奴隷・ペット・家畜にされる女の子at EROPARO
奴隷・ペット・家畜にされる女の子 - 暇つぶし2ch250:名無しさん@ピンキー
09/01/11 11:34:45 86a7wbaG
おいおいお前ら折角の投下を無視して批評家叩きに熱上げるとはどういう事だ?
そんなん華麗にスルーしてGJの一つでも出して作品を楽しもうじゃないか
3、2、1、ヽ( ゚∀゚)ノGJ!

251:名無しさん@ピンキー
09/01/11 15:00:23 SkTySL66
GJ(・∀・)ノ

252:名無しさん@ピンキー
09/01/11 17:08:38 FDGoIAho
海賊でも瑞菜でもいい、続きキボン!!!!!!
投下してくれ~!!!!

253:名無しさん@ピンキー
09/01/11 20:10:35 yiR2I97W
よく狩りの獲物の脚を四本ひとまとめに縛ったりするが、
あの状態で生活させられる奴隷という電波を受信した。

体育座りからよっこいしょと尻を上げて
足首から先だけでよたよたちょこちょこ歩く全裸少女奴隷
スキージャンプの滑走姿勢のように胴体を水平にし、尻を後ろにつき出すポーズなので
背後からはかわいい肛門が丸見え

今日も近所の子供に肛門をつっつかれるたびにかわいい悲鳴を上げつつ
ちょこちょこと主人の後をついて歩くのだった

254:名無しさん@ピンキー
09/01/11 20:21:30 Sx5tge2J
今こそノールの作者は続きを投下すべきだ!

255:名無しさん@ピンキー
09/01/11 23:47:10 Vq1ioOkp
ふと気になって>>1を見たら、このスレの守備範囲って無茶苦茶広いんだな。
最終的に奴隷やペット化にすれば何やってもOKだったとは…

>>253
なかなか笑える。
しかし凄い姿勢で生活させるなwまさに電波w素晴らしいww

256:名無しさん@ピンキー
09/01/12 03:28:27 FkXqEoAT
>>165
>>187-188=>>193
>>197

超優良スレになりうるはずだった、いや、ほぼ神スレになりつつあったこのスレを潰すことができて満足だろうな。
お前らみたいなクズがいるから、創作系のスレとかサイトは長続きしないんだよ。

偉 そ う な こ と を 言 う 前 に 、 お 前 が も っ と 凄 い も の を 書 け 。
そ れ が で き な い な ら 他 人 の 作 品 に 言 い が か り を つ け る な。
他 人 に イ チ ャ モ ン を つ け る し か 能 が な い な ら 、 オ ナ ニ ー し て 寝 ろ 。

こういうことを書くことで、>>165とか>>197みたいなキチガイの狂った自尊心を満足させてしまうんだろうが、
書かずにはいられなかった。スマソ。

257:名無しさん@ピンキー
09/01/12 03:41:38 aWA8bvZF
瑞菜シリーズ面白かったのに、残念。
調教師が眼光とビンタ二発で瑞菜を屈服させたくだりが好きだった。
あの調教師かっこよすぎ。サングラス着用とかは効果的なのかも。
こちらの感情を読み取らせにくくできるから。案外メジャーなアイテムなのかな。
そのうちどこかで使ってみたいなぁ。サングラス着用設定。

258:名無しさん@ピンキー
09/01/12 04:08:05 ChfPPQHH
瑞菜シリーズの作者の過去作品で芽衣っていうの読んだら、これから書かれるハズだった方向性が見えた気がした
ジャンルは違うけど雰囲気や設定はよく似てるね

259:名無しさん@ピンキー
09/01/12 04:41:22 ZoAUvCL+
奴隷!何と危険で甘美な響きだろう。
誇り高き人間の尊厳、権利、自由を奪い、意のままに弄ぶ。
その危険な世界に魅入られた者共によって、
このスレは逆境をはねのけ存続していくはずである。


260:海賊たちの性奴45
09/01/12 05:05:26 /eCq6+KK

最高に盛り上がったガスパール征伐の宴もひと段落ついたところで、オレガノ
は皆の輪から抜け出して鳥の揚げ物を片手にふらつく足取りで船倉に降りた。
酔いにまかせて機嫌よく鼻歌など歌いながら、腹を空かせた奴隷にエサでもや
ろうと、いつもの柱に近づいていく。
そこで彼は、愛用の性奴が柱の影で膝を抱えて、小さく丸くなっているのをみ
つけた。
どことなくしょぼくれた気配を感じる。
近づいても顔をあげないので、頤に手をやって強引に顔をあげさせると、ノー
ルは普段は夏の海のように輝く明るいクリアブルーの瞳を、涙で赤く濡れ腫ら
してしまっていた。ほんの少しだけ低めの愛らしい鼻の頭も、涙の塩気で赤く
剥けてしまっている。
そんな調子で鼻を鳴らすノールを見下ろして、
「……なあに泣いてやがる。また怖い夢でも見たのか?」
酔いが覚めた思いでオレガノが問うと、ノールは無言のままふるふると首を横
に振って答えた。
「じゃあ、どうしたい」
「……なんでも、ないです」
なんでもないのに、そんなしょぼくれた面するヤツがあるか―
言いかけてオレガノは口をつぐんだ。
このタイミングである。言われなくても思い当たる節はあった。
昨夜は上物のドレスで着飾って、鎖を解かれ、陸の町を自由に歩きまわってき
たばかりのノールなのだ。
それが、こうして船に戻ってきて、再び船倉に繋がれてみて。ノールは改めて
己の身の不幸を自覚したのかもしれない。
高貴な生まれの少女をこの暗い船倉に鎖で繋いでもう5年。
―もう潮時、か。
オレガノは一旦沈黙し、それから少し改まった口調で告げた。
「……もう少しだけ辛抱してろ。ノール、オレ達はこれからひと稼ぎして、あと
2、3人新しい性奴を手に入れる。そうしたら、おまえはもうお役御免だ。陸
に放してやる。ちゃんと金を持たせて、自由の身で、な。―長い間、本当に
よくやってくれた。後はもう、どこでも好きなところにいって、自由に暮らす
といいさ。なんならマクベインのヤツを頼るといい。ヤツはおまえに惚れてる。
頼っていけば、きっとお姫様みたいに大事にしてくれるさ。
―だからもう、そんなしょぼくれた顔するんじゃねえ」
オレガノが語ると、ノールは衝撃を受けたようにオレガノを見上げて、目を見
開いた。
その瞳にみるみる透明な涙の膜があふれていく。
―そこまで喜ぶことはねえだろう
口元を抑えて何も言えなくなってしまったノールをみやって、オレガノは面白く
なさそうに続けた。
「……喜びすぎだ。そりゃあけっこう酷ェ目にも合わせたが、これでもそこそこ大
事にしてやったつもりだぜ? ……そんなに嫌だったのかよ」
「ち、ちがう……ちがうよ……、せんちょ……」
「違わねえだろ。……まあ、いい。替わりの女が揃うまで、あとひと月ぐらいの辛
抱だ。それまでは今まで通り気張って頼むぜ」
「ま、まって……、まってよ……。ど、……して。そんな、酷いこと言うの。わた
し、なにか悪いことしましたか?」
「……あン?」
「じゅ、10年は飼ってくれるって……きのう、言った。……言った、のにぃ……」
手首と手の甲でこぼれる涙を拭いながら「ひーん」と子供のように顔をくしゃくしゃ
にして泣き出してしまう。
オレガノは面食らって言った。
「まてまて。ちゃんと話を聞けって。なにも極悪非道の奴隷商に売ッ払うってんじゃ
ねェんだ。ちゃんと金もつけて自由の身でな……って、聞けよオイ!」
「いやだ……いやだよぅ!」
言い聞かせようにもノールは大きく首を振って泣くばかりで一向に埒があかない。

261:海賊たちの性奴46
09/01/12 05:06:48 /eCq6+KK
扱いかねていると、
「おー、船長、なに泣かせてんだよ!」
「数年ぶりの大泣きじゃねえか、ノール。どうした、オイ」
「なんスか、お別れの鬼畜プレイでもしてたんッスか?」
船員たちがどかどかと大騒ぎしながら船倉に降りてきた。
「お別れ」の言葉にノールの裸の肩がビクリと震える。
泣きはらした顔をあげて、ノールは捨てられた子犬のように皆をみつめた。
憂いを帯びて赤くなった瞳が、いつもよりぐっと色っぽくみえる。
そんなノールを眺めて、取り囲んだ海賊たちは感慨深げに言った。
「……こうしてみると、やっぱりお姫様だよなあ」
「ああ、オレ等みたいなのとは育ちが違うって顔に書いてあるぜ。お上品な面して。
最近はもう見慣れちまってたが、港で他の売女とヤった後は違いがよくわかるな。
こんな上玉そうはいねえよ」
「せっかくここまで上物に育ったってのに、放しちまうのは惜しいなあ。……まあ、
しょうがねえか」
「ああ、今までよく働いてくれたさ。なあ、ノール。……お勤めご苦労さん」
すでにオレガノから話を聞かされていた船員たちが、口々に別れを告げる。
と、
「……う……うあああーーーーん!! ひどい、ひどいよぅ! みんなのばかーー
ー!!」
盛大としか言いようのない声で泣き出したノールに、海賊たちはそろって身を仰
け反らせた。
「……な、なんだ、どうした? ……船長、もしかして、また鬼畜商人に売ッ払う
とか言っておどかしたんじゃあ……?」
「いや、ちゃんと説明してやったんだが……」
オレガノと船員たちが揃って首を捻る。
ノールは泣きやまない。
わんわんと大音量で泣き続けるノールに向かってオレガノはイライラと言った。
「おい、いいかげんにしろ。そろそろ泣きやまねえと乳首にピアス穴あけるぜ」
途端に、ノールの華奢な裸がびくりと大きくふるえた。
ノールはフォークの先っぽすら怖がるほどの極度の先端恐怖症なのだ。
乳首へのピアッシングは、そんなノールへの切り札的な存在だった。
最近ではほとんど使うこともなくなっていたが、ノールがもう少し幼かったころ
などは、調教中どんなに抵抗しても「乳首にピアス穴開けるぞ!」の一言でぴたり
と抵抗をやめたものだ。
―ところが。
「お、おっぱいにピアスつけたら、まだこの船で飼ってくれますか? だったらつ
けますよ! おっぱいにだって、あそこにだって。いくつだって。だからお願い、
なんでもしますから、わたしをもう少しこの船にいさせて……」
「……なにィ」
今度はオレガノたちが驚く番だった。

262:海賊たちの性奴47
09/01/12 05:07:50 /eCq6+KK
「長く飼いすぎちまったかなあ」
しばらくして、泣きつかれて寝てしまったノールを見下ろして、オレガノはなん
とも言えない気分を言葉に乗せた。
持って生まれた才能か、生来順応性が高く、お姫様育ちのクセに海賊船の下働き
にもすぐに慣れてしまったノールである。もしかすると、性奴という過酷な境遇
にも適応しすぎてしまったのかもしれない。
「それにしても……」
血を見ただけですぐ失神してしまうヘタレのくせに。
まさか、自分からピアッシングまでせがんでくるとは……。
「うーむ」
オレガノが唸ると、船員たちがそれぞれ意見を述べた。
「……まあ、本人がこのままでいいってんだから、このまま飼ってやればいいんじゃ
ねえスかね?」
「そうそう、本人が降りたいって言った時に、降ろしてやりゃあいいんですよ」
「……ふぅむ」
他の海賊たちの意見も同様のようだ。
それはそうだろう。
ノールほどの上玉が、すすんで船に置いてくれと言っているのだ。
それを無理に降ろす手はないのかもしれない。
―だが
とオレガノは懸念する。
船長である彼自身も含めて、皆、ノールに情が移りすぎてしまっている、それが
気がかりだった。
古来より、外洋船に女を乗せるのは大きなタブーであるとされている。
男所帯の船に、ただ一人の特別な『女』。そのような存在は必ず大きな禍を招く
元凶となる。
だからこそ、海賊船に必要なのはただの性処理用の肉穴なのだ。
ノールを飼うと決めた時に真っ先に伝えたことでもある。
だが、今では、彼を含むこの船の男たちは、間違いなくノールをただの肉穴とし
ては扱えなくなっている。
ノールを一人の人格を持った少女として愛着を持ちはじめているのだ。
それで問題が起こったわけではない。
だが、争いが起こってからでは遅いのも事実だった。
オレガノが懸念を伝えると、船員たちも腕を組んで考え込んだ。
「東の国には『傾城』ってことばがあるらしいですけどね……」
「国を滅ぼす美女、か。確かにこいつには、その素養があるのかもな」
何気なく呟いて、オレガノはちらりとノールをみやった。
視線の先では、少し前から目を覚ましていたらしいノールが酷く傷ついた表情を
浮かべてオレガノを見上げていた。
「わたしはやっぱり、母さまと同じなの?」
ひどく儚い声で、そう言った。


つづく

263:名無しさん@ピンキー
09/01/12 05:12:42 /eCq6+KK
輪姦シーンに突入するはずが、手前でうだうだしてしまいました、申し訳ない
次こそ間違いなく輪姦シーン……というか次で『海賊たちの性奴』は終了の予定です。

新入りの性奴とノールの絡みとか、もろもろもう少し書き残したシーンもあるので、
もしかしたら時期をおいて第二部書くかもですが、ひとまずは次までということで。
次はお待たせすることなく一週間以内にUPできると思います。

264:名無しさん@ピンキー
09/01/12 05:22:17 ChfPPQHH
本命キタ!!
・・・と思ったら次で終わりってウソでしょ(;´゜Д゜)
マジで職人がいなくなっちゃうじゃないかよ

265:名無しさん@ピンキー
09/01/12 09:10:08 h8EPyhR/
え…次で終わりとな…いつか終わるとはわかっていたがこのタイミングで…!!
悲しいけど毎日チェックして待ってる!!

266:名無しさん@ピンキー
09/01/12 09:47:01 5Rsvfkdl
自由にしてやるといわれて泣くほど悲しむ少女奴隷(;´Д`)ハァハァ

第二部にも期待!

267:名無しさん@ピンキー
09/01/12 09:50:11 tYi2xixb
いっそ船長はノールたんを引退させて嫁に貰えばいいよ!

268:名無しさん@ピンキー
09/01/12 13:04:48 a6Uh88zF
この流れで良く書いてくれた。GJ!

269:名無しさん@ピンキー
09/01/12 15:45:22 8hV0e4FZ
むしろみんなで海賊を引退して無人島でのんびり暮らせww ノールは永久全裸で。

270:名無しさん@ピンキー
09/01/12 18:04:48 lax5ucKS
流れぶった切って申し訳ないが、女王が妹にはめられて奴隷の身分にされて結局、妹も奴隷にされるっていう内容のSS知ってる人いる?

271:名無しさん@ピンキー
09/01/12 18:52:26 W7nRDbmJ
空想地帯の「転落の女王」かなあ

272:名無しさん@ピンキー
09/01/12 20:37:01 BCtATpRF
GJです!

