【MH】モンスターハンターでエロパロ 15匹目【モンハン】at EROPARO
【MH】モンスターハンターでエロパロ 15匹目【モンハン】 - 暇つぶし2ch504:喰い遺しにつかれ 1
08/11/09 16:18:35 txhqvgId
木板から鉄筆を抜くのをあきらめたのか、ルークは筆の柄から指を放した。
「労働力を提供してくれるのかと思ったけど、そっちさえ構わないなら正気を疑われる方のでも、有難く戴く」
木板の両端を支え持ち、ルークは触手を軽く左右に振るう。
ひたりとそれが動きを止めた。
乾いた音を立てて、板は真っ二つに割れた。断面からは刺さっていた鉄筆が転げ落ちる。
へし折ったのか、叩き割ったのか、どちらだかはわからないが、ルークは改めて筆を手にした。
『今 わたしは かつてないほどの冒険者を前にしています』
「先に話振ったのはそっちだろうに、失礼な」
笑いながら言ってやると、べちべちと触手が砂を叩く。
『この体じゃ そんなのお礼になるわけ ないじゃないですか』
私は至極真面目なのに、からかっていると思われているらしい。
短さのおかげで乾いてきた髪を掻きながら、どう口説いたもんだか考えた。
「逆に考えてみようか。手が多いから、思わぬアレコレが可能かもだ」
『そっちが 受身大前提ですね はい 攻め手は得意ですが
 現実的に考えましょう 今はわたし タコですよ
 ううん タコじゃないけど』
解らんタコの人だな。
いや、解らんなりに察そうとする気だけは大事なはずだ。
「操を立てた相手がいたとかで、したくないとか」
依頼主さんが恋人なのかなと、思いついた。それなら諦めなきゃいけないな。
『そんな相手がいたら そもそも 言い出しません
 そうじゃなくて タコっぽいんですよ』
なら問題なくないか。
 
私は立ち上がって、ルークを見上げた。
目の前に揺れている触手を捕まえて引いても、ルークはびくともしない。
「ちょいと降りて来てみ。でなきゃ登るぞ」
触手を引っ張ったまま言った。
触手にも苔が生えてるけど、節がある分とっかかりが多くてたぶんよじ登れる。
三呼吸くらい待って無反応だったから、真珠を足元に置き、そのまま登攀し始めてやった。
文句ありげに、もう片方の触手が私の背中を軽く叩く。それと同時、彼の体が下降した。
大きな体に押された空気が風となり、彼の下から逃げる。
狭い場所に無理矢理降りたものだから、ルークの体はいろんな物を下敷きにしながら、こんもりと緑の丘と化した。
私は触手を一本掴んだままその丘を裸足で踏み登り、彼の赤い眼の間に伏せるように身を寄せた。
「ルーク」
たぶん、眉間に当たる場所に顔を擦りつける。
苔くさくてじっとりもしてるけど、微かに甘いような匂いも混じり、不快ではない。
ふかふかしてる。
掴んだ触手が私の手から逃れようと身をくねらせるのを、掴みなおした。
「人に触れたいんだろう」
手の中の触手が一瞬止まり、忙しなく左右に振られる。
散々撫でまわしてくれておいて今更否定しても信用ならんな。
大暴れの触手をひっぱり唇を押し当て、少し大人しくなった所に囁いた。
「私はあんたに触れられたい」
重く低い音が彼の内から響く。そろりと触手が動き、何度も私の頬の上を往復する。
もう一方の触手が脚に乗った。
背中には腕が乗り、その重さに潰されるようにルークの目の間に押し付けられる。
ヤる気なのか殺る気なのかどっちにしろ堪らんな。
 
私が息苦しくなってきた頃、ぐいと襟首をつかまれて、私は彼から引き剥がされた。
心なしか慎重に砂の上に下ろされて、それが終わると同時、両頬を触手に軽く打たれた。
早速に鉄筆を取り、彼は何かを書き始める。
『その気にさせないでください 私が力加減間違うと死ぬのですよ バカですかあなたは』
打たれた頬を打った触手がまた撫でる。
疑問形で済まされる話じゃない。バカだが、何が悪い。
『人間 おかしな状況に置かれると 逃避に走るものです
 ねえ サイレ 落ち着いて
 同情と錯乱だけで 異常な事を しようとしているんですよ』


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