戦国BASARAでエロパロ 信者5人目at EROPARO
戦国BASARAでエロパロ 信者5人目 - 暇つぶし2ch750:鳥無き島 二 10/11
09/04/14 23:56:45 5DI1mKUj

燃える。焼ける。蹂躙される。
それは圧倒的な力。
疲弊した兵を丸ごと?みこんで津波のごとく成長する。

もの言わぬ屍の中、その男は威風堂々と立っていた。
その両の手が、ひとりの兵を吊り上げている。
吊り下げられている男とて均整のとれた長身だが、吊り上げている方は常人離れした巨躯だった。

「犬千代様……!」

まつはもがいた。薙刀を支えに身体を起こそうとするが、それすらままならない。

「ああ……どうか、どうかまつめの生命と引き換えに!」


―おお、よく来たな。
―慶次、お友達が来ていますよ!


あの懐かしい日の記憶は、まだ鮮明に残っているというのに!


震える膝を叱咤して立ち上がったまつは、そのときを目の当たりにした。
ごきり、という骨の砕ける音が、残酷なほど鮮明に聞こえた。
満足に動かぬ身体は、悲鳴さえあげられなかった。

もの言わぬ良人の身体は、どさりと重たげに地面に落とされた。

751:鳥無き島 二 11/11
09/04/14 23:57:31 5DI1mKUj
「犬千代様……!」

まつを見下ろす巨体の男は、かつてとは違い、感情の読めない目だった。


「……今なら見逃してやろうぞ」
「いいえ、豊臣様」


薙刀を握り直したまつは、屍の並ぶ地を見渡して、甥の前田慶次の姿を探した。


―明智んとことやりあうんだって? ……俺もついていこうかな。
―どうしたんだ、慶次。珍しいなあ。
―どうっていうわけじゃないんだけどさ……なんか、嫌な感じがするんだよな。
―まあ、慶次もようやく、前田家男子としての心構えができたのですね。まつは嬉しゅうございます。
―そんな大層なもんでもないんだけど……まあいいや、利の影武者務めるぐらいならできそうだし。


……あのとき、あなたは自由に生きなさいと、そう言ってあげればよかったのか。
慶次にただ済まない。
どこかに落ち延びていてくれさえすればそれでいい。
かつての友の軍に手をかけられてさえいなければ、それだけで。


「豊臣様、ひとつだけ。まつめに詳しい事情はわかりませぬ。ですが今一度、慶次と話を……」


息も絶え絶えに訴える女を、男はただ見下ろしている。
かつて飯をふるまったことがあった。
あのときは、強面が柔らかい表情を浮かべていたのに。


「その心遣い痛み入るが……許せ、我にそのつもりはない」


慶次、慶次、ごめんなさい。どうか無事で―


「……心は、決まりましてござりまする。さあ、どうぞ、遠慮なくおいでませ」


                                         続

752:名無しさん@ピンキー
09/04/15 00:24:02 THKPAHQA
終わり

753:名無しさん@ピンキー
09/04/15 00:43:11 KUVOVJae
>>751
わっふるわっふる!!
すっげえゾクゾクした!

754:名無しさん@ピンキー
09/04/15 01:38:06 KayVbcDx
>>751
元親→まつがいい感じな上に、話もすごく面白い!
続き期待してます。

755:名無しさん@ピンキー
09/04/15 07:56:54 pe38+Tzt
終わり

756:名無しさん@ピンキー
09/04/15 12:50:18 j6AWpMWO
>>751
面白い!!エロパロスレなのを忘れて読みふけったよ
続き楽しみにしております

757:名無しさん@ピンキー
09/04/15 15:53:59 kLQeA0zZ
>751
すごい文章力!
続きワクテカしながら待ってるよ~

自分上の伊達いつ書いたものだけど、
>727
そうそう、まさにスマタにする予定だったんだけど、長くなりそうだからやめたの。指摘されると思わなかったから何か嬉しいわw


758:名無しさん@ピンキー
09/04/15 20:11:15 itY8Ed5n
>>757
その何だあまり言いたくないが>>2

759:名無しさん@ピンキー
09/04/15 21:01:59 7Wi2oDnV
>>757
そしたら是非続きでスマタ編をw

760:鳥無き島 三 1/8
09/04/15 23:29:06 hAFsKaLY
>>741-751の続き 注意書き>>729


「……生きているとは驚いたよ。それも長曾我部軍に身を寄せていたとは、意外だね」
「竹中様、お退きくださりませ」

半兵衛は吐息をもらしたが、それはため息にも似ていた。
珍しくいらだちという感情をあらわにしているのは、まつが元親を秀吉のもとへと進ませたからだろう。

「君は豊臣の軍艦でそれを言うのかい。なるほど、君があの癇に障る男を甘やかしたというわけだ」

そう言って、一度剣を振る。
まつは、その冷たく透き通る瞳をまっすぐ見つめ直した。

「どうか自重なさりませ。それほどに動けるお身体ではありますまい」

半兵衛の瞳が逡巡するのを、まつは初めて見た。
一瞬で翳りを隠し、半兵衛は平然と答える。

「何を言っているのか、意味がわからないな」
「女は子をなす身体を持っておりまする。お身体の変調、殿方のようにはごまかされませぬ」

―病んでいるのだ。なぜ今まで気づかなかったと不思議なほど、はっきりと。
半兵衛の生命はそう長くあるまい。

「豊臣様は知らぬご様子。胸に秘めておきたいのならば、お退きください」

秀吉の名を出したそのとき、半兵衛がひるんだ。
その隙を見逃さず、まつは思い切り踏みこむ。
薙刀を手放し、ほぼ同時に腰の刀を抜刀した。
神速の居合術。
半兵衛の鞭のようにしなる関節剣を絡めとり、強引に奪う。

761:鳥無き島 三 2/8
09/04/15 23:29:42 hAFsKaLY
悔しげに顔をゆがめた半兵衛が距離をとる。
まつには好都合だ。これ以上攻撃に転ずるつもりはない。
空に高らかに指笛が響く。

「おいでませ、太郎丸!」

翼を広げ、巨大な鷹が一直線にまつのもとへと飛んでくる。
すれ違いざまに関節剣を受け取った賢い鷹は、そのまますぐに空の住人になる。
そこでようやく刀をおさめ、再び薙刀を手にする。
十分に距離をとられてしまえば、居合いの二撃目は通用すまいが、それで構わなかった。

「ここまで厳しくなるとは、予想外だね」

ここだけ時間の流れが遅くなったかのように、やけにゆっくりと動いた半兵衛が、懐から取り出したのは―

似たようなものを見たことがある。
良人の主君であった織田信長の奥方、濃姫が忍ばせていたそれ。
南蛮渡来の―

手の中の薙刀を再び捨て、まつは半兵衛に飛びかかり、反動でふたりまとめて船に転がった。
半兵衛の銃を争って、互いの口が吸えそうな距離で上へ下へ、
遠目に見たらまるで閨の中のような光景が広がっていたが、当人たちだけは命がけの真剣そのものである。

撃たせてはならない。まだ死ぬわけにはいかない。

―……今なら見逃してやろうぞ。
―間違っても死ぬんじゃねえぞ!


拾ってもらった生命なればこそ、これは自分だけのものではないのだ!

