【アンジェ】【遙か】【コルダ】ネオロマンスでエロ萌え13at EROPARO
【アンジェ】【遙か】【コルダ】ネオロマンスでエロ萌え13 - 暇つぶし2ch700:名無しさん@ピンキー
08/08/30 13:15:47 QAIW9g8R
投下GJ

でも句点入れてくれるとありがたい。

701:名無しさん@ピンキー
08/08/30 15:24:21 5nGiopv9
GJ
望美かわいいよ望美
次回作のエロエロに期t(ry

702:名無しさん@ピンキー
08/08/30 17:04:53 p9Ti6Rdv
GJ??

703:名無しさん@ピンキー
08/08/30 17:14:19 KwVs841w
エロがないならないと事前に書いてくれと、何度言えば(ry

薄めどころじゃないよ、本番がないなら「エロなし」だよ
エロパロに投下するもんじゃないっつの

704:名無しさん@ピンキー
08/08/30 17:23:56 vmLBYaIU
いつもの人はほっといて


GJです!

705:名無しさん@ピンキー
08/08/30 17:43:17 HqCK6X1O
ところで>>691を見るにここって投下がなかったらエロネタ等の雑談てNGなの?
1に雑談おkってあったらか自分もつい雑談にのってしまったことがあるが
もしSS投下以外は迷惑ならスレ分けしてテンプレの関連スレにでも誘導用に
URL貼り付けてもらった方がいいのかな

706:名無しさん@ピンキー
08/08/30 18:07:11 SXq+IaxJ
>>691はどう考えても新規だろ
このスレはエロ雑談おkだ。そう>>1にも書いてある
ネオロマはこのスレ一つをこのエロパロ板に持ってるんだから、関連スレを立てるのはJKでNG
立てたら他ジャンルに迷惑かける事になる

707:名無しさん@ピンキー
08/08/30 20:08:13 NJ6gCI17
>>703
うん、エロ薄めどころじゃない
これはエロなしだ

どのあたりがエロなのかと聞きたい

708:名無しさん@ピンキー
08/08/30 20:48:57 3qKIoboS
>>694
エロの定義についてじっくり語り合いたいんだが…
ただの接吻をエロと言われると、非常に詐欺られた気分になる

これ、2chだからまだいいけど、普通にサイトの裏やオフ本で
「エロ薄めです」とやられたのなら、「ディープキスは『エロ薄め』
じゃねえよ、『いろは』の『ろ』以上でないとエロ名乗るな!」と
唾棄したくなるほどムカツク自分は、どう見ても立派なエロ厨です、
本当に(ry

709:名無しさん@ピンキー
08/08/30 20:52:27 HqCK6X1O
まあエロなしを投下が終わってから書くなら投下前の注意書きに書くべきだったね
というかエロなしですがと言うなら、後編に続いてそっちでエロがあるとか以外は
投下すべきじゃない。何のための18禁板なのかが分からなくなる

ところでエロパロは創作投下おkというかそれが目的な板だけど全年齢板で
パロ系のスレは存在しないのか。エロなしはそっちでやってほしいけど
18歳以下が自由に投下できるスレだとカオスになりそうだな

710:名無しさん@ピンキー
08/08/30 21:02:35 2zcJkv3H
>>709
エロがない場合、最初に注意書きがある方がいいかと思うんだけど、
エロがなければ投下をしてはいけない、というルールはスレごとにまちまちみたいだよ。
すべてのスレを回ったわけではないけど、パロ系統は雰囲気によるみたい。
以前は非18禁創作スレがあったはずなんだけど、なくなってるのかな?

ついでに、>>688が言う聖水プレイも軽いものならスレによるみたいだね。

711:名無しさん@ピンキー
08/08/30 21:06:51 mcuP5tS5
創作発表板が出来て、まだ人いなくてローカルルールが
ほぼない状態だから、今なら
【アンジェ】【遙か】【コルダ】ネオロマンスのパロ萌え
ってスレ立ててもオッケーなのかな

712:名無しさん@ピンキー
08/08/30 21:07:58 mcuP5tS5
>>710
エロくない作品はこのスレに9
スレリンク(eroparo板)

713:名無しさん@ピンキー
08/08/30 22:18:02 3pBwhzLs
役に立たないことしてやたら得意げに振舞うやつっているけど、
エロがないからってエロがないからってわざわざ別のスレに貼る必要ないよ。

714:名無しさん@ピンキー
08/08/30 22:27:50 GKsxQqcG
弁慶が口付けしながら股間をまさぐっている一文を付け足しすればおk

715:名無しさん@ピンキー
08/08/30 22:36:13 pYvtQ74r
お互いの水っててっきり下の水込みかと

716:名無しさん@ピンキー
08/08/30 23:55:58 9P3I3hqr
金日エロ投下します。
前レスのほうで出てた背面座位の話題に悶えたので、遥かでもよかったけ
どなんとなく金日。
流れ関係なく投下で申し訳ない。
最近のレスはかつて無いほど、エロエロ言っていたから、
エロエロ目指したけどただやってるだけになった。すまん。

自分的には投下前に一言付けとくとかでいいと思う。
それで職人いなくなっていったら切ない。

NGワードは「Yシャツ」
結構長い。

717:Yシャツ 1
08/08/30 23:57:04 9P3I3hqr


「ほらっ。」

そう言って、放り投げられた服にとりあえず袖を通す。
密事の前に着ていた服は、汗やらなんやらで大変なことになっていて今は先生の家の洗濯機の中。
とりあえず洗濯と乾燥が終るまでと日野に渡されたのは金澤のYシャツだった。
これまた男の人のだから大きいもので、いい感じにパジャマみたいになった。

「……洗剤の匂いがします。」
「当たり前だ。洗濯くらいしてるぞ。」

さも心外だというような顔で、金澤はベッドに座る日野にミネラルウォーターを渡たす。
とりあえず、それを飲む。散々喘いでカラカラになった日野の喉には気持ちよくしみた。

「お前さん、俺をどれだけだらしないと思っているんだ。」
「そうじゃなくてですね。こーいうのって…。」

言いかけて。日野は自分がとてつもなく恥ずかしいことを言おうとしていることに気づく。
少女漫画の読みすぎかもしれない。これは恥ずかしい。
あきらかに金澤の視線が怪しくなってた。まずいと日野は直感で感じた。

「い、いや、金澤先生だったら、やっぱり洗ってないかな~、と思いまして!」

誤魔化してみたものの、やはり金澤の怪しい視線からは逃れられない。
と思ったら、あっさりした感じで金澤はふーん。と言って日野の飲みかけのペットボトルを飲む。
深読みしすぎたかな?と肩透かしをくらいつつも、日野はやはり考えてしまう。
先生のYシャツ。以外に綺麗好きな先生は、もちろん洗濯だってする。
だから洗剤の匂いで当然であり、そうじゃなかったら困るような気がするんだけれど、やっぱり思ってし…

「っ!せん、せ。いきなりどうしたんですか?」
「んー?」


718:Yシャツ 2
08/08/30 23:57:43 9P3I3hqr

そこで日野の思考はとりあえず中断された。
さっきまで前で水を飲んでいたはずの金澤が日野を後ろからいきなりホールドしてきたからである。
腰から前にまわされた手。肩にかかる金澤の重み。首筋に触れる髪。
少しもがくと、手が腰のあたりをやわやわと揉みだした。

「ちょっ、せんせ、くすぐったっい!」
「へー。んでお前さん、さっき何考えてた?」
「それは・・・うひゃっ!先生ストップー!」
「言うまでやめん。」
「だめぇ!くすぐった、むり、せんせっ、ひゃあ!」

気がつけば金澤の手が、Yシャツの上から胸を弄りだす。
緩急をつけて大きく揉む。それでも決定的な刺激はせず、さらに衣服の上から。
さらにぐちゅり、と耳の中に熱い塊が進入してくる。直接脳に響く水音。

「せんせ…やぁ……」
「強情なお前さんが悪い。」

きっぱり言い切ると、今度は胸の飾りを弄りだす。服の上から。
服の上からされると、生地とすれて直接いじられるよりたちが悪いかもしれない。
確実に下が濡れてきてるのがわかる。

「んっ…だめ先生…服よごしちゃぅ…。」
「なんだもう濡らしてきたのか?」

汚すと言っているのに、金澤はわざと服の上から大きな手で包み込むように濡れているそこに触れてきた。
それは強い刺激ではなく、ゆるやかに全体を刺激するだけで。
自分の意思とは反対に、腰が擦り付けるように動くのが恥ずかしくて思わず日野は顔を背ける。

「あーあ。俺の服ぐしょぐしょだ。」
「先生が、あっ、んん!もっ、やだっ。」
「やだって言うわりには、ぐしょぐしょだぞ?」

その言葉につい下に目をやってしまう。そこは、その部分だけ濡れて透けていた。
さらにその水のようなものが、自分の物だと思うと恥ずかしくてどうしようもなくなってしまう。
しかし、金澤の大きな手がそこを弄っているという行為に目が離せなくなってしまった。
金澤の顔を見たくても、見えるのは髪の毛とか手だけで。
それなのに金澤の声がダイレクトに耳の鼓膜を震わせてくる。

719:Yシャツ 3
08/08/30 23:58:51 9P3I3hqr

「さっき何言おうとしたんだ?言わないとこのままな。」
「せんせっ、もムリっ!だから、はやくっ…。」
「ほれ?しゃべれ?」
「あぁ!ん…あの、ですね…あっ!」

気がつけば金澤の指が濡れているそこに触れてきた。
でも挿れるわけではなく、入り口の部分をゆるやかに上下するだけ。

「んんっ…、だって、せんせのシャツ、だから、あぁ!」
「だからなんだ?」

日野がしゃべるのにあわせて少しずつ埋め込まれ行く金澤の指。
日野はその快楽に夢中になっていく。そういうように金澤が教え込んだのだから。
だから金澤はムリに聞かなくても、いずれしゃべると想定していた。

「せんせの、香りするかなって…なんかこう…先生に包まれてる感じになるかなーなんて…ひゃぁ!」
「随分…誘い方がうまくなったもんだ…」
「あっ!んん…せんせっ、だめ、だめぇ…」

ただその答えが自分の想定の範囲を越すとは思ってはいなかった。
金澤を刺激するには十分だった。布越しに金澤のそれが反応しているのが日野にも伝わり、それがさらに日野の快楽を煽ぐ。

「香穂子…こっち向け…」

最初は啄ばむように、夢中で二人で口づけあう。
いつも2人は口付けから始めていたが、今回はそうでなかったのが日野にとって足りなかったのか、いつもとは違い積極的に金澤に舌をからめていく。
体格差から足りない分も、みずから腰をうかして深く口付ける。
そんな日野にも驚きつつも、これ幸いと金澤は自分のそれを出し浮いたままの日野の入り口にそれをすりつける。

「ん…せんせっ……」
「名前呼べよ…香穂子…」
「紘人さっ…あっ、あっ、あぁぁ!」

720:Yシャツ 3
08/08/31 00:00:37 9P3I3hqr

日野の自重もあり、いつもよりも深く繋がっていくそこ。
日野の熱く蠢くそこが金澤を刺激し、次第に動きが早くなっていく。
もはや日野は快楽でなにも考えられなくなっていた。ただ快楽を求める。

「ひろと、さんっ!もっと!んんっ、あっ、いいよぉ…っあ!」
「そら、よく見ろっ!」

金澤は日野のひざ裏に手を回して、ぐいと体に引き寄せる。
さらに日野には長い裾の部分も持ち上げて、繋がっている部分があらわにする。

「やだぁっ!んんっ!せんせっだめぇ!」

いやだといいつつも、日野の体は敏感に反応し金澤をしめつける。
そこは、何度もの抽出であわ立ち、どちらのものかわからない液体が重力にさからうことなくたれていく。
日野の体がガクガクと震えだす。限界が近い。

「もっ、もう、だめっ、あっあっ!」
「いいぞっ!」
「あっ!あっ!あぁぁあ!!」
「……くっ!」

頭の中が真っ白になり、すべてが快楽に包まれる。
自分の中を満たす金澤のそれが愛おしい。


意識が上昇したときは、まだ金澤と繋がったままだった。
おれもまだまだ若いなーとか言いながら、方向転換をさせられる。
中に入っているそれは熱く硬さをまた取り戻していた。

「んく…紘人さんっ、もしかして…?」
「そゆこと。まぁ、ゆっくり楽しもうぜ。」

日野にとって、ある意味久しぶりになった金澤の顔は、少し汗ばみ前髪が張り付いていて、
またいい笑顔で、結局そのまま流されることとなった。



_終わり_


全然長くなかった。
正直すまんかった。反省はしているが、後悔はry

721:716
08/08/31 00:01:45 M/FgjrGE
一番最後はYシャツ4です。
なにやってんだ自分orz

722:名無しさん@ピンキー
08/08/31 00:18:48 ZaxIAxvp
乙!金澤読めてうれしい!!

723:名無しさん@ピンキー
08/08/31 00:59:52 BZx/2uv+
雷怖くて眠れず、携帯からスレ覗いてみたら…

グッジョオオオオオブ!!!
素敵な小説読ませてもらったよ。ありがとう。

724:名無しさん@ピンキー
08/08/31 01:12:28 qiUtfgRa
弁神子も金日共にGJ!
前者は書き手の弁慶への愛を感じる良作だと思ったので自分は読めて嬉しかった
後者は、老成ぶった金やんのねちこい攻めが良かった!
少なくとも3連チャンいけちゃう激アツ三十路ステキ
金やんのシャツを羽織る香穂子にも萌えた



725:名無しさん@ピンキー
08/08/31 01:12:59 itebRTXU
おおお!
いろんな意味で元気な金やんが読めてよかった!
その後は脳内で補完させてもらうよー

726:名無しさん@ピンキー
08/08/31 05:00:43 L5H3ghzE
>>694
弁k好きなので、可愛い人ですねって抱き締めるとこ萌えますたよ
自分も文章そんなに書いたことないから、読み手としての個人的な感想なんだけど
まだ文章がつたないなぁと感じた。
あと前後の自分語りとかはしない方が無難だと思う
694はまだ若い人なんだと文章から分かる。2chにはもう少しROMってから投下した方がいいぞ
それとこのスレではチッスまでしかいってない小説は「エロなし」と表記しないとだめみたいだぞ

727:名無しさん@ピンキー
08/08/31 08:02:58 H1DW9Ww4
次スレで、テンプレに

・エロなし(ちゅーはエロではありません)の作品は、NGワードと一緒に最初に明記して下さい。

と入れておけばいいんでないか
エロの区分は
・ちゅー=エロなし
・乳揉み・下に触る=エロ薄め
・ヤッてる=キタキタキタキタ━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━!!!!!!!!!!

