お姉さん大好き PART6at EROPARO
お姉さん大好き PART6 - 暇つぶし2ch100:心傷を越えて
08/08/28 00:01:58 2HNaJxTL
「美味しかったぁ」

 昼休み、学校の屋上で弁当を食べていた智子(さとこ)は満足そうに呟く。
 彼女の周りには、上級生・下級生問わず数人の男女がビニールシートに
座っている。その中には彼女の弟の孝明(たかあき)の姿も在った。

「ご馳走様でした」

 智子と時を同じくして食べ終わった孝明は、自分の弁当箱を片付けると行
儀良く手を合わせる。
 周りには未だ食事中の者も居るというのに、彼は立ち上がると口を開いた。

「皆、ごめん。用事有るから、俺先に戻るね」

 快く返事を返してもらい、孝明はその場を後にしようと歩き出す。そんな彼の
後を追うように智子も立ち上がった。

「ごっめーん、あたしもちょっと用事が有ったんだ。先に戻ってるね」

 手を小さく振って別れを告げると、小走りに弟の背中を追いかけた。



 階段を降りかけたところで追い付き、ポンと肩を叩いて弟の横に並ぶ。

「今日、お父さんとお母さん帰って来れないらしいから」
「え、そうなの?」

 姉の言葉に驚きを隠せない孝明。
 今朝家を出るときはそんな事言ってなかったのだ。

「さっき携帯にね、メールが来たの」

 智子は高校3年生。
 進学を希望しているのか就職を希望しているのかまだ分からないが、この歳
になると3者面談だの何だのと連絡事項も増えてくる。
 彼等の両親は共に仕事を持っており、更にはここ数年は忙しくて家を空ける
事も多くなっていた。そこで年上の彼女には連絡用として携帯電話を持たせて
いるのだ。孝明も欲しいとねだりはしたものの、何かあればお姉ちゃんに言っ
て連絡してもらいなさいと持たせては貰えなかった。


101:心傷を越えて
08/08/28 00:02:44 2HNaJxTL
「だから、帰りに買い物しなくちゃいけないの」
「分かった、荷物持ちだね?」
「ふふ、正解。校門のところで待ってるから、お願いね」

 そこまで言い終わると、智子は『えい』と声を掛けて飛び降りた。残りは3段
だったのでそれほど無茶では無かったのだが、夏服のスカートが空気を孕ん
でふわりと持ち上がった。

「―!」

 瞬間、夏スカートの薄い生地が日差しを受けて彼女の白い肌を透かして見
せる。
 ゴクリと唾を飲み込んだ孝明は、次いで更なるものを目撃してしまう。
 なんと、着地と同時に姉がスカートの前を押さえた為に空気が逃げ場を失
い、スカートの後ろを大きく捲れ上がらせたのだ。

「じゃあね、孝明。放課後ヨロシク!」

 その場でくるりとタ-ンして弟を見上げた智子は、軽くウィンクを投げ掛けると
片手を上げて教室へと戻って行ってしまった。



「はぁ…」

 先程の光景が頭から離れず、5時限目の授業内容がさっぱり頭に入ってこ
ない。

(黒…だったよな)

 自室に隠し持っている本に書いてあった言葉を思い出す。

―セーラー服には黒い下着が良く似合う

 その通りかも知れないと、黒板の文字を写しながら思ってしまう。
 ずっと憧れてきた姉。成績優秀で定期テストでは常に学年で上位に入ってい
るらしい。それに加え、高校入学してからずっと水泳部で活躍してきたらしく、
大会でも良い成績を収めているのだ。彼女の部屋には賞状やらトロフィやらと
ところ狭しにならんでいる。そんな姉だからして、スタイルもそんじょそこらの


102:心傷を越えて
08/08/28 00:03:22 2HNaJxTL
女子校生とは比べ物にならないくらいにすばらしい。しかも、泳ぐのに邪魔に
なるのでは無いかと思うくらいに胸も膨らんでいる。

(あぁ…お姉ちゃん…)

 教師の話を上の空で聞きながら思いを馳せていると、丁度チャイムが鳴り響
く。クラス委員の号令に合わせて立ち上がり礼をした後、孝明は急いで帰り
支度を始めた。

「おーい、孝明。今日帰りに」
「すまん大輔、今日は急いで帰らないといけないんだ」
「また今日も親父さんたち帰ってこないのか?」
「ああ、そうなんだ」

 孝明の家庭事情はクラスの皆に知れ渡っていた。というのも頻繁に今日み
たいな事があるからだ。

「そっか、じゃあ仕方ないな。またな」
「ああ、また明日」

 片手を上げて別れを告げると、孝明はそそくさと教室を出て行った。



 校門を1歩でたところで、智子は壁に背を付けて腕時計を気にしていた。
5限目が終わってからそれほど時間は経っていないのだが、彼女のクラスは
今日に限って授業の終わるのが10分も早く、掃除当番でも無い為に直ぐに
ここに来て弟を待っていたのだ。既に20分近くは経っている。
 時間を確認した後、智子は空を見上げた。空を漂う雲が形を変え、孝明の
顔の様に見えてくる。

(孝明…)

 いつも元気で明るい弟。そんな彼の笑顔を思い浮かべて溜息を吐く。
 智子には、彼の知らない、知られる訳にはいかない秘密があった。

 それは、今から3年前の事。
 当時受験を控えて勉学に励んでおり、彼女は色恋沙汰とは無縁の生活を
送っていた。そんなある日の事。塾での授業で解らない部分が有った為に、
授業後講師に教えを請うていた。お陰で遅くなり、帰路についた頃には辺りは


103:心傷を越えて
08/08/28 00:04:09 2HNaJxTL
すっかりと暗くなっていたのだ。早く帰って予習復習をしなくては、それだけを
念頭に近道をしようと普段は通らない道、日中でも薄暗いその道を通ってしま
い―智子は数人の男達により暴行を受けてしまう。
 娘の帰宅の遅さに心配した両親が彼女を探し当てた時には既に暴漢ども
の姿は無く、ただ気を失っている智子が痛々しい姿で横たわっているのみで
あった。
 男性経験など勿論無かった彼女にとって、その出来事は深く深く心に傷を
負わせる事となった。警察に訴えて犯人は捕まったものの、それで少女の心
傷が拭えるはずも無く、しばらく智子は自室から出ようともしなかった。
 そんな彼女を救ったのが、弟の孝明である。
 中学1年生の男の子と言えば、思春期の真っ只中。恋愛に興味を示し、その
反動か身近な異性(母親・姉妹)に対して冷たく当たってしまいがちなのが通
例である。ところが孝明はそういった素振りは一切見せず、学校帰りに公園
で花を摘んできては姉に差し出したり、忙しい両親に代わって料理をしては
部屋から出ようとしない彼女の下へと運び食事を手伝ったりと、それはそれ
は甲斐甲斐しく世話をしていたのだ。
 当時の彼にしてみれば、何故に姉がその様な状態に陥ったのかも知らされ
ないままに。
 
―今日の晩御飯は孝明の好きな豚カツにでもしようかしら

 何を買って帰るか考えながらチラリと目をやると、丁度孝明が昇降口から駆
け出して来るのが見えた。

「はぁはぁ、お姉ちゃんごめん。待ったよね?」
「大丈夫よ、そんなに待ってないから」

 鞄から水筒を取り出してお茶を注ぐと、息を荒げる弟に差し出す。

「どうしたの、そんなに慌てて」
「ん…ふぅ、ありがと。
 廊下で谷本に捕まっちゃってね、それで…」

 お茶を流し込みやっとの事で落ち着いたのか、孝明は息を整えて話し出した。

「谷本って、古文の谷本先生?」
「そそ、あいつって生活指導もだろ?
 急いでたもんだからつい…廊下を走っちゃってね、それで」
「もぉ、そんなに急がなくても良かったのに」
「お姉ちゃんを待たせる訳にはいかないからね」


104:心傷を越えて
08/08/28 00:04:50 2HNaJxTL

 ありがとうと言うように『バカね』と囁きながら微笑むと、人差し指で弟の額を
軽くつつく。その気遣いに胸を弾ませながら、孝明と肩を並べて歩き出したの
だった。



 夕食後、後片付けをしながら智子は弟に風呂を勧めた。

「じゃ、先に入るね」
「ちゃんと温まるのよ、汗いっぱい掻いてるんだからね」

 まるで幼子に言うように、脱衣所へと消えていく弟の後姿へと声を掛ける。
 そうこうしている内に洗い物もあらかた終わり、次いで洗濯物をたたみ始め
る智子。全てをたたみ終えると『よっこらしょ』と凡そ女子校生に似つかわしく
ない掛け声と共にそれらを持ち上げ、2階へと上がっていく。

「ふぅ…」

 それぞれを所定の位置に戻し終え、息を吐く。
 その時、階段を上ってくる足音が聞こえた。

「孝明、上がった?」
「うん、ちょっとパンツ忘れちゃってね」

 そう言って彼女の前に姿を現した孝明は、上半身裸、下半身にはバスタオ
ルを巻きつけただけと言う格好であった。

「じゃ、あたしもお風呂入ってくるわね」

 自分の下着を弟に見られないように後ろ手に持ってすれ違った、その時。
 智子のブラジャーのホックが引っかかり、孝明の腰からバスタオルが外れて
床へと落ちてしまった。
 思わず『あっ』と声を上げてしまう孝明。
 その声に反射的に振り返り、智子の目に弟の陰茎が飛び込んできた。

「きゃっ」

 頬を染め、顔を背ける智子。
 慌ててタオルを拾い上げる孝明。


105:心傷を越えて
08/08/28 00:05:29 2HNaJxTL
 ところがタオルが引っかかってしまっている為、姉の手から下着がずり落ち
てしまう。

「ご、ごめん」

 気まずい雰囲気が漂い、お互いに無言のまましばしの時が流れる。

「だ、大丈夫だから」

 一瞬身を竦ませるも、我を取り戻すと、自分自身に言い聞かせるように呟い
た。
 そのまま逃げるようにして階段を下りていく。
 ややあってから、風呂場のドアが閉まる音が聞こえてきた。



(やーん、見られちゃった)

 湯船に身体を横たえながら、照れ隠しの為か鼻までを沈める。
 見られたと言っても下着だけである。下着姿を見られた訳でも無ければ、裸
を見られた訳でも無い。だが、そんな事は年頃の乙女には関係ないのだ。
 しかも、彼女を羞恥へと駆っているのは、それだけでは無かった。
 自分もまた、彼の裸を見たのだ。
 兄妹という立場上だから、このように風呂上りなど上半身裸というのは見慣
れはしている。しかし、下半身となると話は違ってくる。
 同じ屋根の下で暮らしており、また家族という安心感からか弟はパンツ一枚
の姿でうろうろしている事もたまにはあるし、それを目撃したことも何度かは
ある。しかし、彼の陰部を生で見てしまったのは、今回が初めてだった。

(……)

 数年前の出来事がフラッシュバックし、智子は身を震わせた。
 だが、彼のものが小さかった事(孝明の名誉の為に言っておくが、誇張して
もなお小さいというのでは無い。血液が集まっていない通常の状態だったから
こそ、小さいのだ)が、彼女に妙な安心感を与えていた様だ。吐き気や嫌悪感
を感じてはいなかったのだから。
 あれ以来感じたことの無い小さな灯、それが身体の奥に点るのを感じる。

(もしかして…あたし、孝明のこと…)



106:心傷を越えて
08/08/28 00:06:10 2HNaJxTL
 戸惑いながらも、湯の所為だけではない心地よい温度を胸に秘め、智子は
浴室を後にするのだった。




つづく

107:ツンデレ王子
08/08/28 00:06:58 2HNaJxTL
今回は以上です



108:名無しさん@ピンキー
08/08/28 08:39:41 Y0KUWfn7
イイヨイイヨ-!

文の途中でレスまたいでるのが気になったけど

109:名無しさん@ピンキー
08/08/28 12:21:48 75BeIPpY
この姉弟には幸せな結末を切望してやまない

110:名無しさん@ピンキー
08/08/28 15:49:05 4vYUmj0u
男達により暴
まで読んだ。
俺、性犯罪被害者ものって駄目なのよね。
とりあえず、投下してくれたことにGJ

111:名無しさん@ピンキー
08/08/29 06:58:02 J/ZACgjj
GJ!!
個人的にはお姉ちゃんは幸せになってほしいなぁ…

112:名無しさん@ピンキー
08/08/30 00:40:19 yLlzos1W
お姉ちゃんがヒドイ目にあってるなんて(´;ω;`)
でもGJ

113:名無しさん@ピンキー
08/08/30 01:09:26 B7jYEjsN
お姉ちゃんがエロボデー非処女であることに伏線があるとみた!

114:名無しさん@ピンキー
08/08/30 01:28:08 r8biQL7J
SEXは気持ちが入ってなければノーカウントなんだぜ!だから、この姉ちゃんは処女なんだぜ!
でも、本当は処女であることに意味なんてないんだぜ!だからって誰でも彼でも股を開いていいってことじゃないんだぜ!!

