09/11/27 02:19:02 jaGPmlUD
授業が終わると緊張が解けたのか、急にトイレに行きたくなってきた。
「ひかりー、一緒に行こー」
そこは親友ユッコ、同じタイミングでトイレに行きたくなったようだ。
これってシンクロ・・・・・・なんだっけ? とにかくそんなやつ。
「お前ら、連れションかよー」
「浅井もいく?」
いくらなんでもユッコ、それはないよ、と思ったら
「あー、行くー」
あっさり浅井くんも同行することに。
男女一緒にトイレへ行くなんて発想はなかった。
本当になかった。
トイレはもっと『なかった』。
トイレが男女共用だったのだ。
そしてずらりとならぶ小便器(でいいんだよね?)の前に立つのは、みんな女子。
スカートをめくって、腰を突き出すようにして用を足している。
え? そんな? 個室じゃないの? と思っていると、
浅井くんは個室のほうへと入っていく。
「なに、浅井は大きいの?」
「ばーか、学校で大きいのするわけないだろ!」
バタンと扉が閉まり、中から聞き覚えのある音消しアラーム独特の擬似流水音が響いてくる。
「男子って、なんでトイレの音を消すんだろうね」
ユッコはまるでそんなものの存在など知らないといったそぶりで、
小便器の前に立って他の女子のように用を足しはじめる。
これを、いまから、自分も、やるのか!
大便器のほうに逃げようかと思ったけど、すでに男子が列をなしている。
浅井くんの入った個室から、トイレットペーパーがからからと回る音がかすかに聞こえてくる。
男子はおしっこしたあとにどこをふくのさ! 先っぽ?
自分がそんな疑問を抱いているとは露知らず、
ユッコは平然と用を足し終わり、最後に腰を振ってパンツを元に戻した。
元に戻すっていっても、前しかないんだけど。
つまり、出した後は腰の動きで水滴を飛ばさないといけない、と、
そういうわけですか先生。
これは難易度が高すぎます。
見よう見まねでパンツを下ろし、みんなのように腰を突き出して
一生懸命おしっこを出そうと努力する。
だけど、やっぱりでない。そりゃそうだ。はじめてなんだし。
力んで、力んで、なんとかおしっこがではじめる。
小便器へと弧を描いて水のアーチがかかる。
排泄の快感だけではない、いいようのない開放感と快感が
下半身から頭に向かって駆け抜けていく。
出きったあとは、ユッコがやっていたように腰を振って残った水滴を切る。
あ、ちょっと足にかかっちゃった。