ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ4at EROPARO
ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ4 - 暇つぶし2ch297:名無しさん@ピンキー
08/10/07 23:02:13 fLH6L+Oc
刹那×ライルお願いします。
ティエ×刹那でもいいです。

298:名無しさん@ピンキー
08/10/07 23:27:54 KpLSMnip
帰れ

299:名無しさん@ピンキー
08/10/08 00:09:53 unF3DzA2
>>297
腐は死ね

ここって設定は本編準拠?
教育実習生マリナと生徒刹那とかのエロパロも可能?
なら自分も投下しようかと思うんだが

ところで>>287さん刹マリ和姦至高でした乙!

300:名無しさん@ピンキー
08/10/08 00:21:36 0fTlogih
>>299
俺はそういうのもアリじゃね?って思ってるが
他の人はどうだろう

301:名無しさん@ピンキー
08/10/08 04:10:51 5dcdMjUS
>287
刹那の動機と手際がもっとキてる方が良かった
ガンダムに対する執着に匹敵するような奴wをどうしても期待してしまうんだよな
ま、成長して気持ちの整理が完了したと思えば良いのか
ただマリナがテロリストに捧げる云々で逡巡するのは萌えた
次頑張れ

302:名無しさん@ピンキー
08/10/08 07:53:04 GUnXI+ep
>>287
ごっそーさん!
マリナ様もエロいが刹那も相当だw!
喪失の描写が最高やね

>>299
歓迎しよう!エロファイター!

303:287
08/10/08 09:28:43 iQ0HNPdH
駄文読んでいただきありがとうございました。
読み返すとちょこちょこ手直ししたい所があったりしますがw
実は数行コピペし忘れた部分があります。
話的には繋がっているので問題無いのですが、
マリナ様が覚醒するという個人的には重要な部分だったりするので、
もし保管庫に入れてくださるなら次のレスを12と13の間に入れていただければと思います。

>>301
実はもう一つ刹マリは刹那がキてる物の構想があります。
需要があれば・・・

304:刹那×マリナ(和姦)12と13の間
08/10/08 09:30:05 iQ0HNPdH
「はあっ…はあっ…ふあぁっ…んあぁん」

マリナの反応が変わり、瞬間、マリナが頭を後ろに大きくのけぞらせ
た。少しずつマリナの方からも腰を動かしてくる。

305:名無しさん@ピンキー
08/10/08 10:58:19 fEskmNQ5
直接な箇所じゃないけど、
>マリナに抱く気持ちはいつも相反する強烈な感情を内包
>していた。触れて欲しくない触れたい。否定して欲しい受け入れ>て欲しい。傷つけたい愛したい、そして愛されたい・・・・

って所はすごく共感した。
せっさんは実にそんな感じ。
GJ!

306:名無しさん@ピンキー
08/10/08 16:18:58 vZzXKMqZ
>>297
刹那「この写真の男がロックオンの弟、ライル・デュランディか…」
ティエリア「ああ。カタロンの構成員でもあるから、即戦力になると思う」
刹那「そんな事より…この男、よく見てくれ。コイツをどう思う?」
ティエリア「ウホッ、いい男」
刹那「オラなんかむらむらしてきたぞ」
ティエリア「いい事思いついた…お前、俺のケツの中でションベンしろ」
ラッセ「俺もまぜてくれ。三人で や ら な い か ?」
刹那・ティエリア「さすがラッセ兄貴!」

ティエリア「さあ飲み込んで…僕のエクスカリバー」
ラッセ「アッー!」
刹那「ち…超スーパーすげェどすばい…」


スメラギ「世界の悪意が見えるわ…」
アレルヤ「これがホモの答えだと言うのか!?」

307:名無しさん@ピンキー
08/10/08 18:29:00 5dcdMjUS
>303
この板的にラスト一行は余計だが
どう来るか見たいので待ってる

308:名無しさん@ピンキー
08/10/08 18:57:44 f/He9EX1
>>301
たしかにいろんな意味でキレてる感じがせっちゃんの持ち味だしね

309:名無しさん@ピンキー
08/10/08 18:58:22 n9BG9rMw
新キャラ陣が想像以上に新鮮だったので、まだちょっとしか出てきてないのに勝手に妄想した

・アンドレイ+セルゲイ×ソーマ(陵辱)

なんだけど、ほとんどアンドレイがソーマとセルゲイをいじめてる感じ

注:アンドレイがセルゲイに突っ込むのはさすがにないけど、最後の方にぶっ掛ける描写があります

めっちゃ長いんだけど(22レス)一気に落とします

310:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)1/22
08/10/08 19:00:29 n9BG9rMw
セルゲイと平穏な生活を送るソーマをアロウズへと勧誘するために、
セルゲイの自宅に訪れてきたのは何と彼の息子、アンドレイだった。
アンドレイは玄関先で父さん、と一度だけセルゲイを呼んだ後、すぐに刺々しい雰囲気を漂わせながら、セルゲイ・スミルノフ大佐、と言い直した。
ソーマはもう何年もセルゲイと一緒に暮らしているのに、息子がいた事などまるで知らなかった。
実の父親だというのに、こうもあからさまに敵意を剥き出しにするアンドレイの気持ちがソーマには全く分からない。
ロシアの荒熊と呼ばれ、軍人だけでなく民間人からも勇敢な軍人として
尊敬を集めるセルゲイを、何故にその息子が嫌うのか。
セルゲイは余計な事は黙して語らないタイプだが、どうして息子の事を話してくれなかったのか。ましてやアンドレイは軍属だというのに…。

ソーマは咎めるような視線で玄関先で立ち尽くすセルゲイを見上げたが、
セルゲイはソーマには一瞥もくれずにおし黙って何事かを考え続けている。
深刻な何かを一人で抱え込むような彼の表情は、彼女が既に何度も目にしてきた事だった。
ソーマにも言えない因縁を抱え、どうやら久しぶりに会ったらしい息子はいつの間にか、
セルゲイがあまり快く思っていないアロウズに所属していた。
その事実にセルゲイは動揺を隠しきれない様子だった。
「…とりあえず、入りなさい」
それでもアンドレイにそう言ったセルゲイは、分別のある大人らしく対応しようとしている。ソーマはスリッパを床に置いて、アンドレイに勧めた。

しかし、「いいえ、結構です。スミルノフ大佐。私はもう2度とこの家に上がるつもりはありませんから」
と、アンドレイはあくまでも冷徹に固辞した。セルゲイの顔がみるみる曇っていく。
「正直に言うと、私はアロウズに不審を持っている。
ピーリス中尉を招聘するつもりなら、隊の活動について詳しい説明を聞きたいものだがね」
セルゲイは戦場にいるかのように表情を強張らせてぴしゃりと言い、すぐに奥へと下がっていった。
その後姿をアンドレイは冷たい視線で睨んだ。
「…アンドレイ・スミルノフ少尉。中に入りなさい。私は大佐を信用している。
アロウズの件は私の独断で決めるつもりはない」
ソーマは上級の軍人らしく言葉を正して、アンドレイに再度スリッパを勧めた。
しばらくソーマとスリッパを交互に見つめた後、アンドレイは渋々靴を脱ぎ、
セルゲイの自宅へと足を踏み入れた。

ソーマは結局、アンドレイを応接室ではなくリビングに通した。
リビングには、さっきセルゲイと飲んでいたばかりのコーヒーがまだ湯気をたてている。
いつもの指定席のソファにセルゲイが既に座っていたが、アンドレイの入室に特に文句を言うでもなく、ただ黙ってコーヒーカップを見つめている。
小綺麗に片付いたリビングに入ると、アンドレイはぐるりと部屋中を見回した。
やがてフッ、と溜息混じりに笑い、アンドレイは無遠慮にソファーにどっかと腰を下ろした。

311:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)2/22
08/10/08 19:01:00 n9BG9rMw
「まるで初めて来る家のようだ」
アンドレイの冷たい一言で、リビングに気まずく重苦しい空気がたちこめる。
「思い出はあなたには必要ないという事ですか、大佐」
「ピーリス少…、いや、中尉を迎える時に古い家具は全て処分した。それだけの事だ。
 世界の変革同様、私たちも前に進んでいかねばならないのだからな」
冷静に淡々と答えるセルゲイの言葉に、アンドレイの顔付きが変わった。
「た、大佐、早く本題に入っていただきましょう」
固まった空気を解す様に言って、ソーマがいつもの座席に座った。
しかし二人の軍人はソファーに座ったまま、まるで剣戟でも行うかのように睨みあったままで、場の雰囲気はますます険悪さを増す一方だった。
目の前の飲み残しのコーヒーに手を伸ばす事も出来ないほどに、いまや二人の空気は張り詰めていた。

親子の関係でありながら、それを断絶するほどのどんな経緯があったのか、ソーマには全く分からなかったが、とにかく今の彼女が信頼し、そして擁護すべきなのは明らかにセルゲイの方だ。
ソーマはアンドレイに向き直った。
「スミルノフ少尉、何故私をアロウズに招集するのか理由を聞きたい。私は志願などしていない」
「………」
ソーマの核心を付く質問にすぐには答えず、アンドレイは注意深く彼女の目を見つめた後、
訳ありな視線でセルゲイの方をちらりと見た。
いくら連邦軍大佐でもこの件に関して部外者である以上、あなたの前では何も答えられません。
そういう視線だった。
セルゲイが不快げに大きく咳払いをして立ち上がり、つかつかとドアの方へ向かっていく。
「中尉に要件を話したら、すぐに帰りなさい。いいな、スミルノフ少尉」
やや荒々しい口調でそう言ってドアを開け、不機嫌に出て行くセルゲイの背中を
アンドレイが宿敵でも見るかのような憎しみに満ちた目で睨みつけた。

「少尉、だと…?ふざけやがって…!」
セルゲイが出て行った瞬間、アンドレイがバンッとテーブルに拳を振り下ろし、
置かれたままのコーヒーカップがかちゃかちゃと揺れた。
少尉、とソーマが声を掛けようとした時、その怒りに燃える目がソーマに向けられた。
ソーマがこんな目を見たのは、まさに4年前のあの戦争の時以来かもしれない。
アンドレイが怒りを持て余したかのように不気味に唇を歪め、ソーマに話して来た。
「ピーリス中尉…。驚かれたようですね。そのご様子では、私の存在もご存知なかったようだ」
「え、ええ…、確かにそうだけれど…」
アロウズの制服が歳や階級以上にアンドレイを威圧的に見せている。
同じ軍人で、しかも階級上位でありながら、ソーマは何故か胸騒ぎが止まらない。
ソーマの僅かな動揺を敏感に感じ取ったかのように、アンドレイがにやりと笑った。

312:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)3/22
08/10/08 19:01:31 n9BG9rMw
「別に珍しい事ではありません。あの人はいつも大切な事は話そうとはしない人ですから」
「アンドレイ・スミルノフ少尉…、あなたは大佐を随分憎んでいるようだ…。一体何故…」
「余計な詮索はご自身の為になりません。あなたには関係のない事だ」
イライラしたように、アンドレイがぶっきらぼうに答えた。
言葉こそ丁寧だが、その口調は明らかに上官へのものではなくなっている。
ソーマは急に奮い立った。自分の軍属の立場としても、セルゲイの恩を受けている身分としても、
毅然とアンドレイに対峙しなければいけない。
そう強く思ってソーマは勢いよく立ち上がり、アンドレイの父親譲りの精悍な顔を上から見下ろした。
「スミルノフ少尉。お前がどう考えていようと、あの方が連邦の英雄であり、
かつ私の恩人である事は紛れもない事実だ。あの方を貶める事は、この私が断じて許さない」
昔の調子を思い出しながら、ソーマは堂々と言い切った。
一瞬、アンドレイが気圧されたかのようにびくりと体をよじった。
ソーマのかつての戦場での活躍ぶりは、軍部でも語り草になっている。
さすがに畏怖したのか、アンドレイは悔しそうに俯いて唇を噛み、両手を強く握り締めた。

その目が所在なげに揺れ動き、部屋のあちこちを頼りなく見回した。
と、部屋の片隅に置かれた一棹の小さなタンスの所で不意に視線が止まった。
ふっと懐かしげな感じでアンドレイの強張った表情が緩む。
「懐かしいな…。これだけは残してあったか…」
そう言うと、アンドレイはおもむろに立ち上がり、タンスへと歩を進めた。
ソーマはソファーに座り直し、ようやく冷め切ったコーヒーを口に含むと人知れず安堵した。
アンドレイが引き出しを開け、ごそごそと中を探っている。
二度とこの家の敷居は跨がないとまで言っていたのに、こうやって無遠慮に
リビングのタンスを漁れるのはやはり、彼がこの家の息子なのだからだろう。

「大佐と和解したらどうだ」
ソーマはアンドレイの後姿に静かに声を掛けた。アンドレイの手の動きがぴたりと止まった。
突然現れたアンドレイに驚きながらも、玄関先でセルゲイの顔に浮かんだ再会の喜色は明らかだった。
ソーマは4年前に、セルゲイの幸福の為ならどんな事でもすると誓ったのだ。
「せっかくこの世で二つとない父子の関係なのだろう。
大佐はお優しい方だ。わだかまりを捨てれば、また良好な関係を築けるだろう。
それが人間としても軍人としても、少尉にとって一番良い道だと考えるが…」
ソーマがそこまで言った所で、アンドレイが急に勢いよく振り向いた。

313:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)4/22
08/10/08 19:02:02 n9BG9rMw
その手には、セルゲイ愛用の肩叩き用マッサージ器が握られている。
「随分懐かしいものが出てきたので、つい見入ってお言葉を聞き逃してしまいました。
中尉、さっきは一体何を…?」
ぞっとするような薄笑いを浮かべて、アンドレイがゆっくりソーマの傍へと近寄りながら猫撫で声で言った。
ソーマの目の前をふさぐように、長身の若者が立ちはだかった。
雰囲気だけで相手を圧倒する威圧感は、さすがにセルゲイ譲りのようだ。
ソーマはソファーの背もたれに逃げるように背中を押し付けながらも、
怯えを悟られないように話す事を心がけた。
「だから、大佐と…少尉が…、関係を修復すべきだと…。…っ!!」
急に身を屈めてソーマの両脇の肘掛にアンドレイが両手を置き、至近距離で彼女を見つめた。
大物感の漂うクールな瞳で一秒たりとも視線を反らさずに見つめられ、ソーマの心臓が早鐘を打っていく。

その唇がじりじりと近づいてくる。
ソーマはアンドレイの視線に射抜かれて、ロックオンされた獲物の如く顔を背ける事が出来ない。
その鼻息だけが荒くなり、アンドレイの顔に強く当たった。
ふっとアンドレイが勝ち誇った笑みを見せ、ソーマの耳元に口を寄せた。
「…なるほど。あなたはまだ乙女なのですね…。でも、本当に…?」
そう耳元で囁かれて、ソーマのプライドが刺激された。
「黙れ!無礼な態度は、例え大佐の子息であろうと決して許さない!下がれ!!」
そう叫んでアンドレイを突き飛ばそうと、その胸目がけて両腕を勢いよく突き出す。
しかし、その腕をアンドレイは事もなげに掴んで捻りあげてしまった。
ソファーに座りこんだままでソーマは何とか抵抗を試みたが、
完全に手首の関節を極められて身動きを封じられてしまった。
MS戦の名手ソーマも、こうなるとただの女でしかなかった。

