[QMA]クイズマジックアカデミーでエロSS!七回戦at EROPARO[QMA]クイズマジックアカデミーでエロSS!七回戦 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト750:名無しさん@ピンキー 09/01/09 08:27:55 7naTGjq6 「まだ、伸ばさなきゃいけないのに」 「伸ばす、か。そうか、君にとっては伸ばす、だろうな」 突如として声が掛けられ、シャロンは慌てて視線を彷徨わせ る。数秒彷徨い、ちょうど寄り掛かっている岩の上にセリオス がいる事に気付いた。 「セリオス……」 「やぁ、シャロン。良い夜だ」 セリオスはわざとらしいほど明るい口調でそう言い放つと、 ひょいと真横に飛び降りた。 「ここは風が当たらないな。寒い事は寒いが」 「……追いかけてきましたの?」 「夕食も摂らずに帰った君が部屋にも戻ってないからな。足跡 を偶然見つけた」 その足跡を魔法で作った光で照らしながら追いかけてきたの は秘密だ。セリオスにとっては大した労力でも無いが。 「……そう」 「ところで」 シャロンが気のない返事を返した時、セリオスはシャロンに 視線を向けた。 「最近、成績が良くないようだが」 「貴方には関係ありませんわ」 「あるんだな、これが」 「何を……ッ」 セリオスはシャロンが何か答えるより先に、シャロンを岩に 押し付けるような形で顔を近づける。 セリオスの顔が不敵な笑みから徐々に怒りを刻みつけたもの へと変わっていく。 「君より前に賢者になった二人はどうだ」 「……カイルと、クララの事、ですの?」 「ああ。二人は賢者となってなお精進を続けるさ。僕個人とし てはこの僕よりも先に賢者になられた事が腹立たしいが二人は まだ許せる。だけど君には許せない理由がある、シャロン。何 だと思う?」 「……………」 そんなの解る筈が無い、とシャロンが答えかけてセリオスは 更に顔を歪めた。 「賢者になったのに、僕より伸びないとはいい度胸だ。上なら ばいい。賢者である君が賢者でない僕より優れてると証明出来 るのならいい。だけど君はそれを証明出来るか、シャロン?」 「そ、そんな事……ッ!」 既に賢者となった自分が証拠、と言いかけてシャロンは黙っ た。今の自分が本当に賢者かどうかなんて言えなくなっている 。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch