【アイドル】THE iDOLM@STERでエロパロ8【マスター】at EROPARO
【アイドル】THE iDOLM@STERでエロパロ8【マスター】 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
08/07/12 17:48:20 sztFjAO5
前スレが容量使い切ってたみたいなので立てさせていただきました。
ではまた張り切って参りましょー。

3:名無しさん@ピンキー
08/07/12 17:55:20 osXZDJ1O
張り切ってぬるぽ

4:名無しさん@ピンキー
08/07/12 20:05:21 4TdQjBh0
>1
スレ立て乙です。

前スレの後半の流れから765プロアイドルの出産順を考えた。

1位は「あずささん」かな。
プロデュース終了→結婚→出産の流れしか想像つかん。

2位が千早と雪歩。
千早は前スレ【823-824】SSの影響が強すぎ。それは冗談にしても、
Pと真剣に話し合って、結婚したら早々に娘作りに励みそう。
雪歩は春香じゃないけど、雪歩自身かPの「うっかり」で孕みそう。

3位は美希と真。
美希は一度「美希とハニーの赤ちゃんが欲しいの♪」スイッチが入ったら大変だろうし、
真も「プロデューサーとボクの赤ちゃん…欲しいなぁ…なんて…」言われたら、
プロデューサーも真本人も、毎日頑張っちゃう…そんなイメージ。

春香は旦那Pが「アイドルとしての春香」の事を考えて、
中々子作りにゴーサイン出してくれなさそう。
律っちゃんは、ある時期まで子供に興味なさそうな気が。

他のアイドルは…考えられなかった。orz

5:名無しさん@ピンキー
08/07/12 21:54:23 S2jFjA8I
スレ立て乙。
いつの間にか512kいってたからびっくりしたよ

6:名無しさん@ピンキー
08/07/12 23:57:32 F1ScJQo+
容量落ちしてたのか気づかなかった

>>4
伊織は計画的に人生設計出来る娘だからまあ2年待てるだろう
暴走するとヤバいけど

やよいは親がアレだからその辺きちんと出来る筈
一度性の味覚えちゃうと激しいかもしらんが

亜美真美は……まあ流石に4年待てw
彼女達の数年後は色々凄そうだ

7:名無しさん@ピンキー
08/07/13 01:08:31 xGlumnys
>4-6 とか前スレ>834

俺は、律子と千早が(結婚後)子供をなかなか作らないキャラの双璧だと思うんだけどな。

律子は仕事に夢中で妊娠・出産・子育てしている暇が無いからという物理的理由だけど、
千早は自身の境遇から生まれてきて可哀想だとか(子育てに)自信がもてない・不安があるとかの精神的理由。

だから、それを突き崩す何らかのイベントが(P側から)起こらないと厳しいんじゃないかと思うよ。

ちなみに他のキャラだと

春香・美希は前スレ>834と同意見
雪歩や伊織は親の稼業(家系)的に子供を産んで血族を太く繋いでいくことが重要視される環境下に
居るので、子供を産むことにそんなに躊躇しないと思う。周りのバックアップも強力なはずだし。
やよいは(経済的なこととか環境的なこととか)何も考えずにばかすか産みそうで(Pが)怖いと思う。
亜美真美は二人での同時出産にこだわりそう(そして両方で同日に双子が生まれ……)
あずささん(+小鳥さん)は全く躊躇せずに速攻で産みそう。
で、(Pに全部お任せって感じで)一番何も考えて無さそうなのが真。

こんな見立てだけどどうかね?

8:名無しさん@ピンキー
08/07/13 17:15:04 /pK1T8PX
まとめサイト機能してる?

9:名無しさん@ピンキー
08/07/13 19:58:26 nleO9ywf
6月8日以降更新が止まってる。
管理人忙しいんじゃないかな?

10:名無しさん@ピンキー
08/07/13 21:25:29 8W4+7aeU
まだ朝早い事務所。
仮眠から覚めた俺はゆっくりとオフィスに向かう。
そこで朝早くから来ていた千早とばったり会った。

「おはようございます、プロデューサー」
「おぉ…お、お~、おはよう、千早」
「眠そう…ですね。ところで…あ」
「ああ、今日のスケジュールだが、…どうした?」
「あ、あの…そ、それ…」
突然千早が俺の下の方を見て会話を止め、モジモジしてついには俯いてしまった。
なぜ…と思って下を見てみると…

「…あぁ!!…な、なんだ!コレの事か…」
俺の股間は朝勃ちで確かに膨張しており、自己主張していた。
「プ、プロデューサー…もしかして、その…溜まって…いらっしゃるんですか?」
「あのなぁ、これは生理現象で…って、今何て言った?!」
「その…欲求不満で…」
そこまで言って上目遣いで恥ずかしそうに指を合わせる千早。顔は真っ赤だ。

「はぁ?だ、誰から聞いたんだよそんな話!」
「お…音無さんから聞いたことがあります…その、男の人は…何日かに一回は処理しないと…」
「だから、これはそういうの関係な…」
「あの…プロデューサーはご自分の健康管理はなさってるんですか?!」
「生理現象だからだって…」
「溜め込んだりせず、ちゃんと解消すべきです!も…もしよろしければ私が!…」
「千早…話を…」

結局、千早は勝手に興奮してしまい、話を収めるのに10分もかかってしまった。
ちょっとオフィスに出るのが早すぎたか…。

bad communication


11:名無しさん@ピンキー
08/07/13 21:40:01 eNJGD0fa
それbadなのか?w

>>7
亜美真美同時出産てw

12:名無しさん@ピンキー
08/07/13 23:35:52 7P8F344R
「千早~そろそろ…」
「はい…」
その日私とプロデューサーは一つになった…

「ん…そっか…私…」
昨晩の行為の感触が残る中私の隣にプロデューサーはいなかった
不安になる私…もう捨てられてしまったのかと思ってしまう
「おはよう千早、今朝飯作ってるから着替えて待っててくれ」
私はほっとする…捨てられてはいなかったと…
「ん?何で泣いてるんだ?」
目頭が熱くなるを感じた
「泣き虫だなぁ千早は~(なでなで)」

選択肢

A・そのままベットに直行
B・抱きしめつつベットに
C・落ち着くまで抱きしめて分けを聞く
D・涙を拭き抱きしめベットに


13:名無しさん@ピンキー
08/07/13 23:42:01 7QIeVGPn
春香「」
千早「くっ」
やよい「うっうー」
真「へへっ」
律子「」
あずさ「」
亜美真美「んっふっふ~」
伊織「」
美希「あふぅ」
雪歩「穴掘って埋まってますぅ~」
小鳥「ぴ、ぴよ」

一発で分かる各キャラの口癖ってどんなのだっけ?

14:名無しさん@ピンキー
08/07/14 00:07:35 3ZODxCGD
「にひひっ」が無いとか……

15:名無しさん@ピンキー
08/07/14 00:32:04 6/xo19y2
あずささんが「あらあら~」と言わないように
小鳥さんは「ぴよ」とか言わない

つかエロパロ板的には濡れ場でこういう口癖言われても困る

16:名無しさん@ピンキー
08/07/14 06:40:05 ZBImIO8L
春香は「○○ですよ、○○!」という繰り返しフレーズだな。
ただ>>15も言うように彼女らの口癖はエロパロ向きでない(当たり前だが)。
言葉遣いが丁寧とか語彙不足とかで微調整してる。

俺の言葉遣いランキング
<↑丁寧>
千早 (丁寧というより他人行儀。Pに慣れても他人行儀)
小鳥 (オトナの知性をアピール。しかも隙なし)
あずさ (性格もあるが、実は育ちもいいんじゃないか?)
雪歩 (育ちと性格の相乗効果)
律子 (事務所仲間が年下なので丁寧ではないが、場は弁えている)
春香 (ああっここでも真ん中にっ)
伊織 (普段の言葉遣いはひどいが上流向けのトークも装備)
真 (ママがばっちり教えてそうだが、体得率は半分くらいか)
やよい (下地不足。基本控え目だがどうすればいいか判らない)
美希 (フランクというより相手の格の上下という考えかたが欠落)
亜美真美 (まあコドモだ仕方あんめえ)
<↓フランク>

17:名無しさん@ピンキー
08/07/14 08:12:21 eXfs8p17
自慰ネタって需要ある?

アイドル達のオナニーについて妄想を書いてみないか
千早は週一回、軽い罪悪感を感じつつも徐々に激しくというのが俺のジャスティス
まあこの流れでいくと小鳥さんがオチ担当になりそうな気はするが

18:名無しさん@ピンキー
08/07/14 13:12:25 PKET+F3B
前スレのSSだと亜美真美は真美が先にオナニーに目覚めてたな

19:名無しさん@ピンキー
08/07/14 18:24:59 7WCQlb14
>>7
> 俺は、律子と千早が(結婚後)子供をなかなか作らないキャラの双璧だと思うんだけどな。
TrueEND後の律っちゃんは「出来るうちは、しっかり仕事がしたいんです!」的な考えしてそうだし。
でも性行為自体はきっちりしてそう。こっちはPが主導権握って。

千早は子供を生む決意をするまでの「ある一線」を超えるまでが果てしなく険しそう。
例えるなら、標高数千メートルの山の頂上を目指す感じ。
でも「ある一線」をPが手を引いて超えさせてくれたら、あっという間にできちゃう感じが。
例えるなら、上りきった山の頂上から一気に転がり落ちるように…

20:名無しさん@ピンキー
08/07/14 18:26:00 7WCQlb14
>>7
やよいは実家が子沢山だから、「あんな風な家族ができたらいいなぁ…えへへっ…」って
子沢山家族に対して、漠然とした“あこがれ”を抱いてそう。そこは春香と良く似てる。

> で、(Pに全部お任せって感じで)一番何も考えて無さそうなのが真。
真ってぢつは美希以上に、Pに尽くすというか従うキャラなのではと、ふと思った。

美希は“子作り”に対して、何も考えて無さそうな感じに見えて、ぢつはしっかりと考えてそう。
「美希とハニー…お仕事ばっかりで…2人だけの時間…あんまり取れなかったよね…?」
「だから…もうちょっと…もうちょっとだけ…2人だけの時間が欲しいの!」

真の場合は、Pが「まだ早いんじゃ」と言ったら「そうですか…分かりました」と言い、
「そろそろどうかな?」と言ったら「はい!頑張りましょうね!」って言う。そんな感じ。

言うなれば無条件の信頼。

21:名無しさん@ピンキー
08/07/14 20:31:23 zsroApzg
良いこと言ってるのは分かるんだが、「実は」を「ぢつは」って書くのはどうかなぁ。

22:うわぁ、アク禁解除待ってたらkyどころの騒ぎじゃないよ……_/ ̄|○
08/07/14 23:09:29 GIWOijo5
「…ふふ、安心してくださいプロデューサー。今日はピル使ってますから。
それに……あなたみたいな人の子供なんて、何があっても産みたくありませんし。
やっと私気付いたんです。プロデューサーは私のことなんか愛してないって。
あなたの顔を見て、諦めがつきました。さっきは真っ青になってましたよ。
ふふ、まさか自分が「蒼い鳥」しちゃうなんて考えてもいませんでしたけど。
ここまで育てていただいたことは感謝しています。ですから、社長にだけ報告しました。

触らないで!!
私たち。いいえ、私とプロデューサーはもう元には戻れないんです。
前から判ってたんです。私は「商品」なんだって。
それでも愛されてるなら構わないと思っていたんですけど……

ダメですよ。
社長が迎えに来ますから、このまま私はLAに拠点を移します。
それじゃ、さようなら。今度担当する女の子にはこんな思いさせないでくださいね。」

23:名無しさん@ピンキー
08/07/15 01:46:20 ybloE0PL
>>22
前スレ>>750の選択肢2を選んださらに後の話だね
EDで心の底から嬉しそうに笑っていた千早・・・Pに別れを告げた後、立ち直れるのか?

しかしまあ、前スレ>>747からずいぶんと発展したなw
リレー形式のSSはたまに見かけるが
今回は選択肢の中から各自趣向を凝らして色々な展開を見せてくれたので面白かったよ
まとめの人にとっては大変だろうけどまた見てみたいな

24:名無しさん@ピンキー
08/07/15 16:06:55 gvdfjvVk
こうも暑いとアイドル達の露出度も上がるんだろうな。
あれ?小鳥さん、何ゴソゴソやってるんですか?

25:名無しさん@ピンキー
08/07/15 20:02:39 s9WjlY6e
>>24
その場にPがいるか、女性オンリーなのかで変わる気もする。
露出度上がりそう(薄着になったり、スカートの中へパタパタ)なのは…

美希はPがいようがいまいが、変わらず露出度上昇。
むしろ覚醒後は進んでPに自分を見せ付けそう。

春香はPがいないと思って、服やスカートへ風をパタパタしてるんだけど、
ふいにPから声をかけられ、Pに見られたと思って叫んじゃうのですよ。
「ふぇぇぇん…プロデューサーさぁん…わたしもうお嫁にいけませぇん…(グスグス)」

千早や雪歩は…千早はむしろ「だらしないわよ」って一声かける側だろうし、
雪歩は暑さには弱そうだけど、露出をあげるのは恥ずかしいだろうからねぇ。

うん。あんまりエロくならなかった。

26:名無しさん@ピンキー
08/07/15 22:39:36 JsG+CwpF
【風俗】版権キャラによる売春を書こう【援交】
スレリンク(eroparo板)

上記のスレで千早のSSを書きましたので興味がある方はどうぞ
ただ、スレタイ通りのブラックな内容なのでご注意ください
>>116からです

27:名無しさん@ピンキー
08/07/15 22:44:40 IxKsGJmF
>>26たしかにブラックな内容だな、千早スキーの俺としてはかわいそう

28:名無しさん@ピンキー
08/07/15 22:54:43 JsG+CwpF
注意書きが足りなかったかもしれません
千早スキーさんと、ブラックが嫌いな方はスルーしてください

というか、前スレがまだ残ってましたね…
すみませんでした

29:名無しさん@ピンキー
08/07/16 00:52:50 OnfQ5owH
>>26
痛がりな千早スキーの俺は楽しめました
次回作をwktkして待ってます(*’д`)
ラスト後も夢を捨てきれない千早が再びPと再開するも……
って感じの続編も面白そう


30:名無しさん@ピンキー
08/07/16 00:58:01 E9/2XDAs
もう少し暗い話でもよかったかもね
その後が気になるなあGOOD/BADどっちでもアリだな

あの歌みたいな天海見たいな

31:名無しさん@ピンキー
08/07/16 16:03:29 ECavaxna
前スレは容量オーバーで終了してるからこっちで問題ないよ
もっと堕ち切った千早も晒してほしい

>>24
小鳥さん職場でナッシングパンティ自重して下さい
あと葉書職人とかも勘弁

32:名無しさん@ピンキー
08/07/16 17:11:32 Pqq1UUID
>>24
夏をむかえて露出度が上がったアイドルたちの姿を隠しカメラで撮影し、
マイPCの秘蔵の小鳥ファイルに保存しているのですよ。