762:鳥無き島 三 3/8
09/04/15 23:30:21 hAFsKaLY

籠手と槍がぶつかって火花が散った。
あの手につかまれては終わりだ。元親は踏みこんだのと同じ速さで飛び退った。
竹中半兵衛に比べればやりやすい。
だからと言って楽な相手であるはずもないが。

碇槍をうならせて、元親は思う。
これほど頑強な人間は初めてだ、と。
たとえ鎧や籠手が刃を防ごうとも、その衝撃までを吸収することはできない。
元親の槍は、それこそ何度も秀吉の身体をとらえているのに、揺るぎさえしない。
魔王を斃し、そして槍の又左と呼ばれるほどの利家を討ったというのも納得せざるを得ないような力だった。

すでに大勢は豊臣の負けだ。
岸は富獄が制圧し、海に浮かぶは毛利の舟ばかり。
それですらもなお、この男が両の足で立ってさえいれば、戦況はどうにでも変わる心地がする。
初めて魔王を見たとき感じたものと同じものをこの男にも感じる。純粋な力。

まつから、秀吉の戦いかたを聞いていたのがよかった。
攻撃範囲はこちらの方が上だ。
腕にだけはつかまれないよう、元親はなかなかに器用に立ち回っていた。

「その技を、なぜ我がために使わぬ! 我のもとで働け、我が国のために!」
「嫌だね、俺は自由に生きる!」

叫んだと同時に渾身の力で振り下ろした碇槍を、信じられぬことに、秀吉は片手でつかんだ。
思わず元親の口から「馬鹿な……」と言葉が漏れる。
歯を食いしばりこらえるが、単純な膂力では元親は秀吉に及ばない。限界はすぐ間近に待っている。

そのとき。
秀吉が槍をつかんでいた手を離しその場から退き、彼が今までいた場所を、長刀が横切った。
元親はあまりのことに、こんな状況にあるにもかかわらずぽかんとしてしまった。
刀は壁にぶつかって、刺さるようなことはなく地に転がった。

距離を十分に取ってから振り返ると、そこにいたのは先ほど別れたまつと、
そして元親と同じ舟に乗ってやってきた長曾我部軍の兵士だった。

763:鳥無き島 三 4/8
09/04/15 23:30:58 hAFsKaLY
声をかけようとした元親だが、秀吉の方が早かった。
わずかに動揺をにじませた声で、言う。


「―慶次……!」
「半兵衛ならあっちで倒れてる。この戦に豊臣の勝ちはない。退け、秀吉」


まつは目頭をぬぐっている。
元親は、ひとり置いてけぼりの状況だ。
それでも、何とか想像力を働かせてみる。

―まつの隣に立っている男は、精鋭のひとりとして、元親とともにこの戦艦に乗りこんだ長曾我部軍の兵だ。
それは間違いない。確か利益という名の。
古参どころか、徴兵に名乗り出たのはつい最近のことだが、それでも恐ろしく腕が立つ。元親とも気が合った。


秀吉は、利益のことを、慶次と呼んだ。


長身とその長身を上回るほどの長刀、派手な着物と長髪に飾った羽飾り、
そのうえ小猿を連れて歩くという前田慶次の噂は、土佐にまで聞こえている。
でも、目の前にいる男は違う。長身ではあるが、使う武器はごく普通の刀だ。
身につけているものは長曾我部軍の鎧だし、髪だって短い。猿も連れていない。
だけど、これは―


天下に名高き傾奇者・前田慶次。

764:鳥無き島 三 5/8
09/04/15 23:31:48 hAFsKaLY

燃える。焼ける。蹂躙される。
それは圧倒的な力。
疲弊した兵を丸ごと呑みこんで津波のごとく成長する。

もの言わぬ屍の中、その男は威風堂々と立っていた。
その両の手が、ひとりの兵を吊り上げている。
吊り下げられている男とて均整のとれた長身だが、吊り上げている方は常人離れした巨躯だった。

「利ィ!」

嫌な予感ばかりが的中する。
目を覆いたくなるような戦場で、それでも大きな怪我なく生き残っていた慶次は、はるか遠くにその人物を見つけた。
秀吉と、利家の姿を。
倒しても倒しても次々に現れる豊臣の兵に邪魔されながらも、何とか助けようと。

そのとき慶次の目の前に立ちはだかったのは、竹中半兵衛だった。
細身で小柄な身体を兵卒に紛れこませて、ただ一点しか見えていない慶次を袈裟斬りに斬り裂いた。

急激に、身体から力が失われていく。倒れこむようにして慶次は膝をついた。
誰にいつ斬られたのかさえ気づかなかった。見えているのは、ただ。

吊られている男の口からは、なにがしかの言葉も、悲鳴も、うめき声さえ聞こえなかったように思う。
轟音のせいか、自分の耳鳴りのせいか、それとも本当に苦痛に耐えているのか。
無力な身体は、それをただ見守ることしかできなかった。


―今、生命を落とそうとしているのは、自分が心から大切な人なのに!


ごきり、という骨の砕ける音だけは、残酷なほど鮮明に聞こえた。
動かぬ身体は、悲鳴さえあげられなかった。


膝ですら支えられなくなった身体は、均衡を失って転がった。
そのまま滑って、崖のような急斜面を落ちた。痛みはすでになかった。

麓で拾ってもらえなかったら、そのまま死んでいただろう。
まともに動けるようになるまで一月かかった。
完治までにはほど遠いと止められたが、慶次は西へと向かった。
浅井を落とした豊臣は本願寺と交戦中、そしてそのままの勢いで西へ軍を進めるだろうというもっぱらの噂だった。

765:鳥無き島 三 6/8
09/04/15 23:32:47 hAFsKaLY

「半兵衛は、貴様を斬ったと言っていた」
「見事に斬られたさ。ただ、あいにく閻魔さまには嫌われててね」

利益―慶次は、吐き捨てるように言った。


「退けよ。この戦はおまえの負けだ。
 ―これだけの犠牲を出して、自分さえ無事ならまだ覆せるなんて言うなよ。
 そんなこと言ったら、俺は大将としてのおまえも見損なう」


大将としての秀吉を見損なうということは、以前、別の意味でこの男を見損なうような出来事があったのだろうか。
蚊帳の外に追い出された元親は場違いに想像するが、考えても詮無きことではあった。
正解は慶次の胸にしかない。

慶次もまつもこれ以上戦うつもりはないようだった。
秀吉は慶次を見、まつを見て、そして元親に再び向き直った。得物の柄を握り直す。

しかし目の前の覇王は、存外穏やかな声で言った。


「長曾我部……おまえの力はわかった。今日のところは退こう」
「お、おう」


こんな堂々と言われても、反応に困る。
しかしなぜ俺の力なんだ? と元親は我ながら疑問だった。
そうまで言われるようなことはしていないような気もするのだが、まあどうだっていい。
とりあえず、長曾我部家の危機は過ぎたのだ。


―大きな損害を出した豊臣軍は、大坂へと兵を退いた。
秀吉や半兵衛を捕虜にしていれば、というような声もなくはなかったが、あんなのを捕虜にしたら面倒で仕方ない。
化け物を生け捕りにしようなどとしたら、こちらが喰われつくしてしまうところだ。


こうして、四国上陸戦は豊臣の敗北に終わり、毛利水軍と、何より長曾我部軍の名は一気に高まり、
天下に最も近い勢力のひとつとして語られることとなった。

766:鳥無き島 三 7/8
09/04/15 23:33:49 hAFsKaLY

「慶次ともどもお世話になって……心より御礼を」
「いいってことよ。大事にな」

戦の後の始末があらかた済んで落ち着いたころのある晴れの日、まつと慶次はともに加賀に戻ることになった。
まつに憧れている部下たちは、元親とまつの顔を交互に見ながら「ここにいてくれ」と繰り返し懇願していたが、
それはこちらの勝手が過ぎるというものだ。
彼女の胎には利家の忘れ形見がいる。

同行する慶次は、まつの前で短い髪をさらしているのが落ち着かないようで、盛んにいじっている。
なんでも、崖から転がり落ちたときにぼろぼろになってしまい、短くするしかなかったということだ。

丁寧に頭をあげたまつは、傍らの慶次に向き直り、ちょっと唇を尖らせる。

「慶次、なにもあなたまで城に戻ることないのですよ。
 もう立派な大人なのですから、自分の心の思うまま生きなさい」
「何度も言ってるだろ。別にまつ姉ちゃんのためってわけじゃないさ。
 ……ただ、ちょっと休みたくなっただけだよ。ちょっとだけ」

慶次の言う「ちょっと」は、まつの子が産まれるまでの間だろう。
元親の勝手な想像にすぎないが、おそらくは的を射ている。
長くもない、深くもない付き合いだったが、前田慶次という男はそういう男だ。

そして、それ以上の追及を避けようとするように、慶次はさっさと船に乗りこんでいった。
元親に微妙な、何とも言えない表情を向けて。
ああ、そういえば恋だの愛だの、甘ったるい話が好きなやつだった。