115:名無しさん@ピンキー
08/08/30 03:43:13 196/BVIi
>>107
GJ

ただ、本編中に描写がなくても
人を選びそうなシチュが入ってるときは
事前に注意書きを入れておくほうがいいと思う。
>>110さんみたいな人もいるだろうし

116:名無しさん@ピンキー
08/08/30 21:36:40 9jZ79J8I
そう?
まぁ人それぞれだから
俺は書く書かないは本人の意思でいいよ

117:名無しさん@ピンキー
08/08/30 23:24:32 me5YdXRL
強姦は心の傷になってるから一言言っといてくれると助かるなぁ

118:名無しさん@ピンキー
08/08/31 05:21:28 6YRkdRZi
強姦が未遂か完遂か
それだけ教えてください

119:名無しさん@ピンキー
08/08/31 05:52:03 4AhYYXSm
完遂だよ

120:小ネタ:練習(1/7)
08/08/31 08:24:33 /ey2Jp8M

「なあ、少し、頼みがあるんだが、いいか?」
「ん?構わないけど、改まってどうしたの?」
とある日曜日。日課の空手の練習も終り、のんびりしていると、突然姉ちゃんが話しかけてきた。
「なに?頼みって。お金ならないよ」
「いや、お前にそんなことは期待していない。ゲームと空手しか能のないお前のことだ。
 どうせ新作のゲームでも買ったんだろ」
「いや、今月は新しい化学合成キットに使ったんだ。有機リン酸系の薬物でね。
 薬品会社のものに劣らない精度のものが家庭で作れるんだぜ。すごい時代だよな」
「そんなもの、一体なにに使うんだ?」
「毒手!昔の漢方薬だけの毒手なんてもう時代遅れだからな。最新の生化学技術を使って俺が新時代の毒手を開発してやるんだ!
 師匠だけじゃなくて化学と生物の先生にも色々協力してもらってるし」
「…いや、どうでもいいがな……。体だけは壊すなよ?」
巫女服を着たこの妙に男らしい口調の女性は、もうすでに姉ちゃんと書いてしまっているが、俺の姉だ。
うちは神社の家系で南無大武明神を奉っている。神道なのになんで南無とついているのかは、色々由来があり、仏教とも繋がりがあるかららしいのだが
神道にも仏教にも興味のない現代っ子の俺にはどうでもいいのでよく知らない。
一方、生真面目なこの姉貴は真面目に巫女としての修行を積んでおり、武の神である大武明神に仕える巫女として両親や祖父母から学んだ武術を日々練習している。
内容は合気道に似ているようだが歴史が古いだけあって直剣や盾を使うなど、鎌倉時代以前のかなり古い時代の武術の動きも見受けられる。
宗教系の武術の例にもれず、儀式や祭事としての側面も濃い。
今は神に奉納する演武としての要素が強く、むしろ舞踊のようにも見える。
まあ、カビが生えるどころか化石になりかかった大昔の武術が舞に姿を変えて細く長く続いているというようなものか。
正直現代武道をやっている俺には学ぶ価値すら感じられない。
それはともかく、それを学び、日々真面目に練習している姉貴の実力は本物だ。体の動きの流れるような滑らかさは達人の域にあるといってもいいだろう。
実力もナイフやスタンガンをもったチンピラ数人を一瞬で制圧したことがある。
体の動きの精度では現代武道をやっている俺でも敵わないだろう。武術の型でありながら舞踊の芸術の域に到達した動きの妙は神秘的ですらある。
とはいえ、その強さは俺が求めるものではない。俺が求める強さとは単純極まりない。
熊や象を一撃で倒す、あるいは銃弾をも弾き飛ばす、超人性を求めたものだ。繊細さより極大。
これを人に話すと笑われるので言わないけど。

121:小ネタ:練習(2/7)
08/08/31 08:26:17 /ey2Jp8M
それはともかくとして、
「で、頼みってなに?」
「ああ、それはな、最近だが、このあたりで女性が暴行される事件がおきているのを知っているか?」
「ああ……、痛ましいよね。もし見かけたら叩きのめしてやるんだけど」
「いや、それはダメだ!素直に通報してお前は隠れているんだ!他人を救うのは立派だがお前が怪我をしたら大変だろう!」
「え?あ、うん。分かった。通報する」
「いくら鍛えているとはいえ、そもそも戦いさえしなければ負けることも怪我することもないんだ。武の基本だぞ」
まあその通りではあるんだけど。姉貴は妙に俺があぶないことをすることを嫌がるんだよな。いつまでも小さい子供じゃないんだけど。
「話がそれたな…。ようは、だ。その事件の犯人自体は捕まったようだが、今後もそういう事件が起こらないとも限らない。
 いや、むしろ起こるのが当たり前だろう。残念な話だが」
「まあ、確かに。そういう男はいつの時代でもいるものだろうし」
「そこで、だ。私もそういった相手に襲われることもあるだろう。並みの相手なら逆に叩きのめしてやるところだが、
 中には実戦慣れしていたり、武術や格闘技の手練の性犯罪者がいないとも限らん。
 そういう相手には時として不覚を取ってしまうこともあるやもしれん。
 そうなれば取り返しがつかん。そこで、だ。お前に性犯罪者を想定した組み手をやって欲しいのだ」
「……ええと、ようは武道経験者の俺が、姉ちゃんに、武術家として、でなく、性犯罪者として襲い掛かればいいのかな」
「まあそういうことだ。武術家として勝負を挑むときと、強姦を狙って女性を襲うのでは当然戦い方も違うだろうからな」
「でも、俺そんなことしたことないしなあ。まあ想像でもよければ」
「よし。それじゃあ早速道場までいくぞ」

122:小ネタ:練習(3/7)
08/08/31 08:29:13 /ey2Jp8M
さて、目の前には凛とした雰囲気でたたずむ姉貴がいる。
しかし、隙がない。一体どうしたものか。隙のない相手を制圧する技術はあるが、肉親に練習で出せるものじゃないしな。
というか……
「さあ、どうした?来ないならこちらからいくぞ?」
「あのさ、」
「ん?」
「実際のところ、強姦をイメージしてるんならこういう風に向き合わないんじゃない?これじゃ果し合いだよ」
「む、言われてみれば……。すると、どうすればいい?」
「そうだねえ。ありえるとすれば大人数で取り囲むとか、車なんかに突然引きずり込んで薬品で眠らすとか?テレビの知識だけど」
「それは……今は再現できないな……それは怪しげな場所には近づかないとか、周囲を常に警戒するとかで対応するしかないか」
「男が一人で襲い掛かるとすれば、やっぱり後から不意打ちかな。それに、むしろ、組み付かれてからどうするかを考えたほうがいいんじゃないかな」
「そうか……。よし、じゃあ痴漢風に襲い掛かって来い!」
ん~、我が姉ながら色々ずれてるなあ。まあいいや。でも痴漢風ってどうすりゃいいんだ?
「おうおう、姉ちゃん、色っぽいけつしとるやないけ」
なるべく痴漢っぽくにやにや笑いながら後からお尻を撫でてみた。あ、柔らかい…
「うひゃ!?こ、こら、いきなりなにをする!?」
「襲えって言ったの姉ちゃんじゃん」
「た、確かに。それなら、しょうがないが、こういうとき、どうすればいいんだ…?」
「投げるとかぶん殴るとか?」
「な、そんなこと、お前にできるわけないだろ!お前が怪我したらどうするんだ!?」
いったいどうしろと……。そもそも十分な実力があり、警戒心も強い姉貴が今更道場で一対一の練習をしたところで意味があるのだろうか。
警察とか民間の護身術の専門組織で有料のトレーニングとかを受けたほうがいいと思うし、それくらい姉貴だって考え付くだろうに。
単に俺と遊びたいだけとか?なんかめんどくさくなってきた。
「じゃあ適当に痴漢するから。文句言わないでよ」
「あ……こ、こら……」
べったりと後から抱きついてみた。
そのまま髪の毛を避けて首筋を舐める。滑らかでどこか甘ったるい匂いと味が舌に広がる。
さらに白い巫女服の合わせに手を突っ込んで胸を触った。巫女だからだろうか。
ブラではなく、さらしっぽい布を胸に巻いている。とはいえ胸を押しつぶすようなものではなく、Dカップの胸を柔らかく包んでいる。
「ちょ、ちょっと…」
さすがに姉貴も耐えられなかったのか、こちらの手を取って投げようとする気配があった。
実戦ならなす術もなく投げられるだろう。だが、俺が相手で、そもそも実戦形式なのか、痴漢対策なのかはっきりしないこの状況で姉貴も戸惑っている。
動きが鈍い。


123:小ネタ:練習(4/7)
08/08/31 08:32:04 /ey2Jp8M
「待った!これが練習だって忘れたの!?」
「は!?、たしかに……でも、いったいどうすれば……?」
「イメージトレーニング。実際に投げたらそこまでだから、俺が色々痴漢っぽくするから、それに対してどうするか頭の中だけで考えてみて」
「わ、分かった。やってみよう……う、ん…」
何を想像したんだ、姉ちゃん……まあいいや。そのまま服の中にいれた手で胸当て(?)をずらす。さらに、柔らかいほっぺたに口をつけてみる。
「ん……あ、う…」
「へっへっへ、姉ちゃん、いいおっぱいしとんのう……?」
「や、やめてください……、こんなことして、いいと思っているんですか…?」
「おっと、乳首が立ってるぜ?こんなことされて、感じてるんじゃないか?」
「い、いや、違う……」
実際のところ、姉貴のおっぱいの感触は素晴らしかった。すごく柔らかくて、ふんわりしてて、しっとり滑らかで……。
彼女持ちの男はいつもこんな感触を楽しんでいるのだろうか……。
姉貴も、彼氏とこんなことするんだろうか。それを想像すると嫌な気分になる……
「どうせ、姉ちゃんも、彼氏にさわらせとるんじゃろう?ええじゃないか、別に」
「ち、違う……、か、彼氏なんていないし、いたことも、ありません……」
本当だろうか。
「ほう、じゃあ、あんた処女かい?」
俺はなにを聞いてるんだろう。状況が状況のせいか、なんだか頭がおかしくなっているようだ。
「そ、それが悪いんですか!?」
「い~や、そりゃうれしいのう」
「ほ、ほんとですか……?」
「くくく、じゃあ、もっときもちようしてやらんとのう」
乳首をつまみくりくりとひねってみた。
さらに左手で帯を外して、赤い袴の中に突っ込む。
「ん~!そ、そこは……」
「ん?なんやて?もっとして欲しい?」
「ああ……だめ……お嫁にいけなくなっちゃう…」

124:小ネタ:練習(5/7)
08/08/31 08:34:15 /ey2Jp8M
しかし、姉貴もこの状況に酔っているんだろうか。妙にのりがいい。普通なら、振りほどかれて正座で小一時間はこっぴどく説教を食らうはずだが。
手をのばしていくと、滑らかな下腹部と太腿の感触。さらに、その中心には、柔らかい陰毛らしきもの。
指を伸ばすと、ぬるりとした感触の割れ目を感じた……
「へっへっへ。なんや、もうびしょびしょやないか…」
よく見ると袴の股間にしみが浮いている。姉貴、この、状況で本当に感じているだろうか…
さっきの姉貴に彼氏がいるんじゃないか、今まではいなくてもいずれ誰かと付き合うんじゃないかと考えたときの胸の痛み……
これを、消すには、姉貴を、自分のものにしてしまえばいいんじゃないか?
姉貴だって、俺に触られて、感じてるし…
「ちょ、ちょっとまて!こ、これ以上は……」
どうやら我にかえったらしい。股間をいじくられればそうなるか。でも構わない。
「姉ちゃん、本当にぬらしてるじゃん。一体なにを想像してたんだよ」
「そ、それは……」
「本当は、痴漢されて、喜んでたんじゃないのか?」
俺の意地の悪い質問に、姉貴は赤面してうつむいた。
「お前じゃ、だめだ……」
「なにが?」
「痴漢とかじゃなくて、お前に触られても、嫌じゃないし、イメージトレーニングなんてできそうもない……」
「……じゃあ、もっと訓練しないと、いけないよね」
「え…?あ、」
ぐいっと巫女服をしたにずらす。上半身がむき出しになるが、逆に両腕が固定されて姉貴はますます抵抗できない格好になる。
そのまま解いた帯で後でに両腕を縛り上げた。
そして、倒して袴を太腿辺りまでショーツごとずらす。
「じゃあ、姉ちゃん。最後のイメージトレーニングだね。弟に痴漢されて、股間をぬらしてる嫌らしいお姉ちゃんは、どうされたいのかな」
「ああ、だめ、だ……」
「だめ、ねえ。下の口はどうは言ってないみだいだよ…?」
そういって、お尻を割り開いて、ひくひく震えるお尻の穴と、白濁した汁を漏らすお○んこをむき出しにした。


125:小ネタ:練習(6/7)
08/08/31 08:40:19 /ey2Jp8M
「姉ちゃん、俺に、こうされたくて、あんなこと言い出したんじゃないの?」
「ん、ああ、そ、そんなこと……」
「写真、撮っとこうかな。姉ちゃんの一番恥ずかしいところ」
「んん!?」
ポケットに入ってた携帯でアソコの写真を撮った。パシャリ、とデフォルトのシャッター音が響いた瞬間、
そこはびくんと震えて、ぬめった液体をもらす。
携帯を戻すと、口付けた。どこか汗の味にもにた味。舌から感じる柔らかいべとついた感触。
たまらず、吸い付いた。
「ん!?あ、あ、あ、ああああ!」
姉貴が叫び声を上げた。そのままぐったりと床に突っ伏す。
「じゃあ、いくから」
あせる心とは裏腹に、ゆっくりズボンとトランクスを脱いだ。緊張すると立ちにくいというけど、呼吸法で動揺を押さえつけると、
むしろこれまで経験したことがないくらいに硬く大きくなった。
「あ、」
姉貴が、お尻をこちらに突き出したままこちらを見て、怯えと、期待のまなざしを向けてきた。
「思いっきり、して、いいから……」
「え?」
「初めてで、どうすればお前が気持ちよくなるか、分からないから、お前の好きなように、すればいいから…」
「……!」
もう耐えられなかった。
そのまま姉貴の濡れたそこに、突っ込んだ。
「ああ、ぐっ!」
そこは狭かったけど、ぬるぬるに濡れていたためか、それほど抵抗なく奥まで刺さった。
しかし、膜がさけたのか端から血が流れる。姉貴の処女膜を破ったのだ。
しかし、このとき俺は姉貴のあそこの感触の気持ちよさに夢中だった。
おもわず股間を激しく動かした。
「ん、ああ、うう」
そのうち姉貴の声の調子も変わってくる。
「んん、痛い……、でも、いい……」
「姉貴、苦しい…?」
「ああ、でも、大丈夫……、もっと、激しくてもいい……受け止めてやる…」
「く…!」
それを聞いて、ますます激しく突いた。
「う、ああああ!」
「くっ!」」
次の瞬間、そのまま姉貴の奥深くに出していた。
姉貴に、中出し、しちゃった……、まあいいや。どうなっても。


126:小ネタ:練習(7/7)
08/08/31 08:43:53 /ey2Jp8M
そして、俺はぐったりと力尽きた姉貴を抱き上げた。
このままにはしておけないし、まだ、満足できない。
そのまま俺の部屋まで連れて行く。
しかし、処女膜が破れた直後は余計痛いという。どうしたものか、と思ったときだった。
姉貴が顔を上げて言った。
「その、なんだ、口でよければ、してやるぞ?初めてで、勝手は分からないが……」
「じゃあ、お願い…」
とはいえ、ベッドに横たわった姉貴は動くのも辛そうだった。そこで横になった姉貴の口に、俺も横になって股間を押し付ける。
「ん……」
そのまま喉の奥まで加えてもらった。もごもごと口を動かして、舌で舐めしゃぶられる。その感触に思わずため息が漏れた。
「すげえよ、姉ちゃん、すごく、気持ちいい」
さっきとは違って落ち着いて快感を味わえる。
「ん、ん、ん」
そのまま、さらに3回、口の中に出した。
姉貴は少し苦しそうだったが、すべて飲み込んでくれた。

それ以来、俺たちの関係は変わった。
以前に比べて距離感が近くなり、無意識にぴったりくっつくようになったし、お互いに抱き付き合ったり、一緒に風呂に入ったりするようになった。
姉貴は何かと俺の世話を焼きたがり、俺は俺で姉貴にべたべた触るのが普通になった。
とはいえ両親や他人にばれては大変だから二人っきりのときだけだけど。
まあ両親は結構のんびりした鈍い人たちがからそうそうばれないだろう。多分。

127:小ネタ:練習
08/08/31 08:45:17 /ey2Jp8M
以上です。ひさしぶりだったので1スレにどんだけ書き込めるのか良く分からなくなってた。
ではまた。

128:名無しさん@ピンキー
08/08/31 12:48:40 lwxCLYjq
イメクもといイメトレで弱くなる姉ちゃんが大好きだ!