P「小鳥さん、それ犯罪ですから」

33:名無しさん@ピンキー
08/07/16 20:57:32 Q0Kc7DfN
まず、書くなら別にこっちでもいいと思うけどね。

その前に、句読点はちゃんと打ったほうがいいと思う。日本語なので、
正直読みにくい。
文章的にはその他にも色々あるけど、とりあえずそれを直してから次か。

展開については、まあまあ。
ただ、折角落とすなら、もうちょっとしっかり「なぜ不人気に」などの
ストーリーを書いたほうが面白いんじゃない?
そういう意味では、あちらのスレは売春自体を扱ってるので、あっちのスレで
その様な描写をするのは本旨に合っていないのかもしれないけど、
そう考えると尚更こっちでねっとり落として書くべきだったかと。

うまく書けば題材は面白いかもしれないのに、「飽きやすいもので」で終わっていては、
ああそうなんですか的な反応か、なんでさ的な拍子抜けみたいな感想が
残ってしまうので。

総合的に、やはりちょっと残念。

34:名無しさん@ピンキー
08/07/16 21:59:12 A+MdrHxo
き、気が付いたらエロシーン書いてない…orz

35:名無しさん@ピンキー
08/07/17 19:30:20 DUrP6RAv
容量使い切ってたことに気付かず、なんか土曜日からずっと止まってるなとか思ってたw

36:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:49:39 IvN5xH7f
美希は子供を生まなそうなキャラの代表格だと思うけど。
そんな、うざったい生き物なんてめんどうだわ、というのが美希のスタイルで、絶対にそれは拒絶すると思うね。

千早については同意見で、産む産まないというのを考えるのにあたって、まず、
自分が親たるに相応しい人間か、という自問自答に答えを見出さなくてはならない。
しかもその結果によっては、産まない、という結論も出そうだし。当然。

これに対してやよいは…あれで子供が複数できなかったらそれだけで悩みそうな気がする。
「わ、わたし、一人しか産めないなんて、この子が可愛そう…」
やよいには是非亜美真美みたいな元気で可愛い娘の双子を産んでもらいたいものです。

律子は0か多数かどっちかじゃないのかな。一人とか想像できない。
大家族を差配している姿、孤高で居る姿のどちらも想像の範囲内。
あ、でもPと離婚してシングルマザーっていうのもありですか。律子はそういう意味で凄いな。何をやってもこなしていけそうだw


37:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:50:40 a7e+UlG0
>>35
やあ、俺

38:名無しさん@ピンキー
08/07/17 22:23:38 obgnPffd
さすがにいくら美希といえども
自分の子供を想像してうざったいと切って捨てはしないと思いたいなぁ

39:名無しさん@ピンキー
08/07/17 22:29:44 LDJsoGIm
美希ね、美希に男の子ができたら可愛いだろうな~って思うの。
でもね、女の子だったらライバルになっちゃうからいらないの。

40:名無しさん@ピンキー
08/07/17 22:48:19 yrliIwWU
「私が親としてふさわしいのだろうか…私みたいに悲しませてしまうかもしれません」
「一人で考え込むなよ、俺もついてるんだから」

41:名無しさん@ピンキー
08/07/17 22:48:27 3/0VX9/2
そういう事を笑顔で話してPをゾッとさせるのが美希

42:ボクと彼とのらぶらぶ性活 お目覚め編(0)
08/07/17 23:14:20 NrS+cm8m
真中毒者です。
お目覚め編の要望がありましたので書きました。
ただ設定がちとオリジナル入ってます。まぁ同棲時点でオリジナルってことで。
エロけりゃやっぱりなんでもOKな精神で。

43:ボクと彼とのらぶらぶ性活 お目覚め編(1)
08/07/17 23:15:02 NrS+cm8m
「んっ…ん~っ」
朝はほとんどボクが先に目を覚ます。
横には…ボクを受け入れてくれた、最愛の人。
「えへへ…おはようございます…ちゅっ」
ボクはプロデューサーのほっぺにキスをした。
「んんー…」
プロデューサーはまだ起きない。
ボクもアイドル業で忙しいが、プロデューサーはそれ以上に忙しいのだ。
ボクの知らない所で、ボクの為に…色々頑張っている。
それでも、ボクのお願いを受け入れてくれる。愛してくれる。
…昨日もそれくらい愛し合ったのだ。

『はぷ、あむんっ、ちゅる、おひんひん、おいひーよぉ、はぁっ、せーえき、出して…はむっ』
『んんっ!!ぢゅ、じゅるるるるる…こくんっ。ぷあぁっ…えへへ…あ、もったいない…ちゅるっ』
『あ、あ、ああん!気持ちいい!気持ち良いよぉ!』
『ああぁ…ぼくぅ…ぷろでゅーさー…だい、すきぃ…ちゅっ』

「…ぁぅ」
考えると身体が熱くなっちゃうよぉ…。あ、だめっ…おちんちん、舐めたくなっちゃう…。
ぶんぶんっ。
ボクは頭を振った。それは…もうちょっと後のお楽しみに…えへへ。
「…よしっ!やるぞーっ!」
ボクは勢い良く飛び起き、朝ごはんの支度にかかった。…うあぁ、裸のままだったっ!何かしら着ないと!

ボクがプロデューサーの家に居候してはや一週間。ボクは後悔していない…というより、こっちに来てよかったと思っている。
事務所、または学校には、プロデューサーが送ってくれる。そんなに近くも遠くもないけど、ボクはプロデューサーと一緒の時間が増えて嬉しい。
でも、ちょっと前、学校に送ってもらった後、友達に冷やかされたんだ。
「ねーねー、真?」
「ん、なに?」
「あの人さー、この前ワイドショーで騒がれた人よねー♪」
「え!?う、うん…そう、だけど…?」
「あれ私も見たの!かっこよかったわぁ…『情けない事するなっ!』なんて…キャーッ!ナイト様みたーい!!」
「あ、あはは…」
ボクはプロデューサーが褒められてる?のかなぁと思って、ちょっと戸惑ったけど…。
「ああいう人、タイプなのよねーっ。なんか守ってくれそうな感じ♪」
「あ…そ、そうなんだ…」
ボクの心が少し…黒くなった。嫉妬だったなんて、言える訳も無かった。…ボクも、自分がこんな嫉妬深いなんて驚いた。
…何を思ってるんだ。プロデューサーはずっとボクだけって言ってたじゃないか!この前だってあんなに愛してくれて…!
「…どしたの?」
「い、いや!?なんでもないよ!?うん!」
はぁ…。ボク、ほんとプロデューサーに身も心もメロメロにされちゃったんだなぁ…。

44:ボクと彼とのらぶらぶ性活 お目覚め編(2)
08/07/17 23:15:41 NrS+cm8m
と、そんな事があったのも束の間、ボクの親衛隊?というのが現れて…また面倒な事になりそうだなぁと思ってたら
「真様!」「私達!」「あなた方の盾になりますっ!!」
「…へ?あなた方?盾?」
「情報屋から聞きました!」「今の真様のお姿の秘密は!」「ある一人の騎士様だと!!」
「え!?い、いや、それは…」
ボクは、プロデューサーの事がバレたのか!?と慌ててしまったけど…。
「確かに真様を取られたのは無念ですが!」「今の真様は一番輝いていると情報屋が申しておりましたので!」「私達もその幸福を守る所存でござりまする!」
「…え?」
「くぅっ…真様!」「真様を取る不届き者を成敗したかったのですが!」「テレビに騒がれようが、それでも守る姿を見てっ…私達は、私達はぁ…ひぐぅっ」
「あ、あの…良く解らないんだけど…」
「まこどじゃまぁ!」
「は、はいっ!?」
「どーが、どーがじあわぜになっでぐらは…びぇえええええん!!」「泣くんじゃない!泣くな我が友…ひぐ、えぐぅっ」「ぶわぁぁぁぁぁん!まごどじゃまあぁぁぁぁ!」
「…な、なんだよこれ~!?」
後に小鳥さんから電話があって「真ちゃんの恋路を邪魔する人はもういないから♪安心してハァハァ、私に…ハァハァ、萌えを、じゃないっ!ハァハァ、幸せ掴んでね!!わっほい!!」と言っていた…。わっほい?

とまぁ、そんな訳で、学校にいてもプロデューサーとの仲を突っ込まれる事は無くなった。
どうやら小鳥さんが何かをしていたようだが、深く立ち入ると危険な気がしてやめた。

…っと、そんな事を考えながら、ボクは朝食を作った。
親に隠れて料理していたんだ、ボクだってこれくらいは出来るぞー!えっへへ~。
「んん~…」
あ、プロデューサー…起きちゃったかな?
「んー…」
…ほっ起きてないみたいだ。朝のお楽しみが無くなっちゃうもん…えへへ。

朝食をテーブルの上に置いて、食材全部にラップを掛けた。
「よっし、完璧!」
朝食作りが終わって、後はプロデューサーを起こすだけ。
プロデューサーは…まだ寝てる。えへへへ~…今日は、ボクが好きなだけ…。


プロデューサーを起こさないように、慎重に布団を剥がす。
昨日愛し合った後、すぐ寝たから、裸のままだ…。
「えへへ、失礼しまーす…」
ボクはそっと、おちんちんの前に行く…。ボクの起こし方は、ちょっとえっちだけど、ぷろでゅーさーが起きるまで…好きなだけ舐めれるんだ…えへへ。
「おはよ…ちゅっ」
ボクは、おちんちんにキスをした。こうすると、小さかったのに…。

ムクムクムクッ

45:ボクと彼とのらぶらぶ性活 お目覚め編(3)
08/07/17 23:16:23 NrS+cm8m
あ…昨日あんなに出したのに…今日もげんきいっぱい…。
ぷろでゅーさーのおちんちんが…すごくおっきくなった…。もう、おちんちんえっちすぎだよぉ…。
ああ…ボク、もう止まらない…。おちんちん、食べちゃえ…。
「はむっ…ちゅる、ちゅぷぅっ、ちゅるっ、ちゅぷぁ…、んっ…」
おちんちん…、あったかいよ…。ぷろでゅーさーのおちんちん、おいしいよ…。
「ちゅるる、はぷっはぷんっ、ちゅるる、んむぁ…服、脱いじゃえ…んしょっと…」
もどかしいなぁ…。うわっ、もうこんなに…パンツがびしょびしょ…、おちんちん舐めただけでこんな…うぅ~、ぷろでゅーさーに開発されちゃったよぉ…。
もう…ぷろでゅーさーのせいなんだから…ね?ずーっと、ボクだけなんだからっ。
「れろ、れろれろれろ…れるれる、ボクだけの、おちんちん…ボクだけの、ぷろでゅーさーなんだからぁっ」
おちんちん、舐めたのに…いっぱい、いーっぱい、舐めたのに…全然、収まらない…。
それどころか、四六時中舐めていたいなんて思う時もある…。他の人のなんて、見せる奴がいたら蹴ってやるけど。
ぷろでゅーさーのを…見たり…臭いを嗅いだり…舐めたりしちゃうと…もう、むしゃぶりつきたくなっちゃう…。
もう、こんなえっちになったの、ぷろでゅーさーのせいなんだからね…?だから…。
「ボクのこと…ずーっと、そばにおいてくださいね?ぷろでゅーさーっ。はぷっ♪」

「はむっはぷはぷっ、ぷぁっ、ちゅ、ぺろぺろ、ちろちろ、れるれるれる、あむんっ」
ぷろでゅーさーは、まだ起きない。…えへへ、まだ寝てて欲しいなぁ、だって、その間はずーっと舐め放題だもん♪
「あむあむ、ちゅぷぁっ、れーろ…れろぉ、れろれろ…」
「んっ…」
あ…起きちゃったかな…?…あ、違う、おちんちんからお汁が出てる…。感じてるんだ…えへへ…。
「いーよ…、もっと…感じて?いーっぱい出して、すっきりして?んっ、ぢゅるるっ…んくっ」
はぁっ…、ぽーっとしちゃうよぉ…、せーえきも、おちんちんも、おいしすぎるよぉ…。
「ちゅるるっ、ぢゅっ、んっ、んっ、ん~~」
「うくっ…」
我慢しないで、いっぱいだして…?ボクにせーえき、のませて…。
「はぷぁ、だしてくださいっ、んぷっ、んっ、んっ、ちゅううぅぅ、らひて、へーえきぃ」
「ぐぅっ…」
「んっ、じゅるるるるるっ!」
「っ!くあっ!」

ドクンッ!ドクッ

「んん~っ!んっ!んっ!ん~っ…、ぢゅる、ぢゅるるっ、…ちゅぽっ…んっ、ごくんっ…」
んっ、ぷろでゅーさーの、せーえき…おいしいよ…。
「…ぷはっ…ご、ごちそう、さま…ふはぁ…」
あっ…あたまがぽーっとするよぉ…。もっと、おちんちんなめたいよぉ…。
「まだ、寝てるのかな…。も、もうちょっとだけ…」
小さくなってるけど…舐めたら、大きくなるよね…?
「あーん…」

ぽすっ
「…ふぇ」
「…おはよ、真」

46:ボクと彼とのらぶらぶ性活 お目覚め編(4)
08/07/17 23:17:03 NrS+cm8m
…多分俺は、真がしている時に、夢を見ていたんだろう。
あれは凄く淫靡な夢だった。まさか真が二人とは…。
夢と解ってほっとしたような残念だったような…いかんいかん、とにかく、今日は真が俺にしてくれたようだ…。そろそろ起きないと…。
「あー、なんだ。してくれてたんだよな…?」
「は、はい…」
「うん、気持ちよかった。夢に出るくらい」
「ゆ、夢でも…ボク、舐めてたんですか…?」
「ああ。そりゃもう心底嬉しそうに」
「~~っ!」
真は煙が出るくらい真っ赤になった。
「…え、えぇぇっと!ほ、ほら!朝ごはん出来てますから!一緒に…」
「真」
「な、なんですかっ!?」
「ここ、こんなに濡れてるぞ?」
「あっ!ひゃっ、きゃんっ!だ、だめっ…朝ごはん、食べないとぉ…あぁんっ」
「先に真が食べたい」
「あんっ!あ、朝ごはん食べて、あうんっ!シャ、シャワーも浴びないと…ひゃっ!」
「真は我慢出来るのか?」
「う、うぅっ…ふぁっ…我慢、出来ません…きゃうっ!」
「正直でよろしい」
俺は真がさっきまで舐めていたモノを、真のあそこにあてがった。
「ふ、ふあぁ…ボ、ボクの膣内にぷろでゅーさーのが入っちゃうよぉ…」
「…」
俺はちょーっと真にいじわるしたいと思った。
にちゅっ
「ひゃんっ!ぷ、ぷろでゅーさー?あ、あんっ!じ、じらしちゃやだぁっ」
「じゃあ、おねだりして?」
にちゃにちゃっ
「えっ!?ひゃあんっ!お、おねだりって、くあぁんっ!」
「ほら、真がイクまでこうするぞ?」
「あ、あああんっ!そ、そんなぁ、きゃうんっ!…い、入れて下さいっ!ふあぁ!」
「何を?」
「ぷ、ぷろでゅーさーの、ひゃあっ!お、おちんちんをっああんっ!」
「どこに?」
「ボ、ボクの!ふああぁんっ!あそこにっ!あうぅんっ!」
「もっと具体的な名前で言って?」
「ボ、ボクのぉ!ああっ!お、おまんこにぃっ!入れてぇ!ああんっ!ボクを、ぷろでゅーさーでいっぱいにしてっ!」
「良く言えまし…たっ!」

ずぶぅっ!