ヤッてなくても、すんげーエロい文章書く神を知ってるので、そういう作品は
読んでみたいけど、基本的にここは「エロ」で萌えるスレだからなー
「エロなしは不可!」ではなく、「エロなしです」と先に言ってくれてたら、
「この作品はエロなしなんだな」と納得ずくで読ませてもらえるし

つーかぶっちゃけ、エロの有無で荒れるのはもう勘弁orz


728:名無しさん@ピンキー
08/08/31 08:34:01 L6k8OQSQ
エロってなんだっけと分からなくなってしまった
ギャグ物で書いてみようと思ったんだが本番なし
チン弄りやフェラは入れる予定だけどギャグなのでハァハァはしないと思う

○○は××の大きくなったソレを優しく手に取ると舌を伸ばし…
とかじゃなく、
いっただきまーす。いやぁ意外と××さんいいモンもってまんなぁゲヘヘ
的な

これは>>727の分類で行くと「エロ薄め」に当たるからオゥケィなのか?
自分はpink板向きかそうでないかって感じで判断してしまいそう
>>694のはpink板以外に投下するとpink池と言われそうだから投下場所は
間違ってないと思った。注意書きの問題なのかな

729:名無しさん@ピンキー
08/08/31 09:10:44 F/ODOg2q
>>728
多分ね<注意書きの問題

「エロ薄め」ではなく「エロはなく、キス止まり」と書いてあれば
よかったんだと思う
チッスだけで「エロ」(薄めとはいえ)と言われると、ここの住人には
過剰広告になってしまうw

730:名無しさん@ピンキー
08/08/31 14:39:42 foaUSyLZ
>>728
それ投下して欲しい。エロでギャグって読んだこと無いw

731:名無しさん@ピンキー
08/08/31 17:54:14 aTkHA+UP
>>730
倉庫行けば結構あるよ<ギャグでエロ

732:名無しさん@ピンキー
08/08/31 18:40:53 3BrL3V2N
>>728
局部おさわりやへら入ったら明らかにここだろwむしろ他の板に落としたらマズい。
だから投下待ってるぞ全裸で。

キスより先の表現有はここが妥当に一票。

733:名無しさん@ピンキー
08/09/01 01:46:33 z8pq+4a4
遙か漫画を読み返してみたら
二巻のシリン達に襲われる辺りに妄想が広がるな
「イヤア…」のコマやべえ

734:名無しさん@ピンキー
08/09/01 04:21:34 FxMuJU9M
遅レスだけど、創作発表板はエロなしのSSやるためにできた板で
今少しずつ二次創作スレとかも立っていってるところだから
あっちにエロなし用のスレ立てても何の問題もないと思うよ

735:名無しさん@ピンキー
08/09/01 05:43:37 8cHw+pw4
今立てたらここが過疎りそう…
しばらく様子見ることにしない?

736:名無しさん@ピンキー
08/09/01 07:25:15 uCoikqUd
両方ともよかったよー
事後も最中もハァハァできますた。

737:名無しさん@ピンキー
08/09/01 07:43:02 3ksentnS
>>735
だよなぁ…
ここ厳しすぎだと思うし書き手は投下し辛い雰囲気は拭えない

エロが途絶える事はないだろうけど、過疎りそうだw

738:名無しさん@ピンキー
08/09/01 10:15:44 hpNFC7n6
プレイ人口多いからなのかな
色んな人がいて中には過敏というかキチキチした人もいるよね
作品読むの楽しみにしてるのに


739:クラウド×ポーランサリタ
08/09/01 10:53:03 gBoDZkwt
どこのスレで投下しようか迷いましたが、ここで投下させて下さい。
一応雪女なのでこのスレの範疇内かと思いますが、
不快にさせてしまったら本末転倒なので、駄目な人はスルーでよろです。

740:クラウド×ポーランサリタ
08/09/01 11:00:33 gBoDZkwt
誤爆しました。申し訳ありません。

741:名無しさん@ピンキー
08/09/01 11:02:29 4SFdgYiQ
焦ったwww

742:名無しさん@ピンキー
08/09/01 11:09:14 dd71HLpe
FF7かw

743:名無しさん@ピンキー
08/09/01 13:55:33 +moREybN
>>739

腹いてぇwwww

744:名無しさん@ピンキー
08/09/01 14:23:32 F0fs6FNF
何かと思ったw

745:名無しさん@ピンキー
08/09/02 00:09:11 fufcbSE9
今週の放送の作画崩壊っぷりといったら……
わざわざクライマックスシーンで。

746:名無しさん@ピンキー
08/09/03 00:48:41 q18MDjC3
遙か3を投下します
一応景時×望美。望美が積極的です

注意事項
・ギャグ系(のつもり)です
・望美が今時の女子高生って感じな上、ネラーで2chネタを使います。望美ぶっ壊れてます
・時系列とかルートとか設定など、細かい事は気にしないで下さい
・本番なし。おさわりはあるものの、ハァハァ分薄いです


NGワードは「冬にご用心」


747:冬にご用心 1/3
08/09/03 00:50:12 q18MDjC3

「景時サン、…ね、早くぅ。」
「望美ちゃんったら意外と積極的だったんだねぇ。」
「いやぁだって、夫婦になったらする事は一つじゃないですか。」
あまりの押せ押せぶりについたじろいてしまう。

「もうちょっとこう、ゆっくり語り合うとかさ~。」
「うーん、それは昼間十分したし。あんなイケメンに囲まれて一年以上お預けとかないわー。
やっぱ仲間内の輪を乱すような事はしちゃいけないよね、みたいな。」

一年のお預け…。望美はすでに経験ありなのか。
と、景時は心の中でちょっとだけがっかりした。
そんな様子を横目に、年の割りに消極的な景時が心配になってきた望美は一応聞いてみた。

「あ、もしかして景時サンってチェリーっすか?」
「ちぇりー?」
「あー、えっと童貞ってか、女性と経験がないって事。27才で未婚とかこの時代あり得ないでしょ。
朔だって15才で結婚してるし。まさかサンショウウオで?」
訝しげな目で見られてはたまらない。慌てて否定する。

「…いや流石にそれは。縁談だって結構あったんだよ~。それにしても望美ちゃん性格変わっちゃってない?」
「こっちのが素っていうか…。いきなり神子とか何とか言われたから。昔やったゲームを参考に
それっぽく振舞ってみたんだけど、一年に及ぶとは思わなかったしなぁ。」

「振舞ってただけ…。ま、まぁ弁慶だって25才で未婚だよ。仕事が忙しくてそれどころじゃなかったんだから~。」
「弁慶さんはいいの。あの人は私の中で永遠のプレイボーイって設定だから。っていうか僧だし。」

そんな事よりさあさあ早く、と自分の腰紐を解きはじめ、ついでに景時の着物も脱がしにかかる。
「ちょっ、のぞ…っ、やめっ…!」
あまりの大胆さに着物を押さえ赤くなりながら望美の手を止めようとする。

「ちょっwwwおまっwwやめっwwって、景時サン…もしかしてネラーっすかwww」
「ねらーが良くわからないけど…。た、多分違うと思うよ。」
「ですよねーw。」
そんな会話をしつつも景時の上着をはだけさせ、器用に下半身を露出させる。

「ほら、なんだかんだ言って立派におっきしてる。かわいい♪」
でも軍奉行っていうし、なかなかイイ体してるしコッチはどうなんだと期待してたけど
割と普通だな、と思う望美であった。
「ま、いいか。うふ、こんなにかわいいと、ね…こうしたくなっちゃう。」

「何がまぁいいなの?」
望美は質問には答えず、そのままパクッと咥えてちゅるちゅると舌を使い始める。
「って、んぁっ…ふ…んっ…!ちょっと望美ちゃん何してるの~。」
「フェラですよ、フェラ。正式名称フェラチオ。」
いや、言い方の問題じゃなくて、という景時をよそに丹念に舐めあげていく。

748:冬にご用心 2/3
08/09/03 00:51:04 q18MDjC3

「ん…くっ…。望美ちゃ…」
「ん、もう十分かな…。きて、景時サン。」
「あ…うん。でも望美ちゃんがまだでしょ。俺にもさせてよ。」

そう言って脱ぎかけの着物を全て払い退けると、妖艶ともいえる望美の下半身に手を伸ばす。
「…望美ちゃんったら。まだ何もしてないのにこんなに濡らして。そんなに欲しかったの?気が付かなくてごめんね。」
いたずらっぽく聞きながらも期待で硬くなった胸の先端を舐め上げ、蜜を指に絡ませ肉芽を擦りあげる。

「ふぁっ、あんっ…あ…。んん…もう、十分濡れてるから…。ね、早く…」
「ごっごめんね。望美ちゃんがそういうなら。いくよ?」
それなりに気分が乗ってきた景時は望美の足を開かせ自分のモノをあてがう。

「ちょっ!?ストォォォォーーーーーーップ!!アレ付けてないじゃないですか!
子供もいいけど、暫くは二人の生活楽しみたいし。コンドーム付けて下さいってば。」
いよいよというところでお預けを喰らった上、望美の言ってる事がまるでわからない。
「こ…今度生む?を付ける?」
「避妊具ですよ。って、あるわけないか。仕方がない…」

と、ごそごそと私物入れを漁り始める。
目的の物を見つけると、テーレッテレー!と清盛が逆鱗をかざすがごとく得意げに掲げる。

「ふふ、あの日学校で手荷物検査があるって噂を聞いて慌てて靴の中に隠したんだけど…。我ながらGJ!」
「ななな何?その怪しいモノは…」
「だからコンドームですってば。私の時代の大発明。うすうすです。」
大発明という言葉についぴくっと反応してしまった景時。

「だ、大発明うすうす…。あの、ごめんね望美ちゃん。もうちょっとわかりやすく説明してくれるかな?
さっきからいけめんとか、ぷれいぼーいとか、げーむとか、良くわからないんだ。」
困っている景時をよそに望美はピコーン、と何かを思いつきニヤニヤしながら耳打ちをする。

「景時サン、そういう時は(ゴニョゴニョ)って言うんですよ。」
「え?そうなの?」
「うん。さ、言ってみて。」
「う…う~ん…」
少し戸惑いつつもゴホンっと喉を鳴らし望美に言われた通り言葉にする。



「に…日本語でおぅけぃ。」





その後「だっておwww」といいながら床をバンバンを叩き、笑い転げる望美を呆然と眺め、
このまま不能になりはしないかと萎えた息子を心配しつつ

―だめだこいつ、早くなんとかしないと…

と、本気で望美を心配し放っておけない優しい景時でしたとさ。


749:冬にご用心 3/3
08/09/03 00:51:58 q18MDjC3

――――――――

「うふふ、さぁできたわ。」
満足そうに微笑むと筆を置いた。
廊下からは聞き慣れた足音が近づいてくる。

「何やらご機嫌のようだな。邪魔をするぞ、政子。」
「あら、鎌倉殿。どうぞ、今ちょうど書き終えたところですのよ。」
政子の視線の先を辿ると見覚えのない書物が置いてあった。
「して、これは何だ?」

「白龍の神子の世界に年2回、夏と冬にとても大きな念の集まる祭りがあるようなんですの。」
「ほう…」
「で、その祭りに目立たず忍び込むにはこの様な書物を書く必要があるとか…。
それに、わたくしこの手の書き物、嫌いじゃありませんのよ。いろいろあちらの流行も入れてみたり。」
そう言うと書き終えたばかりの本を頼朝に差し出した。
「うふふ…。何やら気分が乗ってきて、もう一本お話を書こうかと思っているくらいですわ。」

「…ふむ。内容はともかく、その祭りの念が最高潮に達した時、政子が丸ごと喰らい尽くす、という事か。」
「さすが鎌倉殿、その通りですわ。下級怨霊をちまちま頂くよりよほど効率がいいでしょう?
特に3日目は凄まじい念が集まるといいますし、その日に参…潜入しようかと。時期的に次は冬の祭りになるかしら。」

「ふっ、なるほど。おぬしも悪よのぅ。はっはっはっ…」
「いやですわ、鎌倉殿ほどではございませんのよ。ほほほほほ…」

こうして鎌倉の夜は更けていったのだった。

                           
―おしまい―

750:名無しさん@ピンキー
08/09/03 00:58:22 q18MDjC3
以上です。お粗末さまでした

751:名無しさん@ピンキー
08/09/03 01:08:27 tHOuXhov
>>746
なんとバカバカしいwww
たまには悪くない
まったくエロくないうえに流れ的にKYだけどGJ!超GJ!!

752:名無しさん@ピンキー
08/09/03 01:29:45 FHLBOnZj
最初はニヤニヤ程度だったんだけど、「だっておww」で盛大にふいたw
たまにはいいね、こういうの

753:名無しさん@ピンキー
08/09/03 01:32:02 3lSZ0z2O
政子自重しろw(色んな意味で)

754:名無しさん@ピンキー
08/09/03 01:54:49 X1EUPkku
景時スキーなので嬉々としてと読み始めたらこれはwww
GJwww
政子がコンドームや2ちゃんまで知るに至る経緯がキニナルw
うきうき同人活動してるのが可愛すぐる
まさかの政子萌えwww


755:名無しさん@ピンキー
08/09/03 06:36:40 ySzmhpzo
ちょwwGJwwww


童貞が許されるのは元服までだよねー

756:名無しさん@ピンキー
08/09/03 09:43:08 RX/LHIVW
    童    // ̄> ´  ̄  ̄  `ヽ  Y  ,)   童 え
  元 貞    L_ /              / ヽ  貞  |
  服 が    / '              '    i  !? マ
  ま 許    /               /    く    ジ
  で さ    i   ,.lrH‐|'|   /‐!-Lハ_  l    /-!'|/l   /`'メ、
  だ れ   l  | |_|_|_|/|  / /__!__ |/!トi   i/-- 、 レ!/ / ,-- レ
  よ る    _ゝ|/'/⌒ヽ ヽ/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ    ,イ ̄`ヾ
  ね の  「  l ′ 「1     /てヽ′| | |  「L!    ' i'ひ}
   l は   ヽ  | ヽ__U,     ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ,     ヾシ _ノ
⌒レ'⌒ヽ厂 ̄  |   〈     _人__人ノ_  i  く
人_,、ノL_,iノ!  /!ヽ   r─‐-  「  キ   L_ヽ   r─‐- 、   u
ハ キ  /  / lト、 \ ヽ, -‐ ノ  モ    了\  ヽ, -‐┤
ハ ャ  {  /   ヽ,ト、ヽ/!`h)   |     |/! 「ヽ, `ー /)
ハ ハ   ヽ/   r-、‐' // / |く  イ     > / / `'//



これか
あっつんは妖精なのでセフセフ


757:名無しさん@ピンキー
08/09/03 10:05:22 CunAGnpz
だっておwwwwwww
クソワロタww

758:名無しさん@ピンキー
08/09/03 11:01:19 7PBoOBOQ
ねらーな神子にワロタwwwwww

759:名無しさん@ピンキー
08/09/03 16:30:59 q18MDjC3
遙か3を投下します
弁慶×望美

注意事項
・ギャグ系(?)。なんだかいろいろ中途半端
・文中に2chネタやネオロマ以外のパロがあります
・望美がスレてます
・時系列とかルートとか設定など、細かい事は気にしないで下さい


NGワードは「望美が先か、弁慶が先か」


760:望美が先か、弁慶が先か 1/4
08/09/03 16:32:18 q18MDjC3

夕餉を済ませ一刻ばかり経ったであろうか。コンコン、とノックをする音が鳴る。
「どうぞ、入って下さい。おや、望美さんでしたか。」
「お仕事中ごめんなさい。お邪魔じゃないですか?」
相変わらず書物や巻物が山のように積まれている。弁慶の部屋だ。

「仕事じゃないんです。さすがに散らかり過ぎだと思って少し整理をしていただけですよ。」
見ると足の踏み場もなかった部屋に2畳ほどのスペースができている。掃除もしたのか綺麗だった。
「良かった。少し退屈だったからお話でも、と思って。」
「嬉しいですね。可愛いお嬢さんと語らうのは心が癒されますから。」

弁慶はいつもの柔らかい笑みで望美を迎える。
この笑顔がエロカッコ良くて堪らんのですよ。内心そんな事を思いつつ望美は弁慶の隣に腰をおろした。

「ねぇねぇ、弁慶さん。ずっと思ってたんですけど…そのマチコ巻き、ダサくないですか?」
聡い弁慶は望美がたまに使う元の世界の言葉はニュアンスである程度わかるようだ。
「そうですか?僕は気に入っているんですけど…」
「うーん、悪くはないんですけど…。ちょっと私に巻かさせて下さい。」
そういうと望美は弁慶に巻かれた布を解き始めた

顔が、近い。
着物に焚き込められた香と、望美自身の香りが混じって弁慶の脳を刺激する。
「…望美さん、嬉しいですけど、やはり遠慮しておきましょう。」
「え?でも…もうちょっとですから。もう少し我慢して下さい。」

香りの出所は望美の袂だろうか。甘い…不思議な香り。
「いけない人ですね。そんな風に僕を誘惑するなんて。」
肩と腰に手を掛け、望美を優しく横たえる。
「えっ。べ…弁慶さん?」

―計画通りぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーー!!!!!!

