調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart26at EROPARO
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart26 - 暇つぶし2ch200:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:11:46 Bv3qe/bE

が、そのことを言うわけにはいかない。そのことはアレクサンダーとアルマリスとの三人だけの秘密であり約束を破るわけにはいかない。
サンディに事情を話して秘密だから誰にも言うなと言うことも出来るが、秘密というものが大抵、こう言ったことの繰り返しで広まって
いってしまうことは明々白々である以上、誰にもこのことを言うわけにはいかなかった。
「ララディア、あんたも少しは王子にきつく当たってちょうだいよ!こう何回もお城の外に抜けだされたんじゃ、あんたの立場だってない
んだからね!!」
「え、ええ…。善処するわ」
まさか一緒に城の外に付き合っている、なんて言える訳ものないのでララディアは適当な言葉でお茶を濁した。
それを見たサンディは「ふん!」と鼻を鳴らすと、地響きでも立てそうな大股でずかずかと歩いていってしまった。
「…ご免なさいね、サンディ…。あなたには心労をかけさせてしまって…」
「でも、あそこまでヒステリー起こされたらこっちとしてもいい迷惑ですよね~~」
「まあね。でも、その気持ちも分からなくは無いけれど」
「それは確かに言えますね…。あの王子の悪戯に面と向ってつき合わされたらいくら体あっても持ちませんよ」
「王子ももう少し自重………?!」

あれ?私は一体誰と相槌を打っているの?

はっと気づいたララディアが横を見ると、そこにはどこから湧いてきたのかさっき逃げたはずのクーラがさりげなく立っていた。
どうやら、サンディがいなくなるまで近くに隠れていたとみえる。
「あれ?どうしたんですか先輩?」
「………」
呑気な顔して語りかけてくる後輩を、ララディアは思わずぶん殴りそうになってしまった。




「くっそ……、まだむしゃくしゃするわ……」
つい今までの大暴れでもまだ足りないのか、サンディは怒りからくる異様なオーラを周りに発散しながら廊下をずかずかと歩いていた。
大体、自分は王子に知識を教えるためにここにきたのだ。こうして毎度毎度カエルに怯え気絶する日を繰り返すために来たのではない。
「ララディアがもう少しきちんとしていてくれれば、あんなに王子を増長させることは無いんだわ…」
自分は王子のことを考え、常日頃王子を真人間に更生させるよう努力している。
でも、それは一向に実を結ぶ気配は無い。なぜなんだろうか。
自分は悪くない。自分は精一杯自分のやるべきことを努めているつもりだ。
それでも改善しないのなら、それは周りが悪いんだ。

自分の努力をなんとも思わないバカ王子が悪い。王子に甘いララディアが悪い。王子にべったりしているアルマリス様も悪い。
王子をあまり叱らない陛下も王妃様も悪い。シャップ殿も悪い。あいつも悪い。こいつも悪い…
王子の部屋の外の木が悪い。あれが王子を部屋から逃げやすくさせている。
王子の部屋の椅子が悪い。あれがあるから王子が窓枠に足を乗せやすくしているんだ。
そもそもこの城の空気も悪い。いやこの国そのものが悪い。あれも悪いこれも悪いそれも悪い………

やり場のないサンディの怒りは、自分の周りにあるもの全てに理不尽にぶつけられていっていた。自分が悪くない以上、悪いのは
自分を取り巻く環境と他の人間に決まっている。そう思い込むことで、サンディは自壊しそうになっている自我を辛うじて食い止めていた。
俯き加減に眼鏡を光らせ、小さい声でぶつぶつと呟いているサンディを、ある者は恐くてその場を離れ、ある者はとうとうサンディ殿
にも限界が来たと胸元で十字を切っていた。


ドン!!


201:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:12:47 Bv3qe/bE


そんなサンディだから当然前なんか見ているはずも無い。気づいた時には、サンディは何かにぶつかった衝撃と共に尻餅をついていた。
「いったぁ~~。どこ見ているのよ!!このニブ……!」
どう考えてもぶつかったのはサンディの責任なのだが、気が昂ぶっているサンディはついつい相手への悪態を口に出してしまった。
いや、正確には出しかけた。
出そうとして、止めてしまった。
「だ、大丈夫ですか……?」
サンディの見上げた先には、現在この城内の女性内の話題を掻っ攫っている一人の男性が立っていた。

彼の名前はナールス。つい2ヶ月前までは誰も知らなかった男である。
2ヶ月前、メルキル16世夫人である王妃フェレスが外出直後原因不明の病気に罹患してしまった。元々体がそう強くなかった王妃だったが、
今回の病気はそれまでのものとは訳が違っていた。
全身が真っ赤に充血し、40度近い高熱が何日たっても引かなかった。食べ物は何も喉を通さず、辛うじて水だけが飲める有様。城の典医も
まったく原因を突き止められず、遂には匙を投げてしまった。
困り果てた国王は、城内外を問わず情報と治療法を探すように触れ回った。が、そんなことをしても到底間に合うはずがないと誰もが思っ
ていた。王妃の命は最早風前の灯であり、アレクサンダーもアルマリスも覚悟を決めていた。

そこに現れたのがナールスだった。
自称薬学を勉強中というこの男は、まだ30にも満たなそうな風体、日に当てたことが内容に錯覚させるほどの白い肌。それを覆い隠すか
のような真っ黒なローブ。一目見ただけで女性はおろか男性をも虜にしそうな美貌、落ち着いた物腰。
最初に見たとき、誰もが来る場所を間違えたのでは?と思わざるを得ないものだった。

が、ナールスは驚くべき薬品の知識と診療の冴えを見せ、ナールスが王妃の治療を受け持ち城内の薬品庫を開放したそのときから王妃の
容態はみるみるうちに改善を見せていった。
ナールスが調合した薬はたちまちのうちに王妃の熱を下げさせ、熱が引いたことにより食欲も元に戻ってきた。
闘病中に20㎏以上落ちた体重も次第に増えてゆき、1週間後にはベッドから立てるように。2週間後には真っ直ぐ歩けるようになり、
1ヵ月後には完全に治癒してしまった。
これには国王もことのほか喜び、ナールスに典医としての身分を授け、国の医術向上に役立ってほしいと頼み込んだのだ。
さらに、薬学の研究施設として城の一角をさし出し助手もつけるというおまけも加えて。
ナールスは喜んでその旨を受諾し、城の西櫓の2階を貰い受けて研究施設とした。勿論ここは他の典医にも開放し自分の知識を惜しげも
なく教え授けていた。

博学で礼儀正しく、おまけに完全美形。こんな完璧超人が話題にならないわけが無い。
たちまちナールスは城内のアイドルとしての地位を確立し、各地各所で話題の種となっていった。
擦り寄ってくる女性に、ナールスは多少戸惑いながらも丁寧に応対していった。それがまた、城内の女性の心象をよくするものにしていった。

サンディも勿論その話題の輪の中に入った事があり、魔道官の同僚とあれこれ話し合ったものだった。
ただ、ナールスがいる西櫓は普段サンディがいる中央宮殿からは結構離れたところにあり、直接面識することはほとんどなかった。
直接見に行くという暇な時間が作れるはずも無く、あったとしてもアレクサンダーのちょっかいで潰れてしまうことがしばしばあった。
小さい頃から勉強に打ち込むあまり恋愛沙汰には疎いサンディだったが、それでもナールスを遠くから一目見ただけでその容姿に胸の
高鳴りを抑えることは出来なかった。


202:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:13:46 Bv3qe/bE
そのナールスが、今目の前に立っている。しかも、自分の不注意で激突したというオチがついて。
「………」
なんて言葉を発していいかわからず口を開けたままポカンとしているサンディを、ナールスは不審げに眺めている。
「もし……、どこか体を打ちましたか?それとも私の顔に何か……?」
そのナールスの言葉にサンディは金縛りが切れたかのようにハッと我に帰り、慌ててその場から立ち上がった。
「あ!す、すみません!!ちょっと考え事していたもので前をよく見ていませんでしたもので!!
本当に、本当に申し訳ありませんでした!!」
憧れを抱いている人間に不注意でぶつかった挙句、八つ当たり気味に暴言を吐いてしまった。
サンディは気恥ずかしさからまともに前を見れず、顔を真っ赤にしてコメツキムシのようにガックンガックンと何回も腰を折り曲げて
平謝りに謝った。
「ああ、いやこっちも迂闊だったもので…。そんなに謝ってくださらなくても結構ですよ……」
ナールスは困ったかのように『まあまあ』と両手を前に出してなんとかサンディを落ち着けようとしていた。が、その心遣いがさらに
サンディの羞恥心を加速させていった。
本来なら、袖擦りあうも何かの縁。ここでもう少し話が弾めばなにかのフラグも立って…。なんて考えたかもしれないが、今はそれ以上に
恥ずかしさの方が先に立ってしまっている。もう一分一秒でもここに留まりたくはないと心の声が告げている。
「そ、それじゃあ私はこれで!!」
僅かな後悔を心に残しながら、サンディは足早にこの場から立ち去ろうとした。

が、
そんな自分の体がガクン!と前に突っ張った。
「?!」
どうしたことかと自分の体を見てみると、左腕の先が何かに掴まれているではないか。
「ちょっと待ってください。そんなに思いつめた顔をしていられたら、こっちとしても気になるではありませんか。
どうですか?もし私でよろしければ相談に乗りますが」
なんとナールスがサンディの手を手袋越しではあるが握り締め、さらにあろうことか自分に向けて話し掛けてきているではないか。
「~~~~~~~~~~~~~!!」
突然のことに、サンディの顔は一瞬のうちに耳までボッと赤く染まってしまった。
サンディを見るナールスの顔は、本当にサンディのことを心配してそうな困った表情をしている。
「……!」
サンディはナールスの好意に心の奥をドクン!とときめかせたが、ではお願いしますと素直に受け入れらる心の余裕もまたなかった。
「き、ききき気持ちだけううううけ取っておきままますかららら……。も、もう手を放しててて……」
慌てまくって呂律が合わず、奇妙な言葉が口から飛び出てくる。それが羞恥をブーストさせ、発する言葉がさらに頓珍漢になっていく悪循環。
が、その間もナールスはサンディの瞳をジッと見つめていた。
「そんなに慌てないで……。もっと心をリラックスさせてください……」
「え、ぁ…」
あくまでも冷静なナールスの声が、上ずりまくったサンディの心を次第に落ち着かせていっている。

いや、それだけではない。

サンディの錯覚だろうか。自分を見るナールスの瞳がチカチカ、チカチカと光っているような感じがする。
黄色であったり、赤くあったり、金色であったり…
それが、次第にサンディの視界いっぱいに広がり、それ以外が見えなくなってしまってきている。
聞こえる音が、ナールスの声だけになってしまってきている。
体に感じるものが、ナールスのものだけになってしまっていっている。
「あぁ……」
この時、魔導官としての理性がなんらかの精神攻撃を受けているとサンディの心に訴えかけてきた。それを受けて今すぐこの場を離れな
ければ危険だと心がサイレンを発してくる。

が、それすらナールスの瞳は強引に押し潰していった。


203:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:14:46 Bv3qe/bE
まずい!というサイレンが心から脳に届く前に、サイレンそのものが根元からちょん切られてしまった。
結果、次第にサンディの目は光を失い、表情も呆けたものへと変わっていった。
さっきまでの怒り狂ったサンディも、恥ずかしさで顔を赤らめたサンディももはやいない。
ただの人の形をした物体と成り果てたサンディが、そこにはいた。

「さあ、もう私の言うことしか聞こえませんね…」
「は、はぃ……」
ナールスの声に、サンディはまるで人形のようにかくん、と頷いた。
「結構です。じゃあ、もっと落ち着けるところに行きましょうか。ここなら、私の研究室も近いですし」
「…はい……」
表情に完全に意志の光を失ったサンディは、ナールスの腕に導かれるままその場を歩き去っていった。
ここはナールスが普段いる西櫓とは正反対のところだ。何てことも考えることも出来なかった。




「さあ、いろいろと散らかっていますがどうぞ…」
ナールスに招かれ、サンディはふらふらとした足取りでナールスの研究室へと入っていった。
「扱っている薬品の中には日光を嫌うものも結構ありまして…、足元が見づらいでしょうが勘弁してください」
そこは、窓は完全に目張りされて一筋の光も入らず、天井に下げられている豪華なシャンデリアが昼にも拘らず煌々と灯っている。
壁という壁は薬草やら薬品やら文献やらで埋め尽くされ、奥には半透明の溶液が張られた浴槽?や、机一杯に積み上げられたレポート
が今にも崩れ落ちそうに傾いでいた。
床は綺麗に掃き清められているが、それ以外はいかにも研究室と言った風情の場所だった。
「では、そこの椅子にでも座っていてください。今、飲みものの準備を致しますので」
そう言って奥へと消えていくナールスをじーっと見たまま、サンディは設けられた椅子にとすっと座り込んだ。

(私……、なんで、ここにいるの……?)

サンディは、いま自分がどういう状況にいるのかをいまいち把握できなかった。
確かにナールスに声をかけられたときは心臓が飛び出るほど嬉しかったのだが、そんな好意に甘えられる状況じゃないと感じていたはずだ。
それが、自分でもわからないうちにナールスの言葉に従って、こうしてのこのことついてきてしまった。
さっきのどこら辺からだったのだろうか。まるで、自分が夢の中にいるような感覚に捉われていってしまった。
自分の意識はあるのに、劇中の登場人物のように他人が書いた劇のシナリオ通りにに体が動いているような感じ。
(……あの時ナールスさんの瞳がキラキラと光ったような感じがして……。それから……)
それから…、なんなんだろう。頭の中がすーっと痺れるような感じがして……、そして……

(………………)

そこまで考えた時、サンディの瞳から急速に光が失われ、同時に思考能力もふぅっ、と落ちていった。
まるで、それ以上考えることを頭が許さないといった感じに。
(………まあ、いいか。どんな形であれナールスさんに近づくことが出来たんだし……)
そっちの方がよっぽど重要な感じがしていた。今、注目度No,1の人間にこんなに私的に接することが出来る機会なんてそうそうないであろう。
瞳に光が戻らないまま、サンディは口元を手で抑えくすくすと笑っていた。
もちろん、それまでのいま自分がここにいる疑問なんか完全に心の中から消え去っていた。
まあ、普通に考えたら男性が女性を自室に連れ込むことは結構重大なことである。それが親切心で出たことだとしても、それだけで終わるよ
うなことがそうそうあるはずも無い。
「もしかしたら…、このままお付き合いすることになって、それから……、キャッ」
なんて妄想を産んでしまうのも、あながち無理からぬことであろう。
サンディが、そんな妄想に悶々としている時に、奥からすっとナールスが姿を現した。


204:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:15:46 Bv3qe/bE
「どうも、お待たせいたしました」
ナールスはトレイの上に上等なティーカップを載せて、カチャカチャと音を立てながらサンディの前にあるテーブルの上に置いた。
そして手際よくカップを自分とサンディの前に置き、自分も椅子を後ろに引いて腰を掛けた。
「………」
サンディは自分の前に置かれたティーカップにじーっと目を落とした。
そこには、赤いバラの花が描かれた見るからに高そうなティーカップが置かれていた。
ただ、置かれていたのはティーカップ『だけ』だった。
中身も何も無い、ただティーカップのみがサンディの前に置かれていたのだ。
じゃあポットはあるのか?と思ったが、ナールスが持ってきたのはティーカップだけだ。
一体これが何を意味するのか。サンディには全く理解が出来なかった。
「あの……。これ、中身はどこに………?」
あっけに取られ間抜けな質問をしたサンディを、ナールスは面白そうな顔をしてみている。
「中身ですか?もう用意されていますよ」
そう言うなり、ナールスは再びサンディの瞳を覗き込んだ。
「ではサンディさん。『まずは服を脱いでください』」

「!!」

突然ナールスの口から発せられたとんでもない言葉に、サンディはギョッとなって目を丸くした。
一体何を言い出すのだろうかこの男は。会って間もない人間に向って、いきなり脱げとのたまうとは!
先ほどまでの惚気はどこへやら、生来の癇癪持ちが一気に沸点まで湧き上がった。

ぱらり

「な、なんてことを言うんですか……、えっ?」

顔を真っ赤にして激怒したサンディはその場でいきなり立ち上がるなり、上着のボタンをプチプチと外しぱらりとその場に脱ぎ捨てた。
その様を、ナールスはニヤニヤと笑いながら眺めている。
「もう一回言って欲しいのですか?『服を脱いでください』って言ったんですよ」
「!」
ナールスの『服を脱げ』と言う言葉を聞いた途端、サンディの体はビクッ!と激しく震え、そのままインナーからズボンから次々と
その身から外していった。
その顔には明らかな戸惑いと怯えの色が浮き出ていた。
「な、なんで?!何で手が勝手に動くの?なんで足が勝手に動くのよ?!」
「それは勿論、私がそうしろって言っているからですよ」
それはそうだろう。でも、それがサンディの意思を全く無視して行われていることが問題なのだ。
たちまちサンディは自らの手で、下着のみ羽織っているという状態になってしまった。

「~~~~~~~~っ!」

サンディはあまりの恥ずかしさに両手で下着を覆い隠してしまったが、ナールスはあくまで容赦しない。
「まだですよ。まだ服を着ているではないですか」
「こ、これは服じゃなくて下着……」
そんな抗弁など通用しない。

「『全部脱ぎなさい』」

その声と同時に、サンディの両手は腰のショーツに伸びていった。

「い、いやあぁ~~~~~っ!」


205:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:16:46 Bv3qe/bE

自分の意思よりナールスの言葉に従う腕は、そのままショーツをズリッと引き下ろし、ブラのホックを強引に千切り壊した。
「あ、あぁ…」
あまり日に焼けたことの無い肌。つんと上を向いた乳首。なだらかな曲線を書く腰のくびれ。ほっそりとした太腿。
親以外誰にも見せたことの無い全裸姿を晒されてしまった。
「さあ、『もっとよく見せてください』」
ナールスの声に反応した体は、そのままサンディを『気をつけ』の体勢で固定させてしまった。
もちろん、体の隅々まで余すところ無くナールスの前に曝け出してしまう。
「いや。いや!こんなのいやぁっ!!」
首から上は自由になるのか、サンディは首を横に振って抗議するが、所詮無駄な抵抗に過ぎない。
「これはこれは……、普段厚着をしているから目立たなかったようですが、なかなかいい肉付きをしていますね」
その姿に満足したのか、ナールスは立ち上がってサンディの前まで来て、前から後ろからまじまじとサンディを眺めた。
「や、やめてくださぃ………」
まるで商品価値を見定めるかのようなナールスの視線の動きに、サンディは恥ずかしさから顔を真っ赤にし、涙声でナールスにもう勘弁
してほしいと頼み込んだ。
「では一番大事なことを聞きましょう。これさえ聞ければ勘弁してあげまずよ」
このナールスの言葉に、サンディは内心ほっとした。後少しで、この羞恥プレイから開放される!、と。
すると、ナールスは手袋を外し、その手をサンディの下腹部へと近づけていった。そこには産毛で覆われた、サンディの一番大事なところ
が息づいている。
「えっ?!ちょ……」
驚いたサンディが言葉を発する間もなく、ナールスの指がサンディの陰唇にぴたり、と触れた。その瞬間、

「ひゃっ!!」

まるで氷が触れたような冷たい感触がサンディの下半身に走った。
「ここに、男を咥えたことはありますか?」
ナールスは、サンディの下腹部を捉えながら最後の質問を発した。
「そ、んなこと……?!ひゃあぁっ!!」
そんなことない。と言おうとしたサンディの声が突然上ずった。
答えようとしたサンディが口を開いた瞬間、ナールスは意地悪く指をくいくいと動かし、サンディの肌先を微妙にこねくり回したのだ。
その刺激にサンディの声は言葉を失い、意味不明な戦慄きに化けて口から発せられていった。
「どうなんですか?早く答えて下さい」
そう言いながらもナールスは指を動かすのをやめず、時折くいっと指を突きたてサンディの中に侵入しようと試みたりもした。
「ああっ!やあぁぁっ!!」
その度に、サンディの体はビクビクと揺れ、口からは外にまで響くような喘ぎ声が部屋中に響いていた。
「ほらほら、この小さな孔に熱く太い棒を挿したり抜いたりしたことはないかと聞いているんですよ」

「ああああっ!!ない!ないです!!ありません!!
男に抱かれたことなんて、まだ一回もありません~~~~っ!!」

ナールスの指戯に翻弄されまくるサンディは、やっとの思いで自分の意思を声に出して言うことができた。
そしてその言葉を聞いて、ナールスはクスリと微笑んだ。
「そうですか……。予想通りあなたは、いい『飲み者』のようですね……」
クッと開いたナールスの口から、犬歯がギリギリと音を立てて牙を形成していっている。藍色の瞳は禍々しい赤光を放ち、せわしなく動か
している指からは爪が鋭く伸び始めていた。
「では、戴かせていただきましょう!」
最早サンディの小指ぐらいの長さ太さになった牙を、ナールスは悶えるサンディの首筋目掛けて勢いよく打ち下ろした。


ズグッ!!


206:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:17:46 Bv3qe/bE

「あ、あーーーーーっ!!」

その瞬間、サンディは今まで経験したことが無い強烈な衝撃が首から湧き溢れてきた。
「あっ…ああぁっ……」
それは、痛みとも痺れとも形容できない全く未知の感覚で、体のほうがどう反応してよいかわからず、サンディは全身を細かく震えさせる
ことしか出来なかった。
首に穿たれた2つの牙は正確にサンディの動脈を貫き、血管から噴出す真っ赤な血が傷口からダラダラとサンディの皮膚を伝って流れ出て
きている。
もっとも、その多くは刺した大元であるナールスの口の中に下品な啜り音と共に吸い取られていたので見た目の出血量はそれほどでもない。
『ふふふ、やはり、いい味の血をしていますね』
未知の感覚と出血から来る倦怠感で意識がボーっと痺れてくるサンディの頭の中に、ナールスの声が直接響いてくきた。
このとき初めて、サンディは自分の血が吸い取られていることを理解した。
(血を……、吸われている……?!じゃあ、この人は……吸血鬼なの?!)
『ご名答です。私の本当の名前はナルスト。一応子爵を名乗っております。今後ともお見知りおきを』
(し…しゃく……?爵位持ち?!)
ナールス、いや吸血鬼ナルストが爵位を名乗ったことにサンディは吸血とは別の衝撃を心に受けた。

一般的に、高位の吸血鬼は爵位を名乗ることが多い。それは自己顕示のためとも吸血鬼内での階級分けとも言われているが、実際のところ
は吸血鬼に直接聞かないと分からない。
爵位は5つ存在し、高位の順に伯爵、公爵、侯爵、子爵、男爵となっている。これによれば伯爵が最も力が強く男爵が最も低いものとなる。
が、困ったことにこの爵位は基本的に自己申告なので全然力がないものが侯爵を名乗ったり、逆に物凄く力を持ったものが爵位を名乗らな
いこともできる。
ただ、身分違いの爵位を名乗った吸血鬼と言うのは大抵他の吸血鬼やハンターによって淘汰されていってしまうので、実際に爵位を名乗る
吸血鬼はほとんどが強力な力を持つものだと考えてよい。

そんな爵位を持つ吸血鬼が人間を装い城の中にいる。そのことがサンディの警戒心をマックスにまで引き上げた。
どんな思惑を持っているのか知らないが、この男をこのままにしておくのは危険すぎる。
幸い研究室の前には衛兵が立っている。今が昼である以上、この部屋に入って部屋の目張りを全て開いてしまえば逃げられる術は無く日光
に焼かれて滅びるだろう。
サンディは、霞む頭を必死に動かし、震える唇をなんとかこじ開けて声高に叫んだ。

(衛兵!!ここに吸血鬼が侵入している!!早く窓を開けて………?!)
「あ、あぁぁっ……  あう…        う…      ?!」

はずだった。が、声はまともに発生されず意味の無い喘ぎ声が零れただけだった。
(?!ど、どうして……?)
『おやおや、あまりの快感に絶えられず声を漏らしてしまいましたか?なんと可愛い方なのでしょう…』
「くっ…!」
頭の中ではちゃんと声を出しているのだから喘ぎ声でないことは分かっているはずなのに、ナルストは意地悪くサンディに話し掛けてきた。
だが、可愛いと言われ、サンディの顔が無意識にポッと赤くなる。こんな状況になってもなお、ナルストに褒められることが心地よいと
感じてしまうことにサンディは屈辱感と共に奇妙な優越感も抱いていた。
『まあでも、ちゃんとした声もまた聞いてみたいですからね……』
そういうなり、ナルストは埋めていた牙をつぷっとサンディの首から引き抜いた。
「うぁっ……。ハアッ、ハアッハアァッ……」
強烈な圧迫感と倦怠感が無くなり、サンディはようやく一息つくことが出来た。が、息が落ち着くなり、
「衛兵!吸血鬼だ!この部屋に吸血鬼がいる!!早く窓を開けろ………!!」
と、大声で怒鳴り上げた。
この吸血鬼が何を考えているのかは知らないが、これでおしまいのはずだ。サンディは傷口を手で抑えながら口元に笑みを浮かべた。

が、



207:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:18:46 Bv3qe/bE
扉の外にいるはずの衛兵は、全く入ってくるそぶりを見せなかった。扉の取っ手が動く音も、外で騒ぐ声も聞こえない。
「………?どうした?!早く入って来い……」
「無駄ですよ」
狼狽するサンディに、ナルストが冷静に言い放った。
「この部屋の前の兵士は、既に私の口付けを与えて暗示をかけてあります。この中で何事が起こっても一切感知しない、という暗示をね。
もし今誰かが巡回に来たとしても、彼らは『異常なし』と答えるでしょうね……」
「なんですって……」
「それに、陽光は私の弱点ではありませんよ。さっきまで、私が外に出ていたのを忘れていたのですか?」
「あっ!」
言われてみればそうだった。自分はナルストに連れられて『外』から一緒にこの部屋に入ってきたのだ。普通の吸血鬼なら、この部屋から
あそこにたどり着くまでにとっくに灰になっている。
「元々私は戯れでこの国を乗っ取りに来たのです。外出中の王妃に病魔の呪を送り込み、それを直せる者として城内に招待されうまく侵入
を果たし、城内の者の信頼を得られるように善人を装い、後はいかにして城内に下僕を増やして城を占拠するか。
その段階まで来ていたのです」
ナルストはきりっと顔を引き締め、吶々とサンディにその胸の内を明かしていった。王妃の病気、その段階からこの吸血鬼の策だったとは。
だが、それを聞いたサンディは憤りよりも不可解な表情を浮かべていた。
「それを……なんで私に話すのよ……」
どうせ逃げられはしないこの身。遅かれ早かれこいつは私の血を吸って下僕にでもする気なのだろう。だから、こうして秘密もべらべら
流暢に話すことが出来るのかもしれない。
(でも…、そんな思惑なんかにのるものか!)
ナルストに気づかれないようにサンディは、自分の体の中で魔導力をじりじりと練っていた。次にナルストが噛み付いてきた時、それを
一気に爆発させてナルストもろとも自爆してやろうとサンディは悲壮な覚悟を固めていた。
が、次のナルストの言葉がサンディの心に重大な変化を呼び寄せた。

