魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想 その7at EROPARO
魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想 その7 - 暇つぶし2ch650:名無しさん@ピンキー
09/03/12 01:00:13 jroEUXXF
>>259の続きを投下します。10レスです。
魔法分は薄めです。

651:僕の朝食
09/03/12 01:01:03 jroEUXXF
 
ミランダさんは稀代の天才魔法使い、二十二歳。
ハニーブロンドと水色の目の現代的な美人さん。オールドスタイルの黒のとんがり
帽子(と白のパンティとDカップおっぱい)がチャームポイント。
僕はミランダさんのところに住み込み中の研修生、十七歳。

ここ最近、特に暑い日が続いているけど、僕は基礎魔術のおさらいに、魔術言語の
習得に、魔法薬学の実験にと、自分の魔法を高めることに燃えている。
というのも、ミランダさんは前回、その天才的魔力を生かして、メイド・ホムンクルスの
ミドリちゃんを造ったわけなんだけど、そのミドリちゃんが館の掃除を全部引き受けて
くれて、僕はかなり自分の時間を取れるようになったから。

昨日の夜も、僕は遅くまで実験室にこもって魔法薬学の実験に集中していた。
幽霊の出そうな時間まで頑張って、一応ひと区切りついて良かった良かった、もう
怖いから寝ようと思って寝室のベッドに倒れこんだら、一瞬で朝。
早朝の明るい日差しは、今日も暑くなりそうな予感を覚えさせたけど、でも室温は
まだ上がり切っていなくて、肌を撫でる空気はすがすがしい。
夏でも朝のうちは涼しくて気持ちがいいよなあ、と僕は丸めた毛布を抱き締めて、
半覚醒でうつらうつらしていると、ベッドの脇に何かの気配。
こんな朝っぱらから幽霊?なんてぎくりとして、僕の意識が浮かび上がる。

「ご主人さま、起きて下さい。そろそろ朝食の時間です」
あっ、ミドリちゃんだ。良かった。幽霊じゃなかったよ。今朝の食事当番はミランダさん
だったっけ? ……って、もうそんな時間?
実は、僕がミランダさんの館に研修に来た日から毎日、特に用事がない限り、朝食と
夕食は必ずミランダさんと僕の二人で、ミドリちゃんが造られてからは三人で、一緒に
取るのが習慣なんだ。
コンポラッテ魔法学園では、学年ごとに全員が一緒に食事を取るからそれにならって、
とミランダさんは言った。けど、ミランダさんは案外寂しがり屋で、誰かと一つの食卓を
囲みたいっていうのが本当の理由なこと、僕はちゃんと知っているんだよね、ふふ。
ミドリちゃんも本来メイドだから、給仕に回るのが役目なんだけど、ここは王宮じゃない
からって、やっぱり一緒にご飯を食べることになってる。
それで、この頃の食卓はますますにぎやかで、ミランダさんはとても嬉しそう。

652:僕の朝食
09/03/12 01:02:05 jroEUXXF
 
「うう~ん」
そっか朝か、じゃあ起きなきゃ、ミランダさんを待たせちゃうよ、と思いつつも僕の
疲れた体は動かない。
「昨日は遅かったんだよ、ミドリちゃん。もう少し寝かせて……」
僕は睡魔に抵抗できず、寝返りを打って大の字になる。
「ミランダさまが食堂でお待ちです。起きて下さい」
「あと五分だけ~」
「……ご主人さま」
「むにゃぁ~」

なんて、意識が急速に沈んでいくのを感じていると、早朝のさわやかな冷気が
パジャマの下に潜り込む。……いや、パジャマがはだけられたのかな。
しかも、誰かが両手で僕の胸とおなかをさすってる。なんだか少し血行が良くなって
体がぽかぽか暖かい。
ああ、気持ちいいなあ。マッサージされてるみたい。

ん? って、なに? 手が更に下へ下へ降りていくよ。
このままじゃ僕の大事な場所にっ……、うわわわわぁ! 誰っ???
って、部屋にいるのミドリちゃん以外にないじゃないか。
僕が声ならぬ声を上げ、慌てて目をしばたかせて首を曲げると、眼下には例の
メイド服を身に付けたミドリちゃん。ベッドに這い上がって、僕のパジャマのボタンを
全て外し、片手を中に差し入れてる。

「な、な、な、何してるのぉお~! ミドリちゃぁあ~んん!!」
細い腰を強調するかのように、フリルのついた白いエプロンの紐を背中できゅっと
結び、透けそうな白のストッキングをまとった美脚をさらけ出し、ミニスカ丈の黒の
ワンピースで覆われたお尻を突き出しての四つん這い。
見えそうで見えないパンティ。片足脱げかけた黒の革靴。
僕はもう一気に目が覚めるのを通り越しちゃって、目玉が飛び出そうになる。

653:僕の朝食
09/03/12 01:03:08 jroEUXXF
 
「ご主人さまが、望んでいらっしゃるようですので」
ミドリちゃんが僕のあれをパジャマの上から握りながら、上目遣いでこっちを窺う。
綺麗なシルバーブロンドを低い位置でお団子にし、青い花の飾りの付いたヘアピンと
白いヘッドドレスでまとめているのが、よく似合ってるなあ。
……って、そんな場合じゃあないっ!!!
「ま、ま、ま、待って……って、待て待て待ってぇ~~」
違うぅ~。それは男の生理現象なんだよぉ。
いや、やってすっきりしちゃいたい気持ちは否定しないけど、で、で、でも……。

って、……うぇえええええ??? ミドリちゃんの目が……、目がぁあああ!!!
緑色に染まってる~???
何のスイッチが入ったんだか、ミドリちゃんの目は前回、僕に迫った時と同じ色に
変化している。いつもの控えめで大人しげにふるまうミドリちゃんとは大違い。
すごく……興奮してるみたい。
もしかして、発情するとミドリちゃんの体に残った媚薬の成分の何かがどこかに
作用してこうなっちゃうのかな。
……び、媚薬内蔵の、ホムンクルス……ってこと? 

僕は混乱した頭で必死に魔術理論やら魔法公式やらを思い浮かべてみたけど、
僕ごときではやっぱりさっぱり。ミランダさんだったら、すぐにでも簡潔に理論的に
説明できるんだろうけどなあ。
起き抜けで体も脳みそも上手く動かないし、おまけに股間の方も生理現象じゃ
済まなくなってきてるし、僕のなけなしの理性も働かない。

「……ご主人さま」
ミドリちゃんが布越しにペニスをもみもみしながら体を倒し、あらわになった僕の
乳首をぺろりと舐めた。
「うひっ!」
くっすぐったいよぉ、ミドリちゃん。

654:僕の朝食
09/03/12 01:04:05 jroEUXXF
 
薄い胸板の上に覆いかぶさったミドリちゃんが、僕の反応に力を得たかのように、
更に舌先を大胆に動かして肌を愛撫する。
僕は体をくねくねさせて笑い、でも彼女を止めさせたくなくて、腹の底の筋肉に力を
入れて、両手を空中でばたばたさせる。
「おほっおほっ、おほほほぉっ……いゃん!」
うわ、今の僕の声、女の子みたい。恥ずかしい。

なんて僕の葛藤をよそに、ミドリちゃんは構わず続け、あばら骨やみぞおちを
れろれろしながら、徐々に下へ下へと移動していく。
パジャマのズボンに手が掛かり、ずりずりと少しづつズボンがずり下がる。
ううう、これはあれか、でも、ちょちょちょっとまっまっ……、あああぁぁ。

ぺろんとむき出しになった僕のペニスを、ミドリちゃんが大事そうに両手で捧げ持つ。
この構えは……、アレか? アレなのか?
って、ミ、ミ、ミ、ミドリちゃんてば、どこでそんなの覚えたの?
はっ! まさか、おとつい図書室に忘れて置きっぱなしにしちゃったエロ本、誰にも
見られずに回収できたぞやったあと思ったけど、……ミドリちゃん、やっぱりあの本、
読んじゃったのかなあ?
僕の持ってるエロ本の中でも、秘蔵の無修正のやつじゃなくって、修正してあって
そんなにどぎつくない方のだったんだけど、色々詳しい解説が載ってたっけ。
きっとそういうの初めて見たであろうミドリちゃんにとっては、刺激的すぎる内容
だったかも。影響受けちゃうよね。

「んん……」
おずおずと僕の股間に顔を近づけたミドリちゃん。挿入したことはあるけど、こんな
まじかで見せたの初めてなんだよね。驚いたように目を見開いて、ゴクリとつばを
飲み込んだ。
「ミ、ミドリちゃん……?」
あ、鼻の頭にしわが出来ているよ。
って、そう言えば、……僕、三日くらいお風呂に入ってないような……。
臭い……よね? それに少し垢が溜まってるようだし。ごめんね、ごめんね。

655:僕の朝食
09/03/12 01:05:09 jroEUXXF
 
僕が心の中で謝っていると、ミドリちゃんはふっと顔を上げて、感慨深げにほわっと
溜め息を付く。
「あの、ご主人さま、こんなに……大きなものが私の中に、入っていたのですね……」
「のっ……、のあふっ!」
うひひひー。大きいって、大きいって言われちゃったよおおお。
もう、ミドリちゃんってば、可愛くって真面目な顔してるのに、上手いんだから~。
いやいやいやいや、社交辞令社交辞令。
僕、べつに大きいぃくなんかないってば、なんてあはははははは。
そりゃま、ちょっとは普通サイズより大きいかもしんないけど、うぇっへっへっ。

なんて、僕が歓喜の渦に溺れる中、ミドリちゃんはそっとまぶたを伏せて、背中を
ぎゅうんと湾曲させてお尻を突き出すような無理した姿勢になって、果敢にも僕の
ペニスに赤い唇を近づけた。
小さく開けた口元から可愛らしい舌が伸びて、亀の頭と出会ってこんにちは。
ちろちろと慎重に舐めながら、唾液垂らして僕の前立腺を直撃!
指で竿の部分をこする手付きが覚束なくって危なっかしいけど、それもまた良し!
先端から一番下まで皮のダブついた所もカリの部分も、ミドリちゃんはそりゃもう
丁寧に丁寧に舐めてしごいて、技術不足なんてなんのその。
「んひっ、んひっ、んひっ」
ペニスが綺麗になっていくのとは反対に、僕の奇声は止まらない。

「んっ、はぁ……、ぁああー」
ミドリちゃんが続け様に口を縦長に開けて、僕の先端をぱっくり咥えこむ。
エロ本に書いてあったのをなぞってるなら、次はアレかな、なんて期待してた通り。
あごとのどを動かしてちゅぱちゅぱやった後、顔を上げ下げして扱こうとしてる。
「んんうー、んむっぅ?」
あはは、やっぱり初めてだから上手くいかなくて、ずるずるじゅぶじゅぶと口の中に
入り切らないでっかい飴の棒をしゃぶってるみたい。
そのうちよだれが垂れてきたのか、じゅっぷじゅっぷなんてかなり水分多めの
フェラ音がする。

656:僕の朝食
09/03/12 01:06:04 jroEUXXF
 
「……んん? ……ん~う」
ミドリちゃんも何か違うと感じてはいるみたい。
眉毛を八の字にして眉間のしわがますます深くなってくる。
最後にはのどの奥を突いちゃって、ペニスをケホッと吐き出して、申し訳なさそうな
顔をするミドリちゃん。
「上手くできなくて、あの……ごめんなさい」
あああー、ミドリちゃんはこんな時でも健気でいじらしいんだよねぇ~。
うん、もうぜ~んぜん大丈夫だって僕、もうビンビンに勃ちまくってるんだから!

いっそのこと、据え膳食わぬは男の恥ぃいいい!!!
なんて思っちゃったりしちゃってるしね。
うんそうだそうしようははははぁはぁはぁはぁ。

そんな訳で、僕はなけなしの腹筋を120パーセント使って上半身を勢いよく起こし、
ついでにその余力を利用してミドリちゃんをころんと転がした。
「ミドリちゃんっ!」
「はい、あっ……きゃっ!」
なんて可愛い悲鳴を上げて、ミドリちゃんは四つん這いのまま仰向けに引っくり返る。
足を覆っている黒のミニスカートと白のフリルエプロンが煽られて捲くれ、すべすべな
太ももとレースのついた青色のパンティが僕の目の前で御開帳。パンティのレースは
細かい模様がすっごく綺麗。
うーん、このパンティの趣味ってミランダさんの選択じゃないな。ミランダさんは清純
そのものの白無地パンティだもんね。(いや別に、ミドリちゃんが清純じゃないって
いう意味じゃない。厳密に言えば、二人とも僕が汚しちゃったようなものだしね)。

「あっ! そっかぁ、レース好きなんだね、ミドリちゃん。ドアノブやカーテンの裾を
レースで飾ってるの、ミドリちゃんでしょ?」
そう言えば彼女が来てからというもの、屋敷内にはドアノブやカーテンだけじゃなくて、
ティッシュの箱やテーブルクロスといった小物類、水槽ごみ箱みたいな物にまで
レースの飾りが増殖してて、すわミランダさんの新しい魔法か、なんて生暖かく
見守ってたんだけど、ミドリちゃんだったんだ。納得した。

657:僕の朝食
09/03/12 01:07:08 jroEUXXF
 
「はい。……あの、レースはお気に召しませんか?」
こくりとうなづくミドリちゃんに、乙女なところはミランダさんに似てるんだね、ああいう
乙女っぽいの、ミランダさんも好きだもんね、なんて僕は彼女たちを愛しく思う。
「うんうんいやいや。気に入ってる気に入ってるっ」
慌てて言う僕に、少し顔を赤くしてにっこり笑うミドリちゃん。

「いつも綺麗だなーって感心してるんだよ」
僕はさらに褒めながら、太ももを指で辿り、ミドリちゃんのパンティに手を掛ける。
「うん。このレースもすごく好き。ミドリちゃんによく似合ってるっ」
なんて言いながら、すすすっとパンティをずり下げる。丸いお尻に合わせて伸縮し、
絶対領域を経て、白いストッキングの上を滑る青いパンティ様。ミドリちゃんが両足を
揃えて膝と足首を伸ばしてくれたおかげで、それは関節にも踵にも引っかからずに
するりと脱げた。

「レースを穿いてないミドリちゃんも好きだけどね」
僕はくしゃくしゃに丸めたレースの青パンティを鼻に当て、わざわざ大きな音が出る
ように、くんかくんかと匂いを嗅いだ。
「あああ。ミドリちゃんの愛液の匂いがするよ」
パンティがこんなに匂うのならば、本体はどれだけべしょべしょに濡れてるだろうね、
なんて鼻をうごめかせて見下ろす僕。
「恥ずかしい……です」
両手の指先で唇を抑えるミドリちゃんと視線が合った。その瞳に映っているのは
期待と切願、それに情欲。
僕としたいっていうミドリちゃんの気持ち、確かに伝わったぁあ!

