09/02/02 01:12:54 eZaoogI4
「んう!!」
お互い眉間にしわを寄せる。
アルスは大きく腰を動かし、挿入を始める。
「アルス・・、抱いて。」
マリベルの言われるとおり、アルスはマリベルを抱きしめた。そして、
挿入の力が強くなった。
「もっと・・、もっと! 抱いて!」
さらにアルスはきつく抱きしめ、挿入の力を強くした。
その感覚が、マリベルの絶頂へと向かわせる。
「ああああ!! アルス・・、もっと抱いて! あたしの中を感じて!!」
アルスの腰がさらに大きくなり、挿入スピードも速くなってきた・・。
「気持ちいいよ・・、マリベル・・。このまま、中で感じとっていたいよ・・。」
「あたしもよ・・アルス・・、あんたと・・このまま・・、ひとつになっていたいよ・・。」
「んう!!」
アルスの体が痙攣を起こした。もう限界に近づいてきた。
だけど、まだマリベルの中を感じ取っていたい・・。
ぐっと射精感をこらえるアルス。
724:名無しさん@ピンキー
09/02/02 01:14:26 eZaoogI4
「ま、マリベル・・!! 僕もう・・、限界だよ・・!!」
「いいのよ・・。アルス、我慢しないで・・!!出して・・!! あたしも・・
いきそうだよ・・!!」
そして、アルスの挿入が激しくなった。
「ああ!! ああ!! マリベル!! マリベル!! あああああ!!」
「ああん!! アルス!! あたし・・!! あたし・・!! イっちゃうよ・・!!
早く!! イって!!」
「ああ!! あああああああーーーー!!」
ついに、アルスの尿道に精液が駆け巡った。
最後の力を振り絞って、アルスはペニスを引き抜いた。
「ああっ!! マリベルっっ!!」
同時にマリベルも絶頂に達し、イききった。
アルスのペニスが大きくしなった。そして先端から大量の精液が放出された。
びゅびゅくびゅびゅびゅびゅっびゅっびゅびゅっ、どくどくどくどくどくどく・・・・
おびただしい精液の量が、マリベルの白く美しい体に目掛けて降らせた。
白い命のしずくは、マリベルの胸とお腹、臍の周りと草むらについてしまった。
725:名無しさん@ピンキー
09/02/02 01:15:59 eZaoogI4
「はあ・・はあ・・、はあ・・」
アルスはマリベルの隣にぐったりと倒れこんだ。
お互いのすべてを感じ取った2人は、絶頂の余韻に浸かし、はあはあと
息切れをしながら、その場を動かなかった。
しばらくすると、アルスはマリベルの上に乗り、唇を重ねる。
「はあ・・はあ・・、好きだよ、マリベル・・。」
「ほ、本当に・・?」
マリベルは笑いながら自分の胸についているアルスの精液を手で拭きとり、それを舐めとった。
「拭いてあげるよ。」
アルスはタオルを持って、液体ぬれのマリベルの体をすべてふき取った。
「ありがとう、マリベル。今日はいい一日だったよ。」
「あたしもよ。これでずっと一緒だよね。」
「うん。もうキミからは離れないよ。ずっと一緒だよ。」
「これからもよろしくね、アルス♪」
2人はベッドの上で笑顔になりながら、永遠の愛を誓う承諾のキスを交わした。
726:名無しさん@ピンキー
09/02/02 02:56:38 76jbVI2M
何で100レス前に投下した作品を誤字や助詞の誤りや表現がおかしいまま
再投下したの?
727:名無しさん@ピンキー
09/02/02 03:10:54 b5mACnD1
レス乞食かな
728:ピエール?
