[QMA]クイズマジックアカデミーでエロSS!七回戦at EROPARO
[QMA]クイズマジックアカデミーでエロSS!七回戦 - 暇つぶし2ch136:名無しさん@ピンキー
08/08/18 15:24:05 Ugrh21La
流れを読まずに『王様ゲーム』を投下します。ちまちまと





ルキア「なんだか夏休みもやること無くなってきたわね」
ユリ「なんか面白いことないかな?」
シャロン「まず宿題を終わらせなさい、宿題を」
アロエ「なんか皆で遊びたいよね」
クララ「だったら王様ゲームでもしません?」
ユリ「王様ゲーム?」
ルキア「王様と数字が書かれてるくじを引いて、王様を引いた人が番号の人達に命令できるという、単純かつ過激なゲームのことね」
シャロン「……確かに、命令によっては過激になるかもしれませんわ」
クララ「まあ、所詮ゲームですから、命令も常識の範囲内ですけどね」
アロエ「おもしろそー!」
ユリ「じゃあ、人数も多いほうが盛り上がるから、あたし何人か連れてくる!」
シャロン「わたくしが王様になって命令しまくってやりますわ!この下衆共!!!!」




137:名無しさん@ピンキー
08/08/18 15:28:03 Ugrh21La





ルキア「それじゃあみんな、くじは引いた?」
レオン「引いたぜ!」
ユウ「引いたよ~」
クララ「や、やっぱりなんかドキドキしますね」
ユリ「いつでもこい!!」
マラリヤ「なんで私まで…」
アロエ「それじゃあいきますわよ…せーの……」


「「「「王様だーれだ?」」」」




138:名無しさん@ピンキー
08/08/18 15:30:11 Ugrh21La
クララ「きゃーっ!!私が王様ですー!!」
ユリ「クララが王様ー!!」
レオン「くっ!」
シャロン「何番の人に何をさせるか決めてちょうだい!」
クララ「あ、そうですね。うーん……」
ドキドキ……
クララ「………よし、決めました!それじゃあ……」



139:名無しさん@ピンキー
08/08/18 20:04:05 XBPbiuAf
ちょ、なんという焦らしだ王様よw

140:名無しさん@ピンキー
08/08/18 20:25:54 +PAv42Re
アロエじゃなくてシャロンじゃないのか?

141:名無しさん@ピンキー
08/08/18 21:22:01 Ugrh21La
クララ「1番と4番がぁ……」
クララ「ベタですけどぉ…」
クララ「キスしてくださーーーーい!!」

ウワアアアアアアアアアアアアアアアアーーー!!!!!!!!!!!!!!

アロエ「いきなり過激だねー♪」
レオン「まあ、王道っちゃあ王道だけど」
マラリヤ「キスだって!ねえキスだって!」
セリオス「なん…だと…」



>>140その通りです。ミスりますた

142:名無しさん@ピンキー
08/08/18 21:38:00 Ugrh21La
ユリ「おやおやwセリオス君は何番ですかw」
セリオス「くっ…!」
ルキア「あらあらwセリオス君は1番ですかwちなみにあたしは3番」
レオン「俺は2番」
アロエ「私は5番」
マラリヤ「7番ざまあwww」
ユリ「あたしは6番よ」
ユウ「僕は8番」
タイガ「ワイは9番や」
クララ「…ということは…」

ざわ…ざわ…

シャロン「………!」



143:名無しさん@ピンキー
08/08/18 21:40:18 949n5XFs
マラ様が「ねえキスだって!」とか言ってはしゃいでるの想像して吹いたw

144:名無しさん@ピンキー
08/08/18 22:20:48 3dtQp0j2
>マラリヤ「キスだって!ねえキスだって!」

なん・・・だと・・・

145:名無しさん@ピンキー
08/08/18 22:50:32 949n5XFs
今更だけど127=125であって124じゃなかった
何作者様になりすましてんだ俺orz

146:名無しさん@ピンキー
08/08/18 23:24:22 lrDsoSyp
セリオスw野郎じゃなくて良かったじゃないか…

147:ルキア触手の人
08/08/18 23:45:18 gO3lGhef
どうも今晩和です。
ルキア触手の浄化EDのアフター、サンダース×ルキアが出来たので投下します。

長らくルキア触手シリーズを書きましたが、此にて一旦落着とさせていただきます。
ちょい重い(携帯からなので)のでE7001とかの関係でずれたりしますが、ご了承下さい。
ではでは。

148:サンダース×ルキア
08/08/18 23:48:32 gO3lGhef
深夜のアカデミー、サンダースの部屋の前にて。
ルキアは寝間着のまま、軽く二回ノックをする。
しかし返事はない。
また軽く二回ノックして、直ぐにドアノブをひねる。

きぃ、とドアが開くと同時に、ルキアは躊躇いなく部屋に飛び込んで行った。


「む、ルキアか」

どうやら寝てしまっていたらしいサンダースが、眠たげに目を擦りながら上半身だけを起こす。
ランプの灯りだけが室内を照らすが、互いを視認するのに、全く問題はなかった。

「ね、寝ようとしたら、疼いてきて、サンダースに、いっぱい、いっぱい、エッチしてほしくて、来ちゃったのぅ♪」

頬を紅潮させ、息を荒げながら、ルキアがサンダースの上に馬乗りになる。
寝間着の上からでも解る、ルキアの胸の部分だけが濡れていた。


触手に囚われたルキアは、エリーザとサンダースに助けられ、ミランダに身を蝕む毒を浄化してもらいはしたが、しかし完全に回復するには永遠に至らないとミランダが予想した通り、ルキアには後遺症が残った。

時折、予想も出来ないタイミングで発情し、セックスしなければ発狂しかねないというのが一つ。
そしてもう一つ、発情したとき限定でだが、ルキアの豊乳の先端から、甘いミルクが出るようになるのだ。

後遺症を持ったルキアの身を誰より案じたのは、やはりサンダースだった。
ルキアのことを甲斐甲斐しく世話をしたり、ルキアが発情した時には自ら彼女の精神安定を買って出ていた。


そんな生活が一週間続いた後に、ルキアはサンダースの恋人となった。

149:サンダース×ルキア
08/08/18 23:49:48 gO3lGhef
ルキアは自分を唯一委ねられる相手としてサンダースを選び、サンダースは自分が何より守るべき相手としてルキアを選んだ。
それだけなのに、ルキアは無垢な愛情と愛欲を全てサンダースに捧げた。
何があろうと、どんな時だろうと、サンダースに触れていたいと願っていた。
そして、サンダースはそれを全て受け入れた。
ルキアを愛し守り癒し、そして共にあらんと誓った。


だからこその、深夜の訪問だった。



150:サンダース×ルキア
08/08/18 23:51:32 gO3lGhef
「まずは搾乳するぞ。胸がキツいんだろう?」
「うん、私のオッパイ、ぎゅうって搾ってぇ♪」

恥じらいもなく寝間着を脱ぐルキアと、コップを二つ用意するサンダース。
何度もしているからか、手慣れたものである。

ルキアの乳頭をコップの口に向けさせると、サンダースはルキアの胸を掴む。
指がめり込むような柔らかなそれの先から、ピュッピュッと水鉄砲のように白い液体が飛び出し、垂れ流れる。

「また溜まっているな。キツければ何時でも搾ってやると言ったろうが」
「だ、だってぇ・・ぅぅんっ♪」

ルキアが甘い声を洩らす。
どうやら搾乳だけで絶頂したようだ。

「今度、牛用の搾乳器でも買ってやろうか?」

搾乳を終えたサンダースが微笑む。

「やだぁ、私牛じゃないもん・・・」

サンダースのからかいに、ぷぅと頬を膨らませながら、ルキアが抗議する。

「サンダースに搾って貰うのが、一番気持ちぃんだもん」
「・・・お前は」

上目遣いでサンダースに訴えるルキアが、サンダースには酷く可愛く見えて、不意に抱き締めたい衝動にかられる。

「あぁ、もう!今晩は寝かさんぞ!?」
「うん、うんっ♪」

サンダースに抱き締められるのが嬉しいのか、ルキアはサンダースに抱かれたまま、サンダースにすりつく。

151:サンダース×ルキア
08/08/18 23:52:48 gO3lGhef
一頻りじゃれあった後、ルキアはパンツまで全部脱ぎ、生まれた時のままの姿をサンダースに見せつける。

「サンダース、いっぱいエッチしてね?」

ツルンとした桃尻を高くあげ、犬の様に四つん這いになったルキアが、やはり甘えた声で訴える。
サンダースは、任せろ、と答えるよりも早く、既に勃起していた自分の肉棒をルキアの膣に突き入れた。


「んあぁっ♪サンダースのおっきぃのきたぁ♪一番奥まで来たぁっ♪」

ルキアの顔に、恍惚の色が濃くなる。

「擦れるのイイっ♪もっと、オッパイも搾っていいからぁ♪」

パンっ、パンっとサンダースが腰を打ち付ける音が響く。
サンダースの手でも掴みきれない程のバストに、サンダースの指が食い込む。

サンダースの肉棒が出入りする度に、ルキアの膣内がサンダースの肉棒に合わせて蠢き、収縮する。

「くぅっ・・」
「私、もうイッちゃうよ、イッちゃうからぁ!」
「イけ!私も射精(だ)すぞ!?」

ルキアの淫乳からまたミルクが零れ出す。
サンダースが肉棒を最奥まで突き込んだ瞬間に、ルキアの膣の締め付けが極限までサンダースを攻めた。

「だ、射精してぇ!私の膣にいっぱい射精していいからぁ!」
「っく、射精すぞ!?」
「あぁ、んぁ、熱いのいっぱいキテるぅっ♪サンダースのミルクでイッちゃうよぉ!」

ルキアとサンダースが、共にビクンビクンと震える。


152:サンダース×ルキア
08/08/18 23:56:14 gO3lGhef
「サンダース・・大好きぃ・・・♪」

息も絶え絶えに、ルキアはサンダースに呟く。
一度しかやっていないのに、身体は限界に近いらしい。
ルキアのワレメから、サンダースが放った白濁がトロリと溢れ出てきていた。

「今晩はこれで終わるか?」
「んぅ・・そうする~・・・」

サンダースの腕を枕に、ルキアはまるくなる。
猫のようなその姿に、サンダースは少しばかり胸がキュンした。

「ずぅっと、ずぅっっっっと側にいてね、サンダースっ♪」

向日葵のような満面の笑顔でサンダースに甘える姿は、以前の彼女と同じで。
いや、以前とは違い、自分のものなのだと知っているサンダースは、一度、仰々しく首肯して、子守唄を唄ってやる。


サンダースは決して唄が上手いとは言えない。
むしろ下手でもある、が。
ルキアへの想いと優しさに溢れたその子守唄は、ルキアの心にじんわりと染み入り。

やがて、二人は柔らかな気持ちで抱き締めあいながら、眠りについた。

まるで幼い子供たちが互いを無垢に信じあうかのように。

153:ルキア触手の人
08/08/18 23:58:42 gO3lGhef
これにて完結です。

読み返すと下手だと自分で痛感したりしますが、未熟者なので・・・申し訳ありませんです。
今度はまた完全にオリジナルな展開の話を書こうと思いますので、どうか宜しくお願いします。

ではでは。

154:名無しさん@ピンキー
08/08/19 00:22:01 uuaVdvsJ
乙!
楽しみにしてるからまた宜しく~

155:名無しさん@ピンキー
08/08/19 02:38:06 KQZg6pKn
乙です。
少し異色(?)のカップリングを書いてみます、マラリヤ×ユウ。お楽しみに。

156:名無しさん@ピンキー
08/08/19 07:34:14 FwL2EyRO
なんか、乙

157:名無しさん@ピンキー
08/08/19 14:51:13 L/CZviZi
>>155
全裸で待たせていただきます!!

158:ルキア触手の人
08/08/19 15:40:20 xhTntGVF
>>155
首を長くしてお待ちしてます。

で、ものすごい小ネタ投下です。
サンダース×サツキ、ノンエロ、ほのぼの、短編です。
気に入らない人は『深夜の会合』でNGしてください。
ではどぞ。

159:ルキア触手の人
08/08/19 15:41:51 xhTntGVF
アカデミーに入った日から、サンダースの帰るべき場所は無くなっていた。
冗談でも過言でもなく、賢者に至るまでは軍には帰らないと決めていたし、万一にも帰ろうものならば、直ぐに負け犬の烙印を受けることになるからだ。


「大分涼しくなってきたな・・・」

宵闇の中を、サンダースは一人歩く。
夏休みなのに、無理を言ってアカデミーで生活をする彼は、深夜の散歩が日課となっていた。

「良い月だ。・・これでは闇に迷いたくても迷えんな」

月のない夜は、人の目を遮り、闇に誘う。
彼の知り合いの魔女は、きっと月や闇などに左右されたりはしないのだろうが。

一時間程の散歩を終え、サンダースはアカデミーに戻ってくる。
これから冷房の効いた部屋で、ゆっくりと眠るか、いや先に風呂かと思案するサンダースの前に、蒼白い火球のようなものが、ふわふわと浮かんでいた。


「・・・貴様、何者だ?」

低い、威圧感のある声でサンダースは火球に声をかける。
一般人、いや魔術をかじった者でも、レベルが低いものには火球さえ見えないだろうが、サンダースにははっきりと見えた。

「何なら消滅させても構わんのだ。・・姿を現すがいい」
『驚いた・・。まさかユウ君以外に私が見える人がいるなんて・・・』

サンダースの脳裏に、少女の声が聞こえ。

ぽぅん、と間の抜けた音の直後。

蒼白い火球は、一人の少女のカタチをしていた。


160:深夜の会合
08/08/19 15:43:43 xhTntGVF
「ユウ・・と言ったか。すると貴様はユウの近くにあるあの自縛霊か」
『自縛霊なんかじゃないわよ』

サンダースの冷めた物言いに、少女が怒りを露にする。

『私はサツキ。アカデミーで賢者だったんだけど、ユウ君が事故で死んじゃったから、私が身代わりになったのよ』
「つまり祟りとか怨念の類いか」
『違うわよっ!』

少女―サツキが頬をハムスターのように膨らませ、怒る。

『大体こーんな美少女が怨念や怨恨って、どういう了見よ』
「違ったのか。・・珍しく、普通の幽霊なのか」
『普通の幽霊じゃないわ。美少女の幽霊よ?』
「よく言う」

サンダースが不敵にニヤリと笑む。
それを皮切りに、二人は大声で笑った。

サツキの声は、サンダースにしか届かなかったが。


「しかし、ならば貴様は何故帰省しないのだ?」
『・・両親がね?』

サンダースの問いに、サツキは切ない顔をして呟く。


サンダースの部屋に来た二人は、ベッドに寝転ぶサンダースと、それに相対するように浮遊するサツキという奇妙な状態にあった。

『両親がね、すごい切ない顔をするの』
「・・そうか」

サンダースは一つ溜め息をつく。

「我輩には両親はおらん。顔も知らんし存命かどうかもな」
『貴方も複雑なのね・・・』
「ふん。だが育ててくれた人がいる。我輩はその人のためにここに来たのだ」
『野心の塊ね』

