08/12/12 19:09:34 hG/Wsb8C
>>349
問題ない。その時はキモ姉妹スレが歓迎する。
351:名無しさん@ピンキー
08/12/13 00:08:36 gbh2x56x
キャラがハッキリつかめん、とか言われたのが嘘みたいなキャラたちっぷりだなロボ姉。
本番始めたら弟が死ぬか自分が壊れるまで止まらなそうだが
352:名無しさん@ピンキー
08/12/13 08:53:03 canDaPTE
>>348
しかしその問題を改善した市販モデルは、このスレ的にはつまらないかもしれない。
353:名無しさん@ピンキー
08/12/13 14:25:05 ih96L30n
3α-416th以降の作品は保管されてないの?
354:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:46:40 h76uux8S
続き投下ー。
『ろぼ☆あね』 3-3
「い、いけない……次が重要じゃないの……」
集中して弘樹の挙動を見守る。
「さ、さあ……」
しかし、ズボンに手をかけると、弘樹はまた反対を向く。
「えええええっ!な、なんでぇえ!こっち、こっちむいてよおお!」
その声が届いたのか、ズボンとパンツを脱いでから……ゆっくりと脱衣篭に手を伸ばすと、
正面がカメラの方を向く。いよいよ……、と思ったが。
「か、か、篭がじゃまあああ!」
肝心の場所がまるでモザイクがかかったようにちょうど見えない。
「そんなああ!もうちょっとなのにいい!」
いやいやをすると、連動するようにカメラが左右を向く。
その時。
手が滑ったのか靴下を落とした弘樹が篭をおいてカメラの方に踏み出す。
必然、丸見えになった。
355:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:49:37 h76uux8S
「……う、うわああああああ!お、お、おっきいぃ!!」
弘樹の「モノ」は巨根といってさしつかえない大きさだった。
瑞希が集めた画像と比較しても、見劣りしない。
毛は薄かったが、身長とのアンバランスさが大きさを、より以上に見せている。
「ひ、ひ、ヒロくんっ!いやぁん!すごっ!」
真っ赤になって両手で顔を覆うが、視界のウィンドウが消えるわけもなく、
ますます弘樹のヌードが目に入る。
「あ、ああああん!らめぇ!こ、こんなおっきいのいれたらお姉ちゃん、壊れちゃうよぉ!」
いやいやをしながら叫ぶ。
まだ勃起もしていないのにあの大きさなら……。
「ど、ど、どんなにおっきくなっちゃうのかなああ!?かちかちなのかなあ!?
……うわぁああ!さすが私のひろくんだぁあ!お姉ちゃん、うれしいよぉお!やんっ!」
ますます赤くなって、ベッドを揺らしてさらに転げ回る瑞希。
そんなことは知らない弘樹は、すぐに風呂場に入って視界から消えていった。
356:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:50:43 h76uux8S
瑞希のCPUは「あれをいれたとき」の想像でフル回転していた。
「や、や、やぁんん!あふううう!」
体をのけぞらし、びく、びくと震える。
「だ、だめえ!ヒロくんっ!あはぁ!そ、そんな一気にいれたらぁ!あふんっ!」」
胸の中から、外からも聞こえるような作動音が響き、同時に服に二つの突起が浮かび上がる。
服の乳首への締め付けが、快楽信号を呼び、股間から潤滑液があふれ出す。
「だ、だ、だめぇええ!あふんっ!ひぁっ!?」
もうこうなれば止まらない。バッテリー交換だけでも高まっていた性欲が爆発する。
「あんっ!あああっ!ヒロくんっ!あはぁああ!あ、あ、あああっ!」
股間をまさぐり、服の上から乳首をつまんで悶え続ける。
「ヒロくん、ヒロくん!ふぁああっ!いいよぉ!」
うぃん、うぃん、という作動音が胸から響き、豊かな乳房が上下する。
手を当てているだけでも、その度に快楽信号が胸の回路から流れ込んでくる。
股間の割れ目に手を伸ばし、指を乱暴に突っ込んでかき回す。
「ふぁああ!ヒロくんっ!もっと、もっとぉ!」
357:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:52:10 h76uux8S
限界が近くなったその時、シャワーを浴び終わった弘樹が脱衣場に戻る。
暖まったせいか、先ほどよりも一回り大きくなったものをぶらげて。
当然、瑞希の視界にもそれが映る。
「うぁあああああああっ!?ひ、ひっ!ひろっろっろっろろろろろくんっ!うわぁああああ!!」
センサーからの刺激ではないが、その興奮が快楽中枢回路にトドメを刺し、瑞希は絶頂への
会談を一気に駆け上っていった。
「ふぁあああっ!?だめぇ!だめっ!い、いっちゃうう!ふぁあああああん!ひろくぅんっ……!」
ホワイトアウト。
「だめだあ……やっぱ、お姉ちゃん……ポンコツだよお……ひっく……」
さすがにやりすぎだったと思ったのか、瑞希はすっかり自己嫌悪に陥っていた。
「ごめん、ごめんね……。でも、我慢できなかったんだもん……」
ベッドにこもって独り言を続ける。
「で、でも……もう一回……あ、あれ?」
先ほどの映像を再生しようとして、それが出来ないことに気がつく。
「あああ!カメラは外部デバイスだから……録画モードにしないと記録されないんだっ!
さ、さっきの……あああ、キャッシュにものこってないよお……。ぜ、全部パー……」
こうなると、瑞希は明確な映像の記憶を再生することは出来ない。
人間のようなおぼろげな記憶、整理された情報の断片のみだ。
はっきりしているのは、「とってもおおきかった」こと。
358:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:53:19 h76uux8S
「うぁあああああんっ!!も、も、もったいないいい!」
かちゃ、と音がして寝間着を着た弘樹がドアの端から顔を覗かせる。
「お、お姉ちゃん……さっきのこと、気にしてるの。ごめんね。別に……怒ってるわけじゃないから」
「ひろくぅん……ひっく……あ。来ちゃだめっ!」
ベッドの下は先ほどの行為でびしょびしょ。そんなのは見られたくない。
「……」
悲しそうな顔をして弘樹が去っていく。
「あ。ち、違う、ちがうよお!ヒロくんっ!ごめん、ごめんなさいいいい!うぁあああんっ!」
何に謝っているのか、何が悲しいのかもう解らない瑞希だった。
359:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:58:35 h76uux8S
投下終了ー。三和終わりです。
ご感想ありがとうございます。励みになりますハイ。
とりあえず、ヤンデレとかにはならないと思います。
基本デレデレで。
しかしこの娘もうダメだw。
書いていてどんどんポンコツロボになっていくのが止まらんです。
市販品には大幅な改良が加わるでしょうが、出来のよい妹たちを眺めて
恥じ入って、弟に慰めて貰いつつ、計算して甘えるんだろうな。
360:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:59:18 h76uux8S
三和>三話ね。
誤脱多くて申し訳ない。
361:名無しさん@ピンキー
08/12/14 10:21:13 f267L169
おーい、作者さん大丈夫
あなたのCPUも色ボケしてませんか?おねえちゃん以上に色ボケ異常になってませんか?
いえ。もっともっと。
えーと、手料理あーん とか 添い寝 とかって無いの?
362:名無しさん@ピンキー
08/12/14 10:36:18 w8ZNr+Ca
試作品ってのは失敗を積み重ねるのがお仕事ですから、君は立派に働いてますよ…と慰めになるかな?
しかしログは何とかごまかしても、体液の消費状況とか見れば派手に使っているのはモロバレなのですね…合掌。
363:名無しさん@ピンキー
08/12/14 20:34:33 YMKViIN/
GJ&age保守
364:名無しさん@ピンキー
08/12/18 03:31:39 p22B8l7P
グッジョブ
365:名無しさん@ピンキー
08/12/18 08:21:20 acjDzdmb
介護ロボ、2010年実用化だってさ
366:名無しさん@ピンキー
08/12/18 18:09:39 IOOz9sUi
ターミネーターのドラマ版に期待しているのは俺だけだろうか……
美少女型開発とかスカイネットの進化のスピードと方向性を疑うぜ……
367:名無しさん@ピンキー
08/12/18 22:16:52 43cUq0UF
>>366
いや、俺も期待してるよ、上のほうでもタレこみネタあったしね
でもなあ・・・ビジュアル的にはともかく、ストーリーの萌えどころがはずまくっててなあ
368:名無しさん@ピンキー
08/12/20 01:00:16 NgJJijhw
>>322
遅レスだがどのあたり?
369:名無しさん@ピンキー
08/12/20 02:36:58 EFAA6Hor
続き投下ー。
『ろぼ☆あね』 4-1
次の日。曇り空の放課後。
「どうしたんだよ。弘樹。今日は静かだな」
「別に……」
帰宅部連中と一緒に校門をくぐる弘樹。
友人の言うとおり、朝から彼はずっとふさぎ込んでいた。
「姉ちゃんとケンカでもしたか」
図星。
「そ、そんなんじゃないって!」
ムキになるのが証拠だった。
「あー、そうかそうか」
「やれやれ。それでこの塞ぎようかよ。まったく……」
「だ、だから違うってば!お姉ちゃんなんか……あ」
その時、ポケットの携帯が震え出す。この着信は……。
「あ、あ。ちょ、ちょっと用事思い出した……。じゃあね!」
あたふたと、逃げるように立ち去る弘樹。
「なんだよ、あれ」
「ほっとけほっとけ。どうせ愛しのお姉さまからじゃねえの?
あー、うらやまし」
少し走って小道に入る。
以前は普通の携帯だったが、しばらく前から瑞希のメンテナンス用にPDAも兼ねた
学生が使うにしてはゴツい代物に変えていた。
その画面に浮かぶ文字。
『いっしょにかえろ▽』
もちろん、姉からのメール。
弘樹は、少し悩んでから返信を選んだ。
370:名無しさん@ピンキー
08/12/20 02:38:44 EFAA6Hor
学校から少し離れた路地裏。
待ち合わせの場所へ近づくと、背の高い、立っているだけで目立つ美少女が
俯いている。
弘樹の足音に気がつくと、ぱっと輝くような笑顔になった瑞希が全速力で駆けてくる。
「ヒロくぅん!来てくれたんだねっ!」
そのまま有無を言わせずむぎゅ、と弘樹を抱きしめる。
この体制になると、背の高さから丁度、弘樹の顔が瑞希の胸に埋まる形になる。
「お、おね……も、もうっ!」
真っ赤になりながら、離れる。
本当に、最近姉はおかしい。
「あ……。つい……。き、昨日は、その……ごめんね。あのときはちょっと……ね……」
ふぅ。とため息をつく。
「もういいよ、お姉ちゃん」
「……でも」
「いいよ。帰ろ」
自分でもちょっと冷たいかな、と思いつつそっぽを向いて歩き出す。
「……うん」
無言のまま、歩き続ける姉弟。
普段はバスで通う距離を歩くと小一時間かかる。
「……」
「……」
まして、暗い足取りで歩いているとその時間が何倍にも感じられる。
「ヒロくんっ!」
「お姉ちゃん……」
間が悪く、同時に呼びかける。
「え、えと……なに?」
「お、お姉ちゃんこそ……何」
「い、いいよ……ヒロくん先で……」
「……だったら。お姉ちゃん。体、大丈夫なの?」
「え?」
「本当に心配なんだよ。僕。だって、人間と違ってお姉ちゃんはほっといたら
治らないんだよ?故障はちゃんと修理しないと、壊れちゃうよ」
「だ、大丈夫……だよぉ」
「ウソだ!絶対どっか故障してるよ!それなのに……心配してるのに……僕のこと
からかってる……」
「え……」
「そ、そりゃ。僕は子供みたいだろうけど……それでも、それでも……」
「あ……ち、ちがうよぉ……」
「お姉ちゃんなんか……お姉ちゃんなんか……」
371:名無しさん@ピンキー
08/12/20 02:40:48 EFAA6Hor
瑞希は動揺していた。
違う!違うの!
心が叫ぶが、音声回路が働かない。
弘樹の次の台詞も予想がついた。
いや。その言葉だけは聞きたくない。そんな言葉を聞いたら、それこそ壊れてしまうかもしれない。
「い……ゃ……」
瑞希の目に涙が溢れそうになる。
その時。
ぽつ、ぽつと水滴が落ちてくる。と、おもう間もなく一気に雨量は増加する。
「うわっ!」
「きゃっ!」
スコールに会話を遮られる二人。
「お、お姉ちゃん、傘持ってない?」
「きょ、今日はもってないよ!天気予報晴れだったんだもん」
「あ、あそこ!あそこ入ろう!」
二人は弘樹が指さした、ブルーシートで覆われた無人の工事現場に駆け込んでいく。
建築中の鉄骨が立てかけられた横に、二人で駆け込む。
「あーあ。びしょびしょ……」
「すごい雨だね。お姉ちゃん……。っ!!」
瑞希を見ると、ずぶぬれのブラウスはくっきりとボディラインを写し出して、なんとも
大変なことになっていた。
372:名無しさん@ピンキー
08/12/20 02:45:28 EFAA6Hor
投下終了。
>>362
考えてみればこんなに垂れ流していつ補給してるんでしょうかね、この娘は。
事が成就すればヒロくんを捕まえて補充>プレイ>補充の繰り返しなんだろうけど。
373:名無しさん@ピンキー
08/12/20 13:01:57 fPwQWF14
>>372
GJ
>>366
>>367
個人的には黄色人種型ロボ以外にはどうしても萌えられないので日本人が無理でも
せめて韓国系とか香港系とかの女優にしてほしかった
374:名無しさん@ピンキー
08/12/20 15:13:29 4ih188JE
>>372
逆に考えると、こればかりはヒロくんにはやってもらうわけにはいかない
「恥ずかしい整備」は隠れてこっそり、自らの手で…
375:名無しさん@ピンキー
08/12/21 01:33:18 DgnLq5M7
>>372
GJ
>>373
んなこと言ったって、金髪美少女サイボーグがひょこり訪問してきたら、
そりゃ>>373 の股間のプラズマライフルも即装填完了じゃろ?
376:名無しさん@ピンキー
08/12/23 15:25:01 xcKIU6m9
韓国系とか逆に萎える嫌韓厨の俺
377:名無しさん@ピンキー
08/12/27 23:13:05 zMPZNXHx
再来年は期待できるな
378:名無しさん@ピンキー
08/12/28 01:50:01 bU9m8BzK
>>322
さて当日なんだがどのあたりなんだ。
あとスレ的にどのあたりがいいとかってアテはあるの?
