零総合 十at EROPARO
零総合 十 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
08/08/04 10:23:37 HfIExHb4
新作も出たことだし立て直してみた

3:名無しさん@ピンキー
08/08/04 18:33:17 vcB4tObx
零ぬるぽ

4:名無しさん@ピンキー
08/08/06 02:35:40 cAvtYkwg
人いねー

5:名無しさん@ピンキー
08/08/06 21:07:03 7M5qVXh/
百合成分が高い

6:名無しさん@ピンキー
08/08/09 11:30:03 o1D9sJzf
あげ

7:名無しさん@ピンキー
08/08/09 15:20:29 SBna+ekc
なっ…!ちょっと来なかっただけで落ちたのかorz

>>1
もうちょい盛り上がるといいんだがな…

8:名無しさん@ピンキー
08/08/12 17:00:52 ld8LwHH4
流歌のおっぱいはふっくらおっぱい
美咲のおっぱいはツンツンおっぱい
円香のおっぱいは平凡おっぱい

君ならどれが好き?

…亜夜子?

9:名無しさん@ピンキー
08/08/16 11:08:48 G2zA+nVO
円香一択で!

10:名無しさん@ピンキー
08/08/16 15:53:21 pvFt6UOp
おっぱいに貴賎は無いよ

11:名無しさん@ピンキー
08/08/16 16:30:44 Ac43mFAK
流歌が霊にレイプされるエロ誰か書いてくれ
生きてない?触れない?知るかな感じで

12:名無しさん@ピンキー
08/08/16 20:38:21 n52sAXnb
>>8
美咲って誰ですか?

13:名無しさん@ピンキー
08/08/17 14:30:37 BZXcOVF1
挙げろよ・・・

14:名無しさん@ピンキー
08/08/19 17:26:15 jfZq5ez2
俺は敢えて朔夜と亞夜子の親子丼で

15:名無しさん@ピンキー
08/08/23 03:16:49 1q8pRm8h
円香可愛いよ円香

16:名無しさん@ピンキー
08/08/23 14:42:48 Qi52m0dH
サクヤとようちゃんは何歳違いなんだ?

17:名無しさん@ピンキー
08/08/26 23:03:06 cyUz/74V
>>16

27-12

18:名無しさん@ピンキー
08/08/27 22:57:54 c/pcC0cQ
ここで言うのもなんだが、角煮に零のスレが無いのはなぜなんだ

19:名無しさん@ピンキー
08/08/29 21:59:03 9kBV0RwY
>>18
描き手がいないからだろ

20:名無しさん@ピンキー
08/09/01 16:13:43 6YiL58Rl
 

21:名無しさん@ピンキー
08/09/02 15:38:22 3piAMiLP
新作も出たことだし、また色んな零SSを読めることを願いつつ、
海咲×円香(非エロ)妄想駄文を投下。

・新作?Wiiなんて持ってねーよ!ケッ!
・レズなんて認めない。私はノーマル派だ!
・人生はエロなんだよ!非エロはチラシの裏にでも夜露死苦!

上記に当てはまる方は、スルー推奨。
下記に当てはまる方だけお読み下さい。

・寛容さが仏の域。
・零大好き。零SSならなんでもバッチ来い!
・いやー、零(の女性キャラ)って本当にいいものですね。

22:海咲×円香 ―日常風景・下校編―
08/09/02 15:41:43 3piAMiLP
帰りのホームルームが終わると、私はいつものように
真っ直ぐ下駄箱へと向かった。そして、靴を履き替えると、
三つある内の一番右側のガラス扉の横に、目立たないようにして立つ。

一つ溜息。躾けられた犬のように決められた事を黙ってこなす自分に対し、
憂鬱な気分になる。横手の玄関口から出て、校門を抜けていくブレザーの
背中をぼんやりと眺めた。

今日は、何分くらいかな……。

胸の内での自問に、また溜息。
何分でも、結局私は此処で待つしかないから。

また気分が沈み込む前に、暇の潰し方を考えてみる。今日習った、英語の
熟語でも反芻してみようか。再来週からは、中間テストがある。

十五分くらい、経った頃だろうか。
横手のガラス扉が、不意に待ち人を吐き出した。
アイドルというよりは、モデルのように凛としたその容姿は、男女の区別無く、
通り過ぎる人の視線を引く。色白の肌、すらりと長い手足。切れ長の眼と、
ショートボブにした漆黒の髪が、彼女のクールなイメージをより強調している。

彼女は、私を一瞥しただけで歩みを止めず、さっさと校門のほうへと歩を
進めていってしまう。私は、慌ててその背を追いかけた。

「海咲っ」
「あー、疲れた疲れた」

彼女は、私の呼びかけにも応じず、伸びをしながらかったるそうに呟いた。
彼女の名前は、麻生海咲。私の友達で、私がお世話になっているお家の同い年の娘。
性格は弱気な私と違い、強気で、少し我侭なところもある。
待っていた私に対し、何の一言も無い。

咎めようものなら……

「海咲ったらっ」
「何?」
「遅いよ……何やってたの?」
「べつに。ちょっと友達に捕まってただけ。何? 何で怒ってるの?」
「だって……」
「何よ……じゃあ、先に帰ってたらいいじゃない」

溜息混じりに言って、海咲は歩を早めた。
待ってなかったら待ってなかったで、先に帰ったことを怒るくせに。
それに、一緒に帰るために待つ場所にしても、最初は廊下で待っていたけれど、
「金魚のフンとかって、からかわれるから」という理由でやめさせられて、
だからこうして気を遣って、目立たないところで待つようにしているのに……。

23:海咲×円香 ―日常風景・下校編―
08/09/02 15:45:11 3piAMiLP
いつものことながら、でもいつものことなので、私はもう言及するのをやめた。
立場的にも、厄介になっている身なので彼女に意見することは元から憚られる。
海咲がそれにかこつけて、何か言ってきたことは無いけれど……。

沈黙が続いたまま、私達は帰りの道を歩いた。私は、海咲を刺激しないように、
彼女の少し後ろを歩いていた。
けれど、唐突に海咲の足が止まる。そこは、通学路途中にある公園の中だった。
何事かと視線を持ち上げれば、いかにも不機嫌そうな顔が、私を睨みつけていた。
その視線に、私は思わず怯んでしまう。また、何か彼女の機嫌に触ったらしい。

「ほんっと、ウザイ……」
「え……」
「何か言いたいことがあるなら、はっきり言えばいいじゃない。いつも、言ってるでしょ?」
「べつに……何もないよ」

私が俯きながら答えると、海咲は大仰に溜息をついた。それから、暫く睨まれている気配が続く。
私は俯いたままだ。何を言っても逆効果なことは、分かりきっているから。
彼女の機嫌が治まるのを、ただ黙って待つことしか、できないから。

不意に、気配が止んだ。
恐る恐る顔を上げてみると、既に海咲の背中は遠くにあって、私は慌ててその背を追いかける。

「ついてこないで!」

後ろも振り向かず、海咲は怒鳴った。そう言われてしまえば、私は立ち止まるしかなかった。

もう、どうしたらいいの……。

私は、力なく傍にあったベンチに腰掛けた。
海咲の傍若無人な態度には、いい加減ついていけない……。
でも、私には海咲しかいなかった。海咲の家の両親はいい人だけれど、でもやっぱり他人だから、
気軽に頼れるような人たちではなくて。引っ込み思案で内気な私には、友達らしい友達もいない。
海咲だけが、構えずに、私に話しかけてくれる存在なのだ。
もし、彼女に見捨てられたら……それこそ、どうしたらいいのかわからない。

一人は嫌……置いていかないで。

孤独を感じて、私は痛烈に不安になった。胸が引き絞られるような痛みに、
足元の地面が滲んでくる。

「今度は、いじけてるし……」

聞き慣れた声が、呆れたような響きを含んで降ってきた。
私は、ぼんやりと目の前に立つ人を見上げた。
海咲は、手にしたクレープを頬張りながら、冷めた目で私を見下ろしていた。
ふと視線を外せば、彼女の脇から遠くにクレープ屋さんのワンボックスカーが見える。

「いい加減やめたら、その性格。こっちまで、暗くなるから」
「だって……待ってたのに、なんで怒るの……」

私は涙を必死に堪えながら、震える声で聞いた。
それに対し、海咲は苛立ったように髪を払う。

「たった五分かそこらで泣かないでよ。すっごい迷惑……」
「…………」
「……ハァ。なんで、すぐっ……」

海咲の苛立ちが増して、声が荒げかける。私は思わず身を竦めた。
けれど、海咲はそれを飲み込んで、また溜息をついた。

24:海咲×円香 ―日常風景・下校編―
08/09/02 15:48:10 3piAMiLP
「……真っ直ぐ帰ろうとしたわよ」
「……え?」

ぼそっと呟かれた言葉に、私は海咲の顔を見上げた。
涙で滲む視界に、海咲の仏頂面が歪む。

「だから、真っ直ぐ帰ろうとしたのに、友達に捕まったの。なんか、親のことで相談とかされて。
 でも、円香が待ってるから……深刻そうだったけど、切り上げて急いできたのに……」
「そうなの……?」
「なのに、なんか勝手に拗ねてるし…………ハァ」
「え、だってっ……そんなの知らなかったし……」
「もういいっ、うるさいのよさっきから!」

海咲は癇癪を起こして、怒鳴った。怖くて、反射的に私はぎゅっと目を瞑る。
そこから続くかと思われた罵声に身を硬くする―でも、待てども海咲の怒鳴り声は聞こえてこなかった。
代わりに、鼻腔をチョコレートの甘い香りがくすぐった。
恐る恐る目を開けてみると、目の前には食べかけのバナナチョコクレープが差し出されていた。

「ん」

海咲が受け取れと、顎をしゃくる。

「ん……」

私は涙を拭いて、言われるままそれを受け取った。

「それあげるから、いい加減メソメソするのやめてよ」
「メソメソなんて、してないもん……」
「じゃあ、ジメジメ」
「ジメジメもしてないもん……」
「いいから食べなよ、もー……」

私は嗚咽を飲み込んで、必死に言い募った。でも、海咲は肩を竦めて相手にしてくれない。
私は、海咲の背中を睨み付けながら、クレープを一口頬張った。
口の中にチョコレートと生クリームの甘みが広がると、不思議と気分が落ち着いてくる。

「美味しい……」
「単純」

思わず呟いた私に、海咲は首だけ振り返って呆れた顔を見せた。
その言葉に一瞬、何か言い返そうと口を開きかけたけど、確かに単純かもしれないとも思う。
普段は理不尽な海咲が、時折見せてくれる優しさに、簡単に喜んでしまう自分もいて。

もう一口、クレープを頬張りながら海咲を見つめた。
海咲は、少し進んだ先で私が横に並ぶのを待っていた。
その顔は、さっきまでの苛立ちを忘れたように穏やかだった。
クレープを食べる私を見て、微かな笑みを見せる。
その微笑を見ただけで、私も、さっきまで胸の中に居座っていた不安が何処かへ飛んでいくのを感じた。

「遅いのよ。早くっ」
「う、うんっ」

見とれていると、海咲はいつものように目を逆三角にして急かした。
痺れを切らしたように踵を返して、先を歩いていく。
強気で、少しわがままなその背中を、私はまたいつものように小走りに追いかけて行った。

25:名無しさん@ピンキー
08/09/02 16:23:49 Y4ispM7X
いいぞ続けなさい

26:名無しさん@ピンキー
08/09/02 19:54:23 dFV3wnzp
>>21
いやー、海咲×円香って本当にいいものですね

27:名無しさん@ピンキー
08/09/05 22:15:06 DeDKxrtD
保守

28:名無しさん@ピンキー
08/09/08 19:25:15 wZSZKciN
なにこの過疎り具合

29:名無しさん@ピンキー
08/09/09 00:13:03 FrAcCxhQ
怜は俺の嫁

30:名無しさん@ピンキー
08/09/10 01:01:51 q8vkSP2b
しょぼいの書いた

31:名無しさん@ピンキー
08/09/10 02:51:58 azW0wk6w
>>30
うp

32:名無しさん@ピンキー
08/09/13 22:21:54 p6qp/pcz
新作出てたんだな。
このスレからもしばらく離れていたんで知らんかった。

やべ、Wiiもってね、買ってこないとwww

33:名無しさん@ピンキー
08/09/15 23:28:25 828BLYCo
保守

34:名無しさん@ピンキー
08/09/23 14:59:42 nAf6XHkB
>>21
GJ!!!GJ!!海咲と円香リアルだなぁ。2人とも可愛いすぎる。
この調子でエロを!!!
あと零エロパロには昔からいるけど百合はむしろ主流だから
強気で大丈夫だと思うよ!

35:名無しさん@ピンキー
08/09/23 16:34:29 SQ5Hvmbl
某スレで出たネタ。地の文なしでSSじゃないとか叩かれそうだけど貼っていい?


