09/05/15 05:26:11 vU4rsgPp
>>384
冬はマフラーと手袋だけでも許してやってくだちい
387:名無しさん@ピンキー
09/05/15 17:53:45 2ZY4Cpkb
「そこの男子!授業中うるさいぞ!廊下で勃ってろ!そこの女子もだ!一緒に勃ってろ!」
突如こんな電波が
388:名無しさん@ピンキー
09/05/15 19:27:22 kTncsr+M
男子はちんこに鈴のついた輪っかでもかけときゃ
廊下にいてもちゃんと勃ってるか音でわかるが
女が勃ってるかどうかは自己申告になっちゃうな
389:名無しさん@ピンキー
09/05/15 21:13:57 qzoYSrpB
じゃあ乳首にry
390:名無しさん@ピンキー
09/05/16 00:00:21 hhYM7nld
はじめてこのスレに来たがお前らなんというハイレベルな
会話をしてるんだwww
おっぱいが大きいと席次が前とか、チンコに鈴がついたわっかとか、
どうやったら思いつくんだ。
すげえぜワッショイ
391:名無しさん@ピンキー
09/05/16 09:48:36 +Crlq+SC
オナニー大会って実在するらしいな(男のほうだが)
392:名無しさん@ピンキー
09/05/16 11:46:57 tV+2MFwi
いや、女の方もあるぜ?
ググればわかる
393:名無しさん@ピンキー
09/05/16 14:42:11 mIgheik9
そんなの全然エロくない。
394:名無しさん@ピンキー
09/05/17 03:12:17 YO/8W+gE
こんな電波を受信した
最近、日本では「おっぱい牧場」が大流行。
「おっぱい牧場」でマイ牧場を持てるのは18歳以上の健康な男性だけ。
もちろん牧場で飼われるのは健康なおっぱい。
女の子たちはみんな「おっぱい牧場」に自分のおっぱいを載せて欲しくてウズウズしてるの。
カレがいない子は2chの「家畜候補が牧場主さまを待つスレ」に画像投下して声がかかるのを待ったりする。
人気牧場主に飼ってもらおうと思ったら、やっぱり画像選びが超大切。
有名おっぱい写真館に撮影を依頼する人も多いけど、あたしは敢えてセルフ写真に拘った。
だって写真館の写真ってみんな同じに見えちゃってインパクトないし、どうせ修正してるだろって
思われちゃうじゃない?
早朝の近所の公園で、ベビーオイルを揉み込んでぬるぬるツヤツヤにしたおっぱいをこっそり撮影。
顔が映りこんでる画像はNGってルールだから何度も撮り直したけど、露出プレイっぽいカンジで
プライベート感のある淫靡なおっぱい写真になったと思う。
おかげであたしは今では100以上の牧場主さまに飼われるセレブおっぱいになれて毎日がハッピー♪
こないだ、とある有名牧場主さま主催のOFF会にも参加してきた。
牧場主さまの「服着てる家畜なんかいらない」の一言で女の子はみんな全裸w
美乳ばっかりで圧倒されちゃったけど、女の子同士の親睦も深めることができて良かったよ。
最後は牧場主さまそっちのけで乳繰りあっちゃってお仕置きされちゃった(テヘ
395:名無しさん@ピンキー
09/05/21 00:38:03 MP+iSr8s
最高
396: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:37:15 CaKhrstW
囲碁ネタで流されてしまった感のある相撲ネタをと思ったんだが
正直相撲とはあんま関係なくなってきた。
397: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:37:51 CaKhrstW
朱に交われば赤くなる。
俺は今まで生きてきて、この瞬間ほどこの言葉を実感したことはなかった。
ここは俺の家の玄関。
ここで俺はしばらく会っていなかった幼馴染―相沢ももを出迎えているという状況なのだが―。
「ふふ、どしたの?」
少し目深に被った帽子のつば。
その影からの上目遣い。
最後にあったのは卒業式だったから、あれからもう2年以上がたっている。
2年といえば人が変わるには充分すぎる時間だということはわかっているのだが、それにしたって変わりすぎというものだろう。
身長は、たぶんそんなに変わっていない。
元々かなり小柄な奴だったが、むしろ見ないうちにもっと縮んだ印象さえある。
とはいえさすがにそれはないだろうから、要するに俺が伸びた分でそう感じるんだろう。
身長の方はそんなだから、体つきもまあ成長期とかその辺の言葉とは無縁な感じで安心できる。
だが問題は服装だ。
俺が知っているこいつといえば、いつも男みたいな格好で、遊ぶといえば男に混ざっての野球やサッカーがデフォルトの奴だった。
「もしかして、見蕩れちゃってる?」
その場でくるりと一回転。
ふわりと広がる長めのスカート。
その裾から見えたふくらはぎに、不覚にもどきりと胸が高鳴った。
そういえば、こいつがスカートはいてるところなんて初めて見た気がする。
上も上で落ち着いた色のカーディガンで、その全身はパッと見た感じではまさにどこかのお嬢様みたいだ。
ありえない。
「バ、バカ、似合ってなさ過ぎてビビッただけだ」
結局、再開後に俺が発した第一声はそんなものだった。
「そっか、やっぱそうだよね。
あたしもやっぱスカートって苦手なんだよねー」
あはは、と軽く笑いながらスカートをつまむもも。
だから、いくら裾が長いからってそういうことは止めてほしい。
もちろん言葉には出せないんだが。
「と、とにかくあがれよ」
足元に引き寄せられるそうになる視線を無理やり振り切って踵を返す。
「うん、じゃ、お邪魔しまーす」
背後から聞こえる声はあの頃のままだ。
そのことに密かに安堵しながら、俺は自分の部屋に続く階段を昇り始めた。
398: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:38:25 CaKhrstW
「いやー、覚悟はしてたつもりだけど、お嬢様学校ってやっぱハンパないねー」
勝手知ったる俺の部屋と、ももは入るなりベッドに腰を下ろす。
あまりにも勢いよく座るもんだから、その瞬間スカートの裾が舞い上がっていたのは秘密だ。
ていうか、さっきから俺こいつの足ばっか意識してないだろうか。
「今日も結局外出許可でなくてさー、抜け出してきちゃったんだよねー」
「抜け出し……って、大丈夫なのか、それ?」
「大丈夫じゃないよー。
見つかったら……あー、考えただけで死にそう」
ばふっと音を立ててベッドに仰向けになる。
その際に(以下略)。
「やっぱ校則とかすごいのか?」
こいつが今通っているのは全国レベルで有名な超お嬢様学校だ。
当然全寮制。
だから進学以来ずっと会っていなかったわけで。
何でそんなところにこいつが、というのは話せば長いあれこれがあるんだが今回は省略。
色々、あったんだよ。
「マジすごいよ。
生徒手帳に収まんないから別に冊子があるの。
しかもそれがジャンプレベル。
週刊じゃないよ、月刊だよ」
「それは、やべえな」
月刊ジャンプにびっしりと書き込まれた校則の羅列は確かに想像しただけでげんなりする。
つーか、なんか話してみると全然こいつ変わってないな。
変わったのは本当に服装ぐらいだ。
「そういえば、おお前服装のセンス変わったよな。
向こうじゃいつもそんななのか?」
「ん? まっさかー。
これは、まあ変装みたいなものかな。
これなら学外で見かけても、パッと見じゃあたしとは思わないでしょ」
ケタケタ笑いながらのそんな告白に、俺は本当に玄関で無駄に消費した心拍数を返してもらいたかった。
そんな俺の内心などお構いなしで、ももはむくりと起き上がり本棚に視線を向けると―、
「って、そうそうジャンプで思い出した……って、あれ、月ジャン買うの止めちゃったの?
せっかくまとめ読みできると思ってたのに」
―あからさまに落胆した風に肩を落とす。
ああ……そうか。
こいつは2年以上俗世から隔離されていたんだもんな。
再会して早々、俺はこいつに悲しいお知らせをしなければいけなかった。
399: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:39:28 CaKhrstW
※
「そ、そういえばさ、ゆー君声変わったよね」
月ジャン休刊のショックがまだ抜けきらないのか、微妙に声が震えている。
それぐらいのことは短い付き合いじゃないんだから当然気づいた。
それでも向こうが普通に振舞おうとしているなら、こちらもそれにあわせるべきなんだろう。
こいつだってそれを望んでいるはずだ。
「あー、まあ、前会ったときがちょうど声変わり始まったか始まらないかって時だったからなぁ」
この2年、メールではやりとりしていたが、電話で話したことはなかった。
なんでも、家族相手ですらやたら面倒な手続きが必要なのに男友達相手なんて申請が通るはずがない、とのことだ。
「うん、なんか男の子って感じ。
喉仏も出てるし」
改めて指摘されるとなんとなく気恥ずかしくて、思わず喉に手を当ててしまう。
確かにそこはぽっこりと膨らんでいる。
「やっぱ、あっちももうもじゃもじゃ?」
「バッ、お前いきなりなにいいだすんだよ!?」
にひひ、と品なく笑いながらのそのセリフにさすがに俺は吹き出しそうになる。
「ねぇねぇ、今ここで見せてって言ったら見せてくれる?」
「お、お前なぁ……」
「いーじゃん、前はいっしょにお風呂とかはいってたんだし」
「俺達いくつだと思ってんだよ!?」
400: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:39:56 CaKhrstW
「で、用事って結局なんなんだよ」
話が変な方向に転がりかけていたので、ちょっと無理やりにでも戻してみる。
まさか月ジャンと猥談のためだけに抜け出してきたわけでもあるまい。
いや、こいつならひょっとして、という部分もなくはないのだが。
「あー、うん、実はね、あたし部活入ったんだ」
「部活? 今更だな、おい」
「まあ、ね。
入ったっていうか、立ち上げたって言った方がいいのかな。
て言っても学園側に公認されてるわけじゃないから同好会って言った方がいいかもだけど」
部活に入ったと同好会立ち上げたじゃ随分違う気もするが、どっちにしろ今更な感は否めない。
いくらエスカレーター式で受験がないからって余裕なことだ。
「それで、一体何やってんだ?」
「なんだと思う?」
逆に聞かれて一応考えてみる。
お嬢様学校、というあたりから連想されるなら運動系だと薙刀部とか、文科系だと華道部や茶道部あたりだろうか。
けどこの辺は元々有りそうだし、わざわざ立ち上げたってことだから、むしろお嬢様学校って要素からはかけ離れた部な気がする。
「って、さすがにヒント少なすぎで絞り込めねえよ」
「そう? 実はねぇ―」
にやーっとした笑い方。
こいつがこういう笑い方するときはろくな事がない、というのが俺が長年の付き合いで得た経験則だ。
できれば今回ぐらいそれを裏切ってほしかったんだが―、
「―相撲部なんだ」
「なるほど、その発想はなかったわ―って、おい!?」
現実は、無情だった。
401: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:40:32 CaKhrstW
「いやいやいや、いくらお前でもそりゃないだろ!?」
「その言い方は微妙にムカツクねー。
そもそも発起人はあたしじゃないんだよ? あたしは誘われただけだし」
相撲部に誘われてほいほい入る時点で女子としては異端すぎる気もするが、確かに発起人は輪をかけて変人だ。
「京香ちゃんっていうんだけど、結構プライドの高い子でね。
なんかどっかのパーティーで売り言葉に買い言葉な感じで男子にも勝てるって大見得切っちゃったんだって」
「男女対抗戦!? しかもよりにもよって相撲で!?」
「それでね、一応試合するための人数5人は揃ったんだけど」
「揃ったのかよ!?」
「ゆー君、ちょっと落ち着いてくれない?」
「悪い、取り乱した」
予想外すぎて少しはしゃぎすぎたことを反省する俺。
「で、まさか今日来た用事って……」
「うん、ゆー君に練習相手になってもらおうかなって」
この流れから予想はしていたが、それにしたってさらっと言いすぎだ。
だが俺の予想がまだ甘すぎたことをすぐに思い知らされた。
「あたしはともかく、他の子たちってみんな内部進学組だから、ひどい子だと男の人って父親ぐらいしか会ったことないってレベルなんだよねー。
それでぶっつけ本番男子とってわけにはいかないでしょ?」
「お前だけじゃなくて全員とかよ!?」
「うん、今度の連休で合宿することになってるから」
「しかも泊りがけ!?」
「はい、どーどー」
「悪い、取り乱した―じゃなくてなぁ、お前だけなら……いや、さすがにもうお前とでも厳しいか。
ともかく女子と相撲なんて無理だ」
ももの無茶な要求に、俺は断固として拒絶の意志を示したのだった。
402: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:41:01 CaKhrstW
※
なのに、なぜこんなことに……。
ほぼ全裸の女子5人を前に、俺は呆然と立ち尽くしていた。
「お、お嬢様、さすがにこ格好は……」
長い髪を三つ編みにした女子―御剣しずかというらしい―が、両腕で精一杯自分の体を隠しながら別の女子に訴えかける。
その顔は真っ赤に染まっていて、今にも泣き出しそうなくらい瞳に涙を潤ませていた。
まあ、無理もない。
裸にまわしを締めただけ、しかも何を考えているのかまわしの縦の部分がない状態で、だ。
つまり腰のまわりを横にぐるぐる巻いただけの状態。
「あら、別にいいじゃない」
訴えかけられている彼女は女子にしては随分と長身で、いわゆるモデル体型というか、ありえないほどスタイルがいい。
その体を別段隠す事もなく堂々と構えている様は、さすがお嬢様、といったところだろうか。
と、ここまで考えて思ったが、俺も段々頭がおかしくなっているのかもしれない。
どんなお嬢様像だよ。
ともあれ、彼女があの日ももの話にも出てきたこの部の発起人―御殿院京香とのことだ。
「よ、よくありませんよ。
せめてまわしくらい普通の締め方に」
確かに、股間が隠れるかどうかは重要だよな、うん。
だが―、
「あのね、しずか」
「は、はい」
「本番ではもっと大勢の男性の前に出なくてはいけないのよ。
なら練習では本番よりもっと恥ずかしい格好で慣れておかないといけないんじゃないかしら」
―というのが、この変則まわしの理由らしい。
「だいたい、私もあなたも見られて恥ずかしいような体型ではないんだから堂々としていればいいのよ」
わかるようなわからんような理屈。
それでも京香の使用人だというしずかさんは、仕えるべき主人相手に強くはでられないらしい。
助けを求めるように周囲を見回すと、これまた平然としているももに目を止めた。
403: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:43:13 CaKhrstW
「も、ももさんはどうして平気なんですか?」
「んー、だってゆー君とは昔いっしょにお風呂はいってた仲だし」
「け、けど、それはすごく小さな頃の話ですよね?