望美は心の中で絶叫した。
そそくさと夕食を済ませ、とっとと風呂に行き丹念に体を磨き、無駄毛の処理もおぅけぃ。
それに前もって朔に頼んで分けてもらっていた香を焚いた甲斐があったというものである。

「…?。何が計画通りなんですか。」
どうやら興奮しすぎで軽く声に出してしまったようだ。ガッツポーズまでしている。
「あ…あのいや…。私の世界のデスノートっていう戦術書の言葉でしてぇ…」
意外と隠し事が出来ない性質なのかもしれない。
「デスノート、ですか。意味はわからないですけど、何やら僕の心の琴線に触れる響きですね。」
何か魂レベルで惹かれ合うものでもあるのかだろうか。さすが腹黒軍師。

「べっ弁慶さん!私、弁慶さんの事が好きなんですっ。だから…」
あまり突っ込まれる前にコトに運んでしまえと抱きつく望美。
「僕もです、望美さん。ずっと隠しておくつもりでした。でも、もう…」
そういうと優しく望美の頬に口付けし、そのまま望美の唇を貪る。上下の唇をついばみ、舌を割り入れ
丹念に歯列をなぞり、望美の舌を吸い出し暖かい感触を味わう。

くちゅくちゅとお互いの唾液が混じり合い、長い事吸いあっていた。
「ん、ふ…べんけ…さ…うますぎです…」
さすが破壊僧弁慶。永遠のプレイボーイの名は伊達じゃない。
望美の目に狂いはなかった。
「望美さんこそ、どこで覚えたんです?清らかなはずの神子が…いけない人ですね。」
予想外の望美の反応に少し驚きながらも、遠慮はいらないかと望美の帯を解き袂に手を入れる。


761:望美が先か、弁慶が先か 2/4
08/09/03 16:33:21 q18MDjC3
「あ…明かり、消して下さい。やっぱりちょっと恥ずかしい。」
「だめですよ。望美さんを良く見せて下さい。髪の先からつま先まで、隠す事なく、ね。」
意地悪な笑みを浮かべるとそのまま着物を脱がせた。
望美の裸体が露になる。蝋燭の仄かな明かりが余計に淫猥な雰囲気を醸し出している。
弁慶は望美のちょうど手に収まるサイズの、綺麗な形の胸を優しく手で包んだ。

「とても綺麗ですよ、望美さん。」
「や…言わないで…。恥ずかしい。」

そう言いつつも望美の胸の頂は早く触れて欲しいと硬く尖っている。
触れるか触れないか、絶妙な力加減で触れる弁慶。
「はぁっ…う…んんっ…」
緩慢な触れられ方では物足りないのか、自ら弁慶の指に胸を寄せる。

「おや、望美さんは少し強めなのがお好きなんですか。」
そういうと今度は硬く力を入れた舌で舐めあげる。もう一方の頂は指の腹で転がすように弄ぶ。
「あんっ…ああっ。いい…よぅ…」
「ふふっ。淫らな望美さんも素敵です。さあ、もっと乱れて下さい。この僕の手で…」
ちょっと厨二病っぽいけど…だがそれがいい。望美は満足だった。

口で胸の頂を味わいながら、手はどんどんと下に降りてくる。
ゾクゾクとする柔らかいタッチで細い腰をなぞり、下腹部を撫で、茂みに到達する。
「あっ…」
すでに自分でも濡れているのがわかっている。
ばれているとは思うが、思わず足に力を入れ手を拒んでしまった。

「どうしたんです?嫌なら止めましょう。無理をする事はありませんよ。」
そういうと手を止めてしまった。しかし舌は執拗に胸を攻め続け歯を軽く当てている。
本気で止める気はないようだ。

「あっ…。違うんですっ。嫌とかじゃなく…」
「ならどうして?拒んだ理由を教えてもらわなくては続きはできません。」
顔を上げ、整った美しいともいえる顔で覗き込んでくる。あのいつもの笑みが、恐ろしく意地悪だった。

やっぱり弁慶さんはこうでなくちゃ。と、意地悪奉仕型に堪らなく萌える望美。
「あ…あの…。私…もう、凄く濡れてて…それを知られるのが恥ずかしくて…だから…」
「ふふっ、やはりあなたは可愛い人ですね。ちゃんと言えたご褒美をあげないと。」
そういうと今度は力を抜いた望美の足を大きく開き、茂みの中に顔を埋めた。

「望美さんはとてもいい香りがしますね。ここも…とても甘い。」
すでに十分潤っているそこに口を付けると、溢れる泉の元から膨張した肉芽まで一気に舐め上げる。
「ひぅっ…あ…んぁ…そこ、そこ気持ちいいっ」
思わず大きく仰け反ってしまう。
望美の反応はわかりやすい。弁慶は望美が反応する場所を的確に攻めていく。

「あっ…だめぇ…。そこ、攻められると、イっちゃうから…」
「そろそろ…僕も限界です。いいですか?望美さん。」
「あ…はい。やっぱ弁慶さん的にそろそろ怪しい薬とか使いたくてウズウズしてくる頃ですよね!」
弁慶さんはそうでなくっちゃ!と、指を組み目をキラキラさせて見上げてくる。

「あ、いえ…。そういう限界ではなくて。」
それにそんな薬に頼らなくとも、満足させてさしあげる自信はありますから。
そう言うと着物を脱ぎ、細身ながらも引き締まった体で迫る。
「僕の…こっちが、限界なんです…」

―ちょっwwwでかすぎワロタwwwww
それなりに経験のある望美も、一瞬身を硬くする。


762:望美が先か、弁慶が先か 3/4
08/09/03 16:40:41 q18MDjC3

「大丈夫、優しくしますから。力を抜いて僕に任せて下さい。」
十分濡れそぼったそこにあてがうと、そろそろと挿し入れる。
弁慶の大きさと、暫くご無沙汰だったせいだろうか、
ちょっとした抵抗感の後、ぬぷ…と卑猥な音と共に弁慶が進入してきた。

「んくっ…はぁっ…ん…おおき…」
「僕が思ったほど…経験があるわけではなさそうですね。」
望美の耳元でそう囁くと、ゆっくりと動き出す。
「参ったな…。僕もそんなに持ちそうもない。
望美さんの中がこんなに気持ちいいなんて、予想外です。」

ソ/フト/バ/ンクかよwwww
と、一瞬頭をかすったが、もうそんな事はどうでも良かった。
さすが満足させると自負するだけあって、大きさだけでなく、弁慶のテクニックは流石のものだった。
浅く、緩く。深く、激しく。
休みなく攻め続ける弁慶。優しく激しい攻めに望美の限界も近かった。

「もう…だめぇ…。あっんんっ、イク…イっちゃうよぉぉ!」
「僕も、もう…!」
動きを早めると、答えるように望美もしがみついてくる。

「あっんっ…。べんけ…さんっ…イクっ!!」
「望美さっ…ん…くっ!」
望美の中に、かつて味わった事のないような快感が走った。


長い間抱き合った後、繋がっていたそれを抜き取ると、弁慶の放った精が望美から流れ出てきた。
「折角お掃除したのに。汚しちゃいましたね。ごめんなさい。」
照れながらも幸せそうに望みが呟く。
「ふふ、いいんですよ。それにこうなった時の為の掃除をしていたのですから。汚されて本望です。」

えっ、と驚いた表情を浮かべる望美。こうなった時の為?
「先日、朔は望美さんが興味を持ってるみたいだからと、香を求めに買い物へ行ってましたね。
今日望美さんが使ったのと同じ種類の…僕の好きな香です。」
「あ…」

「そうそう、この前譲君が布でぐるぐる巻きにされたまま『これではまるで拷問だ』と呟きながら
泣いてましたよ。あれ、僕の為の練習だったんですか?」
「あの…それは…」
天使のような笑みで望美を追い詰めていく。

「それに、いつも寝る直前に風呂に入る望美さんが、今日に限っては最初に入ってましたっけ。」
「……」
そんなところまで観察されていたとは思いもよらなかった。
「ですから、今日辺り何かあるのではないかと、こうして部屋を整理して待っていたんです。
僕の自惚れでなくて良かった。こうして望美さんが来てくれて嬉しいですよ。」

すべて弁慶にはバレていたようだ。望美涙目。
「だって弁慶さんの事が好きだったから!諦めたらそこで試合終了ですよって安西先生が…!」
「どうやら少し意地悪が過ぎました。すみません。望美さんがあまりに可愛いからつい。」
そういうと望美を抱きしめ、もう一度優しく口付けをした。

「ふふっ、望美さんがどう行動するか、全て僕の描いた通りだったんですよ。でもこんなに上手く行くとは。
源氏一と謳われる軍師を策に嵌めたつもりだったのなら、まだまだですね。」
そういうと少しだけ望美から目線を外し、弁慶は部屋の隅に追いやられた机の上の物を見ると独り言をつぶやいた。
―『アレ』は本物だったか…―

763:望美が先か、弁慶が先か 4/4
08/09/03 16:43:31 q18MDjC3

弁慶は「あの顔」をしていた。いつもの笑みは消えている。
望美もその視線の先を追う。

そこには、一冊のノート。
どこかで、見た事があるような気がした。
弁慶の外套よりもなお暗い色をした表紙。
まさか…そんな物あるはずがない。
あれは漫画の中の作り話だ。
私は私の意志で動いたはず。
…わからない。
でも、そこにあるのは     

―BK NOTE

「ふふっ、明日も来て下さいね。望美さんご所望の『怪しい薬』でも用意しておきましょう。」
カタカタと震える体を両手で抑え、もう一度弁慶の顔を見る。

いつもの、弁慶の微笑みに戻っていた。

――――――――

一気に書き上げ、やっと一息つけた。
軽く伸びをし、改めて読み返してみる。
「今回は世にも奇妙な物語風にしてみたのですけど…少し強引だったかしら。」
書き上げてみたものの、いま一つ出来に納得がいかない様子だった。

聞きなれた足音が聞こえる。が、いつもより荒いようだ。
「精が出るな。邪魔するぞ、政子。」
前回と同じ登場の仕方な上、あまり語録のない頼朝である。
「閨に呼んだのになぜ来ぬのか。」
「まぁ、怖い。」
さして恐れる様子もなく、うふふと笑った。

「つい夢中になってしまいまして。でもようやく完成いたしましたわ。」
試しに読んで感想を聞かせて欲しいと本を差し出す。

「ん…む。私にはよくわからぬ世界だな。」
「そうですわよね…。困りましたわ。今回は少し卑猥な部分を多めにしたのですけれど。」
「まあ余り根を詰めるな。」
「ええ、でもこんな出来でみなさまに喜んで頂けるか心配で。」

本当に困っている様子である。こんな政子にはなかなかお目にかかれない。
意外な一面を見たようで、政子に対して新たな愛しさが込み上げてくるのを感じた。

「作者名が『北条政子』では、みな畏怖して手に取らないのではないか?」
異世界の事はわからなくとも、頼朝は何か協力したいらしい。
「さすが鎌倉殿ですわ。もっと柔らかい響きの方が良いかもしれませんわね。」

暫く思案するも、良い案が浮かばない
「では、こんなのはいかがでしょう?」
何か思いついたのか、政子はさらさらと筆を走らせる。
『MA☆SA☆KO』

「おおっ、音はわからぬが何やら可愛げのある文字になったではないか。」
「うふふ、鎌倉殿に褒めて頂けるなんて。ではこれで参りましょう。」

すでに手段の為に目的を忘れ始めている頼朝夫婦だった。

―おしまい―

764:名無しさん@ピンキー
08/09/03 16:44:37 q18MDjC3
以上です。お粗末さまでした

ちょっと補足
マチコ巻き=十六夜巻きの事
BK NOTE=エロい事が書いた通りに起こるノート。名前書かれても死にません

765:名無しさん@ピンキー
08/09/03 16:59:34 7PBoOBOQ
>>764
再び乙!
「柔らか銀行」で飲んでいたカフェオレ吹き出したじゃねーかwww
政子のファンになりそうだよGJ!マジ腹いてーwww

766:名無しさん@ピンキー
08/09/03 17:45:15 Du6gxkRa
>>764
乙!

> 「そうそう、この前譲君が布でぐるぐる巻きにされたまま『これではまるで拷問だ』と呟きながら
> 泣いてましたよ。あれ、僕の為の練習だったんですか?」

ここではとむぎ茶吹いたwwww




767:名無しさん@ピンキー
08/09/03 18:04:21 ySzmhpzo
>>764
乙すぐるwwww
だが黒酢梅酒返せwww

768:名無しさん@ピンキー
08/09/03 20:21:37 X1EUPkku
ちょw政子かわいいいぃ!www
マチコ巻き知ってるし2ちゃん語流暢だしどんだけ時空こえてんだw


769:名無しさん@ピンキー
08/09/03 20:30:19 w58FWCSK
予想外www

770:名無しさん@ピンキー
08/09/03 22:14:12 7iKhkdtA
GJすぐるwwwこういうノリ大好きだ。

771:名無しさん@ピンキー
08/09/03 22:56:26 tHOuXhov
MA☆SA☆KOの本はどこで買えますか!?
今度はちゃんとエロいよ!でも笑いを忘れない>>764GJ!