47:ボクと彼とのらぶらぶ性活 お目覚め編(5)
08/07/17 23:17:52 NrS+cm8m
「ああああああんっ!!き、気持ちいぃ…きもちいいよぉ…」
「くぅっ…何度もしてるけど、真の膣内、気持ちいいぞ…」
「ああんっ、う、嬉しいよぉ…。ボクで一杯気持ちよくなってぇ…。ボクにいーっぱい、せーえきかけてぇ…」
「時間的に一回しか出来ないけど、一杯愛してやるからなっ!」
「ひゃうううんっ!い、いいよぉっ!もっと、もっとしてぇ!ボクの膣内、かき回してぇ!」
「了、解!」
「くはあぁん!ボ、ボクもう!ああんっ!ぷろでゅーさーしか考えられないよぉ!ぷろでゅうさあぁぁ!」
「俺だって、真しか考えられないぞっ!男としか見られなかった分、俺が女にしてやるっ!」
「はあんっ!あんっ!あんっ!ボ、ボクぅ!ぷろでゅーさーにしか見せたくないっ!あはあんっ!こんな姿、ぷろでゅーさーだけだもんっ!ふああぁん!」
「ぐぅっ!まったく、俺は幸せ者だな!こんな可愛い人を独り占めできるなんて!」
「ふあぁっ!ボ、ボクも幸せぇ!だ、だって、きゃあんっ!ぷ、ぷろでゅーさーがボクだけのものだもんっ!」
「うくっ…そういや、幸せ者同士って言ってたっけな!ずっと…ぐっ…仲良くしていこうな!」
「ひうぅっ!う、うんっ!ずっと、ずーっと、幸せでいよっ!?あ、ああんっ!だ、だめぇ!イクっ、イっちゃううぅ!」
「くっ…!」

じゅぽっ…

「あんっ!あ、あぁっ、だめぇっ、抜かないでよぉっ」
「はぁっ、はぁっ、真、四つんばいで後ろ向いて…」
「え…う、うん…」
真が後ろを向いている間、俺は息を整え、必死に射精感を我慢していた。
「こ、こうかな…?」
「ああ、それでいい。…ちょっと、乱暴にするぞ?」
「え、う…うん」

ぐぢゅっ!

「っ!きゃはあああんっ!!」
「くぅっ、ま、真っ!!」
「あああんっ!あ、あんっ、あんっ、あんっ!!ふあぁっ!は、激しすぎ、きゃうんっ!」

じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷぅっ!

「き、気持ちいいか、真?」
「ぷ、ぷろ、ひゃああっ!う、うんっきもひいぃ、ひゃああ!」
「そうか…ならっ、もっとっ」

ずんっ!

「かはぁっ!?あ、あ、ら、らめ…ふ、ふか…はひいっ!?」
「くあっ…急に締め付け…」
「ら、らって、はひゃああん!き、きもひよふぎて、ふひゃああんっ!!」
「真…なんか、動物っぽいぞ…?」
「あ、ああんっ!い、いっちゃらめっ、に、にゃあああん!!」
「猫みたいなっ、うくっ、鳴き声出して…」
「にゃあっ!にゃあああああんっ!にゃ、にゃめっ、ボ、ボク、おかひくなる、ふにゃあああっ!!」
「うぐっ…真ぉ…」
「あにゃああっ!にゃ、にゃあっ!にゃあああっ!にゃめっ、ボクぅ、にゃうううぅっ!イクっ!イっちゃうっ!」
「お、俺も、もう…!」
「ふにゃああっ!く、くひ…!あああん!ボクのおくひにらひてぇ!せーえきぃ!きゃああん!のまへてぇ!!」
「あ、ああ…一杯、飲ませてやるっ!」
「あああんっ!にゃう、にゃ、あ、あ、ああんっ!あ、あ、だ、だめ、い、いく、いく、いくっ」
「うぐっ…真っ!」
「あ、あ、ああ、…っ!あはああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁんっっ!!!」

48:ボクと彼とのらぶらぶ性活 お目覚め編(6)
08/07/17 23:18:43 NrS+cm8m
ぐぢゅっ!

「うくっ…ま、真…」
「あ…あっ、あむっ」
「っ…くあっ!」

ビクッ、ビクンッ!

「んっ!んんんんんんーーーーーっ!!んううっ!んっ!んーっ、んー、ん…、じゅぽっ…こくこく、ごくんっ」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
「ぷはぁっ…ふは、ふはぁっ…ん、まだ、残ってる…きれいにするね…ちゅうっ」
「うっ…」
「んっ、ちゅ、れろれろ…ちゅ、ちゅうううっ…ちゅぽんっ、んっ…こくんっ…おいひ…♪」



その後、とりあえず顔などを洗った俺達は、朝食を食べていた。
「もー!ご飯冷めちゃってるじゃないですかぁ!」
「仕方ないだろー?真が朝から求めてくるんだから…」
「う、だ、だってぇ…」
「朝しないで夜その分すればいいじゃないか」
「それはダメです!ボクが我慢出来なくなります!」
「…この前俺を思いっきり襲ったくせに」
「あ、あれは!その…お、おちんちん、舐めたくなっちゃって、その…」
「あの時本気で叫びそうになったからな。助けてー!犯されるー!って」
「むぅっ!!酷いですよプロデューサー!このっ!はむっ!」
「あ、こら!それ俺の唐揚げだろ!?こんのやろっ!ばくっ!」
「あー!ボクの卵焼き!!むー!」
「ぬぬっ!」
その後、二人でおかずを取り合って、いつのまにやらほぼ相手のおかずで食事を終えていた。


「それじゃシャワー浴びるんで、絶対覗かないで下さいね!!」ぱたん
「…りょーかい」
…さんざ裸なんて見せ合ったのになぁ。…乙女心って奴なのだろうか?

「ふぃー!さっぱりしたー!」
真はバスタオルに身を包んで、お風呂場から出てきた。
「んじゃ、今度は俺が入るかな。覗いてもいいぞ?」
「絶っっっ対覗きませんからどうぞごゆっくり!!」バタンッ!!
…ちぇっ。


「真ー!準備出来てるかー!?」
「ちょ、ちょっと待ってくださいー!えっと、窓よし、火元よし…」
「…」
こう聞いてるとほんといい嫁さんだよな。ご飯作って洗濯も掃除もして…ほんといい人にめぐり合えたもんだ。とりあえず何かに感謝感謝。
「鍵をかけて…よしっ!準備完了!プロデューサー!行きましょう!」
「うっし!んじゃ、今日も頑張るか!」
「はいっ!!…んじゃ、まずはこれで!」
「ははっ、真らしいな。うしっ!」
「…ダーン!!へへっ!今日も一日、よろしくお願いしまーす!!」

49:名無しさん@ピンキー
08/07/17 23:23:08 NrS+cm8m
以上です。
ほぼ同じシチュな俺フェラチオ大好き/(^o^)\

さて…夢編でも書こうかな…?
ほら、真ってもう一人いるじゃないか。ロボットに乗ってた方の。
あれってお姉ちゃん大好きっ子って事はだ…
お姉ちゃん→お兄ちゃん
でもいいよね?設定?なにそれオイシイノ?

つーかここでそっちの真って書いていいのかな…?
夢=エロしか出番ないと思うけど(´・ω・`)

50:名無しさん@ピンキー
08/07/17 23:24:51 UPNfrtsJ
おつ

51:名無しさん@ピンキー
08/07/18 00:28:51 zwIYKSZQ
>>49
真えろいなぁ!GJ

52:名無しさん@ピンキー
08/07/18 01:13:20 WugLWXEv
俺もP×真のシチュは色々と想像してるけど
文才も時間もないから完全に脳内完結。

おかげでこんなにも魅力的な真を独り占めだぜ!

・・・ムナシぃ。orz

53:名無しさん@ピンキー
08/07/18 01:43:40 pn2JFjF1
>>49
エロかったです。乙!

しかし、ロボットに乗ってる異世界な真はどうだろう?
個人的には微妙だな~。

54:名無しさん@ピンキー
08/07/18 11:41:26 nEmHtbft
>>49
GJ!この真は相変わらず可愛いなあ。

あっちのまこは個人的には結構好きだし、見てみたいけど、嫌いな人もいるようだし…
注意書き添えればいいと思うけど。

55:名無しさん@ピンキー
08/07/18 14:33:45 ZuyZm6Pb
真はハマるととことんな気がしてエロいな

あちら単体なら専用スレがあるのではないかと

56:1/3
08/07/18 20:37:33 08h6MQUg
はて、駆け出しの頃と比べて大分余裕が持てる様になった俺は、ある日、社長から複数の候補生預かりの身に昇格した事を伝えられた。
逆に言えば、複数人の候補生を受け持ってくれ…という意味でもある。
つまり、これ以降は2人或いは3人のユニットをプロデュースする事も可能になった、と言う訳だ。

複数人のユニットはソロに比べてそれなりに魅力やメリットは有る。それは確かな事実だ。
だが俺は、実のところある点に付いて、常々大きな疑問を抱いていた。
一番大きい問題点は、イメージ戦略を決めた時、どうしたって主力となる女の子を中心に活動を進めてしまいがちな点だ。
コミュニケーションも、必然その娘が中心となっていってしまうし。
となれば、他の娘はどうなるか?
ま、今更言うまでも無いだろう。待っているのは『空気』や『壁』といった役廻りしかない。
それじゃあ折角の個々の魅力が、半減どころか死んでしまうと言う物だ。
下手を打てば、そのユニットのテンションやモチベーションといった所に、支障をきたす可能性が非常に高いし。
それが理由で、俺は複数人のユニットは殆ど組む気にならなかった。

では、社長からそんな拝命を受けた俺は、どうすれば良いか?
そこで登場するのが、今、俺がやっているソロの同時プロデュースだ。
これなら、接する時は彼女達個々に対して1on1になるし、フォローやコミュニケーションもきめ細かく行う事が可能だ。
当たり前だな、やってる事自体はソロプロデュースなんだから。
ただ、一人の時に比べて、単純に倍の時間と倍の配慮が必要となるが。
しかし、彼女達の魅力を殺さずに発揮させるなら、これが一番いいと俺は思ってる。
それに、自分以外の女の子と常に比べられてるって意識を、彼女達自身で強く感じてくれるので良い刺激にもなる。
それがこのプロデュースの大きな強みであり、又、優れている点だ。

そして、この方法で正解だったのだろう。
今、俺が手掛けていた『三浦あずさ』と『如月千早』。この2人は、いまや押しも押されぬ大人気で、Aランクにまで躍り上がっていたのだから。


さて、プロデュース方法としては問題が無かったのだが、実は、最近彼女達自身に付いて非常に困った問題が有る事を知った。

『三浦あずさ』は、自分の運命の人を見つけると言うのが動機でアイドルになったのだが、どうもそれが彼女の身近にいる様子で。
それが何を隠そう、その……俺?…らしいのだ。
そして『如月千早』という娘。
この娘は、家庭内不和という辛い境遇を乗り越え、今ではしっかりと歌手への道を模索する迄の実力を身につけた娘なのだが
何と、この娘も俺の支えを必要としている雰囲気がありありと感じられる。

これが単なる色恋話なら、そりゃ男冥利に尽きる…って話で終わるのだろうが、頭が痛いのはその彼女達がただの女の子では無いって点だ。
ぶっちゃけどっちを選んでも、その時点で選ばなかった片方は、恐らく間違い無くアイドル生命に終止符を打つ事になる。
落胆で、テンションやモチベーション等は一瞬で消えてしまうだろうから。
かと言って、両方選ぶなんて馬鹿な選択肢はまずあり得ない。そんなのは両者からの冷たい視線で一巻の終わり。そして、次の日から彼女達がTVに映る事も無くなるだろう。
つまり、俺は何気に大ピンチに立たされていた、という訳だ。

随分と悩んだ。
何か良い方策が無いかと、それこそ四六時中考える事も有った。
が、どう足掻いたって俺の身は一つしかない。その心は、哀しいかな一方にしか応えてやれないのだ。
ならばせめて俺なりに考えぬいた答えを、彼女達に正直に伝える…それが結局は一番の良策ではないか? と言う結論に行き着いた。
それは、アイドルとプロデューサーと言う関係では有ったが、彼女達は共に苦楽の道を歩んできたそれぞれに大事なパートナーでもあるからだ。

だから、喩えどんな『痛み』がそこに待ち受けていたとしても、俺は、その『痛み』を受け止めてやらなければいけない。
最後まで誠実に向き合って俺の答えを告げてやらなければいけない。
それが俺に課せられた義務でもあり、又責任でもあるのだから。


プロデューサーとして ─── そして、一人の男性として。



57:2/3
08/07/18 20:38:39 08h6MQUg
乾いた様な鋭い音が、一瞬部屋に響き渡る。

横を向いている俺の首。頬から伝わる鈍い痺れの様な感覚。
振り切ったまま動かない小刻みに震えている彼女の腕。瞳から溢れ落ち続ける涙。
俺の口から訪れが告げられた、彼女との終焉。
ドラマの様に、醜くも美しくも無いこの光景。
これが紛れも無い今の俺達にとっての現実。

「……それで…いい、…遠慮するな。 こんな程度で済む話じゃない…だろう?」
俺の告げた時の痛み、そして彼女が手をあげた時の痛み。それに比べればこんな頬の痛みなんて。

だが、その手は返る事が無かった。

力無く降りていく腕と共に泣き崩れる彼女。
「……どうし…て…?」
逸らす事の無い必死に訴えかける瞳。
「…………それが…俺の答えだからだ…」
たったそれだけの台詞で俺の言葉は終わりを告げる。
それ以上に言葉を着飾らせるつもりは無かった。どんな言葉を並べたって、きっと今の彼女には伝わらないだろうから。
「…全てが…、全てが、幻…だったんですか…?」
「…違う。そうじゃ無い」
「違わないでしょう!?」
慟哭とも叫びとも取れる、悲痛なまでの否定。
「夢は叶ってこそ…叶えてこそ、夢なのに…。 そうじゃ無ければ、単なる夢想や幻と一緒じゃないですかっ!
 私は……そんな物の為に前に進んで来たのでは無いんです、そんな物の為に翼になりたいと思った訳じゃないんですっ!」
いっそ罵られた方がどんなに楽か。
吐き出す様に告げる彼女の表情が、そして言葉が俺の心に突き刺さる。
「………すまん。」
言葉と共に垂れる俺の頭。
許される筈も無いだろう。だが、俺にはこれしか術が残っていない。

ふと、少し彼女の遠ざかる気配を感じる。
顔を再び上げると、先程までの彼女との距離より二三歩程度開いた様だった。



58:3/3
08/07/18 20:39:55 08h6MQUg
「…ふ、…ふふふ…」
泣き笑いの表情で、彼女が嗤う。
「馬鹿、ですよね…私は…。 こんな…、こんな物が一体何の証になると言うのか…。」
彼女に贈ったプラチナの指輪。
それをスッと抜き去ると、無造作に放り捨てる。未練など微塵も無いと言わんばかりに。
「紛い物の証に、浮かれていた…なんて…」
「……………聞いてくれるか?」
やっとの思いで紡いだ言葉
「今更、貴方の言葉の何を聞け、と…?」
だが、もう彼女には届かない。
瞳には、全てを拒絶するかの様な色が浮かんでいた。

「知って…ます…?」
不意に彼女からの問いが投げかけられる。
「不必要となった人間は、どうすれば良いか?」
「…」
又一歩、俺と距離を取る彼女
「簡単な事です。必要とされる様になればいい」
「…」
「やり直せばいいんです、必要となる様に」
 ── 何だ…?
「…千早?」
「もう一度貴方と巡り合えば」
 ── 一体何を言いたい、彼女は?