「ミランダさんが待ってるから、ちょっと大急ぎになっちゃうけど」
僕はミドリちゃんの膝をつかんで股を割り、両足を脇の下に挟むようにして彼女を
引き寄せた。黒のミニスカがミドリちゃんの下敷きになり、ずり上がって広がった。
「はい。大丈夫です」
「メイド服、着たままでも……」
「ご主人さまが良ければ、私は構いません」
やったぁやったぁ! このメイド服見た時から、やってみたいと思ってたんだよね、
メイド服着衣プレイってやつ!!

658:僕の朝食
09/03/12 01:08:15 jroEUXXF
 
「うひっひっひ」
ストッキングに包まれた足はつるつる滑って持ちにくく、僕は彼女の足首をつかみ
直す。それから重心を左右に動かして膝で踏ん張り、体勢を整えてミドリちゃんの
大事なところに僕のもうどうにも止まらないものをあてがった。
「ううっ……、うひぃ~」
ズズンと奥まで一気に挿入し、休む間を与えずにずんずかずんずか突いて突いて
突きまくる。

「ふんっ、ふんっ、ふんっ、ふんっ」
ぱこぱこぱこぱこ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
あんまりにも勢いをつけすぎたからか、なんだかミドリちゃんがどんどん後ろに
ずれていくよ。ミニスカを踏んじゃったりしてちょっと邪魔かも。

そこで僕はミドリちゃんの腰をつかみ、掛け声とともに彼女の体を引き寄せた。
もちろん挿入したままでやったので、ミドリちゃんには相当な衝撃だったらしい。
「よいっしょーっと!」
「ぅあんっ!」
僕の腰に回された彼女の太ももの筋肉がぎゅうんと締まり、背中の後ろで両足を
ばたつかせながら、彼女が嬌声を上げた。
うん、イイ声で啼くなあ、ミドリちゃん。それにお団子が崩れかけていて、銀色の
毛先があちこちからぴょんぴょん飛び出しているのが色っぽいっ。

僕は抽送停止のついでに手を伸ばし、メイド服とフリルエプロンの上からCカップの
やわらかいおっぱいをもみもみする。
布越しでも分かる。ミドリちゃんの乳首が固くなってるのが。
ボタンのように盛り上がったそれを親指でこすると、ミドリちゃんは切なそうな顔を
して食いしばった歯の間から息を漏らした。
やっぱり乳首は感じるんだねえ。
なんて僕は体を倒して彼女の胸のふくらみにかぶりつき、押しつけるように彼女を
固定して、腰の動きを再開した。

659:僕の朝食
09/03/12 01:09:13 jroEUXXF
 
「ふんっ、ふんっ、ふんっ、ふんっ」
ぱこぱこぱこぱこ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
ああぁ、さすがミランダさんの作った媚薬内蔵ホムンクルス。
僕を咥えているいやらしい肉洞は絶好調。
下半身が痺れるような快感! 脳天を突き抜ける悦楽!
入口はきゅっきゅっと締め付けて、中はねとねとと滑りが良く、奥からは淫水が
あふれまくって侵入するものを歓迎してる。

来そう来そう、来る来る来る来る!!
くぅっ! 我慢できないっ! ラストスパートに突入するっ!
「ふんっ、ふんっ、ふんっ、ふんっ」
ぱこぱこぱこぱこ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
ああ~、出る~~。出ちゃう~よぉ~~!!!

僕は急いでペニスを抜いて、彼女の上で最後の構えをとる。
「ううっ。くはぁああ」
僕は絶頂と共に先端から精液をぶっ放した。それはまるで火口から噴出する白い
溶岩のようだった。
ドック、ドック、ビッシャ、ビッシャ。
ああぁ、飛び散る精液が彼女のぐちゃぐちゃに乱れたメイド服に染み込んでいくよ。
あーあー、はぁぁぁああ。
満足、満足。
やっぱり、メイド服は男のロマンだよね。

「ふぅうう……。……さて、と。ミドリちゃん、ミランダさんも待ってるし、朝ごはんを
食べに行こうか」
「はい、ご主人さま。……でも、あの……その前に……」
って、え?
あっ! うわあああ!
ミドリちゃんのメイド服、思いっきりしわくちゃになって、ぶっかけた精液が染みに
なっちゃっている上、ストッキングも伸びて悲惨なことになってるし、綺麗に結い
上げてあった髪の毛も完全に崩れてちゃってる。
あまつさえ二人とも……、なんだかとても……、イカ臭い……。

660:僕の朝食
09/03/12 01:10:06 jroEUXXF
 


結局、僕らは朝食の時間に大幅に遅れた。
ミドリちゃんと二人して入った食堂には、ミランダさんが一人。お行儀悪く片肘を
ついて、雁首そろえた僕らをじろりと睨んだ。
「二人とも、遅いわよ!」
うわ。ミランダさん、機嫌悪そう……。当たり前か。
「お、遅れてごめんなさい、ミランダさん」
「時間に遅れてしまい、申し訳ありません、ミランダさま」

「それで? 二人してこんな時間まで、何してたわけ?」
そう言って、ミランダさんはぷっと頬を膨らませた。
「ええと……、その……」
「なに?」
「ううぅ」
ミドリちゃんにフェラしてもらって、一発やってすっきりして、シャワー浴びて服を
着替えて……、ってミランダさんに言えるわけない。

「ほ、本当にごめんなさい」
「別に……いいけどっ」
沈黙した僕らに対し、拗ねたようにふんとそっぽを向いたミランダさん(怒った顔も
可愛いよ、ミランダさん)。
「朝ごはん、何回も温め直したから、ちょっと焦がしちゃったけど」
言われてテーブルに目をやると、お皿の上に鎮座しているのは、完全に炭化して
いる謎の物体A。
「もちろん、食べるわよね?」
「…………は…ぃ」
やっぱり、これ、完食しなくちゃいけない……よ、ね。
なんて、焼きすぎ妬きすぎ真っ黒こげこげ僕の朝食。

661:名無しさん@ピンキー
09/03/12 01:10:55 jroEUXXF
以上です。

662:名無しさん@ピンキー
09/03/12 06:59:01 kOqyv4sD
>>661
ごちそうさまでした

しかし最後のとこ、ミランダさんが欲求不満でむくれてるように見えたwww
次は是非ミランダとの絡みを…

663:名無しさん@ピンキー
09/03/13 03:07:02 iSAA5Vl4
実は黒焼きだったなんてオチは… 無いな
取り敢えずGJ

664:名無しさん@ピンキー
09/03/14 11:43:11 5piewdqG
惚れられ薬

男の場合
一回一時間、あらゆる女に迫られる。
別に記憶が消えたりはしない。

女の場合
一回十時間、あらゆる男に襲われる。
その女を犯した男は、その間の記憶を無くす。

665:名無しさん@ピンキー
09/03/14 19:59:07 S+Hi9M5P
慎重にしないととんでもないことになるなw

好みじゃない女に迫られる可能性だけは避けないとな

666:名無しさん@ピンキー
09/03/15 17:50:50 rBIqJz16
あまりに男だけに都合よすぎるな
時間も短すぎ

薬の影響で迫る女の腕力は数倍になる
口内射精か膣内射精しないと薬の影響が消えない
ぐらいはないと

667:名無しさん@ピンキー
09/03/15 23:32:08 RnjrLThl
では逆に嫌われる薬というのはどうだろう。

自分自身で薬を飲むと他人から嫌われていると感じてしまい、
他人に飲ませると自分のことを嫌いになるとか。
使用者は薬に髪の毛を混ぜるとかにすれば、色んなことに使えるかなと。


668:名無しさん@ピンキー
09/03/16 00:30:55 E56f6bY+
前者はイジワールで
後者はムシスカンって感じか

薬の効果で人に嫌われてもなお近付いて来てくれた娘と…

669:名無しさん@ピンキー
09/03/16 06:45:01 BLaP7eyS
魔法や超能力の内容はテレキネシスとか稲妻とか普通だけど
使える条件がミュータントだからとか魔法力があるからじゃなくて
「放尿中だけ使える」「勃起中だけ使える」みたくエロいことをしてる間だけな設定の話をキボン

670:名無しさん@ピンキー
09/03/16 12:58:13 rN2IuovA
全く逆だが、何かの漫画で、透明人間になれるけど勃起したらそこだけ透明じゃなくなる、ってのがあったな

671:名無しさん@ピンキー
09/03/17 15:23:09 aroErM6h
>>664
襲われるのをうまく流せば女が男を記憶なしに操ることもできるってか

>>669
トイレを我慢してる間だけ空飛べるとかいうのがここに昔あったような…

672:名無しさん@ピンキー
09/03/17 15:33:55 nA6el11a
誤認ネタで一時的に豊作になったけど
無理な化学肥料だったせいで連作障害になっちゃった感じ

673:名無しさん@ピンキー
09/03/17 17:07:19 Hh1W8BR7
少年誌だけど、
エロいこと考えてる間だけ、水になれるというのがあった。
萎えたり、見とれたりするともどる。

674:名無しさん@ピンキー
09/03/18 19:58:25 3bygd+2F
>>673
イクラ食べたら透明になって興奮したら元に戻るみたいな漫画思い出した

675:名無しさん@ピンキー
09/03/22 05:25:36 KBbsFMlZ
保守

676:名無しさん@ピンキー
09/03/27 18:42:09 R+tIDAbc
媚薬
他人の唾液と一緒に飲むと
何回イっても堪えられないほどの疼きに襲われる。
唾液の持ち主の精液や愛液を飲むと鎮まる。
同じ人の唾液は耐性が付くので利かなくなる。
自分の親、自分の子、同性の唾液は効果無し。

677:名無しさん@ピンキー
09/03/27 18:54:00 J2CY7NcA
どっかのスレでそんなのあったよ
ただあっちは薬の影響じゃなく心因的な病気の影響だけど

678:名無しさん@ピンキー
09/03/31 07:26:28 JU2Gpk5+
イき紙

679:名無しさん@ピンキー
09/04/01 07:37:30 tiAXbtjS
素っ裸の間だけ透明。
何か少しでも身に付けると見えちゃう。

680:名無しさん@ピンキー
09/04/01 11:12:34 85cQMbwH
眼鏡コンタクトも×なのでヒロインの痴態もぼんやりとしか見えない

681:名無しさん@ピンキー
09/04/01 11:30:49 JNEe3wil
ゴムをつけると透明じゃなくなるので、常に中出し

682:名無しさん@ピンキー
09/04/03 03:25:00 L+h99hiS
保守さげ

683:名無しさん@ピンキー
09/04/03 07:46:51 0y/9eKYd
ヤる気スイッチ

684:名無しさん@ピンキー
09/04/03 11:06:28 ysDrV7Qa
>>683
ちょっとそれでインスピレーション湧いたから短いのを投下。
タイトルは「カズヤの不思議なチカラ」とでも

685:名無しさん@ピンキー
09/04/03 11:07:06 ysDrV7Qa
僕には不思議な力がある。
多分、交通事故で何日も意識不明になってからだと思う。

初めにおかしいなって気付いたのは、由香姉の足を揉んでた時だ。
由香姉は陸上の中距離で県大会上位の実力者で、僕はいつも足を揉んで上げていた。
高校からもあちこちからスカウトが来るくらいで、どこにしようかと話しながら、足をほぐしていたんだけど。

ひざの裏あたりが、ぼんやり黄色く光っているように見えた。
なんだろう、と思い触ってみると、「ふわぁんっ」って、エッチな声をあげたんだ。
その時の僕は、それがエッチな声とはわからなくて、痛かったのかなと思って謝ったけど。
由香姉は、くすぐったかっただけ、もうちょっとそこ触ってと言ってきて。
顔が赤くて、声もちょっと変だった。
でも僕は言われるままに、膝のうらを撫でるように触っていた。
そうしたら、今度はふともものあたりとか、お尻のところがぼんやりと光るのだ。

そっと、確かめるように、ふとももを触ってみる。
腰がびくん、と跳ねて、由香姉がくぐもった声で「きもち、いいよぅ」って言ってる。
何だかいけない事をしてるみたいで、手を止めたら。
泣いてるみたいな顔で、もっと触ってよって。
僕はその姉の何かよくわからない迫力に押されて、ふとももからお尻に手をやって、
足を揉むように、スパッツ越しにもみはじめた。
由香姉は嫌がらず、僕の手のなすがままになってる。
埋めてる枕から変な声が漏れて、その声を聞いてると、どうしてかエッチな気持ちになってくる。
おちんちんが、ずくんっておっきくなっちゃうんだ。

そしたら。
由香姉のスパッツの、女の子の部分が赤く光りだしたんだ。

686:名無しさん@ピンキー
09/04/03 11:08:40 ysDrV7Qa
ここは、女の子の大事なところ。
触るなんてエッチすぎて絶対ダメ。
…でも、そこに触れて欲しいっていってるみたいに、淡く光ってる。
「由香姉、ここ、触っても大丈夫?」
恐る恐る声をかけて、その部分に指を当ててみた。
…湿ってる。
聞いたことがある。
女の子がエッチな気分になったら、変な気持ちになって、ここから汗みたいなのが出るんだって。

「ひゃうんっ」
由香姉が、高い声をあげて、僕の指に自分から擦り付けてくる。
すっごいエッチだ。
「もっと、いっぱい触って!」
触れば触るほど、そこが赤く強く光ってくるんだ。

気がつくと、僕のおちんちんも、赤く光ってるんだ。
…せっくす、だっけ。こういうの。
ドキドキ興奮しながら、由香姉にのしかかって。
後ろから、おちんちんを、おまんこにくっつけた。

そしたら。
おちんちんからあつくなって、由香姉のおまんこにこすりつけたくて仕方なくなって、
いっぱいこすりつけた。
由香姉も「ふわ、あ、あぁっ、いいよぉ、そこ、すっごくいいのっ!」って声だして。
おちんちんがおかしくなるくらい変になって、全身がぼうっとしてきて。
「カズ、いい、あ、あぁ、変だよ、なにこれっ、ああぁぁっ!」
由香姉が全身をけいれんさせて、そしたら由香姉からおちんちんから何かあついのが
流れてきて、僕のおちんちんが爆発して。…精通、した。

由香姉はそれ以来、なんどもエッチなマッサージをせがんでくるようになって、
結局家から通える高校を選んだんだけど。

この力が、女の子のエッチな気分を引き出すものだってわかったのは、
僕が高校に入ってからのことだった。

687:名無しさん@ピンキー
09/04/03 11:09:57 ysDrV7Qa
僅か2レスだが保守代わりに投下終了。
こういうのも超能力の一種かな、と。。。

688:名無しさん@ピンキー
09/04/03 15:27:46 DBo3yS3U
本人がまた無自覚なのがいいっすね!