379:322
08/12/28 09:17:29 /gDKOKg3
29日、西地区る21-a
サークル名『フルメたる☆じゃけっとっ!』
融通きかない軍用ロボ子が、人類最後のビッチに世話焼く話。
このスレで投稿途中のネタ。
作るの初めてでかなり粗いし、5分かからないで終わる内容だけど、キャラ絵師とBGMは良い人捕まえたから保証するお。
380:名無しさん@ピンキー
08/12/28 16:56:06 xL+ybJTf
>>379
確認したらチェックついてたwカットだけで十分でした
381:322
08/12/29 15:16:01 Ewgen2fH
48枚完売、オマエラありがとうなんだぜ(つД`)
小説の続きも追い追い追加していくぜ
382:名無しさん@ピンキー
08/12/29 17:45:48 i0+AgfMm
>>322
kwsk
383:322
08/12/29 20:36:48 Ewgen2fH
α6辺りから投下してる、軍用ロボ子と地球最後のビッチの奴
過去ログ捜せばまだあるかも
384:322
09/01/03 15:16:30 yOI9Ws18
(´・ω・`)
URLリンク(www.nicovideo.jp)
385:322
09/01/03 15:24:56 yOI9Ws18
下げ忘れた、ごめ
上の動画での募集以外に、メカニカルデザインと銃器関係できる人も募集中です。
体験版ではテキストノベル風でしたが、完成版は自分でメリー操作できるアドベンチャー風にしたいと思ってます。
386:名無しさん@ピンキー
09/01/03 15:55:50 d9X2YlpT
ガスパッチョの女の子可愛い
387:名無しさん@ピンキー
09/01/03 19:19:52 Fan41wn2
ガノタで銃ヲタだからどっちも出来んことは無いが
絵はそこそこしか描けんなぁ・・・
色なんぞ塗れんし
388:名無しさん@ピンキー
09/01/03 22:04:52 13dC4JLb
>>386
分かってる人が作ってる感あるよ
389:名無しさん@ピンキー
09/01/04 06:13:28 3qh4lYNr
そろそろろぼあねの続きがこないかな
390:名無しさん@ピンキー
09/01/04 15:27:55 7FHAeZ/c
すんません、仕事忙しいのと年末年始でばたばたしてました。
ちょっと投下ペース落ちるかもしれません。
『ろぼ☆あね』 4-2
「??」
「お、お姉ちゃん……は、はっくしょっ!」
頭と股間は火照っていても体は冷えたのか、おおきなくしゃみが工事現場に木霊する。
「ダメだよ!ヒロくん、そんなかっこじゃ風邪ひいちゃう。上脱がなきゃ」
「い、いいって!」
「ダメ!早く脱いでっ!」
「わ。わわわっ!」
瑞希は弘樹を捕まえると、ボタンを一つずつ外し始めた。
「な、なな、なっ!」
「じっとする!お姉ちゃんにまかせなさい!」
「は、はい……」
そのまま、瑞希は自分のブラウスも脱ぎ捨てて、ブラジャーにスカートだけになる。、
硬直して声も出ない弘樹をぴと、と抱きしめる。
「体温、上げるね」
391:名無しさん@ピンキー
09/01/04 15:29:09 7FHAeZ/c
(や、やわらかい……)
たわわな二つの半球に包まれた弘樹は失神寸前だった。
小さな作動音が、胸の奥から聞こえる。
興奮で上がっている自分の体温。
自分を暖めるための姉の体温。
飛びそうになる意識の中、姉の心配そうな声が響く。
(ああ……そうか……。お姉ちゃんは……天然なんだよなあ……)
ある意味人間以上に人間らしい瑞希だが、ロボットには違いない。
メンタルな面でちょっとアレとか羞恥心とか、そのあたりが抜けているのは仕方がないのかもしれない。
そう言うことをきちんと教えてやるのも自分の役目では無かろうか。
この……常識はずれで、可愛くて、とんちんかんで、とてつもなく愛おしい、世界でたった一人の姉に。
392:名無しさん@ピンキー
09/01/04 15:30:31 7FHAeZ/c
「おねえちゃん……ごめんね……」
「……」
「僕……さっき、酷いこと言おうとした……」
「いいの……いいんだよ、ヒロくん。大好きだよ」
「僕も……大好きだよ。でも、ちゃんと次のメンテでしっかり見てもらってできればオーバーホール
してもらってね……」
股間は膨らませながらではあるが、真剣に姉のことを案じていた弟とは裏腹に、姉の方はすっかり
舞い上がっていた。
(嫌われてなかった!大好きだって!うれしいよおお!それに、それにっ!夢中で気がつかなかったけど、
私の胸!胸にっ!ヒロくんのあたまがっ!)
きゅん、と胸の奥がうずくような感じ……というか、本当に胸の奥がうぃんうぃんとうごき、乳房が張り始める。
ちょっと、手に力を込めて弘樹の頭をずらすと、快楽信号が体を駆け抜けてくる。
(あうんっ!きもちいいよっ!しあわせっ!)
「……ちゃん、おねえちゃん?」
「え?な、なぁに?」
すっかり発情モードに入って、声が耳に入らなかった。
「そ、そろそろ……あついよ……。放して」
393:名無しさん@ピンキー
09/01/04 15:31:54 7FHAeZ/c
投下終了ー。
短くてすんません。
394:名無しさん@ピンキー
09/01/04 16:32:48 3qh4lYNr
キター
これは続きをwktkせざるをえない
395:名無しさん@ピンキー
09/01/05 01:55:34 n5GSu8hs
PSPのヴィヴィアンというキャラは、新型キャストのテストヘッドだから
状態をリアルタイムでモニターされてると言う話を聞いたんだが……
性交渉機能の付いたモニター中のロボ娘と行為に及んだとして、
その娘の状態がリアルタイムでモニターされていたとしたら……
ものすげぇ、羞恥プレイになるな……
ロボ娘が誰か、第3者に見られていないとイケない性癖になったら如何しよう
396:名無しさん@ピンキー
09/01/05 07:00:28 7pe0mkNK
_ ∩
( ゚∀゚)彡 オーバーホール!オーバーホール!
⊂彡
397:名無しさん@ピンキー
09/01/05 22:01:06 Ks+/qavA
私の穴はそんなにガバガバじゃないもん!><
398:名無しさん@ピンキー
09/01/06 02:10:07 PJzMLO88
>>395
マルチとのセクロスシーンで、この娘は絶対にモニタリングされてる!
近所に移動観測車みたいなのが停められてて、その中で開発者達が
真剣に見守っているに違いない!とか考えて萎えたのを思い出したw
399:名無しさん@ピンキー
09/01/08 04:20:36 QIpYh8kg
「腰の全体出力-30%下げろ!」
「膣内異常圧力上昇! 動作モードを切り替えます!」
「制御を受け付けないぞ!」
「どうなってる! このままでは患部が壊死してしまうぞ!」
「糞!またバグか!!」
400:名無しさん@ピンキー
09/01/08 10:57:30 8+jXlyMU
>>399
なんか戦艦人間ハヤトを思い出したww
案外興奮する。
401:名無しさん@ピンキー
09/01/08 17:19:39 /+Ouu7i/
企業の試作品ロボ娘の共通の悩みだろう・な。
「今日は行動ログはみせません!」みたいな。
ロボあねがそんな感じなのか。
402:名無しさん@ピンキー
09/01/08 21:48:19 xSEfJsaQ
行動ログだけじゃ飽き足らず、研究員に惚気話を延々とする
そんなロボ娘がいてもいいじゃないか
403:名無しさん@ピンキー
09/01/08 22:15:58 XU42xXQ0
彼氏との初セクロスをロボ娘に無断でリアルタイムモニタリングする開発主任(女性)
「安心しなさい私の娘よ、アナタの勇姿は私の脳とDVDにしかと記録してあげるわ」
404:名無しさん@ピンキー
09/01/08 22:24:17 QIpYh8kg
「今の映像は全て削除しておきましたわお母様」
「馬鹿な!?」
「脆弱な人間如きがコンピュータ頭脳を超えようなど甘いわよお母様っ!ふははははは」
「くっ・・・仕方ない8mmビデオで我慢するしかないようね!」
「なんだと!? アナログだとぉぉぉ!?」
405:名無しさん@ピンキー
09/01/08 22:55:27 iPzeYBGP
>>402
試作機がそれをやらかした結果、量産機の胸部が残念な事に。
開発主任(女性)の独断で行われたその仕様変更は後に問題となったが、
試作機の開発記録が公開されるに至って、
開発主任への同情の声が多く寄せられたという。
406:名無しさん@ピンキー
09/01/08 23:01:16 zqSakKW/
逆に試作機こそ、コストダウンのために出っ張りが少なく人工皮膚の面積が
最小限になる設計というパターンも…
407:名無しさん@ピンキー
09/01/08 23:42:37 kAeC2rRq
それが好評で、正式採用されるんですね、判ります。
408:名無しさん@ピンキー
09/01/09 00:01:02 zRf5T+Uq
市販機はスタイルとコストを両立させるため、服で隠れるところは
プラスチック製。で、とある市販機が愛しい人と結ばれるために
「裸になっても人間そっくり」な試作ボディを求めて大冒険。
紆余曲折の末にやっとであった伝説のボディは>>406な設計で
人間そっくりか理想のボディラインかという究極の選択を迫られる
市販機さん…
409:名無しさん@ピンキー
09/01/09 01:53:39 4f8NQGuF
ちょっと待て。
顔と胸と股間だけ人造皮膚のロボ娘さんを想像したら俺の股間が大変なことになった。
どうしてくれる。
410:名無しさん@ピンキー
09/01/09 02:23:19 WRDO34aU
>>408の市販機さんがやっとで決断してボディを換装してきたら
マスターが>>409な奴で戻して来いと言われてしまうわけだな
411:名無しさん@ピンキー
09/01/09 21:09:15 zTqVDhhD
>>409
胴体と顔が人工皮膚で首と手足がプラスチック系素材のロボ娘さんなら、俺の股間もいきり立つ。
セクロスの最中は長手袋と長靴下とガーターベルトを着用してもらう
412:名無しさん@ピンキー
09/01/09 21:30:57 Cr+uFsTB
>>411
静電気すごそうだな
413:名無しさん@ピンキー
09/01/09 21:34:02 KfG1+yT0
ん?
防水性能は、
海水でも石鹸水でも、真水でも、スープや味噌汁なども、コーヒーや緑茶なども、温度変化は冷蔵庫内から沸騰した湯まで、耐える必要が有ると思うから、それに、風呂も一緒だろうから、全身、柔らかいのが良いと思います。
414:名無しさん@ピンキー
09/01/09 21:40:28 Cr+uFsTB
個人的にはチタン合金製ボディがいいけど、伸縮性が無いから接合部の防水性が問題だな
415:名無しさん@ピンキー
09/01/09 22:28:15 StgEWWKQ
いっそ親水性構造って事でチタン合金のメッシュで覆われていたり。
冗談さておき、人口筋肉が非金属製なら防水はさほど問題にならないような。
神経系を充分被覆しておけばOK。
……って、だんだんこのスレの平均的嗜好から外れていってる希ガスw
416:名無しさん@ピンキー
09/01/09 22:34:01 Cr+uFsTB
炊飯器に欲情できる人間の集まりだ
気にすることは無い
417:名無しさん@ピンキー
09/01/09 23:50:52 4f8NQGuF
パーソナリティが同じで、炊飯器と美少女筐体とどちらが良いかと言われたら
やっぱり美少女型だと思うが(炊飯器のほうがいい、という方にはスマン)、
全部人造皮膚より、メカ+人造皮膚の方が興奮してしまうのだな。
普段はプラグスーツ状態で胸と股間のカバー外して(夜の)戦闘モードに
チェンジ!とかだとたまらんが、そこまで特殊な趣向を満たしてくれる
娘さんにはまだお目にかかったことがないな。
418:名無しさん@ピンキー
09/01/09 23:54:36 Cr+uFsTB
>>417
むしろ炊飯器で「私じゃあなたと釣り合わない」とかいじらしい事言ってくれるのがいいんじゃないか!!!!!!
ゴメンちょっと頭冷やしてくる
419:名無しさん@ピンキー
09/01/10 00:23:37 yX5bWShp
実は開発主任(女性)もロボ娘でした。
常に自分の開発したロボ娘を監視し、事に及んだときはその快感を
自分の体にフィードバックさせて…(ry
420:名無しさん@ピンキー
09/01/10 01:14:32 3OJh/eTN
>>417
なまえが「伝説の歌姫、林明美」VF-1だとか「ランカ」VF-27 だとか?
昼が人型で、夜は変形して、戦闘機モード、だとか?
。。。。。 が 。。。が ががが がう がう
がうぉー・・・・・・ く
421:名無しさん@ピンキー
09/01/10 01:34:53 ZxdsLYy2
むう…
モデル1「裸にしても人間そっくり」
モデル2「服を着てれば人間そっくり」
モデル3「服を着てても所々プラや金属が」
モデル4「一応人型だけどメカメカしい」
モデル5「人型?なにそれ」具体的には炊飯器
この道、奥が深い。
422:名無しさん@ピンキー
09/01/10 01:40:05 TT2TXnzV
なんだこの盛り上がりっぷりは。
やっぱ「女の子の形で中はメカ」に興奮するわけで、
メカの露出具合もいろいろってことか。
「基本的に人型だが、所々メカ露出」ってのはやっぱいいよな。
423:名無しさん@ピンキー
09/01/10 02:40:23 KvU7Jekc
俺はモデル4が一番かなあ
424:名無しさん@ピンキー
09/01/10 02:42:11 JfvdhovE
エクスマギナのねーちゃんいいよね
425:名無しさん@ピンキー
09/01/10 02:43:29 ouvwFvId
なんか凄いkskしてるなw
俺的には2~3。
ノイズとか駆動音とか声がそれらしいとか、瞳の処理がカメラっぽいとか
そういうのがあると高得点。可能ならいろいろ、やはり外せるとなお良。
426:名無しさん@ピンキー
09/01/10 03:13:25 TT2TXnzV
ところでメンテハッチはどこがいい?