273:名無しさん@ピンキー
09/01/12 23:53:37 g8RtYmkC
GJ!!
最後は豪快な輪姦で頼む!!
できれば二部で新しい奴隷の調教も書いてほしい
やっぱ海賊シリーズ最高!

274:名無しさん@ピンキー
09/01/13 03:08:11 2dVgRh47
GJ!!
かわいーな

275:名無しさん@ピンキー
09/01/15 15:34:35 K27LKkjm
続きまだ?

276:名無しさん@ピンキー
09/01/15 19:51:56 Pxatdzk5
このスレ始めてきたが一気に読んじまった。GJです。

277:名無しさん@ピンキー
09/01/17 02:25:13 T1x0nkCM
宣言ではこれで最終回の予定でしたが、申し訳ない、あと一回だけ続くんじゃ

278:海賊たちの性奴48
09/01/17 02:25:49 T1x0nkCM
「……なに?」
意図が読めず問い返したオレガノに、ノールは消え入りそうな声で続けた。
「わたしがいると、みんながケンカになるの? だから、わたしは捨てられるの?」
「……違う。そうじゃねえよ」
「……うそ。だって、さっき船長言ったもの。わたしが『国を滅ぼす女』だって。
だからこの船にいたらダメなんだって」
「あ、あれはだな……」
「母さまもそうだった。ただ居るだけで周りのみんなを不幸にしてしまう。国が
滅びてしまう。
みんな、母さまを恨みながら死んでいった。
母さまさえいなければって、思いながら殺されていった。
母さまはなにも悪いことなんてしてないのに。
―わたしだって。
みんなにケンカして欲しいなんて、思ったこともないのに……」
そこで言葉を切り、ひぃん、と短く泣いて、ノールは裸の肩をふるわせた。
―そう言えば。
そんなノールを見下ろして、オレガノは思い返していた。
この女は、いつだって容姿を褒められることを喜ばなかった。
みっつの穴を使う順番で船員たちがふざけあって揉めたりすると、いつも慌て
て仲裁に入ってきた。
その理由を、オレガノはようやく悟ったのだ。
静かに激昂する少女をなだめかねていると、ノールはそこでふらりと立ち上がっ
た。
はじめてみるような生気の抜けた顔。
「……わたしはただ、みんなと仲良く暮らしたかっただけなのに……な」
月影とランタンの明かりに照らされて、夜の甲板に立つノールの裸身は神がか
りに美しかった。
「ずっと飼ってくれるって、……思ってたのに……な」
「おい、なにしてる!」
船べりに移動して手すりをまたいだノールの意図を悟って、オレガノが慌てた
ように立ち上がり、駈け寄る。
だが、距離が遠い。
「……母さま。もう……無理だよ。―わたしも、母さまのところに」
「待て!」
―間に合わない!
駈け寄るオレガノの手はぎりぎりのところで届かない。
呟いたノールが甲板から身を踊らせようとして―
―そこで思いとどまった。


279:海賊たちの性奴49
09/01/17 02:27:20 T1x0nkCM
「うぅ、やっぱ怖いよぅ」
「ちょ、待てェェエエエエ!!?」
海面までの距離が意外とあって怖かったのか、身を屈めて思いとどまったノー
ルのわずか10センチほど上を、ダイビングキャッチしようとしたオレガノが
通過していった。
「……え?」
「おいィィイイ!?」
―ドパーン
「船長ォ――ッ!?」
間抜けな音を立ててオレガノがひとり夜の海に落ちると、船員たちが慌てて船
べりに集合した。
「生きてやすか!?」
「おい、急いでいかりを下ろせ!」
「ボートだボート。はやくしろ、この辺りはサメの群生地だぞ!」
そんな船員の声が聞こえたのか、直後に波間からオレガノの切羽詰った叫び声
が聞こえた。
「うおおおお! 背びれが、背びれが! 三頭も追ってきやがるううう!?」
船のまわりを全力でクロールしはじめたオレガノの背後に、確かに黒い背びれ
がみっつ迫っていた。
「船長ォ――ッ!?」
「うおおおおおおお!!」
バシャバシャバシャバシャ
―追いかけっこは5分ほども続いただろうか。
結論から言うと、イルカで助かった。

280:海賊たちの性奴50
09/01/17 02:27:53 T1x0nkCM
しばらくして。
船員たちによってようやく救助されたオレガノは、ずぶ濡れの赤髪をかきあげ
て、これ以上ないほどに不機嫌な顔を甲板のうえにさらした。
そんなオレガノに背後からノールが恐る恐る声をかける。
「あ、あの……、……せ、せんちょう?」
「……なんだ」
「……ご、ごめんなさい」
その謝罪には応えず、オレガノは無言のままじろりとノールを振り返った。
「ひ」
その迫力に圧されてノールがびくりと肩をすくめる。
オレガノは船の底に響くような声で言った。
「……てめェ。よォくゥもやってくれやがったな……」
「ひゃ! ご、ごめっ、ごめんなさい!」
おののいたノールが三歩あとじさる。
「わざとじゃないの、せ、折檻は許して……!」
「いいや、もう許さねェ! てめえ、今回ばかりはただの折檻じゃ済まさねえか
らな、覚悟しやがれ!」
「あう、あう……!」
怯えきったノールに、のしかかりながらオレガノは言った。
「おまえはもう、この先死ぬまでオレ達の肉奴隷だ。これからはもう、どんだけ
嫌がっても、泣いて懇願しても、絶対に自由の身にはしてやらねえ。船倉の奥
に鎖で繋いで、使い物にならなくなるまでハメてハメてハメ壊してやるぜ」
耳元で宣言すると、ノールは驚いたように抵抗をやめた。
「ほ、ほんとに……?」
「そこで喜ぶな、アホウ」
オレガノがぽかりとその頭をはたく。
だが、ノールはもう聞いてなどいなかった。
「ほんとに……? わたし、ここに居てもいいの……? 船長……ッ!」
柔らかな身体が感極まって抱きついてくる。
求められるままに両手を首のうしろにまわされ、弾力のあるふたつの乳房をむ
にゅりと顔に押し付けられながら、オレガノは苦い諦念を浮かべていた。
―この娘が本気で海に身を投げるなんて、どうして思っちまったんだろうな。
結局、ノールの周囲にはこんな喜劇しか起こらないのだ。ノールに傾国の美姫
は、悲劇は似合わない。
彼の心配はもとより杞憂だったのだろう。
「覚悟しやがれ、今夜はげっぷがでるほど犯しまくってやるぜ」
「……あいっ」
ノールは元気いっぱいに応えた。

281:海賊たちの性奴51
09/01/17 02:29:12 T1x0nkCM
船員たちのリクエストで、今夜はまずノールに服を着せてから輪姦すことになっ
た。
昨夜のノールの見事な化けっぷりをみて、皆、興をそそられたのだろう。
オレガノが命じるとノールは最初嫌そうに渋ってみせたが、
「なんなら今夜はピアッシングショーでも別にいいんだぜ? おまえさっき自分
でやるって言ってたし」
オレガノが言うと、「服着てきます!」とノールはぴゅーっと大慌てで船倉まで
走っていった。
ややあって着飾って戻ってくる。
「お、おまたせしました」
オレガノの指定で、ノールが身に纏ったのは昨夜の超高級ドレスだった。
汚して売り物にならなくしてしまうのは惜しいが、今夜は色々特別なのだ。大
奮発である。
皆の反応をみると、その甲斐はあったようだ。
船員たちは、昨夜同様、またたく間に絶世の美姫に化けたノールをあんぐりと
口をあけて眺めていた。
ウェストの引き締まった、やや露出の高い豪奢な絹のドレス。そこからのぞく
少女期特有の魅惑の鎖骨が目に眩しい。
ほっそりとした喉元と形のよいおとがい。なにより、薄く白粉をはたいた頬と
紅い朱を挿した唇が、ばつぐんに色っぽい。
髪をアップにする時間はなかったのだろう、背中に流したままの長くまっすぐ
な髪は月影を溶かし込んだように輝き、切りそろえられた前髪のしたでは、泣
きすぎてやや腫れてしまった青い大きな瞳が皆の注目を浴びて照れたように伏
されていた。
「おおう……」
―普段。全裸のまま寝藁で寝こけている姿などはまだまだ子供だというのに、
いつの間にこれほどの女に育ったのか。
あまりの化けっぷりに気が引けて手を出しかねている船員たちをみて、オレガ
ノはノールに歩み寄ってぼそぼそと何事か囁いてみせた。
ノールはうんうんと何度かうなずいてみせると、皆の前でふくらんだスカート
の裾をつまんで腰を折ってみせた。
「……わたくしアリエノール・セイル・ラン・クレンシアは今宵、この身の果て
るまで、皆様の性奴として勤めることをお誓いいたします。
ふつつか者ですが、どうかみなさま、末永くわたくしを可愛がってくださいませ」
そこでするりとスカートをたくしあげ、露わになった金色の叢と純白の股間を
皆の視線に晒しながら、ノールは恥ずかしそうに、幸せそうにいうのだ。
頬を染めて、瞳を潤ませながら。
まるで永遠の愛を誓う花嫁のように。
「この身も心も、ノールのすべてはみなさまのものです。だから、今宵はどうか
ノールのはしたない穴に、みなさまの子種を溢れるほど注いでくださいね……」

282:海賊たちの性奴52
09/01/17 02:32:20 T1x0nkCM
「お、おう!」
ノールの宣誓に真っ先に反応したのは、船員のひとり、切り込み隊長のパイル
だった。
たくしあげたノールのスカートのなかに潜り込んで、いそいそと少女の股間に
顔を埋めてくる。鑑賞するのももどかしそうに、膣口の周囲を舌でなぞりはじ
めた。
「……あンっ」
ぴくん、と顎をあげたノールが、やり場なく目を伏せる。
普段の、羞恥など欠片もなく全裸で船を歩き回る様子からは想像もつかないよ
うな色っぽさだった。
やはり、服を着ると羞恥心がよみがえるらしい。
その様子にごくり、と喉をならした料理長のガスコンが、ノールの背後にまわ
りこんでスカートのなかに潜り込む。
お尻の谷間を割り開いて隠された後ろの窄まりに舌を差し入れると、ノールは
内股にした脚を細かくふるわせて、たくしあげたドレスをきゅうっと握りしめ
た。
きつく閉じあわされた唇から声が漏れる。
「っは、くぅう……ッ」
前と後ろからふたりの海賊に舌で嬲られて、まっ白なおとがいを晒した美姫が
身をふるわせて悶える。
その艶姿に、たまりかねたように先を越された海賊たちが叫んだ。
「オイ、おまえら、抜け駆けはずるいぞ!? さっさと替わりやがれ!!」
「うるせい! こんなものは早いもの勝ちだろうが!!」
罵りあう海賊たちに、ノールは慌てたように言った。
「わたしはみんなのものだから。ちゃんとみんなの相手をするから、だからケン
カしないで?」
「……おう」
化粧のせいか、普段よりぐっと大人びてみえるノールに諭されて、海賊たちは
不思議と逆らえず、大人しく引き下がった。
「せっかくだ、チ○ポ咥えて子種まみれになる前に、たっぷりと視てもらえ」
「……あい」
オレガノの言葉にノールがさらに真っ赤になる。
言葉遣いにだんだんと地がでてきたが、それもまた愛らしかった。
「ノールの恥ずかしい姿、今夜はたっぷりと見てくださいね……?」
前後から男たちのクンニを受けながら、上目遣いにノールが言った。
「お、おう……」
限界まで股間を膨らませながら、男たちが応える。
たしかに、今のノールはすぐにぶっかけて汚してしまうのが惜しいと思えるほ
ど、すばらしいお姫様ぶりだった。
結局ノールは、そのまま全員の愛撫を膣口と菊で替わる替わる受けることにな
る。
そうして何度も絶頂を極め、ノールが身も心も骨まで蕩けたところで―
―輪姦がはじまった。

283:名無しさん@ピンキー
09/01/17 02:36:39 T1x0nkCM
今夜はここまで、残りもできるだけ早いうちに書きたいと思ってますが、
仕事が忙しくなってしまい・・・可能な限りお待たせしないようにしたいと思います。
陳謝。


284:名無しさん@ピンキー
09/01/17 03:00:41 cRCf3rEX
す、寸止め……(^^;

いやいや、ご自分のペースで続けてください。
身投げを思いとどまるノールが可愛すぐる!!

285:名無しさん@ピンキー
09/01/17 05:54:57 Lz/qvRfw
GJ!良かった!
船長はノールとケコーンして生涯奴隷にしちまえよw

286:名無しさん@ピンキー
09/01/17 06:34:24 KXI7JLQD
いやいや独り占めは船長的に気が引けるだろうから
船のみんなと結婚して生涯輪姦宣言

287:名無しさん@ピンキー
09/01/17 07:54:15 BV9NRfN7
ノールたんアホやw
だがそこがいい!!
船長とのケコーンもいいが生涯性奴もいいな(*´Д`)ハァハァ

288:名無しさん@ピンキー
09/01/17 08:22:33 38doqk1s
自ら乳首ピアスして竜骨と鎖で繋ぎ永久奴隷宣言…うそうそ

海賊たちには全員一列に整列して順番待ちしてほしい

289:名無しさん@ピンキー
09/01/17 11:02:55 /3bKSOUM
サメの群生地wwwwwwwww

290:名無しさん@ピンキー
09/01/17 11:06:50 /3bKSOUM
吹いたり萌えたりなごんだり正座したりで
正直こっちも大忙しですよ。GJ!

291:名無しさん@ピンキー
09/01/17 11:24:11 dA2fHOCq
次回の冒頭でいきなり輪姦が終了してませんように!

292:名無しさん@ピンキー
09/01/17 12:26:51 +OQRhoYI
いかん、俺は船長に萌えて仕方がないw

GJ!次もwktkして待ってるんだぜノシ

293:名無しさん@ピンキー
09/01/17 14:52:58 AEf7qkdy
何、この勿体つけは?

