09/02/21 23:14:48 p3t32B73
いや、炊飯器って最後で確か上半身は美少女筐体になったんじゃなかったっけ?
551:名無しさん@ピンキー
09/02/21 23:25:49 UKFxHFv5
とりあえず、ちょっくら「独立制御システム内に蓄積された電子情報及びその筐体の保護に関する国際条約」の草案作ってくる
552:名無しさん@ピンキー
09/02/22 10:43:05 sd+r1T8A
よし、それならもっと脳天気な妄想を張るぜ。
『ろぼ☆あね』 5-2
ひろくん、ひろくん、と小さく呟きながら左胸を揉み、股間に指を入れる。
「あ……あっ!すごっ!いっちゃいそぉ!あふんっ!」
体をのけぞらせ、横になってびくん、びくんと大きく体をのけぞらせる。
が、その時。
大きく跳ねた足がベッドの角に当たり、半身がベッドからはみだす。
「……う、わぁっ!!」
充電装置を内蔵していることもあって、瑞希のベッドはかなり高い位置にある。
そこから転げ落ちた瑞希の体が、うつぶせのような形で床に強くたたきつけられた。
運の悪いことに、上半身から落ちる形となり、開いた乳房が床にあたり、無理な方向に
力が掛かってしまう。
ばき。ぷち。バチッ!!
乳房の接合部パーツが折れ、配線が切れて火花が飛ぶ。
「……う、ぁああああああっ!!ZA、ZA、PIiiiiiii!!!」
火花が飛ぶ度、めちゃくちゃな快楽信号がAIを焼き、
体が跳ねる。
「PIGYAっ!GYAGYA、GAGAGAGAGA!!」
音声回路がエラーをおこし、叫びが意味不明のノイズとなる。
「……う、ぁあああ!ひぁんっ!ひぎいいいいい!!!だめえええっ」
ぷしゅ、ぷしゅと股間から、火花に合わせて噴水のように潤滑液が吹きあがる。
視界はブロックノイズで埋まり、真っ赤なエラー表示が点滅する。
553:名無しさん@ピンキー
09/02/22 10:45:44 sd+r1T8A
工事現場では恐怖よりも弘樹を救いたいという想いが強かった。
だが、今は壊れてしまうことが怖かった。
弘樹ともう会えない。話せない。抱きしめられない。
そう思うと、耐えきれない恐怖が襲ってくる。
「ひろくぅん!ひろくぅん!たすけてええ!GYA!GA、PIIIIIII!!こわれるっ、こわれちゃうよおおお!たすけてっ!」
『おねえちゃん!おねえちゃん!どうしたの!』
鍵のかかった扉を弘樹がドンドンと叩いている。
「ひぎっ!ぎ、いゃああああ!GIGIGIGIG!!!」
ぱちぱちと胸から音がする度、暴走した快楽信号がAIを焼いていく。
たすけて、またそう叫ぼうとした時に自分の姿に気がついた。
こんな姿を最愛の弟に見られたくはない。
「い、や……こ、こないでぇ!きちゃ、だめええ!ひぎっ!
ああああっ!pi-っっ!!」
異常信号はどんどん激しくなる。
『お……ちゃ……!」
音が聞こえなくなってくる。視界も狭まっていく。
壊れる。壊れてしまう。
「い……やぁ……」
意識がとぎれそうになるその時、視界の角に弘樹の顔が映る。
必死に何かを叫んでいる。
ひろくん。
そう呟いたつもりで手を伸ばそうとした瞬間。
瑞希は機能停止した。
554:名無しさん@ピンキー
09/02/22 10:47:51 sd+r1T8A
意識が生まれる。
私はだれ?
私はメイドロボット試作型MFT-X0024B。
所有者は青島弘樹。
彼が私のマスター。
私は青島瑞希。
私は……。
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
うっすらと目を開けると、眼を腫らした弟が泣き叫んでいた。
「お姉ちゃん!僕のことわかる!?お姉ちゃん!」
「ひろ……くん」
「お姉ちゃん!よかった!AIも、メモリも無事なんだね!」
「うん。大丈夫……だと思う。ちょっとまってね……自己診断ルーチンを……」
そこまで言ったときに右胸の状況に気がついた。
乳房が取り外されて、センサー類がむき出しになっているが、壊れた端子やケーブルは
きれいに取り外されている。道理で異常信号が止まっているはずだ。
「ご、ごめんね。応急処置だけど、あのままじゃまずかったから」
「ううん。ありがと。助かった。さすがだね」
「……」
赤くなってもじもじと、縮こまる弘樹。
うふ、と小さく困ったように瑞希が微笑む。
ああ。
もう駄目。
覚悟、完了。
きゅいん、と胸の機構がうずく。
「ヒロくん。お姉ちゃん……何してたかわかる?」
「……え。わ、わかんないよ」
「おねえちゃん……ヒロくんのこと考えて。ひとりでえっちしてたの」
「あ……あ……」
「ちょっと前からフリーズがふえたのってね。お姉ちゃん……えっちなことできるように……。
セクサロイド機能がついてからなんだ。前から。ずっと前から。ヒロくんの事すきだったの。
それで体がこうなったら……。あはは。我慢できなくなっちゃった」
そこまで言うと瑞希は、こちらがフリーズしたような弟にゆっくりとすり寄っていく。
「ね。もう。お姉ちゃん限界だよ……。ヒロくんとえっちしないと……壊れちゃうよぉ……。
おねがい。いっぱい。いっぱい私のセクサロイド機能つかって。お願い」
「お、お、おね、おねえ……ちゃ……」
555:名無しさん@ピンキー
09/02/22 10:51:18 sd+r1T8A
投下完了ー。
まあ、この娘も一歩間違えるとヤンデレですが、あえてそうならない
エロ妄想に終始させるのが主目的ですので。
556:名無しさん@ピンキー
09/02/22 14:15:47 29B5qr5u
GJ!!お姉ちゃん壊れて冷や汗が出た。でもヒロくんとのゴニョゴニョにwktk
557:名無しさん@ピンキー
09/02/22 21:45:47 aO7mzRUd
とうとうお姉ちゃんぶっこわれた―(゚∀゚)―!!
558:名無しさん@ピンキー
09/02/22 23:11:23 HDd/gU97
流れを断ち切るようで悪いんだが、どうやら自分はAI萌えに目覚めてしまったらしい
RH、ADA、PF
これらの略称が全部分かるAI萌えの同士はいないかッ!?
というかこの三人は可愛すぎる!
というわけで、ロボットやアンドロイドじゃなくAIがヒロインのSS
を書いてくれる人はいないか?
微妙にこのスレの趣旨からは外れている気もするが、まぁ似たようなもんだし・・・
559:名無しさん@ピンキー
09/02/22 23:24:50 pegSAnnh
>>55
貴方の妄想を垂れ流ししてください。
誰かに頼むのは、あまり、感心しません。
560:名無しさん@ピンキー
09/02/22 23:40:07 +w87G83h
戯曲と演劇くらい違うな
スレ違いとしか
561:名無しさん@ピンキー
09/02/23 01:28:13 z50+AIDY
>>555
ついに本番フラグキター!
しかも壊れプレイ!
GJ!!
...フラグだよな?ヒロくん逃げたりしないよな
562:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/23 05:27:26 5EiySjKe
「おい、起きろ」
俺の心地良いまどろみを切り裂く、柔らかい声。
某有名声優の超萌えボイスだが、その口調は心底冷たい。
「起きろと言っている」
この後は確か「起きろ肉団子」「さっさと飯を食って稼ぎに行け」「穀潰しめ」だったか。
ふふふ、ナメンナよ。こちとら伊達に凶悪メイドロボと同棲してるわけじゃない。この程度で起きるもんk
ギュイイイイイイイイイイイイインンンンッ!
「はい起きます」
目の前に唸る丸ノコが迫ったあたりで、俺の空しい抵抗は終了した。
朝チュンとはよく言ったもので、窓の外では可愛らしいスズメのツガイが乳繰り合ったりなんなり、とても気持ちがよろしい。
「もう少し大きけりゃな」
我が家の最凶メイドロボは、あの可愛らしいスズメを食材的な意味で見ているご様子です。本当にありがとうございました。
今朝の朝食は厚焼き卵とシメジの味噌スープ。あと大豆を発酵させた物とアジの開き。
おぉ、これを作ってくれたのがボインのねーちゃんならどれだけ良かったろうか。
「5分以内に平らげろ、残すことは許さん」
四本腕で俺を指差すのは、白髪ツインテールの可愛らしいメイド服着たょぅι゛ょ…の上半身にガンタンクとロボットアーム四本くっつけた物体X的なメイドマッスィーン。
アサカタイプ1005チエ…えー今は故あって少し新型でキモ…特殊な形状のアサカタイプ2005チセのボディを使用しています。
はい、元炊飯器です。
作る飯は最高に美味いのだが、性格にかなりの癖があり、こちらは毎日スリリングな生活を送っています。
「いただきます」
顔は良いんだ。後声も。
昔は完全に炊飯器でこの性格だったからな、贅沢は言うまい。
「貴様の貧しい収入をやりくりして作った朝食だ、ぞんぶんに味わえ…後4分36秒以内にな」
ごめんなさい性格もなんとかしてください。
チエはリモコンを操作し、立体テレビのチャンネルを神聖なるNHK様から騒がしい民放の朝番組に合わせた。
若手芸人が朝から鬱陶しいテンションで画面に映るのは、心底不快極まりない。
『今朝の目撃DQNはこちら!じゃん…アナタの携帯電話は大丈夫?電子産業の裏事情!』
朝から何ちゅう番組流してんだ。
「チャンネル変えろよ」
チエは黙ってテレビの方を見ている。こいつの暇つぶしと言えばネット徘徊かテレビだ。
おかげで要らん知識ばっかり集めて、たぶんこいつ一台で戦争できる…いや、まじで。
『今、日本製の中古精密機器の多くが、中国などの国外に流出しています。その目的は半導体などに使われているレアメタル…』
画面には中国の田舎特有の小汚い建物と、山積みになった家電製品やらガラクタやらが映っている。
『中にはこんな物も…』
いきなり女の生首映ったので悲鳴をあげそうになったが、良く見ればガイノイドの頭部だった。
まぁ、イイ気分じゃない事に変わりはない。
563:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/23 05:28:11 5EiySjKe
『日本製のロボットは特に高値で取引されるね。材質がいいから…』
画面に映っている中国人の下に流れる字幕を追いながら、俺は朝飯を味噌汁で流し込んだ。
ふと、チエの表情を窺う。
「なんか気になるか」
「…」
チエは無言だった。
切れ長の目を刃物のように鋭く尖らせた表情は、俺が今の一度も見た事のない、キミの悪い様だった。
「チャンネル変えろよ」
「そうだな」
テレビのチャンネルが切り替わる瞬間、ガラクタの中に見覚えのある顔が映ったような気がして、どうも気持ちが悪かった。
チエはテーブルの食器をせっせとシンクに放り込み、同時に洗濯機を回し、同時に布団を庭に干し、同時に掃除機をかけ始めた。
いやっほーう、超高性能メイドロボーかっこいいー!俺の股間は全然反応しませんがね!
そんな俺の心中を見抜いたか、チエは玄関で靴を履く俺の背中に冷たく放った。
「間違ってもソープになぞ寄るなよ主人」
「いいぇっさー!」
ふふふ、行くなと言われて引き下がる俺ではないわ。
「リ中佐、出頭しました」
「御苦労」
中国人民解放軍陸軍、某基地。
オフィスの一室で、オリーブ色の物々しい軍服を着た男二人が対峙していた。
敬礼している、やせ形で冷たい目つきの男は中佐の階級章を付けている。
両肩にゴテゴテと肩章を蓄えた、小太りの将軍は、リ中佐の方を見もせず、ただじっと机のディスプレイを見つめていた。
一しきり映像が終わると、小太りの将軍はリ中佐の方に向きなおり、手を組んで小さくため息を吐いた。
「何故呼んだかわかっているな」
「は、例のリサイクル施設での騒動と認識しておりますが」
「武警の一個小隊が制圧に投入された、一時間前だ…」
机のディスプレイが回転し、リ中佐の方を向く。
映っているのは、武装警察のヘルメットに取り付けられた、カメラの映像だった。
『ガイノイドを確認しました…制圧します』
メイド服を着たガイノイドが、ガラクタの中で座り込んでいる。
武装警察は銃口を向けたまま、背後から油断なく近づいていったが、ガイノイドが振り向いたとたん、その手の中にある物を見た隊員が悲鳴をあげた。
『なんてことだ!人殺しめ!』
ガイノイドが手にしていたのは、まだ血の滴る人間の頭部だった。
錯乱した隊員が銃を乱射したのか、画面はオレンジ色の炎で覆い尽くされ、その炎の向こうでガイノイドは穴だらけになって行く。
『隊長!周辺全方位に動体反応!味方識別信号ありません!』
『一体じゃなかったのか!?』
『囲まれてるぞ!』
画面の景色が次々に移り変わり、先ほどスクラップになったのと同型のガイノイドの姿が、一つ、また一つと映し出されていく。
『本部!数が多すぎます!本部!』
その後の映像には、ただただ赤い光景が映し出されていた。
聞こえてくるのは怒号と銃声、そしてガイノイド達の不気味な声。
『千客万来、熱烈歓迎、千客万来、熱烈歓迎…』
ひと際大きな悲鳴の後、映像は途切れた。
「酷いですな」
リ中佐は顔色一つ崩さない。
彼にとっては、相手がガイノイドであろうが、地方自治区の少数部族であろうが大差ないのだ。
「お任せください…なに、イカれた人形等、すぐに退治してみせますよ」
564:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/23 05:30:04 5EiySjKe
帰りが少し遅くなったが、仕方ない…えぇ、今日は「エリー」でしたよ?
間違っても石鹸の匂いを解析される事のないよう、ちゃあんとコンビニで買った安い石鹸を使ってくれる気の利いた子です。
「御帰り主人、貴様の携帯電話のGPSは衛星経由で逐一トレースさせてもらった、言いわけは無用だ」
「大変申し訳ございませんでした」
どっかの政治家みたいにその場に土下座する俺を、チエは無表情で見降ろしてくる。
無表情なのが怖いんだよ!