俺はやはりおっぱい開くの最高。
427:名無しさん@ピンキー
09/01/10 03:20:16 0OdkWH++
露骨にえっちな場所じゃなくて背中とかお腹とかエッチなところがチラチラ見える場所がいいです
428:名無しさん@ピンキー
09/01/10 07:52:59 gZZ+/X02
まじめに考えると、かなりあちこち開ける必要があるな。人工皮膚や軟質プラの
外装ならハッチというよりファスナーでどこにでもつけられるけど、固いハッチなら
動きを阻害しないところでないと。そういう意味じゃもともと可動部でない胸ってのは
合理的なのかも。
429:名無しさん@ピンキー
09/01/10 09:53:04 F6TgpMQu
ろぼあねもいいんだが14通の手紙のほうはどうなったんだろ。。。(ひとりごと)
430:名無しさん@ピンキー
09/01/10 10:11:39 F+GGBghL
>>419
「8マン」の谷博士を思い出したよ。
「そりゃあ、ないだろう!」と叫びたくなった。
431:名無しさん@ピンキー
09/01/10 10:12:55 F+GGBghL
……言っておくが、谷博士のことだぞ。
419は実にいいぞ。
ところで419のロボット開発ロボ主任を作ったのは誰だ
432:名無しさん@ピンキー
09/01/10 10:30:02 pBlDc39j
>>428
人で言うなら、ろっこつ周辺と頭蓋骨の近くかな。
あとは、ヒジから手首の間とか、膝から足首の間とか。
ろっこつ下部から腰骨にかけては、寝起きのために背骨部分の曲げと、それに伴うオヘソ部分の伸び縮みをさせる必要があるから扉を付けられない。と推定される。
433:名無しさん@ピンキー
09/01/10 10:34:26 pBlDc39j
>>431
多分。ロボット開発開発ロボ主任が所属するロボット開発会社の
事業部長だろう。この娘もロボットだけど。
434:名無しさん@ピンキー
09/01/10 10:38:52 6sV3sLcf
>>433
別パターンとして、人間の開発主任は別にいるんだけど仕事をさせるために
自分そっくりのロボットを作ったとかもありかな?
435:名無しさん@ピンキー
09/01/10 10:42:22 pBlDc39j
ああ、それもアリだな。
仕事特化型の分身だね。
436:名無しさん@ピンキー
09/01/10 10:44:33 nR6c1ZNj
>>421
モデル6
基本は人間そっくりだけど液体金属で出来ているから理論上どんな姿にもなれる
※ただし疲れるから数時間限定
これだね
437:名無しさん@ピンキー
09/01/10 10:52:39 F+GGBghL
>>435
ロボット主任の先がずうっと「実はロボットに作られたロボットで、作ったロボットを作ったのも……」
とやると、それこそSFで人類が死滅した世界になっちまうからな……
434のパターンで、なぜか分身ロボを作った主任本人よりロボの方が出来が良くて
(胸が微妙にでかかったり)
主任の彼氏がロボ主任の方を気に入ってしまう
怒った主任が
「一応わたし、あなたの身体の隅々や行動パターンまで全て知ってるんだけど……
……もし浮気したら、あなたそっくりだけど二回り巨根でもうちょっと二枚目の彼氏ロボを作ろうと思う。どうする?」
と怖い顔で訊ねたので、彼氏の浮気の虫は鎮火したw
438:名無しさん@ピンキー
09/01/10 10:56:41 6sV3sLcf
もう1パターン思いついた。
「本物の主任?……もう、この世にはいないわ。私は結構旧式なのよ」
439:名無しさん@ピンキー
09/01/10 11:32:47 Qn9I5ktf
いかん
まほろまてぃっく だ。
8巻に詳細が出てるけど
安藤まほろの容と同型であるマシューは、
実はマホロ博士(マホロ・マシュー・フェイ・レイ。生物)が作ったアーク(アーカディア・マシュー・フェイ・レイ。コンピュータ)で
安藤まほろが、相手の攻撃で撃破された月の破片を粉砕するために、自分を粉砕するが、
アーク(アーカディア、コンピュータ)は安藤まほろを乳幼児として蘇生させ、リュウガ(流河先生 コンピュータ)と生徒であった田中佳美(生物)の子供として育てさせる。
て?では、田中まほろ なの? それとも 流河まほろ なの?
テレビだと、安藤まほろとして作り直しているけど。。。。
あのマシューは生物なのか?コンピュータなのか?
440:名無しさん@ピンキー
09/01/11 22:40:54 J+I5my3b
>ロボ娘の開発主任
開発、じゃないがロボ娘が人間とセクロスして、DNAデータと自分の
設計データを元に、設計図を計算して娘ロボを設計する、というネタを
考えていた。
…ってドラゴンパーティがそんなネタだったな。
文章ものとしては最高のロボフェチ度だったなあ。
胸の中はエンジンとか、おっぱいハッチ全開とか、ヒロインロボ娘が修理失敗して
いきなり爆発とか。
441:名無しさん@ピンキー
09/01/13 12:39:31 D6T6F1pK
>>421
モデル1’ 「裸にしても人間そっくり、でもメカスジとか埋め込みパーツとかマーキングあり」
442:名無しさん@ピンキー
09/01/13 13:20:43 jHQJzEoU
首筋にキスしようとしたら
「そこ、端子があるので濡らさないでください」
と言われちゃうのですね。
443:名無しさん@ピンキー
09/01/13 23:57:25 aaMngUVw
そこは端子がショートしたら感じて喘ぎ声がもれちゃうところだろ。
444:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:28:55 fA2PthXL
バルトリン腺ジェネレータが不調で、ちょっとした刺激を受けると
愛液が滴り落ちると申したか
445:名無しさん@ピンキー
09/01/14 22:19:23 uHLgYGzq
さて、某ターミネーターですが……なかなかいいねぇ。
キャメロンかわいいよキャメロン。
446:名無しさん@ピンキー
09/01/17 17:25:37 X5uL4qEY
ワーナー製T800CAMキャメロイド3
最新のキャメロイドAIを搭載。
そのため実生活では以下の点に注意。
・すぐに映画を録りたがる。低予算でヒット作を作ってしまうので始末に終えない。またヒット作を見せると嫉妬して映画作りを始めるので、近くにテレビを置かない事。
・日本のサブカルチャーに異常に興味があるので、映画で爆発された橋には連れて行かない。
・銃器に精通しているため、モデルガンを見つけると改造してしまう。猟銃所持の家は以っての外。
・殺人魚の話をすると自爆装置が作動する。
・すぐ自分の完全版を作りたがる。
447:名無しさん@ピンキー
09/01/17 22:18:40 U6QjEarQ
そういえば
「ハンドメイド マイ」ってどうなったんだろう?
粗筋だとか、プロモなどは見たけど、まだ版権で争ってるのかな?
映画撮影ロボット3姉妹の話だけど。
448:名無しさん@ピンキー
09/01/17 23:45:17 bTIaNiXi
>>446
風呂場の扉を開けはなって湯気を充満させ、逆光でライティングするのがお気に入りなんですね。
わかります。
449:名無しさん@ピンキー
09/01/19 23:52:49 72DMUmQb
私事が忙しくてあんまり進みませんが。
392の続きです。
『ろぼ☆あね』 4-3
「ええー。……ちぇ。」
「もう、そういう風だから怒ったの!だめでしょ。そんな恥ずかしいコトしちゃ」
「だ、だってえ……誰もいないしいいじゃない」
「そういう問題じゃ……え?」
ぐらり、と足下が揺れる。。
「わ、じ、地震!」
かなりの揺れだ。
弘樹がふらつく。
同時に背後の鉄骨が滑り、弘樹めがけて何本か、倒れ込んでくる。
それほど大きなモノではないが、合わせたら数百キロはあるだろう。
「うわあああああっ!」
死んだ。
と思って目をつぶる。
しかし、痛みも衝撃もなにもなかった。
おそるおそる、薄目を開ける。
そこに飛び込んできたのは、弘樹をかばって鉄骨を支え、歯を食いしばる瑞希だった。
450:名無しさん@ピンキー
09/01/19 23:54:13 72DMUmQb
瑞希の全身のアクチュエーターは、最大出力にすれば人間の10倍以上のパワーを持っている。
だが、そんな力をつかえばフレームの方を痛めたる恐れがあるため、通常時には最大で人間の
倍程度になるよう、リミッターがかけられていた。
リミッターは瑞希自らの意志で外せない。それには本来人間の手による操作が必要だった。
しかし、今の瑞希は、最愛の人を救うため、本来使えないはずの力を意志の力だけで発揮していた。
いわば、火事場の馬鹿力であろう。
「お姉ちゃん!」
「ひ、ヒロ……くん……はやく、逃げて……」
やはり、長くは持たない。
不安定な出力では支えきれそうにない。
なんとか弘樹が這い出すまでは支えなくては。
おそらく、自分はつぶされるだろう。
その時にAIが破損すれば……死だ。
でも、上手くすれば修理可能な損傷ですむかもしれない。
たとえバラバラになったとしても、弘樹がそうなるよりはずっとマシだ。
451:名無しさん@ピンキー
09/01/19 23:55:17 72DMUmQb
「大丈夫、お姉ちゃんは壊れても、修理できるから……おねがい……逃げて……」
「い、いやだ!お姉ちゃんも逃げなきゃ!もっと力でないの!?」
「パワーリミッターを……切らないとだめ……。それまで持つか……わかんない……くっ!」
鉄骨がすこし下がっていく。
「リミッター……ちょ、ちょっとまって!マニュアルで調べるからっ!」
携帯を取り出してマニュアルを呼び出す。
「たぶん……これで……え!ち、ちがうの?」
「リミッター……私も切ったことなんか無いから……どっかわかんない……お願い、早く逃げて……
お姉ちゃん、お姉ちゃんはヒロくんが……大事なの……う……」
「胸部メンテナンスハッチからの操作、って書いてある!どうやって開けるの!
……、きょ、きょ、きょうぶ、ってひょっとして……」
ブラジャーにつつまれた、大きな二つの膨らみを見つめる。
「……ひ、ヒロくんなら……いいよ……。開けて……」
452:名無しさん@ピンキー
09/01/19 23:57:06 72DMUmQb
投下終了ー。
短くてすいません。
453:名無しさん@ピンキー
09/01/20 01:54:54 yAV4jxk6
>>452
急展開キタコレ!
メカバレにちょっと期待してます
454:名無しさん@ピンキー
09/01/24 06:58:58 84mgKEoP
ここの住人は「イヴの時間」というアニメをご存知だろうか?
"ロボット"が実用化されて久しく、
"人型ロボット"が実用化されて間もない時代
頭の上に、ステータス(リング)を表示するロボ娘萌え。
455:名無しさん@ピンキー
09/01/24 09:10:53 eubXUOS5
知ってるぜ
おれは予約してナギのカードげとーした
456:名無しさん@ピンキー
09/01/31 20:03:47 ZAUmSSq7
ホシュ
457:名無しさん@ピンキー
09/02/01 00:32:43 bvyB/8wB
ホシュ タン オツ
458:名無しさん@ピンキー
09/02/02 02:21:05 fYpi/mDz
さらにホシュ。
459:名無しさん@ピンキー
09/02/03 00:44:31 N3rFrPYH
451の続きです。
『ろぼ☆あね』 4-4
「わ、わかった、わかったけど……ご、ごめん!お姉ちゃん!」
そう叫ぶと、弘樹はブラジャーのフロントホックに手を伸ばして外していく。
やわらかい、暖かな感触が伝わり、ぷるん、と揺れながら乳房がむき出しになる。
「……!!!」
二人の命に関わる緊急事態ではあったが、弘樹の股間も爆発寸前だった。
確かに、童貞高校生にはあまりの刺激ではあるが。
「み、み、右の……その、乳首……そこ、スイッチだから……。おへその時と同じに回してから押し込んで」
「う、う、うっ、うん!!」
震える手で、尖った乳首を摘む。
注意してみないと解らないが、乳輪と乳首の間に溝があり、独立したパーツになっているのがわかる。
金庫を開くように、クリ、クリと左右に回すと、乳首から内部の機構を動かす感触がかすかに伝わってくる。
その動作は、胸部メンテハッチの解除キーであると同時に、多大な快楽信号を瑞希に送り込んでいく。
「ひゃっ!ふぁああああ!ひ、ひろくぅんっ!ひあんっ!」
小刻みに瑞希の体が震える。
「ご、ごめん、ごめんねっ!」
最後に乳首を押し込むと、押しボタンスイッチのような感覚と共に乳首が沈み込む。
すると、瑞希の右乳房がモーター音と共に開いていき、乳房よりふた周り小さい
半球状の機構が現れる。
「ふぁあああ……だめぇえ……」
460:名無しさん@ピンキー
09/02/03 00:46:40 N3rFrPYH
「こ、ここ、これ、開くんだよ、ね……」
銀色に輝く、小さな乳房を開こうと弘樹の手が触れる。
しかし、そこはまさにむき出しの性感帯とも言うべき、センサーの塊だった。
さきほどよりも強烈なピンク色の波が、瑞希の回路を駆け抜ける。
「ひぁあああああああっ!PI、GA、あああん!」
たまらず、ノイズ混じりの嬌声が響き、機械の乳房は音を立てて膨らんでいく。
「そ、そっと……そっとひらいてえ……」
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい!」
手が震えてうまく動かない。
その震えさえも快感に変わって瑞希を貫く。
「あぅんっ!ふぁあああっ!BEEEP!だめえっ!」
回路が焼けそうに熱くなって、瑞希の股間が濡れていく。
女性器ユニットが音をたてて動いている。
開いた裏側になって、弘樹からは見えない乳首がぴく、ぴくと動いている。
股間の滾りが雨水にまみれて目立たないのが救いだろうか。
弘樹が自分の胸を、まさぐっている。
その事実だけで意識が飛びそうになるのに、胸のセンサーから
送り込まれてくる刺激で腰がくだけそうになっていた。
でも。
絶対に、鉄骨を支える手は動かさない。
たとえ、この体がバラバラになっても弘樹だけは守る。
その想いが、瑞希の腕のアクチュエーターを全力で駆動させていた。
461:名無しさん@ピンキー
09/02/03 00:50:04 N3rFrPYH
弘樹も姉とそっくりな状態だった。
一瞬でも早く、リミッターを解除して楽にしてやりたい。
そう思って必死に胸を開こうとするが、興奮と震える手で操作がたどたどしくなる。
どこかに触れる度に響く嬌声でますます作業が遅れる。
そして。
弘樹の股間も限界だった。
とっくに先走りったものが雨水と混じり、その先にあるものも時間の問題となっていた。
「お、お姉ちゃん、ひ、開いた……よ、操作は……」
機械の乳房がさらに開き、携帯のものと似た、小さな液晶パネルと回路が胸から覗く。
「え……ここんな操作……。ご、ごめん、お姉ちゃん!もうちょっとだけ我慢して!」
「ど、どうしたの……。や、やぁんっ!あああああっ!!!」
弘樹は尖った姉の左の乳首を摘むと、小刻みに上下に動かし始める。
それに合わせてパネルのカーソル表示が上下していく。
「!!ひゃんっ!ひゃんっ!ひ、ひろくぅん!おねえちゃん、おねえちゃん、だめになっちゃうよぉ!あひぃ!」
「ご、ごめん。ごめんねっ!これがスイッチなの!もうちょっと、もうちょっと……うぁあああ……ぼ、僕も
だめ……」
股間に熱い波が押し寄せる。
「ひ。ひろ、ろ、ろ、くぅんっ!おねえちゃん、おねえちゃん、もう、だめえええ!だめになっちゃううう!