サツキが苦笑する。
呆れと、ほんの少しの憧憬が混じったそれをみたサンダースは、ニヤリと顔を歪めた。

161:深夜の会合
08/08/19 15:45:42 xhTntGVF
「貴様の笑顔。初めて見たな」
『・・口説いてるつもり?』
「さぁて、な?」

サンダースは大きな欠伸を一つ。
時計は午前三時を表示しており、流石のサンダースも眠くなったらしい。

「我輩はそろそろ寝る」
『じゃあ、寝顔をじっくり見せてもらおうかな?』
「好きにしろ」

吐き捨てるように言った言葉に、しかしトゲはない。
やがて寝息をつきだしたサンダースを、一人の幽霊は、じぃっと見つめ続けていた。

そう、初めて自分を見てくれた人に対する、感謝と、ほんの少しの想いがこもった瞳で。

162:ルキア触手の人
08/08/19 15:48:25 xhTntGVF
最初にミスがありましたことを最初にお詫びします。
これにて拙作を投下完了とさせて戴きますね。
ではまた。

163:名無しさん@ピンキー
08/08/19 17:27:31 IeQDw/1d
乙です
にしても軍曹好きすぎw

164:名無しさん@ピンキー
08/08/19 17:36:02 ru6OPykF
乙です!
そういえば、王様ゲームが途中だったんで今から書きます

165:名無しさん@ピンキー
08/08/19 17:48:10 ru6OPykF
ルキア「…おやw」
シャロン「……」
ユリ「おやおやおやw」
シャロン「……」
レオン「一応聞いとくけどシャロンは何番なんだ?」
シャロン「……………よ………ん…」
マラリヤ「え?何?全然聞こえないわよお嬢様!!」
シャロン(コイツ…!)
アロエ「何番なのw?」
シャロン「…で、ですから!4番ですわよ!!」

「「「「「キャーーーーwwwwwwwwww」」」」」



166:名無しさん@ピンキー
08/08/19 17:53:10 ru6OPykF
シャロン「ちょ、ちょっと!」
マラリヤ「何よ?」
シャロン「これは本当にするんですの!?」
ユリ「当たり前でしょ」
ユウ「王様の命令は絶対なんだよ」
セリオス「こんなヤツとききききキスなんて死んでもお断りだ!!」
シャロン「まぁ!!それはわたくしに対して㌧でもなく失礼な発言ではなくて!?」
ルキア「ほら、ゴタゴタ言わずに」
タイガ「これでやらなかったら興ざめやで」
シャロン「っ!」

キースしろ! キースしろ! キースしろ!



167:名無しさん@ピンキー
08/08/19 19:08:51 ru6OPykF
セリオス「ちょっと待ったーーーーー!!!」
クララ「何ですか?」
セリオス「…し、しかし、キスといっても、頬やおでことかにするんだろ?まさか唇同士とかでは」
マラリヤ「唇に決まってんだろクズ」
セリオス「少し黙ってろよ」
クララ「そうですね…ここはやはり王道で唇ということで」
セリオス・シャロン「「できるかーーー!!!!!!」」
シャロン「唇同士はいけません!キスは大切なものなのです!!」
アロエ「全く…注文の多いお二人さんだねぇ…宮沢賢治もびっくりだよ」



168:名無しさん@ピンキー
08/08/19 20:10:13 uCcc3imk
アロエの突っ込みにワラタ

169:名無しさん@ピンキー
08/08/19 20:11:22 IeQDw/1d
マラ様はクズなんて言わないやいっ><

170:名無しさん@ピンキー
08/08/19 20:21:36 xhTntGVF
キャラ改変が新しすぎる・・・

171:名無しさん@ピンキー
08/08/19 20:33:34 ru6OPykF
クララ「う~ん…そうですね。やっぱり直にはまずいかもしれませんね」
シャロン「そうですわ!その通りです!」
クララ「だから、これを使いましょう」ピラッ
ユウ「…これって」
レオン「…ラップか?」
クララ「ご名答」
セリオス「何をラッピングすればいいんだ?」
クララ「いやですね~セリオス君♪そんなんじゃなくて…」


クララ「二人にはラップ越しでキスを30秒間してもらいます!!!!」


シャロン「なん…ですって…」



172:名無しさん@ピンキー
08/08/19 20:36:44 ru6OPykF
クララ「どうします?ラップ無しでキスか、それともラップ越し30秒キスか。どっちでもいいですよ」
シャロン「どっちと言われましても…」
セリオス「………ラップ越しにしよう」
シャロン「な!?」
セリオス「考えてみるんだ。確かにラップという膜は薄いが」
マラリヤ「膜は破るためにあるのよ」
セリオス「そうそう破れるものではない。ラップという壁がある限り、この行為はキスにはならないはずだ。ノーカウントだ」
シャロン「た、確かに」
セリオス「よし!ラップ越しに決めたぞ!」
ルキア「おうおうwセリオスったら威勢が良いのうw」
マラリヤ「『競り押す』だけにねwwwwww」
ルキア「それは無いわ」



173:名無しさん@ピンキー
08/08/19 21:52:31 ru6OPykF
ユリ「ラップは手を使わず、唇だけで押さえるのよ」
アロエ「30秒間頑張ってね~♪実況とか罵声とか浴びせ続けるから」
レオン「おいセリオス、シャロンの肩とか持って、安定させたほうがいいんじゃねえのか?」
セリオス「くっ…!」
ガシッ
シャロン「キャッ…////」
ルキア「あれ~シャロン、顔赤くなってない~?」
シャロン「!そ、そんなことありませんわ!!」
セリオス(大丈夫、これはただのゲームの罰ゲームみたいなものだ。たった30秒間耐えればいいだけだ。目でも瞑っておけば…)



174:名無しさん@ピンキー
08/08/19 22:07:56 IeQDw/1d
アロエさんが黒いΣ(´Д`)

175:名無しさん@ピンキー
08/08/19 22:12:35 bn3+tAyI
アロエがちびまる子ちゃんに脳内変換されてしまったwww

176:harpyieの妄想ヘッドライン
08/08/19 22:44:41 qDekdTyW
 <喜>
「お帰りルキアちゃん、すぐによくなって良かったね!」
「うん!みんな心配かけてゴメンネ!」
「あれ!?ルキアもう出てきてええんか?」
「えへへ、ミランダ先生の治療とマラりんのお薬のおかげよ。ねっマラりん?」
「え、ええ…(早すぎる、予想より遥かに。この人並み外れた回復力…まさか!)」

 <怒>
「…どういう事?毒の中和剤だけ飲んで、蟲くだしを飲んでいなかったって」
「だって…」
「説明したわね。手術で切り離せないくらい組織が融合してるから、少しづつ薬で触手を殺すって」
「できないよ、そんなこと……見て、マラりん!(ババッ!)」
「!!」

 <哀>
「ぇぐ…ぐす…私だって、好きでこんな体になった訳じゃない。…でも、やっぱり殺せない!」
「(庇護本能、か…。分からなくはないけど、博愛主義にも程があるわ)」
「それに…私、その……ゴメン、マラりん!」
「! 何するのよルキア!?」
「私のこんな姿、平気なのマラりんだけだから…マラりん、私を慰めて!体が火照って堪らないの!」

 <楽>
「すごい…マラりんの中、あったかくて気持ちいい」
「は、あぁぁ…こ、こんなのって、あっああっ!」
「マラりん、私を信じて。あの森の中で、ずっと自分を失わずにいられたんだから」
「やだ、足広げな…ダメっ二本も入らない!」
「私、この子とうまくやっていけそうな気がするの。ほら、こんな事もできるんだよ」
「まま待って!お尻ダメ、太すぎ…ひぁあああっ!あぐ!んぐぐ!?」
「はぁ…はぁ…私、マラりんともっと繋がりたい…苦しかったら言ってね」
「むぐ!んん、んんん~!んん、んぐんんっ!!(息が…早くコレ抜いて、はや…く…)」
「マラりんも気持ちいいんだね…ヒクヒクして、締め付けてくるぅ…」


こんな感じのを書きかけてたけれど、作者様が遥かに洗練された〆を提示されたので、
これにて撤退いたします。スレ汚し失礼しました。ではまたどこかで。
このレスは収録しないで下さい>>保管庫の方。

>>56,77
大貝獣物語もいいけど、自分の心の鬱RPGはファンタシースターII。

177:マラリヤ×ユウ
08/08/20 00:59:38 2SkZQows
「珍しいこともあるもんだなぁ……まさかマラリヤさんに呼び出されるなんて」
ユウは頭の後ろに両手を組んで、空を見上げながら歩いていた。ユウが言っているように、珍しくユウがマラリヤの家に呼ばれたのだ。ユウにとってマラリヤはあまり社交的ではなく、暗く少し苦手なタイプでもある。それが今回呼び出されたことに関しての、少しの疑問だった。
やがてマラリヤの家に着くと、ユウは呼び鈴を鳴らした。
「マラリヤさん、ユウです。開けてもらえませんか?」
「……入って」


178:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:02:42 2SkZQows
素っ気ない返事に、ユウは自分はやはりマラリヤは少し苦手であることを再確認して家に入った。まだ真昼であるにも関わらず、カーテンを締め切り窓を締め切っているマラリヤの部屋は暗い。その中心には、膝を抱えてチョコンと座るマラリヤの姿があった。

179:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:04:38 2SkZQows
ぼんやりと闇に浮かび上がる姿は言っては難だが、本当に魔女の家の雰囲気を醸し出している。ユウは軽く自分の顔の前を扇ぐ仕草を見せて、マラリヤにいった。
「マラリヤさん、こんな暗い部屋で何の用ですか? それと……変な臭いもしますよ?」
「カーテンは開けないで……ユウ、待ってたわ」

180:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:04:42 RDFO1iyG
改行をちゃんとしてくれ、お願いだから

181:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:07:59 2SkZQows
ユウは先程から少しずつ、自分の体に力が抜けていくのを感じていたが、マラリヤの薬のせいだろうとあまり気にせずにいた。しかし、すぐにユウの体には力が入らなくなり、ついには立っていることも困難になったユウ。

182:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:10:19 2SkZQows
マラリヤはそんなユウを見て、闇の中にクスッと小さく笑いを浮かべるとゆっくりと立ち上がりユウの背後に回り支えてささやいた。
「ユウ……どうしたの? 突然ふらついて、危ないじゃない?」
「マラリヤさん、とぼけないで下さい……痺れ薬ですか?」
ユウは痺れる体に何とかムチ打って立つ。しかし歩くことはおろか、マラリヤの方を向くことも出来ずにいた。マラリヤはユウを抱き寄せ、先程よりも近くで呼吸が耳をかすめるほどの位置でもう一度ささやいた。
「痺れ薬なんて人聞き悪い……臭いで堕とす最新の媚薬。痺れ薬のように動けなくなって……ココはすっごく元気になるの。少し……実験」


183:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:11:47 2SkZQows
そう言っている間に、マラリヤの手はユウのズボンのチャックを開けてユウのモノに触れていた。
「ま、マラリヤさん。何やってるんですかぁ!?」
「言ったわよ? 実験ってね。しばらく……付き合って」
マラリヤはそれだけ言うと、抵抗のままならないユウを支えながらモノを弄んだ。ユウはもがくことも出来ずに、ただ喘ぎ声を我慢するしか出来なかった。
「んふ、くっ、ぅ、んぅ」
「フフフ、ユウ? 相当効いてるみたい……こっちももうカチカチよ? ほら」
そう言って、マラリヤはユウのモノを引き出した。ユウは思わずグッと目をつぶり、背ける。しかしマラリヤの手は止まらず、弄び続ける。
「んふぅ、ん、マラ、リヤ……さん、ダメですよ……あ」
「だんだん……我慢できなくなってきたみたいね? 少し先っぽからぬるぬるしてるのが出てきた……感じてるのね。ほら、ほら。まだイっちゃダメよ?」


184:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:13:38 2SkZQows
それからマラリヤは、ユウのモノに限らず太ももの内側や下の袋をくすぐる。そしてユウが汗だくになり、ついに膝が笑い始めた頃……
「うぁ、あ! マラリヤさん! ダメ、ダメです! 出ちゃいます!」
「あら? そう?」
「えっ?」
マラリヤはユウの希望を受け入れ、すんなりと手を離した。ユウは今にも、膝から崩れ落ちそうなほどに膝を笑わせ汗をかいている。ユウは泣きそうな声で、マラリヤに懇願した。
「ま、マラリヤさぁん。何で出させてくれないんですかぁ?」
「嫌ね……ユウがダメって言ったのよ? アタシはそれに従ったまで……」
「そんなぁ……ぅあ」
ユウはビクッと思い出したように痙攣した。今にもイキそう、と言うところで止められたユウのモノは赤く充血し、ビクビクと痙攣を続けてユウを絶頂へ誘おうとする。しかし今一歩さわられない限り、ユウはイケない。すんどめと言うやつだ。
「んんっ、くぅ……はぁ……」
「苦しそうねユウ……いいわよ? イカせてあげても……」
マラリヤは、軽くユウの耳に息を吹き掛けながら言った。ユウは、その度にビクビク震え限界に近づいていく。
「ぅあっ! あふぅ、マラリヤ……さぁん」


185:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:15:37 2SkZQows
「お願いします……マラリヤ様、イカせて下さいって懇願したら……イカせてあげる」
ユウの表情は見えないものの、マラリヤにはユウが絶望したのが手に取るように分かった。しかしマラリヤ本人、一度言ってみたかっただけで決してSな訳ではない。それでもマラリヤは、ユウなら簡単に言うであろうと予測はしていた。すると……
「イ……イカせて下さい、ま……マラリヤ様ぁ。お願いします、ふぁあ……ん」
まさに予測通り、マラリヤは内心ほくそ笑みユウのモノに触れて言った。
「フフフ、まだまだ懇願じゃないわ……もっと心の底から言わないとイカせてあげない」
マラリヤは、そっとモノの裏筋を指先でなぞった。ユウは今までよりも大きくのけ反り、声もあげた。
「ふああぁ! 何でですかぁ、マラリヤさん。懇願したですよぉ……」
もうユウはいつ泣き出すか分からない幼稚園児のような声で、マラリヤに問い掛ける。しかしマラリヤは、怪しい笑みを浮かべながらユウを見下ろして言う。
「あなたが満足してもダメよ……アタシは満足してないから。でも……一応寝かせてあげる」
マラリヤはそのままユウをベッドに寝かせて、自分も横に座った。相変わらず、ユウは恨めしそうにマラリヤを見るがマラリヤは気にしない。


186:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:16:52 2SkZQows
「マラリヤさぁん、懇願ってどう頼めば良いんですかぁ?」
もうユウは語尾が猫撫で声になっている、むしろ撫でられる猫の声になっている。
「……仕方ない、分かったわ。イカせてあげる、おかしくなるくらいに……ね」
マラリヤは、カチカチになったユウのモノを鷲掴みにしてカリの部分を激しく擦り始めた。
「ぅう! ん、うああ!」
ユウはすぐに果てた、ギリギリまで我慢していたところで一気に絶頂まで引き上げられたのだから無理もない。マラリヤがズボンから引き出した手には、尋常じゃないほどの量の精液がベットリとついていた。
「よっぽど我慢したのね……こんなに出るなんてやらしい子。でもまだ元気ね、まだまだこれからよ」
マラリヤは、ユウの精液を再びユウのモノへ擦り付けた。そしてまた弄び始める。果てたばかりとは到底思えぬユウのそれは、赤く充血していた。
「ちょっとマラリヤさん!? んん、もう出たんだからいいでしょう!? ぅあ、おかしくなっちゃいますよ……」
「ダメ、まだこんなに元気なんだもの……まだまだ出るはず。アタシが全部搾り出してあげる」
それから十分もの間……


187:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:18:03 2SkZQows
「ほら……今からいくらでも出せるのよ? もう少し喜んだら?」
「ぅぐ、で……出る……あぁ!」
「フフ、一回。まだ元気ね」
「んぐぅ~、う、うぁ……はぁ、あぁ!」
「二回、どこまで持つかしら?」
「はぁ、もうらめぇ。マラリヤさぁ、ん!」
「三回、ダメじゃない。そんな女の子みたいに喘いじゃ……」
「あはぁ! ぐっぅあ、うああ!」
「四回(ちょっと効き目が強すぎたかしら? 最初のと合わせて五回よ?)」
「あぁん、もう……やだぁ。出るぅ!」
「五回、そうね……次はマラリヤ様ぁ、気持ち良いですぅって叫んで?」
再び無理難題を押し付けるマラリヤ、実際にはユウが聞くはずはもないが、すでに自我が半壊しているユウはすんなりと聞いて……
「マラリヤ様ぁ! き、気持ち良いですぅ!」
本当に言った。
「六回、本当に言うとは思わなかったけど。いいわよ、やめてあげる……でもアタシのベッド、ユウの精液だらけじゃない」
マラリヤはシーツを引っ張り、心底困った顔をした。ユウは立ち上がりもせず、肩で息をして涙を流していた。マラリヤは少々やりすぎたと言う罪悪感にさいなまれ、ユウの両頬に手を当てて支えてキスをして丸薬を飲ませた。
「ごめんなさいねユウ、少しやりすぎたわ。もうしないから安心して?」
「う、うぅ~……うぇぇ~……」
ユウは突然泣き始めた。泣きながら、マラリヤに焦点の合わない目で無言の文句を唱えていたのは明らかだった。また何か飲まされた、また何か始まるのか……そんな目だった。


188:マラリヤ×ユウ
08/08/20 01:24:52 2SkZQows
しかしマラリヤは、ユウに何かをするでもなく優しく抱えて子供をあやすように頭を撫でながら優しく言った。
「大丈夫よユウ、今のは媚薬の解毒剤だから。実験台にして悪かったわね、もちろん誰にも言わないわよ」
「うぅ~、うああ~ん!」
ユウはすすり泣きから声をあげて泣き、マラリヤにすがりついた。マラリヤも最初の魔女のような雰囲気はなく、子供をあやす母親そのものの雰囲気になっていた。そして二十分が経過……
「ユウ、落ち着いた?」
「落ち着いた? じゃないですよ、何て真似させるんですか!?」
ユウはかなり不機嫌な様子で、珍しく腕組みをしてプイッとマラリヤと目を合わせようとしない。マラリヤは困ったように笑いながら言った。
「ごめんなさい、ユウ。悪い事したって思ってるわよ、許して? もう帰って良いから……」
「もう二度と僕を媚薬の実験台にしないで下さいね!?」
ユウはそれだけ思いきり言うと、家から飛び出していった。
「本当に子供なのね、でもそんなところが可愛かったりして……フフ」
マラリヤは小さくなっていくユウの背中を見つめながら、小さく笑っていた。

189:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:25:41 2SkZQows
マラリヤ×ユウ、完結です。
予定よりマラリヤがSになっちゃいましたが……まぁ上出来だと思います、存分に味わってください。

190:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:30:10 2SkZQows
>>180
言っちゃー難ですが、前回のユウサツのSSで改行を入れないでもらえると嬉しかった。と感想を戴いたから無くしてみました。

191:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:38:35 KEpX6QjC

あとそれ言ったの俺だ
会話文に行間が空いてて妙に見にくかったから言っただけだったんだが…

192:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:40:11 2SkZQows
あんまし器用じゃないんで……まだまだひよこちゃんですよ、そいじゃあまたSSリクエストお待ちしてますさいならー!

193:名無しさん@ピンキー
08/08/20 02:31:44 jtHh7KTT
ここんとこ夏全開だな…

194:名無しさん@ピンキー
08/08/20 02:57:48 kDPiosZF
>>193
良い意味で?
悪い意味で?
普通の意味で?

195:名無しさん@ピンキー
08/08/20 04:46:59 MVbsMZ9U
なんという神降臨スレ
みんなGJなんだぜ

196:名無しさん@ピンキー
08/08/20 16:37:03 DWCaqvui
王様ゲーム続き



クララ「それじゃあいきますよ~!今から30秒間、ラップを落としたらカウントし直しますからね」

クララ「Ready………………Go!!!!」

セリオス「…すまん!」
シャロン「!」

ちゅう

「「「「うひゃぁぁぁぁあああwwwwww」」」」
(´・ω・`)



197:名無しさん@ピンキー
08/08/20 16:50:24 DWCaqvui
セリオス(……柔らかい)
シャロン(……あったかい)
アロエ「めっちゃプルプルしてるwwwww」
ユリ「…でも二人とも、あんま動かないね」
レオン「このままじゃ30秒経っちまうぞ」
クララ「やはり短かったでしょうか」
マラリヤ「でも、ラップが透明だから、遠くから見ると直にヤってるみたいに見えるわよ」

セリオス(………よく考えたら30秒ってめっちゃ長くないかぁぁああ!!!?)
シャロン(………ん…)


198:名無しさん@ピンキー
08/08/20 17:04:53 DWCaqvui
セリオス(しかも体は密着状態だし、唇からシャロンの熱も感じる……)

セリオス(もしかして、これは殆ど キ ス なんじゃないかぁぁああ!?!?)


………………………………


セリオス(くっそおおぉぉぉぉお!いきなり静かになりやがってぇぇえ!!どうせニヤニヤしながら見てんだろぉお!!視線でわかるんだよぉお!!!!)
セリオス(今目を開けたらシャロンの顔が目の前に…いかん!今自分めっちゃ顔赤い!
それは多分シャロンもだ!そんな感じがラップを通してめちゃくちゃ伝わってくるもん!!)
シャロン(…////)


199:名無しさん@ピンキー
08/08/20 17:17:41 DWCaqvui
セリオス(とにかく今は心頭滅却だ!心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却)
マラリヤ「これってぶっちゃけ、ちゅってキスする方が全然楽よね」
セリオス(野郎!!すげぇ水差すようなこと言いやがって!!!…ん?)
シャロン「……んぅ…」


ルキア「あれ?」
ユリ「どうしたの?」
ルキア「シャロンたら、少し舌入れてない?」
アロエ「あ、本当だ!僅かながら!」



200:名無しさん@ピンキー
08/08/20 21:18:24 ZC+Mnfwd
無駄に区切らないでくれ
見にくいです

201:名無しさん@ピンキー
08/08/20 21:32:06 Ldnf3Nfb
あー、とりあえず各キャラの性格把握してから来てくれ

202:ルキア触手の人
08/08/21 00:57:38 AZVykKP0
サンダース×シャロンのED後のラブコメ【すぃ~とさま~】が出来たので、投下します

・エロなし
・ラブコメ
・性格改変、設定いじり有り

これ等が苦手な人は読まれませんように。


203:【すぃ~とさま~】
08/08/21 00:58:58 AZVykKP0
打ち寄せる波・・・・人工の波だが。
蒼く輝く水面・・・整備が行き届いているからだろう。

「しかし、凄いな」
「?・・何が凄いのかしら?」
「シャロンの別荘の事だ」

傷だらけの身体に身を寄せるシャロンを愛でながら、サンダースは呆れたように言ってみる。
シャロンの着ているワンピースタイプの水着の股間部分からは、先程着替えた直後に愛し合った際に中に出された白濁が染みとなって出ている。
泳ぐのが目的でシャロンの別荘に来たわけではなく、二人きりでイチャつきたいシャロンが、泣き真似をしてサンダースを連れて来たのだ。
パラソルの下、日々二人は愛し合い、戯れ、そして笑いあっていた。

シャロンは誇り高い性格をそのままに、サンダースと二人の時は、猫か犬かと言わんばかりのデレっぷりを見せつけ。
サンダースはサンダースで、シャロンの髪を撫でたり、抱き締めたりすることが日課のような、優しい彼氏となっていた。


「シャロン、夜は花火でも見に行くか?」
「えぇ、素敵ですわね♪」

シャロンの笑顔には、一欠片の澱みも歪みも見えない。
サンダースも、軍を辞めてしまってからは、もう不安材料がないとばかりに笑うようになった。

204:【すぃ~とさま~】
08/08/21 00:59:58 AZVykKP0
『お前、辞めろ』

サンダースにその電話がかかって来たのは、シャロンと男女の中になり、初めてのデートの日の夜だった。

『少将殿。仰る意味が解りかねますが』
『軍を辞めろって言ってるんだ』

サンダースを直属の部下としていた少将は、からからと明るい声で。

『お前、今日デートしてたろ?』
『な!?』
『隠すな、悪い事じゃねぇよ』

昼間のデートを上司に見られていた、そう知ったサンダースは慌てたが、少将は変わらぬ声色のままで。

『守るべき女が出来たヤローにだ、死ぬか生きるかの仕事をやらせるほど俺らは鬼じゃねぇよ』

上には俺から上手く言っておくからよ、と言って、少将は電話を切ってしまう。
サンダースも最初は冗談かと思ったが、数日後、アカデミーの自室に届いた給料明細に退職金まで振り込まれていたのだ。
その段になって、初めてサンダースは自分が変わったのだと理解出来た。

205:【すぃ~とさま~】
08/08/21 01:00:40 AZVykKP0
サンダースがぼぅっとしているのを見て、シャロンが心配そうな顔をする。
それに気付いたサンダースは、シャロンの頭を撫でて、額にキスをひとつ。

「どうしましたの?何か辛いことでも?」
「いや、軍を辞めさせられた時の事を思い出してな」
「もう、離ればなれにならないですみますわね?」

あぁ、そうだ。
サンダースはそう呟くと、瞳を閉じる。

「いい天気だ。・・眠くなってきた」
「では、一緒にお昼寝しましょう?」
「それもいいな」

シャロンを抱き寄せたまま、サンダースは意識を落とす。
風がゆるやかに吹いていて、シャロンの身体の温もりが心地好くて。

206:【すぃ~とさま~】
08/08/21 01:02:05 AZVykKP0
結局夕方になるまで二人は抱き合ったまま昼寝をし、それからは着替えて夕食を食べ。

近くの店で買ってきた花火を、二人で楽しんだ。

「こうやって二人きりでいると、なんだか風流ですわね?」
「熱いから、火傷はするなよ?」
「大丈夫ですわ♪」

シャロンの笑顔に、サンダースはまた破顔して。

「・・・それより、アカデミーが始まったら、あんまり笑わないでくださいね?」
「何故だ?」

パチパチと音を立てて、花火は夜の闇を彩る。

「貴方の笑顔は、素敵過ぎますもの。他の誰かが貴方に心奪われてはいけませんわ」
「ならば、見せつけてやろうではないか」

花火の火が、ぽつりと消えた。


花火を終えた二人は、その後一緒に風呂に入り、そこでも愛し合った。
シャロンは、確かに気が強くはあるが、サンダースに対しては従順であり。
だからと言うわけではないが、兎に角サンダースへの奉仕に多幸感を覚え始めていた。

サンダースはと言えば、シャロンの願いを聞き入れ、シャロンに愛され、お返しとばかりにシャロンを鳴かせイカせ、白濁を膣に注いだり、またシャロンの顔にぶっかけたりするようになった。

そんな風呂場での一幕の後、二人はベッドで、休みに着く。
ここでも愛し合いたい気持ちは互いにあるが、それでは風呂に入った意味が無くなる。

おやすみなさい、とシャロン。
おやすみ、とサンダース。
優しいキスの後、二人は穏やかな眠りに落ちる。

次の目覚めも、最愛の人の隣で迎えられる幸せの中の眠りに。

207:ルキア触手の人
08/08/21 01:05:45 AZVykKP0
如何だったでしょうか?
シャロンの口調が壊れ気味なのは、私が実力不足だからです。

また何れ投下する機会もあるかと思われますので、その時にはまた宜しくお願いします。

【チラ裏】


私がラインだと気付いた人は何人いるだろうか・・・・

208:名無しさん@ピンキー
08/08/21 02:08:24 ePCWHJF9
最初から全開w
GJ

209:名無しさん@ピンキー
08/08/21 15:46:07 6jV7k81e
セリシャロ好きの俺としては王様ゲームGJ

210:名無しさん@ピンキー
08/08/21 17:14:35 7E5ij+PE
セリオス(…!シャ、シャロン!君は一体何を!?)
シャロン「ん………ぁふ……ぅぁ……」
セリオス(い、いかん!このままでは理性が!理性が!!!!)