09/02/02 04:11:53 zRLjjUoC
俺は28歳一人暮らしの男。
まぁ会社に勤めてる普通のリーマンだ。
最近不況でなかなか仕事がなく、昼の外回りとかは公園で携帯をいじっている。
そんな暇な毎日を送っている俺だが、今むちゃくちゃわくわくしてる。
会社の帰り少し寄り道して飲み屋によって遅くに帰えろうとしたらスライムナイトが倒れてたんだよ。
わかるかい?スライムナイトだ。
俺はドラクエはもともと現役でやってたし、エロパロスレでピエールが可愛い女ならいいなぁ、的な事を読んで妄想が膨らんでるとこだった。
そんな矢先にスライムナイトが居酒屋の前でスースーと寝てるんだ。
今は二月だし、寒いだろうから俺は家につれて帰った。風邪を引いちゃあいけないしな。
鎧とかは重いが、俺はやさしい男だからおぶって帰ったよ。
まぁこれがスライムナイトじゃなくても同じことしたろうけどな。
ちなみに下心なんかないぞ?善かれと思った善意の行動だ。
まぁ家に着いたら寝さしたり着替えさしたりするために鎧を脱がせたりはするが、そこらは仕方ないしな。
あぁ、ベッドが一つしかないな。まぁそれも仕方ないよな。
しかし家に帰るのがこんなに楽しみなのは初めてだ。
ピエールを介抱できる、と思うだけで心がはずむぜ。もちろん俺は困ってる人ならだれだって同じように助けるけどな。
あぁ夢なら覚めないでくれ。すげーいい夢だしな。しかしこれは現実…いやーわくわくするね。
さて、家に着いたぜ。
なんていうか鎧の重さなんか感じない道程だったな。
さて、ピエールを我がサンクチュアリにいれて、と。
いったんベッドに腰掛けさせて、と。
さぁ、ゆっくり寝てもらうためには鎧を脱がすかな。下心なんて無いぞ?人道的に仕方ないことなんだから。
…あぁ俺は酒と汗で少し臭うからサキにシャワーを浴びるのがエチケットだな。
というわけでシャワーを浴び、準備は万端だぜ。
シャワーからでてもピエールは可愛い寝息をたてて寝ていやがる。まったくチャーミングだぜ。
さて鎧を…まてよ、いきなり鎧を脱がすのは紳士としてよくないな。とりあえず兜からかな。
さて兜を脱がしてご対面…
…
……
………中身おっさんだし。
マジでどうすんだよこんなおっさん拾ってきて。
うわ、最悪だよ。まじで損した気分だ。
こんなブルーな気持ち久しぶりだな。明日会社とか行く気なくなるぜ。
てか、絶対にゲンとかタメゴローとかって名前だよこいつ。
はーぁ、またもとのとこに捨ててくるかな。
でもこいつすげー重いからもう運びたくないしなぁ、ってか触りたくねえんだよな。
てかなんだよこの無駄なボランティア活動は。おれは知らないおっさん助けるほど心は広くないんだよ。
…飲み屋の前で倒れてんだからそりゃあおっさんに決まってるよな…あー俺の馬鹿。
とりあえずこんなおっさんは床で寝かしときゃいいか。大体家にいれとかず外の軒先においといてもいいんじゃないか?
風邪引いたって知ったこっちゃないしな。
あした産業廃棄物として捨てられないかな?
だいたいドラクエとかそんなありえない世界のやついるわけないのに何やってんだ俺は。
あぁ疲れた。さっさと寝よう。
悪夢見なきゃいいけど…いや、今が悪夢だな。
あぁ夢なら覚めてくれ。
あ、みんなもスライムナイトが倒れてたってすぐに拾うんじゃないぞ。中身は確認しとけよ。
おれはつくづく今日学んだよ。
終わり
729:ピエール?