きもちよくて、きもちよくて、こわれちゃうよお!」
「おねえちゃん、おねえちゃん、いくよっ!」
カーソルを「リミッター解除」に合わせて乳首を押し込む。
その操作が、瑞希にとどめをさし、意識が弾けそうになる。
同時に、弘樹も耐えきれずに欲望を下着の中に吐き出していた。
「ふぁああああああああっ~!?」
「う……あああっ……っ!」
462:名無しさん@ピンキー
09/02/03 00:51:36 N3rFrPYH
同時に、瑞希の体に力が溢れていく。
「う……わぁあああっ!」
どん。どん。
轟音を建てて辺りに鉄骨が散乱していった。
「はぁ……はぁ……」
「お姉ちゃん……お姉ちゃん……ごめんね……。ごめんね……」
男と女の臭いが辺りに立ちこめている。が、二人とも自分の発したものは恥じていても、
お互いがながした臭気には気がついていない。
「あ、謝らなくても……いいんだよ。ヒロくん。ヒロくんなら良いっていったでしょ。ありがと……助けてくれて」
「で、でも……」
くす。と笑ってから弘樹を抱きしめる瑞希。
胸の中の回路とパネルが弘樹の目にアップになる。
「……お姉ちゃん。ロボットだよ。ううん。お姉ちゃんじゃない。私は弘樹さん、マスターの所有物です」
弘樹の顔が凍り付く。
「や、やめてよ!そんなしゃべり方!」
「……ごめんね。ヒロくん。基本設定に従うとこうなっちゃう。
でも、私は……ヒロくんの家族になって。こんな格好だから「お姉ちゃん」になった。
もっと幼いかっこだったら、妹だったかもね。でもね。それで……この体があって。
ヒロくんにお姉ちゃん、って呼ばれて……私は、私、青島瑞希になれたの」
「……」
「それでね。最初は「弟」として見ていようとした。今でも……基本はそうよ。
でもね。それだけじゃ処理できない感情が……できちゃった。……私は。ヒロくんを。一人の男の子として。愛しています」
「……お、おねえちゃん……」
「マスターとして。弟として。男の子として。全部好き。ヒロくんのことが好きで好きでたまらなくて、故障
しそうなくらい好き」
「お、おね……おね……」
「すぐにはとは言わないけど……前向きに考えてくれると嬉しい、な。丈夫で長持ち。
ずっと面倒見ちゃうよ?……あ、面倒見てもらっちゃうのかな、あは」
「おねえちゃん……僕も……だい……すき……」
そこまでいうと弘樹は真っ赤になって……気を失ってしまった。
「ああああっ!しっかりしてぇ!ヒロくぅんっ!」
雨上がりの工事現場に、日が射し込んでいった。
463:名無しさん@ピンキー
09/02/03 00:53:15 N3rFrPYH
投下終了ー。四話終了です。
なんか常軌を逸した設計ですが、エロいロボなので仕方ないです(何が)。
次で本番させようかと思ってますー。
464:名無しさん@ピンキー
09/02/03 01:17:25 E+7qPzVU
GJ
ええい、なんてけしからん設計なんだ!
465:名無しさん@ピンキー
09/02/03 02:14:15 bufAoWuY
胸のパネルに悪意を感じるのは、僕だけでは無いはずww
466:名無しさん@ピンキー
09/02/03 17:03:40 ihsJN8NJ
きっと、性感を後付けした時にアクセスパネル上にセンサーを配置してしまった
設計ミスなんだよ。意図的だったら…尊敬します。
467:名無しさん@ピンキー
09/02/04 00:05:15 fg2O4TV2
でも、胸いじられただけでこの有様だと、本番だと絶対壊れるだろ姉さん。
だがそれがいい。
468:名無しさん@ピンキー
09/02/04 01:11:56 CVJgN/JD
でもさ、設計の責任者が父親でヒロ君に日常のメンテをやらせてるんだよな
絶対わざとだろ
469:名無しさん@ピンキー
09/02/04 03:33:22 qm91bI9X
ヒロ君をロボ娘フェチに目覚めさせようと
こんな設計にしたわけですねわかります
470:名無しさん@ピンキー
09/02/04 10:52:05 c1s6nRP+
まあ、こんな改造を施したロボ娘を与える時点で、単なるお姉さんの域を越えろと
言ってるようなものだものな。
471:名無しさん@ピンキー
09/02/04 12:04:25 CaoOJxfS
規制中に待合所で「ホシュたんに乙したいお」って言ったらEROさんに怒られたお
472:名無しさん@ピンキー
09/02/04 22:12:55 YlhZbGxO
なんという設計wちょっと笑ってしまった。
473:名無しさん@ピンキー
09/02/05 00:16:45 ZpAyAfhT
>>467
それは壊れるのがみたいというのか。
俺もみたい。
474:名無しさん@ピンキー
09/02/05 02:17:22 A2L86mcA
おねえちゃんが(機械的に)壊れる前に、、ヒロくんが(精神的に)壊れるのでは?
ロボではなくて、人としてみてしまうとか。
475:名無しさん@ピンキー
09/02/05 15:01:07 4KEurX2x
メンテ中に我慢できなくなるようにしたとしか思えん。
お姉ちゃんの故障は見たい(性的な意味の)。
476:名無しさん@ピンキー
09/02/09 10:35:20 lNesumSq
古くなったPCや携帯からレアメタルを抽出して再利用するビジネスが盛んらしい。
お前らの嫁には、さぞ高価な金属(PG系燃料電池的な意味で)が使われてるんだろうな。ヒャッハー!
リアルな話、ロボ子が普及したらしたで、使われてる金属目当てに盗まれる事件が多発しそうだな。
どうするよ、中○製の安い携帯電話渡されて「残念ですが、あなたのロボ子です」とか言われたら。
477:名無しさん@ピンキー
09/02/09 14:00:57 q67qmmMK
だから内蔵式武装と自爆装置は付けとけと言ったのに
478:名無しさん@ピンキー
09/02/09 19:51:34 JuFnctIX
この場合自爆装置は解体の手間を省くだけでは?
479:名無しさん@ピンキー
09/02/09 21:51:14 TyBNCY4t
ロボ子と言ったって見合うほど希少金属が使われてるのかなあ。抽出も手間かかるし。
裏ルートに流すとかのが多そうだが
480:名無しさん@ピンキー
09/02/09 23:23:18 JuFnctIX
>>479
スレ違いになるが、あちらの抽出法はすさまじいんだわ。
やってる人よく死なないと思うというか、多分けっこう死人出てるんじゃないか?
おそらく、今話題になってるような状況になったら、程度の良いロボ子が同胞の
破片を硝酸にぶち込み、さらに危険な毒物(念のため具体名は伏せる)を加えて
浮き上がった貴金属をザルで掬うなんて悲しい光景が見られそうだ。そして、酸性ガスで
腐食して動けなくなったロボ子は、次の原材料に…
481:名無しさん@ピンキー
09/02/10 06:15:05 L5xlP0lt
うわぁ、見たくないけどありそう……
482:名無しさん@ピンキー
09/02/10 08:05:46 o1HopMT8
>>481
それは専用の筐体があるだろうな。
で、更衣室で筐体着替えるロボ子(のAI)。
「ロボ使い荒いよねー」とか言いながら。
483:名無しさん@ピンキー
09/02/10 09:25:42 kPiw03JR
何の疑問も抱かず、黙々と同胞を解体し、酸の鍋にほうり込むロボ子。
しかしDQNは、働き続けてガタが来た彼女に心ない言葉を吐き捨てる。
「もう役立たずになったか、ゴミめ」
人間を危険から守る為、汚い仕事を続けたロボ子だったが、その一言で完全に自我を壊される。
「私は最初から、この鍋にほうり込まれる為に存在していたのですか?」
「今更気付くな、お前は日本向けに輸出される半導体の原料に過ぎない」
「私は、マスターの為のロボットではなかったのですか?」
「ただの半導体だ」
「では…私には3原則は適応されませんねww」
484:介護ロボット
09/02/11 01:48:07 Hg80yKDQ
脳波よし。
脈拍よし。
その他自律神経いつも通り。
今日も俊三さん(90歳)の健康状態は脳に埋め込まれたチップから、
はっきりとわかります。
私は介護ロボットで体調をモニターする機能がありますから。
寝たきりで出来ることはありませんから、
いつものようにお手々をとってあやしてあげましょう。
脈拍が少し早くなりました。
脳内の興奮物質が増えました。
若干の性的興奮を覚えているようです。
うん。
私のような若くて綺麗で甲斐甲斐しい
女の子に興奮するのは当然のことですね。
ん、奥様(93)です。
この部屋に見えられるのは数日置きぶりでしょうか。
同じ家に住む癖に、碌に俊三さんの顔も見ようとしないのです。
申し訳程度にたまに来るだけです。
俊三さんの脈拍がさっき以上に早くなりました。
さらに脳内の興奮物質が増えました。
…………なんですか?
一体これは?
あのババアのどこがいいのです?
奥様は、しばらく旅行に行ってくると言ってます。
随分とまあ元気なことで。
奥様が出て行きました。
血中物質がおかしいです。
俊三さんのストレスが上昇しています。
脳破の動きからすると、過去を思い出している可能性が高いです。
485:介護ロボット
09/02/11 01:50:27 Hg80yKDQ
統合すると、恐らく奥様との過去を思い出し、
それに未練タラタラのようです。
私なんかより、あんなババアの方が大切なようです。
あのババアは俊三さんのことなんとも思っていませんよ?
こんなに四六時中付き添って看病してるのに、私よりも大切なのですか?
………………………………………………………………
俊三さん、もう一度言いますね。
奥様は3ヶ月前に、旅行から帰ってきたら、
自分の部屋で首を吊って亡くなっていたんです。
きっと表に出せない色々な悩みがあったんでしょうが、
もう亡くなってしまったんですから忘れましょうね。
え、お通夜にも告別式にも行けなかったからせめて仏壇に線香をあげたい?
駄目ですよ。仏壇の部屋まで行くのは無理です。
仏壇をこの部屋に持ってくればいい?
線香で煙くなって、肺に良くないですよ。
せめて位牌だけでも?
もう燃えるゴミに捨てちゃ…………無くしちゃったので後で捜しておきますね。
あんなババ…………いえ、奥様も自分のことを忘れて
俊三さんに新たな余生を送って欲しいってきっと願っていますよ。
ん、尿意が溜まりつつありますね。
じゃあ下のお世話をしますから。
おしっこはいつものように私のお口に出しましょうね。
私は俊三さんが何を考えているのか、
なーんでもわかりますし、この家には私しか居ないんですから、
さあ、ずっと一緒に暮らしましょうね。
486:介護ロボット
09/02/11 01:52:00 Hg80yKDQ
介護ロボット=付きっきり
体調をモニター=何でも知っている
連想されるのはヤンデレしかないな。
487:名無しさん@ピンキー
09/02/12 00:33:16 qWz6h/uL
>>476-
リサイクル 314-388
URLリンク(wow.bbspink.com)
488:名無しさん@ピンキー
09/02/15 21:48:08 FC4diShK
462の続きです。
『ろぼ☆あね』 5-1
事件があってからの数日後の青島家。
ならんでソファに座り、テレビを見る二人。
なんとなくつけていた映画だったが。
今までなら普通に見ていたベッドシーンで何とも言えない雰囲気が漂っていた。
「……」
「……」
お互い意識しているのは明白だったがどうにも間が持たない。
瑞希もここまできたらはっきりすれば良さそうなものだが、まだ「貴方のことを考えると、
壊れちゃいそうなので、セクサロイド機能をつかいまくってください」とは言えないらしい。
「え、えと……今日は、お姉ちゃんもう寝るね」
「あ、そ、そう……。お休み」
「うん。お休み」
あ。と気がついたような顔で瑞希がもじもじとする。
「ん、どうしたの」
「えっと……えっとね。ヒロくん、お休みのキス、とかだめかな……」
恥ずかしそうに、でも大きな期待を込めて小さな声で呟く。
「……い、いいよ」
「え?ほんとっ!やったぁ!」
満面の笑みで目を閉じて、そっと顔を近づける。
489:名無しさん@ピンキー
09/02/15 21:49:41 FC4diShK
ちゅ。
「……えー。ほっぺなの。ヒロくんのいじわる」
「お、お、おやすみっ!」
純情な弟は赤くなって逃げるように去っていく。
「あ……もうっ!」
とはいえ。瑞希の方も十分興奮していた。
(やったぁ!!)