689:名無しさん@ピンキー
09/04/03 19:48:25 8OHGSw3G
よかった

690:名無しさん@ピンキー
09/04/04 08:06:46 W/YexK+n
>>685
GJ

691:名無しさん@ピンキー
09/04/04 09:40:33 eMBj21JY
短いけどいいねコレ。

692:名無しさん@ピンキー
09/04/04 10:52:03 zM/nA5vV
これは連載されるべき

693:名無しさん@ピンキー
09/04/04 11:23:32 qTwCNbA1
いい能力だな。かなり好きかも。

694:名無しさん@ピンキー
09/04/04 12:30:19 c0wULeeP
こんな便利なエロ能力で精通したら
即遊び気分でクラスの女子に試しまくりじゃないのかw
アナルの方が感じるのを秘密にしてる子も、尻穴が赤く光ってバレバレとか'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ

695:684-687
09/04/04 15:12:40 FEdnZqCm
レス頂けて感謝。
調子に乗ってまた書いたので、ちょっと投下する。
同じネタで「カズヤの不思議なチカラ その2」とでも。

4~5レスくらいだと思う

696:684-687
09/04/04 15:13:10 FEdnZqCm
高校に入って、くじ引きで学級委員になってしまった僕は、
放課後残って掃除当番の分担表と時間割表、他諸々を作っていた。

言い出したのは女子の委員の河崎さん。
いかにも生真面目そうなメガネに、綺麗に肩の辺りで切り揃えられた黒い髪。
制服も襟元まできっちりしてて。かわいいとはお世辞にも言えない。

「こういうのは誰かがやらないといけないのよ」って言って。
昼間の班分けした紙を手に、マジックで名前を書いていく。
性格をそのまま表したような、漢字の止め、跳ねの細かい所まできっちりとした字。
こういうの、好きなんだろうな。僕は苦手だけど。
「松本くん、少し曲がってない?」
ほんのちょっとじゃないかって思ったけど、確かに表の線が少しズレている。
「書き直しましょう」
「紙、勿体無いよ」
「駄目です。こういうのは毎日見るんだから、きっちりしてないと」
睨まれる。ちょっと迫力がある。
僕はため息をついて、新しい紙を用意した。

夕陽が差し込む教室。
無言で作業を進めて、小一時間ようやく終わった。
河崎さんの作った表は、機械で作ったのかってくらい精密に描かれていた。
だが張る作業も当然のごとく、一苦労。
「ちょっと曲がってない?」
何度もダメ出しされて。苛々を通り越して呆れるくらい。
「そこまで気にする?」
「だって、曲がってたら気持ち悪いじゃない」
河崎さんの部屋はさぞきっちり整理整頓してるんだろう。
だけどため息をつく間もなく、上の画鋲を取ってと言われ。
河崎さんに手渡した時、ちょっと手が触れて。
途端、彼女の手が、ぼんやりと淡く光ったような気がした。
「きゃっ」
河崎さんがびっくりしたのか手を引っ込めたら、その勢いでもう片方の手に持ってた
入れ物が床に落ちて、無数の画鋲が床にばら撒かれてしまった。

697:684-687
09/04/04 15:13:54 FEdnZqCm
「ご、ごめんなさい! すぐ拾うから」
いつも硬くて真面目な河崎さんが焦ってるのを見て。
彼女も女の子なんだ、と当たり前のことを思って。
そしたら、うなじが光ってた。さっきの手よりも強く。

あれ、これって、由香姉の時と同じ…?
触ったら、由香姉みたいに、エロくなるんだろうか。
この生真面目一直線の河崎さんが。
でも、もしそうならなかったら…?
うなじ何かに触ったら、きっと高校生活はセクハラ男ってレッテル貼られた
悲しいものになるだろう。
でも。

葛藤しながら、画鋲を拾って。
「松本くんはいいよ、私のせいなんだから」
「そんなわけにいかないよ。同じ学級委員なんだし」
「…ごめんなさい」
うなじ、腕、足、腰。河崎さんの全身のあちこちが、光ってる。
触ってみたかった。
彼女がもし、由香姉みたいになるんだったら、聞いてみたかった。
河崎さんのエッチな声。

偶然を装うように、河崎さんの腕の辺りに触れてみた。画鋲を取る振りをして。
一瞬、確かに河崎さんの動きが止まった。
だけど僕が画鋲取りに熱心な振りをしたせいか、また動き始める。
それから、何度か、腕や背中に触れてみた。
「あっ、ごめんね」とか、わざとらしく言い訳して。

そうしたら、いつの間にか、河崎さんの顔が赤くなってて。息も少し荒かった。
由香姉と同じだ。エッチな気分になってる。
わざとらしく「どうしたの?」って言って、手を握る。
手が一番強く光ってたから。だけど、握っても何の抵抗もない。
それに気をよくして手の甲を指で撫でてみた。

698:684-687
09/04/04 15:14:34 FEdnZqCm
「ひゃうっ」
目を閉じて、少し体を震わせてる。画鋲拾いがまだ残ってるのに。
たぶん、このまま触っても大丈夫と思って、後ろに回ってうなじと背中を撫でてみた。
やっぱり何の抵抗もなく、僕のされるがままになってる。
指が触れるたび、びくんって震えて。
ふわっていい匂いがする。女の子の匂い。
「河崎さん、いい匂いがする」
「ふぁ、やだ、香水とか何てつけてないわよ」
「ううん、そうじゃなくって。河崎さんの、女の子の匂いがするよ」
「何それっ、そんなの知らない!」
耳が赤くなる。同時に、触ってほしそうに耳がぼんやりと光る。
この前借りた本にあったみたいに、左の耳を舌で舐めてみた。
「あぁっ、変になっちゃう、ふぅっ」
舐めるのって、すっごいエッチだ。いけない事してるっていう気持ちで
もっとエッチな気分になっちゃう。

耳とかうなじとか、猫みたいに舐めると、そのたびに河崎さんは
エッチな声を出して震えるんだ。
それを見た僕はもっとエッチな気分になる。
おちんちんも制服のズボンを突き破るんじゃってくらいに勃起してて、
先端もぐしょぐしょになって、トランクスを濡らしてる。
「河崎さん、すっごいエッチな声だよ」
「だって、だって、そんなに触るから!」
「触られたら気持ちいいの?」
「…うん」
「こことか?」
話しているうち、胸が光っていたから、後ろから手を回して、
ドキドキしながら触ってみた。
由香姉はいつもうつぶせだから、女の子のおっぱいに触るのは初めて。
でもきっと今なら大丈夫だって思えて。
「ふわ、あ、あぁっ! 変だよぅ」
おっぱい、制服越しだけど、柔らかいんだ。
恥ずかしい、と言うけど触って揉んでもやめてとは言わない。
それどころか。
河崎さんが僕の手を取ったかと思うと、ブラウスの下に潜り込ませて、
直接素肌に触れさせた。
「っ、かわさき、さん?」
びっくりして声が裏返ってしまった。
河崎さんはか細い声で言った。
「松本くんに触られたら、変な気持ちが止まらないの。もっと、触って」

699:684-687
09/04/04 15:15:42 FEdnZqCm
かわいい。僕はその声に、くらっときてしまった。
ブラジャーを外したのか、生のおっぱいと、乳首の感触がある。
おっぱいが目に見えない分、手の感触がすごいんだ。
あったかくて、やわらくてぽよんぽよんしてて、乳首が硬くとがってる。
それにどこを触っても、エッチな声が聞こえて。

「おかしく、なりそう…」
と言って、僕にもたれかかってきて。
抱きとめるようにしたら。

「あの、ね。お尻に硬いのがあるけど」
「あ、う、えっと、その」
言われるのって、恥ずかしい…
「私でエッチな気分になって、その、ボッキ、しちゃったの?」
「…うん」
女の子の口から勃起なんて言葉が出て。しかも、真面目な河崎さんが。
すっごい、興奮した。
しかも、お尻をぐりぐりと押し付けてくるんだ。
「う、はぁ、気持ちいい…」
「じゃ、おあいこだよね? もっと触ってね」
せがむようにお尻を擦り付けてきて。
お尻、柔らかい…圧力すごくて、めちゃめちゃきもちいい。
僕はすっかり赤く光っていた川崎さんのスカートの中、
女の子の大切な場所に、手を伸ばした。

「ふあぁぁっ! や、やだ、そこ汚いよぅ」
気持ちいいのと恥ずかしいのが混ざったような声。
だけど僕は、気にせずパンツ越しに指で擦る。
由香姉よりもぐっしょぐしょに濡れてる。
多分クリトリスって部分の突起が指に当たって、河崎さんがすっごい大きな声を上げた。
「あ、そこ、なにこれ、ホントに、変になっちゃうっ」
そう言いながら、河崎さんが僕の指に腰を浮かせて押し付けてくる。
「ちょくせつ、さわってっ!」

…それって、その、河崎さんのおまんこに、その、直接…?!

「おねがいっ、はやくっ」

河崎さんの顔が蕩けてて、口元によだれまで垂らして、すっごいいやらしい顔で。
僕の興奮は最高に高まって。
勢いでパンツの中に指を突っ込んで、ぬるぬるしたのを指につけて、
突起を擦りながら、後ろからおちんちんをお尻に押し付けて。

「おちちゃう、おちちゃうっ、こわいよ、こわぃ、あっ、ふぁぁっっ…」

おまんこをいじられながら河崎さんが体を震わせて、多分イッちゃったんだ。
僕もイキたくて、ズボン越しに柔らかいお尻におちんちんを擦り付けて。

きもち、いいっ、かわさきさん、えっちぃ、すごぃっ…

河崎さんのイッた横顔を見ながら、僕はズボンの中で、思う存分に射精した。
出すときのおちんちんの痙攣にあわせて、河崎さんが
「あっ、なに、これ、また変に…あぁっ」
ってまた痙攣するのを感じながら、僕は射精の余韻に浸っていた。

700:684-687
09/04/04 15:16:53 FEdnZqCm
すっかり暗くなった教室の中で、河崎さんから睨まれていた。
顔はこれ以上ないってくらい、真っ赤で。
「松本くん、誰か他にお付き合いしている人とか、好きな人、いる?」
「いや、いない、けど」
「そう…。それじゃ、私と、交際してください」
声もすごい硬い…って、えぇっ?!
「え、いや、だって、え、どうして?」
うつむきながら、彼女は言った。
「だって、あんな恥ずかしいことされたら、その、仕方ないじゃない」
「ごめん」
「松本くんが謝ることじゃない」
私が拒否できずに快楽に溺れたから…とか、すごい事言ってる。
「でも、さ。僕でいいの?」
「私の方こそ、女の子らしくないし、真面目すぎるって言われてる。
 交際してもつまんないかもしれない」
だけど、って彼女は続けた。
「私もこれからあなたの事を知って、きっと好きになる。だからあなたも」

━キス、された。

もしよければ私の事を好きになってね、と言って。
かわいい。
顔とかそんなじゃなくて、河崎さんの全部がかわいくて、
ぎゅって抱きしめちゃった。
河崎さんの匂いがする。
なんか、幸せ。


こうして僕は、生真面目学級委員の河崎志穂さんと交際を始めた。
周囲に聞かれて恥ずかしがる僕と違い、河崎さんは
「学生らしい清く明るい交際をしています」と堂々と言うのだ。

交際してからも彼女は生真面目一本槍で、誰に対しても厳しい。
勿論僕にも。
日直の当番を忘れた時はカンカンに怒られたっけ。
学級委員の自覚が足りない!とか言われて。
皆から「どこがいいんだ?」と散々聞かれたけど。

この指で触れた時にだけ見れる彼女のあの可愛い姿は、僕しか知らないんだ。
それがちょっとだけ、嬉しかった。

おわり

701:684-687
09/04/04 15:20:13 FEdnZqCm
投下以上です。

…もっと色んな女子とえっちなToL○veるしたかったのに、
何故だかこんな展開に…ま、いっか…

702:名無しさん@ピンキー
09/04/04 15:32:30 Qpb4StZF
GJ!

> …もっと色んな女子とえっちなToL○veるしたかったのに、
> 何故だかこんな展開に…ま、いっか…

今からでも遅くないとは思わんかね?

703:名無しさん@ピンキー
09/04/04 16:02:37 xXKXAxfq
GJ!
いやいや、一途なラブラブもの、いいじゃないですか。

704:名無しさん@ピンキー
09/04/04 20:19:53 pOT9+e2e
青春してるなぁ

705:名無しさん@ピンキー
09/04/04 20:27:44 CvTfpdSR
ゆ・・・由香姉は?由香姉はどこにいったの?

706:名無しさん@ピンキー
09/04/04 22:39:18 KFATmOKL
今回のもすごくいいけどさ!お姉ちゃん切らないでよ!

707:名無しさん@ピンキー
09/04/04 23:09:12 j9ETUONU
由香姉の人気に嫉妬www

708:名無しさん@ピンキー
09/04/05 07:08:49 aGQanLOO
普通恋人が出来たら家に連れてくるよな?
恋人と姉が遭遇なんてよくあることだよな?

つまりはそういうことだよな

709:名無しさん@ピンキー
09/04/05 12:22:09 m17plLbA
そして泥沼に……

710:名無しさん@ピンキー
09/04/05 12:48:33 ciqlKlLs
そして3Pへ

711:名無しさん@ピンキー
09/04/05 14:15:42 jGi0SE9W
>>699
GJ

712:カズヤの不思議なチカラ その3
09/04/05 16:51:02 DAbJ1BgM
…何故。何故に由香姉がこんな人気なんだ?!
姉か。姉属性のせいなのか?


ともかく。
せっかくレス頂いたので、その3行きます。
由香姉とお風呂な話です。また4レスくらい。

713:カズヤの不思議なチカラ その3
09/04/05 16:51:58 DAbJ1BgM
僕は困っていた。
目の前にいるのは由香姉。上気して、目がエッチモードになってる。
親が用事で出かけてて、二人きりの食事してたら、
醤油取ろうとした時に指がぶつかって。

何でだろ。
最近はマッサージとかしててもこんな風にならなかったのに…
風呂入るから!と逃げて、今に至る。
彼女がいるのに、しかも由香姉となんてエッチなこと、できるわけないよ。

ぬるい湯船に浸かりながら考えてた。
由香姉も、最近「交際」を始めた河崎志穂さんも。
僕との体のどこかが触れると突然、エッチになる事がある。
でもいつでもそうなるわけじゃないんだ。
何が違うんだろう。
由香姉のマッサージはいつもしてるけど、違うのは…

そういえばいつも、親が家にいない時、かも。
河崎さんの時も。
二人きりの教室とか、準備室とか。

だけど、昨日も朝早く登校して。
生徒会のアンケート取りに言ったときに指とか触れたけど、
何ともなかったよなぁ。

何が原因でああなっちゃうのか。
ブツブツ考えてたら。
由香姉が入ってきた。
タオルで前を隠して。

え。
えと。
なんで?

