少女・女性が化け物に捕食されちゃうスレ その4at EROPARO
少女・女性が化け物に捕食されちゃうスレ その4 - 暇つぶし2ch250:名無しさん@ピンキー
08/12/26 23:27:12 QAdJOIhB
×平和
○過疎

251:給食当番
08/12/29 01:18:17 XmbHvV3k
ある日、あたし達の学校に空から数十匹の魔物がやってきた。
そして、先生達を食いつくし、残ったあたしたち生徒に催眠術をかけて…

それから、何もかもが変わった



やってきた魔物たちが先生に成り代わり授業をする
あたし達は毎日学校に通ってはその授業を受ける


「肉付きのよくなる方法」
「おいしい体を作るには」
「食べられることの幸せ」
などなど…


そして、毎日2人が指名される給食当番

今日は香織となつきが指名された

空席が目立つようになった教室で
二人は颯爽と立ち上がった



香織となつきは先生に引率されて給食室へ行った
あたしは今日は配膳係だ


同じようでも給食当番と配膳係は全然違う
あたしもはやく給食当番になりたいな


給食室へ行くと、香織となつきは一歩前に出て服を脱ぎ始める
二人の裸体を見て溜息が漏れた
きれい…

あたしもはやく給食当番になりたいな

そして、先生に食べられるんだ


そう、ここでの給食当番とは
先生の給食になる当番なのだ

252:給食当番
08/12/29 01:19:09 XmbHvV3k
まず、二人は四つんばいになって、大きなボウルの上に跨る
魔物たちが二人の胸を揉み始める
未成熟な胸は揉まれるとともに少しずつ大きくなり始めた
それとともに二人の顔は上気しはじめた
「はあっ…あんっ…」
「ふわぁ…や…」
そして、魔物たちがボウルへ向けて胸を絞った瞬間
びゅうっと白いミルクが絞り出された
「あんっ!」
「やんっ!」
絞られる度に嬌声を上げる二人
彼女達が搾り出したミルクは瞬く間にボウルを満たし、
ボウルの中身は大きな瓶に移された

瓶が一杯になるまで二人の乳は搾られ尽くした


二人は床にへばりこみ、肩で息をしている
顔は恍惚の表情を浮かべていた


香織となつきはそのまま大きなステンレスの台の上に寝かされた
白い服を着た魔物たちが何かを唱えながら二人の両腕と膝から下をマッサージし始める

白魚のような両手が少しずつ変形し始める
小さな指がこねられては腕の中に混じり、腕は曲げられるままに変形する
やがて、十分こねられた腕と足は少しずつちぎられて、丸められる

丸められた両手足はステンレスの皿に乗せられてオーブンへ行った
それが焼きあがってパンになるのだ

253:給食当番
08/12/29 01:19:46 XmbHvV3k
両手足がオーブンに移された刹那、香織となつきに変化が訪れた
はっと周りを見回して、ついで自分の体を見て悲鳴を上げだしたのだ


あたし…どうしたんだろ…

たしか、魔物がきて、先生たちが襲われた後、意識が朦朧として…

え?あたし?裸?

隣にいるのは、なつき?

手…が…動かない?

そんな…え?肩から先が…ない!!!


いやぁぁぁ!!


254:給食当番
08/12/29 01:21:02 XmbHvV3k
暴れまわる二人を魔物のコックたちは手際よく抑えて
首筋から股間まで一直線に包丁を入れた
その手際のよさについうっとりしてしまう
あたしもあんな上手なコックさんに料理されたいな…


なんで?あたし、なんで両腕がなくなってるの?
逃げようとしても転がるばかりだし、足もなくなったみたいで感覚がない
そうこうしているうちに気持ち悪い魔物に取り押さえられて
あたしの体に包丁を向けてきた

いやだ!

そこにいるのは冬美?

なんで?なんでそんなうっとりした目で見てるの?
助けてよ!ねぇ

包丁を入れたあと、コックさんたちは香織の内臓を取り出し始める
腸に、なんかわからない臓器に…あ、あれは確か子宮っていうんだったっけ?

香織の子宮…おいしそう





255:給食当番
08/12/29 01:22:21 XmbHvV3k
はぁ…はぁ…

もう動く気力もない
お腹を切り裂かれて、内臓を取り出されるのを見ていることしか出来ない
体が少しずつ冷たくなっていくのがわかる
あたし…このまま死んじゃうの?

からだが…痺れてきた…


コックさんは二人の心臓を取り出した後、二人を立たせて体を切り分け始めた
すっかりだらんとした二人の体はされるがままになっていた
お尻に、胸とお腹。どれも艶がきれいで、とってもおいしそう
こんなにおいしそうなお肉になれるなんて二人ともとっても幸せものだと思う

丁寧に切り分けた後、残った骨と頭を大きな鍋に放り込んだ

これからシチューのストックを作るんだろう

あたしの意識は体を切り分けられながらも残っていた

痺れた感覚のまま体はまったく動かない
冷たさだけはウソのように消えていた


あたし…死んじゃったの?

あたしの体に魔物たちが包丁を入れていく

それをじっと見ている冬美たち
クラスメイトが切り裂かれているのをじっと見ている冬美たち
その目線がとっても恐ろしく、不安だった。

このまま、バラバラにされちゃうの?



急速に視界が動く

骨と頭だけになったあたしの体を誰かが持ち上げたのだ

運ばれる過程で脊髄がポキポキ折れるのを感じていた

あたしの体は、そのまま煮えたぎる鍋に落とされた



256:給食当番
08/12/29 01:23:20 XmbHvV3k
すっかり煮込まれた鍋の中に香織となつきの肉が野菜と一緒に放り込まれる

いいにおい


ぐらぐら煮込まれてやわらかくなる二人のお肉と内臓

料理の出来上がりが待ち遠しかった



もう、自分がどうなっているのか考えたくもなかった
煮えたぎる鍋に入っても熱さを感じず、鈍い痺れの中で煮込まれる

体は少しずつ崩れ始めていた

自分が鍋の中に溶けていく感じだった

そして、意識までとろけきったころに、目の前に飛び込んだのは
次々と放り込まれてゆくあたしの肉だった




257:給食当番
08/12/29 01:45:53 XmbHvV3k
完成


大きな鍋に入ったシチューと、パン、ミルクをあたしたち配膳班が手分けして運ぶ
ついシチューの中を除くと、そこには香織のお肉が浮かんでいた
その中にひときわ大きな塊があった
それが何かに気づいたあたしはそっとつぶやいた
「香織ちゃんのシチュー、とってもおいしそうに出来上がったよ」

二人の料理は先生にも好評だった
残った分はあたしたちにも振舞われた
香織のミルクに、なつきの味が残るシチュー
こんなおいしい給食になれる二人が本当にうらやましかった


そして、翌日


給食当番が発表された
そこに「冬美」の名があるのを知ったあたしは飛び上がって喜んだ

今日の給食は何だろう
あたしはどうやって料理されるのかな?
カレーかな?ハンバーグかな?それとも…


天にも昇るような心地はミルクを絞られて両手足をパンにされるまで続いた

258:名無しさん@ピンキー
08/12/30 11:22:33 eHlB+Osz
似通ったネタが二度も続くと、正直萎えるんだが。


259:名無しさん@ピンキー
08/12/30 12:42:39 6u4PWaYs
スレを少しでも盛り上げようとしている人に文句言うな
お前が違うネタを書け

>>251
給食当番とはおもしろい発想でした
GJです

260:名無しさん@ピンキー
08/12/30 14:08:49 saCVGzHt
>>251
喜んで食べられるってのも調理の過程が詳細に書いてあるってのもツボだった
グッジョブ
この手のネタは好きだからいくらあってもいい

261:名無しさん@ピンキー
08/12/31 01:12:40 3zZg9Un2
シリーズものだろ~
素晴らしいぜ!料理の描写が
淡々と闇に進んでいくようで特に良かった!

262:名無しさん@ピンキー
09/01/01 11:25:21 WPZaukMw
あけおめ
さて、おせちでも食べようかな
今年のおせちはとびっきり可愛い子を使ってるから涎が止まらないぜ

263: 【中吉】 【722円】
09/01/01 22:24:12 VB52+DF9
うちは可愛い幼女の雑煮だぜ

264:名無しさん@ピンキー
09/01/07 10:52:45 3YzfYh+u
オイラはょぅι゛ょの生け作りだった。
伝説の料理人に任せたから、首から下は骨のまま歩いたぜい

265:名無しさん@ピンキー
09/01/08 10:39:57 nffjxnmG
妄想の中とはいえ、軽々しく子供を殺す話をするのは、正直どうかと思うぞ。

266:名無しさん@ピンキー
09/01/10 09:58:48 yg3BmDbL
するとなると重々しく?

267:名無しさん@ピンキー
09/01/10 12:03:53 1Orf3qx/
大目に見てくださいな
世の中ここぐらいしか無いんだ・・

268:名無しさん@ピンキー
09/01/10 12:13:07 Pf6Euobd
妄想の中なら誰にも迷惑かからないからいいだろうに・・・

269:名無しさん@ピンキー
09/01/10 17:25:08 1Orf3qx/
でも、強い不快感や嫌悪感を感じるってのも
解るんだよね

270:名無しさん@ピンキー
09/01/10 20:10:04 mxz6VEpM
でも妄想される側は、知らないとはいえ、不愉快だと思うよ?
自分が殺される妄想なんだから。

271:名無しさん@ピンキー
09/01/10 20:50:37 1Orf3qx/
このスレに幼女が居たとは…

272:殺さなければいいのだな
09/01/11 00:00:11 CJ36NxeV
今日のディナーは楽しみだ

裏市場で競り落とした幼女。
それも金に糸目をつけずに競り落とした娘ばかり。
サラマンダーやスライムのような下等なものたちと違って
私は価値のある幼女を競り落とすのにケチはしない。

だからこれから私に食べられるために供される娘達は
正真正銘の粒ぞろいだ。

おっと、誤解しないでもらいたい。
私はさっき出したような下等なモンスターとは違う。
競り落とした娘達を食べ殺すような下品なことはしないのが信条だ。


さっそく食前酒がでてきたようだ。

食前酒は高級な薬草酒に幼女を漬け込んだ一品
グラスの中ではぐったりした幼女が液面をたゆたっている。
この娘が樽につけられる前の姿を思い出す
泣き叫びながらあらん限りの力で抵抗していたものだ。
今、その面影は欠片もなくぐったりしているが、美しさだけはそのままだ。


273:殺さなければいいのだな
09/01/11 00:01:14 CJ36NxeV
私はグラスを傾ける。

幼女のみずみずしいエキスが余すところなく酒の中に浸しだされている。
やはり素材がよいと味が違う。
酸味と甘み、それに香り全てが新鮮だ。
飲み干した後は幼女を一度口に入れて口の中で転がしてみる
一瞬意識を取り戻したのか痙攣するように口の中で動く。

口の中が幼女の味で満たされたのに満足した私はグラスの中に幼女を戻す。

グラスの中で軽く痙攣しながら食前酒となった幼女は運ばれる。
もちろん娘はエキスを吸い出されただけで死んでいるわけではない。

次は前菜だ。

幼女の裸体に野菜や肉で作られたさまざまなパティを盛り付けている。
いつもながら当家の料理人は仕事が美しい
両手両足を縛られたまま運ばれた幼女はその股間からとめどなく透明な液体をたらしている。

私に食べられるために事前に媚薬を仕込んだ樽に漬け込まれていたのだ。
今まで味わったことのない快感に苛まれながら顔を火照らせては甘い液体をたらしている。


274:殺さなければいいのだな
09/01/11 00:02:05 CJ36NxeV
私はそんな幼女たちを摘んでは口の中へ放り込む
パティは幼女の体と交じり合い、洪水さながらにあふれる愛液と混じりながら
口の中で絶品の味に仕上がる。
私は幼女たちを舌で弄くりながらその体を舐めつける。
特に股間は入念に舐め上げた
口の中で暴れながら私の舌の上でもてあそばれる幼女はその全身から
美味なエキスを垂らしだしていた。
パティを舐め尽くした後、私は皿の上へ幼女を戻した。

さっきの食前酒や仕込み樽に残ったエキスで作ったスープに
野菜を幼女の裸身に巻きつけたサラダをいただく。

もちろん幼女は味を見た後は皿へ戻すのがマナーだ。
皿に戻した幼女は例外なくエキスを吸い取られて恍惚の表情でぐったりしている。
これが下等なモンスターとの違いだ。

さて、いよいよメインディッシュ

これこそ当家料理人の腕の見せ所だ

275:殺さなければいいのだな
09/01/11 00:03:32 vp3rp9A7
幼女の活け造り

首から下全てに包丁が入っているが、
意識の飛んだ幼女はいきたままピクピク動いている

このために特に美しく美味な幼女を選んだらしく、
見た目も私を愉しませてくれた。

両手の白魚のような身を摘むと、肉だけがさっくりはなれる。
口に入れるとたまらないおいしさだ。
両足は肉が多いだけに歯ごたえも肉の風味も味わえる。
胸を摘んでみると、肉だけが裸身から離れ、中では露出した内臓が
まだ活発に動いていた。
これこそわが料理人の真髄。
下等な料理人では殺してしまうところだ。

全てを味わって首から下がそっくり食べられた幼女の残骸は
皿に乗せられて下げられる。
この幼女も死んだわけではないことは瞬きを続ける首から上が物語っている。
あとで執事達がモンスターを媒介に失った肉を再生させる手はずになっている。


276:殺さなければいいのだな
09/01/11 00:04:08 vp3rp9A7
デザートはクリームを身にまとった幼女のケーキだ。

裸身は魔法薬の作用でゼリーのようにプルプルになっている。
これはもう一口で平らげなければ失礼というものだろう。
首を摘んで首から下を果物を食べるようにしゃぶるとぷるんっと身が離れた。
裸身とクリームが私の口の中で絶妙なハーモニーを奏でた。
やはり幼女の甘酸っぱい風味はデザートでこそ生きるというものだ。

私は恍惚の表情を浮かべたままの首を皿に残して執事に後始末を頼んだ。


ごらんいただいたとおり私は競り落とした幼女を食べ殺すような
野蛮なことはしない。

ただ、エキスを吸い取られた幼女も、肉を食われて再生させられた幼女も
いずれも永遠に動くことが出来なくなるだけだ。


翌朝

私は先日ディナーに並んだ幼女たちの処置が終わったとの知らせを聞いて
仕上がりを見に行った。

私の見立てどおり幼女たちは人形のように美しい裸身をさらしたまま
立ち並んでいた。
活け造りにされた娘もデザートになった娘も食べられる前のような肢体のまま
固まっている。

彼女達は私の屋敷のギャラリーで永遠に私に愛でられることになるのだ
もちろんその間老いることも死ぬこともなく…



277:名無しさん@ピンキー
09/01/11 08:17:32 F9xRNbUG
おはょぅι゛ょ
プルプルゼリーうまそー
たまに投下される固めフェチ入った捕食ネタマジ大好物
ごちそうさまでした

278:名無しさん@ピンキー
09/01/11 09:55:06 yL747Y29
>>272
あらゆる属性が入ってるし
いちいちエロくて美味すぎです
ごちそうさま

279:名無しさん@ピンキー
09/01/11 10:16:39 dtE+rfMq
>>272
色んな意味でGJ。
表現力上手いのぉ…


280:名無しさん@ピンキー
09/01/14 22:15:35 Z9rhZx7S
人食い怪物vs巫女 >>37の続きを投下します。
残虐描写がありますので、嫌いな方はコテハン「◆gRbg2o77yE」をNG登録してください。

281:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
09/01/14 22:17:18 Z9rhZx7S
 樹から転落した御幸は背中から血を流しながら天を仰いでいた。小ぶりの胸が苦しげに上下して
酸素を貪り、落下時に衝撃で割れた胸当てがその様子を眺めている。
「ん……あれは、何……黒い……?」
 脳震盪から立ち直った御幸は最初、それを黒い霧だと思った。
 視界一杯に広がり、集合して黒い塊を成し、次の瞬間には文字通り霧散する無数の黒い点。集
合と離散を繰り返す無数の点々は、コンピュータで作られた粒子モデルか何かのよう。
 しばらくして聴覚が回復してきた。
 ノイズのように思えた雑音は輪郭を整え、壮絶な蟲の翅音へ姿を変える。
 夏の夜に静かな寝室で聞こえてくる耳障りな音。あの音を何百倍、いや何千倍にも増幅させた飛
蚊のオーケストラが四方八方から聞こえてくる。
「蚊? 蚊の音がどうして……」
 御幸は目を細めて上空を舞う黒い霧を見極めようとする。
 予想通り、黒い霧は小さな虫は集合したものだった。
 外見は蚊に近いが二回りは大きな印象を受ける蟲。歪に折れ曲がる長い脚を素早く動かしなが
ら空を舞い、高速で運動する翅は光を反射して万華鏡のよう。腹部は丸々と肥えて胸部は薄毛で
覆われ、頭部には無機質な複眼に食事用の吸血針。五寸釘を連想させる太く硬い針は巨大なスト
ローに他ならない。先端の赤いゴミは動物か人間の肉片だろう。
 釘ストローから血と肉のジュースを啜る生物が大量に舞う。
 じゅるじゅるじゅるじゅる、最後の一滴まで残さず、貪欲に啜りつくのだ。
 御幸は驚いて起き上がろうとするが、背中に激痛が走って動くこともできない。脳の芯まで痺れる
激痛は尋常ではない。転落した際に背骨を骨折した可能性があった。耐えるとか気合で吹き飛ば
せる痛みとは別次元の、失神しそうなほどの痛みが背中にあった。

282:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
09/01/14 22:18:16 Z9rhZx7S
「げぇ……えぇ……。うああ……ああ……あ」
 あまりの激痛に眩暈と吐き気すら覚える。
 御幸はようやく意識を失う前の記憶を思い出した。一匹だったはずの魔物が大量に現れて静香
とはぐれてしまったこと。全ての矢を使い果たして木に逃れ、そこから振り落とされたこと。下界に
は目が痛いほど赤い心臓が蠢いていて、自分を食べようとしていたこと。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……! 姉様……静香姉さま……! どこ……!?」
 不安と恐怖が御幸の精神を塗り潰した。
 ここはどこなのだ? 自分は今どういう状況にいるのだ? 魔物たちは……?
 そして横目に周囲を探って気付いた。赤い心臓たちは円を描くように御幸を取り囲んでいる。包
囲の半径は10メートルぐらいになるだろう。興奮している様子でもなく、色も赤から最初のピンクに
戻っていた。それらはまるで観察するかのように御幸を見ている。
 そして心臓の群れからは大量の蚊怪が上空に舞い上がっていた。空を覆い隠すように無数の蚊
柱が天に昇り、蚊雲と化して黒々と渦巻いているのである。

「こ、こいつら、共生の魔物なの……」

 今回の魔物は一匹という情報はどこから出てきたのか。御幸は所属する巫女協会の情報収集
力の無さを恨んだ。ここまで現実と一致しない前情報など無い方が幾分かマシである。
 魔物の共生。
 常に見られる光景ではないが、特に珍しいものでもない。
 魔物にも特性による得手不得手が存在しており、それをフォローするため複数の魔物がグルー
プとなって行動する。例えば餌を捕るのは上手いが脆弱な魔物と、餌が大量に必要だが強靭な魔
物がセットになり、巨大パーティを形成しているケースが多々あった。

283:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
09/01/14 22:19:30 Z9rhZx7S
 おそらく蚊の形をした魔物は、心臓たちの庇護を受けて活動している。
 彼らは一匹一匹はとても脆弱。だから何らかの役割を担うことで心臓たちに守られている。守る
代償は検討もつかないが、それは心臓たちにとても有益なことであるはずだ。
 そして、守られている蚊怪が前に出てくるということは、御幸は完全に戦闘力の無い獲物と見なさ
れたということであり、事実それは正しかった。
 手足は動かない。起きることさえできない。霊力は使い果たして武器も無い。正確には顔の横に
折れた矢が一本落ちていたが、彼女に矢を口に咥えて戦うような特殊技術は無かった。
 蚊怪の群れが鈍色をした釘ストローを伸ばして、何千と御幸を見下ろしてくる。
 それだけの数に襲われれば全身は針で抉り尽くされてレンコンのように穴だらけになり、肌はブド
ウ色に腫れて膨れた肉塊と貸し、体液を残らず吸われてしまうだろう。苦しみの規模は針の本数か
らしてアイアンメイデン数十回分といったところか。
「嘘でしょ……夢なら……覚めてよ……ねえ……」
 巫女として魔物と戦う道を選んでから、魔物に殺される覚悟はできていた。もちろん巫女戦士とし
て痛みに耐える訓練は受けているし、多少の拷問にも耐えられる。
 しかし、目の前に広がった悪夢のような光景を前に、そんな修業がどれほど役に立つだろう。
「ああ……いや……静香姉さま……助けて……助けてよぉ……!」
 御幸の表情は虚ろになり、目からぽろぽろと涙が零れ始めた。激痛に苛まれて肢体は燃えるよ
うに熱いのに、背筋は凍えるように冷たくて歯がカチカチと鳴る。

「死にたくないよぉ………っ!」

284:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
09/01/14 22:20:21 Z9rhZx7S
 同時に黒い霧が、磁石に吸い寄せられた砂鉄のように御幸の肢体に纏わりついた。そして髪の
毛から手足の指先まで、地面と密着した部分以外を覆い尽くす。
「いやあああ! やああああ!」
 顔の裏で字を書くように頭を振り乱して、蚊怪を追い払おうとする御幸。しかし蚊怪は離れずに涙
が零れる御幸の瞼を釘ストローで貫き、奥に隠れた眼球をちゅるりと吸い上げる。
「ぎあああああああああ!」
 激痛と喪失感、そして視界の暗転に御幸は狂い泣く。
 柔らかい部位を最初に狙うのがセオリーなのだろう。蚊怪の釘ストローは淑やかな耳孔や鼻腔に
挿入され、皮膚と歯茎を縫うように唇を刺し貫いた。頬は数刺しで大穴が開いて血液が溢れて鼻
奥から喉元に流れ込む。焼けるような痛みを伴う吸引に、発狂の恐怖が倍増した。
 小麦色の肌に赤黒い化粧を施され、暴れる度に泥に塗れる御幸の顔。
 しかし蚊怪たちは冷静に少女の顔を釘ストローで耕していった。血と泥で汚れた美顔は血肉の塊
に変わり、悲鳴はじゅるじゅるじゅるじゅると体液を啜る音に塗り潰されていく。
 無数の釘ストローが巫女装束も破り、瑞々しい肌を突き破りながら血管や筋肉へ侵入する。
蚊怪は肉が存在するならどこでも刺した。厚い肉が付いた胸部を吸引口で貪り、乳首を貫通して乳
腺まで掘り返した。小水で汚れた陰部を露出させ、肉粘膜を穴だらけにして血を吸った。
 御幸に群がる蚊怪を伝えるにはどう表現すればいいだろうか。イチゴの乗ったケーキに太い釘を
100本ほど突き刺した姿を想像すれば、今の御幸のイメージに近くなるかもしれない。
(いやだ! いやだ! むしなんかに! むしなんかに……)
 しかし手足が動かない御幸に抵抗の方法は無い。ただ動かずに地面に寝転がり、無抵抗のまま
蟲の大群に食われていくしかないのである。

285:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
09/01/14 22:21:48 Z9rhZx7S
 蚊怪は御幸がお菓子の塊であるかのように殺到していた。いや、虫からすれば御幸はお菓子の
塊そのものかもしれない。血や肉はあくまで人間の主観なのだから。
 胸の皿にぷるりと盛られたのはチェリーが乗ったミルクホワイトのプリン。
 巫女装束という白と赤のリボンでデコレーションされた小麦色のパイを破けば、脂肪という濃厚な
白いクリームと血液という赤いストロベリーソースが溢れ、骨という硬焼きクッキーには甘いシロッ
プが満ちているのだ。
「ふううぐううう!? うー! ううーうー! ううううううう!」
 小麦色のパイ生地がひしゃげて全身から白クリームと赤ソースが溢れ出した。胸は綺麗に平ら
げられ、蚊怪たちは硬焼きクッキーさえドリルのように穴をあけて中身を啜る。食い散らかされたパ
イ生地がぐちゃぐちゃ飛び散り、クリームやソースが釘ストローで刺し掻き混ぜ捏ねられる。
 そこで蚊怪たちは気付く。
 胴体パイ生地の奥にはクリームとソースとクッキーだけではない。
 ふんわりとしたマシュマロや生チョコのインゴット、蕩けた飴を包んだ風船等の宝物が無数に存在
していたのだ。いずれも元気に脈打っている。
 蚊怪たちは釘ストローで御馳走を耕し、ゆっくりとエキスを吸い上げていった。

 助けてくれという心の叫びは、いつしか、もう殺してくれという懇願に変わっていた。
 しかしながら、御幸の命はまだ続きそうで。

 ………………………………………
 …………………

残り三人。
続きはそのうちに。
ではまた。

286:名無しさん@ピンキー
09/01/14 22:40:49 IWO/deCs
久しぶりに来た!
世の中にそうはない悲惨な内容は大好きです。
続きも期待せざるをえない

287:名無しさん@ピンキー
09/01/15 00:11:51 iJlitSCW
まってた!俺待ってたよ!
GJすぎる!

288:名無しさん@ピンキー
09/01/15 06:30:03 vB9opWzc
>>285
生々しい捕食の描写すばらしいです!
続きもお待ちしています。

289:名無しさん@ピンキー
09/01/15 18:04:19 PTpqhfss
女体をお菓子に例えるとは…格の違いを感じるよ。
初めて「おいしそう」とか思ってしまった。

290:名無しさん@ピンキー
09/01/16 18:45:21 lPdxVfpd
黒神アニメの劇中で幼女がトラックに轢かれてミンチになるシーンがあるが、トラックに擬態した怪物が登校する小学生の集団に突撃し、次々と食い散らかすのはどうだろうか?


291:名無しさん@ピンキー
09/01/16 22:53:22 TBXJuUXE
>>285
やっぱり捕食は悲惨なほうが興奮するね
GJ!!!

292:名無しさん@ピンキー
09/01/19 10:38:04 OmswBvcp
>>290
今すぐそれを文章化する作業に移るんだ。
それにしても、皆何げに文才有るから困るなぁWWW

293:名無しさん@ピンキー
09/01/25 00:47:18 tBU1mAbV
保守

294:名無しさん@ピンキー
09/01/26 21:35:21 0mjLWUMy
職人もいなくなってすっかり過疎スレになったな
女性に捕食されるスレに抜かれてるし。
もうだめだな。

295:名無しさん@ピンキー
09/01/27 07:19:14 Khy4nFjw
前からずっとこんなペース
空腹は最高の調味料

296:名無しさん@ピンキー
09/01/27 16:32:37 HmdO9dfj
悪い子はいねがー

297:名無しさん@ピンキー
09/01/29 03:05:00 sDXcgj60
ここで質問
このスレに入り浸ってるおめーらの容姿ってどうよ?
触手、巨人、獣人、山姥、幻獣とかバリエーション豊富そうだ

ニンゲンは幼女が美味いと思ってる点は共通だが
喰い方とかの嗜好で ~派 とか結構分かれそうだと思う

ちなみに俺はイカタコっぽい触手で、イキ崩れた幼女をゆっくり溶かす食い方

298:名無しさん@ピンキー
09/01/29 16:21:33 lxsLZg0p
オイラは貝の天敵イモ貝だな。
普段から動きはゆったりしてる。
んで、ちくりと針で痺れさせて…口吻で生きながら中身を溶かしながら啜りつくすとWWW


299:名無しさん@ピンキー
09/01/29 21:28:09 Rw+qVEPK
>>298
ちょうどさっきの番組でイモガイ紹介されてたぜ
タコ+イモガイで触手でがんじがらめにして、丸呑み管で丸呑み最高

でも俺は所謂餓鬼。知能の欠片も無い食い方しかできん。
言われる前に言っとくけど餓鬼って年齢の事じゃないからな。ゾンビと言い換えてもいい。

300:名無しさん@ピンキー
09/01/30 16:31:07 K6bA7ySK
>>299
出てたねぇ。
あれを巨大化させて…って一撃でやられるな。
因みにオイラの地元の海には普通に有るから怖い

301:名無しさん@ピンキー
09/02/01 00:40:43 Ub7vHpZE
>>294
別に比べるこたーないよ
まったりいこうぜ

302:名無しさん@ピンキー
09/02/01 15:58:36 KXbqDpJg
wikiって使ってる?

303:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 16:59:22 7SYvb3cl
ばしゃばしゃ…

次々と全裸の少女達が水槽へ放り込まれる。
放り込まれた水槽には腰くらいの深さまで液体が張られていた。

次々と起こる悲鳴と絶叫

それが落ち着いたころ、あたしは周囲を見回した。
「由香?」
背後から声をかけられた
「唯?それに洋美に美穂?あなたたちも無事だったの?」
そういった途端みんな口ごもった。

この水槽の中にほうりこまれるまでにされたこと。
そして、今ここにいることを考えたら「無事」とはとてもいえないからだ。


304:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:00:03 7SYvb3cl
あたしたちは高校の修学旅行でバスに乗っていたはずが、
山の中で霧の中に入り込み…
気がついたら周りを無数の怪物に囲まれていた。

先生や運転手は真っ先に殺されてしまい、血まみれの死体をつるし上げられた。
脅えきったあたし達を乗せたまま怪物はバスを運転して霧の奥へ連れて行った。

そこにあったのは、途方もない大きさの奇怪な館だった。
入り口は見上げるほどの大きさで、自分達が小さくなったような気がしたくらいだ。

バスを降ろされたあたし達は、怪物たちが取り囲む中、
小さな部屋へ連れて行かれ、そこで服を脱がされた。

一人につき恐ろしい怪物が一人ついたまま、
服や下着を引き剥がされるように脱がされた。
中には涎をたらした怪物の舌に体中を撫で回されるものも多かった。
悲鳴を上げるが、誰一人としてそれから抜け出すことが出来なかった。
中には馬乗りの体勢で全裸の体を複数の怪物に舐められて泣きながら首を振っているものもいた。


305:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:00:29 7SYvb3cl
全てが終わったあと、あたし達は全身を洗われて、小さな部屋に閉じ込められた。
トイレと小さな取出し口があるだけの部屋。
毎日その取り出し口からは皿に盛られたゼリーのような物が人数分配られた。
それを食べろということらしい。
軟禁状態で、空腹にさいなまれたあたし達は
最初はこらえていたが、やがて空腹に耐え切れずにそれを食べるようになった。
トイレも部屋の中に置かれたもので、周囲をさえぎるものは何もなかった。
こちらは耐えるわけにも行かず、「してるところは見ない」という不文律のもと
誰もが全裸のままそのトイレを使うようになった。

そうして一週間ほどすると、あたしの体にちょっとした変化が起こった
徐々に便が細くなり、おしっこしかでなくなったのだ。
そのおしっこも、いつも食べているゼリーがそのまま液体になったようなものに変わっていった。

あのゼリーの作用なのは間違いないようだが、ゼリーを食べないわけにもいかない。
周りに聞いたら、誰もがそうなっていったみたいだった。

そうなってからさらに数日後
すでに日数の感覚がおかしくなりだしたころ、あの怪物たちがあらわれて、
あたしたちを水槽へとつれていったのだ。
怪物たちが現れたときも、水槽に連れて行かれる運ばれる途中も裸のままだったが、
もう、誰も隠すものはいなかった。


306:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:01:13 7SYvb3cl
そして、今…


「あたしたち、どうなるんだろ…」
ここに放り込まれる前に漏れ聞いた話がリフレインする
「お酒につけられて食べられるんだって…」
洋美が泣きそうな顔で言った。

「あれ…見た?」
唯が脅えた顔で言う言葉に皆がうなづいた。

ここへつれてこられる途中、ガラスの向こうで展開された光景を思い浮かべた。

ピンク色の液体に満たされた大きなグラス
その中で全裸の少女がうずくまっていた。
それを見たことがないほどの大きさの腕が持ち上げて、
そのまま巨大な口の中へ吸い込まれてゆく。

グラスの少女はまったく抵抗せずに口の中へ泳ぐように飲み込まれた。
頭から…胸…おなか…そして、足の先まで飲み込まれる。
口から足をはみ出させながら口をモゴモゴさせていた。
やがて、足まで呑み込まれて…再び出てくることはなかった…
背後には大きなガラスの水槽に入った全裸の少女達が
同じようにピンクの液体に浸されてぐったりしていた。

その光景を、ガラスに顔を押し付けるようにして皆が見ていた。
あまりに日常からかけ離れすぎていて実感がわかない光景だった。


「あれが…あたしたちの…末路なの?」

誰も考えたくないまま目を伏せる
その視界に飛び込んだ美穂の裸体。
それをみて、心のどこかが軽くうずきだした。


307:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:01:54 7SYvb3cl
「きゃぁ…」
背後から声が聞こえる
クラスメートの美奈が加奈にむしゃぶりつくように抱きついていたのだ
「おねがい…体が…ほてってきちゃって…」
加奈もそれを拒まず美奈の乳房に顔をうずめる。

見回せば誰もが手近な生徒に自らの裸身をすりつけていた
体のうずきが徐々に大きくなりだした。

「はう…」
突然の乳房からの感覚に声を上げる
美穂があたしの胸にしゃぶりついていた。
「いいにおい…由香のおっぱい…気持ちいい」
恍惚とした表情のままあたしの体に抱きついて乳房をあたしの乳房にすりつける
目の前に見える上気した美穂の顔…

そのままあたしは美穂の唇に口づけを交わした
美穂とあたしはそのままお互いの乳房を擦り付ける
液体の中であたしと美穂は股間をくっつけあって刺激しあった
「や…あん…」
「美穂…気持ちい…い」
あたしは美穂を液面に押し倒し、股間に太腿を割り込ませた。
美穂もあたしの股間に太腿を割り込ませ、刺激を与える
「あ…あぁん…」
「はぁ…ん…」
むしゃぶりつくように唇をくっつけながらお互いの体を擦り付ける
まるで液体の中でとろけてひとつになったような快感。
あたしは美穂の股間が濡れていくのを感じた。
「きゃっ…」
軽い嬌声を上げた
美穂の細い指があたしの膣内に入っていた
「ねぇ…あたしにも…入れて…」
あたしは言われるままに美穂の秘裂を探り当てながら指を滑り込ませる。
お互いがお互いの秘所をまさぐりながら徐々に高まってゆく


「あああっ…!!」
達したのは二人同時だった。
股間から洪水さながらの勢いで潮を噴き上げたのを感じると、そのまま液面に倒れこんだ

あたしはのろのろと体を動かす。
美穂の股間がとろとろと愛液を流しているのを見た
あたしは美穂の股間に顔をうずめてそれを舐め取る
美穂もあたしの股間に顔をうずめる。

あたしたちはとろけるような快感の中でお互いの味を確かめ合った。


308:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:02:40 7SYvb3cl
それから数日間、体のうずきに導かれるように
あたし達は相手を変えながらクラスメートの体を味わっていった
空腹を感じると近くの誰かと抱き合ってお互いの体を確かめる
そして、オーガスムに達すると不思議に空腹感が消える

おしっこは液面に垂れ流したが、すでにピンク色のいい香りの液体しか
出ないことを知っていたので、誰もそれをとがめなかった。

みんなの愛液やおしっこ代わりに出る液体で徐々に液面は高くなり、
ピンク色の液体から出る女の子の香りも強くなっていった。

そして数日後

クラスメートの中で動いているものは半数程度に減っていた
残りは快感の中で精魂尽きたのか壁に体をもたれさせてぐったりしていた。
中には液面に頭まで浸っているものもいた

美穂もすでになかば液面に浸るようにしてぐったりしている
顔も液面をたゆたっていたが、死んだわけではないようで、時折顔をだるそうに起こしていた。


そんな中、あたしはまだ快感に脳をとろけさせながらも
クラスメートと抱き合って性器同士をくっつけあっていた。
「由梨…」
あたしは目の前のクラスメートにうっとりした声をかけた。
彼女は運動部のエースだった。
勝気な彼女に身をゆだねるようにしながら快楽の余韻にふけっていた。
まるで彼氏の腕に身をもたれさせるような安心感があった。

そのとき、地面がグラリと揺れた

「キャーッ!!」

意識の残っているものが悲鳴を上げる
水槽が運ばれているのは周囲の光景を見れば明らかだった。

いよいよ、あたしたちが食べられる日が来るのか
それを予感して、あたしは身を震わせた。


309:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:03:33 7SYvb3cl
水槽の揺れが収まったとき、目の前に小山のような化け物たちがいたのを見た。
その一人が巨大なおたまのようなものを水槽の中へ入れる。
おたまはピンク色の液体といっしょに一人の少女を拾い上げた。
「いや!いやだよう!助けて!ママ!」
洋美だった。

まだ意識のあった洋美は逃げ出そうとするが、巨大なおたまに運ばれている最中では
それも任せずに、そのまま大きなグラスに液体ともども放り込まれた。
「え?ウソ?やだやだやだ!!」
「洋美!」
「洋美!」
あたしも唯も絶叫したが、どうすることもできなかった。
洋美は透明のグラスにおしこめられたまま、這い上がろうともがくが、
大きなグラスは這い上がることを許さなかった。

そして、そのグラスが持ち上がり、巨大な怪物がその口へ洋美の入ったグラスを近づける
「いやあ!」
その様をあたしは食い入るように見つめていた。

洋美は滑り込むように怪物の口の中へ入っていった。
逃げようともがいた体勢のまま頭から口の中へ入り込む。

怪物の口が何度か変形する。
くぐもった悲鳴が聞こえる。
洋美が口の中でもがいているんだ。
怪物はそれを愉しむように口を動かしている。

そして…


ゴクリ

洋美が飲み込まれた。


もう…洋美の姿はどこにもない。
声も聞こえない。


あたしは近くにいた唯と抱き合いながら泣いていた。


310:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:04:32 7SYvb3cl
それから一日数回怪物がやってきてはクラスメートが食べられる日々が続いた。
洋美に続いて、新たな怪物がやってくる。
差し入れられる巨大なおたま。
動ける少女達は懸命に逃げようとする。

その中で、ひとり逃げ遅れていた少女がいた。
加奈だった。
余り機敏なほうでなかった加奈は、液面を逃げまわることができず、
足をもつれさせて転んでしまった。
「加奈!」
そう呼ぶ声が聞こえた。
美奈だった。
加奈を助けようと振り向いて走りよった。

その瞬間、あっというまにおたまは美奈を掬い上げてしまった。
そのまま美奈はグラスへ放り込まれた。
「加奈!」
それでも美奈は加奈の名前を叫んでいた。
怪物は少女と液体の香りを愉しむようにグラスを傾けると
そのまま口の中へ流し込んだ。

「美奈…」
あたしの背後で加奈が涙を流しながらその様子を見ていた。

その翌日。

差し入れられるおたまに、自ら身を躍らせたのは加奈だった。


311:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:05:21 7SYvb3cl
前夜の晩、美奈はあたしにこういっていたのだ。
「あたし、明日食べられようと思います。」
「え?」
泣きはらした加奈の顔を見ながらあたしは間の抜けた答えを返した。
「本当だったら今日食べられたのはあたしだったのに…
美奈がいないと、生きていけない。
だから…今度食べられるときには、あたしが行こうと思うの。
美奈のところへいってくるから…」
止める勇気はあたしにはなかった。

このときには誰もがひとつの結論に至っていた。

いつかは自分にも順番は回ってくるということを。

「だから…最後に…」
そういって加奈はあたしの体に身を寄せてきた。
液体のあの作用が消えたわけではなかったあたしは、
それを拒否せずに加奈とひとつになった。

グラスに俯き加減で放り込まれる加奈の姿をあたしはじっと見ていた。
加奈の最後をじっと見てあげようと思っていた。
加奈は抵抗らしい抵抗もせず、するりと怪物に飲み込まれた。

その日、加奈に続いて食べられたのは美穂だった。
ぐったりしていた美穂はそれを狙い済ましたおたまになんの抵抗もなく掬われて、
そのまま飲み込まれた。

最後まで食べられる自覚なく飲み込まれた美穂をいっそうらやましく思った。


312:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:06:12 7SYvb3cl
クラスメートが一人また一人と食べられ続ける。

抵抗せずにぐったりしたまま呑まれるのもいたが、
必死に抵抗するものもいた。
そんな中、恐ろしい事件が起こった。
「イヤァァァ!」
必死にもがく少女。
「由梨!」

あたしは目の前の光景が信じられなかった。
運動神経抜群の由梨が、それを上回る速さで掬い出されたのだ。

由梨は、高く差し出されるおたまから飛び降りようとした。
しかし、それを察知した巨大な指が由梨を押さえつける。
グラスに入ってからも必死でよじ登り、グラスのへりに指をかけた。

うまくいけば、逃げられる

そんな期待が伝染してか水槽の中に残るクラスメートは
今までと違ったまなざしを注いでいた。

しかし、差し上げられるグラスの前に、由梨は躊躇してしまう。
目もくらむような高さに差し出されてしまった
グラスから飛び降りるのは不可能だった。

それでも由梨は必死に抵抗した。

口の中に押し込まれた後、何とか逃げようと唇を押し上げて、
一旦消えた両手が再び見えた。
そして、そのまま頭、胸と引き出していったとき…

ゴリッ!!

