狂乱家族日記でエロパロ 弐さつめat EROPARO
狂乱家族日記でエロパロ 弐さつめ - 暇つぶし2ch289:名無しさん@ピンキー
08/10/27 20:56:46 GxYbyZ6b
純情3と4は是非全文読んだ方が良いと思います。
が、番外その4とかに載せられるんだろうか?いいのかコレ?というエロス。
俺は毎晩読んでから寝てるけどね!(へんたい)


純情4:自我の消滅及び凰火に手を出した事で凶華の我慢が限界に達する。
空骨町・服飾店「不思議の国」全面協力のもとタイマンコスプレ勝負(宴)の開始。
ヴァネッサはリアルドール凶華ちゃんボディ憑依し、この勝負に勝ったら
肉体と凰火(副賞)をモノに出来るとの申し出から勝負を受ける。
勝負方法は制限時間内に凰火を引き寄せられた方が勝ち(性的な意味で)
ヴァネッサのボンテージ女王様に屈服寸前までイッてしまう凰火だが
裸エプロンで失敗した凶華が月香の必死の努力によって導いた「凰火の父性愛」を
「ばぶばぶ赤ちゃんコスプレ」にてジャストミート。完全勝利する。
なお、全部家族の目前で行われたのでいろいろ大切なものを落っことした。
ヴァネッサは約束を守らず、逃げ出す。

夫婦愛ポイント☆
凰火「それだけ自信があるのですか。自分の女としての魅力に。その自信はどこから来るんですか凶華。
つるぺったんの幼児体型なのに。」
凶華「凰火はサドだーっ!」
「こいつは凶華様が健気にパンチラしてもまるで気づかず新聞読むような性欲ゼロの役立たずだぞ!」

ということで神の光臨を期待します。

290:名無しさん@ピンキー
08/10/27 21:12:49 FbmsZKyQ
肉体言語の時は妄想挿絵描いた俺でも、あれはちょっとやばすぎて描けないよ…!

291:名無しさん@ピンキー
08/10/27 22:06:04 TZDlvRmK
ヴァ4そんなにやばいのかww
某所で引くとか気持ち悪いとか見て不安になってきた
DVD売ってる店に行く暇がなくてまだ読めんorz
くそ、ネット通販にしとけばよかった

292:名無しさん@ピンキー
08/10/27 22:07:31 TZDlvRmK
sageれてない…!
ごめんなさい、ごめんなさい

293:名無しさん@ピンキー
08/10/27 23:41:36 GxYbyZ6b
>>286
ものすごい癒されました!ムキになった凰火カワエエ

>>290
予想していたものの80度上を打たれた・・・セカンドインパクトでした

>>291
これ、俺が適当につまんであらすじってるからね?
気分悪くしたらごめんよ・・・
まとめて1-9で読みたかった。夫婦愛がテーマだろうけど
原作未読で4からDVD買った人はビックリするだろうな
アニメとイメージ違いすぎて。

294:奥様身篭り中〔1/6〕
08/10/28 00:30:40 ua2XNL1D
だらだら書いていたら今更妊娠中のネタが出来てしまいました
空気読んでなくてすみません


「凰火ぁ?」
 ガチャっと音を立てて開かれた部屋の扉。
 隙間から覗くのは華奢な体の割りに大きなお腹を抱えたネコミミ少女。
 しかし次の瞬間、彼女の瞳が戦慄に見開かれる。

「な、な、な、この変態がァーーーーーーーーーーー!!!!!」

 部屋の中には見慣れた夫の姿。
 布団の上に胡坐をかいた彼の見慣れていないところといえば、片手で雑誌を開き、もう片方の手は、

 自分の息子を握り締めていた。

「変態とはご挨拶ですね!妻が可愛く夫の部屋を訪ねてきたように装ってますが、きちんと僕がかけて
おいた鍵をさりげなく壊してドアを空けたのはどこの誰ですか!!」
「貴様が鍵をかけるのが悪いのだろうが!なんだその拒絶は!なごやか家族作戦への反抗か?!」
「こちらにだってプライベートがあるのです!現にあなたはその行為によって見たくもないものを目にして
いるじゃないですか!!」
 自分の息子を握り締めたまま妻と口論する凰火の姿は間抜け極まりないが、仕舞うタイミングを逃して
しまったので仕方ない。凶華が部屋に入り扉を閉めたのだけが救いだ。他の家族には見られるわけには
いかない。
「プライベートって何だ!」
 大きなお腹を重そうにしながら凶華は凰火に近づく。
「妻であり神である凶華様にも隠すようなプライベートって何だ!」
「今まさにあなたが目にしているこの…!」
 殺気に包まれた妻が眼前に迫ってきて凰火はやっと気づいた。
 瞳に涙を浮かべている。
「…凰火は、なぜ凶華様という愛らしく美しく完璧な妻がいながら、こーいう雑誌のいやらしくってボンキュ
ボンな女の子を見て変態みたいにハァハァ言いながら一人寂しく自分を慰めているのだ!」
「なぜって……」
 色々と突っ込みたいところはあったが、要約するとなんだか可愛いことを言っているようなので、雑誌を
投げ捨て凰火は凶華の頭を撫でた。
「身重の奥さんに自分の欲求をぶつける様な事はできないからですよ」
 凶華は大人しく頭を撫でられながらも、ぶぅーっと口を尖らせ凰火が投げ捨てた雑誌に手を伸ばす。
 明らかに苛々した顔で雑誌のページをめくっていく。めくってもめくっても巨乳の女性。巨乳と言うか爆乳?
牛か?牛の乳か?と新しい女性がお目見えするたび凶華の眉間にどんどん皺が寄っていく。
「そうか。それで凰火はこーいうので抜くわけだ。凶華様みたいな胸もない、腹も出てる、どうせちびのこん
な身体には本当は興味がないわけだ」
 その成人向け雑誌が余程気に障ったのか、怒るどころかいじけ始めた。それもまさかプライドの塊の凶華
が口にするはずもないような自虐。凰火としては殴られたり切りつけられたり潰されたりしないので痛くなく
て良いのだが、何故だかその分罪悪感が沸いてくる。
「何を言っているんですか!お腹が大きいのは僕たちの愛の結晶じゃないですか!」
 凶華の言葉の中に聞き捨てならないものが混ざっていたので思わず叫んだが、言ってて恥ずかしくなった
のか凰火は顔を朱に染め視線を逸らした。
「それに」
 凰火の言葉に目を丸くして硬直してしまった妻に手を伸ばす。
「ここも少し大きくなったでしょう?」


295:奥様身篭り中〔2/6〕
08/10/28 00:31:08 ua2XNL1D
 ほんの少し、身籠もる前に比べれば少しだけ膨らんだ胸に手をやる。
「ぁ、や…っ」
 ほのかに柔らかさを感じられるそこを、凰火は優しく揉んだ。
「こら、馬鹿。触るな!貴様なんぞその雑誌の女の胸を一人空しく妄想でもして何もない空中をふにふに揉
んでいるところを優歌にでも目撃されて変な目で見られるがいい!」
 急に襲ってきた刺激に凶華は耐えられず身を捩る。決して嫌な訳ではなかったが、幾分不意打ちであった
たために恥ずかしくなって凰火の手を跳ね除けた。
「凰火!そこに座れ!」
 凶華は睨み付けるように凰火を見るとパソコン机の前に置いてあるイスを指差した。
「な、何故いきなり」
「いいから座れ!」
 言うことを聞かないと更にうるさくなりそうなので凰火は間抜けにもそそくさとズボンを上げながら凶華が指
差したイスに腰掛ける。頭の上にはてなマークを飛ばしながら待っていると、凶華が凰火に近づき。
「!」
 今上げたばかりのズボンを手早く下ろすと、未だ元気なままの凰火の性器を口に含んだ。
「ちょっと、凶華!やめなさい!」
 予想外の行動に凰火は焦って凶華を引き剥がそうとするが凶華は小さな口をいっぱいにあけておいしそう
に、まるで好きな食べ物を頬張るかのように凰火のそれを咥える。
「…うるはい、すこしらまれ!」
 凶華の身体に負担をかけたくないからこういった行為を避けた。たしかにこうして貰うだけならそんなに負担
を掛けるわけではないが、これをされて、凶華の身体に触れない自信などなかった。だから、
「凶華、離しなさい。こんなことしなくてもいいのですよ」
 子どもを宥めるような声が凶華の頭の上から降らせる。
 しかし、妻にこんなことをされて、それで尚落ち着き払ったその態度が凶華に怒りを沸かせる。
「凶華様は!」
 口に含んでいたものを開放し、凶華は凰火の瞳を見上げて怒鳴る。
「煙草も!」
 凰火が一瞬圧倒されるような勢いで凶華は叫ぶ。
「酒も我慢しているのに!」
 お腹の子に毒だから。あの凶華が煙草も酒も我慢している。それだけ大事なのだ。お腹の子どもが。凰火と
の間にできた子どもが。
 気づけば怒っているだけかと思った目の前の妻は、再び瞳に涙を浮かべ、切ない表情を凰火に向けていた。
「凰火も我慢しろと言うのか……?」
 ぽろりと零れ落ちた涙を隠すように凶華は俯いた。
「凶華……」
 凰火は凶華の頬をてのひらで包み、上向け視線を合わせる。
 涙で潤んだ薄緑色の瞳に心をちくりと刺された気がしながらそのまま凶華を抱き上げ、口付けた。
「ん、…ふっ」
 軽く舌を絡めただけで離れる。凶華の口内に妙な味がしたのは、先程咥えられた自分のものから出ていた
先走りかもしれないという恐ろしい事実を考えないようにして、凰火は凶華に優しく微笑み掛ける。
「すみません、僕は自分の都合だけ考えていたようです」
 あなたも欲求が溜まってたんですね、と耳元で囁きながら抱きしめる。


296:奥様身篭り中〔3/6〕
08/10/28 00:32:14 ua2XNL1D
「……ばかめがねめ」
 凰火の胸に頬を摺り寄せ、腕を回してぎゅうっと抱きつこうとするが、大きなお腹が邪魔する。その分を補うよ
うにか凶華は凰火の唇に自分のそれを押し付けた。
「はぅ…ん…ぷ…はぁッ……んぅ…っ」
 今度は深く、お互い負けじと求める。凶華の舌が凰火を攻めると、今度は仕返しに蹂躙される。息をするのも
ままならず口端からは飲み込み切れなかった唾液が垂れる。夢中になりながら、凶華はこっそり手を滑らす。
凰火の服を掴んでいたそれは撫でるように身体をなぞり、露出した性器へ。凶華とのキスで更にそそりたつそれ
に指を這わせる。
「あ…」
 凰火が反応するも凶華はキスをやめない。さぼるなと言わんばかりに唇を押し付けながら、下の手はゆるゆる
と凰火を扱き始める。それではこちらもと凰火は凶華の薄い寝巻きの上から胸を揉む。先程のように優しくではなく、
凶華が気持ち良く感じるほどの力をこめて。布の上からも立っているのが分かってしまう突起も転がす。
「ひぁ…ん…、ぁ、だめ、…は…、ぅん、や」
 敏感な突起を弄られ、耐えられなくなった凶華は凰火から唇を離した。そして逃れるように膝から降りると、そ
のまま先程したようにもう一度凰火の剛直を口に含んだ。
「凶華?」
 始めは手で扱きながら裏筋に添って舌を這わせて、ひとしきり舐めると凶華の口には随分と大きなそれを頬張
った。
「ん……は……む、ぅん……」
 凶華は上下に激しく頭を動かし、凰火の性器を愛撫する。生暖かい口腔内に包まれ、扱かれ、凰火は理性を
手放していく。まるで凶華の中に突き入れて入るような感覚に陥り、勝手に動く腰がそれ以上激しくならないよう
に必死で耐える。
「凶華、…とても、いいです…よ…」
 ちらりと凰火の方を向いた凶華は、その顔に快楽の色を見ると嬉しそうに顔をほころばせる。そして追い込むよ
うに思い切り吸いながら凰火のそれを攻め立てる。
「…きょ、う…か…っ」
 襲ってくる波に逆らわず凰火は欲望を開放した。当然凶華の口の中に白濁がぶちまけられる。
 凶華は必死で飲み干そうとするが、受けとめ切れなかった液体が口の周りに飛び散る。頬に、唇に、顎に、白
い液体はとろりと凶華の肌を這い、ぽたぽた落ちる。
「凶華、そんなもの飲まないでください」
 精を吐き出してすっきり理性が戻ってきた凰火は焦って凶華の口元を拭った。しかし凶華は凰火のその手を捕
まえると見せ付けるように白濁を舐め取った。
「お腹に子どもが居るんだから、しっかり精力つけんとな!」
 間違ってる、何か間違ってると思って凰火が固まっていると無邪気に笑う凶華に指をちゅっと吸われる。
 その感触に少しぞくぞくしながらも、気になるのはもひっそりとぞもぞ動く凶華の足。
「凶華?」
 凰火は椅子から降りるなり身重である凶華を軽々と抱き上げ、布団の上に横たえる。
「おうか…?」
 何だ何だと凰火を不思議そうな目で見る凶華の両足首を掴み、すっと左右に広げた。
「凶華、ちょっと見せなさい」
「うわ!何する凰火!…ぁッ!」
 妊婦用のワンピース(凶華の身体に合う小さなものなど見つからないので対策局によるオーダーメイド)を着てい
た凶華の足をそんな風にすれば、見えるのは勿論すぐに下着。薄いその布が湿っているのなど、明かりがしっかり
ついている室内ではすぐに確認できてしまう。
「いい!いいから!見るな!」


297:奥様身篭り中〔4/6〕
08/10/28 00:33:21 ua2XNL1D
 子どもまで作ってしまった仲だというのに、明るい室内でそんなところを凝視されればどうしようもない羞恥心が
凶華を襲う。しかし凰火はやめる気配など見せず、意地悪そうな笑みを向けるだけ。
「よくないでしょう?僕を我慢してたのでしょう?」
「ひ、いやぁ、触るなぁ…ッ」
 焦らすように、下着の上から秘裂をぬるぬるとなぞる。久しぶりの凰火の指に、凶華はそれだけでも強い快感を
感じる。
「凶華も、口でして欲しいですか?」
 わざと耳元で囁くと、恥ずかしそうにネコミミがぴくぴく震える。その反応が楽しくて、凰火はついでにネコミミを
甘噛みした。
「にゃ、ぁあ、…すきに、するがいい!」
 秘部から迫る刺激に比べれば些細ではあるが、熱い吐息と共に感じる凰火の歯や舌の感触は凶華の脳を蕩け
させるには充分すぎて、欲情した夫にはあまり言わないほうがいい言葉がつい出てしまった。
「そうですか、ではそうしますね」
 嬉しそうに笑う凰火の顔をぎゅっと目をつぶった凶華は見れず、ただこの快楽の海にに堕ちかけている身体の熱
をはやく沈めて欲しいと願うだけ。それなのに凰火は下着を取り払おうともせず、そのまま、そこに口付けた。
「やぁ…ッ!おーかぁ!そんな、きたない…!」
「汚いんですか?お風呂から出たばかりに見えましたが、下着取り替えてないんですか?」
「かえた!…ッッ、このばかぁ…!」
 凰火の頭を蹴ろうと動く足をいとも簡単に押さえる。当然凶華は面白くないが、下着越しのままなのに凰火がそ
こをじゅうぅぅッと吸い上げる感触に意識を持っていかれる。
「いやだぁ…ッ、きたない…やめ…」
「僕も久々の奥さんの蜜は、たっぷり吸いたいので」
「なら直接吸えばいい!」
 実は恥ずかしいことを言っているのに全く気づかず、凶華はただ荒く息を吐く。下着越しに吸われるのなぞ、実際
はたいした刺激でもないのに、直接されるのよりも恥ずかしくて、沸き出る愛液の量がただ増すばかり。
 凶華の下着がどんどんぐしょぐしょに濡れていくのに凰火は悦楽を感じながらそこに指を這わせる。そして布地に
阻まれたまま、凶華の膣内に指を差し入れた。
「ふぇ…ッ!?」
 邪魔物があるため、当然奥には進めないが、少しだけ指先が潜る。そのままくちゅくちゅ指を動かすと、可愛らしい
嬌声の中に抗議の声が混ざる。
「この、馬鹿者!…ひぅ…ッ、いい加減、…ぬ、…脱がせ…ッあ!」
「ほら、これ取っちゃうともっと激しくしてしまって、そうすると、おなかの子に迷惑かなと」
「訳わかんないこというな!もう既に迷惑だ!取ったところで変わらん!!」
 余程じれったいのか、凶華のセリフに本気を感じた凰火は、漸く下着に手をかけた。凶華の肌にべっとりくっついた
それは銀色の糸を引きながら離れる。その光景に満足そうな笑みを見せた凰火を見咎めると、凶華は思い切り両足
をじたばたさせ蹴りを入れた。
「なぁああ!貴様いま凶華様の何見て笑った!この馬鹿、馬鹿眼鏡、変態眼鏡、眼鏡超人!」
 どうも大きなおなかが邪魔して凶華からは秘部が見えないらしい。それはそれで面白いとくすくす笑う凰火に更に
腹を立てた凶華は更に容赦なくぽかすか蹴る。今度は甘んじて受けとめながら凰火は水分をたっぷり吸って重くなっ
た凶華の下着にちゅっと口付けた。
「変態眼鏡で結構です」
「うわ、わぁあ、本当に変態だ…!最低だ!情操教育上最低だ!それでも貴様父親か!」
「大丈夫です。見えてません、見えてません」
 思った以上にぐっしょりの下着と、そんなものに口付ける夫とで、もう信じられないくらいの恥ずかしくて凶華の脳が
ちりちり焼かれる感覚に陥る。回路が焼き切れそうだ。
「ほらほらそんなに興奮すると身体に毒ですよ」
 大きなお腹を緩く撫でながら凰火は囁く。
「誰のせいだ誰の!だから凶華様はいいと言ったのに」
「何がいいですか。こんなにぐしょぐしょにして。触って欲しいのでしょう?」
 くちゅり、と今度は直接凰火指が凶華の中に入り込む。



298:奥様身篭り中〔5/6〕
08/10/28 00:34:04 ua2XNL1D
「ひぁんッ」
 甘く甲高い声に気を良くし、凰火は更に指を増やし、凶華の中をゆるゆると行き来させた。
 にゅち、ぬちゅ、くちゅ、と軽く音を立てていたそこは、凰火の指が通るたびに際限がないかのように愛液を沸き出さ
せ、次第に耳に障るくらいにぐちゅ、ぐじゅ、じゅぶ、と大きな水音を立てる。
「あ、あぅ…ん、ん…、ひ、ぁッ、おー…かぁ……」
「凶華、気持ちいいですか?」
「う、ん……ぁ、いぃ…ッ…」
 見えないところでするいやらしい水音に、凰火の布団を汚してしまっているな、などと比較的どうでもいい、柄にない
ことを何故か頭の中に巡らせる凶華に、奇妙な感覚が襲った。
「やぁ…ッ!な、な…?」
 尻尾を凰火に掴まれているのは分かる。実は意外と敏感な尻尾の先に刺激を感じる。しかしそれより他にもっと、強
い刺激。
「…どんな感じですか?気持ちいいですか?」
 見えない。見えないけれど察した。尻尾の先でちろちろと、凰火の指が挿入されてる少し上で赤く熟れた肉芽を撫で
られている。
「あ…ッ、な…か、へん…!ひぅ…やぁ、どっちも、…」
「どっちも気持ちいい、ですか?」
 膣内を陵辱する指はそのまま。尻尾の先のふさふさした毛が肉芽を撫で続ける。どちらも強く快感を得る性感帯。
「あッ…あ…ッぁあだめ…ぇ…ッや…やぁあッ!」
 凰火の問いにはもう答えられず、渦巻く快楽の波を振り払いたくてただ首を振り、瞳からは涙をこぼし、口端からは
涎が垂れる。大きなお腹に似合わない淫らな行為。耳を突く甘い嬌声。その声をもっと聞きたくて、自分の手で狂わせ
てしまいたい歪んだ独占欲に駆られるまま、凰火は激しく指を動かした。ぴっ、ぽたっ、と愛液が飛び散り、布団を、凰
火の手を、凰火の服を汚して凶華は乱れる。
 そんな妻の姿に凰火もまた息を荒げ、なめらかな太腿に吸い寄せられるように口付け、その柔らかな内腿に吸い付い
た瞬間。
「んぅッ!」
 凶華は果てた。
 くたりと弛緩した身体を投げ出し、はぁ、はぁと息を吐く。
 凰火がずるりと指を抜く感触がして、凶華の背筋をぞくぞくと何かが駆け抜けた。
「大丈夫ですか?」
「はぁ…はぁ…、どの口がそんなこと聞くのだ。やりすぎだ馬鹿者が」
 うつろな目で見てくる凶華の髪を優しく梳くと、凰火はその辺に転がっていたティッシュ箱を引っ張りよせ、数枚抜いて
べたべたに汚れた凶華の足やらその隙間やらを拭う。
「なんだもう終わりか?貴様のその無駄に元気なのは使わんのか?」
「これ以上負担かけられないでしょうに。心配しなくても勝手に処理しますから」
 少し困った様子で笑みながら凶華を清めていく凰火に、ぽーっとしていたはずの妻の表情がだんだん強張っていく。
「またアレを使うのか」
 先程までの甘ったるい色とは違う、低く、全く可愛げのない声。
「アレ…とは?」
 そんな声にも物怖じせず、わかっている癖に飄々と聞き返す凰火。凶華の怒りはじりじり溜まっていくだけ。
「判れこの単細胞!ミドリムシかケイソウか?!アメーバ程動き回る能力もない微生物め!さっきのアレだ、いやらしい
エロ本を使って貴様はまた抜くのかと聞いているのだ!」
「まぁ、そうですね」
 あれだけ怒らせたのにまだ使うかこの眼鏡は。
 他にオカズもないしなぁ、と宙を見上げる凰火の顔面を激痛が襲う。
「そこで寝て待ってろ!」
 怒りのまま凰火の顔面に拳を食らわせ、見事ノックアウトさせた凶華は、乱れた着衣をさっと整えると凰火の部屋から
去って行った。
「あれだけ元気ならとりあえず心配はいらないですね」
 ぼそっと呟いた凰火はぱたりと倒れた。


299:奥様身篭り中〔6/6〕
08/10/28 00:35:20 ua2XNL1D
 ばたばたばたと足音が聞こえ、壊れんばかりの勢いで再び扉が開かれる。
 お願いだからそう何度も家を壊してくれるなと思いながら凰火が目をやると、蝶つがいがひとつぶらぶらしていた。
 はぁ、とため息を吐きながら元凶の方に目をやる。
「凶華、もう少し静かに…」
 ばさッ、っと凰火の元に数枚の紙が投げつけられた。
「貴様はこれでも使うがいい!他の物を使ったらその右手、二度と使えなくしてやる!」
 覚えとけ!とザコ敵キャラの決め台詞としか思えない言葉を吐いて、またばたばたと凶華は消えて行った。
 凰火の手元に落ちた紙といえば。
「……これ、使ったら変態みたいじゃないですか」
 凶華のコスプレ写真だった。ナース、巫女、女子高生、スクール水着、小学生?
 いつ撮ったのか全くもって謎に包まれた謎の写真が数枚。
「はぁ……」
 大きくため息をつき、写真をちらりと見る。手を伸ばし、引っ込め。手を伸ばし…数回繰り返してからどうやら一枚
選び出し、……その後はまぁ、そういう訳だ。



 後日、気を利かせた千花が凰火の部屋に掃除に入り、写真を発見したりして。
「あらあら凰火さんも、意外とマニアックなことするのねぇ」
 にやにやしながら妻にコスプレさせるのが父親の趣味、と間違った情報をインプットして帰っていた。



300:名無しさん@ピンキー
08/10/28 04:15:42 S1t55I2r
どれだ!!どれを使ったんだ凰火!!
それはともかくGJ!!
なんだなぁ、もう、凶華様かわいいなぁ。

301:名無しさん@ピンキー
08/10/28 04:17:13 x7uj0ucp
出産後は獣の如く交わってください

302:名無しさん@ピンキー
08/10/28 06:20:45 QsLHWTUd
やさしいドSって何ていうんだ?いいねいいね

303:名無しさん@ピンキー
08/10/28 14:30:31 Pehif+lz
>>299
GJ!凶華様可愛いよー
このスレの流れでいくと凰火は多分小がk(ry

ヴァ読みたいよorz

304:名無しさん@ピンキー
08/10/29 21:22:39 jtI7p+VH
>>293
気分悪くせんよ!
むしろあらすじありがとう

ヴァ4本当に酷いなwww
凰火は凶華のこと女として見てないのか?
9までにはなんとか救済頼みますよヒヒヒ先生
しかし赤ちゃん凶華様に萌えてしまった俺orz

305:名無しさん@ピンキー
08/10/29 22:17:08 VVO+Lzsl
>>304
愛しているのは絶対だし
妻一途は確定
ただし性的対象外っぽい
バネッサや千花には欲情しているのに。
ヒヒヒが好きな体と精神は別理論を展開しているので戸惑いつつ次回が楽しみ…
なぁにヒヒヒがやらないならここでラブ妊娠させまくれば良いだけさ。

306:名無しさん@ピンキー
08/10/31 08:43:54 /7UGRe3z
皆オラに凰凶をわけてくれ!!
久々にSな凰火さんが見たいなぁとか言ってみたり

絵でも描いたら投下しにきます

307:名無しさん@ピンキー
08/10/31 19:49:38 /7UGRe3z
できますた
URLリンク(mh5.mp7.jp)
えろくないけど職人様の動力源にでもなってくれたらと描いたがこんなんじゃ書けるもんも書けん気がするが…
一応ピryにもうpしときましたー

308:名無しさん@ピンキー
08/10/31 20:46:15 n9li4qpM
ピryで先に拝見ww
らぶらぶだね!萌えるよ!3冊目衣装かわいいよな
つかシマパンGJ…凰凶分補給完了

309:名無しさん@ピンキー
08/11/01 07:38:42 IHjT2vq/
ピ(略でふたつ見たけどどっちも萌えすぎる・・・GJGJGJ
ヒヒヒ先生も発狂するほどえろくできるなら
凰火の愛情を抱きしめる以上で表現してもらいたい。

310:名無しさん@ピンキー
08/11/01 22:15:31 IHjT2vq/
ドSむつかしいなあ(謎)

同時進行していたら長くなってきたので
閑話休題思いついた短小ネタ。



「次の問題はですね、この円すいの面積を・・・」
「円すいってなあに?お父さん」
「えーと」
リビングを見つめる凰火。
「・・・アレです」

出るべき所が出ていなくて、出るはずが無いところが出ている妻を指さす。

「凰火、貴様が不幸になるのは体質だし勝手だとは思うが
生まれる前から親の居ない運命という寂しさをこいつに与えるのは・・・
重罪だと思わんか?」

今日も乱崎家はいつものしあわせかぞくでした(棒読み)

311:名無しさん@ピンキー
08/11/02 16:14:05 brfVFuBd
ヒヒヒの本気を本編にも…ねぇ

>>310
凶華様円すいwwww

伍さつめP98の一行目、非常に破廉恥ですお父様。この破廉恥奉行が!



