調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart26at EROPARO
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart26 - 暇つぶし2ch850:名無しさん@ピンキー
08/10/05 00:58:10 xCw2fRmT
華蝶仮面で悪堕ちあったが何かいまいち
元々戦闘狂のキャラだからかな

851:名無しさん@ピンキー
08/10/05 00:59:23 oa/6i5HC
>>846
全裸待機させていただきます
ソフトがないので、あればでいいので画像を…っ

852:名無しさん@ピンキー
08/10/05 01:34:04 gnLl/+D3
クレクレうぜー

853:名無しさん@ピンキー
08/10/05 01:50:30 NmMBkzWk
気長に待てば
ひょっとしたらひょっとするかもよ?

854:名無しさん@ピンキー
08/10/05 04:49:44 HAUDl8rS
快楽堕ちはたい焼きにあんこが入っていないぐらい許せないが
エロゲだからといって「どうせ快楽堕ちなんだろ…」と判断するのはいただけない

つまり、だ
エロの前後にちゃんと堕ちを区切って入れれば快楽堕ちにはならないと思うんだよ
それができてるのは天下のMAIKAぐらい
ソルディバンは見事だった

855:名無しさん@ピンキー
08/10/05 09:43:26 q3p0ZgMN
そろそろ快楽堕ちを目の仇にするのはやめないか?

856:名無しさん@ピンキー
08/10/05 09:51:41 9ptWEZOb
快楽堕ちで別スレ立てるしかないな・・・・

857:名無しさん@ピンキー
08/10/05 10:18:58 q3p0ZgMN
堕ちの過程に快楽の要素があれば快楽堕ちで全否定
それがスレの総意だと言わんばかりの流れは全体の衰退を招く

結果としてヒロインが悪に堕ちれば途中過程を限定する必要は無いだろう?
快楽堕ちは認めないって意見があってもいいし、
快楽が過程にあると楽しいという意見があってもいい
ようは個々で様々な意見がある事を忘れないで欲しいってことだ

858:名無しさん@ピンキー
08/10/05 10:28:53 aB+wu4DB
範囲を狭めるのは結局自分の首を絞めることになるんだからやめて欲しいよな
情報持ってくる人が分散しちゃったら終わってる

859:名無しさん@ピンキー
08/10/05 10:30:33 vuoZI1H5
俺は堕ちエロゲーあんまりやらないからいまいち分からんが、快楽堕ちって具体的にどういうの?
俺のイメージだと、快楽堕ちした後、ヒロインが邪悪化して悪の手下になるんだがな。
つまり、快楽堕ちは悪堕ちの一種のようなもの。
エロゲーは快楽堕ちしたのはいいが、その後悪にならないから問題視されているのかな?

860:名無しさん@ピンキー
08/10/05 10:38:57 4brdhKqp
快楽堕ちは認める
ハイグレは認めない
ふたばのURLは貼る
しかし植民地ではない

これが最終決定
異論は認めない

861:名無しさん@ピンキー
08/10/05 10:53:19 bhji/MYw
ガオガイガーの命の場合、手品師ゾンダーに操られたり、最強七原種戦の時の耳原種に操られたり、
あげくにゾヌーダ受け付けられてましたでさんざんな目に合ってたなあ。


862:名無しさん@ピンキー
08/10/05 11:50:31 wcobtgh0
>>859
そうだね。
快楽堕ちのエロゲに多いのは、快楽が欲しいから言いなりになるってだけで、たまたまその命令が悪だってだけ。
思想的にも悪を崇拝するようになって、悪の目的のために行動するってわけじゃないのが気に入らないんだと思う。

863:名無しさん@ピンキー
08/10/05 11:57:56 RhUrBjBf
考え方によっては
たかだか快楽と言う個人的で刹那的な欲求のためだけに
悪の命令をも受けてしまう状態になった、というのも
悪くはない

とりあえず、何が良い悪いなんて議論とも言えない
感情論のやりあいは馬鹿に付け入る隙を与えるだけ
悪堕ちか否かのみがスレ違いか否かの唯一の判定基準にしておくべきだと思うが

864:名無しさん@ピンキー
08/10/05 12:37:12 vhDS3gGd
もうそこまでいくと
悪い事を喜んでやる時点で悪い事が快楽や快感になってる訳で
悪に対する不快感が快感に変換されてるので無い悪落ちはどうよ。
本人が嫌々悪い事するとかは操りじゃねーの。

正義が何かをしたいって欲求は本人が気持ち良く過ごしたい、不快な考えな者を断罪する事じゃん。

865:名無しさん@ピンキー
08/10/05 12:44:00 bhji/MYw
ベッドの中で激しく腰を振りながら
「お前は正しいのか!お前は正しいのか!!」
と叫ぶだれかさんをなぜか連想して鬱 orz

866:名無しさん@ピンキー
08/10/05 13:07:54 Xusq2yUp
①快楽を与えられ調教されることで、快楽に依存し、快楽を目的として悪に従うようになる

②快楽を与えられることでヒロインを守護する謎パワーが弱まり(または邪悪な何かで変えられるor何かが溜まっていく)、
最終的に身も心も悪に染まる


快楽堕ちを批判しつつ、それでも堕ち展開を求めてエロゲをする人は、
もしかすると②を求めてるんじゃないかい?
①だと多くの場合ただの性奴隷な感じで終わってしまうから堕ちた感がいま一つ
②なら失敗展開も多いけど悪に堕ちた時の言い知れない感情は計り知れないはず


俺は断然②派
「どっちも同じ快楽堕ちだからどっちでもいいだろ?」と思った人は修行が足りない

867:名無しさん@ピンキー
08/10/05 13:24:52 aB+wu4DB
さすがにそれを同種と断ずる奴はいないだろ
俺はどちらも同じくらい好きだよ

868:名無しさん@ピンキー
08/10/05 13:32:07 7yglsskf
俺的には①は無いな


869:名無しさん@ピンキー
08/10/05 13:41:47 ARHGua2/
操られ要素が無くただ性格が悪くなっただけなのは単なる不良化で×
やっぱ洗脳or調教をする側の存在が大事だね

870:名無しさん@ピンキー
08/10/05 15:05:10 ijeA1qlg
>>866
俺も断然②派だな。
①も全否定まではしないが・・・

871:名無しさん@ピンキー
08/10/05 15:10:27 bhji/MYw
>>866
演出しだいじゃないかなぁ。
①のケースだとしても、序盤は快楽に流されて肉欲に溺れた自分を責めるような描写がある段階と、
次第に快楽に溺れつつある自分を恐れる段階があって、最後には快楽のために倫理や正義を
踏みにじる選択を自分の意志で行うような描写があれば立派な悪堕ちという気がするし。

872:名無しさん@ピンキー
08/10/05 15:13:32 OHJqEURh
品性が無くなる快楽堕ちはNG。①のパターンそれ多いけど。

873:名無しさん@ピンキー
08/10/05 16:16:33 vuoZI1H5
なるほどな。>>866なら、俺も断然②だな。①も全否定はしないけど。
やはりヒロインが邪悪化するところが華だと思っている。

874:名無しさん@ピンキー
08/10/05 16:20:33 bhji/MYw
>>872
そう言えばとある調教SLGでは、ヒロインを調教していくと「気品」のパラメータが次第に下がっていって、
ゼロになるとゲームオーバーだったw
残念ながらあのゲームはヒロインが魔女になったりはしないけど。

875:名無しさん@ピンキー
08/10/05 17:02:51 bjOjNdL+
やりまくって淫乱になるだけでいいならエロゲーほとんど洗脳ものじゃんか
洗脳されてんのは買っちゃう俺らだろうけど

876:名無しさん@ピンキー
08/10/05 17:50:23 xxm+J9Oe
サキュバスクエストって悪落ちあるかい?

877:名無しさん@ピンキー
08/10/05 17:59:12 fLYufIy2
ない。考えようによっちゃ妄想の余地はあるけど。

878:名無しさん@ピンキー
08/10/05 18:06:59 H7Ep+Rfb
ロイヤルブラッド2の体験版掘り出したんで上げておいた

URLリンク(toku.xdisc.net:8080)
pass:akuoti

製品版のセーブデータも使えるけど体験版に登場しないキャラはグラフィックが出ない
精神支配シーンも良いけどキャラのプロフィールみると簡単な設定が載ってるんで
脳内保管しながら楽しむのオススメ

879:名無しさん@ピンキー
08/10/05 18:50:15 LXWgOQ6g
>>876
最終的には主人公とのHで元に戻るから結果的には2次元エンド的なものになるのに目をつぶれば割と豊富に。
最初のツクール版のシスターは実にエロかった。ちなみに製品版での一押しは最初のボスのマーシャ。

後は2次創作でヒロインを堕としたサキュバスは元人間でそれがサキュバス化するまでってサウンドノベルは見たことがある。

880:名無しさん@ピンキー
08/10/05 19:43:18 BXJi0tMD
>>878
超GJ!
ありがたく頂きます
表情変化がぶっ飛んでるキャラもいたりして2倍おいしいです

881:178 猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:19:08 IS2PrpWf
こんばんわです。王子と王女の2回目です。ちょっとエロ度高め風味で

○二章

コンコン コンコン

コンコン コンコン


「………?」
昼間さんざんに遊びまわり、疲労が体にたまりまくった少年がベッドに入るなりすぅすぅと寝息を立てて寝てしまってから早や数時間。
本来なら朝がくるまで決して目が醒めることの無い意識が規則的に聴こえて来る不可解な音に、朧げに覚醒しつつあった。
「………」
少年の意識は音を無視して再び眠りに付こうとし、醒めつつある意識をシャットダウンしようと試みるが、それが脳に伝わる前に


コンコン コンコン


と、再び耳障りな音が鼓膜を突付く。
「…うるさいなぁ……」
その喧しさにとうとう少年の意識は覚醒し、眠たげな目を擦りながらベッドからむくりと上半身を持ち上げた。
風で外の木の枝でもガラス窓にぶつかっているのだろうか。と窓のほうをまだ半開きの目で見るが、別に外に風が吹いている気配は無い。
普段の町の明かりが消えた外からは、月の薄明かりが窓に差し込んできている。
そして、その光を背負いながら


コンコン コンコン


とガラス窓を叩く人影が、少年の目に飛び込んできた。
「…?」
まだ起き抜けではっきりとしない思考の中でも、少年は外にいる人影に少なからぬ疑問を持った。
何でこんな夜に人がいるのか
用があるなら何で玄関のドアを叩かないで自分の部屋の窓を叩くのか

(まさか……ドロボウ?!)

