09/06/09 19:58:48 qKAjDAts
保管庫に変な広告書き込みが…なにかんがえてんだ
501:名無しさん@ピンキー
09/06/11 00:44:49 x6jfvP7u
コメントのとこか。
まったくだな。
502:名無しさん@ピンキー
09/06/11 23:44:01 qLx06hh6
バイオベース系の丸呑みが欲しい
設定はファンタジー世界のとある研究所で生まれた魔法生物で、
ピンク色をしたグロテスクな外見の生物、
無数の大きな触手で高い魔力を持った少女や女性を丸呑みする。
丸呑みされた被捕食体は体内の保管庫に移され、手首と足首、そして女性器に器官を繋がれ、生きたまま体の一部にされる。
そして体内保存効果のある液体に漬け込まれて意識を失い、いつ覚めるかわからない深い眠りに付く。
そうやって少女や女性を取り込んで魔力を増幅し成長していく生物のSSを書いて欲しい。
503:名無しさん@ピンキー
09/06/12 00:58:19 FJL4qpik
クレクレ直球過ぎw
504:名無しさん@ピンキー
09/06/12 19:51:01 wneanaXL
ニコニコでこげなものが・・・
URLリンク(www.nicovideo.jp)
505:名無しさん@ピンキー
09/06/13 03:40:39 K48O2MXo
あの台詞を言わなければならないようだな。
東方厨うぜえ。
506:名無しさん@ピンキー
09/06/13 13:29:11 NIqpwJcz
東方に罪があるわけではなく、東方厨と嫌東方厨に罪があるということを忘れてはならない
507:名無しさん@ピンキー
09/06/18 21:39:33 awmw58wb
糞スレage
508:名無しさん@ピンキー
09/06/19 07:17:49 /uNTKbmg
食べられた女の子が糞になって排泄される、というのが一番興奮する要素な捕食フェチもいるんだろうな
509:名無しさん@ピンキー
09/06/19 18:23:49 R3bWleJV
>>508
食べられた男が糞になって排出されるSSならこの板のスレで見たんだけどなー
510:名無しさん@ピンキー
09/06/24 23:24:56 s7BvVrpl
結局、スレが停滞してしまったか
511:名無しさん@ピンキー
09/06/26 01:05:25 bPg5Q4Uf
貼り
URLリンク(www.elog-ch.com)
512:デザートスプーン0/5
09/06/26 14:51:22 g+JoedaW
>>444と>>476を投下した者です、文体が苦手な方はスルーしていただけたらと思います。
「オリジナル・捕食者(人型の魔族)・捕食方法(スプーン)」です。
人型のですがあくまで魔族なので平気かなぁと・・・
捕食方法も少し独特と思われるのでスレチになってしまっていたらすいません。
513:デザートスプーン1/5
09/06/26 14:51:50 g+JoedaW
これはとある魔界の貴族が持つ不思議な道具。
すくったものを美味なるデザートに変える力を持つ。
そして素材が優れたものであれば至高の味を楽しむことが出来るという。
今の持ち主が出した最高の素材の答えは・・・『美しい少女』
薄暗い森の中に中学の制服を着た二人の少女の姿がある。
片方の茶色味がかったショートヘアーで健康そうな細身の少女、遠野美香。
もう片方は黒いポニーテールと年の割りに発育のいい胸をした少女、水瀬唯。
二人はこの先にある穴場の心霊スポットだという洋館を目指していた。
「唯~大丈夫?疲れた?」
「うぅ大丈夫・・・疲れてはいない、怖いけど」
唯の表情は曇っており乗り気ではないことが伺える。
元々『夏を先取りして肝試し行こう!』という美香の強引な誘いでやってきたのだった。
「ほら、置いてっちゃいそうだし、手でも繋ごう」
美香は唯の手を強引に掴むと先へ先へと進んでいった。
「ふ~やっと着いた、それじゃ早速」
「待ってよ、美香ちゃん・・・なんか想像と違うんだけど」
美香は何が?という顔をするが唯の言うことも理解できる。
重苦しい造りの洋館、それは問題ない。
しかし、当然明かりはないが長年放置された建物にしてはそれは綺麗すぎた。
物語に出てくるようなツタの絡まった様子もなく、ガラスの割れた箇所もない。
「気にしすぎだって。入るのが嫌ならここで待っててもいいよ?」
美香は笑いながらそう言うと重い扉を開き、中へと足を進める。
一人でいることの方が怖い唯も渋々その後に続いた。
514:デザートスプーン2/5
09/06/26 14:52:11 g+JoedaW
中もやや埃臭いが荒れた風はなく、僅かな調度品が並ぶだけの部屋を覗いていった。
「ん~、ちょっとがっかりかなぁ。こんだけ綺麗だと雰囲気もないし」
不満げな声を漏らす美香とは対照に非現実的ともいえる綺麗さを不気味に思う唯の足取りは重い。
そして階段近くの大きな扉を開ける、一階の部屋はこれで最後である。
「この部屋だけ広い!唯、奥まで入ってみよう」
「暗いんだからもう少しゆっくり歩いてよぉ・・・」
ズンズン進んでしまう美香の後を追って部屋の中に入る。
「え?えっ?どういうこと?」
美香のもとに唯が追いつきゆっくりと扉がしまると同時に部屋全体に明かりが灯った。
唯に至っては驚きに声をなくし、美香の服の裾をギュッと握りしめている。
『ようこそ我が館へ。大したお持て成しも出来ませぬが晩餐などはどうですかね?』
突然の声に困惑しながらも声のした方を向く二人。
そこに座っていたのは異常に大柄で肌が赤黒く、まるで人間ではないような風貌をした男。
「い、いえ、今はお腹もすいてないですし・・・あの、勝手に入ってしまって、すいませんでした」
美香は震えながらそう答えると唯の手を取り扉の方を向きなおす。
「そうですか・・・それは残念だ。ならばデザートだけお付き合いしていただきましょう」
そう言いながらゆっくりとした足取りで二人のもとへと近づいてくる。
「唯!走るよっ」
恐怖で足がすくんでいる唯を引きずるように走りだすが、扉に辿り着くことも出来なかった。
真っ赤な絨毯から伸びる真っ赤な触手、二人の体を必要最小限の箇所で拘束している。
「突然走らないでくださいよ、これから食事をするのに埃が舞ってしまいます」
「わかった、食べる、デザートだけなら食べてくから放してよ」
理解しえない現状から逃れたい一心でそう叫ぶ。
しかし、返ってきた答えは予想もしていないものだった。
「あなた方は食べる必要はありませんよ。食べられる側なのですから」
515:デザートスプーン3/5
09/06/26 14:52:33 g+JoedaW
言葉の意味を理解できず声もなく固まる二人。
初めと変わらぬ足取りのまま二人のもとへ辿り着くと丁寧に制服を脱がせる。
「なっ何すんのよ、変態!」
「やめて・・・ください」
顔を真っ赤にして怒鳴る美香と俯き首を振りながら弱々しく懇願する唯。
手足を縛ったような状態のため完全に裸ではないが胸も股間も全て見えるようになると
異形の者は懐から一本のスプーンを取り出した。
二人は恐怖は消えないもののあっけに取られてしまった。
『食べられる』その単語から想像したのは鋭利な刃物、
しかし目の前にあるのはただのスプーンにしか見えない。
「まずはこちらにしましょうか」
美香の発育が不完全な胸にスプーンの先が触れ、音もたてずにすくわれる。
そのまま口に含むと僅かに酸味のあるゼリーのような甘みが溶けるように広がった。
「ひっ、痛いぃ・・・なにしたのよ、スプーンなんかでなんで私の胸がなくなってるの?」
「素晴らしい味ですよ、少々コクは足りない気もしますが爽やかな味だ」
賛辞の言葉を述べ次の部位を思案する。
抉られた胸からは血がしたたるが辺りには生臭いにおいはせず、むしろ仄かに甘い香りが漂う。
「ひぐ・・・美香ちゃんがぁ・・・誰か助けてぇ・・・」
痛みに歪む美香を見ることも出来ず下を向いて涙を流す唯。
その涙がポタポタとかかる柔らかそうな胸に魔族の手が伸びた。
「せっかく二人いるのですから食べ比べていきましょうか」
美香とは違い十分な発育をし自己主張するその胸は柔らかいが適度な弾力がある。
重力に従い僅かに下を向く乳房を手で支えるとスプーンいっぱいにすくいあげた。
口にいれた途端に広がる味はプリンのようだった。
滑らかな舌触りと芳醇な甘い香り、そして濃厚でコクのある味わい。
「これはこれは、さすがにこれだけのサイズですとコクが違う」
「痛っ!いや・・・いやいやいや・・・私のおっぱい食べちゃいやぁ」
大人しい唯は自分の大きな胸を恥ずかしく思っていた。
しかし、それと同時に美香が羨ましがるから自慢にも思い始めていた。
その胸が目の前の異形の化け物の口に消えていく、それは痛みとともに大きな喪失感を与えた。
魔族が手を離し支えがなくなると先端が下を向くとまだ膨らみ程度でしかなかった美香にはない
引きちぎられるような痛みを生み唯の苦痛の表情を濃くさせる。
516:デザートスプーン4/5
09/06/26 14:52:58 g+JoedaW
「唯、唯!しっかりして!やめてあげて!唯は食べないで」
自分が強引に連れてきたせいで唯が辛い思いをしている。
それは欠けた胸よりも奥の奥をそれ以上に痛ませた。
自分を先に食べたらお腹いっぱいになって唯は逃がしてもらえないだろうか?
そんなのは到底無理と分かりつつも美香はそれにすがるしかなかった。
「私なら食べていいから・・・お願いします、私を食べてください・・・」
魔族の表情が驚きに変わる。
今までも2人以上を同時に食すことは珍しくなかった。
しかし、このように自分を食べるよう言ってきた娘は初めてだった。
「いいでしょう。そんなお願いは初めてだ、特別に聞き入れて差し上げます」
気にいる部位を探すように様々なところを掬い上げ口に運んでいった。
引き締まった二の腕は風味豊かなシャーベット
程よい張りの太ももは食感と香りが楽しいグミ
美しくへこんだお腹を贅沢に中まで掬えばフルーツタルトのような味わい
一口ごとに無残に削れていく体に苦痛の声をあげ顔を歪ませる美香と、
それを見ることすら出来ず声すらも聞きたくないかのようにすすり泣く唯。
「さて、次は・・・と」
スプーンの先をウロウロさせて行儀悪く目移りさせると美香の目の前でその先を止めた。
「ひっ、嫌・・・止めてよ・・・ひぃやあああああぁぁぁぁ」
先端を眼球の下に滑り込ませると次の瞬間スプーンの上には丸く艶やかな存在があった。
口に運びコロコロと舌で弄ぶとギュッと噛み締めた。
「おおお、これは!初めての味だ感動に値する!」
噛み締めた途端に口の中に広がる爽やかだがコクのある甘み。
数種類の果実を混ぜ濃縮したような味わいなのに一切の雑味がなかった。
「あぁそう・・・満足したなら・・・早く唯を放してよ・・・それと痛いからさっさと全部食べちゃって」
体を震わせ暗闇を湛える眼孔から涙の代わりの血のジュースを流しながら、
痛みで鈍る舌を精一杯動かして言葉を搾り出す。
「ああ、そういえば先に食べろと言っていましたね」
いやらしい笑みを浮かべると口元に手を当てる。
「しかし、あなたは美味しいのですが・・・酸味が全体的に強くて甘いものが食べたくなりますねぇ」
魔族は口元の手を離すと目線を唯に向ける。
「こちらのお嬢さんは逆に狂おしいほどに甘い蜜のような体をしていましたね」
517:デザートスプーン5/5
09/06/26 14:53:18 g+JoedaW
スプーンは美香と同じ順番に唯の体を抉っていく。
柔らかい二の腕はマシュマロ
さらに柔らかい太ももは溶けかけのホワイトチョコレート
白く括れたお腹は豊かな味わいのティラミス
どこを食べてもコクのある甘みが口の中を満たしていく。
唯の悲鳴と助けを求める声だけが響きわたり、美香の酸味のある香りと唯の甘い香りが部屋中に広がっている。
痛みと出血と絶望で体力も気力も奪われた美香は時折呻くだけ。
そして今スプーンの先は唯の目の前にある。
「先ほどのお嬢さんの眼は特別素晴らしい味でした、あなたにも期待してますよ」
「や・・・やめて・・・やめ・・・・・」
恐怖で目を閉じ最後の抵抗とばかりに首を左右に振る。
その僅かな抵抗も片手で簡単に制されると、固く瞑った目を指で開かれる。
美香のものより黒目の範囲が広く吸い込まれそうな程深い色をした眼球がスプーンに乗っている。
魔族はその美しさを目で味わった後に丁寧に口に運ぶ。
しっかりと噛み締めると口中に深い深い甘みが充満した。
ミルクを想わせるコクのある甘さ、砂糖菓子のような強烈な甘さ、よく熟れた果実のようなずっしりくる甘さ。
甘みが目立つが舌を疲れさせない程度に優しい酸味も感じられる。
あまりの味に魔族は賞賛の言葉すらも忘れて口に残る余韻を楽しんでいる。
「うぅ・・・美香ちゃん・・・美香ちゃん」
唯の呼びかけに僅かに顔を上げその暗い眼孔を見つめる美香。
「私もお揃い・・・だね」
全身の痛みで歪む顔を僅かだが笑顔に変え美香に話しかける。
「私・・・美香ちゃんとならどこだって行くよ・・・怖いけど怖くない」
美香は唯の言葉に寂しげな笑顔を見せて血の気の薄い唇を動かした。
「そお・・・じゃあ一緒に行ってくれる?あの化けもんのお腹ん中・・・」
「うん」
食事を楽しむのは異形の男ただ一人。
部屋に響く声は最後の晩餐を惜しむような二人の少女のもの。
血の抜けた体は痺れ痛みを伝えるのをサボるようになり二人に最後の語り場を与えた。
甘みを楽しむと酸味と香りで舌の疲れを取りと交互になくなっていく二人の体。
もう肩から先はないけれどお腹の中でしっかりと手を繋いでいる気がする。
そう思わせるほどに二人の表情は安らかに・・・魔族の口の中に消えていった。
518:名無しさん@ピンキー
09/06/27 12:49:14 4NJN7MUq
新作きてたよ!グッジョブだよ!
