蒼いシリーズでエロパロat EROPARO
蒼いシリーズでエロパロ - 暇つぶし2ch15:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:56:29 dX9IjyHu
ここは帝国ジュニアアカデミー旧校舎にあるパシ研の部室。
「うーん、今日はコラコラ浴場遺跡に行ってみるか」
アマネカはEプラントに関する資料を読むのをやめて時計に目をやる。
「それにしても遅い。あいつらにはパシ研の部員としての自覚が足りないな、何かペナルティでも…」
などとつぶやいているとバタバタという足音が近づいてきて勢いよくドアが開いた。
「ごめーん!遅れたぁ!」
ドアの方を見るとそこにはリエ、メイル、エアナの3人がいた。
「遅ーい!こうしてる間にもお宝は盗掘者どもに狙われてるんだぞ!」
そこまで怒っているというわけでもないので3人は各々遅れた理由を話しながら軽く謝る。
続いてアマネカの矛先はまだ来ない男性メンバーに向けられる。
「カルはしょうがないとしても男共は何してるんだ。まったく…」
アマネカの疑問にリエが答える。
「今日は男子は来なわよ?放課後、男子生徒は全員身体測定だから」
リエの言葉にアマネカはあっけに取られたような表情を浮かべる。
「え…?そ、そうだったっけ…?」
「昨日男子達が言ってたじゃない。アマネカも結構抜けてるねぇ」
ニヤニヤしながらエアナが普段の恨みを晴らすかのようにからかう。
「うるさい!私は考えることがたくさんあるんだ!」
(くそ、エアナの奴…今度そのグレープフルーツを泣くまで揉んでやるから覚えてろよ…)
復讐をそっと心に誓いながらアマネカはエアナの胸を睨む。
「会長、私がオーギさん達の分まで頑張りますから」
メイルにオーギの代わりが勤まるとは思えないがその素直な言葉には癒される。
(ま、来ないものは仕方ないか。それに今回の遺跡は小さいからこのメンツでも大丈夫だろ)
「よーし、じゃあ私達だけで行くぞ!遅れるなー!」

16:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:57:22 dX9IjyHu
………

「はぁー、疲れたぁ…」
「ふぅ…あ、冷たいコーヒーでも淹れますね」
「ありがとー。ごめんね、メイルも疲れてるのに」
数時間後、四人は遺跡の探索を終えて部室に帰ってきた。
「アマネカちっこいくせに案外体力あるね、まだ余裕ありそうじゃん。」
エアナがメイルの淹れたコーヒーを飲みながら言う。
「小さいは余計だ。まぁ、これでも昔は結構苦労してたからな」
余計な詮索をされないように冗談のように答えるが苦労していたというのは嘘ではない。
「あの…会長肩でも揉みましょうか?」
それに気づいたというわけではなく尊敬するアマネカへの気配りでメイルは肩揉みを提案する。
「おー、ありがとう。メイルは優しいなぁ」
メイルが座っているアマネカの後ろに回り、その小さな手で肩を揉み始める。
「ど、どうですか?会長?」
「いやぁ、極楽極楽…にしてもメイルは気が利くのにお前達ときたら…」
その視線の先にはだらしなく机に伏せるエアナとリエがいた。
「なにぃ、そんなことまでさせるなんて職権乱用だぞー」
少し傲慢なアマネカの言葉に思わずエアナが反論するが
「うーん…そうねぇ、じゃあみんなでアマネカをマッサージしてあげましょうか」
リエは何か面白いことを思いついたようでマッサージを提案しエアナに目配せする。
エアナもそれに気づいたようでリエの提案に渋々ながらも賛同した。
「よしよし、会長を労わるというのはいい心掛けだぞ」
「じゃあ、そこのソファーに横になって」
そんなリエの思惑に気づくはずもなくアマネカは満足げにソファーに寝転がった。

17:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:57:59 dX9IjyHu
「はじめるわよ」
全員が各々担当する部位のマッサージを始める。
「ふぁ…あ…!」
「ごめんなさい、痛かったですか?」
「い、いやちょうどいい…気持ちいいぞ…」
「結構こってるじゃん。ちゃんと休まないとダメだぞ」
3人はしばらく普通にマッサージを続けていたがリエの一言で悪戯が始まった。
「ねぇ、誰のマッサージが一番気持ちいい?」
「ん…いや、みんな上手だぞ…」
その質問にアマネカは答えを出せないようだ。
「そんな曖昧な返事じゃダメよ、ちゃんと答えて」
そう言いながらリエはアマネカの腰の辺りに馬乗りになった。
「あ…ちょっと…おい…何を…!」
「ほーら、私のが一番でしょう?」
「ひゃ……んっ!?くふふ…ふふふっ…あははっ!」
エアナとメイルは突然笑い声を上げはじめたアマネカに驚くがその原因にはすぐに判明した。
リエがアマネカの脇腹に手を回しモミモミとくすぐっていたのだ。
「どう?私のマッサージ?」
「きゃははははっ…!やっ、やめろ!はっ…ははは…ど、どこがマッサージだ!」
リエはアマネカを問い詰めながらその反応を楽しむ。
さらに悶えさせようと両手を広げくっつけるようにして振動させる。
「ああああぁ!おい!こ、こらぁぁ!あっ…はぁはぁ…!やめっ!ひゃはははは…やめろってばぁ!」
暴れてリエの手から逃げようとするが馬乗りになられていてはうまく逃げられない。
「リエ、無理やり言わせるのはずるいなー」
エアナはリエの考えを理解したようで少しわざとらしくそう言う。
「ずるくないわよ、これが私のマッサージなんだから。ほらあなた達手が止まってるわよ。」
と悪戯っぽい笑みを浮かべながら2人にそのマッサージを促した。

18:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:58:43 dX9IjyHu
「この体勢だとマッサージしにくいから仰向けにしちゃおうか」
2人は暴れるアマネカをひっくり返し押さえる、2対1の力勝負ではアマネカに全く勝ち目はない。
エアナは近くにあったタオルで素早く両手をソファーの足に縛ってしまった。
サバイバル技術が無駄に役に立ったなと思いながらエアナは開いた腋の下に手を伸ばす。
「いゃははははっ!くひひひっ!お…お前ら…ひひ…い、いい加減に…しろぉ!」
アマネカは怒ってやめさせようとするが止まらない笑いに邪魔をされて全く覇気がない。
「アマネカ、すっごい敏感なんだね」
「ほらほらここはどう?」
「んんっ!ゃははは…!やめろやめろやめろぉぉぉ!!だぁあははっははは!」
また2人は普段ワガママなアマネカを好きなようにできるという状況に酔い全く耳を貸さない。
「ぎゃははははは、あはっあはっ!死…死ぬ…!メイッメイル!たす…助け…!ひひっ!」
自分の力ではどうにもならないと思いメイルに助けを求める。
「あっ…あのリエさん…!か、会長が…その…エアナさんも…!」
だが当然メイルに2人を強く止められるはずもなく、おどおどと見ていることしかできない。
「あーっははははは、も…もうっ…ほんとにっ!くくく…ほんとにダメだって!うひゃはははは!」
他のパシ研メンバーは来ない、旧校舎に来る生徒もほとんどいない。
そして残った頼みの綱であるメイルがこれではもう2人を止められる者はいない。
アマネカはしばらく2人のおもちゃになるのであった。

19:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:59:32 dX9IjyHu
十数分後―
メイルはその光景を見ていることができず涙を浮かべ謝りながらどこかへ逃げてしまった。
楽しげに見えてくすぐり続けられるというのは非常に苦しい。
涙が零れ、身体は汗だく、息も絶え絶えなアマネカに問う。
「もうやめてほしい?」
「くひひっ…はぁはぁ…ひぃん!…ひゃ…ゃめろ…」
「人にお願いするんだからやめろじゃなくてやめてくださいでしょ?」
いつもとは雰囲気が違う少し妖しい笑みを浮かべながらエアナが言葉を変え問い直す。
「うぅぅはぅ…はは……ひくっ!ひっく……やっ!やあぁ……!」
端から見れば女の子同士がじゃれあっているように見える行為だがアマネカは2人に屈服するのを嫌がる。
例え遊びであっても他人に屈服したくないという精神はアマネカらしいといえばそうだが
そんな態度は2人の加虐心を余計に煽るだけであった。
「へー、頑張るねえ。でもちゃんとお願いしないとやめてあげないから」
「一言言うだけでいいんだからもう観念しなさい」
「ひぁぁ!…はぁぅん…ぁん……いゃあ…はひひひ……」


さらに数分後―
精神力だけで耐えていたアマネカがそう長くも耐えられるはずもなくついに懇願の言葉を口にする。
延々と続くくすぐり責め…苦しい…くすぐったい…もうなんでもいいので助けてほしい。
「あはははっ!はひっ…はひぃっ……!わかっ…!もうっ…もうゃめ…ひゃめてくらひゃいぃ…!」
それを聞いた2人はようやくその手を止めた。
アマネカは責めから開放された安心感とムズムズとする余韻に浸りながら必死に息を整える。
「はぁはぁ…ひぃん……ぅあ……はぁ…はぁ……ん…」
「ごめんね、いじわるして。アマネカがかわいいからつい…」
「おーよしよし、今度はちゃんと気持ちいいマッサージしてあげるわ」
ようやく終わったと思ったアマネカはリエの一言に驚き、思わず叫ぶ。
「やっ…!もっ、もういいっ!もう十分だから!」
「だーめ、ちゃんと自分から言い出したんだからちゃんとご奉仕させろ」
「今度は苦しくないからおとなしくしなさい」

20:名無しさん@ピンキー
08/07/19 01:00:29 dX9IjyHu
そう言いながらアマネカの服を脱がしにかかる。
「アカデミーの制服って両手縛ったままでほとんど脱がせられるのね」
「ああああぁ…やめぇ!」
「メイルの服とかもっと凄くない?あれ丈の長い上着着てるだけじゃない」
「あー、見えないと思ったらアマネカやっぱりノーパンなんだ」
「うるさい!うあああぁ…ぱんつ返せー!」
「それはノーパンじゃなくてぱんつはいてないって言うのよ。それに下着はここにあるわ」
「え?脱がしてないのになんであるの?絶対はいてなかったよ」
「ダメだって言ってるだろぉ!ひっく…いやぁ……」
「確かにこれはアマネカの下着よ。でもスカートの中ではその存在を確認できない、それがはいてないとノーパンの(ry」
アマネカの叫びを無視しつつ議論を交わしながらも上着と靴下だけを残すというロマン溢れる姿にしてしまった。
「うわぁ…スベスベで綺麗な肌してるわね」
「胸はさっぱりだけどねぇ。だから私やカルの胸揉みたがるのかな」
「やぁ…あぅ…もう!な、なにするんだよぉ…!見るなぁ!」
同性とはいえ身体を観賞される恥ずかしさに顔が真っ赤なり、モジモジと身体を隠そうとしているのが可愛らしい。

21:名無しさん@ピンキー
08/07/19 01:01:15 dX9IjyHu
「それじゃあ、いくわね」
アマネカに拒否権はない、今のアマネカは2人に支配されているといってもいい。
そして2人もまたこの状況に支配され遠慮や羞恥心というものが薄れているようだ。
「あ、でもその前にいっぱい汗かいたからちょっと水分とりましょうか」
リエは先ほどメイルの淹れたアイスコーヒーを持ってくる。
氷が解けて少し水っぽくなってしまっているがまだ冷たい。
そして一口含みアマネカの唇と自分の唇を合わせる。
「あむぅっ!…んくっ……ん…」
冷たいブラックコーヒーの飲みなれた味だがリエの口を通しているためか少し甘く感じる。
いきなりの口移しに驚いてしまい、コーヒーがこぼれ首筋に流れる。
「あらあら、しょうがないわねアマネカは」
歳がひとつしか変わらないのにリエには一回り年上のお姉さんのような包容力がある。
「あぅ…リエ…い、いきなりキスとか…」
「ふふふ…ファーストキスだった?私もだからおあいこよ」
リエの舌がコーヒーの流れた跡を這い、首筋優しく舐め回す。
もはやアマネカも抵抗するそぶりを見せない、その刺激を素直に受け入れる。
「ひっ!……あっ…はあっ…あぅ…!」
リエの舌はそのまま鎖骨をゆっくりと通り過ぎ、かわいらしく主張する小さな乳首に辿り着く。
「ああ……あぁん!あっ、ああっ!」
初めての感じるその刺激に身体が勝手に反応し身をよじる。
しかし両手を縛られマウントをとられていては、リエの舌から逃れることなどできるはずもない。
「へぇ、ここ弱いんだ」
「はひっ…ああぁん…あ、当たり前だろぉ…初めてなんだからぁ…!」
リエは執拗に乳首を舐め回し、時折軽く歯を立て甘噛みする。
声が漏れるのを我慢できない痺れるような快感。
「ひぁあああ!…やぁ…んぁ!…うぁ…はああぁっ!」
アマネカはリエにされるがままである。乳首から伝わる甘い快楽に頭が真っ白になる。
「ん…くちゅ…アマネカのここなんとなく甘い気がするわ」

22:名無しさん@ピンキー
08/07/19 01:02:05 dX9IjyHu
その光景をしばらく見ているだけだったエアナが不満の声を上げる。
「リエばっかりずるいぞぉ。私もアマネカにご奉仕させろ」
「ごめんごめん、ほらもうひとつあるから好きにしなさい」
リエは少し横に寄りエアナの入るスペースを空ける。
「んああっ!ああっ!はひぃ…両方一緒なんてらめぇ…!やぁ…あああん!」
片方だけでも我慢できない刺激が2倍になりアマネカを激しく悶えさせる。
「ねえ、私もキスしていい?」
不意に頭を上げアマネカに問う。
「な、なんで女同士でキスし―」
がその返答を待たずに自分の唇でアマネカの口を塞ぐ。
そしてアマネカも口を軽く開け、入ってこようとするエアナの舌を受け入れた。
「ふぁ…ん…んくっ…んんんっ…!」
リエの口移しとは違う舌を絡め合うような激しいディープキス。
こんな大胆さがエアナにあるとは思っておらず、あっけにとられたまま舌を絡ませられる。
「そろそろこっちも大丈夫そうね」
少し遠くから聞こえたリエの声、いつの間にか下半身の方に移動しており
これまでの責めでぐっしょりと濡れたアマネカの幼い割れ目の浅い部分を指で優しく撫で始めた。
「ひゃっ!?あ…ちょっと、そこは…リエ!うあっ……ふぁああっ!」
その指は中の襞の一つ一つを確かめるように、丁寧に中をなぞっていく。
「こんなグショグショになるなんてよっぽど気持ちいいのね。今度は私がして貰おうかしら」
「あひっ!ああああぁ…もうやめへぇ!それ以上入れちゃらめぇ!」」
ゆっくりとリエの指がアマネカの秘所の中に入ってくる。
なんだかんだ言ってもアマネカはまだ14歳の女の子、処女を失いそうな恐怖感で思わずリエに懇願する。
「はいはい、大丈夫だから大人しくしなさい。暴れるとほんとに破れちゃうわよ。」
「うぁっ…!やあっやゃあぁっ!ダメぇっ…ふぁあぁああ!」
半泣きのアマネカをなだめながらも指を休めることなく動かしクチュクチュという水っぽい音を響かせる。

