ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ4at EROPARO
ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ4 - 暇つぶし2ch186:名無しさん@ピンキー
08/09/29 21:49:03 oTojN9yC
まさかのヤンデレビリー×スメラギが来ますように

187:名無しさん@ピンキー
08/09/29 22:47:39 bRQC4t4j
>>186
それは予想外www

ヤンデレせっちゃんに犯されて泣いちゃうマリナタンも良いかも

188:名無しさん@ピンキー
08/09/29 22:50:23 Y3ijoSeh
1期と外伝ものを投下するなら今のうちだよー

189:名無しさん@ピンキー
08/09/30 22:22:54 sfr5xs0t
いや、2期放映中も全然おkだ!
むしろどんとこいだ!

190:スメラギ×00Fシャル(40)(エロ無し)
08/10/01 03:14:56 Y/drfNMz
「確かにその可能性は ― !!」

言いかけてすぐに気づいた。
トライアルシステムの無効化などより、
もっと、ずっと、恐ろしい可能性があることに。

「・・・ヴェーダのレベル7に干渉さえできるほどの
存在ならば、事実上ガンダムに対して何だってできる。
そうよね。

ねえ。シャル・・・きっと知ってるでしょう、あなたなら。
すべてのガンダムのシステムは、ヴェーダのバックアップを
組み込むことを前提に構築してあるってことを。

もし、そのヴェーダ自体が外部から干渉されることで、
戦闘中のガンダムが突然システムエラーに見舞われたりしたら?
最悪の事態を想定すれば、4機が4機とも同時に」

そう。
信じていた父親から突然、つないだ手を離された幼子のように。

いったい、どうしたらいいの?
私たちにヴェーダなしで活動しろと?
できるわけないじゃない。そんなこと。

「・・・・・・・・・」
今度こそ、小さい女の子同様に途方にくれて、
立ったまま顔を両手で覆う。
今の自分がどうしようもなく無防備に思えるのは、
こんなふうに素裸だからだ。そう思いたかった。

191:スメラギ×00Fシャル(41)(エロ無し)
08/10/01 03:17:35 Y/drfNMz
「スメラギさん…」
気遣うような声とともに、左の頬にひんやりとした感触。
シャルの手のひらに違いない。
顔から手を離して目をあけると、すぐ下にシャルの微笑みがあった。
本当に幼い娘をあやす時のような、哀しいほど優しい視線に
捉えられた瞬間、無力感や怯えが溶けていく。

-- もしかしたら、あなたには子どもがいるの?
思い切ってそう聞いてみようとしたとき、シャルがまた言った。
「ヴェーダに干渉する。そのことでここのガンダムを一気に
潰す能力と意志を相手方が持っているなら、とっくに
実行しているはずです。今はまだどちらか一方なのかも。
それなら、わたしたちにもまだ何かできる時間はあるでしょう」
「…そうね。きっと」
弱々しいに違いない微笑みを浮かべかけたそのとき。

部屋の中が地上の真昼のように明るくなった。

「・・・爆発?!」
モニター全体から白い光があふれ、まともに見つめられない。
だがすぐにそれはおさまり、代わって噴煙のように立ちのぼる
エネルギー塊が画面全体を埋める。それもやがて切れ切れに
なると--画面の奥から暗黒の宇宙が広がってきた。
そしてそのまま、何の変化も示さなくなる。

機体が爆発して戦闘データ自体が途切れた?
それにしては終わり方が妙だ。爆発すれば、ほぼ同時に
画面はノイズとともにブラックアウトするはずなのに。
つまりデータはまだ独立端末に送られ続けている・・・? 
そんなばかな。

192:スメラギ×00Fシャル(42)(エロ無し)
08/10/01 03:19:23 Y/drfNMz
だいいちあんな爆発をしたのなら、パイロットは
この時点で生命ばかりか肉体さえ失っているはずだ。
回収してトレミーまで運ぶなんてとても --

「!!」
唐突に、黒一色だった画面の左側が紅く輝きわたり、
また暗黒に戻る。
トリニティの追い討ちだとすぐに分かった。
「あの巨大なGN粒子ランチャーを・・・避けるだなんて!」
この時点でガンダムの機体がまだ残っていて、
パイロットがまだ生きていたとしても、
いったいどうやったらそんな真似ができるというの?
心肺停止状態だというのに。
そうだ、もしかしたら --

「あそこまで優れた回避性能の出るオートパイロットを
搭載してるなんて、いったいどんなガンダムなの・・・」
つぶやくようにたずねた私に、シャルがあっさり答える。
「オートパイロットでは無理だったでしょう。それに、」
続く言葉の中にでてきた単語2つの意味が、一瞬理解できなかった。
それらが示すものを知らなかったからではない。
たぶんこの場で耳にするとは思ってもいなかったからだろう。
「あれはもうガンダムではありません。プルトーネ本体から
脱出して、コアファイターに変形したコクピットと太陽炉です」

GNY-004ガンダムプルトーネ。
コアファイターシステム。
ガンダムヴァーチェ、そしてガンダムナドレのプロトタイプ。
そして -- 2295年前後に起きたといわれる謎の多い大事故、
「プルトーネの悲劇」の原因となった第二世代ガンダム。
つまり・・・

193:190
08/10/01 03:47:08 Y/drfNMz
スメラギ×シャルの続きを、3レス分ですがupしました。
読んでくださる方、いたらありがとうございます。

他のSSの投下よろしくお願いします>All

194:144
08/10/01 21:05:06 84A6iBJV
すいません。投下がかぶるんですが日がないので落します。

刹ネーナを書いておきながら、刹マリです。
夜這いネタで、マリナがエロ姫
途中マリ刹分が濃いと思う



追記>>169
百合を色々考えてみたんですが、なかなかまとまらなくて結局書けてませんorz
2期に入ったらいきなり色々ありそうなんで、その辺を見てみて
いけそうだったらまたやってみたいです…けど、もちろん他の人がいらしたら、どんどん書いてください


195:刹那×マリナ(夜這い)1/14
08/10/01 21:07:17 84A6iBJV
「ではマリナ様、おやすみなさいませ」
「ええ。おやすみ」
22時。いつも通り明日の公務予定を手短に話し、シーリンがマリナの寝室から下がっていった。
シーリンの用意した明日一日のスケジュール予定表を念入りに確認し終えて、
ようやくマリナはソファーに座り、背もたれに体を預けて深く息を吐いた。
今から明日の朝のお迎えがくる8時までが、マリナの今日唯一の自由時間だ。
ここの所公務と雑務に忙殺され、遅々として読み進めないでいる小説を手に取ったが、
続きに目をやってもストーリーが一向に頭に入ってこない。
柔らかいソファーに深く埋もれた体はずしりと重苦しく、疲れ切っているのは明白だった。
(もうお風呂に入って休みましょう……)
自由時間の楽しみを早々に諦めて風呂に向かい、時間を掛けて入浴をしたが体はその程度で癒される事もなく、
ベッドに入って目を閉じると、どっと今日一日の疲れが押し寄せてきた。

王女としてのマリナには、毎日の公務と日々移り変わる世界情勢のストレスが重くのしかかっている。
唯でさえ、アザディスタンの未来の為に毎日糸を掴むような外交を強いられているというのに、
先日はカマル君こと刹那・F・セイエイが、警護の目を盗んで寝室に忍び込んできた。
(いかにお金がないとは言え、仮にも王女の坐す王宮に簡単に侵入を許してしまう程度の
警備力しか持たないアザディスタンに、輝ける未来なんかあるのかしら…)
暗い気分でうとうとしながらも、その時刹那と交わした言葉が何度も蘇ってくる。
国のためにこうするのが一番いいと思って就いた、王女の地位。
しかし、マリナの思うようには世界も人々も動いてはくれない。
その位置に立ってみて初めて見えてくる人間の欺瞞と欲望、そして自分の無力さを思い知る毎日だった。
信頼できる助言者を得て、マリナなりにベストな方法で国を立て直そうと奔走してきたが、
刹那を見ていると自分のやっている事が本当に正しいのかと、沈鬱な気分になってしまう。

(あのカマル君…、いいえ、刹那…はあんな若さでテロ活動を行っている…。
その原因を作ったのは、紛れもなく私たち…。
何千年も前から繰り返されてきた憎悪の歴史が、ああいう子を生み出し続けている…。
いくら奇麗事を並べても、この国は…、いいえ、この世界は…変わらないのかもしれない…)
刹那はクルジスで少年兵をしていたと言った。
子供兵士が大人よりも怖いもの知らずな勇敢な兵士として、洗脳まがいの強引な動機付けで
戦場に駆り出されている事実はマリナとて知っている。
たくさんの人間を殺して、言い表せないほどにその幼い心は傷ついたはずだ。
それを思うと、マリナの心は引き裂かれんばかりに痛んで仕方ない。
同時に、疑問も湧き起こってくる。
(その戦争はもう終結したというのに、何故刹那は武器を捨てられないの?
平和な時間の中で、心身を癒し罪を贖うべきなのに…)
戦闘では勝ち負けしか得られない。
負けた方は文化も、土地も、財産も奪われ、命や尊厳さえ勝国の意のままにされてしまうだけだというのに…。
たとえどれだけ条約で戦敗国の権利を保障していたとしても、それが往古から変わらぬ戦争の真実だと思う。
なのに何故刹那は、よりによって責任の所在さえ明確にされないテロ活動に手を染めてしまったのだろう。
戦争のむごたらしさと無情さが、その心に刻まれたはずなのに…。
まだ幼さの残る顔に大人びた精悍さを漂わせる、刹那の不思議な風貌を思い出しながら、
マリナは静かに眠りに落ちていった。
(刹那…刹那…刹那……。武器を…捨てて…。そうしないといつまでたっても本当の平和は…)

196:刹那×マリナ(夜這い)2/14
08/10/01 21:07:56 84A6iBJV
…どれだけ眠ったのか分からないが、体はまだ重い。
頭もぼうっとしたまま霞がかったようにすっきりしない。
何となく誰かの気配を感じて意識が戻りつつあったが、まだ、マリナは完全に目覚めてはいなかった。
体の一点だけがやけに温かい。むしろ熱いとでも言っていいくらいだ。
ぴちゃぴちゃと、動物が何かを舐めているような音が聞えて来る。下の方から…。
「ん…っ」
何かが自分の股の間を舐めている。そう気付いた途端、急に下半身が気持ちよくなってきた。
思わず呼吸が乱れ細い声が漏れ出すが、体はまだ、シーツに包まっているのが分かる。
シーツの中に潜り込んだ何かが、マリナの股間を舐っているのだ。
(どう言う事…?一体何が起きているの…?でも、こんな事…いけないわ…)
まだ重い頭でも貞操観念に突き動かされ、マリナは体を動かそうと努力してみた。
しかし手足の先まで錘を付けられたかのようにずしりと体が重く、指1本動かせない。
マリナの顔に冷たい風が当たり、カーテンの揺らめく音がした。
(窓が…開いているの…?この前と同じように…?)
ふと思い浮かんだのは、先日寝起きに見た、刹那のベッド脇に佇む姿だった。
(刹那なの…?また今日も来てくれたの…?)
手を伸ばそうとしたが、やはり腕が動かない。
目を開けたいが、瞼さえも重くて開けられそうになかった。
ようやくこれがいわゆる金縛りの状態なのだと、マリナは気付いた。

─脳は起きているのに、体が目覚めていない状態で、心霊現象とは何の関係もない。
過度のストレスや不安を抱いたままで床に就いた時に起きやすく、男性よりも女性に生じやすい─。
図書館で確かに昔読んだ記憶がある。
覚醒と睡眠との狭間で起こる脳の誤作動のせいで、その時一番見たくないもの
(または強烈に見たくて仕方ないもの)が見えてしまう事があり、
それが人に心霊現象だという誤解を与えてしまう。そんな説明がなされていたはずだ。
(だという事は…。今刹那に恥ずかしい所を舐められている…。それが私の深層心理の…)
余りの破廉恥な結論に、マリナは穴があったら入りたい気分になった。
羞恥心が急激に強くなってくる。
(仮にも国の未来を憂い、それに相応しい品格と行動をなすべき立場にある私が、
例え金縛り中の夢だとは言え、こんないやらしい事を望んでいたなんて…!
いいえ、違うわ。見たくないものを見てしまう可能性の方が強いのだから、
むしろ私はこう言う事に尋常でない恐怖を持っているという事に…)
色々考えては見たが、強まってくる下半身の快感の前にはどんな思考も意味のない事だった。
「あ…っ…、あ…ん…っ…、あ…ぁ…っ」
漏れだす声がマリナ自身もはじめて聞くほどに、甘く艶かしくなっていく。
ひくひくと太ももが、下腹が、無意識に快感に震えた。

197:刹那×マリナ(夜這い)3/14
08/10/01 21:08:41 84A6iBJV
ぴちゃぴちゃ…ぴちゃぴちゃ……。
刹那の舌がいやらしく音を立てながら、割れ目全体を丁寧に這い回っていくのが分かる。
下着は既に脱がされているらしく、蠢く熱い舌が直接にマリナの敏感な場所をどんどん火照らせていった。
(これが…性的快感というものなの…?信じられない…。でも…本当に気持ちいい…)
マリナは快感にのけぞりながらも、王宮の図書館で見つけた一冊の本の事を思い出していた。
性の指南書である。
戦乱で重要書類こそ多く滅失したものの、古今東西の心霊現象を集めた本と同じく、
こういうある意味どうでもいい本だけは、しっかりと王宮に残されていたのだ。
その指南書は男女の営みについて淡々と詳述しただけの学説的な匂いが色濃いものだったが、王宮に
入ったばかりのマリナは充分に興奮し、乾いた砂が水を吸収するように、その基本的な知識を得ていった。
もちろん自由恋愛など許されない身分のマリナは、誰かと交わりたいなどという
不埒な事を考えた事はほとんどない。少なくとも、努めて冷静でいる事が義務付けられる昼間は…。
それでもいつかは自分も、定められた運命の相手と甘美なひとときを過ごすのだろう。
そんな甘い期待に胸を高鳴らせながら、マリナは夢見る少女の如くにまだ見ぬ夫君を想像し、
その行為を想像したのだった。