519:名無しさん@ピンキー
09/06/27 13:27:06 kjpnVG38
おお!良作ですな
ネタも面白い♪
520: ◆TQe8ffbWvKEX
09/06/28 17:40:57 XshLhdBK
「食いちぎり」、「グロ」といった要素を含んだオリジナル現代物の短編を投下させていただきます。
ダークな展開なので苦手な方はご注意ください。
521:愛喰虫 1/6 ◆TQe8ffbWvKEX
09/06/28 17:42:08 XshLhdBK
「うあっ!酷い仏さんですね。」
陽が落ちても澱んだ暑さが残る夜、○△県警南丘署の刑事、伊岡康太巡査部長は一通り事件現場の周りを巡ってから戻ると
26才という年齢よりやや幼く見える顔を歪ませてそう漏らした。
彼の視線の先には鑑識の青服が数人、そしてその足元に無惨な女の遺体があった。
彼女はぼろきれと化した真っ赤に血に染まったスーツを纏い、その中の肢体は胸から腹までぐちゃぐちゃに裂かれている。
そして顔に苦悶の表情を張り付かせたまま息絶えていた。
「鑑識がガイシャのバッグの中から持ってきてくれた。」
伊岡にそういって免許証を手渡したのは吉永功治警部補、彼の上司に当たり、捜査に当たってはペアを組む刑事だ。
免許証には清楚な印象を受ける美人の写真が貼られている。
凄惨な死顔と見比べるとだいぶ印象は異なるが、目の前に転がっている女性の生前の容貌だった。
「『村沢 秋絵』ですね、すぐに本部に問い合わせてみます。」
その時、伊岡の首筋にチクッと痛みが走った。
手で叩いてみたが掌には何もついていない。
(虫かな?めっきり暑くなったからな。)
気にも留めずに彼は県警本部に連絡を取るためパトカーに向かった。
翌朝、管内での殺人事件の発生を受けた南丘署では近隣の署からの応援や県警本部から派遣された刑事たちでごった返していた。
その喧騒の間を事件現場周辺での聞き込みを終えた後、捜査会議に出席していた伊岡が割って通る。
通り過ぎた受付ロビーのテレビがちょうど彼らが追っている殺人事件のニュースを流していた。
『事件は本日午前2時30分頃に発生しました。
通りかかった新聞配達員のバイクが道路の真ん中で蹲った人影を目撃し、ブレーキをかけた瞬間にヘッドライトの
焦点がその人影に合わさりました。。
その瞬間、人影は倒れこんだもう一人の人物に覆いかぶさるような体勢をとっていたといいます。
そしてライトに照らし出された人影の身体は真っ赤な返り血で染まっており、新聞配達員が悲鳴を上げるとそのまま走り去りました。
後に残されたのは無惨な女性の遺体だけでした。』
近隣の署も含めて非常警戒を取り、検問を張ったがまだ容疑者の足取りは掴めていない。
被害者の身元がすぐわかったから交友関係を通して容疑者が浮かぶかもしれないが、長丁場の事件になるだろうと伊岡は感じていた。
もちろん昨晩夜勤だった彼もそのまま今日も勤務につくことになる。
それどころか家に帰れるのがいつになるのかもはっきりとしないため、彼はトイレに抜け出したついでに私物の携帯電話で
妻にメールを送ることにした。
『涼香(りょうか)、おはよう。知っていると思うけど僕の署の管内で殺人事件があった。当分家に帰れそうにないや。
家の戸締りとか火の始末に気をつけてね。それじゃあね、可愛い涼香。』
涼香とは康太の妻の名だ。年齢は彼より2才上の28才、隣の市にある西里警察署の地域課に勤めている巡査部長の婦警である。
彼らは同じ警察署に配属されていた際に知り合い、2年前に結婚した。
170cmほどのやや小柄な康太とほぼ同じ身長を持ち、スタイルの良い肢体を鍛え上げて空手、剣道、合気道で段位を取った涼香は
年齢が上であることもあり、すっかり康太を引っ張る姉さん女房となっていた。
少し子供っぽい所がある康太も家では彼女に甘え、まだ子はいないが彼らは幸せな夫婦生活を送っていた。
午前中一杯を被害者の知人に対する聞き込みで費やし、午後2時過ぎに署に戻った伊岡。
彼は少し遅い昼休みをとることにして、ロッカーから私物の携帯を取り出す。
画面には新着メールを告げる表示が点滅していた。
『お疲れさまだねコータ!うん、寂しいけど我慢するよ~。毎日アタシが勤務に出かける時に南丘署に寄って
お弁当と着替えを持っていってあげるね。ガンバレ、コータ!』
凛とした婦警の仮面の影に隠れた夫だけに見せる"女の子"の涼香が送ってきたメールは絵文字が多用された可愛らしいものだった。
その文面を見て笑顔を浮かべる伊岡。
(可愛いな~涼香。ホントに可愛いよー!。―食べちゃいたいくらいに愛してるよ 涼香―)
その心に僅かな邪念が生みだされた。
522:愛喰虫 2/6 ◆TQe8ffbWvKEX
09/06/28 17:42:48 XshLhdBK
「えー、というわけであり捜査本部としては被害者『村沢秋絵』の離婚した夫『福田義敏』を重要参考人としたい。
各員は福田義敏の身柄の確保、また逮捕状請求に足る証拠を見つけ出すことに全力を尽くすこと。以上、解散!」
捜査本部長の言葉を受け、会議室に集まった捜査員達が一斉に立ち上がって思い思いに部屋を後にする。
その中に伊岡康太の姿もあった。
事件発生から4日目の朝の捜査会議。
被害者の友人、現場周辺の目撃情報の聞き込みの結果、事件が起きた夜、被害者と前の夫の福田が一緒にいたことは
確定的であると思われている。
事件後、福田は勤め先に出社しておらず一人暮らしをしているアパートにも帰った形跡は無い。
彼を重要参考人にするには充分な理由だった。
伊岡は浮かない顔をしながら廊下を歩いている。
彼が被害者、そして福田の知人へ聞き込みをした限りでは福田はとても村沢を殺すような男には思えなかった。
福田と村沢は合コンで知り合い、大恋愛の末あっという間に結婚した。彼らが共に25才のときだ。
だが結婚生活は1年で終わり、彼らが離婚してから既に4年が経っている。
離婚の原因は些細な性格の不一致だったらしい。
しかし彼らは離婚してからも交友は保ち、むしろ親友のようにこの4年間を過ごしてきたのだという。
知人らの話だと『生涯の伴侶とする事は出来ないが、共に時間を過ごすのには最良の相手』と互いを認め合っていたらしい。
彼には彼らの関係が理解できた。
彼も涼香と結婚をし、同居を始めた当時に恋愛関係だった頃には気づかなかった彼女に対する様々な不満を感じた。
次第に一人で過ごすことに慣れていた自分のアパートの部屋に妻という他の人間がいることにすら鬱屈を感じ始めた。
その不満を解消したのが新居への引越し、そして涼香が持つ深い母性だった。
ある時に自分の全てをさらけ出して鬱屈を爆発させた康太に、彼女は彼の良いところも悪いところも全て認めて
それを受け入れてくれた。
彼女の慈愛に満ちた心に触れ、康太は自分の心の全てを彼女に委ねることにした。
涼香も康太に尽くしてあげたいと思うことで依存し、そうしてよき夫婦関係を成り立たせることに成功した。
ちょっと間違っていれば自分達も福田と村沢、いや、もっと酷い関係になってしまったかもしれない。
そう思う康太は福田と自分を照らし合わせ、彼に思わず親密さのようなものさえ感じてしまっていた。
刑事課の自分のデスクに戻った伊岡。
彼と、一緒にペアを組む吉永刑事は今は署での待機を命じられていた。
電話番、そして応援が必要になった場合の予備要員だ。
伊岡は心ここにあらずという雰囲気で椅子に腰を下ろす。
もう時刻は昼を回っている、彼は愛妻弁当の包みを解いてそれに箸をつけた
彼がそのような状態であるもう一つの理由、それは今彼が妻である涼香に抱いてしまっている感情だった。
この4日間、彼女は毎日3つのお弁当と洗い立ての着替えを持って署を訪れていた。
顔見知りの署員も多い彼女は刑事課まで入ることが出来、食べ終わったお弁当や汚れ物を集めて代わりを置いて行った。
捜査で外出することが多かった彼は一度も会えなかったが、給湯室の冷蔵庫に入れられた弁当箱、そして綺麗に畳まれて
ロッカーの中に置かれた着替えでその愛情を感じられた。
特にワイシャツの胸ポケットに毎回差し込まれているメッセージカード。
その涼香が書いた応援の言葉を読みながら弁当を口にする時、彼は疲れを忘れることが出来た。
嬉しさ、そして彼女に会えない寂しさを感じる彼の心。
康太の好みに合った、そして栄養のバランスの取れたおかずとご飯が詰まった弁当を口にしながら
(おいしいなー!涼香のお弁当。家での手料理もいいけど、お弁当だと愛情がぎっしり詰まっている気がして
おいしさが更に増しちゃうなー。この鳥の手羽先のから揚げジューシーでおいしい!
―これを作った涼香の細い指もおいしいだろうなー。―)
素直な感想、それに混ざる邪な欲望。
「いけない、またなに変なことを考えているんだっ。」
慌てて首を振って心に湧いた邪念を払おうとする康太。
彼はこの4日間、涼香のことを想うたびに胸に湧き出る―愛する彼女を喰いたい―という禁断の食欲に悩まされていた。
自分が欲求不満に陥っているのかと思い、大人としてはあるまじき行為であるがトイレの個室に隠れて
妻の裸体を頭に浮かべながら自慰をしてみた。しかし全く欲望は解消されない。
むしろその裸体を思い浮かべたことでさらに食欲が湧いてしまっていた。
523:愛喰虫 3/6 ◆TQe8ffbWvKEX
09/06/28 17:43:50 XshLhdBK
「おいっ!伊岡!聞いてるのか!?」
吉永刑事の怒声で伊岡刑事は我に帰る。
「今、聞き込みに出ている中西たちから連絡があった。大通り沿いのビジネスホテルに福田らしき人物が宿泊しているようだ。
すぐ現場に向かうぞ!」
そう言い放って部屋を出て行く吉永を慌てて追う伊岡。
ホテルの部屋に押しかけた刑事たちに任意同行を求められた福田は抵抗もなく素直に応じた。
署に連れて来られ、取調べが始まると彼はすぐに『村沢秋絵』を殺したことを認めた。
ぽつりぽつりとベテラン刑事の言葉に応じる福田からは動機、そして司法解剖の結果『まるで獣に噛み千切られたような』
被害者の傷跡に合致する未発見の凶器についての自白も今日中にはするように思えた。
「伊岡、お前はもう帰れ!」
夕暮れ時、重要参考人を確保し、順調に取り調べが進んでいることでホッとした空気が流れる刑事課。
伊岡はそこで課長の永瀬警部にそう告げられた。
「い、いや、まだ聞き込みのまとめが―」
「いいんだよ。明日、あらかた自白が取れてから聞き込みと照合すればいいだろう。
それにお前酷い顔をしているぞ。若い者がほんの数日署に泊まってそれじゃあだらしねえなぁ。
いいから家帰って可愛いかみさんに思いっきり甘えて来いよ。」
かつて、他の署で上司を務めていたため涼香のことを知っている永瀬は無精ひげを生やした顔に笑みを浮かべて
そう囃すように言った。
自宅の最寄り駅を出た頃にはあたりはすっかり暗くなっていた。
伊岡は荒い息をつきながら家路を歩いていた。
(涼香……僕、どうしちゃったんだろう?おかしいよ、僕の心。)
涼香に久しぶりに会える喜び、それとともにどす黒い食欲が胸の中一杯に広がり続けていた。
(何でこんな変な欲望を涼香に……そういえば現場であの虫に刺されて時からだ、こんな欲望を抱くようになったのは。)
ふと、この欲望の原因に思い当たった康太。
(び、病気かな?うん、家に帰ったら涼香に話して病院に連れて行ってもらおう。今の僕じゃとても車は運転できそうにないし。
―涼香のハンドルを握る腕、筋肉の歯応えがあっておいしいだろうな。―)
「うああぁぁっ!」
一際強い欲望に恐怖を感じ、頭を腕で覆うようにして蹲る康太。
しばらくして立ち上がった彼はふらふらと家に続く道を歩いていく。
『ええ、刑事さん。私は秋絵の事を愛していました。彼女と離婚したのは私の我慢が足らなかったせいです。彼女は悪くありません。
彼女とは離婚してからも週に1度は会って、食事を共にして色んなことを話していました。
彼女と共に過ごす時間は楽しく、安心出来るものでした。
虫の話はしましたよね。
はい、事件の1週間ぐらい前にチクッと刺されて驚いた虫です。
そんな精神状態で私は秋絵に会ってしまったのです。
この前、彼女を殺してしまった日もいつもと同じように食事を共にし、翌日が2人とも休日だったこともあって幾軒かの
飲み屋やバーをはしごしました。
彼女はだいぶ酔っていて、車道にふらふらと飛び出す度に私が手をとって歩道に戻していました。
何度目かに手を取って引っ張ったときに、勢いが良すぎたのか彼女を思わず抱いてしまう体勢になってしまったのです。
その時、彼女は下からアルコールに浮かされた瞳で私を見上げてこう言ったのです。
「ねぇ、今晩このままあなたの家に行っていい?」
彼女は夫婦から友人に戻った私たちの関係、それを今度は逆方向に越えようという言葉を投げかけてきたのです。
愛らしい彼女の顔立ち、身体に密着したその身体、そしてその声。
耐え切れなくなった私は愛する秋絵の身体に噛み付き、そのまま勢いよく肉を千切りました。 』
524:愛喰虫 4/6 ◆TQe8ffbWvKEX
09/06/28 17:45:09 XshLhdBK
風呂から上り、髪を乾かし終えた伊岡涼香はソファに座ってファッション雑誌を読んでいた。
彼女の気分は浮き立つようだった。夕方に夫の康太が今晩は帰宅するとメールを送ってきたのだ。
それを読んだ彼女は腕によりをかけて可愛い夫を迎える晩餐の支度を整えた。
手の込んだ料理はあとは盛り付けるだけの状態で鍋や冷蔵庫に仕舞われている。
(ちょっと作りすぎちゃったかな~?そういえばコータ、ストレスがもろに胃腸にくるタイプだし……食欲あるかなぁ?)