船出のときが近づいている。元親は送っていってはやれない。
長曾我部は、それほどの大勢力になりつつある。
鳥無き島の蝙蝠が、今では本気で天下をも狙えるという。

767:鳥無き島 三 8/8
09/04/15 23:34:35 hAFsKaLY
まつは小首をかしげるようにして微笑んだ。

「―かつて信長様は、長曾我部殿のことを鳥無き島の蝙蝠と言ったとか」
「ああ、そういや、最初に言い出したのは魔王だったっけな」

「鳥無き里の蝙蝠」の里を島に変え元親に形容したのは織田信長だった。
鳥無き島の蝙蝠。鳥、すなわち強者のいない四国で権勢を誇る蝙蝠を揶揄した言葉。
どうでもいいと思っていたが。


「猛禽ですら住めぬ地で生きる蝙蝠というのは、きっと常人では計りしれぬ器を持った生きものなのでしょうね」


まつは視線を空に転じた。
釣られて元親も天を仰ぐ。
大鳥―鷹か鷲か、翼を広げ飛ぶ影が見えた。


「―長曾我部殿のつくる新たな天下を、まつも見てみとうござりまする」


そう言って、まつは笑った。
かつて見かけた市姫のような傾国の笑みではなく、男を後ろから立てるような賢妻の莞爾とした笑顔だった。


―やっぱいい女だな、と思う。

768:鳥無き島 終
09/04/15 23:35:19 hAFsKaLY

「天下ねぇ……」

あまり深く考えたことはなかった。
まつと慶次を乗せた船は遠ざかり、もう見えない。一緒に見送った部下は涙を拭っていた。

陸は窮屈でいけない。
それに、正直言えば、そこまで権力や政に興味があるわけでもない。
だが、今、天下から遠くないところに元親は立っているのだ。

「やれやれ、ちっと考えてみるかな」

力が大きくなれば責任も大きくなる。部下のこと、民のことも考えねばならない。
豊臣はいろいろなものを持ちこみすぎた。戦に、天下の行方に、そして。


つい先ほど見送ったまつ。
船が出る直前、彼女は丁寧に三つ指をついて、言った。
そう、あのとき、元親を戦場に送り出したときのような、はっきりとした声で。

「それでは、本日はこれにて……」

―それでは、今日のところはこのへんで。
次がないとは言わなかった。



鬼の棲む鳥無き島の話はこれにておしまい。
しかして、天下とは風に舞う風船のようなもの。
乱世の行方は歴史のみぞ知る。

男女の恋もまた、これに同じ。

769:鳥無き島
09/04/15 23:35:49 hAFsKaLY
実用性皆無の上に、お見苦しい点も多々ある話だったとは思いますが、
最初で最後の投下ということに免じて、ご寛恕いただければ幸いです。

姉川に木騎が特に理由なく存在していたのはアニキが技術提供したとか、
稲葉山の八雲は富獄をヒントに半兵衛が開発させたとか、
いらん電波までついでに受信したけれど明らかに蛇足でした。

慶次と半兵衛をいまひとつ魅力的に書けなかったのが心残りですが、
電波ゆんゆんの文章を暖かく見守ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
お邪魔しました。

770:名無しさん@ピンキー
09/04/16 00:42:18 jQ9RXueQ
大作GJです!
読み進めていくうちに引き込まれていったよ
次は貴方の書くエロが読みたいな

771:名無しさん@ピンキー
09/04/16 02:47:48 nvr0/cTt
慶次生きてた…
まつには赤ちゃんが…
みんなよかったな。幸せになれよ・゚・(つД`)・゚・。

読んでて引き込まれました。すごい文章力だなあ。
また思いついたネタがあれば、ぜひ読ませてください。
GJでした!

772:名無しさん@ピンキー
09/04/16 09:37:00 d7gJLfsH
一応お知らせ
現在459kb
皆さま容量に御注意あれ

773:名無しさん@ピンキー
09/04/17 00:18:26 ZD4hMWpE
もうすぐ新しいスレに移る流れかな。

最近活気付いてきて嬉しいww皆の話もっと読みたいよ!!

774:名無しさん@ピンキー
09/04/17 00:42:45 9WFmjx1w
>>773
さあ、君も話を書いて”皆”になるんだ

775:名無しさん@ピンキー
09/04/17 21:36:29 q42ueUlf
500KBまで書き込み可だったっけ
とりあえず490越えたあたりに次スレ立てる?
テンプレに追加か変更なかったよね

776:名無しさん@ピンキー
09/04/17 22:06:35 eNpFDf+p
次スレについては>>2に「容量が490KBになったら」とあったはずだよ。
今回から追加されたみたい。

次スレ移行前に保管職人さん降臨して下され…!!

777:名無しさん@ピンキー
09/04/17 23:04:33 jkmuUp3O
保管人さん達、今忙しいのかのう……
まあ、まだ大丈夫かね

778:けんしんさまの最強武器
09/04/18 00:16:46 i+VWWqS1
※女謙信

「お主の最強武器は…なんとっ!? 花束!?」
「ふふふ。なにをおどろくのですかしんげん。 あなたのさいきょうぶきもかみのうちわでしょう」
「まあそうだが…」
「ともかく、きょうというひはいちたいいちのたたかいですよ。
ここならだれもじゃましませんからね。
では、…たけだしんげん! しょうぶ!」
「うぬ!
…って謙信よ! 何この場で脱いでおる!? しかも下半身を!」
「しんげんもぬがしてあげますよ。」
「こ、こらやめろよせ!」
「ふふ…では、いきますよ!」
「な、何っ!?
…っ!! お、お前の花は、なんたる…!
だ、だが負けんぞ…!だあぁぁぁぁっ!」
「んっ あっ! しんげんのこうげきは、はんっ なんとはげしいこ、と…ああんっ はぁぁんっ」





なんて話がウガンダ。

779:名無しさん@ピンキー
09/04/18 06:55:12 PNEm8Wp/
アニメ見て、慶次→けんしんさま(女)も有りかと思った
母性愛満載で恋愛には発展しそうもなさそうだがw

780:名無しさん@ピンキー
09/04/18 09:18:26 nes2cNsU
ケンカはこちらw
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
スレリンク(eroparo板)

781:名無しさん@ピンキー
09/04/18 22:10:21 aekj4GZ1
>>778
盛大にわっふる


かすがの昇天状態は、彼女の脳内映像だと思ってたが
3話を見る限りは謙信様の眼前でやってるんだな
あの破廉恥きわまりないポーズをw


782:名無しさん@ピンキー
09/04/18 22:25:12 ZqCf1Z8D
ということはあの声も謙信やその他(KGとか)の前で出してるのか。
はれんちであるぞ!もっとやれ!

783:名無しさん@ピンキー
09/04/19 01:45:20 KMxYrGbv
直江兼続のSSって無いのかな
ギャグとかじゃなくて真面目な純愛で

784:名無しさん@ピンキー
09/04/19 11:48:13 61NYr4KY
>>783
あのキャラなのに無茶言うなよw

785:名無しさん@ピンキー
09/04/19 21:01:46 t+raOhg5

俺は無敵。そう言い続けて来た。
周りにも、自分自身にもだ。

それなのにどうしてだ。
あのくのいちが近くにいると力が出ない。
毒でも盛られているのだろうか、くのいちが近くに来ると動悸が激しくなり、体が熱くなる。

俺は無敵、無敵なんだ。
毒すらも制さねばならんのだ。
だから、くのいちを考えると出て来る涙の理由なんて、思いつかないさ。

思いついてしまったら、無敵じゃなくなる気がして恐かった。




ごめん、無理だった。
ただの乙女武将…

786:謙信(女)・かすが×兼続
09/04/19 22:21:27 5QwdLmJN
両側から攻め立てられ、一物が悦んでいる。
右手側からは謙信様が、左手側からは謙信様の懐刀が、俺の一物をひたすら舐めていた。
唾液と先走り汁が混ざり、それと絡むように二つの温かい舌が亀頭の上を這っている。
懐刀は流石くのいちと言った所か、俺が想像出来ないほどの技巧の持ち主で、
一方の謙信様は性に関する事にあまり長けていないのだろう、チロチロと控えめに舐めているばかりだ。
しかしどちらの動きも気持ちが良く、どちらかの白い手が一物を扱いた時、俺は勢いよく射精した。
ビュルビュルと飛び出した白濁液は、一物の間近に居た二人の顔にも当然かかってしまった。