わたしたちもう―」
どこかで聞いたようなやりとり。
まあ、普通はそう思うよな。
けど、こいつにその普通の理論は通じないんだよ、しずかさん。
俺の内心を代弁するように彼女の主人が口を開く。
「無駄よ、しずか。
ももは精神年齢一桁なんだから」
「そ、そんなぁ……」
そしてがっくりと肩を落とす彼女に親近感を覚える俺。
「じゃ、じゃあ、おふたりは?」
ももが何の救いにもならないこと悟ったしずかさんは、残りの2人に助けを求めた。
それ自体は自然な流れだ。
ただ、その2人もさっきから別に体を隠そうともしていないあたり、戦う前から敗北の予感がひしひしと伝わってくるんだよなぁ。
……かわいそうに。
「わたくしたちは、普段から着替えも入浴も皆さんに手伝っていただいていますし」
「裸を見られることには慣れていますものね」
案の定あえなく玉砕。
ねえ、と顔を見合わせてくすくす笑い合う2人。
鏡に映したようにそっくりな双子。
日本人形みたいなおかっぱ頭に、これまた人形みたいな真っ白な肌。
まるで、生まれてこの方、太陽の光を浴びたことなどありませんもの、とでも言い出しそうなほどだ。
「で、ですけど、そのお手伝いさんたちは女性の方でしょう?」
それでも諦めきれずに食い下がる姿が健気過ぎる。
だけどそんな彼女をばっさりと切り捨てるのは、またしても主人からの言葉だった。
「無駄よ、しずか。
その2人の中では、人間は男と女に分けられるのではなくて、自分たち2人とそれ以外に分けられているんだもの。
彼女たちから見たら使用人もあなたも彼も同じ分類なのよ」
「そ、そんなぁ……」
「ほら、そろそろ覚悟を決めなさい。
そもそも変に隠すからいやらしく見えるのよ。
ねぇ?」
傍観者を決め込んでいたら、いきなり振られた。
しかもかなり答えにくい話題をだ。
「い、いや、それは……まあ、そうかも?」
そして正直に答える俺。
「ほら、みなさい。
彼から見たらあなたが一番いやらしいそうよ」
「う、う~~」
追い詰められた彼女は潤んだ瞳でこちらを睨むように見ると、すぐさま視線を逸らしてしまう。
その仕草は、反則だった。
404: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:43:49 CaKhrstW
※
「はーい、みあってみあってー」
即席の土俵の中で構えをとる。
行事役はもも。
そして正面にいるのは―しずかさんだ。
まずは1回やってみましょう、当然最初はあなたからね、という京香さんの言葉にはやはり逆らえなかったらしい。
今も―、
「ほら、手を下げて、お尻上げて、ちゃんと相手と目を合わせる!」
背後から容赦なく投げかけられる指示にひとつひとつ従っていく。
胸を守っていた両手をゆっくりと仕切り線まで下ろされていくと、間違いなく5人の中で最大サイズの両乳房が重力と張力の合わせ技で見事な曲線を描いた。
「ゆー君もおっぱいばっか見てないでちゃんと見合わないと始められないよ!」
「え!? あ、うお、そんなこと!?」
ももの声ではっと我に返るとしずかさんが火が出そうなほど赤い顔で唇を噛み締めていた。
「それでいいわ、神崎君! もっとどんどんいやらしく見なさい!」
「あらあら」「まあまあ」「すごい格好」「わたくしたちもするのかしら」「もちろんするのでしょう」「まあ大変」
というのは土俵の外からの声。
3人はしずかさんの向こう側にいる。
てことは向こうからの眺めはそれはそれで絶景になっているんだろう。
「じかんいっぱいでーす! はっけよーい、のーこったー!」
ももが軍配代わりに差し出していた手を勢いよく上げながら後ろに下がる。
それを合図に仕切り線に一度手を突いてから体を起こす俺。
しずかさんはまだ完全には吹っ切れていないのか一瞬だけ遅れて、それでも恥ずかしさをこらえて体を起こしてきた。
さて、どうするべきか。
ルールは基本的に普通の相撲といっしょだと言われている。
ただし顔への張り手だけはなしでとのことだが、さすがに言われるまでもなくそれはしないつもりだった。
となると、まあ、まわしを掴む感じで組み合うしかないんだが。
そうすると、どうしてもあの胸の出っ張りを押し付けられるような体勢になるんだよな。
―不可抗力、だよな。
自分に言い聞かせながら距離を詰める。
405: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:45:05 CaKhrstW
伸ばした手が彼女のまわしまであと少し、そんなところで―、
「―は?」
世界がぐるりと反転した。
上下の感覚が消えた直後に、背中と後頭部に衝撃がくる。
直前まで正面にいたはずのしずかさんの姿はいまや視界になく、幾重にも重なった天井の梁がそれを埋め尽くしていた。
一瞬何が起こったのかわからない。
「しずかちゃんの勝ちー!」
だが耳から入ってきたももの宣言と、背中に感じる床の感触。
随分遅れて、投げられたんだという理解が追いついてきた。
だけど、触れられた感覚すらなかったぞ。
ていうか、俺、超カッコ悪くね?
どんな顔して起き上がればいいんだ、なんて悠長に考えていたのがまずかった。
「しずか、止まりなさい!」
「うわー、ゆー君逃げてー!」
「あら」「まあ」
切羽詰った声とのんきな声がそれぞれ2つずつ。
一瞬天井だけを映していた視界を肌色の何かが過ぎったかと思うと―、
「ぐぼえ!?」
―腹に洒落にならない衝撃が来た。
「あ、あれ、わたし?」
「しずか! 相撲では倒れた相手への追い討ちは禁止と教えてあったでしょう!?」
「え、あ、あああああ!? す、すすすみませんいつものくせで!」
「どうしよう京香ちゃん、ゆー君息してないよ!」
「あらあら」「まあまあ」
5人の声が、まるでぶ厚い膜越しに聞いているみたいだ。
ただ、この中で唯一の普通人(胸のサイズは除く)だと思っていた彼女が、いつものくせで倒れた相手に止めを刺す子だというのがショックだった。
「しずか、人工呼吸!」
「は、はい! えと、えとえとえと、まずは気道確保!」
細い指の官職があごと後頭部に触れたかと思うと、次の瞬間ゴギィッ! という景気のいい音が首のあたりから聞こえて、かろうじて繋がっていた意識が明滅する。
「しずか!」
「うわわわわわすみませーん!」
「あはははは、しずかちゃんベタ過ぎー」
「あらあらあら」「まあまあまあ」
笑い事じゃ、ねえよ。
406: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:45:27 CaKhrstW
※
「本気で死ぬかと思った……ててて」
少し熱めの湯に体を沈めると、全身に染みるような痛みが走った。
もちろん一番ひどいのは腹の辺りだが、背中も背中で結構きつい。
何回床に叩きつけられたか、正直途中で数えるのを止めたくらいだ。
それでも汗や汚れと共に疲れが湯の中に溶け出していくような感覚は悪いもんじゃない。
「けど、これが合宿所の風呂とか、さすがに金のかけ方が違うよな」
有名旅館の大浴場といっても通用するレベルの広さ兼内装にため息が出る。
うちの学校の合宿所なんて風呂どころかシャワーだけだ。
せっかくなので思い切り足を伸ばして湯に浸からせてもらう。
結局、昼の練習ではずっと俺はしずかさんとだけ組んでいた。
ももは京香さんと。
双子は双子で組んでの練習。
まあ、あの双子に関しては相撲の練習というかじゃれあっているだけというか、途中から見ちゃいけない雰囲気を醸し出し始めたので無理やり意識から追い出す羽目になったんだが。
なんでもあの2人は完全に数合わせ要因で勝ち星の数にはカウントしていないんだそうだ。
つまり団体戦として試合に勝つには、残り3人が確実に勝たないといけない。
「しかしどうやって投げてんだ、あれ」
何十回と投げられても、未だにその仕組みがわからない。
本当に、気づいた時にはもう床の上に転がっているのだ。
その意味では本物の相撲部員だって彼女の敵じゃないだろう。
「あとはあの追い討ちさえなければなぁ……」
あれじゃ反則負けを宣告されても文句は言えない。
だからこそ、そのための練習台が俺だった。
ちなみに彼女の追い討ち発動率は最初こそ100%だったものの、繰り返しの練習の中で夕方には何とか発動率80%ほどまでは抑えられるようになっていた。
「つっても、先はなげー」
果たしてそれまで俺の体は持つのだろうか。
そんなことを考えていると、不意に風呂場のドアにはめられた曇りガラスに人影が映った。
その人影は―
A:女性にしては長身だった
B:とても胸が大きかった
C:やたら小さかった
D:2人分あった
407: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 00:47:18 CaKhrstW
以上です。
408:名無しさん@ピンキー
09/05/22 00:48:53 VQj/ASmH
ちょwwwww
DDDDDDDDDDDDDDDDwwww
409:名無しさん@ピンキー
09/05/22 10:40:39 VXuHBcC9
うはww
AAAAAAAAAAAAAAAAAAA
410:名無しさん@ピンキー
09/05/22 12:30:51 yjpbnfqB
わっふるわっふるwwww
BBBBBBBBBBBBBBBBB
411:名無しさん@ピンキー
09/05/22 18:13:09 RP274DNV
そんなの
E:5人分あった
に決まってんじゃんw
412:名無しさん@ピンキー
09/05/22 18:52:58 4xCgGiAw
いくらなんでも腰の周りに巻いてるだけじゃ
つり上げたとき脇まで上がっちゃうから
パラシュートの装具みたいに
股の両脇に2本通して股間を丸出しにした巻き方にしたらどうか
ていうかE
413:名無しさん@ピンキー
09/05/22 21:17:13 x2keE+ap
ちょっと待て…
F:あれ、幾つあるんだ?脱衣場のほうがとっても賑やかだぞ
…は無いのかね?
(ももの男がやってきたと聞いて学校のクラスメイトたちが遊びに来ちゃいました、とか…)
414: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 23:18:58 CaKhrstW
回答ありがとうございます。
なんかバラけてしまったので一番最初にいただいたDでいきますね。
415: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 23:20:17 CaKhrstW
「神崎さま」「いらっしゃいます?」
ガラス越しにかけられた声は、特に大声というわけでもないのに妙によく通った。
そこに映る人影は2つ。
「いますけど、何か?」
「ああ、よかった」「ええ、ほんとう」
よかったって、何が?
なんて疑問に思っていると―、
『それでは失礼しますね』
カラカラカラと軽い音を立ててガラス戸が開く。
遮るものが薄い湯気だけになったその姿は、なぜか全裸だった。
「ぶっ!?」
とっさに顔を背けたが、それでも一瞬だけど見えてしまった。
いや、まあ、昼にも見たんだから今更ではあるんだが。
しずかさんや京香さんみたいに同年代のはるか先を行くサイズではなく、かといってももみたいにはるか後方に取り残されているわけでもない普通サイズ。
大きいのはもちろんいいけど、あれくらいも手ごろというか安心サイズでいいよな。
ー―って、そんなことをのんびり考えている場合じゃなかった。
「ど、どどどどうしたんですか!? ていうかなんで裸なんですか!?」
「あら」「まあ」「だってお風呂ですもの」「服を着ていては入れません」
ねえ、と顔を見合わせくすくす笑いあう2人の姿が見なくても想像できる。
今日一日で何度も見たその仕草は、くせみたいなものらしい。
ともあれ、返ってきた答えはそれ自体は普通っぽかった。
2人は、というか女子全員は先に入浴は済ませているのに何故今更とは思うが、続く言葉も理解できる範疇だ。
「少し汗をかいてしまったもので」「もう一度入りなおそうかと」
416: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 23:21:14 CaKhrstW
理由はいたって普通。
ただし俺が入っていることを確認した上で入ってきたことだけは全然普通じゃない。
「わ、わかりました、じゃあ俺出ますんで」
彼女達に背を向けたまま浴槽の中で立ち上がる。
もちろん脇においてあったタオルで股間を隠す事も忘れずに。
そのまま2人の姿を見ないように出て行こうとすると、背後からかけられた言葉は予想外のものだった。
「お待ちください」「それは困ります」
なんでやねん!
俺の行動は間違ってたか?