漫画本から視線を上げ、台所を見ながら涼香はふと思った。
(あっ、でもお弁当は毎食きちんと食べてくれていたし大丈夫かな?もし食べ切れなくても、またお弁当のおかずに
しちゃえばいいし。)
涼香は雑誌に目を向けながら、どの料理にどう手を加えたらお弁当にふさわしいおかずに再生できるか考える。
その時、チャイムの音が部屋に響いた。
「はーい!」
白のTシャツに綿のハーフパンツという飾り気の無い格好の涼香は立ち上がると玄関に急ぐ。
覗き穴から外を見ると、ドアの前には顔を俯かせた康太の姿があった。
「今、開けるね!」
夫にそう呼びかけて彼女は鍵を外して扉を開く。
そうして涼香は愛する夫と4日ぶりの再会を果たした。
「お帰りなさい、コータ!」
満面の笑顔で夫を迎える涼香。
だが康太は俯いたまま顔を上げない。
そんな夫に訝しげに涼香は問いかける。
「コータ、大丈夫?具合でも悪いの?」
妻の言葉に応じるように康太はゆっくりと顔を上げた。
その顔は精神が抜き取られたような虚ろなものだった。
夫の変貌に思わず口に手をやって驚く涼香。
「…に…逃げて……りょ…うか……」
そんな彼女に、康太は僅かに光を残した瞳を向けて震える口で言葉を紡ぐ。
そのまま前に崩れ落ちる彼の身体。涼香は慌てて夫を抱きとめる。
「コータっ!?大丈夫?しっかりして!どうしたの!?」
涼香は力を失った夫の身体を抱きながら彼に呼びかける。
「ねぇ、コータ!えっ!?アギギイイイイィィィッ!」
その時、扉が閉まる音と共に康太は顔を押し付けた妻の胸に噛み付いた。
鋭く尖るように変貌した彼の歯、強靭さを持ったその筋肉はいとも簡単にシャツの布地ごと肉を喰い千切る。
涼香は乳房を噛み千切られる痛みに絶叫した。
必死に彼女は夫、今はそれとは違う何かに変貌してしまった康太から離れようともがいて身体を離す。
「アグッ!」
床にそのまま倒れこんだ涼香。その左の胸のふくらみは半ば失われ、流れ出た血でTシャツが赤く染まっていく。
「アギィッ!……こ、こーた、どうし…ちゃったの?……何でこんな酷いことを……?」
凛とした美貌を痛みで歪めて涙を流しながら康太に問いかける。
くちゃくちゃと音を立てて愛する妻の乳房を咀嚼する彼は、虚ろな顔にぞっとするような笑みを浮かべて答えた。
「それはね、涼香の事が大好きだからだよ。その綺麗な身体を食べちゃいたいくらいに愛しているからだよ。」
呆然とする涼香、その左手首を康太は掴んで強引に持ち上げる。
「痛ッ!ギィイイィッ!」
欲望に囚われ、今までの数倍もの腕力をもった康太に持ち上げられて涼香の左肩が妙な音を立てた。
「あれ、脱臼しちゃった?手荒にしちゃってゴメンね涼香。」
そう謝りながら彼は、頬まで裂けた口唇を開いて妻の左手に噛み付いた。
「ヒギイイィィィアアアァァァッッ!」
手首から先を夫の口に飲み込まれて噛み千切られた涼香の左腕。
再び床に転がった彼女は信じられない痛みにのた打ち回る。
手首の断面から吹き出すような血が廊下のフローリングを覆っていく。
525:愛喰虫 5/6 ◆TQe8ffbWvKEX
09/06/28 17:46:30 XshLhdBK
「涼香の指、しなやかな歯応えでおいしいよ。」
拳銃の引き金を引き、キーボードを軽やかに打って婦警の仕事をこなしていた妻の指を康太は味わう。
彼女は恐るべき存在と化した夫から逃れようと傷ついた身体で必死に床を這う。
せめて居間の電話機、机の上にある携帯電話までたどり着けば助けを呼べる。
人々の安全を守る婦警、少し子供っぽいところのある夫を支える凛とした妻ではなく、ただの暴虐に晒される
無力な女と化した彼女はそう思いながら血を流し続ける身体を動かす。
カコンッ!
その涼香の目の前の床に何か硬いものが落ちてきた。
「あぁ……」
「涼香にいつも注意されるけど食事のマナーが悪くてゴメンね。でもちょっとそれ硬すぎて噛み難いんだもん。」
断ち切られ醜く変形したその正体は彼女の左の薬指に嵌められていた愛の証、結婚指輪だった。
左手を飲み込み終わり、指輪を吐き出した康太。
その視線はうつ伏せで身体を這わせる涼香、その突き出された尻に向けられた。
彼は妻の下半身に覆いかぶさるように屈みこみ、その引き締まったヒップにかぶり付いた。
「ギィィイイイヤヤアアアアァァァッッッ!」
康太は絶叫をBGMに筋繊維と脂肪の割合で素晴らしい歯応えをもたらす尻肉を口にする。
「うん?」
その赤く染まった顔を血ではない液体が汚す。
痛み、そして尻の肉を半ば失ったことで麻痺してしまった涼香の括約筋。
その結果彼女の膀胱から尿が漏れ出したのだ。
「血もおいしいけど、涼香のおしっこもしょっぱくて味にアクセントがついていておいしいよ。」
床に零れた血と尿を啜りながら康太はそう感想を口にする。
「ギィァッ…ァ…ィ…うぐッ……アガッ!」
身体を失っていく喪失感、そして激痛で意識を朦朧とさせた涼香。
その身体を康太は無造作に仰向けにする。
自らの血で白い肌を赤く染めた涼香の肢体。その彼女が荒い息を付く度に揺れるお腹に彼の目が留まる。
そしてお臍の辺りに口を近づけると、一気にその滑らかな肌のラインに歯を立てた。
「アギャァァァアアアアァァァッッッ!」
悲鳴と共に湧き立つような血が彼の顔を汚す。
その血の向こう、鮮やかな赤色の臓物に彼はかぶり付いた。
「ギギギィィィイイイアアアアアァァァッッッ!」
腹の中をかき乱されるという信じられない事態に涼香は目を見開いて叫ぶ。
痛みが彼女の意思とは関係なく身体をばたつかせるが、強靭な康太の手からは逃れることが出来ない。
「犬食いでみっともなくてゴメンね涼香、でも涼香の内臓がおいしすぎるから我慢できないんだ。」
そんな彼女に顔を上げた康太が語りかける。
「ヒギアアアアァァァッッ!」
そして再び顔をお腹の裂け目に突き込まれた涼香が悲鳴を上げる。
耐え難い悲鳴、そして咀嚼音はその後長い時間に渡って部屋の中に響き続けた。
526:愛喰虫 6/6 ◆TQe8ffbWvKEX
09/06/28 17:47:02 XshLhdBK
「……あ……う………ぁ……」
涼香は体内を噛み乱され、内臓の多くを失ったが鍛え上げられたその肉体はまだ命の火を灯している。
だが、血で赤く汚れた顔の地肌は蒼白なものと化し、すでに身動きする力も失われた彼女に死が目前まで迫っていた。
「太腿も喰い応えがあるよな~。それとも一風変わって脳味噌とかもおいしそうだね~。」
そんな妻を見下ろしながら康太は次に口をつける"おかず"に迷っていた。
その瞳が赤く裂けた涼香の左胸に留まったとき、彼はふと思い出した。
「そういえば涼香、内臓は痛みが激しいって、でも鮮度が良ければとってもおいしいって
家でホルモン焼いてくれた時に言ってたよね?」
彼女の身体に覆いかぶさって言葉を続ける康太。
「だから涼香が死んじゃう前に涼香の心臓頂いちゃうね。」
康太は妻の左胸を覗き込むように見つめる。
「…こ……う…た……」
康太はふと視線を外し、自分を呼びかける涼香の顔に瞳を移す。
「た…す……けて……こ…ぅ……た……」
顔を僅かに動かして夫を見つめる涼香と目が合う。
死が近づき意識が朦朧とした彼女の瞳には今の康太が自らの身体を貪る獣ではなく、愛すべき夫として映っていた。
力強くリードしてきた夫に逆に救いを求める涼香。
命の灯火が消えようとする今、普段の気の強さは彼女から完全に失われていた。
「うん、ありがとう涼香。こんなご馳走を用意してくれて、とってもおいしかったよ。」
数時間前、豪勢な夕飯を作っていた涼香がもっとも聞きたかった言葉を吐く康太。
そのまま消え入るような声を漏らす彼女の口唇に自分の口唇をそっと重ねる。
「これがメインディッシュかな?それじゃあ、新鮮な心臓を頂くね。」
「……い……たい……よ…ぉ………こ……ぅ…た……ギィアアアアァァッ!」
眉を寄せて弱々しい声を吐く涼香を無視して、彼は彼女の左胸に顔をうずめた。
そうして拍動を続ける涼香の心臓、それを周囲の太い血管ごと噛み千切る。
「ギヤァッ!」
涼香は一際甲高い悲鳴を上げるとその瞳の光を失った。
彼女は自らを喰う愛すべき康太の姿を見ながら息絶えたのだ。
数時間後、康太は自分の家の廊下で満足そうに眠っていた。
涼香の身体、そして飛び散った血すら彼は舐め尽して辺りには惨劇の痕跡は濃厚な血肉の香りしか残っていない。
そして腹を満たした康太は眠りについたのだ。
彼の首元、身体の中から肌を透き通るように現れた人には見えない小さな蛾のような虫が飛び立つ。
虫の名は「愛喰虫」、この卵を産みつけられた人間はその精神と身体を侵されて愛する者の血肉を
喰わずにはいられない欲望を宿し、獣のような強靭な肉体に身体を作り変えられる。
そうして摂取された血肉によって卵は孵化し、成虫となって宿主の身体を飛び出すのだ。
互いの愛を虫に貪られた康太と涼香の悲劇はこうして幕を閉じた。
527:名無しさん@ピンキー
09/06/28 20:17:53 5bXBnPwF
ごちそうさま
528:名無しさん@ピンキー
09/07/01 15:25:55 elskMgCv
ども。久々に投下させていただきます。
このSSは元ネタがあるのですが、途中からストーリーぶっ壊して
妄想全開でお送りします。
注意:
食いちぎり系
(仮)元ネタ参照先:
URLリンク(www.youtube.com)
529:『海よ今日もごちそうさま』
09/07/01 15:26:45 elskMgCv
「1・2・3・4・5・6・7・8!準備体操おわりっと!」
さんさんと照付ける日差しが強いこの季節、人々は生命の源・青い海に引き寄せられる。
「危ないから深いところへは行くなよ」
「ハーイ!」
ここにも一組、その恩恵に預からんとやって来た一行がいた。
「さ、行こう!」
水着をまとい、砂浜を駆ける少女の名はアリカ。
彼女は小学校の同級生の少年イッキと、彼の父親に連れられ、海水浴へとやってきていた。
「ははははは。わーい!」
「あはっ、冷たいっ。やああん、うふふ♪」
海に入ると、アリカとイッキはその場所がもたらす心地の良さに心弾ませ、
無邪気に戯れるのだった…。
後に二人の運命を大きく揺るがす出来事が、この楽園で起こるとも知らずに…。
水遊びも一段落付いたころ、イッキは浜を散歩していた。
そんな彼を見つけた地元の子供たちが、この海岸には危険が潜んでいるので帰るべきだと助言してきた。
何でもこにには"かいぶつ"が現れるとのことだ。
その後、海の家にてアリカと共に昼食をとっているとき、イッキはそれを話した。
「かいぶつですって?」
「さっき、地元のやつらが言ってた。」
眉をひそめるアリカ。
「…これは放っておけないわねぇ。」
「でも今時かいぶつなんか」
ただの噂だろうと笑うイッキ。しかし、
「火の無いところに煙は立たず。この世には未知の生物がまだまだいるのよ。」
「いい!?」
ここでアリカのいつもの癖が出る。
彼女の溢れんばかりの好奇心が刺激され、かいぶつの正体を暴こうというのだ。
「例えば、あの岩場の辺りなんか絶好の隠れ家よね。」
そうしてアリカは、乗り気でないイッキを半ば強引に引き連れ、
かいぶつ探索に乗り出したのだった。
530:『海よ今日もごちそうさま』
09/07/01 15:27:24 elskMgCv
それから数時間後、暑さに耐えかねたイッキはいったんアリカの手を逃れ
冷たい水に咽喉を鳴らしていた。
「うめぇ~。」
そのとき、不意に悲鳴がイッキの耳を打った。
「キャ~~~!!」
イッキは悲鳴のしたほうへ視線を向ける。
「あっちの岩場だ!」
アリカに何かあったのかも知れない。急いでそちらへ向かった。
蹲り震える少女の姿を見つけ、イッキは駆け寄る。
「どうした!アリカ!」
「かっ、か、かいぶつよ!」
「えっ?」
そのとき、二人の頭上に大きな影が差した。
岩の後ろから姿を現した、"それ"によって。
「ぐおおお…」
2メートルはあろうかという巨体、
鈍い光を放つ金色の瞳、
人も収められる様な大きな口をした、
それはこの世のものとは思えない、まさに"かいぶつ"だった…。
かいぶつの視線がぎょろっと二人に注がれる。
「あっ・・・あた、あた、あたしは、おいしくないわよっ!」
「そうだっ!アリカなんか食っても、お腹こわすだけだぞ~!」
「なによ~っ!」
「…ほう。お前たち、その娘のことを食べたことがあるのか?」
くぐもった声で、かいぶつから二人に質問が投げかけられた。
「はぁ?…な、なに言ってんだよ。」
「そうよ。そんなことあるわけ無いじゃない。」
「なら、なぜそんなことが言える?味も知らないくせに。」
「食わなくたって解るさ!アリカの身体なんか、ひっでえ味してるに決まってる!」
「ちょっと、あんたねえ…」
「きっとどんな食べ物より不味くって、どこを食ったって、泡噴いてひっくり返っちゃうぜ」
「ぐぬぬ…」
「こんなガサツで強情っ張りなヤツの肉なんて、味もガサツで強情で、美味いわけ無いっ!」
ブチン!
そのときアリカの中で何かの切れる音がした。
531:『海よ今日もごちそうさま』
09/07/01 15:27:48 elskMgCv
「あんったねえ!!黙って聞いてりゃ調子に乗ってぇずいぶん好き勝手言ってくれるじゃない!」
アリカは鬼のような剣幕でイッキへ講義を切り出した。
「…へ?」
「こんっなに清楚で可憐で可愛いあたしが、不味いはずないじゃない!!」
「誰が清楚で可憐だ…って言うかアリカ、これはかいぶつからお前を守るために…」
「あったまきた。そこまで言われちゃ黙ってらんないわ。
イッキ、あんたあたしのこと食べてみなさいよ!」
「…はああぁ!?」
キレてとんでもないことを言い出す友人に、口が開ききりになるイッキ。
そんなイッキをよそに、アリカは水着を脱ぎだし、生まれたままの姿へとなっていく。
そして顔を赤らめながらイッキに向けて言う。
「ほ、ほらっ。どこでも好きなトコ、食べなさいっ。」
「…△×※◎*~~!!」
状況に困惑し、イッキの意識はバーサークする。
「何よその顔は?……わかった!胸ね、胸が小さいのが、気に入らないんでしょう?!