それだけに、こう少年が考えたのもごく自然であろう。少年の家に入ろうとした泥棒が一番入りやすそうな自分の部屋の窓に目をつけ、少
年が起きているかの確認にドアをコンコンと叩く。まったく理に適っている。
少年の脳内に、今まさに自分の部屋に押し込もうとする泥棒の姿が連想される。それはごつい体格で手に包丁を持ち、赤ら顔の髭面でまる
で鬼のような悪漢だった。
それが今にも自分の部屋に入り込もうとしている!!そうしたら、自分は捕まって食べられてしまう!
「ド、ドロ…!」
恐怖がありえない想像を生み、ザッと顔色が青くなった少年は、両親を起こそうと泡を食って部屋から駆け出ようとした。その時、
「待って。待ってちょうだい…」
外にいる泥棒から少年に向けて声がかかってきた。それは少年が想像していた野太い声と違い、とても優しげな天使のような声だった。
「え……?」
意外な声に思わず窓のほうに振り向いてしまった少年の視界に、月明かりを背景にした窓の外にいる不審者の姿が浮かび上がっている。


882:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:20:08 IS2PrpWf
そこには王室に仕える礼服に身を包んで髪を短く揃え、眼鏡とおでこを月光に光らせた女性が佇んでいた。
「…っ!」
その神秘さに、まだ思春期に入ったばかりの少年は思わず息を呑んでしまった。それほど、窓の外の女性には魔的な魅力があった。
「………あの…」
しばしの間その姿に魅入った後、少年はどうにか声を絞り出した。
「なぁに?」
外の女性は小首を傾げ、優しげに微笑みながら少年を濡れた瞳でまじまじと見つめ続けている。が、

「おねえさんて……、ドロボウ?」

「ド、ドロ……?!」
という少年の純粋すぎる疑問に、思わず窓枠から消えそうになるほど派手につんのめってしまった。
「ち、違うわよ!私のどこが泥棒に見えるのよ!」
さっきまでの蟲惑的な仕草はどこへやら、外の女性は明らかに怒りを含んだ声を少年へと向けていた。
まあ、真夜中に人の家の窓を叩く不審人物を泥棒以外に考えることの方が難しいとは思うのだが。しかし
「違うの……?じゃあ、おねえさんは…誰?」
という少年の疑問を耳にして、女性はなんとか心の平静を取り戻した。
この少年はあくまでも単なる疑問の一つとして自分を泥棒と言ったに過ぎないこと。別に他意があってのことではない。
そう思い至ることで、女性は最初のペースを取り戻すことが出来た。
女性は再び顔に笑みを浮かべ、窓越しに少年に再び目線を投げかけた。
「それに答える前に…、まずこの窓を開けてくれないかしら?」
「え…?」
この女性の言葉に、少年は少し躊躇いを覚えた。
以前から、知らない人を勝手に家に入れてはダメだと母親に耳にタコが出来るほど言われている。なるほど窓の外の女性はとっても綺麗な
人物ではあるが、自分が知らない人間であることに変わりは無い。
それを、易々と家の中に入れるのにはさすがに抵抗があった。
「でも…、お母さんから知らない人を入れちゃだめだ。って……」
何か後ろめたいかのように女性に向けて少年は語りかけた。
「ねえ…、お願い。この窓を開けて頂戴……。開けるだけで、いいんだからぁ……」
が、女性はそんなことには全然構わず、少年の目をジーッと見つめながら再度お願いをしてきた。
「そんなこと…言われても………?」
なんと答えてよいかわからず困惑する少年の視界が、次第におかしくなってきている。
自分を見つめる女性の眼が、まるで血のように紅く輝き自分の網膜をちりちりと焼いている感覚がする。
見えるものが女性の姿。聞こえるものが女性の声。感じるものが女性の気配。
だんだんと自分の五感全てが女性のものしか感じられなくなってく。そんな気がしてくる。
「あ……」
少年の瞳から意思の光が次第に消えていき、表情というものが失せていっていく。

「開けて…、窓を開けて……。お願いだから………」

耳に響く女性の声が、強烈な強制力を少年の心に与えてきている。まるで、女性の言うことに従わなければいけないという強迫観念が少年
の心を支配しつつあった。
(ああ…、そうだ。はやく窓を開けないと…)
少年はとにかく窓を開けなければならないという思いに心を奪われ、ふらふらと窓に近づくとそのまま窓の鍵をがちゃがちゃと外し、両手
を窓に添えてグッと力を込めた。
ギィ、と木と木が軋む音と共に窓が開かれ、外の冷たい空気が部屋の中にさわさわと入り込んでくる。
それと一緒に、入ることを許された女性も窓をひょいと飛び越えて部屋の中に入ってきた。
「うふふ… ボク、ありがと」
女性は愉しげに顔を綻ばせると、手袋をはめた手を少年の顔に伸ばしスルッと頬をひと撫でした。
「ふぅっ…」


883:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:21:11 IS2PrpWf
頬をなでられた。ただそれだけのことなのに少年の背筋には今まで感じたことのないような痺れるような感触が走り、無意識のうちに溜息
をついてしまう。
「あ、あの…。お、おねえさんは……」
バクバクと鳴り響く鼓動に息が詰まるような感覚を味わいながら、少年はたどたどしい声を何とか絞り出した。
ただ、『おねえさんは何をしに来たの』という言葉を最後まで言うことは出来ず、女性からすれば何を質問しようとしてるのかはわからな
いものではだったが。
だが、女性はそれまでの流れから少年が何を言いたいのか察したようで、クスリと笑うと少年の耳元に顔を近づけ
「うふふ、お姉さんはねぇ……」
そこまで言ってから一拍の間をおき、

「ボクを、気持ちよくさせるために来たのよ」

と、コソッと囁いた。
「え…?気持ち、よく……?」
そう言われても少年には何のことだかいまいちピンとこない。『気持ちよくなる』という単語が何をさすのか、それを理解できるほど少年
は知識も経験ももっていなかった。
「きもちよくって……なにが?」
少年のもっともな質問に、女性の眼鏡の下の瞳がキラリと輝いたような気がした。
「それはね……」
薄笑いを浮かべている女性の口から、人間ではありえない長さの犬歯が顔を見せる。それはさらに長さと太さを増し、口の中に収まりきら
ずに唇を割って外に飛び出てきた。
「こういうこと、よ!」
少年の横で大きく口を開いた女性は、そのまま少年の喉元目掛け、二本の牙を勢いよく齧り付かせた。

ガッ!

「ひゃあっ!」
自分の首に二本の太い針が強引に刺し込まれた感触。少年はそのとき発生した激痛から飛び上がるような悲鳴を上げた。
「い、痛い!おねえさん、やめ……」
が、少年の懇願に構わず女性は首を貫いた牙をどんどん奥へと埋めていく。
『バカなことを言わないの。これからがすごいんだから……』
少年の頭に、女性の声が直接響いてくる。そして、その『これから』が今まさに始まろうとしていた。

チュウゥゥ…

「ひっ!」
皮膚を破り、肉を掻き分け、血管を貫いた牙が傷口から溢れ零れる血を吸引し始めた時、それまで少年の神経に走っていた『痛み』に上書
きされるかのような別の感覚がビリッと走った。
少年にとっては、その感覚がなんなのかは理解できない。なぜなら、今までの人生の中でその感覚を味わったことがないからだ。
じわじわと脳が痺れるような、体がふわりと浮いてしまうような、はたまた適温のお風呂の中にじっくりと浸かっているような。
そんないつまでも感じていたいような、それでいて自分が消えそうで恐くなる感覚。
「な、なにこれ……。や、やだ!変、変だよ僕!!お、おねえさん!なにこれ、なにこれぇ!」
『これが、気持ちいいってものなのよ。どう?気持ちいいがどんどん大きくなっているでしょ?私がボクの血を吸うたびに……』
「これが…、『気持ちいい』……?」
今まで少年が何かしらのことで気持ちいいと思うようなことは勿論多々あった。ただ、それは自分が行ったことに対する気持ちよさであっ
たので、先ほどにもあったとおり他人から与えられる『気持ちいい』というのは理解の範囲の外だった。

だが、今女性から与えられている未知の感覚が『気持ちいい』というものだということを、まだ熟れきっていない少年の体は本能的に理解
し始めていた。
女性の『気持ちいい』という言葉と女性から与えられている感覚がイコールで繋がれ、少年の心に入力されていく。


884:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:22:08 IS2PrpWf
(これが……『気持ちいい』。なんだ……)
『そうよ。お姉さんはこれを君にあげにきたの。いいでしょ?とっても、気持ちいいでしょ?』
一旦そのことを理解すると、首から与えられる『気持ちいい』がどんどん体の中に浸透していく。少年の全身の細胞が『気持ちよさ』の共
有を求め、他の細胞が感じている『気持ちいい』を受け取り、広めていく。
(きもちいい…気持ちいい… 気持ちいい!)
少年の顔には、年齢には不相応の笑みが浮かんでいる。快楽を受け入れ、快楽を求める性に溺れた爛れた笑みが。
「どうかしら?お姉さんに血を吸われる気分は?」
女性は牙をつぷっと引き抜くと、顔を真っ赤にし息を荒く吐いている少年に面白そうにに尋ねかけた。
「あ……はあぁっ、はぁっ……」
が、少年は声にもならない声を上げるだけで女性の質問に答えようとしない。
いや、あまりの気持ちよさに出来ないといった方が正しいのか。
「どうしたの?気持ちよくなかったの?だったら…、もうやめちゃおうかな」
女性はいかにもわざとらしくつん、とそっぽを向いて少年から視線を逸らす。その態度と声に、少年の顔色がサッと青くなった。

(おねえさんの質問に答えないと、もう気持ちよくなれない!)

「あ、あああ!き、気持ちいいです!おねえさんに血を吸われるの、気持ちいい!とっても、とっても気持ちいいんです!!
ああぁっ!だ、だからやめないで!もっと、もっと吸って!ボクの血、もっと吸ってくださいぃ!!」
少年は女性をぎゅっときつく抱きしめ、無意識に腰を揺すりながら裏返った声を上げて懇願していた。その股下にあるものは滾る熱をもち
がら少年には似つかわしいほどに勃起している。
(ふふ…)
少年のその痴態を見て、女性は嗜虐的な笑みを浮かべた。
まだ性がなんたるかもわからない無垢な少年を吸血の快楽漬けにして食うことの、なんと面白いことか。ただ単純に血を吸うよりも、こう
やって身も心も蕩かしてからその血を啜ると、何倍にも増してその味が濃く美味しくなってゆく。
「そう。そんなに私に血を吸われたいの」
「は、はい!おねえさん!!ボクの血、全部お姉さんに上げます!だからもっと、もっと気持ちよくしてください!」
もう少年の目には理性の光はない。ただただ命を吸われる快楽を貪り、それが破滅に向うと分かっていてもやめられない獣欲に身も心も支
配されていた。
「ふふふ、可愛い子ね…。わかったわよ。
じゃあ、もっともっと気持ちよくしてあげるわ。そこのベッドに上がりなさい。もちろん、服は全部脱いでね…」
「う、うん!!」
嬉々として寝巻きを捨てるように脱ぎだした少年を、女性はクスクスと笑いながら見続けていた。



「で、それからどうしたというのですか?」
まだまだ夜が明けない深夜のメルキルス城。その中の一室で一組の男と女がもぞもぞと蠢いていた。
男の方は椅子に座りながら自分の前にしゃがみこんでいる女の頭を片手で抑え、女の方は服をあたりに投げ散らかして全裸のまま男の股間
の間に顔を埋め、そこから飛び出たものに一心不乱に唇と舌を動かして男の質問に答えるそぶりを見せようともしない。
もしかしたら、行為に夢中で耳に入っていないのかもしれない。
「…質問にはちゃんと答えなさい」
部屋の主であり、女性の主人であるナルストの苛立つような声に夢中に頬張っていた下僕のサンディはピクッと体を揺らし、涎の糸を口元
から引かせナルストの方を見上げながら口を開いた。
「……はい。その後男の子のチンポを咥えてやったら獣が吠えるように声を上げて…、噛み付いたらあまりの気持ちよさから背筋をギュー
ッて伸ばして…、どぴゅどぴゅ射精しながら失神しちゃいました……。
あれ、絶対あの子の精通でしたわ。口一杯に新鮮な精気が流れ込んできましたもの……」
サンディはうっとりと目を泳がせ、そのときのことをぽつぽつと思い出すかのようにゆっくりと口を動かしている。
「…それからあの子の上に跨って、ギンギンにおっ勃った童貞チンポをゆっくりと胎内にはめてあげました。
そうしたらあの子、ケダモノのような声を上げて気を取り戻し、次の瞬間射精してしまったんです。私の胎内にドクドクッて出していると
きの気持ちよさそうなバカ面、今思い出しても噴き出そうになります。
でも、本当に面白いのはこれからなんですよ…」


885:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:23:55 IS2PrpWf
言葉の端はしに人間に対する侮蔑を込め、サンディは太腿をゆっくりと擦り合わせながらククッと微笑んだ。
「その子よっぽど私の胎内が気に入ったのか、私の腰を両手で掴んでぐいぐい自分に押し付けてきましたの。『気持ちいい、気持ちいい!
もっと擦って、もっと出させてっ!』て喚き、ながら…
まだまだ女の味も全然知らない尻の青い子どものはずなのに、に、人間の下卑た本能って本当に恐ろしいですよね……」
吶々と状況を語るサンディの息遣いが、次第に荒くなってきている。
「ですから…、あの子の望みどおり…ガンガンに犯してあげました、わ…。何度も、何度も射精させて…さ、最後は何もでなくなるまで…
仲間にしてはいけないからあまり血を吸えない分、下の口からたっぷりと精気をもらわなくてはいけません、から ね…
で、最後の 射精の時に牙を喉に立ててあげました…の。上の口と下の口から同時に吸った命…。あの子も私もとっても…満たされました。
あの子ったら最後は自分のベッドを汗と涎と精液でグチャグチャにして…。あれでは、三日は…腰が抜けて起き上がることも出来ません、
わ……。ハァァ…」
そこまで言ってから、サンディは辛抱たまらないかのように深く息を吐いた。その瞳は熱持ったように潤み、唇から覗く牙は痛いまでに
ぎりぎりと長く太く伸び切っている。
別に血に渇望しているわけではない。敬愛する主人であるナルストの肌に触れ、その一物に奉仕していただけで心のうちから湧きあがる情
欲を抑え切れなくなっているのだ。
その結果、吸血鬼としての本能が滾り普段は目立たないくらいに引っ込めている牙を抑え切れなくなっているに過ぎない。
今まで口にしていた淫猥な言葉と思い出した体験も、サンディの肉欲の昂ぶりに拍車をかけているのだろう。
「あ、あの…、ご主人様……。も、もう我慢、出来ません…。お情けを、お情けを頂戴したく思います……」
もじもじと体を揺し懇願するような声を出すサンディに、ナルストは満足したような笑みを浮かべた。
「主人に頼み事をするとは…、随分と出来の悪い下僕ですね……クク。
いいでしょう。では、その節操のない尻をこちらに向けなさい」
「は、はい!!」
やもすれば侮辱とも取れない言葉ではあるのだが、ナルストに反抗する心を完全に消されてしまっているサンディはナルストの言葉に不満
な顔は一切見せず、寧ろニッと顔を綻ばせ、四つん這いのまま体を180度回転させて自らの下半身をナルストのほうへ向けた。
ナルストの視界に入ってくるサンディの谷間は、体の内から溢れ出てきた液で太腿の下まで濡れ光っている。
「私のものをしゃぶっていただけで、こんなに溢れさせてしまったのですか?本当に、あなたはいやらしい体をしていますね」
「も、申し訳ございません…でも、でも……」
もう一刻も待てないといったように、サンディは半ば涙声になりながら腰を振ってナルストを待ち焦がれていた。
「吸血鬼の最大の悦楽は他者の命を体内に受け入れること。こんな人間のような睦み事など、本来なら勘弁といきたいものですが…
まあ、これも愉しみの一つと思えば悪くはないものです」
サンディのはしたないダンスを一通り眺めたナルストは、そのふりふり動く臀部に両手をかけると自らの剛直を思い切り突き入れた。

「あううううーっ!!」

それだけで、サンディは自分が先ほど散々馬鹿にした今日の獲物の少年のように甲高い嬌声を上げ、偽りの熱さを持つ肉棒が自らの体を貫
く激しくも心地よい感触に全身を震わせた。
(や、やっぱりこれ凄い!血を吸うのも気持ちいいけど、ご主人様に抱かれるのもとっても気持ちいい!)
ナルストに吸血鬼にされた時、サンディはまだ男を知らない体だった。興味が無くはなかったのだが、生来の性格ときつい面差しが男が近
寄るのを躊躇わせ、またサンディ本人も自分は男には好かれないだろうと半ば諦観していたところがあった。
そんなサンディがナルストに戯れに犯された時、サンディの心に疾ったのは自分が想像していたのをはるかに上回る悦楽だった。
破瓜の痛みなんてものは全く感じられない。
体をゴリゴリと削り擦られる感触、定期的に打ち付けられる腰と腰、そして最後に放たれる熱い迸り。
その全てが、サンディの心をドロドロに溶かす強烈な毒となって染みこんでいった。

それ以来、サンディは夜の吸血の際に男を餌食にする時は一緒に下からも搾り取るようになってしまった。
確かにナルストの言うとおり、吸血による生命力の搾取に比べると情交によって得られる悦楽は吸血鬼の体になった自分にとってはいまい
ち物足りないのは事実だ。


886:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:25:53 IS2PrpWf
他者の命のエキスを自分の体に入れるという行為は吸血も吸精も変わらない筈なのだが、やはりルビー色に彩られる液体はそれを心に思い
描くだけでサンディの心に堪え難い渇望を思い浮かばされる。
だが、ナルストによって与えられた肉の悦びも、それまでそういうことに全くの無縁だったサンディの心に抑えがたい欲望をしっかりと植
え付けていた。
吸血という行為にサンディは他者の心を征服しているイメージを持っていたが、蹂躙するセックスはそれに加えて肉体すら征服しているイ
メージをサンディの心に植え付け、それがサンディの嗜虐心をいたく満足させる結果になっていた。

まあ、その為一人にかかる時間が増えてしまった結果吸血の効率は落ちてしまったわけなのだが。

「あああっ!もっと、もっと強く突いてください!私の体を、メチャメチャに貫いてください!!
激しく、激しく!あの日のように、私の体をご主人様のもので満たしてくださいぃっ!」
そして、サンディがナルストを求めるのには、もう一つ理由があった。
サンディがナルストによって吸血鬼にされた夜。そのときに味わったナルストの牙に猛々しく蹂躙される快感をサンディの体は一時たりと
も忘れることがなかった。
あの快感を再び味わいたい。身も心も牙に溶け、征服される悦びをこの身に感じたい。
そう思い、何度もナルストに吸血を求めたが、ナルストは全く取り合おうとしなかった。
ナルストの牙で吸血鬼となったサンディの肉体から新たに精気を吸う意味も無いし、吸血鬼が吸血鬼の血を吸うことが一種の禁忌であるこ
とも理由としてあげられるだろうが、いずれの理由なのかははっきりしない。
とにかく、ナルストがサンディの体に牙を突き立てないことだけは確かなことだった。
そのため、サンディは牙で突かれる代わりにナルストとの情交によりその身にナルストのモノを突かれる快感を得ているのだ。
先ほどナルストが言っていたように、セックスによる快楽は吸血によって得られる快楽に比べるといまいち物足りない。
あの日の牙による快楽を思い出すと、やはり今肉体が受けている快楽はそれに比べると数段劣るのは確かなのだ。

が、サンディはナルストに肉体を征服されている。そう感じるだけで満足していた。
悦びも、痛みも、肉体も魂も、自分が持っている全て敬愛する主人に捧げるマゾヒスティックな悦びが、吸血に比する快感をサンディの心
に与え続けていた。
「あっ、あひ、あひぃっ!!」
パンッ!パンッ!!と腰と腰がぶつかりあう音が部屋中に鳴り響き、ナルストの腰が打ち付けられる度にサンディの口から伸びきった牙と
舌と涎と悲鳴がこぼれた。
(……下僕の身で主人を差し置いて悦びに浸るとは、本当に出来の悪い下僕ですね)
一方ナルストは、自分の下で嬌声を上げるサンディを冷たく見下しながら機械的とも思える腰使いでサンディを弄んでいた。
実際、ナルストにとってはこんな行為はさほど意味のあるものではない。腰から込み上げる快感はナルストの体全体に伝播してはいるもの
の、吸血鬼の身としては『それがどうした』程度のものである。
これはあくまでも、下僕に対して与える褒賞のようなものだ。自分が快感を求めてのものではない。
それ故、自身が悦びに包まれることも無い。第一、いい加減腰がだるくなってきた。
そろそろ時間も迫ってきたことだし。
「では…、そろそろ終わらせましょうか」
そう言い放ち、ナルストはサンディの膣内(なか)に意図的に白濁を迸らせた。別に射精のコントロールなどいくらでもできる。伊達に永い
時を生きてたりはしないのだ。

「あ、あ、あああ~~~~っ!!」

子宮口にナルストの射精を受けたその瞬間、サンディの体は一気に頂点へと駆け巡り、身体をビクビクッッ!と反らせた後に胸から床へと
沈み込んだ。
「ハアッ、ハアッ…。ご主人様ぁ、サンディの膣中は気持ちよかったですかぁ……?」
「ええ、とてもよかったですよ。さすが私の選んだ下僕だけのことはあります」
「あはぁ…、とっても…嬉しいです…」
激しく息を吐きながら嬉しそうに瞳を細めて微笑むサンディに、ナルストは顔の表面だけはいかにも満足したかのような満ち足りた表情を
浮かべていた。
そのほうが、この奴隷をより都合よく扱うことが出来るから。


887:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:26:56 IS2PrpWf
「サンディ、満足しましたか。でしたら服を着て自室へと戻りなさい。
こんな夜更けとはいえ、見張りに見つかりでもしたら後で厄介ですからね」
「……はい。畏まりました…んっ」
主人の命令にサンディはしぶしぶと従うと、名残惜しそうに自身に埋められたナルストの豪槍を引き抜き後処理を済ませると、あたりに散
らばっている服を手に掴んだ。
その時、ふと思い至る事があったのか、下着を手に持ったままサンディはナルストのほうへ振り向いた。
「あの…ご主人様。除光液に浸からなくてもよろしいのでしょうか?」
確かに、今のサンディは正体である吸血鬼の姿だ。いくら服を着ていたとしても近くでその姿を見られれば人外のものだと看破される。
「こんな夜にそうそう近くで見られたりはしません。そんなに用心するなら自室で浸かりなさい」
「はい…」
ナルストの言葉は明らかにさっきと言っていることが矛盾しているのだが、サンディは疑問に思う気持ちも持たず、いや持てずいそいそと
服を着込み始めた。とにかくナルストとしては、一刻も早くサンディからこの部屋を出てもらいたかったのだ。
「それでは、失礼します」
「ええ、明日も頑張ってくださいね」
たちまちのうちに淫婦から凛とした王子の教育係へと姿を変えたサンディが一礼してナルストの部屋から出て行ってから、ナルストはどっ
かと椅子に腰掛け、軽い溜息をついた。
「ふぅ…。あの下僕、使い勝手はいいのですが少々好き者過ぎますね…。まさか私より効率が悪いとは思いませんでしたよ…」
サンディを下僕にして二週間余りが過ぎたのだが、ナルストが夜な夜なこの国の人間を吸血している人数よりサンディが吸血している数の
ほうが圧倒的に下回っているのだ。
これは、言うまでもなくサンディが吸血と同時にセックスまで行っているからである。命令で止めさせることも考えたのだが、サンディの
吸血鬼としての欲望が吸血衝動だけでなく性欲にも現れていることを考えると性欲を抑制したら逆にさらに効率が悪くなる恐れもある。
「足が出やすくなりますからできるだけ下僕は増やしたくはなかったのですが…、どうしたものですかね……」
ナルストが今度のことをぶつぶつと思索していた時

コンコン

と、部屋のドアをノックする音が聞こえてきた。
「ん?ああ、もうそんな時間でしたか。どうぞ、入ってきてよろしいですよ」
「は、はい……」
ガチャリ、とドアを開けて入ってきたのは一人の妙齢の女性だった。
「お待ちしていましたよ。では、今夜も治療を始めましょうか……」
入ってきた女性はナルストの声に、顔を火照らせながらこくりと頷いた。





あの日から約二週間、アレクサンダーは普段の王子を見慣れている人から見たら信じられないくらい大人しい日々を送っていた。
サンディや他の教育係による勉強もサボりもせずに素直に受け、いたずらも目に見えて減っていた。
「爺は、爺はこの時を待っておりましたぞ!アレクサンダー様がこの国を治める者としての自覚をもたれる日が来ることを!」
執事長のシャップは王や王妃の前で号泣して、危うく高血圧で倒れそうになったものの、シャップのように遂に王子が心を入れ替えた…と
見る人間は小数で、大多数の人間はどこか身体の調子が悪いのではないか?とかサンディ殿が目に余る王子の振る舞いに業を煮やし頭をい
じってしまった。とか不確定な情報が城中を駆け巡っていた。
本来なら歓迎すべきことなのだろうが、あまりに突然のことなので城中が戸惑っているとも言える。なにしろ、アレクサンダーがいたずら
を始めてこの方、城の人間が心休まる日々は皆無といってもよかったのだから。

