【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ5at EROPARO
【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ5 - 暇つぶし2ch274:257
08/12/23 04:53:41 QHiHvgv6
 あれから一週間が経った。
 いくみは誠治に対しては普段と変わらず話しかけるが、紀子はあからさまに態度が変わった。
 態度が変わったと言うと悪い言い方だが、話しかければ普通に接してくれても、いつもよりも踏み込んで話してこない。
 他の友達と連れだっていくみと誠治とあまり接したがらなかったりする。
 しかし紀子から二人に話しかけたり、あのことについて噂も耳にしないという中途半端な避け具合は世間擦れしていない紀子故なのだろう。
 鈍感な誠治は紀子の態度に安心しきっていたが、いくみは誠治以外の人がいない場所では目にも明らかに落ち込んでいた。
「紀子のヤツもう大丈夫なんじゃないのか」
 未だ高嶺の花ではあるが、誠治は友達である紀子を呼び捨てにしている。紀子が呼び捨ての友達の仲に憧れているからだ。
「ばっかねぇ! ……意識されてるのバレバレじゃない。だからあんたってヤツは昔っから……」
 ここからまた延々と愚痴が始まる。竹を割ったような性格だから、滅多に愚痴を言うことは無いし言うのも極限られた友達の間でだけだ。今回の事は相当堪えたらしい。
 二人はいくみの家に向かっていた。あんなことが二度もあったのに、二人きりになる空間によく呼べるものだと誠治は感心すらした。
「なぁ、今日は何で」
「来ればわかるわよ」
 誠治の言葉を切り捨てて、どんどん先を歩いていく。当たり前だがまだ怒っているには違いない。
 何度か遊びに来ているいくみの家は、夕方の終わりも近いのに明かりは付いていなかった。共働きだから今日はまだ帰ってきていないのだろう。
 誠治は臆することなくいくみに続いて玄関に入り、靴を揃えた。いくみは一階リビングの灯りを点けるとすぐに玄関に戻ってきた。
「あ、鍵閉めといてね」
「おう」
 それだけ言うとスカートの後ろを抑えて階段を上がっていった。
(ん? そんなことするヤツだったか)
 見た目はああなのに女らしい振る舞いをあまりしないいくみは、誠治の前だとよりぞんざいになる。誠治を男とは思っていない風もあった。それも誠治がいくみを諦めていた理由の一つだ。
 階段を上る時にいくみのパンツを拝むのは割とあり、すっかりそのありがたみを忘れていた。やはりああして隠して貰った方がドキドキするものだと、誠治は心中で両手を合わせた。
 いくみの部屋はシンプルで、物はそれなりにあるが飾りっけはそれほどない。性格を表していて使う用があるものが中心だ。色遣いは大人しめのピンクやオレンジなど目に痛くならない程度に可愛げがある。
 少しだけあるひらひらのついた掛け布や、意外だが大小ぬいぐるみが数個あり、初めて入ったときは「まあコイツも女か」と誠治は思った。
「んで、どうするんだ。ただ遊びに来させた訳じゃないだろう。どうやって紀子にうまく説明するかだが」
「ん……、ちょっと待ってて」
 さっきからいくみはベッドに腰掛けて携帯を弄くっている。仕方なく誠治は用意された座布団にどっかりと座った。
 しばらく部屋にはカチカチとボタンを押す音だけが響き、一つのため息がして、携帯のヒンジが小気味良い音を立てて締めくくられた。
「で、どうするんだ? 俺は正直に言って貰ったほうがありがたい。俺が悪いんだから」
「別に、もうそれはいいから」

275:257
08/12/23 04:54:14 QHiHvgv6
 携帯をベッドに放り投げたいくみは、自分のつま先を見つめていった。
「へ? いいってなんだよ」
「いいから、ちょっとそっち向いてて。着替えるから」
「外出るよ」
「いいわよ、いちいち面倒臭い」
「はぁ、よくわからんな」
 これは誘っているのだろうか? いくら今まで男女関係無い友達として付き合ってきて、恥じらいもある程度は捨てられてしまった仲とはいえ、レイプまがいを二度までしてはっきり告白したのに。
 (多分)両親の帰りは遅く、女の家で二人きりで、着替えるのに部屋にいてもいい。
 この三つのキーワードが誠治の頭の中で踊る。スカーフを取る音、ボタンと爪がかち合う音、シャツを、スカートのジッパーの、
 ―三度目は無いハズだ。
 ここでまた性欲に負けて何かしでかしたら、それこそ警察を呼ばれても仕方ない。いくみの事だから、もしかしたら誰にも言わない事もあり得るが、同時にいくみとは一生縁を切られてしまうだろう。
 それだけは勘弁してもらいたい。あんなタイミングだが告白した返事はまだ無い焦りも合わさり、誠治は必死になって身勝手な欲を抑えた。
「もうこっち向いていいわよ」
 眉間を指で押さえて邪念を振り払い、出来る限り普通の顔で振り向いた。
 窓の縁に手をかけ寄りかかったいくみの白い肌は、夕日に染まって美しかった。
 柔らかな曲線を描いて肩から胸、腰から脚へ。海に遊びに行った中学の頃や、高校の水泳の授業で見た頃よりもずっと、丸みの帯びた体つきになっていた。
 腕や太ももは丁度良い肉付きで、胸はやはり制服の上からでは想像できない大きさだった。グラビア女優のように大き過ぎず、しかし体型から思いつくよりもワンサイズ大きい、拝み倒しても触りたくなる胸。つんと上向いた色の薄い乳首。
 誠治は絶句していると、いくみが視線を外したまま言う。
「責任、取るって言ったわよね」
「……えっ」
「今日、両親帰って来ないから」
 両親は帰って来なくて、女の家で二人きりで、裸である。
 つまりあんな酷い事をしたのに、願いは成就されたということか。
「勘違い、しないでよ。紀子にあんなところ見られた上に、一週間もあんな態度されたらもうダメじゃない」
 …………。
「誠治あんた、私の事、好き……なんでしょ。私もあんたのこと嫌いじゃないし、告白されたのは嬉しかった。まぁ……無理矢理されたのは、あんたそういう馬鹿だって知ってるから、許してあげるわ」
 試されていたのだろうか。それは今も?
「私、今まであんたのことキープなんてしてなかったし、してたとは思ってない。一番の男友達だった。でも、今回の事許す代わりに、私があんたを好きになるようにしてみなさいよ」
 首筋まで真っ赤になっていくみは震える声で、しかしあくまで強気な口調は保っている。
 そういうことか。誠治が思っていたように、いくみも信頼してくれていた。いくみの性格もあってここ最近はギリギリ生かされていた。こういう駆け引きは嫌いないくみがそこまで決心したのは、他でもない関係を壊した誠治自身の責任だ。

276:257
08/12/23 04:55:28 QHiHvgv6
 いくみも誠治同様ギリギリだったのだ。きっと怖くて親や友達に話して誠治と距離を離したかったかもしれない。
大声で泣き叫んで罵倒したかったかもしれない。今まで積み重ねてきた信頼が崩れて、しかし残りの一欠片でいくみと誠治を繋いでいた。それはいくみの強さでもある。
 紀子との深い関係も望めない今、昔からのよしみでとりあえず誠治を条件付きで選んであげるということだった。
 イエスかノーか。それ以外の返事も言い訳もいくみは許さないと肌で分かる。
 その上で断っても、絶交の痛みだけで済む。破格の譲歩だ。恐らくだが、いくみはそういうヤツだ。
「いくみ……俺」
 誠治は立ち上がって両手でいくみの肩を包む。細い。
 いくみは震えは取れないものの、正面から強く見上げてきた。
「俺はいくみが好きだ」
 断れる訳がない。
「いいの? 私、普通じゃないよ。ほら」
 いくみの視線を追うと、さっきまで無かった股間の曲線に、禍々しいペニスが勃起していた。
「男子と同じで、興奮するとこうなっちゃうの。気持ち悪いでしょ。病気じゃないから取れないのよ」
 つまりいくみもそれなりに興奮してるということか。
「気持ち悪くない。俺、お前のソレみて結構興奮してるんだぜ」
「変なの。私あんたの事、今は親友としてしか見れない。でもあんたが好きだっていうから」
「それでもいい。俺を好きになってくれるように努力する」
「…………」
 いくみの容姿や裸を見て性欲のための一過性な気持ちでないことを示すために、言葉に力を込める。
「わ、私、その、セックスって知ってるけど、よくわかんないから。……任せる」
 視線を外して、熱いため息を付くいくみ。
 初めてだったのか……。こればかりは本当に意外だった。今まで付き合ってた男全員とヤッたとは思わないが、少なくとも初体験はとうの昔に済ませているものだと思っていた。口にも顔にも出すまい。
 誠治はキスをしようとゆっくりと近づけた顔を、いくみの手で抑えられた。
「キスは、恋人になってからよ」
「な、なんだよそれ。おかしくないか?」
「気持ちの問題よ。あんた、自分の立場分かってるの? ぷっ……クスクス」
「んだよったく。くっ……ははっ」
 互いに手を身体に触れあい、おでこをくっつけて笑い合う。途端に緊張した糸が切れ、空気が和らいだ。
「ほら、あんたも早く服脱ぎなさいよ。私ばっかり恥ずかしいじゃない」
「ああ、すまん」
「私がじっくり見ててあげるから」

277:257
08/12/23 04:56:04 QHiHvgv6
 ゆっくり誠治から離れて、ベッドに座りにやにやと視線を絡ませる。
「ばっ、お前デリカシーってもんがないのか」
「男が細かいこと気にしない。ほら」
 誠治は後ろを向いて、焦っているつもりもないのにせかせかと服を脱いだ。
 無難な色のトランクス一枚になって、昨夜の自分に感謝する。誠治はたまにブリーフ派なのだ。その内にボクサーパンツデビューもする予定だ。
 怖々と後ろを向くと、いくみは既にベッドに入って背を向けていた。掛け布団が半分めくれて無防備な白い背中とそこにかかる黒髪が色っぽい。
 黙ってベッドに膝をかけると、いくみの肩が少しすくんだ。
「横、いくぞ」
「うん……」
 こちらも見ずにこくりと頷く。
 いくみに並んで、布団をかけるとこれからどうしていいか分からなかった。
 思っていた以上にやりづらい。誠治もいくみも布団から顔しか出してないから、身体の位置がわからない。
 AVみたいに掛け布団無しではダメなのだろうか。
 キスは無しだから胸を揉んで入れるだけでいいのだろうか。
 あの時の反動で、出来るだけいくみを傷つけまいと思うと、何も出来ない。これではただの添い寝だ。
「どうしたの?」
 いくみが顔を傾けて、不思議そうにこちらを見る。
「あ、いや。と、とりあえずこっち向けよ」
 そうだ、女の上に乗らねば。AVの知識で正常位のイメージを思い出す。
 いくみがごそごそと向きを変えるのと同時に、いくみの身体の上に覆い被さった。
「えっ」
 いくみが不意を突かれた声を出して、すぐに表情を固める。誠治も似たような顔をしているだろう。緊張と、怖がっていないというポーズ。
(キスはダメなんだよな……)
 誠治は首筋に軽く吸い付いた。白い肌が唇に心地よい。汗で湿り気を帯びており、甘い体臭でむせかえりそうになる。
 そして触りたくて仕方なかった胸へ。右胸に手を置いて軽く掴む。手の平に柔らかな肉と乳首の固い感触だけで、誠治は気持ちよくなる。
 男は自分の身体を刺激されなくても、女性の柔らかな身体に触れるだけで気持ちが良いのだと初めて知った。
「あっ、ん……、はぁ、も、もうちょっと優しく」
「あ、ごめん」
「うん……」
 聞いたことのない、甘い声。口と手と耳、それだけの刺激で誠治は射精しそうになるくらい勃起していた。

278:257
08/12/23 04:56:36 QHiHvgv6
 起き上がって両手で胸を揉む。テクニックなど分からないから、とりあえず見よう見まねで円を描いたり、乳首を摘む。
 いくみは口を押さえているが、反応は悪くない。さっきよりも息が荒く、甘い体臭が強くなっている。
「はぁ、んっ! あっ、んっんっ。ね、ねぇ」
「なに?」
「わ、私、元彼と長続きしなかったのって、あんたの言うとおりに、んっ、髪伸ばしたから、かも」
「なんだよ今更。自分の性格の不一致をひとのせいにすんな」
 こんな時に他の男の話をされて、苛ついた誠治はきゅっと乳首を摘んだ。
「あうっ! まさか、あんたとこんな風になる、はぅんっ! あっあっ、なる、なんて。んあっ! ちょっと、恥ずかし~い! 舐め……んくっ!」
 そうかコイツは自分の反応を見られるのを恥ずかしがって、空気を逸らそうとしてるのか。
 気付いた誠治は勢いに任せて乳首に吸い付いた。汗と何かいくみの味がして、感覚的に甘いイメージの味だった。猛烈に感動する。
「やっ、そんなに舐める、な。んっあっあっ、はぁ、はぁ、音、立てないでよぉ。んっふぅっ!」
「んっ……。こんな時に男の話なんかするからだ」
「……うふっ。ごめん~」
 今までにない、恐らく誰も聞いたことのない色っぽい声と表情。そして今のような艶を含んだ微笑みは、誠治の欲を満たすのに充分だった。
「こっち、触るからな」
「いちいち言わなくても、んあっ!」
 横に移動した誠治はいくみの胸から腹に指を滑らせ、股間に触れる。
「ガチガチになってんじゃん」
「ば、ばかぁ……んあんっ! だめ、そこ弱いの、はぁっ、あっあっあっ!」
 いくみのペニスをしごきながら表情を観察する。目を閉じて枕に口を押しつけて声を殺そうとしているが、やはりここは敏感なようで胸を愛撫している時よりもずっと生の喘ぎ声だ。
 時折身体全体をひくつかせ、ぎゅっと枕にしがみついている。
「いくみ、可愛い」
「う、うるさ、あんっんっんっ! あ、だめ、そこだめ、誠治ぃ、んっんんん~っ!」
 玉袋の陰に隠れているいくみの秘唇に、誠治の指がとうとうたどり着いた。
 ペニスの固さとは反対に、ふっくらとして強く触れると壊れそうな肉ひだが既にじっとりと体液でぬめっている。
 乳首ごとたぷたぷと揺れる乳房に吸い付きながら、おぼつかない指で陰唇をなぞり陰嚢を手の平で擦る。
 本音としてはいくみのそこに挿入して射精したくてたまらないのだが、二度の失敗でなんとか愛撫を続けられた。
 拙い愛撫でも痛くならないよう心がけているのが良かったのか、いくみは全身を揺らして喘いでいる。
「んあっあっはぁ、はぁ、んくっ! な、なんか、誠治慣れてるぅ。あっあっ! な、なんでよぉ」
 非難がましく潤んだ目で睨んでくる。対等だと思っていた男にこうまで翻弄されてしまうのが悔しいのだろう。