理性「……これはこれは」
セリオス(あ、理性さん!助けて下さい!)
理性「いや、助けるも何も、今この状況を邪魔したら野暮ってもんですよ」
本能「そうそうwお前だってこの娘の唇ん中に舌入れて、しゃぶりつきたいんだろw」
セリオス(ほ、本能!)
本能「ほらほらw俺に任せて、目の前の唇にしゃぶりつきなw」
理性「それは駄目です」
本能「え?」
理性「いいですか?セリオス君。とりあえずこの場は我慢です。理性に身を任せなさい。
人間と動物の違いがわかりますか?それは、理性があるか無いかの違いです。理性があるから今日の人類があると言っても過言ではありません。
今仮に、本能で動くとしましょう。確かに快楽は得られるでしょう。キスという名の。
しかし、我慢したら?もし今我慢して、この後二人きりになったら?」
本能「…な、何が言いてえんだ?」
理性「うるせえ!!霊長類なめんな!!!!!!!!!!」
本能「ひぃ!!」
理性「つまり、三行で表すと」

後で
自室で
犯す



211:名無しさん@ピンキー
08/08/21 17:15:44 7E5ij+PE
セリオス(な…!!)
理性「それに、目を開けてこの娘の顔を見てみなさい」
シャロン「…ん…」
理性「こんなうっとりとした表情して…多分、好きな人に抱かれてキスされるのが夢だったんでしょう」
セリオス(うあああ…!)
理性「セリオス君、自分に嘘をついてはいけませんよ」
理性「じゃあの!」
セリオス(せ…先生…)


クララ「ここでタイムアップで~す!」
シャロン「ぷはぁっ!はぁ…はぁ……///」
セリオス「はぁ…///」
ユリ「二人とも、途中からゲームだってこと忘れてなかった~?」
ルキア「これ見てよ。涎(主にシャロン)でびちょびちょのラップ」


212:名無しさん@ピンキー
08/08/21 17:16:29 7E5ij+PE
シャロン「…はわっ!?わ、わたくしは一体今何を!?」
セリオス「……シャロン」
シャロン「あ///ち、違いますわ!!さっきのは、わたくしの体の中に悪魔が」


ちゅっ


シャロン「…………へ?」

セリオス「好きだ」






~教訓~
ファーストキスは好きな人と


  完



213:名無しさん@ピンキー
08/08/21 17:23:17 Lweg4tsM
おわったwwwwwww


214:名無しさん@ピンキー
08/08/21 17:43:28 ePCWHJF9
シャロン様ファーストキス奪われてね?

215:名無しさん@ピンキー
08/08/21 21:04:47 D0zW+BeM
賛否両論あろうが、個人的にはGJ。
乙でした。

216:名無しさん@ピンキー
08/08/21 21:10:14 uIUCb/U2
理性さんが一番黒かったとwww

217:名無しさん@ピンキー
08/08/21 21:23:15 /OSJ/UMu
GJ
でもきっとシャロンはそれを望んでrうわなにをdgやめqあwせdrftgyふじこlp

218:名無しさん@ピンキー
08/08/21 21:25:47 7E5ij+PE
しかし、本当に書きためてから投下すれば良かった。今はもの凄く反省している

219:名無しさん@ピンキー
08/08/21 21:44:21 46FxG/8E
王様ゲームのを読んでたらこれを思い出した

URLリンク(punpunpun.blog107.fc2.com)

220:名無しさん@ピンキー
08/08/21 21:45:11 46FxG/8E
って直リンしてしまった
スマン

221:名無しさん@ピンキー
08/08/21 21:54:30 7E5ij+PE
それをアレンジしただけなんですけどね

222:名無しさん@ピンキー
08/08/21 21:59:25 Lweg4tsM
ぶっちゃけんなwww

223:名無しさん@ピンキー
08/08/22 00:31:06 hZXAaSfb
少し遅くなったけど触手の人、GJ!!
楽しませてもらったよ~

224:おうか
08/08/22 00:44:56 M1cLnu7b
遅くなりましたが前スレ595様、なんとか仕上げました。
ラスク受けが少々弱いと思いますがご容赦ください。
ラスク×シャロンで甘めです。変なカップリングなので苦手な方はスルーでお願いします。


225:『ファーストキスはミルクティーの味。』
08/08/22 00:45:44 M1cLnu7b
今、僕は女の子と一緒にふたりきりで勉強をしている。まだ少ししか人生を過ごしてない僕にとっては今までになかった体験だ。
シャロンと恋人になってから、こうしてふたりで勉強するようになった。彼女は知識は十分にあるけれど、基礎的なことがぽっかりと抜け落ちている。アロエやクララなど上位陣に一歩踏み込めていない理由が一緒にいてはっきりとわかった。
ペンを走らせるシャロンの手が止まった。僕は彼女のテキストに目を落とした。
「シャロン、それ“かえりみる”って読むんだよ」
「か、漢字は苦手なのよ!」
顔を真っ赤にして書き直すところが可愛らしい。前のページの“購う”なんかは読めてるのに。本当に変わってる。
恋人っていいものだなぁ。レオンやタイガが恋人達と一緒にいるのも、少しわかる気がした。
小さく笑いながら、クッキーをひとつ摘んで口に運んだ。チョコレートの風味が口中に広がる。なんでも、実家から送ってきたものだとか。確かに、彼女が購買部で何か買っている姿はあまり見ない。牛乳以外は。
シャロンの部屋はあまり飾り気がなかった。紙幣やコインなどのインテリアのお陰で、僕の部屋のほうが賑やかなくらいだった。目立ったことといえば、台所が異様に綺麗なくらいだった。
「塩を送って頂いてありがとう。これで、わたくしに抜かれてしまいますわよ」
試験の成績はシャロンより僕の方が少し上だった。
「ていうか、常識なんだけど…」
「うるさいわね!」
「あ…じゃあ僕そろそろ部屋に戻るよ。コーヒーとクッキー、ごちそうさま」
時間は9時を過ぎていた。
シャロンのカップにはまだ半分ほどミルクティーが残っていた。
ノートと筆記用具をしまって、鞄を抱えて立ち上がったその時、空いている方の手にシャロンの指が絡んだ。

226:『ファーストキスはミルクティーの味。』
08/08/22 00:46:22 M1cLnu7b
「待ちなさい」
小さかったが凛とした彼女の声が静かに響き渡った。
振り返るとシャロンの顔が驚くほど近くにあった。声が出るよりも早く、シャロンの唇と僕の唇が重なり合った。不意打ちに、鞄が手から滑り落ちていった。
彼女の顔は美しかった。形の整った鼻に、閉じられた切れ長の目。心臓が高鳴っていた。どうしていいかわからず、自由になった片腕をおずおずと彼女の背中に回した。
やがて開いた水色の瞳は穏やかだった。さっきまで狼狽えていたのが嘘のように。なんだか悔しかった。こちらは今にも心臓が張り裂けそうなのに。
「恋人同士なら、こうゆうこともするんじゃなくて?」
「あ…うん」
「お気に召さなかったかしら」
「そ、そんなことないよ!」
今度はこちらから彼女の顔を引き寄せて、唇を押しつけた。瞬間彼女の瞳が大きく開かれたが、すぐに先程のように閉じられた。
芸能の勉強のために見た映画でカップルがしていた口付けを思い出して、おそるおそる舌を差しだしてみた。シャロンの唇に舌が当たると、彼女も舌を差しだしてきた。ミルクティーの味と相まった、温かく、とろけるような感触が口内を埋め尽くした。
「う…ん…はぁ…」
時折唇から零れる甘い吐息に下半身が勝手に反応する。僕も官能的な口付けに夢中になっていた。舌先をつつき合うようにして唇を離すと、彼女の頬はほんのりと桃色に染まっていた。
「可愛い…シャロン」
「…!ほら、こっちへおいでなさい!」
言われるまま手を引かれ、ベッドに座らされた。これから起こる事態を、まだ幼い自分にさえ察することが出来た。
シャロンはおもむろに制服を脱ぎ始めた。リボンを解き、ボタンを外す。制服が床に落ちた。白い素肌が顕わになった。やがてスカートにも手がかかる。僕の目に映ったのは、ほっそりとした綺麗な脚だった。
「シャロン…」

227:『ファーストキスはミルクティーの味。』
08/08/22 00:46:54 M1cLnu7b
「想像よりも小さかったかしら」
シャロンはつんと上を向いた。彼女は不機嫌だったかもしれないが、僕には彼女が神々しく映った。もちろん胸は大きいとはいえないが、引き締まったウエストとすらりと伸びた脚に僕は釘付けになった。
やっぱり、胸が大きい人よりシャロンみたいな体型の人が綺麗だ。
「綺麗だよ。すごく」
「…ありがとう」
隣に腰を下ろしたシャロンと再び濃厚なキスを交わした。お互いに慣れてきたのか、行為は徐々に激しくなっていった。シャロンの歯をなぞるように舐めてやると、彼女も僕の舌の裏を舐めてくれた。
長い口付けを続けていると、膨張した下半身に彼女の指が触れた。思わず身体が震える。
「興奮、してくれてるのね」
「そりゃあ…僕だって男だし。そんなに自信無かったの?」
シャロンは黙って頷く。
普段からルキアやユリ(稀にマラリヤやヤンヤンにも)に高慢な態度をとっているが、彼女にとって胸の大きさは相当なコンプレックスだったようだ。
自分は服を着ていることに気がついて、僕も慌てて制服を脱いで筋肉のついていない細い体をシャロンの前に晒した。
「ごめん、僕もこんな体だけどさ」
「あら、痩せてて羨ましい限りですわ」
別に、シャロンだって太ってるわけじゃないのに。女性って体重に敏感だ。
どちらからともなく、再び唇が重なる。僕はキスの感触にすっかりと夢中になってしまった。肌が直に触れ合っていて、温かい。シャロンの甘い匂いが強く鼻を突いた。鼻一杯に吸い込むと気持ちがとても安らいだ。
お互いに唇と舌を追いかけ合った。僕が少し唇をずらして重ねると、シャロンもそれに合わせる。元のように重なると、舌が深く甘くとろけ合う。
突然シャロンの唇がずれて僕の喉元あたりを這い回った。
「あ…シャロン…?」
「年上だから…わたくしがリードしてさしあげますわ」
「あり…がとう」

228:『ファーストキスはミルクティーの味。』
08/08/22 00:47:44 M1cLnu7b
襲ってくる緩慢な快感のお陰でそう返事するしかなかった。腕に鳥肌が立つ。シャロンは飴を舐めるように丁寧に丁寧に僕の首筋を愛でてくれた。こうゆうことは男性が女性にするものだと思っていた僕には少し恥ずかしかった。
「あぁ…」
シャロンの頭が僕の胸のところへと動いた。彼女の唇が乳首に触れ、ほどなく温かな感触に包まれる。上目遣いの彼女と目があってドキッとした。
「シャロン、なんだか…上手。本当に初めて?」
「…これぐらいは、知識として本で読んだことがあるのよ」
乳首を優しく舐め回され、時折甘噛みをもらう。彼女の愛撫に反応した乳首が恥ずかしかった。
僕は普段まったく見たことの無い献身的な彼女に心を打たれた。鮮やかな金髪に指を通してそっと撫でた。すると彼女は僕の下半身に顔を近づける。
「あっ!だめだよぉ…」
「先端が…敏感なんでしょう?大丈夫、優しくするから」
亀頭部分をシャロンの舌が妖しく動き回る。初めてのフェラチオの経験に体中が震えた。逃れられない快感が後から後から押し寄せてくる。と同時にとても優しい温かさにも包まれ、僕は茫然としてシャロンの愛撫を受けた。
しばらくするとシャロンは口にペニスを含んで、ゆっくりと上下に動かし始めた。包み込まれるような感覚に僕は射精を怺えきれなくなっていた。
「そんなに、しちゃうと…で、出ちゃうよぉ…!」
とうとう僕の我慢は限界を越え、シャロンの顔に濁った精液を噴き出してしまった。
「ごめん…」
「気にしないで」
頬のあたりについた精液を指で掬ってぺろりと舐めた。サイドテーブルに置いてあったティッシュに手を伸ばし、残った精液を拭き取る。僕にはその動作がひどく優雅に見えた。

229:『ファーストキスはミルクティーの味。』
08/08/22 00:48:16 M1cLnu7b
顔を拭い終わると、シャロンは僕の肩に手を置いて、向き合ったままお尻を僕の下半身へと近づけていった。僕は寸前のところでシャロンのお尻に手をあてて彼女を制した。
「待って。初めてでこの格好って、女の人はすごく痛むんじゃないの?」
「関係、無いわ。正常位だって痛いことには変わりませんわ」
僕の言葉を尻目に腰を降ろし、収まりきったところで彼女はゆっくりと腰を使い出した。シャロンは苦しそうな表情を浮かべていた。
「無理しなくていいよ?」
「はぁ…。これぐらい、何ともありませんわ」
シャロンを気遣う一方で、自分も射精を怺えるのが大変だった。女性の中というのは想像以上の感触で、彼女の動きに合わせて中もまとわりつくようにして僕のペニスに絡みついてくる。先刻のフェラチオの何倍も強い刺激だった。
彼女の動きが次第に激しくなる。結合部からはくちゅくちゅと音が漏れ、シャロンの口からは甘い吐息が零れ出る。ふと彼女を見やると、彼女は目に涙をいっぱい浮かべて僕を見つめていた。
「シャロン…?」
「わたし、嬉しかった…。わたしみたいな女を、ラスク、あなたは好きと言ってくれたから」
いつの間にか自分のことを“わたし”と呼んでいる。彼女が初めて見せた地の部分だった。僕が思っていたより、シャロンはずっとずっと繊細で、強がりだったんだ。
「シャロン、泣かないで」
シャロンの頬を涙が伝っていった。不謹慎だが、初めて見せた彼女の泣き顔が可愛いと思ってしまった。
人差し指でそっと涙を拭った。
「僕なんかでよければ、傍にいてあげるから」
「ありがとう…ラスク」
深く口付けを交わして、きつく抱き締め合った。この人の心の支えになってあげたい、と僕は思った。まだこぼれ落ちる涙を口で吸い取った。少し塩辛い味がした。
「あぅっ…!何だか、変…!中から、何かこみあげて…」
「シャロン…多分、それ…感じてるんだよ。もっともっと、声聞かせて」
腰を掴んで下から強く突き上げてみた。温かなシャロンの肉壁がまとわりついてくる。何本もの指で愛撫されているようだった。いつの間にかシャロンを思いやる気持ちを忘れ、僕は快楽を求めて何度も体を揺すぶった。

230:『ファーストキスはミルクティーの味。』
08/08/22 00:50:31 M1cLnu7b
「あ、あぁっ!そ、そんな…ふあっ!だめぇ…恥ずかしい…」
次第にシャロンの呼吸は荒くなる。眉の下がった彼女の顔は紅く染まっていた。
「気持ちいい?シャロン」
「ええ…。ねぇ、ラスクも感じてよ…」
「僕、さっきからすごく気持ちいいよ…。シャロンの中、あったかくて、ぬるぬるしてて…!」
「い…言わないで…!はぁ…うぅ…」
彼女の体は汗が光っていた。艶めかしく光る形の整った乳房を掴んで揉みしだいた。小さくても確かに手応えがあって柔らかな胸だった。尖った先端をくわえて愛撫する。硬くなった乳首は転がしても転がしても返ってくる。
「んっ…くはぁっ!そんなにさわらないで…」
「シャロン、綺麗だから自信持って」
半ば朦朧としかけた意識の中で、シャロンに唇を重ねた。舌と舌とが重なり、隠った彼女の声が僕の耳に届く。
「あん…ラスク…!わたし、もう…だめぇ!」
普段のすました彼女の声ではなく、ひとりの女性としての快楽の喘ぎだった。
「僕も…!もう、出ちゃいそう…!」
「お願い、一緒に…!嫌よ、自分だけなんて…」
「うんっ!いくよっ…!」
ペニスが急激に締め付けられ、シャロンの爪が背中へ食い込むのを感じた。僕はそれに合わせて我慢していたものをすべて解放して、あらんばかりの力で自分の腰を叩きつけた。
まるで生き物のようにシャロンの肉壁が強烈に絡みつき、僕は爆発するような快感に襲われた。
「あぁっ!す、すご…あっ!あああああっ!」
「ああっ…シャロンっ!」
シャロンの中に二度目の射精をして、キスを交わした。そのまま僕たちはベッドへと崩れ落ちた。上になったシャロンを力いっぱい抱き締める。
「大好きだよ、シャロン」
彼女は何も言わなかった。ただ強く握りしめた手が彼女の返事だった。彼女の甘い匂いに包まれながら、僕は幸せな眠りについた。

翌日、手を繋いで授業に出てきたふたりを見て教室中が騒然となり、ラスクとシャロンが大いに冷やかされたのはまた別の話。

231:おうか
08/08/22 00:51:34 M1cLnu7b
以上です。読んでくださった方、ありがとうございました。
そして作品を執筆された皆様、お疲れ様でした。

232:名無しさん@ピンキー
08/08/22 01:08:29 xs9ZBMcy
GJ!!!

