【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】6話目at EROPARO
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】6話目 - 暇つぶし2ch500:名無しさん@ピンキー
09/09/13 09:24:34 oY2yAiDd
男の風俗業もあるけどな

501:名無しさん@ピンキー
09/09/13 11:37:18 QxVReWxN
だが同性愛者は全体の11% 確率から言えば女性の方が需要は高いっ!!

……そういえば日本の男女比率は女性の方が多いんだっけ?

502:名無しさん@ピンキー
09/09/13 13:41:26 DBCh1+gV
若い世代は男の方が多かったはずだが、女の方が長生きだからね。

503:名無しさん@ピンキー
09/09/13 19:48:39 Z2pY3hC2
十数年前に、出生率は女の方がわずかに高いとか習ったが、今の日本は違うのか。
中国は女間引いてるから男の方圧倒的に多いみたいだが。

504:名無しさん@ピンキー
09/09/14 00:02:27 XomifHYy
>>495
見た目は若い女、中身はおっさんっていう懐かしの「おやじギャル」が大量発生ですねわかります

505:名無しさん@ピンキー
09/09/14 00:58:43 R8llWL61
>>504
魔法のおやじプリティそうすけ

……いや何でもない。

506:名無しさん@ピンキー
09/09/14 07:22:27 NHZLM2d1
>>504
モーニングコートは男性の昼の最上級正装の一つである。
フロックコートの前裾を乗馬用に切り落としたものである。
朝の散歩服として作られたため夜間には着用しない。
日本では、内閣総理大臣・最高裁判所長官の親任式、
認証官認証式の際や、叙勲や受章等で宮中に参内するとき
などに使用される。
「だけどこりゃ“モーニング娘。”といった風情ですなあ」
 今回の内閣は全員が転換議員で占められていた。
 本来肉体年齢を20歳以下にしてはならないはずだが、
客観的に測定する方法がないことから、ほとんどの議員が
20歳未満にしか見えない容姿になっており、特に内閣に
参加するようなベテラン議員は全員がハイティーンにしか
見えなかった。
「どちらかというとAKB48なのかな?」
「ほうお詳しいですね財務大臣」
「私の選挙区のことなのでね。元総理の方がお詳しいですが」
 その後、内閣のメンバーで撮った写真はアイドルグループの
撮影会か、せいぜい女子高生の修学旅行の写真にしか
見えなかったという。

507:名無しさん@ピンキー
09/09/14 09:54:54 VQ9DSy1I
責任をとって、"成人男子"を辞任いたします。
"成人男子"の後継者には、今年17になる娘を……

508:名無しさん@ピンキー
09/09/15 01:46:03 Chn839Wd
転換議員のオナヌー率1000%と見たww

509:名無しさん@ピンキー
09/09/15 23:36:34 B0JV3tmA
ふふw

510:名無しさん@ピンキー
09/09/16 01:28:23 GO2lvSkl
お湯をかけて3分置くと女に・・・?!

511:名無しさん@ピンキー
09/09/16 03:05:56 7MfbvyPX
今更だがバイオの女体化書いた人GJ

丁度レオン女体化で萌えてたからクリティカルヒットすぎる。
レオンえろいよレオン。エイダ姉さんと百合百合是非見たいです。

512:名無しさん@ピンキー
09/09/18 20:08:40 V4/1PeH3
ちょっと聞きたいんだけど、シュークリームのやつって5話までだった?

513:名無しさん@ピンキー
09/09/19 00:20:38 8rjkgQiH
良スレage

514:名無しさん@ピンキー
09/09/19 14:29:10 iyt9/ZzS
久々に来たんだが良い馬鹿が沸いてるw
どんどんやってくれ

515: ◆qAuwE55zBw
09/09/24 21:55:38 GRq+b/BL

保守がわりにガンガンのはじっこの柳がTSしたらを考えた会話文をば。
下から行きまする。


516:兄の華麗なる日記(1/3) ◆qAuwE55zBw
09/09/24 21:58:08 GRq+b/BL
〇月×日 晴れ

今日は柳から電話があった。
久しぶりだったからすごく嬉しかったけど、なんか様子が変だったからここにメモしとく。
『』は電話越しに聞こえてきた叫び声とする。

(呼出し音)

「はーい貴方の恋人☆桜でーすっ」
「もしもしお兄ちゃん!?」
「って、なんだ柳か!どうかしたのか?」
「そ、それが僕お、」
『わぁぁああやっくん、じゃない!あめしこさん早まんないでェー!』
『あめしこ言うなァァア!!』
『やっくんバット駄目!バット危ない!危ないから!』
『ハハ…兄貴が姉貴で…師匠が…ハハ』
『龍くん落ち着いて!きっとやっくん大丈夫だから…多分!』
『や、柳…私と…同じか…!』
『緑ちゃーーーん!!?』


517:兄の華麗なる日記(2/2) ◆qAuwE55zBw
09/09/24 21:59:35 GRq+b/BL
「あ、もしもし柳くんのお兄さん?」
「あ、ハイ」
「僕土井中高校で柳くんの担任してますアミ彦っていいます、柳くんは様子が落ち着くまで責任持って面倒見ますから安心してくださいね!」
「え、あの、柳は?」
「あ…今暴れながらバット振り回してるから……ッギャアこっちこないで!まっ、また後日に連絡でいいかな!?」
「エェェエエ!?そっちで何が起こってんの!?」

一字一句間違えてない俺って K A N P E K I ☆

(ドキ!桜きゅんのイケナイ☆秘密日記より抜粋)

しょうもないのですみませんでした。
そして保守、とにかく保守。

518: ◆qAuwE55zBw
09/09/24 22:01:27 GRq+b/BL
>>516の(1/3)は(1/2)の間違いです、すみません。
IDにBL出てるw

519:名無しさん@ピンキー
09/10/04 20:08:11 qTQEmJYm
保守

520:名無しさん@ピンキー
09/10/06 10:22:02 /N1ksH4V
>>505
おやじ怪盗キューティーミントとか(うわ、ネーミングセンスが昭和引きずってて萎えるわ)

見た目は美少女、頭はおやじ! とか、なんぼでも作れますが
はんぱもんでええなら、いくらでもその手のストックはありますで。エロなくてもええんなら
遺作兄弟のような語り口(一人称)は萎えるのでかんべんしてほしいですが

521:名無しさん@ピンキー
09/10/06 20:42:00 Gp3951VD
>>504
TSの派閥の一つギャップモエラーとしてはご褒美です。
個人的には入れ替わりとか憑依でそうなるほうが好きだけど。

522: ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:45:39 y6uHmvRI
一本投下します。
ごく普通の入れ替わりものですが、強制&陵辱なのでご了承下さい。

523:祐介の受難(1/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:46:49 y6uHmvRI
気がつけば、俺の足から伸びる影は随分と長くなっていた。
日を追うごとにせっかちになる放課後の太陽は、早くも西に傾いている。
秋分ももう過ぎてしまい、つるべ落としという言葉を実感できる季節になった。
文化祭は終わった。体育祭も終わった。あとはテストがあるだけで、
適当に勉強しながら緩慢な日々を過ごしていればいい。
少し肌寒い風に吹かれ、俺は隣に目をやった。
そこには小柄な少女が立っていて、つぶらな黒い瞳でこちらを見つめ返してきている。
「どしたの? 祐ちゃん」
「いや、何でもない」
軽く手を振り、そう答える。

俺の名前は中川祐介。地元の公立高校に通う平凡な学生だ。
強いて特徴をあげるとすれば、目つきが少々鋭く、口数がやや少ないことか。
見た目通り、あまり社交的な性格ではないが、幸いなことに友人は皆いいやつばかりだった。
そして俺の隣を歩いている、シンプルなセーラー服に身を包んだこの少女は森田瑞希という。
身長は百五十に届かないくらいで、かなりのチビだ。
ついでに言うと童顔でペチャパイなので、誰が見ても小学生か、せいぜい中学生にしか見えない。
だが、小さくまとまった目鼻立ちと、長く伸ばしたツインテールの黒髪のおかげで
うちの学年で一番“可愛らしい”という言葉が似合う生徒に認定されている。要はマスコットだ。
本人はあまりそれを快く思っていないが、性根が気弱でノーと言えない性格のため、
ついつい人の言いなりになってオモチャにされることも多い。
俺の彼女、森田瑞希はそんな女だった。

人通りの少ない通学路を家に向かって歩きながら、ぷらぷら揺れるツインテールが静かに口を開く。
「あ……あのね、祐ちゃん」
「ん、なんだ?」
瑞希の声はかすかに震えていた。幼稚園児の頃からのつき合いなんだから、
もっと自然に振る舞ってくれてもいいんだが、これがこいつの精一杯らしい。
隣に立つ自分より二十センチは背が低い幼馴染を見つめ、俺は少女の次の言葉をじっと待った。
「今日、うちで一緒に宿題しない? 数学のプリント、今日もらったでしょ」
「ああ、あれか。別にいいぞ。今日はおばさんいるのか?」
「ううん。今日は遅くなるって言ってた」
「そうか」

そこで会話が一旦止まる。
親がいない自宅に、自分が今つき合っている男を呼ぶ。
健全な高校生の基準からすれば、それが意味するところはたった一つだろう。
……えーと、ゴム、こないだ使ってから補充したっけな。
数日前の記憶を探る俺に、少し慌てた瑞希の声がかけられる。
「あ……え、えっと、違うよ? 今日は違うよ? しないからね?」
「なんだ、ほんとに宿題するだけか? 別にいいけど」
赤い顔で手をぱたぱたさせる幼馴染を見て、ついにやにやしてしまった。
互いに両親公認の仲で、当然のように肉体関係を持っている俺と瑞希だが、
俺は健康な男子にしては性欲にやや乏しく(おかげで友人たちからはヘタレなどと呼ばれているが)、
瑞希の方から誘ってこなければ、自分からこいつを抱くことはない。
むしろこいつの方が、ロリータな外見に似合わず妙にお盛んなので、
紳士の俺がそれにつき合わされているという表現が近いだろう。
我が校のマスコット、内気で可愛い瑞希ちゃんは、ベッドの上では意外に積極的なのである。

524:祐介の受難(2/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:47:59 y6uHmvRI
そういう訳で、今日もそのお誘いかと思った俺だが、
どうやら今回は本当に、ただ宿題をするだけらしい。
「祐ちゃん以外のコも呼んでるから、今日は無し。ごめんね」
「いや、別にいいさ。気にするな」
まあテスト前だしな。じゃあ家に帰ったら、着替えてこいつの家に行くか。
歩道を歩く俺たちの隣を、一台のワンボックスが追い抜いていった。
だんだんと小さくなっていくその車を何とはなしに目で追いながら、気のない声で問いかける。
「それで瑞希、あと誰を誘ったんだ?」
「うん、真理奈ちゃんだよ。三人で一緒に勉強したいんだって」
「なんだと…… !?」
思いもしない名前を出され、俺の顔が強張った。

瑞希が口にしたのはクラスメートのとある女生徒の名前だった。
テスト前の女子高生が彼氏と友達を誘い、自宅で勉強会を開く。
知らない人間にとっては特に問題のない行為に思えるが、
俺の心の中では赤いランプが点滅し、けたたましいサイレンが鳴り響いていた。
「加藤も一緒か……。なんか嫌な予感がするな……」
「そ、そんなことないよ。何にもないってば」
「いいや、怪しい。そもそもあいつが自分から勉強したいなんて言うタマか?
 絶対に何かたくらんでるぞ、加藤のやつ」
「だ、大丈夫だよ。そんなに心配しないで。
 真理奈ちゃんだって、いつもいつも変なことばっかりしてるわけじゃないよ」
こちらを見上げて、必死で親友を擁護する瑞希。
俺はそんな彼女の顔を眺めながら、ひとり耐え難い不安に苛まれていた。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

一旦家に帰って着替えを済ませた俺は、再びカバンを手に家を出た。
瑞希の家は通りを挟んだ目の前で、十数メートルと離れていない。
親しき仲の礼儀ということで呼び鈴を鳴らすと、すぐに瑞希が顔を見せた。
こいつももう着替えたらしく、私服姿だった。
裾がフリルっぽくふわふわした白のブラウスが、こいつの可愛らしいイメージによく似合っている。
ドアを開けて俺を迎え入れた瑞希が、どこかうきうきした顔で微笑んだ。
「いらっしゃい。真理奈ちゃんもさっき来たとこだよ」
「そっか。ほらこれ、うちのお袋が」
俺は小さな紙の箱を瑞希に差し出した。中身は確かめていないが、おそらく洋菓子の類だろう。
うちの母親は、俺がこいつの家に行くたびに、ニヤニヤ顔で土産を持たせるから困ったものだ。
箱を受け取った瑞希はにこにこ笑って礼を言い、キッチンに引っ込んでいった。
あいつのことだから、俺が特に何も言わずとも、俺好みのレモンティーを淹れてくれるに違いない。
互いの嗜好を知り尽くした仲だから、この辺りは実に楽だ。
そんな幼馴染を見送り、リビングの隣にある和室に足を踏み入れる。
そこには一人の女が座っていて、俺を見るなり明るい声で話しかけてきた。

「はーい、中川。元気してる?」
「さあな」
やる気のない声を返してその女を見つめ返す。
真ん中に古めかしいちゃぶ台が置かれたこの部屋は、決して広くはないが、
畳好きの俺にとってはなかなか快適な空間である。
カバンを置いて座布団の上に腰を下ろすと、女のかん高い声が聞こえてきた。
「祐ちゃん冷たいぞー? いくらむっつりでも、女の子にはもっと愛想よくしないと駄目よ」
「しねえよ。しかしお前がわざわざ宿題しに来るなんて驚いたな。テスト前だからか?」
「は、宿題? そんなもんやるわけないじゃない。明日、あんたか瑞希の写すわよ」
「おい。お前、何しに来たんだ……?」
「お茶会」

525:祐介の受難(3/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:48:46 y6uHmvRI
この女が勉強とか宿題とかを真面目にやるはずがないとは思ってたが、
予想が的中してもちっとも嬉しくない。
あー、今日はこいつの馬鹿話につき合わされなきゃならんのか、面倒臭い。思わずため息が漏れた。
「じゃあ俺は帰るから、後は任せた。瑞希と女同士で楽しくやってくれ」
「却下よ却下。今日はあんたを思いっきりいじくって遊ぶんだから、主役がいなくてどーすんの。
 絶対に逃がさないわよ」
「全力で拒否する。俺を巻き込むな、頼むから帰らせろ」
「だーめ♪」
「…………」