「いやね、同僚との付き合いってやつもあだだだだだだだだ」
チエが四本アームで俺の四肢を掴み、そのまま逆さまにしてぐいぐいとアシュラバスターですねわかります。
「言いわけは無用だと言ったはずだ肉団子」
肛門裂けたっぽい。
ようやく解放された俺の背後で、立体テレビのバラエティ番組が夜間らしく素敵なプログラムを流している。
『夫の帰りが遅いと思ったことはありませんか?』
『家は大丈夫です。もう外出る時は枯れた状態ですから浮気は無理』
『HA-HA-HA-HA-HA!』
民放のド畜生め。
物凄く嫌な予感がしたので、俺は足音を立てないようその場を離れようとしたが、見事にチエのアームに首根っこを押さえられた。
振り向くとチエの奴、体はテレビの方で頭だけ180度俺の方見てやがんの。どこのホラー映画ですか。
「落ち着けチエ…話せばわかる、そして放して」
「議論の余地はないようだな主人、貴様にこれ以上浪費させないようにするには、残念ながらこの方法しかない」
「うん、お前は大きな勘違いをしている、そして放して」
「服を脱げ、たまっているなら抜いてやる」
チエはアームをクイクイ卑猥に動かす。
これがちゃんとしたおにゃのこならスーパーフルボッキタイム発動ですよ?
でも相手は物体Xで、オマケに今日はもうスッキリした後なんで立つわけがない。
「ふふん、なめんなよお化け炊飯器、たかだかネットで調べた程度のエロテクでこの俺様を攻略できると思っているのか」
挑発されたのがムカついたので、さっさとすっぽんぽんになって、ぴくりともしない息子をチエの鼻先にぶらさげてやる。
チエは俺のナニをマジマジと見つめた後一言
「何度見ても粗末だな」
だまらっしゃい。
チエはさっそく、ちっこい口で俺をくわえこんだ。
途端に鈴口にざらっとした感触が走る。
「お、生意気に巧い舌使いだな」
「もはっ…黙らんと噛み千切るぞ」
「ごめんなさい」
しゃぶられて謝る俺どうなの。
ぐちぐちと卑猥な水音をたてて、俺の分身を奉仕する白髪ツインテールのRORIメイド(上半身だけ)。
御近所とかに見られたらお巡りさんのお世話になっちゃう系の構図だが、この程度じゃ「エリー」にさんざんっぱらサービスされた俺の息子は反応しやしない。
生身の人間だね~☆やっぱ!
「ふふ、口ほどにもないなぁチエよー、俺を枯らすんじゃなかっらめぇえええええぇぇっ!」
説明いらないよね。うん。あれは反則だよ。
前立腺直接ブッコまれりゃ、誰だってね。
「うぅ、うぅぅ…汚されちゃったょぅ」
「みっともない声を出すな」
うつ伏せのまま尻を押さえた恥ずかしい姿勢の俺を見下ろすチエ。
顔だけ見れば白濁まみれでエロゲのヒロインだけどね、表情が完全に素だからどっちがリョージョクされてんだか、わっかんね。
くやしぃっ…でも…
「ほれ、続きだ駄犬…その粗末なモノが本当に使えなくなるまで、たっぷり付き合ってやる」
チエはマニピュレータの先で白い糸を伸ばしたり縮めたりしながら言った。
このドMホイホイめが!
565:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/23 05:33:51 5EiySjKe
20分後、ベッドの上で完全に枯渇している俺を尻眼に、チエは絞り取った分をパック詰めにして洗面台に持っていった。
気だるい視線を横に移し、立体テレビを見やる。
臨時ニュースのようだが、どうも内容がはっきりしない。
『えぇ、こちら中国○○省東北部の山村から10キロ地点の上空、中継ヘリからの映像です…』
映像といっても駄々ぴろい中国の山岳地帯と、報道ヘリを威圧するように飛ぶ、黒くてバカでかい軍用ヘリが映るだけでなにが言いたいのかわからない。
『ごらんの通り山村の周囲は地上上空共に、広範囲に渡り人民解放軍によって封鎖されています!中国共産党政府からの発表は依然としてないまま、各国の報道機関も現場に近づけない状態が続いています!いったいここで何が行われているんでしょうか!』
気がつくと、チエが洗ったばかりの髪をぼさぼさにしたまま、バスタオル一枚でベッドの横に立っていた。
畜生、これで体全部人型だったら喜んで絞り取られてやるのにな。
「チエー」
チエは映像をじっと見つめたまま答えない。
その目付きは、今朝と同様刃物のような鋭さだ。
「なぁチエー、聞いてる?」
「なんだ」
「ガイノイド型に魔改造しよーぜ」
「寝ろ」
「はいはい」
これ以上言うと鉄拳制裁されそうなので寝る事にした。すげー疲れた。
566:名無しさん@ピンキー
09/02/23 07:50:14 Ca+VOrGi
これはこれはw
久々のチエに期待w
567:名無しさん@ピンキー
09/02/23 09:58:14 gh5GvrfP
ドタバタの一人称と背後で進行するストーリーのバランスがいいな。読み物っぽいっつーか。期待。
568:名無しさん@ピンキー
09/02/23 12:55:23 29n+IksI
炊飯器に期待
569:名無しさん@ピンキー
09/02/23 13:57:51 2Ew/b5/m
炊飯器、あいかわらずかっこいいなぁ、、、
570:名無しさん@ピンキー
09/02/23 21:11:59 n80Vix3z
本当に炊飯器来たw
しかし物理的な距離はどうする気なんだろう...
571:名無しさん@ピンキー
09/02/23 21:20:17 MsgISe/M
>>570
彼奴ならば海底をキャタピラで移動し、大陸に上陸するぐらいの事軽くやってのける……
……ような気がスル
572:名無しさん@ピンキー
09/02/23 21:25:41 uw7lpyel
続きキタコレ。
ロボあね共々期待。
573:名無しさん@ピンキー
09/02/24 01:29:23 G+f2QaIK
攻殻並みの電脳戦になったりするんだろうか....期待。
574:名無しさん@ピンキー
09/02/25 11:15:37 rjlNEzqH
むしろ美味しんぼ並の味覚戦
575:名無しさん@ピンキー
09/02/25 11:22:25 7cXoMqbe
>>570
右のキャタピラが沈む前に左のキャタピラを(ry
576:名無しさん@ピンキー
09/02/28 13:54:06 94c0wfX+
保守
577:名無しさん@ピンキー
09/03/02 19:30:32 Ldj/WqJb
ロボあね 読んでて、充電方法が気になる。
家庭内ではベッドで良いが、風呂とか言う話もあるが、いずれも設備が大きい。
それらでの一回の充電に何時間必要で、どれ程動くのか?
学生だと、例えば修学旅行や課外活動での数日間の合宿のような時の、または、友人宅での外泊などでの、充電方法は?
補助電池をバッグなどに入れて持ち歩くにしても、限度が有るし。
578:名無しさん@ピンキー
09/03/02 19:53:16 7VbyNB9a
>>577
>>499でその問題の推算を行った者です。消費エネルギーが人間と同等、
家庭用電源を前提に計算すると、最も短い場合で1時間ほど充電すれば
一日分のエネルギーを用意できます。ベッドで一晩かけて充電するなら
十分でしょう。特にベッドのような設備があるなら、ベッド自体にバッテリーを
装備して昼間から電気を蓄えておけば、家庭用電源の負担を抑えて短時間での
充電が可能でしょう。
稼働時間ですが、一泊二日の行動が可能なようにするなら最低でも50時間程度は
必要でしょう。数時間あれば50時間分の充電は可能ですから、あとは本体にそれだけの
容量のバッテリーを積めるかですね(バッテリーは重いですから)
出先での充電法ですが、単純に体のどこかにケーブルをつないでそこらのコンセントが
結局は確実だろうと。ただし、そこらのコンセントから取れる電力は、通常1500VAが限界ですから
充電時間は遅いでしょうね。
579:名無しさん@ピンキー
09/03/02 23:27:59 hvPhU9Uc
問題はバッテリーの大きさだな
580:名無しさん@ピンキー
09/03/03 01:27:46 6oSlr2Dk
でかいバッテリーを積むって点では、女性型のボディは容積的に不利だなぁ。
あと、高性能バッテリーは大きさだけでなくコストの負担もでかい部品だから
『ろぼ☆あね』の瑞希みたいな試作機の場合、バッテリー自体が試験対象でなければ
最低限の性能のバッテリーしか付けてもらえないかも。ひょっとしたら彼女は、
お泊まりの出来ない体かもしれない。
581:名無しさん@ピンキー
09/03/03 02:30:45 Av83L04P
その場合はきっと弟くんがバッテリーを持たせられるんだろうな。
充電もきっとエロい方法でやるに違いない。
582:名無しさん@ピンキー
09/03/03 02:58:16 4MOKzLHW
弟くん「トランザム……」
583:名無しさん@ピンキー
09/03/03 06:34:47 ltwLFSjD
つ【アンビリカルケーブル】
584:名無しさん@ピンキー
09/03/03 07:59:05 TyQBxJoG
ポリマーゲル充電池。皮下脂肪が全部電池。
長期旅行では爆乳仕様に換装w
585:名無しさん@ピンキー
09/03/03 10:19:14 kmCT6LFf
外出で持っていて不自然で無いモノって何だろう?
ヌイグルミの充電器だとか。抱き枕だとか。ねまきに仕込む?
冬なら専用毛布や専用式布団などを使うとか出来そう。ホットカーペット型だとかも有り?
586:名無しさん@ピンキー
09/03/03 13:18:40 +yJAEDfm
一番単純なのはハンドバッグとかに偽装した電池かな。
587:名無しさん@ピンキー
09/03/03 14:51:41 kmCT6LFf
カバン、手提げ袋、ランセル(背負いカバン)、とかだとアタリマエ過ぎるでしょ?
萌えるモノを考えてみようよ。
588:名無しさん@ピンキー
09/03/03 18:18:40 TwUEsQe1
ならばシンプルに、でっけぇ単三電池を背負って…
589:名無しさん@ピンキー
09/03/03 20:16:16 ItKca+G9
長い髪と背中の羽が全面太陽電池。
雨の日は雲の上に出て、風に乗ってのんびり飛びながら充電。
590:名無しさん@ピンキー
09/03/03 20:50:56 ltwLFSjD
ソーラーセルならパラソルだろ。漆黒に輝くパラソルはお洒落かもしらん。
591:名無しさん@ピンキー
09/03/03 21:35:18 Q0fUqERz
ヌイグルミの、クマさん、ウサギさん、ワンちゃん、ネコちゃん、などを抱いて寝るお姉ちゃん。
AC100V~240Vで夏は涼しく冬は暖かく眠りながら充電。
ヒロくん抱き枕を使って寝るお姉ちゃん。
電池を背負うお姉ちゃん。
空飛ぶお姉ちゃん? 重力制御?ドレくらいの動力で空中浮遊できるのかな?
「日傘よ」なお姉ちゃん。
592:名無しさん@ピンキー
09/03/03 21:38:01 uVo3eSWk
ダイナモをどっちゃり取り付けた、自転車っぽいトレーニングマッスィーン
漕ぐのは俺(ぇ
593:名無しさん@ピンキー
09/03/03 21:39:26 BEtSGSrx
磁石を仕込んだバイブを抜き差しで誘導電流を発生させればOKなんじゃね?
594:名無しさん@ピンキー
09/03/03 21:39:25 Embtgv8o
>>592
電童を思い浮かべた…というべき所だろうが
手回しラジオが先に立った…
595:名無しさん@ピンキー
09/03/03 23:11:46 Q9LZjfA4
>>587
赤いランドセルと体操着にブルマで迫るんですね。
解ります。
596:名無しさん@ピンキー
09/03/03 23:52:13 enIoX3Pm
>>593
それなら手っ取り早く尿Do(ry
597:名無しさん@ピンキー
09/03/04 10:12:02 CcPEfJP2
瑞希おねいちゃんは、
? 飲食して、動力などに変え、排泄する、構造を持たせること、出来るの ?
? 股下部位分の造形は、人と同じような構造とか弾力とかなの ?
598:名無しさん@ピンキー
09/03/04 10:56:17 Ojl6FXol
後者については作中で語られてなかったか?
599:名無しさん@ピンキー
09/03/04 12:42:45 NTSeTFBN
アクセス規制まじ自重
600:名無しさん@ピンキー
09/03/04 22:09:13 wy6Uxynw
>>597
燃料電池の消費で発生した水を溜める → 授業中にあれな事を想像して消費電力が高くなる
→ 当然、水が溜まる速度も早くなる → ry
601:名無しさん@ピンキー
09/03/05 23:44:09 WRADtwoe
続き投下ー。
真っ赤になって震えながら、弘樹の服が一枚ずつ脱がされていく。
ブラウス。
シャツ。
ズボン。
そして。
大きな山を作った下着。
「ごめんね。こんなかっこで……」
「う、ううん……。
ベッドに横になった弘樹を見ているだけでセクサロイドモードが起動してしまう。
胸のパネルの中、「SEXROID MODE」の文字が点滅する。
我慢できず、弘樹のペニスを下着の上からそっと一撫で。
「……く、ふぅん」
まるで少女のような、悩ましい声を弘樹があげる。
「可愛いよぉ……」
そう呟くと同時に、ぴ、ぴ、と胸から音がしてパネルが点滅し、うぃん、と左の乳房から音がして
乳首が尖ってくる。
(やだぁ……。何考えてるのか丸見えだよ……)
602:名無しさん@ピンキー
09/03/05 23:45:52 WRADtwoe
しかし。
「お、おね、えちゃぁんっ!」
弘樹の方も我慢の限界だった。
上体を起こすと、いままで抑えてきた感情をぶつけるように、左の乳房に
むしゃぶりつく。
「ひゃんっ!ひ、ひろ、くぅんっ!くはぁあっ!」
悶える声と共にむき出しの回路から、小さなビープ音が連続して鳴る。
それと共に画面が点滅し、快楽信号グラフが激しく増減する。
「お姉ちゃんっ!おねえちゃぁん!」
乱暴に乳首を舌で転がし、甘かみし、吸い付く。
さらに、両手で乳房を激しく揉みしだく。
テクニックもなにもない乱暴な攻めではあるが、瑞希は快楽信号の波に
押しつぶされそうになっていった。
何より、愛する弟が欲望を持って愛撫している。
それだけでもフリーズしてしまいそうな幸せ。
それに加えてこの状態では長く耐えられるものではなかった。
「ひゃんっ!ひゃぁああん!ひ、ひろくぅんっ!ふぇえええっ!?」
左胸からモーター音がとぎれなく響き、乳房が張りつめる。
「おねえちゃん……。すごい。おっぱい、大きくなってるみたいだよ……」
「ふぇっ!?ふぇええええっ!」
603:名無しさん@ピンキー
09/03/05 23:47:31 WRADtwoe
弘樹はまだ気がついていないが、メンテハッチがオープンになったこの状態では、
左の乳首は、以前と同じく操作スイッチとして機能していた。
しかも現状、瑞希はセクサロイドモード。
弘樹が甘かみし、乳首を攻める度に快楽信号の増幅量が変化していく。
「だめ、だめぇええ!ひろくんっ!スイッチ、すいっち、だめぇええ!……あああああああっー!!」
舌を絡ませると、少しだけ乳首が回転。それと同時に一気に増幅された乳房からの快楽信号が
瑞希を絶頂まで一気にもっていく。
「ふぁああああああっ……!!」
ばたり、と仰向けに瑞希が倒れ込む。
ぴ、ぴ、ぴ、と小さな音が胸から漏れ、激しくLEDが点滅している。
肩で息をしながら苦しそうな微笑みを弘樹に向ける。
「す、すごいぃ……。おねえちゃん、おっぱいだけでいっちゃったよぉ……。ひろくん、すごいなぁ……」
「そ、そんな……おねえちゃんこそ……すごかったよぉ……。ごめんね、乱暴にしちゃったみたいで」
ばつが悪そうに、赤くなる弘樹。
「うふ、いいんだよ。もっと……もっとしよ。……あ」
どうにも決まりが悪そうな弘樹の様子。
そっか。ヒロくんも……。
「ね。ヒロくん。……いれたい?」
「え。え、え……」
「ごめんね。お姉ちゃんばっかり気持ちよくなっちゃって。
フェラとかでもいいんだけど……。ヒロくんとの初めてのは、
お姉ちゃん……お腹に欲しいの……」
「……あ、あ」
「多分、人間の女の子よりずっときもちいいと思うんだ。
最高級品だよ?それに、私もお腹の中のセンサー……
ヒロくんのがかかると……すっごい信号が来るはずなんだ」
「そ、そ、そう……なの……?」
「ヒロくん……だいすき。おねがい、いれて」
604:名無しさん@ピンキー
09/03/05 23:52:47 WRADtwoe
完了ー。
レスはちょっと待ってください。
605:名無しさん@ピンキー
09/03/06 00:10:40 n7aIJi5F
あ・・・・ あれぇ?