慌てて湯船で壁際を向いて。
だけど、由香姉のおっぱい、ちょっと見えちゃって。
当たり前のように、おちんちんが…勃っちゃうよ…

髪を洗いながら、由香姉が話しかけてくる。
「昔は一緒に入ってたじゃない」
…そうだけどさ。だって。由香姉、声がエロい声になってるよ。
「あのさ、由香姉?」
「なぁに?」
「今エロい気分になってるよね」
「…うん」
「どうして」
「わかんない。さっき急に、スイッチ入っちゃったみたいなの」

714:カズヤの不思議なチカラ その3
09/04/05 16:56:12 DAbJ1BgM
そうして髪を洗い終えた由香姉が、とんでもない事を言ってきたんだ。
「ねぇカズ、洗って?」
「ごめん、由香姉。できないよ」
「どうして?」
「だって僕付き合ってる彼女がいるのに、こんなこと変だよ」
「家族で体洗うのが変な事?」

由香姉がつーっと、背中を指で撫でるように触ってきて、めちゃくちゃ気持ちよくて、
声が出ちゃった。
「カズのこの辺、何か光ってるよ?」

…へっ?

「触ってほしそうに見えたから。気持ちよかったの?」
更に首とか、肘とか、触られて。
何だよこれ。どんどん気持ちよくなって、エロい感情が抑えられなくなっちゃう…
「由香姉、ダメ、触っちゃっ」
「じゃあ洗ってよ」

由香姉の指が離れて、背中を向けたのが気配でわかる。
だけど。手遅れだった。
僕の理性は、由香姉に触られて、どっかにいってしまっていた。
湯船から上がると、由香姉にぎゅっと抱きついて。
手でソープつけて、手のひらで撫で回すように。
後ろから由香姉の前面を洗い始めた。

「ひゃうっ、あ、カズ」
「洗うよ」
お腹とか首筋、湯気の中でも光ってるのがわかる。
僕は頭の中が完全にエロモードになってしまって。
光ってるところをどんどん手で触れて洗っていく。

「あ、そこ、ふぁ、あぁん」

おっぱいが強く光りだしたのを見て、僕はソープを付け直して。
思う存分に由香姉のおっぱいを撫で回した。

2歳しか違わないけど、こないだ18になった由香姉のおっぱいは
志穂よりもおっきくて、柔らかかった。
「やだ、カズ、息荒いよ」
「由香姉が誘ったんじゃないか」
身をよじるけど、抵抗じゃないようだった。
「由香姉、気持ちいいの?」
「うん、すごいのぉ」
「こことか?」
ピンと硬くなった乳首を、手のひらで回すように撫でて。
「あ、いい、いいよぉ、カズの手がすっごいいいのっ!」

由香姉のエロい声が狭い風呂場を反響してる。
それにすっごい興奮して、右手を由香姉のおまんこに当てた。
同時に、僕のおちんちんをお尻の辺りに押し付けて。

「ここも、洗う?」
「うん…すっごい敏感だから、やさしく洗って、ね」

715:カズヤの不思議なチカラ その3
09/04/05 16:57:33 DAbJ1BgM
恥ずかしがる由香姉。
興奮で止められなくて、指でそこをさするように。
突起とか、割れ目とか。
そしたら由香姉、全身が全部光ってて。
僕と触れ合うところ全部が気持ちいいみたいだった。
「カズ、カズぅ…そこ、もっと…」
「どこ?そこじゃわかんないよ」
意地悪に聞いてみた。
「…」
「由香姉、聞こえないよ?」

「ユカの、クリトリス、さわってっ!」
絶叫するみたいに、叫んで。
足も大きく広げて、由香姉が僕の腕をとって、その突起に押し付けた。
そこが真っ赤に光ってて。
ホントに触ってほしいってうずいてるみたいで、僕は容赦なくそこを指でぐりぐりとこすった。
「やだ、つよ、あ、あぁぁぁっ、イクっ、いく、もっと、あ、あぁっっ!!」

由香姉が何度もビクンビクンと跳ねて。
イッちゃったんだ。
…エッチすぎる。顔も。声も。体も。
しばらくしても、由香姉は「やだぁ、肌、ビンカンになってる…まだ気持ちいいよぉ」って。
全身がまだ淡く光ってるから、そうなんだろうな。
だけど僕の興奮は冷めるどころか昂ぶる一方で。

ふと、由香姉に指で触られたら気持ちよかったのを思い出して。
ぐったりしてる由香姉の右手を取って、僕のおちんちんに触らせたら。
触れただけなのにめちゃめちゃ気持ちいい。
何だよ、これっ!

「あー、カズのおちんちんだぁ。おっきいね」
って、由香姉がきゅって握ってきて。

わ、わ、うゎ、きもちいいっ、きもちいいよっ!
「ゆかねえ、にぎって、そのままこすって!」
「こう?」
由香姉の手のひらが、すっごい、あつい、おかしくなるっ!
「ふふ、おちんちん気持ちいいんだ?」
「うん、すご、イキそう、あっ」

そしたら由香姉、狭い中体を向き変えて。
「すごぉい、おちんちん、真っ赤に光ってる。あたしとおんなじだね」

由香姉の、おまんこが光ってて。
入れちゃうの? …ダメだよ、姉弟なのにっ

716:カズヤの不思議なチカラ その3
09/04/05 16:58:17 DAbJ1BgM
だけどそれは勘違いだったみたいで。
「カズも触ってよね」
由香姉がおちんちんを手ですき始めて、おかしくなりそうで僕もおまんこに手を伸ばした。
気持ちよくて体をビクンってさせたらおっぱいが揺れて。エロすぎる。
突起とか、割れ目の周りの皮みたいなのとかを指で撫でたら、またユカ姉の顔が
イくときみたいな顔になってて。
「ゆかねえ、おまんこさわられてきもちいいんだ?」
「カズこそおちんちんきもちいいんでしょ?」
お互いにエッチなとこをこすりあって。
だけど僕が先に、限界だった。

「ゆかねぇ、いく、でるよっ」
「いいよぉ、でるとこ、みせてっ」

由香姉の手がぎゅっとおちんちんを握って。
その感触で、ついに僕のおちんちんが決壊して。

どぴゅっ、どぷっ、どくっ

由香姉のおっぱいに、僕の精子がかかってく。
「うわぁ、カズの、あつぅい」
僕が射精で震えてる中、由香姉は自分で腰を動かして僕の指におまんここすりつけてて。
自分でどんどん高まって、またイッたみたいだった。
よだれたらして目も遠くを見てるみたいで。
それがすっごいエッチに思えて、倒れそうになるのを抱きとめて。

あ、僕も肌、ビンカンになってるのかな…

由香姉と触れてるところがおちんちんを弱くすられてるみたいに気持ちよくて、
そのまましばらく抱き合ってた。

717:カズヤの不思議なチカラ その3
09/04/05 16:59:26 DAbJ1BgM
当然のように二人してのぼせかけて。
居間で寝転がってた。

「カズ、彼女いるんだっけ」
「うん」
「じゃ、もうこういうの、ダメなのかな」
「家族でこんなの、変だって思う」

…でも。どうしてか。

「「おかしくなっちゃうのはどうしょうもないよ」」

二人で声がハモって。笑っちゃった。


僕は由香姉に言った。
何かのはずみで、女の子がエッチな気分になっちゃうこと。
そしたら女の子の体が(僕の体も)光るように見えることとか。
隠さずに全部。

そしたら、由香姉がとんでもないことを言い出したんだ。

「今度彼女連れてきてよ」
「…なに、する気?」
「色々実験しないと。他の女の子もこうなったら大変じゃない」

口だけは心配してるようで、由香姉は何かを企んだような顔になってた。

「だって他に実験できる人なんていないでしょ?」
「そうだけど」
「まぁあたしも忙しいし、チャンスがあればってコトで」

だけどどうしてか。
そのチャンスが遠くない日に来るんじゃないかって、僕は思ったんだ…

おわり

718:カズヤの不思議なチカラ その3
09/04/05 17:02:32 DAbJ1BgM
投下以上。
由香姉をとレス頂いた方はこれで満足できるのか不明だが。

気が向いたらそのうち投下するかも。
しばらく占拠してすんません。新たな書き手が来ることを願いつつ…撤収。

719:名無しさん@ピンキー
09/04/05 18:24:57 4laFOAl8
otu

720:名無しさん@ピンキー
09/04/06 08:15:28 HUPVp6lI
おもろい

721:名無しさん@ピンキー
09/04/06 11:12:19 eHGg87zy
ええ、満足していませんとも。
キリキリ書けもっと由香姉書け。

「私は○○だから、今は姉弟じゃないよ」
とか言って、アニコスゲーコス着て欲しい。
いやらしく触りまれる行為をキャラクターロールで正当化できるコスならなお嬉しい。変身ヒロインとか。

722:名無しさん@ピンキー
09/04/06 12:52:34 1FXiaDjx
制服効果というのがあって
人は着ている服のイメージに引きずられる。

着せると着た相手がそういう気分になる服

723:名無しさん@ピンキー
09/04/06 19:39:37 QGaj7Qww
しましま曜日ですね、わかります

724:名無しさん@ピンキー
09/04/06 22:12:41 oQ9li/ER
宮崎ゆかりちゃんですね、わかります

725:名無しさん@ピンキー
09/04/08 23:39:00 UH5iTZrg
とある、滅多に使われることのない茶道室。
その室内には、黒いツインテールの幼い少女と、縄で縛られた上猿轡を噛まされて畳の上に転がされた
茶髪のセーラー服の少女、そして一般的な学生服姿の若者が陣取っている。

片方の少女が、吾輩にちらりと目を流す。
「………………」
無言のまま、視線で語りかけてくるこの黒髪の幼き少女は、我が妹。
そして語られている若者、つまり吾輩のことだが、我は『死神』である。
『死神』と名乗ってはいるが、我自身は常人、つまり一介の人間となんら変わりない。
唯一違う点は、『魂』――所謂、幽体に干渉できる能力を持つことだ。
故に我は『死神』と名乗っている。

さて、そろそろ始めるとしようか。
「ふむ、本日は常例通り、この生娘の精を戴こうか。我が妹よ、儀式の備えを頼む」
妹は我の命令に従い、セーラー服の少女――言いにくいため、仮にA子と命名しよう。
A子を引っ張り上げて立たせる。我の言動にA子は何らかの畏怖の念を抱いたか、
暴れ抵抗しようとする。が、14になる妹はA子より3つほど幼いが、抵抗に動じない。
説明しそこねたが、妹は『魔女』である。魔術により身体を強化することなど、造作も無いことなのだ。
「ふむ、あまり暴れないでくれたまえ。その麗しい肌を介して、魂に傷が付いてしまうよ。
 ああ、なんということだ、既に肌が擦れて血が出てしまっているではないか」
そう、A子が暴れるあまり、縛っていた縄で肌を引っかき、出欠したのだった。
身体が傷つけば、その痛みを精神が感じることで、そこが『傷ついている』と認識し、
魂も同様に『傷ついてしまう』のだ。身体が傷つき血が出るように、魂が傷つけば『気』が流れ出てしまう。
『死神』の力は、気を必要とするのだ。
「ふむ、もう少し余興を楽しみたかったが、仕方無い。さっそく魂を見せてもらおうか」
「―ッ、ッッ!!」
猿轡をかまされているため聞き取れないが、A子は吾輩に何か語りかけようとしているようだ。
ふむ、まあ大したことのない罵詈雑言であろう。
吾輩はA子の額に軽く手を当てて、力を加える。『するり』と押し抜ける感触とともに、A子の身体から
半透明のA子が、まるで脱皮でもしたかのように抜け出、その『殻』はゆらりと力無く地へ落ちる。
その殻をしっかりと受け止める妹を傍目に、自らの透けている身体に驚くA子に吾輩は親切にも説明する。

726:名無しさん@ピンキー
09/04/08 23:39:21 UH5iTZrg
「我の力は『魂』に触れる力。まあ、君らから言えば幽霊に触れることが出来る、と言うところかな。
 全ての人は不思議なことに、肉体という姿に憑依した幽霊のようなものでね、
 吾輩が少し力を加えて押すだけで、その中身は簡単に抜け出てしまうのだ。
 何故、人の魂はここまで軟弱なのだろうか。まったく、分からないことばかりだな、この世は」
「そんなことはいいから早く私を元に戻して!
 せ、先生か警察に訴えるわよ!」
そう演説する我に、肉体から離れ舌が自由となったA子は愚かにも脅しかけているつもりのようだ。
「この吾輩へ、凡人なる警察や一介の教師ごときに訴えどうにかなるとでも?
 ふむ、誠にそう思っているのならば、大した愚者だな、そなたは。感心するぞ」
「あ、あなたさっきから何を言ってるの!?
 私をいきなり室内に連れ込んだかと思えば、こんな、こんな……」
「状況を的確に言い表せないとは、なかなか語彙力が不足しているようだな。代弁してやろう。
『こんな幽霊みたいな体にして』。そんなところかね?」
「…………、ッ!」
不可思議なる体験、我に嘲られたあまりの憤怒と、
自らの言葉の先を告げられた恥辱で、A子はどうやら言葉がおぼつかないようだ。
ならば、これ以上の会話は控えてやるのが適切であろう。
「このままでは会話が続かないな。
 ならば、語り合うのをやめて、儀式を続けるとしようか」
先ほど説明したとおり、我は常人であるが、『魂』に対してはその枠に収まらない。
様々な感情に揺さぶられ動揺するA子の胸に、我は手を当て、軽くさする。
「何を……、ッ、イタッ……」
当たり前のことだが、『魂』とは、裸より無防備なものだ。
土竜が空の飛び方を知らないように、人間がどうして魂の守り方を知っていようか。
そう、それ 故に『魂』に対して、我はアドバンテージを持つのだ。

727:名無しさん@ピンキー
09/04/08 23:39:42 UH5iTZrg
「い、ッ!」
おっと、どうやら強く触れすぎたようだ。
吾輩は一度手を離し、今度はゆっくりと、そっと乳首のあたりをくすぐる。
「や、やめ……っ、へ、やへ……」
ふむ、今度は丁度いい力加減のようだ。
我は加減を調節しながら、くすぐりつづける。
「ひあっ、あ、あ、あ……」
さすったり、止めたり、手を離したり、触れたり。
魂をむき出しにしているA子は、言わば、肌を直に触れられているのだ。
「やめぇ、ぁぇ……あえぇ……!」
いや、むしろ神経を触られていると言ったほうが正しいかな。
とにかく、そこまで『感じる』ということなのだ。
「ひぁ、ぃはらぁぁ、ひはぁ……ん……」
しかし、胸を擦るだけでは、代わり映えが無くつまらんものだ。
とは言っても、このA子はおそらく、自慰になどまったく興味ないであろう生娘なのだ。
たとえ秘所の芯を弄っても、なんの快感を得ず、ただ痛みを得るだけであろう。
それは不味い。何が不味いかって、痛め過ぎて傷を与えるとそれだけ『気』が流れてしまうからな。
仕方が無い、そろそろ『戴く』とするか。
吾輩は、A子の魂の額に手を当て、感じていた快感を『吸い取る』。
A子の体を、痺れのような寒気のような、鳥肌の立つゾワゾワとした感覚が駆け上ってゆく。
「ッ、ッ、ッ、ァァァァァァァッ!」
「――むぅ、至高ではないが、上々の味わいであった。」
そして我が身体に、その快感――別の言葉で言い換えればオーガニゼーション。
性的快楽を、文字通り『A子から吸い取った』のだ。
我の下着が湿ってしまったが、まあそれはそれで問題無い。履き替えればいいのだから。

快感を吸われ、無言のまま恍惚とした表情のA子を、再び『殻』に入れ直す。
「やはりただの生娘は、戴くには不向きだな」
そう言い、室内を立ち去る――吾輩に視線が突き刺さる。
「おお済まぬな、我が妹よ。その少女は好きにするといい。
 代わりに、始末は任せたぞ」
そして、吾輩はこの茶道室を立ち去るのだった。
だが、A子を犯す魔の手はまだ終わっていない。

728:名無しさん@ピンキー
09/04/08 23:40:42 UH5iTZrg


過疎ってたので久々にちょっと書いてみたが、
ただでさえ乏しい文章力がダントツに衰えていた。
エロ描写難しいです

729:名無しさん@ピンキー
09/04/09 00:16:13 exBqFzyI
乙です

730:名無しさん@ピンキー
09/04/09 00:19:20 2r0/L+30
むりして文体をぎこちなくしてる感じがした
昔は書きなれてたんだろうなってのがなんか分かる

731:名無しさん@ピンキー
09/04/13 19:06:58 O5sFyp3Y


732:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:09:18 wx0wb6Gn


733:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:13:08 /D8CIn4D


734:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:17:15 TPftUqYP


735:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:25:57 ohoVXDfH


736:名無しさん@ピンキー
09/04/13 23:13:40 7Jmtm2uE
!