「離せ…!!少尉…!!大佐を呼ぶぞ…!はな…!!」
その瞬間、アンドレイが急にソーマに口付けた。
初めてのキスはソーマにとって不快以外の何者でもなかった。
尊敬するセルゲイの家のリビングで、彼が相容れない息子のキスを受けているのだ。
それも、明らかにセルゲイへの嫌がらせとして。
ソーマは手首が折れても構わないという程激しく体をよじり、全身でアンドレイを突き飛ばした。
後ろのテーブルにアンドレイの体が激しく当たり、カップが倒れてコーヒーが零れた。

314:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)5/22
08/10/08 19:02:51 n9BG9rMw
ソーマは汚された自身の唇を、何度も手の甲でごしごしと拭った。
アンドレイがソーマを睨みつける。
その目には先程セルゲイに向けたのと変わらない、激しい憎悪が渦巻いていた。
「もう帰れ…!後日、私自身が当局に出向いて直接話を聞く事にする」
息を乱してソファーから立ち上がりかけたソーマに、もう一度覆い被さるようにアンドレイが掴みかかった。
今度はソーマの両腕の手首を揃えて大きい右手でがっしりと掴み、
ソファーの背もたれへと押し付ける。
「随分な態度じゃないですか…。ええ?ピーリス中尉…」
卑しく笑いながらソーマの首筋に口付け、アンドレイが低い声で囁いた。

その左手にはセルゲイのマッサージ器がまだ握られている。
ソーマの視線がそれに釘付けになったのを見て、アンドレイが低く笑った。
「ふふ…。これはね、私が母にプレゼントしたものです…。
母はとても美しい人でしたが、あなたと違って、軍人の妻にしては昔から体が弱かった。
子供のときは単純に、母の肩をほぐすというその用途しか知りませんでした。
しかし大人になった今、別の用途がある事を私は知りました」
「な…、一体何を…」
「それはあなたもお分かりのはず…。もしや、もう既にあの人と試されていらっしゃるのでは…?」
まるでセルゲイのように、淡々と言葉を重ねていくアンドレイ。
しかしソーマにはその言葉の意味がさっぱり分からない。
アンドレイが舌を卑猥に伸ばし、ぺろりとソーマの頬を舐め上げた。
「やめ…っ」
ソーマは本能的に体を縮ませて身体を強張らせた。

アンドレイが馬鹿にした様に笑うと、マッサージ器のスイッチを入れた。
ブブブブ…、と勢いよくそれが蠕動を始める。
「おや…。充電は完璧なようだ。こういうものは得てしてほっとかれがちなのに。
一体どうしてでしょうねぇ?ピーリス中尉…?」
「それは大佐がここの所随分お疲れだからだ…!早く私を離せ…!
こんな事が知れたら、貴様軍法会議ものだぞ!?」
「軍法会議?…なるほど。さすがによくお解りのようだ。それに大佐はお疲れ…、ですか」
「な、何がだ…!」
込み上げる笑いを抑えながら、アンドレイはソーマの目の前に振動するマッサージ器を突き出した。
とてもあの高潔なセルゲイと同じ血が流れているとは思えないほど、
その機械越しにアンドレイの目が一段と卑猥に歪んだ。

315:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)6/22
08/10/08 19:03:23 n9BG9rMw
「おっと…。そんな顔をしないで下さい、中尉。あなたが散々あの人となさっている事を、この私もしてあげられますと、そう言っているだけです」
「な…!!」
アンドレイの言っている事の危険度が、ソーマにもさすがに何となく分かった。
このままでは明らかにまずい。
何とか逃げ出そうと、超兵の最大限の筋力を発揮するべく全身に力を入れる。
見咎めて、アンドレイが震えるマッサージ器をソーマの下半身へと進ませていった。
「まあまあ、そんなに抵抗なさらずに。あなたもお好きなはずでしょう。
なんと言ってもあんな中年と交わる位なのだから…」
「何…!?あ…、ひゃぁ…っっ!!」
アンドレイがソーマの足を閉じたズボンの股間にマッサージ器を押し当てた。
途端に下半身に快感が走り、ソーマの体から一気に力が抜けた。
「あ…っ…、あ…っ…」
思わず快感の声が出てしまう。
無意識に更なる快感を求めて、閉じていたはずの足がずるずると開いていく。
気が付くと、ソーマのクリトリスにはべったりとマッサージ器が押し付けられていた。

機械的に激しく振動を続けるマッサージ器は、ソーマのクリトリスをリズミカルに震わし続けた。
ほとんど自慰もしないソーマに、抗えないほどの快楽が押し寄せる。
「ほぉら、随分気持ちよさそうだ。父さ…、いや大佐にいつもどういう風に責めてもらっているのですか?」
「あ…っ…、な…っ、何を…言って…っ…、ん…っ…、あぅ…ぅっ…あぁ…んっ!」
「そんな大声を出されては大佐に聞えますよ?それとも3人で楽しまれたいのですか…?」
迸る声を我慢しようと思っても、両腕を掴まれているために口を塞ぐ事さえ出来ない。
ソファーの背もたれに後頭部を押し付けて、必死にソーマは悦楽の泣き声を漏らさないように努力した。
「答えてくださいよ…。中尉…」
そんな彼女の努力を認めることもなく、アンドレイがマッサージ器を更に強く押し付け、クリトリスをこね回すようにぐりぐりと機械表面を動かした。
ソーマの腰がびくんと跳ねあがり、我慢の甲斐なく大声で叫んでしまった。
「ひあぁぁぁっっ!!!」
「ほら、どうです?気持ちいいでしょう?」
「だ…っ…、黙れ…あ…、ああ…っ…!」
「いらないのですか?そうですか…。それは残念だ…」
ソーマがまだ折れないと見るや、アンドレイはマッサ―ジ器を股間から離してしまった。
ソーマから、急に快感が遠のいた。

316:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)7/22
08/10/08 19:03:54 n9BG9rMw
目を開けてぼんやり下を見ると、自分の開いた股のすぐ先にまだ振動し続けるマッサージ器が見える。
クリトリスがじんじん疼いて仕方ない。ソーマは不満げに目を細め、唇を噛んだ。
「おや?欲しいのですか?中尉。いらないとおっしゃったはずではなかったでしたか…」
アンドレイのとぼけた言葉に、きつく睨み返して反抗の素振りだけは見せた。
しかしアンドレイは完全に悦に入って、余裕しゃくしゃくにソーマを見返してくる。
若造らしい生意気な顔付きなのに、そこには確かにセルゲイの面影が色濃く漂っていた。
「貴様など…、大佐の足元にも及ばん…!この下郎が…!」
ソーマはアンドレイの顔にぴゅっと唾を吐いた。
アンドレイの目の辺りにそれが飛ぶ。
アンドレイが反射的に目を瞑ってそれを受け、溜息混じりに笑った。
「やれやれ。仕方のない方だ。あんな年寄りと一緒にいるから、そんな古臭い言葉遣いになるでのす」
「なんだと…っ!?」
アンドレイがにたりと笑って、声を潜めて囁いた。
「素直にもっとして欲しい、もっと気持ちよくなりたいと、そうおっしゃれば良いのです」
「ふざけ…、や…っ、やあ…あっ…、あぁぁ…っ…!!」
アンドレイが止めを刺す様に、再びマッサージ器をソーマの股間に押し付けた。
抵抗の声音が一瞬でせつなげな喘ぎに変わる。アンドレイの嘲笑がどこからともなく聞えて来た。
「く…っ…、たい…、大佐…、んんっ…、あぁ…っ!」
快楽に震えながらも、惨めな気持ちを抑えきれずにソーマの目から涙が零れ落ちた。
「おやおや…。泣くほどイイのですか。では、もっと…!」
「あぁぁっっ…!!!」
アンドレイがソーマの股間に埋め込んでいくかのような力で、マッサ―ジ器を押し付けた。
弄ばれ続けたクリトリスに密着したかのように凄まじい振動が響き、
ソーマは一気に絶頂を迎えてしまった。

脱力してソファーにもたれかかるソーマの顔は涙で濡れてはいたが、
明らかに絶頂の余韻で赤く火照っている。否応なしに、アンドレイの欲も昂ぶっていった。
スイッチを切って、マッサージ器を床に放り投げる。
ゴトンと、小振りの機械にしては重過ぎるほどの音が響き、それがますますアンドレイを猛らせた。
ソーマのクリーム色のカットソーを勢いよくたくし上げると、彼女らしい真っ白いブラが飛び出した。
その先で、控えめな乳房がそれでもぷるると揺れた。
アンドレイが目を血走らせてそこを凝視し、ソーマの両腕を開放して自由になった両手で、その胸をぐいぐいと揉んだ。
「これをいつも父さんが…」

317:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)8/22
08/10/08 19:04:25 n9BG9rMw
ソーマとセルゲイはただの一度もそういう関係になった事はない。
そういう雰囲気になった事さえない。
アンドレイが何故そんな勘違いをしているのか定かではないが、
ソーマはもう抵抗する気力を無くしかけていた。
上から体重をかけてのしかかられるように体を押さえつけられている今、
どんな抵抗も体力の無駄に過ぎないであろう事は兵士としての経験上、知り尽くしている。
そんなソーマに味を占めて、はあはあと不快な生温かい息を吐きながら、
アンドレイが遂にブラをもたくし上げた。
つんと勃ったピンクの乳首はまだ誰の愛撫も許した事がない聖域なのに、
アンドレイはそのありがたみに一切気付く事もなく、無遠慮に舌を絡ましてくる。
初対面の時理知的に映ったその顔は今では淫猥に火照り、ただの性欲の塊にしか見えない。
ソーマは完全に打ちのめされた気分で目を閉じ、早くこの行為が終わる事を願った。
こんなところをセルゲイに見られるのだけはどうしても阻止したい。
アンドレイの舌が乳首を突付く度に、か細い声が漏れそうになるのを必死で我慢する。

「や…っ!!」
胸にアンドレイの手の感触を感じないと思ったら、唐突にズボンの中に片手が入ってきた。
腰を引いて逃げる余裕もなく、アンドレイの指がソーマの茂みを掻き分け、蜜壷へと到達した。
そこの潤みを指で確かめて、アンドレイは嬉しそうに乳首に舌を這わしながら、ソーマを見上げた。
「すごい濡れてますよ、中尉…。まあ当然か。一度イったんですからねぇ?」
「く…っ…」
乳首を口に含み甘噛みしながら、アンドレイは蜜を軽く掬うとクリトリスに中指を当てた。
くいっとそこを軽く擦られただけで、全身に快感が走る。
ソーマは片手で自分の口を抑え、必死に声を我慢した。
その表情を愉しみながら、アンドレイは今度は2本の指でクリトリスを挟むと、上下に扱き始めた。
「あ…っ、く…ぅ…っ、や…っ」
「中尉、こんな可愛い表情も出来るんですね…。誰がこんな淫らな事をあなたに教えたんでしょうねぇ?」

─お前だろうが…!
そう言って突き飛ばしてやりたかったが、快楽に支配されている今、
やはり超兵の彼女であっても軍人として鍛え上げたアンドレイの筋肉には適いそうにもなかった。
挟まれたクリトリスの先端に中指の刺激が加わり、快感が強まった。
そのままアンドレイは規則的にソーマのそこを擦り続けた。
「ん…っ…、ん…っ…、ん…っ…」
手で塞いでもなお淫らな吐息が迸り、ソーマのそこにまた絶頂の予感が漲ってきた。
「中尉、またイキそうですか?どうなのです?」
アンドレイがいやな事を聞いてくる。そんな事、答えられる訳がない。

318:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)9/22
08/10/08 19:04:57 n9BG9rMw
「ふ~ん…。そうですか…」
アンドレイが一瞬ソーマの火照った顔を見た後、ソファーの足元に座り込むと
一気に彼女のズボンと下着を引きずりおろした。
ソーマの濡れそぼり、燃え上がったそこがアンドレイの目の前でぱっくりと口を開けた。
ソーマの秘所は処女らしくまだ筋が細いままで、乳首同様まだ着色もほとんどない位に美しかった。
アンドレイは心を奪われて、感嘆の溜息を漏らした。
一瞬、アンドレイの気が抜けた。
「貴様…!」
その瞬間、アンドレイに一撃をお見舞いしようと、ようやくソーマが拳を振り上げた。

しかし殴りかかる時間を一切与えずに、アンドレイがソーマのクリトリスに吸い付いた。
「いや…っ…、ああ…ん…っ…!」
拳が虚しくソファーに落ちる。快感の中心を握られては、もうどうしようもない事だった。
ジーッと、アンドレイがジッパーを下げる金属音が唾液の音に混じって聞こえてきたが、
ソーマはひたすら体を仰け反らせて秘核の快感に酔うしかなかった。
「あぁ…ん…っ、もうやめ…ろぉ…、んんっ…!んあぁ…んっ…!」
「いいえ、中尉。こんな状態であなたを放り出したとなれば、連邦軍人の名が泣きます。
きちんと満足させてさしあげます」
アンドレイがおもむろに体を起こし、何かを股間へと押し当ててきた。
ソーマはその熱さと 、体内に強引に捩じ込もうとする異物の感触で驚いて下を見た。

今まさに、アンドレイがその猛った肉棒を彼女の中へと押し込もうとする所だった。
ロシア系らしくアンドレイのペニスは異様に長く、
白い本体がピンクに染まってソーマの中へと侵入を試みる。
ぐりぐりと、膣口の具合を探るように先端がそこを掻き回した。
「いやっ…!少尉…、やめろっ…!やめ…!!きゃあああっっ!!」
太い亀頭がずんっと膣内に押し込まれ、破瓜の痛みがソーマを襲う。
そのままめりめりと膣壁を引き裂くように、アンドレイの肉勃起が入ってきた。
「あ…、ああ…」
ソーマは圧倒的なその質量と、それによって引き起こされる痛みにただ身を硬くして耐えた。一方のアンドレイは、今まで彼が味わった事のない程の強烈な締め付けを勃起に感じていた。」。
「ふ…、さすがに、ソーマ・ピーリス中尉という所か…。中尉、入りましたよ」
アンドレイの上気した声に促されて、ソーマが再び目を開いてそこを見る。
ペニスの根元のみが僅かに見える状態で、二人の体が繋がっていた。
「うう…」
それが何を意味するのかを悟り、ソーマの目に今日何度目かわからない涙が溜まっていく。

319:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)10/22
08/10/08 19:05:35 n9BG9rMw
「ふふ…っ。あなたの事は、5年前にあなたが初めてあの人の部下として配属された時から知っていました。あの時はまだ蕾のようだったのに…。本当に可愛い女性に成長なされた…」
アンドレイが感慨深げに言った。
しかしすぐに父親の顔を思い出し、アンドレイは自身の過去の事も含め、長年の怒りを瞬時に思い出した。
「なのに、あなたはあんな男に身も心も捧げて…!」
勃起をずるりと先端まで引き抜く。
そのまま一気に突き込もうとした時、愛液に混じって薄い赤い液体がそこに付着しているのに気付いた。
おやと思ってソーマの顔をもう一度見る。彼女は涙を浮かべ、明らかに痛みに顔を歪めていた。
アンドレイはソーマとセルゲイが清らかな関係なのだと、ようやく気付いた。

「……。そう…、ですか…。父さんはあなたに手を出していなかったのですか…」
「く…、うう…」
恥辱に耐え切れず、ソーマがしゃくり上げながらぽろぽろと涙を流した。
「………」
アンドレイが無言のままでソーマを見下ろし、思案に耽る。
ソーマがか弱い少女のように涙を流しながら、アンドレイの顔を無防備に見上げた。
アンドレイは深く溜息をつくと、血にまみれたペニスを引き抜こうと足に力を入れた。
「どうやらあのような噂を信じた私が愚かだったようです。中尉、申し訳ございません」
思いがけずアンドレイに、セルゲイの息子らしい紳士的な雰囲気が戻った。

やっとこの苦痛から解放される…。
ソーマが安堵したその時、コンコンと強めにドアをノックする音が響き、
「アンドレイ!話はまだ終わらんのか!」
と、セルゲイのイライラした声が聞えてきた。
まるで部屋に二人でいる年頃の娘とその彼氏との関係をいまいましく思う父親のような口調だった。
せっかくペニスを抜きかけていた所だったのに、
アンドレイはドアの方をきつい視線で睨み、その動きを止めてしまった。
「…まだですよ、父さん」
嫌味をたっぷり含めた調子で、アンドレイがドアの向こうの父親へと答えた。
むうう、とドアの向こうからセルゲイの不満げな鼻息が響いてくる。
アンドレイの物言いに不審なものを感じたのか、「入るぞ!」すぐにセルゲイがドアを勢いよく開けた。
「あっ…!!」
ソーマが軽く悲鳴を上げたが、彼女にもアンドレイにもセルゲイを止める時間は全くなかった。

320:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)11/22
08/10/08 19:06:06 n9BG9rMw
ソファーで重なっている二人の姿を、セルゲイが一瞬目を丸くして見つめた。
すぐにその目が怒りに燃え上がる。
「アンドレイ~!!!」
腹の底から絞り出すような唸り声をあげながら、セルゲイが唇を噛み締め拳を握り締めてぷるぷると震えながら一歩前へと進んだ。
「いや…、いやぁ…」
ソーマが最悪の事態から逃れるように、顔を背けた。大粒の涙が溢れ出て止まらない。
かつて戦場を駆け回った超兵の逞しい姿は、もうどこにもなかった。
「貴様、一体何をしている…!!」
セルゲイが今にも飛び掛らんかの臨戦態勢でアンドレイを睨みつけた。
セルゲイの部下はおろか、敵兵だったとしても今のセルゲイを目の当たりにしたら、
恐れをなしてすごすごと退散するに違いない。
それほどの鬼のような形相のセルゲイなのに、
アンドレイは全く怖れを感じていないかのように無表情のままだった。
アンドレイの整った眉が一瞬ぴくりと動いた。

次の瞬間、アンドレイは心から見下すようにセルゲイを見て、
抜きかけた勃起を一気にソーマの中へと突き入れた。
「くあぁっっ…!!」
ブチュッと嫌な音がして、強烈な痛みが膣壁から全身に広がり、ソーマは歯を食いしばった。
「何を…?見ればわかるでしょう。中尉と愛を交わしているのですよ。…父さん」
片頬でにやりと笑って、セルゲイに見せ付けるかのようにアンドレイが激しい抽迭をはじめた。
まるでソーマを拷問しているかのように激しく揺さぶる。
ソファーががたがたと不快に振動して、アンドレイのピストンに押し出され、ぎぎぎと床を移動した。
「くぅっっ、やめ…、やぁっ…、あぁっ…!!」
荒々しいピストンに苛まれて、ソーマは痛みしか感じられず、苦痛の声を上げ続けた。

「やめろ!!!」
怒号を響かせてセルゲイがアンドレイに飛び掛ると彼の肩を掴み、
即座にソーマからその体を引き離すと床へと叩きつけた。
立ち上がろうとしたアンドレイの横面にセルゲイの蹴りが入る。
セルゲイの足から脱げたスリッパが勢いよく窓ガラスに当たり、
アンドレイの口からは血が迸って床へと飛び散った。
ズボンのチャックから出されたままのアンドレイのペニスは、未だ勢いを失わずに勃ちあがったままだった。
ペニス全体に付いた破瓜の血跡が、生々しくセルゲイの目に飛び込んできた。

321:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)12/22
08/10/08 19:06:37 n9BG9rMw
セルゲイの表情が、怒りから憎悪へと様変わりした。
セルゲイが馬乗りになってアンドレイに殴りかかる。
まるで刃を思わせるアンドレイの長い勃起が、セルゲイの殴打に合わせて左右に揺れる。
ソーマは呆然とその光景を眺めるしか出来なかった。
股の間が少し動いただけでも痛み、開いた足を閉じる事さえ出来ない。
数発いいパンチをもらってアンドレイの口端が切れ、何回も血が床に迸った。

「貴様など、もはや私の息子などではない!!」
悲壮なほど声を震わせながらセルゲイが大声で叫び、後ろに大きく拳を振り上げた。
そのセルゲイの渾身のパンチを、顔を横にずらしてアンドレイが紙一重で避けた。
セルゲイの拳は床にめり込み、ばきんと嫌な音を響かせた。
「ぐ…っ」
セルゲイが低くうめく。セルゲイが拳の痛みに気を取られたその隙に
アンドレイはセルゲイの腕を取り、関節を捻り上げる。
一瞬で二人の位置関係が逆転した。
今度はセルゲイが床に倒され、顔面を冷たい床に打ち付けた。
後ろからアンドレイが体重を掛け、セルゲイの顔を床へぐりぐりと押し付ける。
肘関節を完璧に極められて、セルゲイは抵抗すらできなくなった。
アンドレイが興奮に息を乱しながらも、勝利宣言をするかのようにセルゲイの背中に話した。
「フフッ。あの偉大なセルゲイ・スミルノフが私のような若造に後ろを許すとは…。
あなたも随分老いられましたね」
「黙れ、少尉…!何も近接格闘だけが軍人のすべてではない!」
「そういうのを、負け惜しみと言うんですよ。父さん」

アンドレイの「父さん」の響きには、いつもきつい皮肉と蔑みが色濃く混じっている。
セルゲイは息子に貶められる惨めさを全身で思い知った。
今のアンドレイは確かに成長し、少なくとも腕力ではセルゲイを凌いでいるほどだったが、
このような状態でそれを知っても全く何の感慨も涌かない。
それどころか今はこの息子が腹の底から憎くて堪らないのだった。
「大佐…!」
ソーマがようやくソファーから起き上がり、痛みを堪えて二人の男の傍へとにじり寄る。
アンドレイはセルゲイの肘関節を更に捻り上げる事で、ソーマの攻撃を牽制した。
「おっと、中尉、動かないで下さい。大佐の腕が折れてしまいます」
「く…っ!」
ヘビに睨まれたカエルのように動きを止めてしまったソーマに、セルゲイが必死で訴えかけた。

322:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)13/22
08/10/08 19:07:11 n9BG9rMw
「中尉、構わん。腕の一本ぐらいすぐに治る…!
気にせずにこいつを捕らえ、軍部に突き出せ…!!こんな奴がアロウズなどと…」
「違いますよ、父さん。こんな奴だからこそ、アロウズ勤務が務まっているのです」
「私を父さんなどと呼ぶな!!」
「ようやく意見が一致しましたね、父さん。いや、スミルノフ大佐…?」
アンドレイのクールな目に狂気がチラついた。
軍服に包まれたその逞しい腕をセルゲイの首へと巻きつける。
「やめて!!!」
大佐が殺される…!!ソーマは悲鳴をあげてアンドレイに掴みかかった。
ソーマの手の平に、一瞬張り詰めたアンドレイの筋肉が弛緩するのがはっきりと伝わってきた。
どさりとセルゲイの体がうつ伏せに床に崩れた。

「…遅いですよ、中尉。長らく戦場を離れ、実戦感覚を失ったという評価はやはり正しかったようですね」
「少…尉…、お前は実の父親を…」
ソーマが泣きながらアンドレイの肩を揺さぶるが、
アンドレイは顔色一つ変えずにポーカーフェイスを貫いている。
「大佐…、大佐……」
ソーマはセルゲイの体にしがみ付いた。その背中に涙に濡れた顔を押し当ててみる。
と、まだその体は温かく、どくどくと鼓動がはっきりと聞えてきた。
(生きている…!?)
そう思った瞬間、
「私が連邦軍大佐を手にかけるはずがないでしょう。
平和ボケが過ぎるとまともな思考も出来なくなるらしい…」
背後からそう声がして、ソーマは後ろからアンドレイに羽交い絞めにされてしまった。

ものすごい力で抑え込まれ、やはり抵抗は適いそうにもない。
しかしその腕力が軍人と言う事を考慮してもなお圧倒的過ぎる事に、ソーマは気付いた。
「貴様…、この力は…」
「惜しいですね、中尉。あなたも男に生まれるか、もう少し体が大きければ
私などに屈服する必要はなかったでしょう。そう、超兵のあなたなら」
「ア、アロウズは兵士に薬物投与を…!?」
「別に驚く事ではないでしょう。人革連時代から連綿と受け継がれてきた技術を継承したまでの事です」
「だから私を呼びに来たのか…!?超兵としてもう一度戦わせるために…!」
「どの道あなたは戦うしか出来ない人間です。それは中尉ご自身が一番よくお分かりのはず…。
それにあなたの開発に、軍がいくら費用を捻出したと思っておられるのです?」
「そんな事、お前に言われる事ではない!!」
ソーマが全身に力を入れた。
この4年でなまってはいても、さすがに超兵のその体にみるみる未曾有の力が漲ってくる。

323:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)14/22
08/10/08 19:07:42 n9BG9rMw
アンドレイが感心したように言った。
「やはりデータ通り、いやそれ以上の可能性があなたには眠っているようですね。
やはりあなたにはアロウズに加わり、その辣腕を振るっていただかねば」
「冗談ではない…!」
「いいえ、中尉。残念ながら、私も組織も真剣です。信念を持ってやっています」
「信念だと…?ただ大佐を見返したいという、幼稚な思考の間違いではないのか、少尉!?」
アンドレイが眉間に皺を寄せてソーマを抑える腕に力を入れた。

ソーマの体を後ろから抑えたまま、アンドレイはセルゲイの下へと足の甲を入れると、
ぐるりと引っくり返した。失神したセルゲイの体はあえなく反転して、仰向けに転がった。
「大佐…」
セルゲイの表情に確かに生気を見届けて、安心したようにソーマが呟く。
そんなソーマにアンドレイは不機嫌に眉をヒクつかせた。
「あなたは随分この男に心を奪われておいでのようだ。
そんな未練は、今日限り断ち切っていただきます」
アンドレイの言葉には明らかに私怨が混じっているが、それをあえて打ち消すように彼は続けた。
「…世界平和の維持のために」

「勝手な事を言うな!アロウズの不審な動きには大佐も懸念を…」
「この男の話をするのも、今日限り止めていただきます」
何を…!と言おうとしたところで体を前方に折り曲げられ、まだ傷跡の生々しい膣口に
アンドレイのペニスが再び押し付けられた。
すぐに痛みが復活し、ソーマが苦しげにうめく。
「抵抗なさらないで下さい、中尉…」
アンドレイがソーマの耳元に唇を寄せ、低く囁いた。ソーマの体にぞくぞくと悪寒が走る。
「あなたとこの人が汚らしい関係でない事はよく分かりました。
まるで親子のようにお互い思いあっていらっしゃるのですね。 
しかしどうせこの男にとっては家族の代わりとでも言う所でしょう。代わりはいくらでもいる。
それに、その思いはあなたの超兵としての責務の邪魔にしかなっていないようだ。
それを取りはらって差し上げます」
「な…!ああっっ…!!」
膣口のぬめった触感で勃起を完全に復活させたアンドレイが、
それをゆっくりとソーマの中へと侵入させていった。
最初の挿入よりもむしろ激しい痛みが走り、ソーマは必死で苦痛に叫び出したいのを堪えた。

熱い勃起がソーマの体と心を無残に引き裂いていく。
だがこれ以上この青年に足蹴にされるわけには行かない。
どれだけ体を辱められようと、せめて誇り高い自分でいたかった。
しかしアンドレイに2,3回後ろから突かれただけで、ひっという超兵らしからぬ細い悲鳴が出てしまう。
抵抗しようにも、ペニスで体の真芯を貫かれていてはどうしようもなかった。

324:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)15/22
08/10/08 19:08:14 n9BG9rMw
ソーマの目と鼻の先に、まだ失神したままのセルゲイの顔がある。
どうしようもなく悲しく惨めな気分に陥って、ソーマの目が潤み、
セルゲイの顔が涙でぼやけて見えなくなった。
アンドレイがゆっくり、深く、一突き一突きを味わうかのように数回突き入れた。
アンドレイに突かれる度にソーマの涙が飛び散り、セルゲイのセーターだけでなくその顔にまで飛んでいく。
「ああ…っ、ん…っ、ああ…っ」
ゆっくりと、しかし大きく後ろから突かれながら、ソーマはセルゲイが目を開けない事だけを願った。

アンドレイはソーマの腰をしっかり抑え込んで突いていたが、
ソーマの抵抗の気配がなくなると、やがてその動きを止めた。
「…さて。では本題に入りましょうか。中尉を鎖から解き放って差し上げます」
挿入したままでソーマの体ごと前方へと歩き、セルゲイを跨いでその腰の辺りまで移動した。
嫌がるソーマにもう2,3回ピストンを食らわして黙らせ、二人でセルゲイの太ももの上辺りに座り込む。
まだ繋がったまま背面座位の格好で、アンドレイはソーマを自分の太ももの上に抱え上げた。
二人分の体重がセルゲイの足にかかったが、セルゲイは軽く眉をしかめたままで
まだ意識を取り戻そうとしない。
アンドレイがソーマの後ろから手を伸ばすと、片手で器用にセルゲイのベルトを抜き、
続いてズボンのボタンを外した。
アンドレイが動くたびに膣内が不規則に揺さぶられる。
その痛みに耐えながらも、ソーマはアンドレイの予想外の行為に顔色をなくした。
「な、何をする気…」
「すぐに分かりますよ」