「それはですね…、あなたが必要だからですよ。サンディ殿」

そう言って、ナルストはサンディをピッと指差した。
「?!私……?」
予想外の言葉に、サンディの胸はドクン!と高鳴った。その拍子で、練っていた魔導力もぽん、と霧消してしまった。
「私だって、無用に下僕は作りたくは無いんですよ。命令に忠実で機転が利き、頭脳明晰容姿端麗、私が侍らすに相応しい人物でないと
下僕、いや花嫁となるのには相応しくない」
「花嫁……」
そのあまりにも甘美な響きに、サンディは傷口を抑えていた手がずるずると下がっていくことにも気が付かなかった。
自分を見るナルストの目は、さっきまでとは比べも似なら無いほど熱い視線を投げかけている。
「この城に入って数ヶ月。私は私の花嫁に一番相応しい者は誰か。それを捜し求めていました。
そして、その眼鏡に適った人物。それが、貴方なんです。サンディ殿」
「そ、そんな……」
この異常な状況で、突然の告白。
サンディは驚きよりも、別の感情で心臓がバクバクと高鳴っているのを感じていた。
「嘘よ。嘘……。私なんて、目つき悪いし、眼鏡かけているし、癇癪持ちだし胸小さいしデコッパチだし……
こんなこと、あるわけないわ……」
「あまり自分を卑下しない方がいい。サンディ殿、貴方は充分に美しい」
ナルストの手が震えるサンディの手にそっと触れる。その手は吸血鬼なので凍るように冷たかったが、サンディにとってはなによりも暖か
く感じるものだった。
だが、次の瞬間ナルストはとても悲しそうな顔をサンディに向けた。
「でも…、貴方がこの国の安寧を考えるなら私は排除されるべき存在です。何しろ、私はこの国を転覆させるために来たのですから。
ですから、選んでください」
ナルストは自らが羽織っている上着をそっとサンディに被せると、扉のほうを指差した。
「この国のことを考えるなら、あの扉から外に出て行って結構です。妨害したりは致しませんから。
そして、私と共についてきてくれるならここに留まってください。
もし、これで私の下を去る決断をしても私は貴方を責めも恨みも致しません。さあ、どちらかを選んでください」


208:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:19:46 Bv3qe/bE
ナルストはつらそうな顔をサンディに向けると、くるりと後ろを振り向いた。
もし出て行くなら、自分が振り返るまでに出て行けと背中が語っていた。
今なら安全にここから逃げ出せる…。サンディはすぐに腰を上げようとした。早くこの魔界から出て、日の当たる世界に戻らなければ。
しかし、

「くっ……」

サンディの腰は一向に上がる気配を見せなかった。
別に体の疲労が限界を超えていたわけではない。ナルストが暗示をかけた気配も無い。

『あなたが必要だ』『花嫁に相応しい』『自分を卑下しない方がいい』

ナルストが自分に向けて放った言葉。それがサンディの心に見えない鎖となってがんじ絡めに絡まっていた。
吸血鬼だと言うことを知る前、城中の女性の話題を攫っていたナールスとして見ていた時。
あのバカ王子の世話に忙殺され、近くで見ることも適わなかった存在。バカ王子より何百倍も男として魅力的な存在。
手に入れようと妄想するも、そんなことは絶対にないと考えていたあの時。

それが、向こうのほうから声をかけてきている。自分が必要だと語りかけてきている。
花嫁に相応しいと、求婚してきている!

これで相手が人間だったら、諸手を振ってついていっただろう。が、求婚してきた相手は吸血鬼………
(……それが、何だって言うの……?)
サンディの心の奥に潜む小さな声が、サンディに語りかけてきている。
(恋愛にそんなことは関係ないわ。こんな男にこれだけ好かれるなんて、幸せだとは思わないの?)


(大体、この城の人間に何を遠慮する事があるのよ。
毎日毎日、バカ王子の悪戯につき合わされ、周りの人間はそれを遠めで見て哀れみの顔を向けるだけ。要するにスケープゴートなのよ、
あなたは。あなたが犠牲になることで、この城の秩序は保たれているのよ。そんなもの、壊してしまえばいいじゃない)

「そんなもの……、壊してしまえばいいじゃない……」
心の中の声にぶつぶつと答えるサンディの眼が、次第に危険な光を帯びてきている。

(あなたの代わりなんか、この城にはいくらでもいる。あなたはここでは必要とはされていないのよ。
でも、あの人は違う。あなたを本当に必要としてくれている!あなたを一番大事にしてくれる!)

「そうだわ…。あいつらは私をただの消耗品としか見てない…。本当に私を大事にしてくれる人は、人は……」
その声は、だんだんと声量を増してきている。今まで言おうとしても言わず、聞こうとしても聞かなかった自らの境遇への不満の思いが、
ナルストが吸血の際に注ぎ込んだ力によって歪められて増幅し、サンディの心の中へずぶずぶと染み渡っていっている。

(あの人についていけば、あなたは使われる側から使う側に変わるわ。自分をボロ雑巾のように使っていた連中を、今度はあなたが同じ
ように扱えるのよ。あなたに無責任に王子を押し付けた王も王妃も、あなたの前では哀れな奴隷に成り果てるのよ!)

「そ、そうよ……。私を、私を使っていた連中を、今度は私がやりたいように……」

(なら、もう選ぶ必要なんてないじゃない!あなたはここに留まるべきだわ。そして人を喰らう存在になり、支配する側になるのよ!)

「支配する。支配する。支配する………」
サンディは血走った目を床に向け、自分の心の声にうんうんと頷いていた。


209:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:20:46 Bv3qe/bE

そうだ。もう、こんな惨めな境遇に耐え忍ぶことなんかないんだ。この城の、この国の全てが私を不幸な目にあわせているんだ。
だから、この城、この国全てを変えてしまえばいいんだ。私の都合のいいように、変えてしまえばいいんだ!
そんなこと、できるわけ無いと思っていたが今は違う!!
私の目の前にいる人は、それが可能に出来る力を持っている。私に、それを可能にする力を与えてくれる!
この人と一緒に付いて行けば、私はこの国全てを支配できる!!


「う、うふ、うふふふ……。そうよ、変えるのよ。支配するのよ。この国全てを、私たちが………」
もうサンディは、この場から立ち去ることなど毛ほども考えてはいなかった。
そして、しばらくしてからナルストが振り返ったとき……
サンディはその場に座ったまま、ナルストを見てニコリと微笑んだ。
「…いいんですね。サンディ殿」
ナルストの念を押した問いかけに、サンディは無言でその場から立ち上がり、ナルストにかけられた上着をぱらり、と脱ぎ捨てた。
再びサンディの裸身が露わになる。
が、今回は先ほどのような魔眼で無理やりに脱がされたものではない。完全に、サンディの意思によるものだった。
「はい。私は、あなたの花嫁になります。そして、この国の秩序を破壊しあなたと共に支配する存在になりましょう…」
そう言って、サンディは噛み傷がある首筋をすぃっとナルストの前に突き出した。
その光景に、ナルストは端正な顔をぽろりと綻ばせた。
「ありがとうございます。では、あなたをご招待いたしましょう…。永遠の闇と、悦びの世界に……」
サンディを優しく抱きとめたナルストの牙が、先ほどと同じところに深く突き刺さってくる。
「あっ、あ、あ、あぁっ! 凄い!気持ちいい!!」
サンディの神経はその感触を先ほどは違って、明らかな快感として捉えていた。一度味わったからと言うのもあるのだろうが、血を吸われ
る気持ちよさと、それが自分を新たな存在へと変えてくれることの悦びに心が高鳴り、先ほどとはまるで違う興奮をサンディに与えていた。
「あーっ!ダメ!こんなの、気持ちよすぎるのぉ!バカになるぅぅーっ!!
もっと、もっと吸って。吸ってくださいぃ!ご主人様ぁーっ!!」
腕と足をナルストにがっちりと絡め、蕩けた瞳から嬉し涙を流し続けながら吸血の快感に酔うサンディの皮膚から、次第に血の気が失われ
ていく。日には焼けていないがほんのり赤みがあった肌は血も通わぬ青みがかかった白色になり、喘ぎ声と涎を零す口からは犬歯の先まで
零れ見えてきている。
(くくく…。かわいいものですね…)
その変化を感じながら吸血を続けるナルストの顔には、先ほどまでとは打って変わった邪悪な笑みが浮かんでいた。
「あ……、あぁぁぅ………ぁ」
やがて、完全に血を吸い尽くされたサンディの心臓は脈を打つのを止め、サンディは悦びの笑みを浮かべたままかくん、と頭を垂れた。
「さて、では……」
それを確認したナルストはサンディの喉から牙を抜き、そのままサンディの骸を抱えて部屋の奥へと歩いていった。
そして、眼下に広がる半透明の乳白色の液が張られた貯水槽にちゃぷん、とサンディ浸け入れた。
透明感の薄い液体にたちまちサンディの体は沈んでいき、外からは輪郭しか見えなくなってしまった。


そして十数分後、
貯水槽の縁の液体が急に盛り上がり、ザッという音と共に手が伸びて縁をがっちりと掴んだ。
そしてそのまま液体を纏わり突かせたまま、サンディがぬっと立ち上がった。
その姿は、先ほどの血の気が抜け去った死人のものではなく、吸血される前の瑞々しい体のものであった。
「………」
サンディは虚ろな目で自分の体を一通り眺め、その後拳を握ったり腕を曲げたりして自分の体の調子を確かめるようなそぶりを見せていた。
その後、自分の前に立つ存在の方へ視線を向けた。
「どうですかサンディ、吸血鬼として生まれ変わった感想は」
ナルストの質問に、サンディはしばらく無表情の視線を向けた後、口の端をゆっくりと釣り上げて微笑んだ。
「…世界の全てが違って見えます。今まで自分が見てきた世界が、いかに小さくみすぼらしいものだったのかというのを実感できます。
吸血鬼と言う存在が、これほどまでに素晴らしいものだったなんて思いもしませんでした……。あは、あは。あはははは!!」
内から湧き上がる力を制御できないのか、両手で胸を抑えたサンディは大声を上げて腹の底から爆笑し始めた。
それに伴い、肌の色が次第に白く変わり始め、牙と爪が伸び、瞳は禍々しい紅へと変化していった。


210:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:21:46 Bv3qe/bE
「あははっ!!ダメッ!力が抑えられない!!たまらないよぉーっ!」
数刻を持たず、サンディの姿は完全な吸血鬼のものへと変貌してしまった。
「そこまでです、サンディ」
「あはは…は、はい!」
ナルストのその言葉にサンディは馬鹿笑いをぴたりと止めた。吸血鬼にとって親吸血鬼の命令は絶対である。
「いいですかサンディ。あなたの下に浸されている除光液は私達吸血鬼を陽光の下へ導き、姿を人間のものにカムフラージュさせること
ができます。この発明あるからこそ、私は太陽の下を歩くことが出来たのです。
ただし、これの効力は5時間の経過、または感情を昂ぶらせることで消滅してしまいます。もし太陽の下で今のように興奮しては、あなた
の体はたちまち陽光によって灰になってしまいます。このことを、よく覚えておくように」
「は、はい。心得ました」
ナルストの説明に、サンディはこくこくと頷く。
「あなたはこの除光液を使って、これからも普段どおりの生活を送りなさい。まだまだ、我々が吸血鬼と言うのを知られるわけにはいかな
いのですから。
そして、隙あらばその牙を使って人間の血を吸うのです。ただし、同族に変えてはいけませんよ。
勿論、王族の血を吸うのも禁止です。あれは、私のものですからね」
「えぇっ!なぜ…」
この言葉にサンディは不満を持ってしまった。王族の血を吸えないのはともかく仲間にすることが出来ないほどの吸血ではそれほど多くの
血を吸うことは出来ない。
が、その不満を零すより早く、ナルストの眼がギラリと光った。
「私の命令が不満だと言うのですか……」
その眼から発せられるあまりの薄ら寒さに、サンディはゾクッと背筋を振るわせた。
「い、いいえ!なんでもありません!口答えをして申し訳ありませんでした!!」
「よろしい。では今一度除光液に浸かりなさい。その姿では王子の世話も出来ませんからね」
ナルストの命令にサンディはこくりと頷き、そのまま腰を曲げて除光液の中にずぶずぶと身を沈めていった。
それを見たナルストは口元に手を当ててククッと小さく微笑んだ。
「これで…、下準備は完了。といったところですかね…」
その顔は、まるでこれからゲームを楽しむ子どものような表情をしていた。


211:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:22:49 Bv3qe/bE




「きゃあああ~~~~っ!!」
次の日の朝のこと、サンディの部屋の方からまたもやけたたましい悲鳴が上がってきた。
さっきのこともあるので慌てて入ってきた衛兵の目の前には、目を回して倒れているサンディと部屋の床を楽しそうに跳ね回っているカエ
ルの姿があった。
「うわぁ…。また若君の仕業だなこりゃ」
「しかし…、若君は俺達の目を盗んで、どうやってこんな朝早くにカエルを仕込むことが出来るんだろう…?」
などとぶちぶち語り合う衛兵達は、とりあえずサンディを持ち上げてベッドに寝かし、そのまま黙って部屋の外に出て行ってしまった。
このまま下手に目を覚まされて八つ当たりの的にされたらたまったものではない。

それから一時間後、部屋掃除の女官がサンディの部屋に入ってきた。もちろん衛兵はサンディが部屋の中にいることは話しておいてある。
「サンディ様…、お加減はいかがですか?」
女官が入ってきた時、まだサンディはベッドの上で寝ていた。普段なら30分もすれば起きてくるのに今日は起きるそぶりすら見せない。
そしておかしなことに、厚い窓のカーテンが全て閉まっていて中は薄暗く灯りがぽつぽつと灯っているだけだった。
「相当疲れてらっしゃるのね…。普段から王子様のお世話をしていれば、そりゃ疲れもするでしょうけれど」
きっと窓は衛兵達が気を利かせたのだろう。そう判断した女官はそのままサンディを起こさず、部屋の掃除を始めた。床を箒で刷き、
雑巾がけし、はたきで埃を叩き落としていく。
その時、鼻歌を歌ってかいがいしく掃除を続けている女官の後ろで、ベッドに寝ているサンディの眼が前触れも無くぱちりと開かれた。
そのままサンディは音も無く立ち上がり、後ろを向いている女官へと近づいていく。
「さ、空気も入れ替えなくてはね」
新鮮な空気を入れようと女官が窓のカーテンをめくろうと手を伸ばした時、その手を後ろからがしっと掴むものがあった。
「ひゃ!」
その感触に女官は飛び上がって驚いた。何しろ自分を掴んだものは氷のような冷たさを持っていたのだから。
「なにこれ…?!」
驚いた女官が後ろを振り返ったとき、そこには自分の手をがっちりと掴むサンディが立っていた。
「あ、おはようございますサンディ様。もう体はよろしいのですか?」
その時、何かサンディに違和感を感じたものの女官は愛想よくサンディに語りかけた。
が、サンディは女官に向ける顔にあからさまに不機嫌な表情を浮かべていた。
「…何をしようとしたのよ、あなた」
「何って……、窓を開けようとしたんですけど……」
女官は扱く当然のことを言ったのだが、サンディは相変わらず険しい顔をしている。
「窓を……?あなた、私を殺す気なの?」
「えっ…、殺すって……?!」
何故、窓を開けるとサンディを殺すことになるのだろう?女官はまったく訳がわからなかった。
「窓なんか開けて太陽の光が入ってきたら…、私、燃えちゃうじゃない……」
女官を見るサンディの瞳が、次第に紅い光を孕んでくる。その光を見た途端、女官の体がビクリ!と蠢いた。
この時、女官は初めてさっきの違和感に気がついた。
サンディの手が、死人のように冷たいということを。
「え……サンディ、さま…」
「そんな悪い子には、罰を与えなくてはならないわ。いえ、ご褒美かしら……。ククク…」
含み笑いを浮かべているサンディが、どんどん人ならざるものに変化していく。
肌は血の気が抜け、瞳には真っ赤な虹彩が宿り、大きく開けた口からは長く太い牙が伸び揃っていた。
女官の目の前で、自分がよく知っているはずのサンディがたちまちのうちにバケモノへと変貌してしまった。
「キャ……)
その突然の事態に女官は思わず悲鳴をあげ、ようとした。が、声が出てこない。まるで紅い瞳に射すくめられたかのように、声が喉に絡ま
って外に出てこなくなっていた。
(あ、あ、ぁ………)
「じゃあ、いただくわね。あなたの美味しそうな、血」


212:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:23:46 Bv3qe/bE
サンディは、恐怖に震える女官の襟をひん剥いて華奢な首筋を露わにすると、間髪いれずにぞぶり、と太い牙を打ち込んだ。
(あひっ?!ああぁ……)
サンディに噛み付かれた女官は次の瞬間、恐怖に怯える顔をたちまちのうちに蕩かせ、吸血の快感に溺れていった。
(ああぁっ、気持ちいい!噛まれるの、凄い!吸われるの、最高!)
女官は細い腕をサンディの顔に絡ませ、自分の首にグイグイと押し付けてより牙の感触を味わおうとしている。サンディもそれに応え、よ
り深く牙をずぐずぐと挿しこんでいった。
(あーっ!あーっ!!)
その都度女官は声にならない嬌声を上げ、顔を涙と汗と涎でぐしゃぐしゃにして喘ぎ続けた。

そして、数分後、
「んっ、んう……。ぷはぁぁ…。おいしい……
やっぱりこの感じ、やめられないわぁ……癖になりそう」
一通り血を吸い、牙を抜いたサンディは血塗れの口元を綻ばせうっとりと呟いた。女官の方は与えられた快感に精根尽き果てたのか、ぜぃ
ぜぃと荒い息を吐きながらぐったりとサンディにもたれかかっている。
昨夜、我慢の出来なくなったサンディは城内のあちこちを巡り立て続けに5人ほど吸血を行った。
肉に牙を埋める感触、溢れる血を啜りとる悦楽、快感に蕩ける人間を眺める優越。そのどれもがサンディの心に歪んだ悦びをもたらしていた。
「さ、これであなたは私の言いなり。私の言うことなら何でも従うのよ…」
サンディは、吸血による快感と失血による貧血で夢うつつの女官の耳にぼそぼそと言霊を送った。
「今のことはあなたは全て忘れる。私はずっと起きてこなかった。あなたは部屋をきちんと掃除してもう出ていく…。わかるわね」
「は……ぃ……」
サンディの言葉に、女官は小さい声ながらもはっきりと『はい』と答えた。
「じゃあ、早く出て行きなさい。そして、これからも掃除をする際は窓のカーテンは開けないこと。絶対よ」
「…わかりました……」
掃除用具をまとめ、ふらふらと部屋を出て行く女官を見届けた後、サンディは着ているものを脱ぎ捨て、奥の洗面台の扉を開けた。
そこにあるバスタブには、ナルストから与えられた除光液がいっぱいに張られている。
「これに浸からないといまいましい太陽から身を守ることが出来ないんだから面倒よね…」
だが、面倒でも浸からないことには日中に外で活動できない。ぶつぶつ言いながらサンディは爪先からざぶんと除光液に浸かっていった。
そのままサンディは体を伸ばし、全身を余すとこなく除光液の中に沈めてしまった。もちろん頭まで完全に埋没してしまっているのだが、
吸血鬼は呼吸をしないので全く問題ない。
(ふぅぅ……。落ち着くわ……)
除光液の効果で、先ほどの行為で吸血鬼に戻っていた体がみるみるうちに人間のそれに変わっていく。
やがて、完全に人間の姿になったサンディが除光液から頭を出すと、丁度いいタイミングで頭の上に何かが飛び乗ってきた。

げこ

サンディの頭の上で鳴き声がする。どうやらさっきのカエルのようだ。衛兵はサンディを運ぶ方に気を取られていたため見逃されたらしい。
カエルが苦手なサンディは勿論大声を……、上げなかった。
「ふん」
逆にカエルをむんずと掴み、自分の目の前に持ってきている。ばたばたと手足を動かして足掻くカエルが酷くこっけいだ。
「全く…、王子も進化が無いことね…。いつまでも私がカエルで悲鳴を上げると思っているなんてさ…」
サンディの心は吸血鬼に生まれ変わった時にそれまで持っていた人間の弱さは消え失せ、カエルに対する恐怖をも消え去っていた。
が、今までの自分を演じないと周りに怪しまれてしまう。
それゆえ気絶したふりをし、獲物が入ってくるのを待ち構えていたのだ。
「王子…、ご主人様に吸うな命令されていなければ、その喉首に牙を挿してあげたものを……」
今日の明け方のことを思い出し、サンディは忌々しそうに唇を噛んだ。

明け方、まだ日も昇らない頃にアレクサンダーがサンディの部屋に天井から忍び込んできた。勿論カエルをサンディの枕下に置くために。
その時、床に付いて眠ったふりをしていたサンディは、いっそアレクサンダーを襲ってしまおうかと思った。
毎回毎回ああやって忍び込まれてカエルを置き土産にされていき、朝起きたら悲鳴&気絶。これを何度繰り返したか。
腹いせにアレクサンダーを下僕にして今までの恨みを散々晴らしても罰は当たるまい。


213:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
08/09/04 22:26:52 Bv3qe/bE
が、王族の血を吸うことはナルストに禁じられている。サンディは今朝、非常に忌々しい思いでアレクサンダーを見逃したのだ。
「王子……、ご主人様が王子の血を味わった後、私に払い下げて貰えるようご主人様にお願いしますからね。
そして、その初々しい体を散々に嬲り尽くして…」
除光液に浸かっているにも拘らず、サンディは心が昂ぶりから吸血鬼の姿に戻りつつあった。
手に持つカエルから、しゅうしゅうと白い煙が上がってきている。異常に気づき、懸命に足掻くカエルの体は見る見るうちに痩せ細り、や
がて皮と骨だけになって絶命してしまった。
「こんな感じに、王子の命全てを吸い尽くして私の下僕にして差し上げますから!フフフ……アハハハハァッ!!」
サンディはアレクサンダーの血の味を妄想し、ぎりぎりと伸びてきた牙を長い舌で嘗め回しながら、精気を吸い尽くしたかさかさのカエル
の残骸をぐしゃりと握りつぶした後にぽいと投げ捨てた。


こうして、メルキルスに禍の種が蒔かれ始めた。
それはじわじわと、人に知られること無くその版図を広げつつあった。

一章終

以上です。長文失礼致しました。
なお、文中で出てきた五爵の本当の順番は公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵です。
やっぱ吸血鬼と言うからには『伯爵』が最高位でなければならないという気がするのですよ。
さて、次の犠牲は誰なのか、それについてはまた次回…

214:名無しさん@ピンキー
08/09/05 01:06:53 V/e9eyXm
( ゚∀゚)o彡°続編!続編!

215:名無しさん@ピンキー
08/09/05 01:58:49 FnkwQw9t
GJ!!

216:名無しさん@ピンキー
08/09/05 02:06:06 krLukGMk
すみません保管庫から来た者ですがティオちゃんやニースの
シリーズの猟血の狩人はもう続編はないのでしょうか??
本当に好きでず~~っと続きが気になってるのですが・・・


217:名無しさん@ピンキー
08/09/05 02:12:12 WhL5V2LY
落ち着け、物語には外伝というものが存在してだな
作者さんの中にはそういう外伝を描く人もいるんだよ
そのうち178さんなら本編(ティオ、ニースのほう)もやってくれるはずだから
もう少し待つんだ、俺も本篇の続きを楽しみに待ってるがな

178さんgj

218:名無しさん@ピンキー
08/09/05 21:23:33 QfKkl0Ny
>>192-196
自サイトに引き篭もって馴れ合い出来ないなら誌ねよ
糞管理人と取り巻きのキモ馴れ合いしてる豚が

219:名無しさん@ピンキー
08/09/05 22:34:52 3BjcUvvd
ブーブー

220:名無しさん@ピンキー
08/09/05 23:24:48 9lbot3vL
218は元はヤフーキッズくらいしか見たことのない女の子
ネット利用もぬいぐるみの通販くらいには利用したことがなかったが
2chによって洗脳され…

221:名無しさん@ピンキー
08/09/05 23:30:16 AJhOXtFg
こども+2ちゃん=洗脳

222:名無しさん@ピンキー
08/09/05 23:47:15 PNlIncLs
最近の子は物心ついたらネットがあったから洗脳とは違う

223:名無しさん@ピンキー
08/09/05 23:53:33 my8bnWRC
日本語でおk

224:名無しさん@ピンキー
08/09/06 00:40:24 SuHMKW67
GuteNacht

225:名無しさん@ピンキー
08/09/06 02:35:44 /7rl4wbf
>>134
少し遅れたけどGJ

一番つぼだったのは、春麗が親衛隊の
コスチュームを身にまとっていくとこだな

226:名無しさん@ピンキー
08/09/06 10:23:02 tX+DbBqG
>>222
じゃあヒロインの精神を赤さんまで戻して再教育しても洗脳じゃありませんよね?大丈夫ですよね?

227:名無しさん@ピンキー
08/09/06 10:34:22 D7Sb1iPh
赤さんとかトラウマすぎる・・・

228:名無しさん@ピンキー
08/09/06 10:49:27 Nw2jfTDY
KTCから十月末に催眠術、マインドコントロールアンソロジーが発売されるようです。
今度は地雷じゃないといいなぁ。

229:名無しさん@ピンキー
08/09/06 12:04:14 D7Sb1iPh
今度はってことは以前にも似たようなアンソロジーでたの?

230:名無しさん@ピンキー
08/09/06 12:06:51 px0WEvMp
黒薔薇の騎士ローザやらいま連載してる催眠淫辱捜査官やらは別に良いと思うんだけど
アンソロジーとなるとわかってない作家にむりやり題目に沿って描かすわけだから低調なのは必然かと

231:名無しさん@ピンキー
08/09/06 13:10:56 Nw2jfTDY
>>229
洗脳アンソロジーというのが以前あってね、全ての作品が"洗脳"なのに"肉体操作"の作品という完全な地雷作品だった。
だからタイトルに騙されないように気をつけた方が良いよ。

232:名無しさん@ピンキー
08/09/06 15:06:03 pPykYEux
>>228が「KFCから十月末に催眠術(ry」と見えた私はどうすればいい?orz


233:名無しさん@ピンキー
08/09/06 15:10:33 Nd7D+gVS
もう直球で悪堕ちアンソロジー出してくれよ

234:名無しさん@ピンキー
08/09/06 15:24:27 SuHMKW67
二次元ENDアンソロジーになりかねないからやめて

235:名無しさん@ピンキー
08/09/06 22:25:37 J2wO2Kfm
捕まえたヒロインによっては殴る蹴るの拷問よりも
性的な拷問をして悪堕ちさせた方が効率良く情報はゲット可能だよね。

喋らないなら喋らないで良い玩具が手に入ったと思えば割り切れるし

236:名無しさん@ピンキー
08/09/06 23:37:55 Nw2jfTDY
>>232
それは実は貴方がCMを見ている間にKFCに催眠術をかけられたんだよ

237:名無しさん@ピンキー
08/09/07 01:03:39 QT4kzCfm
>>169
詳細を希望します


238:名無しさん@ピンキー
08/09/07 01:06:58 n8Td42Rj
コラ

239:名無しさん@ピンキー
08/09/07 18:36:29 2+TCNs/o
>>228
とりあえず
ヒロイン「チンポ美味しい!」(心の声:なんで!?体がいうことをきかないっ!)
ばっかりなのは勘弁してください

240:名無しさん@ピンキー
08/09/07 19:27:35 rmVUpQwi
たしかあのアンソロ洗脳ネタって0だったよね酷いよね

241:名無しさん@ピンキー
08/09/07 19:36:59 9u+eWc2F
>239
とりあえず
ヒロイン「やあぁぁ……もうやめてぇ……!こんな汚いモノ、咥えたくないのぉ……」
(心の声:チンポ美味しい!って言いたいのに、体がいうことをきかないっ!)

と言う設定を思い浮かんだが、その後の展開が全く広がらなかった

242:名無しさん@ピンキー
08/09/07 19:40:57 Nyh7Y8en
セキレイの漫画読んでたら
羽化してないセキレイにキスすれば洗脳できるのかー
と思い早速抜いてしまった

243:名無しさん@ピンキー
08/09/07 22:50:13 KJtRdez0
>>239
(生やすなり外付けなりした)ヒロイン(が元仲間に向かって)「チンポ美味しい?」

というのはどうでしょうか?

244:名無しさん@ピンキー
08/09/07 22:58:52 NCSBK9hZ
URLリンク(jun.2chan.net)

245:名無しさん@ピンキー
08/09/08 01:23:22 Ve5tbqL4
>>239
ヒロイン「チンポ美味しい!」(心の声:チンポ美味しい!)

ならどうか?

246:名無しさん@ピンキー
08/09/08 01:45:44 yk7VR1cv
チンポ美味しいわけ無いだろ

247:名無しさん@ピンキー
08/09/08 01:53:24 AVxjWJs5
>>246
でも、女の子にちんぽ生えてたら・・・?