「あっ…」

顔にかかって怒ってしまうだろうと思ったのに、
あろうことか二人はそれぞれ指で顔についた体液を掬い取り、微笑を浮かべて舐めたのだ。

「二回目なのに元気だな。無敵の名を掲げるだけはある」
「ふふ…じつによきこと」

何だか急に恥ずかしくなって二人から目を逸らした。
が、直後に俺の顔に温かいものが当たり、驚いて視線を元に戻した所で更に驚く。

「今度は私を可愛がってもらおうか」

俺の顔―と言うか口元―には、懐刀の剥き出しの股間が乗せられていた。
申し訳程度に生えた陰毛が、溢れ出た愛液で濡れている。
俺の鼻にわざとらしく陰核を擦り付けてくる懐刀の顔は、彼女の豊満な乳のせいでほとんど見えない。

「ではわたくしはこちらを」

謙信様の手と思しきものが、俺の一物に触れた。
柔らかくなっている一物を揉んで、幾らか硬くなって来た所で上下に扱き始めた。
冷たい手の平に包み込まれ、一物は俺自身が驚愕するほどの勢いで大きく硬くなっていく。

「ああ…やはりむてき……」

息を吐いて謙信様が零す。
その間も俺は懐刀に陰核を鼻に擦り付けられ、無意識に舌で肉ビラを弄っていた。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「『膣内の浅い所の肉壁を尖らせた舌で突いてみると、懐刀は乳を揺らして悦んだ。
  「あっあっ、そ、そこぉ…」
 それと同時に彼女の腰の動きは激しくなり、俺の口元からは水音が……』」

「何を書いておるのだ、佐助」

「うおおおっ!?な、何でも無いぜ、旦那」

「そうか。そろそろ川中島に発つぞ、準備を怠るな」

「ま、任せとけって~」

「うむ。ではまた後程」

「……ふー。副業で好色本書くのも楽じゃねぇなぁ。
 でも薄給だし、今まで出したヤツは好評みたいだし…特に伊達軍と長曾我部軍には。
 書き終わるまで、もう一頑張りしますかねぇ」

「では佐助よ、書き終えたらワシに一番に見せてくれぬか」

「ぎゃっ!大将!?」

おわり

787:名無しさん@ピンキー
09/04/20 00:10:14 XPTa6/6c
佐助w

>>785>>786もGJ!

788:名無しさん@ピンキー
09/04/20 00:22:31 hc2rT0wn
ちょwwwまさかの無敵wwww

789:名無しさん@ピンキー
09/04/20 00:37:10 Z1jV6wFX
俺は名も無きただの農民でしかなかった。
田を耕し、妹と野山で遊び、夜は家族と囲炉裏で食事をとる。
そんな何気ない毎日が俺は大好きだった、ずっとこのままでよかった。


――だが、平穏は突然崩される。


松永久秀、そして三好三人衆。
「卿には…そうだな、絶望を贈ろう」
炎に包まれる家屋と、無残な姿で横たわる妹。
「いい目だ、卿に与えた絶望…存分に育てるが良い」




「俺はその日から、妹や家族たちに誓ったんだ…あの男を倒せるような、もう大事なものを失わないような、無敵の存在になるのだと」
「直江…お前にそんな過去があったのか」
「すまないなかすが殿、柄にもなくしんみりとした話をしてしまって…そろそろ出陣の頃合いだな」
「しかし大丈夫なのか?毎度の事ながら一番隊を一人で背負うなど、謙信様も必要ならば兵を預けると」
「いらん、なぜなら俺は―」





無敵、だからな。

790:名無しさん@ピンキー
09/04/20 00:45:33 Z1jV6wFX
見直してみると文に乱れが多すぎるorz
確認もせずに書き込むなよ俺…スレ汚しスマソ




直江の無敵発言にはきっと暗い過去が隠されてると思うのも私だ
次回作ではPCにならないかな…
他の武将やモブ武将、兵士はモデルチゥンジしてあるのに
直江だけあの外見、あの武器のままでとか

791:名無しさん@ピンキー
09/04/20 00:46:28 Z1jV6wFX
なんだよチゥンジって…
チェンジの間違いです


今日は厄日だ
もう寝る

792:名無しさん@ピンキー
09/04/20 01:04:11 C8Url6lV
なにこの無敵祭り
ふざけてるの







…いいぞもっとやれ!

793:名無しさん@ピンキー
09/04/20 14:17:54 kG1hwmwj
>>791
まあ、その何だ。
どんまい



しかしまさかの無敵祭りにワロタwww

794:名無しさん@ピンキー
09/04/22 08:50:03 OyWCLdNP
信長
伊達
KG
明智
長曽我部
利家
サスケ

浅井
毛利
豊臣
真田

えっちが上手そうな順に並べてみた

795:名無しさん@ピンキー
09/04/22 09:27:23 sJzwtxY+
>>794
先生!右目はどのあたりに入りますか?

796:名無しさん@ピンキー
09/04/22 13:01:27 yRDK5xai
>>794
馬鹿もん!
松永先生が一位だろ!

797:長政×市 1/3
09/04/22 14:59:07 jqOolyPU
空気を読まずに
>>563の書き込みを見て勝手にみなぎって書いたものを
今更投下してみる。長政×市で一応純愛もののつもりです。
>>563さん、無断でネタを使ってしまってすみません。







 寝乱れ、広がった黒髪が、そのまま闇に溶け込んでいるようだった。昼間でも血管が透けて見える
ほど白い市の肢体は、月の光に照らされ、より一層青白く見えた。夜着をはだけた胸を、ぎこちなく
長政の手が這う。やわらかな乳房を不器用にもみしだかれ、つんと尖った先端を指がかすめると、
市は熱い吐息をもらした。
 市の足の間に割り入り、長政はゆるゆると腰を進める。甘い痺れが市の腰に広がり、奥からあふれ
出る蜜が淫靡な水音を立てた。長政の動きは非常に緩慢で、慎重だ。焦らしているのか、それとも
肌を合わせるようになって日が浅い市を気遣ってか。
 長政は直情径行な彼らしくもなく、ゆっくりゆっくりと腰を浅く前後させ、市の媚肉を少しずつ押
し広げる。それが市にはたまらなくもどかしい。逞しい背に回された白い手に、ぎゅ、と力がこめら
れる。その動きに釣られてか、緩やかに押し進められていた肉塊が一気に最奥へと押し込まれた。
「……………っ!…」
 硬くたぎった一物が、うずく場所をかすめる。びくりと市の背がはねた。長政が前後に動くたび、
仰け反ったままの白い頤が声にならぬ声を漏らす。長政に組み敷かれたまま、市は必死で己の口を手で
押さえ込む。そうでもしないと、あられもない声をあげてしまいそうだった。


ふいに長政の動きが止まった。
「……あ………」
膣に与えられる快楽がとぎれ、思わず市は切なげな声を漏らす。
「…………長政…さま…?」
 つながっていた体が離れた。恐る恐る目線を上げると、長政は怒ったような困ったような顔で市の顔を
覗き込んでいる。
「…市…その……まだ、つらいか?」
「え……?」
何故?と問う市の目をまっすぐに見つめられず、長政は目を逸らしてしまう。
「……私が動くと、まだ痛むのか?」
「そんなこと…ない…」
 市はふるふると頭を振った。
 男根が抜き取られた後も、物欲しげに口をあけ、たっぷりと蜜を吐き出している花弁が何よりもそれを
物語っている。
「…嘘を言うのは悪だ。本当の事を言え!」
「……嘘じゃ…嘘じゃありません…」
 苛立ったような長政の声に、市は反射的に身を竦ませる。
「ならば何故、…そのように力を入れる?……痛むから口を塞いでいるのではないのか?」
 長政は決まり悪そうに、ぼそぼそと言った。いつもハキハキと物を言う彼らしくも無い。その様が珍しく、
市はまじまじと見つめてしまった。