36:名無しさん@ピンキー
08/09/23 21:47:37 SQ5Hvmbl
5人の奏の無邪気な悪戯に乱れ悶える椿さん
椿「ああ、だめ……そんな引っ張らないで……」
奏1「こんなになってるんだ……」
奏2「どこがおしっこの穴なんだろう」
奏3「ここじゃない?」
椿「ああっ……そこは……だめえぇ……はぁ……んあぁ」
奏3「なんだかこりこりして堅くなってきたよ……」
奏4「下の方にも穴があるんだ……。なんだか、すごくぬるぬるして光ってる……ねちょねちょだぁ……」
椿「いやぁ……言わないでぇ……」
奏5「すごいね。ヒクヒクして、なんだか別の生き物みたい……」
奏4「なんだろう。おしっこじゃないみたい。ほら、ねばぁってしてる」
奏1「ほんとだ……」
椿「やめてぇ……恥ずかしい……あぅん……ほんとにぃ……だめぇ……すご……あああああ……」
奏2「椿お姉ちゃん、なんだかすごい……」
椿「んああぁっ!」
奏5「わっ……指入っちゃった……」
奏1「ええっ!?ほんとだぁ……ねぇ、どんな感じなの……?」
奏5「えっと、ぬちゅぬちゅした壁が私の指をきゅっきゅっって……あったかくて……とろとろで……なんだか、気持ちいいかも」
椿「嫌ぁ……私、悪戯されて、あぅん、感じちゃってる、あはぁっ……」
奏5「指動かすと、お姉ちゃんがとろとろのお汁できゅむきゅむ、にゅむにゅむって……」
奏2「わたしにもやらせて」
奏5「うん、お姉ちゃん指抜くね」
椿「え……あぁ……そんな速くしちゃ……んふぅ……あああぁぁぁぁっ……はぁ……はぁ……」
奏2「うわぁ……指に糸引いてる……。椿お姉ちゃん、私も指入れるね……」
椿「んにゃぁ……だめぇ……今イッちゃったばかりなのに……ああぁぁん……んくぅ……」
奏2「すごい……どんどん入ってく……」
奏5「お姉ちゃんのお汁で指汚れちゃったぁ……。綺麗にしてよ」
椿「……そ、んな……くふぅ……だめぇ、気持ち良すぎ……」

37:名無しさん@ピンキー
08/09/23 21:50:42 SQ5Hvmbl
奏5「ねぇ」
椿「……んあむ……んちゅ……ちゅ……んんっ……ぷぁっ……」
奏1「お姉ちゃん、おっぱいの先ぴくぴくしてる……吸っていいよね……ちゅ……ちゅぅ……」
奏3「ほんとだ、おっぱいプルプルふるえて、先っぽすごいぴくぴく……私も……あむ……んちゅぅ……」
椿「ああぁ……すご過ぎぃ……全部気持ちいい……おっぱいも、あそこも、中もぉぉっ……」
奏4「……こりこりした部分がすごい真っ赤になって……ぴくんっぴくんって……」
奏5「お姉ちゃん、体びくびくしすぎだよ……?お腹さすってあげるね……」
椿「んあぁっ……中と共鳴ぃ、共鳴してるぅ……」
奏2「きゃっ、今壁が指ぬるんって掴んで……お腹さすってあげると、椿お姉ちゃん喜ぶみたい……お汁もこんなになっちゃってる……」
椿「もうだめぇ……んくぅ……いっちゃう……私、悪戯されていっちゃうよぉ……あぁん……お願いっ……もっと激しくしてぇ……」
奏1「んちゅ……ぷぁ……もうちょっと強くやればいいの……?」
椿「うんっ、うんっ……お願い……イカせてっ……気持ちよくしてっ……」
奏1「だって。皆してあげて。……んあむ……んちゅぅぅっ……ちゅう……ちゅぱ……」
奏3「……んん、ちゅぅっ……ちゅぷ……ちゅぽん……れろ……あむ……ちゅちゅぅぅっ……」
奏5「じゃあ、お腹揉んであげるね……この辺かな……ぎゅっ、ぎゅっっと……」
椿「ひゃああぁぁっ、そこだめぇええええ、子宮揺れてっ、気持ちぃ、ああぁぁぁっ、んはああぁぁ」
奏4「……お姉ちゃん……すごい……腰がくがくしてる……。ぬるぬるを掬い取って―。こうすればいいのかな……。くりくりっ……こりこりっ……」
奏2「椿お姉ちゃんに指が引き込まれてる……。指動かすね……。ぬちゅ……ぐちゅくちゅ……にゅちゃ……にちゃぁ……」
奏4「お姉ちゃん……気持ちいいの……?くちっくちっ……くにゅくにゅっ……」
椿「しゅごい、気持ちい、ひゃあああぁぁ、らめぇ、イきそぉ」
奏2「コリコリしたのが当たりだしたよ。何だろうこれ。真ん中のほうがちょっと凹んで……ぷにぷにしてる……」
椿「ああぁぁっ、んあぁ、ひきゅうぐひ、らめえええぇ、そこさわっひゃらめぇええええ」
奏4「でも、気持ちよさそうにしてるよ?くりくりっ……にゅっにゅっ……こりこりっ……きゅっ……」
椿「きもひよしゅぎで、へんになるうぅぅっ、らめぇ、もうわらひいっひゃうっ、んんあああぁぁぁっ、いっひゃうううぅぅぅっっ、んあ」
奏5「いいよ、イっちゃえ」
椿「いああああああぁぁぁぁぁぁっっ、いくのとまらな、らめえええぇぇ、わらひイき続けてるぅぅ、イッてるぅぅ、イッてるぅぅぅ、ひゃあああぁぁぁぁ、らめっ、らめっ、ああぁぁぁっ……
ふうぅぅぅん……やあぁぁっ……あふぅっ……んっ……はぁっ……はぁっ……はぁはぁ……ぅんっ……はぁっ……」
奏3「お姉ちゃんかわいい……」
奏1「この時のおねえちゃんの声が一番綺麗だよね」
椿「ううぅ……ほんと恥ずかしい……」


―――――――――
投下終了。SSじゃないよね。サーセン。

38:名無しさん@ピンキー
08/09/24 12:55:28 1wtH2Yce
保守

39:名無しさん@ピンキー
08/09/24 23:53:42 avcGoNIc


その日の夕方。
お姉ちゃんと私はリビングでテレビを見ていた。
やっているのはひと昔前のB級サスペンスで、内容は年の近い姉妹が父の財産を巡って争い、終いには殺し合うという残酷なものだった。

「………」

正直私はほかのを見たかったけど、普段テレビを見ないお姉ちゃんが何故か真剣に画面を見ていたので、替えるに替えれなかった。

「……ね、澪」

ふと、テレビから目を逸らさずにお姉ちゃんが小さく言った。

「うん?」

私も暇潰しに眺めていた新聞から目を離さずに言う。
ちょっとの沈黙の後、すごく怯えた声で返事が返ってきた。

「………澪は私のこと、嫌いにならないよね?」

私は、そこで初めて顔を上げた。
見ると、お姉ちゃんはまだ画面を見つめている。
ドラマはまさに今、妹が姉の首に手を掛けようとしているところだった。

「どうしたの、お姉ちゃん。…もう、こんなの見るからだよ」

私はリモコンをお姉ちゃんの膝から拾い上げて、チャンネルを替えた。お姉ちゃんは何も言わなかった。

「あれは物語だよ?だいたい、私たちはほかの姉妹なんかよりずーっと、お互いを―」

「お互いを?」

適当な言葉が見つからなかった。お姉ちゃんはこっちを向いて、私の顔をじっと見つめている。

「………想い合って、る」

「……そっか」

お姉ちゃんはまた視線を外した。ほかに言って欲しい言葉があったんじゃないかと思った。けど、それは私には検討もつかなかった。

「とにかく、私がお姉ちゃんにあんな事するはずないし、お姉ちゃんが私にする事もないって信じてるよ。そうでしょ?」

「うん、そうだね――」

言って、コテン、と肩に頭を乗せてきた。柔らかな髪が頬に触れて心地いい。

私たちは幸せだ。
お互いがお互いに会えてよかったと、心から感じている。
私はただ、ずっとこうしていたいと願った。

やがて瞼が重くなってきて、私はまどろみに誘われた。もうさっき話していたことなんてすっかり忘れていた。

だから、不意に呟いたお姉ちゃんの言葉も、なんのことかわからなかった。





「――でも私…澪になら、いいよ」

40:名無しさん@ピンキー
08/09/24 23:56:01 avcGoNIc
ただ澪と繭が書きたくてやった後悔はしている文章支離滅裂万歳起承転結なんて糞くらえエロじゃない上百合でもなくてすみません

41:名無しさん@ピンキー
08/09/25 00:04:57 C0yIXr4r
>>35
亞矢子スレの人か。乙!
>>40
乙乙!天倉姉妹はやっぱり可愛いな。零キャラの日常のさりげないこういう話好きだ

42:名無しさん@ピンキー
08/09/25 00:50:10 a964ti01
>>41
亞夜子じゃないかもw
月の女の子はみんなエロカワのスレの人です。
今朔夜×海咲のSSも書いてるから出来次第うpるつもり。首を長くして待ってて。

43:名無しさん@ピンキー
08/09/25 20:48:11 a964ti01
保守

44:名無しさん@ピンキー
08/09/25 21:31:05 2kxb4vPB
最近零にはまったんですが保管庫に過去ログがry誰か6~9のログ下さいorz

45:名無しさん@ピンキー
08/10/03 06:13:43 lMR88js6
幼い円香がふたなり亞夜子に診察台の上で性的虐待されてる妄想しつつ保守

46:名無しさん@ピンキー
08/10/04 20:43:38 GBMrfWLd
貸衣装高くないか?

47:名無しさん@ピンキー
08/10/04 20:51:07 GBMrfWLd
誤爆さーせん
>>45
じゃあ俺はふたなり海咲と円香のラブラブ性交を妄想しつつ保守するわ。

48:名無しさん@ピンキー
08/10/08 18:49:38 Ouffw+J8
生前の千堂姉妹の百合を妄想しつつ保守

49:名無しさん@ピンキー
08/10/11 12:22:42 r8wo8sUu
「そんなんじゃいつまで経っても解決が―」
「分かるの……これ、本物だよ。私に付いてる。だって―」
下を向いてそう言う繭の耳は真っ赤だった。澪は思わずキョトンとする。
「さ、さっき澪が、舌を入れてきた時……」
繭は手をぎゅっと握って、澪をちらりと見上げる。
「…ここが………熱くなったから」
「―――お、姉ちゃ……」
澪は絶句した。
声を出せない代わりに、心臓がうるさく鳴り始める。
(お姉ちゃん、すごくかわいい……)
澪はぼんやりとした目をしながら、繭の肩に触れた。繭は少し怯えたようにそんな澪を見つめている。
「澪、ごめ…」
「本当かな?」
「――え?」
「本当にそうなったの?お姉ちゃん、私に見られたくないから嘘ついてたりして……」
「ほ、本当だよ!信じて、澪!」
冷ややかにも見える澪の目に、繭は焦る。そんな姉の姿を見て澪は僅かに微笑んだ。
掴んだ肩に力を入れ、静かに顔を寄せる。
「じゃ、試してみようか……」
「なっ――んっ…」
開いた繭の唇を澪のそれが塞ぐ。突然のことに驚いた繭は体勢を崩し、背後の壁にもたれた。
「ん……」
姉の身体を壁に押さえ付け、半ば拘束するような格好で口づけを続ける澪。繭の僅かな抵抗に因ってベットが小さく軋む。
が、その抵抗を煽るかのように、澪はさらに繭の下腹部へと手をのばした。
「やっ…!」
思わず声を上げる繭。
小さな唇が開いたその隙に、澪はすかさず舌を侵入させた。瞬間、抱いた肩が大きく震えるのが分かる。
澪は自分がこんなにも大胆に行動している事を、脳の片隅へ追いやられた理性でどこか不思議に感じていた。
でも、舌はまるで繭と交わりたいという意思を持っているかのように勝手に動いた。
「…んん、む……」
澪から逃げるように縮こまっている繭の舌を、優しくなぞりあげる。繭の身体はますます震えた。
そして、
「だ、ダメ…」
息も絶え絶えにそう言ったかと思うと、途端に抵抗をやめた。
澪にはすぐわかった。
下腹部に置いていた手をより下へずらす。
「っ………」
そこへ触れた瞬間、繭は澪の服を縋るように掴んだ。
「お姉ちゃん…」
繭のそこは確かな硬さと膨らみをもってその場所に存在していた。
―半信半疑だった澪の心が、確信に変わった。
「…ね、本当でしょう……?」
繭の言葉にはどこか自虐的な響きが含まれていた。澪はそれを無視し、姉の首へ触れるだけの口づけをする。同時に、“そこ”へ置いていた手を小さく揺らしさすり始めた。
「みっ、お…?ちょっと…」



なんかよく分からんが中途半端なテキストが出てきたのでスレ汚ししてみた
サーセンw

50:名無しさん@ピンキー
08/10/11 22:30:45 S+ysLwGZ
わっふるわっふる

51:名無しさん@ピンキー
08/10/12 00:03:29 fZEapCD1
長い人はいまいずこ…
続き見たいなぁ

>>50
続きマダー?

52:名無しさん@ピンキー
08/10/12 00:04:15 fZEapCD1
間違えた
>>49な すまん

53:名無しさん@ピンキー
08/10/12 05:12:56 +unQG45c
こっちこそすまん
我にはもうふたを書ける力はないんじゃ

54:名無しさん@ピンキー
08/10/13 11:14:41 06UWNF68
蛍と怜って需要ないのか?

55:名無しさん@ピンキー
08/10/13 16:39:13 aziY15E+
螢怜・螢澪どっちもおっけーむしろ萌える

56:名無しさん@ピンキー
08/10/14 00:51:50 vYx7fifY
螢澪かぁ・・

57:名無しさん@ピンキー
08/10/15 19:39:32 KVxj+NRs
螢澪なんてスイーツ(笑)腐女子が好みそーなのいらねえ
大体ゲーム中会話ないし
螢が怜の家行った時のシチューでハードプレイみてぇ

58:名無しさん@ピンキー
08/10/15 20:38:17 h/skWQ9R
怜も良いが螢といえば鏡華さんを忘れちゃいけない

59:名無しさん@ピンキー
08/10/29 23:44:59 6HV6lXPw
保守

60:名無しさん@ピンキー
08/11/03 22:01:04 raX3A7h7
そして星ゅ

61:名無しさん@ピンキー
08/11/04 00:48:42 7KjVCCgv
深紅タンマダー?

62:名無しさん@ピンキー
08/11/04 14:59:15 z4EXzOB4
>>61
真冬を思い出して深紅が自慰する
って電波を受信した

専門の知識と鍛えた身体をフルに使って、ヘタレを挽回する螢
間男になる長さん

俺のエロフィラメントが光っているのだが

63:名無しさん@ピンキー
08/11/04 21:44:10 Hp3CbvAu
早くその痴態をフェイタルショットしてjpgでうpする作業に戻るんだ

64:名無しさん@ピンキー
08/11/06 19:38:57 7wEpvHl1
怜x深紅読みたいなぁ…夫婦生活

65:名無しさん@ピンキー
08/11/10 00:04:36 fJc0HgRD
円香好きだな

66:名無しさん@ピンキー
08/11/13 00:51:41 FZyCqT2r
馨を責める翳を妄想しつつ保守

67:名無しさん@ピンキー
08/11/15 11:38:00 KhOPSAFo
保守

68:名無しさん@ピンキー
08/11/17 01:43:00 EDPSD52f
円香だな、円香
亞夜子に逝かされるのがみたい

69:名無しさん@ピンキー
08/11/22 17:14:36 vRiL26eq
保守

70:名無しさん@ピンキー
08/11/26 07:58:47 Dqmh8+fk
さて千歳タンともう一寝入りするか…

71:名無しさん@ピンキー
08/12/01 16:16:48 C6kA5HDD
保守

72:名無しさん@ピンキー
08/12/08 23:48:27 8/x21N6R
保守しないと・・・・・・

73:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:16:12 j2eVTt9z
保守

74:名無しさん@ピンキー
08/12/14 09:09:13 UpcAth6K


75:名無しさん@ピンキー
08/12/14 13:55:18 6w9yHLrW


76:名無しさん@ピンキー
08/12/18 23:17:34 TwX/LcPr
円香サイコー

77:名無しさん@ピンキー
08/12/23 18:55:27 GJhL9zy1
円香「私、迷惑かけていませんか!?」
流歌「いっぺん、死んでみる?」
長四郎「来い、フレイムヘイズ!」
海咲「紅茶をいれて頂戴」
耀「イエス、ユアマジェスティ」
朔夜「乳酸菌とってるぅ?」