248:名無しさん@ピンキー
08/09/08 04:25:19 0aGSq/TW
対魔忍アサギって悪堕ちあるか知ってる人いる?

249:名無しさん@ピンキー
08/09/08 04:35:41 dhwZp0VL
ゲームには無い

250:名無しさん@ピンキー
08/09/08 06:54:25 aOFiKq9l
ヒロインの心を責める為に陵辱調教してる姿を電波ジャックして全世界に晒すってのがあるよね

相当、強情だけど精神的には脆いヒロインを突き崩すには最適だし

251:名無しさん@ピンキー
08/09/08 10:04:26 PfAOPd/w
今週のギアスはナナリーのコスが変わってれば完璧だったろうに…



252:名無しさん@ピンキー
08/09/08 10:05:38 uj6bAbJb
ギアス厨自重しろよ

253:名無しさん@ピンキー
08/09/08 10:25:49 1ChznD5F
洗脳でもなんでもないじゃん

254:名無しさん@ピンキー
08/09/08 15:26:22 r4CyP9Uz
ここに沸くギアス厨は、完全にギアスを掛けられているな

255:名無しさん@ピンキー
08/09/08 15:30:34 RYREItgZ
お前もギアス厨だな
俺も

256:ぬらりひょん
08/09/08 15:40:23 8x8C5pcy
昔ゴレンジャーで黒十字軍にペギーが洗脳された場面あったっけ?

257:名無しさん@ピンキー
08/09/08 17:32:01 he2Y0iqI
fateの黒桜がいいな。

やった事ないけど

258:名無しさん@ピンキー
08/09/08 18:08:03 czkzp63D
ギアスも黒桜も残念堕ちだな
俺の触手は動かなかった

259:名無しさん@ピンキー
08/09/08 18:11:03 0UH09gjT
触手は誰にも見られないように閉まっとけ。

260:名無しさん@ピンキー
08/09/08 20:29:09 nyeZ2KTw
荒魔鬼さん何やってんすか

261:名無しさん@ピンキー
08/09/08 20:41:16 ISVK1ZrI
ふたばのログどこ?

262:名無しさん@ピンキー
08/09/09 01:51:08 HzKEDPov
ふたばで既出云々っていう論争が起こったから、よくうpされる画像調べてまとめてみた。
これから毎回荒れるのいやだから、ここから支援に行く人はこれ見て気をつけて欲しいな。
偉そうなこと言ってスマソ。
URLリンク(sakuraweb.dip.jp)
DLKeyは『aki』(akuって打とうとして打ち間違えたw)


263:名無しさん@ピンキー
08/09/09 01:55:25 yC9J/5iO
1回出たものすら出過ぎかよ
どんだけ自治したいのお前

264:名無しさん@ピンキー
08/09/09 01:56:23 HzKEDPov
>>263
>1回出たものすら

お言葉を返すようですが、3回以上出たものを集めました。

265:名無しさん@ピンキー
08/09/09 01:56:45 xDJbkSXd
ぶっちゃけマイナージャンルもいいとこなんで既出抜きだと即落ちると思うが

266:名無しさん@ピンキー
08/09/09 01:57:32 yC9J/5iO
>>264
ほう、それならすまんな
で、お前はどうしてふたばのスレの自治をしたいのかな

267:名無しさん@ピンキー
08/09/09 01:59:20 HzKEDPov
いや、ただ荒れると見てて嫌だからそうならないように…って思っただけ。
別に仕切りたいとか思ってるわけじゃないので。

268:名無しさん@ピンキー
08/09/09 02:00:33 5HAEVXOq
何つっかかってるんだこいつは
現地でそういう話があったってだけだろ?

269:名無しさん@ピンキー
08/09/09 02:18:02 UybIHCiJ
このスレに貼るより向こうに直接貼った方が良いと思うんだが

270:名無しさん@ピンキー
08/09/09 02:23:27 jPTbpqrv
「ここから支援に行く人は」と書いてあるんだから
そんなに噛み付かなくてもいいと思うけどね

>>262
取り忘れが何個かあったからありがたい

271:名無しさん@ピンキー
08/09/09 02:31:05 /6a21gcm
つくづくこのスレは沸点が低いな

272:名無しさん@ピンキー
08/09/09 02:35:04 UybIHCiJ
>>270
今までにも向こうで何かあったりしたときに無理やりこのスレの住人のせいにしたがるの(それも明らかにこのスレの住人なんだけど)とかが居たりしたから
ちょっと過敏になりすぎてる部分があるかも

まぁこのスレの住人が気をつけるだけでも効果はあるかもしれないね、今後参考にさせてもらいます

273:名無しさん@ピンキー
08/09/09 02:40:17 ExtkNnr5
なんかこの流れだと絡んでいる人間よりも絡まれている人間の肩を持ちたくなるな。

274:名無しさん@ピンキー
08/09/09 02:44:23 dM5yVcbx
なんか馬鹿が数名紛れてるな。なにがしたいの?死ぬの?

275:名無しさん@ピンキー
08/09/09 03:02:19 tKHhRDRT
コラ!喧嘩は止めなさい!
ほら、>>264君も自重してくれるかしら?さあみんな散って散って!

あと、>>264君は後で特別に言う事が有るから視聴覚室に来なさい。
以上!
じゃあ授業を始めるわよ……




申し訳ありませんでした……あの場ではああするしか……

276:名無しさん@ピンキー
08/09/09 03:10:20 YALvXbld
そういやFBなるものがあるはずだけどすっかり廃墟だな、あすこは

277:262
08/09/09 03:26:04 HzKEDPov
ファイル選択ミス発見w
吊ってくる

278:名無しさん@ピンキー
08/09/09 03:34:11 rJPSjRte
1220799108726.jpgだろ
ヘンだと思ったんだ
それにしても確かにほぼ毎回あがる画像もあるしな。
お疲れ様、参考にさせてもらうよ

279:名無しさん@ピンキー
08/09/09 03:44:12 yHFScNAV
>>278
あるある。
何度オルステッドさんにキレかけたことか…

280:名無しさん@ピンキー
08/09/09 05:26:32 JXKRoMRU
すんません、
URLリンク(bbs03.gazoubbs.com)
これって何てタイトルですか?

281:名無しさん@ピンキー
08/09/09 05:45:41 U08qyI9O
AIL / 魔ヲ受胎セシ処女ノ苦悦 だな

282:名無しさん@ピンキー
08/09/09 06:30:45 JXKRoMRU
ありがとうございます


283:名無しさん@ピンキー
08/09/09 09:33:45 QU7zNwhh
ふたばって既出とか気にするものじゃないんじゃないの?

284:名無しさん@ピンキー
08/09/09 09:36:26 aVFBJvZU
壺の連中は未だにふたばを植民地だと思ってやがる

285:名無しさん@ピンキー
08/09/09 09:41:22 U08qyI9O
気にしなーい
ちゅーか悪堕ちも増えてきたとはいえ、弾数が多いジャンルじゃないのに
既出貼るなって言い出したら貼るものが無くなるわい

あとふたばの事は向こうのスレで話し合おうな

286:名無しさん@ピンキー
08/09/09 10:10:22 fGRWvEf5
そもそも該当かどうかすら怪しい画像も(ry

287:名無しさん@ピンキー
08/09/09 11:15:07 nIsbi1iB
>>280
おまえは何も言っていない、いいな?

288:名無しさん@ピンキー
08/09/09 12:12:46 1SLsDdsZ
>287
そういうノリ気持ち悪い

289:名無しさん@ピンキー
08/09/09 13:01:54 3e0Im5vb
>>284
と向こうが勝手に思ってやがるんだろ?w

290:名無しさん@ピンキー
08/09/09 13:43:02 dJWpTiMO
>>262みたいに暇じゃないんでこれからも勢いが無い時は既出もの貼るよ

291:名無しさん@ピンキー
08/09/09 14:07:04 2utSq+mm
ほぼ毎週おこなっていれば画像が既出な時もあるだろう
しかたない

292:名無しさん@ピンキー
08/09/09 21:22:10 NsvDkMW8
しかしログ上げてくれるのは本当にありがたいよ

293:名無しさん@ピンキー
08/09/09 23:06:27 rBwdHsts
なんだかんだでふたばを見損ねた人も多いだろうし、いいんじゃない?

294:262
08/09/10 00:55:37 KpaUboz7
そもそも私は既出を貼るなと言ったのでは無いです。

自分は、少しくらい既出があったって別に気にならないし、少しでも盛り上げようとしてくださっているのが解りますけど、
先日のスレで既出ネタはやめて欲しいという人と、それに反論する人が現れて、嫌な空気になりかけたので、
せっかく毎週楽しく続いてるスレがこれから荒れるてくは嫌だと思ったので、
参考までにと頼まれてもいないのに調べて出すぎた行動を取ってしました。

しかもよく考えてみれば、日曜夜以外に建った洗脳催眠スレの画像とかも混ざってたし、
それに加えてファイルの選択ミスもあって、なんかいろいろ素人丸出しですね。
確かに自治厨気取ってました。半年ROMります、冗談じゃなく。
なんか、いろいろ済みませんでした。

295:名無しさん@ピンキー
08/09/10 00:58:28 +bXpk9n2
>なんか、いろいろ済みませんでした。
だけ読んだ

296:262
08/09/10 01:00:37 KpaUboz7
>>295
やられると思ったよ^^;
長文スマソ

297:名無しさん@ピンキー
08/09/10 01:52:51 hKHKWq7b
いちいちめんどくせー奴等ばっかだなこのスレは

298:名無しさん@ピンキー
08/09/10 02:18:55 5kIzSyqe
くくく・・・
計画は順調な様だな、

男ばかりなのが問題だが。

299:名無しさん@ピンキー
08/09/10 04:03:48 Fnv6EUOc
なぁに心配ない。
このスレにはTSに詳しいヤツがいるのも調査済みだ

300:名無しさん@ピンキー
08/09/10 06:45:21 tzQ60Oa8
で、ID:yC9J/5iOはどこいった?

301:名無しさん@ピンキー
08/09/10 07:08:49 /QBssrO+
終わった事をかき回すなんて>>300は何をしたいんだ

302:名無しさん@ピンキー
08/09/10 07:30:25 6srWAvET
以下、何事もなかったように再開

303:名無しさん@ピンキー
08/09/10 09:26:28 2W1qf98w
>>297
嫌ならスレに来なければいい。

304:名無しさん@ピンキー
08/09/10 12:10:47 5kIzSyqe
>>300
くっくっくっ・・・
おまえの中に居るよ・・・


305:名無しさん@ピンキー
08/09/10 13:42:06 vvSrLo8l
多重人格ってやつ?
表は正常だが裏はいつの間にか洗脳されて悪堕ちした自分とか。

306:名無しさん@ピンキー
08/09/10 13:49:52 W6vQ8xeG
みんなは悪堕ちに萌えと感じるのはどういう原理なの?

307:名無しさん@ピンキー
08/09/10 13:56:01 iVwOkfYW
理由付けをしようと思えば出来るが
属性なんてのは気付いたら目覚めていた以上の何物でもない気がする

308:名無しさん@ピンキー
08/09/10 14:15:46 UWqNlEle
原理が分かったらノーベル賞ものだな

309:名無しさん@ピンキー
08/09/10 19:20:11 Y2QCfyig
ギャップ

310:名無しさん@ピンキー
08/09/10 20:18:22 2ZxSRZk2
>>306
タブーを犯す快感に似たものなのかも


311:名無しさん@ピンキー
08/09/10 22:02:18 094BspqU
ギャップ+タブーを犯す快感
+メイク・衣装の変化等でたいてい色気が増す
ってのもある

もちろん現実世界では全く萌えないけどな
二次元だからこそ安心して萌えられる

312:名無しさん@ピンキー
08/09/10 22:47:14 +FLLJpFx
馬鹿みたいな言い方だけど、
通常その人が絶対するはずのない行動や言動によるパラドックスに心惹かれる感じ
そんな理由だからなにも女性の悪堕ちに限らず、
世界全体が自覚無しにありえない服装したり、いろいろ誤認したりとかも大好きだったりする
小さいころから漫画とかでもその手のシーンを集中的に何度も見たりするあたり多分根っからアレ

ちなみに悪堕ち→元に戻るでも、その期間そのものが返って貴重になるから全然OKだったりするけど、
基本完全悪堕ちを好む人が多いこのスレにこういう奴はあんまいないんだろうなとは自覚してる

313:名無しさん@ピンキー
08/09/11 02:24:34 OqAiV23M
背徳感かな
清純→堕落
正義→悪
天使→悪魔
とか

314:178 永遠の夜の享楽
08/09/11 02:29:54 Rk4u+o5y
夜分吸いません。本来なら猟血書いているはずでしたが、とあることがあったので突発的に書いてしまいました。
元ネタは超絶おもしろゲーム(笑)、『ロードオブヴァーミリオン』です。

「それで、あんたはあたいの手を借りたいっていうのかい?」

「………」

その言葉に、目の前に立っている女は無言でこくりと頷いた。
女がいうには、女は自分の兄の行方と『紅蓮の王』となるべく六つのアルカナストーンを求めて世界を彷徨っているらしい。
ま、紅蓮の王ってのはかなり眉唾だけれど、この女が持っている力は実際かなりのものだ。
これならば、力を貸してやってもいいだろう。こっちの目的にも役に立つだろうしね。

「…いいだろう。力を貸してやろうじゃないか」
あたいの肯定の言葉に目の前の女は僅かだが胸を撫で下ろしたように見えた。交渉がうまくいくかどうか読みきれなかったんだろうさ。
懸命だね。あたいだって何の益もなしにあっさり首を縦に振ったりしない。
「ただし、こちらにも一つ条件がある」

「…!」

おやおや、今笑ったカラスがもう泣きそうになっているよ。思わず首元を手で抑えたりして、そう思うのはわかるけれど、ちょっと複雑な
気分だね。
「安心しな。別にあんたの血なんか呑みたくはないさ」
そう、あたいは吸血鬼。といっても純粋な吸血鬼じゃない。
人間の親父と吸血鬼のお袋の間に生まれた、いわゆるダンピールってやつ。太陽だってへっちゃらだし、十字架だって恐くない。
血だって、欲しいかと言われれば絶対にノウ。今まで一度だって、人の血なんて飲んだことも無い。
そもそも犬歯だって普通の人間よりちょびっと伸びているくらい。八重歯って言えば通用するくらいのものなんだ。
とても喉首食い破って血を啜るなんてことはできっこない。
「あたいの条件はね…
もしもあたいのお袋に会った時、あたいにとどめを差させる事。それさえ守れば、あんたと契約してもいい」

「……!」

ん?目に見えて表情が明るくなったよ。そんなことでよかったのかって感じかい?
あたいにとっちゃ大事なんだよ!あんのクソお袋をこの手でぶっ殺すことが、あたいの長年の夢なんだからさ!