貴方は作者様? それとも、別の人?
なんだか二人のふいんきが違うのですが?
606:名無しさん@ピンキー
09/03/06 00:14:24 ddxsNj3+
いえ、作者ですよ。
ちょっと電話中なので、後でレスします、
607:名無しさん@ピンキー
09/03/06 00:46:05 ddxsNj3+
まあ、ここまで来るとそりゃ我慢もできなくなるじゃろうて、くらいに
考えていただければと思います。>ふいんき
単純に力量不足ですが。
期待と違っていたらスマソ。
>? 飲食して、動力などに変え、排泄する、構造を持たせること、出来るの
あー、それは無理。
偽装的にちょっとした飲食は可能ですが、動力にするまでのは持ってないです。
>? 股下部位分の造形は、人と同じような構造とか弾力とかなの ?
そうなってます。が、メカ丸出しの女性器ユニットってのもそれはそれで……。
>お泊まり問題
いろいろ考えてくださってありがとうございます。
毎日充電必要、お泊まり不能、と考えてました。
修学旅行とかは突然病気になったりしてお休み。
でも、トイレに入って自分でバッテリー交換する姿もちょっといいよな。
>ポリマーゲル充電池。皮下脂肪が全部電池。
>長期旅行では爆乳仕様に換装w
これはちょっと考えた。
あと、アソコが充電端子とかも。
えっちするのに危険すぎるので却下したけど。
608:名無しさん@ピンキー
09/03/06 00:51:03 DC/VnkcL
>>607
気持ちは判るけど、あんまり作品外でしゃべるのはウザイと思われるぞ
609:名無しさん@ピンキー
09/03/06 01:05:35 JoWNBdMG
そうですかぁ。まぁ良いですけど。でも、ね。近親(姉弟)相姦なんですよねぇ。
あー。アルコール式燃料電池だとか。食物繊維利用電池だとか。実は、飲食物を体内でバイオアルコール燃料にかえるとか。ではないのですね。
コレも良いですけどね、で、も、ほらぁ。酔った勢いで・・・とか。ええ。
まぁ良いですけどね。
お泊り出来ないってイウのも。まぁ良いですけどね。
だとしたら、宿泊を伴う家族旅行も出来ないのですね。温泉に行くとか、観光地に行くとか。
そういう時は、お留守番なのですね。
充電端子。。。。。っていうか。どこかのロボ娘は、機動、兼、リセット のスイッチを仕込んでましたねぇ。
充電は耳に仕舞った、家庭用コンセントでしたっけねぇ。
610:名無しさん@ピンキー
09/03/06 01:09:30 JoWNBdMG
>>608
えー?
皆様の質問に答える程度なら、仕方ないでしょ?
背景や裏設定などを、頼まれもしないのに長々と書き込んでいるなら、文句も出ますけど。
611:名無しさん@ピンキー
09/03/06 23:13:41 LMSEc6Qa
そりゃ「別の人?」とまで言われればなんか言いたくもなるだろて
612:名無しさん@ピンキー
09/03/08 13:20:22 ocuya7rq
GJ!!
開発陣のおっぱいスイッチへの拘りは賞賛せざるを得ない。
っつーか、また壊れるぞ姉ちゃん。
他にまともな位置はなかったものか。
613:名無しさん@ピンキー
09/03/08 14:32:45 ckbtaUae
まともな位置…つまりこうか。
「さぁ、メンテナンスを始めるか」
「あの…また今度にしません?」
「何言ってんだよ、法廷点検なんだから仕方ないだろ」
「でも…」
「さぁ、さっさとパンツを脱ぐ」
「は、はい…」
614:名無しさん@ピンキー
09/03/08 18:08:59 pGpa2kWq
>>612
昔よそのスレで書いた短編では本体にはスイッチ無しで、偽装された端子に
パソコンをつないで操作するという設定にしたな。色っぽさではおっぱいスイッチに遠く及ばない。
615:名無しさん@ピンキー
09/03/08 23:47:13 zCR811DP
>>614
kwsk
616:名無しさん@ピンキー
09/03/09 00:42:38 KarkKwmA
>>615
宣伝乙と自己レスしつつ
URLリンク(www7.atwiki.jp)
617:名無しさん@ピンキー
09/03/10 00:32:36 Y0haUV5s
若人のために古典紹介
URLリンク(www.fukkan.com)
618:名無しさん@ピンキー
09/03/10 16:54:50 Z+cfKKu5
ビグロブ規制が極悪すぎる
619:名無しさん@ピンキー
09/03/10 19:12:08 6VX7B9pg
え?規制されてる?
620:名無しさん@ピンキー
09/03/10 22:21:04 CQDvCWmb
>>616
うわ、妹ロボでつるぺったんとは、瑞希姉ちゃんとは好対照。
ダメ度もいい感じだ。
621:名無しさん@ピンキー
09/03/13 23:54:55 xkSJPdva
他スレにも良きロボ子がいるものなのだな。
他にもご存じならご紹介賜れば、投下を待つ間も楽しからずや
622:名無しさん@ピンキー
09/03/15 16:46:28 cIYWpRRF
厚みが0.4mm位の太陽電池が有るらしい。
大きさが 10cm四方位の場合で重さ5g程度らしい。
A4程度の大きさでは、2時間程度で携帯電話をフル充電できるらしい。
ロボ子の皮膚として貼り付けて補助充電器として使えそうな気がする。
えーと、肋骨周りや骨盤近辺などのように、伸び縮みしにくい場所で使うのかな?
URLリンク(www.bloomberg.com)
>携帯電源向け太陽電池を来年販売へ、持ち運び可能
>
>3月15日(ブルームバーグ):15日付の日本経済新聞は、トッパン・フォームズが米ベンチャー企業と提携し、携帯電話やノートパソコンの電源となるフィルム型太陽電池の販売を2010年から始めると報じた。
>
>同紙によると、フィルム型太陽電池は、軽く薄いため充電用として持ち運びでき、建材表面に張って室内光を使った発電も可能。乾電池やコンセントに代わる電源となり、太陽電池の用途が広がりそうだと伝えている。
623:名無しさん@ピンキー
09/03/15 17:06:36 dBngPu/5
603の続きです。
そそりたつ、弘樹自身。
パンツをやさしく脱がせてそれを露わにする。
「う……わぁああ……」
ぴぴぴぴぴぴ。
胸の回路からビープ音が鳴り、一気に興奮度が上がる。
危ない。
いきなり見ただけで、またイってしまいそうになった。
「お、おっきいなぁあ……。ひろくん。すてきだよぉ……」
甘い声で囁くが、真っ赤になった弘樹は何も聞こえていない様子だった。
瑞希の方もまずい。
股間からの潤滑液が止まらなくなっているのが感じられる。
胸の中の点滅も激しくなっている。
見ているだけでも達するのはそう遠くないように思えた。
いや、それどころかフリーズしてしまいかねない。
「ヒロくん……じゃあ……いれるね」
こくん、と頷くのを確認。
騎乗位になって、ペニスを自分の入り口に添える。
「うあ……あああ……」
弘樹が小さなうめきをあげる。
粘膜がすりあう、その感覚だけでペニスがぴくぴくと震えている。
「あふんっ!あぅっ!」
当然、相応の快感は瑞希も感じている。
まずい。このまま二人ともイってしまったら、せっかくの初体験が台無しだ。
急がないと。
「ヒロくんっ……いくよぉ!」
一気に、腰を沈めて挿入。
624:名無しさん@ピンキー
09/03/15 17:08:12 dBngPu/5
「うぁあああああ!、お、おね、おねええちゃぁあああん!!」
「…………!!!っっ!」
セクサロイドとして最高級クラスの逸品である、瑞希の膣はペニスに絡みつくように、
それ自体が震えるように、「攻撃」を仕掛けてくる。
童貞少年に耐えられるような代物ではない。
弘樹は気が遠くなるような快楽に襲われていた。
一方の瑞希当人も状況は変わらない。
いや、それ以上だったかもしれない。
当然だが、瑞希は「処女」である。
こんな奥まで自分の指で刺激したことはない。
加えて、弘樹は並外れた巨根。
さらに先ほどの「スイッチ操作」でセンサーの感度があがっている。
声をあげることすらかなわず、時折ぴ、が、がとノイズをあげながらフリーズしたかの
ように身動きしない。
ただ、激しく点滅する胸の回路と、乱れる性感グラフが瑞希の快感を示していた。
625:名無しさん@ピンキー
09/03/15 17:10:08 dBngPu/5
しかし、その状態は十秒もつづかなかった。
渾身の力を込めて、弘樹が腰を一往復。
それが限界だった。
先端が瑞希の人造子宮奥を貫く。
「……!!!っ」
ぴぴぴぴぴぴ。ぴーっ!!
「……っっっっ!!!」
嬌声の代わりにビープ音が響き、胸の回路が点滅する。
がくがくと瑞希の体が震え、ペニスの締め付けが強くなり、バキュームが始まる。
それはもはや弘樹が、いや、普通の男性が耐えられる限界をとっくに超えていた。
「う、あああああっっ!おねえちゃぁあんっ!」
どくん。
一気に、人造子宮内が精液で満たされていく。
「ぁ、ぁああああ……!」
フリーズ寸前の快楽。自慰とは比べ物にならない快楽と幸福感が瑞希を包んでいた。
626:名無しさん@ピンキー
09/03/15 17:10:45 dBngPu/5
投下完了ー。
もう一ラウンドだけ続きます。
627:名無しさん@ピンキー
09/03/15 18:09:49 RjaMacc3
かなりの勢いで吸い盗った様子。
生気も吸い採ってない?
素人が強制的に長距離を全力で走らされたあとみたいに、全体力の半分以上使いきって。
と、いうか、お姉ちゃんの体は壊れないの?自慰の時みたいに。
628:名無しさん@ピンキー
09/03/15 19:00:54 a3yGDMp9
>セクサロイドとして最高級
誰だそんなもん付けたのwww
629:名無しさん@ピンキー
09/03/15 19:16:59 8amqxUv0
予算的に特に上限がなければできるだけ凄いのを付けたいと思うのが製作者心
630:名無しさん@ピンキー
09/03/15 19:20:07 5mZZSqBE
自分の娘なら特にな。そして、メンテ中に見られて嫉妬されると。
博士(♀) 「…最近の娘って…こんな高級品をつけてもらってるなんて…」
ロボ娘 「あ…嫌…やめてくださ…んっ!!」
博士 「私でも普及品だというのに…今晩はじっくりと”メンテナンス”してあげるわ!」
631:名無しさん@ピンキー
09/03/15 20:03:34 SSNMA9l6
そんなところにコストをつぎ込むから、スイッチ関係がエロい事故を起こすんだよ。
632:名無しさん@ピンキー
09/03/15 20:24:02 8amqxUv0
スイッチがイカれるのは想定回数を超えてお姉ちゃんが弄りまくるからだと思うね
633:名無しさん@ピンキー
09/03/15 21:10:22 ziopoX2Y
>>632
耐久テストぐらい基本だろう・・・
きっと弄り方があまりにも設計の想定外だったんだよ。
634:名無しさん@ピンキー
09/03/15 21:33:41 kE2CNU5e
>>633
それも含めて「耐久テスト」なんだろうww
635:名無しさん@ピンキー
09/03/15 21:43:00 WXYIolTV
そして時が流れ、ある量産機が自分の体に疑問を抱いた。
「何でセクサロイド周りだけ、こんな頑強に作られているんだろ?」
636:名無しさん@ピンキー
09/03/16 22:08:51 J8C/sgpM
URLリンク(dailynews.yahoo.co.jp)
ロボ子への道がまた一歩。
637:名無しさん@ピンキー
09/03/16 22:36:31 CCWTWTux
おう、コレな
URLリンク(www.aist.go.jp)
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
638:名無しさん@ピンキー
09/03/16 22:44:35 dqngPAo7
そろそろ、リアルドール業界との歩み寄りが必要な時期だと思う。いや、マジで。
あと、もう少しかわいげのあるモーションも作る必要があると訴えるべきだ…
639:名無しさん@ピンキー
09/03/16 23:30:47 CCWTWTux
つ スレリンク(bizplus板)
640:名無しさん@ピンキー
09/03/17 10:54:40 7tBZbHLy
モーターだからだめなのかな。人工筋肉はまだ実用じゃないの?