294:名無しさん@ピンキー
09/01/17 14:57:23 G55e9f6g
ノール専用スレ作れよ

295:名無しさん@ピンキー
09/01/17 18:23:40 PwRIWGEH
次でラストぽいのにスレ立ててどうすんだw

296:名無しさん@ピンキー
09/01/17 21:24:48 7jAgiLUo
イルカで吹いてしまったw
腹ボテなノールたんみてぇなあ

297:名無しさん@ピンキー
09/01/18 00:10:50 VPdBCFnX
ダイビング船長フィタwwwww

298:名無しさん@ピンキー
09/01/18 00:51:14 juM8GCIB
イルカwwww

299:名無しさん@ピンキー
09/01/18 09:56:42 ljW3RGZw
鮫の群生地(海上でも「地」でいいのかな?)に住むイルカ類は、時に鮫よりも凶暴だ…



後世の学者たちはそのイルカをシャチと呼ぶ。

300:名無しさん@ピンキー
09/01/18 16:36:47 kNyB52Jf
学者云々なら、オルキヌスオルカ(学名)やキラーホエールと言うべきだろ。
シャチは昔の日本で鯨やイルカとごちゃ混ぜにした意味合いがある。

つーか、つまらん展開だ。
人気が出たらエロはおあずけかよ。


301:名無しさん@ピンキー
09/01/18 17:25:33 tWxgnXkJ
またわいたみたいだ。

みんな、全力でスルーだぞ。

302:名無しさん@ピンキー
09/01/18 18:09:30 IdR5ZlcS
ノールはほんとに萌えさせていただいた。
作者さんの書いた鬼畜作品というのも見てみたいな

303:名無しさん@ピンキー
09/01/18 20:18:23 fEWkkUVT
十分エロいじゃないか。
ドレスは全部脱がせないにしてもどこまでならありなのか。
やはりオパーイは出してほしいw

304:名無しさん@ピンキー
09/01/18 21:00:55 D2GnhEXx
乱交の後日はノールの気持ちもかんがみて
おっぱいや股間や尻丸出しのエロ奴隷ドレスに仕立て直してあげてほすい
首輪も一体化したデザインで

305:名無しさん@ピンキー
09/01/18 22:57:03 3SptuGJm
しかしノールたんが犯されすぎて孕んでしまった日には
海賊一同、父性に目覚めてしまって
ノールたん的には奴隷としてイジメてほしいのに
みんなに過保護に扱われ欲求フマーン

……なんて展開が勝手に思い浮かんだぞ(汗

306:名無しさん@ピンキー
09/01/19 02:20:21 gJl7cEr1
そこまでいったらもう海賊とか成り立たんなw

307:名無しさん@ピンキー
09/01/19 11:05:27 0mJk8OYs
安定期とか知らないので妊婦セックルしまくりで流産しまくり

308:名無しさん@ピンキー
09/01/20 21:15:09 Rq7tgkiM
二次元なので無問題

309:名無しさん@ピンキー
09/01/22 05:20:34 LxnJHzMe
ノールの作者はせっかく独壇場になったんだから勿体付けずにさっさと完結編を書けばいいのにね
それでこのスレも終了するんだし

310:名無しさん@ピンキー
09/01/22 07:55:31 5UYM1T2A
>>309
職人さんにも都合ってもんがあるだろう。
いつもパソコンに向かっていられるほど暇じゃない。

311:名無しさん@ピンキー
09/01/22 08:57:30 mV/xbvGS
>>309
きみが新作を書けば終了しないさ

312:名無しさん@ピンキー
09/01/22 20:39:38 dvwC2ts1
>>311
現実は難しいよな。

313:名無しさん@ピンキー
09/01/27 08:05:22 KUTFo4Rm
>>311
誰かが新作を書いても高確率で
『これもつまらないから終了で。ノールタソ2部マダ~?』
って書き込まれて終わる。

314:名無しさん@ピンキー
09/01/27 08:08:23 KUTFo4Rm
>>311
誰かが書き込んでも高確率で、
『コレもつまらないから終了で。ノールタソ2部マダ~?』
って言われて終わる可能性が。

315:名無しさん@ピンキー
09/01/27 11:47:21 tqgXJjYL
大事なことなので二度言いました

316:名無しさん@ピンキー
09/01/27 12:59:52 oOsreNvn
実際けっこう大事だったりするよね

317:名無しさん@ピンキー
09/01/27 13:57:00 Oz9E5xuQ
まあ、そういうこと言う奴や作品比べる奴が糞なんだがな

318:名無しさん@ピンキー
09/01/27 20:51:19 rngQ6556
皆意見は違おうと、息子たちの心は一つなのだよ……。

319:名無しさん@ピンキー
09/01/28 01:36:15 +p1atlth
>>314
言われたからどうだと言うんだねw

320:名無しさん@ピンキー
09/01/28 06:58:44 dx3jENoH
>>314
「じゃあもっと面白いのを書いてやる!」と思って欲しいのが読者なんだよね
真に勝手な話ではあるが

321:名無しさん@ピンキー
09/01/28 08:57:20 ZR6y0jk8
>>320
書き手からすると、「最悪どのスレでもかまわんから、変な奴のいるスレはやめとこう」という話になるんだがな

322:名無しさん@ピンキー
09/01/28 21:22:20 efinrKdF
つまらんもんはつまらんって言うのは読者の当然の権利だろ。
基本的にここは作者と読者は対等だと思うぞ。
なによりせっかく神SSで良い感じに盛り上がってるスレを横から駄作によって消費されたくないと思うのは自然な感情だろ。

323:名無しさん@ピンキー
09/01/28 22:05:09 xj76dCKg
基本的なこのスレの使い方は>>1に書いてある

>【批評禁止】荒れる上にまともな職人も潰れるから、SSへの批評はもう全面禁止。
>気に入らないSSがあったらレスしないようにしよう。

つまらんと感じたものをつまらんと思うのは勝手だが、自分の不満を周囲にも
知ってもらわないと気がすまないってなら、それはただのマザコン

ちゃんと成人してるなら頼むからスレのルールぐらいは守ってくれ

324:名無しさん@ピンキー
09/01/28 22:08:11 mjQmPi9T
どの辺に「対」が当てはまるんだ?
たとえば商業作家と読者の関係ならば「対」価を支払っているわけだが。
個人的には対等ではないと考えるが、どのみちこの雰囲気ではさぞ作者はうpしにくくて離れていくだろう現状を思えば、
もうそんなことは今更どうでもいいことか…

325:名無しさん@ピンキー
09/01/28 22:22:31 +b7ZpTL3
ノールってそれほど面白いと思わんけどな

326:名無しさん@ピンキー
09/01/28 22:35:43 eXfg28SV
>>322
対等ってのは、労務を支払った作者に対し、読者が「気遣い」を支払うことで成立するって思う

327:名無しさん@ピンキー
09/01/28 22:45:20 fET5gKXa
もう書き手こないな。

328:名無しさん@ピンキー
09/01/28 22:48:06 ZR6y0jk8
>>327
俺別スレで書いてるけどさ、言いたいことは>>321で言ったよ

329:名無しさん@ピンキー
09/01/28 22:57:47 L5HoMdGu
いや、ノールの作者は平気で来るはずだよ

330:名無しさん@ピンキー
09/01/28 23:57:36 N91fLX0o
てことはノールをうざがって書き込みをするスルーできない子ちゃん達は
結果的にノールの作者以外を追い出してるわけだ。あたまわるういw

331:名無しさん@ピンキー
09/01/28 23:58:03 efinrKdF
対等だろ。
作者だって読者の賞賛が欲しくて来てんだろ?
だったら、それに見合う物を提供しなきゃ叩かれるさ。
読者だって貴重な時間を使って読んでるんだから。

332:名無しさん@ピンキー
09/01/29 00:42:20 OqC2qY8R
>>331
さすがにそれはおかしい。
賞賛に見合うものだと思わなければ反応せずスルーすればいい話。
続きを期待するほかの読者の権利まで侵害するな。
作者のいないスレはあっても読者がいないスレなんか見たことない。対等なわけないだろ。

333:名無しさん@ピンキー
09/01/29 00:55:12 rh9wgK2E
>>331様はもうこなければその貴重な時間とやらを消費しなくてすむよ

書き上げる労力>読む時間 の間に等号が成立するとは思わん

そもそも、何度も言われてるが>>1に批評全面禁止と書いてある以上は
このスレのSSを読んでいる>>331様に叩く権利はないぞ

334:名無しさん@ピンキー
09/01/29 01:27:13 Mao0oN3z
>>331はスレを潰したいだけのキチだからみんな触らないように

335:名無しさん@ピンキー
09/01/29 01:29:46 u7L3sAj+
誤爆でやれよ
基地外からスレを守ろうという気持ちも分からなくはない
だがこのスレの需要は

336:名無しさん@ピンキー
09/01/29 01:33:32 u7L3sAj+
途中で書いちまった
このスレの需要はまだあるからキチは放置でも無問題

337:名無しさん@ピンキー
09/02/05 00:45:35 whdT0mVH


338:名無しさん@ピンキー
09/02/05 09:53:27 xXubwKDM


339:名無しさん@ピンキー
09/02/05 10:03:01 6eR8hlN+


340:名無しさん@ピンキー
09/02/05 11:06:31 cEmZcBUG


341:名無しさん@ピンキー
09/02/05 17:31:53 xXubwKDM


342:名無しさん@ピンキー
09/02/05 17:54:13 XPs6Ueuk


343:名無しさん@ピンキー
09/02/05 21:31:00 ffFmyCcn


344:名無しさん@ピンキー
09/02/06 00:28:26 GUJbkbeG


345:名無しさん@ピンキー
09/02/06 00:42:16 I8OAQ/yC


346:名無しさん@ピンキー
09/02/06 07:12:46 UtQeQwX4


347:名無しさん@ピンキー
09/02/06 23:12:45 qrhzurGc
キモいよ

348:名無しさん@ピンキー
09/02/07 02:56:32 VLdF+wnQ
もっと罵ってください、ご主人様 (*´д`*)ハァハァ

349:名無しさん@ピンキー
09/02/10 06:11:06 I4MRBbw2
御坂美琴や白井黒子をペットにしたい
禁書目録は噛みグセがあるのでいらない

350:名無しさん@ピンキー
09/02/10 08:00:50 RZZCC084
じゃあ、風斬、吹寄、五和の巨乳トリオは、
私が奴隷にしますね。
スレチですね、すいません。

351:名無しさん@ピンキー
09/02/11 05:49:01 987tKJKL
スレチじゃないと思う
もともとこの板は二次創作の板だし
だから自分が好きアニメや小説やゲームのキャラを奴隷にするSSが投下されても
いいんじゃないだろうか

というわけでオリジナルやSSの投下を座して待ちまする

352:名無しさん@ピンキー
09/02/18 01:29:31 /uvb67s0


353:名無しさん@ピンキー
09/02/18 02:51:23 6sQvCaJS


354:名無しさん@ピンキー
09/02/18 05:53:47 YSTQgDvO


355:名無しさん@ピンキー
09/02/18 18:33:50 9Px5MfN1


356:名無しさん@ピンキー
09/02/18 18:58:46 Z3W67i9b
ボンバヘッ!

357:名無しさん@ピンキー
09/02/19 00:24:06 kH3V499V
なんだ、この書き方流行ってんのかwwwww

358:名無しさん@ピンキー
09/02/24 22:19:42 2DZSpSBk


359:名無しさん@ピンキー
09/02/24 23:12:08 ZaO3PQM0


360:名無しさん@ピンキー
09/02/25 00:31:59 Hbu4d5aN
しょ

361:名無しさん@ピンキー
09/02/25 03:47:24 x0BdPbV4
「うえぇ、ぅぅ…」
 ベッドの上で裸体を緊縛された少女がすすり泣く。
「たくさん出したね、すっきりした」
 男はニヤニヤと笑いながらベリベリとオムツを外す。
「今度は大きい方だよ」
 男は少女に浣腸器を見せた。

362:名無しさん@ピンキー
09/02/25 17:25:30 zuODekNy
何という紳士

363:名無しさん@ピンキー
09/02/28 04:14:37 HBMX5i9W
こっちのスレはあんまり人がいないのかな

364:名無しさん@ピンキー
09/03/01 01:02:58 su++3QAH
皆、座してノールたんの続きを待ってるんだよ。

365:名無しさん@ピンキー
09/03/01 03:40:03 y1a7x6Pr
ペットにされてSSおあずけされる女の子

366:名無しさん@ピンキー
09/03/01 06:25:16 h3op/B9v
ToHeart2やCanvas2、CLANNAD2のキャラを飼いたい

367:名無しさん@ピンキー
09/03/02 00:41:25 x1FxTBkP
>>366
智代が相手なら居心地よすぎて飼われてしまいそうだ

368:名無しさん@ピンキー
09/03/02 07:30:26 F7AFlJOh
桜塚恋を飼いたい

369:名無しさん@ピンキー
09/03/06 02:25:30 HVArlQbR
検察官…
刑事訴訟における捜査及び訴追、
裁判の執行の監督などを職分とする独任制の官庁、
又はその刑事訴訟法上の地位を指す。(wikipedia引用)
そして俺もその検察官の一人だ。
その俺にあるひとつの仕事が飛び込んできた。
それは、ある男の逮捕から始まった。

     ※   ※   ※

男の外見は至って普通の大学生。
親は相当なボンボンなので、一人暮らしでも困るということは
なかっただろう。

…彼は、自宅のマンションに一人の女の子を監禁し、玩具として
弄んでいたのだ。
その女の子は、3ヶ月前学校の帰りに突如行方不明になった高校生だった。
保護されたときの彼女はひどく衰弱していて、
その顔はほとんど精気を失っていた。
発見された当初、彼女の首にはペット用の首輪がされていて
鎖で繋がれていた。
彼女の周りには、使い方の分からない物から
血の気が引くようなおぞましい物まで様々な玩具が転がっていたという。
そして、机上に放置されたビデオカメラと数枚のディスク――

     ※   ※   ※

そのディスクは、確認するまでもなく
彼女の凄惨な姿が記録されているものだとわかる。
今からこれを物的証拠のひとつとして一通り確認するのだ。
罪悪感を感じないわけではない。
仕事と割り切っていないとさすがにやりきれない。
俺は意を決して、番号がふってあるディスクの1番目を再生する。


370:名無しさん@ピンキー
09/03/06 02:33:06 /KIURl/4
しえん! しえんあげ( ゜∀ ゜)!!

371:名無しさん@ピンキー
09/03/06 04:53:22 LLA5d+X2
続か・・・ない?

372:名無しさん@ピンキー
09/03/06 05:21:51 d09c2eoY
続けよ!
中身が気になるじゃないか

373:名無しさん@ピンキー
09/03/07 02:47:24 JrwaUHPD
親がボンボンって間違ってないか?