破廉恥奉行は俺でした

312:名無しさん@ピンキー
08/11/03 00:13:28 s+gxy+Iu
>>310
しあわせ家族だなぁ…w
円すいww

>>310
そういう風に取ったのは俺だけじゃなかったか!
よかった。なんか安心した

313:お手柔らかに、死神さん【1/3】
08/11/03 01:58:15 3uafQ2U7
超常現象対策局専属病院。
局員やその家族に開放された福利厚生施設。
不本意な健康診断を終えその場を離れようとした死神三番は
ぽつんと一人で待合ロビーに座る知人を発見した。
元・恋人の乱崎凰火である。

「あれ、凰火さん」

久しぶりだし、しばしの歓談でも、と思い凰火の座るソファへ近寄る。
凰火も気がついたのか、軽く立ち上がって会釈する。

「あ・・・死神さん。め、珍しいですね、こんな所でお会いするなんて。何かお怪我でも?」

「私は局恒例の定期健康診断ですよぅ。別に怪我も病気もありませんけどぉ、討伐任務の際にドラゴンの返り血とか
チュパカブラの脳髄の一部とか浴びまくっているので怖いからきちんと検査しろってお父さんがうるさいんですぅ」

「相変わらずですね、ある意味安心しました」

「それこそ凰火さん、今日はどうして病院などに。ご病気なんですかぁ?」

「いえいえ、いたって元気ですよ。今日は只の付き添いです」

「付き添い?誰のですかぁ?」

たちまち凰火が あ、しまった。という表情になる

その表情に既視感を感じる死神。
これは何か自分に聞かれたく無い事を隠している顔だ。

「凰火さん・・・?何か良くない事でもあったのですか」

「いえ、決してそういう訳では無いです。今日はその・・・妻の診察で」

「あの核廃棄物を食べても平気そうなネコミミがどうしたんですぅ?」

「おうかー」

ぶんぶん、と手を振って診察室から出てきたネコミミ小学生。
妻イコール乱崎凶華様その人である。

「待たせたな!待っている間ぬぼーっと間抜け眼鏡面を晒していなかったか?
・・・まさかナースのパンスト姿に抱いてはいけない感情を発生させていたの
ではあるまいな?いやぁん、欲求不満なら良いのにぃ♥」

「凶華、予約はしてませんがついでなので次は精神科の診察を受けましょうか」

なんだ、やっぱり一緒か。ちぇ。

べしべしべしべしと外来用スリッパ百烈拳を凰火に炸裂し終わり、
凶華が心底残念そうにして立っている死神にやっと気がついた

314:お手柔らかに、死神さん【2/3】
08/11/03 02:01:07 3uafQ2U7
「げ、死神。凰火に何をしているのだ。ていうか何故ここにいる」

「それはこっちのセリフですぅ・・・ん?」

「実は・・・その、こ、こういう訳、でして」

そっと寄り添って来る妻の腹部を指さす凰火。
どうみてもその小学生的体型に違和感のある部分が目立つ。

おなかぽんぽん。たぬきさん。なのである。

「・・・食べすぎか何かですか。人外の能力は底なしですねぇ・・・」

「そんなギャグマンガのような考察が通じるか大たわけが。どう見ても
凶華様のお腹に愛の結晶が宿っておるのだと一目見ればわかるだろう?
貴様の豆電球のような目にはこの幸せが見えないのかなぁ?」

生意気な態度でふっふーん♪と無い胸の変わりに突き出た腹をさらに突き出して威張る。

そういえば、ここは・・・『産婦人科』待合ロビー。
女だらけのこのロビーにひとりで座っていたので、広い病院のなか「地味眼鏡」で
くくられそうな凰火でも男性の存在は目立っていて見つけたのだった。

「愛・・・結晶・・・?ま、まさか 凰火さん そんな あの つまり何ですか。
 このネコミミのお腹は別に地球外生物に寄生されたとかではなくて、あ、赤ちゃんが。
 そしてその原因になるような事を。あなたが」

「・・・全面的に肯定します」

般若の面の下から覗く顔面が赤くなったり青くなったり白くなったりして

どさあッ

顔面から突っ伏すように倒れこんだ。

「し・・・知紅!?どうしましたか・・・ってうわぁぁぁっ!?意識が無くなってるッ!?」」

なんだこのカオス。妊娠?凶華が?
確かに凰火は凶華の事を愛していると。大切な妻とは言っていた。
自分がその想いに負けてしまったことも、彼が冗談を言うような人間で無い事も
良く分かっている。だけど、しかし、彼は常識人でもあったはずだ。
常識があるなら小学生低学年とにゃんにゃんなどしないだろうし
愛した男性が泥棒猫の大きいお腹をささえて幸せそうに微笑む姿・・・
そんなフラレ人生にプラスされる神様のいたずらがあるなどと考える事も
無かったので、不意にやってきたその万が一を目のあたりにした死神は
核弾頭が脳髄に直撃したレベルの衝撃を受けていた。

「ほっとけ、凰火。それよりもな。こういうのは時が癒してくれるのに任せる事しか
出来ないものだ・・・フッ、恋の敗者とは悲惨なものだな・・・それよりもな。わかったぞ」

「?」

「じゃーん」

一枚の写真を取り出す。超音波の写真らしいが、ちゃんと立体的に胎児が写っている。
ご丁寧にカラー写真だった。

315:お手柔らかに、死神さん【3/3】
08/11/03 02:03:47 3uafQ2U7
「ほぼ間違いなく男らしいぞ?我らが第7子殿は」

「え?もう分かるんですか。どれどれ・・・ああ、こんなに写るものなのですね」

「凰火、貴様似になるのだろうな。髪は赤色のようだし」

「男の子は母親に似ていたほうが幸せになれると言うんですけれどね」
「不幸体質の子供は確実に不幸体質だろうな」

「怖い事言わないでください。・・・それに僕と凶華の子供なんですから。
きっと強い子になりますよ」

「少しぐらいの不幸ならば我らがフッ飛ばしてやろう。だから安心するがいいぞ?息子よ」
凰火の横にちょこんと腰掛け、そのお腹を撫でる。そんな妻に手を重ねて、命の動きを感じる凰火。

「しかし男の子でほっとしました。凶華に似た女の子だったらまた僕の頭痛の原因が増えー」

音速の速さで凰火の腹部に凶華の肘鉄が入った。
そんないちゃつく幸せ夫婦の声は、もう知紅には聞こえていない。

「・・・く、ふふ、フフフフフッフフフフふふっふくくくふふふくふくくぅ」

暫く地面を這い蹲っていた死神が、急に笑い出した。
正気には聞こえなくて、ものすごく怖い笑いだ。
その恐ろしげな雰囲気にに夫婦はずさっと引く。
ゆらぁ、と立ち上がるとゆっくりと向かってくる。

「私ぃ、決めました。」

「き 決めたって何を?」

「凰火さんにはふられちゃいましたけどぉ、そこに、もうひとり凰火さんが
いるって事だと思えばいいんですよねぇ・・・」
死神の後ろから紫っぽいオーラが噴出す。

「だから、私の想いを受け止めるのを引き継いでもらえばいいと思うんですぅ」

「待ちなさい知紅この子が成人したときはあなた50近くですよ!?」

「愛に年齢は関係ありませんよねぇ?私が教育してあげますぅ!」

凰火さんの遺伝子を、真っ白な状態で、
今ならだれのものでも無い-ええネコミミの遺伝子など排除して私が理想の男性に
仕上げてあげます。そうと決まれば最初が肝心・・・!

「そのマリモヨーカンのような腹掻っ捌いてでも私のモノにしますぅ
さあさあさあ今すぐそれすぐ寄越すですぅー!!!!」

死神の西洋刀が凶華に向けられる。 ひゅんひゅんひゅん。

「うおぅっ!?ま、待て話し合おう・・・胎児と恋愛とか早すぎるから!」

「いけません、凶華、逃げましょう!今の知紅には日本語が通じませんから!」

「逃がしませんよぅ・・・!待ってくださいねぇ、未来のマイダーリぃん!!
今、死神ちゃんがご挨拶してあげますからぁあああああああぁあああ!!!」

阿鼻叫喚に包まれる病院。
死神と人外妊婦と駄目眼鏡の通った後は、もはや野戦病院といった有様。
知紅が正気に返るまでに行動部隊及び特殊装甲車の出動を要したのは言うまでも無い。

316:名無しさん@ピンキー
08/11/03 02:05:55 3uafQ2U7
いつものえろなしあほ話でした。失礼。
何故だかわからないけれど千花さんよりも死神さんを
ヨゴレにしたくなってしまうのです・・・。

>>311
>>312
突っ込んで欲しいですか? ですね分かります。

317:名無しさん@ピンキー
08/11/03 02:17:25 T5I3EtAj
>>315
その発想は無かったわ知紅さん(笑)。

いやしかし、凶華様は孕みがデフォというのが定着してきたのはいい傾向だ。今時、
・成人
・婚姻関係あり
なんていうまっとうな関係での孕ませものは貴重ですからな。


318:名無しさん@ピンキー
08/11/03 18:01:46 lgwvJCIA
>>315
死神さんの発想KOEEEEEEww

今ネタ練ってます
ちょっとバルトロ関係ぽいというかなんというか…どうせメルティえふんえふんくらいにぬるくなりそうですがwwww


ガチエロ凰凶はまだかいハニー

319:名無しさん@ピンキー
08/11/03 18:47:42 3uafQ2U7
>>317
>>318
アニメばっかり見ていると私のようになりますよー?

ガチエロはゆっくりまっていてね!!夢を心に集めていれば
きっとまた神様がやってくるはず・・・
ドSにしようと思ったのにぬるいエロでへんたいになってキター

お詫びに凰火さんのAAをどうぞ
お待ちいただけてる間につくりました、10秒で

 _, ,_
□-□
 Д 

320:名無しさん@ピンキー
08/11/04 00:19:18 0z5iNzeg

小ネタ。とってもウブな凶華様。保健体育の知識なんて一切ございません。ありがちすぎ
るネタですから既出かもしれませんが。

「ハァハァ、うっ!ふぅ……」
 目の前にハレンチな格好の女性の写真集を置いた凰火は、一人黙々と作業に励み、今一
仕事終えた。
「しかし、何というか……。改めて考えると恥ずかしいことですね」
 我が身を顧みて苦笑する凰火。
 元々凰火はつい先頃まで独り身であり、たまった性欲はこのように自己処理していた。
それが急に家族を持つことになったため発散する機会がなかなか見つからず、家人が全て
出払っているうちにこっそりとせざるを得なくなっていた。しかし仮にとはいえ妻と子供
のある人間が自慰などとはあまりにも恥ずかしい。
「さて、と」
 気を取り直して、ティッシュにしっかり包んだ自分の種子をほかのゴミに隠れるように
捨てようとしたところ、
「凰火!!どこにいる!!ここか?!」
 バンッ、とドアを押し開けて凰火の妻である凶華が入ってきた。
「きょ、きょ、きょ、凶華?!ど、どうしたんですか?!」
 買い物に出かけたはずの妻が急に帰ってきて狼狽する夫。しかも下半身裸の情けない状
態だ。だが、男性の本能からか、気付かれないほど素早く先程の本をベッドの下に投げ込
むことには成功する。
「どうもこうもない。お前の財布を持って行ったらクレジットカードの番号が分からんの
でな、急いで戻ってきたところだ」
 今日に限って、凶華は凰火の財布を持って行ったようだ。いや、これも財源を強引に奪
うことで凰火を縛ろうとする彼女の一貫した行動の一部なのかもしれないが……。
「ん、なんだその格好は?」
 凶華が凰火の下半身に気付く。
「い、いや、その、これはですね?」
 しどろもどろに言い訳をしようとする凰火。それを不思議そうな眼で見ながら凶華は、
「お前は寝室で用をたすのか?」
 と、トンチンカンなことを口にした。
「は?」





321:名無しさん@ピンキー
08/11/04 00:20:04 0z5iNzeg
「普通にトイレを使えばいいものを……、早くも締まりが悪くなったんだろうか?幻滅だ
な」
 憐れむような、蔑むような眼差しを向けてくる凶華。ここで凰火はやっと気付く。
(凶華は……、男に関する性的な知識が全くない?)
 彼女はペニスを小用のための器官としか知らないようだ。それゆえ今の凰火を見て、「小
便が垂れたのをティッシュで拭き取っている」と判断したらしい。
(ならごまかせるかも)
 凰火は頭をフル回転させる。ごまかすと言っても、小便垂らしなどと思われたままでは
情けない。もっと、マシな言い訳を考えることにした。
「い、いやお漏らしをしたんではありません。実はですね、昔、任務中に怪我をしまして
ね。このへんに膿が溜まるんですよ。それで、偶に膿を搾り出さないと腫れが大きくなっ
てしまって」
「ん、そうなのか?」
 疑問に思ったのか、凰火の右手のティッシュを奪い取り、中身を確認する凶華。
「ふむ……、この悪臭に粘り気。たしかに膿のようだな」
 精液というものを知らないため、納得したらしい。
(た、助かった……)
 これで、妻が性知識を学ぶまで(と、いうか20歳でここまで無知なのは問題があると思
うが)、自分は軽蔑されることはないだろうとほっとする凰火。
 だがしかし、
「んんん、まだ腫れが退いてないな」
 凶華は凰火のまだ屹立したままの性器を見て言った。
「え、ええっと、まあ、だいたい膿は出し切ったと思いますよ?多分。もう心配ご無用で
す」
「馬鹿を言うなメガネ。これだけ腫れているのが大丈夫なわけないだろう。どれ、ちと手
伝ってやろう」
 少し怒ったような真面目な目をして凶華が反論した。凶華はなんだかんだで夫の身を案
ずる性質だ。初めて知った夫の古傷に対し、過剰な心配をしているようだ。そして、自分
もティッシュを何枚が手に取り、凰火の性器を包んだ。
「きょ、凶華!いいです!やめてください!!」
「遠慮するな。搾り出すのはこんな感じか?」
 凶華の小さな指先が凰火の茎を掴み、上下する。凰火自身の太い指先とは違った、優し
い刺激が凰火の全身を襲う。
「う、ううう?!」
「ん、痛むのか?もっと優しくしてやろう」
 凰火のうめき声を誤解した凶華は力を抜き、軽くつまむ程度の力でさわさわと手コキを
続けた。


322:名無しさん@ピンキー
08/11/04 00:20:40 0z5iNzeg
(ううう、これは認めたくはないですが、気持ちがいいものですね)
 幼女(20歳だが)に性的奉仕をさせるなんて首でも吊りたくなるところだが、これは本
当に気持ちいい。凰火は目を閉じてしばしうっとりと穏やかな快感に浸っていた。
「うーん、なかなか膿が出ないぞ」
 凶華が困った顔をする。一度射精している精巣はなかなか次を送りだそうとしない。さ
らに、刺激が弱めなのでなおさらだ。
「こ、困りましたね。これではいつまでたっても終わらない」
「だな。どうする?」
 おそらく、家人の中で優歌以外は今何をやっているか理解できるだろう。このまま延々
と終わらないまま家族が帰ってきてしまうとどう思われるか分からない。
「凶華、そのあの、別に痛みが強いわけではないのでさっきくらいの強さでやってみてく
ださい」
「ん、そうか」
 凶華が少し手に力をこめ、動く速度も上げた。コシコシコシコシコシコシとするうちに、
凰火の一物にさらに力が入る。
「ありゃ、凰火。腫れが大きくなったのではないか?」
 心配そうに凰火の顔を見る凶華。憂い顔の美幼女、それを間近で見つめた凰火の胸中に
これまでにない感覚が沸き立つ。これまで妻ではありながら子供と思ってきた凶華。そん
な彼女に対し夫婦愛とか純愛とかとはまた別の愛が込み上がり、全身の血が一気に温度を
上げたようになった。そしてその血が股間の肉棒をさらにさらに真っ赤に膨れ上がらせる。
(い、今僕は凶華に「欲情」してる?!)
 こんな幼女をどうこうしようとしたことはこれまで一切無い。だが、これは雄の悲しい
ところで、一度性の対象と思ってしまったら、モノを擦られるたびに次から次へと危ない
妄想が浮かび上がる。子作り、妊娠、和姦、強姦、輪姦、獣姦、コスプレ、逆レイプ、S
M。これまで様々な成人女性を使って行ってきた多くの妄想が、凶華に置き換わって脳内
を埋め尽くす。
「いや、これは溜まった膿が迫り出してきたんですから大丈夫です」
「そうか、なら順調なのだな」
 凰火が新たについた嘘に納得して微笑む凶華。そんな無垢な妻を見て凰火は下劣な自分
を蔑むが、それでも妄想は止まらない。むしろ、背徳的な感覚が快感を強めているようだ。
「う、うう、も、もう……」
 限界寸前に凰火は『もう出ます』と言おうとした。が、余りの心地よさに口が思うよう
に動かない。言葉が一瞬途切れてしまう。そこを誤解した凶華。
「だ、大丈夫か?!」