刹那はマリナの理想の結婚相手には程遠い少年だ。
しかし、今彼が与えてくれるこの快楽が一時の夢でしかないのならば、一体何を迷う事があろう?
うっとりするような本能的なこの快感の前では、修行僧のようにそれを振り払う努力をするなど、とても無理だった。
マリナは金縛りの悪夢を口実に、体の悦びに素直に従う事にした。
「ああ…ん…、ああ…っ、いい…、刹那…、いいわ…」
体は動かなくても、声だけはするりと出る。
その淫らな声に触発されたかのように、舌が上下にますます激しく動き、マリナの陰部を舐め回し始めた。
(や…っ、やだ…。舌…が…、速く…なった…?)
マリナが声を大きく出す度に、刹那の舌の動きも激しくなっていき、そこに感じる快感も増幅されていった。
やがて刹那の手が太ももにかかったかと思うと、いきなりぐいっと脚を大きく広げられた。
体を大きく開かれて、マリナは体の奥から何かがじゅるりと漏れ出すのを感じた。
それがあの本で見た、女性の興奮を伝える液だと言う事はすぐに察しがついた。
ずずずと音がしてそれが吸い上げられたのが分かり、まだ金縛り状態のマリナは、
顔から火が出そうなほどの羞恥心で一杯になった。
刹那の唇の形まではっきりと想像出来てしまうほどに、ぴったりと唇が吸い付いている。
ふーっ、ふーっと、刹那の鼻から出た息が敏感な場所に熱く当たる。
それだけでまた、愛液が滲み出ていくのが分かって、マリナは顔を真っ赤にした。
恥ずかしいのに、相反して体が疼く感じが何とも言えず官能的だった。

「きゃあっっ…!!」
突然快感が一際大きくなり、思わず仰け反った。
刹那の舌が快楽の集約地かと思えるほど気持ちいい所を、集中的に責め始めたのだ。
「ああん…っ、刹那…、そこ…そこは…ぁ…っ!」
首が仰け反り、口が開きっぱなしになってしまうほど、そこは気持ち良かった。
(ここが…クリトリ…ス…なの…?ううん…、この感覚…。間違いないわ…)
マリナの体の感覚の全てが、その一点に集中したかのような感じ。
確かに本に書いてあった通り、クリトリスは性感の中心のようだった。
大きく開かされた脚の間にうずくまり、刹那がそこだけをれろれろと勢いよく責め続ける。
上下に舐めたかと思えば今度は左右に転がし、更には山裾の形を確かめるかのように
周囲をぐるりと舐められた。
余りの快感で、マリナは刹那の頭を掻き抱きたい衝動に駆られた。


198:刹那×マリナ(夜這い)4/14
08/10/01 21:09:38 84A6iBJV
「や…あぁっ…!せ…つな…!あぁ…っ!」
切羽詰った嬌声に応じるように、さっきよりも格段に素早い速度で舌先が陰核の先端を転がす。
体の奥から何か爆発的な勢いを持った物が頭をもたげはじめたのを、マリナは感じた。
刹那がクリトリスに与えてくれる快感がその一部に集まって増幅し、
更に体の奥深くで一つの大きな波に育っていく感じだった。
─快感が限界まで高まった時に、それを一気に開放する快楽を、オーガズムと言います。
この快感は他の性感とは段違いの激しいものです─
本に書いてあった無機質な文面が、連なってマリナの頭を何度もよぎる。
そんな文章ではとても表し切れないほどの生々しい快感に、マリナは激しく悶えた。
今にもそれが爆発しそうで、それでいてそれを解放するのが恐ろしく、
また、もったいないようにも思えたのだった。
マリナの苦悶を知ってか知らずか、舌がクリトリスを上下のみに規則正しく往復し始めた。
確実に性感を高めて反らさないかのようなその動きで、マリナの快楽が一気に弾け飛びそうになる。
(ああっ…、気持ちいい…。私…もう…ダメ…!)
来る…!そう思った瞬間、何故か刹那の舌がぴたりと止まり、クリトリスから離れた。
「え…?」
あれほど高まって絶頂寸前だったはずの快感が、ろうそくの火を吹き消したかのようにふっと縮小してしまった。
代わりに下半身には再度の刺激をねだるかのような、疼くような感覚のみが残った。
(欲求…不満……)
マリナの頭にその4文字がぽかりと浮かんだ。体が熱くて、もっと触って欲しくてたまらない。
もっとあの悦楽を持続して与えてもらいたい。そしてその先のもっと激しい快感を味わいたい─。
絶頂寸前で遮られた淫欲は留まる事がないかのようだった。
(私は…こんな人間ではないはずなのに…)
浅ましい自分に思わず涙が滲んでしまう。

しかし、そんな感傷は膣に押し入ってきた指の圧迫感で、一気に吹き飛んでしまった。
「や…、なに…?う…、うそ…。あ…、ああ…っ」
初めて体内に受け入れた指が、膣肉をこじ開けるようにその関節を動かして、中を探るように進んでいく。
気色の悪い異物感で、マリナの体は金縛り以上に強張った。
それでも刹那はきつくなった肉の締め付けを跳ね返すように、指をずぶずぶと埋め込んでいく。
(ああ…っ、入ってくる…!何かが…。まさかこれが…男の人の…?)
これが初体験のマリナは、指を男根と勘違いしてしまった。
それでもマリナは、刹那の熱にほだされたのか体を求められる事への本能的な充足感なのかは
分からないが、処女喪失のショックを全く感じなかった。
そんな自分に一瞬驚いたが、そうだ、これは夢なのだと思い返した。
現実世界ではありえない事を、夢の世界では大胆にやってのけるものだ。
こんなエロティックな夢ではなくても、今までにもう何度も、普段の自分と正反対のマリナが
活躍する夢を彼女は見てきたのだ。
(そうよ…。これは夢なんだから…。だって、全然痛くもなんともないもの…)
やがて刹那の指(マリナの認識では、刹那のペニス)が体内へと入りきり、その動きがぴたりと止まった。
ようやくマリナは体の力を抜いたが、すぐに熱い舌が再びクリトリスに押し当てられて、再び体を強張らせた。
「はううっ…!」
指を埋め込まれたままでべろりとクリトリスを大きく舐められると、さっきよりも鋭い快感が走り、
一瞬背中がベッドから浮き上がった。

199:刹那×マリナ(夜這い)5/14
08/10/01 21:10:24 84A6iBJV
暗闇の中で風に揺れるカーテンが目に入った。
(うそ…。私、目を開けているの…!?)
いつの間にか、マリナの瞼は開いていた。
しかしまだ暗闇に満足に目が慣れず、カーテンの白しか識別出来ない。
と思ったら、マリナの胸までかけられているシーツの下半身部分がこんもりと盛り上がり、
やがてその中でゆっくりと何かが動き始めた。
途端に下半身に大きな快感が湧き起こり、マリナの表情がくしゃりと歪み、急に息が荒くなった。
「あっ、あ…っ、あ…っ」
目で見なくても感触で分かる。
刹那がクリトリスを舌で責めると同時に、秘穴に突き差した指をも抜き差ししはじめたのだ。
舌だけで陰核を責められていた時よりも遥かに気持ちいい。
シーツの中にいて見えない刹那の体がもそもそと蠢くのが、尚更マリナの想像力を高めていく。
(男の人のあれがこんなに気持ちいいなんて…
いいえ…、それ以前にいくら夢でも、初めてなのにこんなになってしまう私は…)
舌でクリトリスを責めながらペニスを挿入するなど、一体どれだけ驚異的な柔軟性の持ち主なのかと
気が付いても良かったはずだが、まだ夢うつつの区別も付かない惚けた頭のマリナには無理な注文だった。
(これは夢のはず…よね…。なのに何でこんな…。しかもこの感じ、すごくリアルな…)
ぴちゃぴちゃという音にじゅぶじゅぶという、粘液を掻き回すような粘着音が混じる。
これが自分のあそこから出ている音だとはとても信じられないのだった。
しかし火の付いた体はとめどなく快楽を貪り続け、もっともっととマリナの心を急かす。
(夢のはずなのに、こんないやらしい音が聞こえてくるなんて…。しかも、刹那の舌、すごく熱い…。
 どうして…?…でも…、…でも…、すごく…気持ちいい…。こんなの…初めて…)
リアルに体に感じる快楽に、さすがに不審が募る。
「んん…っ…!!」
その時、ぐいっと奥まで指が突き入れられ、思わず腰が大きく跳ね上がった。
同時にぴりりと重い指先が震えて、金縛りが既に解けている事をマリナは理解した。
(嘘…。意識があるの…?まさかこれは現実の出来事…)
顔から血の気が引くほど驚愕したが、その間も刹那の責めが止む事はない。
マリナの体も思考も、冷静な判断などできるはずもないほどに、快楽に溺れてしまっていたのだった。

(だめ…、今はもう何も考えられないわ…。この快感が去ってくれないと私は何…も…っ…)
ほのかな後ろめたさを感じながらも、マリナはその身体が望む通りに、自らの体を動かしていった。
喘ぎながらも背中だけを僅かに起こすと、後ろ手で体を支え、開かれた足を更に限界まで開いていく。
瞬間、刹那の舌が陰核の根元をほじるように強く舐めあげた。
「あ…!ああん…!」
身を震わすように仰け反り、思わず大きな声が出てしまった。
足を大きく開いた事で、明らかにクリトリスの快感が大きくなった気がする。
そして指が肉壁を擦る度に、そこから全身に広がるかのような悦楽がマリナをますます淫らにしていった。
マリナは震える足を閉じないように懸命に努力し、シーツの上から片手で刹那の頭を掴んだ。
そのせいで刹那の動きが少し鈍くなり、膣内の指の動きが僅かに抑制された。
シーツの中の刹那が、にわかに動きを止めて不満げに息を吐いた。

200:刹那×マリナ(夜這い)6/14
08/10/01 21:11:14 84A6iBJV
すぐに指が体内で折り曲げられ、もっと腰を浮かせとばかりに膣壁の腹側をぐいっと押し込まれた。
「あふ…っっ!!」
ずんっと衝撃が走って、マリナは抵抗の余地さえなく、即座に腰を浮かせた。
と同時に、中を蠢く指の動きと陰核をねぶる舌の動きが再開され、マリナはまたしても
天国のような悦楽の波の中に一瞬で誘われた。
刹那の指の抜き差しが段々速くなって行き、響く水音もまた大きくなっていく。
彼女が望んだ通りの絶え間ない悦楽を与えられて、マリナの腰も意思も完全に蕩けきってしまう。
「んん…っ、は…ぁ…ん…、ああ…っ…」
そのまま数分間2箇所を責められ続け、さっきクリトリスだけで感じた絶頂の予感とは
レベルが一つ二つ違うような、深い絶頂の兆しが広がっていくのをマリナは感じていた。
刹那の舌と指の動きにほだされて、浮かせた腰がくいくいと何度も跳ね上がるのを止められない。
その度にもっと感じろとでも言うように、指を目一杯抜き差しながら、
刹那の舌が激しく肉芽を蹂躪するのだった。
それでいて、彼は一気に絶頂を与えようとはしない。
マリナがイキそうな素振りを見せると動きを弱めて爆発を止めてしまう。
そしてマリナの体が落ち着くと再び秘核を何度も舐め上げ、上下左右の動きを取り混ぜて攪乱する。
未開発なマリナのそこは充分ほぐしてもまだ鈍く、少し弄り方を変えるだけで随分反応が違った。
どうやればマリナが一番感じるのか、それを探っているようでも、またその度に喘ぎ声が変わる
マリナの痴態を楽しんででもいるかのように、刹那は焦らすような愛撫を続けた。

「せ…つな…っ、もう、私…、わた…し…」
お預けされるかのような断続的な責めに痺れを切らし、マリナが哀願するように囁いた。
マリナの秘裂はすでに愛液と唾液が混ざり合ってぐしゃぐしゃで、刹那の指もふやけきっている。
マリナの言葉を聞くまでもなく、そろそろ頃合と見た刹那がクリトリスを唇で挟み、くちゅくちゅと揉んだ。
唇でそこを挟まれたまま、充血して硬く勃ち上がったその先端の一番敏感な所を
尖らせた舌先で素早く舐め転がされ、完全に腰砕け状態のマリナの下半身にじゅんっと一層激しい快感が走る。
「ああ…っ、気持ち…いい…、はぁ…ん…っ…」
だらしなく開いたままの口からは涎が垂れ落ちそうになる。
ひっきりなしに刹那の唇がマリナのクリトリスの根元を締め付け、舌先で先端を震わすのだから堪らない。
いつの間にか指がもう1本増やされて、マリナの中を激しく掻き混ぜていた。
「刹…那ぁ…、私、もうだめ…、だめぇ…」
マリナが首を大きく後ろに反らせていやいやと振り、限界を訴える。
ベッドに上半身を起こして座り、大股を開いてそこを男に攻められ、快感で天を仰ぎ、
長い髪を淫らに揺らす女─。
映画か何かで見た、そんな卑猥な情景がマリナの脳内に鮮やかに浮かんだ。
今まさに、そのヒロインがこの私なのだ。
年下の男の子に全身を気持ちよくされて、ひいひいと淫らに喘ぎ続ける、堕落したお姫様─。
「あぁぁぁっっ!!」
その時きゅっとクリトリスを吸われて、体が弓のように一瞬で大きく反り返った。
最大限にまで快感が激しくなったかと思うと、一気に弾けて体中をそれが駆け巡っていく。
「あぁ…っ、ああ…っ、あぁ…っ!」
全身に電流のような刺激が走ったかと思うと、それがすぐに悦楽に変わり、随分長い事体内を駆け回った。
マリナは背中を仰け反らせたまま、大きく口を開いたままで目を細め、
かすかに痙攣しながらその快感をたっぷりと味わった。


201:刹那×マリナ(夜這い)7/14
08/10/01 21:11:50 84A6iBJV
しばらく絶頂の波に晒された後、やがてその快感がゆっくりと去っていった。
マリナは支えを失ってベッドに倒れ込むと、暗いままの天井をぼんやりと見た。
(私は…イってしまったの…?)
上半身に続いてようやく下半身からも熱波が去り、穏やかな余韻の中で
ゆっくり息を吐きながら、マリナは自分の体に起こった初めての体験を思った。
頭がぼんやりとして、今の情事が本当に夢の中の出来事のように思える。
しかしシーツがゆっくりと蠢き、その中から刹那が現れると、マリナは容赦なく現実へと引き戻された。
彼の口の周りにはマリナの零した愛液がたっぷりと付いている。
それを見たマリナは愕然とした。急に、自分がとてつもない蛮婦のように思えた。
汚らわしい─。
快楽の中にいたさっきとは違い、にわかに自分への嫌悪と罪悪感がよぎる。
どこかへ消え失せてしまいたい程のネガティブな感情が渦巻き、
これがまさしく現実の出来事なのだとマリナに思い知らせた。
(そんな…。私…、何て事を…。この子に身を捧げてしまったなんて…)
刹那は指しか使ってはいなかったが、マリナは気付かず、彼と性交してしまったのだと思い込んでいた。
悲しげに目を伏せて頭を振り、これは嘘だ、むしろ妄想なのだとでも思い込もうとしてみても、
それは到底無理な事だった。
そんな後悔の渦の中にいながらも、頭のどこかで、痛みをまるで感じなかった処女膜の事が気にかかる。
─処女膜は膜ではなく襞です。先天的な要素や運動などによって、初性交前にこの襞が損傷し、
初体験時にも痛みを感じない事があります─
本の一文を思い出す。マリナはその例に自分が当てはまったのだと思った。
しかし、何歳も年下の少年にこれが初体験なのだと思われるよりは、まだ救われた気がしたのだった。