279:257
08/12/23 04:57:13 QHiHvgv6
「なんでって、俺だって初めてだけど、お前を気持ちよくしようとして……。い、嫌か?」
 見上げる誠治の少し自信無さげな顔、誠治らしからぬ健気な台詞に、いくみはキュンと今までにない胸の締め付けを感じた。
「い、嫌じゃない。も、もっと、して……誠治」
 真っ赤な顔を更に熱くしていくみは顔を逸らした。やばい、今何か言われたらぐしゃぐしゃに泣いてしまいそうだ。
「んっんっんーっ! い、いいっ! そこぉ、あんっあんっあっあっ! やっそんなに擦らないでぇ!」
 言葉とは裏腹に腰を手の平に押しつけてくる。
(ってことは良いってことだよな。もしかしたらこのままいけるかも)
 誠治は起き上がってもう片方の手をいくみのペニスに添えた。案の定今までよりも強く背を逸らして感じている。
「あっあああっ! なんっで、うっあっああっ! ひうっ! やだ、やだぁ! んっんっんっ!」
「気持ちいいなら素直に声出せよ。ほらっ、ほらっ。チンポもマンコも気持ちいいんだろ? どんどん濡れてくるぞ」
「ばか、ばかっ! あっくっ! んふぅううっ! あっあっあっああっ! き、気持ち、いい、気持ちいいぃ!」
 猫なで声でいくみは告白した。今までしたオナニーでは得られなかった快感が全身を襲う。理性では声を抑えきれなかった。
 対して誠治も、暗さになれた目でいくみの全身を見て興奮と半ば感動すらしていた。
 布団の中で自分の下に屈して、汗ばんだ全身をピンク色に染めて妖しく身体をくねらすいくみが美しくもいやらしかった。
「ほらっ、どこが気持ちいいか言えよ。もっと気持ちよくしてやるからさ」
「あっあっ、そこ、うっあっ、そこぉ」
「そこじゃわかんねーよ」
「ち、チンポも、キンタマもマンコも気持ちいいのぉ! はぁ、あっああああっ! シゴくの強くなったぁ! んっああっあっ! ま、マンコももっと、もっとぐちゃぐちゃにしてぇ!」
「イキそうなんだろ? イクときはイクって言えよ、ほらほらっ! 女チンポから射精しちまえ!」
 裏筋を重点的に擦り、男のそれよりもツルツルした感触の陰嚢を手の平でぎゅっと押さえつけて、溢れてくる愛液でぬめる秘唇を二本の指で強く擦る。
 激しく上下する巨乳がぐっと逸らされ、いくみが息を詰めた。
「うっうう~っ! あっぐっ、出る、出る出るぅううっ! だめだめだめぇえええっ!」
 ビクンッ! ビクンッ!
 びゅるるるっ! びゅるびゅるびゅるっ!
 教室でしたときよりも、もっと大量の精液がいくみ自身の身体にかけられる。
 誠治の目にも明らかに、イッてがくがくと痙攣するいくみを追い打ちするようにペニスをしごき続け射精を促した。
「だめ……っ、だめぇ……っ! うっ、あっ、あっ……っ!」
 迫り上がってくる快感に胸を押し上げられ、いくみは息が出来なかった。頭の中が真っ白になってただ快楽を享受するだけの肉になる。
 誠治が手を離してからも、焦点の合わない瞳でいくみはしばらく痙攣し声にならない喘ぎ声を発していた。
 あの凛とした強気のいくみが、あられもないしょうたいをあらわしている。初めて女をイカせた誠治は充足感に浸る。

280:257
08/12/23 04:58:35 QHiHvgv6
 そしてもう自分のペニスのほうは充血しすぎて壊死してするのではないかというくらい勃起している。
 兎にも角にも一発抜かないと死んでしまう。
 暗くて見えないが、挿入するには充分のハズだ。
「もう、いいよな、いくみ。いくぞ」
 再び手を這わせて股間の位置を確認する。大体このくらいとあたりを付けたところで、細いいくみの指が力なく制した。
「はぁ、はぁ、ご、ごめ……。もう、ちょっと、この、まま……」
 えー。
 そんな虚ろな目で言われると余計にヤリたくなる。
 いくみは枕に手をあてて促した。怒りにも似た感情を腹の底に押し込めて誠治は寄り添い、いくみの頭を撫でる。
「ん……っ。誠治ぃ……」
(あーもー! この小憎たらしいのに可愛いヤツだな!)
 ほとんど力なく誠治に柔らかい肉体が抱きついてくる。腕の感触、乳房の感触、お腹の肉の感触。
(か、勘弁してくれ……)
 先ほどのいくみのように泣きそうになった。



思ったより筆が乗ったので。
つづきの本番は奇跡が起きれば年内に。

281:名無しさん@ピンキー
08/12/23 20:39:03 crnPGFdP
>>273-280
GJ! 男Xふたもいい感じにかけてるじゃん。
ティムポもマムコも大満足させちゃって・・・
紀子はどう出る?www

282:名無しさん@ピンキー
08/12/24 14:24:18 kGFExL3i
GJ!
なんかもう紀子いらねんじゃ・・・・・

283:名無しさん@ピンキー
08/12/24 14:55:13 hbpXV8e0 BE:1102594649-2BP(0)
やべぇ……直撃した
責任とってくれ
というわけでGJ!

284:名無しさん@ピンキー
08/12/24 15:00:29 WLVJfA9D
なぜそこで紀子もふたなりで3Pを考えない

285:名無しさん@ピンキー
08/12/24 17:49:16 146/6k3Z
挿入まだしてないのか

286:名無しさん@ピンキー
08/12/27 01:24:01 mZ2xdpb9
>>268-272
危険日や子供が欲しいときは自分のをマンコに挿入
安全日は自分のをアナルに挿入

女性のおちんちんは本当に好きな人の前では剥けやすくなって
その時に初めて剥いてもらうものだが、友人に迫らるのを拒めず
女同士で剥けるわけない筈なのに剥けたーなんてどうよ?

逆に結婚初夜までおちんちんは剥かないって人も居るな。

287:名無しさん@ピンキー
08/12/27 03:51:05 uR/sy+ns
>>286
ふたなりエロというより、ギャグかフリークスにしかみえない


288:名無しさん@ピンキー
08/12/30 17:22:49 nvdARnAd
圧縮きそうなので、一応保守。

289:名無しさん@ピンキー
08/12/31 17:17:46 WLi0sabR
ふたなりって絶倫が多いけど、賢者になったりするんだろうか

290:名無しさん@ピンキー
08/12/31 17:33:03 PBuH7ij/
後付モノとかお嬢様とか重いストーリーがあると、よく虚無感に苛まれてる描写は多いな
でもやめられなくて更に落ち込んだり

291:名無しさん@ピンキー
09/01/03 04:32:20 gihIXjQG
年越してしまったわけだがやっぱり新年はふたの甘酒を飲むのが習わしですよね
無礼講で子供も甘酒に興じると。
そして毎年やんちゃな子供たちが主賓であるふたの甘酒を直で出してもらいたくて
おいたをしてしまうのが恒例ですね

292:名無しさん@ピンキー
09/01/05 14:31:07 YSG3xwgj
超巨根なのを気にしている女の子と、
その子よりは小さいけど一般的に見たら巨根なのを自慢にしている女の子の話ってどうかな。
トイレかなんかで自慢げに見せびらかそうとしたら…みたいな。
いや俺は書かないけど。

293:257
09/01/05 22:44:00 sriukwx/
つづき

294:257
09/01/05 22:44:33 sriukwx/
「なんか自分でしたときより気持ちよかったぁ」
 惚けた顔でしばらく息を整えていたかと思うと、柔らかい体を絡ませて抱きついてきた。
 普段のいくみの素行から考えると、目を細めてぐりぐりと額を押しつけてくるいくみは子猫のようにとてつもなく可愛い。そしていくみをもっと自分の手で汚したくなってくる。
「俺もそろそろ、いいか?」
「ん~? あ、ああ……。ごめんごめん」
 いくみは苦笑して身体を離した。これからが本番だと思うと身体が自然と強ばり少しだけ逃げたくなる。
 誠治がトランクスを脱ぐともうパンパンに腫れた一物が姿を現した。
「うわっ」
 思わずいくみは小さく悲鳴をあげ手で口を覆った。
「形はほとんどお前のと違わないんだけどな」
「でも……その、私のより大きいし、なんか赤黒くてゴツゴツしてる……」
「お、男のは大抵こんなもんだよ。いくみのはなんつーか、形同じでも女性器って感じがするな」
「そ、そう」
 二人とも恥ずかしくて顔を赤くした。いくみのペニスは陰嚢も含めて色は他の肌色に近く、皺も少なく触り心地が良さそうな質感である。
 玉袋で少し隠れた秘裂に亀頭をあてがうと、いくみは驚いて少し腰を引いた。
「ご、ごめん。ちょっと、怖い」
 気弱な瞳。またちょっと震えている。
 誠治は自分を抑える意味も込めて、いくみの髪をゆっくりと撫でた。
「優しくするから、な」
「う、うん……。あ、もうちょっと下……」
「ん、ああ」
 こうなったら格好付けも何も無く、下手な失敗はしないよういくみの陰唇の間を目をこらして確認する。
(こんな小さな穴に入るのか?)
 柔らかそうだが自分の亀頭と比べると不安になる小ささだ。亀頭を孔にくっつけ、腰を前に進める。
「んっ!」
「だ、大丈ぶ」
「い、いいから、そのまま」
 腰を進め先っぽがほんのちょっとだけいくみの肉に包まれただけで気持ちよかった。少し落ち着いていた射精感がまたぞろ湧き出してくる。
「いくぞ」
「んっ、んううううっ! うあっ!」

295:257
09/01/05 22:45:16 sriukwx/
 一旦亀頭を全部埋め込んで、いくみが痛みで抵抗する前に、両手でいくみの腰を掴んで一気に根本まで押し込んだ。
「いっ、いたいぃ~……!」
 歯を食いしばって枕に顔を押しつけている。ぎゅっと瞑った目端から涙がこぼれ落ちていた。
 誠治は初めて味わう膣肉の柔らかな感触といくみの泣き顔に征服欲を激しく掻き立てられ、一片の理性で射精を猛烈に我慢していた。
 このままがむしゃらに動いて中に射精したい。男の根本的な本能に頭の中が染まっていく。
「う、動くぞ」
「やだぁ、まっ、待ってぇ」
 そんな涙目で言われると余計に鳴かせたくなる。
 いくみは身体を固くして震えているのに、膣内は誠治のペニスを舐めるように蠢いている。
「俺も、ちょっとヤバいんだけど。いくみの中気持ちよすぎ……」
「やだ、まだダメよ、うっ……まだ痛いんだからぁ」
 二人は違う意味の涙声でしばらく押し問答する。さっきまでの甘い空気を保つ余裕など二人ともなかった。
 どのくらい経ったかなんて分からないが、体感で十分くらいは目の前のおっぱいと、汗ばんだ肌に長い髪が張り付くいくみの可愛らしい顔を出来るだけ見ないようにしていた。
「もう、いいよ、動いても」
「わ、わかった」
 いくみが相当痛みを我慢しているのと同時に、誠治も色々な面で格闘していた。なるほど男は報われないのだなとセックスしているのにエロくない事を考えて、こみ上げる快感を我慢する。
 ゆっくりと腰を引き出して、再び埋める。いくみが悲痛な顔をして声を漏らすが、これより先はいくみにも我慢して貰わねば。
「うっ、くっ、んっんっ」
 とうに掛け布団は無くなっていることにいくみは気付いていないようだ。誠治もそんなことは気にしていられず、AVやエロ漫画みたいにはならないもんだとか、いつになったらいくみの痛みが取れるのかとか、射精したいとか射精したいとか射精したいとか。
「はぁ、はぁ、い、いくみ……!」
「んっ、誠治ぃ、す、好きに動いて、いいよ」
 辛そうにいくみが微笑む。
 徐々に腰を振るのにも慣れてきて、誠治は言うとおりただいくみの肉を貪るように腰を使った。
「はぁっ! あっあっ! はや、いっ! んっんっんんっ!」
 体液でぬめる膣肉は、自分の乾いた手で擦るよりも気持ちよく腰が抜けそうだった。何よりあのいくみを組みしだいて喘がせているという征服感。
 白い喉や小刻みに揺れる乳房、下腹をペチンペチンと打ついくみの勃起ペニスさえ可愛く見えてくる。
「俺、いくぞ、んっ、いくみ」
「うん、いいよ、うっ、はぁ、はぁ、誠治、んっあっあっ」
 いくみの両脇に手を着いて射精に向けて更に腰を振る。いくみが両手を誠治の背中に回してぎゅっと抱きついてきた。身体全体でいくみの熱さと柔らかさを感じ、誠治は我慢した分の全てをいくみの中にぶちまけた。
「んああっ! な、中にぃ、あっあっ、熱いのびゅくびゅくしてるぅ、うっんっああっ……」

296:257
09/01/05 22:45:49 sriukwx/
 胎内の異物がビクビクして熱い体液を注ぎ込んでくる感触に、いくみは不思議と幸せな気持ちになる。
 こうして密着していると互いの胸やお腹が呼吸で上下して押し合い、改めて他人と繋がっている実感が湧く。
「はぁ、はぁ、あっんっ、ま、まだ出てるぅ、んんっ」
「す、すげぇ気持ちよかった。いくみは?」
「ば、ばか。まだ、痛いに決まってる、でしょ、はぁ、あっくっ。あんまり動かないで、あ、ちょっと」
「じゃあ、こうしたらどうかな」
 誠治は身体を起こして少し元気のなくなったいくみのペニスを擦り始めた。
「え、あんっ、やめ……あっ! なかもまたおっきくぅ! んあっ! だ、男子って一回で終わるんじゃ、ないの」
 確かそういう風に友達から聞いていた。なのに誠治のモノは中で少し小さくなったかと思ったらすぐにムクムクと大きくなり始めた。
 股間の鈍い痛みとペニスからの快感がない交ぜになって、いくみはさっきとは違う意味で余裕がなくなってくる。
 一方誠治は射精の余韻もそこそこに興奮が冷めやらず、一発出したので余裕すら出てきた。
「こうすると痛いのマシになるだろ」
 慣れたもので、いくみのペニスはすぐにまた勃起してしまった。誠治よりはサイズは小さいものの、充分な大きさでこちらのペニスも射精したそうに尿道から涎を垂らしている。
「だめって、いっ、言ってるのにぃ! あんっ! やっ、あっあっあっ! しごきながら、なんて、んあっ! は、恥ずかしぃい!」
「でもいくみのチンポしごくと、マンコの中ビクビク締まるぜ。こっちも良くなってきてんじゃないの?」
 誠治の言う通り、ゆっくりした動きなら痛みも抑えられ、むずがゆくなるような感覚が下腹部から全身にのぼってくる。
 でもそれを言うのは恥ずかしいし悔しいので、いくみは口をつぐんで自然に出てくる声を押し殺した。
 その反応を肯定という意味に取ったのは、長い付き合いの誠治故だ。意地っ張りないくみの照れ隠しの反応。
 勃起を保ったまま何度も何度も丹念に膣内を擦るのは意外と労働作業で、中出しした精液のぬめりに加え愛液も溢れて二度目じゃなかったらもう射精してしまっているところだ。
「ふぅっ、うっうっうっ! んんっ! あっうっ!」
「気持ち、いいんなら声出していいんだぞ。俺しか聞いてないんだからさ。
「ばっ、か。そんな、あんたの、言いなりに、なんて、あっあっあっ! いきなり、激しく、んあっ! やだっ、やっ、あっあっあっ! ずるいぃ! んあっあっ! きもちよくなっちゃ、ううっ!」
 まだ苦しげな気配はあるものの、小刻みに腰を動かすといくみは身体を痙攣させて抑えきれない快楽を感じている。
 あれだけ強情ないくみが、ペニスをしごきながら腰を振るだけでこんな風に好き勝手に乱れさせられるのは異様に興奮する。
 快感だけでなく、荒い息づかいと互いの体温、ベッドの軋む音が二人を盛り上げていく。
「ほら、どこが気持ちいいのか教えた通りに言えよ、いくみ」
 責められながら甘く囁かれて、いくみは得も言われぬ悪寒が背筋を走る。無意識の被虐の悦楽が、誠治の言葉を逆らいがたくさせた。
「あんっ! あっあっ! おっ、おチンポも、おマンコもぐじゅぐじゅになるぅ! うっうっああっ!」
 我ながら酷い言葉を口にする。いくら今なんだかおかしくなっているとはいえ、惨めで涙が出てきた。
 追い詰めるように腰を突き上げながら誠治が指示すると、いくみはいやいやと幼子のように頭を振った。