「わたくしたち」「汗をかいてしまいましたの」
「それは、聞きましたけど」
「ですから神崎さま」「洗ってくださいます?」
「正気ですか!?」
ああ、そういえば昼に風呂も使用人さんに手伝ってもらってるとか言ってたな。
それで俺がいることを確認して、よかった、だったのか。
「な、なら、しずかさん呼んできますから」
押し付けるみたいで申し訳ないが、さすがに俺がやるのはまずかろう。
実に妥当な判断だと思ったのだが。
「皆さま既にお休みで」「起こすのも気の毒」「ですから神崎さま」「お願いします」
「ぐっ……」
逃げ道を塞がれて、俺はもう腹をくくるしかなかった。
417: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 23:22:14 CaKhrstW
「えーっと、タオルとかは」
覚悟を決めて2人の方に向き直る。
そこには見事なまでに全裸の双子。
手には何も持っていない。
俺の言葉に2人は顔を見合わせ、『タオル?』と声をそろえた。
まさかタオルを知らないのでは、という俺の危惧はさすがに彼女たちを侮っていたらしい。
「タオルならそこに」「ありますよね」
おかしそうにくすくすと笑いながらある場所を指差す。
そこは、間違いなく、俺の股間だった。
「い、いや、確かにありますけど、俺が言いたいのは2人の体を洗うためのもので」
そんな、眼鏡を額に上げた状態で眼鏡をさがしている人を見るみたいに笑われても困る。
「それでは」「いけませんの?」
「いや、だからですね、これを使ったら」
俺までフルオープンになるじゃないですかと続けようとしたところで、この2人は裸というものに一切抵抗がないことを思い出した。
けど俺は違う。
昼の練習の時も、あくまであの変則まわしは男の視線に対する耐性をつけるためのものだったから、俺だけは普通にまわしをしていたのだ。
「どうしたのかしら」「さあ、どうされたのでしょう」
葛藤のあまり動きを止めた俺を、心底不思議そうに見つめてくる2人。
どうやら俺がさっき決めたつもりだった覚悟は、まだまだ温すぎるものだったらしい。
毒を食らわば皿までと言う。
躊躇していても事態は進展しないのだ。
「ええい、ままよ!」
ためらいを吹っ切るように勢いよく股間のタオルを取り去った。
「あら」「まあ」
注がれる視線に、何か人として大切なものを失った気がした。
418: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 23:24:45 CaKhrstW
「本当についていますのね」「ええ、授業で習ったとおり」
まるで男のそれを初めて見るような反応。
そういえば、この学園には生まれてこの方父親以外の男と会ったことがないレベルの女子も結構いるってももが言っていたな。
「ふしぎ」「どうなっているのかしら」
「って、ちょ、なに触って―」
あまりにも自然な動作で屈み込み伸ばされた手に反応が遅れた。
決して甘んじて受け入れたわけじゃない。
とにかく、気づいた時には合計10本のほっそりとした指先がさわさわと敏感な場所を弄んでいた。
これはまずい。
実にまずい。
別に変な意図ではなく、向こうとしてはあくまで興味本位でいじっているだけなんだろうが、刺激を与えられれば反応してしまうのが男の性。
2人の裸を前にしながらも、あまりに非現実的な状況のせいで一応おとなしくしていた俺の俺も、肉体的な刺激にだけは逆らえない。
「ま、まずいですよ」
随分遅れたがとりあえず手首を取って制止しようとする。
掴んだ手首はひどく細くて、握り締めるどころか触れただけで砕けてしまいそうな印象を受ける。
男女の差はあれ、これが俺と同じ人間のものなのかと思ってしまう。
「あら」「どうして?」
「いや、その、き、汚いですし?」
さすがに勃起してしまうからとはいいにくく、そんな風に誤魔化してみる。
「けれど、お風呂に入っていたのでしょう?」「洗っていませんの?」
「い、いや、もちろん洗ってはいますけど」
「でしたら」「汚くはありません」
「―ぅっ!?」
再開された刺激。
俺のほうはまだ手を放していない。
ただし俺は1人で向こうは2人、手の数が倍あったのだ。
「あらあら」「まあまあ」「なんだか大きく」「これも習いました」
俺の俺が状態を変化させるにつれ、そこから生まれる感覚がくすぐったさから快感にシフトする。
倒錯的な状況で与えられる快楽に、必死に堪えようとしていた理性が押し流されていく。
俺、頑張ったよな。
419: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 23:26:09 CaKhrstW
※
「これが、せいし」「赤ちゃんのもと」「ぬるぬる」「ねばねば」
出すもの出して萎んだことで、ようやく好奇心から解放された俺の俺。
今彼女達の興味は手や体についた精液の方へと移っていた。
「やって、しまった……」
そんな2人を呆然と見ながら、俺は出した後の賢者モードで自己嫌悪に陥っていた。
「あ、あの、2人とも」
「はい?」「なんでしょう?」
しまいにはお互いの透き通るような白い肌に精液を塗りたくるような行為にまで及び始めた2人に声をかける。
「あのですね、このことは他の人には秘密に」
保身に走ったというなかれ。
さすがにバレたら冗談ではすまない。
「秘密?」「どうしてでしょう?」
事の重大さに全く気づいていない2人の様子に心が折れそうになる。
だがこれだけはしっかりしておかないと俺の命が危ないのだ。
結局、あの手この手で説明してなんとか秘密にすることを約束してもらうまでに優に15分は要したのだった。
それでも、本当にわかってくれたのかは自信が持てなかったのだが。
420: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 23:26:53 CaKhrstW
「とにかく、まずそれを洗い流しましょう」
「そうそう、わたくしたち」「汗を流しにきたのでした」
完全に目的を見失っていたらしい2人を促し、シャワーの前まで移動させる。
とりあえずは精液だけでも洗い流そうと思ったのだが。
「……ぐっ」
自業自得といえばそれまでなんだが、勢いよくまき散らされたそれは胸から腹にかけてかなり広範囲に分布していた。
しかも2人の手で被害が広げられているせいで、ほとんど体の前面全てが対象に。
シャワーだけじゃ流れないよな、これ。
「ちょ、直接さわりますよ」
「はい」「おねがいします」
ぐずぐずしていたら賢者タイムが終わってしまう。
それでまた反応したあれにまた好奇心を起こされたら堂々巡りだ。
よほど敏感な肌をしているのか、触れるたびに逐一頭上から聞こえてくる悩ましげな吐息をひたすら無視して、俺はこの天国のような地獄のような入浴を終えたのだった。
421: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 23:28:28 CaKhrstW
※
「ねー、ゆーくん」
「ん?」
「今日はあたしとお風呂入ろ」
「―ぶっ!?」
さらっと出た爆弾発言に、ちょうど飲みかけていた味噌汁(しずかさんの手作り)を吹き出した。
「うわっ、ばっちいなぁ。
もしかして今すぐ入るためにわざとやってる?」
「バ、バカ言うなっ! 前も言っただろ、俺達いくつだと思ってるんだ」
「だってー、昨日2人とは入ったんでしょ?」
ももの視線がついっと横を向く。
その先にはしずかさんに交互に食事を口まで運んでもらっている双子の姿。
頭に上っていた血が、さーっと引いていく音がマジで聞こえた気がした。
喋った? 喋ったのか!? 秘密だって約束したじゃん!!
「ももも神崎君も、食事中にあまりさわがないでくれるかしら」
「はーい」
京香さんに窘められてあっさりと引き下がるもも。
あれ、なんで皆平然としてんの?
これが嵐の前の静けさというやつなのか?
もしかして、俺にとってこの朝食が最後の晩餐だったりする?
422: ◆6swEcHH3ZE
09/05/22 23:31:56 CaKhrstW
以上です
A:こうなったら合宿終了までに全員俺なしじゃ生きられない体にしてやる
B:実は2人が話したのは風呂に入ったことだけで、出したとか出されたとかは秘密にされているのでは
423:名無しさん@ピンキー
09/05/22 23:33:05 HIfOrPIu
乙乙。
もう少し悪あがきが見たいのでBで。
424:名無しさん@ピンキー
09/05/23 00:07:36 3qBfx/Zg
面白い
迷うがAかな
425:名無しさん@ピンキー
09/05/23 00:24:01 sdKc4OXv
GJ!書くの早いなぁ
スレ的にはBで行くのが面白そう
426:名無しさん@ピンキー
09/05/23 00:28:49 M9vlSU+J
ここはAしかないだろう
427:名無しさん@ピンキー
09/05/23 04:09:31 XDBdDPgO
Aだね
428:名無しさん@ピンキー
09/05/23 07:26:44 TGXqOJsg
C:それより股間丸出しでそんきょしたり仕切りしたりするのを
存分にガン見するのが先なのでは
429:名無しさん@ピンキー
09/05/23 07:27:36 TGXqOJsg
あとしこ踏みを真横から観察も。
430:名無しさん@ピンキー
09/05/23 13:05:37 P+t6iqRG
Bの後A
431:みら
09/05/23 23:48:49 nUpjxg76
回答ありがとうございます。
一応B路線でいこうと思い書き始めたのですが、規制をかけられ投降できなくなってしまいました。
規制解除まで待つか別の手段で公開するか決まり次第ご報告しますので少々お待ちください。
432:名無しさん@ピンキー
09/05/24 01:00:51 socQNmZ+
うああああああああ規制死ねえええええええ
楽しみに待ってます
433:名無しさん@ピンキー
09/05/24 22:29:48 CESF+rt8
URLリンク(sakamitikoneno.h.fc2.com)
URLリンク(take0817.h.fc2.com)
最近発見したんで紹介してみる
どちらも学園ものの似たような設定だけど
434: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:24:58 t4acJVKQ
とりあえず解除されたっぽいので続き投下します
435: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:25:34 t4acJVKQ
「今日の練習、神崎君は私と組んでもらうわ」
息苦しさにせっかくのおいしい料理の味もよくわからなくなった朝食の後、京香さんから今日の予定が言い渡される。
どうもこの様子からすると、昨日の風呂でのことで一番クリティカルな部分は知らないらしい。
要は俺と2人の間で秘密にする範囲の認識に違いがあったんだろう。
そんなことを考えていたせいで反応が遅れたせいか、京香さんが少し不満げに眉を上げた。
「不満かしら?」
「あ、いや、そういうわけじゃなくて。
てっきり今日も、というかずっとしずかさんとかと思っていたので」
ちらりとしずかさんの方を見ると、こちらも意外そうにきょとんとしている。
「そうも考えたのだけれど、あれが毎日では神崎君の体がもたないかと思って。
それに私も男性の力がどれくらいなのか確認してみたいしね」
「す、すみません……」
あ、しずかさんの顔がきょとんから、見てて気の毒になるくらい申し訳なさげに。
「まあ、そういうことなら」
「ちょっとまったー!」
当人である俺が納得しかけたというのに、いきなり横槍を入れてきたのはももだ。
「なに、もも?」
「あたしは? あたしもゆー君とお相撲したいんだけど!」
「ももは元々男子に慣れてるからいらないんじゃないかしら」
「ひどっ! ゆー君連れてきたのあたしなのにっ!
昨日はずっとしずかちゃんとだし、お風呂は2人とだし、あたしないがしろにされすぎだよ!」
火がついたように主張するももに、京香さんがやれやれといった感じで首を振る。
こうなったももがてこでも動かないことは、彼女も思い知っているらしい。
呆れたようにため息をつくと予定の変更を告げる。
「わかったわ、なら今日はももが神崎君とでいいわよ」
「やったー!」
どんだけ俺と相撲したいんだよ、こいつ。
436: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:26:32 t4acJVKQ
「ねー、ゆー君」
「なんだよ」
込み上げる笑いが抑えきれない様子のもも。
「せっかくだから賭けしようよ」
「賭け?」
「そ、昔よくやってたじゃん」
確かに子どもの頃は勝負のたびに色々と賭けていたものだ。
たいていはお菓子とかだったけど。
「あたしが勝ったらねー、今日のゆー君のお風呂当番にあたしを指名すること!」
ビシィッ! とこちらに指を突きつけながら宣言する。
「お前、またそれかよ……。
ていうか、なんだその俺の風呂当番って。
俺は1人でゆっくり入りたいんだよ」
「その代わり、ゆー君が勝ったらご褒美にあたしがいっしょにお風呂入ったげる」
聞いてねえし。
しかも、まったくこいつは……。
それじゃどっちにしろ同じだなんて突っ込むのもめんどくせー。
そこで俺は突っ込む代わりに少し意地悪をしてやろうと思いついたのだ。
「俺が勝ったら、もう2度といっしょに風呂に入るとか言い出さないって条件なら受けてやるよ」
「おっけー! 約束だからねっ!」
あ、あれ?
なんでそんなにあっさり乗ってくるんだ?
しかもそんな満面の笑みで。
「よーし、燃えてきたー! あたし秘密特訓にいってくるねー!」
勢いよく立ちあがり、食道から出て行こうとするもも。
「あ、ももさん、食べてすぐ動くと体に毒ですよ」
「だいじょーぶ! もう消化吸収済みだからっ!」
しずかさんの言葉も一度走り出したももを止めることはできない。
つーか、まだ食後20分もたってねえよ。
437: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:27:46 t4acJVKQ
「まんまと乗せられたわね」
「……?」
扉の向こうに消えていくももの背中を見送っていた俺に、横から声がかけられる。
声の主は京香さんだ。
「乗せられたって、どういうことですか?」
「ねえ、神崎君、もし最初にももが提示した条件があなたの言ったとおりだったら素直に受けていたかしら?」
つまりももが勝ったらいっしょに風呂、俺が勝ったら潔く諦める、という条件。
受けていた、だろうか。
仮定の話だから今となってはちょっと確信がもてないが、あまり乗り気にはなれなかった気がする。
「最初に無茶な条件を提示して、その後で譲歩したように見せて本命の条件を出す。
まあ、基本よね。
今回はあなたの方から代案を出したけど、元々あの子もそうするつもりだったんじゃないかしら」
だから、あんな即答だったのか?