今更刹那が居心地の悪そうな空気を醸し出すのが、羞恥と後悔をより刺激する。
何か言わないと、プライドが粉々に壊れてしまいそうだ。
自分を勇気付けるためにサイドテーブルのランプに灯を入れると、
刹那の困り果てたかのような表情が目に入った。
「どうして…?」
密やかな怒りを含めた声音で、できるだけ落ち着いた風を装って言った。
声が裏返らなかった事に感謝しながら、マリナは無言の圧力を刹那にかける。
─どうしてこんな事をしたの?どうして起こしてくれなかったの?
そのニュアンスを含ませたはずだったが、刹那の返答はそれとは違う事への説明だった。

202:刹那×マリナ(夜這い)8/14
08/10/01 21:12:24 84A6iBJV
「…あなたは仮にも一国の王位継承者なのに、あまりに警備がずさんすぎると思った…。
だからもう一度、様子を見にきた…。そしてやはり、今日もまた警備は薄すぎた……」
たどたどしい説明をはじめた刹那を、呆れて見返す。
「それでまた王宮に侵入したばかりか、今夜は寝込みを襲ったって言うの?
あなたはそんな人じゃないと信じていたのに…」
マリナの咎めるような口調で、刹那がうなだれた。
「すまない…。あなたの寝顔を見たらすぐに帰るつもりだった…。しかし、その格好が…あまりに…」
マリナの着ているのは、先日と同じくキャミワンピ型のナイトドレスだ。
まさかこの程度の格好で男が興奮してしまうとは、マリナにとっては予想外だった。
しかし言われて見ると、確かに剥き出しの肩に心細げにかかる肩ひもが、卑猥と言えない事もないかもしれない。
マリナは己の浅薄さを呪った。刹那よりもあまりに無防備だった自分の方に非があるような
気になってしまうのは、マリナ生来の気質のせいなのかもしれない。
諦めて溜息を吐く。
「もういいわ…。でも明日からは警備を増やす事にするから…。もう、来ては駄目よ」
王宮運営の財政状況を鑑みると、これ以上の警備の増強は不可能かと思われたが、
そう言わずにはいられなかった。
刹那がこくりと頷き、申し訳なさそうに頭を垂れてベッドから降りようとした。

(え…?もう帰っちゃうの…?)
カーテンの揺らめく窓が目の隅に入り、何故かマリナは急に寂しくなった。
もう少し、この少年と話していたい。そんな気分になってしまったのである。
「待って…!」
刹那が片足を床に下ろそうとしたその時、マリナは強く彼の腕を掴んでベッドへと引き戻した。
どさりと音がして、刹那が仰向けに倒れ込む。
ランプの光が刹那の顔に揺らめき、陰影を濃くした。少年にも関わらずやけに色っぽく見えてしまう。
マリナは高鳴る鼓動を感じながら、刹那の全身をゆっくり眺め回した。
ふと、湿り気を帯びた彼の唇の膨らみに目が行く。
マリナよりも遥かに幼いその体なのに、この舌がさっきまで自分の体を愛し、快楽を与えていたのだ。
そう思うと、マリナの股間にまた熱いものが蘇ってくる。
視線が否応なしに刹那の股間に向かってしまう。
そこは明らかに非常事態で膨張し、彼の収まりきらない興奮を鮮やかに伝えてきた。
マリナの息が乱れる。そこが一体どうなっているのか、ちゃんと見てみたくて堪らなくなった。
持ち上がった股間を覆うクルジス風の民族衣装が、マリナに欲情と罪悪感の入り混じった不思議な感情を与えた。
マリナは痴女のように息を乱して、ほぼ無意識状態でそこに手を伸ばした。
(仕方ない…。仕方ないのよ、刹那…。私をこんな風にしたのは、あなたなのだから…。
もう私の体はあなたに汚されてしまった…。一度も二度も、同じ事なの…)
自分への言い訳以外の全ての感情をフリーズさせて、マリナの手が震えながら、そろそろと伸びていった。
「……っ!!」
マリナの指がそこに触れた瞬間、刹那の腰がびくんと跳ね上がった。
すすすっ、とそこをさすってやると、ああ…、と刹那が気持ちよさそうな声を出し、何度も体を震わせた。

203:刹那×マリナ(夜這い)9/14
08/10/01 21:13:01 84A6iBJV
マリナの手の平に、刹那の勃起がぐりぐりと圧倒的な質量を誇って押し付けられた。
(すごく…大きいみたい…。これが、私の中に入っていたの…?信じられないわ…)
まだ勘違いしているマリナは、その形を確かめるように何度もそこを弄った。
その度にズボンの中でびくんと勃起が動く。その熱さは、布を介してもはっきりと分かるほどだった。
肉棒の形に持ち上がった布越しに、それをぐいっと握り締めてみた。
「…ッ…!マリナ…・イスマイール…ッ…!」
びくんと腰を跳ね上げて、刹那が苦しげな声を出した。
「ごめんなさい…!」自分の手付きが乱暴だったのかと思い、マリナが指を急いで引っ込める。
「ち、違う…」
その指を刹那がぐいっと掴んだ。
触れられた瞬間、マリナの心臓が飛び跳ね、同時に股間からじゅくりと愛液が漏れ出した。
明らかにマリナの体は、再度の悦楽を欲しがっていたのだ。
切なげに細められた刹那の目が、マリナを食い入るように見つめてくる。
言葉にしなくても、彼が言いたい事はマリナにもはっきり分かった。

マリナの心が性欲の誘惑と王女としての貞節の狭間で、最後の葛藤を演じる。
(だめよ…。マリナ・イスマイール…。いつもシーリンにも言われてるじゃないの…!
毅然としなさいって…。今からでも遅くない、刹那にはっきり言うの…。
『たかが平民如きがこの私に触れようなど恐れ多いと、身の程をわきまえなさい!』
そう、そうよ…。アザディスタンの第一王女としての矜持を…)
俯いて苦しげに声を絞り出す。
「た、たかが平民…」
しかし言葉が続かない。どうしても欲望に抗えない。
(ああ…、駄目よ…、そんな事とても言えない…!ごめんなさい…、シーリン…!!)
何故か国民代表として、シーリンの不機嫌な顔が浮かんだ。

それを頭から必死で振り払い、マリナは誘惑に負けて一気に刹那のズボンを引きずり下ろした。
勢いよく飛び出した男根に、思わず感嘆の溜息を吐いた。
「あぁ…、すごいわ…、刹那…」
初めて見る勃起した男根は体のどの場所よりも皮膚が薄く、滑らかに輝いているようにも見えた。
マリナが思っていたより遥かに美しく、そして可愛い。マリナは宝石でも眺めているかのような気分になった。
(すごく綺麗…。これが男の人の…。早く触ってみたい…!)
ペニスを求める指先が待ち切れずにふるふると震え、マリナの全身が期待で熱くなる。
まさか自分の中にこんな秘めた欲望が眠っているとは、今の今まで気付きもしなかった。
『アザディスタンの未来をあなたに賭けてみたいの。あなたには、それを成し遂げるだけの何かがあると思うから』
シーリンの言葉が蘇ってくる。
(シーリン…。もしかしたら、こういう情熱の事を言っていたの?)
最早マリナの思考は、自己正当化の解釈ばかりを勝手に行うのみだった。

遂に、マリナの指が刹那のそこにかすかに触れた。
刹那が低く呻き、先端から堪えきれない先走りが溢れ出る。
ランプに照らされたそれが、湯気を立てているようにも見えた。
マリナの目が女豹のようにギラつく。昼間の顔とは裏腹の妖艶な表情は、刹那が初めて見るものだった。
マリナの力仕事などした事もないというようなか細い指が、勃起の側面をそっと撫でる。
一段とペニスが硬くなり、我慢の限界が来て、刹那は勢いよく体を起こした。

204:刹那×マリナ(夜這い)10/14
08/10/01 21:17:15 84A6iBJV
「マリナ・イスマイール…ッ!もう拒絶は許さない…!」
そのままマリナに覆い被さり、押し倒そうとしたがマリナは全身に力を入れ、それを拒絶した。
代わりに驚くほど勢いを付けて、マリナ自身が刹那へと覆い被さってきた。
長い黒髪が刹那の顔にも首にも掛かり、その狭間からはランプの灯がチラチラと輝く。
懐かしい中東の芳しい香りが漂ってきて、刹那は幻想的な気分に浸ってされるがままになった。
そのまま首筋や鎖骨を唇で弄られるままになっていると、
いつの間にかマリナがナイトドレスの裾を捲り上げ、腹の上に乗っていた。
刹那を見下ろしてくるマリナの顔には、王女の高貴さと妖婦の淫靡さが同居している。
すぐに妖婦の影が濃くなり、もう我慢できないという風に、かすかに開いたままの唇を赤い舌がぺろりと舐めた。
その仕草で我慢できなくなったのは、刹那の方だった。
マリナの腰を両手で掴んで、自分の勃起の上へと強引に落とした。
「きゃっ…」
体をこじ開けるようにして、マリナの体内にそれがずぶずぶと侵入してくる。
一瞬恐怖がよぎったが、熱い塊がどんどんと体内へと埋め込まれていくと、
マリナはすぐにその感触に心を奪われてしまった。
(あ…っ、ああ…っ!すごく大き…い…!さっきよりも…!)
本当はこれが初体験なのだが、不思議な事に痛みはほとんどなかった。
初めてではないという思い込みと、しとどに濡れていた事に加え、力を抜いていた事も大きかったのかもしれない。
とにかく、これが2回目の結合だと思い込んでいるマリナは、自分の体の事よりもむしろ
上から見下ろす刹那の気持ちよさそうな顔の方がより重要だった。
(繋がってる…。私…、刹那と…!)
全て埋め込んで刹那が一息大きく息を吐き、うっとりとマリナを見上げてくる。

崇める様に見つめられて、マリナのプライドは大いに満足した。
「大丈夫…。私に任せて…」
マリナはゆっくりと腰を持ち上げ、半分程度まで勃起を引き出した。
そこから自重をかけて、一気に腰を落とす。
じゅぼっと水音が響いて、擦れた膣壁に強烈な快感が走った。
「あ…っ、ああんっ…!」
喉からは甲高い喘ぎが迸る。下の刹那もまた、マリナの降下に併せて気持ちよさそうに表情を緩めた。
数回ゆっくりと体を上下に動かしてみると、熱い肉棒が壁を拡張してめり込んでくるのが分かった。
往復を重ねるごとに、そこが蕩けそうに気持ちよくなった。
(ああ…、嘘…。刹那が初めての人なのに…こんなに感じてしまうなんて…私…)
膣内をペニスが行き来する度に、どんどん悦楽が強くなって行く。
マリナは自然にスピードを速め、更に深く勃起を飲み込んで腰を振り続けた。
「あんっ、あんっ、刹那…っ、私、ちゃんとやれてる…っ…?」
「あ…ぁっ…。俺…はあなたにもう…一度会いたく…て仕方なかった…。夢にまで出てきて……」
「夢…?だか…ら…っ、眠れなくて今日も…っ…、会いに来てくれ…たの…?あ…ん…っ…!!」
足の踏ん張りが利かず、バランスを崩しそうになった所に、刹那が手を差し出してくれた。
その手に手を重ねて体重を預け、体の欲するままに腰を激しく打ち付けて行く。
まるで刹那こそがマリナの運命の王子様かと妄想させるようなフィット感で、
マリナの膣内には極上の快感のみが走った。



205:刹那×マリナ(夜這い)11/14
08/10/01 21:18:01 84A6iBJV
段々激しくなる動きでぎしぎしとベッドが遠慮なく軋み、刹那の体がマットにめり込んでいく。
マリナは上下運動に加え、体を前後にスライドさせるように動かし始めた。
マリナのいい所を刹那の勃起が擦り上げ、快感が強まってマリナは泣き出しそうに顔を歪めた。
(ああんっ…!気持ちいい…。気持ちいい…。こんな快感があるなんて誰も教えてくれなかった…!)
「マリナ・イスマイール…。そんなに気持ちいいのか…?」
「あん…っ、ああ…っ、ん…っ!ああ…っっ!」
マリナが首だけを振って返事をする。
泣きそうな顔と、何の戸惑いも見せないかのような激しい腰遣いの対比がアンバランスで堪らない。
刹那は腰をぐんっと大きく振り上げた。
「やぁぁんんっっ!!」
マリナの体が弾んで浮き上がり、黒髪がばさりとキャミソールの肩ひもから肌へと落ちる。
刹那はマリナと強く指を絡めて彼女の体重を支え、何度も突き上げてやった。
自然に息が合い、結合が深まっていく。
(ふあ…ぁぁ…っ、もう何も考え…られな…い…。ああっ…!そこ…っ!!)
刹那の勃起がマリナの一番感度の高い部分を、一番いい角度で鋭く擦った。
思わずきつく閉じていた瞳をわずかに開けて、刹那の顔を見る。
刹那が畏れと興奮の入り混じったような目で、マリナを食い入るように見ていた。
(いやぁ…っ!見ないで、刹那…。そんな目で私を見ないでぇっ…!!)
恥ずかしさが湧き起こってくるが、それがよりマリナの体を敏感にしていった。
マリナの顔は真っ赤に染まり、恥ずかしそうに目をきつく閉じながらも刹那に合わせて腰を振る。
快楽を全身で貪るかのような姿に、刹那は釘付けになってしまった。
マリナの最も感じる角度とペースを学習し、そこばかりを狙って激しく腰を突き上げる。
マリナの反応が強くなった。もう遮るものは何もないかのように、刹那の上で無我夢中で喘ぎ続けている。
「あぁ…んっ、あぁんっ!そこ…!いやぁん…っ、ダメぇっっ…!!」
「そうか…、わかった…」
「いやぁぁんっ!」
言葉とは裏腹にぐんっ!と一段と激しく突き上げられて、悲鳴にも似た声が迸った。
恥ずかしいと思っても、もうマリナ自身の意志ではそれを留める事など出来そうにもなかった。
ぬるぬると湿りきったマリナの膣壁に、刹那の男根が何度も擦り付けられた。
(ああんっ!もう駄目…ぇ…っ!またイっちゃう…!イッちゃ…!)
マリナが2度目の絶頂を迎えようとしたその時、不意にドアをノックする音が響いた。
途端に二人して凍りつき、動きを止めて息を潜める。
すぐに廊下から、警護と思われる王宮兵士の声が響いてきた。
「殿下…?いかがなされました?マリナ・イスマール王女殿下…!?」
随分狼狽しているようだ。
(それほどに、私の声が激しく響き渡ったと言うの…!?)
羞恥よりもむしろ怖れを感じて、マリナは刹那と上下で見合った。

