09/06/18 23:26:42 DNwvNAxY
「ちょっとストップ」
「ん、どうした?」
ちょうど最後の2つのこぶがそれぞれ膣と肛門に潜り込んだところで、不意に左右の男子が声をかわして足を止めた。
あと少しで解放されたのに―そんな思いで男子に視線を向けると、彼はちょうど後ろを振り返っている。
「なんか俺たち、すげーリードしてるし、ここで次の準備しといたほうがよくねぇ?」
「ああ、そうかもな
んじゃ、いくか―せーの」
「―ふああ!?」
男子たちの会話に嫌な予感が膨れ上がったのもつかの間、肩にかけられていた荷重がいきなりなくなった。
それと同時に男子たちがタイミングを合わせて曲げていた足を伸ばす。
当然彼らに担がれている状態の私の体も持ち上がり、膣と肛門のこぶが抜けかかり―、
「いあああ!」
今度は一転して肩に力がかけられ体を沈められる。
その動きは1回で終わらず、ズボッズボッと音がするほどの激しさで上下させられる私の体。
「や、やめっ、あぁ、は、こん、なぁっ!」
直径数センチはあるこぶで2つの穴を繰り返し繰り返し抉られる感覚。
ハードル責めからやっと解放されると思っていた直後のこれに、頭の中が真っ白になる。
認めたくないけど、わたしの体は信じられないくらい気持ちよくなってしまっていた。
「く、うううぅぅぅぅううぅぅぅう!!」
結局、私がハードルから解放されたのは何百人もの人に見られながらイッちゃってから。
それは、以前興味本位で自分でしたときに経験したものとは比べ物にならないくらいすごくて、体がもう自分のものじゃなくなったみたい。
『さあ、トップが最初の関門を抜けました。
そのまま第2関門、ピンポン玉運びに向かいます』
ぼーっとする頭の中に響く実況の声。
そうだ、このレースはまだ始まったばかりだった。