09/01/12 04:00:04 z6elo86e
先ほどの続編…かな? 和姦です。
愛する夫の帰りと無事を願う。
それがミランダという人妻の、毎日の日課である。
だが、ある日突然、夫は戻ってきた。捜索も一段落ついたので大急ぎで逢いに来たということだった。
その時の二人の衝動は凄まじく。しばらく保健室が機能しなくなる日々が続くという事態であった。
すなわち、二人はそれほど愛し合っているという事である。
ミランダは一日の汚れをシャワーで洗い流し、いつもの服装に着替えたところで、部屋のドアが軽くノックされた。
「ミランダ、いいかい?」
聞き慣れた、男の声。
「ええ、いいわよ」
少しだけ間を空けて、夫は部屋に入ってくる。それだけで、ミランダの胸は早鐘のように鳴っていた。
夫のほうは満面の笑みで、ミランダを後ろからそっと抱きしめる。
「ミランダ信じてたよ。君が僕をちゃんと愛してるということを」
「え…」
ミランダの目が大きく開く。
「あなた…も、もう…あたりまえじゃない!あなたは私の心を独り占めにしてるのよ!それに…本当に寂しかったんだから!」
彼女は、あらためて真正面から夫に抱きついた。洗ったばかりの黄金色の髪から、甘い香りがほのかに漂う。
そして、ミランダは堰を切ったように、溜りに溜まった想いを吐き出す。
「嬉しいよ、こんなに心配してくれるなんて」
そう夫が口を開いてから、ミランダはすすり泣きながら、夫の胸に顔をうずめた。