129:名無しさん@ピンキー
08/09/01 09:33:49 1iBQWj8a
>>120-126
うpやっとキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

130:昔話
08/09/01 21:37:46 dU6bjDyg
「ねえお姉ちゃん。どうしてお姉ちゃんの瞳はそんなにきらきらしてるの?」
「それはね。あなたを視姦……見つめてるからよ」
「ねえお姉ちゃん。どうしてお姉ちゃんの唇はそんなにつやつやしてるの?」
「それはね。あなたのおち……ほっぺたにちゅーするためよ」
「ねえお姉ちゃん。どうしてさっきからにじり寄ってくるの?」
「それはね。もういい加減我慢でき……あなたがいるからよ」
「ねえお姉ちゃん。どうしてお洋服を脱いでるの?」
「それはね。体が熱くて疼いてしょうがな……ほてってきちゃったからよ」
「ねえお姉ちゃん。どうしてぼくの服を脱がすの?」
「それはね。お前を食べちゃうためだ!」


「ねえお姉ちゃん。どうしてお姉ちゃんのお腹はそんなに大きいの?」
「それはね。あなたを食べちゃったからよ」

131:名無しさん@ピンキー
08/09/01 21:55:21 KTmREG71
落ちがいいね!

132:名無しさん@ピンキー
08/09/05 13:58:45 9qts0Mp5
>>130
和んだwww

そしてオチにフイタwww

133:名無しさん@ピンキー
08/09/06 09:16:41 LYRMzIpq
遅いよ

134:名無しさん@ピンキー
08/09/06 18:33:03 iWMcouTR
俺さあ、さっきまで忘れてたんだけど魔性の姉待ってるの。他にも忘れてる気がする

135:昔話
08/09/06 21:16:05 3gyw5EpU
何日も書き込みがなかったり唐突に住人が現れたりこのスレを見てる人がどれくらいいるのかよく分からない。

136:名無しさん@ピンキー
08/09/07 00:10:30 j97vrx+U
俺は一応、毎日覗いてる。

137:名無しさん@ピンキー
08/09/07 07:01:34 HkI3QXYS
>136
ノシ


138:名無しさん@ピンキー
08/09/07 22:22:22 rFUjwX9h
>>137
住人ktkr

139:名無しさん@ピンキー
08/09/07 23:20:37 AFoImmCm
俺漏れも

140:名無しさん@ピンキー
08/09/08 23:27:56 6O+KZBVX
ここで初めて投下します。おねえげえします。

141:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:28:26 6O+KZBVX
~美夜子のこと~
わたしが学校から帰ると、うちは空っぽだった。
今日も暑い一日。片手で顔を仰ぎながらわたしは廊下を進み、カバンを居間のソファーにぽんと置くと、そのまま風呂場に向かう。
こんな日はシャワーでもすぐに掛からないと堪らないからね、と脱衣場で制服を脱ぎ
洗濯機に放り込む。ふう、下着姿になると少し涼しい風がわたしをくすぐるけど、
こうしていたら風邪引いちゃうな。紺のハイソックスを片足ずつ脱いでゆくと、
ソックスからは、わたしのほんのりとした汗の匂いがした。

さて、家はからっぽと言うことは、弟はまだ戻っていないということ。
両親は幸い旅行で今夜は不在。わが弟・智継と二人っきりと言うわけだ。ふふふ。
ぱあっと、シャワーの暖かいお湯がわたしの胸にかかり、今日一日の汗を洗い流してくれる。
トモツグとせっかく誰にも邪魔されなく過ごせるって言う、絶好のチャンスの夜なんだから、
トモツグに嫌われないようにしなきゃだな。なんだか今から耳の後ろが熱くなってきたよ。
「ふうぅ」

最近のトモツグはなんだか生意気盛り。いままで『お姉ちゃん、お姉ちゃん』って甘えてばかりいたのに、
ここん所、氷のように冷たくなってきている。もしかして、わたしの事をバカにしているのかもしれない。
わたしが中学生になった頃、少し突き放してみたらちょっとポカーンってしてたもんね。
その頃からだ、わたしを毛嫌いするようになってきたのは。うん。男の子って難しい生き物だ。
でも、わたしも姉として我が弟が恥ずかしくないように、しもやけしない程度の冷たさで
世間様と同じくらいの距離で見守ってあげようと思う。トモツグは仕合せなヤツだ。
ツモツグの冷たさとは裏腹に、暖かく体温の上がったわたしは風呂場を出る。


142:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:29:31 6O+KZBVX
風呂上りの火照った体は、ぼうっとしてわたしの理性を程よく壊してくれる。
ちょっと早いけど、もうパジャマに着替えてしまえ。このあとこれといった用事もないし、
後は寝るだけの人生なのだ。しかし、なかなか髪の毛が乾かない。首筋が隠れるぐらいの
ミディアムショートなんだけど、わたしだってお年頃の女子高生なんですよ。
のんびりとドライヤーを吹かしながら、ソファーでまったりしますか。
雑誌を眺めながら、髪の毛を乾かす時間はこれこそ人生のぜいたくなり、かな。

さて、髪の毛が乾くと、今だけのプレミアムステージに参るとしましょう。
誰もいないのをいいことに、トモツグの部屋に忍び込む。扉の向こうは、青くも甘い弟の匂いがした。くんくん。
中学生になると、さすがにわたしと一緒の部屋は嫌がるのか、それとも自分の城が欲しいのか
自分専用の部屋を持ちたがる。ま、このお年頃の子は、何処もそんな感じなんだろう。
しかし、お姉さんはそんな事許さないよ。世間様の目もあって、わざと別々の部屋で寝ているけど
トモツグのいないこの部屋は、かなり陳腐な表現で申し訳ないが、わたしの花園なのだから。
脱ぎ散らしたシャツも、毎日包まって寝ている布団もわたしにとっちゃ、どんな色鮮やかなお花よりも
最高の香りを楽しませてくれる花園なのだから。


143:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:30:08 6O+KZBVX
わたしが真っ先に飛び込んだのはトモツグのベッド。
朝起きたままの乱れっぱなしの布団が、わたしを手招きしているようで、我慢が出来なかったのだ。
うつ伏せのまま、主のいない枕に思いっきりわたしは顔を埋める。
「ふぁあ!はあぁ…いい匂い」
色気づくかその前かの頃の、少年の香りは全てここに詰まっているのだろうか。
トモツグの髪の匂いもきっと同じなのだろうか。この枕、わたしを喜ばせる為だけに
存在しているとしか思えない。わたしの匂いも一緒に付けてあげるからね、トモくん、嬉しいね。

「トモくん…わたしの…トモくん…」
そのままわたしは腰を上げて、天に向かってかわいいお尻を突き出すと、子宮のあたりが
なんとなく疼く感覚がする。左腕で枕を抱え、右手でパジャマ越しにわたしのうさぎ穴を擦ると、
まるでトモツグから擦られているような錯覚に陥る。
「トモくん…あん…だめよ、お姉ちゃん…」
少しずつパジャマをずり下ろし、ショーツを指の腹で突付く。明らかにわたしのうさぎ穴は
女の子の甘い蜜で一杯になっていたのだ。
枕をトモツグと思いながら、何度も何度も口付けを夢中でしている内に、
わたしは実の弟でムラムラと女の子の本能を目覚めさせてしまったのだ。

隣のわたしの部屋から扉の音がする。あの軽い足音はトモツグのモノだ。
長年姉をやっていると、そんなことはすぐに分かるんだからね。わたしの耳はキツネより鋭いぞ。
トモツグがわたしの部屋に入っているうちに、音を立てずにここから逃げ出してしまえ。
こんな所見られちゃあ、何を言われるかわかんないからね。剣呑、剣呑。


144:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:30:51 6O+KZBVX
~智継のこと~
ぼくが家に帰った頃は、既に姉は家に帰っていたようだ。
ウチの鍵も掛かっていないし、姉の靴もある。なのに、家の中にいる気配は全く無い。
「ただいまー」
返事をしてくれるのは、ぼくの足音だけ。あの女は早くも昼寝でもしているのかね。

言っておくけど、ぼくの姉はおもいっきりダメ姉だ。
ぼくが付いていないと、何も出来ないダメ女のお手本のような姉。
この間は、母から頼まれた買い物に一旦出かけたもの、何を買うのか途中ですっかり忘れてしまい帰ってきてしまったのだ。
「トモくん、お姉ちゃんと一緒に行ってあげなさい」
って、むりやり母親からの命令で姉と二人で買い物に出る羽目になったのだが、
中学生の健康優良な男子にとっちゃ姉と二人で歩くのは、かなり恥ずかしい。後悔羞恥プレイもいいところだ。
だいいち、姉も嫌がっているだろうし、万が一クラスのヤツから見られたら、ぼくの顔は真っ赤になってしまう。

結局、その日はぼくが全て買い物したようなものだったのだから、うちの姉は何をしに来たんだろうか。
おまけに、両手に買い物袋をもつのはぼくだ。なんだよ、結局荷物持ちかよ。
「トモくんが全部やっちゃうからだよ!」
「あんたが母さんから頼まれたんだから、もっとしっかりしなさい!」
「わ、わたしだって一人で生きてゆけますよーだ!」
「あんた来年、大学生になるんでしょ?じゃあ、早くひとり立ちの練習でもしたら?」

二人とも目を合わせずに幼稚な口げんかをしながら、てくてくと我が家へと帰る。
ところが、この期に及んで収まりの付かない姉が横にいた。とっくにぼくは黙り込んでるって言うのに。
あまりにも口うるさいので、一方的にしかとをしていたら姉は急に静かになった。
ふらと、姉のほうを見ると、少し寂しげな顔をしている。普段はこんな顔、見たことが無い。
「姉ちゃんのバーカ!」
ぼくに姉が横から軽く体当たりしてきた。姉の柔らかい二の腕の感触は、少しも嬉しくないんだからね。
勘違いするんじゃないよ、ダメ姉さん。


145:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:31:30 6O+KZBVX
しかし、そのダメ姉は何処へ行った。
家中探すが何処にもいない。居間、台所、風呂場…。
風呂場の洗濯機…。うん、姉は見当たらないけど、家に帰っているのは確かなこと。
ところが、洗濯機を見ているうちにやましい心がぼくに芽生えてくる。

ちょっとぐらい、ちょっとぐらい。いいよな。
洗濯機の口を開けると、少し姉の香りがした。
「………」
真っ白だけど、少し陽気で汗ばんだシャツ。
姉の肌をよく知る清楚ながらも男子の目を惑わせるかわいい下着。
そして、一日姉に踏まれ続けられた紺のハイソックス。
恐る恐る洗濯機の中に手を伸ばし、中のシャツを鷲掴みにするとほんのりと湿ったような
汗ばんだ感触が正直に伝わってくる。洗濯機から取り出した瞬間、なぜか固まってしまった。

うん、誰もいないよな。誰も見てないよな。
額に汗をし、横目で確認する同時にぼくは、くしゃくしゃになった姉のシャツに顔を埋めていた。
甘い。甘いよ。ちょうど背中の辺りが一番甘い。普段、制服のまま家にいることも多い姉、
何気に漂ってくる姉の香りはその時のものとは格別に濃度が違う。
少女と大人の狭間のお年頃の姉は、ぼくには敷居が高すぎず、またおこちゃますぎず、
そしてなにより、何もかもぼくを知り尽くした優しさがある。

紺のハイソックスもぼくの琴線に触れる芳しい香りをしている。
普段は蹴られたり、ムリヤリ股間を電気あんまされたりとぼくにとっては
凶器になる筈のこの紺ハイソ。しかし、今はぼくの手にかかって慰みものにされるが関の山。
真裏のあたりを顔に押し付けると、姉の恥ずかしい匂いで鼻腔をくすぐられた。

姉本人は扱いにくい子なのに、どうしてきみたちは素直なんだろう。その心に打たれてか、
だんだんズボンの中が苦しくなってきた。少し前かがみになる。
「姉ちゃん…。みよ姉…、うん…ぼく…」
小さい頃甘えん坊だったぼくを慰めてくれたのは、姉だ。そして、今ぼくを慰めてくれるのは、姉の匂いだ。
どうしてぼくは大きくなってしまったのだろう。
センチメンタルな感傷に浸りながら、ズボンの中も大きくなってしまった。


146:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:32:09 6O+KZBVX
そうだ。姉を探さなきゃ。一体何処に行ったんだろう。
残る心当たりは…じゃあ、姉の部屋かな。
別に姉に用事があるわけじゃないけど、いないといないで少し不安なのだ。二階に上がると
ぼくら部屋がある。二つ並んで奥が姉、手前がぼくの部屋。
まず奥の部屋に入ってみる。扉を開けると柑橘の香りがする。
いない。姉はいない。寂しくぬいぐるみたちが留守を預かっているじゃないか。
畜生、どうしてうちの姉は人をやきもきさせることに関してはピカいちなんだろう。こんな自慢は恥ずかしい。

ふと、目を姉の机に目をやるとぼくのCDがなぜかあった。なんで?
おそらく、勝手に姉がぼくの部屋から持って行ったのだろう。たく、持ち出すのはいいけどキチンと元に戻しやがれ。
こっそりと、ぼくのCDを取り戻し姉の捜索を再開することにする。
しかし、それに構っているぼくもぼくだな。やっぱりどこかで意識しないうちに姉の事を…。
何を言わせるんだ。みよ姉なんか、大っキライだからね。いつもぼくの邪魔ばかりしてさ。
仕方ないので、ぼくは姉の部屋を去り下の階へ降りる。はあ。

ぼくが下の階に下りたときには、姉はパジャマ姿に身を包み込み、居間のお気に入りのソファーでダラダラとくつろいでいた。
なんだよ、心配かけやがって。安心したような、ぐったりしたような気持ちでやりきれなく思うぞ。
「姉ちゃん!なにやってんの?」
「わたし、眠くなっちゃたから、おやすみー」
こんなぐうたらな姉だけど、ぼくのただ一人の姉だ。一生お付き合いしなきゃ。


147:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:32:50 6O+KZBVX
~ふたりのこと~
この日の晩、美夜子と智継の姉弟は、デリバリーのピザで申し訳程度の夕食をとり、
二人の腹を満たした後は、それぞれくつろぎの時間を過ごしていた。
明日は休みとあって、弟の智継は居間で夜更かし体制。姉の美夜子はぜいたくに
風呂場で長湯を楽しんでいた。夜はこれからと言った所か、少年少女の夜会は始まったばかり。