09/02/02 04:13:13 zRLjjUoC
俺は28歳一人暮らしの男。
まぁ会社に勤めてる普通のリーマンだ。
最近不況でなかなか仕事がなく、昼の外回りとかは公園で携帯をいじっている。
そんな暇な毎日を送っている俺だが、今むちゃくちゃわくわくしてる。
会社の帰り少し寄り道して飲み屋によって遅くに帰えろうとしたらスライムナイトが倒れてたんだよ。
わかるかい?スライムナイトだ。
俺はドラクエはもともと現役でやってたし、エロパロスレでピエールが可愛い女ならいいなぁ、的な事を読んで妄想が膨らんでるとこだった。
そんな矢先にスライムナイトが居酒屋の前でスースーと寝てるんだ。
今は二月だし、寒いだろうから俺は家につれて帰った。風邪を引いちゃあいけないしな。
鎧とかは重いが、俺はやさしい男だからおぶって帰ったよ。
まぁこれがスライムナイトじゃなくても同じことしたろうけどな。
ちなみに下心なんかないぞ?善かれと思った善意の行動だ。
まぁ家に着いたら寝さしたり着替えさしたりするために鎧を脱がせたりはするが、そこらは仕方ないしな。
あぁ、ベッドが一つしかないな。まぁそれも仕方ないよな。
しかし家に帰るのがこんなに楽しみなのは初めてだ。
ピエールを介抱できる、と思うだけで心がはずむぜ。もちろん俺は困ってる人ならだれだって同じように助けるけどな。
あぁ夢なら覚めないでくれ。すげーいい夢だしな。しかしこれは現実…いやーわくわくするね。
さて、家に着いたぜ。
なんていうか鎧の重さなんか感じない道程だったな。
さて、ピエールを我がサンクチュアリにいれて、と。
いったんベッドに腰掛けさせて、と。
さぁ、ゆっくり寝てもらうためには鎧を脱がすかな。下心なんて無いぞ?人道的に仕方ないことなんだから。
…あぁ俺は酒と汗で少し臭うからサキにシャワーを浴びるのがエチケットだな。
というわけでシャワーを浴び、準備は万端だぜ。
エチケットとして香水も付けて完璧だぜ。
シャワーからでてもピエールは可愛い寝息をたてて寝ていやがる。まったくチャーミングだぜ。
さて鎧を…まてよ、いきなり鎧を脱がすのは紳士としてよくないな。とりあえず兜からかな。
さて兜を脱がしてご対面…
…
……
………中身おっさんだし。
マジでどうすんだよこんなおっさん拾ってきて。
うわ、最悪だよ。まじで損した気分だ。
こんなブルーな気持ち久しぶりだな。明日会社とか行く気なくなるぜ。
てか、絶対にゲンとかタメゴローとかって名前だよこいつ。
はーぁ、またもとのとこに捨ててくるかな。
でもこいつすげー重いからもう運びたくないしなぁ、ってか触りたくねえんだよな。
てかなんだよこの無駄なボランティア活動は。おれは知らないおっさん助けるほど心は広くないんだよ。
…飲み屋の前で倒れてんだからそりゃあおっさんに決まってるよな…あー俺の馬鹿。
とりあえずこんなおっさんは床で寝かしときゃいいか。大体家にいれとかず外の軒先においといてもいいんじゃないか?
風邪引いたって知ったこっちゃないしな。
あした産業廃棄物として捨てられないかな?
だいたいドラクエとかそんなありえない世界のやついるわけないのに何やってんだ俺は。
あぁ疲れた。さっさと寝よう。
悪夢見なきゃいいけど…いや、今が悪夢だな。
あぁ夢なら覚めてくれ。
あ、みんなもスライムナイトが倒れてたってすぐに拾うんじゃないぞ。中身は確認しとけよ。
おれはつくづく今日学んだよ。
終わり
730:名無しさん@ピンキー
09/02/02 04:14:44 zRLjjUoC
↑二重投稿してしまいました、すいません。
731:名無しさん@ピンキー
09/02/02 16:37:38 lTpWRDIh
新しいまとめサイトが出来ていたんですね。
久しぶりに来たので、恥ずかしながら今知りました。
以前に投稿したものが保管庫に入れられていて嬉しかったです。
遅くなりましたが、お礼を言わせて下さい。
管理人様ありがとうございました。
732:名無しさん@ピンキー
09/02/02 20:53:14 dNLCnohg
>730
てっきりカワイイ女の子版の
バージョン違いがあるのかと思った
733:名無しさん@ピンキー
09/02/02 22:15:34 Sf0p9FuA
まぁ>>730はキラーピアス装備してたってことで。