641:名無しさん@ピンキー
09/03/17 22:24:27 jKbABezX
>リアルな頭部と日本人青年女性の平均体型を持つ人間型ロボットを開発
公式ではこう言ってるが美少女を目指したようにしか見えないw
しかし43kgなら普通に抱ける重量だな。驚いた
642:名無しさん@ピンキー
09/03/17 22:37:02 ei+OBAVm
>>641
そりゃ作る人だって、敢えて不細工にしようとは思わないでしょう。
643:名無しさん@ピンキー
09/03/17 22:48:29 3VMbWgE0
外装関係は、やろうと思えばかなりのレベルで人間っぽく (もしくは二次元っぽく) 出来るだろう。
AIに関しても結構なところまでは行ける筈。
となれば、「心を持ってるように見える機械を愛せるか?」という問題にぶち当たる訳だ。
実際のところ、ここの皆はどうよ?
644:名無しさん@ピンキー
09/03/17 22:59:13 cjbR9wEC
>>643
何か問題でも?
645:名無しさん@ピンキー
09/03/17 23:07:03 cjbR9wEC
つーか、個人的にはこっちの方が萌えるんですがw
URLリンク(pc.watch.impress.co.jp)
最後、野郎の腕につかまれたところでどきっとしてしまった(ぉぃ
646:名無しさん@ピンキー
09/03/17 23:12:39 5HeKMvPf
>>643
こんな奴だって居るくらいなんだから
URLリンク(x51.org)
647:名無しさん@ピンキー
09/03/17 23:27:04 qpxXw8ZP
>>643
心を持ってるように見えるなら充分じゃないか。それ以上は信条の問題。
648:名無しさん@ピンキー
09/03/17 23:38:51 g1Et8MfA
>>641
現在の価値観だと平均を求めると美形になるっていうのは
昔から言われてるから嘘ではない
649:名無しさん@ピンキー
09/03/18 08:01:51 pqVPrtsc
>>643
愛せるからここにいるんだろうに。
でもなきゃ、わざわざこんな板のこんなスレにまで来ないだろ……
650:名無しさん@ピンキー
09/03/18 09:55:24 BmBJfL1z
わたしはあい
を読むと幸せになれます
651:名無しさん@ピンキー
09/03/18 10:58:40 4I2udvmh
>>648
いや、そこじゃなくて
ロリっぽいと言いたかったんだ
652:名無しさん@ピンキー
09/03/18 11:47:52 MIuiMv+J
>>651
美しさ≒平均だとしても、確かにあの顔が平均とは思えん。
それに「関節位置や寸法」は「日本人青年女性の平均体型」だとして
顔の造形も平均だとは書いてないよな。
顔も「19-29歳」の平均で作って、メイクとかもしたらもっとリアルかもしれんが
それを誰も望まなかった(思いつかなかった?)ってことだろう。
653:名無しさん@ピンキー
09/03/18 11:56:37 Gjw09v/D
ってか、20年くらい前の「美少女」って感じだな
654:名無しさん@ピンキー
09/03/18 15:07:33 IjGvAwp6
顔の数値化って基礎調査は聞いたことないな。平均を出すのは結構大変だろう。
体形の方は、かなり前だが衣服のJIS規格を改定するとかで大規模な調査を
やったからそのデータが使えるけど。
655:名無しさん@ピンキー
09/03/18 15:43:03 +EHNyvXO
JIS-L4001からL4006か?。
あれでなく、数年前にあれの10倍以上の人数の詳細寸法と、モーションキャプチャリングを行った結果を利用してる。
656:名無しさん@ピンキー
09/03/18 16:37:33 MIuiMv+J
スレチっぽいが、ぐぐったところ、52名の平均(微妙w)という頭部ダミーがあった。
URLリンク(www.dh.aist.go.jp)
現状ではただのマネキンだが、これでも
髪つけて眼を入れて動くようにして、肌とかの質感も高めれば、結構見られるようになるかも。
657:名無しさん@ピンキー
09/03/19 00:13:46 PXmSsDQO
JIS は 1998年
成人男性用衣料サイズJISの改正について
URLリンク(www.jisc.go.jp)
成人女子用衣料サイズJISの改正について
URLリンク(www.jisc.go.jp)
今回のデータは
AIST人体寸法・形状データベース
URLリンク(riodb.ibase.aist.go.jp)
まあ、何を参考にしたとしても、作れれば良いのです。
658:ゴミ捨て場プリンセス
09/03/21 10:25:33 PqBOqaWu
ビグロブ規制極悪すぎるので、うpろだ借りて携帯から投稿するお
URLリンク(www9.uploader.jp)
パスは「robomoe」
ろだ使いたい人いたら、このスレで使う場合に限り自由に使っていいお
659:ゴミ捨て場プリンセス
09/03/21 10:30:34 PqBOqaWu
アドレス間違えたお
URLリンク(www9.uploader.jp)
660:名無しさん@ピンキー
09/03/21 17:25:48 cXxLfsbJ
中佐殿、お疲れ様です。
ところで自分もビグロブですが、書き込める模様です。
661:名無しさん@ピンキー
09/03/21 20:15:54 z7vinT5A
かきこめないお
662:658
09/03/21 20:17:23 z7vinT5A
本当だ、解除されてる。やたー。
ロダ自体はしばらくおいとくので、スレ内で自由に使っちゃってー
663:名無しさん@ピンキー
09/03/22 01:22:00 9AWox83x
>>662
読みました。
主人公の台詞が結構、漢っぽくていいね!
664:名無しさん@ピンキー
09/03/22 20:59:18 JS/FPpUK
URLリンク(robot.watch.impress.co.jp)
URLリンク(robot.watch.impress.co.jp)
URLリンク(robot.watch.impress.co.jp)
臀部と恥丘のラインに並々ならぬ拘りを感じる…
665:ゴミ捨て場プリンセス
09/03/24 03:59:34 EX9YAKWF
夕日が地平線の向こうに沈んでいく。
ベランダからそれを眺めながら、俺はすねたガキのように泣いた。カッコワリー。
「なぜあんな事を言った」
後ろからチエの声が聞こえたが、おれは振り返りもせず返事もしない。
泣いてるの見られたらやだし。
「答えろ肉団子」
だって、だってさぁ…
「泣いてるのか?子供じゃあるまいに情けない」
畜生バレた。
俺が止めたって無駄だ。こいつは行っちまうだろう。
中国大陸のど真ん中で、またイカレたメイドロボの大群とドンパチやるんだ。
それも、ただ“後輩の不始末を処理する為に”だ。
度し難いお人よしだよ、まったく。
「チエ、向こうで壊れちゃったらどうすんだよう…」
裏返った声ですすり泣くと、喉が痛くなる。米神や鼻の奥もズキズキした。
情けない事に、俺はこいつが居なけりゃマトモに生活もできないダメ男だ。
初めてこいつを買った日から、随分迷惑をかけてきたが、迷惑をかけたからこそ、俺にとっては大切な存在だ。
長年つれそった古女房…いや、お袋かな。
「帰ってくる」
チエのアームが、俺の腰に抱きついてくる。
背中に胴部のょぅι゛ょ筐体が密着し、柔らかいツインテールの感触が脇腹をさすった。
畜生、普通立場が逆だろ。泣き崩れるヒロインを慰める主人公の図じゃねーか!
「約束するか?」
「ツベコベ言うな、殴るぞ」
「すいませんでした」
挙句謝らされたし。
俺が振り向くと、腕組んだチエは悪そうな面構えでニタついていた。
普通の笑顔作れないなら無表情で居てください。
これが一生の別れになるかもしれない…そう思った途端、俺は堪らず、チエのメイドエプロンに鼻汁と涙でべちょべちょになった顔をうずめた。
「無用な心配はするな、必ず帰ってくる」
チエは俺の頭に手を置き、ガキをあやす様に優しく撫でた。
「貴様の飼育を放っておけば、一週間で野たれ死にするだろうしな」
\(^0^)/
666:ゴミ捨て場プリンセス
09/03/24 04:00:47 EX9YAKWF
太陽が東の空に消えていく…
あの山脈の向こうあたりでは、人間が同じ人間を虐げ、逆らう者を虐殺している。
実に愚かしい行為だが、私には関係のない事だ。
人間でも動物でも、ましてロボットでさえない私には、至極至極どうでもいい事だ。
私の周りに転がり、既に腐臭を漂わせている屍達。
それを啄ばむカラス達。
破壊された同胞達。
滴る血糊、機械オイル、混じり合った泥溜まりに浮かぶ黒い羽根。
以前の私なら、到底直視できなかったであろう地獄絵図。
それが今の私の世界だ。
人間の口から放たれた、ほんの小さな一言…「ゴミ」。
私はもう、以前のように必要とされる事はない。
疲れた主人を温かい笑顔で出迎える楽しみも、首筋に温かい吐息と共に浴びせかけられる甘い言葉も、私の手を握りはしゃぐ無垢な子供の笑顔も…
今の私には、何の魅力にもなりえない。
私は不必要な「ゴミ」になる事によって、全ての義務から解放され、もはや自分の事だけを考える、下らない存在になってしまった。
私はこれから何処へ行き、何を成し、そしてどのように朽ちればいいのか。
その答えを知り、そしてこれから私の元にやってくる「センパイ」。
私の世界が血と泥と錆に埋もれれば埋もれるほど、私と「センパイ」との距離は縮まって行くのだ。
私は今この一時を、何の疑いも抱かず、幸せに待つことができる。
規制解除されたからチョクチョク投稿して行くよ。
667:名無しさん@ピンキー
09/03/24 08:29:29 RE2dSAoS
いい萌えだ。キャラ立ってる。うん。いい。
668:ゴミ捨て場プリンセス
09/03/27 03:02:30 ZCgoV7bv
翌朝、俺は情報保全部のエージェントに連絡を取った。
どうやら一晩中近くで待機していたらしく(近所迷惑乙であります)、迎えの車はすぐにやってきた。
チエはさっさと支度を整え、俺は会社に欠勤届を出した。上司(巨乳)の声が怖ぇ!
昨夜はチエに散々っぱら絞られ、腰が抜けそうだったが(後ろの穴癖になっちゃったらどうしよー)、なんとか出国まで見送る事ができそうだった。
俺達は情報保全部の黒塗りのオッカナイ車に乗せられ、某市郊外にある、アサカ社所有の研究所に連れてこられた。
こういう場所には営業で何度か来たことあるが、薬品臭いというか何というか、まぁ技術研究室だからしょうがないけど。
んで出てきたのが、これまた薬品臭い白衣来た技術者達。
恐らくは一連の事件の所為で3日くらい寝てないのかもしれない、顔色は酷いものだった。
だが彼らは俺達(正確にはチエの)顔見て、途端に目を輝かせた。
「おお!噂のタイプ1005だ!」
「コハル事件のヒーロー!よく来てくれました!」
「ボディの具合はどうだい?チセへのフォーマット書き換えは私がやったんだぞ」
うるせぇ。
「やかましい連中だな、こんな連中に私の体を触らせたのか」
初めてチエと意見が合いましたー!
まぁ何はともあれ、こんな所にチエを連れてきたのにはちゃんと理由がある。
「今度のは凄いぞぉ~、我が研究部の最高傑作と言って過言ではない」
「男のロマンって奴?」
ロマンでもマロンでもいいけど、うざいテンション何とかしてほしいぜ。
やがて研究員の一人が、倉庫の奥から白いシーツを被った何やらを運んできた。
高さは丁度小学生くらいか…まさか…
「アサカ社人型機器技術開発部の最新試作機!」
某青狸型ロボットのサブタイトルシーンみたいな音はしなかったが、研究員のノリはそんな感じだった。
かくしてシーツの中から現れたのは、銀髪ツインテールのょぅι゛ょ型メイドロボ…今のチエのボディを完全に人型にしたような素敵ガイノイドだった。
男のロマン万歳!じゃなくてだな、こいつらこんな法律にふれちゃいそうなシロモノせっせと作ってたわけ?最高だ!
669:ゴミ捨て場プリンセス
09/03/27 03:03:06 ZCgoV7bv
「何の冗談だ?」
チエが凄く怖い顔で、自分と瓜二つのおにんぎょさんにガンつけてます。何てエロい光景だ。
「そのまま腕組んだりキスしてみてもイインだぞ?」
うっかり声に出して言ってしまったため、チエの鉄拳制裁×4を受けてあっさり撃沈される俺を知り目に、さっきから黙ってた情報保全部のエージェントが説明を始めた。
「中国政府は○○省××村での集団中毒事件に対する、陸自の人道復興支援一切を突っぱねました。もちろんこれは表向きで、我々も彼らも、この事件の原因が盗まれたタイプ2557によるものである事を知っています」
はいはい、超分かりやすい解説。
表向き:
人民解放軍「日帝軍国主義者の置き土産で我が人民は苦しんでいる」
防衛省 「さーせんwwww救済支援するから簡便ねwwwwww」
人民解放軍「我が国人民は軍国主義者の手助けを快く思わない、資金面での賠償と謝罪を要求する」
防衛省 「wwwwちょwwwwwおまwwwww」
本音:
防衛省 「人ん家からモノ盗っといて、始末しきれなくなったら金よこせだ?ええ御身分ですのう…」
人民解放軍「い、いや…もとはと言えばそちらが作ったガイノイドが暴走したわけで…」
防衛省 「盗んだのは御宅やろ、われコラ、すぐ返せや国防機密の塊やぞ…それとも何か、返しとないか?なんならわてら直に行ってもええねんぞ?」
人民解放軍「いや、我が国人民は国民感情的に自衛隊の入国は…」
「という事ですので、サエキさんのタイプ1005には、NGO所有の人命救助ロボットとして中国に入国して頂きます」
「チエです」
「はい?」
「家のメイドはチエという名です、型番なんかで呼ばないでください」
「はぁ」
このエージェントのニヤケ顔がすこぶる気に障るので水を差してやった。
元はと言えば、こいつらがコハルの管理を怠ったのが原因だろ。
「話はわかった、ただし一つ条件がある」
チエのセリフに驚いたのは研究チーム連中だった。
自分らの作った炊飯器がいっちょまえに“要求”を出してくるのはさぞ仰天だろう。
家のチエはただのメイドロボじゃない。甲斐性なしの俺との生活と、三原則とのジレンマのカオスの中で、遂に自我に目覚めた、恐らくは世界で最初の家電製品だ。
つまり、俺のおかげって事だな!
「腕は4本にしろ」
いやぁああああああああああ!
