真っ赤に染め上げて、心なしか荒く息を吐く凶華が凰火を見上げると
眼鏡の奥の瞳が見つめてくる。そのままもう一度。
「凶華、愛してます」
 じっと見詰められながら愛の言葉を囁かれ、凶華の背筋にぞくぞくとした快感
が走り抜ける。
「凰火……」
 それで最後かと潤んだ瞳で夫を見詰め、そろそろキスでも降ってくるかと
瞳を閉じたが見当違い。再び「愛してる」の猛攻撃が凶華を襲う。
「あ、もう、いいから」
 先ほどから同じように凶華の身体に一切触れず、ただただ囁き続ける。
 目の前で悶え苦しむ凶華の姿を楽しむように、いとおしむ様に何度も何度も。
「愛してますよ、凶華」
「もう、だめ、やめろ……」
 じりじり焼かれるような責め苦に凶華が耐えられなくなり思わず凰火に抱きついた。
 触れてしまえば最後、それを合図かのように凰火は囁くのをやめ、凶華の淡く色づいた唇に
自分のそれを重ねた。
「ふ、ぅ…ん、おう…か」
 短いキスを終えると、再び二人は見つめあった。
 甘ったるくなってしまった空気の中、凰火の瞳が意地悪そうに笑んでいる。
「自分から求めておいてやめろだなんて、我侭ですね凶華は…」
「そ、そんなにたくさんは欲しがってな…ぁ!」
 それに、と続けながら凰火はそろりと慣れた手つきできぐるみの中に手を這わせる。
「僕が全然触れてないのにこんなにして…」
 くちゅ、と音を立てながら凶華の秘部を軽く撫でた凰火はネコミミを甘噛みしながら
囁きこむ。
「いやらしい奥さんですね」
「な!もう!馬鹿ぁ!触るな馬鹿貴様が変なことするからだろうが!いいから責任取れ!」
 羞恥心を振り払おうとするかのように凰火の腕の中でじたばた暴れる凶華。
「責任とは…?」
 そんな凶華の腕を掴むと先ほどと同じように引き寄せ、吐息の触れる距離で問う。
 凶華は視線を逸らしながらも、頬を真っ赤に染めて、
「はやく貴様の部屋へ連れて行け」
「はいはい」
 意地悪そうな笑みはそのまま。しかしその奥に嬉しそうな笑みを見え隠れさせながら、凶華の華奢な
身体を軽々持ち上げ、夫はそのまま自室へと消えていった。




***

10巻の凶華の寝言(愛してる愛してるいうな)は実際にあったからこそ
見た夢なのではないかと妄想



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