374:名無しさん@ピンキー
09/03/07 10:20:59 1HfiCXFk
まあね
意味は大体分かるしいいでしょ

375:名無しさん@ピンキー
09/03/07 10:21:34 1HfiCXFk
おわあああああああああああああああああああああああああああああああああ
ageちまったスマン

376:名無しさん@ピンキー
09/03/07 14:30:07 l9v5JV74
ペットや家畜にされるって、人間以外の存在がご主人様でもおk?SF系みたいな感じで。

377:名無しさん@ピンキー
09/03/07 16:28:50 x8fmyP39
スレとしての傾向が決まるほどSS多くないしいいんでない?
注意書きしさえすれば。

378:名無しさん@ピンキー
09/03/08 03:57:44 WTkQvfeL
館物が欲しい

379:名無しさん@ピンキー
09/03/08 21:01:11 IeE5QFO9
高坂弾正「お、お止めくだされ、お館さま」
武田信玄「いいでわないか、いいでわないか」

380:名無しさん@ピンキー
09/03/08 23:00:40 /dl6Z1/O
風林火山スレにゴー

381:名無しさん@ピンキー
09/03/09 07:10:01 EoUTBsdQ
館のペットにされる主人や使用人たち

382:名無しさん@ピンキー
09/03/10 14:10:19 Bbx0/LR7
1

383:369の続き
09/03/11 01:00:15 BqP9/mtq
ディスクが再生され、画面には男の室内が、
焦点が合わずにぼんやりと映し出される。
やがてぼんやりとしたものが輪郭付いてくると
男の部屋の詳細がはっきりとわかるようになる。

その男の部屋は、まるで生活間のない極めて殺風景なものだった。
フローリングにカーペットすら敷いていない。
画面からわかるものは、ベッドと……
例の女の子のみだった。
時々画面がぶれるので、三脚は使わずに手で持って撮っているようだ。
男は、ゆっくりと彼女に近づく。

彼女の様子はというと、
ベッドのパイプに繋がった鎖は首のペット用首輪に伸びている。
ぐったりとしていて、荒い息を立てながら横たわっている。
そのとき不意に、彼女の頬にビンタが一発命中した。
「ひんっ!」
ジャラっと鎖が音を立てて伸びきる。
男は、彼女の髪を引き乱暴に身体を起こさせると
自らの下半身のいきり立たせたモノを、
それを彼女の顔の前まで持っていく。

虚ろな目で男のモノを見つめたまま動こうとしない彼女に
男はさらにビンタを二発頬に入れた。
……彼女は、目に涙を浮かべながらそのモノを舐め始めた。
しばらくの間ぴちゃぴちゃと水音が続く。
やがて男は絶頂に達し、モノを奥深くに沈め彼女の口内に自らの精を注いだ。
彼女がむせ返り、精液を床に吐き出すと
男は彼女の腹を蹴り上げ、彼女が床に吐き出した精液を
彼女自身に舐め取らせた。
さらに男は、その彼女の頭を踏みつけ
すすり泣く彼女に更なる屈辱を与えるべく、彼女に犬の鳴きまねをさせた。
ワンと数回彼女が小さい声で鳴くと、気に入らなかったのか
頭を踏みつける足に力を込めた。
彼女が「痛い!」と叫ぶとその力は更に増していき、
大きな声でワンワンというまではその力を緩めなかった。

384:名無しさん@ピンキー
09/03/12 23:57:44 bNlHhH2/
早く続きを……!

385:名無しさん@ピンキー
09/03/20 17:04:26 pVo1gRs7
保守

386:名無しさん@ピンキー
09/03/26 16:01:24 MikK/MVz
保守

387:名無しさん@ピンキー
09/03/27 12:09:16 R+tIDAbc
漫画でこういうのがあった。

親友から女の買い方を聞いた主人公があるマンションに行くと、
同級生とばったり会って、
そいつが娼婦でやってる内に興奮した主人公が
脅して奴隷にする。
実は親友の元奴隷で
新しい奴隷候補(担任)の調教を始めたので、
主人公がSだと気付いてた親友からのプレゼントだった。
という心暖まるお話。

388:名無しさん@ピンキー
09/04/02 18:23:40 RrPaVlFs
おさがりかよ。

389:名無しさん@ピンキー
09/04/02 22:16:13 N09CCcbJ
>>388
>>387みたいな話はたいてい元の主人の方が不治の病で・・・
という設定が多いので、お下がりだと気にならない。

390:名無しさん@ピンキー
09/04/08 09:46:12 LQzLzBV/
ノールの完結編は……
作者氏が荒れたスレに嫌気がさしたのか……

391:名無しさん@ピンキー
09/04/09 01:31:55 Ck0ezGBj
最終話っつーのは、書き手にしてもものすごく書き難いものだから、ゆっくり待ってればいいんじゃない?
かくいう俺も3ヶ月も執筆中w
書いても書いても終わらない。最終話なんて次回予告打つんじゃなかった…

392:名無しさん@ピンキー
09/04/09 18:45:39 kwjzcBCt
>>391
そういう時は
「俺たちの調教はまだ始まったばかりだ!」
でいったん終わらせて、
続きを書けばイインダヨ~

393:名無しさん@ピンキー
09/04/09 23:13:29 Ruu5ZTkv
俺はようやくのぼりはじめたばかりだからな
このはてしなく遠いお調教坂をよ

394:名無しさん@ピンキー
09/04/11 06:20:07 6pIePRo2
調教受けた女の子は転がり落ちるんだけどな

395:名無しさん@ピンキー
09/04/11 09:18:30 abaBeEEu
バランス取れてていいじゃない

396:名無しさん@ピンキー
09/04/13 01:01:44 tYxVPYyC
調教された後に下克上とかしたら面白いよな
描写が微妙だと調教されてねーじゃんってなるけど

397:名無しさん@ピンキー
09/04/13 09:26:48 e+BPc59F
今更だがCanvas桜塚恋をペットとして(調教済み)飼う話をちまちま書いてまする
元々は牧場スレ用に書いてんだけど、なんかこっちのスレ向きっぽい

398:名無しさん@ピンキー
09/04/13 18:09:34 EKNF6ZOo
キャラは知らないけど、楽しみにしてます。

399:名無しさん@ピンキー
09/04/16 12:55:39 8RsR4Ler
保守

400:名無しさん@ピンキー
09/04/17 23:24:10 cbCvr1Ny
保守

401:名無しさん@ピンキー
09/04/22 11:55:20 aw+0bz30
ノール期待保守

402:名無しさん@ピンキー
09/04/29 23:00:55 AxIFwxCX
同じく期待

403:名無しさん@ピンキー
09/04/30 01:02:35 XC+b8gRP
一気に読んだ
おもすれー

404:名無しさん@ピンキー
09/04/30 09:27:01 IuLlIEl0
私もノールたんの話ほど面白いエロ小説は初めて読みました。続き期待。

405:名無しさん@ピンキー
09/05/01 12:29:35 jYLcoudT
荒らしに名前を付けて家畜にスりゃいい。

406:名無しさん@ピンキー
09/05/04 05:32:11 3NU/wJzg
ペットにされたい。

407:名無しさん@ピンキー
09/05/04 22:30:39 f7XrPR2y
調教された雌犬のように淫らに新作まってる

408:名無しさん@ピンキー
09/05/07 18:58:16 hgvV20d4
色々あって大変お待たせしてしまいました。申し訳ない。
そんなわけでノールの話の最終話です。

・・ちょっとエロが濃すぎて口に合わない人がいるかもです、あっさり風味が
好きな方は閲覧注意で。では、

409:海賊たちの性奴53
09/05/07 19:00:17 hgvV20d4
「ん……っ、ああ……ッ!」
入れ替わり立ち替わり侵入していた男たちの舌が少女の前後の入り口からヌッポ
リと糸を引いて引き抜かれると、とっくに足にきていたノールは支えを失って、
くったりとその場に崩れ落ちてしまった。
前のめりに床に倒れ、わずかに浮かせたお尻と快楽が溢れるおなかを淫らにくね
らせて、恍惚の表情で荒い息をつくドレス姿の美少女。
それでなくとも、海賊たちは我慢に我慢を重ねてきたのだ。
そのうえで目の前にこんな極上の獲物をぶら下げられて、限界まで欲情を滾らせ
た彼らが暴発しないわけがなかった。
「うおおお、も、もう我慢できねえッ!」
「どこでもいいから入れさせろ!」
「どけえッ、ケツ穴はオレが先だ!! オレが入れる!!」
ケンカはしないと言った約束はどこへやら。
海賊たちはお互いにお互いを蹴散らしながら、ノールへ向かって一斉に殺到して
いった。
荒れ狂う雄牛たちの急襲をうけて、
「へッ? なに? なに? あ、ちょっと……、ッて……ひゃああああ!?」
小柄な少女はあっという間に男たちに囲まれて、埋もれて見えなくなってしまう。
割り開かれた両足の左右のつま先だけが、なんとか男たちの肉の輪から見え隠れ
していた。
「―くるし……ッ、お、押さないで。仲良く順番に……―うぅ……ッ」
口を開いた途端に、四方八方から先走りの液をにじませたペニスが大量に押し付
けられて、まともにしゃべるのも難しい。
「こ、こんなにいっぺんに、むりぃ……ッ! ……あむううッ!?」
そのうちの一本にいきなり喉奥まで突っ込まれて、目を白黒させる。すると、す
るりと下腹部に潜り込んだひとりが、ドレスのスカートを捲くりあげて、一気に
前の孔に押し入ってきた。
「――ひあああッ!?」
あとはもう無茶苦茶だった。
あっという間にお尻にまで突っ込まれて、三つの穴すべてをギンギンに滾った肉
槍で塞がれてしまう。
先ほどまでの、たっぷりと時間をかけた、少女の羞恥心を煽るような執拗な愛撫
が嘘のように、海賊たちは我先にと少女に群がり、貪るように腰を振るって、次
々と少女のなかに欲望の塊を爆ぜさせていった。
そうして大輪姦の宴がはじまる。

410:海賊たちの性奴54
09/05/07 19:00:51 hgvV20d4
海賊たちの総数は30人弱。―正確には28人もいるのだ。
当然、少女の三つ穴だけでまかなえる数ではない。
いつもなら穴にあぶれた海賊たちはノールの乳房に直接擦り付けたり、つるつる
の腋のしたに挟ませたりして無聊を紛らわせるのだが、今日のノールはお姫様の
ようにドレスアップをしている。
これを使わない手はなかった。
あぶれた海賊たちはこぞってドレスの隙間に固くなった己の肉槍を挿入し、上質
のドレス地と少女の柔肌とのサンドイッチを堪能していった。
「んむ……んうううっ!?」
フェラチオを続ける少女のドレスの隙間に八方からにゅ、にゅ、にゅ、と男たち
のペニスが次々と侵入してくる。
「おお……この乳肉と布の間で擦られる感触が……堪らんッ!」
「こいつは……最高だぜッ! このまま服のなかに射精(だ)してやる!」
「……ぷあッ!? えええっ!? な、なかはだめぇッ!」
企みを聞いて、ノールはペニスを離して慌てて言ったが、もちろん男たちが聞い
ているはずもない。
「おおお、イクぜッ!」
ビュルッ、ビュルッ、ビュルルッ!
雄叫びと同時に、ノースリーブのドレスのわきから、ドレスのなかにたっぷりと
灼熱の粘液を注ぎ込まれてしまう。
「ひあああ、き、気持わるいよぅっ! ―あむッ」
ノールは堪らず悲鳴をあげたが、その悲鳴も、すぐにいきり立ったペニスに塞が
れてしまった。
「……こら、ちゃんと咥えてろ。……しかし、それ良さそうだな。オレも服のなか
に射精(だ)してやるとするか!」
身悶えるノールをみて、男も真似をしてみたくなったらしい。
ノールの舌使いに限界を迎えると、口を犯していた男はわざわざ肉槍を唇から引
き抜いて、ドレスのなかに押し込んでいった。
「―おーし、くらえッ!」
―ビュルッ、ビュルッ、ビュルルッ!!
「ひああああああッ!!?」
その日最初の、最も量の多い灼熱の雄液を再びドレスのなかに注がれて、ノール
は盛大に悲鳴をあげた。
もはや服のなかは、おへそから乳房まで精液でどろどろの状態である。
ねばついた体液が素肌と布地をぴったりと接着し、裸身のうえに直接放たれるの
とはぜんぜん違う汚辱感に、ノールはぶるぶると身をふるわせた。
その間も膣口とアヌスは海賊たちの限界まで膨れ上がった剛直に塞がれ、ずりゅ
ずりゅと淫らな音を立てて、豪快なピストンで擦りたくられているのだ。
「おなか……ごりごり、は、激しすぎだよぅッ」
「おおし、こっちにもたらふく注いでやるぜ!」
「尻の穴にもだ!」
前後から少女を挟み込むようにして犯していたふたりの海賊が、負けじとばかり
に少女の胎奥で剛直を爆ぜさせる。
「ひああ!? あ、熱いぃッ! ―あむぅ!?」
「うら、声あげてる暇があったら、さっさとこっちも咥えやがれ!」
空いた口にもすぐさま次のペニスを突っ込まれ、悠長に嬌声をあげる暇もない。
たっぷりと子種を注がれ、精液を溢れさせた膣口とアヌスも、空いたそばから次
のペニスに塞がれてしまう。
唇から膣口から、お尻の穴から。胎内にたっぷりと精を注ぎ込まれる。
さらには。腋のしたから、首筋から、あるいはおなかのドレスの継ぎ目から。服
のなかにたらふく精を流し込まれていく。
こうして狂乱の宴は盛大に更けていくのだった。

411:海賊たちの性奴55
09/05/07 19:01:30 hgvV20d4
―そして数時間後。
「ひ……は、……あ……うう……っ、……ああ……ッ」
甲板の上では、少女の嬌声がずいぶんと弱々しいものに変っていた。
甲板に篭る少女と男たちの織り成す熱気を、夜風が心地よく吹き流していく。
月の位置が変っても、海賊船ガスパール号の甲板の上では、いまだ、ひとりの少女
を犯しぬく性の宴がたけなわなのだ。
弄ばれ、嬲りまわされて、ぐったりと弛緩しきった少女をさらに徹底的に犯しぬい
ていく容赦ない輪姦の宴。
この時代の海賊船ではごくありふれた光景である。
広い甲板の中央では、元はさぞ瀟洒なものであっただろうボロボロのドレスの切れ
端を半裸の肢体に引っ掛けただけの、金髪の育ちの良さそうな娘が、大勢の海賊た
ちに取り囲まれて、揉みくちゃにされながら犯されていた。
いったいどれほどの時間続けていればそうなるのか。少女はすでに全身を顔といわ
ず髪といわず、余すところなく男たちの獣欲にまみれさせ、穢され尽くしていた。
自重を支えられなくなった少女を順番で効果的に使うためだろう。水平に近いほど
割り広げられた少女の両足は、それぞれの両端をロープに結ばれて、けして閉じな
いように左右の船舷に括りつけられている。
上半身もドレスの切れ端ごと乳房のところで∞の字に縄をうたれて華奢な肢体を宙
吊りにされてしまっている。
ロープワークは海賊たちの十八番である。
そうして割り開かれ、宙吊りにされた少女の無防備な膣口とアヌスを、前後から挟
み込むようにして囲んだふたりのむくつけき海賊たちが深々と貫いているのだ。
「ひ……ぁ、……ッ、あ……ぅ……ッ」
海賊たちが荒々しく腰を振るう度に、ズブッ、ズブッと体躯に相応しい凶暴な雄槍
が少女の胎奥に突き入れられる。
華奢な少女の前後の孔はその度に大きくめくれあがり、胎内から押し出された精液
がぽたぽたと糸をひいて床に零れ落ちていった。
床にはすでに大量の―射精の量にしておよそ七十人分ほどの精液が精液だまりと
なって広がっている。
甲板に集った男たちの数は28人。少女の顔や身体にかけた分、または唇を使って
直接少女の胃の腑に注いだ分を除いても、全員がすでに2回は射精を済ませている
計算になる。
だが、それだけの射精を済ませても、少女を取り巻く男たちの熱気は一向に醒める
気配がなかった。
むしろこれからが本番といった気配が濃厚である。
「おおし、また……射精す……ぜッ!」
背後から少女の尻孔を犯していた海賊が、張りのある柔らかな少女の尻たぶを両手
に掴みながら、一際大きく腰を打ちつけ、ぶるぶると腰を震わせて少女の直腸で絶
頂に達する。
大量の精で溢れかえった少女のアヌスに根元まで深々とペニスを押し込み、ぐりぐ
りと円を描くようにして少女の直腸をかき混ぜながら長い長い射精を楽しんでいく。
「ひ……ぅ……うッ!」
直腸の奥に灼熱の精を浴びせられると、少女は前から膣口を貫く男の肩に顔を預け
たまま、身を竦めて小さく呻いた。