ソーマの嫌な予感は当たった。
アンドレイはソーマの右手を取ると、ジッパーの間から剥き出しになった
セルゲイの下着の盛り上がりへと、強引にその手を持っていった。
「よせっ!!いやだ!!」
口だけで精一杯抵抗の言葉を吐いたが、無情にもソーマの手の平がセルゲイのそこに
むんずと押し付けられてしまった。
そのままアンドレイは、ぐりぐりとソーマの手指をセルゲイの盛り上がった所に押し付け続ける。
「うう…」
ソーマは顔を反らして見ないようにしたが、男性特有のその圧倒的な隆起が
ソーマの手の平ごしに嫌と言うほど伝わってきた。
しかもソーマの手が押し付けられるごとに、そこがむくむくと硬く、
大きくなって行くのが如実に感じられた。

325:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)16/22
08/10/08 19:08:54 n9BG9rMw
セルゲイが今度はあからさまに顔をしかめ、やがてハアハアと荒い息を吐き始める。
「大佐…、いけません…。こんな男のいいなりになってしまっては…」
涙声でまだ目覚めないセルゲイにそう訴えたが、セルゲイのペニスはお構いなしに
下着を持ち上げてどんどん膨張していく。
「無理ですよ、中尉。妙な幻想を抱くのはおやめなさい。この人もまた、私と同じ男。
こういう場面ではただの獣です」
「貴様…!」
ソーマが怒りで振り向こうとしたが、その機先を制してアンドレイにずんっと強く一突きされ、
悲鳴を上げてセルゲイの上に崩れ落ちそうになってしまった。
「おや、舐めてあげるのですか?まあ、それもいいでしょう」
セルゲイの下着の少し上で何とかバランスを取り戻したソーマに、アンドレイは残酷に薄笑いし、
そのまま自分の体を押し付けながらソーマをセルゲイへと押し倒していった。
まだ自分の手が押し付けられたままのセルゲイの男根の潜む下着のすぐ前に、
ソーマの顔がぐいぐいと近づいていった。

セルゲイの体臭に混じって、性器臭が鼻をつく。
顔を背けようとするのをアンドレイが制止した。
後ろから伸びてきたアンドレイの長い指が再び器用に動き、セルゲイの下着を簡単にずらした。
中から現れたセルゲイのそれが、空気に触れたのが最後の刺激だとでもいうような感じで、
ソーマの目の前で隆々とそそり勃った。
「さあ、中尉。お好きなだけどうぞ」
そう冷たく言って、アンドレイがソーマの唇を無理やりセルゲイの勃起へと押し付ける。
有無を言わさぬ強い力で顔を押し付けられ、セルゲイのペニスが向こう側へと押し込まれて僅かに倒れた。
ソーマの顔に、先端を濡らすガウバ―の粘液が何滴か付着する。
「あんっ…!!」
アンドレイが後ろからソーマを深く一突きした。
その瞬間、ソーマの頬がセルゲイの勃起を激しく擦った。
「くぅ…っ!!」
すぐにセルゲイが大きく身震いし、うっすらと目を開けた。

ソーマはもう何も考えられないほどの恐怖感を覚え、勃起越しにセルゲイの目の焦点が
自分の顔へとゆっくり注がれる光景を、ただ震えながら見ていた。
「おっと、やっとお目覚めですか」
「む…、アン…ドレイ…?」
アンドレイが気付いて、自分の存在を誇示するかのようにソーマの中を一突き深く突き上げた。
「ああ…っっ!」
その勢いで、ソーマの頬が勃起を擦っただけでなく、横に反れてぐいっと押し出され、
セルゲイと遮るものなく視線が合った。

326:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)17/22
08/10/08 19:09:25 n9BG9rMw
ソーマの剥き出しの小さな胸が、セルゲイの目前で頼りなく揺れる。
セルゲイの視線がピンクの乳首に釘付けになったのを、ソーマはすぐ傍で見てしまった。
「いやぁ…っ…、大…佐ぁ…」
「ソ、ソーマ…」
再びソーマと視線を絡めたセルゲイの目が、みるみる悲しみに変化していく。
続いてソーマの上方へ視線を移動させたセルゲイの目に、
アンドレイの優越感に浸りきった顔が飛び込んできた。
セルゲイの屈辱にまみれた表情を見て、アンドレイは完全に勝ち誇って少し唇の端を歪め、
もう一度強くソーマを突き上げた。
「んああ…っ!」
ずんっとソーマの体が押し出されてその顔が苦痛に歪み、涙がセルゲイの頬にまで飛んだ。

「アンドレイ、もうやめろ…!やめてくれ…」
ソーマの苦悶を目の当たりにして、セルゲイは懇願するようにアンドレイを見上げた。
セルゲイは体を動かそうとしてみたが、2人分の体重を受けてなかなか思うようにいかない。
アンドレイがソーマの後ろから冷徹に見下ろしてくる。
「何をおっしゃっているんです?父さん…。そんなに硬くなされてその言い分は通りませんよ? 
中尉の指に興奮なさっていたのはあなたご自身ではありませんか」
「そんな事、私は何も…」
「言い訳は見苦しい。そう常々おっしゃっていたのは嘘だったのですか?」
「アンドレイ…」
セルゲイの顔を苦々しく見つめ、アンドレイが舌打ちをした。
これだけセルゲイを辱めてもまだ、その憎しみはアンドレイを支配して昇華しようとはしなかった。
「もうあなたの戯言はたくさんだ。あなたはそうやって勇敢な兵士を気取っていればいい」

アンドレイはソーマから肉棒を乱暴に引き抜いた。
新しい血がペニスとともにびゅっと飛び散る。
ソーマの軽い体を後ろから簡単に持ち上げると、空いた秘穴をセルゲイのペニスへと
狙いを定めて一気に落としていく。
「いやぁぁぁ…!」
「やめろ…!!」
ソーマとセルゲイの無力な悲鳴が同時に響き渡ったが、アンドレイは鉄面皮に戻って
ずぶずぶとソーマの女芯にセルゲイを埋め込んでいった。
「うぅぅぅ…」
全て受け入れる前にソーマは早々に諦め、まるで現実逃避をするかのように放心状態で無表情になった。
セルゲイも全身の力を抜き、口をぽかんと開けてただ天井を見つめている。



327:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)18/22
08/10/08 19:10:01 n9BG9rMw
そんな二人の様子をわざわざ目の当たりにしなくても、肉親のような絆で結ばれているからこそ、
この行為がどれだけこの二人の心を引き裂くのか、アンドレイは最初からよく分かっていた。
かつての自分のように深く傷ついたソーマは、2度とセルゲイに会おうとはしないだろう。
明日からはアロウズの即戦力として、全ての憎しみを吐き出すように果敢に戦ってくれるはずだ。
例えその怒りが自分に向けられたとしても、そんな事は組織の大義の前ではどうでもいい事…。
アンドレイの軍への忠誠の深さは、紛れもなくセルゲイ譲りだった。
そしてアンドレイは、その優秀な遺伝子を与えてくれた憎むべき父親に、
たった今もっとも残酷な方法で復讐を果たしたのだった。

ソーマの脇の下に手を回し、上下に揺さぶってやる。
二人の性器が擦れて卑猥な音を出したが、ソーマもセルゲイも脱力したままで
空を見つめたまま、何の反応も示そうとはしなかった。
(…随分効いた様だ。でも父さん、僕は後悔なんかしません。僕の痛みがあなたには分からない。
 分かってくれていたなら、こんな事にはならなかった…!)
アンドレイは全ての鬱憤を吐き出すかのように、ソーマの体を激しく上下に動かし続けた。
ソーマの鮮血滴る秘穴にセルゲイの勃起が何度も勢いよく埋め込まれていき、
失意のどん底で萎えかけたセルゲイのペニスを残酷に燃え上がらせた。

ふと、横を向いたアンドレイは床に転がるマッサージ器を見つけた。
先ほどのソーマの痴態を思い出す。
父親に他ならない関係のセルゲイのペニスを受け入れたままで絶頂を迎えさせるのは、
セルゲイへの最高の復讐だと思った。
ゆっくりとソーマから手を離したが、ソーマもセルゲイも深く繋がったままで微動だにしない。
完全に正気を失って、感情を凍らせてしまったかのようだった。
アンドレイはゆっくり立ち上がると、マッサージ器を拾い上げ、
脇に転がっていたソーマのパンツをそれに巻きつけた。

興奮を抑えきれずに、ソーマとセルゲイの元へとゆっくりと戻っていく。
自分がとてつもない悪魔のように思えたが、その原因となった憎むべき男は目の前にいる。
まるで銃を構えるようにマッサージ器を顔と同じ高さに構え、撃鉄を下ろすようにスイッチを入れた。
ブブブブブと激しくマッサージ器が振動し、その卑猥な音にソーマとセルゲイが
揃ってぼんやりと振り向いた。思わずアンドレイの頬が緩む。
今、自分が正に悪魔のような顔で笑っているであろう事をアンドレイは確信した。
その証拠に、ソーマの顔が対照的に引きつった。

328:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)19/22
08/10/08 19:10:37 n9BG9rMw
「逃がしませんよ…?お二人とも」
残酷に宣言して、アンドレイはソーマのクリトリスへとマッサージ器を押し付けた。
「や…っ、やぁ…っ、あぁぁぁっっ…!」
即座にソーマが反応した。
先ほどまであれほど無反応だった癖に、布で中和された振動が随分気持ちいいのか、
美しい銀髪を揺らして泣きそうな甘い声で乱れはじめた。
その上振動だけでは物足りないかのように、ソーマの腰が小刻みに上下に揺れ出した。
セルゲイの勃起にも狂おしい快感が走る。思わずセルゲイも低くうめいた。

アンドレイの意のままに性感に喘ぎ、その目前で淫らな姿を晒す屈辱─。
しかし、ぐいぐいと締め付けてくるソーマの処女壁とその律動にマッサージ器の振動までが
混じって響いてきて、セルゲイに否応なく射精感が訪れる。
「少尉…、動…くな…っ、これ…は命…令…」
「ちゅ、中…佐…、私の体…がひとり…でに…、申し…訳…あり…、あぁぁんっ…!」
混乱し、昔二人で戦場を駆け回ったあの時の階級で呼び合う二人の、その信頼感を引き裂くように、
アンドレイはマッサージ器をソーマのクリトリスへと一段と強く押し付けてやった。
「いやぁぁぁ…っ!!」
途端にソーマの体が震え、腰が大きく跳ね上がる。
セルゲイが堪えきれずに、ソーマの下で湿った溜息を吐いた。
セルゲイの手が無意識状態でソーマの太ももを撫で擦り、すぐに抑え込んだ。
「ようやく本気ですか…。どうせこうなるのなら最初からそうしておけばいいものを…」
アンドレイの侮蔑はもうセルゲイには届かない。

マッサージ器に自らクリトリスを押し付けるような動きでソーマの腰が揺れっぱなしになり、
快楽に潤んだ瞳は今にも絶頂を迎えそうに揺らめいた。
「あ…、ああっ、ちゅ、中佐…、もう駄目…です…っ…。すいませ…、ん…っ、あぁぁぁっっ!!」
ソーマが一度激しく体を震わせた後、大きく口を開いて後ろに背中をぐいっと反らした。
びくんびくんとソーマの体が強張りながらも小刻みに上下に揺れ出した。
アンドレイが訝しく思い確認すると、何とセルゲイが下から突き上げているのだった。
セルゲイは唇を噛み締めて目を閉じ、ソーマを決して見ないようにしながらも腰を振り上げていた。
その動物的な姿に思わず笑いが込み上げる。
絶頂に達したソーマは再び脱力して真下のセルゲイを虚ろに見つめたまま、
ただ上下に揺さぶられ続けた。
ソーマの太ももに両手を掛けてその体を自分へと引き寄せ、セルゲイが射精に向かって
激しく突き上げていく様を、まるで抱腹絶倒のコメディーでも見ているかのような気分でアンドレイは見つめた。

329:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)20/22
08/10/08 19:11:10 n9BG9rMw
ふと下半身に目をやると、何度も中断したにも関わらず、
まだ自分の勃起が勢いを失っていない事に気付いた。
アンドレイは二人の傍に立ち、突き上げられて揺れるソーマの体を凝視しながら自分でそこを扱き始めた。
セルゲイの腰つきと漏れる吐息が段々激しくなってくる。
どうやら、セルゲイの射精が近いようだった。
(駄目ですよ、父さん。そんなに綺麗には終わらせませんよ…)
アンドレイは扱く速度を速めて、二人の真横に仁王立ちした。
ソーマがぼんやりと赤黒いアンドレイの亀頭が揺れる様を眺めた。
アロウズの印章が西日に照らされてセルゲイの閉じた瞼に当たり、セルゲイはおずおずと目を開けた。
自分の上に跨るソーマから即座に目を反らすと、すぐそこに隆起し尽くした勃起をもの凄い速度で
扱き続けるアンドレイの姿が目に入った。
はじめて見る息子の野性的な姿には、無垢だった子供の頃の面影は既にない。
セルゲイは彼が遠くへ飛び去ってしまった事を痛感した。

「ぐ…っ」
アンドレイがうめき、勃起を擦る手が止まった。鈴口が口を開け、勢いよく精液が噴出する。
その第一陣がソーマの顔へと撃ちつけられた。
精液を押し出すようにペニスを再び大きく上下に擦りながら、ソーマに最初の数回
それを撒き散らした後、アンドレイは冷たく父親を見下ろした。
(父さん…。これが最後の復讐です)
セルゲイの顔に付いた戦場での勇敢な傷跡目がけ、盛大に最後の数回の白濁を食らわす。
息子の精液を顔面に浴びたセルゲイは一瞬そのおぞましさに顔をしかめたが、
すぐに自分も大きく腰を突き上げて、ソーマの中へと精を放った。

「あ…、あぁぁ……」
上と下で熱い種汁を噴きかけられたソーマが苦しげにうめきながら、顔面の精液を拭った。
震える手の平に付着したそれを泣きそうな顔で確認した後、困惑しきった表情でアンドレイを見、
続いてセルゲイを見下ろす。
そんなソーマはとても超兵とは思えないほどに儚く頼りなげで、そして可愛かった。
無言のままで父と息子はソーマの可憐な姿に見とれたのだった。



330:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)21/22
08/10/08 19:11:41 n9BG9rMw
「では、ピーリス中尉、軍服にお着替えください。すぐに出立します」
アンドレイの言葉に素直に従い、ソーマがうなだれたまま無言で玄関脇の階段を上がっていった。
セルゲイはそれを止める事もなく、アンドレイに背を向けて座り込んだままだ。
その背中にはアンドレイが初めて見るような哀愁が漂い、
そして隠し切れない老いの色も滲んでいた。
「…あなたから中尉を取り上げる事に、私は謝罪などしません」
「……」
「それに、軍部に訴える事はおやめになった方がいいと忠告しておきます。
大佐ご自身も中尉と交わられたのですから。…それに、みなの噂話を真にしてやったまでの事です。
不肖の息子を追い出した荒熊は、慰めに娘のような若い兵士を囲ったと…」
「……」
アンドレイの失礼な言葉にも、セルゲイは深くうなだれたまま、一言も発しようとはしなかった。
その寂しすぎる後姿に、アンドレイにもさすがに良心の呵責のようなものが感じられた。