中の人はこんな人でしたとさ

78:名無しさん@ピンキー
08/12/23 23:27:57 YtpcIeS5
亜夜子 「乳酸菌とってるぅ?」じゃないのか。

79:名無しさん@ピンキー
08/12/24 14:47:08 AIVO3ZLs
亞夜子は中の人が解らない。
ただ朔夜=乳酸菌は確定

80:名無しさん@ピンキー
08/12/30 12:39:13 GCJ/dF6Q
誰しも経験がある筈。



「パンツだ…パンツを撮らせろぉ!!」
「み、澪?」
一時間後
「ハァ…ハァ…まだだ…まだ階段上り下りすんぞ」
「ハァ…ハァ…ま、まだ?」

もしくは

「ダイエット…ダイエット…」←海咲
一時間後
「ま、まだ階段上り下り…」



パンツはロマンだ。


81:名無しさん@ピンキー
09/01/01 03:10:08 wVl/xlKF
確かにやったことあるな。来年の年明けは円香と過ごせたら落ち着くだろうな。

82:名無しさん@ピンキー
09/01/01 14:49:40 igbG/evA
イメージ的にお雑煮作らせたら

流歌→何かボケ起こして落ち着かない。「えっ、お雑煮って餅入れるんですか? きゃあぁぁぁ!!」お雑煮がばらまかれる。
円香→基本的にそつなくこなす普通な感じ。「出来たよ。お雑煮」まさしく落ち着く。
海咲→文句言いながらやる。「なんで私が…もうっ。はい、お雑煮」多分美味い。
咲夜→新年の用意の最中に発狂。「そろそろお雑煮…ア゙ァァァ!!」落ち着かない。
亞夜子→動物丸ごと料理。「頑張って作ったよ!」ニコニコされたら怒るに怒れない。
千堂翳→案外普通?「あなたがわたしがなるように血を入れました」…やっぱり普通じゃない。
奏→一人一人違うお雑煮。「………(歌)」「お雑煮ってこうでしたっけ?(鐘)」「食べて…(笛)」「私の島ではこう作りました(鼓)」ただし(弦)は行方不明。
浅葱→凄い喜んで作る。「面会者居なくて寂しくて…だから頑張って作る!」ただし子供なので味は…。
遠野椿→オールマイティー。「はい、出来ましたよ~」一人暮らしだろうからお手の物。
伊織→崇も一緒に三人で。「あははは」「あははは」「あははは」いつか崇も義兄に?
天倉澪・繭→多分繭より澪が出来る。「澪のお雑煮食べて良いのは私だけ…」「お姉ちゃん?」食べるだけで命がけ。
千歳→意外と出来るかも?「お兄ちゃんと一緒に食べよう!」ただ二人きりはあり得ない。
桐生薊・茜→恐らく出来やしない。「薊、どうするの?」「茜、どうするの?」微笑ましいが出来るものは微笑ましくない。
黒澤八重、紗重→基本的に天倉姉妹に同じ。「まぁ、八重が認めるなら仕方ないか」「こらっ、紗重!」ただ多少柔和な気がする。
黒澤怜→案外そつなくこなす。「これ優生が好きな味だったの…」新年早々暗そう。
雛咲深紅→ちょちょいとこなす。「兄さんと一緒によく食べたなぁ…」やはり暗そう。
久世鏡華→まぁ、こなせるはず。「よく秋人(ry」やっぱりか。
久世零華→多分ずれた味。「よく要(ry」もう良いよ。
ウガツンジャー→みんな一緒に作る。「ネギをうがち」「餅をうがち」「出汁をうがち」「うがちて」…まぁ食べれそう。
葛原蒔枝、梢→親子丼? 母はともかく「おかあさま、こうですか?」「あらっ…」梢のは…まぁ、美味しいって言いながら食べましょう。

83:名無しさん@ピンキー
09/01/02 20:13:23 2Ulu8tgB
>>82
深紅は上手だろw
怜さんとラブラブな雰囲気で食べるんだ、きっと

84:名無しさん@ピンキー
09/01/03 21:52:18 a+qLKgaM
雛咲兄妹は家事全般できそうだな
と言うか真冬兄さんは、男手一つで娘を育て上げた的なイメージが付きまとう
きっと雑煮も相当に気合の入った物を作ってるんだぜ?
伊勢えびとか入ってるやつを

85:名無しさん@ピンキー
09/01/03 23:36:50 6YOyV5J1
円香はなごみがあって普通だろうな。それがサイコー。長さんは渋そう。

86:名無しさん@ピンキー
09/01/04 03:14:40 pdr/YuXs
長四郎…全てが目分量なので味はは美味いか不味いか。「うっ…今年は不味いな…」全ては確率次第

87:名無しさん@ピンキー
09/01/04 18:04:55 nl9c29XZ
主人公の家事・料理レベル
深紅…主婦レベル
澪…あまりできない
怜…壊滅的にできない
流歌…普通にこなせる

88:名無しさん@ピンキー
09/01/04 19:37:56 pdr/YuXs
つまり

深紅…御神水
流歌…万葉丸
澪…少しダメージ
怜…即死

89:名無しさん@ピンキー
09/01/04 20:28:14 6OHS8LSV
深紅は主婦だろうなぁ
両親も早くに亡くなっていて、兄さんもあっちに引き篭もってるから
一人暮らし長そうだし・・・・・・ぶわっry

90:名無しさん@ピンキー
09/01/04 21:32:30 LDWek0AS
澪も結構できそうなもんだけどな
カーチャン体悪いみたいだから家事手伝いとかやってただろうし
それともそっちは繭の分担だったかも

91:名無しさん@ピンキー
09/01/05 00:37:03 3SWrleB+
月蝕のヒロイン達は料理得意そうだな。怜はできないんだっら優雨が料理作っていたんだな。

92:名無しさん@ピンキー
09/01/05 14:55:10 M2pDIbYM
優雨の死後、主夫がいないのを憂い、深紅を呼んだんだろうな

ここまで、話題に上がらない螢涙目www

93:名無しさん@ピンキー
09/01/05 16:35:03 XiaFjOpx
だいぶ前に螢澪書いてた人、また来ないかなあ

2人がこれからどうなるんだろうってところで
職人の足が途絶えたから、続きがとても気になるんだ
螢澪だけじゃなくて繭澪も、人物ひとりひとりの描写もうまくて
その人の書く文章そのもののファンだったんだよね

94:名無しさん@ピンキー
09/01/05 17:23:25 nFMe+xES
名前出されるまで存在に気付きやしなかった。螢の存在感の薄さは異常。

95:名無しさん@ピンキー
09/01/05 21:35:11 qsjzxojJ
螢澪なんて腐の妄想すぎてキモいからイラネえ。
しかし月触出てから月触ネタのSS投下マジないな。
サクヤと耀なんて公式でやれんのになあ。

96:名無しさん@ピンキー
09/01/05 22:08:48 lcWPAFld
>>90-91
俺もそんな感じ。繭はめちゃくちゃ家事得意そう。澪は家事は姉任せで力仕事担当っぽい。
海咲はそれ程得意そうに見えないww
>>94
2ちゃんは男が多いから存在薄いがサイトやミクシィコミュ、携帯系サイトみたいな
女性が多いところでは他を引き離してダントツ人気みたいだぞ螢・・・

97:名無しさん@ピンキー
09/01/05 23:13:24 3SWrleB+
トップ51長さん2真冬3灰原4優雨5蛍じゃね?

98:名無しさん@ピンキー
09/01/06 19:49:06 HKsugVAf
>>94
繭が家事、澪が力仕事ってことは

繭「ゆっくりしてってね!」
螢「お言葉に甘えて」
澪「お姉ちゃん今日の夕飯何?」
繭「万葉丸」
澪「え?」
螢「(万葉丸…)」
繭「嘘々。今日はカレーだよ。デザートはレモンクリームのタルトね」
澪「わぁい!」
繭「うふふっ…あんなに喜んじゃって…。ヒッ…キャアッ!」
澪「どうしたの!?」
繭「澪、ゴキブリ出た~!!」
澪「ゴキブリめぇ! ビッグバンインパクトォォァアアアアアアアアアアァアァァァァァッ!!」

ドゥアォォォォォァァアアアアアアンッッ!!

澪「はい、退治したよ」
繭「ありがとう、澪!」
螢「………(この双子…恐ろしい子!)」

って事か

99:名無しさん@ピンキー
09/01/06 23:26:33 fe4In7On
月蝕のssって全然見たことない

100:名無しさん@ピンキー
09/01/08 22:34:37 i0xQTQJR
そういえば零シリーズのキャラって全員頭良さそうだな

101:名無しさん@ピンキー
09/01/08 23:54:30 1CTH+a0I
こんなもんじゃない?

千歳<桐生姉妹<長さん<[駒澤大学]<流歌<円香<澪<[明治大学]<深紅<[上智大学]<怜≦螢<[早稲田大学]<海咲<[京都大学]<樹月<[東京大学]<灰原耀<神すら越えられない壁<繭<繭(紗重IN)<繭(虚END後)=瑠璃(黒猫)


102:名無しさん@ピンキー
09/01/09 00:11:27 P9RDpvqq
もっと男キャラが上位を占めると思う。とにかく今の零のファンは女が増えた
だから繭の人気が低い・・・繭可愛いのにな・・・
ヤンデレ好きはもっと居ると思うんだがなぁ

103:名無しさん@ピンキー
09/01/09 00:13:24 P9RDpvqq
おい、ちょっと待て、>>101不等号の向きそれわざとか!?!?
それ虚繭一番人気になってるwwww

104:名無しさん@ピンキー
09/01/09 00:15:51 P9RDpvqq
('A`)


・・・・・頭のよさ比較なのか・・・
>>100のレス見逃してた・・・
俺もう寝るわ・・・馬鹿ですんません・・・
俺>>>>>>>>神すら超えられない壁<<<<<<<<<<<<<<千歳(ry

105:名無しさん@ピンキー
09/01/09 22:59:40 mwdxMd4t
どんまい気にするな。澪と繭2人で教えあってる光景が目に浮かぶな。

106:名無しさん@ピンキー
09/01/10 00:35:52 DK5IbAQ3
澪「お姉ちゃんこれ教えてぇ」
繭「良いよ。どれどれ何、か…な?」
澪「…保健体育なんだけど」
繭「…良いよ。実技で教えてあげる」
澪「えっ、きゃあっ」



翌日の朝、つやつやした繭とふらふらな澪が居ましたとさ

107:名無しさん@ピンキー
09/01/10 13:15:08 Vv/quiTH
頭のよさか、普通に耀が一番だな
主人公で言うと
深紅…まじめな性格のためそれなりによかった
澪…勉強よりスポーツ。テスト前になると繭に泣きつく
怜…普通に頭がいい。勉強はそんなにしてないけど成績がよかった
流歌…ぼーっとしてるわりに常にトップにいる

108:名無しさん@ピンキー
09/01/10 23:43:46 Jt1fo2I5
そんな感じだろうな。麻生邦彦も頭良いだろうな。

109:名無しさん@ピンキー
09/01/11 02:05:39 NJ5YaMXt
とあるマンション……俺の住んでいる場所で小火があった。
2階上、偶に転居して直ぐに引っ越す連中を除けば、たった一部屋しか埋まってない階。
そこに引っ越してきた運の悪い野郎が小火を起こしたのだ。
幸い、直ぐに消し止められ、煙がホコホコ出てる部屋から酸欠状態の男が運び出されて来た。
消防士達の断片的な会話を盗み聞きした所、どうやらキッチンで火を使ったまま放置してたら可燃物に引火して小火になったらしい。
その間、火をほったらかしにして部屋の押し入れに隠れていた野郎は「女、女、髪、髪」等と譫言を言いながら救急車に運び込まれていく。
ふと、隣を見ると黒い和服を着た三十代位の美女が青白い顔に怯えを湛えている。
「大丈夫ですか?」と声をかけたら、その階の唯一の住人である若い作家(顔が結構整ってる野郎)の後ろにすっと隠れてしまった。
作家と目が合った。奴は何故か気まずげな面持ちで顔を伏せ、和服美人と共にマンションに戻っていった。

今でも、その階は作家の部屋しか人が住んで居ない。
しかし、あんな美人が出入りしてたら、直ぐに噂として広まるだろうになぁ。
俺はそんな物思いに耽りながら布団に入り、電気を消した。
どこかから、琴の音が聞こえたような気がした。

110:名無しさん@ピンキー
09/01/11 23:51:28 PdTPAd2d
エンディング後
海咲「色々思い出したら嫌な事も沢山あったけど…すっきりしたわ」
流歌「うん、色々思い出したら衝撃的だった」
海咲「例えば?」
流歌「お父さんに仮面だけで生計立ててるのかって聞いた事を思い出したの」
海咲「随分渋い質問ね」
流歌「そしたら『今叩いてるのは仮面じゃなくて新幹線の先だよ』って答えたの」
海咲「板金…?」
流歌「板金用の小槌で仮面作ってたんだって」
海咲「ごめんね。どう反応したら良いのか解らないわ」

111:名無しさん@ピンキー
09/01/12 08:25:17 cnFzIncM
流歌ママが島の男達を客にとって生計を支えてたんだろうなエロパロ板的に考えて

112:名無しさん@ピンキー
09/01/12 16:10:37 hW7UCjS/
小夜歌「寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 世にも珍しいムジュラの仮面だよぉ~!」

113:名無しさん@ピンキー
09/01/12 22:52:04 nzHLcl4K
なんか最近仮面がほしいな。どこかにやすく売ってないかな

114:名無しさん@ピンキー
09/01/13 00:36:25 LieTudQc
庭に積もった雪にダイブすればお手軽デスマスクの出来上がり

115:名無しさん@ピンキー
09/01/13 03:00:29 VyyEGp4y
>>109
GJ!
螢と鏡花が同棲…だと…?

>111
長さんは行くんだろうな。
愛しの小夜歌だし。

116:名無しさん@ピンキー
09/01/13 23:58:10 4YUOCdl4
>>115
長「愛しの小夜歌さんがそんなふしだらなことを・・・・・!ちょっと偵察してくる」

こうですか?わかりません><

117:名無しさん@ピンキー
09/01/15 22:12:39 CLw8Y8Py
長さんと小夜歌ってあの後あっちでうまくやってるんかねー?

118:名無しさん@ピンキー
09/01/21 14:16:52 UrGAvpBT
いや、正気になったソウヤさんが居るしな…

119:名無しさん@ピンキー
09/01/23 08:49:43 jfImZmqv
>>118
人妻と愛人関係か・・・羨ましいぞ長さん

120:名無しさん@ピンキー
09/01/26 02:49:51 Bu1SuqBK
流歌が寝ているときにパンツ下ろして挿入し、中出ししちゃった。

121:名無しさん@ピンキー
09/01/26 22:42:38 ns86ePO1
いいからその流歌の空気抜いて洗ってこいよ

122:名無しさん@ピンキー
09/01/28 21:16:22 7SbUEAt/
刺魂の儀(だっけ?)で敏感なところに刺青の針刺されて
「痛いけど気持ちいい・・・///」でMに目覚める零華タン

ついでにそれを見てSに目覚める鎮女sてのどうよ?