「──生まれ変わって」

そこまで聞いて、俺はやっと気が付く。
「っ!?」
まずいっ、彼女はっ!
「千早っ!」

俺の鋭い叫びと同時に煌く、一条の白銀の光。
彼女の唇が別れの言葉の形を描いて凍る。

首元に纏う赤い一筋の糸。
糸から、一瞬にして狂い咲く真紅の大輪の華。
床に広がる美しくも戦慄を呼ぶ赤い海。

崩れ落ちていく彼女。

目の前の光景に、俺の真っ白になった意識が霞む。



蒼き鳥は、今日、俺の目の前から飛び去っていった。

何時の日か生まれ変わって、再び己が身に訪れる暖かな光を求めんが為に。
何時か再び翼を広げる、その時が来るまで。

今はそれを欲する様に ─── ただ、その安らかなる眠りにつく。



59:名無しさん@ピンキー
08/07/18 20:44:17 08h6MQUg
両親が離婚して、果たして15の少女は耐えられるのか?
ちーちゃんは、スーパーウーマンじゃ無いと思うだよ。
壊れたり、病んだり、傷ついたり。そっちの方が、余程人間臭くて好き。

今度はエロ入れるよ、ママン…('A`)

60:名無しさん@ピンキー
08/07/18 21:30:42 dRvNmkDX
GJ!!!
さすがに片方の翼を失った鳥はこうなるよなぁ…
まさに片翼のイカロス

思うんだが、普通にあずささんを切り捨てる方向でいいんじゃなかろうか
決して千早びいきという意味ではなくてな
あずささんはまだ友達とか家族とかいるし、それに比べれば千早を切ったら
仲のいい人間がP以外にいない千早が一気に壊れるのなんて、目に見えてるだろ…
ましてや指輪を渡してるとか、残酷すぎるだろ…
千早の依存度は異常。非常に興奮した

もっとやれ


61:名無しさん@ピンキー
08/07/18 23:57:33 Wab3lwk4
なんという依存w
これはいい、GJだ

でもこういう話にエロ入れたらもっと救われない気がするw

62:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:13:00 Mhw4CYkl
「さよならを教えて」を思い出した…

ダメだ、この状況にこの曲は怖すぎる

63:名無しさん@ピンキー
08/07/19 01:00:43 8v4Zjt8w
(´;ω;`)千早・・・トゥルーEDの千早の満面の笑みを思い出しながらみたら泣きそうになった

予め刃物(?)を隠し持っていたという事は
薄々感付いていたけど信じたくない気持ちの方が強かったのか
なのにPからはっきりと別れを告げられて
それが確信へと変わった瞬間に彼女を襲ったであろう絶望感・・・

64:Feather Cape(0/7程度)
08/07/19 01:15:00 KTXpe2ox
流れの途中ですみません。

あまり18禁っぽくなくなった小鳥さんものです。
18禁っぽいのはまた後で蛇足のようにあるかもしれませんが。

というわけで、禁忌はなし。
濃い18禁要素がなければダメ、という人には、強いて言えば向きません。

65:Feather Cape(1/7)
08/07/19 01:16:08 KTXpe2ox
ばたん、と乾いたドアの音が部屋の中に響くと、思わず俺は大きな溜息をついてしまった。

わかる、わかるけどさ。嫌なこと言ってるのはわかるけどさ。
でも、やらなきゃしょうがないだろ?色事営業ってわけじゃないんだし。
仕事だって割り切ってもらえるとありがたいんだけれど、なあ…。

でも、彼女の言う事もわからないでもない。彼女の性格からして、そういうのが嫌だっていうのもよくわかるし、だからこそ今回のような反応が意外だとも思わない。
やっぱりな、っていう気持ちのほうが強い。だから、それだけに…。
やっぱり俺の配慮の方が足りないんだろうか。

頭を軽く振って、テーブルの上の資料を片付け始める。写真に図面、端っこがしわくちゃになった書類。
あの子も本当に嫌だったんだな、と今更ながらに思う。
黙って大人しく聞いていたように見えるのは表だけで、握り締めていたその書類の皺が、彼女の気持ちをそこに残しているかのようだ。
それはわかる。それはわかる、それだけに、俺にとっても余計に心苦しく感じられる。

乾いた音がして、彼女が出て行ったドアとは反対側の、俺の後のドアが開いた。
するとそこには、うちの会社の制服を着た女性が、小首を傾げるようにして顔だけを覗かせていたけれども、俺と眼が合うと、軽く頭を下げて微笑をたたえながら部屋の中に入ってきた。
部屋の空気が動いて、小鳥さんのつけている化粧水の、うっすらとした花の香りが漂ってくる。
薄く塗られた紅のくちびるが囁くように動いて、にっこり笑った小鳥さんが俺に話しかける。

「大変ですよね。お年頃の女の子ですから、仕方ないのかもしれませんけど。」
「見ていたんですか?…お恥ずかしい…」
「いえいえ。音だけですよ。覗き見の趣味はありませんから。それと事務所のドアを閉める音だけ、ですけど。
 でも、その音だけで何となく想像ついてしまいましたし。」
「はあ…そうですか…」
「しょうがないじゃないですか。プロデューサーさんだって、彼女に意地悪したかったわけではないでしょう?
何を言っていたのかは知りませんけど。まさかセクハラでもないでしょうし」
小鳥さんが悪戯っぽそうな表情でそう言う。
「あ、はい…それはそうですけど…でも、それは…うん…」

思わず俯いて、資料の山に視線を落としてしまう。どうなんだ俺。何がしたいんだ俺は。何が…。
彼女に何がしたい、とあえて考えてみれば、そんな答えはもう一つしかない。
彼女が目指す所にたどり着けるように、彼女がいま取り組んでいることを成功させて、悔いのないようにしてやりたい。
悔いがないだけじゃだめだ。やるからには成功させなければ。そのためには、そのためには…嫌な事だって、やらなければならない時だってあるんだから。
そんなことを考えているだけで、胸の中が一杯になって、息苦しくなってしまうほどに感じられる。

「プロデューサーさん。今日も残業です?」
小鳥さんが俺の肩にぽん、と小さな手の平を置いて、俺の頭の上から問いかける。
小さな柔らかい手の感触が、スーツの上からも感じられるぐらい暖かくて、細い腕から漂ってくるようなほのかな香りが、俺の胸の中の緊張をゆっくりと解していくようだ。

「はい、一応、そのつもり…ですけど…」
「そう、残念です。いえね、気分転換に、お酒でも飲みに行きませんか、と思ったんですよ。
お話すれば、プロデューサーさんの気持ちもまた変わるかもしれないって思ってね。」
「え…」

思わず小鳥さんの顔を見上げてしまう。
ショートカットの黒髪が揺れて、小鳥さんの丸くてつぶらな黒い瞳が優しく俺を見つめている。
黒い瞳の中に、引きこまれてしまうような感覚に包まれる。

「どうせ明日は休みですし。そうですね、でも1時間だけ待ちます。もし気持ちが変わって、お仕事が終わりそうだったら、行きましょう。」
それだけ言うと、小鳥さんは俺を励ますように、俺の肩をぽんぽんと軽く二度叩くと、にっこり笑って部屋から出て行った。

微かな甘い香りが部屋の中に漂って、小鳥さんの残り香が呼吸と共に胸の中に入ってくる。

俺はしばらく呆然としていたけれども、ふと気がつくと、知らぬ間に身体が動き出していて、慌しく書類と仕事を片付け始めていた。


66:Feather Cape(2/7)
08/07/19 01:17:23 KTXpe2ox
「社長は、何で俺なんかに声をかけたんでしょうね?何が一体気に入って?ピンときただって?何がなんです?ねえ、小鳥さん、なんでなんです?
俺に何の才能があるってんだ、全然上手くできていないじゃないか、ほんと駄目ですよ俺は。」

空になった水滴の付く3杯目の中ジョッキを側に来た店員のほうに押しやりながら、溜息とともに呟く。
声と一緒に吐き出される息はすでにアルコールが回っている熱さを喉の奥に感じさせると、うるさくもないが静かに人の話し声のする、落ち着いた風合いの居酒屋の空気の中に吸い込まれていく。

「何が、って…?そうですね、なぜだと思います?自分では。」
小鳥さんは俺の隣に座って、あまり聞いたことのない種類の酒を頼んでは、くいくいと飲み干している。
そのお酒がすすんでいる割には、彼女の様子は余り変わらない。
小鳥さんって酒に強いんだな、ちょっと意外だな、と思わないでもなかったけれど、後から考え直してみれば、小鳥さんは静かに酔っ払うタイプなのかもしれない…とその時に思ったのは、結論としては間違いだったのだろうと思う。

「わかりませんよ、そんなこと…わかるぐらいなら悩みなんてしませんって…」
「あはは、あのね、社長のあの台詞に意味を求めてはいけませんよ?」
「え?」
俺は思わず間の抜けた音声を口から出してしまう。

「そう、だってあれって、誰にだって言ってることなんですから。適当ですよ、適当。
だから、プロデューサーさん、あなたに何か素晴らしい能力を見出したから、そんなことを言ってるんじゃないですよ、社長さんはね。」
「…。」
やっぱりそうか。俺ってやっぱり駄目だったんだ。才能なんてなくて、駄目で、だからうまくできなくて、彼女を導けなくて。
俺が側に居るだけで、実は彼女にとってはよくないことなんじゃないのか、それならもう、いっそのこと…

「――でもね。社長のあの言葉に反応する意欲があったことは、間違いないですよね?」

小鳥さんの、俺の中に対して直接確認するような口調。それはとても強い物言いで、思わず俺は、否定するのも忘れて考えこんでしまう。
何のこと…だろう?

小鳥さんが、カクテルグラスを両手でそっと抱えるようにして手にとって、口元に近づける。
透明な液体が傾けられて、ほのかな紅色の唇が動いて、こくりとそれを飲み干すと、眼を閉じて、ふう、と軽く息を吐く。
「真面目なこと。誠実なこと。一生懸命やろうと思っていること。
――何よりも、彼女に良くしてあげようっていう気持ち。
 それが一番大事なことなんじゃ、ありません?
 あなたがそういう物を持っていたのは、意欲があるからなのではないですか、ということですよ?」
「…」

67:Feather Cape(3/7)
08/07/19 01:18:18 KTXpe2ox
「何かが出来るからあなたをプロデューサーにしたんじゃないですよ。
 指導なんかしなくったって、頑張る子は頑張る。一見駄目なように見えたとしても、物凄くできるように見えたとしても、みんな違うように見えるとしても。
 彼女たちだって社長が選んできた子なんです。

 いつか、何か、自分が自分に気がつけば。
 彼女たちは、自分自身で頑張るんですよ。あなたの力なんていらないんです。

 あなたは、自分の姿勢を彼女に見せればいいんです。社長が見込んだのは、そこなんですから。
 あなたの真面目な、誠実な姿。ひたむきさ。
 それを彼女に、身近に見せてあげて欲しいんですよ?」
「…そう、なんですか…」
「そうですよ。あなた自身になんか、大げさなことなんて期待はしてません。
 だけれどもね。あなたにできることは、期待はしているとは思いますよ…?」

小鳥さんがカクテルグラスを空にする。
心なしか、とろんとしてきた瞳が潤んでいるようにも見える。
その、彼女の黒い瞳は、とても優しそうに見えて。
その眼を見ているだけで、胸の中が熱くなりながらも、とても暖かなものに包まれるように感じられて。

「疲れることだって、ありますよね…?」
「え…?」
「いつもいつも、頑張ってばかりなんていられないの、当たり前だと思いますよ…」
「…。」
「疲れたら、止まり木に止まって休んでみるのもいいですよ。
 羽根を寄せ合って、大きな木の陰で寄り添って、羽根を休めて、ね。
 疲れが癒えたら、また頑張ればいいんです。
 私は、そう、思いますよ…?」
「止まり木…?」
「そうですよ…休める場所。気持ちも、心も、身体も、ね。
 そういうところを探したら、どうですか。どんな場所だっていいんだけど。
 私が言えるのは、それだけかな…?」


温かそうな眼差しを細めたまま、小鳥さんが静かに言う。
小鳥さんの優しい眼。どこを見ているのだろう。空になったグラスを通して、小鳥さんが見ているものは、何なんだろうか。

小鳥さんが背を反らせて伸びをすると、すっと立ち上がる。
俺が彼女を見上げると、薄暗い店内の中にぼんやりと溶けこんだ小鳥さんのシルエットが浮かび上がる。
幻のような小鳥さんが、耳を疑うような事を言う。

「じゃあ、プロデューサーさん…
少しだけ、他人に甘えてみてはどうですか?