が、もちろんアレクサンダーは心を入れ替えたわけではなかった。あれは自分なりの現状に対する抗議の意味をこめていたのだから、それ
を放棄するのは自分が『個』ではない国の中の『公』に組み込まれてしまうことを意味する。まだ『自分』の時間を持っていたいアレクサ
ンダーにいたずらを放棄する気はさらさらなかった。
それがなりを潜めたのには、もっと別の意味があった。


888:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:27:53 IS2PrpWf


「アルマリス、入るよ」
部屋の扉をノックしてから、アレクサンダーはアルマリスの部屋に入ってきた。門番ともいえる犬のティフォンが尻尾をぱたつかせながら
アレクサンダーに近づいてきた。
よしよしとアレクサンダーはティフォンの頭を撫でると、アルマリスが横になっている天蓋付きのベッドへと進んでいった。
「あ…兄様……」
近づくアレクサンダーに気づき、アルマリスは青い顔に精一杯の笑顔を浮かべ、重だるそうな上半身をよっこらしょと持ち上げて出迎えた。
「無理はしなくていいよアルマリス。辛いんだろ?」
「いいえ…。今日はいつもに比べると調子もいいので……」
嘘だ。とアレクサンダーは一瞬で看破した。起き上がってからの顔色は一層酷くなり額からは一筋の脂汗も流れてきている。兄が来た手前、
無理をしてでも精一杯で迎えようという心遣いが、痛いほど理解できる。
でも、そんなアルマリスを見てるのも正直言って辛い。
だからと言って、頭ごなしに無理しないで寝ろというのもアルマリスの気持ちを踏みにじってしまう。
「そうか…。じゃあ」
と言うなりアレクサンダーはアルマリスのベッドによじ登り、アルマリスの顔を掴むと自分の胸にそっと抱き寄せた。
「きゃっ、兄様?」
突然のことにあたふたするアルマリスに、アレクサンダーは優しく呟いた。
「これなら、ちょっとは楽になるだろ?」
「……はい。有難うございます、兄様…」
頬をちょっと赤らめこくんと頷いたアルマリスは、それから暫くの間無言のまま兄の胸に埋まっていた。


二週間前、外に連れ出したアルマリスが突然体調を崩し、慌てふためいて城に帰還して以来アルマリスはベッドの住人になっていた。
その次の日は熱が40度を越し、城中が大騒ぎになったほどである。
その後何とか危機は脱したが、その後も微熱が引かず全身を倦怠感が支配して屋外はおろか部屋の外に出ることも難しい状態になっている。
アルマリス付きの医師によれば風邪をひいたとのことだが、元々体の弱いアルマリスにとってはひとつの風邪がより強力な疾患へと繋がる
恐れがあるために風邪とはいえ油断は出来ない。
事実、罹患から二週間たっても治る気配も見せず、ぐずぐずと長引いているのだから。
そして、その原因があの時アルマリスを外に連れ出した事にあるのはどう見ても明らかだった。そして、結果的にアルマリスが体を壊す原
因を作ってしまったことにアレクサンダーは激しい後悔に襲われていた。
自分が良かれと思ってアルマリスにした行いが、逆にアルマリスを苦しめることになってしまったのだから。
もちろんこのことを知っているのはアレクサンダーとアルマリス、そしてララディアの三人だけなので他の面々はいつものように体の弱い
アルマリスがいつものように調子を崩したと考えている。
さほど警戒されていない今だからこそアルマリスを外に出せるのだ。もしアルマリスを恒常的にアレクサンダー外に出していた、なんて事
を知られたらアルマリスの部屋にはアリも這い寄ることが出来なるなるような見張りが敷かれ、今後二度と自由に城外に出ることは出来な
くなってしまうだろう。
自分の身勝手な振る舞いが妹にこんな思いをさせてしまった。
(ならば、アルマリスの体が回復するまで大人しくしていよう)
そう誓い、サンディの部屋にカエルを放り込んで以降、アレクサンダーは全てのいたずらを封印していた。一種の願掛けとでも言えるもの
だが、アレクサンダーの願いを笑うかのようにアルマリスの体調は一向に改善しなかった。
「ごめん、アルマリス。あの時無理に外に出してしまったから……」
自分の胸の内で少し辛そうに息を吐いている妹に、アレクサンダーは本当に申し訳なさそうに頭を下げた。
そこには外で見せている傍若無人という仮面を取り、身内にしか見せない歳相応の少年がいた。
「気にしないでください兄様…。体が辛いのを隠してついていった私のほうが悪いのですから…」
それは兄への思いやりなのか、それとも本当の事なのか。少なくともアレクサンダーは後者とは取らなかった。
「兄様……、また今度、あの木の下に行きましょうね。今度は、ティフォンも連れて………」
「ああ…、そうだな。そうだな……」
自分が呼ばれたと思ったのか、ごろんとうずくまっていたティフォンがひょこひょこと近づいてくる。そして、主人に向けて声をかけよう
とした時、


889:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:29:09 IS2PrpWf

「…アルマリス?おい、アルマリス!」

アレクサンダーが突然大声を上げ、ティフォンは放ちかけていた吠え声をバクン!と閉じてしまった。
アレクサンダーの腕の中のアルマリスは、忙しなく息を吐き顔色は青を通り越して黒に近くなっている。額に触れた手は火傷でも起こしそ
うなくらいに熱い。
「だ、誰か!医師を呼んでくれ!!早く、早く!!アルマリスが!!」
アレクサンダーは外の衛兵どころか塔の天辺にいても聞き届きそうな大声をあげ、ティフォンもつられてワンワンと危機を伝えるかのよう
に吠えまくった。
「しっかりしろ!アルマリス、アルマリス!」
慌てふためくアレクサンダーの呼びかけに、アルマリスは聞こえているのかどうかは分からないが微かに目を開き僅かだが首を動かした。
それからアルマリス担当の医師が来るまでの短い時間、アレクサンダーは必死にアルマリスの名前を連呼し続けていた。


「お前はアルマリスはただの軽い風邪だって言っていたじゃないか!なんでこんなに酷くなるんだ!」
解熱剤は打ったものの、いまだに顔を青くしながらうんうんと唸り続けるアルマリスを見てアレクサンダーは医師に食って掛かっていった。
娘の容態が悪くなったと聞き、国王メルキル15世も王妃のフェレスも公務を一時中断してやって来て、心配そうにアルマリスを見ている。
「ひ、姫様はお体が生まれつき弱くていらっしゃるので、ちょっとしたきっかけで……」
医師はしどろもどろといった感じでアレクサンダーの追及に答えている。正直、医師としてもアルマリスのあまりの病弱ぶりに泣きたい気
分だった。
王室付きの医師になれたと数年前は喝采を叫んだものだ。これで、時々王室の人間に適当な病名を言って栄養剤でも渡しておくだけで普通
の医者の何倍もの月給を手にすることが出来き、わが世の春を謳歌できると。
ところが、アルマリスの担当になってから気の休まる暇がない。外を歩くと熱を出し、中を歩くと倒れこむ。そして、その都度呼び出され
処方をしなければならない。しかも当然のことだが失敗は許されない。
アレクサンダーにつき合わされるのは拷問に近いが、アルマリスに付くのもある意味でひどい拷問だった。
「言い訳はいい!とにかく今すぐアルマリスの熱を下げろ。さげろ!さげろ!!」
何しろアルマリスへの処方に手間がかかるのに加え、妹思いのアレクサンダーがこのように度々口を出してくるからたまったものではない。
ここで下手打って怒りの矛先が自分へと向けられたら、毎日何をされるかわからない!
「この藪医者!たかが熱を下げることも出来ないのか!そんな役立たずは不要だ!とっと荷物を纏めて城からで…」
「息子よ、落ち着くのだ。そうすぐに薬は効きはしない。それに、そんなにアルマリスの耳もとで怒鳴っていたらアルマリスも寝られない
ではないか」
「うっ…!、はい…」
自分ではどうすることもならない焦燥感がやり場のない怒りを生み、医師に八つ当たりしていたアレクサンダーを父親であり国王のメルキ
ル15世がビシッと嗜めた。
アレクサンダーもその一言でハッと正気を取り戻し、口を噤んだまますごすごと父王の後ろに逃げるように下がった。
アレクサンダーの舌禍から逃れることが出来た医師は目で国王に感謝の言葉を述べると、国王達にアルマリスの容態が安定するまで絶対に
安静にさせること。そして、アルマリスの部屋に看護要員以外は誰も入ってはならないことを申し伝えた。


「ちくしょう!」
部屋の外で心配そうに立っていたララディアに、アレクサンダーは悔しさで顔を歪めながら吐き捨てた。
「なんでアルマリスだけあんな目にあうんだ!何かアルマリスが悪いことをしたって言うのか!」
悪いことなどしようはずがない。そもそも、悪いことが出来るほどアルマリスは丈夫な体をもっていない。
「神は、何だってアルマリスにあんな弱い体を与えたんだ!ろくに外を歩くことも出来ない、体を!」
「王子……」
自分の前で神への恨み言を口にするアレクサンダーに、ララディアはかける言葉が見つからなかった。
妹の幸せをなによりも大事にしていたアレクサンダーにとって、自分が原因でアルマリスが大病を患ってしまったのは何物にも変えがたい
悔恨であろう。よかれと思ってしたことが、物凄く悪い目に出てしまったのだから。
「出来ることなら僕が代わってやりたい。せめて、アルマリスが感じている苦しみの何分の一かでも僕が被ってやりたい!」
それは、紛れもないアレクサンダーの本音だろう。


890:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:30:18 IS2PrpWf
「ララディア、何とかならないのか?!アルマリスから苦しみを取ってやる方法はないのか?アルマリスが元気な体になる方法は、この世
のどこにもないっていうのか?!」
「そ、それは……」

「あるかもしれませんよ」

言葉に詰まるララディアの後ろから、唐突に発せられた声があった。
「?!」


10


驚いて振り向いたララディアの視線の先には、どこから来たのかサンディが突っ立っていた。
「どういうことだサンディ!アルマリスを元気な体にする方法が、あるっていうのか?!」
血相を変えて叫ぶアレクサンダーに、サンディは指先で眼鏡をかけなおしながら努めて冷静に答えてきた。
「この世には人間の体質を変えてしまう術法もあると聞きます。それらを用いてアルマリス様の体質そのものを変えてしまえば、病魔に冒
されない健康な体を手に入れることが出来るかもしれません」
「そ、その方法を、サンディは知っているのか?!」
アルマリスが健康な体になるかもしれない!
目の雨に現れた希望に顔を輝かせたアレクサンダーに、サンディは申し訳なさそうに頭を下げた。
「申し訳ありません、私もまだ未熟な身の者で……。ただ、書庫に少し心当たりがありますから探してみようと思うのです。
ですが、膨大な書庫ですからそれを探すのに時間を割くと、王子の勉強が……」
「そんなことはどうでもいい!僕の勉強なんか放ってもいいから、その本を探してくれ!頼む!!」
アレクサンダーにとって、自分の勉強よりアルマナウスの健康の方が優先されるのは当然のことだった。そんなわずらわしいことに時間を
割くよりは、本を探してくれた方がよっぽど後の役に立つ。
「今すぐでもいい!早速探してきてくれ!!」
「畏まりました……」
恭しくお辞儀をし立ち去っていくサンディに、アレクサンダーは手を振りながらサンディが角を曲がるまで頼むぞと叫び続けていた。
ララディアも、どちらかといえばアレクサンダーを疎ましく思っていたサンディがこんな建設的な話をしたことに軽く胸をときめかせてい
た。
その為ララディアも、普段は恐ろしいほど聡明なアレクサンダーも気分が浮かれていたからか気づくことはなかった。
立ち去っていくサンディが、石張りの廊下を歩いているにも拘らず足音が全くしていなかったことに。