737:名無しさん@ピンキー
09/04/14 00:58:30 gJ03rnIC
魔法学園だね
まさにこのスレ向き

738:名無しさん@ピンキー
09/04/14 18:51:21 9WZoPPTF
美術室か生徒会室かで主人公が淫眼?みたいなものを先輩に試すSSって知りませんか?

739:名無しさん@ピンキー
09/04/14 18:54:17 ZD9MrMHX
過去ログにあったような。まとめあさってみたら?


740:名無しさん@ピンキー
09/04/14 18:55:32 9WZoPPTF
まとめにないんだよな…。まとめられてないかも
漁ってみるわ

741:名無しさん@ピンキー
09/04/14 19:55:30 6VEZDzbW
2-584 魔眼 ってのは違う?

742:名無しさん@ピンキー
09/04/14 20:14:32 9WZoPPTF
>>741
すいません。違います
了承の上で先輩に試して先輩が主人公に告白する感じだっ気がする…

743:名無しさん@ピンキー
09/04/14 20:33:34 9WZoPPTF
イカされすぎて…スレの保管庫にありました。スマソ

744:名無しさん@ピンキー
09/04/16 00:18:01 X5/5AjB+
コラージュを創ると、実際にそうなる能力

745:名無しさん@ピンキー
09/04/16 11:02:56 5nBRNKmL
もはや神に近い存在だな

746:名無しさん@ピンキー
09/04/16 18:28:50 xt6ejmCn
コラージュ下手だと萎えそうだが、
そんな状況で上達しない奴はいないから問題ないw

747:名無しさん@ピンキー
09/04/16 18:35:17 auDY1CMw
絵が無いと面白さが伝わらなさそうで残念だw


748:名無しさん@ピンキー
09/04/16 19:34:02 UweYX1J1
今週のモーニングの新連載「チンパー」ってのがモロにこのスレ向き。
チンコがワープしていろんな物に突っ込める能力に目覚めるって話。

それでクラスメートの尻を触ったり、テレビの中のレポーターを触ったり。

749:名無しさん@ピンキー
09/04/16 21:16:21 RWdW1Gu0
>>748
せーえき瞬間移動みたいなもんか


750:名無しさん@ピンキー
09/04/16 22:24:01 AjeW2gAN
>>749
不可視になったチンコ自体が移動してるみたい。

夢の中で豆腐に突っ込んでたら、起きたらチンコに豆腐カスがくっ付いてたり、
チョココルネに突っ込んでみた時にはチンコにチョコが、コルネの中に精子があった。


751:名無しさん@ピンキー
09/04/16 22:34:03 67hpVXXf
>>750
それなんて異次元肉棒?

ってかマジでそのネタ三月末に白濁系カウパーがだしてるじゃんww

752:名無しさん@ピンキー
09/04/18 11:16:14 5pK6IyBr
保守

753:名無しさん@ピンキー
09/04/19 23:50:04 kLGmzBvg
二次元世界に侵入する能力か二次元の存在を具現化できる能力が欲しいぜ
だがSSのネタとしては使いにくいことこのうえない

754:名無しさん@ピンキー
09/04/19 23:52:20 cPJIwqfK
>>753
つ【マイトガイン】

755:名無しさん@ピンキー
09/04/20 00:08:03 qFYL001x
>>753
> 二次元世界に侵入する能力

それってエロパロじゃね?
あと二次を具現化って二次→三次ってことか
だとしたら一部の人達には"わかってない"扱いされるぞぉ

756:名無しさん@ピンキー
09/04/20 00:50:42 bR0oK1eZ
すでにオチまで全部知ってる作品の中に入って
重要な情報を取引に使って好き放題とか

自分の情報で結果が変わるようなネタじゃなく
出生の秘密とかアイテムの在り処なんかをチョイスしたりしてな

757:名無しさん@ピンキー
09/04/20 01:11:20 qFYL001x
そういわれてみれば、RPGの世界に入ったって話はいくつかあったな
もちろん裏技(もしくはチート)使用で
ほそまき、だったか

758:名無しさん@ピンキー
09/04/20 01:40:38 OaJq84jh
異世界勇者かw

759:名無しさん@ピンキー
09/04/20 02:31:11 Iw7kuOSZ
なんかラストアクションヒーロー思い出した。

魔法のチケットで映画の中に入れるやつ。

760:名無しさん@ピンキー
09/04/20 12:34:41 5eaIdKhZ
シュワちゃんのだっけ?

映画的お約束(一発撃っただけで車大爆発やガラス窓殴っても痛くない。ていうか映画内じゃ死なない補正)
の加護を持ってたその映画の主人公が現実世界に来てみればそれらがまったく発揮されないとかのギャップが面白かった

761:名無しさん@ピンキー
09/04/23 15:30:57 Py/rs05Y
>>760
映画の世界から出てくるやつでしょ

762:名無しさん@ピンキー
09/04/23 18:58:11 aluscmpo
>>761

おま…それは>>759に言えよ…
てか映画の世界に出たり入ったりするやつでしょ


763:名無しさん@ピンキー
09/04/24 00:14:00 ZTwAAAF+
ああ、カイロの紫のバラね

764:名無しさん@ピンキー
09/04/24 05:35:01 INNDwQ71
紫のバラのひと?

765:名無しさん@ピンキー
09/04/29 15:53:35 CcMDMTky
「はてしない物語」なんかも当てはまるよな
児童文学なんでエロくはないが

766:名無しさん@ピンキー
09/04/30 00:43:39 DmMdr17y
月の子がエロくないとかお前どこ中よ?
グラオーグラーマンでボコるは

767:名無しさん@ピンキー
09/04/30 09:34:08 YdsVqPBS
ヨルが淫夢の採掘を始めたようです

768:名無しさん@ピンキー
09/04/30 13:06:54 BxC7Qovf
好きな作品の好きなシーンに干渉して好き放題できる能力なら、
短編の題材として悪くないかもしれない。
例えが古すぎて申し訳ないが、
「電影少女」のレイプ未遂のシーンで男が逃げた後に侵入して実際にレイプするとか、
「北斗の拳」でリンが最初に見た男に惚れるってヒコウを突かれて馬に乗せられた直後に侵入して目隠しを取って顔を見せるとか
どの作品とかじゃないけどヒロインを助けた主人公を後ろから闇討ちして、ヒロインをかっさらうとか。
神様視点をもつものが作品に自由に干渉できる能力(キャラへの憑依なども)ってのはおもしろい題材だと思う。

769:名無しさん@ピンキー
09/05/01 04:10:40 RrQvwSUR
元から魔法とか超能力とか不思議アイテムがあってバトルとかする世界観の二次で、
その原作でもありえないくらいに強力だったり凄かったりする能力や道具を使って、
好き勝手に女を犯す話とかありなんだろうか?

770:名無しさん@ピンキー
09/05/01 04:31:33 1Uas0hYs
メアリー・スーとか夢小説とかを連想した

771:名無しさん@ピンキー
09/05/01 09:24:46 c3177Pn7
>>769
もちろんありだけど、801のオリキャラみたいなもんで、読者に感情移入させるのが
むずかしいとおもう。

772:名無しさん@ピンキー
09/05/01 23:12:42 /HQlxKNl
ほしゅ

773:名無しさん@ピンキー
09/05/01 23:17:26 kurOmnje
「ありえないくらいに強力だったり凄かったりする能力や道具」をネタにしたがる作家(その99%は厨)が
当該能力・道具を活用できるだけの筆力を持っていた試しはありません

774:名無しさん@ピンキー
09/05/01 23:21:42 YrIxpdWO
                   パイロキネシス
ありえないぐらいに強力、ただし破  壊  系
とか?

775:名無しさん@ピンキー
09/05/02 00:17:47 Ik+/Ok+k
触れた物をすべて黄金にする能力
ミダス

776:名無しさん@ピンキー
09/05/02 12:40:14 /b4f78bV
でもアルカディアとかだとその手の改編物多いよな(無敵オリジナル主人公過去移動)
やっぱ書き手的には魅力あるんだろうなあ
俺もそそられるものがあるが駄作になる気配しかしないので書けないわー

777:名無しさん@ピンキー
09/05/03 21:22:43 SCQEpTUR
>>776
無敵最強系の能力

778:名無しさん@ピンキー
09/05/03 21:35:15 SCQEpTUR
って極端な話、『改変したい場面』を変更する為の理由作りでしかないからなあ
どうやって改変しよう?→強力な能力なら簡単だ的な場当たり対応な考えがまずある
強力な能力→何が出来る?方向からのアプローチだと色々想定しないといけないからめっちゃ面倒くさい。楽しいけど

779:名無しさん@ピンキー
09/05/04 01:48:10 QYNmdUpB
逆に考えてみるんだ
既存の最弱キャラの能力でオリ最強キャラをレイプする
と考えてみるんだ

780:名無しさん@ピンキー
09/05/04 08:33:38 Lolr+Ddc
>既存の最弱キャラの能力

鋼入りのダンが頭に思い浮かんだ

781:名無しさん@ピンキー
09/05/04 16:03:43 f6rIyYDv
「サバイバーというスタンドの能力が…最も『弱い』。だが手に余る」

闘争本能を刺激するんじゃなくてこう色々とエロい本能をですね

782:名無しさん@ピンキー
09/05/04 18:48:17 0E9yy9f9
ほんのちょっとだけ発情させる能力だと!?

783:名無しさん@ピンキー
09/05/04 19:48:31 Lolr+Ddc
サバイバーで超能力少女たちの闘争本能を刺激して、能力を使ったエロバトルロイヤルを始めさせるんですね
男子大喜び

784:名無しさん@ピンキー
09/05/04 20:13:45 aILRSBZG
バトルエロイアルか

なんかのギャグ漫画でバトロワをちゃかし倒してたな

785:名無しさん@ピンキー
09/05/04 20:20:21 cdHf8Eof
その幻想をぶち殺せばいいんですよね?

786:名無しさん@ピンキー
09/05/04 21:24:04 qo4w6bqQ
ジョジョのエロパロはこのスレ的にあたりのようで少ないからな
対象となる女キャラが少ないからか

787:名無しさん@ピンキー
09/05/04 21:36:13 f6rIyYDv
ジョジョキャラをエロパロ的に動かすのって世界観とキャラが確立し過ぎてて躊躇してしまう部分があるなあ
色んな設定がスレ的にクリティカルではあるんだけど

個人的に覚えられる事は3つまでのスタンドも好きだ
エンポリオの無限ループって怖くね?的なひたすら同じ行動をしてしまう描写とか、もうね

788:名無しさん@ピンキー
09/05/04 21:38:20 aILRSBZG
スタンド使用者を出す必要ないけどな

スタンド攻撃を受ける側でだって発想できる
キャラにも個性あるからキャラだけ使って能力とかは別のとこからとってきてもいい

789:名無しさん@ピンキー
09/05/04 21:42:41 Lolr+Ddc
それジョジョの必要なくね?
エロパロするには濃すぎる上に、普通の超能力の方がエロに使うなら汎用性高いし。

790:名無しさん@ピンキー
09/05/04 21:45:01 aILRSBZG
いや、JOJOという題材のエロパロとしての料理のしかたはさまざまだといっただけだが
どれを指して「それ」なのかわからない

791:名無しさん@ピンキー
09/05/04 21:55:54 cdHf8Eof
スタンド使いは惹かれ合うって言うよな

792:名無しさん@ピンキー
09/05/04 22:19:54 dpS5Tix6
問題は、あの絵柄で抜けるかと言う……

793:名無しさん@ピンキー
09/05/05 09:06:45 BSgk8VMm
能力だけ引用すればOK

794:名無しさん@ピンキー
09/05/05 18:22:37 O76KlzwB
エロに使えそうなのが隠者の紫かラブデラックスぐらいしか思いつかねえ
サーフィス使えば強制露出とかできるかな?