23:名無しさん@ピンキー
08/07/19 01:02:45 dX9IjyHu

リエが下を責めている間エアナは一人で存分にアマネカの上半身を味わっていた。
「腋の下舐めてあげる」
「んんっ!?…はあああぁん!そんなとこっ…ダメ!汚いからぁ!ひゃひぃ!」
腋の下に顔を近づけアマネカの汗の香りを吸い込みながら舌を這わせた。
両手も忙しなく胸や脇腹を揉み解し気持ちいいようなくすぐったいような刺激を与える。
「あははっ!やああぁ…くすぐったいのいやああぁ!ひひっ…ひっく…!」
喘ぐアマネカを無視し犬のように夢中で腋の下を舐め回すエアナ。
「じゃあ私もこっちをいただきまーす」
リエは愛撫をやめて硬くなったクリトリスにキスをする。それを舌で転がすとアマネカの反応がより激しくなる。
「ひゃああっ!そ…それらめぇ!ああああぁぁ、変になるっ!」
クリトリスへの刺激は他とは比べものにならないほど強烈であった。
僅かに残った抵抗力を完全に奪い取りアマネカは一気に快感の頂点へと昇ってゆく。
「あああぁ…はぁはぁん……やっ!もうっ…もうイクっ!ひゃめっ!」
イクところを見られまいと全身に力を込めて必死に絶頂に逆らおうとする。
無駄な抵抗と分かっていながらも本能的にそうしてしまうのだろうか。
「ほら素直に受け入れたほうが気持ちいいぞ」
「もうすぐみたいね、ラストスパートかけましょう」
動きを早めるとピチャピチャという水音は激しくなり愛液が飛び散った。
アマネカは痙攣するように震えはじめ、一層甲高い喘ぎ声を上げる。そして…
「あぅ!やっ!も、もうイク!イッちゃう!あ、やあぁああああぁんっ!!」


24:名無しさん@ピンキー
08/07/19 01:03:49 dX9IjyHu
「とんでもないことしちゃった…後で何されるか分からないよ…」
「ごめん…ちょっと暴走しすぎたわね」
汗や唾液でベトベトのアマネカの身体や飛び散った愛液を拭きながら2人は自分達のしたことに後悔していた。
「はぁ…はぁ…んっ…はぁ…ぁん……」
軽く失神したアマネカの荒い息遣いが冷静さを取り戻した2人の耳に響く。
「すぐ起きると思うけどなんて言い訳しようか」
「良くても退部…下手したらレンザン使って殺されちゃうかも…」
「死んだ魚は水をはねない、誰も水に濡れなくて済む…殺るのよアマネカを…」
「何言ってんのエアナ!?」
そんなやりとりをしてるうちにアマネカが目を覚ます。
「ぅん…んんっ…」
「あ、ああ!お、おはようアマネカ!」
「えー…!あ…ま、マッサージどうだった?」
しどろもどろになりながらもなにか言わなければと声をかける。
もう日が暮れてるのに朝の挨拶をするエアナとマッサージと言い張ろうとするリエ。
「……………私の服とってくれ」
2人は乱雑に脱がせて散らかしていたアマネカの服と下着を慌てて集めて渡す。
そのまま何も言わず黙々と服を着て、目覚めの悪そうな表情で2人の顔を見る。
「えと、ごめんね…アマネカ」
「ちょっとやりすぎちゃった…」
と謝るがアマネカは黙ったまま俯いている。
(やばい…ほんとに殺されるかも…)
もはや死を覚悟した2人だが顔を上げたアマネカは頬を赤く染めその言葉は意外なものであった。
「……えっと…その…マッサージ…気持ち良かったぞ…」
てっきり怒鳴ったり泣き喚いたりすると予想していた2人は鳩が豆鉄砲を食らったような顔になり言葉を失う。
「………」
「あ…あとメイルにはあの後私が火事場の馬鹿力で反撃に出て、みっちり説教したと言っておくからな!」
「あぁ…うん…」
「分かってると思うが今日あったことは他の奴らに絶対言うなよ!言ったらレンザンのEスマッシャー食らわすぞ!」
(いや、それ殺すって言ってるのと同じだから…)
黙っていたかと思えば突然勢いよく喋り始めるアマネカと何も言えないリエとエアナ。
「じゃあ今日はもう遅いし解散!明日もちゃんと来いよ!
 それと……あの…マ、マッサージ…してほしいときは…また頼むから!」
そう言うとアマネカは真っ赤な顔を隠すようにして部室から走り去った。
嵐の去った部室に残された二人はしばらくあっけにとられていたがエアナが沈黙を破る。
「ふぅ…意外だったね。まさかあんなこと言われるとは…」
「そうね…でもアマネカも結構かわいいところあるじゃない。そんなに良かったのかしら」
「でもこの先なんか苦労しそう…」
2人はアマネカの中の何かを目覚めさせてしまったことに苦笑しながら家路に着いた。

25:名無しさん@ピンキー
08/07/19 01:08:30 dX9IjyHu
半端に切れてたので最初から貼らせてもらいました。
このスレが早く埋まって綺麗な新スレが立てられるように
SSの投下を頑張りたいと思います。

26:名無しさん@ピンキー
08/07/19 07:33:30 qpC9grHK
>>25
Gj!
これはさらなる新作期待したい
気が向いたらぜひとも

27:名無しさん@ピンキー
08/07/19 08:22:14 mwdER6x7
>>25
アマネカいじめられっこ属性ですよね、やっぱり。
本編でリエの逆襲が無かったのが不思議…
処女喪失を含め、この先エスカレートしたアマネカへのお仕置きをよみたいですなあw

28:名無しさん@ピンキー
08/07/19 12:57:40 UFtgHOWA
>>25 GJ!! 気長に新作、お待ちしとりますです。
アマネカは総受けが似合う。

29:名無しさん@ピンキー
08/07/19 15:08:17 8y3c5vkl
>>25
この世界、ぱんつの扱いはミステリーですよねえw
辛くならないペースでの新作投下を期待してます

30:名無しさん@ピンキー
08/07/19 18:07:37 pYyjFqTz
俺もアマネカたんに悪戯したいお…

31:名無しさん@ピンキー
08/07/20 00:29:12 E1CvFCQg
エアナの巨乳をお風呂で泡泡にしたうえで揉み倒せたらしんでもいい・・・

32:名無しさん@ピンキー
08/07/20 09:22:22 CX90v3MG
ナノカはパケ絵で一目惚れして普通にかわいかったが
アマネカはデレ分を妄想で補うとやばい、マジ萌える。

33:名無しさん@ピンキー
08/07/20 15:15:46 YiclOm92
ナノカとアマネカは、性的にどっちが強いんだろう。

34:名無しさん@ピンキー
08/07/21 05:01:45 EymayOR8
アマネカは真性M
ナノカは両刀

35:名無しさん@ピンキー
08/07/21 10:47:51 xiv22XyO
アマネカさんはあのSサイズなボディで、巨漢オーギと最後まで愛し合えるのかが問題だ

36:名無しさん@ピンキー
08/07/21 16:50:48 Qmbecyls
そこらへんはEテクノロジーの力に期待したい。

アマネカさん、エアナかメイルを診察台に固体して女体検診とかやってくれないかなあ。

37:名無しさん@ピンキー
08/07/22 03:13:29 8p640onP
オーギにはメイルやるからアマネカは俺の嫁。

38:名無しさん@ピンキー
08/07/22 10:45:21 0cYIxpjf
エリンシエ陛下、せっかくアカデミーにいるなら、
アマネカさんにテイスティングされて欲しかった

39:名無しさん@ピンキー
08/07/22 16:59:27 UkbU0t3c
カルには、えっち拷問がよく似合う。
小説、あそこでファルツが来なければ性的拷問までいってたかもなあ。

40:名無しさん@ピンキー
08/07/24 01:08:09 Y7PRAURp
試験勉強に協力してもらっているお礼に、
トアラの性教育に協力するカルたんとか

41:名無しさん@ピンキー
08/07/25 00:13:01 QgA436Y0
トアラの性教育なら、リエの役目かもしれんぞ。

42:名無しさん@ピンキー
08/07/25 09:19:33 H+efBBuA
いや、そのむしろ逆。
トアラの母親仕込のテクでカル撃沈。
それを偶然見てしまったリエも・・・・・ってな感じで3P突入。

43:名無しさん@ピンキー
08/07/26 01:36:16 8rq+9/60
トアラはゲームでだと、メイルにチューしようとしたんだよね…



44:名無しさん@ピンキー
08/07/28 23:37:17 L3XSiLyJ
ナノカをいじめられるキャラはおらんもんかのう

フェアリ先生にはもっとがんばっていただきたい

45:名無しさん@ピンキー
08/07/29 00:23:51 9xhtXyOn
フェアリは折角の医者技能があるかから、薬&器具プレイを期待したい。

46:名無しさん@ピンキー
08/07/29 01:19:18 z9GecRe4
パナビア先輩がいるじゃないか!

47:名無しさん@ピンキー
08/07/29 07:21:26 MMNsmDnz
先輩による下克上ですね、分かります。
まあそれはそれとして、こんな時間ですが投下します。

48:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:22:37 MMNsmDnz
 レイグレット・クタニエの朝は―あまり早くない。
 もちろん、市長となった今でも朝の祈りは欠かしていないし、朝食も抜かないように気をつけている。
 朝の祈りは、自分を引き取ってくれた司祭様と、めぐり合わせてくれた主への感謝を忘れないため。
 朝食を抜かないのは、一日の始まりに、生きるための活力を手に入れるため。
 一度死を垣間見た、そしてそこから救われた自分に出来ることは、生きるための努力を怠らないこと。
 それが自分の務めだと、彼女は信じていた。
「ねえ、ヴァル」
 皆に生かされている。そして皆は、自分が生きていることに感謝してくれている。
 だから、自分もその想いに応えなくてはならない。だからこそ―
「この書類の量は、何?」
 だからこそ、この立場を受け入れ、戦ってきた。
 とはいえ。
「仕事場では、言葉にお気をつけを」
 しれっと言い返す幼馴染に、彼女は大きくため息をついて口を開く。
「じゃあ改めて聞くわ、ホイットリ市長補佐」
「何でしょう、クタニエ市長?」
「この、明らかに異常な量の書類―いえ、紙束は、一体どういうこと?」
 そう言って指差した先には、確かに異常な枚数の紙束が積まれていた。
 その彼女に、やれやれと言った感じで肩をすくめる。
「もちろん、街からの上申書やら意見書やら諸々……全て市長宛の書類さ。
 まあ、ざっと目を通すだけでいい。そろそろトリスティアも軌道に乗り始めたから、それもあってどっときたんだろうしね」
「……生活が安定すると、人間って現状に満足できなくなるのね。
 あんまり人のことは言えないけど、贅沢な話ね」
 全く生活が安定していなかった頃を思い出し、うんざりとつぶやく。
 食べられる雑草を探してまで飢えをしのいだ時期を思い出し、無理やりその記憶を奥底にねじ込んでふたをする。
 あの頃の経験は人生の糧にはなったが、好き好んで思い出すようなものでもなかった。
「とりあえず市長宛のものを全部まとめただけだからね。意見書以外も多分に含まれてると思うよ」
「……そうみたいね」
 書類の間からこぼれてきた、何の変哲もない便箋を手に取り、レイグレットはそうつぶやいた。

49:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:23:10 MMNsmDnz
『しさいさまいつもありがとう。おしごとがんばってください』
「……こういうのをもらうと、がんばろうって気になるわね」
 子供が書いたと思われる、お世辞にも上手いとは言えない、だが想いのこもった文字を眺めながら、そうつぶやく。
 トリスティアに住む子供たちからたまに送られてくる手紙は、彼女の宝物の一つだ。
「感慨にふけってないで、お仕事がんばってくれないかな、司祭様」
「……分かってるわよ」
 横からの茶々入れに、レイグレットは頬を膨らましてそう答えた。
 眼鏡を一旦外して、目じりを軽くほぐす。大きく息を吐いて気合を入れ直し、彼女は書類に掴みかかった。
「てゆーか、せめて先に分類分けくらいして欲しいんだけど」
「それについては謝る。まさかそんなに届いてるとは思わなくてね。
 まあ、今日は他の仕事も無いし、君は椅子に縛り付けておかないといつの間にか外に逃げてるからな」
「人聞きの悪いこと言わないで頂戴。より良い街づくりのために、直接足を運んで街を見てるんだから」
 不満気に言い返すレイグレットに、ヴァルは肩をすくめた。
 そのまま半眼になって口を開く。
「そして、交友と称して何本エールをあけてきたっけ?」
「失礼な。ちゃんとワインにしてるわよ」
 そういう問題ではないと、ヴァルは呆れ気味に嘆息した。
 彼女のいいところは、その開けっぴろげな性格だが―同時に、欠点でもあった。頼むから開き直らないでくれ。
「まあ、君にとって酒は命の次に大事なものだから、飲むなとは言わないよ。
 けど、せめて表では控えてくれ。君も今は、トリスティアの顔なんだぞ」
「今更スタイルは変えられないわ。今も昔もこれからも、私はこのままよ」
 そう返して、掴んだ書類をひらひらと振ってみせる。その仕草に、ヴァルは仕方ないといった感じで息を吐いた。
 なんだかんだ言って、彼女のそのスタイルが住人には好評ではある。一応、という気持ちで言っただけなので、彼も無理に変えさせるつもりは無かった。
 それに、別に仕事を放り出してまで外に出ているわけではない。だからこそ、あまり強く言えないのだが。
「そう言うだろうとは思っていたけどね。せめてこう、ふらふらになって帰るのはやめたほうがいい。君も一応女性なんだ」
「あら、意外に紳士なのね?」
 面白いものを見るような、ただ、どこか少し嬉しそうな様子で、レイグレットが頬杖をつく。
 それに対して、ヴァルは冗談めかした様子で肩をすくめた。
「面倒ごとを避けたいだけさ」
 それが彼なりの気の使い方だと、レイグレットはよく知っていた。

50:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:23:43 MMNsmDnz
「通常業務しゅーりょー!」
「……声に出して喜ばないでくれ」
 書類を処理し終え、勤務時間の終了を知らせる鐘がなると同時、レイグレットは心底嬉しそうに大きく伸びをした。
 頭を抱えて呆れるヴァルを尻目に、いそいそと帰る仕度を始める。
「そういえば、今でも神殿に住んでるんだな」
「そりゃそうよ。あそこは唯一私が帰る所だもの」
 何の気負いも無く、さもそれが当然といった様子でそう返す。
 その返事に、ヴァルは二の句をためらったが―しかし、結局は口を開いた。
「寂しいと思ったことは無いのか?」
 彼の言葉に、レイグレットはあからさまに不機嫌な様子で顔をしかめた。
 こういう質問をすれば自分が気分を害するということが分かっているはずなのに、何故この男はわざわざ聞くのだろうか。
「急に何よ?」
 そして、憎まれ口は叩いても、本当に嫌な話は業務以外ではしないはずの彼に、少し憤りを感じる。
 だが彼は、少し―ほんの少しだけ、苦い顔をして口を開いた。
「いや、すまない。忘れてくれ」
「……そりゃあ、少しはね」
 何かを振り払うかのように視線を外したヴァルに、ポツリともらす。
 顔は見えない。だが、どんな表情をしているかは分かった。彼は―顔を渋らせて、後悔しているのだろう。
 悔やむくらいなら、最初から言わなければいいのに。
「今でもたまに思うのよ。朝が来ないんじゃないか……これが最後の夜なんじゃないかって。
 もう体の調子はいいわ。あの頃に比べたら、まるで背中に翼が生えたみたいに体が軽いの。
 それでもね。だからこそ、今が夢なんじゃないのかって、もしかしたら、死ぬ直前の甘い夢が長く続いてるだけなんじゃないかって思う時もある」
 言わなければいいのに、言ったからには、聞いてもらう。自分の、他の誰にも言わない弱音を。
 幼馴染なのだ。それくらいの責任は取ってもらおう。人の心に入ってきた罰だ―
「だから……寂しいと思うことは、実はしょっちゅうあるのよ。人肌が恋しい事だって、ね。
 バカみたいよね。死の病にかかってた時は諦めてたのに、それが治ると今度は怖くなるなんて」
 自嘲気味に苦笑する。ヴァルは何も言わない。
 ただ彼は、レイグレットの言葉を無言で受け止めていた。

51:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:24:20 MMNsmDnz
「ほらほらどうしたの? 私の酒が飲めないってーの?」
「……君という奴は……」
 神殿に引っ張っていかれ、酒を酌み交わす。
 先ほどまでの陰鬱な気分は、目の前の酔っ払いのおかげで多少は楽になっていた。
 何かを誤魔化そうとする時、酒に頼るのは彼女の悪い癖だ―そんなことを思いながら、コップに口をつける。
「いいじゃない。寂しい夜を思い出させた罰よ。今日はとことんまで付き合ってもらうからね?」
「……まあ、僕が付き合うことで不安が紛れるなら、いくらでも付き合ってやるさ」
 く、とコップの中の酒をあおって視線を戻すと、ぽかんとした表情でレイグレットがこちらを見ていた。
 手にある酒に口をつけようともせずに、こちらを呆然と眺めている。
「どうした?」
「……そんなに不安そうに見える?」
 どうやら今日は酔いが早く回っていたようだと、ヴァルは自分の失態を罵った。
 それとも、今日垣間見た彼女の弱さに酔っているのか。
 だが、言ってしまった言葉を引っ込める手段は無い。意を決して口を開く。
「……親しくない連中は気づかないだろうがね。今の君は、酒で何かを紛らわせようとしてるように見える。
 それも、昨日今日の出来事に対して、じゃない。もっと長期的なことだ」
 でなければ、こんなところでたった二人で酒盛りをしたりはしない。
 昨日今日のことを紛らわしたいなら、酒場で酒をあおるだけでも事足りる。
 いくら憎まれ口を叩き合う幼馴染といえど―いや、そんな間柄だからこそ、分かることもあるのだ。
「……やっぱり分かっちゃうか……こういう時、幼馴染って不便よね」
「吐き出すところがなければ、人は潰れるだけさ。酒の席だ、忘れることも出来る」
 そう言って、酒を注ぐ。今日はさっさと酔ってしまおう。
「そうね……酒の席だもの」
 すぐ近くから聞こえてきたその声に、ヴァルは慌ててそちらに視線を戻した。
 酔って顔の赤い幼馴染が、まるでしなだれかかるように近づいている―
「だから、忘れてくれて、いいわ……」
「ま、待て―」
 制止の声を振り切るように、二人は床に倒れ込んだ。

52:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:25:39 MMNsmDnz
 酔っているんだ、と、自分に言い聞かせる。
 だから、これは酔った勢いでのことだ。素面でこんなこと―恥ずかしくて出来やしない。
「だめだ、レイグレット」
「人肌が恋しい事もあるって、言ったでしょ?」
 頬を紅潮させ、囁くように言う。
 少し困ったような表情。押し倒されるような形のままで、ヴァルはその顔を綺麗だと思った。
 だが―
「だめだ。今の関係を保つ自信が無い」
「忘れてくれていいから」
「君に迫られたら、忘れられないかもしれない」
「じゃあ、それでもいいわよ?」
 こういう時、度胸があるほうはやはり女性なのか。
 そうぼんやりと考えながら、近づいてくる顔を無抵抗に受け止める。
 そ……と、添えるように唇を重ね、ゆっくりと離すと、レイグレットの顔は先ほどよりも赤みが増していた。
「本当は、もうちょっとロマンチックにしたかったんだけどね……」
 苦笑しながらそう言う。
 そんなロマンチストでもなかろうに、と言いかけてやめた。
 彼女の一大決心を茶化すのも、少々無粋だ。
「……僕らには、これくらいが丁度いいんだろうさ。
 こんなことでもなければ、いつまでも変わらなかっただろうし」
 そうね、と、苦笑気味の返答を受け、ヴァルもそれに倣って笑った。
「僕は、君ほど度胸が無いからな」
「あなたほど意志が強くて度胸もある男を、私は見たことが無いんだけど?」
 そう答えて、長い髪をかきあげる。光栄だね、と答えるヴァルに、レイグレットは小さく微笑んだ。
「ねぇ、もう一回……」
 そう言って、もう一度唇を重ねた。

53:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:26:13 MMNsmDnz
「実を言うとね、ずっと不安だったの」
「……市長になったこと、だな?」
 唇を離して言うレイグレットに、そう聞き返す。
 こんどは驚かずに、彼女はええと肯定した。
「みんな私が適任だって言うけど……」
「僕もそう思うけどね」
 そう言うも、レイグレットの気持ちは分からなくもなかった。
 神殿の司祭でしかなかった時とは違い、今は彼女の決定がトリスティアの全てを決めると言っても過言ではない。
「ズリアーニ前市長は、確かに優秀ではなかったかもしれないけど……その責任感と我慢強さは見習うべきだと本気で思ったわ」
 それに関しては、ヴァルも同じ気持ちだった。
 あそこまで傾いていたトリスティアの、全責任を背負った上で働いていたのだ。
 たまに頭に血が上りすぎて錯乱することもあったが、常に自分にかかる責任を自覚し、それに耐えていた。
 それは、他の誰でもなく、トリスティアを心の底から愛している彼だったからこそ出来たことだろうと、ヴァルはそう思っている。
 他の人間では、潰れるか逃げ出すかしていたのではないだろうか。
「それに比べて私は、立ち直ったトリスティアのバランスを取ってるだけ―」
「神が本当にいるとして」
 自嘲気味に続けるレイグレットを遮るように、ヴァルが口を開く。
 レイグレットが一瞬息を呑んだ隙に、彼は後を続けた。
「運命という、誰にも抗いがたいものを神の指が操っているとしたら」
「それを、神の信徒である私に説くの?」
「君が選ばれたのは『そういったもの』に求められたからだ。
 少なくとも、君を選んだ人達はふさわしいと信じているし、君が選ばれたのもその結果だよ」
 不満気に聞くレイグレットに、結論だけを言ってやる。
 所詮はちょっとした、哲学にもならない屁理屈だ。別にとうとうと語るつもりもなかった。
「……あなたは?」
「最初に君を推薦したのは僕だぞ?」
 そう言ってやると、彼女は満足したようだった。

54:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:26:46 MMNsmDnz
 嬉しそうに目を細め、三度目の口付けを交わす。
 今度は深く重ね、どちらとも無く舌を絡めあう。
 ゆっくりと丹念に、互いの舌を撫でるように優しく、しかし奪い合うように濃厚に。
 たっぷり一分ほどかけて愛し合うと、二人の口を銀の光が繋いでいた。
「ね、ねえ、ヴァル。その……」
 と、普段見せない、何かを恥じるような表情でちらちらと視線を外す。
 何事かと思って、ヴァルはあることに気づいた。
「あー……その……」
 どう答えたものかと、返答に詰まる。
 酒のせいか、それとも彼女に酔ったのか。
 どちらかは分からないが、自分の体の一部がレイグレットの下腹を押し上げている。
 意識すると、更にそこに血が集まっていくのを感じ、ヴァルはどうしたものかと軽く頭を抱えそうになった。
「……すけべ」
「うぐ」
 責めるようにそう言われ、思わず呻き声を上げる。
 だがレイグレットは、そんな彼を見て小さく微笑んだ。
「けど、いいわよ」
 そう言いながら、下腹をぐ、と押し付けてくる。
 充血したヴァルのそこに乗るようにしてレイグレットが体を起こし、ぐりぐりと押しつぶす。
「お、おい、レイグレット……」
「私だって、そういう気分だもの」
 少し拗ねたような口調でそっぽを向く。
 その仕草が妙に可愛くて、ヴァルは思わず吹き出した。なんて似合わない。
「あ、ちょっと。何で笑うのよ」
「いや、聖職者からそんなセリフが聞けるとはね」
「司祭だって人間よ。それに、女神アトレリアは愛の営みを否定してはいないわ」
 それもそうかと、ヴァルはそう返した。

55:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:27:19 MMNsmDnz
「ところで、そろそろどいてくれると嬉しいんだが」
「ダメよ。これからは公私共に思いっきり下に敷いてやるんだから」
「予行演習ってわけか……」
 はは、と、苦笑いを浮かべる。いつの世も、女性というものは強いものだ。
 それに、自分もどちらかと言えば下から支えるほうが性に合ってはいる。悪い話ではない。
 が、やはりそこは何というか、男の自尊心的に、せめてこういう事の時くらいは上位でありたいと思う。
 そんなわけで―
「じゃあ、敷かれたままで色々しよう」
「ひゃ……っ!?」
 不意に伸びた手に、レイグレットが小さい悲鳴を上げる。
 乳房を下から持ち上げるように揉みながら、ヴァルはその反応に小さく苦笑した。
「下に敷くつもりなら、これくらいで動じてちゃいけないんじゃないか?」
「し、仕方ないじゃない。こういうことは、その、初めてなんだから」
 かあ、と頬を赤らめながら言う。全く、そういう仕草は本当に似合わない。
 そんな似合わない仕草は僕以外には見せられないな、と、ヴァルは誰も聞いていない胸中で惚気て見せた。
「あ、ちょっと。何笑ってるのよ?」
「いや、なんでもない」
 そう言って、上半身を起こす。腰の辺りまで下がっていたレイグレットは、その勢いで後方に倒れこむが―
 それはヴァルがしっかりと支え、そのまま逆に押し倒し返す。
「ただちょっと、似合わないと思っただけさ」
「……その『似合わないこと』をさせてるのは誰よ」
「……光栄だね」
 そう返して、唇を塞ぐ。もう何度目になるのか。レイグレットは数えるのを止めた。
 どうせこれから、何度も重ねるのだ。何度も、何度も―
「キスで誤魔化すの、禁止」
「君もすればいいのさ」
 そう答えて、ヴァルは彼女の服に手をかけた。

56:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:27:52 MMNsmDnz
 薄く汗ばんだ肌が外気に晒され、ふるり、と小さく震える。
 いくら暖房をかけているとはいえ、現在のトリスティアの季節は冬だ。やはり少し寒いのか。
「……あ、あんまりじろじろ見ないでよ」
「あ、ああ、すまない」
 恥ずかしそうに自身の乳房を隠すレイグレットに、ヴァルは慌てて視線をそらした。
 先ほどの震えは、寒さが故ではなく、内心の恐怖が出てしまったのではないだろうか。
(……まったく、意地っ張りなところは治る気配が無いな)
 胸中で苦笑して、彼女の首筋に唇をつける。ぴくん、と彼女の肩が跳ねた。
「あ……は……ヴァルぅ……」
 そのまま、つつ、と胸元へと舌を這わすと、彼女は乳房を隠していた腕を下ろした。
 ヴァルはそれに従うように右の乳房へと舌を這わせ、その先端に唇を重ねる。
 小さい声が漏れ、その体が小さく跳ねる。舌で先端を転がしてやると、彼女はたまらずその手で自分の口を押さえた。
「もうこんなに硬くなってる」
「ば、ばかっ。そういうこと言うんじゃ……ぁんっ」
 抗議の声も、嬌声に遮られて満足に発せない。
 アルコールが入って、多少は鈍くなっているはずなのに、自分はそんなに敏感なのか。
 それとも、ヴァルが上手いのか。上手いなら、自分より前に経験があるのだろうか。だとすると相手は誰だ。
「ねぇ、ヴァル……もしかして、経験、あるの?」
「……そういう付き合いが無かったといえば嘘になる」
 彼らしい、回りくどい言い方だ。その返答を聞いて、レイグレットは顔も知らないその相手に、黒い感情が沸き起こるのを感じた。
 嫉妬。その黒い感情の名前に、レイグレットは悔しさ半分、驚き半分で口を噤んだ。
「……もしかして、嫉妬してるのか?」
「……してる」
 憮然とした様子でそう返す。
 悔しいが、認めるしかない。多分自分は、自分が思っている以上に、彼にぞっこんなのだ。

57:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:31:14 MMNsmDnz
「それは何というか……光栄だけどね」
「……いいわよ。そういうのが必要な時があることくらい、理解できるもの」
 困ったように言うヴァルに、憮然とした表情のままでそう返す。
 理解は出来るが、納得は出来ない。だが、理解できる以上、強くは言えない。
 感情に押し流されたら負けだ。感情で物事を決定すれば、絶対に破綻する。
 責任ある立場にいる以上、時には自らの感情を押し殺すことも必要だ。とはいえ。
「理解できるけど……悔しい。このままでは業務に差支えが出るかも」
「……勘弁してくれ」
 何という脅しか。すさまじい言い分に、ヴァルは思わず頭を抱えそうになった。
 その様子に、レイグレットは先ほどまでの仕返しが成功したと、満足気に微笑んだ。
「ちゃんと愛してくれたら許してあげる」
「……実はそれが言いたかっただけとかいうオチじゃないよな」
 それには、さあ、と、とぼけてみせた。
 確かに一度言ってみたかったセリフではあったが、別に意図したわけではない。
 嫉妬した、というのは本心なのだから。
「まあいいさ。それじゃあ遠慮なく」
 そう言いながら、レイグレットの下腹に手を伸ばす。
 そのままさらりと一撫ですると、彼女は反射的に脚を強張らせた。ああは言っても、やはりまだ抵抗があるのだろうか。
 そんな彼女の緊張をほぐすように、ゆっくりとその大腿を撫でさする。
 彼女の濡れた唇からため息の様な声が漏れ、力が抜けていく。それを確認して、ヴァルは彼女の核心へと手を伸ばした。
 腰が小さく震え、再度脚に力が入るが―ゆっくりと撫でてやると、すぐに大人しくなった。
「……手馴れてる。踊らされてるみたいで何か腹が立つわ」
「子供みたいにむくれないでくれ」
 顔をほんのりと紅潮させながら眉尻をあげるレイグレットに、ヴァルは困ったように返した。
 どうしろと言うんだ。
「……でも、気持ちいい……」
 どうやら、このままで良いらしかった。

58:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:31:49 MMNsmDnz
 少しずつ水気を帯びていくそこをゆっくりと撫でさすり、充血した肉芽を指の腹で押しつぶす。
 上下に動かすたびに、抑え切れなかった声が漏れ、羞恥と快楽に彼女の頬の赤みが増す。
 少女のように閉じられた肉壁を押し広げ、指を這わせば、可愛らしい嬌声が耳を刺激する。
「あ、や、だめ、ヴァル……許して……!」
 切羽詰った様子で顔を隠すように手で押さえ、レイグレットは許しを請う子供のように懇願した。
 限界が近いのだろう。しかしそんな懇願に、ヴァルは無視を決め込んだ。
 それどころか、より激しく彼女を追い詰めていく。
「ひぅ……ん、んぅあぁ……っ!」
 びくん、と背を反らし、一際大きな嬌声を上げる。
 余韻に体を痙攣させながら、泣いているような怒っているような中途半端な表情で、彼女はヴァルを睨みつけた。
「この鬼畜ぅ……」
「君が可愛いのがいけないんだ」
 そう言ってやると、彼女は顔を真っ赤にして視線をそらした。
 全く、普段と違って、このじゃじゃ馬のなんと可愛いことか。
「だから、責任を取ってもらわないとな」
「……それって普通、女が言うセリフじゃない?」
 そう聞き返すレイグレットに、にやりと口の端を歪める。
「いや、こういう場合は男が言うのが正しいのさ」
 そう言って、ヴァルはベルトに手をかけ、自らの滾りを外気に晒した。
 脈打つほどにいきり立ち、天を突かんばかりに怒張した剛直に、レイグレットは思わず息を呑んだ。
 久しぶりに見た幼馴染のそこは、まるでグロテスクな魔物のようにすら見えた。
 これから、あんなものが、自分の中に入るのか―?
「え、あ、う……?」
「こんなにした責任を取ってもらわないとね?」
 得意気なヴァルの顔の下で、彼の欲望がはちきれんばかりに自己主張していた。

59:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:32:38 MMNsmDnz
「え、ええと……」
 ぎんぎんに張り詰めた彼のそこを凝視しながら、レイグレットは恐怖に慄いた。
 話が違う。絶対無理だ。あんなもの、入るわけがない―
「無理なら、止めるかい?」
 だが、そんなことを言われてしまっては引き下がるわけにはいかなかった。
 意地、というのもあったが、この機会を逃してしまえば、ずるずると先延ばしにしてしまいそうだった。
 そんなのは嫌だ。大丈夫、赤ちゃんが出て来る所、そんなにやわじゃないはずだ。
「だ、大丈夫……来て」
 強がりだが、無いよりマシだ。そう自分に言い聞かせて、脚を開く。
 そのまま指で、自分の入り口を開いてやる。顔が燃えそうなほど恥ずかしいが、大サービスだ。
 どうせ彼以外に見せる予定は、今のところ無い。
「なら、遠慮せず……」
 そう答えて、先端を宛がう。熱く充血した肉同士が触れ合い、その熱を伝え合う。
 ぐ、と一瞬の抵抗の後、その抵抗を引き裂くように、ヴァルはレイグレットの中へと一気に侵入した。
「ぅあ……っ!」
 肉が千切れるような痛みが一瞬走り、思わず上げた声は、息と一緒に詰まってしまう。
 ぐらり、と視界が揺らぐが、下腹部に走る痛みがすぐに我を取り戻させた。
「……大丈夫か?」
「だ、大丈夫……涙出てくるくらい痛いけど、大丈夫、我慢出来る……」
「それは大丈夫って言わないと思うんだが……」
 自分の背中を削る彼女の爪を思えば、相当痛いのだろう。
 破瓜の痛みというのは想像がしにくいが、彼女のは随分とヘビーだったようだ。
「大丈夫だけど……」
「うん?」
 涙を拭こうともせずに続けるレイグレットに、そのままの体勢で聞き返す。
「……キス、して……」
 そう言う彼女の唇を、ヴァルは有無を言わずに奪ってやった。

60:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:33:13 MMNsmDnz
「ぅん……は……」
 切れ切れの吐息を漏らすレイグレットに、ヴァルは押し付けるようにして唇を重ねた。
 息苦しさでせめて痛みがまぎれるならば。そう思い、彼女の口内を蹂躙する。
 ふと、背中を掻く手が止まったのに気付き、ヴァルはゆっくりと口を離した。
「……背中……」
「気にしなくていい」
 落ち着いてきたのだろうか。他人のことを気にかける余裕が出てきた彼女に、ヴァルは優しく返してやった。
 少なくとも、彼女の痛みに比べれば、自分のそれは、それほどのことではない。
「こんな傷は、君のと違ってすぐ治る」
「ば、ばか……!」
 急に気恥ずかしくなったのだろうか。痛みに紅潮した顔を、今度は羞恥に染めて言い返す。
 その様子に、ヴァルは仕方ないなと苦笑した。
「わ、笑わないでよ……それより、動いて」
「大丈夫か?」
「まだちょっと痛いけど……もっとあなたを感じたいもの」
 そう返すレイグレットに、ヴァルは、そうか、とだけ答えて腰をゆっくりと動かし始めた。
 彼女は卑怯だ。反則だ。あんな事を言われたら、動かずにいられるものか。
 胸中でそんなことを考えながら、もっと早く動きたい衝動を必死で押さえ込む。
 彼女が苦痛に顔を歪める姿など、あまり見たくない。この時ばかりは、自分が経験者だということに感謝した。
 もし彼女のように初めてならば、彼女を気にかける余裕など無かったかもしれない。
 だがそこで彼は、とても大事なことに気がついた。致命的と言ってもいい。
 動揺が極力声に出ないように注意を払いながら、ヴァルは小さく口を開いた。
「……レイグレット、すまない」
「……な、に……?」
「ゴムをつけてない」
 声に出ていたと思う。どうやら、自分で思っているよりは余裕が無かったらしい。
 そんな彼に、レイグレットは久しぶりの―本当に久しぶりの意地悪な笑顔で、口を開いた。
「……責任、取ってくれるんでしょ?」
 しばらくこのネタで尻に敷かれそうだと、ヴァルはそんな事を思った。

61:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:33:46 MMNsmDnz
「それに……」
 もう会話が出来るほどに痛みは退いたのだろうか。
 今度は先ほどとは違い、満たされたような笑みを向けて続けてくる。
「無くて、良かった」
 やっぱりその笑顔は反則だ。レッドカードだ。
 胸中でそうつぶやいて、誤魔化すようにストロークを強くする。
 早くなった腰の動きに、強くなった快感か、まだ残る痛みか、レイグレットは体を反らして声を漏らした。
 入り口を擦り付けるように押し広げ、ほぐすようにして責め立てる。
「ん、ふ……」
 苦しげな喘ぎの中に、艶やかさが混じり始める。
 初めての異物の侵入に緊張していた彼女の内壁は、気付けば程よい締め付けになり始めていた。
 もっとも、自分のほうは少しでも気を抜けば、すぐにでも限界を迎えてしまいそうだったが。
「ちょっと、気持ちよく、なってきた、かも……」
 そいつはよかった。と、軽口を返す余裕も無い。
 先ほどから思ってはいたのだが、彼女の喘ぎ声はいささか強力すぎる。まるで凶器のようだ。
 そう、胸中で考えるとほぼ同時、下腹部に込み上げてくるものを感じる。
「く……レイグレット……っ」
 限界を告げるヴァルに、レイグレットは自分の脚で彼の腰を抱え込んだ。
「中に、頂戴?」
 せめて外に出そうとしていたヴァルだったが、幼馴染の甘えた声に折れてしまう自分を自覚する。
 そうだ、観念してしまおう。もし出来たとしても、責任を取ればいいだけの話じゃないか。
 そう考えた瞬間、まるでたがが外れるのを待っていたかのように、限界が訪れる。
「くぅ……っ!」
 強烈な開放感に顔を歪め、彼女の最奥へと白濁の精を流し込む。
 どくんどくんと注ぎ込まれる愛欲の証に、レイグレットはとろんとした表情で口を開いた。
「ヴァルのが、いっぱい……」
 そう言って、彼女は嬉しそうに目を細めた。

62:幼馴染とお祈りを
08/07/29 07:34:59 MMNsmDnz
 レイグレット・クタニエの朝は―あまり早くない。
 更に言ってしまえば―今日に限っての話ではあるのだが―むしろ遅かった。
「ん……」
 ゆっくりと意識が浮かび上がり、目を開ける。
 直接肌の上を滑るシーツに、下腹部に残る違和感。その二つが、昨晩の事実を思い出させてくれた。
 シーツで胸元を隠しながら、その時のことをゆっくりと思い出す。
「……ふふ♪」
 再度湧き上がってきた悦びに、だらしなく破顔する。
 一度は得ることを諦めたものを手に入れたのだ。その分、嬉しさも一際だった。
「ようやくお目覚めかい、お姫様?」
 そんな軽口を叩きながら、ヴァルがコップを片手に部屋に入ってきた。
 そのままベッドの脇の椅子に腰掛け、コップに口をつける。
「コーヒー、飲むかい?」
 そう言って、コップを差し出してくる。それに頷いて受け取ると、レイグレットはそれに小さく口をつけた。
 これが夜明けのコーヒーとか言うものだろうか―甘味のない黒い液体を飲み込んで、そんなことを考える。
 そこでふと、彼女はあることを思いついた。
「三ヶ月分、だったっけ?」
「……僕の給料だと結構な額になるぞ」
 何を指し示す数字なのか、彼もすぐに理解してくれたようだ。
 さすがは幼馴染ということだろうか。何となく嬉しい気持ちになる。
「じゃあ、いいものが期待できそうね」
 ふふ、と微笑む彼女に、ヴァルは気が早いものだと苦笑した。
「それより、早く仕度したほうがいい。もう完璧に遅刻だぞ」
 そう言われ、ふと時計を見る。なるほど確かに遅刻は確定のようだ。
 だが彼女はいつものように―どこからそんな自信が出て来るんだというような不敵な笑みを浮かべた。
「いいじゃない。二人で腕組んで遅刻して、皆を驚かせてやりましょう?」
「面倒ごとは避けたいんだがね」
 そう言って肩をすくめるヴァルに、レイグレットは、嘘ばっかり、と返してやった。
 さて、今日のお祈りは、何に感謝しようかしら―

63:名無しさん@ピンキー
08/07/29 07:37:38 MMNsmDnz
どうも、先輩シリーズ書き手です。>>1乙です。
今回は『れいぐれっとさんじゅうきゅうさい』です。大人です。でも子供っぽいです。
アマネカが発売しているというのにヴァルとか、時代に逆行も甚だしいですね。すいません。
というか、そもそも完全に番外です。時期まで違います。
それでは今日はこの辺りで。また……あるといいなぁ。

64:名無しさん@ピンキー
08/07/29 08:53:14 8REnKVUs
朝に投稿するのはやめてくれ給え。
股間にテントを展開させたまま会社へ行けと仰せか。
 ∧_∧
( ;´∀`)
人 Y /
( ヽ し
(_)_)

しかし先輩シリーズといい今回といい、キャラクターをしっかり把握していらっしゃる。
二次創作とはかくあるべしというお手本のような作品でした。
スーテキ!→(中略)→マッスルボディ!マッスルボディ!!マッスルボディ!!!

65:名無しさん@ピンキー
08/07/29 10:15:17 PRTlFXwM
>>63
レイグレットさん可愛い
GJ!

この調子ならいつかフォーリィあたりもメインでピックしてくださるのを期待してよろしいのかしらん?w
それはともかく、さらなる新作、気長に待ってます

66:名無しさん@ピンキー
08/07/29 17:56:09 w6lw64aE
>>63
GJ!! レイグレットさんメインのSSを読める日が来るとは……
ないすなお仕事でございます。

67:名無しさん@ピンキー
08/07/29 23:04:56 N4AMr9Ij
>>63 Gj! レイグレット、まだまだ若いぜ!

68:名無しさん@ピンキー
08/07/29 23:20:44 QtnjhfTi
>>63
原作の描写されてない部分を見ているようで、二次創作とは思えないSSですね。
毎回楽しみながら読ませて貰ってるので、次も期待して待ってます。


69:名無しさん@ピンキー
08/07/31 00:25:24 +VElYebM
>>63
毎度質の高いお仕事GJ!

70:名無しさん@ピンキー
08/07/31 20:46:46 OKQNUMcz
アマネカ本編だとメイルの発するエロオーラにくらくらする…
特にエロ言動をやってるわけではないのに

71:名無しさん@ピンキー
08/08/01 00:31:24 IKCqfbv+
あと一年もすれば、オーギにモーションをかけるに違いない。
「私、もう……子供じゃありません! …もう赤ちゃんだって産めるんですっ!」
みたいな感じで。

72:名無しさん@ピンキー
08/08/02 13:42:09 v7+S2SPQ
アマネカに、ほんとうに赤ちゃんが産める体になってるのか…
診察台固定されて女体検査されてしまうメイルさんとか

73:名無しさん@ピンキー
08/08/03 20:52:52 ilGnsrHH
本スレのコピペ荒らしがうざすぎる…
ここだけがまったりハァハァと平和だ…

74:名無しさん@ピンキー
08/08/04 17:00:38 Okit3XAS
お風呂に入るヒマもないナノカさんを、お風呂に入れてすみずみまで洗ってあげたい

75:名無しさん@ピンキー
08/08/04 17:06:11 RLQGI8tU
最近、あっちのスルー力が上がってきていい感じだな。
たぶん夏休みが終わる頃には消えるだろ。

76:名無しさん@ピンキー
08/08/05 00:03:54 hklrYZ8D
ナノカさん、乳はないけどエロい身体してるよなあ

77:名無しさん@ピンキー
08/08/05 19:03:47 u+zjRkSy
アマネカは良い匂い

78:名無しさん@ピンキー
08/08/07 17:27:55 1tNaogmR
どきどきアドベンチャーで、ヒルがエリンシエの股間部のどこに吸い付いていたのかがひじょーに気になる
あとナノカが絆創膏と鉛筆を使ってどんなプレイをしていたのか…うーむ、気になる

79:名無しさん@ピンキー
08/08/07 22:09:31 1kMUCnzn
パナビア先輩との絡みは微笑ましくて好きだな

80:名無しさん@ピンキー
08/08/09 14:25:15 SOxWaz00
エリンシエが蒼シリーズ内での最強ロリキャラかと思ってたけどメイルも負けちゃいないなあと思った。
性格の方向性は、双方かなり違うけども。

81:名無しさん@ピンキー
08/08/09 15:25:06 diec3isi
その二人とはさらに方向性が違うが俺は断然ネネちゃん派だな。
打たれ強くネタ要因からオチ担当まで何でもこなす万能っぷりに加えて
周囲がちょっと引くほどのガチレズっぷりや妄想癖は見てるこっちまで悶えるぜ。

……あれ?なんか褒めてる気がしない?