772:名無しさん@ピンキー
08/09/03 22:58:46 FHLBOnZj
MA☆SA☆KO乙!
おもろかったw

773:名無しさん@ピンキー
08/09/03 22:59:33 WjcdQvHR
GJwwwwwwwwwww
堪らんのですよ、から笑い通しだったwww

774:名無しさん@ピンキー
08/09/03 23:17:45 PaJrbmKX
おいw

775:名無しさん@ピンキー
08/09/03 23:34:11 OAb39QYh
GJ!!
いやー、ワロタワロタw


776:名無しさん@ピンキー
08/09/04 02:29:38 uRFhGqfT
ねらーな望美何故だかかわいいおw 景時には普通に萌えた件
自分は笑ったというより和んだwww

MA☆SA☆KOさん×頼朝が見てみたいなんてオモタ

777:名無しさん@ピンキー
08/09/04 02:58:06 CUHJi1Md
MA☆SA☆KOの本の中でも不憫な譲ww


778:名無しさん@ピンキー
08/09/04 09:47:38 W3kMVcMN
つーか夫に目の前で18禁本読んで批評して欲しくないww

779:名無しさん@ピンキー
08/09/04 17:40:56 qDotRVxy
弁×望 弁慶過去捏造未完、ERO注意。
2006年5月7日に書いたもの。


何かが違う・・・・。
時空を越えて、この方、ずっと違和感を感じていた。
何が違うんだろう。
九郎さんも、朔も、譲くんも・・・今までとは変わらない。
「望美さん・・・ああ、ここにいらっしゃったんですか?」
急に耳元で囁くように呟かれた声に鼓動がはねた。
「弁慶さん・・・・。」
そうだ、弁慶さんが違う。
前の時空での彼はこんな瞳で私を見詰めなかった。
弁慶さんの瞳に見詰められると鼓動が高鳴った。
なんで、そんな淋しそうな、それでいて何かを・・・。
「月を・・・見ていたんです。」
「月を?」
不意に私は後ろから抱きしめられた。
「月に・・・還られるんですか?また・・・僕を置いて。」
また?
弁慶さんは、私が時空跳躍してきた事を知っているの?
背中から弁慶さんの香りが漂ってくる。
少し甘くて上品な優しい香りと薬草と古い書物が混じったような匂い・・・・。
弁慶さんの香りが咽るほど強まってきて、
それと同時に弁慶さんの声が遠ざかっていくような気がした。
ざわざわ・・・・と水面が揺れているのが見える。
呼ばれている・・・あの水に?
ざわざわと音がどんどんと強くなって。
息が・・・出来ない?
苦しい・・・。
私は何時の間にか水の中にいた。
どうしてと考える前に、体が空気を求める。
嫌・・・ここで死ぬのは嫌。
私が死んだら、またあなたは一人で逝くのでしょう?
何もかも背負って。
駄目・・・・。
その時、手が見えた。
咄嗟に私はその手を掴んだ、縋るように。
空気が体を包む。
息を慌てて吸おうとして咽た。
「君は・・・・一体どこからあらわれたんですか?」
その声に驚いて顔を上げた私の眼に映ったのは・・・。

780:名無しさん@ピンキー
08/09/04 17:42:26 qDotRVxy


「弁慶・・・・さん?」

でも、どう見ても私や譲君よりも幼い・・・?
しかも桜が・・・満開?
季節も場所も移ろっている。

ざわざわと桜が揺らめく中、
ただ、月だけは、先程と同じように辺りを照らしていた。


「一体・・・君は・・・・何処から現れたんですか?
浄刹結界はとうに過ぎていますよ?」
結界?
「いや・・・君は・・・この湧水の中から現れた・・・。」
弁慶さんの視線を追うと、そこにあった泉はどう見ても人一人が出てこれたとは思えない。
弁慶さんの手には水筒のようなものが握られている。
「お水・・・飲みに来たんですか?」
もっと聞かないといけないことは山程あるはずなのに
私の口から出てきた最初の言葉はそれだった。
「いいえ、僕は・・・これは千手院に参籠する為の閼伽水を入れる筒です・・・。」
「さんろう?」
「ええ・・・でも・・・今日は参籠できそうにもないな。」
え・・なんで・・ううん、それより参籠ってなんだろ?
弁慶さんの眼が私を上から下まで値踏みするかのように見詰めている。
慌てて自分の身なりを見ると水に濡れて体のラインがくっきりとしている。
私は恥ずかしくて胸元を押さえた。
「そんな格好で女人禁制の場を歩くのは感心しませんね。」
そうなの、ここは女人禁制なんだ・・・。って・・・!!ええええっ!!
「こちらへ。僕の坊舎へご案内しましょう。」
私は素直に差し出された手を取った。
その手は私が知っている手より小さく柔らかだった。





781:名無しさん@ピンキー
08/09/04 17:43:29 qDotRVxy
案内されたのは古ぼけてはいるけれど綺麗に清掃された小さな建物。
「ここに一人で住んでられるんですか?」
「そうですよ?」
不思議そうににっこりと微笑む彼を見て、ああこの人も御曹司なんだよねと思った。

「綺麗な部屋ですね。」
「そうですか?」
あの、薬草や曼荼羅や書物にまみれた悪の魔法使い部屋に比べたらね。
でもなんにもない部屋だ。
部屋の片隅に数冊の書物が積み上げられているのと、文机に硯と筆が置かれているくらいだ。
特に弁慶さんの部屋を見たことがあるだけに比べてしまう。
ここには生活の臭いがしない。

ちらちらと弁慶さんの顔を盗み見した。
髪の毛、今より色が薄いなぁ。
弁慶さんと同じ顔の造りなのに、可愛いと感じてしまう。
「こちらへ。」
口調は同じだけど、声も少しだけ高い。
高い声も、外見も、まるで少女のようだ。
「そのように濡れたままだと気持ち悪いでしょう?
こちらに・・・・僕の衣でよろしければお貸しいたしますよ。」
弁慶さんに案内されたのは部屋の奥のほうにある板扉だった。
これって・・・えっと塗り籠め・・だっけ?
前に弁慶さんと隠れて・・・・。
「さぁ、こちらへ。」
微笑を浮かべた弁慶さんから伸ばされた手に手を乗せた途端、
凄い力で引き寄せられた。
あれっと思ったときには私は塗り籠めの中に転がっていた。
弁慶さんの表情は板扉を背にしているから逆光でわからない。

「女人禁制のお山と解っていて入山してきたのですよね。
よくいるんですよね、修行中の恋人に逢いに来る馬鹿な女が。
禁欲生活を送る者の箍が外れたらどうなるかくらいご存知でしょう?
それに、僕に誘われたらノコノコとついてきた。
今から・・・・君の望む通りの事をしてさしあげますよ。
相手が僕ではお嫌かもしれませんが・・・付いて来た君が悪いんですよ。」

それは・・・。
弁慶さんの声は今まで聞いた事もないような冷たい声だった。







ついでに一言あればどうぞ(拍手だけでも送れます)




782:名無しさん@ピンキー
08/09/04 17:44:52 q4enBC8t
拍手・・・って

783:名無しさん@ピンキー
08/09/04 17:54:09 0EqmRjX5
すみません、何ですかこれ
age続けてるし、もしやまた転載ですか

784:名無しさん@ピンキー
08/09/04 20:47:59 96QX7AuV
2年前の作品なのはともかく、それだけ前の作品なのに未完…
自サイトから引っ張ったんだとしても一体何がしたいんだか

785:名無しさん@ピンキー
08/09/04 22:02:48 J6jQL2Jq
自晒しと言うよりは私怨の予感

786:名無しさん@ピンキー
08/09/05 05:48:49 XxbDyKDO
転載にしてもお粗末すぎる
最後の一行も抜かずにコピペって、ゆとりにしたってひどいだろう
普通に転載した奴の頭がかわいそうになってくるな…

787:名無しさん@ピンキー
08/09/05 07:55:02 z6Jj4Ex/
転載するなら潔くエロ部分だけにすればいいのに
前置きはいらん,前置きは

788:名無しさん@ピンキー
08/09/05 17:22:20 PMFh0FLv
いい流れだったのに・・・くすん

789:名無しさん@ピンキー
08/09/05 20:41:17 U6MYZxcz
最初に日付が書いてあるから弁Kノートの内容だと思ったのに(´・ω・`)

790:名無しさん@ピンキー
08/09/05 21:05:31 +O/lq7ua
転載なのかな…
かなり好みなんだがこれで終わりか

791:名無しさん@ピンキー
08/09/06 07:15:53 x5H4lq8x
転載を受け入れちゃあかんだろ

792:名無しさん@ピンキー
08/09/06 11:26:07 CdZ4U0JF
バレないよういしろよwいや駄目だけどさ

793:名無しさん@ピンキー
08/09/06 11:33:52 9rLtLJ9d
今北。

ちょ!
これ、元ここの職人さんちのだよ!

794:名無しさん@ピンキー
08/09/06 12:16:19 N2fnxe/c
わざわざ職人の特定を促すような発言をするなよ
そういうことは知ってても言いふらさずに心の中にしまっておけ
18歳以下は出入り禁止だぞここ

795:名無しさん@ピンキー
08/09/06 14:24:19 CG49Kgd6
いや普通に自演だから

796:名無しさん@ピンキー
08/09/06 16:48:28 JtkUFFax
ほんと職人降臨とかで最近いい流れだったのに…

797:名無しさん@ピンキー
08/09/06 19:57:36 GSISDTwd
週刊CHINTAIのCMを見てたら
「望美のお部屋に賃貸だww」と聞こえてくる

798:名無しさん@ピンキー
08/09/06 21:03:52 FLocZg3x
南向き、フローリング、オートロック、給湯器付き、光ファイバー、家具・八葉付き

799:名無しさん@ピンキー
08/09/06 21:06:03 fF/WVgvb
チラ裏へ

800:名無しさん@ピンキー
08/09/06 21:27:24 R58kkbPz
流れ豚切って投下。
遙か3、ヒノ望でED後。エロありでご奉仕もあり。
NGは「望月」でお願いします。

801:望月 1
08/09/06 21:28:54 R58kkbPz
「目、開けて」
 褥に縫いとめるように組み敷いた望美に向けて、ヒノエは甘えを滲ませた声で囁いた。
 その瞳に映っている自分を見たかった。
 望美の瞳に映るものは自分だけだと、確かめたかった。
 彼女はヒノエを捨てはしないだろうが、不安に怯える自分がいる。その不安を消せるのは、望美だけだ。
 どこまでも、甘えている自覚はある。けれど、それでもいいと望美が笑ってくれたから、甘えることに躊躇いはない。
「オレを見て」
 もう一度ねだると、腕の中の少女は諦めたようにちいさな吐息を漏らした。きつく閉じられていた瞼が、恐る恐る開かれていく。長い睫毛が微かに震える様まで、愛しい。
 吸い込まれそうな深い色合いの瞳が現れ、そこに映る自分の姿にやっと安心して、ヒノエは知らず微笑んだ。
 その微笑みが少しだけ淋しげにも見えて、今度は望美が不安に駆られる。
「ヒノエ、くん」
 そっと手を伸ばし、ヒノエの頬にあてる。
 ―彼がこんな風に笑う時は、原因は望美だ。
 望美が、ヒノエを見ずに怒る時は泣くのを我慢している時だ、というなら。ヒノエが儚げに笑うのは望美に負い目を感じている時だと、いつの頃か、気づいた。
「私、嬉しいのも、悲しいのも、ヒノエくんがくれるなら、いいの」
 ちゃんと伝わるだろうか。
 綺麗な、優しいものだけを望んでいるのではないと。幸せだけが欲しいのではないのだと。
「痛くても苦しくても、全部、欲しいの」
 できれば痛くない方がいいし、苦しいのも嫌だ。けれど、それがヒノエによってもたらされるなら―誰にも譲りたくない。
「だから、そんな顔しないで」
 そんな、弱さを孕んだ顔を、簡単に見せないで。
 あなたの、不安に揺れる紅い瞳に映るのは私だけだと、見せつけないで。
 他の誰にも見せない顔だと知っているから。私にしか見せてくれないとわかっているから、嬉しくて、幸せになってしまう。
 その弱さを見せられることで、もっと彼に絡め取られるとわかっているのに。ただ、愛しさだけが募る。
「もっと好きになっちゃうから、困るの」
 綺麗な唇に甘い囁きを返される前に、望美は自分からヒノエにくちづけた。数えるほどしかない、望美からのくちづけ。
 一瞬だけ目を瞠り、ヒノエはたどたどしく唇を合わせるだけのくちづけを、黙って受け入れた。
 幼子のような行為でも、それを与えるのが望美の唇だというだけで、ひどく甘いと思う。とはいえ、触れ合わせるばかりではすぐに物足りなくなるのは必定で。
 やわらかな感触に満足したのか、離れようとした望美の隙をついて、主導権を奪い取った。


802:望月 2
08/09/06 21:29:47 R58kkbPz
「ん……っ」
 くちづけを不意に深いものに変えられ、戸惑う望美を宥めるように髪を梳いてやりながら、空いた手でするりと帯を解く。
 褥に押し倒されている時点で、望美も承知していることだ、と自分に言い訳するように。
「……っ」
 帯を解かれ、更には脚の間にヒノエの身体が割り入ったことに気づいた望美が、驚いたように目を見開いた。それに構わず、ヒノエは思うさま、望美の唇を貪る。
 抗議の声も封じられ、身体はヒノエに抑えつけられたまま、望美は与えられるくちづけを甘受せざるを得ない。
 半ば剥ぎ取るように衣をはだけさせ、現れた真白な肌にヒノエの手が這う。昨夜の名残か、薄く桜色の痕が散る胸元を、ゆっくりと慈しむように触れた。
「……ん、……っ」
 形のよい白いふくらみをヒノエの手が包む。片手に余る豊かな重みは、征服欲を刺激する。
 どこまでもやわらかく、それでいて弾むような手ごたえは、男の身体にはないものだ。さらりとした滑らかな肌は、幾度か揉みしだく内に、ヒノエの手に吸いつくように馴染んでくる。
 硬く尖った胸の頂を指の間に挟んで、やんわりと押し潰す。身体の下で、望美の細い肢体が怯えたように跳ねるのを感じて、ヒノエはやっとくちづけを止めた。
 空気を求めて荒い呼吸を繰り返す望美の首筋に舌を這わせ、薄い皮膚を甘く噛む。
 そのまま耳朶を唇で食むように愛撫し、耳の後ろからうなじに唇を落とし、時折、きつく吸って華を散らす。
「ぁ……や、待って、ヒノ……!」
 続けざまに与えられる愛撫に、望美が戸惑いを隠せずに制止の声をあげた。けれどその声には既に艶が含まれていて、ヒノエの耳を心地よく刺激する。
「待たない」
 短く答えて、唇だけで意地悪く笑う。
「姫君に、痛いとか苦しいとか言われたんじゃ、オレの立つ瀬がないんでね」
 そういった意味合いではないとわかっていながら嘯いて、ヒノエは反論しようとする望美の唇を、封じるように指でなぞった。
 そんな何でもない触れ方にさえ快感を覚える自分が恐ろしくなり、望美はふるりと震えた。
 きゅ、と未だ乱れてもいないヒノエの着物の袖を握る。その仕種を愛しげに見つめながら、ヒノエは望美の唇を指で押し開いた。
「ヒノ」
 反射的に名を呼びかけた声は、彼の指を含まされることで遮られた。
 節の細い、すんなりした綺麗な指―ヒノエは、全部、綺麗だ。男の人なのに、肌も白くて、滑らかで。
 細身だけれどきれいに筋肉がついた強靭な身体は、しなやかで無駄がない。
 そんなことを思いながら、無意識に目を閉じて、望美は含まされた指に舌を絡めた。
 どこか淫猥なその様子を満足げに眺めると、ヒノエはゆっくりと指を回した。
「望美?」
 途端に揺れた望美の身体にちいさく笑って、もう一本、指を含ませる。
「口の中を撫でられるだけで、感じるの?」
 揶揄するように微笑まれ、望美は羞恥に頬を染めた。きつく閉ざした瞳から、雫が一筋流れ落ちる。
「感じやすいね、オレの姫君は」
 そう言いながら、ヒノエは指を引き抜いた。しとどに濡れた指を今度は自分の口に含んで、にこりと笑った。
「本当にお前は……どこも、甘いね」