323:名無しさん@ピンキー
08/11/04 00:21:13 0z5iNzeg
 状況が悪化したのかと思い、手を除けて顔を近づけ性器を覗き込もうとする。そこに、

『バシュ!!!』

「きゃっ!」
 迸った精液が直撃する。いつになく可愛らしい悲鳴を上げる凶華。
「すすすすす、すいません凶華!!」
 顔射などというアブノーマルな行為をしてしまったことに動揺する凰火。だが凶華の方
はすぐに何が起こったのか理解(誤解だが)し、
「むー、どうもタイミング悪く膿が出たな」
 可愛い顔と青い髪とに精液をこびりつかせて渋い顔をしているが、ただの偶然なので怒
った様子はない。とっさに顔に触れたせいで、顔と右手の間に精液の糸が垂れている。
「口にも入ったぞ。さすがに嫌な味だ」
 そんなことを言いながら、さらに涎と精の混じった液を口から垂らす。そして、涎が垂
れているのに気付いたため、それ以上垂らすまいと口に少し残った精液ごとゴクンと飲み
込んだ。
 顔射され顔いっぱいを汚している精液と戯れているような幼女、そんな非合法の幼児ポ
ルノにしかないような光景に、再び凰火の物がいきり立ちそうになる。が、幸か不幸か2
度の射精で疲れ果て、急激に萎んだままだ。
「ふぅ、随分と手間どらせおったが終わったな」
「ええ、ありがとう凶華。そ、それでですね、このことは家族には内緒にしてもらえませ
んか?膿が出るだけで身体的には問題ないわけですし、この程度の怪我で家族に心配かけ
るわけにもいきませんから」
「うーん、まあ、そうだな。また機会があったら手伝ってやるから気軽に声を掛けろ」
 再びうまく丸めこもうとする凰火に、凶華は顔を拭きながら答えた。


 数日後。再び凰火一人だけしかいない乱崎家。凰火は再び寝室で自家発電をしようと準
備を始めた。しかし、今回は秘蔵の怪しい本は使わない。
「あの、その、これは異常行動ではありませんよ?えーっと、あくまで成人女性ですし、
それに僕は妄想と現実の区別のつく分別のある大人ですし、なにもやましいところはあり
ません」
 自分で自分に言い訳をする凰火。右手で自分の息子を掴む彼の前には、ある時偶然写真
に撮った妻の全裸写真があった。


今回は以上です。


324:名無しさん@ピンキー
08/11/04 15:34:20 QbZMEG2B
>>323
超GJ。
顔射大好きな俺にはたまらん
勢い余って授業中に落書きした。反省はしていない
URLリンク(mh5.mp7.jp)

325:名無しさん@ピンキー
08/11/04 22:45:30 R5OXrn56
凶華様はは確かに可愛いけど、タバコ吸ってるし多分ヤニ臭いだろうなぁ

326:名無しさん@ピンキー
08/11/04 23:30:34 aiGjs7Ly
♪真っ黒な肺から吐き出した声で 『愛してる』と言って♪

327:名無しさん@ピンキー
08/11/05 00:06:43 m4iovI/V
合法ロリのキャラが喫煙したり、アルコール摂取したりするのは

・ギャップ萌え狙い
・成人である事の強調(だから性的に扱ってもOK的な意味で)

の二つのメリットがある。……と思ったり。

328:名無しさん@ピンキー
08/11/05 00:13:22 E5pEx55O
シガレットチョコならさらに萌える

329:嫁に食わすナス【1/5】
08/11/05 00:46:45 tNU2KmLH
「凰火ー、凶華様は腹が減った。腹が減った。腹が減ったぞー。
 夕餉はまだかーっ!!」

「はいはい、出来ましたよ。しかし配膳だけでも手伝うとか主婦の義務を
果たそうとか思わないんですかね」

ぼやく凰火を無視して、すばやく本日のメニューをチェックする。
本日の乱崎家の食卓は焼きナス、揚げナス、茄子と蓮根のはさみ揚げ、などなど
食卓はナスのフルコースといった様だった。

「なんだ、ナス料理ばっかりではないか。」

「あー、その、今が旬で安かったんですよ。ほら、いろいろ作ってみましたから」

「ナスナスナスって、凶華様はナス村の住人では無いぞ。こんな精進料理みたいなもん食えるか。
今日の凶華様は肉の気分だ!ハンバーグがいい、今から作れ」

かちん。たちまち凰火の表情が固まっていく。

「…では貴方は食べなくて結構ですから。」

そして凶華の前からさっと皿を遠ざけた。

「あう。た 食べたくないなどとは言っていないぞ?凶華様から食事を奪うなぁ!」

「駄目です。いつもいつもやれ味が薄いだの何だかんだ我が侭を言っていますよね。
せっかく作っている僕の気持ちも無視して。いい加減にしなさい。少しは反省してください」

「なぜ凶華様が反省する必要がある?凰火、我が家の食卓が貧しいのは貴様が眼鏡で
没個性なうえレパートリーも少ない遣り繰り下手ないせいだろうが!?ピエールの爪の
カスでも煎じて飲めば少しは貴様のパラメーターも向上するんじゃないのか?」

「あなたのような何もしようとしないひとに言われたくありませんね・・・!」

たちまち楽しいディナーは罵詈雑言討論大会へ発展する。

「もういい、そんな小姑臭い奴の作ったものなんか要らないっ。ふん。凰火の馬ーっ鹿!」

あかんべーをして食卓を後にする。
家族にとっては慣れきった低レベルの夫婦喧嘩であるはずなのだが。
なぜか優歌ががはらはらしている。その顔色は青い。

「あ、あのね、おかあさん…」

何か伝えようとしている優歌を、凰火の手が静止する。

「食べないなら食べないでいいのです。アレは放っておきなさい、気にする事無いですよ優歌」

「でも・・・」

「・・・?ふん」

そのふたりの態度に何か違和感を感じたがむかつきMAXモードに入った凶華はそれ以上追求せず
ひとり部屋に戻っていった。


330:嫁に食わすナス【2/5】
08/11/05 00:47:19 tNU2KmLH
深夜。

かちゃり・・・

皆が寝静まった頃を見計らって、一つの影が冷蔵庫に向かう。

「全くこの凶華様にひもじい思いをさせおってあの腐れ眼鏡め・・・あったあった」

几帳面な凰火の事だ、凶華の食べなかった分はしっかり残してあるだろう。
想像通りきちんとラップに包んでしまってあった。

「ふふふ、まずは揚げ茄子とビールを・・・♪」

ひょい。

今まさに掴もうとした皿が天空かなたへ移動する。
いつの間にか気配も無く背後に立っていた凰火により、哀れ凶華の夕食強奪潜入
ミッションは完全失敗した。

「な、なにをする」

「失礼。何かガサガサと動き回っているのでゴキブリと間違えました」

言葉に刺がある。

「こそこそと這いずる前に、言う事は無いんですか?」

「ふん。別に凶華様は悪くない」

無言で、さらに天井高く上げられる。

「よー こー せー くー わー せー ろ-」

ぴょんぴょんと皿を奪おうとするが、全然届かない。

「気分だけで献立に文句をつけた事、謝りなさい」

「だから何なのだ!?貴様そんなくだらない事でこの究極神こと凶華様から
懺悔の言葉を賜りたいと?そのような行動原理は生憎持ち合わせて居ないっ」

「そうですか。謝るつもりは無い、と」

埒の明かない料理争奪戦のなか、急に
ぐきゅぅうううううぅううう と いう音が鳴り響いた。
凶華の顔がみるみるうちに真っ赤になっていく。

「・・・食べさせてあげましょうか?」

「あげましょうかとは何だ!あげましょうかとは!
 きょ、凶華様をこんな目に遭わせておいて・・・貴様と言う奴はッ・・・!」

恥ずかしさと、ひとを小ばかにしたような夫の態度に、怒り心頭となった
凶華が拳を向ける・・・が腹ぺこの為全然力がでない。
あっさりとかわされて、逆に引き寄せられてしまう。

凰火が屈み、瞳と瞳が、吐息が触れる距離まで近づく。
しかしそこで見つめる夫に表情は無かった。

331:嫁に食わすナス【3/5】
08/11/05 00:47:59 tNU2KmLH
凰火の両手が凶華の肩を掴み、直後、その体を強く後ろに押し付ける。
冷蔵庫と凰火に挟まれてしまい、身動きが取れない。

「むぐっ・・・!?」

いきなり顎を上向きにされ唇を奪う。
凰火らしからぬ、乱暴で、情欲的に攻めてくるキス。
下唇をキュッと噛まれ、少しだけ開いた凶華の咥内を
こじ開けるように凰火の舌が勢い良く進入してきた。

「や、やめっ・・・んふぅ… ふぅっ…うぁんっ…!にぎら…な…」

しぶとく逃げようとするが、今度は尻尾の根元をぎゅうと握られて力が抜けてしまう。
何がどうなっているのか、展開がわからなくて、あまりの事に言葉が出ない。

凶華の抵抗が弱くなったのを見計らって、さわさわと下半身を撫でていき、するっと指を
滑り込ませるとその秘密の丘を守る下着の紐を一気に解く。

「ひっ!?」

「ただしこちらのお口に、です、けれど・・・」

凰火の指が凶華の小さな割れ目を開き、そこに何か
ひんやりとしたものが押し当てられた。
それは--------茄子だった。

「え、や、やめっ、嫌ぁあああああああああああああ・・・!」

凰火以外の異物が、膣内をじゅぶじゅぶと蹂躪していく。
ろくに愛撫もされていない状態では苦痛でしかなかった。

「いた・・・い・・・やめて・・・嫌だぁ・・・こんな・・・のっ・・・ない・・・」

「おや?食べたかったんでしょう?コレが。まだ足りませんか?
本当にどうしようもなく我が侭ですね貴女は」

すこし調理方法を替えてみましょうか、とつぶやくと妻の小さな突起を
生み出された潤滑液を絡め親指で擦りはじめた。もちろん挿入は止めない。
単調な動きから、角度を変えてみたり、ネコミミを
はむはむしてみたりいろんないたずらを加える。
すると最初は痛がっていただけの凶華の声に甘さが加わってきた。

「よほどお腹がすいてたんでしょうね・・・こんなに野菜を欲しがるなんて・・・
えっちな奥さんだ・・・」

「ひゃぁん、あぅう・・・あんっ・・・嫌ぁ・・」

羞恥心がピークに達し、ぽろぽろと涙がこぼれる。
凰火の言うとおり、野菜ですごく感じてる。自分はどうなっているのか。
悔しいけれど、内腿を流れる蜜が悦楽を味わっている事実を伝えていた。

「そろそろ・・・ごちそうさま、しますか。凶華」

挿入されるモノに凰火の指が追加され、凶華の弱いところを
集中的に攻め立てる。
激しく膣を行き来する刺激への限界が来るのはもう明らかだった。

「ふうぁあっ・・・!!ああっ あっ あああっ・・・!!」

びくびくびくっ、と痙攣し、凶華のナカからぽとり、と茄子が抜け落ちた。

332:嫁に食わすナス【4/5】
08/11/05 00:50:13 tNU2KmLH
「今日の献立はね?優歌が買ってきてくれた材料で作ったんですよ?」

優歌に一人でおつかいを任せたのだが、八百屋さんの強引な売り込みに
耐えられなかったらしい。それでナスが大量になってしまった。と

「只でさえも断りきれなかった事を気にしていたのに・・・」

「・・・そんなの凶華様は昼寝していたから知らない」

これだけお仕置きを受けて、まだそんな態度を取るかこのネコミミは。
冷たい視線を向けようとしたがその前に素直になった。

「・・・ごめんなさい」

やっと凰火の目に優しさが戻る。

「よくできました。もうワガママいわないですね?」

「ん。」

ぐきゅぅううううううぅぅぅ

「・・・今温めます」

苦笑して、残り物をあたためる作業に入る。
ただしどう見ても一人分には多すぎる。

「・・・そんな量は流石に食えんぞ」

「僕も夕食抜きでしたから」

「なんだ、凶華様を食事抜きにした罪悪感か。つくづく小物だな貴様」

憎まれ口を叩きつつも、嬉しそうな妻。

「…まあそういう事です」

反す夫も、どことなく楽しそうだった。

「では、仲直りのしるしという訳で食後のデザートでも、いかがですか?ハニー」

自分を指さして微笑む凰火。

「!!・・・は、恥ずかしい事を言うんじゃない・・・」

にっこり。

「おなかいっぱいですか?」

「………にゃぁ」

333:嫁に食わすナス【5/5】
08/11/05 00:50:59 tNU2KmLH
翌朝。

珍しく早起きした凶華が、優歌に謝ってナス騒動はひと段落した。
乱崎家の平穏な団欒時間である。

(とは言うもののまだ沢山あるんですよね・・・ナス)

「今日はあたしがピザでも作りましょうか。優歌ちゃん手伝ってくれる?
大き目の1本選んできて」

「うん、姉様・・・ええと、大きいの大きいの」

野菜室からはみ出そうなほど溢れたナスの中から
一つを選ぼうと奮戦する優歌。うん、これが一番大きいかな。
ふと冷蔵庫の横におちていたナスを拾う。

「あ、なんだろうこれ腐っちゃってるのな。さっぱりしなびてるよ」

「どれどれ・・・?あら、駄目ねえ。しなびてる上に糸引いてるわ」

『!!』

「くくく腐ってるな!腐ってやがる!それはつまりゴミだな?ああ汚物だ!凶華様が捨ててきてやろう!」

閃光のごときスピードで千花から例のアレを奪い、飛び出す凶華。
その不可解なリアクションに?となる娘たち。
凰火は表情を読まれないように新聞を読み続けていた・・・。

「・・・父上殿?新聞がさかさまであるぞ?」

334:名無しさん@ピンキー
08/11/05 00:56:22 tNU2KmLH
秋ですね。俺にドSアンドガチエロは無理でした。

>>323
無垢な凶華様ええのぅええのぅ

>>324
べ勉強してくれ・・・!w
睡眠時間増やすより狂乱読んでたり
通勤中に狂乱読んでたり
仕事中に妄想している俺よりマシだけれども!けれど!