「!!!!」

由梨の動きが痙攣したようなものになった。
由梨の口と怪物の唇から真っ赤な血がこぼれる。
由梨を噛み千切ったんだ。

「ア…ァ…」

由梨の口から途絶えそうな声が漏れる。
そして、由梨の動きが急速に弱って…止まった。

動かなくなった由梨を怪物はごくりと飲み込んだ。


残った全員が凍りついたように動かなかった。


313:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:06:52 7SYvb3cl
それから、食べられる少女達の動きが変わっていった。
おたまから逃げるのは変わらなかったが、
掬い出された後は、身を震わせながらも抵抗しようとするものはいなくなった。

むしろ、安楽に飲み込まれようとする娘が増えていった。

クラスメートは急速に減り、残った娘も多くは液体が染み渡ったせいか
ぐったりするようになった。

残った娘達はそうなることを望んでか残った娘達と
体を交わらせる回数が増えていった。
あたしも、残った生徒と肌を交わし続けた。
食べられる現実から目をそらすため…
動けなくなれば、何も考えることなく食べられることができるから…

その両方の思いがない交ぜになったまま、あたしは唯と
抱き合っていた。

オーガスムに達したあたし達。

翌朝、そばの唯を見ると、安らかな顔でぐったりしていた。

もう、この水槽で、正気を保っているのはあたしだけになった。

唯が食べられたのはその翌日だった。



314:なんかニーズと違う気はしますが
09/02/01 17:07:28 7SYvb3cl
広い水槽

残りわずかになった液体

たゆたっているのはあたしだけだった

あたし以外の全員がぐったりしてしまった後は
自らを慰める毎日だったが、それでもあたしの精神は
快楽に全てをゆだねることを許さず、半ばふわふわした状態のまま
液面の真ん中にいた。

おたまが差し入れられる。

あたしと、残りの液体全部が掬い取られた。

もう、抵抗するつもりはなかった。
目の前には怪物の口。
その奥にクラスメート達の顔が見えた。

あたしは迷わずその奥へ身を躍らせた。

315:名無しさん@ピンキー
09/02/02 03:43:46 jDnqdGxa
一番槍GJ!

316:名無しさん@ピンキー
09/02/03 07:48:03 IuS8vov5
時間をかけた丁寧な下ごしらえが良いわあ
>>272と同じ怪物みたいだけど、今回はガッツリ食べ殺しているっぽいのは幼女じゃないからか

317:名無しさん@ピンキー
09/02/03 10:10:07 nAQKC0aL
久々の良作GJ
過疎ったと思ってたがまだまだ人はいるな
液体の中で調理されて飲まれてくおにゃの子達がエロ過ぎる

318:名無しさん@ピンキー
09/02/11 00:16:09 SpJ27Aan
ほしょく

319:日付変わったorz
09/02/15 00:08:47 azJNUxv6
明日はバレンタインデー

由香は妹の美香と一緒にチョコレートを買って夜道を帰っていた
人家が途絶えて街頭の明かりだけが頼りの夜道


街頭の密度が徐々にまばらになっていく
「あれ?こんなにこのあたり街頭少なかったっけ?」
美香に問いかけた瞬間周りの風景から明かりが消えた。
それとともに地面の感覚が消え、浮いているような感覚になる
「美香?」
「お姉ちゃん?」
お互いに呼びかける声が聞こえるが、それも徐々に遠くなる…




目を閉じていたらしいことに気づいた由香はまぶたを開けた。
すると、明かりが目に飛び込んできた
「!!」

面食らったまま周りを見回そうとする
周りには得体の知れない薬品やよくわからない生物が多数揃っていた。
由香は自分が裸で何かに吊るされていることに気づいた。


320:日付変わったorz
09/02/15 00:09:40 azJNUxv6
「こ、ここはどこ?
それに、何、これ?
あたし、裸?」

半ば混乱したままあちこちに目をやると、そこに全裸で吊るされている美香がいた。

「お、お姉ちゃん?」
美香はすっかり脅えきった顔だった。

そんな由香たちの前にタキシードドレスを着た美しい女性が現れた
「あら、お目覚め?」

「ここはどこなのですか?」
「あたし達をかえしてください」
目の前の女性に得体の知れないものを感じながらめいめいに懇願した。

「残念ながらあなた方を帰すわけには行かないのよ。
あたしは魔女でここはあたしのおうち。
ここに来た人間をそのまま帰したことはないのよ。
だからあなたたちはあたしの存在を知らずにすんでるというわけ」
言われてあらためて目の前の女性の服装を見ると黒の三角帽に黒のマントにステッキ。
巷でいわれる魔女そのもののスタイルだった。

「で、あなたたちをここに連れてきた理由はね…」
それに触れた途端、彼女の表情が変わった
「私も魔女並みに好きな人が現れたのよ。
でも、肝心なときに照れちゃって、うまく告白が出来ないのよ」
話の方向が予想しない方向に行ったせいで返答が出来ないまま
二人は話を聞く
「でさ、人間界では明日バレンタインデーってあるじゃない。
それに便乗してチョコを渡しながらならうまく告白できるかもって思ったの」
そういうと彼女は奥から巨大な甕を引き出す。
「ま、好きな人といっても人じゃなくて魔物。
そして、あの人が好きな食べ物は若い人間の女の子。
わかったでしょ。これからあなたたちをチョコにしようということ」
結論を聞いて青ざめる二人
「そういうわけだから抵抗しても無駄よ。
それにこれ以上時間もないし説明するのも面倒くさい。
さっそくそこの娘からチョコにするわね」
そういうと巨大な甕を美香の頭上にセットした

321:日付変わったorz
09/02/15 00:10:33 azJNUxv6
美香は必死で身を捩じらせるが宙に吊るされたままではどうにもならなかった。
甕が倒れてその中から茶色いものが美香の裸身に注がれる。
「いやぁぁぁ!助けて…おね…ぇ…」
最後の方は聞き取れなくなった。
またたくまに茶色い奔流にからめとられた美香の裸体は
徐々に動きを鈍らせる。
大きく開いた口もチョコにからめとられてそのままで動かなくなる
腕がだらりと下がったままになる。

甕の中の茶色のものが流れきった後に残ったのは
美香の形をした茶色いチョコレートだった。
もう喋ることも動くこともなかった。
驚きの表情のままで固まった茶色い裸身がそこにあった。

「う~ん、いい出来だわ。これなら彼も満足してくれるに違いない」

「美香を元に戻してよ!鬼!悪魔!」
由香は目の前の女性にあらゆる言葉を投げつけた
「悪魔って…さっきも言ったけど私は魔女。悪魔そのものだから」

そういうと新たな甕を引き出してきた
「じゃ、今度はあなたね。」
そういって一瞥を投げかけたときの彼女の目に射止められるような冷たい光を感じた。


322:日付変わったorz
09/02/15 00:11:33 azJNUxv6
それにひるんだ瞬間、頭上から生暖かい液体が降り注いだ
「ぶわっ…うげえっ…」
顔といわず口といわず注がれる甘い液体
たまらず飲み込んでしまうが、それが喉に到達するや喉の感覚がなくなっていく。
窒息感の中で手足を動かせなくなるとともに感覚がなくなってくる。

注がれる温かい液体と一体化してゆく感覚とともに、どこか気持ちよいものを感じ出す。
感覚の麻痺は上半身や乳房、そして腰にまで及ぶ。
ドクン…ドク…ン…
心臓の鼓動が妙に大きく感じる
そして、その鼓動が徐々に弱まってゆく。
呼吸も少しずつ弱まる。

ト…ク……

感覚がなくなるとともに心臓の鼓動がなくなった。

徐々に体が冷えてゆく。

チョコにさえぎられた視界がぼんやりと広がってゆく

由香の視界には箱に詰められる、美香の姿が映った。

そして、箱に詰められた美香に続いて動けない由香を
魔女が軽々と持ち上げて箱の中に詰める。


再び真っ暗になった視界。
揺れる箱の中で由香はどうしようもない不安感に襲われていた
「あたし…このまま食べられちゃうの?」
宙に浮いた感覚
そして、乱暴に押し込められて運ばれる感覚。

323:日付変わったorz
09/02/15 00:12:10 azJNUxv6
どれくらいたったろうか

視界が急に広がる

目の前にあったのは、毛むくじゃらの巨大な怪物と
茶色い残滓を撒き散らしながらあちこちに転がる美香の残骸だった。
(美香!嘘…)
出ない声で美香の名を叫ぶ。
何があったかは明らかだった。

目の前の怪物に美香はもう食べられてしまったのだ。
そして、それは自分の運命でもあった。

ペロ…ペロ…

生暖かい舌が由香の体を舐めあげる
(うう…気持ち悪い…)

わずかに伝わる感覚。動くことの出来ない由香は耐えることしかできなかった。
ベロリ…ボトッ…

(!!)

わずかに残る片足の感覚が腰まで消えた

(食べられたんだ…)

324:日付変わったorz
09/02/15 00:13:04 azJNUxv6
腰を熱い舌で舐められながら溶けてゆく感覚。
ベロベロ…ベロ…

大事にしてきた乙女の部分もチョコになっては
あえなく尻や太腿と一緒に溶けてゆくだけだった。

両足からお腹まで溶けていく。

途端に残った上半身が持ち上げられた。

視界には吸い込まれそうな怪物の口があった。
そこへ一息に残った上半身は投げ込まれた。

(うう…やだ…気持ち悪い…)

口の中の熱を帯びて由香の体は急速に溶け始める
(イヤだ…溶けたくない…消えたくない…)
そう思いながら由香の体は怪物の舌の上で甘みをもたらしながら溶けていった。

325:名無しさん@ピンキー
09/02/17 02:07:34 98RFSwJo
チョコレート乙!溶かすの好きだー

326:名無しさん@ピンキー
09/02/18 18:34:00 uAM9Hg1d
大きな大きな獣と、一人の少女がいました。
獣は大きく膨れた腹と体をゆったりと地面につけて、のんびりと寝転がっています。
少女は聞きました。
「私のママは、パパは」
「食っちまったよ、腹が膨れてるのがその証拠さ」

大きな大きな獣と、一人の少女がいました。
獣は大きく膨れた腹と体をゆったりと地面につけて、のんびりと寝転がっています。
少女は聞きました。
「私のお兄ちゃんは、お姉ちゃんは」
「食っちまったよ、腹が膨れてるのがその証拠さ」

大きな大きな獣と、一人の少女がいました。
少女は大きく膨れた腹と体を地面につけて、苦しそうに寝転んでいます。
少女は泣きながら聞きました。
「私は誰を食べてしまったの」
獣は答えません。
ただ一回だけ、ぺろりと舌なめずりしただけでした。

327:名無しさん@ピンキー
09/02/19 06:58:20 gWEvwW+3
下のお口で子種を食ったか
口承文芸風味うまうま

328:名無しさん@ピンキー
09/02/19 20:39:01 NVmwhcA1
少女だけは、喰われる前に犯されたってことか

329:名無しさん@ピンキー
09/02/22 15:38:03 FxMGWmOV
ほしゅ

330:名無しさん@ピンキー
09/02/23 20:53:35 dPnwTNOc
>>221のSS化希望~。
過疎ってる時くらい、乞食ってもいいよな?
自分で書くより、人が書いたものが読みたい。

331:名無しさん@ピンキー
09/02/24 11:13:04 pWuXnwZb
>>324
GJ!大切にしてきた乙女の部分にエロスを感じた。

大切に育ててきた乙女の象徴→おっぱい
大切にしてきた乙女の部分→女性器

が、溶けてあっけなく失われる切なさが堪りませんな。

332:名無しさん@ピンキー
09/03/07 10:26:34 pXaZPpor
活気がなくなったなぁ

333:名無しさん@ピンキー
09/03/09 14:51:53 bnAkvGLe
このスレももう終わりだな

334:名無しさん@ピンキー
09/03/09 17:51:37 90AYRMBx
うるせー規制中なんだ

335:名無しさん@ピンキー
09/03/09 17:52:48 90AYRMBx
あ、書けた
話題の提供でもしてくれればいいじゃない
クレクレいがいで

336:名無しさん@ピンキー
09/03/12 18:28:40 QmeNl1hH
捕食は基本 丸呑みか 噛み砕きだろ

337:名無しさん@ピンキー
09/03/12 19:50:37 o8N9CtTL
噛み砕きと食いちぎりって別物?

338:名無しさん@ピンキー
09/03/13 12:05:21 /BfgNknT
>>337
肉は砕かないだろ…

339:名無しさん@ピンキー
09/03/14 00:02:05 rwEbBuk0
料理を忘れないで・・・
あとは吸収とかかな

340:名無しさん@ピンキー
09/03/14 05:00:28 i2LmDCOj
丸呑み派の俺が来ましたよっと。ところで皆はこういう性癖っていうのかな、何で目覚めた?
俺はDBのセル。(多分このスレ的には王道の一つかと思うが)子供ながら自分は少し変かもしれんと思ったものだ。(まぁ、特に後悔はしてないが。)

少し話がずれるが同化(合体変身モノ)とかも嫌いじゃないな。女同士なら尚更だがこれもマイナーであるようで悲しい。(バンパイアハンターだかセイバーのモリガンとリリスはそうなるのかな多分?)

341:名無しさん@ピンキー
09/03/14 09:38:17 mFIBs1i3
>>340
乗っ取られ、寄生フェチを経ての捕食スキーならこの辺に

3×3EYES(初期に多い)とか良かった…

342:名無しさん@ピンキー
09/03/14 14:38:49 10JVFusm
幼い頃のどらえもんからはじまった

343:名無しさん@ピンキー
09/03/14 16:42:56 clBDHGt1
俺も寄生は好きだな。
調理、丸呑み、寄生な俺はタイトルも知らない特撮。

一つはレンジャー系何だが、今思い返すと狙ってないのにエロイよね。
怪獣の餌に人間使おうとしたり。人間を漬物にするおばあさんとか、人間を転がして団子にしてボスのおやつにしようとする話とか、人間の処分方法をどうしようか頭を悩ませて燃料にしようとする話とか。

もう一個は毎回登場キャラクターを調理する話だったんだが、やっぱりタイトルは知らない。
ワカサギのアイスクリーム屋の女の子をてんぷらにする話だったり、倒れている子供達を「食材が落ちてる、もったいない」とかいって持ち帰るレストランの話だったり。

どっちも人間を資源としてみてるのが好きだったんだがなぁ。

あとはヨーロッパや中国の歴史。酒の池に肉の林とかニシキヘビを飼ってた王様とか。

ところでいまひとつ書いているんだだがみんなに聞きたい。
結句皆は食われたいの食いたいの? どっち側に共感してるの?