798:長政×市 2/3
09/04/22 14:59:43 jqOolyPU
「…どうした?」
 苛立ったような声音に、困惑の色がまざっている。
「あの…市は………声を出してはいけないと思って…それで…」
「何故だ?他に聞く者がいるわけでもないだろう」
 突然の夫からの追求に、市はおろおろと視線をさまよわせ、目を伏せた。長い睫が影を落とす。
「だって…長政さま……無駄口は悪だって言ったから、市、静かにしてようと思って…」
「そっ…それは無駄口ではない!!」
 思わず口をついて出た言葉に、長政は「しまった」とでもいうように口をつぐむ。
「………何故…?」
 市は顔をあげた。吸い込まれてしまいそうな漆黒の瞳がじっとみつめてくる。
「それは……その……」
 反射的に顔を背けてしまう。いつも以上に言葉が出てこない。
「……………つまり…その……お前が辛そうだと、私も辛い」
「…………」
「つ、辛くないのなら、その……何だ、それなりの態度をとればいいのだ!」
 しどろもどろになりながら吐き捨てた自分の言葉に、顔が火を噴出すように熱くなる。市はそんな
長政の落ち着きのない様子を黙って見つめていたが、しばらくの思案のあと口を開いた。
「………長政さまも、市が気持ちよさそうだと、感じるの?」
「なっ…!なななにを…」
 突如として図星を突かれ、長政は息が止まりそうだった。
「…市は……長政様が気持ちよさそうだったら、市も気持ちよくなるの……」
 どっと汗を噴出させる夫の手を、たおやかな手が優しく包む。白い手はゆっくりと、硬く逞しい手を
己の乳房に導いた。
「だから……長政さま、市のこと、……好きにしていい……きゃっ」
 突然天地が反転した。市の上に長政の体が覆いかぶさってくる。
「ならば…力を抜け。我慢などするな!
 …………よ、よいな!」
 返答を待つことなく唇をふさがれ、舌が口中を侵し入り込んできた。
「ん……ふ…っ…」
 不慣れな口吸いに、時折歯がぶつかる。市は自ら舌を絡めた。互いの吐息に混じり、わずかな水音
が暗い部屋に響く。しばらく舌を吸いあい、唾液を飲ませあった後、長政は唇を離し、市のやわらか
な腿に手をかけた。
「あっ……はぁ…あんっ…」
 足を大きく広げられ、蜜を垂らし、ひくつく中心にずぶりと勢いよく一物が突きたてられる。市の
足がびくりと跳ねた。
「…くっ……」
 肉茎をきゅうと締め付ける襞の感触に思わず長政は呻いたが、そのまま荒々しく腰を抽送させた。
「はっあぁああっ…いいの…っ……きもちいいのぉっ」
 柔壁の天井を、反り返った男根の先でぐりぐりと擦られ、市の全身に甘い痺れが押し寄せてくる。
広げられた白い足が、しだいに長政の腰に絡みつく。もっともっと、とせがむように、長政の体を挟み
込み、胎内の奥へ奥へと誘いこむ。長政はそれに応えるように一層腰を強く叩き付けた。その度に
ジュプ、ジュプ、と愛液が掻きだされ、繋がり合う二人の肌に飛び散る。
「ひ…ぁあんっ……だめっ…だめぇ…」
 ぷっくりと膨らんだ肉芽を擦られ、市は一層高い嬌声をあげた。
「っ…う…くぅっ…」
 強烈に締め上げられ、長政は情けない声を漏らす。耐え難い悦楽の波が、もはや限界が近いことを
知らせる。ぞくぞくと背に走る電流を感じながら、長政は腰を打ち振るった。子宮口に硬い先端が
当たった瞬間、市の体を凄まじい快感が駆け巡った。視界が白く弾けると同時に、男根を呑み込んだ
肉襞が、精を絞りとろうと激しく締め付け始める。
「あっ…ああぁっ……長政さまっ…ながまささまぁ!」
「…くっ…い…市っ…!」
 熱く滾った大量の子種が、市の胎内ではぜた。何度も何度もしゃくりあげるかのように精を
吐き出すものを全身で受け止めるかのように、市は長政にしがみついた。やがて、射精が終わり、
力を失ったモノが吐き出されてからも、荒く息をついたまま二人はお互いを腕に抱き続けた。

799:名無しさん@ピンキー
09/04/22 15:00:09 bR3B+6q+
>>794
親方様はどうした!?


800:長政×市 3/3
09/04/22 15:01:11 jqOolyPU
 市が目を覚ますと、日が随分と高かった。
 重たい体をどうにか起こし、市は侍女を呼ぶ。あれから何度となく求め合い、交わりあったのだ。
思うように体が動かない。何度も名を呼び、嬌声をあげたためか、妙に喉がひりつく。
 傍らに夫の姿はすでに無い。いつも朝早くから鍛錬をしている彼は、もうとっくに起床し、
外に出てしまったのだろう。
(長政さま……とても元気……)
 やけに黄色く見える春の光を浴びながら、市はそんなことを思った。
 どうにか身支度を整え、のろのろと朝食をとっていると、聞きなれた大きな足音が聞こえ、がらりと
音をたてて襖が開いた。
「市、遠乗りに行くぞ!早く支度をしろ!」
 部屋に入るなり夫は言い、市の前にどしりと座った。
「え…?」
 唐突な要求に、市はきょとん、と長政を見つめる。何故か長政の顔は耳まで朱に染まっている。
「き、今日は天気が良いからな!こういう日には遠乗りに行くのが正義なのだ!」
「でも…長政さま……」
「もうほとんど食べ終わっているな!行くぞ!」
「はい…」
 強引に手をとられ、そのまま身を起こされる。市は訳も分からず、ずかずかと先を行く長政に
ただただついていっていたが、城中の者たちの「ゆうべはおたのしみでしたね」とでも言いたげな目線を
感じるうちに、彼の唐突な要求と、城を飛び出さんばかりの早さで歩を進める訳が、なんとなく分かった
気がした。


 昨夜の余韻は市が思ったよりも長政の体に残っていたようだ。 
「ハイヤ……ぐあっ」
 いつものように馬に飛び乗ることができず、長政はしたたかに鞍に尻を打ちつけた。
「なっ…なにを見ている!さっさと乗れ!」
 決まり悪そうにそっぽを向きながらも差し出された手を取り、市は長政の前に座った。
 馬が歩きだす。春の風が優しく髪をなでる。
「………その……体は何ともないか?」
「はい…市は平気……」
 今更といえば今更な問いに、市の口元に微笑みが浮かぶ。

 ―春の日も、この人も、とても温かい…。

 長政の胸に頬を寄せながら、市はそっと目を閉じた。













―――――――――――――

以上です。
おそまつでした。

801:名無しさん@ピンキー
09/04/22 15:21:03 Bzj8ngSS
長政も市も可愛いなw
GJでした!

802:名無しさん@ピンキー
09/04/22 15:52:24 cfeIlwTZ
GJ
やばいめちゃくちゃにやけるわ…長政と市に目覚めちまったw

803:名無しさん@ピンキー
09/04/22 17:10:24 BRg5zI9v
長政と市GJ!
待ってたよ、ほのぼのでイイ!
職人さんありがとう!

804:名無しさん@ピンキー
09/04/22 22:26:25 d3fbpNnf
>>797
GJGJ!!!
「そっ…それは無駄口ではない!!」 に笑ってしまったよww
陽と陰で対照的な2人だからこそすごい萌える。

>>794
女の子版考えた。

お市
濃姫
まつ
かすが


いつき

女の子は、子供のいつき以外は皆それなりに上手そうなイメージww

805:名無しさん@ピンキー
09/04/22 22:38:13 wBeRO4BS
>>804
市は無意識、濃姫は経験、まつは愛情
かすがは技術だけ知ってて、いつきは言葉さえ知らない
ですね、わかります

806:名無しさん@ピンキー
09/04/22 22:44:29 oBzr0JAQ
大好きな浅い夫婦読めて幸せだわ。GJ
城中の人から「ゆうべは おたのしみ でしたね」
って顔で見られたらそりゃ飛び出したくもなるわww
長政の方がそういうの気にしそう
市は「何で恥ずかしがるの?市、わからない…」ってイメージw

807:名無しさん@ピンキー
09/04/22 23:10:16 Apy+m464
>>806
一瞬けんしんさまが言ってるのかと思って、
そりゃ他国の人にいつの間にか知られてたら逃げたくなるよなぁ
と納得してしまったwww

808:名無しさん@ピンキー
09/04/22 23:19:28 XiQAZQTx
「けんしんさまが見てる」ですね。わかります。

809:名無しさん@ピンキー
09/04/22 23:27:14 OyWCLdNP
右目は長曽我部と利家の間、親方様ぁぁぁは毛利と豊臣の間くらいだとオモ

松永先生は殿堂入www

810:名無しさん@ピンキー
09/04/22 23:54:23 AvML3sIr
はははははははははれんちでござる!