206:刹那×マリナ(夜這い)12/14
08/10/01 21:18:56 84A6iBJV
すぐにがちゃっとドアノブに手を掛ける音がして、マリナは瞬時に刹那から体を抜き出し、
頑丈なだけがとりえの重たい扉に駆け寄った。
安全上の問題で、マリナの寝室には常時鍵は掛けられていない。
このまま扉を開けられる訳にはいかない…!
マリナは焦りに焦って必死でドアノブを押さえ込んだ。
その太ももの内側に、溢れ出た愛液が生温かく滴っていく。
「殿下…!?お開け下さい、殿下…!!」
「私は平気だから…!問題ないから…!」
「しかし、随分苦しそうなお声が…」
かっと顔が赤くなる。がちゃがちゃとドアノブが回されるのを必死で抑え付けた。
「何でもないの…!ちょっと…、そう、ちょっとおなかが痛かっただけなの…!」
「ええ!?腹痛ですと?腸閉塞や盲腸の類では…」
「違うの。そんな事じゃないの…!」
マリナの余りに必死な様子に違和感を覚えたのか、急にドアノブの回転が止まった。
扉の向こうで、衛兵がなにやら考え込んでいるのが分かる。
「…殿下、扉を開けてベッドにお休みになっていてください。直ちにシーリン様と侍医を呼んでまいります」
すぐにたたっと走り去る音が聞えて、マリナはようやく安心して息を吐いた。
自分の為に奔走してくれる兵士に感謝の念が起こるが、同時に罪悪感もまた強まってくる。
「刹那、今日はもう…」
帰ってちょうだい、と振り返ろうとした瞬間、後ろから腰を両手で抑えられ、ぐいっと尻を持ち上げられた。
「……!!?」
驚いて振り向いたその先にはまだ荒ぶる肉勃起が先走りを滴らせ、隆々とそそり立っている。

「刹那…!?」
慌てて声を掛けたが、返って来た視線には強烈な雄の欲情が漲っていて、マリナは何も言えなくなってしまった。
ぐりぐりと花唇を抉るように先端が膣口に押し付けられる。
刹那がこの場で続きをするつもりなのを、マリナは確信した。
(そ、そんな…。シーリン達がやってきてしまう…)
侵入者とセックスしている所を、よりによってシーリンに見つかるなどありえない。
一体どんな風に叱られ、軽蔑されるものか。
主従の関係でありながら、シーリンの厳しさを思い出し、マリナは思わず身震いした。
刹那、やめて…!そう言おうとした矢先、刹那のそれが再びマリナの中へと一気に突き入れられた。
「あぁぁ…んん…っ!!」
ずぼっと奥まで強烈に抉られて、一瞬、電流のような快感が脳天まで響いた。
絶頂間際で放置されていたマリナの体は、その一突きで一気に欲を思い出してしまった。
下半身からふっと力が抜け、刹那の勃起を不必要なほどのキツさで締め付けていた肉の抵抗が緩んだ。
即座に刹那がマリナの腰をしっかり掴んで、遠慮のない突き込みを食らわしていく。
刹那としてもシーリン達が駆けつける前に、一刻も早く精を出してしまいたい一心だった。
いきなりラストスパートに向かって、深く速く貫いていく。
(んん…っ、また…、気持ちいい…!でも、速く…早く…!シーリンがぁ…!)
後ろからがんがんと揺さぶられながら、マリナは冷たい扉に顔を押し付けて、声を我慢した。
肉がぶつかる音とピストンの度に後ろから聞こえてくる刹那の吐息が焦りと同調して増幅し、
マリナの淫欲となり、最終的に快感へと変化する。

207:刹那×マリナ(夜這い)13/14
08/10/01 21:19:28 84A6iBJV
荒々しく突かれながら、シーリンの駆け寄ってくる姿がマリナの脳裏に浮かぶ。
(刹那…、刹那、早く…!)
「…ん…っ!!んん…っ!!…んーっ!」
声を出さないように耐えながら、マリナは最後の力を振り絞って
両腕の手の平を扉に押し付けると、腕を伸ばしていった。
ぐぐぐっと刹那を押し返しながら体が後方へと移動し、より尻が突き出される格好になる。
「あぁ…っっ!!」
動きやすくなった刹那にずんっと奥深く突き入れられ、我慢できずに叫んでしまった。
「マリナ様…!?」
廊下の向こうの方からシーリンの驚いた声が聞え、数人の足音が一気に速まり近づいてきた。
「せ、せつな…ぁ…っ」
もう来てしまう…。早くして…お願いだから…。
そう言いたくて後ろの刹那を振り返ったが、その瞬間一層強く突き入れられて扉に顔面を打ち付けてしまった。
その鈍い音に驚き、刹那のピストンが少し弱まった。
咎めるように刹那を睨み、マリナは自分で腰を前後に動かして突き込みを促した。
すぐに刹那のピストンが復活し、再びマリナのそこが快楽に疼く。
片手を扉に押し当てて体を支え、もう片方の手で口を抑えてもなお、堪えきれずに声が出てしまうのだった。
「マリナ様…!?開けてください、マリナ様…!」
「ああ…んっ…!シー、リ…ン…、ダメ、ダメなのぉ…っ!ああんっ!」
駆けつけたシーリンがドアノブを回して開けようとするのを、またしても必死で阻止し、喘ぎまじりに訴える。
「おなか…、おなかが…、ああ…っ…!痛く…て…、んんっ…!もう…私…っ、ひああ…んっ!」
突き出している腰を更に一際高く引き寄せて、刹那が射精に向かって更に深く打ち込み始めた。
「マリナ様!?それなら、お部屋のお手洗いに…」
「やぁ…っ、無理…、無理なのぉっっ…!向こうに行ってて、シーリン…ッ!」
快感と理性が混乱して、涙が溢れてきた。
この扉一枚隔てて、自分は家臣の前で自分より遥かに年若い少年、
しかもテロリストに後ろから揺さぶられているのだ。

膝がガクガク震え、結合部から湧き出た愛液がぬぷりと滴っていく感触がはっきり分かった。
もうまともに喋れそうにもなかったが、それでも言い訳を続けずにはいられない。
「もう…っ、ああんっ…!わた…し、わた…しぃ…っ!動けないのぉっ……!」
「マリナ様…」
ドアの向こうから、シーリンがやけに冷静に呼びかけてきた。
(バレた…!?)
一瞬最悪の事態が頭をよぎるが、今のマリナにはどうする事も出来ない。
必死で息を潜めてシーリンの言葉を待った。
「いいですか、マリナ様。衛兵は別の場所へ向かわせました。ここには私と侍医しかいません。
もう、我慢なさらずにそこで出しておしまいなさい」
清廉さが売りの、あのマリナ・イスマイールが王宮内で情事に耽っているなど、
シーリンは露ほども考えなかったに違いない。
素直にマリナの言い訳を信じ込み、シーリンは子供に言い聞かすように、優しく、
しかし厳しさをも込めた口調でマリナを諭した。

208:刹那×マリナ(夜這い)14/14
08/10/01 21:20:31 84A6iBJV
「こ…こで…?あ…ん…っ!ああんっ…!」
「ええ」
マリナはその言葉で、赦しをもらったかのような心持になった。
(わ…かったわ…。シーリン…、あなたの言う…通り…に…)
扉に突っ伏した腕に力を入れて、刹那のピストンに合わせる様に大きく腰を動かしていく。
マリナの腰が前後する度に筋肉の収縮で膣壁が締まり、刹那を追い立てていった。
前へと押し付けられるマリナの体を受け止めるように、刹那の腕が胸に回された。
いくら小ぶりだとは言え、下向きの乳房には全ての肉が集約されていて、
刹那の手には充分すぎるほどの重みが感じられた。
五指を拡げて乳房を手の平に収め、ゆっくりと揉みしだく。
後ろから貫かれながら胸を鷲掴みにされていると、まるで自分の全てを
支配されてしまったかのような気持ちになり、マリナは恥辱と背徳感で一杯になった。
それでも挿入部から全身に広がっていく快感が収まる事は決してない。
二人の肌の擦れる音と、結合の水音が扉の向こうのシーリンに聞えない事だけを願った。
「マリナ・イスマイール…、これで…最後だ…」
刹那がぼそっと呟くと、深く突き入れるのに合わせて、キャミソールの上から乳首をきゅっと捻り上げた。
「ん…っ!んあ…っ、あぁぁぁんんっっ!!!」
その刺激で、遂にマリナは今晩2度目の絶頂を得た。
硬直が解けた後、脱力してドアに寄りかかる時に刹那の勃起が抜かれ、ぶしゅっと音がしたかと思うと、
太ももの後ろ辺りに熱い感触を感じた。
どろりとしたその触感で、刹那もようやく精を放った事をマリナは知った。
そして、あの本に載っていた白濁の絵を思い出した。
(独特な臭いだとは知ってはいたけど…、確かに…臭い…)
その生温かい感触に気を取られていると、ずっと体の傍に感じていた刹那の体温がいつの間にか遠ざかっていた。

はっと後ろを振り返った時には、既に刹那の姿はなかった。
(……刹那。また、会えるわよね…)
寂寞に浸るマリナに、廊下のシーリンが静かに声を掛けてきた。
今度は落ち着き払った中にも、諦めのような侘しさが滲んでいる。
「マリナ様…?ご安心くださいね…。後始末は…」
いけない…!!
マリナは脱兎の如く飛び上がり、慌てて戸棚から香水を取り出すと、辺りに振り撒いた。
ガチャリとノブが回される。
マリナはドレスの裾を整え、刹那の精液を生地の裏で拭った。
すぐに扉を開けて入ってきたシーリンに、あえて気付かせるようにして香水をわざとらしく後ろに隠し、
思わず太ももを刷り合わせた。
シーリンが同情を込めた目でマリナを見た後、すぐに目を反らし、悟ったような表情で咳払いをした。
マリナは直ちにここを去りたくなった。
「あ…、ご、ご不浄に…行ってきますっ…!」
「ごゆっくりどうぞ…」
シーリンの声がすごく優しい。
消える事のない罪悪感を感じながら備え付けのトイレに駆け込んで、
下半身を濡らす二人分の体液を丁寧に紙で拭き取る。
今日の事はシーリンにとってもマリナにとっても、違った意味で一生の禁句事項になる事は確実だった。
しかし刹那との秘め事を知られる位なら、不名誉な誤解を受けたままの方が余程ましなのは、
マリナの身分上当然の事なのだった。

                                      (完)


209:名無しさん@ピンキー
08/10/01 23:41:07 XD7nSga+
おおおお神が降臨していた!GJ!
二期じゃ刹那とマリナの接点も増えそうだし楽しみだな

210:名無しさん@ピンキー
08/10/02 00:53:50 6fXmpjvg
クールな刹那の余裕のないところが見れたー
乱れるマリナもGJ

211:名無しさん@ピンキー
08/10/02 18:54:17 8LnkTuMQ
>もう私の身体は
>一度も二度も同じ
壊れた瞬間がこれ程萌えるとは
初めてマリナ様の魅力に開眼した

212:名無しさん@ピンキー
08/10/02 20:07:59 gNVod6R1
マリナタンエロ可愛いよマリナタン

213:名無しさん@ピンキー
08/10/03 22:16:28 8Z9MycFW
鼻息荒くしながら読みました。GJ!

214:名無しさん@ピンキー
08/10/04 23:58:25 lz/d9EkF
明日からの放映が燃料になればいいですな。

215:名無しさん@ピンキー
08/10/05 03:43:03 w+aqHV9M
刹マリエロ最高すなあ
神GJ!

216:193
08/10/05 04:32:51 XkNWp++9
スメラギ×シャルの続きをupしました。今日から二期も始まりますし、
積み残しは、また適当な時期に。
読んでくださる方、いたらありがとうございます。

他のSSの投下よろしくお願いします>All

なお、00Fのキャラクターにハナヨを追加したので
それも以下にupします。

●ガンダムマイスター874(ハナヨ)
第二世代からのガンダムマイスターだが人間ではなく、
ハロと同じ独立端末(ただしネコ耳とネコ尻尾付き)に入っている独立AI。
シャルの苦労を00P時代から見てきている仲間でもある。
ネコ耳の幼女の立体映像を投影して人前に現れることが可能。
フォン・スパークの手錠の管理や戦闘サポート等を行っている。
ヴェーダと直接リンクが可能であり、ヴェーダに絶対服従していたが、フォンに感化されて
自分で物事を判断するように。それからはどんどん人間らしくなってきている。
ヴェーダとつながっている「姉弟」が世界中におり、ティエリアは「弟」にあたるらしい。
CB壊滅後、自分とそっくりの「妹」ハヤナにハロ部分をバラバラにされるが、
本体データはヴェーダ内にバックアップされて無事。友達でありフェレシュテのメカニックをつとめる
インド系美少女・シェリリンの懸命な修復作業でなんとか意思疎通ができるまでに回復した。

217:スメラギ×00Fシャル(43)(エロ無し)
08/10/05 04:34:57 XkNWp++9
「プルトーネに、コアファイター・・・?
まさか、あなたの組織は今まで第二世代の機体を
運用して活動していたっていうの!?」

今日起きてから今まで、私は何度あなたに
「まさか」って言わされたかしらね。シャル。

「そうです、スメラギさん・・・それに15年前、
わたしは第二世代ガンダムの開発に参加していました。
ガンダムプルトーネのマイスターとして」

私が黙り込んだのは、
シャルの答えに驚愕したせいばかりではない。
淡々と答える彼女の表情ばかりでなく、
全身が深い影に包まれていくように見えたからだ。
モニターが宇宙の闇しか映さなくなったからだろうか。

それにしても、本当にまさか、だらけ・・・
シャルが15年も前からガンダムの開発に関わっていたなんて。
しかも、ヴァーチェとナドレの元になった機体の
マイスターだったなんて。
そしてその第二世代ガンダムが、今の彼女の組織で
運用されていたなんて・・・

だから知っていたのね、トライアルシステムのことを。
そういえば。イアン・ヴァスティ、そしてドクター・モレノも、
15年前にCBに来て第二世代の開発に加わったのだったか。
あなたとあの二人とは、その頃からの知り合いなのね。きっと。
「!!」
知り合い。その言葉から、今更のように重大なことを思い出す。

218:スメラギ×00Fシャル(44)(エロ無し)
08/10/05 04:42:20 XkNWp++9
フェルトの両親は、第二世代のマイスターだったのだ。
ならばシャルは彼らを知っている・・・どころか、
共にガンダムを開発した仲間のはず。イアンやモレノ先生同様。

フェルトの父と母はガンダム開発中の事故で -- おそらくは
あの「プルトーネの悲劇」で命を落としたらしい。

そして。以前、モレノ先生から聞いたことがある。
GN粒子の毒性が原因の傷は治らない。後遺症も残ると。

シャルの顔の左に走る傷と、特殊な処置を受けた左眼は・・・
それにもしかしたら、真っ白なその髪も・・・
GN粒子を浴びた結果だというの?

シャル。プルトーネのマイスターだったあなたが
そんなに重い傷を負ったのは・・・
やはり「プルトーネの悲劇」を直接体験したから?
だからあなたはここへ来て、モレノ先生の検診を
受けなければならなかったの?事故の後遺症のために。
そして事故の時、フェルトの両親もあなたと一緒にいた・・・?