「で、でも、俺が勝てばあいつの目論見は崩れるんですよね」
「あら、本気で勝ちにいくつもりなの?」
「あ、当たり前ですよ。
さすがにこの歳になっていっしょに風呂なんて……」
「ふふふ……」
なんか、笑われた。
俺、おかしいこと言ってないよな。
「俺じゃ勝てないと思ってるんですか?」
確かにももの運動神経は昔から抜群だった。
ただ今回の種目は相撲だ。
あの小ささとそこから来る非力さは確実に不利に働く競技だった。
「あら、ごめんなさい、そういうわけではないの。
そもそも、私はまだ神崎君がどれくらい強いのか知らないのだから勝敗の予想なんてできないわ」
「じゃあ……」
「それすらも、あの子の狙いなんじゃないのかしら、って思ったらついね」
彼女が何を言いたいのかわからない俺は沈黙するしかない。
ただ不満が顔に出ていたんだろう。
京香さんは生徒を前にした教師のような顔で続けたのだった。
438: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:28:26 t4acJVKQ
「あの子は、神崎君に本気で相手をしてほしかったのよ。
女だからって手を抜いてほしくなかった。
その気持ちは、私にもわかるわ」
そういえば、この騒動のきっかけはこの人の男子への対抗心からだったか。
「ともあれ、これであなたは本気で相手をせざるをえなくなった。
しかも勝ったら念願のお風呂つき。
ももにとっては願ったりだわ」
「あ、あいつがそこまで考えているはずが……」
「そうね、考えてはいないのかもしれない」
自分でもわかるほど半ば苦し紛れの言葉にあっさりと持論を覆す京香さんに、俺は拍子抜けしてしまう。
「けれど、考えていなくても、直感だけで動いていても、結果的に自分にとって都合がよくなるように話が進む。
なんだか少し怖いぐらいだわ。
もしかすると私もあなたも、それどころか世界の全てがあの子の手のひらの上で踊らされているだけなのかも。
まあ、さすがにそれは考えすぎでしょうけれど」
「そ、そうですよ。
いくらなんでも、そんな……」
なんて口では同意しつつ、俺は内心逆のことを考えていた。
思い出すのは数年前のある事件だ。
一般庶民のはずのももが、この超がつくお嬢様学校に通うきっかけになった一連の騒動。
今の京香さんの言葉が、その記憶にオーバーラップしていく。
まさか、な。
439: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:28:57 t4acJVKQ
※
「よっし! さー、ゆー君、やろっか」
土俵の中、気合を入れるように自らの両頬をばっちんばっちん叩いているもも。
向こうは死ぬほどやる気だ。
だが俺だって負けるわけにはいかない。
「約束、忘れないでよね」
「そういうことは勝ってから言うんだな」
不敵な笑みに、こちらも挑発的な言葉で返す。
食道での京香さんの言葉は、まだ心の片隅に引っかかっている。
とはいえ、まずはこの勝負に集中するべきだ。
負ければせめてもの憩いの時間である俺の平穏な入浴は失われるのだから。
「2人とも、そろそろ仕切り線に」
行事役を務めるしずかさんの声にお互い位置に付いた。
ちなみに今日はもうあの変則まわしはなしで、本来の締め方になっている。
なにせ5人中4人は全裸だろうが平気で、唯一恥ずかしがるしずかさんはその状態でも誰も寄せ付けないくらい強いということで意味がないということになったのだ。
惜しいだなんて思ってないぞ。
「それでは、見合って見合って、はっけよーい、のこった!」
440: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:29:32 t4acJVKQ
俺の立てた作戦は速攻だった。
開始と同時に一気に距離を詰めまわしをとる。
それだけだ。
これだけ体格差があるんだから、あとは持ち上げて土俵外まで運び出すだけでいい。
おそらく向こうはそのすばしっこさを活かして俺の側面、できれば背後を狙ってくるだろう。
リズムに乗られたらやっかいだ。
狙うべきは立会い直後のまだ動き出したばかりの瞬間。
俺はしずかさんの声に被せるようなタイミングで一気に体を起こした。
心配していた彼女からの制止の声はない。
取り直しにならないぎりぎりの、まさにベストなタイミング。
事実、俺が一歩目を踏み出したあたりで、ようやくももがその小柄な体をさらに縮めるように体勢を低くした。
遅い、遅すぎるぞ、もも。
ここからなら左右どちらに跳ばれても充分捕まえることができる。
俺は勝利を確信した。
だが―、
「必殺、スーパー頭突き!」
左右どちらかに跳ぶと思っていた体が、よりにもよってこちらに一直線に飛び出してくる。
その全く予想外の動きに反応が遅れた。
さらさらしたショートカットの中心、きれいな渦を巻くつむじが俺の腹に突き刺さる。
「ぐぶふぉっ!?」
衝撃が体を突き抜け、肺から空気を搾り出される声とも息ともつかない音が喉から漏れた。
危うく膝が折れそうになるが―。
「だ、だが―まだだ!」
ここでもももの小柄さが幸いした。
体重が軽い分、ダメージは耐え切れないほどでもなく、ぎりぎりの所で踏ん張ることに成功する。
視界にはくるりと宙返りを決めて着地するももの姿。
ちっ、そこまで再現するか、こいつ。
あわよくばそのまま自滅してほしかったんだが、それはさすがにムシが良すぎる願いだったらしい。
危なげなく着地したももとかろうじて踏みとどまった俺、お互いの視線が交錯する。
(これで倒れないなんて、さすがだね、ゆー君)
(へっ、甘く見んなよ、もも)
実際に言葉を交わしたわけじゃない。
長年の付き合いから来る一瞬での意思疎通。
そして俺の腹を抉ったつむじが再びこちらに向けられ、小さな体がさらに縮む。
にもかかわらず、そこから放たれるプレッシャーは一気に膨れ上がった。
まさにあいつの体はバネだ。
今にもこちらに向けて跳ね飛ぼうとエネルギーを蓄えている状態。
441: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:31:07 t4acJVKQ
「必殺、スーパー頭突き!」
律儀に技名を叫びながらエネルギーを解き放ち、ミサイルのように飛び込んでくる。
俺はそれを迎え入れるために足を開き腰を落とした。
さっきの一撃で、これが耐え切れないほどの威力ではないことはわかっている。
まして心構えができていればなおさらだ。
そして、俺はさっきの一撃でこの技の致命的な欠点を見抜いていた。
ヒット後、宙返りを経ての着地。
そここそが捕まえるための絶好の機会。
「来い、もも!」
「―弐式!」
空中でももの体がぎゅるりと回転する。
それはまさに全身を使ったコークスクリューブロー。
「んなっ!? ――!!??」
腹にでっかい風穴が開いたんじゃないかと本気で思うほどの衝撃に、今度こそ俺の足が崩れ落ちる。
今度は、耐え切れなかった。
「ゆー、うぃーん! パーフェクッ!」
薄れていく意識の中、鼓膜を震わせるももの歓喜の声。
それじゃ、俺が勝ったことになるだろ……。
442: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:32:06 t4acJVKQ
※
トテモ、マズイコトニ、ナリマシタ。
合宿2日目の夜、俺はももといっしょに風呂場にいた。
甚だ不本意ながら約束は約束なので、それはまあいい。
問題は、俺の俺がこの状況で完全にスーパーサイヤ人化していることだ。
あわ立てたタオルをちっこい背中で上下させながら、頭の中ではお経を唱えたり数学の公式を思いつく限り並べ立てたりしてみるが効果はない。
一応弁解しておくが、断じてこいつの裸に興奮しているわけじゃあない。
どっちかというと、昨日あの2人にしたりされたりしたあんなことやこんなことがちらついているせいなのだ。
とはいえ、その辺は墓場までもっていかなくてはいけない秘密なのだから、万が一今の俺の状況がこいつに知られたら説明のしようがない。
「ねー、ゆー君」
「は、はいっ!?」
反応が明らかに挙動不審になっていた。
背中からでも、ももがいぶかしんでいる気配が伝わってくる。
まずい、実にまずい。
今振り返られたらと思うとあれが縮み上がる思いだが、ていうかむしろ縮み上がってくれ俺の俺!
「ゆー君さ、向こうの学校で彼女とかいるの?」
背中を向けたままで、ももがそんなことを聞いてくる。
どうやら最悪の事態だけは避けられたらしい。
「い、いねーよ。つーか、うち男子校だぞ」
「そっか、じゃあ彼氏?」
「いてたまるかっ!」
「そうなの?」
なんだその意外そうな反応。
一瞬クラスメイトの顔が頭を過ぎり、今度こそ本当にあれが少し大人しくなった。
もしかして、この想像を推し進めれば完全に沈静化できるのではと一瞬思ったが―。
「それだけはできねぇえええっ!」
「うわっ、ど、どうしたの!?」
「悪い、取り乱した」
人間、やっていい事と悪い事があるのだ。
443: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:33:55 t4acJVKQ
「男子校って、そういう人いないの?」
「少なくとも俺の知る限りはな。
ていうか、その論理だとお前んとこは女同士でくっつくことになるんだぞ」
「え、普通にいるけど?」
「マジで!?」
「うん、中でも一番有名なのがあの2人」
「あー、あの2人、ね」
どの2人かは言うまでもなかった。
「今日もすごかったよねー」
「あ、ああ、まあな」
あれは目の毒というか耳の毒というか。
視線は逸らしてても声だけはシャットアウトできないからなぁ。
今日の昼の練習であの双子がやっていたことを思い出し、ますます元気になる俺の俺。
「ところでゆー君、もういい?」
「な、何が!?」
「せーなーか。もう10分ぐらい背中ばっか洗ってると思うんだけど」
「い、いや、お前の背中、めちゃくちゃ汚れてんだよ。
いやあ、実に洗い甲斐があるなぁ! あははは」
「むー、そんなことないもん」
さすがにこの言い訳はお気に召さなかったらしく頬を膨らませるもも。
だがどうする、もう長くはもたないぞ。
「あ、もしかして―」
ギックゥ!
口から飛び出そうなほど勢いよく跳ね上がる俺の心臓。
「ゆー君って、実は背中フェチな人?」
「バ、バカ、んなわけあるか」
「またまたー、そんなこといって実はあたしの背中に興奮してたり?」
その時だった。
ももがこちらに背を向けたまま、右手を何気ない動作で後ろに伸ばしてきたのだ。
向こうも冗談のつもりだったんだろう。
俺が止めると思っていたのかもしれないし、当たる寸前で止めるつもりだったのかもしれない。
だが、それはいつもの冗談ではすまなかった。
俺は動揺しまくってて反応が遅れたし、既に完全体となった俺の俺の先端はこいつの想像よりはるかに前のほうにあったのだ。
「―ぁ」
「おひょ!?」
ガッチガチになっている俺の俺とももの手が、タオル一枚を挟んで接触した。
接触してしまったのだ。
444: ◆6swEcHH3ZE
09/05/29 15:37:46 t4acJVKQ
以上です。
A:「やっぱ興奮してるし! ゆー君も男の子だねー」
B:「ご、ごめん、ほんとに、そんななってるなんて思わなくて……」
445:名無しさん@ピンキー
09/05/29 19:07:44 E2lAKOeA
C:すごく…おおきいです。
446:名無しさん@ピンキー
09/05/29 21:20:26 QaxvAMjX
>>444
ももが俺の脳内でエドモンドに変換されたww
エロいシーンまでww
せっかくだから、俺はこのAを選ぶぜ!
447:名無しさん@ピンキー
09/05/29 21:52:42 ZsVa4ro0
エロカー減税という電波を受信した
448:名無しさん@ピンキー
09/05/29 21:55:08 YspQgUsd
股間丸出しでシコ踏む前にマワシがノーマルになっちゃうなんて(つД`)
449:名無しさん@ピンキー
09/05/29 21:58:27 YjteJUQC
エロい車ほど減税される…
エロい車ってどんなだろう…。
格好がエロい?
乗ってる人がエロい?
450:名無しさん@ピンキー
09/05/29 22:13:36 xcfAVQX+
>>447
ト○タが自信を持って送り出す新車「フォアプレイ」はオーナー様のライフスタイルに合わせて選べる
多様なスタイルを提供します。
第一弾・結城彩雨コラボモデルは給油口が菊門型!シフトチェンジのたびにイラマチオを体感できます!