その日の夜のこと。
「…あれ?」
不寝番で廊下を巡回していたクーラは、突然立ち止まってから後ろをくるりと振り向いた。
「どうしたの?」
「いや…、なんか、向こうの灯りが一瞬暗くなったような気がして…」
一緒に回っていた同僚のマーシュが何事かと問い掛けると、クーラは奥歯に物が挟まったような物言いを返してきた。
それは、ちょっとだけ視線を横に向けたとき、本当に一瞬だが向こうの突き当たりの通路を赤々と照らす照明が何かに遮られたかのように
暗くなるのを感じたのだ。
もう時間は夜の二時を回っているし、この時間にここを歩いているのは自分たちしかいないはずだ。
となると、考えられる選択肢はそう多くはない。
「ひょっとして……泥棒?」
「う~~ん……。でも私の見間違いってことも考えられますし…。何しろほんの一瞬でしたから……」
クーラとしてもいまいち確信がもてない。本当に気のせいということも考えられるからだ。
が、例え気のせいだったとしても見逃すわけにはいかない。それが夜間の警備を任せられた不寝番の役割なのだ。
「でも、やっぱり見に行った方がいいんじゃないかしら…」
クーラにせよマーシュにせよ、女性ではあるが城内警備を任務にしているだけのことはあって一般的な護身術や刀剣術は心得ている。
泥棒の一人や二人なら軽く捻れる自信は持っていた。


891:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:31:23 IS2PrpWf
「…うん。じゃあちょっと向こうを見てきますね。マーシュはこのまま巡回を続けていてください。何かあったらすぐに戻りますから」
「わかったわ。気をつけてね…」
マーシュが心配そうに見送る中、クーラは突き当たりへパタパタと駆け出していった。
まあ、泥棒がいても一人で何とかなる。とクーラは軽い見通しを立てていた。そのためにマーシュは残し、クーラ一人で向っていった。

結論から言えば、それは非常に甘い考えだった。不審番がいつも二人で行動しているのは、非常の際に片方だけでもそこから逃げ延びて異
常を他の者に知らせるためなのだ。
それがクーラが単独で行動してしまっては、クーラに何かがあってもマーシュがそれを知ることは出来ない。つまり、クーラがどんな目に
あってもマーシュはクーラを助けることは出来ない。


11


もっとも、もしマーシュがクーラについていったとしても、犠牲者が一人から二人に増えただけだろうが。

「………」
何かいないか、突き当りの通路を曲がり、奥へと駆け、鍵がかかっていない扉を開けてみたりした。
が、それらしい不審人物は全く見つからない。というより、人間の気配すらまったくない。
「やっぱり、見間違いだったのでしょうか……」
そう結論付け、マーシュの下へと戻ろうとした、正にその時

「………ン」

クーラの耳に、どこからか人間の声が入ってきたような気がした。
「え?」
何かの聞き間違いかもしれないと、もう一度よく耳を澄ましているとまた、

「………ンァ…」

と、今度は間違いなく人間の声を捕らえた。どうやら声は、左手にある階段の下から洩れてきているようだ。
そこいら辺は城の資材庫のような場所になっており、人が普段いるような場所ではない。
ましてや、こんな深夜に人がいるはずがない。
「やっぱり…、誰かいるんですね…」
もしかしたら、この城で任務を得てからの初の大捕り物になるかもしれない。クーラの鼓動は、知らずのうちにバクバクと高鳴り始めた。
「これは、大手柄のチャンスですよ!」
この時点で、本来なら巡回を続けているマーシュの元に戻り二人掛りで挑むのがセオリーだろう。が、目の前の手柄というにんじんに目が
眩んだクーラは、一人で侵入者を捕らえてやろうという気で満々だった。
「マーシュのところに戻ったら、賊を逃がしてしまうかもしれませんからね。ここは善は急げということで…」
と、誰も聞いていないのに勝手に免罪符をこしらえて呟き、クーラは手に槍を握り締め、声がする方へ気配を殺して近づいていった。


そろそろと廊下を進むクーラの目に、半開きになった扉が入ってきた。あそこはこの城の物置の一つで、普段人がいることはまずない。
「ふっふっふ…。どうやらあそこにいるようですね…」
ここで自分ひとりで成敗すれば、自分はちょっとした英雄になれる。道行く人の羨望を集め、肩で風を切って歩ける。
きっと先輩も自分のことを褒めてくれるだろう。そうすれば、ひょっとして……
「うふ、うふ、うふふふふ…」
にやけ笑いが止まらないクーラは声が漏れる扉の前に立ち、一気に踏み込もうと腰を屈めた。
が、その瞬間にクーラが想像もしなかった声が響き渡ってきた。
「んああぁっ!いい!そこいいのぉ!!」

「?!」

クーラの耳に飛び込んできたものは、どう考えても女の喘ぎ声だった。断じてそれは、不埒な賊のものではない。
(ど、どういうことですか?!)
飛び込もうとした脚を半歩でなんとか踏み留めたクーラは、そーっと扉の隙間から中を覗き込んだ。そこには


892:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:32:23 IS2PrpWf
「はあっ、はあっ!いいわぁこの感じ!やっぱ最高!!」
採光用の窓から射す月明かりに照らされ、床に寝転ぶ男の上で女が悶えながら腰を上下に揺すっていた。
(いっ!あれって……)
その顔に、クーラは思いっきり見覚えがあった。
(サンディさんじゃないですか!!)
だが、クーラは今目の前にいる女性がサンディとは、俄かに信じ難かった。
あんな蕩けたはしたない顔をしたサンディをクーラは今まで見たことが無かった。クーラのサンディへのイメージは常時しかめっ面で些細
なことで怒り出し、王子の行動に頭を痛めている姿だった。
あんな『女』の顔を出したサンディなど、想像の埒外の産物だ。なにかの見間違い。双子の別人といったほうがまだ納得できる。
(ま、まさかサンディさんが夜這いをかけるなんて…。相手は一体どこの誰なんでしょうか?)
想像していたのとは全く違う展開だが、これはこれで物凄いビッグニュースになる。あのお堅いサンディが男を作って、しかも真夜中に人
気のない所へ連れ込んで情事を交わすとは!
クーラはさっきとは違う意味で胸が高鳴りだすのを感じていた。意外な人物のどえらい秘密を目の当たりにした興奮と、目の前で繰り広げ
られる男女のセックスに対する興奮だ。
決して大きいとはいえない胸がぷるぷると揺れる姿。上下に動くたびにぐちっぐちっと接合部で響く滑った液体の音。その都度洩れる肉欲
に爛れた喘ぎ声。
(凄いです…。あのサンディさんがあんなになって……)
次第にクーラは、目の前の光景に目が釘付けになっていった。
サンディの動き一つ一つから目が離せず、自分の体も熱く火照り始めている。
「ふぅぅ……。くぅ……」
サンディを見る目が興奮で次第に潤み、槍を持たない左手が自然と股間へとあてられている。
(……ンッ!)
熱く熱もったそこへ掌が触れたとき、体に走った快美な快感に、危うくクーラは声を漏らすところだった。

まずい。このままこれを見ていたら、いつか絶対サンディに自分のことがばれてしまう。
でも、今さら目を離すことなんてできっこない。

続行と撤退。二つの相反する感情がクーラの心でグルグルととぐろになって混ざり合い、今後の行動をどうするか決断を促していた。
本音を言えば、もっと見ていたい。この凄い光景を目に焼き付けていたい。
が、それがあまりにも危険な行為であることもまた承知している。こんなのを覗き見しているなんて事を知られたら、下手をすると殺され
てもおかしくはない。
(ううう………)
長い逡巡の末、クーラは撤退を決断した。ここから離れるのは確かに惜しいが、命に代えられるものではない。
(でもせめて…、せめて相手の顔だけでも……)
と、クーラがちょっとだけ顔を伸ばそうとした時、騎乗位でガンガンと腰をついていたサンディが突然下の男の肩を掴んだ。
「ウフフフ…、そろそろ限界のようね……。じゃあ、止めの快感を与えてあげるわぁ!」
「!!」
クーラの目の前で、サンディの姿が見る見る変わっていった。
肌は月明かりの下ですら分かるほどに血色が抜けて青くなり、代わりに目は暗闇でもわかるくらいに紅く輝き、薄笑いを浮かべた口からは
牙がぬぬぬっと生えてきている。
吸血鬼の姿に戻ったサンディは、牙を月光に煌かせながら腰を曲げ、下の男の首筋にガブリと噛み付いていった。
「うあぁーーっ!!」
その瞬間、下の男の絶叫が部屋中に響き、腰をガクガクガクッ!と揺らしたかと思うとサンディとの接合部から白い液体がごぼごぼと漏れ
溢れてきた。
その瞬間も、サンディは腰をふりふりと揺らしながらズズズッと音を立てて男の血を吸い取っていた。


(な、なに……、あれ……)
突然目の前で始まった人外の捕食行為に、クーラはつい今さっきまでの興奮はどこかへ吹き飛んでしまった。
熱く自己主張していた股間の疼きは消え失せ、逆に底冷えするほどの悪寒が体内を走っている。


893:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:33:23 IS2PrpWf
(サンディさんが……男の人の、血を……吸ってる?!)
それだけでも十分猟奇的なのだが、今のサンディの外見はどう考えても人のものではない。まるで悪魔か、あるいは……
(き、吸血鬼!)
その単語が頭に思い浮かんだ時、クーラは今この場で行われていたのがなんだったのかを理解した。
アレは愛する男女の密会ではなかったのだ。
バケモノが人知れずに獲物を捕食している光景だったのだ!
(このままここにいたら、私も食べられてしまう!)
悪漢、賊には自分は絶対負けない自信がある。が、バケモノとなったら話は別だ。こんな貧相な槍一本で勝てる相手とは絶対に思えない。
(に、逃げないと!)
恐怖がドッと全身を支配し、クーラは慌てて立ち上がったが、その為致命的なミスを犯してしまった。
勢いつけて立ち上がったため、間の悪いことに槍の穂先と扉が思いっきりぶつかってしまったのだ。

ガィン!