だめ。聞けるわけない、こんなこと。
どう考えてもシャルが関係していないはずがない以上、
事故のことを聞けば必ず彼女を傷つけるだろう。
だが。短い沈黙を破り、シャルがまた話し始めた。
私が知りたかったことを。

219:スメラギ×00Fシャル(45)(エロ無し)
08/10/05 04:44:24 XkNWp++9
「今、あなたの下にいるフェルト・グレイスの両親は・・・
わたしの大切な仲間であり、家族でした。
それにフェルトも、私にとっては娘と同じ存在でした。
生まれてから数年は、ほとんど毎日一緒に過ごして
あの子の成長を見ていましたから。母親ともども」
「・・・そんなに、前から」

知らなかった -- 当たり前だけれど。
あなたとフェルトが、そんな関係だったなんて。
だからなのね。あなたが母親のような安心感を
人に与えることができるのは・・・

だが、すぐに気づいた。
シャルの顔の周りを漂う憂愁が、身体にまとわりつく影と
同じくらい濃くなっていることに。

この話は終わりにした方がいい。
そう直感して、もうひとつ気になっていたことを訊いてみる。

「シャル、さっき言ってたわね -- あの戦闘データを私に
送ってくれたのは、ヴェーダの判断のみに頼って行動していた
あなた自身の愚かさを私に知らせるためだ、って。
どういう意味なのか、教えてくれない?」

下弦の月のように傾いていたシャルの顔が上がり、
モニターの向こうに広がる無限の夜に視線を送る。
「スメラギさん。彼が・・・私の部下が生きてここまで
来られたのは、なぜだと思います?」

220:スメラギ×00Fシャル(46)(エロ無し)
08/10/05 04:48:11 XkNWp++9
そう。さっき、私もそれを考えかけていた。
心肺停止まで10分を切った状態で脱出を決断し、
コアファイターを分離し、トリニティの追撃を避ける。
しかも、オートパイロットなしで。
それだけでも不可能に思えるのに、意識があるかどうかも
あやしい状態でトレミーに救援を求めるという判断を下して
進路を定め、長時間航行に入る・・・
どう考えたって、できることではない。普通なら。
それじゃ、いったい -- 何が普通でなかったというの?

「このコアファイターの行き先は、やはり・・・」
「ええ。プトレマイオスへ向っています」
「あなたがコクピットに指示を送ったの?ここでモレノ先生の
治療を受けるようにって」
「いいえ。試みたとしても、この時点では不可能だったでしょう」
「でしょうね。それにしても…心肺停止直前のパイロットが
脱出できたのはどうして?それにGN粒子砲を避けられたのも」
「コアファイターでの脱出を決断して実行し、操縦していたのは
彼ではありません。この戦闘データを記録した独立AIです」
「何ですって?」

たとえば、ロックオンを補助してデュナメスの機体制御を行う
ハロのような独立AIなら、私もよく知っている。だけど。
「独立AIが、トリニティの攻撃を避けられたりするかしら?」
いくらハロが優秀でも、そこまで高度な制御はロックオンの領分だろう。

「ただの独立AIではありません。彼女は・・・私と違って
戦闘の経験もある、第二世代のガンダムマイスターでしたから」

独立AIが、ガンダムマイスター・・・?
しかも「彼女」ですって?

221:名無しさん@ピンキー
08/10/05 17:34:26 4bV/Oh80
相変わらず(゜д゜)ポカーンな1話だけど頑張って何か書いてみよう

>>220
区切るなら続くとか書いたほうがいいですよ

222:名無しさん@ピンキー
08/10/05 17:45:51 qkESW+Xf
苦しむルイスを見て(;´д`)ハァハァした俺はリョナ属性でもあるんだろうか?
とりあえず2期も(性的な意味でも)楽しみなんだぜ!

223:名無しさん@ピンキー
08/10/05 17:54:11 kuk6O+LH
ラストに流れたOPでまさかのソーマ×アンドレイフラグが?!

224:名無しさん@ピンキー
08/10/05 17:59:29 0nbuP4kB
なんかルイスに死亡フラグたってるな。理由としてはガンダムで薬服用してる人は
だいたい死んでいる気がする。

ともかく、>>208>>220GJ!!

225:名無しさん@ピンキー
08/10/05 18:06:07 E4kIdqDY
フェルトがかわいいそれだけ・・・

226:名無しさん@ピンキー
08/10/05 18:10:03 IZFvqxP0
OPでいくと刹那×マリナ(少なくとも刹那→マリナ)は期待していいんだろうか
でも21歳と28歳ってすごいなwちょっとしたチャレンジだよなあ

227:名無しさん@ピンキー
08/10/05 18:19:36 d8HnTm2H
28歳?たいした問題ではない。なぁに、かえって免疫力が(ry

228:名無しさん@ピンキー
08/10/05 18:40:12 0w+MaYzH
刹フェル書いてみようと思って万死に値する

229:名無しさん@ピンキー
08/10/05 18:42:25 qB8jet9w
真面目な話、外見に関して年齢ってそんなに気になるもん?

アニメでは現実に一番年齢が出る肌の描写が省略されるから2,30代に
関しては設定以外で加齢を感じない人がほとんどだと思ってたけど。

まぁ何でこんなこと聞くのかというと、SS書く時に皺や肉体的な衰えの描写は
避けるべきなのか、むしろした方がいいのかとふと思ったからなんだけど。

230:名無しさん@ピンキー
08/10/05 19:00:18 U61GoL/c
お手入れのいい人は老化が遅いという事にしてやれ
24世紀だし

231:名無しさん@ピンキー
08/10/05 20:01:18 w+aqHV9M
刹マリのSS期待してるよー神!
OPでめちゃくちゃ萌えたぜ!

232:名無しさん@ピンキー
08/10/05 20:20:17 +cBjVVuk
>>228
よろしく頼む

233:名無しさん@ピンキー
08/10/05 21:16:56 +f0ZAsGP
>>229
まぁ、マリナ様は婆臭いんでw
それが良いわけだが

234:名無しさん@ピンキー
08/10/05 22:01:59 lUM97g+D
女キャラがみんな可愛くなってて驚いた
特にマリナ、ソーマにフェルト

ルイスはまあ薬なんで微妙だけどなww
OPの刹那に手を伸ばすマリナ相当美人だったなあ

235:名無しさん@ピンキー
08/10/05 22:37:34 lTNq4xcm
>>233
婆臭い…?
むしろ若返って可愛くなってるような気がする

236:名無しさん@ピンキー
08/10/05 23:14:12 +f0ZAsGP
>>235
いや貧乏臭さと性格でね

237:名無しさん@ピンキー
08/10/05 23:55:30 z3aaGB5H
マリナは29歳なんて微妙な年齢だからどっちつかずなんだよな
スメラギさんやシーリンははっきり三十路越えしてるから
開き直ってババァの良さをアピールできるけどさ

238:名無しさん@ピンキー
08/10/05 23:56:23 xWMVDCWU
例の件
ソーマが20歳になるのを待っていたんですねわかります

239:名無しさん@ピンキー
08/10/06 00:01:24 7180rAxr
>>238
養子にならないか?ではなく結婚しないか?
ですね。

240:名無しさん@ピンキー
08/10/06 01:33:06 j9YahaBz
セルゲイ「というわけで、来月ピーリス少尉と結婚することになった」
ソーマ「ママと呼んでもいいですよ、アンドレイ」

アンドレイ「ダメだこいつら……早く何とかしないと」

241:名無しさん@ピンキー
08/10/06 01:46:20 kqjmSqKc
しかも年齢はアンドレイ>ソーマで階級はソーマ>アンドレイなんだよなw

242:名無しさん@ピンキー
08/10/06 02:18:36 hT2E1dN8
アンドレイ「納得いくか畜生…年下の母親でありながら尚且つ自分よりも階級上なんて…」

243:名無しさん@ピンキー
08/10/06 06:51:17 yDL7UxCz
顔はアンドレイってかなり正統派軍人みたいでよろしいと思う
ちょっとルイスとソーマとの展開、どっちに転ぶか楽しみだな

244:名無しさん@ピンキー
08/10/06 09:38:42 g3DYsp4U
OPがカプ要素満載だったな
刹マリ和姦、アレソマヤンデレ、ルイスアンドレイ沙慈のNTRのSSを神が投下してくださるよう祈っております!

245:名無しさん@ピンキー
08/10/06 14:34:55 wSNhXvsW
養父がセルゲイで舞-乙HiME思い出しちゃったよ。
ソーマがニナみたいなヤンデレになってくれないかと期待している。

246:名無しさん@ピンキー
08/10/06 15:32:34 ++bY92d1
ソーマ「プロポーズしといて、子ども隠してるってどういうことですか」

247:名無しさん@ピンキー
08/10/06 15:51:53 j9YahaBz
セルゲイ「アンドレイのことは素で忘れていた。今は反省している」

248:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:20:49 bLmzfvhf
嫌な修羅場だなw

249:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:31:59 7180rAxr
こんな歪み、ソレスタに介入してもらわなければ……誰が適任だ?

250:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:38:14 O16jHZeA
刹マリ前提の刹ネナ希望!
最初は嫌がる刹那がいつの間にか・・・って感じ
このスレの刹ネナがえろくて神だったのでw

251:名無しさん@ピンキー
08/10/06 18:21:21 XDzRFXDx
>>249
ハレルヤさんしかいないだろ

252:名無しさん@ピンキー
08/10/06 19:11:29 g3DYsp4U
昨日のOP見て刹マリに萌えたので勢いで作成
初めてですが投下していいですか?
長いので今日は前戯まで

253:名無しさん@ピンキー
08/10/06 19:13:48 g3DYsp4U
状況ですが、1期25話の遺書メールから1年後位の設定です
14話夜這いシーンへのオマージュとしてw

254:刹那×マリナ(和姦)1
08/10/06 19:31:09 g3DYsp4U
相変わらず何という美しさだろう。月光に照らされた類まれなる美貌
と漆黒の長い髪を持つこの中東の皇女をじっと見下ろしながら刹那は
感動を覚える。願わくば澄み渡る美しい青空のようなその瞳を覗き込
み、胸が切なくなるような懐かしさを覚えるその声を聞きたかった。
だがそれは自分には許されないことだ。最終決戦前に彼女に送ったメ
ール。マリナはもう自分がこの世に存在しているとは思っていない。
そしてそう思わせておいた方が彼女のためなのだ。

戦い以外でマリナだけが自分と世界を繋ぐ希望だった。道は違えど目
指すことが同じマリナに同志的絆を感じた。そしてそれ以上に自分は
マリナに強烈な執着心を感じていた。どんなに裏切られ、危険な目に
遭おうとも、人を信じ分かり合おうとし、それが出来ると信じている
この甘ったれた皇女に現実を突きつけて、奈落の底に突き落としてや
りたかった。一方でマリナを傷つける者は何者であっても許せないと
思う。場合によってはそいつの命を奪うことすら自分は何の躊躇もし
ないだろう。マリナに抱く気持ちはいつも相反する強烈な感情を内包
していた。触れて欲しくない触れたい。否定して欲しい受け入れて欲
しい。傷つけたい愛したい、そして愛されたい・・・・

いつまでも眺めていたかったがそうもいかない。名残惜しい気持ちは
あるが手を伸ばせば触れることの出来る距離でマリナを見ることが出
来た、それだけで満足だった。最後にもう秋だというのに薄着のまま
で穏やかな寝息を立てるマリナに、そっと寝具を掛けなおすと後ろを
振り向かず立ち去ろうとした。

255:刹那×マリナ(和姦)2
08/10/06 19:31:42 g3DYsp4U
と、いきなり胸元に巻いたストールを引っ張られバランスを崩してマ
リナの寝ているベッドにしりもちを付いた。

「・・・・!」

いつの間に目を覚ましたのかマリナが上半身を起こしそのストールの
端を握り締めて自分を見つめていた。

「刹那、また何も言わずに行ってしまうの・・?」
「マリナ・イスマイール・・・・」

みるみるマリナの目に涙が溢れ、嗚咽を漏らす。

「私は・・・私がどんなに心配してっ・・・あなたはきっと生きてい
るって・・・絶対に無事だって信じて・・・」

最後は言葉にならずマリナは泣き崩れた。抱きしめたい衝動に駆られ
ながらも、自分のような血で汚れた人間がマリナのように汚れを知ら
ぬ美しい人に触れることは許されないと拳を握りしめる。次の瞬間、
信じられないことが起こった。マリナが自分の首に両腕を回し、すが
り付いてきたのだ。

「無事で・・無事で良かった・・私は毎日あなたのメールを読んで信じていたの・・・」

首筋に暖かいものが流れ、マリナの吐息を感じる度に、抱き締めたく
てたまらない気持ちになる。それでもまだ理性を働かせ爪が食い込む
程拳を握り締めて耐えた。

256:刹那×マリナ(和姦)3
08/10/06 19:32:15 g3DYsp4U
ダメ押ししたのは鼻をかすめたマリナの甘く柔らかい香りだった。『も
う抑えられない・・』華奢なマリナの体をきつく抱き締めた。マリナ
が一瞬息も出来なくなるほど強く強くかき抱く。一瞬強張ったマリナ
の体から力が抜けていくのを見計らい、腕を緩めて真正面からマリナ
の顔を見据えた。涙に濡れた哀しげな美しい顔を両手で包み込み、そ
っと口付ける。

「・・んっ」

かわいい吐息を漏らすマリナに完全に理性が吹っ飛び、今度は激しく
その小さくて形の良い唇に舌を挿し込んだ。互いの舌を絡め合い、そ
のままマリナを下にしてベッドに倒れこむ。

どの位の時間キスを続けていたのだろうか。貪るようにお互いの唇を
舌を吸いあう。その間もずっと涙を流し、

「本当に刹那なの?これは夢じゃないのよね?」

と繰り返すマリナの目元に口付けし涙を舌でなぞりながら

「俺は生きて、今マリナの横にいる」

と答え続けた。

257:刹那×マリナ(和姦)4
08/10/06 19:32:54 g3DYsp4U
やっと落ち着きを取り戻したマリナの頬を撫でながら、ゆっくりと首
筋に指を這わせる。

「んん…はあっん」

ぎゅっと目を瞑ったマリナがくすぐったそうに身をよじらせた。同じ
ルートを今度は唇と舌でなぞるように愛撫すると、一段と吐息が大き
くなった。

「はあぁん…んあぁ…」

ゆっくりとキャミソールの肩紐をずらし、片側の乳房を露にし、優し
く手のひらで包み込むように愛撫した。

「あっ…刹那…そんなっ…!」

弱々しいマリナの拒絶を感じながらも、首筋からそのまま唇を移動さ
せ、小さな乳首を口に含み舌で転がし、甘噛みした。ビクンッとマリ
ナの体がのけぞり、哀しげな呻きがマリナの唇から漏れる。