という電波を受信したが、なんだか運転に疲れそうな車だ…
451:名無しさん@ピンキー
09/05/30 03:05:52 H1DxosUs
ファーストモデルが肛虐型とはマニアックだなw
452:名無しさん@ピンキー
09/05/31 08:57:53 A4NLPXSj
Bでお願いしまう…。初々しいのぉ。
痛車ならぬエロ車が大ブレイク。
フロントボンネットにエロい女の子が描かれていて
ショウのコンパニオンの美人お姉ちゃんと貝合わせ。
453:名無しさん@ピンキー
09/05/31 09:04:48 dqCWQ+HC
今週は、日テレtouchエロウィーク、フヒヒ・・・
454:名無しさん@ピンキー
09/06/05 21:36:25 Wj1qR4ZR
>>448
逆に考えるんだ
これで「吊り出し」を決めることができると
>>444
Aでお願いします
455:名無しさん@ピンキー
09/06/06 00:59:05 +/IHgwgg
個人情報非保護法案が成立した世界。個人情報を隠したら犯罪
個人情報公開のために全ての家の全ての部屋にカメラが設置され、
ネット上で誰でも何処の映像でも、過去のものを含めて見ることが出来る
個人で写真や映像を撮影した場合は、24時間以内にネットにアップしなければならない
学校の成績も身体測定の結果も当然に全員で共有
個人情報公開の観点から、トイレや更衣室を含め全ての部屋にはドアがない
玄関にも鍵がないが、隠れた時点で犯罪なので犯罪者にも逃げ場がなく案外治安は悪くない
容姿(裸も含め)年収趣味嗜好等簡単に検索できるので婚活には困らず、出生率が増加している・・・
456:名無しさん@ピンキー
09/06/07 10:59:28 qUQ5hxA2
現在、長期にわたって全規制の影響を受けている職人の皆様。
ただいま、こちらのスレ(したらば・エロパロ避難所)に置いて代理投下の以来が行えます。
書き込み代行スレ
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
投下して欲しいスレの名前とアドレスを張り、その後、作品を書き込めば有志のかたがそのスレに作者の代理として投下いたします。
(数日ほど、時間が空くことがあります。できれば、こちらに書き込める方、積極的に代理投下のチェックをお願いします)
457:名無しさん@ピンキー
09/06/14 23:04:37 mTfrZRNN
>455
海外SFにそんなのがあったような気がする。
紹介を読んだだけだが、
どこでも(過去も)覗ける機械が開発されて、爆発的に普及したため常識が変わってしまう。
そこで、覗かれるのを想定して正当防衛で相手を殺すために・・・って奴。
昔の映画を見たときの感想で排泄やセックスが、禁忌とされていた時代もあったんだなとか。
458: ◆fPuT0XzdG2
09/06/18 23:16:51 DNwvNAxY
運動会がエロイベントに的なネタを投下します。
459: ◆fPuT0XzdG2
09/06/18 23:19:38 DNwvNAxY
『まもなく最初の種目が開始されます。
参加者は所定の待機所に集合してください』
スピーカーから流れる男の声をテントの中で聞く。
数十人の男女が押し込められたテントの中は、競技前の異様な熱気に満たされていた。
秋の大運動会。
どうしてかはわからないけど、ずっと楽しみにしていたそれは、想像していたものとは全く違うものになっていた。
朝に渡されたプログラムに書かれていた最初の種目は『嬲』。
名前しか書かれていないし、何て読むのかもわからないから、その時点では一体どんな種目なのか予想もできなかった。
けれどテントに連れてこられて、先に準備を済ませていた選手を見てようやくわかった。
これはつまり3人4脚のようだ。
男、女、男の順で一組になっているから、それを縮めて嬲というわけ。
それなら普通に3人4脚って書けばいいのに、とは思うけど、問題はそこじゃなかった。
もう準備を終えた組、その間に挟まれた女子はなぜか―裸だったのだ。
460: ◆fPuT0XzdG2
09/06/18 23:20:25 DNwvNAxY
「俺たちもさっさと準備しようぜ」
「え、ちょ、ちょ、いやぁっ!」
テントの中に悲痛な叫びが響いて、皆の視線が集中する。
けど、いきなりクラスメイトの男子2人に体操服を脱がされそうになったら誰だって悲鳴をあげると思う。
なのに2人ともわたしのその反応が全くの予想外だったみたいにきょとんとしている。
「どうしたの?」
一足先に準備を終えていたクラス委員の良子ちゃんが近くに来る。
もちろん男子2人に挟まれて、全裸で。
実際には全裸って言っても額と両足首のハチマキと、靴下とスニーカーだけは身につけてるけど。
「安藤が変なんだよ」
「そうそう、いつもみたいに脱がせてやろうとしたのにさぁ」
一応いっておくけど、わたしはクラスの男子に服を脱がせてもらったことなんてない。
絶対にない。
「んー、とにかく時間がないんだからさっさと準備を済ませてね。
あなたたちが最後よ」
そう言われてまわりを見ると、確かに他の組は皆準備を終えていた。
つまりテントの中で服を着てる女子はわたし1人だけ。
ありえない。
けど、わたしは次にもっとありえない言葉を聞いた。
「よし、健、ちょっと腕押さえてろよ」
「オッケー」
「え、や、やだぁ!」
必死に抵抗しても、男子2人に力で勝てるわけがない。
短パンを脱がされ、ショーツも一気に引き抜かれる。
まわりの視線が股間に注がれてるのがわかって、顔から火が出そうなほど恥ずかしくなる。
だって言うのに、2人はそのまま体操服と、ようやく着け始めたばかりのブラまで当然のように剥いでいったのだった。
461: ◆fPuT0XzdG2
09/06/18 23:22:32 DNwvNAxY
「それでは選手の入場です。
皆様盛大な拍手でお迎えください」
鳴り響く拍手の中、1組ずつテントの外へと進み出ていく。
外に出れば数百人からの視線に裸が晒されるんだ。
わたしたちの番が来て、最後にせめてもの抵抗をするけど、足を結び付けられた両側の男子に力づくで引きずられるようにしてテントの外へ―。
「う、うぅ……」
外に出た途端、陽光と数百対の視線が全身に突き刺さってくるのが文字通り肌で感じられうめき声を漏らしてしまう。
なんとか少しでも隠そうともぞもぞと体を動かそうとしてみるけど、両腕は男子たちの肩に回した状態でしっかりと掴まれてるし、結び付けられた足は閉じることすらできない。
その状態で観客席の前を行進させられた。
わたしの常識からするとありえないこの状態。
でも観客席の様子は去年までのそれと全く同じで、普通に運動会を応援に来ているだけって感じで盛り上がっている。
だけどその応援を向けられるわたしは恥ずかしさでもう死にそうっていうかむしろ死にたいくらいだった。
しかも競技前のお披露目の間、私を悩ませたのは観客からの視線だけじゃない。
これから走るはずのコースに置かれた様々なものが、一層私の心を重くしていく。
見慣れたものから見慣れないものまで。
そう、これはただの3人4脚じゃなくて、障害物競走としての側面も持っていたのだった。
462: ◆fPuT0XzdG2
09/06/18 23:23:50 DNwvNAxY
「位置について、よーい」
打ち鳴らされるピストルの音を合図にして走り出す。
といっても恥ずかしさのあまり体が動かない私はただ両側の男子に合わせて左右の足を前にもって行かれるだけだ。
ただ、下手に真ん中のわたしが自分から動こうとしないのがよかったのか、左右の2人とも運動が得意な男子なこともあってわたしたちはトップに躍り出ていた。
普通の運動会なら嬉しいその事実も、今日ばっかりは素直に喜べない。
トップを走るということは、最も観客の視線を集めるということなんだから。
『さあ、先頭の組が最初の関門にたどり着きます。
第一関門はハードル越えです!』
その実況は嘘は言っていない。
確かに私の前にはハードルが設置されてはいる。
けどその置き方は本来のものとは90度違っていた。
コースに対して垂直ではなく並行に置かれたハードルはその上部が奇妙に波打っていて、しかも濡れているのか太陽の光を反射している。
私は左右の男子たちに誘導されて、そのハードルをまたぐような位置に。
ハードルの高さは太ももの半ば辺りまで。
そのままなら多少足を開くことにはなるけど、問題なく突破できるはずだ。
だけど、もちろんそんなことでは障害物にならないわけで。
「ふ、んくぅ……」
左右から回された男子たちの手に力が込められ、無理やりハードルの上部に股間を押し付けられた。
463: ◆fPuT0XzdG2
09/06/18 23:25:04 DNwvNAxY
「ん、あ、あぁ……あっ」
中途半端に足を曲げたがに股姿勢で再開される前進。
ハードルに塗られているのはただの水じゃないみたいで、強いぬめりをもっていた。
だから敏感な場所を摩擦されても想像していたような痛みはない。
ただ痛みはないだけで刺激がないわけじゃなくて。
微妙な凹凸がぬるぬると股間を通り抜けていく感覚は、全く経験のないものだ。
しかもハードルは一つではなく何個も連続して置かれている。
そして進めば進むほど凹凸は大きく、不規則になっていくのだ。
「―ぁ、はぁっ!?」
波打っているというより、もう突起が連続しているというべきハードルまで来ると、股間を抉られて思わず変な声が漏れてしまう。
こぶにそこまで与えられた刺激で敏感になったクリトリスを押し潰され、膣に浅く潜り込まれ、会陰部をゴリゴリってマッサージされ、危うく肛門にまで潜り込まれそうになる。
最初はお尻になけなしの力を込めて守っていたけど、最後の方になるとこぶの間隔が短くなり、先のこぶが肛門にあたる瞬間に次のこぶがクリトリスを通り抜け膣口に―。
「んあああっ!?」
瞬間、懸命にお尻を締めていた力が抜けずぶりと排泄口に潜り込まれてしまう。
元から塗られた液体と、認めたくないけど私自身が分泌した粘液によるぬめり。
それを一度塗り込められると、次からはもう耐えられなかった。
次々にこぶが膣口と肛門を抉りぬいていく。
逃げたくても肩に置かれた男子たちの手は容赦なく私の体をハードルに押し付け、前進する足もとまることがない。
せめて一秒でも早くこのハードルから解放することだけを祈って、私は耐え続けるしかなかった。
残すハードルは1つ。
最後だけあってこぶの大きさ、密度は絶望的だがそこさえ越えれば―。
464: ◆fPuT0XzdG2
09/06/18 23:26:42 DNwvNAxY
「ちょっとストップ」
「ん、どうした?」
ちょうど最後の2つのこぶがそれぞれ膣と肛門に潜り込んだところで、不意に左右の男子が声をかわして足を止めた。
あと少しで解放されたのに―そんな思いで男子に視線を向けると、彼はちょうど後ろを振り返っている。
「なんか俺たち、すげーリードしてるし、ここで次の準備しといたほうがよくねぇ?」
「ああ、そうかもな
んじゃ、いくか―せーの」
「―ふああ!?」
男子たちの会話に嫌な予感が膨れ上がったのもつかの間、肩にかけられていた荷重がいきなりなくなった。
それと同時に男子たちがタイミングを合わせて曲げていた足を伸ばす。
当然彼らに担がれている状態の私の体も持ち上がり、膣と肛門のこぶが抜けかかり―、
「いあああ!」
今度は一転して肩に力がかけられ体を沈められる。
その動きは1回で終わらず、ズボッズボッと音がするほどの激しさで上下させられる私の体。
「や、やめっ、あぁ、は、こん、なぁっ!」
直径数センチはあるこぶで2つの穴を繰り返し繰り返し抉られる感覚。
ハードル責めからやっと解放されると思っていた直後のこれに、頭の中が真っ白になる。
認めたくないけど、わたしの体は信じられないくらい気持ちよくなってしまっていた。
「く、うううぅぅぅぅううぅぅぅう!!」
結局、私がハードルから解放されたのは何百人もの人に見られながらイッちゃってから。
それは、以前興味本位で自分でしたときに経験したものとは比べ物にならないくらいすごくて、体がもう自分のものじゃなくなったみたい。
『さあ、トップが最初の関門を抜けました。
そのまま第2関門、ピンポン玉運びに向かいます』
ぼーっとする頭の中に響く実況の声。
そうだ、このレースはまだ始まったばかりだった。
465: ◆fPuT0XzdG2
09/06/18 23:29:06 DNwvNAxY
以上です
466:名無しさん@ピンキー
09/06/19 01:38:06 sKxriHoF
おお、素晴らしい。
次は、十分ほぐした場所にピンポン玉を詰め込めるだけ詰め込まれるわけですねw
467:名無しさん@ピンキー
09/06/19 21:47:12 YYVJI7UJ
自分だけがハァハァして回りが平然とエロイことさせてくれるシチュに興奮するタチだと思ってたけど、
一人の女の子だけが正常ってのも・・・イイ!
468:名無しさん@ピンキー
09/06/21 06:54:44 rew8zQWh
女性は守られるべき性なので、行動が管理されている。
着替える時は、警護の男性が2人、ファッションコーディネーターが1人、着替えさせる男性が1人、カメラマンが1人ついている。
トイレでは、警護の男性が2~3人(トイレの前に1人、外出先では扉の前に1人、個室の中に1人)、
録音する男性が1人、カメラマンが2人。
浴室では、警護の男性が3人(脱衣所に1人、浴室に2人)、着替え担当から2人、
カメラマンが2人、体洗い担当・陰毛処理班が1人、ドライヤー技師が1人。
1人に対して、これだけの数の男がいるのかについてはスルーな。
469:名無しさん@ピンキー
09/06/21 13:48:41 uWgtpqz/
世界がある日唐突に変わって
それを戻すため
毎回いろんな(変貌した)パラレルワールドに行くんだが
その中に甲子園で怪談話をするように変わった世界があってちょっとこのスレの囲碁部とかと似ている。
後、妹が触手になったり
主人公が自分が知らないうちに十八禁魔法少女になっていたりする
470:名無しさん@ピンキー
09/06/21 13:49:54 uWgtpqz/
切れてた
ラノベのドアーズって作品の話ね
もちろんエロくは無いんだが
471: ◆fPuT0XzdG2
09/06/21 19:53:32 qdtlWOf2
>>464の続きを投下します
第2区間「ピンポン玉運び」編です。
472: ◆fPuT0XzdG2
09/06/21 19:54:16 qdtlWOf2
「お、おねがい、ちょっと休ませて……」
「なに言ってんだよ!競争中だぞ!」
「そ、それはわかってるけどぉ……」
わたしの必死の訴えはあっさり却下され、固く結び付けられた足は意思とは無関係に、前へ前へと運ばれていく。
その先にあるのは―。
『さあ、先頭の組がピンポン玉運びに差し掛かります』
「……うっ」
コースにずらりと並んでいるのは大きめのスプーン。
その先端にはピンポン玉が乗せられていて、つまりそれを落とさないように運ぶのが2番目の障害というわけらしい。
問題は、柄の端についている棒のような物だった。
あれが何かくらいはわたしも一応知っている。
男の人のあれを模した大人のおもちゃ―バイブだ。
もちろん見たのは初めてだけど。
「勇君、どれにする?」
「決まってんだろ」
「え、ええ、ちょ、ちょっとぉ……」
スプーンとピンポン玉は全部いっしょだけど、バイブは色々種類がある。
トップだから自由に選べる中、わたしたちの組が向かったのは、よりにもよって一番太くて一番長くて一番でこぼこしてて、しかも2本並んで立っているものだった。
473: ◆fPuT0XzdG2
09/06/21 19:55:31 qdtlWOf2
「ね、ねえ、せめてもうちょっと小さいの」
「バッカ! あれが一番落としにくいんだよ」
それは、わかってるんだけど。
そうこう言っていても体に力がはいらないわたしに選択権はない。
結局2人に導かれるまま一番凶悪なスプーンをまたがされてしまう。
「よし、健、下ろすぞ」
「うん」
ハードルの時と同じで、肩に回された手で押さえつけられしゃがみこまされた。
しかも狙いを外さないように、2人は体をよじってわたしのあそこをじっと見つめながらだ。
ハードルでべちょべちょになった股間を間近から見られる恥ずかしさと、これからあそことお尻にバイブを入れられる恐怖。
「ひぅっ!?」
バイブの先端がぴとっと接触する感触に体が跳ね上がりそうになる。
だけどやっぱり肩の手がそれを許してくれない。
そして―、
「ふあああああ!」
そこからは一気に奥まで挿入されてしまった。
「んふぅぅ……んふぅぅう……」
和式トイレで用を足すときみたいな格好で初めての挿入感に耐えるわたし。
ハードルのこぶで馴らされていたおかげなのか、不思議と痛みはそんなでもなかった。
だけどお腹に限界まで中身が詰まっているみたいで息が苦しい。
しかもここは個室になってるトイレじゃなくて校庭の真ん中。
あそことお尻を目いっぱいまで開かれているところを皆に見られていると思うと気が遠くなる。
いっそこのまま気絶できたら楽なのに。
474: ◆fPuT0XzdG2
09/06/21 19:56:03 qdtlWOf2
「よし、いくぞ」
「オッケー」
「ちょ、ちょっと待っ……あぐぐぅぅ」
体がぐいっと持ち上げられて、その表紙にお腹の奥の奥を抉られる。
「ふぐぅ……んあっ……ああぁ……」
立ち上がるだけでも目から火花が出そうなのに、その状態で走り出されたらたまらない。
右足、左足、右足と交互に前に出るたびに、お腹の中がごりっごりっと音が聞こえそうなほど激しく刺激されてしまう。
そんな感じで10歩くらい進んだときだろうか。
急に足の動きが止まって少しだけ楽になる。
だけど、ほっしたのもつかの間、全方位から聞こえてくる歓声が一際大きくなった。
『あー! トップの組が玉を落としてしまいました。
2位以下の組は今がチャンスです』
その声に視線を下ろすと、今にも零れそうなほどたまった涙で滲む視界の中、地面を白いピンポン玉が転がっていた。
もちろんわたしの股間から伸びたスプーンの先は空になっている。
「バ、バカ! 早く拾え」
「安藤さん、急いで!」
「え? え?」
またしゃがみ込まされて左右から急かされる。
だけどステレオでせきたてられてもわたしは困惑するばかりだ。
だって、わたしの両手は今も2人にがっちり掴まれてるんだから、拾いたくても拾いようが――って、まさか、この状態からスプーンで掬うの!?