803:望月 3
08/09/06 21:30:34 R58kkbPz
 軽く唇を合わせた後、ヒノエは愛撫を再開する。まだ、首筋と耳朶に触れただけだ。この渇きを癒すには、到底足りない。
 鎖骨の窪みに舌を這わせた後、双の乳房の狭間に頬を押し当てた。豊かなふくらみは仰向かせても崩れることなく、形よく整ったままだ。
 頬を押し戻すように、それでいて包み込むようにやわらかい。ヒノエは少し顔をずらして、白い肌に歯を立てた。
「ぁ……っ」
 ずっと声を抑えていた望美が、耐えかねたように微かな息を漏らした。その吐息にすら、煽られる。
 息づくように勃ち上がったちいさな薄紅の彩りを、ゆっくりと口に含んだ。舌先でつつくと、望美の嬌声が耳を打つ。
「ゃあ……ん、ん……」
 その声がもっと聞きたくて、ヒノエは先ほど濡らした指を、望美の秘花に触れさせた。秘裂に添うように行き来させると、すぐに蜜が溢れてくる。
「こんなに濡れてるなら……指を舐める必要はなかったね」
「や……!」
 言わないで、と無言で懇願した望美の中に、つぷりと指を埋め込ませて、ヒノエは言葉を続けた。
「でも、望美が気持ち良さそうだったから、いいかな」
「やめ……あ、あぁんっ!」
 くっと曲げた指で弱い部分を擦られて、望美は背を反らして喘いだ。
「言ったろ。啼かせるって」
 ヒノエの指は望美の内部を蹂躙し、唇は濡れて滑るやわらかな動きで、胸元を執拗に愛撫する。
 繰り返される愛撫に、望美が耐え切れないというようにヒノエの頭をかき抱く。胸と下肢とに同時に与えられる痛みにさえ近い快感に、望美は知らず泣いていた。
 笑うヒノエの息がかかるだけで、全身が反応してしまう。
「全部欲しいんだろ? ―全部で、感じればいい」
 そうやってオレを感じていて。
 身体は、全部、お前にあげるから。
「は……あっ……ヒノ、エく……っ」
 滑り込んだ指先は淫らにうねる内襞を絶え間なく刺激し、蜜を溢れさせる。狂おしいほどの快楽に、望美の白い肌は淡く色づいて、ひどく扇情的だった。
 そのしどけない姿に、ヒノエの欲も高まりを覚える。
 獲物を前に舌舐めずりする獣にも似た思いで、望美の秘花に唇を寄せた。
 そこから零れて白い大腿を伝い、褥を濡らす蜜を舐め取ると、望美の腰が跳ね上がるように揺れる。
「や……!」
 仔猫が水を舐めるように甘い蜜を啜り、秘花に舌を捻じ入れた。途端にぎゅっと締めつけられて、ヒノエは昏い悦楽を感じた―求められていることに。
 妖しく淫らに蠢いてヒノエの舌を引き込もうとする内襞と、同じく乱れて誘う細い腰。
 清冽な神子姫を、女にしたのはヒノエだ。―これからも、彼女をただの女にしてしまえるのは、自分だけでいい。他は赦さない。
 大きさと艶を増して存在を主張する蕾を、爪先で掠めるように刺激した。

804:望月 4
08/09/06 21:31:10 R58kkbPz
「あぁ……っ! や、それ、いや……!」
 嫌だと泣きながらも蜜を溢れさせる望美の秘花を、ヒノエの舌が恐ろしいほど繊細に動きながら熱と快楽を高めていく。止め処なく溢れた蜜は彼に飲み下され、時折聴こえる喉を鳴らす音が、望美の羞恥をより煽った。
「や――ぁあああっ!」
 尖らせた舌で内壁の一番弱いところを突かれ、蕾を指で軽く押し潰された瞬間、望美の意識は白濁した。
 そのまま、力なく投げ出された細い脚を抱え上げて肩に乗せると、ヒノエは晒された望美の秘所に自身を添わせた。
 達したばかりのそこからは、とろとろと蜜が流れている。それを絡めながら二、三度擦りつけると、望美の身体がびくりと震えた。
 蕩けたような瞳でヒノエを見つめ、すべてを委ねきっている。無垢な信頼を全身で表す彼女を、今から蹂躙する―そのことにヒノエは苦い笑みを零した。
 せめて、負担はかけたくない。
 単純に体力だけとってみても、ヒノエが満足するまで抱けば、望美がもたない。
 労わりたい想いと、貪りたい想いが鬩ぎ合う中で、どうにか自分自身の手綱を取っているのが現状だった。
 ゆっくりと先端を含ませると、内襞が悦ぶように蠕動するのがわかった。収縮を繰り返し、ヒノエ自身を奥まで引きずり込もうと淫らに蠢いている。
「のぞみ」
 この世で一番愛しい響きを唇に乗せて、ヒノエは一気に腰を沈めた。
「あ―っああぁ……っ!」
 甲高い、叫びにも似た悲鳴が望美の唇から迸った。けれどそこに苦痛の色はなく、紛れもなく艶やかな嬌声だった。
 穿つように深く激しく律動するヒノエに、望美はただ翻弄される。甘い声で喘ぎ、悶え、目で、耳で、ヒノエを愉しませる。
「ぁん、っ、あ……っあ……」
 繋がった部分から漏れる水音と肌の重なる音。そして望美の甘い苦鳴とヒノエの乱れた息遣いが、静かな部屋を満たしていく。
 望美の内襞は、ヒノエを誘うようにまとわりつき、絡み、絞りあげるように中へ中へと引き込んでいく。脳を灼くような快感に眉を顰めたヒノエのこめかみを、汗が一筋伝い落ちた。
「ヒ、ノ……っ」
「まだ、だ」
 限界を訴える望美に掠れた声で答えて、ヒノエは腰を遣ってより深く彼女を貪った。
「あ、……っああっ……ん!」
 これ以上はない、というほど奥深くまで入っているのに、少し腰を引いたかと思えば、ヒノエはより深くに押し入ってくる。暴くように、望美の最奥を教えるように。
「すげえ熱いよ、お前の中」
 不規則な律動を止めることもなく。望美の弱い部分ばかりを的確に抉るように突きながら、ヒノエはぞくぞくとした快感に身を任せる。
 眼前で乱れる、愛しい女。
 その頬を流れる涙がヒノエの雄を煽り、瞳に宿る絶対の信頼が、理性の糸を繋ぐ。
 ―このまま。
 このまま、加減しないで抱けば、きっと壊してしまう。
 ヒノエは努めて身体の力を抜き、息をひとつ吐いて、腰の動きをやわらかなものに変えた。
 先ほどよりは穏やかになったとはいっても、高められ過敏になっている望美の身体には、充分すぎるほどの刺激だった。
「ヒノエく……っ、あ、あ、――…………っ」
 一際高い声で啼いて、望美が達する。
 反動で、きつく絞るように淫らに締めつけられ、ヒノエもそのまま熱を吐き出した。

805:望月 5
08/09/06 21:32:00 R58kkbPz
***

 清めた望美の身体を衣にくるんで腕に包み込み、真木柱に背中を預けるように腰を下ろした。未だ身体に力が入らないのか、望美は大人しくヒノエに抱かれたままだ。
 微かに紅潮した頬をヒノエの胸元に押し当て、不満げに呟く。
「……ずるい。ヒノエくんだけ着替えてる」
 裸身に衣を羽織っただけの望美と違い、ヒノエはきちんと夜着を纏っている。それが姫君にはお気に召さないらしい。
「へえ、オレが着替えさせてよかったの?」
 だったら今からでも、と立ち上がりかけたヒノエを制しようと、望美は慌てて彼に抱きついた。ヒノエが、それを予想―期待していたとは知らないで。
「い、いい!」
「それとも、オレが脱いでた方がいいのかな。オレはどっちでもいいけど。……大胆だね、望美」
 楽しげに笑うヒノエを軽く睨みつけ、その頬を軽くつねる。そして、首を傾げた。
「……ヒノエくん」
「ん?」
「疲れたり……しないの?」
「何が?」
 問いに問いで返されて、望美は俯いた。
 わかった上で聞き返しているのだ、ヒノエは。行為の後、疲れていないのかと問われていると理解して、からかっている。
 それははっきりしているのに、悲しいことに、望美には有効な対抗手段が思いつけなかった。
 そして、もうひとつ、はっきりしていること。
 ――ヒノエは、本当には、満足していない。
 望美はいつも意識を飛ばしてしまうけれど、彼はそんなことはなくて。
 最中に彼を見つめれば、綺麗な眉が歪められているから、きっと快楽は覚えているのだろう―それなり、には。
 悔しいというよりは悲しくて、望美は視界が滲むのを抑えられない。ヒノエに見咎められる前に、彼の首筋に抱きつくことで誤魔化した。そうすれば、彼は気づいても、気づかないふりをしてくれるから。
 縋るように抱きついてきた望美を抱きとめてやると、首筋に、やわらかな唇が触れた。戸惑いがちなその動きに、ヒノエはちいさく笑った。
「どうしたの?」
 事後は意識を飛ばすか、仮に意識があっても微睡んで眠りに落ちてしまうことが多い彼女からの戯れに、ヒノエは優しい声で問いかけた。
「触りたいの」
 珍しいというより、かつてないことを言って、望美はヒノエの首筋に繰り返し唇を押しあててくる。
 快感を与えるには弱すぎる触れ方なのに、胸の内が仄かに暖かくなる。望美が触れていると思うだけで、心を慰撫されている錯覚さえ感じた。

806:望月 6
08/09/06 21:32:52 R58kkbPz
「痕、つけていいよ」
「……嫌。皆に見られたらどうするの」
 ぷうと頬をふくらませた望美の髪が、さらりとヒノエの胸をくすぐる。それが心地よくて、ヒノエは笑みを深くした。
「オレは構わないけど?」
「私は構うの」
「お前は、オレに痕をつけられるのは嫌?」
「……嫌じゃ、ない、けど」
 困るけれど、恥ずかしいけれど、嫌ではない。
 だから、素直に答えた。
「オレも、お前に痕をつけられると嬉しいと思うよ」
 お前の肌に痕跡を残していいのはオレだけで、オレに痕をつけていいのも、つけてほしいと願う相手も、お前だけだ。
 そう囁くと、望美はふと瞳を逸らした。
 思案するように彷徨っていた視線が、再びヒノエを捕える。そして、微笑んだ。
「じゃあ……ヒノエくんに、私の痕、つけていい?」
「いいよ、って言ってる」
「約束ね」
 指きり、と聞きなれない言葉を告げて、望美はヒノエの小指に自分の小指を絡ませた。
「…………?」
「約束、ってこと」
 不思議そうに、絡まりあう小指を見つめたヒノエに、ふわりと笑って。
 望美は、向かいあった体勢のまま、ヒノエの夜着をはだけ、現れた胸元にくちづけた。
 どのくらいの強さなら痕が残るのかわからなくて、少し強めに吸ってみた。唇を離すと、ヒノエの白い肌に薄っすらと紅い花が咲く。
 満足して、次はもう少し強くしたり、弱くしたり、色々と試しながら、望美はヒノエの胸板や引き締まった下腹部に、いくつも痕を残した。
 その様子に満足しているのは、ヒノエの方で。
 望美の唇や指先が肌に触れ、痕を残す度、身の内の欲が満たされていく。
 そっと瞳を閉じ、与えられる優しいぬくもりを満喫していると。
 望美が身体の位置を更に下へとずらそうとしたので、さすがにヒノエも狼狽えた。―彼女の意図することはわかったが、まさか、という想いが強い。
「ちょ……望美」
 待て、と慌てて制止するヒノエの下肢の間から、望美が不思議そうに見上げてくる。
「? 何?」
 そのあどけない表情を可愛い、と思ってしまった自分を内心で叱咤して、ヒノエは望美の薄い肩を掴んだ。流れのまま引き剥がそうとすると、望美は逆らうようにヒノエの腰を抱いて抗う。
「やだ」
「やだ、じゃなくてさ……何をする気だい、姫君は」
「ヒノエくんが、私にすること」
 俯いた望美の表情は、長い髪に隠されて、ヒノエからは見えなかった。
「いつも、私にしてくれること」
 やはり、と予想通りの展開に溜息をついて、ヒノエは望美に言い聞かせるように告げた。
「お前はしなくていいよ、そんなこと」
「そんなこと、って何よ」
 途端、望美が跳ねるように顔を上げた。頬だけでなく耳や首筋まで真っ赤に染めて、それでも強い瞳で、ヒノエを睨みつける。
「そんなこと、なら、私にもしないでよ」
「……濡らさないと、つらいのはお前だろう」
「別に、わざわざ濡らしてもらわなくたって、濡れるからいい!」
 常の彼女ではあり得ないほど直截な物言いをして、望美は口調を強めた。
「私はヒノエくんが好きだから、勝手に濡れるから、『そんなこと』ならしなくていい!」
「のぞ」
「それに、『お前は』って何よ。他の女の人にはさせてたってことでしょ!? なのに、私は駄目っておかしいじゃない!」
 ―これが、将臣達の言っていた『逆ギレ』というものなのだろうか、とヒノエは半ば白くなりかけた思考をどうにか稼動させ、ぼんやりと思い出した。
 他の女にはさせていたというか、したいならすればいい、と放置していただけというか。
「あのさ」
「……したいんだもん……」
 唐突に、そう呟いて、望美は顔を伏せた。ぽとり、とヒノエの腹部に雫が落ちる。