811:名無しさん@ピンキー
09/04/22 23:55:16 XwHXLkV+
浅井夫婦大好き!!GJ!!GJですぞおおおおおお!!

812:名無しさん@ピンキー
09/04/23 01:18:26 asRzdcyN
GJGJ!!浅井夫婦が好きすぎて討死しそうだ。

813:名無しさん@ピンキー
09/04/23 19:28:50 WupQ3Ue6
市に髪コキされたい

814:名無しさん@ピンキー
09/04/23 20:04:32 KWDEqHvj
浅井夫婦は初心な所がとても滾りますぞ。
GJGJ!



815:797
09/04/23 22:23:25 N9Y+faW7
名無しに戻ろうと思っていたけどちょっと訂正箇所があったので帰ってきました。

>>798ですが最後から3行目

×
全身で受け止めるかのように、


全身で受け止めようと、


です。保管職人様、よろしければ保管の際に訂正お願いします。
何度も見直したはずなのに申し訳ないです。


最後に、GJありがとうございました。
機会があればまた寄らせてもらいます。

816:名無しさん@ピンキー
09/04/25 17:24:15 iP0wKCet
相思相愛のサスケかすが
紫の上計画の伊達いつ

…をいつか書きたい。
もしくは読みたい。

817:名無しさん@ピンキー
09/04/25 21:37:55 U52sMMhQ
>>816
特徴のあるsageだね

818:名無しさん@ピンキー
09/04/25 22:12:01 iP0wKCet
あ、ほんとだ。ケータイ房だからかな。
教えてくれてありがとw

819:名無しさん@ピンキー
09/04/25 22:12:50 ro/r1/KA
>>817
いってやるなよ
だから皆スルーなんだ

820:名無しさん@ピンキー
09/04/25 22:43:41 iP0wKCet
そうだったのか…
空気読まない発言してごめんね。

スレももうすぐ新しくなることだし、自分ロムに戻ります。

どうもすみませんでした。

821:名無しさん@ピンキー
09/04/26 17:31:54 7pxaHaBz
新スレ前に>>416から>>800までのログぶちこんだ私設仮保管庫作ってきた。
でしゃばりスマソ

URLリンク(id33.fm-p.jp)

「載せるな」「誤字直せ」etc.あったらご一報下さい


822:名無しさん@ピンキー
09/04/26 17:38:48 wwO4xjWk
GJと言いたいところだが、そのサーバーはエロおkなのか?

823:名無しさん@ピンキー
09/04/26 21:58:11 7pxaHaBz
>>822
うっかりしてた
指摘㌧
作り直しました

URLリンク(65.xmbs.jp)

34件中20件保管済

824:名無しさん@ピンキー
09/04/26 22:01:42 k8/QapNB
>>823

保管庫更新止まってるからな
あと携帯から何作品か見れなくなっていた

825:名無しさん@ピンキー
09/04/26 22:27:30 YOhM6hC/
>>823
乙です

保管要員さん忙しいのかね
とりあえず自分も保管要員に立候補しておいた
現在返信待ち

826:名無しさん@ピンキー
09/04/26 22:50:09 fzyRwr36
>>823
乙です

検索避けしてないみたいだが必要無い?

827:名無しさん@ピンキー
09/04/26 23:27:29 7pxaHaBz
何度もごめんなさい

・検索避けしました
・携帯全キャリア解禁してあります
・「タイトル」(1/4)←この表情が出るSSは画面下の「#次㌻」を押さないと続きが出ません


取り急ぎここまで

828:名無しさん@ピンキー
09/04/29 08:59:43 0u+nDOw2

乙です!
佐助×かすが×幸村を読ませて頂いたのですが
幸村とかすが…良いなぁ、と思いました(´∀`*)

幸かす萌え萌え!

829:名無しさん@ピンキー
09/04/29 10:41:51 lbiDTpUv
乙です

最近来始めたんだけど、>>1の保管庫の女体化を好奇心と怖いもの見たさで見た
何あの泣ける話
夜中にボロ泣きしてしまた

830:名無しさん@ピンキー
09/04/29 13:23:21 w7AQczn+
>>829
kwsk

831:名無しさん@ピンキー
09/04/29 16:55:22 oPrmipP0
>>829
何を読んだんだ
だが、女体化なら避難所に書くと良いかと
始めはキモそうだなとか思いつつ
怖いもの見たさで行ったら意外と良かったんだよなあ

832:名無しさん@ピンキー
09/04/29 18:00:21 lbiDTpUv
>>830
政宗のやつ


>>831
すまん迂闊だった
これからは避難所に書くわ
なかなか良くて驚いた

833:名無しさん@ピンキー
09/04/29 22:45:15 w7AQczn+
>>832 今度読んでみるよ、ありがとう

そういや保管庫久しぶりに更新されてたね
過去スレのがまだなかったのが残念だが

834:名無しさん@ピンキー
09/04/29 23:19:15 YfrEElRB
保管庫更新されてる?
俺が見た限りでは12月で止まってるけど
こっちのブラウザがおかしいのかな

>>829
避難所、今過疎ってるからどんどん感想くれて賑やかしてやればいい
女体化はエロ以外をがっつり描写する職人が多い印象
そういうのが読みたければいけばいいよな

835:名無しさん@ピンキー
09/04/29 23:23:32 yQAkxiuF
女体化とか好きじゃないからスルーしてたけど
そんな良い話有るなら読んでみよ
食わず嫌いだった

836:名無しさん@ピンキー
09/04/29 23:33:09 bX8r4AVy
女体化については元はスレチだからこの辺で終了

保管庫更新乙

837:825
09/04/29 23:42:49 JpKHz0Ul
825だけどID認証されたから
昨日から少しずつ保管作業進めてる

過去の分も含めてリンクおかしいところとかあったら報告お願いします

838:名無しさん@ピンキー
09/04/30 00:40:47 pjYOiKNM
>>837
乙であります!

気が付いたら報告します

839:名無しさん@ピンキー
09/04/30 01:33:44 YUaCzTHL
>>837
乙でございまする!

840:名無しさん@ピンキー
09/04/30 20:22:05 BGw5SvWq
おっぱいランキング
かすが(G)>>まつ(E)>市(D)>濃姫(C)>>>>>>>いつき(AA)

異論は認める

841:名無しさん@ピンキー
09/04/30 21:59:18 gUUEKMXT
>>840
個人的には、市(F)>かすが(D)>濃姫=まつ(C)>>>いつき(まな板)ってイメージだ。かすがはあの衣装でバストライン維持するには、どんなに鍛えていてもDくらいかなーと何となく思って。

いつきは……将来的にはEくらいでwww

842:名無しさん@ピンキー
09/04/30 22:41:04 01bMscqo
市がF……?

843:名無しさん@ピンキー
09/04/30 23:01:01 xSc3/tF9
市は乳よりも尻や太腿の印象が強いのでいいとこDってかんじ

844:名無しさん@ピンキー
09/04/30 23:04:13 r3v5WDh2
胸は市よりも濃姫・まつのがおっきいと思う

845:名無しさん@ピンキー
09/04/30 23:06:38 H26OeFsw
ちゃんと大きさがわかるのってかすがぐらいだな

846:名無しさん@ピンキー
09/04/30 23:21:18 EBTJ0jIB
かすがのおっぱいは謙信様の元に来てからますます大きくなりました
風呂場や閨でマッサージしてもらっているんだろう

847:名無しさん@ピンキー
09/05/01 00:49:16 SwEsbyco
馬鹿野郎その理論で行くとまつが最巨乳だろうが
年がら年中旦那と乳繰り合ってるんだろ

848:名無しさん@ピンキー
09/05/01 00:56:45 eXNm2SjO
とりあえずいつき以外は全員はさめそうな気がする

849:名無しさん@ピンキー
09/05/01 01:07:26 T1vDppqr
お前らの乳談義の熱さに感動した

いつきはC一歩手前で止まって、大きくしようと揉んでもらえばいい
微乳を寄せて揉みしだくのもいいもんですよ

850:名無しさん@ピンキー
09/05/01 03:00:50 sNmTmll6
>>849
むっつり筆頭の出番ですね

分かります

851:名無しさん@ピンキー
09/05/01 06:59:00 FF1Jf3WB
ロリコン筆頭がアップを始めました

852:名無しさん@ピンキー
09/05/01 08:16:38 qgwQdGjn
いつきは将来巨乳になるな。

アニメかすがの衣装から、いつ乳首がこぼれないかと心配になる。


853:名無しさん@ピンキー
09/05/01 09:04:02 e3+Lwy50
>>852
残念ながらアソコは上半身の絶対領域なので物理的法則では見えていても
我々からは見えないのです