シャロラスは新鮮

233:名無しさん@ピンキー
08/08/22 02:54:10 kq749inj
いいシャロン様とラスクさんだ

234:名無しさん@ピンキー
08/08/22 15:09:52 TpLf0KtI
近況報告

さま~ばけ~しょんとサンダース×シャロンを足して、パラレルにしてみたらカオスになりました。
いやマジ変な話になりましたんで、新しい案(軍曹がらみ)があれば、書いてみたいとか思います。


【チラシ裏】
パラレル物はサンダース×アロエの、サンダースがアロエを調教するとかいう話です。
愛は有りますが道具での調教だけっていう一風変わった(?)話なんで、投下は控えます。
遅筆が治れば最高なんですがね・・・。

235:名無しさん@ピンキー
08/08/22 16:49:45 kq749inj
さあアロエ調教を投下するんだ

236:名無しさん@ピンキー
08/08/24 16:44:59 Snv4Shf9
ユリの凌辱モノキボーン

237:506
08/08/25 08:43:17 Wyw20aXO
お盆効果ですかね、皆様お疲れ様です。
GJと声掛けていただいた方々、ありがとうございます。

>>ライン様
軍曹攻勢で「ひょっとして…」とも思いましたが、チラ裏を見るまで
やはり特定できませんでした…
重ね重ねですが、前スレでのネタ拝借許諾、ありがとうございました。

次回予告だの分岐は、どうも嫌がる方もいるようですので自重の方向で。
では、いつになるかはわかりかねますが、またのお目もじをば。

238:ルキア触手の人
08/08/25 20:04:41 M8neGlBn
>>237
あぁいえ、こちらこそ拙作を綺麗にアレンジしていただいて、ありがとうございました。
んでもって、割と黄金カップル(と聞いている)サンダース×マラリヤの導入変です。

ドジで淫乱エロっ娘なマラリヤになっちまいましたが、楽しんで頂けると幸いかと。
見たくない人は【だーくねすうぃっしゅ】でNG登録をお願いします。
ではではー

239:【だーくねすうぃっしゅ】
08/08/25 20:06:28 M8neGlBn
マラリヤは、小さな小さな瓶の半分にも満たない液体を眺めながら、しかしニヤニヤとしていた。
長い長い研究と実験、バカにならない高額の材料を駆使した末に完成した、この液体・・・媚薬。
惚れ薬などという雑な言い方をしたくはない。
ただ一人、サンダースに自分だけを見てもらいたいがために、マラリヤは悪魔に魂を売ったのだ。

「これで、彼は私のモノになるのね・・・私の、大切な、恋の奴隷・・・♪」

夜明けも近いアカデミーの一室で、魔女と呼ばれたりする少女は、ただひっそりと笑っていた。



マラリヤは、朝一番に食堂まで足を運んでみた。
サンダースの朝は、アカデミー生徒の中でもずば抜けて早いと聞いてはいたし、あわよくばあっさりと媚薬を飲ませられるかも知れないのだ。


「む、貴様か」

案の定。
サンダースは、一人で食堂のおねーさん(リエルと同じ学科らしい)にトーストを貰っていた。

「あら、早いのね・・」
「我輩はいつも通りだ。貴様が異常なだけだろう」

トーストが二枚乗った皿に、オマケとばかりにもう一枚トーストが乗せられている。

「貴方、朝から三枚も食べるのかしら・・・?」
「いや、食わん。食えと言うなら吝かではないが」
「なら、私が一枚貰うわ・・・」

私はコーヒーを二つ受け取るから、とマラリヤが言うと、サンダースはうむと頷く。

240:【だーくねすうぃっしゅ】
08/08/25 20:07:39 M8neGlBn
マラリヤは、小さく笑む。
これで我が野望は達成出来たとばかりに。
心が踊る。
サンダースを想って自慰に浸った日々とはお別れだ。
サンダースに力ずくで犯されてもいいし、私がじっくりねっとりと甘やかしてもいいし、と妄想する。
顔に現さないのはマラリヤならでは。

コーヒーとミルク、砂糖、そして片方のカップに媚薬を入れて、準備は万端だ。

「はい、貴方の分のコーヒーよ・・」
「すまんな。貴様の分のトーストだ」

座ってマラリヤを待つサンダースに、カップを渡して。

サンダースとマラリヤは、ほぼ同時に朝食を食べ始めた。


マラリヤが自身の異変に気付いたのは、サンダースが朝食を終えて席を立とうとする前後だった。
身体が火照る、マラリヤの女としての性が疼く。
今すぐにでもバイブをワレメに挿入して、思いきりに自慰したい衝動に駆られる。

「(この症状・・・まさか・・・ぁ)」

間違いない。
自分が媚薬入りのコーヒーを飲んでしまったのだ。

「(これは・・はぁ、計算外よぉ・・)」

余りの媚薬の強力さに、マラリヤは文字通り涙目になる。

「では、私は一足先に部屋に戻るぞ」
「ま・・まってぇ・・・」
「む?」

部屋に帰ろうとするサンダースを引き留める声にさえ力がない。
しかしそのお陰でか、サンダースはマラリヤの異変に気付いたようだった。

241:【だーくねすうぃっしゅ】
08/08/25 20:09:35 M8neGlBn
「顔が赤いぞ。・・風邪でも引いていたのか?」
「ち、違うわよ・・・。貴方に、媚薬を、飲ませようと、したのにぃ、私が、飲ん、じゃったの、よ」

切れ切れながら、理由を話すマラリヤ。
間違いなく軽蔑されるだろうし、最悪見知らぬ生徒に対しても見境なく性交を求めるようになるのかも知れないが。

「わたし、の、へやぁ・・・」

マラリヤの精神が、蕩けて流れ出すような感覚。
身体に力が入らず、椅子ごと後ろに倒れてしまい―間一髪、サンダースに抱き止められる。

「その様子では、何か企みがあったらしいが・・・一度貴様の部屋に帰るぞ」

サンダースは呆れかえった顔でマラリヤを抱っこ・・俗にいうお姫さま抱っこすると、マラリヤの部屋へと一目散に向かった。

マラリヤの部屋に着いたサンダースは、まず彼女の部屋の中に驚く。
黒魔術的な物が陳列し、用途さえ解らないアイテムが散乱するなか、ベッドと机の上、椅子だけは綺麗にされており。

「我輩の写真?」

机の上とベッドと枕元には、サンダースが珍しく笑顔の写真があって。

「・・バレちゃ、たら、仕方、ない、んぅぅ・・・」

サンダースにお姫さま抱っこされたままのマラリヤは、サンダースの首に手を回し。

「んちゅ・・・」
「!?」

サンダースの唇に、柔らかいものが触れ。
そのまま舌を絡められ、マラリヤに抵抗しないまま、彼女の為すがままにされて。

そのまま、酷く長く感じられる一分弱が過ぎた。

242:【だーくねすうぃっしゅ】
08/08/25 20:12:41 M8neGlBn
そぅっとマラリヤの唇がサンダースのそれから離れる。
マラリヤの唇からは、二人の唾液の混じったものが糸をひき。
サンダースは混乱する頭を落ち着けるために、まずはマラリヤをベッドに寝かせて。

「・・貴様、何のつもりだ!?」

凄んでいる訳ではない。
ただ混乱の極致にある頭で、必死に状況と、目の前の美少女の意図を探らんとするサンダースの意識が、高圧的な声となった。

しかし、マラリヤは全く動じず。

「好きよ、貴方が好きなのよ、どうしようもないの、抑えられなくなってるもの・・」

淫蕩な笑顔で、マラリヤは呟き。
普段から着ている改造制服をはだけさせ、その白磁のごとき肌を露にした。

マラリヤの肌を、汗が一滴、二滴と伝う。
サンダースはこの異常事態、少なくとも彼が生きてきた過去に経験のないこの事態に、しかし興奮しつつもあった。

「嫌われてもいい、軽蔑されたって仕方ないわ・・・」

マラリヤがはだけさせた服から、窮屈そうにしていた胸がまろびでる。

「それでも、私が初めてを捧げるのは、私が身体を赦すのは、貴方だけよ・・貴方一人っきりよ」

マラリヤの肌が、桃色に染まり。
そしてその細い腕が、サンダースに伸ばされ。

「我輩とて、貴様は嫌いではない。美しいとは思うし、淫らな姿を見せられて欲情せぬはずがなかろう」

マラリヤの腕が、サンダースの首にまわされて。

今度はサンダースから、マラリヤの唇を奪い。
マラリヤは抗わず、サンダースに身体を委ねた。

243:ルキア触手の人
08/08/25 20:15:29 M8neGlBn
【だーくねすうぃっしゅ】導入完了です。
完結までいましばらくお待ちください。


相変わらずの遅筆で申し訳ないです。
マラリヤは使ったことがないために口調が雑ですし、キャラも変わってしまっています。
マラリヤが好きな方はどうか広い目で見てください。
という訳で今回の投下を完了します

244:名無しさん@ピンキー
08/08/25 23:23:14 FE0D/aPO
一介のマラ様使いとして、期待せざるを得ません。
サン×マラは、他のどのカプにもない独自の緊張感を醸し出したSSが多いね。

245:名無しさん@ピンキー
08/08/26 00:52:15 mlaC7FL0
な…ここで終わるのか
>>243乙です

続き期待wktk

246:名無しさん@ピンキー
08/08/26 11:09:56 sBwenNJP
>>243
wktkだな

247:ルキア触手の人
08/08/27 12:26:01 BdeVqXIL
【だーくねすうぃっしゅ】完結編を投下します。
エロくないしサンダースもマラリヤもダメっ子になってます。
好きな方は、見てからキレたりしないでください。
NGは【だーくねすうぃっしゅ】でどぞ。

248:【だーくねすうぃっしゅ】
08/08/27 12:27:06 BdeVqXIL
しっとりと湿ったマラリヤの唇が、サンダースの心をかき乱す。

「ん・・ちゅ・・」

舌同士が、絡む。
マラリヤの唇から、熱い吐息が漏れ。
サンダースは更に深いキスを求めて、ベッドの上で仰向けになっているマラリヤにのし掛かるようにし。

マラリヤの美乳が、くにゅりと形を歪められて。

しかし、サンダースとマラリヤは、互いの唇を貪るように、キスに没頭していった。


マラリヤの吐息が、悩ましいものに変わりかけた瞬間、二人の唇は分かたれて。
サンダースは代わりとばかりに、マラリヤの胸を優しく、しかし強く揉みしだく。

「貴様が、悪いのだぞ・・・」
「そ、よ・・・、わた、しが、びやく、なん・・ひゃあんっ」

サンダースに胸を揉まれ、蹂躙されながら、マラリヤは喜悦に満ちた笑みのまま。

「すきぃ、すきなのぉ・・、もっと・・んふぅ・・なぶってぇ・・んあぁっ♪」
「乳首をこれ程まで、勃起させて・・!貴様はとんでもない淫乱なのだなぁ?」
「そ、よぅ・・んぅ、うぅん・・変態よぉ・・すきなひとにぃ、なぶられたがるぅ、淫乱変態魔女よぅ・・ひぃああぁっ♪」

サンダースが強く乳首を摘まみあげると、マラリヤはビクビクと身体を跳ねさせた。

249:【だーくねすうぃっしゅ】
08/08/27 12:28:20 BdeVqXIL
「あたまぁ・・・まっしろになっちゃ・・ぁ♪」

マラリヤの身体を、甘い痺れが伝う。
紛れもなく、初めての絶頂―エクスタシー。
今までの短い生涯で最高の快楽を感じた少女は、ただ頭を撫でて見つめる愛しい人に、身を委ねていた。



それから、サンダースはマラリヤを寝かせたまま、教師たちに自分とマラリヤは今日は授業に出られないと伝えてまわった。
元来真面目で通っているサンダースの言うことを疑う教師はおらず、また食堂で一部始終を見ていた女子生徒にも、口止め料を支払うことで、見なかった事にしてもらって。

「お帰りなさい。口止めと休む連絡は終わったのね」
「・・元に戻ったか?」
「えぇ。お陰様で、スッキリしたわ」

自分の部屋に戻ったサンダースを出迎えたのは、全裸にサンダースのYシャツだけを纏ったマラリヤ。
不敵な笑み、頬の紅潮が引いている、つまり彼女が飲んだ媚薬の効果時間は切れたということだ。