412:海賊たちの性奴56
09/05/07 19:02:06 hgvV20d4
聖女のように整った愛らしい横顔はすでにどろどろの白濁にまみれて、もう目もあ
けていられない有様だ。
華奢な肢体も、ロープに吊られて男たちの突き上げに揺らされるままに完全に弛緩
しきっている。
それでも、十代の瑞々しい少女の肢体は、男たちが与える性の刺激に未だ敏感に反
応して、男たちの耳とペニスを心ゆくまで愉しませるのだ。
アヌスを貫いていた男が大きく満足の息を吐きながらずるり、と萎えた男根を引き
抜いていくと、
「ひあああ……ッ♪」
少女は恍惚の表情で白い喉元を逸らし、哭き止まぬ嬌声をあげた。
未だ男根を咥えこんだままの少女の膣穴がきゅうぅ、と妖しく収縮して胎内に押し
入った男を蕩かせる。
「おほ……ッ!?」
額に汗を流しながらせっせと膣口を犯していた男が、意外な締め付けに不意を打た
れてビクンと腰を跳ねさせる。
男は少女の膣の愛撫に導かれるままに、堪らずそのまま絶頂に達した。
「くそ……ッ、油断した、ぜ……ッ!」
長い順番待ちの果てにようやくまわってきた膣穴なのだ。
感触を堪能しきる前にあえなく射精を迎えてしまい、ドクドクと放出を続けながら
男が無念そうに呻いた。
それも束の間のことだ。
「お……おお、こりゃすげえ……ッ」
男はすぐに、少女の膣が与えてくる極上の締め付けと、それによって導かれた射精
の快楽に夢中になっていった。
「……もう3回目だってのに信じられないぐらい出るぜ……ッ!」
ごわごわと胸毛の生えた胸板で少女の乳房を押しつぶすようにしながら、男は温か
な膣にドプンドプンと呆れるほど大量の精を放出させていく。
やがて、長い長い射精を終え、半萎えのペニスがずるん、と膣から引き抜かれると、
ねっとりとした精液のアーチが開いたままの少女の膣口と男のカリ首に架かった。
「オラ、呆けてないで、こっちの掃除も頼むぜ」
「……ん」
先ほどまで少女の尻穴を犯していた男が、背後から少女を強引に振り向かせて、体
液でどろどろになったペニスを少女の唇に擦りつける。
つい今しがたまで己の排泄の穴に埋まっていたそれを、少女は目を閉じたまま従順
に口をひらいて、嫌がる素振りもなく受け入れていった。
両手は背中でロープに縛られているので、唇のみでの奉仕となる。
「ん……ちゅ、……ちゅる。……ん……く」
長い金髪を両手で鷲掴みにされて、鼻先にぐりぐりと男の陰毛を押し付けられなが
らの奉仕活動。
「おほ、いいぞいいぞ……ッ」
少女がちゅるちゅると音をたてながら男のものに吸い付き、尿道の奥に溜まった精
の残滓まで従順に胃の腑に収めていくと、男は満足そうに声を漏らした。
「ふいい、もういいぜ……」
「……ぷ……は……ぁ」
男が満足げにそう言って、ようやくのことで少女の唇を解放すると、待ちかねてい
たように前に立った男が言った。
「次はこっちだ」
「………ん」
少女は無言のまま拘束された半身を再度よじって、正面の男の一物にも奉仕をはじ
める。

413:海賊たちの性奴57
09/05/07 19:02:47 hgvV20d4
「ん……く、……は……む、……ちゅる」
べっとりと精液を張り付けた白い両脚を水平にわり開かれ、無防備な前後の穴から
とろとろと大量の精液を溢れさせながら、無心になって男のペニスに奉仕する金髪
の美少女。
男の嗜虐心をダイレクトにそそるその姿に誘われて、少女の背後に立って尻穴の順
番を待っていた次の男が股間を隆々といきり立たせて、待ちかねたように少女の空
いた尻穴にカリ首を当てていった。
男の背後には、次の出番を待つ男たちの長い長い行列ができている。
こちらは少女の後ろの穴を使うための順番待ちの列だ。
反対側には、少女の前の穴を使うための、より長い行列がもう一列できている。
その最後尾では、先ほど少女の尻穴に射精を済ませたばかりの男が、今度は少女の
前の穴を楽しもうと、はやくも次の列に参加していた。
こうして男たちは何度でも輪姦の宴の輪に加わり、少女への輪姦は休むことなく続
いていくのだ。
ある程度獣欲を吐き出した海賊たちは、もう当初のように一斉に少女に群がって無
茶に穴を奪い合うようなことはなくなっている。
きちんと秩序だって順番を作り、疲れのみえはじめた少女が間違っても窒息してし
まわないように、腰を振るのも下腹部の二つの穴だけに限定して、口の利用は後始
末だけに制限している。
性奴としてはかなり大事な扱いがなされている部類に入るだろう。
それでも。たったひとりで大所帯の海賊船に飼われるというのは、けして楽なこと
ではないのだ。


「ふいい、よかったぜ、ノール」
少女に後始末をさせていた男が満足げな息をついて唇からペニスを抜き、横へ退く
と、すぐさま次の男が進み出てきて少女の前に立った。
出番を待ちかねていた男は、少女の股間に屈みこみ、さんざんに使い込まれた膣口
を指先でわり開くと、呆れたように言った。
「……ちと貯めすぎだぜ、こりゃ」
金色の草むらのふもとで、ため息をつくように浅く息づく少女の小さな膣口は、指
先で無遠慮にかき混ぜてやると、特濃の精液を止め処なく溢れさせてくる。
すでに50本近い射精を受けているのだから当然といえたが、濃縮され過ぎてどろ
どろのゼリー状の精液だけが残った膣穴は、輪姦に慣れた彼らでも使うのが躊躇わ
れるほどだ。
「ちと、一回掻き出そう」
男はそう言うと、少女を吊るしているロープを操作して少女を前傾姿勢にさせ、少
女の股間を真上に仰ぎ見るようにした。
他の海賊たちが呆れたように声をかける。
「……おまえ、ほんとにそれ好きだな」
「やりすぎて壊すんじゃねえぞ? 船長に殺されるぜ」
「へへ、わかってるって。―それじゃあお姫様、覚悟はいいかい?」
右手をわきわきと握りこみながら下腹部に潜り込んだ男が言うと、何をされるのか
察した少女が一瞬ぎくりと身を強張らせ、その後でこくりと頷いてみせた。
「……へっへ、いいぞ。大人しくしてろよ……」
男は舌舐めずりすると、指を揃えて右手を一点にすぼめ、先端からゆっくりと少女
の膣のなかに沈めていった。
「……っくううう……ッ!」
もともとは男の三つ指よりも狭い穴である。
その狭隘な穴に大の男の手を手首まで深々と挿入されて、少女は腰をビクンビクン
と大きく波打たせて呻いた。
「よーし、今度は掻き出してやるからな……」
「く……は……ッ」
男はそう言って膣口に突っ込んだ手を捻り、少女の膣内に溢れた精液を掻き出して
いく。
震える少女の膣内に何度も手を突っ込み、その作業を繰り返していった。

414:海賊たちの性奴58
09/05/07 19:03:40 hgvV20d4
そうして男が膣内を清めている間も、少女のアヌスでは別の男が腰を振るっている
のだ。
「てめえ、なかからひとのチ○ポ触るんじゃねえよ、気色悪ィ!」
背後から少女のアヌスを犯していた男が、膣壁ごしに手で刺激されて、慌てたよう
に言う。
「へっへ、これもまあ、オツなもんだろ」
「よかあねえよ……おおうッ!?」
男は、少女の膣内で縦横に手を変化させて、少女の反応と背後の男の反応を楽しん
でいるのだった。
「あ……ッ!? く……はあああっ!」
「お……おお!? くおお、射精(で)ちまう!」
男の手に導かれて、ぶぴゅ、ぶぴゅっ、と尻穴から大量の精液を溢れさせなら、少
女と男が同時に絶頂に達した。
「う……ぁ」
たっぷりと射精を終えたペニスがアヌスから引き抜かれると、開きっぱなしになっ
てしまった少女の後ろの穴から、粘つく体液が一筋の太い帯になって床まで垂れて
いった。
それを見て、尻穴の列に並んでいた次の男が言う。
「こりゃあ、後ろも一回掻き出さんとダメだな」
とはいえ、膣口よりも耐久力や伸縮性の面で劣るアヌスは、手で犯すと筋が切れて
元に戻らなくなってしまう恐れがある。
こちらの穴は、生理現象を利用して少女自らに排泄させるのがセオリーだった。
だが、もちろん、海賊船に浣腸器などというシャレた代物はない。
―だから、こうするのだ。
「へっへっへ、ちょうど溜まってたところなんだ」
男は背後から少女に近づくと、半立ちのペニスを少女のアヌスにゆっくりと埋めて
いく。
そして―
ジュボボボボ……と、男はなんの遠慮もなく、少女の直腸のなかに盛大に放尿をは
じめた。
直腸に生暖かい小水を大量に注がれて、少女が目を見開き、ビクンと喉を反らす。
「う……ああッ!」
溜まっていたという言葉通り、男の放尿は驚くほど長く長く続いた。
ゴポゴポ、ゴポポッ!
「あ……あああああッ!!」
放尿を続ける男のペニスと少女のアヌスの隙間から黄色い小水が漏れて、床にびしゃ
びしゃと音を立てて広がっていく。
「どうだい、お姫様、尻穴に小便される気分はよ?」
「い……いやあああ……ッ」
12の頃からあらゆる調教を受けてきたノールだが、小便による浣腸だけは未だに
慣れることができないでいる。
性奴というよりも肉の便器そのものの扱い。
それは、とても十代の少女が耐えられるものではないのだ。
あまりの汚辱感に、少女は力なく喉を震わせて、目尻に涙を浮かべる。

415:海賊たちの性奴59
09/05/07 19:05:52 hgvV20d4
注ぎ込んだ小水がすぐには溢れてしまわないようにペニスで蓋をしたまま、背後の
男がノールの耳元で囁く。
「どうしたい、お姫様よ。自分からこの船に残りたいと言ったんだ。こういう目に合
うのも覚悟のうえだろう」
「いや……、いやあ……ッ」
「……やっぱり、性奴を続けるのは嫌になったか?」
そう尋ねると、ノールはふるふると首を横に振って応えた。
「お姫様って呼んじゃ……やだ」
それは性奴として扱われる分には何の不満もない、という意思表示だ。
およそ考え付く限りの非道を受けているというのに。
半ば強がりが混じっているとはいえ、どこまでも頑なな態度である。
「………。―ったく。どこまでも呆れたバカ娘だ。しょうがねえ、オラ、皆の見て
る前でぶちまけやがれ!」
「あ……ううううぅ!?」
アヌスからペニスの栓が抜かれ、両手で背後からおなかを揉み押される。
と、少女は堪えきれずに海賊たち全員が観ている前で、小水混じりの大量の粘つい
た精液を盛大に排泄していった。
聞くに堪えない破裂音が響き、さすがに少女が身を縮めて羞恥に顔を伏せる。
「あ……ひぁ……、ぁ」
長い長い排泄が終わると、少女はついに力尽きたように気を失ってしまった。
背後の男が少女を縛めていたロープを解くと、ノールはそのまま足許の精液だまり
に顔から落ちて倒れ臥してしまう。
そうしてどろどろになった少女を足で強引にひっくり返して、男は頬を叩いてノー
ルを正気に戻した。
「オラ、起きろノール。今夜はまだまだ休ませやしねえぜ」
「……ん」
「身体洗って、場所変えて続きをやるぞ」
「……うん」
ノールは従順に頷いて応える。
今夜は、奴隷の分際でご主人様の許可なく勝手に死のうとした罰も兼ねているのだ。
けじめとして、朝までは陵辱の手を休められない。
ふらふらになったノールに向かって、
「……もう二度とあんな馬鹿な真似ができねえように、今夜はつま先から頭のてっ
ぺんまで、全身を犯しまくって徹底的に快楽漬けにしてやる。もう子宮以外じゃ物
を考えられねえ身体にしてやるぜ」
男が凄むと、ノールは弛緩しきった顔に諦念を浮かべて、静かに言った。
「……うん。そうして……」
いつもは少しでも疲れてくるとぴーぴー泣いて手加減を求めてくるくせに。
今夜のノールは一切の手加減を望んでこないのだ。
むしろ逆に、疲れきった身体をしどけなく崩して、生まれ持った天性の媚態で男た
ちの理性を溶かし、扇情してくる。
「もっと酷いことしても……いいよ?」
そう言ってノールは花のように笑んだ。



416:海賊たちの性奴60
09/05/07 19:06:44 hgvV20d4
「……ち、壊れるんじゃ、ねえぞ」
手加減するきっかけを失って、男が苛立たしそうに言う。
そこまで言われると、逆に「まいった」と言わせてみたくなるのが男の性でもある。
頑固な少女を降参させるべく、それから夜明けまでさらに三時間。
男たちは一切責め手を休めずに、床が汚れる度に都合3回場所を変えて、少女を徹
底的に輪姦していった。
両側から少女の乳首を吸いたて、うなじに舌を這わせて、腋を舐めしゃぶり、ごり
ごりと音を立てるほど激しく膣口とアヌスを同時に、休まず擦りたて続ける。
「あ……ぁ……ッ」
少女の全身の性感帯を責めて責めて責めまくり、ほとんど反応のなくなった少女の
身体にさらに数え切れないほどの絶頂を無理やり与える。
場所を変えるごとに、膣内にフィストを挿入して精液を掻き出し、尻穴にも同じ数
だけの小便をほどこしていった。
身体がさわれないほど汚れる度に海水で洗い流しての大輪姦。
その度にノールは失禁と気絶を繰り返したが、それでも、けして「もう止めて」とは
言ってこなかった。
海賊たちはノールが完全に動けなくなるまで手加減なしに責め続けたが、最後まで
ノールは弱音を吐かなかった。
ようして長い夜はようやく終わりを告げたのだった。