懐かしい実家のリビングを見回す。最初来た時には気付かなかったが、
所々に昔の思い出を残すものが飾られているのに、アンドレイはようやく気付いた。
例えば、アンドレイが旅行先で買ってきた熊の置物。初めて射撃大会で得たブロンズ像。
父さん、と声を掛けようとした時に、階段を消沈した足取りで降りてくるソーマの気配がした。
去る時を知り、アンドレイが姿勢を正してセルゲイの後姿に敬礼をする。
何故だか分からないが自動的にそうしてしまった。
「スミルノフ大佐。アロウズはピーリス中尉を本日から正式に迎え入れます。
その健闘を期待なさってください!」
セルゲイの背中がゆらりと揺れた。
振り向いてくれるかと思ったが、セルゲイは少し辺りの空気を揺らせただけで、
結局振り返らずに静かに言った。

「…お前の事は二度と息子とは思わん。どこかで会う事があっても連邦軍大佐と少尉、それだけの関係だ。 
この家から足を踏み出したら、もう二度と個人的な理由で私の前に現れるな」
「…ご心配なさらなくても、家を出たあの時から私はずっとそう思っていますよ…、父さん…」
セルゲイが大きく息を吐いた。アンドレイのすぐ脇に軍服姿のソーマが佇んだ。
「ソーマ…。すまなかった…」
わずかに横顔になって、セルゲイが消え入りそうな声で呟く。
軍服に身を包んだソーマが泣き出しそうに顔を歪めた。



331:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)22/22
08/10/08 19:12:24 n9BG9rMw
車に乗り込んだ途端、ソーマが殺気に満ちた目でアンドレイを睨みつけた。
「お前を今すぐ殺してやってもいいが、それをしたら大佐への不義理になる。
 だが私はお前の事を一生許さない」
きつい口調で話すソーマの顔は、アンドレイへの憎しみか、もしくは軍服を纏った影響か、
既に軍人らしいものに変わっていた。
アンドレイの頬が緩む。優しくソーマの顔を覗き込んだ。
「玄関先でお会いした時とは大違いですね、中尉。さすがにあなたには軍服がよくお似合いになる」
「貴様、私をからかっているのか…!?」
「いいえ。何度も言いますが私は真剣です。それに、私の事などすぐにどうでもよくなる」
「どういう意味だ」
「先日、カタロンの制圧時にガンダムが現れました。4年振りに、です」
「ガン…ダム…?」

ソーマの顔付きが一瞬で変わった。
4年前の記憶の世界に思いを馳せるように、その顔が今度は思いつめたものへと変わる。
それほど、ソーマにとってもあの戦いは苛酷だったのだ。
「一機は4年前に確認されていたものです。
しかも随分無茶な修復を施した状態で、あれはもう我々の敵ではありません。
だが、もう一機は明らかに新型…。新しい装甲と武器を持ち、GNフィールドまで展開しています」
「だから、私が呼ばれたのか…。新ガンダムに対抗する先鋒として…」
「そうです。どう言い繕うと、彼らがテロリストである事にかわりはありません。
また世が乱れ、無駄に命が失われていくだけの事です。
中尉、正しい世を維持するために、あなたの力が必要なのです…!」
アンドレイはまっすぐにソーマを見据えた。その目にはやはりセルゲイの面影がチラついて離れない。

ソーマは幸せな時間を過ごしたセルゲイの家に目をやった。
もうここには二度と戻って来られないのだろう。
ソーマはきつく目を閉じた後、前を向き直して目を開けた。
「…基地に到着次第、新ガンダムの情報解析結果を報告しろ。
その後私の治験データを取り、あれに対抗できる相応しいMSを用意しろ」
「了解しました!」
覚悟を決めたソーマにアンドレイもきびきびと敬礼を返し、車を発進させた。
                                       
                                                     (終わり)


332:名無しさん@ピンキー
08/10/08 19:13:38 n9BG9rMw
以上です

どうも雑談切ってしまってすいませんでした

333:名無しさん@ピンキー
08/10/08 19:48:50 HYhtbSvp

アンドレイ、放送前のイメージと全然違ったな
お父さんの後を継ぐ!みたいな勤勉キャラってイメージだった

334:名無しさん@ピンキー
08/10/08 20:35:48 f/He9EX1
アンドレイはルイスも手籠めにするよ

335:名無しさん@ピンキー
08/10/08 23:42:06 u+2H9mgD
アンドレイ君テラ鬼畜ナマ

336:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:25:49 dY8bqdUm
八つ当たり一方的せっさん×マリナを投下してもいいだろうか。
神が降りたあとでは余計かもと思う。

337:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:33:22 I0AnSpXN
>>336
書いてくださったのなら是非投下して頂きたいです。

338:名無しさん@ピンキー
08/10/09 00:39:51 ZFC+OjJG
OK

339:名無しさん@ピンキー
08/10/09 01:04:08 sAUNJZ7Z
>>336
投下期待

340:名無しさん@ピンキー
08/10/09 07:15:27 8SqCOLWN
>>336
期待!期待!
刹マリはなんでもウェルカム!

341:名無しさん@ピンキー
08/10/09 11:42:08 IUH2SVC6
刹マリ需要多いなw
もっとキャピったキャラが人気なのかと思ってた
まあ00にあんまりいないけど

342:名無しさん@ピンキー
08/10/09 12:09:34 qq6+ycoL
ソーマgjです。

343:名無しさん@ピンキー
08/10/09 12:10:31 jA6yBw2w
刹マリは美しくて背徳的だから
マリナみたいなのが乱れるのが一番燃える!
でもあんまかわいそうなことするのは不憫

というわけで刹マリで陵辱っぽいものの需要があるわけですな

344:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:06:39 GsuClDCr
ダメだこのスレにはもうマリナ様の需要しかないw

345:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:17:58 NlIP9CW3
シーリン×クラウスくれ

346:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:28:47 ZFC+OjJG
シーリン攻めか…

347:名無しさん@ピンキー
08/10/09 20:35:14 fGuMNbnA
フェルト×ミレイナで手紙の口封じを…

348:名無しさん@ピンキー
08/10/09 21:58:48 YO8eGsna
外伝キャラは?
俺はFしか読んだことないけど

349:名無しさん@ピンキー
08/10/09 22:08:05 sAUNJZ7Z
>>344
ドSが多いだけだよ、気にするな

350:名無しさん@ピンキー
08/10/09 22:16:21 5B79Pagr
カティ×アレルヤ見たい
普通に陵辱してそうだし
ラリった頭でアレルヤのマリーモノローグ炸裂→そんなの聞きたいんじゃねえよと
それを踏み潰すカティとコーラの連携プレイが見てみたい

351:名無しさん@ピンキー
08/10/09 23:59:25 dY8bqdUm
刹マリ投下します。
せっさんが姫様に八つ当たりというか一方的に…
なのですが姫なのでそこは受け止めてくれます。

あんまりエロくない上に駄文ですよ!
ではどうぞ。

ちなみになんかもう二人は大人の関係で、マリナ視点です。

352:刹マリ 1/9
08/10/10 00:01:27 dY8bqdUm
彼は無事なのだろうか。
最後に見た彼の後姿を思い浮かべて、
彼が以前寝ていたあたりのシーツを手のひらで撫でる。
(もう少し待てば、また会えるのよね?)
そう思って瞳を閉じた瞬間、人の気配を感じた。
振り返れば彼が、別れたときと同じ姿でそこに立っている。
「刹那!」
彼のそばへ、引き寄せられるように駆け寄る。
しかし怪我も何もなかったことに安堵するのは束の間のことだった。
彼の目を見た瞬間、私は全身の毛が逆立つのを感じ、身動きができなくなった。
「せつ、な?」
その瞳から目が離せない。
蛇ににらまれた蛙のように、その瞳は私をそこに繋ぎとめた。
無表情に見えた彼の瞳に黒いものが渦巻いている。
「どうした…の…?」

―怖い。

その瞳に宿るのは、何?

それが当て所ない怒りだと私が理解するより早く、
その瞳はゆらりと揺れた。

私は身を固くしたが、彼に腕を取られ、壁に乱暴に押し付けられた。
恐怖で声は出なかった。

彼の中に潜む怒りがどんなに大きいか、私は知っている。
でもそれを他人に一方的にぶつける事を彼はしないと思っていた。
少なくとも私は今までそうされたことがない。
いわば八つ当たりを彼にされたことなど。

「んんっ」
顎をつかまれ無理矢理キスをされる。彼に掴まれた手首が痛い。
そのまま舌を入れられ、無遠慮に口内を犯される。
ようやく唇が離れれば唾液が糸を引いた。
何も言わず彼は私の首に舌を這わせていく。
「いやっ…」
私の名前すら呼ばずに行為に及ぼうとしている。
それも怒りに任せて。



353:刹マリ 2/9
08/10/10 00:04:13 dY8bqdUm
私は彼を跳ね除けようと、まだ自由な腕を彼に伸ばす。
しかしその腕は彼に容易につかまり、壁に押さえつけられてしまう。
その手が酷く冷たいのに、彼の舌は熱く、生々しく私の肌を滑っていく。
服をずらし、肩をむき出しにするとそこにも彼は舌を這わせる。
「やっ…。やめてっ…」
手を離してくれたかと思えば、胸を強くつかまれ、私は痛みに顔を歪めた。
上半身を覆っていた服は下着ごと捲りあげられ、彼は胸に吸い付いた。
乳首を強く噛まれた私は小さく悲鳴を上げた。しかし彼は構うことなく続けていく。
乳首の形を楽しむように彼は舌で強く転がし、そうかと思えば歯を立てる。
「っあ、いやぁ」
彼に抗議する声の合間に、快感から生まれる喘ぎが時折漏れる。
「やっ、やめ…、んぁ」
舌で胸を刺激しながら、彼の指が私の脚を這い上がっていく。
その輪郭を確かめるように下着の上から秘所を数回撫でた。
すると彼は胸から口を離し、耳元で囁いた。
「嫌がってる割には濡れている」
そのまま彼は耳を舌で愛撫してきた。
「い、や…」
彼の耳はすぐそこにあるのに、聞きいれてくれない。一方的だ。
しかし私の体は少しずつ、快感を見つけていく。

秘所を覆っていた布は指でのけられ、直接そこを触れられる。
いつもの優しく私を愛でる彼の指とは違い、花唇を乱暴に開き、入り口を弄ぶ。
じわりと、いやらしいものがあふれていくのが分かる。
それを指に絡めた彼は、クリトリスを撫で回し始める。
「っあ、や、」
脚を開くように彼の腕が促すと、体はそれに素直に従った。
それが気持ちいのだと体は分かっていて、それに逆らえなかった。
体はもっと触ってほしくて、彼の愛撫を素直に受け入れていこうとする。
でも私は彼にこんな風にされたくなくて、覆いかぶさる彼の肩を掴み、彼を引き離そうとした。
けれど彼のその肩はとても大きく、びくりともしない。



354:刹マリ 3/9
08/10/10 00:05:56 dY8bqdUm
「いやぁっ、…あっ」
喘ぎと混ざる抗議の声に、説得力などありはしない。
彼の指は私が一番感じる、先端の部分をゆっくりと擦りあげた。
「ぁああぁ…っ」
彼の耳にかかる髪が、その長い喘ぎに混ざる吐息に揺れた。
不本意な快感の中でそれを見た私は屈辱とも羞恥ともとれるなんともいえない気持ちになり、
涙が頬を伝った。

「お願い、やめて…」

そういうと彼は私を弄ぶ手を止め、私の耳やその周りを執拗に責めていた口を放し、
ようやくこちらを向いてくれた。
私はやっと彼がこんなことをやめてくれるのだと期待し、その瞳を覗き込む。
しかしその瞳の色がまったく先程と変わらないことに愕然とした。
強いものが弱いものを見下すような目だ。
悪意、憎しみ、怒りを一方的にぶつけてもはむかってこない弱いものを見る目。
自分の思い通りにできるものを見つけて、それを支配しようとしている。
そのたった一粒の涙が流れていった筋を、彼は私の期待をあざ笑うように舌でなめ取った。

そして彼の二本の指が、クリトリスをはさむ様にして擦り始める。

八つ当たりなのだ。これは彼の。
やめてとしかわめくことしかできず、抵抗する腕は簡単に払いのけられてしまう。
クリトリスを挟んでいた二本の指がとまったかと思うと、クリトリスの先端部分を露出するように、その二本の指がクリトリスの根元を押さえつけた。そしてそのまま、数秒が流れた。
ふと、先程彼が先端部分をゆっくりと指を這わせたときの甘い感覚を思い出す。
あの感覚が襲い掛かるのかと私が息を飲むと同時に、三本目の指がそこを擦り始めた。
「いやぁ…っんあっ!」
一度擦ったかと思えば、数秒の間を起きまた指が触れる。
その間は次第に短くなっていき、快感と快感の間も短くなっていく。
同時に喘ぎと喘ぎの間も、短くなっていく。
体は素直に悦びを募らせ、心は悲しみを募らせる。



355:刹マリ 4/9
08/10/10 00:07:47 G+W8Rgjn
彼の指が、舌が、彼の思うまま私を悦ばせ、苦しめる。
そして私が力ない存在であることをむざむざと刻みつけていく。
「はぁっ…あっ、はぁっ、ぁん…やぁ、いやっ…ああっ!」
気が付くと私はただ喘ぐことしかできなくなっていた。
脚は震え、立つのもつらい。
壁からずり落ちそうになるが、彼の腕が腰を抱き、それをゆるさない。
「いやぁ、だ、だめぇっ、ぁ、あ、ああ、あああああっ」
彼に与えられる絶頂に、頭を痛いほど壁に押し付け背を反らし、声を上げた。

「はぁっ、はあっ、はぁ…っ」

息を整える暇すら与えず、彼は脱げと冷たくいい放った。彼から目を反らし、拒もうとする。
苛立たしげに彼は私の顎を掴み彼のほうを向かせ、脱げともう一度言った。
歯向かうなと言う目に、私の心は恐怖で震えた。
私は彼に背を向け壁と向き合い、震える手で服を脱いだ。
最後の一枚が床にぱさりと落ちると、
彼は私の腰を掴み突き出させた。私は壁に手をつけ、身を任せるしかできなかった。

秘所に熱いものがあてがわれたのを感じた瞬間、
「ひあっ…」
一気に彼のものが中に入ってきた。そして同時に激しい律動が開始する。
「ひあぁっ、ああんっ、ああっ」
いきなり強すぎる刺激だった。
少しずつ積み上げられた快楽の上にさらに積み上げられる大きな快楽なら受け入れるのは難しくないのに、
突然与えられる強い快楽は、どうしてこんなに苦しいのだろう。
彼に突かれるたび、子宮が、脳が、激しく揺さぶられる。
じゅぶじゅぶと響く音が私を苛め、心が悲鳴を上げる。
苦しい。苦しいの。お願い止めて。