「もうしばらくはあのままの方が、可愛かったと思ったのだがな?」
「貴方、サディストなの?似合わないと思うわよ?」
「喧しい」

こっそりと、サンダースの布団に潜るマラリヤを眺めながら、サンダースは机に付属されていた椅子に座り。

250:【だーくねすうぃっしゅ】
08/08/27 12:29:40 BdeVqXIL
「・・言っておくわよ?」

マラリヤが、呟く。

「私が、貴方を好きなのは、紛れもない本音よ。嘘も偽りも何もない、心底からの言葉だから」
「知っている」

サンダースの顔に、更に深い呆れの色が浮かぶ。
マラリヤは珍しく、間の抜けた声を出してしまった。

「貴様が媚薬を飲ませようとしたのは、本来我輩だろうが。まさか媚薬を飲ませて、私を苦しめるだけのはずがない。ならば、答えは一つだろうに」
「・・驚いたわ」

マラリヤの照れたような笑顔。
つまり、サンダースは媚薬で可笑しくなったマラリヤではなく、本来のマラリヤを見ていたと、彼女は瞬時に理解した。


「・・それでだ。教官たちには我々が本日休むと伝えてしまったが、どうする」

行くなら早々に用意するぞと、サンダースはそこまで言わない。
媚薬の効き目は切れているにも関わらず、マラリヤが艶っぽい微笑みで、サンダースを見つめていた。

「久々に、サボってみるか」
「当たり前よ?・・貴方は今から、私を孕ませないといけないんだから」
「・・覚悟しろ。泣いて許しを乞うてもやめんからな」

サンダースが、上着、シャツ、ズボン、そしてパンツを脱ぎ、マラリヤの待つベッドに横になる。

二人の淫らな一日は、今から始まろうとしていた。

251:ルキア触手の人 ◆6KI9NoEr3s
08/08/27 12:31:13 BdeVqXIL
拙作失礼しました。



てか触手でないとえちぃシーンが書けないとか、最近病んでます・・・。
次辺り、また触手が落ちるかと思います

252:名無しさん@ピンキー
08/08/28 00:21:01 jM6XaSVE
触手の人GJ。
薬で呂律の回らないマラ様がいい感じw

で、結構ハイペースで書いてるけど、少し休んでもいいんじゃない?
SS書いてもらえるのは非常にありがたいけど。

触手はスルーさせていただきますわ。
せめて、壊されるキャラへの愛情が感じられるものに仕上がるのを期待しながら…

ギャラリーの勝手な独り言ですまん。

253:名無しさん@ピンキー
08/08/28 01:59:57 ISkEkakZ
>>251
乙です

触手…悪いわけじゃないが救いは欲しいところ
軍曹の活躍に期待して待ってます

254:ルキア触手の人
08/08/28 08:05:26 UFUc48gV
>>252 >>253
触手書いてたらサンダースとのシリラブになりましたorz
完成まで今暫くお待ち下さい


>>252
私の場合、シチュが浮かぶと書きたくなるんですよね。
で、パッと書いてみて、面白いor完成出来そうならそれを書くって方向性に切り替える。

まぁ変な病気みたいなもんですな

255:名無しさん@ピンキー
08/08/28 12:23:09 jx/R2v3W
えっ、まさかの触×サンでアッーなのか!?

256:名無しさん@ピンキー
08/08/28 17:31:35 dfdn9aVX
ちょっとマテウスw

257:名無しさん@ピンキー
08/08/28 19:38:10 kiu44zr0
その発想は無かったw

258:名無しさん@ピンキー
08/08/28 19:48:54 MQe6psZV
ユリユリ

259:ルキア触手の人
08/08/28 20:04:50 UFUc48gV
リエル触手→リエル×サンダースのシリアス→リエル×サンダースのラブコメ

と謎の変遷を遂げています。
エロはなさそうですがよろしいか?

260:名無しさん@ピンキー
08/08/28 20:06:58 kiu44zr0
>>259
全く問題ないな

261:名無しさん@ピンキー
08/08/28 20:29:43 MGuGonZb
かなりカオスな流れになってるなwww

262:ルキア触手の人
08/08/29 05:19:39 H0UUSyyN
こんな時間にすみません。
ようやくサンダース×リエルが出来たので投下します。

・エロ無し
・萌え無し
・二人きり
と片寄った属性のSSのため、気に入らない、見たくない方は【とある穏やかな一日】でNG登録してください。

ではでは。

263:【とある穏やかな一日】
08/08/29 05:20:31 H0UUSyyN
いらっしゃいませ、と、看板娘と呼んで差し支えない美少女、リエルの澄んだ声が、購買部の管轄、食堂に入ったサンダースの耳に響く。
包帯をくれとサンダースは言うと、リエルは直ぐ様に新品の包帯をサンダースの元に届けて。

そして、可愛らしい声で悲鳴を上げた。

血が固まって、黒くなったものがサンダースの制服のあちこちにあり、左目は光を失っていた。

「大した怪我ではない。地雷撤去作業から帰ってきたところだからな」
「物凄い怪我じゃあないですか!?」
「目の一つぐらい、大したものではない。包帯で傷口を塞いでいれば、数日で治る」

リエルの手から包帯を奪うと、限りなく大雑把に、サンダースは患部にそれを巻いていく。
恐らく医師にも保健教師にも見せてはいないのだろう―そう考えると、自然にリエルの口からため息が出ていた。

264:【とある穏やかな一日】
08/08/29 05:22:17 H0UUSyyN
「包帯は、タダでいいですから。・・だから、せめてミランダ先生に見せてください。多分、適切な処置はしてくれるハズですから、ね?」

包帯を巻くのに四苦八苦するサンダースの手に、リエルの手が重ねられる。
仕方ないといった顔で、サンダースはリエルに従った。

前々から、サンダースはリエルという少女が苦手だった。
自分が凄んでも、怒鳴っても、微笑みを崩さずに優しく諭す、ある種の理想像的な存在だった。
自分はリエルに一生敵わない、などと思ってさえいた。

さて、サンダースがリエルに連れられて保健室に来ると、そこはもぬけの殻で。

「あら?ミランダ先生、いないですね?」
「恐らく他校の生徒たちとの合戦・・・大会のナビだろう」

サンダースが頬のむず痒い場所を掻きながら苦笑する。

「保健教師がいないのだ、仕方あるまい。購買部に戻って、コッペパンとハムを戴こうか」
「私が治療しますねっ」

リエルは、サンダースの意見に被せて、またも微笑む。

「・・貴様がか?」
「はい、簡単な治療ぐらいなら」

スススっとサンダースに近寄ったリエルは、まずサンダースを椅子に座らせて。

我慢して下さいね、と頭を撫でた後、サンダースの傷口に消毒薬を吹きかけると、傷口に付着している泥を、ピンセットで剥がしていく。
しつこい泥は、消毒薬で濡らしたティッシュで擦り落とす。


265:【とある穏やかな一日】
08/08/29 05:23:23 H0UUSyyN
サンダースはリエルが消毒し、泥を落とす最中、ずっと歯を食いしばっていた。
青筋が浮きだし、血が昇っていますとばかりの面持ちで激痛に耐え続けた。


それから、しばらくの時間が経ち。
リエルがようやくサンダースの傷口全ての消毒を終え、絆創膏を貼り、包帯で固定し、色を失った瞳を守るように眼帯まで着けた後に。


「・・貴様は、一介の購買部員だろう」

サンダースが小さく、呟いた。

「なのに何故我輩などに構うのだ?」
「好きだからに決まっているじゃないですか?」

やはり微笑みのままの、リエル。
サンダースは、普段なら穏やかな気持ちになるその微笑みに、しかし今回ばかりは苛立ちを隠せない。


「っ、ふざけるなっ!!」

サンダースの怒声。

「我輩のような、無愛想で傲慢な人間を好きになるやつなど、居はしない!違うかっ!?」

サンダースの声は、リエルの耳をつんざく程に大きく、しかし切なく。
リエルは、そっとサンダースを抱き締めると、囁いた。

「それでも、私はサンダースさんが好きですよ。私が街で不良さんに襲われたとき、怖くて怖くてたまらなかった私に、サンダースは優しくしてくれましたよね?」
「そんな程度でか?あり得ん話だろう?」
「確かに、サンダースさんには些細な事かも知れません。でも、私がサンダースさんを好きになるにも充分な出来事なんですよ?」

266:【とある穏やかな一日】
08/08/29 05:24:08 H0UUSyyN
・・・」
「いえ、違いますよ?」

蚊の鳴くようなサンダースの言葉を、リエルはやんわりと否定する。

「私は優しいんじゃないんです。私は欲張りなんで、サンダースさんに好きになってもらいだけなんです」
「・・我輩の敗けだな」

サンダースが、またも呟いた。

「・・好きかどうかは、まだ解らん。・・ただ今一時、二人きりの間は甘えさせてもらおう」
「はい、喜んで♪」

リエルの声が、僅かに弾む。
それは、紛れもなく恋が叶ったという確信があったからではなくて。

授業終了のチャイムがなるまで、二人は保健室で、ただ抱き締めあっていた。

267:【とある穏やかな一日】
08/08/29 05:34:44 H0UUSyyN
「それでも、私はサンダースさんが好きですよ。私が街で不良さんに襲われたとき、怖くて怖くてたまらなかった私に、サンダースは優しくしてくれましたよね?」
「そんな程度でか?あり得ん話だろう?」
「確かに、サンダースさんには些細な事かも知れません。でも、私がサンダースさんを好きになるにも充分な出来事なんですよ?」

だから、私はサンダースが好きですよ、とリエルはサンダースの頭を撫でる。
複雑そうな顔のサンダースは、しかしリエルの優しい微笑みと、自分を撫でる彼女の甘い匂いに、心地好さを感じずにはいられなくて。

「・・・我輩も、貴様には勝てん。貴様は、本当に優しいのだな・・・」
「私は優しいんじゃないです。欲張りなんで、サンダースに好かれたいだけなんです」

リエルの、照れたような声。


「・・好きかどうかは、まだ解らん。・・ただ今一時、二人きりの間は甘えさせてもらおう」
「はい、喜んで♪」

リエルの声が、僅かに弾む。
それは、紛れもなく恋が叶ったという確信があったからではなくて。

授業終了のチャイムがなるまで、二人は保健室で、ただ抱きあっていた。

268:ルキア触手の人
08/08/29 05:35:42 H0UUSyyN
>>266はミスです、すみません。
規制とか色々あって、グダってるんで、また今度リメイクして投下します

269:名無しさん@ピンキー
08/08/29 22:33:37 zttufyhu
じゃあとりあえず乙

270:名無しさん@ピンキー
08/08/30 00:02:05 N0G915R2
 _     -―-    _
, ', -、ヽ'´       `'´, -、ヽ
! {  /          ゙  } i
ヽ`ー,'   ●    ●  ゙ー'ノ
 ` !      ┬     l"  くまきゅうが遊びに来たサネ!
  `ヽ.     ┴    ノ
    /`==ァ'⌒ヽ=='ヽ

271:無理があるが気にしない
08/08/30 12:39:36 yluPmxyI
「なあタイガ、女の子って、その……オナニーの時ホントにバイブ使ってるもんなのか?」
「むぅ、その筋の情報だと結構おるらしいがなぁ。」
「うちのクラスには……いるかな?」
「さぁどうやろな。」
「ねーねー何の話してるの?」
「わっ、ユリ!」
「ん?男の会話や!…ところでユリはバイブ持っとるか?」
「ばい…ぶ…?あったり前じゃん!」
「ま、マジかよ!」
「ほぉほぉ、どんなん?」
「んーと、ブブブッて鳴るやつ。あたし鈍感だからもっとウィンウィンいうのがいいんだけどほら……音で先生にばれちゃうし。」
「先生にばれる……って!」
「ユリ、お前授業中電源いれとるんかい!?」
「あったりまえじゃん!」
「あ…たり……」
「まえ………?」
「あ、あたし図書室行くから。じゃっ!」
「……なぁタイガ。最近の女の子って大胆なのな……」
「あぁ、俺もびっくりやで……」



「あの二人バイブの話してたけど携帯のマナーモードにこだわりでもあるのかなぁ?」

272:名無しさん@ピンキー
08/08/30 16:53:40 sdriw+Qk
>>271
バイブ使っとるか?だと自然さが増す

273:名無しさん@ピンキー
08/09/01 21:50:51 sNEogvCH
夏が終わった途端にスピードが極端に落ちたなw
どういう状況だったかが証明されたわけだ。

274:名無しさん@ピンキー
08/09/01 22:03:17 KDSpaoQn
逆に考えるんだ

冬休みにまた大量投下と考えるんだ

275:4-172
08/09/02 01:39:55 +lkDg0ZX
自作絵から膨らませたユリクラ百合SSを書いてみました。
ユリがなんか違うと思うので、ユリ使いの方は読まない方がいいかも……。

NGは『Naked Desire』でお願いします。


276:名無しさん@ピンキー
08/09/02 01:39:59 GF9+hm3m
>>271
とある同人で、レオン+タイガ×ユリの「魔女の生け贄」という本があってな・・・

277:『Naked Desire』1
08/09/02 01:42:03 +lkDg0ZX
えーっと。
何でこんな事になってるのかというと――。

まず、私ことユリは、クララちゃんのことが大好きなわけ。
だってクララちゃんって、おしとやかで落ち着いていて、すっごく女の子って感じなんだもん。
そりゃ私だって女だし、女の子っぽいのには憧れるけど、自分がああなるのは絶対無理。想像できない。
好きな男子でもできたら変わるのかな?
そうかもしれない。
でも、今のところそんなの考えられない。

だって、大好きなクララちゃんを、今こうやって抱きしめてるんだもの。

人は自分にないものを持ってる他人に憧れるものだって、先生も言ってたけど、そのせいか私はクララちゃんに憧れてたし、――クララちゃんも私に憧れてたんだって。
超ビックリ。だったら早く言ってよ、って感じ。
てっきり、図書館での一件のまま、あの冷血アンドロイドと付き合ってるかと思ってたのに。

私はいつもみたいに宿題のわかんないところを教えてもらおうと思って、クララちゃんの部屋に来て――クララちゃんの気持ちがわかった瞬間、思いっきり抱きしめてたわけ。
クララちゃんは一瞬びっくりしたみたいだったけど、おずおずと私の背中に腕を回して。ふたりで、ぎゅっと体を密着させて。
自分の胸が圧迫されて、クララちゃんの胸の感触が伝わってくる。


278:『Naked Desire』2
08/09/02 01:44:11 +lkDg0ZX
「ユリちゃん……」
私の耳元でクララちゃんが囁いた。
「あったかい……」
私は言葉じゃなくて、クララちゃんを抱く腕の力を強くして答えた。
うーん、ずっとこのままだったら幸せだなあ。
でも、ふと目を開けると、目の前にはクララちゃんのやわらかそうな耳たぶ。
えーい、ちょっといたずらしちゃえっ。
私はクララちゃんの耳たぶにかぶりついて、舌先でなぞってみた。
ひくっ、と体を震わせるクララちゃん。
「だめぇ、ユリちゃん……くすぐったいよぉ」
ううっ、カワイイよぉ。
私はクララちゃんの耳たぶを吸ったり、舌で舐め回したりする。
その度にクララちゃんがもぞもぞと反応するのが楽しくて、やめられないとまらない。
「だめだめぇ……ユリちゃんだめぇ……」
そんなコトを耳元で言われたら、やめられないもんね。
ぺろぺろぺろり。ぺろぺろり。

「だめ、もう、や……ああぁん♡」

う、なんか今、すごいエロい声が聞こえたけど。
今のってクララちゃんの声? ですか?

ってことは、私がクララちゃんにエッチな声を出させたってことでございましょうか?

う、どうしよう。
ほんのちょっとのイタズラのつもりだったけど、こんな声を聞いちゃったらもう止められないよ。
私はクララちゃんの背中に回してた腕をゆるめて、唇もクララちゃんの耳たぶから離して、まぶたを閉じているクララちゃんの唇に、自分の唇を近づける。

私の唇に、やわらかいものが触れた。


279:『Naked Desire』3
08/09/02 01:46:18 +lkDg0ZX

【挿絵:URLリンク(qmasenyouup1.hp.infoseek.co.jp)

―しちゃった!!
キス! キス! クララちゃんとキス!!
普通だったら「私ユリが、乙女の唇を捧げちゃいました」っていうのかもしれないけど、むしろ私がクララちゃんの唇を奪った、って感じ?

なんか、やわらかい感じ……。

しばらく、といってもほんの数秒だけど、二人ともそのままじっとしてた。
私はクララちゃんの唇の感触を味わってたし、クララちゃんもそうなんだと思う。

でも――もっとクララちゃんとくっつきたい!

私はクララちゃんから唇を離して――さっきのは唇が触れただけみたいな感じだけど、今度はクララちゃんの唇をついばむみたいに、何度もキスを繰り返す。
で、クララちゃんが油断してる間に、手のひらでクララちゃんの胸をなぞってみた。
むにっ。
むにむにっ……ん?
むむっ、これは――!?
見かけよりもずいぶん大きいじゃないの。
むにむにむにむにむにむにむにむに。
私はクララに口付けをしたまま、クララちゃんのおっぱいをなぞり続けた。
「やっ、ちょっ……」
クララちゃんが抗議の声を挙げるけど、私はクララちゃんの口を自分の舌で塞いで、何も言わせない。
口の中で、クララちゃんの舌を絡め取って、唇で吸い付く。
柔らかくて、気持ちいい……。
二人の舌が絡まるぴちゃぴちゃした音や、私がクララちゃんに吸い付くじゅるじゅるした音が耳から入ってくる。
舌の感触だけだと、クララちゃんとこんなことをしてるなんて夢みたいなんだけど、その生々しい音を耳でも感じ取れるから、ああ、嘘じゃないんだ、って思う。


280:『Naked Desire』4
08/09/02 01:48:34 +lkDg0ZX
っと、おっぱいを揉むのがおそろかになっちゃった。
どうしても二つのことを一緒にするのは難しいよね。
「……っ、ぷはぁ」
私はクララちゃんの唇から離れ、それを解放する。
クララちゃんの唾液が口元から垂れちゃってるけど、気にしない!

私は、今度はクララちゃんのおっぱいに集中することにした。
制服の上からでも、クララちゃんの柔らかい感触が伝わってくる。
そして、クララちゃんの呼吸がだんだん激しくなってくる。
吐息にエッチな声が混ざってるような気がする。

「はぁはぁ……ユリちゃん、揉んじゃやだぁ……っ」

そんなやらしい声で頼まれたら、なぞるどころじゃないよね。
クララちゃんのおっぱいを揉んだり、なぞったりに加えて、時には乳首があるあたりを指先でいじったりしてみる。

「あぁぁぁぁ……ユリちゃん……っはぁ、そこダメだよぉ」
「えーっ、もっとクララちゃんのエッチな声が聞きたいよ」
いけないっ、本心がそのまま口から出ちゃった。
「そんな、意地悪言わないでぇっ」
「意地悪なんかじゃないもん」
私はクララちゃんの耳元でささやく。
「クララちゃんのことが、好きだから……」
そのまま、クララちゃんの耳たぶに舌を這わせる。
クララちゃんがもう何度目かわからない、悩ましい声を上げた。
色っぽい声を聞き続けてると、なんかこっちまで体が熱くなってくる。
でも、今はガマン。
自分が気持ちよくなるよりも、クララちゃんに気持ちよくなって欲しいもんね。


281:『Naked Desire』5
08/09/02 01:50:34 +lkDg0ZX
だから、息を荒げ始めたクララちゃんのスカートの中に、手を入れてみた。
そのまま内腿に触ると、ぴくっ、とクララちゃんの体が反応する。
ってか、なんか、スカートの中がすごく熱い。
触った太腿も、なんだかじめじめするような感じ。
私は、クララちゃんのスカートをひょいっとめくってみた。
「きゃっ」
男子にめくられた時みたいに、あわててスカートを押さえるクララちゃん。
でも、その一瞬の光景は私の目に焼きついた。
水分で、てらてらと光るクララちゃんの太腿。
それが汗とかじゃないのは、私の掌に付いた、その水分でわかる。
それに――スカートをめくった瞬間、あの匂いがした。
「クララちゃん……」私はクララちゃんの耳元で言った。
「女の子の匂いがする」
「いやあぁぁぁっ……」
クララちゃんはどうしようもないくらい顔を赤らめて、その場にへたり込む。
そんなクララちゃんを、私は抱きしめて。
「かわいい……」
そう言いながら、私はまたクララちゃんのスカートの中に手を入れて、下着の上からクララちゃんの大事なところをなぞる。
下着越しなのに、ソコはすっごくビショビショで……指先が触れるだけで垂れてきそうなくらい。
熱くてびしょびしょのソコをなぞる度に、クララちゃんが甘い鳴き声を上げる。
「すっごい濡れてる」
「だ、だってぇ……ユリちゃんがエッチなことするんだもん……」
そう言ってクララちゃんは、私のスカートの中に手を伸ばしてくる。
私も、クララちゃんほどじゃないと思うけど、たぶん湿ってきてると思う。
でも、クララちゃんは私のアソコはさわれなかった。
私がそれどころじゃなくしてあげたから。
そう、クララちゃんの下着の、股間の部分をずらして、秘密のくちびるをむき出しにする。


282:『Naked Desire』6
08/09/02 01:52:42 +lkDg0ZX
そして、よくイライラした時に机を指先でトントンするみたいに、人差し指でクララちゃんのびちょびちょのくちびるをトントンする。
トントンっていうか、指先がクララちゃんの熱くて柔らかいところに当たるたびに、ぴちゃぴちゃって水音がする。
そして、耳元からクララちゃんの甘くていやらしい声がする。
「あぁぁぁぁぁぁ……ユリちゃあああん……」
私はその声を聞き続けたくて、指先がクララちゃんの液でびちょびちょになるのも構わずに、ずっとそれを続けた。
「ユリちゃ……も、ちょっとやめ……あ♡あぁぁぁぁ……♡」
クララちゃんの全身が、びくびくと震えはじめた。
私は構わずにクララちゃんを刺激し続ける。
そんな私の腕を、クララちゃんは両手で掴んで、止めさせる。
「……っ、はぁ、はぁ、はぁ……」
快感の余韻に浸ってるクララちゃんのソコを、私はまた指先でちゅぷちゅぷしはじめる。
「ユリちゃんお願い、もうやめて……痛い……」
「えっ」
「爪が……」
「え、あ、ごめん!」
クララちゃんに気持ちよくなってもらおうと思ってるうちに、クララちゃんの柔らかいところを爪で引っかき続ける形になっちゃってたんだ。
「ユリちゃんごめんね……私ばっかり気持ちよくなって……」
謝る私を、すかさずフォローするクララちゃん。
そんなことで謝られたって……ねぇ。
困った顔をする私に、クララちゃんが手を伸ばしてきた。
そのまま私の太腿に触ろうとするけど、力が入らないみたい。
「ごめんなさい、もうちょっと休んだら、私もユリちゃんに触りたい……」
「うーんどうしよ」
私はどっちかって言うと、今のままクララちゃんにエッチなことをし続けたかった。

283:『Naked Desire』7
08/09/02 01:54:44 +lkDg0ZX
「……おおそうだ! いいこと思いついたっと」
アレをやってみよう。そうしよう。
私は自分のスカートの中に手を入れて、ぱんつをずり降ろした。
そのまま足を抜き、完全に脱ぐ。
うっ、やっぱり濡れてる。
自分で自分の下着が濡れてるのを見るのは、ちょっと恥ずい。
とりあえず気にしない事にして、スカートも脱ぎ捨てる。
クララちゃんの視線がちょっとだけ私の股間に注がれて、でもすぐに目を逸らす。
「ユリちゃん……何するの……?」
照れ隠しなのか、クララちゃんが質問する。
「んふふっ、いいコト! ささっ、クララちゃんも脱いで脱いで!」
「え……?」
きょとんとするクララちゃんのスカートの中に手を突っ込む。
「きゃっ」
私はクララちゃんのぱんつを脱がせた。
そのぱんつは、もう完全にびちょびちょ。
絞ったら、クララちゃんのエッチな液100%が垂れてきそうなくらい。

そして、私はクララちゃんのスカートをめくり上げた。
クララちゃんは、まだうっすらと毛が生え始めたばかりだった。
でもびちょびちょ。
うふふ、なんかちっちゃな子がおしっこを我慢して漏らしちゃったのを見てるみたい。
私はクララちゃんの片脚を、肩まで抱え上げた。
そして二人の一番熱いところを重ね合わせて。

あとはもう、無我夢中だった。


284:『Naked Desire』8
08/09/02 01:56:44 +lkDg0ZX
部屋に響く水音と、二人の吐息と、クララちゃんの声。

クララちゃんは激しい吐息とすごいエッチな声に紛れて、必死に私の名前を呼んでた。
私もクララちゃんを何度も呼んでたと思う。
「あぁぁっ、ユリちゃん……ユリちゃああんっ……!」
「クララちゃん……クララちゃんっ……好きぃっ!」
「ユリちゃあん……うれしい……私もぉ……っ!」
クララちゃんの全身が、びくびくと震える。
「ユリちゃん好きぃぃぃっ……あああああぁぁぁぁ……っ!」

私はまだそこまで達してなかったけど、クララちゃんのイク声を聞いて、なんだかもう満足しちゃった。
だから、おへその辺りまで液でヌルヌルしてるクララちゃんの横に添い寝して、なんか手持ち無沙汰だったから、クララちゃんの胸のふくらみに手を置いた。

「クララちゃん、ごめんね……」
私は、クララちゃんの胸をなでながら言った。
胸をなでてるのは、まだクララちゃんにエッチなことがしたかったから、っていうのじゃなくて、頭を撫でてあげたかったりとか、それと同じ感じでだったと思う。
「ユリちゃん……どうして謝るの……?」
「うん」私は手の動きを止めないままで応えた。
「私が男だったら、たぶんクララちゃんをもっと気持ちよくしてあげれるのかな、と思って」
「……」
「私、男に生まれたらよかったな……」
そんな事を普段でもたまに考えることがあるんだけど、クララちゃんに言ったのは、これがはじめてだったかもしれない。


285:『Naked Desire』9
08/09/02 01:58:57 +lkDg0ZX
「えーっ」
ちょっと間を置いてから、クララちゃんは否定の声を上げた。
「ユリちゃんが男子だなんて嫌……ユリちゃんが男子だったら、たぶんすごいかっこいいと思うけど、でもユリちゃんは女の子がいい」
ありゃ。我ながらいいアイデアだと思うんだけどなあ。
私は思ったことをそのままクララちゃんにぶつけてみた。
「だって女の子同士だったら、付き合ってるって誰にも言えないし、人前でイチャイチャしてたら変な目で見られるよ?」
「いいもん、別に」
クララちゃんの答えは明快だった。
「ユリちゃんが私と付き合ってくれて、イチャイチャしてくれるんだったら、付き合ってるってこと誰にも言わなくていいし、人前でイチャイチャできなくてもいいもん」
「そっかー……」
私は何を考えてたんだろ。
「クララちゃんがそうだったら、やっぱり女でいいや」
私は女の子としてクララちゃんのことが好き。それでいいんだよね。
ありがとう、クララちゃん。

「……じゃあ、これからも、人前でできないことをしてもいい?」
「? たとえば?」
「こ~んな、コトぉ~」
クララちゃんの胸を撫で続けていた手で、そのふくらみを、わざとらしい位のやらしい手つきでもみもみさわさわした。
「もうっ、ユリちゃんのエッチ!」

とりあえず、調子いいのでもう一回!


286:4-172
08/09/02 02:01:10 +lkDg0ZX
以上です。

少しこの場を拝借いたします。

>>SS保管庫の管理人様

いつもありがとうございます。
お願いです。
小ネタ『リエルの日記』は私が書いたのではないので、5-480様名義に直していただけるとありがたいです。
もうひとつ、ユウ×クララの最初の2段落(「─ユウくんと一緒に…死んでもいい。」まで)は私が書いたのではないので、「保管庫のQMA独立オメ!」様名義に直していただけるとありがたいです。

紛らわしいタイミングでSSを書いていたり、申告が遅れたりで申し訳ないです。
よろしくお願いします。


も、もしよろしければ、カップリング表記を追加していただければと……

『隣り合わせの紺と青春』レオン×クララ
『Virgin Emotion』レオン×クララ
『SENSUAL GLIDE』アメリア×クララ

のように……あつかましくてすみませんm(__)m


287:名無しさん@ピンキー
08/09/02 03:28:56 zsfzIqmF
これは…なんと繊細な百合。いい夢が見れそうです。
シーズソーデリケィト。

288:名無しさん@ピンキー
08/09/02 07:06:52 9gVJj+3S
素晴らしい百合ですた。
インスピレーションを刺激されたよ?


このスレって女体化ふたなりって大丈夫かね?
大丈夫なら女体化ふたなりサンダース×誰かを書き上げるつもりですが。

289:506
08/09/02 08:52:46 ZT+50cFx
>>クララ神こと4-172様
お疲れ様です。
百合は属性ありませんが、二人の可愛らしさがいいですね。
(特にユリの心理面)
あと、ハートマークは携帯とかでは多分バグりますのでご注意を。

>>288…というか軍曹スレにいたであろう某様
特殊なものには、普段通り注意書きしておくのがいいのでは。
個人的には「スルーでごめんなさい」ですが。
特殊なセクシャル設定はそれ自体にパワーがあるので、
対象キャラがぼやけるケースが多いので、
(下手すると「キャラ誰でもいいんじゃん」的な即物的なものになりがち)
自分は「QMA」においては書くのは避けてます。
では、またのお目もじをば。

290:名無しさん@ピンキー
08/09/02 22:23:18 bBakHKU7
クララ!クララ!
ユリ!ユリ!

>>288
もろちんOK!