甘えてみるのも、いいかもしれませんよ。
それで、甘えてみて、人にやさしく出来るエネルギーを取り戻して…ね?」

「え…?」
小鳥さん、それ、どういう、意味で…?
俺の言葉は喉の奥でつかえてしまって、出てくることができない。


「まだ…もう少し飲めるでしょう?
 うちに来て飲みませんか。もしよければ、ですけどね」

小鳥さんはすっと立ち上がると、上着を羽織って店の出口へと歩いていった。

68:Feather Cape(4/7)
08/07/19 01:20:10 KTXpe2ox
「何で来る気になったんですか?」
「え…?」
小鳥さんの部屋の中の、二人で座れるぐらいに大きなソファーに並んで座ると、小鳥さんがそう尋ねてきた。
小鳥さんの家。
生まれて初めて入る年上の女性の部屋は、俺が思っていたようなものとはまったく違っていた。
華やかな物でもなく、女性らしい可愛らしいものに溢れているわけでもなく。
シンプルで、でも綺麗に掃除されていて、小さな緑の鉢植えが幾つかある、静かで落ち着いた彼女の部屋。

小鳥さんはにこっと笑って急須を手に取ると、お茶碗にお茶を注いでくれる。
「…落ち着きました?」
「――はい。」
アルコールの酔いはもうどこかに飛んでしまっていて、心臓の鼓動も静かな響きになっているのがわかる。
畳の匂い、お茶の香り、そして小鳥さんのほのかな香り。
それらがみんな、自分の気持ちを和らげるように包み込んでいるようで。

「…あらいけない、失礼しました。お酒飲もうって誘ったのにね。
つい、お茶なんか出しちゃって。ごめんなさいね。
何を飲みます?ビール…よりワインか梅酒の方が良さそうですけど…」
小鳥さんがそういうと、ソファーから身を乗り出して、膝立ちになって俺に聞く。

彼女が動く度に部屋の空気が動いて、着衣の隙間からふわりといい匂いが浮き出てくるようだ。

時計のアラーム音が部屋の中に響く。
次の日になったことを知る。

「小鳥さん…?」
小鳥さんの眼をまっすぐと見て、静かに問いかける。
「はい…?」
彼女の小さなピンク色の唇が動いて、優しい声で答えてくれる。
「甘えて、いいんですか…?」
「甘えるだけ、ですよ?」
「甘えるだけ…?」

彼女の言葉をはかりかねて、ただ真似をするように反芻する。
そんな俺に、諭すように彼女が言う。

「そう。甘えるだけ。約束できるなら。それが。
 それが約束できるなら、いいですよ?」
「…どういう意味…です?」
「こうやって、夜に、独り身の男女が一つの屋根の下にいるからって、する事は一つじゃない、って私は思っているだけだから」
「…はい…。」

そう、か…

69:Feather Cape(5/7)
08/07/19 01:20:56 KTXpe2ox
「こんな風に、男の人を泊めて…。
 それで、何もなかっただなんて、誰も思いやしないと思います。

 でもね。たとえ、誰にこの、今日のことが知られたとしても。
 私は、このことで、あなたを縛りつけるつもりなんてないんですよ。

 私は、本当は強く飛べるのに、高くはないとしても独りできちんと飛べるはずなのに、ただ気持ちだけが疲れてしまっている若鳥を止まらせてあげたいだけ――だから。
 だから、やましいことをしちゃいけません。ね?
 やましいことなんてしていなければ、人に何を言われたとしても平気でしょう?
 胸を張って、正しい事を言えるはずでしょう?

 ――私は、そう思います――よ?」

「はい…。」



「電気、消しますよ。暗くても怖くないですか?」
小鳥さんが俺をからかうように言う。
「はい。怖くないです。小鳥さんが側に居てくれるし…」
「あはは。それが余計に怖いことになるとも知らずに、そんなことを言って…」

小鳥さんが手を伸ばして、天井から釣り下がっている照明器具のスイッチのひもを軽く引く。
白い蛍光灯の残像が暗闇に残って、僅かに残る光で、俺の側に座っている小鳥さんの姿を浮かび上がらせる。


ふわりと。静かに、柔らかな羽根のように。
小鳥さんが腕を俺の胸の上に回して、俺に覆い被さるように抱きついてくる。

感じられるもの。
彼女の柔らかい手の平が、俺の肩を優しく抱いて。
彼女の暖かな吐息が、俺の首筋に心地良く吹きかけられて。
彼女の香りが、ほのかに立ち上って俺を包んで。

柔らかな胸が、俺の胸に吸いつくように当てられて、彼女の鼓動が俺の身体に伝わってくる。
小鳥さんの背中に腕を回して、小鳥さんを抱き締めるように軽く力を入れる。

70:Feather Cape(6/7)
08/07/19 01:21:40 KTXpe2ox
「もう…大人しくしてないと駄目ですよ?」
「え…。これも、駄目、ですか…?」
「駄目です、よ。」
小鳥さんの囁く声が耳元にかかる。
「そんな…。甘えていいって言ったのに…
 小鳥さんの、嘘つき…。」
「もう…。困った子だ。
 …少し、だけですよ…?」

小鳥さんに甘えるように彼女を抱く。
彼女の背中を撫でながら、柔らかな身体を触れ合わせるように抱き締める。

小鳥さんは、俺の頭とうなじを撫で続ける。
耳の後ろを這う小鳥さんの小さな指先が柔らかい。
「…小鳥さん…」
「はい…?」
「…小鳥さんのほっぺ、すごく柔らかそう…。
お肌、なめらかでふわっとしてる…」

彼女を抱き締めていた手を離して、小鳥さんの頬に触れる。
指先を這わせて、頬から彼女の首筋に、のどのほうにと動かして、小鳥さんの柔らかな肌を感じて。

柔らかな胸に触れて。
キスをするように、彼女の胸元に顔を埋めて。

「おやすみなさい…」

どちらからともなく言った言葉とともに、俺達は一緒にまどろみの中に落ちていった。

71:Feather Cape(7/7)
08/07/19 01:24:55 KTXpe2ox
「おはようございます」
週明けの朝、何事もなかったかのように小鳥さんが俺に向かって挨拶した。
小鳥さんは、いつものようにお盆に載せていたお茶を机の上の隙間にそっと置くと、いつものようにすっと立ち去ろうとする。

普段どおりに繰り返される朝。


「あの…小鳥さん…」
「はい?」
小鳥さんが振り向いて、短い髪が揺れる。

「どうも、ありがとう、ございました…。
元気付けてくれて…」
「いえいえ。プロデューサーさん、ちゃんと帰れました?
夜遅くなったから、終電間に合うかぎりぎりでしたからね。」

…え…?

「どうしたんです?そんな、びっくりしたような顔をして。」
「え、いえ、その…小鳥さん、お邪魔して、すみませんでした…」
「お邪魔?」
「はい、おうちに、お邪魔して…甘えてしまって…」

「…夢でも見ていたんじゃありません?」

小鳥さんがふっと微笑して俺に言う。

「夢でしょう。きっと。夢ですよ。
若い男性を誘って、夜にうちに呼ぶなんて、私がすると思います?」
「…。」
「私は、そんなふしだらな女じゃないですよ。ね。
 だから、夢ですよ。きっと。そんなのはきっと、夢の中の話なんですよ。
 でも、プロデューサーさんも、妄想するんですね。意外でしたよ?ふふっ。」

いつもと変わらない彼女の微笑。

「…はい。すみません。
変なことを言って、すみません。
失礼しました…」

「いえいえ。お気になさらず。」

小鳥さんが軽く頭を下げて会釈する。

「小鳥さん…」
「はい?」
「俺、頑張ります。
 そしていつか、小鳥さんのこと、本気で誘います。」
「…。」

小鳥さんが何度か眼を瞬かせる。

「…はい。楽しみに、しています、よ?」

彼女はそう言うと、くるりと背中を返して歩き去っていく。

俺はしばらく、立ち去る彼女の背中をぼうっと見つめ続けているだけだったが、すぐに机に向き直ると、無心に仕事に集中する。
頑張ろう――頑張って、ただ一生懸命に。
その気持ちだけを、自分の中に大事にしまって、それを拠り所にしていこう。
そのことだけを、俺は強く思っていた。

72:Feather Cape(E/7)
08/07/19 01:30:38 KTXpe2ox
以上です。

小鳥さんに励まされたいです。
添い寝されたいです。
真面目に頑張ってるPを小鳥さんは絶対にちゃんと評価してくれてると思います。

その逆の変な奴は小鳥アナザーワールドに追放されて暗黒小鳥大魔王が成敗し、46億5千万年の間輪廻地獄に落とされます。
まだ千早とかに殺されてる方が幸せだと思えるぐらいの凄い世界が小鳥地獄です。
これは真理です。(うそつけ。w)

あと、小鳥さんを良くみると赤眼に見えますが、写真のフラッシュに反応してそう見えるように見えてるだけで、
本当は黒目なんですよ。というかアニメ色って表現するのがちょっと苦手です。

73:Feather Cape(E1/7)
08/07/19 01:32:22 KTXpe2ox
×46億5千万年の間
〇76億5千万年の間

初歩的なミスをしてすみませんw

74:名無しさん@ピンキー
08/07/19 02:08:20 kdZz2gfz
GJGJGJ!!
ブラックでケミカルな小鳥さんもいいけど、正統派やさしいお姉さんな小鳥さんもいいねー。

俺も小鳥さんの胸の中で眠りたいよ…

75:名無しさん@ピンキー
08/07/19 02:45:18 DLJzWJEU
いいなぁ、すごく良かった。
俺の中の一つの理想形というか、普段妄想してるシチュに近い状況が
自分の脳内のモノよりはるかにいい形で見れたよ。ありがとう。

76:名無しさん@ピンキー
08/07/19 08:49:06 F8vE9DST
素晴らしい!!!
が、俺としてはドロリ…もほしかった
次はドロリ…も是非描いていただきたい!!

77:名無しさん@ピンキー
08/07/19 12:01:10 XjgiKtyS
エロパロスレなのに普通にいい話!
小鳥さんちょっと健気で貞淑過ぎるけどよかった。

でもタイトルはFカップのもじりでフェザーなんですかと書こうとして読み返したら
カップじゃなくてケープだったので俺は一人で赤面中です。

78:見習いプロデューサー?
08/07/19 19:56:42 imkxpQvN
脱字や変なところがあるかもしれませんがご了承ください

変わらぬ朝の事務所の風景、当たり前のように仕事に出かけるプロデューサーや電話の対応をしている事務員
俺は先日まで当たり前のようにアイドルの子と共に仕事へ行っていた1人だ
ただがむしゃらに挑んだ一年間…トップアイドルとはならなかったが今でも後悔はしてない
でもあの子はどうなのだろう…あの子ならトップアイドルになれたかもしれない
たまたま俺がプロデュースしたためにCランク止まりだったのかもしれない
そんな事を思いながら俺は社長室に向かった、新しくプロデュースするためだ
選んだのは如月千早、彼女の家庭はひどい状況で最初は話してはくれなかったがランクアップするにつれて話してくれるようになった
家庭の崩壊は彼女の「心」に大きな傷を残した、その理由は弟を事故で亡くしその事で両親が不仲になり幼かった千早は次第に心を閉ざしていってしまった
その影響だろうかOffの日はかならずと言ってもいいほど千早は事務所に来る、小鳥さんが言うには「プロデューサーに会いたいのでは?」と、
そんなある日俺は千早に指輪を買ってあげた、千早は頬を赤くしながら「一人の時につけることにします…///」相当うれしかったのだろう
千早が喜んでくれて何よりだ、そして引退ライブの日、
千早は「プロデューサーとはこれでお別れ…なんですよね…気分が高揚してその事を忘れていました…もう会えないのかと思うと…」
「関係が形を変えるだけさ、何も別れが全てじゃない、それに…俺だって別れるのは辛いさ」
「関係が形を変える…ではラストライブ終了後もプロデューサーは私のそばから消えたりはしないんですか?」
「大丈夫消えたりはしないよ」
ラストライブは大成功で終わり今はコンサートの準備期間中に借りたホテルのベットの中にいる
「落ち着いた?」
「はい…なんか股が変な感じです…」
そりゃあ当然だった
「疲れてるのに無理させちゃってすまなかったな…」
「大丈夫です」
「それで…今後はどうする?また二人で始めるか?」
「しばらくはおやすみですよ、私はま学生ですから」
「そりゃあそうだったな、ああそうだ結局の所1人暮らし用のマンションは決まったのか」
「それがいい所が見つからなくて…出来ればプロデューサーの部屋に…無理ですか?」
「俺の部屋にか!…まあいいけど…なんか大胆になったな」
「大胆だなんて/////」
「…とりあえず寝ようか…」
「そう…ですね…ありがとう…プロデューサー…」
「おやすみ千早…」
「/////」
俺は軽く千早の唇にキスをして寝た

朝ホテルを出て事務所に向かう途中に
「今後も私の事よろしくおねがいしますね」
「ああ」
この関係が変わらない事を願う俺であった
|д゚)
小鳥「ピヨピヨ…」
片手にビデオカメラを持ち昨日からずっと撮影している小鳥さんであった
「うーん…やっぱり胸はちっちゃいのね…ピヨピヨ~」


79:名無しさん@ピンキー
08/07/19 19:57:33 imkxpQvN
エロ部分がない事にいまさら気づくだめな俺

80:名無しさん@ピンキー
08/07/19 20:47:19 efpjieoL
千早スレから来たっぽい感じのSSだね、このまとまった長さは。

色んな出来事を書いてるのに全部を簡潔にまとめすぎな感じがする。
強調したい所はもっと詳しく具体的に描写するともっとよくなると思うよ。

とにかく投下GJ!
次に期待

81:Feather Cape(E2/7)
08/07/19 22:48:41 NjxQsIJN
なんというかこの小鳥さんは真っ白な下着しかつけてないんだろうなあ、的な印象がありますよね。
え、黒ですか。ドロリですか。あるんです。
が、なんかこう、書いていて接続とか展開がうまくいかなかったので、没っていました。

…どこにどういう展開でくっつくのか、ということを考えずに読んでください…。

Feather Cupだと単語的意味は意味不明ですけど、確かに小鳥さんFカップなんですよ!という趣旨は通っていますね。w

82:Feather Touch(1)
08/07/19 22:50:46 NjxQsIJN
俺は、小鳥さんに押し倒されるような格好で、ベッドに一緒に倒れ込んだ。

「あははっ…もう、暴れたら駄目ですよ…?」

小鳥さんは微笑みながらそう言うと、彼女の積極的な行動に少しびっくりしてしまっていて、どうしようかと戸惑っている俺の手首をきゅっと掴む。
小鳥さんの小さめの手、細い指が俺の手首に回される。

「ふふっ、プロデューサーさん、つかまえましたよ…?」
「こ、小鳥さん、これって…」
「いいじゃないですか。今日ぐらい忘れましょう。何もかもね。
…もしかして心配です?私が何か変なことを企んでるんじゃないかって」
「ええ?変なことって…?」
「正直に思うところがあるなら言っていいですよ。私も、貴方が嫌なら…って思いますから…」
少しだけ、そう、少しだけ寂しそうな顔をする彼女。
「嫌だなんて、そんな…」
「本当ですか?」
「はい。」
「よかった…。なら…ほら、こういうことなんて、たまの、きまぐれのことだと思って…ね?
忘れましょう、何もかも。嫌な事なんて、私が忘れさせてあげますから。」

”嫌な事。いやなこと。とんでいけー。
ふふっ、飛んでいくんじゃなくて、吸い取っちゃう…かな?”