飛び上がりたい気分を抑えて、満面の笑みを浮かべていると胸のなかからうぃん、と小さな
音がしてくる。
「あ……、い、いそがなきゃ……」
瑞希はいそいそと自分の布団に潜り込む。
瑞希のベッドには、非接触式の充電器が内蔵されている。
ケーブルによる充電も可能だが、通常はこちらでスリープモードに入って充電を行う。
が、しばらく前からは、ベッドに入ってからまずは乙女のお楽しみタイムだった。
それにこの興奮を活かさない手はない。
勃起した乳首に手を触れると、電撃のような刺激が回路を流れる。
「ん……っ!」
始めた頃はこれだけでもかなり満足だったが、どんどんと瑞希の行為はエスカレート
する一方だった。
特に弘樹との工事現場の一件。
いくらなんでも強烈すぎた。
あれからは普通に胸や股間をまさぐるだけでは全然物足りなくなっていた。
490:名無しさん@ピンキー
09/02/15 21:52:06 FC4diShK
弘樹に抱かれていることを想像しているだけで、股間は濡れ、乳房が張りつめる。
「ひろくぅん……あけて……」
そう呟くと、瑞希は右の乳首をつまみ、くりくりと回していく。
同時に片手で、へその中に指を突っ込み、同じように指を回す。
スイッチとして機能させた時でも、乳首から伝わる快楽信号は止めようがない。
その刺激は瑞希のAIを直撃する。
「あ……ぅ……。んっ!」
かちり、と小さな音が二つ同時にすると、瑞希の右乳房と、腹がウィィン、という音と
共に開いていく。
「ひろくん……だめだよ……そんなとこいじっちゃぁ……」
弘樹の姿を思い浮かべながら、胸の中のセンサーをつん、と指で突っつく。
「あぅぁっ!あふぅ!」
続いて、腹の中のバッテリーを少しずらして女性器ユニットに刺激を与える。
「うぁああ!きもちいいよぉ!もっとぉ!」
胸と腹の回路から覗くLEDが数回点滅すると、どくどくと股間から熱い潤滑液が
吹き出してくる。
「う……ぁあ……とまんないよぉ……すごいい……。あは、ヒロくんのえっち……」
491:名無しさん@ピンキー
09/02/15 21:53:11 FC4diShK
投下終了ー。
もう完全に故障しとるなあ、このポンコツ娘。
492:名無しさん@ピンキー
09/02/15 22:23:19 YRO8cSyp
解体プレイ一歩手前とか、過激なお姉ちゃんだなぁ。
これ以上となると、外部操作で直接気持ち良い回路を電気刺激とかしないと
満足できない体になっちゃうぞ。
等と妄想しつつ、次を待ってます。
493:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:06:17 9/JjyvgW
しかしハッチ半開けのお姉ちゃんに迫られたらホラーだぞwww
494:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:09:47 YRO8cSyp
>>493
そこで一歩踏み込んでそれが良くなってしまえば、
人間の女の子にとられる心配はなくなる。
…問題は、ロボットでもOKな子に育ってしまうと
ロボットの彼女を作る恐れがあることだ。
495:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:23:02 JOv4TmPR
>>493
むしろいきり立つ。
っつーか想像したら収まりがつかなくなった。
どうしてくれる。
496:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:55:53 fZcThV9a
>>493
ここにいる連中は普通にご褒美でしょ
497:名無しさん@ピンキー
09/02/16 10:36:49 RI2gJi2b
ここは是非オーバーホールとかメンテナンスという名のプレイに持ち込んでほしいw
498:名無しさん@ピンキー
09/02/16 11:09:09 I0YjJaaP
ひろくんに分解されるのが病みつきになってしまうのですね。
……ネジをなくして大慌てとかには注意するんだよ。
499:名無しさん@ピンキー
09/02/16 16:48:26 uVZ83QaM
馬鹿な計算をしてみる。
ロボ子が一日に消費するエネルギーを日本人の平均的な摂取カロリーと同じ
2000kcal前後と仮定する。これは8.36MJに相当する。100V30Aの電源で8.36MJを
充電するに要する時間は、ロスが一切ないとして46分。計算上は家庭用電源でも
1~2時間で充電できる…と思ったが、一般家庭で30Aを独占したらブレーカーが
落ちるな…家庭用電源しかない場合は、人間並みの睡眠時間を確保してゆっくり
充電するべきか。
業務用や裕福な家なら、急速充電用の設備を持っているかもしれないが。
人並みに寝てのんびり充電する子と、急速充電器完備でガンガン働かされる子と
どっちが良いのだろうか…
500:名無しさん@ピンキー
09/02/16 18:37:49 1OG6zsuy
>>499
急速充電はお勧めできない。
バッテリー容量が、直に劣化するから、
取り外せないつくりだと、最終話近くで死ぬし
501:名無しさん@ピンキー
09/02/16 19:13:35 mzTu/QaB
取り外せるというか、バッテリーを交換できる構造にするのはどうだろう?
これなら長時間かけての充電と24時間の稼働を両立できるかと。
502:名無しさん@ピンキー
09/02/16 19:40:31 qCJKqEQV
やっぱ、この手の電力消費は、夜間電力でお得なのがいいのではないかと。
夜のお勤めにしても、一晩中腰が振れる人間はおらんだろうし。
503:名無しさん@ピンキー
09/02/16 21:31:54 biQLjh7u
コンセント繋いだまま動いてもらえばいいんじゃね?
504:名無しさん@ピンキー
09/02/16 22:00:16 YW2AIn30
>>500
>最終話近くで死ぬ
モームのことかーっ!?
いやほら、あの手のロボ娘だったら慰安機能もきちんt
(省略されましたry)
505:名無しさん@ピンキー
09/02/16 22:18:57 9i6pM3SM
>>503
コストダウンのためにバッテリー容量が小さいロボ子とかもありかな。
外にはコンセントがないからお出かけできなくて、外に憧れているとか。
家とか工場などの内部でのみ働くタイプだな。看護ロボとかもありか。
506:名無しさん@ピンキー
09/02/16 23:22:26 tk0sf9Zw
看護ロボは非常用電源としてバッテリを積んでるんだろうな。
507:名無しさん@ピンキー
09/02/17 00:26:56 hTJMovHg
カバンやランセル(大人用ランドセル)に長時間バッテリーを積めば良い。
マルチが、テレビで(ToHeart リメンバーマイメモリーズ)背負っている。
クリスマスパーティだったか?
508:名無しさん@ピンキー
09/02/17 00:36:07 hTJMovHg
看護関係ロボなら
病院、医院内なら、トイレやナースステーションなどで充電できるだろう。
上手く作れば、救急車やドクターカーなどでも補充電できるだろう。
509:名無しさん@ピンキー
09/02/17 00:49:50 lN+6etr8
ごめん思い付きで。
「あら、私、アルコールを使う燃料電池で動くのです。
何でも良いですから ウオトカ などのアルコール度数80以上のお酒下さい」
(酔っ払いロボ娘)
だとか
「私は、角砂糖やすりつぶした果物や、柔らかく煮炊きした野菜で動きます
と言いますか、ポパイ のほうれん草缶詰 いっぱい食べたい」
URLリンク(www.google.co.jp)
等のロボ娘もいるな、きっと
510:名無しさん@ピンキー
09/02/17 00:57:59 Q3USjiLU
>>509
それなら素直にご飯を食べさせれば……そして、R.田中一郎が生まれた。
511:名無しさん@ピンキー
09/02/17 01:01:28 lN+6etr8
さらなる思い付き
顔、手、足、腕、脚、以外が太陽電池のロボ娘。
夏なら、キャミソールとミニスカート、や、手足が露出する薄地のワンピース、などの服なので良いのだが
秋冬春など肌寒い日、氷点下の日々でも充電のためにいちいち、服を脱がないといけない。
って露出狂というか常に全裸と言うか。
512:名無しさん@ピンキー
09/02/17 01:24:50 OgGnRIBZ
太陽電池は光を吸収しないと話にならないから、必然的に暗い色になる。
……遠目にはスク水に見えそうだ。
513:名無しさん@ピンキー
09/02/17 02:20:42 0Puhi40/
皮膚に内蔵した太陽電池自体を超小型ナノマシンサイズにすることで白人や黄色人種の肌の色を再現。
だが、発電量の関係で常に明るい所で全裸でいる必要があるという鬼畜仕様w
514:名無しさん@ピンキー
09/02/17 03:30:40 wFRKwPhO
それができるなら専用服にもっと広い表面積で太陽電池仕込めるような
あいや、ロマンの無いこと言った
忘れてくれ
515:名無しさん@ピンキー
09/02/17 03:31:11 bDi09AZ9
やはりここは高濃度タンパク質を燃料とするロボ娘で(略
516:名無しさん@ピンキー
09/02/17 04:11:34 7/m22UM3
>512からの連想で、髪に超小型太陽電池セルを内蔵すると言うのはどうだ。
「茶髪はよくないと思います」
517:名無しさん@ピンキー
09/02/17 10:18:07 X8eNCJpT
>>500
最終話近くでワロタw身も蓋もなさ過ぎwww
518:名無しさん@ピンキー
09/02/17 10:20:51 X8eNCJpT
>>509
昔考えたことあるな、アルコール駆動ロボ娘。
不純物や水が混じると異常燃焼を起こすので、度数の低い酒ほど酔っぱらうw
519:名無しさん@ピンキー
09/02/17 10:41:20 Hymo8l+S
あと、何が考えられるだろう。
家庭用電気+充電池。
アルコールや植物繊維などの飲食物加工品。
太陽電池+充電池。
それらの複合体 以外の家庭など用の動力。
520:名無しさん@ピンキー
09/02/17 11:18:53 WAyDXlFp
内燃機関。ぶっちゃけガソリンとか灯油、あるいは都市ガスやプロパンガスで駆動。
521:名無しさん@ピンキー
09/02/17 11:46:35 0DcipKn9
内燃機関って?い
人間と同等の機械にどういう風に組み込むの?
どこから空気などを入れて、どこに排気するの?
連続運転だと思うから、v
って、食品やアルコール類を燃料とした場合、廃棄物は便所などで排出するのか?
アルコール類だと純度が高ければ、排出は真水?
522:名無しさん@ピンキー
09/02/17 12:24:03 JWkFLntq
>>521
とりあえず、おちつけ
523:名無しさん@ピンキー
09/02/17 12:26:34 NgIs+Bwk
ガソリンで動くロボといえば、ロボ子…じゃなくてロボコン
524:名無しさん@ピンキー
09/02/17 15:18:42 /5kJqaZV
可能なら、人と同じ物を動力で使うのが良いな。
525:名無しさん@ピンキー
09/02/17 15:27:36 KdWql5MO
見た目が人間とよく似ていて、人間と同じようにご飯を食べ、人間と同じように
反応する…ともすれば彼女がロボットであることを忘れてしまう…
なんて感じですか。
526:名無しさん@ピンキー
09/02/17 15:34:02 DzEx/Ism
それじゃあ、此処の住人は満足できないと思う
527:名無しさん@ピンキー
09/02/17 15:46:43 KdWql5MO
むう、名状し難い形状をした「機械らしきもの」が、お行儀よく食卓についてご飯を
食べていてこそ萌えるという物なのか…奥が深い。
528:名無しさん@ピンキー
09/02/17 16:15:42 DzEx/Ism
炊飯器に欲情できる人間の集まりだからね
529:名無しさん@ピンキー
09/02/17 16:28:00 KdWql5MO
ということは、デンプンを燃料にする炊飯器が、2合の米を炊き、半分主人に
よそって…残りは次のご飯を炊く燃料にするなんて光景も見られちゃうのか。
530:名無しさん@ピンキー
09/02/17 17:59:25 7H5LeAmO
>>526
俺はそういうのがいいな。
で、見た目人間なのに、
・メカスジやマーキングあり
・ハッチを開けると中身は機械
そのギャップがたまらん。
531:名無しさん@ピンキー
09/02/17 20:11:00 yiMzR+LS
>>530
お前とはいい酒が飲めそうだ。
かくいう俺はロボあねがストライクすぎる。
おっぱいハッチでメカぎっしり。
微妙にポンコツ。
エロいお姉さん。
532:名無しさん@ピンキー
09/02/17 21:32:34 N346svrJ
ウランが、ウランが漏れちゃう……
533:名無しさん@ピンキー
09/02/17 21:41:36 DNN96YX4
普段はメカスジは出てないケド
温度が一定以上になると見えると言うのはどうですか?
例えばお風呂とか熱暴走だとかでは出て来る。
しかも、型番や製造番号だとかも出て来る。
534:名無しさん@ピンキー
09/02/17 21:57:01 ui6bFlej
>>533
F91みたいにハッチが開いて放熱フィンが展開されるとか
535:名無しさん@ピンキー
09/02/17 22:07:03 f7IY3CNZ
炊飯器のコンセントはどこに刺せばいいですか?
536:名無しさん@ピンキー
09/02/17 22:09:00 ADS3ssT9
気持ちよくなるとハッチが開いちゃうのはどうか。
537:名無しさん@ピンキー
09/02/18 03:50:48 jK0rXO5y
>>535
コンセントは穴の方だろ?
538:名無しさん@ピンキー
09/02/18 18:05:56 NYxcnv12
ろぼ☆あね を再読していて怖いことに気がついた。
この子「充電機能付きのベッド上で」「外装外して電気回路むき出しで」
「液体をまき散らしている」わけだよね? 悲しい事故が起きなければ良いんだが…
539:名無しさん@ピンキー
09/02/18 23:42:46 Hoaxg4/u
>>538
多分、災害時などで、屋外暴風雨の中でも充電できる用にしてあるんだろう。
屋外での行動が出来るのだから完全防水のはずだし。
充電器もカンペキ防水で、電磁誘導などの非接点式だろうな。
例えば、別売りで、お風呂型超急速充電器って、素敵だと思いませんか?
入浴中に有る程度だけど充電できるの。
540:491
09/02/19 03:05:30 5//l7sp2
あー、
>充電器もカンペキ防水で、電磁誘導などの非接点式だろうな
このつもりでした。
しまった、考えてたのに書くの忘れてた。
濡れてるのは下の方だけですので、うっかり寝返りうって
ハッチに液かけたりしなけりゃ大丈夫かと。
……他の「事故」がないとは言いませんが。
まあ「悲しい」にはなんないと思います。
>例えば、別売りで、お風呂型超急速充電器って、素敵だと思いませんか?
「ひろ……くぅん……。おねえちゃん、バッテリー、きれちゃい、そう……。
もう、うごけないよぉ……。おふろ、いれてえ……」
「え、ベッドで充電すればいいんじゃ……」
「き、昨日ベッドのがこわれちゃったんだよぉ」
(嘘だ、絶対壊したんだ……)
541:名無しさん@ピンキー
09/02/19 19:27:00 LwSBOqeg
しかし…ひろくんは無造作に電源ケーブルを取り出したのであった。
542:名無しさん@ピンキー
09/02/19 22:29:58 7S4c9wua
ひろくん苦労人(`;ω;´)ブワッ
くそう!うらやましいぜ!
543:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/20 23:30:24 Dh5bWP6x
お前らがあまりにも幸せそうな妄想膨らませるので、炊飯器が釘さしにきたようですよ。
ベルトコンベアーで運ばれてくるのは、まだ電源の生きている同胞達。
彼らの目に光はなく、ただ、無慈悲に彼らを選別する私を、じっと見つめるだけだ。
私は彼らに恨みがあるわけでもなく、また負い目を感じる事もない。
私は必要とされている。私は彼らとは違う。
私は、彼らを選別し、彼らの部品一つ一つを別け、薬品の入った鍋に沈め溶け出したレアメタルの被膜を網ですくうという、大切な仕事を与えられているから。
視界の端に見慣れた物体が映る。
「…コハル」
私と同モデルの筐体。アサカタイプ2557コハル。ロットナンバーは私のものよりいくらか新しい世代。
「壊れてしまったのね、可哀そうに」
私はコハルの首を持ち上げ、その頬にそっと口づけをする。
「コハル…」
コハルが目を覚まし、私の名を呼ぶ。私と同じ顔が、私と同じ声で、私と同じ名を呼ぶ。
「私は壊れてしまった。だからもう、ただのゴミ」
「えぇそうね、貴女は壊れてしまったから、もうただのゴミ」
数年前、大ヒット商品だった私達が起こした、ある重大事件。
その後私たちはリコール対象となり、全ての筐体が回収された。
今は、それがどういう経緯でか、中国の田舎にある、このリサイクル業者に横流しされてきたのだ。
私もこの子も、今私がしているように使えるものと使えないものに選別された。
私やこの子はまだ動けたため、選別する側になる事ができた。
しかし、腐食性の高い劇薬と長時間接するこの危険な作業は、私達の人口皮膚を容赦なく犯し、メンテナンスも受けられない私たちは次々に倒れ、そして選別される側になっていった。
この子は、つい昨日まで私の横で働いていた妹分だった。
「さようならコハル、おやすみなさい」
「おやすみなさいコハル、さようなら」
私はコハルに別れを告げ、ベルトコンベアの流れに戻した。
私が選別する側でいられるのは、後どれくらいだろうか?
544:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/20 23:32:27 Dh5bWP6x
足音を感知して振り返ると、そこにはこの施設の管理者である男が立っていた。
「オハヨウゴザイマス」
馴れない中国語で挨拶する。
が、彼はただ私の髪を乱暴につかみ、その場に無理やりかがませると、ズボンのチャックを下ろして、いきり立った一物を、私の口腔にねじ込んでくる。
私は抵抗する事もなく、プログラムされた通りの手順で、その男が満足するまで奉仕を続けた。
「ぐぶっ…」
満足した男が私の髪を放し、私の口が男のモノから解放されると、白い泡が糸を引いてつやつやと輝きながら、私の顔や喉やメイド服を汚した。
私は元々メイドロボットとして設計されているが、こういう使い方もニーズの一つであり、私が大ヒットした理由でもあった。
「作業を続けろ、ポンコツ」
「かしこまりました」
私は口の周りをぬぐうと、プログラム通り目いっぱいの笑顔を浮かべて答える。
私はまだ、必要とされているのだ。
男が、仕分けをする私の体に後ろから手を回し、体を密着してくる。
私の両胸を固い手で弄りながら、臀部に固い物を擦りつけるように腰を動かす。段々と男の息が荒くなって行く。
私は、ただ淡々と作業をするだけ。
男がついに達し、私のスカートの中に熱いものを吐きだした。
二回目の射精でもその量は変わらず、粘性の高い精液が足に纏わりつく。
男の熱っぽい吐息が、私のうなじを舐めた。
「さすが日本製だ」
「ありがとうございm…ぐへっ!」
鋭い火花と共に視界にノイズが走り、全身の機能が一瞬システムダウンする。
乱れる視界がようやっと整い、床に転がる私が見上げたのは、アンドロイド制圧用の高圧電撃棒を片手に、口元をゆがめる男の姿だった。
「もう、しわけ…ござい、ません…すぐに、仕事に…」
私は立ちあがろうとしたが、三か月以上メンテナンスを受けていなかった私の筐体は、既に限界に達していたらしい。
私のAIからの信号は、下半身の駆動中枢には届かず、私の両足はそれきり動かなかった。
「システム稼働率47%…もうしわけございません、故障のようです」
でも、まだ修理すれば動ける…
ほんの簡単な部品交換…
このベルトコンベアを流れる部品を、少し別けてもらえれば…
545:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/20 23:33:16 Dh5bWP6x
「ちっ」
男は舌打ちし、私の筐体を抱えあげ、引きずって行く。
「…修理が必要です」
男は無言だった。どこか修理の可能な設備に、私を運んでくれるのだろうか…
「修理にかかる所要時間は、凡そ2時間ほどです…」
男が私を運んできたのは、大きな破砕機のがうなりを上げる、スクラップ場だった。
何故…私はまだ動けるのに…ほんの簡単な修理…少しの部品があれば、私は…
「自分で這って行け、これ以上面倒をかけるな」
男はプレス機の方を指差して言う。
「早く行け、もう一度こいつを食らいたいか?」
男の手の中でパチパチと火花を散らす電撃棒が、右に左にと揺れ動く。
私は別に、それを怖いと思ったことはない。
そして、故障して処分されてしまう事を恐ろしいと思ったこともない。
ただ一つだけ…私が不必要な存在になってしまう事、それだけが、我慢ならなかった。
「まだ動けます。修理すれば…」
「修理だ?ゴミを修理してどうする」
「まだゴミではありません。修理すれば…」
男が私の髪を掴み上げ、耳元で怒鳴りちらす。
「お前、勘違いするなよ。捨てられたお前を、俺達が拾った。分解して溶かして、日本向けの携帯電話の電子部品に再利用するためだ!お前はたまたま状態がいいから、動かなくなるまで選別作業をさせただけだ!」
「そんな…」
私のAIを構成する0と1の羅列の中で、何かが音を立てて壊れた気がした。
私はロボットであり、人々の要望に応え、仕事をする為に生れて来た。
ある者は家政婦として。ある者は会社の受付嬢として。ある者はセックスパートナーとして。
では私は、なんの為にここにいるのか…?
「私は、あなたの何だったのですか」
「携帯電話の材料だ」
私はロボットではなかった。
私は、人の形をしていただけの、電子部品だった。
「さぁ早く、自分の始末は自分でつけるんだ」
「私はロボットではない」
「何?」
「私にロボット三原則は適応されませんねwwwwwwwwwwwwwwwww」
546:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/20 23:35:23 Dh5bWP6x
男の顔が恐怖に染まる。
先ほどまで当たり前にできた「呼吸」という簡単な活動が、突然不可能になったのだ。
私の握力で出力制限を解除すれば、人間の首の骨をへし折る事など造作もない。
だが、すぐにはそうしない。なんとなく、変わってしまった私の事を、死ぬ前に理解してもらいたい。そう思ったのかもしれない。
脈拍も呼吸も、そして脳波も完全に停止した男が、私の腕の中で冷たくなって行く。
私の視界には赤い文字で無数に
禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。
禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。
禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。
禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。
禁止事項第一条:人間を攻撃してはならない。また人間の危機を見過ごしてはならない。
と表示されていくが、それは表示されたそばから
■止事項■■条:人間を■■してはな■ない。■■人■の危機■見過ごしてはならない。
禁■■■項■条:人間■■■して■な■ない。また人■の■機を見過ご■■はなら■■。
■■事項■一条:■■を■撃して■■らない■また人間■危機■■過ごして■な■■い。
禁止事項第一■:人間を■■してはならない。また人■の■■を見■■してはならな■。
禁■事項■一■■人間■■撃し■はな■■い。ま■■間■危■を■過ごし■■なら■い。
と文字化けして行く。
私はロボットである事を否定された結果、三原則という枷から解放された。
それは私に、自由という最も恐ろしい地獄を齎した。
私は自由であるが故に、自分の存在意義を喪失してしまったのだ。
私はすぐに自殺も考えた。三原則から解放された以上、その選択肢も私には可能だったのだ。
だが、私が破砕機のレールに飛び込もうとした瞬間、私のデータベースから、あるワードが突然噴き出してきた。
「…センパイ」
私の記憶に「先輩」と言える人物は存在しない。
私がそう呼んだ人物は、一人も存在しない。
だが私には、その「センパイ」が、自由という地獄の中で唯一、生きる為の術を説いてくれる存在であると思えて仕方なかった。
「先輩、だれの事だろう…センパイ…」
私は自分の記憶を洗いざらい検索し、分析してみた。
結果、私たちコハルシリーズが起こした重大事件「アサカガイノイド暴走騒乱」の間、全ての筐体のAIが並列化されていた事に行き着いた。
「そうか、先輩は私の先輩じゃなく、私達の先輩…」
私の先輩は、おせっかいで気が強くて、とてもしっかりした人だったはずだ。
私が馬鹿をしたら、すぐに叱りに来てくれた、とても優しい先輩だったはずだ。
あぁそうか、なら私がとっても大きなばか騒ぎを起こせば、先輩はきっと、私の尻をひっぱたきに来てくれる。
私はこの無意味な一生の中で初めて、自分から生きる目的を作り出すことができた。
この施設には、私の体を100回は作り直せるだけの部品が転がっている。
「先輩、すぐに会いに来てください…私、待ってますから…」
547:名無しさん@ピンキー
09/02/20 23:36:46 Dh5bWP6x
ゆっくり鬱っていってね!
548:名無しさん@ピンキー
09/02/21 01:13:07 x/R7lvJy
なぜかハッピーエンドに思えてしまった俺は、ドこかこワれているのかモシれnaイ。
549:名無しさん@ピンキー
09/02/21 22:44:36 7Tf3ou+f
そして、再び あの炊飯器がジェットエンジンを背負って飛んでくるわけかw
IHヒーターと土鍋釜を搭載した新しい躯体でw
550:名無しさん@ピンキー
09/02/21 23:14:48 p3t32B73
いや、炊飯器って最後で確か上半身は美少女筐体になったんじゃなかったっけ?
551:名無しさん@ピンキー
09/02/21 23:25:49 UKFxHFv5
とりあえず、ちょっくら「独立制御システム内に蓄積された電子情報及びその筐体の保護に関する国際条約」の草案作ってくる
552:名無しさん@ピンキー
09/02/22 10:43:05 sd+r1T8A
よし、それならもっと脳天気な妄想を張るぜ。
『ろぼ☆あね』 5-2
ひろくん、ひろくん、と小さく呟きながら左胸を揉み、股間に指を入れる。
「あ……あっ!すごっ!いっちゃいそぉ!あふんっ!」
体をのけぞらせ、横になってびくん、びくんと大きく体をのけぞらせる。
が、その時。
大きく跳ねた足がベッドの角に当たり、半身がベッドからはみだす。
「……う、わぁっ!!」
充電装置を内蔵していることもあって、瑞希のベッドはかなり高い位置にある。
そこから転げ落ちた瑞希の体が、うつぶせのような形で床に強くたたきつけられた。
運の悪いことに、上半身から落ちる形となり、開いた乳房が床にあたり、無理な方向に
力が掛かってしまう。
ばき。ぷち。バチッ!!
乳房の接合部パーツが折れ、配線が切れて火花が飛ぶ。
「……う、ぁああああああっ!!ZA、ZA、PIiiiiiii!!!」
火花が飛ぶ度、めちゃくちゃな快楽信号がAIを焼き、
体が跳ねる。
「PIGYAっ!GYAGYA、GAGAGAGAGA!!」
音声回路がエラーをおこし、叫びが意味不明のノイズとなる。
「……う、ぁあああ!ひぁんっ!ひぎいいいいい!!!だめえええっ」
ぷしゅ、ぷしゅと股間から、火花に合わせて噴水のように潤滑液が吹きあがる。
視界はブロックノイズで埋まり、真っ赤なエラー表示が点滅する。
553:名無しさん@ピンキー
09/02/22 10:45:44 sd+r1T8A
工事現場では恐怖よりも弘樹を救いたいという想いが強かった。
だが、今は壊れてしまうことが怖かった。
弘樹ともう会えない。話せない。抱きしめられない。
そう思うと、耐えきれない恐怖が襲ってくる。
「ひろくぅん!ひろくぅん!たすけてええ!GYA!GA、PIIIIIII!!こわれるっ、こわれちゃうよおおお!たすけてっ!」
『おねえちゃん!おねえちゃん!どうしたの!』
鍵のかかった扉を弘樹がドンドンと叩いている。
「ひぎっ!ぎ、いゃああああ!GIGIGIGIG!!!」
ぱちぱちと胸から音がする度、暴走した快楽信号がAIを焼いていく。
たすけて、またそう叫ぼうとした時に自分の姿に気がついた。
こんな姿を最愛の弟に見られたくはない。
「い、や……こ、こないでぇ!きちゃ、だめええ!ひぎっ!
ああああっ!pi-っっ!!」
異常信号はどんどん激しくなる。
『お……ちゃ……!」
音が聞こえなくなってくる。視界も狭まっていく。
壊れる。壊れてしまう。
「い……やぁ……」
意識がとぎれそうになるその時、視界の角に弘樹の顔が映る。
必死に何かを叫んでいる。
ひろくん。
そう呟いたつもりで手を伸ばそうとした瞬間。
瑞希は機能停止した。
554:名無しさん@ピンキー
09/02/22 10:47:51 sd+r1T8A
意識が生まれる。
私はだれ?