795:名無しさん@ピンキー
09/05/05 19:48:08 wfl2ACJ2
>>794
むしろエロ的にはヘブンズドアが一番使えると思う

796:名無しさん@ピンキー
09/05/05 22:57:40 9IYGbbHu
ストレングスで触手プレイ

797:名無しさん@ピンキー
09/05/06 01:10:56 wdDEryuu
エニグマで拉致してコレクションとかできそうだな
エロいことする時だけ取り出してあとは紙の中に入れておけば
女にとっては連続で犯されてることになるな

798:名無しさん@ピンキー
09/05/06 10:17:13 YL1tmMVP
触手といえば花京院だろう

799:名無しさん@ピンキー
09/05/06 13:18:23 RWoWK22R
ディオ様は時を止めて大量中出し
ジョルノが生まれた

800:名無しさん@ピンキー
09/05/07 07:49:14 2e28jePX
金の経験で衣類を触手生物にしてプレイ
エコーズACT1でHな音を貼り付けて四六時中音を聞かせる
エコーズACT2で↑の音を実感させる

801:名無しさん@ピンキー
09/05/07 11:59:45 otNvYBOV
リトル・フィートで小さくなって…

802:名無しさん@ピンキー
09/05/07 12:11:15 RZgY7sLN
デス・サーティーン:悪夢の世界であんなことこんなこと
アトゥム神:カウンセラーになりすますか、賭けの対象をエロにして
クヌム神:彼氏や憧れの人になりすまして、ベッドの上でネタばらし
ハーヴェスト:更衣室の服を全員分盗む。
ザ・ロック:罪悪感を女の子に植え付けて金でなく体で……
バッド・カンパニー:女の子を徹底的に追い詰める(袋小路や無人の空き家に)
ヘブンズ・ドアー:やりたい放題。

803:名無しさん@ピンキー
09/05/07 12:15:26 woJ2sO7Z
>>802
極悪小隊は一般人にはそもそも見えません><
っていうかスタンド使って力ずくでやるなよw

804:名無しさん@ピンキー
09/05/07 13:00:13 2Xu+2bAU
バッドカンパニーは確かに意味を成してないなw
そのあと訴えられて終わりだしw

805:名無しさん@ピンキー
09/05/07 19:00:29 ezK3AiCg
そもそもスタンド自体が一般人には見えないんだから
スタンド使いなら誰でも覗きし放題じゃないか。
康一君のスタンドなら射程距離広いからあんなことやこんなことできるだろうな。

806:名無しさん@ピンキー
09/05/07 20:31:39 WKfsY1hm
スタンドと能力者って必ずしも五感を共有してるようには見えないがな
スタンドによっては独自の意志を持ってて「ある程度命令に従ってくれる謎の生物」くらいの奴もいるし
覗きの報告だけ聞いてもおもしろくはないだろうに

807:名無しさん@ピンキー
09/05/07 20:45:25 ezK3AiCg
確かに「サン」とかだったら覗きどころじゃないな…

808:名無しさん@ピンキー
09/05/07 22:38:45 UqxHMaoe
「終わり」のないのが終わりのゴールドEレクイエムでレイプする
と、相手は絶頂することなく無限に快楽を味わい続ける

「ヤツはもうどこへも向かうことはない 特にヤツが『絶頂』に到達することは決して……
『イく』という真実に到達することは決して…無限に」

809:名無しさん@ピンキー
09/05/07 22:45:53 Ibc95S7F
ここで小話を一つ

810:名無しさん@ピンキー
09/05/07 22:46:18 Ibc95S7F
兄が超能力者になったらしい。

「と、言う訳なんだ」
「…ああ、そう」

新年の清々しい朝。
うろ覚えな初夢の余韻もそこそこに、身も引き締まる様な朝の空気を満喫していた所を部屋に乱入され、私は上機嫌だった自分のテンションを、すぐさま急角度の下降線へと修正した。
バタンと勢いよく開かれた扉に目を遣ると、兄が居た。
愚兄が居た。
…鬱陶しい。

「聞いて驚け。サイコキネシスだぞ。念動力だぞ!」

気の滅入っている私に気づかないのか、それとも端から気にしていないのか。
凄い勢いでベッドの脇に跪いたかと思うと、矢継ぎ早に言葉を捲くし立ててくる兄。
今まで見た事の無い有頂天っぷりに、軽く引き気味な私。

本人の言を信じるならば、初夢の夢枕に富士鷹茄子が勢ぞろいだったらしい。
ついでにご先祖が総出で「お前は超能力者になるのじゃー」と念を送ってきたとか何とか。

…頭が痛い。

「じゃ、着替えるからさっさと出てってよ。あと明けましておめでとう」
「あ、おめでとうございます…ってお前信じてないだろ」

当たり前だ。と兄の言葉を切って捨て、睨み付ける。
言外に、いい加減アニメや漫画にのめり込むのは卒業して欲しいという思いを存分に込めてやったのだが、当の本人は何処吹く風といった態度で、こちらをニヤニヤと眺めていた。

「…何よ」
「いや、折角だから着替えを手伝ってやろうと思って」
「…は?いい加減ふざけるのも」

プチンという、弾ける様な音が胸元から響き、私は疑問符を浮かべながら、反射的に視線を下へと落とした。

――パジャマの上着。そのボタンが上から三つ程、外れていた。

811:名無しさん@ピンキー
09/05/07 22:46:46 Ibc95S7F
「…ぇ」

ボタンが外れて支えが無くなり、襟元からパジャマが左右に開かれ、鳩尾の辺りまで胸元が露わになる。
予想外の出来事に思考が止まり、ただその光景を眺める事しか出来ない私。
暫くしてやっと、何で…という疑問が浮かんだが、そんな私の目の前で、四つ目の掛けられたボタンが、グリグリと蠢いた。

――プチン

まるで透明人間が手を掛けているかの様に、あっさりとはずれ…自分が肌を無防備に晒している事を漸く自覚し、慌てて私は両腕で肌を覆い隠した。
隠したは良いが、その腕の下ではそんな行為を意に返さないといった勢いで、プチプチとボタンが外れる音が響いてくる。
慌てて片手で、残っていた最下段のボタンを抑えつけたが…得体の知れない力で腕が弾かれ、とうとう、最後のボタンまでが外された。
鎖骨の辺りから腰元まで、完全にパジャマが肌蹴られてしまい、戸惑う私。

「…え? マジ?」
「夢ではございません」

目の前で起こった一連の事態に、抱くべき羞恥心すら忘れ、呆然と呟く。
それに相槌を打つような兄の言葉に、私はハッと正気を取り戻すと、ほぼ確実に元凶であろう、目の前の肉親を睨みつけた。

ニヤニヤが更に激しくなっていた。
殴りたい。

「じゃ、次は下を脱ぎ脱ぎしましょうねー」
「ちょ、待…きゃあっ!?」

普段絶対に発しない私の悲鳴に、「お前でもそんな声出すのか」と、物珍しそうに兄が呟く。
対する私は、そんな声に反論も出来ないくらい、パニックに陥っていた。

体が浮いた。

種も仕掛けも無く、床から1メートルぐらいの所で、浮遊しているのだ。
宙吊りといった感じでは無く、プールで水中にプカプカ浮かんでいる様な、妙な感覚。
非常識な状況と、体中を包み込んでいる妙な力の圧力に、ただうろたえるだけの私。
そんな私を上機嫌で眺めていた兄だったが、暫くして何かに気付いたかの様に目を一瞬見開くと、一言、感嘆の声を上げた。

「おお」
「ぇ……あっ」

…私は就寝する時は、ブラは着けない派である。
突然浮き上がった自分の体の不安定感からか、前を隠す事に使っていた両腕を、思わず辺りに振り回していたらしい。

「ピンク色かあ」

愚兄の呟きに、顔が全力で赤くなるのを自覚したが、まな板の上の鯉状態の私には、有効な報復策が無い。
ガバリと体を抱え込み、せめてもの抵抗にとひたすら睨みつけてやったが…こんな状態の女性の視線が有効な筈も無く、いやらしさが増した笑みを返してくるだけだった。

812:名無しさん@ピンキー
09/05/07 22:47:20 Ibc95S7F
「…気が済んだ? 話が本当なのは分かったから、いい加げ…ひぁっ!?」

何とか平静を保ち、言葉を投げ掛けた私だったが、突然、胸の先を摘まれた様な刺激に、思わず悲鳴を発した。
慌てて、刺激を感じた胸の辺りを探ってみるが、どれだけ触れようとも、そこには何も無い。
怪訝に思いながら、嬌声と言える声を漏らしてしまった事に恥じつつ、目の前の兄を見据える。
その兄はと言うと、不自然な程に、私の隠した胸元を注視しており…。

「…っ、あっ」

その隠している両手のすぐ下の肌、胸の形が、クニュリと歪む。
その刺激に思わず顔を顰め…私は漸く、その感触の正体を悟った。

「何、して…ひっ、駄目、止めて…っ!」
「フフフフフ」

ウゾウゾと、体を何かが這い回る様な感覚に、私は平静を装う努力を完全に放り投げた。

――私を浮かせていた得体の知れない力が、体の周りを走り回っている。

舐め回される様な気色の悪さと、伴って生じる、感じたく無い淡い快感。
今まで感じた事も無い異質な感覚に、私は普段の態度もかなぐり捨てて、目の前に笑う兄に懇願した。
しかし、対する兄はまるで聞いていないといった様子であり…それどころか、私の反応を楽しむかの様に、更に刺激をエスカレートさせる。

(完全に、ぅ、はぁ、調子に、乗って…ひっ!?)

夢中になっている兄の様子に、これではどうしようもなさそうだと説得を諦め、私は仕方なく、彼が飽きるまで只管その行為に耐え続ける事を選択した。
口を結び、顔を顰め、足を抱え込んだ様な状態でフワフワと浮かんでいる、私。

「ぅ…ふ、くぅ…ぁ」

得体の知れない力で展示品の様に回転させられ、体中を舐め回される様な感覚に苛まれる。
…胸どころか、私の身につけていた唯一の下着の中まで力の作用を感じたが、無視。
文字通り晒し者と言える状態が早く終わる事を願い、私はただ只管、亀の様に縮こまった。
露骨になりだした各部への刺激を封殺する様に、全力で、漏れ出そうになる声を押し留める。

「…つーか、お前スタイルいいよなあ…」
「っ…ちょっと」

暫くして呟かれた、今までと違う雰囲気の兄の発言に、体が強張る。
恐る恐る声を掛け…それまで悪ふざけといった雰囲気だった愚兄の様子が明らかに変化している事に気付き、絶句した。
…目が血走っていた。

「じゃ、そろそろ、パンツの下も…」
「ちょ、冗談」

この雰囲気は不味いと兄を嗜めるが、今までにも増して聞いていない。
何とか止めなくてはと思考を巡らせ…下半身を覆う下着が、独りでにゆっくりとずり落ちる様に動く感覚を感じ取り、血の気が引いた。
パニックになりながらも、それだけは駄目だと、慌てて片手で蠢く下着を抑えつけようとするが、既に驚く事も無くなった不可視の力に阻まれる。
泣きそうになりつつも、一抹の希望を抱きながら、私は兄に懇願した。

「止め…お兄ちゃ」
「いや、いいだろ? な」
「駄目、お願…あ、やぁっ!?」

スポリと、下半身を唯一守っていた布地が、取り除かれる。
誰にも見せない、見せるべきで無い部分から、視線を防ぐべき物の全てが取り払われ…その事実に、私は目の前が、真っ白に染まった。

813:名無しさん@ピンキー
09/05/07 22:47:50 Ibc95S7F
ドカンという音と共に、盛大に兄が背後の壁へと吹っ飛ばされた。

「うげっほ、ちょっ」
「…え」
「おまっ、何、これって一体た痛たたたたたたっ!?」

突然の事態に私も兄も驚き戸惑っていたが、次いで見えないロープで縛られているかの様に、体を縮こまらせ、その場から動かなくなる兄。
メキメキと擬音が聞こえてきそうな程、何かに抑えつけられているかの様に縮こまり、痛みを訴える兄を、私はただ、戸惑いながら見つめるしかなかった。

――自分が今、出来得るならそうしたかった状況が、現出されている。

疑問符を浮かべながらも、その様子を暫く観察し…ようやく理解した私は笑顔で、告げた。

「ふうん、成る程」
「痛…え、何?」
「ああ、ちょっと思い出したんだけど、私の初夢ね…」

縁起モノ満載だった。
枕元にご先祖総立ちだった。

兄が青ざめた。

「兄妹って良いねえお兄ちゃん。同じ様にこんな力を与えられるなんて、初夢に感謝しなくちゃね」
「あ、あの…」

多分、いい笑顔なんだろうと思う。
私の顔を垣間見て、先程から汗をダラダラと流しまくる兄を後目に、私はまだ良く使い勝手の分からない力を、適当に用いる。

「あの、何か股間を押さえつけられている様な妙な力の作用が痛」
「妹に興奮するとか人としてどうなのかな?」

愚兄のパジャマ越しにも分かるソレの形を見遣りながら、あくまで穏やかに問い掛けてやる。
潰そうか…と呟いた私の言葉に、青くなる兄。
冗談だよなと私を宥めるが、生憎と私は八割方本気だった。
今までの人生で遭遇した恥ずかしい出来事を、遥かに凌駕する事を仕出かしてくれた以上、簡単に許す気は無い。

「…ていうか、盛大に胸が見えてるぞお前」

…自分の服飾の状態を客観視し、顔が火照る、私。
悟られない様に、笑顔のまま蹲る兄を見下ろすが、そんな私の心中を見透かしたかのように、兄はトドメの一言を投げ掛けた。

「それに結構お前、毛深いのな…ってあの、何か段々と力が強くあ、ちょっと気持ちi」
「死ね」

キュッと、小動物を締めた様な音と共に、盛大な叫び声が辺りに響き渡った。

814:名無しさん@ピンキー
09/05/08 05:45:07 3x2sXJww
GJ!
妹の一人称をよく生かした恥じらいの過程と逆転オチで妹のキャラがよく立ってる。
そうして読み直すと前よりもすごくエロく感じるところがいいね。

815:名無しさん@ピンキー
09/05/08 13:54:24 Yh7YcDD+
良作認定○

816:名無しさん@ピンキー
09/05/08 14:33:16 Xd4UpFR4
GJ

しかし何故この時期に新年のネタをw

817:名無しさん@ピンキー
09/05/10 19:50:49 DHovF4pj
オチで金玉がキュッとなった

818:名無しさん@ピンキー
09/05/10 20:52:17 lyu0QVhc
GJGJ
かなり萌えました
やっぱり超能力といったら妹だね

819:名無しさん@ピンキー
09/05/11 00:34:31 Pj+Xq9Ud
以前どっかで「好意を持った相手にそれを気付かせる」能力という相手限定のサトラレみたいなので彼女を作るというのを見たなぁ
なんでもストレートな好意を向けられると意識せずには居られないらしい。

こういうぱっと見不便なものも、使い方でエロスに発展するのとか読んでみたいね

820:名無しさん@ピンキー
09/05/11 12:14:06 KtJ3sZt7
ナンパ野郎が使ったら恐ろしいことになるな

821:名無しさん@ピンキー
09/05/12 05:39:11 hBagvwL8
ストレートな好意だから問題ないんじゃね?
ストレートな性欲だったらやばいかもしれんがw

822:名無しさん@ピンキー
09/05/12 12:27:23 TKJLIt3a
逆に考えるんだ…
ストレートな好意を向けるとそれが相手に好意を抱かせると言う事は…
ストレートな性欲を向けると、それは相手が発情するって事になると…。

つまり「あの人の胸大きいなぁ、エロいよなぁ」って思ってると、
それを感じ取った女の人は胸が気持ちよくなってきちゃうんだよ。

823:名無しさん@ピンキー
09/05/13 00:03:08 j/5mUwqq
>>822
お前は「あの人チンコ大きそうだなぁ、エロイよなぁ」と思われて気持ちよくなるのかと