297:257
09/01/05 22:46:22 sriukwx/
「もぅ、んあっ! そ、そんなことい、言わせ、ないでぇ! あんっあっあっ!」
「言、え、よ!」
「ひうっ! そんなっ、はげしっ、激しくぅ! わ、わかっ、たからぁ! あっ! いくみマンコを、誠治のおチンポで、んっ! も、もっとズボズボしてくださぃ! あっあっあっ! いくみの、女の子おちんちんも、もっとシコシコしてぇ!」
 淫らな自分の言葉にゾクゾクする。もっと辱めて欲しいと思う自分は本当の自分じゃないと快楽に浸りながら必死に否定するのに、何故か自然と口から卑しい言葉が出てくる。
「ほらほら、イケよ。やらしい勃起チンポから射精しちまえ!」
「んっうっ! だ、だめぇ! もういくみのお、おチンポミルク出ちゃうぅ! あああっ! イクッ! イクぅううっ!」
 びゅるるるるぅ! びゅくん! びゅくん!
 いくみは鋭い絶頂に脳を焼かれ、ぐっと足を伸ばした。誠治の手の中でビクビクといくみのペニスが震え、自らの顔から胸まで白濁液が降りかかる。
「あぐっ、出る出るぅ。もうし、しごいちゃだめ、せーえき、うっ、止まらないよぉ。うっ、ひっ! んううっ!」
「俺も、またいくぞ」
 再び細い腰をがっちりと両手で固定し、がしがし腰を使う。蕩けたいくみの表情同様、誠治もペニスから溶けてしまいそうな快楽を膣肉から与えられていた。
 ぶつける腰と腰の間にねっとりと体液が粘るほどにいくみは漏らしていた。
 子宮口を激しく亀頭に叩かれ、息が詰まりそうになる。
 強気に結んでいる口も澄ました目も今やだらしなく半開きになり、発汗も激しく全身の穴という穴が開き切りそうな感覚に陥る。
(なにこれ、なにこれぇ!)
「あっあっあー! すごい、すごいぃ! んあっあぁあっ」
「イけ! イッちまえ!」
「うぁあっ! イクッ! 射精しながらイクぅ! んあっあああっ! いっ、イクイクイクぅうううっ!」
 陰嚢がきゅっと締まり、激しく揺さぶられるペニスから先ほどと劣らない量の射精が派手に射精される。膣も誠治のペニスから精液を絞り取ろうとぎゅっと締め付けてきた。
「ううっ、俺も……っ!」
 びゅるびゅるびゅるぅうっ!
 子宮口に密着した尿道から熱い精液を直接注がれ、温まった身体は先の絶頂よりももっと強い快楽で敏感な神経を刺激した。
「あっあっあっ! お腹の中に精液入ってくるぅうっ! ぐちゃぐちゃの精液子宮にぃ! んううっまたイク、またイクぅうううっ!」
 全身に広がる大きな波のような快感で、ガクンガクンと痙攣に現れ、色気とほど遠い嗚咽を喉から吐き出させる。
「あっ、ぐっ、ああっ……っ!」
 恥じらいもプライドも何もかも剥がした生の反応を見て、誠治は射精の余韻の中で充足感に満たされていった。
 いくみはそんな思考できる余裕もないくらいに、処理できない快感に脳を狂わせていた。

298:257
09/01/05 22:47:11 sriukwx/
 まだじわじわとした心地良さが身体全体を支配している。頭がふわふわとして、普段の冴えた思考ができない。それでも相手の身体の温かさも相まって、底抜けに幸せな気持ちだった。
 呼吸も整ったあとしばらく二人は黙って抱き合っていた。真っ暗な部屋の中、やっと恥じらいが戻ってきて、何を言うにも躊躇われた。
 髪を撫でられるのが気持ちよく、いくみはそれだけで満足できた。そのうち誠治の手が止まる、疲れて寝てしまったようだ。
(うふふ、寝顔意外と可愛いじゃない)
 愛おしさが込み上げてくる。そんな気持ちを誠治に持つのは初めてだった。今まではたま~には頼りになる基本単純バカの放っておけない男友達なだけだったのに。
「今は特別なんだからね」
 数秒、唇を合わせる。温かなものが胸に広がる。
 気持ちよかったし、何より大切にしてくれている心遣いが伝わってきた。あまり認めたくないが、自分の中に新たな発見もできたし。
 とりあえずは合格、といったところか。

 休日。清々しい空を廊下の窓枠が切り取っている。
「ほら、ちゃっちゃと歩きなさいよ」
「はいはい。なんだっつーんだよ」
 身体まで合わせたというのに、いくみの態度は何ら変わるところなく誠治は相変わらず面倒ごとにかり出されていた。
 あの直後、真っ赤な顔で「まだ恋人って訳じゃないんだから、調子に乗らないでね」と念を押されて可愛い奴だなと思っていたが、どうも本当にまだ彼氏としては認められてないらしい。
 女というのは恋人でなくともセックスできるのだろうか。ピュアな誠治には理解しがたい。かといってあの身体にも抗いがたい。
 思いつきで行動するコイツに、今日は何をやらされるのか。
「付き合ってる訳じゃないんだから、恋人みたいにデートの相談してたら変な噂立てられるでしょ」
 あくびが途中で止まる。
「は?」
「だ、だから、今週末にどこに行くかって言ってんのよ! ほら、屋上に行ってからよ!」
 大股でずかずかと先を歩くいくみの耳は真っ赤になっている。
 何もかも順番が逆になってしまっているが、こういうのも悪くはない。
 誠治は苦笑して、いくみにおいていかれないように、流れる黒髪の跡を追った。

299:257
09/01/05 22:48:20 sriukwx/
コンドーム付けようかと思ったけどエロ重視中出しで。
次回からは紀子編&完結編で。

300:名無しさん@ピンキー
09/01/05 23:51:08 dDZdjDm4
GJです


この直後に投下するのはかなり無謀だが、書いてしまったので以下投下。
淫魔とか出るので、苦手な方はスルー願う。

301:付きっ娘な世界の話
09/01/05 23:52:45 dDZdjDm4
とある女子高の昼休み。
リコは友人たちの赤裸々な性体験の話に付いていけないでいた。

理由は、彼女がキスまでしか経験のない処女、というだけでは無く。
たまたま親しい友人の殆どが、付きっ娘(ペニスの付いている女性)で、
リコがノーマル(ペニスの付いていない女性)だからでもある。
自慰こそ片手で数えるくらいは経験あるが、ペニスの感触などわかるはずもない。
だからリコはこの手の話題になると、どこか疎外感を感じていたのだ。


「リコ、こんな噂、知ってる?」
話しかけてきたのはリコにとって数少ないノーマルの友人、サキだ。
彼女は細かな幾何学模様の描かれた紙片を見せ、これを枕元に置いておけば
自分が付きっ娘になった夢を見られるのだという。

どんなオカルト、都市伝説なのか。どこぞのファッション誌のパワーストーン並だ。
一人で試すのが怖いから、今夜一緒に(勿論各々の家でだが)試して欲しいというサキ。
私は道連れか。…ふと、先ほどの付きっ娘たちの会話を思い出す。

「挿れてる感触って、たまんないよねぇ」

どうせくっだらないオカルト、夢でも見れたらラッキー、と思い直し、リコは紙片を受け取った。


302:名無しさん@ピンキー
09/01/05 23:53:58 dDZdjDm4
その夜。眠っていたリコは目蓋に眩しさを感じる。

「━の感触、試してみたい?」

耳元で囁かれる感触に、おぼろげに目を覚ましたリコ。
眩しさの原因は、枕元の紙片だ。幾何学模様が紫色に点滅している。
いつもの寝室は同じ紫に淡く光っている。
ベッドの傍らに人影。顔がよく見えないが、シルエットからして女性だろうか。

その女性は、囁き、見つめてくる。「これは夢。貴女が望む、夢」と。
綺麗な瞳をしていた。吸い込まれそうになるくらいに、妖しく輝いている。
リコは頭にもやがかかってきた。これは夢、という女性の言葉が脳の中で反響する。
だから、その女性が『誰か』に似ている事を、認識できなかった。

「エッチな事、したい?」…頷く。
「気持ちよくなりたい?」…頷く。
「おちんちんの感触、試してみたい?」……頷く。

満足そうに笑みを浮かべ、その女性━サキュバスは、「脱いで」と言った。

303:付きっ娘な世界の話
09/01/05 23:55:28 dDZdjDm4
全裸になり横たわったリコ。同じく全裸のサキュバスはリコの全身を、
ゆっくりと指で撫でていく。肌に触れるかどうかのタッチで。
もどかしい穏やかな心地よさ。髪も、頬も、首筋も。
乳房の先やお臍、お尻、そして陰唇。足の指先まで撫で上げる。
触れられた肌がじんじんと火照ってくる。
サキュバスはくまなく全身を撫でた後、リコに覆いかぶさるように、口付けた。
無遠慮に舌を差し入れリコの舌を絡めとる。

キスってこんなに気持ちいいんだ…とリコは感じていた。
唇を合わせるだけの稚拙なそれとは明らかに異なる。
サキュバスの舌が口の中を這い回る。舌を絡められると、背中から下腹に電気が走った。

キスだけなのに…熱いよぉ…

無意識に太股を擦り合わせる動きを察知し、サキュバスは絡めていた舌を離す。
つぅ、と舌と舌の間で唾液が糸を引く。
快楽が離れ、もっと、とせがむように見つめるリコ。
サキュバスは笑みを浮かべた。頬を撫でると、右手をリコの陰唇に。
キスだけで溢れそうになっている雫を指に掬い、そのまま陰核に触れた。
全身ががくがくと震えだす。顎が震えてうまく声も出せない。
自分で触る自慰が何なのかと思える程の刺激。

304:付きっ娘な世界の話
09/01/05 23:56:45 dDZdjDm4
サキュバスは心臓の辺りに口付けながら陰核を優しく、ゆっくりと撫で上げる。
達しそうになると、指が止まる。
しばらくして快楽が静まりかけた途端、また指が動き快楽を紡ぐ。
繰り返されるたび、はしたなく腰が動いてしまう。心臓が破裂しそうになっていく。
心臓の辺りに口付けたまま、サキュバスは何やら低い声で呟き始めた。
途端、ただでさえ破裂しそうな鼓動が爆発しそうな熱を持ち始めた。
胸が熱い。息が苦しくなる。
サキュバスは舌で肌を愛撫し、つつ、と心臓の辺りから下腹に向けて動かしていく。

その動きに合わせたかのように、激しい脈動は体の下腹の方に移っていく。
やがて舌は陰核に辿り着き…突然そこを強く吸い上げた。
溜まり溜まった快楽が、暴走した。

や、ダメ、ダメぇぇぇっ!!!

強すぎる刺激にリコは頭が真っ白になっていく。


やがて脳に色が戻ってきた。初めての絶頂の感覚が穏やかに落ち着いてきて、
ふとリコは、股間に脈動する違和感を覚え、手を伸ばす。

━?!

熱とそして今まで感じたことのない、未知の快感。ぎょっとしてリコはそこを見る。
苦しそうに、脈打つそれを、凝視する。

「これが、貴女のおちんちんよ」

305:付きっ娘な世界の話
09/01/05 23:57:50 dDZdjDm4
これが?嘘だろう。だって、こんなに大きい…ふぁっ!
握ると切なさがこみ上げてくる。熱くて、太い。片手じゃ包みきれない。

サキュバスは指ですぅっと怒張する勃起を撫で上げる。
一瞬、頭が真っ白になりかけた。何だこれ。気持ちよすぎる。

「おちんちんは、自分よりも他人の指の方が感じるの」

竿状の根元からくびれた箇所、そして膨らんだ先っぽを、サキュバスは焦らす様に。
指先で、爪で、舌先で、吐息で。それぞれ異なる感触をリコの勃起に与えていく。
そのたびに、リコは未知の器官からの快楽に苛まれる。
マグマのように熱い何かが溢れそうになり、知らず腰を突き出すような動きをしてしまう。
脈動がズキン、ズキンと苦しく喘ぐ。こんなに熱いのに、苦しいくらいに切ないのだ。

…と。愛撫が止む。
やだ、やめないで、と腰を妖しくくねらせて懇願するリコに、サキュバスは囁いた。

「私の中に、挿れてみない?」と。


サキュバスがリコと入れ替わるように仰向けになる。
足を大きく広げ、指で自らの陰唇を開いてみせると、
リコはその濡れそぼったそこから目を離せなくなった。
綺麗な桃色の襞がいやらしく蠢いている。頭がぼうっとするような甘い匂いが漂う。
雫の艶めきに誘われるままに、リコは勃起をあてがった。
そして勃起が陰唇に触れた瞬間、待っていたかのように、腰を前に繰り出した。

306:付きっ娘な世界の話
09/01/05 23:59:22 dDZdjDm4
リコは、勃起が陰唇に呑み込まれる感触にただ、悶絶した。
奥まで入りきった勃起は、盛大な歓迎を受けた。
根元を強く締め付ける膣口。
竿を優しく揉みあげる秘肉。
竿と先っぽのくびれ━カリ首に絡みつく襞の妖しい感触。
そして、先っぽを奥へ奥へと吸い上げようとする膣奥。

サキュバスの足がリコの腰を絡めとり、背中に手を回して抱き締める。
乳房が互いに押し合って形を変え、ピンと勃った乳首が互いの肌に擦れて甘い感触をもたらす。
耳元で囁いた。「気持ちいい?」と。
途方もない快楽に溺れているリコはただ首を振る。
「おちんちん出し入れしたら、もっと、気持ちよくなるのよ」きゅっと膣を締めて催促する。
リコは喘ぎ声を出しながら、必死に腰を振り始めた。

抜こうとすると襞が甘く絡み、突き出せば奥へ奥へと吸い上げられる。

「挿れてる感触って、たまんないよねぇ」
頭の片隅で昼間の友人たちの声がよぎる。
冗談じゃない。そんな次元じゃない。
一突きする度に、脳が桃色に染まってしまう。
おちんちんが蕩けちゃう。腰を止められない。勝手に動いてしまう。
そして奥を突くたびに、サキュバスの淫らな喘ぎが、耳から脳を犯していくのだ。
もっと激しく、と耳元で囁かれて更なる抽送へと導かれてしまう。

307:付きっ娘な世界の話
09/01/06 00:00:25 2AMbqrQx
擦り合わさったところから、くちゃ、くちゅ、といやらしい音が聞こえる。
あぁ、私、この女性を犯してるんだ…と、征服感を覚える。

…と。サキュバスの腰の辺りから、黒い何かがしゅっと動いた。
それは一気に、無防備なリコの膣へと飛び込んだ。

強烈な刺激の奇襲。リコはただ、全身を震わせることしかできなかった。

やだやだなにこれあたまがぐちゃぐちゃになっちゃうっふあっあぁぁぁっっ…

それはサキュバスの尻尾。膣内の弱点を知り尽くしているそれは、
細かに振動しながらリコの快楽を引き出していく。

膣から来る女の快楽に溺れながら、リコの腰は尚も刺激を求める。
大きいストロークが段々細かい動きに変わっていく。
カリ首で、襞ひだを掻くように快楽を貪る。

勃起が一段と硬く膨れ上がる。脈動が竿全体で激しくなる。
サキュバスはリコの限界を悟った。
一瞬だけ、膣を緩めて。尻尾を激しく震わせて、そして搾り取るように、急激に締め上げて。
そして、耳元でとどめを囁いた。

「おちんちんから、いっぱい、出して」

あぁぁぁ!! だめぇぇ!! そこ、こすっちゃだめぇ!!!
出るよぅ、気持ちいいのがいっぱい出ちゃう!!
だめぇ、おちんちんあふれちゃう! あ、あぁぁぁ!!