344:名無しさん@ピンキー
09/03/15 01:01:53 WCTVEuYV
もう一個は毎回登場キャラクターを調理する話だったんだが、やっぱりタイトルは知らない。
ワカサギのアイスクリーム屋の女の子をてんぷらにする話だったり、倒れている子供達を「食材が落ちてる、もったいない」とかいって持ち帰るレストランの話だったり。

↑これすごくみてみたいな

345:名無しさん@ピンキー
09/03/15 08:46:20 i3bstBA+
食われるのもいいし食われるところを見るのもいい
だけど自分が食いたいとは思わない
俺ニンゲンだから

346:名無しさん@ピンキー
09/03/15 09:18:17 7DVfXW+8
おい!
なんでここに人間がいるんだよ!見張りは何やってる!
しょうがねぇ、誰かコイツを食っちまえ
俺?俺は良いよ
オスなんか食ってもおいしくねぇ
……いや、まてオスにも穴はあるんだよなぁ
あるいは薬で性転換するか……

347:名無しさん@ピンキー
09/03/15 15:57:29 d/gbtH4l
>>346
おーいそいつ人間じゃなくてニンゲンだぞ
URLリンク(ja.wikipedia.org)

348:名無しさん@ピンキー
09/03/15 17:05:09 WCTVEuYV
これはセカンドインパクトを引き起こした奴?

349:名無しさん@ピンキー
09/03/17 10:36:11 RfQkLOXE
ロリ丸呑みを忘れかけたみなさんに特撮
前半は呑み、後半は救出

URLリンク(m.youtube.com)

350:名無しさん@ピンキー
09/03/24 13:17:36 PBwI9ZQa
過疎スレ終了
捕食の時代は終わったな。

351:名無しさん@ピンキー
09/03/24 23:05:27 JhVauosJ
捕食の時代は終わった?
新しい時代のはじまりだよ

空腹に耐えかねた化物たちが地上を支配するのさ
地上は地獄絵図と化す事だろう

352:名無しさん@ピンキー
09/03/25 04:22:40 YZl5/fn3
なんか燃料投下するか?

昔どっかの板にあった
女が食われるゲームスレだったかにcockvoreのSSを投下してるのがいた。

ラベルケース シードの2つのワードで検索するとわりと最初の方に過去スレがヒットする。(俺の今使ってる携帯では)
そこの120~180レスのどこかにあったと思う。(文才は中の下くらい)

卑猥なのが平気で妄想したい奴はどうぞ。(肝心の内容は食われる寸前で終わるのだがここの住人なら脳内補完でOKだろう)
どうもエロに結びつけたがるのは俺の悪い癖だ。

353:名無しさん@ピンキー
09/03/25 23:41:19 fOOoocw/
せっかくの燃料投下もクレクレと決め付けられるからな。
このスレは終わった・・・。

354:名無しさん@ピンキー
09/03/26 07:41:58 asWzfmoC
「終わった過疎スレ」で終わった終わった連呼しながら「終わった音頭」を踊り続ける謎の影

355:名無しさん@ピンキー
09/03/26 18:07:10 Z/61IQcJ
俺の中では吸収って↓こんなかんじだなあ
URLリンク(ti-net.ddo.jp)
URLリンク(ti-net.ddo.jp)

356:名無しさん@ピンキー
09/03/27 01:04:14 cR/n4a7D
サイレントメビウスのナミ(字忘れた)が、妖魔の体内に囚われたとき、痛覚が妖魔とリンクしていて
救出された後、「同化している部分を浄化」されていたのだが、あのまま同化が進めば、>>355みたいになったんだろうか


357:名無しさん@ピンキー
09/03/29 02:50:21 yzJPxFgs
>>356が画像つきで紹介されてるね
URLリンク(kyoudoko.net)

[記事を閲覧する]をクリック

358:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:36:10 6P7Xa4fJ
巨大な闘技場。
その中心では巨大なモンスター同士が戦いを繰り広げていた。
肉体のぶつかり合う音と観客の歓声。
その音と声の連続の果てにひとつの声が響き渡った。


「勝者、ミレア!!」


下った判定。沸きあがる歓声。それらをあたしはどこか遠くで聞いていた。
ミレアはそれを聞いて踊りこむように闘技場の中へ行き、
中央で立っている小山のようなモンスターの元に駆け寄った。
「おめでとう。ジェイク!」
ミレアは嬉しそうだった。彼女の周りには勝利を祝福する人たちが群がりよって
ジェイクとともに勝利を分かち合っていた。

ジェイクの足元には、同じくらいの大きさのモンスターが血を流して倒れていた。
あたしのモンスターだ。

その目からは光が失せており、すでに事切れているのは明らかだった。
「サムスン…」
あたしは目の前のモンスターの名を呼んだ


359:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:37:05 6P7Xa4fJ
あたしは小さい頃からサムスンと一緒に暮らし、
この闘技場での戦いを夢見てあちこちで戦いを重ねて勝ち続けてきた。

ここでも、勝ち星を重ねてその度に大きくなるサムスンを頼もしく思ってきた。
そんな日々が、今日終わった。

目の前にミレアがいた。
「惜しかったわね。でも、勝負は勝負…わかってるわよね?」
「当然よ。ジェイクも待ちくたびれているでしょう」
精一杯強がって見せた。
あたしにはこれからしなければいけないことがある。
「ショーはこれから30分後。ジェイクもあなたのこと美味しそうに見てるわよ」
そう。敗者となったモンスターの飼い主はこれから勝者となったモンスターに
自らの体を捧げなければならない。それがこの闘技場の掟だった。
これまでサムスンも勝ってきたモンスターの飼い主を食べてきて勝ちあがってきたのだ。
あたしは意を決して立ち上がり、目の前のサムスンの骸に小さな声で語りかけた
「サムスン、もうすぐそっちに行くよ」


360:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:38:10 6P7Xa4fJ
すでにあたしの両脇にはごつい男達が控えていた
あたしは抱きかかえられるように闘技場を後にした

あたしは着ているものを脱がされながら、ジェイクとミレアの顔を思い浮かべた
ミレアはあたしと同じように小さい頃からジェイクとともに過ごしてきた。
あたしもミレアも似たような育ちだったからお互いに気心が知れていた。
ミレアの飼うジェイクもサムスンと同じような感覚で友達のように遊んでいて、
幼馴染のような感覚すらあった。
だから、この対決を見た瞬間、お互いに顔を見合わせていた。
どちらかがどちらかの怪物に食べられるのだから。

下着を脱ぎ捨てて全裸になる。
あたしはその体をもう一度見下ろした。
「ジェイクだったら…いいよ」
誰にいうとなくそうつぶやいた。


30分後

闘技場をこれまでにない歓声が包んでいた
あたしが食べられていくショーを待ち望んでいる歓声だ。

闘技場の中心にはジェイクがしきりに暴れまわっている。
サムスンの亡骸はすでにない。
いるのはジェイクにつきまとうようにしておとなしくさせている
屈強な男達だけだった。


361:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:38:50 6P7Xa4fJ
あたしはその入り口で全裸になってそのときを待っている。
なにひとつ防ぐもののない裸身にどうしようもない心細さがつきまとう。
肌に触れる外気は切り裂くようにあたしの周囲を駆け巡る。

大きな男があたしを抱えるようにしてすぐ隣の大きなテーブルにあたしの体を乗せた。
全裸の体の手足を固定される。これで逃げることは出来ない。

両足を開かされた体勢のままあたしは深呼吸した。
覚悟を決めよう。あきらめよう。
そう自分に言い聞かせたが、体の震えをとめることが出来ない。

隣の男が懐から小さな薬を出してきた。
「これは媚薬だ。これからのことはわかってるだろ。
これがないと恐らく耐えられまい。飲むといい」
あたしはこくりとうなずいた。
目は闘技場にいる男達に向いている。

怪物たちは普段は人間を襲わないように条件付けされている。
食べる人間は、精液の匂いをはなつメスだけ。
ジェイクがあたしを食べるためには男達に思うままに犯される必要があるのだ。
それは、殺される危険を犯してまでジェイクやサムスンのような怪物を
抑えつける裏方の男達の役得であり、闘技場のもうひとつの見世物でもあった。

あたしはそばの男にうなずいて見せて、その媚薬を飲ませてもらった。

闘技場の中央。一旦ジェイクは下げられて、目の前にいるのは無数の男達だけだった。
あたしを犯すために皆全裸になっていた。
あたしは全裸のまま闘技場の中央へ運ばれていった。
司会者の声と沸きあがる歓声。

あたしの体は徐々に熱を帯び始めた。
目がとろんとしてきて、周りの声も聞こえなくなっていく。
それに反して、男達の体や屹立する股間がやけに鮮明に映る。

闘技場の中央。男達があたしを取り囲む。


はやく…体が…あつい…

焦点のあわない視界に、あたしを奪おうとする無数の男達が飛び掛るのが見えた。

362:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:41:19 6P7Xa4fJ
ふたたび耳元に闘技場の歓声が蘇る。
さっきまでのことはよく覚えていない。
あたしの体を無数の男達が蹂躙し、あたしも乱れながら男達を受け入れていった。
淫らな表情で男達に貫かれ、自らも淫靡なメスとなって肉棒を求めていった。
それをあたしの体は無数の変化と奥深いところからの熱さで伝えていた。
あたしの髪はその痴態の結果としてぼさぼさに乱れ、誰のものかもわからない
白濁した液体があちこちについていた。

呆然としたまま開けっ放しになっている口からはだらしなく精液がこぼれ落ち、
それは精液まみれになった胸の谷間へ流れ落ちていた。

そして、熱さの根源は…

あたしの股間から滂沱と精液がこぼれ落ちている。
大きく膨れ上がったお腹の中で納まりきれなかった精液があたしの股間に水面を作っていた。

時折痙攣するような勢いで下腹部がうずいたと思うと、ボタボタと精液がこぼれ落ちていく。

体中、顔からつま先まで精液まみれだった。
呼吸しても飲み干した精液の匂いしかしなかった。


ジェイクが闘技場に戻ってきた。
あたしを食べるために。

363:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:43:11 6P7Xa4fJ
あたしは、よく動かない体で、あたしに向かってくるジェイクを見た。

…もう…いい…

はやく…こんな体…食べてしまって…

呆然とジェイクを見つめた。

動けないあたしの体と立ち上る精液の匂いを確かめるようにかぎまわる。
もう、その目は服従すべき怪物使いを見る眼でも、小さい頃から遊んで来た
幼馴染を見る目でもなく、ただ単においしそうな肉の塊を見る目だった。

ジェイクは口をあけて、あたしの股間に近づく。
「う…うぐ…」
再びあたしの股間が精液を吐き出したのだ。

それが合図のようにジェイクはあたしの股間を口に含む。
冷たい歯の感触…

カブリ…
「ぐわあぁぁ!!」
思わず上げる絶叫。
あたしの股間が噛み千切られて、血と精液とともにジェイクの口の中へ収まった
ゴリゴリとジェイクの口から骨が砕ける音が響く。
媚薬の作用で痛みは抑えられたが、それでも下腹部がなくなった衝撃と、
噛み千切られる感覚があたしを苛んだ。
少しずつジェイクの口の中のものが小さくなり、そして、消える。


364:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:45:58 6P7Xa4fJ
目を落とすと、少し前まであったお尻や秘裂は、もうない。
ジェイクは大きく穴の開いた下腹部にかろうじて繋がっている両足をくわえ込む。
大きく根元を噛み千切られた両足はすでに感覚がほとんどなく、
あっというまにジェイクの口の中へ収まった。
ジェイクはまるで高い木から枝や葉を食べる草食獣のように
あたしの太腿をかざして首を振り回していた。
観客の歓声がひときわ高くなる。

ジェイクの口に落とし込まれる両足。
その足は、枷から無理やり引き剥がされたために変な形に曲がっていた。

引き締まった肉質を味わうようにジェイクはゆっくり味わいながら
あたしの両足をかみ締めている。
その音と、こぼれる血が、食べられているのだという意識を強くする。

下半身から流れる血液。すでに腰から下のなくなったあたしは
固定されたポーズを維持できずに、滑り落ちるように台の上に転がっていた
噛み千切られた断面から、半分になった子宮がこぼれ落ちる。

すっかり口を血まみれにしたジェイクはそれを見て唯一固定された両腕を
それぞれに噛み千切っていった。

あたしは完全に台に横たわった。

365:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:46:54 6P7Xa4fJ
もうすぐ…あたしの朦朧とした意識は両腕をくわえ込んだジェイクの口を見ていた。
もうすぐ…あの口の中に収められる…

ほどなく、ジェイクはあたしの残った体を咥えあげた。

高く差し上げられるあたしの残骸。

それを見て上がる観客席が視界に映る。

その視界が、突然真っ暗になった。

独特の臭気と湿気がわずかな意識に届く。

ああ、ジェイクに食べられたんだ…

ジェイクはあたしの体を口の中で転がす。
もう、手も足も残っていないが、大きな舌で舐られる度に
残った乳房から快感が伝わる。
最後の快感だ…そう思うとますます快感が強くなる。
自ら乳房を舌の上に押さえつけながら転がっていった。
食べられているという倒錯的な状況が快感をますます強くした。
ジェイクはそんなあたしの体をさらに舌や口に押し付けてはあたしの味を味わう。
噛み千切られた断面や口から大量の血とわずかに残った精液がこぼれる。

あたしの中が空っぽになってゆくのを感じた瞬間、あたしの頭に硬い歯が押しつけられた。

口の中を妙にもごもごさせたジェイクが、ガブリとひと噛みした瞬間、ジェイクの口から
血液がこぼれおちた。

闘技場の歓声は最高潮に達した。

366:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:53:44 HGCxvsG4
ごちそうさま

367:名無しさん@ピンキー
09/04/04 13:54:47 HGCxvsG4
おつかれさまだった

368:名無しさん@ピンキー
09/04/04 23:20:44 9TZMRPRf
シチュエーションといい、展開といい、最高!
久しぶりの良作投下乙です!