「っあんっ!は…あっ、あっ、あんっ!」

そのままキャミソールを引き下げ、乳首を舌で愛撫しながら、マリナ
の秘部に指を這わせると、そこはもう暖かい蜂蜜のようにトロトロと
した液体で溢れていた。


258:刹那×マリナ(和姦)5
08/10/06 19:33:31 g3DYsp4U
「あっ刹那だめよ…だめ…そんなとこっ…はぅんぅ」

必死で指から逃れようと体をのけぞらせるマリナを脚を使って押さえ
つけるようにして、構わず秘部を指で愛撫する。愛液をたっぷりと指
に絡め、優しく蜜壷の周囲をほぐすように動かした。柔らかいヒダが
指にまとわりつき、まだ硬いマリナの肉が次第に柔らかくうごめいて
くる。

「ああんっ!はっ……んあぁっ!だめよ、刹那!こんなにされたら、
私、おかしく……!」
「大丈夫だ。マリナは心配せず身を任せていれば良い。」
「んぁっ!でもっこんなのいけないことよっ…!きゃぁん!」

マリナの一番敏感な部分を指が探り当てる。硬く尖った小さな芯のよ
うなクリトリスを最初は優しくゆっくり、次第に強く早くこすり上げ
た。蜜壷を掻き混ぜるように指を挿入しながら、愛液を全体に行き渡
らせる。

「あぁっ!せ、刹那、なんだかおかしいのっ!ヘンな感覚が押し寄せ
てっ…はあっ!はうぅんっ!も、もうっ…!」
まさにマリナが達しようとした時、指の動きを止め、蜜壷から指を引
き抜いた。どうしても虐めてしまいたくなったのだ。

「…!」

259:刹那×マリナ(和姦)6
08/10/06 19:34:24 g3DYsp4U
頬を紅潮させたマリナが目じりに涙を浮かばせながら上目遣いに様子
を伺ってくる。

「マリナ、気持ちよかったか?」
「そ、そんなっ…!気持ち良いだなんて…私…」
「マリナが嫌なら無理にしようと思わない」

ギュッと唇を噛んだマリナが、恨めしそうに無言で下を向いて俯いて
しまった。愛液にまみれた指をマリナの目の前でゆっくりと舌で舐め
ながら、もっとマリナを虐めてみる。

「マリナはどうしたい?」

わなわなと美しい唇が震え、目元に涙をにじませながらマリナが消え
入りそうな声で切なそうに訴えてきた。

「意地悪だわ、刹那は……」

上目遣いに睨み付けてくるが、全く凄みが無いのでなんだかおかしく
なってくる。

「お、お願い…つ、続けて…そうでないと私、私おかしくなってしま
いそう!」


260:刹那×マリナ(和姦)7
08/10/06 19:34:55 g3DYsp4U
なんとかわいいのだろう。心の底から愛おしさがこみ上げてくる。優
しく口付けを交わし、完全にキャミソールを脱がせ、マリナを裸にし
た。同様に自分も衣服を全て取り払う。上質な絹のようにスベスベと
滑らかなマリナの美しい肌に月明かりが落ちている。広がって乱れた
長い髪に横たわるこの美しい女神は今自分だけが触れることが出来る
のだと考えると、次の瞬間死んでもかまわないと思える程の恍惚を感
じるのだった。ぐっとマリナの両脚を大きく広げ、愛液で洪水のよう
になった秘部に唇を這わせた。

「…!せ、刹那?!な、何を…?!だ、だめです!そんなところ…!
んああっ!…はぅうん…あっあっ…あああっ!」

あふれ出てくる愛液を全て吸い上げるようにしながら、蜜壷に舌を出
し入れするように這わせる。ビクンッビクンッと体をのけぞらせ必死
に声を漏らすまいと唇をかみ締め、恥じらいから快楽に飲み込まれま
いと抵抗しているマリナが愛おしく、一方でもっともっと乱れさせた
いと一番敏感な部分を攻める。小さく尖ったクリトリスを舌で転がす
ように弄び、かと思うと強く吸い上げた。優しく、時に強く。マリナ
の体が大きくうねり、両手がギュッとシーツを掴む。絶頂が近いのだ。

「ああぁっ!せ、刹那っ!せつなっ!…もうダメぇっ!気持ちよすぎ
てもうっ…!何かがきちゃうぅっ!あっ…あっ…あああんっ!」

ビクンと大きくのけぞり、マリナは生まれて初めて果てた。


261:刹那×マリナ(和姦)8
08/10/06 19:35:25 g3DYsp4U
「…うっ…ひっ…ひっく…ひっ」

顔を上げると、マリナがその美しい顔を歪め、両手で覆って泣きじゃ
くっていた。

「!マリナ?!痛かったのか?どうした?」
「ち…ちがうの。こんなの初めてで、私混乱して…それに…それにす
ごく…恥ずかしくて…刹那に恥ずかしいとこを見せてしまって…びっ
くりしたでしょう?嫌われるわ…」

全く呆れてしまう。どうして自分がマリナを嫌うなどと考えることが
出来るのだろう?愛おしさと同時に腹立たしい気持ちになる。マリナ
をギュッと抱き締めて髪を撫でながら額に口付けをした。

「マリナ、マリナがどんなに恥ずかしい姿を晒しても俺がマリナを嫌
うことなんてありえない。心配しなくて良い。俺の前でだけ乱れるマ
リナが愛おしい。」

マリナが胸に顔を押し付けて小さな声で呟いた。

「ありがとう…私も刹那を愛してるわ…」


262:名無しさん@ピンキー
08/10/06 19:35:55 g3DYsp4U
本番は今日の夜中にでもまた投下しにきますね~
では

263:名無しさん@ピンキー
08/10/06 20:36:34 T7nSoO84
GJだけどキャラが別人っぽい
好きなのは分かるけど、別シリーズのカプ像を投影しすぎw

264:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:16:13 zwcElP9d
神GJ!!
刹マリキターーーーー!!
自分はすっごいキャラ合ってると思ったけどなあ
本編でも刹那はマリナに愛あるイジメしてたからねw
続きお待ちしてます

265:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:22:23 CnOIyjns
全裸で本番待ってるぜ

266:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:56:19 HWNg7rcb
>>263
別シリーズのカプ?
すんげー刹マリだと思ったけど
お前の気に食わないカプってだけなんじゃね?

神続き待ってますーーー!
刹マリの和姦はやはり良い
俺もそのうちビリーとスメラギのヤンデレエロSS投下するわ

267:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:59:53 hsKLIsoE
野郎のヤンデレか

268:名無しさん@ピンキー
08/10/06 22:21:36 M1k5AoQ5
>>266
全力で待つ

269:名無しさん@ピンキー
08/10/06 22:26:54 U9nLtODl
>>262
GJ
ハァハァしますた。続き待ってる

ビリーといえば、1話のスメラギとビリーの場面が事後にしか見えなかった

270:俺ガンダム
08/10/06 22:46:44 848te9xJ
保管庫があるところ知っている人ますか?自分でもググったのですが見つからないので知っている人教えてくださいでは長々と失礼しました。

271:名無しさん@ピンキー
08/10/06 22:57:06 DfhYQIWx
>>270
ここ→URLリンク(www14.atwiki.jp)(正し、更新は2スレ目で止まっている)

あと、sageるのを忘れている。sageるにはメール欄に半角で「sage」と記入する。
以降忘れないように。

272:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:06:51 QGWqPQMe
>>270

3スレ目も入ってる最新はこっち

URLリンク(g00ep.blog10.fc2.com)

g00ep

273:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:07:04 DfhYQIWx
ごめん>>271で紹介したのは一代目のだった。
二代目は”ガンダム00 エロパロ保管庫 二代目”とかでググるとでてくるよ。

274:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:09:40 DfhYQIWx
うわ、リロードするのを忘れていた。>>270氏、混乱させてすまなかった。

275:名無しさん@ピンキー
08/10/07 03:24:55 btpUJllt
刹マリ和姦きてたあああああああ
刹那の心情が俺の想像と似すぎてて吹いたwwwやっぱ最高だな
職人GJ

276:名無しさん@ピンキー
08/10/07 10:09:59 K5kxBGUG
せせ刹マリィィィ!自分の妄想が形になったんじゃないかってくらいの刹マリ文!
GJ!楽しみにしてます

277:名無しさん@ピンキー
08/10/07 13:12:08 1vuA6Ol9
遅くなりました続き投下します。

278:刹那×マリナ(和姦)9
08/10/07 13:13:00 1vuA6Ol9
マリナの美しい髪が好きだった。指に絡め、巻きつけ、そのまま梳く
ように滑らせる。ずっと繰り返していても飽きることがない。ここま
でで良い。自分の腕の中に夢にまで見て求めたマリナがいる。その事
実だけで十分だと思いながらも、自身の膨張を静めることが出来なか
った。少しだけバツが悪く、マリナに気取られまいと位置をズラす。

「刹那…その、さっきから…大丈夫?」

頬を紅潮させたマリナが上目遣いに伺ってきた。

「刹那が、望むなら、その…刹那が思うようにしてくれて良い…から
…それに、私も同じことを…」

マリナが恥ずかしそうに俯き、月明かりに照らされた長いまつげが濃
い影を作った。この皇女は何を言っているのだろう?テロリストに体
を弄ばれ、その上陵辱されても構わないというのか?やっとのことで
押さえ込んでいた理性が消し飛んでしまった。大切に大切にガラスケ
ースに入れていつまでも眺めていたいが、他人に奪われる位ならば自
らの手で壊してしまいたい。そんな純粋で子供じみた残酷な感情が膨
れ上がる。もう、知ったことか。

279:刹那×マリナ(和姦)10
08/10/07 13:13:54 1vuA6Ol9
「マリナ、マリナは力を抜いてじっとしていれば良いから」
「痛い…かしら…」

不安そうな目でマリナが呟いた。

「かもしれない」
「…」
「大丈夫か?」
「…わからないけれど、刹那とならきっと…」

ギュッときつく瞼を閉じたマリナに口付けし、上に覆いかぶさるよう
に体位を変えた。指で秘部をまさぐると、熱い愛液がとめどなく流れ
出ているのがわかる。蜜壷に再度指をゆっくりと挿入する。

「…っんはっ…あっ…あっ…」

十分に濡れてはいるが、この狭さでは限界まで膨張した自分の物はそ
う簡単には進入できないだろう。指を二本にし、ゆっくりと出し入れ
する。異物感にマリナが目を見開き、体をのけぞらせた。

280:刹那×マリナ(和姦)11
08/10/07 13:14:58 1vuA6Ol9
「ひぁっ…んっ…くっ…はああっんっ!」

次第に柔らかく絡み付いてくる肉壁の奥から大量の愛液が押し寄せて
くる。ぐちゅっぐちゅっと卑猥な音がしんと静まった空間にやけに大
きく響いた。起き上がり、マリナの両脚を大きく広げる。自分の物を
入り口にぐっとあてがい、マリナの様子を確認する。不安そうに眉を
ひそめ、瞼をきつく閉じたマリナが、神に許しを乞うように胸元で両
手を握り締める。ふいに、許されないことをしているという罪悪感が
こみ上げてきた。それを振り払うように、力をこめてマリナに自分の
物を押し込んだ。

「…!!」

声にならない悲鳴をマリナが上げた。唇をかみ締め、痛みに耐える。
美しい顔が苦痛に歪み、片手で口元を覆うようにして、涙を流した。
まだ半分も入れていないというのに。かわいそうでかわいそうで、け
れど容赦する気にはならなかった。マリナの細い腰をぐっと両手で固
定し、マリナに全てを沈めた。

「…んっ…んっ…ひっ…んっ…」

想像以上の痛みに、ボロボロと涙を流しながらマリナは耐えていた。
その痛みが少し引くまで、繋がったまま自身の興奮を抑えるためにも、
痛みにむせび泣くマリナを目に焼き付けた。世界中でただ一人、自分
だけが見ることの出来るマリナの処女喪失の瞬間を。マリナの膣は狭
いながらも、ヌルヌルとして暖かく、気を抜くと一瞬で果ててしまい
そうな程、強く締め付けながら蠢いていた。少しずつ律動させてみる。

281:刹那×マリナ(和姦)12
08/10/07 13:16:02 1vuA6Ol9
「んっ…あっ…くあっ…ああんっ…」

はあ、はあ、と息を漏らしながら、頬を紅潮させたマリナが身をよじ
らせる。ズルりとペニスがマリナの愛液で溢れかえった肉壷から排出
された。なんとかマリナを固定しなければ行為が中断されてしまう。

「マリナ」

ぐっとマリナの腰を持ち上げしっかりとペニスを奥まで挿入し、片腕
を伸ばしてマリナの腕を取った。そのまま腕を引き寄せ、マリナを起
き上がらせる。困惑顔のマリナを、胡坐をかいた腿の上に座らせ、向
かい合ってぴったりと体が密着するように抱き締めた。深い挿入にマ
リナが悲鳴を上げる。

「んあぁっ…!」

片腕をマリナの腰に、もう片方の腕をマリナの肩に巻きつけるようにして、マリナが身をよじっても動けないように固定した。これで良い。
もう逃がさない。

「あっ…あっ…くあっ…あっ…ひあっ…」

マリナがきつくしがみついてくる。耳元で囁かれる艶めかしい小さな喘ぎ声と吐息に、脳が沸騰しそうになる。首筋にマリナの暖かい涙を
感じた。少しずつ腰を突き上げ、律動させる。密着した体の隙間から
ぐちゅっぐちゅっと卑猥な音が漏れ、快楽の波に溺れそうになった。

282:刹那×マリナ(和姦)13
08/10/07 13:16:47 1vuA6Ol9
「マリナ、大丈夫か?」
「んふぁあっ…あっ…せ、刹那ぁっ…刹那とひとつにっ…ああんっ…
凄くきもちいいっ…いいのぉっ!」

目じりが赤く染まり、マリナの唇の奥で柔らかそうな下が蠢いた。たまらず貪るように、マリナの小さな口に舌を押し込む。

「んむぁっ…んちゅっ…ああんっ!」

ガクガクと震えながら淫らに腰を振るマリナの中で、たまらず果てそ
うになるのを懸命に抑えた。こんな簡単に終わらせてたまるか。マリ
ナをゆっくりと背中からベッドに下ろし、ペニスを勢いよく引き抜い
た。

「?!」

突然快楽を中断されたマリナが少し不満げに様子を伺っている。

「マリナ、うつぶせに」
「?」
「うつぶせになって」

おずおずとマリナが体位を変え、小さくて形の良い尻をむき出しにし
てうつぶせになった。長い髪が背中を覆い、サラサラと流れ落ちてい
く。

「これで…良いの?」

身をよじり、不安そうな顔で上目遣いに囁くマリナを見下ろしながら、
たまらない征服欲に酔いしれる。尻を鷲づかみにし、ぐっと上に持ち
上げた。

「!?」

間髪をいれず、まだ硬く熱いペニスを挿入する。

283:刹那×マリナ(和姦)14
08/10/07 13:17:48 1vuA6Ol9
「あああっ!ああっ…んああっ…ふあぁっ!せつっ…刹那っ!すごく
奥までっ!あああっ!」