「………」

そうかい。いいってかい。まあそうだろうね。あんたに一方的に不利な条件じゃ、全然無いんだからさ。
「よし、契約成立だ。これからは思うがままあたいを使役するがいいさ。
てなところで自己紹介といくかい。あたいはダンピールのミナ。あんたは?」

「……リシア」

と、目の前の女は表情も変えず自分の名前だけボソッと言いやがった。本当に根暗な奴だね、まったく。


315:永遠の夜の享楽
08/09/11 02:30:54 Rk4u+o5y

『永遠の夜の享楽』

憤怒王国イーラの奥、永遠の夜の都と呼ばれる地域。
そこは、永遠に夜が続く吸血鬼の魔都。日が昇る時刻となっても決して日は昇らず、漆黒の大空を吸血鬼たちが我が物顔で飛び回っている。
そこに住まう人間達は意志の光をなくし、吸血鬼の餌として『生かされている』に過ぎない存在だった。
「ちくしょう…お袋め、やってくれるぜ」
ミナは胸くそ悪そうにボソッと呟いた。いつまでも朝が訪れないこの空間では、吸血鬼は無限ともいえる力を発揮する。なにしろ、日が昇
ることを恐れなくて済むのだからやりたいほう題し放題という訳だ。
ミナはイーラのこの地域が闇で被われた時、この変事を起こしたのが自分の母親だということを直感していた。何か証拠があったわけでは
ない。同じ血を引く者同士からくる直感のようなものだ。

だが、それが分かっていてもおいそれとそこに突っ込むわけにはいかなかった。いくら自分が吸血鬼狩りに特異な力を持つダンピールと言
っても、たった一人で永遠に朝が訪れないところで吸血鬼の群れに囲まれながら目的を果たすということが困難を通り越して無謀と言うこ
とは言われなくても分かっている。
だからこそ、リシアの提案は渡りに船だったのだ。
自分のほかにも強力な使い魔を保有しているリシアと一緒ならば、雑魚吸血鬼を蹴散らして母親のもとへたどり着くことも決して不可能で
はない。そうすれば、この手であのクソ親をぶっ殺すことも夢ではなくなってくる。
「気をつけなよリシア。ここはもうお袋のテリトリーだ。どこからなにをやってくるか分からないからね」
「……ええ。承知しているわ…」
ミナの言葉にリシアは、相変わらず気のない返事をかわしていた。
最初こそこのぶっきらぼうさにミナは閉口していたが、慣れるに従いそんなことはどうでもよくなっていた。リシアの使い魔の統率力はか
なりのものだったし、何より本人の戦闘力も人並みはずれている。
よくも人の身でここまで鍛えたものだと、正直感心してもいた。
(でも、今日のリシアはいつにも増して抑揚が無いね…)
何か引っかかるものを感じながらも、ミナは先頭に立って周辺を警戒していた。リシアの周りにはミナのほかに左右を使い魔が護衛してい
る。いくらなんでもそう簡単に奇襲を取られることは無いだろう。

その時、上空から一体の吸血鬼がケタケタ笑いながら降下してきた。
「ようこそ!第7のロード!永遠の夜の女王がお待ちかねだよ……!」

(永遠の、夜の女王?!)

この言葉に、ミナの瞳がギラリと光った。周りに纏っている空気もぞわぞわと逆立ち始めている。
さっきの吸血鬼は、まるで先導でもするかのようにリシア達の前をゆっくりと飛んでいる。
「リシア、どうやら周りに襲われるでもなく案内してくれるみたいだよ…。あたいのお袋の前にさ……」
「…そう、みたいね…」
武者震いに心がざわめいているミナに対し、リシアはやはり朴訥としたままだった。



「初めまして。第7のロード、リシア!そして、お久しぶり。かわいい私の子ども」
リシア達が案内された先、そこには漆黒のマントで身を包み全身を黒い扇情的なスーツで覆った、パッと見ただけでも周りの吸血鬼とは全
く異なる強大な雰囲気を放っている吸血鬼=ヴァンパイアロードの姿があった。
「…会いたかったぜぇ。お袋!そして待ちかねたぜ!あんたをこの手でぶっ殺せる、この瞬間をね!!」
お袋と称している吸血鬼を前にして、ミナは獰猛な肉食獣を連想させる顔立ちを見せながら、両手に持ったフルーレをジャキン!と前に振
って身構えた。
「あらあら、そんな野蛮な口の聞き方はなってないわよ。女の子なんだからもっとおしとやかにしなくちゃ」
「その姿でおしとやかなんて言える口だと思っているのかい!少しは自分の姿を鏡に向けてみやがれ!」
確かに、肌を露出させまくったその姿でおしとやかと口にするのはいささか場違いと言えなくも無い。


316:永遠の夜の享楽
08/09/11 02:31:55 Rk4u+o5y
「あのねぇ…。私が鏡に映らないってのはあなただって知っているでしょ。よくもまぁ人が気にしていることをずけずけと言うわね…」
そして、吸血鬼が鏡に映らないことも世間の常識である。当然ミナもこのことは知っているからいっぱしの皮肉として言ったのだろう。
不機嫌そうに頬を膨らませるロードに、ミナは剣を構えながらニタリと笑った。
「まあ、そんな悩みももうすぐなくなるさ。いや、何も考えられなくなるようになるんだからね!!」
正直ミナは、自分が勝つことを確信していた。いくら自分の母親の力が強大だとしても一対一の戦いなら遅れをとらない自信があったし
自分にはリシアとその使い魔が付いている。
母親以外の雑魚をリシア達が食い止めていさえすれば、確実に勝機は転がり込んでくる。

「ふふふっ、相変わらず可愛い子ね…。
いいわ、じゃあ遠慮なくかかってきなさい!あなたがどれだけ強くなったか、母親として見てあげるわ!!」

ロードはバサッとマントを広げ、その手に炎の魔法を纏い始めた。それと同時に、ミナも切っ先に魔力を集中し始める。
「リシア!周りの雑魚は任せた!!あたいはお袋の相手をする!!」
「…ええ。そうね……」


ドキュ


「え…?」
リシアの声と同時に、ミナの腹に熱い衝撃が走った。
何が起こったのかと自分の腹を見ると、臍のあたりから血に塗れたサーベルの切っ先が飛び出ている。
「……え…?」
何でこんなことになったのかと後ろを振り向くと、リシアが無表情のままミナの背にサーベルを埋めているのが見えた。
いつの間にか、他二体の使い魔の姿も消え失せている。
「な、なにをするんだいリシア……っガハッ!」
ミナの胸の奥から熱いものが込み上げてくる。それはたちまち口腔を満たし、吐血となってミナの口から外に溢れ出てきた。
たまらず片膝をついたミナを見てリシアはサーベルから手を離し、すたすたとまるでミナに興味が無いかのように前へと進んでいく。

「………」

そして、手を広げて待ち構えたロードにぽふっともたれかかっていった。
「リ、リシア?!」
「ごめんなさいねミナちゃ~ん。この子、もう私のものなのよね~~~。
ほら、リシア。あなたが私の所有物だと言う証拠を、あの子に見せてあげなさい」
「はい……」
そう言うなりリシアはミナのほうを振り向き、襟元をぐいっとはだけて見せた。

「………なっ?!」

そこには、今しがたつけられたばかりと思われる血が零れ落ちている二つの歯形が穿たれていた。
「い、いつの間に……」
「この永遠の夜の都に入ったすぐ後よ。
忘れたかしら?私ぐらいの吸血鬼になると、誰にも姿を見られずに忍び寄ることが出来ることを」
「…しまった!」
そう。高位の吸血鬼ともなると自分の姿を不可視の存在にして得物に擦り寄ることも出来るようになる。そのことは頭に入っていたはずな
のに、自分の母親が近くにいるという興奮からすっかり失念してしまっていた。

(ということは、あの時既にお袋の下僕になっていたってことなのか!)


317:永遠の夜の享楽
08/09/11 02:32:55 Rk4u+o5y

ミナは、いつにも増してリシアが無感情だったことにようやっと合点がいった。
あの時点でリシアは既にロードに吸血され、自由意志を無くした下僕にされていたのだ。
「私の領域に入ってきて、そんなことにも思い至らなかったのかしら?
いっぱしの吸血鬼ハンターを気取っていたわりには、意外とお間抜けよね。ね~、リシア?」
ニタニタと勝ち誇った笑いを浮かべながら、ロードはリシアの体を抱きしめ喉傷のあたりをぺろりと舐めた。
「ふわぁっ……!は、はい……。本当に、バカで、笑いたいくらいで す……」
その感触に、リシアは今までミナに見せたことも無いような甘い笑みを浮かべ、ロードの手の中でその身を官能でくねらせた。

「くぅ……、畜生ぉ……」
そんなリシアの姿を見て、ミナの瞳からは悔し涙が溢れ出てきた。
ここに案内されること。それが既に罠だったこと。
いや、それ以前にロードがその気になればこの町に入った直後に自分を殺せたこと。それに全然自分が気づかなかったこと。
完全に弄ばれていたことを悟り、ミナの心に悔しさと共に虚しさがどんどん込み上げてきた。

今まで自分は、あのクソ親をぶっ殺すためだけにこの人生を捧げてきた。
が、ここまで鍛えたにも拘らずそのクソ親は自分なんか歯牙にもかけない力を備えて待ち構えていた。
だとしたら、これまでの自分の苦労は何だったんだ。
まるで無意味な、お遊戯ではないか。

「ちくしょぉーっ!殺せ!殺してくれーっ!!もう生きているのもいやだ!!早くあたいを殺してくれーっ!!」
腹に剣が刺さったくらいではダンピールは死にはしない。今ならこの場を逃げ出して捲土重来を計ることも不可能ではない。
が、ミナはもう全てに絶望していた。満を持して挑んだ相手に手をかける間もなくあしらわれたのだからその心の衝撃も並大抵ではない。
この屈辱をこれ以上心に残すぐらいなら、死んで全てを精算したほうがまし。そう考えるまでになってしまった。
「あらそう。じゃあリシア、楽にしておあげなさい」
「はい…」
ロードの言葉にこくりと頷いたリシアはそのままふらふらとミナに近づくと、サーベルの柄をぎゅっと握り、そのままズズズッとミナの体
か引き抜いた。
「ぐあああぁっ!!」
サーベルの刃に肉が絡まり内臓が引っ張られる激痛に、ミナは目をひん剥いて大声で悲鳴を上げた。
「………」
腹を抱えて痛みにのたうつミナを、リシアがサーベルを持ったまま無表情に見下ろしている。
「は…、早く殺せリシア!お袋の…、命令なんだろうが!!」
今にも気絶しそうな痛みの中で、ミナはリシアに言い放った。ロードの下僕になっているリシアに何か言って聞くとは思えない。
が、悪態の一つでも言ってやらないとどうにも気が治まらなかった。
「早く…しろリシア!これ以上人を苦しめて楽しいか!!」
「……いいえ」
ミナの必死の怒鳴り声にリシアはようやっとサーベルを振り上げ…
自らの手首を、すいっと撫で切った。
「……?!何してるんだ、リシア……」
「……あなたを、楽にするの…」
そう言うと、リシアはサーベルを捨ててミナの前にしゃがみこみ、失血で青ざめるミナの体をやさしく抱き上げた。
「…んっ」
そして、血がボタボタ零れる自らの手首をミナの唇へとあてがった。

「?!んんっ!!」

半開きになったミナの口に、リシアの血がとろとろと流れ込んでくる。
その味は、人間の血など飲んだことの無かったミナの口に今まで味わったことの無いほどの甘露をもたらした。
(な、なにこの味……甘い……。なんて、甘さなの……?!)
あまりの美味しさに、ミナの目の焦点はボーッと曇り青ざめた肌にポッと赤味が差してきている。


318:永遠の夜の享楽
08/09/11 02:33:54 Rk4u+o5y
「んぅ…ピチャ、ピチャ…。おいひぃ…。おいしいよぉ……」
後から後から溢れてくるリシアの血にミナは陶然としながら、舌を忙しなく動かして血を嚥下していた。
その姿を、ロードはせせら笑いながら眺めていた。
「どうかしら?人間の血の味は。あなた今まで血なんて飲んだことも無いんでしょ?
なんて勿体無いことをしていたのかしら。これ以上の美味なんて、この世には無いのに、ね。
どうかしら?『人間の血を味わう』気分は?」

(……ハッ!)

『人間の血を味わう』。この言葉が、リシアの血の味に酔っていたミナの心に冷水を浴びせ掛けた。
そして、自分が嬉々として血を飲んでいることに例えようの無い衝撃を受けていた。
「…や、やめろリシア!!」
思わずミナはリシアをドン!と両手で突き飛ばしてしまった。ダンピールの膂力で5メートルほど吹き飛ばされたリシアはそのまま地面に
蹲って倒れてしまっている。
「あらもったいない。もっと飲んでいてもいいのに…。美味しいでしょ、リシアの血は」
ロードの挑発的な言葉に、ミナは怒りで全身を震わせながら立ち上がった。
「やかましい!あたいは…、あたいは吸血鬼じゃない!!血なんて、呑みたくも無いんだよ!!」
「ふふっ…。口ではそう言っていても、体はそうは言っていないわよ。
ほら、さっきのあなたの傷……。もうすっかり癒えているじゃないの」
そう言ってロードはミナの腹部を指差した。
「!」
確かに、先ほど突き刺さっていたサーベルの傷は今では区別がつかないくらい治ってしまっている。
「あなたは吸血鬼と人間のあいの子。人間でもあり吸血鬼でもある。だから、人としても吸血鬼としても認められず、人として認められた
いが為に吸血鬼を狩り、人間の証を立てようとする…」
「それがどうした!」
「それって、虚しくない?何故人間ばかり立てようとするの?
私たちの側に立ってみても、いいとは思えないの……?」
ロードはミナへ哀れみの目を向けて語りかけてきている。
いや、それは哀れみと言うより親が子に向ける愛情を持った表情とでもいえようか。
「うるさい!お前達の側に立つなんて、真っ平ごめんだね」
「でもあなたは知ってしまったはずよ。人間の血の甘さを。人間の生命の味を」
「黙れ!それ以上喋るな!!」
ミナは吶々と喋るロードにフルーレを振りかざした。
が、その表情には決して余裕は無い。

(これ以上、こいつの言葉を聞いていたらヤバイ!)