深夜、居間では両親がいないのをいいことに、智継がテレビのボーリングゲームに興じていた。
いつもは親がうるさいので、こんなに夜遅くゲームなんぞ出来ないが、今夜は特別。
智継の手のスティック型のリモコンには力が入る。スティックというより、デザインは骨型のもの。
そしてその目の前には、イヌの形の本体。今、人気の『wann』である。
智継のリモコン操作とともに、画面上のツインテールのキャラがボールをポンと投げる。
ボールはレーンを転がる。惜しい、ガーターか。
「………」
本物のボーリングなら、例えガーターでも多少はムリヤリ盛り上げようとするだろうが、
残念ながら今は一人、しかもバーチャルの中。へこみ方も倍以上。

「トモくん?寝ないの?」
「………」
「ねえ、トモくん!」
つい集中してしまい、智継は美夜子の声に気付かない。気付かないのをいいことに、
美夜子は智継の背後にこっそり廻り、ひざかっくんで襲い掛かる。
同時に画面のツインテールの子も同じようにずっこけるとは、智継も思っていなかっただろう。

「姉ちゃん!もう!!せっかくストライク取れると思ったのに!!」
「ねえ、トモくん。早く寝なさい」
「あんたも早く寝れば?」
「下手糞なゲームをするくらいなら、姉ちゃんの言う事を聞きなさいね」
反射的に美夜子は『wann』のリモコンを智継から奪い取り、代わりに画面の前に居座ると
弟にじっと見ているようにと根拠のない言葉で命じる。
「いい?あんたの下手糞さを思い知らせてあげるから、わたしの華麗なフォームを見てなさいね」
(なんだよ、姉ちゃんもゲームがしたいんじゃないか)
言葉の上ではつんけんしている智継だが、静かに身構える姉を真横にすると、
姉のかすかな汗が空気を通じて智継に届く気がしてきて、飼い犬のようにじっと座っているだけ。
何時になく真剣な横顔の姉は色気さえも感じ、智継は黙って固唾を呑んでいた。


148:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:33:23 6O+KZBVX
「それっ!」
すこしマヌケな掛け声とともに美夜子はぶんとリモコンを振ると同時に、髪の毛がふわりと揺れる。
(…姉ちゃんの香りだ…。うん)
嗅ぎなれた香りも、乱れた髪を目の前にすると見ているこっちの恥ずかしさも加わり、
智継は一番身近な身内の姉に、ついつい女の子を感じてしまう。
「やったあ!ほら、ストライク!!」
無邪気にハイタッチを智継に求める美夜子。やっぱり、みんなでゲームをすると楽しい。
一気にアドレナリンが分泌されたのか、美夜子はゲームの虜と化する。
智継は少し、画面の女の子に嫉妬していた。

二人でゲームにのめりこんでいつの間にか、時計が12時を示す頃になると、
さすがに二人とも眠気が差してくる。美夜子がこくりとよろけると艶やかな髪も一緒に揺れる。
一方、智継も目を擦りせっかくの休日前夜を寝てしまうのを惜しむよう。
美夜子に関しては、昼間あれだけ寝たというのにまだ寝たりないのかというほど。
「いいかげん、姉ちゃん布団に入りなよ」
「…だめよ…。トモくん」
座ったまま、美夜子は聞き取るのにやっとの声で、智継に注意を促しているらしい。
虚ろな顔をして『だめよ』と言われても説得力はゼロに等しい。美夜子は完璧に寝ている。
智継は姉を布団に入るように促し、自分もそろそろ寝るかと、『wann』とテレビの電源を切り、自室に上がろうとした矢先の事。


149:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:34:01 6O+KZBVX
「姉ちゃん!!」
「…あん…」
(かわいい。こんなにかわいい寝顔…今は、ぼくだけのものかな…)
少年よ、姉を起こすはずなんだぞ。なのに、その姉の寝顔がいとおしいと思っているのではないか。
その無防備な子供のようなくちびる、暖かい息、柔らかい絹のような髪の毛、いとおしい。
(許されるんだったら、姉ちゃんを…ぼくのものにしたい)
少年の葛藤は続く。

しばらく智継が美夜子の寝顔を見ていると、寝ぼけた美夜子が立ち上がった。
乱れた髪は昼間の姉とは違う。智継には年上の優しい女の子にしか見えない、はず。
「ううん、トモくん…」
「ううっ!」

油断をしていた智継の体に美夜子が抱きつき、一緒になってごろんと押し倒された。
「あん、トモくんの、枕…いい匂い」
「ま、まくら?」
「くんくん」
美夜子は昼間、智継の枕で欲情していたことを思い出して夢見ているのか、
智継をすっかり枕だと勘違いして、ねっとりと匂いを嗅ぎ始めている。
逃げ出そうとしても、美夜子が俄然しがみ付くのでムダといっちゃあムダ。
逆にズボンを脱がされそうになる智継は、むしろ姉に従う方が自分の身のためには、有効なのだろう。

「ぱくっ!」
突然、美夜子は智継のズボン越しに苺のような唇で、膨らみかけた男子の木の実を咥える。
直接触れているわけではないのに、智継の目線からは彼の熱くなった部分を姉から
慰められている様にも見え、静まり返った居間にはその舌使いの音だけが響く。
(だめだよ!姉ちゃん、ぼくたち…)
そんな智継の思いとは裏腹に、姉の優しい愛撫は激しさを増してくる。
少年のズボンは色気を伴い始めた少女の唾の匂いで塗られている。
「トモくんの枕…枕…」
「ね、姉ちゃん!!だれが枕だよ!」
「…枕が?枕はどこ?」
「あの…姉ちゃん、さっきからぼくのズボンを…」
トロンとした美夜子の眼に映ったのは、枕でなくもちろん智継。
何処とない微妙な空気が流れる。


150:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:34:38 6O+KZBVX
美夜子はまるで捨てられた子猫のようにシュンとなり、智継から正座をさせられていた。
「ごめん、トモくん」
「何やってるんだよ。早く寝なさい」
「でも、ふふう。わたしね、夢の中でトモくんとえっちなこと…」
「しないよ!」
(もしかして、ぼくの頭の中を読まれてるんじゃないだろうか)
(もしかして、わたしってトモくんの期待に答えなきゃいけない?そうなの?)
ダメ姉弟の勝手な妄想は爆発してしまった。なんせ、姉は寝ぼけているのだから。

「だめじゃないの。トモくん、さ、ズボンを脱ぎましょ」
「わ!や、やめて!!姉ちゃん!」
「姉の言うことは聞くものよ!!」
(わたしって、なにやってるのだろう?)
寝言半分、本能半分の美夜子の誘い。こんな姉の誘いを断る弟が何処にいるだろうか。
か弱い男が背中を浮かし仰向けになる中、その子に跨るように少女は主導権を握る。
美夜子は智継の、智継は美夜子のそれぞれのズボンに手を掛け、いちにのさんで
ゆっくりおろすと、二人ともすでに下着は淫らな光を放っていた。
「わたしも触ってあげるから、トモくんもわたしの…ね」
「あ…ホントだ。ホントに濡れるんだ。…って何見せてるんだよ!!」
「ふふふ、かわいいね。これからはお姉さんの言う事をよーく聞きなさい」
「う、うん」
その時二人の頭の中は、
(本当の気持ちを出しちゃいなさいよ!!)。


151:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:35:12 6O+KZBVX
ゆっくり美夜子が跨ったまま智継の顔に近づくと、唇より先に汗で濡れた髪の毛が少年の
顔に掛かってくる。くすぐったい、くすぐったいけど拒んじゃダメだ。
「ん…」
「んん…」
美夜子は目を閉じたまま智継の柔らかい唇を合わせる。
彼女には、全く化粧っ気はない。しかし、そんな作られたインチキに固められた虚構の美貌を揃えても、
淀みのない瞳の少年からは、一発で見破られるんだろう。そんなことは重々承知な美夜子。
いや、むしろそんなことは無意識のうちに心得ているに違いない。

一方、智継は一瞬目をつぶったが、薄っすら目を開けるといつもの姉が居た。
しかし、大きく違うのは少年の口を舐め尽くしている姿であることだった。
「ぷふぁ!」
「苦しかった?ごめんね。トモくん」
「ううん、甘いね」
昼間のこっそり嗅いだ制服もいい。だが、ぜいたくに直々甘い蜜を吸わせてくれるのもいいだろう。
「今度は、体じゅう舐め尽くしてあげるから!」
美夜子は智継のシャツをたくし上げると、何も知らない少年の白い胸に顔を近づけ、
音を鳴らしながら唾液を塗りたくる。同時に姉の髪が少年の顎を擦り、そして髪の香りを撒き散らしていた。

「ふふ、今度はトモくんの番よ。がんばって!」
「ねえ、どうしたらいいの?」
「いつもの世話焼きトモくんは何処行ったの?ほら、お姉さんが困ってるでしょ?」
パジャマのボタンを一つずつ外してゆくと、ブラジャーをしていない美夜子の乳房がだんだんと姿を現す。
ぐいと智継の頭を美夜子の胸に引き寄せ、桜色の乳首に下を這わせるように命じると、
生意気盛りの智継はどこかへと消えてしまっていた。

「ごめんね、トモくん。だって、トモくんがわたしをこういう風にえっちにさせるからじゃないの」
「ち、ちがうよ!姉ちゃんが…姉ちゃんが…。ぼくの事を」
いけない。生意気トモくんが帰ってくる。


152:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:35:44 6O+KZBVX
「と、とにかくえっちなトモくんを何処かに連れて行かなきゃいけないよね!」
「ぼ、ぼくはえっちじゃありません!!」
「えっちにさせてるのは、このおちんちんでしょ!そうでしょ!?謝りなさい!!」
(お姉ちゃんのお説教…ぼく…もっと感じちゃうよ…)
智継の隠された性癖があらわになるのは時間の問題。一方、美夜子は。
(こうやっていじめておけば、トモくんもわたしとずっといっしょだもんね。
さて、えっちをする口実も出来たし…いっただっきまーす)

「はん!」
「と、トモくん…。お姉ちゃん…頑張ってる?もうバカにしない?」
「な、なんだか先っちょが…だめだよ!」
「いいの!」
「だめだよ!」
「いいの!」
言葉の上では嫌がっている智継は、本当は喜んでいるということを読み取っているのは
さすが姉だと言うしかないだろう。なんせ、生まれた時から弟を見ているのだから。

髪を振り乱しながら、弟を貪り食う姉を仰向けになりながら見つめる智継は我慢の限界。
「ううっ!ご、ごめんなさい!!」
腰から力が抜けていく感覚が智継を襲い、さらにそれと同時に羞恥の心が巻きついてきた。
姉は腰を浮かし、智継からうさぎ穴を抜き出すと、そこから白くとろけた液を流しながら、
ニコっと智継に向かって微笑んだ。しかし、智継にとっちゃあそんなものは少し迷惑千万。
「ずっと、いっしょだね」
「………」
「これでぐっすりお休みできるね。ふぁーあ、疲れて眠くなっちゃった」
「ね、姉ちゃん!」
横になる姉に甘えるように、智継は美夜子のうさぎ穴をやさしくティッシュで拭いてやると、
姉は弟の頭を撫でて感謝の意を表していた。今夜は久しぶりに二人で寝ようね、言葉にしなくてもわかっていた。


153:美夜子と、智継と。
08/09/08 23:36:18 6O+KZBVX
この夜、二人いっしょに居間で夜を過ごしたのだが、美夜子は昼間に寝すぎたせいか
朝早く起きだしていた。お日様はまだ顔を出したばかり。
遅れて2時間後、智継が起き出す。しかし、姉はいない。
「ねーちゃん、ごはんは?」
梨のつぶてだということは智継も予測していた。もう一度呼ぶと、情けない顔をしながら
姉がとたとたと歩いてきた。二階にでも行っていたのか。

「…おほよう」
「ごはん!」
「うん」
いつもだったら『あんたが作りなさいね。あんたの方がご飯作るの上手いんだから!』と返ってくるはずなのに。どうも調子が狂う。
智継は思い当たりを考えているうちに、ある事を思いつき二階に走る。おそらく昨日のアレか。
美夜子は美夜子で、居間のお気に入りのソファーで不貞寝をはじめる。

そう、智継は昨日姉の部屋から取り戻しておいた自分のCDを再び姉の部屋に戻しに行ったのだ。
きっと、返しておこうと思ったCDが見つからず青ざめているのだろう、と推理を働かし
姉を懲らしめるつもりで、こっそり元の位置に戻しておく。ネタばらしは…一切しない。
しょんぼりとする姉を覗き込み、智継はにやりと笑いながら姉に問う。

「もしかして、姉ちゃんさ。隠し事してるでしょ?」
「しないよ。そうやってまたわたしの事バカにするんだから」
「してないよ。うそはいけないと思うな」
(怒った姉ちゃんは、やっぱりかわいい)
美夜子がしっかり者に成長するこ姉を期待しつつ、姉を困らせて喜ぶ智継だった。


おしまい。


154:名無しさん@ピンキー
08/09/08 23:37:19 6O+KZBVX
お邪魔しました。投下終了。

155:名無しさん@ピンキー
08/09/09 02:57:01 FsU2q7Ym
GJ!!!!!!!!!!!!

156:名無しさん@ピンキー
08/09/09 03:42:33 AJ2J2CJe
独特の表現と雰囲気の文章、堪能させていただきました。
GJ!

157:名無しさん@ピンキー
08/09/09 18:41:17 QCWXzJjx
誤字は惜しかったね

158:名無しさん@ピンキー
08/09/09 20:40:47 5i15Orl+
後日に修正だな

159:名無しさん@ピンキー
08/09/14 08:59:40 qkXj0V+A
文章がジジ臭い

160:名無しさん@ピンキー
08/09/14 10:04:12 ukNUSbmH
お前はイカ臭い

161:名無しさん@ピンキー
08/09/14 11:55:57 EN9WtsIM
>>160
な、何故知っている!?