小鳥さんは、囀って歌うように口ずさむ。


小鳥さんが俺の手首を離して、俺に覆い被さるように抱きつく。
胸と胸、身体と身体を重ね合わせるようにして抱き合うと、シャワーを浴びたばかりでしっとりと水分を含んでいる小鳥さんの黒髪が俺の頬に感じられる。
彼女の柔らかな胸元もまた、しっとりと濡れて、俺の胸に吸いつくように重なっている。
「…大丈夫…。今日は、大丈夫な日ですから…。
でなきゃ、こんなこと、私だって…できませんよ…?」
「え…?」
「信じて、くれると、嬉しいです…」
小鳥さんが小さな声でそう囁く。
そんな彼女を、俺は背中に手を回して抱き締める。
「…ちょっと、残念…かも…?」
「え…?」
「こんな素敵なチャンスなのに、小鳥さんを俺のものに仕切れないのかな…って思って…」
「…もう…。そんな、人をからかって…」
「小鳥さんだって、俺のこと誘惑して、からかってる…」
「ええ、そうですよ?今日は私が、貴方を誘惑して襲っちゃうんですから…」
小鳥さんが艶っぽく、甘く囁く。
「はい…素直に、襲われますね…?」
「いい子です、貴方は…。うふふ、それじゃ…甘えさせてあげますから…ね?」
「はい…。」

小鳥さんが俺の身体からすうっと離れる。
頭の横に小鳥さんが右手を突いて、左手で俺の頭を撫で続ける。
乱れた髪を整えてくれるように、小鳥さんの柔らかい手が動いて、俺の頭を撫でている。

「悪いことをしたらダメ…ですよ?いい子にしていたら、ちゃんとご褒美あげますから…」


83:Feather Touch(2)
08/07/19 22:52:15 NjxQsIJN
小鳥さんはそう言うと、左手をベッドに付いたまま、右手を自分が着ている薄物の胸元へと辿らせる。
薄暗い明かりの中で、小鳥さんの手がゆっくりと動いて、襟のボタンをゆっくりと外していく。

薄物の前がはだけられて、黒のブラジャーをした小鳥さんの胸が露になる。

「小鳥さん…。」
「どうしたの…?」
「黒の、なんだ…?」
「今日は…ね?いつもじゃないですよ…?」
「本当…ですか?」
「本当ですよ…?」

はだけられた布地がふわりと空気を動かすと、小鳥さんのうっすらとした香水の香りがあたりを包み込む。
酔ってしまいそうなほど濃い、彼女の香り。
そんな香りに包まれて陶然となりかけた俺の手に、小鳥さんの手が重ねられる。

「…ほら…」
「え…」

小鳥さんの手が俺の手を包んで、そっと彼女の胸元へと誘う。
彼女の手が添えられた俺の手は、ふんわりとした形の良い彼女の胸の真ん中に導かれる。

「外して…」

誘われるままに、俺は指先で小鳥さんのフロントホックに指をかける。
黒い下着の布地の緊張感が解けると、崩れ落ちた布地の中から、こぼれ出すように双乳が姿を現す。

ふわっと躍り出るように、小鳥さんのふくよかな胸が俺の眼の前にこぼれ出る。
薄暗いベッドの上でも、小鳥さんの白くて柔らかそうな胸が、彼女の呼吸に合わせて上下しているのがわかる。
張りがあって形の良い柔らかな胸。
甘そうな白桃のような彼女の胸の先端では、控え目な乳首が、つん、と自己主張している。

「小鳥さん…」
「うん…?」
「小鳥さんって、胸、大きいんですね…?」
「普通ですよ…?大きくないですし…」
「そんなことないですよ…柔らかそう…おいしそうです…」
「うふふ…嬉しいですよ、お世辞でも、そうやって言ってもらえるだけで…」
「お世辞なんかじゃないです…小鳥さん…胸、素敵です…。とっても色っぽいですよ…」
「ありがとう…。それじゃ…褒めてくれてるんだから…胸…もっと近くでごらんになりますか…?」

小鳥さんはそう言うと、身体を前に倒して、俺に覆い被さってくる。
彼女の胸が、ゆっくりと俺の眼の前に近づいてきて、舌を伸ばせば届きそうなところにまで彼女の乳首が近づいて。
小鳥さんの肌の香り、石鹸の薄い残り香が、波打つ胸の鼓動と一緒に漂ってくるようだ。

「小鳥さん…おあずけ…ですか…?」
「ふふ、どうしましょうね…?」
「酷いです…こんなの…こんな素敵な胸、見せるだけなんて…」
「おっぱい、吸いたいですか…?」
「はい…」
「もう一度、ちゃんと、言って下さい…」
「はい…。小鳥さんのおっぱい、欲しいです…」
「嬉しいですよ…そう言ってもらえると…。
どうぞ…吸って下さいね…?でも、優しく…して下さいね?
噛んじゃ、駄目ですよ…?」

84:Feather Touch(3)
08/07/19 22:53:28 NjxQsIJN
小鳥さんが胸の先を俺の唇に触れさせる。
熱くなった彼女の控え目な乳首は、俺の唇によって挟み込まれる。
唇で包み込むように、彼女の胸の先端を咥え込む。

「んっ…。んぅ…ん…。」
小鳥さんの可愛らしいピンク色の乳首を咥えると、小鳥さんが眼を閉じて唇を閉じる。
下唇を少し噛むようにして閉じたまま、漏れ出る声を耐えるように時折まぶたをぴくんと動かしながら、彼女は俺に胸を吸わせるように身体を近づける。

濃くなっていく彼女の芳香と、密になる彼女との距離。
柔らかな彼女の身体と、豊かな彼女の胸。
小鳥さんの女性の部分にキスを重ねるというよりも、ただただ本能のままに唇で触れ、舌で包み込んでいるだけで、甘美さの余りに頭の奥がじいんと痺れてくるようだ。

「…おいしい…?ふふっ…なんか…可愛いですね…
そうやって…あなたが…一生懸命私のおっぱい、吸ってるの…可愛い…」

ふと気が付くと、小鳥さんが薄目を開けて、俺のことを優しく見つめている。
小さな唇が動いて、甘いささやきを口にすると、俺はそれに甘える事だけで頭の中が一杯になってしまう。

「…おいしいですか…?ふふっ、子供みたい…プロデューサーさん…子供みたいで、可愛い…
ミルクが出るなら、もっとよかったかな…?
でも…無理だから…代わりに…こっちも触って…下さいね?
かたっぽだけじゃ、寂しいですよ…?」

小鳥さんが俺の手をやさしく掴む。
そして、もう片方の胸へとそっと導いて、小鳥さんの胸に触れさせる。

「手…おっきいですね…私の胸、ぜんぶ、包み込まれちゃう…」

手の平をいっぱいに広げる。
親指の先から小指の先まで延ばしきって、ようやく手の中に収めることができる彼女の胸。
たっぷりと包み込める小鳥さんの胸。

ひとさし指と中指の間に、柔らかな胸の先で桃色に尖っている乳首を挟む。
指の根元に挟みこんだ小鳥さんの小さな乳首をこりこりと刺激しながら、指先を少し立てるようにして柔らかい胸の感触を味わう。
唇で覆っている乳首は、その先端を前歯で軽く触れるようにしながら、舌先で突付くように舐めると、小鳥さんが喉を軽く動かしてぴくんと震え、小さな頭を後に反らせて短い髪を揺れさせる。

「…っふ…う…
 も…いたずら…ばかり…して…悪い子…」

咥えていた乳首を唇から離すと、ぷるんと揺れ、胸へと波が伝わっていく。
はぁん、と溜息のような甘い声。

「小鳥さん…駄目ですか?小鳥さんの胸、おいしくて、素敵だから、いっぱい吸いたくて…」
濡れた黒い瞳で見つめられる。
途端に、彼女が俺に覆い被さってキスをする。

「んんっ…う…ん…」
「ん…。」

85:Feather Touch(4)
08/07/19 22:54:30 NjxQsIJN
「んんっ、んん、ん…んんっ、…う…ふぅん…ん…」
「ううんっ…はぁ…はぁ…。」
「ふぁあ…はぁ…ふぁ…あはは…キス、上手…ですね…」
「小鳥さんも…とても魅力的です…」
「ありがとう…でも、今日は、私が貴方を甘えさせてあげてるのに…駄目ですよ、そんな、イヤらしい舌使いしちゃ…」
「駄目ですか…?」
「ええ、駄目です…嬉しいけど…どうしようかな…うふふ…困っちゃいますね…」
目尻の下がった、欲情した瞳が俺を見つめる。
「小鳥さんにも、してあげたいんですけど…」
「そんな、嬉しい事言って…もう、優しいんだから…
甘えちゃいたくなるじゃないですか、私のほうが…。
ううん…でもダメ…今日はダメ…ね?
私が、してあげますよ…?」

胸をはだけさせたままの小鳥さんは、にこっと笑って身体を離すと、ふるんと胸が揺れる。
そして、押し倒していた俺は彼女に手を引かれて抱き起こされると、膝立ちになった彼女に抱きかかえられる。
小鳥さんの胸の中。柔らかくて暖かい胸と、呼吸の度に上下する胸の奥から、小鳥さんの心臓の鼓動が聞こえてくる。
とくん、とくん、とくん…という彼女の胸の音を聴いているだけで、俺は夢の中に包まれるような気持ちになってしまう。
そんな中で、無意識の内に彼女の胸に頬を擦りつける。
小鳥さんの小さな手が、俺の頭を優しく撫でる。

「いい子…いい子ですよね…可愛い…。」
可愛い、と言われてしまうと、俺は却って悪戯心のようなものを覚えてしまい、思わず彼女の胸の谷間に吸い付いて、舐めるようなキスをする。
「やっ、あん…もう、くすぐったい…。
 ちょっと優しくすると、すぐ悪いコトするんだから…いけない人…」
「甘えていいんですよね…?」
「それは、そうですけど…もう…」
「小鳥さんのこと、好きにしたいんだもの…小鳥さんの胸、あったかいよ…優しい感じがするよ…いい匂いがして…
舐めちゃ、駄目?」
「しょうがない人…。甘えたいって言いながら、すぐ悪戯するんですから…
どうしようかな…困ったちゃんだから、少し苛めてあげないといけないかな?ふふっ。」

俺の身体の上に覆いかぶさるように抱きついていた小鳥さんがすっと離れる。
立ち上がった小鳥さんの身体から、辛うじてまとわり付いていた黒のブラジャーがするりと落ちる。
小鳥さんがいつも着ているはずの薄物の上着がはだけられて、半裸の小鳥さんの身体を辛うじて隠しているけれども、合わせ目の下に見え隠れする彼女のふくよかな身体が目の当たりになる。

「どうやって苛めてあげましょうか…?」
「甘えさせてくれるんじゃ、なかったんですか…?」
「そう思ったけど、悪いいたずらばかりするから…」
楽しそうに小鳥さんがそう言うと、俺の側にちょこんと座る。
そして、俺の右腕を身体全体で巻きつくようにして寄り添ってくれると、俺の腕に彼女の胸が押し付けられて。
小鳥さんの小さな唇が、俺の胸の上に触れさせられて、小さな可愛らしい舌がゆっくりと這っていく。

86:Feather Touch(5)
08/07/19 22:55:29 NjxQsIJN
「貴方の胸って、結構硬いんですね…やっぱり男性ですね…。
男の人の匂い、いっぱいしますし…。
私も、興奮してきちゃいますよ…?」
「小鳥さんだって、いい匂い…。さらさらした髪の匂いに、甘い胸の匂い…。
どっちも大好きです…。」
小さな頭を俺の胸に押し付けるようにして、ぺろぺろと舐め続けている彼女。
俺の肩は彼女の手でしっかりと抱き締められていて、俺もまた彼女の背中をふわりと抱き締める。
小鳥さんの頭の後ろを撫で、前髪に頬を擦り付けるようにして彼女のさらさらの髪と触れ合う。
小鳥さんの前髪をかき分けて、髪の生え際にキスをする。舌を這わせてキスを重ねる。

互いの身体を舐めあう。甘くて愛しい存在を互いの所有物にするかのように、自分たちの唾液をつけて舐めあう。
ぴちゃぴちゃという唾液の音が耳に入ると、互いを抱き締める腕の力が強くなる。

「もう…暴れてばかりいて…。困った人ですね…。」
俺の胸を舐めていた小鳥さんがそう呟くと、唾液まみれの唇をぺろりと舐めてにこりと笑う。
見上げるような上目遣いの彼女の唇を奪うと、小鳥さんが一瞬びくんと身体を震わせて、濃いキスにして応える。

小鳥さんの手がすっと動いて、俺の腹を撫で下ろし、俺の下半身のほうに伸びてきて。
下着の上から撫でていたかと思うと、もう硬くなっているあれに触れる。

柔らかな手の平と、細いしなやかな指。
それらが、生き物のようにくねって絡み、そうされるだけで俺は興奮してしまう。

「…やだ…こんなに硬くなって…すごい…。
興奮している貴方のここ、怖いわ…」
その言葉とは裏腹に、怖さも嫌悪感も何もなく、ただ艶めいた視線だけが彼女の瞳の中にある。
欲情して濡れた黒い瞳に吸い込まれるように見とれると、俺は夢中になって彼女にキスをする。
「んっ、ん…うん…ん…くうん…」
喉の奥で彼女が甘く鳴く。
それとともに、小鳥さんの柔らかい手の平が俺のものを包み込み、指が根元に回されてカリ首にも絡みつき、しっとりとした手の指が触れて刺激する。

「…あっ…こ、小鳥さん…っ」
小鳥さんの責める手の動きに、思わずあれがびくんと跳ねて硬さを増し、声が漏れ出てしまう。
「…うふふ、可愛い…。気持ちいいです?そんな声出しちゃって、女の子みたい…あ…やぁんっ」
小鳥さんの手の動きに抵抗するかのように、はだけられた、小鳥さんの可愛らしい胸に触れて、乳首を摘んで優しくこねる。
「小鳥さん…だって…ふうっ…」
「すぐ…あんっ…そうやって…おいた…ああんっ、ばかり…して…あぁぁんっ、悪い…ひと…」
彼女の胸の柔らかさの中に指が沈む。
彼女の指が俺の先端に巻きついて、擦りあげる動きが早くなる。
「もうダメ…ほんとに怒りましたよ…?」
俺の胸に重ねられていた小鳥さんの頭が離れて、髪が揺れる。
彼女の胸に触れていた手は、彼女が俺から離れた後も胸に添えられていて、彼女はその愛撫を言葉では咎めながらも、時折眉をぴくりと反応させて愉しんでいるかのようだ。

「…そんなことばかりする人には、こうしちゃいますから…」

横に座っている小鳥さんが、握り締めていた俺のものに頭を近づける。
彼女の横顔が見える。
硬くなって天を指している俺のものをじっと見つめている。

「こんなになって…大きくなってますね…。凄いですよね…
男の人って、怖いな…でも、可愛い…かも?」


87:Feather Touch(6)
08/07/19 22:56:22 NjxQsIJN
小鳥さんが俺の先端にキスをする。
その瞬間に、背筋が電気が跳ねるような感覚に襲われて、彼女の胸を触ったままの手が彼女の胸に指を食い込ませてしまう。
手を伸ばせば届く彼女の身体。薄布の上着がはだけられて、片方の胸だけが露になっている上半身。
下向きでも崩れない、丸い形を保ったままの胸、背と肩の骨がうっすらと浮かび上がるなめらかな背中。