82:名無しさん@ピンキー
08/08/09 18:21:51 bgsZfL9G
URLリンク(www.kogado.com)

夏コミ特典のノキのテレカ…スプレンディッドインパクト使って今からナノカにいけない悪戯しようとしてる風に見えなくもないw

83:名無しさん@ピンキー
08/08/10 17:55:27 75j/ZLj9
何か保管庫見れなくなってない?


84:名無しさん@ピンキー
08/08/10 19:05:52 nnWHlmZ/
ああ、テンプレの保管庫のアドレスが古いんだな
URLリンク(sslibrary.gozaru.jp)

85:名無しさん@ピンキー
08/08/10 22:11:06 J3zrDD+W
前前スレが立ったのが2005年2月
前スレが立ったのが2006年4月
すごくマッタリ続いてるな

86:名無しさん@ピンキー
08/08/11 22:06:52 rcZUDM+7
ネネがナノカに対して性的な実力行使にでないのが不思議で仕方がない…

87:名無しさん@ピンキー
08/08/12 08:04:26 7SwJL3tA
どきあどでやってたじゃん。
失敗した上に顔と腹を踏まれたけど。

88:名無しさん@ピンキー
08/08/13 01:13:00 LA8P+Lx8
あそこはネネに頑張ってほしかったぜ
もしかしたらナノカさんも誘っていたのかもしれない

89:名無しさん@ピンキー
08/08/13 01:43:49 xPjJ5BcI
将来的には彼氏欲しいとか言ってるからレズっ気はないだろ

90:名無しさん@ピンキー
08/08/13 11:05:07 6MnyOomx
ナノカさんの処女膜は同性、ないしはEテクのカラクリに捧げてほしい。
男相手になんかもってほ他だ。

91:名無しさん@ピンキー
08/08/13 15:56:40 XHinUfPW
ネネにでも先輩にでもラファルーにでも、抵抗も虚しく滅茶苦茶されてイカされまくるナノカさんを読みたいです

92:名無しさん@ピンキー
08/08/15 03:19:56 MMfPtFmm
男×ナノカだとレイプかオリキャラの二択になる
オリキャラでも変に自己主張が強くなければいいと思うけどね

93:名無しさん@ピンキー
08/08/15 17:51:04 AqttuXD1
男がいなかったり空気だったりする作品ではよくあるじゃん。(らきすたとかひだまりとか)

94:名無しさん@ピンキー
08/08/16 09:53:45 xQpry2HL
ナノカさんの優秀な遺伝子を狙う謎の研究者グループに監禁されて、妊娠させられる…とか
もしこのシリーズがなにかを間違えてハード展開に移行するならありそう。

95:名無しさん@ピンキー
08/08/16 17:57:57 Y/QLsDY8
>もしこのシリーズがなにかを間違えてハード展開に移行するならありそう。

町おこしのために訪れた街で珍しく歓迎されたと思ったら、
歓迎会でお酒を飲まされ酔いつぶされて市長をはじめ役員一同によってたかってエロいことされて
朝まで何十、何百回とイカされまくってしまうナノカさんとか見てーです。

96:名無しさん@ピンキー
08/08/18 02:42:19 Zz889w1J
プロスペロ工房の朝、スツーカの定期依頼チェック
「今日の依頼は3件か、どれどれ…」

依頼:結婚してください
依頼人:ウォールサイド市民
報酬:給料三ヶ月分の結婚指輪+俺
期日:15歳になるまで
「ロリコンか…ものによっては考えてやらんこともないが」

依頼:ナノカたんとチュッチュしたいおw貧乳うめぇwテラはいてないwww
依頼人:セントラルタウン市民
報酬:最高の快楽
期日:今晩
「後でセントラルタウンまで出かけるか、悪い芽は早めに摘んでおかんとな」

依頼:使用済みパンツの作成
依頼人:グリーンサイド市民
報酬:30000B
期日:8/18~8/25
「材料とレシピ持ってこい」


「スツーカ、依頼来てた?」
「いや、今日は1件もないな。ゆっくり休め」
こうしてナノカはネオスフィアの負の一部を見ることなく、復興に精を出せるのであった。

97:名無しさん@ピンキー
08/08/18 10:36:47 iKbeCpkE
>>96
ナノカさんに、ぜひ2番目の依頼を遂行してみてほしい
人生、なにごとも経験だぜ!

98:名無しさん@ピンキー
08/08/18 18:00:03 Rg5zDvtS
2番目送ったの俺なんだけど

99:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:11:00 oZ/yNQi5
ナノカの穢れのないスジをくぱぁとできたら芯でもいい

100:名無しさん@ピンキー
08/08/20 15:19:15 0kvAj2Zj
触手装備のEテクユニットになって、ナノカさんやアマネカさんの体をすみずみまで悪戯したいぜ……

101:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:57:01 85lNTpw0
こつえー画集発売記念保守age

102:名無しさん@ピンキー
08/08/25 23:09:58 UNtZvypq
トアラ×カルをキボン

103:名無しさん@ピンキー
08/08/26 01:02:00 VSA7mf4L
>>101
思い出させてくれてアリガトン
行きつけの本屋に無かったから気付かなかった。
今日遠出して買ってきたよ
ナノカかわいいよナノカ

104:名無しさん@ピンキー
08/08/28 17:33:32 xxP95Xa9
ナノカさんとお風呂プレイができたら芯でもいい…

105:名無しさん@ピンキー
08/08/29 00:12:31 rU/PaUlD
八月は職人さん降臨無しで終わっちゃうのかな…
気長に待ってまっす…

106:名無しさん@ピンキー
08/08/30 14:24:35 fYiMrjZZ
ひと月やふた月くらい、待つのはどうってことないさ

107:名無しさん@ピンキー
08/09/03 00:55:16 MxEsjiMs
フォーリィのきょぬーを揉みしだきたい

108:名無しさん@ピンキー
08/09/04 00:22:30 +c4GR4W2
フェアリさんに、ナノカさんを徹底的にいたずらしてもらいたい。
ナノカに対して常に弄り役に回れるのは彼女だけだし。

109:名無しさん@ピンキー
08/09/07 09:14:20 Z8nZNjgB
アマネカを人質に取って、グリーペンに屈辱的なエロ行為を要求したい。

110:名無しさん@ピンキー
08/09/09 23:23:49 emCuN6Iz
アマネカさんは虐められてる姿がよく似合う。

111:名無しさん@ピンキー
08/09/11 01:58:18 QFuN0qG3
本スレがまた妙な雰囲気になってきたなあ
コピペ厨がようやっといなくなったと思ったら…
しかし、ここは平和だ
ちょっと静かすぎて寂しいけど(苦笑

112:名無しさん@ピンキー
08/09/11 02:41:46 zaPBgple
職人さんの光臨を、ゆったり待つだけさね
アマネカさんでもナノカさんでも・・・個人的には、ぜひネネさんを

113:名無しさん@ピンキー
08/09/13 14:10:56 8MFdl3rG
アマネカのテイスティングの興味が胸から別のところに移動する日がいつか来そう。

114:名無しさん@ピンキー
08/09/14 11:47:53 s8J+CI5a
ナノカさんには、持ち前の工房士技能を生かして媚薬やバイブをはじめとするアイテムを開発してもらいたい。
それでもって当然、実験台は自分…

115:名無しさん@ピンキー
08/09/17 02:06:22 bgAuhVv1
手違いで想定よりワンサイズ大きなバイブを制作してしまい、

「うわ……こ、これ、はいるのかな……?」

と、どきどきしながら使用感を確かめるため膣口にバイブをあてがうナノカさんが見たい

116:名無しさん@ピンキー
08/09/18 10:50:55 gz6o52Z+
「ほら、いれるぞ。力抜けよ」
「あの…スツーカ」
「わかってる、入れるのはギリギリのところまでだ。膜は破らんから安心しろ」

とバイブの試用はスツーカとの共同作業であって欲しい

117:名無しさん@ピンキー
08/09/21 01:59:21 eu0fgxgy
職人さんこないかなあ・・・

118:名無しさん@ピンキー
08/09/23 00:18:09 XBBScAGl
ナノカさんがエリンシエにエロいことをされているSSを希望

119:名無しさん@ピンキー
08/09/23 11:31:25 s0MZjKJA
エリンシエは記憶転写でエロ知識割とありそうだからなあ
でもネオスフィア小説ではバイブを知らなかったりしたんでどこまでのレベルかはこれまた謎だけど

120:名無しさん@ピンキー
08/09/27 01:03:44 X3HxXWIz
先輩SSの続きをまったり松・・・

121:名無しさん@ピンキー
08/10/01 03:48:51 GTq93PJY
パナビア先輩のSSは素晴らしい

122:名無しさん@ピンキー
08/10/01 10:44:08 Yb4b2QDe
投下数は多くないけど過去作から粒ぞろいだよね。
自分はここのスレ主さんとかが書いてくれたアマネカ物の続きにもまったり期待している。

123:名無しさん@ピンキー
08/10/05 18:48:08 aQ57iZDA
リエとトアラの性教育SSとか

124:名無しさん@ピンキー
08/10/10 01:03:42 YMkZ82Nh
まったりと神の光臨を待望ちぅ…
白銀のカルの2巻でないかなあ

125:名無しさん@ピンキー
08/10/15 00:07:01 p7TJUzmI
オーギの牛乳ビンみたいな巨根を見て、初体験の恐怖に怯えるアマネカさんとかが見たい

126:名無しさん@ピンキー
08/10/19 14:06:13 oj3HpAwI
普通に考えれば挿入困難な体格差ではある

127:名無しさん@ピンキー
08/10/21 00:56:42 BNjit8+7
そこでEテクの出番ですよ。
パシアテ文明遺跡で発掘してきた媚薬入り特殊ローションとかいろいろあるでしょう。

128:名無しさん@ピンキー
08/10/25 01:27:21 q1EoAsXu
ナノカさんはEテクキャラとして、バイブプレイが良く似合うと思うのですよ

129:名無しさん@ピンキー
08/10/26 14:32:05 vNgEKqLH
パナビアは恥ずかしがり屋さんなんだよな

130:名無しさん@ピンキー
08/10/26 18:43:52 BNn1jwmX
新たな発明のアイデアを得るために、ナノカには先輩の身体をくまなく検診してほしい

131:名無しさん@ピンキー
08/10/30 23:42:09 ka8mHQQM
先輩の絶頂愛液から秘薬が!?・・・とか

132:名無しさん@ピンキー
08/10/31 01:46:38 z0rt1fji
ナノカ「バナピア先輩の愛液には老化防止の作用があります。」


133:名無しさん@ピンキー
08/11/02 18:45:10 UWdzE5Lh
暴走したパナビア先輩に、ねちねちした前戯から前も後ろもめちゃくちゃにされるナノカさんとか・・・

134:名無しさん@ピンキー
08/11/04 02:24:54 V2g5VXt6
>>129-133(*´Д`)ハァハァ

135:名無しさん@ピンキー
08/11/07 01:12:11 rlkTNjTz
ナノカさんがえっちにいじめられるってあんまり無いかな?

136:名無しさん@ピンキー
08/11/08 01:51:33 yzcd+b8u
このシリーズのヒロインたちが男性といたしている姿をちょっと想像しにくい・・・・

137:名無しさん@ピンキー
08/11/08 13:46:15 xPGyIKcA
同じ製作チームとうことで、ガジェットトライアルのえちSSを期待したいのですが無理でしょうか

138:名無しさん@ピンキー
08/11/10 10:23:08 gCDjkFXB
ss職人さんが降臨してくれるなら、どんなネタでもおっけーでしょ。

139:名無しさん@ピンキー
08/11/12 02:52:35 kYj7GIed
先輩シリーズも続き気になるけども、前スレであったエリンシエ陛下初夜SSを書いたお方は、続きもう書かれないのかしらん…

140:名無しさん@ピンキー
08/11/15 04:13:47 KmKSxOqP
まったりと保守
気長にまってまふ

141:名無しさん@ピンキー
08/11/18 00:35:56 +VMCMoep
激しい嫉妬に狂ったネネにねちっこい愛撫の末に犯されるナノカさんを希望

142:名無しさん@ピンキー
08/11/22 10:16:10 WsdDv2WM
ラファルーさんにならおしりを犯されてもよい

143:名無しさん@ピンキー
08/11/23 08:23:28 8O/95u5n
ドリル地底人に掘られちまえ

144:名無しさん@ピンキー
08/11/27 10:48:12 IFUsV0jk
今年中に、新作は拝めるのかのう

145:名無しさん@ピンキー
08/12/02 02:06:08 27T/2aOS
先輩のこゆいエッチを読みたいですなあ

146:名無しさん@ピンキー
08/12/03 00:09:24 +PZ8ky82
アマネカに胸揉まれ過ぎて母乳が出るようになってしまったエアナさんを希望

147:名無しさん@ピンキー
08/12/07 00:56:50 R28+P5C5
ほしゅあげ

148:名無しさん@ピンキー
08/12/10 01:57:50 ZAyYsmCE
アマネカさんはジュラーブリクに拾われる以前の貧困時代に経験ありかもしれないと思う今日この頃。

149:名無しさん@ピンキー
08/12/14 00:22:34 r3I8Sjmd
本年中に神降臨あるのかな・・・

150:正しい子供の授かり方
08/12/14 22:54:41 A7+jNS9S
その悲喜劇は、季節外れの虹とともに幕を開けた。

 ある日のアカデミー。どことなく統一感に欠ける3人が中庭で昼食を取っていた。
自信作の『旧校舎裏直送・朝採り雑草サラダ』をネネに強制廃棄され、少々がっかり気味のナノカ、
そのナノカに持参の弁当を「あーん」しながらご満悦のネネ、
そして相変わらずマイペースにテイクアウトのハンバーガーをぱくつくエリンシエである。

「それにしても近頃、エリンシエさんはナノカさんにベタベタし過ぎじゃありませんこと?」
恋する乙女の勘で二人の距離感に気付いたネネが剣呑な口調でエリンシエを睨む。その目つきはいつになく刺々しい。
 無理もない。先日の新法制定の際、定例議会にねじ込むために策定を急ぎすぎ、
こともあろうに自分の年齢までも結婚の対象外にするという大ポカをやらかしてしまったのだ。
これではどさくさ紛れに同姓結婚を認めさせた意味がない。
ミスをしたのはネネ自身だが、そもそもエリンシエの件がなければもっと落ち着いて策定作業ができたのだ。
この世にデウス・エクス・マキナがいるのなら私を道化にしようとする憎き敵だ、自分のミスに気づいてからたっぷり3日間、ネネは天に向かって呪詛を吐き続けた。
無論、ネネは先日ナノカとエリンシエの間にあった一件を知るはずもない。
知っていれば一国の前女王であろうとお構いなしにハンプデン家の私設特殊部隊が投入される。間違いなく。