123:名無しさん@ピンキー
09/01/30 00:01:34 FqRYEZqa
俺は逆に円香が海咲を攻めるのを考えた。

124:名無しさん@ピンキー
09/01/30 06:43:32 MUyy9f4b
>>123
ありだなw


125:名無しさん@ピンキー
09/02/10 01:04:26 lzCwWn5x
需要はあるのに供給がないスレだな…むぅ

126:名無しさん@ピンキー
09/02/10 17:26:38 kOSmoEyU
だって、下手に茶化すと祟られそうだもん。

127:名無しさん@ピンキー
09/02/10 19:29:59 ESdAaHih
じゃあ誰か、流歌が俺の嫁という設定でセクロスする話作ってくれ。

128:名無しさん@ピンキー
09/02/10 20:05:13 lzCwWn5x
断固拒否!!

129:名無しさん@ピンキー
09/02/11 21:18:51 VHrIlhq7
零×東方Projectとか案外いけそうだ

130:名無しさん@ピンキー
09/02/11 21:55:50 Dma/5J80
東方は知らんからどうでもいいけど
信者が嫌いだからやめれ


131:名無しさん@ピンキー
09/02/11 22:19:39 aJjQMgM6
俺もどうでも良いけど
信者も、それをことさらに嫌いとか言う奴もうざい

と双方嫌うレスをしている俺もうざいんだろうな
これが憎しみの連鎖というやつだ

132:名無しさん@ピンキー
09/02/12 02:03:08 Baov7kHW
まず絡めようがないように思うw

133:名無しさん@ピンキー
09/02/12 03:25:27 V4pJyorN
四作目キャラはいいけどストーリー微妙に思えた。
怨霊=現世での強い想いがあってこそという気持ちがあるからかな。
怖いけどただそれだけと言うか、情念を朔夜から感じないから
解決した、終わったって気があんまりしなかったぜ。

それとは別にあのアイテムを取るシステム、あれで円のお胸やお尻
に手を伸ばせれば良かったな。肩以外は払われてやり直しとかで。
それなら円株も上がったはず!w

134:名無しさん@ピンキー
09/02/12 16:01:41 RvNCMYw4
>>133
つまり円香に痴漢がしたいということだなw

135:名無しさん@ピンキー
09/02/12 18:52:34 6It92Hid
胸タッチまがいはあるじゃないか、円香の部屋で。
ってかあの部屋の鏡調べる時に後ろに現れるのは結局誰なんだ?

そして浅葱は俺の嫁

136:名無しさん@ピンキー
09/02/12 20:11:21 RvNCMYw4
プールで溺れ死んだ人じゃないかな?>鏡で出る人

137:名無しさん@ピンキー
09/02/15 22:55:10 zTw163i4
円香に膝枕されて寝たい。

138:名無しさん@ピンキー
09/02/16 07:34:13 S6Q2XvBR
今更だが。

>>82よ、なかなかよく出来てるぞ(何故か上から)。


139:名無しさん@ピンキー
09/02/18 08:29:22 WGVMCEcD
円香のメモ6読むと円香×海咲もありだな…

140:名無しさん@ピンキー
09/02/23 20:17:47 tqueP4UU
保守

141:名無しさん@ピンキー
09/03/03 03:13:56 oSicza2B
寂れてるなぁ…少し悲しいし、何か書こうかな…

142:名無しさん@ピンキー
09/03/03 05:47:37 hfNVvNhn
ぜひとも書いてくれ!
心から!
頼む!


143:名無しさん@ピンキー
09/03/03 23:38:24 Q8dYrKiX
私からもお願いします。

144:名無しさん@ピンキー
09/03/05 08:21:26 jO7+hE7K
OK、刺青の巫女倒したら書く


かれこれもう4日間ぐらい再戦に再戦重ねてるんだがな…

145:名無しさん@ピンキー
09/03/05 09:28:29 ms/M35fl
月蝕が全然見当たらないから月蝕で何か頼む

146:名無しさん@ピンキー
09/03/06 19:25:06 3b5yF8ne
ふと気がつくといつの間にか知らない場所に倒れていた
海咲「ここはどこ?」
周りを見回してみるが誰もいない
しかしそのとき1体の怨霊が現れた
海咲「くっ」
すかさず射影機を構えるが海咲は動きを止めた
海咲「円香!!」
その怨霊は円香の姿をしていた
動けない海咲に円香の怨霊は迫る
シャッターを押せずに海咲は動かない
しかし一瞬光が走ったかと思うと黒衣の少女が一瞬みえた
そして円香怨霊はダメージを受けたようだった
そのとき円香の怨霊がしゃべった
円香「置いていかないで」
その声で海咲は決心した
海咲「ごめんね円香。私のせいでこんなことになって、、、
だからせめて私が楽にしてあげる」
そして海咲はシャッターを押した
円香の怨霊は倒れた
海咲は円香の元に駆け寄った
海咲「ごめんね円香私のせいで本当にごめん」
円香「いいよ海咲が幸せになれるなら。それに私はもう駄目だから私の分まで生きてね」
円香の体が光に包まれていく
海咲「円香~~~~~~~」
海咲はしばらく泣きつずけていたが立ち上がって
海咲「円香私がんばるね。だからもう安らかに眠っていて」

その1年後海咲は流歌と一緒に島を出て今は流歌と一緒にくらしている
そして今日は円香の墓参りに来ていた
海咲「円香、、私は今円香のおかげでとても幸せだよ。でも円香がいなくて少しさびしいよ」
流歌「海咲ーー何やってるの?早くいこー」
海咲「わかったすぐ行く」
(円香もう心配いらないよだからこれからは安らかに眠ってね)




初めて書きました。かなり下手ですみません。


147:名無しさん@ピンキー
09/03/06 20:43:30 1G9rwRTB
よっしゃあ! 刺青攻略完了!!

>>145
把握した。

148:名無しさん@ピンキー
09/03/06 21:03:34 NS+3PKCG
wktk

149:名無しさん@ピンキー
09/03/06 22:13:22 59jGlQz+
今更赤い蝶の樹月×繭(紗重)の長いやつ書いてるから、
明日、明後日あたりに分割して落とすと思います。

俺、これが書き終わったらリクエストするんだ

150:名無しさん@ピンキー
09/03/07 00:22:54 qBaF/CZr
繭じゃなくて樹月紗重にしてくれ

151:名無しさん@ピンキー
09/03/07 00:29:14 1tPuqrHI
もう書き終わりに近い人にキャラ変えてくれとか鬼かよw

152:名無しさん@ピンキー
09/03/07 03:06:52 w+r8+7TY
リクエストのレベルが大償だな

153:樹月×繭(紗重)
09/03/07 21:14:15 IukmVpwV
注意書き
・繭に紗重憑依中
・樹月の過去捏造
・エロまでが長い



 謝らなきゃ。
 思い出したから、私は蔵を目指して歩いた。
 私は逃げろと言われたのに、だめだった。八重のようにはできなかった。
「樹月くんに、謝らなきゃ……」
 歩いて、歩いて、樹月くんのいる場所まで。
 閉じ込められているはずなのに、蔵の戸に錠はかかってなかった。
横に引くと、なんの抵抗もなく戸は開いた。
 樹月くん、と呼んでみる。しんと静かな蔵の中で、私の声が響いた。
……いつきくんって、誰だろう? 澪はどこにいるんだろう?
「……紗重?」
 名前を呼ばれて、はっとそちらを見る。
 鉄格子の窓から差す月の光を頼りに見る彼は、最後に見た時よりずっと青白かった。
「いつ、きくん……」
 彼に近付く。
 真っ白い男の子だった。服も、髪も。こんなに白い人、私は知らない。
「紗重……どうして、ここに……」
 男の子は、私のものじゃない名前で私を呼ぶ。
 ……別の人の記憶の中で、私と彼は仲良しだった。
 八重じゃない私を、八重と同じように大切にしてくれた、優しい、優しい男の子。
 樹月くんは私の肩にそっと手を置いた。
 ―そうだ、彼に謝りに来たんだ。

154:樹月×繭(紗重)
09/03/07 21:17:41 NY4jVgrQ
「樹月くん、私……」
「紗重……」
 私の言葉を遮り、樹月くんはなおも私を呼ぶ。
 どうしたんだろうと、ぼんやり考えていて、ふっと手の置かれた肩に意識が飛ぶ。
 いつの間にか、強い力で肩をがっちりと掴まれていた。
 痛いよって言おうと、彼の方に顔を向ける。その目をみて、何も言えずに息を飲んだ。
 樹月くんは、見たこともない鋭い目で、私を見ていた。

 ずっと昔、家の側で野犬に襲われそうになって、澪とお父さんに助けてもらったことがある。
 恐ろしい目で睨まれて、私はぴくりとも動けなかった。

 今の樹月くんの目は、その時の犬に似ていた。
 樹月くんの顔が近付く。後ずさりしようとして、竦んだ足がよろけた。
 素早く背中に腕を回され、ゆっくりと床に座らせられる。
「紗重」
 また、名前を呼ばれた。目は、まだぎらぎら光っている。
 動けない。

 ああ、樹月くんは怒ってるんだ。
 私が言われたとおりに逃げることができなかったから。
 私たちの代わりに儀式を行って、閉じ込められてまで私たちを逃がそうとしてくれたのに。
 襟に手が掛かり、そこから一気にワンピースが破かれる。
 声を上げることさえできなかった。

155:樹月×繭(紗重)
09/03/07 21:24:02 NY4jVgrQ
 小さい頃、僕たちは同じ顔をしているから、お互いを同じ人間だと思っていた。
 しばらくして、両親が僕を樹月と呼び、もう片方を睦月と呼んでいることに気付き、そこで初めて『違い』を意識したのだ。
 僕と睦月は好きも嫌いも皆一緒で、意見が割れたことも喧嘩したことがなかった。
 同族嫌悪、などと言うが、まったく同じ見た目で同じ考えの人間と諍いなど起こるはずないのだ。
 僕らは両親や妹さえ区別に困るほどよく似ていた。唯一違うのは、睦月の体が弱く、床に伏せがちだったことくらいか。

 双子とはそんなものだと思っていたから、黒澤の双子に初めて会った時、僕たちは大変驚いた。
 姉の八重が明るく活発なのに対し、妹の紗重は内気で、いつも姉の後ろに隠れていた。性格の違いは外面にも表れ、同じ顔なのに、八重と紗重は一目で見分けがついた。
 黒澤姉妹と僕らはすぐに仲良くなった。同い年で、何より双子の因果を持つ者同士、気安かったのだと思う。
 それから数年後、僕は女の子を好きになった。
 もちろん、睦月も。当然のように、同じ人に恋をした。
 僕らは、紗重が大好きになった。
 八重も大切な友人だが、紗重は僕らにとって特別だった。
 同じ顔なのに、どうして八重でなく紗重なのか。それも、双子の妹なのに。この村で、双子の妹がどんな業を持つか、僕たちはよく知っている。
 答えは未だ出ていない。
 しかし、八重は紗重のようなはにかみ笑いをしないし、暗闇を怖がって袖を握ってきたりはしない。たとえ同じことをしたとしても、紗重でなければ、あれほど煩く胸が鳴りはしないだろう。
 八重と紗重は別人だったけれど、僕と睦月は依然として同じだった。

 ―樹月は睦月と一つになるのだよ。
 双子御子としての役目を負った僕らは、幼少より繰り返し聞かされてきた。
 だが僕たちは、その意味がいつまでたっても理解できなかった。
 兄が弟を殺す儀式。それは睦月を殺して『自分』を一人にすることだと思っていた。
 僕は睦月を殺したくなかったが、病弱な睦月を置いて逃げるわけにもいかない。
 それに、僕らが逃げれば、八重と紗重に役目が回る。逆に、僕らが儀式を成功させれば、彼女たちは双子巫女の宿命から解放されるのだ。

 睦月は言った。
「紗重たちが助かる道を選ぼう」
 僕も同感だった。僕らは、死んで八重と紗重を生かそうと決めた。
 ……愚かにも、儀式の成功を疑っていなかった。

156:名無しさん@ピンキー
09/03/07 21:26:44 NY4jVgrQ
      儀式の数日前、睦月は紗重と二人だけで会った。
 最後の別れを言ったのだと、睦月は言っていた。
 二人きりだったのに、何もしなかったのかと聞いた。
「これで終わりだし、どうなってもいいやとも思ったけどね。……泣いたんだよ。紗重が、僕のために」
 そんな紗重を見たら、酷いことなど何もできなかったと言った。
「僕らは彼女を生かすために死ぬんだ。不幸にしたら、意味がないから」
 道理だと思った。
 僕が別れを言う時は、紗重に泣いて欲しくなかった。

 ―命を絶つ行為は儀式の通り道に過ぎない。ただの人殺しでは贄に足りぬ。
 それを理解したのは、睦月を縊り殺した後だった。
 当主さまは、思いが強すぎたのだろうとおっしゃった。
 ……違う。僕たちが一つになりたいと思ってなかったからだ。
 同じものは一つにならない。なる必要など、どこにもない。
 もう一人の僕は、蝶になることなく死んだ。

 それから僕は、八重と紗重を逃がす手はずを整えた。
 その間、二人にはほとんど会わなかった。特に紗重は顔を見ることさえ憚られた。
 いつ会っても、最後かもしれないと感じる。
 顔を見ていると、その口を吸ってみたくなる。姿を見ていると、服を剥いでみたくなる。
 白い肌に噛み付き、柔らかそうな膨らみに爪を立てて、足を開かせて、その紗重の一番淫らな部分に自分を突き立てたい。
 最後なら何をしたっていいだろうと、半ば本気で思いそうになる。
 儀式をしくじり、八重と紗重にその役目を回してしまった僕が、触れて良いわけがないのだ。
 本当に最後の時も、僕は紗重をまともに見られなかった。
 こちらが落ち着いたら追いかけて合流すると、僕は八重に言った。
 八重は頷き、紗重の手を引いて歩き出す。
 追手も村の外まで逃げれば振り切れるだろう。振り返らずに走れば、きっと逃げ切れる。
 後は、二人の無事を願うことしかできなかった。


 紗重が振り返った。

157:樹月×繭(紗重)
09/03/07 21:32:03 NY4jVgrQ
 動悸がする。
 顔が、熱い。
―樹月くん、また会おうね。
 僕は、上手く返答できただろうか。
 だけど紗重、もう一度会ったら、僕は今度こそ何をするかわからないんだよ。
 何も考えずに逃げればいい。逃げた先で、二人で手を取り合って生きて欲しい。
 八重は明るい子だから、きっと外の人ともすぐに打ち解ける。
 凝り性なところがあるから、学者気質な宗方とも気が合うかもしれない。
 人見知りの紗重も、いずれは心を許した男と結ばれるのだろう。
 穏やかな日々の中で、村や僕たちのことは遠い日の思い出となって、いつかは思い出すことさえなくなるのかもしれない。
 悲しくないと言えば嘘かもしれないが、それでも、僕らはその未来を望み、尽力した。
 ……そうなれば良いと、願っている。

 誰もいない蔵の中で、僕は睦月のように苦しんで死んだ。
 空事は好きじゃない。考え得る最悪を辿った今となっては、全てが虚しい。
 それなのに、断末魔に見たのはありえない夢だった。
 僕と睦月が一人で生まれて、八重と紗重は双子じゃない、普通の姉妹。
 幼い僕らは、三人で川遊びをしていた。




ーーーーーーーーー
とりあえず、今日はここまでしかないので。
明日明後日でエロいとこがんばって書きます。

158:名無しさん@ピンキー
09/03/08 00:46:16 FvMlhlgJ
いいね気持ちが盛り上がったところでエロとか最高

159:名無しさん@ピンキー
09/03/08 20:01:00 VXYbUd24
パソが全鯖規制食らってる事に気付いた。誰だ運営に凸した阿呆は

160:名無しさん@ピンキー
09/03/15 00:15:20 e/Ejmw8S
職人の規制解除を願いつつ保守

161:名無しさん@ピンキー
09/03/20 22:29:04 STZYrLt5
規制?
どれどれ。

162:名無しさん@ピンキー
09/03/20 22:29:42 STZYrLt5
お、いけたwww

163:名無しさん@ピンキー
09/03/27 02:10:26 yiPaJeIG
よっし、規制解除来た! 次の規制が来る前に書かねば!!