きっとアニメ版はタバコ→ペロペロキャンディだから無問題。
合法ロリのロリババア万歳。二次元と結婚可能になる可能性もある今だから。

335:名無しさん@ピンキー
08/11/05 13:07:33 hvqg024M
>>329
秋茄子は嫁にこそ喰わせろですね、わかります。
っていうか充分ガチエロいよ!凰火ドSだよ!!それなのにフォロー完璧だよわーん!
しかしなんでしなびてるんだよwwお父さんもしなびてるのかよwwwwww

というわけでドS分でもガチエロ分もちょっと自信ないですけどお持ちしましたっ…!
(道に倒れつつ岡持ち掲げて)
URLリンク(2sen.dip.jp)

なんかエキサイトしすぎてえらく時間かかったお…!もったいないからあとでピ(ry

336:名無しさん@ピンキー
08/11/05 13:16:12 E5pEx55O
(*´д`*)ウッ

337:名無しさん@ピンキー
08/11/05 13:45:33 qQUpZ6tS
>>335
上手過ぎだろアンタ

338:名無しさん@ピンキー
08/11/05 14:41:55 tUoD/XxY
>>334
旬のネタですな。GJ!!
朝からニヤニヤが止まらんかったです

ただ趣味と勉強はしっかりと両立させてもらっているwwww(^ω^)いつでも何でも描くクセが抜けんのさ

>>335
ありがとぉぉぉ、と羊子ちゃんの如く教室から飛び出しそうになった 即保存…!
HBは素晴らしい!GJ!

339:名無しさん@ピンキー
08/11/05 15:02:46 NK1kNgzR
SS職人氏+絵氏職人氏
このコンビ最高すなぁ

一年後くらいには出産まで行ってるんだろうか

340:名無しさん@ピンキー
08/11/05 15:10:22 huSsWTr7
ナス子だけにナスか

341:名無しさん@ピンキー
08/11/05 15:49:34 NK1kNgzR
絵氏様、どこかでサイトやってそうだなぁ

342:名無しさん@ピンキー
08/11/05 18:55:57 a6KHAgp3
>>334
えろいよ!GJ!!
仕事行く前に読んじゃったら仕事中脳内ずっと
ナスで犯される凶華様ループだよ!!ご馳走様!
凰火まで夕飯抜くなよ、萌えるじゃないか

>>335
ガチエロ分が自信ないてどの口が…! GJすぐる!
妊婦に指攻めとかこっちがエキサイトしすぎるよ!!
PCと携帯に保存してニヤニヤがとまらん


343:名無しさん@ピンキー
08/11/05 19:02:28 4FVEWQsn
>>341
どうでもいいけど二重敬語だぞ

344:名無しさん@ピンキー
08/11/05 20:02:42 tNU2KmLH
なんかスレ流れ速くて嬉しいす
読んでもらえると嬉しいしオケツが痒くなるね。
空気読まずについでに同時進行で書いてみてた
「ぼくがかんがえたさいしゅうかい」
*以下キモ妄想注意



・閻禍問題は解決、1000年前の悲劇をなんか癒す展開でめでたし~2
・大日本帝国の独裁支配がゆるやかに終わり、全世界共和制みたいになる
・なごやか家族作戦の終了と解散を命じられる
・全員解散に同意しないで、家族を続けることを強調する

・凰火から凶華に改めてプロポーズする。

  跪いて凶華の左手をそっと取り、指環を填める凰火。←この指環が月香の泪の石で出来てたりしたり

 「僕と、結婚してください。凶華=エアエリアエア」*とか言っちゃうともう悶え苦しむわ俺
 
 「凰火・・・」
 
 「そんな顔しないでください。たぶんこれが僕の一世一代の狂乱なんですから」
 
 「おうかぁぁぁ・・・!」

 ぼろぼろ泣きながら凰火に抱きつく凶華を抱きしめで答えて唇ちゅーのシーン。
                
・なんか大日本帝国皇帝あたり(不解宮の贖罪がどうたらこうたら)が感動して
 乱崎家は残る、凰火は皇帝直属の世直し部隊みたいな所に配属替えになる。
 動物・怪物・魔女等との共存政策を進める

(10年後くらい)

・優歌が高校卒業して自立するシーンから。
・既に銀夏、千花 、帝架、月香、雹霞は自立済のアナウンス。
・心配そうに見送る二人。引越し屋のトラックが出発して優歌の姿が見えなくなる・・・
「寂しくなりますね」「そうでもないだろう?」
ふり返って乱崎家のドアを開けると大小取り揃えた凰凶の実子たちが6人
(減った部屋の数だけ生まれとる)出てくる。
凰火と凶華、目を合わせて微笑み、家の中に入っていく。

(この辺りの脳内でBGMに超妻賢母宣言の最終部分
「♪良き賢い女とは今の日々を自由気ままに謳歌してる姿をいう
  明日には凶か不幸かの人生見えなくても堅く紡いだ絆こそすべて~♪」
                        を思い浮かべて頂きますようおながいします)


ええ、ヒヒヒせんせいさんに本当に申し訳ないと思っていますよ?
あと>>335の投稿見たときに仕事中だったので携帯の容量オーバーで見られず
悶悶したまま午後の仕事を終えました・・・この屈辱は妊娠ネタで孵しますですよ!!

345:名無しさん@ピンキー
08/11/06 19:44:35 11JrexFj
>>334
あると思います!!
ヒヒヒはどう出るのかね
狂乱の最終回とかあんま考えたくないけど…!

346:名無しさん@ピンキー
08/11/06 20:02:27 rULaJM8N
>>344
改めてプロポーズが特に感動した!
というかそこまで唇ちゅーはなしかなw
うん、いいよ。ハッピーエンド大好きだよ(ノД`)
…確かに最終回が来ることはあまり考えたくないな
もうちょっと踏ん張って欲しいヒヒヒ先生

347:名無しさん@ピンキー
08/11/06 21:59:35 WEpzShA3
ヤター冬コミ受かったお
がんがります

348:名無しさん@ピンキー
08/11/06 22:16:41 GgUGINN+
>>347
誰かわからんが頑張れ期待している
あとコミケカタログCDにはちゃんと「狂乱家族日記」のキーワードを
入れておいてくれよな

349:名無しさん@ピンキー
08/11/08 14:22:12 LEXFvPJm
>>347
頑張れー!冬コミ行けないけど…!orz

350:名無しさん@ピンキー
08/11/08 19:48:06 Ov6l9b5p
全裸待機開始

351:名無しさん@ピンキー
08/11/09 00:10:10 ZrxFys3g
ちょっと質問
凰火にも閻渦の因子って入ってんだっけ?


352:名無しさん@ピンキー
08/11/09 02:39:55 eBi2fBJb
>>351
まだわからない。とりあえず今までで一切凰火と閻禍の関係は出ていない。
バルトロが凰火に会った事があるらしい事と
1000年前の閻禍の口癖とバルトロの口癖が似ていることが怪しいと言われている

353:名無しさん@ピンキー
08/11/10 18:53:59 Cm16Iciw
>>351
新刊で明かされると助かる


絵は描けるのにSSが進まん…
文章はなかなか難しい

354:名無しさん@ピンキー
08/11/10 19:00:39 joH8FVAx
当スレは何でもウェルカムYOUうpしちゃいなよ


355:名無しさん@ピンキー
08/11/11 11:00:39 5DCPrg9O
URLリンク(mh5.mp7.jp)
ピryにもうpしたやつだが
うん、ごめん

SS読みてえええええ

356:名無しさん@ピンキー
08/11/11 12:50:27 fo+tWUNx
ヒント:オンリー

357:名無しさん@ピンキー
08/11/11 17:13:58 67hgUz0n
第二ヒント:大体来週中頃〆

358:名無しさん@ピンキー
08/11/11 18:33:46 1ptak/5T
第三ヒント:スレ住人数約5名

359:名無しさん@ピンキー
08/11/11 18:46:30 OqQ8r54Z
それは思ってたw
レスしても無視されてるし、一部の人が一部の人にしかレスアンカーつけてないしなw

360:名無しさん@ピンキー
08/11/11 18:56:33 aUotAmUR
>>359
馴れ合いあんまいけないかなーて思ってたからレスばっかするの控えてたんだが…すまんかった

361:名無しさん@ピンキー
08/11/11 21:22:46 GkuW3LJG
俺も馴れ合いが嫌で書き込みしてなかった

362:名無しさん@ピンキー
08/11/11 22:59:20 67hgUz0n
漢は黙って投下まとめて簡潔にレスがマナーと思ってた
個人的には反応には嬉しくて全レスしたい位ではあるんだが、
そうするとROMが孤立感を味わったりして、なかなか難しい
あとピ(ryで先にレスしてたりとか…水玉タグは俺だご馳走様

とりあえずオンリー終わるまで誰ぞ…誰ぞ燃料を…!

363:名無しさん@ピンキー
08/11/12 03:13:56 HpTBW2kk
草木もそろそろ眠りにつこうとしている深夜。
乱崎家の大黒柱兼専業主夫の乱崎凰火も
主に専業主婦である筈の妻が汚したり溢したり放置してあるアレやコレを片付けて、
お風呂の湯を抜いたら寝ましょうかね明日の朝は夜の味噌汁が残っているから
炊飯だけセットして・・・と一日の終業作業へと勤しんでいた。

「こ・づ・く・り しましょ♪」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」

まくらを抱きしめ、(なぜかYESという字が印刷されている)
いつもはきぐるみお子ちゃまパジャマを愛用している筈の猫奥様は
なぜかニットのVネックセーター一丁という本性を知らない人が見たら
インモラルの波に飲まれてしまうだろう愛らしさで立っている。
[注釈]----------裸にYシャツいちまいとか裸にだぶだぶの上着いちまいは
太古の昔からその筋の方々には決して見せてはいけないスタイルである!

長男銀夏は仕事。
長女千花 は友達の家にお泊り会。
次男帝架はペットサロンにてもふもふの一泊トリミング。
次女優歌は
三男雹霞は半年に一度の総合メンテナンスでスリープモード。
三女月香はまたどっか行ったのか行方不明。
と、本日は狙ったかのような子供不在の夜である。
決してSS書いている人の都合ではない。無いのだ。

凶華語が理解できずに立ち止まる凰火。

「あのね凶華。うちには6人も子供がいるのに。これ以上増えてどうするんですか。」

「うむ。既に《乱崎さん家(ち)が大変だ!2064夏スペシャル》の枠は貰っているぞ。」

「そんな全日本国民に子々孫々語り継がれる黒歴史番組のオファーを取らないで下さい」

いつもの他愛も無い夫婦の会話と一笑に伏して終わらせるべきと淡々と話す凰火だが、
不意に凶華の調子が変わった。

「・・・貴様は」

「宇宙人や娘とはできても、なぜ妻にはできないというのだ?」

「・・・・・・・・・・・え?」

「だっ、だから、一緒におふろー、とかっ。」

「いやそのそれはですね。僕がどうこうした訳ではありませんので」

「ずるい。ずるいぞぉ・・・凶華様だって…凰火と…」
それ以上の言葉が出せない。瞳が潤んで薄緑色の揺らめきを作り出した。

「凶華!?そ、そんな事で泣かないでください」

「…じゃあ、いい?」

ズキュンと夫のハートを狙い撃ち。

「仕方ありませんね・本当に貴女って人は僕の心ばかり掻き乱して、全く」

苦笑しつつも丁寧な所作で、妻を導く。
今宵も最後まで勤めを果たす高性能な旦那様でありました。

364:名無しさん@ピンキー
08/11/12 04:16:25 OfTUW1tO
URLリンク(2sen.dip.jp)
凰火の手が空くのを待ち構える奥様

365:364
08/11/12 04:21:49 OfTUW1tO
すまん、超らくがきなのに縮小し忘れた…!

366:名無しさん@ピンキー
08/11/12 11:39:56 F7n4OGi7
>>363
次女はどうした!!??ww

367:名無しさん@ピンキー
08/11/12 12:17:20 JP5eiDA6
我が家に次女なんていなかったいなかった

368:名無しさん@ピンキー
08/11/12 15:14:10 gqPxWQ5u
>>364
こ・づ・く・り・し・ま・しょ♪ハッ!

369:名無しさん@ピンキー
08/11/12 19:44:22 D2+c8YcJ
優歌は小学校のお泊まり会に行ってると考えればまた新たなネタが

370:名無しさん@ピンキー
08/11/12 20:08:03 Q3fIFgB0
…担任が次女の黒い策略によって集団レイプされる電波が舞い降りた

371:名無しさん@ピンキー
08/11/13 00:02:30 jp6j1vAu
次女は足コキとか得意そあばばばばばば

372:名無しさん@ピンキー
08/11/13 04:05:23 jA9aCIiq
「おい凰火、千花の部屋を掃除していたら出てきたのだがな。・・・なんだこれは。薬・・・?いやそれにしては変だな」

「勝手に千花さんの私物を漁るのはプライバシーの侵が・・・いぃっ!?」

凶華様の手には四角い包装物、所謂本家本元の「明るい家族計画」が握られていた。
一見かわいらしいキャラクターが描かれたパッケージだ。おそらく可愛いから買ったけど
使わないからあげるとかそういったプリクラ的感覚で友達に貰ったりしたのだろう。

「あ、あのね、凶華。それ見なかったことにして戻しておきなさいね」

「・・・?だからこれが何なのだと聞いている」

「え、ええと。それはですね。・・・僕たちの任務みたいなものといいますか
家族仲良くするために、使うものです」

「何ぃっ!?貴様そういうものがあるならどうしてこの凶華様に教えてくれないのだ!?
興味深いな・・・今すぐ使ってみよう!ほら凰火どうやって使うんだ?」

「じょ 女性が使うものではないんです!それに僕はそういうのは使いたくありませんし!」

「使いたくない、だと。凶華様と仲良くするのがいやなのかっ・・・!」

怒りのオーラ発動。やばい。なんか誤解している。

「いやいやいや!そうではなくて!僕が凶華を愛しているからこそ使いたく無いんです!」

「あ、愛して・・・って・・・あ・・・ああ、そうか。つまりこれは仲の良くない家族が使うものなのか。
それなら使う必要は無いな。千花のやつめ、何を心配しているのだろうな?」

「そ、そうですそうです。そういうものなんですよこれは。だから気を使わせるのもなんですから
返してきなさいね」

「んん、そうする・・・」

ぱたぱたぱた・・・
凶華が居なくなった事を確認して
そっと一人つぶやく凰火。
「(嘘、ではないですよね。貴女を性欲発散の対象として見ている訳ではないですから使う必要なんて無いんですから)」

誤魔化せたと思っている凰火だったが、この時ぼかしたお陰で結局は具体的な利用方法が気になった凶華に
夜「実地で教える」羽目になる事にはまだ気づいていないのであった。


*優歌は椿姫と山口さん家に泊まりに行っています

373:名無しさん@ピンキー
08/11/13 09:08:15 gx1TrelV
>>372
実地訓練まんせー!
「うう…なんかきゅかきゅかして気持ち悪いな…」(※粘度の足りない時期)
とか言って!とか言って!