ミナの心に宿ったそういう気持ちが、焦りとなってミナに剣を構えさせていた。
「ねえ、母さんは悲しいのよ。こうして、親子で争う関係が…」
ロードが音も無く歩き、ミナのもとへとにじり寄っていく。
「やめろ……。来るな……」
ミナの持つフルーレの先がカタカタと震えている。
「だから…、あなたも私と同じ道を歩みましょ。ここなら、いつまでも永遠に親子で仲睦まじく暮らすことが出来るわ…」
「や、やめ…。刺すぞ。刺しちまうぞ!!」
だが、ミナの手は震えたまま動こうとはしない。
そして、遂にロードはミナの手の届く範囲まで来てしまった。
「さあ、もうそんな物騒なものは捨ててしまいなさい。ここでは、そんなものは必要ないわ」
「あ、あぁぁ……」
ロードの真っ赤な瞳がじっとミナを捉えている。その眼に射抜かれると、まるで言う事に全て従わなくてはならない。そんな気になってくる。
吸血鬼の魔眼には抵抗力があるはずなのだが、今のミナにはその抵抗力の前提になる精神力がすっかり萎えてしまっていた。


319:永遠の夜の享楽
08/09/11 02:34:55 Rk4u+o5y

母親に与えられた屈辱
あっさり下僕にされたリシアの衝撃
そして、知ってしまった血の甘さ

カラン、カラン…

足元に転がる二つの音。ミナが持っていた二振りのフルーレがいつの間にかミナの手を離れていたのだが、今のミナにそれを自覚していた
のかどうか、それすら疑わしかった。
「いい子ねミナ……。聞き分けのいい子どもを持って、母さんは嬉しいわ」
「か、かぁ……さん……」
目を見開いたまま固まっているミナの目の前で、ロードの口がカッと開かれる。
その口の中には、これ以上ないくらいに美しく光り輝く牙が顔を出していた。
「安心なさい。あなたを下僕にするわけじゃない。
ただちょっと、私たちの血を目覚めさせるだけだから……」
耳元で優しく囁いたロードの牙が、つぷぷとミナの首筋に埋められていく。

「あ……あっあっあ!!」

その感触に、ミナは喜色で顔面を彩り体を悦びに戦慄かせた。
「んっ……ふぅぅ……」
ロードの牙はミナの血を吸うのではなく、逆にミナの血管にロードの力を流し込んできている。
夜に生きる、吸血鬼としての力を。
「うああぁっ!な、なんだこれ!体だが、体がぁ!!」
その力が体の中を蹂躙するたび、ミナは全身をビクビクと震わせ流し込まれる力に翻弄されていった。
その力の影響で、自分でも知らぬうちにその体は吸血鬼のそれへと変化しつつある。
紅い瞳、青い肌。そして、獲物を捕らえる長い牙。
が、そんなことに気づく余裕もなくミナはロードの力に蹂躙され続け
「……ぁ」
とうとう、耐え切れず気を失ってしまった。

ミナが動かなくなったのを確認してからロードは、その長い牙をミナから引き抜いた。
「よく頑張ったわねミナ。これであなたも目覚めた時には、私たちの仲間入りよ。
これからは親子で楽しく過ごしましょう。終わらない夜を、永遠にね……」
聞こえていないはずのロードの言葉に、ミナはにっこりと微笑んだ。様な気がした。



「んっ…」
軽いうめき声をあげ、ミナはゆっくりと目を見開いた。
その視界に入ってきたのは、愛しい母親と一体の餌。
「おはようミナ。そしてようこそ、永遠の夜の世界に」
ロードのもったいぶった仕草に、ミナはクスッと微笑むとわざと同じように返した。
「おはようございます母さん。そして初めまして、終わりなき夜の世界」
その口元からは、母親と同じように真っ白な牙が収まりきらずに覗いていた。
「ようやっと私のもとに戻ってきてくれて、母さんはとっても嬉しいわぁ。
だから、この子はあなたへあげる。夜の世界の住人なったあなたの、最初の獲物よ」
そう言ってロードは、ボーッと立っているリシアの背中をとん、と押し、ミナの下へと導いた。
「ミナ様……。どうぞ好きにしてください……」
ミナの前で、リシアがその瑞々しい肌を曝け出した。若々しい生命の匂いがミナの鼻腔をつん、と刺激してくる。


320:永遠の夜の享楽
08/09/11 02:39:02 Rk4u+o5y

「あぁ……」

その姿に、ミナは思わず溜息をついた。
何故、自分は今までこんなおいしそうなものを目の前にありながら放っておいたのだろう。
よくも今まで我慢できたものだ。いや、それがとてもおいしいものだと言うことを今の今まで気づきもしなかった。
なんと言うバカなことだろう。もっと早く気が付いていたら、母親につまみ食いされることも無く自分ひとりで独占できたものを。

(もう…、我慢できない!)

ミナは一刻も待ちきれないと言った感じでリシアの華奢な肩に抱きつくと、涎が糸引く口をガッと開き、痛いまでに疼く牙を煌かせて
リシアの白い肌に思いっきり牙を突きたてた。
「んんんんぅっ!!」
皮膚を食い破り、血管を貫いて溢れ出てきた血は、それまでに食べてきたどのものより、甘く美味しかった。

「そうよ。心の思うままに血を、快楽を貪りなさい。まだまだ夜は長いわ。
何しろ、永遠に明けることが無いんですからね……。ホホホホホッ!」
目を血走らせてリシアの血を貪るミナを見て、ロードは面白おかしそうに嘲笑していた。



以上です。
つい先日ロード様を引けてしまい、思わずSSにしてしまいました。
ゲームとしては未完成な部分も多い作品ですが、カードの暗い雰囲気は自分は好きですね。
そして、吸血鬼系は3カードあるのですが、全て女性というあたりスクエニはわかってらっしゃいます。
自分、もちろん不死使っていますよ。ロード様も組み入れてみようと思っています。
それでは失礼…

321:名無しさん@ピンキー
08/09/11 02:46:54 +3gpJTw2
>>320

ロードオブヴァーミリオンどっかで見た気がするが
とおもったらこれゲーセンのやつか

322:名無しさん@ピンキー
08/09/11 03:28:02 o/xh+jA4
>夜分吸いません。
吸ってるじゃないですか!

323:名無しさん@ピンキー
08/09/11 12:57:46 cGPEne4p BE:14069546-2BP(88)
今度出るこれの新バージョンだとヴァルキリープロファイルやドラッグオンドラグーンからもキャラが出るそうですね
出来るか?何かネタ

324:名無しさん@ピンキー
08/09/11 16:37:19 2tDlhf27
ゲドノベのカリン2今キルタイムのサイト行ってみたけど通常コスに戻ってた。                        悪コスにはならないのか?

325:名無しさん@ピンキー
08/09/11 18:28:13 FY/9Scih
微妙に悪っぽい
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

326:名無しさん@ピンキー
08/09/11 18:52:12 RA/KNByU
GJ。吸血鬼良いよねっ(二重の意味で)。なんか旨い酒が貴方とは飲めそうだ。

327:名無しさん@ピンキー
08/09/11 20:23:18 ogcvzPdm
吸血鬼モノといえば今週のマガジンの読み切りがそうだな
ギャグ漫画だが

328:名無しさん@ピンキー
08/09/11 23:08:26 dZ5fOAUg
あれが女子高だったなら……w

329:名無しさん@ピンキー
08/09/12 02:47:52 fldoBcYI
女子高生吸血鬼
さっちんか!

330:名無しさん@ピンキー
08/09/12 09:04:54 gqd4s1YG
エヴァですね

331:名無しさん@ピンキー
08/09/12 09:15:39 gqd4s1YG
中学だったw/(^o^)\

332:名無しさん@ピンキー
08/09/12 11:10:18 RVgVenHO
>>320
GJ!
しかしロード様のお姿は(いい意味で)けしからんとしか言いようがない
>>323
作品は混ざるわ、悪堕ちとは微妙に違うわ、
本人にその気があるのかないのか分からんわで正直微妙だが、
ハーレム状態になっている不死者の王を想像してしまった

333:名無しさん@ピンキー
08/09/12 15:40:53 twfy4Zb3
アクエアル2読了
いきなりネタばれ。
二次元エンド
悪人格が、序盤しか出てこない。


334:名無しさん@ピンキー
08/09/12 20:10:13 4SHqYQxg
政権を民主党が握ったら…って考えると日本が悪に堕ちる感じがして興奮する…

335:名無しさん@ピンキー
08/09/12 20:11:46 2Tov+Q+s
これは既に堕ちてますね

336:名無しさん@ピンキー
08/09/12 20:24:28 gG0ROLLQ
2まで出るやつは大抵二次元エンド

337:名無しさん@ピンキー
08/09/12 23:57:39 F7uTTkx9
昔、どこかでラング3のフレア姫がラグの虫に操られてラフェルの都を焼き払ったり、
督戦隊を使ったりしてたSSを読んだんだが、どこで読んだか思い出せない。
誰か知ってる方居ません?

338:名無しさん@ピンキー
08/09/13 01:19:52 e9nrf2JJ
スーパージャンプの警視庁美人局にサンダークラップス(エロゲー)ばりのミイラ奴隷ネタ有った

339:名無しさん@ピンキー
08/09/13 03:07:56 oNq8FFh6
>>337
ラング4のレイチェルがボーゼルに洗脳されて猫みたいに媚びてた小説思い出した
しかし場所は忘れたごめん

340:名無しさん@ピンキー
08/09/13 07:07:51 dWEKyv0H
洗脳後に現れた人格が冷酷非情なんだけど敵側の子供にも好かれ部下の面倒見も良い優しいお姉さん

洗脳前が残忍・残虐・無慈悲の三拍子が揃っていて赤ん坊でも平気で虐殺し部下でも気に入らない奴は殺す極悪人

なんて洗脳して見たら良い人なっちゃったってパターンは少ないよね

341:名無しさん@ピンキー
08/09/13 07:12:06 S64+dR4D
最近「~よね」で終わるレスを良く見る気がするがどう反応していいか分からん

342:名無しさん@ピンキー
08/09/13 07:26:22 31p5emXR
同意を求められ適当に相づちを打っているうちに洗脳される。

343:名無しさん@ピンキー
08/09/13 07:52:48 xaRrFz+3
なんか浄水器とか、羽毛布団を売る商売みたいじゃんかよ。_| ̄|○…

344:名無しさん@ピンキー
08/09/13 08:40:27 s8GsmBFC
DAYONE♪

345:名無しさん@ピンキー
08/09/13 12:14:34 ge4LJm/u
ダヨ~ン♪

346:名無しさん@ピンキー
08/09/13 15:55:54 oQlDNulH
そんなもんダヨ~ン♪

347:名無しさん@ピンキー
08/09/13 16:01:04 dWkcLwMU
ナンカ イイノハ ナイノ~?

348:名無しさん@ピンキー
08/09/13 19:17:29 ff0XrBj2
そういやアルピン3は結局外れだったのだろうか

349:名無しさん@ピンキー
08/09/13 20:20:42 lKDfdgtQ
>>341
安心しろ、おそらく同じやつだから。
たぶん前に日本語がおかしかったやつでファイナルアンサー

350:名無しさん@ピンキー
08/09/13 21:55:52 BUkfYk76
だれかメーテルレジェンド見たことある奴いないかな?

999の昔の話なんだがその中のプロメシュームがいい感じに堕ちるんだが…

堕ちた後はあれだけど堕ちる過程はなかなかだった気がする





351:名無しさん@ピンキー
08/09/14 00:39:20 09SctWgy
コンシューマソフトだが、Xbox360のインフィニットアンディスカバリーに
悪堕ちがシステムとして存在したぜ!
見た目も性格も変わってなかなかいいんだが、戦闘中、条件満たして堕ちた瞬間に敵判定
あっという間に主人公殺されるから鑑賞してるヒマがないのが玉に傷だが・・・

352:名無しさん@ピンキー
08/09/14 00:55:47 faD0KUPw
痴漢乙

353:名無しさん@ピンキー
08/09/14 03:27:21 5SEAC2pH
>351
おお、詳しく知りたいな。画像など探したい。
混乱みたいな状態異常の一種?

354:名無しさん@ピンキー
08/09/14 03:35:32 09SctWgy
ネタバレなんでもしプレイしてる方いたら注意


PTメンバーの大半が月の加護を受けた魔法(月印というもの)を使うんだが、
「月の雨」という光の雨が降ってるマップで、月印を持ってるキャラ連れて回してると、
光の翼が生えて来て徐々に大きくなる(月の雨は人体のキャパ内なら調子や体調が良くなるが、オーバーフローすると悪影響)

オーバーフローすると
「反転」現象でリバスネイルっていう黒い翼背負ってオーラ纏って微妙に形変わったエネミーになる。

ヒロインセリフ抜粋すると
「私がいるんだから安心しなさいよ、バカペル!」「もう、私がいないとなにも出来ないのね」
と言った戦闘中のセリフから反転すると突然高笑いと共に「私の前に跪きなさい」だかなんだか言い出す。



ゲハでもないのに痴漢言われてちょっと悲しいぜ・・・

355:名無しさん@ピンキー
08/09/14 04:12:01 vIDbV3NN
>>354
ニコ動とかで変身前後のおすすめ動画とかあったらおしえてほすい。

356:353
08/09/14 04:50:20 5SEAC2pH
>354
サンクス。いいねえ。

>348
はい外れでございました。
俺を期待させたサンプル画像の実態は、
黒くしたコスチュームを着せられてるだけだった。
いいデザインなのになあ。

357:名無しさん@ピンキー
08/09/14 08:39:19 FiMX0WFO
記憶の操作や精神操作による悪堕ちで一番、理想の形なのは

ちびうさがブラックレディになったパターンな自分が居る

358:名無しさん@ピンキー
08/09/14 11:49:31 wsunyfFi
またお前か

359:名無しさん@ピンキー
08/09/14 11:51:18 MX4ZGap/
だめだこいつ、早く(ry

360:名無しさん@ピンキー
08/09/14 12:06:26 09SctWgy
>>355
Disc2になってストーリー中で男がリバスネイル化するから探して見るといいかもしれん。
他のキャラはそれ以降反転するようになるが、抑制アイテムとかあるからプレイ動画とかだとなかなか見れんと思う。
好きなキャラ育てられないとか不満多いシステムだが、俺は興奮したぜw

361:名無しさん@ピンキー
08/09/14 12:16:17 Faoo1n+g
>>354
台詞から釘宮臭がするんですがまさかまたですか?