164:名無しさん@ピンキー
09/03/27 02:22:59 uipFAO6U
test

165:名無しさん@ピンキー
09/03/27 10:36:41 BovV39TB
解除おめ、長かったなw
気長に待ってるよ~

166:名無しさん@ピンキー
09/04/03 21:19:01 BnItW2I7
流歌「あっ」
浅葱「!」
流歌「………」
浅葱「………」
流歌「えっと…一応怨霊だし襲ってこようよ」
浅葱「嫌ですよ。だって射影機を極限まで鍛えてイージーですよ? こちらは負けるの分かってますもん」
流歌「………」
浅葱「………」
流歌「えっ、と…暇だねぇ…」
浅葱「はい…」

ぼうっと幽霊が突っ立ったまま襲ってこない事がたまにあるのはこういう事なのか


167:名無しさん@ピンキー
09/04/19 10:23:53 g9W+nH5m
あげておこう。

168:名無しさん@ピンキー
09/04/19 22:15:47 8pmjbey/
怜「みーくー、ちょっとPC借りるわよー・・・・・・と、ぐぐるぐぐる。」
怜「・・・・・・。縄?深紅ったら何を検索してるのかしら・・・・・・!?」
深紅「見ましたね。怜さん。」

誰かこんなの書いてくれ。

169:名無しさん@ピンキー
09/04/21 11:53:57 JqcW6uke
螢「さぁ、俺を縛れ!!」


170:名無しさん@ピンキー
09/04/23 07:59:14 7e0Flip/
怜「いいよ。」
蛍「あ、あざーす。」
怜「じゃあ、この柱にこう・・・。できた。」
蛍「あざーす。」
怜「んー。いまいちヤクザに沈められる前の多重債務者見たいで色気がないな。」
蛍「んー。ま、そーね。」
怜「よし、下、脱ごうか。」
蛍「え。まじっすかwww ちんちんとか見えちゃうけど、大丈夫?www」
怜「あのね。あたしがちんちんの一本や二本で恥ずかしがる女に見える?」
蛍「いやー。ってか、俺のあんまり可愛くないよ?」
怜「お、ゆーねwww よっしゃ、見せてみろw」
蛍「よし、こい!」

カチャカチャ。じーっ。ずるずるっ。

怜「やーん、テント張ってるーっ。」
蛍「だってwwww」
怜「よし、じゃあ、パンツ行くよ。」
蛍「あ、なんかちょっと恥ずかしくなってきた。」
怜「やめて欲しい?」
蛍「いや、ぜんぜん。むしろ、どきどきが気持ちいいw」
怜「ならおけ。はい、ごかいちょー!」

するするする。……ぴょん。

怜「わ。」
蛍「……。」
怜「……。」
蛍「えw ちょ、なんか言ってよwww」
怜「……。」
蛍「おーい。」
怜「……。」
蛍「えー。無言はないだろw 恥ずかしいんだぞ、こっちもw」
怜「……。」(ボソ)
蛍「え? なんて?」
怜「……のくせに。」
蛍「いやいや、聞こえない。何何?」
怜「ヘタレのくせに、って言ったの!」
蛍「え、なになに、なにそれwww」
怜「ヘタレのくせに! いいものもってんじゃない!」
蛍「え、まじで!? 俺のいい!?」
怜「優雨のは……。もっと可愛かったのに……。なんか、可愛くない……。」
蛍「あ、だめ? 可愛いほうが、あれ?」
怜「……。これはこれでいいかも。」
蛍「あ、まじで? これあり?」
怜「……。あり。」
蛍「ほんと? やったw」

蛍「……。」

蛍「……あ、え? ちょ、なになに?」

蛍「あ、あかんて。や、あかんて!」

蛍「ぎゃー、ちょちょ、あ、あ、はぐ……。」

蛍「ん、うが、はは、はう。」

怜「うん。これ、いい。」


171:名無しさん@ピンキー
09/04/23 18:58:07 jXYtsW2u
深紅「あれ? 忘れられてる? わたし、忘れらんらんるー?」
澪「もはやテメェには千歳の半分ほどの価値もねぇって事だ」
繭「腹黒はわたしのキャラじゃ………」

172:名無しさん@ピンキー
09/04/29 05:45:45 86RaR5JT
ウッウウッまだ出るよッ姉さんの子宮の中に注ぎ込むよッ
ビュクッビュクビュクビュクッ ビュッ ビューッ ビューッ
姉さん好きだッ姉さんは俺の自慢の愛妻だよッ
賑やかで笑顔の絶えない家庭にしようね。姉さん愛してるよ。一生愛してるよ。
姉さん好きだッ 大好きだぁッ ウウッ ドピュッ ドプッドクッビュクッ ほら分かる?
姉さんの子宮の中を10億匹の俺のおたまじゃくしが泳いでいるんだよ。
これが姉さんの卵子に受精して俺と姉さんの愛の結晶になるんだよ。
姉さん、俺と二人で朧月島一ラブラブな夫婦になろうね。亞夜子だけじゃ足りないよ
もっともっともっともっともっと子供いっぱい作ろうね 姉さんッ
姉さんの子宮の中ッ 俺のおたまじゃくしでいっぱいにするよッ ウッ
ドピュッ ビュルルルルルッ ビュクッ ビュッ ビュッ ビューッ ビューッ
ドピュッ ビュルルルルルッ ビュクッ ビュッ ビュッ ビューッ ビューッ
ドピュッ ビュクッ ビュクッ ビュッ ビューッ ビューッ
姉さんッ ビュッ 好きだッ 大好きだぁッ ビューッ ビューッ
ウッウウッ まだ出るよッ 姉さんの子宮の中に注ぎ込むよッ
ビュクッ ビュクビュクビュクッ ビュッ ビューッ ビューッ
ああああ姉さんッ ビュクッ ビュクビュクビュクッ ビュッ ビューッ ビューッ

173:名無しさん@ピンキー
09/05/04 12:03:50 4IGUDskm


174:名無しさん@ピンキー
09/05/04 18:33:55 ucXD+6dV
頭おかしいやつがいるw

175:名無しさん@ピンキー
09/05/07 00:38:34 CPj9rM6f
はじめまして。
自己プレイはヘタレの限りなので、
ニコ動のプレイ動画でカンニングしてしまった漏れが通りますよ…

誰が何といおうと真冬×深紅が好きだー!

という訳で投下↓
ハードモードのED後日談的な感じで、エロ無しで申し訳ない。

176:真冬×深紅(1)
09/05/07 00:40:01 CPj9rM6f
たった数夜の…幻のような悪夢が終わった。
強く、強く心の底から望んだ、兄が、帰って来た。私と一緒に。

少しずつ悪夢から立ち直っていく兄を、支えてあげたいと思った。
だけれど、今までの兄とは、違っていた。
時折見せる、寂しげな表情に私はその理由に気づいてしまって、ショックだった。

兄は、あの人に惹かれていたんだと思う。
そう思っただけで、酷く胸を締め付けられた。
一番身近であるけれど、独占は出来ない。そう思い知らされたようで。
それでも。
それでも、私が兄にできることは無いだろうか。
してあげたいと思う事、許してくれるだろうか。

酷く月明かりが眩しい夜だった。
「兄さん…起きてる?」
ノックはせずに呼びかける。答えは無い。気を遣って音を立てないようにドアを開ける。
明かりを消された部屋は、しんと暗く。開けられたままのカーテンから差し込む月明かりに其処にあるものすべてに長く黒い影を落としていた。
そろりと足音を忍ばせて、ベッドに近づく。枕元に立つと、暗くて表情こそ見えなかったが真冬を見下ろした形で自身が立ちつくしていることに、今更ながら臆病風に吹かれて抱えたクッションを抱く手に自然と籠った。
何のために此処に来てしまったのか、上手く理由を整理して置かなければいけないのに。
沢山悩んだ末に決断した行動なのに。後悔と、緊張と、戸惑いとで小刻みな震えが止まらなくなってきた。
(あとで、いっぱい謝ればいいんだもん)
(怒られるかな)
(ちゃんと謝ればきっと、許してもらえる)
そう自分に言い聞かせるように意を決して、真冬の横たわる隣にもぐりこむ。
毛布を頭まで被り込むと、彼の匂いに包み込まれるようで緊張で冷えた肌が心なしか弛んだ。
もっと小さい頃、こうやって彼のベッドにもぐりこんで酷く驚かれたことがあった。
雷が酷い夜に潜りん込んだ時には、ぶるぶると震えてばかりの自分の姿を小さく笑われた。
怖い夢を見たときには、色々なお話をしてくれて怖い気持を紛らわせてくれた。
だから、今度は私の番。


177:真冬×深紅(2)
09/05/07 00:42:13 CPj9rM6f
「……み、…く?」
空気が、パチンと小さくはじけたような気がした。
もそりと小さな身動ぎの後に薄く眠気を纏った掠れた声。ごめんなさい、と
消え入りそうな声で目を伏せて胸元に額を寄せる。
押し当てた肌の表面は一瞬、冷たいとすら思わせたが、程無くしてお互いの体温と混じり合う。
お兄ちゃんは、此処にいるんだ――。
その確信が、深紅の理性を弾けさせた。腕を伸ばして真冬の体にしがみ付いた。
今まで抱えていたクッションが、弾かれて床に落ちたがそんなことは気にならない。
「深紅っ?」
「…お、お説教なら…明日、朝いっぱい聞くからっ…だからっ…」
咄嗟のことで上手く舌が回らなかったが、離れたくない一心で力任せにしがみつく。
「……っ」
「…深紅…苦しいよ」
慌てて腕の力を緩める。
「ごめんなさい、私…わたし…っ」
こんな時器用に立ちまわれる性格でないことを恨んだ。勢いで動いた自分が情けなくて、恥ずかしくて。
「謝らないで。深紅」
深紅を包む声はあくまで優しく温かい。宥めるように泣きじゃくる髪や頬を撫でる掌は乾いていたが柔らかくて優しい。
触れ合う感触は全て、今までのまま。
「私…ずっと考えてた。兄さん、ずっと辛そうだったからっ……だから…何かしなきゃって…」
「うん…」
「私…守られてばかりだから…だから…」
今度は…私が兄さんを…って…思ったのに…上手くいかなかったの…。
だから、ごめんなさい。たくさんのごめんなさいを言わなければと必死に足掻いていたら、強い力で引き寄せられる。
「ごめんな、深紅……っ」
しがみ付かれた首筋に鼻先が押し付けられて、吐息がかかる。
包む腕は強くて硬かったのに、震えていた。
パジャマの襟元を通してじわりと滲む生暖かい感触が何なのかはすぐ分かった。それが切なくて、
腕の中に兄がいるという事実があるのに悲しくて。
嗚咽を殺しながら、兄を抱きしめていることで精いっぱいだった。


今度は、私の番。
今までずっと私を守ってくれていた、大事なお兄ちゃん。
今度は、私がお兄ちゃんを包んであげる番だ――。

ずっとは無理かもしれないけれど。
せめて今はいつかはやってくる朝を、一緒に迎えよう。一緒に。





178:名無しさん@ピンキー
09/05/07 00:50:37 CPj9rM6f
お目汚し失礼しました。
しかも、第一弾目の改行きちんとしてないし…

精進して、次はエロ行けるほどになりたいです。
聲でてこてこ歩く姿がツボったので浴衣ネタか、エプロンネタで。
真冬は表面クールだけど、
深紅のことが絡むと変態的(もしくは超人的)になればいいと思うよ、と。

なんか絡むと超人化
繭>>>>>もはや神>>>鏡華>>>真冬>>


179:名無しさん@ピンキー
09/05/10 12:50:29 jKbrUy4y
入りとしては悪くないんだけど、どうしても書きかけの印象が・・・。
散発でもいいわけだし、気が向いたら続きを書いて見ては?