807:望月 7
08/09/06 21:33:46 R58kkbPz
「痕。残していいって、……ヒノエくん、言ったもん……」
 泣かれるのは、嫌いじゃないけれど。
 望美を泣かせていいのは自分だけだし、また泣かせることができるのも自分だけだと自負してはいるけれど。
 こんなことで泣かれると、どうしていいかわからない。
「……参ったな……」
 さらさらと流れる望美の髪を一房取って、軽くくちづける。困惑と同時に湧き上がる想いが、彼女に伝わればいい。
「啼かせるとは言ったけど、そんな風に泣かせるつもりはなかったんだ」
「だったら」
 嗚咽まじりに、望美は言葉を紡ぐ。
「させてくれれば、いいじゃない。私、上手じゃないと思うけど、だけど」
「あのね、望美」
 本気で参った、というように、ヒノエは優しく笑った。
「上手いか下手かは関係ない。お前だ、ってだけで、オレはもたない」
 困ったように言うくせに、表情はひどく優しくて、幸せそうで。
「……情けないから、言わせないでくれるかな」
「いいよ」
 魅入られたように、望美はヒノエから瞳を逸らせない。
「情けなくてもいいよ。全部欲しいって言ったでしょ。全部、見せて」
 一瞬だけ呆気に取られて。
 それから、ヒノエははにかんだように、笑った。

***

 ―正直に言うと。
 ヒノエは、どこもかしこも全部綺麗だけれど……コレは、怖い。
 この部分だけが、ヒノエと自分では、決定的に違う。自分の身体にないものだから、望美にとっては未知のもので。
 どうすれば彼が気持ちいいと感じるのかわからないままに、そっと手を添えて、指を這わせた。
 途端、ぐ、と大きさと熱を増したそれに、びくり、と身体が竦んだ。
「……だから、無理しなくていいって」
 苦笑まじりに笑う声が頭上から落ちてきて、望美は少々―いや、かなりむっとした。
 無理はしていない。びっくりしただけだ。
 そう言い返そうと思ったけれど、口にすれば言い負かされそうだったから、実力行使に出た。
 ゆっくりと、口内にヒノエを迎え入れる。
「…………っ!」
 瞬間、ヒノエの腰が揺れた。加えて、彼が息を呑んだのもわかって、望美は嬉しくなった。
 それは望美のちいさな口内には到底納まりきらない大きさで、含みきれなかった部分は指で包むように扱いた。
 濡れた熱い感触に包まれて、ヒノエは漏れそうな声を必死で抑えた。―初めての、ことだった。
 望美の薄い唇が自分のそれを甘く食み、ちいさな舌が、裏筋や先端の部分を舐め、啜る。腰から背を走る直接的な快感だけではなく、視覚からも、ぞくぞくとした征服欲が醸し出されていく。
 先に滲み出した粘液を、望美の舌が塗り込めるように舐め取り、そのまま幹の部分を這う。


808:名無しさん@ピンキー
08/09/06 21:34:20 R58kkbPz
「……ヒノエくん、どこが、いい……?」
「…………っは……っ」
 おずおずと上目遣いで問うてくる望美に答えてやる余裕さえない。むしろ、その視線にさえ欲情が募る。
 初めての行為で、望美の動きは幼く拙いのに、ヒノエの欲は急速に高まり、爆発しそうになる。
 そのことに、狼狽え、戸惑った。
(嘘だろ……)
 今までになかった。
 ここまで早いのは―初めて女を知った時より、まだ早い。
「望美、も、いい……離せ」
 何とかそう告げたが、望美はヒノエを咥えたまま、頭を振って拒んだ。その動きによって、更に限界が近づく。
「……出せ……っ」
 嫌だ、というように望美が括れに軽く歯を立てた瞬間。
 腰から脳髄を貫いた灼熱の奔流に呑まれ、ヒノエは無意識に望美の頭を腰に押しつけて、その口内に精を放っていた。

***

 意識の白濁は瞬時に回復し、ヒノエは慌てて望美を抱き起こした。
 あまりにも早かった自分にばつの悪さを感じつつ、懐紙を取り出して望美の口元に持っていき、吐き出すように促してやる。
「……望美、ほら」
「? ……なに?」
「……ってお前」
 濡れた口元は、恐らく飲み下しきれなかったのであろうヒノエの精で穢されている。―つまり、大半は飲み下したのだ、この姫君は。
「……どうして飲むんだよ、そんなの……」
 今までになく早く達してしまったことへの気恥ずかしさと、自分が望美の内部まで侵食したような背徳感に、ヒノエは溜息を漏らした。
「いけない、の……?」
 望美は、叱られた子供のように身を竦ませる。
 ヒノエはいつも、望美のそれを飲み下しているから―望美も、そうしたいと思った。ヒノエのそれを、吐き出すことなど、考えもしなかった。
 けれど、男と女では違うのかもしれない。
「……ごめんなさい……」
 やっぱり、自分では駄目なのだろうか。
 ヒノエを満足させることは、無理なのかもしれない。
「あの、でも、頑張るから……もっと、ちゃんと出来るようになるから」
 嫌いにならないで。
 怒らないで。


809:望月 9
08/09/06 21:35:03 R58kkbPz
 ―祈るような気持ちで顔を上げると、そこには緋色の髪に劣らないほど真っ赤に頬を染めたヒノエがいた。
 思わず、まじまじと眺めてしまった。
「冗談だろ」
 彼らしくない、むしろ素っ気無い口調だけれど、明らかにそれは照れ隠しだと、望美にもわかる。
「……あれより早くさせられてたまるかよ」
「……はやい?」
 小首を傾げて問い返す望美に、ヒノエはますます頬を染めた。あまりにも珍しくて、望美は身を乗り出した。
 大きな瞳に純真に見つめられて、ヒノエはぷい、とそっぽを向きながら、やや早口に答えた。
「オレは、あそこまで早かったっていうのは情けないんだよ」
「……ヒノエくん、そんなに早かったの?」
 行為に夢中だった望美としては、時間の流れがわかっていなかっただけなのだが、不用意な一言ではあった。
「………………へえ」
 ヒノエの紅い瞳がすぅっと眇められ、剣呑な光を帯びた。
「じゃあ、オレが『そんなに早い』かどうか、実地で確かめてもらおうか」
「え」
「まだ啼かせ足りてないしね」
 言い終わらない内に、素早く動いたヒノエにしっかり押し倒されて。望美は視界を覆うヒノエの笑顔に魅了される。
 ―その獰猛な笑みさえ、綺麗だった。
「手加減はしてやらない」
 本気で抱くよ、と耳元で脅すように囁いたのに。
 望美は、ぱっと花が咲くように―満開の花のように、鮮やかに笑った。
「うん」
「……どうしてそこで喜ぶかな……」
 まったく反応が読めない姫君だ、と独りごちると、望美はヒノエの胸元に額をすりつけて、嬉しそうに甘えてくる。
「ヒノエくんが気持ちよくなるまで抱いて」
 やさしくしなくていいから。
 大切にしてくれなくていいから。
 思うままに、抱いてほしい。
 そう笑う望美に、ヒノエは言葉を失った。
「……壊しちまうよ」
「私、壊れないから、大丈夫だよ」
「嫌だ。壊したくない」
 傷つけたくもない。
 そう呟くヒノエの声が微かに震えていて、望美にはとても愛しかった。
 弱さを見せてくれる彼が、好きだった。
「ヒノエくんが私をいらなくなるまでは、壊れないよ」
 そんな時は永遠に来ない、とヒノエが呟くと、だったら大丈夫だよ、と望美はまた笑う。
 やさしくしなくていい、と笑う彼女こそが、誰よりもやさしい。
 ―愛おしい。
 想いのままに、唇を重ねた。
 触れるだけのくちづけを、徐々に熱を与え合うものに変えて。
 しっとりと舌を絡めあわせれば、微かに苦い精の味がした。
「……お前の舌から、オレの味がする」
 唇を離して、ヒノエは笑った。
 今まで、女の中に吐き出したことはないし、女が咥えた後に、くちづけたこともない。
 胎内で果てたのも口内に出したのも、望美が初めてで―最後だと、唯一人なのだと、彼女が知ることはないかもしれないけれど。
 そのまま、細い首筋にくちづけ、甘い香りと肌を味わう。
 片手でくびれた腰を辿り、もう一方はやわらかな乳房をゆっくりと押し包む。
「……あ」
 押し倒されていた望美が、不意に声をあげた。

810:望月 10
08/09/06 21:35:39 R58kkbPz
「……満月……」
 明かり取りの小窓から僅かに覗く夜空に、煌々と輝く月が映える。青白くも見えるその光は、無機質に冷たい。
「……月の姫君は、月に還りたいかい?」
「え……」
 一糸纏わぬ姿の望美を、羽織っていた衣ごと抱き上げて、ヒノエはそのまま庭に面した場所まで出た。
 御簾を上げ、几帳を押しのけて、望美が月の光を全身に浴びるように。
 広げた衣の上にそっと下ろされた。月の光は、羞恥を忘れるには明るすぎて、望美はきつく目を閉じる。
「……また言わなきゃ駄目かな」
 くす、と笑って、ヒノエは殊更に甘く囁いた。
「目を開けて、姫君」
 両手で望美の頬を包み、顔中にくちづけながら、ヒノエがねだる。
「月明かりの下で、見たいんだ」
 いや、見せたい―のかもしれない。
 月の姫君は、もう、自分のものなのだと。
 この朧月の光の中で抱いて、月にさえ見せつけたいのかもしれない。
 望月に愛された白龍の神子姫は、自分の女なのだと。
「お前は、オレのものだろう?」
「うん」
 恥ずかしがって瞳を開けてはくれないのに、そんな問いには即答して―安心させてくれる。
「オレの……オレだけの女でいて」
 懇願の響きを帯びていることに自嘲の笑みを刻んで、ヒノエは望美の胸に顔を埋めた。
 ゆっくりと瞳を開いた望美の視界で揺れる、緋色のやわらかな髪。誘われるように、手を伸ばした。
「私が還るところは、ヒノエくんだよ」
 優しくヒノエの髪を梳きながら、望美が囁く。澄んだ声は、清めるように染み入ってくる。それでいて、愚かな男の願いを聞き入れてくれる。
「ヒノエくんが、私の世界……でしょう?」
 言い含めるように笑うと、望美は悪戯っぽく続けた。
「ねえ。ヒノエくんの本気は、見せてくれないの?」
 月に惑わされて、攫われそうなのは、ヒノエの方ではないかと思った。
 望美はどこにも行かないし、行けないのに。
 そうわかっているはずなのに、それでも望美が月を愛でただけで不安に駆られるヒノエを、愛しいと想う。
 だから、挑発した。
 弱さを見せてくれるのは嬉しいけれど―彼が不安なら、それを取り除いてあげたいから。
「教えて」
 掠めるようなくちづけを贈れば、熱を孕んだ不遜な視線が返される。
「どうあっても、啼かされたいみたいだね」
「私だって、ヒノエくんを啼かせたい時もあるの」
 綺麗に微笑み合った後。
 ヒノエは望美の肌に溺れ、望美は与えられる快楽を享受した。
 やや乱暴に腕を引き起こされて、ヒノエの脚の上に向かい合って座らされる。
 彼は背中を大きな柱に預けた安定した体勢で。望美は、ヒノエの大腿に座らされ、彼に重心を委ねるしかない。
「……っ」
「怖いのかい?」
 挑発したくせに、と暗にからかわれているのがわかるから、望美はきつく唇を噛みしめてヒノエを睨んだ。
「傷がついちまうだろ」
 噛まないで、とヒノエは自分の指を望美に口に含ませた。優しくされているのが何故か悔しくて、意趣返しに軽く噛んだ。
「こら」
 悪戯を咎めるように淡く笑いながら、ヒノエは望美の肩に唇を這わせ、背中を愛撫した。
 肩甲骨を撫で、腰に近い線を撫でられるだけで、望美は全身が粟立つような快感を覚える。自分の内側が熱い、と感じた時にはもう、秘められた花からは蜜が流れていて。ヒノエの下肢にも、その濡れた感触は伝わってくる。

811:望月 11
08/09/06 21:36:12 R58kkbPz
「オレ、まだ触ってないんだけど?」
 羞恥に、望美の肢体が朱に染まった。それを見遣って、ヒノエは望美の耳朶を軽く啄んだ。
「こんなに濡れてる。オレのをしただけで感じたの?」
 言葉でも追い詰めようとするかのように、ヒノエは意地悪く笑う。
「お前を感じさせていいのは、オレだけだ―勝手に感じちゃ駄目だろ?」
 笑いながら、ヒノエは自身の熱を望美の秘花に少しだけ触れさせる。じれったいようなもどかしい刺激に、もっと激しいものを求めて内襞が収縮して蜜を溢れさせたのを感じて、望美はヒノエの肩に顔を伏せて、その視線から逃れた。
 華奢な腰を両手で掴み、ヒノエは自身を望美の秘花に宛がう。ゆるゆると擦りつけるだけで、時折、戯れるように先端を含ませてはすぐに引き抜くだけで、決して押し入ろうとはしない。
「ぁん……っ」
 既に火のついた身体は、そんな微かな刺激では足りないというように、望美の意識を離れて腰が揺れる。
「ヒノエくん……っ」
「何?」
 熟れた蕾を先端で弄るようにつつかれて、望美は悲鳴に近い嬌声を上げて仰け反った。
「……あぁん、ん、んっ……ゃあ……っ!」
 繰り返される緩い愛撫に焦れた望美が腰を落とそうとした瞬間、ヒノエの両手と腰が動いた。細い腰を引き落とされ、最奥まで抉るように一息に貫かれて、強すぎる快感に声にならない。
「あ……――……!」
「…………っ」
 軽く達した望美の締めつけに眉を顰め、それでも同時にもっていかれることは凌いだヒノエが、生理的に零れた望美の涙を甘く吸った。
「すげえ、きつい」
 欲に掠れた声で、未だがくがくと震える望美に囁く。
「熱くて……狂いそうだ」
「ふ、ぁ……っん……」
 ヒノエが話すだけで感じるのか、ちいさく首を振る望美の肢体を強く抱きしめた。ヒノエの胸元で、望美の双の乳房がやわらかく潰され、心地よい感触を与えてくる。
 同時に、そっと背中に廻された望美の腕に、強い悦楽を感じた。
「動くよ」
 言い置いて、掬うように腰を動かす。ヒノエは望美が高く啼く部分ばかりを攻め、息もつかせない。
 突き上げる動きに合わせて、望美の腰も狂おしく揺れ、乱れる。
「あん、ん、……っ、ヒノ、エ……く……ぁああっ」
 容赦のない律動を繰り返しながら、ヒノエは空いた手で望美の胸を鷲掴むように愛撫し、尖った彩りを捏ね回す。
 めちゃくちゃに突き上げられて、全身の血が脈打つように熱くて苦しいけれど、止めてほしくなくて。
「ヒノ……いい、いい……っ!」
 快楽に溺れている言葉を望美がはっきりと口にしたのは、初めてだった。それに誘われ、ヒノエの欲がますます太さと堅さを増した。
「……っ、ここ……すげえな」
 望美が感じれば感じるほど、内襞はヒノエに絡みつき、吸いつくように包み込んでくる。押し入る動きと、押し戻しつつ引き込もうとする蠢きが複雑に絡み合って、ヒノエにも望美にも、震えるほどの快感をもたらしてくる。
「やだ、ヒノエくん、やだ……やだ、お願い……っ」
 限界に近づいた望美が、ヒノエの肩に縋りながら懇願する。
 きつく爪を立てられて、それなりに痛みはあるはずなのに、ヒノエには心地よい刺激にしか感じられない。
「一緒……一緒に、おねが……っ!」
「……お願いも何も……」
 泣きじゃくる望美に、ヒノエは荒い息遣いの中で呟いた。
「オレも、限界」
 今までで一番激しく、奥の奥まで突き上げた瞬間、望美が達した。
「……ぁ、や……ぁあああああっ!」
 その瞬間のきつい締めつけは、ヒノエの理性を吹き飛ばし、望美の中に叩きつけるように、熱を迸らせた。