475: ◆fPuT0XzdG2
09/06/21 19:56:34 qdtlWOf2
「急げって!」
「お願い、急いで!」
「うううううううう!」
ここでためらってても埒があかない。
ゴールしない限り、ずっとこの状態が続くだけなんだ。
極限状態の中でそう割り切った。
観客からの注目を浴びながら、腰を前後にクイクイ動かして地面のピンポン玉を追いかける。
「ふくっ……うう、うぅっぅっぅ」
狙いを誤ってスプーンの先端が地面をつくと、その衝撃がバイブ越しにお腹の中に伝わってくる。
そんな中、横を別の組が通り過ぎていった。
観客席からは爆発するような敵チームの歓声と、搾り出されるような味方チームの落胆の声。
恥ずかしくて、惨めで、ついに涙が溢れ出す。
それからようやくスプーンで掬いあげて立ち上がった時には、前の組はもう5メートルは先に進んでいた。
あまり急いで玉を落としたらまた足止めされてしまうことを考えると、その距離は絶望的にも思える。
向こうもわたしたちみたいに落としてくれれば……。
「よし!」
「やった!」
その祈りが通じたんだろうか。
しかもその願いはわたしの思っていた以上に届いてしまったらしく、前の組の真ん中にいる女子の足の間からピンポン玉がスプーンごと滑り落ちるのが見えた。
さっきとは全く逆の反応が観客席から湧き上がる。
このチャンスに距離を詰めるわたしたちの組。
だけどなぜかトップの組は棒立ちになっていて、さっきのわたしみたいに拾うとはしない。
不思議に思っていると、そこへ審判役の体育委員が駆け寄ってくる。
476: ◆fPuT0XzdG2
09/06/21 19:57:55 qdtlWOf2
彼は落ちたバイブを一度拭うと、それを再び女子のあそこに挿入した。
「ず、ずるい!」
その光景に思わずわたしの口から不満が漏れる。
わたしはあんな恥ずかしい思いをして自力で拾ったのに。
だけど、わたしの考えはまだまだ甘かったことを次の瞬間には思い知らされることになった。
「ひああああああ!?」
前の組の女子が大きな声をあげたかと思うと白い背中をピンと仰け反らせて震え始める。
原因は股間のバイブだった。
体育委員が挿入した後、去り際にバイブのスイッチを入れたんだ。
「スプーンを落としてしまった組には1分間のペナルティが課せられます。
さあ、このチャンスにまた逆転が起きました!」
追い抜きざまに横目で見ると、彼女の股間では見てわかるくらい、スプーンがぶるぶると震えている。
あの勢いで膣内をかき混ぜられているなんて、見てるこっちまでなんだかゾクゾクしてしまう。
「ふああ、イク、イッちゃうよぉ!」
涙と涎で真っ赤な顔をどろどろにしながら喘いでいる彼女。
その顔はすごくいやらしくて、自分もそんな顔をしてしまっているかと思うと本当に顔から火が出そう。
477: ◆fPuT0XzdG2
09/06/21 19:58:39 qdtlWOf2
「お、おい、こっちも落ちそうになってるぞ!」
「あ、安藤さん、もって締めて!」
彼女の様子に奪われていた意識を引き戻したのは左右からの声。
慌てて自分の股間を見てみると、確かに少しずつバイブがずり落ちてきていた。
落としたら、わたしもあの罰を受けないといけない。
「そ、それだけはいやぁ!!」
全身の力を振り絞ってあそこに力を入れる。
そのせいでますますバイブの存在を強く感じてしまうけど、背に腹は変えられない。
だけど、それでも徐々に徐々にバイブが抜けていく感覚がわかってしまう。
この区間のゴールまではまだ10メートルはある。
間に合わない―諦めかけた瞬間だった。
「健、いちかばちか一気に行くぞ」
「りょ、了解!」
「んああ! うああ、ああああ!?」
2人が足の動きを加速させる。
本当に一か八かの賭け。
全力で食い締めていることと足の動きが大きくなったことで加速度的に跳ね上がった刺激に翻弄されながら、わたしはピンポン玉が落ちないことだけを祈っていた。
478: ◆fPuT0XzdG2
09/06/21 19:59:01 qdtlWOf2
以上です
479:名無しさん@ピンキー
09/06/21 21:58:02 T9HN788T
お疲れ様です。
GJ
480:名無しさん@ピンキー
09/06/22 00:06:34 SsOHxGNm
状況的にしかたないとはいえ、
こんな羞恥状況でピンポン玉で頭がいっぱいになってしまうというマヌケさがエロい
ギャグが混ざると抜けないという人間が多数派だろうが
自分は「エロいだけで屈辱なのにさらにマヌケな目にもあわされて恥ずかしさ2倍」で(;´Д`)ハァハァ
481:名無しさん@ピンキー
09/06/22 00:36:39 xaE0GgBb
いや、おバカ(誉め言葉)な女の子が好きって人は多いと思うよw
>>478
GJ!!
482:名無しさん@ピンキー
09/06/24 02:27:31 +B9/agKd
ほしゅ
483:名無しさん@ピンキー
09/06/24 21:51:30 BESEg44m
面白かった
GJ
484: ◆fPuT0XzdG2
09/06/25 05:03:16 MVKS7JkU
>>477の続きを投下します。
一応これで最終回です。
485: ◆fPuT0XzdG2
09/06/25 05:03:44 MVKS7JkU
「ふぁんっ!?」
足の間からバイブ付きのスプーンが抜け落ちる。
バイブの先端の一番太い部分がそれぞれ膣口と肛門を引っかかれて背中にゾクゾクとした快感が走り抜けていった。
だけど、直後に後悔が湧き上がってくる。
落としてしまったら、あの罰を……。
追い抜いたときに見た彼女の顔は今もまぶたの裏に焼きついている。
さっき感じたのとは違うゾクゾク感が背筋を這い上がってきて―、
「って……?」
いつまで経っても前に進む足が止まらないことに不審を覚える。
さっきの組は落としてすぐに立ち止まって罰を受けていたはずのなに。
「ね、ねえ……あの、罰は?」
「はぁ!?」
「だ、だって、落としちゃった、よ……?」
怒られるかなと思いつつ、それでも後で問題になるよりはと自分から申告してみるわたし。
「だいじょうぶだよ、もうピンポン玉運びの区間終わってたから」
だけど反対側から来た答えはわたしの予想していなかったもの。
「そ、そんなぁ……」
―って、なんでがっかりしてるの、わたし!?
ち、ちがうちがうちがう、これはあくまでほっとしただけで―、
『ついにトップの組が最後の関門に到着します』
一瞬色々と混乱しかかったけど、その放送で迫りつつある最後の関門に意識が向いた。
『最後は平均台渡りです!
さあこのまま逃げ切れるのでしょうか!』
クライマックスということで実況の声にも熱が入る。
「う、うぁ……」
その放送の通り、わたしたちは並行に置かれた4本の平均台にまっすぐに向かっていく。
思い出すのは最初のハードル越え。
その瞬間、お腹の奥がじわっと熱くなって、内股を液体が滑り落ちていく感覚がうまれてわたしを混乱させる。
うう……これじゃわたし、期待しちゃってるみたいだし……。
486: ◆fPuT0XzdG2
09/06/25 05:04:14 MVKS7JkU
「あれ……?」
平均台にたどり着くと、予想に反してわたしたちはその上を足を踏み外さないようにすり足で進んでいく。
てっきりまたハードルみたいにまたがされると思ってたのに……。
と、そこまで考えてわたしはこの状況に毒されてたことを思い知らされてしまう。
普通平均台渡りって言ったら、こうするのが当たり前のはずなのに。
「け、けど、これはこれで……」
平均台に登ったことで高くなった視界。
ほんの数十センチだけど、この変化がまわりの視線をより一層意識させるんだ。
すり足のせいもあって体への刺激は今まで一番少ないのもそれに拍車をかけていた。
さっきまでを強火で直接焼かれていたとするなら、今は遠火でじりじりあぶられている感じ。
そんなことを考えている間にも足は勝手に進んでいく。
と、平均台も残り半分くらいを過ぎたところで―、
「ろう、そく……?」
最後のほう、地面に1本のろうそくが立っているのに気がついた。
ろうそくで連想するといえばSMプレイ。
たしか溶けたろうを肌に落としたりするとか聞いたことがある。
本当にそんなのが気持ちいいんだろうか。
自分がされるところを想像してみたけど、やっぱりそれは痛そうなだけでできれば遠慮したいところだ。
けど、その心配は杞憂だった。
ちょうどそのろうそくの真上に差し掛かったところでわたしが要求されたのは、全く予想していない行為だった。
487: ◆fPuT0XzdG2
09/06/25 05:04:56 MVKS7JkU
「む、無理だって!」
「無理って、お前まさかこの競技の前にトイレ行ったとか言うなよ?」
「そ、そうじゃないけど……」
ろうそくの上で指示されたのは、ここでおしっこをして火を消すという行為だった。
もちろん、そんなことやれと言われてできるはずがない。
一応前回トイレに行ったのは朝起きてすぐだったから、物理的には不可能じゃないけど精神的に無理すぎる。
「あー、もう仕方ねえ、健、あれやるぞ」
「う、うん」
この種目が始まってから時間的にはまだそう経っていない。
その短い経験だけでもこの流れが危険なものだということくらいは文字通り身にしみてわかっていた。
とはいえ、それがわかっていても動けないわたしは身構えることすらできない。
「って、ふぇぁぁ!?」
2人はいきなりぐいっと身をひねったかと思うと、息を合わせてわたしの胸に吸い付いてきた。
敏感になってる乳首を、クラスメイトの男子が赤ちゃんみたいにちゅうちゅう吸っている。
488: ◆fPuT0XzdG2
09/06/25 05:05:20 MVKS7JkU
[ちょ、ちょっ!? なんで、ひああ、だ、だめぇえ!]
「小便でねえなら潮吹きで消すしかないだろ!」
一瞬だけ胸から口を離して説明してくれるけど、それで何か助かるわけじゃない。
両方の乳首からうまれる快感は、さっきまで股間で感じていたものにもひけを取らないすごさだった。
唇と前歯と舌を総動員した2人の行為はどんどん激しくなっていく。
柔らかいものに押し潰されたかと思うと固いものに挟まれて、そうかと思うとぬるぬるした熱いものにくすぐられる。
「だめ、だめ、それだめぇぇ!」
堪えようとしても次々刺激の種類変わるせいで対応できない。
しかも左右それぞれでも違うんだから、どうにもならなかった。
「イク! イッちゃうううううう!」
さっきバイブでイク直前までいってたせいで、あっけないほどすぐに絶頂を迎えてしまうわたし。
「クソッ!」
「ああ、おしいっ!」
だけど深い絶頂に身をゆだねたわたしの鼓膜を震わせたのは、2人の悔しそうな声だった。
下を見ると、確かにろうそくのまわりの地面にはいくつか染みができているけど、火はまだ消えていなかった。
もちろん狙って飛ばすことなんてできないから、わたしに責任はないはずなんだけど、それでもうなだれる彼らを見てると申し訳なさで胸が押しつぶされそうになる。
だから、わたしはまだジンジン痺れるお腹の奥に、そっと力を込めたのだった。
489:エピローグ ◆fPuT0XzdG2
09/06/25 05:06:52 MVKS7JkU
「行ってきまーす」
「車に気をつけるのよ」
「はーい」
お母さんの声を背中に聞きながら玄関を出る。
空は快晴、随分涼しくなった朝の空気は気持ちいい。
あの嘘のような運動会から、もう半月が経過していた。
なんとか優勝できた3人4脚の後も、わたしは色んなエッチな種目をでる羽目になってしまった。
例えば玉入れはあそこにスーパーボールを詰め込む競技で、審判役の体育委員にパフェについてるような細長いスプーンでボールを掻き出される間に3回もイッちゃったりもした。
他にもリレーでは手にバトンを持つ代わりにバイブをあそこで運ばされるし、騎馬戦では男子が担いだ胴体が三角形の馬の模型に乗せられたりした。
「ほんと、すごかったなぁ」
数え切れないほどイカされて、疲れきって帰宅したわたしはシャワーだけ浴びてそのまま寝てしまった。
そして翌朝起きると、世界は皆元通り。
お父さんのデジカメを見せてもらったけどそこに写っていたのは、いたって普通の種目に参加するわたしの姿だった。
漫画みたいな話だけど、あの日だけ別の世界に迷い込んでしまったとしか思えない。
もちろん、こんなこと誰にも相談できないけど。
490:エピローグ ◆fPuT0XzdG2
09/06/25 05:09:09 MVKS7JkU
ともあれ、元の世界には戻ってこれたわたしだけど、全部が全部元通りとはいかなかった。
全て忘れるには、あの世界でのことはあまりにも強烈過ぎたのだ。
「まさに、記録ではなく記憶に残る戦いって感じ」
あれ以来、わたしの家を出る時間は随分早くなった。
前は走ってギリギリ間に合う時間に家を出てたけど、今はゆうに30分は早く出るようにしてる。
お母さんはえらいえらいってほめてくれるけど、わたしはそれにかなりの罪悪感を覚えてしまう。
だって、学校に着く時間は今も変わらないし。
じゃあ、その30分をどうしてるかっていうと―。
「誰も、いないよね」
通学路の途中にある公園を覗き込んで、中に人がいないことを確認する。
目指すはその公園の隅、道路からは絶対見えない茂みの奥。
そこでわたしはショーツを下ろすと屈み込み―、
「ん、はぁぁ……」
おしっこをするのが日課になっていた。
茂みに遮られているとはいえ外でしていると、3人4脚の最後に皆に見られながらしたときの気持ちよさが全身に蘇ってくる。
恥ずかしさと解放感がまざりあったなんともいえないあの感覚。
それがあの世界の中で特に強くわたしの脳裏に刻み込まれてしまった。
とはいえ、さすがにこっちで人前ですると大騒ぎになってしまうから、今はこうして隠れてするのが精一杯。
これはこれでスリルがあって悪くないけど―。
「また、見られながらしてみたいなぁ……」
全部出し終わって、ティッシュで股間を拭ってみる。
と、いつものようにそこにはおしっこじゃないぬるぬるした感じがあって―、
「あ、んん、ふぁ……」
指を動かしながら、また遅刻ギリギリは確定っぽいなぁとわたしは思うのだった。
491:エピローグ ◆fPuT0XzdG2
09/06/25 05:10:21 MVKS7JkU
以上です
お付き合いありがとうございました
492:名無しさん@ピンキー
09/06/26 00:32:08 k9lvZ/C2
歯切れよく上品でかつエロい。次回作も期待しています。
GJ!!