育ったいつきの微乳を育てるためにむっつり筆頭は女性ホルモンが分泌されるよう
特に敏感な乳首をいやらしくこねまわすんですねわかります

854:名無しさん@ピンキー
09/05/01 09:11:03 bKJkOkCn
女性は二次性徴が始まって乳房隆起がはじまると
胸にしこりができて痛い思いをするらしいが
そんな時期に乳揉みされたら痛くて泣いちゃいそうじゃないか?
素晴らしいな。これは素晴らしい

855:名無しさん@ピンキー
09/05/01 09:58:50 qgwQdGjn
確かに中学生くらいの時は無理に押すと超痛いけど、優しく触れば全然問題ない。というか敏感な分、成人女性よりも快感得られる希ガス。


バサラの男キャラはそれなりにいい地位で女には不自由してなさそうだし経験ありそうだから、うまくやってくれるでしょう。

856:名無しさん@ピンキー
09/05/01 14:00:29 +KbzjFk9
皆の乳談義に触発されて小説書いたよー!
容量ぎりぎりだけど何とかなりますように。。

それでは注意書きです。
・伊達×いつき 
・本番はありません。
・いつきの胸の描写が書きたかったので、筆頭の描写がだいぶおざなりです。

それでもおkな方はお読みください。

857:名無しさん@ピンキー
09/05/01 14:00:31 JiEnSGlD
幸村と秀吉は思春期の敏感なおっぱいを握りつぶしそうだ


858:成長期 1/4
09/05/01 14:01:39 +KbzjFk9
「おい。」
「…?何だべ。」
「お前、その服で、なんともねぇの??」

晴れたある日の昼下がり。
久しぶりに青葉城に遊びに来ていたいつきに、政宗は碁の打ち方を教えている所だ。
碁盤を二人で囲み、白と黒の石の位置について政宗が説明していたのだが、そうなると自然と、いつきは碁盤を覗き込む格好になる。
いつきが好んで着ている服は、本人曰く『農作業がしやすいから。』という理由で、おとぎ話の金太郎が着ているような薄い前掛けにショートパンツだ。
背中はぱっくり開いていて、肌の色が人の目を引くが、「子供だから」という理由で、城内では黙認されている節があった。
そんな服を着たいつきが政宗の目の前で屈みこむと、胸元の布地が開いて奥まで見えそうになる。
目の前でちらちらと胸元を見せられ、視線のやり場に困った政宗が、いつきの服装について心配するのも無理がなかった。

「どういうことだ?」
「だから…見えそうだって言ってんだよ。胸!」
とぼけるいつきに少々苛つきながらも、正直に教えてやる政宗。このまま黙って少女の胸を眺めているという手もあったのだが、馬鹿のように真っ直ぐに育ってきたこの奥州筆頭は、思ったらすぐ、口にせずにはいられない。
いつきはころんと起き上がると、自分の平べったい胸元を掌でとんと押さえて、
「あぁ、こんなもん、どってことねぇべ。まわりの姉ちゃん達みたいにボインなわけでもないし~」
そう言ってけらけらと笑った。
「そういう事じゃないっつーの。お前が良くてもなぁ、周りが気にするだろう。そんな露出してて、どっかの悪い男に無体を強いられても知らねーぞ。」
いつきの返事に苛立ちを募らせながら、多少キツめに脅しをかける政宗。
成長途中のこの少女が、男たちから助平が目で見られる所を想像しただけで、腹が立ち殺意が沸く。
年頃の娘を持つ親の心境か、はたまた自分の女を独占したいという男の心境か。
こいつは、俺のもんだ。…無意識のうちに、政宗は心の中でそう思うようになっていた。


859:成長期 2/4
09/05/01 14:02:50 +KbzjFk9
「無体??マサムネにはそんな度胸ねぇべ。」
政宗の気持ちを知ってか知らずか、いつきはけらけらと冗談を言って政宗の忠告を一蹴する。

「………。」
いつきの言葉に、黙る政宗。
突然黙ってしまった青い侍に、いつきは少し心配そうに小首を傾げて顔を覗き込もうとした。
途端に、
「いつき、ちょっとこっち来い。」
低い声で政宗がそう言ったかと思うと、
「ひゃっ!」
いつきの二の腕をぐっと掴み、自分の脚の間に力任せに引き寄せる。
小柄ないつきがいとも簡単に自分の腕の中におさまってしまうと、政宗は中庭に開いていた部屋の障子を乱暴に閉めた。
パシッ!!
障子が大きな音をたてて閉まると同時に、いつきの前掛けの脇の隙間に、自分の指を滑り込ませる。普段から、着ているか着ていないか分からないようなすかすかの前掛けであったため、政宗の大きな掌を、服はいとも簡単に受け入れた。
「や、ちょ、くすぐったいだよ。」
政宗に後ろから抱きかかえられ、服の中に手を入れられたいつきは、混乱しながらも、身を捩じらせてもぞもぞと動こうとする。
「お前がこんな格好してるのが悪い。」
そんないつきを逃がすまいときつく抱き寄せ、政宗は右手で器用にいつきの胸を探っていく。
「ひゃっ…ど、どこ触ってるだ!」
初めて他人に胸を触られたのだ。いつきはぞくりと身震いして、自分の力が抜けていくのを感じる。
「Ha,いっちょまえに胸あるじゃねぇか。」
服の上からはほとんどその形を主張していなかったが、触ると解る。いつきの左右の乳房は、女であることを主張するかのようにわずかに膨れて丘の形をしていた。親指でくいっと押すと柔らかい弾性があり、他の指でかき集めるように揉むと、ふにふにと暖かい感触が返ってくる。
「離せって…」
「うっせぇ」
もぞもぞと無駄な抵抗をするいつきに、政宗は思わず掌に力を込めた。
「ひゃん!!」
途端に、おとなしくなるいつき。
「いたぃよ…」


860:成長期 3/4
09/05/01 14:03:35 +KbzjFk9

いつきの胸の中心部にはそれぞれ左右に1つずつ、栗の実ほどのしこりがあった。
それは、成熟しきっていない女の体の象徴であり、その熟れていない部分を強く刺激すると、少女の胸元には激痛が走る、と、いつの日か猥談で聞いたことがあった気がして、政宗はふと思い出す。
大人しくなったいつきに満足した政宗は、ニヤリと笑うと、
「…暴れると痛くするぜ?」
そう、耳元で囁いた。
まるで悪役である。
「…どういうつもりだ、マサムネ。」
目に涙を浮かべて、自分の背後にいる青年の顔を縋るように見上げる。見慣れたはずの左目は、今までに見たことのないような尖った光を帯びていて、いつきはその表情に雄の匂いを感じた。
恥ずかしい。痛い。怖い。…でも、何だかドキドキして胸が苦しい。
「うるせぇ。お前は黙って揉まれときゃいいんだよ。」
政宗はそう言うと、いつきの体を押さえていた方の手も、胸元に滑り込ませた。
普段から剣を握っている政宗の指先は、少し硬くささくれ立っていて、その硬い感触がより一層いつきの胸を刺激する。
「ぁ…」
さっきは痛かったはずなのに、再びいつきの胸元に甘い痺れが広がった。
政宗は両手で、それぞれ左右の胸をすっぽりと包む。小さいけれども柔らかい胸は、大きな政宗の掌の中にすっぽりと納まってしまった。
下から掬いあげるようになで上げ、左右の胸を寄せるように押し上げると、小ぶりながらも薄っすらと胸の谷間が作られる。
胸の谷間を楽しむかのように数回揉みあげると、今度は小さく硬くなってきた乳首を優しく摘んだ。
「…んっ…」
乳首を摘まれたとたん、いつきの股間にぞくりと電撃のような衝撃が走ったかと思うと、上半身の力が一気に抜けた。
「もう…おら、駄目……許して……」
「駄目だ。許してやんねぇ。」
がくりと肩を落とし、前のめりに腕をついて体を支えるいつきを、政宗は容赦なく攻め続けた。