堰をきったような射精が、幾度も幾度もサキュバスの膣内を満たし、
リコの膣がサキュバスの黒く細い尻尾を強烈に締め上げていく…

308:付きっ娘な世界の話
09/01/06 00:01:39 2AMbqrQx
目覚ましの電子音で、リコは目を覚ました。
いつも低血圧な彼女にしては珍しく、すっきりとした目覚め。

何か夢を見たような気がしたが、どうしても思い出せない。

枕元の紙片は跡形も無く、リコがそれを思い出すことも無かった。


ただ、学校で何故だか顔を赤くしたサキが。

「こんな相性いいの、初めてかも」

と意味深な発言をして抱きついてきたのが恥ずかしかった。


おしまい

309:名無しさん@ピンキー
09/01/06 02:09:03 Me6OSoc2
>>308
ふぅ・・・・・・

なかなかおもしろかった

310:名無しさん@ピンキー
09/01/06 03:10:13 kfrP0gt7
>>308
ふぅ…

全く、けしからんな

311:名無しさん@ピンキー
09/01/06 07:25:53 tVgEXUl/
>>308

…ふぅ…


なかなか、描写が細かくていいな

312:名無しさん@ピンキー
09/01/06 11:57:51 b0PZYnka
>>293-299
…ふぅ
こないだまでいくみ邪魔、紀子といたいとか思っていたはずなのにwww
いくみを両方でいかせるとかいいっすね。
いよいよ紀子が出てくるかあ。どういう展開になるんだろう。wkwk
>>300-308
…ふぅ
俺も、かわいいふたなり女の子になりたかったよwww

313:名無しさん@ピンキー
09/01/06 18:32:29 ynLLRX7R
>>308
ふぅ…

続きはまだかね

314:名無しさん@ピンキー
09/01/08 03:16:06 WWWvHVoo
モリタポ使ってpart4スレを拾ってきた。
アンケートに答えてコツコツ貯めた50モリタポです。
wikiに載せる方法がわからないからうpろだにうpしといた。
誰か親切な人よろしく。

URLリンク(www.uploda.org)
パスはoninnin

315:名無しさん@ピンキー
09/01/09 14:58:55 jZth7cpw
>>314
IDが凄いな。

316:名無しさん@ピンキー
09/01/10 00:22:23 NW9C/VoL
>>314


以前、part4に自分で書いたものを見返してみたら、自画自賛だがやたらレベルが高く
今の俺には、とてもそんなものが書けそうにない事に絶望した。


317:名無しさん@ピンキー
09/01/11 01:02:56 BhZRiew7
>>314
消えてる、けどwikiに上がってないorz

318:名無しさん@ピンキー
09/01/11 01:48:00 O5BZr6xV
URLリンク(www1.axfc.net)

パスは同じ
誰か上げろよ…まあ、俺だけ楽しんでもいいんだけど。

319:名無しさん@ピンキー
09/01/11 03:14:17 CjTNkUgQ
wiki更新してる住人乙!

320:名無しさん@ピンキー
09/01/11 23:18:57 15M2hGcw
うpした方、更新した方、マジで乙

321:名無しさん@ピンキー
09/01/12 21:31:51 5m8dsRac
ようやく規制の巻き添えが解けたみたいなので投下します。
>>170からの続き
・男女もの

322:名無しさん@ピンキー
09/01/12 21:33:06 5m8dsRac
 智己は、駅前の商店街に来ていた。日曜の歩行者天国は、親子連れ、カップル、女子高生のグループなどで
にぎわっている。明るい日差しの中を楽しそうに喋りながら歩いている人たち。はしゃいでいる
女の子グループたち。その中を、智己は重い足取りで歩いていた。気晴らしに来たのだが、昨日莉子とあんな
けんかをしたので幸せそうな人たちを見ると余計に気分が重い。
 幾度目かのため息をついて顔を上げた瞬間に、智己は数メートル先に見覚えのあるシルエットを見つけた。
交差点の角にあるコンビニの前を、志穂とサッカー部のキャプテンが歩いていた。
 智己は先日志穂に告白した。その時は付き合う事を承諾されたわけでもなかったが、
かといって恋人がいるからと断られたわけでもなかった。だが、そこにいる志穂達は腕を絡ませ、いかにも
恋人然として歩いている。
 その場に固まってしまった智己と、ふと振り向いた志穂との目が合った。目が合った瞬間こそ志穂も驚きの
表情を見せた。が、すぐに視線だけで智己を拒絶した。そして、すぐに表情を作り直し、
お相手の腕を引っ張るとその場から去って行った。
「あ……なんだ……莉子ちゃんの言ったのマジだったんだ……」
 後に残された智己は、立ち尽くしたまま口の中でつぶやくことしかできなかった。

323:肩透かし
09/01/12 21:35:04 5m8dsRac
 日曜日に商店街で志穂を見てから、金曜日の今日までの間に智己は志穂と口をきくこともなかった。
口をきく気にもなれなかったし、日曜日のことを聞いたとしてもはぐらかされるか突き放されるだけだろうと
思い口をきけなかった。
 莉子とも口をきいていなかった。以前は部活の朝練の時間が合えば智己が荷物持ちをさせられながら
一緒に登校することもあったのだが、今週は顔を合わせてもお互い何も言わずに相手を避けていた。
 智己は夕日を浴びながら、家路をとぼとぼと歩いていた。バレー部の練習が体育館の利用の都合で
少々早めに終わったために、いつもとは違いまだ日が落ちてしまう前に家に帰っている。こういうときは
普段なら仲間と学校近くの食堂に繰り出すところだが、今日はそういう気分にもなれずに理由をつけて
帰って来てしまっていた。練習の疲れは智己の心を余計に暗くしていた。智己は別に背も高くないし、
バレーボール向きの体でもない。体質的に沢山食べても鍛えてもあまりいい体はできず、そのためずっと
補欠を続けていた。だが、バレーボールは好きだから続けてこられたし、辛いことがあればバレーボールで
気分を変えられた。しかし今日は、未だに先週末の莉子との衝突と、日曜の志穂の姿を引きずっていた。
 家の鍵を開け、智己はずるりと鞄を肩から下ろした。父親はあさっての夜まで泊まり込み、母親は出張で
月曜まで帰って来ない。だが自由を満喫するという気分でもない。鞄を引きずりながら自室に入り、
もう一度ため息をついて床に向いていた視線を上げた。

324:やり直し
09/01/12 21:38:52 5m8dsRac
「お帰り」
 いきなり女の子の声が聞こえた。驚いて視線を上げると、莉子がベッドの上に座っていた。陸上部の
練習を終えてそのまま来たのか、制服のシャツ、ベスト、スカートのままで、長い髪を後ろで
ポニーテールに縛っていた。そしていつもは上げている前髪が妙に長く垂らされて、
左目を覆っていた。両手はベッドのマットのへりをぎゅっと握っている。
「莉子ちゃん……なんでここにいるの」
 部屋の入り口に突っ立ったまま智己が聞いた。
「二階の廊下の西側の窓、開いてた。あそこ登れる。不用心。気をつけな」
 まるで日本語を習い始めたばかりの外国人の片言のように莉子が言った。にこりともせず、
さりとて怒ったり、悲しんでいるようでもない表情だった。いつもの威圧感は消えていて、
莉子が少し小さく見えた。
「登れるって……だからって入ってこないでよ」
 智己は軽く首を振り、部屋の中に入り鞄を置いた。本当はベッドに寝転んでしまいたかったが、
莉子がいるのでそれもできず、莉子に向き直るとその場に立っていることしかできなかった。
「あのさぁ……智己ぃ。やっぱりして欲しいんだけど」
 突然に、ぼそっとそう言われて智己はぎゅっと手を握りしめた。智己を今週中、そして今まで
苦しめてきたのが莉子のその要求だということを何もわかっていないのだろうか。
「莉子ちゃん、だから……」
「先週のことは、悪いとは思ってるんだ」
 智己が言い返そうとしたのを、莉子は遮った。
「だけど、それはそれとして、まあ……して欲しいな、と」
智己はもう一度手を握りしめ直した。やっぱりこの人は何もわかってはいない。

325:やり直し
09/01/12 21:40:48 5m8dsRac
「莉子ちゃん? だからさ……」
「志穂と合ったんだって?」
「!」
 言い返そうとした智己の言葉が詰まった。莉子は探るように智己の目を見つめている。
「本人から聞いたぞ。まあ、なんというかさ……」
それだけ言うと、莉子は目をそらして鼻で笑うように息をした。智己はごくりとつばを飲み込んで、
汗のにじんだ手を開いた。
「莉子ちゃんの言ったことは、本当だったよ」
 智己がぽつりと言った。莉子は、聞いているのかいないのか、無表情で壁を見つめて左手を口元に当てていた。
「だから……僕は、振られちゃったわけだけどさ。莉子ちゃんにはせっかく彼氏がいるんだから、そういうのは
やっぱり彼氏と……」
 智己が喋っている途中で、突然莉子が左手で左目にかかった前髪をすっとかき上げ、ずいっと智己に顔を
突き出した。莉子の左目を見て、智己は言葉を失った。左目の周りには、殴られたとおぼしき痣があった。
「私も振られた」
智己が痣を確認したのを見て取ると、莉子は支えていた前髪を下ろして、右を向いて自重的に笑った。
「もともとあんまり上手くいってなかったんだ。特にエッチしてからはね。ついてる女は嫌いだって……
だから、私がそうだってのを隠して付き合ってたのすごく怒って」
 莉子はもう一度智己の目を探るように見つめた。
「智己みたいにしてもらうどころか、触ってももらえなかった。あいつからすれば穴さえあれば
良かったのかもな。それでも好きだったから無理をいって付き合ってもらってたんだけど、なにも
してもらえないってことがが辛くなってきて……自分でするのもあれだったし。で、智己に言われた通り
もう一度頼んでみたんだけど、いい加減にしろって殴られて。だから私もキレちゃって、あいつを
蹴飛ばして、それでおしまい」
莉子は、はあっと大きな息をついた。肩に入っていた力が抜けるのが智己の目にも分かった。

326:やり直し
09/01/12 21:42:22 5m8dsRac
「結局、ダメだったんだよ。今まで保たせてたけど、もうダメだ」
 莉子の手が、スカートの裾の乱れを直した。
「分かってるよ。彼氏と上手くいかないから智己っていうんじゃ、それこそ志穂と一緒の事してるって。
でも、智己にしかこんな事させられないし、智己にしかさせたくないし」
「だからって……僕は嫌なんだよ」
 智己はぐしゃぐしゃと頭をかきむしる。事情を聞いてしまったせいで莉子への同情心と反発心が智己の中で
せめぎあっていた。
「いつもいつもあんな無理矢理させられて。せめて、優しくお願いされるならまだしもさ、いきなり来て
早くやれやれって……」
 智己の口から飛び出る言葉の一つを、莉子はとらえた。
「優しくお願いすればしてくれるんだ」
「え?」
いきなり莉子に割り込まれて、智己は固まってしまった。莉子がふわりと立ち上がり、すっと
吸い寄せられるように智己に近づいた。
「優しくお願いすればしてくれるんだな」
 気づけば、智己は莉子に抱きしめられていた。莉子は左手を智己の腰に回し、右手を智己の方に回して智己を
包み込んだ。そして、上目遣いで智己の目を見つめた。
「今までごめんね、智己。もう無理矢理はさせない。でも……お願い。智己にしか頼めないから」
 熱っぽい息が智己の顔にかかり、ポニーテールの下のうなじからかすかに残った汗の臭いがした。
智己は、自分の鼓動が激しく打ち始めたのを聞いた。いつも横暴な姉貴分が、やけに愛らしく、柔らかく感じた。

327:やり直し
09/01/12 21:43:35 5m8dsRac
「そ、そんな急にしおらしくなったってだめなんだからなっ……!」
 その叫びは莉子の唇に塞がれてせき止められた。智己の口内に割って入ってきた舌を、反射的にいつも
肉棒に奉仕するように迎えてしまう。慌てて間違いに気づき押し返そうとするも、莉子がさらに押し付けて
くるとその意志もぐずぐずに崩れていった。唇をすっと放すと、莉子は智己を包み込んだまま、もう一度智己の
目をじっと見つめた。いつも嫌だと思いながらも奉仕していても、心の奥底に密かにくすぶっていた情欲。
それが智己の中で炎を上げ始めた。
「お願い……」
 暖かい息混じりに懇願を浴びせられ、智己は抗えなくなった。結局のところ、彼は若い男である。
そして、なんだかんだ言ってもこれまで莉子の願いを叶えてやっていたということ、それこそが彼の
彼女への感情の証だったのかもしれない。
「莉子ちゃん……それ、反則だよ……」
 智己が浮ついた声でそう言うと莉子は、えへっと笑ってさらに智己を強く抱きしめた。
「交換条件。私の胸も触らせてやるぞ。もう遠慮しなきゃいけない相手も、いなくなっちゃったからな」
智己には、もうそれを断ろうという気力は残っていなかった。