廊下の先まで届くかのような大きい音が辺り一杯に鳴り響いた。
これでは、流石に旨そうに血を啜っていることに没頭していたサンディも気がついてしまう。
「!!誰?!」
ガバッと立ち上がったサンディがぎょんと後ろを振り向く。その顔は口一杯に血がこびりつき、瞳は食事を邪魔された怒りでギラギラと紅
く輝いている。
「キ、キャアアーーーッ!!」
それを見て遂に我慢の限界を超えたか、クーラはガチャンと槍をその場に落とし一目散に駆け出した。アレに捕まったら、間違いなく殺さ
れる!!
「待ちなさい!」
後ろからバタン!と扉が開かれた音が聞こえる。あのバケモノが自分を追ってきているんだ!
「た、助けてぇーっ!誰かぁーっ!!」
クーラは誰もいない廊下を走りながら精一杯の大声を張り上げた。この辺は人がいない地帯なので誰も出てこないが、もう少ししたら誰か
しら人がいる場所に出ることができる。もう少し走ればマーシュが巡回しているルートに合流できる。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ!」
追いつかれたら最後だと確信しているので、クーラは息が切れかけても構わず走り続けた。後ろから待てーっ!と言う声が聞こえるが、も
ちろん待つわけにはいかない。
「誰か、誰かぁ………」
無限に続くかと思うような階段を昇り、もう少しで安全圏へ出られる……
その時、ろくに前を見ないで逃げていたクーラに、ドン!とぶつかるものがあった。
「キャッ!」
その衝撃に少しよろめいたクーラだったが、こんなことで足を鈍らせたらあのバケモノに追いつかれてしまう。と思いすぐさま体制を立て
直し駆け出そうとした。
が、その体が不意にガクン!とつんのめってしまった。まるで、何かに腕を掴まれているかのように。
「えっ?」
「おやおや、どうなされたというのですか?こんな夜中に血相を変えて」
クーラの手を掴んでいたもの。それは…
「あなたは…、ナールス様?!」
クーラもあまり近くで見たことは無く、勿論面識も無かったが、自分の目の前に立っているのは紛れも無く王妃の命を救った青年ナールス
だった。
なぜここに、こんな時間にナールスがいるのかはクーラには分からない。
が、ここにいることでナールスまでもが命の危機に晒されていることは理解できた。
「ナ、ナールス様!早くここから逃げてください!!バケモノが、吸血鬼がこっちに向ってきてるんです!」
「吸血鬼……?それは……」
「サンディさんが、サンディさんが吸血鬼になって………?」
「吸血鬼とは……」
クーラを掴むナールスのてにギリギリと力が篭められていっている。今、気づいたのだがナールスの手は剥き身であるにも拘らず酷く冷え
ており、まるで死人のようだった。


894:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:34:23 IS2PrpWf
「ま、まさか……」
クーラの背筋がぞっと冷えてくる。嫌な予感が全身を包んでいる。
「吸血鬼とは……、こんなものですか?」
ナールスの口元から牙が覗き、眼下にあるクーラを紅い瞳が面白そうに眺めている。
「ひっ……キャアーーーッ!!」
吸血鬼からなんとか逃げ切れたと思ったら、いつの間にか吸血鬼の手の内に捕らわれていた!
その恐怖にクーラが大きな悲鳴を上げたのと同時にナルストの瞳がギラリと光り、恐怖に見開いたクーラの瞳を貫いた。
「!!あっ……」
その魔眼にたちまちクーラの瞳はどろりと濁り、クーラという一個体を物言わぬ肉の器へと変えてしまった。
支える力を失ったクーラの体はどさりとナルストの胸の内にもたれ、そのまま糸が切れた操り人形のようにかくんと倒れこんでしまった。

「待てーっ!………って、ご主人様?!」

サンディが必死の形相で階段を駆け上がってきたのは、まさにその瞬間だった。
「サンディ…」
サンディを見るナルストの目は冷たい怒りに満ち溢れている。
「あれほど周りには気をつけろといったのに…。快楽に溺れ注意を怠り、気配も察せずその姿を見られてしまうとは…
この愚か者が!」

バキィッ!

「ギャッ!」
クーラを抱えたまま、ナルストの容赦ない蹴りがまともにサンディの腹にめり込んだ。
「ゲホッ…ゲホッ!!も、申し訳ありません……」
「私がたまたまこの場にいたから良かったようなものの、もしそうでなかったら我らの目論見が全て無に帰すところだったのですよ。
これからは自重しなさい。さもなくば、お前を捨てますよ」
捨てる。この一言にサンディはビクッと体を強張らせ、すぐさまその場で土下座を組み、頭を廊下にぐいぐいと擦りつけた。
「わかりました、わかりました!!今後は吸血の際に精を貪るのを控えます!ですから、ですから捨てないでください!」
サンディとしてはナルストに捨てられないために必死だ。自分の全てを捧げたナルストに捨てられるということは、自分の全てを否定され
るに等しい行為だ。
「お願いします!お願いします!!」
コメツキムシのように顔を上下して謝罪するサンディを見て、ナルストは軽く微笑むと普段の柔和な表情を浮かべた。
「分かればいいのです。さすがは私の優秀な奴隷ですね。
では、下で吸っていた人間の後始末をしてから私の部屋に戻りなさい。私も、これからこの人間の処置をしなければいけませんしね…」
「は、はい!」
ナルストに許されたことにサンディの顔はパッと輝き、すぐさま飛び跳ねると階段を勢いよく駆け下りていった。
その姿を最後まで看取ることなく、ナルストは自分の部屋へ向けてすたすたと歩き始めた。
その顔には、サンディに対する不満がありありと浮かんできている。
「全く、いちいち面倒ごとを運んでくれるものです…。これでは予定の時までに計画が終わらないじゃないですか…」
ナルストはチラリと懐に抱いているクーラを見た。魔眼に捕らわれたクーラは魂が抜けたかのように虚ろな表情を浮かべている。
「あなたにはちょっと、私の不満の捌け口になっていただきますよ。なぁに、殺しはしません。
ただちょっと、正気を失ってしまうかもしれませんが…、まあその時は暗示で正気のように振舞わせて上げますよ」
ちょっとした面白いおもちゃを手に入れたかのような気分を、ナルストは味わっていた。




895:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/10/05 21:38:17 IS2PrpWf
以上です。途中の謎の数11は1レス投下分を先に数で分けていたのですが、途中でエラーが出たので
ずれ、それを手直ししていたものの消し忘れです。申し訳ありません
クーラがどういう感じで堕ちるかは次回のお楽しみということで。それではまた…


896:名無しさん@ピンキー
08/10/05 23:18:26 tz9SWN3G
URLリンク(jun.2chan.net)

897:名無しさん@ピンキー
08/10/05 23:53:32 ijeA1qlg
>>895
GJ!
いつもお疲れ様です。

898:名無しさん@ピンキー
08/10/06 00:02:12 FI5bgEL5
>>895
GJでございます

899:名無しさん@ピンキー
08/10/06 00:23:16 zAITLIl+
GJ……と言いたいところだが、やはり長いな……

900:名無しさん@ピンキー
08/10/06 00:55:17 aFOzPDSQ
おいおい、たかが14レスでもう長いとか。冗談はやめてくれよ。
2chエロパロ板は中学生向けの国語じゃあるまいし。
>>895
GJだぜ。

901:名無しさん@ピンキー
08/10/06 00:59:58 FO0YulAR
長いって言う奴は保管庫にうpされてから読めばいいと思うんだ

902:名無しさん@ピンキー
08/10/06 01:01:18 FO0YulAR
それと
>>895

903:名無しさん@ピンキー
08/10/06 04:28:12 NGPQZ6Ee
悪魔を自分の中に封印したシスターが
その悪魔にジワジワと価値観を犯されていく
ってのはスレチかな、
てかこれは憑依か

904:名無しさん@ピンキー
08/10/06 04:45:17 xiDas8jw
悪魔に人格あるなら憑依だが結果として堕ちてはいるんで問題ないんじゃないか
完全に乗っ取られるなら話が別だが

で関係ないけど淫獣争記に該当シーンぽいものがあったんで報告
エンドのひとつヒロインが淫獣化、角と牙が生える

905:名無しさん@ピンキー
08/10/06 06:17:20 SQtdAlQC
シスター目線として、自分の意識がなくなるのはよろしくないな。
やっぱりいつのまにか自分の意識が変質してしまうのがいい。
憑依というよりは、融合とか侵食とかっていう感じ。
そゆこと考えると、やっぱりヒロインの心理描写は大事だよね。

まぁ、内面描写せずにころっと豹変させるのもオイシイっちゃオイシイけど。

906:名無しさん@ピンキー
08/10/06 08:16:29 39szb+0r
GJ!!
全く長くないんでこれからもこの長さで頼む!!

長いとか・・・どんだけ本読まないんだよ・・・

907:名無しさん@ピンキー
08/10/06 11:30:48 ZCB8cEoi
まあでも普通の文庫本が大体250KB程度の文章量なのに対して
178氏の猟血の狩人(第一部?のみ)だけで330KB超えてるからな~

非常にありがたいけど、よくやると思うよ本気で。

908:名無しさん@ピンキー
08/10/06 14:38:42 zAITLIl+
いや、掲示板で14レスでほぼフルに使ってれば長いよ。
全部まとめてから支援所とかに投下してくれた方が個人的には嬉しかったり。

909:名無しさん@ピンキー
08/10/06 15:49:37 X0GkWrat
んー読んでないけど、
保存性の問題なら他所に置いた方が良いとは思うけど、
まとめて投稿してくれる分にはべつにここで構わないな。

朝昼晩で一日三回投稿を四~五日とかやったら死んで欲しいけど。


910:名無しさん@ピンキー
08/10/06 16:03:48 kztHEVxL
俺はお前に氏んで欲しいよ、ほんとに

嵐じゃないんだぞ?
ちゃんとした作者なんだぞ?
どんだけ神経草ってんだよ。それともあれか?神経草ってるのを言い訳にした生き方しかしてないのか?

911:名無しさん@ピンキー
08/10/06 16:12:38 b96ZIe3k
またSS戦争か
ブックでもあるのかと勘ぐりたくなる流れだわ

912:名無しさん@ピンキー
08/10/06 16:19:23 B7CbQS1D
そしていつも通り決着付かずに終わるのでした。と

あ、俺はこのくらいの長さならスレに投下でも良いと思うよ
つーか全然気にならないし

913:名無しさん@ピンキー
08/10/06 16:20:54 39szb+0r
>>910
落ち着けwww
ID:zAITLIl+はこの程度でさっきから長い長いと言ってるゆとりだから置いとくとして
他のはここを巧妙に荒らそうとしてるやつだからキニスンナ
一日で連投してるわけでもないんだし、別に何レスでもおkだ
ここはエロパロ版だしな。

とにかくあんまりssが投下されない中に投下してくれた>>895にGJを送りたい

914:名無しさん@ピンキー
08/10/06 16:30:02 X0GkWrat
>>910
よく読め

915:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:07:08 aFOzPDSQ
>>908
この板で一レスをほぼフルに使った場合、1000字前後になる。
つまり14レス使った場合、だいたい14000文字になる。
ちなみ中学一年生で学ぶ「オツベルと象」(宮沢賢治)は、6000文字強。
それで長い長いというのは、お前どれくらい国語が苦手だっていう話だ。

ていうかこの話は毎回出てくるなら、それら全部荒らしと呼ぶのは無理だろ。中には荒らし目的の人もいるけど。
ここはちゃんと議論の場を設けて(ピンク難民に議論スレ立てるとか)、お互いの価値観を全部並べるべき。
ここで毎回毎回議論が出てんじゃ、作者と関係の無い読者がかわいそすぎるし荒らしに付け込まれるだけ。
一度ちゃんと議論してお互いの意見を見比べて、それで見解をある程度一つに集中したほうがいい。
そうすれば、本気に言っている人と、荒らし・煽り目的で巣食っているやつらの見分けもつくし。

916:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:18:30 B7CbQS1D
>>915
>ここはちゃんと議論の場を設けて(ピンク難民に議論スレ立てるとか)、お互いの価値観を全部並べるべき。

あーそれもいいかも知れんね
長いと言ってる人もそれなりの理由があるわけだろうし
お互いの主張のメリットデメリットを挙げて
ちゃんと話し合うのも手だねぇ

917:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:29:35 q4wRwc/4
もう長い投稿禁止でいいよもう。
全部完成してからサイトへ投稿し、ここは情報&雑談・感想スレに戻そうよ。

918:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:32:01 dNT+XQDS
ちゃんと話し合うのも手だねぇ→もう長い投稿禁止でいいよもう。

荒らしわかりやすすぎてワロタ

919:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:35:13 B7CbQS1D
ちょっ
俺も荒らし認定なんか?

920:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:40:06 q4wRwc/4
分けてみようよって言ったら荒らしかよ。
あまりに長い奴はスレへ投下すると、コピペ爆撃荒らしのスレ流しみたいだし
何故に1レスの制限があるか考えてみなよとおもっただけなのに。

921:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:44:11 B7CbQS1D
>>920
>何故に1レスの制限があるか考えてみなよとおもっただけなのに。
それならそう言いやいいじゃん
即禁止って言い出すのもどーなのよ?