374:名無しさん@ピンキー
08/11/14 21:33:34 df/Tc9CY
帝架くんマダー?
結構真剣に期待

375:名無しさん@ピンキー
08/11/14 21:36:58 y83SNpFG
>>372
長いこと書いてた別ジャンルのが書き終わったから
優歌と椿姫とひーちゃんに愛され過ぎて眠れない山口くんでも書いてみようかな、と思ってきてみたら…
最後の一文、貴様、エスパーか?

376:名無しさん@ピンキー
08/11/15 14:14:58 2aDjOHzr
URLリンク(2sen.dip.jp)


377:376
08/11/15 14:15:49 2aDjOHzr
あ…ごめん、ぜんぜん帝架くんじゃなかった…

378:名無しさん@ピンキー
08/11/15 14:37:39 ulPIQtmy
>>376
け ケモショタ・・・!?
帝架ってば父より先に大人の階段上ってたとは
何事かー!?
どうにもセリフがあんげんアンドまりなで脳内再生。
ごっつあんス

379:名無しさん@ピンキー
08/11/15 14:40:47 SejcT3Dr
ま…マニアックすぎるぜお嬢さん

380:名無しさん@ピンキー
08/11/16 01:15:23 WX3QJsDH
   神絵師  ヽ 丶  \
   燃料投下  \ ヽ  ヽ     ヽ
/  /    ヽ    \ ヽ   ヽ
 /   |  ヽ \     \  ヽ  ゝ           (ドS)
ノ 丿       \  S  \   ヾ
 ノ  |   |  丶  \     \         (眼鏡)
   /          \     \/|                (へたれ)
 ノ   |   |      \  S    |         ↑
     /\        \      |         (  ↑
   /   \       /      |          )  (
  /      \      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         (   )
/_        \                    ) (        ネコミミ
 ̄  | な  凶 閻| ̄         ノ⌒ ̄⌒γ⌒ ̄⌒ゝ           / /
   | い  華 禍|         ノなごやか家族作戦 ゝ          / /
   | で  様 の|        丿              ゞ      _/ ∠
   | ね の 子|       丿/|/|/|/|\|\|\|\|\ゝ     .\  /
   | ! 事 供|               │                V
―| と  忘 で|―――――┼―――――――――
   / い れ もヽ    巛巛巛巛巛巛住人巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛
    う    .
    気                  
    持          
    ち      

381:名無しさん@ピンキー
08/11/16 21:23:11 Fuwf64BL
やはり帝架は…受け!

382:名無しさん@ピンキー
08/11/17 20:15:15 tRb53uyM
基本家族は千花 以外は受けで、凰火に対してだけ全員攻め。

383:名無しさん@ピンキー
08/11/18 20:31:06 HiB8qDKj
>>382
ピンと来ねえwwww

384:名無しさん@ピンキー
08/11/20 19:57:05 G7deGM8M


385:名無しさん@ピンキー
08/11/20 20:20:00 FXyd0h+L


386:名無しさん@ピンキー
08/11/20 21:03:10 Owm0jyng
「バルトロ様、あいつがバッカー・キョゥキァを騙し奪ったむかつく眼鏡でちゅよ」
「キューピー、君ね。そういう事は本人に聞こえないように言うものだよ?
それに・・・『奪った』と言うのは彼に失礼だと思う。だって彼はキョウキァ様を『穢してなどいない』からね」
「?・・・どういう意味でちゅ?キューピーちょっとわかんない」
「見てわからないのかい。・・・君も若いからね。キョウキァ様は結婚した夫婦だなどと息巻いているけれどね。
夫婦ごっこならいつだって中断する事が出来るでしょう?」
「…何が言いたいのだ、バルトロ」
「キョウキァ様。肉体の繋がりが無い婚姻関係など普通はありえない。ただの同居人だ。
君も・・・ごっこ遊びなら本気になる前にさっさと止めた方が良いと思うのだけれど」
「貴様・・・!!この凶華様と凰火を侮辱したなッ!?」
バルトロに掴み掛かろうとする凶華を、凰火が制す。
「バルトロさんと仰いましたね。今の言葉、正直申し上げますが非常に・・・不快なのですが」
「・・・僕は感想を素直に述べたまでだけどね。気を悪くしたなら謝るよ。
しかし僕にはどうしても君がキョウキァ様の夫というよりは保父にしか見えない。愛が感じられないんだ」
「・・・」
「なんだこの眼鏡、自分をわきまえているじゃないでちゅか!ぷぷ、さては偉大にして崇高なるキョゥキァ様に
釣り合わないのは自覚してたんでちゅね!ばーかばーか!」

ぷち

「そこまで言っては可哀想だよ。ああ、今まで僕の変わりにキョゥキァ様のお遊びの相手をしてくれた事にも
礼を言わなくてはね。お付き合いご苦労様」

ぶちぶち。

「貴様らぁ・・・!」
「凶華」
「な、なぜ止める凰火・・・!?」
「マスカレード号が到着するまで、先ほどのアナウンスによるとあと30分くらいありますね」
「それが何だ?こいつらに言わせたいだけ言わせておいて、腹が立たないのか・・・!?」
             「 立っていますよ 」
言うが早いか、凶華を抱き上げて、客室方面へ連れ出した
バルトロもキューピーも家族たちも、止める事も出来ずに二人は消えていった。
「バ、バッカー・キョゥキァを何処へ連れて行くんでちゅか!?待てぇっこの眼鏡・・・ぐぎゅっ」
仮面の首根っこをバルトロに押さえられる。
「・・・こんなものかな。全く。彼も意外と単純と言うか」

「お、凰火!?」
手ごろな空き部屋を見つけて、凶華をベッドに転がした。
しゅるしゅる
なぜか手早くネクタイを外し上着を脱いでいる
「いいですか凶華。あそこまで言われて黙っていられるほど僕も人間が出来てません」
「?」
「見せてあげようじゃないですか。本物の夫婦だって事を」
凶華の顔面がみるみるうちに青くなる。
いつの間にかドレスが脱がされている。
「うわぁっ!?凰火・・・ちょっとそういうのはいきなりすぎて・・・第一もうすぐ神聖合衆国に
到着するぞ!?」
「大丈夫です。・・・5分で終わらせる自信はあります」
「そんな自信を持ってどうする・・・!」
「時間がありません。早速・・・」
「だから何で問答無用!?キャラ違うし!ってちょっとまてぇええ嬉しいかもしれないけど、いや
わくわくするけどっ!でももっとムードとか愛の言葉とかそういう
・・・アッー!」

(省略されました・・全てを読むには燃料を投下してください)

387:名無しさん@ピンキー
08/11/21 19:12:20 UHdGWS58
>>386
なんて生殺しwwwwwwww
いやだが激しく萌えたぎった!GJ!

388:名無しさん@ピンキー
08/11/22 18:30:22 a9OwO11l
>>386
バルトロいいやつじゃないかw
萌えた!GJ!!
凰火5分てww

389:夫婦いちゃいちゃえろなし【1/2】
08/11/22 20:11:58 GFx34AZE

「凰火、愛してる」

 子どもたちも寝静まった夜、居間のソファでほうじ茶を啜っていたネコミミを
生やした少女が唐突に呟いた。
「……熱でもあるんですか?」
 熱いお茶を吹きそうになりながら凰火は目を丸くして隣に座った妻を見る。
「頑強なあなたが風邪をひくなんてただことではありませんね、普通の病院に
しますか?対策局の病院の方がいいですかね?人間の病院では対応しきれ
ないかもしれないですし…」
「凶華様は熱などない!」
 ごんっ、とテーブルに湯飲みを置いて凰火の方を向く。
「そうですか?あ、もしかしてそれほうじ茶と見せかけてブランデーか何かだった
のですか?晩酌はほどほどになさいね」
「人を病人か酔っ払いと勘違いするな!凶華様とてたまにはこういうことを言いたく
なったりもするのだ!乙女心を理解しようとしない機械眼鏡めが!」
 ぷいっと後ろを向いて再びお茶を手に取りずずずと飲み干す。
 くねくね揺れる尻尾を見ながら凰火が言葉を捜していると。
「というか、……貴様からそんな言葉を聞きたいなーとか思って凶華様からわざわざ言って
やったというに…貰ったら返すが人間社会では基本だぞ…?」
 ぽそりと、凶華が小さく呟いた。
「普通のほうじ茶だと思っていたのですが何か変な成分でも入っていたのですかね」
「貴様…」
 凰火の言葉に腹を立て振り返えろうとした凶華の腕を取り、ぐいっと自分の方に引き寄せ
ると真っ直ぐ薄緑色の瞳を見つめて
「凶華、愛してます」
 ほのかに笑みを湛えた凰火が囁いた。
 突然の言葉に凶華の頬はみるみる赤く染まる。
 あうあうと何か喋ろうとするが言葉が紡がれない凶華の唇にぎりぎりまで自分のそれを
近づけ、それでも触れることなくただ凰火は呟く。
「愛してますよ」
「あぅう、そんな二回も言わんでも…!」
 吐息のみが凶華の唇に触れ、なんともいえない感覚が身体を駆け巡る。
 恥ずかしそうに俯く妻を見て楽しくなったのか、凰火はさらに攻める。
「凶華、愛してます」
 今度はひくひく揺れるネコミミに。
 わざと熱い吐息を送り込むように。
「ぁ、…おうか…」
 ぴくりと身体を揺らす凶華。

390:夫婦いちゃいちゃえろなし【2/2】
08/11/22 20:13:14 GFx34AZE
「凶華…」
 ネコミミにも一切触れず、吐息のみが凶華を愛撫する。
「愛してます」
 自ら求めた言葉の筈なのに甘い凶器となって凶華を蹂躙していく。
「凰火、…もぅ」
 顔を真っ赤に染め上げて、心なしか荒く息を吐く凶華が凰火を見上げると
眼鏡の奥の瞳が見つめてくる。そのままもう一度。
「凶華、愛してます」
 じっと見詰められながら愛の言葉を囁かれ、凶華の背筋にぞくぞくとした快感
が走り抜ける。
「凰火……」
 それで最後かと潤んだ瞳で夫を見詰め、そろそろキスでも降ってくるかと
瞳を閉じたが見当違い。再び「愛してる」の猛攻撃が凶華を襲う。
「あ、もう、いいから」
 先ほどから同じように凶華の身体に一切触れず、ただただ囁き続ける。
 目の前で悶え苦しむ凶華の姿を楽しむように、いとおしむ様に何度も何度も。
「愛してますよ、凶華」
「もう、だめ、やめろ……」
 じりじり焼かれるような責め苦に凶華が耐えられなくなり思わず凰火に抱きついた。
 触れてしまえば最後、それを合図かのように凰火は囁くのをやめ、凶華の淡く色づいた唇に
自分のそれを重ねた。
「ふ、ぅ…ん、おう…か」
 短いキスを終えると、再び二人は見つめあった。
 甘ったるくなってしまった空気の中、凰火の瞳が意地悪そうに笑んでいる。
「自分から求めておいてやめろだなんて、我侭ですね凶華は…」
「そ、そんなにたくさんは欲しがってな…ぁ!」
 それに、と続けながら凰火はそろりと慣れた手つきできぐるみの中に手を這わせる。
「僕が全然触れてないのにこんなにして…」
 くちゅ、と音を立てながら凶華の秘部を軽く撫でた凰火はネコミミを甘噛みしながら
囁きこむ。
「いやらしい奥さんですね」
「な!もう!馬鹿ぁ!触るな馬鹿貴様が変なことするからだろうが!いいから責任取れ!」
 羞恥心を振り払おうとするかのように凰火の腕の中でじたばた暴れる凶華。
「責任とは…?」
 そんな凶華の腕を掴むと先ほどと同じように引き寄せ、吐息の触れる距離で問う。
 凶華は視線を逸らしながらも、頬を真っ赤に染めて、
「はやく貴様の部屋へ連れて行け」
「はいはい」
 意地悪そうな笑みはそのまま。しかしその奥に嬉しそうな笑みを見え隠れさせながら、凶華の華奢な
身体を軽々持ち上げ、夫はそのまま自室へと消えていった。




***

10巻の凶華の寝言(愛してる愛してるいうな)は実際にあったからこそ
見た夢なのではないかと妄想


391:小ネタ凰凶(エロ無し)
08/11/22 20:34:34 rFKY5GN2


とある朝。

銀夏は先日早めの仕事から帰り、
ぐっすり寝た為か早起きをしてソファに座ってコーヒーを片手に"狂乱家族日記"を読んでいた。
これは彼の日課のひとつらしい。

昨晩書かれた優歌の日記を読もうとしその日付を見て、
あら、と一人小さく声をあげた。
そこに。
「ふぁあああ…」
目をごしゅごしゅと擦って、珍しく早く起きてきた凶華が現れた。

「あらん、お母様おはよう!良い所に来たわ。
 いいこと教えたげる」
「おはよう、ん、何だ。いいこととは」
「今日はね」

"いい夫婦"の日なの。

凶華に近付き、髪と同色のネコミミに呟く。

「…なんだそれ?」
「今日、11月22日でしょ?語呂合わせするとね、
 "11"(いい)"22"(ふうふ)なのよう」
訝しげにまだ眠そうな目で問われ、ちょっと声のトーンを上げて嬉しそうに銀夏は言った。

「わかったが、第一何をする日なのだ?」
「そうねぇ、夫婦らしい事でもしてみたらいいと思うわ」
「夫婦らしいこと、って」
「タイミングのいいことに超常現象対策局に行くってお父様が玄関に居るわけで」
そこで銀夏が笑顔で人さし指を凶華の唇に軽くぴとりとタッチさせ、言った。

「行ってらっしゃいのチュー☆でもしてあげたら?」
「…な!ななな、何を言うかッ!そんなこっ恥ずかしい事を
この凶華様にしろとでも!?」

わぁ、夜中に夫婦でこっ恥ずかしいもクソも無いことしてるくせにこのネコミミ。
変な所でウブな凶華に銀夏はちょこっと呆れた。

しょうがない、後押しするか。
「えー、折角年に一度の大切な行事なのに」
「う…」
「夫婦にとってすごく大事なのにぃ」
「わ、わかったわかった!やれば良いのだろう、やれば!」

顔を真っ赤に染め上げて、凶華はばたばたと凰火の居る玄関に向かう。




392:小ネタ凰凶(エロ無し)2
08/11/22 20:47:53 rFKY5GN2


「お、凰火」
「おや」
玄関には銀夏の言った通り超常現象対策局に向かうらしくスーツを着た凰火が靴を履き、とんとんと爪先を揃えていた。

「珍しく早いですね。今日は鉈でも降るのでしょうか。
 で、どうしたのです?」
「うるさい。……そこに屈め」
「は?」
「いいから屈め、馬鹿!」

なにがなにやら分からないが、凶華の言われるが侭凰火はその場に屈んだ。
「…その」
「な、何でしょう」

凶華が凰火のワインレッドのネクタイを掴んでくる。殴られるのかと思い冷や汗が流れる。
が、

「…いってらっしゃ、い」

凶華の唇が近付く。
理由とかなんだかは分からないが、凶華は朝から甘えたかったのだろうか。
凰火は推測し、凶華の唇を待つ。

…だが、一向に唇と唇の距離が縮まらない。

「凶華?」
「――う、うう、ネ」
「…ネ?」

「ネクタイが緩んでるぞぉぉおお!!!!」

ぎゅううううぅぅう!!!!