824:名無しさん@ピンキー
09/05/13 10:31:25 1q79K0lk
>>823
MC的な能力ってことじゃない。
自分の感情を相手に悟られるだけでなく感化もさせるっていう。
サトラレ的能力とはまた違うけど。

逆に自分に都合よく相手に悟られる能力なんかどうだろう。
二股、三股かていても、女の子にお前が一番だって悟らせるの。
もちろん嘘でね。
女の子達はどれだけ浮気されても、ひどい目にあっても、
テレパシーで繋がっていて潜在意識化では自分が一番に思われてると思うから、
ついつい許してしまうって感じで。

825:名無しさん@ピンキー
09/05/13 10:34:44 rmfMVh8i
>>824
エコーズact1ですね、わかります

826:名無しさん@ピンキー
09/05/13 17:11:55 fPqdH9UE
普通とは逆で口では正直に、
「今から合コン行って女の子お持ち帰りするのにお金いるから、頂戴って」
言っといて心の中を
(お母さんが病気でどうしても金がかかるのだよ。こんなの恰好悪くて正直に言えない。)
って悟らせるのは新しいかもしれない。

827:名無しさん@ピンキー
09/05/13 18:17:49 OL3NTDKD
それ男が言っても甲斐性なしと思われるだけだな

828:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:16:18 KEVgbspi
3年生ともなれば、目の前に迫った受験戦争に打ち勝つ為に、一部の例外を除いてひたすら猛勉強に励み出す生徒が大半だ。
が、そんな受験勉強とは殆ど無縁の授業として、体育がある。
息抜きと割りきれる人やそのスポーツが好きな奴でもなければ、憂鬱な授業である事には疑いの余地は無い。
まして、夏真っ盛り。汗だくになるよりは、まだ教室で参考書と向き合っていた方が有意義だろう。

そんな、この年次の生徒達に比較的不評な体育。
ここのこの学年の授業方法は変わっていて、複数のクラスで幾つかの種目からやりたいものを選び、集まった人毎に、その競技を学ぶというものだ。
どれかを必ずこなさなければいけない以上、夏真っ盛りのこの時期には、やはり水泳を選ぶ人が多い。
体育館競技のバスケットや…まして柔道なんかを率先して選ぶ人は、その部活に入っている人でもなければ余り居ない。
が、各種目には当たり前の様に定員が決まっている訳で、炙れた人は愚痴を言いながら、夏中、汗だくになって希望外の種目に精を出す。
俺自身もそんな輩の一人であり、バスケットに滑り込まされた事を、決定時はえらく呪ったものだ。

(…その時の俺、後悔しようぜ)

そんな事を思いながら、今現在目の前に広がる光景…下着姿でバスケットのシュート練習を行う女子達を眺める。
他の男子達と同じく、彼女達の肢体を食い入る様に凝視しながら、俺はほくそ笑んだ。

体育館の中に居る、バスケットボールを追いかける女子達…彼女達は皆、下着姿。ブラとぱんつである。
シュートを行う毎に、ジャンプした少女の胸が、抑えつけたブラと共に、大きく跳ね、着地と共に重力に引っ張られて、その弾力を示すかの様にユサユサと揺れる。
胸だけではない。ぱんつに覆われた彼女達の股間は、運動によって微妙に下着がずり上がり、合間から白いお尻の肉が覗く。
何かしらの挙動を行う毎に、柔らかそうに揺れる太股。

「どうかした?」
「…いや、何でも」

パス練習のパートナーとなっている女子からの問い掛けに、俺は慌てて持っていたボールを彼女へと送り出した。
その彼女もまた、下着姿。
どうやら上下セットらしい、薄い萌黄色のブラとぱんつが、健康的な肌によく映えている。
慌てて投げた為に、目測が狂った俺のボールを頭上で受け取った拍子に、プルプルと震える胸の膨らみ。
そんな光景を存分に堪能しながら、俺はこの異常な状況が始まった休み時間の様子を思い起こした。

829:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:16:47 KEVgbspi
発端は、体育の時間の前の着替え。
授業は隣り合う辺りの複数クラス合同で行う為、着替える時はそれぞれの教室を男女で分かれて更衣室として使う。
なので、自分達も何時も通りに更衣の為、教室で制服を脱ぎ…何か忘れている様な奇妙な感覚に首を捻りながらも、体育館用のシューズを片手に、教室を後にしたのだ。

そして同じ様に、隣のクラスから、着替えが終わった筈の女子達…下着しか身に付けていない女子達が、何人も出て来た。
当然、俺を含めて、それを見た男子は大いに狼狽した。
当たり前である。女子達があろう事か下着姿で、公衆の面前、というか俺達の前に居るという状況。普通なら、有り得る筈が無い。
しかし当の女子達は、そんな俺達を始めは気にもせず、一人また一人と、自分の体育の集合場所へと赴いていく。
下着姿である事以外は、普段と全く変わり無い、談笑しながら歩いていく女子達。
それを見て固まっていた、余りにもな俺達のおかしな様子に、何人かの女子が、「どうかしたの?」と尋ねてきた。
当然、その異常さに、何でそんな格好を? という問いを、俺達は行う。
対して、問い掛けられた女子達は、不思議そうな顔でこう答えた。

「そんな格好って…制服脱いで着替えただけじゃん。体育の時はそうでしょ?あんた達だって」

何時も通りの体育の仕方じゃないかと堂々と言い放たれ、二の句が告げない俺達。
更に、逆に俺達の格好…パンツ一枚の格好を指摘され、漸く俺達は、自分達の服飾の状態を自覚した。

(…何で俺達もぱんつ一丁なんだ…?)

疑問が沸き起こり、こんな状態になったであろう、着替えの時の様子を思い起こす。

(体育の時は、制服脱いで着替えるんだよな…制服脱いで…別にそれ以外やる事無いから…)

…なんだ、別に変な事は無いじゃないか。
制服を脱いで、体育の為の格好に着替えた。何もおかしい所は無い。
ついでに、女子の格好も着替えの仕方と照らし合わせ…着替えたら下着姿になるのも当たり前だと、納得する。
そんな俺達を見て、「ボケたの?」とからかいながら、体育館に赴く女子。
その彼女の、一歩踏み出す毎にプリプリと揺れる、青いぱんつで覆われたお尻を堪能しながら、俺はその女子の尻を追い駆けるかの様に、体育館へと歩を進めた。

――おかしくは無いが、女子が下着姿である事に興奮しない訳は無い。

男女等しく、下着姿で各々の集合場所に赴いた訳だが、道すがら、すれ違う男子達の好奇の視線に、女子達は晒され続けていた。
廊下を歩く俺達や女子を見て、ギョッとした様な視線を向ける生徒が、男女問わずに何人も。
が、暫くウンウン唸った後、何か合点がいったのか、彼等は皆、納得した様にそれぞれの行動へと移っていく。
…男子の場合、そのまま下着姿の女子達を眺め続ける事が大半だったが。
まあ、仕方の無い事だろう。
生まれたままの姿の一歩手前とも言える露出度。
加えて、普段絶対に見る事の無いだろう、下着姿の女子達をまともに見られる事なんて、滅多にある事じゃない。
噂では、前に下の学年のクラスで似た様な事態があったらしいが、目の前の様子を見て、案外その噂も本当かもしれないなと俺は思った。

(…ん? ていうか着替え、何時もこれが普通だっけ? 今日初めて見た様な)

何か釈然としない思いを抱いたが、体育館に入って、視界に広がった大勢の女子達の格好に、そんな思いは瞬時に消し飛んだ。
分かってはいたが、皆、例外無く下着。
質素な物からカラフルな物、一部顔に似合わず少々過激な物を着ている子まで、様々だった。

「あー、今日は皆混ざって授業するからなー」

生徒が揃ったのを見て、最初に発せられた、担任の先生からの言葉。
…種目は同じでも、体育の授業は普通、男女別々で行うのが通例だ…ったと思う。
が、疑問を感じても、俺はその異常さを指摘する気にはなれなかった。
…こんな美味しい状況、自ら手放す気は更々ない。
見回した視界の男子達も、気持ちは一緒だったらしく、目が合うたびに、皆、頷いていた。

830:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:17:23 /o275nl8
わくてかー

831:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:18:18 KEVgbspi



授業も終わり、着替えも終わって次の授業を待つ、教室内。
火照った身体を休めるかのように、俺は隣の女子との会話を楽しんでいた。

「やっぱり男子、速いねー」

そう言って隣の席から声を掛けてくる、バスケットでチームだった女の子。
試合終了の彼女は、息も絶え絶えといった様子だった。
やはり男子に付いて来るのが大変だったのか、太股に手を掛け、前屈みになって、荒い息を吐き続ける。
両腕で挟まれ、汗を吸ったブラごと重力を受けて谷間がクッキリと見て取れ、呼吸に合わせて上下する上半身と連動して、卑猥に形を変える、柔らかそうな塊。
胸と股間以外、大半が晒された白い肌には、例外無く、全身に汗の粒が幾つも浮かんており、それが重力に従って、艶かしい彼女の体のラインを滴り落ちていく。
授業中、殆ど試合そっちのけで、彼女のその痴態とも言える様子を、余す所無く凝視し続けた。

試合中も、守備の時など、触れ合ったり、ぶつかったりしてしまう事は良くある事。
汗の臭いすら嗅げそうな間近で、相手のチームに混じった女子達と、攻守の駆け引きを行う。
偶然かわざとか、彼女達の着ているブラに、指を引っ掛けてしまい、危うくポロリをさせそうになったりも。

「水泳、凄かったらしいぞ」
「女子、下着姿で泳いだって?」

俺達以外でも、休み時間の教室では、それぞれの体育で起こった出来事の話題について持ちきりだった。
特に水泳は凄かったらしく、下着姿で泳ぎまくり、終盤にはポロリし放題で、眼福だったらしい。

「あー、ずっげえ柔らかかったわあいつの胸」
「触り放題だったなあ」

柔道では、男女共に下着姿で試合形式の対戦を行ったらしく、当事者の男子が興奮した面持ちでその様子を話していた。
男女共に下着姿の為、腕や肩、腋等を鷲掴んで何とか投げようと画策するが、持つ部分が頼り無く、結局強引に寝技に持ち込むしか無かったらしい。
お陰で、女子と密着して、彼女達の柔らかい肌や胸の膨らみを思う存分堪能したとか何とか。

微妙に柔道や水泳の面子に対する羨ましさも自覚しながら、俺は教室内で談笑している女子達に視線を移した。
彼女達も、男子の会話は聞いている、聞こえている筈。
だが、ハプニングと言える事態の話しに対しては、顔を赤くしたりはするが、それ以外の事に付いては、特に咎める様な事はしない。
むしろ、何を当たり前の事を話しているのかという態度で、殆ど意識はしていなかった。

(…普通の授業、普通の格好のつもりだったんかなあ)

だから、話している事も普通の当然起こり得る事態…とでも思っているみたいだ。
そんな予測を経てつつ…ふと、彼女達の服飾に、違和感を覚える。

832:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:19:04 KEVgbspi
傍目、至って普通の制服姿。
暑さを凌ぐ為か、若干短めのスカートに、夏服の薄手のブラウス。
そのブラウスに薄っすらと透ける筈のブラジャーの存在が見当たらず、変わりに、学年の最年長である事を誇示する様な、胸部の隆起。
そして、その先端部を強調するかの様な皺を形作る、白いブラウス。

(…浮いてね?)

有り体に言ってしまえば、乳首がブラウスに浮いていた。
それはもう、クッキリと。

「ちょっと、何? 人の胸ばっかりジロジロ見て」

視界外から聞こえた言葉に振り向くと、何人かの女子が、男子の一人に難癖を付けていた。
その男子はと言うと、指摘された事実が本当らしく、ペコペコと謝ってはいる…が、顔はニヤつき、視線は女子の顔を見遣りつつも、何処か落ち着かない。

(つーか…女子、皆ブラしてなくね?)

怒っている女の子も、取り巻きの子も、注視してみれば皆、普段透けている筈のブラが見えない。
辺りを見渡すと、既に何人もの男子が気付いていたらしく、その視線が、例外無く近くの女子の胸に集中していた。
怒られていた奴も、そんな一人なのだろう。
俺自身もグルリと確認してみたが、視界にいる女子達皆、傍目例外無く、ブラウスの下にある筈の服飾が見当たらない。

「…なあ」
「ん、何?」
「何でそんな格好してんの?」

先程話した、隣の席に座っていた女子に、問い掛ける。
彼女も、よく見てみれば、周りの女子達と同じ様に、ブラの存在が確認できなかった。
薄っすらと、ブラウスに当たった胸の先端が、僅かな皺となってその存在を主張している。
対して、問われた彼女は、意味が分からなかったらしく、「どう言う意味?」と、難しい顔だ。
…暫く躊躇した後、ストレートに聞かんと始まらんと覚悟を決め、俺は言葉を発した。

「…何で、ブラしてないの?」
「え? 体育終わったんだから、当たり前でしょ。着ていた体操服とかちゃんと脱いで、制服着ないと」
「…つまり、体育の時着ていた…下着を脱いで、制服を着た訳?」

当たり前じゃないと、胸を逸らしながら俺を窘めた彼女の胸元で、二つの突起がその色合いすら透ける程に、存在を主張する。
目の前で浮かび上がったクラスメイトの乳首を、俺は思わず、食い入る様に凝視した。

(すげ…つーか下着っていう事は、下も…ぱんつも履いて、無い?)

…こんな事態を引き起こした何処かの神様に感謝しながら、俺は教室中の男子達と同じく、周りに佇むクラスの女子達を、その日一日中視姦し続けた。




833:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:19:29 KEVgbspi
「お、おはよう」
「…おはよ」

朝の登校時間。
遅刻を防ぐ為に足早に廊下を歩いていた僕は、丁度トイレの前で、中から出てきたクラスメイトの女子…入学して数ヶ月、密かに好意を寄せている女の子と鉢合わせした。
社交辞令的に挨拶を述べた僕に対し、目の前の彼女は、何処と無く不機嫌そうな、言葉少ない対応。
トイレから出た所という、余り人に会いたくない状況故もあるんだろうけど、それとはまた違う、警戒感がありありと見える表情に、僕は若干顔をひくつかせた。

(…昨日のアレだろうなあ)

何故か、下着姿の先輩達や同級生が、大量に校内をうろついていた。
一言で言えば、そんな事が昨日起こったのだが、その時は僕や、恐らく学校中の生徒の皆、その事をまったく異常に思う事が無かった。
それをおかしいと思ったのは、僕の場合、家に帰宅した瞬間。
それまで頭に何かが居座っていた様な感覚から開放され、その日の異常さを再認識したのだ。
当然、オカズだった。
多分僕と同じ様に、目の前の彼女も、そう言った事を認識したんだろう。
と言うより、多分全校生徒が、僕と同じ様に、帰宅したぐらいで確認したんじゃないだろうか。
登校中にすれ違った女子等、例外無く憂鬱そうにしていた辺りから、僕はそんな察しをつけていた。

(その辺りからの警戒感…かなあ?)