「まあ、人質として異国の地に連れ去られた我が身にとって、頼るよすがと言ったらナノカしかおらぬのだ。許せ」
エリンシエは「人質」に微妙なアクセントを付けながらさらりと返す。
「うっ…」帝国の覇権に浴する立場のネネにとって、そこを突かれると痛い。それにつけ込んだ駆け引きとは分かっていても、どうも攻撃の手が鈍ってしまう。
それにエリンシエは11歳とはいえ、記憶転送によって数百年分の知識をため込んでいる、いわば帝王学の巨大データベースだ。いかに英才教育をたたき込まれたネネと言えど論戦では敵うべくも無い。
不承不承に矛を収めたネネは、とりあえずナノカを餌付けする目先の悦楽に没頭することにした。

微妙なパワーバランスがせめぎ合った(むろんうち1名はまったくその雰囲気に気付いていない)昼食が終わり、3人は食後のティータイムを楽しむ。
とはいえナノカは相変わらずコーヒーだが。


151:正しい子供の授かり方
08/12/14 22:55:36 A7+jNS9S
その時、のほほんとした顔でコーヒーをすするナノカをぼんやりと見つめながらエリンシエが何気なしに呟いた。
「なあ、ナノカ……女性同士で子を成すことは可能だと思うか?」
「ぶ―――――っ!」
ネネの口から吹き出されたアッサムの霧の中に、見事な虹が架かった。
「あ、虹」「おお、見事であるな」のんきな2名が捻りのない感想を述べる。
「げほっ、げほっ…え、え、え、エリンシエ女王!あなた一体何を!!??」
「だからもう女王ではないと言うに」
「そんなことはどーでもいいです!言うに事欠いてなんてことをおっしゃるんですの!?」
「いや、単なる学術的な興味だ。まあ気にするな」
「だからって何もこんな人目のあるところでそんな破廉恥なことを!」
「何が破廉恥なのだ。と言うか、そなたが騒ぎを大きくしているように思えるのだがな」

…とネネの暴風をエリンシエが柳に風と受け流している間、ナノカの灰色の脳細胞には発明の神が降臨しつつあった。
「つまり受精というのは遺伝情報の注入なわけだから、DNAを何らかの形で受け渡せば可能だよね。女性はXX染色体だから単性生殖は100%女性が産まれるわけで一代限りになる心配もないし、染色体の受け渡しにはマイクロマシンに行動をインプットしておけば可能だし」
…今回、ナノカに降臨したのは生命の営みに挑戦状をたたきつけた悪魔だった。

「…ナノカ?」「…ナノカさん?」
脳内倫理委員会の慎重派に賄賂を掴ませて検討部会を流し、マイクロマシンにおけるDNA情報保持機構の検討に入ったマッドサイエンティストに、口論を中断した二人が恐る恐る声をかける。
しかし発明に全てのタスクを振り向けたナノカは、秘密の弱点を知るスツーカ意外の何者も止められない。
結局、その日の閉門時間寸前に迎えにきたスツーカがナノカを強制停止させるまで
ビジー中のスーパーコンピュータと付き人2名は中庭に取り残されることとなった。


152:正しい子供の授かり方
08/12/14 22:56:07 A7+jNS9S
そして時は過ぎて1ヶ月後の夕食時、ふと思い出したようにナノカはエリンシエを自室へ呼んだ。
「エリンシエ、ついに人は神の領域へその一歩を踏み込んだよ!」
開口一番、今夜のナノカは絶好調で意味不明だった。
「…な、何の話だ?」当然の疑問を返す。
「やーだなー、こないだエリンシエ言ってたじゃない、人間の単為生殖は可能かって」
微妙に違っているような気はしたが、エリンシエはとりあえず曖昧にうなずく。
「それで完全な単為生殖は難しいとしても、遺伝子情報を保持したナノマシンを使えば『男性を必要としない』という意味での単為生殖は可能という結論に達したのですよ」
「は、はあ…」
「そこで、まずは私の細胞を使って作ってみたのがこちらです!」
満面の笑みで密閉フラスコを取り出す。中には白濁した粘性の液体が封入されていた。
ここにいたってやっとエリンシエにも状況が分かってきた。
ナノカはエリンシエのたわいない妄想を全力で真に受け、言った本人ですら御伽噺と諦めていた世界をたった1ヶ月で具現して見せたのだ。
ならば、それにエリンシエが応える術はただ一つだった。
「いやー、鞭毛の代替品についてはマイクロマシンのモーターでなんとかなったんだけど、DNAの保護膜とタンパク質分解酵素を同居させるのが大変で」「ナノカ」
「え?なにエリンシエ」
「その理論の実証に、余を使ってはもらえぬか?」
「え゛ぇ?で、でもエリンシエ、実証って言ったらつまり妊娠」
「なればこそだ。そもそもあれを口にしたとき、私の心中にはその想いがあった」
「で、でも何でまたそんなことを?」
「先達ての一件の時、ナノカに抱かれながら思ったのだ。ただ抱かれるのではなく、本当に最愛の人の子を産めたならどれほど幸せなことかと」
「はあ…」
「何だその気の抜けた返事は。そなた、いつぞやのラジオ番組で私が言ったことを冗談だとでも思っていたのか?」
「いや、あれはてっきり場を収めるために追及不可能な方向へ躱したのかと」
「心にもないことを公言するほど私はひねておらぬ。…そ、それにだ、あの時にも余のナノカへの想いは伝えたであろうが」ごにょごにょと後半を付け加える。
「あ、あーあー、そーいえば言ってたよね、おっぱい揉んでた時」
「…っ!だから、どーしてそなたにはデリカシーというものが…っ!」
「でもエリンシエが立候補してくれるなら嬉しいな」
「え!?」エリンシエの顔が一気に朱を帯びる。
「だって私にとってもエリンシエは初めての人なんだよ?初めて同士で添い遂げるというのは何というか男のロマンだと思うのですよ、ハイ」
「ま、まあそれは私としても望んでいたことと言うか何というか…男の??」
言葉を濁していたエリンシエが最後の単語に引っかかる。
「だってホラ、私は女の子のロマンは体験してないから」
「あう…」ナノカの性体験を歪めてしまった原因として、これを言われてしまっては返す言葉もない。
「と言うわけで善は急げと申しますし。さっそく試してみよっか?」
とにこやかに迫ってくるナノカを押し止める妙案は、エリンシエには無かった。


153:正しい子供の授かり方
08/12/14 22:56:44 A7+jNS9S
「こら、じろじろと見るでない!」脱衣中、ナノカの視線に気付いたエリンシエが身を竦める。
「どして?お風呂のときとかいつも見てるじゃない」
「それとこれとは話が別だ!いいからとにかくこっちを見るな!」
「そーお?ちぇ、ざーんねん」赤面しながら服を脱ぐエリンシエの姿に不思議と興奮を覚えていたナノカは、軽口を装いながら本心からの感想を口にした。
しょうがないので先ほどの人造精液をEテクペニスバンドに装填する作業に専念する。

「自分で服を脱いで畳む」というまだ慣れない作業を四苦八苦しながらやっと終えたエリンシエが振り返ると、背後から忍び寄っていたナノカがわきわきさせた手のやり場を失って棒立ちしていた。
「うわぁ、な、な、なんだ!?」身を竦めて飛び退る。
「あ、ばれた」「ばれたとは何だ、一体なんなのだその手は!?」
「いやー、エリンシエの裸見てたらなんだかいたずらしてみたくなっちゃって」悪びれもせずナノカが返す。
「というわけで改めまして」と言うなりナノカがエリンシエを抱きすくめた。
「何が『というわけ』だ…むぐっ」反論しかけたエリンシエの口がナノカの口で塞がれる。
突然の展開にエリンシエが硬直している隙にナノカの舌が侵入してきた。
「ん…んぐ…ん…んうっ!」舌をねぶり、上あごの裏を舐め回し、頬の裏側をつつき、執拗なまでにエリンシエの口内を犯す。
1分近く経ってようやく口を離すと、エリンシエは息継ぎだけではない喘ぎ声をあげた。
「ふあ…な…ナノカ…何なのだ今のは?」
「いやー、私もあれから勉強したのですよ色々と」
「勉強…?」「ほら、こないだの時はいろいろ失敗しちゃったから、次回は順序を踏んでちゃんとしようかと」
「しかしそれは何か学習の方向性が」言いかけて口ごもる。ナノカを男として『使って』しまったのは自分の責任なのだ。
「それにね」見透かしたようにナノカが続ける。
「エリンシエのせいで逆の体験からスタートしちゃったんだから、最後まで責任取ってもらわないと。ね?」艶然と微笑む。
「う…」半ば冗談と分かっていてもこれでは何も言い返せない。

しかしエリンシエにとってはある意味望んだ世界ではあるのだし、何よりその「正しい順序」にも興味はあった。
もう少しの間ネオスフィア動乱が起こらず、記憶転送が順調に進んでいればいずれそのような知識もコピーしたのだろうが、
エリンシエの脳には優先順位の高かった先王の重要な記憶や帝王学、治世術しか写されていない。

「…で、でだ、この後はどうすれば良いのだ?」上目遣いでおずおずと問いかける。
「えっとね、次はエリンシエの胸やあそこをオルガスムスに達するまでいじってー、そのあと男性器をおしゃぶりしてもらってー、次に反対向きになってお互いの性器を舐め合ってー、それからやっと本番です!」
「=≦♀¥°§★◆○&♂~~~!!??」あっけらかんと告げられた、想定のはるか斜め上を行く行為の数々に、エリンシエが声にならない悲鳴を上げた。
「なななななななナノカ!?なんなのだそれは!?夜伽というのはそんなことまでするものなのか!!?」
「だと思うよ、私だって詳しくないから何冊か参考書を買ってきたんだけど」
「参考書?」「うん、さすがに成人向け図書は買えませんので、私でも買えるあたりで女性セ○ンとか女性○身とか、あぁ、あと東○ポとか」
「…そ、そうか…世の夫婦はそのように激しい営みを行っていたのか…」
市井に明るくない悲しさか、エリンシエは『参考書』選びの致命的な過ちに気付かず項垂れた。


154:正しい子供の授かり方
08/12/14 22:57:48 A7+jNS9S
「どーお?エリンシエ、気持ちいい?」
全裸のエリンシエを後ろから抱きかかえ、片手で胸をさすり、もう片手を股間に滑り込ませたナノカが無遠慮な質問を投げかける。
「…っ!そ、そんな…こと、を…聞くな…あっ!」顔を真っ赤にしたエリンシエが必死に堪える。
「えー、でもちゃんとエリンシエがイってくれないと次に進めないよー」とナノカが口をとがらせる。
凶変発動なのか、単にマニュアルに拘泥しているだけのかは微妙なところだ。
ともあれエリンシエが満足していないと見たナノカはさらに攻勢をかける。
素早くエリンシエを抱き上げ、ベッドの上に仰向けに押し倒すと、先ほどまでの責めに加えてもう片方の胸に舌を這わせ始めた。
「ひあっ!?や、だめ、ナノカ、ダメぇ!」
拒絶の声を無視するように、仰向けになってなお重力に逆らう形の良い乳房を舌で舐めあげ、乳首を舌先で弾く。
胸に当てられた手は乳房の上で円を描きながら半径を縮めて中心へ迫り、硬く凝る桜色の乳首を軽く転がしては、焦らすようにまた乳房をくすぐった。
「やぁ、ダメ、イク、イッちゃう!」
「イキたいの?いいよエリンシエ、見せて、イクところ見せて?」残った理性にとどめを刺すようにナノカが耳元で囁く。
その声に反応してか、エリンシエは雷に打たれたように背をのけぞらせる。
「や、あ、ぃやああぁぁ――っっっ!!」
全身を震わせながら、エリンシエは絶頂に達した。十秒近く身体を硬直させて痙攣を続け、そのあとスイッチが切れたように弛緩する。
ナノカはぐったりと倒れ込んだエリンシエの秘裂をゆっくりと擦り続け、エリンシエの余韻を長引かせる。
「ぁ…いや…いやぁ…」休むことのない責めに朦朧となったエリンシエがうわごとのようにつぶやいた。



155:正しい子供の授かり方
08/12/14 22:58:27 A7+jNS9S
一方、幼い身体を快感に震わせるエリンシエの痴態に嗜虐心をそそられたナノカは放心しているエリンシエを抱え起こして座らせ、その顔にペニスを寄せる。
「さ、今度はエリンシエの番だよ?」頬を撫でながらエリンシエに呼びかけると、ぼんやりした表情のエリンシエが目の前のモノを見つめた。
「あ…ナノカの…」すでに快楽に酔わされているエリンシエは、かつて自分が純潔を捧げたモノに頬ずりすると、躊躇いもなく口づけする。
「んっ…」センサーを通じて伝わる唇の感触にナノカの腰が震えた。
エリンシエはナノカのペニスに舌を這わせ、口に含むと苦しげに涙を浮かべながらも必死に根本までくわえ込もうとする。と同時に刺激のない身体がもどかしいのか、無意識のうちに太股をこすりあわせた。
それを見たエリンシエの髪をナノカが手で梳き、さらに猫をあやすように喉元をさすると、性感帯を刺激されたようにエリンシエの身体がびくりと震えた。
倒錯した行為になけなしの理性も溶かされ、エリンシエはただ一心にナノカのペニスをしゃぶり続けた。

かつて一国を統治した女王が自分の前で跪き、喉を突かれる感覚に涙ぐみながらも一心に奉仕を続けている。
その光景に倒錯した興奮を呼び起こされ、ナノカの性感はすぐに上り詰めた。
「で、出るよっ、飲んでっ!」エリンシエの顔を両手で挟みながらナノカが腰を震わせる。
同時にエリンシエの口内に白濁液が吐き出された。
「~~~~っ!?」頭を押さえられているエリンシエはなすすべもなく白濁液を注ぎ込まれる。
「あっ、あっ、ああっ…」エリンシエの頭をしっかり押さえたまま、ナノカが腰を震わせるたびに二度、三度と精が放たれる。

口の端から零れるほどに注ぎ込まれた後、やっと頭を解放されるとエリンシエはけほけほと咳き込んだ。
「ううっ、酷いではないか、何をする…うわ、なんだか口の中が苦くなってきたぞ!?」
「あ、それはアルギニンのせいだと思うよ多分」
「そーいうことを聞いているのではない!だいたい前の時もそうだったが何故口に!」
「いやー、だって参考書によると最初はこーするらしいし」
「え゛ぇ?し、しかしこのようなことをしても何もならぬではないか」
「いやいや、でもすっごい気持ち良かったので私的にはオッケーです!」
難関を乗り越えたアスリートが栄養ドリンクの蓋を開けるときのような無駄に爽やかな笑顔で、ナノカが身勝手な回答を返す。
「あ、それともやっぱり膣内に出される方がいい?」
「ち、膣っ…い、いや、だからそーいう問題では無くてだな」
「それではエリンシエの同意も得たところで当初の予定通り第三段階へ移行とゆーことで」
エリンシエの逡巡を大変都合良く解釈したナノカは素早くエリンシエを押し倒し、逆さ向きにのしかかった。