369:名無しさん@ピンキー
09/04/05 12:32:58 /8lXiIIf
うおおーっ新作きてた!
食いちぎり大好きな俺には最高っす。

370:名無しさん@ピンキー
09/04/05 16:51:19 hWjBU/IN
「人食い怪物vs巫女」 >>285の続きを投下します。
今回は捕食の無い前フリになります。
残虐描写がありますので、嫌いな方はコテハン「◆gRbg2o77yE」をNG登録してください。

371:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/05 16:52:47 hWjBU/IN
 人間の手が加えられていない山林は斜面ばかりで平坦な道など露ほども存在せず、大小の岩が無数に転
がり、太い木が牢獄の鉄格子のように立ち並ぶ冷たい世界だった。頭まで届く草やイバラを纏う花が生い茂
り、突然崖が現れ、登り降りの仕方も分からないほど道は乱れていた。
 この山林を通り抜けるには慣れた人間でも相応の装備と時間を必要とするだろう。
 しかし、暗い森の奥から聞こえてくる二人分の足音は酷く乱れて冷静さに欠き、間隔からして全力で走る女
性のものだった。それだけでも素人だと分かる。山を生業にする者は、この森で走るなど絶対に無い。
 ガサガサと茂みが動き、一人の女性が飛び出してきた。
「はぁ、ぜぇ、はぁ、ぜぇ、……もう少し……もう少しで境を越えることができる……」
 転倒しかけた身体を辛うじて支え、肩で息をしながら道を振り返る。顔は酷い有様だった。落ち着いた笑み
が似合っていた穏やかな美顔は無惨にも泥に塗れ、頬や額は転倒して石にぶつけて肌が剥け、走る途中で
草花や枝木に擦り切られて血塗れ。眼鏡はどこかに落としてもう無い。
 彼女が着ているのは白衣と赤袴の神聖な巫女装束。しかし転倒を重ねた薄衣は泥水に塗れて土や落葉が
張り付き、至る箇所が破れていた。胸元がはだけてサラシを巻いた乳房さえ隠せない装束は、衣服としての
最低限の機能も果たせておらず、ボロ雑巾にさえ近いほど汚らしい。
 手に硬く握られたのは一本の刀。これまで数多くの修羅場を潜り抜けてきた相棒であるが、それを握る力も
疲弊により弱まっている。ここまで消耗したのは彼女とて久々だった。

「……理央! 急ぎなさい! 死ぬ気で走りなさい!」

 今回の魔物討伐作戦で後方支援を担当した姫宮恵は、破裂しそうな肺腑に空気を押し込んで必死に叫ん
だ。呼びかけた相手はいっしょに連れてきた双子の弟子だが、しかし妹しかいない。



372:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/05 16:53:49 hWjBU/IN

「…………かはぁ、はあぁ、はあぁ、かはぁ、はあぁ、はあぁ」

 背後から現れたるのは、もう一人の影。
 茂みからガサゴソと音を立てて飛び出したのは、やはり全身を血と泥で塗れさせた姫宮理央だった。あどけ
ないおかっぱの幼顔からは、頬や鼻の肌がずるりと擦り剥けて赤黒い血が滲み出している。巫女装束も泥水
や土や血でべっとりと濡れ、辛うじて肌に張り付いている有様だった。
 異様な呼吸音を発しながら理央は力なく顔を上げる。
 転倒して顔を石に打たれたのだろう。生えたばかりの永久歯は何本も欠け、唇周りには嘔吐の痕もある。両
足は筋肉が痙攣してガタガタと震え、右腕はヒジの辺りで折れてだらりと垂れていた。
 師匠である恵に何かを言うとして、理央の喉が嫌な音を立てて動き、頬がぷくりと膨らんだ。
「げえええっ! ええ! げぼげえええええ! げええ!」
 足元から折れるように崩れ落ち、腕に走る激痛にのた打ち回りながら嘔吐する。目からは涙を、口と鼻から
は血と胃液を噴き出しながら海老のように背中を丸め、限界を超えた運動の反動に苦しむ。
 しかし、弟子のそんな姿を見ながら、恵は冷酷とも感じる言葉をかけることしかできない。
「理央、1分だけ休憩したら、すぐにこの沢を降ります。ついてきなさい」
 倒れて動くこともままならない理央から嗚咽が漏れ始めた。極度の精神の緊張、限界を超えた疲労、そして
全身の激痛。巫女見習いである幼い少女の初陣は、悲愴なほど惨めな敗走劇に変貌していた。

 …………………………………………………
 ……………………


373:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/05 16:55:27 hWjBU/IN

 用を足しに行ったまま戻らなかった双子の片割れ、姫宮真央。
 そして突如として現れた人食い心臓たちと、巨大な蚊の群れ。
 物量差に押し切られた恵と理央に残された道は、急峻な山林の中を走って逃げるのみ。恵が先頭に立ち退
路を塞ぐ魔物のみを打ち倒し、戦力外の理央が後ろに付いていく形での逃走。崖を転がり落ち、枝に裂かれ
て巨木や石に激突し続けた。崖を走り下るなど、全身を自然の罠に委ねるのに等しい。
 しかし、それができなければ魔物に追いつかれて食われてしまう。
 全身をボロボロにした恵と理央は、魔物に追いつかれずに生還することができた。腕を折るほど激しく崖を
転がり落ちなければ、理央は今ごろ餌になっていただろう。

「理央、立ちなさい。出発します。ぐずぐずしていると魔物に追いつかれてしまいます」

「……う、ううう……」
 地面に横たわる少女は師匠の声にも視線を動かすだけで、立ち上がることができない。
 全力疾走を止めて一瞬の休息を得た理央は、自分の疲労をちょうど実感していた。考える余裕が少しでき
るだけで全身が鉛のように重くなり、戦う意志も、生きようとする意志も削がれていく。
 純粋に苦しい。生きていたいと思えないほど苦しい。
 息ができない。身体が動かない。全身が痛い。バラバラになりそうなほど。
「立ちなさい。立って逃げるのです。ここで魔物に食べられて死にたいのですか!」
 理央を引き起こそうとする恵。しかし、理央はもう自分に山道を走る力など残されていないことを理解してい
た。そして、走れなければ魔物に食われる運命だということも理解していた。


374:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/05 16:57:07 hWjBU/IN
「うえええ、うえっ、うえ、ええええっ、えええ、うええええっ、うううう」
 理央は抵抗するでもなく、しかし立ち上がるでもなく、ただ嗚咽するのみだった。
 真央の生存は状況からして皆無。自分も心身ともに限界だった。無数の苦痛や悲しみの色をぐちゃぐちゃに
混ぜて完成されたどす黒い絶望が、胸を食い破らんばかりに湧き出してくる。
(いっしょに巫女になって、パパやママを殺した魔物たちをやっつけようって、約束したのに……)
 生きる意志が潰えていく。諦めの感情が心を支配してくる。巫女になって魔物と戦おうと誓ったことも、極度
の苦痛と疲労に押し潰された今では色褪せた過去の思い出でしかない。
 元々無理な話だったのだ。自分たちを助けてくれた巫女に憧れて巫女の修業を始めてみたが、魔物と戦う
ことなどできるはずがなかったのだ。修業など悲しみを紛らわすための逃避だったのだ。
 血を分けた真央も両親同様にこの世から消えてしまった。
 一本、また一本と、自分と生への執着を繋いでいる鎖が切れていく。
「お師匠様、私のことを置いて、逃げてください。私はもう走れません……」
 諦めの言葉はすらすらと喉から紡ぎだされた。
 最後にもう一度だけ真央に会いたい。それがボロボロになり、心まで折れてしまった理央が望む最後の願望
だった。しかし、それが叶おうと叶うまいと心が乱れることはない。
 絶望の果てにあったのは、言葉では表現できない平穏。
「真央が、向こうで私を待ってる……」
 もうこれ以上の地獄も絶望などありはしないのだと、理央の心はとても穏やかだった。

 …………………………………………………
 ……………………


375:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/05 16:58:30 hWjBU/IN
 巫女の一団は山に入る前、ぐるりと周辺を取り囲む形で結界を張っている。それは滅ぼすべき魔物が逃亡
するのを防ぐ措置だったが、現状ではその結界が恵と理央が生還する最後の希望だった。
 結界の境まであと1キロメートル弱。そこを越えてしまえば魔物はもう追跡してこれず、救援を呼ぶことも可
能になる。あと少し走り続ければ、生きて帰ることができるのだ。

「理央……そんな、何を言っているの! 立ち上がって! 走って! 走って!」

 壊れた人形のような笑みを浮かべて横たわる弟子の姿に、恵は動揺しながらも必死に呼びかける。初めて
の実戦がこの惨状では、もう彼女は巫女戦士として再起できないかもしれない。
 しかし、このまま彼女を見殺しにして逃げるほど、恵は冷酷ではなかった。
 両親を失った幼い双子を新しい家族として迎えたとき、彼女も唯一の家族である妹を亡くしてから数ヶ月が
経過していた。当時は眼前で魔物に食い殺された妹を見て絶望し、心を閉ざしていた。自分と同じ巫女だった
妹。いつかは戦いで命を落とすかもしれないという思いはあったが、割り切れるものではなかった。
 そんな彼女を救ってくれたのは、同じ悲しみを経験した真央と理央の姉妹。
 二人の弟子を、新しい家族を得て、彼女は母親代わりになり、姉代わりになった。
 新しい家族と過ごす時間が増えて、恵はゆっくり、本当に長い時間をかけて立ち直ることができた。
 理央と真央の存在が、奈落に堕ちそうな自分を繋ぎとめてくれたのだ。
 しかし、理央は、まだ自分という家族が残されているのに、もう生きたくないと訴えている。最後の家族である
真央がいるあの世に行きたいと言っている。恵は自分で、自分を姉妹の母親代わりであり、姉代わりであると
思っていた。しかし現実、恵は姉妹に救われたが、姉妹を救うことはできていなかったのだ。

376:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/05 17:00:13 hWjBU/IN
 理央の優しくて残酷な言葉に心をぐちゃぐちゃに抉られながら、恵は大声で叫んだ。

「まだ私がいるじゃない! 私といっしょに逃げましょう! 私たち、家族じゃない……」

 恵の視界で、理央の顔と生前の妹の表情が重なる。
 しかし理央は空虚な視線で、意味が解からないとばかりに「師匠」の取り乱す姿を眺めてくるだけだ。

「二回も家族を失ったら……二回も守れなかったら……私はもう……!」

 …………………………………………………
 ……………………

 山林の中で寄り添う二人の巫女を、静かに観察している影があった。
 それは辛うじて人間の形は保てていたが、人間の姿をしていなかった。両腕はヒジから先が引き千切られ、
股間は深く裂けて腸や子宮の残骸を垂れ落とし、乳房は抉られて骨が見えている。全身に付いた歯型と裂傷
と魔物の唾液が、彼女の肉体に何が起きたのかを示している。
 足は噛み切られていたが、平然と立っていた。
 そして彼女の頭は欠けた月のように左頭蓋が抉りとられて脳味噌が零れ落ち、鼻や唇や頬肉は剥ぎ取られ
ていた。耳も存在しない。ただ飛び出しかけた眼球だけが虚ろに首と違う方向を向いている。

 姫宮真央。

 魔物に食い千切られた彼女は無言で、恵と理央の姿をじっと観察している……!


(続)



377:名無しさん@ピンキー
09/04/05 17:02:03 hWjBU/IN
続きはそのうち。
ではまた。

378:名無しさん@ピンキー
09/04/05 18:09:52 Uln2Hsqf
有言実行な貴方が好きだ

379:名無しさん@ピンキー
09/04/06 00:23:07 EsPZNICq
今まで読んだどんな文章より危機的状況が伝わってくるぜ…!
さあバットエンドまでまっしぐら!
新作乙です!

380:名無しさん@ピンキー
09/04/06 19:50:59 dkGqlzH8
バットエンド
ゲームオーバー
あぁ~
なんていい響き
ここの住人でその2つに期待をしない住人はいないな

381:名無しさん@ピンキー
09/04/09 17:28:55 xzpj19cH
ハッピーエンドでも問題ない。

382:名無しさん@ピンキー
09/04/09 19:59:47 BIfBYunn
怪物側のハッピーエンドか・・・

383:名無しさん@ピンキー
09/04/10 01:02:23 dE26KRG+
最高!最高だぜ職人の皆様!

384:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:28:47 W2dHdqbi
「人食い怪物vs巫女」 >>376の続きを投下します。
残虐描写がありますので、嫌いな方はコテハン「◆gRbg2o77yE」をNG登録してください。

385:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/13 20:30:24 W2dHdqbi
「そこにいるのは誰だ!」
 人間ではない気配を感じた恵は刀をカチャリと構え直し、理央を守るように前に出る。
 魔物しかいない森で誰だというのは可笑しい話ではあるが、恵には気配を発している存在がおぞましい人食
いの心臓には思えなかった。人間でも魔物でもない奇妙な気配がそこにあった。
 警戒するように気配は消失する。
 一瞬の沈黙は数時間にも感じられた。
 自信を喪失した母親から戦士の顔に戻った恵は、意識を正体不明者の潜む茂みに集中させる。
 針の穴を見据えるような鬼の形相。葉が擦れる音が消え、風の吹く音が消え、理央の吐息も消え、限界まで
研ぎ澄まされた世界に自分の吐息だけが荒々しく響く。
 肉体と精神の疲労で、集中していると目眩さえ起こしそうになる。しかし倒れるわけにはいかない。あと1キロ
メートル逃げることができれば助かる。何としても理央だけは守らなくてはならない。
 たとえ自分が彼女の家族の代わりになれていなくても、彼女の生きる希望になれなくとも、彼女が自分に何
も思っていなくとも、それが彼女を守らない理由になるはずがない。
 そのとき、茂みが揺れる音がした。
 気配の主が蠢き、そして近づいてくる。