そんな姿をさらけ出した彼女が、俺のものにキスを重ねている。
唇で先端を覆い、舌先を裏側に擦りつけるような口付け。

「こ、小鳥さん…」
「どうしたんです?苦しい?」
「く、苦しいっていうか…その…」

気持ちいい。それ以上に、欲情を誘うような小鳥さんの咥え方が興奮を誘って、ただフェラチオをされているよりも気持ちいい。

「…そうだ…一つだけ、お願い、かな…」
「は、はい…」
小鳥さんが俺のモノを手でゆっくりとしごきながら、唇を離して俺の眼を見て問いかける。

「イキたくなったら、言ってね…。
好きな時にイっていいですから…。
ふふっ、バツゲームしようかなって思ったけど…。
そんな切なそうな顔して気持ち良さそうにしている貴方を見ていたら、あまり苛めるのが可愛そうになってきてしまいましたよ…」
「ば、バツゲームって、な…うあぁっ…」

小鳥さんが眼を閉じる。
俺のモノの先端に彼女の柔らかな唇の感触を味わう。

舌が絡みつき、唇が先端から幹へとゆっくりと這わせられていって、俺のモノが段々と、ゆっくりと彼女の小さな口に飲み込まれていくと、唇の這う感覚が幹を伝って背中を走り、思わず背を反らせて溜息のような吐息を漏らしてしまう。

その声を聞いた小鳥さんの眼が、優しそうに一瞬緩み、そしてまた閉じられる。

ちゅうっ…じゅぷっ、ずぷっ、ずぬぬぬ…。
ぬぬぬっ…ぬっ…んぷっ…

時折低い音が漏れるだけの彼女のフェラ。
わざと音を立てるようなことはまったくなく、ただ俺のモノを彼女の口内に収め、ぬるぬるとした舌と唇、そして喉の奥の柔らかな肉の総てを俺の硬くなったものに触れさせ、しっとりとしたなめらかな肉感を感じさせてくれるような口での愛撫。
舌がカリ首の敏感なところに巻きつき、舌腹で裏筋を包まれて圧迫されて、僅かに頭ごとくるんと回すような咥え方で俺のモノが包まれる。
とめどなく溢れてくるかのような暖かな唾液の蜜に包み込まれ、ぬるぬるとした感触に包まれたまま咥えられる。
ぴったりと密着する彼女の柔らかな口内に飲み込まれているだけで、背中がぞくぞくと震えるような感覚に襲われ、俺は思わずベッドの背にもたれかかるように仰け反り、天井を仰いで吐息を小刻みにしてしまう。

「…っく…は…こ…とり…さん…。」

彼女はそんな俺の情けない声を楽しんでいるかのように、眼を閉じたまま微笑し、俺のモノを咥え続けてくれている。
小刻みに動く舌の先、袋に添えられるような彼女の柔らかな手、時折のどの奥で受け止められる俺の先端。
時折彼女の唇から姿を覗かせるピンク色の舌が俺のモノの上で蠢いているのを見るだけで、思わず射精しそうになる。
断りもなしに放出しそうなのを必死に堪えると、俺は仰け反っていた姿勢から身体を戻し、前かがみになって小鳥さんの背中と頭にそっと手を置く。

俺のモノを咥えたまま、頭ごとゆっくりと上下させてフェラチオをしてくれる彼女。
さらさらとした黒髪が揺れて俺の手に触れ、柔らかな髪が指の間に絡む。
彼女が頭を振って俺のモノを飲み込み、口で優しい、それでいて激しい愛撫をしてくれている。
そんな彼女の姿を見ているだけで、俺はもう胸の内が一杯になって、口をぱくぱくと金魚のように開けてしまう。

88:Feather Touch(7)
08/07/19 22:57:19 NjxQsIJN
無意識の内に俺の腕が動いて、一心に俺を咥え込んでいる彼女の襟首を掴むように握る。
本能のままに、揺れる彼女の後頭部を手で押さえるようにしてしまう。
そして思わず、より深い快感を味わおうとしてしまい、抱え込むようにして押さえている彼女の頭の後ろに強い力を入れてしまう。

小鳥さんの小さな口を、俺のモノで犯す。喉の奥まで犯す。
根元まで咥えさせ、喉の奥まで突き上げて、俺のモノを飲み込ませたい。
そんな、野獣のような欲望をそのままに、彼女の頭を押さえつけ、俺のモノで犯しぬこうとしてしまう。

「…ッうっ…」

彼女の抵抗を奪うような強い力で頭を押さえられて、根元まで咥えさせられた小鳥さんが、一瞬苦しそうな表情を見せて、閉じていた瞳をうっすらと開ける。
そんな彼女の表情、苦しそうな横顔を見た俺は一瞬我に返り、思わず彼女の頭を押さえ込んでいた手を離して、痙攣するような声で必死に謝る。

「ご、ごめん、苦しかった…」

俺は今更ながらに彼女を労わるように背中を撫でると、再び眼を閉じた小鳥さんが、咥えていた俺のモノをゆっくりと口内から抜き出していく。
彼女の唾液まみれになったままの俺のモノを手で愛撫し続けながら、それを唇から離した彼女。

「…もう…苦しかったです…よ…?」
少したしなめるような口調で、可愛らしく言う彼女。
「ごめんなさい…」
「そんなに興奮しました?気持ちよかったです?」
惑わすような甘い言葉で囁かれる。
「う、うん…」
「そうですよね…貴方、凄く色っぽい声だして、感じてくれてますし…
凄く…嬉しいですよ…?」
「え…」
小鳥さんの微笑は崩れることがない。

「頭、撫でられるのは好きですよ…。私もね…
凄く、嬉しいです…もっと撫でて下さいね…
大きな手で、撫でて下さい…そうしたら…」
「は…い…」
魅入られるままに答えるしかない、ただそれだけしかない。

「根元まで…ずっと咥えていてあげますから…
もう少し…愉しんでくれると嬉しいですよ…?
ほら…少し、深く息を吸って…ゆっくり、息を吐いて…そう、そうです…ちょっと、落ち着きましたか…?」

にっこりと笑って彼女が俺にキスをする。
さっきまで俺のモノを咥えてくれて、受け入れてくれた彼女の柔らかな唇で、俺の唇に触れてくれる。

「貴方のことを感じますよ…とても熱いですよ…?」

そしてまた、彼女は眼を細めて、俺のモノをゆっくりと咥えていって…。
俺はただ、彼女の求めに素直に応じて、彼女の背中に手を置いて撫で、俺のモノを口内で受け入れて喉奥に迎え入れてくれる彼女の頭を優しく撫でる。
柔らかな髪を撫で、温かい背中に触れていると、うっとりとしたかのような夢心地に包まれているかのような表情になった彼女が、眼を細めて、ただただ俺のモノを咥えて受け入れ、根元まで咥えてくれる。
総てが飲み込まれて、幹の根元を柔らかな唇が巻きつき、舌腹が幹を巻くようにぴったりと密着する。


89:Feather Touch(8)
08/07/19 22:57:57 NjxQsIJN
俺は、それだけでびくびくと硬くなったものを震わせて感じてしまい、時折どくんと先走りの液体を漏れ出してしまう。

唾液の音を立てて安っぽく見せ付けるようなものではなく、ただただ俺のモノを受け入れてくれるだけの、甘く優しいフェラチオをしてくれる彼女。
暖かい彼女の口の中。熱い唾液で包まれて、溺れてしまうほどまでに満たされている喜び。
こんなにまで優しく受け入れられると、男の心も身体もなんと弱いことだろうか。
どれほど無力なものかを思い知らされる。

彼女が苦しむとわかっているのに、それでも押さえきれない。
もっと彼女に咥えさせたい。喉の奥まで受け入れて欲しい。
彼女の口の中に、喉の奥に俺のモノを突き立てて、俺の精子を出し尽くしたい。
俺の精子を飲ませたい、彼女に口いっぱいに味あわせたい。
そう思う度に、自分で自分の呼吸が更に荒く深くなるのがわかってしまう。

そう思った瞬間。

うっすらと細く眼を開けたまま、甘く微笑むような小鳥さんの横顔が眼に入る。
彼女の優しい微笑みに包まれる。
そんな彼女が、ちらりと俺の眼を見つめ、艶やかに微笑したかと思うと――。

ゆっくり、次第に、段々と。
彼女が頭を振る速度を上げて行く。

幹に密着したままの唇が上下して俺のモノを刺激して、溢れ出る唾液は袋のほうにまで垂れ落ちていく。
その袋を包み込む彼女の暖かい手の平の感触と、裏筋から先端の裏の敏感な部分をくすぐるように愛撫する彼女の舌。
それらのすべてに包まれて、快感が大波のように寄せてきて、溺れきってしまう。

「う…あ…ぁ…小鳥さん…も…いく…」

途切れ途切れになりながらも、それだけは守ろうと。
容赦なく、思いのままに注ぎこもうという欲望に溺れきっていても、それだけは伝えて、受け入れて貰おうと。

小鳥さんが眼を閉じて、舌先を先端の周りの敏感な所に押し付けるようにして触れさせ、舌の柔らかなざらざらとしたぬめりが気持ちよさを頂点にまで高めてくれる。
唇は幹に密着したままになり、小鳥さんの熱い口の中で、泡だった唾液に俺のモノが包まれて、やわらかく優しい愛撫のようなフェラチオが射精感を導いてくれて。

無意識うち、本能のままに、彼女の背中と頭を押さえつける手の力が強くなって。
柔らかい彼女の喉奥に突きたてるように押し付けた瞬間、幹がぶるぶると震え、先端がはちきれそうなほどに膨れ上がり。
喉奥を強引に犯された彼女の端正な眉がびくんとひそめられて、眉間に苦しそうな皺が作られても、彼女はただ俺のするがままに受け入れてくれている。

敏感になった先端が小鳥さんの奥で受け止められる。
粘膜のとろけるような感触に包まれた瞬間に、快感の衝動が睾丸の奥から走りぬけ、尿道を伝って一気に迸り出る。

「んんっ…!」

90:Feather Touch(9)
08/07/19 22:58:42 NjxQsIJN
喉奥目掛けて、弾けるような射精を繰り返し、思いのたけをそのままにぶちまけさせる。
自分の欲望で彼女を汚す喜びに震えながら、溜まりきった濃い白濁を、ねっとりとした粘膜で包み込んでくれる彼女の口の中に放出する。

口内に溢れんばかりの射精を受け止めている小鳥さんは、ただじっと、根元まで咥えきったままの状態で、喉をきゅっとすぼめ、俺の欲望を受け止めてくれている。
上下の唇は、どくどくと射精を続けている俺の幹の根元にぴったりと合わせられたまま、小鳥さんはうっすらと開けていた眼を閉じて、俺のものを咥え続けてくれている。

抱えるように押さえつけて咥えさせていた俺の手の力が、大量の精液の放出の終わりとともに、血の気がすうっと引くように抜けていく。
押さえつけるような力から解放された小鳥さんは、それでもまだ少しの間、俺のモノを口の中に含みいれたままで。

こくん、というような、喉の鳴る小さな音がする。
俺の眼の前で、俺のモノを根元まで咥えたままの小鳥さんが、少しずつ喉を動かして、俺の放った白濁をゆっくりと飲み込んでくれている。

総ての欲望を吐き出して、どろどろとした衝動が空になったはずなのに。
胸の中が、熱いもので一杯になる。
止めても尽きないほどに、一杯に溢れて出続ける。

無意識の内に手が動いて、小鳥さんの後頭部を、さっきまで無理矢理に押さえつけ、犯していた小鳥さんの頭と髪を、ゆっくりと優しく撫でる。
再び、うっすらと眼を開けた彼女が、微笑んでいるかのように見える。

「ん…ふ…う…」

鼻から吐息が抜けるような呼吸の音をさせながら、彼女がゆっくりと俺のモノから口を離す。
そして、二度三度、再び咥えなおし、尿道に残っている俺の精液を唇で搾り出すようにして舐めあげると、一旦唇を離してから、幹に残った白濁と唾液の泡を舌先で優しく舐めとり、カリ首のところに残った精液の残滓も綺麗に舌先で清めてくれる。

「…ふう…と…。」
「小鳥さん…」
「ん…?」
小鳥さんが、唇の端を枕元にあったティッシュペーパーで拭きながら、にっこりと笑っている。
「気持ち、良かったです?」
「は、はい…」
「一杯、出ましたものね…。ふふっ。」
「ごめんなさい…溜まってて…。しばらく、してなかったから…。」
「疲れたでしょう…すっきりしました?もう、おなか一杯、っていう顔してる…あははっ。」
「ごめんなさい…俺ばっかり、してもらって…」
彼女に総て吸い尽くされた、というようにも思えるけれど、どうやらそれ以前に、本当に俺は精神的にだけでなく、肉体的にもスタミナが切れているようで、ただもう、脱力感だけが俺の身体を支配している。
腰が抜けた、というような表現がぴったり過ぎるほどに合っているぐらいだ。

91:Feather Touch(10)
08/07/19 22:59:32 NjxQsIJN
「忙しかったですもんね…最近、ね。」
「うん…」
「でも、ダメですよ…?忙しくても、食べ物には最低でも気をつけるようにしないと…ね?」
「え…?」
小鳥さんがふふっ小さく笑って俺に言う。
「おいしくなかった…ちょっとイガイガしたから…」
「え…。」
「ダメな食事ばかりしてるでしょう…塩分も油分も多くて、癖ばっかりあるのに、たんぱく質とかお野菜が採れてなくて…そうじゃありません?」
俺は思わず、この1箇月ぐらいの自分の食事を振り返ってみようとした、けれども。
振り返る価値のないぐらい、言われて見ればそんな、偏った食事ばかりしていたように思える。
「うん…そうなんだけど…どうして…?」
「だから、言ってるとおりですよ?
おいしくないのは、まあ、普通といえば普通ですけど…変なきつい味なんですよ…あなたの…」
う。そう、か。そういうことですか小鳥さん。ごめんなさい。そんなものを飲ませてしまって。
「うう、すみません、無理矢理させた上に、ほんとに…」
「あはは…もう、本気にしすぎないで下さいね?
そりゃあ、勿論、健康に気づかってくれた方が、私はうれしいですけれど…。
普通、おいしくないですもんね。アレって。
好きな人のなら、別ですけど…」

好きな人のなら、か…。
その言葉に、俺は思わずどきりとする。

こんなことまでしてくれて。優しく抱き締めてくれただけでなく、彼女のすべてで俺のことを暖かく包み込んでくれた小鳥さんが好きなのは…。
自分ではないのかもしれない、という思いが一瞬頭の隅をよぎる。

つい先ほどまで、深く俺のことを愛してくれていたかのように思っていたのは、過ぎ去ったただの昔のことで、俺の錯覚だったのではないかとすら思えてくる過去のこと。
そんな風にすら、思えてくる。
とめどない快感の後に来る気だるさの中で、物悲しいような思いに包まれたまま、無意識の内に俺は俯いてしまう。


「お弁当…からかな…?」
小鳥さんがそんなことをいいながら、俺を押し倒すように抱きついてくる。
彼女の柔らかい胸が俺の胸に押し当てられて、甘えるように抱きつく彼女に覆い被さられる。



「え…?」
「食べ物、少し改善しませんか?」
「あの、その…?」
「お弁当作ってきてあげてもいいですよ。お嫌でなければ、ですけどね?
ふふっ、もしお望みなら、ですけどね…
少しずつ、食べ物、良くしていけば…。
激務なのはわかります、けれど、身体も大事にしなければ、ですよ?」
「はい…。」
「そうしないと…」

小鳥さんが軽く笑っていたずらっぽさそうなささやき声で俺の耳に直接語りかける。

「元気じゃないと、私のこと、犯せないですよ…?」


俺は小鳥さんを強く抱き締めると、彼女の耳元で、お弁当のお願いを繰り返した。

92:Feather Touch(11)
08/07/19 23:03:28 NjxQsIJN
”プロデューサーさんへ”
”ご飯は十穀ご飯にしましたよ。
 お肉は当分、お預けです。でも、鳥のお出汁でお野菜の煮物を作りました。
 厚揚げをごま油で煎り煮にしたもの。ほうれん草のおひたし。
 あとは、昆布の佃煮ですよ?