マリナの両脚を大きく広げさせ、背中に覆いかぶさるように、深く強
く突き上げた。動物的に本能のまま、激しく律動を繰り返す。太股に
マリナの愛液が大量に垂れてくるのを感じた。後ろから抱きつくよう
にして、マリナの乳房を揉みしだく。手のひらに形よくおさまった乳
房を強く、やや乱暴にまさぐり、小さな乳首をキュッとつまんだ。

「きゃぅんっ!ひあっ…あっ!」

マリナが頭を後ろにのけぞらせ、堪らず悲鳴をあげた。口元から涎が
一筋流れ落ちている。乱れきって卑猥に喘いでいても、マリナの高貴
さがその美しさが欠片も失われることはない。そのことに感動し、満
足する。長い髪を振り乱し、自らの欲望と快楽に忠実に腰を動かし続
けるマリナは、今まで見たどんなマリナよりも眩しく見えた。マリナ
の髪に顔を埋めながら、ペニスをきつく締め上げながら蠢くマリナの
秘部を何度も突き上げる。もう限界だと思った。再びマリナを優しく
横たわらせ、正面を向かせる。上に覆いかぶさるように体位を変え、
深く交わるためにマリナの両脚を肩に掛けた。互いの下腹部は広範囲
が愛液でヌルヌルに濡れていた。シーツに大きなシミが出来ている。

284:刹那×マリナ(和姦)15
08/10/07 13:18:48 1vuA6Ol9
「マリナ!」

愛しい名前を呟くと同時に、深く深くマリナを貫いた。

「あぁっん!ああっ!はあっんっ!あぁっ、刹那っ!刹那っ!私っ、
もおっ…もおぉっ!またおかしくなってしまうっ…!すごくっ…すご
く良いのぉっ…!」

片手でマリナの乳房を強く揉みながら、もう片方の腕でマリナの頭を
押さえ込むように固定して、深く強く、ペニスをマリナの膣に擦り付
けた。ずっぽりと奥までペニスを咥え込んだマリナの肉壷が、きつく
収縮を繰り返す。じゅぽっじゅぽっという卑猥な音が響く中、マリナ
が今夜二度目の長く切ない絶頂を迎えた。

「っああああっ!…………!」

声にならない、悲鳴にも似た叫びを、マリナが上げると同時に、大量
の精をマリナの中にどくどくと放出し続けた。

「はあっ…はあっ…はあぁん…」

涙に濡れたマリナの顔を両手で包み込み、その夜で一番優しく口付け
をした。そのままマリナの胸元に倒れこむように重なる。まどろむよ
うに余韻に浸った。ずっとこのまま永遠の時が流れれば良い。

285:刹那×マリナ(和姦)16終
08/10/07 13:19:25 1vuA6Ol9
失いかけた意識の中で、マリナの声を聞いた。俺に安らぎを与えてく
れる唯一の声。

「つな…刹那…刹那…」

どうしてそんなにも愛おしそうに名前を呼んでくれるのだろう。涙が
出そうになるのを懸命にこらえた。

「ソラン…」
「え?」
「ソラン・イブラヒム」
「?」
「俺の本当の名前だ」

マリナが泣き笑いのような表情をして、見つめ返してきた。
「そう…フフッ…ソラン、ソラン、ソラン…ソラン」

マリナが胸元でぎゅっと俺の頭を抱き締めながら、一言一言確かめる
ように俺の名を繰り返した。とても嬉しそうに。

「美しい…美しい名前ね、ソラン」

もう涙が流れるのは抑えることが出来ず、かろうじて嗚咽を押さえ込
む。

「ソラン、少し眠ると良いわ。ずっとそばにいるから。」

その声を聞きながら、俺はかつてないほど、安らかで幸せな眠りに落ちた。

286:名無しさん@ピンキー
08/10/07 13:20:23 1vuA6Ol9
終了です
勢いで初めて書いたもので色々粗はあると思いますが、
本編で材料来たらまた落としにきますね

アレソマも頑張りたいですw

287:名無しさん@ピンキー
08/10/07 13:28:16 1vuA6Ol9
すみません、途中改行がおかしなところがありましたね
申し訳ないです

288:名無しさん@ピンキー
08/10/07 17:17:27 AuGmYyWc
マリナ様マジ萌える
超GJ!!!

289:名無しさん@ピンキー
08/10/07 19:48:59 ysU8xTgh
>>287
とても良かったです。ごちそうさまでした

290:名無しさん@ピンキー
08/10/07 19:54:44 5o7PIWjo
>>287
おかげで心の底から望んでいたものが読めた。
一言だけ送ろう…乙

291:名無しさん@ピンキー
08/10/07 20:18:50 nD12/IR/
>>287
痛みに耐えるマリナで何かに目覚めた・・・独占欲の強い刹那いいなw
GJすぎるぜ

292:名無しさん@ピンキー
08/10/07 20:25:21 cpfHk4ee
繋がる前に神に祈ってるのが最高

293:名無しさん@ピンキー
08/10/07 20:50:31 2PFL5WuO
>>287
あなたが神か・・
本当に初めての投下ですか?
素晴らし過ぎる
美しく乱れるマリナ様に激しく萌えました
ありがとう

プロローグとエピローグがまた素晴らしい
感動した!

294:名無しさん@ピンキー
08/10/07 20:58:22 2PFL5WuO
スマン
興奮のあまり上げてしまった

295:名無しさん@ピンキー
08/10/07 21:13:32 TMmKR2mp
>>287
続き待ってました!
素晴らしかったです。ありがとうございました。

>>292
自分もそこでマリナ様に落ちたw

マリナ様まじ女神!


296:名無しさん@ピンキー
08/10/07 22:23:05 cvhod7vj
グッジョブ!
避妊なしか!

297:名無しさん@ピンキー
08/10/07 23:02:13 fLH6L+Oc
刹那×ライルお願いします。
ティエ×刹那でもいいです。

298:名無しさん@ピンキー
08/10/07 23:27:54 KpLSMnip
帰れ

299:名無しさん@ピンキー
08/10/08 00:09:53 unF3DzA2
>>297
腐は死ね

ここって設定は本編準拠?
教育実習生マリナと生徒刹那とかのエロパロも可能?
なら自分も投下しようかと思うんだが

ところで>>287さん刹マリ和姦至高でした乙!

300:名無しさん@ピンキー
08/10/08 00:21:36 0fTlogih
>>299
俺はそういうのもアリじゃね?って思ってるが
他の人はどうだろう

301:名無しさん@ピンキー
08/10/08 04:10:51 5dcdMjUS
>287
刹那の動機と手際がもっとキてる方が良かった
ガンダムに対する執着に匹敵するような奴wをどうしても期待してしまうんだよな
ま、成長して気持ちの整理が完了したと思えば良いのか
ただマリナがテロリストに捧げる云々で逡巡するのは萌えた
次頑張れ

302:名無しさん@ピンキー
08/10/08 07:53:04 GUnXI+ep
>>287
ごっそーさん!
マリナ様もエロいが刹那も相当だw!
喪失の描写が最高やね

>>299
歓迎しよう!エロファイター!

303:287
08/10/08 09:28:43 iQ0HNPdH
駄文読んでいただきありがとうございました。
読み返すとちょこちょこ手直ししたい所があったりしますがw
実は数行コピペし忘れた部分があります。
話的には繋がっているので問題無いのですが、
マリナ様が覚醒するという個人的には重要な部分だったりするので、
もし保管庫に入れてくださるなら次のレスを12と13の間に入れていただければと思います。

>>301
実はもう一つ刹マリは刹那がキてる物の構想があります。
需要があれば・・・

304:刹那×マリナ(和姦)12と13の間
08/10/08 09:30:05 iQ0HNPdH
「はあっ…はあっ…ふあぁっ…んあぁん」

マリナの反応が変わり、瞬間、マリナが頭を後ろに大きくのけぞらせ
た。少しずつマリナの方からも腰を動かしてくる。

305:名無しさん@ピンキー
08/10/08 10:58:19 fEskmNQ5
直接な箇所じゃないけど、
>マリナに抱く気持ちはいつも相反する強烈な感情を内包
>していた。触れて欲しくない触れたい。否定して欲しい受け入れ>て欲しい。傷つけたい愛したい、そして愛されたい・・・・

って所はすごく共感した。
せっさんは実にそんな感じ。
GJ!

306:名無しさん@ピンキー
08/10/08 16:18:58 vZzXKMqZ
>>297
刹那「この写真の男がロックオンの弟、ライル・デュランディか…」
ティエリア「ああ。カタロンの構成員でもあるから、即戦力になると思う」
刹那「そんな事より…この男、よく見てくれ。コイツをどう思う?」
ティエリア「ウホッ、いい男」
刹那「オラなんかむらむらしてきたぞ」
ティエリア「いい事思いついた…お前、俺のケツの中でションベンしろ」
ラッセ「俺もまぜてくれ。三人で や ら な い か ?」
刹那・ティエリア「さすがラッセ兄貴!」

ティエリア「さあ飲み込んで…僕のエクスカリバー」
ラッセ「アッー!」
刹那「ち…超スーパーすげェどすばい…」


スメラギ「世界の悪意が見えるわ…」
アレルヤ「これがホモの答えだと言うのか!?」

307:名無しさん@ピンキー
08/10/08 18:29:00 5dcdMjUS
>303
この板的にラスト一行は余計だが
どう来るか見たいので待ってる

308:名無しさん@ピンキー
08/10/08 18:57:44 f/He9EX1
>>301
たしかにいろんな意味でキレてる感じがせっちゃんの持ち味だしね

309:名無しさん@ピンキー
08/10/08 18:58:22 n9BG9rMw
新キャラ陣が想像以上に新鮮だったので、まだちょっとしか出てきてないのに勝手に妄想した

・アンドレイ+セルゲイ×ソーマ(陵辱)

なんだけど、ほとんどアンドレイがソーマとセルゲイをいじめてる感じ

注:アンドレイがセルゲイに突っ込むのはさすがにないけど、最後の方にぶっ掛ける描写があります

めっちゃ長いんだけど(22レス)一気に落とします

310:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)1/22
08/10/08 19:00:29 n9BG9rMw
セルゲイと平穏な生活を送るソーマをアロウズへと勧誘するために、
セルゲイの自宅に訪れてきたのは何と彼の息子、アンドレイだった。
アンドレイは玄関先で父さん、と一度だけセルゲイを呼んだ後、すぐに刺々しい雰囲気を漂わせながら、セルゲイ・スミルノフ大佐、と言い直した。
ソーマはもう何年もセルゲイと一緒に暮らしているのに、息子がいた事などまるで知らなかった。
実の父親だというのに、こうもあからさまに敵意を剥き出しにするアンドレイの気持ちがソーマには全く分からない。
ロシアの荒熊と呼ばれ、軍人だけでなく民間人からも勇敢な軍人として
尊敬を集めるセルゲイを、何故にその息子が嫌うのか。
セルゲイは余計な事は黙して語らないタイプだが、どうして息子の事を話してくれなかったのか。ましてやアンドレイは軍属だというのに…。

ソーマは咎めるような視線で玄関先で立ち尽くすセルゲイを見上げたが、
セルゲイはソーマには一瞥もくれずにおし黙って何事かを考え続けている。
深刻な何かを一人で抱え込むような彼の表情は、彼女が既に何度も目にしてきた事だった。
ソーマにも言えない因縁を抱え、どうやら久しぶりに会ったらしい息子はいつの間にか、
セルゲイがあまり快く思っていないアロウズに所属していた。
その事実にセルゲイは動揺を隠しきれない様子だった。
「…とりあえず、入りなさい」
それでもアンドレイにそう言ったセルゲイは、分別のある大人らしく対応しようとしている。ソーマはスリッパを床に置いて、アンドレイに勧めた。

しかし、「いいえ、結構です。スミルノフ大佐。私はもう2度とこの家に上がるつもりはありませんから」
と、アンドレイはあくまでも冷徹に固辞した。セルゲイの顔がみるみる曇っていく。
「正直に言うと、私はアロウズに不審を持っている。
ピーリス中尉を招聘するつもりなら、隊の活動について詳しい説明を聞きたいものだがね」
セルゲイは戦場にいるかのように表情を強張らせてぴしゃりと言い、すぐに奥へと下がっていった。
その後姿をアンドレイは冷たい視線で睨んだ。
「…アンドレイ・スミルノフ少尉。中に入りなさい。私は大佐を信用している。
アロウズの件は私の独断で決めるつもりはない」
ソーマは上級の軍人らしく言葉を正して、アンドレイに再度スリッパを勧めた。
しばらくソーマとスリッパを交互に見つめた後、アンドレイは渋々靴を脱ぎ、
セルゲイの自宅へと足を踏み入れた。

ソーマは結局、アンドレイを応接室ではなくリビングに通した。
リビングには、さっきセルゲイと飲んでいたばかりのコーヒーがまだ湯気をたてている。
いつもの指定席のソファにセルゲイが既に座っていたが、アンドレイの入室に特に文句を言うでもなく、ただ黙ってコーヒーカップを見つめている。
小綺麗に片付いたリビングに入ると、アンドレイはぐるりと部屋中を見回した。
やがてフッ、と溜息混じりに笑い、アンドレイは無遠慮にソファーにどっかと腰を下ろした。

311:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)2/22
08/10/08 19:01:00 n9BG9rMw
「まるで初めて来る家のようだ」
アンドレイの冷たい一言で、リビングに気まずく重苦しい空気がたちこめる。
「思い出はあなたには必要ないという事ですか、大佐」
「ピーリス少…、いや、中尉を迎える時に古い家具は全て処分した。それだけの事だ。
 世界の変革同様、私たちも前に進んでいかねばならないのだからな」
冷静に淡々と答えるセルゲイの言葉に、アンドレイの顔付きが変わった。
「た、大佐、早く本題に入っていただきましょう」
固まった空気を解す様に言って、ソーマがいつもの座席に座った。
しかし二人の軍人はソファーに座ったまま、まるで剣戟でも行うかのように睨みあったままで、場の雰囲気はますます険悪さを増す一方だった。
目の前の飲み残しのコーヒーに手を伸ばす事も出来ないほどに、いまや二人の空気は張り詰めていた。

親子の関係でありながら、それを断絶するほどのどんな経緯があったのか、ソーマには全く分からなかったが、とにかく今の彼女が信頼し、そして擁護すべきなのは明らかにセルゲイの方だ。
ソーマはアンドレイに向き直った。
「スミルノフ少尉、何故私をアロウズに招集するのか理由を聞きたい。私は志願などしていない」
「………」
ソーマの核心を付く質問にすぐには答えず、アンドレイは注意深く彼女の目を見つめた後、
訳ありな視線でセルゲイの方をちらりと見た。
いくら連邦軍大佐でもこの件に関して部外者である以上、あなたの前では何も答えられません。
そういう視線だった。
セルゲイが不快げに大きく咳払いをして立ち上がり、つかつかとドアの方へ向かっていく。
「中尉に要件を話したら、すぐに帰りなさい。いいな、スミルノフ少尉」
やや荒々しい口調でそう言ってドアを開け、不機嫌に出て行くセルゲイの背中を
アンドレイが宿敵でも見るかのような憎しみに満ちた目で睨みつけた。