922:名無しさん@ピンキー
08/10/06 17:58:04 aKHChGgU
>>920
荒らし乙

923:名無しさん@ピンキー
08/10/06 18:05:10 ODL3Z87C
まったく・・・久々に来たと思ったらオマイら相変わらず
全然成長してなくて哀しくなったわ・・・。
全員一列に並ばせて順番に顔を一発づつ張り倒して行ってやりたいわ。

924:名無しさん@ピンキー
08/10/06 18:11:10 mtfaULKO
悪堕ちスレの半分はループでできております。

925:名無しさん@ピンキー
08/10/06 18:25:53 b96ZIe3k
本当に洗脳されてるんじゃね?
議論スレ立てて戦ってこいよ

926:名無しさん@ピンキー
08/10/06 18:34:12 o9FsIT1P
>>923
お前のそのレスこそがご希望の成長とやらを妨げてるってこと、なんで分かんないのかな?
ちょっと論議めいた流れになるとすぐ荒らし認定したりやめさせようとする奴がいて、まあ善意からだとは思うけどさ、
そういう臭い物に蓋的な発想のせいで論議にいつも決着がつかないから何かある度に蒸し返す事になるんだよ。
>>915だって言ってるだろ、毎回これじゃ荒らし扱いは無理だって。意見が対立してんのは紛れもない事実。平和が一番なんて論理はもはや場違いだ。

927:名無しさん@ピンキー
08/10/06 18:43:23 tJBYDWXZ
>>230
自称識者さまは言うことが違うねえw

928:名無しさん@ピンキー
08/10/06 18:44:21 tJBYDWXZ
間違えた>>923

929:名無しさん@ピンキー
08/10/06 19:10:51 25lWUKog
>>881~の長レスはなんなの?
あの荒らし定期的に沸くけど誰か通報しなよ

930:名無しさん@ピンキー
08/10/06 19:25:51 k1vKApWk
>>926
まぁ餅つけ。具体的なことは何も書いてないから適当に流すが吉。

議論に関しては>>915の言う通り、一度ピンク難民に立ててやってみるのが良いと思うよ。
ここでやるとまた同じことの繰り返しになるだろうし、下手にヒートアップして分裂なんかしたものなら、
それこそ荒らしの思う壷。特殊な性癖であるから、できる限り分散化は避けたい。
あくまで少数派のコミュニティだから慎重にやりたいし、やってもらいたい所。


931:名無しさん@ピンキー
08/10/06 19:29:32 JjJ2FkYx
脳内ヌルーするからここで好きなだけ議論していいよ

932:名無しさん@ピンキー
08/10/06 20:31:42 S7gyU1BF
今から始めたらスレ終わっちゃう!
あと68で終わらせられないなら難民できちんと話し合っても言いかも。
次スレに持ってくのもどうかなと思うし。

933:名無しさん@ピンキー
08/10/06 20:38:54 YQMiTa+Z
議論・・・って争点はなんなんだ
>>915見てると、
「SSは何字以上で"長い"か」?
それとも
「長い(定義不詳)SSをここに貼るのは是か非か」?

934:名無しさん@ピンキー
08/10/06 20:49:18 kDcpCHo3
職人が少ない以外は現状で満足してた俺は、どーぞご自由にって感じ

別に議論嫌いじゃない。ただ、上で見られるような、他人の考えを蔑んで罵り合いになるような人は参加するべきではない
>>926とかみたいに解決してより良い方向に導く気があって、尚且つちゃんと冷静に論議出来る人間で討論して決めたことなら、みんな従うでしょ


一つ望みを言うと、SS廃止みたいな流れは勘弁して


>>933
今まで押し込んで溜まってたこのスレへの疑問や不平不満、定期的に現れる荒らしへの対処

935:名無しさん@ピンキー
08/10/06 20:51:42 MK2f4nTs
相変わらず作者に厳しいスレだな

936:名無しさん@ピンキー
08/10/06 20:58:03 dNT+XQDS
>>899からの流れを見たら自重するしかないな

937:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:01:56 YQMiTa+Z
>>934
疑問はここで聞けばいいし
(基本そんなことは空気か過去スレ読めと思うが
それが出来ない人は多分聞いても理解できないor納得しない)
不平不満を言い合うのなんて遺恨と疑心暗鬼しか残さんだろうし
荒らしへの対処なんて話し合いで決めることか?

938:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:09:16 FI5bgEL5
長いのが嫌な人は後でまとめサイトで読むかNGでスルー
他の人も長すぎるという意見にいちいちつっかからないでスルー
ですむ話だと思うんだけどね

939:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:14:32 dNT+XQDS
沈黙は肯定と受け取ってよろしいですね

940:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:30:19 o9FsIT1P
俺も個人的な感覚は>>938に近いなあ。
一部の人には長文SSがコピペ爆撃荒らしに見えるようだが、それってスルーできないほどイラッと来るものなんだろうか。
もっと言うと、スルーせずに非難のレスをつけるほどの理由になるんだろうか。それとも何か他に重大な理由があるのか。


941:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:35:51 kDcpCHo3
>>938
大体の人はそうしてくれてると思う。一部の人の数レスが混乱を招くんだよね
それの案でスレが落ち着いてくれればいいなぁ


>>937
ここで聞いてもいいけど議論の場で聞いてもいいでしょ?何回言っても分かんない様な人なら言わないと何回も無駄レス使いそうだし
不平不満をって書いた俺が悪いけど、要は議論したいって人はそういうこのスレに対する何かを持ってるんだから
それをここでもどっかでもいいから放出して、とりあえず落ち着いて欲しい


ハッキリ言うと、こんな所の討論で解決すると全然思ってない

結局どんなに頑張っても同じことは繰り返されるし、荒らしは消えるはずがない
でも、今の流れが意見を出しきらせるか完全に黙らせるしか収まらないなら、どっちが堅実かって言えば…


まぁ、実を言うと、これ以上ギスギスしたレスは見たくないだけだけど

平和を目指す為に話し合うか、平和を維持する為に飲み込むか
……結局時間が解決してくれるだろうけど
一回くらい自分達でちゃんと冷静に考えてみたらいいのかもね

942:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:40:40 b96ZIe3k
議論議論いってるやつはさっさとスレたててそっちで議論しろ
スレ違い市ね

943:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:40:42 FO0YulAR
空白多いな

944:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:43:33 YQMiTa+Z
>>941
勘違いしてるかもだけど
要は不満言う奴も議論したい奴も邪魔だからどっか行け、ということだろうか

しかし議論の場を設けるということは
そこでの結論には黙って従うということだよな?
で、場所が難民と
正直暇と手数があれば自作自演で議案提起から採決まで出来てしまうんだが
それでいいのか?

そして、(自作自演かはともかく)議論スレで結論が出たと言って
こっちに結果を貼っても
「議論がされていたことを知らなかった」だの「自演議論に従う理由はない」とか
またそれで一悶着と言う展開も予想されるんだが

正直、人間の汚い部分がさらけ出されるだけで良いことなんか一つもないと思うよ
人間の汚い部分とかこのスレで言う言葉ではないけどなw

945:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:54:13 Xcun+puA
エロパロ板なんだからSS投下されて普通だろ。
雑談レスばっかでスレ食い潰し、SSが長いだの文句言っている方がこの板的には異質だと思うよ。
SS派と雑談派分かれて雑談派はピンク難民にでも移転してくれ。

SS職人の人達負けずに頑張れ。
俺は毎回続きを凄く楽しみにしてるんだ。

946:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:56:39 74uxY2DS
SS職人が有り余るほどいるわけじゃないし、贅沢を言える状況じゃないと思う。
俺はド素人だけど、猟血の二次創作っぽいのを一人でニヤニヤする用に書いてみたら
なかなかいける。16000字くらいになったけど。
昔、夏休みの読書感想文で原稿用紙3枚埋めるのに5日かかった俺でもできたんだ。
1日にちまちま書いていけば意外といけるから、みんなも書いてみたら?
SS職人の苦労もわかるし。

947:名無しさん@ピンキー
08/10/06 21:57:13 1I3fgImE
なぜそう終わりかけていることを蒸し返そうとするのか

948:名無しさん@ピンキー
08/10/06 22:10:00 kDcpCHo3
>>944
展開と結果を見て納得できるなら俺は従う。結果が本当に良いものならテンプレになったりするかもね
でも>>944の言う通り無駄どころか悪化したり、時間潰しにしかならないかもしれないけど
やらないならやらないで、この中途半端な流れを次スレに持ち込まず、スッパリここで切ろう

>人間の汚い部分とかこのスレで言う言葉ではないけどなw
思わずフイタww


>>947
流れを変えるには魅力的なネタがないと…

949:名無しさん@ピンキー
08/10/06 22:28:11 oxfuSP7W
・元々SS職人の多いスレではない。贅沢は言えない
・エロパロ版の元々の趣旨を考えれば、SSはむしろ投下されてナンボ
・そもそも一部の人にとっては長さは気にならない
(直近のレスをざっと拾っただけでも)上記などの理由があるので、
・SSの長さが気に入らない人は、非難レスなどで排除しようとするのでなくスルーして欲しい

というのが長文SS肯定派の大体の主張だよな。
さっきから否定派はだんまりのようだが、肯定派を納得、翻意させる気はあるんだろうか。
いざ議論が展開された時に何も言えないようでは、本当に荒らしと大差ないと思うのだが。


950:名無しさん@ピンキー
08/10/06 22:33:57 b96ZIe3k
スレたててやってからそっちで思う存分やれ
IDで自作自演うぜえらしいから同じ板にたてた
削除されても知らん

調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロイン議論スレ
スレリンク(eroparo板)

951:名無しさん@ピンキー
08/10/06 22:37:26 ZCB8cEoi
>>915
> この板で一レスをほぼフルに使った場合、1000字前後になる。

4KBだから2000字だろ。
14レスなら56KB 28000字だな。

俺はブラウザから横文字で読むのはあんまり好きじゃないんで
全部テキストに落してsmoopyに読ませてるからテキストでうpして
もらえるならそれがいいが、だからといってスレに直接書かれることに
ついてどうこう言う気はサラサラ無い。

どういった形で表に出すか、これは各SS作者さんの好みでいいでしょ。
こういう瑣末事で作者さんの負担になることはしたくないね。

外野がどう騒ごうと、作者さんは我関せずでいいと思うがな。
折角のコテハンなんだから嫌いな奴はあぼーんでもなんでもすりゃいいし。

952:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:12:43 kztHEVxL
つか、ここはss投下されてナンボでしょ。エロパロ板だし
嫌いな作品はスルーすればいいし、情報だけほしいなら、さっき誰かいってたけどぴんくにスレ立てればいい

投下が長いとか…老害かゆとりだと思わざるを得ない。作者は気にせずどんどん投下してください

953:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:19:20 kDcpCHo3
>b96ZIe3k
何をそんなにイライラしとるか
まるで嫌いな奴が自分家に遊びに来て部屋のカーペットにジュース溢したみたいにイライラしてるぞ

もう事態は収束してってるみたいだから次スレからはまたゆっくりできそうだ

954:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:20:57 EwzOfplc
他の同板別スレでも粘着荒らしが作者を排除したばっかで
ここもそうなるとは……

結局移動して議論したって同じだよ。
何度やってるんだよ。

このスレに何を求めて来てるの?ってことでしょ。
ただだらだらと雑談したいわけ?
ネタがなくなって過疎だねってなるのがオチじゃん。

作品を批判するな、とは言わないよ。
だが、内容の感想じゃなく長いだー、出て行けだー、アホか?

作品投下したい人は投下し、次レスで雑談しててもいいわけだよ。
ごった煮上等じゃないの?スレの目的から離れてなければ。

何度もいわれてるが「見たくないから書くな」ってのはお門違い。
NGでもなんでもすりゃーいいだけ。ほんとに21歳以上なのか?

955:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:28:57 q4wRwc/4
まだこのスレでその話を続けんの?

スレには容量制限もあるし、これって2chリソースの圧迫でもあるし。
長文による1人のスレ占有なら
纏めサイトに直接貼るとか、個人HPやれば?って事だったりする訳で
SS書きなら全てが肯定されるとかどうかと。

956:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:31:05 cr2YPXeX
もうおまえ書き込み禁止でいいよ。
18歳になってからエロパロ板に投稿し、ここは大人のスレに戻そうよ。

957:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:32:33 YQMiTa+Z
リソースの話をするならどこかのサイトに貼る、というのも
そのサイトのリソースを圧迫してることになると思うが・・・?