162:秘密結社ダークドレッド(1/6)
08/09/15 18:37:28 dj2DaQU9
日本のとある地方都市、輝石市。この町に巣食う秘密結社「ダークドレッド」。
ダークドレッドとは闇の怪人たちを率いて世界征服を企む悪の組織である。
輝石市には、強大な力を持つという伝説の聖石が存在するという。ダークドレッドはその聖石を手中にし、世界の覇権を握らんと日々悪事を重ねているのだ。
しかし、この世に闇があるならばそれを打ち払う光もまた存在する。
聖石戦隊ジュエリー5。それこそが聖なる石に選ばれた5人の少女たちによって構成される正義の戦士たちなのだ。
ダークドレッドの破壊活動はジュエリー5の活躍によって毎回防がれていた。

ダークドレッド第3地下秘密基地。
輝石市の地下に存在する天然洞窟をもとに作られたその地下基地の一室、幹部専用のプライベートルームにて、2人の男女が絡み合っていた。
「ん、ちゅ、はあ、ん、ん……」
「へへ、中々上手くなったじゃん……」
「く、お前が、何度も、こういうことをさせるからだ……」
ベッドに腰掛けた少年の股間に顔を沈ませ、逸物をしゃぶっている女は上級幹部にして四天王「鋼色の戦姫メディレーン」(本名・「羽賀根 真姫(はがね まき)」)。

*注・この場合、メディレーンとは悪の組織間で通じる通称であり、芸名のようなものである。

深緑の軍服を着込み、常人には持ち上げることすら敵わぬ超強度合金製の鞭を振るい、戦車や大砲などをモチーフとした重火力系の怪人たちで構成される戦闘部隊
「暗黒機械化装甲軍」を率いる女である。
20歳という若さでありながら四天王の一人として活躍する彼女の実力はすさまじく、ほかの古株の幹部たちもその実力を疑う者はいない。
その冷酷な美貌ともあいまって組織の女性メンバーの憧れの的でもある。

「じゃあ、次はその無駄に大きいおっぱいで挟んでもらおうかな……」
「無駄とかいうな!、くそ、なんでこんなことに……」
少年が無遠慮にメディレーンの豊かな乳房に手を這わす。
「それはメディレーン殿が一番よく分かってるだろ?でっかい武器を振り回すしか能のないだめ部隊が、大口叩いたあげく、無様に失敗したからじゃないか」
「く、きさま……」
「あれあれ?怒るの?ついでにその作戦に失敗したら、俺の言うことなんでも聞くって言ったの、あんただよ?メディレーン殿?」
「ぬ……」
屈辱に顔を歪ませながらも、メディレーンは上半身をはだけると少年の逸物を乳房に挟み込んだ。
「ふふふ、胸のでかい女は頭が悪いっていうけど、それでもこうして役に立つんだから、よかったよね」
「お、おのれ……」

163:秘密結社ダークドレッド(2/6)
08/09/15 18:40:17 dj2DaQU9
一方、メディレーンに奉仕させて悦に浸っている少年も、ダークドレッドの四天王の一人「鋼拳斬鬼スレイター」(本名・「羽賀根 刀児(はがね とうじ)」)
17歳にして、ダークドレッドの歴代最年少の四天王の座についた天才であり、メディレーンの実の弟である。
本人は一見中肉中背の平凡な少年に見えるが、幼いころからの地獄のような鍛錬により鋼鉄のごとく鍛えられた肉体と、脅威の闇の武術の技を持ち、
修行によって超絶の気功や武術を身に着けた武人系怪人で構成される「斬人斬馬剣士軍」を率いる武人である。

代々ダークドレッドの上級幹部の家柄の出の二人は幼いころから悪の秘密組織の一員として英才教育を受けており、親の七光りに頼らず己の実力で、
上級幹部にまで上り詰めたのだが、最近は成果を中々出せずにいた。
というのも、聖なる石によって選ばれた正義の使者ジュエリー5の活躍によって、様々な破壊活動がことごとく邪魔されるからだ。
それどころか、最近は逆に基地の一つに攻め入られ、四天王の一人「轟く大蛇ベノミス」と彼の率いる「獣王無尽軍」が壊滅状態にされてしまったほどだ。
メディレーンとスレイターもまた彼女らに作戦を妨害され、なかなか成果をだせずにいた。
悪の秘密結社の例にもれず、ダークドレッドも失敗者には厳しい。メディレーンたちがまだ降格されていないのは、ジュエリー5が恐るべき相手であり、
今のところ、ジュエリー5を倒せずとも互角に戦えるのは四天王くらいであることが明らかだからである。

しかし、だからといって彼らが安穏としていられるはずもない。
そしてその苛立ちはお互い同士に向けられるのも仲間意識や友情のカケラもない悪の秘密結社ならではかもしれない。

もともと彼らは幼いころこそ仲は良かったものの、ダークドレッドの一員として活動しだしてからは姉弟だからこそお互いをライバル視してきた。
メディレーンはスレイターとその配下のことを「劇画と時代劇かぶれの脳味噌筋肉野郎」とののしり、スレイターはメディレーンとその配下を、
「銃を抱いていなければ眠れもしない臆病者ども」と蔑んでいた。
そして、彼らが最近始めたゲームこそが「月に一回、戦績の悪いほうが相手の言うことをなんでも一つ聞く」というものだった。
最初は単純な売り言葉と買い言葉から始まり、今に至る。
お互いが他人同士であればこうはならなかっただろう。しかし、なまじ姉弟であるため、お互いの内面をむき出しにしても許される間柄である。
すっかり内容はエスカレートし、スレイターは主に性的な欲求を姉のメディレーンにぶつけ、メディレーンは、BL系同人誌のネタにするために、
弟とその副官同士を裸で絡ませたり(さすがに本番行為はなかったが)とお互いの醜い欲望をぶつけ合った。

164:秘密結社ダークドレッド(3/6)
08/09/15 18:42:53 dj2DaQU9
そして前々回、町中のトイレを破壊し、人々に苦痛と屈辱を与え、暗黒の精神を増幅させるという作戦において、スレイター軍は途中で妨害されたものの、
町のトイレの約6割を破壊し、その際の人々の苦しみによって聖なる石の力を1割ほど低下させることに成功。
さらにジュエリー5の一人ブルーサファイアがトイレを我慢して戦闘能力が低下したところを捕らえ、浣腸を施して陵辱し、結果的に奪還されたものの、
その戦闘能力を大きく削ぐことに成功した。いまだブルーサファイアは痔と下痢に悩まされている。
一方、メディレーンは前回、遊園地の送迎バスを襲い子供たちを誘拐し、新たな怪人に改造するという作戦において、そのバスには子供たちではなく、
遊園地でその日行われる予定の魔法少女ショー目的の大きなお友達が満載だったため作戦は失敗。
結果、今月の戦績はスレイターの勝ちとなり、メディレーンはこうしてスレイターの要求に従うこととなった。

始めのころはスレイターの要求はキスがしたい、膝枕して耳掃除、などといった他愛もないものばかりであり、メディレーンも内心、まだまだ子供か、
と苦笑していたものだったが、スレイターも悪の幹部であると同時に思春期の男子である。だんだんと要求はエスカレートしていき、
一緒にお風呂に入る、裸エプロンで料理を作れ、といったものになり、そして、ついには直接的な性的行為に及んできた。
まさか姉である自分に対してそんなことは要求しないだろうと思っていただけに驚いたが、そもそも悪の秘密組織の幹部ともあろうものが
常識的な倫理観の持ち主であると期待できるはずがない。じきに弟の目に自分に対する歪んだ執着心があることに気が付いた時には、
半ば無理やり押し倒され、処女を奪われていた。

それでも、メディレーンはなにも言えなかった。仮にも悪の組織の上級幹部ともあろうものが、弟相手に油断して、罰ゲームで全裸でオナニーを披露していたら、
興奮した弟に襲われたなどと公表すればいい笑いものである。おまけに自分は初恋もまだでキスも弟としかしたことがないなど、背徳と悪徳を旨とする悪の大幹部に
相応しくない。
それならまだ弟に歪んだ想いを寄せて関係を持った、ということのほうがまだ背徳的ではないか。


165:秘密結社ダークドレッド(4/6)
08/09/15 18:45:40 dj2DaQU9
「さて、前戯はこれくらいにして、今回は俺の勝ちだから、どんなことをしてもらおうかな~」
「むう、あまり痛いのはやめてくれよ……」
「そうだな……顔を含めて全身に1ヶ月は消えないキスマークをつけるか…」
「な!?や、やめてくれ!そんなことされたら部下の前で着替えられないだろう!?以前、太腿にキスマークついてるのを見られて、
 副官どもに散々からかわれたんだぞ!?」
「まあ、確かに姉貴のところの副官たちはそんな話好きそうだね……。女所帯だしなあ」
「それどころか、首筋のキスマークをジュエリー5のレッドルビーに見られてどれだけからかわれたことか……」
「まあ、女子ってそんな話好きだよな。あいつらも多分年齢的には俺とタメくらいだろうし」
「く、思い出したら腹が立ってきた」
「そんなに嫌がるんならますますしたくなってきたな。じゃあ、まずは普通にキスする」
「ん!ん、む……」
唇を合わせて、お互いの口内の感触を楽しむ二人。口を離すと銀糸がお互いの口と舌を結ぶ。
「ふう……、じゃあ、今日はキスする日ってことで。まずはほっぺたね」
「あ……ん!」
ちゅう、っとおとが聞こえるほどに強く吸い付く。そして未だ恍惚としているメディレーンの下着を脱がせて、すっかり濡れたそこに突き込んだ。
「あああああ!」
「く、今日もいい締め付けだよ…!姉貴!」
「あ、あ、だめ、ああ、ん、」
「なにが、だめ、なんだよ、じゃあ、次は首かな」
ちゅう、と吸い上げる。そのまま何度も唇をつけては吸引し、勢いをつけて放す。それを繰り返せば、首筋、そしてほっぺたにはいくつの虫刺されにも似た
赤い後が付く。しかし、誰もそれを虫刺されなどとは思わないだろう。さすがにキスマークは付かないものの、耳たぶにしゃぶりつき、耳の穴に舌を伸ばした。
「ん……!み、耳は、だめぇ、びんかんなの……」
「知ってるよ…姉貴の性感帯、開発したの俺、なんだからな……」
そのまま腰をぐりぐりと動かすと、メディレーンの体が跳ねた。

166:秘密結社ダークドレッド(5/6)
08/09/15 18:48:19 dj2DaQU9

「あいかわらず、感度いいよね、姉貴……、たしか、ここだっけ?」
亀頭でメディレーンの膣内の一点をえぐる。
「んんんんあああああ!」
さらに体が跳ね、スレイターは逸物がさらなる粘液に包まれたのを感じる。
「そうそう、ここ、ここ」
「あ、あ、あ、あああああ!」
「う、くっ!」
そして、絶叫とともにメディレーンの膣が弟の逸物を吸い上げるように締め上げ、思わずスレイターも姉の中に思い切り放出していた。
そのままメディレーンが力なく倒れこむ。
スレイターも、いったん息をついたが、まだまだこれくらいで倒れはしない。いったん逸物を引き抜くと、意識のない姉の体にむしゃぶりつき、
新たなキスマークを付けていった。鎖骨、上乳、乳首、その周辺、下乳、肩、脇、二の腕、前腕。
「む、手のひらにはつきにくいな。甲で我慢するかな」
同じ場所にもいくつも執拗にキスマークを付ける。へその周り、背中、くびれた腰。太腿、すね、足の甲。
「あとは、お尻と、ここだな」
尻にもなんども吸い付いたあと、ぐっと尻を左右に開いた。そのまま口を付ける。
「ん?ああああ!な、なにを!?」
さすがに肛門を激しく吸われて、目が覚めたメディレーンが絶叫した。
「ん……、匂いも味もしないな。きちんと綺麗にしてきたってこと?」
「か、勘違いするな!もしお前がそこを要求してきて、そっちに入れた後、性病にかかったら私にも迷惑がかかるからな!」
「そ、そうなんだ……まあいくらなんでもいきなり拡張もしてないのに入れたりはしないって。怪人だから再生能力があるっていっても、
 さすがにしばらく痔で苦しむことになるしね。あのブルーサファイアみたいに」
「そ、そうか……。やさしいな、お前は」
「な、いきなりなに言い出すんだよ!これだから、銃馬鹿は……」
「はは、照れるな……。しかし、なんか体が痒いな……って、なんだこれはぁぁぁ!」
メディレーンが全身のキスマークを見て絶叫した。
「なにって、キスマークだけど」
「ほ、ほんとに全身につけるなんて……前言撤回だ!お前なんて全然やさしくない!ああ、もう、どうすればいいんだ、
いくら私が上級の怪人とはいえ、同じ上級の怪人のお前の力でつけられたキスマークはしばらくは消せないぞ……」
「だから~、言っただろ?今回の罰ゲームだって」
「く、お、お前というやつは~、覚えていろ……次に私が勝ったときを首を洗ってまっていろ……」
「ははは、せいぜい頑張ることだな。……さて、じゃあ二回戦といくか」
「ん!?、やめろ、たらこ唇になるだろ!…んあああ!」
「いいじゃん。どうせ姉貴の体は俺だけのもんだから、な!」
その言葉を聞いて、いっそう体が熱くなるメディレーン。そして二人はそのまま朝までお互いの体を貪り続けた。

167:秘密結社ダークドレッド(6/6)
08/09/15 18:51:50 dj2DaQU9
一方そのころ……輝石市立病院のとある個室の病室。
「大丈夫?青ちゃん……」
「はい…。まだお尻がひりひりしますが……。申し訳ありません。わたしのせいでご心配をおかけして」
「そんなことないよ!私たち、仲間でしょ?」
「はい。ありがとうございます」
「まったく、あんなとんまどもに捕まるなんて、相変わらずおバカですわね、藍原青子」
「ちょっと、林檎!そんな言い方ないじゃない!」
「そうだよ、紅。君だって、あの時、黒野が簡易トイレを探し出してきてくれなかったら危なかったんだから」
「う、うるさいですわね!分かってますわ!」
「ダークドレッドのスレイター……、青ちゃんをこんな目に合わせて……ぜったい許さないんだから!」
「みなさん……わたしのために……(でも、なぜでしょう。あんなひどい目に合わせられたのに、わたしは、もう一度、同じことをされたいと感じている。
 あんなに屈辱的で恥ずかしいことをされたのに……いやだ、どうして?わたしは、こんなにふしだらな女だったのでしょうか…)」
ホワイトダイアモンド、金剛寺白美(こんごうじ・しろみ)。ブラックオパール、黒野奈美(くろの・なみ)。レッドルビー、紅林檎(くれない・りんご)。
グリーンエメラルド、緑ヶ丘留美(みどりがおか・るみ)。ブルーサファイア、藍原青子(あいはら・あおこ)。
彼女らが、スレイターへの復讐の想いを研ぎ澄ませていることを、二人は知らない……

168:秘密結社ダークドレッド
08/09/15 18:53:36 dj2DaQU9
以上です。続きを書くかは未定。というかここから続きを書こうとすると姉スレの範囲じゃなくなるな。
正義のヒロインを犯すスレかなんかっぽい感じになりそう。
頭の悪いネーミングセンスには突っ込みを入れないでくれるとうれしいです。
それではまた。

169:名無しさん@ピンキー
08/09/16 18:15:20 iOujwosM

ヒロインの方は無視して姉とのドラマだけ書け・・・・・・・たら、書いてる・・よね?・・・・・
また期待してるぞGJ!