もおお~これだから男ってヤツは…。」
もはや放心状態のイッキヘ彼女の声は届いていない…。
「それなら、コレはどお?!なかなか柔らかくって、もちもちしてて美味しそうなんじゃないっ?!!」
腰に手を当てて、イッキヘお尻を突き出してみせるアリカ。
と、そのとき「ほおお。見事なものだな。」
かいぶつが身を乗り出し、アリカの腰に実る丸く艶やかな桃を、食い入るように見つめてきた。
「…ちょっと、邪魔しないでくれる?今このバカにあたしの美味しさを教えてやるところなんだから。」
「しかし小僧はお前を食べる気なんぞ無さそうだぞ?」
イッキはどこか遠くを見つめ、呆けている。
「ムッカ~あたしがこんっなにはずかしい思いをしてるってのにぃコイツったらああぁ!」
怒りでアリカの頭にはどんどん血が上っていく。
「もおぉ!そういうつもりならっ…ちょっとかいぶつ!あなた…」
ぎょろりとした大きな目玉を、少女の瞳がキリリと睨む。
「なんだ?」
「このバカの代わりにあたしを食べて、その美味しさを証明しなさいっ!」
眉を吊り上げた少女の言葉に目を丸くするかいぶつ、だがその間も刹那…。
「くくく。良いだろう、こちらこそ願ってもない。
ではまずその柔らかくて、もちもちしているというお尻を頂こうか。」
532:『海よ今日もごちそうさま』
09/07/01 15:28:13 elskMgCv
かいぶつはアリカの体をくの字にたたむと、
お尻側を自分の口に向けハンバーガーをつかむように持ち上げた。
「あ、ねえ、食べるからにはちゃんと感想を言うのよ?」
「ああ、思う存分聞かせてやるとも。それでは、いただきまーす。」
おもむろに、その白桃のような少女の臀部を口にほうばる。
はむり。
「ひ!ねえ、やっぱりまだ心の準備が・・・」
そんな声などお構い無しに、鋭い牙はゆっくりと少女の腰へ沈んでいく。
「ヴっ!!ぎいいいいっ!!!」
アリカの肉を奪おうと、容赦なく身を切断しにかかる。
ぐしゃり。
「あ゛っえ゛ぇ…」
激痛のあまりアリカから声にならない声が発せられる。
同時にかいぶつの口から辺りに放たれる鮮血。それは傍らにいた少年の頬にもかかった。
「うーん…」
顔に触れた飛沫によって意識を取り戻すイッキ。顔をぬぐい、手に付いたそれを目視する。
「なんだこれ…なんか鉄くさい…。」
吹き付けて来たであろう元を確認しようと、上を見た…。
「んな・・・!!」
そのときイッキの目に映ったものは、二つ。
一つはとても美味しそうになにかを租借する巨大な生物。
そしてもう一つはその生物の手に収まり、腰を失っている友人の姿だった。
「ア…リカ?……ヴッ!」
直後、強烈な吐き気に襲われる。
「あ、イッキ…ねえ…聞いたでしょ?…今の…かいぶつの言葉…」
嘔吐する少年へ弱々しい声でささやくアリカ。
「あたしのお尻…とっても美味しいって…」
その口回りは、自らの吐血により点された紅が艶やかに滴る。
「ああ♪こんな美味しいものは今だかつて食べたことが無い。」
少女の身体が地獄を味っている一方で、かいぶつの口内には天国が広がってた。
533:『海よ今日もごちそうさま』
09/07/01 15:28:57 elskMgCv
一顆の少女の果実によって、最高の空間が作りだされているのだ。
果実の皮はもちもちとしていて、噛むごとに程良い弾力で心地の良さを与えてくれる。
中に詰まった果肉はとても柔らかくジューシーで、
とろとろな蜜がジュクジュクと惜しげもなく溢れだし、
甘美なハーモニーを口いっぱいに広げる。
さらに中央には、汚れを知らない青い果実ながらの絶妙な酸味が利き、
食した者をその味に魅了していく。
がぶがぶ!!むしゃむしゃ!!くちゃくちゃ!!ごっくん!!
「うまい!美味過ぎるぞ娘ぇ、食欲が抑えられない!!」
かいぶつはアリカの味を求め、ガツガツと彼女の肉を貪っっていく。
「うふふ…そう♪…どおイッキ、これであたしが美味しいってこと…分ったで…しょ?」
「アリカぁ、ぐす。そんな…アリカがぁ…死んじゃ…」
「何泣いてんのよ。…あたしは別に…あんたを…泣かせたかったわけ…じゃ…」
「ぐすん、アリカぁ、アリ…」
(え?…何イッキ、聞こえないよう。あたしはただ、あんたの鼻をあかしたかっただけ。
なのに…あれ?あたし、何してんだろ?なんか、凄く眠…)
ぐちゃりっ!
背中にものすごい重圧を感じたのを最後に、アリカの意識は飛んだ。
…そして少女は、その身から美味のみを主張する、一つの食べ物となった…。
完
534:名無しさん@ピンキー
09/07/01 20:26:44 uWvf0+ix
ごちそうさま
535:名無しさん@ピンキー
09/07/01 22:46:12 c/11ZLw4
超展開だけど肝心なところはとても良いな。
尻からってのは大好物だ
536:名無しさん@ピンキー
09/07/02 13:28:05 qnUtvkMP
メダロットw
537:名無しさん@ピンキー
09/07/03 01:20:57 Gf4uD+57
ギャグ展開とスプラッタ的展開を完全なまま同居しているのがすごい新鮮だ
538:名無しさん@ピンキー
09/07/06 19:01:12 G9o7AXfc
猟奇的に犯され、絶望しながら死んでゆく……
たまんねぇ
539:曇り空の七夕0/5 ◆2h1QbYZ95c
09/07/08 01:15:28 0m8IJx5n
僅かに間に合いませんでしたが七夕ということで織姫様です。
『オリジナル・捕食方法(食いちぎり)』です。
急いで書いたためやや薄味&乱文でいつにも増して駄文ですが楽しんでいただけたらと思います。
>>444 >>476 >>512 の人です。文体苦手な方はスルーお願いします。
540:曇り空の七夕1/5 ◆2h1QbYZ95c
09/07/08 01:15:56 0m8IJx5n
七月七日、天に住む一組の恋人が年に一度だけ会うことのできる特別な日。
それにあやかる様に日本中の若者達の異性への想いも天に昇ってゆく。
恋人が出来ますように、この人といつまでも一緒にいられますように、多くの想いがある。
豪奢な着物を身に纏い幼さの残る顔を綻ばせる少女、織姫。
薄桃色をした人魂のようなものと戯れ想い人との再会を待ちわびている。
「この人はすごく寂しいのね、こっちの人はすごく恋人を愛してる」
人魂に触れると中に詰まった想いを視ることができ、不安や寂しさが和らぐように撫でてやる。
彦星が訪れるまでまだ時間が随分ある、しかし日も沈みきるころになると性質の悪い想いも昇ってきはじめる。
(あの子の裸が見てみたい)(誰かヤらせてくれ)
薄桃色というにはドギツいピンク色をした人魂、性欲のみの想いである。
「はぁ~こういうのも仕方ないのよね・・・」
呆れたような寂しいような顔で織姫は同じように接していく、他のものに比べ幾分しつこいが害があるわけでもない。
人の想いは純粋なものだけではない、欲に塗れた想いもある。
しかし、それも叶う可能性のあるありふれた欲の形。
そんな中のほんの一握りには叶うはずもないドス黒い性欲を持ち七夕の空に想いを昇らせる者達がいた。
541:曇り空の七夕2/5 ◆2h1QbYZ95c
09/07/08 01:16:18 0m8IJx5n
濃淡様々な人魂を癒し彦星を待つ、毎年の習慣である。
同じことの繰り返しの中で思うのはいつも天気のことばかり、少し雲のかかった空を見渡していた。
薄暗い雲の隙間から人魂が昇ってくる、いつもの変わらぬ風景、しかし何か違和感がある。
「何かしら、黒っぽい・・・?」
人魂の差は大抵濃淡だけであり色の系統は全て桃色、しかし今昇ってくるものは灰色がかったものやほとんど黒のものばかり。
黒い人魂はユルユルと織姫に近づいていく、動きは他の人魂と変わらないように見える。
「変わった想いだけど・・・かなり落ち込んでるのかしら?」
違和感はある、しかし想いを受け止める立場にある彼女はそれらを不気味と思ってはいけない気がした。
人魂たちを癒しながら空いた手で黒い人魂を手招きする。
「ほら、おいで。皆寂しいし不安なの、あなた達も一緒に安らぎましょう」
織姫に癒された人魂が迎えにでるかのように黒い人魂に近づく。
そして辺りに音のない悲鳴のような振動が走った。
近づいた人魂に黒い人魂が気づくと丸い先が歪に割れ深い闇のような中を晒し、食い破った。
崩れるように消える人魂と不味いと言わんばかりに口らしきものに含んだものを吐き出す黒い人魂。
織姫は目の前の出来事が理解出来ず言葉も体の動きも失う。
その間も黒い人魂は彼女との距離を近づけ側による人魂を噛み消していく。
542:曇り空の七夕3/5 ◆2h1QbYZ95c
09/07/08 01:16:44 0m8IJx5n
織姫が我に帰り『これらは危険なものなのだ』と気づいたときには周りには黒い人魂だけになっていた。
「何するのっ、皆同じ想いの塊でしょう。なんで噛んだりするの?」
彼女の目は怯え言葉も震えている、それでも叱るように問いただすように黒い人魂に話しかける。
返事などはありはしない、それどころか自身を恐れる彼女の姿が楽しいのか口元が笑うように歪んでいる。
そして、その中でも一際黒い人魂が我慢できないとばかりに織姫の着物に噛み付き引き裂きはじめた。
それを合図代わりに他の人魂も思い思いに動きはじめる。
あるものは着物を引き裂き、あるものは恐怖を煽るように身体中を甘噛みし、あるものは怯える目元に口を寄せ涙を啜る。
「止めて・・・お願いだか、ら・・・助けて彦星・・・」
恐怖に強張る口元から漏れる人魂への懇願と想い人への助けを求める言葉。
美しかった着物は僅かに残るボロ布と化し隠し切れない笑みを湛えていた顔は涙に曇っていた。
それを眺め楽しむかのように一度黒い人魂たちは身体から離れる。
人を象った身体を持つ織姫が裸にされる過程で想像した結末は『強姦』
『異性への想いが形を作って昇ってくる』
何百年も続いたこの行事で今まで起きなかったことの方がおかしかったのだと彼女は諦めるように想いを受け入れる決意をした。
彦星への後ろめたさはあるがこれは神格化された者の運命なのだと自分を説得する。
「さ、あ・・・おいで。寂しいのでしょう?辛いのでしょう?慰めてあげるから・・・こっちへ、いらっしゃい」
涙に濡れる顔をひきつるような笑顔に変え、滲む声で人魂に呼びかける。
想像の結果も行動の決断も間違ったものだとは知らずに。
543:曇り空の七夕4/5 ◆2h1QbYZ95c
09/07/08 01:17:09 0m8IJx5n
差し出した手に誘われるように前にでる黒い人魂、その手に抱かれる瞬間・・・腕に噛み付いた。
陶磁器のように白くそれでいて健康的な血の赤さが映える瑞々しい腕が紅く染まる。
「え、え・・・い、やあああぁぁぁぁ」
それまでに漏れていた拒絶の悲鳴とは違う強い痛み故の絶叫。
柔らかな肉を噛み千切るのに時間はかからず血の滴る腕の中ほどは丸く抉れている。
他の人魂や着物を噛み千切ったときとは違い口の中のものをゆっくり咀嚼すると満足そうに飲み込んだ。
織姫は痛み血を流す腕を胸に抱きうずくまる。
そんなことは意に介さず残りの人魂たちも身体に再び群がった。
柔らかな曲線を描きつつ足首付近はしっかりと細いふくらはぎに目をつけたものは
感触を楽しむように幾たびか噛みなおしていると突然食いちぎる、後には甘い脂肪と熱い血が糸を引いた。
その上の太ももは歯を包みこむ柔らかさと限界を超えると自ら外へと引き裂かれる弾力を持っており、
腕を抱えるように密着させた二の腕は僅かに押し出され柔らかさを主張する。
腕や脚は食いちぎられ力を失って投げ出され、涙を溢れさせる目元は痛みと恐怖に強く閉じられている。
人魂たちは細い指や歯ごたえのいい骨を齧り食事をゆっくり楽しんでいる、しかしその数は半分ほどに減っていた。
それらは彼女を食べ進める内にドス黒さが薄まっていくようで初めに灰色がかっていたものは既に消えてしまったらしい。
544:曇り空の七夕5/5 ◆2h1QbYZ95c
09/07/08 01:17:31 0m8IJx5n
数の減った人魂は場所を争うことなくメインディッシュに向かっていった。
十分な存在感を持ちながら少しも垂れることのない乳房に歯をたてれば甘いエキスが口元を伝って落ちてゆく。
咀嚼する暇なく口の中で溶け広がる肉の味は濃厚で独特な満足感があった。
「痛、い・・・胸が・・・もう彼も想いも・・・包んであげ、られない」
抱きしめる腕も埋める胸もなくし喪失感で言葉を漏らす。
くびれた真っ白なお腹を噛み千切ると薄いながらも旨みが詰まっており、その奥には熱く蠢くご馳走が見えた。
蕩けるような甘みのものや食感が楽しいもの、様々が美味しさが少しずつ仕舞ってあった。
そして、その中で最も熱く跳ねる中心を口に運ぶ。
「うっ、げ・・・ごほごぼっ・・・・・・雨、降らないと・・・い、いな」
彼女の口から冷め始めた血と小さな呟きがが吐き出された。
夜は深まり地上も少しずつ灯りが消えていく、曇り空で星は隠れ闇を濃くしている。
年に一度しか会えぬ最愛の恋人のもとへと空を駆ける青年の姿だけが雲の上を動いていた。
しかし、辿り着いた先には彼を迎える透き通る声も抱きついてくる腕もなかった。
目の前には人一人分に満たない動かない身体、骨すら失われた部位もあればまだ肌の見える部位もある。
食い散らかされたそれは長く美しい黒髪だけが手付かずで残されていた。
声にならぬ叫びは空に響き渡り、地上には大粒の涙が降り注いだ。
545:名無しさん@ピンキー
09/07/09 01:09:47 /BvRfswb
>>539
いつも素晴らしい作品を有り難う
546:名無しさん@ピンキー
09/07/09 23:00:31 /BvRfswb
七夕ネタで来るとは…
547:名無しさん@ピンキー
09/07/10 06:53:23 kMEi+JHn
織姫と彦星は恋人同士ではないのだが…
548:名無しさん@ピンキー
09/07/10 13:24:33 NbS4ZPw7
えっ
549: ◆2h1QbYZ95c
09/07/10 22:38:19 dXgPNeQB
>>547
すいません、夫婦で合ってますよね?
550: ◆2h1QbYZ95c
09/07/10 22:40:14 dXgPNeQB
ああ・・・途中で書き込んでしまいました
表現のミスで恋人となっているようで・・・すいませんでした
妻などの表現に脳内変換をお願いします、それともwikiでは夫婦になってますが実際は違うんでしょうか?