言い返す気力も無くし、気だるい視線でそいつを見やる。
やや短めの髪を鮮やかな茶色に染めたその女は、掛け値なしの美人だった。
余裕たっぷりに俺を見つめ返す表情は強気そのもの。深い色の瞳は自信に満ちている。
長袖のTシャツを押し上げる無駄にデカい胸の肉と、パンツに包まれた程よい肉づきの脚。
縞々のカーディガンをうまく着こなす姿は随分と大人びていて、大学生でも通るだろう。
今は座っているが、立ち上がれば俺とそう変わらないくらいの長身である。
クラスメートの加藤真理奈。軽いノリと抜群のスタイルが売りの、よくモテる女だ。
根っからの悪人ではないんだが、悪戯好きでしょっちゅう騒ぎを起こす、まさにトラブル製造機。
自分がモテるのをいいことに、わざと三角関係を作っては男同士を争わせるのを趣味としている。
俺としてはあまりお近づきになりたくないタイプだが、なぜかこいつは瑞希の一番の親友で、
校内、校外を問わずあいつと一緒にいることが多い。
どうやら内気で控えめな瑞希を、あれこれリードしてやってるみたいだが、
年上の彼氏にバッグやアクセサリーをねだり、平然と二股かけるこいつが瑞希と一緒にいるのを見ると、
あいつがこの小悪魔の悪影響を受けはしないかと、ついつい心配になってしまうのだった。

やがて瑞希が紅茶と茶菓子を運んできた。
白いクリームがたっぷりついた、いかにも甘ったるそうなバームクーヘン。
うちのお袋が持たせてくれたのはこれらしい。
砂糖の塊であるそれを皿に乗せ、嬉しそうに笑う瑞希が微笑ましかった。
「それじゃ、いただきまーす!」
「うわー、美味しそうだけど怖いわねえ……カロリーが」
「文句言うなら食わんでいいぞ。食うな食うな」
「意地悪ね。食べないわけないでしょ」
三人揃ってフォークを手にし、甘い欠片を口に運ぶ。
俺も甘いものは嫌いじゃない。口の中に広がる甘味を堪能し、湯気のたつレモンティーをすする。

「うーん美味しい。中川にしちゃ上出来じゃない」
「はいはい、ありがたいお言葉で」
「祐ちゃん、意外と甘党だもんね。喫茶店に行ったらよくケーキ頼んでるし」
「ほほう。瑞希さん、そこのところをもうちょっと詳しく」
よく喋る加藤と、相づちを打つ瑞希と、そして会話を聞き流す俺。
紅茶と菓子の匂いが立ち込める和室の中、俺はぼうっと虚空を見つめていた。
「ふわあああ……」
程よく腹が膨れたからか、脳が眠気を催してしまう。何とも眠い。不思議に眠い。
とうとう我慢できなくなって、俺はその場に横になった。座布団を枕に、畳の上に寝転がる。
どうせ宿題なんてしないんだし、このまま昼寝してしまってもいいだろう。
昔から通い慣れた幼馴染の家ということもあり、俺は安心して寝入ってしまった。
意識が暗闇に覆われていく中で、二人の声がかすかに聞こえてくる。
「……祐ちゃーん? 駄目だよ、そんなとこで寝ちゃ風邪引くよー」
「ふふ、うまくいったわね。眠らせちゃえばこっちのもんよ」
「え……ま、真理奈ちゃん? どうしたの……?」
「ふっふっふ。さあ瑞希、あんたにも協力してもらいましょうか……」

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

526:祐介の受難(4/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:49:41 y6uHmvRI
……声が聞こえてくる。
気持ちよく眠る俺の肩を揺さぶり、声をかけるやつがいる。
「おい、おい……起きろ、おい」
「ん、んん……」
誰だ、俺の安眠を邪魔するやつは。
顔をしかめてうっすらと目を開けると、見慣れた和室の風景が視界に映る。
幼い頃からしょっちゅう入り浸っている瑞希の家だ。まったくもって違和感はない。
困ったことに、自分がまるでここの家の住人であるかのような錯覚さえ抱いてしまう。
そんな落ち着く部屋の中、俺は誰かに揺り起こされていた。
……ああ、俺、寝ちまってたのか。眠気の残る思考が、遅まきながらも活動を開始した。
横になった俺の体を、荒々しい男の手が何度も揺さぶる。聞こえてくるのも男の声だ。
あれ、おかしいな……さっきまで男は俺一人だったんだが……。
誰か来たのか、それとも瑞希の親父さんが帰ってきたのか。
もし親父さんなら、かなり恥ずかしいところである。
いくら瑞希の幼馴染とはいえ、他人の家で無防備にグーグー寝てしまったわけだから。

俺はようやく身を起こし、起こしてくれた相手を見やった。幸いにも親父さんではなかった。
俺の隣に座るその男はまだ若く、俺と同い年くらいに思われた。
服も俺が着ているのと同じ、灰色のトレーナーとジーパン姿である。
「…………?」
少しずつ覚醒する頭を右手でポリポリかきながら、その男をじっと観察する。
短い黒髪で、目つきは少々悪く、体格は平凡な中肉中背。
その特徴のいずれもが、俺が普段から見慣れた、
だがこうして見つめ合うことは決してあり得ないはずの男のものだった。唯一、鏡を除けば。
「あ……え、えっと―お、俺……?」
そう、俺の前にいる男はどこからどう見ても俺と同じ、中川祐介だったのだ。
眠気が覚めていくと同時に、驚きと戸惑いが心に広がっていく。
目の前の男―俺の姿をしたそいつはニヤリと笑い、俺に話しかけてきた。
「やれやれ、やっと起きたか。しかしぐっすり寝てたな、お前」
「お、お前……お前は誰だ?」
俺の当然の質問に、そいつは首をかしげてみせた。
「ん、どうした。まだ寝ぼけてるのか? ちょっと顔でも洗ってこいよ」
「お前は誰だ !? 誰なんだよ、おい!」
「おいおい、ほんとにどうしたんだよ。ギャグか? それ」
心配そうな視線をこちらに向け、男が俺の名前を呼ぶ。
今の俺の名前を。

「つまらんジョークはやめろって―瑞希」

「なっ…… !?」
そこで初めて気がついた。俺が俺じゃなくなってることに。
見下ろした視界を覆うのは、ふわふわ柔らかそうな白いブラウス。
その裾の形に合わせるような、フリルつきの黒いスカート。
膝上辺りまである可愛い感じのスカートを、男の自分がはいている。その事実に心臓が跳ねた。
そしてブラウスの袖から生えた腕も、ソックスをはいた足も、まるで子供みたいに細く華奢だ。
思わず自分の服を触ってしまったが、その手も白く繊細で、随分と小さくなってしまっている。
首を動かした拍子に長く伸ばした髪が跳ね、顔の横でぷらぷら揺れた。
長い黒髪。どうやら俺の髪は二つに束ねられ、頭の左右から垂らされているようだった。
着ている服、手足や髪型、そして声までもが残らず、自分のものではなくなっている。
そしてそれらは全て、先ほどまで俺と一緒にいた、幼馴染の少女のもの。
自分の顔から血の気が引いていくのがはっきりとわかった。

527:祐介の受難(5/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:50:52 y6uHmvRI
「どうした瑞希? 何やってんだ、変なやつだな」
「なんだこりゃ……な、何なんだよこれ……」
「? そんなに自分のカッコが気になるなら、鏡でも見てこいよ。
 ついでに顔も洗ってこい。目が覚める」
目の前の男、中川祐介の姿をした男はそう言って横になった。
いったいお前は誰なのか。問い詰めたくはあったが、今は状況を確認するのが先だ。
俺は勝手知ったる瑞希の家の洗面所へと足を運び、壁の鏡をじっと見つめた。
するとそこには予想通り―。
「み、瑞希…… !?」
まだ幼さの残る小柄な少女。俺の幼馴染にして彼女である、森田瑞希の姿が写っていた。
鏡の中の自分と向かい合う困惑した顔も、頼りなさそうに揺れるツインテールの黒髪も、
ブラウスとミニスカートに包まれた色気のない体も、全部が全部があいつのもの。
間違いない。俺は今、瑞希になっちまってる。
でも、なんで。一体どうして。鏡に写る瑞希の顔は真っ青になっていた。

必死で内心の動揺を抑えつつ、再び和室に戻る。
そこにはやはり俺と瓜二つの男がゴロゴロ寝転がっていて、こちらに声をかけてきた。
「お。瑞希、目が覚めたか? それなら悪いけど、紅茶をもう一杯淹れてくれないか」
声も姿も表情も、この男はどこからどう見ても俺自身だった。
だが、こいつが俺であるはずがない。なぜなら俺がここにいるからだ。
俺はつとめて冷静な声を出し、この男に問いかけた。
「……おい、お前は誰だ?」
その言葉に男は不機嫌になったようだった。
半分呆れ、もう半分は怒りのこもった表情で俺の方を向き、少し荒げた声を返してきた。
「おいおい、まだそんなこと言ってるのか? 瑞希、ほんとにどうしたんだ。
 俺が祐介でなかったら何なんだよ。他の誰に見えるってんだ?」
「ふざけんな。俺がここにいる以上、お前が俺であるはずがないんだよ」
俺が瑞希になっちまってるということは、代わりに誰かが俺になってるということだ。
あまりに非現実的な発想だが、他に考えようがない。
ということは、俺と瑞希が入れ替わったということか。この男は俺になった瑞希なのか。
俺は畳の上に立ったまま、寝転ぶ男を見下ろした。
「おい。お前、ひょっとして瑞希なのか?」
呆れた視線でこちらを眺め、男がそれに答える。
「さっきから何言ってんのかわかんねえよ。瑞希はお前だろ? ふざけるならよそでやってくれ」
「お前っ…… !!」

殺気立った声を発しながらも、俺は心中の不安を隠すことができないでいた。
こいつのこの態度、明らかに瑞希のものじゃない。
もし俺と瑞希が入れ替わったとしたら、こいつはあたふたしながら、
俺の姿で“祐ちゃ~ん、どうしよう……”などと言って半泣きになっているはずだ。
なのに目の前のこいつは、何ごともなかったかのように俺として振る舞っている。
ということは、こいつは少なくとも瑞希じゃない。他の誰かだ。
俺でも瑞希でもない誰かが、俺の姿で俺を演じている―ということは、結論はたった一つしかない。

「おい、お前―まさかお前……」
自分の口から瑞希の声を出しながら、俺は凄まじい脱力感に襲われていた。
考えてみれば、こんな非常識なトラブルにあいつが関わってないはずがない。
むしろ真っ先に疑ってかかるべきだったろう。
それなのに事態の異常さに飲み込まれ、一瞬とはいえこいつの存在を思考から消し去っていたとは。
してやられた不快感に苛まれつつ、俺はそいつを怒鳴りつけた。
「加藤っ !! お前、加藤真理奈だなっ !?」
「ピンポンピンポーン、大正解ぃっ! 中川ってば、気づくの遅いわよ♪」
俺にしか見えない男が起き上がり、楽しそうに俺を見つめる。
いつも無愛想な俺、“祐介”の顔がにやにや笑い、明るい声で女言葉を喋っている。
はらわたが煮えくり返る思いに、自分の頬が引きつるのを感じた。

528:祐介の受難(6/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:51:27 y6uHmvRI
そのとき後ろに気配を感じて振り向くと、そこに茶髪の女が立っていた。
スタイルと美貌に恵まれた長身の女。それが泣きそうな顔で俺を見下ろしている。
「ご、ごめんね祐ちゃん……止めたんだけど……」
その女、“加藤真理奈”がそう言って謝ってきた。
いつも強気でにやにや顔のこいつが、こんな殊勝な表情を浮かべるのは新鮮ではあったが、
今の俺はそれを笑うこともできず、畳の上にへたり込んでいた。
「俺が瑞希で、瑞希が加藤で、加藤が俺か……。一体どうなってんだよ……」
「ふっふっふ、これが本日のメインイベントよ。体を入れ替える薬が手に入ってさあ?
 せっかくだから、あんたたちにも体験してもらおうかと思って」
唇をつり上げてそう言い放つ“祐介”の姿にため息が漏れ、またも脱力感に囚われる。
加藤の名前を聞いたときから嫌な予感はしていたが、まさかこんなことをしやがるとは……。
自分の体を盗られ、代わりに幼馴染の女の体になるなんて、普通の人間が思いつくわけがない。
体を入れ替える薬などというマンガみたいな話、にわかには信じられなかったが、
俺自身がその当事者となれば、さすがに信じないわけにもいかなかった。
「しかし俺が瑞希になっちまうなんて……なんてこった」
こいつがトラブルメーカーなのは承知していたが、今回のは極めつけだ。
もう金輪際こいつと関わらないようにしようと硬く誓った俺だが、
その前に一刻も早く元の体に戻らないといけない。
叫び出したい衝動を何とか抑え、冷淡な声で“祐介”に告げる。

「わかったわかった、もう充分だ。だから早く俺たちを元に戻してくれ」
自分の口から出てくる瑞希の声。普段のあいつのものとはちょっと違う気がするが、
まあ自分の声は違って聞こえるもんだしな、と自分で自分を納得させる。
しかし俺の切実な願いを“祐介”は聞き届けるつもりはないようで、
代わりににやりと笑って俺のか細い腕をつかみ、乱暴に引き寄せた。
「わっ !?」
女子の中でも小柄な瑞希の体だ。男の力に抗うことなどできやしない。
正面から抱っこされる屈辱的な姿勢で、俺の身はなすすべもなく拘束されてしまった。
突然の行動、そしてその荒々しさに驚きの声をあげ、目の前の“俺”をにらみつける。
「……何しやがる。早く俺たちを元に戻せ」
「冗談でしょ? まだ何もしてないわよ。思いっきり楽しまないと」
“祐介”の手がブラウスの上からぺたんこの乳房を這い回る。
ぞくぞくと気持ち悪い感覚が背中を走りぬけ、俺は身を硬くした。
「こらっ! 何を……」
「何って、胸触ってるだけよ。どってことないでしょ?」
「や、やめろ……気持ち悪い」
「ん~、やっぱ瑞希は可愛いわねえ。チュッ♪」
ぎゅうぎゅう抱きしめられ、頬に唇をつけられる。
当然のことながら、男に抱かれるのもキスされるのも初めてだ。激しい嫌悪感が沸き立つ。
身をよじって逃げようとするが、それもこいつの嗜虐心を煽る結果にしかならなかった。

529:祐介の受難(7/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:52:05 y6uHmvRI
体を回され、後ろから抱きかかえられる。あぐらをかいた“祐介”の膝の上にちょこんと座る格好だ。
男のプライドを傷つけられる体勢に、苦虫を噛み潰さずにはいられない。
抵抗しようとする俺を押さえつけ、“祐介”の左手が小さな胸を再びまさぐってきた。
一方の右手は、俺の太ももを伝ってスカートの内部に侵入してくる。
その動きに本能的な恐怖を感じ、気色ばんだ声をあげてしまった。
「おい、やめろっ! 冗談じゃないぞ、放せ !!」
「まあまあ、こんな機会滅多にないわよ? あんたも楽しみなさいって」
男の指に下着を撫で回される、不快でむずがゆい感触。本来あるはずの男の象徴はどこにもなく、
どこまでも真っ平らな股間を男の指が這い回り、下着越しにこすり上げる。
アレがついていない、正真正銘の女の陰部。耐え難い喪失感が俺の心を嬲り始めた。
「触るな、やめろ、やめてくれっ! 加藤、頼むから放せっ!」
「こら、暴れちゃ駄目だってば! 瑞希、あんたも手伝って!」
名前を呼ばれた“加藤真理奈”がこちらにやってきて、俺の前にひざまずいた。
いつもの強気な表情はどこにもなく、おどおどと不安げな顔を俺たちに向けている。
しかし今、俺を助けられるのはこいつだけだ。俺は震える声で“加藤”に懇願した。
「瑞希、加藤を止めてくれ! 頼む!」
「…………」
必死で頼み込む俺を、“加藤真理奈”は静かに見つめ返した。
その目には同情と罪悪感が半分ずつ込められていて、俺の不安を煽らずにはいられない。
おい、瑞希……何だよお前、もしかして……。