180:名無しさん@ピンキー
09/05/11 00:36:03 booIK6dC
連投失礼します。
>>179
貴重なご意見ありがとうございます。自分自身SS製作が半年ぶりなので
リハビリの意味を込めて頑張りたいと思います。
そして皆様のお眼鏡にかなえば幸いです。

とりあえず、真冬兄さんは深紅に甘甘であればいいよと思いつつ
その甘さのツケが自分に回ってくる性分に違いないと思って書いてみた。↓


181:真冬×深紅その2(1)
09/05/11 00:37:10 booIK6dC
控え目に聞こえたノック音に、「こんな時間にどうしたんだ」とドアを開けると、目の前には誰もいない。
「兄さん……」
弱々しい声に視線を下に落とすと、視界に映るクリーム色の控えめのフリルをあしらった上下のパジャマ。
それと、廊下にへたり込んだ今にも泣き出しそうな表情の妹と視線がかち合う。
「――何、やってるんだ?」
次の瞬間、静かな筈の夜に似つかわしくない耳を劈く様な雷音が、深紅の怯えた表情に拍車をかける。
そして、其処で妹が深夜にパジャマ姿でこんな処にうずくまっている理由を思い出す真冬であった。

それは、春の終わりを告げる嵐の夜だった。
TVの天気予報で『今夜は暴風雨、雷にご注意ください』という情報は予め知っていたが、
夜が深まるにつれ予想以上の荒れ模様に資料整理もそこそこに床に就こうとした処に、
半泣き状態の彼女が恐る恐るやってきて『怖くて眠れない』と切り出してきたのだ。
――昔から、雷は大の苦手だったものなあ。
月日がたっても苦手は克服できなかったようで、気にせず布団を被って寝てしまえばいいのでは――
という方法では限界があったらしい。

しかし、彼女が切り出した言葉に素直に頷く事は出来ない。
「いつまでも子供じゃないんだから」
「…だ、だって…怖いものは怖いんだもの…」
「あのな…、深紅」
血の繋がった兄妹とはいえ、お互い年頃の男女が一つの寝床に、というのは
余りにも道徳的にも常識的にも宜しくない、という事はいつもなら理解している筈だ。
だが、苦手なものを目前にした妹の意識からはそんな事は欠片も吹き飛んでいるらしい。
怖さの余りか、その眼に黒い睫毛すら濡らすほどの大粒の涙すら滲ませていた。
再度、忠告をしようと言いかけた真冬であったが、再び轟く雷鳴に言葉をかき消される。
「ひっ」
追い打ちをかけられた深紅は、堪らず小さく悲鳴をあげてその場に固まってしまう。
立ち上がることもできず、抱えたクッションに顔を埋めた細い肩が、震え始めた。
「…その…だからな…」
…間違ったことはしていないはずなのだが、深紅の本気で怯えている様子に
逆に自分が悪いことをしているんじゃないかとさえ思えてきた。
出来るだけ、妹を傷つけないように良い方法は無いかと再び思考を巡らせる。
――、一人ではこの現状を打破できないから、勇気を振り絞って此処に来た。
自分を頼りにしているのだから、それに応えるべきなのではないのか。
これは、妹を安心させるためだ。
それ以外の何物でもないんだ。
そう自分に言い聞かせて、真冬は覚悟を決めた。
「――わかったよ、おいで」


182:真冬×深紅その2(2)
09/05/11 00:42:47 booIK6dC
腰が抜けた妹に手を貸し、抱き抱える様にしてベッドまで誘導すると
少し落ち着いたのか小さく「本当にごめんなさい」と深紅が謝罪の言葉を口にする。
…そんな表情をされると更に保護欲をかきたてられてしまう自分が、
何よりも妹に甘いなあという事を自覚してしまう。
「…兄さん、ちょっとお酒の匂いするね」
「まあ、ちょっとはな…酒臭いとかわがまま言うなよ」
「ごめんなさーい」
枕元に横たわりくすくすと微笑む妹の様子に、思わずこちらも笑みが零れてしまう。
お休みと言い残してベッドランプの電源を落とし、自分もベッドに潜り込む。
――但し密着することのないように背を向け、少し距離を空けて。
こちらの思惑などお構いなしで、雷は未だに遣りたい放題の大轟音を窓の外で轟かせている。
其の度に、布越しに妹が体をビクつかせるのが分かる。

早く空模様が落ち着いて、妹が落ち着いてくれるのを祈るばかりだ――。

……だったが。
もそりと背後で動く気配があった直後に背中に柔らかな感触が当たる。
これは、もしかしなくても。
「こ、こら、そんなにくっつくなっ――」
「……っ」
その感触に肉親といえど、彼女は「年頃の」少女である事を嫌と思い知らされる上に、
本能的に胸がどくりと高鳴った。
(何を焦っているんだ僕は――妹なのに)
振り向けない。そして振りほどけない。
元々人見知りな性格も手伝って、異性との接触も少ない為にこういうときにどう耐えればいいのか
どう対処すればいいのか、良い意見が浮かばない自身と、
血の繋がった妹を「女性」として認識してしまっている男の性に毒づく。
「妹」の感触に動揺を覚えている自身に驚きながらも、せめて悟られないようにぐっと拳を握った。
「…そんなにくっつかれたら、僕が眠れないよ」
「だって…」
動揺するな、と言い聞かせていながらも、五感は徐々に研ぎ澄まされて
背中にしがみ付く妹の存在を事細かに思い知らせてくる。
肩を貸した時に触れた肩と腕は、細く壊れてしまいそうだった。
布越しながら押し付けられている妹の胸の、マシュマロのような弾力のある感触。
鼻孔を擽る、自分が使用しているものとは違うシャンプーの甘い香り。
シャツにしがみ付く震える細い指。
稲光と雷音が起こる度に小さく上がる押し殺した悲鳴。
そして先程見た涙を滲ませた表情と女の子らしく可愛らしいパジャマ姿ですら、
妙な艶を色づけされた記憶として真冬の意識を侵食して脈拍を早める。

「兄さん…」
背中にしがみ付いた深紅の吐息が、ふわりと首筋にかかった。
(落ち着け、意識するな――でも)


183:名無しさん@ピンキー
09/05/11 00:49:26 booIK6dC
で、ちょっとここでいったん切ります。

この先は2択として
1:「理性を優先して生殺しに耐える兄」な
ヘタレED か
2:「男は理性の糸が切れたら狼になってしまうんだぞ、と体で教え込む兄」な
初夜ED の2種が用意してあります。

皆様はどちらがよろしいでしょうか…?

雷ネタはベタかもしれませんが、繭澪バージョンもありますので
覚悟ができたらアップすると思います。

184:名無しさん@ピンキー
09/05/12 13:38:04 MXP3zqhY
1が良いでーす

185:181
09/05/18 00:42:21 xY0k1rID
連投気味になってしまって申し訳ないですが…。

ノーマルEDのフラグが立ちました。↓


実の妹を「女性」として意識している自身が、
性別だけでの反応では正しいのだろうが時と場所と相手を考えない事を
浅ましいとすら思っているのに。
触れてくる女体の感触に体の芯がむずむず疼いて、
緊張していなければ言いようのない何かが爆発してしまいそうな。
(耐えろ、耐えるんだ…)
自分は、男である前に、彼女の「兄」であるべきなのだと。
彼女が好意を以って接するのは、「血の繋がった肉親であるから」だと。
突き放して傷つけたくはないし、だからと言って「それ以上」の接触を求めてはいけないのだと。

安心しきった深紅が背中にくっついたままで眠りに落ちた後も、真冬の中では
本能と理性の押し問答が続くこととなる。

ジワリジワリと圧し掛かる眠気が、悶々とする意識を断ち切ってくれたのは
それから一体何分、何十分、何時間後のことだったろうか。


ふ、と意識を引き戻した時、重い瞼を持ち上げて映し出されたのは
薄明るく照らし出された部屋の光景だった。


昨夜の荒れ模様が嘘だったかと思わせるほどに、カーテン生地の縫い目を通して
眩い程の日差しと青空が透けて見えた。
(――朝、か)
隣に密接していたはずの感覚が、無い。
自分一人しか横たわっていないベッドの、シーツの無造作な皺をぼんやり眺めていると、
ドアの向こうでぱたぱたと物音がする。
…きっと深紅が、朝食の準備をしているのだろう。
起きなければ、と体を起こす。寝不足気味のせいで少し体は重いが、それ以外の変化は無さそうだ。
自身の身なりが、ベッドに入る前と変化が無い事も確認したところで胸を撫で下ろす。

(それにしても、あんなに眠るまでが苦痛な夜があるとは思わなかった…)

そう思わせるほどの衝撃の一夜だった。

(もう、あんな生殺しは勘弁だ……)

そう、それにもう、あんな夜は来ることは無いのだ。
そこまで踏まえて昨夜より待ち望んだ安息の朝に、
改めて安堵する真冬であった。


186:181続き
09/05/18 00:43:37 xY0k1rID
「おはよう、兄さん」

ちん、とタイミングよくトースターが軽快な音を立てる。
台所には既にセーラー服の上にエプロンをつけた姿の深紅が、予想した通り
朝食と昼食の弁当の準備をしていた。
「…おはよう、深紅」
一瞬言葉に詰まったがいつもと変わりない妹の様子に動揺を与えてはならぬと、
こちらも何気無い振りして食卓に着く。
「昨夜は…本当にごめんね?わがまま言っちゃって…」
「い、いや、苦手なんだから仕方ないだろ…それより、お前こそちゃんと眠れたのか?」
そこで本来なら「何かなかったか。もしくは自分が何かしでかさなかったか?」と
聞きたかったのだが、多分この質問は理解されないだろうから胸の奥に押し込んだ。
「うん。お陰様で。…それに、兄さんの寝顔見れたしね」
「こ、こら、からかうなよ」
可愛かったよ、と屈託ない様子の妹がこの時だけは、少し小憎らしかった。

もとはと言えば誰のせいで寝不足になったのだと呟いてしまいそうになったが、
…一部は自業自得な訳であるからして、妹を責められない。
「コーヒーでいい?」
「ああ頼むよ…ちょっと顔洗ってくる」
「ついでに寝癖も直してきた方がいいよ」
「あ、あぁ…」
くすくすと笑う妹の笑顔が、眩しかった。


――しかし。
朝食の支度を終えた深紅の中でふと疑問がわき上がっていた。
(今起きてきた、ってことは…さっきまでは寝ていたのよね?
……じゃあ、私がさっき見た「アレ」は何だったのかしら……)
一足早く目を覚ました時に見た、あの……妙な下腹部の盛り上がりは。
(や、やだ、私ったら)
流石にそれ以上の詮索は、異性の摂理に詳しくない深紅には難し過ぎたらしい。


朝の「男の生理現象」をばっちり深紅に見られていたことを、真冬は知らない。
――そして、自室のベッドに残った妹の残り香に、
昨夜の「生殺し体験」を再び夢の中で反芻してしまい、苦悶するはめになる事になることも、
今の彼には知る由もなかった。

END

お目汚し失礼しました。

187:名無しさん@ピンキー
09/05/20 01:20:40 FZVgoIwg
ふぅ・・・・・・
兄さんは偉いなぁ

188:名無しさん@ピンキー
09/05/24 00:28:14 HnYFGNta
零のエロ同人誌出るみたいだな。深紅たんは出るのかな。

189:名無しさん@ピンキー
09/05/24 00:54:05 4rmdhbi9
ちょそれkwsk

190:名無しさん@ピンキー
09/05/24 01:19:40 HnYFGNta
直接サイト貼ったりしたら迷惑だからヒントだけな。
ZERO Searchでググってから、そこで思い当たるキーワードで
検索をかけれ。

191:名無しさん@ピンキー
09/05/27 00:25:10 4g9v8lXe
天倉姉妹待ちの方々には大変申し訳ないのですが、
性懲りもなくやって参りました。

某企画の零同人にて深紅タン成分が補充できればうれしいなと
思いつつ、仕上げた自慰ネタになります。

上のほのぼの兄妹の空気は忘れて読んでいただければ幸いです。


皆様にGJと言われるようなエロ描写ができるようになりたい…。

192:(1)
09/05/27 00:26:14 4g9v8lXe
知られてはいけない。
私はあくまで「血の繋がった妹」でいなければいけないのだから。
想いを閉じ込め戒めることは、自分への罰。
そして、これからもただ過ぎていくだけの
何よりもかけがえのない時間を守るための必然的な方法。


「兄さん…居る?」

居る訳ないよね、とその後に一人ごちて深紅は誰もいない部屋に足を踏み入れた。
前々から言われていた。仕事の都合で今日から取材の為に遠出すると。
3日ほどで戻る、そう言い残していたのも覚えている。
口実ついでに抱えてきた洗濯物をベッドの枕元に置くと、
机の椅子に無造作にかけられた白いシャツに目が止まった。

「もう、また脱ぎっぱなしで放り出して」

世話焼き女房よろしく口を尖らして、シャツをつまみ上げる。

(――残業続きだったのに、今日は早起きしなきゃいけなかったから慌ててたもんね)

寝起きの弱い兄の姿を思い出して、思わず笑みが零れる。
そして、この部屋には、この家には、自分一人誰もいない。

「…ちょっとくらい、良いよね」

ふと、思いつきで手にしたシャツに袖を通してみた。

「やっぱり……大きいな」

男性用と女性用ではサイズが違うのは当たり前だが、改めて試してみると身をもって自覚する。
自身が小柄な分も手伝っているだろうが、指先は袖口に到達しないし、裾も今深紅が身につけているセーラー服のミニスカートをぎりぎり覆う程度に長い。
細身な方だとは、思っていたが兄だって成人した男性なのだ今更ながらに自覚する。


193:(2)
09/05/27 00:27:56 4g9v8lXe
「3日かあ……」

現在の仕事に就いてからの兄は、職業柄残業や出張が多くなっていた。
そんな兄の負担をできる限り減らしたいと、深紅もまた出来る限りの家事と
我慢をしようと心に誓っていた。
それでも一人きりの時に感じる、しんとした空気の圧し掛かるような特有の感覚は
好きに慣れない。
用もないのに部屋に入り浸れるのは好まないというのは知っていたが、
寂しさを紛らわせるためにも兄の確実にいない時を狙って
こっそりと自由気ままにさせていただいていたりする。

たった一人の「家族」の空気を感じたい。――ただそれだけだった。

シャツを羽織ったままで、脇のベッドにそのまま倒れこんでみる。
兄のベッドは、ぼすんと深紅の体を容易く受け止め包み込んだ。

(兄さんの匂いだぁ…)

シャツごと、自分の体をかき抱いてじっと時が過ぎるのを待つ。
深く想う人の匂いと感触に包まれている、そう感じた途端ぞくん、と体の奥底で熱が滲む。

「……ぁ…」
(また……)

最近ではお互い多忙で会話も碌に出来ない状態だったからこそ、敏感になっているのかもしれない。
僅かに身動ぎをした時に、内股が軽く擦れただけで足の付け根が熱くなる。
湧き上がる疼きを抑えつける様に自らの体をかき抱くが、
もじもじと合わせている太腿がしっとりと汗ばんでくるのを感じていた。
(――こんな事、しちゃいけないのに)
頬が熱い。呼応するようにどきんどきんと胸の鼓動が嫌に大きく響く。
じんじんと痺れるような足の付け根の疼きに釣られるように、そろりと伸ばした右手で其処に触れる。
「兄さ……」
此処にはいない肉親の事を呟くだけで、どくどくと鼓動が速くなる。
控え目ながら下着越しに指で軽く押すように触れただけの箇所からじぃん、と
弱い快感が下腹部に立ち上ってきて、思わず息を呑んだ。


194:(3)
09/05/27 00:31:00 4g9v8lXe
「…ぁ……」

――当初は、「これ」が目的で忍び込んでいる訳ではなかった。

「…は…ァ…ふ……」

きっかけは隠してあった成人雑誌をこっそり読んでしまったから?
それともクラスで喧しい男子達の下品な会話を聞いてしまったから?
理由は、いくらでも探すことはできた。

好奇心と欲望に負けて行ってしまった悪戯。
何時しかそれは、ただ触れるだけの行為ではなく、無意識の内に肉親の姿を思い浮かべては
淫らな指戯へ拍車をかけるものとなっていた。

教わったわけでも習ったわけでもないのに、陰部に触れた途端深紅の清純な筈の指先は
刺激を求めて最初は控えめに…しかし段々と貪欲に其処を責め立て始めていた。
装飾も控えめな白のショーツの薄い布越しに触れる秘所のあたりが、
しっとりと湿り気を帯び始める。