551:名無しさん@ピンキー
09/07/19 02:52:31 phjdQiYm
ほしゅ
552:1/4
09/07/25 22:25:46 gVZpjEAV
初投下します。
食われるために育てられた少女という「ミノタウロスの皿」のパターンですがどうぞ。
森の木々を丸く切り取ったような斎の原(いつきのはら)の中央で、簡素な彫刻を施した白木の板の上にシヅは仰向けに寝かされていた。
家事や野良仕事など一切したことのない白い両手は胸の上で組み合わされ、長い髪は漆黒の川のように板を這い縁から流れ落ちる。
夕暮れの中、脇に立てられた松明がその白装束の少女を赤く照らしだした。
担ぎ手の男たちも村に引き上げ、善吉はひとり木の上からシヅを見守っていた。
シヅの両目は大きく見開かれてはいるが、その実なにも見てはいない。
この世の光や音を感じたとしても、それは既に彼女にとって何の意味も持たないのだ。
(このようなお役目でなければ、善吉の嫁になりたかった)
一カ月前、行に入る前の晩にシヅはそう言った。それが彼女と交わした最後の言葉だった。
善吉は幼いころから山奥の小屋に年の離れた兄と二人きりで住んでいた。
たまに山で採れたものを米や衣類と交換するため兄について里へ下りていくことはあったが、村の子供たちは彼らを遠巻きに眺めるばかりで決して関わろうとはしなかった。
それは嫌悪や嘲りとは違う、むしろ恐怖とか畏れに近いものだったように思う。
いずれにせよ、彼は友達というものを一人も持ったことがなかった。
七つか八つのころ、どうしたものか善吉は山の中で兄とはぐれ、ひとり川沿いを歩いていた。
草をかきわけながら川下へ進んでいくと、不意に淀んだ淵に出た。
少し先で薄い着物を着た、彼と同じ年頃の少女が腰まで川に漬かり、しきりに水をかぶっている。
善吉や村の子供たちとはまるで違う真っ白な肌に黒く艶やかな髪、そして赤い唇が彼の目を射た。
「誰だ」物音に気づいた少女が言葉を発した。「そこで何をしている」
「俺は善吉。ハガクレの善吉だ。おまえこそ誰だ。山に住むという物の怪のたぐいか」
「私はシヅ。ここに婆様と住んでいる」
それからというもの、善吉はたびたび淵を訪れシヅと会うようになった。
シヅの身の上については彼女自身もよく知らないようだった。
物心ついたころから「婆様」と呼ばれる老女とここに暮らしていたこと、朝夕の禊ぎを欠かさず行っていること、村の人間と口をきいてはならないことなどを少しずつ彼女は善吉に話した。
「俺と口をきくのはかまわないのか」
「善吉は別だ。村の人間ではないから」
実際、婆様も善吉のことを知っていながら見て見ぬふりをしているようだった。
ただし、いかなることがあってもシヅは自分の体に手を触れさせなかった。
553:2/4
09/07/25 22:29:15 gVZpjEAV
あれから七年たった今、善吉は近在の村ではかなうもののない弓の射手になっていた。
シヅを神に捧げるための呼び水、それが彼に与えられた役目だった。
(兄ちゃん、神とはどんな形をしているんだ)
(大きな美しい狼よ。それが捧げられた娘を食らうのさ)
兄がかつてどんな娘を見送ったのか、そもそもこの男が本当に善吉の兄であるのか、なぜ自分らがそのような役目を担わなければならないのか、兄はなにも語らなかった。
(俺はシヅをそんな目にあわせたくない)
(なら好きにしろ)兄はあっさりとそう言った。(あの娘を連れてどこかへ逃げるがいい。おまえは山で暮らす術を知っている。人目につかず二人で生きていくことぐらいできようさ)
シヅ自身がそのようなことを選ぶはずがないと見越していたのだろう。
そして一カ月前、シヅは神への供物となるべく人としての心を捨てる行に入った。
もはや善吉も彼女に会うことは叶わなかった。
次第に濃くなりつつある夕闇の中、樹上の善吉はシヅとの奇妙な二人きりの時間を過ごしていた。
シヅは時おりその大きな目を瞬かせる以外に身動きひとつしなかった。
彼女の心は既に人のそれではない。五穀断ち、秘薬の投与、絶え間ない暗示が彼女を作り変えてしまった。
しかし俺とて正気と言えるのだろうか、と善吉は自問した。
恋しい娘が目の前で生贄に捧げられようとしているのに、恐れも怒りも悲しみも覚えない、このひどく平静な心持ちはなんなのだろう。
そのとき日暮れの鐘が鳴った。
善吉は背の矢筒からゆっくり矢を取り出すと、弓につがえ眼下のシヅを狙った。
急所を射てはならない決まりだった。彼女を生かしたまま血の匂いだけを風に乗せるのだ。
薄暗がりのうえ距離もあったが、動かない的を外すことはない。
矢は狙いどおりシヅの脇腹に命中した。たとえ心はここになくとも、彼女の肉体は痛みに反応して弾かれたように痙攣する。
矢の根元からじわりと血が滲み出し、白装束を小さく染めた。
白木の板に縫い付けられたシヅは、わずかに驚いたような表情を見せた。
これで彼の役目は終わりのはずだった。あとは夜明けの鐘が鳴るまでここで耐えていればいい。
木の股に腰を据えたとき、彼はふと獰猛な匂いを感じた。下草を踏み分けるいくつもの足音が聞こえ、あちらこちらで獣の目が松明の灯に光った。
554:3/4
09/07/25 22:30:36 gVZpjEAV
あれがみな神か?
やがてそれらの影は、低いうなり声とともに四方八方からゆっくりと斎の原に侵入しはじめた。
あんなにたくさんの狼がこのあたりにいただろうか、と善吉は考え、すぐにかぶりを振った。
この世ならざるところから来たものたちだということは、それらが放つ気配でわかる。
十数匹にも及ぶ獣たちはシヅの周りに群がり、嫌らしく鼻を鳴らしてしきりに匂いをかいでいた。
一匹が屈み込んだかと思うと、突然彼女の装束を噛み裂いた。
腰巻ひとつまとわぬ裸体があらわになり、続いて別の一匹が白い下腹に食らいついた。
突き刺さっていた矢が倒れ、シヅの体は大きく弓なりに反り返る。
堰を切ったように獣たちは彼女のもとに押し寄せた。
胸の上で組み合わされていた手は両側に引かれるままにぱたりと落ち、たちまちのうちに血にまみれた。
大勢の使い手からめちゃくちゃに操られている人形のようにシヅの体は右へ左へと激しく揺れた。
遠くを見つめたままの顔が、体の動きから少し遅れていやいやをするように振れる。
不意に彼女の上半身が大きく波うち、薄く開いた口から赤黒い血が吐き出された。
中央にたどり着くことのできなかった獣はしばらく周辺をうろうろしたあげく後ろ足で蹴りつけられ、キャンと情けなく鳴いて逃げ出し闇に溶けて消えた。
あれが…あんなものが神だと?
凍りついたようにその凄惨な饗宴を見守っていた善吉は、無我夢中で矢をつがえ群れに放った。
裂けた腹に鼻面を突っ込み臓物を引きずり出そうとしていた一番大きな獣が、絶叫とともに跳ね上がってどうと倒れた。
ひるんだ獣たちは二、三歩後ずさりすると、次の瞬間には踵を返して一目散に逃げ散っていった。
彼は急いで地面に降り立ち、何度も転げそうになりながらシヅのもとに駆け寄った。
シヅの四肢はところどころ骨が露出するほどに噛み裂かれ、血溜まりと化した下腹からはちぎれた腸が力尽きたように伸びている。
しかし、鮮血にまみれ既に死相を浮かべながらも、彼女の愛らしい顔は奇跡のように傷ひとつなかった。
口許の血泡が、絶え絶えとなった呼吸に弱々しく震える。
555:4/4
09/07/25 22:32:00 gVZpjEAV
「森と木々の神よ!」善吉は闇に向かって咆哮した。「シヅの真の主よ。どうかシヅの命果てる前に姿を現してくれ。おまえのためだけに生きてきた娘の思いを遂げさせてやってくれ」
善吉は涙を流して泣いていた。シヅが死ぬことが悲しいのではなく、彼女の生と死の意味が無に帰すことが悔しかった。
ややあって、何かが木を押し退け枯れ枝を踏みしだきながら近づいてくるのがわかった。
消えかけた松明の灯に照らされて、巨大な白い影がぼうっと闇に浮かび上がる。
あれが
大きな美しい狼。
シヅがその短い一生をかけて待ち望んでいたもの。
生気を失い半ば閉じかけていたシヅの瞳に、一瞬光が戻ったように見えた。
白銀の毛皮に包まれたそれは体高だけで善吉の倍はあった。子供など一呑みにできそうなほど大きく裂けた口からは鋭い牙が覗いている。
しかし、なんという姿だろう。
その片目は無残に潰され、体のあちこちからも新しい血が噴きだしている。
なにがあったのだ。
混乱する善吉をよそに傷ついた狼はよろめきながらシヅに近づき、じっと見つめていたかと思うと不意にその小さな体を牙にかけ高々と持ち上げた。
剣のような牙に胴体を貫かれたシヅは仰向けにのけぞって最後の痙攣を起こした。
狼の下顎の端から、逆さまに長い黒髪を垂らし、半眼のまま息絶えた彼女の顔が見えた。
なんの感情も映し出さぬその顔は、なぜか善吉に不思議な安らぎをもたらした。
狼は少女をくわえたままゆっくりと闇に向かって歩きだした。
善吉はほとんど無意識のうちに矢を拾い、弓につがえていた。
背を向けた狼に矢を打ち放った瞬間、その姿は闇に溶けてかき消えた。
そのむこうの木の幹に刺さった矢がわずかに震えていた。
善吉はがっくりと両膝をつき、胎児のように体を丸めて地に倒れこんだ。
風にそよぐ葉ずれの音が次第に遠ざかっていった。
556:名無しさん@ピンキー
09/07/25 22:49:56 weRSiH9y
ミノ皿とは全然違うと思うが
557:名無しさん@ピンキー
09/07/26 00:47:30 51du7GwM
日本的な神秘性があって良いですね。GJ。
558:名無しさん@ピンキー
09/07/26 18:25:30 skl6IoEh
素敵な文章…だけど食べられていないなあ
559:名無しさん@ピンキー
09/08/05 23:45:56 cJqItm/1
昔こどもちゃれんじかなんかの付録で、怖い話を扱った特集があった。或いは人間の自然破壊か動物虐待がテーマだったかも。
その中で下水に捨てられたワニの話があり、最後の一文「トイレにぼーっと座っていると、おしりをワニに食われるかも…」を子供ながらエロいと思った。
560:名無しさん@ピンキー
09/08/06 03:10:45 rNkHiRH6
ぷりんとした小桃の半分をしゃぶるように噛み付いてぷつんと噛み千切るわけですね。
荒い切断面はピンクの肉が見えた次の瞬間、鮮血がじわっと広がって肉の色を隠していく。
その鮮血は極上のソースのようにポタポタと水面に滴り落ちて、新たなワニを招いてしまう。
そしてもう一方の真っ白なぷりんとした肉の果実をぞぶりと……
561:名無しさん@ピンキー
09/08/06 20:24:46 CIYmZaXY
>>560
表現素晴らしい。是非書いていただきたい
562:名無しさん@ピンキー
09/08/07 23:42:22 XgchDEqi
ちょっとした妄想文も結構良い糧だ
563:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:48:41 ClKZ+kaL
燃え上がる畜舎の中から牛を助け出す試みは何度も繰り返されたが
その全てが失敗に終わった。
畜舎が炎に包まれる中、牛の鳴き声は徐々に小さくなり、消えていった。
村の長は焼け跡に残された牛の死骸を前に途方にくれた表情を浮かべていた。
「あの牛がなければ…」
孤島の中の小さな村
人より大きな獣がいないこの島で唯一の大型の動物であるこの牛は
村の人たちが命がけの航海とありったけのお金で買ってきたものだった。
今更代わりの牛を買ってくるなんてことは出来ない相談だった。
村長は焼け落ちた畜舎の後ろにある枯れつつある大木に視線を移した
「あの木が枯れるまでに新しい木を植えなければ、わしらは飢え死にしてしまう」
植生に乏しい島の中で不釣合いなほど大きなこの木は、
彼らの生活を支える存在だった。
大きな実は飲み水のない島での飲用食用になり、
頑丈な葉っぱは家の資材、繊維に包まれた木の皮は衣料品と
ありとあらゆる用途で島の生活を支えてきたこの木を島の住民は「生命の木」と呼んでいた。
そんな生命の木の寿命はほぼ100年。
いまある生命の木は樹齢100年に近づいていて、新たな木を育てる必要があった。
問題は、生命の木を植えるためには苗床に大きな動物が必要なことだった。
動物の体内でその栄養を吸って発芽するためだった。
言い伝えに聞く生命の木の育成のために危険を犯して海の向こうへ
牛を買ってきたのはそのためだった。
村長は島の女達が枯れつつある生命の木からわずかになった実を取っている様を
呆然と見ていた。
「あの木はどうなるの?」
そばにいた村長の娘姉妹が心配そうに聞いてくる。
「ああ、お前達は心配しなくてもいいんだよ。今夜のために実を取っておいで」
娘達の姿を見ながら村長は溜息をついた。
564:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:49:35 ClKZ+kaL
その夜。村長は自らの家におもだった人たちを集めて善後策を考えたが結論は出なかった。
「今の俺たちに新たな牛を買ってくる金なんかない」
「あの木を見たか?仮に金を工面したとしても買って帰ってくる頃には枯れてしまうだろう」
「島の中の動物はどれも小さすぎて苗床にはならない」
「この古文書によると人でも苗床になるらしいのだが…」
「誰が苗床になるというのだ?」
そこで誰もが押し黙った。
鳩首を並べて押し黙る人々を遠目に見ていた影があった。
夜が更け、一旦お開きになった会合の後始末をする娘姉妹を見ながら
村長は悩み続けていた。
たしかに、人でも苗床になるし、その方法も言い伝えで残されている。
しかし、苗床になったものは栄養を吸い尽くされて死んでしまう。
簡単に誰かに頼んで済ませられる話では到底なかった。
かといって今のこの島のどこにもその代わりになるものはなかった。
生命の木なしではこの村の生活は成り立たない。
夜が更ける中悩み続ける村長。
そのころ、村長の家からほど近い草むらで
村長の娘達が何かを話込んでいた。
翌朝、憔悴しきった村長の前に決意の表情を浮かべた娘達がいた。
二人の娘はこういった
「父上、私たちを苗床にしてください」
565:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:50:12 ClKZ+kaL
村長は仰天した。
「そ、そんな話をどこで聞いたんだ?」
娘達は目を輝かせて
「昨日の話を物陰で聞いておりました。
村のためなら私たちは苗床になるのも本望です」
村長は娘達となおも押し問答をしたが、村長に他の答えはなかった。
その日の会合の結果、村長の娘達が生贄になることに決まった。
「後はどっちが苗床になるかよね…」
会合の後、姉のユナは妹のマナにそういった。
「苗床になるのは一人だけよ。
いいだしっぺはあたしなんだからマナはお父さんのそばにいて」
この話を最初に聞いたのはユナだったのだ。
しかし、マナは
「嫌!あたしだってお姉ちゃんが苗床にされるのを黙って見ているなんて嫌だもん」
マナのまっすぐな視線に複雑な表情を浮かべるユナ
「そう、じゃあこうしましょう…」
566:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:50:43 ClKZ+kaL
村長は目の前の光景が直視できなかった。
儀式のために用意された小屋
全裸になったユナは手足を縛られた状態で
牛のために用意されていた台の上に寝かされていた。
「いいの?」
マナは太い棒を手に持ってユナに聞いた。
その太い棒の先端に大きな種がついていた。
これをユナの膣に押し込めばユナの膣や子宮から栄養を取って発芽するのだ。
「ええ、心の準備は出来たわ。いつでもいらっしゃい。」
この役割をマナに指定したのはほかならぬユナ自身だった。
ユナが苗床になることに決まったとき、同時にマナに言ったのだ
「あたし、男の人と一緒になったことがないの。
だから、その代わりにマナに私のはじめてを受け取って欲しいの」
そのセリフを思い出したマナは決意の表情を浮かべた。
「父上、後で呼ぶから今は部屋の外へ行ってて」
村長が部屋の外へ出たのを確認すると、マナは服を脱ぎだした。
「お姉ちゃんの肌の感触、思い出にとっておきたいの」
そういってマナはユナに口づけをする。
お互いがお互いの味を記憶にとどめようとする途方もなく長いディープキスだった。
その後、マナは動けないユナの乳房をまさぐりながら、秘裂をほぐしてゆく。
マナはユナの太腿の間に自分の太腿を擦り付けてゆく
「ああ…マナ…ぅん…」
ユナも不自由な足を使ってマナをからめる。
マナの蜜壷にユナの太腿がこすれ、ユナの秘裂をマナの手が刺激する。
お互いがお互いをむさぼりあう時間が流れた。
「…いくよ…」
マナは種のついた棒をユナの大きく広げられた股間に割り込ませる。
ユナはうなずきで返す。
マナがユナの秘裂へ棒を押し込んだ
「…っ!!」
ユナが破瓜の苦痛に顔をゆがめる
「大丈夫?」
マナは痛みに耐えるユナを気遣う
「だ、大丈夫…だから」
マナはそれを聞いてさらに棒を奥へと押し込む。
ユナは必死にこらえる。
濡れた股間へマナの差し入れる太い棒が破瓜の出血をまといながら
奥へ奥へと差し入れられる。
十分に濡れた股間でもそのサイズを超える種と棒は
それを呑みこむユナの膣に悲鳴を上げさせていた。
マナもせめてわずかでも苦痛の時を短くしようと
苦痛にうめくユナの顔から目をそむけつつも
メリメリとユナを貫いてゆく。
やがて、ユナの股間に根元まで差し込まれた棒は、
そのままユナの血と愛液を垂れ流す股間を蓋する形でとどめ置かれた
肩で息をするような状態のユナにマナは口付けを交わした。
567:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:51:17 ClKZ+kaL
マナはその後縛られたままのユナに食事を届けてやっていた
「お姉ちゃん、今どんな感じ?」
両手が縛られているのでマナが食事を食べさせてあげている
「そうね、今はお腹の中にあれが入っていると言うだけ。
でも、そのうち私の中の種が出てきたら…そう思うとちょっと不安になってくるかな」
これからユナはあの種の「養分」になるのだ。
不安でないほうがおかしい。
ユナがちょっと伏目がちになっているのを見て取ったマナはその唇に口づけを浴びせる
「あたしが…最期までみていて…あげますから…」
ユナはうなずきながらマナとの口づけをたのしんでいた。
その夜、ユナがとどめ置かれた小屋から何かを引き裂くようなうめき声が聞こえた。
それを聞いてマナが急いで小屋に行ったとき、それは始まっていた。
「ぐうう…あがあああああ!!!」
股間に埋められた棒を振り乱すように体を弓なりにそらしながら
ユナはこの世のものと思えないような声で呻いている。
下腹部を中心に血管のようなものがユナの体を走る。
根を張っているんだ…
目の前に妹が来たのにもユナは気づいていない
目をむきながら体が発芽した種がユナの体をむさぼる苦痛に耐えていた。
ユナは体を弓ぞりにさせながら暴れまわる。
股間からは透明の愛液と血がとめどなくこぼれる
体を食い破られるような苦痛に耐えてるのだ
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
マナがユナにかける言葉も聞こえていなかった。
腰を振り乱して絶叫するユナの体のところどころから根っこが飛び出る。
ユナは体中に血管を浮き立たせながら体を根が食い荒らす痛みに悶え続ける。
絶叫が途絶えた。
ユナが気絶してしまったのだ。
気絶したユナに構うことなく根はそれ自体が意思を持つように
ユナの体を動かしながら体中に根をはっていく。
それをマナはじっと見続けていた。
568:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:51:47 ClKZ+kaL
ユナが目を覚ましたのは翌日の夕方だった。
「う…ううん…」
ユナの体のあちこちに根が浮き出ていて一部は体を破って飛び出ている。
股間は棒を押し出して緑色の小さな芽ユナの血を被って飛び出ていた。
それでもユナは生きていた。
「マ…マナ?」
名を呼ばれたマナはそのままユナに抱きついた
「お姉ちゃん!お姉ちゃ…ん…怖かった…よう」
昨夜一晩感じていた不安を叩きつけるようにマナはユナを抱きしめた。
それからユナは食事を取らなくなった
「お水だけでいいの…全然食欲がわかないから」
そういってマナの差し出す水をごくごくと飲む。
「あ…」
ユナはマナにつぶやく
「私の飲んだ水がそのままお腹の中に染み込んでいくの
そして、それがそのままあの植物に吸い取られる感じ。
すごく気持ち悪い。私のなにもかもが吸い上げられているようで」
マナは股間から伸びる植物の芽を見つめた。
やがてユナの体に張った芽は徐々にユナを蝕んでいった。
「お腹…もうぺったんこだね」
ユナの下腹部は植物の根っこが薄い皮を被ったようになっていた。
中に入っていた内臓が吸い尽くされた証拠だった。
ユナの膣も子宮も植物に吸い上げられて養分になっていたのだ
「もう…子供作れないよね」
マナが悲しそうな顔で言うのを見てユナは
「私の子供はそこにいるじゃない。あの生命の木が私の子供よ」
つとめて笑顔で答えるのが悲しかった。
ユナが動かなくなったのはその3日後だった。
マナが問いかけても虚ろな答えが返ってくるばかりだった
「マ…ナ…」
かすれるような声でマナを呼ぶ
「もう……手も…足も…感覚が…ない…
マナの…顔も…見えているのか…よくわからない…の…」
ユナの体は植物が喰い破った根で覆われていて、その先は顔にまでかかっていた。
「…マナには…私の最期を…見届けて…欲し…い…」
そういうユナにマナは泣きながらうなずくのが精一杯だった。
それをみたユナは満足そうに微笑んで、目を閉じた。
569:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:52:20 ClKZ+kaL
次の日、ユナは小屋から運び出された。
大きく育ち始めていた生命の木を地面に「植える」ためだ。
すでに言葉も出なくなっていたユナも生命の木の根と一緒に埋められる。
大きく掘られた穴に生命の木の根に覆われたユナが横たえられる
ユナに土がかけられていく。
マナはそれを涙を流しながらじっと見ていた。
ユナの顔を残してユナが埋まったのを見たマナはそのままユナに近づいていく
「これで…お別れだね…」
そういって表情の消えたユナにキスをした。
最期のキス。
伝わる味は数日前のユナのそれと変わらず、肌のぬくもりも残っていた。
わずかに目を開けたユナはわずかに微笑みを浮かべた。
ほどなくユナは再び目を閉じ、ふたたび開くことはなかった。
ユナは完全に埋められた。
2ヵ月後、マナはユナの植えられたところへ行き、顔のところを掘り返した
そこには植物の根に浮かぶようにしてユナの顔が浮かび上がっていた。
もう、それは生きている人間のそれではなく植物の根そのものになっていた。
570:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:52:53 ClKZ+kaL
その年は、例年に比べて雨に恵まれなかった。
雨以外の水源に乏しいこの島では雨が少ないことは致命的だった。
せっかく植えられた生命の木も、30センチくらいになったところで成長を止めてしまった。
葉っぱも落ちはじめていた。
残らず葉が落ちた生命の木は伸びなくなった代わりに徐々に太くなりはじめた。
「このままだとユナの栄養を吸い尽くした後は枯れてしまう」
村長はそういった。
わずかな雨で育てない生命の木は、地の水の代わりにユナの骸から
栄養を取ることで伸びようとするのだそうだ。
しかし、発芽で栄養を吸い尽くされたユナにそう多くの栄養は残っていないはずだった。
その夜、マナはいつかのようにユナの顔の辺りを掘り返した。
植物の根に浮かび上がるユナの顔は心なしか苦痛に歪んでいるように見えた
「お姉ちゃんも苦しんでいるんだ」
生命の木が大きくなった後より多くの栄養をもとめて抜け殻になった
ユナをむさぼっているようだった。
ついマナは視線をそらす。
そこにあったのはもはや一つの葉もつけなくなって棒のようになった生命の木だった。
その姿にマナは既視感を感じた。
かつてユナを苗床にした棒が脳裏に浮かんだ。
「お姉ちゃん?そういうことなの?」
マナがユナの顔に向きかえる。
動くはずのないユナの表情からマナは何かを読み取った。
「お姉ちゃんもお腹空いてるんだ…」
571:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:53:23 ClKZ+kaL
マナは衣服を脱ぎ始める。
月夜にマナの裸身が光を受けて輝く
マナは不意にユナの言葉を思い出した
「あの生命の木が私の子供よ」
お姉ちゃんとその子供のためなら…
マナは目の前にそびえる生命の木の上に腰を下ろした。
生命の木を慎重に持ちながら自らの秘裂へと導く。
「く…つ……」
ユナと同様に今まで男を受け入れたことのないマナの膣が
初めて受け入れる破瓜の苦痛にきしむ
「おねえ…ちゃんも…こうだったの?」
目の前のユナの顔にそうつぶやく。
マナは少しずつ体重をかけながら自らを串刺しにしていく。
「…う…はぁ…はぁ…」
半分埋まったころ、マナの膣の中にうごめくものを感じた
「あたしの膣内で…動いてる…」
思ったとおりだった。
生命の木はより栄養の豊富な苗床の存在に気づいてマナから栄養をとろうとし始めた。
うごめく生命の木はマナに苦痛以外のなにかをほとばしらせはじめた
「あぁ…ふぅん…や!」
それが快感であるのに気づいた頃、生命の木は根元までマナに咥えられていた。
マナの膣内を探る感覚。
そして、膣や子宮に少しずつ根が張られ始める感覚を覚える
マナはそれらがもたらす微妙な快感を求めて少しずつ腰を動かし始めた
「ああん…や…あん…」
漏れる声、そして目の前に見えるユナの顔。
マナはまるでユナに抱かれているかのような錯覚を覚えながら
腰をグラインドさせる。
自らの胸を開いた両手でもみしだきながら
徐々に腰の動きを激しくさせる。
「ふあ…あぁ…あ…」
マナの膣内の木が痙攣するように動いた
そして
「え? やぁぁぁああああっ!!!!」
膣内が爆発したように感じた。
生命の木が一度に大量の根を張り巡らして膣内を満たしたのだ
その一部は子宮にも入り込む。
572:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:54:12 ClKZ+kaL
失神しそうなほどの感覚の奔流の中、真っ白になったマナの頭の中に懐かしい声が響いた
「マナ?マナなの?」
ユナの声だった。
「おねえ…ちゃん?」
そう、そうだった。この生命の木はユナの体を苗床に成長した木だった。
生命の木はユナの子供であるとともにユナそのものでもあるのだ。
下腹部に満ちた生命の木の根が養分を求めて膣に根を張り、子宮を犯そうとする
快感の中に鈍い痛みが蘇りつつある
「これが…マナなの?マナの膣内…あたたかくて、気持ちよくて…」
ユナの声が悦楽を帯びたものになる
「…美味しい…」
ああ、今あたしはユナに食べられてるんだ
じゅるじゅると下腹部から響く音。
それはマナの膣や子宮から栄養を吸い上げる音だった。
「でも…おねえちゃんなら…いい…もっといっぱい食べて…
…お姉ちゃんのお腹があたしで一杯になるまで食べて……」
そうつぶやく声に導かれるようにマナの膣内の根はマナの下腹部を侵食する
「ああ、あたしのお尻が吸い上げられていく?お姉ちゃん?あたし美味しい?」
「とろりとしていて、甘くて…とても美味しいわ。
マナのお腹の中も食べちゃっていい?」
「嬉しい…食べられて嬉しいってなんか複雑な気分。
でも、いいよ…お腹一杯食べてね…」
食べるものと食べられるものが会話を交わす。
マナの体をむさぼる生命の木はそのままマナの内臓から養分を吸い上げていった。
「もう、胸もほとんどなくなっちゃったね…」
生命の木の根に食い荒らされて見る影もない胸を見下ろしながら
マナはつぶやいた。
「とっても美味しかったから…もっと味わって食べたかったな」
「ありがとう…あたしのおっぱい、どんな味がするのかな…」
「今まで人間のときに食べたどんなものより美味しいわ…
…でも、マナはこの味わからないのよね?」
ユナは少し残念そうな声で言った。
「ええ…あれ?何?これ…とっても甘い味が?」
マナの口の中に、ほのかに甘い香りが広がる。
今まで食べたことのない味覚だった。
「あたしも…なんか懐かしい感覚が伝わってきてるの。
まるで人間として生きてたときみたいな…お互いの感覚が溶け合ってきているのかな?」
ユナもマナもお互いに訪れた変化に戸惑う
「じゃ、これが…あたしの胸の味なの?美味しい…
…もっとあたしを食べて…そして…二人で溶け合おう…」
マナの体を蝕む根っこが伸びるスピードを増した
二人は徐々に溶け合いながらマナの体を食べあっていた。
数日後
久しぶりの雨が降ったとき、村人達が見たのは
大きく成長して実を結びつつある生命の木と、その表面に浮き上がる
ユナとマナの満足げな顔だった。
573:名無しさん@ピンキー
09/08/08 10:41:28 ezHsgtzF
どっとはらい
574:名無しさん@ピンキー
09/08/08 14:28:53 ojvqhg8d
>>563
植物化侵食吸収やら姉妹愛やら大変に俺好みのネタで、どうもごちそうさまでした。
文章の雰囲気の統一感を考えると、ディーープキスやグラインドといった単語は日本語にしておいた方がいいかも。
575:名無しさん@ピンキー
09/08/08 17:52:17 u+wF+PhJ
普通にいい話じゃねえか・・・
576:563
09/08/08 21:32:18 ClKZ+kaL
誰かが言い出す前に書いておきますと、前半だけで構想していたところ、
とあるサイトの掲示板で類似のネタを見つけたので(今は流れているっぽいですが)
近似にならないように後半を付け足していろいろ変更して書き上げたのがこれです
>>574
雰囲気の統一感としてはおっしゃるとおりですね
修行不足ですた
577:名無しさん@ピンキー
09/08/17 20:59:33 cU/Dlh8O
すごいなこのスレ
初めてきたけど。グロ苦手な自分なのに、文章の面白さに負けて
全部読んでしまった(汗)
そして一番最後にGJと思ったのは573だったりするw
これからも覗きにきます
楽しみにしてます
578:名無しさん@ピンキー
09/08/17 21:22:59 gqkbJyFk
でも過疎気味
579:名無しさん@ピンキー
09/08/23 04:17:41 fD7ocdZB
巫女の続きまだ?
580:名無しさん@ピンキー
09/08/25 23:51:23 lxXKqQPF
みんなはどこから食うのが好きよ
581:名無しさん@ピンキー
09/08/26 00:12:49 xsPFdHqH
腹
582:名無しさん@ピンキー
09/08/26 19:31:41 Kc4cgyoH
お尻。
トイレにしゃがんでいるとこをガブリと…
噛み付く前に、味見の一舐めも忘れない。
583:名無しさん@ピンキー
09/08/26 19:39:57 DdB+totg
尻…といおうとしたけどもう出てるので内股とかどうだ
584:名無しさん@ピンキー
09/08/27 13:56:04 3nKoKbXw
ついでに食べる側のモンスターにこだわりとかある?