734:名無しさん@ピンキー
09/02/03 00:28:27 wtg1oFfq
>>733
うまく纏めるなwwww
735:名無しさん@ピンキー
09/02/03 01:51:55 0vGq1Quo
ピエールって名前からして男でしょ
736:名無しさん@ピンキー
09/02/03 10:24:11 lkf+IypZ
まて、ピエールがおっさんでも下のスライムはおにゃのこかもしれないぞ。
737:名無しさん@ピンキー
09/02/03 19:48:11 3OJAmaKQ
>>736
バブルスライムですねわかります。
738:アルマリ
09/02/04 10:28:35 ttx8YMHG
>>~725
しかたねえな。俺がアレンジしてやるよ。
739:名無しさん@ピンキー
09/02/04 10:46:19 gukZ7z1n
荒らしにかまうやつも荒らし
740:アルマリ
09/02/04 10:56:27 ttx8YMHG
ただし、自作加えますのであしからず。勝手ながらにごめんなさい。
アルマリ純愛物語
マリベルが、アミットさんの看病でメンバーから抜けた直後、あの日のマリベルの家のお風呂場で、彼女と一緒に、初めてのセックスの体験をしたのが始まりだった。
それから、アミットさんのお見舞いごとにマリベルと交じりあっていたけど、世界が平和になると、漁師の仕事でなかなか時間を作れなかった。
しかし、滅多にないマリベルとのセックスの時間が、僕の心に眠っていたマリベルへの愛が僕の気付かないでいるうちにじわじわと育っていた。そしてマリベルにも同じことが意識の奥深く、動いていた。
ある夜、僕は冒険のころを振り返るためになぞの神殿の南西にある虹色の湖にやってきた。明日は漁師の仕事は休みなので、ここでテントを貼って一夜を明かそうとした。
(どうして言ってくれないの? バカアルス……あたしの気持ちも知らないで……)
でも僕は気付かなかった。マリベルが、僕を探しに、母さんに聞いて、ここに来るということを・・。彼女は、神殿内をあちこち走り周っているうちに、虹色の湖にでていた。この湖のおかげで、水の精霊を呼び出し、魔王オルゴデミーラの正体を暴き、倒すことが出来たのだ。
汗かいちゃったからちょっと休憩して一浴びしよっと、そう思ったマリベルは周りに誰もいないことを確認して服を脱ぎ、湖へと入っていったようだ。僕に気付かずに・・。虹色と、月明かりに映えるマリベルの白い肌は芸術的だったに違いない。
ばしゃ、ばしゃと湖の真ん中にまで一人で身を清めていると、向こうの岸の方で、張られていたテントの前でしゃがみこみながら湖を眺めていた僕の姿を捉えていた。
「アルス!!」
マリベルはあわてて岸に上がり、服を取った。黄白色めの長めのシャツ、マリベルはそれだけを着て僕に近づく。でも冒険のころを振り返るのに夢中だった僕は、彼女の存在にまだ気付かなかった。
「アルスのバカ……なんでわかってくれないのよ・・・、押さえられない、あたしの、この気持ち・・・。」
ようやく、僕はマリベルの姿を捉えた。
「マリベル! どうしてここに!?」
741:アルマリ
09/02/04 11:17:59 ttx8YMHG
「どうしてここに、じゃないでしょう!? ずっとあんたのこと探してたのよ!!」
マリベルはシャツの裾をなびかせながら、つかつかと僕に近づく。お互い、20代過ぎても相変わらずの態度だった。マリベルの剣幕に怒っている表情に驚くあまり、シャツ一枚姿であることには気づかなかった。そして、腰に手を当てて大声を発する。
「あんたねえ、ずっと一緒だって約束したでしょ!?」
そうだった・・。快楽の余韻に身を震わせていたあまり、僕は思わずずっと一緒だと言ったことを忘れていた。僕はしょんぼりとした表情でごめんと誤った。 でも、顔を上げるとマリベルはいつのまにか僕の隣に座り込んでいた。そしてツンツンした表情で口を開く。
「虹色の湖の景色を独り占めしたってそうはいかないんだから。それに、あたしはあんたしかを独り占め出来る男はいないのよ。あんただって、あたししか独り占めできる女、いないじゃない。」
「うん・・、そうだったね。綺麗な体をしたキミを僕は独り占め出来たんだ。誇りに思うよ。」
苦笑いを浮かべて、そういった。すると、マリベルは大粒の涙を流しながら、僕を抱きしめ、僕の胸に顔をうずませた。