「ン…ん…ふ…ゥっ」

指先でなぞる様に、ぷくりとした丘の形をなぞりその谷間に埋める様に押し付ければ、
電流を流されたように弱く腰が跳ねた。
其処を強く愛撫すれば、より感じる――。
何時しかそう植えつけられた意識が、指先を其処に留まらせ埋めた柔らかなクレバスを
更に爪先で引っ掻く様に擦っては更なる快感を深紅自身に与え続けていた。

(ダ…メ……なのに……)

快楽を感じているのに拙い指先がもどかしくて。切ない。

声を殺すために、食まれていた左手の指先は何時しかセーラー服の中へ侵入し、
ブラジャーをずりあげて現れた桃のように膨らんだ乳房をぎこちなく揉みし抱いていた。
ベッドの上であられもなく下肢を開く深紅のスカートは大きく臍まで捲れ上がり、
擦られている下着は執拗に触れられている中心部からじわじわと淫らな染みを広げ始めていたが、そんなことも気にならない程、深紅は自身で与える快楽に没頭していた。
やがて、布越しでの自慰では物足りないとばかりに、
秘所を苛む指先がするりと下着の中に侵入する。

「は……ぁ…」



195:名無しさん@ピンキー
09/05/27 00:46:15 4g9v8lXe
とりあえず今回はここまで。
かきこんでみたら見たで何か違うというか物足りないというかorz

続きはもうちょっと自分なりに推敲してみてから書き込みにまいります。

196:名無しさん@ピンキー
09/05/27 01:59:29 ROllD1SC
乙です。深紅かわいいな。
澪繭も待ってるよー

197:名無しさん@ピンキー
09/05/30 21:48:08 pgPWirAJ
おなじく~

198:名無しさん@ピンキー
09/06/07 12:04:52 DXqB1GJ2
EVEの時間の新作まだかなあ・・・。

199:191
09/06/28 09:28:02 Q9V2Y1h5
澪繭・もしくは繭澪待ちの方々には申し訳ない。
深紅自慰ネタ完結したので、アップさせていただきます。

200:(4)
09/06/28 09:30:55 Q9V2Y1h5


平たい下腹部をなぞる様に下に滑る指先が、既にしっとりと濡れていた薄い茂みに触れた。
くすぐったいような、弱く痺れるような…敏感になりつつある秘所に近づく指の感触にすら、
ぞくぞくとした快感が背筋を立ち上る。
そして、指先が熱を帯びて疼きづつける膣から分泌されていた粘液に触れて、
ぬちゃ…と厭らしい水音を立てた。

自分で見ることはできないが、
興奮と快楽で桜色にほんのり染まる内股の奥…瑞々しい淡い色をした淫唇も
其の奥の肉芽もたっぷりと愛液に塗れて居るだろうことが予想に容易くて、
今更ながらにそんな淫らな反応を見せる自分が恥ずかしくて眼尻に涙が滲む。

(私…こんな、はしたないこと……っ)

兄の部屋で、人知れず自慰に耽っているなんて。
兄を想って、自分の体をこんなに淫らに昂ぶらせているなんて。
――こんな事、絶対に知られたくない。知られてはいけない。
しかし、罪悪感とは裏腹に火照る身体はぎこちなくも更に強い刺激を、一番敏感な箇所に求め始めていて。
ぬるん、と愛液の滑りを借りて指先が割れ目の先端に到達する。
「…や……」
きっかけは何時だったか忘れたが、其処に触れたら抗えない強い快感を与えられることは知っていた。
拒否の意識とは裏腹に、震える人差し指が愛液に塗れた突起に触れる……。

(この先は、ダメ、なのに)
意識とは裏腹に揺り動かされた指先から、瑞々しい水音が零れた。
ぬちゃ…くちゅ…ちゅぷ……
「は…ァっ……!」
割れ目の中でぱつんと張りつめた淫豆を押し潰すように転がすように弄べば、
貪るように蠢く指先の刺激に負けて拒否の言葉はかき消され、
はしたなく腰が揺れ代わりに高い嬌声が零れる。
空いた親指と中指で割れ目を開き、突起からその奥の膣口へなぞるように指を滑らせると
其処は愛液が溢れんばかりに湛えられていてねっとりと指を濡らし、水音を更に高めた。
「ぁ…っあっあっ」
(ごめんなさい)
愛撫の指戯を止めるすべを知らぬままに秘所を荒らしながらも、
此処には居ない筈の兄にまるで許しを求めるかのように、深紅は虚空に懇願する。
(許して)

ましてや、こんな形で兄への想いを知ってしまうなんて。



201:(5)ラスト
09/06/28 09:31:53 Q9V2Y1h5



―――知られてしまったら、軽蔑されてしまう。嫌われてしまう。

望まれることも無い、受け入れられるはずもないであろう感情に気づいてしまうなんて。

開け拓くことの出来ない真実、それを押し込める秘密の行為だからこそ
余計に体が疼いて止まらないというジレンマを抱えてしまうなんて。
(ごめんなさい)
快楽によって蕩けつつある意識が、理性すら侵食する。
せめて乱れた声を上げたくないと、唇を引き結んで声を必死で殺す。
(ああ、でも、この触れる感覚が、兄のものであったなら)
ありえない理想。しかしその想像が、一層深紅の体をを淫らな熱で犯し、敏感にする。
下着の中で秘所を荒らす指先は、快楽を貪る為に既に遠慮も加減も無い。

――今だけは、秘所を責め弄ぶ指は兄のもので。
火照り乱れる自分自身を見下ろし、腕に優しく抱く兄がいて。
『許して、想いに応えてくれる兄がいて』

「にい、さ……!」

そんな都合の良い想像と戸惑いと罪悪感入り混じる深紅の意識を
一段と大きい絶頂の波が、全て吹き飛ばす。
「あ……っ!」
一瞬頭の中が真っ白になるほどの衝撃。
ぎゅううとシーツが乱れるほどに握りしめ、弱くのけぞった体は糸が切れた人形の如くベッドにぐたりと沈んだ。
「はぁ……はぁ…」
役目を終えた指先が離れても尚、愛液に濡れそぼった淫唇と膣口はヒクヒクと痙攣して
腹の奥に快楽の余韻を沁み通らせていた。

「やだ…私……」
体中はじっとりと汗ばんでいたが、意識を侵していた熱は呼吸が落ち着くと同じ頃に
憑き物が落ちてしまったかのようにすーっと冷めてどこかに行ってしまったようで。
我に返って、自身のあられもない姿に赤面する。取り繕うように真冬のシャツを脱ぎ、
ショーツとプリーツスカートの裾を整える。愛液と汗に湿った下着が、
外気に暫く中てられていたためか冷やりと肌に当たって気持ち悪かった。

(――こんな厭らしいことする私を、真冬兄さんはきっと軽蔑する)
身体は絶頂を迎えたが欲望に負けた自分自身を思い知らされたようで、酷く惨めな気分だった。
兄を穢してしまったような罪悪感に、胸の奥からこみあげる様に涙が滲んできて袖口で乱暴に拭う。
(…シャワーでも、浴びて来よう)

そしたら食事の支度をして、明日の学校の支度をして。
いつも通りの自分で居続けなければ。

とにかく、この穢れにも似た感覚を洗い流さなければ、そう言い聞かせるように深紅は腰を上げた。







202:191
09/06/28 09:34:54 Q9V2Y1h5
これで完結になります。
読んでいただいた皆様、ありがとうございました。


姉妹飢えの方々のために、神が降臨してくださることを願います。




203:名無しさん@ピンキー
09/07/04 16:15:21 fBwJ2gfF
静かだな……落ちるの惜しいから保守

204:名無しさん@ピンキー
09/07/05 20:45:15 9lfDudGR
円香タン(*´д`*)ハァハァハァハァハァハァハァハァ

205:名無しさん@ピンキー
09/07/08 13:17:06 jtRW0uKZ
深紅エロイよエロイよ深紅

206:名無しさん@ピンキー
09/07/11 00:16:00 YXuL8Tly
皆さん夏コミの原稿に励んでいるのでしょうか…保守。

207:名無しさん@ピンキー
09/07/23 23:10:15 fOzgNWkp
落としたくないのでほしゅ

208:名無しさん@ピンキー
09/07/29 20:50:28 lbz0DRB6
hosu

209:名無しさん@ピンキー
09/07/31 00:19:57 jo9TDHEt
新参なんだが、過去のSSのまとめってどこに保管されてるの?
>>1のまとめwikiは落ちているみたいだし、知っていたら教えて欲しい

210:名無しさん@ピンキー
09/08/04 03:59:38 8gSP4P7V
保守

211:名無しさん@ピンキー
09/08/05 16:25:46 msYgYJxx
>>209
URLリンク(logexp.hp.infoseek.co.jp)
ここから入ればいいと思うよ。

212:名無しさん@ピンキー
09/08/05 20:17:00 Yv6SsdKO
>>211
ありがとう。助かった。

213:名無しさん@ピンキー
09/08/14 11:17:41 gYKEX8iS
保守

214:名無しさん@ピンキー
09/08/19 06:23:12 GhGrKaTn
緊急浮上

215:名無しさん@ピンキー
09/08/20 18:41:30 mDEqd1VP
>>211
最近のやつは保管されてないんだよね

216:名無しさん@ピンキー
09/09/04 09:49:44 H3y516xy
ほしゆ

217:名無しさん@ピンキー
09/09/05 00:20:09 DlVhH5YO
澪タン繭タン

218:名無しさん@ピンキー
09/09/11 11:04:08 dw7SbkZ8
零の夢見た保守
繭可愛かったけどリフォーム前の実家が舞台で非常に心臓に悪かった…

219:名無しさん@ピンキー
09/09/15 23:32:23 B0JV3tmA
どきどき

220:名無しさん@ピンキー
09/09/20 16:25:16 G+LEf9tX
ageてみる

221:名無しさん@ピンキー
09/10/09 16:40:35 MlxsGQMt
流歌は一人で冒険していたからカプできねぇ

222:名無しさん@ピンキー
09/10/10 15:27:54 kSqHUJHb
つ怨霊

223:名無しさん@ピンキー
09/10/13 21:47:03 Wq2ifL+S
hosu

224:名無しさん@ピンキー
09/11/08 08:13:08 6hB8BpxC
定期保守。

225:名無しさん@ピンキー
09/11/11 10:39:23 kNlnC61U
保守。規制でPCがほぼ全滅だそうだな。
くわばらくわばら。

226:名無しさん@ピンキー
09/11/15 22:51:44 Tu4ZCC5c
どれ。
復活したかな?

227:名無しさん@ピンキー
09/11/15 22:52:06 Tu4ZCC5c
PC復活記念上げ。

228:名無しさん@ピンキー
09/11/16 02:18:45 eYfFieX8
>>221
捏造であのビリーのおっさんか
欲求不満でオナニーか
幼女時代とか

229:名無しさん@ピンキー
09/11/18 17:04:32 K+DJiNJ1
霧島ビリー「お母さんに(エロパロ成立させるよう)頼まれてきた」

230:名無しさん@ピンキー
09/11/22 11:43:17 jAWS1ONz
その日は公園でのんびりしていた。
だいぶ寒くはなってきていたが、それでも今日みたいに天気のいい日なら、ベンチに座っていても、割と暖かい。
もう1ヶ月もすれば、そうも行かなくなるだろう。

缶コーヒーに口をつけながら、怜はぼんやりと周囲の人影を目で追っていた。
明るい日の光の中で、みんな穏やかな時間を過ごしている。
この公園には、しばらく来ていなかった。
彼がいた頃はよく来たのにな、と独り言を言う。優雨はこの公園が気に入っていたようだった。

と、噴水の近くに座っている一人の少年に目が行く。
中学生だろうか? 小柄な少年。なんだかその立ち姿に引かれた。

考えるより早く、立ち上がっていた。
少年に歩み寄る。
向こうもこちらに気がつく。不思議そうな表情。
「ね、キミ。」怜はそう、声をかけた。「写真、撮らせてくれない?」

それが二人の最初だった。



玄関の扉に手を掛けると、鍵はかかっていなかった。
もう、怜さんてば。家にいるときでも鍵は掛けてくださいね、って言ってるのに……。
深紅は食品を詰め込んだマイバッグを持直しながら、ドアを開いた。
中に入り、扉を閉め、きちんと鍵を掛ける。

まっすぐ、台所に向かう。
よい、しょ。と。
心の中でつぶやきながら買ってきた物をテーブルの上においた。
品物をより分けて、冷蔵庫に納める。

居間に向かうと、上着を脱いだ。
「……?」
怜の姿を探したが、いない。
その時、浴室の方から物音がした。

ああ、もう風呂掃除を始めてくれているのだろうか。
そんなことを思いながら、深紅は浴室に向かった。
廊下を歩いて行くと、浴室のドアが開く音がした。

「怜さん─。」そう声を掛けながら、脱衣所を覗き込んで、深紅は息を呑んだ。
裸の怜。それは予想していた。が、さらにもう一人見知らぬ人間がいる。
濡れた黒い髪。色の白い、小柄な少年だった。
まだ、子供っぽい顔立ち。ほっそりとした華奢な体つき。でも、意外と筋肉質……。

と、ずーっと下に下りていく深紅の視線に気づいて、彼はぱっと前を隠した。

「あ。」ふと我に返って、一気に汗が噴出す。(ばかーっ。何をまじまじ見てんのよ、あたし!)
「あ、ご、ごっ。」言葉が出ない。
が、とにかく視線を切る。深紅はぱっと後ろを向いた。
「ごめんなさいっ!」
そのまま、慌てて、台所にとって返す。
が、頭の中はパニック状態だ。

(だ、だ、だ、誰?)