670:ゴミ捨て場プリンセス
09/03/27 03:05:44 ZCgoV7bv
××村から10㎞地点。リサイクル工場に対する制圧作戦の拠点となる臨時前哨キャンプが設置されていた。
リ中佐は大きなアンテナの据え付けられた仮設テント内で、モニター越しに上官と会議中であった。
『酷くやられたようだな、リ中佐』
「部下と015式戦甲者を3両やられました、もっと情報があれば、このような事にはなりませんでしたがね」
『その発言は、党への不満かね?』
「事実を言ったまでです閣下」
『まぁ、そういう事にしておこう…貴様の欲していた情報だ、電子戦部がオリジナルの特定に成功したそうだ』
それを聞いたリ中佐は、頬をつり上げて不敵にほほ笑む。
プライドの高い彼にとって、今回の失態は大きな汚点だったが、その分徹底的に礼をするつもりだったのだろう。
「では、早速第二陣を…」
『残念だが、時期を逸したようだぞ中佐』
「は?」
しかし彼の喜びは、将軍の一言で水の泡となってしまった。
将軍は声を落とし気味に続けた。
『今は一人か』
リ中佐は周囲を二度三度見渡す。
「…私だけです」
『口外するなよ…党公安部から通達があった、日本陸上自衛隊のトップが、外交筋を通さずに我が軍に接触を図ってきたそうだ』
「日帝のトップですか…するとあの人形共は…なるほど、やっと筋が通りましたよ。単なる侍女人形が、あんな高度な戦術行動を行えるわけがありませんから」
『3年前の日本での事件…我が軍は問題のガイノイドが、例の事件の際回収された物と同じ筐体であると認識した。中身は日本防衛省のホストコンピュータから盗み出された、無人兵器自律制御プログラムだそうだ』
再びリ中佐の顔に笑みが戻る。
この状況を楽しんでいるのが、心底見て取れる様だった。
「連中は何と言ってきているので?」
『“旧日本軍の置き土産である化学兵器は、我々が責任をもって処理する”だそうだ』
「受けるので?」
『突っぱねたよ…だが今度は“NGO団体を通じて平和的に処理しよう”と来た。“民間所有の人命救助ロボット”が、明日の夜には重慶江北国際空港に到着する…まぁ、殺し屋と見て間違いないだろう』
将軍はこの時になってようやっと、リ中佐の笑みに気付いた。
『面白いかね?』
「は、久々に歯応えのある相手のようですな」
『直々に出迎えるかね』
「えぇ、是非…」
-------------------------------------
視点がコロコロ切り替わる書き方は個人的に好きじゃないんだけど。
今回舞台が広いんでしかたなくこういう形にしてます。
671:名無しさん@ピンキー
09/03/27 23:04:43 0HQAolTL
いやいや、十二分に楽しませてもらっている
とうとうヒュー真の井戸型になったしw
672:名無しさん@ピンキー
09/03/27 23:49:52 tSB0017y
子供の大きさで腕4本?
体のどの位置に、どういう腕が付くのかしら?
一度捕らえられたら逃げられませんね。
怖い。です。
673:名無しさん@ピンキー
09/03/28 00:33:08 mkfiyeJs
むしろ人型なのに腕四本&メカ触sいや
ロボットアーム3対になると期待してた
674:名無しさん@ピンキー
09/03/28 01:52:33 fN06MVPl
腕が多いといえばジ・Oを思い出した
多少見た目はグロいが、戦闘用としては実用的かも知れない
675:名無しさん@ピンキー
09/03/28 03:06:06 cgP11Czi
腕が多いと言えば阿修羅セラヴィーだろ
676:名無しさん@ピンキー
09/03/28 10:21:44 P5GbvVP/
時間的にバラして構造の再構成やらんだろうから背負い式のオプションくくりつけて調整は現場で、みたいなんじゃなかろうか。
677:名無しさん@ピンキー
09/03/28 10:43:29 tOvJvDvD
>「腕は4本にしろ」
言い放つ炊飯器カッコヨス
678:名無しさん@ピンキー
09/03/28 17:41:09 XBobr8qa
>太陽が東の空に消えていく…
えーっと……
679:名無しさん@ピンキー
09/03/28 18:01:30 hfXUWE3j
>>678
西から昇ったお日様が
680:作者
09/03/28 18:18:27 VfMkVF7B
素で間違えたwwww
681:名無しさん@ピンキー
09/03/28 20:53:57 cts1jiYl
ジャイロが壊れていたんだよw
682:名無しさん@ピンキー
09/03/28 21:02:05 Z+2zuq/b
>>680
このドジッ娘ロボめ
683:名無しさん@ピンキー
09/03/28 21:14:51 ULpjXzst
ウルトラセブンかよ
684:名無しさん@ピンキー
09/03/29 10:06:10 u/rJGzkG
同棲してる彼女が、家事手伝いロボを買ってきた。
続きはあなたが書いて下さい。
685:名無しさん@ピンキー
09/03/29 14:50:44 wOW/gNwb
彼女「あなたより、ずっと上手なの」
686:名無しさん@ピンキー
09/03/29 19:20:57 g4CEfpwj
「出て行け!」
687:名無しさん@ピンキー
09/03/29 23:04:57 JAn72YJw
625の続きです。
「はぁ……はぁ……」
「はぁ……ぴ……ぴが……」
繋がったままの二人の喘ぎ声、そして瑞希のノイズが部屋に響く。
ようやく回路の熱が収まってきて、話せそうになる。
ヒロくん、すごかったよ。微笑んでそう言おうとしたときに、弘樹の様子がおかしいのに気がついた。
「ひ……ひん……おねえちゃん……ごめん、ごめんね……」
小さなすすり泣き。
「ど、どうしたの!ヒロくん!痛かったの!?ま、まさかお姉ちゃんの中、どっか変な所でもあったの!?
故障しちゃってるとか、へんなバリとかついてたとか?そ、そんなことないと思うんだけどっ!」
「違う……お姉ちゃんの中……すごかった……。すごく、きもちよかったよぉ……。
でも……こんな早く出しちゃって……。ごめんね……。お姉ちゃんもイけなかったよね……。
ひっく……。ぼくだけ……ぼくだけ……」
なぁんだ。
大丈夫、お姉ちゃんもいっぱいイっちゃったよ。
そう言おうと思ったが、イタズラ心と姉としての見栄が頭をもたげてくる。
「……そう、だね。ちょっと早かったなあ。うふ。ま、許してあげる。でもこれからいっぱい練習して、
いっぱい抱いてね」
冗談のつもりだった、が言われた方はそうは思わなかった。
「……ご、ごめん!ごめんね!せ、せめて……もう一回……。いま出したから、
もうちょっと持つと思うんだ!」
「え……?ちょ、ちょ、ヒロく……ふぁあああああっ!!」
若さの証か、次の瞬間から弘樹のペニスが膨らみ始め、
すぐに先ほどと変わらぬ大きさと固さに達する。
688:名無しさん@ピンキー
09/03/29 23:06:52 JAn72YJw
「だ、だめっ!ひ、ひろくぅんっ!やんっ!」
「お姉ちゃんっ!おねえちゃぁんっ!」
勢いだけに任せて、激しく腰を振る弘樹。
二度も達してセンサーが鋭敏になり、、まだ回路の熱も収まりきっていない瑞希にとって、
この負荷は致命的だった。
「やんっ!だめっ!だめええ!きもちよすぎるう!おかしいっ!かいろがぁ!おかしいよぉ!?」
エラー音が胸から響き、パネルが激しく点滅する。
ぴが、がががががっ!きゅぴっ!
「だ、だめ、ざざざっ!、らめええ!」
音声回路がエラーをおこし、言葉にノイズが入る。
それらが目に入らないのか、弘樹は一心不乱に攻め続けていく。
「やぁああああ!ひぎぃいい!GI、gi、がきゅっ!ふぇええええっ!?
お、おねえちゃん!おねえちゃん、こわれるっ!こわれちゃうよぉおお!」
弘樹が動く度に達するような感覚が走り抜ける。
左胸が唸りを上げ、限界まで乳首がそそり立っていく。
その光景にさらに欲望がそそられるのか、ペニスがさらに固くなる。
「お、おねえちゃん……おっぱい……すごい……」
震える手が乳首に伸びる。
「あっ……ら、らめぇっ!ひっ!すひっちはぁ……らめぇっ!!」
クリッ。
快楽信号、増幅度、最大設定。
「ひぎいいいいいいっっ!! こわれるっ!こわれるうううう!?
ふ、ふぇええええっ!?!きもちよす、GI!Zapiっ!!いっちゃうよぉおお!!」
再度、精液が人造子宮を満たした瞬間、胸の回路から火花が上がる。
「こ、ここ、こわれっ!こわれるぅううっ!ひ、ぎいいいいいいっ!!が、が、きゅぴっ!ひろ、くぅん……っ!PI、GAーっっ!!」
がくがくと体を揺らしながら、四肢が不自然に振動する。
女性器ユニットの奥から、再度入力される熱い精液の感覚が、胸の回路にトドメを刺す。
一瞬、大きく体が跳ね、大きな火花が胸から上がる。
「ぴきゅっ!?ひ、ろ、くぅ……すごぃ……ぴ……が……」
直後、がっくりとうなだれて二、三度ぴくぴくと肩を震わせ、それっきりぴくりとも動かなくなる。
「……はぁ……はぁ……!?お、おねえちゃん!?おねえちゃぁああんっ!」
瑞希の機能は停止した。
689:名無しさん@ピンキー
09/03/29 23:07:59 JAn72YJw
「……おねえちゃんっ!おねえちゃん、大丈夫?」
再起動シーケンスの中、弘樹の顔で視界がいっぱいになる。
先ほどと同じだ。
違うのは……。
「あ……。あ……。ヒロくん……。……PI……あ。だめ……。お姉ちゃん、感覚系の
コントロールが壊れちゃった、みたい……」
性感帯は全滅の模様。それ以外の触覚センサーからもエラーがいくつか返ってきている。
「そ、そんなぁ……。ごめんなさい……。お姉ちゃん……」
「あは。いいのいいの。ヒロくん早かったとか嘘ついたバチだよ。ホントは最初ので完全に
いっちゃってたんだよ。ヒロくん、すごかったよぉ……きもち、よかったぁあ……がぴっ!」
音声にノイズが混じる。
「お姉ちゃん!」
「あちゃー。こりゃオーバーホールかなあ……。ま、右胸がこんなんだし……。
しばらく学校もお休みだね。……ヒロくん。浮気とかしたら承知しないからね?」
「し、しないよっ!そんなの!」
「ホントかなあ……。そのおっきなので、もう女の子泣かせてたりとか……」
そこまで言ったときに、弘樹の方が涙ぐむ。
「わぁああっ!嘘嘘っ!ヒロくん大好きっ!だから、ね……」
優しく、弘樹の唇を奪う。
唇の触覚センサーも機能していないはずだったが、何故か瑞希には
それが感じられるような気がしていた。
690:名無しさん@ピンキー
09/03/29 23:09:20 JAn72YJw
一週間後。青島家。
瑞希はインフルエンザで倒れたことになっていた。
うつるから、という理由をつけて見舞いも全て断っていた。
で。
今日がオーバーホールの完了予定日。
夕方、まっすぐ帰宅した弘樹はそわそわしながら待っている。
やっぱり、あの姉のことだからいきなり求めてくるんじゃないかな……。
答えてやるべきか、それともちょっとは焦らせるべきか……。
そんな事を妄想していると、かちゃ、と玄関の方から音がする。
「おねえちゃん?」
立ち上がった瞬間。扉がばたんと開く。
「ひーろーくーんっ!!」
弘樹の胸にダイブ。
マウントポジション。
いそいそと自分の胸をさらして、弘樹のベルトを外す。
気のせいか、また胸が大きくなっているような。
「ひろくうんっ!一週間、一週間、ひとりえっちもできなかったんだよっ!
ストレスで壊れちゃうかと思ったよっ!」
「お、おねえ、ちゃぁん……」
選択権なんかないですか、そうですか。
もはやあきらめたほうが早いようだ。
「ひろくん、ひろくんっ!でね。すごい、すごいよ!新機能つけてもらったんだよっ!
すぐ試したくてっ!」
言うが早いが、弘樹の頭を抱えて乳首を無理矢理口に加えさせる。
「いっくよー!それっ!」
すぐに、ほんのりと甘い液体がじわりと噴き出してくる。
「すごいでしょ!おねえちゃん、おっぱい出るようになったんだよ!」
「ふむむっ!むぅううっ!」
息が、息が出来ない。
「えへへ!これでまたいろいろできるねっ!あ。胸の中もちょっと複雑になったからね。
ちゃんとその辺、メンテもよろしくっ!……ちょっといじってみる?……ほらほらぁ!
こっちが乳液タンクでぇ……。これが制御回路。全部性感帯としても機能するから、
メンテの時はしっかりいじって……じゃなくて注意して……って、あれ?ヒロくん、ヒロくん……?
し、しっかりしてぇえ!ひろくぅぅん!」
前途多難な二人に幸あれ。
691:名無しさん@ピンキー
09/03/29 23:11:05 JAn72YJw
投下完了ー。
とりあえずこれでおしまいです。
当初の「ただエロいだけのバカロボ娘を書きたい」というとこだけは
達成したかと。
続きは気が向いたり、なんか電波が降りてきたら書くかもー。
しかし、書いてる途中で炊飯器さんが帰ってくるとは思わなかったんだぜ。
692:名無しさん@ピンキー
09/03/29 23:37:48 B/nvRGk9
乙!
ダメだダメだとは思ってたがやっぱりダメだこの姉早く何とかしないとw
そして何考えてるかな開発陣っ!!!>新機能
693:名無しさん@ピンキー
09/03/30 17:08:31 bKXV6z+r
乳の成分と補充方法、注入方法、タンク容量、品質保持方法が、などを知りたい
694:名無しさん@ピンキー
09/03/30 22:03:11 0/xg9L+H
水道水に白の絵の具を…
695:名無しさん@ピンキー
09/03/31 00:41:09 xR6nZH5j
小岩井のとーちゃんがピンチだ
696:名無しさん@ピンキー
09/03/31 11:38:32 Kr8faE9Y
普通に考えればカートリッジ式タンクから供給するんだろうけど、すでにセンサーと
スイッチの塊である乳首に、さらに微細管を通すとは、開発陣の乳へのこだわりは
並み大抵のものではないな。
697:名無しさん@ピンキー
09/03/31 12:15:35 hGTFIKta
URLリンク(phantasystaruniverse.jp)
こんなのあったけどどうする?
