09/12/02 02:20:45 m34NI7I7
自分が恥ずかしがるのが逆に恥ずかしくなるほど堂々としているクラスメイトを見て、
なんとか平然を努めようとするが、
かえって緊張をしてしまい顔だけじゃなく全身が火照ってくる。
「じゃあ塗るからね」
パートナーの安川が、大きな平筆で全身を茶色く下塗りしていく。
まずは首筋、続いて肩。
最初はちょっとくすぐったかったけど、
次第に全身をどろどろの液体が覆っていく感触が楽しくなってくる。
腕や背中を塗り終えた安川は、次のターゲットを胸に定めてきた。
大きくはないけれども小さくもない、形が自慢の胸の外周に沿って、
円を描くように絵の具が塗られていく。
中心までたどり着くと、絵の具のノリが悪いのか
執ように何度も何度も乳首に重ね塗りがなされていく。
その筆の動きにちょっとだけ感じちゃったけれども、
なんとか寸前で声を呑み込んで平然を装う。
やがて胸は見事に茶色く染まると、
次はおへそを中心に外側に向かうようにおなかが塗られていく。
30分ぐらいかけて上半身が茶色に染まってしまった。
ふと気になって周りを見渡すと、
下地の色の差はあれどみんな上半身が一色で塗られている。
「じゃ、山川さん、脚を開いて」
なにを言っているんだ、こいつは。
と思ったけど、やはり上半身を塗られた生徒はみんな
腰を中ぐらいまで落としてガニ股で立っている。
どうやら股の間まで塗りつくすため、そうするのが普通らしい。
体を塗っていたものよりも細い筆で、
おしっこが出る穴や女の子の一番大事な部分、
そしておしりの穴などの周りが絵の具で塗られていく。
一応粘膜などデリケートな部分には絵の具を塗らないことになっているらしく直接触れないけれども、
それでも時折さわりと撫でていく筆の感触は、
背筋に電流が走るほど快感と屈辱感の入り混じった独特のもの。
「塗りにくいなぁ。ちゃんと剃ってきてよ」
「・・・・・・ゴメン」
ああ、なんという屈辱。
なんで美術の授業で陰毛処理のどうこうをいわれなければいけないのか。
恥ずかしいというよりも、悔しさすらこみあげてくる。