「いやっ、ああっ、や、やめ…、ああっ」
眩暈がする。苦しい。それなのに。
「ああっ、あんっ、…いい、」
(・・・どうしてっ・・・!)
心と裏腹に自分の口からでた言葉に耳を疑った。
嫌がる心とちがって体は快楽を求めている。
それだけではなく、心も次第に快楽におぼれていく。



356:刹マリ 5/9
08/10/10 00:09:30 G+W8Rgjn
「いやっ、気持ちいいのっ、ああっ、あ、ああっ、あんっ」
喘ぎに混ざる拒む声は、いつの間にかもっともっととせがむ声に変わっていく。
「いいっ、いいのっ、ああんっ、あ、あん、もっと…!」
苦しい、やめてと思う心まで犯されていく。
それを悲しいと思う一方で、素直に快楽に身を任せられることを悦ぶ心もあることに私は絶望する。
それでも喘ぎともっとと叫ぶ声はとめられなかった。
「あ、ああん、いいのっ…ああっ、」
もっとと体が、心がせがむ。声が、乱れていく。
精一杯腕を壁に押し付け、腰を突き出し彼のものを奥へと促す。
「あぁん、っあ、ああっ、ああん、ひゃぁ…んっ、もっと、してぇっ」
そう請いながら、彼を振り返ったときだった。

「ひぁ…」
突然彼のものが引き抜かれた。
「ど、して…」
請う様に彼を見つめる。彼は私を抱き上げ、ベッドに乱暴に放り投げる。
すぐに彼は私の脚を開かせ、覆いかぶさった。
もう彼の瞳に灯る怒りが私に向けられていても構わなかった。
与えてくれる。快楽を、この体に与えてくれるなら。

「…ぁああああっ」
彼のものを再び受け容れる。
しかし彼は、なかなか動こうとしない。
ようやく動き出したかと思えば、小さく弱く行き来し、ゆっくりと中の感触を楽しんでいる。
私は不満を募らせ、彼を見つめる。

「止めてほしかったんじゃなかったのか」
「あ…」
「自分から腰を振って、そんなに良いのか」
彼の言葉に、物足りなさに刺激を強めようと腰が自然に動いていたことに気づく。
彼の動きが完全に止まった。
「どうしてほしい、さっきは止めてほしいといっていたが」
「……」
「もっともっととせがんでいたのは気のせいか?」


357:刹マリ 6/9
08/10/10 00:11:01 G+W8Rgjn
快楽に飲まれていた悲しみや絶望、屈辱・・・いろいろな感情が再び浮上した。
さっきは快楽に浮かされ体が感じるまま声を上げた。
しかし快楽が中断されたとたん、頭はいくらかはっきりとし体が望むことを言葉にするのが恥ずかしくなる。
もっと、強く早く動いてと体は望んでいる。
けれどさっきまで心がやめてと叫んでいた。
これは彼の八つ当たりだということも忘れたわけではない。
しかし当て所のない怒りの矛先が私に向けられたのだということに、
私は確かに悲しいと思うのに、怒りを感じてはいなかった。
彼が私をこんな風に扱うのが悲しいのではない。
彼にこうさせる何かがあって、そしてそれは彼を苦しめていることが悲しい。

「…受け容れるわ」

彼は眉をしかめる。

「何を?」
「あなたを、受け容れるわ。だから、」
もっとよくして…お願い。
彼を見つめてそう囁く。

彼は腑に落ちないという顔をして、私を見る。
愛しい瞳を見つめ、私は彼に請う。
「お願い、早く、して…ああっ」
言い終わるより早く、彼が動き始め、私の中を激しく行き来する。
「ああ、いいっ、いいの…っ」

彼の怒りが、八つ当たりが、私に向けられたのならそれを受け容れよう。
……本当は優しく愛してほしい。
彼に愛されているのだと静かに感じられるような交わりのほうがいい。
でも彼の悲しい怒りが、どこにも向けられず、取り除かれず、彼を苛めるなら…

避妊具無しでは彼のものの形がよりはっきりとしていて、そしてその感触と熱が生々しい。
それは膣壁を抉るように擦りあげてはぎりぎりまで引き抜かれて、そしてまた激しく膣壁を抉るように擦りあげる。私は突かれるたびに、彼のものが引き抜かれるたびに声を上げる。
「いあっ、ああんっ…あああっ、もっと、ああっ、」



358:刹マリ 7/9
08/10/10 00:12:54 G+W8Rgjn
一層激しくなる肌がぶつかる音、彼のものが出入し生まれるいやらしい水音。
それらは私にとって快楽になっていく。

激しくなる彼の息使い、無遠慮に打ち付ける腰、今私の中で肉を掻き分ける彼のもの。
汗のにじむ肌。数年前の面影を残したまま成長した整った顔。
快楽にゆがむ唇。怒りと、私を映してくれる瞳。
すべてが愛しい。

「ああああぁん…!」

かなり奥を突きこまれ、脳まで刺激が一気に駆け上がる。
驚いてみると、彼は私の腰を持ち上げ、ひざ立ちになった。
さっきよりも深く彼と繋がっているのが分かる。

彼が激しく私の腰を揺さぶるのにあわせて彼が腰を打ち付けると、激しい快感が私を襲った。

「やっ、こんな、ああっ、強くて…」
頭がおかしくなりそうだ。私のもっとも深いところだけを激しく彼が突く。
そのたびに激しい振動が体中に響き、
さっきよりも激しく子宮が、脳が、揺さぶられている。
「…ゃぁああっ、あっ、あああっ、」
彼のものが際奥に当たるたび、鈍い音とともに駆け巡る快感。
それはどんどん、高まっていく。

「あああっ、あああんっ、もう、ダメぇっ!…イク、ああっ、刹那っ…!」

私は必死に彼に手を伸ばす。けれどもその手は私の腰を掴み揺さぶる彼の手をかすめるが精一杯だった。

「ひぁああああああんっ!」
激しく彼は私の奥に自身を打付けながら精を吐き出し、その強い快感は私を絶頂へと導いた。

彼をつかめなかった腕をベッドに投げ出し、激しい快楽の余韻のなか、彼を見つめた。



359:刹マリ 8/9
08/10/10 00:13:43 G+W8Rgjn
「んっ…」
彼のものが抜きだされるとき、声が漏れた。
熱いものが私の秘所から、流れ出ているのが分かる。
目を合わせようとしない彼に、私はつぶやいた。
「ごめんなさい、刹那」
刹那は顔をしかめて言う。
「なんで、あんたが謝る」

わたしは彼の手をそっと掴む。

あなたの国を私の国が滅ぼしたこと。あなたの悲しみや苦しみのほとんどを知らないこと。
あの夜、私に尋ねたあなたの問に満足に応えられなかったこと。
世界が変わらないでいること。変えられないままでいること。
すべて謝りたかった。
私は非力で、それでも戦ってきたけど世界をよくすることができなくて。
うまく言葉にできず、私の目から涙がこぼれていく。
まだ気だるさの残る体を起こし、彼に抱きついた。

「あんたは、なんで…」

彼はぼそりとそういって、私の背に乱暴ではない仕草でようやく腕をまわしてくれた。
涙は次から次へと流れていき、彼の肩におち、そして背を伝っていく。
しばらくそうした後、彼の手が私の頭を優しく包んだ。

「こういうとき貴女は泣いて謝るのではなく怒るべきだ。
八つ当たりされて、好きなようにされて、それなのに」

どうして俺をなじらない。彼は静かに、そう言った。



360:刹マリ 9/9
08/10/10 00:14:56 G+W8Rgjn
「…謝るのは俺のほうだ」

私は首を振った。いいの、とだけ何とか口にする。
責めたほうが彼にとっては楽かもしれないけれど、そんなことはできなかった。

馬鹿だ、貴女は。彼はそう優しく言うと、キスをしてくれた。
私が微笑むと、彼は気まずそうに視線をはずす。
俯いた彼の頬に、悲しそうに睫の影がおちる。

私は神に祈っている。
どうか平和の果てに彼の幸せが、生がありますように。
神は彼をお許しにならないだろう。
でもどうか彼をお守りください。
彼は傷つき、それでも戦いまた傷ついていく。
きっとまたこの手を振り切って行ってしまう。
自分に与えられた使命のためにその命を燃やし尽くしてしまう。

「刹那…」

願わずにはいられない。
貴方の幸せを、祈らずにはいられない。

おわり

361:名無しさん@ピンキー
08/10/10 01:12:57 H3OhSTL4
な、な、なんという…!GJー!!
上手く言えないけど、マリナだ!って感動した。

362:名無しさん@ピンキー
08/10/10 01:34:03 tS/oMK25
GJ、興奮しますた

363:名無しさん@ピンキー
08/10/10 02:30:17 vw9TTo55
刹那の全てを受け入れてくれる聖母なマリナ様GJ!。

364:名無しさん@ピンキー
08/10/10 03:58:04 hE/4iePH
GJ!
マリナ様素晴らしい・・・
先日の刹マリ和姦でも思ったけど、
刹那の矛盾した思いをマリナ様が全て受け入れるっていうのがこの組み合わせのキモだな
良かったです!

365:名無しさん@ピンキー
08/10/10 07:45:48 qbG9AkKE
もう刹マリ以下イラネ

366:名無しさん@ピンキー
08/10/10 08:06:34 Ca9HcGCR
自分で作ろうとは思わないのか?
自分が気に入らないからって駄々こねるだけじゃあな
ここは幼稚園じゃありませんよ

367:名無しさん@ピンキー
08/10/10 08:56:12 d9y9mS9y
GJ!!よかったです。

368:名無しさん@ピンキー
08/10/10 09:56:07 yX/4Zk5E
GJ!良かった!

で、せっさん何に怒ってたん?

369:名無しさん@ピンキー
08/10/10 10:06:57 kmecpTf7
カプ厨くさいのが続けば○○イラネ
勝手シチュで本編でありえなさそうなのが出たら捏造カプイラネ

この無限ループはいつもの事だ
個人的には意外な組み合わせの方が好きなんで>>365に期待してる
本編や外伝で決して来なさそうな展開を>>365よ、書いてくれ

370:名無しさん@ピンキー
08/10/10 13:18:36 +4NxXmLN
マリナ凌辱も良いがルイスも凌辱も見たい。

371:名無しさん@ピンキー
08/10/10 13:23:35 HpsD+wcu
アリーがネーナを陵辱とか、
ネーナが些事を陵辱とか、
仇に犯されるのを見たい。

372:名無しさん@ピンキー
08/10/10 14:00:24 C5Tesdh9
>>365からの流れ見てたら、何か急に思いついたから一気に書いた

ラッセ×フェルト


そのうちライフェルに駆逐されるだろうけど

373:ラッセ×フェルト(カプ臭あり)1/7
08/10/10 14:01:16 C5Tesdh9
「あなたを見たら、刹那、驚くでしょうね」
フェルトの言葉に、ラッセが苦笑しながら頷いた。
あいつは死んだだろうと思っていたのは、ラッセも刹那もお互い様の事だろう。
もっとも、4年間探し続けても杳としてつかめなかったエクシアの消息を考えると、
刹那が生きてどこかに潜伏している可能性はなきにしもあらずだったが。
「それに、私達がこういう関係になったって事も…」
フェルトがラッセの傍にすっと立ち、その肩に優しく手を置いた。
フェルトの顔には、同僚以上の感情が浮かんでいる。
ラッセが少し微笑んで、優しくその手に自分の手を重ねた。
肩の上で、二人の指がきつく絡まりあった。
ミレイナが横目でそれを見ながら照れくさそうに肩を竦めた。
「も~っ!二人とも困りますぅ。イチャイチャはあっちでやってくださいよぉ!」
ミレイナが照れ隠しのように、あえて発破をかけるように二人に言った。

ラッセは時計をちらりと見た。
あと30分ほどで救助に向かったティエリアがエクシアを伴って帰ってくるはずだ。
ミレイナに言われるまでもなく、その前にフェルトと甘い時間を過ごして置きたくなった。
「ああ、そうするか。嬢ちゃん、ブリッジは頼んだぜ!」
「も~!後でハンバーグ貰いますからねぇ!?」
ミレイナの冷やかし混じりの言葉を背に、ラッセはフェルトを強引に引っ張って自室へと向かった。

部屋に入ってすぐにフェルトに深く口付ける。
一瞬驚いたフェルトもすぐに軽く笑いながらラッセの腰に腕を回し、キスを返してきた。
二人でしっかりと抱き合って熱く舌を絡ます。
死の淵からギリギリの所で蘇ったラッセを看病するうちに、いつの間にか二人の間には
恋心が芽生え、そしてすぐに深い関係になった。
死の恐怖を味わった二人が余計な駆け引きなしで強く繋がりたいと思ったのも、
無理からぬ事だった。

「ミレイナ、一人で大丈夫かしら…」
「へっ、心配ないさ。あの子は見た目以上に優秀だ。…まるで、昔のお前みたいにな」
ラッセが声を落とし、二人にしか聞えない距離で愛を囁いてくる。
その低い声に包まれていると、フェルトの心は満たされて幸福に躍るのだった。
「それに、そんなに時間を掛けるつもりもないしな…!」
「やっ…!」
ラッセはフェルトをひょいと抱え上げると、勢いよく自分のベッドへとその体を投げ出した。

374:ラッセ×フェルト(カプ臭あり)2/7
08/10/10 14:01:58 C5Tesdh9
ベッドの上でくすくす笑いながらもフェルトの顔に妖艶なものが混じる。
そしてすぐに誘うような媚びた目付きで、ラッセを見詰めてた。
その視線が、ラッセの欲情を鷲掴みにした。
「可愛いぜ、フェルト…!」
ラッセは我慢できずにフェルトに飛び掛った。
彼女のピンク基調のボレロを引き剥がし、ぴったりとした上着の上から
その豊かな両胸を揉み上げる。
「やん…っ」
ぴくんと体を強張らせてか細く叫び、顔を赤く染めるフェルトが可愛くて仕方ない。
ラッセはもう一度ゆっくりと優しいキスをしてやった。
フェルトがラッセの首に手を回し、切なげに目を細める。
「また、戦いがはじまるのね…。刹那が帰ってきたら、本当に…」
「そうだな…。だけど、俺がお前を守る。安心しろ。
俺はあんだけの爆発でも死ななかった男だぜ?」
その場しのぎの甘い言葉だと分かってはいても、フェルトは嬉しそうに頬を緩め、こくんと頷いた。

ラッセの胸にフェルトの胸が当たって押し潰され、二人が口付けを交わす度に揺れた。
昔から発育の良かったフェルトの胸は、ラッセとこういう事を行ううちにますます大きくなり、
その張りも感度も良くなっていた。
別に巨乳好きではないラッセだが、明らかに自分が育てたに他ならない
フェルトの胸が愛しくて堪らない。
すぐにラッセはフェルトの上着のジッパーを下ろした。
下着の中で収まりきらないほどの胸が揺れて、ラッセに早く触ってくれと
せがんでいるようだった。