417:海賊たちの性奴61
09/05/07 19:07:10 hgvV20d4
「まあた無茶やりやがって……」
完全に失神してしまったノールの胸元に手をやって、きちんと呼吸をしているか確
かめてから、オレガノが呆れたように言った。
彼は昨夜の輪姦には加わっていなかったので、半日ぶりの再会である。
彼一人が輪姦に加わることで、ノールにかかる負担がぜんぜん違ってくる。それ故
に、彼は全員で輪姦する時には加わらないことにしているのだ。
それに、夜間とはいえ全員で遊び呆けているわけにもいかない。
前の日にノールを独占していた手前もあって、オレガノは昨夜、手下の海賊たちが
輪姦に耽っている間、見張り台にあがって一人で周囲の見張りについていた。
甲板から少女のくぐもった嬌声は夜の間中、見張り台まで聞こえてきていたが、朝
になって降りて来てみると、予想通りの酷い有様である。
「ったく、このバカ娘は」
力なく脱力した少女を見下ろして呆れたように言う。
意識のない少女のわずかに開いた下腹部はすでに男たちによって綺麗に拭い清めら
れている。
だが、半日に渡る陵辱の痕跡は明白で、膣口は痛々しいほど赤く充血し、菊座はわ
ずかに血を滲ませて、うっすらと開いたまま、まだ閉じきってもいない。
まだうら若いノールのこと、あと数時間もすれば膣口の腫れも引いて、菊座も元の
形にもどるだろう。
だが、それも今だけのことだ。何年もこんな無茶を繰り返していれば、いつかは性
器の形も崩れ、二度とみれない有様に変じてしまう。
「やり過ぎちまいやした」
獣欲をすっかり吐き出した手下たちが、申し訳なさそうに頭を掻いて謝る。
「……いいさ。どうせこいつが我を張ったんだろう。それに、性奴ってのは本来、こ
うして扱われるもんだ」
そういってノールの髪をすいて額に手をあてる。
そこでオレガノが顔をしかめた。熱っぽい。
疲労のために発熱しているのだ。
オレガノはため息をつくと、手をまわしてノールを抱き上げる。
羽のように軽い少女の華奢な身体は、持ち上げると手足が力なく垂れさがっていか
にも儚げな様子だ。とても30人からの海賊を一晩相手にした少女にはみえない。
「今日はベッドに寝かせる。二三日は寝込むだろうから、しばらくは穴なし生活だな」
「へい」
言い置くと、後の操船を手下たちに任せて、オレガノはノールを伴なってゆっくり
と自室に降りていった。

418:海賊たちの性奴62
09/05/07 19:08:08 hgvV20d4
オレガノの予想通り、ノールはそれから丸二日間、熱を出して寝込んだ。
「……ぅ……ん」
ベッドの上で高熱に浮かされながら、ノールはいつもの夢をみる。
母と一緒に追っ手に追われる、いつもの夢だ。
夢だと自覚しながら、それでもノールには逃れる術がない。
いつもの悪夢と知りながら、ノールはまたあの日の自分に戻って、夢の中で同じ悲
劇をなぞり始める。

何度もみた夢だ。
内容は当然、最後まですべて覚えている。

「グゥッ……!」
彼女を庇って矢を受けた母の苦悶に歪んだ顔。
「母さま……ッ!?」
矢を受けた母が心配で、そっとその背に手をまわすと、背中に無数の矢。
その内の何本かは母の身体を貫通してしまっている。
手をみると、たくさんの血。
彼女など、指先にトゲが刺さっただけでも泣いてしまうというのに。
こんなに。
とても痛いに違いない。
心配で心配で、祈るように母を見つめる。
そんなノールに向けて、母は無理をして笑おうとしてみせ―失敗してしまう。
「……ケホ、ゲホッ!」
血が混じった咳をしながら、崩れ落ちる母。
「母さま……ッ!? 母さま……ッ!!」
幼い自分はただ母の名を呼ぶことしかできない。

どうすることも、できない。

繰り返し繰り返し見る、いつもの悪夢。
高熱に浮かされながら、ノールはもうこんな夢はみたくないと、泣いて泣いて泣き
続ける。

だから彼女は今でも尖ったものが嫌いだ。
尖ったものをみると、あの日の母の、苦悶に満ちた顔を思い出してしまうから。
あの日の自分の、胸を締め付けられるような悲しみを思い出してしまうから。
それなのに、今日もまた、悪夢が始まる。

419:海賊たちの性奴63
09/05/07 19:09:22 hgvV20d4
悪夢はいつもの通り、追っ手に見つかるところからはじまった。
「いたぞ! 筏で逃げようとしてる! 構わん、殺せ! 逃がすぐらいなら射殺すの
だ! 全力で射かけろ!」
―ヒュン、ヒュヒュン、ヒュヒュヒュヒュヒュヒュン!
指揮官らしき男の号令がかかり、湾岸から宙を切り裂く無数の羽音と共に大量の矢
が彼女ら目がけて飛来してくる。
圧倒的な数の矢が、彼女たちを射殺すために、彼女らめがけて飛んで来る。
狭い筏(いかだ)のうえに逃れる場所などあるはずもない。
なにをする間もなく、ただ呆然とその軌跡を眺めていると―いつもそこで横合い
から駈け寄った母に押し倒されるのだ。
そうして夢のなかで、母は何度も矢に貫かれ、苦悶の表情を浮かべ続ける。
もっと楽しかった頃の、明るい笑顔を覚えていたいのに。
悲しい母の顔が脳裏に焼きついて離れない。
苦しむ母の顔に、慣れることなどできない。
―もう、嫌だよぅ。だれか、助けて―
夢の中で幼子に戻ったノールは、いつも泣きながら助けを求め続ける。
助けなど、来ないとわかりきっているのに。
自分だちは、矢で射られるしかないのに。
―だが。
泣きながら俯いていると、ノールは不意に慣れ親しんだ気配を近くに感じた。
その気配の主に向けて、ノールは夢中になって助けを求める。
―けて
「助けて、船長……ッ!」
強張る喉を震わせて、助けを求める。
もちろん、助けなど来るわけがない。
これは彼女の悪夢で、この時のノールはまだオレガノと知り合ってもいないのだ。
―それなのに
「しょうがねえ、面倒だが、助けてやろうじゃねえか!」
どこからともなく筏の上にあらわれたオレガノが、彼女と母の前に悠然と立ちはだ
かった。
オレガノはそのまま不敵な笑みを浮かべて飛んで来る矢を迎え撃ち、自慢の曲刀で
すべて楽々と叩き落してしまった。
「船長……ッ、どうして……」
そんなことがあるわけがない。
船長が助けに来てくれるなんて。
母さまが助かるなんて。
なのに、夢の中のオレガノは、いつものように不思議と存在感たっぷりで、無駄に
偉そうな台詞まで口にするのだ。
「ま、オレ様にかかればこんなもんよ」
―これは夢だ。
ノールは自分に言い聞かせる。
死んでしまった母さまは、もう生き返らない。
でも、
悪夢ではない。とても幸福な夢だった。
―これが現実だったら、本当にいいのにな……。
そして助けられた母さまとふたり、仲良く母娘で性奴にしてもらうのだ。
プライドの高い母は船の生活に慣れるまでが大変だろう。
けれど、きっと楽しく暮らしていける。
他人にとってはどうかは知らないが、それはノールにとって考えうる最高の幸せ
だった。
想像しただけで笑み崩れてしまう。
こんな夢なら、いつまでも見ていたかった。
母を失ってからはじめてみる温かく幸福な夢に、ノールは心からの安らぎを得て
いた。



420:海賊たちの性奴64
09/05/07 19:11:03 hgvV20d4

同時刻。
彼のベッドを占拠して寝こけながらニヤニヤと平和そうに笑み崩れる愛用の性奴を
見下ろして、オレガノは仏頂面で額の濡れタオルを交換してやりながらブツブツと
文句を言った。
「……ったく、ご主人様にこんな手間かけさせておいて、なあにニヤついていやがる
んだか」
さっきまではなにやら顔色も悪く、悪夢でも見ているようだった。
なぜか名指しで助けを求められたので適当に応えてやったが、どうやらそれでいい
ことでもあったらしい。
いまは満面の笑顔でむにゅむにゅと笑み崩れている。
「相変わらず、お気楽なヤロウだぜ」
太平楽な笑顔を見下ろしているうちに我慢ならなくなり、軽く鼻を摘まんでやると、
「ふにゃ」 と妙な声をあげてノールが目を覚ました。
「え……、せ、船長……?」
目があうと、ノールは驚いたようにオレガノをみつめる。
まだ起き上がる力はないのか、続いて横になったまま、慌てたように周囲を見渡し
た。
それからゆっくりと弛緩してベッドに後ろ頭を埋める。
「……夢、かあ……」
「なんだ、うまいモンにありついた夢でも見てたのか」
「船長じゃないんだから、ご飯の夢なんかみませんよぅ」
そう言った途端、ノールのおなかが、タイミングよくぐうぅ、と鳴った。
「あう……」
「ケッケッケ、図星か。まあ一昨日から何も食ってないんだから当たり前だ。ちょっ
と待ってろ」
オレガノはそう言うと、用意してあった果実の絞り汁を入れた椀をノールに持たせ
た。
病み上がりなので、まだ固形物は無理だろうとの判断である。
よろよろと上体を起こして椀を受け取ると、ノールの腕が椀の重みでぷるぷると頼
りなく震えた。
起きたときの様子からもっと回復しているかと思ったが、まだ自力で食事を取るの
は難しいようだ。
「っとに、手間のかかる奴隷だぜ」
やれやれとため息をつくと、オレガノはノールの手から椀を奪い、中身を一口くち
に含んだ。
それからノールをベッドに再び押し倒し、唇に己の唇を被せて、口移しに果汁を飲
ませてやった。
「ん……!?」
ノールは最初の一回だけ驚いたように身を竦めたが、すぐにくったりと力を抜いて
おとなしく口移しの介護を受けるようになった。
何度か小分けにして、椀のなかの果汁を全部飲ませてやる。
「足りたか?」
「……うん」
オレガノが尋ねると、ノールはまだ熱に浮かされて潤んだ瞳を、さらにとろんと潤
ませた。

421:海賊たちの性奴65
09/05/07 19:12:09 hgvV20d4
「……こら、なに病人がエロい気分だしてやがる」
「……だ、だって……」
ノールは頬を染め、シーツに顔を半分隠しながら言った。
「キスするの、はじめてだったんだもの」
「……あン?」
意外に思ったが、もしかするとそうなのかもしれない。
奴隷の唇は基本的に男のペニスを慰めるためにあるものだ。
キスをするためのものではない。
オレガノは面白くなさそうに鼻を鳴らして言った。
「さっきのはただの看護だ。キスとは言わねえよ」
「……そっか」
ノールが眉を下げると、オレガノはノールに体重をかけないように気をつけながら、
ノールのうえに覆いかぶさっていった。
「今から本物を教えてやる」
「……え?」
問い返すノールの薄桃色の唇に唇を被せる。
下唇をかるく食んでから、舌を差しこみ、絡める。
……ちゅ、……くちゅ
「あ……、……、……ふ……ぁあ」
弱った少女の呼吸を乱さない程度の軽いキス。
それだけでノールは、オレガノのベッドのうえで、くらげのようにふにゃふにゃに
なってしまった。
「こらこら、オレ様のベッドを股汁で汚すんじゃねえ」
シーツの下でしっとりと潤んだノールの股間に触れて、オレガノが言うと、
「ううう……」 と、柄にもなくノールは両手で顔を覆い隠して恥じらいをみせた。
「せんちょのいじわる……」
「け、キスされただけで大洪水になるド淫乱がなに恥ずかしがってやがる」
ノールの隣で同じベッドに潜りこみ、オレガノは眠そうに言った。
実を言うと、この手間のかかる性奴は一時、予断を許さないほど高熱を出したので、
看病の間オレガノはほとんど寝ていないのだ。
同じベッドに潜り込んで寝る準備をすすめるオレガノに、ノールが甘えた声で囁く。
「わたしをこんな風に育てたのは船長じゃないですか……」
その声は少々奴隷と飼い主の間柄を逸脱しているように思えた。だが、今は眠気が
勝ってどうでもいいことに思える。
オレガノは身を寄せてくるノールを抱き枕がわりに抱き寄せると、聞く耳持たないと
いうように目をつぶった。
「今日はもう寝るぞ」
「……あい」
オレガノの胸板に、ノールのため息がかかる。
上唇に、花びらが触れるような軽いキス。
「……ありがと、船長」
「……明日の晩には船倉に戻すからな。今のうちにしっかり寝とけ」
「……ん」

そうしてベッドのうえで、海賊と性奴は抱き合いながら眠りに落ちるのだ。
また明日からは、少女にとって過酷な性奴としての日々がはじまる。
だが、性奴となった少女のみる夢は、なぜだか幸せに満ち満ちていた。



                        海賊たちの性奴・第一幕完

422:名無しさん@ピンキー
09/05/07 19:13:30 hgvV20d4
以上です。お目汚し失礼しました。
リクエストに応えて孕ませるところまでやりたかったけど上手く入れられなかった(・ω・;)

そんなわけで、またこの板のどこかでお会いしましょう! では ノシ

423:名無しさん@ピンキー
09/05/07 19:47:30 ShKQuNCv
おおぉぉぉ~!!!!
久しぶりに見たら、投下されてる・・・。
続きすっごいキニナル・・・。
なんにしろGJです。

424:名無しさん@ピンキー
09/05/07 19:51:39 k5TenGLe
ら、らぶらぶじゃねえか。GJ。
お疲れ様でした。

425:名無しさん@ピンキー
09/05/07 20:13:09 G7bCzCsC
わー、もう続きは読めないかと思ってたのに読めた! 完結おつかれさまGJ!


アナルの方は注がれ過ぎて腹ボテ状態になるまで
出させずに腸内射精&放尿させて欲しかった(;´Д`)ハァハァ

426:名無しさん@ピンキー
09/05/07 21:25:59 ZJVCC71+
おおう、完結してれぅー!!
ありがとうございます&お疲れ様でした。GJ!!

427:名無しさん@ピンキー
09/05/10 14:11:19 kiFtA5Eg
エロかわいくておなかいっぱいwww
ありがとう、とりあえず5回くらい抜いた。

完結オメ!

428:名無しさん@ピンキー
09/05/10 21:48:19 R3S3bmc9
最後に濃ゆいの見れて大満足。やっぱ奴隷はこうでなきゃ。GJ!!