「えー。紹介します。」


231:名無しさん@ピンキー
09/11/22 11:44:14 jAWS1ONz
服は着ているものの、まだ髪の毛の濡れている怜が、かしこまって声を発した。
「ゆきおくんです。」
「畑山由起夫です。」
頭を下げた少年の髪もまだ、濡れて光っていた。

ソファに座って、湯上りの二人に相対して座った深紅が、つられて頭を下げる。
「あ、で、二人はどういう……。」
言いながらも、頭の中である言葉が浮かぶ。
(まさか、まさか、まさか……。)

援助交際。
しかも、「逆」。

─いやいやいや。いくら型破りな怜さんでもそれは。

「ええ、とですね。」少年が口を開いた。
「あ、いい、あたしが説明する。」それを制して怜が話し始める。
「由起夫君はね、あたしのモデルをしてくれてたの。」
「してくれていた?」深紅がその部分を聞きとがめる。
「うん、えーと、まあ、そもそもはね。」
怜は、一週間ほど前に公園で由起夫を見かけて、声を掛けたことを説明する。

「でまあ、部屋に呼んで、撮影を。」
「部屋に?」
「カメラ持ってなかったから、じゃあ、家に来て、見たいな感じで。」
未成年者を自宅に連れ込んだ、と。
「で、ここでぱらぱらと何枚か撮ったんだけど、その内、ちょっと、肌が見たくなって。」
「─なんだか、話が見えて来ましたね。」
「で、上半身だけ脱いでもらおうかな、と思って、ポーズをとってもらったまま、
彼のワイシャツのボタンをはずしてたら、なんか変な気分になってきちゃって……。」



少年のワイシャツの前をはだけさせると、意外に厚い胸板が現れて、
怜はどきっとした。
(へえ。可愛い感じだけど、やっぱ男の体だな……。)
思わずその肌の表面に指を走らせる。
─ぴくりと少年が身じろぎする。

「うん。綺麗な肌してるね。」思わずそう言っていた。
「そ、そうですか?」緊張した面持ちのまま、少年は答える。
「うん。由起夫君って言ったっけ。なんかスポーツやってるの?」
「部活はテニスやってます。」
「おー。だからかな。意外と男の子っぽい体つきなんでびっくりした。」

そのままワイシャツの隙間から手を滑り込ませ、まだ瑞々しい少年の体に指を走らせる。
「あ、」ぷるるっ。由起夫は体を震わせた。
「くすぐったい?」
「ぞくぞくします。」
「鳥肌立ってる。寒い?」
「そうじゃなくて、なんか……。」
「あ。」
「え?」

怜は赤みを帯び始めた少年の顔を覗き込みながら、声を低くした。
「乳首も硬くなってる。」
少年の体にある、小さな突起に指を掛ける。
「んっ……。」
素直な反応に、怜はにこりと微笑んだ。


232:名無しさん@ピンキー
09/11/22 11:44:51 jAWS1ONz
「可愛いなあ。ねえ。こんな風に女の人に触られるのって、気持ちいいでしょ。」
「はい。」
「もっとして欲しい?」
「はい。」
「いい子。─じゃあ、とりあえず、ズボン脱ごっか。」

怜はちょっと由起夫から体を離した。手を前に伸ばし、少年のそれに、服の上から手を重ねる。
「こんなに大きくなっちゃってたら、痛いでしょ。ベルトはずして。」
かちゃかちゃ。じーっ。由起夫はベルトをはずして、ジッパーを下ろした。
下着のやわらかい布地を押し上げるものが、頭を出した。
ズボンのポケットに携帯が入っていたらしく、ベルトから手を離すと、どすん、
と音をたてて、少年の下半身を覆っていたものが、足首まで落ちた。

「パンツも。」短くそう指示する。
「いや、でも……。」
「だめ。自分で脱げないなら、してあげないよ?」
のろのろと由起夫は自分のトランクスに指を掛けた。
硬くなったものに引っかからないように、前を広げるようにしながら、ゆっくりと膝まで下ろす。
手を離すと、それも足元に落ちた。
彼は足元に出来上がった布の山から足を抜き、つま先で傍らに押しやった。
「これでいいですか?」
所在無げに、手でシャツの裾をたくし上げている。

怜は黙って、由起夫の前に膝をついた。
そして、目の前にある、少年のものを愛おしそうに見つめた。
「おちんちん、おっきいね。」やさしくそう声を掛けた。
「そうですか? よくわかんないですけど……。」
「おっきいし、綺麗。もともとの色が白いからかな。ピンク色。」
言葉で攻めると、それに反応して、さらに目の前のものが力を増すのが分かった。
「触るよ。」
「あ、はい。」

左手を硬く上を向いた陰茎に添える。由起夫の体にさっと緊張が走るのが見て取れた。
右手は手のひらを上に向け、下からそっと陰嚢を掬いあげる。
怜の人差し指の腹が垂れ下がった部分の、裏に触れた。
軽くなぞると、しっとりと汗ばんでいるのが分かる。
「あ。」由起夫が身をよじる。怜はかまわず、少年のものを左手で柔らかに、さする。
その手つきは慣れたものだ。右手の掌は陰嚢を包み込み、指先でやさしくその裏側をくすぐる。
「うあ、あ。」静かな部屋に、少年の声だけが響く。

やっぱりいいなあ。
「あたし、おちんちん大好き。」怜はぽつりと言った。
「─え?」
「でも由起夫君のは特にいいかも。ね。これ、食べていい?」
「なんですか?」
「ってか、食べちゃうよ? 我慢できないんだもん。いただきます。」
怜の唇が、少年の先端に寄せられた。
顔を近づけると、それがすごい熱を発しているのが感じられる。
怜は唇を開いた。やわらかい唇を掠め、歯と歯の間にそれが滑り込んでいく。

「あ。」
由起夫は、自分のものが、暖かく、濡れたものの中に包まれるのを感じて、全身を振るわせた。



ごくり。深紅は自分のつばを飲み込む音を聞いた。
喉がからからだ。
テーブルの上の紅茶に手を伸ばすと、自分でも分かるくらい、指先が震えていた。
ソーサーごと取り上げた、カップはかちゃかちゃと細かい音を立てた。


233:名無しさん@ピンキー
09/11/22 12:09:11 jAWS1ONz
「で、あたしがフェラしてると、由起夫君が可愛い声を上げるから、あたしもなんだか変な気持ちになってきちゃって。」
怜はよどみなく言葉をつなげて、由起夫をどんな風に愛したのか、説明を続けている。
(え、これ、なんの罰なの?)
深紅は、わきの下を汗が伝わるのを感じた。
(あたし、なんか悪いことしたっけ?)

顔を上げると、怜の隣で、やはり件の少年が真っ赤になっているのが見えた。
少年の膝の上には怜の手が乗っていた。その手がゆっくりと少年の太ももをなでている。
(これはいじめだ。)
深紅はちょっと涙ぐみそうになった。

「少しして、由起夫君が行ったんで、あたしは後始末をして、その日はお開きにすることにしたの。」
怜の説明は続いていた。
「でも、あたしはその日、何にもしてもらえなかったから、欲求不満で。
また会える?って聞いたら、由起夫君が来てくれるって約束してくれたのね。
それからあたしたちは時々会うようになったの。」

「詳しく説明してくださってありがとうございます、怜さん。」
「事情はそんな感じ。」
「じゃあ、二人は付き合ってるんですね。」
「え。」
「なんですか、え。って。」
「由起夫君、彼女いるし。」
「え。」
「なに、え。って。」
「じゃあ、二人は付き合ってないのに、そういうえっちなことをしてるんですか!?」
「うーん。まあ、大人の関係?」
「由起夫君は子供じゃないですか!」

深紅は少年に目を向けた。
「由起夫君。君はそれでいいの?」
「僕は。」問い詰められて、由起夫はおずおずと声を出した。
「いろいろ、そういうの、自信がなかったんですけど、怜さんが教えてくれて、すごくよかったです。」
「彼女ともまだ、キスしかしてないんだって。」怜が口を挟む。
「ん? あ、じゃあ、由起夫君はまだ……。」
「そう。今日までドウテイだったわけだしね。」
そこでまた、深紅はぴくりと言葉を聞きとがめた。
「何ですか、今日まで、って。」
んふーん。怜が得意そうに隣の由起夫の体を抱いた。
「今日、とうとうしちゃったんだよねー、あたしたちー。ねー、ゆきおくーん?」

ぷつ。

深紅の中で何かが切れた。
「な、え、じゃ、じゃあ……。」
「由起夫君の初めてはあたしでーす。いえーい。」

ぱたっ。

ソファの上で、深紅の体が横倒しになった。
「あれ? 深紅? 深紅! 大丈夫っ!?」

それが三人の最初だった。


234:名無しさん@ピンキー
09/11/24 19:29:43 fF7x6Ibq
GJです

235:名無しさん@ピンキー
09/11/24 22:40:14 D67bRG2K
最高だわw
怜さん政権交代(麻生優雨→は“た”山由紀夫)ってわけですね
ユッキー羨まし杉

236:名無しさん@ピンキー
09/12/14 13:29:13 hKFAOnPC
保守

237:名無しさん@ピンキー
09/12/21 17:46:19 aIR14d+9
流歌「流歌♪流歌♪ないとふぃ~ば~♪」



海咲「………(どん引き)」

238:名無しさん@ピンキー
09/12/24 01:59:51 l2QIjx95
ちとせちゃん、おじさんのぞうさんをなめなめしたら、サンタさんがくるよ。

239:名無しさん@ピンキー
09/12/24 05:27:19 4UNliIen
千穢

240:名無しさん@ピンキー
09/12/26 18:49:01 xfqnLao5
院長に治療と偽られ処女を奪われる海咲とかいいと思うんだ
学生の設定だとなおいい


流歌とのまったりとしたラブラブなエチもいいと思うんだ

241:名無しさん@ピンキー
09/12/29 10:57:07 mLlLW7hc
誰か海咲×円香のSS書いてくれんかね
エロ有りで

242:名無しさん@ピンキー
09/12/31 04:43:16 4KYtzwWM
いやなこった

243:名無しさん@ピンキー
10/01/02 04:08:40 5YYiN20B
俺も待ってるよ。>海咲円香
エロ有見た事ないよなこの二人…

244:名無しさん@ピンキー
10/01/03 23:31:12 BacNE30U
>>234-235
由紀夫くん話書かせてもらった者です。
規制にかかって書き込めなかったんだけど、わざわざレスありがとう。


245:名無しさん@ピンキー
10/01/12 03:07:35 8WVMGOnX
これからも素晴らしい出会いに期待をしつつ捕手

246:名無しさん@ピンキー
10/01/17 14:40:39 vIZ4pMmS

iphone3GS
バージョン3.1.7(7D11)
モデルMC133J
モデムファームウエア05.11.07

使ってるんだけど、これで脱獄ってできるの?
なんか仮釈放くらいしかできないって聞いた。
具体的にはデザインとか変えたいんだけど。

247:名無しさん@ピンキー
10/01/17 14:41:13 vIZ4pMmS
やべ、誤爆
すまそ

248:名無しさん@ピンキー
10/01/17 14:45:51 wNxQV9d3
>>247
保守乙。

249:名無しさん@ピンキー
10/01/27 14:35:32 OkM8TROB
保守

250:海咲×円香
10/02/02 11:27:25 f9V2qc3z
あまりにも誰もいないみたいなので海咲×円香で妄想駄文初投稿
誰も書かないよりはマシだよね…

百合(微エロ)注意
始めて書いたものなので本当に駄文です
みさまどだとッ!?なんでも構わん!!というお方や仏のような寛大な精神の持ち主のお方はどうぞ読んでやって下さい



251:海咲×円香
10/02/02 11:28:04 f9V2qc3z
疲れた。円香、ちょっとお茶いれてきてよ」
「まだ始めてそんなにたってないよ海咲…」

蒸し暑い夏の季節も遠のき、秋の雰囲気の漂う少し肌寒い夜、二人の少女、
麻生海咲と月森円香がせまりくる中間テストに備え、テスト勉強にいそしんでいた

「やめる、とはいってないでしょ。お茶入れてきてって言ってるの」
「ご、ごめん…紅茶?」
「うん」
「ちょっと待ってて」

トトト…と部屋から出ていく円香を尻目にサラサラとノートを写していく海咲

二人でテスト勉強、といってもほとんど別の作業で海咲が円香のノートを写し、
円香はいつも通りの予習をしているだけである

真面目な円香は後に海咲が見るということもあってか授業の内容をしっかりノートに写し
なおかつ復習やテストに出そうな所を几帳面にメモまでしている。

そんなノートのお陰もあってか円香はもちろん、海咲の成績は上位であった

だが海咲の場合普段ほとんど真面目に勉強をしないのにもかかわらずテスト前のちょっとの
勉強で点が取れるという事をみると元々頭が良いという事なのだろう


円香がお茶を入れに行って数分後「海咲、入っていい?」とドアの外から声がかかってくる

「どうぞ、いちいち確認いらないわよ…」
と答えるがなぜか部屋に入って来ない

「えと…その…」と扉の外でモゴモゴと聞こえる

「どぉしたのよ…」
「あの…両手がふさがっちゃってて…」
「あぁ…」
開けてほしいならそう言いなさいよ…と思いつつ扉を開けるとほのかに湯気のたったカップを両手に持ったまま
「ごめんね、ついでだから自分のもいれちゃって…」
と心底申し訳なさそうに謝る円香
「…お盆とか使いなさいよ」
「ごめん…」
「て言うか寒いから早く入って」
「あ、うん…ごめんね」
「全くもぅ」
とスゴスゴと入ってくる円香を迎えれ、やれやれと溜め息をつきながら扉を閉める海咲

どう見ても紅茶を入れるのを頼んだ人間の態度ではない
そもそも紅茶を頼んだのは海咲であり、部屋に入れなくなった事など諸々海咲が原因なのだが
労いの言葉はおろか、気のきいた言葉もはない。
二人にとってこのような光景は常であったが不満を漏らしたところで海咲が
不機嫌になるだけ、と言うのは誰よりも円香がわかっているし、物心ついた頃からずっと一緒にいるので
ほとんど慣れっこであった


252:海咲×円香
10/02/02 11:28:40 qM46mNKG
「ストレートで良かった…?」
「うん」
二人で勉強するには少し小さめなテーブルに紅茶の入ったカップを置き心配そうに聞く円香
「こんな時間だしミルクティーって気分じゃないわ」
そう言って紅茶を一口飲み
「…美味しいじゃない」

いつもの気の強そうな顔がフワリと柔らかい笑顔になる

「ホント?よかった」
それを聞いた円香もパァっと明るい表情になる

普段から凛とした表情崩さず、特に笑顔などは見せたりしないので周りの人間には美人だが近寄りがたい
存在となっている海咲だが、時おり円香だけに見せる笑顔が、円香は好きであった

他人には見せないその笑顔が見れただけで、どんな苦労も何も溶けてなくなってしまうのだから単純だな…と円香は自分でも思う


それからは特になにかあるわけでもなく、静かな時間が過ぎていった
プライドの高い海咲はノートを見せてもらうことは許すくせに、円香に勉強を教えて貰うといったことはしたことがなかった。

その為部屋には二人のノートにペンを走らす音、時おりページをめくる音、そして窓の外から
控えめな虫の声だけが少々聞こえるだけであった


そうこうしてる内に時刻は深夜0時を過ぎた辺り
「終った…疲れた…」
「あ…お疲れ様」
「ノートは全部写し終えたし後は明日やるわ…私はもう寝るけど円香はまだ続けるの?」
「え、と…海咲が寝るなら私も部屋に戻ろうかな…」
「…そう」

明日も学校があるのでそろそろ寝なければならない
円香が自分の部屋に戻る為に片付けてをしていると

「…今日はこっちで寝れば?」
とベッドに座りながら円香の方を見ずに問いかける海咲

予想外の申し出にドギマギしながら
「え、でも…明日学校だし…」
「…いいから」

とベッドから円香の手を取る海咲

二人で一緒に寝る、というのは始めてではない
円香が麻生家に引き取られたばかり頃海咲は隣に誰か寝てないと落ち着かないから、とほぼ毎日
一緒のベッドで寝ていたのだがそれも小学生までで、中学、高校に進むにつれて減っていった
しかし、元々霊媒体質の海咲が霊的なものを見てしまった日や、感じたりする日はやはり円香と二人で寝ることはある

そしてもう一つ…




次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch