【野球が】ハーレムな小説を書くスレ【できる】18Pat EROPARO
【野球が】ハーレムな小説を書くスレ【できる】18P - 暇つぶし2ch71:名無しさん@ピンキー
08/09/04 02:51:46 3TEu5KtS
ちゃん子・・・幼馴染。料理が得意。
千秋楽(せん・あきら)・・・お嬢様。金髪。ツインテール。
行司(くだり・つかさ)・・・無口。文科系。読書好き。
四股踏子(しこ・ふみこ)・・・後輩。ロリ巨乳。

「遅い遅い! もう、遅刻しちゃうぞ! ブーブー」
玄関を開けた俺にちゃん子は開口一番文句を垂れた。
俺は軽口を返していつもの朝のやり取りを済ませると、先に立って歩き出す。
幼馴染で今や恋人同士。今更並んで歩くのが恥ずかしいわけではない。
ただ車一台分の幅しかないうちの前の道では、ちゃん子と並んで歩くのは……物理的に不可能なのだ。
「なあ、ちゃん子」
「ん? なあに?」
「さっきから気になってたんだけど……その、後ろに引っ張ってる巨大な台車はなんだ?」
「ああ、これ? 今日のお弁当。君の大好きなちゃんこ弁当だよ!」
「ああ、べ、弁当か。……それ、何人分用意したんだ?」
「やだなー、ちゃんと二人分あるよ! わたし最近ダイエットしてるんだ!」
「ああ、ふ、二人分か。……俺はまた、炊き出しでもするのかと思ったよ」
キキイッ。
校門の前に差し掛かったところで、一台のリムジンが俺達の前に止まった。
後部座席が幅・高さともに二倍の特注品なので、スモークガラス越しにも誰が乗ってきたかがわかる。
もっとも、そもそもリムジンで登校してくるようなマンガみたいなお嬢様は一人しか知らないが。
「お二人とも!」
運転手が開けたドアからまろび出てきたのは秋楽だった。
金髪、ツインテール、折り目正しく着こなした制服と、どこをとってもお嬢様という風貌だ……体重以外は。
「遅いですわよ! 今日から朝稽古を始めるって言っておきましたのに!」
「朝……稽古? そうか! とうとう相撲場が完成したのか!」
俺達は走った(正確には、俺以外の二人は『転がった』と表現すべきかもしれない)。
そして、体育館脇に堂々たる威容を見せる新築の相撲場に到着する。
総勢五名の相撲部には過ぎた施設だが、秋楽がこの学園の理事長でもある父親にかけあってくれたのだ。
「……おそい……13分28秒の遅刻……」
中には既に司がいた。
はちきれそうな制服姿で股割りをしながら、読書をして俺達を待っていたようだった。
余りスポーツを好まない司を部員に誘ったときは心配していたが、どうやらやる気は十分らしい。
「どすこい! どすこーい! ひゃあ、遅刻ですうー」
入り口から騒がしい声が聞こえた。
振り向くと、相撲場に駆け込もうとした踏子が巨体を入り口に詰まらせて往生していた。
「ちょっと四股さん? 入り口につかえるなんてちょっと太り過ぎでなくて?」
「そうだよー踏子ちゃん。力士は太ってるだけでも駄目なんだよ」
「ぶふー。そんなことないです。今のは胸がつかえただけですー」
「……ひっかかってたのは腹だったわ……」
部員三人がかりで引き抜かれた踏子は丸い頬をさらに膨らませてふてくされる。
「おいおい、時間もないんだ。早く着替えて稽古始めるぞー」
俺は四人にそう言うと更衣室に向かおうとして……
「って、え!? ちょ、お前らここで脱ぎ始めるなよ!」
四人はこともなげに制服を脱ぐと、素っ裸にまわしを締めて俺をぐるりと取り囲む。
「ま、待て。せめてTシャツくらいだな……」
「あら、これが大相撲の正式なスタイルでしてよ」
「そうそう。だからエッチな目で見ちゃ駄目だぞ!」
「……君なら、そういう目で見られても、かまわないが……」
「ぶふー。踏子がこんな格好するの、先輩の前だけです!」
半裸でにじり寄る四つの脂肪の塊、もとい、四人の部員たち。
その圧倒的な威圧感に俺は身の危険を感じる。
「ああ、秋楽のうっちゃりを受け止めてくださいな」
「ふふふ、わたしのぶちかましが先だよねー?」
「先輩に愛のがぶりよりですう!」
「……ごっつあん……」
そして四人の巨体が一斉に俺めがけて殺到した!
……ち、窒息する……む、むぎゅう……

(相撲部ハーレム『SHIKO踏んじゃった』・完)


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