156:正しい子供の授かり方
08/12/14 22:58:58 A7+jNS9S
「ちょ、ま、何を…ひあっ!」動転のあまり抵抗も忘れたエリンシエの秘裂をナノカが指でそっと開く。
「あ、ちょっと濡れてる。さっきから触ってないのに、エリンシエやーらしーんだー」
「やだ、ナノカ、馬鹿、見るなぁ!」
はかない抵抗を楽しむようにナノカの舌はぴったりと閉じたエリンシエの陰唇を執拗にねぶり、舌先を差し入れ、内側を舐め上げる。
「ふあ…あぁ、ダメ、そんな、ダメぇ…」
「ほーらエリンシエ、自分ばっかり気持ち良くなってないでこっちもしてくれなきゃ」
ペニスを目の前に突きつけられたエリンシエ。快楽という責め苦から逃れる術がそこにあるかのように必死にむしゃぶりついた。
「んっ…上手だよエリンシエ、先端も舐めてみて…」
絶え間なく与えられ続ける快感に半ば朦朧としたまま、必死にエリンシエはナノカの命令に従う。
その刺激に昂ぶったナノカが舌を突き出して奥の方に差し入れようとすると、途中で何かに阻まれた。
「あれ?」首をかしげながらエリンシエの膣口をそっと拡げ、「んん?」中を覗いて少し考えこむ。
「…ど、どうしたのだ、ナノカ?」下半身からの刺激が無くなったエリンシエが不安そうに、そしていくぶん不満そうに見遣る。
「処女膜が元に戻ってる」「え?」
「ほら」指でくにくにと押す。
「い、痛っ!…え、ええ!?なぜ??」軽く混乱するエリンシエ。
「多分ね、エリンシエとえっちしたのは一晩だけだったから、その後で損傷が治っちゃったんだよ」
「えぇ!?…と言うことは、もう一度あの痛みを味わわねばならぬのか?」
「うーん、まあ最初よりは若干マシだと思うけど」と無責任な返答をしつつナノカは未発達な陰唇を舐め上げる。
「ひっ!」不意打ち気味に再開された責めにエリンシエが悲鳴を上げた。
「ほらエリンシエ、口がお留守になってるよ?」
ナノカがからかうが、上り詰める寸前のエリンシエには届いていない。
「ああ、ダメ、ナノカ、ダメ、ダメぇ!」
「駄目なの?じゃあ、やめたげる」とナノカが舌の動きを止める。

「イヤ、イヤぁ…お願い、ナノカ、いじわるしないで…」絶頂寸前でお預けを食ったエリンシエが泣き声で懇願する。
「じゃあ、どうしてほしいのか言って?」意地悪くナノカが追い詰める。
「…ッ、い、イかせて…ナノカの舌でイかせてぇ!」理性のヒューズが飛んだエリンシエが本心を叫んだ。
「よくできました~、それじゃあごほーび♪」言うなりナノカは包皮を指で押しのけ、痛々しいほど充血している幼いクリトリスを舌で舐め上げた。
「ひやぁっ!」その刺激にエリンシエの忍耐力は一瞬で崩壊する。
僅かに残った理性で声を抑えようと下唇をかみしめながら、
「あっ、んっ、んくうぅ~~っ!」エリンシエは二度目の絶頂を迎えた。


157:正しい子供の授かり方
08/12/14 22:59:28 A7+jNS9S
「な、ナノカ…できるだけ痛くないように頼む…」仰向けに寝かされ、大きく脚を開かされたエリンシエがすがるようにナノカを見つめる。
「うん、ゆっくりすると痛いのが長引くと思うし、最初は一気に入れちゃうから」
「え?それでほんとに」「えいっ」
エリンシエに逡巡する暇を与えず、ナノカが一気に腰を進める。
治りかけの処女膜は再びあっけなく突き破られ、エリンシエの幼膣は奥まで蹂躙された。
「かはっ」エリンシエの喉から咳のような音が漏れ、仰け反った上半身がベッドの上に豊かな金髪を振り撒く。
わずかな間を置いて、エリンシエの目にみるみる涙が溢れた。
「い、痛い、痛いよぉ、ナノカの嘘つきぃ!」ぽろぽろと涙の粒を零しながら、力無くナノカの腕や胸をたたく。
ナノカはペニスを突き入れたまま動きを止め、泣きじゃくるエリンシエをぎゅっと抱きしめた。
はぁはぁと浅い息をつくエリンシエの唇を奪い、舌で口内をゆっくりと愛撫する。
エリンシエの身体の強張りが解けるのをしばらく待って、ゆっくりと口を離した。
「もう一回エリンシエの初めてをもらっちゃったね?」耳元で囁く。
「あっ…」『最愛の女(ひと)の子を産む』あまりに現実離れしたエリンシエの夢。
だが今下半身に感じる疼痛は現実で、これから自分はナノカの精を膣で受け止めるのだ。
その事実を再確認したエリンシエは内から湧き出す痛みとは違う感覚に身体を震わせた。

「もう、大丈夫?」エリンシエの頭をそっと撫でながら、ナノカが囁きかけた。
耳元で囁されるたびにエリンシエは下腹部の痛みが消えていくような感覚に襲われる。
それどころか、エリンシエの身体は膣内を埋めたまま動かないペニスにもどかしさすら感じ、両胸の先端は刺激を求めて硬く尖っていた。
「お願い、ナノカ、動いて…」エリンシエが応じる。震える手を伸ばし、ナノカの頬に添えた。
「うん、じゃあ最初はそっとするから」ナノカがゆっくりと腰を前後させる。
「うあぁっ!!」エリンシエが痛みとも快感ともつかない声を上げる。
目を開くと涙でぼやけた視界の中に、自分の上に覆い被さって陶然とするナノカの姿が見えた。
自分の膣をナノカのモノが擦りあげている。ナノカが自分の膣で感じている。
最愛の人に抱かれているという実感が幼い身体に性感を与え、破瓜の痛みを覆い隠していく。
抜き差しされるペニスに血が付着していることだけが、エリンシエの破瓜を証明していた。

ナノカの首に両腕を巻き付け、しがみつくような姿勢のまま揺さぶられるエリンシエ。
「うあっ、あっ、ああん!」乳首がナノカの胸に当たって転がされる。
我知らず腰を動かし始めたエリンシエが健気にナノカのペニスを締め付ける。
「うあ、す、すごい、エリンシエの中、気持ちいい…っ!」幼膣の激しい締め付けと、耳元で快感にあえぐ少女の泣き声に揺さぶられ、急激にナノカも昂ぶっていった。


158:正しい子供の授かり方
08/12/14 22:59:59 A7+jNS9S
ナノカのが欲しい。
ナノカを中で感じたい。
ナノカに膣内射精されたい。
いつの間にかエリンシエは両脚もナノカに巻き付けていた。
ナノカのモノを少しでも奥に受け入れようとするかのように脚に力を込める。
「出して、ナノカぁ、なか、中に出してぇ!」はしたない言葉を躊躇いなく叫ぶ。
ともすれば今にも果てそうな状態で必死に堪えていたナノカも、涙ぐみながら求めてくる健気な少女の姿に忍耐の堰が切れた。
「か、可愛いよっ、エリンシエ…っ!!」
しがみつくエリンシエを抱き上げると正座した自分の両脚に跨らせる。重力に従って深く挿入されたペニスがエリンシエの子宮口を突く。
「うあ、い、イっちゃう!」その姿勢のまま、ナノカが腰を震わせた。
ナノカのペニスから精液が迸り、エリンシエの膣奥を叩く。
「ナノカ、ナノカ、ナノカぁ―――っ!」奥に注がれる熱いものを感じた瞬間、最愛の人の名を叫びながらエリンシエも絶頂に達した。
精液を浴びた膣が激しく収縮し、全て搾り取ろうとするかのように締め付ける。その刺激で更に精が吐き出され、膣奥を満たしていく。
「「あっ、あっ、あっ…」」絶頂を共有し、抱き合ったままさらに昂ぶっていく二人の声が重なった。

繋がったまま息を整え、奥に突き入れていたものをそっと抜き出すと
「あっ…」エリンシエが名残惜しげに呻く。
同時に、精液と破瓜の血が混じった桜色の液体が痛々しく拡げられた膣口から溢れた。


159:正しい子供の授かり方
08/12/14 23:00:30 A7+jNS9S
発明工房自慢の24時間風呂でべたべたに汚れた身体を洗う。
予感めいたものを感じたエリンシエは一人で入ろうとしたが、「まーまー、いつものことじゃない」と押し切られ、結局二人で入らざるを得なかった。
大きくもない湯船に二人なので、ナノカに背を向け両脚の間にすっぽり納まった恰好でエリンシエも湯に浸かる。
目を閉じ、湯に疲れを溶かしていると不意に抱きかかえられるような感触。
自分の胸元に目を向けると、両胸をしっかりと後ろから掴むナノカの両腕が見えた。
「おお、この滑らかな肌触りとフレッシュな弾力…いやー、まさに芸術だね」
ナノカはオヤジ臭い台詞を吐きながら胸を揉みしだく。
「やっ、ナノカ…何を…んぅっ!」お湯の熱で敏感になった胸を責められ、エリンシエが悶える。
「ね、エリンシエ…せっかくだからここでしてみない?」
「な、何がせっかくなのだ!」「だってホラ、据え膳食わぬは男の恥って言葉もあることですし」
「誰が据え膳だ…にゃあっ!やめ…ふあっ!」治まっていた性感がナノカの手でまた目覚めさせられる。
そもそも風呂に押し入ってきたナノカがペニスバンドを着けっぱなしだった時点で気付くべきだった、エリンシエは薄れゆく理性で己の迂闊さを呪った。
「それにね、たくさんしたほうが赤ちゃんができる確率も上がると思うよ?」耳の先を舌でくすぐりながらナノカが囁く。
「赤ちゃん…ナノカの…」身体と心の両面から攻め込むナノカの手管に、エリンシエはたやすく籠絡されていった。


両脚を開かせ、背後から膝裏に手を差し込んでエリンシエを持ち上げたナノカがゆっくりとその身体を下ろしてゆく。
エリンシエは言われるがままにペニスに手を添えて自らの秘裂にあてがい、自分の膣内に挿入されていく光景を蕩けたような表情で見つめていた。
愛液とお湯を潤滑剤に、エリンシエには少し大きすぎるペニスが飲み込まれていく。
「あ…ああ…ナノカ、ナノカぁ…」口を大きく開け、身体をわななかせるエリンシエ。
ナノカはその顔を振り向かせて唇を奪う。
たっぷりとエリンシエの口内を犯した後、ナノカはゆるゆると腰を動かし始めた。
浮力の助けを得たエリンシエの軽い身体は、ナノカが腰を突き上げるだけでゆっくりと上下を繰り返す。
背後から胸を揉みしだいていた両手は人差し指で乳首をくるくると転がし、残りの指は乳房を愛撫し続けた。
精密工作機械のようなナノカの手は、的確かつ緻密な動きでエリンシエの性感を高めていく。
「…ナノカ…ナノカぁ…」胸をなぶる指と、奥を突き上げる剛直の感覚に酔いしれ、次第に意識が混濁し始めたエリンシエは夢うつつで揺さぶられ続けた。


160:正しい子供の授かり方
08/12/14 23:01:44 A7+jNS9S
「エリンシエ、前を見てごらん?」ナノカの声に意識を引き戻されたエリンシエが言われるままに前を見る。
そこにはM字型に脚を開き、背後から突き出されたペニスに無毛の縦筋を押し開かれ、幼い身体をまさぐられながら悦楽の表情を浮かべた自分の姿が鏡に映っていた。
「…あぁ、いや、見ないで、ナノカ、見ないでぇ!」イヤイヤをするように力無く首を振るが、エリンシエの膣はその言葉を否定するように一層強くナノカを締め付ける。
その反応を楽しむように、右胸を責めていたナノカの手が下へと伸び、結合部の上にある包皮を開くとクリトリスを転がす。
「イヤぁ、許して、許して!」限界を超えた快楽にエリンシエは我を忘れ、お仕置きされる子供のような泣き声を上げた。

すると突然、ナノカの責めが和らいだ。細やかな指使いとゆったりした腰の動きにエリンシエは酔いしれ、暖かで柔らかな性感に溺れていく。
するとナノカがそっとエリンシエの耳元で囁いた。
「エリンシエ、気持ちいい?」「うん…」
「じゃあちゃんと言ってごらん?」「気持ちいい…きもちいいの…」
「どこが気持ちいいの?」「…おっぱい…」
「それだけ?もっと気持ちいいトコあるでしょ?」ペニスに大きく拡げられた秘裂を指で撫で上げる。
「ふあぁっ!…ごめんなさい…おま○こ…おま○こきもちいいの…」
夢と現実の間をたゆたうエリンシエはナノカに促されるままに卑猥な言葉を口にした。

肉欲の虜へ堕ちていくエリンシエを、ナノカはさらに辱める。
「おま○このどこが気持ちいいの?」「いりぐちと…うえのところ…」
「ここ?ここはクリトリスって言うんだよ?」「ふやぁっ!…く、くりとりす…」
「おっぱいは?」「…さきっぽが…せつないの…」
「どうしてほしい?」「…おっぱいと…おま○こ…いっしょにいじめてほしいの…」


161:正しい子供の授かり方
08/12/14 23:02:23 A7+jNS9S
「いい子だねエリンシエ、それじゃごほうびをあげる」再びナノカの責めが激しさを増した。
前触れ無く再開した乳首やクリトリスへの執拗な責めと激しいピストン運動。
理性どころか意識すら飛びかけたエリンシエは、ナノカに嬲られるまま絶え絶えに喘ぐ。
「あっ、あっ、あっ」エリンシエの口は言葉を忘れ、ただ喘ぎ泣く声だけを紡いだ。
「可愛いよ、エリンシエ…」ナノカが囁くたび、エリンシエの膣内はナノカの精を求めるように強く締め付ける。
絶頂へと上り詰めていく二人の動きは激しさを増し、風呂の湯が浴室中にまき散らされる。
暴れる脚が排水栓を引っかけ、風呂の湯はほとんど抜けていたが二人とも気にも留めない。
エリンシエは両手をバスタブの縁にかけ、浮力を失った身体を自ら上下させていた。
動きの激しさにペニスが抜けてしまうと、エリンシエはもどかしげに自ら秘裂を指で開き、ペニスに手を添えると愛おしげに挿入する。
もうナノカにもエリンシエを嬲る余裕はない。ただ背後から抱きしめながら動きを同調させる。
そして求めるよう振り返ったエリンシエにナノカが口づけた瞬間。
「「~~~~~~~~~~っ!!」
お互いの唇をむさぼりあいながら、二人は声も無く同時に絶頂に達した。
ナノカのペニスから再度精液が吐き出され、エリンシエの膣内を白濁液で埋めていく。
膣内を満たされる快感にエリンシエが身をよじり、その拍子にペニスが抜けた。
「やぁ、やだっ…」エリンシエの両手が抜けたペニスを求めてさまよう。
なおもナノカが身体を震わせるたびペニスは射精を続け、その手を白く汚した。
「あ…ナノカの…」エリンシエはべっとりと付いた精液を愛おしげに見ると、絶頂に震える指を口に含んだ。