291:名無しさん@ピンキー
08/09/05 12:54:24 VHKflknJ
ユリの陵辱モノ読みたい

292:名無しさん@ピンキー
08/09/06 01:24:52 Qk4a0EYu
ラジオドラマのレオンとユリがあまりにも典型的なケンカップル描写を繰り広げてたので
そんな感じの話キボン

293:名無しさん@ピンキー
08/09/06 14:51:30 YVUqsrRo
ラジオドラマでモチベーション上がるかと思いきや、軍曹出てなくてショボリ

294:名無しさん@ピンキー
08/09/08 07:06:10 rdeRuo5G
先生に往復ビンタされたり、お尻を叩かれるシャロンのSSが読みたい。

295:名無しさん@ピンキー
08/09/08 17:55:00 /c5Iv8bm
それよりタイガXアロエSSか、カイルXアロエSS
を希望します…

296:名無しさん@ピンキー
08/09/08 18:58:55 8g3pnGjm
間を取ってタイガ×カイr…ごめんなさい

297:名無しさん@ピンキー
08/09/08 20:21:36 WXWzAR7z
タイガXアロエ×カイルXアロエ
アリだな

298:名無しさん@ピンキー
08/09/08 21:56:49 CpGD0W8U
>>294
おしおきモノいいねぇ

書き出し(おしおきの原因)さえ思い浮かべば書けそうなんだが…

299:名無しさん@ピンキー
08/09/08 22:18:10 hNIjoeMY
明日はアメリア先生とレオンの誕生日。
ユウは2人に欲しい物を聞いてみた。

【レオンの場合】

ユウ「ねぇねぇレオンお兄ちゃん、お誕生日プレゼント何がほしい?」
レオン「おっユウ。俺にプレゼントくれるのか?!そーだなぁ。じゃあルキアの入浴中の写真で!ユウなら女風呂入れるだろ!?」
ユウ「・・・(´;ω;`)」

【アメリアの場合】

ユウ「アメリア先生。先生誕生日なにがほしいですか?」
アメリア「Oh!誕生日プレゼントくれるの?」
ユウ「あんまり高いものはちょっと、あなたには無理だけど・・・」
アメリア「じゃぁね~明日これを着て授業をうけてちょうだい☆(女子の制服を渡す)」
ユウ「先生…ボク男の子だよ…?!」
アメリア「あら。ユウくん。女の子みたいに可愛いわよぉGood♪Good♪」
ユウ「・・・(´;ω;`)」

駄文スマソ。

300:名無しさん@ピンキー
08/09/09 18:52:10 M694a1fc
>>299の後

ユウ「僕…男の子なのに…僕…男の子なのに…」
サツキ「ユ、ユウ、あの、そんなに落ち込まないで」
ルキア「ユウ君、落ち込まないでよ、それにしても、もー!あの変態は!!」
ユウ「あの…ルキアさん…どこに…」
ルキア「あの馬鹿レオンを殴りにいってくるのよ!」
フランシス「しかし…アメリアがショタコンなのは僕でも知らなかったぞ…」

301:名無しさん@ピンキー
08/09/09 22:54:44 bDte1JEC
アカデミーの校則ってどんなもんなのかなーと考える今日この頃

302:名無しさん@ピンキー
08/09/09 22:57:56 Hii+kt1x
・サンダースの尻を狙う
・マラリヤをマラリアと間違えたら死刑
・アロエにときめいたらお布施
・シャロンの胸の大きさを気にしたら処刑

303:名無しさん@ピンキー
08/09/09 23:36:41 QwA+EvLz
スカートは膝上30センチ。

304:名無しさん@ピンキー
08/09/10 01:42:16 mxY/C+8o
何その「ただし魔法は尻から出る」みたいな設定

305:名無しさん@ピンキー
08/09/10 09:48:16 QMPPVchb
>>298 誰かの悪戯の濡れ衣を着せられるとか。

306:名無しさん@ピンキー
08/09/10 20:23:30 V9BHgNuw
>>298
意固地になって、周りから浮いてしまうシャロン様
ある日、些細な失敗により、他の生徒が怪我をしてしまう

だが、シャロン様は自分の非を認めようとしない、


とか?

307:名無しさん@ピンキー
08/09/10 23:47:41 7zI0tBYs
アメリア「今回の優勝者は、シャロンさんでーす!」

シャロン「ふふふ、最早、わたくしに解けない問題などありませんわ」
ルキア「そんなシャロンに問題です」
シャロン「秒殺してやりますわ」
ルキア「『Hになればなるほど、かたくなるなるもの』ってなーんだ??」
シャロン「……え(///)?」
ユリ「ちょっと簡単過ぎじゃない?」
ルキア「ユリはもうわかったの?」
ユリ「うん、答えはチンk







ルキア「さ、気を取り直して…シャロンはわかった?」
シャロン「そんな…い、い、言えるはずありませんわ(///)?」
ルキア「ちなみにヒント。

・基本的に握るもの
・汚れない様に、先端にゴムを被せたりする
・舐める人もいるらしい
・味は苦いらしい

どお?わかった?」
シャロン「っ~~~~~!!!!!!(//////)」
ルキア「その反応はわかったのね?答えは?」
シャロン「ひ~~~!!(///)堪忍して、堪忍して~~~!!(//////)」






アロエ「正解は『鉛筆』だよ。変なこと考えた人は死んでね♪」



308:名無しさん@ピンキー
08/09/11 00:12:45 gka0BJeX
今度は何のコピペですか

309:名無しさん@ピンキー
08/09/11 05:32:17 899G4pbg
マラリヤ開発、対人用懲罰植物「おしお木」。早速マラリヤ本人が実験台に。

310:名無しさん@ピンキー
08/09/11 05:40:29 899G4pbg
両手を蔓で縛られ、下着を脱がされて真っ白なお尻が真っ赤になるまで蔓でぶたれるマラリヤ。

311:名無しさん@ピンキー
08/09/11 05:45:49 899G4pbg
すまない。PCが直れば、もっと肉付けができたんだが…。

312:名無しさん@ピンキー
08/09/13 01:30:33 iBr5pWJj
DSで早速ライラに萌まくりな俺
設定がもう少し分かってきたら何か書きたいな

313:名無しさん@ピンキー
08/09/13 06:04:36 bpUwIMgp
アメリア先生のお気に入りはカイルとクララとアロエ(マジアカ通信DS特集号より)
真面目な生徒が好きなのかと思えば、サンダースは唯一の格付けCだし…
先生の微妙な好みが垣間見えるなー。

314:名無しさん@ピンキー
08/09/13 21:31:44 yVjDf/Fz
サンダースといえば、今週のファミ通内でのポスターでラスクとアロエにじゃれつかれていたよね。
ごつい顔にかぎって、幼いのに好かれるね。

315:名無しさん@ピンキー
08/09/13 22:32:30 jf/o5CBv
仕方ないね
明日当たりにでもマジアカDSを買お

316:名無しさん@ピンキー
08/09/13 23:41:54 kwUyIs1i
ライラ希望

317:名無しさん@ピンキー
08/09/14 17:01:02 sKeIBTTU
OVAのおかげでキャラの性格が結構掴めたな。
ルキアってあんなにおめでたいキャラだったのか・・・w
あとエロパロ必要ないくらいエロいw

俺もライラ希望。
意外にどの男性キャラとも合う気がする。

318:名無しさん@ピンキー
08/09/14 17:39:07 GrkWjRYM
世界観もOVAとDSでかなり分かってきたな
建物の構造が分かったのは大きい

ライラは男なら誰でも合いそうだが
逆に女だと絡めづらいな

弟のこととかもっとよく知ってから書きたいから頑張って進めてるよ
やっと大窓まで来た

319:名無しさん@ピンキー
08/09/14 19:29:01 /wMr6SRi
>>318
ライラはマラ様とくっつくよ

320:名無しさん@ピンキー
08/09/14 20:19:06 YhMrvnx4
マラ様でプレイしてるけど、ライラ結構アレだな。可愛い。
なんというかどのキャラでも合いそうだ。マラ様でも普通に合う様に感じた。

321:名無しさん@ピンキー
08/09/15 22:09:13 5BxMW8YY
ゲームの話で盛り上がっているとこ悪いんだが、深夜辺りの作品投下は構わないのかな?

レオン×シャロンの純愛、エロ無しクリスマス長編なんだが。

322:名無しさん@ピンキー
08/09/15 22:10:35 hIUka5zN
全く構わない
ただ投稿する時にエロ無しと入れとくことをオヌヌヌする

323:クリスマスロマンス エロ無し
08/09/15 22:16:46 5BxMW8YY
「ちょっと、どういうことですの!?」

部屋が揺れんばかりのシャロンの怒号が響いた。その標的となっているのは、受話器の向こうの少年レオン。冷や汗をかいているのが鮮明にイメージできるような声で、懸命に弁明している。

『だ、だからシャロン。今日明日はちょっと都合が合わないんだって、分かってくれよぉ』
「情けなく言ったってダメですわ! 今月に入ってからヤケにそれが多いの分かってらっしゃる!? 今月に会った回数が他の月に会った回数の半分無いんですのよ!?」
『だ、だからそれは悪いと思ってるよ。けど今日明日は本当に……』
「悪いと思ってるならとっととその日を空けて、私に会いに来やがってくださいます!? それに謝るのにも公衆電話からって徹底的に私をなめ腐ってますのね!?」
『ぬぅ~……許せシャロン!』
「あっ、こらレオン! 話はまだ……全くもう、バカ!」

シャロンは電話を叩き付けるようにして切った。ガチャンと音をあげて、受話器が跳ねた。

シャロンのイライラには2つ訳がある。シャロンとレオンが付き合い始めたのは数年前、アカデミー入学後から数え2年弱の事。レオンからシャロンへ告白され、シャロンもそれを了承した。

324:クリスマスロマンス
08/09/15 22:19:52 5BxMW8YY
しかし、初めはベタベタだったレオンが最近急によそよそしくなり今のように約束を破られることも増えてきたのだ。それが一つ。

二つ目は時期の話。シャロンはふと空を見上げて、元気無くカレンダーをめくりぼやく。

「明日は……クリスマスですのに……」

よそよそしくなってきたのは見過ごせても、毎年必ず二人で過ごしてきたクリスマスさえも断られてしまったシャロンには一つの疑問が浮かび上がっていた。

「潮時なのかしら……? ねぇ、レオン。どうなの?」

シャロンは無理矢理撮らされた、レオンとシャロンの写る写真を見て過去を思い返した。

ある程度、レオンについていけないときもあったのかもしれない。でも今となっては、いや、すでにレオンがいなくなることはシャロンには考えられなかった。例えどんなにバカなレオンでも……。シャロンの目から、一粒の涙がこぼれ落ちた。

325:クリスマスロマンス
08/09/15 22:21:11 5BxMW8YY
そして翌日12月25日、クリスマスの日がやって来た。無論レオンに約束を断られたシャロンにする事はなく、私服に着替えて町をぶらついていた。そこへ、タイミングが良いのか悪いのかルキアと遭遇した。



「あれ? シャロンじゃない、今日はレオンと一緒じゃないの? 今日クリスマスなのに」
「うっ……も、もちろんこれから会うところですわよ! あなたの言う通りクリスマスなのですから、オホホホホ!」
「……まぁいいや、お幸せに!」

ルキアは少しシャロンのぎこちない高笑いに違和感を覚えたようだが、シャロンは何とか誤魔化したと一安心していた。
学校では名売れのシャロン&レオンのカップル、それが事もあろうにシャロンが約束をキャンセルされるなど格好悪すぎる……とシャロン独特のプライド優先思考が働いていた。

そして日がな一日歩き回って、空が赤く染まり始める頃シャロンは思う。

(たまには一人で町を歩くのも悪くはなかったわね、レオンに断られた時は塞ぎ込んでただけでしたし。楽しかった……でもやっぱりレオンがいないと)

その瞬間、シャロンは何か嫌な視線を背後に感じた。

326:クリスマスロマンス
08/09/15 22:22:27 5BxMW8YY
一瞬レオンの変態視線かと思ったシャロンだが違った、背後にあるのは細い真っ暗な路地裏だけ。シャロンは口に布をあてがわれ、手を引かれそこに引き込まれた。

「(しまった! 私とした事が……引き込まれるような隙を見せていたなんて)だ、誰ですの!? 私に何か用!?」
「あぁ、用があるから引き込んだのよ。アンタみたいな可愛い子にね」

シャロンの顎を怪しい男が掴む。さわるな、とその手を払いたいシャロンだったが体が痺れてうまく動かない。シャロンは眼光だけは鈍らせず、男を睨んだ。男はシャロンをバカにするように言った。

「おぉ、怖いねぇそんな睨んじゃって。下手に動かない方がいいと思うよ? まだ五人程、共犯者が居るからねぇ」
「共犯者? 大の大人の方々が揃って犯罪ですの? 私の身柄でも拘束して、身代金でも要求する気ですの?」
「身代金? そんなのに興味はない。‘犯’って字でもよ俺達は犯罪じゃなくて、犯す方の‘犯’さ。悪く思うなよ?」

そして男は、シャロンの胸のボタンをプチプチと外し始めた。シャロンの背中を寒気が走る、しかし体の動かないシャロンには抵抗する余地もない。

「レオン! 早く助けに来なさいよ!」

シャロンは叫んだ。今日本当は会うはずで、一緒に町を歩くはずだった彼の名前。来ないことなど分かりきっていたし、レオンを頼る自分など表に出したくもなかった。男は再びシャロンを嘲り笑う。


327:クリスマスロマンス
08/09/15 22:23:38 5BxMW8YY
「ハハハハ、彼氏持ちかい? いいねぇ、けど今は忘れなよ。会いたいとも思わなくなるだろうしな」
「言ってなさい、すぐに……レオンならすぐに来ますわよ」

そしてシャロンの服がはだけ、肩が見え始めシャロンが強く目をつぶった瞬間怒りに満ちた殺意の塊のような声と足音が響いた。

「ふざけんな! バカ野郎!」
「うごっ!?」

シャロンの目の前にいた男が何かが砕けたような音が響いて吹き飛び、積んであった段ボールらしきものに突っ込んだ。そしてシャロンの前に降り立ったのは、赤い髪の少年レオンだった。
見慣れているはずなのに、シャロンにはまるで別人のように見えた。顔は怒りに表情を歪めていて、今まで見たことのない表情だったからだ。そしてレオンは大声で怒鳴る。

「テメーら覚悟しろよ!? シャロンに手ぇ出して、生きて帰れると思うな!」
「何だとこのガキがぁ! ぶっ殺してやろうか!?」
「殺してみやがれ! うらぁ!」

レオンは目の前にいた男を蹴り飛ばし壁にぶち当てると、そのまま後頭部を鷲掴みにして顔面からもう一度壁にぶち当てた。そして倒れた男の頭を踏みつけながら、残っていた男を見た。

「まだやるか? やるなら容赦しない、逃げる


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