 現れたのは、全身を食い千切られた姫宮真央だった。

386:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/13 20:31:48 W2dHdqbi
 べちゃりと音を立てて名称不明の臓器が地面に落ちる。
 壊れた人体模型よろしく腸や臓物をぷらぷらと垂らし、皮を剥がれて露出した筋肉繊維や脂肪がぬいぐるみ
の詰め物のよう。グチギチという音は骨と筋肉が擦れ切れる音だった。
 一歩、また一歩と近づいてくる姿はグロテスクを通り越して無機的ですらある。こいつは肉屋で売られている
ロースやカルビ、それにホルモンに血糊を加えて捏ね回した人形ではないのか。
 数十分前まで生きていた存在とは到底思えない。
 飛び出しかけた眼球はピンポン玉に見えた。
 最初は魔物かと警戒した恵だが、自分の弟子が凄惨な姿で現れたことに虚を突かれ、逆に思考が停止して
しまう。自分が何を見ているのか理解できない。何が起きているのか理解できない。
「う、あ……ま、真央なの……どうして……」
 左上の欠けた頭蓋から零れる脳味噌を見ながら、恵は呆然として呟いた。
 背筋に氷を押し付けられたような悪寒を感じ、震える手から刀が音を立てて転がり落ちた。眼前の物体に生
物として本能的な恐怖を覚える。こいつは何なのか?
「真央だ……真央が生きてたんだ!」
 振り返ると、理央は天使のような笑顔を浮かべながら、歩いている人肉の塊を見つめていた。
 決して恵には見せなかった破顔。彼女が本気で姉妹の再会を信じていることは、表情と歓声からして明らか
だった。あまりにも自分と姿が異なり、損傷は愚か原型さえ怪しいのに動じていない。
 理央はよろよろと起き上がり、折れた腕からの激痛に呻きながらも笑顔のままだった。
「まおぉぉぉ! まおぉぉぉ! えへへへっへへへへっ!」
 そして、燃え尽きる蝋燭のように全力で駆けた。瞳の光には発狂の色こそ無いが、既に正常な判断能力を
失っている。彼女の精神は地獄に耐え切れず押し潰されてしまっていた。

387:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/13 20:34:19 W2dHdqbi
「ダメよ理央ぉ! これは真央じゃない! 違うのおぉぉ! これに近づいてはダメぇぇぇ!」 
 喉が破れるのではと思う大声で恵は叫んだ。そして理央を押さえようと前に立ち塞がる。
 そのとき、耳元で囁くような小さな、しかし明瞭な声が聞こえた。

(私と同じように、新しい家族もまた見捨てるのですか? お姉ちゃん)

 恵の視界の中、真央の残骸と重なるのは魔物に食い殺された妹の残骸だった。
 美しく育っていた顔も、大人になりつつあった肉体も魔物の歯に蹂躙され、ぐちゃぐちゃに噛み砕かれた状
態で回収された恵の妹、姫宮愛美。その最後の姿はまさに真央と相似形にあった。
(幻覚は消えろ。悪夢は消えろ。妄想は消えろ。お願いだから消えてちょうだい!)
 最悪のタイミングでの、トラウマの再発。
 真央と理央に出会う前、昼夜問わず現れて自分を苦しめていた妹の幻が、頭の中に復活した。
 恵は恐怖に目を見開いて後退し、耳を両手で強く押さえつける。

((どうして助けに来てくれなかったの?)来てくれなかったの?)

 愛美と真央の潰れた頭が重なり、壊れた胴体が重なり、最後に声が重なる。二人の家族の残骸は合わせ
鏡のように前後左右に無限増殖し、思考の全てを垂れ落ちる臓物の色で塗り潰した。

「ぎゃあああぁぁぁ―――――っ!」

 頭の中で糸が一本切れた感触の後、恵の口から叫び声が響き渡った。

 …………………………………………………
 ……………………

388:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/13 20:36:14 W2dHdqbi
「まおぉぉぉぉぉ! まおぉぉぉぉぉ! まおぉぉぉぉ!」

 真央が生きていたんだ。
 お師匠様は死んだと言っていたけれど、私も死んでいると思っていたけれど、真央はこうやって歩いて私た
ちのところにやってきてくれた。約束を守るためにここまで辿りついたんだ。

 パパとママを殺した魔物をやっつけるために、二人で立派な巫女になろう。
 仇をとったら、もう私たちみたいな思いをする人が現れないよう、みんなを守ろう。

 目の前に立っている真央は元気にこちらに歩いてくる。
 生きている証拠に心臓の音は太鼓を叩いているように大きくなって、切れちゃった手足はバタバタと激しく動
き始めていた。もう元気がありすぎるぐらいはしゃいじゃってる。再会がきっと嬉しいんだ。
 そんな真央の口からピンク色の触手が一本、にゅるりと粘液を纏いながら生えてきた。
 お腹は妊娠したようにボコボコと膨れて、押し出された腸や臓器が足元に散らばり、切れた手からもピンク
のお肉がにゅるにゅると伸びている。割れた頭から飛び出した三本の触手が眼窩や耳に潜り込んでいた。
 お腹を破って噴き出してきた触手は数え切れず、まるでおへそににイソギンチャクを飼っていたみたい。
 グチャグチャ! ガリボリゴリ! 
 まるで血と肉をミキサーにかけるような音が聞こえてくる。
 真央の中でピンクの触手の割合はみるみる大きくなり、触手の中に真央がいる状態になった。
 太鼓のように、いや、爆発するように大きな心臓の音が響く。
 どくん、どくん、どくん!

 そして真央は本当に爆発した。

 …………………………………………………
 ……………………

389:「人食い怪物vs巫女」 ◆gRbg2o77yE
09/04/13 20:38:49 W2dHdqbi
 ばらばらと肉片の付いた骨が降り注いでくる。
 爆発四散した真央の内から、見慣れた心臓の異形が姿を現す。
 黒い血と肉塊のシャワーを浴びながら立ち尽くす理央の前で、新たな心臓が産声を上げた。大きさは理央
の何倍もあるが、これまで見てきた心臓に比べれば小さいものである。
 ここで増殖した人食いの心臓たちは、別の心臓に食い殺された人間なのだった。
 ゾンビに食い殺された者がゾンビになるように、また西洋の鬼に殺された者がやはり鬼と化すように、アン
デッドに殺された者は確率的にアンデッドになってしまう。
「………………」
 理央はおかっぱの髪に真央の腸を垂らし、顔に眼球や胃の粘膜を貼り付けて立ち尽くしていた。巫女装束
は冷たい血と、臓物の残骸と腸から噴き出た汚物に塗れている。
 彼女の顔は笑っているような、泣いているような、どちらつかずの表情で固まっていた。
 かつて真央だった心臓は放心状態の少女にゆっくりと触手を伸ばしていく。
 しかし、逆に放心状態から立ち直った巫女もいた。

「私は退魔の巫女、姫宮恵! 私がお前の相手だ! 理央に手を出すなあああっ!」

 幻覚を振り払った恵は刀を拾い上げ、残された力を振り絞って駆け出した。
 目の前で心臓の触手が、無防備な理央に絡み付いていく。


(続)

続きはそのうち。
ではまた。


390:名無しさん@ピンキー
09/04/14 02:00:39 x1epZCgI
捕食、猟奇に異形化のスパイス付きとは……!
1日の疲れが吹っ飛びました!作品投下マジ乙です!

391:名無しさん@ピンキー
09/04/18 22:08:36 6QCUuo8F
じゃあ、続きがくるまでのお目汚しを…
ちょっと長いけどご勘弁

392:あの丸い大きな植物1
09/04/18 22:13:42 6QCUuo8F
なぜこんなことになってしまったのだろう
最初にあの丸い大きな植物を見つけたのはユカだった


部活の帰り、甘い匂いに誘われて私たちは廃工場にいた
「新しいケーキ屋さんかと思ったのに…」
そう言ってユカは笑った
ユカとは小学校も中学校も一緒だった
明るく活発で誰にでも優しい女の子
輝くような笑顔、ほっそりした身体はしなやかで美しかった
ショートカットの髪がさらさらと風に流れる
誰もがユカに憧れていた、もちろん私もその一人だ


「それにしてもこれなんだろうね、ユカ」
「さあ?緑だし植物じゃない?」
甘い匂いを発するそれは確かに植物のようだった
ガレキを突き破りそびえ立つ太い茎、その先にはドラム缶を倍くらいの大きさにしたような袋状のものが付いていた
巨大な葉が一枚、ちょうど袋に蓋をするように生えている
根本からは葉とも蔓ともつかない緑のものが何本も伸び風に揺れている
これはどこかで見たことがある…何だっけ?

ガレキの山に登りユカが袋の中を覗き込む
「暗くてよくわからないな」
「あぶないよ、ユカ」
肉厚の赤い袋のふちに手を付き身を乗り出すユカ
「何の匂いなんだろ?」
つるりとユカの手が滑った
「あ!」
「ユカ!」
助けようと手を伸ばした私もまるで引きずり込まれるように袋の中に落ちていった

どすん!

「いったーい!重いー!」
「ごめん!ユカ」
折り重なるように私たちは袋の底に落ちた
袋の中は弾力に富み衝撃は大分和らいだが
私の体重を受けユカが不満の悲鳴をあげた
弾みで捲くれ上がったスカートからのぞくユカの白いふとももがまぶしい

「もう、一緒に落ちることないじゃん!」
「ゴメン、ユカ」
「怪我はない?ここから出るよ」

しかし、脱出は困難を極めた
袋の内側がヌルヌルした何かに覆われ登ることはできなかったのだ
ヌルヌルしたものは底にたまり小さな水溜まりを作っている
「おーい、誰かいませんかー!」
返事はない
「ねえ、ユカ、見て。ここ圏外だ…」
助けを呼ぶ手段もなかった

393:あの丸い大きな植物2
09/04/18 22:18:18 6QCUuo8F
「ねえ、肩車してよ、手が届くかも」
「え…肩車?」
今は恥ずかしがっている時ではない
私は背を丸めユカのスカートの中に頭を突っ込んだ
ユカの甘酸っぱい香りに包まれる
部活の後の汗ばんだふとももが私の頬を挟む
すべすべした感触とユカの匂いに包まれて私はくらくらと倒れ込んでしまった
「キャ!いてて、危ないなあ…」
「ごめん、ユカ」
「気をつけてよ、でもホントに出られそうもないね」

私たちは空を見上げる
唯一見える葉によって切り取られたギザギザの空
私たちは本当にここから出られるだろうか

「怖いよ、ユカ」
「大丈夫だよ、明日になれば助けが来るって」
しばらく脱出を試みたがどれもうまくいかず、私たちはすっかりくたびれてしまった
今日はもうここで夜を明かすしかない

ユカが震える私を優しく抱きしめる
私もユカを抱きしめる、細い身体が震えていた
ユカも恐ろしいのだとわかった
私は柔らかく温かいユカの胸に顔を埋めて眠った
まどろみながら私はこの丸い大きな植物が何に似ていたか思い出した、「ウツボカズラ」だった

私が目を覚ました時、ユカはもう目覚めていた
青ざめた血の気の失せた顔に目だけが黒く輝いている
「ねえ、やっぱりここおかしいよ」
そう言って私に手を見せる
その手がボロリと崩れ落ちた
ユカも私も信じられないといった顔でそれを見つめていた
じわりと血があふれだした
「ああああああああああ!手が!手が!」

耳を覆いたくなるような悲鳴が響く
身を起こそうとした私は足に激痛を感じた
ああ、なんてことだろう
私の足首から先は溶けて無くなっていた…

私は片足ですんだがユカは両足首を失っていた
人形のように可愛いらしかった足は今は形を失いグズグズに崩れている
どうも、底に溜まった液、それに肉を溶かす効果があるようだった
「どうしよう、血が止まらないよ」
ユカは泣いている、顔色も蒼白だ
私はハンカチを取り出すとユカの傷口を縛ろうとした
ダメだ、傷口がボロボロ崩れてしまう
腕を縛り血管を圧迫して止血を試みる

私の足からは不思議と血が出なかった、痛みも薄れている
それもやはり底に溜まる液の作用のようだった
私はしばらくしてこの植物の策略に気付いた

394:あの丸い大きな植物3
09/04/18 22:23:25 6QCUuo8F
麻痺性の分泌液で痛みを和らげ、消化酵素で肉を溶かす
暴れると身体が崩れるので獲物はおとなしく分泌液に身体を浸し死を待つしかない
止血はどうやら強力な血管収縮成分で行われているようだった
まるでかりうどバチが子に獲物を活きたまま喰わせるように
こいつは私たちをなるべく生かしたまま、養分にするつもりなのだ

ユカの方が侵食が速いのは寝る時ユカが下だったからに違いない

「うつぼかづら…」
「え?うつぼ…何?」
私は何故肉が溶けたのか、私たちはどうなるのかをユカに説明した
しばらく無言で私の話を聞いた後、ユカが口を開く
「知ってたの?知ってて教えてくれなかったの?」
ユカの瞳に燃えているものは紛れも無い「憎悪」だっだ

「聞いて…ユカ…!」
「来ないでよ!あんたなんか大ッキライ!」
私は狭い袋の中でユカに近づこうとするが、ユカはそれを許さない
ただ一本残った腕をぶんぶんと振り回す
ぐしゃり、袋の壁に腕が強く当たり、細い腕がトマトのように潰れる

「あああぃいいいぁあ!」この世のものとは思えない悲鳴があがる
腕から血を吹き出しながらぐねぐねと芋虫のようにのたうちまわるユカ
私は血の吹き出す腕を掴むと底に溜まる分泌液に無理矢理突っ込んだ
しばらく、呻いていたが痛みがひいたのかユカの体から力が抜けていく
「大丈夫?…ユカ?」
「離れて…離れてよ…!」
返ってきたのは拒絶だった
私はユカを永遠に失ってしまった、深い悲しみと喪失感
だが、考えてみればこれは最後のチャンスかもしれない

「ユカ、液から離れよ、溶けちゃうよ」
「ほっといてよ…!」
私は無言でユカを抱えおこすと
後ろから抱き上げるように抱え込だ
腕とすねから下を失ったユカの体は思ったより軽くそれは簡単にすることができた
もちろん、私の体の下にはカバンを敷き液には触れないようにしてある

「じゃあ、楽しもうか、ユカ」
私は微笑んだ


「何を…言って…」
私はユカのスカートに手を入れ大事なところをこね回す
「やだぁああああああ!」
じたばたとユカが暴れるが四肢の無い抵抗など意味をなさない
逆にそれが足の崩壊を早め、痛みでユカはついに大人しくなった
「はーい、ぬぎぬぎしましょうね、ユカ」
「やめて…」
私はユカのスカートに手をかける
腐食してぐずぐずになったそれは私が触れるだけでボロボロと崩れ落ちる
白いパンティと健康的なふとももがあらわになる
健康的といっても、もう膝から上までのことだけれども
ん?これは…
「痛かったんだね…ユカ
ユカの身体がびくりとすくむ