170:姉の好奇心
08/09/20 11:29:25 8SjHXw1R
好奇心旺盛な姉の被害者は、いつも気弱な弟だった・・・

余りの羞恥に俯いてしまった、悠の顔を沙耶は覗き込んでくる。
「どうなの悠、気持ちいい?」
悠を見つめる、沙耶の眼は妖しい輝きに満ちていた。
「・・・・・」悠は涙を堪えて、大きく首を左右に振る。
「おかしいわね・・・そうだ!もっと早く動かしてみなさい」
物心がついた時から、悠にとって沙耶の命令は絶対だった。
悠は頬を赤く染めながらも、右手の動きを少しだけ早くしてみる。
「ダメよ!もっとよ、もっと早く!」
痺れを切らした沙耶が、悠の手首を掴み激しく揺さ振った。
悠の目の前では、沙耶のTシャツの胸元が大きく揺れている。
「あっ!あぁーっ!」
突然、悠の中で何かが弾け、体の芯から熱いものが込み上げてきた。
それと同時に、悠の手に握られたペニスが硬く膨張し始めた。
「凄い、凄い!本当に大きくなった!」
沙耶は瞳を爛々と輝やかせ、喜々とした表情で悠に尋ねる。
「どう、悠…気持ちよくなってきたんでしょ?」
「分かんない…もう僕、恥ずかしいよー」
「嘘よ!こんなに大きくして…いいわ、私がしてみるから・・・」
そう言うと、沙耶は悠の手を振り払い、自らの手で
勃起したペニスを握り締め、激しく扱き始めた。
「ああっ!ダメっ!止めて、止めてお姉ちゃん!」
悠は両手で沙耶の肘を掴み、必死に懇願する。
しかし、逆手で強く握られたペニスは解放されるはずもなく、
沙耶は、まるで何かにとりつかれたように、更にその動きを加速させていく。
「何よこれ…悠のチンチン熱くなってるよ!」
「あぁぁぁ!お姉ちゃん変だよ…ボ、ボク変になっちゃう!」
「お姉ちゃん、お願い止めて!お願いだから・・・あっ、あああーーーっ!」
悠の頭の中が、真っ白になった瞬間、
まだ幼いペニスの先端から、白濁した液体が噴き出した。

「う~ん…これぞ、人体の神秘だわ…」
悠の精液を顔中に浴びながらも、好奇心を満たした沙耶は満足げに微笑んだ。

この時は未だ、近い将来、姉が世界的に著名な学者になり、
弟が、だだのマゾになることを誰も知らなかった・・・END

171:名無しさん@ピンキー
08/09/20 11:39:47 srowGbb+
オチひでぇwww
ぐっじょ

172:名無しさん@ピンキー
08/09/20 12:37:15 ZlMfSCC3
>>168
でも、続きみたい!

173:名無しさん@ピンキー
08/09/20 15:58:44 dMoPnfBB
ただのマゾとな?・・・・・マゾで何が悪い、世界中の人がマゾだったら戦争なんて無くなるんだぞ!

174:名無しさん@ピンキー
08/09/21 02:42:28 PoDnA0FK
びんかんサラリーマン……

175:名無しさん@ピンキー
08/09/21 22:28:38 l5gsareV
>>173

愚かな……世界中の人間がマゾなら、お互いに暴力を振るい合うに決まってるだろjk
「俺を殴れ!さもなければ俺はお前になにもしないぞ!」
「そんな、なんて残虐な……」
みたいな感じで。

176:名無しさん@ピンキー
08/09/21 22:53:21 55W7SgOk
わかります。そこに、一人のどSの独裁者もとい勇者が現れて世界を救うんですね!

177:名無しさん@ピンキー
08/09/21 22:55:38 l5gsareV
>>176

残念。そこはドSのお姉さんと答えて欲しかった。

178:名無しさん@ピンキー
08/09/22 03:23:10 v/JM4GEu
なにこのアタック25

179:名無しさん@ピンキー
08/09/22 21:28:12 +hy9TrFh
正解っ!
赤が消えて6番の姉に弟が飛び込んだ!

180:名無しさん@ピンキー
08/09/23 00:02:34 OcgRLAhi
逆だろ
弟に姉が飛び込むんだろ

181:名無しさん@ピンキー
08/09/23 13:19:33 0BrjWAtI
姉に挟まれて弟が狼に変わった。それでは姉の処女をかけてこの問題。

182:名無しさん@ピンキー
08/09/23 18:09:15 KHaJ4sJK
魔性の姉シリーズの続編投下もうこないのかな・・・

183:名無しさん@ピンキー
08/09/23 19:10:05 r1aMvMN0
相変わらずこのスレは人がいるんだかいないんだか分からないな。
まあ雑談でもしながら気長に待とう。

184:名無しさん@ピンキー
08/09/30 23:52:19 hQ46CRI3
雑談する人さえいなくてワロタw

185:名無しさん@ピンキー
08/10/01 22:29:37 Dyc8Z/Tr
滋賀県北部の人に、「姉川があったら、妹川もあるの?」って聞いたら、
「『高時川』のことを『妹川』っていうよ」
って教えてくれた。

NHK総合TVの実況なんかじゃないんだからねっ。


186:名無しさん@ピンキー
08/10/01 23:25:40 QLrLt4HT
昔、そこで戦があったんだよ。姉まったく関係ないが

187:名無しさん@ピンキー
08/10/02 23:28:16 pQzNf58g
洪水から村々を守るため、巫女の姉妹が身を投げ打ってそれぞれ化身したのが
姉川と妹川っていう伝説がある。子供のころ絵本で読んだ。


なんでそんなの覚えてんだろ俺

188:名無しさん@ピンキー
08/10/03 13:15:18 VdY0bYuF
>187
ありがとう。

189:名無しさん@ピンキー
08/10/04 23:47:22 1BuBtnM7
名護さんは邪気っぽくね?警官に逮捕されて「俺は名護だぞ!知らないのか!」とか叫んだり
「俺は正しい!」とか「俺に間違いはない!」とかあの言動は素晴らしいものを感じるのだが。

190:名無しさん@ピンキー
08/10/05 05:42:57 iphyd01I
>>189
要するに君は名護さんみたいなお姉さんが欲しいのですね、分かります。
俺はメグミンみたいなお姉さんの方が好きですけどね。

191:名無しさん@ピンキー
08/10/05 08:25:00 oDURlEyw
ピクミンのようなお姉さんが好きだ

192:名無しさん@ピンキー
08/10/05 09:13:49 MjTE/Vzm
弟になら何をされてもいい、そして後ろについていく

でも姉ちゃんが他の奴に食われるのはかんべんな

193:名無しさん@ピンキー
08/10/07 21:39:52 xZ43n7WI
>>190
ちょっと想像してみる。

ちょっとでも疑問を持つと「きみは私の言うことだけを信じなさい」とか言われたり、
最高だと褒められると「もっと大きな声で言いなさい」と返されたり、
口喧嘩になると「貴様になにが分かる!私に逆らうな、私はつry」と罵倒されたり、
虫の居所が悪いと不良のチャリを足で止めて容赦なく凹ったり、
自分を慕ってくる後輩を「彼にはもう興味無い、いや、元々無かった」と無碍に扱ったり、
弟が風呂に入ってると悩み事相談の名目で後から入ってきたり、
夜這いの際には弟のパジャマのボタンを毟り取ったり・・・・・


・・・・・もし現実にいたら、弟の胃に穴が開くこと必至だろうな。

194:名無しさん@ピンキー
08/10/07 22:43:31 3lJZmYiR
やってみなくちゃわからんだろうが!

195:名無しさん@ピンキー
08/10/07 22:51:33 Zial4jq/
>彼にはもう興味無い
強くなった後輩にレイプされるフラグじゃないか

196:名無しさん@ピンキー
08/10/14 08:48:01 JZABHDJ1
(´・ω・`)だれもいないのか………
 
素直クール姉
デレデレ姉
ツンデレ姉
ツンツン姉
ロリ姉
 
なんとなく言ってみようと思った。
 
ところでみんなは年齢差はどのくらいが一番良いんだ?
 
1、双子、同い年の姉
2、1~3歳差の姉
3、4~6歳差の姉
4、7~9歳差の姉
5、10歳以上差のある姉
 
さあ選ぶんだ。雑談するんだ。

197:名無しさん@ピンキー
08/10/14 08:56:04 e9d7C7ee
妄デレ姉。

年齢差・・・・全部下さい。


198:名無しさん@ピンキー
08/10/14 10:10:57 +cDSr1D2
素直クール姉

年齢差・・・1と2で

199:名無しさん@ピンキー
08/10/14 10:19:01 N0WIuRHG
ツンデレは人間のクズ

200:名無しさん@ピンキー
08/10/14 13:23:54 PM1Jls2+
双子で「あたしの方がお姉さんなんだからねっ」も
一回り近くて「おしめ替えてあげた事だってあるのに…」も
どっちも好きですが何か

201:名無しさん@ピンキー
08/10/14 20:45:24 9F2FczH7
>>196
3、4でダダ甘の姉とかたまんねえ
5でツンデレ姉とかも面白い

202:名無しさん@ピンキー
08/10/16 01:14:24 +cZ4sOM1
>>196
2と3
年の近いツンデレ姉とはしょっちゅう喧嘩して
年の離れた素直クール姉には甘やかされて

お姉ちゃんほしい(´・ω・`)

203:名無しさん@ピンキー
08/10/16 14:16:57 wmvUZP2D
それでまたツン姉がヤキモチ焼くんですね。

204:名無しさん@ピンキー
08/10/16 23:01:48 Czcmz/CT
10才差の素直クール姉がリアルにいます。お姉ちゃんのお陰でリアル姉がいるのに姉萌えです
ダブルデートとかよくやってるし、傍から見ればなんかいろいろ間違った人生歩んでそう…

205:名無しさん@ピンキー
08/10/16 23:10:50 zTKz/tb6
>>202
二次元姉はいいけどリアルでなんていらないわ。
俺の部屋の本棚からいつのまにか本が消えるから
一歳年上の姉の部屋調べたら全部あった。
俺の趣味は国家資格を取ることなんだけども、資格関連のそういう本ね。
問いつめたら、自分も勉強したくなったけど真似してるみたいで恥ずかしくて
こっそり借りたんだとさ。
しょうがないからそれ以来一緒に勉強してる。


206:名無しさん@ピンキー
08/10/17 06:01:50 nxds+uTF
リアル姉持ちなんてみんな酷い目に合えばいいのに。

207:名無しさん@ピンキー
08/10/17 08:41:07 TDK9BUrf
安心しろ、リアル弟はたいがい姉に頭があがらん

208:名無しさん@ピンキー
08/10/17 09:31:13 rgmnhtEg
>>205
何が不満なんだ!?

209:名無しさん@ピンキー
08/10/17 20:39:24 e0tIj8fn
となりのお姉さんとかはスレ的に大丈夫ですか?

210:名無しさん@ピンキー
08/10/17 21:06:48 mrUpdlc1
どんとこい。
「Don't来い」ではないぞ?

211:名無しさん@ピンキー
08/10/17 21:07:17 TDK9BUrf
実姉でも義姉でもないなら、どっちかといえば幼なじみスレ向きかと

スレリンク(eroparo板)

212:名無しさん@ピンキー
08/10/17 23:43:24 bqYzwcio
二次元だったらぶっちゃけ姉妹どっち居ても嬉しいんだろうが
リアルなら普通に兄弟の方がいい

213:名無しさん@ピンキー
08/10/18 01:48:09 sDplKTri
オレは妹持ちだが、兄弟欲しいとは思わなかったな。

214:名無しさん@ピンキー
08/10/18 01:55:20 TEMUoXzi
兄弟持ち
姉妹も欲しかった

215:名無しさん@ピンキー
08/10/18 07:19:12 u4UmuXl2
リアル姉いるけど、歳離れてると正直「母親その2」だなー

216:名無しさん@ピンキー
08/10/18 10:04:28 aznjfc4Z
>>209
赤の他人

217:名無しさん@ピンキー
08/10/20 04:54:17 9vzoW5jX
素直クール姉
「さあ起きなさい私のかわいい弟や。おや、おやおや……ジュパジュパッ」

デレデレ姉
「朝だよおっ、清々しい日曜日ですよおっ。あっ、あぁん、もうもうっ、Hなんだからぁ……チュパチュパッ」

ツンデレ姉
「早よ起きろや、飯冷めるやんかボケェ。な!? あっ、朝からホンマこの餓鬼は……キョロキョロ……ぅゎ、ぃゃゃゎぁ……ペロッ」

ツンツン姉
「死ね」

ロリ姉
「おっきのおじかんなのよぉ~~、おっきおっきよ~~。ほらほ、あっ、ちんちん。ちんちんなのよ~~、おっきしてるのよ~~、いいこいいこ♪ ……ドピュッ」

218:名無しさん@ピンキー
08/10/20 09:12:04 t0e/l/7r
ツンデレ姉とツンツン姉は
マジ氏んでほしい

219:名無しさん@ピンキー
08/10/20 13:05:52 89ztdS/x
>>218
じゃああんたはそういうのは見なきゃいい
そういうのが好きな人もいたりするんだぜ?

220:名無しさん@ピンキー
08/10/20 18:30:11 +Pvnv3Yh
ヤンヤン姉は?

221:名無しさん@ピンキー
08/10/20 19:49:45 u1x09gSY
妄デレ姉
「朝、なんですけど、男の子の激しいソロ活動・・し、してないよね。
 まだ、寝てる、寝てるよね。どんな夢見てるのかしら。
 姉ののびやかな肢体を押し開き、
 滾る情熱を熱い溶岩のような秘密の場所に充填する夢を見てる、かも、
 下手に起こしたら、きっと切り返し技のように押さえつけられて、
 下着を激しく取り除いて無残にも姉の処女を散らしてしまうのね。
 あああっどうなってしまうの、私。
 許されない獣の道に二人して堕ちて逝くのね、ついに。
 だめっ。堅い。堅く屹立しているシンボル。
 生理現象とは名ばかり、脳内を淫らな信号がループして沸騰してるのよ。
 あああ、起きなさい。早く。いや、息子的意味じゃなくて、目覚めて。お願い。」
弟「姉ちゃん、何朝っぱらから人のちんこさすってんだよ。
 欲しいんなら、貸してやらんでもないが、とりあえず離してくれ。トイレ行きたいんだ。」
姉「あああ、ご、ごめんなさい。プライバシー守れるところで出したいのね。」
弟「何言ってんだ。小便だよ。小便。」

222:名無しさん@ピンキー
08/10/20 21:43:37 VE7DEmXT
初夢精をリアル姉にばれたときのみじめな思い出ときたらもう・・・

223:名無しさん@ピンキー
08/10/21 23:55:15 nK1p6m7M
ここって戸籍上の繋がりがない人不可なスレだったのか。マジで今まで勘違いしてた。
でもそれだとスレタイ紛らわしくね?商業誌とかだと「お姉さん」は赤の他人の年上女性を含んでるし。

224:名無しさん@ピンキー
08/10/22 00:09:26 SEjRFIXj
>>223
そんな事はないんだけどね。実際に実姉・義姉が多いってのはあるけど。
ただ、いもうとスレの方もそうだけど、なんか実姉・実妹じゃないとダメな空気があるとも思う。

225:名無しさん@ピンキー
08/10/22 00:15:55 P//nk7BO
幼なじみスレとか歳の差カップルスレとかも他にあるからね

226:名無しさん@ピンキー
08/10/23 01:10:49 9qg+MtCo
実姉や実質実姉だけど規制の問題で義理になった姉や血縁はないけど実の姉に近い関係の姉キャラを表現するなら
「お姉さん大好き」ではなく「お姉ちゃん大好き」のほうが適切のような気もするな。
赤の他人をお姉ちゃんとはあまり呼びかけないだろうし。
おっさんとか関西人のナンパとかなら、ねえちゃん、と呼びかけることはあるが。
姉ちゃんとねえちゃんはニュアンスがかなり違うと思う俺。

227:名無しさん@ピンキー
08/10/23 08:59:17 UB9u1m+M
その辺はスレの歴史の積み重ねだからねえ
基本的に過去作品はほとんどすべて血のつながりなり戸籍上の繋がりでいう狭い意味の姉だったし
姉ものっては一つのジャンルとして確立してるから、あんまりわざわざ拡大解釈されてもな

228:名無しさん@ピンキー
08/10/23 10:54:23 YoUt1u5a
>>223
赤の他人の何処がいいの?