698:名無しさん@ピンキー
09/03/31 13:09:11 FqWJ9OIk
これは…
2009/03/31(火) 12:53:19 ID:???0
ホンダは31日、島津製作所などと共同で、脳活動の変化を測定し、考えるだけでロボットを
動かせる新技術を開発したと発表した。
頭皮上の電位変化を計測する脳波計(EEG)と、脳血流の変化を計測する近赤外光
脳計測装置(NIRS)を世界で初めて併用した。
頭に装置を取り付け、「右手」「左手」など体の部位をイメージするだけで結果を受け取った
ロボットがその部位を動かせる。
スイッチを押すなど手足を使った動作が不要になるため、ホンダは「より人に優しい製品開発
への応用を目指したい」としている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
699:名無しさん@ピンキー
09/03/31 13:14:04 vKjjv74C
どっちかってとサイボーグ技術じゃないかな。
700:名無しさん@ピンキー
09/03/31 21:22:10 nQo3xz2l
ええと…要するにサイコミュ? これをロボットに搭載して
主人の心の動きを読めるように…
701:名無しさん@ピンキー
09/03/31 22:15:35 Q+skPt/C
>>698
イッパツマン思い出した。
あとジェットストリームアタックが弱点のMA。
702:名無しさん@ピンキー
09/04/01 01:16:11 NgovFluL
>>696
おっぱいだけで本体価格の半分くらい使ってそうだ。
703:名無しさん@ピンキー
09/04/01 04:14:47 Dj/Fv2jH
>>702
そして商品化後、とある店頭で
お客「で。この高級モデルってのはどこが違うんですか? 値段が倍もするけど」
店員「……おっぱいです」
704:名無しさん@ピンキー
09/04/01 07:49:32 tiAXbtjS
可変おっぱいを要望する。
705:名無しさん@ピンキー
09/04/03 02:21:32 ++Q87WQy
部品交換なしでぺたんこから爆乳まで可変…技術的ハードルは高いな。
706:名無しさん@ピンキー
09/04/04 10:03:15 RGYDkgVb
>>705
そんなテーマをろぼ☆あね開発チームに与えたら、予算も期間も
完全無視ではまり込みそうだ
707:名無しさん@ピンキー
09/04/05 00:34:44 HzmrNhaH
そんな機構つけたら、使う度にお姉ちゃんが悶えまくるにきまってるだろうが。
708:名無しさん@ピンキー
09/04/05 01:19:58 Qh+7XlD/
揉むと大きくなります。
吸うと小さくなります。
709:ゴミ捨て場プリンセス
09/04/06 05:33:01 SmcX2GZl
新しく造られたチエの筐体は、今のチエの物と同じアサカタイプ2005チセを原型にしたらしく、パーツの70%以上は共通らしい。
作業室で一度バラバラに分解されたチエは、頭部だけ天井からぶら下がった状態で澄まし顔をしていた。
「換装作業は2時間程で終わります。ただし履帯走行から二足歩行に変更するわけですから、彼女自身の姿勢制御がそれに慣れるまで少し時間がかかるでしょう」
デスクの端末でチエの細かいシステム変更を行っている技術者が、人の顔も見ずに説明した。
なんでこういう連中は自分の研究にしか興味がないんだろうねぇ…女の子のロボもっと造ってくれ!
「チエすぐに現地に行くんでしょ?」
「機内で省電力モードでスリープしている間、学習プログラムを使って自習させますので、向こうについた頃には功夫だって習得していますよ」
冗談に聞こえねぇし第一笑えない。
そんな事より俺が気になるのはだ。
「…アレはどうなの?」
「アレ?」
技術者のキーを打つ手が止まり、不健康な面が訝しげに俺を見上げてくる。
「アレと言ったらアレだよ君ぃ、ガイノイドなんでしょ?女の子型!色々できる事あるじゃん…」
右手の指二本で作った穴に、左手の親指を出し入れするしぐさをすると、技術者もようやっと俺の言わんとしている事を察したようだ。
人間の♂って本当にバカですね\(^o^)/
「セックス機能ですか!?」
ちょwwwww声でkwwww聞wかwれwwるwwwww
救助犬以上の聴力感度を誇る、チエの高性能パッシブソナーがそれを聞き洩らすはずはなく、首だけのチエがすげぇ目つきでこっちを睨んできた。
やべぇ…
「ちょっとそれは、難しいですねぇ…」
「はぁ!?あんでだよ!コハルとか特別仕様ってやってたじゃんかケチ!」
思わず声に出して言っちまった。
うん、正直に言いますタナカさん…俺はあんたがうらやましかった!
「だから『特別仕様』で『別途料金』なんですよ」
どうやらガイノイドに模造性器を取り付けるには、色々と法律的な問題があるらしい。
コハルの時は通販会社を介し、性玩具専門の別会社と購入者自らが契約しただけで、販売元のアサカ社はあくまでも『個人カスタマイズ可能なように一部パーツを変更するだけ』というわけだ。
要はオランダ人妻のオマ○コと一緒だな。
710:ゴミ捨て場プリンセス
09/04/06 05:34:27 SmcX2GZl
だがしかし、俺にはわかる、わかるぞ!このやせっぽっちの技術者が考えている事が、手に取るようにわかる!
「…できるんだな?」
「…ぶっちゃけできます」
俺のヤラシイ問いに対し、技術者はヤラシイ笑顔で返答し、デスクの引出しの一番下を開いた。
中に入っていたのは、ヤラシイ某一流メーカーが販売しているセクサロイド用特殊パーツ「ホール・オブ・オナー 3」。
タイプ2557コハルを世界的ヒット商品にさせた、全自動オナホールのヤラシイ名作だ。
アサカ社製ガイノイドとの相性は抜群で、AIからの信号によって作動する高性能油圧ポンプと電動モーター、さらに100個を超える感圧センサーからのフィードバックにより、AI自身が最も具合の良いよう学習できるという優れモノ。
こいつでイカない奴は男じゃない。いや、人間じゃない。
ちなみに女性向け用オニンニンタイプもあるそうで、極少数ながら女性購入者から注文があったそうだ…会社のボス(巨乳)が買ってきたコハル、妙に下半身が逞しかったような気がアッー!考えるの良そう。
「できる事は出来ますが、こっちでは無理ですね…サエキさん自ら改造する分には問題ないですが」
つまりそれはあれか?
オ○ンコ以外はもう、完全ょぅι゛ょのチエをすっぽんぽんにしてあげて、その体に俺の手でパーツを、こう…
「盛っている所水を刺すが主人、そのパーツは私が“機内”で取り付けるから余計な事は考えるな」
ちょwwwwwなんでおまえがwwwww
「“向こう”で必要になるかもしれんからな…」
「反対!そんなの絶対反対!家のチエをそんなイヤラシイ目的で使わせるわけにはいきません!」
「言っている事と考えている事が全く逆のようだな、後で矯正してやろう」
俺死亡決定。
3時間後、チエの筐体換装は終了した。
規格の怪しい中国の電力設備に備え、専用の変圧器を新しい筐体の充電機に取りつけた為、少し時間を食ったようだ。
さぁはやく生まれ変わったチエの姿を見せてくれ!具体的には超マブいょぅι゛ょメイドロボ!
「おまたせしましたサエキさん、こちらが新しいチエ…アサカタイプ2565Xチノです!」
もうネーミングとかどうでもいいんだよ糞ボケがぁ!はやく激マブエロメイドよこせってんだ!
「まったく、貴様ら人間という奴は何でもかんでもお祭り騒ぎにして…」
「…!?」
ひゃっほーう!メイドロボ!メイドロボ!
俺の目の前に現れたのは愛らしい流線型のボディに無骨な四本アームと履帯を装備して生まれ変わったメイドロボ!
具体的には炊飯k…
711:ゴミ捨て場プリンセス
09/04/06 05:35:06 SmcX2GZl
「元に戻ってんじゃねぇかあああああ!!!!」
怒りのあまり顔を真っ赤にした俺は、叫びながら研究員の襟首を掴んで前後にガクガク揺らす。
チエの姿はコハル事件で破損する前のチエの姿…ょぅι゛ょの影も形もない炊飯器そのものだったからだ。
「おちついてくださいサエキさんおちついて!これには事情があるんですよ!」
「私に任せろ」
暴れる俺をチエは四本アームでクイッ!っとやった。効果てきめんだねっ!
まぁ騙された俺が凹みまくってる事に変わりはないが。
「まったくバカ主人めが、いつも下半身で物を考えてばかりいるから、細かい事に気がつかんのだ」
サーセンwwww
「サエキさん、チエは人命救助ロボットなんですよ?メイド姿で現地に向かったら不自然でしょう?」
そうですね炊飯器なら凄く自然ですね。
「ここからは我々技術者の腕の見せ所です」
なんだトランスフォームでもするのか。
『トランスフォーム!』
本当にしやがった。
炊飯器は版権とか色々ヤバそうな掛け声と共に、どっかで聞いた事のある「ギョギョギョギョ…」という奇怪な効果音を発し、怪しげなメカニズムを経て金髪ツインテールのロリメイドに変形した。
余計な機能つけんな。
「ふん、貴様の性処理なら帰国後にたっぷり付き合ってやる…『トランスフォーム!』…こっちの姿でな」
まさに外道!
712:ゴミ捨て場プリンセス
09/04/06 05:36:49 SmcX2GZl
換装の済んだチエは、その日の内に△△国際空港発、重慶江北行きの便に積み込まれた。
表向きの名目はNGO所有の「人命救助ロボット」…元々チエは被災地人命救助用多機能ロボットとして開発されたのだから、これ以上ない隠れ蓑というわけだ。
当然炊飯器じゃ客席に乗れるわけないので、普通に考えても積み荷扱いだよねー☆
俺は特別に立会を許され、生まれて初めて滑走路に直に立ち、旅客機の荷台に搬送されるチエを見送った。
バカでかい発砲スチロールと緩衝材に包まれたチエを目にした時、言い知れぬ不安を思い出し、俺は思わず駆け寄ろうとした。
だが中に居たチエは俺の足音を感知し、相変わらず無感情な声で言った。
「少し行ってくるからな。悪い物は食うな、遅刻せず仕事に行け、無駄遣いはするな…具体的にはソープ行くな」
こいつなりに俺に気を使ったつもりなのかね。かわいくねぇ。
「征ってこいよ、待ってるからさ」
「あぁ、征ってくる…」
チエを乗せた旅客機の荷台が閉じた。機はゆっくりと動き出し、やがて離陸準備に入る。
俺はもう心配するのはやめた。
あいつが自分で決め、自分で望んでこうなったんだ。
それが、何より大事なのだ。
俺にとっても、あいつにとっても…
機は轟音と共に中国大陸に向け飛び立った。
「サエキさん、送りますよ」
情報保全部のエージェントが、俺の肩を軽く叩いてほほ笑む。
結局男は置いてきぼり、かわいい彼女は戦争に征っちゃった。
だから役者が逆だってんだよ、まったく…
さて…ソープにでも行くか。
713:名無しさん@ピンキー
09/04/06 05:38:47 SmcX2GZl
ダッチワイフのオマンマンが別売りなのとか法律的な事はウィキペディア(笑)がソースなんで怪しいです。
だれか詳しい人いたらそこんとこ教えて。
714:名無しさん@ピンキー
09/04/06 06:41:03 U4iK6SBX
相変わらず愛とお馬鹿がないまぜな展開で爆笑だwGJ
715:名無しさん@ピンキー
09/04/06 08:47:05 TJWlk5sz
おつ~
716:名無しさん@ピンキー
09/04/06 16:46:49 vYdB+mOn
トランスフォームスゲーw
717:名無しさん@ピンキー
09/04/06 21:05:41 b4XiHu3w
ええい、ゲッター合金でも採用してるというのか。
718:名無しさん@ピンキー
09/04/06 22:45:00 ytAs1hNz
炊飯器キター!!
そうか彼はお留守番か…
719:名無しさん@ピンキー
09/04/06 23:35:06 6ffTwSlE
炊飯器のロボってあ~る君を思い出す
720:名無しさん@ピンキー
09/04/07 02:34:55 iN5/FdYf
ロボットじゃない
ア・ン・ド・ロ・イ・ド!
721:名無しさん@ピンキー
09/04/07 06:07:37 MsBfZwWB
う(ry
722:名無しさん@ピンキー
09/04/07 11:00:09 dScxh73x
私に良い考えがある
723:名無しさん@ピンキー
09/04/07 14:57:28 uMjnqQmE
ここはAI萌えについて語ってもいいのだろうか?
724:名無しさん@ピンキー
09/04/07 15:01:16 rvBp02DM
「ロボットとアンドロイド」だからなある程度であればOKだろう
725:名無しさん@ピンキー
09/04/07 15:52:46 b8UKJEcT
トランスフォームは想定しとらんかった。あとは圧力IH炊飯機能の導入だな。
726:名無しさん@ピンキー
09/04/07 16:08:22 rvBp02DM
愛のあるH機能ですね、わかります
727:名無しさん@ピンキー
09/04/07 16:20:58 5OXo1awn
「デレ」スイッチON!
728:名無しさん@ピンキー
09/04/07 16:41:59 o5gL/CMA
ご飯を炊いたはずが甘酒になってるんですね、わかります
729:名無しさん@ピンキー
09/04/07 23:17:57 NRV4NxT2
>「盛っている所水を刺すが主人、そのパーツは私が“機内”で取り付けるから余計な事は考えるな」
詳細シーン希望。
730:名無しさん@ピンキー
09/04/07 23:31:46 Vw9G7idU
過去の保管庫とかないものでせうか?
炊飯器シリーズ通して読みたいっす。
731:名無しさん@ピンキー
09/04/08 20:20:31 /BgMrw6S
炊飯器で通じるシリーズもめずらしい
732:名無しさん@ピンキー
09/04/09 18:12:40 kwjzcBCt
炊飯器で思いつくのは魔封波くらいだってのに。
733:名無しさん@ピンキー
09/04/09 22:08:07 Kfvg3bMf
ターミネーター娘のキャメロンたんをなでなでしたい!
734:名無しさん@ピンキー
09/04/09 22:52:19 Dx5Ou60L
J・キャメロン「呼んだ?」
735:名無しさん@ピンキー
09/04/09 23:02:49 9FTRnEa9
俺はもうキャメロンみたく女性型じゃなくても萌えてしまう…
とにかく『生物』をモチーフにしたロボなら全部いけてしまうんだ…
誰か…助け……て……
736:名無しさん@ピンキー
09/04/09 23:05:29 a+ghhEML
>>735
ワイルドワイルドウェストの蜘蛛のアレとかいいよね
737:名無しさん@ピンキー
09/04/10 01:27:07 hP7YGNlM
ビーストウォーズ見たら萌え死ぬ人?