395:あの丸い大きな植物4
09/04/18 22:27:59 6QCUuo8F
「しかたないよ、おもらししちゃっても」
「違う!」

ユカの首筋が真っ赤に染まり私から顔を背ける
黄色いシミのあるパンティをずりおろすと薄い毛に包まれた肉の丘があらわになった
ぴったり閉じた肉から桜色のヒダが覗く
私は肉を押し開くように何度もそれをこね回す
「やめて!やめてよ!やだ!誰か!誰か助けて!」
私はやめないし誰も来なかった


「ねえ、気持ちいい?気持ちいい?ユカ」
「変態…」
ぼそりとユカがつぶやく
「ええ?変態はユカの方じゃないかな?乳首勃ってるよ」
はだけたワイシャツから覗く柔らかそうな丸み
その先のピンクの乳首はぷっくりと持ち上がり
摘んでいじるとユカは歯を食いしばった
いじり回していた桜色のヒダは充血し
袋の底の液とは違うぬるぬるしたものを垂れ流し始めている
私の手はもうべとべとだ
「もう、いいでしょ…離してよ」
「そうだね、もう準備は整ったね、ユカ」
「何…?まだ何かするの?もうやだ…やだよ…」
「大丈夫…これで最後だよ」

私は部活のリレーで使うバトンを取り出した
「まさか…」
「答えて…ユカは処女?」
「ヒ…!」
バトンをユカの肉のヒダの間にあてがう
にゅるりとした感触とともにバトンは入り口を見つけだした
「くふぅ!」
ユカの歯がカチカチと鳴るボロボロと涙が零れる
「関係…ないじゃん…」
「そう…」
「あぐぅ…!」
手に力を込めるとバトンが少し飲み込まれユカが苦痛のうめき声をあげる
「いいの?ユカ?本当にやるよ」
ついにユカは屈服した
「処女…処女だよ!だからしないで!怖い!」
「そう…良かった…ユカの初めては私のものだね」
「そんな…!」
私は手に力を込めるとバトンをユカの中に押し込んだ
「ああああああ!」

きつく締め上げるユカの中を進むバトンが何かに突き当たる
しっかりとしただが頼りない処女膜の感触
私はバトンを握り直すと一気にそれを突き破った
「いたあああああい!痛いよおお!」
ユカが悲鳴を上げてのたうちまわる

396:あの丸い大きな植物5
09/04/18 22:32:04 6QCUuo8F
泣きじゃくり涙を散らすユカに構わず私は何度もバトンをユカの中に突き立てた
ユカのあそこから綺麗な赤い血があふれバトンの動きで飛び散った
「痛い…痛いいい!」

おかしい、ユカは痛がるばかりで少しも感じてくれない
クリトリスをこねてみる
「くふううう!痛い!」
痛みの方が強いようだ

「しかたないな、ユカは…」
私はユカに挿したバトンを抜き取る
弾力のある肉から抜けたそれにはユカの血や体液がこびりついている

「ごめんね、ユカ。痛いのは嫌だよね」
「許して…くれるの…」

荒い息でユカがたずねる
まだ私を信じてくれる可愛いユカ
そんなわけないじゃん

私はバトンの筒を袋の底の液に浸すと手で片側の蓋をした
これで液がこぼれることはない

「ほら、ユカ。これで痛くないよ」
「嘘…でしょ」
ユカの身体が強張る
「暴れるとこぼれちゃうよ、顔にかかっちゃうかも」

ユカはおとなしくなった
液がこぼれないように肉の入り口にあてがう
ぽちゃりと液が揺れユカが身をすくめる
「やめて…お腹の中が…溶けちゃう…」
「いいじゃん、どのみちユカはもうダメだよ」
私はユカの肉の中にバトンを押し込んだ
「ダメぇえええ!あふぅ?」
明らかにユカの反応が違う
目がとろんとし、首筋が赤く上気している
私はバトンを激しくユカの中に出し入れする
「ダメ!…あん!…こんなの」
ユカの口から漏れるのは明らかに喘ぎ声だ
ユカは感じている

「嘘!どうして…!痛くない!こんなの…ダメ!」
「ユカ、気持ちいいって言って!」
「気持ちいい!気持ちいいよおお!」

びくりと身体を震わせユカが果てる

397:あの丸い大きな植物6
09/04/18 22:34:28 6QCUuo8F
上気して脱力した身体を抱きながら私は深い満足を感じていた
荒い息を吐くユカの口から血が吹き出し目が裏返る
バトンの筒の部分から赤黒い液体がばしゃばしゃとほとばしり出る
液が内臓を溶かしたのだ

ユカは脱力し袋の底の液の中に転げ込む
こうなることはわかっていた

私は膝を抱えると助けを待つことにした

誰もこない

ばしゃりと突然水音がして死んでいると思っていたユカが動き出した
目も鼻も溶け赤い泥人形のようになったユカは
しばらくばしゃばしゃとのたうちまわると完全に動かなくなった


誰もこない
私ももうだめだろう
今まで起きたことをこの生徒手帳に記しこれから外に放り投げることにする
これを拾った人どうかこの丸い大きな植物には近づかないでください
とても怖い、ごめんユカ


…拾った手帳には不思議なことが書かれていた
「わたし」はかたわらの「兄弟」にこの内容について尋ねてみた
「何も不思議ではないさ
集団で暮らす生き物は自分の身の危険を仲間に報せようとする習性があるんだ
ハチとかもそうさ」

「兄弟」は答えた

そして緑色の細長い身体を手帳に巻き付けると「わたしたち」の丸い大きな胃袋にそれを放り込んでしまった

-「あの丸い大きな植物」了-

398:名無しさん@ピンキー
09/04/19 08:02:53 1Mv/Rde7
極限状況での少女達の心理の動きとかユカの最期の描写とか実に良い味わい
ごちそうさまでした

399:名無しさん@ピンキー
09/04/25 22:48:17 1WrCekIV
保守age

400:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:52:16 hOoUBLBi
僕は全裸で縛られたまま魔法陣の真ん中に立たされている

周りにいるのは美佳とその友人達
美佳というのはクラスメート。
ではあるけど、ちょっと前に盗撮写真を見られてから
それをネタに虐められている。
使いっぱしりから荷物持ち、さらには自宅のコレクションを見せられて
それを家の外にばら撒かれたりもした。


そして、今日こんな姿で晒されているのもそのひとつ
美佳の隣の美奈子という女がどこからともなくもってきた魔道書の実験だそうだ。

僕の体が動物に変わってしまうと言う。
バカバカしいという思いとそもそも断れないことから今こうしている
美奈子と美佳と美奈子の友人の小百合も一緒になって魔法の儀式を続けている
小百合は最後まで僕のことを心配して反対してくれていた。、
しかし、2対1で押し切られた格好で後ろの方で心配そうに僕を見ていた。

その中央で縛られたまま口にギャグボールを加えさせられている僕
この姿になった瞬間美奈子と美佳に大笑いされて写メまで撮られた。屈辱だ。
美奈子のたどたどしい魔法の詠唱が終わった瞬間



まばゆい光に包まれて



爆発


401:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:52:56 hOoUBLBi
視界が妙に高くなった気がした

周りにいる女達は一様に驚いた顔をしている



目の前の美奈子と目が合った

その瞬間、僕の中でスイッチでも入ったようにひとつの感情が芽生えた
おいしそうな…からだ

そう思った瞬間、美奈子に飛び掛っていた
自分の体がどうなっているかはわからなかった
すくなくとも、視界に入っているだけでも何本も突出している触手に
液体を垂れ流している巨大な口が飛び出ている巨大な体が
今までの自分と同じような体とは思えなかった

しかし、それをまるで生まれたときからその体であったように
今の僕はそれを扱えた。

美奈子は両手を振り回して必死で抵抗するが、小さな虫か何かのように非力に思えた
抵抗する両手を思わずつかむ
ボキッ
美奈子の悲鳴がこだました。
美奈子の両腕はありえない角度に曲がっている。
折れたのだ。
「痛い!!痛い痛い痛い!!」
両腕を放り出すようにして美奈子は泣き叫んだ。
僕はそのまま馬乗りになる。今までとは比べ物にならないほど
大きくなったペニスがもぞもぞした。

そのまま僕は美奈子の両足を開かせてペニスを割り込ませた。
両腕の痛みに喘ぐ美奈子の両足はあっけないほど無抵抗に開かれ、
僕のペニスの前に晒される。

すでに股間より大きくなっているペニスに脅えきった表情を見せる美奈子
しかし、両腕が折れた痛みで抵抗する気力もないまま
美奈子は自分を貫こうとするペニスを呆然とみていた

402:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:54:35 hOoUBLBi
メリ…メリメリ…

「アアアアアアア!!!!」
悲鳴を上げながら体をうねらせる美奈子
その股間からは滂沱と鮮血が流れる。
処女だからではない。
余りにも大きいペニスで股間が裂けてしまったのだ。

しかし、僕にとってははじめての女の子とのセックス。
女の子の中の温かさ、ドロリと流れる温かい液体。
そして、気のせいか美奈子の「味」まで伝わってきた。

僕は逃げ惑う美奈子の肩をつかんで思うままに美奈子を突き上げていた。
夢のようだった。
あんなに僕を虐げていた美奈子が僕の下で僕のペニスを受け止めている。
もはや泣く気力も失った美奈子に僕のペニスはさらに大きくなる。

余りの気持ちよさに、果ててしまったのはそのときだった。
いつもだったらしばらくすれば精液を出し尽くすはずが
いつまでたっても終わらない。
射精の気持ちよさがずっと続いていた。
それとともに、口の中にさっきから感じていた美奈子の味が鮮明に蘇りだした。
股間から流れる血がペニスに吸い取られているのが見えた。

ちゅうちゅう…

僕のペニスが美奈子を吸い上げているからだと気づいた。
僕が美奈子を吸い上げて、代わりに「僕」を流し込んでるんだ。

そう思うと官能が数倍に跳ね上がった。

やがて、ようやく動かなくなったペニスを引き抜く。
丸太のようなペニスは美奈子の鮮血と僕の出したものでぬらぬらと光っていた。
そんな状態でも美奈子は生きていた。
どこか焦点の合わない目線を宙に向けて…
大穴の開いた股間からはドロリとしたピンク色の液体が流れていた。


403:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:55:23 hOoUBLBi
美佳と小百合は必死になって逃げようとしたが、
ドアが開かないらしく、逃げることができずにいた。


ふと美佳のお尻が目に入った。

さっき美奈子に感じた感覚が蘇った。

うまそう…


僕は美佳に近づこうとしたが、美佳は必死に逃げ惑った。
なれない体を引きずる僕はなかなか追いつかない。

両腕を延ばそうとすると、ちょっと違う感覚が伝わった。
新しい腕が伸びたような…

そう思うと、僕のお腹から大きな触手が伸びて美佳を捕らえた。
掲げ上げられる美佳の体。
それをみて、僕はさっきの美奈子の「味」を思い出した。

僕は美佳を手元に近づけて服を剥ぎ取る。
今度は傷つけないように気をつけた。

全裸の裸身を晒す美佳。
美奈子に比べると控えめだが、十分に女性を感じさせる胸。
引き締まった肉付き。そういえば美佳はテニス部のエースだったよな。

そういうことを思うと、思わず口が大きく開かれた。
まるで壷のように広がった僕の口は美佳の裸身を包み込んだ。
美佳は首を残して僕の口の中に入り込んだ。
今、僕の口の中には美佳の体がある。
思わず体中を舌で嘗め回す。

404:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:56:26 hOoUBLBi
舌で触れる美佳の裸身は適度に僕の舌を受け止めては弾力を持って跳ね返す。
スポーツで鍛えた体がもたらす味は密度の濃い味わいだった。
しかし、それを繰り返すたびに美佳の体は僕の唾液にまみれて、
代わりに甘い味を舌に伝える。
美佳の体のおいしさは絶品だった。

口の中が美佳の香りと味で満たされそうになるころ、
僕の口の中は唾液で一杯だった。
まるでキャンデーでも舐めるように美佳を舐めていく。
美佳の首は最初大声を上げて暴れていたが、徐々に動かなくなっていった。

口の中が美佳で一杯になるころ、僕の口の中に何もないことに気づいた。
口からはみ出す美佳の頭を摘んでみると、あっけなく首だけになった美佳がつまみ上げられた。

僕は美香の首を口の中に放り込んだ。あめ玉のようになった
美佳の頭部はすぐに口の中から消えた。


小百合と目が合う。

ガタガタ震えながら小百合は搾り出すように声を出した。
「お願い…助けて…何でもするから…」

ふと美奈子の体が視界に入った。
放り出された乳房と、開かれたままの太腿。

ひとつの考えが頭に浮かんだ。

「本当に何でもするのか?」

僕の言葉に驚く小百合は首を小さく縦に振った。
その刹那、僕と小百合が目が合った。
小百合の体の感覚が伝わる。小百合の体を動かせることに気づいた。

「え?うそ?」
不思議な表情を浮かべる小百合。


ならば…
僕は自分の本能が赴くまま指令を出した


目の前の美奈子を料理して僕に食べさせてくれ。

405:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:57:51 hOoUBLBi
美奈子の寝転がる床は調理台に変わり、
調味料や大きな包丁が揃いだした。


僕は小百合を操って痙攣する美奈子に包丁を入れた。
首筋から股間へ向けて包丁が入っていく。
小百合は目の前の光景が信じられないという面持ちだった。

それとともに、目の前でお腹を切り裂かれる美奈子と目があった。
小百合はあわてて目をそむけたが、手は止まることなく美奈子を切り裂いた。
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
涙を流しながら目をそむける小百合の手は美奈子の体を切り開いていった。
さっき僕に吸い尽くされた体は出血することなく、
裂かれたお腹から内臓が飛び出ることもなかった。
お腹の中は僕のペニスに突き崩された後「僕」を注ぎ込んだ結果
ピンク色のペーストに変わっていた。

折れ曲がった腕や開かれたままの足を小百合はバラバラにする。
泣きながら友人を解体する小百合と、
どこか焦点の合わない目で自分を解体する友人を見つめる美奈子。
その目が小百合に何かを訴えようとしていた。
「もう、元には戻れないし小百合ならいいよ」ということなのか
「止めて!あたし食べられたくない!」ということなのかは
にわかに判断が出来ないほどの小さな訴えだった。
小百合はそんな美奈子の訴えや自分の意思と関係なく美奈子を解体していく。


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