812:望月 12
08/09/06 21:37:05 R58kkbPz
***

 ぐったりと放心している望美よりは、やはりヒノエの方が体力に勝る分、回復も早い。
 ぴくりとも動けない彼女の身体を丁寧に清めるヒノエを恨めしげに眺めながらも、望美は時折くちづけをせがむ。
「珍しいね」
「私、今日は頑張ったから、ご褒美なの」
 幸せそうに、どこか誇らしげに微笑う望美に、ヒノエは一瞬きょとんとなり、次いで吹き出した。
「……確かに頑張ったね」
「…………ち、ちが、違うっ!」
 ヒノエのいう『頑張った』が何を指すのかに思い至って、望美は慌てて否定した。とはいえ、身動きひとつ取れないので、必死に言葉を紡いで弁明する。
「違うの、頑張ったのは……違うの、ヒノエくんにちゃんと」
「ちゃんと……何?」
「……ちゃんと、気持ちよくなって、って……言えたから」
 今まで、どうしても言えなかったことを、やっと言えたから。
「オレはちゃんと気持ちいいんだけど」
「違うもん。ヒノエくん、我慢してるでしょ」
「……我慢っていうかさ」
 加減なく抱いて、嫌われたり、怖がられたくない。
 だから、望美の体力に合わせている。
「我慢、しないでほしいの」
 好きだと思えるから。
 ヒノエに抱かれている時は、とても幸せだから。
「私は、ヒノエくんのものなんだって……思えるから」
 だから、抱いていて。
「すぐは無理でも、頑張ってヒノエくんに追いつくから」
 あなただけのもので、いさせて。
 そう微笑んで、再び瞳を閉じて唇を求める望美に、ヒノエは静かに応えた。
 その頬を、音もなく涙が伝う。
 いつだって、望美がヒノエに与えてくれるものはやさしいから、零れる涙を、恥ずかしいとは思わなかった。
 彼女から注がれるのは望月よりも暖かい、けれど朔月にも似た、切ないほどの幸せだから。

813:名無しさん@ピンキー
08/09/06 21:37:49 R58kkbPz
以上です。長くなってすみません。
あと、よりによってご奉仕部分でNG抜けちゃってごめんなさい。

814:名無しさん@ピンキー
08/09/06 21:44:03 3OCJhEo5
GJ

815:名無しさん@ピンキー
08/09/06 21:59:25 uaCqj0p3
神子かわいすぎる…!GJ

816:名無しさん@ピンキー
08/09/06 22:06:03 LoAR263g
GJ!

817:名無しさん@ピンキー
08/09/06 22:19:25 cMR6rG2q
テラエロス

818:名無しさん@ピンキー
08/09/06 23:21:37 t4xcsfd4
萌える上にエロイな!GJ

819:名無しさん@ピンキー
08/09/07 00:55:09 lbfcW0UW
俺には到底書けない萌えエロをありがとう。GJ!

820:名無しさん@ピンキー
08/09/07 01:13:53 BnRc3OQ5
本当に萌る上にエロイ。GJすぐるよ

821:名無しさん@ピンキー
08/09/07 01:15:27 jcWPKNj8
GJ!!

822:名無しさん@ピンキー
08/09/07 08:06:24 7+/HuGco
おえっ

823:822
08/09/07 08:07:04 7+/HuGco
誤爆です

824:名無しさん@ピンキー
08/09/07 08:25:53 +k/ipjSv
くそぅ。別当萌属性は全く持ち合わせていなかったのに不覚にも激萌えしたじゃまいか>>800
神子もヒノエもかわいいしエロいのにとても爽やかな喉越しでGJでした。こんな文を書けるなんてウラヤマシス

825:名無しさん@ピンキー
08/09/07 09:16:34 6GPaB+5e
…また転載か?
前回転載されたサイトの裏で読んだぞこれ

どんだけ粘着なんだよ閉鎖にまで追い込んでまだ足りないのか

826:名無しさん@ピンキー
08/09/07 11:30:17 F8kRxhqb
転載ってヒノ望?

827:名無しさん@ピンキー
08/09/07 11:54:07 IENqlyaP
>>825
マジ

828:名無しさん@ピンキー
08/09/07 12:32:26 6GPaB+5e
>>826
今年の始めに転載晒しされてたやつ(酔花だか酔恋だかいうタイトル)

その晒されサイトの裏で見たやつだよ、>>801

829:名無しさん@ピンキー
08/09/07 13:07:09 54f+hcrY
やけに巧すぎるなあと思った…転載か
しかし何の為にそんなことすんだか

830:名無しさん@ピンキー
08/09/07 15:40:25 2eqTD0s1
巧すぎるってほどか?
本人乙?

831:名無しさん@ピンキー
08/09/07 15:57:58 rMOlVW88
さあ転載者が狙っていた展開になってまいりました

832:名無しさん@ピンキー
08/09/07 16:44:04 q3KA1IkK
もういいよ
誰か流れ変えてくれ…

833:名無しさん@ピンキー
08/09/07 16:44:11 54f+hcrY
本人ちがうよ残念ながら
ここ最近の流れのしかみてないから
長編のエロが巧くみえただけかも

834:名無しさん@ピンキー
08/09/07 17:33:54 r0V9OcOE
微妙なレスのうえにageかよ
もうこの話題やめよう

835:名無しさん@ピンキー
08/09/07 18:13:20 gV1WuYb4
転載が続いてんのにスルーしかできないのか…
割り切れないな

836:名無しさん@ピンキー
08/09/08 02:21:26 ZH+m9DpT
一応、本人投下の可能性はないの?

837:名無しさん@ピンキー
08/09/08 03:09:58 YhPOeak8
遙か3を投下します
ヒノエ×望美

注意事項
・ギャグ系。でも少なめ
・文中に2chネタやネオロマ以外のパロがあります
・単体でも読めるけど、一部微妙に続き物。気になる方は>>746>>759も合わせてどうぞ
・時系列とかルートとか設定など、細かい事は気にしないで下さい


NGワードは「彼の運命は…」


838:彼の運命は… 1/5
08/09/08 03:10:47 YhPOeak8
「棟梁がいないぞっ!」
「奥方もだっ」
いつの間にやら姿を消した二人に気づき、熊野水軍の面々が俄かに騒ぎ始めた


―同時刻、熊野山中
「ヒノエ君…宴会抜け出しちゃって大丈夫?」
少し息を切らして望美はヒノエに問いかけた。
「だぁーいじょうぶだって。重要な会議は終わったし…」
ヒノエは望美の手を取って先導する。
「それにこう毎日宴会じゃ、俺の大事なお姫様と過ごす時間がないだろ。」
いつもの笑顔でウィンクする。

結婚式を挙げてからもう一月以上経つ。
その間、宴会が無かった日なんて数えるほどしかない。
熊野の人たちとの宴会は楽しいものだったが、ヒノエの言う通りゆっくりと二人だけの時間を取る機会はあまりなかった。
望美の話は面白く、宴会では男女関係無く常にいろいろな人に囲まれているという始末。
特に「全盛期のヒノエ」シリーズは大人気だ。
陽気な熊野の雰囲気が好きな望美も、期待に応えようと毎回新しいネタを考えてはみんなを笑わせていた。

「川辺の方に行こうか。走って酔いが回ったろ?」
望美は元の世界で多少興味もあって酒を口にした事はあるが、飲みなれていない。
「うん、そうだね。ちょっと休みたい。」
暫くヒノエに手を引かれるまま続いて歩くと、少し開けた場所に出た。

「うわぁ…。綺麗。」
雲一つ無い夜だった。月明かりを遮る物は何も無く、青白い光に照らされ川面がきらめく。
心地よい風が望美の頬をなで、火照った体を少しづつ鎮めてくれる。
月を背に立つ望美の体は月光に縁取られ、まるで物語に出てくる天女のようだった。

「俺だけの秘密の場所。ずっと望美に見せてやりたかったんだ。気に入ったかい?」
「うん、すっごく綺麗。ほんと…綺麗。」
キラキラと月明かりを反射させ輝く川と、そこに映る月。緑が生い茂り、水の流れる音と風が木々を優しく撫でる音だけが聞こえる。
幻想的で、とてもこの世のものとは思えなかった。
「でも俺には望美の方がその何倍も美しく見えるよ。」
そう言って手ごろな岩に腰を据えると、そのまま望美を自分の足の間に座らせ後ろから抱きしめた。

月に照らされた望美がこのまま天女の如く儚く消えてしまうような、そんな気がした。
ばかばかしいと思うものの、つい逃すまいと望美を抱く力を強める。

「望美…愛してる。」
望美の首筋にヒノエの吐息がかかる。いつもの囁きと違うように感じるのは顔が見えないせいだろうか。
その為何度も聞いた台詞なのに、いつもの何倍にも膨らんでぞくぞくと快感に変わる。


839:彼の運命は… 2/5
08/09/08 03:11:27 YhPOeak8

ヒノエはそのまま後ろから首筋に口付けをすると、望美の着物の胸元をくつろげる。
「えっ…ちょっとヒノエ君?」
驚いてヒノエの手を止めようとするが、ヒノエはやめない。
するすると着物を肩から外していく。ヒノエの口付けはその後を追うように肩から背中へと移る。
軽く唇を当てて何箇所にも口付けをし、舌で背筋をすっと舐め上げる。

「んっ…あん…」
「俺の女神はなかなか淫らな声を出すね。」
背に口付けを繰り返し、舌でなぞり、手は露になった望美の胸の膨らみをまさぐり始めた。
望美の腕ごと抱えるように後ろから手を回すと、両手のひらで柔らかい胸を左右から寄せ上げ、
指先は硬くなった双丘の頂を優しく愛撫する。指の腹で転がし、二本の指で挟んでコリコリと優しく捻る。

「やっ…はぁっ…ん。外で…なんて…」
「たまにはこういうのも悪くないぜ。それに…いつもより、感度が増してるみたいだけど?」
そう言うと着物の裾を開かせ、望美の片足をヒノエの膝の上にかけさせる。
あまりの自分の姿に足を閉じようとするが、もう片方の足もしっかりとヒノエの足に絡められていた。
足は恥ずかしく大きく開かされ、手は肘の辺りまで肌蹴させられた着物のせいで満足に動かせない。

「やぁっ…嫌ぁ…。こんな格好、恥ずかしいよっ…」
羞恥の為か、火照りの冷め切らない望美の体はますます熱くなり、薄桃色に染まっていく。
そうするつもりがあったわけではないものの、自然と望美を拘束するような形になってしまった。
「こっ拘束プレイはヒノエ君の専売特許でしょ。」
「あれは俺の趣味じゃないって。縛られるより、縛る方が好きなんだ。」
身動きの取れない望美の嫌がる仕草が可愛くて、愛しくて、ヒノエ自身もいつもと違う興奮が湧き上がってくるのを感じていた。

大きく開いた足の間に手を下ろし望美の秘所に触れ、たっぷりと分泌された蜜をすくい上げる。
「ほら、いつもより濡れてるぜ。」
そう言うと滴るほどの蜜を指に絡ませ望美に見せつける。
「凄いな…こんなに溢れさせるなんて。望美は外で興奮しちゃう淫乱な神子姫だったんだ。」

望美はヒノエの言葉にますます体を熱くする。違うと否定したいのに、出来ない。
事実ヒノエの言う通りなのだ。外で、あられもない姿で胸を、秘所を攻められ興奮している自分がいる。
「い…じ…悪。ヒノエ君の意地悪っ…」
「苛めたくなっちゃうくらい可愛いお前が悪いんだよ…。それに、宴会で俺のある事無い事言いまくってる罰だ。」
そういうと望美の熱く蠢く蜜壷に指を入れ、くいと指を曲げ内壁を擦り上げる。
「あっ…それ…だめぇ…んぁぁ…っ!!!」

いつも優しすぎるくらいに望美を抱くヒノエだが、今日はいつもと違う。
やはり『全盛期のヒノエ君はウィンクしただけで女性が失神した』とか
『全盛期のヒノエ君は舟の舵を握っただけで平家が泣いて謝った。心臓麻痺を起こす兵も』
とか言ったのがいけなかったのだろうか。
望美としてはヒノエを褒め称えているつもりだったのだが、気に入ってもらえなかったのかと少し落ち込んだ。

「望美。何、考えてるの?」
新しい全盛期ネタを考えているとは口が裂けても言えない。
「あっん…ヒノ…エ君が…怒ってるとは思って…んっ…なくて…ごめっ…なさい。」
実際ヒノエは怒ってなどいない。「よそ者」であるはずの望美が熊野に馴染めるか、受け入れられるか、
最初は心配したがそれも杞憂に終わった。
望美の性格もあるが、それ以上の努力ですっかり熊野の連中の心を掴み、馴染んでしまっている。
水軍の中での人気は今やヒノエに次ぐ勢いだ。ヒノエの妻としても、熊野別当の妻としても、
これ以上ないくらいの強く美しい最高の女だった。

840:彼の運命は… 3/5
08/09/08 03:12:11 YhPOeak8

「怒ってなんていないよ。お前はよくやってくれている。ただ…お前を独占できなくて…」
―少し、嫉妬してたんだ。
耳元でそう囁くと、望美の中から指を抜いた。

望美を立たせると今まで座っていた岩に手をつかせた。
ヒノエはその後ろに回ると望美の着物を腰までたくし上げる。
着物はこれ以上ないくらいに乱れ、肌蹴てしまっている。

「そんな姿にも…そそられるね。」
ヒノエは望美の蜜の源泉にいつも以上に膨張した自身を宛がうと入り口を弄り、焦らす。
すでに溢れ出る蜜は太ももを伝って地面に染みを作っていた。
「ふぁっ…ヒノ…くん。もぅ…それ以上…」
「それ以上、何?我慢できない?」
くすっといたずらっぽく笑う。

自分の肩越しにヒノエの方を振り返っている望美の目には涙まで浮かんでいた。
望美はもうこくこくと頷くしか出来ない。
ヒノエももう我慢できなかった。それを隠すかのように望美に罪を着せる。
「ホントに、淫らな神子姫だっ。」
そういうと望美の腰を掴み、一気に貫いた。