493:名無しさん@ピンキー
09/06/26 01:52:12 LaJkEVem
もとの せかいに もどるなんて とんでもない!
494:名無しさん@ピンキー
09/06/28 22:17:04 n2DZ1MvS
溶服・性服(せいふく)・融衣(ゆかた)
服は、女性の体を守る手段として、身体に貼り付く機能を持ち始めた。
しかし、脱ぐことが困難なため、「とかす」ことで、外れるようになっている。
例えば、普段着る洋服は、水に溶けないと、脱げない。
また、学校の制服は精液や愛液に濡れないと、脱げない。
下着に関しては、ブラは脂溶性だが、パンティは尿に濡れないと外せない。
水着は水に溶けてはいけないので、汗で溶ける。
なお、体操服はすぐに脱げるように、水にも、汗にも溶けるようになっている。
設定だけ書いた。
495:名無しさん@ピンキー
09/07/05 08:24:59 mcikCXEI
デーモン・ナイト
「アイ・シーユー」
ある発明家が、過去のどんな場所でも透視装置<オゾ>を作り出し、その普及によって世界が劇的に変化する海外SF。
496:名無しさん@ピンキー
09/07/06 23:47:28 L2eC8aqN
>>495
>>457で言ってたやつか。エロいことはできそうだが、悪いことはできなくなるなw
497:名無しさん@ピンキー
09/07/10 07:40:29 csTydMax
女性の初潮が遅まり閉経が早まり、十代の数年間しか妊娠できなくなってしまった世界
人口を維持する為には十代で二人は子供を産む必要があるので、
子供の頃から知識・実地の両面から性教育を充実させて出産可能期間に備える
さらに、妊娠率自体も大幅に下がっている為、出産可能期間の少女は
体調が許す範囲でできるだけ数多く、しかも多様な相手と性交することが義務づけられ、
様々な刺激により排卵を促す為、青姦・痴漢なども奨励される……
498:名無しさん@ピンキー
09/07/10 19:34:47 NTvXfKNQ
>>497
素敵
499:名無しさん@ピンキー
09/07/10 22:21:57 LVlqBuSn
これは学校での性行為の義務化だな
500:名無しさん@ピンキー
09/07/10 23:09:18 qI/at76y
30代のおばあちゃんや40代のひいばあちゃん多発だな。
出産後、十代で子育てしながら2人目を妊娠とかムリぽだから
十代は妊娠と性交と学業に専念し、
子育ては上の世代に一任することになるな。
「子どもはセックスするのが仕事よ」とか「いい天気だからお外でセックスしてらっしゃい」
なんて会話がくりひろげられると楽しい。
501:名無しさん@ピンキー
09/07/10 23:15:04 qI/at76y
妊娠可能期間が少ないということは
適齢期になってから性教育なんてのんきなことやってられんから
小学校高学年からセックスの実習をして毎日まぐわい
初経で妊娠する勢いが必要だろうな
502:名無しさん@ピンキー
09/07/11 00:30:17 CK1BKcJV
ショタコンな大人のお姉さんによる筆卸しというシチュが死滅しかねんな
503:名無しさん@ピンキー
09/07/11 06:31:26 Wdm3fRLr
筆下ろしと妊娠は関係ないんだから、セックスの勉強という観点なら
出産可能期間の過ぎた年長の経験者が教えることにもメリットがあるんじゃね
しかし男の方は現実と同じく十代~70代まで射精可能なら
>妊娠率自体も大幅に下がっている為、出産可能期間の少女は
>体調が許す範囲でできるだけ数多く、しかも多様な相手と性交することが義務づけ
により十代少女に十代~70代の男性がよってたかってハメまくる
スーパー援交時代になるということか
30代以降は精子の奇形率が上昇するというから、それ以降の年代が
出産可能期間少女と性交するのは反社会的とされるかもしれない。
出産可能期間終了女性とは避妊を気にせずヤり放題ではあるけけど。
504:名無しさん@ピンキー
09/07/11 11:52:52 mZrmp46j
>>503
>よってたかって援交
そこでオークションですよ。
505:名無しさん@ピンキー
09/07/11 12:47:09 07hJRrAx
>>503
つまり
・30代以降男性 × 出産可能期間終了女性:実演
・30代以降男性 × 出産可能期間少女、30代以前男性 × 出産可能期間終了女性:体験学習
・30代以前男性 × 出産可能期間少女:本番
ということですか、わかりません!!
506:名無しさん@ピンキー
09/07/11 13:15:13 78TqKw7y
>>500
人口維持を目指すなら学業も取っ払われそうな気がする。
より多数の異性と交らせるために適齢期の少女全員が性交公社に入社させられ
街ごとに置かれた公館に人口に応じて配置される。とか
507:名無しさん@ピンキー
09/07/11 14:20:03 0oNnWyku
妊娠中はセックスしてもしょうがないから勉強しとくのがいいんじゃねw
508:名無しさん@ピンキー
09/07/11 15:27:49 mZrmp46j
>>507
それだと、勉強嫌い向けの裏中絶屋が出て来そう。
509:名無しさん@ピンキー
09/07/11 15:52:49 V52yFJRB
そういう状況なら中絶は死刑ものだろう
妊娠した女の子は自由はないだろうけど女王様扱いだろうし
510:名無しさん@ピンキー
09/07/12 12:28:45 zExI4OZp
難しいこと考えないでエロだけを考えようぜ
511:名無しさん@ピンキー
09/07/12 13:29:06 SM2N2z2x
MCスレの674から始まった『常識的な話』ってのがこのスレにも合致する内容でイイ
将来的にどうなるかはまだわからないけど
512:名無しさん@ピンキー
09/07/12 15:59:16 NkzgGeiu
「ちんこ長すぎ。電車の中でもいいから女の子とヤってきてって言ったでしょう。」
「スカート長すぎ、パンティも履いてきちゃだめよ。」
「男女交際は絶対よ。」
513:名無しさん@ピンキー
09/07/12 18:04:33 jumA8S5x
女の子とヤってくるとちんこが短くなる世界? エロいのかそれ…
514:名無しさん@ピンキー
09/07/12 18:22:10 4AH2lCt/
>>513
たまってるもの出せばちんこ短くなるなんて、ごくごく普通の世界だろ
515:名無しさん@ピンキー
09/07/12 18:38:23 ZBRIcUPU
パンティ履いちゃ駄目ならパンティの存在意義は
516:名無しさん@ピンキー
09/07/12 18:51:21 rKFnFLEf
>>515
脱がされる為にある。
517:名無しさん@ピンキー
09/07/13 04:12:15 3esg51cr
スカートは無しの前提で、
座ってるときはパンツ穿いて、立つときは必ず股下10cmまで下ろす世界とか。
起立気を付け礼のたびに前の席の女子がつるりとパンツを降ろして
露になった生尻をつき出してお辞儀するのをガン見。
「歩きづらくない?」
「え? 女子のパンツが伸び縮みするのは降ろしてても歩きやすいためじゃない」
「急いでるときは?」
「全部脱いで走るに決まってるでしょ。 穿きなおすのがめんどいけど」
518:名無しさん@ピンキー
09/07/13 04:24:23 z+QqZUnc
てっきり「パンツを伸ばさないように歩くのが乙女の嗜み」とばかり思っていたよ
519:名無しさん@ピンキー
09/07/13 05:10:41 3esg51cr
リリアンではそれで間違いないww
520:名無しさん@ピンキー
09/07/13 21:01:12 WqAuPjrF
ヤラシイ怪談みたいなシチュ見たい
521:名無しさん@ピンキー
09/07/13 21:16:33 iJL6Idgq
上流階級ほどはずかしい格好するのがマナーだったりとか
上流階級の婦女子の軽い挨拶はコマネチするとか、
お辞儀に当たるのがM字開脚とか
522:名無しさん@ピンキー
09/07/13 21:52:54 B+ZTZxEx
>>521
いいね。マン毛逆モヒカン刈りとか右半分だけパイパンがセレブファッションとか。
お嬢様学校でアナル腹話術で丁寧なご挨拶とか。
格好はヒワイだけど、会話や挨拶は淫語ゼロのお上品な内容だとギャップが楽しそう
523:名無しさん@ピンキー
09/07/14 03:36:21 88Le/ZRU
「おはようございます」
「うん、おはよう」
さわやかな朝の日差し、登校中の生徒たちが俺の横を通り過ぎていく。
良家のお嬢様らしく、走らず、あわてず、ゆっくりと。
もちろん挨拶も礼儀正しく、パンツの前部分を持って、股に食い込ませるというもの。
キリキリと食い込んだパンツからはみ出すマン毛はしっかりと伸ばされ、
中央部分はスジがみえるようツルツルに刈り込まれている。
かつて上流階級の令嬢はみんなこうしていたというが、
いま、この「いまどき流行らない伝統」が息づいているのは、この学校ぐらいだろう。
私立聖昴女学園。創立は明治中期という日本有数の女学園。
華族の令嬢が通うために作られたという、伝統と格式あるこの学校は、
幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられ、
18年間通い続ければ音質育ちの純粋培養のお嬢様が誕生する、
いまや絶滅危惧種とまで言われる「本当のお嬢様学校」だ。
その本当のお嬢様学校の教師としてめでたく採用された俺だが、
最初は学校の格式と伝統にいろいろうちのめされてしまった。
なんせ、いまどきの日本では考えられないほど礼儀作法にうるさいのだ。
さっきの逆モヒカンマン毛を見せつけるような挨拶もその1つで、
そんな挨拶なんてこの学校にくるまでは明治時代を扱うドラマでしかみたことがない、
いわば「ちょんまげ結った侍」レベルのものだった。
しかし、そんなものは序の口の序の口。
良家の子女を預かるこの聖昂女学園の礼儀作法は、
当然その子女を指導する教員である俺にも強要されている。
なので、俺は下半身素っ裸でチ○コの根元にネクタイ、
そして先っぽには亀頭サイズのシルクハットなんていう、
「いまから結婚式にでも出席するのか?」なんていう格好で毎日通勤させられている。
せめてノータイ、ノーハットぐらい許してほしいものだが。
ここまで書いて力尽きた(´・ω・`)
全然エロくならない。
524:名無しさん@ピンキー
09/07/14 04:39:30 acF5rIRv
ちょwww男は普段着でいいのよw
525:名無しさん@ピンキー
09/07/15 02:04:15 Aho5Z/tR
>>524
普段着どころか超正装に見えるがwww
526:523
09/07/15 04:23:31 lXorF5Vn
>>523の続き
校門をくぐると、正面にはクリトリス教の聖母と讃えられる聖マンコ像が見えてくる。
地面に横たえた御身の上半身だけ起こしながら膝を曲げながら大きく両足を開き、
女性器を天へと供えるかのように指で拡げたその姿は、
いつ見ても慈悲に満ち溢れた神々しいものだった。
その像の前までくると、ほとんどの生徒は立ったまま大きく膝を曲げ、
中腰になりながらマンコ像に自らの女性器を晒して祈りを捧げている。
なかには熱心に祈るあまり、溢れる蜜を地面へと奉納する生徒も。
クリトリック系の学校にはどこにもマンコ像があるが、
登下校の際に祈りを捧げるよう校則で決まっているのは、
いまや我が聖昂女学園ぐらいだろう。
職員室で朝の教員会議を終えると同時に、始業を告げるベルが響き渡る。
朝の静けさをわずかだけ残した廊下に響くのは、教員の足音だけ。
授業前だからといって慌てて走るようなはしたない生徒などここにはいない。
全員、教室で着席しながら授業が始まるのを待っているのだ。
ゆっくりと、音を立てないよう教室の扉を開くと、生徒たちが一斉に立ち上がる。
そして俺が教壇へとたどり着くと、クラス委員長の号令とともに全員が立礼をする。
「「「「よろしくおねがいします」」」」
俺のほうに尻を突き出しながら、指で肛門を言葉に合わせて開いたり閉じたり。
もちろん股の間から上半身が見えるほど体を折り曲げ、視線は俺をしっかり見据えている。
上半身を軽く曲げる程度、肛門に指を添える程度のお辞儀がまかり通る昨今だが、
そこは幼い頃から礼儀作法が徹底的に叩き込まれた聖昂女学園の生徒。
しっかりと作法に則った正しい女性用立礼を見せてくれる。
俺も彼女らに恥ずかしくないよう腰をしっかり振って、
ぺちんと下腹部に男性器をたたきつけて返礼した。
527:523
09/07/15 04:24:33 lXorF5Vn
午前中の授業が終わると、聖昂女学園でも当然ながら昼食の時間となる。
正しい食事マナーを学ぶため、この学園では給食制度を導入している。
すべての生徒が入れる大食堂で昼食をとるのだが、
配膳は生徒の手でまかなわれることになっている。
正しい配膳のマナーも学ばせようという、創立以来の伝統だそうだ。
昔は調理まで生徒の手で行なわれていたというが、
さすがにそこは近年改善されて業者が行なっているようだ。
配膳係のうち、食器担当となった生徒は4時間目を免除されて
その時間を使って沐浴をして身を清める。
そして全身を綺麗にしたあと、テーブル中央にあつらえてある配膳台へと身をよこたえる。
そこにやってき授業を終えてやってきた飾りつけ担当の生徒が、
食器担当の生徒の上へと丁寧に丁寧に食材を並べていくのだ。
彩りや栄養のバランスだけでなく、料理の見栄えも考慮して並べていくこの作業、
どの生徒も一流料亭の料理に勝るとも劣らないほどすばらしい飾りつけを施していく。
そして、飾りつけが終わったのとほぼ同時ぐらいに生徒たちが大食堂へと入ってくる。
全員が着席すると、厳かに食事前の祈りが捧げられる。
生徒たちは全員祈りの言葉をつぶやきながら、