“加藤”は目をうるませ、俺の手を強く握って言った。
「ゴメンね祐ちゃん。今は我慢して、真理奈ちゃんのしたいようにさせてあげて……」
「おいっ !? 何だよそれ、ふざけんな! 早く助けろぉっ!」
そのまま両手をぐっとつかまれ、二人ががりで拘束されてしまう。状況は悪化した。
男の膝の上で暴れるツインテールの小柄な少女。それが今の俺の姿だ。
この細腕では後ろにいる“祐介”はおろか、加藤の体にすら敵いそうにない。
その“祐介”はといえば、鼻歌なんぞを歌いながら俺への愛撫を再開していた。
「まあ、その体の持ち主もいいって言ってるんだし、諦めなさい。優しくしてあげるから」
「やっ、やめっ、やめろっ! 放せっ!」
ヒラヒラのブラウスをかき上げて、たくましい手が衣服の中に入ってくる。
服越しに揉まれていた胸の刺激が、ブラジャー越しになった。
パンツの上からあそこを縦になぞり、ささやかな乳房をブラごと揉みしだく。
慣れない男の体で加減が難しいのだろう。“祐介”の手つきはたどたどしかったが、
次第にこの苦痛の中にそれ以外の成分が混じっていくのを、俺も認めざるをえなかった。
「ん、くっ……! やめ、やめろぉ……!」
「だ~め、やめてあげな~い♪ あんたもだんだん良くなってきたでしょ? ほら……」
「うああっ !?」
“祐介”の手が下着の中に突っ込まれ、直接中身をまさぐった。
幾度か股間を撫でて引き抜かれた手が、俺の眼前にかざされる。
見慣れたはずの自分の指。それが、ほんのわずかに濡れていた。

530:祐介の受難(8/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:52:52 y6uHmvRI
「あは♪ 濡れてきたじゃん。なんだかんだ言って体は素直ね」
「ち、ちが―俺はそんな……」
「違わないって♪ 気持ちいいでしょ、“瑞希”ちゃん?」
調子に乗った“祐介”は、両手でスカートの内部をいじくり始めた。
股を大きく開かされ、パンツの内と外から股間をいいようにされる俺の姿は、本当に惨めだった。
知らず知らずのうちに目頭が熱くなり、うめき声がくぐもってくる。
両腕は前に座っている“加藤真理奈”こと瑞希が放そうとしないし、まさに万事休す。
必死で食いしばる歯の隙間から息と声が漏れ、だんだん激しさを増していった。
「くうっ……う、あ、あぁっ……んっ」
「祐ちゃん、大丈夫……? 私も手伝ってあげるから、我慢してね……」
「くあ、ああ―んっ! んんっ、んむぅっ!」
辛そうに喘ぐ俺が心配になったのか、それとも単にこの痴態に加わりたくなっただけか。
“加藤”はかすかに微笑み上体を伸ばすと、俺の顔を両手で挟んで唇を重ねてきた。
加藤のやつとキスをするのは初めてだが、紅色の唇は予想以上の柔らかさだった。
意思を持った生き物のように唇と舌の肉が蠢き、瑞希になった俺の口内を犯す。
“加藤真理奈”と“森田瑞希”が口と舌とを絡め合う、激しい激しいディープキス。
心は相思相愛の男と女とはいえ、今の俺たちは女同士だ。倒錯した快感に身が震えた。
くちゅくちゅと音を鳴らし、唾と唾とを丹念に混ぜ合わせ、混合したそれを分かち合う。
熱すぎる唾液を二人して飲み干すと、ようやく“加藤真理奈”は口を離した。
二人の少女の唇を繋ぐ銀色の架け橋は幻想的で美しく、だがこの上なくリアルだった。

情欲にとろけた“真理奈”の瞳が俺を見つめている。
その視線に射抜かれている俺、“瑞希”もきっと同じ表情を浮かべているのだろう。
今の今まで俺が味わっていた唇が動き、恍惚とした女の声をつむぎ出した。
「祐ちゃん……可愛い……」
「やめろ……吐き気がする」
そのとき“祐介”の指が割れ目の中、熱を帯びた膣の内部に侵入してきた。
濡れそぼった肉壷に異物を入れられる初めての感覚に、背筋がゾクゾクと反り返る。
「んあっ……があぁっ……!」
「さすがにこれだけいじると濡れるわね。もうビショビショ」
「やめ―指、入れ……ぐうぅっ……!」
「あたしも興奮してきちゃった。ねえ、勃ってるのわかる?」
「…………!」
耳元で囁かれた“祐介”の言葉に戦慄せずにはいられない。
先ほどから俺の小ぶりな尻に当たっている、硬いモノの感触。
すっかり勃起しきった自分の肉棒は、今や恐怖の対象だった。
なぜならこいつの性格からいって、最後までしないはずがないのだから―。

震え上がった胴体を楽に抱き上げ、“祐介”は俺を畳の上に座らせた。
「は~い。それじゃ瑞希ちゃん、脱ぎ脱ぎしましょうねえ♪」
“祐介”と“真理奈”の二人がかりでは、俺の抵抗など無意味だった。
ブラウスと肌着、フリルのスカート、そして白のブラとパンツに至るまで、
ソックス以外の全ての衣類を否応も無く奪われ、完全に素っ裸にされてしまった。
見下ろした視界を覆うのは、起伏の乏しい平坦な少女の肉体。
二つの乳房はほんのささやかで、体毛も注意して見ないとわからないほどだ。
子供の頃から祐介と過ごした幼馴染、瑞希。そう呼ばれる女に俺はなっていた。
頬がかあっと赤くなり、無意識のうちに涙腺が緩む。
今まで想像さえしなかった恥辱に、心がボロボロに打ちのめされているのが自覚できた。
「瑞希、綺麗だよ……」
笑みを浮かべた“祐介”がそう言って、股間に顔を寄せてくる。
既にしっとり濡れていたその場所に舌を伸ばし、犬のようになめ始めた。

531:祐介の受難(9/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:53:45 y6uHmvRI
指でもてあそばれるのも初めてなら、舌で責められるのも初めて。
女としての体験は何から何まで初めてで、俺の心は翻弄されるばかりだ。
ペロペロ這わされる舌、ベトベト塗りたくられる唾液、そしてジュルジュル吸い上げる唇。
“祐介”が口を動かすたびに、俺は華奢な体を跳ねさせ、涙を流して泣き喚いた。
「ん、うあっ、あっ……んんっ、くっ、ひいぃっ!」
割れ目を撫で上げ陰唇をねぶり、膣を指で貫きながら陰核をくわえ込む“祐介”。
そしてそれに負けじと、自分のものだった乳房を揉んで唇を重ねてくる“真理奈”。
二人がかりの激しい愛撫は、この少女の体を絶頂に至らしめるのに充分すぎるものだった。
「んあ―あっ、ああっ! んあぁあぁっ !!!」
海老のように体が仰け反り、あられもない嬌声をあげる。
初めて体験する“瑞希”の体の絶頂は、あまりにも強烈だった。
性器を針で貫かれるかのような鋭い痛みが脳内で快感に変わり、電流となって全てを焦がす。
これが女の感覚なのか―歓喜と満足と、恐怖が俺を取り巻いた。
「はあ……はあ、ふうっ……」
「祐ちゃん、イっちゃったんだね……」
苦しい息が熱を帯び、だらしなく開いた口から漏れていく。
垂れたよだれは“真理奈”が舌でなめ取ってくれた。
“瑞希”の唾液を舌に乗せ、自分の唇をペロリとなめる“真理奈”の仕草はこの上なく淫猥だった。

俺は快感の熱に心を溶かされ、もう何も考えることができなかった。
肉づきの悪い汗ばんだ体も、じっとり湿って頬に張りつく髪も、吐息を漏らす小さな口も。
いつしか自分が“瑞希”であることに、いっさい違和感を覚えなくなった俺がいた。
嫌悪も恐怖も全てが溶かされ、胸が熱いもので満ち足りている。
全裸で畳の上にへたり込み、タンスにもたれかかった俺の前では、
“祐介”と“真理奈”が向かい合っていた。
「瑞希、これ……口でしてくれない? いい加減、あたしも辛くなっちゃって……」
「う、うん。いいよ……」
「ついでにおチンチン……胸で挟んでみない? あんたも興味あるでしょ……?」
「そっか。私、真理奈ちゃんの体なんだっけ……この大きさならできるかな?」
「そこ、あたしのカバンの中にローション入ってるから……うんそれ、それ取って」
「ん、わかった……」
カーディガンとTシャツ、ブラを脱ぎ捨てた“真理奈”が“祐介”の足元に倒れ込んだ。
豊かな胸の谷間にたっぷりとローションを塗りたくり、女が男に覆いかぶさる。
挟まれるのも挟むのも。この二人も初めての行為に激しく興奮し、たどたどしいパイズリを始めていた。
「う、うーん……? これ、どうなんだろ……」
「どう、真理奈ちゃん? 気持ちよくない?」
「んー……なんかヌルヌルで、変な感じ―あ、でも、意外といいかも……」

呆けた“瑞希”の前で、“真理奈”が“祐介”に淫らな奉仕を続けている。
あそこに座ってあいつにしゃぶらせるのは、本来なら俺だったはずなのに。
そもそも俺は、加藤なんかとは関わりたくなかったのに。
なのに“祐介”は嬉しそうな顔で“真理奈”に肉棒をしゃぶらせている。
俺の心の中に何とも言えないわだかまりが生まれ、一筋の涙となって頬を伝った。
やがて“祐介”の顔が歪み、苦しげな声で射精を告げる。
「瑞希、何かくる……あたし、もう、出るっ !!」
「んぶうっ……! うわ、すごい……」
顔と言わず乳房と言わず、生々しい白濁に汚された“真理奈”。
彼女の方は、ひとまずそれで終わったようだった。
一方の“祐介”は立ち上がると、未だ萎えないそれを俺に見せつけながら近づいてくる。
その表情はまがまがしい欲望に溢れ、とても中身が女だとは思えなかった。

532:祐介の受難(10/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:54:47 y6uHmvRI
全身に力が入らずぐったりしていた俺の体を“祐介”がわしづかみにした。
その股間には出したばかりの肉棒がそびえ立ち、女を求めてたぎっていた。
さっきイったばかりの俺は座り込んでいて、焦点の合わない瞳でそれを眺めている。
“祐介”と“瑞希”。性欲が最高潮に達した男女がすることは、もはや一つだけだった。
「ふふふ……じゃあいよいよ本番ね。腰がガクガクになるくらいイカせてあげるから……」
「あ、あっ、あ……や、やめ……」
たくましい腕が俺の腰を持ち上げ、正面からの挿入を試みる。
「ん、入れるわよ……ふふ、瑞希ったら、イヤイヤする顔も可愛い♪」
「違っ……! 俺は―」
「いいや、お前は瑞希だって。俺の彼女で幼馴染の、森田瑞希だ」
俺になりきった“祐介”が冷酷な言葉を浴びせ、俺に言葉を飲み込ませる。
そして俺は、はちきれんばかりに高ぶった自分のモノに貫かれた。
「ぐあぁっ! う、うう……!」
初めて男を受け入れる感覚は、とても苦しいものだった。
学年でも一、二を争うほど小柄な瑞希の膣と、平均よりやや大きめの祐介の陰茎。
入れるときもきつかったが、入れられる側になってもきつくて辛い。
突き上げられるたびに呼吸が止まり、溢れる涙で視界がかすむ。
俺を抱えて腰を動かしている“祐介”もきつそうではあったが、俺に比べれば随分とマシだろう。
少なくとも、抱きかかえた俺の顔を見下ろして、言葉で嬲るくらいの余裕はあるようだった。
「ふふっ、これであんた、完全に女のコになっちゃったわね……どう? ヤられる感じは」
「ぐうっ、うぅっ! あっ、ああぁっ……!」
「あんたの中、狭いけどあったかくて―んっ、絡んでくる……♪」
“祐介”は余裕しゃくしゃくだが、俺の方は息をするのが精一杯だ。
普段の瑞希の気持ちがちょっとだけわかったが、今はそんなことを言ってられない。

畳の上に寝かされ、抱き上げられた下半身にズンズン突き込まれる。
ヒダがこすれて音を立て、肉と汁とが絡み合った。
「んっ! うあっ、んっ、んぐぅっ !!」
そこで俺を犯す“祐介”の動きが一旦止まり、下卑た笑みを浮かべて体勢を変えた。
片脚をぐっと持ち上げられ、丸見えの陰部を責められる屈辱。
男の俺にとって、こんなの苦しいだけなのに。気持ち悪いはずなのに。
それなのに、俺の細い唇から漏れる声は―犯される快感に熱くたぎっていた。
“祐介”の肉棒が乱暴に膣内を前後し、壁を摩擦しながら胎内を責めたてる。
狭い女性器をみっちり埋める異物の感触。苦痛と悦楽がせめぎ合う。
初めて女の中を堪能する“祐介”は笑いが止まらないようで、俺を言葉で嬲り続けた。
「んっ、いいっ! 瑞希の中ってすごいわねぇ……腰が止まらないわ。
 ほらほら、どう、瑞希ちゃん? おちんちんでホジホジされて、気持ちいいでしょ?」
「あぐぅ―う、動くなぁっ……んっ、うぅっ……!」
「なによ、よだれ垂れてんじゃない。強がっちゃダメよ? 今はあんたが瑞希、あたしが祐介。
 あんたがあたしに犯されてアンアン言っちゃうのは、当たり前のことなんだからね」
わざわざ一文節ごとに区切り、言葉の意味を強調して言ってくる。
くそ、やっぱりこいつ、最低の性格してやがる。
反論しようとしても、股間をゴリゴリ貫かれてまともな言葉にならない。
虚ろな瞳は何を見つめるでもなく、ただ男に抱かれてよがり狂う、か弱い女。
自分の立場を再認識させられ、俺の頬を熱い雫がしたたり落ちた。