 ちゃんと、お弁当箱は洗って下さいね。
 わたしも同じ物を食べています。
 それじゃ、また明日…”

93:Feather Touch(E)
08/07/19 23:06:10 NjxQsIJN
以上です。
導入の辺りでどう本編と繋がるんだ?という問題が解決できず、しまうはめになりました。

これを書いていた時に、このスレのイラマチオとイマラチオのあたりを読んでしまったので、話がそっちにずれたのは内緒です。

…でも最後はまた白小鳥さんに戻ってるな…w


94:名無しさん@ピンキー
08/07/19 23:15:51 LS4tAeDj
GJ!!!
さすが小鳥さん!経験豊富すぎ!
小鳥さんはまさに淫魔!サキュバス!

95:名無しさん@ピンキー
08/07/20 00:03:02 J2nZDftN
乙!もう俺の相棒がいつでもいいって言ってるぜ

96:名無しさん@ピンキー
08/07/20 04:26:37 ijvt2ojj
前々スレで「Pがキノコのエキスで小鳥さんとわっふるわっふる」なSSを投下した者です。
続きを書いていたのですが、エロい描写で行き詰まったので
同じく前々スレに投下した別の短文を携帯用2chブラウザで投下(規制の為)。

97:96
08/07/20 05:17:20 ijvt2ojj
それは、普段と変わらない光景の筈だった。

765プロ所属のアイドルがほぼ全員揃っての午後3時のティータイム。だが、今日のは普段の和やかな雰囲気には程遠い。
応接セットのソファーに腰を下ろし、紅茶と茶菓子を黙々と口に運ぶ彼女達。その視線は互いを牽制し合っている。
傍らの大型テレビでは先日開催された「ファン感謝イベント」のライブ映像を収録したDVDが再生されているが、
視線を向ける者は誰もいない。

「…(プロデューサーは私のもの…誰にも渡さないわ)」紅茶を飲みながら、千早が他のアイドル達を一瞥する。
「…(プロデューサーさんは私の運命の人なんです。誰にも渡しません)」
揺れる自分の胸を周囲に誇るように、あずさが何度もソファーに座り直す。
「…(プロデューサーは誰にも渡さない。奪おうとする泥棒猫はハリセンで吹っ飛ばしてやるわ)」
「我関せず」を装いながら律子が周囲に鋭い視線を向け、太陽の光がそれを隠すように眼鏡を照らす。
「…(プロデューサーと真ちゃんは私のものなんです。美希ちゃんや他の人には渡しません)」
「…(ハニーと真クンは美希のものなの。他の人たちや雪歩には渡さないの)」
向かい合って座る雪歩と美希の視線が火花を散らし、真はその2人に厳しい視線を向けている。

98:96
08/07/20 05:43:33 ijvt2ojj
「…(プロデューサーは私のものなんです。伊織ちゃんにも誰にも渡しませんっ)」
「…(プロデューサーは私のものなの!やよいにも誰にも渡さないんだから!)」
普段仲良しのやよいと伊織も、隣り合って座ってはいるが言葉も交わさずに視線を向けている。
「…(兄(C)は亜美のものだよ。真美にも誰にも渡さないよーだっ)」
「…(兄(C)は真美のものなの!亜美にも誰にも渡さないよ!)」
同じく隣り合って座っている双子の姉妹が互いに視線をぶつけ合い、火花を散らす。

緊迫した状況を煽るように、大型テレビからは千早と雪歩が歌う「inferno」が流れていた。


「お、音無君、皆どうしたんだね?さっきから黙り込んでお互いを牽制しているようなんだが…」
この状況が飲み込めず、流石の高木社長もオロオロするばかり。それに対し、
「そうですか?特に普段と変わりないように見えるんですが…社長の気のせいでは?」
とパソコンを操作しながら765プロの『万能事務員』音無小鳥は返事をする。
「それより社長、そろそろ出かけないと新幹線に乗り遅れますよ?だいじな商談なんでしょう?」
「う、うむ。しかし…」「大丈夫ですよ、みんなプロなんですから。社長は心配し過ぎなんですよ」
「…わかった。音無君、後は頼むよ」釈然としないまま、社長は事務所を後にした。

99:96
08/07/20 06:12:20 ijvt2ojj
所変わってここは765プロ事務所内の給湯室。小鳥は事務服のポケットから取り出した粉末が入った茶色の小瓶を見つめていた。
「さっき皆の紅茶とお茶菓子に混ぜて与えたこの薬、予想以上の効き目だわ…。
『服用した人間の心の奥底に押し込めている素直な感情を増大させる』なんて眉唾物だと思っていたけど本当だったのね」
そう、事務所内のこの状態を引き起こしたのは彼女だった。先週、普段から通い詰めている路地裏の薬店の老主人から
手に入れた薬。それを紅茶と茶菓子に混ぜて様子を見ていたのだ。
そして彼女が招いたこの事態は、彼女にとっては好都合だった。765プロに所属するアイドル達と同様に、
彼女もプロデューサーに想いを寄せていた。
「まさか、私が彼に一目惚れしてしまうなんてね…。『運命の出会い』ってやつなのかしら?」
だが、普段から仕事でプロデューサーとほぼ一日中接している彼女達と違い、小鳥がプロデューサーと接するのは
彼が事務所にいる僅かな時間だけだった。
このままでは彼を誰かに取られてしまう…そんな焦燥感が心を占め始めた矢先に老主人からこの薬の事を知らされ、
しかも無償で譲り受けることが出来たのだった。
本当は事務所でプロデューサーと二人きりになったときに、自らこの薬の助けを借りて告白するつもりだった。
しかし本当に効果があるのか不安になり、そして彼女達の本当の気持ちも知りたくなり
事務所恒例のティータイムを利用して効果と彼女達の気持ちを確認したのだった。

100:96
08/07/20 07:05:32 ijvt2ojj
「やはり皆プロデューサーさんの事が好きなのね。2人ほど欲張りさんもいるけど」と呟く小鳥。
その表情は真剣だが、口元には笑みが浮かんでいる。
「でもこの状態は私にとって好都合。皆が牽制し合っているその隙に、プロデューサーさんをゲット♪」
ライバル全員が身動きが取れない今がチャンス。そう確信した彼女は携帯を取り出し、
今日は仕事が休みだったプロデューサーにメールを送る。
「ケータイ取り出しポパピプペ、『デートしてくれま・す・か?』っと♪」
『Do-Dai』を口ずさみながらメールを送る。この間見つけた、店の規模は小さいけど
値段が手頃で美味しいイタリアンの店に彼を夕食に誘うつもりだ。
メールを送信し終えたちょうどその時、「ただいま戻りましたー!」という元気な声が
事務所の入り口から聞こえてきた。
仕事のため唯一小鳥の薬を飲まずに済んだ『哀れな子羊』、天海春香が仕事を終えて事務所に戻ったのだ。


101:96
08/07/20 07:20:01 ijvt2ojj
「ゴメーン遅くなって…あれ?皆どうしたの?」春香も流石にに場の空気が張り詰めていることに気付いたようだ。
そんな彼女に小鳥が普段どうりに声をかける。「お帰りなさい、春香ちゃん。お仕事お疲れ様」
「あ、お疲れ様です小鳥さん。…あの、皆どうしたんですか?さっきから睨み合っているようなんですけど…」
他の面々は春香が戻ってきていることにも気付かず、互いを牽制し続いていた。
「そう?普段と変わりないと思うんだけど…」そう誤魔化す小鳥。
その時小鳥は、春香が新しいペンダントを身に付けていることに気が付いた。
「あら?春香ちゃん、素敵なペンダントね」
「あ、小鳥さん気付きました?えへへ♪昨日プロデューサーさんから貰ったんですよ」

『春香ちゃんのその一言で、張り詰めていた空気がガラスのように砕け散るのがわかりました』と小鳥は後に語る。


102:96
08/07/20 07:45:40 7wQ+5v0l
「『春香、ファンからのプレゼントだぞ』って渡されて…あ、あれ?皆どうしたの?」
春香に小鳥以外の全員の鋭い視線が突き刺さるが、春香は事態がまだ飲み込めていないようだ。
全員ソファーから立ち上がり、一部からは恨みを込めた視線が向けられている。
「春香…」無表情の千早が氷のような視線を春香に向ける。
「春香ちゃん…」あずさが普段滅多に見せない怒りの表情を見せている。
「まさか、こんなところに泥棒猫がいたとはね…」どこから取り出したのか、律子の手にはハリセンが握られている。
「春香ちゃん、信じてたのに…」涙目の雪歩が春香を責める。
「春香、昔から悪い子にはお仕置きが必要って決まっているの。春香にもお仕置きが必要なの」美希が淡々と語る。

「えぇっ!?ちょ、ちょっと待って!これはファンの子からのプレゼントで、プロデューサーさんからじゃ…」
必死に弁明を試みる春香だが『プロデューサーさんから貰った』という言葉が皆の頭を占め、春香の声は届いていない。

「言い訳なんてみっともないよ、春香」真が指をポキポキと鳴らしながら低い声で話す。
「春香さん…見損ないました。春香さんはそんな人だったんですね」やよいが春香を非難する。
「春香のくせに、この私を出し抜こうなんて1億年早いのよ!!」伊織が春香に怒りをぶつける。

103:96
08/07/20 08:05:19 7wQ+5v0l
「だから、これはファンの子からのプレゼントで…ああ、もう!小鳥さんからも説明して下さい!……小鳥さん?」
春香が振り返ると既に小鳥の姿はなく、小鳥の机にはインカムを付けたプーカァのぬいぐるみが額にメモを貼り付けて鎮座していた。

『春香ちゃんへ。
 ごめんなさい、今日はどうしても外せない用事があるのでそろそろ帰らなきゃならないの。
 皆が飲んだ薬の効き目は今日だけだから。明日には皆元に戻るから心配しないで。
 あと、春香ちゃんがどんな酷い目にあってもゴシップ記事にはならないようにするし、
 お給料も社長に交渉してUPしてもらうから。
 今日だけの辛抱よ。ガンバッテ。

     音無小鳥
     PS:戸締まりと火の始末をよろしくね♪』

「『薬の効き目』って…何をしたんですか小鳥さん、小鳥さーーん!」メモを握りしめ涙目で叫ぶ春香。
既に彼女は包囲され、逃げ道は無くなっていた。


104:96
08/07/20 08:43:10 6DAhxMQn
「ドロボーネコのはるるんにはお仕置きが必要だよねー、真美?」
そうだよねー、亜美。どんなお仕置きがいいかなー?」
「はるるんが二度と抜け駆けしないように、服を取っちゃって恥ずかしいことしちゃうのはどう?」
「おおっ、亜美ナイスアイディア!ついでに『記念撮影』もしちゃおうよ!」
『裸にしてー、ひっくり返してー、足の間をズームアップ♪』
双子が物騒な「お仕置き」の話で盛り上がる。
思わず後ずさる春香。その両肩をあずさが後ろからガッシリと掴む。
「そうねー、春香ちゃんで亜美ちゃんたちに『保健体育の授業』しちゃいましょうか♪」
「当然伊織とやよいも参加ね。2人ともそろそろ正しい知識が必要になるし。記録係は任せといて、あずささん」
事務所備え付けのHDDビデオカメラを手にした律子が賛同する。
「確か休憩室に布団がありましたね。そこで『授業』を行いましょう」千早も『授業』に賛同した。
「明日は日曜日出し、父さんは今レースで転戦中だからボクも参加しますよ、あずささん」
「真ちゃんが参加するのなら、わ、私も参加しますぅ~」
「真クンが参加するなら美希も参加するの♪」
ノリノリの真に顔を真っ赤にした雪歩、目をランランと輝かせている美希も参加するようだ。

105:名無しさん@ピンキー
08/07/20 09:39:02 zsWSp1oO
支援

106:96
08/07/20 10:26:25 vPfbaHKF
「ドロボーネコのはるるんにはお仕置きが必要だよねー、真美?」
そうだよねー、亜美。どんなお仕置きがいいかな?」
「はるるんが二度と抜け駆けしないように、服を脱がして恥ずかしいことしちゃうのはどう?」
「おおっ、亜美ナイスアイディア!ついでに『記念撮影』もしちゃおうよ!」
双子が物騒な「お仕置き」の話で盛り上がる。
思わず後ずさる春香。その両肩をあずさが後ろからガッシリと掴む。
「そうだ、春香ちゃんで亜美ちゃんたちに『保健体育の授業』しちゃいましょうか♪」
当然伊織とやよいも参加ね。2人ともそろそろ正しい知識が必要になるし。記録係は任せといて、あずささん」
事務所備え付けのビデオカメラを手にした律子があずさに賛同する。
「確か休憩室に布団がありましたね。そこで『授業』を行いましょう」更に千早が賛同する。
「明日は日曜日だし、父さんは今レースで転戦中だからボクも参加しますよ、あずささん」
「真ちゃんが参加するのなら、私も参加します!」
「真クンが参加するなら美希も参加するの♪」
真・雪歩・美希の3人も参加するようだ。

「みんなー!落ち着いてー!正気に戻って~~っ!!」
何とか逃れようとジタバタと暴れながら必死に懇願する春香だが、
あずさに両肩を押さえられ身動きが取れない今の状態では無駄な抵抗にしかならない。
「大丈夫よ、春香ちゃん。優しくするから怖がらないで」お化けに怯える子供をあやすように、あずさが優しい声をかける。
「そうよ春香、怖がることなんて何もない」千早が続けて声をかける。その頬が赤く染まっているのは夕日のせいだろうか。
「だって私たち『仲間だもんね!』」春香を除く全員の声が綺麗にハモる。

「誰か~助けてぇぇ~~」
助けを呼ぶ春香の声は事務所の防音壁に吸い込まれていった。


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