ドラゴンとか蛇とか
585:名無しさん@ピンキー
09/08/27 18:48:02 nzoSHWAx
丸呑<咀嚼 が良いな
586:名無しさん@ピンキー
09/08/27 19:53:18 ltcxGGq/
思考や感情のない下等生物か植物がいい
587:名無しさん@ピンキー
09/08/28 00:02:27 in0WEz8c
今まで居ないからライオンとか猫科系がほしいな
スフィンクスとかキマイラとか
588:名無しさん@ピンキー
09/08/28 08:15:31 dDVooJLN
キラーフィッシュって映画が好きだから
ピラニアとか小さい生き物に細々と食べて欲しい
589:名無しさん@ピンキー
09/08/28 22:56:20 8TuawDeI
タイタニアにそんなネタがあったな おにゃのこがピラニアにかじられちゃうの
あれN○Kアニメでどう処理したんだろ?
見かけたので貼っとく
戦隊ヒロインを料理して食べちゃうスレ
スレリンク(eroparo板)
590:名無しさん@ピンキー
09/08/30 00:40:40 48nxY+nD
>>583
いいね、最初は柔らかい肉で、血が容赦なく出るような場所がいい。
でなければ女の象徴的な部位を最初に行くのも良いかも。
骨盤に添ってマン肉と尻肉を削ぎ落とすように、とか。
591:名無しさん@ピンキー
09/08/30 01:01:15 IxdxDDMz
もちもちした大陰唇を…
592:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 08:29:53 Ksa98BZi
やっぱ丸呑みでしょ
18号吸収のセーラー女子中学生版とか…
頭から包んで抵抗させ弱らせじわじわ飲み込む 喘ぎ声を聞きながら暴れる下半身をじっくり見たいな
593:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 08:55:01 4CwNGm7A
吸収生物「まさか胃カメラを飲まされるとは」
594:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 14:45:48 4LDt2fob
>>593
妙にツボ
腹が痛くなるww
595:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:20:22 MEtkYmbA
お前らは犯罪予備軍だな
女1人トイレに流した変態と同類
全員死ね
596:名無しさん@ピンキー
09/08/30 21:59:14 IRDkHWhS
捨てちゃうのは良くないと思う
597:名無しさん@ピンキー
09/08/30 22:16:03 zgt8FMX5
下水に棲む生物が捕食してくれるから、問題ないよ。
598:名無しさん@ピンキー
09/08/31 00:46:34 mVtRJbX/
怖いね
599:名無しさん@ピンキー
09/08/31 10:47:19 RA91KVwP
>>597
普段は排泄物食ってんのか
600:名無しさん@ピンキー
09/08/31 12:25:38 GnXmCGFk
もちろんさぁ☆
皆も一緒にやってみようよ
601:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:42:25 foqGDr0h
犯罪の香り
602:名無しさん@ピンキー
09/08/31 20:31:06 Qmtr8ejm
好みの問題ではあろうけれども、
原型とどめないほどの肉片状態で捕食されるのはあまり萌えない
603:名無しさん@ピンキー
09/09/01 11:29:37 b6b6f3RP
なんというスレだ
604:名無しさん@ピンキー
09/09/01 17:56:22 6/eG3yvF
最近の新参の人たちはどこからやってきてるの?
605:名無しさん@ピンキー
09/09/01 21:28:28 Fq7cVipL
ちゃんと調理して食べるのがいいって人はいないの?
何かみんな生肉ばっかり食べてる気がするんだけど
606:名無しさん@ピンキー
09/09/01 21:55:37 Ra0GFtIE
過去スレは調理ネタばっかだぞ
607:名無しさん@ピンキー
09/09/03 10:57:49 UqyGPw2f
TifaLoverさんの絵が好きな俺は異端なんだろうな・・・
お互いのサイズ近いとか、捕食する側が人間に近いとか、
描いてる人も見てる人も少ない悪寒
608:名無しさん@ピンキー
09/09/03 14:43:48 u1RULJFi
>>607
この人か
URLリンク(tifalover88.deviantart.com)
絵はヘタでもないし、いいんでないかな
609:名無しさん@ピンキー
09/09/03 17:25:45 697AIerR
調理ネタって、だいたい痛みを快楽に変える薬使うから
悲惨さが伝わってこないのが残念だが、エロさが増して好き
610:名無しさん@ピンキー
09/09/04 18:36:03 CIDKaWrC
>>607
よう俺
「お互いのサイズ近い」も「捕食する側が人間に近い」ぴったりだな
さてはドッペルか
611:名無しさん@ピンキー
09/09/05 13:13:41 bLa1/rVE
このスレの丸呑みの需要のなさに絶望した
612:名無しさん@ピンキー
09/09/06 13:32:04 dBqm8HZK
丸呑みといえば、投稿作品では何が一番?
613:名無しさん@ピンキー
09/09/07 21:42:58 Zg0DDmBn
全部
614:名無しさん@ピンキー
09/09/08 21:42:35 VEUlptWy
つかさに手を出さなかったぱっくんトカゲは八つ裂きにされてしまえ。
615:名無しさん@ピンキー
09/09/09 20:48:34 Vw7TjyVI
>>611
需要じゃなくて供給がないだけ
616:名無しさん@ピンキー
09/09/10 13:28:33 jM/xFQYZ
んじゃ俺の聖剣でやってくるは
617:名無しさん@ピンキー
09/09/12 02:03:06 gDJzWGDe
エイリアンと親蜘蛛を食べる子蜘蛛とバイオハザード3見てて思いついた
普通じゃないのは世界 いや社会の方だった。
今の時代 生まれてきた女の子は計画的に消費されている。
外宇宙から外宇宙生物が侵入し人類は全滅一歩手前の未来の世界
シェルターを作りなんとか生き残った数少ない人類は 外宇宙生物に対抗するため研究を開始
研究の結果 外宇宙生物は染色体XXを持つ者 つまり女性に極めて敏感に反応することが分かった
そこで 人類は数少ない女の子を16歳まで普通に育て選別する事にした。
寄生生物を受胎させ研究目的の幼生体を培養する子を [生産体]
寄生生物の研究に使用される子を [被験体]
3~4人子供を生んだ後 生産体か被験体になる子を [母体]
3種類に分け管理することにした。
私は研究員Bさんの助手兼母体としてお手伝いしていた。
618:名無しさん@ピンキー
09/09/12 02:04:24 gDJzWGDe
学校の帰り道研究所に足を運ぶ。
解体しかけの女の子や機材に繋がれた女の子が横たわるベッドが並ぶ研究室の一室
女の子の膣にズブズブと潜り込むミミズのような外宇宙生物
その様子を観察しながらデーターを取る研究員Bさん
「ひい……ぃぃっ!うう…うっあ…あ……うううぐ…ううあうぅぅ」
ベッドの上の被験体の女の子はビクッビクッと体を震わる。
体節を少しずつ潜らせ じゅるじゅると内臓をすする外宇宙生物。
「ひぃぃぃ…いいぃ…いぃ!んん…ああ!いい…!いん……っ」
とっても痛くて苦しいはずなのに被験体の女の子は頬を紅く染め気持ちよさそうに声を上げる。
「Bさん 被験体の女の子痛くないんですか?」
「ん? ああ 捕食中 麻酔に似た成分を分泌しているからね 痛みが和らいで快楽と区別できなくなってるんだろう」
被験体に点滴をや薬品を投与ながらデーターや映像を撮るBさん
「あ………っはあぁぁっんんんあぁぁぁふぅう!あぁぁぁく…ぅぅぅ」
頭を潜り込ませ くちゃくちゃと内臓を食い荒らす外宇宙生物
被験体の女の子は背をそらし ピンク色の乳首がピンとたち小ぶりの乳房が揺らす。
ぬるぬるとした体節をくねらせ律動を繰り返し ほっそりとしたお腹に外宇宙生物の姿がくっきりと浮かび上がり蠢いていた。
「はっ!はぁぁはぁああぁっくぅあぁぁっ だっめっ!」
(すごい あんなに食べられてるのに・・・・)
気持ちよさそうに捕食されてる女の子 お手伝いも忘れて見入ってしまう。
研究員Bさんが、ぽんっと肩をたたいてきた。
「わわっ ごめんなさい 」
「いや いいんだよ 大体 機器は設置し終わったから後は見てるだけだしね そんなことよりMちゃん母体候補だろ?」
「はい まだ ちょっとしか経験ないですけど、、」
「じゃ 早いところ子供作らなきゃね」
研究員Bさんはスラックスからペニスを取り出しながら近づいてきた。
「あっ こんなとこで・・・」
619:名無しさん@ピンキー
09/09/12 02:04:57 gDJzWGDe
Bさんの前に跪き パンパンに膨らんだペニスを手に取る。
「ふわぁ おおきい・・」
熱いペニスをゆっくり上下にしごく 幹にキスをしながらチロチロと舐め 裏の筋を掘り出すように舌を這わす
先端からドクドクと先走り汁が湧き 塗りこめるようにしごき タマを甘噛みしながら吸ったり舐めたりする。
「うっおっ きもちいい」
Bさんが私の髪をなでる 髪をかきあげ思い切ってペニスを咥えてみる。
Bさんの味が口いっぱいに広がる
「うっふ んんっ あむ あっ うんん」
顔を前後に動かし左手も動きを合わせてこする 空いた手でタマの袋をこちょこちょとくすぐる。
ペニスが脈打ち熱い先走り汁が零れ落ちる。口の中で吸ったり舌で舐めたり弄んでみる。
「くっ うまいぃ」
私の髪をぎゅっとつかむと がくがくと腰を振り始める 喉の奥まで突かれ息が苦しい
「ふぅうぅっぐぅうぅ!んんっぐううぅっ!ふぅっ!うう」
ぐちゅぐちゅとやらしい音を立てて、口の端から涎が落ちる
研究室に女の子の悲鳴と喘ぎ声とフェラの水音が響く
被験体の女の子も腰がビクビクと跳ね 最後の時を迎えようとしていた。
Bさんの腰の動きも激しくなる
私も口を犯される興奮と被験体の女の子が食べられる興奮が重なる
潤んだ瞳でBさんを見上げると Bさんも最高潮に達した
ペニスが口の中で大きく脈打ちペニスが爆ぜる 口の中に熱く白い液が放たれ
受け切れなかった精液が口の端から糸を引いてこぼれる。
それと同時に被験体の女の子のお腹から外来生物が食い破って出てくる
「もぉっうぅだああっめぇえ そんなにっ!お腹っ・・・たべたら!逝くうぅ!」
「おおお でる!」
「んう んーーーっ!」
620:名無しさん@ピンキー
09/09/12 02:05:39 gDJzWGDe
お腹を食い破られて痙攣する女の子
女の子の柔らかい内臓を美味そうにすする外宇宙生物
私の口と顔にたっぷりと精液をかけて満足そうなBさん
私もペニスをもう一度咥え精液を舐めとりながら達した、、、
Bさんはうっとりとしている私のセーラー服をめくり押し倒しながら秘所にペニスを押し当てる
「あんっ」
外宇宙生物も ヒクヒクと痙攣する女の子の柔らかそうな乳房に巻きつくと乳首にかじりつく
「はぐうう」
ベッドの端を掴みのけぞる
私も被験体の女の子も、まだまだ最後を迎えられそうになかった
621:名無しさん@ピンキー
09/09/12 02:10:30 gDJzWGDe
初めて書いてみた
10分くらいで書いたから誤字脱字文法のおかしいところは多々ある
何処がエログロかも良く分からないが反省もしないw
また勢いで続くかもしれん
622:名無しさん@ピンキー
09/09/14 00:14:25 OW1qgEZq
地球戦隊ファイブマン 第34話 人間カン詰
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
これツボだわ!
623:名無しさん@ピンキー
09/09/15 10:45:21 MR8yhDqH
凄惨な捕食SSを読んでみたいね。小学校が怪物の集団に襲撃され、児童が全員喰い殺されてしまうような。
前半は日常パートで登場人物に感情移入させておいて、後半で情け容赦なく打ち砕く悲劇的で絶望的な作品はどうだろうか?
624:名無しさん@ピンキー
09/09/15 21:37:48 XMGfWgOE
薬座の人か・・・
625:名無しさん@ピンキー
09/09/17 09:45:49 vq4YBGb5
>>167
これ10分てすげー才能だ
これからも勢いでドピュドピュ書いてください
626:名無しさん@ピンキー
09/09/17 22:34:13 e8nvSW4i
もう食いちぎりはお腹いっぱいなんだよ、
誰か丸呑みもの書いてくれ。
627:名無しさん@ピンキー
09/09/17 23:47:11 SDuQP/oe
頼むから
まるのみ派は作品登校後に空気の悪くなるような発言をしないでくれ
定期的に沸くが同一人物か?
628:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:32:57 8JXRpWfK
朝の芸能ニュース 酒○法○釈放記者会見 みて思いついた
プロローグ
普通じゃないのは世界 いや社会の方だった。
今の時代 生まれてきた女の子は計画的に消費されている。
外宇宙から外宇宙生物が侵入し人類は全滅一歩手前の未来の世界
シェルターを作りなんとか生き残った数少ない人類は 外宇宙生物に対抗するため研究を開始
研究の結果 外宇宙生物は染色体XXを持つ者 つまり女性に極めて敏感に反応することが分かった
そこで 人類は数少ない女の子を16歳まで普通に育て選別する事にした。
外宇宙生物を受胎させ研究目的の幼生体を培養する子を [生産体]
外宇宙生物の研究に使用される子を [被験体]
3~4人子供を生んだ後 生産体か被験体になる子を [母体]
今日も学校の帰り道 研究所に足を伸ばす
研究室に入るといつも始まってるはずの実験始まってなかった
「こんにちは あれ?」
みんな 部屋の壁にかけられている大型TVを見ている
「Bさん どうかしたんですか?」
実験準備の手を止めTVを見ている研究員Bさんに声をかける。
「ああ はやかったね 今 隣のコロニーBで事故があったみたいなんだよ」
629:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:33:33 8JXRpWfK
TV画面に混乱した様子が映っている
今人気の女性アナウンサーがカメラに叫ぶ
「こちら シェルターBです。 いまここは大変な事態となっております 。原因不明の事故により
研究練が倒壊 多数の外宇宙生物が逃走 研究所 職員関係者に多数の死者が出ております。」
埃だらけのスカートを翻して走って逃げるアナウンサー
逃げ回る人々をバックに映像が続く
「私たち取材班も偶然 事故に居合わせ 数人の職員 研究員 博士らと共に避難しており」
ところどころに 逃げ出した外宇宙生物だろうか 人ほどの大きさのイモガイのような生物が
逃げ惑う人々触手で捕らえ管状の口に放り込んで丸呑みしている
博士や職員と逃げながら冷静に報道を続けるアナウンサー 激しく揺れる画面
「>>626博士 事故の原因は?」
マイクを向けられた白衣の女性
いつもなら 後ろでゆったりとまとめた長い黒髪 知的で整った顔立とちょっときつい印象の銀の眼鏡
存在感のある胸を示す白いブラウス 細い腰 大きなお尻を際立たせる黒のタイトスカート すらりと伸びた足を包み込む黒のパンストとパンプス
でも今はそんな面影も無く 女性研究員の手を引っ張り息もきれぎれに必死で走る
「今はインタビューしてる場合じゃないでしょう 早く逃げなさい。」
「誤魔化すんですか? 社会的責任をはたす義務があるのでは?」
「あなた 状況わかってて!」
逃げながらでもインタビューを続けるアナウンサー
緊急避難シェルターに逃げ込む 博士達とTVクルー その後を追う外宇宙生物
緊急避難用のハッチを開け中に駆け込み 厚く重たい扉を閉じられる・・・・
630:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:34:22 8JXRpWfK
みな安堵のため息をつく
ショックで泣きじゃくる研究員を慰める博士 気丈に振る舞い部下を励ます
そんな彼女らに無遠慮に照明を当て撮影しマイクを突き出すTVクルー
博士の怒り声が飛ぶ
「ちょっとあなた達 いい加減にしなさい!」
カメラの前に立ちふさがり研究員をかばう
「報道の自由です。妨害しないでください。」
胸を張り正当な主張だと言わんばかりにマイクを突き出す
「今は報道より ここからどうするかが問題でしょう!」
「取材拒否ですか!?」
「ちっがーーーーうでしょうーー!!」
ぐいぐい押し付けられるマイクを振り払い アナウンサーを睨みつける
「逆切れですか?おっぱいでっかいからって怖くありませんよ。」
「あなたはあほかーーー!」
胸を張り競い合うアナウンサーに顔を真っ赤かにして怒る博士 その様子を撮影するTVクルーとハラハラしながら見守る女性研究員
一食触発の火花が散る
631:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:34:47 8JXRpWfK
「あのぉ~~~~」
緊張感の欠片も無い間延びした声がみんなの注目を集める
地味なADの女の子がおどおど声をかける
「どうしたのあなた?怪我でもしたの?」
心配そうにたずねる博士
「むっ ADの癖して大きなおっぱい 生意気よ」
「おっぱいから離れろ バカアナウンサー!!」
「いえ わたしのおっぱいじゃなく とびらが~」
「「え?」」
みんなが扉をみる そこには閉じられたはずの扉が開いていた
「ごめんなさい~~~けーぶる はさまちゃいました~~~」
「「え!!!」」
外宇宙生物の管状の口が扉の隙間からひたひたと中を窺う
狭いシェルターの中で外宇宙生物の宴が始まろうとしていた・・・・・
632:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:35:49 8JXRpWfK
AD編
「なにしてんだよ ちゃんとケーブル捌け!」
カメラマンがケーブル持ちのADの女の子にどやしつける
ポニーテール結んだ髪がびくっとはねる
「すいません~~」
慌ててケーブルを引き込もうとするが、なかなかケーブルを手繰り寄せることができず 余計に扉にケーブルが噛み込んでしまう
「とろいんだよ!おまえは!」
ディレクターの蹴りがもたもたするADに炸裂する
「ちょっとあなた達 TVカメラ捨てるのよ!」
「視聴者は知る権利があるんです。カメラを捨てたら視聴者に映像を届ける事ができません。」
「何処まで 馬鹿なのあなたは!」
バカな争いをしてると外宇宙生物が扉の前に殺到する
閉じかけのハッチの隙間に管状の口と触手が中の獲物を探る
扉のすぐそばでおろおろしてるADが捕まる 巻きつき引き寄せられ宙吊りになる
「せんぱい~~ すいません つかまっちゃいました。」
子猫のようにおとなしく捕まるAD
「バカヤロウー つかまってもケーブル離すんじゃねー」
「あっ でも りょうてがしばられてうごけないんです~~ あん あぁ やぁ・・・あぁぁ」
服の中に触手が潜り込み するすると服を脱がす
レモン色のブラが剥ぎ取られ 幼い顔に不釣合いな形のよい大きな乳房がポロンとこぼれ出る
触手が獲物の形を確認するかのように 乳房の間 お尻 秘所に触手が這いずり回る
「やだやだ くすぐったい とめて やめて ふぅう くぅ・・・・」
もがくたびに ふるふると大きな乳房が揺れる
「よく見たらADのやつ いいおっぱいしてんなぁ 意外と顔立ちも良し水着でも着てグラドルで売り出せるかもしれん
よっし カメラ ADを撮れ 一瞬たりとも逃すな」
「うっす!」
633:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:36:55 8JXRpWfK
金属の軋む音を立て扉が開き外宇宙生物が入ってきた
管状の口をがAD迫る
肉のヒダと粘液に覆われた真っ赤な口を開き足を咥える
「ひ~~ん こんなのやだよぉ あん あっ」
緊迫感の無い声で助けを求める
カメラマンは撮影しながらADの胸に手を伸ばし 揉んだり寄せたり弾ませたり乳首を引っかいてみたりする
「あぁ………ああぁ…あっ!あ…ぁ…あああぁぁ…!はあぁぁぁんっああ…ぁ!」
「おい カメラマン 仕事中だ 遊ぶ前にをしっかり撮れ」
「いやぁ ディレクター 俺ら もう逃げ場ないみたいだし 最後にちょっと遊ばせてくださいよ。」
いやらしく形を変える乳房と甘い声あげるADを撮影しながら ディレクターに返事をする
「ちっ しょうがねぇ 野郎だ」
「うつしてないで あっ あん たすけてぇ」
ぽよんぽよんと弾む乳房 つんと立ったピンク色の乳首とぐちゅぐちゅと音を立て飲み込む生物を交互に撮影するカメラマン
「でぃれくた~~」
うるうるとディレクターを見上げるAD
「いいぞAD! こら! 隠すんじゃない! 手はこうして 胸を強調する こうだ そうそう!」
「はい~でぃれくた~」
涙目で指示に従う
634:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:37:45 8JXRpWfK
太腿まで飲み込まれながら グラビアアイドルのよう横座りでおっぱいを持ち上げにポーズをとる
秘所を覆う茂みもぐっしょりと濡れ 惜しげもなくカメラに晒される
もぐもぐと腰の辺りまで飲み込まれる
「はっはっはっ あん はぁ はぁ あっ あぁぁ」
ゾクゾクとした快感に身を震わせるAD
「 あ…っあ…ああああっは……くちの・なか ・・・すごくっんん ぬるぬるしてて あぁぁはぁ きもち あっ いい ううっん…」
飲みこうもうと律動する肉壁が秘所に潜り込み 刺激する
「あんっ大きなっ 舌で んっ 遊ばれてるぅ ああぁ みたい・・・ あーー くるくる きもちいいぃ おっぱい よわいのぉ ああぁ!はぁん!」
肩まで飲み込まれ ポニーテールを左右に振り乱しながら乱れるAD その様子を一瞬たりとも逃がさず撮影するカメラマン
「でぃれくた~ もうっ いきそうですっ あっ あっ ぃっくっ」
絶頂と同時に頭まで飲み込まれる
管状の口にビクビクと快楽の余韻に体を震わすADの姿がくっきりと浮かび上がる
最後 口を上に向け 空を掴むように弱弱しく動く手をごくりと飲み込む
ADを食べ終わると触手で管の周りを掃除しながら、また獲物を求めてのっそりと動き始めた
ADが食べられるのを見届けるとOKのサインを出すディレクター
感動して涙を流すアナウンサー 満足そうにタバコに火をつけ一服するカメラマン
「狂ってるわ この人達」
部屋の隅で部下と固まって怯えていた博士達は TVクルーを怪物を見るように見ていた。
635:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:41:40 8JXRpWfK
仕事徹夜明け 30分くらいで書いた
相変わらずグダグダの文章w
批判罵倒も甘んじて受けるが反省はしない!
また仕事から帰ったら 続きアップあっぷするかも!
>>626さん 丸呑みってこうですか?わかりません!w
636:名無しさん@ピンキー
09/09/22 12:52:53 sA8hGc+s
良作ありがとうございます
が、水を差すようで恐縮ですが、なるべくsage進行でお願いできませんか?
アブノーマル系は荒らしの目に止まりやすいので、目立たせたくないなと‥‥
現に、某スレでは粘着君が暴れ回っており危機的状況なものですから
637:名無しさん@ピンキー
09/09/22 16:45:15 TM3VQFf2
テラエロスwwww
638:名無しさん@ピンキー
09/09/23 00:39:34 VctZx0Y1
シチュやべえ
喰われた娘 馬鹿くて可愛すぎww
639:名無しさん@ピンキー
09/09/24 01:36:15 FMasAX/d
博士編
「おい 次だ 時間が無いぞ!」
一服していたカメラマンを小突く
名残惜しそうに タバコを捨てると博士にカメラを構えなおす
部屋の隅に固まっていた博士たちに外宇宙生物が次々と襲いかかる
「ひっ」
イスや机を盾に部屋にあるもので激しく抵抗し続ける博士
「>>626博士 実験にしようとしていた外宇宙生物に追い詰められた感想は?避難設備が正常に働かなかった原因は
やはり管理の問題ですか?」
博士にマイクを向けてインタビューするアナウンサー
「このっ ばかアナウンサーーあなた達のせいよ!」
「責任転換ですか?社会的説明責任を果たしてください。これじゃ世間は納得しませんよ」
「いまそれどこじゃ あっ!」
手をつかまれ引き倒され部屋の真ん中まで引きずられる
数匹の生物に囲まれ羽交い絞めにされる
「とうとう >>626博士も捕らえられてしまいました。 博士 博士! 実験生物に報復される気分はどうでしょうか?」
「ちょっと たすけて!」
管と触手がタイトスカート引き降ろし ブラウスを裂く
640:名無しさん@ピンキー
09/09/24 01:36:41 FMasAX/d
「おっと服が剥ぎ取られ、白い肌と黒色の下着姿が対照的で魅力的な肉体が私たちの前に晒されております!
外宇宙生物じゃなくてもいろんな意味で食べたいくらいです!」
もはや意味不明の実況
「ふっくらとたわわに育ったメロンのようなおっぱい ブラの中で窮屈そうに寄せられ揺れております ちょっと この管で
悪戯してみましょう!」
「いや! やめて!」
博士の抗議に耳を貸さず近くの管を掴むと谷間に挟み はみ出た先端を無理やり口に咥えさせる
「むぐっ うむむっ んんんーーーっ!」
管が舌に吸い付き絡む
「おおお 卑猥ですねーー 私も手伝だいと思います。」
ブラを脱がし豊満な両房を手に取り 管を上下にすり合わせこね合わせる 口からこぼれた粘液や涎が谷間にこぼれ流れ落ち滑りを良くする
「わぁ~~ やわらか~~い 乳首もピンク色できれーーい あ 落としちゃダメですよ ちゃんと咥えてないと」
首を振って口を犯す管から逃れる博士
「むぐ げほっごほっ あっ いやぁ あっ あっ なんで んっ あなたはっ、おそわれないの んっ」
おっぱいをこね合わせながら 右腕の報道と書かれた腕章を指差し 「報道関係者ですから!」 と威張る
「そんな ばかなっ あっ やぁっ」 管から飛び散った粘液が顔や眼鏡を汚していく
触手が乱暴に壁に押し付け脚を開き腰を持ち上げる
Tバックのショーツをするりと下ろされる
「お~~~ ガーダーベルトにストキング ハイヒール 大人の3点セット完璧です とても好感の持てる脱がし方です。」
悪戯する手を休め また実況に戻るアナウンサー
服従の姿勢をとらされる博士 カメラが舐めるように下から上へと撮って行く
「ひっく うっく ひっ ひっ ひっく」
羞恥のあまり涙ぐむ博士
641:名無しさん@ピンキー
09/09/24 01:37:05 FMasAX/d
後ろの外宇宙生物は管から触手を伸ばすと高々と持ち上げる
押さえ込まれたまま 不安そうに後ろを振り返る
「いったい なにを、、、」
触手がムチのように振り下ろされる ピシッとお尻に触手が叩きつけられ赤い跡が残る
「痛い!痛い!」
ピシッ パシッ 何度も繰り返しムチが飛ぶ
白いお尻に幾筋もの赤い傷跡が通る
「ひぃ いやぁ なんで私だけ ひぃ あぐ いたい やめて あっ」
必死に痛みに耐える博士 崩れ落ちそうになると両脇から持ち上げられ さらに強く打ち据えられる
実況のアナウンサーも目が丸くなる
「おっとこれはいったい どういう事なのでしょうか?明らかに他の人達とは別の捕食行動です!新たな生態が我々の前で行われております。」
「くぅ・・・ はぐ・・・ ぐっ・・・ あっ・・・ ひぃっ! ひっく もう! いた! やめて ひっく ううぅ」
鞭打つ力 タイミングも強弱がつけられ責める 涙を流し叫んでも止むことはなく 綺麗な背中にも鞭がしなり 新たな痛みと傷跡を残す
鞭の跡 博士の悲鳴に甘い吐息が混ざる
「あん はんっ やっ くっ あん あん ひっ はう ふぅ ふぅ あっ! あっ! あっ!」
避けようともがいていた博士も振り下ろされるのを待つように受身の姿勢になる
いつ振り下ろされるか分からない緊張感と鞭の衝撃と痛み そして痛みが和らぐ安堵感と放心感が交合に襲われ 自虐心が芽生える
強烈な一撃がお尻に振り下ろされる 触手が叩きつけられる度に波打つ尻の肉
「はうぅ!」
ビクンッと背中がそりかえる 熱い火傷のような灼熱の痛み 一瞬 意識が遠のく
背中もお尻もジンジンと痛む 熱い快感が体中を駆け巡る
(どうせ 食われるんだわ もっと 激しく 壊して!)
手摺に手をつきおずおずとお尻を高く差し出す
また鋭い一撃がお尻に叩きつけられる
「はうん!」
強烈な快感に白濁する意識
「あっ あっ! はぁ はぁ あん あ」
秘所はぐっしょりと濡れ 床に恥ずかしい染みを作る
腰をくねらせお尻を左右に振る 触手が後ろの穴にそっと忍び寄る
お尻の穴のふちをなぞるように穴の位置を確認するとズブッと突き立てられた
「 うぅあぐうっ そこっ あぁっ ひさしぶりっ! はぁ はぁ だから・・・あ もっと ふぅあぁ ゆっくりっ あっん…」
直腸の突き当りまでゆっくりと差し込まる そして馴染ませるように大きく揺する
「 んっ 奥まで・・・ とどいてるぅ あっ あっ」
二度三度 触手が振り下ろされる 触手が
「ん~~~~~~!!!!」
痛みが走る度にアナルを犯す触手を締め上げ 触手も気持ちよさそうに直腸で前後に動く
「ん…っん…う…ん…っは…ぁん…は…ぁっうぅ…あぁっん…は…っうぅん…」
声を押し殺して手すりにすがりつき突き上げる触手を気持ちよさそうに受けとめる
白い柔らかく大きな乳房が腰の動きにワンテンポ遅れてタプンタプン揺れる
「あぁあ んんっ あ……っ ん… は…ああ…っ ん… は…あっ あっ んんっ うううっ」
博士の白い肌が興奮でうっすら紅がかる