533:祐介の受難(11/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:56:11 y6uHmvRI
俺の中をこねくり回す“祐介”のたくましい肉棒。俺の心をいたぶり尽くす“祐介”の言葉と笑い声。
いつ果てるとも知れない地獄の苦しみの中、畳の上でのたうち回る俺の頭を、女の手が優しく撫でた。
細く長い指と、派手に整えられた爪。俺の前に座った“真理奈”の手だった。
「祐ちゃん、ごめんね……もうすぐ終わるからね……」
そう言いながら“真理奈”の指が、“瑞希”の髪をいとおしげにかき分ける。
女の性交の感覚は、怒涛の勢いで俺の理性を押し流そうとしていたが、
自分の頭をゆっくり撫でてくれる女の手の感触に、少しだけ心が楽になった。
苦しさが消え、気持ちよさだけが―快感だけが俺の意識を支配していく。
「んっ、ああっ! あっ、んあっ、はあぁっ!」
「ん、締まって―いい……中川、あんたいいよォ……♪」
持ち上がった片脚を抱え込まれ、腰をパンパン押しつけられる。
男女の肉が鳴る音と、繋がった性器の奏でる音色が、卑猥な二重奏となって部屋に響いた。
激しく互いを貪り合う“瑞希”と“祐介”、そしてそれを横で物欲しげに見守っている“真理奈”。
脳が沸騰するのをはっきりと自覚しながら、俺は女の快楽の海に溺れつつあった。
いくら理性が否定しても、この体は“祐介”を求めてやまない。
“祐介”に抱かれて“祐介”に貫かれるのが、たまらなく気持ちいい。
地獄と極楽の間にある、曖昧な境界。その線上にいる俺への責め苦はまだ終わらない。
「ぐっ、ぐうぅっ! うんっ、んっ、んああぁっ!」
抱かれて、犯されて、貫かれて、かき回されて、もてあそばれて。
焼き切れそうな理性と、堤防を突き破りそうな劣情と欲望。
全てを焼き尽くす絶頂の波が、再び俺を真っ白に塗り潰そうとしていた。
ぐぐっと奥の奥まで入ってきて、また入り口へと抜けていく陰茎の動き。
その一往復ごとに背筋が震え、食いしばった歯の隙間から吐息と唾液がこぼれ落ちていく。

ヤバい―俺、このままじゃ―。
戦慄する俺の耳に、“祐介”の楽しそうな声が流れ込んできた。
「ふふふ、中川。いいコト教えたげるわ」
楽しくて仕方がないとでも言いたげな、“祐介”の低い声。
嫌な予感が、ぞくりと背中を這い上がってくるのを感じながらも、俺の喘ぎは止まらない。
「あたしたちの体を入れ替えた薬なんだけど、今日のは特別製でね。
 一回飲んだら、ずっと入れ替わったままでいなきゃいけないの。
 体に抗体ができちゃうから、もう戻れないんだって」
「ま、真理奈ちゃんっ !? 私、そんなの聞いてないよ !?」
「そりゃー、あんたには言わなかったからね」
“祐介”が何を言っているのか、今の俺にはわからなかった。
嫌な予感とやらが全身を駆け巡っているが、俺には“祐介”の言葉がまるで理解できない。
「ってことであたしたち、もう元の体に戻れないから。一生あんたは瑞希のままよ……」
「真理奈ちゃん……それじゃ、わ、私はどうなるの?」
「うるさいわね、あんたにはあたしの体をあげたでしょ?
 このあたしのパーフェクトボディになれたんだから、ありがたいと思いなさい!」
「そ、そんなあ……ゆ、祐ちゃん……」
放心した表情で崩れ落ちる“真理奈”。虚ろな瞳は輝きを無くし、死人のような表情だった。

534:祐介の受難(12/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:57:03 y6uHmvRI
俺の子宮を突き上げて、“祐介”が必死に腰を振る。
ラストスパートと言わんばかりの激しい突き込みに、少女の体が跳ね回った。
「これからずっと、あたしが可愛がってあげるわね、瑞希ちゃん♪
 さて―とりあえず中出し決めて、赤ちゃん作っちゃいますか!」
俺を犯すこの男が、さっきから何か言っている。
手加減せずにガンガン突いてきやがって、苦しいだけだっつの。
もう戻れない? 何の話だ、さっぱりわからんぞ。
中出し? 赤ちゃん? 妊娠するのか、この俺が?
混濁した意識が限界まで膣の肉を引き絞り、雄に向かって射精を促す。
それが合図となったのか、俺の中を埋めていた肉棒が膨張し、精子の奔流を解き放った。
「んっ、出るっ! あたし出ちゃう……♪」
「うあっ、あっ、ああああぁあぁっ !!!」
そして“祐介”が爆発した。張りつめた陰茎をグイグイ押し込み、
俺の女の部分、一番深いところで濃厚な子種を撒き散らす。
膣の内部に放たれた数億の精子。新たな命の種が俺の子宮、俺の卵子を目指して泳ぎ回る。
完全な中出し―種つけの瞬間に、“瑞希”の本能が歓喜しているのがわかった。

長い射精を終え、俺の股間から肉棒を引き抜く“祐介”。
既に二回は出しているはずだが、若々しい男性器はまだ萎える様子はない。
「ふぅ、たっぷり出ちゃった……あー、気持ちよかった」
「はあっ、はあっ……ひぃ、はあぁっ……」
ようやく解放された俺だが、ゼイゼイと肩で息をするばかりで動けない。
ぽっかり口を開けた陰部から男の汁を垂れ流し、畳に横たわっている。
粉々に破壊された男の矜持と、妊娠したかもしれない女の恐怖。
わずかに残った意識は現実を直視するのをやめ、心地よい絶頂の余韻に浸っていた。
とろけた顔で寝転がる俺の目には、男と女の姿が映る。
「ふふ、まだいけそうね……瑞希、今度はあんたにもしたげるわ」
「やあっ……私、やだよ……元に戻りたいよぅ……」
「落ち着け瑞希。俺がたっぷり……愛してやるから」
「ゆ、祐……ちゃん?」
“祐介”は“真理奈”の豊満な乳房を両手で揉みしだきながら、後ろから貫いていった。
「ん、あつっ……! あー、おっぱい最高……♪」
「あぁっ、あぅっ、ゆ、祐ちゃあんっ!」
獣のように絡み始めた二人の男女。
汗と体液とを撒き散らして性交にふける“祐介”と“真理奈”の姿を、
俺は熱い吐息を漏らしながら、焦点の外れた瞳で見つめていた。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

535:祐介の受難(13/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:57:45 y6uHmvRI
どうやら疲労と消耗のあまり、眠り込んでいたらしい。聞きなれた女性の声で目が覚めた。
「瑞希、起きなさーい! ご飯よー!」
「んっ……」
このまま寝ていたい欲求に逆らい、ぼんやりした頭を振って起き上がる。
柔らかな座布団と畳の感触が、俺の脚に心地よい安らぎを伝えてくる。
半分寝ぼけた瞳で自分の体を見下ろすと、フリルのついたブラウスとスカートが目に入った。
頭の左右ではあいつのトレードマークである長い髪、黒のツインテールが揺れている。
それでこの身に起きた全てを思い出し、暗澹たる気持ちになった。
そう、今の俺は俺の彼女、森田瑞希になってしまっているのである。

「…………」
今日起きた、不可思議で不愉快極まりない記憶が脳裏に浮かぶ。
あの女、加藤真理奈の策略にかかって瑞希の体にされたこと。
そして俺の姿になった加藤に、無理やり犯されたこと。
イカされてぐったりした俺の前で、俺になった加藤と、加藤になった瑞希が激しく絡み合っていたこと。
思い出すたびにはらわたが煮えくり返り、吐き気がこみ上げてくる。
俺はそれを振り払うように、ブンブンと首を左右に振って髪を揺らした。
勝手知ったる瑞希の家の風景が、視界を右へ左へと動いていく。
そんな俺の行動をとがめるように、先ほどの女性―瑞希のお母さんが声をかけてきた。
「瑞希、何してるの? 寝ぼけてないで、早くご飯食べなさい」
「お、おば―お母さん……あの二人は?」
俺の口をついて出る“瑞希”の高い声。おばさんは娘の質問に肩をすくめ、呆れた顔で言った。
「祐介君も真理奈ちゃんも、とっくに帰っちゃったわよ。
 皆で試験勉強してたんでしょ? なのにグーグー居眠りしちゃって、困った子ねえ」
「帰った……?」
「祐介君、また明日もよろしくって言ってたわ。
 賢くてかっこよくて、とってもいい子ね。あなたにはもったいないくらい」
「…………」
もう戻れない―俺の体を奪った加藤の宣告を思い出した。
俺はもう祐介じゃない。これからずっと、瑞希として生きていかなければならない。
加藤に奪われた自分の体、“祐介”の彼女にならないといけないのか。
それとも今は男女の関係になった加藤と瑞希、
“祐介”と“真理奈”に捨てられ、孤独に過ごさないといけなくなるのか。
自然と熱いものがこみ上げてきて、雫となって頬を流れ落ちた。

服は俺が気を失っている間に、あの二人が着せ直してくれたのだろう。
食卓からは食欲をそそる香りが漂ってきていたが、今の俺には晩飯などどうでもよかった。
それでもおばさんに言われて席につかされ、味のしない食物を喉に流し込む。
俺のことを実の娘としか思っていないおばさんとの会話も、俺の神経をすり減らした。
やっとのことで食事を終えた俺に、おばさんの何気ない声がかけられて。
「じゃあ、お風呂入ってきなさい。手抜きしないでちゃんと洗うのよ」
「風呂……」
ふらふらと風呂場に向かい、服を脱いで鏡を見つめる。
今や自分のものとなった体、相変わらずの幼児体型をまじまじと眺め、俺はひとり涙した。
風呂に入ってシャワーを浴びると、股間からドロリとした液体が垂れてきた。
気持ち悪い感触に顔が青ざめ、何度も何度もそこを洗った。また泣いた。
リボンをほどいて髪を洗おうとしたが、思った以上に面倒だったので適当に流した。
ストレートに下ろした自分の髪は、鏡で見るとなかなかに可愛かったが、
もう二度と自分の体に戻れないと思うと、とても喜ぶ気にはなれなかった。
風呂から上がってパジャマを着て、しっとり濡れた長髪を苦心して乾かす。
いつもなら寝るはずのない、まだ早い時間ではあったが、心身ともに疲れ果てた俺は
もう何も考えることができず、そのままベッドに倒れこむように眠り込んでしまった。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

536:祐介の受難(14/14) ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:58:17 y6uHmvRI
翌日、カーテンの隙間から漏れてくる朝の光と、鳥の鳴き声で目が覚めた。
気だるい体を無理やり起こし、寝床の上に座り込む。
薄暗い部屋の中には丸めたティッシュが散乱し、何とも言えない不快な臭いが立ち込めていた。
「…………?」
昨晩寝た“森田瑞希”の部屋じゃない。ここは俺の、“中川祐介”の部屋だった。
自分の着ている、半袖の黒いTシャツ。シーツの上に脱ぎ捨てられたトランクス。
恐る恐る両手で体や頭を触ってみたが、何の違和感も覚えなかった。
少しやせてはいるが、引き締まってたくましい胸板。毛先の太い短い髪。
裸の下半身にはだらりと萎えた男性器が垂れ下がり、どこか疲れた様子である。
そういえば、昨日は何発出したんだっけ。新記録達成だな、などと馬鹿なことを考える。
自分の心に救いが生まれ、安らぎに満ちていくのがはっきりと感じられた。
「俺……戻ってる……?」
その声も隣人の少女のものじゃない。十数年間慣れ親しんだ、大事な自分の声だった。
ちょっと泣いたのも仕方がないところだと、自分を弁護しようと思う。

時計を見ると、いつもの起床時間よりやや早いくらいだった。
とりあえず高校の制服―もちろん男物だ―に着替え、散らかった部屋を片づける。
いつもの腕、いつもの脚、いつもの声。何でもない一つ一つのことが、たまらなく嬉しかった。
机の上に転がった携帯も自分の、祐介のもの。
ぴかぴかランプの点滅するそれを手に取って開くと、メールの受信を告げられた。
差出人の名前は“加藤真理奈”。届いたのはつい十五分ほど前のことだ。
嫌な予感―他の何よりも信頼できる自分の本能が、ぞくりと背筋を這い回ったが、
苦労してそれを我慢して、明るい画面をのぞき込む。
絵文字と顔文字がごてごてと散りばめられた文面。文章そのものはさして長くなかった。

「は~い祐ちゃん、目が覚めた? 昨日は楽しかったわね~。
 あんたの体、意外と元気あるじゃない。思いっきり堪能しちゃった♪
 あんたも瑞希になって面白かったでしょ? 昨日のあんた、とっても可愛かったわよ。
 あ、元に戻れないってのはウソだから。ひょっとして騙された?
 今度また、色々と楽しませてあげるから、楽しみにしててね。
 あと、あたしも瑞希も昨日は危なくない日だったけど、もしできてたら男らしく責任とるのよ。
 んじゃ、また学校で。愛しの祐ちゃん(はぁと」

……後腐れなく人を殺す方法はないものだろうか。
ミシミシ軋む携帯を握り締め、心の奥底の殺意を必死で抑え込む。
このとき俺は人生で初めて、本気で人をひとり消し去りたい衝動に駆られた。

537: ◆cW8I9jdrzY
09/10/08 20:59:19 y6uHmvRI
以上となります。長々と申し訳ありませんでした。
それではこれにて失礼します。

538:名無しさん@ピンキー
09/10/08 23:55:00 XUVjP4hZ
こういうのが書くの難しいんだよなあ
乙!

539:名無しさん@ピンキー
09/10/09 01:55:43 VpSKfsDX
>>537
超GJ!

540:名無しさん@ピンキー
09/10/09 02:19:29 W8s8r2wW
乙っす!

541:名無しさん@ピンキー
09/10/09 11:14:23 LE65j5TA
加藤死ね

542:名無しさん@ピンキー
09/10/09 17:30:11 YSTdruvz
加藤は始末していい
許す

543:名無しさん@ピンキー
09/10/09 17:34:50 M1ZNQaS6
きっちり精神まで陵辱して……いい性格してる。w

544:名無しさん@ピンキー
09/10/10 13:27:20 hrUQH2PZ
これはひどいww
もっとやれwwww

545:名無しさん@ピンキー
09/10/10 20:30:03 FXvtmW4d
素晴らしい。GJ!!

546:名無しさん@ピンキー
09/10/15 13:50:03 fRHxHNcw
>>537
ちょいと思い付いたんだが
加藤が例の薬をまだ持ってたとして、とうぜん幾度と無く瑞希や祐介を巻き込んで好き放題するだろうな。
で、祐介が女にされて犯され続けるうちに女の快楽が無意識に刷り込まれて
薬なしでも夢で女体化して犯されながら矯声をあげる自分に愕然としたり
独りでAVとか観ててもいつの間にか女優側に感情移入してたり
そんなアレな感じのナニをお願いしますm(- -)m

547:名無しさん@ピンキー
09/10/15 22:09:01 pBiQAVKW
誘導するなよ~w

548:名無しさん@ピンキー
09/10/16 05:44:00 gi+RH9vQ
>>546
自分で書けとしか。

549:名無しさん@ピンキー
09/10/16 11:10:30 zpOej8Qc
>>546
乞食乙

550:名無しさん@ピンキー
09/10/17 10:11:10 x3Zh5W5D
最近気がついたんだが、
書いていて、感想にある要望をなるべく取り入れちゃうと、
自分の思い描いたシナリオからずれていって、
最終的にはSSが頓挫してしまうって感じた。

そんな経験ない?