429:名無しさん@ピンキー
09/05/11 00:27:55 Vh1gZqVj
相も変わらず、長文ながらスラスラと何の抵抗もなく、時におっきする場合もあればほのぼの、そして涙腺が解放されかける素晴らしい文章と話でした

期待しているとは言いません
できれば、これからも貴方の小説を読ませていただける、そんな栄光を浴びさせて続けて欲しいです

ただそれだけなんです


ところでオレガノのプロフィール、知りたいですw

430:名無しさん@ピンキー
09/05/12 07:55:21 UGDzuqE2
では、いちおう船長のプロフィールを・・

オレガノ・リグレイン 36歳
身長:180cm
体重:96kg
≪プロフィール≫
タララスカ連邦政府海軍士官学校主席卒業
下士官として戦功を立てた後、軍艦の副官に就任
10年前、当時上官だったガスパールとの軋轢が元でガスパールに嵌められ、
軍籍を剥奪される。
絞首刑になるところを親友のマクベインと当時の部下に救われて、乗っていた
軍艦を奪って逃亡
自分についてきてしまった部下たちと共に海賊をはじめる
バツ1子持ち(海賊になった時に離婚、陸に置いてきた)

ちなみに
娘は現在15歳
容姿は母親に似てわりと美人。しっかり者。
中身はオレガノに似ている、らしい(別れてから会ったことはない)
実は実娘も海賊船に乗せちゃう(もちろんH要員として)予定だったのですが、
あまりにも長くなりすぎるので割愛
------------------------------------------------------------
書き始めた時に考えてた設定はこれぐらいですかね

それでは
たくさんの感想、身に余るお褒めの言葉の数々、ありがとうございました!
ではでは

431:名無しさん@ピンキー
09/05/17 23:24:38 2u8I0ZJ8
これは素晴らしい小説です。
しばらくぶりにのぞいたら完結していて後フォローまでありました。

作者様は天才だと思います。(この方面の小説でですが)

第一幕が終わったところで第二幕も期待するのは無理なお願いでしょうか。
別シリーズでもいいのですが・・・・・・・


432:名無しさん@ピンキー
09/05/18 08:03:01 CM0hqe4A
濃ゆいエロと最後のラブラブがよかったです。
ノールたん船長の嫁になっちゃえよ!

433:名無しさん@ピンキー
09/05/21 14:55:46 BPruYRN/
ラストきたあああああああああ!!!!!!
話もおもしろくって、エロも濃厚で最高だった!!!!!!

434:名無しさん@ピンキー
09/05/22 15:41:04 r9mAqxxU
第二幕に期待せざるを得ない
親娘とも奴隷展開とか

435:名無しさん@ピンキー
09/05/22 20:27:59 Kr+m/o2r
期待

436:名無しさん@ピンキー
09/05/24 03:10:14 gp5f/gx8
第二幕期待!!
新しい性奴ちゃんが来て、ノールは船長専用…
だけど時々楽しそうで乱交に混じっちゃって
船長にお仕置きされる…とか
妄想がふくらんでしまう…

437:名無しさん@ピンキー
09/05/25 23:24:43 KTgSf0jf
新規投下失礼します
柔道少女近親調教もの
新規といいつつ別スレで一度投下、中断していたものです
再開しようとしたらスレが落ちちゃっていたので、シチュで該当する(はずの)
このスレに再投下させていただきたく

注意
・主人公はキモオタ
・エロがはじまるまでが長い

苦手な人はタイトルで弾いていただけると幸いです

438:柔道少女はおとしごろ
09/05/25 23:25:17 KTgSf0jf
毎週欠かさずにチェックしているお気に入りのテレビアニメを観終えると秀一はい
つものようにノートパソコンを開いた。
ポテトチップを一枚頬張り、脂がついた指で構わずにPCの起動ボタンを押すとブ
ーン、という静かな駆動音とともにウィンドウズの画面がゆっくりと起ち上がる。
黒い起動画面に映る自分のずんぐりとした丸いシルエットを見るとはなしに眺めな
がら、秀一はテレビゲームのやり過ぎで細くなった目を擦り、寝癖だらけの髪を掻
いた。
久しく洗髪していない頭皮からぼろぼろとフケが落ちるが気にも留めない。
不健康に太っているために老けてみえるが、秀一は今年で十六歳。春に高校に入学
したばかりの高校一年生だった。近くの公立高校には毎日通っているので引きこも
りではないが、親しい友達はいない。
学校が終わるとまっすぐ家に帰ってきて撮り貯めたお気に入りのテレビアニメを鑑
賞し、それも終わると自分用のノートパソコンを開いてネットを巡回する。
夕食時には家族の前に顔を出すが、食べ終わるとまたすぐに部屋に篭って夜は夜で
PCのアダルトゲームをやるか、ネットのアダルトサイトを巡回している。
秀一の生活はそんなサイクルでまわっていた。
その不健全な生活について母や姉からはしつこく小言を言われるが、彼は自分の生
活を変えるつもりはなかった。
彼はあまり3Dの世界(立体、つまり現実の世界のことだ)には興味がないのだ。
彼の興味は主に、二次元の世界の中にあった。
秀一は平面の世界に描かれた少女たちを愛していた。例え自らは三次元世界の住人
で、二次元の彼女たちには触れることさえできないのだとしても、愛らしい彼女た
ちの波乱万丈の物語を傍でただ眺めているだけで、彼は十分に幸せだったのだ。
つまらない現実の世界に目を向けようなどとは考えたこともなかった。

そう、あの日までは。
そんな彼の日常に変化が起こったのは、今年の夏休みのことだった。
夏休みに初めて訪れた海外で、彼は生まれて初めて現実世界の少女に恋をした。
お気に入りの娘が出来たときの秀一の行動は、相手が漫画やアニメのキャラクター
であっても、現実世界の少女であってもさほど変わりがない。
集める情報が二次元から三次元に替わるだけのことだ。
彼は手を尽くして彼の恋した少女に関する情報を収集していった。幸いなことに秀
一が恋に落ちた相手は超がつくほどの有名人だったので、ネット上でいくつかのサ
イトを漁るだけで動画を含む大量の画像データが簡単に手に入った。
PCが完全に起ち上がると、マウスを操作してデスクトップからお目当てのフォル
ダを開く。
アルファベットで「Kanako」と書かれたそのフォルダには、秀一が生まれて
始めて恋をした少女に関するファイルデータが大量に、ところせましと並んでいた。
秀一はその中からすぐにお目当ての動画ファイルを探し出す。
ファイルの名前は『加奈子・オリンピック決勝』。それは、彼がこれまでに集めた
彼女に関するファイルのなかでも一番のお気に入りの動画だった。
机の左右に新しいポテトチップスの袋とコカ・コーラのペットボトルを配置すると、
完全な鑑賞モードになった秀一はファイルの再生ボタンを押した。

439:柔道少女はおとしごろ2
09/05/25 23:25:56 KTgSf0jf
オリンピック女子柔道・五十二キロ級の決勝は、大会三連覇を狙うフランスの王者、
マリア・ブーフハイム(29)と日本の橘加奈子(17)の対戦だった。
橘は当時高校二年生。全日本体重別と福岡国際を連覇して女子五十二キロ級の代表
に選ばれた日本期待の新鋭で、スピーディな動きと、長い脚を活かした切れ味鋭い
内股を得意としていた。
この大会も決勝まですべての試合を一本勝ちで制し、日本の客席を沸かせていた。
十七歳の女性オリンピック・ファイナリスト。
それだけでもスポーツ・アイドルの資格は十分だ。
それに加えて橘は、ほとんど無名だった当時から芸能界入りが囁かれるほど、整っ
た容貌の持ち主だった。
艶のあるショートの黒髪と黒い大きな瞳。自己主張のないすっきりと通った鼻筋。
血色の良い桜色の唇。
シャープな頬のラインと躍動感溢れる細身の肢体が理想的な健康美を体現していた。
全体として中性的な印象を受ける少女だが、決して少年に間違われることはない。
派手なセックス・アピールこそないが、清冽な雰囲気を身に纏った正統派の美少女
だった。
大会がはじまると、メディアは当然のように橘に注目した。
いくつものテレビ局が彼女の特番を組み、日本時間の深夜に行われたにもかかわら
ず、決勝戦の視聴率は二十パーセントを超えた。
試合の対戦相手も、注目を集める要因だった。
橘が決勝を争ったブーフハイムは当時この階級における絶対的な王者で、公式戦六
十二連勝中という驚異的な記録を更新中だった。
当然のように、橘と同じく決勝まですべての試合を一本勝ちで勝ち進んできていた。
不敗の王者と日本期待の新星との真っ向勝負は、下馬評ではブーフハイムが有利と
されていた。橘は直前の世界柔道でブーフハイムに敗れている。
それだけに、日本側の応援にはより一層の熱が入っていた。
録画映像が当時の会場の大歓声を忠実に再現し始める。

440:柔道少女はおとしごろ3
09/05/25 23:26:44 KTgSf0jf
「―さあ、いよいよ女子五十二キロ級、決勝戦が始まります。ニッポンの橘加奈子、
世界柔道での雪辱を果たせるか!」
「彼女なら、きっとやってくれるでしょう!」
アナウンサーと解説の元柔道選手が大歓声に負けない大声で会話を交わしていた。
液晶の画面越しに、彼らの高いテンションが伝わってくる。
映像では白の柔道着に身を包んだ橘が最後のウォーミングアップをしているところ
だった。
トントンと小刻みなジャンプを繰り返して肩の緊張をほぐし、大きく深呼吸をする。
それからほんのわずかな間、彼女は天を仰ぎみて祈るように瞳を閉じた。
再び目を開いた時。彼女が周囲の歓声など耳に入らないぐらい集中しきっているの
が、観ている秀一にもはっきりと感じられた。
その圧倒的な集中力に引きずられて、秀一の身体までぶるりと震える。
これが三ヶ月も前の録画映像なのだと、頭ではわかっている。
観るのももちろん、初めてではない。
それなのに。
何度繰り返して観ても、飽きるということがなかった。
この試合を観るたびに、秀一は何度でもえもいわれぬ恍惚感を味わうのだ。
試合はそれほど、凄まじい熱戦になった。

すべての試合を短時間の一本勝ちで決めてきた二人は、決勝に十分な余力を残して
いた。
試合開始直後から、二人は最高のパフォーマンスでせめぎ合う。
赤線の枠に囲まれた狭い畳の上で、静動虚実織り交ぜて、めまぐるしく攻守が入れ
替わる。
開始直後、襟を掴んだブーフハイムの拳が下唇に当たって、橘は唇を切った。
真っ白な柔道着が鮮血に染まる。
対するブーフハイムにも準決勝までのような余裕はなかった。めったに見られない
王者の鬼気迫る表情が、橘の実力を見事に証明していた。
お互いに一歩も引かない攻防で、最初の三分があっという間に過ぎた。
瞬きするのも惜しい緊張感のなかで、その間に、橘とブーフハイムは互いに有効を
二つずつ取り合っていた。
次に試合が動いたのは試合開始三分十秒。
崩しきれないままやや強引にもっていった橘の内股がブーフハイムにすかされ、左
ひじをついた半身の姿勢で橘が畳に倒される。
残り時間を見てポイントで先行しようとした橘のわずかな焦りが裏目に出たのだ。
技ありにも見えたが、判定は有効。残り二分弱を残してブーフハイムが有効一つ優
位に立った。
寝技にも定評のある王者は、暴れる橘を巧みに組み敷いて、そのまま押さえ込みに
入った。橘が完全に組み敷かれてしまうと、絶体絶命の危機に日本の応援席から悲
鳴の大合唱が沸き起こる。
「押さえ込み……入った! 入ってしまった! 危ない! ニッポンの橘、危ない!」
「大丈夫、場外が近いですよ! まだ諦めてはいけない!」
解説とアナウンサーの切羽詰った声。
画面のなかで、ブーフハイムに押さえ込まれた橘が死に物狂いで暴れまわる。
テレビの中継など欠片も意識にない、試合だけに集中したその必死の表情に、観て
いる秀一の胸が痛んだ。
彼は引きずり込まれるような熱戦にどんどんとのめり込んでいく。

441:柔道少女はおとしごろ4
09/05/25 23:27:37 KTgSf0jf
「……さあ、あとは左足が線を離れれば場外だ。あと少し……、離れた、離れました!」
「十七秒。有効です。大丈夫、差はまだ有効二つ。技あり以上で逆転です。まだ諦め
ることはないですよ!」
「さあ、ポイントの差は有効二つ。残り時間はあと一分三十秒を切った。頑張れ橘!」
ポイントで大きな差をつけられて試合が再開される。
そこから、橘の猛攻が始まった。
二十九歳の王者ブーフハイムに若干の疲れも見え初めていた。
―しかし、そこからが王者の真骨頂だった。
試合は橘が一方的に仕掛ける展開になったが、完全に守りに入ったブーフハイムは
付け入る隙のない防御で橘の猛攻を的確に捌いていった。
見惚れるようなブーフハイムの体捌きに、橘に残された時間がどんどん少なくなっ
ていく。
日本側の声援が徐々に悲鳴へと変わっていくなか、残り時間がついに三十秒を切る。
残り二十七秒。ブーフハイムが掛け逃げ気味に背負いをかけ、試合が中断された。
主審が手をまわして開始位置に戻ったブーフハイムに注意を与える。
ふたりのポイント差が効果一つ分わずかに縮まるが、逆転にはほど遠い。
そして次の瞬間、決定的な場面がやってきた。
リスタートして組み合った直後だった。
「やあァァッッ!」
残り十八秒。会場に響き渡る裂ぱくの気合の声と共に、橘の内股がついにブーフハ
イムを捕らえたのだ。
橘の右脚がノーモーションで大きく跳ね上がり、不敗の王者の体が高々と宙に翻る。
ブーフハイムは半身の姿勢で勢い良く畳に叩きつけられ、勝利を確信した橘が左手
で小さくガッツポーズを作った。秀一の目にも、それは間違いなく一本に見えた。
だが―判定は技あり。
この時点でスコア上では橘がブーフハイムを逆転していた。
が、試合はまだ中断していなかった。
橘に一瞬の油断があった。その隙をブーフハイムは見逃さなかった。

「えーっ!? いまのは一本でしょう、エンドウさん!」
「ええ……、ええ、私の目にもそう見えました。ですが、これで逆転です。このまま
いけば―あっ!」
解説者が慌てて腰を浮かせた時には、すでに橘はブーフハイムに捕えられていた。
握りこぶしを作った左手がわずかに逃げ遅れたのだ。
残り十三秒。位置は場外のわずかに手前。
橘の左手を捕まえたブーフハイムは迷わず関節技を選択し、橘の左手を両脚で挟み
こみ、脚の下に橘の首と胴とを押さえ込む。
胸の前で橘の腕を抱きかかえるようにして、そのまま仰向けに倒れこめば腕拉ぎ十
字固めの完成だ。肘の関節が極まり、試合が終わる。
「これは……、危ないですよ!?」
解説の元柔道選手が今更のように身を乗り出して叫んでいた。
間接はまだ完全に極まったわけではない。橘は捕まった左手の袖を右手で掴んで、
腕拉ぎの完成を防いでいた。
だが、それも時間の問題だ。
囚われた橘の左手をめぐって、分の悪い攻防が始まる。
残り時間はわずか十秒。しかし、それは橘にとって長すぎる時間だった。
ブーフハイムが普段の冷静さをかなぐり捨て、決死の形相で激しく上体を揺さぶる。
もう、会場の大歓声はPCの安いスピーカーで表現できる限界をとうに超え、ただ
の耳障りに割れた音となっていた。
両国の応援席は沸騰の極みに達していて、解説とアナウンサーが何を叫んでいるの
か、それすらも聞き取ることができない。
そして残り時間七秒。
ついに橘の右手が離れた。