229:名無しさん@ピンキー
08/10/23 23:13:04 xXWp/od6
>>227
姉ものが一ジャンルとして確立してるのは分るけど、「お姉さん」って単語を拡大解釈するなって乱暴すぎじゃね?
そういう意味で言ってるんじゃないなら、すまない。

結局このスレは実姉または義姉オンリーのスレ、ってことでいいの?
それならスレタイや>>1の変更も考えるべきだと思うけど。

230:名無しさん@ピンキー
08/10/24 07:21:44 blYmlpa+
>>229
いや、今まで6スレ続いて「お姉さん」をそういうふうに解釈する人もいなかったんでな
正直いっちゃうと最近あちこちのスレでスレの傾向とかタイトルをむりやり拡大して
これもありだろって主張してはスレ住人ともめる例をいくつか見てるんで
いっちゃあなんだが新手の荒らしみたいな印象を受けた

231:名無しさん@ピンキー
08/10/24 08:27:32 K/D78IRT
原則実姉・義姉支持。
スレタイや>1の変更は不支持。
理由は、スレに歴史あり。
例外的に兄嫁や嫁姉はあり。
小中学生の成育過程で同居していて
保護・被保護、寄り添い助け合いの
関係にあったくらいがギリギリのラインかな。

という一票投下。


232:名無しさん@ピンキー
08/10/24 18:48:51 RqAUlWaX
>>226
「お姉さん」を「お姉ちゃん」にしても意味がないんじゃない?
普通に風俗や水商売の女性のことを、自分より年上か年下かに関わらず「お姉ちゃん」って言うし
「どっか、お姉ちゃんのいる店いこうぜ」とか「キャバクラのお姉ちゃんが」とか

233:名無しさん@ピンキー
08/10/25 10:08:16 zyY7qYkd
もういいよ
223が荒らしって事で手を打とうぜ

234:名無しさん@ピンキー
08/10/25 15:53:34 U75HaF/L
エリーまいらぶ、そ、すうぃーと、のエリーが姉だったとは。

アリーマイラブ、は姉とは無関係か。

 ちなみに、俺は「お姉ちゃん」というのは
17歳の人の固有名詞だと思っている声ヲタなので、
スレタイが「お姉ちゃん大好き」になったら、
9月25日はお誕生日祭り、毎日が、17歳と9892日おめでとう、とか、
書き込みするんじゃないかな、と思う。

最近「かわいいよ」の人が弟話をたまにするが、
「きも○○○○○○ぶー」姉さんの弟話が最近聴けなくて寂しい。

235:名無しさん@ピンキー
08/10/27 23:55:21 K9d7PNdv
投下します

236:名無しさん@ピンキー
08/10/27 23:56:02 K9d7PNdv
 どういう事だろう?
 今、俺の目の前には姉の背中。
 素肌。服も無ければ、ブラジャーの紐も無い。
 俺の右手には温い湿ったタオル。
 どうやら俺はこのタオルで、姉の背中を拭いて欲しいと頼まれたらしい。
 甘えて欲しいとは思ったがこれは色々と厳しかったりするんだけどもって言うかこれは甘えに入るのか?
 ああパニクってる。今なら本気で1+1=2とでも答えられそうだ。あれ?3だよな?
「じゃ、じゃあ、お願い……」
 姉の声が若干震えてる気がする。
「う、あ……うん…」
 逃げ道は無し。
 首筋まで薄紅色に染まった姉の肌。その肌が少し光っているのは薄くにじんだ汗のせいか。
 姉の体から、微かに鼻孔をくすぐる甘い体臭と、ほんの僅かな汗の匂い。
 ゆっくりと、出来る限り優しく、姉の背中にタオルを触れさせる。
「ん……」
 少しばかり姉が身じろぎ。
「その……体に力…入らないから………支えて……」
「う、ん……」
 姉の左肩に手を掛ける─
 ……柔らかい…
 柔らかくも弾力があり、滑らかな肌。微熱が指先から伝わってくる。
 唐突に、この肌の上で、指を滑らせたいという誘惑に駆られる。
 肩胛骨のラインをなぞり、そこから脇腹へ。背骨に沿ってうなじへ。うなじを撫で、それから顎へと─
 っつ!?何を考えてる。相手は病人。俺を頼ってくれている人。阿呆な事は考えるな。

237:名無しさん@ピンキー
08/10/27 23:57:33 K9d7PNdv
 私はどれほど赤くなっているだろうか。
 彼が私の肌に触れている。私の素肌を見ている。そう考えるだけで、体が火照る、熱くなる。
 弟の手が肩に。冷たい。いや、彼の手が冷たいんじゃない。私の体が熱いのだ。
 心地よい冷たさと、微かな震えが伝わってくる。
 タオルの感触が腰の方へと下がる。
 その感触で感じる。感じてしまう。弟がしてくれているから。
 油断したら声が出そうになる。卑しい、淫らな声が。
 体の前を隠している手を、下腹部に伸ばしたい。指を這わせたい。シたい。
 けど、ダメ。彼が見ている。聞いてる。触ってる。そんな事したら嫌われちゃう。卑猥な女と思われちゃう。
 服を抱えているのに、その上からでも乳首が勃起しているのが分かる。
 アソコが疼く。キュンとする。
 どれだけ意識しても、吐息の荒さ、熱さが直せない。
 ああ、ダメ。もう少しで弟が背中を拭き終わってしまう。ダメ、もっと……
 私を見て、私に触って、私を感じて。もっと、続けて……
「……これ、くらいで…」
「待って……」
 胸の前で抑えていた服を手放し、立ち上がる。
「他も……拭いて…」

238:名無しさん@ピンキー
08/10/27 23:59:46 K9d7PNdv
 長く続いた刺激で、頭がおかしくなってたのかもしれない。
 俺は姉の要求に素直に応じていた。
 もちろん恥ずかしい。恥ずかしいが、応じたからには、やらなきゃ……
 姉がこちらを向く。胸を隠していた服は、今は無い。
 紅潮した顔、首筋。桜色に染まった乳房。まるで花の様に綺麗な桃色で、ツンと突き出た乳首。
 半裸を晒しているのに、動きの節々に見える恥じらいが普段の清楚さを忘れさせてくれない。
 目を、離せない。
「下も……ね?…」
 そう言ってズボンに手を掛ける。
 俺は何も言わない。何も言えない。
 手が降りる。露になる下着。
 薄水色のショーツ。股の部分の色が違う。まるで濡れた様に染みが……
「ん……」
 ショーツも下げる。
 申し訳程度に生えた陰毛。それに隠された割れ目とショーツの間に白色の糸が垂れる。
 さっきから生唾と冷や汗が止まらない。頭の中で警鐘が響いてる。これ以上はまずい。
 息が荒い。舐め回すように姉の肢体を眺めてしまう。
 シミ一つ無い白い肌。
 浮き出た鎖骨。くびれた腰に小さな可愛らしい臍。
 一定のリズムで上下を繰り返す、胸、乳房。
 手は所在無さげに閉じたり開いたりしている。
 俺は今はっきりと、姉を女として見ている。
 そうでなけりゃこんなにドキドキするはず無い。こんなに興奮してしまうはずが無い。
 こんなに欲情してしまう訳が無い。
「……お願い…」
「……うん…」

239:名無しさん@ピンキー
08/10/28 00:02:12 M6EyTSMK
 首筋にタオルを当てる。少し滑らせると、あっ………と姉がなまめかしい声を出す。
─っう………
 気を抜くと理性が吹っ飛びそうになる。それほどにその声は艶やかだった。
 我慢するのは苦しい。だがそうしなければ、俺は姉に襲いかかる。
 それはダメだ。俺は言った。答えは出すと。自分の言ったことぐらい、守れ。
「……腕…上げて」
 しなやかな腕。無駄な肉など無く、女性らしい柔らかさ。
 少し小さめの手。細くて長い指。一本一本拭く。
 逆の腕も同じように、丁寧に。
 タオルを胸へ。
 谷間に汗がにじんでいる。谷間をなぞるようにタオルを下ろす。
 そのまま乳房を下から持ち上げるように撫でる。確かな重さが伝わってくる。
─俺としては、これで勘弁して貰いたいが……
「ちゃんと……拭いて…」
 思い通りにはいかないらしい……
 
 体が熱い。足はガクガクしてるし、吐息の荒さは隠しようが無く、瞳には情欲がにじんでいるだろう。
─我慢できない……
 カゼをひいていたことなんて忘れていた。
 乳房は張って、乳首は痛いくらいに勃っている。
 揉みしだいて欲しい。タオルなんて放り出して。少しぐらい荒っぽくてもいいから。
 にじみ出た汗は、舌で舐めとって欲しい。
 彼は顔を真っ赤にしながらも私の体を拭き続けてくれる。
 弟の息も少し荒い。下腹部に視線を滑らせるとズボンが少し膨らんでいる気がする。
 欲情してくれているのだろうか?

240:名無しさん@ピンキー
08/10/28 00:04:11 M6EyTSMK
「あ、ぅっ……」
 足から力が抜け、後ろにあったベットに尻餅をつく。
 なにが?……
 乳首にジンジンという感覚。快感。
 タオルが乳首を擦った?それだけでもうこんな有り様。
「だ、大丈夫?……」
 心配そうな弟の声。
 直視はしてくれないけれど、こんなときでも私のことを心配してくれるのが伝わってくる。
 それなのに、私は卑しい欲望のことしか考えれなくなっている。
 その腕に抱かれて、君の暖かさを感じたい。交じりあって、君の熱さを感じたい。
 セックスしたい。
 ああ、これじゃあまるで痴女だ。恥知らず。
 もしもこんなことを考えてるなんて知られたら……
 ………いや………知られても、いい……知られたい。
 知られて―私は―
 
「ねぇ……」
「な、なに?」
「私ね……今すごく体が熱い……」
 いきなり何を言い出すのか。
「か、風邪ひいてるからじゃ?やっぱり安静に」
「だってね」
 俺の手を掴む。導く先は―
「ほら、こんなにあっついの……」
「なっ………」
 導かれた先は左胸。姉の手によって俺の手は乳房に埋まった。
「ちょ……ねぇ…ちゃ……」
 まるで指に吸い付くようにしっとりとした柔肌。柔らかいのにしっかりと反発してくる弾力。手のひらに当たる小さな突起。
 全て経験したことのない感触。分からない。どうなってる?どうしたらいい?
 姉の瞳は、綺麗に潤んでいて―

241:名無しさん@ピンキー
08/10/28 00:06:26 M6EyTSMK
「はぁっ……はぁ…」
「……ん…」
 気付けば、俺は姉をベットに押し倒していた。
「ごめん、姉ちゃん……でも、俺は…」
 俺は…姉ちゃんが……
「…………誘っておいて……ごめん…いいの?」
「え?……」
「私、ワガママだよ?一度抱き締められたら、もう離せなくなっちゃうよ?」
「……」
「抱き締められたい。離したくない。甘えられたい。甘えたい。全てを見せて欲しい。全てを見て欲しい。綺麗なところも、汚いところも」
 これは、姉の欲望、だろうか?これが、ワガママだろうか?
 だとしたら、俺も、ワガママだ。
「ずっと、ずっと一緒にいたい。こう思っちゃう。こんな重くて面倒臭い女、突き放すなら、いま―
「いいよ」
 姉が目を見開く。微かに涙がこめかみにこぼれる。
 悩んでいたんだろうか?涙になるほど、辛かったのだろうか?
 これからはそんなこと、全部俺に吐き出してくれていい。全て受け止めよう。飲み込もう。
 指で姉の涙を拭う。
「いいよ?そんな姉ちゃんも、好きだから」
 拭った涙を舐める。少しだけ、甘い気がした。
「大好きだよ。姉ちゃん……愛してる」
 これまでも、そしてこれからも。
「ずっと、ずっと一緒にいたい。こんなワガママな俺でも、いいかな?」
 姉の目から涙が溢れる。聞こえるのはか細い声。
「…あ………ぁあっ……ぅん……うんっ……」
 初めての、俺からのキスを。

242:名無しさん@ピンキー
08/10/28 00:08:51 M6EyTSMK
どうも、前スレ774の者です。
ごめん。今回も本番無し
ただここまでやったからには次回は確実に入るので勘弁してください
予定変えて元々書き置いてたのを改変したから言動の矛盾があるかもしれない。あったらごめん
あとなにより、遅くてごめん
 
スレ住民の暇潰しくらいにはなれることを祈って

243:名無しさん@ピンキー
08/10/28 00:45:02 n3hzIUZb
よっしゃ>>242
明日も元気に働けそうだぜ!

244:名無しさん@ピンキー
08/10/28 00:50:35 /L7LmA3W
GJ! 待ってたよ!!

でも弟くん真面目な割りに
その場の勢いでやっちゃってるのが見えてるし、
後の自己嫌悪モードが心配だが

そこらへんは続きに期待。

245:名無しさん@ピンキー
08/10/28 00:56:08 /X6xDU5O
あふん

いいよぉGJだよぉ

246:名無しさん@ピンキー
08/10/31 23:09:41 JRleS28u
GJ!
俺も待ってたよ!