551:名無しさん@ピンキー
09/10/17 14:03:19 dbPQkXrY
そりゃ、人の嗜好なんて十人十色なんだから
複数人の要望取り入れてたら収拾付かなくなるだろ

552:名無しさん@ピンキー
09/10/17 18:11:50 iLoA+xDe
リクは応えるものじゃなく、あくまで参考にするものだ

553:名無しさん@ピンキー
09/10/17 18:15:23 2xn2QGVh
加藤が例の薬を今度は逆回りで使用して
“祐介(中身は瑞樹)”“瑞樹(中身は加藤)”“加藤(中身は祐介)”になって
“瑞樹”が“祐介”を「恋人だから」と迫って色々しちゃうのを手を出せずに悶々とする“加藤”

まで妄想した

554:名無しさん@ピンキー
09/10/17 21:45:41 VH8A3fib
>>553
その線で行くと瑞希視点とか良いな

555:名無しさん@ピンキー
09/10/20 01:22:29 TmMRFk7a
どうでもいいが加藤は別スレでレイプするべき。そうすべき

556:名無しさん@ピンキー
09/10/20 15:33:44 zORk6MzK
お前ら加藤大好きだな

557:名無しさん@ピンキー
09/10/22 07:48:57 6N/BOr+6
パーフェクトボディーを気軽に貸し出すのがよい>加藤

558:名無しさん@ピンキー
09/10/22 17:10:20 remZgFMc
ふぁ

559:名無しさん@ピンキー
09/11/02 11:56:22 5SSP/r7A
祐介の受難の受難がかなり抜けるので過去ログ漁ったら、抜けるのがひとつもなかったでござる

560:名無しさん@ピンキー
09/11/03 01:03:05 U1CmGtl2
強制スレの保管庫はどうか。

561:名無しさん@ピンキー
09/11/03 04:43:57 nUz8kGKv
>>537
文章のレベルたけー。地の文しっかりしてるの好きだから良かった。

562:名無しさん@ピンキー
09/11/03 12:30:00 ACOBLzhz
ぐったり倉庫

563:名無しさん@ピンキー
09/11/04 14:18:10 kyLG5JTP
>>559
スレタイ変わって1スレ目の幼馴染入れ替わりがオススメ
エロいし読みやすいしで個人的には神作品

564:名無しさん@ピンキー
09/11/06 09:29:32 ysouUvb9
>>563
すげー良かった。紹介してくれてありがとう。
logデータ乗せただけの単なる過去ログ倉庫かと思ってまとめサイトスルーしてたわ……。

565:名無しさん@ピンキー
09/11/07 12:02:01 n/HkBIoM
>>563
なんてタイトル?

566:名無しさん@ピンキー
09/11/07 12:05:44 US7XUFu7
「五十嵐雪彦×夏木藍子」◆/Z7uecnQUY

567:名無しさん@ピンキー
09/11/08 08:18:00 3A3nnqwo
>>563>>566
紹介ありがとう! たしかに神作品だわ

受難(加藤)の続編にも期待

568:名無しさん@ピンキー
09/11/08 09:53:58 ZXIt18Qo
ググったら、1スレ目って2004年かw
このスレって、年に1スレ未満のペースなのね…

569:名無しさん@ピンキー
09/11/08 12:32:40 z/8tN4gk
>>566
「2chエロパロ板SS保管庫」にも同じのがあったよ
もっとも、こっちはほとんど更新してないがw

570:名無しさん@ピンキー
09/11/25 23:38:06 LlxspePu
倒錯愛

571:名無しさん@ピンキー
09/12/03 12:48:03 93BK0T22
投下マダー?

572:名無しさん@ピンキー
09/12/14 05:30:25 6Vh0UZac
URLリンク(moemoe.homeip.net)

リアル?話

573:名無しさん@ピンキー
09/12/15 08:27:01 GZsy2KWO
男体化された女の子が責められるの好き。

574:名無しさん@ピンキー
09/12/17 14:52:40 B+Icsnym
初めての射精シーンをしっかり書いてくれたらなんでもいいお

575:名無しさん@ピンキー
09/12/19 21:14:08 IUXHiDkY
今日のドラマはTS的にどうなん?

576:名無しさん@ピンキー
09/12/19 23:38:13 aVW8QAao
昨日かおとといかの新聞で未婚女性のオス化が進んでるとか言ってたけど・・・。

577:名無しさん@ピンキー
09/12/20 17:51:01 C44H7qah
そんなの20年位前から言ってなかったか
オヤジギャルとか懐かしいね(死語すぎて)

578:名無しさん@ピンキー
09/12/20 18:24:23 xGBVQiSH
>>575
女体化が二人いたね。

579:名無しさん@ピンキー
09/12/28 08:03:20 5tNnfVx2
そんな事より小説マダー?

580:名無しさん@ピンキー
09/12/31 03:14:38 U0rlwkAk
まだよ

581:名無しさん@ピンキー
10/01/12 22:40:29 sTyez+jj
某歴史ギャグ漫画で妄想滾らせているんだが
女体化させたい奴が●●家の長男で当主なので、
彼が女だったら次男が嫡男であり当主になるんじゃないか
だとしたら原作とかなりかけ離れた訳判らん展開になるなぁ…とか
考えてしまって書く手が動かない

こまけぇことは(ryで乗り切るしかないのか

582:名無しさん@ピンキー
10/01/12 23:02:25 +vyt2p5Y
よしながふみの大奥みたいに女が家督相続できる世界観にしちゃえよ

583:名無しさん@ピンキー
10/01/14 20:50:53 Vis9dfGv
>>581
Q 家督相続させたいのですが 女体化したら出来なくなります どうすればよいでしょうか?

A 
パッと思いつく方法ですが3パターンほどあります。
1 家督相続させた後に女体化。
2 リボンの騎士パターン。つまり主人公は肉体が女性であることを隠し通します。
3 兄弟に嫡男が1人もいない為 やむなく



584:名無しさん@ピンキー
10/01/14 21:37:26 D596nHlU
>>581
某歴史ギャグ漫画という時点で何の作品かかなり特定されたw
武将美少女化SLGなんて男女関係なく優秀な方が家督相続できる世界観だし
そんな気にする事でもない

585:名無しさん@ピンキー
10/01/14 22:34:15 xrKVqWEC
上杉謙信女性説とかあるくらいだし、細かいことは気にしなくてよし

586:581
10/01/15 17:04:20 GanH7KfU
ありがとう
兄弟仲は悪くないから長男が性別上女であったとしても問題無さそうな気がしてきた

今はまだ女体化する所までしか考えていないので
納得のいくような話が出来たらまたこのスレのお世話になるかもしれない

587:名無しさん@ピンキー
10/01/19 06:47:16 30o70hMB
とりあえず
バイブを引き抜かれた叶のその後が
ずっと気になって仕方が無いので続きを所望

588:名無しさん@ピンキー
10/01/22 00:01:31 xfuISeTU
ノクターンにあるあやふやなセカイもTSモノだな

589:名無しさん@ピンキー
10/01/22 20:42:17 69c40DQ1
fdがdsg

590:名無しさん@ピンキー
10/01/22 23:22:02 0lAZY7OH
まるマの原作小説の挿絵を描いてる人が、イラスト集の書き下ろしで
直々にメインキャラの女体化絵を描いてくれたのよ。
こんな感じ↓

①ユーリ↓
URLリンク(up.mugitya.com)

②ヴォルフラム↓
URLリンク(up.mugitya.com)

③コンラッド↓
URLリンク(up.mugitya.com)

④グウェンダル↓
URLリンク(up.mugitya.com)

⑤ギュンター↓
URLリンク(up.mugitya.com)

まるマファンの間では、みんな女体化自体に引いてる人も多かったんだが、
特に③のコンラッドについては「ねーよwwキモイww」という意見が多かった。
というか満場一致くらいで「ねーよw」だった。

……どうだろう? そんなにキツいか?
いや、確かに男顔すぎてカマ臭い感が否めないのは事実かもしれんが……
でも、少なくとも不細工ではないと思うし……巨乳だし……
……悪くはないと……思うんだけど……なー……
……このスレの住民的にはどうですか?

591:名無しさん@ピンキー
10/01/22 23:57:39 /GjAfXEm
>>590みたいなファンがいて気の毒だなあと

592:名無しさん@ピンキー
10/01/23 01:11:32 zFrx0KHA
>>589

「fdがdsg」ってなんだ?


593:名無しさん@ピンキー
10/01/23 02:51:06 E4MKBQ2J
>>590
原作知らんけど少女マンガっぽい絵だな。
女性でも女体化好きな人もいるし、こういうのも有りなのかな。

594:名無しさん@ピンキー
10/01/23 07:59:37 fHyaFLfI
>>590
まぁ仕方無いと言えばアレだけど
上段3人はも少し何とかして欲しかったな
若干まつ毛伸ばすとかすれば良かったのに男顔のまま過ぎる
BL好きのイラ描き的には譲れん線だったのか?

595:名無しさん@ピンキー
10/01/23 10:27:09 IwdQGDlj
>590
女体化つーか顔だけすげかえたコラみたいだなw

596:名無しさん@ピンキー
10/01/23 11:12:56 PsvjcD4f
>>590
BL好きのイラ描き的に男顔が譲れない線だったというより、
元と別人になってしまうのを防ぐにはあれが譲れない線だったというか、
可愛くするよりも、元のイメージから離れないようにと頑張りすぎた結果がこれだったのでは。
しかし、パッと見まんますぎるように見えるが、見比べてみると男のときとは顔の骨格とか全然違うんだよね。
元のコンラッドやグウェンダルはこんな感じ↓ もっと顎とか細長い。
URLリンク(up.mugitya.com)

しかし、やっぱりもう少しなんとかして欲しかったよね……
多少別人になってもいいから、もちょいと可愛く描いて欲しかったよ。
この絵描きさん、女の子もそれなりに可愛く描ける人なのになあ……。

597:名無しさん@ピンキー
10/01/23 12:27:54 g4l/+1ug
>>590が腐女子だということはよくわかった


598:名無しさん@ピンキー
10/01/23 21:22:30 b5ttgeY7
>>593
掲載雑誌も一応少女漫画誌だから少女漫画で合ってると思う。一巻で原作者もこの疑問を書いてたけどなw

まるマといえば>>132の続きを地味に待ってる

599:名無しさん@ピンキー
10/01/28 00:44:05 eDLivJB3
宿主を性転換させる寄生バクテリアが急増中
スレリンク(news板)

600:名無しさん@ピンキー
10/01/31 13:22:26 RG2ipYOd
>>599
どうせ釣りだろと思って開いたら本当でワロタw
難しいことはわからんが、TS現実化の第1歩を
踏み出したということだよな

601:名無しさん@ピンキー
10/01/31 23:42:25 BQGqdrfw
ちょっと聞きたいんだけど
>>1に”最初から性別逆転のパラレルもなんでもOK! ”
とは書いてあったけど、エロシーン位しかTSする前と後で違いがなくて
わざわざTSしなくてもホモ(もしくは百合)でも構わないんじゃあ…?って
作品の場合、投下は控えた方がいいのかな?

”なんでもOK!”でも、やっぱりTS系ならではの話が望まれてるのかなと思ったので


602:名無しさん@ピンキー
10/02/01 00:15:09 Yf/ERzGf
>>601

>よーするに、
>各作品スレに投下したら荒れそうなSSの避難場所だ!
>嫌いな人にまで自分の趣味を押し付けない、紳士の為の社交場だ!

ということなのですよ。濃度にかかわらずTSネタであるなら投下に躊躇はいりませんよ。

603:名無しさん@ピンキー
10/02/01 12:28:51 C5oKESFd


604:名無しさん@ピンキー
10/02/01 21:14:32 Ut3Kl9vK
>>601
こまけぇこたぁいいんだよ!
(AA略)

605:名無しさん@ピンキー
10/02/02 05:04:21 meDS0vlf
まるマのコンラッドってアニメ設定では一時期荒れてたっていうのがあるんだが……。その設定で教官殿を八つ当たりで無理やり襲う(もちろん女体)っていうのが思いついた、何故か
貴族達にレイプされるとかでもいいんだけど……需要ないか?

606:名無しさん@ピンキー
10/02/03 00:59:30 MZ4BlHTE
重要あります。是非書いてください神様仏様oyzoyzoyz

607:名無しさん@ピンキー
10/02/04 00:07:54 W2YkX4h3
>>605
いっそ両方コンボなのは如何か
貴族たちにレイプされたコンラッド♀が
八つ当たりで教官殿♀を襲う。

608:名無しさん@ピンキー
10/02/04 01:00:55 XSqtHmyU
ギュンターも♀にしちゃうのかwギュンターはそのままかなぁと考えていたけど、それはそれで有りだなww
やはり貴族達にレイプ→八つ当たりで教官殿を襲うっていう流れになるかー。教官殿の性別は書くまでどうなるかわからないw

文才ないし、エロを書いたことないのでいろんな方のSSを参考に書かせていただきます。遅くなると思いますが、期待はせずにお待ち下さいませ。

609:名無しさん@ピンキー
10/02/05 09:59:15 zaqZdxEm
そうか、なんかてっきり百合なのかと思っていた…。
なぜだろう、言われてみれば自分は女のコンラッドが
男の教官殿を襲う方がめっちゃ好みなのに(笑)

610:名無しさん@ピンキー
10/02/08 10:17:11 5Cyf5kzs
♀コンラッドが女の子を襲う展開にすべきだろ

611:名無しさん@ピンキー
10/02/10 00:35:32 WVqd3Y01
とりあえず、百合展開はまた今度にさせて下さいw

612:名無しさん@ピンキー
10/02/13 08:30:51 kE7F6wj1
トランスヴィーナスのタケヒロ♀が可愛すぎて羨ま萌える
俺もユカリちゃんのメスチンポでオマンコをグチャグチャに掻き回されて中出しされたいよぅ

掲載誌は一応全年齢向けだったが、あれでエロ全開の後日談とかは同人に期待するしかないか…

ボス戦の中出しで受胎してタケヒロが妊娠出産とか
特訓の成果でタケヒロもメスチンポが生やせるようになってセルダと3p三昧とか
チョー読みてぇ

613:名無しさん@ピンキー
10/02/13 13:03:06 G04xXxCA
作者による同人展開はすでにあったらしい。コピー本で入手困難だけど。

614:名無しさん@ピンキー
10/02/13 21:37:53 kE7F6wj1
ソレは単行本化の際の加筆修正で補完されてなくね?
いやそのコピー本の存在すら知らんかったから実際どうなのかは知らんけど

615:名無しさん@ピンキー
10/02/21 04:47:03 WCYA89zz
ダイの大冒険のダイが女の子だったら、バーンに孕まされる的な同人誌が一冊や二冊は出たに違いないと思うんだ。
そんなわけでそれで書いてる途中だけど、詰まった^q^