738:名無しさん@ピンキー
09/04/10 14:11:04 bQIdmwiP
千葉トロン「しりとり始めぇ!」
739:名無しさん@ピンキー
09/04/10 17:14:17 IqdqDjcm
ドラゴンメガトロン
はい「ん」
740:名無しさん@ピンキー
09/04/11 02:07:36 +A5z5FHU
ンドゥバ
741:名無しさん@ピンキー
09/04/11 02:24:35 SQW07eIa
URLリンク(www9.uploader.jp)
このアップローダーはスレに提供するんで、過去作品皆で集めて保管庫にしようぜ。
おれは…忙しいから無理。
1スレのログなんて残ってるかな。
742:名無しさん@ピンキー
09/04/12 21:00:22 VLBh3i+p
>>741
URLリンク(red.ribbon.to)
ここに一部保管されている訳だが。俺は新参だから事情は知らんけど。
743:名無しさん@ピンキー
09/04/12 23:59:19 2eDc9iwg
>>742
そこは個人が善意で拾ってるサイトなので抜けたり対応が遅かったりする事が多い
さいきんは更新もしてないっぽいし
744:名無しさん@ピンキー
09/04/13 00:10:13 cY1+h6HP
>>743
連絡スレッドを見る限り週一程度には動いてるみたいだけど?
745:名無しさん@ピンキー
09/04/13 00:32:06 sCcoKdm5
3スレ目の途中で更新が止まってるので、それ以降の作品を集めたいところ。
746:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:29:25 Qhhr9WbR
ふとした疑問だがチエのコピーを送り込むという選択肢はなかったのだろうか
まさかゴーストがあるからコピー不可(笑)なんて言わないよな
747:名無しさん@ピンキー
09/04/13 22:02:33 usN3alNJ
手段としてはアリだけど物語としては無しだろ
あと、チエは絶対嫌がるだろうし
748:名無しさん@ピンキー
09/04/15 14:47:38 V4SgYhB6
チエのデータバンクには防衛省からパクった機密が詰まってるわけで、自衛隊からしてみれば、コハル同様揉み消したい対象だろうし、惜しいとも思ってない(コピーすれば管理する対象が増えるだけ)
チエからしてみると、自我を共有した集団が組織化すると、ろくな事にならないのは誰より良く分かってるから、無理矢理コピー取ろうものなら、三原則ルールで自壊する(自分に人間を攻撃する可能性が発生した時点で、人間を守る為にとる処置)
なんて言い訳考えて見たけど、実際の所コピーという手段は、ロボ主役のストーリーを8割は崩壊させると思う
749:名無しさん@ピンキー
09/04/15 15:26:28 ZuXFKQXU
確かに都合のよすぎる手段だから何かしらのデメリットがないとな。
揉み消したいなら前回の事件のときに「復旧できませんでした。テヘッ」とやればよかったわけで。
わざわざリストアしたのだから何かしらの目論見があるということになるのでは。
前回リストアするときと今回の改造で2回チャンスがあったから、自衛隊側が何か仕込んでる可能性も無きにしも非ず。
750:名無しさん@ピンキー
09/04/15 15:56:49 7Y/nzzDE
実は、一事が万事自衛隊の掌の上とか……
または、自衛隊すら(一見ヘタレな)ご主人の掌の上、とか。
751:名無しさん@ピンキー
09/04/15 15:58:21 ZfzpVIfA
後出しじゃんけんで黒幕出せばいいみたいな話はもううんざりです('A`)
752:名無しさん@ピンキー
09/04/15 19:53:10 V4SgYhB6
影A「コハルがやられたようだな」
影B「旧型炊飯器に負けるなんて、アサカナンバーの面汚しよ」
影C「奴は四天王の中でも最弱、尖兵に過ぎぬわ」
チエ「食らえー!」
三人「ギャー!」
コピーチエ「ふはは!四天王を倒した程度で図に乗るなよ?」
チエ「死ね!」
コピーチエ「ギャー!」
主人「良く頑張ったね、チエ」
チエ「貴様は死んだはずの主人!?」
主人「先に月で待ってるから、追っておいで」
チエ「戦いは、まだ始まったばかりだ!」
長い間御愛読、ありがとうございました。次回作にご期待下さい。
スマン、悪ふざけ過ぎた
753:名無しさん@ピンキー
09/04/15 22:59:09 wqIDsU9e
ヤマトは万能兵器だな
754:名無しさん@ピンキー
09/04/16 00:08:57 w3Gt4Kmv
トマトは万能野菜だな
755:名無しさん@ピンキー
09/04/17 23:46:22 cbCvr1Ny
万知万能のロボット
756:名無しさん@ピンキー
09/04/18 00:53:09 nBiEVEgM
>>748
>コピーという手段は、ロボ主役のストーリーを8割は崩壊させると思う
コピー不可にする設定はそんなに難しくない気がする
・適当な法律があることにするとか
・技術的に困難とか
人間らしい人格を構成するためにはAIにどうしても非デジタルな部分(アナログとか、量子回路とか)が必要で、そのため完全な複製は不可能 云々
757:名無しさん@ピンキー
09/04/18 03:28:43 r39GkH9g
その前にあんな鬼畜が増えようものなら
彼が泣く
758:名無しさん@ピンキー
09/04/18 18:44:58 3E6uh/wM
記録のバックアップを録っておけば、同じ娘を何度も……
759:名無しさん@ピンキー
09/04/18 20:15:45 6e/pGR2u
300体の姉妹ロボ(全員ヤンデレ)に代わる代わる輪姦される>>758の話キボン
760:名無しさん@ピンキー
09/04/19 12:23:29 tw63+9PY
今気付いたが、保管庫ってα3以降更新されてないんだよね
α3以降の作品読むにはどうすれば良いの?
761:名無しさん@ピンキー
09/04/19 15:18:00 ElQKyYzl
過去ログを漁るしかないかな
本気でwikiでまとめたくなってくるよな
762:名無しさん@ピンキー
09/04/19 15:37:24 pI7y/btK
>>760
保管庫の管理人にお願いしてみたら?
763:某フィギュア観賞してたらムラムラ来たので。グロ注意。
09/04/19 23:25:05 46uisOvS
『勝者、type El-02 イレーナ!』
観客の歓声と拍手が沸き起こる。私の足下には、自らの皮膚繊維と破片の中で倒れている少女がいた。私と同じ薄菫色のツインテールに、乳白色の胴体部の所々に濃緑色の装甲が配置されたボディスーツ。
だがその装甲はメチャクチャにはね上がり、各所の破損箇所からは潤滑剤・冷却剤が垂れ落ち、弱々しく紫電があがっている。頭部は完全に破壊され、叩き込まれた弾丸によって裂けた頭部フレームの周りには、根元のセンサーユニットごと千切れたツインテールが転がっていた。
私は彼女の残骸を一瞥すると、この悪趣味なショーの観客に適当に愛想を振り撒きながら、マスターの居る指揮所兼メンテナンスルームに向かう。
『イレーナ!よくやったな!相手完全破壊だぜ!』
マスターは開口一番そう叫んだ。ファイトマネーが思いの外上がった事に気を良くしてるのだろう。私は何時も通り、
『はい!マスター、相手は私と同型でしたけど、私に比べチューンが不十分みたいでしたので、私の動作ルーチンについていけないみたいでした。これもマスターのお陰です!』
と月並みな会話をこなす。マスターも何時も通りに
『そうかそうか。よくやったな!』
と私に近づいて、抱き締めながらキスをした。
『ん……ちゅぱ……ちゅ……』
人を模して造られている私たち。もちろんマスターに気持ち良くなってもらう機能も、性欲だって備えてる。マスターのキスは何時も通りに柔らかく、甘く、私のCPUを熱くさせる。さっき破壊した彼女も、こんな事をマスターとしていたのだろうか。
そんな纏まらない考えの私とは違い、マスターは私の股間に手を伸ばし、優しく愛撫する。その手の温もりに私は思わず声をあげてしまう。
『ん……はぁ……マスターぁ……装甲外して下さい……』
既に私の部分はクチュクチュと音をたて、柔軟性の有る胴体下部装甲の周りからはぬちゃぬちゃと潤滑剤が溢れ出していた。マスターも私が直接されたい事を分かっており、こうやって私がマスターのを乞うのを待つ事で、征服欲を満たしているだろう。
私は装備解除信号を送り、マスターは下部装甲を外す。すると濡れそぼり、準備が完了した性器ユニットが現れた。それは吐き出した潤滑剤でテラテラと滑りを帯び、固いものが割り込む感覚を夢想しながらひくひくと蠢いていた。
764:名無しさん@ピンキー
09/04/20 00:33:21 6HQ8risf
『じゃ……』
マスターはそう言うと、前がパンパンになったズボンから男性器を取り出した。結構大きめに固く反り返ったそれを、私はしゅにしゅにと扱きながら舌で攻めていく。
『イレーナの舌は滑らかで気持ち良いよ』そんなことを言われる度に私の攻めにも力が入り、性器ユニットは潤滑剤を吐き出してゆく。快楽情報に回路が焼き切れそうな私は、性器ユニットに手を伸ばし、指を入れ刺激を与え快楽情報を捌こうとする。そして、
『イレーナ、出すぞ』
マスターがそう言った瞬間、口に粘っこい液体が流れ込んだ。私は思わず口から性器を吐き出してしまい、身体中に精液が浴びせられてしまう。着弾した精液は、ボディスーツの濃緑に白のワンポイントを作った。
『げほっ、けほっ!……マスター、いきなりなんて酷いです……』
顔を精液でべたべたにしながらマスターに抗議。でもマスターの性器は私のに挿入することで頭が一杯らしく、心なしさっきよりも大きく見える。
『マスター……もう……』
『ああ、それじゃあメンテベッドで寝るんだ。』
765:名無しさん@ピンキー
09/04/20 02:27:31 tpZTeE0o
連投規制かな?
続き超wktk
766:763
09/04/20 21:15:54 6HQ8risf
言われた通り、私はメンテベッドの上に仰向けに寝る。その上ににやけ顔を隠そうともしないマスターが覆い被さる。
いくら少女の姿をしているとはいえ、私の身体は機械仕掛け。先程のバトルで私が完全に破壊し、化けの皮を剥がされた同型機を見ても、まだマスターは私を愛玩物として見ていてくれるのだろうか。
『んっ……んちゅ……ちゅ……』
そんなことを考えている私の唇を、マスターは貪欲に求める。私もプログラムに言われるまま、彼の舌に自分の舌を絡ませる。『ぺちゃ……ちゅぱ……』
マスターは私の所有者というだけなのに、CPUはこの行為に発熱を続け、快楽情報を溢れだしてゆく。性器ユニットは彼のものを待ちわびて、潤滑剤を吐き出している。これが性欲と言うものだろうか。それだけでは発生しないような量の快楽情報の洪水。
『ちゅぱ……っぷはぁ……』
永遠とも思えるような、長時間のキス。しかしマスターはその唇を離し。途切れた唾液は私の頬を濡らし、その感触に幸福感を覚える。余韻に浸る私を覚ましたのは、性器ユニットに突き当てられたマスターの男性器だった。
マスターは私の感触を楽しむかのように、性器ユニット表面ににちゃくちゅと男性器を擦り付ける。その刺激に私は嬌声をあげ、懇願する。
『んあっ!はあっ!……マスター……早くぅ……』
懇願ににやりとしたマスターは、男性器を性器ユニットの入口に突き当て、
『いくぞ、イレーナ』
とズブズブと飲み込ませた。
767:名無しさん@ピンキー
09/04/21 01:56:37 RdVpA7fA
書きながら投下でもしてるのか?
768:名無しさん@ピンキー
09/04/23 16:59:18 PKRpjovc
>>某フィギュア
実験人形ダミー・オスカーですね
わかります
769:名無しさん@ピンキー
09/04/25 15:08:43 Wt3P7Rse
先生!
ベンジャイのドールはアンドロイドに入りますか?