「はぐわぁぁああ"あ"?!ぐ、くるしッ、ぎゃああああ!!!!」

あろうことか凶華が掴んでいた凰火のネクタイを思いっ切り、力の限り締め上げたのだ。


そしてその影では。
「これじゃ行ってらっしゃいのチュー、
 …ってより逝ってらっしゃいのギューね」

銀夏がウマい事を言っていた。



おわり

393:名無しさん@ピンキー
08/11/22 20:55:38 rFKY5GN2
>>390が良作投下したしょっぱなからwwwwごめんなさいwwwwwwwww
実は毎晩の如く愛してるって言われてるんだよね!GJ!

今日は良い夫婦の日だったのにさっき気付いて慌てて投下。初々しすぎた。漫画でも描いてピryにうpしようかと思ったが気力が…
毎回毎回ぬるくてスマソ

今日とらで届いた狂乱の家族ぐるみエロでも見てニヤニヤしてきます。


394:名無しさん@ピンキー
08/11/22 21:26:25 y2UZxttQ
>>390
>>392
おまえら愛し過ぎるよ
狂い死にしそうだよ
最近投下無くてここも終わりなのかと寂しくなっていたが
どうやら勘違いだったようだ
いい夫婦の日万歳!

395:[ほっとおっと]*夫婦の日記念えろなし(1/1)
08/11/22 22:31:52 y2UZxttQ
乱崎家の夜は、凶華様の深夜アニメ閲覧パレードの終焉で終わりを告げる。

『《マーベラス!!》
 ・・・この番組は会津磐梯ビジュアルの提供でお送り・・・》』

「ふぁあああぁああああ・・・終わったぁ・・・ビールも無くなったな・・・むにゅう、そろそろ
寝るとするか」

ダメネコミミ軍曹、本日も作戦終了。とてとてと、リビングから自室に移動。
他の家族はもう全員夢の中なのであろう。家の中はしんと静まり返り、廊下は冬の到来を
思わせるかのように冷え切っている。
さっさとあったかい布団にくるまって、夢の世界に行ってしまおう。
ドアを開けるが早いか、無造作に布団に入った・・・が予想外の展開が待っていた。

「うひゃああああ!?、ちめたいぃいいいい」

おふとん天国どころか、まるで冷却シート状態に冷えていたのである。

「ううん、暖房予約を入れ忘れていたか。不覚・・・今から暖かくなるのを待っていては
凍死してしまうし。こんな時は、アレしかないな」

思い立ったが吉日と、夫下僕こと凰火の部屋へ。和室なので、鍵などは掛かっていない。

「(・・・)」

「すぅすぅ」

いつも思うが、この男、なんでこんなに直立不動みたいにビシっと寝ていられるんだろう。
多少の事じゃ起きないし。だがそれが都合のいい所なのだが。
んしょんしょ、もぞもぞと凰火の布団に入り込んでいく。
一人用の布団なので、狭いが凶華の体なら凰火の腕の所に頭を治めればすっぽりと収納される。
抱きついた凰火のからだが心地よい熱を与えてくれる。

「(人肌は最高の暖房というのは本当なのだなぁ、はぅ…)」
本当は布団を自分の領土へと奪い、全所有者である眼鏡の権利は無視して叩きだしちゃおうと
思っていたのだが・・・凶華の甘えんぼうさんな乙女回路が発動してしまっている。

「(こ、これくらいでも…起きんよな?別にいいな?)」
凰火の太ももにかじかんだ足、腕の隙間に冷え切った指を絡めて温度を補給。
凶華様特製凰火あんか、完成です。

「(・・・あたたかい・・・・それに・・・なんだろう・・・きもちいぃ・・・な・・・)」
そのまま、見た目どおり子猫のような姿で、ゆるゆると眠りについていった・・・

「(眠ったのでしょうか)」

妻の青色の髪をなでつけ、微笑する凰火。自分に全てを任せて眠りについた彼女が
とても魅力的で、とっくに目覚めてしまっていたのだった。

「(ふふ、随分可愛いんですね…普段はあんなに我が侭なのに…)」

強がりで、我が侭で、傲岸不遜。たまにはもっと素直になればいいのに。

「(しかし、その、手の位置とか少しは考えて欲しかったですね・・・)」

温かみを求めて絡まった凶華の手は、一番凰火の熱の集まる部分・・・股間の部分に置かれたままだった。
凰火の男の部分は、素直に反応したままである。しかし妻は夢の世界に行ってしまっている。
流石にどうこうは出来ない。蛇の生殺し状態だ。
いつも幸せに比例して不幸もやってくる運命の夫であった。


396:名無しさん@ピンキー
08/11/24 16:58:12 Dj+a6j++
>>395
いいねいいねほのぼのだね!
ほっとおっとwwww
これは翌朝一発やるというやつですね。ワクワク!

397:名無しさん@ピンキー
08/11/24 20:43:32 2MVocgwq
いいふうふのひありがとうだった!
急にボンボン投下てw
みんなGJGJ!!

398:名無しさん@ピンキー
08/11/27 01:36:00 QpPmme9+
凰花×凶華の流れの中で
強欲王×月香が読みたいですと言ってみる

399:名無しさん@ピンキー
08/11/27 03:24:04 5xc5XLft
結構書きたいのは山々なんですけど
ちんちん無さそうだし、水分出ないし>強欲


400:名無しさん@ピンキー
08/11/27 03:31:43 wW4s/oyg
強月か
確かに読んでみたい気はする

ピryにもうpしといたやつだが一応此所にも投下しときます
URLリンク(mh5.mp7.jp)

401:名無しさん@ピンキー
08/11/27 06:56:50 5xc5XLft
ええと、めがねこ夫婦の夜の生活を視聴閲覧(無断で)した強月が
「これは異性人の恋愛に対する興味なんだよ?ぜひ試して見ようじゃないか月香ー」
って見まねで地球人の生殖器を夢・クリエイトしてプレイする。とかでいいですかね?
ど~しても凰凶からんじゃって申し訳ないのですが。

402:名無しさん@ピンキー
08/11/27 08:36:48 XKXZNmIW
>>400
(*´Д`)ハァハァ

403:名無しさん@ピンキー
08/11/27 09:20:02 Bb1/OLlK
クリエイト&プレイはすぐ隣の部屋で父君母君にばれそう~、
って展開でおねがいします!>>401

404:名無しさん@ピンキー
08/11/28 01:29:05 xldbCXPG
>>376が超気になる

405:[やさしい名前のつくりかた]*夫婦ラブ切望えろ無し(1/1)
08/11/29 04:11:08 wX09AkCl
積み上げられた本。
書いては捨て、書いては捨てられた紙くず。

乱崎家のリビングはそういった物体に征服されようとしていた。
ちょっとした図書館戦争状態である

「猫さん、何をしたいのかわからないけど紙が勿体ないわよ」

「ちょうどよかった千花、貴様も考えろ」

「考える?」

「名前だ。この前の検診で男だという事もわかったしそろそろ決めねばならん」

「ここまで大きくなぅて、呼び名も決まらないのは感じ悪いですしね。」

乱崎家の子供たちの名前は、全部超常現象対策局が選定したもので、正直このメンバーの中に
ネーミングセンスのある者は居なかった。

「この本とやらも没個性でつまらんものばかりだ」

「ちなみにほかの子どもたちにも聞いてみたのですが・・・銀夏くんのはなんだか源氏名みたいなのだし
帝架も月香も雹霞もよくわからないという事で当てにはなりませんでした」
そばにいてうんうん悩んでいたらしい優歌もまだ選びきれないでぐるぐる目玉になっている。

「そうねえ、昔からよくある方法だと、親の字を当てるとか、繋がりのある字を持ってくるとか」

「ふむ。それも簡単でいいかもな」

「太郎、次郎のような付け方ですね」

「凰火さんが『鳳凰』の『凰』だから・・・」

さらさら、

「『鳳』と『火』で『鳳火』なんてどうかしら?」

「千花さん、その漢字ですがちょっと音読みしてもらえませんか」

「【ほう か】 だけど・・・   あ。 」

「やっぱ駄目だな…ああもう、我が家にセンスのある奴はおらんのか!?」

・・・結局その日も決まらなかった。

なお、後日大日本帝國民法の一部改正が行われる事(出生届提出日の延長)
になるとはこの時は誰も思っていなかった事である。


406:名無しさん@ピンキー
08/11/30 05:11:10 EvjSwI2F
>>405
烈華とかいうのが頭をよぎったが気にするな

ここでナス子さん投下
URLリンク(mh5.mp7.jp)
ある意味苦労者なんだな
ピry

407:名無しさん@ピンキー
08/11/30 09:39:35 aEDWoRFA
最新刊読んで自分の中で 蜘蛛の株急上昇。

でもストイックな雰囲気になってしまって相手役が・・・・。

ダメなお父さんになってしまったキャラもいるし・・・・。 

408:名無しさん@ピンキー
08/11/30 11:06:20 ltVlbwWQ
11さつめの数少ない男性陣の好感度
≪蜘蛛≫ > ハナゲ > 銀夏 > 眼鏡 > ピエール > (1000年の壁) > 赤いあいつ > 駄目父さん

409:名無しさん@ピンキー
08/11/30 20:12:10 b91FuBA5
11さつめのあたりさわりのない感想
・知紅さん美少女すぎる。どうみても29歳には見えん。
・雹霞はいつから常識人のツッコミポジションになったんだろう・・・。
・あれやこれやの話でいろいろとびっくり。
・今までの巻で一番面白かった。




410:名無しさん@ピンキー
08/11/30 23:30:47 gx49/Um2
新刊でたのか
買わねば

《蜘蛛》は初期の頃から好きなキャラだったのでレスを読む限り活躍するらしいから今からwktk
やっぱり雷蝶様救出とかしてくれるのか!?

411:名無しさん@ピンキー
08/12/01 08:55:33 eIUYi4yE
おやすみなさーい
URLリンク(2sen.dip.jp)

412:名無しさん@ピンキー
08/12/01 11:11:14 wGOZMTcy
>>411
「僕の着替えが不自然に消え失せているのですが…」
「どきっ」
「びくっ」

「…まあいいです。予備は108有ります」

413:名無しさん@ピンキー
08/12/01 13:48:49 nsGx2DLR
>>411
くそもえた
>>412
なぜ煩悩の数wwwwwwwwwwwwwwwwww

414:名無しさん@ピンキー
08/12/01 14:10:48 wZQMXIEh
来年29歳の知紅さん(バージン)がかわいすぐる!

415:名無しさん@ピンキー
08/12/01 20:13:44 9UTxtuVl
>>411
眼 鏡 か ま っ て や れ ! ! ! 
萌えるすぐる
大変ごちそうさまです

416:名無しさん@ピンキー
08/12/01 20:28:48 oiJhP+de
>>411
逆に眼鏡は凶華様の黒タイツで抜いてると思いますです!

417:奥様授乳中【1/6】
08/12/03 00:51:23 N5iIbRi3
夜。星がきらめく夜。
乱崎家の母の部屋には三人の人影があった。
部屋の主である凶華、夫である凰火、そしてその二人の愛の結晶である赤ん坊。

「あまりじろじろ見るものでもないだろうに」
「なんだか幸せだなと思いましてね」
「にやにやするな気持ち悪い。崩壊寸前の顔をするな。眼鏡にヒビが入ったと思ったら顔中
崩れ落ちるというスプラッタの鑑賞会を凶華様は拒否する」
 夫の態度に照れてほんのり頬を染めながら、凶華は赤ん坊を抱きミルクをあげていた。
 子どもができて、ほんの少しだが大きくなった乳房に赤ん坊が吸いつく。
「まぁ、凶華様の授乳姿が聖母のようであまりに神々しいので平伏すのは仕方あるまい。
とくと目に焼き付けておけよ?」
「はいはい」
 照れ隠しにいつものような不遜な態度に出る凶華にも変わらず微笑む凰火。
 凶華は背中がむずむずするような感覚と戦いながら夫の視線に耐える。
 ふと、むずむずしているのは気持ちの問題だけではないことに気づく。
 凰火が、凶華の尻尾をちろちろと弄んでいた。
「な、何をする凰火。くすぐったいからやめんか」
「目の前で揺れてたので気になって」
 そんなことを言いながら、夫は軽く握っていただけの手を滑らせる。少し力を入れて
根元から撫で上げた。
「にゃぁあ!これ、邪魔をするでない」
 凶華の言葉に聞く耳を持たず、凰火が何度も擦り上げると凶華が耐えられず身を捩る。
「あ、ッ、ふぅ…ん…、にゃあぁ…ッ」
 抱いた赤ん坊を落とさないよう必死で堪えるが凰火の手つきはいやらしさを増していく。
「あ、もう、なんだなんだ?!貴様も凶華様の胸をちゅうちゅうしたくなったか?」
「そういう訳でもないんですけどね」
 そう呟きながら凶華の尻尾を扱き、もう片方の手で根元に親指を擦りつけるようにして刺激
する。
「あっ、あっ…あぁぅ…だめ、だ、やめろ…も」
「赤ちゃんにおっぱいあげながらそんな声を出す姿も中々そそられますね」
「こ、の、へんたいッ…!やめ、やめろぉ…」
 母は乱れ悶えているというのに、腕の中の赤ん坊は変わらず乳を吸い続ける。
 そのギャップに、先程までは幸せを噛みしめていたはずの父親が胸の奥底に熱いものを
燻らせ始める。
「凶華、本当に尻尾が弱いんですね…」
 ふっと、熱い息を吹き込みながらひくひく揺れるネコミミに囁く。
 同時に尻尾の先を親指でくりっと抉った。
「ひぁッ!」
 びくりと身体を震わせると赤ん坊が驚いて口を放す。
 その赤ん坊をぎゅうっと抱きしめながら凶華は身体をひくひくと震わせた。
「尻尾だけでイっちゃいました?可愛いですね凶華」
 ひくんひくんと揺れる尻尾を優しく撫でつつ凰火は微笑む。