328:やり直し
09/01/12 21:47:30 5m8dsRac
 ベストを脱ぎ捨てると、いつも通りに莉子はベッドに腰掛けスカートをめくり上げた。彼女の陰茎は既に
勃起しているのが下着越しに分かった。莉子が下着を下ろすと、普段なら半勃起状態程度である彼女の陰茎は、
既に最大に近い大きさになっていた。
「……莉子ちゃん?」
 莉子の前にひざまずいた智己が、莉子の顔を見上げて問いかける。
「な、なんだよ」
「いつもより大きくなるの早いよね」
莉子は智己の頭をぽかりと叩いた。
「うっ、うるさい。余計なことを言わずにさっさとしなさい」
 そう言った莉子に、智己は首を傾げて言葉を返した。
「嫌だって言ったらどうするの?」
「そ、それは……」
 先ほどもう無理強いはしないと言ってしまったので、莉子はうろたえた。
「今更、止めるなんて言わないけれどね」
「あうっ……」
 智己は右手で彼女の陰茎をつかみ、親指をゆっくり動かして裏筋をなでさすった。びくりと陰茎が震え、
莉子の肩もびくりと震えた。
「もう……そんなこと言うなら胸触らせてやらん……うっ、あんっ……」
 莉子が与えられる快感に目を細めるのを見て、智己はごくりとつばを飲み込んだ。いつもは早く達せさせる
ことばかり考えていて、こうやって莉子の痴態を眺めることもなかったのだ。
「莉子ちゃん、痛く……ないよね?」
「あたりまえでしょ……」

329:やり直し
09/01/12 21:51:37 5m8dsRac
 無意識なのか、莉子の右手が智己のうなじにかかり、後ろから軽く力を込めた。莉子が自分の口淫を早く
欲しがっていると感じ、智己は口の中に唾液を集めた。
「じゃあ、行くよ」
 普段はこの言葉に何の反応も返さないか、苛立たしげに早くしろと応えるだけの莉子が、今日はこくりと
うなずいた。智己は普段よりもゆっくりと、陰茎を唇で嬲りながらくわえこんで行った。
「ふっ……んんっ」
 莉子は背中を反らせ、倒れかけて、慌ててバランスを取り直して息を吐いた。右手の手のひらで智己の
後頭部を撫で、左手の小指を自分の口にくわえる。智己は莉子を早く達せさせたいというのではなく、
もっと莉子の痴態を見たくなっていた。肉棒に唾液を絡ませながら上下にねぶる。空いている手で莉子の
ふとももを撫で、流れるように足の付け根まで手を滑らせた。怖れを忘れ、今まで触れることの許されなかった
莉子の女性器に、思い切って指を差し込んだ。そこはまだ濡れているようには感じられず、固く張りつめた
陰茎とは違う柔らかさだけが感じられた。
「つっ、智己ぃ! そんなにぐりぐりしたら痛い!」
 莉子が悲鳴を上げた。智己は慌てて右手を引っ込め、莉子の陰茎を口から吐き出した。痛みから解放された
莉子が、ふうっとため息をついた。
「そこ触っていいなんていってない。痛いし」
「ごっ、ごめん……」
 智己が気まずそうに、ぼそりと謝った。莉子は右手で智己の頭をがしっとつかむ。
「智己は乱暴なんだよ」
「……ごめん」
莉子は軽く智己の頭を揺すってから、智己を解放した。

330:やり直し
09/01/12 21:53:08 5m8dsRac
「そっちは……その、あとで触らせてあげないこともないから。それより、今はこっちを……」
 切なそうな顔で莉子が智己を見つめる。その視線に操られるかのように、智己は再び莉子を銜えた。
「あ……そう、もっと……智己ぃ……たまんないよ……」
(う……僕も限界まで勃ってきた……)
 普段は声を抑え、小声でもだえる莉子が、今日は解放されたように口から気持ちを吐き出している。
その声を聞き、智己も興奮の渦に飲み込まれつつあった。心臓が激しく鼓動を打ち、口の端からよだれが
垂れ落ちた。それでも智己は、水音を立てながら口を上下に動かし続ける。裏筋を重点的に舐められて、
スカートを持ち上げている莉子の右手が震えた。莉子の口からは、泣き声のような声がとぎれとぎれに
漏れている。亀頭部分を舌で小刻みに舐められると、肉棒が破裂寸前まで膨らみ、莉子は息を飲んでこみ上げる
絶頂感を堪えた。
「智己ぃっ! もうダメぇ、出しちゃっていいよね?!」
 智己には、今までの経験から莉子がもう限界に達しつつあることは分かっていた。だが、これまでと違い
予告してくれたことが嬉しかった。いいよ、と答える代わりに左手を莉子の腰にそっと回し、ラストスパートと
ばかりに陰茎への口での往復運動を激しくする。
「うぁっ! いっ、いくっ!」
 莉子の叫びとともに、大量の熱い液体が智己の口の中を満たした。口の中で痙攣を続けるものを、智己はなおも
優しくねぶり続けた。そして吐き出す液が止まると、止めとばかりにきゅうっと吸い上げた。
「はうっ……」
 莉子は最後にか細い一声を上げて、ベッドに仰向けに倒れ込んだ。智己は莉子の肉棒を解放すると、口の中に
たまったものをゆっくりと飲み込んでいった。いつもは嫌悪感を感じるこの液体も、今日は愛おしいものに
感じてしまっていた。

331:やり直し
09/01/12 21:54:57 5m8dsRac
 口の中を空にした智己が立ち上がると、ベッドに横たわっている莉子が目に入った。両方のふとももが力なく
開かれ、めくれ上がったスカートの手前には先ほど智己が鎮めた肉棒が力を失いつつあった。両手は既に何も
つかんでおらず、だらりと投げ出されている。頬はばら色に染まり、わずかに開かれた唇からは、はぁ、はぁと
小刻みに呼吸音が漏れていた。薄く開かれたまぶたからは、うつろな瞳が智己の瞳を見つめていた。
 智己は自分の下着の前が濡れているのに気がついた。普段より多く先走った汁が、智己に冷感をもたらしていた。
そして、目の前にいる莉子の姿を見ることで、陰茎にますます力がこもって行くのを感じた。頭がかあっと
熱くなっていき、胸の中にこみ上げる衝動を堪えきれなくなった。
「莉子ちゃん!」
 叫ぶと同時に、ズボンとトランクスを脱ぎ捨て莉子に覆いかぶさっていた。わけも分からず、衝動のままに
莉子の股間に自身の亀頭を押し付けようとする。
「うぁっ……な……ちょっと、智己?!」
 快感の余韻に浸っていた莉子が我に返り、ぺしぺしと智己の横の頭を叩くが、智己はなおも無我夢中で亀頭を
押し付ける。智己が動くたびに莉子の股間には鈍い痛みが走った。
「莉子ちゃん……莉子ちゃ……」
「待てって智己っ! もうっ、このっ!」
 パァンと気味のいい音が部屋中に響いた。智己は左頬に手を当てて呆然となった。莉子はふうっ、と息を吐くと、
仰向けの姿勢のまま智己をぐいっと押しのけた。
「まったく……落ち着けっての。そんなんじゃ一生入んないから」
智己は自分の浅はかさに気づかされ、急に恥ずかしくなって下を向いた。

332:やり直し
09/01/12 21:56:16 5m8dsRac
「ねえ、降りて」
「あっ、ごめん……」
 智己が降りてベッドに座り込むと、莉子は起き上がって、智己に背を向けて座り直した。
「あの……」
「ねぇ、智己?」
智己の言葉を遮って莉子が静かな声で言った。
「本当にいいのか?」
「……え?」
 莉子の言葉を理解できず、きょとんとした智己に向って莉子は振り向いた。
「だってさ……私は……智己が初めてじゃないし、今まで智己に無理矢理させてたし……。智己は、そんなのが
相手で本当にいいの?」
 智己はじっと莉子の目を見つめた。莉子も、智己の目をじっと見つめた。莉子が気づいた時には、莉子は智己に
抱きしめられていた。
「莉子ちゃん……僕は莉子ちゃんとしたい」

333:やり直し
09/01/12 21:58:22 5m8dsRac
「そこでじっとして」
「うん……」
 下半身を露出させ、肉棒を立てたままの智己がベッドに寝そべっている。莉子はスカートのポケットから
コンドームを取り出すと、封をちぎった。
「莉子ちゃん……」
「う、うん……こういうことになるかもしれないと思って、持ってきてたんだ。念のために、な」
 莉子は手にしたゴムを智己の先端にあてがった。智己自身がぴくりと震えた。
「さすがにこの歳でママとかは、勘弁だからな」
言いながら、するすると智己の肉棒にかぶせていく。擦られた刺激で、智己があっ、と声を漏らした。
「どこか痛い?」
智己は首を振った。莉子はそれを確認すると、決意するようにきゅっと目を閉じ、スカートのホックを外した。
智己にまたがり、指先で智己を秘裂に導きながら腰を下ろしていく。先ほど達したからか、そこはすっかり
湿り気を帯びていた。そして、肉棒の方は再び立ち上がりかけていた。
「そ、そんなにじっと見られてもな……」
 智己が慌てて目をそらした。莉子はすねたような、あきれたような声でぼそっとつぶやく。
「ま、いいけど……」
 さらに腰が下ろされ、先端が触れると二人の息が止まった。そして、ずるりと智己の陰茎は莉子の中に
飲み込まれていった。
「うぁ……」
 智己が小さく声を上げ、莉子は黙って何かを堪えるように唇を噛んだ。智己は自分のものを包み込んでいる
莉子の熱さに驚き、そして上にいる莉子の上気した顔を見てつばを飲み込んだ。半ばかってに手が動き、
莉子のシャツのボタンを下から外し始めた。
「! と、智己ぃ?」
うろたえた莉子に、智己は言った。

334:やり直し
09/01/12 21:59:37 5m8dsRac
「胸。交換条件で触らせてくれるって言ったよね?」
 莉子はまだ何か言いたそうな顔をしたが、黙ってこくりとうなずいた。ブラジャーの上からではあったが、
智己の手が胸を這うと莉子はくすぐったそうに背中をくねらせた。
「動くから。大丈夫だよな?」
 莉子の問いかけに、智己がうなずく。莉子がゆっくりと腰を動かし始めた。薄膜越しに絡み付く感触に
飲まれそうになりながらも、智己は莉子の胸に手を伸ばし続けた。智己の指の動きと、莉子自身の上下動で、
双丘は形を変え莉子の興奮を高めていく。二人の間にある莉子の肉棒が、びくり、びくりと震えるたびに
固さを増していく。
「はぅ……。と、智己……」
 押し寄せる快楽を堪える智己の目に、莉子の目が潤んで見えた。智己は右手を二人の間に滑らせ、
莉子の陰茎に触れた。上下動を邪魔しないように撫でさする。
「もう……そんな……たら、またすぐに……あうぅ……」
 莉子の言葉は小声すぎて聞こえなかった。智己は構わず愛撫を続ける。莉子の中はますますとろけ、智己を
溶かしていく。二人のものが、同じように限界まで張りつめ、すぐにでも劣情を吐き出しそうになっていた。
「あうっ……だめっ! ごめん! ……くうっ!」
 莉子がひときわ大きく動いた後、智己の顔に熱い液体が飛んだ。その直後、智己が絞り上げられ、熱さに
飲まれる。頭の中の何かが吹っ飛び、衝動を堪えきれずに智己も欲望を吐き出した。
「ああっ……りこ……ちゃ……」
 二人のものがひとしきり痙攣し終わった後、莉子は智己にゆっくりと倒れ込んだ。口の端についた熱い液を
舐めとりながら智己が言った。
「莉子ちゃん……またいっぱい出たね」
「生意気……言うな」
 悪態をつきながらも、莉子は新しい彼氏に身を預け、背中を撫でられるままでいた。

335:やり直し
09/01/12 22:02:19 5m8dsRac
「ありがと」
 服を直し、顔を洗った後、智己は莉子にウーロン茶の缶を渡した。自分も緑茶の缶を開け、口をつける。
莉子がちらりとこちらを見たので、智己は口を開きかけた。
「莉子ちゃ……」
「まあその」
 莉子が智己を制した。
「いろいろ言いたいことはあると思うんだが。とりあえず」
咳払いが入った。
「これからも、よろしくということだ」
 笑ってうなずき、また缶に口を付けようとした智己の肩を莉子はつかんで振り向かせた。
「こうなったからには、志穂のことなんか忘れなさいよっ!」
「当たり前だよ」
 さらりと返されて、莉子はまた咳払いをした。
「そ、そうだ。うん。私も、やつのことは忘れる! うん!」
 自分に言い聞かせるように、遠い目をしながら何度もつぶやく莉子がおかしくて、智己は飲み物を吹き出した。
「なっ、何がおかしい!」
 莉子は右の平手を振り上げかけて、そして振り下ろさずに納めた。
「……叩くのもなるべくやめます。けどっ!」
納めた右手で、今度はいきなり智己の頭をつかみ、目を覗き込んだ。
「浮気したら殺す」
 智己の背中に冷や汗が流れた。結局、この姉貴分に脅される運命からは逃れられないらしい。けれども、
先週までの脅され方に比べれば、これはずいぶん嬉しくて、楽しいこと。そう思えた。
「つっ! また笑って! だっ、だから何がおかしいんだー!」
 莉子の絶叫が、月の昇り始めた空に響いた。

(おわり)

336:名無しさん@ピンキー
09/01/12 22:08:16 5m8dsRac
やっと投下できました。
結局多重ツンデレに陥ってしまったのは我ながら安直だと思う。

337:名無しさん@ピンキー
09/01/12 22:11:38 XipiLqi8
>>336

いいふたなりさんでした

338:名無しさん@ピンキー
09/01/12 22:40:25 Q9fxBqoe
莉子、かわいいな…GJ

339:名無しさん@ピンキー
09/01/12 23:47:44 zgzH2/6x


>>1


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340:名無しさん@ピンキー
09/01/12 23:53:46 g95/wPQy
>>339
なんだこのきもちわるいの。

341:名無しさん@ピンキー
09/01/13 01:21:29 niO4Vl/m
>>325
ついてる女は嫌いと振るなんて狭い考えだな。
逆についてるからこそ並んで一緒に連れションとかの考えもあっていいかもね。

342:名無しさん@ピンキー
09/01/13 16:38:02 EEk9l1AA
ふたなりの尿管ってどうなってるんだろうな

343:名無しさん@ピンキー
09/01/13 18:43:38 W9HDq8uZ
>>342
このネタは荒れるわけだが、
・ティムポとクリと尿道がそれぞれ別
・ティムポとクリが一緒で、尿道だけ別
・ティムポとクリと尿道が一緒
などなど、さまざまな派閥が存在し好みが多様化している

344:名無しさん@ピンキー
09/01/13 23:14:06 hSMwPVRu
その4つをあわせたよりは少ないけど、
「べつにどれでもいい」
が最大派閥なんじゃネェの?

345:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:09:37 N3Z2aSoL
ティムポに射精管が通っている。射精はそっち
クリと尿管は、おにゃのこ

346:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:54:29 A/E900Pc
クリとちんぽが一緒にあるのだけはカンベンだなぁ

347:名無しさん@ピンキー
09/01/14 01:59:45 KnWK83QF
>>346
まあ発生学上は有り得ない罠。
玉付きも。

しかし、そんな事を言うと、ここで描かれるような完璧なふたなりは存在しえないんだが。

348:名無しさん@ピンキー
09/01/14 04:35:52 efhR+DAH
マイSSに出てくる・出るのを予定しているふたなりっ子は、それぞれの個体差で

・男同様、完全に尿道が一つに繋がってて、立ちションも射精もOKだよ子
 ・ちんこなどに構造影響を受け、まんこには小指入るか入らないかのまんこ使用不可子
 ・まんこもバッチコーイ、完全開通型だぜ子
・尿道口が一度ちんこ根元で開口し、そこから更にちんこの中を尿道が通っている子
 ・勃起時のみ尿も精液もちんこに流れる、両立してるぜ子
 ・勃起時でも下の開口部から尿も精液も漏れちゃうの子
・ちんこには尿道通ってない、よって女の子の尿道口から射精しちゃう子
 ・巨大クリトリスがあるのでFUCKは可能だよ子
 ・性器外見的には完璧に女の子で、分類上~精巣の有無でのみ、ふたなりっ子扱いです子
 ・形成不全で、自分の膣内に輸精管が開口しちゃってる悲劇の子

という感じで、コンプレックス抱いてる子も居れば、その体が気に入ってる子も居る路線。
ま、全員分、書けるかはわからんけども。

349:名無しさん@ピンキー
09/01/14 15:18:29 BHh3lGq6
ふーん。

350:名無しさん@ピンキー
09/01/14 16:39:40 cpj2uSeG
何だったか忘れたけど、「クリが勃起すると輸精管が圧迫されて射精封じになる」って設定があって、
具体的にどうなってるかは分からないけどとても萌えた覚えがある。
てかこれは単なる射精封じ萌えか。

351:名無しさん@ピンキー
09/01/14 20:05:29 K9btiKL9
>>350
何か出そうなのに出せないよぉ!と喘ぐ展開か

…ちょっとプロット作ってくる

352:名無しさん@ピンキー
09/01/14 20:34:57 N3Z2aSoL
>>350
あそこかお尻から手を入れられて、そこをぐりぐりみたいなやつだな
エロ小説個人サイトだな。最近更新されていないページのとこだなw

353:名無しさん@ピンキー
09/01/14 20:57:16 R/hc7F2e
ナオちゃんのことですね、わかります!

354:名無しさん@ピンキー
09/01/14 21:54:33 7WdNDkdQ
!create Yamato

355:名無しさん@ピンキー
09/01/14 22:15:36 5QVs7Njs
ああ、ナオちゃんはいい話だな
あそこは何か新作書かないのかね?

356:名無しさん@ピンキー
09/01/14 22:59:35 N3Z2aSoL
>>355
あの人は小説本を出したそうなので、
そっちに時間を使っているんでしょう。

357:名無しさん@ピンキー
09/01/15 00:43:56 MDUvwXmH
あそこのひとはサイトをもっと簡素なメニューに改装してほしいな。
見づらくて使いずらい。

358:名無しさん@ピンキー
09/01/17 00:53:02 uJTVSh15
どこのこと?なにこの疎外感、ひとりにしなんで!

359:名無しさん@ピンキー
09/01/17 01:10:05 me9pryvM
落ち着いてググるんだ

360:名無しさん@ピンキー
09/01/17 03:11:30 vzVJuJPr
ふたなりっこが>>358を言った っていう妄想したら萌えた

361:名無しさん@ピンキー
09/01/17 08:52:40 vtvARZnI
ひとりにしなんで!

362:名無しさん@ピンキー
09/01/17 10:28:44 61tNM2pr
収納式のちんぽがクリ皮とクリの付け根の間から生える構造で
勃起してちんこがせり出してくる度にクリが擦られて下の尿道から潮吹きまくり
でも腸内放尿プレイ用にちんぽの尿道から任意に尿を出すことも可能
みたいな超御都合フタナリが好み。

強硬なフタナリ排斥論者の女性に突然そんな御都合チンポが生え
勃起の虜になって苦悩したりするとなおよい

363:名無しさん@ピンキー
09/01/17 10:36:38 tzzlAQ9A
358じゃないけどググってみた

…ふぅ

364:名無しさん@ピンキー
09/01/18 01:53:17 ulhNSKF7
ナオちゃんのこと書いてる人がいて、
懐かしさから昔読んだSS色々読みかえしてたらこんな時間。
設定の詰め方では及ばないけど、
自分はやっぱりNDGが好みでした。
知らない人のが多いかもしれないけど。  …ふぅ

365:名無しさん@ピンキー
09/01/18 10:41:49 exsovSRE
NDGいいよね「ふたなり同士が毎日セックスしまくり」って直球ネタを
飽きて投げ出さずに長編として書ききったのはえらい

366:名無しさん@ピンキー
09/01/18 16:38:07 LLkofuTa
もういっそ尿道ごと盛り上がってペニスになるようなのとか…
膨張率2000%くらい?w

367:名無しさん@ピンキー
09/01/19 00:19:50 h2Zl3Ld9
257氏続きまだぁ~

368:名無しさん@ピンキー
09/01/19 23:54:46 czJZ1fmg
NDGは未だに使えるわ~。私生活に密着したエロさが良い。
ところでここだけの話、あんう゛ぃばれんつにあるギャグみたいなエロは抜けないんだが。
俺も結構下品なプレイは抜けるようになったと思うけど、ああいうのも段々慣れていくもんだろうか。
チンポチャンバラとかキンタマ綱引きだっけ?チャンバラ「のような」じゃなくてそれ自体エロにしてるの。
同人誌で言うとふたなるんの運動会エロとか。極めるとそこまでいっちゃうもんなのかな。

369:名無しさん@ピンキー
09/01/20 09:02:22 FQYU3Xpn
慣れもあるだろうし、単純な受け付けるかどうかってのもあると思う。俺は好きだけど。
あんびばれんつは、セリフ後のハートにエロを感じるとこだと思う。あと執拗なほどの玉スキーっぷり

370:名無しさん@ピンキー
09/01/20 14:11:53 +S6xDQlq
>>368
本当はギャグみたいだからというより本番ファックがないのがヤなだけとみた

371:名無しさん@ピンキー
09/01/21 00:01:54 QDTSOZj1
初めてスケベな話を書いてみますた。
小汚い包茎チンカス描写が多いので、苦手なかたはスルーして下さい。
というかアホみたいに長くなったので、フェラオンリーです。サーセンw

・ふた受け、女攻め
・フェラのみ
・包茎チンカス

372:『少女廃墟』 1/7
09/01/21 00:03:17 QDTSOZj1
 その日は、特に暑さのきびしい日であった。
 眩いばかりの陽光を一時さえぎった通り雨も、うだるような熱を冷ますことはかなわず、身にまとわりつ
く湿気を増やして不快感を強めただけだった。
 山に囲まれたその寒村は、痛いほど降り注ぐ日光のなかで、時が止まったかのように静まり返っている。
ときおりどこか遠くで響く踏切の警報と、やむことのない煩わしい蝉時雨が、むしろその静寂をいっそう際
立たせていた。
「おねえちゃん、待って」
 石畳で舗装された長い坂道を登りきったところで、ミナは息をきらせながら連れの少女に懇願した。
声をかけた相手が足を止めたかも確認せずに、彼女は駆け足をやめ、塗装の剥げた反射鏡に手を
ついて腰を下ろした。
 この酷暑のなかを、だいぶ走ってきたのだろう。ミナのふんわりと柔らかく波かかった髪は、汗と通り雨に
濡れて、筋になって頬や首筋に貼りついている。
 その髪も瞳も色が薄く、どちらかといえば黒というよりも茶色に近い。幼い顔立ちではあるが、少女期
特有のどこか奇妙な色気を、少女は備えていた。ひょっとするとそれは、母方に外国の血が流れてい
るという家系のせいなのかもしれない。
「あ、ゴメンね。ちょっと急ぎすぎちゃった」
 呼び止められた少女―アキは悪びれもせずに笑うと、額に浮いた大粒の汗を拭った。幼馴染であ
るミナより二つ年上の彼女は、まだ肩で息をしているミナの手をとり、「もう着いたから」と立ち上がらせ
た。ヒビの入ったアスファルトは、再び猛威を奮いはじめた太陽に炙られて、乾き始めている。
 二人の少女の前には、錆びた鉄柵。そしてその先にあるのは、閉鎖されて久しい廃工場。かつて
はこの村の基幹産業だったらしいが、錆と腐食と草に覆い尽くされたそこに、昔日の面影はない。
「ここなら、着替えられるでしょ? さ、早く雨で濡れたもの脱がないと、風邪ひいちゃうわ」
「うん……」
 つないだ手を、ミナが握り返してくる。不気味なこの建造物に、少なからず不安を覚えているらしい。
無理もなかった。この廃工場の辺りは今は人家もまばらで、滅多に人も寄りつかないのだ。
「だいじょうぶ。お姉ちゃん、昔ここでよく遊んでたんだから、怖いことなんてなにもないんだよ」
 気の乗らないミナをなだめすかし、アキは早々に鉄柵の隙間を抜けていく。しばし躊躇したのちに、ミ
ナがそれに続いた。草を踏みしめる足音がついてくるのを耳にし、アキはこぼれる笑みを抑えきれなかった。
 アキはその日、一つの決心をしていた。
 それは、この幼馴染の年下の少女、ミナの身体を我が物にしようという、よこしまな決心だった。


373:『少女廃墟』 2/7
09/01/21 00:03:57 QDTSOZj1
「良かった、ここなら着替えられそうよ」
 仮眠室と思しき畳部屋は風雨の浸食にも耐えており、天井も窓ガラスも残っていた。そのことは、下
調べ済みのアキにとっては既知のことであったが、連日の猛暑と先の通り雨のおかげでこもった、むっとす
る熱気と湿気、鼻を突く草いきれだけは、彼女にとっても想定外だった。
「ここ、蒸し暑いよ」
 ミナが顔をしかめて部屋の敷居で立ち止まる。その声音は、彼女の体躯同様、どこか儚く弱々しい。
「平気。着替えたらすぐに出るんだから」
 噴き出る汗もそのままに、アキはミナの肩を抱いて部屋のなかへと招き入れる。訝しがる視線を無視
しながらも、アキの心臓は外まで音が聞こえるのではないかと心配になるほど高鳴っていた。
 もじもじするミナを尻目に、アキは自身のセーラー服のスカーフをほどいていく。先に脱いだほうが、こ
の気の弱い少女も脱ぎやすいと判じたからだ。平静さを装うが、ファスナーをおろすアキの指は震えてお
り、ともすれば気取られてしまうかもしれない、というこの状況が、それに拍車をかけていた。
「ほら、お姉ちゃんも脱いだんだから、ミナも……ね?」
 白いレース編みの下着と、紺のソックスだけの姿になると、アキはこの廃工場に入ってから初めてミナと
視線を合わせた。心まで見透かされそうなミナの澄んだ瞳は、真っ直ぐにアキの身体を見つめている。
その頬がほのかに赤らんでいるのは、はたして、うだるような暑さのせいだけだろうか。
 アキは自分の身体にそれなりの自信を持っている。腰の位置は驚くほど高く、すらりと伸びた手足は
異性同性関わらず、羨望の的だ。肉づきのよい肢体はオトナのそれでありながら、はちきれんばかりの
瑞々しさに溢れており、それはさながら、甘い蜜と果肉のつまった水蜜桃を思わせた。
「ミナ」
「……」
 アキが一歩踏み出すと、ミナは半歩後ろに下がった。重たげな胸を揺すりたて、アキは同性であるこ
とをことさら強調してみせるのだが、ミナの表情に宿った警戒心は薄れない。
 息が荒い。いつのまにか呼吸が乱れていたことに気づいて、アキは「しまった」と内心で舌を打つが、ど
うやら息を荒げているのはミナも同様であった。
 もう一度、アキは目の前の少女の顔を見た。見間違いではなく、ミナは明らかに頬を染めている。暑
さのためだけではなく、アキの身体を目にしたことで、ミナは紅潮しているのだ。アキは欲情を隠すことを
やめ、喉を鳴らして生唾を飲み込んだ。
「おねえちゃん、わたしやっぱり……」
「ミナ!」
 傍らをすり抜けようとしたミナの腕を、アキがつかんだ。上ずった呼び声が思ったより大きな声で、アキ
は少しだけ後悔したが、手のなかに捉えた少女の怯えた表情が、残った理性を打ち砕いた。
「痛っ」
 つかんだ手首を引っ張り、アキは畳の上に無理やりミナを引きずり倒した。すかさず部屋のドアを閉
めると、けたたましい蝉の鳴き声がとたんに遠ざかった。
 気の狂いそうになる熱気が密室のなかで更に強まって、アキは頬を伝ってきた汗の雫を舌で舐めとった。


374:『少女廃墟』 3/7
09/01/21 00:04:40 QDTSOZj1
 どこか遠くで、蝉の声が聞こえる。それに混じるのは、二人の少女の震えた声と、乱れた吐息。
「怖くないの。怖くないから。安心して……? ほら、お姉ちゃんが怖かったことなんて、一度もなかった
よね? だから大丈夫、平気よ……」
 歯の根の合わない声音で、まるで自分に言い聞かせるかのように、アキは組み敷いたミナの耳元に
囁き続けている。汗と雨でぐっしょり濡れそぼったブラウスのボタンを、昂奮と緊張のあまりもたつく指で外
すうちに、ミナのささやかな抵抗は次第に弱まっていった。
 とはいえ、観念したわけではないのだろう。いくら年端も行かない少女とはいえ、自分がいま何をされ
ようとしているのか、彼女もわからないはずがないのだから。
「綺麗よ、ミナ……とっても。あぁ……」
 最後はなかば強引に剥ぎとられたブラウスの下に包まれていたのは、まだ未成熟な少女の柔肌だ。
なだらかな起伏を描く肌は日に当たったことがないかのように白く、しみ一つとしてない。
 乳房と呼ぶにははばかられる、ささやかなふくらみの突端もまた、よく見ねば肌との境がわからないほ
ど淡い桜色だ。
「あっ……」
 薄い色彩のその小さな蕾に、アキは恐る恐る指先で触れた。すすり泣きに紛れてわかりづらかったが、
ミナが小さな声をあげたのを彼女は確かに聞いた。身体に受けた刺激に思わず声を出しただけなのか、
それとも快感を得たのか定かではないが、その小さな声に、アキはかすかに胸を痛めた。
 顔を手で覆って震えるミナを抱きしめると、アキは髪に、耳に、頬に、なんども口づけをする。
 物心ついたときから、いつも一緒だった妹のようなミナ。いつのころか、そんな年下の少女にアキは狂
おしい恋心と、沸き立つ情欲を抱いていた。できれば、こんな形にはなりたくなかった、とも思うが、もは
や後戻りはできない。
「ゴメンね、ゴメンね……怖くないから……痛くしないから……」
 アキは汗ばんだ手を肌の上で滑らせて、小動物のように震えるミナの細い身体をまさぐっていく。ゆっ
くりと上に覆いかぶさると、あばらにそって爪を這わせ、片方の手指でふとももの内側をそっとくすぐる。差
し込む陽光にキラキラ輝く汗の玉を見つけては、そこに口づけして舌で舐めとる。
 どれだけそうしていたかわからない。小一時間、あるいはほんの数分か。気づけば、ミナの無垢な素
肌は欲望の色を帯びた唾液でべっとりと汚れ、汗の粒と溶けあい淫靡にぬめりきっていた。
 執拗な愛撫に、ミナの声にもかすかな艶が含まれ始めていた。まだ手で顔を覆ってはいるが、すすり
泣きももう止んだようだ。アキはあえて触れずにいた、かわいらしい乳首に指を伸ばすと、爪の先で優し
く引っかいた。
「ひゃう……ん」
 幼い容姿とは裏腹に、鼻にかかった甘い声をこぼして、ミナは身体を震わせた。触れるか触れないか
のあいまいな指使いで、小さな蕾をもてあそびながら、アキは未だ手にかけていなかった下腹部へと手
を伸ばしていく。
 呼吸に合わせてゆっくりと、しかし大きく収縮と膨張を繰り返すおなかを超え、かわいいおへそを指で
つつき、そしてその下、スカートの裾に手をかけたところで、ミナが声をあげた。
「やめ……て」
「……」
 聞こえないはずはないのに、アキは聞こえないフリをして、手を進める。
「おねえちゃん、お願い。見ちゃ、やだよぉ……」
 ふとももをすり合わせて抵抗を見せるミナ。だがアキは、そんなささやかな抵抗を無視して、ミナが守
ろうとしていた最後の砦を剥ぎ取った。
「や、いやあっ……!」
 スカートの下にはなにもつけていなかった。まだ毛も生え揃っていない真っ白な下腹部は、一糸まと
わぬままであった。スカートの裏地に一本の糸が引いて、ぷつりと途切れた。その起点には、本来女性
にはついていないはずのモノが、そそり立っていた。