616:名無しさん@ピンキー
10/02/21 10:49:46 GsEFQasN
今日のワンピースは素晴らしかったな

617:名無しさん@ピンキー
10/02/21 12:40:00 SvH+Go0W
ワンピのニョタと言ったら
ヤンデレのフラミンゴに付きまとわれるワニ社長くらいしか思い浮かばない

618:名無しさん@ピンキー
10/02/21 17:07:26 5sCDCCHJ
確か最新刊のオマケで全員性別反転してるよ。
ルフィとロビンが別物すぎて吹いたw

619:名無しさん@ピンキー
10/02/21 19:12:40 KerIjjQ9
あのオマケ性転換は萌えたなぁ>ワンピ
今更だけどSBSで依頼した人GJマジありがとう

>>608>>615
がんばっ!(´・ω・`)b
自分も何か書きたいが、エロ書ける自信ない…

620:名無しさん@ピンキー
10/02/23 04:46:02 2K9U9BEe
書き終わったから投下しよう、と思ったらPCが規制されてた件

621:名無しさん@ピンキー
10/02/23 22:44:05 DPs52lPr
カーン様が性転換して女子カーリングに出ていたと聞いて

622: ◆kmbxgHC1NY
10/02/26 22:16:09 j4uZa2jw
規制解除キターということで投下しに来ました。

ダイの大冒険、ダイ女体化で先天性。あと、今回名前くらいしか出てこないけどレオナも地味に反転してます。
バーン×ダイで陵辱モノ。
NGワード指定はタイトルかトリップでお願いします。

623:世界に破滅を、貴女には絶望を 1 ◆kmbxgHC1NY
10/02/26 22:18:50 j4uZa2jw
パキィン!と澄んだ音を立てて、あたしが手にしていた剣が折れた。
……これでもう、武器は無い。仲間も皆一人残らず、『瞳』にされた。
魔法力も残り少なくって……つまりは、もう……!
「どうした、ダイ。もう抵抗は終わりか?」
クックッ、楽しそうに喉を鳴らして目の前の大魔王が笑う。
もう本当に、何も抵抗する手段が無いと悟ってしまったあたしの表情が、絶望に染まっていくのを楽しんでいるのだ。……中々悪趣味な奴である。
「こないのならこちらからゆくぞ?」
「……っ!」
笑みを崩さぬまま、大魔王バーンは一歩、また一歩と近づいてくる。
そしてその分だけ、あたしは後ろへと退がる。
一応折られた剣を構えてはいるものの、それではどうしようもないことはわかっている。
でも、これでも以前に剣を折られたときよりはずっとマシではあるのだけど。
「そら、どうした。もう後ろは壁だぞ?」
バーンが言うが早いか、あたしの背が壁にぶつかった。
もう逃げ場は無い。その事実に、脚から力が抜けて行く。
駄目、立たなきゃ……!最期まで戦わなきゃ!!
頭ではそう思ってるのに、脚には力が入らない……呆然と地面に座りこんだまま、動けない……!
「これでチエックメイト、だな」
言って、バーンがゆっくりと腕を振り上げて、カラミティエンドの構えをとる。
あたしは、それをただ呆然と眺めるしか出来なくて……瞳を閉じる。
頭の中では今までの思い出が駆け巡っていて……これが走馬灯ってやつなのかな?
最初に浮かんだのは、父さんと、あたしを拾って育ててくれたブラスじいちゃん。
それから、夢で一度だけ逢えた母さんに、いつも一緒だった小さな友人。
親友でもある兄弟子、自分を支え続けてくれた仲間たち。
それから、それから……胸の中で、仲間に。
自分を信じ支えてくれた人に、地上に住む全ての生物に、ごめんなさい、と呟いて瞳を閉じる。
……だけど、何時まで経っても最期の痛みはやってこない。
もしかして、自分でも気づかない内に死んでしまったんだろうか。そう考えながら恐る恐る瞳を開けた。
「ふ……む」
目の前には、相変わらずバーンが、居た。
一応自分の身体を確認するも、新たに加えられた傷などは見当たらない。
どうやら、あたしはまだ生きているらしい。でも、それなら何故早く止めを刺さないのか。
そんな疑問をよそに、バーンは顎に手を当て、なにやら楽しそうに考え事をしている。
「ダイ、お前に余の子を孕んでもらおうか」
沈黙を破ったのはバーンだった。
楽しそうに笑うのは大魔王一人で、あたしはは今の言葉をただ呆然と聞く。
カラカラに乾いた喉は言葉を発することを拒んでいるかのようで……
「ぇ……な、にを」
ようやく絞り出せたのは、これだけ。意味が、わからない。
そんなあたしの様子が面白いのか、バーンは楽しげに口の端を歪めた。
「何を?言葉の通りに決まっているだろう」
ゆっくりとバーンがしゃがみ込み、目線をあたしと合わせる。
バーンの金色の瞳に浮かんでいたのは、愉悦の色。
「余の力と、お前の竜(ドラゴン)の騎士の力を受け継ぐ子だ」
バーンの手が、あたしの髪に触れて、一房を摘み上げる。
そのまま、口元に持っていって口付けられた。
……なに。なんで、こんなに、こわい、んだろう。
「お前も楽しみであろう?」
言いながら、値踏みするようにあたしの顔を、覗き込んでくる。
「ふむ、少しばかり幼すぎる気もしないではないが、素材は悪くはない。これからの成長に期待させてもらおうか」
髪を撫でていた手が、頬に触れる。そしてそのまま顔が近づいてきて……

624:世界に破滅を、貴女には絶望を 2 ◆kmbxgHC1NY
10/02/26 22:20:15 j4uZa2jw
「っ!!嫌っ!!」
ようやくあたしは、我に返って頬に添えられたバーンの手を振り払う。
だけど、バーンはそれに気を悪くした風でもなく、それでいい、と笑った。
「大人しくされるがまま、ではつまらん。思う存分に抵抗して余を楽しませるのだ」
言いながら、バーンの手が服の襟を掴む。それを振り払う、その前に引き裂かれた。
ビリィッと、布の裂ける音と共に、あたしの身体が冷たい外気に晒される。
「ぃっ、あ……きゃああっ!!」
咄嗟に腕で胸を隠しながら、悲鳴をあげた。
目の前の男はそれを楽しむように、笑みを崩さぬまま、今度は下半身、スパッツへと手を伸ばしてくる。
あたしは性に関する知識なんてよくはわからない。でも、これから自分の身に起こることが決して「良いこと」ではないとわかっている。
だって、彼は言ったのだ。あたしに、『子を孕んでもらう』と。それは、つまり……
「いやぁっ!っ……ら、電撃呪文(ライデイン)!!!」
伸ばされた手が届く、寸前に咄嗟に呪文を唱えた。
ガァンッと、一条の稲妻がバーンの身体を焼く。
けれど、服が多少焦げたくらいでバーンに大したダメージは無かった。この程度の呪文が効くとは思ってはいなかったけど……
「あ……」
後ろに退がろうにも、既に後ろは壁。
残っていた魔法力も今ので本当に使い切ってしまった。
格闘できるような体力も残っていないし、武器も無い。
「どうした、もう抵抗はしないのか」
もう本当に、どうすることも出来ない。
床に引き倒されて、残る布地も全て引き裂かれる。
これでもう、あたしの身体を包む物は無くなってしまった。
……生憎と両の腕もバーンに押さえつけられていて隠すことも出来ない。
思わず反射的に足を振り上げた、けれどそれも、残る片手で受け止められて、そのまま脚を割り広げられてしまった。
「抵抗できないのならば、せめてイイ声で鳴くのだな」
何とか拘束を振りほどこうともがく、けれど腕を押さえつける手も、脚を押さえる手も、びくともしない。
そんなあたしの様子を楽しむように笑いながら、バーンが顔を近づけてくる。
彼の長い白銀の髪が、頬に触れて、そして
「ん、んーっ!!」
唇を塞がれた。
……ただ唇と唇が触れあうだけのキスならば、経験がる。
それは記憶を失っている間の事で、記憶を取り戻した今では自分でもうろ覚えなのだけれど、
『大好きな人』にされた事を思い出すと、少し胸が熱くなって一緒に頬まで熱くなる。
今のこの相手がその人だったなら、きっと幸せな気持ちになれたんだろうと思う。だけど、ちがう。違う。
バーンの舌が、あたしの口内を這い回る。
気持ち悪い。何とか逃げようとするけれど、あっさりと捕まって、舌を絡められて、そのまま吸い上げられて、歯列までもなぞられて……
息苦しいし、気持ち悪い。ただそれだけが、あたしの頭の中で繰り返される。
「ふ、……はぁ……は、ぅぅっ」
このまま窒息死するんじゃないか。そう思った頃に、ようやく唇が解放された。
あたしは空気を求めて喘ぐように呼吸をする。
……もしかしたら、ここで窒息死しといた方がよかったのかもしれない。
口の端からは、自分のモノかそれとも、相手のモノかもわからない唾液が垂れて、嫌悪感に肌がざわついた。
それを拭いたくとも、相変わらず腕は押さえつけられたままなので、それも叶わない。
悲しいのか、それとも悔しいのか。……両方か。
瞳からは大粒の涙が溢れて止まらない。

625:世界に破滅を、貴女には絶望を 3 ◆kmbxgHC1NY
10/02/26 22:21:42 j4uZa2jw
バーンがそんなあたしを楽しそうに見ながら、あたしの長い髪を結い纏めているリボンへと手を伸す。
リボンには触れられたくなくて、今までよりも一層激しくもがく。けれども、相変わらず拘束を振り切ることはできない。
スルリ、リボンが解かれて、床にあたしの漆黒色の髪が広がった。
「!?いや……それは、返して!!お願い!!」
それは、大切な、大好きな人から初めて貰ったモノ。ずっとずっと、大切にしてきたモノ。
『君にあげるよ。……また、会えますようにってお呪い……かな?』
そう言った彼の頬は少しだけ赤く染まっていて……あたしも、嬉しくて、また会える日が楽しみで……
「心配するな。ただの拘束用だ」
叫ぶあたしを愉快そうに見やりながら、今まで自らの手で押さえつけていたあたしの腕をリボンで縛り上げる。
これで押さえつける必要もなくなったからなのか、バーンが改めてあたしの身体を値踏みするように眺める。
「ふん、貧相な胸だな」
「うっ、うるさいっ!!」
ポツリと呟いたバーンの言葉に、思わず言い返した。
よりによって一番気にしていることを!と眉を吊り上げ目の前の男を睨み付ける。
確かに今は真っ平ら、と言われても仕方ないかもしれないけど……でも、あたしだって、もう少したてばマァムみたいな巨乳になるかもしれないじゃない!
「そういえば、揉むと大きくなる、という俗説があったな。試してやろうか?」
「……結こ、ぅ、ぃっ」
バーンの軽口に、語気を荒めて言い返す。
けど、その言葉を遮るようにバーンの手が乱暴にあたしの胸を揉みしだいた。
それはただ、あたしに苦痛を味合わせたいだけのモノ。
赤く手形が残るほどの力で加えられる苦痛に、必死で声を押し殺す。
ここで声をあげてしまったら、ただこの男を楽しませるだけだとわかっていたから。
「ぅ……っ゛、っ……あ、く……!」
小さな膨らみの頂点に色づいた乳首が、おもいっきり捻りあげられた。
新たに加えられた痛みに思わず背をのけぞらせはしたものの、あげそうになった悲鳴は何とか呑み込む。
が、バーンは全く悔しそうな素振りなど見せない。それどころか満足気に笑っているのだ。
……あたしが泣き喚こうとも、必死に耐えようとも、彼にしてみればどちらでもいいのだ。……悔しい。
一先ず胸を弄ぶことには飽きたのか、、今度は先程から開かれたままの脚の中心へと手を伸ばしてくる。
咄嗟に脚を閉じようとしたけれど、間に合わず両の手で脚を押さえつけられて、しかも身体を滑り込まされた。
指が、自分でも触れたことのない場所に、触れた。ビクン、嫌悪感にあたしの身体が震える。
脚の間を覗き込まれる。その顔を蹴り飛ばしてやりたいが、生憎と脚を押さえつけられたまま。
指で、ソコを割り開かれる。気持ち悪い。気持ち悪い!心の底から浮かんでくるのは嫌悪感だけ。
「……濡れてはいないようだが、構わぬか」
顔を上げ、バーンが呟く。
何が構わないのかよくはわからないが、まぁどう考えてもいい意味での言葉のわけはない。
そうは思ってはいたけど、次の瞬間。目に入った光景に、あたしは言葉を失う。
「ぇ、な」
……バーンが、自らのズボンを下ろしているところだった。
言葉を失ったあたしの髪を引っ掴んで、身体を無理やり起こされる。
眼前にあったのは、バーンの、その……モノで。
「咥えろ」
短く、告げられる。
何を言って……!あたしは、当然思いっきり拒絶する。
「い……うぐっ!?」
けれど、拒絶のために開いた唇に無理矢理ソレを押し込まれた。
髪を掴まれたまま、頭を無理矢理前後に揺すられる。
その度に、口内で押し込まれた異物が大きく硬くなってゆく。
「う……ぐぅ、うっ……うぅ!」
大きさを増したソレは、あたしの口には大きすぎて、息苦しさと、顎が外れてしまいそうな恐怖に、瞳から大粒の涙が零れる。
そんなあたしの様子に、バーンは満足気に笑ってソレをあたしの口から引き抜いた。