「バカアルス・・・。お願いだから、勝手にどこにも行かないでよ・・。」
僕はすまない・・、という気持ちいっぱいで、マリベルの頭を優しく撫でた。
でも、僕の心に彼女への愛が込みあがっていた。
「ごめんね。マリベル。今日ここに来たのは、冒険の頃を思い返そうとしたんだ。」
「あの時は、あんたとキーファが発見したのが最初だったわね。」
「うん。途中でマリベルがついて来ちゃったけど、ね。ウッドパルナ、エンゴウ・・、ユバール、ダーマ、ダイアラック・・・、そしてクリスタルパレス。」
「ずいぶんいろんなところにいったわね。」
「そうだね。そして、魔王を倒して、僕たちは本来の世界を取り戻した。」
「まさか、アルスがここまでこれたなんて思ってもみなかったわ。でも、見直したわ。あんたのこと・・・。最初はちょっぴりだったけど
だんだん、あたし好みの男になったもんね。」
742:アルマリ
09/02/04 11:31:14 ttx8YMHG
さっきまで、涙目だったマリベルが、手で涙を拭き取り、顔を上げると笑顔を浮かべた。作り笑いではない、心からの笑顔だった。
彼女の笑顔が、僕の愛の心をさらに強くした。そして思わず照れ笑いをしてしまった。
「エヘヘ、僕もキミに認められてうれしいよ。/////」
僕はなぞの神殿を見上げた。 レンガ造りの建造物に照らされた月明かりは、芸術的にも見えた。その光景が僕の胸の内を晴らしやすくしてくれる。僕は心の中のすべてをマリベルに語るように話した。
「そして、これは僕たちの思い出でもあるんだ。僕とキーファで、冒険に出るきっかけを作った出発の地点さ。
キーファは、ライラさんのところに行ったけど、もういない・・・。もう過去へも行けない。キーファがいなくなってから、僕も涙を漏らしていたけど・・。でもそれは必要な犠牲だったんだ。」
僕は改心の笑みを浮かべた。
「この神殿こそが、僕とキーファとの生きた証。この冒険は僕とマリベルとガボのものであり、キーファのもの。もちろん、アイラとメルビンも・・。キーファが残してくれた、最高の宝ものなんだ。
キーファが、ユバールの神を守っていなかったら、神様もいなかったし、まして魔王も倒せなかったと思う。」
「最初は罪作りな男だと思ったけどさ、ホントによくやったわね、キーファ・・。」
僕はマリベルの方を向いて、キーファに対する想いを打ち明かした。
「そして、マリベル、キミと赤い糸で結ばれることが出来たのも、キーファのおかげだと思ってるんだ。 冒険が出来なかったら、これほどのすばらしい体験はなかったと思う。僕は、キーファとであったことを心から誇りに思ってる。感謝してる。」
そして、彼女もキーファに対する想いを打ち明けた。
「あたしもそうよ!! キーファには感謝してるわ。アルスを最高の男になるきっかけを作ってくれたんだもんね!」
僕は、自分の手をマリベルの手と重なった。
「だから、キーファが残したこの平和を、一緒に歩もう、生き抜こうよ、マリベル!」
「うん!!」
僕の心とマリベルの心がひとつになった瞬間だった。
743:アルマリ
09/02/04 12:02:41 ttx8YMHG
「あ、そうだ。ちょっと待ってって。」
僕は立ち上がって、テントの中に入った。
マリベルに渡したいものがあったのだ。
それは、マリベルの愛を手に入れる手段として、指輪を買ったからだ。お金がなかったので、安物のものしか買えなかった。気に入ってもらえないかなあ、とちょっと不安だったが、彼女への愛が勇気となって渡す決意をする。
外では虫の鳴き声が鳴り響いていた。
そんな中、僕は荷物を膝もとに乗せ、中に手を入れ、指輪のケースを握ったその時である。忍び足で自分の帷幕に近づく人間の気配を感じパッと振り向いた。
マリベルが外から僕のテントの中をのぞきこんでいた。
「アルス……入ってもいい?」
「マリベル……」
一瞬、ちょっと安堵のため息をつけた。
けど、暗くてマリベルの姿は見えにくかった。
「いいよ。お入り」
僕はそういってマリベルを中に入るように勧めた。そして、彼女は中に入った。
けど、暗くてよく見えなかったが、今のマリベルは黄白色なロングシャツを枚着ているのが見えていた。
僕は振り返り、灯りの火を着けようと立ち上がろうとしたそのときだった。