375:『少女廃墟』 4/7
09/01/21 00:05:13 QDTSOZj1
 喉はからからに乾ききっているというのに、そんな水分がどこに残されていたというのだろう。ソレを目に
したとたん、アキの口中には、食事にありつく前の獣のように、唾液が溢れだした。
 晒されたミナの肉茎は、乱暴されているにもかかわらず、下腹部につくほどそり返っていた。性の営み
も知らないうぶな性器は、うっすら赤く染まっただけの綺麗な色をしている。
 自身の一番見られたくない部分を、一番見られたくない相手に見られて、ミナは羞恥に涙をぼろぼ
ろこぼしている。そんな彼女をあやすように、アキは幼馴染の細い肩をそっと抱きしめた。
「かわいいよ、ミナ」
 その言葉を受けて、ミナは顔を覆っていた手をのけた。
「……かわ、いい?」
「ええ。とっても……かわいくて、すてきよ」
 ぎこちない微笑みをアキがこぼすと、ミナは口唇をへの字に曲げて、またぞろ溢れそうになる涙を必死
に堪えた。
「ヘンじゃない? 気持ち悪くない……?」
「ぜんぜん。お姉ちゃん、ミナのこれ……おちんちん、昔から好きだったのよ」
 アキがこわばりに手をそえると、ミナは身体を硬直させた。「昔から」という言葉には多少のウソが混じ
っていたのだが、いわゆる『ふたなり』であるミナが自分の身体にコンプレックスを抱いているのは想像に
かたくなく、そんな彼女の心をほぐすには、そのウソが有効だと思ったのだ。
 自らの汚さに自嘲気味な笑みを浮かべながら、アキは唾液と汗でべとつく指を、そっと肉茎に絡ませ
た。少なくとも、コレが好きだという言葉は本当なのだ。
「ミナはおちんちん、嫌い?」
「……うん。だって、わたしだけ、他の子たちと違うんだもん……おねえちゃんとも……」
 言葉が途切れて、二人の視線は手指に包まれた性器に注がれた。勃起しきっているというのに、彼
女の肉茎はかろうじて先端が手のひらから顔を出している程度の大きさしかない。その先端も柔らかな
包皮にしっかりと覆われており、なかで息づく亀頭の姿は隠れている。
「そう……じゃあ、お姉ちゃんが、怖いことしたお詫びにね。おちんちんを好きになるおまじないをしたげる」
「……おまじない?」
 アキが笑った。娼婦もかくやという、淫猥なけだものの笑みだ。
 手にした肉茎をゆっくりと上下にさすりながら、彼女は身体をずらして、顔を下腹部へと近づけていく。
おそらく自慰もしたことのないミナは、それでも、これから起きることを本能的に察し、期待に満ちた目で
アキの動きを追い続けている。いつのまにか、だらしなく半開きにした口からは荒い息が漏れている。そ
れは、緊張と疲労から出たものではなく、急速に開花していく肉欲がもたらす欲情の吐息であった。


376:『少女廃墟』 5/7
09/01/21 00:05:54 QDTSOZj1
「あっ……」
 余りに余った包皮にアキの舌先が触れると、ミナは思わず嬌声をあげた。小さくてこそばゆいその感
覚は未知のものであり、彼女は不安を押し殺すように下唇を軽く噛んだ。
 口を閉ざしたままの皮の入り口を、アキの舌が小刻みにくすぐった。ときおりびくびくと痙攣する肉茎を
しっかり手で支えて、彼女は花びらを一枚一枚めくるように、優しい舌使いで包皮を丹念にくつろげて
ゆく。
「あん……おちんちん、すごい匂いがするよ?」
 唾液をまぶしてようやくほぐれた包皮は、開けたとたん、むっとする性臭を辺りに漂わせ始めた。したた
る汗臭よりも、埃っぽい部屋の匂いよりも、熟したチーズを思わす恥垢の臭気は、鼻腔の奥深くまで
浸透してくる。
「やだ、やだ……匂いなんて嗅がないで。恥ずかしいよ……」
 先の開いた包皮にアキが鼻を近づけると、ミナはいやいやをするように、顔を隠して首をふる。
「うふふ、恥ずかしい? それじゃあ、もっと恥ずかしいことしちゃおっかな」
 そういうなり、アキは先をすぼめた舌を包皮の合間にゆっくり挿しこんでいった。得体の知れない汚物
と垢で接着しあった皮の隙間に、彼女は口のなかにたっぷり溜めていた唾液を注いでいく。
 肉茎をつまんだ指をときおり下にひっぱりながら、アキは軟体生物めいた舌の動きで、余り皮のなかを
蹂躙する。彼女の口のなかには、なんとも言えないエグ味が広がり、生臭い牡の恥臭が鼻の奥まで
犯してきた。だが彼女はそれを嫌がるどころか、むしろ嬉々として味わっている。
「あっ、ふあぁ……んあっ……」
 敏感な部分を犯されているミナもまた、生まれて初めて味わう性の快楽に陶然としていた。淫靡な
舌がにゅるにゅると皮のなかで蠢くたびに、汗まみれの身体をよじって身悶えている。
「ねえ、キモチいい? お姉ちゃんの舌、あったかくて柔らかいでしょう……」
「わ、わかんな……い」
 くすぐったいだけだった肉茎の感覚は、紛れもない快感に変わりつつあった。しかし、あと一線を越え
られないもどかしさに、ミナは苦痛にも似た表情を浮かべている。
 これ以上じらすのは酷に思えて、アキは包皮をもてあそぶのを中断した。口をもごつかせて唾液をた
っぷり口に含むと、彼女は体液でぬめりきった肉茎の先端を口に咥えていく。
「ちょっと痛いかもしれないけど、ガマンしてね」
「あっ……」
 アキは根元にそえた指を下ろし、包皮をゆっくりとずり剥きながら、次第に姿を現しはじめた亀頭に
舌を絡ませた。襞と襞、隙間という隙間にびっしりとこびりついた恥垢が、汚らしい音を立てて糸を引く。
 先とは比べ物にならないほど濃厚な匂いと味がアキの口いっぱいに広がった。愛しい幼馴染が、可
憐な容姿の裏側に、これほど汚いものを秘めていたことに、アキは狂いそうになるほど昂奮していた。
「ねえ、ミナ……おちんちん、お掃除していい? ばっちいの全部、お姉ちゃんがおクチでなめなめしてあ
げるね? いいよね?」
 アキはいま、自分がどれだけはしたない顔をしているのかわからない。汚らしい性器の垢にまみれて
陶酔しきったその顔は、淫獣そのものだ。うぶな幼馴染が答えられずにいるその間にも、アキの舌はね
っとり肉茎の上を這い回っていた。


377:『少女廃墟』 6/7
09/01/21 00:06:32 QDTSOZj1
「んぁああああっ……!」
 裏筋を舌でなぞりあげられ、感極まったミナははしたない鳴き声をあげた。かたくなに閉ざされていた
脚も今はだらしなく開かれており、ここ数年は親にすら見せたことのない裸身を、恥じる素振りもなく人
前に晒している。それどころか、自分自身ですら想像もしていなかった痴態を、なかば無理やりとはい
え、幼馴染に見せているのだ。
「おい、しい……んちゅっ、ミナのおちんぽ、おいしいよ……ふぁあ、ん……ぢゅるるっ……」
 アキの端整な口元は、口に収まりきらずに溢れたよだれと、粘着質な恥垢でべとべとに汚れきってい
た。舌ですくい取った牡垢を飲み込まずに溜め込んでいるために、口腔内も白濁してひどい有様だ。
 それでもアキは、肉茎をねぶりまわすことをやめようとはしない。濡れた口唇で締めながら、いやらしい
粘液の音を立てて、肉茎をしごきたてている。舌は残った汚れを探すように、カリ首といわず、裏筋と
いわず、触れたところを執拗に舐めまわしている。
「ひぁあああっ、いいよおぉ……! おちんちん、キモチ、いいよおぉ……!」
 とめどなく溢れる先走りの汁と唾液が、幼い肉茎の上を伝って畳に流れ落ちている。ミナの女性器か
らも、すでにおびただしい量の愛液が垂れており、その股ぐらには小さな水溜りができていた。
「もっと、もっとキモチよくしてよおっ……おちんちん、食べて、食べてぇ……!」
 あられもない嬌声をあげ、ミナは性器に与えられる快楽に溺れきっていた。恥も見栄もなく、浮かし
た腰を浅ましく突き出し、はしたないおねだりを口にする。
 剥けたての先っぽをついばまれ、生温かいぬるぬるの口粘膜に揉まれるたびに、初々しい包茎はびく
びくと愉悦に打ち震え、大量の先走りの汁を口内に吐き出していく。彼女の細い指は、すぐそこまで
来ている絶頂を求めて、桃色の乳首をせわしなく弄り回していた。
「ぢゅぷ、ちゅるっ……んっ、ふぁっ、ちゅるるっ、ぢゅるるるっ……んんんっ……!」
「は、ふあああっ、ふぁあああああああんん……っ!!!!」
 柔らかな頬肉が亀頭を包み、舌が鈴口をえぐった。頬がすぼまるほど肉茎を吸い立てたとき、つい先
ほどまでセックスの経験はおろか、射精すら知らなかった肉茎から、勢いよく精が放たれた。
 がくがくと腰を揺すり、背が折れるのではないかと心配になるほど身をそらせ、ミナは生まれて初めて
の射精の快楽に、声にならない絶叫をあげた。硬直した体躯とは別に、そこだけが別の生き物である
かのごとく肉茎が何十回と痙攣し、アキのあたたかな口内に種汁を注ぎ込んでいく。
「んんっ、んちゅ、ずるるるっ…………んくっ、んくっ、んんんっ……ぷあっ」
 粘液というよりも、むしろ溶けたうどんと形容したほうが近い半固形の精液を注ぎこまれ、アキはたま
らず肉茎を口から離してしまった。必死で嚥下しようとしたものの、プリプリと弾力のあるそれは、歯で丹
念に噛み切らねば到底飲み下せるものではなかったのだ。
 それまで身体をこわばらせていたミナは、射精が治まるにつれて力も使い果たしたのか、ぐったりとその
場に崩れ落ちていった。ときおり手足が痙攣し、それに合わせて萎えかけた肉茎から残り汁が垂れてく
る。


378:『少女廃墟』 7/7
09/01/21 00:07:26 QDTSOZj1
「ミナは悪い子ね。お姉ちゃんのお口に、こんなにたくさんばっちいの、出しちゃって……」
 熱気と性臭、そして背徳的な行為に理性は麻痺し、脳は不快感すらも快感に変えているのであろ
うか。普段ならば聞くに堪えない音を立てて、アキは口いっぱいの精液と恥垢をくちゅくちゅと咀嚼して
いる。
 白く濁った唾液の海に、黄ばんだ半固形の精液がたゆたっている。口のなかでミックスして味わうと、
アキは惚けた表情で見つめているミナに、おもむろに口づけをした。
「ん、ちゅっ……」
 互いの頭をかき抱いて、二人は貪りあうようにキスの応酬を繰り返す。ねばっこい汚液を含ませあい
ながら、舌と舌とを絡ませて、青臭いその粘液を飲み下していく。
 最後までしつこく口唇を求めていたのはミナのほうであったが、名残惜しそうにとろけた視線を投げか
けてくる少女の肩を押しとどめ、アキはその身を離そうとした。しかし、蒸し風呂のようなこの密室のなか
にずっと居たためか、精も根も尽き果てて、その手に力は入らなかった。
「おねえちゃん……」
 すっかり汗くさくなってしまった身体をミナがこすりつけきてて、媚びた甘え声をあげている。アキは湿っ
た畳の上に寝転ぶと、腕のなかの小さな幼馴染の髪を優しく梳いてやった。
「ゴメンね、ミナ……お姉ちゃんのこと、嫌いになっちゃった?」
 しばしの沈黙が落ちた。いつのまにか日は傾いており、西日が埃っぽいガラス窓から射し込んでいる。
先の問いにミナが小さくうなずいたのを見て、アキはため息をつくと目を閉じた。覚悟はしていたことだっ
たが、浅ましい欲望のせいで大切なものが壊れたことに、いまさらながら後悔に苛まれる。
「でも……」
 胸の谷間にうずもれていたミナが、顔をあげた。肌と肌の間で乾いていた粘液がはがれて、ぺりっと音
を立てた。汚された少女は、年上の幼馴染が再び目を開き、自分を見てくれるまで、続く言葉を口に
せず待っていた。
「……でも?」
「でも、おねえちゃんはやっぱり優しかったから……だから…………またきっと、好きになれるよ」
 ミナがはにかんだ。夕陽に照らされて、紅色に燃えあがった彼女の瞳のなかに、それを見つめるアキの
姿が映っている。愛しさと優しさに胸が張り裂けそうで、アキは目尻から流れる雫を抑えきれなかった。
「……また好きになってね。今までよりも、もっともっと……お姉ちゃんのこと、好きに、なって」
 頬を伝う涙粒。
 その一雫に、ミナはそっと口づけをした。


-おしまい-

379:名無しさん@ピンキー
09/01/21 00:38:13 E10X534e
俺はお前にGJするぜぇ!