荒い息を整え、湯の抜け落ちた寒さにようやく気付いたナノカがシャワーの栓を開く。
エリンシエを持ち上げて向きを変え、向かい合わせに座らせると胸や顔まで飛び散っていた白濁液を洗い流してやる。
その間、エリンシエは焦点の合わない目でナノカを見つめながら、されるがままになっていた。
くすりと悪戯っぽい笑みを浮かべたナノカが耳元に口を寄せ、とどめの一言を囁きかける。
「赤ちゃんできるまで、いっぱいセックスしようね?」
「うん、する…なのかと、せっくす、するぅ…」うわごとのように鸚鵡返しするエリンシエ。
性交の疲労と湯あたりに襲われたのか、そのまま気を失った。


162:正しい子供の授かり方
08/12/14 23:03:04 A7+jNS9S
エリンシエが意識を取り戻したのは小一時間経った後のことだった。
ベッドに寝かされたエリンシエが目を開くと、先ほどまでのサディストぶりが嘘のように優しく髪を撫でるナノカの姿が映る。
「…ナノカ?」「あ、急に起きちゃダメだよ、少し顔色が悪いよ?」
「そうか…気を失っていたのだな…それにしても風呂の中でナノカにいたずらされた辺りから記憶が断片的なのだが…湯船の中で抱かれたことはうっすらと覚えているのだが」
「ええ~!?忘れちゃったの!?」「うむ…なんだその目は。また何か余に破廉恥なことを強いていたのではあるまいな」
「イエイエナンデモアリマセンヨ?…ちぇ、つまーんなーいのー」
さっきまで自分の仕打ちによがり泣いていた少女の痴態を名残惜しく思い出し、ナノカは口をとがらせた。


「しかし、それにしてもEテクノロジーとはまさに神秘の力であるな、余がナノカの妻になれる日が来ようとは…」
夢見るような遠い目をしたエリンシエが呟く。
「でもエリンシエって成長早いんだねー、私なんかまだ始まらないから、こないだなんてスツーカが、徹夜ばっかりしとるから成長が遅くなるんだ~、なんて言って病院に連れてかれそうになったのに」
「ん?何の話だ?」エリンシエが怪訝そうに尋ねる。
「いや、初潮まだなんだよ私」
「しょちょう?なんだそれは」「え?…いや、だから、月経が始まって排卵ができるようになる現象というか」
「ふむ、そういうものなのか。で、月経とはなんだ?」エリンシエがまったく自然に質問を重ねる。

「…あの、エリンシエさん?」ナノカの心にむくむくと不安がわき起こり、おもわず居住まいを正してエリンシエに問いかける。
「む?何だナノカ改まって」「ちょっとお聞きしますが、今までに性器から出血したことは?」
「な、何を言わすのだ、ナノカに抱かれたときが初めてに決まっているではないか…」
赤らめた頬を手で覆ったエリンシエが、完全に見当外れな答えを返した。

「…え、え゛え~~~~~~~~~~っ!!??」
「実験失敗」の書き割りを(心象的に)背負ったナノカの絶叫が響き渡った。

163:正しい子供の授かり方
08/12/14 23:03:43 A7+jNS9S
数日後、また中庭に3人集まっての昼食後。まるで午後の天気でも聞くような気軽さでナノカが口を開いた。
「ネネちゃんってさ、もう初潮きた?」
「ぶ―――――っ!」
ネネの口から吹き出されたダージリンの霧の中に、見事な虹が架かった。
「あ、虹」「おお、見事であるな」のんきな2名が捻りのない感想を述べる。
「ななななななナノカさん!!??いきなり何を!!??」
「ほら、初潮がくれば赤ちゃん産めるようになるでしょ?」
「いえですからそう言うことではなく…というか初潮が来ればすぐ産めるようになるわけでもないですし…」
「そなの?で、ずばりネネちゃんはどーお?」
「あ…いえ、その、わたくしまだ12歳ですし、来てないからといって遅すぎると言うことはないと思うのですが…」首まで真っ赤に染まったネネがごにょごにょと口を濁す。
「まだなの?ちぇ、ざーんねん」ナノカがあからさまに落胆の表情を浮かべる。

(が―――ん!)さっぱり話の流れは分からないが、ともかくナノカの期待に背いてしまったことに気付いたネネはこの世の終わりのような表情でよろめいた。
「そっかー、実験に協力してもらえないかと思ったんだけど無理かー」
ショックのあまり、ナノカの口から禁断のパラダイス行き乗車券が発行されていたことにネネは気付かなかった。
「で、でも!ナノカさんのためでしたらわたくしなんとしてでも初…そ、その、えーと、大人の女性になってみせます!」
「いやいーよ、ちょっと聞いてみただけだから」あっさりと引き下がられ、ネネは話の真意も知らないまま肩を落とした。

向かい風に乗って舞い戻った紅茶の霧を浴びて髪がしおれたネネは、雨に濡れた捨て犬のように見えた。

(終)

164:正しい子供の授かり方 後書き
08/12/14 23:05:05 A7+jNS9S
ども。エリンシエいぢめに命を燃やす前スレの770です。
というわけで自らのボキャブラリの壊滅っぷりに驚愕しつつなんとか書き上げた第二作です。何しろ「名残惜しい」って単語を思いつくのに半日かかったし。
連想変換候補付きATOK2008+広辞苑for ATOKサイコー。そして氏ねword。

そもそも前作においてネネの年齢は12歳だったのをすっかり忘れていたんよ。
そのせいでオチがまったくもって支離滅裂(自分とナノカが結婚できなくなる法律を通してどーする)になってたんよ。
あれ以来、夜な夜な般若のごとき顔のネネが枕元に立って、魔太郎よろしく
「ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ」って言うんよ。
しょうがないからフォローしようとしたんよ。
それなのに書き終わってみたらますます悲惨なんよ。
これは多分ネネの抱き枕がないのがいかんのよ。でもどう考えても出るはずないんよ。報われないオチ専任だし。どきあどのボタン押し係だし。


ついでに私の執筆の原動力を大公開。またの名を露悪趣味的ズリネタ晒し。
URLリンク(aaabbbccc.s6.x-beat.com)
大きい方のナノカさん(上)は画集をスキャンし、加工してプリントエイティにオーダーしたもの。
全長120cmのオフィシャル品(中)は素晴らしい印刷なんだけど小さすぎ。
エリンシエ(下)はオフィシャルのカバーにシリコン綿の組み合わせ。こっちは等身大なのでばっちり。(何がだ)

ナノカさんのお腹って最強にエロいよね。特に脚の付け根のV字ラインとおヘソ。
あとエリンシエは表情から見て、ぶるぶる振動する卵形のおもちゃとか絶対に挿れられてるよね。


あ。
いま家の前にハンプデン家の私兵部隊1個小隊が見えました。もう待避するいとまもありません。
今破砕鎚で扉を破りました!ものすごい力!さようならみなさん、さようなら…


165:名無しさん@ピンキー
08/12/14 23:16:14 GP1MdeIS
超おひさしぶりに神こーりーん!!
ぐじょーぶ!!

166:150
08/12/14 23:35:06 A7+jNS9S
あっちゃー。いきなり誤変換発見。

>>150
×これではどさくさ紛れに同姓結婚を認めさせた意味がない。
○これではどさくさ紛れに同性結婚を認めさせた意味がない。


167:名無しさん@ピンキー
08/12/15 00:15:03 caF2JOKf
>>164
GJえろす!! ナノカさん悪魔w
これはぜひちょっとしたバチがあたって欲しいですね、性的な意味で。

168:名無しさん@ピンキー
08/12/15 01:51:49 odxAtidh
>>164
実にGJ。 実にうらやますぃ、すばらしい執筆環境をお持ちだw
次を心待ちにしております。


169:名無しさん@ピンキー
08/12/15 10:25:13 5gmOiVlB
エロすぎるだろwwwマッド工房士ナノカさんwww

>>164GJ!!

このエリンシエ&ナノカのシリーズ、ぜひ続けてもらいたい


170:名無しさん@ピンキー
08/12/15 21:34:41 H01ugXyu
エリンシエ陛下かわゆい…

171:名無しさん@ピンキー
08/12/16 00:19:22 Uhhu/iEO
>>164
なんとかハンプデン家の私兵部隊から逃げ切って、続編おながいします

172:名無しさん@ピンキー
08/12/16 10:54:21 HwNwtOly
>>164
GJ!! ネオスフィア後のエリンシエ、こんな風に幸せ?そうならいいですねえ。

にしても自作の絵拡大枕ウラヤマスィ・・・

173:名無しさん@ピンキー
08/12/17 02:12:46 LU6UjHZ0
エリンシエ陛下テラエロス(;´Д`)ハァハァ

174:164
08/12/17 08:20:55 vxdGvZ6X
>>165 >>167-173
拙作へのレスありがとうございます。
これから忙しくなるので当分書けませんが、
次回はさすがにいぢめ成分を少し削減しようかと。

ただし会社が支部全廃の大リストラ。
支部採用の俺オワタ\(^o^)/なので
それどころじゃなくなるかもしれませんが。
さーて、ウチは失業保険出ないんだけどどーすっかなー。

>>168 >>172
冬コミあわせでナノカ&パルフェ枕とナノカ&ラファルー枕を
1枚の両面にまとめて(元は片面印刷)再販するそうですよ。(多分後日通販あり)
材質はスク水素材とのことなのでツーウェイトリコットの模様。
サイズは未定だけど140cmならいいなあ。

>>167
だが断る
この>>164が最も好きな事のひとつは
ナノカさんをMキャラにしようと思ってるやつに
「いやでーす だめでーす」と断ってやる事だ…

175:名無しさん@ピンキー
08/12/17 10:52:48 dXFBetyr
なんかプライベートが大変そうみたいですけど、気長に続きお待ちしてまっす

176:名無しさん@ピンキー
08/12/19 02:12:23 2rt5lhM9
むしろさらにエスカレートするエリンシエいぢめに期待したいなもし

177:名無しさん@ピンキー
08/12/21 23:00:56 Di8fRPaf
>>164
パナビア先輩相手にめちゃくちゃにプチレイプされても文句言えないマッドナノカさんw
GJ!

178:名無しさん@ピンキー
08/12/23 00:36:23 jA/psu1u
全身拘束された上に、妊娠可能な先輩の培養精液を無理やり流し込まれるナノカさんさんですか…

ナノカに対して上位に立てそうなキャラはフェアリさんかラファルーだけではあるまいか



179:名無しさん@ピンキー
08/12/23 10:59:42 YW2hdFXU
本編中のナノカ好き好きなおにゃのこたちは、それぞれ
ナノカに犯されたいのか、犯したいのか…それが問題です

180:名無しさん@ピンキー
08/12/28 12:26:56 h7frlWI5
もちろん刺しつ刺されつでしょう

まあナノカが男の子だったら全て解決する問題なのかもしれんが

181:名無しさん@ピンキー
08/12/28 15:25:12 hu/K8lGk
ナノカさんが男だったら女性キャラ全員に輪姦されるだろ、常識的に考えて…

それより復刻版枕カバーを購入した俺の今夜が心配だ。

182:名無しさん@ピンキー
08/12/29 11:19:54 txF1F6Nj
復刻抱き枕で溜め込んだ妄想パワーをSS創作のパワーに変換するのだ!
ナノカさんにオトコの味を教えてやるのだ!!

183:名無しさん@ピンキー
08/12/29 21:59:55 C7NAMYyA
先輩シリーズの続きはもうないのだろうか
あの話の中に出てくるフェアリ先生のファンなんだ、オイラ

184:名無しさん@ピンキー
09/01/01 20:33:01 63HhOJ83
あけおめ
どうか今年も職人さんが降臨してくれますように…

185:名無しさん@ピンキー
09/01/05 08:40:29 pvhSl80t
アマネカさんには、エアナのきょにゅーを生で揉み込んでもらいたいです

186:名無しさん@ピンキー
09/01/10 11:10:00 8wo+FeNv
ぜひナノカのテイスティングに挑戦してもらいたいんですが

それでもって逆襲されるアマネカさん

187:名無しさん@ピンキー
09/01/10 16:04:14 spf5tywd
ナノカさん救出に飛び出したネネちゃんがアマネカさんの指技のえじきになるところまでは見えた

188:名無しさん@ピンキー
09/01/14 15:11:25 mZQgPHPo
ナノカさんの発明した淫具VSパシ研を希望

189:名無しさん@ピンキー
09/01/18 11:35:58 HImZtMBu
自ら発明した淫具のテストに惑溺してしまうナノカさんを希望

190:すれ違わず、けれど歩みは重ならない
09/01/19 02:57:18 HjlCl2iJ
 急なくしゃみを、噂話をされていると称したのは、一体誰が最初なのだろうか。
 もちろん、科学的な根拠など無く、民間の伝承にすら起源が怪しい。
 別にそれが何だと言うわけではないのだが―
「……っくしゅ!」
 ―パナビア・トーネイドは、起きて早々、急なくしゃみに襲われた。
 ずず、と、小さく鼻をすすり、こんこんと咳をする。
 嫌な予感はしていたのだが、どうも的中してしまったらしい。
「……風邪、かな」
 体が少しだるい気がする。あんなごつごつしたところで寝転ぶからだ。
 背筋が寒い気がする。暖かくなってきたとはいえ、外で寝るからだ。
 頭が少し痛い気がする。ええと、ええと―
「ああもう、全部ナノカのせいよ……」
 そうつぶやいて、ふとナノカも同じような条件だった事を思い出す。
 あの子はどうだろうか。自分のようになってはいないだろうか。
「……アホらし。今は自分のこと……」
 ふらふらと、ベッドから身を乗り出す。今の時刻は―十時を大きく回っていた。
 体の端々に痛みを感じながら、こういった時のために用意してある薬と栄養剤を取り出して飲む。
 食事など作る気にはなれない。だが、これを飲んでおけば、とりあえずは大丈夫だろう。
 そのままベッドに戻ろうとした時だった。不意に玄関のドアがノックされる。
「……本当に、嫌な時に客って来るのよね」
 ぶつくさと言いながらも、一応玄関に向かう。そう言えば、本日休業の看板も出しておかないと。
「どうせ借り工房なんだから、無視しちゃってもいいんだけど」
 とは言ったものの、いちいち応対は出来ない。とりあえずこの客には断りを入れて、改めて看板を出そう。
「はいはい、すいませんけれど、今日は休業―」
 言いながら扉を開けると、でっかいトンカチの後輩と目が合った。
「……今日は休業よ」
「……みたいですね」
 パナビアの顔を見て、ナノカは小さく苦笑いを浮かべて答えた。


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