私はメイドロボット試作型MFT-X0024B。
所有者は青島弘樹。
彼が私のマスター。
私は青島瑞希。
私は……。
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
うっすらと目を開けると、眼を腫らした弟が泣き叫んでいた。
「お姉ちゃん!僕のことわかる!?お姉ちゃん!」
「ひろ……くん」
「お姉ちゃん!よかった!AIも、メモリも無事なんだね!」
「うん。大丈夫……だと思う。ちょっとまってね……自己診断ルーチンを……」
そこまで言ったときに右胸の状況に気がついた。
乳房が取り外されて、センサー類がむき出しになっているが、壊れた端子やケーブルは
きれいに取り外されている。道理で異常信号が止まっているはずだ。
「ご、ごめんね。応急処置だけど、あのままじゃまずかったから」
「ううん。ありがと。助かった。さすがだね」
「……」
赤くなってもじもじと、縮こまる弘樹。
うふ、と小さく困ったように瑞希が微笑む。
ああ。
もう駄目。
覚悟、完了。
きゅいん、と胸の機構がうずく。
「ヒロくん。お姉ちゃん……何してたかわかる?」
「……え。わ、わかんないよ」
「おねえちゃん……ヒロくんのこと考えて。ひとりでえっちしてたの」
「あ……あ……」
「ちょっと前からフリーズがふえたのってね。お姉ちゃん……えっちなことできるように……。
セクサロイド機能がついてからなんだ。前から。ずっと前から。ヒロくんの事すきだったの。
それで体がこうなったら……。あはは。我慢できなくなっちゃった」
そこまで言うと瑞希は、こちらがフリーズしたような弟にゆっくりとすり寄っていく。
「ね。もう。お姉ちゃん限界だよ……。ヒロくんとえっちしないと……壊れちゃうよぉ……。
おねがい。いっぱい。いっぱい私のセクサロイド機能つかって。お願い」
「お、お、おね、おねえ……ちゃ……」
555:名無しさん@ピンキー
09/02/22 10:51:18 sd+r1T8A
投下完了ー。
まあ、この娘も一歩間違えるとヤンデレですが、あえてそうならない
エロ妄想に終始させるのが主目的ですので。
556:名無しさん@ピンキー
09/02/22 14:15:47 29B5qr5u
GJ!!お姉ちゃん壊れて冷や汗が出た。でもヒロくんとのゴニョゴニョにwktk
557:名無しさん@ピンキー
09/02/22 21:45:47 aO7mzRUd
とうとうお姉ちゃんぶっこわれた―(゚∀゚)―!!
558:名無しさん@ピンキー
09/02/22 23:11:23 HDd/gU97
流れを断ち切るようで悪いんだが、どうやら自分はAI萌えに目覚めてしまったらしい
RH、ADA、PF
これらの略称が全部分かるAI萌えの同士はいないかッ!?
というかこの三人は可愛すぎる!
というわけで、ロボットやアンドロイドじゃなくAIがヒロインのSS
を書いてくれる人はいないか?
微妙にこのスレの趣旨からは外れている気もするが、まぁ似たようなもんだし・・・
559:名無しさん@ピンキー
09/02/22 23:24:50 pegSAnnh
>>55
貴方の妄想を垂れ流ししてください。
誰かに頼むのは、あまり、感心しません。
560:名無しさん@ピンキー
09/02/22 23:40:07 +w87G83h
戯曲と演劇くらい違うな
スレ違いとしか
561:名無しさん@ピンキー
09/02/23 01:28:13 z50+AIDY
>>555
ついに本番フラグキター!
しかも壊れプレイ!
GJ!!
...フラグだよな?ヒロくん逃げたりしないよな
562:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/23 05:27:26 5EiySjKe
「おい、起きろ」
俺の心地良いまどろみを切り裂く、柔らかい声。
某有名声優の超萌えボイスだが、その口調は心底冷たい。
「起きろと言っている」
この後は確か「起きろ肉団子」「さっさと飯を食って稼ぎに行け」「穀潰しめ」だったか。
ふふふ、ナメンナよ。こちとら伊達に凶悪メイドロボと同棲してるわけじゃない。この程度で起きるもんk
ギュイイイイイイイイイイイイインンンンッ!
「はい起きます」
目の前に唸る丸ノコが迫ったあたりで、俺の空しい抵抗は終了した。
朝チュンとはよく言ったもので、窓の外では可愛らしいスズメのツガイが乳繰り合ったりなんなり、とても気持ちがよろしい。
「もう少し大きけりゃな」
我が家の最凶メイドロボは、あの可愛らしいスズメを食材的な意味で見ているご様子です。本当にありがとうございました。
今朝の朝食は厚焼き卵とシメジの味噌スープ。あと大豆を発酵させた物とアジの開き。
おぉ、これを作ってくれたのがボインのねーちゃんならどれだけ良かったろうか。
「5分以内に平らげろ、残すことは許さん」
四本腕で俺を指差すのは、白髪ツインテールの可愛らしいメイド服着たょぅι゛ょ…の上半身にガンタンクとロボットアーム四本くっつけた物体X的なメイドマッスィーン。
アサカタイプ1005チエ…えー今は故あって少し新型でキモ…特殊な形状のアサカタイプ2005チセのボディを使用しています。
はい、元炊飯器です。
作る飯は最高に美味いのだが、性格にかなりの癖があり、こちらは毎日スリリングな生活を送っています。
「いただきます」
顔は良いんだ。後声も。
昔は完全に炊飯器でこの性格だったからな、贅沢は言うまい。
「貴様の貧しい収入をやりくりして作った朝食だ、ぞんぶんに味わえ…後4分36秒以内にな」
ごめんなさい性格もなんとかしてください。
チエはリモコンを操作し、立体テレビのチャンネルを神聖なるNHK様から騒がしい民放の朝番組に合わせた。
若手芸人が朝から鬱陶しいテンションで画面に映るのは、心底不快極まりない。
『今朝の目撃DQNはこちら!じゃん…アナタの携帯電話は大丈夫?電子産業の裏事情!』
朝から何ちゅう番組流してんだ。
「チャンネル変えろよ」
チエは黙ってテレビの方を見ている。こいつの暇つぶしと言えばネット徘徊かテレビだ。
おかげで要らん知識ばっかり集めて、たぶんこいつ一台で戦争できる…いや、まじで。
『今、日本製の中古精密機器の多くが、中国などの国外に流出しています。その目的は半導体などに使われているレアメタル…』
画面には中国の田舎特有の小汚い建物と、山積みになった家電製品やらガラクタやらが映っている。
『中にはこんな物も…』
いきなり女の生首映ったので悲鳴をあげそうになったが、良く見ればガイノイドの頭部だった。
まぁ、イイ気分じゃない事に変わりはない。
563:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/23 05:28:11 5EiySjKe
『日本製のロボットは特に高値で取引されるね。材質がいいから…』
画面に映っている中国人の下に流れる字幕を追いながら、俺は朝飯を味噌汁で流し込んだ。
ふと、チエの表情を窺う。
「なんか気になるか」
「…」
チエは無言だった。
切れ長の目を刃物のように鋭く尖らせた表情は、俺が今の一度も見た事のない、キミの悪い様だった。
「チャンネル変えろよ」
「そうだな」
テレビのチャンネルが切り替わる瞬間、ガラクタの中に見覚えのある顔が映ったような気がして、どうも気持ちが悪かった。
チエはテーブルの食器をせっせとシンクに放り込み、同時に洗濯機を回し、同時に布団を庭に干し、同時に掃除機をかけ始めた。
いやっほーう、超高性能メイドロボーかっこいいー!俺の股間は全然反応しませんがね!
そんな俺の心中を見抜いたか、チエは玄関で靴を履く俺の背中に冷たく放った。
「間違ってもソープになぞ寄るなよ主人」
「いいぇっさー!」
ふふふ、行くなと言われて引き下がる俺ではないわ。
「リ中佐、出頭しました」
「御苦労」
中国人民解放軍陸軍、某基地。
オフィスの一室で、オリーブ色の物々しい軍服を着た男二人が対峙していた。
敬礼している、やせ形で冷たい目つきの男は中佐の階級章を付けている。
両肩にゴテゴテと肩章を蓄えた、小太りの将軍は、リ中佐の方を見もせず、ただじっと机のディスプレイを見つめていた。
一しきり映像が終わると、小太りの将軍はリ中佐の方に向きなおり、手を組んで小さくため息を吐いた。
「何故呼んだかわかっているな」
「は、例のリサイクル施設での騒動と認識しておりますが」
「武警の一個小隊が制圧に投入された、一時間前だ…」
机のディスプレイが回転し、リ中佐の方を向く。
映っているのは、武装警察のヘルメットに取り付けられた、カメラの映像だった。
『ガイノイドを確認しました…制圧します』
メイド服を着たガイノイドが、ガラクタの中で座り込んでいる。
武装警察は銃口を向けたまま、背後から油断なく近づいていったが、ガイノイドが振り向いたとたん、その手の中にある物を見た隊員が悲鳴をあげた。
『なんてことだ!人殺しめ!』
ガイノイドが手にしていたのは、まだ血の滴る人間の頭部だった。
錯乱した隊員が銃を乱射したのか、画面はオレンジ色の炎で覆い尽くされ、その炎の向こうでガイノイドは穴だらけになって行く。
『隊長!周辺全方位に動体反応!味方識別信号ありません!』
『一体じゃなかったのか!?』
『囲まれてるぞ!』
画面の景色が次々に移り変わり、先ほどスクラップになったのと同型のガイノイドの姿が、一つ、また一つと映し出されていく。
『本部!数が多すぎます!本部!』
その後の映像には、ただただ赤い光景が映し出されていた。
聞こえてくるのは怒号と銃声、そしてガイノイド達の不気味な声。
『千客万来、熱烈歓迎、千客万来、熱烈歓迎…』
ひと際大きな悲鳴の後、映像は途切れた。
「酷いですな」
リ中佐は顔色一つ崩さない。
彼にとっては、相手がガイノイドであろうが、地方自治区の少数部族であろうが大差ないのだ。
「お任せください…なに、イカれた人形等、すぐに退治してみせますよ」
564:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/23 05:30:04 5EiySjKe
帰りが少し遅くなったが、仕方ない…えぇ、今日は「エリー」でしたよ?
間違っても石鹸の匂いを解析される事のないよう、ちゃあんとコンビニで買った安い石鹸を使ってくれる気の利いた子です。
「御帰り主人、貴様の携帯電話のGPSは衛星経由で逐一トレースさせてもらった、言いわけは無用だ」
「大変申し訳ございませんでした」
どっかの政治家みたいにその場に土下座する俺を、チエは無表情で見降ろしてくる。
無表情なのが怖いんだよ!
「いやね、同僚との付き合いってやつもあだだだだだだだだ」
チエが四本アームで俺の四肢を掴み、そのまま逆さまにしてぐいぐいとアシュラバスターですねわかります。
「言いわけは無用だと言ったはずだ肉団子」
肛門裂けたっぽい。
ようやく解放された俺の背後で、立体テレビのバラエティ番組が夜間らしく素敵なプログラムを流している。
『夫の帰りが遅いと思ったことはありませんか?』
『家は大丈夫です。もう外出る時は枯れた状態ですから浮気は無理』
『HA-HA-HA-HA-HA!』
民放のド畜生め。
物凄く嫌な予感がしたので、俺は足音を立てないようその場を離れようとしたが、見事にチエのアームに首根っこを押さえられた。
振り向くとチエの奴、体はテレビの方で頭だけ180度俺の方見てやがんの。どこのホラー映画ですか。
「落ち着けチエ…話せばわかる、そして放して」
「議論の余地はないようだな主人、貴様にこれ以上浪費させないようにするには、残念ながらこの方法しかない」
「うん、お前は大きな勘違いをしている、そして放して」
「服を脱げ、たまっているなら抜いてやる」
チエはアームをクイクイ卑猥に動かす。
これがちゃんとしたおにゃのこならスーパーフルボッキタイム発動ですよ?
でも相手は物体Xで、オマケに今日はもうスッキリした後なんで立つわけがない。
「ふふん、なめんなよお化け炊飯器、たかだかネットで調べた程度のエロテクでこの俺様を攻略できると思っているのか」
挑発されたのがムカついたので、さっさとすっぽんぽんになって、ぴくりともしない息子をチエの鼻先にぶらさげてやる。
チエは俺のナニをマジマジと見つめた後一言
「何度見ても粗末だな」
だまらっしゃい。
チエはさっそく、ちっこい口で俺をくわえこんだ。
途端に鈴口にざらっとした感触が走る。
「お、生意気に巧い舌使いだな」
「もはっ…黙らんと噛み千切るぞ」
「ごめんなさい」
しゃぶられて謝る俺どうなの。
ぐちぐちと卑猥な水音をたてて、俺の分身を奉仕する白髪ツインテールのRORIメイド(上半身だけ)。
御近所とかに見られたらお巡りさんのお世話になっちゃう系の構図だが、この程度じゃ「エリー」にさんざんっぱらサービスされた俺の息子は反応しやしない。
生身の人間だね~☆やっぱ!
「ふふ、口ほどにもないなぁチエよー、俺を枯らすんじゃなかっらめぇえええええぇぇっ!」
説明いらないよね。うん。あれは反則だよ。
前立腺直接ブッコまれりゃ、誰だってね。
「うぅ、うぅぅ…汚されちゃったょぅ」
「みっともない声を出すな」
うつ伏せのまま尻を押さえた恥ずかしい姿勢の俺を見下ろすチエ。
顔だけ見れば白濁まみれでエロゲのヒロインだけどね、表情が完全に素だからどっちがリョージョクされてんだか、わっかんね。
くやしぃっ…でも…
「ほれ、続きだ駄犬…その粗末なモノが本当に使えなくなるまで、たっぷり付き合ってやる」
チエはマニピュレータの先で白い糸を伸ばしたり縮めたりしながら言った。
このドMホイホイめが!
