09/07/15 04:24:33 lXorF5Vn
午前中の授業が終わると、聖昂女学園でも当然ながら昼食の時間となる。
正しい食事マナーを学ぶため、この学園では給食制度を導入している。
すべての生徒が入れる大食堂で昼食をとるのだが、
配膳は生徒の手でまかなわれることになっている。
正しい配膳のマナーも学ばせようという、創立以来の伝統だそうだ。
昔は調理まで生徒の手で行なわれていたというが、
さすがにそこは近年改善されて業者が行なっているようだ。
配膳係のうち、食器担当となった生徒は4時間目を免除されて
その時間を使って沐浴をして身を清める。
そして全身を綺麗にしたあと、テーブル中央にあつらえてある配膳台へと身をよこたえる。
そこにやってき授業を終えてやってきた飾りつけ担当の生徒が、
食器担当の生徒の上へと丁寧に丁寧に食材を並べていくのだ。
彩りや栄養のバランスだけでなく、料理の見栄えも考慮して並べていくこの作業、
どの生徒も一流料亭の料理に勝るとも劣らないほどすばらしい飾りつけを施していく。
そして、飾りつけが終わったのとほぼ同時ぐらいに生徒たちが大食堂へと入ってくる。
全員が着席すると、厳かに食事前の祈りが捧げられる。
生徒たちは全員祈りの言葉をつぶやきながら、
それにあわせて女性器に入れた指を動かしている。
いつもの光景とはいえ、とても美しく神々しいものだ。