861:成長期 4/4
09/05/01 14:04:15 +KbzjFk9

次の日。
「マサムネーーー!!!」
「おう、どうしたいつき。」
いつものようにとことこと走ってくるいつきに、これまたいつものように政宗も返事をする。
「どうしたもこうもねぇ!お前のせいで、太っちまっただよ!!」
「あ?」
ぷりぷりと怒るいつきの顔の下に政宗が目線を落とすと、水色の前掛けはぱんと大きく張っていて、左右に薄っすらと乳首の形が浮き出ている。
「…Ah…卑猥ってレベルじゃねぇな。」
一度揉みしごいただけで、ここまで効果が現れるとは。
「怖いねぇ、成長期って。」
ニヤニヤと笑う政宗に、
「冗談言ってる場合じゃねぇ!どうしでくれるだ、動きにくいったらありゃしねぇ!」
猫のように大きな瞳を鬼のようにつりあげて、凄い剣幕で迫ってくるいつき。
「解ったって。」
そう言うと、政宗は廊下に向かって大きな声で
「おい!」
と叫んだ。
即座にととと…と足音がして、若い女中が一人やって来る。
「はい、政宗様。」
政宗はいつきの肩を抱き、女中の方にぐっと押しやると、
「こいつに、例のもん着せてやってくれ。」
「はい、かしこまりました。」
女中にいつきを引き渡した政宗は、
「サイズが合うと良いな、girl??」
そう言って、ニヤつきながら去っていってしまった。
「????」




その日以降、いつきは女物の着物を着るようになったという。
もっともその理由は、政宗が南蛮から取り寄せたという「ぶらじゃぁ」という肌着を着けるようになったため、背中から「ぶらじゃぁ」が見えてははしたない、と、小十郎に窘められたからなのだが。


862:856
09/05/01 14:08:17 +KbzjFk9
以上です。いつきたんの防具には「ぶらじゃぁ」があっても良いと思う。
もしくは、アイテムで、「装備するとクリティカルヒットの確立UP。ただし男の敵に限る」みたいな。

>857
ワロタww

863:名無しさん@ピンキー
09/05/01 14:16:45 uyyrlx0P
>>857
秀吉なら片手で掴めます

864:名無しさん@ピンキー
09/05/01 15:29:56 JiEnSGlD
>>856
GJ!
いつきたんかわいいよいつきたん!
青いお侍は悪いお侍だなw


865:名無しさん@ピンキー
09/05/01 15:44:33 4rGUKWtj
新スレたててきた
移動&保守ヨロ

戦国BASARAでエロパロ 信者6人目
スレリンク(anime板)

>>856
筆頭ゴッドハンドだなwwwwワロタw

↓↓↓以下スレが落ちるまでおっぱい祭り↓↓↓

866:名無しさん@ピンキー
09/05/01 16:04:42 4rGUKWtj
すまん、他板に誤爆した…orz

新スレはこちら
戦国BASARAでエロパロ 信者6人目
スレリンク(eroparo板)

削除依頼出してくる

867:名無しさん@ピンキー
09/05/01 16:41:00 InTIjCQP
ちょwアニメ板wwヤバスww
ともあれ乙です。

868:名無しさん@ピンキー
09/05/01 17:52:01 qLliv/s5
大丈夫だwwBASARAじゃないが、自分が見た中で一番酷い
他板への誤爆は全く関係ないアイススケート板だったぞw

869:名無しさん@ピンキー
09/05/01 20:12:44 FF1Jf3WB
俺は無敵…
無敵だから誤爆など関係ないっ!

870:名無しさん@ピンキー
09/05/01 21:08:26 kBqXhMT7
うめがてら頭を駆け抜けたもんでも




「おや帰蝶、鏡などみてどうしたのですか?」
「桃丸…ねぇ、どうしたら胸は大きくなるの?」
「は…はぁ、胸ですか?」
「母上は大きいのに、私はまだまだこんなだもの…」
「こ、こんなと言われましても直接見ないことには…」
「こう?」(ぺろん)
「っ!!!」


川|*∀゚*川=з


幼い帰蝶たんはおっぱい小さいこときにしてたらもえるのに

871:名無しさん@ピンキー
09/05/01 21:59:15 mI9qEAGf
地味に光秀×濃姫多くて嬉しいでござるうめ!

872:名無しさん@ピンキー
09/05/01 22:00:39 Y+eT+Vnz
>>870
萌えた!GJ!
桃丸も帰蝶もかわいいよw

川|*∀゚*川←桃丸喜び過ぎww

873:名無しさん@ピンキー
09/05/02 10:35:03 V/kXPC8y
>>856
効果覿面すぎるwGJ
>>870
川|*∀゚*川=з
そしてこの顔ww

874:名無しさん@ピンキー
09/05/02 19:54:27 hd+p2PkJ
うめ

875:名無しさん@ピンキー
09/05/03 00:04:57 A5KE3m/L
次スレの繁栄を願って
うめ

876:名無しさん@ピンキー
09/05/03 04:30:30 vimRsXcs
お館様×けんしんさまの槍、一!

877:名無しさん@ピンキー
09/05/03 09:02:23 BWLY+8b6
佐助×かすがの槍、二!

878:名無しさん@ピンキー
09/05/03 10:01:10 mJUrdd3u
光秀(桃丸)×濃姫(帰蝶)の槍、三!
最近光濃増えてウレシス

879:名無しさん@ピンキー
09/05/03 11:49:01 WcNn1hUu
長政×市の槍、四!

880:名無しさん@ピンキー
09/05/03 13:59:18 fTznYLCg
伊達×いつきの槍、五!

881:名無しさん@ピンキー
09/05/03 14:19:32 ZXW0IGQ7
利家×まつの槍、六!

882:名無しさん@ピンキー
09/05/03 16:14:36 wCFAGpGm
一本多いじゃねぇか

883:名無しさん@ピンキー
09/05/03 20:03:55 WZKo5AfB
6人揃って我ら戦国最強埋め六本槍!!



爆散!!

884:名無しさん@ピンキー
09/05/04 00:00:10 BWLY+8b6
これが最終レスなら
次スレでも俺は無敵!

885:名無しさん@ピンキー
09/05/04 00:06:06 nykhJcNU
>>884
ざんねんでしたね


埋め埋め

886:名無しさん@ピンキー
09/05/04 00:46:55 irkizm/f
無敵!

887:名無しさん@ピンキー
09/05/04 02:31:42 by4nIhJj
俺は無敵!

888:名無しさん@ピンキー
09/05/04 08:13:42 gB7tN+lY
俺は直江兼続
皆ご存じの通り無敵だ

カチンとPSPのスイッチを入れる
俺はBHを起動させ、同僚のかすがのストーリーモードを選択した
□ボタンを押すとモデルが表示された
「何をしている」
後ろ向きにし、誘うように揺れるかすがの尻を見て無敵なソロ活動を始めようとした瞬間声がした
「全く……いつもしてたのか?」
「!」
驚き振り向けない無敵な俺の後ろから手が伸び、白い指が無敵状態のそれをそっと握った
「馬鹿……ここに本人がいるだろう」
背中にやわらかな二つの膨らみが押し当てられる
俺はm
このスレッドは終了しました

889:名無しさん@ピンキー
09/05/04 08:54:53 gB7tN+lY
やはり駄目だったか………
だが俺は無敵!リベンジだ!


俺は無敵
今目の前で起こっている状況に混乱している
だが俺は無敵
いつだってドライブ状態だ

「ふ……どうせスレも最後なんだ。たまにはいいだろう」
かすがの胸が目の前でふるふると揺れる
いつもあのギリギリ感溢れる衣装は既につけられてはいない

そう、あの秘密の領域が目の前でさらされているのだ
俺は無敵

「あ……ん、ふふ、それにしても流石、無敵だな……ああ!」
目の前の膨らみに無敵に吸い付くとかすがはびくりとしてそれを俺の無敵顔に押し付けてきた

「あ、あ、こんな……こんなに無敵だなんて……凄い無敵だ!」
そう、俺は無敵
「あん、無敵い!むてきい!」
俺を称えるようにかすがが叫ぶ

俺の常にドライブ状態の無敵が気に入ったらしい

かすがは俺の無敵ぶりを味わいながら手w


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