ブラをずらし、乳首を露出させるとすぐにそこを甘噛みしてやる。
「ん…っ」
ラッセの責めに即座に反応して、フェルトが堪らず甘く喘ぐ。
その声に勢いづいてラッセは下から持ち上げるようにして乳房を揉み上げながら、
執拗に乳首へと舌を這わして絡めた。
あっという間に硬く勃った乳首は刺激に敏感になり、少し突付かれただけで
フェルトには疼くような快感が湧き起こる。

375:ラッセ×フェルト(カプ臭あり)3/7
08/10/10 14:02:30 C5Tesdh9
「ラ…ッセ…、ねえ…、お願い…」
はあはあと荒い息を吐きながら、潤んだ瞳でフェルトがラッセを見た。
いつもならもっとこのおねだりの言葉を続けさせて、思う存分自尊心を満足させる所だが、何しろ今日はもう時間がない。
返答の代わりにラッセはきゅっと音を立てて強く乳首を吸い上げた。
「きゃう…ん…っ!」
フェルトの体が飛び跳ね、ベッドが軋む。

そのままの体勢でフェルトのズボンのジッパーを下ろし、下着の中へと指を滑り込ませた。
「もう濡れてるぜ…?フェルト」
「ん…っ、そ…んな…事…っ」
蜜の感触はまだ薄いものでしかなかったが、耳元に意地悪く囁きながら膣口を弄ってやると、
膣内からは言葉に反応したかのようにどんどんと愛液が溢れ出てきた。
「本当にすげえ濡れてる…。フェルト、もっと出せよ…」
フェルトが言葉責めに弱いのは、いつもの通りだった。
蜜液はその勢いを増して溢れ出し、ラッセの指にぬるぬると絡み付いてくるのだった。

指を膣内に1本挿し入れ、ゆっくりと抜き差す。
蜜で滑らかになったそこは簡単に指の侵入を許した。
「あん…っ、指…、あう…」
フェルトの膣肉が異物の侵入に身構えるように、きゅっと締まった。
ラッセが乳首を唇で締め付けると、フェルトの足が軽く開き再び膣肉が指を締め上げる。
その抵抗がむしろ早く擦れとでも言って来ているようで、
ラッセは素早く指を出し入れはじめた。
「や…っ、あ…んっ、ラッ…セ…、やんっ…」
フェルトは早くも嬌声を上げて、頭上のラッセの枕を苦しそうに掴んだ。

「どうした?今日はエライ感じてるなぁ、フェルト…?
刹那が帰ってくるのがそんなに嬉しいのか?」
指で責めながらそう言ってやると、フェルトが火照った顔ながらも抗議の視線で見返してきた。
「意…地悪…っ、私は…、あなたが…、ひゃああっっ!」
ラッセはぷっくりと膨らみ、その存在を誇示しはじめたフェルトの
Gスポットをぐいっと指を折り曲げて擦った。
「ひゃうぅぅっ!!」
フェルトが言葉を切って一段と大きな嬌声を上げ、激しく仰け反った。

376:ラッセ×フェルト(カプ臭あり)4/7
08/10/10 14:03:00 C5Tesdh9
そのままそこだけを集中して擦り上げ、同時に手の平で、熱くなったクリトリスを覆う、
丘ごと揉むように秘核を責めていく。
「ああんっ、やんんっ、だめぇ…っ、ラッ…セぇ…!そ…んなにしないでぇ…!!」
ツボを知り尽くしたかのようなラッセの的確な責めに、
フェルトは腰をがくがく揺らしながら快感を訴えた。
硬く勃起したクリトリスが、ラッセの皮の厚い手の平に何度も当たる。
秘貝からは蜜が留まる事無く溢れ出て、どんどん水音を大きくしていった。
「やぁ…んっ、もう…だめぇっ…!」
「ダメじゃないよな?中がこんなに熱くなってるのに」
「んんっ…、だって、ラッセが…、指がぁ…っ」
ラッセの指は太くて硬い。
それが速度を増してフェルトの秘貝に吸い込まれ、Gスポットを規則的に擦り続けた。
「ね…ぇ…っ、もうイキそ…、ねえ、ラッセぇ…」
フェルトの体は言葉どおりに、もう爆発寸前だった。

既に何度もラッセに抱かれてきた彼女は、ラッセの手技に簡単に反応するように
快楽をその体に教え込まれていた。
そして、同じく秘貝ももっと太いものを欲しがって疼き続ける。
ラッセの太い肉棒に何度も貫かれてきたフェルトのそこは、もうラッセ以外では満足できないのだ。
恋焦がれ、かつ待ち望んだそれが欲しくてたまらない。
阿吽の呼吸で、ラッセはフェルトの願いを察知した。
「欲しいのか?俺のが…」
そう低く囁いてやると、フェルトがそれでも恥ずかしそうに頬を染めて、軽く頷いた。
ラッセがこういう恥らう姿が大好きな事を、フェルトはよく知っていた。
愛を交わすたびにお互いの事を知り、体と心が深く繋がっていく。
決して欲をぶつけ合うだけではない。
フェルトはラッセとこうやって抱き合うのが何よりも幸せな気分だった。

「ちょうだい…。あなたのを…。もっと欲しいの…」
耐え切れずに、涙ぐみながらそう言った。
すぐにラッセがよく言えました、という様にきつく、だけども優しく抱き締めてくれる。
いつもまるで父親や兄のように、ラッセは優しくフェルトの心と体を抱き締めてくれるのだ。

377:ラッセ×フェルト(カプ臭あり)5/7
08/10/10 14:03:31 C5Tesdh9
「あなたがいてくれたら…、どんな戦いも怖くない…」
心の底からそう思った。それを素直にラッセに訥々と告げる。
「フェルト…」
いつの間にかラッセの声がいつもよりも遥かに甘く、優しいものに変わっていた。
「俺もだ」
そう言うと、ラッセは優しくフェルトの下半身を露わにしていった。
明るい中で、ラッセの目にフェルトの全てが晒されていく。
しかしフェルトには恥ずかしいという思いも、不安な思いももはやない。
安心してラッセに自分の全てを見せ、預けられると感じていた。
それがどんなに幸せな事なのか、ロックオン達を失ったフェルトとラッセには痛いほどに良く分かる。

フェルトの潤んだそこは、もういつでもラッセを受け入れる準備が出来ていた。
その柔らかそうな膣肉のピンクが、ラッセを迎え入れようとヒクヒク蠢いている。
もう何度も見たそこなのに、初めて拝むような気分になるのは
やはりラッセがフェルトを真剣に思っているからなのかも知れなかった。
「行くぜ、フェルト…!」
「や…っ、あっ、あああっっっ!!」
ラッセがフェルトの足首を掴んでそこを開き、一気に突き入れた。
ラッセだけにフィットするするように開発された膣肉は、
温かくすっぽりとペニスを受け入れ、そして完璧な強さで締め付けた。

埋め込んで中の感触を味わうように、ラッセは全神経をペニスに集中した。
フェルトの鼓動にあわせて、どくどくと膣壁までがかすかに脈打つ。
目下のフェルトが信頼しきったかのような目線でラッセを静かに見上げてくる。
見下ろすラッセの頭がくらくらしてくる。
過去幾度も耐えがたい傷を負って来たラッセは、何度この視線に癒されてきたか分からない。
ラッセにとってはフェルトこそが癒しの源であり、生きる意欲であり、未来への希望なのだった。
他のクルーにどう思われようと、ラッセはもうフェルトを手放す事は出来そうになかった。
「フェルト、愛してるぜ」
自分が臆面もなくそんな甘い言葉を吐けるなど、信じられない。
「うん…。あたしも…」
フェルトがうっとりと答えてくれる事が、嬉しくて堪らなかった。

378:ラッセ×フェルト(カプ臭あり)6/7
08/10/10 14:04:02 C5Tesdh9
ぐんっと腰を突き出す。
「あんっ!!」
フェルトの体が揺さぶられ、胸が激しく上下に揺れた。
足首を掴んで、フェルトの足を更に大きく開かせる。
ラッセのペニスがフェルトの赤い膣肉へと何度もずぶずぶと埋め込まれていった。
そのまま規則的なピストンを繰り返していると、フェルトの嬌声もますます大きくなっていく。
突き込みに合わせて、途切れる事無く可愛く彼女は鳴き続けた。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ…!」
「フェルト、いいぜ…!すごい締まってる」
「あんっ、私…も…っ、凄く…いいよ、ラッセぇ…!あんっ!」
その言葉どおり、フェルトは快楽に顔を歪め、我慢できないかのように喘ぎ続けた。
きゅきゅっと無意識に、出し入れに合わせて膣肉が締まる。

「そうか…っ!なら、もっとよくしてやる…!」
「やぁぁぁんんっっ!!」
ラッセが膣上方を目がけて強く突き込むと、フェルトの背中が一瞬浮き上がった。
ラッセの亀頭がGスポットを押し込むように抉ったのだ。
何度も突かれ、火照らされていたフェルトのGスポットは、狂おしいほどの快感を彼女に与えた。

フェルトの激しい反応を見たラッセは、そのままそこを狙って突き入れ始めた。
フェルトの声が艦内に響き渡るほどに、ますます激しくなって行く。
「ああんっ、ああんっ、そこ…っ、いい…っ、いいのぉ…っ!!!」
まだ頭上で掴んだままだったラッセの枕を必死に握り締め、
フェルトは激しく揺さぶられながらその悦楽を全身で受けとめる。
「フェルト…ッ!!声聞えるぞ…!?いいのか!?」
激しく突き入れながら、ラッセが怒鳴るように言った。
フェルトがラッセとの関係を周囲に知られているにも関わらず、
セックスの秘密は保ち続けたい性格なのは良く分かっていた。
「ああんっ、ダメ…、そんなの…、ダメぇ…っっ!!」
すぐにフェルトは苦しげに首を振り、ラッセの枕を口にあてがって漏れる声を塞いだ。

379:ラッセ×フェルト(カプ臭あり)7/7終わり
08/10/10 14:04:41 C5Tesdh9
枕からはラッセの匂いが漂ってくる。
「ラッセ…」
フェルトが枕の下からくぐもった声でラッセを見上げた。
目だけが、枕の下から覗いている。
ピストンに揺さぶられ、その上でピンクの髪が何度も揺れた。
「好き…」
この匂いも、あなたも…。

そう静かに言われて、ラッセの興奮は最高潮に高まった。
ぐんっと、再び激しく一突き深く突きあげる。
「きゃあっ!!…ああっ、ああっ、ああんっ、ああんっ!!!」
そのままフェルトに最高の悦楽を与えようと、ラッセは深く激しいピストンを食らわせていく。
枕の下から漏れるくぐもった喘ぎが、ラッセの耳にだけしっかり届いた。
「ああんっ、も…ダメ…、イク…、ラッセェ…っっ!!」
水音が激しくなり、肌のぶつかる音がベッドの軋みとともに部屋に規則正しく響き渡った。
最後数回深く突き入れられて、遂にフェルトが絶頂に達した。
「あ…、あぁぁぁぁっっっ!!!」
何度も味わった悦楽の波なのに、今回もまた、それは激しく熱いものだった。

しばらく背中をベッドから浮かせて耐えた後、フェルトがどさりと崩れ落ちる。
ラッセが、フェルトの絶頂の顔を凝視しながら最後の刺激をペニスに与え、
ずっと音を立てて抜き出すと、フェルトの腹に勢いよく射精した。
フェルトの目の前で、勃起の先端から精液が勢いよく噴出していく。
射精の快感に顔を歪めるラッセを、恍惚とした気分の中でフェルトは愛しく思ったのだった。


「さて。そろそろティエリア達のお帰りだ。行くそ、フェルト!」
ラッセが笑顔でフェルトに手を伸ばす。
その浅黒い顔も、筋肉質な体も、顔に付いた傷跡も、全てがフェルトには眩しく映った。
「うん…」
思わず顔をほころばせて、ラッセの手に自分の手を重ねる。
ブリッジに戻ったら、あからさまな甘い空気を撒き散らす二人に、
きっとミレイナが何か言ってくるに違いない。
しかし、もうどんな茶々が入ろうと、例えティエリアや刹那に気合が入ってないと苦情を言われようと、
もうそんな事はどうでもいい。
君がいれば、それでいい。
お互いの顔を見詰めながら同じ事を強く思い、二人はもう一度、甘いキスを交わしたのだった。

380:名無しさん@ピンキー
08/10/10 14:47:56 qbG9AkKE
もう刹マリ以外イラネ
捏造カプイラネ

381:名無しさん@ピンキー
08/10/10 16:23:38 WXMJUnwD
GJ
ラッセ×フェルトって新しいなww

382:名無しさん@ピンキー
08/10/10 19:29:24 4plaCMV8
>>380
言うと思ったわwww
そういうお前はさてはアレソマ厨かロクフェル厨かライフェル厨だろ
早くカプスレにお帰ってそっちで萌え語りしといてね

383:名無しさん@ピンキー
08/10/11 00:55:42 /bdJxuDK
>>380
マイナーも王道も残さず食す俺の存在を知って同じ事が言えんのかコラ
他ジャンルでも最近カプ厨ばっかでムカツクんだよ
死ね。リアルで。

384:351
08/10/11 01:59:14 Ei9qGx0r
フェルト可愛くて何かに目覚めた!GJ!

刹マリ投下。
昨日投下したものの刹那視点。
昨日のアレは本当は交互に視点が変わるようにしたかったが限界を感じ
姫視点オンリーになってしまったんだ。
刹那分もったいないから直して落とします。



385:刹マリ(刹那視点) 1/7
08/10/11 02:02:08 Ei9qGx0r
酷く心がざわついている。
怒りが憎しみが悲しみが、今にもあふれ出しそうに暴れまわっている。
世界が変わらない。
あのころのまま何も変わらない。
たくさんの命が犠牲になった。たくさんの幸せが犠牲になった。
犠牲にしてきたのに…!
(くそっ…!)
どこにこの怒りをぶつければ良いのか分からない。
どうすれば心が落ち着くのか分からない。
(刹那)
ふと彼女の声を思い出す。
優しく微笑んでくれる彼女。
愛しいはずのその笑顔が、急に憎くなる。
故郷を滅ぼしたアザディスタンの皇女。
一方的に与えられる痛みも知らないくせに、平和を得ようとしている。
俺を分かろうとする。
憎い。あの姿が、あの優しさ、あの声が!