目の前の彼女自身は、昨日の騒動には直接関与してはいない。
僕のクラスは昨日は体育が無かった為、クラスの女子達が下着姿になる事が無かった為だ。
変わりに、僕を含め男子は皆、廊下を闊歩する下着姿の女子達の痴態を憚る事無く眺めていたけど。
多分目の前の彼女もそれを覚えているのだろう。何処と無く侮蔑している様な視線を投げかけられ、微妙に凹む。

(昨日は別に何も言ってこなかったのに…)

一重に、正気に戻ったが故だろう。
まあ、自身の身にも降り掛かるかもしれなかったし、ひょっとすれば、今日もこれからまた似た様な事が起こるのかもしれない。異性を警戒するのも当然か。

会合は一瞬で、軽く会釈した彼女は、そのまま僕の脇を通り過ぎて、教室に向かう。
その後姿を見遣りつつも、パタパタと動く、細身ながらも綺麗な彼女の足に目を惹かれ、視線を落とす僕。

(…?)

そこにあったモノに、一瞬何だろうという疑問を浮かべ…次の瞬間思い至った答えに、僕は信じられないといった感情を抱きながら、咄嗟に彼女を呼び止めた。

「あの!」
「…?」
「あの、それ…何?」

後ろから投げ掛けられた、僕の要領を得ない問い掛けに、振り返った目の前の彼女は首を傾げ、疑問符を浮かべている。
それを受けて、改めて確認するかの様に、彼女の足元を指差す僕。
つられて落とした視線の先、左の足首に、何か布切れのような物が引っ掛かっていた。
それを一秒ほど見た後、顔を挙げて、僕に言葉を発する彼女。

「何って、パンツだけど?」

どうかしたの? と、純粋に何を言っているのか分からないと言った風な様子に、僕は軽いパニックに陥った。

834:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:19:56 KEVgbspi
――何で、下着を足首に引っ掛けて歩いているのか。

思わず「何でぱんつがっ!?」と叫びたかったが、直接的に言うのは、セクハラ的な意味でちょっと憚られる。
果たしてその物品を注視していいものかどうかと、微妙に視線をさ迷わせながら、何故、足に引っ掛かっているのかと、僕は言葉を濁しながらも彼女に問うた。

「何でって…トイレでおしっこした時に、邪魔だったから脱いだんだけど。何か変?」
「いや…履かないの?」
「え、何で?」

小首を傾げる彼女。ちょっと可愛い。
微妙にずれた感想を抱く自分に心の中でツッコミを入れながらも、僕はその回答に一瞬呆然とし…そして、ある確信を抱いた。

(…これって、昨日みたいな状態に、彼女もなってる?)

恐らく、間違い無いだろう。
昨日の様な異常事態。それが、クラスメイトである目の前の彼女に起こっている。

「…いや、うん、何でも無いよ」
「?…早く教室来ないと遅刻確定だよ」

一転して微妙にニヤニヤしだした、僕の曖昧な答えを訝しみながらも、彼女はもう話す事は無いとばかりに僕の脇を通り過ぎ…二歩程歩いて、立ち止まった。
僕の指摘で、その存在を意識させてしまったのだろうか。視線を落とすと、足元のそれ…先程まで履いていたであろう、自分自身のぱんつを、幾分か気にしている。

「邪魔…」

そう呟くと、もう片方の足で引っ掛かっていたぱんつを無造作に踏み付けると、足を抜き取る彼女。
そのまま、隅の方へと踏み付けていたぱんつを軽く蹴り飛ばすと、何事も無かったかの様に、教室へと戻っていった。

彼女の姿が見えなくなってから、廊下にポツンと落ちていたそれを拾い、広げてみる。
長く履かれているのか、少しくたびれた白地の布に、幾つかの紋様をあしらっただけの質素な下着。
朝方、家で催しでもしたのだろうか、それとも長年使っている故の汚れなのか、中心と言える部分の布地に、僅かに染みた薄い黄ばみ。

ドロリとした興奮と奇妙な高揚感に体が昂ぶるのを自覚し、僕はそのぱんつを、自分のポケットへと仕舞いこんだ。
チャイムが鳴り出し、急かされる様に、僕も教室へと駆ける。
その途中で、廊下の片隅に転がる布着れのような物を一つ見つけ…僕は今日の学校生活に、大きな期待と興奮を抱いた。




835:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:20:23 KEVgbspi
ここ二日程、学校全体を対象にした実験を行っている。
内容自体は、特に真新しい事はしておらず、今までの実験で行った事の焼き直しだ。

一日目は、『着替えについて、一部分の常識や決まり事を忘れてもらう』
二日目の今日は、『下着についての感慨を忘れてもらう』

主題はこれだけである。
前者は体育で着替える時の常識。制服を脱いで『体育で使う服を着る』、の一連の流れの一部分を忘れてもらった。
なので、昨日体育のあったクラスでは、生徒達は皆制服を脱いで、そこで着替えを終わってしまい、そのまま授業へと赴いてしまったらしい。
その日は男女共に下着だけで運動に励んだり、休み時間中、学校中で下着姿の生徒達が闊歩する愉快な事態となっていた。

加えて微妙に、男女一緒にを意識する様、皆々の感慨に手を加えたりもした。
お陰で体育のあったクラスでは、男女が中々刺激的なスキンシップに励んでいたらしい。

また、面白いのが、僕の力を使った故の矛盾から生じた、彼等の自発的にとった行動だった。
僕の力で、体操服を着ていないので、授業が終わってから着替える時には、着替えの為脱ぐべき体操服等が無い。

――何か脱いで制服に着替えるべきのに、脱ぐべき体操服は…?

その辺りのおかしさを解消する為、その時着ていた下着を脱ぐ事で、心の中の帳尻を合わせてしまったらしい。
お陰で、対象となった生徒は皆、ノーブラノーパンで、授業後を過ごしていたという事だ。
家に帰り付いて、僕の力が溶けた女の子達等は、さぞかし顔を赤くして悶絶した事だろう。

後者である今日の実験では、単純に、ぱんつの事をどうでも良く思ってしまっているだけ。
なので、普通に生活している分には一見、何も変化はない。
しかし、ぱんつに対して何かしら思考が及んだときは、その限りではない。

例えば、トイレ。
トイレに行けば、用を足す為に邪魔なぱんつを意識する為、必ず脱いで下ろし…そこでぱんつをどうこうする必要性が無くなる為、ぱんつの事はどうでもよくなり、半ば忘れてしまう。
よって、トイレに赴いた後…膝辺りにぱんつをずり下ろしたままの女子達が、大量発生している。
中には歩く時に邪魔だったのか、片足を抜いたり、ぱんつ自体をその辺に捨てている女子も、結構居たらしい。
学校で生活していれば、一日の間にトイレを使わない生徒は、まず居ない。
恐らく放課後には、この学校の女子は例外無く、ぱんつを人前に晒し尽くし、ノーパンとなっているだろう。

トイレに限定しなくても、ぱんつやブラを疎ましいとさえ思えば、所構わず自発的に脱いでしまう。
事実、廊下を抵当にうろついていたら、女子の一人が何か思い至った様に、ブラウスの中に両手を入れる瞬間を目の当たりにした。
多分、締め付けが気になったのか、ホックを外したのだろう。ごそごそと背中を弄くった後、つかえが取れたという感じで、ホッとした表情を作ると、そのまま歩き去っていった。
無論、形が崩れ、不自然な様子のブラと、はみ出た乳房を制服に浮かび上がらせて、だ。

836:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:20:52 KEVgbspi
そんな状態の為、昨日から僕のクラスの男子達は、可愛いと評判の他クラスの子や、下級生、上級生を見に行ったり等もしている。
が、その男子達はそれはそれで楽しいが、何処か物足りない、といった様子であった。
その原因…教室を見渡し、僕はその理由を改めて感じ入る。
パッと見、明らかに疎らな生徒の数。
無論、男子達が学校内に繰り出しているのが理由ではない。

女子、全員欠席中。

言うまでも無く原因は、先日の大毛剃大会である。
女子のほぼ全員、半泣きだった。
自ら性器を晒し、あろう事か陰毛の処理を男子に頼み込み、恥ずかしい所を惜しげも無く披露してしまったのだ。
一部、男女の中が深まったクラスメイトも居るらしいが、大半にとっては心の傷である。

男子と顔を合わせたくない。
また恥ずかしい目に遭ってしまうかもしれない。
暫く学校に行かなければ、騒動も無くなるかもしれない。

理由としては、こんな所であろうか。
連絡の取れる男子からの断片情報でも、大体その辺りらしい。
昨日から学校中を対象にして実験をしているのも、彼女達がストライキ宜しく、登校拒否に走ってくれたからという側面もある。
ほっといてもその内来るだろうと楽観的に思っていたのだが、二日経ってもそんな様子は見られない。

流石にこれは深刻だと、休み時間中は男子連中も顔を付き合わせているが、解決策が出る訳も無く、途方に暮れていた。
むしろそんな相談は建前で、何時の間にか先日の女子達の秘部の様子の談義へと話が膨らんでいる事が多い。
そもそも、昨今の不思議な現象は彼等にとってはただの棚からぼた餅、関知し得ない事柄なのである。
状況に身を任せるしか、彼等には方策が無いのだ。

根本である僕自身が力を使う事を止める考えは、無い。
こんな楽しい状況を自分から放棄するなんて、有り得ない。

(皆等しく被害を被っているのだから、みたいな考えで、通ってくれないかな)

ここ二日程、実験を兼ねて男女問わず全校生徒に及ぶ力の行使を行って、そんな考えの土壌を作ってみてるが、難しそうである。
むしろ、学校で常にそんな事態が起こっていると知って、余計に登校しない意思を固めてしまうかもしれない。
いざとなれば、ほとぼりが冷めるまで控える事もやむを得ないかなと思いながら、僕は昼休みの茹だるような暑さに身を委ねた。

837:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:21:24 KEVgbspi
「すいません。川越志乃…さんの席って、何処でしょうか?」

ここ二日全く聞かなかった教室内での女性の声に、僕は何だろうとその声の発生源を見遣る。
見ると、教室の後ろの扉から、小柄な少女が顔を覗かせていた。
制服の細かな装飾の違いから察するに、どうやら所謂後輩の女の子らしい。

珍しい下級生の女子の訪問に、色めき立つクラスの男子。
その雰囲気を後押しされるかの様に、一見紳士の皮を被った佐野が丁寧に応対している。ニヤつく顔を何とかしろよと突っ込んでやりたい。
漏れ聞こえる話から察するに、何でも、休んでいる彼女と友達らしく、家が近いついでにお使いを頼まれたらしい。

(…やっぱり、よっぽど堪えたのかな)

先日盛大に引っ叩かれ、未だに痛みを湛えている気がする頬を擦りながら、涙目で空き教室を後にした川越さんを思い出す僕。
目は怒りに満ちていたが、それまでの自分の痴態を自覚してしまった所為か、体は強張り、縮こまり、そして僅かに震えていた。
普段の勝気な態度とはまったく違う、しおらしい雰囲気。そのギャップに、僕はかなりの興奮と劣情を催した。

(女の子って感じだったなあ)

そんな、この場に居ないクライメイトの事を思い起こしながら、何処と無く、ぎこちない様子の目の前の少女を眺める。
恐らく、男子ばかりの教室の異様さに面食らっているのだろう。
オズオズとしながらも、教えられた川越さんの席に辿りつくと、目的の物品を求めて、引出しの中を漁っている。
が、教室中の男子は、そんな彼女の一挙一動ではなく、もっと限定的な部分…彼女のスカートの裾へと着目していた。

(…この子も、今履いて無いんだ)

学校に一日中居て、トイレを使わない生徒はまず居ない。
既に昼を越えている時間帯。この下級生も、十中八九、既に学校のトイレに赴いており…スカートの下は、恐らく、何も身につけていないのだろう。
その証拠に、スカートの裾から、ずり下ろしてそのままなのであろう、淡い水色のストライプが入ったらしき下着が覗いており、周りの男子達の劣情を煽っていた。

…何となく、力を使って、彼女のスカートの中を直接確かめてみたい衝動に駆られる僕。
が、流石に今、学校全体で起こっている僕の力以上の物事を、この場で個人に、特定の条件の力を使うのは、少し憚られる。

(自発的に動いたら、バレちゃうだろうし)

佐野辺りが上手い事踊ってくれれば良いのだが、流石に他力本願過ぎるだろう。
が、その辺りを推敲する思考を止める理由は無く、どんな風にすればと思いを巡らす  が、流石に一人でクラス中の男子の好奇の目に晒させるのは忍びない  と思い、取り敢えずテクテクと動き回る彼女を眺め続ける事にする。

「…?」

一瞬こちらを見て、微笑んだ様な  気がしたが気の所為  かな。
まあ良いかと、ノートらしきものを手にし、足早く教室を後にする女の子を横目に見遣りながら、僕はこれからの実験をどうしていくか、その妄想に浸った。

838:名無しさん@ピンキー
09/05/14 22:22:01 KEVgbspi



「先輩」

翌日。
朝見た天気予報が言うには、今日は今年一番の暑さらしく、まだ涼しい筈の登校中でも、流れ出る汗が絶えない。
その鬱陶しさに、いっそ服を着る事の意義を忘れてもらって皆で裸になるか等と、靴箱前でスリッパに履き変えながら、今日の実験の内容を吟味していた僕に、凛とした女の子の声が投げ掛けられた。
その声に振り向くと、一人の少女。
何処かで見た子だと記憶を辿り…昨日教室に来た下級生の女の子だと、思い至る。

「えっと、昨日の」
「はい、昨日のです」

僕の曖昧な問いの内容を察したのか、合わせるかの様に、簡潔に答えを返してくる彼女。
短めに切り揃えられた髪を湛えた、小さな頭。
下級生故か、単純な性徴の遅さ故が、何処と無く必要以上に幼さを感じる肢体。
中々可愛い子だなあと、不謹慎な事を考える僕を知ってか知らずか、微笑んでくる。
どうやら、何か頼み事があるらしく、「ちょっとお願いがあるんですが」と、オズオズと問い掛けてきた。
何かな?と相槌を打ちながら、果たして、接点の全く無い僕に何の用だろうと、思考を巡らせる僕。

(…昨日何か川越さんの机から取ってってたから、返却を頼むとか?)

「ああ、別に先輩に何かお使いを頼む訳じゃ無いです」

まるで考えを見透かされた様な言葉に、ちょっと驚く。
その僕の様子が面白かったのか、朗らかな笑みを浮かべる彼女。
憮然とした僕に謝意を示しながら、次いで、「あの…」と前置きし、言葉を発した。



「騒動起こすの、止めてもらえませんか?」


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