【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ5at EROPARO
【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ5 - 暇つぶし2ch5:砂塵 1/6
08/08/16 14:49:58 LSMgd8Ja
 砂に埋もれた都市があった。
かつては陽光を反射して輝いていたであろうビルの群れも、
今はひび割れ、傾き、砂に埋もれている。
崩れかけたビルの足下に、多角形の建物があった。
中に入ると、僅かな音が聞こえて来る。
音へ向かって進むと、広い空間に出る。
誰も居ない観客席に囲まれた中心部に、四角い舞台があった。
舞台の四隅には支柱が立っていて、ロープが三重に張り巡らされている。
光の届かないその舞台の上で、2人の女が絡み合っていた。

 1人は赤茶色のショートカット。瞳が大きくて気の強そうな少女。
もう1人はブロンドのロングヘア。ゆるやかなウェーブが切れ長の瞳にかかった女。
服装はどちらも、破れけの下着姿。
年の差はあるが、膨らみとへこみの激しいプロポーションは、双方共に男の欲情を掻き立てる。

 そこには、2人以外誰もいなかった。
静かな空間に、粘着質な音と喘ぎ声だけが響いている。
ロープの内側で、2人は密着していた。
赤髪の少女がブロンド女の背後から腕を回している。
片腕で首を締め上げながら、下着に回した手を小刻みに振動させていた。
自らの股間を弄られて、ブロンド女は「あ、あっ」と熱の篭った声をあげていた。
細い下着を引き千切らんばかりに、内側から何かが盛り上がっている。
赤髪少女の指が絡みつく度に、ビクッビクッと震えながら硬度と体積を増すそれは、
女の身体にはある筈のないモノ。
執拗にそこを責められて、ブロンド女は一際高い声をあげた。
股間を擦っていた少女の手が、白い液体で満たされる。
ブロンド女の腰から伸びた異形の器官が痙攣して、2度、3度と続けざまに体液を吐き出した。
切れ長の瞳が一時的に焦点を失い、唇の端から落ちた細い涎が顎まで伝った。

 2人の女は今日、この場所で初めて顔を会わせた。
単なる偶然の引き合わせだったし、もう二度と出会う事もないだろうが、最初に名乗りあった。
赤髪がリズ、ブロンドがシャイア。
 2人がこの世に生を受けた時には、既に世界は荒廃していた。
人々はただ、水と食料を求めてその日その日を生きている。
この世の全てが砂にまみれた頃から、変化した人種が現れた。
そしていつしか、男女両方の性器を持ち合わせた子供が産まれるのは、そう珍しい事ではなくなっていた。
空腹と精力を持て余した時、彼女達は目に付いたリングを訪れる。
いつ誰が始めたルールか誰も知らなかったが、先に絞り尽くした方が勝ち。
何度イカされようが、精液の続く限り負けにはならなかった。
互いの水と食料を賭けに、彼女達は時折ここに立ち寄る。



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