「少尉、だと…?ふざけやがって…!」
セルゲイが出て行った瞬間、アンドレイがバンッとテーブルに拳を振り下ろし、
置かれたままのコーヒーカップがかちゃかちゃと揺れた。
少尉、とソーマが声を掛けようとした時、その怒りに燃える目がソーマに向けられた。
ソーマがこんな目を見たのは、まさに4年前のあの戦争の時以来かもしれない。
アンドレイが怒りを持て余したかのように不気味に唇を歪め、ソーマに話して来た。
「ピーリス中尉…。驚かれたようですね。そのご様子では、私の存在もご存知なかったようだ」
「え、ええ…、確かにそうだけれど…」
アロウズの制服が歳や階級以上にアンドレイを威圧的に見せている。
同じ軍人で、しかも階級上位でありながら、ソーマは何故か胸騒ぎが止まらない。
ソーマの僅かな動揺を敏感に感じ取ったかのように、アンドレイがにやりと笑った。

312:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)3/22
08/10/08 19:01:31 n9BG9rMw
「別に珍しい事ではありません。あの人はいつも大切な事は話そうとはしない人ですから」
「アンドレイ・スミルノフ少尉…、あなたは大佐を随分憎んでいるようだ…。一体何故…」
「余計な詮索はご自身の為になりません。あなたには関係のない事だ」
イライラしたように、アンドレイがぶっきらぼうに答えた。
言葉こそ丁寧だが、その口調は明らかに上官へのものではなくなっている。
ソーマは急に奮い立った。自分の軍属の立場としても、セルゲイの恩を受けている身分としても、
毅然とアンドレイに対峙しなければいけない。
そう強く思ってソーマは勢いよく立ち上がり、アンドレイの父親譲りの精悍な顔を上から見下ろした。
「スミルノフ少尉。お前がどう考えていようと、あの方が連邦の英雄であり、
かつ私の恩人である事は紛れもない事実だ。あの方を貶める事は、この私が断じて許さない」
昔の調子を思い出しながら、ソーマは堂々と言い切った。
一瞬、アンドレイが気圧されたかのようにびくりと体をよじった。
ソーマのかつての戦場での活躍ぶりは、軍部でも語り草になっている。
さすがに畏怖したのか、アンドレイは悔しそうに俯いて唇を噛み、両手を強く握り締めた。

その目が所在なげに揺れ動き、部屋のあちこちを頼りなく見回した。
と、部屋の片隅に置かれた一棹の小さなタンスの所で不意に視線が止まった。
ふっと懐かしげな感じでアンドレイの強張った表情が緩む。
「懐かしいな…。これだけは残してあったか…」
そう言うと、アンドレイはおもむろに立ち上がり、タンスへと歩を進めた。
ソーマはソファーに座り直し、ようやく冷め切ったコーヒーを口に含むと人知れず安堵した。
アンドレイが引き出しを開け、ごそごそと中を探っている。
二度とこの家の敷居は跨がないとまで言っていたのに、こうやって無遠慮に
リビングのタンスを漁れるのはやはり、彼がこの家の息子なのだからだろう。

「大佐と和解したらどうだ」
ソーマはアンドレイの後姿に静かに声を掛けた。アンドレイの手の動きがぴたりと止まった。
突然現れたアンドレイに驚きながらも、玄関先でセルゲイの顔に浮かんだ再会の喜色は明らかだった。
ソーマは4年前に、セルゲイの幸福の為ならどんな事でもすると誓ったのだ。
「せっかくこの世で二つとない父子の関係なのだろう。
大佐はお優しい方だ。わだかまりを捨てれば、また良好な関係を築けるだろう。
それが人間としても軍人としても、少尉にとって一番良い道だと考えるが…」
ソーマがそこまで言った所で、アンドレイが急に勢いよく振り向いた。

313:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)4/22
08/10/08 19:02:02 n9BG9rMw
その手には、セルゲイ愛用の肩叩き用マッサージ器が握られている。
「随分懐かしいものが出てきたので、つい見入ってお言葉を聞き逃してしまいました。
中尉、さっきは一体何を…?」
ぞっとするような薄笑いを浮かべて、アンドレイがゆっくりソーマの傍へと近寄りながら猫撫で声で言った。
ソーマの目の前をふさぐように、長身の若者が立ちはだかった。
雰囲気だけで相手を圧倒する威圧感は、さすがにセルゲイ譲りのようだ。
ソーマはソファーの背もたれに逃げるように背中を押し付けながらも、
怯えを悟られないように話す事を心がけた。
「だから、大佐と…少尉が…、関係を修復すべきだと…。…っ!!」
急に身を屈めてソーマの両脇の肘掛にアンドレイが両手を置き、至近距離で彼女を見つめた。
大物感の漂うクールな瞳で一秒たりとも視線を反らさずに見つめられ、ソーマの心臓が早鐘を打っていく。

その唇がじりじりと近づいてくる。
ソーマはアンドレイの視線に射抜かれて、ロックオンされた獲物の如く顔を背ける事が出来ない。
その鼻息だけが荒くなり、アンドレイの顔に強く当たった。
ふっとアンドレイが勝ち誇った笑みを見せ、ソーマの耳元に口を寄せた。
「…なるほど。あなたはまだ乙女なのですね…。でも、本当に…?」
そう耳元で囁かれて、ソーマのプライドが刺激された。
「黙れ!無礼な態度は、例え大佐の子息であろうと決して許さない!下がれ!!」
そう叫んでアンドレイを突き飛ばそうと、その胸目がけて両腕を勢いよく突き出す。
しかし、その腕をアンドレイは事もなげに掴んで捻りあげてしまった。
ソファーに座りこんだままでソーマは何とか抵抗を試みたが、
完全に手首の関節を極められて身動きを封じられてしまった。
MS戦の名手ソーマも、こうなるとただの女でしかなかった。

「離せ…!!少尉…!!大佐を呼ぶぞ…!はな…!!」
その瞬間、アンドレイが急にソーマに口付けた。
初めてのキスはソーマにとって不快以外の何者でもなかった。
尊敬するセルゲイの家のリビングで、彼が相容れない息子のキスを受けているのだ。
それも、明らかにセルゲイへの嫌がらせとして。
ソーマは手首が折れても構わないという程激しく体をよじり、全身でアンドレイを突き飛ばした。
後ろのテーブルにアンドレイの体が激しく当たり、カップが倒れてコーヒーが零れた。

314:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)5/22
08/10/08 19:02:51 n9BG9rMw
ソーマは汚された自身の唇を、何度も手の甲でごしごしと拭った。
アンドレイがソーマを睨みつける。
その目には先程セルゲイに向けたのと変わらない、激しい憎悪が渦巻いていた。
「もう帰れ…!後日、私自身が当局に出向いて直接話を聞く事にする」
息を乱してソファーから立ち上がりかけたソーマに、もう一度覆い被さるようにアンドレイが掴みかかった。
今度はソーマの両腕の手首を揃えて大きい右手でがっしりと掴み、
ソファーの背もたれへと押し付ける。
「随分な態度じゃないですか…。ええ?ピーリス中尉…」
卑しく笑いながらソーマの首筋に口付け、アンドレイが低い声で囁いた。

その左手にはセルゲイのマッサージ器がまだ握られている。
ソーマの視線がそれに釘付けになったのを見て、アンドレイが低く笑った。
「ふふ…。これはね、私が母にプレゼントしたものです…。
母はとても美しい人でしたが、あなたと違って、軍人の妻にしては昔から体が弱かった。
子供のときは単純に、母の肩をほぐすというその用途しか知りませんでした。
しかし大人になった今、別の用途がある事を私は知りました」
「な…、一体何を…」
「それはあなたもお分かりのはず…。もしや、もう既にあの人と試されていらっしゃるのでは…?」
まるでセルゲイのように、淡々と言葉を重ねていくアンドレイ。
しかしソーマにはその言葉の意味がさっぱり分からない。
アンドレイが舌を卑猥に伸ばし、ぺろりとソーマの頬を舐め上げた。
「やめ…っ」
ソーマは本能的に体を縮ませて身体を強張らせた。

アンドレイが馬鹿にした様に笑うと、マッサージ器のスイッチを入れた。
ブブブブ…、と勢いよくそれが蠕動を始める。
「おや…。充電は完璧なようだ。こういうものは得てしてほっとかれがちなのに。
一体どうしてでしょうねぇ?ピーリス中尉…?」
「それは大佐がここの所随分お疲れだからだ…!早く私を離せ…!
こんな事が知れたら、貴様軍法会議ものだぞ!?」
「軍法会議?…なるほど。さすがによくお解りのようだ。それに大佐はお疲れ…、ですか」
「な、何がだ…!」
込み上げる笑いを抑えながら、アンドレイはソーマの目の前に振動するマッサージ器を突き出した。
とてもあの高潔なセルゲイと同じ血が流れているとは思えないほど、
その機械越しにアンドレイの目が一段と卑猥に歪んだ。

315:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)6/22
08/10/08 19:03:23 n9BG9rMw
「おっと…。そんな顔をしないで下さい、中尉。あなたが散々あの人となさっている事を、この私もしてあげられますと、そう言っているだけです」
「な…!!」
アンドレイの言っている事の危険度が、ソーマにもさすがに何となく分かった。
このままでは明らかにまずい。
何とか逃げ出そうと、超兵の最大限の筋力を発揮するべく全身に力を入れる。
見咎めて、アンドレイが震えるマッサージ器をソーマの下半身へと進ませていった。
「まあまあ、そんなに抵抗なさらずに。あなたもお好きなはずでしょう。
なんと言ってもあんな中年と交わる位なのだから…」
「何…!?あ…、ひゃぁ…っっ!!」
アンドレイがソーマの足を閉じたズボンの股間にマッサージ器を押し当てた。
途端に下半身に快感が走り、ソーマの体から一気に力が抜けた。
「あ…っ…、あ…っ…」
思わず快感の声が出てしまう。
無意識に更なる快感を求めて、閉じていたはずの足がずるずると開いていく。
気が付くと、ソーマのクリトリスにはべったりとマッサージ器が押し付けられていた。

機械的に激しく振動を続けるマッサージ器は、ソーマのクリトリスをリズミカルに震わし続けた。
ほとんど自慰もしないソーマに、抗えないほどの快楽が押し寄せる。
「ほぉら、随分気持ちよさそうだ。父さ…、いや大佐にいつもどういう風に責めてもらっているのですか?」
「あ…っ…、な…っ、何を…言って…っ…、ん…っ…、あぅ…ぅっ…あぁ…んっ!」
「そんな大声を出されては大佐に聞えますよ?それとも3人で楽しまれたいのですか…?」
迸る声を我慢しようと思っても、両腕を掴まれているために口を塞ぐ事さえ出来ない。
ソファーの背もたれに後頭部を押し付けて、必死にソーマは悦楽の泣き声を漏らさないように努力した。
「答えてくださいよ…。中尉…」
そんな彼女の努力を認めることもなく、アンドレイがマッサージ器を更に強く押し付け、クリトリスをこね回すようにぐりぐりと機械表面を動かした。
ソーマの腰がびくんと跳ねあがり、我慢の甲斐なく大声で叫んでしまった。
「ひあぁぁぁっっ!!!」
「ほら、どうです?気持ちいいでしょう?」
「だ…っ…、黙れ…あ…、ああ…っ…!」
「いらないのですか?そうですか…。それは残念だ…」
ソーマがまだ折れないと見るや、アンドレイはマッサ―ジ器を股間から離してしまった。
ソーマから、急に快感が遠のいた。

316:アンドレイ×ソーマ+セルゲイ(陵辱)7/22
08/10/08 19:03:54 n9BG9rMw
目を開けてぼんやり下を見ると、自分の開いた股のすぐ先にまだ振動し続けるマッサージ器が見える。
クリトリスがじんじん疼いて仕方ない。ソーマは不満げに目を細め、唇を噛んだ。
「おや?欲しいのですか?中尉。いらないとおっしゃったはずではなかったでしたか…」
アンドレイのとぼけた言葉に、きつく睨み返して反抗の素振りだけは見せた。
しかしアンドレイは完全に悦に入って、余裕しゃくしゃくにソーマを見返してくる。
若造らしい生意気な顔付きなのに、そこには確かにセルゲイの面影が色濃く漂っていた。
「貴様など…、大佐の足元にも及ばん…!この下郎が…!」
ソーマはアンドレイの顔にぴゅっと唾を吐いた。
アンドレイの目の辺りにそれが飛ぶ。
アンドレイが反射的に目を瞑ってそれを受け、溜息混じりに笑った。
「やれやれ。仕方のない方だ。あんな年寄りと一緒にいるから、そんな古臭い言葉遣いになるでのす」
「なんだと…っ!?」
アンドレイがにたりと笑って、声を潜めて囁いた。
「素直にもっとして欲しい、もっと気持ちよくなりたいと、そうおっしゃれば良いのです」
「ふざけ…、や…っ、やあ…あっ…、あぁぁ…っ…!!」
アンドレイが止めを刺す様に、再びマッサージ器をソーマの股間に押し付けた。
抵抗の声音が一瞬でせつなげな喘ぎに変わる。アンドレイの嘲笑がどこからともなく聞えて来た。
「く…っ…、たい…、大佐…、んんっ…、あぁ…っ!」
快楽に震えながらも、惨めな気持ちを抑えきれずにソーマの目から涙が零れ落ちた。
「おやおや…。泣くほどイイのですか。では、もっと…!」
「あぁぁっっ…!!!」
アンドレイがソーマの股間に埋め込んでいくかのような力で、マッサ―ジ器を押し付けた。
弄ばれ続けたクリトリスに密着したかのように凄まじい振動が響き、
ソーマは一気に絶頂を迎えてしまった。

脱力してソファーにもたれかかるソーマの顔は涙で濡れてはいたが、
明らかに絶頂の余韻で赤く火照っている。否応なしに、アンドレイの欲も昂ぶっていった。
スイッチを切って、マッサージ器を床に放り投げる。
ゴトンと、小振りの機械にしては重過ぎるほどの音が響き、それがますますアンドレイを猛らせた。
ソーマのクリーム色のカットソーを勢いよくたくし上げると、彼女らしい真っ白いブラが飛び出した。
その先で、控えめな乳房がそれでもぷるると揺れた。
アンドレイが目を血走らせてそこを凝視し、ソーマの両腕を開放して自由になった両手で、その胸をぐいぐいと揉んだ。
「これをいつも父さんが…」


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