08/08/31 14:43:17 BdbUxrNz
その日一日、原因の分からない恥ずかしさに身を苛まれる少女。
普段と違う感覚、ある種の頼り無さを感じてしまい、それが何故か無性に恥ずかしいのである。
燻る羞恥心に気を取られながらも、何とか一日の学業生活を終える事に成功する。
そんな少女に帰り際、話し掛けてきた男子生徒。
知らぬ相手に怪訝な表情を作るが、あくまで友好的に、常に沸き上がる恥ずかしさも押し隠して対応する少女。
だがそこで、少女は男子生徒に変調を指摘され、更にその原因も示唆される。
魔法。何かを忘れさせる。力試し。観察していた。
一日中、原因の分からない羞恥に震える自分を見られていたという事実に頬を染めながらも、余りにも突飛なその話を信じる事が出来る訳も無く、また恥ずかしさ故に男子生徒を詰る少女。
そんな少女に、男子生徒は笑いながら一つの言葉を投げ掛けた。
ぱんつはいてない
僅かな間を経て、悲鳴を上げながらその場に座り込む少女。
その様子をみて、愉悦の笑みを浮かべる男子生徒。
混乱。原因の考察。自分の無防備な行動を振り返り、それに気づかなかった自分への自責、衆目に自分の醜態が感知されているかもしれない恐怖。そして原因を作ったであろう男子生徒への怒り。
様々な感情が渦巻くが、それ等を全て押しつぶし、自分を保つ為に、男子生徒へと怒りをぶつける少女。
しかし、羞恥心に埋もれ、ただ身体を抱いて座り込むだけの少女に男子生徒を脅かす迫力も無く。
そんな少女の様子に下卑た目を向けながら、男子生徒は自分の力を更に試そうと近づき
駄目だ何か違うな