「んぁっ…あぁんっ!」
もう限界までに焦らされていた望美は歓喜の嬌声を上げる。
望美の中の壁がきゅっと締まり、ヒノエを放さない。
「…っ。こんな濡れてるのに、中はすっげキツイ。別の生き物みたいに、俺を咥えて放さないなんて…」
最奥まで一旦沈めると、望美の中が落ち着くのを待つ。
そうしないとすぐに熱を放出してしまいそうなくらい、感情が昂ぶっていた。

(俺とした事が、望美相手だと情けないな…)
そう自嘲する。今までいろんな女と寝たが、こんな事はかつてなかった。
「平気か?動くぜ。」
やはりこくこくと頷くだけの望美。そんな仕草までヒノエを高ぶらせる媚薬になる。

いつもと違う体位のせいか、この状況のせいか、望美はいつも以上に乱れ声を上げる。
ヒノエもいつもと違う攻め方で、望美を悦ばせる。
後ろから浅く深く複雑に突き、手を前に回すと望美の肉芽を指で優しく擦り上げる。

「ひぁっ!だ…だめ。そんなに同時にっ…あっ…んんんっ!」
ふるふると振るえ、今までよりも強くヒノエを締め付ける。
と、ヒノエは動きを止めてしまった。
「ぁ…な…んでぇ…」
「だめ、まだイかせないよ。」

そういうと望美の中から自身を抜くと、望美の体をこちらに向けヒノエの首に腕を回させる。
「後ろからもいいけど、お前のイク顔が見れないなんて勿体無い事できるかよ。」
そういうと望美の足の内側から膝裏に手を回し、そのまま抱き上げる。

841:彼の運命は… 4/5
08/09/08 03:12:45 YhPOeak8

「えっ、えっ?」
抱きかかえ、腰の位置を合わせるとそのまま硬さを保っているヒノエの男に望美を沈めていく。
重力も手伝って、最奥を突き上げられる。
「これなら硬い地面に寝かせる必要もないし、望美の顔も見られる。」
望美が痛い思いをしないように、傷つかせたりしないように、きちんと考えている。

「愛してるよ望美。お前より大事なヤツなんていない。絶対に、放さない。俺の女だ。」
「私も、愛してる。…知ってる?私の中、ヒノエ君で…いっぱいなんだよ…」
「気持ちいい?」
「うん…気持ちいい。けど、それ以上に…幸せで、満たされてるの。心も、体も。」
甘い囁きで精神を、巧みな愛撫で体を。
心身共に、ヒノエによってもたらされる幸せで満たされていた。

こんなにストレートに望美がヒノエに愛を囁く事はなかった。
一瞬聞き間違えかと思った程だ。望美を突き上げながらもう一度聞く。
「もう一度聞かせて、俺の姫君。」
「あっあっ…んんっ。好きっ!ヒノエ君が好きなの。あ…愛してるのは、ヒノエ君っん…だけだから。」

望美の中でヒノエが硬さを増す。望美と同じく心身共に満たされていくと、
つい動きが激しくなってしまう。
「はぁぁっ…んぁっ…ヒノ…エくっ…。そっ…なに激しくされたらっ…!」
―ヒノエ君とこんな野外でするなんて、頭がフットーしそうだよおっっ

「んぁ…んっ、もうっだめ。もっ…」
「望美。イっていいぜ。見せて、お前のイくところ。」
そう言うとよりしっかりと望美を抱え、更に攻め続ける。
「あっあぁ、んっ、イっ……っっ!!!」
一層締め付けがきつくなり、ビクンビクンと内壁が波打ち、体はガクガクと震えた。
それに誘われるようにヒノエも精を放った。

――

川で身を清めていると、ガサガサと茂みが動く。
「…っ!ヒノエ君っ。何かが…」
慌てる望美を他所に、何か心当たりがあるのかヒノエは落ち着いている。
全裸の望美を着物でさっと包むと言った。

「いつから、いたんだ。」
急に茂みの中の音が消える。
「怒らないから、出てこいよ。」
これ以上ないくらい怒りを含んだ声で命令する。
観念したのか茂みから顔を出す。熊野水軍の一人だ。

「お…お頭、奥方っ!さ…サーセン!!!」
聞けば二人を探しに数名が山に入ったらしい。
「何やら話し声が聞こえたもんで。で、声を頼りに来てみたら…」
「ほーぅ、それで俺の姫君を覗き見かい?」
怒りの炎が翼となってヒノエの回りを舞う。

ついカッとなってやった。今は反省している。としどろもどろに言い訳を並べ立て、
「あっ…あの。ほんとすいません!みんなには上手い事報告しておくんで。ゆ、ゆっくりしていってね!!!」
そういびつな笑顔で言うと、目にも留まらぬスピードで逃げ帰って行った。

842:彼の運命は… 5/5
08/09/08 03:14:16 YhPOeak8

――――――――

今日はなかなか筆のノリが良かったせいか、少し余裕があった。
「そろそろ、いらっしゃる頃かしら。」
最近はもうこれが日課のようになってしまっている。
と、いつもの足音が聞こえてくる。今日は幾分弾んでいるようだ。

「精が出るな。邪魔するぞ、MA☆SA☆KO」
やはり毎回同じ登場の仕方しかできない頼朝である。
「どうだ。仕上がったのか?」
「ええ、これで短いお話が三本。一冊の本にするには十分でしょう。」
そうか、と言い腰を下ろすと、仕上がったばかりの原稿を手に取る。

「今回は少し、変わったプレイを取り入れてみましたの。」
最初はわからんと言って内容に興味は示さなかったが、近頃では感想を言ってくれるようになった。
「む…な、なかなか、腕を上げたな。政子よ。」
「まぁ、嬉しい。始めはどうなる事かと思いましたけど、こうして無事仕上がったのも
鎌倉殿のおかげですわ。」
そう言うと、本当に嬉しそうにニッコリと微笑んだ。

「この三本で一冊完成なのだな。」
「ええ、もう一本くらいお話を書きたい所ですけれど…。もう手短なモデルが九郎殿しかいなくて。」
「…さすがにそれは止めてもらおうか。」
「わたくしにとっても義理とはいえ弟君ですからね、止めておきましょう。」
それはそれで面白そうですけれど、とからかう様にうふふと笑った。

「しかし…前から思ってたのだが、こう、面白ワードを交えないで書く事はならぬのか?
それがなければ、もうちょっと、雰囲気を壊さず気持ちも入り込めそうなものだが。」
痛い所を突かれてしまった。
政子も悩んでいたのだ。でも、これが政子の性分なのだろうか。
どうしてもお笑いに走ってしまう。それに、真面目にエロスを書く事に対する照れ隠しでもあった。

「わたくしも悩んだのです。でも思いついてしまったら書かずには…いられなかったのですわ。」
思わず、目に涙を浮かべる。
「ま…政子。泣くでない。お前に泣かれると困る。」
そう言うと政子を引き寄せ、抱きしめた。
頼朝の膝の上にしなだれかかる政子。頼朝の不器用な愛情表現を可愛いと思った。

「政子がこんなにも一生懸命やってくれているのは、私の為…。こんなに尽くしてくれる妻を
持てた私は幸せ者だ。感謝するぞ、政子。」
「ええ、全ては鎌倉殿の望む国を作る為…わたくし、その為ならどんな事でもいたしますわ。」

熱く抱き合うと、冬祭り参加申込書の記入方法を模索し始める頼朝夫婦だった。

―おしまい―

843:名無しさん@ピンキー
08/09/08 03:15:05 YhPOeak8
お粗末さまでした

もう原作の頼朝夫婦がどんなだったか覚えてません
前の方と同じキャラで被ってしまって申し訳ない
これでMA☆SA☆KOシリーズは終了って事で
ありがとうございました

844:名無しさん@ピンキー
08/09/08 03:32:02 vCbFhDrZ
>>843
とりあえずヒノエの一人称は「オレ」なんですが

845:名無しさん@ピンキー
08/09/08 04:06:05 YhPOeak8
普通に漢字変換しちゃってました
雰囲気ブチ壊しですね。すいませんでした

846:名無しさん@ピンキー
08/09/08 04:21:09 i++NW5wj
ゆっくりでワラタ

847:名無しさん@ピンキー
08/09/08 08:12:17 Y6RNr3qj
ふっとうしそうだよお!
ワロスwwww

848:名無しさん@ピンキー
08/09/08 09:08:06 9tIBsChn
MA☆SA☆KOシリーズ堂々完結!!

三作とも存分に楽しませてもらいましたGJGJ~!
MA☆SA☆KO可愛いよMA☆SA☆KO!

849:名無しさん@ピンキー
08/09/08 12:57:00 PBI12N0v
MA☆SA☆KO精を出しすぎw(性的な意味で)

850:名無しさん@ピンキー
08/09/08 18:15:33 bK4tsXPd
ゆっくりしていってねwwwww

851:名無しさん@ピンキー
08/09/09 00:20:38 hacxHGzm
今回は笑ってなぞやるものか!と思っていたが

> やはり毎回同じ登場の仕方しかできない頼朝である。

で堪えきれなかった。くやしいけど最近ずっとお前に夢中だったぜ…GJ!

852:名無しさん@ピンキー
08/09/09 00:40:26 +u8OCNsS
お笑いとしても面白かったが純粋なエロとしてもハァハァできた
なかなか新しい試みだったんじゃないだろうかw

シリーズ終了なのが本当に残念だけど、まじGJでした!
MA☆SA☆KO(職人さん)に万歳三唱!!

853:名無しさん@ピンキー
08/09/09 00:47:12 fjNnW31H
GJ!
サーセンで噴いたw
頼朝に秘密で頼朝×九郎とかの作品にとりかかってたりしてw
MA☆SA☆KOの創作がもう読めないと思うと淋しい
3作楽しかった、ありがとう


854:名無しさん@ピンキー
08/09/09 07:34:27 f2vKh/Fk
MA☆SA☆KOに敬意を表しつつ、遙か4でアシュ千投下です。
NGワードは「奥様は魔女」で。


855:奥様は魔女 1
08/09/09 07:35:18 f2vKh/Fk
 鎖骨の窪みに口づけると、千尋の瞳が微かに揺れた。
 宥めるようにもう一度唇を重ねながら、アシュヴィンの掌が乳房を包み込む。まるい、弾力のあるやわらかさが心地よい。少し手に余る大きさのそれを軽く揉みしだくと、千尋の唇から抑えかねた吐息が零れた。
 アシュヴィンは唇を首筋に移し、時折歯を立てて赤い痕をつけた。千尋が反射的に肩を竦めると、今度は肩口を甘噛みする。
「……っ」
 愛撫の指がゆっくりと胸を辿り、尖り始めた胸の先端に触れる。薄桃色のそこに触れられた途端、千尋の身体が跳ね上がった。
「あ……っ」
「声を抑えるなと言っているのに」
 笑いを含んだ声で呟いて、アシュヴィンは先端をつん、と弾いた。次いで乳房ごと押しつぶすように、指に力を込める。
「や……!」
「抑えられないように、してほしいのか?」
 そのまま指を胸先で遊ばせながら、空いた方の彩りを口に含んだ。やわらかく唇で挟み、舌を這わせる。
「……や、ん……っ」
 千尋は、それでも声を漏らすまいと唇を噛み締める。そういう反応が、余計に男の悪戯心と嗜虐心を煽るのだと思いながら、アシュヴィンは含んだそれをきつく吸い上げた。
「ぁあっ!」
 白い喉を仰け反らせ、千尋は喘いだ。
「こういうのも、感じるか?」
 舌を絡め、歯で扱くように刺激しながら、アシュヴィンはくつくつと笑う。その不規則な動きが、尚更に千尋を追い詰めた。
 充血したように赤みを増した先端を解放し、指で嬲り続けていたもう一方に唇を移す。両の胸の彩りを指と舌で思うさま蹂躙しながら、合間には思い出したように乳房に口づけたり、絡めた指を吸い上げたり、アシュヴィンは次々と愛撫を施していく。

856:奥様は魔女 2
08/09/09 07:35:56 f2vKh/Fk
「あ、や……やぁ、ん……っ」
 焦らすような優しい愛撫に、千尋の身体は逃げるように捩れ、時に背中が撓るほど反応する。
「アシュ、ヴィ……っ」
 声は艶を帯び、肌はしっとりとアシュヴィンの手に吸いついてくる。練絹のようななめらかな手触りを堪能しながら、特に強い反応が返る部分を濡れた舌で追う。
 下腹部から腰の辺りに疼きを感じ、千尋は胸元に顔を埋めているアシュヴィンの髪をまさぐった。
「……何だ?」
 わかっているのだろうに、いっそ無邪気に問うアシュヴィンを、千尋は黙って睨みつける。快感に濡れたのか、涙に濡れたのか、潤んだ大きな瞳が扇情的だった。
「言わなければ、わからんぞ?」
「……っ」
 僅かに身体をずらして、千尋の乳房のすぐ下を痛いくらいに吸った。白い肌に所有の印を増やしながら、アシュヴィンは笑う。
「我が妃は、『嫌』しか言わんからな。神ならぬ身には、何をご所望なのかわからん」
「わかってる、くせに……!」
 臍を舐め、腰から太腿にかけてを撫でながら笑う夫の髪を、くい、と引っ張った。
「そうやって仕種や態度で誘うのは、上手いものだ」
 揶揄するように言うと、アシュヴィンは千尋の細い脚を押し開く。
 不意を衝かれた千尋が我に返る前に、すんなりとした脚の付け根の内側に唇を押し当てた。薄い皮膚は、軽い口づけにもあっさりと色づいて、アシュヴィンの微かな独占欲を満足させる。
「やだ……!」
 羞恥の声をあげた千尋に、アシュヴィンは不思議そうに問いかけた。
「違うのか? やはり、俺にはわからんな。何がいいのか、嫌なのか、言の葉で紡いでもらわんことには……な?」
「……だって」
 太腿やふくらはぎばかり愛撫するアシュヴィンに、千尋は泣きそうになりながら抗議した。
「……そんなの……、アシュヴィン、教えてくれないじゃない……」
 何て言えばいいのかなんて、わからないのに。
 仕種や態度ではできていると言われても、それも意識してやっていることではない。何をどうすればいいのかわからないのに、言葉にしろと言われても、どうしようもない。
 その間も、アシュヴィンは余すところなく触れるかのように望美の肌を辿り、更に熱を点してゆく。
「素直になればいいだけだ」
 一言だけ言って、アシュヴィンは指と舌での愛撫を続けた。
「今日は、甘やかしてやる気はないぞ」
 いつもなら、さっきの言葉と涙だけで許してやったかもしれないけれど。
 ―お前が、俺を煽ったんだ。
 少しでも一緒にいたいと思ってほしかった、なんて可愛らしく拗ねたりするから。
 お前の夫は、妻の一言で簡単に煽られてしまう男なのだと、いい加減に自覚させなければ。
 いつか、手加減できずに無茶苦茶に抱いてしまいそうだ。今でさえ、慣れない千尋の身体を気遣い、労わりながら抱くことが難しくなってきている。愛しさが増すほどに、抑えきれなくなってくる。アシュヴィンにだとて、余裕はない。
 千尋の全身への愛撫は、徐々に激しくなっていた。顕著に反応を返す部分ばかりを、所構わず攻め立てる。



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