08/11/27 22:12:24 rOXbLaUw
男が生まれなくなった日本。
その割合は女30人に対しておよそ1人。
原因は不明だったが、政府は恐れをなした。
このままでは、加速度的に人口が減少してしまう。
そうなれば、日本はもうおしまいだ……
そんなときに立ち上がった文部科学省と厚生労働省。
彼らの出した政策は、ど肝を抜いたものだった。
「高校生、クラスハーレム計画」
男をクラスに1人だけ配置し、残りを全員女子に。
高校入試を利用し、男女の割合を操作。
全クラスハーレム状態を形成。
男はクラスの女なら自由に抱いてよいし
女は抱かれるために努力しなくてはいけない。
妊娠すれば報奨金、3年間で孕まなかったら進学はかなわず肉体労働。
そんな世界の出来事。
少子化も加速したこの世界の高校は
一学年3クラス、というのがスタンダードだった。
そんな、9人の男のうちの1人が、田中 男太郎だった。
男児の誕生を喜んだ親戚一同が
男を強調したいがためにつけた名前。男太郎。
それほど男児はレア種族だったのである。
「あー、委員長だ。おはよう」
男太郎はクラス委員長に挨拶をする。
もちろん挨拶は女性器の愛撫。
後ろからスカートの中にいきなり手を突っ込む。
「あっ、お、おはよう、太郎様」
整った目鼻に、少し小さめの口。
黒の細いフレームのめがねをかけている。
振り向いた委員長は美人だった。
男が減少し始めたあたりから、美人の率が飛躍的に上がったらしい。
遺伝子的には当たり前なんだけどね。
「うん、今日はノーパン? 代わり映えしないねー」
「ノーパンのほうが、挿れやすいとおもって。
太郎様はもう一週間も入れてくださらないし。」
「きょういける日? っていうか、無駄うちだけは勘弁なんだよね」
超強力な滋養強壮剤(政府支給、無料)があるとはいえ
やはり、連続は厳しいのだ。
「体温的にはオッケーだから、ね? 朝一からどう?」
すると、委員長は男太郎の手を離すと正門横の壁へ向かい
そのまま前かがみになり、真っ黒なスカートをめくり上げた。