彼女の元に行くことに抵抗はなかった。その姿が憎いと思えば自然に足は彼女のほうへ向かった。
俺が部屋に入っても、彼女は気づかずこちらに背をむけベッドに座っている。
流れる黒髪が小さく、揺れる。
心が一層強くざわめく。
そのざわめきが彼女まで響いたのだろうか、彼女がぱっと振り返った。
「刹那!」
顔を綻ばせて、こちらへ駆け寄る。
これから痛め付けられるというのに嬉しそうに笑っている。
俺は彼女を冷たく見つめる。
「あ…」
目が合った瞬間、彼女は身じろぎ、体を強張らせた。
小さく俺の名前をつぶやき、どうしたのとたどたどしく口を動かす。
彼女は怯えていた。それほどまでに、今俺は彼女を恐ろしい表情で見つめているのだろうか。
これが皇女?この程度の悪意すら立ち向かえないこの女が?
…馬鹿げてる。
乱暴に彼女の腕を掴み壁に押し付け、無理矢理唇を重ねる。
そのまま舌を挿しいれ、口内を犯した。
もっと抵抗するかと思ったが、彼女は身じろぐだけだ。


386:名無しさん@ピンキー
08/10/11 02:02:45 TGBQoTex
>>384
待ってるー

どんな組み合わせでも落としてくれる人に文句言うのは筋違い
嫌いな組み合わせなら読まずに飛ばせば良いじゃん?
自分はそうしてるよ

387:刹マリ(刹那視点) 2/7
08/10/11 02:02:55 Ei9qGx0r
口を離しその首に舌を這わせたとき、ようやく彼女はいやと叫びを上げた。
彼女の腕が俺を掴もうとするがそんな細い腕を捕まえねじ伏せることは簡単だった。
思い知ればいい、一方的に力で苦しめられる屈辱を。
そんなことを考えながら、服の上から思い切り彼女の胸を掴んだ。
服をたくし上げ、下着をずらし、その胸に吸い付いた。
最初に与える刺激は優しいものにしてやるものか。
俺はその先端に歯を立てた。
「いやっ…やめてっ」

彼女を壁にしっかりと押さえつけ、その乳首を舌で強く転がしてやる。
甘い痺れに彼女が喘げば、今度は歯を立てて悲鳴を上げさせる。
スカートの下から手を入れ、細い足に指を這わせていく。
下着の上から花唇のあたりを撫でると、わずかな湿り気を感じる。
もっと彼女を傷つけたくなる。胸をもてあそんでいた唇を離し、彼女の耳に近づける。
「嫌がっている割には濡れている」
そう囁くと、彼女は俯いて唇を噛んだ。
唇を噛んで屈辱に絶えることができないくらい喘げばいい。
俺はその耳に舌を這わせた。
彼女は痺れに震えながら力なく叫ぶ。
「いやっ…」
下着をずらし、指で花唇を乱暴に弄べば、そこから愛液が溢れてくる。それを絡めとると、
クリトリスに撫で付ける。彼女の体がぴくんと跳ねる。
そこはすでに硬くなっていて、指でくるくると転がすと彼女は苦しげに喘ぎ、嫌がる。
彼女の先端をゆっくりと撫で上げると、彼女は長い喘ぎをあげた。
完全に体は快感に震えたのだ。不本意な状況で与えられた快感に体が悦んでいる。
それは彼女の心を十分に傷つけただろう。
そのことに俺はひどく満足する。

「お願い、やめて…」

消え入りそうな声で、彼女が悲しんでいる。
その顔を見れば、青ざめた頬に涙がひとつ流れていった。
彼女が傷つき涙を流す…思い通りだった。
その涙が流れた後を舌で奪い取った。


388:刹マリ(刹那視点) 3/7
08/10/11 02:04:50 Ei9qGx0r
彼女の瞳に絶望が揺らめくのを確認するとクリトリスを指で挟み、彼女が感じる強さで擦りはじめた。
乱暴に痛め付けてもいい。
でも彼女を汚したいという衝動は、彼女を快楽に突き落とし痛め付けたいというものだった。
清純な彼女だからこそ、汚して痛め付けてやりたい。
彼女は喘いだ。嫌がる声を上げながら、俺を体から離そうと肩を掴んだ。
精一杯の彼女の抵抗が本当に弱くて、心底おかしくなる。
指でクリトリスの根元を押し付け、先端を晒す。
数秒、そのままの状態で指を止める。いつもここを撫でれば彼女は歓喜の声を上げた。
俺は彼女が感じるように、その先端を撫でる。
悩ましい声が彼女から漏れる。
ふたたび間をおいては撫で、また間をおく。
撫でる度に彼女は喘ぐ。そして指を止めれば感じたことに屈辱を感じ、次の快感に恐れ、期待する。
そうやって苛まれて喘ぎ、苛まれて喘ぎ、快楽に溺れていけばいい。
俺は次第に撫でる間隔を短くしていく。
「あっ、あっ、あっ、ああっ…あんっ」
彼女の喘ぎと喘ぎの間が短くなる。
小刻みに先端を擦りあげていく。大きくなる喘ぎ。

突然その喘ぎに虫唾が走る。いつもは心地よい声に、苛立った。
思い出したくないことを思い出したからだ。
彼女が感じる声で、心によぎったのは母の面影だった。
母を思い出した途端、激しい後悔が俺を襲う。
神はいないと悟った時、両親を手に掛けたことを悔やんでも悔やんでも悔やみきれなかった
あのときの苦しみが胸を締め付ける。
「あっ、ああっ、あんっ、っあああん!」
そんなことも知らず喘ぎを上げ、壁からずり落ちそうになる彼女の腰を抱きとめる。
彼女の声が俺を苛立たせ、指の動きを早め強く先端を擦る。
「ひあっ、ああっ、ああっ、ああんっ」
そうすれば彼女の喘ぎはさらに高くなる。
この声が憎いと思った。
高く喘ぐ声は聞いたことのある母のそれとは違うのに、いま俺になぜ思い出させる。
責めているのか。俺を。
女を抱きながら母を思い出す自分にも嫌気がさす。
そしてそうさせた彼女に、ひたすら憎しみが募る。
もっと感じろ、そして苦しめ。
「いやぁっ、あん、ああっ、あっあっあっ…!」
彼女の絶頂が近づくのを感じ、クリトリスの先端を擦る速度をさらに速めれば、あっけなく彼女は達した。
「だ、だめぇっ、ぁ、あ、ああ、あああああっ」
大きく背を反らし、歓喜の声を上げる。



389:刹マリ(刹那視点) 4/7
08/10/11 02:06:31 Ei9qGx0r
つらそうに息をする彼女に脱げと告げると、拒むように顔をそらした。
拒むなら拒めないことを教えればいい。そして自分の弱さに絶望すればいい。
彼女の顎を掴みこちらを向かせる。
瞳は恐怖に揺れている。
「脱げ」
おずおずと彼女は俺に背を向け、震える手で服を脱いだ。
すべてを脱ぎ終えた彼女の腰を掴み、尻を突き出させる。
自身をあてがい、すぐさま突き入れた。
「ひあっ…」
彼女の叫びに構わず、激しく腰を打ち付ける。
達したといえど指すら受け容れていなかったそこはきつく、俺を締め上げる。
それでもぬるぬるとした感触があり、抵抗なく俺を受け入れている。
突き上げるたび叫びにも似た喘ぎを彼女は上げた。
苦しそうに彼女は壁に顔を押し付け、強すぎる快感に呻く。
「ああ、いやあっ…ああんっ、やめて…ひあっ!」
止めてと彼女は請う。
だが彼女の中は俺が強く突きこむたびにすんなりと受け入れ、
しかし引き抜こうとするとそれを拒むように吸い付いてくる。
この矛盾に苦しめばいい。体は正直だ。欲求に忠実だ。
それを拒む心なんか関係なく、体は快楽をむさぼりだす。
結合部からは愛液がとめどなく溢れ、じゅぶじゅぶと音が響く。
激しく腰を打ち付けるたびに、肌がぶつかる音が響く。
彼女の体が快楽に飲まれていく。
体も心も堕ちてしまえ。
その思いをぶつけるように、容赦なく力を込め彼女に突き入れる。
「ああっ、ああっ、いい…」
ついに彼女の口からその言葉が漏れた。
その後は、やめてとわめくこともなく、ただ快楽に悦びもっととせがむだけだった。
「ああっ、ああんっ、気持ちいいのっ、ああっ、もっと…!」
もっと奥を突いてと請う様に自ら腰を突き出す。
その腰を掴み固定すると、律動の速さを上げる。
「あぁん、っあ、ああっ、ああん、ひゃぁ…んっ、もっと、してぇっ」
彼女は激しく悦びの声をあげながら、完全に熱に浮かされた瞳でこちらを振り返った。
彼女の身も心も快楽が支配したのだ。
その事実を自覚させ、屈辱を感じればいい。
彼女から自身を引き抜き、彼女を抱き上げると、乱暴にベッドに投げた。



390:刹マリ(刹那視点) 5/7
08/10/11 02:07:45 Ei9qGx0r
脚を割りその身に覆いかぶさり、再び挿入する。
「ぁあああああっ」
彼女が歓喜の声を上げる。
与えられる快感に焦がれ、俺を締め付けるがすぐには動いてはやらない。
彼女を襲う快感の波を鎮める必要がある。
ゆっくりと引き抜き、十分な間をおいてゆっくりと進入していく。
あの刺激に悦んでいたばかりの体には物足りないに違いなかった。
物足りない彼女の体は、刺激を求めて腰を動かし始める。
それでもじらすようにしか動かしてやらずにいた。彼女が請う様に見つめてきた。
俺は口を開いた。
「止めてほしかったんじゃないのか」
彼女は夢から覚めたように目を見開く。
「自分から腰を振って、そんなに良いのか」
彼女の腰の動きが止まる。腰を振っていたのは無意識だったのだろう。
俺も動かすのを止める。
「どうしてほしい、さっきはやめてほしいといっていたが」
彼女は唇をかみ締める。
「もっともっととせがんでいたのは気のせいか?」
愛情も優しさもなく体を弄ばれることに嘆き、
それにもかかわらず快楽に溺れたことを自覚しろ。
体は欲望を満たそうとし、心もそれに屈服したことに絶望しろ。
一度熱を持った体はどうにもできない。満たすまで貪ろうとする。
欲望に抗えないことに苛まれろ。
しかし彼女は妙な事を言い出した。

「…受け容れるわ」



391:刹マリ(刹那視点) 6/7
08/10/11 02:08:59 Ei9qGx0r
その声は艶かしく、それでも凛と響く。
俺は眉をしかめて彼女を見た。
「何を?」
腑に落ちなかった。受け容れる?
「あなたを、受け容れるわ。だから…もっとよくして…お願い」
この女は何を言っているのだろうか。受け容れる?俺を?
考える間を与えず、彼女はせがむ。
「お願い、早く、して…ああっ」
さらに快楽を望むなら与えてやるのは構わなかった。そのあとで悔やめばいい。
溺れてしまえと、俺は激しく彼女を突き上げた。
「ああ、いいっ、いいの…っ」
彼女の肉は快感に蠢き、俺にまとわり付く。
彼女が激しく声を上げる部分を狙って擦りあげればやはり彼女は声を上げて悦び、
引き抜けば切なげに喘ぐ。
もっと感じて堕ちて。
俺は彼女の腰を掴み持ち上げると、腰を浮かせてより彼女と密着させた。
「ああああぁん…!」
奥を一気に突き上げれば彼女は高く叫んだ。
彼女のもっとも奥だけを激しく突き、それにあわせて彼女の腰を揺さぶる。
彼女が悦びに声を上げる。
「やっ、こんな、ああっ、強くて…っ!おかしくっ、ああんっ、おかしくなってしまう・・・っ!」
卑猥な水音と肉がぶつかる音が響く。
彼女に、俺に激しい快感の波が押し寄せる。
「あああっ、あああんっ、もう、ダメぇっ!…イク、ああっ、刹那っ…!」
射精を促そうと膣壁が蠢く。
彼女がこちらに手を伸ばすが、構わず腰を打ちつけ彼女の中に精を吐き出した。
「ひぁああああああんっ!」
同時に彼女も激しい絶頂を得た。



392:刹マリ(刹那視点) 7/7
08/10/11 02:09:51 Ei9qGx0r
彼女から自身を引き出すと、俺を受け容れていた部分からどろりと白いものが溢れた。
彼女を汚したのだと、ぼんやりと考える。
彼女は悲しむだろう。俺を憎むだろう。快感の余韻の中、もう遅いのだと思う。
けれども、彼女は違った。

「ごめんなさい、刹那」

耳を疑った。
「なんで、あんたが謝る」
彼女の目を見れば、まだ熱に浮かされた瞳が俺を静かに見つめている。
そっと俺の手を彼女の手が包んだ。そうかと思えば、その瞳から見る見るうちに涙がこぼれていく。
ふらふらと体を起こし、彼女は俺に抱きついて泣いた。
「あんたは、なんで…」
なんで謝る?どうして泣く?
恐る恐る、彼女の背を抱く。
それでも彼女の涙は俺の肩に落ちて、背を伝って落ちていく。
その頭をそっと撫でる。
「こういうとき貴女は泣いて謝るのではなく怒るべきだ。
八つ当たりされて、好きなようにされて、それなのにどうして俺をなじらない」
謝るのは俺のほうなのに。
彼女は小さく首を振り、いいのとつぶやいた。
彼女を傷つけようとしたことに後悔が募った。
俺ははじめから分かっていた。
彼女は俺をこうやって受け容れて許してくれることを分かっていた。
それでもなじってほしかった。怒って、拒絶してほしかった。
「馬鹿だ、貴女は」
できるだけ優しく唇を重ねると、彼女は微笑んだ。
その優しさが痛くて嬉しくて悔しくて、まともに見ることができない。
どうして彼女は俺を受け容れてくれるのだろう。
俺は許されないのに。

「刹那…」

彼女が祈るように俺の名をつぶやいた。
叶うことなんか途方もないような願いを込めて。


393:384
08/10/11 02:16:50 Ei9qGx0r
終わりです。

明日の放送が楽しみすぎる…

394:名無しさん@ピンキー
08/10/11 02:19:04 TGBQoTex
>>392
ごめんよー
途中でKYなレスを挟んでしまって・・・

エロの部分も良いけど、せっさんの心情の部分が素晴らしいですな
また是非投下してくだされー


395:名無しさん@ピンキー
08/10/11 03:57:40 ++MBy69k
>>393
GJGJ!!!
また投下してください!

396:名無しさん@ピンキー
08/10/11 06:13:10 /bdJxuDK
やっぱマリナに対する刹那はキてる方が良いな
互いに敬意らしきものがあるのもそれっぽい
マリナが罪悪感だけでなく責任感でも泣いてるのなら非常にイイ
あと栗責め+サスペンス風味がエロかった。ゴチです

397:名無しさん@ピンキー
08/10/11 07:54:17 4vLOVfFa
>>393
乙です!
マリナと刹那のエロはいいね

398:名無しさん@ピンキー
08/10/11 10:13:33 RO+Xh+FO
>>393
乙!
刹マリは背徳感バリバリがエロい
2期で本格的に絡んだらまた是非!

399:名無しさん@ピンキー
08/10/11 10:38:23 850kZATA
>>383
同意だな

カプスレのエロ版みたいな空気になるのは、もうこのシリーズでは仕方ない傾向なんだろうけど
多分00も2期はカプ厨向け王道SSが増えそうな予感がするから
カプ厨じゃない脳みそを持つ職人には是非異色カプとか、
まあ王道カプでも意外な展開とか書いていってもらいたい

と今のうちに言っておく





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