247:名無しさん@ピンキー
08/11/04 16:01:07 hcVbh8jP
投下します。あーーーー!が苦手な方は注意してください。

248:トラウマの解消法
08/11/04 16:01:45 hcVbh8jP
「う~ん……」
「お姉ちゃん?どうしたの?おなかいたいの?」
「え?う、ううん、そうじゃないの。学校の宿題でね。将来の夢っていう題で作文を書かないといけないの」
「ふうん?」
「小学生のころは色々なりたいものがあったんだけどなあ。中学生になると先がみえちゃっていまいちイメージが湧かないんだよね」
「僕はね、お姉ちゃん。僕ね。将来お医者さんになりたい!だから今から理科の生き物の所は勉強してるし、『現代医学総論・小学生向け』も読んでるんだよ!」
「そっか。ゆきちゃんは偉いなあ。私は平凡に生きていければいいな、くらいしか考え付かないから。ゆきちゃんの夢、応援してあげる」
「ほんと?僕、偉い?」
「うん。すっごく偉い。撫で撫でしてあげる」
「えへへへ。じゃあね、じゃあね、お姉ちゃん!僕ね、お姉ちゃんにして欲しいことがあるの!」
「ん?なあに?なんでも言ってごらん」
「お医者さんごっこ!」
「え…?」
「お隣の由美ちゃんも、けいちゃんも、こないだまではやってくれたのに、最近は患者役は恥ずかしいからって言ってやってくれないんだ。
 だから僕が患者役ばっかりなんだよ」
「え、え~と、そ、それは、ね、ほかのことじゃだめかな……、お姉ちゃんも恥ずかしいし…」
「え~!今、なんでもしてくれるって言ったのに!うそつき~」
「じゃ、じゃあ、少しだけだからね…?」
「やったー!お姉ちゃん大好き!」
「あはは…」
「それじゃあ、触診するので服を脱がしま~す!」
「え~!?」
「お医者さんの言うことは絶対です!抵抗したらだめです!」
「あ、あう…、し、しわにならないように気をつけてね…」
「う~ん、心臓がどきどきいってますね。あれ?乳首がなんだかおっきくなってますね」
「う、あん…」
「う~ん、おっぱいは柔らかいのに乳首は硬くなってますね。由美ちゃんやけいちゃんはこういう風にはなってなかったけどなあ。おっぱいの大きさのせいかな」
「はう、あう、……ん~~!?」
「じゃあ、次はパンツを脱いでくださ~い。お尻の検査をしま~す!」
「…え!?あ、あーーーー!」
「あーーー!」

249:トラウマの解消法
08/11/04 16:03:18 hcVbh8jP
「はっ!?ゆ、夢…か」
ぼんやりと自分の指を眺める。幼いころのトラウマは中々消えないらしい。時計を見ると朝の7時20分。もう起きる時間だ。
「…ねえ、大丈夫?うなされてたよ…?」
「うぇ、あ、ああ、大丈夫。べ、別にたいしたことじゃないし」
「…そ、それならいいけど…。ほんとに大丈夫?」


さて、ここいらで自己紹介でもしておこう。俺の名は沢広・幸正(さわひろ・ゆきまさ)。
どうということもないただの大学生だ。一応医学部の一年。19才。
運動神経は微妙。部活やサークルは特にしていないが、毎日大型犬のシロをつれて近所の山道を走りこんでいるのでスタミナにはそこそこ自信がある。
今、俺のそばにいる女は沢広・雛美(さわひろ・ひなみ)。
3つ年上の俺の姉だ。優しく面倒見がいいが、押しに弱い性格で強く迫られるとノーと言えない日本人。
落ち着いた雰囲気の可憐で清楚な和風美人で、気が弱く、M気質なのか、いじると楽しい人だが同時に俺にとあるトラウマを与えた元凶でもある。
ちなみに俺と同じ大学の法学部の2年生。本番に弱い性格のため、成績は十分だったにも関わらず2回受験に失敗している。
美人で慎ましい性格でかなりもてるにも関わらず、男と付き合ったことはなく、まだ処女だ。どうも家族以外の男が苦手らしい。
今は大学に通うために俺と二人で二人用アパートに同居中。

「ねえ、どうしたの?」
まだ姉さんは心配そうに俺を見ている。
かつて彼女に与えられたトラウマは未だ解消されていない。日常生活に問題があるものじゃない。だが、外科医志望の医学部生の俺には深刻だ。
なんといっても、生き物の内臓をイメージすると指が震えるのだ。解剖実習もしたし、実験動物や食用の鶏で何度も練習したがどうしても治らない。
まだ1年生で、すぐに将来にどうこうというわけではないが、このままでは外科は諦めなくてはならない。

血も内臓も平気だし、本番にも強いほうだと思う。なのになぜこんなことになっているのか。
それは、今朝見た夢の中の出来事が原因だ。
あの時、幼い俺は姉さんが抵抗しないのをいいことに姉さんの股間をいじくりまわし、そして、彼女の肛門に人差し指を突っ込んだのだった。
それまで無抵抗だった姉さんもさすがに驚いたのかお尻を締めて、逃げ出そうとし、結果、俺の指は骨折したのだ。
そして、生き物の内臓を見ると、姉さんの直腸の感触が蘇り、連鎖的に骨折の激痛を思い出し、指が震えてしまう。
だからモツ鍋もうまく食べられない。
無論、姉さんは俺がこんなトラウマを持っていることは知らない。ふと、心理学の教授の言葉を思い出した。

『トラウマの解消方法にはいくつかあるが、一番手っ取り早いのはトラウマを受けた出来事と同じことを、よりマイルドにしてもう一度体験し、
 深層心理に、この出来事は怖くもなんともないと覚えさせることだ。ただし、注意しなければよりトラウマを深める可能性もある』



250:トラウマの解消法
08/11/04 16:04:45 hcVbh8jP
もう、これしか、ない。
「姉さん、少し相談したいことがあるんだけど、いいかな」
「う、うん。なんでも言って。私にできることならなんでもするから!」
相談されたことがうれしかったのか、身を乗り出して笑顔で答えてくる。
昔から何度も俺にからかわれ続けてきたのに、さっぱり懲りない人だと思うが、今はその無防備な優しさがありがたい。
「あのさ、俺、医者目指して頑張ってきたけど、医学部に入って改めてその難しさを実感したっていうかさ……」
「うん、うん」
「きちんとした診察ができるのかな、って悩んでるんだ。俺、要領悪いから、中々覚えられなくて、診察の勉強をもっとしたいだけど、
 講義の回数は決まってるし……」
「それで?」
「だから、さ、姉さんに診察の練習台になって欲しいんだ。実験台扱いなんて、姉さんいやかもしれないけど…こんなこと頼めるの姉さんしかいないし」
「そんなことない!私、いつだってゆきちゃんの夢を応援してるから!それで、診察の練習ってどうすればいいの?」
「本当?、それじゃあ、今からでもいいかな」
「うん!いいよ!」
「じゃあ、まずは上着を脱いでもらえるかな」
「……え?」
「ほら、早く。服着てたら診察できないし」
「う、うん。あれ?わたし、騙されてる?」
「細かいことはいいから、じゃあ俺が脱がせるよ」
「え、きゃっ!」
パジャマ姿だった姉さんの上着のボタンを手早く外す。
「じゃあ、自分で広げてて」
「う、うん」
「ブラジャーも外すからね」
「…あ、あう…」
形のいいDカップがまろびでる。
診察でブラを取る必要はないけど、一度こっちのペースになると抵抗できなくなる姉さんを見てると思わずいじめたくなってしまう。
聴診器(捨てる予定のものを先輩から貰ってきた)を胸に当てるとどきどきと鼓動が響く。

251:トラウマの解消法
08/11/04 16:06:13 hcVbh8jP

「う~ん、鼓動が激しいな。心臓になにかあるのかな」
「え?え?わたし、なんかまずいの?」
「これ以上は直接触診しないと」
「ひゃあん!?」
「ふむ、しこりはないみたいだ。乳がんの可能性はないな」
「あうぅ…」
「おや、乳首にしこりがあるね」
「え…?」
「じゃあ、後向いてくれる?」
「うん…」
滑らかな背中を撫ですさり、さらに後から胸に手を伸ばす。
「う~ん、下から揺らすと波打ってるなあ」
「あの、それってなにかいけないのかなあ…」
「じゃあ、つぎは、下半身かな」
「答えてよ~」
「パンツの中、触診しますので~足を開いてください」
「う、うえええ!?」
素っ頓狂な声を上げる姉さんを抑えこみつつ、の中に手を入れる。滑らかな下腹、そして陰毛の感触、ふっくらとした恥丘。
まだだ、まだ大丈夫、かつての激痛はまだ蘇ってこない。
これからが本番だ。
「じゃあ、これから膣周辺を検査しますから」
「はうう…」
「くっ…」
そのままクリトリスをいじくる。
「ん、ん…、は、ぁあああ」
そして大陰唇を開き、粘液まみれのそこへ指を入れる。
「あ、あああん!」
「ぐぅ!」
その瞬間、かつての激痛の幻が指を駆け巡る!はでに指先が痙攣し、姉さんの敏感な部分をかき回した。
「あ、あああああああーーー!」
「く、耐えろ!俺の指!」
大丈夫だ!膣なら、肛門と違って潰されることも折られることもない!激しい蠕動と粘膜のしっとりした感触を感じつつ、俺は心を抑える。
すると、いくらまっても指に痛みが起きないことを俺の深層心理が理解したのか徐々に指の振るえが収まり、激痛の残滓も消えていく……
やった!成功したのだ!これなら、トラウマが克服される!
そして、姉さんのそこから手を抜いた。すると、支えを失った姉さんはぐったりと前のめりにベッドに倒れた。
そのとき、パンツがずれてお尻がむき出しになる。べとべとになった肛門がこちらに突き出された。
「う、く!」
それを見た瞬間、再び激震が指に走る!
「やはり、ここを制しなければ俺のトラウマは解消できないか…!」
ならば、やってやる!だが、無思慮に指をつっこむだけではかつての悲劇を繰り替えすだけだ。
どうすればいい?


252:トラウマの解消法
08/11/04 16:07:16 hcVbh8jP
「そうか。以前は指を挟まれた状態で姉さんが暴れたから折れたんだ。肛門括約筋自体には骨をはさみ潰す力はない。
 なら、姉さんが暴れないようにして指をいれればいいわけだ」
「ね、ねえ、ゆきちゃん……、なにか、こわいこといってない……?」
「細かいことはいいから、じゃあ、姉さん、手を出して」
「…え?」
そのまま姉さんの手をタオルでしばり、ベッドの枠に縛り付ける。そして足を広げて同じく足側のベッド枠に固定する。
「ね、ねえ…、ゆきちゃん、診察でしばったりもするの…?」
「べつに珍しくないよ」
適当に答えつつ、姉さんの肛門にワセリンを塗りつける。
「は、ああああん…、」
「じゃあ、これから直腸がんの診察をするから、力を抜いてね」
「え…、ああああん!」
く、さすがにいきなり指を入れようとすると、手が震える。ならば、最初は小さめのバイブにしとこう。
「あ、あああああ!?」
く、すごい締め付けだ。いきなり指をいれなくてよかった。
何度かバイブを往復させると、ぐったりと姉さんの体から力が抜け、肛門が緩む。
これなら……、そして指を入れた。そして、そのまま耐え続ける。すると、幻痛が静まっていくのを感じる。
「やった…。ついに、克服できたのか……。これで、外科医にいける!」
何年も俺をさいなんでいたトラウマがこんなに簡単に解消されるなんて!
「ありがとう、姉さん!これでなんとか自信がついたよ!」
「そ、そう?それなら…よかった…」
改めて姉さんの肛門を見つめてみる。
こんな小さな穴に今まで振り回されてきたのか……
「よし、今日はとことんここを征服しよう!」
こうなったらすることは一つしかない。俺はズボンとトランクスを脱ぐと、改めて姉さんのお尻の穴を指で拡張していく。
「んんん!?」
そして……
「ああああーーーーー!?」
「う!?」


「ねえ、ゆきちゃん、うなされてたみたいだったけど、本当に大丈夫?」
「え、あ、うん。大丈夫大丈夫…」
俺の名は沢広・幸正(さわひろ・ゆきまさ)。将来有望な医学部の2年生だ。
ただ一つ悩みがあり、それはアナルセックスが怖いということだ。

253:トラウマの解消法
08/11/04 16:13:10 hcVbh8jP
以上です。

254:名無しさん@ピンキー
08/11/04 17:24:55 AdSgewBd
GJです!
最後に笑ってしまったw

255:名無しさん@ピンキー
08/11/04 18:06:19 AGEfMdxN
馬鹿すぎるw

256:名無しさん@ピンキー
08/11/04 18:27:50 CNDAJulB
>>253
トラウマってか自業自得じゃねえかwww

257:名無しさん@ピンキー
08/11/04 19:12:19 Xj4pVYNA
GJ!こんなお姉ちゃん欲しいな
アナル物はけっこう少ないので個人的に非常にGJです

258:名無しさん@ピンキー
08/11/04 20:04:41 kDbrfEao
しっかりもののお姉さんもいいけど
ちょっとお馬鹿なお姉さんやダメ姉も癒される

259:名無しさん@ピンキー
08/11/05 19:34:34 mjrtWMfn
至上の鎖(番外編?含む)を一日で読破しましたが何か?

260:名無しさん@ピンキー
08/11/05 23:48:52 0AIcyjW2
>>259

お前のいる場所はスレ住人が2000年前に通過している!

261:名無しさん@ピンキー
08/11/06 00:25:56 vsS9/dFG
歴史は繰り返す!そう、何度でも!
それが永劫回帰!

262:名無しさん@ピンキー
08/11/06 01:36:23 /LAdUzWl
>>259
ヒマジン乙

263:名無しさん@ピンキー
08/11/06 06:03:36 FE8i69dG
想像してみよう
天国なんて無いのだと

264:名無しさん@ピンキー
08/11/06 15:23:53 /Bex/Juo
>>259
正直だからなんだとしか言いようがない。

265:名無しさん@ピンキー
08/11/06 17:38:01 EGy/2zcb

弟「だから俺はもうちょっと離れてっていつも言ってるのに」

姉「えー、別に良いでしょ? それとも……弟、私のこと嫌いなの?
  散々人の体で遊んでおいて気が済んだら捨てるなんて酷いっ! 弟の鬼! 人でなし! えっち! 変態!」

弟「弟に体の関係を求める姉貴に変態と言われる覚えはない」

姉「違うよー、それはただ弟とより親密になろうとする姉の愛情……あわよくば一つになりたいという愛情だよー」

弟「ああ、後半の言葉で台無しだ」

姉「おとーと♪」ギュッ

弟「暑い、鬱陶しい、離れろ」


266:名無しさん@ピンキー
08/11/06 17:41:06 EGy/2zcb
姉「へへ、また私たち、カップルに間違えられちゃったねー」

弟「だな。まあ俺は嬉しいから良いけど、ねー?」

姉「ねー。……あ、おとーとおとーと!」

弟「ん? どうした?」

姉「えいっ」ダキッ

弟「……可愛いなぁもう」ギュッ

姉「好きだよ弟大好きっ!」ギューッ

弟「俺もだよ姉ちゃん」ナデナデ

267:名無しさん@ピンキー
08/11/06 18:47:36 OSc0Vtt2
2つの間に何があったんだw

268:名無しさん@ピンキー
08/11/06 19:35:53 oG2N1zv5
成層圏からマリワナ海溝くらいまでの落下?

269:名無しさん@ピンキー
08/11/06 19:47:08 oFXzdaDk
>>268
マリアナ海溝な

270:名無しさん@ピンキー
08/11/06 22:44:44 NDZJ7qyP
>>265
ひとつになってもうひとり増えてしまうわけだな


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