それにあわせて女性器に入れた指を動かしている。
いつもの光景とはいえ、とても美しく神々しいものだ。
528:523
09/07/15 04:25:33 lXorF5Vn
祈りの言葉が終わると、おのおの両手に一本ずつ箸を持ち、
それを目の前の茶碗にそっと添えた。
「それではみなさん『いただきます』」
「「「「「いただきます」」」」」」
学園長でもあるシスターのお言葉とともに、全員が行儀よく茶碗を叩き鳴らす。
右、左、右、右、左、右、左。
自分の茶碗にご飯が盛られるまで、決められたリズムで茶碗を一心不乱にたたき続ける。
きちんと『いただきます』ができない子供が増え、
食育の重要性が叫ばれる世の中だが、ここではそんな心配はない。
そしてご飯が盛られた生徒から好き嫌いなく、栄養バランスを考え、
目の前に横たわる食器から自分が食べたいものを取り分けていく。
くちゃりくちゃり。ずずーっ。
咀嚼音や味噌汁をすする音などが大食堂に響き渡る。
ここでは音を立てないで食べるような下品な生徒はひとりもいないのだ。
時折、咀嚼した食事を口移しで食器係へと食べさせてあげる生徒もいる。
そのとき、箸の先で乳首をつまんだりするいう気の配りよう。
もちろん、食器係の表面に残った食べ残しは、生徒全員でなめつくすのも忘れない。
食事の最後には、みんな揃っておなかを前に張り出しつつ右手でぽんぽんと2回叩いて
「ごちそうさまでした」と挨拶し、シーシーチッチッと爪楊枝で歯をせせるのも忘れない。
学生の食事とはいえ、一切の気の緩みも見せず礼儀を重んじるこの学園ならではの光景だ。
昼休みが終わると、週1回設けられている「礼儀作法」の時間がはじまる。
もちろん教師である俺は参加する必要はないのだが、
教室の後ろでそれを見るという義務がかせられている。
今日も『正しいバイブの使い方』なんていう、単調かつつまらない内容だ。
「このような『くわえバイブ』は大変みっともなく見えます。
ちゃんとバイブは1回ずつ根元まで差し入れ、そして外に出すのがマナーです」
ほかにも『ねぶりバイブ』『重ねバイブ』『移りバイブ』『寄せバイブ』『涙バイブ』など、
男の俺には役に立たないマナーばかりが紹介されていく。
もっと実践的なマナーを紹介してほしいものだ。
529:名無しさん@ピンキー
09/07/15 04:26:16 lXorF5Vn
なんかまたよくわからんものになってしまった(´・ω・`)
530:名無しさん@ピンキー
09/07/15 05:36:36 u2hkqQiM
ちょwwGJだけど、上品なのは文体だけで女の子たちは下品100%じゃないかwww
531:名無しさん@ピンキー
09/07/15 05:46:05 BlV+B+hr
特に給食のくだりなんて下品の塊www
532:名無しさん@ピンキー
09/07/15 10:16:18 oIDvU5J2
エロと下品は違う。はず
533:名無しさん@ピンキー
09/07/15 12:13:36 so/OVVqh
エロと下品が組み合わさった状態は好きだが
エロと無関係に下品なのは困るwww
534:名無しさん@ピンキー
09/07/15 17:14:34 GTED8mM4
>>529
まずはGJ。
俺、月に5本ほど投下する書き手なんだが、このSS読んで、マジ自作の画一的なベクトル痛感したわw 是非見習いたい。
535:名無しさん@ピンキー
09/07/15 19:45:20 y8OAJkAM
給食の下りが一番興奮した。下品は偉大だGJ
536:名無しさん@ピンキー
09/07/15 20:26:49 E8kLZmH5
行動自体は下品でもそれを皆が整然と行っているのなら
それは行進のような一種の芸術性さえ感じるかもしれない
537:名無しさん@ピンキー
09/07/16 01:07:03 Jam3dp9f
「あーそれでは、転校生の紹介もすんだところで……」
担任のナントカ先生……自慢にはならないが、俺は人の名前を覚えるのが苦手だ。おま
けに転入の手続きの時に初めて顔を合わせてから、まだ二時間も経っていないのだ……
が、今日の予定を説明する。
「今日は、入学前オリエンテーションで説明したとおり、このホームルームが終わり次第、
県の女子児童生徒清純育成条例に基づく検査と記録カードの作成を行います。検査の
後はレントゲン撮影もありますので、そのつもりで用意してありますね?」
ハイと皆が返事をする。なんだかしつけのよい地域だな。俺がいた中学なんて……
ちょっとまてよ?
女子児童生徒清純育成条例って、なんだろう?とてつもなくいかがわしい感じがする。
「よろしい。では、何か質問はありますか?」
……誰も疑問に思っていないようだ。でも、俺はなんだか訳がわからない。
「はい、すいません。えっと、その……女子生徒ナントカ条例って何ですか?」
おずおずと手を挙げて聞いてみた。
まだ名前も覚えていない級友たちの、珍しいものを見たような視線が痛い。
「あ~、高牧(たかまき……俺のことだ)君は中学まで県外でしたかぁ……それでは、知ら
ないのは無理もないですね」
そう、俺は進学を機に単身赴任していた親父を追いかけて、家族で住めるようにこの町
に引っ越してきたばかりなのだ。
引っ越しのゴタゴタで入学式には出席できず、三日後(つまり今日)のオリエンテーショ
ンからの転入という形になってしまったわけだが。
「そうですね、簡単に言えば、最近の中高生の性の乱れを正すための県の条例です。何
をするかは……まぁ、このあとすぐにわかりますけど、男子は立会人として必ず参加しな
いといけません。女子だけでは不正を防げませんからね」
腕時計を気にしながら担任が説明になってない説明をする。
「では、時間もせまってますので、全員一階の清純育成センターへ教室移動です。センター
にはロッカーなどはありませんので、女子生徒は全員ここで服を脱いで行ってください。
……あ~男子生徒は上着だけでいいですよ、高牧君」
何……だと……?
538:537
09/07/16 01:13:34 Jam3dp9f
(続き)
自分の耳が信じられなかった。
しかし、がたがたと音を立て、俺以外の級友は皆席を立つ。
思わず隣のメガネをかけた女の子を眺める。彼女は、俺の視線など気にもしない様子
でブレザーの上着を脱ぎ、するするとネクタイをほどいていく。
そのさらに隣の女の子はさっさとスカートを脱ぎ、さらにまったく躊躇を見せず、下着も
脱いでしまう。……清楚な白だった。
そんな間に隣の子は、ブラウスをきちんとたたんで机の上に置くと、そのままブラジャー
も外してしまっていた。……やっぱり白だった。校則で決まっていたのかもしれない。い
や、そんなことより……えーと、いや、おっぱいやおしりがまるだしで……ええーっ!?
気がつくと、クラスの半分を占める女子生徒は、皆全裸……訂正しよう。靴下と上履き
は履いている……になってしまっている。皆制服と下着はきちんとたたんで机の上。なん
だかものすごいなぁ、みんな。
「えっと、高牧君、だったけ?」
一糸まとわぬ身体を惜しげもなくさらして、隣の女の子が声をかけてきた。
「男子もレントゲンはあるんだから、ちゃんと上着は脱いでいかないとダメでしょ?」
あわてて見渡せば、男どもは皆Tシャツ姿になっている。返事もそこそこに脱いだ学ラ
ンを……男子は学ランなのだ……椅子の背に掛け、さらにその上からワイシャツを掛ける。
なんだか自分の受けた家庭教育がとてもみじめに思えてきた……それでも、視線は胸
と……脚の間を往復してしまう。
すべすべの肌にくっきりした下乳のある立派なバスト。桜色の乳首がツンと尖っている。
そして脚の間には……うん、ヘアーって奴だよな。うん。拾って読んだ週間ナントカのグラ
ビアのお姉さんよりは、ずっと控えめだけど。
「ほら、ぼっとしてないで!集団行動を乱さない!」
委員長みたいだなぁ、なんて考えていた。セミロングで前髪はおデコ丸出しで、メガネ
かけてるし。後で、本当に委員長だったと知ったわけだけど。
(続く)
……
流れを無視して初投下。
SS投下そのものが初めてだから、至らない点はご容赦ください。
スレ的には「転校した先がエロだった」という事で。
続きは近いうちに……
539:名無しさん@ピンキー
09/07/16 06:43:57 RBO+h7N8
靴下と上履きだけの全裸GJ(;´Д`)ハァハァ
恥ずかしがってないのは評価が分かれるとこかもしれないが自分は両方ありなのでOK(;´Д`)ハァハァ
もし女子の生おしりを穴のあくほど凝視してたらどんな反応をするんだろうか
A:流石に恥ずかしがって手で隠す「あんまりジロジロ見るのはマナー違反よ」
どうやら見て見ぬふりをせねばならないらしい。さりげなく視界に入れるのはセーフ?
B:恥ずがしがりつつも「もー、エッチ!」とうれしそう(もちろん隠さない)
どうやらこの学校の他の男子は女子の裸に飽き飽きしていて、主人公の反応は歓迎されるらしい
C:「それじゃよく見えないでしょ?」と尻を両手で開いて肛門を丸出しにしてくれる
どうやら女子は男子が見たがる部分をどんどん見せてあげるのが親切でよいことという校風らしい
D:「おしりばっかり見ないで全部見なさいよ」としかられる
どうやら男子は女子を全力で視姦しまくるのがエチケットな校風らしい
E:「おしりになにかついてるの? とってくれるかしら」とおしりを突き出してくる
どうやらレイプやポルノやセクハラといった概念が全くなく、女子が完全に無警戒な校風らしい
F:「何? ハメたいなら 教室移動中に歩きバックでしてくれてもいいわよ」
どうやらセクロスフリーな校風らしい。それで清純育成センターってどういうこと
反応パターンをいろいろ想像するだけで(;´Д`)ハァハァ
540:名無しさん@ピンキー
09/07/16 22:32:14 f6X2Z2MT
穴があくほど見つめてたらほんとに穴があいて新たなセックス穴が!
541:523
09/07/17 02:32:41 iRqeQWhw
>>528のつづき
すべての授業とホームルームが終わり、時は放課後。
学園内は部活に励む生徒たちの姿でにわかに活気づく。
明日の準備にも疲れたというのもあるが、
「予定」までの時間を潰すため、俺は校内を軽く散歩することにした。
最初に目に入ったのは相撲部の練習風景。
スレンダーな体に似合わぬ形のいい乳房を誇らしげに見せつけているのは、
いまや学生横綱として角界入りを噂されている田村だ。
「あ、先生、ごっつあんです」
「稽古、がんばってるね」
「もうすぐ大会が近いですからね、みんな練習に減量にと大変ですよ」
相撲は土俵入りや四股の芸術性に重点が置かれる競技なので、
力士はみんな日々のダイエットや肉体美の追求に余念がない。
なかには月100万近くかけてエステに通う学生力士もいるという噂だ。
「太りすぎたら新体操選手になっちゃうもんなぁ」
「そんなブクブクの男なんかと一緒にしないでください」
ちょっと頬をふくらませて拗ねる顔のあどけなさの中にも
凛としたものを感じさせるあたりは、さすが学生横綱といったところか。
「でもですねぇ、こんどの大会から立会点の割合が高くなるんですよ。
ウチは芸術点の高さで勝負する力士が多いから、ちょっと不利になるかもしれません」
美しさというあいまいな判定基準よりも、立会での勝敗というわかりやすさが重視されるのは、
国際大会での日本勢圧勝が背景にあるのだろうか。
たとえ日本発祥の競技でも、欧米が不利だとルール改正されてしまうというのは
なんというかやりきれないものがある。
「では、また稽古にもどります。ごっつあんです♪」
かわいらしく微笑んでふんどしの前部分を引っ張るようにお辞儀すると、
田村はまた稽古へと戻っていった。
ぷるん、ぷるんと胸を揺らしつつ、大きく脚を上げて四股を踏むその姿は、
まさに土俵入りを神への感謝として捧げたという昔の力士そのもの。
一心不乱に練習する田村を背に、俺はまた散歩を続けることにした。
542:523
09/07/17 02:33:31 iRqeQWhw
武道場から体育館に場所を移すと、広々としたセックスホールでは
社交セックス部の生徒たちがセックスの練習に励んでいた。
音楽に合わせ、華麗な腰さばきをみせる生徒が多いのは、
常日頃「欧米の社交界」とかいうところでセックスをする機会が少なくないからだろう。
「あら先生、どうしました?」
優雅に肛門を指で押し広げながら、生徒の一人が俺に声をかけてきた。
たしか社交セックス部の部長、後藤だ。
「いや、ちょっと気分転換に散歩しててね」
そういうと後藤は軽く微笑み、俺の男性器を手に取った。
「ならば一曲お相手いただけませんか?
うちの部は殿方がいないので、普段は代役ばかりですの」
見渡すと、半分ぐらいの部員が腰に男性器を模した張り型をつけている。
涙ぐましい努力だ。
「だが、俺はそんなにうまくないぞ?」
「ワルツぐらいはできましょう?」
「まぁ・・・・・・ワルツなら・・・・・・」
ならば!と後藤は嬉しそうに俺の男性器を引いて、ホールの真ん中へと導いた。
部員たちの視線がさっと俺と後藤へと集まる。
なかにはあからさまに俺へと嫉妬の目を向ける生徒までいる始末。
それだけ後藤は慕われているということか。
優雅な音楽が流れ、俺は3拍子に合わせて複雑なストロークを繰り返す。
後藤の体をうまくコントロールしつつ、入れて出して出して入れて入れて出して。
普段踊りなれてない俺をあざ笑うかのように、後藤の女性器は優雅な締め付けをしてくる。
やがて俺と後藤は曲のクライマックスにあわせて絶頂に達し、
最後は優雅に2人の体液がまじりあった糸を引きながらポーズを決めた。
なんとか1曲踊りきり憔悴した俺とは対照的に、後藤はまだまだといった顔を向けてくる。
「先生も聖昂の教師ならば、もうちょっとお上手にならないと」
まったく教師の面目丸つぶれだ。
「練習しておくよ」とだけ言い残し、
まるで逃げるように俺は自分に割り当てられた教員室へと戻っていった。