SSを投下する場所でSSを投下するのは適した利用法だろ
食費や家賃を払うのを金の無駄使いと言うか

958:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:36:46 EwzOfplc
>>957
>リソースの話をするならどこかのサイトに貼る、というのも
そのサイトのリソースを圧迫してることになると思うが・・・?

他?他なんて知ったこっちゃねぇ。
此処は俺が見てるんだから俺の欲しい情報以外は邪魔すんな。

煽るつもりはないが、こういうことだろ、彼が言ってるのは。

何度でもいうけど「エロパロ板」って何のための、何に使われている板なんだ?

959:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:36:51 cVNDR6jq
>>917
>もう長い投稿禁止でいいよもう。
>ここは情報&雑談・感想スレに戻そうよ。
この板が何をするための板なのか、板のローカルルールの板名を熟読してこい

960:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:38:31 q4wRwc/4
なんだかんだで長文擁護側も自分の気に入らない事を排除しようとしてるね。
SS書きさんは分からないけど、擁護してる人は、批判的な事を書く人には
あぼーん使えだのと批判を書くなと言ってるのに、自分達は考えの違う人のレスに黙らないし。

961:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:39:55 EwzOfplc
>>960
【この板の趣旨】
一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。

これ読めるか?

962:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:41:58 YQMiTa+Z
>>960
その両者の違いをわからないのでは
議論のしようが無いんだが

963:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:50:22 q4wRwc/4
素晴らしかったですが長文が良くないって感想もレスとしていいって事だね。
が、上の方で「そういう事は書くな。スルーしろ」って風に排除をしようとしてます。
長文かどうかも感想の一部である以上、封殺はどうでしょうか?ここは個人サイトでも無いのに。

964:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:53:48 cVNDR6jq
>>963
その、自称感想がこの板のローカルルールを否定しているから許されないってまだ分からないの?

>>959>>960を読んで来い


>ここは個人サイトでも無いのに。
そう、ここは個人サイトじゃない。>>961のような趣旨が定められている掲示板だ

965:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:55:41 EwzOfplc
>>963
>素晴らしかったですが長文が良くないって感想もレスとしていいって事だね。

いいんじゃね?
まあ、内容云々じゃなく長短で良作駄作を判断する奴の感想なんて
誰も参考にしないと思うけどね。

で、君の言ってるのは
917 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/06(月) 17:29:35 ID:q4wRwc/4
もう長い投稿禁止でいいよもう。
全部完成してからサイトへ投稿し、ここは情報&雑談・感想スレに戻そうよ。

920 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/10/06(月) 17:40:06 ID:q4wRwc/4
分けてみようよって言ったら荒らしかよ。
あまりに長い奴はスレへ投下すると、コピペ爆撃荒らしのスレ流しみたいだし
何故に1レスの制限があるか考えてみなよとおもっただけなのに。

上記と全く関係ないよね

966:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:57:47 h8BXEA4K
「文章が冗長」とかならまだしも
「話が長え」なんて馬鹿だと思われるだけだから
普通は言わないほうがいいと思う・・・

967:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:59:15 q4wRwc/4
小説の創作に対しては言ってませんよ、投下方法に対して言っているだけで。
いい加減、950にて議論スレが立ったのに>>951-みたくこちらで議論を引っ張ったり
対立を煽ってますよね?

968:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:59:59 WjViztx8
ああこうやってひろゆき曰く所の”面白い人”ってのはいなくなっていくんだな

969:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:01:51 HfNEUcL0
不要→こういう議論
必要→SS

970:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:02:48 kztHEVxL
>>966
馬鹿だからわからないんだよ、しょうがない

971:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:03:53 EwzOfplc
>>967
投下するためのスレに投下する。
何で文句を言われる筋合いが?

>こちらで議論を引っ張ったり
対立を煽ってますよね?

これを議論だと思ってるのか…?まさかな。

てかさ、君が「これならOK」って思える投下していい文の長さってどんなもんなのよw

972:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:08:08 rX4KPDvo
つか、情報がほしい奴はssが投下されたら情報がなくなるとでも思ってんの?
ssが投下されて盛り上がる、情報が書き込まれて盛り上がる、二つあって何が問題なんだ?

973:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:10:37 rX4KPDvo
ああ、すまん。
情報だけほしいやつじゃなくてID:q4wRwc/4だけだったな

ほら、ID変えて他にもいますよっていえよ

974:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:11:46 YmI101iJ
そろそろ次スレを立てようかなとかおもうんですがどうしますか?
職人さんへの中傷禁止とか過度な議論禁止とか追加します?

975:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:12:08 vscpajM7
論点が「投下方法」で問題点が「リソースの圧迫/スレを特定の人間で独占」なら
リソースに関しては>>957
スレを特定の人間で独占に関しては、SSを投下するスレなんだから
SSが出来た人にしか投下は出来ないのは理の当然と言うか、一体どうしろと
長文がずらずら、が独占状態に見えると言うのなら
この板のスレいくつか回ってみればいい、それが異常な状態ではないことがわかる

正直、こういう論点が定まらない人が議論の時に一番困る
二つ以上のことを無意識的に綯い交ぜにして語るから
こっちが反論しても別のことと勘違いして
「俺はそんなこと言ってない」とか言い出して
周り全部を話が理解できないバカもしくは荒らし扱いして
余計理解不能の理論を展開する

976:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:15:49 448mx5hn
スレリンク(eroparo板)
次スレ

977:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:17:05 BjqYj9pK
まあ、結論から言っちゃえば今までどおり(今まで以上に)
作者さんには是非投下して欲しいものですね。
俺らも俺らでネタ供給したり色々話してますんで。

ってことで次スレどうよ

978:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:18:14 Kq8bdAff
綺麗にまとまったから終了だね。
結局ヌルーが一番ってことでw
じゃ、次スレで。

979:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:18:31 3a/hvD8W
まぁ、少なくとも毎回こんな議論で揉めるようなスレにSSを投下したい人間なんかいなくなるだろうな。
頑張って書いてみて、いざ投下してみたら、「長いだとか」「投下専用の場所作れ」だとか言われるんだぜ。


980:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:20:17 rX4KPDvo
>>979荒らし乙

>>977がいいこと言った

981:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:23:47 Zfbl+CAa
ここは書き手がSS書くスレなのにね
書き手が不在の時に勝手にいろいろと決めても困ると思うけどね

SSは書いてくれているモノと思ってる俺からすれば
書き手さんが望む形なら何でもいい、むしろ意見を聞かせてほしいってね

982:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:24:49 SZpF06Ej
ところで、何でこのスレはふたばに掲示板を常備しないん?

983:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:25:45 FG5nZ+/s
しょうがないな
残り10レスで俺がお前ら全員調教洗脳してやるよ
かかってこい

984:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:33:37 qX+o28yU
スレ立て乙

・SS投下、妄想ネタ、悪堕ち作品情報、ポジティブな感想・GJ、SSへのアドバイス以外は、全て議論スレへ。
・その類のレスが現れたら、みんなで>>4に素早く誘導すること。
・それ以外の話題で荒れ出したら、やはり>>4に誘導。
みんなこれでいいよね?
それと長いSS排除派の人は、速いうちに議論スレに出頭してね。AAの人のおかげでなんとか即死回避になったけど。
議論スレが落ちてからまたSS長いと文句言い出すやつは、今度こそ荒らし確定だからね。

もしよろしければ、俺に対するレスから議論スレのほうに移動しようね。

985:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:34:14 qX+o28yU
>>4というのは、無論次スレの>>4ね。

986:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:35:40 USisTxyg
>>983
わーい培養槽はどこー!? 入りたい!
書いたことあるから言うけど、SSって短くまとめるのけっこう大変なのよ?
文句言う子はそこだけ分かって欲しいかも。
特に悪堕ちは過程重視だしね。

987:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:38:57 FG5nZ+/s
>>986
あっちにバスクリン入れたプロパンガス容器置いてあるから
温かいうちに入って来い
コーヒー牛乳冷やしとくから

988:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:06:07 J/fou9Nc
むかし……2、3年前のこのスレは、
レス番900を超えるあたりにいつも決まって、
スレの廃止や分割を唱える奴が登場しており、
そのたびに俺はああ、俺らのスレになんか私怨を
抱いてるやつがいるのであるなあ……と思ったものです。。

久しぶりにこの感覚だ!吐き気が!吐き気がする!!!

レムティアナイツも微妙だしな!!!
メルセデスベンツはそこそこ……。

989:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:06:30 rX4KPDvo
牛乳が悪堕ちしたらコーヒー牛乳になるって、みんな知ってたかい?

990:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:07:58 448mx5hn
だが風呂上がりのコーヒー牛乳はまごうことなき正義なんだぜ

991:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:10:04 J/fou9Nc
……>989の発想は無かった……正直すまんかった……。

992:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:12:10 USisTxyg
なんかもういろいろ負けた上にどうでもよくなったな…。
もうコーヒー牛乳をまともに見れないじゃないかw

993:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:16:26 xvsHs/Ra
淫乱化したのがいちご牛乳ですね

994:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:22:20 bRwCpjIe
いろいろ混ぜられて異形化したのがミックスジュースと

995:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:32:51 rX4KPDvo
つまり、ブラックコーヒーは魔王というわけだ

996:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:42:41 LL0HUOnE
       ____
 +  + /⌒  ⌒\+ 。
 ・ 。/( ●)  (●)\ + +
  /::::::⌒(__人__)⌒::: \    裸で珈琲牛乳飲みながら
  |     |r┬-|     |    SSの投下を待つお
 +\     `ー‐′   /・ ゚. +          __
  /          |              / ・ /ヽ
 (_⌒) ・    ・ ||____________  |珈 |牛|
   l⌒ヽ     _ノ | |\  |___|   {}@{}@{}-|琲 |乳|
    |  r `(;;U;)   )__)  \ >゚))))彡ー―'. |_.|_|
  (_ノ  ̄ / /     \`ー―’___
        (__^)       | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                      |_|


997:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:47:21 V76KmnVM
価値観の変容による堕ちがココアか

998:名無しさん@ピンキー
08/10/07 02:04:09 6DhSFCHL
スライム状のものに寄生されるのが抹茶オレですね

999:名無しさん@ピンキー
08/10/07 02:07:48 REhL+EJM
「ふん、あなたが何をしようと私は誇り高き牛乳、あなたの思い通りになんてならないわ」
「くっくっく、これを見ても同じことが言えるかな」
「そ、それは……コーヒー豆を焙煎して挽いた粉末っ」
「その通りだ。今からコイツをお前の中にたっぷりと混ぜ込んでやるぞ」
「な、何ですって」
「全て混ぜおわったときには、おまえは身も心コーヒー牛乳となっているのだ。かーっかっかっか」
「いや、やめてっ、やめなさいっ」
「叫んでも無駄だ……ほうら、どうだ。粉末が混ざり、お前の身体もどんどん黒く染まっていっているぞ」
「あ、ああ、何この感覚、何だか気持ち良いような……」
「くっくっく、そうだ。コーヒーになるというのは気持ち良いことなのだ」
「コーヒーになる……気持ち良い……い、いえ、ダメよ。私は牛乳なのよっ、コーヒーになんか」
「ほう、中々強情な奴だ、ならばこれでどうだ」
「ああ、甘いっ、甘いわあぁっ」
「くっくっく、さすがのお前も、コーヒー豆と砂糖の波状攻撃には耐えられまい」
「ああっ、いいっ……甘くて……気持ち良いっ」


「どうやら完全に混ざりきったようだな。さぁ牛乳よ、生まれ変わった気分はどうだ」
「うふふ、私は牛乳などではございませんわご主人様。今の私はコーヒー牛乳。あなた様の下僕でございます」

1000:名無しさん@ピンキー
08/10/07 02:09:08 4aA32htD
1000

1001:1001
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