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唐代伝奇 李復言「杜子春」は白文、書き下し文、現代日本語訳とも
ネット上にある。
生而多病、針灸藥醫、略無停日。亦嘗墜火墮牀、痛苦不齊、終不失聲。
俄而長大、容色絶代。而口無聲。其家目爲唖女。親戚狎者、侮之萬端、終不能對。
同郷有進士盧珪者。聞其容而慕之。因媒氏求焉。
かくして、杜子春は王勧の娘としてこの世に生まれ変わりました。
しかし、生れついての病弱で針や灸、薬や医者の世話にならぬ日は一日としてありません。
おまけに、しょっちゅう、火種のあるところにはまり込んだり、寝台からころげ落ちたりと、
まさにその日々受ける痛みや苦しみは、とても普通に耐えうるものではありませんでしたが、
決して声を上げることはないのでした。
それでも人並み以上にすくすくと成長し、その容貌にいたっては誰が見ても絶世の美女。
しかし、その美しい唇から言葉が発せられることは、ありません。
ゆえに王家では、彼女は唖(おし)の娘だと思われておりました。
親戚の中には馴れ親しんだことをいいことに、何かとちょっかいを出したり、
果ては彼女をなぐさみものにする、というような不埒な者もおりましたが、それでもついに、
呻き声の一つも返すことはなかったのでした。
女になった杜子春は美少女で病弱でドジっ娘で無口で近親セクハラ被害
なんというTS萌えキャラ