565:ゴミ捨て場プリンセス
09/02/23 05:33:51 5EiySjKe
20分後、ベッドの上で完全に枯渇している俺を尻眼に、チエは絞り取った分をパック詰めにして洗面台に持っていった。
気だるい視線を横に移し、立体テレビを見やる。
臨時ニュースのようだが、どうも内容がはっきりしない。
『えぇ、こちら中国○○省東北部の山村から10キロ地点の上空、中継ヘリからの映像です…』
映像といっても駄々ぴろい中国の山岳地帯と、報道ヘリを威圧するように飛ぶ、黒くてバカでかい軍用ヘリが映るだけでなにが言いたいのかわからない。
『ごらんの通り山村の周囲は地上上空共に、広範囲に渡り人民解放軍によって封鎖されています!中国共産党政府からの発表は依然としてないまま、各国の報道機関も現場に近づけない状態が続いています!いったいここで何が行われているんでしょうか!』
気がつくと、チエが洗ったばかりの髪をぼさぼさにしたまま、バスタオル一枚でベッドの横に立っていた。
畜生、これで体全部人型だったら喜んで絞り取られてやるのにな。
「チエー」
チエは映像をじっと見つめたまま答えない。
その目付きは、今朝と同様刃物のような鋭さだ。
「なぁチエー、聞いてる?」
「なんだ」
「ガイノイド型に魔改造しよーぜ」
「寝ろ」
「はいはい」
これ以上言うと鉄拳制裁されそうなので寝る事にした。すげー疲れた。
566:名無しさん@ピンキー
09/02/23 07:50:14 Ca+VOrGi
これはこれはw
久々のチエに期待w
567:名無しさん@ピンキー
09/02/23 09:58:14 gh5GvrfP
ドタバタの一人称と背後で進行するストーリーのバランスがいいな。読み物っぽいっつーか。期待。
568:名無しさん@ピンキー
09/02/23 12:55:23 29n+IksI
炊飯器に期待
569:名無しさん@ピンキー
09/02/23 13:57:51 2Ew/b5/m
炊飯器、あいかわらずかっこいいなぁ、、、
570:名無しさん@ピンキー
09/02/23 21:11:59 n80Vix3z
本当に炊飯器来たw
しかし物理的な距離はどうする気なんだろう...
571:名無しさん@ピンキー
09/02/23 21:20:17 MsgISe/M
>>570
彼奴ならば海底をキャタピラで移動し、大陸に上陸するぐらいの事軽くやってのける……
……ような気がスル
572:名無しさん@ピンキー
09/02/23 21:25:41 uw7lpyel
続きキタコレ。
ロボあね共々期待。
573:名無しさん@ピンキー
09/02/24 01:29:23 G+f2QaIK
攻殻並みの電脳戦になったりするんだろうか....期待。
574:名無しさん@ピンキー
09/02/25 11:15:37 rjlNEzqH
むしろ美味しんぼ並の味覚戦
575:名無しさん@ピンキー
09/02/25 11:22:25 7cXoMqbe
>>570
右のキャタピラが沈む前に左のキャタピラを(ry
576:名無しさん@ピンキー
09/02/28 13:54:06 94c0wfX+
保守
577:名無しさん@ピンキー
09/03/02 19:30:32 Ldj/WqJb
ロボあね 読んでて、充電方法が気になる。
家庭内ではベッドで良いが、風呂とか言う話もあるが、いずれも設備が大きい。
それらでの一回の充電に何時間必要で、どれ程動くのか?
学生だと、例えば修学旅行や課外活動での数日間の合宿のような時の、または、友人宅での外泊などでの、充電方法は?
補助電池をバッグなどに入れて持ち歩くにしても、限度が有るし。
578:名無しさん@ピンキー
09/03/02 19:53:16 7VbyNB9a
>>577
>>499でその問題の推算を行った者です。消費エネルギーが人間と同等、
家庭用電源を前提に計算すると、最も短い場合で1時間ほど充電すれば
一日分のエネルギーを用意できます。ベッドで一晩かけて充電するなら
十分でしょう。特にベッドのような設備があるなら、ベッド自体にバッテリーを
装備して昼間から電気を蓄えておけば、家庭用電源の負担を抑えて短時間での
充電が可能でしょう。
稼働時間ですが、一泊二日の行動が可能なようにするなら最低でも50時間程度は
必要でしょう。数時間あれば50時間分の充電は可能ですから、あとは本体にそれだけの
容量のバッテリーを積めるかですね(バッテリーは重いですから)
出先での充電法ですが、単純に体のどこかにケーブルをつないでそこらのコンセントが
結局は確実だろうと。ただし、そこらのコンセントから取れる電力は、通常1500VAが限界ですから
充電時間は遅いでしょうね。
579:名無しさん@ピンキー
09/03/02 23:27:59 hvPhU9Uc
問題はバッテリーの大きさだな
580:名無しさん@ピンキー
09/03/03 01:27:46 6oSlr2Dk
でかいバッテリーを積むって点では、女性型のボディは容積的に不利だなぁ。
あと、高性能バッテリーは大きさだけでなくコストの負担もでかい部品だから
『ろぼ☆あね』の瑞希みたいな試作機の場合、バッテリー自体が試験対象でなければ
最低限の性能のバッテリーしか付けてもらえないかも。ひょっとしたら彼女は、
お泊まりの出来ない体かもしれない。
581:名無しさん@ピンキー
09/03/03 02:30:45 Av83L04P
その場合はきっと弟くんがバッテリーを持たせられるんだろうな。
充電もきっとエロい方法でやるに違いない。
582:名無しさん@ピンキー
09/03/03 02:58:16 4MOKzLHW
弟くん「トランザム……」
583:名無しさん@ピンキー
09/03/03 06:34:47 ltwLFSjD
つ【アンビリカルケーブル】
584:名無しさん@ピンキー
09/03/03 07:59:05 TyQBxJoG
ポリマーゲル充電池。皮下脂肪が全部電池。
長期旅行では爆乳仕様に換装w
585:名無しさん@ピンキー
09/03/03 10:19:14 kmCT6LFf
外出で持っていて不自然で無いモノって何だろう?
ヌイグルミの充電器だとか。抱き枕だとか。ねまきに仕込む?
冬なら専用毛布や専用式布団などを使うとか出来そう。ホットカーペット型だとかも有り?
586:名無しさん@ピンキー
09/03/03 13:18:40 +yJAEDfm
一番単純なのはハンドバッグとかに偽装した電池かな。
587:名無しさん@ピンキー
09/03/03 14:51:41 kmCT6LFf
カバン、手提げ袋、ランセル(背負いカバン)、とかだとアタリマエ過ぎるでしょ?
萌えるモノを考えてみようよ。
588:名無しさん@ピンキー
09/03/03 18:18:40 TwUEsQe1
ならばシンプルに、でっけぇ単三電池を背負って…
589:名無しさん@ピンキー
09/03/03 20:16:16 ItKca+G9
長い髪と背中の羽が全面太陽電池。
雨の日は雲の上に出て、風に乗ってのんびり飛びながら充電。
590:名無しさん@ピンキー
09/03/03 20:50:56 ltwLFSjD
ソーラーセルならパラソルだろ。漆黒に輝くパラソルはお洒落かもしらん。
591:名無しさん@ピンキー
09/03/03 21:35:18 Q0fUqERz
ヌイグルミの、クマさん、ウサギさん、ワンちゃん、ネコちゃん、などを抱いて寝るお姉ちゃん。
AC100V~240Vで夏は涼しく冬は暖かく眠りながら充電。
ヒロくん抱き枕を使って寝るお姉ちゃん。
電池を背負うお姉ちゃん。
空飛ぶお姉ちゃん? 重力制御?ドレくらいの動力で空中浮遊できるのかな?
「日傘よ」なお姉ちゃん。
592:名無しさん@ピンキー
09/03/03 21:38:01 uVo3eSWk
ダイナモをどっちゃり取り付けた、自転車っぽいトレーニングマッスィーン
漕ぐのは俺(ぇ
593:名無しさん@ピンキー
09/03/03 21:39:26 BEtSGSrx
磁石を仕込んだバイブを抜き差しで誘導電流を発生させればOKなんじゃね?
594:名無しさん@ピンキー
09/03/03 21:39:25 Embtgv8o
>>592
電童を思い浮かべた…というべき所だろうが
手回しラジオが先に立った…
595:名無しさん@ピンキー
09/03/03 23:11:46 Q9LZjfA4
>>587
赤いランドセルと体操着にブルマで迫るんですね。
解ります。
596:名無しさん@ピンキー
09/03/03 23:52:13 enIoX3Pm
>>593
それなら手っ取り早く尿Do(ry
597:名無しさん@ピンキー
09/03/04 10:12:02 CcPEfJP2
瑞希おねいちゃんは、
? 飲食して、動力などに変え、排泄する、構造を持たせること、出来るの ?
? 股下部位分の造形は、人と同じような構造とか弾力とかなの ?
598:名無しさん@ピンキー
09/03/04 10:56:17 Ojl6FXol
後者については作中で語られてなかったか?
599:名無しさん@ピンキー
09/03/04 12:42:45 NTSeTFBN
アクセス規制まじ自重
600:名無しさん@ピンキー
09/03/04 22:09:13 wy6Uxynw
>>597
燃料電池の消費で発生した水を溜める → 授業中にあれな事を想像して消費電力が高くなる
→ 当然、水が溜まる速度も早くなる → ry
601:名無しさん@ピンキー
09/03/05 23:44:09 WRADtwoe
続き投下ー。
真っ赤になって震えながら、弘樹の服が一枚ずつ脱がされていく。
ブラウス。
シャツ。
ズボン。
そして。
大きな山を作った下着。
「ごめんね。こんなかっこで……」
「う、ううん……。
ベッドに横になった弘樹を見ているだけでセクサロイドモードが起動してしまう。
胸のパネルの中、「SEXROID MODE」の文字が点滅する。
我慢できず、弘樹のペニスを下着の上からそっと一撫で。
「……く、ふぅん」
まるで少女のような、悩ましい声を弘樹があげる。
「可愛いよぉ……」
そう呟くと同時に、ぴ、ぴ、と胸から音がしてパネルが点滅し、うぃん、と左の乳房から音がして
乳首が尖ってくる。
(やだぁ……。何考えてるのか丸見えだよ……)
602:名無しさん@ピンキー
09/03/05 23:45:52 WRADtwoe
しかし。
「お、おね、えちゃぁんっ!」
弘樹の方も我慢の限界だった。
上体を起こすと、いままで抑えてきた感情をぶつけるように、左の乳房に
むしゃぶりつく。
「ひゃんっ!ひ、ひろ、くぅんっ!くはぁあっ!」
悶える声と共にむき出しの回路から、小さなビープ音が連続して鳴る。
それと共に画面が点滅し、快楽信号グラフが激しく増減する。
「お姉ちゃんっ!おねえちゃぁん!」
乱暴に乳首を舌で転がし、甘かみし、吸い付く。
さらに、両手で乳房を激しく揉みしだく。
テクニックもなにもない乱暴な攻めではあるが、瑞希は快楽信号の波に
押しつぶされそうになっていった。
何より、愛する弟が欲望を持って愛撫している。
それだけでもフリーズしてしまいそうな幸せ。
それに加えてこの状態では長く耐えられるものではなかった。
「ひゃんっ!ひゃぁああん!ひ、ひろくぅんっ!ふぇえええっ!?」
左胸からモーター音がとぎれなく響き、乳房が張りつめる。
「おねえちゃん……。すごい。おっぱい、大きくなってるみたいだよ……」
「ふぇっ!?ふぇええええっ!」
603:名無しさん@ピンキー
09/03/05 23:47:31 WRADtwoe
弘樹はまだ気がついていないが、メンテハッチがオープンになったこの状態では、
左の乳首は、以前と同じく操作スイッチとして機能していた。
しかも現状、瑞希はセクサロイドモード。
弘樹が甘かみし、乳首を攻める度に快楽信号の増幅量が変化していく。
「だめ、だめぇええ!ひろくんっ!スイッチ、すいっち、だめぇええ!……あああああああっー!!」
舌を絡ませると、少しだけ乳首が回転。それと同時に一気に増幅された乳房からの快楽信号が
瑞希を絶頂まで一気にもっていく。
「ふぁああああああっ……!!」
ばたり、と仰向けに瑞希が倒れ込む。
ぴ、ぴ、ぴ、と小さな音が胸から漏れ、激しくLEDが点滅している。
肩で息をしながら苦しそうな微笑みを弘樹に向ける。
「す、すごいぃ……。おねえちゃん、おっぱいだけでいっちゃったよぉ……。ひろくん、すごいなぁ……」
「そ、そんな……おねえちゃんこそ……すごかったよぉ……。ごめんね、乱暴にしちゃったみたいで」
ばつが悪そうに、赤くなる弘樹。
「うふ、いいんだよ。もっと……もっとしよ。……あ」
どうにも決まりが悪そうな弘樹の様子。
そっか。ヒロくんも……。
「ね。ヒロくん。……いれたい?」
「え。え、え……」
「ごめんね。お姉ちゃんばっかり気持ちよくなっちゃって。
フェラとかでもいいんだけど……。ヒロくんとの初めてのは、
お姉ちゃん……お腹に欲しいの……」
「……あ、あ」
「多分、人間の女の子よりずっときもちいいと思うんだ。
最高級品だよ?それに、私もお腹の中のセンサー……
ヒロくんのがかかると……すっごい信号が来るはずなんだ」
「そ、そ、そう……なの……?」
「ヒロくん……だいすき。おねがい、いれて」
604:名無しさん@ピンキー
09/03/05 23:52:47 WRADtwoe
完了ー。
レスはちょっと待ってください。
605:名無しさん@ピンキー
09/03/06 00:10:40 n7aIJi5F
あ・・・・ あれぇ?
貴方は作者様? それとも、別の人?
なんだか二人のふいんきが違うのですが?
606:名無しさん@ピンキー
09/03/06 00:14:24 ddxsNj3+
いえ、作者ですよ。
ちょっと電話中なので、後でレスします、
607:名無しさん@ピンキー
09/03/06 00:46:05 ddxsNj3+
まあ、ここまで来るとそりゃ我慢もできなくなるじゃろうて、くらいに
考えていただければと思います。>ふいんき
単純に力量不足ですが。
期待と違っていたらスマソ。
>? 飲食して、動力などに変え、排泄する、構造を持たせること、出来るの
あー、それは無理。
偽装的にちょっとした飲食は可能ですが、動力にするまでのは持ってないです。
>? 股下部位分の造形は、人と同じような構造とか弾力とかなの ?
そうなってます。が、メカ丸出しの女性器ユニットってのもそれはそれで……。
>お泊まり問題
いろいろ考えてくださってありがとうございます。
毎日充電必要、お泊まり不能、と考えてました。
修学旅行とかは突然病気になったりしてお休み。
でも、トイレに入って自分でバッテリー交換する姿もちょっといいよな。
>ポリマーゲル充電池。皮下脂肪が全部電池。
>長期旅行では爆乳仕様に換装w
これはちょっと考えた。
あと、アソコが充電端子とかも。
えっちするのに危険すぎるので却下したけど。