442:柔道少女はおとしごろ5
09/05/25 23:28:14 KTgSf0jf
ブーフハイムの上体が橘の左手を抱えたまま畳の上で大きく反りかえり、両国の応
援席から悲鳴と歓声の大絶叫が湧き起こる。
橘の左肘の関節が、本来の稼動域とはまったく逆の方向に大きく反りかえる。
橘の右手がたまらず、畳を二度叩く。「まいった」のコール。
―誰もがそうなる、と確信していた。
だが、実際には。
畳を叩くかわりに、橘は右手で柔道着の袖を強く握りこんだ。
関節を極められたまま、残り時間を耐えるつもりなのだ。
残り五秒。主審の制止がかからないのを見て、ブーフハイムも、まだ試合が終わっ
ていないことを悟る。
彼女もまた、最後まで試合を諦めなかった。
上体を起こして一旦反動をつけ、気合の声とともにさらに勢いよく身を反らせる。
「――ッ!!」
肘の関節が通常の稼動域を大きく超えて反対方向に折れ曲がるのが、はっきりとみ
てとれた。
絶叫する橘の悲鳴は大歓声にかき消されて秀一の耳には届かない。
だが、ブーフハイムの脚の下でビクビクと大きく痙攣する彼女の細身の全身が。
目尻に浮かぶ大粒の涙が。
絶叫の形で少しも閉じない唇が。
肘関節脱臼がもたらす激痛を如実に表していた。
それでも、橘は畳を叩かなかった。
追い詰められたブーフハイムが、明らかに脱臼している橘の左手を大きく左右に捻
りあげる。
橘が狂ったように暴れ、会場中にさらなる悲鳴が満ちる。
それでも、橘は最後まで畳みを叩かなかった。
関節が完全に極まっても選手が「まいった」のコールをするか、失神してしまわな
い限り敗北にはならない。
橘は最後まで、そのどちらも拒絶し続けた。
永遠のような最後の数秒が過ぎ、主審が試合の終了を告げる。
勝利を告げられた時、橘はブーフハイムの下で顔をぐしゃぐしゃにして泣いていた。
もちろん、喜びの涙ではない。
試合が終了し、解かれた左手を抱き抱えた橘が、ブーフハイムに支えられてよろめ
きながら立ち上がる。
開始線までもどり、橘は気丈にも試合後の礼をやり遂げたが、次の瞬間には開始線
の上でうずくまるように失神して崩れ落ちた。
日本チームのコーチが慌てて彼女に駆け寄る。
その後、橘は当然のように病院に直行し、試合後のメダルの授与とインタビューの
場に立つことはなかった。
一番高い表彰台が空席のままのメダル授与式。
それでも、会場の興奮は中継が終了するまで冷めることはなかった。

443:柔道少女はおとしごろ6
09/05/25 23:29:51 KTgSf0jf
「ふう……」
手に汗握って録画を鑑賞していた秀一は、映像が終わると同時に恍惚としたため息
をついた。
背もたれに重い体重を預けて、しばし鑑賞後の余韻に浸る。―と、
「こらっ」
「いてッ」
いきなり不意打ちで頭をはたかれてしまった。
思わぬ攻撃に秀一が慌てて振り返ると、いつのまに彼の部屋に入ってきたのか、姉
の加奈子が両手を腰にあてて、怒ったように彼を見下ろしていた。
―橘 加奈子。
冗談のような話だが……さっきの映像の少女である。
そう。
彼はこの夏、オリンピックに出場する姉の応援に渋々ながら海外まで出かけて―
そこで実の姉に恋をしてしまったのだ。
初恋の人に危険な場面に踏み込まれて、秀一は慌ててPCの画面を手で隠した。
「ね、姉ちゃん! 勝手に部屋に入ってくるなよな!?」
「それなら、何度も呼んでるんだから、返事ぐらいしなさいよ」
言い合いながら、秀一は高速でマウスを操作して「Kanako」のフォルダを閉
じる。
明らかに怪しい挙動だったが、姉は特に気にした風もなく、
「ご飯できたわよ。いつまでもパソコンいじってないでさっさと降りてきなさい」
とだけ告げてきた。
まさか彼女も、実の弟が、彼女の試合をみて、苦しみ悶える実姉の姿に大興奮して
いたとは思いもよるまい。
「わかった、すぐおりるから先にいってて」
「ん。……っとに、こっちは片腕なんだから、アンタも少しは家事手伝いなさいよね」
両親共に多忙でほとんど家には帰ってこないため、橘家の家事は姉が一切を取り仕
切っているのだ。
そして、あの夏のオリンピックから三ヶ月。
今でも、姉の左肘の状態は思わしくない。
肘関節の脱臼と周囲の骨の複雑骨折。それに加えていくつかの腱の断裂。
大方の予想通りとはいえ、あの試合のために姉が支払った代償は大きく、姉はまだ
復帰どころか、練習再開の見込みすら立っていない状態だった。
そんな姉に家事全般頼りっきっていることが急に情けなく思われ、秀一は素直に反
省した。

444:柔道少女はおとしごろ7
09/05/25 23:30:22 KTgSf0jf
「……ごめん」
「もう、バカね」
深刻な顔になった秀一に、姉は冗談であることを知らせるような明るい声で言った。
「言ってみただけよ。アンタに家事なんか任せられるわけないでしょ?」
「でも、買い物ぐらいは俺が行くよ、今度から」
「……秀一」
真面目な顔で彼が言うと、姉は驚いたように目を見開いた。
「……熱でもあるの?」
「ね、姉ちゃん!?」
急に顔を寄せられて、今度は秀一の方が驚く番だった。
化粧気などまるでない、瑞々しい姉の顔が間近に迫る。
ぴたりとおでこをくっつけられると、彼はこれ以上ないほどに茹で上がってしまっ
た。
「やだ、ほんとに熱があるじゃない!」
「だ、大丈夫だよ。子どもじゃないんだから!」
「なに言ってるの、まだ子どもでしょ。高校生なんだから」
「自分だって高校生だろ!」
「それでも、アンタよりは大人よ」
余裕たっぷりに笑う姉に、秀一はまたひとつ不安を覚えた。
そんな態度を取られると、最近頻繁に目にする「橘加奈子熱愛発覚!?」などといっ
た嘘だらけの週刊誌の見出しも、本当の事ではと思えてしまうのだ。
もちろん、姉に関する下品なゴシップ記事のすべては、彼も入念な裏づけ調査を行
なっており、どれも内容の空疎な捏造記事だとわかっているのだが……。
それでも、気の休まる暇もない。
PCゲームの清楚なヒロインたちと違って、彼の姉はわりと身持ちが軽そうなのだ。
最近でこそ少しは落ち着いてきたものの、姉は今でもお茶の間に大人気で、頻繁に
テレビなどに呼ばれては出演して、スポーツアイドルとして好評を博している。
そして出演するたびに、
「有名な野球選手のだれそれさんにメアド教えてもらっちゃった♪」
などと自らのモテぶりを披露してくるのだから、たまったものではない。
「そうやっていい気になってると、今に痛い目みるぞ」
などとふて腐れてみても、姉は余裕の表情で、
「ふうん? 心配してくれてるんだ?」
などと、取り合ってもくれない。
これでは、どうやって恋愛フラグを立てたらいいものか、見当もつかなかった。
当たり前の話だが、今の秀一は彼女の恋愛対象の視界にすら入っていないのだ。
(しょせんオレはただのデブオタ、相手は女子柔道のスター選手。当然といえば当然
なんだが……)
それ以前にお前らは血の繋がった実の姉弟だろう! というツッコミは秀一の脳内
には入らない。
近親相姦など、彼の常駐する二次元の世界では非常によくあることなので、彼の脳
内ではタブーのうちにも入っていないのだ。
それどころか、
ああ、姉ちゃんを調教するゲームがやりたいな……どっかのメーカーが出してくれ
ないかなあ。
そんなことまで夢想している始末である。
そこまで考えて、彼はふと気づいた。
(……そうか、姉ちゃんは3Dの人間なんだから、わざわざ平面絵に落とす必要はな
いんだ。それに、調教系のフラグなら、リアルでも簡単に立てられそうだし……)
なんといってもふたりきりで、一つ屋根の下で暮らす姉弟なのだ。
盗撮して弱みを握るのも、寝込みを襲ってレイプするのも思いのままのはずだった。
家の中で油断している姉を押し倒して、嫌がる姉をさんざんに犯し抜き、精液でど
ろどろに穢し尽くしていく。
男を知らない姉の身体に徹底的な調教を加えて、彼なしでは生きていけない、彼だ
けの性奴隷に仕立て上げていく……。
想像しただけで下半身の一部が脹れた。
(純愛ルートは諦めて、鬼畜調教ルートで行くか……)
のんきに笑う姉をみあげて、秀一はひそかにそんな決意を固めた。
現実世界にリセットボタンはない。
慎重に、だが確実にフラグを消化していこう……。

445:柔道少女はおとしごろ8
09/05/25 23:31:02 KTgSf0jf
翌朝。
いったん決意を固めると、彼の行動は素早かった。
せっかく得た風邪を引いたという口実を利用して、朝から学校を休むと、心配顔の
姉が学校に出かけるのを待ってから、こっそりと街に買い物に出かけた。
主な目的は盗撮用小型カメラの購入である。
今やそのへんのアイドル以上にパパラッチに追われ、日々盗撮等の被害にも合って
いる姉だが、まさか家のなかで家族から盗撮される日がくるとは思いもすまい。
秀一がこっそりと家のなかに小型カメラを仕掛けてまわれば、姉は必ずや隙だらけ
の姿を彼の前に晒してくれるはずだった。
姉を盗撮。
それは考えただけで興奮が止まらなくなってしまう行為だったが、秀一の最終的な
目標はさらなる高みにあった。
そうして撮りためた「Kanako」のフォルダの中身を、ゆくゆくは姉の前に全
部ぶち撒けるのだ。
そして、
「くっくっく、いいか姉ちゃん。この恥ずかしい写真の数々をネット中にバラ撒かれ
たくなければ……これからはオレの言うことをなんでも聞くんだな!」 
「そ、そんな……!」
と、まずは涙目(これは観測された未来における確定事項だ)の姉に自分で自分の服
を脱がせて、生まれたままの姿にしてしまう。
そして、恥らう姉の裸体を隅々まで隈なく鑑賞していき、映像を網膜にしっかりと
焼き付けて、最後には無理やり押し倒して姉の大切な処女までもいただいてしまう。
……ここまでくれば、あとはもうこっちのものである。
じっくりたっぷり、時間をかけてねっとりと、ねぶり上げるように調教してゆき、
最後には姉を、彼なしでは生きていけない、彼専用のエロ奴隷に仕立て上げるのだ。
今まで何人ものエロゲの主人公たちが成功してきた栄光の道である。
まだ童貞だが、高一にしてすでにクリアエロゲ数が300本に迫ろうかという秀一
にも、けして不可能ではないはずだった。
幸いにも、それだけの数のエロゲが気軽に購入できるほどには、彼の生まれた家は
裕福で、ン万円もする高価な盗撮機材の購入も、さしたる障害にはならなかった。
まあ、しばらくは金欠でエロゲ等が買えなくなってしまうが、そんなものは姉を手
に入れることに比べればゴミのようなものだ。
秀一はたっぷりと時間をかけて吟味しながら、大量の盗撮用機材を買い漁っていっ
た。
リュック一杯にカメラを買い占めてしまうと、せっかく街に出たついでなのでアダ
ルトショップにも立ち寄り、様々な大人の器具も買い漁る。
革製の拘束服や手錠、ローター、各種サイズのバイヴ、ムチ、蝋燭、アナルプラグ
に到るまで。ありとあらゆる器具を手当たり次第に買い漁っていく。
そうしてそれらの器具を実際に使う時のことを夢想するのだ。
上手く弱みを握って、姉に言うことを聞かせられるようになったら、姉の身体を使っ
てありとあらゆるプレイを楽しもう。
全裸に剥いた姉の肢体を革ベルトでガチガチに拘束して、乳首とクリトリスにピンク
ローターを押し当て、目隠しをして、筆や電マ、バイヴ等で思うさま責め立てる。
身悶える姉の痴態を心ゆくまで堪能してから、最後はとどめとばかりに己の極太で深
々と貫くのだ。
処女を奪われ、泣き叫びよがり狂う姉の様子をビデオでしっかりと録画して、それを
ネタにさらに脅迫を続ける。
そうして毎日のように様々な器具を使ってありとあらゆる調教を姉の身体に施してい
き、最終的には彼専用の肉便器を完成させる。
―そんな至福の空想ににやけた笑みを浮かべながら、秀一は期待と欲望で紙袋と股
間をぱんぱんに脹らませて、上機嫌で帰途についた。

446:柔道少女はおとしごろ9
09/05/25 23:31:51 KTgSf0jf
家に着くなり、秀一はひいひいと汗だくになりながら階段を上り、自分の部屋のベッ
ド下に置かれた秘密の道具入れに買って来た器具類を仕舞い込んでいった。
それが済むとさっそく隠しカメラの設置に取り掛かる。
まずは風呂場の天井にある換気口に防水加工された一番高いものを仕掛け、それが済
むと二階と一階のトイレにも、やはり換気口にカメラを仕込んでいく。
そしてついに、彼は禁断の姉の部屋にも侵入を果たしていった。
当然のことながら、姉の部屋は内部からの侵入者には完全に無防備で、鍵などもまっ
たくかかっていなかった。
このように開け放たれ、彼の部屋のすぐ隣にあるにもかかわらず、彼がその部屋に入
るのは実に数年ぶりのことだった。
久しぶりに入る姉の部屋は、子供のころと変らず、淡いピンクを基調としたいかにも
女の子らしいトーンに整えられており、匂いを嗅ぐとミルクのような甘い匂いがした。
しっかり者の姉らしく、きれいに片付いている。
机の上の本棚にはいくつかの辞書と参考書。それに倍するスポーツ医学とトレーニン
グに関する本がずらりと背を向けて並んでいた。その脇にはわずかにだが、女性誌や
ファッション誌の類もみられる。
対面のステンレス製の折りたたみベッドは、運動馬鹿の姉のものらしく、折り曲げる
と効率的に腹筋が鍛えられる作りになっていて、ベッドのうえにはきれいにたたまれ
た淡いピンクのかけ布団。
そして、本来なら枕があるはずの位置には、枕の替わりに特大の犬のぬいぐるみがで
んと置かれていて、奇妙な存在感を放っていた。
この白い犬のぬいぐるみには見覚えがあった。
去年の姉の誕生日に、彼が無理やり姉に買いに行かされたものだ。
「自分で買うのは恥ずかしいから」
という理由で、同じく金に困っていないはずの姉から、強引にプレゼントするように
命じられたのだ。
一年以上経った今でもまだベッドに置いてあるところをみると、よっぽどお気に入り
らしい。
もしかしたら姉は毎晩これを抱いて寝ているのかもしれない。
そう考えると昂ぶる興奮を抑えきれず、秀一は遠慮がちに姉のベッドに倒れこんでいっ
た。


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