626:世界に破滅を、貴女には絶望を 4 ◆kmbxgHC1NY
10/02/26 22:22:56 j4uZa2jw
「う……げほっ、げほっ……!」
息苦しさから解放され、咳き込みながら息を吸い込むあたしを、再び乱暴に床に組敷く。
あたしはまだ咳き込みながらも、精一杯の抵抗として彼を睨みつける。
けれど、バーンは意にも介さずあたしの脚を割り開き……!
「い、嫌ッ!!」
思わずあたしは悲鳴をあげてしまった。
だって、さっきの硬くなったソレが、あたしのソコに宛がわれたから。
ソレが何を意味するか。それくらいは知っている。だから、あたしは、悲鳴を上げずにはいられなかった。
……目の前の相手が、悲鳴を上げたくらいで止めてくれるわけが無い事くらいわかっている。
それでも、咄嗟に彼の顔を見てしまう。一抹の懇願を浮かべて。
……彼は、笑った。悪魔のような笑みで!
「せいぜい泣き叫ぶがいい……!」
「い……嫌あああああああああああああああッ!!!」
バーンの言葉と共に、激痛が襲ってきた。痛みの中心は、脚の間で……。
凄く、痛くて熱くて苦しくて!貫かれた痛みになのか、それとも処女を奪われてしまったことになのか。
あたしの瞳から、涙が零れる。次から次へと零れて、止まらない。
「ク、クククッ……なんだ、いい声で鳴けるではないかっ」
喉を鳴らし笑いながら、バーンが腰を打ち付ける。
その度に、まるで内臓を引きずり出されるような、灼熱の棒に掻き回されるような。
そんな痛みが熱さが、襲ってくる。
「痛い、痛いよぉ……!も、やめ……っ!!」
口から無駄だとわかっているのに懇願の言葉が零れる。
あたしのそんな様子が楽しくて堪らないのか、バーンが馬鹿笑いを上げる。非常に耳障りだ。
……こんな風に胸の奥では毒も吐けるのに、実際に唇から漏れるのは、嗚咽だけ。
「ぅ、ふ……うぅ……れお、な、……レオナぁ……」
もうどうすることも出来なくて、あたしの唇からは嗚咽と一緒に、彼の名前が。
あたしの、大好きな人の名前が零れていく。
その名前を呼んだってどうしようもないことくらいわかっているのに、涙と同じく、止まらない。
そんなあたしを嘲笑いながら、バーンは更に激しく腰を打ち付けてくる。
その度に、奥のほうにゴツリと固い肉がぶつかって、痛みに身体が跳ね上がる。
あたしは何度も痛い痛いと泣き叫ぶけれど、バーンはソレを気にもかけてくれない。
あたしが壊れてしまおうが、お構いなしということらしい。
何度も何度も、突き上げられる。その内にあたしの身体にも変化がやってきた。
痛みは大分治まって、代わりに何か、別の感覚があたしを襲う。
なん、だろう。嗚咽とも違う声が、あたしの唇から零れ始める。
「ぁ、う……はぁ、ん、んぅ!」
奥に向かって突き上げられる、その度に、バーンを咥え込まされたそこからグチュグチュ、と濡れた音が響いてくる。
身体が、熱くて。なんだか……ううん、違う違う。そんなはずない。
頭に浮かびかけたその言葉を、あたしは必死で振り払った。だって、そんなはずないのだ。
気持ちいい、だなんて、そんな、はず……ない。あるわけがない!
バーンが薄く笑みを浮かべながら、あたしの胸に手を伸ばしてくる。
その指が、さっきとは違って優しく……あくまでも、先ほどに比べれば、だけど、胸の突起を摘む。
「ひぁ、んっ」
瞬間、甘い痺れが背を、体中を走り抜けていって、あたしは思わず声をあげた。
一度零れちゃったら、もう戻らない。
さっきまでの涙も嘆きも、……いまの、甘い声も。
先ほどまでよりも、突き上げる勢いが激しくなる。なのに、あたしは痛みなんて感じていない。
肉と肉が擦れる度に、ゴツリ、と奥に硬いモノが当たる度に、体中が甘く痺れて、声が零れる。
駄目だ。こんなの、駄目。……ぃなんて、そんなこと、ない!

627:世界に破滅を、貴女には絶望を 5 ◆kmbxgHC1NY
10/02/26 22:23:51 j4uZa2jw
「あ、あん!は、ん……や、あぁっ」
なのに、声はどんどん大きくなっていく。それと同時に、振り払ったはずの言葉がまた、戻ってくる。
違う違う。……も……ぃい、なんて、違う!
「どうした、随分と気持ちよさそうな声を出すようになったな?」
喉を鳴らしながら、バーンが言う。
あたしは、それを否定しようと口を開く。
でも、奥に、硬いモノを思いっきり突き立てられて、否定の変わりに、甘い声が、零れ落ちる。
グチュグチュ、音が響く。その度にあたしは甘い痺れに襲われる。
最初は小さなものだったけれど、それはどんどんと膨らんできて……もう、弾けてしまいそう!
「あ、ら……め、も……なに、か」
頭の中が、真っ白になる。身体が、震えて……気持ち……いい。
荒く息を吐くあたしの身体は、まだ揺すられてる。気持ちいい、というよりは、辛い。
ろくに息を吸い込むことすらできなくって、気を失ってしまいそう。
打ち付ける腰の動きが、一層激しくなってきて、あたしは、また頭の中が真っ白で
「あ、あぁッ!!」
身体が大きく震えるのと、同じか、ちょっと遅れて、あたしのお腹の中に何か、熱いモノが注ぎ込まれるのを感じた。
ゆっくりと、あたしの中から、肉の棒が引き抜かれていく。それが全部引き抜かれると、今まで繋がっていた場所から、赤と白の混じったドロリとした液体が溢れ出てきた。
ああ、本当に、取り返しのつかないところに来てしまったと。身体の熱が冷めていく、それと同時にそんな感情が溢れてきて、また涙が止まらなくなった。
「ククク……恋しい男の目の前で、憎い敵に犯されて、あまつさえ善がり狂われるといのは、どんな気持ちだ?」
喉を鳴らしながら、バーンが問いかけてきた。
……いま、なんて、いった?“恋しい男の目の前で”。
あたしの耳がおかしくなったのでなければ、そう、聞えたんだけど。
「まさか忘れていたわけではあるまいな?」
先ほどまでとは別の意味で、頭の中が真っ白になる。
……顔を僅かに動かして視線を彷徨わせる。目に入るのはところどころに散らばった、丸い宝玉。『瞳』。
それは、目の前の男によって姿を変えられた仲間達で、その中には勿論、彼も、含まれていて。
それは、つまり。……つまり……?



「ぃ……いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

628: ◆kmbxgHC1NY
10/02/26 22:28:16 j4uZa2jw
以上です。これ書いてる途中で和姦が書きたくってしょうがありませんでしたw
次があったら和姦書こう。
ありがとうございました。

629:名無しさん@ピンキー
10/02/26 23:10:32 o0ds0Yfc
>>628
乙でございます

この延長で孕ませ出産まで見たいとか言ったらちょっと外道でしょうか

630:名無しさん@ピンキー
10/02/27 03:42:57 jtlWb0SE
大分昔に投下されたSSを探してるんだけど、
空手少年が朝起きたら女体化してて、姉はそれ見てもなんとも思わず、
そのあと親友に上段蹴り寸止めで女体化した事信じてもらったりする長いSSがあったはずなんだけど誰か知ってる人いますでしょうか?

631:名無しさん@ピンキー
10/02/27 05:06:57 AsmgTAKR
>>630
「強制女体化小説ない?」ってスレの保管庫に黒姫 心ってあるけどそれじゃない?

632:名無しさん@ピンキー
10/02/27 06:54:30 9+aJFV2x
>>628
次は黒子ダインですの(w GJ

ソアラよりレオナ似かな。

633:名無しさん@ピンキー
10/02/27 23:54:21 jtlWb0SE
>>631
ありがと。みつけた。

634:名無しさん@ピンキー
10/02/28 01:38:33 mS5kfBFp
教えてもらって4,5年ぶり?に「黒姫 心」読んだけどやっぱこれ凄いね。
完結してないのコレ?


635:名無しさん@ピンキー
10/02/28 10:19:30 9Eu75Bpb
あの作品は面白いけど中盤から中二臭くなって萎えたな

636:名無しさん@ピンキー
10/02/28 23:46:45 mS5kfBFp
>>635
あーそれ同意だわ。
wikiにもあれば昔からあった保管庫にもあったけど、48で止まってんのね。
この様子だと中断状態が続いてる感じか。

637:名無しさん@ピンキー
10/03/05 03:44:13 c4s5DWv2
保守

638:名無しさん@ピンキー
10/03/09 23:04:52 17FPCIqh
友人とチャットしてて、誤変換カンケイ無く打ち込んでました。
「有希がいっぱい降ってるよ!」
と。そしたら、以下の返答が。
「兄は夜更け過ぎに有希へと変わるだろう…」

これで瞬間的にネタ思いついたけど、ベタすぎるので、終了。


的な保守

639:名無しさん@ピンキー
10/03/10 00:18:27 1Y9OVGJu
あの頃のボキャブラは良かったなぁ……

640:名無しさん@ピンキー
10/03/14 18:43:10 3oYoPKiD
女性の精神体が憑依→身体が女性になる

641:名無しさん@ピンキー
10/03/14 23:24:50 hyxKFO4f
霊媒少年を思い出した

642:名無しさん@ピンキー
10/03/16 15:29:06 kZGvcZjQ
主人公が女体化するエロゲってないのかな
探したけど女装ばっかりで

643:名無しさん@ピンキー
10/03/16 16:15:38 PHiaQvnc
>>642
自分の知ってる中では「夢恋転生」ってエロゲが女体化物だった。
結構初々しくてよかったな

644:名無しさん@ピンキー
10/03/16 17:51:19 Yg/A8ng0
魔王が女体化するネタが同時期に2本かぶってたような気がするがタイトルを思い出せん


ところでLiquidの新作に出てくるダークエルフが女体化アレルヤにしか見えないんだがどうしたらいい

645:名無しさん@ピンキー
10/03/16 19:31:17 /xBqdDWx
「世界を征服するための、3つの方法」って言う魔王が女体化するエロゲがあったな
女体化した魔王に勇者(変態)が一目惚れして迫ったり、
勇者の妹(清純系)が男体化したりするラブコメタッチなやつ…
面白そうだな~と思ったけどやった事は無い

646:名無しさん@ピンキー
10/03/16 20:37:19 +7aUwAVM
>>642
URLリンク(wiki.livedoor.jp)

647:名無しさん@ピンキー
10/03/16 21:16:46 PHiaQvnc
こんなWIKIもあるのかww

648:名無しさん@ピンキー
10/03/16 21:28:04 9mlWv/Ue
>>642
TS(性転換)ネタゲー総合スレッド Part37
スレリンク(hgame板)

649:名無しさん@ピンキー
10/03/17 17:30:47 xzSaj86o
>>643
サンクス
近場の店に無かったから注文するわ にしても高いな10k近くするとは

650:名無しさん@ピンキー
10/03/17 19:09:45 xzSaj86o
ネットうろついてたらDL販売サイトで3kくらいであった こういうとこは初めてだけど大丈夫だろうか

651:名無しさん@ピンキー
10/03/17 21:24:11 AnzvigU6
DLサイトなんて初めてでも楽に買い物できるだろう
買ってしまうんだ

652:名無しさん@ピンキー
10/03/17 21:36:55 C9BFZMXO
>>650
いい加減スレ違いに気付いて、さっさと>>648が紹介してくれたスレに移れよ

653:名無しさん@ピンキー
10/03/19 15:58:02 oumn9BBF
加藤氏ね

654:名無しさん@ピンキー
10/03/20 22:30:57 iWz3JlM3
>>644
副官が誤魔化しようも無いほどヴィレッタなわけだから
ここはオレンジを女体化しておくべきだと思うんだ

655:名無しさん@ピンキー
10/03/21 01:01:22 RGWAj3J3
加藤がぐちゃぐちゃになるSSを近々投下します

656:名無しさん@ピンキー
10/03/21 13:56:54 63NpqouN
生まれ変わったら女になりたい

ってこのスレにいる人なら大半は思うよね

657:名無しさん@ピンキー
10/03/21 15:30:47 U9TvwQ8E
違う。美少女になりたいのだ。

658:名無しさん@ピンキー
10/03/21 15:41:58 Gn9Nj5if
美幼女になって友人にレイプされたい
または友人を美幼女にしてレイプしたい

要はTSした美幼女を虐待したいだけ、輪姦は主義に反する、一対一がいいんだ!

659:名無しさん@ピンキー
10/03/24 10:12:36 32g5hjtJ
書けるかな?

660: ◆zOOxF/vvz6
10/03/24 10:19:40 32g5hjtJ
解除されてますね!

昨日初めてここに来て、SS書いたんですが、弾かれてしまって、諦めてましたが良かったです(^-^)

とりあえず書いてみたんで、お気に召されるか分かりませんが投下します

・男→女
・姉×弟
・なりゆきで恥辱?

な、感じです
それでは、宜しくお願いします

661: ◆zOOxF/vvz6
10/03/24 10:20:57 32g5hjtJ
「あ゛~…」
「大丈夫?」
「さっき飲んだ解熱剤が効いてくれる事を祈る…」
吉本 優(よしもと ゆう)は熱にうなされていた。
彼は高校2年生。
学力、素行とも不良。
所謂、不良という人物。
顔は今で言うイケメンなのだが、目がきついせいで、よく喧嘩を売られるが、今のところ負けはない。

「そうだね…明日の朝、治ってると良いね」
彼女は吉本 真弓(よしもと まゆみ)、優の姉で22歳のOL。
優は、実家から遠く離れた高校に通っていて、真弓のマンションが近かった為、転がり込んでいる。
それでも、バスで20分かかるが…

「じゃ、ゆっくり休みなさいね」
「うい…おやすみ」

その夜、優は夢を見た。
真っ暗闇の中、自分の体が浮かんでいる。

…なんだ、これ…
…体が熱い…
ぐぅ!?
痛い!?全身が痛い!
痛すぎて、頭が狂いそうだ!
苦しい…
誰か…助け…て…


「うわあぁぁぁ!」
叫び声をあげて飛び起きると、全身、汗でびっしょりになっていた。
「どうしたの!?」
叫び声を聞いて、真弓が飛んできた。
「大丈夫…変な夢見ただけだから…」
「そう…あ、具合はどう?」
「おう!もう、すっかり良くなったよ!」
そう言って優は布団から立ち上がり、治った事をアピールした。
「良かったね!…?」
「あ?どうした?」
「なんか、体の線が細くなってない?」
「そうか?」
そう言って、優は自分の腕を見た。

…なんか、筋肉落ちてる気がするような…

「姉貴の気のせいだよ」
「そう?…なんか声もいつもと感じ違うし…」
「熱でやられたかな…あ!トイレトイレ!」
優は真弓を押し退けて、トイレに駆けて行った。



662: ◆zOOxF/vvz6
10/03/24 10:26:12 32g5hjtJ
「うわあぁぁぁ!?」
トイレに駆け込んだ優が、また叫び声をあげる。
「今度はどうしたの!?」
真弓がトイレに駆けつけ、中の優に問う。
なかなか返事が返ってこない事に真弓が痺れを切らした頃、トイレの鍵が開いた。
真弓は、ドアノブが取れんばかりの勢いでドアを開ける…そこには、下半身丸出しの優が、呆然と立っていた。
「何て格好してるの!早く履きなさい!」
「…ねぇ…」
「…は?」
「ちんこがねぇ!」
「何言ってんの!?頭も熱でやられた!?」
「違うわ!よく見ろ!」
真弓がしゃがんで見てみると、真弓には見慣れたものが優の股間に。
「うっそぉ!?こ…これって…」
「俺…女になっちまってる…」
真弓は呆然としたまま、優の下半身に手を伸ばす。

ぐい

「わ!?いきなり広げるな!」
「ごめんごめん…でも、ちゃんとしたの付いてるわ…」

くりくり

「ん!そこ触んな!」
「ふふっ…面白い♪」

くりくり…

「んあ!やめろって…ああん!」
優は初めての感覚に恐怖しつつも、その感覚から逃げられなかった。
クリトリスを一捏ねされる度に、脊椎から脳天まで快感が走る。
「立って…らんね…」
優は崩れるように、便座に座った。
真弓は優の股間から一切目を離さず、一心不乱にクリトリスを責め続ける。
「あ!…激し…いや!…はぅん!」
自分でも分からないが、口から勝手に甘い声が出てしまう。
凄く恥ずかしいが、優にはどうする事も出来ない。
「あ!…止めっ!…姉貴…俺…」
「いいよー、イっちゃいな」
「いや…んあぁぁぁぁん!」
優は不覚にも、姉の手により果ててしまった。


「トイレで良かったね」
「うるせぇ…バカ姉貴」
「ごめんごめん、可愛かったからつい」
「可愛かっただ!?俺は男だぞ!」
「今、女」
「ぐ…」
「ところで、学校どうする?」
「あ…とりあえず、今日も休む。その間に考えるわ」 
「そう…これから楽しめそ…」
「何か言ったか?」
「いえいえ、何も♪」
優の受難はまだまだ続きそうだ。


663: ◆zOOxF/vvz6
10/03/24 10:27:11 32g5hjtJ
これで終わりです
続きが書ければ、また来させていただきます

お粗末様でしたm(_ _)m

664:名無しさん@ピンキー
10/03/24 16:42:58 h6nQWP3T
いいぞ

665:名無しさん@ピンキー
10/03/24 18:20:06 32g5hjtJ
>>664
ありがとうございます♪

666: ◆kmbxgHC1NY
10/03/25 21:59:59 iIx/OXn0
>>629
ボテ腹は最高ですよね。わかります。
これでNTRだと自分的に最高なんだけど、この話、ある意味NTRか。

>>632
女体化なおっさんはきっと、巨乳で隻眼の大斧担いだ素敵なワニのおばさんだって信じている。

そんなわけで>>623の続きを投下しにきました。
ダイの大冒険、バーン様×ダイでダイ女体化先天性。陵辱。一応出産描写あり。
NGワード指定はタイトルかトリップでお願いします。

667:世界に破滅を、貴女には絶望を 2話1/7 ◆kmbxgHC1NY
10/03/25 22:03:00 iIx/OXn0
どん、お腹の内側から、軽い衝撃が伝わってくる。
もう大分大きくなった、自分のお腹を軽く撫でながら、あたしはため息を吐く。
あたしは、お腹の中の子の父親を愛してなんかいない。むしろ、憎んでさえいる。
それなのに、どうしてだろうか。子供のことは、愛しく思えるのは。
……もう一度、お腹を撫でて、ため息を吐く。
「どうした、ため息など吐いて」
ノックも無しに開けられたドアからかけられた声に、あたしは途端に不機嫌になる。
先ほども述べたとおり、あたしはこの男を、大魔王バーンを、憎んでいるのだから。
「……誰かさんのお陰で、ね」
言って、軽く睨んでやるが、フン、と鼻で笑われる。
それがまた、憎らしい。

……あれから、そろそろ一年が経とうとしていた。
いま、太陽に照らされているのは魔界で、地上は、もう無い。
……仲間の前で凌辱されて、地上が吹き飛ばされる様を目の前で見せつけられて、あたしは、舌を噛み切ろうとした。
それを止めたのは、バーンの一言。
『お前が生き続ける限り、そこに転がっている者達の命は保証してやろう』
……皆は、どう思ったのだろうか。
人質として生かされるくらいなら、死んだ方がいい。と、思ったりしたのだろうか。
……例えそうだったとしても、あたしは皆に、……彼に、生きていて欲しいと。
今でも、そう思っている。

「もう臨月であったな。……仲間共には、会わんのか?」
あたしの腹を撫でながら、バーンが尋ねる。
その手を払い除けて、彼に背を向けた。
……皆は、この大魔宮(バーンパレス)の地下に幽閉されている。
それは知っているし、あたしは行動を制限されてはいない。
会いに行こうと思えば、いつだって会いに行ける。
……むしろ、会いたい。
だけど、この一年間。あたしは、一度も皆と会っていない。
だって、どんな顔をして会いに行けばいいと言うのか。

668:世界に破滅を、貴女には絶望を 2話2/7 ◆kmbxgHC1NY
10/03/25 22:04:08 iIx/OXn0
敗けてしまった。凌辱されてしまった。
おまけに孕まされてしまった。
……会いに行けるわけが無いじゃないか。
そんなあたしの内を、わかっているのか、いないのか。
くつくつ、喉を鳴らして背後の男が笑う。
「用がないなら、早く出ていってくれないかな」
これ以上この男と同じ部屋にいるのも、顔を見るのも嫌で、振り返らずに冷たく言ってやる。
もちろん、これで大人しく居なくなってくれるような優しい相手では無いことは、わかっているけれど。
「ああ、それはすまなかった。だが、余は用がなければ動いたりはせぬぞ?」
くつり、笑ってあたしの身体を強く、抱き寄せる。
その腕の中から、なんとか逃れようともがくけれど、拘束はびくとも揺るがない。
腕は、あたしを拘束したまま。右手が、胸へと伸びてくる。
「や、っ」
たどり着いた手が、軽く方胸を揉んだ。
ただそれだけの事なのに、あたしはビクリ、身体を震わせる。
そんなあたしの反応を楽しんでいるのか、バーンはあたしの耳元で囁くように笑い、首筋に顔を埋めてくる。
ぬるり、首筋を這う舌が気持ち悪い。
空いていたもう片方の手は、お腹を撫で回しながら、下腹部へと降りて行く。
「……っ、離して!」
相も変わらず、身をよじり拘束から抜け出そうとするあたしに、バーンが囁く。
「今さら嫌がることでもなかろう?」
言いながら、あたしの服の胸元を緩めて、直に触れ、揉みしだく。
乱暴に、ではなく、優しく。
……心では嫌だ、気持ち悪いって思ってるのに、身体の方はそうは思ってくれないらしい。
優しく揉まれる度に、じんわりと快感が身体中に広がっていく。
せめて声をあげないように、必死で唇を噛み締める。
けれど、バーンの指が、硬くなった乳首を摘まみ上げる。
「ひゃ、ぁ……あ、ん!」
ただそれだけで、簡単に声はこぼれてしまう。
一度こぼしてしまったら、もう抑えることは出来ない。

669:世界に破滅を、貴女には絶望を 2話3/7 ◆kmbxgHC1NY
10/03/25 22:05:18 iIx/OXn0
胸を揉みしだかれる度に、乳首を摘まみ、引っ張られる度に。あたしは喘ぐ。
下腹部へと伸びた手が、ドレスの裾をたくしあげて、脚を撫でる。
撫でる手は、上へ上へとゆっくりと登って、遂に脚の付け根へと辿り着いた。
「や……ぁっ」
下着の上から、指が這いまわる。
一番敏感な場所には触れないで、中心部をゆっくり二度三度と往復するその動きに、焦れて懇願してしまいそうになるのを必死に耐える。
それでも、あたしの身体には十分すぎる刺激で、呼吸はどんどん荒くなって、脚が小刻みに震えてしまう。
「……っ、は、ん……あ、ぁあっ」
指が、下着の中に入り込む。
直に触れられたそこは、もう既に濡れているみたいで、グチュグチュと濡れた音を響かせる。
太い指が、何度も入り口を撫で回して、それから、
「ひっ、あ、あんっ!」
指が一本、ナカに入ってくる。
もう十分すぎる程に濡れていたからか、痛みはない。
それどころか凄く……気持ちよくて、軽く意識が飛びそう。
指が出し入れされる度に、身体が震えて、頭の中は真っ白に染まっていく。
ああ、もう……だめ、かも……
「あ、はっ、んん……っッ!!」
入り込む指が、二本に増やされる。
それだけでも立っていられなくなりそうな刺激なのに、胸を揉んでいた手も、下へと降りてくる。
その手も、下着の中に入り込んで……
「ああぁっ!!」
あたしの一番敏感な場所、クリトリスに触れた。
ただ触れただけ、それなのに、背が弓なりに跳ね上がる。
くつり、バーンが耳元で笑ったような、気がした。
「い、や!あ、あぁっ!」
指が、クリトリスを捏ね回す。
ナカに入り込んだ二本の指も、一層激しく出入りを繰り返す。
そんな激しい攻めに、あたしは、ただ身体を震わせて喘ぐしかなくって……。
「んぁ、も……い、……あ、んぅ!!」

670:世界に破滅を、貴女には絶望を 2話4/7 ◆kmbxgHC1NY
10/03/25 22:11:10 iIx/OXn0
真っ白になった頭の中が弾けて、身体は大きく震る。
脚から力が抜けて、ペタリ、床に膝をついた。
荒く吐息を溢しながら、あたしは罪悪感に苛まれる。
だって、こんなにも憎い相手に、身体を弄ばれてその上、イってしまうなんて。
そんな自分が嫌で、涙さえ溢れてくる。
だけど、目の前の男はそんな事などお構いなしに、自身の欲望をあたしに突きつけてくる。
目の前に出されたのは、硬く勃ちあがった、肉の棒。
……あたしは、黙ってそれに舌をのばす。
そうしなければ、無理やり口にねじ込まれるのだ。
それなら、自分からする方が苦痛は少ない、と思う。
先端を舐めて、それから根元の方まで舌を這わせる。
また先端まで戻って、今度は口を開けて咥えて、根元には手を添えて擦りあげながら頭を前後させる。
あたしは、この行為があまり好きではない。
だから、早く終わらせたくって必死に手と舌を動かす。
「ふ……大分上手くなったものだな。だが」
「ぅ……ふ、ぐぅっ」
バーンの手があたしの頭を掴んで、そのまま自分の方へと押さえつける。
喉奥に先端が突き刺さりそうなほど押し込まれて、苦しい。吐き気がする。
「そんなにチマチマとしていたのでは、何時まで経っても終わらんぞ?そら、手伝ってやろうではないか」
バーンが高笑いをあげながら、ひっつかんだあたしの頭を激しく揺さぶる。
あたしは、吐き気を堪えながら、大人しくされるがままにしていてる。
だって、どうしたって今のこの状況から脱け出せる術がないから。
だから、早くこの苦痛から解放されるように、せめて擦りあげる手の速度を速める。
それが項をなしたかどうかはわからないけれど、くわえ込まされた肉が、あたしの口の中でビクビク、って跳ね上がる。
それから、ドロリとした液体が口の中に溢れて……
「ん、ん……ぐ、んんっ」
ドロドロとしたその粘液は、美味しい、なんてモノとは余りにもかけ離れていて、今すぐにでも吐き出してしまいたい。
けど、飲み込まなければずっとこのまま。だから、あたしは必死にソレを飲み干す。
「んぶ……はっ、う……ぅえっ」

671:世界に破滅を、貴女には絶望を 2話5/7 ◆kmbxgHC1NY
10/03/25 22:13:15 iIx/OXn0
ようや飲み終えてく解放された、その側からたった今飲み込んだモノが込み上げてくる。
何とか堪えようとしたけれど、やっぱり駄目。その場で戻してしまった。
「ぅぅっ……げほ、げほ」
「せっかく飲ませてやったというのに。仕方がない」
吐いて咳き込むあたしを労るでもなく、バーンが言う。
……この男は、あたしの腹の中にいるのが自分の子供だと本当にわかっているのだろうか。
「下の口で飲んでもらうしかないな」
わかっていてこのセリフを吐いているのなら、頭がおかしいというしかない。
……わかって言っているのだと思うけど。
「そら、尻をこちらに向けて脚を開け」
なるべく早く終わってほしい。
そう願いながら、あたしは大人しく言われた通りにする。
床に膝と手を着いた、四つん這いの姿勢。
……流石にこの体勢だとお腹が重たい。
ドレスの裾がたくしあげられて、下着も降ろされる。露にされたお尻に手が添えられて
「ぅああっ!!」
一気に、貫かれた。
あたしが、お腹に彼の子供を身籠っていることなど本気で忘れているんじゃないか。
それくらいに、激しく突き上げてくる。
押し込まれる、その度に、硬い肉が奥に当たる。
感じているのは痛みなのか、快感なのか。
自分でもよくわからなくなる。
「あぁっ!だ、め……やめ、てぇ……あか、ちゃ……あっ、しんじゃ……う、んっ!」
こんなに激しくされても、お腹の子供は大丈夫何だろうか。
そう考えたら、怖くなって、止めてくれるように懇願する。
けれどもやっぱりというかなんというか。
「ふん、心配せずともこの位では死んだりはせぬ。何せ、余とお前の子供だからな?」
言い放って、更に激しく打ち付けてくる。
一体どういう理屈なのか。さっぱりわからない。
……わかりたくもないけれど。

672:世界に破滅を、貴女には絶望を 2話6/7 ◆kmbxgHC1NY
10/03/25 22:15:30 iIx/OXn0
「あ、あぁっ!ひ、あんっ!」
突き上げられる、その度に、あたしの頭の中が真っ白になっていく。
ああ、あたし。またイかされちゃう……。そう思うが早いか、背が大きく跳ね上がる。
「い、あっ、あぁ!!」
今日二回目の絶頂。
もう身体には力が入らなくって、自分の身体を支えているのも辛いくらい。
けれど、バーンは少しも腰の動きを遅めてはくれない。
変わらず、あたしの身体に肉の欲望を差し込む。
何度も何度も奥に当たって、……痛い!!
「あ、ぃ……い、痛い……の。お腹、痛いぃ……!!」
急にお腹が、それも下腹部が痛み出す。
なんというか、お腹から、何か、出てきそうな、そんな痛み。つまり、……産まれ、そう……!?
「ほう、陣痛が始まったか?ならばそろそろ終わりにしてやるか」
あたしがもがく姿にも、顔色ひとつ変えずに、呟く。
そしてラストスパート、と言わんばかりに腰を打ち付けてくる。
がつんがつん、音がしそうな位に激しく。
いつもならば、きっとそれだけでイかされてしまう。
……悲しいくらいに、あたしはこの男に慣らされてしまっているから。
けど、今はそれどころじゃない。
あたしの中に、何かが入り込んで動いている。それはわかるのだけど、感じているのはお腹の痛みだけ。
「う……ぁ、ん、ぅう……」
あたしの中から、肉が引き抜かれる。
……どうやら、痛みに悶えている間に終わったらしい。
少しでも楽な体勢をとりたくて、そのまま崩れるように身体を床に横たえる。
肩で息を吐く、その間に痛みが嘘のように引いた、かと思えば、また暫くの後に痛みがぶり返す。
それを何度か繰り返して、今度はさっきまでバーンを咥え込まされていたソコから、彼の放った白い粘液と一緒に水のようなものがあふれでてくる。
それと同時くらいだろうか。下腹部の痛みが、いっそう酷くなったのは。
「う、うぁ、あぁっ」
中から、何かが出てくる。
……何かが、と言っても、それが赤ちゃんであることは疑いようがないのだけど。
「そら、もっといきめ。早く子の顔を見せろ」
バーンが面白そうに、囃し立てる。
……普段でさえ不愉快だというのに、少し、いや、一生黙っていて欲しい。
それでも、ずっとこのままでいるわけにもいかないので、言われた通りにする。
ゆっくり、ゆっくりと、お腹の中から、あたしとは別の存在が滑り落ちていく。
「う、あ、あぐ……うぅ!」
「頭が見えてきたぞ。そら、あともう一息だ」


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