380:名無しさん@ピンキー
09/01/23 00:47:14 8pa3kEW1
GJやでぇ~

381:名無しさん@ピンキー
09/01/23 06:07:58 q+m9cOp+
望まれてるかわからんけど、前に書いたものののちょっとした続編の前編

キャラクター的に、ちょっとヤオイ風な印象を与えてしまう部分があるかもしれないので注意。

382:4スレ173
09/01/23 06:12:29 q+m9cOp+
国立スイレン学園小等部6年C組、小等部生徒会会長 春日リコ。
彼女が生徒会室にたどり着いたのは、いつものより10分遅れの午前7:20
最大の原因は、臭う粘液・体液をたっぷり吸い込んだ寝具を寮の大型全自動ランドリーシステムに押し込む大作業と、
そして、洗濯が終わって受け取る時のための専用鍵を受け取る小作業。
その他にも、普段の彼女と違ってぼんやりしていたり、妙にぎこちなく変則的な歩調での移動をしていたためだろう。
少女にとって、二つの童貞を捨て、逆に恋人を手に入れたことは、やはり精神的に大きな影響であり、
そして、肉体的な影響の下半身の痛み。詳しく言えば、膣腔の裂傷は、歩行に少なからず影響を与えているのだ。

その影響の原因である佐原リョウタは、リコより先に生徒会室に居た。
「あ…!…えーと…おはようございます。…リコ、さん。」
リョウタは、リコをなんと呼ぶかという部分で何度か突っかかった。
「おはよう、リョウタ君。」

「…ところで、“懇意”になったからって呼び捨て、とか安易に名前、という発想は良くないわよ。」
リコは、昨晩や今朝の少女らしさを欠片も見せない姿勢のようだ。冷ややかな目で、リョウタに釘を刺す。
対したリョウタはすっかり恐縮してしまった。
「え…!?あ…!ご、ごめんなさい!」
「ん…。とりあえず、今までどおり“会長”にしときなさい。まぁ、ベッドの中ぐらいなら構わないけれども?」
挑発的な発言に、リョウタは思わず全身を硬直させた。

この辺りも、両性具有児特有の精神構造だ。
彼等には男女・尊卑などという概念が少ないがゆえに、逆に、自分の立場として譲れないものがあり、
結果的に、既存の男女関係としては、倒錯したかのようにも見える関係を構築することがある。
だが、しかし、彼等にとっては、これはあくまでも自分と相手の“区別”の為の行動でしかないのだ。

383:4スレ173
09/01/23 06:13:35 q+m9cOp+
「で、リョウタ君。痛いわよね?」
「あ、ええ、まぁ…。」
リョウタは、ブレザーで覆われた下腹部に片手をあててわずかに摩る。
と、リコの視線がそこに延びていることに気がつき、そのまま赤面して俯いた。
「椅子に座るときとか、その、お尻を何かに押し付けると、やたら痛いです。圧力が、こう…えーと、その…。」
「おまんこに響く、と。」
リコが明け透けに淫語を言ったので、リョウタはますます赤面し、あうあうと口篭る。
「乱暴にして、ごめんなさいね。でも、痛みで言えば吊り合ってるんだから、悪しからず。」
そこで一端言葉を切ったりコは、リョウタの席の真後ろに回り、中腰になると、リョウタを椅子ごと抱きしめた。
しかし、抱きつくことが目的だったわけではないらしく、リョウタのブレザーの下の方をめくりあげ始める。
「ぎゃ!?いやっ!会っ…!何するんですか!?」
「あー、はいはい、おとなしくしなさい。変なことしないから。」
「十分に変で…ひぃっ!?」
リコの手は、リョウタのズボンに潜り込んだかと思うと、そのまま彼の陰茎を優しく握った。
「変です!変ですよ!変ですってば!」
「大声で騒がない。誰か来ちゃうかもよ。」
静かだが鋭い脅迫に、リョウタは細い声を漏らした後、一気に静かになる。
一方、リコの手の中で、刺激を受けたリョウタの陰茎はしっかりと反応し、一気に血液が流れ込んで硬さを増してゆく。
「あ…あの…。」
下手に声を出せないリョウタに、リコが真意を語る。
「ごめんなさいね?でも、ちょっと、確かめたかったのよ。…コレ、が、私の中に入ってたんだ、って。」
“これ”の部分で、リコの握る力が一瞬強くなり、そしてリョウタはリコの胎内の感触を思い出し、
手と陰茎の、相互の圧迫力が高まる。
と、生徒会室の扉が開いた。

384:4スレ173
09/01/23 06:15:44 q+m9cOp+
入室してきた眼鏡の少女、清水ヨウコは、面妖な空気を嗅ぎ取って、即座に硬直した。
なお、下半身の方は机に遮られて、ヨウコには見えない。
「…あ…あのー、お邪魔…でで、す、かかっかっ…?」
「あら、おはよう、ヨウコちゃん。下品な事しててごめんなさいね。」
小等部5年、生徒会書記の水原ヨウコは、リョウタに回るとも劣らないほど赤面しながら、辛うじて喋った。
「げ、げげげ、下品なことまでしてるんですかか!?」
「そうよ。今…」
リコの言葉は、リョウタの猛抵抗で遮られる。
「わー!!!あー!あー!あー!言わないで!」
「…そうね、ちょっと下品過ぎだったわね。忘れてちょうだい。」
リコは、リョウタの下半身から手を引き抜き、立ち上がる。
リコのあくまでも冷静な対応に、ヨウコは、深呼吸してから、多少、話題を逸らした。
「えーと、会長と、リョウタさんって…」
その質問に対し、リコはリョウタの肩に抱きついてから答えた。
「昨晩、こういう関係になっちゃったのよ。意気投合しちゃってね。」
「そ、そういう、関係、ですか。あの…おシモの方、ということで…?」
リコは優しい笑顔で優しく頷く。その無言の圧力にリョウタは、さっきの“意気投合”という部分を、否定も肯定もできずにいた。

生徒会は、オールマイティな活動派か、色んな仕事を押し付けられる内気派がやってくる場所、というのは、
人格的に特殊な子供が多いこの学園でも、やはり、変わらない現象だ。
結果、性的にウブか、逆に蓮っ葉な人間が構成することになる。

元々押していた時間、そんなことをしているうちに、あっという間に予鈴がなった。
学年が違う為に別の棟に向かうヨウコと早々に別れ、リコはリョウタとともに6年の教室棟へ向かう。
「今日、するのは、辛いわよね。」
突然、リコがリョウタに語りかけた。主語のない問いかけだったが、意味はすぐに察した。
「…そうですね、やっぱり、もうちょっと治るまでは止めておいた方がいいんじゃないでしょうか。」
「でも、突っ込みたくてたまらない、って感じもするのよね。」
そこから先は、人に聞こえないように、囁く耳打ち。
「ぬちゅぬちゅで、ねとねとで、きゅっ、きゅっ、って私の精液を欲しがって締め付ける、リョウタ君の、お、ま、ん、こ、に。」
いつも通り、真っ赤になって硬直したリョウタをその場において、リコはさっさと教室に向かっていってしまった。
リョウタが、その後の20m程の道のりを、前屈みになって、更に内股の痛みをかばって歩く羽目になったのは言うまでもない。

385:4スレ173
09/01/23 06:18:33 q+m9cOp+
寮の寝具は、基本的に寮の備品だ。
汚れたら提出して交換、という方法でもいいのだが、破損したり、落ちない汚れがついた場合は、
それに応じた保障費を払う必要がでてくる。
そちらの問題もさることながら、きちんとした家のお嬢様で通している自分が、
どうやって汚したかが一目瞭然の寝具を人目に晒すことのほうが大問題であり、隠滅せねばならない証拠物件だった。

朝、リコがランドリーに放りこんでおいた体液まみれのシーツと毛布とマットは、
全自動にて洗濯が完了しており、
全自動にて鍵付の洗濯カゴに押し込まれ、
全自動にてランドリー室の然るべき場所に運ばれ、整然と積み重なっていた。
リコは、ポケットから複数のカゴの鍵を取り出し、鍵のナンバーを確認して、
同じナンバーのカゴを引っ張り出し、確認のために開けてゆく。
二人分の血液と愛液と精液と汗と涎等の液体を直接受けたシーツ、
飛び散った液体を浴び、その後二人の体を朝近くまで包んでいた毛布、
二人の起こす振動と重心変化をやわらかく受け止めていたマット、
どれも行為の痕跡がない状態になっていたので、角をそろえて折り畳む。
何食わぬお嬢様の顔で、昨晩の熱烈とした情事に用いた毛布とシーツを備品受付にて返却し、
換わりに糊の利いたシーツと毛布とマットを受け取り、そのままプライベートブロックに運び込んだ。

ブロックの換気はしておいたはずだが、それでもなんとなく、粘り、滑り、湿るような感覚が残っているように思う。
(…あ。)
リコは、自分の下半身が反応していることに気がついた。
陰茎は勃起を始め、月経前の膣孔を塗らしていた下り物に愛液が混ざって量を増す。
ナプキンから溢れてショーツまで汚れそうな気がした。


リコは、嫌がるリョウタをプライベートブロックに引っ張り込んだ。

386:4スレ173
09/01/23 06:19:10 q+m9cOp+

「嫌です!無理です!痛いんですってば!」
「お互いのを舐めるだけよ!」
リコは既にリョウタの両足を逆さまに抱え、リョウタの股に顔を埋め、リョウタの顔に自分の腰を置き、
二人は互の字の状態で会話している。
ベッドの上には、野外用のビニールシートが広げられ、寝具を汚さないような処置が取ってある。
「この程度なら痛くないでしょ?」
「痛い!痛いです!足広げられると…痛たたたた!」
お互いに顔など見えない。
「…じゃあ、足閉じさせてあげるわ。ほら。」
痛む内性器を庇って足を閉じ、リョウタがほっとした瞬間。
「そぉれ!」
というリコの掛け声と共に、ズボンも下着がずり降ろされた。
抑えていた物が無くなり、勃起した陰茎がバネ仕掛けのように跳ね出る。
「ほーらー、こっちの方のリョウタ君は、気持ち良くなりたいって正直に言ってるわよー?」
「違います!違います!違いますよぉ!!」
実際、今のリョウタの勃起は、リコがベッドの上に押し倒した直後に、リョウタのズボンの中に手を突っ込み、
身動きできないように、陰茎を思いっきり握りしめて扱いたのが原因だ。
「違いっ…」
リョウタの全身が、電撃を受けたかのように仰け反る。
リコが目の前の亀頭に唾液を垂らし、そのまま思いっきりキスしたためだ。
ちゅば。という肉の音がし、そのままリコが顔を上げると、
リョウタの尿道口からリコの可愛らしい唇まで、透明な唾液が泡を含みつつ線を引く。
「舐めるだけ。ね?」
そういいながら、リコは自らのスカートに手を掛けて、リョウタの顔の前で生殖器を露わにしてゆく。
先ほどのリョウタのものと同じく、それは重力の力も加わって、勢いよくリョウタの顔に向かって突き出された。
「昨日は、それがリョウタ君のお腹の中に入ってたのよ?」
二人の腹の隙間越しに、リコが語りかける。
リョウタの顔に押し付けられたそれは、熱く、脈打っていた。

387:4スレ173
09/01/23 06:19:44 q+m9cOp+
「具体的に示せば、ここね。」
リコの指先が、リョウタの膣孔にせり出した内部粘膜の襞を優しく捏ねる。
捏ねるに合わせて、リョウタの濃ピンクの粘膜は、リコの指から逃れようと、寄せたり引いたりする。
これ以上指をねじ込まれ、傷ついた膣壁を刺激されたりしようものなら堪ったものではないのだが、
現在、リョウタの口元に、リコの雄が思いっきり押し当てられており、下手に口を開けられず、抗議もできない。
リコは何を思ったか、指に絡み付いてきた透明な分泌液の臭いを嗅ぐ。
「生理前だから、臭うわね。…嫌いな臭いじゃないけど、やっぱり、ちんこの方だけにしましょう。」
考え直したらしいリコを見て、リョウタは少し安堵する。
危うく、というか、やはり、というか、リコはリョウタの傷だらけの女性にも手を出すつもりだったようだ。
そして、それは撤回された。

ぞろり。と、リョウタの亀頭の上面に舐められた感触が走る。
ぞろり。ぞろり、ぞろり。はぁ。ちゅう、ちゅ、むりゅ、ちゅ。はぁ。ちゅう。
舐める、吸う、啄ばむ。強い弾力性のある肉色の亀頭と、弾力性のある肉色の唇舌が、押し返し合う。
リョウタには、亀頭に吐きかけられる熱い吐息にまで触感が感じられた。

ふと、愛撫が止まる。
「…。ちょっと、リョウタ君。私のは舐めてくれないの?」
リコの少々怒気を孕んだ声がかかり、同時に、リコの体が持ち上がって、リョウタは顔面陰茎責めから開放される。
「ご、ごめんなさい。えと、急に、押し付けられて、その、どうしていいか。」
「舐めてしゃぶってくれればいいの。上手いか下手かは気にしないわ。」
改めて、リョウタの口元に、リコの雄が襲い掛かる。
今度はリコの手が支えていて、過たずリョウタの口に突き刺さる形となっている。
ぎりぎりのところでリョウタは口を閉じ、リコの亀頭はリョウタの唇を押し分けた程度で止まる。が、
「リョ、ウ、タ、く、ん、?」
恐るべき暴君の命令が下る。

388:4スレ173
09/01/23 06:20:57 q+m9cOp+
悪夢の決断を迫られた瞬間、リョウタは目を覚ました。時間は“さっきの時”から54日後の午前0:30。
午後8時頃に宿題を終えた途端、部屋に入ってきたリコに押し倒され、
そのまま互いに男・女で一回ずつ悦び、温まった体で、心地よく眠ってしまったのだ。

結局、リコのペニスに対してフェラチオはできなかった。
リコは許してくれたのだが、それが逆にリョウタの中では引っかかってしまっていて、時々、夢にまで見てしまう。
体を起こしてため息をつくリョウタの隣では、悪夢を与えた犯人が、安らかな寝息を立てている。
“男の子だった”リョウタにとって他人のペニスというのは、やはり同性のものに感じてしまうのだ。
しかしリョウタは、それが両性具有の体と、食い違っているようにも感じていた。
と、“彼の陰裂”から、眠れる美少女強姦魔の精液を主とする流動物が熱く、冷たく流れ出る。
リョウタは、恥ずかしがる状況でもないというのに、大いに顔を赤く染め、
大慌てでティッシュペーパーを数枚引き出し、丸めて自分の女性の生殖器の開口部をふさぐ様に挟み込む。
更に数枚を取り出して、シーツに落ちた液体を拭き取る。裏からも叩き拭き、一滴の水分も残らないように。

初体験から2月ほど、しかし、“行為”の回数は経過日数より多いような状態だった。


春日リコ 12歳。小学4年の時にこの学園に編入してきた。
首都圏の裕福でありつつも質素な家庭に産まれる。家族構成は弁護士の父・弁護士の母・3つ違いの姉。
両親は、自分達の感染を事前に知っていた為、両性具有児に関して理解はあったものの、
当時はまだ両性具有児の育児方法が暗中模索段階であったため、
姉のお下がりを流用した育児により、少女寄りな人格を持つ。
基本的には真面目で理知的で努力家、普段は大人しいが、少々怒りっぽい面もある。

佐原リョウタ 12歳。小学3年の時にこの学園に編入してきた。
北海道の普通の家庭に生まれる。家族構成は教師の父・主婦の母。7つ違いの妹(両性具有児)。
彼が両性具有児として生まれたことは予期せぬ事態だったが、それでも両親は彼をしっかり育てた。
名前から分かるとおり、両親からは男の子扱いであり、本人も基本的に少年的な人格となったが、
自分の持っているもう一つの性別に、多少コンプレックスを持っていたようで、内気でウブな性格である。
真面目だがプレッシャーに弱く、混乱してしまうことが多々あるため、優柔不断にも見える。


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