362:名無しさん@ピンキー
08/09/14 12:31:43 LW/ZW4ai
>>361
なばですよ

363:名無しさん@ピンキー
08/09/14 12:31:51 09SctWgy
生天目仁美だな。釘宮は盗賊少年役で出てる

364:名無しさん@ピンキー
08/09/14 12:40:08 D/pwyNFd
なば→ヒロイン役 = 嘔吐 ってのは俺だけか

365:名無しさん@ピンキー
08/09/14 15:16:48 UfqZbpwb
セイレーンが強制制御プログラムを注入されて操られてました。

366:名無しさん@ピンキー
08/09/14 16:44:17 8201YLej
せっかくの連休だというのにようつべでMC動画漁りに時を費やしてしまった
ワイルド7の真理アンヌが美しすぎる

367:名無しさん@ピンキー
08/09/14 17:53:30 cggiz3+2
俺は実写よりアニメかな
セイバーキッズのラン姉ちゃんみたいけどうpされてねぇ


368:名無しさん@ピンキー
08/09/14 19:43:07 D9slWohY
URLリンク(jun.2chan.net)

369:名無しさん@ピンキー
08/09/14 20:10:37 74/mO+p5
誰だよ、むこうで既出禁止とか言い出したやつは
2chとふたばはお互いに不干渉。
ただでさえ敵視されてるんだから、一存で勝手に決め付けるなよ
言った奴は謝れ。謝らなければ、俺がかわりにふたばスレに謝っておく

370:名無しさん@ピンキー
08/09/14 20:11:46 FjLNCjfq
こんなだから「壷は~」と言われるんだよなぁ

371:名無しさん@ピンキー
08/09/14 20:19:54 faD0KUPw
お互いに不干渉なのになぜかこっちで自治してたね

372:名無しさん@ピンキー
08/09/14 20:20:26 ZIbo3Eh/
自治してたやつが腹いせに書いたんじゃねーの

373:名無しさん@ピンキー
08/09/14 20:38:02 oipU4I7L
画像も貼らずに喚いてるだけだしただこっちと向こう両方荒らそうとしてるだけだろうな
どっちも見てる奴は両方の関係なんて普通意識してないし、無視するに限る

しかしなるべく既出じゃないようにとは思ってるが残弾がすぐなくなっちまう

374:名無しさん@ピンキー
08/09/14 20:40:22 D/pwyNFd
荒らしってかクレクレだよな

375:名無しさん@ピンキー
08/09/14 21:13:41 LW/ZW4ai
不干渉とか言いつつふたばでの出来事をこちらに持ち込む>>369

376:名無しさん@ピンキー
08/09/14 21:15:53 pbj85KWO
そりゃあ、敵視されてるから言うななんて、荒らしから見ると上島の押すなよ!と一緒だからなw
最初に既出云々言い出した奴が悪い

377:名無しさん@ピンキー
08/09/14 21:46:40 wsunyfFi
>>369->>376
消防の会話かと思った

それより悪堕ちssを全裸で待つ

378:名無しさん@ピンキー
08/09/14 22:14:16 MeJssdBc
>>377
風邪ひくなよwwww

379:名無しさん@ピンキー
08/09/14 22:23:59 BYxynvub
>>377
こういう奴がもっと増えてくれればいいんだけどな

ほら、
つネクタイ

380:名無しさん@ピンキー
08/09/14 22:29:01 MeJssdBc
つ靴下

381:名無しさん@ピンキー
08/09/14 22:35:56 D/pwyNFd
つ葉っぱ

382:名無しさん@ピンキー
08/09/14 22:37:08 gnEm+uSb
つ座布団

383:名無しさん@ピンキー
08/09/14 22:43:54 AvgTdi8i
っ粗茶ですが……。

384:名無しさん@ピンキー
08/09/14 22:51:43 Rl7EtLsa
つラバースーツ

385:名無しさん@ピンキー
08/09/14 22:54:24 nxedpf80
服来ちゃダメだろw裸って言ってんだから。                っ手ぬぐい

386:名無しさん@ピンキー
08/09/14 22:55:12 GGj8iEyv
つ いかにも怪しそうな液体

387:名無しさん@ピンキー
08/09/14 23:00:05 NcYE4it9
つ首輪

388:名無しさん@ピンキー
08/09/14 23:09:49 cggiz3+2
つヘッドホン

389:名無しさん@ピンキー
08/09/14 23:24:09 ERZNPw3V
今日のはもう墜ちちゃったのか、、?

390:名無しさん@ピンキー
08/09/14 23:25:53 KX5EQJfq
URLリンク(jun.2chan.net)

391:名無しさん@ピンキー
08/09/14 23:34:34 oipU4I7L
つヘッドギア

392:名無しさん@ピンキー
08/09/14 23:42:06 Nk9LtLwO
つ 魔剣

393:名無しさん@ピンキー
08/09/15 00:10:07 FGnUET8d
SSのレス数が多いと文句言われて叩かれる。
レス数が少ないと表現しきれないため評価されない。
これじゃあ作者が書く気にならねぇのも当然だわ。

394:名無しさん@ピンキー
08/09/15 00:15:09 +o6Q+HcY
なんか新しいのねーのか?

395:名無しさん@ピンキー
08/09/15 01:13:44 99bw1sQj
結論
レス数多くても全然おk


俺はとにかく全裸で待つ
風邪を引いてもな

396:名無しさん@ピンキー
08/09/15 03:05:07 sCgJZXFf
知ってるかい?もう秋になったんだぜ・・・?

397:名無しさん@ピンキー
08/09/15 07:23:33 6gZR/Jc4
洗脳とは意味合いが違うような気もするけど
三国無双の黄巾党も洗脳の部類に入るのだろうか?

398:名無しさん@ピンキー
08/09/15 08:33:36 agXioyIx
洗脳じゃなくて扇動だな

399:名無しさん@ピンキー
08/09/15 11:37:44 3kfXuTce
これだけSSが出てるんだから不作ってこともあるまいよ。
数スレに渡って出なくなるようなら不作かもしれんが。

400:名無しさん@ピンキー
08/09/15 15:29:07 YnqeKSY0
結局悪落ちってさ

URLリンク(zaxon.80code.com)
これと
URLリンク(www.getchu.com)
これと
URLリンク(www.lilith-soft.com)

しかないよね。

401:名無しさん@ピンキー
08/09/15 15:37:25 B22FV6Hu
いいえ、ケフィアです

402:名無しさん@ピンキー
08/09/15 16:32:58 T3udiFTx
>>400
ジャスティスブレイドを推しといてソルディバンをスルーってのは正直どうかと思う

403:名無しさん@ピンキー
08/09/15 16:40:17 zcitTbre
親友のヒロインAとヒロインBがいて、ヒロインAが敵に捕われて洗脳されてしまい、ヒロインBを執拗に狙い始める。
ヒロインBはヒロインAを元に戻そうとするのだが手を出す事が出来ず、ヒロインAにひたすら暴行を受けてしまう。
我慢の限界を迎えたヒロインBは殺気に満ちており、ヒロインAを完膚なきまでに叩き潰し、瀕死の重傷にまで追いやる。
ヒロインAは洗脳が解けヒロインBも正気に戻るのだが、ヒロインAは何故親友にこんな目に遭わされたのかという恨みのような
思いをヒロインBにぶつけながら死んでしまう。
これがきっかけでヒロインBが自暴状態となり、そのまま悪堕ちしてしまう。

そんな夢をさっき見てかなり気に入ったんで、似たシチュの作品何かないかなー と思ったらペルソナドライバーそのまんまだった。

404:名無しさん@ピンキー
08/09/15 17:18:01 zgYgJRSx
Dグレで“肉体を持たない怪盗”ってのが登場したから
教団の誰かがとりつかれる可能性出てきたな。

まあ怪盗自体は悪じゃなさそうな上にコスがダサいのでこのスレ的には微妙かも知れんけど

405:名無しさん@ピンキー
08/09/15 18:19:48 kglWkEZT
>>404
その系統だとミストバーンでずいぶん抜いた記憶がある。
って言うかヒュンケルとかどうでもいいからあの姿でバーン様にお仕えしろよとか考えたもんだw

406:名無しさん@ピンキー
08/09/15 18:27:23 6JvwNw1j
マァムの方が良い

407:名無しさん@ピンキー
08/09/15 19:27:54 6HnndcV/
ミスト化マァムとか歌姫としてバーンに仕えるレオナとか
色々妄想してしまう

408:名無しさん@ピンキー
08/09/15 19:31:31 Oz6wOXTO
>>400
ジャスティスブレイドはともかく他は悪堕ちと言うには微妙に同意しかねるなあ
それはただの催眠→性奴隷化じゃあないですか

409:名無しさん@ピンキー
08/09/15 20:49:46 T3udiFTx
>>408
同意
まぁ好きか嫌いかと聞かれれば好きなんだけどね

410:名無しさん@ピンキー
08/09/15 20:51:52 tDF3t0RT
>>400
世の中にそれしか悪堕ちが無かったら俺達はとっくに滅んでる

ってか勉強不足にも程があるだろ

411:名無しさん@ピンキー
08/09/15 21:00:11 YnqeKSY0
>>408
ええ?一番上の小説は俺の中でザ・悪堕ちなんだけど
たしかにあの章だけだとわからないけど
URLリンク(zaxon.80code.com)
ここまで読むと悪堕ち度が増す。

>>410
エロゲーあんま詳しくないんだよ。秋葉原まで行かないと売ってないからな。
秋葉原でも売ってないのは売ってないし。

412:名無しさん@ピンキー
08/09/15 21:08:09 7Z4SEBPh
こういうのはスルーしといた方が良いと思うなぁ

413:名無しさん@ピンキー
08/09/15 21:26:54 YnqeKSY0
ちなみにここで言われてたエロゲーで
悪堕ちっぽそうな
URLリンク(www.alicesoft.com)
URLリンク(www.alicesoft.com)
は買ってみたんだけどあんまツボにはまらん買ったな。
悪堕ち後が書かれてないと悪堕ちの意味がないし。


URLリンク(www.alicesoft.com)
これは悪堕ち要素すらなかった。

414:名無しさん@ピンキー
08/09/15 21:30:44 E/2cJRPz
まぁしょっちゅう起こる流れではあるんだけど
この板の趣旨を再確認

エロパロ【この板の趣旨】
一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。

元より年齢制限つきのエロゲに関する談義は実は板違い

415:名無しさん@ピンキー
08/09/15 21:32:05 pmaP61yQ
うーん、その類でいうなら漏れはやっぱりこれだな。
URLリンク(zaxon.80code.com)
特にこの第一話にはお世話になった。
二話め以降は付け足し感が多いけどね。

416:名無しさん@ピンキー
08/09/15 21:39:14 V7GwXO8F
どうでもいいけどいちいちURL貼らないでも
タイトル言えばわかるんじゃねーの

417:名無しさん@ピンキー
08/09/15 21:41:30 6JvwNw1j
いらない人は開かなければいいだけだから
貼れるなら貼った方がいい>URL


418:名無しさん@ピンキー
08/09/15 21:44:59 B+Lcoh1Q
>>411
後付けでエロゲーに詳しくないとかみっともない言い訳するぐらいなら
結局~とか手前勝手にまとめるような発言嬉しげにしてんなよ

419:名無しさん@ピンキー
08/09/15 22:09:00 99bw1sQj
なんでこのスレって沸点低いのが多いんだ、って思ってたけど
なるほどね住人に嵐が潜んでるんだな

420:名無しさん@ピンキー
08/09/15 22:11:54 LpSph52+
つ悪堕ちwiki

421:名無しさん@ピンキー
08/09/15 23:56:07 BLo2Frnl
この流れ、私には分かる…
この中に正義の味方が紛れておる
あとは分かっているな皆のもの…

422:名無しさん@ピンキー
08/09/16 00:10:09 OlWHO/yM
>>419
荒らしをしている人は文体や無茶な論理をしている特徴からすぐに解るよ
この流れでもよく見ればどのスレ番号か解るハズ。


423:名無しさん@ピンキー
08/09/16 00:17:48 hOUsCS0r
えちシーンがないと どうにもこうにも・・・

424:名無しさん@ピンキー
08/09/16 00:23:33 MbrOl/HE
まぁまぁおまえら。そんなことよりMAIKAの新作の変身姿がヘルメットなしになった事について話をしようぜ。

正直見た瞬間これはイイと思ってしまった。やっとわかってくれたかMAIKAって感じだ。

425:名無しさん@ピンキー
08/09/16 00:51:09 StdpeC6R
>>424
ヘルメットのがいいだろう・・・・・・

426:名無しさん@ピンキー
08/09/16 00:56:11 q6mZbhjF
無しは無しの、メットはメットの良さがあると思うのよ。
魔法少女っぽいコスチュームにはメットは合わない気がするので、今回のは無しでいいと思った。
ただ、JBやソルディバンはメットあったほうが……。

427:名無しさん@ピンキー
08/09/16 01:08:19 BUNNGEFs
悪堕ちは…特にエロゲーなんかは妥協と脳内補完が重要なんだ……
それに、当たりを引いた時の喜びといったら…もう…ね

スレ住人は8割のガッカリと2割の幸せで生きてます


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