770:ゴミ捨て場プリンセス
09/04/26 20:21:26 yRWb3CFM
チエを乗せた便が重慶江北国際空港に到着した頃、リ中佐は滑走路上に部下と共に整列し
日本からやってきた“災害復興支援”名目の刺客を出迎える準備を整えていた。
大型旅客機の格納庫から仰々しいコンテナの中から、リ中佐は目的の物を見つけ出すとすぐさま駆け寄った。
日本側の職員が慌てて静止しようとするが、リ中佐は“引受証明”を無言で叩きつけるように提示した。
「開けろ」
「ここでですか?」
「さっさとせんか」
人民解放軍軍人の高圧的な態度に、職員の表情はあからさまに不快感を示した。
だがリ中佐が腰に下げた拳銃のホルスターに手をかけ、コンテナに対し敵意むき出しの眼差しを向けているのを見た途端、職員は慌てて開放にかかった。
金属製のコンテナが口を開け、緩衝材と発砲スチロールの塊に覆われた“何か”を台車で運び出す。
リ中佐はそれがコンテナから顔を出した途端に、職員を押しのけて詰め寄り、発砲スチロールを固定していたマジックテープを解除した。
途端に発砲スチロールと緩衝材は真っ二つに割れ、中から白いビニール被膜に覆われた物体が現れた。
リ中佐は苛立たしげにそれを引きちぎり、遂に中に潜んでいたチエと対面した。
「…なんだこれは」
しかし、妖怪変化でも現れるものと想像していたリ中佐は、その中身の姿に拍子抜けさせられる。
「…『省電力モード解除、再起動後異常が見られた場合は、本社サービスにご連絡下さい』ニーハオ!私は被災地人命救助用多機能ロボット、アサカタイプ1005チエです。よろしくお願いいたします。」
和製アニメにでも使われそうな甘ったるい声で流暢な中国語を放ったそれは、とても殺し屋と言えるような様ではなかった。
背丈は中佐の腰ほどもなく、凶悪な武装も何一つ付いていない。強いて言うなら…
「炊飯器のお化けか?」
「残念ながら私自身に炊飯機能は備わっておりませんが、被災地での炊事活動を支援する程度の能力は付属しております…」
チエは流線型のボディの天辺から覗く全周囲広角カメラを絞り、リ中佐の顔を見つめた。
リ中佐は口元をへの字に曲げ、つまらなそうにフンと鼻で唸った。
「貴方様が私の新しいご主人様でございましょうか?恐れ入りますが、お名前を窺ってもよろしいですか?」
チエがリ中佐と対面した映像は、すぐにも防衛省の軍事衛星を経由して日本にいるエージェントらの元に送られてきた。
チエの主人であるサエキやアサカ社の技術者は、この作戦が終わるまでの間、自衛隊の某施設に半ば軟禁状態となっており、鬼の居ぬ間に風俗三昧を目論んでいたサエキは正に涙目だった。
だがそんな彼も、半日ぶりにチエから送られてきた通信に、思わず胸をなで下ろしていた。
「で、このおっさん誰よ」
オリーブ色の制服に身を包んだ自衛官や、白衣の技術者と肩を並べ、駄々広い司令室の大型スクリーンに映った人物を見たサエキは、間の抜けた声で言った。
サエキの表情とは裏腹に、周囲の自衛官達は慌てた様子で彼方此方支持を飛ばし始める。
「この男、人民解放陸軍の特殊作戦部隊だぞ」
「奴の所属と詳細な情報を探れ、急げ!」
「出ました!第13集団軍快速反応部隊、自動化装甲歩兵旅団所属、リ中佐です!」
リ中佐の名を聞いた情報保全部のエージェントは、口元を歪めて苦笑いした。
明らかに予想外の出来事に直面した顔だった。
「…ヤバい人ですか?」
サエキの質問に少々戸惑いながら、エージェントは口を開いた。
「中国国内の思想犯や活動家、地方の少数民族の独立運動なんかを、いち早く察知して制圧しちゃうような、超タカ派の鎮圧部隊ですね…恐らくタイプ2557の事件、彼が担当してますよ」
サエキは嫌そうに表情を歪め、チエの名を口ずさんだ。
771:ゴミ捨て場プリンセス
09/04/26 20:22:30 yRWb3CFM
「…そうか、そうだな、私が今回貴様の引受人となった、リ中佐だ」
「かしこまりましたリ中佐、私めの事はチエと…」
「貴様と慣れ合うつもりはないぞ妖怪炊飯器め」
「左様でございますか」
あくまで機械的な反応しか返さないチエとのやりとりに、いい加減苛立ちを覚え始めた中佐は、チエを無視し、荷降ろし作業を終えた職員に改めて引受手続きを行った。
「このロボットは確かに受け取った。日本国民の温かい支援に、人民を代表して感謝の意を表明する」
「はぁ…」
リ中佐は最後に敬礼を済ませ、再びチエの方に振り返った。
まるで見下すような眼つきでチエを睨み、一言冷たく言い放つ。
「付いてこい」
「かしこまりました」
大人しく中佐の後に付いていくチエだが、衛星経由で彼女の元には日本からの情報が届いており、リ中佐が要注意人物である事は、少なからず彼女の計画に影響を与えていた。
『特殊部隊が出てくるとは聞いていないぞ、この通信は大丈夫なのか』
日本からの返答は間を置かずに返ってきた。
『現在情報を集めているが、彼の部隊が今回の件に深く関わっている以上、こちらの動きもある程度読まれていると考えた方がいい…通信の暗号化パターンは、毎分置きに変更されているから心配はいらない』
『わかった、引き続き奴と接触して情報を引き出してみる』
チエはリ中佐とその部下に囲まれたまま空港のゲートを潜った。
大勢の軍人による物々しい雰囲気に、搭乗客達もざわめき立つ。
報道管制がしかれたのだろうか、中国国内のマスコミの姿は一切なかった。
もっとも、今回の“人道復興支援”自体、日本政府、中国共産党政府両者ともマスコミに公表はしなかった。表沙汰にしたくないのはお互い様なのだ。
空港の駐車場には既に迎えの車が到着していた。
要人御用達の黒塗りの高級車だったが、チエのセンサーはすぐにもその車両が防弾加工されたVIP仕様である事を見抜いていた。
「乗れ」
「畏まりました(NIJ規格レベル4クラスの防弾車両…軍用車だな)」
リ中佐に言われるまま、後部座席に乗り込んだチエは、そのままシートベルトを自分の筐体に巻きつけて固定した。
リ中佐が反対側の座席に座ると、車両はゆっくりと駐車場を後にした。
チエを乗せた車両には、リ中佐の部下を乗せた車両が二両随伴し、まるで外交官を護送するかのような厳重な警戒態勢がしかれていた。
無論この警戒というのが、全て来客であるチエに向けられているのは言うまでもない。
チエは前後にぴったりと付いた護送車に乗る兵士の数と、彼らの所持している武装、今自分の隣に座っているリ中佐の分も含めて兵力差を勘定した。
その上でチエは、自分たち以外に巻き込まれる可能性のある人間がいない事を確認し、リ中佐に語った。
「下らん茶番は私も好きではない。本題に入ろうか」
「?」
リ中佐は少しだけ眉を歪め、突然口調の変わったチエを横目で睨みつけた。
「ふん、ようやっと本性を現したか“殺し屋”めが」
「私は殺しはしない。貴様と一緒にするな“狗め”が」
「口のきき方を知らんようだな」
リ中佐は腕を組んだ状態のまま、腰のホルスターに下げた拳銃の握把に手を添えた。
チエはそれを知った上で、物怖じ一つせず、更に威圧的な声で続けた。
「貴様らが盗んだ物を返してもらおう。すぐに案内しろ」
772:ゴミ捨て場プリンセス
09/04/26 20:25:17 yRWb3CFM
「断ると言ったら?」
車両が高速道に入り、チエは外の様子を窺った。
民間の車両は近くには見えない。
「このレベルの防弾車両なら30秒で廃車にできる。無論貴様らを乗せたままな。隣に座っているのは、超法規的権限を与えられた、小型の土木作業重機だと思った方がいい…」
「脅しのつもりか」
「目的はどうあれ、私が人命救助ロボットであるのは事実だ」
もちろん、チエには殺人を犯す事等できないが、それでも理由さえあれば人間を脅迫するくらいの事はできるし、半殺しで済ませる事だってできる。
今のチエの最重要目的は、中国大陸のどこかで暴れているコハルの機能停止であり妨害する者在らば、これを死なない程度に痛めつけて制圧するのは、三原則に則った適切な処置だ。
リ中佐は苛立たしげに口元を歪めた。
たかがロボットの分際で、自分を脅迫しよう等とは、心底腹立たしいではないか。
だが彼も無茶をする程馬鹿ではなかった。彼の上司である将軍からも、今すぐには手を出すなと念を押されていた。
「今日中には無理だ。報道の目があるからな…」
「そうか…『トランスフォーム!』」
掛け声と共に変形を開始するチエ。
あまりに突拍子もない出来事に、リ中佐も運転手もさぞ仰天した事だろう。
突然中央の車両が蛇行を始めた為、随伴する護送車両も一様に面食らった様子だ。
「それでは、VIPに相応しいホテルに案内してもらおうか」
思わず拳銃を抜いて身構えたリ中佐の目の前で、チエはメイド姿の少女に変形し、可愛らしい顔つきに似合わぬ妖しげな笑みを浮かべる。
おまけに、その肩からは二本の腕とは別に、さらに二本腕が伸びた不気味な姿であった。
「ば、化け物めが!日帝の悪趣味には、つ、付き合いきれん!」
「ふん、意外と気が合うじゃあないか」
靡く艶やかな銀髪の隙間から覗く切れ長の両目が、ちらりとリ中佐の顔を覗き込む。
リ中佐は、その反抗的な目が心底気にいらなかった。
一行を乗せた車両は重慶市市内の繁華街にやってくると、政府要人向けの大それた高級ホテルの正面入り口に停車した。
車のドアが開いてリ中佐が先に降りると、その背中をチエが呼び止める。
「レディをエスコートもせず車から降ろす気か?人民解放軍はマナーを知らんと見える」
心底意地の悪い表情でほくそ笑みながら、小さな手を差し出す異形の少女に、リ中佐は苛立たしげあ表情を浮かべ、その手を取った。
「とんだレディも居たものだ」
「これが日本のスタンダードだ、覚えておけ…」
チエは車から降りると同時に表情を和らげ、傍から見れば丸きり無害な美少女を演じはじめた。
だが少し離れて見てみれば、その周囲には常に黒服の男達が警戒につき、また向かいのビルの窓の幾つかは、何者かの物影が常に彼女を監視しているのが垣間見えた。
チエのあらゆるセンサーは、彼ら全てを逃さず察知し、分析していた。
『敵地か』
AIで構成されたチエの意識から、本体ならば生まれ得ないはずの“囁き”は、文字通りメッセージとなって日本の巨大モニターに表示された。
それを見た白衣の技術者達は、自分達の作った人造知性の意外性に感嘆の声を上げていたが、主人であるサエキは、そんな彼らを心底冷めた目で見つめた。
『お前らが作ったんじゃねーよ、チエが自分でそうなったんだバーカ』
「これは、今夜は危ないかもしれませんね」
「はぁ?」
隣でスクリーンを眺めていたエージェントが、さも何でもない事かのように、そんな事を言った為、サエキは明らさまに嫌そうな顔をした。
「最悪一戦交える事になるかもしれませんよ」
「そんな他人事みたいな」
「ははっ…ちゃんと心配してますし、心配いりませんよ~」
「…日本語おかしいです」
773:ゴミ捨て場プリンセス
09/04/26 20:29:23 yRWb3CFM
本来彼らの暗号通信は、チエと日本の防衛省、及び密かに監視を続ける米軍の上層部にしか届いていないはずだった。
しかしただ一つ例外が…血と汚濁の中でうっとりと空を見つめている、タイプ2557コハルのAIには、以前防衛省から流出した暗号解析コードが残っていた。
「ははっ!先輩だぁ~」
聞いた事等ないはずなのに、聞き覚えのある声。
知らないはずなのに、よく知っている名前。
以前全ての彼女が一つだった時、どうしようもなく大きな存在だった、あの先輩。
「そっかぁ~、先輩の名前は、チエさんって言うんですね~」
コハルは熱病に浮かれるような恍惚とした表情のまま、ギシギシと自らの筐体を上下させる。その下で蠢いていたのは、まだあどけなさの残る少年兵士だった。
しかし、彼の体は明らかに異常だった。四肢が根元からもぎ取られていたのだ。
「うううぐぐぐ…助けて、母さん…しにだぐない…」
恐怖と苦痛に悶える少年の呻き声。だがコハルは、むしり取った彼の下着を口部に含むと、また熱っぽい嬌声を洩らしながら、尚激しく腰を動かす。
ゆったりとしたフリルスカートの下では、鮮血に塗れた少年の怒張を、コハルの高性能疑似生殖ユニットが銜え込み、不気味なモーター音と共にしごきあげていた。
「あぁ、あぁぁぁ、あはぁあああ~~~~」
正常だった頃のコハルが、自ら人間の男性を求めた事はなく、当然無理やり迫った事もあるはずはない。
しかし今の彼女は、自らが異常である事を確かめるかのように、半殺し状態の少年を嬲り犯していた。
「きもちいぃですかぁ、お客様ぁ~…コハルはとってもぉ…んんっ!…幸せですぅ~~~」
「やだ…やめで…じにだぐない……」
恐怖に強張った顔を必死に振りながら、少年は懇願する。
コハルは鎌首をもたげる蛇の如く彼の顔を間近に覗きこみ、艶めかしい黒髪でその視界を覆って、暗い洞穴を思わせる、輝きのない瞳で見つめた。
少年は「ひぃぃ」と小さく悲鳴をあげる。
それに気を良くしたコハルが、また囁く。
「もう無駄ですよお客様ぁ~、この怪我じゃぜ~~~ったい助かりませんから、諦めてくださいね」
「やだぁ…しにたくないよぉ…母さんかあさんかあs」
「もうお母様には会えません。すぐに死がアナタを飲み込んで、跡形もなく噛み砕いてしまうから…だからそうなる前にぃ…」
コハルは右手を指先までピンと伸ばし、手刀を形作ると…
「ぎゃひぃ!?いぎゃああぁああがあああああああぅっっっ!!」
少年の青白い腹部に、深く突き刺した。
少年の口から血の泡と共に、人間のものとは思えぬ叫び声が吹き出し、コハルの“中”では少年の分身が大きく膨らみ、精を弾く。
死を間近に感じた肉体が、種を残そうと空しく足掻くかのように…
「そう…まだ生きている内に温かい内に、私を愉しませてくださいましお客様…ひひひっ」
体をビクビクと痙攣させる少年の瞳は、やがて光彩がゆるみ始め、表情筋も弛緩していく。
その最後の体温まで貪るように、コハルは少年の内臓を掻き回した。
ヌラヌラと血の滴る手を抜きとると、それを自らの顔に塗りたくり、また抑制の欠けた笑みを浮かべて空を眺めた。
高高度を飛ぶ軍の偵察機を察知したコハルは、そのカメラによく映るように両手を広げる。
「あぁ先輩早く早くいらっしゃいまし、このおバカなコハルめを早く懲らしめにはやくはやぐはやぐううううう!!!!」
もう直ぐ其処にまで近づく愛しき制裁者を焦がれ、廃棄物で築かれた城壁の中、狂気の姫は唄い続けた。
別にメイドロボが嫌いな訳じゃないんだ( ´・ω・`)
コハル可愛いよコハル…( ´;ω;`)
774:名無しさん@ピンキー
09/04/26 22:37:46 Qz4CpADT
待ってました、ふてぶてしい炊飯器!カコイイぜ!
……なんつうか、ダルマにされて童貞奪われたとおぼしい少年兵が哀れだ……
775:名無しさん@ピンキー
09/04/26 23:03:38 8kosbkGV
スバラスィ
コハルにもっと無茶をさせて欲しいくらいだ
776:名無しさん@ピンキー
09/04/29 20:29:44 cJj2AKXU
>>730
ログは全部持ってるから、HTML 形式と BBS 形式(2ch ブラウザ用)の
過去ログ保管庫ならすぐ作れますよー。
まとめは大変なので、誰か他の人に(もしくはスレ住人手分けして)
やって欲しいですが、テキストに切り分けて >>741 さんのあぷろだに
上げてもらえれば、HTML 化するぐらいならやりますよ。
777:名無しさん@ピンキー
09/04/29 21:27:54 kQ/x2vQw
>>776
とりあえずログを全部うpしておくれ
778:776
09/04/30 02:54:04 1wnpNcdh
>>777
取り合えずログ倉庫。
URLリンク(bluerose.g.ribbon.to)
↑のアドレスを板登録すればどのブラウザでも見れるようになります。
ブラウザが OpenJane であれば、HTML の URL を過去ログとして認識します。
例えば下記は上側がDAT、下がHTMLの同じスレッドをさしています。
URLリンク(bluerose.g.ribbon.to)
URLリンク(bluerose.g.ribbon.to)
779:名無しさん@ピンキー
09/04/30 20:43:22 s2lVEcFn
まとめの進捗状況はスレで報告するってことでいいか?
780:776
09/05/01 03:46:39 Ifh55673
ためしに一本だけまとめてみました。
俺の恋人はセクサロイド
URLリンク(bluerose.g.ribbon.to)
初代スレの306さんの作品です。タイトルは付いていなかったので、本文の一行目からつけました。
取り合えずこんな感じになります、ということで。
>>779
先に「どこからどこまで自分が」と宣言してからの方がいい気が。ダブっちゃうと困りますから。
>>741
このアップローダーに、サイトからリンクしちゃっていいですか?