418:奥様授乳中【2/6】
08/12/03 00:52:25 N5iIbRi3
「こ、この眼鏡が…ッ、覚えてお…にゃう?!」
 ギロリと凰火を睨んだ凶華だったが、突然の刺激に身体が跳ねる。
 一度達して身体が敏感になっているところに、赤ん坊が乳首を吸ったのだ。
「凶華は赤ちゃんに吸われても感じてしまうんですか?」
 にこにこしながら見ている凰火に心底腹を立てて再び睨みつける。
「くぅ…き、貴様こそ」
 これはなんだ?
 と凰火の手の中からするりと尻尾が逃げ、そのままパジャマに覆われた足を滑り股間へ。
「母親と赤ん坊のスキンシップを見ておっ勃てて、変態嗜好の持ち主だったのだな」
 どう考えても凶華の痴態で元気になってしまった凰火の息子だが。
 凶華は意地悪く笑みながら凰火のそれを服の上から緩やかに撫でる。
 尻尾では夫の性器を愛撫しながら、胸の中の赤ん坊には母親の笑顔を見せる。
「パパは変態でちゅよ?パパみたいな眼鏡になると将来ロクな人生を送らないでちゅからね」
「ロクな人生ではなくなったのは誰のせいですか、全く。凶華やめなさ…う!」
 自分を撫でる尻尾を掴もうとした凰火だったが、突然素早くその尻尾がズボンの中にするりと
潜り込み凰火の性器に巻きつく。それも、これ以上強くされたら取り返しのつかないことになって
しまう程きつく。
「いい度胸だな凰火?余計なことをいうと貴様のが二度と使い物にならなくなるぞ?」
 胸元では相変わらず赤ん坊が乳を吸い、両手は赤ん坊を抱いてあやしたりしているのに、
尻尾が凰火を縛り付ける。つらい締め付けに凰火が顔を顰めて手出しできずにいると、ふと刺激が
和らぐ。その隙に逃げ出してしまおうかと考えた瞬間、尻尾がゆるゆると凰火のそれを扱きはじめた。
「ず、随分と便利な尻尾ですね、ハニー?」
「凶華様を赤ん坊に取られたと思って寂しそうにちょっかいかけてくるバカを慰めるにはぴったりだろう、
ダーリン?」
 うねうねと動く尻尾に翻弄され、急に妻の笑顔が妖艶に見えてきた。
「何がいいたいのかわかりませんが。人間と会話したければもう少し日本語を勉強してわかりやすく
話してくださいね」
 言った瞬間。凶華の尻尾の動きは激しさを増した。
 自分の手とも、凶華の手とも、凶華の口とも違う。まして温かくて柔らかい凶華の膣内とも全く違う
感触。
 触れられた瞬間はそのふさふさとした毛の感触にくすぐったさを覚えたが、凰火の先走りでしっとりと
濡れてきた毛はまとわりつくようにゆるく表面を刺激する。
「自分の立場を忘れたか?運命を、全て凶華様に握られているという立場を」
 ズボンの中で暴れまわるように激しさを増す凶華の愛撫に大きさを増していく凰火の性器。
 比例するように息を荒くしていく凰火。
 変わらず熱い剛直に巻きついて扱きながら白い毛の生えた尻尾の先は凰火の先端の部分へ。
くりくりと舐めるように押し付けるように擦りつける。
「ふ…ぅん…ッ」
 性感帯でもあるそれを夫のものに擦りつけて、感じないわけがない。
 凰火は下半身から迫り来る刺激に追い詰められながらも、一瞬頬を赤く染めて熱い息を漏らした
凶華を見て微笑んだ。




419:奥様授乳中【3/6】
08/12/03 00:53:33 N5iIbRi3
「そうですね、あなたに握られてるのもわるくない…っ」
「えッ…!」
 予想外の言葉に凶華は強く締め付けてしまう。
「うわ…ッ」
 その瞬間、凰火は白濁をぶちまけた。
 パジャマの中で。
 するりと尻尾が抜けていき、つーっと白い糸を引きながら凰火からはなれていく。
「なんてことしてくれるんですか。うわぁ、誰が洗うと思っているんですこれ」
「勝手にぶちまけたのは貴様だろう?凶華様は悪くない」
 意外に先程の言葉が効いたのか、凶華は伏せ目がちに頬を赤らめ自分の尻尾を握る。
そしてべたべたくっついた凰火の精液を小さな舌でちろりと舐め取った。
 赤い舌に、白い液。
 凶華の舌に、凰火の精液。
「……」
 ぶつん。
 凰火の中で何かがぶち切れた。
 眼鏡の奥に仄暗い感情を湛え突然立ち上がる。
「ん?どうした?寝るのか?」
 凶華が見上げると、一瞬のうちに赤ん坊を取り上げられた。凶華が呆然としている間にも慣れた
手つきでげっぷをさせるとベビーベッドに寝かせる。そしてコツでも知っているのか、一瞬にして眠らせた。
「……眼鏡魔法か?」
 ぽかんと口をあけている凶華に再び凰火が近づき、今度は凶華を抱き上げると少々乱暴気味に布団
の上へおろす。顔を顰める凶華を軽く無視してその上に覆いかぶさるなり、凶華の唇に噛みつくように
キスをする。
「ぁう…ん、はッ…あふ…ん…ゃ…おう…か?」
 凶華の舌を絡め取り、吸い上げ、吐息さえも奪い取るように口付ける。
 凰火の唾液を飲み込もうとこくこくと必死で喉を鳴らす姿に更に煽られ頬を手で包むと限界まで唇を
押し付け喉の奥まで舐めるかのように口腔内を蹂躙する。
 「はぁ、はぁ…はぁ…、………んふぅ……どうした…めがね…?」
 二人共荒く息を吐いて呼吸を整える。
 凰火に犯された唇は少し腫れたようにぴりぴりする。
 吐いた息がお互いの顔に降りかかる中、凰火はじっと凶華を見詰める。
「どうやら…、寂しかったのは本当に僕の方かもしれません」
 焼け付くような熱い視線を送られながらそんなことを言われ、凶華は一ミリも動けない。
 ただただ赤い顔を更に赤く染めていくだけ。耐え切れなくなり、ふっと視線を逸らした瞬間、 はだけた
ままの胸に凰火が口付ける。
「あ、ん、…おーか」
「凶華、甘い…です」
「や、おーか…へんなこと…いうなぁ」
 赤ん坊とは明らかに違う吸い方に、凶華の頭が真っ白になっていく。
「もぉ…でないし…や…あッはぅ…ん、やめ…」
「そうですか?甘い凶華のミルク出てますよ」
 くり、くりと吸っていないほうの乳首を弄るとじわじわと母乳が出てくる。
 そちらにも唇を付け、舐め取っている間凰火は身体に残された衣類を剥ぎ取る。




420:奥様授乳中【4/6】
08/12/03 00:54:06 N5iIbRi3
余裕がないのか、荒く息を吐きながらもったいぶらず全てを手早く取り去る。そして凶華の足を軽く広げると、
その潤った狭間に再び立ち上がった剛直を押し付けた。
 ひたりと触れた熱くて固い凰火のものに、凶華はぴくりと身体を震わせる。
「ちょ、とまて凰火?さすがにいきなりは…」
「こんなに濡らして?ほら、少し擦っただけでこんなに…僕のにまで伝ってますよ?」
「あ、…そん、な…ぁッ、や…ぁ!」
 くちゅ、と音を立てて先端を少しだけ出し入れする。ひくひくと蠢く凶華の入り口は、明らかに凰火を誘っている。
 凰火の先端が中に潜り込むたびに凶華の膣はきゅうきゅう締まり、とろり蜜を零れさせる。もう入り口だけでは
満足できない。はやく中に全部埋めて掻き回して欲しいと凶華の全身に疼きが広がる。
「わ、わかった…わかったから…あ、凰火、も、はやく…いれ…て」
「はい」
 嬉しそうに凰火が微笑む。
 その優しい笑顔とは正反対の、グロテスクな凶器のような棒が凶華を突き刺しに掛かる。
「ひぁああ…ッん」
 流石に一気には貫かないが確実に大きな質量のそれはじわじわと凶華の狭い膣内を押し広げ侵していく。
 だがとろとろに溶け切った中はきゅうきゅう締め付けながらも凰火の熱く滾った欲望を思いのほか楽に飲み
込んでいった。
「…凶華……、のなか、温かくて柔らかくて、とても気持ちいいですよ」
 夫が吐き出す言葉と吐息を浴びて、凶華の胸がきゅっと締め付けられる。
「よ、余計なこと言わなくていいから!ほら、動け?」
 潤んだ瞳で見上げた凶華がそんな風に呟けば、箍が外れた凰火はただ欲望のままに突き上げるしかない。
 くじゅ、じゅぶ、じゅぷ、…部屋中に響き渡るかのような水音をさせ、ぱたぱたと粘性のある液体が飛び散る
ほどに凰火は激しく腰を動かす。
「ひぁあッ、こら、もっと、ゆっくり…ッ!あふ…ふぅん…!」
「凶華?そんな大きな声出したら赤ちゃん起きちゃいますよ?」
「うぁあッ、とかなんとかいーながらそこ、だめ、だめぇ…そこばっか…!あッ、あぁあん!や、あ!」
 忠告とは裏腹に、凶華が最も乱れる場所を突き続ける。高く悩ましい声が耳に心地よく響き、凰火の息も
獣のように益々荒くなっていく。
 ぐちゅぐちゅととめどなく愛液で湿り、ぬるぬるの凶華の中はとても滑りが良いが、噛みつくようにきつく締め付け
てくる。そこを無理やり押し広げるように擦りつけ行き来すると、お互い快感に翻弄され悦楽の渦の中に飲み込ま
れていく。
 部屋に赤ん坊が寝ている?他の家族に聞かれているかもしれない?そんなことは記憶の遠く彼方へ追いやって
しまい、もう自分の目の前の憎らしくも世界中で一番愛しい相手しか見えない。
 凶華の顔にぽたぽたと落ちてくるのは凰火の汗か。だらしなく開かれた口に落ちてきた液体はしょっぱくて、
凰火のものだと思うとぞくぞくして更に興奮する。
「きょう…かっ…」
 切羽詰まった声で妻の名を呼ぶと、凰火は繋がったままくるりと凶華をうつ伏せた。
「ん、やぁ…っ…おーかぁっ……あぁッ」
「はぁ…ッ凶華…すみません……」
 耳元でそう囁くと、凰火は凶華の腰を掴み、一層激しく腰を打ち付けた。
「あぁ…ッ…だめ…おーかぁ…ッは…やぁ…ん…そんなにしたら…こわれるッ…」


421:奥様授乳中【5/6】
08/12/03 00:54:47 N5iIbRi3
 ぱん、ぱん、と肌がぶつかり合う音。
 じゅぶじゅぶと尽きることのない水音。
「大丈夫です、赤ちゃんがでてきたんですよ?僕のくらいどうってことないです」
「あ…そーだが…ぁあ…も、だめ…おーか…おうかぁ…ッ!」 
 膣内を幾度も幾度も擦られ、そこから生まれる快感に凶華の腰も凰火を求めるように蠢く。
 自ら腰を突き出しているかのような凶華に欲情し、双丘に食い込むように置かれた指で
ぐいっと割り開き菊門を広げてみる。するとそこもひくひくと震えた。
「こら…!そっちは…だめだ…から…あぁ…ッふぁ…みるな…あぁ…みるなぁ…ッ!」
 普段滅多に見られない場所を見詰められていると思うと羞恥心が凶華の全身を駆け巡った。
 そのためきゅうっと締まった凶華に負けじと中を叩いてくる凰火の激しい責め苦に耐え切れず、凶華の上半身が
崩れ落ち、シーツに顔を埋める。 口端から零れた唾液がシーツに染みを作っていく。
「凶華…」
「アッ…あぁあ…あぁあああ!!」
 くりっと爪を立てて繋がった場所の少し上にある突起を弾くと、凶華はびくびくと痙攣し絶頂を迎える。
 だが痛いくらいに締め付ける膣内を凰火は尚も強引に攻め立てる。
「も、だめぇ…おーか……、きょうかさま…もう…ん…ふぅ…はッ…はぁ…ッ」
 ひくひくしながら凰火のものを受けとめながら休ませてもくれない夫を少し恨めしげに睨む。
 だが意にも介さず凰火は余計に攻める。
「きょう…か、…愛してます…ん…凶華…凶華…!」
「あぁ…う…おーかぁ…凰火ぁ……ひゃあ!」
 凰火は目の前で揺れる尻尾を捕まえるとカリっと歯を立てて噛んだ。
 同時に凶華の中へ爆発した欲望を容赦なくぶちまけた。


422:奥様授乳中【6/6】
08/12/03 00:56:44 N5iIbRi3
 ずるりと自身を引く抜くと、糸を引いた白い粘液を見て凰火は小さくため息を吐いた。
「すみません…凶華……」
 うつ伏せたまま荒く息を吐く凶華を優しく仰向け、額に軽く口付ける。
 頭を撫でながら、ゆるく凶華の足を開きぐちゃぐちゃに汚れた秘部に手を這わせる。
「あ…ぅ…やあ…凰火…ぁ…」
 凶華の中に指を入れ、自分の放った白濁を掻き出す。
 敏感になっている凶華はきゅうっと目を瞑りその刺激に耐える。
「考えなしにしてしまいました…。またできてしまうかもしれないのに」
「あっ…あっ…いいではないか…できたらうめば…ひゃぁん」
「そんなことを言って。一人だけでも大変なのに」
 ぐいっと中で指を折って凶華をいじめる。
 だがまたしたくなってもいけないのでそれくらいにしてティッシュで拭いた。
「凶華様は全知全能だぞ?」
 夫を睨むように、だが可愛く呟く。
「はいはい全知全能ですね。シーツは僕が換えますから、寝てしまっていいですよ」
 完全に馬鹿にされているなと思いながらも、ぐったりした身体に襲ってきた睡魔には敵わず、
凶華は凰火に言われたとおり眠りに落ちて行った。
 そんな妻をいとおしげに眺めながら、ふとベビーベッドに視線をやる。
「あれだけ騒いでいたのによく起きませんでしたね。やはり凶華と……僕の子どもですね、あなたは」
 すうすう眠る妻とわが子を見て、凰火は再び幸せに浸っていた。




 数時間後、赤ん坊の泣き喚く声で凰火は叩き起こされる。
「おむつ、じゃないし。え、まさかミルク?あれだけ飲んで寝たのに?凶華……」
 当然のごとく妻はすやすや熟睡中。
 普段でも叩き起こしたところで起きないのにあれだけ疲労させては起きるはずがない。
「少し待っててくださいね…はぁ………」
 凰火はぎゃあぎゃあ泣き喚く赤ん坊を一生懸命あやしながら夜の暗い台所へと向かった。
 


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